村上:「ウィークエンド マックスマーラ(WEEKEND MAX MARA)」は、テネシー出身の女優ルーシー・ヘイル(Lucy Hale)の生まれ故郷みたいな感じでしたね。ウエスタン全開(笑)。フリンジ付きのレザージャケットにデニム、テンガロンハットにバンダナスカーフ。アイコンのがま口バッグ“パスティチーノ”はフリンジ付きのレザーや、装飾したデニムでウエスタンテイストに変わっていました。この“パスティチーノ”は元来、イタリア語で「小さなお菓子」という意味のコロンとしたバッグ。時にレースとマカロンカラーでパリジャンシックになるなど、健気にいろんな国のムードに染まってくれます。孝行娘って感じですね。
木村:プレゼンテーション会場は1920年代の文学カフェをイメージしていました。入り口では「BEAUTY NEVER SLUMBERS」と書かれたタブロイド紙を配布。これは「美は眠らない」という意味だそうで、「美」という言葉が生まれる前から美意識という価値観はあった、その普遍さにあらためてアプローチするコレクションになっています。毎回キーワードになる「調和」ですが、今回は特に自分との調和を意識したそうです。自分に優しくあれ、と。各アイテムのぜい沢な手仕事ももちろん素晴らしかったですが、アーガイルニットの下からシャツをラフにだしたり、フェザーのスカートとグレーパーカを組み合わせたり、どこかにフェミニンさを残したスタイリングからもテーマである「優しさ」のメッセージを受け取りました。
村上:「エトロ(ETRO)」は、一番“これまで”の「エトロ」と、“これから”の「エトロ」のバランスが取れていたんじゃないでしょうか?バックステージでマルコ・デ・ヴィンツェンツォ(Marco De Vincenzo)に話を聞きましたが、「ブランドのために変えちゃいけないところと、自分のために変えたいところの葛藤」に対して、一番バランスが取れたアプローチができたかもしれないと喜んでいました。「ブランドのために変えちゃいけないところ」は、やっぱりペイズリーに代表される柄をたくさん使ったワンピースなどがシンボリックなカラー。一方、そこにマルコは軽やかさを加えたいんだと思います。特にそのアプローチが顕著なのは、序盤と終盤でしょうか?序盤は、カラフルなシャツスカートなどのスタイル。ペイズリーは、単色のメタリックでウエアの一部にのせました。ちゃんと「エトロ」だけど、新しくて、リアリティがあります。一方の終盤は、黒一色。「え、『エトロ』で⁉︎」って思うけれど、「ウォルフォード(WOLFORD)」とコラボしたボディスーツはカラフルで、その上にボヘミアンの名残が香るシフォンのドレスや、オーバーサイズのジャケットを合わせます。これも、ペイズリーに負けずにパワフルで、マルコに言わせると「エトロ」らしいそう。つまりマルコが思う「エトロ」は、力強さや潔さなんでしょうね。一方、課題はセパレートアイテムの少なさ。どうしてもドレスと、その上に羽織るコートでスタイルを完成しがちなマルコですが、セパレートが増えると、もっともっとファン層が広がりそうです。
「OMINOUS」は、動と静のコントラストが美しいバラード。暗闇の中で膝を抱えている私に手を差し伸べてくれるような、かと言って「大丈夫だよ」と安易に励ますのではなく、一緒に深いところで寄り添ってくれるような楽曲です。麗さんのギターソロから、ヴォーカリスト・RUKIさんが何度も繰り返しささやく「TRUE DREAD」の流れが大好きなんです。「Sleep…Count me down…Again」という歌詞で始まるので、子守唄としてもよく流しています。心の支えである歌詞を刻印したピアスは、商品が届いてから毎日お守りのように着けています。
ティーストレイナーで沐浴するピンクくるみリスの赤ちゃん2023年12月25日に開催されたガゼットのファンクラブ限定ライブ「LIVE 2023-HERESY LIMITED- A HYMN OF THE CRUCIFIXION ver.2」のグッズ、麗さんのトレーディングカードとクッキー通園服とバラの赤色がマッチ。BGMは、ガゼットの「ガンジスに紅い薔薇」でお願いします博多駅のイルミネーション前で、ユニコーンの着ぐるみを着た赤ちゃんバレンタイン撮影会の一コマ。「セバスチャン・ゴダール」のチョコレートを狙う赤ちゃんガゼット・麗さんのピックお花見にて、花の上で風に揺られる赤ちゃん
23年2月には伊勢丹新宿本店で、シルバニアファミリー公式アンバサダーの作品を展示するポップアップがあり、私も訪問しました。展示のテーマは“春のお花”で、趣向を凝らした作品群に創作意欲が刺激されました。オリジナルの衣装を作るとしたら、ガゼットの衣装を着せたいな……と妄想が膨らみます。以前X(旧ツイッター)で、同バンドのベーシスト・REITAさんを模して、トレードーマークの“鼻布(はなふ)”とクロスのチャームを着けたシルバニアファミリーを見たことがあります。麗さんの衣装で印象的なのは、やはり「SILLY GOD DISCO」のPVの紫の衣装でしょうか。いつかオリジナル衣装を着せたシルバニアファミリーをライブ会場に連れて行きたいです。
メーガン・マークル=サセックス公爵夫人(Meghan Markle, Duchess of Sussex 以下、メーガン妃)とサセックス公爵ヘンリー王子(Prince Henry, Duke of Sussex)は、カナダのウィスラーで開催された「インヴィクタス・ゲームズ・バンクーバー・ウィスラー2025(Invictus Games Vancouver Whistler 2025)」のカウントダウンイベント「ワン・イヤー・トゥー・ゴー(One Year to Go)」に出席し、バレンタインデーを過ごした。
「インヴィクタス・ゲームズ」は傷病軍人や退役軍人のための国際的スポーツイベントで、ヘンリー王子が14年に設立した。「インヴィクタス・ゲームズ・バンクーバー・ウィスラー2025」は、25年2月に開催予定。大会の開催を1年後に控え、メーガン妃とヘンリー王子はここ数カ月、カナダで目撃される機会が増えている。昨年11月には、バンクーバー市内のロジャースで行われたNHL(ナショナルホッケーリーグ)のバンクーバー・カナックス(Vancouver Canucks)対サンノゼ・シャークス(San Jose Sharks)戦に、「ブルーソルト(BLUESALT)」のクルーネックのトップスを着たメーガン妃が訪れた。
“クワイエットラグジュアリー”スタイルを得意とするメーガン妃は、ミニマルでモノトーンのアイテムを着用することが多い。1月24日には、ジャマイカのキングストンで行われた映画「ボブ・マーリー:ワン ラブ(Bob Marley: One Love)」のプレミアで、「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」のオールブラックルックを披露。また昨年11月の「バラエティ・パワー・オブ・ウーマン2023」では、「プロエンザ スクーラー(PROENZA SCHOULER)」のベージュのドレスを着用していた。
ロサンゼルス発のスニーカーショップ「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」は、12月に発売した「ナイキ(NIKE)」とのコラボレーションスニーカー“エア テラ フマラ(AIR TERRA HUMARA)”の新色2色(各2万6180円)を2月24日に発売する。新色“カーゴカーキ”は「アンディフィーテッド」チャプターストア、「アンディフィーテッド」公式オンラインサイトで取り扱い、“ライトメンタ”は「ナイキ」の公式アプリSNKRSでも取り扱う。
ロサンゼルス発のスニーカーショップ「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」は、12月に発売した「ナイキ(NIKE)」とのコラボレーションスニーカー“エア テラ フマラ(AIR TERRA HUMARA)”の新色2色(各2万6180円)を2月24日に発売する。新色“カーゴカーキ”は「アンディフィーテッド」チャプターストア、「アンディフィーテッド」公式オンラインサイトで取り扱い、“ライトメンタ”は「ナイキ」の公式アプリSNKRSでも取り扱う。
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)=メンズ・クリエイティブ・ディレクターは、親しい友人であるラッパー兼プロデューサーのタイラー・ザ・クリエイター(Tyler, the Creator以下、タイラー)を招へいし、共同でデザインを手掛けたカプセルコレクションを発売する。ファレルが「ルイ・ヴィトン」でアーティストとコラボレーションを行うのは今回が初めて。