1日50万人の渋谷交差点に直結、約4500㎡の新生「SHIBUYA TSUTAYA」、リニューアルの軸は20代&アニメ&インバウンド

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)は渋谷駅前の「渋谷ツタヤ(SHIBUYA TSUTAYA)」を4月25日に改装リニューアルオープンする。改装前は日本一の品揃えだったレンタルビデオ・DVDはなくなり、アニメやフィギュア、ゲームなどのキャラクターをかけ合わせた売り場やプロモーションスペースや、自社運営のスターバックス、好調な「シェアラウンジ」、飲食が軸になる。地上7階、地下2階の合計9フロアで、売り場面積は4478㎡(1357坪)。売上高は未公表だが、日本屈指の通行量を誇る渋谷スクランブルのトラフィックを取り込み、1日3万人の来館を見込む。高橋誉則(やすのり)CCC社長兼CEOは「次世代のリテールに対する一つの挑戦。世界に向けて”好きに出合える場所”を作った」と語った。

CCCがリニューアルに向けて「渋谷ツタヤ」の店前通行者数の調査を行ったところ20代の女性が最大、次いで20代の男性が多かったという。訪日外国人もコロナ後は、銀座や浅草、新宿・渋谷と比べても「渋谷」が圧倒的に多く、「20代と訪日客をターゲットにコンテンツを提供するべき」(高橋社長)という結論になったという。

いずれのフロアも2週間〜1カ月単位でコンテンツを入れ替え、「いつきても新しいコンテンツに出合える場所にした」(同)という。渋谷スクランブルの受け口となる1階と地下1階は、アニメなどのコンテンツホルダーとコラボレーションした「渋谷IPスクエア」、渋谷の地下通路と直結した地下2階は、アーティストやアイドルのCD・DVD、雑誌などのプロモーションと物販を行う「エンタメワンダーランド」にした。いずれも1〜2週間で入れ替わる「エンタメワンダーランド」の目玉は、人気絶頂のボーイズグループ「ビーファースト(BE:FIRST)」をフィーチャーした。

2階はスターバックス、3・4階は定額制のカフェ・飲食スペース「シェアラウンジ」、5階は「シェアラウンジ」の新業態の20代の大人がポケモンカードゲームを楽しめる「ポケモン カードラウンジ」とした。「シェアラウンジ」は2019年の渋谷スクランブルスクエアの開業と同時にスタートしたCCCの比較的新しい業態だが、「レンタル業態TSUTAYAのピーク時をも上回る高効率&高収益事業」(担当者)で、開始からわずか4年で全国に約70店舗を出店している。「渋谷ツタヤ」独自の取り組みとしては、冷凍食品を用意する。同売り場の担当者は「渋谷店や丸の内店などの都心店は、お酒を飲みながらゆっくりマンガを読みたい女性客を掘り当てた。ツタヤ渋谷店は、アートや建築、ファッションの大型書店と並び、特にマンガを多く揃えた。マンガの数は70店舗の中でも最大数」という。

6階は人気アニメやゲームのキャラクターホルダーとコラボレーションした「IP書店」に。同売り場の担当者は、「これまでのアニメコンテンツのポップアップは間にメーカーや代理店が入って、”本当にファンが欲しいもの”という視点が足りなかった。”毎日がコミケ”をテーマに、IPホルダーやクリエイターと一緒に売り場を作り上げられた」と自信を見せる。

7階はアニメやマンガ、アーティストなどのIPコンテンツとコラボレーションしたコラボレーションカフェで、ゆったりとしたソファーやテーブルを並べ、お酒などとともにオリジナルのフードやデザートの提供を予定している。

今回のプロジェクトを管掌したCCCの鎌田崇裕(たかひろ)渋谷プロジェクト エグゼクティブプロデューサーは「売上高は非公表だが、内訳はプロモーションが4割、物販が3割、カフェやシェアラウンジ、飲食が3割という想定。物販だけにとどまらない次世代のリテールを追求する」と意気込む。渋谷ツタヤは建物をまるごとCCCが長期で定借しており、契約期間はあと20〜30年ほどと見られている。

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タペストリーのカプリ買収に米連邦取引委員会がストップ 年商120億ドルの巨大ファッション企業の誕生に暗雲

「コーチ(COACH)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「スチュアート・ワイツマン(STUART WEITZMAN)」を傘下に持つタペストリー(TAPESTRY)が「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」擁するカプリ・ホールディングス(CAPRI HOLDINGS以下、カプリ)を85億ドル(約1兆3000億円)で買収する大型案件について、米連邦取引委員会(FTC)は5対0の満場一致で訴状を発行し、本取引を停止する仮処分を求めることを決定した。

タペストリーとカプリは2023年8月、本買収について合意している。買収が完了すれば年商120億ドル(約1兆8400億円)の巨大ファッションコングロマリットが誕生すると目されているが、FTCは「この取引が許可されれば、タペストリーとカプリが擁するブランド間の直接的な競争がなくなる。タペストリーが“アクセシブル ラグジュアリー(Accessible luxury)”と呼ぶ、高品質のレザーと職人技を手ごろな価格で提供するハンドバッグ市場を独占することになる」と声明を発表した。

ジョアン・クレヴォイセラ(Joanne Crevoiserat)=タペストリー最高経営責任者(CEO)は、上海から米「WWD」の取材に応じ、本件を前進させるために闘う用意があると話した。「われわれは、この取引のメリットと利点に自信を持っており、法廷で主張するのを楽しみにしている。重要なことは、今年中に取引を完了させるために迅速に進めることだ」とコメントした。

投資家は23年11月にFTCが2度目の情報開示請求を行った後、この取引に異議を唱えるかどうかについて注視していた。専門家によると、政府がいわゆる“アクセシブル ラグジュアリー”ハンドバッグ市場のような、限定的で裁量権の大きい分野について取引を阻止するために独占禁止規制に踏み込むのは異例だという。

クレヴォイセラCEOは、「FTCが市場をどのように定義しているのかは明らかではない」と述べ、「消費者が主導権を握っている。消費者が価値を見出すようなイノベーションをもたらさなければ、消費者には他に選択肢がある。市場には大手がいて、毎日新規参入者がおり、参入障壁はないため、消費者にとって価値があるものを生み出し続けなければ競争に勝つことはできない」と説明した。

他方、FTCはこの取引について全く異なる見解を持っており、「本合併案は、価格や割引、革新性、デザイン、マーケティング、広告などに関するタペストリーとカプリの競争によってもたらされる利益を何百万人ものアメリカの消費者から奪う恐れがある」と声明を発表している。また、ヘンリー・リウ(Henry Liu)=FTC競争局局長は、「コーチ」から発展したタペストリーは「連続的な買収者」となり、「ファッション業界における立場をさらに強固なものにするためにカプリを買収しようとしている。本取引は、消費者から手ごろな価格のハンドバッグ市場の競争を奪い、時間給労働者はより高い賃金と有利な職場環境の恩恵を失う恐れがある」と述べた。

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ユニクロが米ピッツバーグの「KAWS+ウォーホル」展に協賛 26年に東京にも巡回

ユニクロは、2024年5月18日に米ペンシルバニア・ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館で開幕する「KAWS+Warhol」展に協賛する。ピッツバーグはウォーホルの生誕地。同美術館では25年1月20日まで開催し、その後世界を巡回する予定。26年には東京でも開催する。

ユニクロはアンディ・ウォーホル財団のライセンスを受け、04年に初めてウォーホル作品をモチーフとした商品を発売。以来、Tシャツブランド「UT」などで継続的に取り上げている。ユニクロとKAWSは、16年春夏以降「UT」と協業している。

展覧会開催にあたり、ユニクロを傘下に持つファーストリテイリングの柳井康治グループ上席執行役員は、「ユニクロは、あらゆる人の生活を豊かにする“LifeWear”という考え方と共に、“Art For All”というコンセプトを大切にしている。今展覧会は設立30周年を迎えるウォーホル美術館にとって大きな意義があり、今年40周年を迎えるユニクロにとっても同様」とコメントしている。

ユニクロは、米ニューヨークのMoMAやボストン美術館、英テート・モダン、仏ルーブル美術館などとパートナーシップを結び、入館フリープログラムやワークショップなどを開催。また、「UT」でそれぞれの美術館の収蔵作品をモチーフにしたデザインも企画している。

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テレビ東京・大森時生が手がける新しい特別番組「TXQ FICTION」 第1弾は4月29日深夜24時30分放送

テレビ東京は、新しい特別番組「TXQ FICTION」の第1弾「イシナガキクエを探しています」を4月29日深夜24時30分~25時00分に放送する。※暦上は4月30日。

出演は、安東弘樹とラランドのサーヤ(ラランド)。制作スタッフとして「Aマッソのがんばれ奥様ッソ」「このテープもってないですか?」「SIX HACK」「祓除」を手がけたテレビ東京の大森時生、「ゾゾゾ」「フェイクドキュメンタリーQ」の皆口大地、「フェイクドキュメンタリーQ」「心霊マスターテープ」の寺内康太郎、第2回日本ホラー映画大賞を受賞した近藤亮太が参加する。

ビジュアルはアーティストのPOOLが制作し、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」「カモン カモン」「万引き家族」「ミッドサマー」のデザインで知られるグラフィックデザイナーの大島依提亜がデザインを担当した。メイン音楽はキタニタツヤが担当した。

各スタッフのコメントは以下の通り。
「フィクションです」(テレビ東京プロデューサー 大森時生)。
「テレビで番組を作る事にずっと憧れていたので、このような機会に恵まれてとても嬉しいです」(皆口大地)。
「やわらかいメロディを作ってみました」(キタニタツヤ)。

また、大森プロデューサーが過去に担当した「Aマッソのがんばれ奥様ッソ」「Raiken Nippon Hair」「このテープもってないですか?」「SIX HACK」「祓除」がTVerで期間限定・無料配信される。

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「セリーヌ」のエディ・スリマンが退任か 後任候補にはフィービー時代のデザイン・ディレクターが浮上

業界関係者によると、「セリーヌ(CELINE)」を2018年から率いてきたエディ・スリマン(Hedi Slimane)=アーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターが、ブランドを去るようだ。スリマンは、同ブランドの親会社であるLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON、以下LVMH)に退任の意向をすでに伝えたと言われており、退任の正確な時期はまだ分からないが、今年後半になるのではないかとみられている。なお、後任の最有力候補は、フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)時代の「セリーヌ」でレディ・トゥ・ウエアのデザイン・ディレクターを務めたマイケル・ライダー(Michael Rider)だという。ただし、米「WWD」が23日(現地時間)に連絡を取った「セリーヌ」の関係者は全員コメントを差し控えるとし、スリマンとライダーからもコメントは得られなかった。

ビジネスSNSの「リンクトイン(LinkedIn)」によると、ライダーはアメリカ・ロードアイランド州のブラウン大学を卒業後、04年から08年まで「バレンシアガ(BALENCIAGA)」でシニアデザイナーを務めた。その後10年間、「セリーヌ」に在籍。現在は「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」のクリエイティブ・ディレクターを務めている。

これまで「ディオール オム(DIOR HOMME)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」を手掛けてきたスリマンは、独自の美意識とアプローチで伝統あるブランドを活性化させてきた実績があるが、その最盛期にブランドを去ってきた。LVMHはブランド別での売上高を開示していないが、投資銀行RBCキャピタルマーケッツ(RBC Capital Markets)のアナリストによる最近のリポートで、「セリーヌ」の売上高は約25億ユーロ(約4100億円)と推定されている。

後任に求められるのは、エディの“成功の方程式“の継承?

スリマン自身は公の場にほぼ姿を現すことはなく、インタビューに応じることも少ない。しかし、その控えめな性格とは裏腹に、研ぎ澄まされたレディ・トゥ・ウエアのコレクションや人気の“トリオンフ“モチーフをあしらったレザーグッズ、BLACKPINKのリサ(LISA)のような知名度の高いブランドアンバサダー、そして自ら撮影する印象的なモノクロのキャンペーンで、世界的に「セリーヌ」の熱狂的なファンベースを築き上げるとともに、ブランドの影響力と売り上げの向上に貢献してきた。その人気の一例として、先週開催されたLVMHの年次株主総会では、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼最高経営責任者は、日本で「セリーヌ」の店舗の前に長い行列ができていることを誇らしげに語った。

また、スリマンはメンズとビューティカテゴリーにもブランドを拡大。「セリーヌ」は現在、独自のスケジュールで映像を通して新作コレクションを発表しており、メンズの24-25年秋冬コレクションは5月に公開されるとみられる。また、成功を収めた高級フレグランス“オート パフューマリー“に続き、3月には24-25年秋冬ウィメンズ・コレクションの映像公開によってコスメへの参入を発表。まず25年1月にリップスティックを発売する。「セリーヌ」によると、その後もシーズンごとにスリマンによるビューティ・コレクションを発表し、最終的にはリップバームやマスカラ、マニキュア、アイライナー、ペンシル、ルースパウダー、チークケースで構成する予定だという。

LVMHは、後任に対し、フランスのブルジョワスタイルを軸にグランジやオルタナティブ・ミュージックシーンを感じさせる要素を交えるというスリマンが築き上げた“成功の方程式“から大きく外れることなく、ブランドの勢いをさらに加速させることを望んでいるようだ。

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“歌姫”ビヨンセ、デコトラに乗る “カウ・ボーイコア”スタイルで日本を満喫

シンガーのビヨンセ(Beyonce)が自身のインスタグラムにアップした来日時の様子が話題を呼んでいる。投稿した動画と写真には、レザーのフリンジジャケットにカウボーイハットを被ったビヨンセがデコトラこと改造したデコレーショントラックに乗る姿が。最新アルバム「カウボーイ・カーター(Cowboy Carter)」のデコレーションがほどこされたトラックの屋根に登ったり、フロント部分でポーズを決めたりとデコトラを満喫したようだ。ほかにもセブンイレブンで買い物を楽しむ様子も収められている。

投稿内でビヨンセは「バルマン(BALMAIN)」のレザーフリンジブレザーに「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」のバギートラウザー、パテントのウエスタンブーツ、大きなカウボーイハットでコーディネートしバイカー風の“カウボーイ・コア”を披露した。スタイリングを務めたのはスタイリストのシオナ・トゥリーニ(Shiona Turini)。コスチュームデザイナーとしても活躍するトゥリーニは、2023年に行われた彼女の「ルネッサンス」ツアーの衣装も監修した。ヘアドレッサーのニール・ファリナ(Neal Farinah)はビヨンセのプラチナブロンドの髪をストレートにスタイリングし、メイクアップアーティストのロカエル・リザマ(Rokael Lizama)はブラックのアイライナーとピンクヌードのリップをほどこした。

ほかにもビヨンセはウエスタンとテーラードが融合したスタイルをインスタグラムに投稿。「フェラガモ(FERRAGAMO)」の23年春夏コレクションからカーキのスーツとトレンチコートを着用し、スクエアトゥのブーツ、ターコイズブルーのボロタイ、ウールのカウボーイハットを合わせ、「エイト・アザー・リーズンズ(EIGHT OTHER REASONS)」のイヤリングと特注の「フェラガモ」のクラッチバッグでコーディネートを完成させた。

投稿にはパートナーのジェイ・Zと日本で過ごす様子がアップされており、「クロエ(CHLOE)」の24-25年秋冬コレクションのジャンプスーツとケープを着用し新幹線でくつろぐ様子も投稿されている。

ビヨンセは最新アルバム「カウボーイ・カーター(Cowboy Carter)」を3月29日にリリース。同アルバムのゲリラサイン会をタワーレコード渋谷店で行い、緊急来日した。

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4月30日に「WWDBEAUTY」がオンラインで美容師向け「ヘア&メイク トレンドセミナー2024SS」を開催(視聴無料)

「WWDBEAUTY」は4月30日(火)20~21時15分、オンラインで「美容師向け ヘア&メイク トレンドセミナー2024SS」を開催し、ユーチューブでライブ配信します。第1部では、主に全国の美容師に向け、2024年春夏シーズンのコレクションルックを見ながら、村上要「WWDJAPAN」編集長が、ヘア&メイクも含めたトレンドを分かりやすく解説します。

第2部では、「シマ(SHIMA)」の嶋香緒里社長が出演。村上編集長とのトップ対談で、人気ヘアカラーブランド「イルミナカラー(ILLUMINA COLOR)」から3月に登場した新色2シェードや、画期的な新サービス“ライトニングシステム”の魅力をひもときます。

第3部では、鼎談企画をお届け。「フィフス(fifth)」グループCOO兼ミレボ(Me.rebo)代表の阪本佑亮氏、ヘアメイクアップアーティストの石川ユウキ氏、村上編集長の3人が、メンズメイクのトレンドについて解説。併せて新メンズブラント「マークユー(MarkU)」を紹介します(当日はサンプルプレゼントもあります)。

第4部では、「アルバム(ALBUM)」、「ガーデン(GARDEN)」、「ケイトゥー(K-two)」、「ベル(Belle)」、「ミンクス(MINX)」の次世代スタイリストが集結。「商品モニター座談会」と称した座談会を行い、プロダクトトレンドを深堀りするとともに、今注目の商品を解説します。

第5部では、一般市場で注目のヘア&メイクアイテムを紹介。美容師にとって、一般市場のトレンドを把握しておくことも大切で、サロンワークでのトークの幅を広げてくれます。ここではメイクアイテムも含め、押さえておくべき人気商品を紹介します。

—CONTENTS—

■美容師向け ヘア&メイク トレンドセミナー2024SS

<日時>
2024年4月30日(火)20~21時15分

【第1部】
美容師向け 2024春夏コレクショントレンド解説(約20分)

■登壇者
村上要/「WWDJAPAN」編集長

【第2部】
「イルミナカラー」から登場の“アーバンスカイコレクション”の魅力に迫る(約15分 ※録画)

■登壇者
嶋香緒里/「シマ(SHIMA)」社長
村上要/「WWDJAPAN」編集長

【第3部】
メンズメイクトレンド解説~メンズブランド「MarkU」が導く新提案~(約15分 ※録画)

■登壇者
石川ユウキ/ヘアメイクアップアーティスト
阪本佑亮/「フィフス(fifth)」グループCOO兼ミレボ代表
村上要/「WWDJAPAN」編集長
※抽選でサンプルプレゼント有り

【第4部】
注目の次世代スタイリストによる商品モニター座談会(約15分 ※録画)

■登壇者
石原萌/「ガーデン 表参道(GARDEN omotesando)」デザイナー
澤野杏樹/「ベル(Belle)新宿」カラーリスト
西添まゆら/「アルバム(ALBUM)銀座」トップスタイリスト兼副店長
村澤良亮/「QUEEN’S GARDEN by K-two(クィーンズガーデン バイ ケーツー)銀座」
和田流星/「ミンクス アオヤマ(MINX aoyama)」副店長兼トップデザイナー
(※名前は五十音順)

【第5部】
一般市場で注目のヘア&メイクアップアイテムをピックアップ(約5分)

■登壇者
村上要/「WWDJAPAN」編集長ほか

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「リエンダ ビューティー」初の常設店舗が池袋にオープン 新カラーの限定アイテムも発売

バロックジャパンリミテッドの「リエンダ ビューティー(RIENDA BEAUTY)」は2024年5月10日(金)、初の常設店舗をイセタンミラーのルミネ池袋店にオープンする。

店舗ではパレット、アイシャドウ、リップに加えて、登場したばかりの新作アイテムも含めた全ラインアップを扱う。初の常設店舗オープンに合わせて同店限定で“アクアネイルポリッシュ”の新カラー“05クラウディーブルー”(1980円)も発売する。

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「リエンダ ビューティー」初の常設店舗が池袋にオープン 新カラーの限定アイテムも発売

バロックジャパンリミテッドの「リエンダ ビューティー(RIENDA BEAUTY)」は2024年5月10日(金)、初の常設店舗をイセタンミラーのルミネ池袋店にオープンする。

店舗ではパレット、アイシャドウ、リップに加えて、登場したばかりの新作アイテムも含めた全ラインアップを扱う。初の常設店舗オープンに合わせて同店限定で“アクアネイルポリッシュ”の新カラー“05クラウディーブルー”(1980円)も発売する。

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「クオン」と「フットインダストリー」のコラボサンダルが発売 現代版の襤褸(ぼろ)と機能性のコントラスト

「クオン(KUON)」と「フットインダストリー(FOOT INDUSTRY)」のコラボレーションサンダルが4月27日に発売する。

 コラボサンダルは「フットインダストリー」の定番モデル“ROPE Slipper”を「クオン」の現代版の襤褸(ぼろ)ファブリックでアレンジ。細かく割いた生地を編み上げたロープや木を使用した留め具など、古着や古布を重用する「クオン」の世界観と「フットインダストリー」の機能的なソールが特徴だ。

 価格は2万9700円で「クオン」フラッグシップストアとオンラインストア、国内のセレクトショップで取り扱う。また、4月27日〜5月6日に「クオン」フラッグシップストアで「フットインダストリー」の最新コレクションも販売する。

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「クオン」と「フットインダストリー」のコラボサンダルが発売 現代版の襤褸(ぼろ)と機能性のコントラスト

「クオン(KUON)」と「フットインダストリー(FOOT INDUSTRY)」のコラボレーションサンダルが4月27日に発売する。

 コラボサンダルは「フットインダストリー」の定番モデル“ROPE Slipper”を「クオン」の現代版の襤褸(ぼろ)ファブリックでアレンジ。細かく割いた生地を編み上げたロープや木を使用した留め具など、古着や古布を重用する「クオン」の世界観と「フットインダストリー」の機能的なソールが特徴だ。

 価格は2万9700円で「クオン」フラッグシップストアとオンラインストア、国内のセレクトショップで取り扱う。また、4月27日〜5月6日に「クオン」フラッグシップストアで「フットインダストリー」の最新コレクションも販売する。

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「マリメッコ」が新たにニットバッグを発売 鮮やかなツートーンカラーの“ウニッコ”

「マリメッコ(MARIMEKKO)」は5月2日、2024年春夏コレクションから、新たにニットバッグを発売する。「マリメッコ」の店舗および公式オンラインで販売する。

ニットバッグは、ハンドバッグ(2万8600円)とショルダーバッグ(3万1900円〜)を発売。リサイクルポリエステルを用い、軽く型崩れしにくい仕様を目指した。オレンジとピンクの “ウニッコ”柄、ブルーとグリーンの“メリロスヴォ”柄の2デザインを用意する。

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台湾の歌手ジェイ・チョウが「ラ・メール」初の男性アンバサダーに就任

スキンケアブランド「ラ・メール(LA MER)」はブランド初の男性アンバサダーとして、台湾の歌手ジェイ・チョウ(周杰倫)を起用した。第1弾は、“ザ・トリートメント ローション”(100mL、1万6500円/150mL、2万2000円)のキャンペーンに登場する。

チョウは、「『ラ・メール』の哲学にとても共感する。若さとは儚いものではなく、時を超越したものだと思う。『ラ・メール』を使えば、若々しいエネルギーを肌に再びみなぎらせることができる。同ブランドと協業し、セルフケアは全ての人のためにあるというブランドの信念を祝福できることをうれしく思う」と話した。

サンドラ・メイン(Sandra Main)=「ラ・メール」グローバル ブランド プレジデントは、「ジェイ・チョウは、『ラ・メール』に素晴らしいダイナミックなエネルギーをもたらしてくれる。彼の非常にアクティブなキャリアとスキンケアへの若々しいアプローチによって、次の世代がセルフケアと自信の力を受け入れられるようにインスパイアしてくれるだろう」と述べた。

「ラ・メール」を手掛けるエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES)のファブリツィオ・フレダ(Fabrizio Freda)最高経営責任者(CEO)によると、同ブランドは2023年に2桁成長を遂げた。中国などの主要市場での成長を倍増させることは、親会社の大きな成長計画の一部だ。直近の決算では、「ラ・メール」は全ての地域で業績が伸長。消費者行動の調査会社サカーナ(CIRCANA)によると、米国のスキンケア市場ではプレステージ市場の成長速度がマスのそれを上回り、23年には前年比で14%増加した。

ジェイ・チョウとは

チョウは俳優や作曲家、作詞家としても活動し、インスタグラムだけで900万人以上のフォロワーを誇る。3月には「リモワ(RIMOWA)」、23年12月には「ディオール(DIOR)」のグローバル・アンバサダーに任命された。“アジアのポップの王”と称され、全世界で3000万枚以上のアルバムを売り上げる。

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パリ発ジュエラー「ジェミオ」創業者が語る好調要因 年内に表参道に出店

パリ発「ジェミオ(GEMMYO)」は2011年に誕生したジュエリーブランドだ。創業者であるポリーヌ・レニョーが、シャリフ・デブスとの婚約をきっかけに、パリ市内のジュエラーで婚約指輪を探したときのネガティブな体験をもとに設立。デジタルを駆使した受注生産で、ブライダル中心にメード・イン・フランスにこだわったジュエリーを適正価格で届けている。温かみのある接客もブランドにとって重要なポイントで、現在は自社EC以外に、フランス国内で6店舗、ブリュッセルとジュネーブに1店舗と計8つの直営店を運営。日本では,ホテルオークラ東京で毎週金曜日の午後と土曜日にアポイントメント制のブティックをオープンしている。来日したレニョー創業者に話を聞いた。

WWD:ブランドを立ち上げたきっかけと目的は?

ポリーヌ・レニョー=ジェミオ創業者(以下、レニョー):婚約者のシャリフとヴァンドーム広場のジュエラーに婚約指輪を探しに行った際、ダイヤモンドしか選択肢がないのに驚いたし、温かみに欠ける接客にがっかりした。だから、ダイヤモンド以外にも選択肢があるモダンなジュエリーブランドを作ろうと思った。サファイアやエメラルド、ルビーなど10種類以上の色石を選べるだけでなく、地金も選べ、パーソナルなカスタマイズ体験を提供。ジュエリーはメード・イン・フランスで全て受注生産だ。

WWD:ブランドのコンセプトは?

レニョー:モダンな次世代のためのジュエリーを適正価格で提供するということ。石や地金の選択肢が多く、受注後の製造過程を丁寧に顧客に伝えて、ECにおけるショッピング体験を温かみのある快適で特別なものにしている。だから、売り上げの割合は半分がEC。デジタルを駆使すると同時に、仕入れから小売りまで自社で行っているので、通常のジュエラーと比べると3~5割程度、手に取りやすい価格を実現している。金額に見合った価値を求める消費者に好評で売り上げも好調だ。

ブランド名は革新的な女性だった天皇の元明天皇から

WWD:ブランド名はどこから?

レニョー:「ジェミオ」のジェム(Gem)とは石のことで、ダイヤモンド以外のカラフルな宝石を知ってもらいたいという思いから。また、日本在住の義理の兄から偶然、女性だがパイオニア精神に満ちていた元明天皇の話を聞いた。ブランドにとって、革新性も大切な要素で、元明は“ゲンミョウ(Genmyo)”とも読めることからジェムと組み合わせて「ジェミオ」という名前にした。

WWD:デザインと製造はどのように行うか?こだわりは?

レニョー:デザインも製造もフランス国内で行う。フランスの職人が持つ手仕事の素晴らしさを知ってもらいたい。私がデザインチームを率いており、コンセプトからデザイン、製造を経てコレクション完成までに9カ月かかる。デザインのこだわりは、ジェンダーレス、快適な着け心地なので、日々着用できるということ。自然や建築などさまざまなインスピレーション源の背後にあるストーリーを大切にしている。

WWD:売れ筋アイテムと中心価格帯は?

レニョー:ブライダルでは、“レフコス”リングが売れ筋。石はグリーンサファイアやチョコレートダイヤモンドが人気で、石によるが中心価格帯は50万円程度。ジェンダーレスな“エンタイユ”コレクションも好調で、10万〜20万円程度。リングは、重ね着けして楽しめるのが特徴だ。

品質が高く人と違ったジュエリーをスマートに届ける

WWD:ターゲットは?

レニョー:国際的で都会的、経済的に自立した25~50代の女性が中心。品質が高く、人とは違ったものをスマートな方法で購入したいと思う女性。

WWD:ブランドの魅力をどのように消費者に伝えているか?

レニョー:SNSやウェブサイト。画像やビデオなど豊富なコンテンツを用意して発信するほか、インフルエンサーとも協業する。

WWD:日本に進出したきっかけと目的は?

レニョー:日本は美しい国で、市場はとても大きい。「ジェミオ」のデリケートなコンセプトは日本人女性に合うと思う。新たなジュエリーの選択肢としてアピールしたい。

WWD:日本での反応は?

レニョー:とても良い。インスタグラムを見て予約するカップルや親子が多い。

WWD:今後どのようにブランドを発展させていく?

レニョー:まずは、フランス国内でブランドを確立し、国際的に販路を拡大したい。年内には、スイスのチューリッヒと東京・表参道に路面店をオープンする。

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「メリッサ」と「アンダーカバー」が2回目のコラボ シューズ3型を発売

ブラジルのシューズブランド「メリッサ(MELISSA)」と「アンダーカバー(UNDERCOVER)」が2回目のコラボで製作したシューズ3型を発売した。アンダーカバー各店舗とオンラインストア、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)で取り扱う。

“ロイヤル ハイ(Royal High)”(2万9700円)は「メリッサ」の厚底ローファー“ロイヤル(Royal)” のソールにさらに厚みを持たせボリューミーな1足に仕上げた。人気モデル“パティー(Patty)” をベースにジュエリーのモチーフをあしらった “パティー ストーン(Patty Stones)”(2万7500円)、1回目のコラボで発売したピラミッドといばら型のスタッズモチーフが施された“スパイク サンダル(Spikes Sandal)”(2万4200円)は新色のカーキとホワイトが加わった。

「メリッサ」はブラジル・サンパウロで1976年に創業したシューズブランド。全てのアイテムがPVC100%で作られ、自社で生産する“メルフレックス” というピュアなプラスチックを使用している。動物を傷つけず、100%リサイクル可能なので全ての製品がビーガン商標に登録されている。生産過程で使用する水は再利用し、電力は最小限に抑えるなど環境に配慮する取り組みを行う。

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「ヴィヴィ」人気モデルせいらがアパレルのデザインに挑戦「ラグア ジェム」とコラボ 

バロックジャパンリミテッドの「ラグア ジェム(LAGUA GEM)」は、講談社「ヴィヴィ(ViVi)」専属モデルのせいらとのコラボアイテムを5月18日に発売する。公式 ECは5月22日から。

せいらはユーチューバー「コムドット」のやまとの妹で、2022年9月から「ヴィヴィ」の専属モデルになった。

「ラグア ジェム」は、媚びない強さとしなやかな女性らしさが共存するスタイルを提案するファッションブランド。今回のコラボ商品は、別注ではなく初めてせいら本人がアイテムデザインに一から携わり、彼女のセンスと「ラグア ジェム」のエッセンスを掛け合わせたアパレル5型と帽子1型、ノベルティ2型を制作した。

せいらは「今回のラインナップでいろんなテイストのコーディネートができる、ひとつのクローゼットになるようにアイテムのバランスを考えました。レースを取り入れたデザインやコルセットを取り入れることで、カジュアルなだけでなく女性らしい一面もミックスして楽しんでもらえるコレクションになっています」と話す。

コラボ商品の発売日当日には、せいらとの2ショット撮影会をルミネエスト新宿6階イベントスペース「エストマ」で開催する。

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アダストリア×ヨーカ堂「ファウンドグッド」開始2カ月 30〜40代女性の獲得に手応え

アダストリアとイトーヨーカ堂は、2月に開始したアパレルの協業ブランド「ファウンドグッド(FOUND GOOD)」の滑り出しについて、想定通り30〜40代の顧客獲得につながり、食品との買い回りにも効果がみられると発表した。「ファウンドグッド」ではアダストリアが企画・生産した商品をヨーカ堂に商品供給する。ヨーカ堂は2023年3月に自前のアパレル事業から撤退すると発表していたが、アダストリアと組んで仕切り直した。GMS(総合スーパー)の衣料品の再建事例として注目されている。

24日、イトーヨーカドー木場店(東京都江東区)で両社が記者会見を行った。同店には2月15日に開店した「ファウンドグッド」1号店が入る。

ヨーカ堂が同ブランドに期待したのは来店客層の若返りと買い回りの強化だった。モデル店舗である木場店の滑り出しの実績では、アパレル平場の客数が1.4倍に上昇し、新規顧客の割合が12.4%だった。ヨーカ堂が重視している食品との買い回りも1.4倍に増え、アパレルと食品を買い回る客の客単価は2倍になった。来店顧客に占める30〜40代の女性の割合は、導入前の40.7%に対し、導入後は49.4%に増えた。

ヨーカ堂の梅津尚宏・執行役員専門店事業部長は「アパレルにとどまらず、食品を含めた売り場全体に30〜40代の女性のお客さまを呼び込んでくれた」「アダストリアは(ヨーカ堂の)販売員の接客研修にも力を入れており、現場のモチベーションも上がっている」と高く評価する。

春夏物では吸水速乾やUVカット、イージーケアなどの機能性のあるワンピースやブラウスがよく売れた。キッチン用品やモバイル関連品などの生活雑貨も新規顧客の入り口として機能した。

アダストリアの小林千晃・執行役員ビジネスプロデュース本部長は「週単位でデータを分析し、MDの細かい修正をしたり、発注数についてもヨーカ堂とすり合わせたりしてきた。GMSでの新しいお客さまと接点を持つことで、事業の幅を広げていきたい」という。同社が「グローバルワーク」「ニコアンド」「スタジオクリップ」などで培ったノウハウも活用する。

「ファウンドグッド」は現在47店舗で、7月までに64店舗に広げる。100坪、150坪、200坪、300坪の4種類の売り場パターンを用意する。面積だけでなく、食品売り場と隣接したり、他の衣料品専門店と並びあったりする環境の違い、あるいは地域特性も考慮して、MDの検証を重ねる。

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夏が待ちきれない! 「ルイ・ヴィトン」から新作サンダル、スリッポンスニーカーも

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、“フライト・モード”コレクションから新作のサンダルなどを発売した。

クロスオーバーストラップの“LV ブリス・ライン ミュール”が16万5000円、スリッポンスタイルの“ルース・ライン スニーカー”が17万6000円、シアリング(羊毛)が特徴の“LV サンセット・ライン ミュール”が23万1000円など。

PHOTOS : LOUIS VUITTON

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ケリング、「グッチ」不調で24年1〜3月期は11%減収 上半期は営業利益45%減の見込み

「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などを擁するケリング(KERING)の2024年1〜3月期(第1四半期)決算は、売上高が前年同期比11.3%減(既存店・現地通貨ベースでは同10%減)の45億400万ユーロ(約7386億円)だった。同社は3月20日に業績の見通しを発表しているが、ほぼその通りの結果となった。

同社の売り上げの74%を小売が占めているが、それを地域別に見ると、西欧は同9%減、北米は同11%減、日本を除くアジア太平洋地域は同19%減と軒並み減収。一方、円安によるインバウンドが増加した日本は同16%増と好調だった。

「グッチ」不調で上半期の営業利益は約45%減の見込み
日本やアジアでアウトレット閉鎖?

ブランド別での売上高は、売り上げの半分程度を占める主力の「グッチ」が同20.5%減の20億7900万ユーロ(約3409億円)と低迷。地政学上の先行き不透明感や、全体的なラグジュアリー需要の減速に加えて、売り上げ比率の高い中国市場での人気低下により苦戦した。

アルメル・プールー(Armelle Poulou)最高財務責任者(CFO)は、アナリスト向けの決算説明会で、「『グッチ』は現在、ラグジュアリーと“アフォーダブル(手の届く価格帯)”の中間という中途半端な位置にあると見なされているのではないか。しかし、それも今後は急激に変わっていく可能性がある」と述べた。

23年9月にデビューショーを披露したサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)「グッチ」クリエイティブ・ディレクターによるコレクションは24年2月後半から販売を開始しており、同ブランドにおける第1四半期の売り上げに占める割合は7%以下だった。プールーCFOによれば、第2四半期にはこれが25%程度に増加するため、状況の改善が期待されるという。

同氏はまた、バッグなどレザーグッズの品ぞろえを拡充することで業績の回復を狙いつつ、日本を含むアジア太平洋地域のアウトレットを順次閉鎖し、定価販売をさらに強化する計画があることを明らかに。しかし、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)前クリエイティブ・ディレクター時代の在庫を処理する関係から、時期については未定とした。

ほかの主なブランドの売上高は、「サンローラン」が同8.2%減の7億4000万ユーロ(約1213億円)、「ボッテガ・ヴェネタ」は同1.8%減の3億8800万ユーロ(約636億円)だった。一方、ケリング アイウエア(KERING EYEWEAR)およびコーポレート部門は、同部門に属するケリング ボーテ(KERING BEAUTE)などが寄与し、同23.8%増の5億3600万ユーロ(約879億円)と好調だった。

フランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)=ケリング会長兼CEOは、「困難な年になることは予想していたが、24年第1四半期の業績が大幅に悪化した。特に中国市場の減速や、『グッチ』をはじめとするいくつかのブランドの戦略的な再ポジショニングが売上高への下げ圧力となった。こうした減収や、引き続き長期的な目線でブランドに選択的に投資していくことから、上半期の営業利益は大幅に減少することが見込まれる。全社一丸となってこの苦難を乗り越え、持続的な成長のための盤石な土台を再構築していく」と語った。なお、同社の決算報告書によれば、上半期の営業利益は前年同期比40~45%減となる見込み。

ライバルの王者LVMHと明暗分かれる
株価の動きも対照的

24年に入り、コロナ禍後の旺盛な購買意欲が落ち着いたことや、地政学上の不透明感が続いていることから、ラグジュアリー企業の成長は減速。ケリングのライバルであり、ラグジュアリー分野をけん引するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)も例外ではないが、16日に発表した24年1〜3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比1.6%減(現地通貨ベースでは同3%増)の206億9400万ユーロ(約3兆3938億円)とほぼ横ばいに踏みとどまった。

また、減収にもかかわらず、17日の株価は前日比2.8%高の804ユーロ(約13万1856円)、23日現在でも16日比2.3%増の799.60ユーロ(約13万1134円)と高値を維持。アナリストらは、高い実績や盤石な経営体制を持つ同社であれば、悪化する経済環境の中でも競合よりうまく舵取りをしていくだろう、という信頼感が株価上昇につながったと分析している。

一方のケリングは、第1四半期の見通しを発表した3月20日、株価は前日比11.9%安の375.20ユーロ(約6万1532円)と急落。時価総額のおよそ62億ユーロ(約1兆168億円)が吹き飛んだ。その後も株価は安値で推移し、23日現在では3月19日と比べて17.8%安の350.20ユーロ(約5万7432円)となっている。

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(G)I-DLEのMIYEONが韓国コスメ「ウェイクメイク」の発表会に登場 春らしいライムメイクをアピール

韓国のコスメブランド「ウェイクメイク(WAKEMAKE)」は4月24日、K-POPアイドルグループ(G)I-DLEのミヨン(MIYEON)を招き、新ミューズ就任発表会を開催した。就任についてミヨンは「普段から商品を愛用していたので、声を掛けてもらった時はまさか!と思いました。とっても嬉しいですし、ワクワクドキドキしています」と喜びを語った。

発表会にはヘア&メイクアップアーティストのジョージ(George)も登壇し、ミヨンとトークショーを行った。ミヨンは、アイパレット“ソフトブラーリングアイパレット”(全18種、各2970円)の新色“17 ライムクラッシュブラーリング”を使用したライムグリーンのアイメイクで登場。メイクを担当したジョージは今回のメイクについて「目頭にライムカラーを取り入れ、かわいらしさだけでなくスパイスも効いているアイメイクに仕上げました。(G)I-DLEらしさを表現しました」と解説し、ミヨンも日本語で「アイメイクにポイントとなるライムカラーを入れました。どうですか?かわいいですか?」と照れながらもアピールし、会場を沸かせた。

「ウェイクメイク」は、韓国最大級のヘルス&ビューティストアであるオリーブヤング(OLIVE YOUNG)発のメイクアップブランドで、2015年に誕生した。“似合うが見つかる「ウェイクメイク」”をブランドコンセプトに掲げ、豊富なカラーバリエーションのメイクアイテムを取りそろえている点が特徴だ。

代表アイテムの “ソフトブラーリングアイパレット”は「韓国・ソウルのホットスポットに広告を掲出したことで、商品の認知度が急速に拡大。23年10月にはブルーカラーを基調としたアイパレットを販売し、メイクアップ市場では見られなかった新鮮なカラーを披露したことで、国内外で大きな反響を受けるようになった」(パク・ソラ=ブランドマネージャー)といい、新ミューズのミヨンと共に、さらなる飛躍を目指す。

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【50名様にプレゼント】肌本来の機能をサポートする「エタピュール」のスキンケアセット


老若男女、すべての人の肌に合わせたフランス発カスタマイズスキンケアの「エタピュール(ETATPUR)」。肌がもともと持つ成分にこだわったミニマム処方で、慣れ親しんだ成分をできるだけピュアな形で提供するブランドです。今回は、この「エタピュール」のスキンケアセットをプレゼント!あなたが求めていたのは“シンプルイズベスト”かも!?

洗顔料“ピュリファイング ウォッシング ジェル”

水を加えて泡立てる洗顔ジェル。ジェルの青みはミネラル成分のグルコン酸銅の自然の色味で、同成分が肌にやさしく古い角質や皮脂を優しく取り除き、ニキビの原因を作りにくくする。 爽やかな洗い上がりで、つっぱり感のないみずみずしい肌に洗い上げる。

美容液“モイストチューニング ピュアアクティブ AL”

すばやく角質層を浸透しやすい状態に導き、必要な成分を必要な場所に届ける美容液。本商品はミネラル豊富な土壌で育った天然のアロエジェルを200倍濃縮で配合し、花粉・化学物質やストレスなどでゆらぎがちな肌を穏やかに整える。

保湿クリーム“リッチ モイスチャライジング クリーム”

肌の水分と油分バランスを整える保湿クリーム。皮膚のバリア機能を強化し、外部環境やストレスから皮膚を保護する。植物性オイルが豊富で、肌を包み込むような使い心地。

キャンペーン詳細

<募集期間>
4月22日(月)〜5月13日(月)

<対象プレゼント>
■「エタピュール」スキンケア商品の詰め合わせ(8270円相当/50名様)
・ピュリファイング ウォッシング ジェル
・モイストチューニング ピュアアクティブ AL
・リッチ モイスチャライジング クリーム


【応募要項】

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・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
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「グタール」の香水に着想したアフタヌーンティー ストリングスホテル東京インターコンチネンタルが提供

パリ発フレグランスメゾン「グタール(GOUTAL)」は、ストリングスホテル東京インターコンチネンタル内のイタリアングリル「メロディア」とコラボレーションし、5月1日から代表的フレグランス“プチシェリー”に着想したアフタヌーンティーを提供する。時間は14時と16時30分、ナイトアフタヌーンティーは18時スタートで、各2時間制となる。

コラボレーション第1弾は、フレグランス&フラワーをテーマにした初夏の新アフタヌーンティー“プチシェリー ‘ルージュ’ アフタヌーンティー”(6050円、税・サ込み、以下同)。同企画では、5月1〜12日の期間限定で装花ブランド「スピン(SPIM)」のフラワーブーケをつけた“母の日プラン”(2人利用で1人7645円/ナイトアフタヌーンティー同8965円)も用意する。また、期間中にコラボメニューをオーダーした人には「グタール」の人気フレグランスのサンプルスプレー(1.5mL)とポストカードを進呈する。プレゼントは数量限定でなくなり次第終了となる。

5月21日には1DAYイベントを開催する。同イベントでは、香りのプロであるパルファム ソムリエールがブランドストーリーや世界観について紹介しながら、来場者に対してその人に合った香水を提案する。体験イベントの後には別エリアでナイトアフタヌーンティーを提供するほか、自宅でも“プチシェリ―”の香りを体感できるボディーアイテムの現品をセットにしたプレゼントも用意する。価格は1万2000円で、時間は17時30分と18時30分の計2回。

7月1日からはコラボレーション第2弾をスタートし、“プチシェリー”の香りの世界観の中枢を担うピーチを贅沢に使用したメニューを用意する。

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「グタール」の香水に着想したアフタヌーンティー ストリングスホテル東京インターコンチネンタルが提供

パリ発フレグランスメゾン「グタール(GOUTAL)」は、ストリングスホテル東京インターコンチネンタル内のイタリアングリル「メロディア」とコラボレーションし、5月1日から代表的フレグランス“プチシェリー”に着想したアフタヌーンティーを提供する。時間は14時と16時30分、ナイトアフタヌーンティーは18時スタートで、各2時間制となる。

コラボレーション第1弾は、フレグランス&フラワーをテーマにした初夏の新アフタヌーンティー“プチシェリー ‘ルージュ’ アフタヌーンティー”(6050円、税・サ込み、以下同)。同企画では、5月1〜12日の期間限定で装花ブランド「スピン(SPIM)」のフラワーブーケをつけた“母の日プラン”(2人利用で1人7645円/ナイトアフタヌーンティー同8965円)も用意する。また、期間中にコラボメニューをオーダーした人には「グタール」の人気フレグランスのサンプルスプレー(1.5mL)とポストカードを進呈する。プレゼントは数量限定でなくなり次第終了となる。

5月21日には1DAYイベントを開催する。同イベントでは、香りのプロであるパルファム ソムリエールがブランドストーリーや世界観について紹介しながら、来場者に対してその人に合った香水を提案する。体験イベントの後には別エリアでナイトアフタヌーンティーを提供するほか、自宅でも“プチシェリ―”の香りを体感できるボディーアイテムの現品をセットにしたプレゼントも用意する。価格は1万2000円で、時間は17時30分と18時30分の計2回。

7月1日からはコラボレーション第2弾をスタートし、“プチシェリー”の香りの世界観の中枢を担うピーチを贅沢に使用したメニューを用意する。

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「ケイタ マルヤマ」が30周年記念プロジェクト「丸山百景」を開催 ドリカムや少女漫画家など100以上とコラボ

デザイナー丸山敬太の「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」は、デビュー30周年を記念したプロジェクト「丸山百景」を開催する。1年間を通してファッション、雑貨、家具、食、空間、エンターテイメント、伝統工芸などの多岐にわたる分野と100を超えるコラボレーションを実施する。

そのうちのひとつである「ケイタマルヤマ遊覧会」は、9月14日(土)〜9月23日(月)に表参道ヒルズ、9月14日(土)〜10月6日(日)にラフォーレ原宿で開催する。表参道ヒルズでは、初公開となる1000種類以上のテキスタイルの原画やデザインスケッチなどを展示。ラフォーレ原宿では500点以上に及ぶDREAMS COME TRUEや浜崎あゆみなどのステージ衣装を展示する。

さらに「KEITAMARUYAMA30周年 × DREAMS COME TRUE 35周年」と題して、ブランド創業前から衣装を担当してきたドリカムとのコラボレーションも実施する。12月中旬には大阪阪急うめだギャラリーで衣装展を開催。2024年9月〜2025年3月にはドリカムが開催する全国ツアー「DREAMS COME TRUE 35th Anniversary ウラワン2024/2025」で衣装デザインを手がけるほか、記念グッズなどを販売する予定だ。

宝島社で刊行する雑誌「オトナミューズ」では2024年9月号(7月28日発売)から少女漫画「KEITAMARUYAMA Anthology(仮)」の連載をスタートする。「ケイタ マルヤマ」を題材とした短編漫画を東村アキコや矢沢あい、槇村さとるなどの少女漫画家が描く。

「エンフォルド(ENFOLD)」、「リリー ブラウン(LILY BROWN)」などのファッションブランドとのコラボレーション企画や、台湾カフェ「春水堂」表参道店とのコラボカフェのオープンなども予定している。

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「ケイタ マルヤマ」が30周年記念プロジェクト「丸山百景」を開催 ドリカムや少女漫画家など100以上とコラボ

デザイナー丸山敬太の「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」は、デビュー30周年を記念したプロジェクト「丸山百景」を開催する。1年間を通してファッション、雑貨、家具、食、空間、エンターテイメント、伝統工芸などの多岐にわたる分野と100を超えるコラボレーションを実施する。

そのうちのひとつである「ケイタマルヤマ遊覧会」は、9月14日(土)〜9月23日(月)に表参道ヒルズ、9月14日(土)〜10月6日(日)にラフォーレ原宿で開催する。表参道ヒルズでは、初公開となる1000種類以上のテキスタイルの原画やデザインスケッチなどを展示。ラフォーレ原宿では500点以上に及ぶDREAMS COME TRUEや浜崎あゆみなどのステージ衣装を展示する。

さらに「KEITAMARUYAMA30周年 × DREAMS COME TRUE 35周年」と題して、ブランド創業前から衣装を担当してきたドリカムとのコラボレーションも実施する。12月中旬には大阪阪急うめだギャラリーで衣装展を開催。2024年9月〜2025年3月にはドリカムが開催する全国ツアー「DREAMS COME TRUE 35th Anniversary ウラワン2024/2025」で衣装デザインを手がけるほか、記念グッズなどを販売する予定だ。

宝島社で刊行する雑誌「オトナミューズ」では2024年9月号(7月28日発売)から少女漫画「KEITAMARUYAMA Anthology(仮)」の連載をスタートする。「ケイタ マルヤマ」を題材とした短編漫画を東村アキコや矢沢あい、槇村さとるなどの少女漫画家が描く。

「エンフォルド(ENFOLD)」、「リリー ブラウン(LILY BROWN)」などのファッションブランドとのコラボレーション企画や、台湾カフェ「春水堂」表参道店とのコラボカフェのオープンなども予定している。

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「スター・ウォーズ」を「カラー」らしく表現したグラフィックTシャツ 店舗限定で発売

「スター・ウォーズ」を「カラー」らしく表現したグラフィックTシャツ 店舗限定で発売

「カラー(KOLOR)」は4⽉26⽇から5⽉12⽇までの期間中、「スター・ウォーズ」のグラフィックを⽤いたTシャツ2型を渋⾕パルコ店および⼼斎橋パルコ店で発売する。

1つは、シリーズ2作⽬「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」でのルーク・スカイウォーカーとダース・ベイダーの戦闘シーンを⼦どもが描いたようなタッチで仕上げたもの。シリアスな場面を、あえてゆるっと表現した遊び⼼が「カラー」らしい。価格は2万4200円。

もう1つは、シリーズ1作⽬「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」のオープニングクロール(冒頭の文章)が戦闘機“Xウイング・スターファイター”から⾶⾏機雲のように出ているデザインで、ポップな色使いやタイポグラフィーが同ブランドらしい。2万8600円。

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「スター・ウォーズ」を「カラー」らしく表現したグラフィックTシャツ 店舗限定で発売

「カラー(KOLOR)」は4⽉26⽇から5⽉12⽇までの期間中、「スター・ウォーズ」のグラフィックを⽤いたTシャツ2型を渋⾕パルコ店および⼼斎橋パルコ店で発売する。

1つは、シリーズ2作⽬「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」でのルーク・スカイウォーカーとダース・ベイダーの戦闘シーンを⼦どもが描いたようなタッチで仕上げたもの。シリアスな場面を、あえてゆるっと表現した遊び⼼が「カラー」らしい。価格は2万4200円。

もう1つは、シリーズ1作⽬「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」のオープニングクロール(冒頭の文章)が戦闘機“Xウイング・スターファイター”から⾶⾏機雲のように出ているデザインで、ポップな色使いやタイポグラフィーが同ブランドらしい。2万8600円。

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中森明菜×「ゾゾヴィラ」 デビュー42周年を記念したコラボコレクションを5月1日から販売 「SILENT LOVE」「Seventeen」などのイメージ

ZOZOのラグジュアリー&デザイナーズブランドを集積した「ゾゾヴィラ(ZOZOVILLA)」は歌手の中森明菜のデビュー42周年を記念したコラボコレクション「AKINA NAKAMORI × ゾゾヴィラ -42nd Anniversary Collection-」をデビュー42周年を迎える5月1日から「ゾゾヴィラ」限定で受注販売する。※受注期間は5月20日11時59分まで。発送は7月下旬予定。

本コレクションでは、「SILENT LOVE(サイレント・ラヴ)」や「Seventeen(セヴンティーン)」をはじめとした有名楽曲のアルバム・ジャケットやブックレットをイメージしたデザインのTシャツ全5型を展開。価格は各8800円。Tシャツには、環境に配慮した「ECOCYCLE」のボディーを使用し、国内のプリント工場と試作を重ね、デザインごとに適したプリント技法を採用している。また、今回のビジュアルでは俳優・アーティストののんを起用。中森明菜と同じ誕生日という共通点から、中森の所属事務所「HZ VILLAGE」がオファーをした。

SILENT LOVE ホワイト

SILENT LOVE ブラック

Listen to Me

BEST

Seventeen

さらに、5月1~8日の期間、中目黒のアートギャラリー「コンプレックス ブースト(COMPLEX BOOST)」で中森明菜のデビュー42周年を記念したポップアップイベント「AKINA NAKAMORI × ZOZOVILLA -42nd Anniversary Collection-」を開催する。本ポップアップイベントでは、5月1日から販売する中森明菜と「ゾゾヴィラ」のコラボ第1弾のアイテム1型と、今回のコラボ第2弾のアイテム5型を加えた計6型のサンプルを展示するほか、レコードジャケットが壁一面に飾られたフォトスポットの設置や、中森明菜公式YouTubeチャンネル「AKINA NAKAMORI OFFICIAL」で公開中の過去のライブ映像を放映する。来場者にはノベルティーとして、「ゾゾヴィラ」限定のオリジナルステッカーをプレゼントする。※会場内で本コラボアイテムの販売はせず、展示のみ。

■「AKINA NAKAMORI × ZOZOVILLA -42nd Anniversary Collection-」ポップアップイベント
期間: 5月1~8日
時間:12:00~19:00(最終入場:18:30)
※最終日は12:00~16:00(最終入場:15:30)
会場:COMPLEX BOOST
住所:東京都目黒区青葉台1-15-10
入場料:無料

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「ガニー」の新CEOは「バレンシアガ」から グローバル展開をさらに拡大

デンマーク・コペンハーゲン発のコンテンポラリーブランド「ガニー(GANNI)」は、新たな最高経営責任者(CEO)に、ローラ・デュ・リュスケック(Laura du Rusquec)前バレンシアガ(BALENCIAGA)副最高経営責任者を任命した。2018年の就任からビジネスを2ケタ成長させるとともに小売市場での存在感を高めてきたアンドレア・バルドー(Andrea Baldo)CEOの後任となる。同ブランドはコペンハーゲンのほかに、ロンドン、パリ、ニューヨーク、上海にオフィスを構えており、デュ・リュスケック新CEOはパリを拠点に指揮を取る予定だ。

ビジネスSNS「リンクトイン(LinkedIn)」によると、デュ・リュスケック新CEOはフランスのESSECビジネススクールを卒業後、06年に投資銀行のモルガン・スタンレー(MORGAN STANLEY)に入社。その後、09年からグッチ(GUCCI)で戦略担当のシニアアソシエイトとして働いた後、11年に親会社ケリング(KERING)のビジネス開発とM&A担当のプロジェクト・ディレクターに就任した。13年からは同グループ傘下のポメラート(POMELLATO)でマーケティング&マーチャンダイジング担当グローバル・ブランド・ディレクターを務め、16年にケリングに戻って、ラグジュアリークチュール&レザーグッズ部門の戦略ディレクターに就任した。そして、17年1月に同じくケリング傘下のバレンシアガに入社。リテール関連の要職やヨーロッパ、中東及びアフリカ(EMEA)地域担当社長を務めた後、23年10月に副最高経営責任者に昇進した。

ファッションの未来に必要なものを体現する「ガニー」

就任に際し、デュ・リュスケック新CEOは「このような重要な時期に『ガニー』の一員となり、ブランドの強固な基盤を築き上げていけることをうれしく思う。『ガニー』のイノベーションに対する積極的な姿勢やサステナビリティ、そしてラグジュアリーへの先進的なアプローチは、まさにファッションの未来が必要としているもの。才能あるチームを新たな高みへと導き、グローバル展開をさらに拡大させていくことを楽しみにしている」と述べた。

「ガニー」のオーナーであるLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の投資会社Lキャタルトン(L CATTERTON)のエドゥアルド・ヴェラスコ(Eduardo Velasco)=パートナーは、「EMEA地域やグローバル市場におけるラグジュアリーに特化した豊富な経験を持つローラは、ブランドを次の成長段階と革新へと導くためにふさわしいユニークな洞察力と戦略を持っている」と評価する。

なお、「ガニー」は00年にカシミヤ製品を扱う店として創業。09年に創業者のニコライ・レフストラップ(Nicolaj Reffstrup)とクリエイティブ・ディレクターのディッテ・レフストラップ(Ditte Reffstrup)夫妻が、新たな北欧スタイルを打ち出すウィメンズブランドとしてリブランディング。服を通して独自のコミュニティーの構築を目指すとともに、地球環境への負荷の最小化と社会貢献に取り組んでいる。22年には、社会や環境への配慮、透明性、説明責任、持続可能性において企業のパフォーマンスを評価した国際的な認証制度のBコープ認証を取得した。現在は世界に45以上の直営店を構え、公式ECでは35カ国への発送に対応。さらに600以上の百貨店やセレクトショップに卸している。

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「ガニー」の新CEOは「バレンシアガ」から グローバル展開をさらに拡大

デンマーク・コペンハーゲン発のコンテンポラリーブランド「ガニー(GANNI)」は、新たな最高経営責任者(CEO)に、ローラ・デュ・リュスケック(Laura du Rusquec)前バレンシアガ(BALENCIAGA)副最高経営責任者を任命した。2018年の就任からビジネスを2ケタ成長させるとともに小売市場での存在感を高めてきたアンドレア・バルドー(Andrea Baldo)CEOの後任となる。同ブランドはコペンハーゲンのほかに、ロンドン、パリ、ニューヨーク、上海にオフィスを構えており、デュ・リュスケック新CEOはパリを拠点に指揮を取る予定だ。

ビジネスSNS「リンクトイン(LinkedIn)」によると、デュ・リュスケック新CEOはフランスのESSECビジネススクールを卒業後、06年に投資銀行のモルガン・スタンレー(MORGAN STANLEY)に入社。その後、09年からグッチ(GUCCI)で戦略担当のシニアアソシエイトとして働いた後、11年に親会社ケリング(KERING)のビジネス開発とM&A担当のプロジェクト・ディレクターに就任した。13年からは同グループ傘下のポメラート(POMELLATO)でマーケティング&マーチャンダイジング担当グローバル・ブランド・ディレクターを務め、16年にケリングに戻って、ラグジュアリークチュール&レザーグッズ部門の戦略ディレクターに就任した。そして、17年1月に同じくケリング傘下のバレンシアガに入社。リテール関連の要職やヨーロッパ、中東及びアフリカ(EMEA)地域担当社長を務めた後、23年10月に副最高経営責任者に昇進した。

ファッションの未来に必要なものを体現する「ガニー」

就任に際し、デュ・リュスケック新CEOは「このような重要な時期に『ガニー』の一員となり、ブランドの強固な基盤を築き上げていけることをうれしく思う。『ガニー』のイノベーションに対する積極的な姿勢やサステナビリティ、そしてラグジュアリーへの先進的なアプローチは、まさにファッションの未来が必要としているもの。才能あるチームを新たな高みへと導き、グローバル展開をさらに拡大させていくことを楽しみにしている」と述べた。

「ガニー」のオーナーであるLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の投資会社Lキャタルトン(L CATTERTON)のエドゥアルド・ヴェラスコ(Eduardo Velasco)=パートナーは、「EMEA地域やグローバル市場におけるラグジュアリーに特化した豊富な経験を持つローラは、ブランドを次の成長段階と革新へと導くためにふさわしいユニークな洞察力と戦略を持っている」と評価する。

なお、「ガニー」は00年にカシミヤ製品を扱う店として創業。09年に創業者のニコライ・レフストラップ(Nicolaj Reffstrup)とクリエイティブ・ディレクターのディッテ・レフストラップ(Ditte Reffstrup)夫妻が、新たな北欧スタイルを打ち出すウィメンズブランドとしてリブランディング。服を通して独自のコミュニティーの構築を目指すとともに、地球環境への負荷の最小化と社会貢献に取り組んでいる。22年には、社会や環境への配慮、透明性、説明責任、持続可能性において企業のパフォーマンスを評価した国際的な認証制度のBコープ認証を取得した。現在は世界に45以上の直営店を構え、公式ECでは35カ国への発送に対応。さらに600以上の百貨店やセレクトショップに卸している。

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「CFCL」がブランド初のアクセサリーに特化したポップアップを開催

「シーエフシーエル(CFCL)」はブランド初のアクセサリーに特化したポップアップ「シーエフシーエル キャビネット(CFCL CABINET)」を4⽉24~30⽇まで、渋⾕パルコで開催する。

タック編みとリブ編みを組み合わせた象徴的なアウトラインが「CFCL」らしいサコッシュやトートバッグ、ソックスなどのアイテムがそろう。コーディネートのアクセントにもなるユニークなアクセサリーを豊かなラインナップで用意する。ポップアップに際し、渋⾕パルコと直営店舗のみで販売する“ルーセント(LUCENT)”のバッグシリーズ5型を発売。アイコニックなシルエットの“ストラタ(STRATA)”シリーズのバッグを購⼊した人にノベルティーのキーホルダーを先着でプレゼントする。

「CFCL」は3Dコンピューター・ニッティングの技術を中核に、時代に左右されない⾐服を提供する。ブランド名は“Clothing For Contemporary Life”(現代⽣活のための⾐服)の頭⽂字。 ⾐服としての機能性、環境への配慮、最適な素材の選択、サプライチェーンの透明性を追求し、今の時代を⽣きる人々のための製品を提案する。

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「CFCL」がブランド初のアクセサリーに特化したポップアップを開催

「シーエフシーエル(CFCL)」はブランド初のアクセサリーに特化したポップアップ「シーエフシーエル キャビネット(CFCL CABINET)」を4⽉24~30⽇まで、渋⾕パルコで開催する。

タック編みとリブ編みを組み合わせた象徴的なアウトラインが「CFCL」らしいサコッシュやトートバッグ、ソックスなどのアイテムがそろう。コーディネートのアクセントにもなるユニークなアクセサリーを豊かなラインナップで用意する。ポップアップに際し、渋⾕パルコと直営店舗のみで販売する“ルーセント(LUCENT)”のバッグシリーズ5型を発売。アイコニックなシルエットの“ストラタ(STRATA)”シリーズのバッグを購⼊した人にノベルティーのキーホルダーを先着でプレゼントする。

「CFCL」は3Dコンピューター・ニッティングの技術を中核に、時代に左右されない⾐服を提供する。ブランド名は“Clothing For Contemporary Life”(現代⽣活のための⾐服)の頭⽂字。 ⾐服としての機能性、環境への配慮、最適な素材の選択、サプライチェーンの透明性を追求し、今の時代を⽣きる人々のための製品を提案する。

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「アーダーエラー」が阪急うめだ本店で日本初のポップアップ開催 5月3日には神戸阪急に常設店オープン

韓国発の 「アーダーエラー(ADER ERROR)」は、大阪・阪急うめだ本店で国内初となるポップアップを5月1日〜6月4日にオープンする。また期間中、日本初上陸を記念した数量限定Tシャツを販売する。

同ポップアップは、“Running on”をコンセプトに、メーンコレクションからコラボアイテム、ライフスタイルグッズに焦点を当てた“A-VENTORY”ラインまで、幅広くラインアップ。 店内には、「アーダーエラー」を象徴するフラワースピーカーやスパイダースピーカー、オブジェ“ブルーコン”が配される。

「アーダーエラー」マーケティングディレクターは、ポップアップに際し、「単に服を購入するのではなく、『アーダーエラー』のブランドを経験し体験する時間を通じて、日本全国でブランドに対する価値を感じることができる時間になることを願っている」とコメントしている。

また「アーダーエラー」のコンテンポラリーライン“シグニフィカント”は5月3日、神戸阪急に初となる店舗、プラグショップ(PLUG SHOP)をオープンする。「アーダーエラー」は過去に卸しとして日本で販売していたが、国内常設店として初のオープンとなる。世界中の人をつなぐ“プラグ”をテーマに、ブランドの世界観を表現した。前述のポップアップと同店のオープンを記念し、「アーダーエラー」のグッズをプレゼントする、スタンプラリーの開催も予定する。

「アーダーエラー」は、“But near missed things”のスローガンのもと、2014年に韓国・ソウルで設立。「バング&オルフセン(BANG & OLUFSEN)」「ザラ(ZARA)」「コンバース(CONVERSE)」“ベアブリック(BE@RBRICK)”などとのコラボでも知られる。

■「アーダーエラー」ポップアップ
場所:阪急うめだ本店 3階 コトコトステージ31
住所:: 大阪府大阪市北区角田町8-7
営業時間:10:00〜20:00

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「アーダーエラー」が阪急うめだ本店で日本初のポップアップ開催 5月3日には神戸阪急に常設店オープン

韓国発の 「アーダーエラー(ADER ERROR)」は、大阪・阪急うめだ本店で国内初となるポップアップを5月1日〜6月4日にオープンする。また期間中、日本初上陸を記念した数量限定Tシャツを販売する。

同ポップアップは、“Running on”をコンセプトに、メーンコレクションからコラボアイテム、ライフスタイルグッズに焦点を当てた“A-VENTORY”ラインまで、幅広くラインアップ。 店内には、「アーダーエラー」を象徴するフラワースピーカーやスパイダースピーカー、オブジェ“ブルーコン”が配される。

「アーダーエラー」マーケティングディレクターは、ポップアップに際し、「単に服を購入するのではなく、『アーダーエラー』のブランドを経験し体験する時間を通じて、日本全国でブランドに対する価値を感じることができる時間になることを願っている」とコメントしている。

また「アーダーエラー」のコンテンポラリーライン“シグニフィカント”は5月3日、神戸阪急に初となる店舗、プラグショップ(PLUG SHOP)をオープンする。「アーダーエラー」は過去に卸しとして日本で販売していたが、国内常設店として初のオープンとなる。世界中の人をつなぐ“プラグ”をテーマに、ブランドの世界観を表現した。前述のポップアップと同店のオープンを記念し、「アーダーエラー」のグッズをプレゼントする、スタンプラリーの開催も予定する。

「アーダーエラー」は、“But near missed things”のスローガンのもと、2014年に韓国・ソウルで設立。「バング&オルフセン(BANG & OLUFSEN)」「ザラ(ZARA)」「コンバース(CONVERSE)」“ベアブリック(BE@RBRICK)”などとのコラボでも知られる。

■「アーダーエラー」ポップアップ
場所:阪急うめだ本店 3階 コトコトステージ31
住所:: 大阪府大阪市北区角田町8-7
営業時間:10:00〜20:00

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「ニューエラ」×「アメリ」初のコラボアイテムを4月30日に発売

「アメリ(AMERI)」は「ニューエラ(NEW ERA)」と初のコラボアイテムを4月30日に発売する。アメリ ヴィンテージオフィシャルサイト、アメリ ヴィンテージ直営店(代官山店、新宿ルミネ2店、心斎橋店、名古屋店、大阪店)、ゾゾタウン(ZOZOTOWN)で取り扱う。

キャップ(7150円)とバケットハット(8250円)の2型を販売する。柔らかな被り心地のシンプルなベースボールキャップは、軽いダメージ加工を施したコットンを使用し、ビンテージ感のある風合いに仕上げ、フロントに「アメリ」オリジナルロゴの刺しゅうを施した。少し長めのつばが特徴的なバケットハットは紫外線から顔や首回りをカバーし、少しハリがあるツバの前方を折り曲げてアレンジして被ることもできる。

「アメリ」は2014年にオリジナルブランド「アメリ」を中心に、ビンテージアイテムやインポートアイテムを取り扱うセレクトショップ「アメリ ヴィンテージ」のウェブストアをオープン。「ファッションにルールはない」をコンセプトに、ジャンルにとらわれない幅広いアイテムを展開する。

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【2024年母の日】「マーク ジェイコブス」がアップデートしたバッグなどのギフトセレクションを発売

「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は母に日の贈り物にぴったりなギフトセレクションを販売している。マーク ジェイコブス各店舗、公式オンランストアで取り扱う。

「マーク ジェイコブス」を代表するバッグはカゴバッグのようなジャカードにアップデートされ、軽量素材で丁寧に編み込まれた上品な仕上がりになった。世界中で愛される“ザ トート バッグ(THE TOTE BAG)”、コンパクトながらアイコニックな“ザ スナップ ショット(THE SNAP SHOT)”、デイリーユースができる“ザ バケット バッグ(THE BUCKET BAG)”とデザインも豊富で春の装いを彩る。

ナチュラルなシボ感が美しいレザーを使用した“ザ(THE)”のシリーズは母の日に向けてローズ、ペタリピンク、新色ホットピンクと愛らしいカラーリングがそろう。スモールレザーグッズ、ジュエリーやフレグランスなど幅広いラインアップとなっている。

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中森明菜×「ゾゾヴィラ」 第4弾は「北ウイング」をイメージしたTシャツを受注販売

ZOZOのラグジュアリー&デザイナーズブランドを集積した「ゾゾヴィラ(ZOZOVILLA)」は歌手の中森明菜とコラボレーションしたコレクション「AKINA NAKAMORI ×ゾゾヴィラ」の第4弾は、「北ウイング」をイメージしたTシャツが登場する。「北ウイング」のTシャツは、4月24日正午から5月1日11時59分まで受注販売する。ブラックとホワイトの2色展開で価格は各8800円。

中森明菜とアパレル企業の初コラボとなる本コレクションでは、中森明菜公式ユーチューブチャンネル「AKINA NAKAMORI OFFICIAL」と連動し、同チャンネルで4月3日から7日間ごとに公開される5曲の楽曲のレコードジャケットをイメージしたデザインのTシャツ全5型を、各楽曲公開日から7日間限定で受注販売している。これまでに第1弾「TATTOO」、第2弾「BLONDE」、第3弾「ジプシー・クイーン」を販売した。

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【2024年母の日】「ジバンシイ」がギフトにぴったりな限定コフレを発売

「ジバンシイ(GIVENCHY)」は5月3日、母の日や父の日のギフトにもぴったりなコフレを数量限定で発売する。フレグランスコフレからは“ジェントルマン オーデパルファム ソサイエティ コフレ”(2万790円)を、スキンケアセットからは“ソワン ノワール キット”(3万1130円)と“スキン PFCT ディスカバリー セット”(4400円)を用意する。“ジェントルマン オーデパルファム ソサイエティ コフレ”のみ、現在伊勢丹新宿本店で先行販売中だ。

“ジェントルマン オーデパルファム ソサイエティ コフレ”は、マスキュリンなウッディノートと、ワイルドナルキッソスのエレガントなコントラストが印象的な“ジェントルマン オーデパルファム ソサイエティ”の現品と、ひんやりとした感触とともに香りを楽しめるスティック状フレグランスの“ジェントルマン ソサイエティ パフューム ボディ スティック”の現品をセットにした。

“ソワン ノワール キット”は、同ブランドのエイジングケアシリーズ“ソワン ノワール”から、現品サイズのクレンジングとローションに、アイクリーム3mLとクリーム7mLを組み合わせた。“スキン PFCT ディスカバリー セット”は、スキンケアアイテムのミニサイズが入った、ライン使いで試せるトライアルセット。美肌づくりの基礎に着目したスキンケアシリーズ“スキン リソース”からは洗顔料を、肌の底力に着目した“スキン PFCT”シリーズからはローション、目元用美容液、日焼け止め乳液を用意する。

ほか、オーデパルファム 50mLとボディーミルク75mL、リップ1.5gをセットにした “ランテルディ コフレ”(1万6720円)と“イレジスティブル コフレ”(1万6720円)も発売中。大胆なフラワープリントが施された限定のボックスは、母の日のギフトにもぴったりだ。

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【2024年夏コスメ】「ナチュラグラッセ」が“生ミントUVシリーズ”を発売 今年はひんやり感がアップ

スキンケアメイクブランド「ナチュラグラッセ(NATURAGLACE)」は4月25日、“生ミントUVシリーズ”を数量限定で発売する。日焼け止めメイクアップベース[SPF50+・PA+++](30mL、3520円)とフェイスパウダー[SPF40・PA+++](5.5g、3520円)、BBクリーム[SPF43・PA+++](27g、3300円)をラインアップする。

夏のメイクに爽やかさをもたらす “UVミントシリーズ”。今年はハッカ葉油を配合し、ひんやり感をアップさせた。

“UVプロテクションベースMT”はスキンケア仕立てのトーンアップUVで、みずみずしくさらりとしたテクスチャーがなめらかに伸び、肌にフィットする。ソフトフォーカス効果で毛穴や凹凸も自然にカバーし、毛穴レスな肌に仕上げる。

“UVルースパウダーMT”は、肌色を選ばず白浮きしないクリアカラーのパウダーが皮脂による化粧崩れやテカリを防ぎ毛穴の気にならないサラサラ肌に仕上げる。

“BBクリームMT”は、みずみずしいテクスチャーが特徴のBBクリーム。1本で気になる肌悩みをしっかりカバーし、きめ細やかなセミマット肌が持続する。カラーはライトベージュとミディアムベージュの2色を用意する。

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【2024年夏コスメ】蜂蜜コスメ「ロアリブ」のフレグランスから限定の香りが登場 フレッシュな“癒しの太陽”をイメージ

蜂蜜を配合したコスメやライフスタイルアイテムを取り扱うビューティブランド「ロアリブ(ROALIV)」は6月13日、定番のフレグランスシリーズ“マインドセンス”から、季節限定の香りのオードパルファン“スージングサン”(20mL、3960円)を発売する。

限定の香りは、ペアやマンダリンなどの甘みと爽やかさを感じるトップノートから、軽やかさがありながらも落ち着いた印象のミドルノートへ移る調香だ。ラストノートにムスクやアンバーを採用し、優しくしっとりとした香りに仕上げた。ボトルは定番品と異なり、ホワイトのグラデーションで特別感を演出している。

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子ども服の「ボンポワン」と「ポケモン」がコラボでアパレルやスキンケア商品を発売

フランスの高級子供服ブランド「ボンポワン(BONPOINT)」は、「ポケモン」の公式ベビーブランド「モンポケ(MONPOKE)」とのコラボコレクションを発売する。

同コレクションは、新生児、ベビー、キッズのためのアパレルやスキンケア商品をラインアップ。

アパレルは、新生児向けの“ベビーパジャマ TIM”(2万1230円〜)、幼児向けの“Tシャツ TOM”(1万4520円〜)、キッズ向けの“Tシャツ AADA”(1万9030円〜)や“スエットシャツTONINO”(3万9050円〜)、デニムの“キャップ ARNOLD”(2万3430円)と“ジャケット LANCELOT”(5万160円〜)など全8種を用意。ほか、子どもから大人まで使える“トートバッグ”(2万1230円)もそろえる。

家族で楽しめる4種類のスキンケアラインは、上質なシルクのような“フェイス クリーム エアレス ポンプ”(50mL、1万2100円)、“ボディー クリーム”(150 mL、1万2100円)、ふんわり豊かな泡立ちで全身の汚れを落とす“フォーミークリーム”(500mL、1万4850円)、ギフトや旅行にも最適な“フェイスクリームボックス「ピカチュウ」”(20mL×4個、1万8480円)を用意する。

同コレクションは、4月24日〜5月7日に伊勢丹新宿店とオンラインで先行予約を行う。伊勢丹新宿店ではスキンケア用品を、公式オンラインストアではスキンケア用品に加え、プログラム「Cherry Member」の会員登録者のみを対象にアパレル商品、トートバッグを販売する。

5月8〜14日には伊勢丹新宿店本館6階センターパーク/ザ・ステージ#6のポップアップ会場で販売するほか、5月8日からは全国の店舗と公式オンラインストアで一般販売する。店舗ではスキンケア、トートバッグのみ取り扱う。

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子ども服の「ボンポワン」と「ポケモン」がコラボでアパレルやスキンケア商品を発売

フランスの高級子供服ブランド「ボンポワン(BONPOINT)」は、「ポケモン」の公式ベビーブランド「モンポケ(MONPOKE)」とのコラボコレクションを発売する。

同コレクションは、新生児、ベビー、キッズのためのアパレルやスキンケア商品をラインアップ。

アパレルは、新生児向けの“ベビーパジャマ TIM”(2万1230円〜)、幼児向けの“Tシャツ TOM”(1万4520円〜)、キッズ向けの“Tシャツ AADA”(1万9030円〜)や“スエットシャツTONINO”(3万9050円〜)、デニムの“キャップ ARNOLD”(2万3430円)と“ジャケット LANCELOT”(5万160円〜)など全8種を用意。ほか、子どもから大人まで使える“トートバッグ”(2万1230円)もそろえる。

家族で楽しめる4種類のスキンケアラインは、上質なシルクのような“フェイス クリーム エアレス ポンプ”(50mL、1万2100円)、“ボディー クリーム”(150 mL、1万2100円)、ふんわり豊かな泡立ちで全身の汚れを落とす“フォーミークリーム”(500mL、1万4850円)、ギフトや旅行にも最適な“フェイスクリームボックス「ピカチュウ」”(20mL×4個、1万8480円)を用意する。

同コレクションは、4月24日〜5月7日に伊勢丹新宿店とオンラインで先行予約を行う。伊勢丹新宿店ではスキンケア用品を、公式オンラインストアではスキンケア用品に加え、プログラム「Cherry Member」の会員登録者のみを対象にアパレル商品、トートバッグを販売する。

5月8〜14日には伊勢丹新宿店本館6階センターパーク/ザ・ステージ#6のポップアップ会場で販売するほか、5月8日からは全国の店舗と公式オンラインストアで一般販売する。店舗ではスキンケア、トートバッグのみ取り扱う。

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アダストリア木村社長とベンチャーの旗手オアシス関谷社長が「グローバルワーク」✕「WWS」異例コラボを語り尽くす

アダストリアの基幹ブランド「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」が、“スーツに見える作業着”として知られるオアシスライフスタイルグループの「WWS (ダブリューダブリューエス)」とコラボレーションした商品を4月26日から発売する。2型からスタートする、一見小さな取り組みだが、実は両者にとって大きな可能性を秘めたプロジェクトでもある。

グローバルワークは2024年2月期に売上高が前期比13.3%増の516億円となり、500億円を突破。期末店舗数は219店舗になった。1000億円達成に向けて、長く愛される日常着を突き詰め、強い看板商品の開発や店舗の大型化やオペレーションの進化などに取り組み、その名の通りグローバルな展開を目指している途上だ。セットアップ、そして、「WWS」との協業が、その起爆剤の一つになるのか。アダストリアの木村治社長と、太田訓・執行役員「グローバルワーク」営業本部長、オアシスライフスタイルグループの関谷有三社長が語る、シナジー&両社の強みとは?

異例のコラボのきっかけは?

WWD:協業のきっかけは、1年ほど前に小売業や飲食業の経営者が集まる食事会で、アダストリアの木村治社長とオアシスの関谷有三社長が出会ったことだと聞く。

木村治アダストリア社長(以下、木村):「グローバルワーク」や「ニコアンド」でセットアップを扱ってきたことや、飲食担当をしていることなどもあり、「WWS」や「春水堂」には目を留めていた。会ってみたら、自ら著書(「なぜ、倒産寸前の水道屋がタピオカブームを仕掛け、アパレルでも売れたのか?」フォレスト出版刊)を持ってきて宣伝したりと、関谷社長自身が面白い方だった(笑)。

関谷有三オアシスライフスタイルグループ社長(以下、関谷):すごい大御所が集まる中で、アダストリアは『ライフスタイル界の巨人』であり、憧れの会社。木村社長もメディアなどで姿を拝見していたが実際にお目にかかると、とても気さくに声をかけていただき、渋谷ヒカリエにあるオフィスに遊びにおいでよと声をかけていただいたので、すぐに行った。ただ、そのときはコラボできたら面白いなとは思いつつ、実際には価格帯も規模も違うし、どういうアウトプットになるかはわからないというのが正直な気持ちだった。

ファンクショナルなボーダレスウエアでつながった
「グローバルワーク」と「WWS」の可能性

木村:「『WWS』の認知度を上げたい」という課題が話に出たので、だったらうちのブランドとコラボしたらいいのでは?と。アダストリアには多くのブランドがあるが、お客さまの層が幅広く、セットアップに力を入れている「グローバルワーク」が良い、とその場で太田を呼んでバトンを渡した。

基本的に、人との出会いをどう会社や事業につなげるかが僕の仕事であり、一番のチャンスになる。今回は関谷さんと「WWS」を、太田と「グローバルワーク」につないだが、実際にはそうした出会いをどうするかは任せた人間次第。任したスタッフは決して無理してやる必要はないと思っているが、こういったことはタイミングもとても重要だ。だから僕自身はなぜ今なのかを常に考え、やると決めたらすぐに動くようにしている。

太田訓アダストリア執行役員「グローバルワーク」営業本部長(以下、太田):「WWS」は業界内でも話題になっていたので知ってはいたが、マーケットも価格帯も異なるのでコンペティター(競合)とは思っていなかった。「スーツに見える作業着」というコンセプトも面白いし、売り方も斬新だなと思っていた。急遽同席したときにすぐ、「WWS」の独自素材「アルティメックス」を見て、これはすごいと思ったし、多様なライフスタイルに寄り添うボーダレスウエアブランドを目指す「WWS」のコンセプトにも共感した。

「グローバルワーク」では、こだわり抜いた日常着を提案するため、3つのFをフィロソフィーに掲げている。“ファッション”と、機能性の“ファンクション”、そして、日常生活で肌触りや質感、着心地を感覚的に〝良い〟と感じられる“フィーリング”だ。「WWS」のファンクションとは親和性を感じたし、私たちが職業やシーン、季節に関係なく着用できるシーンレスなアイテムの提供に向け、「ボーダレスウエア」を新しいキーワードとして定義できると思った。共感をベースに、お互いの強みを掛け算したら面白いことができるのではと考えた。純粋にお客さまにとって良い商品ができたので、多くの方々に体験して喜んでいただきたい。

アダストリアのノウハウで「WWS」を異例の半額で提供

WWD:「WWS」はセットアップで3万5000円。今回は同じ「アルティメックス」、“WWSアラエルソッカン”のジャケットで1万890円、スラックスで7920円と、半額に近い価格を実現している。商品の特徴やこだわりのポイントは?

太田:第1弾では定番のセットアップを作った。テキスタイルは、撥水性や速乾性、ストレッチ性があり、しわになりにくく、毎日洗濯機で丸洗いできるイージーケアという、「WWS」が独自開発した最高級の多機能素材「アルティメックス」を使った。しっとりした質感で、マットで、上品な光沢感と張りがある。「WWS」のメインラインはテーラードに近い形なので、コラボ商品では腰の後ろ側にゴムを入れるなど形やシルエットは「グローバルワーク」で実績のあるパターンを使用し、幅広いお客さまが着やすいようにした。

注力したのは、お互いのブランドの良さを大切にし、表現するかということ。Dカンや、内ポケットにファスナーを付けるなど、作業着として打ち出す「WWS」のコンセプトやこだわりのディテールを反映させた。ストレッチ性がとても高いので縫製が難しかったが、お付き合いしている取引先工場でしっかりした商品を作れた。

関谷:水道屋が開発した「スーツに見える作業着」は、6年目で累計25万着のセットアップを販売し、ブランド年商は10億円に育った。店舗やECだけでなく、2500社の法人にも愛用していただいている。ここまでアクティブスーツ市場が盛り上がってくるとは思っていなかったが、僕たちが機能系セットアップスーツの元祖だという自負がある。

僕らベンチャーの弱みではあるが、ロットの問題で、どんなに頑張っても超えられない価格の壁があった。「アルティメックス」は国産品で、原価もめちゃめちゃ高い。それが今回、アダストリアのノウハウや生産背景を活用することで、パターンも含めてビックリするぐらいハイクオリティのものをロープライスで作ることができた。正直これは本当に驚きだったし、この掛け算は経営者としてとても勉強になった。

WWD:カジュアルのイメージがある「グローバルワーク」の中で、どのような売り方をしていくのか?

木村:実は「グローバルワーク」では数年前からリングヂャケットと協業し、本格的なテーラリングと高見えする素材によりハイクオリティ、ハイコストパフォーマンスを追求したドレスクロージングライン「サロン ド グローバルワーク (Salon de GW)」を展開してきた。シーズンにもよるが、3ピースのセットアップからジャケット、パンツ、シャツ、ニット、ネクタイまで販売している実績がある。これも含めてセットアップ系の商品はかなり提供してきたが、まだその認知が薄い。今回のコラボは「WWS」の力を借りて、セットアップでも信頼がおけるブランドだということを訴求する好機になると思う。

太田:今回は「グローバルワーク」の30店舗と、自社の「ドットエスティ(.st)」、楽天、ZOZOのEC3モールで販売する。私たちの強みは、多くのお客さまが実際にいらっしゃり、手にとっていただけるリアル店舗があること。その店頭で「WWS」とのコラボがわかるように、素材やディテールのこだわり、商品メリットをしっかり伝えられる売り方を準備している。

関谷:「スーツに見えますが、作業着です」というコピーもしっかりと打ち出してもらう(笑)。第1弾もいいものが出来たが、第2弾でさらに「グローバルワーク」の真骨頂を感じた。「WWS」ではこれまでカジュアルのアイテムを展開してこなかったし、その知見もなかったが、第2弾はなんと、カジュアルアイテムと雑貨。僕らの「アルティメックス」を使ったカジュアルアイテムがどのようなものになるのか興味深いし、ここからも本当に多くのことを学ばせていただいた。

太田:今日木村が着ている、羽織にもなる半袖シャツや布帛Tシャツ、ショートパンツ、キャップ、サコッシュを用意する。もともと夏場によく売れるアイテムだが、機能性も高く、街中を歩けるキレイ目なカジュアルとして、仕事にもレジャーにも活用いただけると思う。

アダストリアのスピード感に、ベンチャーの旗手も「びっくり」

WWD:協業する中で驚いたことや、期待することは何か?

関谷:スピード感と的確性だ。僕らはベンチャーなのでスピード感や機動力で大手企業に挑んできた。だけどアダストリアは大きな会社なのに、木村さんのダイナミックな動き方や、太田さんのジャッジの速さ、そして、現場の方々のサンプルを上げる速度、修正するスピードなどが尋常でないぐらい早くて。「ミスター・ベンチャー」の僕でもびっくりした(笑)。そして、ふわっとしたリクエストに対してもディテールまでものすごく的確に返ってきて、サンプルの修正もビシッと上がってきて、さすがだなと感じた。

コストダウンに対しても並々ならぬ企業努力をしていた。アダストリアという会社と「グローバルワーク」というブランドのすごさの理由がわかった。手に届きやすい価格で顧客に提供してもらえることで、僕らみたいなニッチなブランドを知っていただけるのはすごくありがたいし面白い。ホリエモンや田村淳さん、マコなり社長など著名人も含めて、熱狂的なお客さまがいるが、これだけ安くてブランドのコンセプトやクオリティーを踏襲したとてつもなくいいものが出来てしまったので、驚かれると思うし、瞬殺・即完売だと思う。新しいお客さまに「WWS」を知っていただくことも含めて、どういう反応がいただけるか、「令和のヒットメーカー」としても楽しみにしている(笑)。

太田:通常、素材探しを含めて開発には半年以上かかったり、協業ではお互いをリスペクトしあいながらコンセプトを決定したりアプローバルを取ったりするのに時間がかかりがち。けれども今回は共通点が多くてコンセプトも明確だったので、異例のスピード感で進めることができた。

この数年はビジネスをしっかりと確立して上昇気流に乗せていくことにフォーカスしてきた。商品開発においては、ブランドの世界観というよりも、完成された単品を追求し、お客さまのニーズに応える商品を創り上げていくことにフォーカスし、研ぎ澄まされた仕事をしているところだ。その積み重ねを行うとともに、主力商品との掛け算で強みを生かせる取り組みも積極的に行っていきたい。

木村:関谷社長は『大きい会社』と言ってくれていたが、僕自身、アダストリアが大きな会社だという意識はまったくない。コラボももっと積極的にやろうとしているし、もっともっと楽しいことをやろうとしている。チャンスを生かすにはクイックさは必要不可欠。スピード感を増しながら、ますますご縁を大切する会社にしていきたい。

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アダストリア木村社長とベンチャーの旗手オアシス関谷社長が「グローバルワーク」✕「WWS」異例コラボを語り尽くす

アダストリアの基幹ブランド「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」が、“スーツに見える作業着”として知られるオアシスライフスタイルグループの「WWS (ダブリューダブリューエス)」とコラボレーションした商品を4月26日から発売する。2型からスタートする、一見小さな取り組みだが、実は両者にとって大きな可能性を秘めたプロジェクトでもある。

グローバルワークは2024年2月期に売上高が前期比13.3%増の516億円となり、500億円を突破。期末店舗数は219店舗になった。1000億円達成に向けて、長く愛される日常着を突き詰め、強い看板商品の開発や店舗の大型化やオペレーションの進化などに取り組み、その名の通りグローバルな展開を目指している途上だ。セットアップ、そして、「WWS」との協業が、その起爆剤の一つになるのか。アダストリアの木村治社長と、太田訓・執行役員「グローバルワーク」営業本部長、オアシスライフスタイルグループの関谷有三社長が語る、シナジー&両社の強みとは?

異例のコラボのきっかけは?

WWD:協業のきっかけは、1年ほど前に小売業や飲食業の経営者が集まる食事会で、アダストリアの木村治社長とオアシスの関谷有三社長が出会ったことだと聞く。

木村治アダストリア社長(以下、木村):「グローバルワーク」や「ニコアンド」でセットアップを扱ってきたことや、飲食担当をしていることなどもあり、「WWS」や「春水堂」には目を留めていた。会ってみたら、自ら著書(「なぜ、倒産寸前の水道屋がタピオカブームを仕掛け、アパレルでも売れたのか?」フォレスト出版刊)を持ってきて宣伝したりと、関谷社長自身が面白い方だった(笑)。

関谷有三オアシスライフスタイルグループ社長(以下、関谷):すごい大御所が集まる中で、アダストリアは『ライフスタイル界の巨人』であり、憧れの会社。木村社長もメディアなどで姿を拝見していたが実際にお目にかかると、とても気さくに声をかけていただき、渋谷ヒカリエにあるオフィスに遊びにおいでよと声をかけていただいたので、すぐに行った。ただ、そのときはコラボできたら面白いなとは思いつつ、実際には価格帯も規模も違うし、どういうアウトプットになるかはわからないというのが正直な気持ちだった。

ファンクショナルなボーダレスウエアでつながった
「グローバルワーク」と「WWS」の可能性

木村:「『WWS』の認知度を上げたい」という課題が話に出たので、だったらうちのブランドとコラボしたらいいのでは?と。アダストリアには多くのブランドがあるが、お客さまの層が幅広く、セットアップに力を入れている「グローバルワーク」が良い、とその場で太田を呼んでバトンを渡した。

基本的に、人との出会いをどう会社や事業につなげるかが僕の仕事であり、一番のチャンスになる。今回は関谷さんと「WWS」を、太田と「グローバルワーク」につないだが、実際にはそうした出会いをどうするかは任せた人間次第。任したスタッフは決して無理してやる必要はないと思っているが、こういったことはタイミングもとても重要だ。だから僕自身はなぜ今なのかを常に考え、やると決めたらすぐに動くようにしている。

太田訓アダストリア執行役員「グローバルワーク」営業本部長(以下、太田):「WWS」は業界内でも話題になっていたので知ってはいたが、マーケットも価格帯も異なるのでコンペティター(競合)とは思っていなかった。「スーツに見える作業着」というコンセプトも面白いし、売り方も斬新だなと思っていた。急遽同席したときにすぐ、「WWS」の独自素材「アルティメックス」を見て、これはすごいと思ったし、多様なライフスタイルに寄り添うボーダレスウエアブランドを目指す「WWS」のコンセプトにも共感した。

「グローバルワーク」では、こだわり抜いた日常着を提案するため、3つのFをフィロソフィーに掲げている。“ファッション”と、機能性の“ファンクション”、そして、日常生活で肌触りや質感、着心地を感覚的に〝良い〟と感じられる“フィーリング”だ。「WWS」のファンクションとは親和性を感じたし、私たちが職業やシーン、季節に関係なく着用できるシーンレスなアイテムの提供に向け、「ボーダレスウエア」を新しいキーワードとして定義できると思った。共感をベースに、お互いの強みを掛け算したら面白いことができるのではと考えた。純粋にお客さまにとって良い商品ができたので、多くの方々に体験して喜んでいただきたい。

アダストリアのノウハウで「WWS」を異例の半額で提供

WWD:「WWS」はセットアップで3万5000円。今回は同じ「アルティメックス」、“WWSアラエルソッカン”のジャケットで1万890円、スラックスで7920円と、半額に近い価格を実現している。商品の特徴やこだわりのポイントは?

太田:第1弾では定番のセットアップを作った。テキスタイルは、撥水性や速乾性、ストレッチ性があり、しわになりにくく、毎日洗濯機で丸洗いできるイージーケアという、「WWS」が独自開発した最高級の多機能素材「アルティメックス」を使った。しっとりした質感で、マットで、上品な光沢感と張りがある。「WWS」のメインラインはテーラードに近い形なので、コラボ商品では腰の後ろ側にゴムを入れるなど形やシルエットは「グローバルワーク」で実績のあるパターンを使用し、幅広いお客さまが着やすいようにした。

注力したのは、お互いのブランドの良さを大切にし、表現するかということ。Dカンや、内ポケットにファスナーを付けるなど、作業着として打ち出す「WWS」のコンセプトやこだわりのディテールを反映させた。ストレッチ性がとても高いので縫製が難しかったが、お付き合いしている取引先工場でしっかりした商品を作れた。

関谷:水道屋が開発した「スーツに見える作業着」は、6年目で累計25万着のセットアップを販売し、ブランド年商は10億円に育った。店舗やECだけでなく、2500社の法人にも愛用していただいている。ここまでアクティブスーツ市場が盛り上がってくるとは思っていなかったが、僕たちが機能系セットアップスーツの元祖だという自負がある。

僕らベンチャーの弱みではあるが、ロットの問題で、どんなに頑張っても超えられない価格の壁があった。「アルティメックス」は国産品で、原価もめちゃめちゃ高い。それが今回、アダストリアのノウハウや生産背景を活用することで、パターンも含めてビックリするぐらいハイクオリティのものをロープライスで作ることができた。正直これは本当に驚きだったし、この掛け算は経営者としてとても勉強になった。

WWD:カジュアルのイメージがある「グローバルワーク」の中で、どのような売り方をしていくのか?

木村:実は「グローバルワーク」では数年前からリングヂャケットと協業し、本格的なテーラリングと高見えする素材によりハイクオリティ、ハイコストパフォーマンスを追求したドレスクロージングライン「サロン ド グローバルワーク (Salon de GW)」を展開してきた。シーズンにもよるが、3ピースのセットアップからジャケット、パンツ、シャツ、ニット、ネクタイまで販売している実績がある。これも含めてセットアップ系の商品はかなり提供してきたが、まだその認知が薄い。今回のコラボは「WWS」の力を借りて、セットアップでも信頼がおけるブランドだということを訴求する好機になると思う。

太田:今回は「グローバルワーク」の30店舗と、自社の「ドットエスティ(.st)」、楽天、ZOZOのEC3モールで販売する。私たちの強みは、多くのお客さまが実際にいらっしゃり、手にとっていただけるリアル店舗があること。その店頭で「WWS」とのコラボがわかるように、素材やディテールのこだわり、商品メリットをしっかり伝えられる売り方を準備している。

関谷:「スーツに見えますが、作業着です」というコピーもしっかりと打ち出してもらう(笑)。第1弾もいいものが出来たが、第2弾でさらに「グローバルワーク」の真骨頂を感じた。「WWS」ではこれまでカジュアルのアイテムを展開してこなかったし、その知見もなかったが、第2弾はなんと、カジュアルアイテムと雑貨。僕らの「アルティメックス」を使ったカジュアルアイテムがどのようなものになるのか興味深いし、ここからも本当に多くのことを学ばせていただいた。

太田:今日木村が着ている、羽織にもなる半袖シャツや布帛Tシャツ、ショートパンツ、キャップ、サコッシュを用意する。もともと夏場によく売れるアイテムだが、機能性も高く、街中を歩けるキレイ目なカジュアルとして、仕事にもレジャーにも活用いただけると思う。

アダストリアのスピード感に、ベンチャーの旗手も「びっくり」

WWD:協業する中で驚いたことや、期待することは何か?

関谷:スピード感と的確性だ。僕らはベンチャーなのでスピード感や機動力で大手企業に挑んできた。だけどアダストリアは大きな会社なのに、木村さんのダイナミックな動き方や、太田さんのジャッジの速さ、そして、現場の方々のサンプルを上げる速度、修正するスピードなどが尋常でないぐらい早くて。「ミスター・ベンチャー」の僕でもびっくりした(笑)。そして、ふわっとしたリクエストに対してもディテールまでものすごく的確に返ってきて、サンプルの修正もビシッと上がってきて、さすがだなと感じた。

コストダウンに対しても並々ならぬ企業努力をしていた。アダストリアという会社と「グローバルワーク」というブランドのすごさの理由がわかった。手に届きやすい価格で顧客に提供してもらえることで、僕らみたいなニッチなブランドを知っていただけるのはすごくありがたいし面白い。ホリエモンや田村淳さん、マコなり社長など著名人も含めて、熱狂的なお客さまがいるが、これだけ安くてブランドのコンセプトやクオリティーを踏襲したとてつもなくいいものが出来てしまったので、驚かれると思うし、瞬殺・即完売だと思う。新しいお客さまに「WWS」を知っていただくことも含めて、どういう反応がいただけるか、「令和のヒットメーカー」としても楽しみにしている(笑)。

太田:通常、素材探しを含めて開発には半年以上かかったり、協業ではお互いをリスペクトしあいながらコンセプトを決定したりアプローバルを取ったりするのに時間がかかりがち。けれども今回は共通点が多くてコンセプトも明確だったので、異例のスピード感で進めることができた。

この数年はビジネスをしっかりと確立して上昇気流に乗せていくことにフォーカスしてきた。商品開発においては、ブランドの世界観というよりも、完成された単品を追求し、お客さまのニーズに応える商品を創り上げていくことにフォーカスし、研ぎ澄まされた仕事をしているところだ。その積み重ねを行うとともに、主力商品との掛け算で強みを生かせる取り組みも積極的に行っていきたい。

木村:関谷社長は『大きい会社』と言ってくれていたが、僕自身、アダストリアが大きな会社だという意識はまったくない。コラボももっと積極的にやろうとしているし、もっともっと楽しいことをやろうとしている。チャンスを生かすにはクイックさは必要不可欠。スピード感を増しながら、ますますご縁を大切する会社にしていきたい。

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ナポリ・サルトリアの元祖「チェザレ・アットリーニ」が日本法人 「我々は絶滅危惧種、今が動き出す時」

イタリア・ナポリの高級紳士服を100年近く、黙々と作り続けてきたブランドの3代目オーナーが表舞台へ一歩踏み出そうとしている。ナポリのサルトリアの元祖とも言われる「チェザレ・アットリーニ(CESARE ATTOLINI)」がこのほどジャパン社を設立し、社長には二村仁ボルス社長が就任した。「ボルス・1987」日本橋高島屋店内にサロンを今春オープンし、2年以内に都内に直営店オープンを予定している。

1930年代に始まるストーリー

「チェザレ・アットリーニ」の物語は1930年代、ナポリの若きテーラー、ヴィンチェンツォ・アットリーニ(Vincenzo Attolini)が、英国サヴィル・ロウのスーツ作りの美学をベースに、大胆にもパッドや肩パッドを排除した新しいシルエットを開発したことから始まった。彼の創造は、やがてナポリ・スタイルと定義されるようになる。息子のチェザレ・アットリーニ(Cesare Attolini)は幼い頃、テーラーショップで父の隣で働き始め、生地の裁断やテーラーリングを学び、家業を継いだ。

その技術は、チェザレの息子たちにも受け継がれ、現在はマッシミリアーノ・アットリーニ(Massimiliano Attolini)とジュゼッペ・アットリーニ(Giuseppe Attolini)がそれぞれ社長と副社長としてチェザレ・アットリーニ社を経営している。

2年以内に東京に直営店オープンを計画

マッシミリアーノ・アットリーニ社長は今後、小売りの拠点を広げる計画だ。現在は、ニューヨーク、マイアミ、ミラノなどに5店舗を構え、今夏にロンドンにオープン。2030年までにその数を20に拡大するという。東京には2年以内に銀座エリアに直営のオープンする予定だ。このほど来日したアットリーニ社長は「過去20年は、欧米市場に注力してきた。次は東京。各国でフランチャイズ化の打診を受けるが、それは考えられない。オープンする店舗はすべて社内で運営する」と説明する。「我々は土台を築いてきた。そして日本の人々は私たちのことをまだよく知らない。だからこそ、東京に来た。高級志向の男性たちに『チェザレ・アットリーニ』の名を知らせることに注力する、今がその時だ」。

商品構成は、60%が既製服、40%がオーダーメイドまたはビスポークである。ビジネスの中心はジャケットとスーツだが、10年前にイタリアのウンブリア州に購入したニットウェア専門の工場では、パンツ、シャツ、ニットウェア、アウターウェアも生産している。ナポリにはネクタイを生産する小さな工場もある。

ナポリの工房では、120人の職人が働いている。1着のスーツが完成するまでに25~30時間かかることもあり、1日に生産されるジャケットはわずか30着。一つの生地から20着以上は作らない。手作業のため、生産数は年間約7000着に限定している。そのため、卸売りは世界でも100社程度と限られている。価格は、既製服のジャケットは6500~7500ドル(約100万〜116万円)、スーツは7500~9500ドル(約116〜150万円)で、オーダーメイドの価格は約30%上乗せとなる。

7000着以上は生産しない理由

戦略の最大のポイントは、どんなに需要があろうとも年間の生産数は7000を上限にしている点だ。生産数を増やす計画はないため、直営店が増えれば増えるほど、その希少性が高まる。「品質と量は直結する。そしてエクスクルーシビティとは、何着生産するかで決まる」と考えるからだ。

売上高は非公表だが、推定1億ユーロ(約164億円)で、イタリアの高級ブランドの競合他社に比べればその規模は小さい。しかし、小規模であるからこそ創業者が設定した高い基準を保証することができる、というのが同社の考え方だ。「我々は絶滅危惧種だと感じている。他の経営者は、何十億ユーロという単位で話をするが、私たちは自分たちの品質が何十億という単位とイコールになるとは思わない」。

小さなブランドではあるが、ウィンザー公爵、俳優のクラーク・ゲーブル(Clark Gable)やマルチェロ・マストロヤンニ(Marcello Mastroianni) など、歴史上の伊達男たちに愛され、公表はしていないが現在も財界からハリウッドまで顧客を多く抱えている。そして、アットリーニ社長自身がその父と同じく、メジャーを持ち顧客の採寸を行なっている。

本物のラグジュアリーを求める人を満足させる

チェザレ・アットリーニ ジャパンの社長に就任した二村氏は、ラグジュアリーブランドを扱う自身の専門店「ボルス・1987」で、1994年から「チェザレ・アットリーニ」を扱っており、30年におよぶ関係がジャパン社設立の礎にある。私服もほとんどが同ブランドだという二村社長は、「イタリアンクラシコのベースを作ったのがアットリーニ社であり、王道。テーラーは他にもたくさんあるが、他よりも着心地が圧倒的に良い。そして着ていると周囲の人から褒められるという声が多い。それはハンドメイド故だ」とその魅力を説明する。

バスストップやオンワードラグジュアリーグループの要職も兼任してきた二村社長は、売り上げ規模や話題性が先行し、画一化が進むラグジュアリービジネスに危機感を抱いている。「日本には最高級のクオリティとサービスを知り、現状に満足していない顧客がいることは名古屋の自店を通じて実感している。東京も同じ。ここは本当のラグジュアリーを求める人たちを満足させる店となれるだろう」。

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ナポリ・サルトリアの元祖「チェザレ・アットリーニ」が日本法人 「我々は絶滅危惧種、今が動き出す時」

イタリア・ナポリの高級紳士服を100年近く、黙々と作り続けてきたブランドの3代目オーナーが表舞台へ一歩踏み出そうとしている。ナポリのサルトリアの元祖とも言われる「チェザレ・アットリーニ(CESARE ATTOLINI)」がこのほどジャパン社を設立し、社長には二村仁ボルス社長が就任した。「ボルス・1987」日本橋高島屋店内にサロンを今春オープンし、2年以内に都内に直営店オープンを予定している。

1930年代に始まるストーリー

「チェザレ・アットリーニ」の物語は1930年代、ナポリの若きテーラー、ヴィンチェンツォ・アットリーニ(Vincenzo Attolini)が、英国サヴィル・ロウのスーツ作りの美学をベースに、大胆にもパッドや肩パッドを排除した新しいシルエットを開発したことから始まった。彼の創造は、やがてナポリ・スタイルと定義されるようになる。息子のチェザレ・アットリーニ(Cesare Attolini)は幼い頃、テーラーショップで父の隣で働き始め、生地の裁断やテーラーリングを学び、家業を継いだ。

その技術は、チェザレの息子たちにも受け継がれ、現在はマッシミリアーノ・アットリーニ(Massimiliano Attolini)とジュゼッペ・アットリーニ(Giuseppe Attolini)がそれぞれ社長と副社長としてチェザレ・アットリーニ社を経営している。

2年以内に東京に直営店オープンを計画

マッシミリアーノ・アットリーニ社長は今後、小売りの拠点を広げる計画だ。現在は、ニューヨーク、マイアミ、ミラノなどに5店舗を構え、今夏にロンドンにオープン。2030年までにその数を20に拡大するという。東京には2年以内に銀座エリアに直営のオープンする予定だ。このほど来日したアットリーニ社長は「過去20年は、欧米市場に注力してきた。次は東京。各国でフランチャイズ化の打診を受けるが、それは考えられない。オープンする店舗はすべて社内で運営する」と説明する。「我々は土台を築いてきた。そして日本の人々は私たちのことをまだよく知らない。だからこそ、東京に来た。高級志向の男性たちに『チェザレ・アットリーニ』の名を知らせることに注力する、今がその時だ」。

商品構成は、60%が既製服、40%がオーダーメイドまたはビスポークである。ビジネスの中心はジャケットとスーツだが、10年前にイタリアのウンブリア州に購入したニットウェア専門の工場では、パンツ、シャツ、ニットウェア、アウターウェアも生産している。ナポリにはネクタイを生産する小さな工場もある。

ナポリの工房では、120人の職人が働いている。1着のスーツが完成するまでに25~30時間かかることもあり、1日に生産されるジャケットはわずか30着。一つの生地から20着以上は作らない。手作業のため、生産数は年間約7000着に限定している。そのため、卸売りは世界でも100社程度と限られている。価格は、既製服のジャケットは6500~7500ドル(約100万〜116万円)、スーツは7500~9500ドル(約116〜150万円)で、オーダーメイドの価格は約30%上乗せとなる。

7000着以上は生産しない理由

戦略の最大のポイントは、どんなに需要があろうとも年間の生産数は7000を上限にしている点だ。生産数を増やす計画はないため、直営店が増えれば増えるほど、その希少性が高まる。「品質と量は直結する。そしてエクスクルーシビティとは、何着生産するかで決まる」と考えるからだ。

売上高は非公表だが、推定1億ユーロ(約164億円)で、イタリアの高級ブランドの競合他社に比べればその規模は小さい。しかし、小規模であるからこそ創業者が設定した高い基準を保証することができる、というのが同社の考え方だ。「我々は絶滅危惧種だと感じている。他の経営者は、何十億ユーロという単位で話をするが、私たちは自分たちの品質が何十億という単位とイコールになるとは思わない」。

小さなブランドではあるが、ウィンザー公爵、俳優のクラーク・ゲーブル(Clark Gable)やマルチェロ・マストロヤンニ(Marcello Mastroianni) など、歴史上の伊達男たちに愛され、公表はしていないが現在も財界からハリウッドまで顧客を多く抱えている。そして、アットリーニ社長自身がその父と同じく、メジャーを持ち顧客の採寸を行なっている。

本物のラグジュアリーを求める人を満足させる

チェザレ・アットリーニ ジャパンの社長に就任した二村氏は、ラグジュアリーブランドを扱う自身の専門店「ボルス・1987」で、1994年から「チェザレ・アットリーニ」を扱っており、30年におよぶ関係がジャパン社設立の礎にある。私服もほとんどが同ブランドだという二村社長は、「イタリアンクラシコのベースを作ったのがアットリーニ社であり、王道。テーラーは他にもたくさんあるが、他よりも着心地が圧倒的に良い。そして着ていると周囲の人から褒められるという声が多い。それはハンドメイド故だ」とその魅力を説明する。

バスストップやオンワードラグジュアリーグループの要職も兼任してきた二村社長は、売り上げ規模や話題性が先行し、画一化が進むラグジュアリービジネスに危機感を抱いている。「日本には最高級のクオリティとサービスを知り、現状に満足していない顧客がいることは名古屋の自店を通じて実感している。東京も同じ。ここは本当のラグジュアリーを求める人たちを満足させる店となれるだろう」。

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