【2024年版】初売りセール&福袋情報まとめ 三越伊勢丹やパルコ、ルミネ、ギンザ シックスなど首都圏15店

百貨店やSCなどの商業施設では、新年早々にセールや福袋などのキャンペーンを実施している。中には、お正月らしい振る舞い酒や獅子舞によるパフォーマンスを用意している施設も。さらに、1月1日は一粒万倍日と天恩日、天赦日が重なるスーパーラッキーデー。年末年始をのんびり過ごすのに飽きてしまったアクティブ派は、お買い物で新年のスタートを彩ってみては。

※情報は12月28日現在のもの
※詳細は各商業施設の公式ページを参照

1月1日(月)初売り・福袋・セール開始施設

そごう・西武

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そごう・西武公式ホームページ


西武・そごうは1月1〜9日の期間、各店の対象売り場とショッピングサイトe.デパートで、毎年恒例のセール、西武冬市とそごう冬市を開催する。期間中は、対象商品を20〜30%オフで販売する。また、元日が一粒万倍日と天赦日、天恩日が重なるラッキーデーであることから、同じ期間、各店の対象売り場で琉球風水志シウマによる占いに参加できる二次元バーコードを配置する。そのほか、3日までは各店で福袋大市を開催し、各店が所在する地域の地元企業・団体と協力した福袋などを用意する。

六本木ヒルズ

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六本木ヒルズ公式ホームページ


六本木ヒルズは1月1〜14日の期間で、冬のセールを開催する。約50店舗のアイテムが最大80%オフになる。一例を挙げると、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」ショップで20%以上、「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」で30%、エストネーション(ESTNATION)、「キャピタル(KAPITAL)」「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」「ボス(BOSS)」ストアで30〜40%、ビームス(BEAMS)やユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)で30%〜オフなど。そのほか、3日まではファッションやビューティ、雑貨などの一部ブランドで、福袋やノベルティーを用意する。

アクアシティお台場

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アクアシティお台場公式ホームページ


アクアシティお台場は、1月31日までの期間でバーゲンを開催している。期間中は対象商品が「ニューバランス(NEW BALANCE)」「プーマ(PUMA)」「オークリー(OAKLEY)」「ヴァンズ(VANS)」で30%、「ラコステ(LACOSTE)」で最大40%、「ギャップ(GAP)」で最大60%オフになる。

1月2日(火)初売り・福袋・セール開始施設

三越伊勢丹

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三越伊勢丹公式ホームページ


三越伊勢丹は、オンラインストアで1月1日10時から、各店で2日から、冬のクリアランスセールを開催する。伊勢丹新宿本店では、「アグ(UGG)」や「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」「アニエスベー(AGNES B.)」「アンダーカバー(UNDERCOVER)」「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」「ケンゾー(KENZO)」「オーラリー(AURALEE)」「コーチ(COACH)」「ザ・ロウ(THE ROW)」「サカイ(SACAI)」「ジルサンダー(JIL SANDER)」「ステラマッカートニー(STELLA McCARTNEY)」「マルニ(MARNI)」などが対象になる。

高島屋

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高島屋公式ホームページ


高島屋は、1月2〜9日の期間で開催する。対象商品や詳細は、各店の特設ページに記載している。オンラインストアでは、店頭に先駆けてセールを実施中で、さまざまなブランドの商品を限定価格で取り扱っている。一例を挙げると、トゥモローランド(TOMORROWLAND)が最大83%、アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)が最大80%、ロペ(ROPE)が最大70%オフなど。また、福袋も各ジャンルから豊富に用意している。オンラインでは「フェイラー(FEILER)」のバッグやポーチ、ハンカチをセットにしたもの(1万6500円)などが人気だ。

パルコ

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パルコ特設ページ


パルコは1月2〜14日の期間、“マツケン”こと松平健をキャンペーンビジュアルに起用したグランバザールを開催する。渋谷パルコでは、「アー・ペー・セー(A.P.C.)」で30〜40%、「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」で30〜50%、「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」で30%、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」で30〜50%、ステュディオス(STUDIOUS)で最大50%、VCM マーケット ブース(VCM MARKET BOOTH)で最大20%オフになる。そのほか、一部店舗で「マツケンサンバ」のオリジナルグッズをそろえるポップアップストアや、渋谷パルコでコラボカフェ「ビバ〜マツケンサンバⅡワールドカフェ〜オレ!アンコール」を展開する。

ルミネ

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ルミネ特設ページ


ルミネは、公式オンラインストアのアイルミネで1月1日から、各店で2日からバーゲンを開催する。また、福袋も用意する。それぞれの詳細は各店の特設ページに記載している。ルミネ新宿の対象ブランドは、トゥモローランド、「イエナ(IENA)」「パブリックトウキョウ(PUBLIC TOKYO)」「MHL」「ウニコ(UNICO)」「アメリ ヴィンテージ(AMERI VINTAGE)」ほか。また、ルミネ新宿では、「コスメキッチン(COSME KITCHEN)」の福袋(8800円/120個限定)や「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」の福袋(9900円/30個限定)、「サボン(SABON)」の福袋(1万2100円〜/各数量限定)などを用意。それぞれ販売数が限られているため、確実に手に入れたい方は当日の早い時間から行動するのがベター。

表参道ヒルズ

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表参道ヒルズ特設ページ


表参道ヒルズでは、1月2〜4日の期間でセールを開催する。対象ブランドは、「カラー(KOLOR)」や「チノ(CINOH)」、「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」「マルニ」、「ワイズ(Y'S)」「アグ」など。コスメキッチンや「タビオ(TABIO)」ほかで、福袋もそろえる。また、2〜3日の期間は本館 吹抜け 大階段および地下3階のフリースペースでNY在住のアーティスト、マスダヒロシ(HIROSHI MASUDA)のライブペイントと作品展示も実施する。

ギンザ シックス

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ギンザ シックス特設ページ


ギンザ シックスは、1月2〜14日の期間、セールを開催する。対象ブランドは、「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」「アレキサンダー ワン(ALEXANDER WANG)」「アミ パリス(AMI PARIS)」「MSGM(MSGM)」「リック・オウエンス(RICK OWENS)」「セオリー(THEORY)」「ユナイテッドヌード(UNITED NUDE)」「ディーゼル(DIESEL)」ほか。「N.ハリウッド」や「タビオ」などのブランドは、福袋も用意する。また、屋上庭園では21日まで、スケートリンクを用意しており、中銀カプセルタワービルをオマージュしたオブジェも鑑賞できる。

レイヤード ミヤシタパーク

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レイヤード ミヤシタパーク特設ページ


レイヤード ミヤシタパークでは、1月2〜14日の期間でセールを開催する。一例を挙げると、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」で最大30%、「コンバース トーキョー(CONVERSE TOKYO)」で20%以上、「マムート(MAMMUT)」で一部商品が20%オフになる。そのほか、「ウカ(UKA)」(12月26日現在、予約受け付け中)や「ノーズショップ(NOSE SHOP)」などで福袋を用意している。

東武百貨店

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東武百貨店公式ホームページ


東武百貨店では、1月2日からセールを開催する。池袋本店の対象ブランドは、「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」や「ランバン(LANVIN)」「トリーバーチ(TORY BURCH)」「カンペール(CAMPER)」「レスポートサック(LESPORTSAC)」「フルラ(FURLA)」「マリークヮント(MARY QUANT)」「タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)」「マッキントッシュ フィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)」ほか。ユニークな福袋も豊富に用意しており、元プロ野球選手の篠塚和典さんの指導が受けられる体験福袋(5000円/12組限定)、東武東上線家袋駅で駅の仕事を体験できる体験福袋(2024円/小学生3人限定)などがある。

大丸松坂屋百貨店

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大丸松坂屋百貨店公式ホームページ


大丸松坂屋百貨店は1月2日からセールを開催する。大丸東京店の対象ブランドは、「スワロフスキー(SWAROVSKI)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「ロンシャン(LONGCHAMP)」「ディーゼル」「カンペール」「スナイデル(SNIDEL)」「バブアー(BARBOUR)」「ボス」「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」など。福袋は、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」などのフードから「プラステ(PLST)」「タビオ」「生活の木」「タオル美術館」などのファッションや雑貨まで幅広くそろえる。

東京ミッドタウン

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東京ミッドタウン公式ホームページ


六本木の東京ミッドタウンでは、1月2〜14日の期間でセールを開催する。「アグ」や「ニューバランス」が30%、「ビームス ハウス(BEAMS HOUSE)」で20%以上、インテリアや雑貨をそろえるイデーショップで最大50%、プライスオフ。福袋も用意しているが、販売方法や内容はテナントによって異なり、なくなり次第終了する。また、2〜3日の2日間は、先着800人に振る舞い酒を実施したり、獅子舞が練り歩くパフォーマンスを行ったりと、正月にふさわしいコンテンツを用意する。

1月3日(水)初売り・福袋・セール開始施設

松屋銀座

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松屋銀座公式ホームページ

松屋銀座では、1月3日からセールを開催する。対象ブランドは「スワロフスキー」や「ロペ」「ジルスチュアート(JILLSTUART)」「コーチ」「エンポリオ アルマーニ」、「サムソナイト(SAMSONITE)「ズッカ(ZUCCA)」「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」「ダンヒル(DUNHILL)」「マリメッコ(MARIMEKKO)」など。また、趣向に富んだ福袋もそろっている。今年用意したのは、一見お断りの新橋花柳界が年に一度扉を開く“東をどり”を体験できる福袋(3万8500円/2人、3組限定)やカラー診断を経てオーダースーツとシャツ5着、ネクタイ5本を選べる福袋(22万円)など。

マルイ

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マルイ公式ホームページ

マルイは、各店でセールを開催中だ。各店の詳細は公式ホームページに記載している。有楽町マルイでは、「レッセ・パッセ(LAISSE PASSE)」やウィメンズシューズの「ルシーダ(LUCIDA)」などが対象だ。さらに、1〜3日の3日間、ネット通販でエポスカードで買い物すると、さらに会計から10%オフになる。

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大相撲の貴景勝 来場所は「ジェラート ピケ」の化粧まわしで土俵入り!?

大相撲の大関・貴景勝は1月14日から始まる来場所、マッシュスタイルラボのルームウエアブランド「ジェラート ピケ(GELATO PIQUE)」が製作した化粧まわしを着けて土俵入りする。

27日、東京・麹町のマッシュグループ本社で贈呈式が開かれた。化粧まわしはブランドの得意とするモコモコとした素材で作り、かわいらしいベアのモチーフを刺しゅうであしらった。貴景勝は、「来年の初場所からこの唯一無二の化粧まわしを付けられることは身の引き締まる思い。化粧まわしに恥じないような相撲をとっていきたい」とコメント。マッシュグループの近藤広幸社長は、「相撲の1500年という長い歴史と伝統を尊敬しつつ、『ジェラート ピケ』の思わず笑顔になってしまうような、優しくてかわいらしいデザインをまっすぐにぶつけた。力強さの中に愛らしさがある、貴景勝関にぴったりの化粧まわしに仕上がったと思う」と話した。

式の最後には、貴景勝へのサプライズで、巨大なベアのぬいぐるみがプレゼントされた。ぬいぐるみは全長1.9メートル。小兵の貴景勝は、自身を遥かに上回る大きさのぬいぐるみに驚きながらも、軽々と持ち上げて「自分ももうちょっと大きくなろうかな」と笑顔を見せた。

貴景勝は1996年、兵庫県芦屋市生まれ。2014年に角界入りし、18年に幕内初優勝。19年に大関に昇進し、20年に1回、今年23年には2回の幕内優勝を果たした。175cmの小兵ながら、瞬発力や高い技術が強み。土俵の外で見せる、愛嬌のある笑顔でも人気を集めている。

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新田真剣佑がハリウッドで躍進  実写版映画への出演やアワード受賞など“現在地”を語る

12月16日、新田真剣佑はアメリカ・ロサンゼルスで開催された「アンフォゲッタブル ガラ(the Unforgettable Gala)」に出席した。「アンフォゲッタブル ガラ」はアジア・太平洋諸島系アメリカ人のセレブリティーやインフルエンサーなど、アートやエンターテインメント、カルチャーに貢献した人々を称えるガライベント。8月にネットフリックス(NETFLIX)が配信を開始した人気マンガの実写版シリーズ「ワンピース(ONE PIECE)」で、主人公のルフィ率いる“麦わらの一味”の剣士、ロロノア・ゾロを演じた新田はグローバルグラウンドブレーカー賞を受賞した。「まだ受賞が信じられない。コミック・ブック・コンベンション(コミコン)に参加するためさまざまな国を周り、多忙でした。ようやくゆっくり寝て、休むことができるから嬉しいです。日本の俳優が世界を舞台にすることは大きな出来事で、中でも今回の受賞は日系アメリカ人や日本人のコミュニティにとって非常に意味がある。日本にいる若い俳優はあまり挑戦してきませんでしたが、ついにハリウッドを目標にすることができると思うんです」。

“演じること”に対する興味は
時間をかけて徐々に大きくなった

新田の父は多くの日本映画に加え、「激突!殺人拳」や「キル・ビル(Kill Bill)」、「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」にも出演した日本のアクション俳優、サニー 千葉(千葉真一)。“演じること”に対する興味は「時間をかけて徐々に大きくなってきたもの」と新田は語る。「『よし!俳優になろう』と決めたターニングポイントがあったわけではなく、時間をかけて徐々に興味を抱いてきたのだと思います。父の作品や、たくさんの優れた日本の俳優たちを観ているうちに、自分も同じ道を歩み始めました」。

ハリウッド作品への参加は
日本の映画業界に慣れている
自分自身への挑戦

米国生まれの新田は、2014年から日本の芸能界で仕事をしているが、21年からは海外での活動を優先するため、米国に拠点を置いている。ハリウッドが制作した23年公開の実写版映画「聖闘士星矢 The Beginning」に出演したほか、前述の「ワンピース」は現在シーズン2の制作も進んでいる。また、現在フールー(HULU)で配信中の実写とアニメのハイブリッドドラマ「ワンダーニッチ-空飛ぶ竜の島-」にも出演している新田だが、英語を話す役やハリウッド作品への参加を望んでいるという。「これは日本の映画業界に慣れている自分自身への挑戦でもあります。日本のプロジェクトと違った形で進むであろう、ハリウッド作品が制作後の公開に至る過程にも興味がありました。」

「ワンピース」は全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)によるストライキの最中だった今秋に公開され、米国内でのプロモーションツアーは縮小されたが、それでも今までで一番忙しい日々を送っているという。「ここ数カ月間、たくさんのコミコンで多くのファンと交流し、とても特別な時間を過ごすことができました。『ワンピース』が世界でここまで認知されている人気作品だとは知らなかったので驚きでしたね。ファンの皆さんの愛を感じたから、次のシーズンも全力でゾロを演じようと思います。」

次の現場がどこであろうと、
きっといいものになるはず

新田は映画以外では、「フェンディ(FENDI)」や「カルティエ(CARTIER)」、「ティファニー(TIFFANY & CO.)」によるイベントへの出席や、自身のジュエリーブランド「インクリム(INCRM)」の設立など、ファッションにも強い関心を持つ。「アンフォゲッタブル ガラ」では、アヴォ・イェルマギャン(Avo Yermagyan)がスタイリングを手掛けた「ボス(BOSS)」の白スーツルックを披露。また、SAGアワードの祝賀ディナーでは「ジバンシィ(GIVENCHY)」を着用した。「ファッションには興味があって好きですし、よく買い物にも行きます。ゆるくて着心地のいい、“コージー”な感じが僕のスタイルですね」。

「アンフォゲッタブル ガラ」の後、新田は次のコミコンへの出席のためメキシコとペルーへ向かい、東京の家で今年の終わりを迎える。「次の現場に行くまで、数週間は休めそうです。まだ詳細はわかっていませんが、それがどこであろうと、きっといいものになるはずです」。

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「ジバンシイ」の“プリズム”シリーズからクッションファンデが登場 89%スキンケア成分のグロウな仕上がり

「ジバンシイ(GIVENCHY)」は2024年3月1日、クッションファンデーション“プリズム・リーブル・スキンケアリング・グロウ・クッション” [SPF45・PA+++ ](12g、全6色、各6930円/レフィル各6160円)を発売する。

ブランドを代表する“プリズム・リーブル”に加わる同商品は89%がスキンケア成分からなり、ウオータープルーフ、スウエットプルーフ、スマッジプルーフのロングラスティング処方、SPF45・PA +++のUVカット力も備えた。

軽く伸びの良いテクスチャーで、立体的な艶感と透明感溢れるグロウな仕上がりをかなえる。カラーはアジア人のスキントーンに合わせた6色展開となり、環境配慮の面からレフィルも用意した。

パッケージは4Gロゴパターンをエンボス仕様で施したフェイクレザーに、マシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)クリエイティブ・ディレクターがデザインしたメタリックの4Gロゴをあしらっている。

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「ヴァレンティノ ビューティ」の人気ファンデ&リップにコーラルカラーの限定ケース

「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」は2024年1月12日、“CORAL FANTASY EDITION(コーラルファンタジーエディション)”を数量限定で発売する。「ヴァレンティノ ビューティ」表参道ストア、阪急うめだ本店、神戸阪急店、公式オンラインブティックで取り扱う。

同エディションは、9月に新登場した“ヴァレンティノ GO クッション グロウ ケース”と、シグニチャーアイテムの1つ“ロッソ ヴァレンティノ マット”を限定パッケージでドレスアップした。

“GO クッション グロウ ケース コーラルファンタジーエディション”(1種、5280円)は、大胆かつ温かみのあるコーラルカラーの限定ケースで登場する。別売りの“ヴァレンティノ GO クッション グロウ レフィル”【SPF50+ PA++++】(全4色、各7260円)は、カレイドスコープのようなローマの光に着想を得た多層構造のパールとスキンケア成分をブレンドした独自フォーミュラーを採用。うるおいと仕上りが長時間続く。

“ロッソ ヴァレンティノ マット コーラルファンタジーエディション”(限定3色、各6820円)は、軽いつけ心地が長時間続くソフトベルベットマットのリップスティックから人気色をピックアップした。ロマンチックで情熱的なクラシックレッド“219A STAR STUDDED”、周囲を魅了するような深みのあるヌードレッド“111A UNDRESSED VELVE”、エネルギッシュで情熱的なアーシーレッド“77A NUDE IN ROMA”の3色を限定パッケージでそろえている。

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「ヴァレンティノ ビューティ」の人気ファンデ&リップにコーラルカラーの限定ケース

「ヴァレンティノ ビューティ(VALENTINO BEAUTY)」は2024年1月12日、“CORAL FANTASY EDITION(コーラルファンタジーエディション)”を数量限定で発売する。「ヴァレンティノ ビューティ」表参道ストア、阪急うめだ本店、神戸阪急店、公式オンラインブティックで取り扱う。

同エディションは、9月に新登場した“ヴァレンティノ GO クッション グロウ ケース”と、シグニチャーアイテムの1つ“ロッソ ヴァレンティノ マット”を限定パッケージでドレスアップした。

“GO クッション グロウ ケース コーラルファンタジーエディション”(1種、5280円)は、大胆かつ温かみのあるコーラルカラーの限定ケースで登場する。別売りの“ヴァレンティノ GO クッション グロウ レフィル”【SPF50+ PA++++】(全4色、各7260円)は、カレイドスコープのようなローマの光に着想を得た多層構造のパールとスキンケア成分をブレンドした独自フォーミュラーを採用。うるおいと仕上りが長時間続く。

“ロッソ ヴァレンティノ マット コーラルファンタジーエディション”(限定3色、各6820円)は、軽いつけ心地が長時間続くソフトベルベットマットのリップスティックから人気色をピックアップした。ロマンチックで情熱的なクラシックレッド“219A STAR STUDDED”、周囲を魅了するような深みのあるヌードレッド“111A UNDRESSED VELVE”、エネルギッシュで情熱的なアーシーレッド“77A NUDE IN ROMA”の3色を限定パッケージでそろえている。

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羽田空港に“日本発ラグジュアリー”集積ショップ「JMC」 京都府からは箔工芸士・裕人礫翔による絢爛なチョコレート

【京都府】
裕人礫翔によるアートチョコレート

「JMC」では、京都府・西陣出身の箔工芸士、裕人礫翔が金箔を施したチョコレート“TSUKI NO WA”を販売する。金沢の食用の金箔を“擦り箔技法”と呼ばれる伝統技術を用いて幾層にも重ね、漆ではなくチョコレートを代用、貼り合わせた柄が浮き出るように仕上げた。同氏は建仁寺の風神雷神図屏風など文化財の復元を手掛けるほか、1万分の1mmの薄い箔を扱う箔アーティストとしても知られる。また外器の銀器は錺屋8代目の松田潔祀、チョコレートはショコラティエ野口和男によるもの。チョコレートは限定1点で、同店のみの取り扱いとなる。

日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは12月22日、羽田空港第3ターミナル出国エリア内に日本発の地方創生型ラグジュアリーブランド「ジャパン マスタリー コレクション(JAPAN MASTERY COLLECTION)以下、JMC」のショップをオープンした。

「JMC」は、単なるメード・イン・ジャパン商品の展開ではなく、ジャパン・ラグジュアリーを通じて“守るべき日本の美と技”を未来につなぐためのプラットフォームを構築し、製品への評価、生産者への資金の還元、後継者育成を目指すブランドだ。国内外の人々との接点である出国エリア内の店舗を通じて、同ブランドの感性基準に基づき日本各地から選定したオリジナル商品を含むアパレル、靴やバッグ、生活雑貨、現代アートなどを販売する。

店舗にはプロモーションエリアも設置。オープン第1弾は、「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」による特別展「ひかりの底」を予定している。甘橘山美術館準備室長(小田原文化財団 江ノ浦測候所)を務める橋本麻里氏をキュレーターに迎え、変化し続ける工芸の最先端で活躍する作家6人が作品の展示と販売を行う。第2弾は、 株式会社山本寛斎事務所と当社の共同のファッション企画「婆娑羅 BASARA」を予定している。

常時日本語、中国語、英語に対応できるサービスも整えており、店頭ポップの2次元コードを読み取ると選択した言語で商品説明や作家の紹介などを閲覧できる。

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小嶋陽菜の「ハー リップ トゥ」が春まで使える福袋4点セットと限定ドレスを発売

小嶋陽菜が手掛ける「ハー リップ トゥ(HER LIP TO)」は、新年を祝う企画として、福袋と限定のドレスを発売する。1月1日19時からオンラインストアで、3日12時からは、コンセプトストアのハウス オブ エルメ(HOUSE OF HERME)でも発売する。数量限定で、なくなり次第終了する。

福袋は、トートバッグのほか、ドレスとブラウス、スカートがランダムで入る4点セットで、2万4000円。アイテムは、これまでに発売したものの中から、春先まで楽しめるものを中心にセレクトしているという。

ドレスはピンクとブルー、ネイビーの3色展開で、価格は1万7000円。柔らかく流れるような微光沢のデシン素材を使用し、フローラルプリントを施した。胸元には立体的なギャザーディテールを取り入れ、胸下から切り替えを入れることで、女性らしいシルエットを表現した。

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小嶋陽菜の「ハー リップ トゥ」が春まで使える福袋4点セットと限定ドレスを発売

小嶋陽菜が手掛ける「ハー リップ トゥ(HER LIP TO)」は、新年を祝う企画として、福袋と限定のドレスを発売する。1月1日19時からオンラインストアで、3日12時からは、コンセプトストアのハウス オブ エルメ(HOUSE OF HERME)でも発売する。数量限定で、なくなり次第終了する。

福袋は、トートバッグのほか、ドレスとブラウス、スカートがランダムで入る4点セットで、2万4000円。アイテムは、これまでに発売したものの中から、春先まで楽しめるものを中心にセレクトしているという。

ドレスはピンクとブルー、ネイビーの3色展開で、価格は1万7000円。柔らかく流れるような微光沢のデシン素材を使用し、フローラルプリントを施した。胸元には立体的なギャザーディテールを取り入れ、胸下から切り替えを入れることで、女性らしいシルエットを表現した。

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「ロクシタン」がクレンジングバームをリニューアル 洗い流すパックとしても使用可能

「ロクシタン(L’OCCITANE)」は2024年1月5日、“イモーテル ディヴァインクレンジングバーム”(60g、6930円)をリニューアル発売する。現在公式オンラインサイトで予約を受け付け中だ。

南仏コルシカ島にあるイモーテルのオーガニックエッセンシャルオイルを配合した同商品は、柔らかいテクスチャーのバームが特徴。ウオータープルーフのメイクも落とすクレンジング力と、年齢による肌のくすみや酸化ダメージもオフしなめらかな肌に導く優しさを両立させた。洗い流すパックとしても使うことができる。

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スタイリスト祐真朋樹が語る「リモワ」の魅力と旅をすること

125年にわたり世界中の“旅”する人を支えてきた「リモワ(RIMOWA)」は12月16日、日本の交通の玄関口である東京駅近くに構える「リモワストア 東京 丸の内(RIMOWA Store Tokyo Marunouchi)」をリニューアルオープンした。同店ではアイコンであるスーツケースはもちろんのこと、ビジネスシーンでも活躍するブリーフケースやトートバッグなどのラインアップが充実。修理受付やクイックリペアを行うクライアントサービスカウンターも併設されている。バンブーやオークといった木材を取り入れた店内は、ナチュラルでありながらも洗練された雰囲気で、同時期にリニューアルした表参道店ともまた一味違う魅力を放つ。丸の内の街並みと店舗とが美しい調和を奏でることを目指した店内は、大理石を用いたファサードと柱が印象的だ。

今回はスタイリスト、ファッションディレクターとして世界を飛び回る祐真朋樹にショップをクルーズしてもらい、「リモワ」の魅力から自身の旅について話を聞いた。

30年は愛用している
「リモワ」のスーツケース

WWD:リニューアルオープンしたばかりの「リモワストア 東京 丸の内」は、サステナブルでありながら耐久性にも優れたバンブー素材の床やオーク材の内壁など温かみのある雰囲気です。実際ご覧になっていかがでしたか?

祐真朋樹(以下、祐真):すっきりしていてディスプレーも見やすいですよね。特にセンターの石柱の素材感は、スタイリッシュながらフューチャリスティックな雰囲気もあり素敵です。

WWD:「リモワ」唯一のレザー製スーツケース“ディスティンクト”と“ネバースティル フラットポーチ”をお試しいただきましたが印象はいかがですか?

祐真:スーツケースは見た目のデザインはもちろん、高級感のあるレザーの質感も気に入りました。機内に持ち込めるサイズで機能性もいい。フラットポーチはストラップでスーツケースに付けることができるし、荷物検査の時にもすぐに取り外せるよね。どちらも服装を選ばずに使えると思います。

WWD:フォーマルなスタイルはもちろん、ブラックで統一されているのでカジュアルなスタイルにも合いそうですね。祐真さんはプライベートでも「リモワ」のスーツケースを愛用されているとのことですが、どのアイテムをお持ちですか?

祐真:もうかれこれ30年は「リモワ」のスーツケースを買い換えたりしながら使い続けています。スーツケースは旅先で買うことが多いのですが、今使っているのは以前、香港に旅行した際に2個買いした“トパーズ”(現“オリジナル”シリーズ)のブロンズカラー。色も気に入ったんですよね。他にもポリカーボネート素材のブラックのスーツケースを長く使っていたこともありましたね。

スーツケースからビジネスバッグや
小物まで幅広く展開する
東京 丸の内店

WWD:長く愛用されてきたのですね。改めて「リモワ」の魅力をどのようなところに感じられていますか?

祐真:リモワのアイコンともいえるグルーヴデザインも好きですし、使い慣れていることが大きいかもしれないですね。使っているとアルミニウムだから凹みができたりするんだけど、その凹みもかっこいいんじゃないかって思えてくる。気にせずバンバン使っています。

WWD:そういった凹みや傷もその人ならではの個性が出てきますし、ステッカーでカスタムされている人もいます。祐真さんはカスタムしていますか?

祐真:ステッカーは貼らないけど最近は「リモワ」の需要が高くて同じものを使っている人も多いので、チャームを付けて楽しんでいますよ。デザインとしては、ピンクやイエローだったりとなるべく派手なもの。

旅は人を成長させてくれるもの

リモワ(RIMOWA)
WWD:「リモワ」といえば“旅”には欠かせない存在ですが、祐真さんにとって“旅”に欠かせないものは?

祐真:いつも持って行くのは化粧品かな。洗面道具一式は必ず持って行きます。また、ヘアのトリーメントは合うものがあって、忘れないようにそれも。あとは、本を数冊。常に何かしら読んでいるので、飛行機の中でもホテルでも時間があれば読んでいますね。初めて行く場所の時は、その土地にまつわる本を持っていくことが多いかな。

WWD:「リモワ」は125年にわたって世界中の旅行者の“旅”を支えてきましたが、祐真さんにとって旅することとは?

祐真:結果の話になりますが、これまで「リモワ」のスーツケースで旅をしてきて毎回成長させてもらっているような気がします。旅では本当にいろいろなことが起きるんですよね。それこそアクシデントが。その度に自分でジャッジを下さないといけないので、その時は大変ですけどいい経験になりますよね。

WWD:これまでにどんなアクシデントがありましたか?

祐真:やはりロストバゲージ。とにかく、ロストバゲージが多くて……(笑)。

WWD:印象的なエピソードを聞かせてください。

祐真:ひどい話はいっぱいあってぼやきになってしまうんですけど、パリ=シャルル・ド・ゴール空港にまつわる事件が多くて……。もう、なぜ出てこないんだろうって。それこそ先ほどお話した“トパーズ”を2つ持って、パリ経由でミラノコレクションに向かってからパリコレを見に行った時なんかは、ひとつがロストバゲージして出てこなかった。10日ぶりに東京に戻ってきたら、預けたままの姿で返ってきました。そういった意味でも、旅と「リモワ」のスーツケースにはいい経験と成長をさせてもらっていますね。

旅する人に寄り添いながら
進化を続ける「リモワ」

「リモワ」は1898年の創業以来、アルミニウムやポリカーボネートといった素材をスーツケースに取り入れるなど、革新的なデザインと機能性で世界中のジェットセッターを魅了してきた。またその製品の開発から製作のほとんどを創業地であるドイツ、ケルンで行っており、高品質のアイテムはファッショニスタやアーティスト達からも熱烈な支持を得ている。

今回祐真さんが店頭でお気に入りをセレクトしたアイテムは、現コレクションでは唯一のレザー素材スーツケース“ディスティンクト”。時代を超えて人々に愛されるグルーヴデザインと、高品質のレザー素材との組み合わせが美しい。また、デイリーユースのソフトバッグコレクション“ネバースティル”は、耐久性に優れたキャンバスやフルグレインレザーといった高品質なものを使用しながら、リモワのアイコンディテールである「グルーヴ」をデザインに取り入れている。

INFORMATION
リモワストア 東京 丸の内

住所:東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1階
売場面積:130平方m(クライアントケアカウンタースペース)、8平方m(受付及びクイックリペア)
営業時間:11:00〜19:00
電話番号:03-5224-3377
定休日:なし

PHOTOS : IBUKI KOBAYASHI
HAIR & MAKEUP : RIKA MATSUI(A.K.A.)
TEXT : SHUICHI AIZAWA(PineBooks Inc.)
問い合わせ先
リモワ クライアントサービス
03-4571-1319

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スタイリスト祐真朋樹が語る「リモワ」の魅力と旅をすること

125年にわたり世界中の“旅”する人を支えてきた「リモワ(RIMOWA)」は12月16日、日本の交通の玄関口である東京駅近くに構える「リモワストア 東京 丸の内(RIMOWA Store Tokyo Marunouchi)」をリニューアルオープンした。同店ではアイコンであるスーツケースはもちろんのこと、ビジネスシーンでも活躍するブリーフケースやトートバッグなどのラインアップが充実。修理受付やクイックリペアを行うクライアントサービスカウンターも併設されている。バンブーやオークといった木材を取り入れた店内は、ナチュラルでありながらも洗練された雰囲気で、同時期にリニューアルした表参道店ともまた一味違う魅力を放つ。丸の内の街並みと店舗とが美しい調和を奏でることを目指した店内は、大理石を用いたファサードと柱が印象的だ。

今回はスタイリスト、ファッションディレクターとして世界を飛び回る祐真朋樹にショップをクルーズしてもらい、「リモワ」の魅力から自身の旅について話を聞いた。

30年は愛用している
「リモワ」のスーツケース

WWD:リニューアルオープンしたばかりの「リモワストア 東京 丸の内」は、サステナブルでありながら耐久性にも優れたバンブー素材の床やオーク材の内壁など温かみのある雰囲気です。実際ご覧になっていかがでしたか?

祐真朋樹(以下、祐真):すっきりしていてディスプレーも見やすいですよね。特にセンターの石柱の素材感は、スタイリッシュながらフューチャリスティックな雰囲気もあり素敵です。

WWD:「リモワ」唯一のレザー製スーツケース“ディスティンクト”と“ネバースティル フラットポーチ”をお試しいただきましたが印象はいかがですか?

祐真:スーツケースは見た目のデザインはもちろん、高級感のあるレザーの質感も気に入りました。機内に持ち込めるサイズで機能性もいい。フラットポーチはストラップでスーツケースに付けることができるし、荷物検査の時にもすぐに取り外せるよね。どちらも服装を選ばずに使えると思います。

WWD:フォーマルなスタイルはもちろん、ブラックで統一されているのでカジュアルなスタイルにも合いそうですね。祐真さんはプライベートでも「リモワ」のスーツケースを愛用されているとのことですが、どのアイテムをお持ちですか?

祐真:もうかれこれ30年は「リモワ」のスーツケースを買い換えたりしながら使い続けています。スーツケースは旅先で買うことが多いのですが、今使っているのは以前、香港に旅行した際に2個買いした“トパーズ”(現“オリジナル”シリーズ)のブロンズカラー。色も気に入ったんですよね。他にもポリカーボネート素材のブラックのスーツケースを長く使っていたこともありましたね。

スーツケースからビジネスバッグや
小物まで幅広く展開する
東京 丸の内店

WWD:長く愛用されてきたのですね。改めて「リモワ」の魅力をどのようなところに感じられていますか?

祐真:リモワのアイコンともいえるグルーヴデザインも好きですし、使い慣れていることが大きいかもしれないですね。使っているとアルミニウムだから凹みができたりするんだけど、その凹みもかっこいいんじゃないかって思えてくる。気にせずバンバン使っています。

WWD:そういった凹みや傷もその人ならではの個性が出てきますし、ステッカーでカスタムされている人もいます。祐真さんはカスタムしていますか?

祐真:ステッカーは貼らないけど最近は「リモワ」の需要が高くて同じものを使っている人も多いので、チャームを付けて楽しんでいますよ。デザインとしては、ピンクやイエローだったりとなるべく派手なもの。

旅は人を成長させてくれるもの

リモワ(RIMOWA)
WWD:「リモワ」といえば“旅”には欠かせない存在ですが、祐真さんにとって“旅”に欠かせないものは?

祐真:いつも持って行くのは化粧品かな。洗面道具一式は必ず持って行きます。また、ヘアのトリーメントは合うものがあって、忘れないようにそれも。あとは、本を数冊。常に何かしら読んでいるので、飛行機の中でもホテルでも時間があれば読んでいますね。初めて行く場所の時は、その土地にまつわる本を持っていくことが多いかな。

WWD:「リモワ」は125年にわたって世界中の旅行者の“旅”を支えてきましたが、祐真さんにとって旅することとは?

祐真:結果の話になりますが、これまで「リモワ」のスーツケースで旅をしてきて毎回成長させてもらっているような気がします。旅では本当にいろいろなことが起きるんですよね。それこそアクシデントが。その度に自分でジャッジを下さないといけないので、その時は大変ですけどいい経験になりますよね。

WWD:これまでにどんなアクシデントがありましたか?

祐真:やはりロストバゲージ。とにかく、ロストバゲージが多くて……(笑)。

WWD:印象的なエピソードを聞かせてください。

祐真:ひどい話はいっぱいあってぼやきになってしまうんですけど、パリ=シャルル・ド・ゴール空港にまつわる事件が多くて……。もう、なぜ出てこないんだろうって。それこそ先ほどお話した“トパーズ”を2つ持って、パリ経由でミラノコレクションに向かってからパリコレを見に行った時なんかは、ひとつがロストバゲージして出てこなかった。10日ぶりに東京に戻ってきたら、預けたままの姿で返ってきました。そういった意味でも、旅と「リモワ」のスーツケースにはいい経験と成長をさせてもらっていますね。

旅する人に寄り添いながら
進化を続ける「リモワ」

「リモワ」は1898年の創業以来、アルミニウムやポリカーボネートといった素材をスーツケースに取り入れるなど、革新的なデザインと機能性で世界中のジェットセッターを魅了してきた。またその製品の開発から製作のほとんどを創業地であるドイツ、ケルンで行っており、高品質のアイテムはファッショニスタやアーティスト達からも熱烈な支持を得ている。

今回祐真さんが店頭でお気に入りをセレクトしたアイテムは、現コレクションでは唯一のレザー素材スーツケース“ディスティンクト”。時代を超えて人々に愛されるグルーヴデザインと、高品質のレザー素材との組み合わせが美しい。また、デイリーユースのソフトバッグコレクション“ネバースティル”は、耐久性に優れたキャンバスやフルグレインレザーといった高品質なものを使用しながら、リモワのアイコンディテールである「グルーヴ」をデザインに取り入れている。

INFORMATION
リモワストア 東京 丸の内

住所:東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1階
売場面積:130平方m(クライアントケアカウンタースペース)、8平方m(受付及びクイックリペア)
営業時間:11:00〜19:00
電話番号:03-5224-3377
定休日:なし

PHOTOS : IBUKI KOBAYASHI
HAIR & MAKEUP : RIKA MATSUI(A.K.A.)
TEXT : SHUICHI AIZAWA(PineBooks Inc.)
問い合わせ先
リモワ クライアントサービス
03-4571-1319

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【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」が1月1日の最強開運日に向けてメンズの新作財布を発売

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は2024年最初の最強開運日である1月1日に向けて、2024年春夏メンズ・コレクションから4つの新作財布を発売した。

“オーガナイザー・ドゥ ポッシュ” (7万9200円)と“ジッピーウォレット・ヴェルティカル”(16万1700円)は、ディープブルーのしなやかなエピ・XLレザーに、メゾンの伝統的なダミエ・パターンをプリントであしらった。光とスピード、時の奔流を想わせるダミエ・パターンの新たなデザインが魅力だ。24年春夏コレクションならではの鮮烈なインパクトが特徴のダミエ・ラッシュパターンで、フレッシュかつモダンな雰囲気にアップデートした。

“ポルトフォイユ・ミュルティプル”(8万6900円)と“ポルトフォイユ・ブラザ NM”(12万3200円)は、ブリーチ加工を施したデニムのエッジィでエレガントな雰囲気で、モノグラム・パターンをアップデートした。ダークブルーのモノグラム・キャンパスを背景に、焚き火の移ろいゆく炎を想わせる明るい色合いのモチーフが際立つ。

2024年最初の最強開運日とは?

1月1日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になる“一粒万倍日“と、天が万物の罪を赦(ゆる)す“天赦日“、天の恩恵で全ての人が福を受ける“天恩日“が重なる2024年最初の最強開運日とされる。財布を新調するのにも適した日と言われる。

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「ニューバランス」が旧正月に向けたアイテムを発売 「アトモス」でポップアップも

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は2024年1月2日、“LUNAR NEW YEAR(旧正月)”コレクションを発売する。「ニューバランス」一部店舗および同公式オンライン、「アトモス」一部店舗、「アトモス」公式オンラインで販売する。

同コレクションは、「ニューバランス」の伝統と東洋の文化の融合をテーマに、スニーカー3型とウエアを発売する。クラシカルなデザインと最新のテクノロジーを合わせたスニーカー“ワープドランナー(WRPD RUNNER)”(2万2000円)は、オールブラックの新色。トレーニングシューズを土台とし、ファッション性も兼ね備えたスニーカー“610T”(1万7600円)は、グリーンとネイビーの新色。またランニングモデルのスニーカー“1906R”のアッパーを進化させた“1906N”(1万9800円)が発売する。各スニーカーは辰年にちなみ、中国の古代建築に見られる“九龍壁”に着想を得たカラーリングをまとっている。ウエアはパーカ(1万3200円)、スエット(1万1000円)、パンツ(1万1000円)、1月下旬に発売予定のジャケット(2万7500円)などをラインアップする。

また1月2〜7日に「アトモス」新宿店で、旧正月をテーマとしたポップアップを開催する。期間中に同コレクション対象商品の購入者には、全商品が購入できる権利“アトモス ゴールド チケット”、オリジナル丼ぶり、キーホルダーが当たるスクラッチカードが配布される。

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「コスメデコルテ」”AQ”から美白スキンケアライン登場 澄みわたるような美しい肌に導く新成分配合

「コスメデコルテ(DECORTE)」は2024年2月16日、最高級ライン“AQ”から美白スキンケアラインを発売する。アイテムは先行乳液、化粧水、クリームの3種。

同ラインには、生命力の強いニームの葉から抽出したエキスと、砂丘の過酷な環境下でも美しく花を咲かせることで知られるパンクラチウムマリチムムのエキスを組み合わせた複合成分“SP レギュレーター”を新配合し、潤いに満ちた輝きを与える。ほか、“AQ”のキー成分である白樺水をはじめ、天然由来の美白有効成分のコウジ酸などを配合し、美しく澄みわたるような肌に導く。香りは“AQ”共通の金香木や月下美人、マグノリアの花々をブレンドした心安らぐフレッシュフローラルだ。

“アブソリュート エマルジョン ブライト”【医薬部外品】(200mL、1万1000円)は、化粧水の前に使用することで肌をときほぐしながら潤いを与える乳液。メラニンの生成を抑えながら化粧水の浸透力を高め、ふっくらとした透明感のある肌に導く。みずみずしい艶とハリのある肌に仕上げる化粧水“アブソリュート ローション ブライト”【医薬部外品】(200mL、1万1000円)と、睡眠中もじっくりアプローチして乾燥から守るクリーム“アブソリュート バームクリーム ブライト”【医薬部外品】(50g、3万3000円)も販売する。

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「ジルスチュアート ビューティ」の濃密リッププランパーに新色 美容液&リップのW機能で艶やか唇を演出

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は2024年2月16日、リップ美容液“クリスタルブルーム リップブーケ セラム”(6mL、3740円)の新色を発売する。ラインアップはレッドブラウンとスモーキーローズの2色で、唇を華やかに色付ける。

“クリスタルブルーム リップブーケ セラム”は唇を厚い膜で包み、高い保湿力で潤いを与えつつ艶感ももたらすメルティングフィットオイル、5種類の植物由来の保湿成分を配合し、リップケアとリップメイクを両立させたリップ美容液。心地よい清涼感とプランプ効果で、ふっくらとした張りのある唇に仕上がる点も高い評価を得ている。

また、それぞれのカラーに花言葉を思わせるキャッチコピーがあるところも同シリーズの特徴で、あえてノンパールで処方し堂々と咲き誇るダリヤをイメージしたレッドブラウンは「優雅、華麗【大きく羽ばたくあなたへ】」、大粒のレッドとイエロー、シルバーパールを忍ばせたスモーキーローズは華やかなプロテアをイメージし、「風格、華やかな期待【そのままの素敵なあなたでいてね】」の言葉が添えられている。

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「ジルスチュアート ビューティ」の濃密リッププランパーに新色 美容液&リップのW機能で艶やか唇を演出

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は2024年2月16日、リップ美容液“クリスタルブルーム リップブーケ セラム”(6mL、3740円)の新色を発売する。ラインアップはレッドブラウンとスモーキーローズの2色で、唇を華やかに色付ける。

“クリスタルブルーム リップブーケ セラム”は唇を厚い膜で包み、高い保湿力で潤いを与えつつ艶感ももたらすメルティングフィットオイル、5種類の植物由来の保湿成分を配合し、リップケアとリップメイクを両立させたリップ美容液。心地よい清涼感とプランプ効果で、ふっくらとした張りのある唇に仕上がる点も高い評価を得ている。

また、それぞれのカラーに花言葉を思わせるキャッチコピーがあるところも同シリーズの特徴で、あえてノンパールで処方し堂々と咲き誇るダリヤをイメージしたレッドブラウンは「優雅、華麗【大きく羽ばたくあなたへ】」、大粒のレッドとイエロー、シルバーパールを忍ばせたスモーキーローズは華やかなプロテアをイメージし、「風格、華やかな期待【そのままの素敵なあなたでいてね】」の言葉が添えられている。

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イッセイ ミヤケ「アイム メン」の軽やかな衣服革命 100%植物由来の素材で残布ゼロの服

イッセイ ミヤケのメンズブランド「アイム メン(IM MEN)」は、東レが開発した100%植物由来のナイロン繊維“エコディアN510”を世界で初めて衣服製品に用いたシリーズ“ストリングス(STRINGS)”を2024年1月に発売する。アイテムはコート(14万3000円)とパンツ(8万2500円)で、カラーはブラウンとブラックの2色をそろえる。“ストリングス”の特徴は、イッセイ ミヤケの服作りの根幹“一枚の布”を基に、残布を出さず使い切るデザインだ。男性服の新たな可能性を探求する「アイム メン」は、“エコディアN510”の特性を生かした美しいデザインで服作りの革新に挑む。

「アイム メン」の服作り
“一枚の布”に込めた思い

「アイム メン」が100%植物由来のナイロン繊維“エコディアN510”に出合ったのは必然だった。「アイム メン」は2021年に始動。ブランド名の“アイム(IM)”は、1970年代後半から90年代にかけてのプロダクトブランド「アイム・プロダクト」から受け継いでおり、真摯なもの作りを継承していく。“一枚の布”の考えを男性服に生かしながら、シンプルな構造やデザインで、美しさと強さを最大限に際立たせたプロダクトを提案する。

一見するとシンプルな衣服には、折りたたみを計算したパッカブルの構造だったり、ひもを引っ張って形状が変化したりする仕掛けがあり、袖を通した際の独特な構造と、視覚的な面白さが体感できる。

チームによる多彩なアイデアが時代に左右されることのない衣服を作り、その衣服が日本のあらゆる技術を未来へつないでいく。だからこそ、地球環境に配慮した服の構造やテキスタイルは「アイム メン」には欠かせない要素なのだ。東レとのタッグで完成した“ストリングス”は、文字通り“一枚の布”のみを使い、衣服と繊維の技術者たちが、もの作りや地球環境の未来に思いをはせた結晶である。

残布ゼロの服作りが
未来に希望をもたらす

「アイム メン」の2024年春夏シーズンは、“フルフィル(FULFILL)”をテーマに、残布を出さずに布地の全てに役割を与えるもの作りに挑戦した。昨今の技術の進歩によって残布は再生可能な資源に生まれ変わってきたものの、まだその多くは破棄されているのが現状である。残布がない服作りが実現したなら、多くの人々に希望を示すことができるはず――そう信じる「アイム メン」チームの思いから、“ストリングス”は誕生した。“エコディアN510”を初めて手にしたチームは、その美しい素材感によって“ストリングス”につながるさまざまなアイデアが次々に湧き上がってきたという。

“エコディアN510”を使ったコートは、一枚の平らな布に数本のひもを通し、それらを引っ張ることで立体的な服に変形する。ロングコートの状態からひもをさらに引っ張ると、ブルゾンにもなる。ひもを引くことで生じるドレープが服にニュアンスを加え、軽やかに風になびくほどしなやかでタフなテキスタイルが体を優しく包み込む。

「アイム メン」は、100%植物由来のナイロン繊維を実現させた東レの高い技術をはじめ、イッセイ ミヤケの服作りを支える日本全国のクラフツマンシップを世界に発信し、次世代に継承していく。

高い技術を結集した
100%植物由来ナイロン

イッセイ ミヤケと同じく、地球環境への課題に対して素材開発で向き合ってきたのが東レである。両社はこれまで半世紀以上にわたって協業を続けており、東レが開発したさまざまな素材に、イッセイ ミヤケは新しいアイデアを吹き込んできた。

“エコディアN510”は、ヒマという多年草から作るセバシン酸と、トウモロコシを基にしたペンタメチレンジアミンを重合、紡糸した合成繊維だ。これまでも部分植物由来のナイロン生地はあったものの、融点の低さや染まりにくい、紡糸が難しいといった課題を抱えていた。しかし東レは一般的なナイロン糸とほぼ同じ強度と耐熱性の“エコディアN510”の開発に成功し、2022年1月に事業化をスタート。いよいよ量産化のめどがたったため、長年のパートナーであるイッセイ ミヤケに世界初となる服の生産を託した。

進化したもの作りで
男性服の未来を切り開く

「アイム メン」の2024年春夏シーズンは、“フルフィル(FULFILL)”というテーマに基づき、“ストリングス”を含めて主に5つのシリーズを提案する。生地の中心から4パーツに分割し、回転させながら縫い合わせた“インサイド アウト(INSIDE OUT)”など、残布を出さない知恵を凝縮したシリーズが今後も続々と登場する予定だ。“ストリングス”のアイデアでは、服に加えて、一枚の布のひもを引っ張ることで形状がバッグやハットに変化する“ストリングス バッグ”“ストリングス ハット”も提案する。

「アイム メン」の服作りは、“一枚の布”に立ち返った“ストリングス”によって新たなフェーズへと進んだ。これからもデザインの力で日常を快適にし、未来につながる男性服を創造し続ける。

問い合わせ先
イッセイ ミヤケ
03-5454-1705

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【一粒万倍日】「ミュウ ミュウ」がミニマルな財布を発売 ボリューム感のあるパデッドレザー

「ミュウミュウ(MIU MIU)」は、2024年最初の最強開運日である1月1日に向けて、ソフティパデッドレザーを用いた新作ウオレットシリーズを発売した。二つ折りタイプ(7万5900円)と三つ折りタイプ(8万2500円)の2種類を用意。カラーはブラック、コニャックブラウン、オレンジなど。現在全国の直営店および公式オンラインサイトで取り扱い中だ。

同商品はフラップ付きコインポケットやカードホルダーなども装備している。アイコンバッグ“アルカディ(Arcadie)”でも採用している同レザーは、ボリューム感のあるパデッド加工を施したなめらかな素材。そのほか、マテラッセレザーを用いたウオレットやカードケースもサイズやカラーを豊富にそろえる。価格は5万3900〜11万4400円。

また、「ミュウミュウ」LINE公式アカウントでは2024年1月1日まで、タロット占いのスペシャリストMIRAによる開運タロット占いのコンテンツを楽しむことができる。

2024年最初の最強開運日とは?

1月1日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になる“一粒万倍日“と、天が万物の罪を赦(ゆる)す“天赦日“、天の恩恵で全ての人が福を受ける“天恩日“が重なる2024年最初の最強開運日とされる。財布を新調するのにも適した日と言われる。

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【一粒万倍日】「ミュウ ミュウ」がミニマルな財布を発売 ボリューム感のあるパデッドレザー

「ミュウミュウ(MIU MIU)」は、2024年最初の最強開運日である1月1日に向けて、ソフティパデッドレザーを用いた新作ウオレットシリーズを発売した。二つ折りタイプ(7万5900円)と三つ折りタイプ(8万2500円)の2種類を用意。カラーはブラック、コニャックブラウン、オレンジなど。現在全国の直営店および公式オンラインサイトで取り扱い中だ。

同商品はフラップ付きコインポケットやカードホルダーなども装備している。アイコンバッグ“アルカディ(Arcadie)”でも採用している同レザーは、ボリューム感のあるパデッド加工を施したなめらかな素材。そのほか、マテラッセレザーを用いたウオレットやカードケースもサイズやカラーを豊富にそろえる。価格は5万3900〜11万4400円。

また、「ミュウミュウ」LINE公式アカウントでは2024年1月1日まで、タロット占いのスペシャリストMIRAによる開運タロット占いのコンテンツを楽しむことができる。

2024年最初の最強開運日とは?

1月1日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になる“一粒万倍日“と、天が万物の罪を赦(ゆる)す“天赦日“、天の恩恵で全ての人が福を受ける“天恩日“が重なる2024年最初の最強開運日とされる。財布を新調するのにも適した日と言われる。

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ハチミツ美容「ハッチ」が夏の定番UV コレクションを発売 ミストやボディーミルクなど

老舗養蜂園をルーツに持つビューティブランド「ハッチ(HACCI)」は2024年3月1日、夏の定番コレクション“ハッチ ハニー UV コレクション 2024”を発売する。24年は2サイズの日焼け止めミストやボディークリーム、ボティーミルクの4品を用意する。

“日焼け止めミスト”(40mL、4950円/80mL、8250円)は、ウオーターベースに保湿成分と美肌成分豊富のハチミツを配合したノンケミカル処方のアイテム。紫外線のダメージから肌を守りながら、しっとりと柔らかな肌に導く。また、3Dヒアルロン酸など3種の美容成分を配合し、紫外線だけでなく、日常生活で気になるブルーライトや排気ガス、タバコの煙、大気浮遊物をブロックする機能を加えた。香りは40mLサイズはホワイトラベンダーにグレープフルーツやライチなどを加えたハーバルフローラル、80mLはマンダリンとジャスミンに仕上げている。

“セラムイン UVボディクリーム M”(70g、7040円)は、SPF50+の高いSPFでありながら、リアルパールや海由来の成分、ハチミツをバランスよくブレンド。塗り重ねても軽やかで快適なテクスチャーが特徴だ。ローズに清潔感のあるサボンアコードとフレッシュなカシスを重ねた香りで、優雅な気分をもたらす。

昨年即完売した“モイスチャーボディミルクUV”(250mL、6820円)は、アクアタッチカプセルとフィットポリマーが肌の上で薄膜を作りムラなくフィット。フリクションプルーフ処方により、衣類や肌に触れた時の摩擦崩れを軽減する。香りはさまざまな柑橘の香りをブレンドしたシトラス系になっている。

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注目度増す成分“ガラクトミセス”とは? 

ここ最近、“ガラクトミセス”を配合したコスメを多く見かけるようになった。⻄原羽衣子アットコスメリサーチプランナーによると「『SK-II』の大人気商品“フェイシャルトリートメントエッセンス”(75mL、1万1990円/160mL、2万2000円/230mL、2万8050円※編集部調べ)に含まれる「ピテラTM」が、ガラクトミセス培養液であるという認知が広がり、口コミでもガラクトミセスが入っているプチプラ商品を求める動きが見られている」と説明する。

成分の活用は多岐にわたり、9月にフルリニューアルした「ボタニスト(BOTANIST)」の“ボタニカルシャンプー”(5種、各460mL、各1540円)と“ボタニカルトリートメント”(5種、各460g、各1540円)、「魔女工場」の“ガラク ナイアシン2.0エッセンス”(50mL、2900円)、「セルヴォーク(CELVOKE)」の“スキンレゾネート リキッドファンデーション”[SPF32・PA+++](全4色、各26g、各5280円)に配合。シャンプーからファンデーションまで幅広く採用されている。そこで同3ブランドに“ガラクトミセス”を配合した商品の動向や採用した理由を聞いた。

―――“ガラクトミセス”を配合したアイテムの売れ行きは?

吉田 周平「ボタニスト」開発担当:リニューアル発売した初月(9月)の売上高は前年同月比11%増だった。本体は同21%増で着地し、累計販売数は1億7000万本(23年11月時点)を記録し好調に推移している。

崔世梨(チェ・セリ)「魔女工場」マーケティング部 アソシエイトマネージャー:“ガラク・ナイアシン2.0エッセンス”は累計販売数230万本(20年2月〜23年6月)を突破した。

八塚七恵「セルヴォーク」PR:“スキンレゾネート リキッドファンデーション”は8月の発売以来、好評を得ている。ベースメイクカテゴリーのシェアが大きく上回っている。

―――“ガラクトミセス”を配合した理由は?

吉田 周平「ボタニスト」開発担当:ガラクトミセスと、“森の看護婦”とも呼ばれている白樺由来のシラカバ樹液は、非常に相性が良い。

「ボタニスト」はリニューアルで、乾燥・ダメージ・地肌の3つのケアを訴求しているが、地肌ケアをスキンケアレベルの成分でかなえたいという思いから、白樺発酵エキスに含まれるガラクトミセス培養液を採用した。ガラクトミセス/シラカンバ樹液発酵液は、シラカンバ樹液を培養媒体とした純粋な酵母発酵液であり、地肌に潤いを与える。

崔世梨「魔女工場」マーケティング部 アソシエイトマネージャー:ガラクトミセス培養液はビタミン、ミネラル、アミノ酸などのさまざまな成分が豊富で、肌本来のキメをケアするのに優れた成分だ。また、美白成分として知られるナイアシンアミドを配合することで、肌の美白にアプローチする。ガラクトミセス培養液とナイアシンアミドのバランスの取れた最適な成分配合で、透明感ある肌に導くと判断した。

八塚七恵「セルヴォーク」PR:「セルヴォーク」が目指す肌を鑑みて開発する際に、ファンデーションを「肌への負担」ではなく「スキンケアに近い」という価値観へ変え塗布感なく、よりナチュラルに、その人自身の肌を基点にした美しさを演出したいと考えた。日本酒造りで使用する酵母のガラクトミセスは、天然の化粧水と言われる白樺樹液で培養した成分で、アミノ酸やミネラルを豊富に含む。ファンデ―ションを塗布している間も、保湿し、乾燥・肌荒れを防ぐ。この白樺樹液発酵エキスを、余分な皮脂を吸着する皮脂吸着パウダーに含浸させ、「セルヴォーク」独自成分「発酵白樺コントロールカプセル」を開発し、配合することで皮脂崩れと乾燥崩れを防ぎ、美しい仕上がりを長時間キープすることに成功した。みずみずしい潤いで、化粧下地が無くても心地よく使うことができる。

―――ガラクトミセスの他に、現在注目されている成分は?

八塚七恵「セルヴォーク」PR:引き続きアップサイクル原料に着目している。サステナブルな視点だけでなく、捨てられていた植物の皮・種・穀物のヌカなどには豊富な栄養素が含まれていて、肌への可能性を感じている。また、休耕田を活用して作られた原料を取り入れるなど、地域も環境問題にも同時に目を向け、それらを有効活用していく。

崔世梨「魔女工場」マーケティング部 アソシエイトマネージャー:パンテノール関連成分だ。保湿の原点にして頂点ともいえる、スキンケア成分ではないか。保湿力に優れていて、よりシナジー効果が期待できる方法を研究している。「魔女工場」“パンテトイン エッセンス トナー”(200mL、3200円)はパンテノールとエクトインを4:1で配合。乾燥した肌を潤いで満たしてくれると好評だ。

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羽田空港に“日本発ラグジュアリー”集積ショップがオープン 大阪府からは「フジタカ」のバックパック

日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは12月22日、羽田空港第3ターミナル出国エリア内に日本発の地方創生型ラグジュアリーブランド「ジャパン マスタリー コレクション(JAPAN MASTERY COLLECTION)以下、JMC」のショップをオープンした。

「JMC」は、単なるメイド・イン・ジャパン商品の展開ではなく、ジャパン・ラグジュアリーを通じて“守るべき日本の美と技”を未来に繋ぐためのプラットフォームを構築し、製品への評価、生産者への資金の還元、後継者育成を目指すブランドだ。国内外の人々との接点である出国エリア内の店舗を通じて、同ブランドの感性基準に基づき日本各地から選定したオリジナル商品を含むアパレル、靴やバッグ、生活雑貨、現代アートなどを販売する。

【大阪府】
「フジタカ(FUJITAKA)」バックパック

「JMC」は、「フジタカ(FUJITAKA)」のバックパックを販売する。同アイテムは、オールシーズン対応のハイスペックレザーを使用した、仕事やレジャーで使えるシンプルな軽量仕立てのバッグ。本体素材には、厳選されたヨーロッパ原皮に上品な肌目が美しいLWGゴールドランク認定のイタリア製高級スムースレザーを贅沢に使用している。家具やプライベートジェットの内装にも使用される素材は、一般ファッション製品の革検査基準よりも厳しい検査基準をクリアしており、水分、引裂、摩擦、耐屈曲、塗膜剥離、着火抵抗等にも強く、耐光耐油も備えている。傷に強い高スペックでありながらマット仕上げの柔らかい上品な手触りが特徴的な、優しい雰囲気のある一品だ。

店舗にはプロモーションエリアも設置。オープン第1弾は、「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」による特別展「ひかりの底」を予定している。甘橘山美術館準備室長(小田原文化財団 江ノ浦測候所)を務める橋本麻里氏をキュレーターに迎え、変化し続ける工芸の最先端で活躍する作家6人が作品の展示と販売を行う。第2弾は、 株式会社山本寛斎事務所と当社の共同のファッション企画「婆娑羅 BASARA」を予定している。

常時日本語、中国語、英語に対応できるサービスも整えており、店頭ポップの2次元コードを読み取ると選択した言語で商品説明や作家の紹介などを閲覧できる。

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羽田空港に“日本発ラグジュアリー”集積ショップがオープン 大阪府からは「フジタカ」のバックパック

日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは12月22日、羽田空港第3ターミナル出国エリア内に日本発の地方創生型ラグジュアリーブランド「ジャパン マスタリー コレクション(JAPAN MASTERY COLLECTION)以下、JMC」のショップをオープンした。

「JMC」は、単なるメイド・イン・ジャパン商品の展開ではなく、ジャパン・ラグジュアリーを通じて“守るべき日本の美と技”を未来に繋ぐためのプラットフォームを構築し、製品への評価、生産者への資金の還元、後継者育成を目指すブランドだ。国内外の人々との接点である出国エリア内の店舗を通じて、同ブランドの感性基準に基づき日本各地から選定したオリジナル商品を含むアパレル、靴やバッグ、生活雑貨、現代アートなどを販売する。

【大阪府】
「フジタカ(FUJITAKA)」バックパック

「JMC」は、「フジタカ(FUJITAKA)」のバックパックを販売する。同アイテムは、オールシーズン対応のハイスペックレザーを使用した、仕事やレジャーで使えるシンプルな軽量仕立てのバッグ。本体素材には、厳選されたヨーロッパ原皮に上品な肌目が美しいLWGゴールドランク認定のイタリア製高級スムースレザーを贅沢に使用している。家具やプライベートジェットの内装にも使用される素材は、一般ファッション製品の革検査基準よりも厳しい検査基準をクリアしており、水分、引裂、摩擦、耐屈曲、塗膜剥離、着火抵抗等にも強く、耐光耐油も備えている。傷に強い高スペックでありながらマット仕上げの柔らかい上品な手触りが特徴的な、優しい雰囲気のある一品だ。

店舗にはプロモーションエリアも設置。オープン第1弾は、「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」による特別展「ひかりの底」を予定している。甘橘山美術館準備室長(小田原文化財団 江ノ浦測候所)を務める橋本麻里氏をキュレーターに迎え、変化し続ける工芸の最先端で活躍する作家6人が作品の展示と販売を行う。第2弾は、 株式会社山本寛斎事務所と当社の共同のファッション企画「婆娑羅 BASARA」を予定している。

常時日本語、中国語、英語に対応できるサービスも整えており、店頭ポップの2次元コードを読み取ると選択した言語で商品説明や作家の紹介などを閲覧できる。

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キャサリン妃、「アレキサンダー・マックイーン」の青いコートでクリスマス礼拝へ

ウィリアム皇太子(William, Prince of Wales)一家は12月25日(現地時間)、イングランド東部のノーフォーク・サンドリンガムにあるセント・メアリー・マグダレン教会で行われる恒例のクリスマス礼拝に出席した。

キャサリン皇太子妃(Catherine, Princess of Wales)はこの日の主役に「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」のロイヤルディープブルーのオーバーコートを着用。上品な色を引き立てるように、ネイビーのハイネックトップスとスエードのロングブーツ、リボンと羽をあしらった青い帽子を合わせ、完璧なカラーコーディネートを披露した。

手をつなぐシャーロット王女(Princess Charlotte of Wales)は、丸襟がかわいらしいモスグリーンのピーコートで登場。末っ子のルイ王子(Prince Louis of Wales)は、ネイビーのダブルブレストコートに、グリーンのタータンチェックのパンツを着用。ウィリアム皇太子と長男のジョージ王子(Prince George of Wales)は、それぞれ黒とネイビーのスーツを身に着けた。

キャサリン皇太子妃は、今年4月にウィンザー城(Windsor Castle)の聖ジョージ礼拝堂で行われたイースターの礼拝でもブルーをメインカラーに選び、「キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)」によるオーダーメードのコートに帽子とバッグを鮮やかなブルーでまとめていた。

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「we+」が発見した「テキスタイルの現在地」【NUNO 須藤玲子の見果てぬ布の旅 vol.4】

前回に続いて、コンテンポラリーデザインスタジオ「we+(ウィープラス)」の林登志也氏と安藤北斗氏に話を聞く。麻布台ヒルズの大垣書店で開催中の「KYOTO ITO ITO Exploring Tango Threads 理想の糸を求めて(1月14日まで/以下KYOTO ITO ITOと略)」展で、須藤と協働したふたりは、布を構成する最小単位である「糸」に焦点を当てた。we+のデザインにとって、素材は常に重要な要素だ。

前編はこちら

we+が見た「テキスタイルとNUNO」

「素材の特性や可能性をリサーチして、どう扱うと面白いことができるかを見いだしていきます。KYOTO ITO ITOでは糸を追いかけることで、より布に近づけるのではないかと考えました」(林氏)。布はとても身近な素材で、入浴時以外は常に身につけている。あまりにも身近すぎて、その特性などは認識せぬまますごしているという人も多いだろう。「かつて布づくりは、職住接近で行われていた。自宅で蚕を育て、糸をたぐり、織物に仕立てていました。ものづくりの現場と生活がとても近かったんですね。現代は距離ができてしまって、ものがどこからどうやって生まれてきているかがわからない。KYOTO ITO ITOはこの距離を縮める試みであり、ものづくりの源流をたどる旅はとても刺激に満ちていました」(安藤氏)。

そうして糸に近づき、布づくりの片鱗が見えてくればくるほど、須藤がNUNOで行っていることの価値と偉大さも見えてきたという。「まず、布づくりに対しての姿勢が非常に柔軟です。新しい技術や新素材と、伝統的な技術や素材を線引きせず、そのどちらにも重きを置いている。そして実験を繰り返しています。糸を溶かしたり、熱によって変化する繊維をオーブンに入れてみたり、よくそんなこと思いつくなと。そして絹や綿や化学繊維といった既存の枠を超えて、金属や和紙も布にしていく。『糸になればどんな素材でも』と思ってらっしゃるのではないかと思います。そういうことを1980年代から継続してきているのだから、その蓄積はどれほどかと驚きます」(林氏)。

we+から見た「須藤玲子」像

「途絶えそうな素材や技術を発掘したり、新たな視点で価値を見いだすことにも長けている。たとえば蚕が最初に吐き出す糸である『きびそ』なんてまさにそう。現代では織り糸として使われなくなっていた『きびそ』に、須藤さんが光を当てた。素材を徹底的にリサーチするし、工場のポテンシャルを最大限に活かすべく、そこもリサーチを重ねる。だからものすごくロジカルだし、テクニカル。さまざまな要素を計算し尽くして、布に着地させていく。『素材からものをつくっていく』ことにものづくりの立脚点を見いだす姿勢は、我々に通じるものがあるというか、大先輩です」(安藤氏)。

もう一つの点が、「デザイナーであり、会社を運営する経営者でもある」点にも、ふたりの関心はおよぶ。「僕たちも同じ立場ですから、クリエイティブと経営という異なる側面を両立させる大変さ、ものづくりに純粋に没頭する姿勢を続ける難しさはよくわかります。それでも須藤さんは、クリエイティブに軸足を置く。ここがぶれない強さがあるからこそ、ずっと第一線で活躍されているのだと思います」(林氏)。

さらにふたりが強調するのが、須藤の「現場主義」な点だ。日本各地にちらばる産地に精力的に足を運び、職人とともにゴールを目指す。日本が誇るべき布づくりは、基盤となる工場があってこそ。NUNOらしい布をつくり続けるためにも、共に継続できる道を探り続ける。そして布という素材に大きな敬意をはらい、大切につくっている。サステナビリティがうたわれはじめるずっと前、それこそ1983年の創業当初から、循環する布づくりに取り組んでいるのもそのあらわれだ。

糸に焦点を当てることで布の特性を見いだす旅をへたふたりは、今後どのように布と向き合おうと考えているのだろうか。「布づくりの現場を間近で見ることができて、現代に生きる我々が布と対峙したらなにができるか、熟考する時間となりました。素材そのものに向き合えたことも大きい。現場のひとと一緒に、自分たちで手を動かして、布をつくってみたいです。布を媒介にして、過去と未来がつながるのではという期待もあります」(安藤氏)。「古代布に興味があります。すでに縄文時代には日本にも布が存在したと言われていて、たとえば平織りは5000年前から変わらない。ここまで変わらなかったものに、自分たちはどうアプローチできるのか。機会があれば、すべてのエネルギーを傾けて挑んでみたい」(林氏)。

ルーペで糸をのぞき込み、見えているようで見えていなかった糸の世界に入り込み、須藤がつくり出すテキスタイルへの理解を深めていった林氏と安藤氏。ふたりが手がける布を見るそのときが、待ち遠しい。

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「we+」が発見した「テキスタイルの現在地」【NUNO 須藤玲子の見果てぬ布の旅 vol.4】

前回に続いて、コンテンポラリーデザインスタジオ「we+(ウィープラス)」の林登志也氏と安藤北斗氏に話を聞く。麻布台ヒルズの大垣書店で開催中の「KYOTO ITO ITO Exploring Tango Threads 理想の糸を求めて(1月14日まで/以下KYOTO ITO ITOと略)」展で、須藤と協働したふたりは、布を構成する最小単位である「糸」に焦点を当てた。we+のデザインにとって、素材は常に重要な要素だ。

前編はこちら

we+が見た「テキスタイルとNUNO」

「素材の特性や可能性をリサーチして、どう扱うと面白いことができるかを見いだしていきます。KYOTO ITO ITOでは糸を追いかけることで、より布に近づけるのではないかと考えました」(林氏)。布はとても身近な素材で、入浴時以外は常に身につけている。あまりにも身近すぎて、その特性などは認識せぬまますごしているという人も多いだろう。「かつて布づくりは、職住接近で行われていた。自宅で蚕を育て、糸をたぐり、織物に仕立てていました。ものづくりの現場と生活がとても近かったんですね。現代は距離ができてしまって、ものがどこからどうやって生まれてきているかがわからない。KYOTO ITO ITOはこの距離を縮める試みであり、ものづくりの源流をたどる旅はとても刺激に満ちていました」(安藤氏)。

そうして糸に近づき、布づくりの片鱗が見えてくればくるほど、須藤がNUNOで行っていることの価値と偉大さも見えてきたという。「まず、布づくりに対しての姿勢が非常に柔軟です。新しい技術や新素材と、伝統的な技術や素材を線引きせず、そのどちらにも重きを置いている。そして実験を繰り返しています。糸を溶かしたり、熱によって変化する繊維をオーブンに入れてみたり、よくそんなこと思いつくなと。そして絹や綿や化学繊維といった既存の枠を超えて、金属や和紙も布にしていく。『糸になればどんな素材でも』と思ってらっしゃるのではないかと思います。そういうことを1980年代から継続してきているのだから、その蓄積はどれほどかと驚きます」(林氏)。

we+から見た「須藤玲子」像

「途絶えそうな素材や技術を発掘したり、新たな視点で価値を見いだすことにも長けている。たとえば蚕が最初に吐き出す糸である『きびそ』なんてまさにそう。現代では織り糸として使われなくなっていた『きびそ』に、須藤さんが光を当てた。素材を徹底的にリサーチするし、工場のポテンシャルを最大限に活かすべく、そこもリサーチを重ねる。だからものすごくロジカルだし、テクニカル。さまざまな要素を計算し尽くして、布に着地させていく。『素材からものをつくっていく』ことにものづくりの立脚点を見いだす姿勢は、我々に通じるものがあるというか、大先輩です」(安藤氏)。

もう一つの点が、「デザイナーであり、会社を運営する経営者でもある」点にも、ふたりの関心はおよぶ。「僕たちも同じ立場ですから、クリエイティブと経営という異なる側面を両立させる大変さ、ものづくりに純粋に没頭する姿勢を続ける難しさはよくわかります。それでも須藤さんは、クリエイティブに軸足を置く。ここがぶれない強さがあるからこそ、ずっと第一線で活躍されているのだと思います」(林氏)。

さらにふたりが強調するのが、須藤の「現場主義」な点だ。日本各地にちらばる産地に精力的に足を運び、職人とともにゴールを目指す。日本が誇るべき布づくりは、基盤となる工場があってこそ。NUNOらしい布をつくり続けるためにも、共に継続できる道を探り続ける。そして布という素材に大きな敬意をはらい、大切につくっている。サステナビリティがうたわれはじめるずっと前、それこそ1983年の創業当初から、循環する布づくりに取り組んでいるのもそのあらわれだ。

糸に焦点を当てることで布の特性を見いだす旅をへたふたりは、今後どのように布と向き合おうと考えているのだろうか。「布づくりの現場を間近で見ることができて、現代に生きる我々が布と対峙したらなにができるか、熟考する時間となりました。素材そのものに向き合えたことも大きい。現場のひとと一緒に、自分たちで手を動かして、布をつくってみたいです。布を媒介にして、過去と未来がつながるのではという期待もあります」(安藤氏)。「古代布に興味があります。すでに縄文時代には日本にも布が存在したと言われていて、たとえば平織りは5000年前から変わらない。ここまで変わらなかったものに、自分たちはどうアプローチできるのか。機会があれば、すべてのエネルギーを傾けて挑んでみたい」(林氏)。

ルーペで糸をのぞき込み、見えているようで見えていなかった糸の世界に入り込み、須藤がつくり出すテキスタイルへの理解を深めていった林氏と安藤氏。ふたりが手がける布を見るそのときが、待ち遠しい。

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