1月2、3日に行われた箱根駅伝は、青山学院大学の2年ぶり7度目の総合優勝で幕を閉じた。同チームで10人中6人が着用し、総合優勝をサポートしたのが「アディダス」だった。特に注目を集めたシューズは、2区の黒田朝日選手、3区の太田蒼生選手が着用した、“アディゼロ アディオス プロ エヴォ1(ADIZERO ADIOS PRO EVO 1)”だ。昨年9月のベルリンマラソンで、エチオピアのティギスト・アセファ選手が女子世界記録を樹立する際に履いたシューズでもある。
「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT、以下YSL)」は1月9日、ブランドのアジア アンバサダーにNumber_iの平野紫耀を指名し、アイコンリップ“ルージュ ピュールクチュール”(全40色、各6050円)の新CM発表記者会見を開催した。登壇した平野はアンバサダー就任について「子どもの頃から憧れだった『YSL』。その世界観の中に僕が入れてとても光栄だ。クールでラグジュアリーなイメージが強かったので、それを僕なりに表現して皆さんにブランドの魅力を伝えられたらいいなと思っている」とコメントした。
韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発しているコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド(&ND BY ROM&ND)」は1月9日、定番のリップティント“グラッシーボムティント”(各820円)から2024年のバレンタインデーに合わせたチョコレートカラー2色を全国のローソン店舗で数量限定発売する。
今年は特別企画、「アムール デセール サロン」がスタートする。同イベントでは、国内外から招いた人気パティシエ・ショコラティエが限定メニューを目の前で用意してくれ、できたてを楽しむことができる。各日予約制で、日程によって来店するパティシエ、ショコラティエが異なる。1月24〜26日は、ワールドチョコレートマスターズ2015を制したヴァンサン・ヴァレ(Vincent Vallee)と2015年「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー(La Coupe du Monde de la Patisserie )」で準優勝し、現在は世界を股にかけて活躍する「エキリーブルー(EQUILIBRE)」のオーナーシェフ、德永純司のタッグによる限定メニュー“ラ・ローズ・ノワール”(1人前/8910円)が登場する。繊細なショコラの器に異なる食感のプラリネをつめ、やわらかいビスキュイとトロピカルなテイストのコンフィ、ムースを重ねてショコラでコーティングしている。
イヴァン・シュヴァリエ
イヴァン・シュヴァリエによる“マ・ブルターニュ〜イヴァンの幼少の思い出〜”(5500円)
2019年に28歳でフランス国家最優秀職人章(M.O.F、Meilleur Ouvrier de France)ショコラティエを取得したイヴァン・シュヴァリエ(Yvan Chevalier)は、1月27〜30日の期間で“マ・ブルターニュ〜イヴァンの幼少の思い出〜”(5500円)を振る舞う。イヴァンの故郷であるブルターニュを知ってもらうために考案した一品で、地元の豊かな味わいを詰め込んだ。
そのほか、「エキリーブル(EQUILIBRE)」のラ・フランスやブルーベリーなどのフルーツを使ったガナッシュを集めた“フリュイシャンパーニュ”(6個入り/5476円)や「モンサンクレール(MONT ST. CLAIR)」のヘーゼルナッツのプラリネガナッシュとブラッドオレンジピューレを融合した“ショコラ オランジュ サンギーヌ”(1枚/2160円)、「シルスマリア(SILSMARIA)」が長野県の高級ブドウ品種、ナガノパープルを使った “ナガノパープル生チョコレート”(20個入り/2268円)などをそろえる。
巨匠たちの渾身の1粒が集う
アソートボックスなど注目ショコラ
「オー ラ・ラ」
「オー ラ・ラ」“ペブルアソート”(約150g入り/2376円 ※日本初上陸、高島屋限定)
南アフリカから初上陸する「オー ラ・ラ(OOH LA LA)」は、世界中を旅してグルメを探求してきたカレン・シュナイドが創設したブランド。“ペブルアソート”(約150g入り/2376円)は、キャラメライズしたアーモンドとホワイトチョコでコーティングしたペカンナッツ、ミルクチョコでコーティングしたヘーゼルナッツを楽しめるアソート。
今年は特別企画、「アムール デセール サロン」がスタートする。同イベントでは、国内外から招いた人気パティシエ・ショコラティエが限定メニューを目の前で用意してくれ、できたてを楽しむことができる。各日予約制で、日程によって来店するパティシエ、ショコラティエが異なる。1月24〜26日は、ワールドチョコレートマスターズ2015を制したヴァンサン・ヴァレ(Vincent Vallee)と2015年「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー(La Coupe du Monde de la Patisserie )」で準優勝し、現在は世界を股にかけて活躍する「エキリーブルー(EQUILIBRE)」のオーナーシェフ、德永純司のタッグによる限定メニュー“ラ・ローズ・ノワール”(1人前/8910円)が登場する。繊細なショコラの器に異なる食感のプラリネをつめ、やわらかいビスキュイとトロピカルなテイストのコンフィ、ムースを重ねてショコラでコーティングしている。
イヴァン・シュヴァリエ
イヴァン・シュヴァリエによる“マ・ブルターニュ〜イヴァンの幼少の思い出〜”(5500円)
2019年に28歳でフランス国家最優秀職人章(M.O.F、Meilleur Ouvrier de France)ショコラティエを取得したイヴァン・シュヴァリエ(Yvan Chevalier)は、1月27〜30日の期間で“マ・ブルターニュ〜イヴァンの幼少の思い出〜”(5500円)を振る舞う。イヴァンの故郷であるブルターニュを知ってもらうために考案した一品で、地元の豊かな味わいを詰め込んだ。
そのほか、「エキリーブル(EQUILIBRE)」のラ・フランスやブルーベリーなどのフルーツを使ったガナッシュを集めた“フリュイシャンパーニュ”(6個入り/5476円)や「モンサンクレール(MONT ST. CLAIR)」のヘーゼルナッツのプラリネガナッシュとブラッドオレンジピューレを融合した“ショコラ オランジュ サンギーヌ”(1枚/2160円)、「シルスマリア(SILSMARIA)」が長野県の高級ブドウ品種、ナガノパープルを使った “ナガノパープル生チョコレート”(20個入り/2268円)などをそろえる。
巨匠たちの渾身の1粒が集う
アソートボックスなど注目ショコラ
「オー ラ・ラ」
「オー ラ・ラ」“ペブルアソート”(約150g入り/2376円 ※日本初上陸、高島屋限定)
南アフリカから初上陸する「オー ラ・ラ(OOH LA LA)」は、世界中を旅してグルメを探求してきたカレン・シュナイドが創設したブランド。“ペブルアソート”(約150g入り/2376円)は、キャラメライズしたアーモンドとホワイトチョコでコーティングしたペカンナッツ、ミルクチョコでコーティングしたヘーゼルナッツを楽しめるアソート。
服は、ほとんど「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」です(笑)。こちらは、1990年代はじめに米国で約300ドルで購入したレザージャケット。素材は柔らかなシープスキンで、フライトジャケット型なんですが、あれこれ装飾を排したシンプルなデザインだから普段も着られます。タートルネックニット、ジーンズとコーディネートすることが多いですね。
2010年に、1891年創業の米国のシューズブランド「ボールバンド(BALL BAND)」の日本における商標権を取得してビジネスを行っているんですが、これは1990年代はじめに米国で買った60年代製(MADE IN USA)のオリジナル。当時は自分が「ボールバンド」のシューズを作るとは夢にも思わず、不思議な縁を感じる1足です。
「アレン エドモンズ」の革靴
米国のレザーシューズブランド「アレン エドモンズ(ALLEN EDMONDS)」のサドルシューズ“ポロ”です。ガラスレザー製でMADE IN USA。僕が創業したトレーディングポストで輸入代理店を務めていた関係で、95年ごろに手に入れました。
「ジョンストン&マーフィー」の革靴
米国の革靴ブランド「ジョンストン&マーフィー(JOHNSTON & MURPHY)」のタッセルローファーもMADE IN USA。アシックスの仕事をしていた83年にウオーキングシューズブランド「ペダラ(PEDALA)」をローンチしたんですが、赤坂プリンスホテルでパーティーを行いました。映画監督で洒落者でもある伊丹十三さんにも登壇いただき、こちらはそのときにおろした1足です。手元に残るのは、やはり思い入れのあるものばかりですね。
服は、ほとんど「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」です(笑)。こちらは、1990年代はじめに米国で約300ドルで購入したレザージャケット。素材は柔らかなシープスキンで、フライトジャケット型なんですが、あれこれ装飾を排したシンプルなデザインだから普段も着られます。タートルネックニット、ジーンズとコーディネートすることが多いですね。
2010年に、1891年創業の米国のシューズブランド「ボールバンド(BALL BAND)」の日本における商標権を取得してビジネスを行っているんですが、これは1990年代はじめに米国で買った60年代製(MADE IN USA)のオリジナル。当時は自分が「ボールバンド」のシューズを作るとは夢にも思わず、不思議な縁を感じる1足です。
「アレン エドモンズ」の革靴
米国のレザーシューズブランド「アレン エドモンズ(ALLEN EDMONDS)」のサドルシューズ“ポロ”です。ガラスレザー製でMADE IN USA。僕が創業したトレーディングポストで輸入代理店を務めていた関係で、95年ごろに手に入れました。
「ジョンストン&マーフィー」の革靴
米国の革靴ブランド「ジョンストン&マーフィー(JOHNSTON & MURPHY)」のタッセルローファーもMADE IN USA。アシックスの仕事をしていた83年にウオーキングシューズブランド「ペダラ(PEDALA)」をローンチしたんですが、赤坂プリンスホテルでパーティーを行いました。映画監督で洒落者でもある伊丹十三さんにも登壇いただき、こちらはそのときにおろした1足です。手元に残るのは、やはり思い入れのあるものばかりですね。
俳優のジェレミー・アレン・ホワイト(Jeremy Allen White)を起用し、写真家のマート・アラス(Mert Alas)が撮影を、ファッション編集者のエマニュエル・アルト(Emmanuelle Alt)がスタイリングを手がけた。ホワイトは広告の中で、「カルバン・クライン」2024年春のアンダーウエアコレクションを着用している。引き締まった身体にジーンズや下着のみというスタイリングは、同ブランドの90年代の広告を思わせる。
PROFILE: (またよし・なおき)1980年、大阪府寝屋川市生まれ。2003年にお笑いコンビ「ピース」を結成。10年「キングオブコント2010」準優勝、同年「M-1グランプリ2010」4位、11年「第11回ビートたけしのエンターテインメント賞」日本芸能大賞を受賞。15年「火花」で芥川賞を受賞し、同年「GQ メン・オブ・ザ・イヤー」に選出される。YouTubeチャンネル「渦」やオフィシャルコミュニティ「月と散文」では又吉の頭の中を除くことができる PHOTO:KAZUSHI TOYOTA
米「WWD」スタイル・アワードでは、映画「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(Killers of the Flower Moon)」に出演したリリー・グラッドストーン(Lily Gladstone)が最優秀新人賞に選ばれ、「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のモノトーンドレスと、先住民族のデザイナー、レニース・オメアスー(Lenise Omeasoo)が手掛ける「アンテロープ・ウーマン・デザイン(Antelope Women Designs)」のイヤリングで登場した。
ネットフリックスシリーズ「マイライフ with ウォルターボーイズ(My Life with the Walter Boys)」に出演したハリウッドの若手スターカップル、ニッキー・ロドリゲス(Nikki Rodriguez)とノア・ラロンド(Noah LaLonde)は、エレガントなファッションでカップルでのレッドカーペッドデビューを飾った。ノアはクラシックな「アンソニー・フランコ(ANTHONY FRANCO)」のタキシード、ニッキーは「オスカー・デ・ラ・レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」のドレスで授賞式に臨んだ。
コレクションはE.M.フォスターによる短編小説「パニックの物語(The Story of a Panic)」に着想し、イギリス人仲間がイタリアへの旅を通じて得た自由な感覚をコレクションで表現した。オックスフォード地の燕尾服は下着オンリーの無邪気な“ノーパンツ”スタイル。大胆に肌を露出させたフェミニンなスタイリングを取り入れながら、色使いとディテールの牧歌的なムードによって品を感じさせる。
シューズブランド「カンペール(CAMPER)」のクリエイティブ・ディレクターを務めるアキレス・イオン・ガブリエル(Achilles Ion Gabriel)は、自身の名を冠した「アキレス イオン ガブリエル」を「ピッティ」で初披露した。クラシックなストライプやチェックのスーツは、肩を誇張したボクシーなシルエット。王道のメンズスタイルにランジェリーライクなデザインで官能性を、ハードなアクセサリーでパンクのエッセンスを投入し、古典的な男性服を解きほぐす。荒々しさとバリエーションに改善の余地はあるものの、世界観の打ち出しは明確で、デビューショーで存在感を示した。
1/7“ナノ・スピーディ”(オンライン限定、39万500円) PHOTO : LOUIS VUITTON2/7“ポシェット・フェアファックス”(31万9000円) PHOTO : LOUIS VUITTON3/7“サンセット”(44万3300円) PHOTO : LOUIS VUITTON4/7“ハイ・ライズ”(42万5700円) PHOTO : LOUIS VUITTON5/7“ヴェニス”(49万7200円) PHOTO : LOUIS VUITTON6/7“パピヨン MM”(49万7200円) PHOTO : LOUIS VUITTON7/7“オンザゴー MM”(52万8000円) PHOTO : LOUIS VUITTON
富士フイルムのスキンケアブランド「クレスク バイ アスタリフト(CRESC BY ASTALIFT)」は、俳優でモデルの鈴鹿央士を新イメージキャラクターに起用した。鈴鹿がスキンケアショップの新米店長に扮し同ブランドの商品を紹介する様子を各SNSで発信するほか、商品購入者を対象にしたプレゼント企画も行う。
(左)村上要/編集長:今回の取材で清水建設やJAXAなど、ネットワークがまた少し広がった。2024年も“お見合いおばちゃん”のように未知なる出会いを創出して業界の発展をお手伝いしたい (右)臼井杏奈/ライター:産経新聞社を経て、2017年から「WWDJAPAN.com」「WWDビューティ」編集記者として海外美容市場の取材を担当。現在はフリーライターとして活動 ILLUSTRATION : UCA