マーゴット・ロビーはバービー人形をオマージュしたドレスで「ゴールデングローブ賞」へ 人形はアマゾンで完売


映画「バービー(Barbie)」に出演し“バービー旋風”を巻き起こしたマーゴット・ロビー(Margot Robbie)は、1月7日の「ゴールデングローブ賞」授賞式にビビッドなフューシャピンクのガウンで登場した。このドレスは「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」のもので、光沢感があるボディーとボリューミーなショールがユニークだ。実はこのドレス、ビンテージのバービー人形にインスピレーションを受けている。


マーゴットが着用した鮮烈なピンクルックは、1977年に大ヒットしたバービー人形をほぼ忠実に再現したもの。インスピーレーション源となったバービー人形は50年前、煌びやかなディスコ・グラマーの“スーパースター時代”の幕開けを飾ったリミテッド版だ。マテル社によると、77年のバービー人形は、映画「バービー」でマーゴットが演じたように夜を踊り明かし、街をピンクに染めるために作られたとのことで、シルキーなサテンにディスコボールを反射させるダイヤモンドのアクセサリーが組み合わされている。マーゴットの衣装は、バービーの絶頂期を想起させるだけでなく、作中のパーティーシーンをほうふつとさせる。


さらにこのドレスは、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ」2022年秋のランウエイからもインスピレーションを得ている。ランウエイルックではバービー人形のようなサテンではなく、光をキャッチするスパンコールのボディーに、ルックを縁取るふわふわのピンクのボアが印象的だ。

元ネタとなったバービー人形はアマゾンで販売されていたが、現在は完売している。

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【2024年バレンタイン】美容系ユーチューバーかわにしみきプロデュース「ミュアイス」はリップなど3アイテムから限定色を発売

美容系ユーチューバーのかわにしみきがプロデュースするコスメブランド「ミュアイス(MUICE)」は1月26日、バレンタインコスメとしてリップオイル、リキッドライナー、プレストパウダーの3アイテムから限定色を発売する。ブランド公式サイトのほか、アットコスメトーキョー、ロフト、プラザで取り扱う。

高保湿とプランパー効果を兼ね備えるリップオイル“ちゅるリップランパー”(限定2色、各990円)からは、ブラウンカラー“SP04 ショコラフォンデュ”と、ピンクブラウンカラー“SP05 ラズベリーショコラ”の2色をラインアップする。チョコレートのような落ち着きのあるブラウンカラーが唇の血色感をキープ。トリートメントしながらのリップメイクをかなえる。

涙袋や目尻に輝きを仕込むリキッドライナー“うるみリキッドライナー”(限定、1089円)からは、シルバーカラーの“03 ナジミシルバー”が登場。大小のシルバーラメを高配合し、“潤んだ”目元を演出する。

マットタイプのハイライトとしてマルチに使用できるプレストパウダー“スポットメンテパウダー”(限定、1045円)からは、ピンクカラーの“SP01 ビハダピンク”が登場。肌に自然な血色感を与え、色ムラを補正する。涙袋や鼻の高さ出し、チークのぼかしなど細かい部分に使用でき、肌の赤みやくすみを整えながら立体感を演出する。

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1位は、花王「オーブ」が販売終了 30年の歴史に幕|週間アクセスランキング TOP10(1月4〜10日)

1位は、花王「オーブ」が販売終了 30年の歴史に幕|週間アクセスランキング TOP10(1月4日〜10日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、1月4日(木)〜1月10日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
花王「オーブ」が販売終了 30年の歴史に幕

01月10日公開 / 文・新関 瑠里

 花王のメイクアップブランド「オーブ(AUBE)」が、2024年8月末を目処に販売を終了する。3月から順次生産終了となる。

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- 2位 -
青学が箱根駅伝総合優勝 チーム支えた「アディダス」の“超軽量”かつ“超高額”シューズ

01月05日公開 / 文・美濃島 匡

 1月2、3日に行われた箱根駅伝は、青山学院大学の2年ぶり7度目の総合優勝で幕を閉じた。同チームで10人中6人が着用し、総合優勝をサポートしたのが「アディダス」だった。特に注目を集めたシューズは、2区の黒田朝日選手、3区の太田蒼生選手が着用した、“アディゼロ アディオス プロ エヴォ1(ADIZERO ADIOS PRO EVO 1)”だ。昨年9月のベルリンマラソンで、エチオピアのティギスト・アセファ選手が女子世界記録を樹立する際に履いたシューズでもある。

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- 3位 -
Number_iの平野紫耀が「YSL」のアジア アンバサダーに就任&新CM公開 「子どもの頃から憧れだった」

01月10日公開 / 文・戸松沙紀

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、以下YSL)」は1月9日、ブランドのアジア アンバサダーにNumber_iの平野紫耀を指名し、アイコンリップ“ルージュ ピュールクチュール”(全40色、各6050円)の新CM発表記者会見を開催した。登壇した平野はアンバサダー就任について「子どもの頃から憧れだった『YSL』。その世界観の中に僕が入れてとても光栄だ。クールでラグジュアリーなイメージが強かったので、それを僕なりに表現して皆さんにブランドの魅力を伝えられたらいいなと思っている」とコメントした。

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- 4位 -
【2024年バレンタイン】ローソンの「アンド バイ ロムアンド」がココア&いちごチョコのティントを限定発売

01月04日公開 / 文・WWD STAFF

 韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発しているコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド(&ND BY ROM&ND)」は1月9日、定番のリップティント“グラッシーボムティント”(各820円)から2024年のバレンタインデーに合わせたチョコレートカラー2色を全国のローソン店舗で数量限定発売する。

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- 5位 -
ベルベルジンにビンテージ「エルメス」が集結! 世界的コレクターのポップアップ

01月09日公開 / 文・三澤 和也

 東京・原宿の古着店「アンド ベルベルジン」は1月13日と14日、フランス在住のビンテージ「エルメス(HERMES)」コレクターであるカイサ(KAISA)のポップアップイベントを開催する。

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- 6位 -
「マリメッコ」のアイコン“ウニッコ”柄が誕生60周年 アニバーサリーコレクションが発売

01月05日公開 / 文・WWD STAFF

 フィンランド発の「マリメッコ(MARIMEKKO)」は、ブランドを象徴するプリントデザインであるウニッコ(ケシの花)の誕生60周年を記念し、アニバーサリーコレクションを発売する。ホームアイテムのほか、ウエアやバッグなど幅広いカテゴリーを用意する。1月中旬から順次販売を開始し、全国の店舗と各オンラインストアで取り扱う。

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- 7位 -
編集者・菅付雅信が見た篠山紀信 大判カメラで人も時代も「激写」

01月07日公開 / 文・菅付雅信

 菅付雅信グーテンベルクオーケストラ代表取締役は、写真家の篠山紀信と組み、現場をともにして数多くの写真を世の中に送り出してきた編集者の一人だ。写真家・篠山紀信との仕事やその裏側、ファッション写真との関係について寄稿した。

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- 8位 -
「アトモス」が“東京の夜遊び”をテーマに「アシックス」の別注スニーカーを発売

01月05日公開 / 文・WWD STAFF

 「アトモス(ATMOS)」は、「アシックス(ASICS)」のスニーカー“ゲルカヤノ14(GEL-KAYANO 14)“の別注モデル“アシックス ゲルカヤノ 14 アトモス”を発売する。価格は2万900円。サイズは23.0〜29.5cm。1月5日に「アトモス」公式オンラインで抽選受付を開始し、1月13日から「アトモス」一部店舗および公式オンラインで販売する。

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- 9位 -
Number_iの平野紫耀が「ルイ・ヴィトン」とパートナーシップを締結 ファンからは祝福の嵐

01月05日公開 / 文・WWD STAFF

 Number_iのメンバーの平野紫耀は、自身のインスタグラムで「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」とパートナーシップを結んだと発表した。

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- 10位 -
能登半島地震、世界的な合繊産地を直撃 テキスタイル生産にも影響か

01月04日公開 / 文・横山 泰明

 能登半島地震が直撃したエリアの一部は、世界的な合繊テキスタイル産地として知られており、テキスタイル供給にも影響を与える可能性がある。繊維メーカー最大手の東レは、自社工場だと石川工場(石川県能美市)と北陸支店のほか、創和テキスタイルや丸一繊維などの子会社・グループ会社を含めると、石川・新潟などの工場・オフィスの9拠点が震度5以上のエリアにあるが、「被害状況は確認中」という。

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ユーグレナがサティス製薬と日本ビューテック、ナユタを買収 化粧品ODM事業を中核に

ユーグレナはこのほど、ODMメーカーのサティス製薬と日本ビューテック、ナユタを買収すると発表した。サティス製薬の発行済全株式227万5000株、日本ビューテックの発行済全株式1万株を簡易株式交換で取得。ナユタは現金を対価として発行済全株式300株を300円で取得し、完全子会社化する。3社が有する化粧品に特化した研究・製品開発力と、ユーグレナが得意とするバイオテック企業としての基礎研究力と営業・マーケティング力を生かし、ヘルスケア事業に関連する取り組みを推進しグループ全体の成長を目指す。

3社は化粧品D2Cの新興企業から高い評価を受けており、800以上のブランドの立ち上げに携わり多数のヒット商品を生み出してきた。ユーグレナは、化粧品市場の中でも高い成長性が見込まれる「D2C×スタートアップ・小規模企業」のセグメントに特化した独自のポジションを形成する狙いから買収に至った。今後は化粧品ODM事業を同社のヘルスケア事業における中核として位置づけ、営業組織と連携した新規顧客探索や、R&D・ODM関連機能との連携を通じた製品開発機能の強化、ビジネスサービス機能・組織の効率化などを図り売り上げ拡大を図る。

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【2024年バレンタイン】高島屋は日本初上陸を含む100ブランド以上を用意 15分で完売した「ピーエル マルコリーニ」のアフタヌーンティーも

高島屋は、年に1度のバレンタインイベント「アムール・デュ・ショコラ」を1月19日から各店で順次開催する。今年は日本初上陸のブランドや世界で活躍するショコラティエによるショコラなど100ブランド以上をそろえる。公式オンラインストアでは、2月9日まで予約を受け付ける。

※「アムール・デュ・ショコラ」対象店
日本橋店/新宿店/横浜店/玉川店/柏店/大宮店/高崎店/岐阜店/大阪店/京都店/堺店、/泉北店/岡山店

「ピーエル マルコリーニ」のアフタヌーンティーが登場
昨年は15分で予約枠がソールドアウト

また昨年、新宿高島屋限定で初登場し、わずか15分で予約枠が埋まった「ピエール・マルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)」によるアフタヌーンティー(1人前/7700円)も、新メニューとともに登場する。今年は日本橋高島屋限定で、開催期間は1月24日から2月6日まで。予約サイトは1月16日18時にオープンする。

アフタヌーンティーは、ウェルカムティーのカカオハスクを焙煎したカカオティーから始まる。スイーツは、なめらかなプラリネとフィアンティーヌ、ヘーゼルナッツを組み合わせたチョコレートやフランボワーズが香るビターガナッシュ、タルト生地とオレンジリキュールを効かせたガナッシュを合わせたコンフィなどがそろう。そのほか、ベルギーの郷土料理、アンディーブのグラタンやトーストにスモークサーモンとモッツァレラチーズ、カカオパルプのドレッシングを組み合わせたブルスケッタなどが登場する。

ヴァンサン・ヴァレやイヴァン・シュヴァリエが来日
できたてを食べられる特別企画

ヴァンサン・ヴァレ×德永純司

今年は特別企画、「アムール デセール サロン」がスタートする。同イベントでは、国内外から招いた人気パティシエ・ショコラティエが限定メニューを目の前で用意してくれ、できたてを楽しむことができる。各日予約制で、日程によって来店するパティシエ、ショコラティエが異なる。1月24〜26日は、ワールドチョコレートマスターズ2015を制したヴァンサン・ヴァレ(Vincent Vallee)と2015年「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー(La Coupe du Monde de la Patisserie )」で準優勝し、現在は世界を股にかけて活躍する「エキリーブルー(EQUILIBRE)」のオーナーシェフ、德永純司のタッグによる限定メニュー“ラ・ローズ・ノワール”(1人前/8910円)が登場する。繊細なショコラの器に異なる食感のプラリネをつめ、やわらかいビスキュイとトロピカルなテイストのコンフィ、ムースを重ねてショコラでコーティングしている。

イヴァン・シュヴァリエ

2019年に28歳でフランス国家最優秀職人章(M.O.F、Meilleur Ouvrier de France)ショコラティエを取得したイヴァン・シュヴァリエ(Yvan Chevalier)は、1月27〜30日の期間で“マ・ブルターニュ〜イヴァンの幼少の思い出〜”(5500円)を振る舞う。イヴァンの故郷であるブルターニュを知ってもらうために考案した一品で、地元の豊かな味わいを詰め込んだ。

「ル・ショコラ・アラン・デュカス」

1月31日〜2月2日の期間は、フランス料理界の巨匠によるチョコレート専門店「ル・ショコラ・アラン・デュカス(LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE)」の“クープ・ショコラ・フレーズ・ココ”(4620円)が登場する。フワフワのココナッツのエスプーマの下に、イチゴやレモンゼストのコンフィ、クレームショコラ、ザクザク食感のショコラを隠した一品だ。

日本初上陸&高島屋限定のショコラブランド

「ジャド・ジュナン」

ジャック・ジュナン(Jacques Genin)の娘で元弁護士という異色の経歴を持つショコラティエが2022年にオープンしたショコラトリー「ジャド・ジュナン(JADE GENIN)」が日本初上陸。“ピラミドン”(15個入り/4752円)は、ルーブル美術館に着想してハーブや中東のスパイスなどを合わせたショコラを集めた。

「ボーマニエール」

「ボーマニエール(BAUMANIERE)」は、エリザベス女王などセレブも通う、南フランスのプロヴァンスの五つ星ホテルかつミシュラン三つ星レストランで、“地球の楽園”の異名を持つ。“コフレ ショコラ”(6個入り/3888円)は、ミントやハチミツなど、地元が誇る食材を使用している。

「ドルチェ・ネロ」

マオ・モンティエール(Mao Montiel)による「ドルチェ・ネロ(Dolcenero)」は、ショコラのみならず、デザートやアイスも提供する。サルバドール・ダリ(Salvador Dali)ら芸術家にインスパイアされたショコラをそろえる。アソートボックス(6個入り/3024円)は、同氏のこだわりを詰め込んだ卵型のショコラで、マンゴーやライスプディング、ココナッツ、メキシコのお酒であるメスカルなど、個性が光るフレーバーをそろえた。

規格外のフルーツを生かしたサステナブルショコラ
「トシ・ヨロイヅカ」などと共同開発

昨年に引き続き、サステナブルにフォーカスしたショコラもラインアップ。今年は、産業インフラや社会インフラを中心に事業を手掛ける千代田組と協業した。品質や味に問題がなくとも、小さな傷や不ぞろいな見た目が理由で出荷されずに廃棄されてしまうフルーツに着目し、ピューレに生まれ変わらせることでフードロス削減を目指した。今回は、これに賛同したショコラティエや人気ブランドと共同開発した限定商品をそろえる。「トシ・ヨロイヅカ(TOSHI YOROIZUKA )」は、新食感の生チョコレート“ソフティショコラSDGs”(4個入り/2401円)を用意した。シャインマスカットや川中島桃、ブラッドオレンジ、ラ・フランスとカカオをマリアージュしている。

そのほか、「エキリーブル(EQUILIBRE)」のラ・フランスやブルーベリーなどのフルーツを使ったガナッシュを集めた“フリュイシャンパーニュ”(6個入り/5476円)や「モンサンクレール(MONT ST. CLAIR)」のヘーゼルナッツのプラリネガナッシュとブラッドオレンジピューレを融合した“ショコラ オランジュ サンギーヌ”(1枚/2160円)、「シルスマリア(SILSMARIA)」が長野県の高級ブドウ品種、ナガノパープルを使った “ナガノパープル生チョコレート”(20個入り/2268円)などをそろえる。

巨匠たちの渾身の1粒が集う
アソートボックスなど注目ショコラ

「オー ラ・ラ」

南アフリカから初上陸する「オー ラ・ラ(OOH LA LA)」は、世界中を旅してグルメを探求してきたカレン・シュナイドが創設したブランド。“ペブルアソート”(約150g入り/2376円)は、キャラメライズしたアーモンドとホワイトチョコでコーティングしたペカンナッツ、ミルクチョコでコーティングしたヘーゼルナッツを楽しめるアソート。

スペシャルコラボレーションボックス

“スペシャルコラボレーションボックス 2024”(6個入り/3294円)は実力派ショコラティエ6人の技と個性を集めたボックス。参加ブランドは、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」と「ジャック・ジュナン(JACQUES GENIN)」「ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)」「ヴァンサン・ヴァレ(VINCENT VALLEE)」「ファブリス・ジロット(FABRICE GILLOTTE)」「ジュリアン・デシュノ(JULIEN DECHENAUD)」。

「ジェック・ジュナン」

「ジェック・ジュナン」からは、ライム&ペッパーなどの新作ガナッシュ3種類にプラリネ6種を加えた、計9種のスペシャルアソートを用意する。日本ではこの時期しか手に入らないセットだ。そのほか、高島屋限定で8種全てが新作のアソート“ヌーヴォーセレクション”(8個入り/4860円)を販売する。

「パトリック・ロジェ」

「パトリック・ロジェ((PATRICK ROGER)」は、ブランドの真髄を集結したアソート“ロシェ”(16個入り/8748 円)のほか、M.O.Fを取得した際に創作した、ライムやラベンダーハチミツ、ピーチのキャラメルをチョコレートでコーティングした“ドーム アソート”(9個入り/8856円)を高島屋限定で用意した。

「ファブリス・ジロット」

フランスの人間国宝とも称されるファブリス・ジロット(Fabrice Gillotte)は、世界中から厳選した素材とのハーモニーを味わえるプラリネとガナッシュをコーティングしたショコラを集めた、高島屋限定アソート“コフレ ブルー”(14個入り/5940円)と塩バターキャラメルやプラリネをコーティングした“ピュア”(約140g/5940円)を用意した。

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【2024年バレンタイン】高島屋は日本初上陸を含む100ブランド以上を用意 15分で完売した「ピーエル マルコリーニ」のアフタヌーンティーも

高島屋は、年に1度のバレンタインイベント「アムール・デュ・ショコラ」を1月19日から各店で順次開催する。今年は日本初上陸のブランドや世界で活躍するショコラティエによるショコラなど100ブランド以上をそろえる。公式オンラインストアでは、2月9日まで予約を受け付ける。

※「アムール・デュ・ショコラ」対象店
日本橋店/新宿店/横浜店/玉川店/柏店/大宮店/高崎店/岐阜店/大阪店/京都店/堺店、/泉北店/岡山店

「ピーエル マルコリーニ」のアフタヌーンティーが登場
昨年は15分で予約枠がソールドアウト

また昨年、新宿高島屋限定で初登場し、わずか15分で予約枠が埋まった「ピエール・マルコリーニ(PIERRE MARCOLINI)」によるアフタヌーンティー(1人前/7700円)も、新メニューとともに登場する。今年は日本橋高島屋限定で、開催期間は1月24日から2月6日まで。予約サイトは1月16日18時にオープンする。

アフタヌーンティーは、ウェルカムティーのカカオハスクを焙煎したカカオティーから始まる。スイーツは、なめらかなプラリネとフィアンティーヌ、ヘーゼルナッツを組み合わせたチョコレートやフランボワーズが香るビターガナッシュ、タルト生地とオレンジリキュールを効かせたガナッシュを合わせたコンフィなどがそろう。そのほか、ベルギーの郷土料理、アンディーブのグラタンやトーストにスモークサーモンとモッツァレラチーズ、カカオパルプのドレッシングを組み合わせたブルスケッタなどが登場する。

ヴァンサン・ヴァレやイヴァン・シュヴァリエが来日
できたてを食べられる特別企画

ヴァンサン・ヴァレ×德永純司

今年は特別企画、「アムール デセール サロン」がスタートする。同イベントでは、国内外から招いた人気パティシエ・ショコラティエが限定メニューを目の前で用意してくれ、できたてを楽しむことができる。各日予約制で、日程によって来店するパティシエ、ショコラティエが異なる。1月24〜26日は、ワールドチョコレートマスターズ2015を制したヴァンサン・ヴァレ(Vincent Vallee)と2015年「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー(La Coupe du Monde de la Patisserie )」で準優勝し、現在は世界を股にかけて活躍する「エキリーブルー(EQUILIBRE)」のオーナーシェフ、德永純司のタッグによる限定メニュー“ラ・ローズ・ノワール”(1人前/8910円)が登場する。繊細なショコラの器に異なる食感のプラリネをつめ、やわらかいビスキュイとトロピカルなテイストのコンフィ、ムースを重ねてショコラでコーティングしている。

イヴァン・シュヴァリエ

2019年に28歳でフランス国家最優秀職人章(M.O.F、Meilleur Ouvrier de France)ショコラティエを取得したイヴァン・シュヴァリエ(Yvan Chevalier)は、1月27〜30日の期間で“マ・ブルターニュ〜イヴァンの幼少の思い出〜”(5500円)を振る舞う。イヴァンの故郷であるブルターニュを知ってもらうために考案した一品で、地元の豊かな味わいを詰め込んだ。

「ル・ショコラ・アラン・デュカス」

1月31日〜2月2日の期間は、フランス料理界の巨匠によるチョコレート専門店「ル・ショコラ・アラン・デュカス(LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE)」の“クープ・ショコラ・フレーズ・ココ”(4620円)が登場する。フワフワのココナッツのエスプーマの下に、イチゴやレモンゼストのコンフィ、クレームショコラ、ザクザク食感のショコラを隠した一品だ。

日本初上陸&高島屋限定のショコラブランド

「ジャド・ジュナン」

ジャック・ジュナン(Jacques Genin)の娘で元弁護士という異色の経歴を持つショコラティエが2022年にオープンしたショコラトリー「ジャド・ジュナン(JADE GENIN)」が日本初上陸。“ピラミドン”(15個入り/4752円)は、ルーブル美術館に着想してハーブや中東のスパイスなどを合わせたショコラを集めた。

「ボーマニエール」

「ボーマニエール(BAUMANIERE)」は、エリザベス女王などセレブも通う、南フランスのプロヴァンスの五つ星ホテルかつミシュラン三つ星レストランで、“地球の楽園”の異名を持つ。“コフレ ショコラ”(6個入り/3888円)は、ミントやハチミツなど、地元が誇る食材を使用している。

「ドルチェ・ネロ」

マオ・モンティエール(Mao Montiel)による「ドルチェ・ネロ(Dolcenero)」は、ショコラのみならず、デザートやアイスも提供する。サルバドール・ダリ(Salvador Dali)ら芸術家にインスパイアされたショコラをそろえる。アソートボックス(6個入り/3024円)は、同氏のこだわりを詰め込んだ卵型のショコラで、マンゴーやライスプディング、ココナッツ、メキシコのお酒であるメスカルなど、個性が光るフレーバーをそろえた。

規格外のフルーツを生かしたサステナブルショコラ
「トシ・ヨロイヅカ」などと共同開発

昨年に引き続き、サステナブルにフォーカスしたショコラもラインアップ。今年は、産業インフラや社会インフラを中心に事業を手掛ける千代田組と協業した。品質や味に問題がなくとも、小さな傷や不ぞろいな見た目が理由で出荷されずに廃棄されてしまうフルーツに着目し、ピューレに生まれ変わらせることでフードロス削減を目指した。今回は、これに賛同したショコラティエや人気ブランドと共同開発した限定商品をそろえる。「トシ・ヨロイヅカ(TOSHI YOROIZUKA )」は、新食感の生チョコレート“ソフティショコラSDGs”(4個入り/2401円)を用意した。シャインマスカットや川中島桃、ブラッドオレンジ、ラ・フランスとカカオをマリアージュしている。

そのほか、「エキリーブル(EQUILIBRE)」のラ・フランスやブルーベリーなどのフルーツを使ったガナッシュを集めた“フリュイシャンパーニュ”(6個入り/5476円)や「モンサンクレール(MONT ST. CLAIR)」のヘーゼルナッツのプラリネガナッシュとブラッドオレンジピューレを融合した“ショコラ オランジュ サンギーヌ”(1枚/2160円)、「シルスマリア(SILSMARIA)」が長野県の高級ブドウ品種、ナガノパープルを使った “ナガノパープル生チョコレート”(20個入り/2268円)などをそろえる。

巨匠たちの渾身の1粒が集う
アソートボックスなど注目ショコラ

「オー ラ・ラ」

南アフリカから初上陸する「オー ラ・ラ(OOH LA LA)」は、世界中を旅してグルメを探求してきたカレン・シュナイドが創設したブランド。“ペブルアソート”(約150g入り/2376円)は、キャラメライズしたアーモンドとホワイトチョコでコーティングしたペカンナッツ、ミルクチョコでコーティングしたヘーゼルナッツを楽しめるアソート。

スペシャルコラボレーションボックス

“スペシャルコラボレーションボックス 2024”(6個入り/3294円)は実力派ショコラティエ6人の技と個性を集めたボックス。参加ブランドは、「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」と「ジャック・ジュナン(JACQUES GENIN)」「ラ・メゾン・デュ・ショコラ(LA MAISON DU CHOCOLAT)」「ヴァンサン・ヴァレ(VINCENT VALLEE)」「ファブリス・ジロット(FABRICE GILLOTTE)」「ジュリアン・デシュノ(JULIEN DECHENAUD)」。

「ジェック・ジュナン」

「ジェック・ジュナン」からは、ライム&ペッパーなどの新作ガナッシュ3種類にプラリネ6種を加えた、計9種のスペシャルアソートを用意する。日本ではこの時期しか手に入らないセットだ。そのほか、高島屋限定で8種全てが新作のアソート“ヌーヴォーセレクション”(8個入り/4860円)を販売する。

「パトリック・ロジェ」

「パトリック・ロジェ((PATRICK ROGER)」は、ブランドの真髄を集結したアソート“ロシェ”(16個入り/8748 円)のほか、M.O.Fを取得した際に創作した、ライムやラベンダーハチミツ、ピーチのキャラメルをチョコレートでコーティングした“ドーム アソート”(9個入り/8856円)を高島屋限定で用意した。

「ファブリス・ジロット」

フランスの人間国宝とも称されるファブリス・ジロット(Fabrice Gillotte)は、世界中から厳選した素材とのハーモニーを味わえるプラリネとガナッシュをコーティングしたショコラを集めた、高島屋限定アソート“コフレ ブルー”(14個入り/5940円)と塩バターキャラメルやプラリネをコーティングした“ピュア”(約140g/5940円)を用意した。

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「CBDは危険薬物だと思っていた」 大阪府警捜査一課の元スゴ腕刑事がつくるCBDブランド

吉村文男/オズジャパン株式会社代表取締役社長(写真左)

PROFILE:(よしむら・ふみお)1965年大阪府生まれ。84年に大阪府警に採用され、約30年奉職する。最終的に警部補に昇任し、凶悪犯捜査の指揮にあたった。2017年大阪府警部を最後に50歳の節目で退官し、同年10月に企業の危機管理コンサルティングを行うディフェンスカンパニーを設立。CBDの可能性に気づき、CBDビジネスをスタートすることを決意する。22年12月、ウェルネス事業に特化したオズジャパンを設立。ちょうど1年後の23年12月、CBDブランド「『凪』ナギ.ウェルネス」を発表した

城野靖也/オズジャパン株式会社取締役副社長

PROFILE:(じょうの・やすなり)1965年大阪府生まれ。セフォラ AAP ジャパンのセフォラ心斎橋店ストアディレクターや、サマンサタバサジャパンリミテッドのブランド長兼海外事業担当などを経て、2011年にファッション業界や小売業界、消費財メーカーを中心に人材紹介を行うザ・フォースウエイブを設立。現在も代表取締役を務める。小学校時代の同級生である吉村社長から誘いを受け、22年12月にオズジャパンに参加した

日本のCBD市場は近年活況で、ビューティ企業が次々にCBD配合のスキンケアやウェルネスグッズを発売するほか、CBDブランドを始める企業も増えている。若い世代を中心にCBDに対する理解が進む一方で、世間では“CBD=違法薬物の大麻”という誤った認識が根強い。そんなCBDのネガティブイメージに真っ向から挑むのが、オズジャパン(OZJAPAN)を立ち上げ、2023年12月にオリジナルCBDブランド「『凪』ナギ.ウェルネス(NAGI.WELLNESS)」をスタートした吉村文男社長だ。

元敏腕刑事のセカンドキャリア

吉村社長がブランドを始動するまでの道のりは長い。大阪府出身の吉村社長は、大阪府警察本部刑事部で捜査第一課に所属し、殺人事件などの凶悪犯事件に取り組んだ異色の経歴を持つ人物。警察署時代の5年間には、大阪府下の62警察署の中で常に検挙率1位という実績を収め、個人で「警察本部長賞」や「警察本部長賞詞」などを受賞するほど、「悪いやつを捕まえるのが生きがいだった」と話す。ただ、「人のために役立つことがしたい」との思いで警察に就職したものの、組織の巨大さゆえに、市民から相談を受けたとしても実際に犯罪が発生するまでは動き出せないジレンマがあったという。50歳になったころ「もう一度自分のやりたいことにチャレンジしよう」と一念発起し、企業の危機管理専門のコンサルティング会社であるディフェンスカンパニーを2017年に設立した。

約30年の警察人生で培った知識をもとに、弁護士や会計士などの専門家を含めたチームを組み、“お助けマン”として企業トラブルに向き合う中、「タイ人の理学博士が、高品質なCBDを日本に輸出したがっている」とクライアントから偶然舞い込んできたのがCBDの話だった。当初は知識もなく、「大麻なんて危険だ!」と警戒したが、調べていくうちに精神疾患や皮膚疾患などに有効であり、副作用もないと知った。「刑事時代、重度のうつ病患者の自殺現場に立ち会うことが多かった。CBDなら人の命を救えるかもしれないと考えた」。吉村社長は22年、チェンマイ大学で有機化学の理学博士号を取得し、現在はカセサート大学に所属するウィーラチャイ・フッドターウォング(Weerachai Phutdhawong)理学博士をパートナーに、小学生時代からの親友で輸入販売のノウハウをもつ城野靖也を副社長に迎え、ウェルネスに特化したオズジャパンを始動した。

濃度より純度

23年12月に発売した“CBDオイル”(濃度10%が9500円、濃度30%が1万9000円)では、製造過程で違法成分が混入しないことを何よりも重視し、99.9%に近い純度を確保する。「安心・安全な商品をつくるには濃度より純度が大切」。吉村社長のこの姿勢は当然のことのように思われるかもしれないが、大麻取締法によって産業用大麻の栽培を制限してきた日本は、CBDの入手を外国からの輸入に頼るしかなく、海外工場は生産過程でCBDのみが抽出されているかどうかを確認するのは非常に困難だ。

そもそもCBDは「カンナビジオール(cannabidiol)」の略称で、植物の大麻草が含む成分「カンナビノイド」の一つだ。世界保健機構(WHO)や世界ドーピング防止機構(WADA)もその安全性と有効性を認めている。100種類以上あるとされる「カンナビノイド」の中ではCBDのみが規制の対象から外れており、規制対象の例としてマリファナの主原料成分「テトラヒドロカンナビノール(tetrahydrocannabinol=THC)」がある。

吉村社長いわく、「CBDが取れるのは大麻草の種と茎だけ。加えて『1キロのCBDを生産するには大麻草が2トン必要』と言われるほどわずかな量にしかならないため、違法成分を含む葉などを使用し、かさ増ししている業者も多い」。吉村社長のビジネスパートナーであるウィーラチャイ博士が管理する工場では、大麻草の枝打ちを行い、茎だけになった状態で抽出機に投入する。安全性を担保するため「近々、タイに行って全過程を学ぶために修行するつもり」と吉村社長は意欲を見せる。

CBDを一過性のブームで終わらせない

リリースしたばかりの“CBDオイル”を引っ提げ、現在は自社オンラインECサイト以外の販路拡大に奔走し、大手百貨店などと商談を進めている。「CBDは単なるブームでなく今後も社会に残っていくべき成分」と信じる城野副社長。

とはいえ、日本社会ではCBDに対する理解度がまだまだ高くない。吉村社長は、「日本のマスコミはこれまで、合法成分のCBDとマリファナの主原料になる違法成分THCを一口に“大麻”として報道してきた。“大麻グミ”などによってついたネガティブイメージをCBD業界全体で払拭する必要がある」と話す。そのためにも自身の元刑事という経歴を明かして、メディア取材を受けることにしたという。「最初はメディアに登場することに抵抗感があったが、違法薬物を摘発する立場だった元刑事の自分がCBDのメリットを伝えることで、世間のネガティブイメージを解消できるかもしれないと考え直した」。

今後はフェイスクリームやシャンプーなどの企画や開発にも併せて取り組む。吉村社長の“人助け”人生第2章は始まったばかりだ。

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お宝ざくざく! ギョーカイ歴58年の長嶋さん家でMADE IN USAハント

シューズプロデューサーの長嶋正樹さん(78歳)は、業界歴58年の大ベテランだ。靴のセレクトショップ、トレーディングポストや「山長」(現「三陽山長」)を立ち上げたことで知られる。そんな長嶋さんの私物が、東京・雪ヶ谷のセレクトショップ「ボールバンド」に並ぶと知ったのは昨年秋のことだ。資料として買い集めた各ブランドの貴重なアーカイブが含まれることもあり、「並べたとたんに売れるものもあった」という。

これまで2回の放出がなされたのだが、日々の雑事に追われて訪問できずにいた……。そこで神奈川県三浦市にある長嶋さんの自宅にお邪魔し、これから出品される(かもしれない)服や靴を見せてもらった。

「ポロ ラルフ ローレン」

レザージャケット

「ポロ ラルフ ローレン」のレザージャケット

服は、ほとんど「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」です(笑)。こちらは、1990年代はじめに米国で約300ドルで購入したレザージャケット。素材は柔らかなシープスキンで、フライトジャケット型なんですが、あれこれ装飾を排したシンプルなデザインだから普段も着られます。タートルネックニット、ジーンズとコーディネートすることが多いですね。

ツイードジャケット

「ポロ ラルフ ローレン」のツイードジャケット

80年代の終わりごろ、NYの百貨店ブルーミングデールズで買ったツイードジャケットです。少し大きめだったので、帰国後に着丈や袖丈、肩幅を調整しました。厚手のため、下にニットを着れば冬でもコートなしで過ごせます。

コーデュロイジャケット

「ポロ ラルフ ローレン」のコーデュロイジャケット

レザーのエルボーパッチが付いていたり、上襟にチンストラップが設定してあったりと、アウトドアムード満点なディテールが気に入っています。展示会で着ていたら、服飾評論家の遠山周平さんにも褒められました(笑)。

エンブレム付きジャケット

「ポロ ラルフ ローレン」のエンブレム付きジャケット

アンコン(一枚仕立て)のコットンジャケットです。エンブレムや金ボタンは自分で付けました。王道的に、ボタンダウンシャツとチノパンを合わせています。

チェック柄ジャケット

「ポロ ラルフ ローレン」のチェック柄ジャケット

同じく軽めのアンコンジャケット。ただ、こちらはもともと胸にエンブレムが付いていて、ちょっと大きくて主張するため外しました(笑)。アマノジャクですみません……。

エンブロイダリーパンツ

「ポロ ラルフ ローレン」のエンブロイダリーパンツ

エンブロイダリーパンツも「ポロ ラルフ ローレン」。犬好きなので、刺しゅうのモチーフでも選びがちです(笑)。

「ダブル アール エル」のキャップ

「ダブル アール エル」のキャップ

80年代後半に買った「ダブル アール エル(RRL)」のデニム製キャップです。今では貴重なMADE IN USA。キャップは主に犬の散歩のときにかぶっていて、15個くらい持っています。

「コンバース」の“ジャックパーセル”

米国のアンティークショップでデッドストックで購入した、70年代の“ジャックパーセル”です。事業売却間もないころの商品のようで、インソールに「コンバース(CONVERSE)」と「ピーエフフライヤーズ(PF-FLYERS)」のロゴが並ぶ珍品です。フォームも現行品とは異なり、全体的に細いですよね。

「アディダス」の“タバコ”

「アディダス」の“タバコ”

「アディダス(ADIDAS)」の“タバコ”は希少なフランス製。かつては月に6回渡航したこともある“根なし草”で(笑)、唯一の楽しみが土日のアンティークショップ巡りでした。これも出張先で見つけて自分用に買ったもののサイズが少し小さくて……、コレクション用になりました。

「ボールバンド」のスニーカー

「ボールバンド」のスニーカー

2010年に、1891年創業の米国のシューズブランド「ボールバンド(BALL BAND)」の日本における商標権を取得してビジネスを行っているんですが、これは1990年代はじめに米国で買った60年代製(MADE IN USA)のオリジナル。当時は自分が「ボールバンド」のシューズを作るとは夢にも思わず、不思議な縁を感じる1足です。

「アレン エドモンズ」の革靴

「アレン エドモンズ」の革靴

米国のレザーシューズブランド「アレン エドモンズ(ALLEN EDMONDS)」のサドルシューズ“ポロ”です。ガラスレザー製でMADE IN USA。僕が創業したトレーディングポストで輸入代理店を務めていた関係で、95年ごろに手に入れました。

「ジョンストン&マーフィー」の革靴

「ジョンストン&マーフィー」の革靴

米国の革靴ブランド「ジョンストン&マーフィー(JOHNSTON & MURPHY)」のタッセルローファーもMADE IN USA。アシックスの仕事をしていた83年にウオーキングシューズブランド「ペダラ(PEDALA)」をローンチしたんですが、赤坂プリンスホテルでパーティーを行いました。映画監督で洒落者でもある伊丹十三さんにも登壇いただき、こちらはそのときにおろした1足です。手元に残るのは、やはり思い入れのあるものばかりですね。

デコイ

デコイ

カナダ人アーティストが作った“デコイ”(狩猟で、おとりに使う鳥の模型)です。僕はインテリアとしてコレクションしています。

長嶋シューズプロデューサーから朗報 次回放出は春ごろ?

「暖かくなったころに、コットンニットやスエット、ポロシャツを中心に春夏物の出品を予定しています。詳細は、『ボールバンド』の公式インスタグラムでアナウンスします」とのこと。

PHOTOS : NORIHITO SUZUKI

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お宝ざくざく! ギョーカイ歴58年の長嶋さん家でMADE IN USAハント

シューズプロデューサーの長嶋正樹さん(78歳)は、業界歴58年の大ベテランだ。靴のセレクトショップ、トレーディングポストや「山長」(現「三陽山長」)を立ち上げたことで知られる。そんな長嶋さんの私物が、東京・雪ヶ谷のセレクトショップ「ボールバンド」に並ぶと知ったのは昨年秋のことだ。資料として買い集めた各ブランドの貴重なアーカイブが含まれることもあり、「並べたとたんに売れるものもあった」という。

これまで2回の放出がなされたのだが、日々の雑事に追われて訪問できずにいた……。そこで神奈川県三浦市にある長嶋さんの自宅にお邪魔し、これから出品される(かもしれない)服や靴を見せてもらった。

「ポロ ラルフ ローレン」

レザージャケット

「ポロ ラルフ ローレン」のレザージャケット

服は、ほとんど「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」です(笑)。こちらは、1990年代はじめに米国で約300ドルで購入したレザージャケット。素材は柔らかなシープスキンで、フライトジャケット型なんですが、あれこれ装飾を排したシンプルなデザインだから普段も着られます。タートルネックニット、ジーンズとコーディネートすることが多いですね。

ツイードジャケット

「ポロ ラルフ ローレン」のツイードジャケット

80年代の終わりごろ、NYの百貨店ブルーミングデールズで買ったツイードジャケットです。少し大きめだったので、帰国後に着丈や袖丈、肩幅を調整しました。厚手のため、下にニットを着れば冬でもコートなしで過ごせます。

コーデュロイジャケット

「ポロ ラルフ ローレン」のコーデュロイジャケット

レザーのエルボーパッチが付いていたり、上襟にチンストラップが設定してあったりと、アウトドアムード満点なディテールが気に入っています。展示会で着ていたら、服飾評論家の遠山周平さんにも褒められました(笑)。

エンブレム付きジャケット

「ポロ ラルフ ローレン」のエンブレム付きジャケット

アンコン(一枚仕立て)のコットンジャケットです。エンブレムや金ボタンは自分で付けました。王道的に、ボタンダウンシャツとチノパンを合わせています。

チェック柄ジャケット

「ポロ ラルフ ローレン」のチェック柄ジャケット

同じく軽めのアンコンジャケット。ただ、こちらはもともと胸にエンブレムが付いていて、ちょっと大きくて主張するため外しました(笑)。アマノジャクですみません……。

エンブロイダリーパンツ

「ポロ ラルフ ローレン」のエンブロイダリーパンツ

エンブロイダリーパンツも「ポロ ラルフ ローレン」。犬好きなので、刺しゅうのモチーフでも選びがちです(笑)。

「ダブル アール エル」のキャップ

「ダブル アール エル」のキャップ

80年代後半に買った「ダブル アール エル(RRL)」のデニム製キャップです。今では貴重なMADE IN USA。キャップは主に犬の散歩のときにかぶっていて、15個くらい持っています。

「コンバース」の“ジャックパーセル”

米国のアンティークショップでデッドストックで購入した、70年代の“ジャックパーセル”です。事業売却間もないころの商品のようで、インソールに「コンバース(CONVERSE)」と「ピーエフフライヤーズ(PF-FLYERS)」のロゴが並ぶ珍品です。フォームも現行品とは異なり、全体的に細いですよね。

「アディダス」の“タバコ”

「アディダス」の“タバコ”

「アディダス(ADIDAS)」の“タバコ”は希少なフランス製。かつては月に6回渡航したこともある“根なし草”で(笑)、唯一の楽しみが土日のアンティークショップ巡りでした。これも出張先で見つけて自分用に買ったもののサイズが少し小さくて……、コレクション用になりました。

「ボールバンド」のスニーカー

「ボールバンド」のスニーカー

2010年に、1891年創業の米国のシューズブランド「ボールバンド(BALL BAND)」の日本における商標権を取得してビジネスを行っているんですが、これは1990年代はじめに米国で買った60年代製(MADE IN USA)のオリジナル。当時は自分が「ボールバンド」のシューズを作るとは夢にも思わず、不思議な縁を感じる1足です。

「アレン エドモンズ」の革靴

「アレン エドモンズ」の革靴

米国のレザーシューズブランド「アレン エドモンズ(ALLEN EDMONDS)」のサドルシューズ“ポロ”です。ガラスレザー製でMADE IN USA。僕が創業したトレーディングポストで輸入代理店を務めていた関係で、95年ごろに手に入れました。

「ジョンストン&マーフィー」の革靴

「ジョンストン&マーフィー」の革靴

米国の革靴ブランド「ジョンストン&マーフィー(JOHNSTON & MURPHY)」のタッセルローファーもMADE IN USA。アシックスの仕事をしていた83年にウオーキングシューズブランド「ペダラ(PEDALA)」をローンチしたんですが、赤坂プリンスホテルでパーティーを行いました。映画監督で洒落者でもある伊丹十三さんにも登壇いただき、こちらはそのときにおろした1足です。手元に残るのは、やはり思い入れのあるものばかりですね。

デコイ

デコイ

カナダ人アーティストが作った“デコイ”(狩猟で、おとりに使う鳥の模型)です。僕はインテリアとしてコレクションしています。

長嶋シューズプロデューサーから朗報 次回放出は春ごろ?

「暖かくなったころに、コットンニットやスエット、ポロシャツを中心に春夏物の出品を予定しています。詳細は、『ボールバンド』の公式インスタグラムでアナウンスします」とのこと。

PHOTOS : NORIHITO SUZUKI

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「カルバン・クライン」の下着広告が大バズり 俳優ジェレミー・アレン・ホワイトで18億円のインパクト

「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」が1月4日(現地時間)に公開した男性向け下着の広告がSNS上で大バズりしている。

俳優のジェレミー・アレン・ホワイト(Jeremy Allen White)を起用し、写真家のマート・アラス(Mert Alas)が撮影を、ファッション編集者のエマニュエル・アルト(Emmanuelle Alt)がスタイリングを手がけた。ホワイトは広告の中で、「カルバン・クライン」2024年春のアンダーウエアコレクションを着用している。引き締まった身体にジーンズや下着のみというスタイリングは、同ブランドの90年代の広告を思わせる。

メディア効果計測ツールを手掛けるローンチメトリックス(LAUNCHMETRICS)によると、同広告は公開後48時間以内に、1270万ドル(約18億円)相当のメディアインパクトをもたらしたという。「カルバン・クライン」はブランド単体で300万ドル(約4億3000万円)相当の価値を創出。インスタグラムの投稿は85万9000ドル(約1億2000万円)相当のインパクトを生み、140万以上の「いいね」数を稼いでいる。

ホワイトの名前は5日、X(旧Twitter)のトレンドワードランキング1位を獲得したほか、同ブランドがTikTokに投稿した初のキャンペーン動画は現在、450万以上の再生数を記録している。

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「ドクター365」がUVカットとスキンケアを同時にかなえる日中用美容液を発売

スキンケア研究家・コメンテーターとして活躍する三上大進がプロデュースするスキンケアブランド「ドクター365(dr365)」は2月20日、UVカットをかなえる日中用美容液“V.C. UVデイエッセンス”[SPF50+・PA++++](30g、3630円※定期購入は3520円)を発売する。

同商品は、日焼け止め効果とスキンケア効果を兼ね備える日中用美容液。美容液成分を約88%配合し、紫外線から肌を守りながら肌荒れやハリ・弾力をケアする。2種のビタミンが乾燥による過剰な皮脂の分泌を防ぎ、毛穴の詰まりや開きを抑えて“毛穴レス”な透明感のある肌に導く。体温で溶けてなじむ美容液のようなテクスチャーで、アルコールや合成香料・着色料、石油由来界面活性剤などを使用しない「8つのフリー処方」を採用する。

なお、唇の乾燥ダメージをケアするリップマスク“V.C.モイストリップマスク”(15g、2970円)を3月5日に発売する。4種のビタミンが唇の縦ジワや皮むけトラブルにアプローチ。ヒアルロン酸が唇に潤いとハリと与え、ふっくらとした印象の美しい唇に整える。ストレス緩和や安眠効果が期待できるベルガモットの香りに仕上げた。

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「ドクター365」がUVカットとスキンケアを同時にかなえる日中用美容液を発売

スキンケア研究家・コメンテーターとして活躍する三上大進がプロデュースするスキンケアブランド「ドクター365(dr365)」は2月20日、UVカットをかなえる日中用美容液“V.C. UVデイエッセンス”[SPF50+・PA++++](30g、3630円※定期購入は3520円)を発売する。

同商品は、日焼け止め効果とスキンケア効果を兼ね備える日中用美容液。美容液成分を約88%配合し、紫外線から肌を守りながら肌荒れやハリ・弾力をケアする。2種のビタミンが乾燥による過剰な皮脂の分泌を防ぎ、毛穴の詰まりや開きを抑えて“毛穴レス”な透明感のある肌に導く。体温で溶けてなじむ美容液のようなテクスチャーで、アルコールや合成香料・着色料、石油由来界面活性剤などを使用しない「8つのフリー処方」を採用する。

なお、唇の乾燥ダメージをケアするリップマスク“V.C.モイストリップマスク”(15g、2970円)を3月5日に発売する。4種のビタミンが唇の縦ジワや皮むけトラブルにアプローチ。ヒアルロン酸が唇に潤いとハリと与え、ふっくらとした印象の美しい唇に整える。ストレス緩和や安眠効果が期待できるベルガモットの香りに仕上げた。

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良品計画23年9〜11月期、値上げ効いて収益性改善 営業利益2.7倍  

「無印良品」を手掛ける良品計画の2023年9〜11月期は、新店出店による増収効果と国内の値上げによって、大幅な増収増益となった。売上高に相当する営業収益は前年同期比19.0%増の1629億円、営業利益は前年同期の2.7倍の138億円(営業利益率8.5%)。

国内事業の既存店売上高は、3カ月累計で前年同期比12.7%増。「無印良品週間」が寄与したといい、衣服・雑貨カテゴリーに限れば同8.6%増だった。刷新したスキンケア商品も好調だったという。また、郊外の生活圏中心に28店を新規出店(純増数25)したことが増収につながった。ロックダウンからの反動により、国内に次ぐ重要市場である中国も好調。

国内既存店の3カ月間の客数は同3.7%減。減った客数を客単価(同17.0%増)で取り返している。「半年間でどれだけ客の戻りがあるかというデータで見ると、実際の客数はそこまで減っていない。各地に出店していることで、客が分散しているということもある」と堂前宣夫 社長。

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良品計画23年9〜11月期、値上げ効いて収益性改善 営業利益2.7倍  

「無印良品」を手掛ける良品計画の2023年9〜11月期は、新店出店による増収効果と国内の値上げによって、大幅な増収増益となった。売上高に相当する営業収益は前年同期比19.0%増の1629億円、営業利益は前年同期の2.7倍の138億円(営業利益率8.5%)。

国内事業の既存店売上高は、3カ月累計で前年同期比12.7%増。「無印良品週間」が寄与したといい、衣服・雑貨カテゴリーに限れば同8.6%増だった。刷新したスキンケア商品も好調だったという。また、郊外の生活圏中心に28店を新規出店(純増数25)したことが増収につながった。ロックダウンからの反動により、国内に次ぐ重要市場である中国も好調。

国内既存店の3カ月間の客数は同3.7%減。減った客数を客単価(同17.0%増)で取り返している。「半年間でどれだけ客の戻りがあるかというデータで見ると、実際の客数はそこまで減っていない。各地に出店していることで、客が分散しているということもある」と堂前宣夫 社長。

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ピース又吉直樹がファッションブランドを立ち上げた理由 第1弾はパジャマ

PROFILE: 又吉直樹/お笑い芸人・作家

又吉直樹/お笑い芸人・作家

PROFILE: (またよし・なおき)1980年、大阪府寝屋川市生まれ。2003年にお笑いコンビ「ピース」を結成。10年「キングオブコント2010」準優勝、同年「M-1グランプリ2010」4位、11年「第11回ビートたけしのエンターテインメント賞」日本芸能大賞を受賞。15年「火花」で芥川賞を受賞し、同年「GQ メン・オブ・ザ・イヤー」に選出される。YouTubeチャンネル「渦」やオフィシャルコミュニティ「月と散文」では又吉の頭の中を除くことができる PHOTO:KAZUSHI TOYOTA

ピースの又吉直樹が、ファッションブランド「水流舎(つるしゃ)」を立ち上げた。第1弾は、街着としても着用できるパジャマを、2月に東京と大阪で開催するポップアップストアで限定販売する。ユニセックスで2サイズ(M、L)を用意し、価格はセットアップで3万3000円。同ブランドのタグは、又吉とかねてより親交の深い書道家の田中象雨が手掛けた。メディアにもたびたび登場するほどファッション好きの又吉は、なぜブランドを立ち上げたのか。その経緯や目的を聞いた。

“寝る”ことが地名になっている町で生まれ育った

WWDJAPAN(以下、WWD):ブランドをローンチしたきっかけは?

又吉直樹(以下、又吉):7〜8年前にふと、パジャマを作りたいと思い立って、たくさんパジャマを買って試すようになったんです。1年ほど前に周囲の人に話したら、「面白いんじゃないか」という反応があり、自分自身が“一番着たいパジャマ”を作り始めました。パジャマを作るならそれを発表する母体が必要になり、ブランドを立ち上げることになりました。

WWD:パジャマを作ろうと思ったのはなぜ?

又吉:出身地が関わっているんです。僕が生まれた寝屋川市の由来については諸説あるんですけど、昔、京都から大阪まで偉い人たちが移動する時に必ず寝泊まりした宿があったとか。あるいは、山で狩りをしていた人たちが降りてきて寝た場所だとか。自分が知っている2つの説は、どちらも“寝る”にまつわる話なんですよね。現在、寝屋川市は“大阪のベッドタウン”と呼ばれていて、地名の由来と現代の役割がリンクしていることにも気づき、自分が“寝る”ことが地名になっている町に生まれ育ったんだと意識し始めた時に、パジャマを作ってみたいと思いました。

WWD:「水流舎」のネーミングの意味は?

又吉:音を含め、川と睡眠は親和性が高いイメージがあったんです。寝屋川を着想源として始まったプロジェクトなので、水にまつわる名前にしたいとも考えていました。以前、どこかの弁当屋に“水流”というネームプレートを付けた店員がいて、読み方を尋ねたら“つる”だと。「かっこいい名前やな......」と思った記憶が残っていて、そこから取りました。

WWD:パジャマを“街着”としても着られるようにデザインした理由は?

又吉:“寝る”という文字が入っている町で生まれ育ったとはいえ、寝るだけじゃなく、学校やバイトなど、いろいろな活動もしていたわけですよね。そこで、“街着”としても使えるようにしたら面白いと思ったんです。

WWD:“街着”として着用する際のおすすめコーディネートは?

又吉:パジャマのトップスはゆったりとしたシルエットなので、黒のワイドパンツとスニーカーがよく合うと思います。かさばらない素材なので、上からアウターを羽織ってもハマりますね。パンツの方も、シンプルにTシャツとか、何でも合わせられると思います。

WWD:デザインの着想源と、こだわったポイントは?

又吉:寝屋川市の“川”や、「水流舎」の“水”から連想した水神の竜を、胸元に刺しゅうで入れました。あとは、特に生地にこだわりましたね。自分がこれまでに着てきたパジャマの中で一番気に入っている素材に近いものをいくつか試作し、家に持ち帰って睡眠時に実際に着用してみて、着心地がいいものを選びました。

小説を1行ずつ書いていくような感覚でデザインした

WWD:文章を書くときと、服をデザインするときの共通点は?

又吉:文章を書くときは、「よし、これを書こう」と書き始めて、1行書いたら、1行目が2行目のヒントになって、2行書いたら、1行目と2行目が3行目のヒントになって、というように数秒前や数分前の自分に刺激を受けて書き進めていくようなところがあるんです。パジャマを作っている時も、自分が生まれ育った町のことを考えたり、改めて「川ってなんや」とか、「水ってなんや」とか、睡眠についても思考を巡らせたりして。このパジャマを着て寝た人が、「今日ちゃんと寝られたな」という喜びを味わえたらいいなと思い、「じゃあ竜に守ってもらうか」とか。いろいろな考えに対して、「ということはこうやな」という風に一つずつ進めていったので、それが小説を1行ずつ書いていく感覚とすごく似ていましたね。

WWD:ブランドの今後は?

又吉:実際に商品を見て、面白がってもらえたらいいなと考え、まずはポップアップストアでの販売というかたちにしました。でも、たとえば子供の頃に、図書館の移動バスとかあったじゃないですか。ああいうのも、すごく楽しくていいかもしれないですね。
ブランドを発展させたいというよりは、自分が作りたいものを作って、完成した喜びを味わう、という温度感を大切にしつつ、一つずつじっくりと作っていきたいですね。

WWD:第2弾の予定は?

又吉:まだ何も決まっていないですが、スカジャンやベトジャンは昔から興味があって、作ってみたいですね。あるいは、本自体をファッションとして捉え直して、詩集なども作ってみたいです。ファッション性の高い本、みたいなものがあるのかは分からないんですけど、そういう仕掛けや視点があれば、書けなかったものが書けるのかもしれませんよね。

見たことのないシルエットや変な刺しゅうのある服に惹かれる

WWD:自身のコーディネートの決め方は?

又吉:その日の予定に合わせて決めます。今日は、「水流舎」のパジャマと私服を何度も着替える予定だったので、着替えやすい服装にしました。
美術館に行く時は、展示の内容にもよりますが、だいたい地味な格好にしますね。美術館ではもちろん展示を見るんですけど、人の流れとかも目に入るじゃないですか。たとえば水墨画を見に来た時に、全身ピンクのおじさんとかがいたら気になっちゃいますよね。だから、そういうことにならんように、とかは考えます。
逆に、街でお店を回る時は色が多めのコーディネートにしてみたり、先輩と会う時にはシャツとジャケットと革靴を選んだりしますね。

WWD:大事にしているファッションアイテムは?

又吉:今日着ている、自由が丘の古着屋「エロティック(EROTIC)」がオリジナルで作っているシャツです。「シリンギルド(SHIRIN GUILD)」のシャツが元になっているんですけど、素材がよりカジュアルで、形は似ているのに着た感じはまた全然違うんですよね。ゆったりとしたシルエットが気に入っていて、もう10年くらい着ています。今日は太めのコーデュロイのパンツに合わせているんですけど、さらにゆったりとしたシルエットのパンツにもよく合います。
基本的に、見たことのないシルエットや変な刺しゅうのある服に惹かれます。「エロティック」のオーナーの杉本陽介さんとは30代前半の頃から親交があるんですけど、僕がお店に行くたびにめっちゃ変な服を倉庫から持って来てくれるんですよね。


販売について

■ポップアップストア「まだ、起きてたで」
日程:2月17日(土)
時間:12:00 開場、15:30 終了
場所:LIVE HOUSE VINTAGE
住所:大阪府寝屋川市東大利町5-10
入場料:無料

■ポップアップストア「まだ、起きてたよ」
日程:2月25日(日)
時間:12:00 開場、16:00 終了
場所:ADRIFT
住所:東京都世田谷区北沢3-9-23
入場料:無料

>公式YouTubeチャンネル「渦」

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イケア北関東初の前橋店が1月18日オープン 環境と地域に配慮した店づくり

イケア・ジャパンは1月18日、日本で最も環境負荷の低い店舗運営を目指す「イケア 前橋」をオープンする。

サステナブルな店舗開発として、脱炭素・フットプリントの更なる削減と循環型ビジネスを推進する。具体的にはソーラーパネルの導入や、最新節水型トイレの設置、AIツールを使用した食品廃棄物の最小化、不要なイケア家具の買い取り・メンテナンス後の再販、無料のスペアパーツ提供などだ。

既存店同様、前橋店は“デモクラティックデザイン”と呼ばれる5つの要素(優れたデザイン、機能性、品質、サステナビリティ、低価格)を考慮した家具・雑貨を約9500点取りそろえる。当日持ち帰りも可能。店舗内には41のルームセットを設置し、周辺地域のアンケート調査に基づいた暮らしのアイデアを紹介する。

また、フード商品は約150点用意し、前橋店限定でベビーカステラを販売する。日本のイケアでは初めての店舗外からフード商品を購入できるビストロ ウインドウ(Bistro window)も誕生。営業時間は10時〜17時だ。

代表取締役兼チーフ・サステナビリティ・オフィサーのペトラ・ファーレ(Petra Farley)は「北関東初のイケアストア開業を大変嬉しく思う。周辺地域の皆さんに寄り添い、快適でサステナブルな毎日の暮らしを実現できる商品やアイデアをお手頃価格でお届けする」とコメントしている。

■イケア 前橋
オープン日:1月18日
時間:10:00〜20:00
定休日:1月1日
場所:IKEA 前橋
住所:群馬県前橋市亀里街 2008番

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「ベアミネラル」24時間心地よいハイカバーを叶えるファンデーションを発売 

「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は2024年3月1日、ファンデーションのキープ力を重視した“ベアプロ 24HR リキッド ファンデーション”【SPF20・PA++】(全10色、30mL、5940円)を発売する。

同商品は、心地よくなめらかに伸び広がるテクスチャーで、密着力と柔軟性に優れた化粧膜を形成し、肌にシンクロするように一体化し、ヨレなどが起きやすい目元・口元の動きにもしなやかにフィットする。また、汗・水・皮脂に強く、マスクへの色移りも防ぎつつ、通気性に優れたネット構造で、閉塞感がなく、快適なつけ心地を実現する。

自然な質感のミネラル ピグメントが、ムラなく均一に広がり、薄く伸ばすだけで十分なカバー力を得られる。シミ・そばかすやくすみといった色むらはもちろん、毛穴やキメなどの凹凸も密着して、ひと塗りでフルカバーする。

またジュース製造過程で生まれたアップサイクル原料を100%使用したザクロ果皮エキスを配合し、つけている間中、素肌に密着してアプローチし、うるおいにより明るくなめらかな印象の肌に導く。

同商品は動物実験を行わず、ビーガンのクリーンな処方を採用。環境を配慮してリサイクル可能なガラス容器と再生プラスチックを使用し、外箱には100%FSC認証紙を使用している。

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ファッション業界でおなじみのナチュラルワインのケータリング「ヘベレケ」がイベント開催 人気シェフ3人が参加

フリーランスPRのKondo Taroさんと、アッシュ・ペー・フランスで卸営業や展示会事業などを担当していた戸梶由衣さんによるナチュラルワインのケータリングプロダクション「ヘベレケ(hebeerryk!)」は1月13日、フードとワインのイベント「ヘベレケサタデー!」を東京・代官山で開催する。3人のゲストシェフによる料理とナチュラルワインが楽しめる。入場料は3500円で、フード&ドリンクチケット付き。

Kondoさんは下北沢のワインショップ「ペロウ」にも勤務しており、戸梶さんは学芸大学の人気イタリアン「リ・カーリカ」などでサービスマンを務めていた経験がある。2人が「ヘベレケ」を立ち上げたのは23年の夏。それ以降、ファッション関連のイベントやショップオープンなどのケータリングも多数手掛け、人気となっている。

イベントでは、2人が選んだワインと共に、交友のあるシェフを招いてフードも提供。今回は、「リ・カーリカ」の堤亮輔オーナーシェフ、代々木上原の「36.5℃ キッチン」の宮本岳オーナーシェフ、ウェブサイト「今夜も餃子とブギーバック」も主宰するオガサワラガク氏の3人が参加する。

■「hebeerryk! Saturday! / ヘベレケサタデー!」
開催日時:1月13日 13時〜20時(ラストオーダー19時)
場所:日本食品総合研究所 / 調理室
住所:東京都渋谷区代官山町20-23フォレストゲート代官山メイン棟2階
入場料:3500円

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カイリー&ティモシーらは何を着た? 「ゴールデングローブ賞」の注目レッドカーペッドルック


1月7日、米・ロサンゼルスのハリウッドには、「ゴールデングローブ賞」のレッドカーペットに訪れた新進気鋭のスターや注目のニューカップルらが、今季のトレンドを取り入れたワードローブで集結した。

攻めのファッショニスタ、グレタは「ロエベ」を指名


ダニエル・ゴールドバーグ(Danielle Goldberg)がスタイリングを担当したグレタ・リー(Greta Lee)も、意外性のあるルックを着こなすことから注目されている新星ファッショニスタだ。「ロエベ(LOEWE)」の顔である彼女は、クリエイティブ・ディレクターであるジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が手がけた2020年秋コレクションからペールイエローのドレスをチョイス。背中にドラマチックなドレープが施され、ストラップにはリングの装飾がついた繊細なデザインが特徴だ。

ファレルが手掛ける赤“ダミエ”でパンキッシュに


また、映画「ソルトバーン」の主演俳優、バリー・コーガン(Barry Keoghan)は、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が手掛ける「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」24年春メンズ・デビュー・コレクションから“ダミエ”の赤スーツを選び、パールのボタン、イヤリング、チェーン、「クリスチャン・ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」のクリスタルがあしらわれたパテントレザーのブーツを合わせ、グローブ賞授賞式に出席。スタイリングはイリア・ウルビナーティ(Ilaria Urbinati)が担当した。

繊細なシルエットが美しいシックなブラックスタイル


話題の映画「バービー(Barbie)」の監督グレタ・ガーウィグ(Greta Gerwig)の衣装を手掛けたのはカーラ・ウェルチ(Karla Welch)。「フェンディ(FENDI)」のシルクドレスに、「フレッド・レイトン(FRED LEIGHTON)」と「クヴィアト(KWIAT)」のダイヤモンドをあしらったグローブを合わせて、スターの仲間入りを果たした。

先住民族アーティストが手掛ける注目ジュエリー


米「WWD」スタイル・アワードでは、映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(Killers of the Flower Moon)」に出演したリリー・グラッドストーン(Lily Gladstone)が最優秀新人賞に選ばれ、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のモノトーンドレスと、先住民族のデザイナー、レニース・オメアスー(Lenise Omeasoo)が手掛ける「アンテロープ・ウーマン・デザイン(Antelope Women Designs)」のイヤリングで登場した。

コルセットのようなパネリングデザインドレスも多数


伝記映画「プリシラ(Priscilla)」のヒロイン、プリシラ・プレスリー(Priscilla Presley)を熱演した新進気鋭のカイリー・スペイニー(Cailee Spaeny)は、フラワーモチーフとスパンコールの刺しゅうがあしらわれた1950年代風のガウンに、ゴールドのレザーサンダルを合わせてポーズ。このルックは「ミュウミュウ(MIU MIU)」の特注品で、プレスツアー中もずっと着用していた。「ブルガリ(BVLGARI)」のアンバサダーである彼女の耳元には、同ブランドのホワイトダイヤモンド・ジュエリーが輝く。

話題のニューカップルはクラシックなモノトーンルックで登場


ネットフリックスシリーズ「マイライフ with ウォルターボーイズ(My Life with the Walter Boys)」に出演したハリウッドの若手スターカップル、ニッキー・ロドリゲス(Nikki Rodriguez)とノア・ラロンド(Noah LaLonde)は、エレガントなファッションでカップルでのレッドカーペッドデビューを飾った。ノアはクラシックな「アンソニー・フランコ(ANTHONY FRANCO)」のタキシード、ニッキーは「オスカー・デ・ラ・レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」のドレスで授賞式に臨んだ。

トレンドセッターの2人は“ビンテージ”“クリエイティブブラックタイ”を採用


一方、大ヒット中の映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり(Wonka)」のティモシー・シャラメ(Timothée Chalamet)には噂の恋人、カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)が同伴し、授賞式中も人目をはばからずイチャつく様子も。カイリーはこの日、「ハナエモリ(HANAE MORI)」の98年オートクチュールから、シアーなレースガウンをまとい恋人のノミネートを祝福。このガウンはビバリーヒルズのショップ「タイムレス・ヴィクセン(Timeless Vixe)」で購入したもので、ビンテージドレスもレッドカーペットのビッグトレンドになりそうな予感だ。ティモシーは「セリーヌ(CELINE)」のスパンコール刺しゅうが煌めくウールジャケット、ビスコースクロップトップ、パンツのほか、ブランドのシグネチャーである“ドラッグストア チェルシーブーツ”、アンバサダーを務める「カルティエ(CARTIER)」のジュエリーを合わせ、ブラックタイスタイルを昇華。この変化球なブラックタイスタイルは今回のレッドカーペッドで多く見られ、“クリエイティブブラックタイ”としてネクストトレンドに。

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「ティファニー」伊勢丹新宿店が増床リニューアル 記念ジュエリーが並ぶポップアップも開催


「ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、「ティファニー伊勢丹新宿店4階」を1月31日にリニューアルオープンする。改装後は売り場面積を約250平方メートルに増床し、最新のデザインコンセプト“ダイヤモンドヴィトリン”を取り入れた店舗に生まれ変わる。店内は、特注のフレスコ画の壁や、ニューヨークのスカイラインに着想を得たゴールドのストライプが特徴だ。

リニューアルに合わせて、新たに2つのプライベートサロンを設ける。片方は世界的フォトグラファーであるジェイソン・シュミット(Jason Schmidt)のグラフィックを使用した蘭の壁画の空間で、もう片方にはブルーの漆喰の壁の空間にチャン・へー(Chang Hee)の作品を展示する。ラグジュアリーな空間にアートを調和させたスペースで、ゲストはブランドの世界観に没入できる内装だ。取り扱いアイテムは、アイコニックなコレクションからダイヤモンドジュエリーまで幅広くそろえる。

また、1月31日から2月6日までの期間、伊勢丹新宿本店1階ザ・ステージでポップアップストア“レジェンダリー ダイヤモンド バイ ティファニー(Legendary Diamonds by Tiffany)”をオープンする。店内は、ジャン・シュランバージェ(Jean Schlumberger)の代表作“バード オン ア ロック(Bird on a Rock)”のデザインを反映させた幻想的な空間だ。イエローダイヤモンドとジェムストーンをセットした“バード オン ア ロック”ブローチや新作のハイジュエリー、ダイヤモンドジュエリーなどを限定で販売する。

さらに、改装とポップアップのオープンを記念して、“ティファニー ロック(Tiffany Lock)” コレクションから、イエローゴールドとホワイトゴールドにダイヤモンドをあしらったペンダント、ピアス、リングを新たに販売する。ニューヨークのクラシックなタクシーにインスパイアされた時計“ティファニー タクシー”も国内で先行発売する。

■ティファニー新宿伊勢丹店4階
オープン日:1月31日
時間:10:00〜20:00
定休日:不定休
場所:伊勢丹新宿本店
住所:東京都新宿区3-14-1

■ポップアップストア “Legendary Diamonds by Tiffany”
日程:1月31日〜2月6日
場所:伊勢丹新宿本店1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区3-14-1

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松屋がラグジュアリーECの「ミラポルテ」を譲受

百貨店の松屋は、ラグジュアリーECサイト「ミレポルテ」の事業を譲受する。12日、同ECを運営するB4F(東京都、アイメル・カイエール社長)との基本合意書を交わした。譲受は4月下旬までを予定している。

「ミレポルテ」は2010年に前身となるフラッシュセールサイト「ブランズ フォー フレンズ」として事業をスタート。20年に現名称に変更し、ハイブランドのファッションやビューティのプレステージブランド、フード、ライフスタイル雑貨を仕入れ販売するラグジュアリーECに刷新した。立ち上げからリニューアル時点までの会員登録者は430万人超。ビューティでは「イソップ」「クラランス」「フィリップB」などの取り扱いがある。現在もセールサイトとしての機能を一部残すが、松屋は正価販売事業のみを継承する。

松屋の中核である松屋銀座本店はインバウンド回復により業績がV字回復する一方で、デジタル化の遅れが課題。「現在オムニチャネルサービスのローンチへ準備を進めている」(同社)。具体化はこれからだが、「ミレポルテ」とのシナジーによって「デジタル人材を質と量ともに強化して百貨店の DX 化を進め、ユーザビリティとホスピタリティを備えた銀座の百貨店ならではの顧客体験を創造する」としている。

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「ピッティ」にメンズの新潮流拡大 クラシックを“ほぐす”試み続々

メンズ最大の見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)」2024-25年秋冬シーズンが、イタリア・フィレンツェで1月9〜12日に開催中だ。今シーズンも前回とほぼ同じ規模でコロナ前に比べて縮小気味ではあるものの、特に初日と2日目は多くの来場者で賑わった。

今シーズンの大きな潮流の一つが、ウィメンズウエアのムードや作りをメンズのドレス服になじませ、“ほぐして”前進させる動きだ。第105回「ピッティ」にゲストで参加しショーを行った「マリアーノ(MAGLIANO)」「エス・エス・デイリー(S.S. DALEY)」「アキレス イオン ガブリエル(ACHILLES ION GABRIEL)」の新鋭3組は、テーラリングをベースに、メンズとウィメンズを行き来させながら、普遍的なクラシックを“破壊”せず“再構築”でもなく、いかにしてほぐすかという三者三様のクリエイションだった。

このウィメンズを参考にした新たな潮流はショーを披露したブランドだけでなく、質実剛健な「ベルベスト(BELVEST)」から「ヘルノ(HERNO)」、パンツ専業の「ブリリア 1949(BRIGLIA 1949)」といった展示ブランドまで広く波及し、ウィメンズライクなカッティングや素材、色使いでメンズクラシックに新風を吹き込んだ。

ますます進化するイタリアの雄

クラシックをほぐす代表的な一例は、「マリアーノ」が「ピッティ」で披露した2024-25年秋冬シーズンのコレクションだろう。イタリア・ボローニャ出身のデザイナーは「ピッティ」で5年前にデビューすると、以降はミラノ・メンズ・ファッション・ウイークに参加し続けて頭角を徐々に表し、課題だったプロダクションやクオリティー面も向上させ、大きく成長を遂げてデビューの地に凱旋した。

デザイナーのルカ・マリアーノ(Luca Magliano)は、ブランド立ち上げ時からイタリアの伝統技術を重んじたテーラリングを軸とし、ストリートウエアの柔軟なアイデアや、過剰なまでにグロテスクなカルチャーを投入して進化を続けてきた。今シーズンも実験的な試みは数あれど、最も強く感じたのは古典的なメンズ服を書き換えたいというメッセージ。ショー前の会見でマリアーノは「服自体はクラシカルなメンズウエアでも、それぞれが性差にとらわれないアイデンティティーを宿している。私のジェンダーレスというビジョンを通じて、古典的なファッションの言語を書き換えたい」と意気込みを述べていた。

その言葉通り、「マリアーノ」の個性でもあったえぐみはこれまでよりも軽減し、洗練された分、女性的なアプローチが浮かび上がった。ニュートラルカラー中心のテーラリングのシルエットは柔らかな弧を描き、センターの合わせをひねったり、ヘムを内側に巻き込ませて膨らみを持たせたりと、細かいテクニックで中性的なニュアンスを加える。ミリタリー調のパファーブルゾンの胸元にはリボンをあしらい、ジップアップパーカは胸から左右にばっくりと割れてオフショルダーのフォームに変化するなど、分かりやすい女性らしさも打ち出しながら、男性服の硬さと女性服の柔らかさを曖昧になじませる。

ハットの老舗「ボルサリーノ(BORSALINO)」や、高級スーツ「キートン(KITON)」との協業で故郷イタリアブランドのクラフツマンシップを賛美しながら、個性的なデザインアプローチでブランドのクリエイションを一歩引き上げた。

安定を手に入れたイギリスの天才

27歳のスティーブン・ストーキー=デイリー(Steven Stokey-Daley)による「エス・エス・デイリー(S.S.DALEY)」も、「マリアーノ」とは別の角度でクラシックをほぐす。ストーキー=デイリーは、燕尾服や軍服といった厳格な服をベースに選び、ノスタルジックな世界観とフェミニンなムードで、ユニホームスタイルの規範を優しく解き放った。

コレクションはE.M.フォスターによる短編小説「パニックの物語(The Story of a Panic)」に着想し、イギリス人仲間がイタリアへの旅を通じて得た自由な感覚をコレクションで表現した。オックスフォード地の燕尾服は下着オンリーの無邪気な“ノーパンツ”スタイル。大胆に肌を露出させたフェミニンなスタイリングを取り入れながら、色使いとディテールの牧歌的なムードによって品を感じさせる。

英国「ローワン(ROWAN)」の糸を使った巨大なブランケットにはインターシャで花を描き、ワックスジャケットは鮮やかなビビッドカラーを採用するなど、イギリスの代表的な衣服を再解釈し、伝統を前進させた。ブランド初のシューズも、モダン・ブリティッシュスタイルにアクセントを加えた。

同ブランドは22年「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」のグランプリを獲得し注目を集めるも、前シーズン参加予定だったロンドン・ファッション・ウイークは生産の遅れで直前にキャンセル。しかし歌手ハリー・スタイルズ(Harry Styles)がブランドへの投資を発表するなど業界内外のファンも多く、生産やビジネスが安定すればさらなるブレイクが期待できる才能を「ピッティ」のショーで見せつけた。

勢いのあるスタートダッシュ

シューズブランド「カンペール(CAMPER)」のクリエイティブ・ディレクターを務めるアキレス・イオン・ガブリエル(Achilles Ion Gabriel)は、自身の名を冠した「アキレス イオン ガブリエル」を「ピッティ」で初披露した。クラシックなストライプやチェックのスーツは、肩を誇張したボクシーなシルエット。王道のメンズスタイルにランジェリーライクなデザインで官能性を、ハードなアクセサリーでパンクのエッセンスを投入し、古典的な男性服を解きほぐす。荒々しさとバリエーションに改善の余地はあるものの、世界観の打ち出しは明確で、デビューショーで存在感を示した。

かつて“イタリアン・クラシコの祭典”として名を広めた「ピッティ」が、この前衛的な3ブランドをショープログラムに組み込むチャレンジは、メンズの新たな潮流の拡大をさらに予感させた。3ブランドは現状のドレス市場にはまだ縁遠い存在ではあるものの、「ピッティ」やクラシコがかつての勢いを取り戻し、産地の伝統技術を未来へと継承していくためには、3人のデザイナーのように性差やルールにとらわれない自由な発想が必要なのかもしれない。

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【2024年春コスメ】「イプサ」が日本茶をテーマにしたマルチカラーパレットを発売

「イプサ(IPSA)」は3月26日、心を落ち着かせる日本茶をテーマにしたマルチカラーパレット、“デザイニング フェイスカラーパレット JT”(全3色、各6380円)を数量限定で発売する。3月12日から予約受付を開始する。

同商品は、チーク、ハイライト、シェーディング、パーフェクティングカラーの4色を組み合わせ、血色感と透明感をアップする新処方を採用したマルチカラーパレット。新生活が始まり肩に力が入る春の時期に、ほっと和ませながらいつもの自分らしい表情美と自然な透明感を引き出す。

チークカラーは、複数の色で構成された成型方法を採用することで塗布すると色が混ざり合い、じんわりとにじむような血色感をまとうことができる。また3種のオイルを組み合わせたトリートメント成分を配合し、乾燥しやすい春の肌でも高い透明感を演出する。

ハイライトカラーには、光を散乱させ繊細な輝きと明るさを生むホワイトエフェクトパウダーを配合。自然な陰影を作るシェーディングカラー、それぞれのカラーを肌に溶け込んだように見せることができるパーフェクティングカラーも合わせて使うことで、高い透明感と艶のある肌へ導く。

カラーは、明るく爽やかなイエローオレンジの“新茶”、ふんわり華やかなパステルピンクの“桜茶”、深みがあるシックなウォームブラウンの“焙茶”の3種を用意する。「イプサ」の各店舗では、肌測定器“イプサライザー”によって導き出される頬の血色感に応じた、最適なカラーを提案する。

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「トッド スナイダー」2024-25年秋冬メンズ・コレクション

「トッド スナイダー(TODD SNYDER)」が2024-25年秋冬メンズ・コレクションを発表した。

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ファレル・ウィリアムスが「ヒューマンメイド」運営会社のアドバイザーに就任

ファレル・ウィリアムスとNIGO®

ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)は、「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」を運営するオツモ(東京、NIGO®CEO)のアドバイザーに就任した。

ファレルは「NIGO®は私の先生。彼からは時を経ても色あせることのない、何回分もの人生にあたる教えを授かった。新たな門出にもまた多くの学びがあるだろう」と述べ、NIGO®は「間違いなく今、シーンの頂点に立つファレルがオツモに参加する。彼は『ヒューマンメイド』を黎明期からサポートし、最も理解する人物だ。こんなに心強いことはない」と話す。

ファレルは1973年4月5日生まれ、米国・バージニア州出身。ヒット曲「ハッピー」を持つシンガーソングライターであり、2023年からは「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ・クリエイティブ・ディレクターを務める。

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ファレル・ウィリアムスが「ヒューマンメイド」運営会社のアドバイザーに就任

ファレル・ウィリアムスとNIGO®

ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)は、「ヒューマンメイド(HUMAN MADE)」を運営するオツモ(東京、NIGO®CEO)のアドバイザーに就任した。

ファレルは「NIGO®は私の先生。彼からは時を経ても色あせることのない、何回分もの人生にあたる教えを授かった。新たな門出にもまた多くの学びがあるだろう」と述べ、NIGO®は「間違いなく今、シーンの頂点に立つファレルがオツモに参加する。彼は『ヒューマンメイド』を黎明期からサポートし、最も理解する人物だ。こんなに心強いことはない」と話す。

ファレルは1973年4月5日生まれ、米国・バージニア州出身。ヒット曲「ハッピー」を持つシンガーソングライターであり、2023年からは「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のメンズ・クリエイティブ・ディレクターを務める。

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パルグループHD井上会長、過去最高業績で花道 「後継者も育ち、絶好のタイミング」

浮き沈みの激しいファッション業界で半世紀以上にわたって経営を舵取りし、一代で大手ファッション企業を育てたパルグループホールディングス(HD)の井上英隆会長が、今期(2024年2月期)で経営の第一線から退く。10日に大阪本社で行われた2023年3〜11月期決算の記者会見の場で、井上会長は自らの進退について語った。

退任を真剣に考えるようになったのは1年ほど前からだという。「パル(事業会社)の松尾勇社長に加え、5人のフェローが十分育ってきたし、業績も過去最高を更新し、好調を維持している。バトンタッチするには絶好のタイミングだと思った」と語った。

現在、井上会長は88歳。08年にパルグループHDの社長職を長男の井上隆太氏に引き継いでからも強力なリーダーシップを発揮し、グループの支柱として組織をけん引してきた。過去に大病を患った経験から体調管理には常に留意してきた。趣味のゴルフも楽しみながら健康を維持し、経営の前線に立っていた。

パルマップで時代の変化に対応

退任の意向を固めたのは、昨年10月に妻・英代さんを亡くしたのがきっかけだった。大学時代に知り合い、生涯のパートナーとなった同い年の英代さんは、パルの経営にも参画し、副社長管理本部長を務めた。記者会見では井上会長が「元気だった女房が次第に弱っていく姿を見て頃合いだと感じた」と言い、嗚咽をもらして涙をぬぐう場面もあった。

井上会長は1961年に父親から継いだ紳士服の仕立て屋「スコッチ洋服店」を企業化し、73年にはパルを創業。紳士服からジーンズカジュアルに進出して以来、時代の変化を捉えた多ブランド戦略を推進してきた。「チャオパニック」「ラシット」「チコ」「カスタネ」「ミスティック」「ガリャルダガランテ」「ディスコート」「コロニー2139」など50以上のブランド・業態を持つ。

「流行は12年周期で一巡する」という考えのもと、多種多様な顔ぶれのブランドポートフォリオ「パルマップ」を30年前に作った。流行や消費志向の変化で稼ぎ頭が失速しても、別のブランドが次の稼ぎ頭になれる態勢を整えた。その真価が発揮されたのがコロナ禍だった。外出自粛で服が売れない時期、プチプラ雑貨「スリーコインズ」の急成長が会社を支えた。

井上会長を半世紀以上支えてきた松尾氏

ジャスダックに上場した2001年、井上会長は既に66歳だった。当時100億円台だった売上高は、24年2月期には1842億円になる見通しだ。「こんなおじいさんが若い子のファッションなんて分かるはずがないという自己認識が基本にあった。だから、ファッションが分かる若い子を雇い、辛抱強く育てるしかない。そこから全てが始まっている」。多ブランド戦略は若手社員の抜擢と育成の場になり、多くの人材が育った。

井上会長が相談役に退いた後は、松尾勇副社長が代表権を持つ会長(CEO)に就任する予定。スコッチ洋服店時代から丸54年のつきあいになるという松尾副社長に全幅の信頼を寄せる。「彼のようなしっかり守ってくれるタイプが一番適任。会社のトップは1人の方がややこしくない」。井上会長の側で同社をつぶさに見てきた松尾副社長は「井上イズムを次の世代に継承していく役割を担う」と決意を新たにした。

一方、現職の井上隆太社長は代表権が外れる。井上会長は「今後の経営の責任者は松尾であることを明確にする。井上家は株主として社内を監視する立場になる」と説明した。

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パルグループHD井上会長、過去最高業績で花道 「後継者も育ち、絶好のタイミング」

浮き沈みの激しいファッション業界で半世紀以上にわたって経営を舵取りし、一代で大手ファッション企業を育てたパルグループホールディングス(HD)の井上英隆会長が、今期(2024年2月期)で経営の第一線から退く。10日に大阪本社で行われた2023年3〜11月期決算の記者会見の場で、井上会長は自らの進退について語った。

退任を真剣に考えるようになったのは1年ほど前からだという。「パル(事業会社)の松尾勇社長に加え、5人のフェローが十分育ってきたし、業績も過去最高を更新し、好調を維持している。バトンタッチするには絶好のタイミングだと思った」と語った。

現在、井上会長は88歳。08年にパルグループHDの社長職を長男の井上隆太氏に引き継いでからも強力なリーダーシップを発揮し、グループの支柱として組織をけん引してきた。過去に大病を患った経験から体調管理には常に留意してきた。趣味のゴルフも楽しみながら健康を維持し、経営の前線に立っていた。

パルマップで時代の変化に対応

退任の意向を固めたのは、昨年10月に妻・英代さんを亡くしたのがきっかけだった。大学時代に知り合い、生涯のパートナーとなった同い年の英代さんは、パルの経営にも参画し、副社長管理本部長を務めた。記者会見では井上会長が「元気だった女房が次第に弱っていく姿を見て頃合いだと感じた」と言い、嗚咽をもらして涙をぬぐう場面もあった。

井上会長は1961年に父親から継いだ紳士服の仕立て屋「スコッチ洋服店」を企業化し、73年にはパルを創業。紳士服からジーンズカジュアルに進出して以来、時代の変化を捉えた多ブランド戦略を推進してきた。「チャオパニック」「ラシット」「チコ」「カスタネ」「ミスティック」「ガリャルダガランテ」「ディスコート」「コロニー2139」など50以上のブランド・業態を持つ。

「流行は12年周期で一巡する」という考えのもと、多種多様な顔ぶれのブランドポートフォリオ「パルマップ」を30年前に作った。流行や消費志向の変化で稼ぎ頭が失速しても、別のブランドが次の稼ぎ頭になれる態勢を整えた。その真価が発揮されたのがコロナ禍だった。外出自粛で服が売れない時期、プチプラ雑貨「スリーコインズ」の急成長が会社を支えた。

井上会長を半世紀以上支えてきた松尾氏

ジャスダックに上場した2001年、井上会長は既に66歳だった。当時100億円台だった売上高は、24年2月期には1842億円になる見通しだ。「こんなおじいさんが若い子のファッションなんて分かるはずがないという自己認識が基本にあった。だから、ファッションが分かる若い子を雇い、辛抱強く育てるしかない。そこから全てが始まっている」。多ブランド戦略は若手社員の抜擢と育成の場になり、多くの人材が育った。

井上会長が相談役に退いた後は、松尾勇副社長が代表権を持つ会長(CEO)に就任する予定。スコッチ洋服店時代から丸54年のつきあいになるという松尾副社長に全幅の信頼を寄せる。「彼のようなしっかり守ってくれるタイプが一番適任。会社のトップは1人の方がややこしくない」。井上会長の側で同社をつぶさに見てきた松尾副社長は「井上イズムを次の世代に継承していく役割を担う」と決意を新たにした。

一方、現職の井上隆太社長は代表権が外れる。井上会長は「今後の経営の責任者は松尾であることを明確にする。井上家は株主として社内を監視する立場になる」と説明した。

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木村カエラが「靴下屋」「タビオ」アンバサダーに就任 ポップでカラフルなビジュアルとショートムービーを毎月公開

靴下専門店を運営するタビオは、レッグウエアブランド「靴下屋」「タビオ(TABIO)」のアンバサダーに、アーティスト・木村カエラを起用した。

1月11日から1年間、彼女が持つファッション性とポップでカラフルな印象を感じさせるビジュアル&ショートムービーを毎月公開する。また限定コラボソックスの販売も予定している。

1月のビジュアルは、彼女が一番好きな色である赤のタイツを着用し、約2500足のカラフルなソックスに埋もれたビジュアルで登場。同商品はこだわり抜いた履き心地で人気の“プレミアムタイツ”で、今回赤のタイツが限定で登場する。サイズはM〜L、価格は1210円。

木村カエラは「私はもともと靴下やタイツの収集癖があります。私自身が靴下屋さんをやりたいと夢を持つほど好きです。靴の中や服に隠れがちの靴下ですが、そこにはそれぞれの個性が現れます。どんな人でも靴下は自分らしさを隠さなくていい。そんな素敵なアイテムだと思っています。大好きな靴下屋さんとのコラボ。とてもワクワクしています。楽しみにしていてください」とコメントした。

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「ルイ・ヴィトン」がモノグラム・デニム製バッグを発売 オーガニックコットンを使用

「ルイ・ヴィトン」のモノグラム・デニム製バッグ

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、モノグラム・デニム製のバッグを発売した。

GOTS(オーガニックテキスタイル世界基準)認証のコットンにストーンウオッシュ加工を施したもので、オンライン限定の“ナノ・スピーディ”が39万500円、取り外し可能なヌメ革ショルダーストラップが付属する“ポシェット・フェアファックス”が31万9000円など。

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アルビオンが「インフィオレ」ライセンス契約終了 

アルビオンはこのほど、米・サンフランシスコのオーガニックスキンケアブランド「インフィオレ(IN FIORE)」を有するインフィオレ社とのライセンス契約を5月20日で終了すると発表した。各店舗の「インフィオレ」コーナーの最終営業日は5月20日、公式ECは同日23時59分に販売を終了する。なお、商品によっては在庫がなくなり次第、販売終了となる。

アルビオンは2016年にインフィオレ社とライセンス契約を締結。同社はライセンス契約に基づき、日本独自のラインアップを中心としたスキンケアアイテムを約8年にわたり製造し、日本と海外で販売してきた。今回「両社の新たな発展のため」と、5月20日の契約期間満了を機にライセンス契約の終了に至った。

「インフィオレ」は1999年に誕生。薬草学や自然療法の研究を重ねるなど植物への造詣が深いジュリー・エリオット(Julie Eliott)創設者が、原産国や栽培地域、栽培法に至るまでを厳選し、自然素材にこだわった商品を展開する。

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「クレスク バイ アスタリフト」が鈴鹿央士をイメージキャラクターに起用 チェキプレゼント企画も実施

富士フイルムのスキンケアブランド「クレスク バイ アスタリフト(CRESC BY ASTALIFT)」は、俳優でモデルの鈴鹿央士を新イメージキャラクターに起用した。鈴鹿がスキンケアショップの新米店長に扮し同ブランドの商品を紹介する様子を各SNSで発信するほか、商品購入者を対象にしたプレゼント企画も行う。

プレゼント企画は2月1日に発売するUV化粧下地“スムースマルチフィットシールド”[SPF50・PA+++](30g、3300円)と洗顔フォーム“クリ―ミークリアフォーム”(120g、2530円)の発売を記念し行われるもので、新商品2品のほか、“ジェリーコンディショナー”(12mL、5500円)“モイスチュア リッチミルク”(55g、3960円)の本品またはレフィルが対象。2月1日~3月20日に富士フイルムヘルスケアラボラトリー、アマゾン、楽天、Yahoo!、アットコスメショッピング、アスタリフト六本木店、アスタリフトギンザで購入すると、購入した商品のミニサイズと鈴鹿のチェキがついたセットを先着順で進呈する。数量は全部で8000セットで、鈴鹿のチェキは“直筆サイン入り”のプリントが30枚含まれている。また、メイクアップソリューションではチェキのみのプレゼントを実施する。

ほか、2月1日20時からは公式インスタグラムとYouTubeで鈴木を起用したブランドビジュアル撮影の様子をライブ配信を行う。それに先立ち、撮影時に鈴鹿にとってほしいポーズをインスタグラム上で募集する。募集期限は1月31日まで。

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続々リリース! ナプラが多様化するヘアニーズに応える新商品を相次いで発売

ナプラ

美容室専売品メーカーとして1959年に設立したナプラは、「エヌドット(N.)」をはじめ、数多くのブランドでヘアサロンを支える。コロナ禍を経て人々のマインドが大きく変わり、ヘアスタイルに対するニーズも多様化する今、ナプラはその変化に対応する商品を一気にリリースする。どれもが、美容師の声に耳を傾けながら現場の細やかな変化を感じ取って生まれたアイテムで、同社の特徴である“全員での企画・開発”“社内一貫生産”の体制が最大限に発揮されている。

以下、1月22日に発売する「エヌドット」の“オイルインシャンプー&トリートメント”と、4浴式システムトリートメント“同 ケラリファイン システム”。2月21日に発売するフレグランスUVスプレー「ミーファ(MIEUFA)」の新しい香りと、ヘアカラー「ナシードカラー(NASEED COLOR)」の新色。さらに3月21日発売予定の質感コントロールブランド「ウトエト(ut-et)」を紹介する。

厳選した3つの
植物オイルを配合した
美容液のような
シャンプー&トリートメント

ナプラを代表するヘアケアブランド「エヌドット」と言えば、「WWDBEAUTY 2023 ヘアサロン版ベストコスメ」ヘアオイル部門で2位を受賞した“ポリッシュオイル”をはじめ、スタイリング剤が強いイメージがあるが、実はシャンプー&トリートメントも、長くファンに愛される隠れたスターアイテムだ。既存のシアバター由来成分を含む“SHEA”ラインに加えて1月21日に発売する新商品は、3種類の植物オイルで艶とうねりにアプローチするもの。毛髪内部を整える発酵オリーブオイル、髪の摩擦を抑えるトマトシードオイル、美髪のベースを作るザクロシードオイルが、へアカラーや熱のダメージを受けた髪を、艶のある柔らかな髪へと導く。うねりを抑えるグリオキシル誘導体、髪表面を疎水化し毛髪補修を促すパルミトイルジペプチド-18の2つの成分も配合し、美容液のようなシャンプー&トリートメントを作り上げた。フルーティーフローラルの香りがみずみずしく、スッキリと優しい印象だ。

髪の強度を高める
4浴式トリートメント
毛先までしっとり、
艶のある美髪へ

還元ケラチンをキー成分とする4浴式システムトリートメント「エヌドット ケラリファイン システム」。栄養成分が失われた毛髪内部にケラチンを補給し、独自の技術でそのケラチンを結合させることで、芯から強く弾むしなやかさを生み、艶や手触り感をアップさせるサロントリートメントだ。ヘアカラーニーズが高まり、カラーチェンジを楽しむ人も増え、健康な髪を維持するためのトリートメント需要も一気に高まった。20年に発売した同トリートメントも、その機能性が高く評価されているが、さらに満足度を上げるための提案として発売するのが“ディープモイスト1st ”と“同4th”(1剤と4剤)だ。既存商品が風になびく自然な“サラ艶髪”をかなえるのに対し、新商品はしっとり感を強化。異性化糖やセルロースナノファイバーなどの成分をプラスし、潤いながらまとまる髪に。ダメージを重ね広がってしまう髪やパサつきが気になる髪をケアし、毛先までしなやかにまとまる髪へと導く。

香りながら肌・髪を守る
UVケアスプレーに
洗練された深みのある
“ミモザ”が仲間入り

日々のダメージの原因となる紫外線から髪と肌を守るアイテムとして人気なのが「ミーファ」の“フレグランスUVスプレー”だ。それぞれに異なる保湿成分と6種類のオーガニックハーブエキスを含有し、SPF50+/PA++++と高いUVカット機能を持つ。全身に使えるマルチスプレーで、保湿しながら髪や肌を紫外線から守るため、ゴルフを楽しむ美容師の間などでも愛用者の多いアイテムだ。人気の理由は、便利かつ確かな機能性を持つのはもちろんだが、豊富な香りの中からお気に入りを選べ、ヘアフレグランスとして楽しめることが大きい。現在7種類(無香料も含む)をラインアップし、24年2月には“ミモザ”が仲間入りする。トップがアップル、イエローピーチ、リーフィーグリーン。ミドルがミモザ、フリージア、ジャスミン、ローズ。ベースはムスク、アンバー、ウッディという香調。丸みを帯びたイエローのボトルと上品な香りが、春を待つ季節にぴったりだ。

「ナシード ファッションカラー」の
春の新色と
質感コントロールをかなえる
新ブランドにも注目

「ナシード ファッションカラー」が誕生したのは2015年4月。ブランド名の「ナシード(NASEED)」のSEEDは種を意味し、「キレイの種(シード)を育む色」をコンセプトとする。色調の柔らかさや刺激とニオイの少なさも特徴だ。現在27色相113色を展開し、あらゆるヘアカラーをかなえるブランドとして美容師からの絶大な支持を得る中、2月には新たに“モーヴベージュ” と“レッドオレンジ”の2色を発売する。“モーヴベージュ”はほんのりと紫みを感じさせる寒色ベージュで、既存のベージュよりさらに透明感と艶感を追求した。“レッドオレンジ”は深みと軽やかさを両立したオレンジで、ビビッドに見えながらも馴染みやすく、幅広い層がトライしやすい色になっている。先行して使用した美容師からは「これまでコントロールカラーをプラスしないと表現できなかったニュアンスのある色が、1本で出せる」と高い評価を獲得。次なるヘアカラーのトレンドに応える、期待の2色となっている。

自分らしいヘアスタイルで自己表現することが当たり前となりつつある昨今、選択肢の一つとして聞こえてくるのが、ストレートヘアへの要望だ。健康的な髪であることが前提であるうえ、ストレートと一言で言っても、クセをどの程度伸ばすかの基準は千差万別。それぞれが描く基準に寄り添い、より満足してもらうことを目的に、質感コントロールブランド「ウトエト」が誕生した。第一弾となるのは、強いクセをしっかり伸ばす“スーパーハード(SH)”、しっかり伸ばしながらも微調整を効かせたい時におすすめの“ハード(H)”、従来品よりアルカリを抑え髪質やダメージに合わせて使える“ローアルカリ(LA)”の3タイプで、いずれも医薬部外品だ。ストレートも以前は硬さの残る直毛のイメージが強かったが、「ウトエト」は柔らかな質感を目指して開発した。ヘアデザインの可能性をさらに広げるため、今後も美容師と共にニーズに応えるブランドとして育てていく。

TEXT : YOSHIE KAWAHARA
問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

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「クリスチャン ルブタン」のグローバル メイクアップアーティストにモルガン・マルティニが就任

「クリスチャン ルブタン ビューティ(CHRISTIAN LOUBOUTIN BEAUTY)」はこのほど、新グローバル メイクアップアーティストにモルガン・マルティニ(Morgane Martini)が就任したことを発表した。初仕事として23年11月24日〜12月2日に開催されたマラケシュ国際映画祭でメイクアップチームをリードした。今後はルックなどのクリエイティブディレクションや新商品の開発に携わる。

マルティニはビューティ業界で10年以上の経験を積み、現在はパリを拠点に活動する。油絵やデッサン、ファッションから着想を得る手法や、1970〜80 年代のグラムスタイルに現代的なひねりを加えたメイクアップが特徴だ。これまでにユルゲン・テラー(Juergen Teller)やパオロ・ロベルシ(Paolo Roversi)ら著名な写真家をはじめ、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)らセレブリティ、「ハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR)」「i-D」「ヴォーグ(VOGUE)」「パープル(PURPLE)」などのファッション雑誌で仕事をしてきた。就任に際して「クリスチャンと共にブランドのエッセンスをメイクアップに翻訳し、創造性とエレガンスを融合させ、現代的なひねりを加えた魅力をメイクアップに吹き込むことができることを嬉しく思う」とコメントしている。

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「クリスチャン ルブタン」のグローバル メイクアップアーティストにモルガン・マルティニが就任

「クリスチャン ルブタン ビューティ(CHRISTIAN LOUBOUTIN BEAUTY)」はこのほど、新グローバル メイクアップアーティストにモルガン・マルティニ(Morgane Martini)が就任したことを発表した。初仕事として23年11月24日〜12月2日に開催されたマラケシュ国際映画祭でメイクアップチームをリードした。今後はルックなどのクリエイティブディレクションや新商品の開発に携わる。

マルティニはビューティ業界で10年以上の経験を積み、現在はパリを拠点に活動する。油絵やデッサン、ファッションから着想を得る手法や、1970〜80 年代のグラムスタイルに現代的なひねりを加えたメイクアップが特徴だ。これまでにユルゲン・テラー(Juergen Teller)やパオロ・ロベルシ(Paolo Roversi)ら著名な写真家をはじめ、ベラ・ハディッド(Bella Hadid)らセレブリティ、「ハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR)」「i-D」「ヴォーグ(VOGUE)」「パープル(PURPLE)」などのファッション雑誌で仕事をしてきた。就任に際して「クリスチャンと共にブランドのエッセンスをメイクアップに翻訳し、創造性とエレガンスを融合させ、現代的なひねりを加えた魅力をメイクアップに吹き込むことができることを嬉しく思う」とコメントしている。

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「マリメッコ キオスキ」から60周年を迎えるウニッコ柄のフーディーを発売 新柄のデニムジャケットも

フィンランド発の「マリメッコ(MARIMEKKO)」は1月19日から、プレイフルなベーシックアイテムを展開する「マリメッコ キオスキ(MARIMEKKO KIOSKI)」から2024年プレスプリングコレクションを順次発売する。全国の「マリメッコ」ストア、各オンラインストアで取り扱う(インポート商品のため入荷が遅れる可能性あり)。

同コレクションでは、24年に60周年を迎えるウニッコ(Unikko)柄がプリントされたフーディー(各4万8400円)や60周年を記念して新たにデザインされたピィイルト ウニッコ(Piirto Unikko)がプリントされたスエット(4万1800円)、パンツ(3万800円)、デニムジャケット(6万2700円)、カットソー(2万2000円)、クラシカルなピッコロ(Piccolo)やタサライタ(Tasaraita)がプリントされたシャツ(各3万8500円)、カットソー(各2万4200円)などを用意する。そのほか、スカーフ(7480円)やソックス(4400円)、スニーカー(3万8500円)なども取り扱う。

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「ジョンマスターオーガニック」と「ニューエラ」がコラボ サウナハットやシャンプーなどのセットを発売

「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」は1月18日、「ニューエラ(NEW ERA)」との限定ギフトセットを発売する。日常使いはもちろんのこと、バレンタインギフトにもぴったりな全3種を用意する。価格は6160〜1万2639円。

「ジョンマスターオーガニック」と「ニューエラ」は同じニューヨークで誕生し、世界中でジェンダーレスに愛されるデザインとライフスタイルに寄り添った商品作りへ共感し、今回のコラボに至った。

一部直営店及び公式オンラインストア限定で、コラボ限定のサウナハットやすっきりした洗いあがりのインバスアイテム(シャンプー236mL、コンディショナー236mL)、エコトートバッグ、ボディーミストがセットになった“ジョンマスターオーガニック×ニューエラ サウナ セット”(1万2639円)や、限定デザインの大判のパッカブルエコバッグとミニサイズのヘアケアアイテム(シャンプー60mL、コンディショナー60mL)、ボディーミストがセットになった“ジョンマスターオーガニック×ニューエラ マイジャーニーセット”(6160円)も数量限定取り扱う。

また、ヘアワックスやヘアスプレー、ヘアミルク、アルガンオイルなど、自分が好きなスタイリングアイテムまたはアウトバスアイテム1点以上と“ジョンマスターオーガニック×ニューエラ ナインサーティー キャップ”(2色展開)がついた“ジョンマスターオーガニック×ニューエラ スタイリングセット”(6960円〜)を用意する。

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「シチズン」が星座盤搭載のウオッチを150本限定発売 天体の動きをリアルタイムで表示

「シチズン(CITIZEN)」は1月18日、星座盤を搭載したウオッチ“カンパノラ コスモサイン”を150本限定で発売する。価格は39万6000円。シチズン フラッグシップストアおよびシチズン プレミアムドアーズのみで販売する。

同ウオッチは、精密に印刷した星座盤が、リアルタイムで星座の動きを表示する。北緯35度の全天星座で見える4.8等星以上の恒星1027個、星雲・星団166個が描かれ、時刻に合わせて時計と反対に回転する。ミラーとサテン仕上げで磨き分けたケースに、レザーのストラップ、インデックスに至るまで、宇宙をテーマにブラックでまとめている。また見返しリングは、金色のメッキを施したのち、ブラックのグラデーションを重ねて、星雲のおぼろげな光を表現。裏ぶたにはリミテッドエディションのナンバーを記載する。

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「ブルータス」のバックナンバー1000号がブックバスで都内を巡る 編集長も憧れた先人たちの44年の軌跡

マガジンハウスの「ブルータス(BRUTUS)」は、同誌の1000号発売を記念して、1月11日から、古本の買い取り・販売を行うバリューブックスの移動式書店・ブックバスとの協業によって移動式図書館“ブルータス1000号”を都内で運行する。

1月11〜14日の下北線路地 空き地を皮切りに、15〜17日に渋谷パルコ 公園通り広場、20、21日に代官山T-SITE、26〜29日に東京ミッドタウン八重洲 ガレリアを巡る。

“ブルータス1000号”では、「ブルータス」の編集部に保管されている1980年の創刊号から1月11日発売の1000号まで全てのバックナンバーを楽しむことができる。車内には、毎日シフト制で1〜3人の「ブルータス」編集部員が立つ。運が良ければ、気になる特集の裏話を聞くことができるかもしれない。

田島編集長も憧れた旅企画
「いつかは宇宙特集を」

99年から同誌の編集に携わり、2022年4月に現職に就任した田島朗「ブルータス」編集長は、1000号のバックナンバーを前に語る。「アフリカや世界の島に切り込んだ旅の特集から、先輩たちが世界中のいろんな場所に足を運んでいたのが分かり、スケールの大きさに驚かされる。僕も若い頃にそのような特集を見て、『ブルータス』に憧れた」。自身も編集者として、アフリカや南極など、さまざまな地に足を運んだという。

また同誌では、ファッションにフォーカスした特集「スタイルブック」を年2回刊行している。「『スタイルブック』の号は毎回、ページ数を増やして作っている。多くのジャンルを扱うが、ファッションに力を入れているのも『ブルータス』ならではだ」。

そのほかにも写真家のブルース・ウェーバー(Bruce Weber)の生涯に焦点を絞ったものや、映画監督のクエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)の自宅を訪問して1冊に仕上げたものなど、一つのニッチなテーマを存分に追求した号もある。

エッジィなテーマも多いが、田島編集長はどれも現代に生まれ変わらせることができると考える。「“当時だから実現できていた"という感覚はあまりない。例えば、南極特集をやったのも2014年と、そう昔ではない。編集長を任されている身としては、バックナンバーにあるような企画を僕たちの時代なりにできたらいいと思っている。いつかは宇宙に取材に行って、宇宙特集を実現したい」。

“ブルータス1000号”で見つけた気になる企画

「ブルータス」の創刊号が発売されたのは、1980年。そのタイトルは、アメリカのコミック「ポパイ」に登場するキャラクター、ブルートに由来する。出版元はマガジンハウスの前身である平凡出版社で、価格は350円。創刊号の表紙には、「よりアクティヴにより悦楽的に生きようと思っている男たちに読んでもらいたい………。」とある。

年2回刊行する「スタイルブック」以外にも、ファッションにフォーカスした企画は多い。2003年4月には「サッカー選手だけのファッション特集!」と題して、サッカー選手の私服や監督のスーツのスナップのほか、フィリッポ・インザーギ(Filippo Inzaghi)を起用したフォトシューティングなどの企画を含む号を刊行。また、2004年4月には、「世界遺産12カ所でファッション」をテーマに、モン・サン・ミッシェルやイースター島、自由の女神などの世界遺産を舞台にフォトシューティングを行った号を発売した。

印象的だったのは、「海外デザイナー、ブランドが貴方を求む!」と題し、世界中の求人情報を集めた号。ブランドのインテリアデザイナーやパリの漫画専門店の求人から、“パーティーでまるで彫刻のようにじっと立っている”など不思議な仕事も紹介されていた。

また、インテリアや住居にフォーカスする増刊「カーサ ブルータス(CASA BRUTUS)」の前身である「居住空間学」企画のバックナンバーも手に取ることができる。イタリアやニューヨーク、ロンドン、四国など国内外の地域にフォーカスした企画は昔から多いようだ。

小さなバスの中で、心ときめく1冊を探す時間は宝探しのようだ。長く同誌を愛読している人なら、かつて夢中で読んだ懐かしい号が見つかるかもしれない。“ブルータス1000号”で、お気に入りのバックナンバーを探してみては。

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「ブルータス」のバックナンバー1000号がブックバスで都内を巡る 編集長も憧れた先人たちの44年の軌跡

マガジンハウスの「ブルータス(BRUTUS)」は、同誌の1000号発売を記念して、1月11日から、古本の買い取り・販売を行うバリューブックスの移動式書店・ブックバスとの協業によって移動式図書館“ブルータス1000号”を都内で運行する。

1月11〜14日の下北線路地 空き地を皮切りに、15〜17日に渋谷パルコ 公園通り広場、20、21日に代官山T-SITE、26〜29日に東京ミッドタウン八重洲 ガレリアを巡る。

“ブルータス1000号”では、「ブルータス」の編集部に保管されている1980年の創刊号から1月11日発売の1000号まで全てのバックナンバーを楽しむことができる。車内には、毎日シフト制で1〜3人の「ブルータス」編集部員が立つ。運が良ければ、気になる特集の裏話を聞くことができるかもしれない。

田島編集長も憧れた旅企画
「いつかは宇宙特集を」

99年から同誌の編集に携わり、2022年4月に現職に就任した田島朗「ブルータス」編集長は、1000号のバックナンバーを前に語る。「アフリカや世界の島に切り込んだ旅の特集から、先輩たちが世界中のいろんな場所に足を運んでいたのが分かり、スケールの大きさに驚かされる。僕も若い頃にそのような特集を見て、『ブルータス』に憧れた」。自身も編集者として、アフリカや南極など、さまざまな地に足を運んだという。

また同誌では、ファッションにフォーカスした特集「スタイルブック」を年2回刊行している。「『スタイルブック』の号は毎回、ページ数を増やして作っている。多くのジャンルを扱うが、ファッションに力を入れているのも『ブルータス』ならではだ」。

そのほかにも写真家のブルース・ウェーバー(Bruce Weber)の生涯に焦点を絞ったものや、映画監督のクエンティン・タランティーノ(Quentin Tarantino)の自宅を訪問して1冊に仕上げたものなど、一つのニッチなテーマを存分に追求した号もある。

エッジィなテーマも多いが、田島編集長はどれも現代に生まれ変わらせることができると考える。「“当時だから実現できていた"という感覚はあまりない。例えば、南極特集をやったのも2014年と、そう昔ではない。編集長を任されている身としては、バックナンバーにあるような企画を僕たちの時代なりにできたらいいと思っている。いつかは宇宙に取材に行って、宇宙特集を実現したい」。

“ブルータス1000号”で見つけた気になる企画

「ブルータス」の創刊号が発売されたのは、1980年。そのタイトルは、アメリカのコミック「ポパイ」に登場するキャラクター、ブルートに由来する。出版元はマガジンハウスの前身である平凡出版社で、価格は350円。創刊号の表紙には、「よりアクティヴにより悦楽的に生きようと思っている男たちに読んでもらいたい………。」とある。

年2回刊行する「スタイルブック」以外にも、ファッションにフォーカスした企画は多い。2003年4月には「サッカー選手だけのファッション特集!」と題して、サッカー選手の私服や監督のスーツのスナップのほか、フィリッポ・インザーギ(Filippo Inzaghi)を起用したフォトシューティングなどの企画を含む号を刊行。また、2004年4月には、「世界遺産12カ所でファッション」をテーマに、モン・サン・ミッシェルやイースター島、自由の女神などの世界遺産を舞台にフォトシューティングを行った号を発売した。

印象的だったのは、「海外デザイナー、ブランドが貴方を求む!」と題し、世界中の求人情報を集めた号。ブランドのインテリアデザイナーやパリの漫画専門店の求人から、“パーティーでまるで彫刻のようにじっと立っている”など不思議な仕事も紹介されていた。

また、インテリアや住居にフォーカスする増刊「カーサ ブルータス(CASA BRUTUS)」の前身である「居住空間学」企画のバックナンバーも手に取ることができる。イタリアやニューヨーク、ロンドン、四国など国内外の地域にフォーカスした企画は昔から多いようだ。

小さなバスの中で、心ときめく1冊を探す時間は宝探しのようだ。長く同誌を愛読している人なら、かつて夢中で読んだ懐かしい号が見つかるかもしれない。“ブルータス1000号”で、お気に入りのバックナンバーを探してみては。

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VERDYがラッパーのキッド・カディとコラボ 新作アルバムの発売記念Tシャツを制作

グラフィックアーティストのVERDY(ヴェルディ)はこのほど、ラッパーのキッド・カディ(Kid Cudi)とコラボレーションしたTシャツをデザインした。価格は60ドル(約8500円)で、現在キッド・カディの公式オンラインストアで受注販売を受付中だ。

今回のコラボTシャツは、1月12日(現地時間)にリリース予定のキッド・カディの9thアルバム「Insano」を記念して制作された。フロントには、「Insano」の文字と合わせて、VERDYとキッド・カディが共に考えたモンスターのキジーおよびVERDYのオリジナルキャラクターのビスティがプリントされている。

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「トッズ」が「ランボルギーニ」とコラボ “ゴン ミーニ”とスニーカーを発売

「トッズ(TOD’S)」は「ランボルギーニ(LAMBORGHINI)」とコラボレーションした初のフットウエアコレクションを発売した。価格は10万2300〜10万8900円(編集部調べ、以下同)。ピッティ・イマージネ・ウォモの会期に合わせ、イタリア・フィレンツェのレオポルダ駅でファーストコレクションをローンチした。特設サイトで取り扱っている。

今回のコラボを通じて両社のクラフツマンシップスと革新性を讃え、イタリアのノウハウが生み出す卓越性の発信を目指すという。

「トッズ」のアイコンシューズ“ゴンミーニ” (10万2300円)とスニーカー(10万8900円)をモデルに、イエロー、グリーン、ブルーの3色で展開する。“ゴンミーニ”は「ランボルギーニ」のスーパースポーツカーのカラーリングに着想を得て、ソールには大きめな“ラバー ペブル”を特徴的に配置した。レザーの裁断や、表のステッチなど高度な職人技が要求される製作工程は手作業で行っている。

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「ゴールデングローブ賞」から見るメイクトレンド カギはヌードリップ×ボールド眉のグッドバランス


米・ロサンゼルスのザ・ビバリー・ヒルトン・ホテルで開催された第81回「ゴールデングローブ賞」では、今年もセレブ達がドラマチックなメイクアップとドレスをまとって登場した。レッドカーペットを席巻する意外なビューティ・トレンドとして注目したいのはずばり、ヌードリップだ。

ヌードリップといえば1980年代に流行したコンシーラーリップを思い浮かべるかもしれないが、セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)やアリソン・ウィリアムズ(Allison Williams)らスター達がレッドカーペットで選んだのは、ソフトでありながら主張性があるリップカラー。例えばセレーナのメイクアップアーティストである、メリッサ・マーディック(Melissa Murdick)は、「レア・ビューティ(RARE BEAUTY)」の“リップスフレ・マット・リップクリーム”のヌードピンクカラー“カインドネス”をチョイスした。

ヌードリップの魅力は、肌の色や服装を選ばない万能性にあるようだ。ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)はストライプのボタンダウンとオーバーサイズのブレザーに、トーストピンクのシェードを合わせた。スカイ・ジャクソン(Skai Jackson)は、きらめくシルバーとブラックのガウンにキャラメルトーンを合わせ、華やかさを演出した。

エリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)、カミラ・モローネ(Camila Morrone)、クリステン・ウィグ(Kristen Wiig)は、ニュートラルなリップカラーをさまざまなメイクアップ・ルックに取り入れた。エリザベスは、アンティーク・シルバーのドレスにアクセントを添える褐色のチークにエフォートレスなピンクを選び、米「WWD」スタイル・アワードのベスト・メイクアップ賞を受賞した。カミラはモーヴなリップをまとい、アイメイクとのバランスをキープ。クリステンはヌードリップに重めのアイブロウを合わせて強さを演出した。

彼女達のリップスティックは、ドラッグストアで購入できる手頃なブランドから、プレステージブランドまでバラエティーに富む。マットなものから艶やかなものまで、質感もさまざまだ。メイクアップ・アーティストのジェナ・クリスティーナ(Jenna Kristina)は、アリソン・ウィリアムズ(Allison Williams)のリップメイクに「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」のアイテムを2種類使ったと言う。モリー・R・スターン(Molly R. Stern)は、グレタ・ガーウィグ(Greta Gerwig)に「パットマクグラスラブス(PAT MCGRATH LABS)」のリップを複数組み合わせて使った。

「ゴールデングローブ賞」のメイクルックによれば、ポイントとなるのは大胆で印象的な眉。肌のトーンや髪の色に関係なく、はっきりとした眉とヌードリップで、トゥーマッチになりすぎることなく目元の印象を強めてくれるのだ。

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「焼肉きんぐ」には「五大名物」とコストコントロールのノウハウがある。没個性化した「牛角」に巻き返しの秘策はあるか。

【記事のポイント】 ●テーブルオーダーの食べ放題でファミリーに食い込んだ「焼肉きんぐ」は、注文を「五大名物」に集中させて、原価安いスイーツにも注力。応戦する「牛角」は、食べ放題専門、焼肉定食の業態を分化して、顧客の細かいニーズを拾う。
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羽田空港に“日本発ラグジュアリー”集積ショップ「JMC」 大阪府からは「ルナロッサ・ヨッピー」のエイ革ウオレット

【大阪府】
「ルナロッサ・ヨッピー(LUNAROSSA Y’PPI)」のエイ革ウオレット

「JMC」では、大阪府の淡路谷工匠が手掛けるブランド「ルナロッサ・ヨッピー」のウオレットを販売する。縁起物とされるエイ革は、古くから刀や武具などに用いられ、天然皮革の中でも頑丈な素材として知られる。職人の淡路谷佳幸が製作するウオレットは、独自の手研磨など、100を超える工程を経て、独特の艶やかさと光沢に仕上げられる。

日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは12月22日、羽田空港第3ターミナル出国エリア内に日本発の地方創生型ラグジュアリーブランド「ジャパン マスタリー コレクション(JAPAN MASTERY COLLECTION)以下、JMC」のショップをオープンした。

「JMC」は、単なるメード・イン・ジャパン商品の展開ではなく、ジャパン・ラグジュアリーを通じて“守るべき日本の美と技”を未来につなぐためのプラットフォームを構築し、製品への評価、生産者への資金の還元、後継者育成を目指すブランドだ。国内外の人々との接点である出国エリア内の店舗を通じて、同ブランドの感性基準に基づき日本各地から選定したオリジナル商品を含むアパレル、靴やバッグ、生活雑貨、現代アートなどを販売する。

店舗にはプロモーションエリアも設置。オープン第1弾は、「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」による特別展「ひかりの底」を予定している。甘橘山美術館準備室長(小田原文化財団 江ノ浦測候所)を務める橋本麻里氏をキュレーターに迎え、変化し続ける工芸の最先端で活躍する作家6人が作品の展示と販売を行う。第2弾は、 山本寛斎事務所との共同のファッション企画「婆娑羅 BASARA」を実施している。

常時日本語、中国語、英語に対応できるサービスも整えており、店頭ポップの2次元コードを読み取ると選択した言語で商品説明や作家の紹介などを閲覧できる。

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BTSのSUGAが「ヴァレンティノ」メンズコレクションの新キャンペーンに登場

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、同ブランド2024年春夏メンズコレクション“ザ ナラティブ”のキャンペーンにBTSのSUGA(シュガ)を起用した。

キャンペーンは、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)=クリエイティブ・ディレクターがディレクションし、フォトグラファーのテオ・ウェナー(Theo Wenner)が、韓国・ソウルの街やスタジオで撮影。SUGAによって、“ザ ナラティブ”コレクションがテーマとする、テーラリングの再定義が表現されている。同氏は2023年1月から、「ヴァレンティノ」の“ディーヴァ(Di.Va)“として、ブランドの顔を務めている。

“ザ ナラティブ”コレクションは1月18日から、「ヴァレンティ」の店舗および公式オンラインで発売する。

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BTSのSUGAが「ヴァレンティノ」メンズコレクションの新キャンペーンに登場

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、同ブランド2024年春夏メンズコレクション“ザ ナラティブ”のキャンペーンにBTSのSUGA(シュガ)を起用した。

キャンペーンは、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)=クリエイティブ・ディレクターがディレクションし、フォトグラファーのテオ・ウェナー(Theo Wenner)が、韓国・ソウルの街やスタジオで撮影。SUGAによって、“ザ ナラティブ”コレクションがテーマとする、テーラリングの再定義が表現されている。同氏は2023年1月から、「ヴァレンティノ」の“ディーヴァ(Di.Va)“として、ブランドの顔を務めている。

“ザ ナラティブ”コレクションは1月18日から、「ヴァレンティ」の店舗および公式オンラインで発売する。

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未来の世界でファッションとビューティができること(2024年1月8日号)

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年1月8日号からの抜粋です)

村上:新年号なので未来を考える機会を作りつつ、異業種の人との対談からファッションの可能性を考えることができたらと考えました。そんな折に三越伊勢丹の「フューチャーファッションEXPO」がテーマとして掲げる5つの未来シナリオを知り、刺激されました。あり得ない未来の話のように聞こえますが、荒唐無稽ではなく、2050年とか2100年には起こっているかもしれない世界。そんな世界におけるファッションとはどんなものかを、皆さんに想像していただきました。

臼井:割と現実的な議論が多かったですね。私は「雨の止まない世界」について取材しましたが、「アンドワンダー(AND WANDER)」の池内啓太デザイナーの、「レインジャケットが雨を弾く音が好き。音で服を選ぶ」という話は、私にない発想だったし、鬱陶しそうな「雨の止まない世界」を生きる人のリアリティーも伴っているように思えました。同時代に生きていても、私にとって子育てをしている人の世界や、Z世代の世界は、自分に親和性のない“異世界”なんですよね。想像し得ない世界を想像するには、生活者視点が大事。それは未来の話でも日常のビジネスを考える上でも大事なのではないかと思いました。

生活者視点が異業種から期待されている

村上:まさにそこが、異業種の人たちがファッションやビューティ業界に期待している部分だと思います。清水建設は海上1000mに浮かぶ100万人都市の構想を持っていて、すでに事業化に向けて動き始めているそう。そんなことを実現する技術はありながら、そこでの生活については白紙。生活者のレベルまでブレークダウンして、リアリティーある生活を創造にしていくことは、ファッションやビューティ業界の得意技で、異業種から求められている思考法です。

臼井:「ビームス(BEAMS)」が作った宇宙服も一緒ですよね。「宇宙には色がないのでカラフルにしよう。野口聡一さんの好きなアメカジテイストを取り入れよう」と、感性にまで想像を膨らませた発想でした。

村上:まさしく。5つのテーマはともするとディストピアに聞こえるけど、そんな世界だからこそ、自己表現や高揚感は大事。ファッションとビューティの役割は、どんな世界にもあると改めて確信しました。そして、気分が上がったり、美しかったりしないと未来に残らないんですよね。そんなメッセージが伝わるとうれしいです。

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「ポール & ジョー」の化粧下地にメイク崩れを防ぐ限定“うるさら”セミマットタイプが登場

「ポール & ジョー ボーテ(PAUL & JOE BEAUTE)」は3月1日、人気の化粧下地“ファンデーション プライマー”から化粧崩れやベタつきを防ぐセミマットタイプ“スムージング ファンデーション プライマー”[SPF30・PA+++](30mL、3850円)を数量限定で発売する。

“スムージング ファンデーション プライマー”は、化粧下地のアイテムの中で初の“うるさら”なセミマット肌をかなえる2層式タイプ。化粧崩れの原因となる皮脂を吸着するサラサラフォーカスパウダーを配合した。気になる毛穴や肌の凹凸をふんわりとぼかして、滑らかに整った肌に導く。みずみずしい水系のベースからオイルベースに変化するテクスチャーで、水や汗に強い化粧膜を形成する。肌色を問わずに使用できる透明なスムージングカラーの1色展開だ。

同日、つるんとした美しい肌に仕上げるリフィル式のプレストパウダー“プロテクティング フェイス パウダー”[SPF50+ PA++++](全2色、セット価格各5500円/リフィル各3850円/パフ付き専用ケース1650円)が定番商品に加わる。国内最高レベルのUVカット機能を備えながらも、微粒子のパウダーを採用したことで透明感のある肌を演出する。カラーはライトベージュとナチュラルベージュの2色。同商品の発売に伴い、既存商品の“プレスト フェイス パウダー”は販売を終了する。

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