イトーヨーカ堂が撤退した衣料品平場をアダストリアが改革 6月までに64店に導入

アダストリアは2月15日から、総合スーパーのイトーヨーカ堂(以下、ヨーカ堂)にヨーカ堂専用のアパレルブランド「ファウンドグッド(FOUND GOOD)」を供給し、販売している。セブン&アイ・ホールディングス傘下のヨーカ堂は、長年の低迷を受けて2023年3月に自前でのアパレル事業から撤退すると発表していた。まずはヨーカ堂の木場店(東京)、立場店(神奈川)の2店に売り場を設けており、6月までに順次64店に拡大していく。

アダストリアでBtoB事業を手掛ける部隊、アダストリア・ライフスタイル・クリエイションが商品を企画・生産し、ヨーカ堂に供給する。売り場の空間演出や販促もアダストリアが手掛け、ヨーカ堂スタッフに向けた接客研修、商品説明会も行うなど、商品だけでなくサービスも含めてアダストリアがノウハウを提供する形。「データ分析を踏まえ、MD計画もサポートする。モデルとなる店舗では、アダストリアのスーパーバイザーがOJTを行う」(アダストリア広報担当者)。

アダストリアは「ファウンドグッド」の売り場開設に先駆けて、ヨーカ堂での商品動向をつかむために、昨年末に「スタディオクリップ(STUDIO CLIP)」のフランチャイズ店舗をヨーカ堂内に出店していた。「同店の売り上げは好調で、(ヨーカ堂としては)比較的若い30〜40代の客の取り込みにつながっている」(同)と手応えを得ている。

6月までに順次導入する「ファウンドグッド」の売り場は約330〜990平方メートル。モデル店舗となる木場店などは内装、照明、什器などのフル改装を行った。フル改装を行う店舗と、既存什器のまま商品のみ供給する店舗とで売り上げの比較などを行い、今後効率の高い売り場作りにつなげていく。

売り場の商品構成はウィメンズ45%、メンズ25%、キッズ5%、服飾雑貨20%、生活雑貨5%。価格帯はボトムス2900〜4900円、ブラウス1900〜3900円、カットソー900〜4900円、アウター3900〜9800円。

アダストリアは2022年9月から、商業施設のゆめタウンを運営するイズミと組み、衣料品平場の刷新を進めてきた。関与している売り場面積が平均66平方メートルというイズミに対し、ヨーカ堂はかなり大型であり、関わり方もより深いものになるようだ。「総合スーパーの多くが衣料品平場に課題を持っていると聞く。当社がBtoB事業を拡大していく中で、総合スーパーの衣料品平場刷新の事例を作り、業界活性化につなげていきたい」(同)。

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イトーヨーカ堂が撤退した衣料品平場をアダストリアが改革 6月までに64店に導入

アダストリアは2月15日から、総合スーパーのイトーヨーカ堂(以下、ヨーカ堂)にヨーカ堂専用のアパレルブランド「ファウンドグッド(FOUND GOOD)」を供給し、販売している。セブン&アイ・ホールディングス傘下のヨーカ堂は、長年の低迷を受けて2023年3月に自前でのアパレル事業から撤退すると発表していた。まずはヨーカ堂の木場店(東京)、立場店(神奈川)の2店に売り場を設けており、6月までに順次64店に拡大していく。

アダストリアでBtoB事業を手掛ける部隊、アダストリア・ライフスタイル・クリエイションが商品を企画・生産し、ヨーカ堂に供給する。売り場の空間演出や販促もアダストリアが手掛け、ヨーカ堂スタッフに向けた接客研修、商品説明会も行うなど、商品だけでなくサービスも含めてアダストリアがノウハウを提供する形。「データ分析を踏まえ、MD計画もサポートする。モデルとなる店舗では、アダストリアのスーパーバイザーがOJTを行う」(アダストリア広報担当者)。

アダストリアは「ファウンドグッド」の売り場開設に先駆けて、ヨーカ堂での商品動向をつかむために、昨年末に「スタディオクリップ(STUDIO CLIP)」のフランチャイズ店舗をヨーカ堂内に出店していた。「同店の売り上げは好調で、(ヨーカ堂としては)比較的若い30〜40代の客の取り込みにつながっている」(同)と手応えを得ている。

6月までに順次導入する「ファウンドグッド」の売り場は約330〜990平方メートル。モデル店舗となる木場店などは内装、照明、什器などのフル改装を行った。フル改装を行う店舗と、既存什器のまま商品のみ供給する店舗とで売り上げの比較などを行い、今後効率の高い売り場作りにつなげていく。

売り場の商品構成はウィメンズ45%、メンズ25%、キッズ5%、服飾雑貨20%、生活雑貨5%。価格帯はボトムス2900〜4900円、ブラウス1900〜3900円、カットソー900〜4900円、アウター3900〜9800円。

アダストリアは2022年9月から、商業施設のゆめタウンを運営するイズミと組み、衣料品平場の刷新を進めてきた。関与している売り場面積が平均66平方メートルというイズミに対し、ヨーカ堂はかなり大型であり、関わり方もより深いものになるようだ。「総合スーパーの多くが衣料品平場に課題を持っていると聞く。当社がBtoB事業を拡大していく中で、総合スーパーの衣料品平場刷新の事例を作り、業界活性化につなげていきたい」(同)。

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ルックHDが攻めの中計 「MSGM」など3ブランド導入、日韓計60店純増

ルックホールディングスが日韓における新ブランド導入と積極出店で攻勢をかける。今期から2028年12月期を最終年度とする中期経営計画をスタート。売上高700億円、営業利益50億円とする業績目標を掲げる。

23年12月期連結業績は売上高554億円、営業利益35億円。いずれも前中期計画(19年〜23年)の目標値をクリアした。期間中、国内では19年に買収した「イルビゾンテ」への投資や不採算店舗の整理に注力した。韓国では「サンドロ」「マジェ」「アーペーセー」で積極出店。次なる成長に向けた布石を打ってきた。

「マリメッコ」の日本向け企画を強化

28年12月期末までに、国内と海外(主に韓国)の双方で30店舗ずつの純増を計画。東南アジアへの進出も視野に入れる。韓国では新たに伊ファッションブランド「MSGM」(24年秋〜)、仏「フルサック(FURSAC)」(24年春〜)を導入する。両ブランドともに、28年12月期までに年商10億円を目指す。特に「MSGM」については、「すでに韓国国内での知名度は高い」(多田和洋社長)と期待を寄せる。

国内では、来春から英高級文具&革製品ブランド「スマイソン(SMYTHSON)」を新たに取り扱う。「マリメッコ(MARIMECCO)」は本国(フィンランド)との連携を強化し、ホームカテゴリーを中心に、日本市場向けに企画した商品を年間70型投入する。地方・郊外の百貨店にも積極的に出店する。

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ルックHD23年12月期は17%の営業減益 インポートブランドに円安直撃

ルックホールディングス(HD)の2023年12月期連結業績は、売上高が前期比1.4%増の554億円、営業利益が同17.1%減の30億円、純利益が同7.7%減の24億円だった。国内事業は急激な円安進行により「イル ビゾンテ」「アー・ペー・セー」といった主力インポートブランドの仕入れコストがかさんだ。加えて韓国で値引き販売が増加したことも利益面を悪化させた。

セグメント別では、コロナ禍で売上高を伸ばした韓国が、22年12月期から国内を上回る構図となっている。子会社アイディールックが運営する韓国事業は、売上高が前期比2.8%増の291億円、営業利益が同31.2%減の18億円。国内事業は同微減の237億円、営業利益が同2.6%増の18億円だった。連結売上高の海外比率は年々増加傾向にあり、23年12月期末時点で59%に達した。

24年12月期通期の連結業績計画は、売上高が前期比2.7%増の570億円、営業利益が同10.8%増の34億円、純利益が同1.7%増の25億円を予想する。国内では、引き続き円安がインポートブランドの利益面に影響するとみて、「一部商品の価格引き上げなども視野に対策を講じていく」(多田和洋社長)。

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日本のファッションデザイナーの“腹心” 福岡ニットがアップサイクルをスタート

手編みや家庭用編み機を用いた手仕事によるニット製品を製造する福岡ニットがこのほど、5年ぶりの展示会を開催し、新作と合わせて残糸を使用したビスチェなど、アップサイクルの技術と製品を披露した。創業から69年目を迎える同社は、主だった日本のデザイナーズブランドがこぞってニット製品を発注している、いわばデザイナーにとって “ニットの腹心”のような存在。その職人の技と発想がファッションデザイナーたちのアイデアを刺激してきた。

会場にはあえて穴を開け、その破れを補修したかのようなパンクテイストのセーターや、愛猫モチーフをニット技術のみで描いたセーターなど、アイデアを形にする手仕事の技術がずらりと並ぶ。また、アイデアを生み出した企画担当者5人が顔写真好きで「私とクラフトマンシップ」と題したメッセージを披露した。裏方に徹してきた職人たちが笑顔で声を上げる様が新鮮だ。

一昔前ならファッションブランドの多くはニットに限らず、縫製や加工など服作りの高い技術を持つパートナー企業の存在を知られることを好まなかったが、最近は名前を出すことをいとわないデザイナーも増えている。そんな機運も作り手の顔と声を届ける今回のアクションにつながったようだ。同社の児玉ひかり企画担当は、デザイナーと企画、職人とが「お互いにコミュニケーションを取りながら愛のあるものづくり、クオリティを一緒に高めてゆきたい」と話している。

アップサイクル製品は、綿のフェイスマスクの残布を使ったクロシェ編みのビスチェや、筑紫和紙を家庭用編み機で編んだサマーセーターなどを披露した。「自分たちが送り出す製品は長く着てもらいものばかりで“サステナビリティ”を打ち出すことが本質なのかは迷ったが、問い合わせが多いのも事実。ならばまずはチャレンジしてみようと思った。結果、お客さんから評判が良く新境地が開けた」と話すのは、IT系企業から最近同社へ転職した松田ひかり取締役。「価格も品質も2極化が顕著な今、弊社のような上質で丁寧、こだわった製品のビジネスはコロナ前を上回り堅調。この強みを活かしてゆきたい」という。

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日本のファッションデザイナーの“腹心” 福岡ニットがアップサイクルをスタート

手編みや家庭用編み機を用いた手仕事によるニット製品を製造する福岡ニットがこのほど、5年ぶりの展示会を開催し、新作と合わせて残糸を使用したビスチェなど、アップサイクルの技術と製品を披露した。創業から69年目を迎える同社は、主だった日本のデザイナーズブランドがこぞってニット製品を発注している、いわばデザイナーにとって “ニットの腹心”のような存在。その職人の技と発想がファッションデザイナーたちのアイデアを刺激してきた。

会場にはあえて穴を開け、その破れを補修したかのようなパンクテイストのセーターや、愛猫モチーフをニット技術のみで描いたセーターなど、アイデアを形にする手仕事の技術がずらりと並ぶ。また、アイデアを生み出した企画担当者5人が顔写真好きで「私とクラフトマンシップ」と題したメッセージを披露した。裏方に徹してきた職人たちが笑顔で声を上げる様が新鮮だ。

一昔前ならファッションブランドの多くはニットに限らず、縫製や加工など服作りの高い技術を持つパートナー企業の存在を知られることを好まなかったが、最近は名前を出すことをいとわないデザイナーも増えている。そんな機運も作り手の顔と声を届ける今回のアクションにつながったようだ。同社の児玉ひかり企画担当は、デザイナーと企画、職人とが「お互いにコミュニケーションを取りながら愛のあるものづくり、クオリティを一緒に高めてゆきたい」と話している。

アップサイクル製品は、綿のフェイスマスクの残布を使ったクロシェ編みのビスチェや、筑紫和紙を家庭用編み機で編んだサマーセーターなどを披露した。「自分たちが送り出す製品は長く着てもらいものばかりで“サステナビリティ”を打ち出すことが本質なのかは迷ったが、問い合わせが多いのも事実。ならばまずはチャレンジしてみようと思った。結果、お客さんから評判が良く新境地が開けた」と話すのは、IT系企業から最近同社へ転職した松田ひかり取締役。「価格も品質も2極化が顕著な今、弊社のような上質で丁寧、こだわった製品のビジネスはコロナ前を上回り堅調。この強みを活かしてゆきたい」という。

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韓国発スキンケア「パーセル」が日本上陸 独自成分“ピクセルバイオーム”を高濃度配合

「ファミュ(FEMMUE)」や「ラカ(LAKA)」を手掛けるアリエルトレーディングは2月13日、韓国発スキンケアブランド「パーセル(PURCELL)」を発売した。独自成分を高濃度配合したフェイスセラムやクリームなど6品を、公式オンラインストアとキューテン(Qoo10)、アマゾン(AMAZON)で取り扱う。上陸に合わせて、ヘア&メークアップアーティストの小田切ヒロのインスタグラムで15日の20時からライブ配信を行う。

「パーセル」は原料開発と臨床試験に力を入れる。キー成分は1mLあたり20億個の乳酸菌を含み、赤みや肌の揺らぎを鎮める“ピクセルバイオーム”だ。ブランドを代表する美容液“ピクセルバイオーム フェイスセラム”(30mL、5940円)には“ピクセルバイオーム”を90%配合する。バリア機能の低下した肌にも使用可能だ。そのほか水分と油分のバランスを整えるクリームや角質をケアする化粧水、ミストタイプのセラムにも同成分を配合する。また、独自手法で培養したペプチドエキスを配合した美容液“PD フェイスセラム”(30mL、5610円)は肌にハリを与え、ふっくらとした印象の肌に導く。

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「キャバン」が「エルメス」ビンテージジュエリーのポップアップ開催 東京ミッドタウン店で

トゥモローランドが手掛ける「キャバン(CABAN)」は東京ミッドタウン店に、「エルメス(HERMES)」のビンテージジュエリーを販売するポップアップストアをオープンする。開催期間は2月16〜26日。希少価値の高いスペシャルピースをはじめとするリング、ブレスレット、バングルなどを数量限定で取り扱う。

■「エルメス」ビンテージジュエリー ポップアップストア
日程:2月16〜26日
場所:キャバン 東京ミッドタウン店
住所:東京都港区赤坂 9-7-4 東京ミッドタウンガレリア1階

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東京ミッドタウン八重洲でフードロス削減イベント “私たちのバレンタインは2月15日から”

東京ミッドタウン八重洲は2月25日まで、余ったチョコレートに焦点を当てたイベント“バレンタインショップ 0215(Valentine Shop 0215)”を開催する。季節商品のフードロスの削減と周知啓発を目的とするクラダシの事業に賛同し、開催に至った。

イベントでは、バレンタインの余剰商品を定価より得に取扱う期間限定ショップをオープン。また、飲食店とコラボレーションしてロスチョコレートを用いたメニューを販売する。ジェラート(800円)やガトーショコラ(単品/780円、ドリンクセット/1000円)、チョコレートソースがかかったビフテキ(1430円)などだ。

季節商品は、需要予測の精度を上げても予測通りに販売するのは難しい現状がある。バレンタイン限定のパッケージが施されたチョコレートは賞味期限以内であっても、2月14日を過ぎるとフードロスになる場合があるという。

■バレンタインショップ 0215
日程:2月15〜25日
時間:11:00〜21:00 ※最終日は18:00まで
場所:東京ミッドタウン八重洲 地下1階

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アーティスト・YOSHIを追悼するポップアップがオープン “アラーキー”撮影の写真を使ったTシャツなどを発売

俳優やモデル、アーティストとして活動し、2022年に亡くなったYOSHIを追悼するトリビュートプロジェクト「YOSHI IS GOOD」が開始した。2月23日〜3月3日までの期間、渋谷パルコ5階でポップアップストアをオープンする。

同ポップアップでは、YOSHIが生前デザインしたアイテムの再販を含む、Tシャツ(6380円〜)やロンT(7480円)、スエット(1万2100円〜)、パーカ(1万4800円)、キャップ(5500円)などアパレルアイテムを販売。アイテムには、楽曲のジャケットや、写真家の“アラーキー”こと荒木経惟が撮影したYOSHIの写真が用いられている。

YOSHIは2003年生まれのアーティスト。13歳の時に訪れた「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」のパーティーで故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)にセンスを見出され、2ショットがSNSに掲載されたことを機に注目を集めた。「アンブッシュ(AMBUSH)」や「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」「エックスガール(X-GIRL)」などのビジュアルに起用されたほか、アルバム「SEX IS LIFE」で歌手デビュー、大森立嗣監督の映画「タロウのバカ」で俳優デビューするなど多方面で活躍した。

■ポップアップストア
日程:2月23日〜3月3日
場所:渋谷パルコ 5階 イエンタウンマーケット
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

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一夜限りのパーティー「ELLE loves BMW ファッショニスタ with クリスチャン ルブタン」を「クリスチャン ルブタン」青山店にて開催! BMWが限定車ファッショニスタを発表

ビー・エム・ダブリュー(BMW)は1月31日、BMW 1シリーズの限定モデル“BMW 118i ファッショニスタ”を、300台限定で発売した。発売を記念して、フランスのシューズブランド「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」の青山店で、一夜限りのパーティー「ELLE loves BMW ファッショニスタ with クリスチャン ルブタン」を開催したほか、限定車の購入者には成約記念品に「クリスチャン ルブタン」のバッグとチャームを贈呈する。

エレガントでスタイリッシュな
“ファッショニスタ” 
その魅力とは

エレガントかつスタイリッシュさが特徴の“ファッショニスタ”は、2013年に初めて限定車として誕生した。今回発売した“BMW 118i ファッショニスタ”は、新世代の直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンを搭載した“BMW 118i”をベースにした限定モデルで、エクステリアはミネラル・ホワイトとメルボルン・レッドの2色展開。魅惑的なボディー・カラーやデザイン・エレメントを特別に装備することで、洗練された個性によりいっそうエレガンスをまとわせている。

さらに、BMW 1シリーズ全モデルで標準装備している「iDriveナビゲーション・システム」や、狭いスペースでの駐車をサポートするリヤ・ビュー・カメラおよびパーク・ディスタンス・コントロールなど、日々のドライブを快適かつ優雅に楽しむ数々の機能を特別装備する。300台限定で販売し、価格は534万円(メーカー希望小売価格)。

購入者に
「クリスチャン ルブタン」の
成約記念品を贈呈

BMW 118i ファッショニスタ,クリスチャン ルブタン

“BMW 118i ファッショニスタ”の購入者全員に、“ファッショニスタ”のために特別に制作された「クリスチャン ルブタン」のバッグとチャームを贈呈する。バッグは、テクニカルなナイロンで表現される、メゾンのシグネチャー トートバッグのスペシャル・エデイションで、クリスチャン ルブタンのロゴをタグの形で直接ナイロン地に縫い込むことで、ラグジュアリー感とクラフトマンシップを表現している。ナイロン素材は、キャンバス地よりも汚れを気にせずに使用できるため、車での使用を前提とするデイリー・ユースに最適となっている。チャームは、車のヘッドライトをモチーフにしており、車のキーにも付けられるキー・ホルダーとしての利用が可能。光沢感の強いパテントを内側に使用し、裏面には”Designed exclusively for BMW Fashionista”の刻印がなされている。

スペシャルカーを祝う
「エル・ジャポン」主催のパーティーに潜入!
森星らの考える“ファッショニスタ”とは

“BMW 118i ファッショニスタ”の発売を記念して、2月1日に「クリスチャン ルブタン」青山店で一夜限りのパーティー「ELLE loves BMW ファッショニスタ with クリスチャン ルブタン」を開催した。同イベントには、ゲストとして森星が来場し、坂井佳奈子エル グループ エディトリアル ディレクター兼エル デジタル編集長やケビン・プリュボ=ビー・エム・ダブリュー ブランド・マネジメント・ディビジョン プロダクト・マネージャーらとトークセッションを開催した。

プリュボ=プロダクト・マネージャーは、“BMW 118i ファッショニスタ”の発売に際して、「ファッションブランドとの斬新なコラボレーションができれば、『エル(ELLE)』読者のような女性からも注目を浴びるプロジェクトになるのではないか」と思い、「エル」にコラボレーションを持ちかけたところ、「クリスチャン ルブタン」を提案されたと、コラボレーションの背景を説明。坂井エディトリアル ディレクターは、「男性目線になりがちな車社会の中で、“BMW 118i ファッショニスタ”は女性が楽しめる自動車として非常に人気が高い車。また、“車”というキーワードからひも解いていくと、普段運転に向かないシューズを履いている女性も多いので、むしろそういったシューズブランド、さらに言うと思い切りエッジィなテイストの方が話題性を呼び、相乗効果が起きるのではと考えていくうちに『クリスチャン ルブタン』が頭に浮かんだ。『ルブタン』の女性像が“自立した女性”なので、自身で運転してどこにでも行ける、つまりBMWのコンセプトである“駆けぬける歓び”は、自由に生きる女性の象徴でもあり、BMWの“ファッショニスタ”とのコンセプトにもはまると思い、このような企画が実現した」とコメントした。

“BMW 118i ファッショニスタ”を試乗したという森は、「スポーティでありながらとてもラグジュアリー。でも室内はコンフォータブルで、それぞれ調和が取れていると感じたし、いろんなライフスタイル、ライフシーンに自信を与えてくれる存在。パッションを持って生きている女性に寄り添ってくれる車」だと印象を語った。また、成約記念に贈呈される「クリスチャン ルブタン」の限定バッグとチャームについて、「忙しい時や荷物が多い時でもさまざまなオケージョンに最適なサイズ感と素材感。エレガントにもマニッシュにも、そしてトレーニングウエアにも合い、あらゆるライフシーンで使えるバッグ」だと語った。

「BMW」×「エル・ジャポン」の
空間で楽しむ一夜限りのパーティー

ELLE loves BMW ファッショニスタ with クリスチャン ルブタン

これまでの“ファッショニスタ”シリーズのエクステリアは白が定番だったが、今回の“BMW 118i ファッショニスタ”では、“ファッショニスタ”シリーズを新しい解釈で再定義し、ミネラル・ホワイトに加えてメルボルン・レッドも採用したという。これにちなんでパーティーの来場者も思い思いの赤を身に着けて「BMW」と「エル・ジャポン」の空間や、トークセッションを楽しんだ。

トークセッションでは”赤“をファッションに取り入れるコツを森が解説。「赤はいろんなトーンがあるので、自分の中に情熱を秘めたい時、みんなにパワーを与えたい時など、その時の自分に正直に選ぶといいと思う。ファッションは流行を取り入れることもあるけど、色にはそれぞれ力があって、無意識に取り入れる色はその時の自分が求めている色だと思う。赤を取り入れる時は、生きる力とかそういうのにつながるのでは」とアドバイスした。

TEXT : YU HIRAKAWA
問い合わせ先
BMWカスタマー・インタラクション・センター
0120-269-437

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一夜限りのパーティー「ELLE loves BMW ファッショニスタ with クリスチャン ルブタン」を「クリスチャン ルブタン」青山店にて開催! BMWが限定車ファッショニスタを発表

ビー・エム・ダブリュー(BMW)は1月31日、BMW 1シリーズの限定モデル“BMW 118i ファッショニスタ”を、300台限定で発売した。発売を記念して、フランスのシューズブランド「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」の青山店で、一夜限りのパーティー「ELLE loves BMW ファッショニスタ with クリスチャン ルブタン」を開催したほか、限定車の購入者には成約記念品に「クリスチャン ルブタン」のバッグとチャームを贈呈する。

エレガントでスタイリッシュな
“ファッショニスタ” 
その魅力とは

エレガントかつスタイリッシュさが特徴の“ファッショニスタ”は、2013年に初めて限定車として誕生した。今回発売した“BMW 118i ファッショニスタ”は、新世代の直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンを搭載した“BMW 118i”をベースにした限定モデルで、エクステリアはミネラル・ホワイトとメルボルン・レッドの2色展開。魅惑的なボディー・カラーやデザイン・エレメントを特別に装備することで、洗練された個性によりいっそうエレガンスをまとわせている。

さらに、BMW 1シリーズ全モデルで標準装備している「iDriveナビゲーション・システム」や、狭いスペースでの駐車をサポートするリヤ・ビュー・カメラおよびパーク・ディスタンス・コントロールなど、日々のドライブを快適かつ優雅に楽しむ数々の機能を特別装備する。300台限定で販売し、価格は534万円(メーカー希望小売価格)。

購入者に
「クリスチャン ルブタン」の
成約記念品を贈呈

BMW 118i ファッショニスタ,クリスチャン ルブタン

“BMW 118i ファッショニスタ”の購入者全員に、“ファッショニスタ”のために特別に制作された「クリスチャン ルブタン」のバッグとチャームを贈呈する。バッグは、テクニカルなナイロンで表現される、メゾンのシグネチャー トートバッグのスペシャル・エデイションで、クリスチャン ルブタンのロゴをタグの形で直接ナイロン地に縫い込むことで、ラグジュアリー感とクラフトマンシップを表現している。ナイロン素材は、キャンバス地よりも汚れを気にせずに使用できるため、車での使用を前提とするデイリー・ユースに最適となっている。チャームは、車のヘッドライトをモチーフにしており、車のキーにも付けられるキー・ホルダーとしての利用が可能。光沢感の強いパテントを内側に使用し、裏面には”Designed exclusively for BMW Fashionista”の刻印がなされている。

スペシャルカーを祝う
「エル・ジャポン」主催のパーティーに潜入!
森星らの考える“ファッショニスタ”とは

“BMW 118i ファッショニスタ”の発売を記念して、2月1日に「クリスチャン ルブタン」青山店で一夜限りのパーティー「ELLE loves BMW ファッショニスタ with クリスチャン ルブタン」を開催した。同イベントには、ゲストとして森星が来場し、坂井佳奈子エル グループ エディトリアル ディレクター兼エル デジタル編集長やケビン・プリュボ=ビー・エム・ダブリュー ブランド・マネジメント・ディビジョン プロダクト・マネージャーらとトークセッションを開催した。

プリュボ=プロダクト・マネージャーは、“BMW 118i ファッショニスタ”の発売に際して、「ファッションブランドとの斬新なコラボレーションができれば、『エル(ELLE)』読者のような女性からも注目を浴びるプロジェクトになるのではないか」と思い、「エル」にコラボレーションを持ちかけたところ、「クリスチャン ルブタン」を提案されたと、コラボレーションの背景を説明。坂井エディトリアル ディレクターは、「男性目線になりがちな車社会の中で、“BMW 118i ファッショニスタ”は女性が楽しめる自動車として非常に人気が高い車。また、“車”というキーワードからひも解いていくと、普段運転に向かないシューズを履いている女性も多いので、むしろそういったシューズブランド、さらに言うと思い切りエッジィなテイストの方が話題性を呼び、相乗効果が起きるのではと考えていくうちに『クリスチャン ルブタン』が頭に浮かんだ。『ルブタン』の女性像が“自立した女性”なので、自身で運転してどこにでも行ける、つまりBMWのコンセプトである“駆けぬける歓び”は、自由に生きる女性の象徴でもあり、BMWの“ファッショニスタ”とのコンセプトにもはまると思い、このような企画が実現した」とコメントした。

“BMW 118i ファッショニスタ”を試乗したという森は、「スポーティでありながらとてもラグジュアリー。でも室内はコンフォータブルで、それぞれ調和が取れていると感じたし、いろんなライフスタイル、ライフシーンに自信を与えてくれる存在。パッションを持って生きている女性に寄り添ってくれる車」だと印象を語った。また、成約記念に贈呈される「クリスチャン ルブタン」の限定バッグとチャームについて、「忙しい時や荷物が多い時でもさまざまなオケージョンに最適なサイズ感と素材感。エレガントにもマニッシュにも、そしてトレーニングウエアにも合い、あらゆるライフシーンで使えるバッグ」だと語った。

「BMW」×「エル・ジャポン」の
空間で楽しむ一夜限りのパーティー

ELLE loves BMW ファッショニスタ with クリスチャン ルブタン

これまでの“ファッショニスタ”シリーズのエクステリアは白が定番だったが、今回の“BMW 118i ファッショニスタ”では、“ファッショニスタ”シリーズを新しい解釈で再定義し、ミネラル・ホワイトに加えてメルボルン・レッドも採用したという。これにちなんでパーティーの来場者も思い思いの赤を身に着けて「BMW」と「エル・ジャポン」の空間や、トークセッションを楽しんだ。

トークセッションでは”赤“をファッションに取り入れるコツを森が解説。「赤はいろんなトーンがあるので、自分の中に情熱を秘めたい時、みんなにパワーを与えたい時など、その時の自分に正直に選ぶといいと思う。ファッションは流行を取り入れることもあるけど、色にはそれぞれ力があって、無意識に取り入れる色はその時の自分が求めている色だと思う。赤を取り入れる時は、生きる力とかそういうのにつながるのでは」とアドバイスした。

TEXT : YU HIRAKAWA
問い合わせ先
BMWカスタマー・インタラクション・センター
0120-269-437

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東コレに楽天支援で「マリメッコ」参加 初の「コウタグシケン」「アンリアレイジ オム」など43の“強いブランド力”揃う

日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO)は、2024-25年秋冬シーズンの「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」のスケジュールを発表した。3月11日から16日までの期間に、43ブランドが参加し、うち7ブランドが「RFWT」で初めてコレクションを披露する。

古茂田博JFWO事務局長は、参加ブランド数が前シーズンから7ブランド減少したことについて、「販売体制の充実度合いも含め、今まで以上に審査基準を高く設定した。強いブランド力を持つ東京ブランドを世界に広めていくための判断だった」と話した。

タイトルスポンサーの楽天グループは、日本のファッションシーンを支援するプロジェクト「バイアール(by R)」を21年春夏シーズンから継続しており、今季の支援ブランドに「マリメッコ(MARIMEKKO)」を選出した。プロジェクト立ち上げ当初は“日本発のファッションブランドを支援する”という目的だったものの、同社の松村亮常務執行役員兼コマース&マーケティングカンパニー シニアヴァイスプレジデントは、「長い歴史を持ち、さまざまなコラボレーションを通して新たなチャレンジをしてきたブランドだ。より多くの人に東京ファッションウイークを知ってもらうきっかけになると思った」と説明した。

今シーズンは、東京都とJFWOが共催するファッションアワード「東京ファッションアワード(TOKYO FASHION AWARD)」の第9回受賞デザイナーも参加する。ウィメンズは「ヘンネ(HAENGNAE)」「ミスターイット(MISTER IT.)」「フォトコピュー(PHOTOCOPIEU)」「タナカ ダイスケ(TANAKADAISUKE)」が、メンズは「エフエーエフ(FAF)」「コウタグシケン(KOTA GUSHIKEN)」「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」の計8ブランドが公式会場の渋谷ヒカリエでコレクションを発表する。

また、23年度にJFWOが発足したブランドサポートプログラム「JFWネクスト ブランド アワード(JFW NEXT BRAND AWARD)」の、第2回グランプリを受賞した「カナコ サカイ(KANAKO SAKAI)」もショーを行う。さらに、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の森永邦彦デザイナーから「東京でコレクションを発表したい」という強い希望がARI、「アンリアレイジ オム(ANREALAGE HOMME)」として初のメンズラインで参加する。

ほかに、「RFWT」開始1日前の3月10日に、「M A S U」がパリで発表した最新コレクションの凱旋イベントを渋谷ヒカリエで開催する。同イベントは今季のファッション・ウイークのテーマ“OPEN, FASHION WEEK(誰もが楽しめるファッションウイーク)”の通り、一般参加が可能だ。詳細は2月末ごろに発表される。

【2024-25年秋冬RFWTスケジュール】
※★は初参加ブランド、●はウェブで発表

3月11日(月)
12:00 「ハイドサイン(HIDESIGN)」
13:00 「ペイデフェ(PAYS DES FEES)」
14:00  「08サーカス(08sircus)」●
15:00 「イレニサ(IRENISA)」●
16:30 「チカ キサダ(CHIKA KISADA)
18:00 「カミヤ(KAMIYA)」
19:00 「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」
20:30 「タナカ(TANAKA)」

3月12日(火)
12:00 「エフエーエフ(FAF)」★
13:30 「ホロマーケット(HOLO MARKET)」●
15:00 「ホウガ(HOUGA)」
17:30 「ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)」
19:00 「コウタグシケン(KOTA GUSHIKEN)」★
20:30 「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」

3月13日(水)
12:00 「タナカ ダイスケ(TANAKADAISUKE)」
13:30 「ヨウヘイ オオノ(YOHEI OHNO)」
15:00 「ジョウタロウ サイトウ(JOTARO SAITO)」
16:00 「ミカゲシン(MIKAGE SHIN)」
17:30 「フェティコ(FETICO)」
19:00 「カナコ サカイ(KANAKO SAKAI)」
20:30 「ヴィルドホワイレン(WILDFRAULEIN)」

3月14日(木)
12:00 「フォトコピュー(PHOTOCOPIEU)」★
13:30 「ウィザード(WIZZARD)」●
16:00 「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」
17:00 「アキコアオキ(AKIKOAOKI)」
18:00 「ミューラル(MURRAL)」
19:00 「クイーン アンド ジャック(QUEEN&JACK)」
20:30 「ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)」

3月15日(金)
11:00 「ミスターイット(MISTER IT.)」★
12:00 「ヘオース(HEOS)」
15:00 「メアグラーティア(MEAGRATIA)」
17:30 「サポートサーフェス(SUPPORT SURFACE)」
19:00 「マリメッコ(MARIMEKKO)」★
20:00 「ハイク(HYKE)」●
21:00 「ミントデザインズ(MINTDESIGNS)」●

3月16日(土)
12:00 「ヘンネ(HAENGNAE)」★
13:00 「グローバル ファッション コレクティブ 1(GLOBAL FASHION COLLECTIVE 1)」
14:30 「チョノ(CHONO)」●
16:30 「ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)」●
18:00 「グローバル ファッション コレクティブ 2(GLOBAL FASHION COLLECTIVE 2)」
19:00 「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」
20:30 「アンリアレイジ オム(ANREALAGE HOMME)」★

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経産省が進める「繊維製品の資源循環システム」を動画で解説 アパレルビジネスの未来像がここに

「アパレルビジネス=作って売ったら終わり」からの脱却に向けて、行政が本気のアクションを起こしている。経済産業省は、繊維製品の資源循環システムを確立するため、リサイクルなどに関した新たな制度や、技術や事業者支援の検討を進めている。2023年9月には「繊維製品における資源循環システム検討会」の最終報告書を公開し、続けて同年11月から産業構造審議会の繊維産業小委員会を再開して議論を重ねている。また、繊維関連製品の製造に関して、リサイクルしやすい設計やCO2排出抑制、水資源への配慮などを規定した「環境配慮設計ガイドライン」の策定を進めており、今年度中に公表予定だ。

「WWDJAPANサステナビリティ・コネクト」は1月19日、経済産業省製造産業局の田上博道生活製品課課長を招き、検討会の報告書について解説を聞き、参加者との質疑応答を行った。田上課長は冒頭、日本における衣料品のリユースやリサイクルが約35%にとどまり、繊維から繊維へのリサイクル1%未満である現状に触れ、今後需要拡大が見込まれる海外市場において日本の繊維関連産業が競争力を維持・確保するためには、繊維製品の資源循環システム構築が重要であると訴えた。また、その資源循環システムを確立するためには大きく「回収」「分別・繊維再生」「設計・製造」「販売」の4つのフェーズで課題が存在し、並行的に解決してゆくことが不可欠であるとしたうえで、欧州など海外の動き、国内の現状と課題を解説した。(資料を用いた解説は上の動画で見ることができます)

参加者からの19の質問・意見への全回答

質疑応答では質問や意見が多くあがり、田上課長がひとつひとつに回答をした。参加者の所属企業は、繊維メーカー・商社、アパレル・スポーツメーカー、SPA、デベロッパー、セレクトショップ、外資ブランド、ビューティ関係者、デジタル関連、大学関係者など多岐にわたる。社内でサステナビリティ推進を担当するなど、日々課題と向き合っているメンバーなだけに質問は具体的だ。

参加者1:資料を見ると、循環における、「回収」「分別・繊維再生」「設計・製造」「販売」の4つの柱の課題が明確で、タスクが多いことも理解できる。4つのセグメント中のプレーヤーは異なる。それぞれに審議会やワーキンググループが動いているのか。また、そこに民間は参加しているのか?

田上博道製造産業局生活製品課長(以下、田上):「回収」の部分は環境省で廃棄物処理法等の取扱いに関して審議会が行われている。「分別・繊維再生」については、NEDO(ネド、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)から企業へファンディングして、技術開発が行われている。「設計・製造」は、ものづくりに関わる分野であり経産省が、販売や表示にかかわる部分は、経産省や消費者庁で行なっている。検討に際しては、民間企業も参画してもらっている。例えば、経産省の「繊維産業小委員会」には、日本繊維産業連盟や一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会にも参画いただいている。なお、審議会での議論は、YouTubeなどで公開しているので、気づいたことがあれば御意見をいただきたい。

参加者2:自分は欧州に本社がある企業で働いている。ヨーロッパの場合は、ガイドラインを発行する際にそれぞれのセグメントのトップ企業が5、6社入り、月に数回議論をしている。だから、スピード感を出せていると思う。それらの意見を日本にフィードバックしたいが、外資が議論に入ることはできるのか?

田上:外資の企業には、むしろ議論に入ってもらいたい。日本の繊維企業にグローバルで通用するものづくりをしていただきたいと考えており、そのために必要な人権や環境の基準を一緒に作っていきたい。来年度(2024年度)は、基準や仕組みを設けることを検討しているが、グローバルでより求められる、より高い人権・環境基準を知ることで、日本企業の人権・環境対応の底上げ期待できる。そのためにも直接意見をいただきたい。

廃棄衣料の再資源化で世界一を目指すくらいの集中とスピードが必要

参加者3:私は素材開発や、繊維循環のための設計を進めているが、日々海外産地の現状を見る中で、日本はかなり出遅れ巻き返しができないところまできていると感じている。中国では廃棄衣料の再資源化の最新設備が国の助成金で次々建てられている。インドも豊富な資源を生かす設備投資が盛んだ。日本は今から設備投資に助成金を出したとしても、繊維産業を再び盛り上げることなどもはやできないのでは?と現場でヒシヒシと感じている。今は選択と集中が必要。日本が競争力をつけるためには廃棄衣料の再資源化の技術と設備に集中し、世界一を目指すくらいの集中とスピードが必要だろう。今回の話でそこへ向かっていることは理解したが、何をいつまでに、がわかりづらいのでロードマップを具体的に教えてほしい。

田上:日本の繊維産業が世界で戦っていくためには、繊維リサイクルは不可欠であり、補助金などでしっかり投資を支援していく。今後のスケジュールについても明確化してゆく。グローバルでは、例えば2030年にはリサイクル繊維がどのくらい普及するかは試算されているので、そこから逆算して30年までに日本で出揃っているべき技術や、日本でのリサイクル繊維の使用比率などを提示するなど、年内にはロードマップを示したい。

参加者3:衣類の混紡率の高さがリサイクルの課題のひとつ。自動分別技術はすでに実用化している国があり、精度はまだ低いが課題の抽出が始まっている。すでに実証段階に入っているから、日本に仕組みができたとしても時すでに遅しの可能性がある。資源としての廃棄物が海外へ出てしまうこともあり得る。実際、弊社も使い道がない素材を国内でリサイクルしたいと思いつつ、海外へ送ることを検討している。民間は、現地の調査をして現状を見ているので共有の場を設けて欲しい。

プロパー販売と生産の適量化の課題に規制はあり得るのか?

参加者4:商品単価が下がっているという話が出たが、弊社ではシーズン末のバーゲン期間の再設定が議論に上がることがある。フランスのように政府がバーゲン期間を定めている国もある。その方が供給量も計画を立てやすいのでは?日本でもバーゲン期間を統一する議論はあるのか?

田上:(ご指摘のように)衣料品をできるだけプロパー価格で売ることは重要。業界として正式に要望をいただければ、関係部署と連携し適切に検討したい。

参加者5:フランスでも実際には各店や商業施設が「シークレットバーゲン」を行うなど、骨抜きになっているのが現状。そういった事情も知るインポートブランドの日本法人はモノを作るわけではなく、サステナビリティの専門部隊が国内にいるわけではないが、サステナビリティ基準は公開しており、必要あれば本国の専門家をつなぐこともできる。国を超えたネットワークの中で議論を進めてほしい。

大量生産を規制することは難しい

参加者6:大量の売れ残りが発生している現状から考えると、生産の適量化は重要なことだと思う。それが実現した場合、海外ブランドの輸入規制も考えるか?

田上:現地点では、海外ブランドの輸入規制は考えていない。国内に流通しているアパレル製品の98%以上が海外輸入なので、そこを規制するのが果たして国民の利益になるのかよく考えなければならない。一方で、欧州はSDGs等の観点から、人権・環境に配慮していない商品に対する域内マーケットへの輸入を厳しくしようとしている。今後、国内企業に対して人権・環境への配慮をお願いしていくため、輸入される衣料品にも何らか対応を考えなければいけない可能性もある。現状、日本企業は先行する海外規制への対応が求められているので、この状況を変えて、欧州と連動して制度を作っていきたい。

参加者7:米の減反政策のように、必要量以上作らない規制を衣料にも適用できないのか。

田上:現状、繊維製品の生産を規制する法律はないため、大量生産を規制することは難しいが、繊維・アパレル業界に対してはこうした現状認識を踏まえた対応を検討してもらっている。

参加者8:以下は厚生労働省の管轄になるが、日本にはベビー用品・衣類の販売には家庭用品規制法によるホルムアルデヒドの規制がある。「(プラ袋で)個包装しなければならない」という規制ではないものの規制に反しない販売法として、当たり前のように丁寧にすべてプラ袋入りになっており、コストもかかる。過去にカナダ大使館、フランス大使館からこの規制緩和への問題提起が提出されている。日本は、見直しを検討してほしい。品質表示に「洗ってから着用してください」と記載すればよいことであり、必要なら店頭での販売時に喜んで一言添える。20年経って変わっていないのが非常に残念だ。

また、プラスチックバッグの有料化により、エコバッグという新しい産業が生まれている。エコバッグが特典として自動でついてくるサービスも出てくるなど、新たな作りすぎの負の遺産が発生している。ルールを決めた後の、マイナス面を追って調整する仕組みはあるのか。

田上:一般的には、政策を作って終わりではなく、その政策の効果等を評価する仕組みがある。ご指摘のあったベビー衣料等の問題は確認する。

製品の長寿命化は「環境配慮設計ガイドライン」に入るのか?

参加者9:サプライチェーン全体のエコデザインを策定する場合、リサイクル素材を定義付けるなど企業間が共通認識を持てるよう、進めてほしい。

田上:「環境配慮設計ガイドライン」については、一般社団法人繊維評価技術協議会が、関係団体と検討作業を進めているので、議論の過程で関係者からも意見を言ってほしい。また、「環境配慮設計ガイドライン」は日本だけでなく、海外でも通用する制度としていくべき。また同ガイドラインは、海外のエコデザイン規則のようにリサイクルをする前提での服作りだけでなく、エネルギーや水の使用量などを明示させ、削減を促していくもの。4月には間に合わない可能性もあるが、エネルギー使用量等の計算方法については、第2版以降で間に合わせたい。繊維企業にしっかり使ってもらうことが前提なので、足りない点等はご意見をいただきたい。

参加者10:質問ではなく、現状を理解してほしいので伝えたい。弊社は中規模のブランドで、環境配慮に対する定義を自主定義しており、お客さまに届ける建て付けは完了している。また、田上課長が先ほど「日本のファッション産業の分業制が昔は強みだったが、今はそれが弱みになっている」とおっしゃったように、デザイナーや生産担当は分業制の中でお客さまに製品を届けるための最適解を日々導き出そうとしている。自分のようなサステナビリティ担当は社内の現状をヒアリングしつつ、お客さまに届ける道筋を作っているが、何を持って環境配慮なのかは学べば学ぶほど難しい。自社の環境配慮の定義を、ウォッシュを怖がらずに、お客さまに伝えるのは難しく試行錯誤している。ガイドライン制定の際には、こういった、すでに自主定義を設けている企業との情報交換も設けて議論を進めてほしい。

田上:わかりました。受け止めて議論を進めます。

参加者11:ガイドラインの中に、長く使えるための設計は入っているのか?「サステナビリティ」に関して、お客さんに対してはリサイクル素材を使った商品が伝えやすく、わかりやすい。だが、リサイクル素材はCO2排出を伴うから「長く使える」方がいいと思う。我々は「定番を長く売る、長く着る」ための商品開発に注力しており、リペア、リセールなどを推進している。

田上:(ご指摘のように)CO2排出量が一番少ないのは、長寿命化であり、まず推進していくべき取組は、長く使ってもらうこと。その上で、反毛を含めたマテリアルリサイクル、それでもどうしても残るものはケミカルリサイクルとしていくのが理想。古着市場などの二次マーケット作りと併せて検討すべき。長寿命化が重要であることのメッセージは、ガイドラインに盛り込む。

参加者12:長寿命化できても消費者の考え方が変わらない限り、来年には新しいトレンド、新しい商品を欲しくなる。そのように楽しみたいと思う自分自身もいる。新品が次々2次マーケットに流れるだけでは意味がない。そういう文化の醸成が必要なのでは?

田上:長寿命化を含め衣料品のサステナビリティをどう確保していくかの教育等については、消費者庁において進められている。

参加者13:教育は変わってきていると思う。子どもが図画工作で余った材料でお守りを作ってくれた。ゴミでも人の思いが入ると豊かになる。

参加者14:2次マーケットの政策を検討とは具体的に?

田上:衣料品の2次マーケットづくりの政策は今後検討していく。ご意見を聞きながら、進めたい。

商業施設における不用衣類の回収の壁は自治体ごとに異なるルール

参加者15:商業施設が資源循環に関わる方法をどう考えるか。消費者との接点は強みだが、自治体によっては廃棄物処理法に引っかかるため回収ができない。年間49万トン廃棄されている衣料品の、46万トンは家庭からと聞いたので、そこをどういうふうに改善していけるか意見が欲しい。

田上:廃棄物処理法における「専ら物」の解釈は、環境省においても問題意識を持ちながら、自治体におけるグットプラックティスの整理などを行っている。手放された服をどう循環させるか仕組み作りは、環境省などと進める。

参加者16:不要衣類の回収について。消費者に衣類を店に持ってきてもらうためには動機づけが必要。企業がインセンティブを出すことに対しての判断や解釈が自治体ごとに異なるから一本化してほしい。また、衣類は複数素材が混紡されている製品のリメイクをする際の品質表示が難しく、現状はルールも厳しいため単一素材に仕分けてからのリメイクし実現できていないのが悔しい。リメイク、アップサイクル製品の販売をしやすい環境を整えてほしい。

田上:インセンティブの付与に係る古物商資格に関しては十分把握していなかったので、まずは自治体の状況について把握したい。衣料品の品質表示については消費者庁の管轄であるが、具体事例を御紹介いただきたい。

産地が元気になる政策のアイデアとは?

田上:日本の繊維産業は歴史があり、ファッションは人の個性を表す大切なものであるので、しっかり残していきたい。産地が元気になるような政策やアイデアがあれば教えてほしい。

参加者17:一つは、サステナブルに関する認証取得の財政サポートだ。せっかく再生技術を持っているのに資金不足で認証が取得できない企業がある。アパレルとしては海外で販売するには認証素材が必要で、結果、中国製素材に切り替えざるを得ないことがあった。

田上:中小企業を対象にした補助金があり、GRSやGOTSなどを取得するための設備投資等も支援できる。

参加者18:認証制度はかなり抜け穴が多い。認証機関によって意見が異なり、一企業が抗議をしても相手をしてもらえない。認証をしかるべき目的を果たすためのものに変えなければ。

田上:イニシアティブ等によって監査要求事項が違うため、認証団体が認証する項目等は違う。現場の中小企業が「監査疲れ」を起こさないよう、対応について議論しているところ。外国人技能実習生の人権・労働環境の適正化をきっかけとして、監査要求事項を策定中であり、うまく仕組みを作りたいと思っている。

参加者19:技術者や教育現場の充実が重要だ。ファブシティの中で、その技術を広める人たちが足りていない。土地の特色を生かした日本らしい文化、地産地消の技術はこれからの日本の強みだと思う。

経済産業省「繊維製品における資源循環システム検討会」報告書はこちらから

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北村匠海と「ディオール」のもの作りと表現の共鳴

「ディオール(DIOR)」が2024-25年秋冬メンズ・コレクションを1月19日に発表した。日本から参加した俳優、アーティストの北村匠海は主演のネットフリックス(Netflix)オリジナルドラマ「幽☆遊☆白書」が週間グローバルTOP10で初登場1位を獲得するなど、その活躍は言わずもがな。一方で11年からは4人組バンド、DISH//のフロントマンとして活動している。

北村は今回、初めて訪れたというパリの街と時を超えて息づく「ディオール」の歴史や美意識、もの作りが自身のクリエイティビティーを刺激したという。短い滞在となったパリの思い出とともに自己表現と「ディオール」から受けた影響について話を聞いた。

演じることが全ての表現の根底

俳優、アーティストとして活動する北村。俳優としては小学生のころからキャリアを積み、またDISH//のフロントマンとしての顔を持ちながら、さまざまなことに挑戦する。北村が表現をすることについてのこだわりは実にシンプルだ。

「僕は俳優として映画やドラマに参加したり、アーティストとしては言葉を書いて届けたり、作曲もしています。どれもが違うベクトルの中で、自分のスタンスは1枚何かをかぶっている感覚。演じることが好きなことが理由かもしれないですが、常に何かを演じているので、誰にでもなれることが自分の基本姿勢なんです。役者であることが全ての表現の根底にあるという気がします」。

一見、視点が内に向くアーティストと“何か”になりきる俳優とでは、真逆のアプローチのように見える。自身の個性や感情とはどのように対峙してきたのか。

「役を演じるときの自分は作品の1つのピース。役者として生きてきた時間も長いので、さまざまなピースを持っているから、普段では感じ得ない感情がいくつも引き出しにあるんです。実際に自分が体験したことのない役を演じることもあります。現実ではなく芝居の世界ですけど、そのときの感情はとてもリアルなんですよね。その、現実と想像上の感情の相互作用が俳優にも音楽にも生きているんだと思います」。

「ディオール」のもの作りへの共鳴

役柄の感情の起伏を丁寧に捉え、繊細な芝居を得意とするのは、自分の興味に純粋に向き合ってきたから。その積み重ねが今の北村匠海を作った。

「いろんなものの融合体でありたいと思うんです。常に何かを演じ続けていないと立っていられないからなんです。すごく大股で立っていて、両足の間にはいろんな表現の塊がブワーッて連なっている。どこを切り取っても自分であって、自分じゃないような感覚を持ち続けています。あらゆるものを横断して、いろんな街の空気を吸って、自分じゃない自分を探し続けた先にあるのがオリジナリティーだと思います」。

では、あまたの表現を続ける北村に「ディオール」のもの作りはどう映り、どんな影響を与えたのだろうか。

「今まで、『ディオール』を着たときに、なぜ自分の肌に合うのかずっと疑問に思っていたんです。今回、『ラ ギャラリー ディオール』でブランドの歴史やクラフツマンシップといったもの作りの原点を知って、答えのヒントが分かったような気がします。それは“ルーツ”です。デザイナーのバトンがつながれていく中で、それぞれのオリジナリティーは積み重ねられるけど、一貫してムッシュ ディオールが作り上げたルーツが存在していますよね。例えば、自分自身のルーツをたどると、子どものころからフランス映画やさまざまな監督の作品を見てきたし、音楽はブリットポップを聴いて育ってきた。何かを表現するときに迷ったらルーツに立ち返るようにしています。そうして、安心だったり居心地の良さだったりを感じることができて、初めて前に進める感覚があります」。

改めて「ディオール」と出合い

今回はパリの街に雪が降り積もる中、「ディオール」を着て街を歩いたときに感じたことがあるという。

「フィッティングをしたときに、率直に美しいと感じたし、何より着ていて楽しかったんです。僕は趣味の音楽、レコードも古いものが好きなんですけど、最近、自分の好みが少しずつ変わってきたんです。ルーツに今が重なる瞬間というか、今回でいうと、自分の好きなスタイルに『ディオール』のエレガントさがつながってうれしい。端的に今の『ディオール』に触れている高揚感ともの作りから感じる心地よさも加わって、改めて出合い直したという感じです」。

時には内面をむき出しにしたり、寡黙なキャラクターを演じたり、繊細な芝居とは異なり、自身のプライベートでは感情の起伏が少ないという。そんな北村が今回の撮影で自分の新たな一面に気付いたこともあった。

「演じる役によっていろいろな印象を持たれるんですが、プライベートだと感情の起伏が少ないんです。例えば『幽☆遊☆白書』で演じている浦飯幽助のようなイメージとは違うんですよね。プライベートでは落ち着いて毎日を過ごしている中で、今回はパリで『ディオール』の洋服を着たときに、『自分って、こんな無敵な感情になれるんだ』っていう、すごくポジティブなマインドを感じました。なぜかはわからないですが、今は楽しくて帰りたくないっていう気持ちです」。

「幽☆遊☆白書」の世界的ヒットも追い風になったのか、今後は「日本の映画やドラマ、音楽がさらに世界に広がっていくこと」が理想と話し、そのためには「いろんなことをキャッチしていくことが必要だと再確認できました。未来に向けて何を吸収できるかは分からないですけど、またこの場所に戻ってきたいです」と将来を展望した。

MODEL : TAKUMI KITAMURA
MOVIE DIRECTION:KEISUKE OGAWA
PHOTOS : KAE HOMMA
HAIR:YUJI OKUDA (ARTLIST PARIS)
MAKEUP:AYA FUJITA (CALLISTE AGENCY)
COORDINATION:KO UEOKA
問い合わせ先
クリスチャン ディオール
0120-02-1947

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【2024年ホワイトデー】「メード・イン・ピエール・エルメ」がアーティスト・長場雄とコラボしたマカロン詰め合わせギフトを発売 

「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」による日本発のブランド「メード・イン・ピエール・エルメ(MADE IN PIERRE HERME)」は2月15日、アーティスト・長場雄とコラボしたホワイトデーギフトを発売する。マカロンの詰め合わせ3種類を用意し、ブランドカラーでもあるまっさらな白地のボックスに、それぞれのギフトシーンをイメージしたアートワークをあしらった。販売期間は3月14日までで、「メード・イン・ピエール・エルメ」各店、オンラインショップで取り扱う。価格は2052〜4482円。

初のコラボレーションとなった昨年に引き続き、今年のテーマも「新しいホワイトデー(BRAND NEW DAY, THE “BLANC" DAY)」。

同ギフトは、人気のチョコレートや限定フレーバーの“桜”、“抹茶&黒ゴマ”など色とりどりのマカロンを詰め合わせた(3個入り/2052円、6個入り/3294円、10個入り/4482円)。ボックスのアートワークには、昨年とは異なる「共感」「労い」「旅立ち」の3つのメッセージがそれぞれ込められている。

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【2024年ホワイトデー】「メード・イン・ピエール・エルメ」がアーティスト・長場雄とコラボしたマカロン詰め合わせギフトを発売 

「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」による日本発のブランド「メード・イン・ピエール・エルメ(MADE IN PIERRE HERME)」は2月15日、アーティスト・長場雄とコラボしたホワイトデーギフトを発売する。マカロンの詰め合わせ3種類を用意し、ブランドカラーでもあるまっさらな白地のボックスに、それぞれのギフトシーンをイメージしたアートワークをあしらった。販売期間は3月14日までで、「メード・イン・ピエール・エルメ」各店、オンラインショップで取り扱う。価格は2052〜4482円。

初のコラボレーションとなった昨年に引き続き、今年のテーマも「新しいホワイトデー(BRAND NEW DAY, THE “BLANC" DAY)」。

同ギフトは、人気のチョコレートや限定フレーバーの“桜”、“抹茶&黒ゴマ”など色とりどりのマカロンを詰め合わせた(3個入り/2052円、6個入り/3294円、10個入り/4482円)。ボックスのアートワークには、昨年とは異なる「共感」「労い」「旅立ち」の3つのメッセージがそれぞれ込められている。

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新ヘアケア「ソルレ」アンバサダーにJO1が就任 吉田ユニ監督CMに「アートの中に飛び込んだよう」

「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」や「シピシピ(CIPICIPI)」などを手掛けるRainmakersは新たにセルフケアブランド「ソルレ(SORULE)」を立ち上げ、ブランドアンバサダーにグローバルボーイズグループのJO1を起用した。2月15日に都内で開催したCM発表会にはJO1のメンバー11人も登場。商品の感想やCM撮影の裏側や書き下ろし楽曲“Aqua”について語った。

「ソルレ」第1弾商品となるヘアケアラインは地肌と髪の状態に合わせてカスタマイズできる構成が特徴。プレケアとして地肌をケアするシリコンブラシを用意しているほか、シャンプー3種類(10mL、110円/350mL、1980円)、集中ヘアマスク(10mL、165円/160g、2970円)、コンディショナー3種類(10mL、110円/200g、1980円)をそろえた。ほか、アウトバスアイテムとしてミルク(3mL、110円/ 70mL、1980円)、オイル(70mL、2750円)とヘアドライタオルを、スタイリング剤としてジェル状オイル(40g、1650円)、マルチバーム(35g、1980円)を用意している。

商品について、白岩瑠姫は「僕たちは色々な髪色だったり髪型をするんですが、『ソルレ』はシャンプーとコンディショナーが3タイプあったりして、みなさんに寄り添ったヘアアイテムだなと思いました」と語り、河野純喜は「個人的に大好きなのがヘアミルク。香りがとても良くてつけた瞬間から落ち着くというか。寝る前に付けると良い睡眠が取れるなって」と笑顔。そのエピソードを聞いた鶴房汐恩が河野の髪の香りを嗅ごうとし、会場は笑いに包まれた。

JO1が起用された巨大なボトルと泡に見立てた白い花と共にメンバーがポーズを取るキービジュアルは、アートディレクターの吉田ユニが監修。仕上がりについてはキービジュアル、CM共にメンバー全員が大満足で、木全翔也は「泡を花で表現したり、ダンスのシーンだったり、JO1がアートの中に入ったような感じで。自分たちがアートの一部になっているのがすごくうれしいなと思いました」とコメント。CM撮影について「僕たちはマネキンチャレンジをしたんです。めちゃくちゃきつい体勢で1ミリも動かないという中で、カメラがみんなの周りを通って撮影するシーンがあって。カメラが僕の下を通ってメンバー全員を撮るところでは、自分の出番が終わったらみんなを笑わせました、ちょっとNGも出ちゃったんですけど。いや笑うなよと」と振り返ると、全員から「いや、笑わせるなよ」と突っ込まれていた。

2月16〜18日にはラフォーレミュージアム原宿でポップアップを開催。ブランドコンセプトや商品ラインアップに込められた思いを展示するほか、パーソナルユース診断、頭皮診断などの体験型コンテンツが集まるコーナーと、ビジュアルやCM撮影の裏側がわかるコンテンツを用意。JO1が実際に使用した衣装や吉田ユニ監修の撮影セットを実物大で再現したフォトスポットなどを用意している。

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長谷川潤と赤西仁を起用 「バナナ・リパブリック」がキャンペーンビジュアルを公開

「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」は2024年春のキャンペーンに長谷川潤と赤西仁を起用した。 “人生は旅”をルーツにもち、新しいことに挑戦し続ける探検心をDNAとして掲げるブランドの世界観と親和性のある2人を通じて魅力を発信する。

キャンペーンビジュアルでは、テーラリングとクラフトマンシップに基づいた高品質なアイテムで構成したルックを披露。赤西は「撮影で着用したストライプのセットアップは着心地がよく、とくに気に入っている」と撮影を振り返り、春夏シーズンに向けてファッションに取り入れたいと述べた。長谷川は「『バナナ・リパブリック』は芯を持った女性像のあるかっこいいイメージ」と語り、今回のビジュアルでは軽やかなドレスからジャケットスタイルまでヘルシーに着こなした。

ブランドのルーツにちなみ、「旅をしてみたいところは?」と聞くと、赤西は「アーティスト活動をする上で、旅や文化からインスピレーションを受けることも多い。色々な国を旅するが、まだ行ったことがないフランスとイタリアに行ってみたい」、長谷川は「ブータン。文化も素敵で大自然があって惹かれている」と旅に思いを馳せた。

今回撮り下ろしたキャンペーンビジュアルは全国の店舗や公式サイト、SNSなどで随時公開する。

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YOSHIROTTENがギンザ・グラフィック・ギャラリーで作品展“Radial Graphics Bio”を開催


グラフィックアーティスト、アートディレクターとして活動するYOSHIROTTEN(ヨシロットン)が、3月23日までギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で作品展“Radial Graphics Bio”を行う。ロゴ、タイプフェイス、アートディレクション、空間デザイン、映像など異なる領域に拡がるYOSHIROTTENの“グラフィック”史を表現する作品群を展示している。

YOSHIROTTENは「“グラフィック”とは、あるアイデアや情報を最小の要素と最大のインパクトで視覚を通し、伝達することであり、展示空間に足を踏み入れた時の感情や鼓膜を通して受容する情報が言語化される前の“何か”こそが “グラフィック”の本質だ」と語る。

1階は彼が手掛けるアートシリーズの一つ“RGB Punk”から “Signal RGB”“RGB Machine”と、プリントエディション“RGB Blueprint Series”で構成する。地下1階には、彼自身の“グラフィック”に関する原体験や、そこから発展したデジタルと新体制などのテーマを探求する“RGB Punk”シリーズを展示。本展の開催に合わせ、“gggBooks-136 YOSHIROTTEN”(1282円)をはじめとした、本や雑貨、アルミプリントなどを販売する。

■“Radial Graphics Bio”
日程:2月14日〜3月23日
時間:11:00-19:00
場所:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
住所:東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
入場料:無料

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YOSHIROTTENがギンザ・グラフィック・ギャラリーで作品展“Radial Graphics Bio”を開催


グラフィックアーティスト、アートディレクターとして活動するYOSHIROTTEN(ヨシロットン)が、3月23日までギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で作品展“Radial Graphics Bio”を行う。ロゴ、タイプフェイス、アートディレクション、空間デザイン、映像など異なる領域に拡がるYOSHIROTTENの“グラフィック”史を表現する作品群を展示している。

YOSHIROTTENは「“グラフィック”とは、あるアイデアや情報を最小の要素と最大のインパクトで視覚を通し、伝達することであり、展示空間に足を踏み入れた時の感情や鼓膜を通して受容する情報が言語化される前の“何か”こそが “グラフィック”の本質だ」と語る。

1階は彼が手掛けるアートシリーズの一つ“RGB Punk”から “Signal RGB”“RGB Machine”と、プリントエディション“RGB Blueprint Series”で構成する。地下1階には、彼自身の“グラフィック”に関する原体験や、そこから発展したデジタルと新体制などのテーマを探求する“RGB Punk”シリーズを展示。本展の開催に合わせ、“gggBooks-136 YOSHIROTTEN”(1282円)をはじめとした、本や雑貨、アルミプリントなどを販売する。

■“Radial Graphics Bio”
日程:2月14日〜3月23日
時間:11:00-19:00
場所:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
住所:東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル
入場料:無料

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「ヴァンズ」と中津川吾郎がオーナーを務める「ミンナノ」がコラボ フットウエアとアパレルのカプセルコレクションを発売

「ヴァンズ(VANS)」は、中津川吾郎がオーナーを務めるショップ「ミンナノ(MIN-NANO)」とコラボレーションし、フットウエアとアパレルを含んだカプセルコレクションを発売する。2⽉21⽇18時に「ビリーズ ハラジュク(BILLY’S HARAJUKU)」で実施するローンチイベントで先⾏販売を開始し、22日から「ビリーズ」店頭およびオンラインストアで⼀般販売を開始する。購入者には先着でステッカーをプレゼントする。

本コレクションでは「ミンナノ」のルーツでもある⾃転⾞に使⽤されている“リフレクター”を採⽤したフットフエアが登場。また、数多くのコレクターが存在する「ミンナノ」のバンダナコレクションから、「ヴァンズ」の象徴であるワッフルソールのカラーがベースとなったバンダナや、バックプリントの「ミンナノ」の⼿描きロゴがインパクトのあるTシャツをそろえ、両ブランドだからこそ実現したラインアップになっている。

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K-POPアイドルBilllieが「ニューバランス」のビジュアル&動画に登場

ABCマートがK-POPガールズグループBilllieを起用した「ニューバランス」のビジュアル&動画を公開

エービーシー・マートは2月15日、K-POPガールズグループBilllie(ビリー)を起用した「ニューバランス(NEW BALANCE)」のビジュアル&動画を公開した。

「ニューバランス」のクラシックモデル“ML574”と“MR530”にフォーカスしたもので、Billlieが両モデルを着用したさまざまなスタイルを見せる。

日本人メンバーのはるなとつきは、「日本に住んでいたころからエービーシー・マートで靴を買っていて、韓国に移住した今も、こちらのエービーシー・マートで『ニューバランス』のスニーカーを見つけてレッスン時に履いている」と話す。

Billlieは2021年に韓国でデビュー。韓国人5人(シユン、スヒョン、ムンスア、ション、ハラム)と日本人2人(はるな、つき)の7人からなる。

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K-POPアイドルBilllieが「ニューバランス」のビジュアル&動画に登場

ABCマートがK-POPガールズグループBilllieを起用した「ニューバランス」のビジュアル&動画を公開

エービーシー・マートは2月15日、K-POPガールズグループBilllie(ビリー)を起用した「ニューバランス(NEW BALANCE)」のビジュアル&動画を公開した。

「ニューバランス」のクラシックモデル“ML574”と“MR530”にフォーカスしたもので、Billlieが両モデルを着用したさまざまなスタイルを見せる。

日本人メンバーのはるなとつきは、「日本に住んでいたころからエービーシー・マートで靴を買っていて、韓国に移住した今も、こちらのエービーシー・マートで『ニューバランス』のスニーカーを見つけてレッスン時に履いている」と話す。

Billlieは2021年に韓国でデビュー。韓国人5人(シユン、スヒョン、ムンスア、ション、ハラム)と日本人2人(はるな、つき)の7人からなる。

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「ヴェイン」は“第二の家”で素をさらけ出す 「かっこつけない」等身大のショー

榎本光希デザイナーによるメンズブランド「ヴェイン(VEIN)」は2月5日、全25ルックからなる2024-25年秋冬コレクションを発表した。榎本デザイナーは21年にメンズブランド「アタッチメント(ATTACHMENT)」を創業者の熊谷和幸デザイナーから引き継ぎ、2ブランド合同のショーを続けた後、2024年春夏コレクションからは「ヴェイン」単独での発表に切り替え、今シーズンは2度目の単独ショーとなった。

ラテン語で「あいさつ」がテーマ
会場にアトリエを選んだ理由

榎本デザイナーが今回会場に選んだのは、原宿に構えるアトリエだった。スタッフが日々服作りに励むスペースから、壁一枚を挟んで隣接したショールームを解放し、ゲストを招き入れる。代々木第二体育館や国立競技場で開催した過去のショーから一転して、今回は観客同士が身を寄せ合ったとしても70席ほどにしかならないキャパシティーだ。

その理由は、ショーのテーマ“ave(アヴェ)”にある。ラテン語で「歓迎」「敬意」を表し、気軽なあいさつにも使われる言葉に、榎本デザイナーは「服を介してコミュニケーションを取る楽しさ」を重ねたという。「あいさつは対人関係における1番最初のコミュニケーションであり、ショーはブランドにとって1番最初のあいさつ。第二の家でもあるアトリエでショーを開くことで、自分の素をさらけ出し、『ヴェイン』の親密感をゲストにも感じてほしかった」。

ショーは、黒いジャケットに同色のコート、ストレートデニムを合わせたルックでスタート。榎本デザイナーは「『ヴェイン』らしくなくて一番好き。クリーンでリラクシングな雰囲気のものを選んだ」という。今回のコレクションでは、カジュアルやストリートなどの定石から外れて自由になることを意識したという。ビンテージ加工を施した革靴や、裾のリブをダメージ加工したMA-1、ダメージ加工したフーディーが繰り返し登場したほか、大きくドロップした肩のラインが特徴のジップアップのニット、パワーショルダーのジャケットなどによって、エレガントなムードも加える。

ブランドコンセプトである「構造表現主義(structural expressionism)」も忘れない。洋服の構造をデザインするアイテムには、ストラップが左右の身頃間を横断するジャケットや、膝部分をカットオフして切り替えたジーンズやスエットパンツ、ドローコードで裾を絞り、形を変えるミリタリーパンツが並ぶ。トレンチコートのウエスト下部分のペンシルスカートや、ラップスカートタイプのバッグで新しい洋服の可能性を提案した。

等身大のクリエイション
「ドーンピンクは始まりの色」

榎本デザイナーは「『アタッチメント』を手掛け出してしばらくは、キャパオーバーになっていたが、最近は心の余裕が出てきた」といい、家族や友人と過ごす時間からインスピレーションを得たディテールも落とし込んでいる。例えば知人と開催したサッカーイベントの思い出を、1990年代のサッカーユニホームをサンプリングしたレースアップシャツで表現したほか、子どもを保育園に迎えに行く際に、多摩川から見える夕焼けを模したピンクカラーで再現。「これは“朝焼け”色でもある。“始まり”の意味を込め、『ドーンピンク』と名付けた」。

榎本デザイナーの「自由なスタイリングで」というオーダーには、スタイリストの髙田勇人が応えた。ニットトップスをモデルの体に巻きつけたり、くるぶし近くまでマフラーを垂らしたり。レザー地のストールを固結びして作った大きなコブに至っては、「僕らのノリ」と笑う。モデルの個性をスタイリングに盛り込み、同じアイテムでも複数の見え方が生まれるように演出した。

榎本デザイナーがフィナーレに登場し、小走りで会場を後にして間もなく、照明と音楽が突然落とされる。「初めて会う人とあいさつをした後、『……で、これからどうする?』と次の会話を切り出す緊張感を表現したかった」。19年のブランドスタートから5年目を迎え、新たに始めた“会話”には、デザイナーの「かっこつけない」等身大なクリエイションが詰まっている。

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ファッション&ビューティの美容師コンテスト 「WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」

今最も時代をとらえた
ヘア&ファッションPHOTO作品は?

作品応募受付中

ENTRY

2023年12月26日(火)〜2024年2月13日(火) 必着

一般投票部門

BEST 40

coming soon

3月1日公開予定

結果発表

AWARDS CEREMONY

coming soon

3月25日公開予定

ヘアデザイナーズコンテストってなに?

WHAT IS HAIR DESIGNERS CONTEST

WHAT IS HAIR DESIGNERS CONTEST

開催経緯

2017年9月に「WWDBEAUTY」が創刊10周年を迎えたことを記念してスタートしたフォトコンテスト「WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」。全国の理美容師、ヘアメイクアップアーティストを対象に、モデルを起用したヘアデザイン作品を募集し、グランプリを決定します。コンセプトは“ビューティ×ファッション”。「WWDJAPAN」や「WWDJAPAN.com」のミッションの1つである「ファッション業界とビューティ業界の垣根を取り払う」ことを目的とした取り組みでもあります。そのため、審査員にファッション関係者やヘアメイクアーティストなどを迎え、両業界を“クロス”させることを試みてきました。

創設年 : 2017年

審査方法について

グランプリ・準グランプリは、SAKURA「コクーン(Cocoon)」ディレクター、エザキヨシタカ「グリコ(grico)」代表、一番合戦彩「アンガーデン(Uné GARDEN)」代表、村上要「WWDJAPAN」編集長の4人が審査。また、ヘアメイクアーティストの小田切ヒロさんの協力を得て、「小田切ヒロ賞」を設けました。

審査の視点

・ヘアデザイン、メイク、ファッションのトータルバランス
・ヘア&メイクのテクニック
・フォト作品としてのクオリティー
・テーマ*にマッチしているか
・独創性
・“今”という時代性を反映しているか

*「2023~24年のコレクション(NY、パリ、ミラノ、ロンドン)におけるファッションやビューティのトレンドを意識した作品」

ヘアデザイナーズコンテストの流れ

応募

2024年2月13日(火)必着

一次審査

2月下旬

応募作品の中から、4人の審査員が「優秀作品」を1人10作品ずつ(計40作品)選ぶ

二次審査

2月下旬~3月中旬

◆グランプリ部門

審査員4人が一堂に会し、優秀作品40作品の中から、グランプリ作品(1作品)と準グランプリ作品(2作品)を決める

◆一般投票部門
一般投票期間:2024年3月1日(金)~3月15日(金)

3月1日に、このページ内に一般投票コーナーができるので、優秀40作品の中から1番好きな作品をクリックして投票。誰でも1人1回まで投票可能で、投票期間は3月15日まで

◆ヘアメイクアーティスト部門

ヘアメイクアーティストの小田切ヒロさんが、独自の感性で「小田切ヒロ賞」(1作品)を決定

結果発表

3月25日(月)

グランプリ部門、一般投票部門、ヘアメイクアーティスト部門全て同時に、
このページ内と、「WWDBEAUTY」3月25日号で発表

過去の受賞作品

モデル・東原亜希が「エコストア」の年間アンバサダーに就任 「家族の肌のために」

ニュージーランド発ナチュラルデイリーケアブランド「エコストア(ECOSTORE) 」は、モデル・タレント・実業家の東原亜希を年間アンバサダーに起用した。2月15日に最新ビジュアルを「エコストア」特設ページとコスメキッチン(COSME KITCHEN)、ビープル(BIOPLE)の公式サイトで公開するほか、SNSを中心としたキャンペーンを順次行う。

また、ブランドコンセプトも“肌を想う、せんたく。”に一新。東原出演の新コンセプトを掲げたブランドムービーを、3月上旬に公式サイトで公開予定だ。

今回の起用についてブランドは「忙しい日々の中で家族を想い、家族のためにせんたく(洗濯・選択)をしている東原さんの愛が私たちの新しいメッセージと重なった」と説明。東原は「うちは水筒やお弁当箱を毎日4つ洗い、数が多いと疲れちゃうけど、香りに癒されている。さらに手がしっとりするのも1番のお気に入りポイント」とコメントしている。

東原亜希は、現在雑誌「ヴェリィ(VERY)」のカバーモデルを務め、広告など多岐に渡って活動中。ママや子供向けの食品、化粧品もプロデュースしている。4児の母で2016年“マタニティーオブザイヤー”を受賞した。

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モデル・東原亜希が「エコストア」の年間アンバサダーに就任 「家族の肌のために」

ニュージーランド発ナチュラルデイリーケアブランド「エコストア(ECOSTORE) 」は、モデル・タレント・実業家の東原亜希を年間アンバサダーに起用した。2月15日に最新ビジュアルを「エコストア」特設ページとコスメキッチン(COSME KITCHEN)、ビープル(BIOPLE)の公式サイトで公開するほか、SNSを中心としたキャンペーンを順次行う。

また、ブランドコンセプトも“肌を想う、せんたく。”に一新。東原出演の新コンセプトを掲げたブランドムービーを、3月上旬に公式サイトで公開予定だ。

今回の起用についてブランドは「忙しい日々の中で家族を想い、家族のためにせんたく(洗濯・選択)をしている東原さんの愛が私たちの新しいメッセージと重なった」と説明。東原は「うちは水筒やお弁当箱を毎日4つ洗い、数が多いと疲れちゃうけど、香りに癒されている。さらに手がしっとりするのも1番のお気に入りポイント」とコメントしている。

東原亜希は、現在雑誌「ヴェリィ(VERY)」のカバーモデルを務め、広告など多岐に渡って活動中。ママや子供向けの食品、化粧品もプロデュースしている。4児の母で2016年“マタニティーオブザイヤー”を受賞した。

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テンアライド迷走?「神田屋」が関西から消滅。後釜は「てんぐ大ホール」だが・・!?

【記事のポイント】 ●テンアライド株式会社(東京都目黒区 代表取締役:飯田永太氏)の「神田屋」が関西から無くなってしまった。2022年11月のオープン時に潜入取材でお伝えした「神田屋 心斎橋店」がわずか1年強で閉店。4日間のリニューアル工事を経て、「てんぐ大ホール」が2月7日にオープンした。今回のリニューアルは吉と出るか凶と出るか?
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「ウズ」のアイライナーに“こだわりの黒”登場 世界初の麻炭配合

「ウズ バイ フローフシ(UZU BY FLOWFUSHI)」は3月15日、人気のアイライナー“ウズアイオープニングライナー”(税込各1694円)の新色、ブラックを公式オンラインストア限定で発売する。過去には7種類の黒アイライナーを発売したこともあるほどブランドにとってこだわりが強いカラーだが、2023年に4年ぶりのシリーズアップデートを行った際はブラックを定番色に含んでいなかった。今回、消費者の声に応えてこだわりの発色と機能性を取り入れた1本を用意した。

ブラックのアイライナーは目元がキツく見える、かえって目が小さく見えてしまう、メイクが濃く見えてしまうなどから敬遠する人もいたが、そんな人でも使いやすいカラーを目指した。

色のヒントとなったのは、古来から日本人に馴染み深い炭の色。古代から神が宿る神聖な植物として扱われてきた麻の希少な国産品種・野州麻を400年以上に渡り生育・加工している麻農家から、高品質の超微粒子麻炭を入手し活用しているほか、微量のブラックパールを配合して光を吸収しつつもマットに沈みすぎない、奥行き感のある印象を与える黒に仕上げた。なお、リキッドアイライナーへの麻炭の配合は、世界初の試みだという。

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「ウズ」のアイライナーに“こだわりの黒”登場 世界初の麻炭配合

「ウズ バイ フローフシ(UZU BY FLOWFUSHI)」は3月15日、人気のアイライナー“ウズアイオープニングライナー”(税込各1694円)の新色、ブラックを公式オンラインストア限定で発売する。過去には7種類の黒アイライナーを発売したこともあるほどブランドにとってこだわりが強いカラーだが、2023年に4年ぶりのシリーズアップデートを行った際はブラックを定番色に含んでいなかった。今回、消費者の声に応えてこだわりの発色と機能性を取り入れた1本を用意した。

ブラックのアイライナーは目元がキツく見える、かえって目が小さく見えてしまう、メイクが濃く見えてしまうなどから敬遠する人もいたが、そんな人でも使いやすいカラーを目指した。

色のヒントとなったのは、古来から日本人に馴染み深い炭の色。古代から神が宿る神聖な植物として扱われてきた麻の希少な国産品種・野州麻を400年以上に渡り生育・加工している麻農家から、高品質の超微粒子麻炭を入手し活用しているほか、微量のブラックパールを配合して光を吸収しつつもマットに沈みすぎない、奥行き感のある印象を与える黒に仕上げた。なお、リキッドアイライナーへの麻炭の配合は、世界初の試みだという。

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「シュウ ウエムラ」がハイブリッドリキッドリップ発売 むっちりジューシーな発色&プランプ効果が特徴

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は3月27日、リップシリーズの“キヌ”からメイクアップとリップケアを両立させた新リップ“キヌケアブローアップ”(全10色、各4840円)を発売する。ラインアップは定番品が8色、数量限定が2色、三越伊勢丹限定が1色で、3月6日から三越伊勢丹グループの化粧品オンラインストア「ミーコ(MEECO)」、11日から伊勢丹新宿本店、18日から「ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)」、20日から「シュウ ウエムラ」各店で予約受け付けを開始する。

“キヌケアブローアップ”はアジア人の肌研究をもとにセレクトしたカラーと椿オイルやヒト型セラミド、ヒアルロン酸エキスなどを用いた独自のコンプレックス成分によるリップケア力、むっちりとした唇を演出するプランプ効果、油分と水分を分散させるテクノロジーを取り入れた薄膜ベールによりジューシーな艶めきを長時間持続させる色持ちの良さをかなえた。肌に溶け込むような血色感と美しい艶感で、顔色までもトーンアップさせる。

定番カラーは、もぎたての白桃のようなピュアピーチピンクの“モモシャーベット”、梅のゼリーを思わせるプラムベージュカラーの“ウメゼリー”、生姜スパイスを効かせたキャンディーオレンジカラーの“キャンディジンジャー”、ビターチョコレートを思わせる“チョコドリズル”、艶やかな紅葉ブラウンの“グレイズドモミジ”、熟した小豆を思わせるレッドカラーの“アズキシロップ”、フレッシュなグレープカラーの“ルビーグレープ”。

ほか、数量限定色はポップなみかんオレンジカラーの“ミカンピューレ”、甘やかないちごピンクの“イチゴグミ”の2色と、三越伊勢丹グループ限定色の“アンズキャラメル”も用意している。

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