「オダカ」に生まれ変わった「マラミュート」 日本のニット技術を更新し世界を目指す

PROFILE:小高真理/「オダカ」デザイナー

(おだか・まり)埼玉県生まれ。 2011年文化ファッション大学院大学卒業。ニットデザイナーとして経験を積んだ後、14-15年秋冬シーズンに「マラミュート」をスタートする。17年に「東京都新人デザイナー大賞」を、21年に「東京ファッションアワード」を受賞。23年にブランド名を「マラミュート」から「オダカ」に変更した PHOTO:AYA YAMAMOTO

小高真理デザイナーによるファッションブランド「マラミュート(MALAMUTE)」が2023年、「オダカ(ODAKHA)」にブランド名を変更した。小高デザイナーは「マラミュート」時代から日本製のニットを強みにユニークなアイテムを生み出しており、今後は自身の名を冠したことでより“メード・イン・ジャパン”を打ち出したいという思いがあった。今年10周年を迎えるブランドのこれまでと今後の展望を、デザイナーの小高に聞いた。

ーーブランド名を「オダカ」に変更した理由は?

小高真理「オダカ」デザイナー(以下、小髙):21年に「東京ファッションアワード」を受賞し、パリで展示会を開く機会を得て、海外のバイヤーにコレクションを見てもらえるようになりました。そこで日本のニット技術に興味を持ってもらえたのですが、ちょうど同時期に取引先の工場2軒が廃業したんです。それを機に “日本のニットブランド”としてちゃんと打ち出していくことが大切だと思いました。「マラミュート」という名前は犬種の名前でとても気に入っていましたが、日本のブランドということが分かりづらい。スタッフとも話し合いを重ね、自分の苗字に変更することを決心しました。

ーー“ODAKHA”の名前に“H”が入るのはなぜ?

小高:フランス語で“洋服を着る”という意味を持つ“habiller(アビエ)”という言葉があるのですが、「H」はフランス語では発音されない言葉。色の“Khaki(カーキ)”のように、“H”を忍ばせたかったんです。

ーーネームタグにも使用されているネオングリーンが印象的だ。新たなブランドカラーにこの色を選んだ理由は?

小高:このネオングリーンは、ビートルズ(The Beatles)のレコードレーベルであるアップル・レコード(Apple Records)の青りんごの色にヒントを得ています。「マラミュート」の1シーズン目のインスピレーション源がビートルズの楽曲「She's a Woman」だったこともあり、どこかに「マラミュート」らしさを残したかったんです。

日本のニットは誇るべき職人技

ーー改めて、日本のニットの魅力とは?

小高:受け継がれている職人技であること。ブランドを始める前にニットのOEM会社で働いていた時代に、プライドを持ってニット作りに励まれている現場を目の当たりにしたことで、職人への尊敬の念が募りました。ホールガーメントで有名な島精機製作所は工場やニッターと密に連携をとりながら、技術をどんどん向上していく姿もとても素晴らしくて。これまでもそういった日本のニット技術を駆使したユニークな編み地に挑戦してきました。

ーーこれまでの「マラミュート」と「オダカ」の違いは?

小高:「マラミュート」で代表的だったニットと布帛をミックスしたアイテムは継続しつつ、「オダカ」ではさらに日本の伝統的な職人技術を加えることでよりユニークなものを作っていきたいです。例えば、最近はホールガーメントのニットに有松絞りの加工を施してもらうなど、技術を掛け合わせることにチャレンジしています。これは「マラミュート」時代にもやりたかったことで、「オダカ」ではもっと日本の技術にフォーカスしていきます。

“いつかはパリでショーを発表したい”

ーー「オダカ」のお披露目で開催された写真展も印象的だった。

小高:写真家の小見山峻さんと過去にビジュアル撮影でご一緒したことがあり、また何かお取り組みができないか模索していました。23-24年秋冬はアメリカ人の芸術家であるサイ・トゥオンブリー(Cy Twombly)の赤い花の絵が着想源になっていて、紫や黒、青などさまざまな色を重ねて赤を表現しているのが面白い。それを小見山さんに話したところ、「赤といえば、エネルギーや血、始まりのイメージがある」と対話を重ね、2人のモデルを起用して「マラミュート」から「オダカ」に生まれ変わるさまをイメージしています。鏡を使いながら、時空が歪んでいるようなビジュアルも撮ってもらいました。

ーー24年に10年周年を迎える。これまでで印象に強く残っている出来事は?

小高:19年に京都造形芸術大学(現京都芸術大学)の外苑キャンパスで開催した20年春夏のショーは、雨の中で行ったこともあり思い出深いですね。音楽もオリジナルで制作してもらったり、空間デザイナーの吉添裕人さんによるオブジェを配置したりと、15分間のショーのために、本当に多くの方々がアイデアを出してくれました。ブランドのストーリーを伝えるためにできることはたくさんあると実感しました。コロナ禍の21年にも「東京ファッションアワード」の凱旋イベントで22-23年秋冬のショーを開催しましたが、感染対策で人数制限があり、大事なお客さまを呼べなくて不完全燃焼だったんです。またいいタイミングで「オダカ」としてショーを発表したいですね。

ーー今後はより海外ビジネスを強化していくのか?

小高:これまで同様、日本のお客さまとのコミュニケーションも大切にしていきながら、パリでの展示会も継続していきたいです。海外のバイヤーと話す中で新たな気付きがあり、自分の考え方が広がるような感覚がありました。日本ではショーピースのように捉えられていたドレスが、オケージョンアイテムとして買い付けてもらえることも新鮮でした。いつかはパリでショーを発表することを目標にしています。

“ニットの限界を超えて、技術を更新する”

ーー今後の目標は?

小高:ジャパンメードの強みを伝えていけるブランドにすることです。独りよがりではなく、関わってくれる作り手の方々と一緒に協力して、みんなが健全にビジネスを継続できるように。購入してくれるお客さまには、その部分を認知してもらえるような発信をしていきたいですね。

——これからやってみたいことは?

小高:ニットの限界を超えて、技術を更新していくこと。今、ホールガーメントの機械でどこまで装飾を加えられるのかチャレンジしています。プログラマーとあれこれ試行錯誤しながら作り上げていくことがとても楽しいんです。いろいろな作り手の方々と一緒に取り組みながら、ユニークなアイテムを作っていきたいです。

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百貨店初売り、今年も「セールよりプロパー」

主要百貨店5社の2023年12月度業績は、おしなべて1割程度の増収だった。ラグジュアリーブランドや時計・宝飾等の高価格帯商品が引き続きけん引し、気温が下がり切らない中でも冬物衣料が健闘した。

各社の前年同月と比較した売上高は、三越伊勢丹が13.1%増、高島屋が10.1%増、大丸松坂屋百貨店が7.2%増、そごう・西武が3.9%増(広島店、千葉店別館の閉店影響を除く)、阪急阪神百貨店が12.3%増。婦人服、紳士服共に前年同月を上回った高島屋は、「年末年始の外出機会増を見据え、ジャケットやワンピースがよく動いた」(同社)。そごう・西武の婦人服は前年同月比1%と割り込むも、月の後半は気温の低下で復調した。

春先も着られるセーター、ジャケットが動く

1月の初売りはそごう・西武が1日、三越伊勢丹と高島屋、大丸松坂屋百貨店、阪急阪神百貨店が2日に始まった。新型コロナウイルスが5類に移行、感染拡大防止のための営業制限が4年ぶりになくなったが、例年に比べて特段のにぎわいはなかった。

三越伊勢丹の基幹3店(伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店)は1月2、3日の2日間で売上高が前年比2%増と、目立った押し上げ効果は見られなかった。ただ売れたものの中身を見てみると、セール商品が同8%減に対してプロパー(正価)商品が同8%増。「価格で妥協するのではなく、欲しいもの、価値のあるものが求められる」(同社広報)という傾向が鮮明になっている。伊勢丹新宿本店では、セール、プロパーに関わらず、薄手のセーターやジャケットといった春先まで着られる商品がよく売れた。福袋はコロナ禍から引き続き、大部分をECで販売した。

阪急阪神百貨店の阪急本店は初売り初日の2日、約2000人が並び列を作った。2〜3日累計の売上高、客数は共に前年並みという。元日が「一粒万倍日」だった影響からか、「ラグジュアリーブランドの革小物がよく売れた」(同社広報)。

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能登半島地震で「メガネスーパー」が支援活動 しまむらは4日は4店を休業

1月1日に発生した能登半島地震の影響で、衣料品関連などの一部小売業も、休業や営業時間短縮などの措置を取っている。また、支援活動もスタートしている。

ビジョナリーホールディングスは、石川、富山、新潟、福井の「メガネスーパー」「メガネハウス」全店で支援活動を開始した。眼鏡の無料調整・修理、既製品の老眼鏡の無料提供、使い捨てコンタクトレンズとケア用品の無料配布、補聴器用空気電池の無料配布、補聴器の無償1カ月レンタル、被災者や家族が眼鏡、補聴器を買う際の50%オフ(1年以内に振り込み、内金必要なし)を店頭で実施。一部支援は公式サイトからの申し込みも受け付けている。

ワークマンは石川県と富山県にそれぞれ7店舗をフランチャイズで運営する。一部店舗で棚の商品が崩れる程度で、大きな被害は報告されていない。正月の3が日は休業で、きょう4日から営業が始まった。ただし石川県七尾市など震源に近い店舗では時短などの措置で柔軟に対応する。取り扱うのが作業服や作業用具のため、被災地の店舗で求められる商品を供給するように努める。「2011年の東日本大震災や16年の熊本地震の経験を踏まえ、レインウエア、長靴、ヤッケ、防寒・防水手袋などを重点的に供給し、復興活動に役立てるようにしたい」(同社広報)。

しまむらは4日、「ファッションセンターしまむら」の石川の4店(羽咋店、七尾店、穴水店、輪島店)の営業を休止した。「安全を確認できた店舗から順次営業を再開する」(公式サイトから)。ファーストリテイリングは「ユニクロ」で石川に全7店、富山に全7店があり、4日は一部は時短営業としつつ全店で営業。「ジーユー」は石川に全4店、富山に全5店があり、全店で営業した。しまむら、ファーストリテイリングともに支援活動などについては現時点では未定。

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能登半島地震で「メガネスーパー」が支援活動 しまむらは4日は4店を休業

1月1日に発生した能登半島地震の影響で、衣料品関連などの一部小売業も、休業や営業時間短縮などの措置を取っている。また、支援活動もスタートしている。

ビジョナリーホールディングスは、石川、富山、新潟、福井の「メガネスーパー」「メガネハウス」全店で支援活動を開始した。眼鏡の無料調整・修理、既製品の老眼鏡の無料提供、使い捨てコンタクトレンズとケア用品の無料配布、補聴器用空気電池の無料配布、補聴器の無償1カ月レンタル、被災者や家族が眼鏡、補聴器を買う際の50%オフ(1年以内に振り込み、内金必要なし)を店頭で実施。一部支援は公式サイトからの申し込みも受け付けている。

ワークマンは石川県と富山県にそれぞれ7店舗をフランチャイズで運営する。一部店舗で棚の商品が崩れる程度で、大きな被害は報告されていない。正月の3が日は休業で、きょう4日から営業が始まった。ただし石川県七尾市など震源に近い店舗では時短などの措置で柔軟に対応する。取り扱うのが作業服や作業用具のため、被災地の店舗で求められる商品を供給するように努める。「2011年の東日本大震災や16年の熊本地震の経験を踏まえ、レインウエア、長靴、ヤッケ、防寒・防水手袋などを重点的に供給し、復興活動に役立てるようにしたい」(同社広報)。

しまむらは4日、「ファッションセンターしまむら」の石川の4店(羽咋店、七尾店、穴水店、輪島店)の営業を休止した。「安全を確認できた店舗から順次営業を再開する」(公式サイトから)。ファーストリテイリングは「ユニクロ」で石川に全7店、富山に全7店があり、4日は一部は時短営業としつつ全店で営業。「ジーユー」は石川に全4店、富山に全5店があり、全店で営業した。しまむら、ファーストリテイリングともに支援活動などについては現時点では未定。

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mshから新ブランド「スンカ」がデビュー “香りと時間のサイエンス”で心身をケアする入浴剤2種を発売

アイメイクブランド「ラブ・ライナー(LOVE LINER)」などを展開するmshは、新ブランド「スンカ(SUNCA)」を立ち上げた。第1弾として、香りと溶解時間の異なる2種の薬用入浴剤を1月9日に公式サイトとアマゾンで発売する。すでに全国のバラエティーショップで販売を開始し、ブランド公式サイトでは予約を受け付けている。

ブランド名は、「寸暇:わずかな暇」に由来し、「自分の心身を労わる時間がなかなか取れない今、1日における“寸暇”を香りによって“無になる時間”に変えるブランドでありたい」という思いを込めた。感性デザインのプロフェッショナル集団KANSEI Design Limitedと共同で、香りやブランドロゴやプロダクトデザインを科学的に開発した。

第1弾の薬用入浴剤は、香りと溶解時間に着目。ヴァイオレットとハーブの香りの“入浴剤 繭のなか12錠”【医薬部外品】(3080円)と、ネロリとライラックの香りの“入浴剤 月のかさ12錠” 【医薬部外品】(3080円)の2種をラインアップする。2つの香りは“無”を表現したもので、“繭のなか”は溶解時間約10分の長時間発泡タイプ、“月のかさ”は溶解時間約3分の短時間発泡タイプとなっている。美容成分3種を配合するほか、塩素を中和するグルタミン酸ナトリウムを配合し、優しいお湯で健やかな肌へ導く。なお、2種を詰め合わせた“入浴剤 アソート4錠” 【医薬部外品】(1210円)、“入浴剤 アソート12錠” 【医薬部外品】(3080円)も用意する。

同社の調査によると、温浴効果をしっかり得ることができる理想の入浴時間が10分であるのに対し、現代人の半数弱が5分以下、約3割が3分以下という入浴時間しか取れていないということが明らかになった。そこで、“無になる”2種類の香りと、理想と現実の入浴時間の掛け合わせ、その日の気分や時間に合わせて使える入浴剤2種を開発。“香りと時間のサイエンス”で、心と身体の両方をケアする。

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「イッセイ ミヤケ」と「ナルシソ ロドリゲス」の香水値上げ 原料と包装材の高騰により

資生堂は2月1日、「イッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUMS)」と「ナルシソ ロドリゲス パルファム(NARCISO RODRIGUEZ PARFUMS)」の一部商品の価格を改定する。香水の原料や包装材料の高騰によるもので、220〜1650円程度の値上げになる。

アイテム数は「イッセイ ミヤケ パルファム」が52品、「ナルシソ ロドリゲス パルファム」は25品で、シャワージェルやボディーローションなども含む。

“イッセイ ミヤケ ロードゥ イッセイ パルファム“(15mL)の希望小売価格は2万5080円から2万6290円に、“イッセイ ミヤケ ロードゥ イッセイ オードパルファム”は25mL9460円を9900円、50mL1万3970円を1万4630円に、75mL1万6940円を1万7820円に変更する。

“ナルシソ ロドリゲス フォーハー オードトワレ”は30mL8690円が9240円に、50mL1万2980円を1万3750円に、100mLを1万7710円から1万8810円に改定するほか、“ナルシソ ロドリゲス フォーハー オードパルファム”も30mL9900円を1万450円、50mL1万5400円を1万6280円、100mL1万9580円を2万790円に値上げをする。

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「イッセイ ミヤケ」と「ナルシソ ロドリゲス」の香水値上げ 原料と包装材の高騰により

資生堂は2月1日、「イッセイ ミヤケ パルファム(ISSEY MIYAKE PARFUMS)」と「ナルシソ ロドリゲス パルファム(NARCISO RODRIGUEZ PARFUMS)」の一部商品の価格を改定する。香水の原料や包装材料の高騰によるもので、220〜1650円程度の値上げになる。

アイテム数は「イッセイ ミヤケ パルファム」が52品、「ナルシソ ロドリゲス パルファム」は25品で、シャワージェルやボディーローションなども含む。

“イッセイ ミヤケ ロードゥ イッセイ パルファム“(15mL)の希望小売価格は2万5080円から2万6290円に、“イッセイ ミヤケ ロードゥ イッセイ オードパルファム”は25mL9460円を9900円、50mL1万3970円を1万4630円に、75mL1万6940円を1万7820円に変更する。

“ナルシソ ロドリゲス フォーハー オードトワレ”は30mL8690円が9240円に、50mL1万2980円を1万3750円に、100mLを1万7710円から1万8810円に改定するほか、“ナルシソ ロドリゲス フォーハー オードパルファム”も30mL9900円を1万450円、50mL1万5400円を1万6280円、100mL1万9580円を2万790円に値上げをする。

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「ディオール」が“カプチュール トータル”の部分用美容液を発売 ヒアルロン酸を肌にチャージ

「ディオール(DIOR)」は1月12日、ブランドを代表するスキンケアライン“カプチュール トータル”から部分用美容液“カプチュール トータル ヒアルショット”(15mL、1万2980円)を発売する。

張りや艶のある若々しい肌に欠かせないヒアルロン酸の“補充”に着目した同商品は、バリア機能をサポートする高分子のヒアルロン酸と、潤いを届ける中分子のヒアルロン酸を組み合わせた「ディオール」が特許を取得した複合成分を配合。そのほか、“カプチュール トータル”を象徴する再生力の強いロンゴザの植物エキスも採用した。しわやほうれい線、眉間などの気になる部分に塗布することで潤いをチャージ。美容医療の“ヒアルロン酸ショット”のようなふっくらとした肌へ導く。

パッケージは、美容医療の世界から着想を得たシルバーのスレンダーなチューブ型。極細のアプリケーターで、美容液を正確に塗布することが可能だ。

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「ディオール」が“カプチュール トータル”の部分用美容液を発売 ヒアルロン酸を肌にチャージ

「ディオール(DIOR)」は1月12日、ブランドを代表するスキンケアライン“カプチュール トータル”から部分用美容液“カプチュール トータル ヒアルショット”(15mL、1万2980円)を発売する。

張りや艶のある若々しい肌に欠かせないヒアルロン酸の“補充”に着目した同商品は、バリア機能をサポートする高分子のヒアルロン酸と、潤いを届ける中分子のヒアルロン酸を組み合わせた「ディオール」が特許を取得した複合成分を配合。そのほか、“カプチュール トータル”を象徴する再生力の強いロンゴザの植物エキスも採用した。しわやほうれい線、眉間などの気になる部分に塗布することで潤いをチャージ。美容医療の“ヒアルロン酸ショット”のようなふっくらとした肌へ導く。

パッケージは、美容医療の世界から着想を得たシルバーのスレンダーなチューブ型。極細のアプリケーターで、美容液を正確に塗布することが可能だ。

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能登半島地震、世界的な合繊産地を直撃 テキスタイル生産にも影響か

能登半島地震が直撃したエリアの一部は、世界的な合繊テキスタイル産地として知られており、テキスタイル供給にも影響を与える可能性がある。繊維メーカー最大手の東レは、自社工場では石川工場(石川県能美市)を筆頭に、創和テキスタイルや丸一繊維などの子会社・グループ会社を含めると石川・新潟などの工場・オフィスの7拠点が被災した。「被害状況は確認中だが、現時点では全拠点で稼働は止まっている。再開については、まだなんとも言えない」という。

日本最大の織物メーカーで、能登半島南部の中能登町に本社、隣接する七尾市にも工場を構える丸井織物は、「従業員の安否については全員確認できたものの、避難所生活を余儀なくされている従業員もいる。設備や建屋などには一部で被害があった。ただ、ライフラインは一部を除き再開しており、納期遅れはなんとか回避できるよう全力で復旧に取り組んでいる」という。ウェブサイト上でも情報を更新しており、「生産再開のめどが立ち次第、ウェブサイトで告知する」という。なお、Tシャツプリント製造・販売の「アップティー(UP-T)」のみは被害が軽微だったこともあり、すでに生産を再開しているという。

石川県能美市に本社及び工場を持つ染色加工最大手の小松マテーレは、「漏水などはあったものの建屋・設備ともに軽微で、午前の整備・点検を経て、本社工場に関しては午後からは通常通り稼働を開始できた」という。

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能登半島地震、世界的な合繊産地を直撃 テキスタイル生産にも影響か

能登半島地震が直撃したエリアの一部は、世界的な合繊テキスタイル産地として知られており、テキスタイル供給にも影響を与える可能性がある。繊維メーカー最大手の東レは、自社工場では石川工場(石川県能美市)を筆頭に、創和テキスタイルや丸一繊維などの子会社・グループ会社を含めると石川・新潟などの工場・オフィスの7拠点が被災した。「被害状況は確認中だが、現時点では全拠点で稼働は止まっている。再開については、まだなんとも言えない」という。

日本最大の織物メーカーで、能登半島南部の中能登町に本社、隣接する七尾市にも工場を構える丸井織物は、「従業員の安否については全員確認できたものの、避難所生活を余儀なくされている従業員もいる。設備や建屋などには一部で被害があった。ただ、ライフラインは一部を除き再開しており、納期遅れはなんとか回避できるよう全力で復旧に取り組んでいる」という。ウェブサイト上でも情報を更新しており、「生産再開のめどが立ち次第、ウェブサイトで告知する」という。なお、Tシャツプリント製造・販売の「アップティー(UP-T)」のみは被害が軽微だったこともあり、すでに生産を再開しているという。

石川県能美市に本社及び工場を持つ染色加工最大手の小松マテーレは、「漏水などはあったものの建屋・設備ともに軽微で、午前の整備・点検を経て、本社工場に関しては午後からは通常通り稼働を開始できた」という。

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韓国コスメ「ピアー」が新商品のアイパレットを含むリボンエディションを発売

韓国コスメブランド「ピアー(BBIA)」は1月8日、“ローティント”“ラストグリッターハイライナー”の新色と、新商品“エッセンシャルアイパレット”で構成された“リボンエディション”を発売する。

新商品の“エッセンシャルアイパレット”(8.5g、2750円)は、10色のアイパレットで、01 ユアーモーヴ、02 ユアーピーチの各イエベカラーとブルベカラーで構成された2種類を用意する。パレット一つで多様なメイクアップの演出ができる。

“ローティント”(4.5g、1600円)は7月に発売されたリップティントで、今回は06 ピンク・ロー、07 ピーチ・ローの2色を追加する。水のように軽くしっとりとした塗り心地と水分含量43%以上の含有で、唇の上に透明感溢れる潤いを与える。

“ラストグリッターハイライナー”(0.5g、1320円)は、5月に発売された商品で、04 デューイロージーカラーを追加する。 繊細なグリッター粒子が輝くハイライナーで、涙袋だけでなく、唇、ハイライター、頬骨などさまざまに活用でき、メイクアップにグロウボリューム感を演出する。

発売を記念し、8日まで公式楽天市場とQoo10で、“エッセンシャルアイパレット”、“ローティント”、“ラストグリッターハイライナー”を最大30%の割引価格で販売する企画を実施。さらに、セット商品や数量限定ギフトなど先行発売ならではの特別なプロモーションも用意している。

「ピアー」は、「性別や年齢を問わず “自分らしさ”、“美しさ”を追求する、自分の本来の美しさを最大限に引き出すメイクアップを」というテーマで2004年に韓国で誕生したコスメブランド。

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「アフタヌーンティー・ティールーム」がいちごづくしのティータイムを提供 スイーツやビュッフェも登場

サザビーリーグの「アフタヌーンティー・ティールーム(AFTERNOON TEA TEAROOM)」は1月11〜31日、甘酸っぱい旬のいちごを使用した「苺のアフタヌーンティーセット」を提供する。価格は1人1980円。季節限定のいちごスイーツと定番スイーツの中から3品と、いちごでアレンジしたこだわりのお茶を好みに応じて選べるスペシャルプレートを用意する。

シーズン限定のいちごスイーツは、“苺とリコッタのショートケーキ”(900円)、“苺と紅茶のパフェ”(ハーフサイズ)、“苺のスコーン”に加えて、期間限定のハチミツとサワークリームのホイップで仕上げた“苺サンド”、“苺のムースとジャスミンゼリー”をそろえる。

いちごシーズン限定の選べるお茶からは、マイルドな渋みと爽やかな味わいにストロベリーの香りが広がる“ストロベリーダージリン セカンドフラッシュブレンド”のほか、いちごのコンフィチュールを添えた“ストロベリーチャイ”(980円)、華やかな香りの“苺とジャスミンのジュレッティー”(980円)など、いちごづくしのティータイムが楽しめる。なお、“苺とリコッタのショートケーキ”(900円)、“苺とアールグレイのパフェ”(1500円、紅茶付き)は現在販売中で、3種のお茶はイベント同日から単品販売を行う。

また、2月1〜28日には2月限定の“苺のアフタヌーンティーセット”を、2月8〜21日は、酸味が少なく甘さが際立つ“とちあいか”など、国産苺を贅沢に使用した苺づくしのスイーツプレートを用意。さらに、いちごスイーツやセイボリーを飲み放題の紅茶と楽しむ完全予約制の「苺のスイーツオーダービュッフェ」も1月に限定店舗で開催。1月5日から予約を受け付ける。

■【1月限定】苺のアフタヌーンティーセット
期間:2024年1月11〜31日
時間:14:00〜 ※数量限定
場所:アフタヌーンティー・ティールーム
料金:1980円(紅茶付き)

■【2月限定】苺のアフタヌーンティーセット
期間:2024年2月1〜28日
時間:14:00〜 ※数量限定
場所:アフタヌーンティー・ティールーム
料金:1980円(紅茶付き)
※一部店舗は3品固定の「苺のアフタヌーンティーセット」を実施
詳しくは、アフタヌーンティーブランドサイトを参照

■とちあいかづくしのスイーツプレート
期間:2024年2月8〜21日
時間:14:00〜 ※数量限定
場所:アフタヌーンティー・ティールーム 丸の内新丸ビル、アトレ上野、東京スカイツリータウン・ソラマチ、メトロエム後楽園、ルミネ北千住、東武百貨店池袋店、京王百貨店新宿店、玉川髙島屋S.C.、フレル・ウィズ自由が丘、ルミネ荻窪、伊勢丹立川店、聖蹟桜ヶ丘S.C.、セレオ八王子、調布パルコ、町田東急ツインズ、東武百貨店宇都宮店(計16店舗)
料金:2500円(紅茶付き)

※上記16店舗以外のアフタヌーンティー・ティールームでは、旬の国産苺を贅沢に使用した“苺づくしのスイーツプレート”(2300円、紅茶付き)を展開する。

■【店舗限定】苺のスイーツオーダービュッフェ(120分制)
期間:2024年1月15~30日 ※月火水限定
時間:店舗により異なる
料金:4500円

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「ジルスチュアート ビューティ」が伊勢丹新宿本店でポップアップ 濃密リッププランパーの限定色を用意

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は1月17〜23日、伊勢丹新宿本店で“ジルスチュアート バレンタイン ティアーズ(JILL STUART VALENTINE TREATS)”をコンセプトにしたポップアップイベントを開催する。

同ポップアップイベントでは、本発売を1⽉26⽇に控えている限定ライフスタイルコレクション“スウィート ストロベリー ティアーズ”を先行販売する。甘酸っぱいいちごに紅茶を加えた香り“ストロベリー&ティー”からオードトワレなどの3種のアイテムを、いちごにショコララテの甘みがとけ込んだ香り“ストロベリーショコララテ”からボディーミルクとハンドクリームの2つの商品を用意した。

伊勢丹新宿本店および公式オンラインストア「ミーコ(MEECO)」で、リップ美容液“クリスタルブルーム リップブーケ セラム”(限定1色、各3740円)のきらめくグリーンやブルーのパールを配合した限定色“103 ライラック グリーム”が登場。花言葉を思わせるキャッチコピーとして「これからもよろしくね【友情、青春の思い出】」の言葉を添えた。ほか、2月16日に発売する新色2色も販売する。

さらに、イベント限定のノベルティーも用意した。"スウィート ストロベリー ティアーズ"コレクションの限定品を含む2つ以上購入した来店客には先着でイベント限定のオリジナル巾着でラッピングを、"クリスタルブルーム リップブーケ セラム"を含む8800円以上の購入者には、先着で甘いストロベリーをイメージしたオリジナル刺繡ポーチをプレゼントする。

■「ジルスチュアート ビューティ」ポップアップイベント
期間:1⽉17〜23日
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 化粧品プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14−1

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「ジルスチュアート ビューティ」が伊勢丹新宿本店でポップアップ 濃密リッププランパーの限定色を用意

「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は1月17〜23日、伊勢丹新宿本店で“ジルスチュアート バレンタイン ティアーズ(JILL STUART VALENTINE TREATS)”をコンセプトにしたポップアップイベントを開催する。

同ポップアップイベントでは、本発売を1⽉26⽇に控えている限定ライフスタイルコレクション“スウィート ストロベリー ティアーズ”を先行販売する。甘酸っぱいいちごに紅茶を加えた香り“ストロベリー&ティー”からオードトワレなどの3種のアイテムを、いちごにショコララテの甘みがとけ込んだ香り“ストロベリーショコララテ”からボディーミルクとハンドクリームの2つの商品を用意した。

伊勢丹新宿本店および公式オンラインストア「ミーコ(MEECO)」で、リップ美容液“クリスタルブルーム リップブーケ セラム”(限定1色、各3740円)のきらめくグリーンやブルーのパールを配合した限定色“103 ライラック グリーム”が登場。花言葉を思わせるキャッチコピーとして「これからもよろしくね【友情、青春の思い出】」の言葉を添えた。ほか、2月16日に発売する新色2色も販売する。

さらに、イベント限定のノベルティーも用意した。"スウィート ストロベリー ティアーズ"コレクションの限定品を含む2つ以上購入した来店客には先着でイベント限定のオリジナル巾着でラッピングを、"クリスタルブルーム リップブーケ セラム"を含む8800円以上の購入者には、先着で甘いストロベリーをイメージしたオリジナル刺繡ポーチをプレゼントする。

■「ジルスチュアート ビューティ」ポップアップイベント
期間:1⽉17〜23日
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 化粧品プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14−1

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「ディオール」がミシュラン三つ星シェフと提携 関空にカフェのほか、大阪にレストランも

「ディオール(DIOR)」はこのほど、世界で最もミシュランの星を獲得した女性シェフ、アンヌ=ソフィー・ピック(Anne-Sophie Pic)と長期的なパートナーシップ契約を締結した。そのコラボレーション第1弾として、関西国際空港第2ターミナルにオープンした「ディオール」ブティックに、「カフェ ディオール バイ アンヌ=ソフィー・ピック(Cafe Dior by Anne-Sophie Pic)」を併設。2025年には、ピック=シェフが総指揮を執るレストラン「ムッシュ ディオール(Monsieur Dior)」を大阪にオープンする。

「カフェ ディオール バイ アンヌ=ソフィー・ピック」では、創業者のクリスチャン・ディオール(Christian Dior)がデザインしたアイコニックなモチーフ“カナージュ”のほか、千鳥格子やレオパード柄、草花や神話をモチーフとした“トワル ドゥ ジュイ”など、ブランドのシグニチャーコードで飾られたケーキやペーストリーなどの焼き菓子を提供している。

ピック=シェフは、「ムッシュ・ディオールは、理想的な女性像を描き出した、比類のないクチュリエ。その独自のクリエイションにおける美しい曲線などを通じて、女性性を昇華して見せた。女性のシェフとしてその繊細さに心を動かされるし、この提携によってフランスのエレガンスやサヴォアフェール(受け継がれる職人技)を称えられることを誇らしく思う」と語った。なお、同氏は世界で9店のレストランを展開しており、そのうちの3店がミシュランの三つ星を獲得。合計では、ミシュランの星を10個獲得している人気シェフだ。

「ディオール」は、パリ・モンテーニュ通り30番地にある旗艦店を22年に改装オープンした際、著名なシェフのジャン・インベルト(Jean Imbert)が率いるレストラン「ムッシュ ディオール」を設けた。また、東京・銀座の「カフェ ディオール バイ ラデュレ」のほか、アメリカやアジアで「カフェ ディオール」を運営している。

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羽田空港に“日本発ラグジュアリー”集積ショップ「JMC」 愛知県からは「スズサン」の有松・鳴海絞りのストール

【愛知県】
「スズサン(SUZUSAN)」のストール

「JMC」では、愛知県・有松にある「スズサン」のストールを販売する。同地は世界で最も絞り技法の多い染め物の産地として知られ、「スズサン」の前身である鈴三商店時代から100年以上に渡り技術を受け継いでいる。5代目の村瀬弘行氏を中心にブランド「スズサン」を立ち上げ、有松・鳴海絞りによるアイテムは独特な仕上がりが楽しめる。

日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは12月22日、羽田空港第3ターミナル出国エリア内に日本発の地方創生型ラグジュアリーブランド「ジャパン マスタリー コレクション(JAPAN MASTERY COLLECTION)以下、JMC」のショップをオープンした。

「JMC」は、単なるメード・イン・ジャパン商品の展開ではなく、ジャパン・ラグジュアリーを通じて“守るべき日本の美と技”を未来につなぐためのプラットフォームを構築し、製品への評価、生産者への資金の還元、後継者育成を目指すブランドだ。国内外の人々との接点である出国エリア内の店舗を通じて、同ブランドの感性基準に基づき日本各地から選定したオリジナル商品を含むアパレル、靴やバッグ、生活雑貨、現代アートなどを販売する。

店舗にはプロモーションエリアも設置。オープン第1弾は、「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」による特別展「ひかりの底」を予定している。甘橘山美術館準備室長(小田原文化財団 江ノ浦測候所)を務める橋本麻里氏をキュレーターに迎え、変化し続ける工芸の最先端で活躍する作家6人が作品の展示と販売を行う。第2弾は、 株式会社山本寛斎事務所と当社の共同のファッション企画「婆娑羅 BASARA」を予定している。

常時日本語、中国語、英語に対応できるサービスも整えており、店頭ポップの2次元コードを読み取ると選択した言語で商品説明や作家の紹介などを閲覧できる。

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羽田空港に“日本発ラグジュアリー”集積ショップ「JMC」 愛知県からは「スズサン」の有松・鳴海絞りのストール

【愛知県】
「スズサン(SUZUSAN)」のストール

「JMC」では、愛知県・有松にある「スズサン」のストールを販売する。同地は世界で最も絞り技法の多い染め物の産地として知られ、「スズサン」の前身である鈴三商店時代から100年以上に渡り技術を受け継いでいる。5代目の村瀬弘行氏を中心にブランド「スズサン」を立ち上げ、有松・鳴海絞りによるアイテムは独特な仕上がりが楽しめる。

日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは12月22日、羽田空港第3ターミナル出国エリア内に日本発の地方創生型ラグジュアリーブランド「ジャパン マスタリー コレクション(JAPAN MASTERY COLLECTION)以下、JMC」のショップをオープンした。

「JMC」は、単なるメード・イン・ジャパン商品の展開ではなく、ジャパン・ラグジュアリーを通じて“守るべき日本の美と技”を未来につなぐためのプラットフォームを構築し、製品への評価、生産者への資金の還元、後継者育成を目指すブランドだ。国内外の人々との接点である出国エリア内の店舗を通じて、同ブランドの感性基準に基づき日本各地から選定したオリジナル商品を含むアパレル、靴やバッグ、生活雑貨、現代アートなどを販売する。

店舗にはプロモーションエリアも設置。オープン第1弾は、「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」による特別展「ひかりの底」を予定している。甘橘山美術館準備室長(小田原文化財団 江ノ浦測候所)を務める橋本麻里氏をキュレーターに迎え、変化し続ける工芸の最先端で活躍する作家6人が作品の展示と販売を行う。第2弾は、 株式会社山本寛斎事務所と当社の共同のファッション企画「婆娑羅 BASARA」を予定している。

常時日本語、中国語、英語に対応できるサービスも整えており、店頭ポップの2次元コードを読み取ると選択した言語で商品説明や作家の紹介などを閲覧できる。

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【2024年バレンタイン】ローソンの「アンド バイ ロムアンド」がココア&いちごチョコのティントを限定発売

韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発しているコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド(&ND BY ROM&ND)」は1月9日、2024年のバレンタインデーに合わせて定番のリップティント“グラッシーボムティント“(限定2色、各820円)からチョコレートカラーの限定色を全国のローソン店舗で数量限定発売する。

“グラッシーボムティント“は艶のある唇に仕上がるティントリップで、定番カラーは「ロムアンド」の人気カラー分析を元にしたローズやブリック、ピンクなどの5色をそろえている。

限定色はミルクをたっぷりと入れたココアを思わせるブラウン系“VD01 ミルキーココア“と、いちごチョコをイメージしたローズ系“VD02 チョコボム“の2色。どちらも甘すぎない色味で、デートメイクからオフィスメイクまで幅広く使える。

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【2024年バレンタイン】ローソンの「アンド バイ ロムアンド」がココア&いちごチョコのティントを限定発売

韓国コスメブランド「ロムアンド(ROM&ND)」とローソンが共同開発しているコンビニコスメブランド「アンド バイ ロムアンド(&ND BY ROM&ND)」は1月9日、2024年のバレンタインデーに合わせて定番のリップティント“グラッシーボムティント“(限定2色、各820円)からチョコレートカラーの限定色を全国のローソン店舗で数量限定発売する。

“グラッシーボムティント“は艶のある唇に仕上がるティントリップで、定番カラーは「ロムアンド」の人気カラー分析を元にしたローズやブリック、ピンクなどの5色をそろえている。

限定色はミルクをたっぷりと入れたココアを思わせるブラウン系“VD01 ミルキーココア“と、いちごチョコをイメージしたローズ系“VD02 チョコボム“の2色。どちらも甘すぎない色味で、デートメイクからオフィスメイクまで幅広く使える。

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キャンドル「アーメン」に見るサステナブル パラフィン不使用で包装はキノコ菌糸由来

フランス発のホームフレグランスブランド「アーメン(AMEN)」は、キャンドルを通じて自身が考えるサステナブルを体現している。パラフィン不使用のベジタブル・オイル・ワックスを原料に、パッケージにはキノコの菌糸由来の素材を採用。デザイナーのステラ・マッカートニー(Stella McCARTNEY)も愛用するこのキャンドルの香りについて、創業者のロドリゴ・ガルシア・アルバレス(Rodrigo Carcia Alvarez)は「何千年もの歴史があるアロマテラピーの原則に従って選んだ」と話す。

ジャスミンなど“チャクラを整える”7つの香り

ウルグアイ生まれのロドリゴが「アーメン」を立ち上げたのは2020年、パンデミックの最中だった。デビューコレクションは、世界中の主要なヨガスタジオやグルが指導を受けながら「7つのチャクラを整え、心・体・魂のバランスを整える」7つの香りを選択。香りの都、南フランスのグラースで調香し、原料にはパラフィン不使用のベジタブル・オイル・ワックスを使用して手作業で製作した。

再利用可能な陶器製の容器を包むのは、米国のエコヴァティブ(ECOVATIVE)が開発したマッシュルームの菌糸体を原料にしたパッケージだ。このパッケージは適切な条件下であれば45日で生分解するという。デビューコレクションは、パリのドーバー・ストリート・パルファン・マーケット、NYのバーグドルフ・グッドマン、ロンドンのセルフリッジが販売した。

マッシュルームの菌糸体由来のパッケージを選んだ理由をロドリゴは次のように話している。「プラスチック問題は100%経済学的なものであり、だからこそ私たちはこの問題を解決して、次の世代までにプラスチックのない世界を実現することができると思う。プラスチックが発明された当時は、それはとても高価なものだったが、コスト改善で非常に安価になり、今ではプラスチックに触れないで一日中生活することは不可能だ。新興ブランドとしてこの容器の採用は、ハードルが高い決断だったが、燃焼時間50時間のキャンドルのために、分解に500年もかかるプラスチックを選ぶことはできなかった」。

「ステラ マッカートニー」の“サステナブル・マーケット”にも登場

ロドリゴは今年、2回来日している。1回目は4月に阪急うめだ本店8階にオープンした「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」による世界初のカフェ併設型コンセプトストア「ステラズ ワールド バイ ステラ マッカートニー(STELLA’S WORLD by Stella McCartney)」のオープン時。“ステラがセレクトした”スーベニアアイテムの一つとして「アーメン」が並び、店頭で説明にあたった。「ステラ マッカトニー」は2024年春夏コレクションのショー会場でも、21のキー素材や技術を紹介する”ステラのサステナブル・マーケット”の中で「アーメン」を紹介している。

またロドリゴは、10月28日にはドーバー ストリート マーケット ギンザ(以下、DSMG)が開催した1日限定イベント「オープンハウス」のために来日し、彫刻家カタリーナ・カミンスキー(Katharina Kaminski)とのコラボレーションをお披露目した。カタリーナの作品は、粘土で手作りした直径30cmの大きなキャンドルはアートピースとしての存在感がある。他の「アーメン」同様、グラースで植物性ワックスを手作業で注いであり、約1200時間点灯するという。

インターセックスの彫刻家とのコラボで光をデザイン

同じくウルグアイ生まれでパリ在住のアーティストであるカタリーナがデザインするのは器自体加えて、その中の“光の形”だ。火がなくなれば消えてしまう儚いその“形”は丸みを帯び、全てを包み込むような優しさがある。「子宮をイメージした」と聞いて納得する。カタリーナは、身体的な性が男性・女性の中間もしくはどちらとも一致しないインターセックスであり、私たちが“身体的なもの”として認識する規範に対して、作品を通じて疑問を投げかけているという。パートナーでもある2人のリビングルームと寝室には電気はないそうだ。「キャンドルの明かりのほうが会話もより素直になる気がする。火は太古の昔から人と人とのつながりの中心であり、キャンドルは火の要素を入れる容器」と考えている。

誰にでも人懐っこい笑顔で情熱的に話しかけるロドリゴは「各コレクションは単なる製品ではなく、ステートメントであり、会話のきっかけでもある」と語る。「プラスチックのない世界は可能であることを伝える菌糸体のパッケージであれ、インターセックスであることの認識を共有するカタリーナとのコラボであれ、どのコレクションも私たちの時代にふさわしく、同時に時代を超越している。私は、デザインやアートがパラダイムや考え方を変える力を持っていると信じている」。

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キャンドル「アーメン」に見るサステナブル パラフィン不使用で包装はキノコ菌糸由来

フランス発のホームフレグランスブランド「アーメン(AMEN)」は、キャンドルを通じて自身が考えるサステナブルを体現している。パラフィン不使用のベジタブル・オイル・ワックスを原料に、パッケージにはキノコの菌糸由来の素材を採用。デザイナーのステラ・マッカートニー(Stella McCARTNEY)も愛用するこのキャンドルの香りについて、創業者のロドリゴ・ガルシア・アルバレス(Rodrigo Carcia Alvarez)は「何千年もの歴史があるアロマテラピーの原則に従って選んだ」と話す。

ジャスミンなど“チャクラを整える”7つの香り

ウルグアイ生まれのロドリゴが「アーメン」を立ち上げたのは2020年、パンデミックの最中だった。デビューコレクションは、世界中の主要なヨガスタジオやグルが指導を受けながら「7つのチャクラを整え、心・体・魂のバランスを整える」7つの香りを選択。香りの都、南フランスのグラースで調香し、原料にはパラフィン不使用のベジタブル・オイル・ワックスを使用して手作業で製作した。

再利用可能な陶器製の容器を包むのは、米国のエコヴァティブ(ECOVATIVE)が開発したマッシュルームの菌糸体を原料にしたパッケージだ。このパッケージは適切な条件下であれば45日で生分解するという。デビューコレクションは、パリのドーバー・ストリート・パルファン・マーケット、NYのバーグドルフ・グッドマン、ロンドンのセルフリッジが販売した。

マッシュルームの菌糸体由来のパッケージを選んだ理由をロドリゴは次のように話している。「プラスチック問題は100%経済学的なものであり、だからこそ私たちはこの問題を解決して、次の世代までにプラスチックのない世界を実現することができると思う。プラスチックが発明された当時は、それはとても高価なものだったが、コスト改善で非常に安価になり、今ではプラスチックに触れないで一日中生活することは不可能だ。新興ブランドとしてこの容器の採用は、ハードルが高い決断だったが、燃焼時間50時間のキャンドルのために、分解に500年もかかるプラスチックを選ぶことはできなかった」。

「ステラ マッカートニー」の“サステナブル・マーケット”にも登場

ロドリゴは今年、2回来日している。1回目は4月に阪急うめだ本店8階にオープンした「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」による世界初のカフェ併設型コンセプトストア「ステラズ ワールド バイ ステラ マッカートニー(STELLA’S WORLD by Stella McCartney)」のオープン時。“ステラがセレクトした”スーベニアアイテムの一つとして「アーメン」が並び、店頭で説明にあたった。「ステラ マッカトニー」は2024年春夏コレクションのショー会場でも、21のキー素材や技術を紹介する”ステラのサステナブル・マーケット”の中で「アーメン」を紹介している。

またロドリゴは、10月28日にはドーバー ストリート マーケット ギンザ(以下、DSMG)が開催した1日限定イベント「オープンハウス」のために来日し、彫刻家カタリーナ・カミンスキー(Katharina Kaminski)とのコラボレーションをお披露目した。カタリーナの作品は、粘土で手作りした直径30cmの大きなキャンドルはアートピースとしての存在感がある。他の「アーメン」同様、グラースで植物性ワックスを手作業で注いであり、約1200時間点灯するという。

インターセックスの彫刻家とのコラボで光をデザイン

同じくウルグアイ生まれでパリ在住のアーティストであるカタリーナがデザインするのは器自体加えて、その中の“光の形”だ。火がなくなれば消えてしまう儚いその“形”は丸みを帯び、全てを包み込むような優しさがある。「子宮をイメージした」と聞いて納得する。カタリーナは、身体的な性が男性・女性の中間もしくはどちらとも一致しないインターセックスであり、私たちが“身体的なもの”として認識する規範に対して、作品を通じて疑問を投げかけているという。パートナーでもある2人のリビングルームと寝室には電気はないそうだ。「キャンドルの明かりのほうが会話もより素直になる気がする。火は太古の昔から人と人とのつながりの中心であり、キャンドルは火の要素を入れる容器」と考えている。

誰にでも人懐っこい笑顔で情熱的に話しかけるロドリゴは「各コレクションは単なる製品ではなく、ステートメントであり、会話のきっかけでもある」と語る。「プラスチックのない世界は可能であることを伝える菌糸体のパッケージであれ、インターセックスであることの認識を共有するカタリーナとのコラボであれ、どのコレクションも私たちの時代にふさわしく、同時に時代を超越している。私は、デザインやアートがパラダイムや考え方を変える力を持っていると信じている」。

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【2024年バレンタイン】「ディプティック」がバレンタインデー限定のキャンドルセット“べ&ローズ”を発売

パリのフレグランスメゾン「ディプティック(DIPTYQUE)」は1月16日、バレンタインデーに向けたキャンドルセット“限定版バレンタインデュオ クラシックキャンドル べ(BAIES)&ローズ(ROSES)”(各190g、2万240円)を発売する。

ブランドのコレクションの中でも高い人気を誇る2シリーズを組み合わせたセットで、カシスの葉とブルガリアンローズのフルーティーな香りが漂う“ベ(BAIES)”と、軽やかでみずみずしいローズの香りが印象的な“ローズ(ROSES)”の相性の良さを楽しめる。

キャンドルを納めたボックスにはハートのロゴを配し、ボックス2つを横に並べると1つのハートが完成するユニークなデザインに仕上げている。

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羽田空港に“日本発ラグジュアリー”集積ショップ「JMC」 富山県からは伝統技術で着色した「モメンタムファクトリー・ORII」の銅製一輪挿し

【富山県】
「モメンタムファクトリー・ORII(オリイ)」の一輪挿し

「JMC」では、富山県の「モメンタムファクトリー・ORII」による一輪挿しを販売する。同社は1950年の創業以来、美術工芸品や仏具、銅像に至るまで、多岐に渡って銅製品の着色を手掛けている。伝統的な着色技術だけでなく、現代の生活様式にも合わせた独自の発色技術で知られる。

日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは12月22日、羽田空港第3ターミナル出国エリア内に日本発の地方創生型ラグジュアリーブランド「ジャパン マスタリー コレクション(JAPAN MASTERY COLLECTION)以下、JMC」のショップをオープンした。

「JMC」は、単なるメード・イン・ジャパン商品の展開ではなく、ジャパン・ラグジュアリーを通じて“守るべき日本の美と技”を未来につなぐためのプラットフォームを構築し、製品への評価、生産者への資金の還元、後継者育成を目指すブランドだ。国内外の人々との接点である出国エリア内の店舗を通じて、同ブランドの感性基準に基づき日本各地から選定したオリジナル商品を含むアパレル、靴やバッグ、生活雑貨、現代アートなどを販売する。

店舗にはプロモーションエリアも設置。オープン第1弾は、「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」による特別展「ひかりの底」を予定している。甘橘山美術館準備室長(小田原文化財団 江ノ浦測候所)を務める橋本麻里氏をキュレーターに迎え、変化し続ける工芸の最先端で活躍する作家6人が作品の展示と販売を行う。第2弾は、 株式会社山本寛斎事務所と当社の共同のファッション企画「婆娑羅 BASARA」を予定している。

常時日本語、中国語、英語に対応できるサービスも整えており、店頭ポップの2次元コードを読み取ると選択した言語で商品説明や作家の紹介などを閲覧できる。

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映画「翔んで埼玉」と「小麦の奴隷」 がコラボ “埼玉県人用 そこらへんの草パン”を販売

温泉道場と温浴ブランド「おふろcafé」は、映画「翔んで埼玉 〜琵琶湖より愛をこめて〜」とコラボレートし、おふろや宿泊、食にまつわるイベントを2024年1月31日まで実施している。

温泉道場が運営するおこもりリゾート「ときたまひみつきちコモリバ」内のエンタメパン屋「小麦の奴隷 ときがわ町店」にて、1月6日~31日までの土日(各日数量限定)、「翔んで埼玉」コラボパン“埼玉県人用 そこらへんの草パン”(390円)を販売する。埼玉県の秩父地方に古くから伝わる伝統の農産物“しゃくし菜”と、埼玉県が全国生産量5位の“水菜”という、埼玉が誇る2種の草をふんだんに使用したパンになっている。

温浴ブランド「おふろcafé」の系列店では映画公開を記念し、“海へのあこがれ塩の湯”を実施中(1月7日まで)。エプソムソルトと海塩をたっぷり配合し、爽やかなミントの香りとブルーカラーが海を想起させる。売店では埼玉の自虐と郷土愛を込めたオリジナルグッズを販売。“埼玉県のそこらへんの草の湯 入浴剤”(20g、418円)、“フェイスタオル”(1980円)、“バスタオル”(5280円)を展開している。

温泉道場が運営するビオリゾート「ホテル&スパ オーパークおごせ」では、映画公開を記念した期間限定の特別コース料理“日本埼玉化計画コース”(4980円)を提供(1月31日まで)。全5品のコースメニューは、埼玉県が誇る全国出荷数上位の食材を使用。“そこらへんの草の生春巻き”や“灼熱の熊谷アヒージョ”など、ユニークなメニュー名とともに埼玉県の魅力を発信する内容になっている。

さらに期間限定の特別客室、白鵬堂学院Z組の空間を再現したような部屋“おんぼろグランピングルーム”(1万9800円/室〜)が登場。撮影で実際に使用した小道具も設置した、おんぼろな雰囲気と映画の世界観に浸れる部屋で埼玉県人の生活(?)を体験することが可能だ。

そのほか「おふろcafé」のハレニワ食堂では、ぺんぺん草など埼玉県産のそこらへんの草を味わえるセットメニュー“都会への憧れ そこらへんの草セット”(930円)を提供(1月31日まで)。温泉道場が製造販売するオリジナルスイーツ「湯あがりミルクチーズケーキ工房 ふろまあじゅ」に、“そこらへんの草味”(450円)が登場している(1月31日まで)。

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靴まみれの記者が2023年最後に買ったもの&24年最初に唾を付けたもの

1.5足——スニーカー研究メディア「すにらぼ」が、10~60代の男女300人に聞いた革靴の所持数だ。

一方で、僕の所持数は50足。当然、玄関の靴箱には収まりきらず、自室を圧迫している。文字通り、靴に埋もれて寝ている状態で、妻子からは事あるごとに「捨てろ」と言われるが、のらりくらりやり過ごしている。

包まれるような天使の履き心地 「サンタリ」のムートンスリッポン

そんな“シューズホリック”で、なんなら革靴の山で“遭難”している僕が「とはいえ、これは手に入れなければ!」と2023年最後に購入したのが、舘篤史デザイナーが手掛けるシューズブランド「サンタリ(SANTARI)」のスリッポン“サボユキ”(4万9500円)だ。

最大の特徴はムートンを用いる点で、革靴は大好きだけど革靴に嫌われている=“ガラスの足(どんな靴を履いても痛い……)”を持つ僕にとっては「蜘蛛の糸」的な存在。つまり、“買わない”はあり得なかったわけで。

編集部や移動中の新幹線や飛行機ですぐに靴を脱ぎたい僕も、包まれるようなフィット感に大満足。芯材を最小限にしているため天地をフラットにして持ち運ぶことができ、「かかとを踏んで履いても良い」とのこと。

舘デザイナーは、「ムートンならではの心地良さは残しつつ、履いたときに内側の毛の部分が見えなくなるのがポイント。個人的に“私、今、ムートン靴を履いてます!”みたいなのが嫌で……」と話す。そんな作り手のアマノジャクさにも引かれた(笑)。

“シューズ難民”の記者が全幅の信頼を置く英国製ハンドメードスニーカー

23年の“革靴納め”もそこそこに、24年の“相棒”として早々に唾を付けたのが英国のハンドメードスニーカーブランド「ウォルシュ(WALSH)」の“PBウルトラエクストリーム”だ。

革靴に比べてスニーカーは10足と持っていない僕だけど、“ガラスの足”にシンデレラフィットしてくれ、まさに“困ったときの「ウォルシュ」”になっている。

本来はフェルランニング(オフロードの高地を走る競技)用のシューズで、過酷な環境下での着用を考慮した設計のため雨も弾いてくれて、雪国にある妻の実家に帰省中の今も“ピラミッドグリップ”(凹凸のあるソール)が安心の防滑性を発揮してくれている。

僕は16年に初めて購入して出張などでヘビロテしていたのだが、19年に輸入元のカメイ・プロアクト(東京、長谷部誠社長)が当該モデルの仕入れを中止……。それなりにくたびれた“PBウルトラエクストリーム”を酷使し過ぎないように、とはいえ全面的に頼りにしつつ履いていた。それが24年春夏シーズンに再入荷すると聞いて、即挙手した。

最新バージョンはインソールを低反発のものに変更して、さらに履き心地を向上させたそう。現地ボルトンの労働賃金が上がり、同時に円安が進行する中、販売価格は8年前から微増の3万800円とのことで“申し訳なさ”さえ感じてしまうが、カメイ・プロアクトの企業努力に感謝しつつ享受することにしたい。

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羽田空港に“日本発ラグジュアリー”集積ショップ「JMC」 石川県からは現代美術家・中村元風による深紅の陶磁作品

【石川県】
中村元風の陶磁作品

「JMC」では、石川県出身の現代美術家および科学者の中村元風の陶磁作品“希赤夜明け”を販売する。表面を覆うガラス質の層、釉薬は、中村が科学的に研究し完成させた“希赤”を用いている。“希赤”が生み出す特徴的な深紅の色味と光沢、厚みは、太陽の力強い輝きを連想させる。

日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは12月22日、羽田空港第3ターミナル出国エリア内に日本発の地方創生型ラグジュアリーブランド「ジャパン マスタリー コレクション(JAPAN MASTERY COLLECTION)以下、JMC」のショップをオープンした。

「JMC」は、単なるメード・イン・ジャパン商品の展開ではなく、ジャパン・ラグジュアリーを通じて“守るべき日本の美と技”を未来につなぐためのプラットフォームを構築し、製品への評価、生産者への資金の還元、後継者育成を目指すブランドだ。国内外の人々との接点である出国エリア内の店舗を通じて、同ブランドの感性基準に基づき日本各地から選定したオリジナル商品を含むアパレル、靴やバッグ、生活雑貨、現代アートなどを販売する。

店舗にはプロモーションエリアも設置。オープン第1弾は、「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」による特別展「ひかりの底」を予定している。甘橘山美術館準備室長(小田原文化財団 江ノ浦測候所)を務める橋本麻里氏をキュレーターに迎え、変化し続ける工芸の最先端で活躍する作家6人が作品の展示と販売を行う。第2弾は、 株式会社山本寛斎事務所と当社の共同のファッション企画「婆娑羅 BASARA」を予定している。

常時日本語、中国語、英語に対応できるサービスも整えており、店頭ポップの2次元コードを読み取ると選択した言語で商品説明や作家の紹介などを閲覧できる。

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2024年の開業&閉店まとめ 原宿の新ランドマーク開業から地方百貨店の閉店まで

2024年に開業する主な商業施設と閉店する主な商業施設を下記にまとめる。東京・原宿では文化発信の拠点となる複合施設が開業したり、長崎県ではスポーツ施設を核にした新しい街が生まれたりする。一方、地方百貨店の低迷は深刻で、島根県と岐阜県からも百貨店が消え、「百貨店ゼロ県」は全国で4県になる。

「一畑百貨店」が閉店(1月14日)

JR松江駅前で営業する一畑百貨店は、1月14日で閉店し、65年の歴史に幕を下ろす。島根県を地盤にする一畑電気鉄道グループに属する地方百貨店。1958年に創業し、98年に現在の場所に移転して営業を続けてきた。だが、郊外の大型ショッピングセンターやカテゴリーキラーに客足を奪われ、2002年に108億円だった売上高は22年に43億円まで落ち込んでいた。一畑百貨店の閉店によって島根県は、山形県、徳島県に続き県内に百貨店が存在しない3番目の県になる。

島根県の玄関口ともいえる駅前が消えると、街のにぎわいが大きく損なわれることになる。松江市や地元商工会議所は中心市街地の活性化に大きな危機感を抱き、対策を練っている。

「名鉄百貨店一宮店」が閉店(1月末)

愛知県一宮市の名鉄百貨店一宮店は1月31日に閉店する。近隣のショッピングセンターとの競争で売り上げが低迷していた。老朽化した建物の改修を迫られる中、百貨店業態での存続は困難と判断された。親会社である名古屋鉄道が跡地の利用を検討する。同店は2000年開業。地上1階・地上7階で売り場面積は1万7500平方メートル。

一宮市は名古屋市にも近いため、中高級品を求める客は品揃えが充実した名駅や栄の百貨店に行く傾向があった。愛知県では20年3月に豊橋市のほの国百貨店、20年8月に岡崎市の西武岡崎店、21年9月に豊田市の松坂屋豊田店が閉店している。名鉄百貨店一宮店の閉店によって愛知県内の百貨店は名古屋市内だけになる。

「豊洲 千客万来」が開業(2月1日)

東京・豊洲市場の隣に新しい観光施設「豊洲 千客万来」が2月1日に開業する。運営は全国で温浴施設を展開する万葉倶楽部(神奈川県小田原市、高橋理社長)。温浴棟「東京豊洲 万葉倶楽部」は24時間営業で、東京湾を望むことのできる露天風呂や、ウォーターフロントの景色を360度パノラマで一望できる足湯庭園などユニークなコンテンツがそろう。食楽棟「豊洲場外 江戸前市場」は、市場の隣接地という強みを生かして新鮮な食材を並べる。江戸時代の市場を再現した横丁や個性的な寿司店を集積したフロアなど、東京観光の名所になりそうだ。

「新所沢パルコ」が閉店(2月29日)

西武新宿線の新所沢駅前に1983年に開業した新所沢パルコが2月29日に閉店する。店舗面積は3万9000平方メートル。パルコ館とレッツ館の2館構成で、レッツ館には映画館「新所沢レッツシネパーク」が営業している。周辺の商業施設との競争激化や近隣の所沢駅周辺に大型施設の出店が計画されており、収益増が見込めないと判断された。

「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG」が開業(3月)

三井不動産は、東京オリンピックの選手村跡地に商業施設「三井ショッピングパーク ららテラス HARUMI FLAG」を3月に開く。地上3階・地下1階で店舗面積は約1万平方メートル。選手村跡地のマンションであるHARUMI FLAGの居住者をメインターゲットに据えており、スーパーマーケットの「サミットストア」をはじめ、「ダイソー」「マツモトキヨシ」など日常生活に欠かせない40店舗が入る。

「東急プラザ原宿 ハラカド」が開業(春)

東急不動産は、東京・原宿の神宮前交差点に商業施設「東急プラザ原宿 ハラカド」を春に開く。同時に、同社は交差点の斜向かいで2012年から営業する東急プラザ表参道原宿の名称を「東急プラザ表参道 オモカド」に変更する。ハラカドとオモカドの2館体制で原宿エリアを盛り上げる。

ハラカドは地上9階・地下3階で延べ床面積は1万9940平方メートル。地下1階に高円寺の銭湯「小杉湯」が入居するほか、アートディレクター千原徹也氏(れもんらいふ代表)ら多くのクリエイターが活動拠点を構えて独自コミュニティー「ハラカド町内会」を設立する。物販や飲食だけでなく、クリエイターが新しい文化を発信する場を目指す。

「キッテ大阪」が開業(7月)

JR大阪駅西側にある旧大阪中央郵便局跡地に建設中の「JPタワー大阪」の低層部の商業施設「キッテ大阪」が7月に開業する。開発・運営は日本郵便など。ターミナル立地の郵便局跡地を開発したキッテ業態は東京、福岡、名古屋に続く4カ所目となる。商業エリアは地下1階から地上6階の約1万6000平方メートル。地上39階のJPタワー大阪には、キッテ以外にオフィス、ホテル、劇場などが入る。

キッテ大阪はJR大阪駅と歩行者デッキで連結されるほか、梅田の地下街とも接続されるなど、アクセスの良さも売り。近隣で働くオフィスワーカーのほか、国内外の観光客もターゲットにして幅広い客層を集める。

「岐阜高島屋」が閉店(7月31日)

岐阜県唯一の百貨店、岐阜高島屋が7月31日に閉店する。岐阜市の繁華街である柳ヶ瀬地区に1977年に開業。売上高はピークの92年に250億円に達していたが、近年は客離れに歯止めがかからず、直近の2023年2月期は131億円に減っていた。今期(24年2月期)も営業赤字の見通しだった。

「長崎スタジアムシティ」が開業(10月14日)

通販大手のジャパネットホールディングスによる地域創生型のプロジェクトとして注目されるのが、10月14日に開業予定の長崎スタジアムシティである。サッカーJ2のVファーレン長崎のサッカー専用スタジアム(約2万人収容)、バスケットボールB1の長崎ヴェルカのアリーナ(約6000人収容)を中心に、オフィス、商業施設、ホテルなどで構成する。サッカーやバスケなどのプロスポーツを一年中楽しめるほか、音楽コンサートなども企画され、全国から大勢の人を集めることが期待される。

JR長崎駅から徒歩10分程度にある旧三菱重工長崎造船所跡地の7.5ヘクタールを再開発した。商業施設には飲食を中心に約90店舗が入る予定。長崎スタジアムシティ全体で年間850万人の利用、1万3000人の雇用創出を見込む。

ジャパネットは長崎県佐世保市の小さなカメラ店として創業。長崎の地域おこしに積極的で、グループ傘下のVファーレン長崎、長崎ヴェルカの運営にも力を入れる。長崎スタジアムシティは地域おこしの集大成で、その建設に約800億円を投じる。

「三井アウトレットパーク マリンピア神戸(建替え計画)」が開業(秋)

三井不動産は1999年に開業した同施設を一時閉館し、建て替え・拡張した上で、秋に再オープンする。新たな事業地としてラグーン(海水を取り込んだ池)の周辺を整備。親水環境を生かしたアスレチック、ドッグラン、フォトスポットなどのゾーンを設けることで、瀬戸内海を望む景観の中、ショッピング以外の楽しみ方も提案する。従来130だった店舗数は150に拡大。国内外のファッションブランドやセレクトショップ、スポーツ&アウトドア、生活雑貨などを幅広くそろえる。

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ファッション編集者はオワコンなのか? 例えば山下英介という生き方

山下英介/ファッション編集者兼「ぼくのおじさん」編集人

山下英介/ファッション編集者兼「ぼくのおじさん」編集人 プロフィール

(やました・えいすけ)1976年6月29日生まれ、埼玉県出身。駒沢大学卒業後、2000年にバウハウスに入社。その後、「レオン」編集部(主婦と生活社)に在籍する。08年、創刊と共に「メンズプレシャス」(小学館)に参画。ファッション・ディレクター、クリエイティブ・ディレクターを歴任し、20年に退任。22年に、ウェブマガジン「ぼくのおじさん」を立ち上げる。「文藝春秋」(文藝春秋)のファッションページも手掛ける PHOTO : YUIKI HAYAKAWA

思えば、自分がこの道を志した四半世紀前から出版界は斜陽だった。とはいえ、“マスコミ”としての輝きはまだかすかにあり、SNSやユーチューブ前夜のため、ことファッションに関しては専売特許状態だった。斜陽産業だからすぐに小山(こやま)の上に立てると思ったが、そうは問屋が卸さず、今もスタート地点あたりを右往左往している。一方で、同じように小さな出版社からキャリアを始めながら、“大手3社”の小学館でファッション・ディレクターを約10年間務めたのが山下英介さんだ。同世代で業界歴も長いため共通の友人・知人も多く、一方で海外の展示会などで顔を合わせたりするものの、話をしたことはほぼなかった山下さんのアトリエを訪ね、“(メンズ)ファッション編集者の現在地点”について聞いた。

——僕らが高校生だった30年ほど前、市井(しせい)のファッションを作るのは雑誌の仕事だった。

山下英介ファッション編集者兼「ぼくのおじさん」編集人(以下、山下):その通りですね。僕は埼玉県中部の鶴ヶ島市で育ったのですが、国道沿いの何もない街で、ファッション誌を読むことだけが楽しみでした。特に「ブーン(Boon)」(祥伝社、2008年休刊)は、キャプションを暗記するほど読み込みました。

——僕も田舎育ちで、境遇が似ている。

山下:ファッションや雑誌に興味のある友達もいなくて。インターネットもない時代ですから、唯一の情報源であるファッション誌を片っ端から読みました。それがフリーランスになったときに役立ちました。

——というと?

山下:「GQ ジャパン(GQ JAPAN)」(コンデナスト・ジャパン)だとこう、「メンズ・イーエックス(MEN'S EX)」(世界文化社)だとこう、と各雑誌のテイストに合わせられたんです。

——山下さんのファッション遍歴についても聞きたい。

山下:目覚めは中学生のときですね。“渋カジ”と出合い、バッシュ(バスケットボールシューズ)やエンジニアブーツ、ビンテージに傾倒しました。高校生になると、渋谷・並木橋のセレクトショップ「レディ・ステディ・ゴー!」(15年閉店)でスーツを買って、ベスパに乗るように。飽きっぽい性分なので、すぐ次、次な感じで……(笑)。まったく通っていないのは、ヒップホップくらいかな?このあたりの雑食感も、雑誌を読みあさるのと似ていると思います。

“業務”は“好き”にはかなわない

——時代は下り、ファッション誌やファッション編集者に代わって、SNSやインフルエンサーが台頭してきた。

山下:仕方ないのかなと。だって、雑誌がつまらないですもん。もちろん、自分が作るものは面白いと信じてやってきましたが、“業務”は“好き”にかないません。大手の総合出版社の場合、異動があるので、ファッション好きがファッション誌を作っているとは限りません。そこに熱は発生しづらいし、それどころか商業媒体ですから広告主への忖度も生まれる。これでは好きの結晶であるSNSに太刀打ちできません。

でも、そういったインフルエンサーの知識やノウハウをアシストしたのは雑誌だと思うんです。

ファッション誌の影響力は減少し続けていますが、いまだにパリやミラノで編集長が丁重に扱われている現実もありますよね。僕も小学館のおかげで、そちら側にいられた1人です。

雑誌と、クライアントである企業・ブランドとの関係も変わってきました。出稿が減って、紙1ページの価値が軽くなりました。一方で、クライアントからの要求は増える。純広告1Pに対してフォロー2Pの“倍返し”状態で、今後いっそうその傾向は強まるでしょう。

判断基準は本質的に良いか?

——華やかな世界にいた山下さんが、今は「ぼくのおじさん」を作っている。

山下:もちろん、それによって離れていった人もいます。でも、全員というわけではないです。そもそも僕自身、ラグジュアリーな生活をしていたわけではないですし。“値段が高いモノ”ではなく、“本質的に良いモノ”に価値を見出している方とは関係が継続しています。逆に、“売れるモノ”を作っている企業・ブランドとは距離があいてきました。

——山下さんを物語るエピソードの1つとして、“自腹でモロッコ・ロケハン事件”がある。

山下:事件って(笑)。僕の中では、いたって普通のことです。モロッコのファッションをはじめとする文化に興味があって、誌面で形にしたかったので自腹で下見に行きました。

——自腹で行った国はほかにもある?

山下:ポルトガルやインドにも飛びましたね。僕は、誌面で紹介する高いスーツも自腹で仕立てています。そうしないと説得力が生まれないんです。でも、それはあくまで自分が楽しむためであって、ある意味で“プレー”というか……。自分が楽しんでいるさまを暗に見せて、読者を誘導する。1980〜90年代の雑誌で多くのファッション編集者が実践していたことで、僕はそれにならっているだけです。ただ、誰よりもお金を使っている自信はあります(笑)。

日陰に光を当てる、それがメディアの役目

——山下さんを見ていて“自分と似ているな”と感じるのは、“下手くそな人を応援する姿勢”。勝ち馬には誰でも乗れるが、“一生懸命、だけど日の目を浴びないヒト・コト・モノ”を応援するのがメディアの役割だと思う。

山下:本当にそう思います。メディアにはまだその力があるのに、100%活用していないと感じます。

——7、8年ほど前、編集者も多く関わってオウンドメディアブームが起きた。が、いつの間にか沈静化してしまった。

山下:自社のことだから良いことしか書かない、それでは読者に見透かされてしまいます。例えば、80〜90年代にビギは自社製品を一切出さない冊子を発行していました。“良い時代”と言ってしまえばそれまでですが、ビギという世界観を好きになってもらうアクションだったと思うんです。そして今、企業・ブランドやメディアにはそれが求められているはず。

——僕もおじさんが好きで、だから「ぼくのおじさん」がスタートした際には“やられた!”と感じ、同時に“このコンセプトでやっていけるのか?”と勝手に心配した。

山下:便宜的に“おじさん”と言っていますが、特に年齢はセグメントしていません。例えば高校生にとって、近所の古着店のアラサーのお兄さんは十分“おじさん”ですよね。それに、今後は女性が出演しても良いと思っています。

——「ぼくのおじさん」の読者層は?

山下:一番大きな“山”は30代で20代、40代と続きます。そして女性率が40%!理由は、まだ分析できていないのですが……。

——ファッション業界の“おじさん”に会うと、皆一様に山下さんを褒める。だから僕はジェラシーを感じている。“おじさん”、そして取材対象者と仲良くなるコツは?

山下:相手を敬い、きちんと向かい合うことでしょうね。例えば高齢の取材対象者の場合、スマホやパソコンを持ってないこともあります。だから「ぼくのおじさん」編集部では、23年にファックスを導入しました(笑)。まぁ、それは一例ですが、相手のために時間を取ることが肝要かと。そこをケチってしまうと何事もうまくいかないです。

——取材対象者をリスペクトしているからこそきちんと下調べし、それが蓄積されて知識・情報となる。結果としてページに深みが生まれ、読者満足度も上がる、という好循環。

山下:そうなることを願ってコツコツとやっています。

——僕らは野武士や傭兵のようにファッションメディアに従事している(させてもらっている)が、25年前に比べてキラキラした目でこの業界を見ている若者は確実に減っている。改善策はある?

山下:難しい質問ですね……。それを発見したら、ぜひ教えてください(笑)。

でも、読み応えのある雑誌を自費出版している若者もいるし、「ぼくのおじさん」読者のようにジェネレーションギャップのあるモチーフに興味を示す若者もいます。僕ら年長者は、そうしたひたむきな行動を見守り、時に手助けしてあげられたらと思います。

夢は20代の編集長を育てること

——人生の折り返し地点を迎え、僕も最近よく聞かれることなのだが、“ファッションメディア従事者”としての山下さんのゴールとは?

山下:僕がいなくても「ぼくのおじさん」が継続していくことでしょうか。そのために20代の編集長を育てたいです。紙版も作りたいし、組織も大きくしたいです。夢はたくさんあります!

——最後に、ファッション編集者に必要なものとは?

山下:好奇心だと思います。好きになるということは、それだけで才能。そして、若い方はもっと主観を大事にしてほしいですね。リスクもあるでしょうが、旗色を鮮明にすることでキャラクターが立ちますし、同志も増えるはず。

ファッション編集者にとって今後は、ホスピタリティーも必要になるでしょうね。読者と向き合って1人1人の満足度を上げる。そのためには、まず読者が見えている必要があります。昔気質の職人技は通用しなくなると思います。僕は好きなんですけど……。

インタビューを終えて

1つの現場に編集者が2人いることはなく、つまり会社の内外を問わず、他者の仕事を見る機会はほぼない。またファッション編集者は、日本にどんなに多く見積もっても1000人といないはずで、非常にユニークな存在だ。同じ就職氷河期を生き抜いた山下さんと話をして、さまざま感じることがあったが、一番の収穫は“もう少しファッションのため、出版のためにがんばってみよう!”と素直に思えたことだ。

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海外セレブの豪華な婚約指輪10選 ビヨンセやジェニファー・ロペス、キム・カーダシアンらも

さまざまなラグジュアリーブランドによるドレスやジュエリーをまとい、レッドカーペットなどのイベントに登場する一流のセレブリティーは、プライベートも華やかなケースが多い。豪邸やクルーザー、高級車にプライベートジェットなど、その豪勢なライフスタイルは常に注目の的だ。中でも、セレブの婚約指輪や結婚式はそのケタ外れの豪華さが話題を集めるが、ここではビヨンセ、キム・カーダシアン、パリス・ヒルトン、ジェニファー・ロペス、マライア・キャリー、ジャクリーン・ケネディ・オナシスらが贈られたものなど、歴代の高額な婚約指輪をまとめて紹介する。

キム・カーダシアン
15カラット:400万ドル(約5億6800万円)

キム・カーダシアン(Kim Kardashian)の3人目の夫、カニエ・ウェスト(Kanye West)ことイェ(Ye)がサンフランシスコのスタジアムAT&Tパークを貸し切ってプロポーズをしたのは、2013年のこと。15カラットのダイヤモンドが輝く推定400万ドル(約5億6800万円)の婚約指輪は、残念ながら16年に滞在したパリのホテルで盗難されている。なお、2人は22年に離婚した。

ヴァネッサ・ブライアント
8カラット:400万ドル(約5億6800万円)

NBAのロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)で活躍したスーパースター、故コービー・ブライアント(Kobe Bryant)は、ヴァネッサにプロポーズする際、エメラルドカットが施された8カラットのパープルダイヤモンドを婚約指輪として贈った。推定価格は400万ドル(約5億6800万円)。なお、コービーは20年1月にヘリコプターの墜落事故で亡くなっている。

ジェニファー・ロペス
8.5カラット:400万ドル(約5億6800万円)

華やかな恋愛遍歴で知られるジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)は何回か婚約・結婚しているが、今回の高額リストには、何と3回もランクイン!まずは、04年に歌手のマーク・アンソニー(Marc Anthony)が贈った、8.5カラットのブルーダイヤモンドが輝く婚約指輪から。エメラルドカットが施され、周囲にもホワイトダイヤモンドに飾られたこの指輪のお値段は、推定400万ドル(約5億6800万円)。

パリス・ヒルトン
24カラット:470万ドル(約6億6700万円)

現在の夫である起業家のカーター・リーム(Carter Reum)と結婚する前、パリス・ヒルトン(Paris Hilton)はギリシャの大富豪の御曹司、パリス・ラティス(Paris Latsis)と交際していた。海運業で財を成したラティス家の後継者がパリスに贈ったのは、24カラットのダイヤモンドがまばゆい婚約指輪。価格は推定470万ドル(約6億6700万円)。2人は04年12月に交際を始め、数カ月後に婚約したものの、05年11月に破局を迎えた。

ジェニファー・ロペス
8.5カラット:500万~700万ドル(約7億1000万~9億9400万円)

このリストに2回目の登場となる、ジェニファー。今回は、22年に俳優のベン・アフレック(Ben Affleck)が贈った婚約指輪で、8.5カラットのグリーンダイヤモンドがあしらわれている。推定価格は500万~700万ドル(約7億1000万〜9億9400万円)。ちなみに、アフレックは02年にもジェニファーにプロポーズしており、その際の婚約指輪は120万ドル(約1億7000万円)ほどと思われる、6.1カラットのピンクダイヤモンドが飾られたものだった。

ジェニファー・ロペス
15~20カラット:500万ドル(約7億1000万円)

ジェニファーが贈られた婚約指輪の中で最も高価なのは、おそらく19年に婚約した元プロ野球選手のアレックス・ロドリゲス(Alex Rodriguez)による500万ドル(約7億1000万円)のものだろう。エメラルドカットのダイヤモンドは、15~20カラットの大きさだと推定されている。

ビヨンセ
24カラット:500万ドル(約7億1000万円)

ジェイ・Z(Jay-Z)は、24カラットのダイヤモンドが輝く婚約指輪を手に、ビヨンセ(Beyonce)にプロポーズ。エメラルドカットのダイヤモンドを、2本のインフィニティバンドが支える豪華なデザインだ。価格は、およそ500万ドル(約7億1000万円)。

マライア・キャリー
35カラット:1000万ドル(約14億2000万円)

マライア・キャリー(Mariah Carey)に、35カラットのダイヤモンドがきらめく婚約指輪を贈ったのは、オーストラリアの実業家ジェームズ・パッカー(James Packer)。価格は何と、1000万ドル(約14億2000万円)!2人は16年1月に婚約したものの、10月には破局。その後、マライアはこの指輪を210万ドル(約2億9800万円)で売却したという。

ジャクリーン・ケネディ・オナシス
40カラット:2000万ドル(約28億4000万円、現在の価値)

第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)の妻として、1961年から63年までファーストレディーを務めた、ジャクリーン・ケネディ・オナシス(Jacqueline Kennedy Onassis)。ケネディ元大統領は、2.8カラットのダイヤモンドとエメラルドが飾られた「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」の婚約指輪をジャクリーンに贈っている。同元大統領の死後、ジャクリーンはギリシャの大富豪、アリストテレス・オナシス(Aristotle Onassis)と再婚。オナシスがジャクリーンに贈った婚約指は、40カラットのダイヤモンドが輝く「ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)」のもの。96年にオークションにかけられた際には260万ドル(約3億6900万円)の値を付けたが、現在ではおよそ2000万ドル(約28億4000万円)の価値があると見られている。

グレース・ケリー
10カラット:4430万ドル(約62億9000万円、現在の価値)

モナコ公国大公レーニエ3世(Prince Rainier III)と56年に結婚した、グレース・ケリー(Grace Kelly)。「カルティエ(CARTIER)」がデザインした婚約指輪には、10カラットのダイヤモンドが飾られている。ほかの高額な婚約指輪と比べると控えめなサイズに思えるが、インフレや物価変動などを加味すると、その価値は現在でおよそ4430万ドル(約62億9000万円)に上るという。

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「シスレー」の人気ヘアケアシリーズ“ヘア リチュアル”からヘアスプレーが発売 


「シスレー(SISLEY)」は、スキンケア発想で生まれた「シスレー(SISLEY)」のヘアケアシリーズ“ヘア リチュアル”から1月5日、ヘアスプレー“ヘア リチュアル インビジブル ホールド”(250mL、1万3200円)を発売する。きめ細かく均一なスプレーで、べたつきやごわつきを感じさせず、湿気によるうねりや膨らみを抑えながら美しいスタイリングを長時間キープする。さらに毛髪補修成分トコフェロールやパンテノールを配合することで、キューティクルを労り輝くへと仕上げる。

“ヘア リチュアル”は植物美容学と最先端テクノロジーを融合した芳香性濃縮成分アクティブ コア フレグランスを配合し、フレッシュに香りながら健やかな頭皮と艶めく美髪を実感できるシリーズとして支持されている。

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羽田空港に“日本発ラグジュアリー”集積ショップ「JMC」 福島県からは普段使いもできる「ノダテ」の漆器

【福島県】
「ノダテ(NODATE)」の漆器

「JMC」では1月中旬、福島県の漆器ブランド「ノダテ」の漆器を販売する。「ノダテ」は茶会や宴席などで用いられてきた漆器を、「漆のある暮らし・遊び」をテーマとし、よりカジュアルに楽しむ漆器ブランド。漆は耐水性に優れ、抗菌作用があるほか、使い込むことで艶が増す、経年変化も魅力の1つ。金継ぎや塗り直しで修理も可能で、日本では、1万年以上前から漆が使われてきたとされている。

日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルは12月22日、羽田空港第3ターミナル出国エリア内に日本発の地方創生型ラグジュアリーブランド「ジャパン マスタリー コレクション(JAPAN MASTERY COLLECTION)以下、JMC」のショップをオープンした。

「JMC」は、単なるメード・イン・ジャパン商品の展開ではなく、ジャパン・ラグジュアリーを通じて“守るべき日本の美と技”を未来につなぐためのプラットフォームを構築し、製品への評価、生産者への資金の還元、後継者育成を目指すブランドだ。国内外の人々との接点である出国エリア内の店舗を通じて、同ブランドの感性基準に基づき日本各地から選定したオリジナル商品を含むアパレル、靴やバッグ、生活雑貨、現代アートなどを販売する。

店舗にはプロモーションエリアも設置。オープン第1弾は、「日本の美術工芸を世界へ実行委員会」による特別展「ひかりの底」を予定している。甘橘山美術館準備室長(小田原文化財団 江ノ浦測候所)を務める橋本麻里氏をキュレーターに迎え、変化し続ける工芸の最先端で活躍する作家6人が作品の展示と販売を行う。第2弾は、 株式会社山本寛斎事務所と当社の共同のファッション企画「婆娑羅 BASARA」を予定している。

常時日本語、中国語、英語に対応できるサービスも整えており、店頭ポップの2次元コードを読み取ると選択した言語で商品説明や作家の紹介などを閲覧できる。

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色鮮やかなビジュアルと美容効果に注文殺到! 沖縄県産“ロースイーツ”

“ロースイーツ”とは、RAW(生の)SWEET(スイーツ)の意味で、文字通り、非加熱(48度以下)で作るスイーツのこと。基本となる素材は旬のフルーツやナッツ類で、加熱をしないことから酵素やビタミン、ファイトケミカルなど栄養素をそのまま摂取できるのが特長。

加えて、白砂糖やバター、小麦粉をアガベシロップやココナッツオイルで代用するため、インナービューティにも貢献するスイーツとして、現在その市場を拡大している。

年間を通じて温暖な気候の沖縄では多彩なフルーツを活用した、見た目にも鮮やかなロースイーツを作れることもあり、SNS映えなどをきっかけに“沖縄県産ロースイーツ”が全国から衆目を集めている。

ビーガンケーキがより彩り華やかに進化

その立役者といえるのが、沖縄市で「ロースイーツ カフェ アボンダンス(RAW SWEETS CAFE ABONDANCE)」を主宰する宮城知美さん。

旅行で訪れた沖縄の街並みや雰囲気に惹かれて、2007年に埼玉県から移住。その後、県内の飲食店で接客を担当する傍ら、農業に興味があったことから、北部・今帰仁村の農園で援農ボランティアを勤しんでいるうちに、その仲間とともにビーガンに特化したフードサービスをスタート。それがきっかけになり、ロースイーツを勉強しはじめた、という。

「当時、ビーガンケーキといえば風味も見た目も素朴なイメージだったのですが、私は以前から食事や果物には“色気”が宿ると考えていたことから、ビーガンケーキのイメージを変えたいと思っていました。しかも、沖縄にはマンゴーやパイン、ドラゴンフルーツなど、色鮮やかなフルーツが豊富なこともあり、ヘルシーでありながら“セクシー”さがあるスイーツを作れるはず、と思い、14年に『イロケイクス(IROCAKES)』というケーキブランドを立ち上げました」。

「イロケイクス」ではオンライン販売を行っているほか、週に1度はローフードやロースイーツづくりのワークショップを開催している。

「参加してくださる人は地元の人から旅行者までさまざまですが、中には毎月県外からいらっしゃるかたも。私たちはロースイーツをヴィーガンというより、ヘルシーなライフスタイルの一部として提案していることもあり、菜食主義のかただけではなく、幅広い層からご支持をいただいています」。

東京では、ともすれば“意識高い系のスイーツ”として特別な存在に置かれがちだが、沖縄では「“ショートケーキ”を選ぶようにロースイーツを楽しんでほしい」と宮城さんは話す。

21年に沖縄市にオープンしたカフェ、「ロースイーツカフェ アボンダンス」も、より多くの人に、“健康にいい”だけではない、ロースイーツの新しい世界観を味わってもらうことが目的。

「ロースイーツはヘルシーなのはもちろんですが、それよりも先に、果物にある色気やカフェの時間を心から堪能していただきたいと思っています。私たちのカフェのインテリアもあえてナチュラルさだけではなく、欧州やアジアから取り寄せたビンテージ家具や雑貨を配していますが、このような“色”のある世界観を通じてロースイーツの概念を変えていければと考えています」。

“ウエルネススイーツとして”、リゾートホテルでワークショップも

オンライン販売やホテルでのワークショップを開催しているのは、読谷村在住で「レテ ロースイーツ(LETE RAW SWEETS)」を主宰する湧田路香さん。

東京都出身の湧田さんは一時期、カナダに移住していた際にローフードを知ったのが、ロースイーツに出合ったきっかけ。それから日本に帰国した後、ご主人の故郷である沖縄に移住。家族の健康のために、と作り始めたローフードやロースイーツが、友人や知人の間で評判になり、19年からロースイーツをオンライン販売することに。

「オンライン販売では、県外のかたからのオーダーが非常に多いですね。県産のフルーツを用いたロースイーツは見た目が華やかなこともあり、バースデーや結婚記念日、プロポーズなど、大切な記念日のケーキとしてご好評いただいています」。

また、読谷村に位置するリゾートホテル「グランディスタイル 沖縄 読谷 ホテル&リゾート」では22年から不定期でワークショップを開いている。

「先方から『ウエルネスプログラムの一環として、体にいいスイーツの紹介をしたい』というお話をいただいたことがきっかけでした。ローケーキはフルーツの芳醇な香りも魅力ですし、しかも沖縄では強い日差しのもとに育った色彩豊かなフルーツが多く、美味しさも風味も濃厚。もちろん、非加熱なのでフルーツの酵素も豊富に摂ることができます」と話す。

「レテ ロースイーツ」のローケーキはフルーツをたくさん詰め込んだクリームでデコレーションするのが特徴。「果実本来の色と香りを楽しめる、とお客さまにご好評いただいています」(湧田さん)。

“インナービューティー”をかなえるスイーツとして沖縄から全国へ

ロースイーツは栄養価が高い一方で、白砂糖や小麦粉、乳製品を使わないためカロリーや糖質が低く、ダイエットや糖質制限中でも罪悪感なく食べられるので、言うなれば、‘食べたほうが健康になれるスイーツ“。しかも、主原料がナッツであることや、風味がクリーミィなので想像以上に食べ応えがあるのが魅力。エイジングケアにも寄与するフルーツとして、沖縄から全国へとその美味しさはさらに広がりをみせるはずだ。

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