オンワードHDが新会社「ジョゼフジャパン」設立 英ジョゼフ社と連携強める

オンワードホールディングス(HD)は、新会社ジョゼフジャパンを設立し、3月1日から新体制での事業を開始する。オンワードHDの100%子会社である英ジョゼフ リミテッド(JOSEPH LIMITED)が全額出資した。オンワード樫山が運営してきた「ジョゼフ(JOSEPH)」の国内ウィメンズ事業を継承する。英国法人の直轄にすることで、ブランドの世界観や魅力を強く訴求できる体制にする。

日本における「ジョゼフ」は、オンワード樫山がウィメンズとメンズの計35店舗(ウィメンズ7店舗、メンズ25店舗、複合型3店舗)を百貨店などで運営する。新会社に移管するウィメンズはインポート品、オンワード樫山に残すメンズ「ジョゼフ オム(JOSEPH HOMME)」はライセンス品という違いがある。インポート品のウィメンズはMDやマーケティングで英国法人との連携を深める。

ジョゼフジャパンの社長には、かつてチャールズ&キースジャパンの社長を務め、直近ではオンワードHDの欧州担当だった加賀谷潤氏が就任する。会社は東京・芝浦のオンワードベイパークビルディング内に置く。

The post オンワードHDが新会社「ジョゼフジャパン」設立 英ジョゼフ社と連携強める appeared first on WWDJAPAN.

エルメス「つかの間の停泊者」展リポート 作家4人の壮大な作品を解説

エルメス(HERMES)財団は、「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」展ダイアローグ2「つかの間の停泊者」を、銀座メゾンエルメスフォーラムで開催中だ。会期は5月31日まで。

同展は、昨年から個展とグループ展の二部構成にわたって開催しており、アートにおけるエコロジーの実践を問う展覧会だ。第1弾のチェ・ジェウン(崔在銀)個展「新たな生(La Vita Nuova)」に続く第2弾「つかの間の停泊者」は、ニコラ・フロック(Nicolas Floc'h)、ケイト・ニュービー(Kate Newby)、保良雄(やすら・たけし)、ラファエル・ザルカ(Raphael Zarka)のアーティスト4人に焦点を当てた。

展覧会名の“エコロジー”は、家や住居を意味するギリシャ語「オイコス」と、論理や学問を意味する「ロゴス」を合わせて19世紀にできた造語だ。同展では“エコロジー”を単なる自然環境ではなく、“循環するエネルギーのありさま”と捉え、「“地球”という惑星に、ほんの束の間存在する人間やモノ」について、4人の作品を通じて問いかける。

水中と一体化する写真家
ニコラ・フロック

ニコラ・フロックは、世界各地の海や河川に潜りながら、水面下の生態系をテーマに撮影を続けてきた。その理由を「私たちの起源である海洋が、地球、大気、氷とどう相互作用しているのか、その理解を深めたい」と、同氏は語る。青と緑のグラデーションが目を引く「水の色、水柱」は、65枚の写真で編成した作品だ。フロックは、仏マルセイユのカランク・ド・コルティウの海岸からリウ島までの5キロにわたって水深5〜30メートルの水景を撮影。色の変化には水深と微生物の数による濃度が関係しており、マルセイユ市が流出してきた廃水が水域の景観に与える影響を色のグラデーションで伝えている。他にも、自然光で水中の景観を撮り下ろしたモノクロ写真「インヴィジブル」「海の始まり」などを展示している。

素材を巧みに操る彫刻師
ケイト・ニュービー

セラミックやガラス、布など、さまざまな素材を操るケイト・ニュービーは、栃木・益子と居住地である米テキサスで制作した、新作のセラミック作品2点を展示。どちらも、現地の人とのつながりや、素材と対話することで生まれるエネルギーに着目する同氏ならではの作品だ。8階のフロアには、藤原陶房と益子で協働した、300ピース以上の陶板からなる「いつも、いつも、いつも」を設置。陶土の上でニュービーが体を自在に動かしながら形を作り、また複数の釉薬や原土パウダー、東京の街を歩きながら収集したガラスなどを用いて、さまざまな土の姿を表現した。そのとなりには、米テキサスで制作した1000ピースあまりのウィンド・チャイム「呼んでいる、呼んでいる」を展示している。

あらゆる存在を平等に受け入れる
保良雄

保良雄は、3つの相関する作品から構成したインスタレーションを披露した。同氏は「テクノロジー、生物、無生物、人間を縦軸ではなく横軸で捉え、存在を存在として認めることが制作の目的」と語り、アートワークの一環で農業や養蜂も行っている。「noise」は、帰宅困難地域だった福島・大熊町で栽培された稲藁を原料に、保良自身が作った和紙を用いた円柱状のドームだ。内側には12個の照明を配し、同会場内に設置した太鼓の上に落ちる精油の音によってランダムに点灯する。精油は東京と福島、千葉、沖縄で採取した柑橘から抽出した。

「cosmos」は、木材と大理石の台座の上に19世紀に天気予報に使われていたストームグラスを置き、自然素材を通して宇宙の秩序の可視化を試みる。「glacier」は、ネパールのアンナプルナで採取した氷河の氷が、手の平で溶けていく様子を24枚の写真に収めた作品だ。人間社会におけるモノとの関係を検証しながら、エコロジーの中に潜在する優劣や格差などへの批判を込めたアプローチを披露している。

新旧アートを乗りこなす奇才
ラフェエル・ザルカ

美術史における過去作品の流用と再利用に着目するラフェエル・ザルカは、スケートボードを媒体とした作品と、斜方立方八面体に関する作品を紹介する。「ライディング・モダンアート」は、パブリックアートの上をスケートボーダーが滑る様子を捉えたモノクロ写真シリーズだ。東京やパリ、バーゼル、シカゴなどの世界各地で撮影した“モダンアートに乗る”姿は、アートである彫刻に新たな命を吹き込む。「斜方立方八面体のカタログ・レゾネ」は、2009年から続くザルカの研究発表だ。斜方立方八面体は、絵画や建造物、お菓子の箱、おもちゃなど、歴史のさまざまなシーンで採用されてきた。特段実用性のないこの立体がなぜ人々を惹きつけるのか、その“謎めいた形”に迫っている。

■「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」
ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」
ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ
日程:開催中〜5月31日
時間:11:00〜19:00(入場は18:30まで)
場所:銀座メゾンエルメス フォーラム 8・9階
住所:東京都中央区銀座5-4-1
料金:無料
※開館日や開館時間は、エルメス銀座店の営業に準ずる

The post エルメス「つかの間の停泊者」展リポート 作家4人の壮大な作品を解説 appeared first on WWDJAPAN.

エルメス「つかの間の停泊者」展リポート 作家4人の壮大な作品を解説

エルメス(HERMES)財団は、「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」展ダイアローグ2「つかの間の停泊者」を、銀座メゾンエルメスフォーラムで開催中だ。会期は5月31日まで。

同展は、昨年から個展とグループ展の二部構成にわたって開催しており、アートにおけるエコロジーの実践を問う展覧会だ。第1弾のチェ・ジェウン(崔在銀)個展「新たな生(La Vita Nuova)」に続く第2弾「つかの間の停泊者」は、ニコラ・フロック(Nicolas Floc'h)、ケイト・ニュービー(Kate Newby)、保良雄(やすら・たけし)、ラファエル・ザルカ(Raphael Zarka)のアーティスト4人に焦点を当てた。

展覧会名の“エコロジー”は、家や住居を意味するギリシャ語「オイコス」と、論理や学問を意味する「ロゴス」を合わせて19世紀にできた造語だ。同展では“エコロジー”を単なる自然環境ではなく、“循環するエネルギーのありさま”と捉え、「“地球”という惑星に、ほんの束の間存在する人間やモノ」について、4人の作品を通じて問いかける。

水中と一体化する写真家
ニコラ・フロック

ニコラ・フロックは、世界各地の海や河川に潜りながら、水面下の生態系をテーマに撮影を続けてきた。その理由を「私たちの起源である海洋が、地球、大気、氷とどう相互作用しているのか、その理解を深めたい」と、同氏は語る。青と緑のグラデーションが目を引く「水の色、水柱」は、65枚の写真で編成した作品だ。フロックは、仏マルセイユのカランク・ド・コルティウの海岸からリウ島までの5キロにわたって水深5〜30メートルの水景を撮影。色の変化には水深と微生物の数による濃度が関係しており、マルセイユ市が流出してきた廃水が水域の景観に与える影響を色のグラデーションで伝えている。他にも、自然光で水中の景観を撮り下ろしたモノクロ写真「インヴィジブル」「海の始まり」などを展示している。

素材を巧みに操る彫刻師
ケイト・ニュービー

セラミックやガラス、布など、さまざまな素材を操るケイト・ニュービーは、栃木・益子と居住地である米テキサスで制作した、新作のセラミック作品2点を展示。どちらも、現地の人とのつながりや、素材と対話することで生まれるエネルギーに着目する同氏ならではの作品だ。8階のフロアには、藤原陶房と益子で協働した、300ピース以上の陶板からなる「いつも、いつも、いつも」を設置。陶土の上でニュービーが体を自在に動かしながら形を作り、また複数の釉薬や原土パウダー、東京の街を歩きながら収集したガラスなどを用いて、さまざまな土の姿を表現した。そのとなりには、米テキサスで制作した1000ピースあまりのウィンド・チャイム「呼んでいる、呼んでいる」を展示している。

あらゆる存在を平等に受け入れる
保良雄

保良雄は、3つの相関する作品から構成したインスタレーションを披露した。同氏は「テクノロジー、生物、無生物、人間を縦軸ではなく横軸で捉え、存在を存在として認めることが制作の目的」と語り、アートワークの一環で農業や養蜂も行っている。「noise」は、帰宅困難地域だった福島・大熊町で栽培された稲藁を原料に、保良自身が作った和紙を用いた円柱状のドームだ。内側には12個の照明を配し、同会場内に設置した太鼓の上に落ちる精油の音によってランダムに点灯する。精油は東京と福島、千葉、沖縄で採取した柑橘から抽出した。

「cosmos」は、木材と大理石の台座の上に19世紀に天気予報に使われていたストームグラスを置き、自然素材を通して宇宙の秩序の可視化を試みる。「glacier」は、ネパールのアンナプルナで採取した氷河の氷が、手の平で溶けていく様子を24枚の写真に収めた作品だ。人間社会におけるモノとの関係を検証しながら、エコロジーの中に潜在する優劣や格差などへの批判を込めたアプローチを披露している。

新旧アートを乗りこなす奇才
ラフェエル・ザルカ

美術史における過去作品の流用と再利用に着目するラフェエル・ザルカは、スケートボードを媒体とした作品と、斜方立方八面体に関する作品を紹介する。「ライディング・モダンアート」は、パブリックアートの上をスケートボーダーが滑る様子を捉えたモノクロ写真シリーズだ。東京やパリ、バーゼル、シカゴなどの世界各地で撮影した“モダンアートに乗る”姿は、アートである彫刻に新たな命を吹き込む。「斜方立方八面体のカタログ・レゾネ」は、2009年から続くザルカの研究発表だ。斜方立方八面体は、絵画や建造物、お菓子の箱、おもちゃなど、歴史のさまざまなシーンで採用されてきた。特段実用性のないこの立体がなぜ人々を惹きつけるのか、その“謎めいた形”に迫っている。

■「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」
ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」
ニコラ・フロック、ケイト・ニュービー、保良雄、ラファエル・ザルカ
日程:開催中〜5月31日
時間:11:00〜19:00(入場は18:30まで)
場所:銀座メゾンエルメス フォーラム 8・9階
住所:東京都中央区銀座5-4-1
料金:無料
※開館日や開館時間は、エルメス銀座店の営業に準ずる

The post エルメス「つかの間の停泊者」展リポート 作家4人の壮大な作品を解説 appeared first on WWDJAPAN.

自由すぎる「ディーゼル」の観客が最高、ミラノの百貨店は「オニツカ」一色 2024-25年秋冬ミラノコレリポートvol.1

2024-25年秋冬ミラノ・ファッション・ウイークが2月21日に本格的に開幕しました。「WWDJAPAN」では編集長の村上要と記者の木村和花が現地入りし総力レポートします。初日は「ディーゼル(DIESEL)」「フェンディ(FENDI)」「エトロ(ETRO)」など。

9:00 「セラピアン」、日本とイタリアの美意識が共鳴

木村:初日の朝は、バッグブランド「セラピアン(SERAPIAN)」のアトリエへ。シグネチャーのナッパレザーを編み込んだ“モザイコ“は、短冊状のレザーを格子状に交互に編んでいくもので仕組みは単純ですが、「セラピアン」の表現力の幅の広さに驚きます。ベースのスエード地に同系色のレザーを編み込んで深みのあるトーンオントーンにしたり、メタリックなレザーを一部にだけ編んでアクセントを加えたり。バッグのほかにも車の内装や家具をオーダーする人もいるそうです。今季は「シークレットガーデン」をテーマに、淡いトーンが印象的なグラデーションの新作や定番のトートバッグのミニサイズなどが登場しました。そして、ショールーム中央では日本の老舗着物ブランド「千總」とのコラボ商品が発表されました。「ミラノと日本にしかない架空の花」をというお題でイメージした小さな青い花を主役に両者の美意識が共鳴します。「千總」のチーフデザイナーの今井淳宏さんも会場でデザインのデモンンストレーションを行っていました。話を聞くと、「普段は実在する花を描くことが多いから、今回のお題はとても楽しかった。『セラピアン』らしい可憐さを大事にデザインした」とコメントしてくれました。

地下のスペースでは、“モザイコ“を自分好みにカスタマイズできるビスポークサービスが提供されています。私もこの機会にビスポークサービスを体験させてもらいました。ビスポークチーフで、セラピアン家3代目のジョヴァンニ・ノダーリ・セラピアン(Giovanni Nodari Serapian)の助言を受けながら、まずバッグの形、土台となる色を決めた後、デザインを決めていきます。膨大な組み合わせから選ぶのは結構至難。本来であればゆっくりじっくり選べますが、私は次のショーの時間が迫っていたため制限時間は10分。ジョヴァンニさんの前で下手な組み合わせは選べない、そしてさっさと選ばないと遅れてしまう、というプレッシャーゲームのなか変な汗をかきました(笑)。結果、ブラウンをベースにポイントでピンクを差し込んだクラッチバッグをオーダー。ジョヴァンニさんも「すごくいいチョイスだよ」と言われ胸を撫で下ろしました。アトリエのチームと(本来であればゆっくり)コミュニケーションをとりながら、目の前で自分だけの1点が出来上がる時間はとても楽しかったです。

10:30 「オニツカタイガー」のショーにはアバンギャルディが登場

村上:私は「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」からミラノ・コレクションに本格参戦です。ジャージーにプリーツスカート、ソックスにスニーカーというオールイエロー姿で隊列を組んでやってきた、アバンギャルディのダンスで目が覚めましたね(笑)。海外の人がどこまで理解してくれたかはわからないけれど、アニソン的なYOASOBIのヒット曲「アイドル」をBGMに、ヲタ芸の振り付けも採用したダンスを、一糸乱れず、おかっぱ頭を振り乱しながら踊る彼女たちのパフォーマンスは、とても“日本っぽい”(笑)。さすがは日本から、ミラノを経て、世界に羽ばたくブランドです。

肝心のクリエイションは、アバンギャルディがザ・日本だっらからこそ、かなりミラノっぽかったですね。背中にダーツを仕込んでウエストシェイプさせたジャケットは、ミラノのサルトリアを知っているアンドレア・ポンピリオ(Andrea Pompilio)ならでは。ミラノリブのニットでワンサイズオーバーくらいのプルオーバーを作ったり、レイヤードにも便利そうな付け襟を提案。チェスターやジャケット、パンツには、上からインクをのせたような面白い表面感でした。足元は、今回はスニーカーよりも、チャンキーヒールのパンプスか、ブラック&ホワイトのチャッカブーツ。ヒップハングのパンツや、ロングジャケットの上から羽織るフーディでストリートのムードを醸し出しながら、みんなが楽しめそうな普遍的なミラノスタイルを提案しました。

木村:大きなシャンデリアが飾られた西洋の趣のある空間で見るアバンギャルディのパフォーマンス、からのシックなグレーのスーツで始まるコレクションはなかなかシュールでした(笑)。アンドレアはこれまで日本の要素をデザインソースにしていたので、クラシックなミラノスタイルは新鮮に感じました。ウエアはシックにまとめているからこそ、ボリュームのあるスニーカーも良いアクセントになっていたと思います。また百貨店のリナシェンテでは、75周年を迎えた同ブランドを祝い一棟「オニツカ」一色に。ショーウィンドウのみならず、エレベータや施設内のカフェスペースなど全てを「オニツカ」のクリエイティブがジャックしています。「オニツカ」が着々と世界のブランドになっています。

11:30  マックスマーラグループのカプセルコレクションへ

村上:「ウィークエンド マックスマーラ(WEEKEND MAX MARA)」は、テネシー出身の女優ルーシー・ヘイル(Lucy Hale)の生まれ故郷みたいな感じでしたね。ウエスタン全開(笑)。フリンジ付きのレザージャケットにデニム、テンガロンハットにバンダナスカーフ。アイコンのがま口バッグ“パスティチーノ”はフリンジ付きのレザーや、装飾したデニムでウエスタンテイストに変わっていました。この“パスティチーノ”は元来、イタリア語で「小さなお菓子」という意味のコロンとしたバッグ。時にレースとマカロンカラーでパリジャンシックになるなど、健気にいろんな国のムードに染まってくれます。孝行娘って感じですね。

木村:「マックス アンド コー(MAX&CO.)」は、イギリス人デザイナー、リチャード・クイン(Richard Quinn)とタッグを組んだカプセルコレクションを発表しました。レトロな色合いの花柄の幾何学模様をプリントしたセットアップや全面きらびやかなスパンコールをあしらったコート、シフォンプリーツのドレスなどがそろいます。クインは「マックス アンド コー」や「マックスマーラ(MAXMARA)」のアーカイブからヒントを得たそうで、「特に『マックスマーラ』が50〜60年代に発表したクチュールピースに感銘を受けた。形やテーラリングなどが本当に素晴らしかった」と話します。ビジュアルはAIモデルを使用し、60年代のムードをベースにしながらも近未来的に演出しました。「このコラボレーションで何か新しいクリエーションの扉が開いたことを象徴的に表現したかった」とクイン。

14:00  多様な「ディーゼル」ファンが面白い

村上:「ディーゼル(DIESEL)」、控えめに言ってサイコーでした。今回のファッションショーは、始まる72時間前から準備風景をライブ配信。ランウエイも、1000人の世界のファンと一緒に楽しみましたが、その「ディーゼル」ファンがサイコーでした。私の目の前そびえ立つ巨大スクリーンに現れた世界のファンは、例えばショーの間ずーっとメイクをしているドラァグクイーンとか、3匹の愛犬紹介し続ける人、グリーンとレッドのカツラで踊り狂っている男女、そして豊満なバディを見せつけるおねーさんまで、多種多様すぎる!正直そのうち数人は、「アナタ、自分プロデュースに忙しくて、ショー見てないでしょ(笑)!」とつっこみたくなりますが、きっと「ディーゼル」にとっては、それでいいんじゃなくて、それがいいんです。「ディーゼル」っていうブランドは、自己表現のブランドですよね。それが洋服だけじゃなく、ランウエイを通して叶えられたのだから、グレン・マーティンス(Glenn Martens)にとって、これほど嬉しいことはなかったんじゃないかな?って思います。ちなみに、スクリーンにはディーゼルジャパンのスタッフも一人映っていたそうです。全身白いタイツで、顔を真っ赤にした彼。ディーゼルのショーは、日本時間の21:00くらいに始まりました。平日の夜、全身タイツに真っ赤な顔、お疲れ様です!

肝心のコレクションも、めちゃくちゃ良かったですね。すっかり定着した、洋服のライナーにチュールを貼り付け、チュールを壊さないまま上の洋服を剥がしていくテクニックは今回、ミラノリブのタンクトップやニットなど、布帛のみならず編み地でも挑戦。レトロなチェック柄を載せるなど「今回は控えめ⁉︎」と思ったら、そのあとはボリュームも、色も、装飾も、全てド派手で、自己表現するにはうってつけの洋服が次々現れます。チュールの中にフェイクファーを閉じ込めて一部をカラースプレーで着色したGジャン風のアウターや、やっぱりフェイクファーを肩周りにあしらったフーディ、フリンジが飛び出ているニットで作ったボディコンドレスから超ド級コート、ダメージ加工を極めたデニムやTシャツ、スエット。ピンヒールのブーツやパンプスとのコーディネートがエッジーで、クワイエット・ラグジュアリーなんか蹴散らすくらいの勢いを放っています。そんなウルサイ洋服を、上述した自己主張がウルサイ人たちと見るんです(笑)。個性が濃すぎる(笑)。「天下一品」の“こってり”ラーメンもびっくりの、個性の濃縮具合がサイコーでした。世界が、こんな人たちで溢れたら楽しいだろうな、って心の底から思います。

バックステージでは、SEVENTEENのHOSHIや、昨日ファッションショーを終えたばかりのYOSHIKI様のお姿もありました。

木村:「ファッションショーの民主化」を追求しながらグレンが築いてきた「ディーゼル」コミュニティーの多様なこと。スクリーンには「ねぇ、ちゃんと見て!」って言いたくなるような観客がいっぱいいましたね。宇宙人の被り物した人が画面をのぞき込んでだりもしていて、「集中させてもらっていい?笑」と言いたくなりました(笑)。グレンが仕掛けた「見ること、見られることを体験するインタラクティブなショー」のアイデアはこういう形で、遠隔でも化学反応が起こるんだなと感心しました。そういう若者たちの個性や自己表現の中に今の「ディーゼル」は存在していることがよくわかりました。コレクションは後半にかけてどんどん迫力を増していきましたが、私は前半のちょっといつもより控えめなディストレス加工を施したシャツドレスやフラワープリントのドレスも好きでした。「そこまで派手に自己表現できないんですけど」という人の中にも、グレンが提案する自由と反抗精神に共感する人って結構いると思うんです。そういう人が、「ディーゼル」コミュニティーに入るエントリーアイテムになるのではないかと。グレンの世界は、やっぱりいろんな人にひらけているんだなと思いました。

14:00 「フェンディ」は心地よい抜け感で
語りどころ満載のクワイエット・ラグジュアリー

村上:「フェンディ(FENDI)」は、少しずつ進めてきた普遍的なラグジュアリーへの進化の路線が定まってきたように思います。かつてはファン(FUN)なブランドだっただけに新基軸の定着には時間がかかるかもしれないけれど、こういう時にメンズでジャケットやコートを作ってきたキム・ジョーンズ(Kim Jones)の存在は力強いですね。背面にダーツを取り入れ、ハイウエストの位置で緩やかに湾曲するジャケットやコートは、彼の「ディオール(DIOR)」における“バージャケット”を思い出さずにはいられません。

そこに加えるのは、ちょうど良い“抜け感”。時にはチュールのように繊細な素材だったり、時にはパステルからマスタードまでの鮮やかな色だったり、時にはアームウォーマー&スヌードとして使えるボレロだったり、時には大ぶりのゴールドネックレスだったり。“ハズす”というよりは“抜け感”が、普遍的なスタイルやアイテムを新鮮に見せています。特にスリットが入ったニットを自由に使うスタイリングは、女性誌や、そこで活躍するスタイリストの大好物なのでは?なんて思ったり。かつての「フェンディ」と比べるとクワイエット・ラグジュアリーかもしれないけれど、語りどころがないワケじゃない。むしろキムだからこその“こだわり”が詰まっている。この新基軸をいち早く浸透させたいですね。

ちなみに、キムのスイングトップは、「ミュウミュウ(MIU MIU)」でした。さっすが〜。

14:00 「ヘルノ」は新しいショールームにお引越し

木村:同じ時間、私は手分けして「ヘルノ(HERNO)」が新しいショールームで開催した展示会へ。ここは古い工場を改装した建物だそうで、両サイドから自然光が入るとても素敵なショールームでした。以前よりもかなり広くなった展示スペースでは、ルック写真を大きなパネルに映し出しながらスタイリングの幅の広さを見せます。ナイロンやカシミア&シルクのダウンジャケット、フェイクファーのロングコート、カシミア混のピーコートなどのアウターを主軸に、スパンコール刺しゅうを施したピンストライプのセットアップやメタルコーティングのセーターなど、よりトレンドを意識しながらアイテムのバリエーションを増しています。以前ダウンジャケットで使われていたナイロンを使った、パフィーなクロスボディーバッグも登場しました。総合ブランドへと着々と進んでいる「ヘルノ」。その手応えをPR担当者に聞くと、アウターを買うなら「ヘルノ」と決めている人は多いので、せっかくならパンツもセーターも、と新たなアイテムに進む人が多いようです。「これも『ヘルノ』で買えるんだ」といったニーズに応えるためには、やはりバリエーションを豊富にそろえることが大事なわけですね。特にメンズはパンツがヒットし、リピーターが増えているそうです。

14:30 「ホーガン」の会場は若者の熱気があふれる

村上:トッズグループでスニーカーをメーンに若い世代へのリーチを試みる「ホーガン(HOGAN)」は、完全に「コミュニケーションするのは、ジョーンズ世代!」とハラを括ったようです。モノトーンではあるけれど、会場にいるのは、数時間前に「ディーゼル」で見かけたような若者たち。同じ世代のモデルを使ったビジュアルの前で、みんなポーズを決めて写真を撮って、インスタグラムにあげようとしています。その熱気と人口密度で、会場はアツい。大変な騒ぎでした(笑)。

肝心のコレクションは、そんな若い世代ならいかようにも使えるだろうブラック&ホワイトのスニーカーやクロスボディバッグなど。ローファーあります。今の若い世代のアクティブかつ本物志向の双方を上手に捉えているなぁって印象です。

そして「フェンディ」至近の「ヘルノ」そして「ホーガン」あたりで大発生した大渋滞に巻き込まれて、15:00スタートの「デル コア(DELL CORE)」に間に合わず!編集長の村上は非常に悔やみましたが、諦めて帰るタイミングで「デル コア」を「コルミオ(CORMIO)」と勘違いしていたことが発覚(苦笑)。「『コルミオ』で、若い世代のクリエイティブが見たかったなぁ」と思っていたのですが、「『デル コア』は、正直レッドカーペット用のドレスだからなぁ」と自分に言い聞かせて諦めるのでした(残念)。

15:30 「ブルネロ クチネリ」の「ジェントル・ラグジュアリー」に酔いしれる

村上:「ブルネロ クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)」は、今大ブームのクワイエット・ラグジュアリーの先を模索したと言います。今シーズン提案したのは「ジェントル・ラグジュアリー」。「ジェントル」には、紳士の「ジェントル」と、優しいの「ジェントル」があるように思えました。イタリアのラグジュアリーブランドだから、サルトリア仕立てのスーツは欠かせません。そこにフェザーやチュール、心地よいダブルフェイス、優しいグレージュ、Aラインのシルエットなどを取り入れて、ピンストライプなどのジェントルマンなスタイルをジェントル(優しく)に仕上げていましたね。「優しい」の意味でのジェントルは、「ブリネロ クチネリ」の得意技です。最高の素材で、手触り抜群。このブランド以上にジェントルな肌触りで、優しいムードを醸し出すブランドはなかなか見つからないでしょう。一方のジェントルマン仕様は、例えばシャツの襟元にモニーレ(このブランドでお馴染みの粒々のメタル装飾)を仕込むため、一度襟をシャツから切り離し、モニーレを並べて、もう一回襟として取り付けるなど、マニアックなクラフツマンシップが炸裂。ジェントルマンも納得のクオリティでしょう。優しいだけではツマラナイ!というアナタには、メタリックなパンツはいかが?途端にマットなスタイルがグラマラスに変わります。「ブルネロ クチネリ」ウォッチャーになって15年くらい経ちますが、ここ3年くらいの、特にウィメンズで顕著な洗練されたスタイルを生み出している原動力は何なのだろう?デザイナー?スタイリスト?そんなことを考えますが、やはり素材を知る職人が原動力なんだそう。新しいエントリーアイテムとして提案するサングラス含め、うっとり止まらないプレゼンテーションでした。

木村:プレゼンテーション会場は1920年代の文学カフェをイメージしていました。入り口では「BEAUTY NEVER SLUMBERS」と書かれたタブロイド紙を配布。これは「美は眠らない」という意味だそうで、「美」という言葉が生まれる前から美意識という価値観はあった、その普遍さにあらためてアプローチするコレクションになっています。毎回キーワードになる「調和」ですが、今回は特に自分との調和を意識したそうです。自分に優しくあれ、と。各アイテムのぜい沢な手仕事ももちろん素晴らしかったですが、アーガイルニットの下からシャツをラフにだしたり、フェザーのスカートとグレーパーカを組み合わせたり、どこかにフェミニンさを残したスタイリングからもテーマである「優しさ」のメッセージを受け取りました。

16:00 「セルジオ ロッシ」はモードなカウボーイブーツ

村上:「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」は、なんと言ってもポインテッドトゥ&ピンヒールでバリバリにモードなカウボーイブーツが良かったですね。その思いの丈は、プレゼン会場で「欲しい」を繰り返していた木村さん、どうぞ(笑)。24年春夏にデビュした“マーメイド”で魚や水と戯れた後は,カウボーイブーツで牛や荒野を生き抜くのでしょうか?「セルジオ ロッシ」ウーマン、カッコよすぎです(笑)。

木村:単純にめっちゃ欲しかったです(笑)。カウボーイブーツちょっと前に流行りましたが、コーディネートがかなり限定されてしまうしそこまでウエスタン色をだしたくない人って結構いると思うんです。「セルジオ ロッシ」の新作は、カウボーイブーツにシャープさが加わってモードに履ける。筒が太めのラウンドトゥーのホワイトブーツもかなりツボでした。

18:00 朝帰り風の「N21」ウーマンがかっこいい

木村:アレッサンドロ・デラクアの世界観が戻ってきていてよかった。デラクアの好きなイタリアの古典映画に出てくるような、退廃的なムードの女性ってなんか癖になりますよね。シフォンの透け感のあるワンピースやビジューをあしらったニットワンピにノスタルジックな雰囲気のカーディガンを重ねたり、ネイビーやブラックをベースにしたちょっとコンサバなセットアップもお尻が見えそうなくらい深いスリットが入っていたり。ドレスアップしているんだか、してないんだかわからないような絶妙な着崩し感もすごくいい。気だるさの中にある芯の強さと官能性を感じます。フラワープリントのスカートにレオパード柄コートを着たあのモデルさんには、ベランダでタバコ吸っていて欲しい(笑)。

村上:誤解を恐れずに言えば、「N21」のウィメンズって、逢瀬の後に朝帰りしている“気だるい”女性の自然体のセクシーが表現できている時ほど、素敵ですよね。ドリカムの歌は「うれしはずかし朝帰り」だけど、「N21」ウーマンは「いつものことだから特別嬉しくもないし、日常だから恥ずかしくも思ってない朝帰り」なカンジ(笑)。「あー、まだ酔っ払ってるし、眠いわぁ」みたいな女性が、スリップドレスの上にコートを羽織ったり、暗がりで洋服をゴソゴソ探したから上下の色がヘンテコだったり、長年女性は隠さなきゃいけないと言われてきた部分を隠そうともしなかったり。そんな女性像が、独特セクシーを醸し出していると思います。その意味で、今シーズンはサイコーでした。なんか「プラダ(PRADA)」や「ミュウミュウ(MIU MIU)」の影響を受けすぎた前のシーズンから劇的復活。序盤は少しコケティッシュでしたが、その後はスリップドレスにコートとか、レザーブルゾンにパンティとか、シフォンのドレスにざっくりニットとか、まさに私が期待している“寝臭い(共に夜を過ごした形跡がある)”女性の自然体のスタイル。生足にバックストラップのエナメルパンプス万歳です。

20:00 「エトロ」とマルコの新バランス

村上:「エトロ(ETRO)」は、一番“これまで”の「エトロ」と、“これから”の「エトロ」のバランスが取れていたんじゃないでしょうか?バックステージでマルコ・デ・ヴィンツェンツォ(Marco De Vincenzo)に話を聞きましたが、「ブランドのために変えちゃいけないところと、自分のために変えたいところの葛藤」に対して、一番バランスが取れたアプローチができたかもしれないと喜んでいました。「ブランドのために変えちゃいけないところ」は、やっぱりペイズリーに代表される柄をたくさん使ったワンピースなどがシンボリックなカラー。一方、そこにマルコは軽やかさを加えたいんだと思います。特にそのアプローチが顕著なのは、序盤と終盤でしょうか?序盤は、カラフルなシャツスカートなどのスタイル。ペイズリーは、単色のメタリックでウエアの一部にのせました。ちゃんと「エトロ」だけど、新しくて、リアリティがあります。一方の終盤は、黒一色。「え、『エトロ』で⁉︎」って思うけれど、「ウォルフォード(WOLFORD)」とコラボしたボディスーツはカラフルで、その上にボヘミアンの名残が香るシフォンのドレスや、オーバーサイズのジャケットを合わせます。これも、ペイズリーに負けずにパワフルで、マルコに言わせると「エトロ」らしいそう。つまりマルコが思う「エトロ」は、力強さや潔さなんでしょうね。一方、課題はセパレートアイテムの少なさ。どうしてもドレスと、その上に羽織るコートでスタイルを完成しがちなマルコですが、セパレートが増えると、もっともっとファン層が広がりそうです。

木村:会場に置かれた喜怒哀楽の表情の置き物はなんだったんでしょうか(笑)。継続しているマキシ丈のワンピースやオーバーサイズのジャケットは可愛いけれど、日本のマーケットは着こなせないかも。でも全編マルコのいい意味での生地オタク感が炸裂していましたね。テキスタイルの表現の豊かさはさすがです。「バランス」という意味では、これまでの「エトロ」はかなりヤング層に響くスタイリングでしたが、今回は特にウィメンズが大人っぽくなった印象を受けました。ボタニカルモチーフのコートなどは既存顧客も手に取りやすいのではないでしょうか。

The post 自由すぎる「ディーゼル」の観客が最高、ミラノの百貨店は「オニツカ」一色 2024-25年秋冬ミラノコレリポートvol.1 appeared first on WWDJAPAN.

偏愛強めの新卒コンビは“ウィノナ・ライダー”キャップやガゼット麗モデルのギターなど 「WWDJAPAN」新人の2024年“初買い”

連載「WWDJAPANスタッフの2024年“初買い品”」、第2回目は23年度新卒社員が登場。ソーシャルエディターの松村とマーケティング部の和田が、趣味全開の初買い品を紹介します。

ソーシャルエディター 松村の初買い品

1988年発刊の「i-D」マガジン

地元・大阪の古本屋で見つけたという1988年発刊の「i-D」マガジンは、“スーパーヒーローは死んで、今後は女のヒーローの時代だ”というコンセプトで組まれた特集です。さまざまなスーパーヒーローをモチーフに、イギリスのファッションブランドで組んだスタイリングなどを、ポップなグラフィカルデザインで紹介しています。当時は1.8ポンド(約340円)で売られていたものの、古本では8000円で購入したそうですが、「人気の号は、オークションで2万円を超える価格で取り引きされてんのを見たことある。昔の時代に戻れるタイムマシーンのような雑誌やから、こういったものにお金を払うことには全然抵抗ないねん」とのこと。私も2000年代前後のカルチャーが特に好きで、メルカリをはじめとする二次流通ショップのウォッチが習慣になっているため、彼の発言に共感します。

23年11月には、モデルで実業家のカーリー・クロス(Karlie Kloss)が「i-D」の買収を発表しました。出版業界でのリポジショニングに伴い、出版物とデジタルでのアウトプットを今後しばらくの間停止しています。ニュースレターとインスタグラムなどのSNSでは発信を続けており、今後の動向を見守りたいです。

70sのカーディガン

地元・大阪で古着屋巡りをしていた時に出会った1970年代のカーディガンは、新年のセール中にほぼ新品状態のものを4000円で購入。コレクションしているピンズでカスタマイズし、着こなしに個性をプラスします。普段から着ることの多い古着は、基本的には大阪で買うようにしているのだとか。その理由は、「だって、地元に貢献したいやん。あと、大阪の方が若干安いねん」と話します。ニッチなお店に詳しそうなので、「大阪の古着屋巡り」をいつかユーチューブの企画でやってもらいましょう。

「アイデア」のキャップ

俳優ウィノナ・ライダー(Winona Ryder)の名前が刺しゅうされたキャップは、ファッションエディター兼フォトグラファーのアンジェラ・ヒル(Angela Hill)と、映像・音楽アーティストのデイヴィッド・オーウェン(David Owen)らが設立したロンドンのブックストア「アイデア(IDEA)」の商品。ロンドン留学中の21年に店舗を訪れ、気に入るデザインがあれば購入しようと決めていたのだとか。

撮影日に着用していたTシャツにもライダーの写真がプリントされており、「大ファンやねん」と興奮します。ライダーの出演作の中でも、ジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch)監督の映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」が一番好きで、自宅には大判ポスターからDVD、サウンドトラックCDまでそろっているそう。ジャンルは違えど、趣味の品で部屋を飾り付けているのは私も同じ。またもや「うんうん」と共感しました。

マーケティング部 和田の初買い品

ヴィジュアル系バンド・ガゼットのギター

1つ目に紹介するのは、the GazettE(ガゼット)というヴィジュアル系バンドでギタリストを務める麗(うるは)さんの、シグネチャーモデルのギター“EDWARDS E-U-HL2”です。ガゼット好きの店員がいることでも知られる、ESP直営店のBIGBOSSお茶の水駅前店にて12万円ほどで購入。社会人になって最初の一番大きな買い物が、まさかギターになるとは思ってもみませんでした。

ガゼットとの出会いは23年5月末頃。たまたま聞いた「Cassis」という曲に心を奪われ、1カ月間ほど、この曲だけを1日中リピートしていたことを覚えています。麗さんが弾くギターがカッコ良すぎて、「私もこんな風に弾いてみたい」と思い、父親のギターを借りて練習を始めました。今年はシグネチャーモデルを手に入れたので、練習も捗りそうです。特に、「Cassis」のサビ後半「明日あなたの気持ちが離れても〜きっと変わらず愛している」部分の、ディレイのエフェクトをかけた麗さんのピコピコギターが何とも独特な音色で、個人的な推しポイント。「Cassis」が弾けるようになったら「REGRET」や「未成年」「赤いワンピース」など、次に挑戦したい曲がたくさんあります。

大げさに聞こえるかもしれませんが、私は24年間生きてきて、麗さんのギター以上に心が震える音に出会ったことがありません。辛いことがあってもガゼットの音楽があれば救われる。今日もガゼットを聞いて、精一杯生きています。

「ケーシービー」のピアス

「ケーシービー(KCB)」は、高校生の頃から愛用している「シービー ジュエリー スタジオ(CB JEWELRY STUDIO)」の高橋侑花デザイナー兼クラフトマンが手掛けるブランド。耳たぶに沿うハートのデザインが特徴的で、好きな文字を刻印できるところに惹かれて購入しました。常にガゼットで頭がいっぱいの私は、一週間悩み倒した結果、おそらく去年2番目に一番多く聞いた曲「OMINOUS」の“TRUE DREAD”という歌詞を採用。もちろん一番多く聞いた曲はギターでも練習中の「Cassis」です。

「OMINOUS」は、動と静のコントラストが美しいバラード。暗闇の中で膝を抱えている私に手を差し伸べてくれるような、かと言って「大丈夫だよ」と安易に励ますのではなく、一緒に深いところで寄り添ってくれるような楽曲です。麗さんのギターソロから、ヴォーカリスト・RUKIさんが何度も繰り返しささやく「TRUE DREAD」の流れが大好きなんです。「Sleep…Count me down…Again」という歌詞で始まるので、子守唄としてもよく流しています。心の支えである歌詞を刻印したピアスは、商品が届いてから毎日お守りのように着けています。

シルバニアファミリー“赤ちゃんうきうきレインコート”

シルバニアファミリーの赤ちゃんを連れ歩いて写真を撮る、という遊びをここ一年ほどしています。季節の行事を楽しむようになり、出不精も少し改善しました。クリスマスにはイルミネーションへ連れて行き、バレンタインにはチョコレートを買ってきて自宅で撮影会。かわいい写真を撮るために奔走します。新入りちゃんは一見季節外れのレインコートセットですが、7匹の衣装が愛らしくて、きっと年中活躍してくれることでしょう。

23年2月には伊勢丹新宿本店で、シルバニアファミリー公式アンバサダーの作品を展示するポップアップがあり、私も訪問しました。展示のテーマは“春のお花”で、趣向を凝らした作品群に創作意欲が刺激されました。オリジナルの衣装を作るとしたら、ガゼットの衣装を着せたいな……と妄想が膨らみます。以前X(旧ツイッター)で、同バンドのベーシスト・REITAさんを模して、トレードーマークの“鼻布(はなふ)”とクロスのチャームを着けたシルバニアファミリーを見たことがあります。麗さんの衣装で印象的なのは、やはり「SILLY GOD DISCO」のPVの紫の衣装でしょうか。いつかオリジナル衣装を着せたシルバニアファミリーをライブ会場に連れて行きたいです。

次回予告

連載「WWDJAPANスタッフの2024年“初買い品”」、第3回目はビューティエディターの2人が登場します。日々ビューティブランドを取材するエディターらが注目する商品とは。

The post 偏愛強めの新卒コンビは“ウィノナ・ライダー”キャップやガゼット麗モデルのギターなど 「WWDJAPAN」新人の2024年“初買い” appeared first on WWDJAPAN.

「ベントレー」が“雨雲”カラーの日本限定10台の特別車発売 六本木でポプアップ開催

ベントレーモーターズジャパンは、ベントレー(BENTLEY)正規輸入開始60周年を祝して、ビスポーク部門マリナーがそのクラフツマンシップを生かして日本に向けて制作した特別車“ベンテイガ アズール ニンバス コレクション(BENTAYGA Azure Nimbus collection)”を10台限定で発売した。“ニンバス”は雨雲を意味し、外装には雨雲のような深みのあるグレーを採用。インテリアもグレートーンで統一し、レザーステッチをはじめ“限界を知らないカスタマイズ”を誇る同部門の仕事を活かしたスポーティかつ温かみのあるモデルとなっている。2月23日と24日の2日間、六本木ヒルズカフェ/スペースで一般公開する。

プレス向けイベントに登壇した同社の遠藤克之輔ブランドダイレクターは、「100年を超える歴史のある『ベントレー』はユニークなブランド。究極なラグジュアリーであるだけでなく、今後はエシカル、サステナビリティを根底におきつつ、スポーツ、音楽、アート、食などともリンクするライフスタイルブランドとして訴求してゆく。『ベントレー』との人生を楽しんでいただきたい」とコメントした。

その例として、限定モデルのムービーでは2022年にフリースタイルフットボールの世界チャンピオンに輝いたLeonと、同じくフリースタイルフットボーラーのKazaneが出演。またポップアップ会場では、ペイントアーティスト「はくいきしろい」がニンバスをイメージして制作したアートや、そのアートを施した「ベントレー」のラグジュアリーSUV「ベンテイガ オデッシアン エディション」モデルも展示している。

■ベンテイガ アズール ニンバス コレクション ポップアップイベント
日時:2024年2月23日(金・祝)〜24日(土)
時間:11:00〜21:00
会場:六本木 ヒルズカフェ/スペース
住所:東京都港区六本木6-10-1(ヒルサイド2F)

The post 「ベントレー」が“雨雲”カラーの日本限定10台の特別車発売 六本木でポプアップ開催 appeared first on WWDJAPAN.

【スナップ】「ヘルムート ラング」来場者は新旧ミニマリズムを融合 新コレクションはこう着る

「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」が2024-25年秋冬コレクションを現地時間2月9日にニューヨークで発表した。ピーター・ドゥ(Peter Do)=デザイナーによる2シーズン目とあって期待も高く、会場前は多くのゲストでごった返していた。

来場者には長年のファンも多いのか、ミニマリズムファッションを体現するようなモノトーン中心で、テーラードジャケットやシースルー素材を用いたスタイルが際立った。ホワイトやベージュといったニュートラルなカラートーンも印象的だった。「ヘルムート ラング」の往年のコレクションはもちろん、前シーズン発表したドゥ=デザイナーによるファーストコレクションも見られた。細身のジャケットにピンクやグレーのファブリックテープを巻きつけたパンツルックや、アーティストのオーシャン・ヴィオング(Ocean Vuong)による詩から引用した言葉がプリントされたTシャツ、イエローキャブのプリントをグラフィック仕立てに施したデニムのセットアップなど、新体制のコレクションをそれぞれが着こなした。

The post 【スナップ】「ヘルムート ラング」来場者は新旧ミニマリズムを融合 新コレクションはこう着る appeared first on WWDJAPAN.

「ロージーローザ」が3種のメイクアップスポンジを値上げ 最大28%、4月1日から

「ロージーローザ(ROSYROSA)」は4月1日、3種のメイクアップスポンジの価格を改定する。原材料や副資材、輸送、調達コストの高騰の影響を受け、最大で28.6%値上げする。

対象となる“マルチファンデメイクスポンジ2P”は220円から264円に、“シフォンタッチスポンジNダイヤ型”は352円から418円に、“バリュースポンジダイヤ6P”は462円から594円に変更する。

「ロージーローザ」を運営するロージローザは、「何とかお求めやすい価格でお客さまに商品を提供すべく努めてきた」と製造工場との間で合理化を進めてきた。しかし「現状の価格を維持することが非常に困難な状況となった」と22年10月1日から一部商品の価格を改定してきた。

今回の価格改定に関しても苦渋の決断を強いられる結果になったが、「これからもコストダウン、企業努力を続けながら、より一層の品質向上と少しでもお求めいただきやすい価格でのご提供に努めて参る」とメッセージを寄せた。

The post 「ロージーローザ」が3種のメイクアップスポンジを値上げ 最大28%、4月1日から appeared first on WWDJAPAN.

「ロージーローザ」が3種のメイクアップスポンジを値上げ 最大28%、4月1日から

「ロージーローザ(ROSYROSA)」は4月1日、3種のメイクアップスポンジの価格を改定する。原材料や副資材、輸送、調達コストの高騰の影響を受け、最大で28.6%値上げする。

対象となる“マルチファンデメイクスポンジ2P”は220円から264円に、“シフォンタッチスポンジNダイヤ型”は352円から418円に、“バリュースポンジダイヤ6P”は462円から594円に変更する。

「ロージーローザ」を運営するロージローザは、「何とかお求めやすい価格でお客さまに商品を提供すべく努めてきた」と製造工場との間で合理化を進めてきた。しかし「現状の価格を維持することが非常に困難な状況となった」と22年10月1日から一部商品の価格を改定してきた。

今回の価格改定に関しても苦渋の決断を強いられる結果になったが、「これからもコストダウン、企業努力を続けながら、より一層の品質向上と少しでもお求めいただきやすい価格でのご提供に努めて参る」とメッセージを寄せた。

The post 「ロージーローザ」が3種のメイクアップスポンジを値上げ 最大28%、4月1日から appeared first on WWDJAPAN.

EC専業「ナギエ」がライフスタイルブランドに刷新 「洋服選びが苦手な人のため」再出発

三菱商事ファッションによるEC専業ブランド「ナギエ(NAGIE)」は2024年春夏シーズンからリブランディングし、アイテム全6型を2月15日に発売した。

「ナギエ」は2021年3月のスタート当初、リサイクル素材の使用や製品回収プログラムなどによって、“サステナブル”を前面に出したブランディングを行っていた。しかしブランドの裾野を広げるため、「アンデコレイテッド(UNDECORATED)」の河野貴之デザイナーをブランドディレクターとして迎え、ライフスタイルブランドへとリニューアルした。

従来はユニセックスブランドだったが、メンズのみに切り替え、ビジネスシーンやプライベートでも着用できるようにデザインを簡素化。その分、価格帯を1万5000〜3万円から8800〜2万3100円まで引き下げた。同社トータルソリューション本部の松尾美紀=事業開発部リテイル・R&Dチームは、「エシカル志向の強い方々は、価格が少々高くとも商品を購入することが多い。今後は、価格が懸念材料になっている人にも気軽に手に取ってほしい」と説明する。

ラインアップはジャケット(2万3100円)、シャツ(1万2100円)、Tシャツ(8800円)、ショートパンツ(1万2100円)、スキニーパンツ(1万4850円)、タックパンツ(1万5950円)で、それぞれブラック、ネイビー、ベージュの3色をそろえる。シャツとTシャツは受注生産だ。

オリジナル素材から生まれた
「これさえあればどこでも行ける」服

河野ディレクターが「ナギエ」とタッグを組んだ理由の一つに、三菱商事ファッションが開発するオリジナル素材「アディクテックス(ADDICTEX)がある。同素材はリサイクル率77%のポリエステルで作られているうえ、伸長回復率95%以上で型崩れしづらく、洗濯機洗いにも対応し、3.5時間で乾燥可能だ。「『アンデコレイテッド』でも素材を起点に服作りを行なってきた。『アディクテックス』に初めて触れたとき、この素晴らしい素材でプロダクトデザインを考えたいと思った」(河野ディレクター)。

河野ディレクターは、リニューアル後のアイテムを“ルーティンウエア”と呼ぶ。裏テーマは「洋服選びが苦手な人のための服」。食事や旅行など、洋服以外にお金や時間を使いたい人に向けて、「ナギエ」の服さえあれば、長期間の出張や旅行を過ごせるように設計した。速乾性や伸縮性に優れた素材によって、必要最低限のアイテムを、バッグの中に無造作にしまっておくこともできる。また、シンプルなデザインによって用途も広い。パンツは、革靴とスニーカーにも見栄え良く合わせられることを意図し、パンツの裾部分がシューズに被らないように、カーブのかかったカットを施している。

The post EC専業「ナギエ」がライフスタイルブランドに刷新 「洋服選びが苦手な人のため」再出発 appeared first on WWDJAPAN.

EC専業「ナギエ」がライフスタイルブランドに刷新 「洋服選びが苦手な人のため」再出発

三菱商事ファッションによるEC専業ブランド「ナギエ(NAGIE)」は2024年春夏シーズンからリブランディングし、アイテム全6型を2月15日に発売した。

「ナギエ」は2021年3月のスタート当初、リサイクル素材の使用や製品回収プログラムなどによって、“サステナブル”を前面に出したブランディングを行っていた。しかしブランドの裾野を広げるため、「アンデコレイテッド(UNDECORATED)」の河野貴之デザイナーをブランドディレクターとして迎え、ライフスタイルブランドへとリニューアルした。

従来はユニセックスブランドだったが、メンズのみに切り替え、ビジネスシーンやプライベートでも着用できるようにデザインを簡素化。その分、価格帯を1万5000〜3万円から8800〜2万3100円まで引き下げた。同社トータルソリューション本部の松尾美紀=事業開発部リテイル・R&Dチームは、「エシカル志向の強い方々は、価格が少々高くとも商品を購入することが多い。今後は、価格が懸念材料になっている人にも気軽に手に取ってほしい」と説明する。

ラインアップはジャケット(2万3100円)、シャツ(1万2100円)、Tシャツ(8800円)、ショートパンツ(1万2100円)、スキニーパンツ(1万4850円)、タックパンツ(1万5950円)で、それぞれブラック、ネイビー、ベージュの3色をそろえる。シャツとTシャツは受注生産だ。

オリジナル素材から生まれた
「これさえあればどこでも行ける」服

河野ディレクターが「ナギエ」とタッグを組んだ理由の一つに、三菱商事ファッションが開発するオリジナル素材「アディクテックス(ADDICTEX)がある。同素材はリサイクル率77%のポリエステルで作られているうえ、伸長回復率95%以上で型崩れしづらく、洗濯機洗いにも対応し、3.5時間で乾燥可能だ。「『アンデコレイテッド』でも素材を起点に服作りを行なってきた。『アディクテックス』に初めて触れたとき、この素晴らしい素材でプロダクトデザインを考えたいと思った」(河野ディレクター)。

河野ディレクターは、リニューアル後のアイテムを“ルーティンウエア”と呼ぶ。裏テーマは「洋服選びが苦手な人のための服」。食事や旅行など、洋服以外にお金や時間を使いたい人に向けて、「ナギエ」の服さえあれば、長期間の出張や旅行を過ごせるように設計した。速乾性や伸縮性に優れた素材によって、必要最低限のアイテムを、バッグの中に無造作にしまっておくこともできる。また、シンプルなデザインによって用途も広い。パンツは、革靴とスニーカーにも見栄え良く合わせられることを意図し、パンツの裾部分がシューズに被らないように、カーブのかかったカットを施している。

The post EC専業「ナギエ」がライフスタイルブランドに刷新 「洋服選びが苦手な人のため」再出発 appeared first on WWDJAPAN.

ルミネとニュウマンの2024年春のリニューアル 新宿エキナカを含む110店舗が刷新

ルミネおよびニュウマン各館は2024年2月から順次、約110店舗のリニューアルを実施する。モデル・タレントの藤田ニコルがディレクションを務めるアパレルブランド「カルナムール(CALNAMUR)」が初となる実店舗を出店するほか、ルミネ初出店となる各種ショップのオープン、またニュウマン新宿のエキナカもリニューアルを行う。

「カルナムール」は3月1日にルミネエスト新宿にオープンする。限定商品の販売や藤田ニコルの来店イベントを実施予定だ。そのほかルミネ初出店として、ルミネ新宿に「ミースロエ(MIESROHE)」「シテン(CITEN)」、加えて「サロモン(SALOMON)」のポップアップストア、「キーン ガラージ(KEEN GARAGE)」、カフェ「アーンチャイアンドティー(URN)」がオープンする。ルミネ大宮に金子眼鏡店、ニュウマン新宿に「アルティーダ ウード(ARTIDA OUD)」、ニュウマン横浜には「アポテーケフレグランス(APFR)」、カフェ「エリックローズ(ERIC ROSE)」などが出店する。

またニュウマン新宿のエキナカが3月18日にリニューアルオープンし、新ブランド「ペトリコール ベーカリー&カフェ(PETRICHOR BAKERY AND CAFE)」やブルワリー、店舗での手作りチーズにこだわったベーカリーなど飲食関連を充実させた。

The post ルミネとニュウマンの2024年春のリニューアル 新宿エキナカを含む110店舗が刷新 appeared first on WWDJAPAN.

活況の高価格帯ヘアケアに新顔「ナース」 “浸透発酵コラーゲン”で主役の座狙う

“世界初※”の浸透発酵コラーゲン配合”をうたうヘアケアブランド「ナース(NARTH)」が3月にスタートする。商品ラインアップは、しっとりとした仕上がりの“モイスト&リペア”とさらさらな“スリーク&リラックス”の2タイプ。シャンプーとトリートメントが各1500円(各420mL)、アウトバスミルクも1500円(75mL)。主にドラッグストア、バラエティーショップでの販路拡大を視野に、同販路において近年各社が力を入れる中高価格帯(1500円前後)のヘアケア市場に参入する。3月2日にロフトで先行発売し、4月1日から全国のバラエティーショップ、ドラッグストアで取り扱う。

※PCPC(米国化粧品工業会)においてINCI名(化粧品原料の国際名称)を世界で初めて取得したことによる

「ナース」のキー成分となるのが、キウイ果実に乳酸桿菌を加え特定の環境下で48時間発酵させた「浸透発酵コラーゲン」だ。ビタミンCをはじめアミノ酸・ミネラル類などを豊富に含み、髪の内部や地肌を素早く浸透・保水する。「浸透発酵コラーゲン」の開発、および商品製造は化粧品OEMのメディコス製薬(埼玉県)。同社が開発した「浸透発酵コラーゲン」は、化粧品における権威的な機関であるPCPC(米国化粧品工業会)において、INCI名(化粧品原料の国際名称)の認証を世界で初取得した。

販売元のyokilabは23年5月に設立。ブランド発起人の倉翼CPOは大手化粧品メーカーの出身で、ドラッグストア・バラエティーショップ向けブランドの立ち上げを複数手掛けてきた人物だ。「“発酵”は今後の美容トレンドにおいて、ますます重要キーワードになるだろう」と見通す。

今後、国内においては集中的なPR投資で認知を拡大。グローバル展開も念頭に、今年5月には中国・上海で行われる合同展示会に出展し、アジア圏の卸先にアプローチする。スキンケア、メイクアップや入浴剤など商品ラインアップを拡大し、ドラッグストアとバラエティーショップにおける人気ブランドとしての地位を確立、「3年内をめどに直営店の出店を目指したい」と意気込む。

The post 活況の高価格帯ヘアケアに新顔「ナース」 “浸透発酵コラーゲン”で主役の座狙う appeared first on WWDJAPAN.

活況の高価格帯ヘアケアに新顔「ナース」 “浸透発酵コラーゲン”で主役の座狙う

“世界初※”の浸透発酵コラーゲン配合”をうたうヘアケアブランド「ナース(NARTH)」が3月にスタートする。商品ラインアップは、しっとりとした仕上がりの“モイスト&リペア”とさらさらな“スリーク&リラックス”の2タイプ。シャンプーとトリートメントが各1500円(各420mL)、アウトバスミルクも1500円(75mL)。主にドラッグストア、バラエティーショップでの販路拡大を視野に、同販路において近年各社が力を入れる中高価格帯(1500円前後)のヘアケア市場に参入する。3月2日にロフトで先行発売し、4月1日から全国のバラエティーショップ、ドラッグストアで取り扱う。

※PCPC(米国化粧品工業会)においてINCI名(化粧品原料の国際名称)を世界で初めて取得したことによる

「ナース」のキー成分となるのが、キウイ果実に乳酸桿菌を加え特定の環境下で48時間発酵させた「浸透発酵コラーゲン」だ。ビタミンCをはじめアミノ酸・ミネラル類などを豊富に含み、髪の内部や地肌を素早く浸透・保水する。「浸透発酵コラーゲン」の開発、および商品製造は化粧品OEMのメディコス製薬(埼玉県)。同社が開発した「浸透発酵コラーゲン」は、化粧品における権威的な機関であるPCPC(米国化粧品工業会)において、INCI名(化粧品原料の国際名称)の認証を世界で初取得した。

販売元のyokilabは23年5月に設立。ブランド発起人の倉翼CPOは大手化粧品メーカーの出身で、ドラッグストア・バラエティーショップ向けブランドの立ち上げを複数手掛けてきた人物だ。「“発酵”は今後の美容トレンドにおいて、ますます重要キーワードになるだろう」と見通す。

今後、国内においては集中的なPR投資で認知を拡大。グローバル展開も念頭に、今年5月には中国・上海で行われる合同展示会に出展し、アジア圏の卸先にアプローチする。スキンケア、メイクアップや入浴剤など商品ラインアップを拡大し、ドラッグストアとバラエティーショップにおける人気ブランドとしての地位を確立、「3年内をめどに直営店の出店を目指したい」と意気込む。

The post 活況の高価格帯ヘアケアに新顔「ナース」 “浸透発酵コラーゲン”で主役の座狙う appeared first on WWDJAPAN.

【一粒万倍日】「ディオール」が花柄の財布を発売 創設者の思いを継ぐデザイン

「ディオール」が花柄の財布を日本先行・限定販売

「ディオール(DIOR)」は3月15日の最強開運日に向けて、日本先行・限定となる花柄の財布を発売した。価格は10万5000円〜。

同ブランドは、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)創設者は『花は神がこの世に与えた、女性の次に美しいものである』という言葉を残した」と話す。

3月15日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になる“一粒万倍日“と、天が万物の罪を赦(ゆる)す“天赦日“、金運を招くとされる“寅の日”が重なる最強開運日。財布を買ったり、使い始めたり、プレゼントするのに適した日といわれる。

The post 【一粒万倍日】「ディオール」が花柄の財布を発売 創設者の思いを継ぐデザイン appeared first on WWDJAPAN.

メーガン妃は雪山でも“クワイエットラグジュアリー” バレンタインデーはヘンリー王子とカナダに

メーガン・マークル=サセックス公爵夫人(Meghan Markle, Duchess of Sussex 以下、メーガン妃)とサセックス公爵ヘンリー王子(Prince Henry, Duke of Sussex)は、カナダのウィスラーで開催された「インヴィクタス・ゲームズ・バンクーバー・ウィスラー2025(Invictus Games Vancouver Whistler 2025)」のカウントダウンイベント「ワン・イヤー・トゥー・ゴー(One Year to Go)」に出席し、バレンタインデーを過ごした。

上質でミニマルなアイテムがキーワードのトレンド、“クワイエットラグジュアリー”を取り入れたメーガン妃は、「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」のキルティングパファージャケットとカシミアセーター、「フレーム(FRAME)」のホワイトスキニージーンズ、「ソレル(SOREL)」のスノーブーツを着用し、クリーミーなカラーリングでまとめた。小物には「ブレンダーズ(BLENDERS)」のサングラスと「バーバリー(BURBERRY)」の黒のビーニーハットを選んだ。ヘンリー王子は、「エディー・バウアー(EDDIE BAUER)」の黒いジャケットにジーンズ、「メレル(MERREL)」のハイキングブーツを合わせてカジュアルに。メーガン妃同様、ヘンリー王子もビーニーを着用した。

「インヴィクタス・ゲームズ」は傷病軍人や退役軍人のための国際的スポーツイベントで、ヘンリー王子が14年に設立した。「インヴィクタス・ゲームズ・バンクーバー・ウィスラー2025」は、25年2月に開催予定。大会の開催を1年後に控え、メーガン妃とヘンリー王子はここ数カ月、カナダで目撃される機会が増えている。昨年11月には、バンクーバー市内のロジャースで行われたNHL(ナショナルホッケーリーグ)のバンクーバー・カナックス(Vancouver Canucks)対サンノゼ・シャークス(San Jose Sharks)戦に、「ブルーソルト(BLUESALT)」のクルーネックのトップスを着たメーガン妃が訪れた。

“クワイエットラグジュアリー”スタイルを得意とするメーガン妃は、ミニマルでモノトーンのアイテムを着用することが多い。1月24日には、ジャマイカのキングストンで行われた映画「ボブ・マーリー:ワン ラブ(Bob Marley: One Love)」のプレミアで、「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」のオールブラックルックを披露。また昨年11月の「バラエティ・パワー・オブ・ウーマン2023」では、「プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)」のベージュのドレスを着用していた。

カナダはメーガン妃とヘンリー王子にとって特別な場所だ。2人は16年、メーガン妃がテレビドラマ「スーツ」シリーズの撮影でトロントに滞在していたときに出会い、その後、同じくトロントで開催された17年のインビクタス・ゲームで交際を公にした。

The post メーガン妃は雪山でも“クワイエットラグジュアリー” バレンタインデーはヘンリー王子とカナダに appeared first on WWDJAPAN.

高島屋の鈴木会長が退任 21年間、代表取締役として指揮

高島屋は22日、代表取締役会長の鈴木弘治氏(78)が3月1日付で取締役特別顧問に退く人事を発表した。鈴木氏は2003年から社長、14年からは会長として約21年間にわたって代表取締役を務めてきた。当面は会長職を置かず、代表取締役社長の村田善郎氏(62)が最高経営責任者と最高執行責任者の両方の役割を担う。

22日に鈴木氏から届け出があり、当日受理された。世代交代によって、環境変化に迅速に対応し、グループの成長を加速させる。

鈴木氏は1968年に高島屋に入社。労働組合の委員長を経験した後、常務、副社長を経て03年1月に社長に就いた。子会社でショッピングセンター(SC)運営の東神開発との連携で、百貨店とSCを一体化した商業施設運営で手腕を発揮した。2000年代、大手百貨店の経営統合が相次ぐ中、阪急阪神百貨店を中核会社とするエイチ・ツー・オー リテイリングとの経営統合を模索したが実現には至らなかった。

The post 高島屋の鈴木会長が退任 21年間、代表取締役として指揮 appeared first on WWDJAPAN.

「アンディフィーテッド」×「ナイキ」 “エア テラ フマラ”から2つの新色が登場

ロサンゼルス発のスニーカーショップ「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」は、12月に発売した「ナイキ(NIKE)」とのコラボレーションスニーカー“エア テラ フマラ(AIR TERRA HUMARA)”の新色2色(各2万6180円)を2月24日に発売する。新色“カーゴカーキ”は「アンディフィーテッド」チャプターストア、「アンディフィーテッド」公式オンラインサイトで取り扱い、“ライトメンタ”は「ナイキ」の公式アプリSNKRSでも取り扱う。

“カーゴカーキ”はアッパーにスエードとバリスティックコーデュラを採用。「アンディフィーテッド」オリジナルの5ストライクロゴはシュータン部分とヒール部分のラベルも兼ねている。ブラックのラバーが施されたつま先とかかと部分には、スウッシュと“UNDFTD”をあしらった。アイアングレーの斑点模様のシューレースが付属する。

“ライトメンタ”は合成ゴムと毛足の長いスエードのアッパーに、アイアングレーのバリスティックコーデュラとヌバックのスエードを合わせた。“PLAY”、“DIRTY”のレタリングなどピンクとパープルの微妙なニュアンスがスウッシュなどのブラックと対になったデザインだ。ピンクのまだら模様のシューレースが付属する。

“エア テラ フマラ”は1997年にトレイルランニングシューズとして発売されたのちストリートシーンでも受け入れられ、日常履きとしても愛用されている。

The post 「アンディフィーテッド」×「ナイキ」 “エア テラ フマラ”から2つの新色が登場 appeared first on WWDJAPAN.

「アンディフィーテッド」×「ナイキ」 “エア テラ フマラ”から2つの新色が登場

ロサンゼルス発のスニーカーショップ「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」は、12月に発売した「ナイキ(NIKE)」とのコラボレーションスニーカー“エア テラ フマラ(AIR TERRA HUMARA)”の新色2色(各2万6180円)を2月24日に発売する。新色“カーゴカーキ”は「アンディフィーテッド」チャプターストア、「アンディフィーテッド」公式オンラインサイトで取り扱い、“ライトメンタ”は「ナイキ」の公式アプリSNKRSでも取り扱う。

“カーゴカーキ”はアッパーにスエードとバリスティックコーデュラを採用。「アンディフィーテッド」オリジナルの5ストライクロゴはシュータン部分とヒール部分のラベルも兼ねている。ブラックのラバーが施されたつま先とかかと部分には、スウッシュと“UNDFTD”をあしらった。アイアングレーの斑点模様のシューレースが付属する。

“ライトメンタ”は合成ゴムと毛足の長いスエードのアッパーに、アイアングレーのバリスティックコーデュラとヌバックのスエードを合わせた。“PLAY”、“DIRTY”のレタリングなどピンクとパープルの微妙なニュアンスがスウッシュなどのブラックと対になったデザインだ。ピンクのまだら模様のシューレースが付属する。

“エア テラ フマラ”は1997年にトレイルランニングシューズとして発売されたのちストリートシーンでも受け入れられ、日常履きとしても愛用されている。

The post 「アンディフィーテッド」×「ナイキ」 “エア テラ フマラ”から2つの新色が登場 appeared first on WWDJAPAN.

「メデュラ」がリブランディング 処方やヘアケアプログラムのほか機能・価格・デザインを見直し

パーソナライズヘアケア「メデュラ(MEDULLA)」がリブランディングする。ブランドロゴも新たに、「パーソナライズ・処方」「ヘアケアプログラム」「顧客の声を反映した商品」の3点でアップデートを図り、約7万通りの中から自分に最適な商品を提供する。第1弾として、“パーソナライズシャンプー&リペア”(シャンプー290mL/リペア250g、9240円※会員単品価格 7700円、定期価格 6930円)を3月20日にリニューアル発売する。

「メデュラ」は2018年5月に誕生。自分にベストな商品が分からない“シャンプー難民”を救うべく、「この時代に合ったアップデートするには?」という思いで、今回で3度目となるリニューアルを行う。

“パーソナライズ感”を生むアップデートとして、ボトルとチューブには希望の名前を印字して届ける。処方は、累計約50万回分の髪質診断データをもとに見直し、約7万通りの組み合わせから個人に合った商品を提供する。あらゆるダメージタイプに対応する12種類のアミノ酸を配合するほか、ダメージを見逃さないダメージセンサー処方、栄養成分を包み込むダメージケアフィルム処方を採用し、ダメージを内側から補修する「メデュラデリバリーシステム」が進化。科学処理していない“生美容液”エッセンスなど、61種の毛髪ケア成分と55種の潤い成分を個人の悩みに合わせてカスタマイズ処方する。香りの持続時間を延ばすほか、熱ダメージを軽減するヒートアクティブ機能も強化した。

ヘアケアプログラムでは、リピーター向けの「処方調整」機能をアップデート。3分程度診断でアイテムの使用感や満足度を振り返る機能で、その結果をもとに次のアイテムの処方を調整する。定期的に診断を行うことでパーソナルデータが蓄積され、ダメージや年齢、季節による個人の変化に寄り添うことができる。ヘアケア診断は、設問やデザインをより分かりやすく簡単なものにアップデートした。さらに、専門ビューティアドバイザーによるカウンセリングサービスをスタートする。オンライン、電話、美容室の3つの方法や場所で処方の提案や様々な疑問に答える。

商品においては、機能、価格、デザインを一新する。シャンプー・リペアとも容量を見直し、シャンプーは250mLから290mLに、リペアは225gから250gに増量。価格は、定期価格を8330円から6930円に変更する(※送料別)。加えて、香りも見直す。エレガントムスクの香り“パール”が新たに仲間入りし、“ハーブ”がラベンダーハーブの香りとして生まれ変わる。また、リペアの容器は「硬めのテクスチャーで最後まで使いづらい」という顧客の声を反映し、ボトルからチューブタイプに変更する。

なお、洗い流さない髪用美容液“ハイパーリンク セラム”(5280円※定期購入3960円)を同日発売する。機能性ペプチドを複数種配合する処方を採用し、8種の美容液成分を配合。髪表面のキューティクルから深部ダメージまで補修するほか、乾燥などの外的要因から髪を保護し、輝きのある艶髪に導く。

The post 「メデュラ」がリブランディング 処方やヘアケアプログラムのほか機能・価格・デザインを見直し appeared first on WWDJAPAN.

「メデュラ」がリブランディング 処方やヘアケアプログラムのほか機能・価格・デザインを見直し

パーソナライズヘアケア「メデュラ(MEDULLA)」がリブランディングする。ブランドロゴも新たに、「パーソナライズ・処方」「ヘアケアプログラム」「顧客の声を反映した商品」の3点でアップデートを図り、約7万通りの中から自分に最適な商品を提供する。第1弾として、“パーソナライズシャンプー&リペア”(シャンプー290mL/リペア250g、9240円※会員単品価格 7700円、定期価格 6930円)を3月20日にリニューアル発売する。

「メデュラ」は2018年5月に誕生。自分にベストな商品が分からない“シャンプー難民”を救うべく、「この時代に合ったアップデートするには?」という思いで、今回で3度目となるリニューアルを行う。

“パーソナライズ感”を生むアップデートとして、ボトルとチューブには希望の名前を印字して届ける。処方は、累計約50万回分の髪質診断データをもとに見直し、約7万通りの組み合わせから個人に合った商品を提供する。あらゆるダメージタイプに対応する12種類のアミノ酸を配合するほか、ダメージを見逃さないダメージセンサー処方、栄養成分を包み込むダメージケアフィルム処方を採用し、ダメージを内側から補修する「メデュラデリバリーシステム」が進化。科学処理していない“生美容液”エッセンスなど、61種の毛髪ケア成分と55種の潤い成分を個人の悩みに合わせてカスタマイズ処方する。香りの持続時間を延ばすほか、熱ダメージを軽減するヒートアクティブ機能も強化した。

ヘアケアプログラムでは、リピーター向けの「処方調整」機能をアップデート。3分程度診断でアイテムの使用感や満足度を振り返る機能で、その結果をもとに次のアイテムの処方を調整する。定期的に診断を行うことでパーソナルデータが蓄積され、ダメージや年齢、季節による個人の変化に寄り添うことができる。ヘアケア診断は、設問やデザインをより分かりやすく簡単なものにアップデートした。さらに、専門ビューティアドバイザーによるカウンセリングサービスをスタートする。オンライン、電話、美容室の3つの方法や場所で処方の提案や様々な疑問に答える。

商品においては、機能、価格、デザインを一新する。シャンプー・リペアとも容量を見直し、シャンプーは250mLから290mLに、リペアは225gから250gに増量。価格は、定期価格を8330円から6930円に変更する(※送料別)。加えて、香りも見直す。エレガントムスクの香り“パール”が新たに仲間入りし、“ハーブ”がラベンダーハーブの香りとして生まれ変わる。また、リペアの容器は「硬めのテクスチャーで最後まで使いづらい」という顧客の声を反映し、ボトルからチューブタイプに変更する。

なお、洗い流さない髪用美容液“ハイパーリンク セラム”(5280円※定期購入3960円)を同日発売する。機能性ペプチドを複数種配合する処方を採用し、8種の美容液成分を配合。髪表面のキューティクルから深部ダメージまで補修するほか、乾燥などの外的要因から髪を保護し、輝きのある艶髪に導く。

The post 「メデュラ」がリブランディング 処方やヘアケアプログラムのほか機能・価格・デザインを見直し appeared first on WWDJAPAN.

デジタルアーティストSoraAota/K2が初の個展「想」を原宿で開催

デジタルアーティストSoraAota/K2は、個展「想」を東京・原宿のイベントスペース「ザ・プラグ(THE PLUG)」で開催する。会期は3月9、10日の2日間限定で、入場は無料だ。

本展はキャリア初の個展で、「誰もが一度は想像したことがある想いをアートで表現した作品」を展示するという。メイン作品「森海」は、得意とするデジタルアートの手法を用いつつ、キャンパスに直に加筆した大型作品で、アーティストのコインパーキングデリバリー(COIN PARKING DELIVERY)との共作も登場する。SoraAota/K2は開催に際して、「これまではファンアートから始まり、デジタルアートで世界中に自分のアートをただただ送る毎日だった。アートが手元を離れた時に相手のリアクションなどを感じられず、どこか虚しさを感じていた。いつかは実際に足を運んでもらい、自分のアートを見て、直にアートに触れてもらう機会を作りたい。そういった想いから今回の個展の開催を決定した」とコメントしている。

SoraAota/K2は、高校生時代にアメリカのヒップホップ・アーティストたちのファンアートをSNSに投稿し、徐々に話題を集めた。ラッパーのトリッピー・レッド(Trippie Redd)が主催した、アルバムのアートワークを手掛けるコンテストでグランプリを獲得。その後、ヤング・サグ(Young Thug)やリル・ウージー・ヴァート(Lil Uzi Vert)、イアン・ディオール(Iann Dior)、ジュース・ワールド(Juice Wrld)、ドージャ・キャット(Doja Cat)ら多くのアーティストや、アパレルブランド「アーケニー(ARTCHENY)」にデザインを提供している。

■想
日程:3月9、10日
時間:12:00〜19:00
場所:ザ・プラグ
住所:東京都渋谷区神宮前6-12-9
入場料:無料

The post デジタルアーティストSoraAota/K2が初の個展「想」を原宿で開催 appeared first on WWDJAPAN.

デジタルアーティストSoraAota/K2が初の個展「想」を原宿で開催

デジタルアーティストSoraAota/K2は、個展「想」を東京・原宿のイベントスペース「ザ・プラグ(THE PLUG)」で開催する。会期は3月9、10日の2日間限定で、入場は無料だ。

本展はキャリア初の個展で、「誰もが一度は想像したことがある想いをアートで表現した作品」を展示するという。メイン作品「森海」は、得意とするデジタルアートの手法を用いつつ、キャンパスに直に加筆した大型作品で、アーティストのコインパーキングデリバリー(COIN PARKING DELIVERY)との共作も登場する。SoraAota/K2は開催に際して、「これまではファンアートから始まり、デジタルアートで世界中に自分のアートをただただ送る毎日だった。アートが手元を離れた時に相手のリアクションなどを感じられず、どこか虚しさを感じていた。いつかは実際に足を運んでもらい、自分のアートを見て、直にアートに触れてもらう機会を作りたい。そういった想いから今回の個展の開催を決定した」とコメントしている。

SoraAota/K2は、高校生時代にアメリカのヒップホップ・アーティストたちのファンアートをSNSに投稿し、徐々に話題を集めた。ラッパーのトリッピー・レッド(Trippie Redd)が主催した、アルバムのアートワークを手掛けるコンテストでグランプリを獲得。その後、ヤング・サグ(Young Thug)やリル・ウージー・ヴァート(Lil Uzi Vert)、イアン・ディオール(Iann Dior)、ジュース・ワールド(Juice Wrld)、ドージャ・キャット(Doja Cat)ら多くのアーティストや、アパレルブランド「アーケニー(ARTCHENY)」にデザインを提供している。

■想
日程:3月9、10日
時間:12:00〜19:00
場所:ザ・プラグ
住所:東京都渋谷区神宮前6-12-9
入場料:無料

The post デジタルアーティストSoraAota/K2が初の個展「想」を原宿で開催 appeared first on WWDJAPAN.

カネボウ「ミラノコレクション」から限定手のひらサイズのフェイスパウダーが登場

カネボウ化粧品のおしろいブランド「ミラノコレクション(MILANO COLLECTION)」は、ブランド誕生35周年を記念して初となるトライアルサイズのフェイスパウダー“ミラノコレクション フェースアップパウダー リトルエンジェル”(7g、3300円※編集部調べ)を3月5日20時に花王公式オンラインストア「My Kao Mall」で数量限定発売する。

ふわっと軽やかな使い心地で、繊細なベールのようにキメ細かく明るい肌を演出する高機能な“フェースアップパウダー”が、手のひらに収まるミニサイズで登場する。ファンデーションのタイプ選ばずに使用できる自然な仕上がりで、凹凸のない均一な肌に整える。ゴールドを基調としたデザインは、コンパクトの天面とパウダー表面にブランドの象徴である天使をあしらった。

2024年で誕生35周年を迎える同ブランドは、11月に数量限定で発売する“フェースアップパウダー”を特別デザインにするなどし、さまざまな取り組みを実施する予定だ。

The post カネボウ「ミラノコレクション」から限定手のひらサイズのフェイスパウダーが登場 appeared first on WWDJAPAN.

アダストリア全国店長会に3300人が参加 「最高益の今こそ5回目の変革を行う」

アダストリアは2月20日、「創業70周年の締めくくり」として、パシフィコ横浜で全体店長会議を行った。参加したのは約1500店の店長や本部スタッフ、アダストリア台湾のメンバーら計3300人。前年の同イベントに対し300人ほど増えたという。福田三千男会長や木村治社長による経営方針の説明に続いて、優秀な新人店長や店舗、事業部、好調だったアイテムなどを表彰。懇親パーティーでは、10年ぶりとなるファッションショーも実施した。

2024年2月期が売上高、利益共に過去最高で着地見込みという追い風の中での開催となった。福田会長は「アダストリアのこれまでとこれからを感じてほしい」として、1953年の創業から現在までにあった社としての4回の事業変革を紹介。73年に紳士スーツ専門店からメンズカジュアルショップへ転換、82年にチェーンオペレーションを学んで多店舗化、97年にオリジナルブランド「ローリーズファーム(LOWRYS FARM)」を立ち上げて同質化から脱却、2010年にファストファッションの台頭による価格競争の中で企画・生産・販売を垂直統合しSPA体制に転換。「生き残りをかけて社員、取引先と共に変革し、それが今の成長につながった」と語った。

続けて、「苦しみながらも4回の変革をしてきたのは、私には2つの“大欲”があったから。1つ目はスタッフの生活を豊かにすること、2つ目は日本を米国のように経済的に豊かな国にすることだった」と福田会長は振り返り、24年は25年に本格開始する「5回目の変革に向けた準備の年になる」と話した。

給料を2年で約10%引き上げ

木村社長は、2月にスタートしたイトーヨーカ堂の衣料品平場の取り組みを含め、24年2月期を振り返ると共に、中期経営計画に沿って今後の事業戦略を説明した。「最高益を出している今だからこそ、将来に向けて新たな変革を行う」「(5回目の変革では)小売業を超えたファッションプラットフォーマーになる」と発表。また、24年2月期は新卒社員の初任給を引き上げると共に既存社員の給料を平均6%引き上げ、25年2月期も同4%引き上げる予定と話した。

優秀な成績を収めた個人や事業部、商品の表彰では、アダストリア台湾が最優秀賞である「アダストリアMVP」を受賞した。アダストリア台湾は23年に事業開始20周年を迎え、増収増益を続けている。現地法人の代表が「現在の台湾の店舗数は74店だが、100店を目指して売上高、アプリダウンロード数も伸ばしたい」と話した。勤続45年といった、福田屋洋服店時代からのメンバー(現顧問など)数人への感謝として、ブレザーを贈り表彰する場面もあった。

The post アダストリア全国店長会に3300人が参加 「最高益の今こそ5回目の変革を行う」 appeared first on WWDJAPAN.

「アントニオ マラス」2024-25年秋冬コレクション

「アントニオ マラス(ANTONIO MARRAS)」が2024-25年秋冬コレクションを発表した。

The post 「アントニオ マラス」2024-25年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

「ビューティフルピープル」がアウトレットにポップアップを初出店 革小物やアーカイブアイテムなど

「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」は3月3〜24日、三井アウトレットパーク 木更津にポップアップストアを出店する。アイコニックなロゴを使った革小物やコレクションテーマを反映したウエアをはじめ、さまざまなアーカイブアイテムをそろえる。サイズや性別、素材、パターン、色など、ファッションにおける既成概念や先入観にとらわれることのないオールジェンダーな商品をラインアップする。期間中の購入で、数量限定のノベルティーをプレゼントする。

■ビューティフルピープル ポップアップストア
日程:3月3〜24日
時間:10:00〜20:00
場所:三井アウトレットパーク 木更津 ガーデンゾーン 8360区画
住所:千葉県木更津市金田東3丁目1-1

The post 「ビューティフルピープル」がアウトレットにポップアップを初出店 革小物やアーカイブアイテムなど appeared first on WWDJAPAN.

「ビューティフルピープル」がアウトレットにポップアップを初出店 革小物やアーカイブアイテムなど

「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」は3月3〜24日、三井アウトレットパーク 木更津にポップアップストアを出店する。アイコニックなロゴを使った革小物やコレクションテーマを反映したウエアをはじめ、さまざまなアーカイブアイテムをそろえる。サイズや性別、素材、パターン、色など、ファッションにおける既成概念や先入観にとらわれることのないオールジェンダーな商品をラインアップする。期間中の購入で、数量限定のノベルティーをプレゼントする。

■ビューティフルピープル ポップアップストア
日程:3月3〜24日
時間:10:00〜20:00
場所:三井アウトレットパーク 木更津 ガーデンゾーン 8360区画
住所:千葉県木更津市金田東3丁目1-1

The post 「ビューティフルピープル」がアウトレットにポップアップを初出店 革小物やアーカイブアイテムなど appeared first on WWDJAPAN.

「クロックス」×映画「トイ・ストーリー」 ウッディとバズがサンダルに

「クロックス」×映画「トイ・ストーリー」のサンダル

「クロックス(CROCS)」は2月22日、映画「トイ・ストーリー」シリーズとコラボしたシューズを発売した。

カウボーイ人形の“ウッディ”をイメージした1足は、トレードマークである牛柄のベストとチェック柄のシャツをデザインに取り入れ、保安官バッジやカウボーイハットなどのジビッツ(チャーム)をセットする。

もう1人の主役“バズ・ライトイヤー”バージョンもスペースレンジャーのコスチュームを模した意匠で、4つのジビッツを付属。

それぞれユニセックス(9900円)、キッズ(8250円)、トドラー(幼児、7700円)の3サイズを用意し、「映画同様、家族で楽しめる」。

The post 「クロックス」×映画「トイ・ストーリー」 ウッディとバズがサンダルに appeared first on WWDJAPAN.

「クロックス」×映画「トイ・ストーリー」 ウッディとバズがサンダルに

「クロックス」×映画「トイ・ストーリー」のサンダル

「クロックス(CROCS)」は2月22日、映画「トイ・ストーリー」シリーズとコラボしたシューズを発売した。

カウボーイ人形の“ウッディ”をイメージした1足は、トレードマークである牛柄のベストとチェック柄のシャツをデザインに取り入れ、保安官バッジやカウボーイハットなどのジビッツ(チャーム)をセットする。

もう1人の主役“バズ・ライトイヤー”バージョンもスペースレンジャーのコスチュームを模した意匠で、4つのジビッツを付属。

それぞれユニセックス(9900円)、キッズ(8250円)、トドラー(幼児、7700円)の3サイズを用意し、「映画同様、家族で楽しめる」。

The post 「クロックス」×映画「トイ・ストーリー」 ウッディとバズがサンダルに appeared first on WWDJAPAN.

「ナイキ」が「シュプリーム」とのコラボで“エア マックス”シリーズ最新作を披露 “エア マックス DN”発売

「シュプリーム(SUPREME)」は、「ナイキ(NIKE)」とコラボレーションしたスニーカー“エア マックス DN(AIR MAX DN)”を2月24日に発売する。価格は非公開で、ブラックの1カラーのみを用意する。「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷や原宿などの旗艦店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。

同スニーカーのベースとなった“エア マックス DN”は、「ナイキ」が3月に発売予定の“エア マックス”シリーズの最新作で、「シュプリーム」とのコラボスニーカーをオリジナルモデルよりも先に発売する。ミッドソールには、4つのチューブ状のエアバッグで構成した新たなビジブルエア「ダイナミック エア(DYNAMIC AIR)」が付き、このチューブ内に「シュプリーム」のロゴを落とし込んでいる。またアッパーは、シリコンのような新素材とメッシュ素材をレイヤリングして構築しており、サイドにリフレクティブプリントで「シュプリーム」のロゴをあしらった。

The post 「ナイキ」が「シュプリーム」とのコラボで“エア マックス”シリーズ最新作を披露 “エア マックス DN”発売 appeared first on WWDJAPAN.

「ナイキ」が「シュプリーム」とのコラボで“エア マックス”シリーズ最新作を披露 “エア マックス DN”発売

「シュプリーム(SUPREME)」は、「ナイキ(NIKE)」とコラボレーションしたスニーカー“エア マックス DN(AIR MAX DN)”を2月24日に発売する。価格は非公開で、ブラックの1カラーのみを用意する。「シュプリーム」の公式オンラインストアと渋谷や原宿などの旗艦店、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で取り扱う。

同スニーカーのベースとなった“エア マックス DN”は、「ナイキ」が3月に発売予定の“エア マックス”シリーズの最新作で、「シュプリーム」とのコラボスニーカーをオリジナルモデルよりも先に発売する。ミッドソールには、4つのチューブ状のエアバッグで構成した新たなビジブルエア「ダイナミック エア(DYNAMIC AIR)」が付き、このチューブ内に「シュプリーム」のロゴを落とし込んでいる。またアッパーは、シリコンのような新素材とメッシュ素材をレイヤリングして構築しており、サイドにリフレクティブプリントで「シュプリーム」のロゴをあしらった。

The post 「ナイキ」が「シュプリーム」とのコラボで“エア マックス”シリーズ最新作を披露 “エア マックス DN”発売 appeared first on WWDJAPAN.

「キコ コスタディノフ」דヘブン バイ マーク ジェイコブス”×「アシックス」コラボ メリージェーンスニーカーやウエアなどを発売

「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」は2月22日、“ヘブン バイ マーク ジェイコブス(HEAVEN BY MARC JACOBS)”と「アシックス(ASICS)」とのコラボスニーカー“GEL-LOKROS”を発売する。

コラボスニーカーは、ストラップシューズのメリージェーンを土台とし、アッパーには星模様のキルティング素材、光沢のあるストラップ、つま先部分のゴム素材などを用いて印象的なデザインに仕上げている。またミッドソールのゲルクッションが衝撃吸収し、ヒール部分の“エーハープラス(AHARPLUS)”が耐久性を高めるなど、機能性も備えている。

そのほかカメオネックレスや、スラブ生地のジャージ、パーカ、デニムスカートパンツ、スタッズを施したアシンメトリーのスカートなどの発売を予定する。アイテムには、アーティストのスペンサー・ライ(Spencer Lai)やイラストレーター兼アニメーターのアリス・ブルームフィールド(Alice Bloomfield)による作品が施されている。

イメージビジュアルは、モデルに水原希子を起用し、台湾のフォトグラファー、ジョン・ユイ(John Yuyi)がニューヨークで撮影した。

The post 「キコ コスタディノフ」דヘブン バイ マーク ジェイコブス”×「アシックス」コラボ メリージェーンスニーカーやウエアなどを発売 appeared first on WWDJAPAN.

「眉毛もスタイリングしていいですか?」から始まるヘアサロンの新提案

ヘアスタイリング剤の領域で確かな実績を獲得してきたアリミノは、新ブランド「マークユー(MarkU)」を3月6日に発売する。同ブランドの最大の特徴は、ヘアスタイリング剤が2品、眉アイテムが2品というラインアップだ。具体的にいうと、ハードなのに毛先まで潤う“ジェルグリース”、熱ダメージをケアして毛先まで潤いと艶感を与える“ベースミルク”、眉の毛流れを整えて夕方までキープする“アイブロウワックス”、自眉と自然になじみ立体感を出す“アイブロウペンシル”の4品。ここでは、人気メンズサロン「フィフス(fifth)」の内田佳佑スタイリストと、今のメンズビューティをけん引する石川ユウキヘアメイクアーティストに、メンズトレンドと「マークユー」の特徴・使い方の提案などを聞いた。

内田スタイリストは、「マークユー」の特徴について「ヘアと同時に眉のスタイリングもできることが面白い。『眉の描き方が分からない』『眉が薄いのが悩み』など、お客さまから眉に関する相談は増加している。ヘアスタイリング剤でのケアやスタイル提案にプラスして、誰もが気になっている眉の提案もできる同ブランドは、メンズの身だしなみがより重要視される今の時代にとても強い」と語った。

ヘアスタイリング剤については、「“ジェルグリース”は髪とのなじみが良く、程よい艶感を出すことができる。“ベースミルク”を混ぜると、そこをより調整しやすくなる。“ベースミルク”は、軽めに仕上げたいスタイリングには最適。使い勝手が良いうえケアもしてくれるため、ダメージを気にする人が多い20〜30代男性には特におすすめだ。どんなに商品の性能が良くても、使うのはお客さまなので、普段使いしやすいモノでないと意味がない。単品での性能が良く、2品を混ぜて簡単にニュアンスや質感を変化できるのは、美容師としておすすめしやすいポイントだ」と話す。

また、トレンドとマッチしていることもポイントの1つだという。「今はトレンドとしてパーマをかける男性も非常に多い。動きのあるスタイルは“ジェルグリース”単体で作ることができるし、“ベースミルク”と混ぜて質感を調整してもいい。センターパートのワンカールスタイルだと、“ベースミルク”のみでも対応可能だ。パーマをかけるとパーマ残臭も気になりがちだが、清潔感のあるクリアインセンスの香りがパーマ残臭などもケアして、ニオイを気にならなくしてくれる。幅広いお客さまにおすすめでき、トレンドスタイルにもとても相性がいい逸品だと感じる」。

一方、眉アイテムについては石川ヘアメイクアーティストがコメント。「メンズカテゴリーにおいては、今ようやくスキンケアはポピュラーになってきたけど、メイクに関してはまだまだ“くすぐったさ”を感じる人が多い状況だ。その点、眉毛はごく簡単なお手入れで印象を大きく変えられるので、男性にとって日々の生活に取り入れやすいカテゴリーといえる」。

男性の、メイクに対するハードルを下げるのは、美容師やヘアメイクアップアーティストなど“プロ”の役割だという。「最近はSNSでの発信に注力するあまり、オフラインでの発信がやや弱まっているケースもある。ここはオフラインも含めてプロが一致団結して発信し、男性に『メイクは恥ずかしくない。やっていいんだ』と、背中を押してあげるべきだと思う。提案の仕方に関しては、男性にはロジックが好きな人が多い印象なので、例えば『眉頭を足すだけで、すごくキリリとした印象になれますよ。そうなると、ビジネスの場でも力強いプレゼンができますよ』といった感じで、ロジック立ててメリットを伝えてあげることが大事。タッチアップをする際は、『眉メイクをしてもいいですか?』というよりも、ヘアスタイリングの後で『眉毛もスタイリングしていいですか?』と提案する方がハードルが低い。つまり、『マークユー』がスタイリング剤が得意なメーカーから登場したことは、とても意味のあることだと思う」。

アイテムの使い方に関しては、「簡単に分けると、眉の毛量がある人には“アイブロウワックス”、毛量が少なくて“隙間”がある人には“アイブロウペンシル”がおすすめ。毛量が多いと、毛流れを作って均一に整えるだけで清潔感が出る。毛の隙間が空いていたり、眉頭の毛量が足りていなかったりする人には、毛を“描き足す”というよりは“毛一本一本の影を忍ばせる”イメージで、“アイブロウペンシル”を下から上に払うように動かすとうまくいく。カラーも、誰にでもなじみやすいアッシュ系の色なので、取り入れやすいと思う」という。

そして、美容室で眉の提案を取り入れるなら、早めに行うべきだとアドバイスする。「かっこ良くなる方法を10個知っている美容師と、3個知っている美容師なら、10個知っている美容師の方が絶対にいい。ヘアだけ仕上げて終わる美容師よりも、ヘアに合わせて『眉、少し足した方がかっこ良いですよ』とか、『ファッションに合わせてネイルもしていいかも』などと提案できる美容師の方が、『君はもっとかっこ良くなれる』というメッセージを送ることができる。美容室に限らず、われわれサービス業は、新しいこと提案しないと衰退していってしまう。そして他店が先に始めると、お客さまに『あそこではこういうサービスもやってくれたのに……』と思われてしまう可能性もある。スタートするに当たり、2アイテムから簡単に提案できる『マークユー』は、エントリーに適していると思う」。

問い合わせ先
アリミノ お客さま窓口
0120-488-712
受付時間/9:00~17:00(祝日、年末年始、夏季休業期間を除く月~金曜日)

The post 「眉毛もスタイリングしていいですか?」から始まるヘアサロンの新提案 appeared first on WWDJAPAN.

「ロベルト カヴァリ」2024-25年秋冬コレクション

「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」が2024-25年秋冬コレクションを発表した。

The post 「ロベルト カヴァリ」2024-25年秋冬コレクション appeared first on WWDJAPAN.

ファレルの「ルイ・ヴィトン」がタイラー・ザ・クリエイターとコラボ 3月21日発売のアイテムを一挙公開!

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)=メンズ・クリエイティブ・ディレクターは、親しい友人であるラッパー兼プロデューサーのタイラー・ザ・クリエイター(Tyler, the Creator以下、タイラー)を招へいし、共同でデザインを手掛けたカプセルコレクションを発売する。ファレルが「ルイ・ヴィトン」でアーティストとコラボレーションを行うのは今回が初めて。

ファレルは、「タイラーは長年の友人で、音楽、ファッション、ジュエリーと多くの共通項がある上、素晴らしい審美眼の持ち主だ。彼は思慮深く誠実で、ヴァージル(・アブロー、Virgil Abloh)が率いていた時代から『ルイ・ヴィトン』と縁がある。今回のプロジェクトでは、タイラーの世界をメゾンのコードで再解釈することで、彼と私のビジョンを融合した」と語った。

タイラーは、音楽業界でのキャリアに加えて、ストリートウエアブランド「ゴルフ ワン(GOLF WANG)」や、アパレルブランド「ゴルフ ル フルール(GOLF LE FLEUR)」を手掛けている。

今回のカプセルコレクションでは、タイラーのシグネチャーである“洗練されたプレッピールック”と、ファレルが確立した“エレガントなダンディズム”という2つの世界観を表現。モノグラム柄のショートパンツのスーツ、鮮やかなストライプの襟が印象的なブルゾン、ケーブルニットのセーター、ニュートラルな色味のパンツ、レザーグッズなどに加えて、ゴルフキットやタオル、ゴルフウエアを着想源とするウィンドブレーカーや機能性素材のアノラック、ダミエ柄のジップカーディガンなどをそろえた。甘党だというタイラーによって、エクレアやドーナツ、ワッフルなどのスイーツを思わせる飾りがあしらわれているものも。また、シリアルボウル、トラベル用チェスボードなどの雑貨も発売する。価格帯は、シルクのポケットチーフが210ユーロ(約3万3800円)から、トランクは6万8000ユーロ(約1090万円)など。発売は3月21日の予定。

The post ファレルの「ルイ・ヴィトン」がタイラー・ザ・クリエイターとコラボ 3月21日発売のアイテムを一挙公開! appeared first on WWDJAPAN.

「セルジュ・ルタンス」から“ロルフェリン”誕生10周年の限定品 神秘的な香りの余韻を残したデザインに

「セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)」は3月21日、オードパルファム“ロルフェリン(L'ORPHELINE)”の誕生10周年を記念した限定ボトルを数量限定で発売する。価格は1万7710円(50mL)。

デザインはセルジュ・ルタンス(Serge Lutens)自身が手掛けた。人形師とバレリーナ、どちらが互いを操っているのか疑惑が浮かぶデザインに、“ロルフェリン”の神秘的な香りの余韻を残している。

“ロルフェリン”の香りはインセンス、ムスク、カストリウムで構成されており、優美で繊細な印象を与える。

The post 「セルジュ・ルタンス」から“ロルフェリン”誕生10周年の限定品 神秘的な香りの余韻を残したデザインに appeared first on WWDJAPAN.

「セルジュ・ルタンス」から“ロルフェリン”誕生10周年の限定品 神秘的な香りの余韻を残したデザインに

「セルジュ・ルタンス(SERGE LUTENS)」は3月21日、オードパルファム“ロルフェリン(L'ORPHELINE)”の誕生10周年を記念した限定ボトルを数量限定で発売する。価格は1万7710円(50mL)。

デザインはセルジュ・ルタンス(Serge Lutens)自身が手掛けた。人形師とバレリーナ、どちらが互いを操っているのか疑惑が浮かぶデザインに、“ロルフェリン”の神秘的な香りの余韻を残している。

“ロルフェリン”の香りはインセンス、ムスク、カストリウムで構成されており、優美で繊細な印象を与える。

The post 「セルジュ・ルタンス」から“ロルフェリン”誕生10周年の限定品 神秘的な香りの余韻を残したデザインに appeared first on WWDJAPAN.

ロンハーマンが「トッズ」とコラボ レザー製のトートとショルダーやサンダルなど

ロンハーマン(RON HERMAN)およびRHC ロンハーマン(RHC RON HERMAN以下、RHC)は、「トッズ(TOD’S)」とのコラボバッグを発売する。2月23日からロンハーマン、RHCの一部店舗および公式オンラインで販売する。またRHCのみ公式オンラインで先行発売を開始している。

ロンハーマンとのコラボアイテムは、キャンバスとレザーを用いたレトロな風合いのバッグ(16万8300円)をブラックとキャメルの2色で制作。RHCとのコラボアイテムは、ショルダーストラップ付きのバッグ“APA TELEFONO”(15万2900円)の桜色とチョコレートブラウンカラーをラインアップする。

またロンハーマンと「トッズ」のコラボアイテムとして、2023年春夏シーズンに登場した、ラバーアウトソールのレザーサンダル(10万8900円)の新色ネイビーも発売を開始した。

The post ロンハーマンが「トッズ」とコラボ レザー製のトートとショルダーやサンダルなど appeared first on WWDJAPAN.

【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」から日本限定財布 3月15日の最強開運日に向けて

「ルイ・ヴィトン」が3月15日の一粒万倍日に向けて日本限定の財布を発売

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は3月15日の最強開運日に向けて、日本限定の財布を発売した。

素材はパーフォレーション(穴飾り)を施したレザーで、コの字型にファスナーを開ける“ジッピー・ウォレット”(W19.5×H10.5×D2.5cm)が20万4600円、コンパクトなフォームの内側にファスナー付きコインポケット、6つのカードスロット、フラットポケットなどを備える“ポルトフォイユ・クレア”(W11×H8.5×D3.5cm)が14万5200円、丸みを帯びたフラップが特徴の“ポルトフォイユ・イリス XS”(W9.8×H7.8×D1cm)が12万5400円。

3月15日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になる“一粒万倍日“と、天が万物の罪を赦(ゆる)す“天赦日“、金運を招くとされる“寅の日”が重なる最強開運日。財布を買ったり、使い始めたり、プレゼントするのに適した日といわれる。

PHOTOS : LOUIS VUITTON

The post 【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」から日本限定財布 3月15日の最強開運日に向けて appeared first on WWDJAPAN.

【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」から日本限定財布 3月15日の最強開運日に向けて

「ルイ・ヴィトン」が3月15日の一粒万倍日に向けて日本限定の財布を発売

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は3月15日の最強開運日に向けて、日本限定の財布を発売した。

素材はパーフォレーション(穴飾り)を施したレザーで、コの字型にファスナーを開ける“ジッピー・ウォレット”(W19.5×H10.5×D2.5cm)が20万4600円、コンパクトなフォームの内側にファスナー付きコインポケット、6つのカードスロット、フラットポケットなどを備える“ポルトフォイユ・クレア”(W11×H8.5×D3.5cm)が14万5200円、丸みを帯びたフラップが特徴の“ポルトフォイユ・イリス XS”(W9.8×H7.8×D1cm)が12万5400円。

3月15日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になる“一粒万倍日“と、天が万物の罪を赦(ゆる)す“天赦日“、金運を招くとされる“寅の日”が重なる最強開運日。財布を買ったり、使い始めたり、プレゼントするのに適した日といわれる。

PHOTOS : LOUIS VUITTON

The post 【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」から日本限定財布 3月15日の最強開運日に向けて appeared first on WWDJAPAN.

ビオトープが2月23、24日に“食とファッション”のイベント開催 「ティー」「ノンネイティブ」のデザイナーらも参加

ビオトープ(BIOTOP)は、新しいアプローチで次世代の食文化創造に挑戦するフードインキュベーターのイートクリエーターとコラボレーションしたイベント“ギャザリング(GATHERING)”を開催する。会期は2月23、24日で、日本橋のバンク(BANK)地下1階にあるコーヒーバー&ショップのコイン(COIN)で行う。

本イベントは“ギャザリング”をテーマにモノと人、街と人、人と人をつなぐ“ファッションと食”のマーケットだ。ビオトープと関係性のあるさまざまなゲストが持ち寄った中古品やサンプルアイテム、アーカイブアイテムなどが並ぶ。また、都内の人気パティスリー5軒、フキアージュ(FEUQULAGE)、リフェンリ(LIFENRI)、ヒューモルガン(HUGH MORGAN)、イーズ(EAS)、ティール(TEAL)の各シェフパティシエが作るスイーツを数量限定で販売するほか、日本橋兜町のレストラン・ネキ(NEKI)からナチュラルワインとテイクアウトフードも用意する。

23日の参加ゲストは、ビンテージショップ・ジャンティーク(JANTIQUES)の元バイヤーであり、「フミカ ウチダ(FUMIKA_UCHIDA)」デザイナーの内田文郁、「ペレック(PELLEQ)」のデザイナー・大野京子、「ノンネイティブ(NONNATIVE)」のデザイナー・藤井隆行ら。24日は「ティー(TTT_MSW)」のデザイナー・玉田翔太、渋谷のヘアサロン・フリューリ(FLEURI)のオーナーである三浦咲衣、ビオトープスタッフらが参加する。パティスリーとレストランは両日参加する。

■“ギャザリング”
日程:2月23〜24日
時間:11:00〜18:00
場所:コイン
住所:東京都中央区日本橋兜町6-7 バンク 地下1階

The post ビオトープが2月23、24日に“食とファッション”のイベント開催 「ティー」「ノンネイティブ」のデザイナーらも参加 appeared first on WWDJAPAN.

ビオトープが2月23、24日に“食とファッション”のイベント開催 「ティー」「ノンネイティブ」のデザイナーらも参加

ビオトープ(BIOTOP)は、新しいアプローチで次世代の食文化創造に挑戦するフードインキュベーターのイートクリエーターとコラボレーションしたイベント“ギャザリング(GATHERING)”を開催する。会期は2月23、24日で、日本橋のバンク(BANK)地下1階にあるコーヒーバー&ショップのコイン(COIN)で行う。

本イベントは“ギャザリング”をテーマにモノと人、街と人、人と人をつなぐ“ファッションと食”のマーケットだ。ビオトープと関係性のあるさまざまなゲストが持ち寄った中古品やサンプルアイテム、アーカイブアイテムなどが並ぶ。また、都内の人気パティスリー5軒、フキアージュ(FEUQULAGE)、リフェンリ(LIFENRI)、ヒューモルガン(HUGH MORGAN)、イーズ(EAS)、ティール(TEAL)の各シェフパティシエが作るスイーツを数量限定で販売するほか、日本橋兜町のレストラン・ネキ(NEKI)からナチュラルワインとテイクアウトフードも用意する。

23日の参加ゲストは、ビンテージショップ・ジャンティーク(JANTIQUES)の元バイヤーであり、「フミカ ウチダ(FUMIKA_UCHIDA)」デザイナーの内田文郁、「ペレック(PELLEQ)」のデザイナー・大野京子、「ノンネイティブ(NONNATIVE)」のデザイナー・藤井隆行ら。24日は「ティー(TTT_MSW)」のデザイナー・玉田翔太、渋谷のヘアサロン・フリューリ(FLEURI)のオーナーである三浦咲衣、ビオトープスタッフらが参加する。パティスリーとレストランは両日参加する。

■“ギャザリング”
日程:2月23〜24日
時間:11:00〜18:00
場所:コイン
住所:東京都中央区日本橋兜町6-7 バンク 地下1階

The post ビオトープが2月23、24日に“食とファッション”のイベント開催 「ティー」「ノンネイティブ」のデザイナーらも参加 appeared first on WWDJAPAN.

人気ヘアサロンが提案 「シュウ ウエムラ」の新“ティー ブラウン”カラーで彩る旬フェイス

シュウウエムラ(shu uemura)

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」から限定発売中の“アート オブ ティー コレクション”は、茶道の世界にインスパイアされたブラウンカラーのシリーズだ。自然な立体感とあか抜けた印象をもたらす今コレクションの中でもスターアイテムとなるのは、目元の立体美を引き立てるアイシャドーパレット“クロマティックス クワッド アイスカルプト アートオブティー”(1.4g×4色、7150円)と人気ルージュシリーズ “キヌルージュ マット”(4840円)のサクラのように華やかで柔らかな色味を表現した“ピンクベージュ BG 942 サクラティー”。これらのアイテムを軸に、ヘアとメイクのトータルコーディネートに定評がある人気ヘアサロン「ハバナ(HAVANA)」「サンド(SAND)」が今季おすすめのビューティルックを提案する。

クールさと甘さのバランスで魅せる
「サンド」の大人キュートな春夏ルック

“エレガント”さがカギ
「ハバナ」が提案する
カジュアルデートルック

4色の“モダン ティー ブラウン”が
1つになった
“クロマティックス クワッド
アイスカルプト アートオブティー”

シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)

メイクアップと先進的技術が融合し、高発色・高質感を実現する独自のテクスチャー“アイスカルプト”を採用した人気のアイシャドーパレット“クロマティックス クワッド アイスカルプト”。本コレクションでは、しっとり感と光沢感を両立した“サクラティー ベージュ”(左上)、光と影のコントラストを操る“ホウジチャ ブラウン”(右上)、溶け込むようなマット感でベースを整える“ジンジャーティー ベージュ”(左下)、軽やかでナチュラルな輝きをまとう“シアー ウーロン ブラウン”(右下)の4色がパレットに。さまざまなお茶の色味や香りの違いを楽しむティー テイスティングのように、ニュアンスが異なるウォームブラウンを堪能できる。

スキンケア成分でいたわりながら
絹のような唇に
“キヌルージュ マット”

シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)

スキンケア成分を約88%配合した独自フォーミュラが唇を優しく包み込み、つけたての軽やかさと心地よさが持続する“キヌルージュ マット”の一押しは、サクラの柔らかな華やぎを表現した“サクラティー”。スキントーンを自然に際立てながら、口元に華やかさを添える。

問い合わせ先
シュウ ウエムラ(プロフェッショナル)
mailto:amshuuemuramkt@loreal.com

The post 人気ヘアサロンが提案 「シュウ ウエムラ」の新“ティー ブラウン”カラーで彩る旬フェイス appeared first on WWDJAPAN.

“ディオール スノー”シリーズから新美白美容液が登場 肌荒れを防ぎながら雪のような透明感のある美肌に

「ディオール(DIOR)」は2月23日、美白スキンケアライン“ディオール スノー”シリーズから、新美白美容液“ディオール スノー エッセンス オブ ライト セラム”【医薬部外品】(30mL、2万350円/50mL、2万5300円)を発売する。

皮脂によるベタつきやニキビなどによる肌荒れ、日焼け後のほてりを防ぎながら、美白や肌のキメなどを整える5つの効果効能で2024年に医薬部外品の承認を取得した。エーデルワイスエキスを贅沢に凝縮した独自の新技術“D-NA ライトリブートテクノロジー2.0”を搭載したことで、メラニン生成に働きかける。使うたびに雪のような透明感と、ピュアな光を放つ肌印象に導く。

同日、日々の外的ストレスから肌を保護する日焼け止め乳液2種も販売する。ブルーライトや赤外線から肌を守り早期老化を予防する“ディオール スノー UVシールド 50+”[SPF50+・PA++++](30mL、7480円)と、明るく健康的な肌色に整えるロージーカラーの“ディオール スノー UVシールド トーンアップ 50+”[SPF50+・PA++++](30mL、7480円)を用意。両商品共に潤いのある心地良いテクスチャーで肌にしっとりとなじむ。

The post “ディオール スノー”シリーズから新美白美容液が登場 肌荒れを防ぎながら雪のような透明感のある美肌に appeared first on WWDJAPAN.

“ディオール スノー”シリーズから新美白美容液が登場 肌荒れを防ぎながら雪のような透明感のある美肌に

「ディオール(DIOR)」は2月23日、美白スキンケアライン“ディオール スノー”シリーズから、新美白美容液“ディオール スノー エッセンス オブ ライト セラム”【医薬部外品】(30mL、2万350円/50mL、2万5300円)を発売する。

皮脂によるベタつきやニキビなどによる肌荒れ、日焼け後のほてりを防ぎながら、美白や肌のキメなどを整える5つの効果効能で2024年に医薬部外品の承認を取得した。エーデルワイスエキスを贅沢に凝縮した独自の新技術“D-NA ライトリブートテクノロジー2.0”を搭載したことで、メラニン生成に働きかける。使うたびに雪のような透明感と、ピュアな光を放つ肌印象に導く。

同日、日々の外的ストレスから肌を保護する日焼け止め乳液2種も販売する。ブルーライトや赤外線から肌を守り早期老化を予防する“ディオール スノー UVシールド 50+”[SPF50+・PA++++](30mL、7480円)と、明るく健康的な肌色に整えるロージーカラーの“ディオール スノー UVシールド トーンアップ 50+”[SPF50+・PA++++](30mL、7480円)を用意。両商品共に潤いのある心地良いテクスチャーで肌にしっとりとなじむ。

The post “ディオール スノー”シリーズから新美白美容液が登場 肌荒れを防ぎながら雪のような透明感のある美肌に appeared first on WWDJAPAN.

「レブロン」がパステルカラーの4色プレストパウダーを発売 “透明艶肌”に導く2種類

「レブロン(REVLON)」は3月22日、透明感のある艶肌に導くプレストパウダー“ルーセント フィニッシュ パウダー”[SPF30・PA++](全2種、各1650円)を発売する。

肌悩みを補正しながら余分な皮脂を吸収してテカリを抑える4色セットのプレストパウダーで、内側から柔らかな光を放つような微細パールを配合。ベースメイクの仕上げに使用することで、美しい肌トーンに整える。カラーは赤味を抑えてくすみを払う“シアー パステル”と、血色感とトーンアップをかなえる“シアー ピーチ”の2種を用意した。

The post 「レブロン」がパステルカラーの4色プレストパウダーを発売 “透明艶肌”に導く2種類 appeared first on WWDJAPAN.

「レブロン」がパステルカラーの4色プレストパウダーを発売 “透明艶肌”に導く2種類

「レブロン(REVLON)」は3月22日、透明感のある艶肌に導くプレストパウダー“ルーセント フィニッシュ パウダー”[SPF30・PA++](全2種、各1650円)を発売する。

肌悩みを補正しながら余分な皮脂を吸収してテカリを抑える4色セットのプレストパウダーで、内側から柔らかな光を放つような微細パールを配合。ベースメイクの仕上げに使用することで、美しい肌トーンに整える。カラーは赤味を抑えてくすみを払う“シアー パステル”と、血色感とトーンアップをかなえる“シアー ピーチ”の2種を用意した。

The post 「レブロン」がパステルカラーの4色プレストパウダーを発売 “透明艶肌”に導く2種類 appeared first on WWDJAPAN.

「ミナ ペルホネン」×仏鋳物鍋「ストウブ」第2弾が登場 蓋に空想の魚が泳ぐ

仏鋳物ほうろう鍋「ストウブ(STAUB)」は2月22日、ブランド創業50周年を記念し「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」とコラボレーションした“ココット オーシャン(以下、オーシャン)”を発売する。このコラボは2021年に登場した“フォレスト ココット(以下、フォレスト)”に続く第2弾。海の中を回遊する魚の姿がココットの蓋に描かれている。「ストウブ」は2月8日、東京・恵比寿のレストラン「ブルーノート・プレイス(BLUE NOTE PLACE)」で発表イベントを開催。イベントでは、コラボ第2弾で調理した料理が提供されたほか、アンドリュー・ハンキンソン=ストウブ代表と「ミナ ペルホネン」の皆川明デザイナーがコラボの経緯などについて語った。

一生モノの道具にデザインを加えて新しい価値を提供

「ストウブ」と「ミナ ペルホネン」がコラボしたきっかけは、伊勢丹新宿本店で開催されたイベント“ディア フレンド デパートメント(以下、ディア フレンド)”。同イベントは、18年にスタートしたもので、「ミナ ペルホネン」が衣食住にまつわるさまざまなブランドとコラボした商品を販売している。“ディア フレンド”2回目の開催を前に、皆川自身が愛用する「ストウブ」へアプローチして第1弾コラボが実現した。皆川は、「『ストウブ』は、ジャンルを選ばずいろいろな料理に使える一生モノの道具にデザインを加えることで新しい価値を提供したいと思った」とコメント。彼は「ストウブ」の工場まで赴き、職人と話し合いながら、繊細なタッチで描いた森にとりが集う様子を鋳物で表現した。さまざまなブランドと協業する「ミナ ペルホネン」だが、フランスのブランドとのコラボは初めて。コラボ第1弾は大成功し、数千個を売り上げたという。そして、“ディア フレンド”3回目に合わせて魚料理に合う“オーシャン”を開発。皆川が描いたのは空想の魚で、色は海のブルーではなく、魚料理に使われるハーブや食卓のリネンから着想を得た。ハンキンソン代表は、「皆川さんとの素晴らしいコラボ第2弾と共に、50周年を祝えることを大変うれしく思う」と述べた。

日々の料理の手助け、旨味を逃さない「ストウブ」

「ストウブ」はシェフのために開発された鍋だが、今では、世界各国の家庭で愛用されている。「ホームステイしたフランスの家庭で使われていた。フランスのママンの味といえば『ストウブ』を思い出す」と皆川。「ストウブ」は日本でも大成功し、日本の食文化に合わせた“ジャポネスク”シリーズなどラインアップが広がっている。ハンキンソン代表は「日本で成功した理由の一つはさまざまな方々によるSNS発信だ。皆川さんとのコラボなどを通して、より多くの人に知ってもらいたい」と話す。皆川が愛用する「ストウブ」はオーバル型。豚汁など和食をはじめ、イサキを1匹丸ごと使用した魚料理を調理するという。ハンキンソン代表のおすすめ料理は、米と白ワイン、塩胡椒を入れたリゾット。いずれの料理も、材料を入れて火にかければ「ストウブ」がゆっくり調理してくれる。厚みのある鍋の中で循環する蒸気が蓋裏の突起で“旨みの雨=アロマ・レイン”になり食材に降り注ぎ、魚はふっくら、肉はジューシーに仕上がる。アクアパッツアなど食材を焼き付けてから煮込む料理は1つの鍋でできるので香ばしい旨味を逃さない。皆川は、「日々の料理の手助けをしてくれるのが『ストウブ』。食卓にでき上がりを運んで、蓋を開けたときの香りやワクワク感を楽しんでほしい」と話した。

“オーシャン”の発売を記念し、「ブルーノート・プレイス」では3月31日まで、長澤宜久 シェフ監修のスペシャルメニュー“真鯛・ホタテ・ハマグリのココットオーシャン(ランチ2800円、2人分ディナー4200円)を提供する。

「ストウブ」は4月、“オーシャン”以外にも50周年アニバーサリー限定カラーの“シトロン”を発売予定だ。

The post 「ミナ ペルホネン」×仏鋳物鍋「ストウブ」第2弾が登場 蓋に空想の魚が泳ぐ appeared first on WWDJAPAN.

「ミナ ペルホネン」×仏鋳物鍋「ストウブ」第2弾が登場 蓋に空想の魚が泳ぐ

仏鋳物ほうろう鍋「ストウブ(STAUB)」は2月22日、ブランド創業50周年を記念し「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」とコラボレーションした“ココット オーシャン(以下、オーシャン)”を発売する。このコラボは2021年に登場した“フォレスト ココット(以下、フォレスト)”に続く第2弾。海の中を回遊する魚の姿がココットの蓋に描かれている。「ストウブ」は2月8日、東京・恵比寿のレストラン「ブルーノート・プレイス(BLUE NOTE PLACE)」で発表イベントを開催。イベントでは、コラボ第2弾で調理した料理が提供されたほか、アンドリュー・ハンキンソン=ストウブ代表と「ミナ ペルホネン」の皆川明デザイナーがコラボの経緯などについて語った。

一生モノの道具にデザインを加えて新しい価値を提供

「ストウブ」と「ミナ ペルホネン」がコラボしたきっかけは、伊勢丹新宿本店で開催されたイベント“ディア フレンド デパートメント(以下、ディア フレンド)”。同イベントは、18年にスタートしたもので、「ミナ ペルホネン」が衣食住にまつわるさまざまなブランドとコラボした商品を販売している。“ディア フレンド”2回目の開催を前に、皆川自身が愛用する「ストウブ」へアプローチして第1弾コラボが実現した。皆川は、「『ストウブ』は、ジャンルを選ばずいろいろな料理に使える一生モノの道具にデザインを加えることで新しい価値を提供したいと思った」とコメント。彼は「ストウブ」の工場まで赴き、職人と話し合いながら、繊細なタッチで描いた森にとりが集う様子を鋳物で表現した。さまざまなブランドと協業する「ミナ ペルホネン」だが、フランスのブランドとのコラボは初めて。コラボ第1弾は大成功し、数千個を売り上げたという。そして、“ディア フレンド”3回目に合わせて魚料理に合う“オーシャン”を開発。皆川が描いたのは空想の魚で、色は海のブルーではなく、魚料理に使われるハーブや食卓のリネンから着想を得た。ハンキンソン代表は、「皆川さんとの素晴らしいコラボ第2弾と共に、50周年を祝えることを大変うれしく思う」と述べた。

日々の料理の手助け、旨味を逃さない「ストウブ」

「ストウブ」はシェフのために開発された鍋だが、今では、世界各国の家庭で愛用されている。「ホームステイしたフランスの家庭で使われていた。フランスのママンの味といえば『ストウブ』を思い出す」と皆川。「ストウブ」は日本でも大成功し、日本の食文化に合わせた“ジャポネスク”シリーズなどラインアップが広がっている。ハンキンソン代表は「日本で成功した理由の一つはさまざまな方々によるSNS発信だ。皆川さんとのコラボなどを通して、より多くの人に知ってもらいたい」と話す。皆川が愛用する「ストウブ」はオーバル型。豚汁など和食をはじめ、イサキを1匹丸ごと使用した魚料理を調理するという。ハンキンソン代表のおすすめ料理は、米と白ワイン、塩胡椒を入れたリゾット。いずれの料理も、材料を入れて火にかければ「ストウブ」がゆっくり調理してくれる。厚みのある鍋の中で循環する蒸気が蓋裏の突起で“旨みの雨=アロマ・レイン”になり食材に降り注ぎ、魚はふっくら、肉はジューシーに仕上がる。アクアパッツアなど食材を焼き付けてから煮込む料理は1つの鍋でできるので香ばしい旨味を逃さない。皆川は、「日々の料理の手助けをしてくれるのが『ストウブ』。食卓にでき上がりを運んで、蓋を開けたときの香りやワクワク感を楽しんでほしい」と話した。

“オーシャン”の発売を記念し、「ブルーノート・プレイス」では3月31日まで、長澤宜久 シェフ監修のスペシャルメニュー“真鯛・ホタテ・ハマグリのココットオーシャン(ランチ2800円、2人分ディナー4200円)を提供する。

「ストウブ」は4月、“オーシャン”以外にも50周年アニバーサリー限定カラーの“シトロン”を発売予定だ。

The post 「ミナ ペルホネン」×仏鋳物鍋「ストウブ」第2弾が登場 蓋に空想の魚が泳ぐ appeared first on WWDJAPAN.

「ニューバランス」が大谷翔平選手のTシャツを再販 2月22日に4400円で

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は2月22日、「大谷翔平選手の偉業を祝した」Tシャツを再販する。ホワイトとブラックの2色展開で、価格は各4400円。

同商品は2023年11月に発売したもので、バッター姿とピッチャー姿の大谷をイラストで表現する。合わせてプリントした“Unicorn”(ユニコーン)は、常識を覆してきた大谷の現地での呼称だ。

大谷は「ニューバランス」の契約アスリート。

The post 「ニューバランス」が大谷翔平選手のTシャツを再販 2月22日に4400円で appeared first on WWDJAPAN.

今しか手に入らない!「ポーラ」“リンクルショット”シリーズの首用シートマスク入り限定キット

「ポーラ(POLA)」は5月16日、ブランドを代表する人気シリーズ“リンクルショット”から、特別キット“リンクルショット シーズンスペシャルキット Ⅴ”(1万4850円)を数量限定で発売する。

シワを改善する美容液“リンクルショット メディカル セラム”【医薬部外品】の現品をはじめ、潜在しているシワにアプローチするプロテイン配合の美容液“リンクルショット ジオ セラム プロティアン”【医薬部外品】のミニチューブ、同キットでしか手に入らない限定の首元用シートマスク“WRS プロティアン ネックシートマスク”2枚をセットにした。

The post 今しか手に入らない!「ポーラ」“リンクルショット”シリーズの首用シートマスク入り限定キット appeared first on WWDJAPAN.

今しか手に入らない!「ポーラ」“リンクルショット”シリーズの首用シートマスク入り限定キット

「ポーラ(POLA)」は5月16日、ブランドを代表する人気シリーズ“リンクルショット”から、特別キット“リンクルショット シーズンスペシャルキット Ⅴ”(1万4850円)を数量限定で発売する。

シワを改善する美容液“リンクルショット メディカル セラム”【医薬部外品】の現品をはじめ、潜在しているシワにアプローチするプロテイン配合の美容液“リンクルショット ジオ セラム プロティアン”【医薬部外品】のミニチューブ、同キットでしか手に入らない限定の首元用シートマスク“WRS プロティアン ネックシートマスク”2枚をセットにした。

The post 今しか手に入らない!「ポーラ」“リンクルショット”シリーズの首用シートマスク入り限定キット appeared first on WWDJAPAN.

レリアンが50代後半〜60代女性に向けた新カテゴリー“ザ・ウーマン”を開始

レリアンは、自立した50代後半〜60代の女性に向けた新カテゴリー“ザ・ウーマン(THE WOMAN)”を立ち上げ、レリアン各店舗およびオンラインサイト、一部百貨店で発売した。

“ザ・ウーマン”は、従来のレリアン商品に抜け感や遊び心を加え、“自分らしさ”“強さとしなやかさ”の表現を目指した。リラックスしたオフィススタイルと、エレガントさを兼ねたカジュアルウエアをそろえた“オン/オフのデイリースタイル”、上質な素材を用いたジャケットやボトムスをラインアップする“エグゼクティブスーツ”、ロイヤルファッションを土台とする華やかさを備えた“次世代に向けたオケージョン服”の3ラインを中心に展開する。

The post レリアンが50代後半〜60代女性に向けた新カテゴリー“ザ・ウーマン”を開始 appeared first on WWDJAPAN.

オフプライスストアは一日にしてならず 百貨店参入組はまだ発展途上【鈴木敏仁USリポート】

アメリカ在住30年の鈴木敏仁氏が、現地のファッション&ビューティの最新ニュースを詳しく解説する連載。米国の小売業界で大きな存在になっているのがオフプライスストアである。最大手TJマックスの売上高は4兆円以上。構造的な不振に陥っている百貨店もオフプライスストアに突破口を見出そうとしているが、現状はどうなっているのか。

百貨店のメイシーズ(MACY'S)が低価格アパレル市場を狙うために2016年に新たに開発したのがオフプライスストア(OPS)業態「バックステージ(BACKSTAGE)」である。本体のデパートメントストア内の売り場展開からスタートし、コミュニティー型ショッピングセンター(CSC)での独立店舗も開発している。

本体内の売り場とは、本体の売り上げが縮小傾向にあるため、余剰スペースを埋めるために導入したものだと考えている。トイザらス(TOYS “R” US)による玩具売場を持ち込んだのと同じ戦略である。この売り場としての「バックステージ」は増えており、昨年半ばの時点で489店舗中の310カ所と半分を超えている。近いうちに全店舗に入るのではないだろうか。

また独立店舗は同じく昨年半ばに9店舗となっていて、これから数10店舗まで増やすとコメントしていた。

テキサス州ダラスでのケーススタディ

そういう状況で、偶然、テキサス州のダラスで独立店舗を訪問する機会に恵まれた。

人口が増えている郊外の、ディスカウントストアのターゲット(TARGET)の大型フォーマットが核店舗として入っているCSCに出店していたのだが、TJマックス(TJ MAXX)とロス ドレス・フォー・レス(ROSS DRESS FOR LESS、以下ロス)という競合する2社も店を構えており、極めて興味深い出店戦略を取っていた。

結論を言ってしまうと、バックステージとロスはガラガラで、TJマックスはレジにお客が並んでおり、一見して勝負が付いていたのであった。

TJマックスは別業態としてホームグッズと呼ぶホームファッションのOPSを展開している。アパレルとホームファッションのクローズアウト商品のソーシングは重なっており、もともとTJマックス店内にもホームファッションや雑貨をそろえていることもあって、ホームグッズのみを扱う別フォーマットの開発は自然の成り行きだった。

今回ダラスで訪問した店舗は、広い面積を確保し入り口を2つ作り、看板も2つ掲げているので表から見ると別々の店舗なのだが、中はつながっていて、レジも1つにまとまっているタイプである。数は少ないのだがこのタイプはどこも繁盛していることが多く、ダラス店舗の一人勝ちはそのせいもあったかもしれない。

ただ、それだけではなく、時間に制限があり品ぞろえや価格などの調査はできなかったが、おそらく調達力の違いが客数に表れているのではないかと私は理解した。またバックステージとロスの売り場の作り方はほぼTJマックスのコピーなのだが、訴えるような何か感じなかったのは、店員の覇気のなさや客数の少なさによるにぎわいの欠落などが影響していたのかもしれない。

1店舗だけで全てを理解した気になるのは危険だが、バックステージの独立店舗は厳しそうだなと私は感じたのであった。

この別フォーマットとしてのOPSはノードストロム(NORDSTROM)もノードストロム・ラック(NORDSTROM RACK、以下ラック)という名称で展開している。昨年末の時点で本体93店舗、ローカル6店舗、ラック258店舗、ラストチャンス2店舗で、店舗数は圧倒的にラックが多い。売上高ベースでは22年度末の時点で、本体68%、ラック32%と、まだ本体がマジョリティーを占めているが、本体の新店は凍結する一方でラックを増やす戦略を取っているので、ラックの比率は今後さらに上がっていくことになる。

オフプライスストアの鍵を握る調達力

ノードストロムもメイシーズもこのOPS別フォーマットとのカニバライズを否定している。顧客層が異なる、前者は新規顧客の獲得ソースにつながっている、本体内に展開している後者はクロスショッピングによって客単価向上に寄与している等々、ポジティブな発言をしているのだが、ネガティブな見解を表明する専門家は少なくない。

既述の通り、成否はもちろん調達力にあるだろう。勘違いしている業界人が少なくないが、OPSはそもそもアパレル店舗の見切りを調達して売るのではなく、メーカーや卸といった上流での過剰在庫を調達するビジネスモデルである。ノードストロムとメイシーズはこれに自らの店頭の過剰在庫をミックスさせており、これがTJマックスやロスといった専業リテーラーとの相違となる。

TJマックスの強さはひとえにこの調達力にあるとされている。工場など絶えず現場をまわらなければならない、その場で決済しなければならないので通常では高い職位が持つような権限を現場に持たせている等々、激務と重い責任でバイヤーの離職率が高いという話も聞いたことがある。

こういったクローズアウトのノウハウでノードストロムとメイシーがTJマックスを凌駕できるのかどうかである。
メイシーズは今年初頭に本社人員13%(2350人)のレイオフと5店舗の閉鎖を発表している。また昨年には投資企業からの買収提案を受けて、リストラ発表と同時期に拒否したことを明らかにしている。投資企業によるバイアウトのターゲットとなるのは決してほめられたことではなく、業績が不安定な証左である。

ノードストロムは第3四半期の時点の9ヶ月間で減収減益、既存店成長率の公開をやめてしまっているのだが投資アナリストはマイナスだろうという見方をしている。

デパートメントストア業態はながらく構造不況と言っても良い状態で、各社ともに様々な施策を打ってきているが、爆発力のある新たな何かを見いだせずに来ている。バックステージの単独店舗を見て、強さよりも弱さを感じてしまったのは私だけではないだろう。

The post オフプライスストアは一日にしてならず 百貨店参入組はまだ発展途上【鈴木敏仁USリポート】 appeared first on WWDJAPAN.

オフプライスストアは一日にしてならず 百貨店参入組はまだ発展途上【鈴木敏仁USリポート】

アメリカ在住30年の鈴木敏仁氏が、現地のファッション&ビューティの最新ニュースを詳しく解説する連載。米国の小売業界で大きな存在になっているのがオフプライスストアである。最大手TJマックスの売上高は4兆円以上。構造的な不振に陥っている百貨店もオフプライスストアに突破口を見出そうとしているが、現状はどうなっているのか。

百貨店のメイシーズ(MACY'S)が低価格アパレル市場を狙うために2016年に新たに開発したのがオフプライスストア(OPS)業態「バックステージ(BACKSTAGE)」である。本体のデパートメントストア内の売り場展開からスタートし、コミュニティー型ショッピングセンター(CSC)での独立店舗も開発している。

本体内の売り場とは、本体の売り上げが縮小傾向にあるため、余剰スペースを埋めるために導入したものだと考えている。トイザらス(TOYS “R” US)による玩具売場を持ち込んだのと同じ戦略である。この売り場としての「バックステージ」は増えており、昨年半ばの時点で489店舗中の310カ所と半分を超えている。近いうちに全店舗に入るのではないだろうか。

また独立店舗は同じく昨年半ばに9店舗となっていて、これから数10店舗まで増やすとコメントしていた。

テキサス州ダラスでのケーススタディ

そういう状況で、偶然、テキサス州のダラスで独立店舗を訪問する機会に恵まれた。

人口が増えている郊外の、ディスカウントストアのターゲット(TARGET)の大型フォーマットが核店舗として入っているCSCに出店していたのだが、TJマックス(TJ MAXX)とロス ドレス・フォー・レス(ROSS DRESS FOR LESS、以下ロス)という競合する2社も店を構えており、極めて興味深い出店戦略を取っていた。

結論を言ってしまうと、バックステージとロスはガラガラで、TJマックスはレジにお客が並んでおり、一見して勝負が付いていたのであった。

TJマックスは別業態としてホームグッズと呼ぶホームファッションのOPSを展開している。アパレルとホームファッションのクローズアウト商品のソーシングは重なっており、もともとTJマックス店内にもホームファッションや雑貨をそろえていることもあって、ホームグッズのみを扱う別フォーマットの開発は自然の成り行きだった。

今回ダラスで訪問した店舗は、広い面積を確保し入り口を2つ作り、看板も2つ掲げているので表から見ると別々の店舗なのだが、中はつながっていて、レジも1つにまとまっているタイプである。数は少ないのだがこのタイプはどこも繁盛していることが多く、ダラス店舗の一人勝ちはそのせいもあったかもしれない。

ただ、それだけではなく、時間に制限があり品ぞろえや価格などの調査はできなかったが、おそらく調達力の違いが客数に表れているのではないかと私は理解した。またバックステージとロスの売り場の作り方はほぼTJマックスのコピーなのだが、訴えるような何か感じなかったのは、店員の覇気のなさや客数の少なさによるにぎわいの欠落などが影響していたのかもしれない。

1店舗だけで全てを理解した気になるのは危険だが、バックステージの独立店舗は厳しそうだなと私は感じたのであった。

この別フォーマットとしてのOPSはノードストロム(NORDSTROM)もノードストロム・ラック(NORDSTROM RACK、以下ラック)という名称で展開している。昨年末の時点で本体93店舗、ローカル6店舗、ラック258店舗、ラストチャンス2店舗で、店舗数は圧倒的にラックが多い。売上高ベースでは22年度末の時点で、本体68%、ラック32%と、まだ本体がマジョリティーを占めているが、本体の新店は凍結する一方でラックを増やす戦略を取っているので、ラックの比率は今後さらに上がっていくことになる。

オフプライスストアの鍵を握る調達力

ノードストロムもメイシーズもこのOPS別フォーマットとのカニバライズを否定している。顧客層が異なる、前者は新規顧客の獲得ソースにつながっている、本体内に展開している後者はクロスショッピングによって客単価向上に寄与している等々、ポジティブな発言をしているのだが、ネガティブな見解を表明する専門家は少なくない。

既述の通り、成否はもちろん調達力にあるだろう。勘違いしている業界人が少なくないが、OPSはそもそもアパレル店舗の見切りを調達して売るのではなく、メーカーや卸といった上流での過剰在庫を調達するビジネスモデルである。ノードストロムとメイシーズはこれに自らの店頭の過剰在庫をミックスさせており、これがTJマックスやロスといった専業リテーラーとの相違となる。

TJマックスの強さはひとえにこの調達力にあるとされている。工場など絶えず現場をまわらなければならない、その場で決済しなければならないので通常では高い職位が持つような権限を現場に持たせている等々、激務と重い責任でバイヤーの離職率が高いという話も聞いたことがある。

こういったクローズアウトのノウハウでノードストロムとメイシーがTJマックスを凌駕できるのかどうかである。
メイシーズは今年初頭に本社人員13%(2350人)のレイオフと5店舗の閉鎖を発表している。また昨年には投資企業からの買収提案を受けて、リストラ発表と同時期に拒否したことを明らかにしている。投資企業によるバイアウトのターゲットとなるのは決してほめられたことではなく、業績が不安定な証左である。

ノードストロムは第3四半期の時点の9ヶ月間で減収減益、既存店成長率の公開をやめてしまっているのだが投資アナリストはマイナスだろうという見方をしている。

デパートメントストア業態はながらく構造不況と言っても良い状態で、各社ともに様々な施策を打ってきているが、爆発力のある新たな何かを見いだせずに来ている。バックステージの単独店舗を見て、強さよりも弱さを感じてしまったのは私だけではないだろう。

The post オフプライスストアは一日にしてならず 百貨店参入組はまだ発展途上【鈴木敏仁USリポート】 appeared first on WWDJAPAN.

「雪肌精」の化粧水がW効能でリニューアル 新垣結衣新CM&新垣と羽生結弦の新ビジュアル公開

コーセーのスキンケアブランド「雪肌精(SEKKISEI)」は3月1日、ロングセラー化粧水“薬用雪肌精 ブライトニング エッセンス ローション”【医薬部外品】(200mL、3850円/350mL、5940円※編集部調べ)の処方を強化しリニューアル発売する。それに伴い、2月22日からグローバルミューズの新垣結衣を起用した新CMの放送を開始。新垣とフィギュアスケーターの羽生結弦を起用した新キービジュアルも公開した。

リニューアルの大きなポイントはみずみずしく浸透感のあるテクスチャーはそのままに、日本で初めて美白と肌荒れ防止のW効能を持たせた点。コーセー独自技術による甘草由来有効成分(W-グリチルレチン酸ステアリル)を配合し、既存の肌荒れ防止に加えて美白効能の承認を得た。

そんなパワーアップした商品の魅力を伝える新CM「新しい美白のカタチ」編は、新垣を覆う青いベールにゆっくり光が差し込み、透明感あふれる新垣の凜とした表情を切り取った内容で、シンプルだからこそ新垣の透明感と美しさが際立つ構成になっている。長年グローバルミューズを務めているだけあり撮影時の新垣は終始落ち着いた表情で、目力のこまかな調整なども監督と相談しながらスムーズに行ったという。

「雪肌精」のミューズになって12年経つ新垣は「最初にCMに出演させていただいた時は、まさかこんなに長く担当させていただけるなんて思っていなかったので、今びっくりです」とコメント。「CMを長くやらせていただいている中で、ウェブの企画としてどういったケアが良いのかというのを教えていただく機会もあったので、そこでたくさん学んでいます。私は『化粧水をしっかり何度でも入れ込む』という事と、『最後にとにかく蓋をする』ということは大事にしています。あと、『コットンを使うのがオススメです』と教えていただいたので、それも意識しています」と自身の美容術を披露した。

また、今回パワーアップする化粧水について「まず“日本初”というのがすごいなと思いましたし、今回発売して初めてのリニューアルと聞いて驚きました。それだけ長い期間たくさんの人に愛されていたのだと思いますし、また改めてパワーアップしてそのすごさみたいなものを体感するのが楽しみだなと思いました。W効能は何よりもうれしいですよね」と感想を語っている。

今回のリニューアルに合わせ、さまざまなプロモーションも実施する。22日から3月31日までブランド公式サイトでは2万人にサンプルをプレゼントするキャンペーンを行うほか、28日〜3月5日には東京・原宿の「アットコスメ トーキョー(@COSME TOKYO)」でポップアップを実施。渋谷、新宿、大阪梅田では新垣や羽生のほかバレーボールの高橋藍選手、フィギュアスケートの紀平梨花選手、ゴルフの安田祐香選手と吉田優利選手を起用した大型広告ビジュアルを順次掲出し、新「薬用雪肌精」の魅力を訴求する。

The post 「雪肌精」の化粧水がW効能でリニューアル 新垣結衣新CM&新垣と羽生結弦の新ビジュアル公開 appeared first on WWDJAPAN.