1位は、GWも一粒万倍日! 「ルイ・ヴィトン」が日本限定の財布を発売|週間アクセスランキング TOP10(5月2〜8日)

1位は、GWも一粒万倍日! 「ルイ・ヴィトン」が日本限定の財布を発売|週間アクセスランキング TOP10(5月2〜8日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、5月2日(木)〜5月8日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
GWも一粒万倍日! 「ルイ・ヴィトン」が日本限定の財布を発売

05月02日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、5月3日の一粒万倍日に先駆けて、初夏らしいペパーミントグリーンの財布を発売した。

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- 2位 -
「ラコステ」が中国で商標権侵害訴訟に勝訴 悪意ある“ワニロゴ”商標の侵害で3億9000万円の損害賠償

05月07日公開 / 文・米国版WWD

 「ラコステ(LACOSTE)」は、中国のアパレルブランド「カルテロ(CARTELO)」に対する商標権侵害訴訟に勝訴した。

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- 3位 -
タイムズスクエアに“ケツ割れサポーター”の俳優集結 誕生から150周年の下着をお祝い

05月07日公開 / 文・米国版WWD

 アクティブウエアブランドの「バイク アスレチック(BIKE STHLETIC)」は5月2日、ジョックストラップ、いわゆる“ケツ割れサポーター”を身につけたブロードウェイの俳優を米ニューヨークのタイムズスクエアに集結させ、今から150年前、自転車に乗る男性のために誕生した下着をアピールした。“ケツ割れサポーター”は1874年、シカゴでスポーツ店を営んでいたC. F. ベネット(C. F. Bennett)が生み出した。運動時の陰部の揺れや動きを防ぐためのスポーツ用サポーターはラグビーやアメリカンフットボールなどの世界でも親しまれ、これまでに全世界で3億5000万枚を販売したと言われている。

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- 4位 -
【2024年母の日】「ルイ・ヴィトン」がギフトセレクションを発売 日本先行アイテムも

05月08日公開 / 文・WWD STAFF

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は母の日にぴったりなギフトセレクションを発売中だ。あらゆる瞬間をエレガントに彩るバッグやシューズ、アクセサリーなどを取り扱う。

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- 5位 -
「ディーン&デルーカ」が数量限定バッグを発売 樹脂素材のブルーベリーカラー

05月08日公開 / 文・WWD STAFF

 「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」 は5月13日、ショッピングバッグを数量限定で発売する。価格は2662円。「ディーン&デルーカ」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。オンラインでは同日11時に発売する。バッグは、ブルーベリーカラーを配し、水濡れに強いEVAメッシュ素材で仕上げている。サイズは、およそ縦35×幅29×マチ16cm。専用のベルトで折り畳むことができる。

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- 6位 -
羽生結弦の写真展が「グッチ銀座 ギャラリー」で開催 「ありのままの今」をテーマに小浪次郎が撮り下ろし

05月07日公開 / 文・WWD STAFF

 「グッチ(GUCCI)」は5月22日から、3月にブランドアンバサダーに就任したフィギュアスケーターの羽生結弦をフィーチャーした写真展「In Focus: Yuzuru Hanyu Lensed by Jiro Konami」を東京・銀座の「グッチ銀座 ギャラリー」で開催する。会期は6月30日まで。来場に関しては事前予約制で5月15日から「グッチ」LINE公式アカウントから来場予約が可能だ。

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- 7位 -
ワコールが高校生用スポーツブラを発売 成長期特有の悩みをケア

05月08日公開 / 文・WWD STAFF

 ワコールのコンディショニングウェアブランド「CW-X」は、高校生を対象とした成長期のバストにフィットするスポーツブラを 5 月 2 日に発売した。カラーはブラック、ネイビー、グレー、ホワイトの4色展開で、サイズはS、M、L、LLを用意。価格はS、M、Lサイズが4400円、LLサイズが4730円だ。

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- 8位 -
「ニューバランス」×「イッセイ ミヤケ」 初のコラボスニーカー“MT10O”が5月15日に発売

05月08日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」との共同制作によるスニーカー“イッセイ ミヤケ × ニューバランスMT10O(エムティテンオー)”を5月15日に日本国内の一部店舗で、6月14日からは世界の一部店舗で発売する。

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- 9位 -
【スナップ】GWの下北沢でインバウンド客に聞く「何買った?」

05月04日公開 / 文・三澤 和也

 自宅の近所にちょっと有名なお寺があり、出勤時(=朝から)多くの訪日外国人客とすれ違う。渋谷駅で降りれば、数百mの間、ほぼ外国語しか聞いていないことに気づく。通退勤時の電車内でも、大きなスーツケースを持った外国人と一緒になる。

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- 10位 -
「ユニクロ×マリメッコ」やロンハーマン別注「G-SHOCK」など! 来週発売のファッションアイテム8選【5/6〜5/12】

05月04日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は5月6〜12日に発売するアイテムを紹介します。「ユニクロ(UNIQLO)」と「マリメッコ(MARIMEKKO)」の2024年夏の限定コレクションが5月10日に発売になります。お花畑で撮影されたキービジュアルを見ただけでもハッピーな気分に。夏の陽気なムードにぴったりのプリント柄で、キッズとおそろいで出かけるのもいいですね。11日にはロンハーマン(RON HERMAN)別注の「G-SHOCK」が発売になります。スマホ連携モデルでマットな質感がシックな佇まいです。

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「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、5月2日(木)〜5月8日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
GWも一粒万倍日! 「ルイ・ヴィトン」が日本限定の財布を発売

05月02日公開 / 文・WWD STAFF

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、5月3日の一粒万倍日に先駆けて、初夏らしいペパーミントグリーンの財布を発売した。

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- 2位 -
「ラコステ」が中国で商標権侵害訴訟に勝訴 悪意ある“ワニロゴ”商標の侵害で3億9000万円の損害賠償

05月07日公開 / 文・米国版WWD

 「ラコステ(LACOSTE)」は、中国のアパレルブランド「カルテロ(CARTELO)」に対する商標権侵害訴訟に勝訴した。

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- 3位 -
タイムズスクエアに“ケツ割れサポーター”の俳優集結 誕生から150周年の下着をお祝い

05月07日公開 / 文・米国版WWD

 アクティブウエアブランドの「バイク アスレチック(BIKE STHLETIC)」は5月2日、ジョックストラップ、いわゆる“ケツ割れサポーター”を身につけたブロードウェイの俳優を米ニューヨークのタイムズスクエアに集結させ、今から150年前、自転車に乗る男性のために誕生した下着をアピールした。“ケツ割れサポーター”は1874年、シカゴでスポーツ店を営んでいたC. F. ベネット(C. F. Bennett)が生み出した。運動時の陰部の揺れや動きを防ぐためのスポーツ用サポーターはラグビーやアメリカンフットボールなどの世界でも親しまれ、これまでに全世界で3億5000万枚を販売したと言われている。

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- 4位 -
【2024年母の日】「ルイ・ヴィトン」がギフトセレクションを発売 日本先行アイテムも

05月08日公開 / 文・WWD STAFF

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は母の日にぴったりなギフトセレクションを発売中だ。あらゆる瞬間をエレガントに彩るバッグやシューズ、アクセサリーなどを取り扱う。

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- 5位 -
「ディーン&デルーカ」が数量限定バッグを発売 樹脂素材のブルーベリーカラー

05月08日公開 / 文・WWD STAFF

 「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」 は5月13日、ショッピングバッグを数量限定で発売する。価格は2662円。「ディーン&デルーカ」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。オンラインでは同日11時に発売する。バッグは、ブルーベリーカラーを配し、水濡れに強いEVAメッシュ素材で仕上げている。サイズは、およそ縦35×幅29×マチ16cm。専用のベルトで折り畳むことができる。

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- 6位 -
羽生結弦の写真展が「グッチ銀座 ギャラリー」で開催 「ありのままの今」をテーマに小浪次郎が撮り下ろし

05月07日公開 / 文・WWD STAFF

 「グッチ(GUCCI)」は5月22日から、3月にブランドアンバサダーに就任したフィギュアスケーターの羽生結弦をフィーチャーした写真展「In Focus: Yuzuru Hanyu Lensed by Jiro Konami」を東京・銀座の「グッチ銀座 ギャラリー」で開催する。会期は6月30日まで。来場に関しては事前予約制で5月15日から「グッチ」LINE公式アカウントから来場予約が可能だ。

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- 7位 -
ワコールが高校生用スポーツブラを発売 成長期特有の悩みをケア

05月08日公開 / 文・WWD STAFF

 ワコールのコンディショニングウェアブランド「CW-X」は、高校生を対象とした成長期のバストにフィットするスポーツブラを 5 月 2 日に発売した。カラーはブラック、ネイビー、グレー、ホワイトの4色展開で、サイズはS、M、L、LLを用意。価格はS、M、Lサイズが4400円、LLサイズが4730円だ。

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- 8位 -
「ニューバランス」×「イッセイ ミヤケ」 初のコラボスニーカー“MT10O”が5月15日に発売

05月08日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」との共同制作によるスニーカー“イッセイ ミヤケ × ニューバランスMT10O(エムティテンオー)”を5月15日に日本国内の一部店舗で、6月14日からは世界の一部店舗で発売する。

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- 9位 -
【スナップ】GWの下北沢でインバウンド客に聞く「何買った?」

05月04日公開 / 文・三澤 和也

 自宅の近所にちょっと有名なお寺があり、出勤時(=朝から)多くの訪日外国人客とすれ違う。渋谷駅で降りれば、数百mの間、ほぼ外国語しか聞いていないことに気づく。通退勤時の電車内でも、大きなスーツケースを持った外国人と一緒になる。

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- 10位 -
「ユニクロ×マリメッコ」やロンハーマン別注「G-SHOCK」など! 来週発売のファッションアイテム8選【5/6〜5/12】

05月04日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は5月6〜12日に発売するアイテムを紹介します。「ユニクロ(UNIQLO)」と「マリメッコ(MARIMEKKO)」の2024年夏の限定コレクションが5月10日に発売になります。お花畑で撮影されたキービジュアルを見ただけでもハッピーな気分に。夏の陽気なムードにぴったりのプリント柄で、キッズとおそろいで出かけるのもいいですね。11日にはロンハーマン(RON HERMAN)別注の「G-SHOCK」が発売になります。スマホ連携モデルでマットな質感がシックな佇まいです。

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韓国「ラネージュ」からフェイスパウダーが登場 さらさら・しっとりな仕上がりを両立し柔らか“マシュマロ肌”に

「ラネージュ(LANEIGE)」は6月1日、ブランド内人気のクッションファンデーション“ネオ”シリーズから、フェイスパウダー“ネオ エッセンシャル フィニッシュパウダー”(3000円)を発売する。取り扱いは、Qoo10と全国のバラエティーショップ、ドラッグストア。渋谷・銀座ロフトではすでに取り扱いを始め(※数量限定、なくなり次第終了)、5月28日から楽天で先行発売する。

同商品は、皮脂や毛穴、肌の凹凸をカバーするフェイスパウダー。異なるサイズの微粒子パウダー3種配合で、さらさらとした仕上がりとしっとり感を両立しマシュマロのような柔らかな印象の肌に導く。マイクロセバムコントロールパウダーが余分な皮脂だけを吸着し、ポアブラーリングパウダーが毛穴をナチュラルにぼかす。ウルトラスムースパウダーが肌のキメに沿って優しく伸び凹凸をカバーし、滑らかでふんわりとした肌に仕上げる。ブランド独自成分「ブルーヒアルロン酸」をはじめとした保湿成分を豊富に配合し、潤いをキープする。

パッケージには、ブランド初の新素材シリコンメッシュを採用。切り込み模様や深さを最適化し使用量を調整しやすくした。開封時や持ち運ぶ際にも粉飛びしにくいコンパクトタイプで、クッションファンデーション“ネオクッション”のパッケージと互換性があるため組み換えて使用することも可能だ。

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「ア ベイシング エイプ®︎」×ショーン・ウェザースプーンのコラボコレクションが誕生 オリジナルの“ボタニカルカモ”を採用

「ア ベイシング エイプ®︎(A BATHING APE ®︎)」(以下、「ベイプ®︎」)は、デザイナー兼アーティストのショーン・ウェザースプーン(Sean Wotherspoon)とのコラボコレクションを5月11日に発売する。「ベイプ®︎」正規取扱い店舗およびオンラインストアで数量限定で販売する。

今回のコラボコレクションは、デニムジャケット、デニムパンツ、チェックシャツ、リバーシブルクルーネックスウェット、リバーシブルTシャツ、スウェットTシャツをはじめ、ボールクッション、ブレスレット、バンドボール、ベイビーマイロ®︎ ドールといったファンキーなコレクターズアイテムもラインアップする。また「ベイプ®︎カモ」は、このコレクションのためにショーンと特別に開発したオリジナルの“ボタニカルカモ”を採用している。

ショーンは「僕の好きなビンテージのスタイルとテクニックを、僕の好きな時代の『ベイプ®︎』とミックスして、両方の世界のベストをお届けします」とコメントする。

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「ア ベイシング エイプ®︎」×ショーン・ウェザースプーンのコラボコレクションが誕生 オリジナルの“ボタニカルカモ”を採用

「ア ベイシング エイプ®︎(A BATHING APE ®︎)」(以下、「ベイプ®︎」)は、デザイナー兼アーティストのショーン・ウェザースプーン(Sean Wotherspoon)とのコラボコレクションを5月11日に発売する。「ベイプ®︎」正規取扱い店舗およびオンラインストアで数量限定で販売する。

今回のコラボコレクションは、デニムジャケット、デニムパンツ、チェックシャツ、リバーシブルクルーネックスウェット、リバーシブルTシャツ、スウェットTシャツをはじめ、ボールクッション、ブレスレット、バンドボール、ベイビーマイロ®︎ ドールといったファンキーなコレクターズアイテムもラインアップする。また「ベイプ®︎カモ」は、このコレクションのためにショーンと特別に開発したオリジナルの“ボタニカルカモ”を採用している。

ショーンは「僕の好きなビンテージのスタイルとテクニックを、僕の好きな時代の『ベイプ®︎』とミックスして、両方の世界のベストをお届けします」とコメントする。

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ケリング ボーテ、新設のアメリカCEO職にロレアル出身者 フレグランス戦略を強化

ケリング(KERING)はこのほど、ビューティ部門のケリング ボーテ(KERING BEAUTE)のアメリカ担当CEO職を新設し、アレクサンドル・シュエイリ(Alexandre Choueiri)氏を任命したことを発表した。また23年に買収した英国のラグジュアリーフレグランスブランド「クリード(CREED)」の販売代理店であるICPを合併したことを明らかにした。

シュエイリ新CEOはロレアルで
20年以上キャリア

シュエイリ新CEOはロレアル(L'OREAL)のリュクス事業本部に勤務し、直近では「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」のフレグランスのグローバルブランドプレジデントを勤めた。ロレアルでは、ブランドの価値向上と旗艦店やポップアップストアの運営、デジタル改革に注力した。また、ロレアル リュクス事業本部のエグゼクティブ・コミッティーのメンバーだった。

ケリング ボーテは傘下ブランドの
内製化が最優先課題

ケリングの2024年1〜3月期(第1四半期)決算は、売上高が前年同期比11.3%減と苦戦しているが、ケリング ボーテを含むケリング アイウエア(KERING EYEWEAR)およびコーポレート部門は同9%増と伸長した。フランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)=ケリング会長兼CEOは年次総会で、「ケリング ボーテはラファエラ・コルナッジャ(Raffaella Cornaggia)グローバルCEOが27人の従業員を率いており、最優先課題は『ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)』『バレンシアガ(BALENCIAGA)』『アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)』『ポメラート(POMELLATO)』『キーリン(QUEELIN)』のビューティライセンスを内製化すること」だと述べた。

それぞれコティ(COTY)とロレアルがビューティライセンスを保持する「グッチ(GUCCI)」と「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」の状況についてはコメントを控え、「契約上の理由から、他ブランドのライセンスの更新時期は開示できないが、優先順位は自社に戻すこと」と繰り返した。

来秋発売の「ボッテガ」を筆頭に
フレグランスを強化

同社は来年秋に「ボッテガ・ヴェネタ」のハイエンド・フレグランスを発売し、「バレンシアガ」「アレキサンダー・マックイーン」のフレグランスの発売も控える。ピノー会長兼CEOは「知名度を高めながら消費者に望まれるブランドへと進化するため、ハイエンド・フレグランスの販路は厳選する。その後、他の大手ラグジュアリーブランドも手がけるような香水は広く販売する予定だ」と話した。同氏によれば、「クリード」の23年の売上高は約3億ユーロ(約498億円)で、利益率は非常に高いという。新作の“クイーン オブ シルク オーデパルファム”などウィメンズフレグランスの好調や特にアジアでの地理的拡大により、ブランドの成長を見据える。

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ケリング ボーテ、新設のアメリカCEO職にロレアル出身者 フレグランス戦略を強化

ケリング(KERING)はこのほど、ビューティ部門のケリング ボーテ(KERING BEAUTE)のアメリカ担当CEO職を新設し、アレクサンドル・シュエイリ(Alexandre Choueiri)氏を任命したことを発表した。また23年に買収した英国のラグジュアリーフレグランスブランド「クリード(CREED)」の販売代理店であるICPを合併したことを明らかにした。

シュエイリ新CEOはロレアルで
20年以上キャリア

シュエイリ新CEOはロレアル(L'OREAL)のリュクス事業本部に勤務し、直近では「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」のフレグランスのグローバルブランドプレジデントを勤めた。ロレアルでは、ブランドの価値向上と旗艦店やポップアップストアの運営、デジタル改革に注力した。また、ロレアル リュクス事業本部のエグゼクティブ・コミッティーのメンバーだった。

ケリング ボーテは傘下ブランドの
内製化が最優先課題

ケリングの2024年1〜3月期(第1四半期)決算は、売上高が前年同期比11.3%減と苦戦しているが、ケリング ボーテを含むケリング アイウエア(KERING EYEWEAR)およびコーポレート部門は同9%増と伸長した。フランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)=ケリング会長兼CEOは年次総会で、「ケリング ボーテはラファエラ・コルナッジャ(Raffaella Cornaggia)グローバルCEOが27人の従業員を率いており、最優先課題は『ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)』『バレンシアガ(BALENCIAGA)』『アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)』『ポメラート(POMELLATO)』『キーリン(QUEELIN)』のビューティライセンスを内製化すること」だと述べた。

それぞれコティ(COTY)とロレアルがビューティライセンスを保持する「グッチ(GUCCI)」と「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」の状況についてはコメントを控え、「契約上の理由から、他ブランドのライセンスの更新時期は開示できないが、優先順位は自社に戻すこと」と繰り返した。

来秋発売の「ボッテガ」を筆頭に
フレグランスを強化

同社は来年秋に「ボッテガ・ヴェネタ」のハイエンド・フレグランスを発売し、「バレンシアガ」「アレキサンダー・マックイーン」のフレグランスの発売も控える。ピノー会長兼CEOは「知名度を高めながら消費者に望まれるブランドへと進化するため、ハイエンド・フレグランスの販路は厳選する。その後、他の大手ラグジュアリーブランドも手がけるような香水は広く販売する予定だ」と話した。同氏によれば、「クリード」の23年の売上高は約3億ユーロ(約498億円)で、利益率は非常に高いという。新作の“クイーン オブ シルク オーデパルファム”などウィメンズフレグランスの好調や特にアジアでの地理的拡大により、ブランドの成長を見据える。

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「ルイ・ヴィトン」編 フランス語の発音を学ぼう!

「WWDJAPAN」の連載「HOW TO SAY?」

自信を持って「ルイ・ヴィトン」と言おう!

初回からいささか難しい例を続けてしまったが、こちらは日本語的な「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」がしっかりフランス人に聞き取れるので、物おじせずに話そう!

LOUISの語尾のSは発音しない。またVUITTONのONは鼻母音なので、鼻にかけることを意識するとなお良し。ボンジュール(Bonjour/おはよう、こんにちは)のONも同様。

連載「HOW TO SAY?」とは?

連載「HOW TO SAY?」は、ブランドの母国語をあらためて(特に発音とリスニングについて)勉強してみよう!というもの。まずは、多くのブランドが生まれ、業界を今なおグイグイけん引するフランスの母国語フランス語にフォーカスする。ブランドに関わる人はもちろん、出張や旅行の際にも役立つかもしれない。

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「ルイ・ヴィトン」編 フランス語の発音を学ぼう!

「WWDJAPAN」の連載「HOW TO SAY?」

自信を持って「ルイ・ヴィトン」と言おう!

初回からいささか難しい例を続けてしまったが、こちらは日本語的な「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」がしっかりフランス人に聞き取れるので、物おじせずに話そう!

LOUISの語尾のSは発音しない。またVUITTONのONは鼻母音なので、鼻にかけることを意識するとなお良し。ボンジュール(Bonjour/おはよう、こんにちは)のONも同様。

連載「HOW TO SAY?」とは?

連載「HOW TO SAY?」は、ブランドの母国語をあらためて(特に発音とリスニングについて)勉強してみよう!というもの。まずは、多くのブランドが生まれ、業界を今なおグイグイけん引するフランスの母国語フランス語にフォーカスする。ブランドに関わる人はもちろん、出張や旅行の際にも役立つかもしれない。

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【スナップ】「ストリートウエアは永遠」 欧州有数の美しき街が原宿“カワイイ”風に染まる

ポルトガルの首都リスボンで、2024-25年秋冬シーズンの「リスボア・ファッション・ウイーク(Lisboa Fashion Week)」が3月に開催された。地中海性気候に属するリスボンは、湿度が低く温暖な気候が特徴で、世界有数の美しい街として観光者も多い。また、“7つの丘の街”と称されるほど坂道が多いことでも知られている。

来場者はほとんどが現地の若者で、地形と天候の影響か、男女共にスニーカー着用率が高く、ブランドは「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」と「ナイキ(NIKE)」が多かった。ゲストのスタイルは、原宿のミックス感覚にも通じる装いが目立った。「GCDS」の“ストリートウエアは永遠不滅”という怪しい日本語をプリントしたパーカなど、スポーティーなストリートウエアのほか、ゴシックやパンキッシュな要素を織り交ぜた若者が印象的だった。ブランドは、Z世代から高い支持を得る「ディーゼル(DIESEL)」や、ポルトガル発「コンスタンサ エントルード(CONSTANCA ENTRUDO)」の着用率が高かった。現地で話を聞いたところ、リスボンでは古着店で購入したアイテムを自己流にアレンジするのが主流だという。

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【スナップ】「ストリートウエアは永遠」 欧州有数の美しき街が原宿“カワイイ”風に染まる

ポルトガルの首都リスボンで、2024-25年秋冬シーズンの「リスボア・ファッション・ウイーク(Lisboa Fashion Week)」が3月に開催された。地中海性気候に属するリスボンは、湿度が低く温暖な気候が特徴で、世界有数の美しい街として観光者も多い。また、“7つの丘の街”と称されるほど坂道が多いことでも知られている。

来場者はほとんどが現地の若者で、地形と天候の影響か、男女共にスニーカー着用率が高く、ブランドは「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」と「ナイキ(NIKE)」が多かった。ゲストのスタイルは、原宿のミックス感覚にも通じる装いが目立った。「GCDS」の“ストリートウエアは永遠不滅”という怪しい日本語をプリントしたパーカなど、スポーティーなストリートウエアのほか、ゴシックやパンキッシュな要素を織り交ぜた若者が印象的だった。ブランドは、Z世代から高い支持を得る「ディーゼル(DIESEL)」や、ポルトガル発「コンスタンサ エントルード(CONSTANCA ENTRUDO)」の着用率が高かった。現地で話を聞いたところ、リスボンでは古着店で購入したアイテムを自己流にアレンジするのが主流だという。

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キム・ヒョナが2年ぶりのカムバック 届かなかった“頂き”を目指した新EP「アティチュード」

ワンダーガールズと4ミニッツの元メンバーであり、K-POPアーティストのキム・ヒョナが5月2日にEPアルバム「アティチュード(Attitude)」をリリースし、約2年ぶりのカムバックを果たした。リリースに先駆け、「WWD KOREA」はヒョナにインタビュー。「アティチュード」の制作過程や、目指した新たな音楽性について聞いた。

「アティチュード」は
手が届かないと思っていた
音楽に到達した証

WWD KOREA(以下、WWD):長い間、取り組んできたEPアルバム「アティチュード」がリリースされました。制作の裏話を聞かせてください

キム・ヒョナ(以下、ヒョナ):これまでの楽曲ではパフォーマンスに重点を置いてきましたが、今回はヴォーカルに大きくシフトしました。この試みは挑戦的で、「私にできるだろうか」という思いでいっぱいでした。困難で厳しい道のりでしたが、満足のいくアルバムにつながりました。

WWD:常に新しいことにチャレンジされていますが、今回のアルバムでの挑戦は何ですか?

ヒョナ:自分探しの旅が今回の挑戦でした。自分の限界に立ち向かい、それを超えていくこと。私は自分のボーカルについて多くの不安を抱えていましたし、自分の可能性を制限していたことにも気づきました。「アティチュード」は、自分には手が届かないと思っていた音楽に到達した証です。トレーニングは大変でしたが、成長に年齢は関係ないという貴重な教訓になりました。

やったことを繰り返したいとは思わない
常に新しいものを求めていく

WWD:これまでとはまったく違う“ヒョナ”になるのでしょうか?

ヒョナ:ひとつ確かなのは、これまで見せたことのない私の一面を見ることができるということです。今回のアルバムのユニークでエキサイティングなポイントだと思います。

WWD:今回のアルバムも“ヒョナ”のコンセプトとスタイルが色濃く反映されていますか?

ヒョナ:それならがっかりするかもしれません。音楽だけで判断されたいという思いがあったから、今回はシンプルでクールなアルバムを目指したので。だから、音の要素を足すことよりも削ることに集中しました。

WWD:どのようなきっかけでそのようなアプローチを取られたのか気になります

ヒョナ:プロデューサーやディレクターの意見をより重視し、プロに従うことを目指しました。以前は自分が表現したいことに集中していましたが、今回は彼らが表現したいメッセージを“ヒョナ”というアーティストを通して伝えようとしました。共同制作のプロセスが喜びの源になるようにしたかったのです。

WWD:マス・アピールにも取り組まなければならないのでは?

ヒョナ:マス・アピールとは何なのか、私もまだ理解しようとしている途中です。エンターテインメント業界の定義が曖昧になればなるほど、私の中でも不確かになっています。なので、いつも理解につながる助けを探しています。
一方で、「楽曲が万人に歌われるアーティストになる」という考えは、あまりないですね(笑)。前にやったことを繰り返したいとは思わない。常に新しいものを求めていくつもりです。

ハイキングへの挑戦と久々のバンコク訪問

WWD:最近、取り巻く環境が変化している中で、癒しがますます重要になってきているのではないですか?

ヒョナ:陳腐に聞こえるかもしれないですが、私にとっては働くことが一番の癒しです。あ!最近は別の癒しも見つけました。ハイキングです。優れなかった体調が良くなってきたこともあり、ハイキングに挑戦する気持ちに火がつきました。この山に登りきれば、レコーディングもきっと完走し届かなかった音楽に到達できる。そんな野望が湧いてきたのです。登りはきつかったですが、頂上に着いた時には達成感と新たなチャレンジ精神に満たされました。アチャサン(峨嵯山)に登ったのですが、今度は北漢山に挑戦したいですね。そんなわけで、最近は登山靴を物色中です。

WWD:久々のバンコク訪問。旅先で必ずすることはありますか?

ヒョナ:市場やスーパーマーケットもチェックは欠かせないです。バンコクに行くのは久しぶりですが、マーケットに行くとTシャツが4000ウォンくらいで売っています。ビンテージのTシャツを見つけるのが楽しいので、旅行のたびに訪れるようにしています。また、屋台で果物や串焼きを買って食べるのも大好きです。

惜しみない努力で
ステージに立ち続けたい

WWD:あなたはよく「生まれつきの才能だ」と言われますよね。これについてはどう思いますか?

ヒョナ:そう言ってもらえることには感謝しています。私自身はそう思っていないので(笑)。そのことを常に自覚しているし、だから陰で努力もしてきました。

WWD:自己満足を望む部分もあるのでは?

ヒョナ:その願望と共存しながらステージに立ち続けたいと思っています。パフォーマンスする機会を得るには、惜しみない努力しかありません。チャンスをつかむのは簡単ではないからこそ努力が不可欠なのです。

WWD:疲れを感じたり、圧倒されたりする瞬間はありますか?

ヒョナ:そんなときには私なりの休息方法があって、3日ほど完全に自宅にこもります。仕事をしていないと不安になってきますが、遅れをとるという選択肢は毛頭ありません。

WWD:家によくこもる人“ホームボディ”はインテリアにはこだわりがありますよね

ヒョナ:ビンテージ家具やアンティーク家具に深い愛情を持っています。その気持ちを表現するために、裁縫をすることもあります。最初は母からかぎ針編みを習ったのですが、ジーンズを再利用してバッグを作ったり、しまいにはカーテンを作ったりするほどになりました(笑)。今は家具のデザインに夢中です。ユニークな家具を作りたいなと思っています。

WWD:以前、ご自身のことを複雑な性格の持ち主だとおっしゃっていました。あれから約1年が経ちましたが、今のお気持ちはいかがですか?

ヒョナ:1年前よりもシンプルになり、安定したと思います。十分な休養を取ったことと、いい人たちに囲まれているおかげです。昔からのスタッフは、私がリラックスして見えると言ってくれし、よく眠れるようにもなりました。

WWD:ヒョナのカムバックを待つファンや読者に一言お願いします

ヒョナ:最近はあまり活動できていませんが、これからも更新していくつもりです。私にできることは音楽だけなので。
健康を大切にしつつ、素敵な音楽を携えて皆さんにお会いしたいです。そしてステージでは常に頑張りたいと思います。皆さんの健康を祈っています!

CONTRIBUTING DIRECTOR:HANNA CHOI
PHOTO:KYUNGYOON RYU
HAIR:HYOJEONG SHIN
MAKE-UP:MINAH PARK
STYLING:SUL JUNG, MINGYOUNG OCK(SSUL STYLE)
LOCATION:AAC(ALL ABOUT CONTENTS), CONRAD BANGKOK HOTEL

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小林製薬が「紅麹」問題で特別損失38億円計上、業績予想取り下げ 24年1〜3月期 

小林製薬の2024年1〜3月期連結業績は、売上高が同9%増の364億円、営業利益が同0.6%減の50億円、純利益が同72.9%減の9億円だった。インバウンド需要の増加や為替変動の影響で増収したが、同社の紅麹問題を受け、38億6200万円の特別損失を計上した。

特別損失の内訳は、製品回収関連の損失が36億4800万円、関連する製造設備の減損損失が2億1300万円。継続して機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」など対象商品3品の回収を実施している。

2024年12月期の通期連結業績予想は、紅麹の問題を受けて「現時点でその影響について見極めることが非常に困難な状況」と、一旦取り下げ「未定とする」と発表した。2月時点では売上高が1856億円、営業利益が263億円、純利益が205億円を計画していた。今後、業績予想の算定が可能となった段階で公表するという。

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テレ東・大森時生×ダ・ヴィンチ・恐山 2人が語る「イシナガキクエを探しています」とフェイクドキュメンタリーの未来

大森時生/テレビ東京 プロデューサー・ディレクター

PROFILE: (おおもり・ときお)1995年生まれ、東京都出身。2019年にテレビ東京へ入社。「Aマッソのがんばれ奥様ッソ!」「Raiken Nippon Hair」「このテープもってないですか?」「SIX HACK」「祓除」を担当。Aマッソの単独公演「滑稽」でも企画・演出を務めた。昨年「世界を変える30歳未満 Forbes JAPAN 30 UNDER 30」に選出された。X(旧Twitter):@tokio____omori

ダ・ヴィンチ・恐山/ライター、小説家

PROFILE:(だ・ゔぃんち・おそれざん)東京都出身。2009年よりツイッターを中心にインターネット上での活動を開始。さまざまな媒体で活動した後、2015年に品田遊名義で小説家としてデビュー。以降、小説家としては品田遊の名義を利用している。2016年にバーグハンバーグバーグ入社。コンテンツのクリエティブディレクションから編集まで幅広く手掛ける。著書に「止まりだしたら走らない」(リトルモア)、「名称未設定ファイル」(キノブックス)、「ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語」(イースト・プレス)など。X(旧Twitter):@d_v_osorezan

テレビ東京のプロデューサー、大森時生が仕掛ける「TXQ FICTION」シリーズの第1弾として、2024年4月30日に「イシナガキクエを探しています(1)」が放送された。この番組は「探しています」とのタイトル通り、行方知れずとなった架空の人物“イシナガキクエ”を捜索するフィクション。これまで大森が手掛けてきた「Aマッソのがんばれ奥様ッソ!」「このテープもってないですか?」「SIX HACK」などの評判が期待を呼び、放送中からSNSではさまざまな考察があふれた。

今回「イシナガキクエを探しています」第2回の放送を前に、対談形式で話を聞いた。そのお相手は、「オモコロ」などのメディアでライターとして活動、「SIX HACK」では構成を務め、さらに「品田遊」名義で小説も執筆するダ・ヴィンチ・恐山。同世代で触れてきた文化圏も近い2人が見据える、フェイクドキュメンタリーの未来とは。

「SIX HACK」はある種の自傷行為みたいだった

——お2人が最初にお仕事をしたのは2023年4〜5月に放送された「SIX HACK」ですが、その前から面識はあったのですか。

大森時生(以下、大森):2022年の12月に放送した「このテープもってないですか?」の時に、恐山さんが番組の感想をネットに書いてくれて、それをきっかけにご飯を食べに行ったのが最初ですね。

ダ・ヴィンチ・恐山(以下、恐山):その食事の席で、「一緒に何かやりましょう」という話をして、1カ月後くらいには「SIX HACK」の企画が送られてきました。

大森:業界人によくある、実現しない口約束に終わらないでよかったです。

恐山:ちなみにその「SIX HACK」では、構成という役割上、エンドクレジットで最初に私の名前が出るので、多くの人から番組の全体像を私が考えたと誤解されているのですが、決してそんなことはありません。

大森:ドラマでいう脚本家みたいに思われているんですかね。もしそうだとしたら確かに誤解で、あの番組はたくさんの人たちが関わって作っています。

恐山:企画や構成には初期から関わっていましたが、私が脚本を直接担当したのは主に番組内VTRなどです。

大森:もともと僕は恐山さんの作品や日記のファンだったのですが、「SIX HACK」につながる作品でいうと、品田遊名義の「ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語」(イースト・プレス)という本があって。あの本のトンマナというか、世にはびこる論破的なものからズレた視点が、番組のテーマ「偉くなる」と相性いいだろうなと思いました。

恐山:テレビで見られる“悪さ”から、もう一歩踏み込んだものをやりたいと思っていたので、そういう視点のズラしは意識しましたね。

——テレビ番組の構成をやってみた感触はいかがでしたか。

恐山:秩序のないネット空間と比べると、テレビはきちんとした枠組みがある分、おかしなことをやったときの緊張感はだいぶ違いました。ただ、自分で放送を見て、あんな番組を放送していいのだろうかと、率直に思いました。

大森:特に恐山さんが担当した「ネットで偉くなる」しぐさやコツを紹介したパートは、誰しもに広く関係するネタが多く、それは当然僕たちにも降りかかるところで、もはや最終的に自傷行為みたいになってましたよね。

実際につながる電話番号が用意されたわけ

——新作「イシナガキクエを探しています」は、いち視聴者として恐山さんはどう見ましたか。

恐山:子供のころ、ああいう人探し番組を見た時に感じたざわざわした気持ちを久しぶりに思い出しました。番組の体裁としてはホラーの感触もあるのですが、それよりも、テレビの中で何が起きているんだろう、という不安感の方が強かったです。

大森:いわゆるJホラー的な怖さとは違いますよね。例えば、イシナガキクエを探している当事者の“米原さん”という方がカメラに向かって話しているシーンは、米原さんの視線とか間に不気味さがあって、何か視聴者を驚かせるような仕掛けがあるわけじゃない。

恐山:そもそも、指名手配犯とかではなく一般人の、しかもだいぶ昔に失踪した人を探すという番組のコンセプト自体が歪(いびつ)ですよね。

大森:人を探す番組はテレビの定番としてありますけど、「イシナガキクエを探しています」は体裁がそれっぽいだけで、よく考えると、この人を探す理由も分からないし、肝心の番組意図がつかめないんです。今回は新しく立ち上げた「TXQ FICTION」という枠組みの中でフェイクドキュメンタリーをやることがテーマなので、これまで僕が作ってきた番組にあったような、構造でのだまし討ちとかではなく、フィクションとしての強度を高めることを追求しました。

恐山:フィクションとしての強度を高めてはいますが、なんならこれまで大森さんが作ってきたどの番組よりも、リアルだと勘違いする人が多そうな気がします。

大森:それは放送時間も関係あるかもしれません。「SIX HACK」は深夜1時からの放送でしたが、今回は深夜0時30分なので、統計的にはざっくり30万〜40万人が視聴しているんです。SNSなどを通じて番組の概要を知った上で見ている人もいますが、ほとんどの人は事前の情報なしで見ているはず。

——視聴者からの情報提供を呼びかける目的で、問い合わせ先の電話番号を放送内で紹介していましたが、あれはOKなんでしょうか。

大森:テレビには、ダメそうでダメではないことはたくさんあります。まさにこれはその一例だと思います。関係各所との綿密な擦り合わせはしました。実際につながる番号を用意したので、放送中に回線はパンクしちゃったんですけど。

恐山:深夜1時近くに電話をかけさせるって、相当なことですよ。

大森:存在しない番号でもよかったんですけど、むしろそれを探す方が難しい部分もあって。それに、コンセプトの段階で「イシナガキクエを探しています」という大きな嘘をついている以上、ほかの部分はなるべく本物にしておかないと、リアリティーがなくなってしまう。スタジオに電話を設置したのも、よくある人探し番組のセットには電話を受けるオペレーターが何人もいるよなっていうところから、じゃあ設置しようかっていう順番で。実際につながる電話番号があったらおもしろい、という発想では全然ないんです。

素材の段階から本物っぽさを追求する

恐山:人探し番組の体裁であるとか、実際につながる電話番号とか、そういった構造のおもしろさはもちろんあるんですけど、私が一番グッときたのは、あのおじいさんの表情やしぐさだったんですよね。

大森:さっき話に出た米原さんですね。

恐山:静かにたかぶっていく感情がなんとも言えず、これはすごいものを見たぞって。あのシーンは演技を超えた何かが確実に宿っていました。しかも、あの方はかなりの高齢者だと思うのですが、難解な番組のコンセプトをよく理解してもらえたなって。

『フェイクドキュメンタリー「Q」』を見ていても思うのですが、ロケーションにしても演技にしても、フェイクだからって決して安っぽくはせず、廃虚ひとつとっても、本気でふさわしい場所を探してくるじゃないですか。あれはすごいなと思います。

大森:「イシナガキクエを探しています」には、『フェイクドキュメンタリー「Q」』の寺内康太郎さんと皆口大地さんにも参加していただいています。寺内さんとはその前にも「祓除」というイベントでご一緒したのですが、僕が一番すごいと思ったのは、素材へのこだわりです。

テレビのやり方だと、撮ってきた映像はあくまで素材として使って、編集の段階で本物に近づけていくのが一般的です。つまり、完成品を本物っぽく仕上げることが最終目標。でも寺内さんは、素材の時点で本物っぽさを追求しているんです。だからこそ、ロケーションでも何でも、撮影の時からどうしたら本物に近づけられるか粘りまくる。素材にリアリティーがあると、編集のセンスや技術でどうにかするのとはまったく違う仕上がりになるんですよ。

恐山:廃虚にしても民家にしても、現実だからこその猥雑さはそう簡単に模造できるものではないですからね。

大森:民家を舞台にする場合、実際に人が住んでいた家じゃないと本物っぽさって出ないんですよね。不思議なことに、人が住んでいた家の匂いとかって、画面越しにも伝わるんです。

恐山:その感覚すごく分かります。匂い、伝わりますよ。

大森:1つ前の時代のフェイクドキュメンタリーは、あくまで低予算で、ロケーションや役者の演技にもそこまでこだわらなくていい、というものも見受けられました。でも今はそのフェーズではなく、これからはクオリティーが求められる時代になってきたのかなと。

恐山:そのうち映画の規模になって、いずれは黒澤映画みたいに民家を壊すかもしれない。

大森:「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(1999年)のころはまだ、アイデア一発で観客を驚かせることができましたが、そこから20年以上経って、最近だと「女神の継承」(21年)とか「呪詛」(22年)とか、映画の中でPOV(Point of View)の手法を使うことが増えてきて、視聴者にとっては映画のクオリティーが水準になっているんですよね。いまや配信で普通にテレビ画面でそういう作品を見ていますし。

そんな時代に、深夜のテレビ番組の予算と規模でフェイクドキュメンタリーを作るとなったら、どうしたって素材で粘るしかない。POVの手法で効率的に撮ったカットをつなげた作品に勝てる唯一の方法は、ノーカットで撮って、その素材を全部つなげると本物に見える、くらいのクオリティーが必要だと思ってやっています。

ロールプレイを続けていると本物に近づいてくる

——「イシナガキクエを探しています」のエンドクレジットを見ると、スタッフの人数がドラマと比べるとだいぶ少ないですよね。

大森:ドラマや映画の現場には必ずいる撮影部、照明部、美術部といった技術スタッフがロケ先にまったくいないんです。なぜいないかというと、そういった外部の専門スタッフがいると、本物に見えるまでひたすら粘って撮る、という手法ができないから。現場の座組としては、プロデューサーの僕と、演出部の寺内さんと皆口さん、近藤亮太さん、あとは役者の方々くらい。素材を撮ることに徹底的にこだわるには、このくらいの人数が限界なんです。技術部のスタッフがいると「いい加減にしろ」となってしまうので。

恐山:フェイクドキュメンタリーって、視聴者を引っ掛ける意図が少なからずあるわけなので、本質的にサディスティックなのは否定できないですよね。だからこそ、作り手が受け手をなめたような態度を出してはいけないと思うんです。なめない態度の1つとして、本物っぽさの追求というのがあって、作り手の「どうだ、すごいだろ」みたいな態度が透けて見えると、その時点で視聴者はびびらないし、失礼。そうではなく、作り手自身が「これ大丈夫か……」って、びびったり怖がったりしているくらいがいい。

大森:その最たるものが「祓除」でしたね。あれは僕も含めスタッフみんなあまりに複雑な入れ子構造が故に、不安な気持ちで制作していました。

恐山:「イシナガキクエを探しています」もこの先そうなっていくんですかね。

大森:いま#2を作っている最中なのですが、番組を見て情報提供の電話をかけてくれた人たちに、折り返しの電話をかけているんですよ。

恐山:え!? どういうことですか?

大森:2000件くらいの着信があったので、もちろん全員は無理ですけど、なるべく多くの人に「より詳しい話を聞かせてください」って、スタッフが電話をかけています。

恐山:そんな電話めちゃめちゃ怖いじゃないですか。

——野暮なことを承知で聞きますが、情報提供者の中には本当に人探しをしていると思っている人もいるのでしょうか。

大森:先ほど言った通り、視聴率から視聴人数を割り出すと、まったくの事前情報なしで見ている人も、中にはいるかもしれないです。そういう方には「TXQ FICTION」という番組であることをお伝えしています。

恐山:電話を折り返して得た情報は番組に反映するんですか?

大森:それは本編をご覧いただければと思います。

恐山:百物語の最後に妖怪が現れるのと同じで、このままいくと本物の方からどんどん近づいてきますよ。

大森:本物が近づいてくるだけじゃなく、これは「SIX HACK」や「祓除」を作りながら改めて実感したことですが、真剣にロールプレイを続けていると、自分たちも本物に近づいていくんですよね。

人はなぜ“考察”したがるのか

——インターネットの世界では、フェイクドキュメンタリーやホラー系が近年さらに盛り上がっているように見えます。

恐山:私が所属している「オモコロ」でも、ここ何年かのPV上位はホラーが独占していますね。映画化もされた「変な家」もオモコロの記事として出していましたし、大森さんと「祓除」でご一緒されていた梨さんも大人気です。

大森:有象無象が混在しまくるネットとホラーは相性いいですもんね。

恐山:それでいうと、小説を発表するサイトとかは数多くあるのですが、「オモコロ」みたいに何でもありなメディアって実はあんまりなくて。どのサイトやメディアもたいてい何かしらのテーマや専門性があるんですよね。だから「オモコロ」のような雑多な場所に突然ホラーが放り込まれると、余計に怖いっていうのはあるのかもしれません。読者は創作なのか実体験のエッセイなのか、何も分からないまま読むことになるので。

——ネット上のいわゆる「考察」については、どう見ていますか。「イシナガキクエを探しています」も放送中にかなり盛り上がっていました。

恐山:流行りとしての考察文化について言えば、騙される側にいたくないというか、より制作者の視点に近い、俯瞰した立場になりたいという動機もありそうです。何か騒動が起きたときに、誰よりも早くメタな視点で総括したくなる気持ちにも近い。

大森:余白が許せないような人も多いのかなって思いますね。正解の解釈を求めたがるというか。

恐山:もちろん、純粋にミステリーやホラーが好きで、趣味として読解を楽しんでいる人も当然います。SNSではそこが混在していますよね。

——大森さんご自身は、考察の盛り上がりを見越して作っているのでしょうか。

大森:いや、そんなにはしていないですね。「イシナガキクエを探しています」に関しては特にしていないです。あくまで純粋に物語として楽しんでほしいと思って作っています。それこそ今回私たちはネットに何も仕込んでいないんです。それなのに次々とネット上でイシナガキクエのピースのようなものが出てくる。視聴者の方が自らやっているんですよね。それが都市伝説の発生の過程のようで興味深いです。一部度を過ぎているので、良識の範囲内でやってほしいとは思いますが……。

脱構築的な手法では時代を超えられない

——一方で、インターネットの集合知によってさまざまな難問が解決していくことも実際にはあるわけで、受け手に対してどこまで期待していいのか、過度な期待はしない方がいいのか、そのあたりはどう考えていますか。

恐山:それは永遠の課題でしょうね。どこに照準を合わせるのか、作り手によってもかなりばらつきがあると思います。例えば雨穴さんの作品などは読み解きを前提としたエンタメとして人気ですが、妖しい雰囲気それ自体に感情を動かされる体験もできます。深く掘ろうと思えば掘りがいはありつつ、別に掘らなくても楽しめる、というのが理想ですよね。

大森:照準という意味では、結局は自分に合わせるしかないのかなと思います。そこを想像でやってしまうと、ミスが起こりやすい気がするんです。新しい表現を追求するためにも、なるべく想像とか予想ではなく、実感を伴った作りにしていきたいというか。

恐山:受け手の心情だけはコントロールできないですからね。

大森:ほんとそうなんですよ。どうせ分からないだろうと想像して幼稚なものを作りたくもないし、分かってくれるはずと予想して自己満足だけで終わるものも作りたくはない。

恐山:ジャンルの宿命として、考察から逃れられないこともまた事実ではありますし。なので私は、自分が見たい/見せたい景色を思い浮かべて創作や企画をしていて、受け手がそれを追体験できたらひとまず目的達成かなと思っているんです。だからこそ、私が「イシナガキクエを探しています」を見て一番いいなと思ったのは、あのおじいさんの迫真の姿だった。あのグロテスクだけど目の離せない瞬間を作り手は見せたかったんだなと感じたし、私も見たかった。ここに完璧なコミュニケーションが成立しているので、考察は必須ではないんです。

大森:恐山さんにそうおっしゃっていただいて、本当にうれしいです。僕が大事にしているのも感情です。種類はどうであれ、見た人の感情を動かしたい。

恐山:ただ、感情というのは個人的なものなので、他人との共有がとても難しい。共通の話題として消費するには考察や解釈、謎解きの方が相性いいんですよね。なので、バズを狙うのであれば、多くの人が共通の話題として盛り上がれる方を向いてしまう、という。

大森:……と、いろいろ言っていますが、TVerなどで再生回数が伸びるのは、深く考察してくれている熱心な視聴者のおかげであることも間違いないので、そこは素直に感謝しています。あとは、その深読みを実生活には反映させないでください、と祈るばかりです。日常生活にまで深読みを発揮させてしまうと、待っているのは陰謀論の類いしかないですから。

そういう意味では、もしかしたら自分の作った番組がその入り口になってしまっているのでは? という可能性についても常々考えているんです。その結果、今回から「TXQ FICTION」という名前をつけて、フィクションと銘打ったシリーズにしていこうと決めたところもあるので。

——事実かどうかをぼやかすことで増す恐怖もありますが、フィクションであると明言した方が潔いですし、態度としても真摯で、優しいと思います。

大森:僕自身、この仕事を始めた最初のころは特に、フィクションと謳うことで魅力が減るんじゃないかと思っていた時期もありました。でも、いろいろ自分の番組を作っていく中で、そこは堂々とフィクションと銘打った方がいい、そのことで魅力を損なうことはないと、はっきり思うようになりました。そこは個人的なフェーズの変化でもあります。

例えば、「このテープもってないですか?」は、バラエティー番組の体裁をとりながら、ギミックとして不気味な要素を忍ばせるという作りでした。ただ、そういった形式や構造のひねりで引きつける脱構築的な手法だと、瞬間風速は出せたとしても、時代は超えないとも思ったんです。同時代性という意味では楽しいし、そういう番組をまた作ることもあるかもしれませんが、それよりも今は、いつどの時代に見られても同じように楽しめるものを作りたい。そのためには、フィクションであることが必要だと考えています。

PHOTOS:YUTA FUCHIKAMI

■「イシナガキクエを探しています」(2)
テレビ東京
5月10日(金)深夜1時53分〜2時23分

■「イシナガキクエを探しています」(1)
の配信はこちら
https://tver.jp/episodes/epfy61qq2z

番組公式X
https://twitter.com/TXQFICTION

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「アディダス オリジナルス」×「オルウェイズ」 キャンバス素材の“サンバ”3色を発売

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は、謎多き全天候型ブランド「オルウェイズ(ALWAYTH)」とのコラボレートコレクションの第1弾として“サンバ OG オルウェイズ(SAMBA OG ALWAYTH)”(3色、各1万6500円)を発売する。5月10日17時にコンファームド(CONFIRMED)アプリで抽選受け付けを開始し、5月17日にアディダス直営店および取り扱い店舗で販売する。

同商品はイギリスの伝統的なオイルドジャケットに着想を得ており、キャンバス素材のアッパーに、アイステイとスリーストライプスにはコーデュロイを採用した。“SAMBALWAYTH”のレタリングを入れ、インソールには気分が晴れるよう思いを託した“晴れ空”を描いている。また、同色のシューレースに加えて、「オルウェイズ」の定番であるリフレクター仕様の丸いシューレースをセットにした。

また、発売を祝してアディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿でローンチイベントを開催する。キービジュアルに登場したWASPがDJを務めるほか、特別なノベルティーを用意する。

◼︎ローンチイベント
日程:5月17日
時間:20:00〜22:00
場所:アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿

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資生堂ジャパン、早期退職募集に1477人が応募 180億円を費用計上

資生堂ジャパンは、2月29日に発表した1500人の早期退職者募集に1477人の応募があったと発表した。9月30日が退職日となる。早期退職支援プランの実施で発生する退職金への特別加算金などの費用約180億円を2024年1〜3月期に非経常項目として計上する。

対象は総従業員数1万3300人(2023年12月時点)のうち45歳以上かつ勤続年数20年以上の社員。4月17日〜5月8日の期間で募集した。今回の早期退職支援プランでは、現行の早期退職制度に特別加算金(退職時年齢に応じた特別加算金を通常の退職金に加算)と希望者に対して再就職支援サービスを提供する。

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パーソンズやFITでもデモ ガザへの攻撃中止を求めて全米の大学で抗議活動、逮捕者も

パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルに対し、世界各国の大学で学生らが抗議活動を行っている。米国では、ハーバード大学、イェール大学、コロンビア大学、ニューヨーク市立大学、マサチューセッツ工科大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校およびバークレー校、テキサス大学オースティン校など、4月中旬ごろから多数の大学でデモ行進やキャンパス内での座り込み、テントを張っての野営などが行われているが、これまでに2200人以上が警察に拘束される事態となっている。

欧米の大学では、大学が基金を設立して多額の資金を運用し、それを大学運営や研究費などに充てていることが多い。学生や一部の教授陣らは、大学基金が軍需産業やガザへの攻撃を支援している企業に投資したり、そうした企業から資金援助を受けたりすることは「ガザでの虐殺に加担していることと同義だ」として、大学側に資金の引き揚げや投資先の変更などを求めている。

こうしたデモ活動が行われているのは大規模な大学だけではない。ファッションの名門校であるパーソンズ美術大学や、ニューヨーク州立ファッション工科大学(以下、FIT)でも学生らが抗議していたが、大学側の要請を受けて警察が介入。5月3日にはパーソンズ美術大学で45人、7日にはFITで46人が逮捕されたものの、9日にはほぼ全員が釈放された。しかし、停学処分となったり、裁判所への出頭を求められたりする場合もあるという。

パーソンズ美術大学のドナ・シャララ(Donna Shalala)暫定学長は、「当校の教育に関する使命を妨げない限り、私たちは学生の権利である言論の自由について寛容に許容してきた。学生、教授陣、スタッフが、教室やオフィス、図書館、カフェテリアなど大学施設に問題なくアクセスできるのであれば、野営することも学生の権利に含まれると考えて認めてきた。しかし、デモの参加者らはおよそ600人が居住する学生寮の入口を塞ぎ、何度か申し入れた話し合いにも応じなかった。このため、非常に残念ではあるが、ニューヨーク市警に介入を要請せざるを得なかった」と述べた。

一方、学生側を代表するグループは、抗議活動は平和的に行っており、建物へのアクセスを妨げたり、非常口を塞いだりしていなかったと主張。「パーソンズは、警察の介入や学生の拘束を容認したことにより、社会正義や反軍国主義を掲げる教育機関であるという誇りや伝統を著しく損なった。私たちは(大学基金の)投資先の変更や資金の引き揚げ、ひいてはパレスチナの自由および虐殺中止を訴えるため、今後も各地の大学で行われている抗議活動に連帯する」と声明を発表した。

なお、警察の介入に伴い、同大学では休講もしくはオンラインで授業を実施していたが、11日から通常どおり授業を行っているようだ。

また、現地メディアの報道によれば、こうした抗議活動に賛同していないにもかかわらず、野営などに加わって暴力的な行為に及ぶケースも散見されており、逮捕者の中には学生でない人物も含まれているという。

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パーソンズやFITでもデモ ガザへの攻撃中止を求めて全米の大学で抗議活動、逮捕者も

パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルに対し、世界各国の大学で学生らが抗議活動を行っている。米国では、ハーバード大学、イェール大学、コロンビア大学、ニューヨーク市立大学、マサチューセッツ工科大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校およびバークレー校、テキサス大学オースティン校など、4月中旬ごろから多数の大学でデモ行進やキャンパス内での座り込み、テントを張っての野営などが行われているが、これまでに2200人以上が警察に拘束される事態となっている。

欧米の大学では、大学が基金を設立して多額の資金を運用し、それを大学運営や研究費などに充てていることが多い。学生や一部の教授陣らは、大学基金が軍需産業やガザへの攻撃を支援している企業に投資したり、そうした企業から資金援助を受けたりすることは「ガザでの虐殺に加担していることと同義だ」として、大学側に資金の引き揚げや投資先の変更などを求めている。

こうしたデモ活動が行われているのは大規模な大学だけではない。ファッションの名門校であるパーソンズ美術大学や、ニューヨーク州立ファッション工科大学(以下、FIT)でも学生らが抗議していたが、大学側の要請を受けて警察が介入。5月3日にはパーソンズ美術大学で45人、7日にはFITで46人が逮捕されたものの、9日にはほぼ全員が釈放された。しかし、停学処分となったり、裁判所への出頭を求められたりする場合もあるという。

パーソンズ美術大学のドナ・シャララ(Donna Shalala)暫定学長は、「当校の教育に関する使命を妨げない限り、私たちは学生の権利である言論の自由について寛容に許容してきた。学生、教授陣、スタッフが、教室やオフィス、図書館、カフェテリアなど大学施設に問題なくアクセスできるのであれば、野営することも学生の権利に含まれると考えて認めてきた。しかし、デモの参加者らはおよそ600人が居住する学生寮の入口を塞ぎ、何度か申し入れた話し合いにも応じなかった。このため、非常に残念ではあるが、ニューヨーク市警に介入を要請せざるを得なかった」と述べた。

一方、学生側を代表するグループは、抗議活動は平和的に行っており、建物へのアクセスを妨げたり、非常口を塞いだりしていなかったと主張。「パーソンズは、警察の介入や学生の拘束を容認したことにより、社会正義や反軍国主義を掲げる教育機関であるという誇りや伝統を著しく損なった。私たちは(大学基金の)投資先の変更や資金の引き揚げ、ひいてはパレスチナの自由および虐殺中止を訴えるため、今後も各地の大学で行われている抗議活動に連帯する」と声明を発表した。

なお、警察の介入に伴い、同大学では休講もしくはオンラインで授業を実施していたが、11日から通常どおり授業を行っているようだ。

また、現地メディアの報道によれば、こうした抗議活動に賛同していないにもかかわらず、野営などに加わって暴力的な行為に及ぶケースも散見されており、逮捕者の中には学生でない人物も含まれているという。

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三越伊勢丹の名物バイヤー、神谷氏がサステナビリティ推進室マネージャーに就任 新境地を語る

PROFILE: 神谷将太/三越伊勢丹ホールディングスサステナビリティ推進部マネージャー

神谷将太/三越伊勢丹ホールディングスサステナビリティ推進部マネージャー
PROFILE: 2009年に伊勢丹(現:三越伊勢丹)へ入社後、伊勢丹新宿店婦人服の店頭販売、アシスタントバイヤー、アシスタントマネージャーを経て15年よりバイヤー職を担う。15年-16年に伊勢丹新宿店インターナショナルデザイナーズバイヤー、17年-18年に伊勢丹新宿店インターナショナルクリエーターズバイヤー、19年から伊勢丹新宿店リ・スタイル バイヤーなどを経て、2024年4月より三越伊勢丹ホールディングス サステナビリティ推進部へ異動。ファッション×サステナビリティの価値創造に積極的にチャレンジし、さまざまな企画、プロジェクトを生み出した。中でも「デニム de ミライ~Denim Project~」「ピース de ミライ~Revalue Fashion Project~」の2つのプロジェクトのリーダーを務めた。趣味は地方の秘湯とサウナ巡り、特に北海道。 PHOTO:SHUHEI SHINE

伊勢丹新宿店でリ・スタイル担当などファッションのど真ん中でキャリアを積んできた名物バイヤーがこのほど、三越伊勢丹ホールディングスのサステナビリティの要職に着任した。廃棄デニムを再利用して話題になった「デニム de ミライ」企画など、バイヤー時代の型破りな仕事を経て新しい部署で何を担うのか。神谷将太三越伊勢丹ホールディングス総務統括部サステナビリティ推進部マネージャーに話を聞いた。

サステナビリティ推進部の「営業」を担う

WWD:辞令をどう受け止めましたか?

神谷将太三越伊勢丹ホールディングス総務統括部サステナビリティ推進部マネージャー(以下、神谷):サステナビリティ推進部は2022年にできた部署です。改めてそのミッションを聞くうちに“やるぞ”とモチベーションが上がりました。経営に近い立場でサステナリティのさまざまなことに関わり、知識や人脈を広げ、 また営業の現場に戻って活躍する。そういう循環も社は考えているようです。現場感覚と経験、社内外のつながりを生かして具体的な取り組みを推進したい。

WWD:具体的な業務を教えてください。

神谷:サステナビティ推進部が大きく3つのチーム、「環境」「営業」「従業員エンゲージメント」に分かれており、私は「営業」チームでマネージャーを務めます。

WWD:営業チームの役割とは。

神谷: “シンク グッド(think good)”のプロジェクトを、百貨店グループのみならず関連各社全体で推進をしていくことと、サプライチェーンマネジメントです。百貨店事業としてスタートした“シンク グッド”は、今年度からグループ会社、関連事業を含めて推進します。グループ会社はホームページに載せているだけで37あり、不動産、金融などさまざまなチームがある。本当にいろいろな事業があるので、まずは弊社のことも改めて勉強したい。彼らと伴走して、時にお取引先をつなぎ“シンク グッド”を広げていく。サステナリティの考え方に基づく戦略を勢いをもって構築したい。

WWD:サプライチェーンマネジメント業務を具体的に。

神谷:主にお取り組み先との対話です。最近は特にラグジュアリーブランドは自社の行動規範を持ち、こちらに提示されることも多い。昨年から、新宿店の商品チームを中心に現場のバイヤーが約500社のお取り組み先と対面で品質管理や法令順守、人権への配慮など双方の規範の話をしています。

WWD:1社ずつ話すのは労力ですね。行動規範を配って終わり、ではない、と。

神谷:対話を通じてお取り組み先がサプライチェーンの川上をどこまでさかのぼり、何を大切にしているかを把握できることは意味がある。小売りの立場だと川上の現実はなかなか見えないから、対話を通じてかなり勉強になっています。サステナビリティ推進部はグローバルの動きやリスクなどの情報共有をします。昨年までは学ぶ立場だったのですが今年は伝える側ですね。一方通行ではなく、現場が活かせる情報として伝えていきたい。

WWD:サステナビリティに携わると従来のファッションビジネスにはない言葉や価値観と出会うことが多いのでは?

神谷:勉強しなければ、はすごく実感しています。知らない用語、取り巻く法律もそうだし社内の行動規範や調達方針もそう。すでに明文化されたものはあるしバイヤーですからある程度は知っていたけれど、自分の言葉で言語化して人に伝えることはまた別です。

WWD:この職務で自身のどんな姿を目指していますか。

神谷:現場感覚と経験、あと社内外のつながりを生かして、具体的な取り組みを推進したい。

サステナビリティはカウンターカルチャーという意識だった


WWD:「営業」と聞くと何かを売るイメージですが、ここで言う「営業」は営業施策の横展開、という意味ですね。つなぎ、巻き込んでいく、それは神谷さんがバイヤーとして「デニム de ミライ」などで実践してきたことです。

神谷:そうですね、思い返せば、バイヤー着任1年目の2016年に工場の余剰生地をデザイナーとピックアップして多品種少量生産の提案をしたり、リ・スタイル プラス担当のときは、希少性×エシカルという設定で、「ファセッタズム(FACETASM)」や「コシェ(KOCHE)」などと環境配慮素材や余り物から1点ものを作ったりしていました。

WWD:早かったですね。

神谷:当時は「サステナビリティはメーンストリームでないからそこに新しい価値、先進性があるのではないか」と思い、取り組んでいました。リ・スタイル プラスらしいカウンターカルチャーという意識です。

WWD:“やらねば”ではなく、“新しいことをしよう”から入っているところがいいですね。

神谷:ファストファッションが急成長する中、大量生産に対するアンチテーゼであり、「価格より価値が大事だ」という感覚が強かったですね。ファッションに機能性だけでなく情緒性や社会性を加味し、新しい価値観として提供したかった。

WWD:2020年にリ・スタイルをリモデルしたときには「パワー・オブ・チョイス、私たちができること」といった切り口でした。

神谷:この時はサステナビリティという言葉を使いました。ただしサステナビリティを絶対的なものではなく、多様性のひとつ “美しい選択”としてとらえたメッセージです。

小売り・ファッションとサステナビリティを結びビジネスとして成立させる難しさ

WWD:そういった変化に敏感なのは、バイヤーとしてさまざまなクリエイションや社会を見続けてきたからこそでしょう。

神谷:そうですね。年に4回ほど海外出張をするなかでブランドから「これは再生ポリエステルで作った」「これは残反だから少量しかない」といった話を多く聞くようになったり、プライズに選ばれるデザイナーもマリーン・セル(Marine Serre)をはじめ、サステナビリティに通じる考えがある人が増えたりするのを見聞きするなかで「そういう文脈になっているのだな」と受け取りました。ただ、それをお客さんに押し付けるのも違う。1人1人を否定せずに自分なりのスタイルを発信したかった。

WWD:特に、2022年3月に実施した「デニム de ミライ」は大きな話題になりました。

神谷:自分の中でもそういうマインドが醸成していたときに、たまたまヤマサワプレスを訪れて廃棄寸前の「リーバイス(LEVI’S)」のジーンズ“501”の山を見て「なるほど、やろう」と思えた。“デニムdeミライ”での活動は、本業であるファッションコンテンツとしての魅力を高めようとしたことや、様々な人を巻き込んで規模を大きくして発信性を高めたこと、つまり本業として当たり前のことに精一杯の力を入れて活動したことで、良い結果につながりました。

WWD:それがその後の、2023年「リスタイルアーカイブ」、デニム以外の生地の残反も加えた「ピース de ミライ」へとつながりました。 一連の取り組みの中で難しいと感じたことは?

神谷:本業である小売り・ファッションとサステナビリティを組みつけてビジネスとして成立させることです。サステナビリティの活動は「今すぐ儲からないとやらない」という訳でもない。本業の戦略とサステナビリティを組みつけることで、結果として“経済的価値”と“社会的価値”の双方の向上につながります。企画の質の向上と規模の拡大を通じて、経済性と社会性の双方を追求することは難しかったです。

また、衣食住で質の高い・幅広いコンテンツとの協業や小売り他社との連携もポイントになりました。社内外の多くの人を巻き込み最終的には一人のバイヤーの企画から、会社規模の企画に引き上げたことは誇りです。

顧客のサステナビリティに対する関心度の変化

WWD:顧客のサステナビリティに対する関心度の変化をどうみていますか?

神谷:2010年から行っている顧客アンケートをホームページでも公開していますが、「当社のサステナビリティ活動を知っていますか?」の質問に対して10年は20%程度だった「イエス」が23年には50%を超えました。また「三越伊勢丹が取り組むべき課題」に関しては、21年度までは「商品の品質」がトップだったのに対して、22年度からは「食品廃棄物の削減」となり、サステナビリティにつながることに関心を持たれていることがうかがえます。

自由回答には「百貨店だからこそ、ラグジュアリーとサステナビリティを両立させてほしい」という声や「百貨店をきっかけに知ることが増えた」もあがっています。印象的なのは一時期聞かれた「サステナビリティはトレンドだよね」という言葉が最近はほとんど聞かれなくなったことです。

ファッションとサステナビリティは両立する

WWD:神谷さんが考える「ラグジュアリー」とは?

神谷:まず、ラグジュアリーは高級や豪華という意味ではないということを最初にお伝えしたいです。目新しさだけでもない。自分と仲間の未来を豊かにしてゆくもの、と考えています。豊かになる、をほかの言葉に置き換えると、感動する、笑顔になる、成長する、新しいつながりができるといったこと。それを実感できるのがラグジュアリーだと思います。

WWD:「ファッションの伊勢丹」は再先端のファッションを扱っています。その中でファッションとサステナビリティは両立すると思いますか?

神谷:両立すると思います。社会価値も含めて考えること自体がクリエイティブだと思うから。

WWD:今後の課題は?

神谷:バイヤーは幅広いスコープを持ち情報収集していますがリソースとなる要素が個人や規模の小さい事業者になることも多い。いわゆる「人と人」の関係性からキッカケが生まれ、そこに寄り添った活動となることも多いため、企画やプロジェクトが属人化しやすく、企画の規模化や発展性、継続性を目指した仕組み化が難しくなってしまうことが課題です。

「デニム de ミライ」のときは、ヤマサワプレスでオープンファクトリーを開催し、社内メンバーに実際に体験し共感いただいたことで多くの人を巻き込むことができました。共感を生みだすためのストーリーを作り、メンバーを集め、経験を共にして、組織化と仕組み化をしていくというプロセスが非常に大切だと思いました。

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「アンドビー」×「ポケモン」 ピカチュウ、カビゴン、プリンがベースメイクアイテムに

ヘアメイクアップアーティストの河北裕介氏がプロデュースするライフスタイルブランド「アンドビー(&BE)」は6月1日、「ポケットモンスター」とのコラボコレクションを数量限定で発売する。ロフト(LOFT)、プラザ(PLAZA)、アットコスメ(@COSME)、ハンズ(HANDS)、アインズ&トルペ(AINZ&TULPE)などのバラエティーショップで取り扱う。

ラインアップは、化粧下地“アンドビー UVプライマー” [SPF50+・PA++++](全4色、各36g、各2750円)と“アンドビー ファンシーラー”[SPF20・PA++](全3色、各4g、各3850円)の2種。どちらも石けんタイプの洗顔料とお湯で落とせる肌にやさしい設計だ。

ツヤ肌補正と日焼け止め、美容液が一本に詰まった“アンドビー UVプライマー”は、カラーに合わせてピカチュウ、カビゴン、プリン、イーブイをデザインした。4本並べるとポケモンたちがハイタッチしているように施している。新色として登場する“スカイグロウ”は、水色パールを配合し肌の透明感を自然に底上げする。

“アンドビー ファンシーラー”は、イーブイとピカチュウがハイタッチしているようなデザイン。伸びが良く肌にしっとりフィットするテクスチャーで、オレンジで目のクマ部分を、スキンカラーで肌の気になる部分をカバーできるファンデーションとコンシーラーを兼ねたアイテムだ。

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「アンドビー」×「ポケモン」 ピカチュウ、カビゴン、プリンがベースメイクアイテムに

ヘアメイクアップアーティストの河北裕介氏がプロデュースするライフスタイルブランド「アンドビー(&BE)」は6月1日、「ポケットモンスター」とのコラボコレクションを数量限定で発売する。ロフト(LOFT)、プラザ(PLAZA)、アットコスメ(@COSME)、ハンズ(HANDS)、アインズ&トルペ(AINZ&TULPE)などのバラエティーショップで取り扱う。

ラインアップは、化粧下地“アンドビー UVプライマー” [SPF50+・PA++++](全4色、各36g、各2750円)と“アンドビー ファンシーラー”[SPF20・PA++](全3色、各4g、各3850円)の2種。どちらも石けんタイプの洗顔料とお湯で落とせる肌にやさしい設計だ。

ツヤ肌補正と日焼け止め、美容液が一本に詰まった“アンドビー UVプライマー”は、カラーに合わせてピカチュウ、カビゴン、プリン、イーブイをデザインした。4本並べるとポケモンたちがハイタッチしているように施している。新色として登場する“スカイグロウ”は、水色パールを配合し肌の透明感を自然に底上げする。

“アンドビー ファンシーラー”は、イーブイとピカチュウがハイタッチしているようなデザイン。伸びが良く肌にしっとりフィットするテクスチャーで、オレンジで目のクマ部分を、スキンカラーで肌の気になる部分をカバーできるファンデーションとコンシーラーを兼ねたアイテムだ。

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ユニクロ「UT」とTREASUREのコラボTシャツが5月24日に発売 サインが当たるキャンペーンも

ユニクロのTシャツブランド「UT」は5月24日、韓国発のグローバルボーイズグループTREASURE(トレジャー)と初めてコラボレーションした“ファインド ユア トレジャー(FIND YOUR TREASURE)UT”(6型、各1500円)を発売する。ウィメンズ展開でサイズはXS〜3XLを用意した。全国の店舗およびオンラインストアで取り扱う。

Tシャツには代表曲を1曲ずつデザインしており、ベストアルバムのようなコレクションになっている。

発売日の20時からオウンドメディア“ユニクロ ライブ ステーション(UNIQLO LIVE STATION)”でTシャツのこだわりやサイズ感を紹介する。同メディアの視聴者のうち抽選で10名に、TREASUREメンバー直筆のサインと当選者の名前が入ったコラボ商品が当たるキャンペーンを実施する。応募締め切りは5月30日で、7月中旬に発送予定だ。

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ユニクロ「UT」とTREASUREのコラボTシャツが5月24日に発売 サインが当たるキャンペーンも

ユニクロのTシャツブランド「UT」は5月24日、韓国発のグローバルボーイズグループTREASURE(トレジャー)と初めてコラボレーションした“ファインド ユア トレジャー(FIND YOUR TREASURE)UT”(6型、各1500円)を発売する。ウィメンズ展開でサイズはXS〜3XLを用意した。全国の店舗およびオンラインストアで取り扱う。

Tシャツには代表曲を1曲ずつデザインしており、ベストアルバムのようなコレクションになっている。

発売日の20時からオウンドメディア“ユニクロ ライブ ステーション(UNIQLO LIVE STATION)”でTシャツのこだわりやサイズ感を紹介する。同メディアの視聴者のうち抽選で10名に、TREASUREメンバー直筆のサインと当選者の名前が入ったコラボ商品が当たるキャンペーンを実施する。応募締め切りは5月30日で、7月中旬に発送予定だ。

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アメリカでビューティ × スムージーコラボ続々 高級育毛サプリブランドも挑戦

米高級育毛サプリメント「ニュートラフォル(NUTRAFOL)」は植物由来のジュースを販売する「ジュースプレス(JUICE PRESS)」と提携し、髪の健康に着目したスムージーを6月初旬まで販売する。パッションフルーツやバナナ、ケールなどに加え、エンドウ豆の新芽エキスやビタミンEなど「ニュートラフォル」の育毛栄養補助食品の主要成分も含まれる。

同ブランドは4月に“More to Hair”というキャンペーンを開始し、日常生活の栄養摂取が髪の健康に影響を及ぼすことを啓発している。ジェン・ニコルズ(Jen Nichols)ブランドマーケティング副社長は、同社の調査では約74%の消費者が野菜と果物が不足しており、スムージーに注目することは最適だったと話す。

パートナーにプラスサイズモデル、アシュリー・グラハム

発売を記念して、モデルのアシュリー・グラハム(Ashley Graham)とパートナー契約を結んだ。グラハムはプラスサイズモデルの先駆けとして活躍し、「ボディー・ポジティブ」の概念を広める活動家でもある。ニコルズ副社長は、「アシュリーは長年の愛用者であり、髪の悩みをサポートする『ニュートラフォル』のようなものが必要だと声を上げている。そしてスムージーのファンだ」と語った。

スムージーとのコラボが続々

現在、アメリカではスムージーとのコラボが広がっている。モデルのヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)のスキンケアブランド「ロード(RHODE)」やコートニー・カーダシアン(Kourtney Kardashian)のライフスタイルメディア「プーシュ(POOSH)」などがこの流行に乗っており、その多くがロサンゼルスの高級スーパーマーケットチェーン「エレウォン(EREWHON)」と提携している。

ユニリーバ傘下の「ニュートラフォル」とは

「ニュートラフォル」は2022年、ユニリーバ(UNILEVER)が過半数株式を取得した。臨床試験済みの育毛サプリメントを提供し、単一の原因に焦点を当てた従来の育毛剤とは異なり、ホルモンやストレス、ライフスタイル、代謝、栄養バランス、加齢など、毛髪の健康に影響を及ぼす複数の原因に対してアプローチする。現在はeコマースに加え、3000人以上の医師が同社商品を販売し、マルチチャネルで存在感を強める。また、タブー視されてきた抜け毛に関する会話の偏見をなくすことにも取り組む。2月には初のニキビ用スキンケアサプリメントを発売した。

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朝比奈彩が「ショーメ」の日本アンバサダーに 「母としても輝き続ける」

朝比奈彩が「ショーメ」の日本アンバサダーに

パリのジュエリーブランド「ショーメ(CHAUMET)」は、俳優・モデルの朝比奈彩を日本のアンバサダーに指名した。

同ブランドは朝比奈の起用理由について「女性として、また母として、輝き続ける朝比奈さんの姿に共感した」と話し、朝比奈は「1780年から続く、歴史ある『ショーメ』のファミリーに選んでいただき大変光栄。身につけることで、内面から自信や力がみなぎる『ショーメ』のジュエリーの魅力を多くの人に伝えていきたい」とコメントした。

朝比奈彩が「ショーメ」の日本アンバサダーに

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「カナコ サカイ」の“ワイドトラウザー”を「リー」のデニムで再構築した別注“デニムトラウザー”が発売

「エディション(EDITION)」は、「カナコ サカイ(KANAKO SAKAI)」を代表するアイテム“ワイドトラウザー”を、「リー(LEE)」のデニムで再構築したエクスクルーシブな“デニムトラウザー”(2種)と、同じく「カナコサカイ」に別注した“タイダイ Tシャツ”(1万9800円)と“タイダイ スカーフ”(1万8700円)を5月10日発売した。アイテムは、「エディション」全店、「トゥモローランド」公式オンラインストアで販売する。

“デニムトラウザー”は「カナコ サカイ」のパターンをそのままに、「リー」の上質なデニムで再構築。直線的で構築的な美しいシルエットが、デニム素材によってカジュアルかつモダンに表現されている。価格は、“リジッド デニム ワイドトラウザー”が 2万4200円、“ウォッシュド デニムトラウザー”が2万2880円。

「カナコ サカイ」が得意とするタイダイ柄をTシャツとスカーフに合わせたタイダイ Tシャツ”と“タイダイ スカーフ”は、ともにオレンジ、ベージュ、ブルーの3色展開となっている。

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「カナコ サカイ」の“ワイドトラウザー”を「リー」のデニムで再構築した別注“デニムトラウザー”が発売

「エディション(EDITION)」は、「カナコ サカイ(KANAKO SAKAI)」を代表するアイテム“ワイドトラウザー”を、「リー(LEE)」のデニムで再構築したエクスクルーシブな“デニムトラウザー”(2種)と、同じく「カナコサカイ」に別注した“タイダイ Tシャツ”(1万9800円)と“タイダイ スカーフ”(1万8700円)を5月10日発売した。アイテムは、「エディション」全店、「トゥモローランド」公式オンラインストアで販売する。

“デニムトラウザー”は「カナコ サカイ」のパターンをそのままに、「リー」の上質なデニムで再構築。直線的で構築的な美しいシルエットが、デニム素材によってカジュアルかつモダンに表現されている。価格は、“リジッド デニム ワイドトラウザー”が 2万4200円、“ウォッシュド デニムトラウザー”が2万2880円。

「カナコ サカイ」が得意とするタイダイ柄をTシャツとスカーフに合わせたタイダイ Tシャツ”と“タイダイ スカーフ”は、ともにオレンジ、ベージュ、ブルーの3色展開となっている。

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「ルイ・ヴィトン」×Sun Yitianの限定コラボフレグランスが登場 アヒルやウサギのチャーム付き

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は5月17日、北京を拠点とするアーティストのSun Yitianとコラボレーションした限定のフレグランスコレクションを数量限定で発売する。

同ブランドは、2024年4月18日に上海で開催したメゾン初の「ヴォヤジャー·ショー」で、Yitianとのコラボレーションを発表。カラフルな彩りのプレタポルテやレザーグッズ、トランク、アクセサリーなどのエクスクルーシブなアイテムを展開し、その中から限定デザインのフレグランスを用意した。

今回のコラボではフレグランスシリーズ初のチャームを付属しており、アニマルと「ルイ・ヴィトン」のシグネチャーをペアにした特別デザインとなっている。ラインアップは、ブランドを代表するアイコニックなフレグランス3種。洗練されたローズを重ね合わせた“スペル オン ユー”(100mL、6万7100円)にピンクのウサギを、シトラスと中国産ブラックティーと共にアンバーの香りが溢れる“イマジナシオン”(100mL、6万7100円)にイエローのアヒルを、ミモザやジャスミン、メイローズなどの繊細な花々が香る“ウール・ダプサンス”(100mL、6万7100円)にオレンジのレオパードを、それぞれ組み合わせた。

さらに、アヒルをあしらったモノグラム·リバース キャンバスのフレグランス専用オリジナルケース(10万8900円)も販売する。

Sun Yitianは1991年に中国の浙江省で生まれ、北京を拠点に活躍しているアーティスト。おもちゃをはじめ、そのほかの大量生産品などの写実的な絵画を制作。作品を通じてメード・イン・チャイナ(Made in China)の大量生産と芸術的価値の対極性を探求し、一見目立たない、または価値が低いとされているものをギャラリーやミュージアムに落とし込んでいる。

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「ルイ・ヴィトン」×Sun Yitianの限定コラボフレグランスが登場 アヒルやウサギのチャーム付き

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は5月17日、北京を拠点とするアーティストのSun Yitianとコラボレーションした限定のフレグランスコレクションを数量限定で発売する。

同ブランドは、2024年4月18日に上海で開催したメゾン初の「ヴォヤジャー·ショー」で、Yitianとのコラボレーションを発表。カラフルな彩りのプレタポルテやレザーグッズ、トランク、アクセサリーなどのエクスクルーシブなアイテムを展開し、その中から限定デザインのフレグランスを用意した。

今回のコラボではフレグランスシリーズ初のチャームを付属しており、アニマルと「ルイ・ヴィトン」のシグネチャーをペアにした特別デザインとなっている。ラインアップは、ブランドを代表するアイコニックなフレグランス3種。洗練されたローズを重ね合わせた“スペル オン ユー”(100mL、6万7100円)にピンクのウサギを、シトラスと中国産ブラックティーと共にアンバーの香りが溢れる“イマジナシオン”(100mL、6万7100円)にイエローのアヒルを、ミモザやジャスミン、メイローズなどの繊細な花々が香る“ウール・ダプサンス”(100mL、6万7100円)にオレンジのレオパードを、それぞれ組み合わせた。

さらに、アヒルをあしらったモノグラム·リバース キャンバスのフレグランス専用オリジナルケース(10万8900円)も販売する。

Sun Yitianは1991年に中国の浙江省で生まれ、北京を拠点に活躍しているアーティスト。おもちゃをはじめ、そのほかの大量生産品などの写実的な絵画を制作。作品を通じてメード・イン・チャイナ(Made in China)の大量生産と芸術的価値の対極性を探求し、一見目立たない、または価値が低いとされているものをギャラリーやミュージアムに落とし込んでいる。

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「リファ」の最新美容テクノロジーを体験できるイベントを開催 東京・大阪・愛知の3カ所で

「リファ(ReFa)」は、最新の美容テクノロジーを体験できるイベント「リファビューテック ラボ(ReFa BEAUTECH LAB)」を全国各地で開催する。日付と場所は、5月17~19日に東京・東京ミッドタウン日比谷 アトリウムで、5月24~26日にグランフロント大阪 北館1階のナレッジプラザで、5月31日~6月2日には愛知・JRゲートタワー 1階イベントスペースで行う。

同イベントの目玉は、“リファビューテック ドライヤースマート ダブル”(全3色、各4万円)で風を当て、一定の温度になると色が変わる特別な什器だ。風の温度を自動的にコントロールするセンシングプログラムの中の内蔵センサーが環境温度を感知する様子を確かめることができる。ほかにも、ドライヤーだけでなくアイロンやシャワーヘッドなどのタッチアップコーナーを設置し、「リファ」の商品を存分に体験できるホテルのペア宿泊券などの豪華商品が当たる抽選会も実施する。

また、5月17日のイベント開催を皮切りに、各地の直営店舗でもイベントを行う予定だ。今後のイベント情報については、「リファ」の公式ブランドサイトやSNSアカウントで告知する。

■「リファビューテック ラボ」開催概要
東京
日時:5月17~19日
時間:5月17日は17:30〜20:00/5月18~19日は11:00〜20:00
場所:東京ミッドタウン日比谷 アトリウム
住所:東京都千代田区有楽町1-1-2

大阪
日時:5月24~26日
時間:5月24日は15:30〜20:00/5月25~26日は11:00〜20:00
場所:グランフロント大阪 北館1階 ナレッジプラザ
住所:大阪府大阪市北区大深町4-20

名古屋
日時:5月31日~6月2日
時間:5月31日は15:30〜20:00/6月1~2日は11:00〜20:00
場所:JRゲートタワー 1階 イベントスペース
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-3

問い合わせ先
リファ
0120-467-222

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ベイクルーズから既存の枠組みを超える新ブランド「エディークロス」がローンチ

ベイクルーズ(BAYCREW'S)はこのほど、新たなファッションブランド「エディークロス(HEDIE.+)」をローンチした。デビューコレクションをレショップ 青山店(L'ECHOPP)、セレクト バイ ベイクルーズ(SELECT by BAYCREW'S)、エディフィスラブークル(EDIFICE LA BOUCLE)、 ベイクルーズオンラインストアで販売している。

ブランド名は“HE(英語の彼)”“DIE(ドイツ語の定冠詞で女性名詞)”“+(クロスオーバーを表現)”を組み合わせた造語だ。テーマは“エイジェンダー(Agender)”。文化、時代、年齢、性別のクロスオーバーを楽しむことができる人たちに向け、男性アイテムの限界に対してより自由なファッションのありようを提案していく。

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ベイクルーズから既存の枠組みを超える新ブランド「エディークロス」がローンチ

ベイクルーズ(BAYCREW'S)はこのほど、新たなファッションブランド「エディークロス(HEDIE.+)」をローンチした。デビューコレクションをレショップ 青山店(L'ECHOPP)、セレクト バイ ベイクルーズ(SELECT by BAYCREW'S)、エディフィスラブークル(EDIFICE LA BOUCLE)、 ベイクルーズオンラインストアで販売している。

ブランド名は“HE(英語の彼)”“DIE(ドイツ語の定冠詞で女性名詞)”“+(クロスオーバーを表現)”を組み合わせた造語だ。テーマは“エイジェンダー(Agender)”。文化、時代、年齢、性別のクロスオーバーを楽しむことができる人たちに向け、男性アイテムの限界に対してより自由なファッションのありようを提案していく。

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中島セナが演技や絵と向き合うことで気付いた大切なこと

PROFILE: 中島セナ/モデル・俳優

中島セナ/モデル・俳優
PROFILE: (なかじま・せな)2006年生まれ、東京都出身。17年にスカウトされモデルデビュー。間もなく「POPEYE」や「COMMERCIAL PHOTO」などの表紙を飾り注目を集める。ほか、「クソ野郎と美しき世界」(18)、「WE ARE LITTLE ZOMBIES」(19)、「光を追いかけて」(21)などの話題映画にも出演。23年12月から配信された「Disney+」日本発オリジナルシリーズ「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」では、奥平大兼と共に主演を務めた。21年には新人女優の登竜門とされる「ポカリスエット」のCMに起用され、翌年も引続きヒロインを演じた。また、20年よりKANEBO「I HOPE.」のメインキャラクターも務めている。

中学生の頃からファッションモデルとして活動。近年は俳優としても注目を集める中島セナが、映画「あこがれの色彩」で初めて映画の単独主演に挑んだ。映画「あこがれの色彩」は、陶芸の街で父親と暮らす少女、結衣の物語。絵を描くことが好きな結衣は、美術教室に通っているが、技術を重視する指導になじめない。そんな中、父親に新しい恋人ができたことに動揺する。大人たちの都合に振り回されながら悩み、反発する結衣の揺れ動く想いを、中島セナは等身大の演技で表現した。監督は資生堂のCMを数多く手掛けるなど独自の美意識が評価される小島淳二。結衣と同じように絵を描くことを趣味にしている中島セナに、映画のことや色彩、ファッションについて話を聞いた。

——この物語のどんなところに興味を持たれました?

中島セナ(以下、中島):主人公の結衣と同じぐらいの年齢の時に撮影していたのですが、大人への不信感だったり、自分が思っていることを発露することへの難しさだったり、そういった結衣が抱えている10代特有の気持ちがよく分かったんです。結衣ほどは強くないですけど、私にもそういう感覚は少なからずあるので。

——結衣は14歳。複雑な年頃ですね。両親が離婚して父親と祖母と暮らしている結衣は、父親に恋人ができたことに対して嫌悪感を感じて親子関係がこじれていきます。思春期は親子関係が難しい時期ですね。

中島:私自身は父とは仲が良くてギクシャクしたりはしなかったのですが、周りではそういう話はよく聞きました。子どもの頃みたいにはいかなくなってくるというか。撮影前に監督と結衣についていろいろお話しさせていただいたのですが、監督は結衣と父親との関係が重要だということを言われていましたね。

——結衣の友達に対する距離感も微妙です。友達は援助交際のようなことを始めたりして危ういことに興味を持ち始める。結衣は絵を描いていたいけど、孤立するのは嫌だからなんとなく友達と付き合っています。

中島:友達との距離感がはかりづらい時期ですよね。私はわりと1人でいるのが好きで、学校でもグループに属したりせずに1人で本を読んでいたりしたんです。中学の頃には仕事をしていたので、学校以外の世界があることを知っていたことも大きかったんじゃないかなって思います。

——確かに、学校の外の世界を知っている、そこに自分の場所があるというのは他の生徒たちとは大きな違いですね。

中島:あと、子どもの頃から絵を描くのが好きだったんです。学校で友達と遊んだりするよりも、家に帰って絵を描いてました。絵は誰かと一緒にやることではないので、一人でいることに慣れていたのかもしれません。

絵を学ぶことで気付いたこと

——結衣の趣味も絵を描くことでしたね。結衣が絵を描くようになった理由が父親との関係にあることが最後に明らかにされますが、中島さんが絵を描くのが好きな理由は?

中島:絵が特別うまいというわけでもないのですが、気が付いたら描いていました。去年1年、先生に指導を受けて本格的に絵を勉強してみたんです。そうすることで、表現についていろいろ学ぶことができたので、これから絵に対する向き合い方は変わっていくような気がします。

——絵を勉強するなかで、どんな発見がありました?

中島:作者がどういう狙いでそれを描いたのか。こういう構図になっているのはどうしてなのか。作品の裏側を考えるようになったのは大きいと思います。映画の世界も同じで制作する側から見ると作品がまた違って見えてくる。これからは、絵を描くことが生きていく上で大切なものの1つになるんじゃないかなって思います。

——自分が作る側になることで見えてくるものってありますよね。映画の中で、結衣は自分の好きなように絵を描きたいのに、美術の先生は基礎をしっかりやりなさい、と結衣の描き方を注意します。自分の気持ちのおもむくままに描くのか。基礎を身につけるのか。その葛藤についてはどう感じました?

中島:基礎が絶対必要だとは思わなくて、自分がどんなものを目指しているかによって基礎を学ぶべきかどうかが変わってくる。自分の目標に合わせて何が必要かを考えればいいと思います。でも、「やるべきこと」と「やりたいこと」の間に挟まれることは重要なんじゃないでしょうか。そうすることで成長していく。だから私自身は、基礎的なことを学びながら自分の表現を探っていきたいと思っています。

——そうすることで自分にとって大切なものが見えてくるのかもしれませんね。そういえば、中島さんが描いた絵が映画の中にも登場しているとか。

中島:結衣の部屋にいっぱい貼ってあるんですけど、その中の何枚かが私の描いた絵なんです。

——結衣の絵はカラフルな色彩が印象的でしたが、中島さんの絵はどんな作風なのですか?

中島:色は好きだし重要だと思っているんですけど、結衣とは逆で私はモノクロで描くことが多いですね。

色彩、ファッションについて

——普段着ている服の色使いはどうですか?

中島:やっぱり、カラフルなものよりモノトーンのものが多いかもしれないですね。モノトーンは色が合わせやすいというのもあるんですよね。色が少ないと差し色を入れてもきれいにまとまるし。服を見るときは黒を手に取ることが多いです。

——モノトーンとの組み合わせでよく使う色は?

中島:緑が多いかも。緑も好きな色なんです。小物とかバッグは緑が多いですね。白と黒と緑という組み合わせが好きなんです。

——そろそろ、大人っぽい服に挑戦してみたいと思われたりはします?

中島:最近は親の服を借りたり、ちょっと高い服を買ってみたりしています。例えば、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」。生地がすごくいし、体が動かしやすくて機能的だし、シルエットがちょっと変わっているところもいいなと思います。

——「黒」といえば山本耀司さんですよね。小島監督も独特の美意識を持たれています。この作品でも繊細な光の捉え方が印象的でしたが中島さんはどのように感じられました?

中島:本当に繊細な感覚をお持ちだと感じました。静けさのなかに独特の空気感を感じさせる映像だと思いました。

——「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」、そして、本作と主演を務めるようになってきましたが、役者という仕事は続けていきたいと思いますか?

中島:演じる、ということは、私にとってすごく難しいことなんですけど、役者の仕事を通じて吸収できることは吸収して自分の引き出しに入れていけたら良いなと思います。今回の作品では、初めて感情を爆発して叫ぶ演技をしたのですが、うまくできるかすごく不安でした。でも、監督と事前に話をしてなんとかやれました。そんな風に少しずつ経験を重ねて成長していきたいと思っています。

——演技と絵。その両方から刺激を受けながら成長していけるといいですね。

中島:演技と絵は違うものですが、私は何かを表現することが好きなんだなって思います。最近は文章や写真もやりたいと思っていて、いろんな表現を並行して追求していきたいですね。

PHOTO:MIKAKO KOZAI(L MANAGEMENT)
HAIR & MAKEUP:TOMOKO KIDO
ラメジャガードパンツ2万6400円、スキッパーパフスリーブシャツ 2万6400円/ともにTICCA、シューズ 3万5200円/CASTELLANO

■「あこがれの色彩」
5月10日から渋谷シネクイントほか全国順次公開
出演:中島セナ、大迫一平、宮内麗花、安原琉那、MEGUMIなど
監督:小島淳二
撮影:安岡洋史
プロデューサー:荒木孝眞
配給:スタジオレヴォ
制作:teeveegraphics,INC.
協賛:佐賀県フィルムコミッション
2022年/日本/カラー/107 分/17:9/5.1ch デジタル
©2022 teevee graphics, INC. all rights reserved.
https://akogare-iro.jp

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中島セナが演技や絵と向き合うことで気付いた大切なこと

PROFILE: 中島セナ/モデル・俳優

中島セナ/モデル・俳優
PROFILE: (なかじま・せな)2006年生まれ、東京都出身。17年にスカウトされモデルデビュー。間もなく「POPEYE」や「COMMERCIAL PHOTO」などの表紙を飾り注目を集める。ほか、「クソ野郎と美しき世界」(18)、「WE ARE LITTLE ZOMBIES」(19)、「光を追いかけて」(21)などの話題映画にも出演。23年12月から配信された「Disney+」日本発オリジナルシリーズ「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」では、奥平大兼と共に主演を務めた。21年には新人女優の登竜門とされる「ポカリスエット」のCMに起用され、翌年も引続きヒロインを演じた。また、20年よりKANEBO「I HOPE.」のメインキャラクターも務めている。

中学生の頃からファッションモデルとして活動。近年は俳優としても注目を集める中島セナが、映画「あこがれの色彩」で初めて映画の単独主演に挑んだ。映画「あこがれの色彩」は、陶芸の街で父親と暮らす少女、結衣の物語。絵を描くことが好きな結衣は、美術教室に通っているが、技術を重視する指導になじめない。そんな中、父親に新しい恋人ができたことに動揺する。大人たちの都合に振り回されながら悩み、反発する結衣の揺れ動く想いを、中島セナは等身大の演技で表現した。監督は資生堂のCMを数多く手掛けるなど独自の美意識が評価される小島淳二。結衣と同じように絵を描くことを趣味にしている中島セナに、映画のことや色彩、ファッションについて話を聞いた。

——この物語のどんなところに興味を持たれました?

中島セナ(以下、中島):主人公の結衣と同じぐらいの年齢の時に撮影していたのですが、大人への不信感だったり、自分が思っていることを発露することへの難しさだったり、そういった結衣が抱えている10代特有の気持ちがよく分かったんです。結衣ほどは強くないですけど、私にもそういう感覚は少なからずあるので。

——結衣は14歳。複雑な年頃ですね。両親が離婚して父親と祖母と暮らしている結衣は、父親に恋人ができたことに対して嫌悪感を感じて親子関係がこじれていきます。思春期は親子関係が難しい時期ですね。

中島:私自身は父とは仲が良くてギクシャクしたりはしなかったのですが、周りではそういう話はよく聞きました。子どもの頃みたいにはいかなくなってくるというか。撮影前に監督と結衣についていろいろお話しさせていただいたのですが、監督は結衣と父親との関係が重要だということを言われていましたね。

——結衣の友達に対する距離感も微妙です。友達は援助交際のようなことを始めたりして危ういことに興味を持ち始める。結衣は絵を描いていたいけど、孤立するのは嫌だからなんとなく友達と付き合っています。

中島:友達との距離感がはかりづらい時期ですよね。私はわりと1人でいるのが好きで、学校でもグループに属したりせずに1人で本を読んでいたりしたんです。中学の頃には仕事をしていたので、学校以外の世界があることを知っていたことも大きかったんじゃないかなって思います。

——確かに、学校の外の世界を知っている、そこに自分の場所があるというのは他の生徒たちとは大きな違いですね。

中島:あと、子どもの頃から絵を描くのが好きだったんです。学校で友達と遊んだりするよりも、家に帰って絵を描いてました。絵は誰かと一緒にやることではないので、一人でいることに慣れていたのかもしれません。

絵を学ぶことで気付いたこと

——結衣の趣味も絵を描くことでしたね。結衣が絵を描くようになった理由が父親との関係にあることが最後に明らかにされますが、中島さんが絵を描くのが好きな理由は?

中島:絵が特別うまいというわけでもないのですが、気が付いたら描いていました。去年1年、先生に指導を受けて本格的に絵を勉強してみたんです。そうすることで、表現についていろいろ学ぶことができたので、これから絵に対する向き合い方は変わっていくような気がします。

——絵を勉強するなかで、どんな発見がありました?

中島:作者がどういう狙いでそれを描いたのか。こういう構図になっているのはどうしてなのか。作品の裏側を考えるようになったのは大きいと思います。映画の世界も同じで制作する側から見ると作品がまた違って見えてくる。これからは、絵を描くことが生きていく上で大切なものの1つになるんじゃないかなって思います。

——自分が作る側になることで見えてくるものってありますよね。映画の中で、結衣は自分の好きなように絵を描きたいのに、美術の先生は基礎をしっかりやりなさい、と結衣の描き方を注意します。自分の気持ちのおもむくままに描くのか。基礎を身につけるのか。その葛藤についてはどう感じました?

中島:基礎が絶対必要だとは思わなくて、自分がどんなものを目指しているかによって基礎を学ぶべきかどうかが変わってくる。自分の目標に合わせて何が必要かを考えればいいと思います。でも、「やるべきこと」と「やりたいこと」の間に挟まれることは重要なんじゃないでしょうか。そうすることで成長していく。だから私自身は、基礎的なことを学びながら自分の表現を探っていきたいと思っています。

——そうすることで自分にとって大切なものが見えてくるのかもしれませんね。そういえば、中島さんが描いた絵が映画の中にも登場しているとか。

中島:結衣の部屋にいっぱい貼ってあるんですけど、その中の何枚かが私の描いた絵なんです。

——結衣の絵はカラフルな色彩が印象的でしたが、中島さんの絵はどんな作風なのですか?

中島:色は好きだし重要だと思っているんですけど、結衣とは逆で私はモノクロで描くことが多いですね。

色彩、ファッションについて

——普段着ている服の色使いはどうですか?

中島:やっぱり、カラフルなものよりモノトーンのものが多いかもしれないですね。モノトーンは色が合わせやすいというのもあるんですよね。色が少ないと差し色を入れてもきれいにまとまるし。服を見るときは黒を手に取ることが多いです。

——モノトーンとの組み合わせでよく使う色は?

中島:緑が多いかも。緑も好きな色なんです。小物とかバッグは緑が多いですね。白と黒と緑という組み合わせが好きなんです。

——そろそろ、大人っぽい服に挑戦してみたいと思われたりはします?

中島:最近は親の服を借りたり、ちょっと高い服を買ってみたりしています。例えば、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」。生地がすごくいし、体が動かしやすくて機能的だし、シルエットがちょっと変わっているところもいいなと思います。

——「黒」といえば山本耀司さんですよね。小島監督も独特の美意識を持たれています。この作品でも繊細な光の捉え方が印象的でしたが中島さんはどのように感じられました?

中島:本当に繊細な感覚をお持ちだと感じました。静けさのなかに独特の空気感を感じさせる映像だと思いました。

——「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」、そして、本作と主演を務めるようになってきましたが、役者という仕事は続けていきたいと思いますか?

中島:演じる、ということは、私にとってすごく難しいことなんですけど、役者の仕事を通じて吸収できることは吸収して自分の引き出しに入れていけたら良いなと思います。今回の作品では、初めて感情を爆発して叫ぶ演技をしたのですが、うまくできるかすごく不安でした。でも、監督と事前に話をしてなんとかやれました。そんな風に少しずつ経験を重ねて成長していきたいと思っています。

——演技と絵。その両方から刺激を受けながら成長していけるといいですね。

中島:演技と絵は違うものですが、私は何かを表現することが好きなんだなって思います。最近は文章や写真もやりたいと思っていて、いろんな表現を並行して追求していきたいですね。

PHOTO:MIKAKO KOZAI(L MANAGEMENT)
HAIR & MAKEUP:TOMOKO KIDO
ラメジャガードパンツ2万6400円、スキッパーパフスリーブシャツ 2万6400円/ともにTICCA、シューズ 3万5200円/CASTELLANO

■「あこがれの色彩」
5月10日から渋谷シネクイントほか全国順次公開
出演:中島セナ、大迫一平、宮内麗花、安原琉那、MEGUMIなど
監督:小島淳二
撮影:安岡洋史
プロデューサー:荒木孝眞
配給:スタジオレヴォ
制作:teeveegraphics,INC.
協賛:佐賀県フィルムコミッション
2022年/日本/カラー/107 分/17:9/5.1ch デジタル
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サンリオの“クロミ”が「BABY-G」のアンバサダーに! チャームで楽しめる新シリーズのウオッチを発売

カシオ計算機の「BABY-G」は5月17日、腕時計とチャーム型の2通りで使用できる、“BABY-G+PLUS”シリーズを新たに開始、ウオッチ“BGD-10K”を発売する。価格は9900円。一部取扱店で販売する。また「BABY-G」ブランドの30周年を記念し、サンリオのキャラクター“クロミ”を応援アンバサダーに起用、キャンペーンを実施する。

“BGD-10K”は、専用のシリコンホルダーが付属し、チャームとして下げることができる耐衝撃ウオッチ。2000年前後のトレンドに着想を得て、カラフルな配色を施した。また時刻モード時に、ライトボタンを作動すると、液晶画面にドット絵のキャラクターが表示される仕様になっている。

また5月17日から、“BGD-10K”モデルの購入者に向け、“クロミ”オリジナルカバーを先着順に数量限定で配布する。

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サンリオの“クロミ”が「BABY-G」のアンバサダーに! チャームで楽しめる新シリーズのウオッチを発売

カシオ計算機の「BABY-G」は5月17日、腕時計とチャーム型の2通りで使用できる、“BABY-G+PLUS”シリーズを新たに開始、ウオッチ“BGD-10K”を発売する。価格は9900円。一部取扱店で販売する。また「BABY-G」ブランドの30周年を記念し、サンリオのキャラクター“クロミ”を応援アンバサダーに起用、キャンペーンを実施する。

“BGD-10K”は、専用のシリコンホルダーが付属し、チャームとして下げることができる耐衝撃ウオッチ。2000年前後のトレンドに着想を得て、カラフルな配色を施した。また時刻モード時に、ライトボタンを作動すると、液晶画面にドット絵のキャラクターが表示される仕様になっている。

また5月17日から、“BGD-10K”モデルの購入者に向け、“クロミ”オリジナルカバーを先着順に数量限定で配布する。

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「プラダ ビューティ」から新メンズフレグランス “現代を生きる冒険家”に向けた洗練さと官能性を持った香り

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」は5月22日、新メンズフレグランス“プラダ ルナロッサ オーシャン オーデパルファム”(10mL/6600円、50mL/1万6500円、100mL/2万3100円)を発売する。過酷なレースを表象する“ルナロッサ”の名を冠したラインで、現代を生きる冒険家に向けたフレグランスだ。

同商品は、ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)とラフ・シモンズ(Raf Simons)のディレクションのもと、インターナショナル フレーバー& フレグランス(IFF)のマスターパフューマー、アン・フリッポ(Anne Flipo)とカルロス・ベナム(Carlos Benaim)が調香を行った。香料の力強さと拡散性に寄与する先進的なテクノロジー“アンバーエクストリーム(AmberXtreme”)によって洗練さと官能性を併せ持っている。

トップノートは爽やかなグレープフルーツから始まり、スパイシーなジュニパーベリーとアクセントのあるエレミエッセンスが豊かな香りを表現。ハートノートではセージが温かみのあるアンバーノートを演出し、ベースノートではハイチ産ベチバーが軽やかながらもスモーキーなノートを醸成。最後に、バニラビーンアコードがフレグランスの持つ官能性を引き立てる。

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3月の時計輸出額・日本世界第2位が示す、時計業界の“深刻な景気後退”

新品、中古を問わず、世界の時計マーケットはコロナ禍による異常なバブルを経て、ついに景気後退のフェーズに突入した。

4月に開催された時計業界の年間最大行事「ウオッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2024」が終わって約1週間後の4月22日、スイス時計協会FH(Federation of the Swiss Watch Industory FH)が発表した月末恒例のプレスリリース「2024年3月スイス時計輸出」の中に時計業界が看過できない衝撃的な事実を示す数字が2つ記されていた。

日本が世界第2位の時計市場に?

ひとつは、スイスからの国別輸出額において日本が、1月のランキング5位、2月の4位から、3月にはアメリカに次ぐ世界2位へとジャンプアップしたこと。筆者はこのランキングを20年以上チェックし続けているが、10年以降ではこれは明らかに「異常な数字」。日本の定位置はだいたい世界4位だった。

なぜこんなことが起きたのかをもうひとつの衝撃的な数字である「スイス時計総輸出額」から読み解きたい。1月と2月のスイス時計総輸出額は、前年同月比プラスからほぼ横ばいだったのに対し、3月に入って一転、全世界への総輸出額は同マイナス16.1%と大幅な減少を記録。さらに項目を「腕時計」だけに限っても、2月まではプラスだった総輸出額は同マイナス3%とマイナスに転落した。

ついに始まった!? スイス時計の景気後退

スイス時計協会FHが発表している17年からの直近7年間の年間総輸出額統計(工場出荷ベース。また、腕時計以外のムーブメントの輸出なども1割程度含む)を見ても、総輸出額が大きく落ち込んだのはコロナ禍で世界各国の主要都市がロックダウン状態になった20年だけ(前年比マイナス21.3%)で、21年は同プラス31.5%と劇的に回復。以降は回復から成長へと推移し、22年、23年と史上最高額を更新し続けてきた。

それなのに一転、この3月にいきなり同マイナス16.1%という数字だ。これは、ただごとではない。もちろん「ロレックス(ROLEX)」や「カルティエ(CARTIER)」のように絶好調で、さらにその地位を盤石にしている時計ブランドもある。だがスイス時計全体=世界の時計マーケットのトレンドは「拡大&成長」から、一気に「縮小&後退」に転じた、と判断するのが適切だろう。

なぜ、この劇的な転換が起きたのか?そして日本が総輸出額(日本から見れば輸入額)4位から2位にジャンプアップしたのか。その理由はスイス時計にとって北米マーケットと並んで一番大切な中国、香港の時計マーケットへの輸出額の劇的な落ち込みだ。円が急落した対スイスフランの為替レートの問題では?とお考えの方もいるかもしれない。だがFHの統計における1〜3月の円・スイスフランの為替レートに大きな変化はない。

最大の原因は「中国市場」の急激な落ち込み!

10年以降、中国と香港は、合わせてスイス時計の約50%を引き受ける最大のマーケットだった。中国が香港を国家安全法の施行でほぼ完全に「中国化」したことで、この2つは今や完全に「1つの市場」として考えるべき存在となった。直近1カ月間だけの数字であることを考慮する必要はあるが、この3月は中国で前年同期比マイナス22.7%、香港で同マイナス25.6%という、これまでなら信じられないレベルの輸出額の大きな落ち込みがあった。これは、スイス時計最大のマーケットにかつてない赤信号が灯っていること、そしてコロナ禍による「高級時計バブル」の終焉を意味している。

そしてこの背景には、不動産バブルの崩壊に象徴される中国経済の深刻な景気後退がある。10年以降「製品の高付加価値化で適正利益を確保していくべき」という経済学者の助言を無視して、経営者たちが目先の「売上額アップ」のために行った労働の「薄利多売」による円安誘導政策で、日本は今かつてない「円安=貧困国への転落」に直面している。だからこそ、私たちはこの中国経済の状況を注視しなければならないだろう。

なお、この終焉は2年前、22年2月以降の高級時計の中古市場におけるコロナ禍バブル終焉というカタチですでに予告されていたと言える。この時点で人気の中古時計の市場価格は、コロナ禍バブル前の水準に戻っていた。筆者は、これによって00年前後に起きた、ラグジュアリーグループによる時計専業メーカーの相次ぐ買収のような時計業界の再編につながるのではないかと予測する。

世界の時計市場のトップ30の推定売上額など、モルガン・スタンレー(英表記)と共同で貴重なレポートを上梓しているリュクスコンサルト(Luxeconsult)のオリビエ・R・ミュラー(Oliver R. Muller)氏は自身のLinkedinに「24年は、程度の差はあるが、すべての時計ブランドにとって複雑な年になるだろう」という意味深な投稿をしている。これはかつてない嵐の始まりかもしれない。

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世界で人気高まるスウェーデン発「アワー レガシー」 成功の秘訣は「ゆっくりと着実に」

スウェーデン発の「アワー レガシー(OUR LEGACY)」は、一見シンプルでありながら素材や加工にこだわりと遊び心が詰まったタイムレスなアイテムで、世界的に多くの支持を集めている。ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)やパリのザ・ブロークン・アーム(THE BROKEN ARM)を筆頭に、世界での販売店舗数は250超。スウェーデン・ストックホルム、英国ロンドン、ドイツ・ベルリンには直営の路面店を、韓国・ソウルには3つの百貨店内にショップ・イン・ショップを構える。創業者の一人であるヨックム・ハリン(Jockum Hallin)=クリエイティブ・ディレクターに、その成功を生んだファッション業界の常識にとらわれないアプローチや考え方を聞いた。

2005年にTシャツからスタート

「アワー レガシー」は、ハリンとクリストファー・ニイン(Christopher Nying)がメンズブランドとして2005年にストックホルムで設立。ストックホルムとイェーテボリの間にある小さな街ヨンショーピング出身の2人の出会いは12〜13歳のときで、同じチームでアイスホッケーをプレーしていたという。思春期を迎えた2人はスケートボードや音楽、アートなど他のことに興味を持ち、アイスホッケーからは遠のいたが、20歳の頃に再会。異なる得意分野や視点を持ちながらも考え方やマインドとして共通する部分を感じ、一緒にさまざまなプロジェクトに取り組んだ後、ブランドを立ち上げた。

服作りを専門的に学んだことがなかった2人は、まずTシャツ数型のコレクションからスタート。徐々にアイテムのカテゴリーを増やし、07年にフルコレクションを発表した。また同年には、長年の友人であるリカルドス・クラレン(Richardos Klaren)を共同経営者として迎えた。設立初期はさまざまな業務を一緒にこなしてきたというが、現在はニインがメーンラインのコレクションを監修。ハリンが16年に始動したサステナビリティにフォーカスした独自の取り組み「アワー レガシー ワークショップ(OUR LEGACY WORK SHOP、以下ワークショップ)」での他ブランドとのパートナーシップによるスペシャルプロジェクトなどを率い、クラレンが最高経営責任者としてビジネス面を担っている。

そして、「メンズウエアだけを手掛けていた時から、女性のファンもいた」というが、19年にはブランドの世界観を補完するためにウィメンズ・コレクションをスタート。「フェミニンな素材をメンズウエアに用いたり、男性的なシルエットをウィメンズサイズで表現したりと、両方を手掛けるようになったことで良いシナジーやエネルギーが生まれている」とハリンは説明する。

着用者に解釈を委ねるデザイン

「アワー レガシー」では、毎シーズンのコレクションを制作する際、象徴的な人物などを分かりやすいテーマを掲げることはない。その背景には「曖昧にすることで、着る人自身が自由に想像してほしい」という思いがあり、実際のアイテムにおいても「重要なのは年齢やスタイルなど特定の人を想定することではなく、プロダクトとしてベストな形で仕上げること。それを着たいように着てもらえればうれしい」と明かす。そんな着用者に解釈を委ねるデザインが、幅広い年齢層から支持を得るブランドの魅力の一つになっている。

そして、シンプルなデザインにオリジナリティーをもたらしているのは、素材への探求心。「ユニークなファブリックこそが、コレクションを際立たせる。だから、オリジナルで開発したものやエクスクルーシブの素材も多い」という。念頭に置くのは普遍的でありながら他にはない価値を持ったアイテムを生み出すことであり、「いろんな人のワードローブにおいて、いつまでも色褪せない一番のお気に入りになるような服を作りたい」と話す。

ブランドの世界観を強化する「ワークショップ」

また、「アワー レガシー」を語る上で欠かせないのは、独自のアプローチでサステナビリティに取り組む「ワークショップ」だ。その拠点となるのは、メーンラインのコレクションを取り扱う直営店とは別にストックホルムの中心地から少し離れた住宅街に設けたワークスペース兼ショップ。もともとは倉庫に溜まった生地や在庫から新たなものを生み出すためにスタートしたプロジェクトだったが、現在はアーカイブにハンドペイントなどを施した“クラフト”や過去のコレクションを割引価格で提供する“デッドストック”から余剰素材を組み合わせて作る“アップサイクル”やインスピレーション源となったビンテージアイテムの“リファレンス”まで9つのカテゴリーを展開する。

「『アワー レガシー』の中にあるリサイクルやアップサイクルのハブのようなもの」と表現する「ワークショップ」では、他ブランドとのコラボレーションにより、年間8〜12のスペシャルプロジェクトにも取り組んでいる。昨年は「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」との協業によるカプセルコレクションも手掛けた。きっかけはプロジェクトごとに異なり、「『エンポリオ アルマーニ』の場合は先方からアプローチがあったが、「サティスファイ(SATISFY)」のようにパーソナルな友人関係からプロジェクトに発展することも多い」という。全てに共通するのは、古い在庫や素材を使いながら、クリエイティブの力で新鮮で面白いアイテムを作ること。最新プロジェクトとして、4月26日にはフランスのシューズブランド「パラブーツ(PARABOOTS)」とのコラボによるデッキシューズを発売した。

目標は、世界の主要都市に“ホーム”を築くこと

「アワー レガシー」は来年、設立20周年を迎える。今後数年の目標に掲げるのは、東京やパリなど主要都市に、自分たちの“ホーム”となる空間を築くことだ。「東京は私たちが最も好きな街の一つであり、『アワー レガシー』にとって大きなポテンシャルを秘めているとも思う。間違いなく最優先の場所だ。また、ヨーロッパではパリやミラノ、アメリカだとニューヨークとロサンゼルスでの出店を検討している」とハリン。「店舗は体験の場であり、人々はリアルな体験を求めている。食べ物でも、レストランでサービスや雰囲気を含めて堪能するのと、家でデリバリーするのでは全く異なるだろう?特別なプロジェクトも交えながら、『アワー レガシー』の世界観を表現していくことが重要だと思う」と続ける。

また現在、メンズとウィメンズの売り上げ構成比率は8:2。市場規模という観点でウィメンズの重要性は高く、今後さらに広げていくことを視野に入れる。しかし、「『アワー レガシー』では、ずっとトレンドや他のブランドを追いかけることも、急激な成長を目指すこともなく、自分たちのペースでブランドを確立することに取り組んできた。それが今の支持につながっていると思う。メンズがオーガニックに成長してきたように、ウィメンズも焦ることなく、地道に続けていくつもり」と、その姿勢はあくまでも自然体だ。「インディペンデントなブランドである『アワー レガシー』は、いろんなところから受けるプレッシャーもなく、ただただ自分たちが良いと考えることに向き合える。だからこそ、出店や拡大を急ぐことはなく、これからもゆっくり着実に進めていきたい」。

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世界で人気高まるスウェーデン発「アワー レガシー」 成功の秘訣は「ゆっくりと着実に」

スウェーデン発の「アワー レガシー(OUR LEGACY)」は、一見シンプルでありながら素材や加工にこだわりと遊び心が詰まったタイムレスなアイテムで、世界的に多くの支持を集めている。ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)やパリのザ・ブロークン・アーム(THE BROKEN ARM)を筆頭に、世界での販売店舗数は250超。スウェーデン・ストックホルム、英国ロンドン、ドイツ・ベルリンには直営の路面店を、韓国・ソウルには3つの百貨店内にショップ・イン・ショップを構える。創業者の一人であるヨックム・ハリン(Jockum Hallin)=クリエイティブ・ディレクターに、その成功を生んだファッション業界の常識にとらわれないアプローチや考え方を聞いた。

2005年にTシャツからスタート

「アワー レガシー」は、ハリンとクリストファー・ニイン(Christopher Nying)がメンズブランドとして2005年にストックホルムで設立。ストックホルムとイェーテボリの間にある小さな街ヨンショーピング出身の2人の出会いは12〜13歳のときで、同じチームでアイスホッケーをプレーしていたという。思春期を迎えた2人はスケートボードや音楽、アートなど他のことに興味を持ち、アイスホッケーからは遠のいたが、20歳の頃に再会。異なる得意分野や視点を持ちながらも考え方やマインドとして共通する部分を感じ、一緒にさまざまなプロジェクトに取り組んだ後、ブランドを立ち上げた。

服作りを専門的に学んだことがなかった2人は、まずTシャツ数型のコレクションからスタート。徐々にアイテムのカテゴリーを増やし、07年にフルコレクションを発表した。また同年には、長年の友人であるリカルドス・クラレン(Richardos Klaren)を共同経営者として迎えた。設立初期はさまざまな業務を一緒にこなしてきたというが、現在はニインがメーンラインのコレクションを監修。ハリンが16年に始動したサステナビリティにフォーカスした独自の取り組み「アワー レガシー ワークショップ(OUR LEGACY WORK SHOP、以下ワークショップ)」での他ブランドとのパートナーシップによるスペシャルプロジェクトなどを率い、クラレンが最高経営責任者としてビジネス面を担っている。

そして、「メンズウエアだけを手掛けていた時から、女性のファンもいた」というが、19年にはブランドの世界観を補完するためにウィメンズ・コレクションをスタート。「フェミニンな素材をメンズウエアに用いたり、男性的なシルエットをウィメンズサイズで表現したりと、両方を手掛けるようになったことで良いシナジーやエネルギーが生まれている」とハリンは説明する。

着用者に解釈を委ねるデザイン

「アワー レガシー」では、毎シーズンのコレクションを制作する際、象徴的な人物などを分かりやすいテーマを掲げることはない。その背景には「曖昧にすることで、着る人自身が自由に想像してほしい」という思いがあり、実際のアイテムにおいても「重要なのは年齢やスタイルなど特定の人を想定することではなく、プロダクトとしてベストな形で仕上げること。それを着たいように着てもらえればうれしい」と明かす。そんな着用者に解釈を委ねるデザインが、幅広い年齢層から支持を得るブランドの魅力の一つになっている。

そして、シンプルなデザインにオリジナリティーをもたらしているのは、素材への探求心。「ユニークなファブリックこそが、コレクションを際立たせる。だから、オリジナルで開発したものやエクスクルーシブの素材も多い」という。念頭に置くのは普遍的でありながら他にはない価値を持ったアイテムを生み出すことであり、「いろんな人のワードローブにおいて、いつまでも色褪せない一番のお気に入りになるような服を作りたい」と話す。

ブランドの世界観を強化する「ワークショップ」

また、「アワー レガシー」を語る上で欠かせないのは、独自のアプローチでサステナビリティに取り組む「ワークショップ」だ。その拠点となるのは、メーンラインのコレクションを取り扱う直営店とは別にストックホルムの中心地から少し離れた住宅街に設けたワークスペース兼ショップ。もともとは倉庫に溜まった生地や在庫から新たなものを生み出すためにスタートしたプロジェクトだったが、現在はアーカイブにハンドペイントなどを施した“クラフト”や過去のコレクションを割引価格で提供する“デッドストック”から余剰素材を組み合わせて作る“アップサイクル”やインスピレーション源となったビンテージアイテムの“リファレンス”まで9つのカテゴリーを展開する。

「『アワー レガシー』の中にあるリサイクルやアップサイクルのハブのようなもの」と表現する「ワークショップ」では、他ブランドとのコラボレーションにより、年間8〜12のスペシャルプロジェクトにも取り組んでいる。昨年は「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」との協業によるカプセルコレクションも手掛けた。きっかけはプロジェクトごとに異なり、「『エンポリオ アルマーニ』の場合は先方からアプローチがあったが、「サティスファイ(SATISFY)」のようにパーソナルな友人関係からプロジェクトに発展することも多い」という。全てに共通するのは、古い在庫や素材を使いながら、クリエイティブの力で新鮮で面白いアイテムを作ること。最新プロジェクトとして、4月26日にはフランスのシューズブランド「パラブーツ(PARABOOTS)」とのコラボによるデッキシューズを発売した。

目標は、世界の主要都市に“ホーム”を築くこと

「アワー レガシー」は来年、設立20周年を迎える。今後数年の目標に掲げるのは、東京やパリなど主要都市に、自分たちの“ホーム”となる空間を築くことだ。「東京は私たちが最も好きな街の一つであり、『アワー レガシー』にとって大きなポテンシャルを秘めているとも思う。間違いなく最優先の場所だ。また、ヨーロッパではパリやミラノ、アメリカだとニューヨークとロサンゼルスでの出店を検討している」とハリン。「店舗は体験の場であり、人々はリアルな体験を求めている。食べ物でも、レストランでサービスや雰囲気を含めて堪能するのと、家でデリバリーするのでは全く異なるだろう?特別なプロジェクトも交えながら、『アワー レガシー』の世界観を表現していくことが重要だと思う」と続ける。

また現在、メンズとウィメンズの売り上げ構成比率は8:2。市場規模という観点でウィメンズの重要性は高く、今後さらに広げていくことを視野に入れる。しかし、「『アワー レガシー』では、ずっとトレンドや他のブランドを追いかけることも、急激な成長を目指すこともなく、自分たちのペースでブランドを確立することに取り組んできた。それが今の支持につながっていると思う。メンズがオーガニックに成長してきたように、ウィメンズも焦ることなく、地道に続けていくつもり」と、その姿勢はあくまでも自然体だ。「インディペンデントなブランドである『アワー レガシー』は、いろんなところから受けるプレッシャーもなく、ただただ自分たちが良いと考えることに向き合える。だからこそ、出店や拡大を急ぐことはなく、これからもゆっくり着実に進めていきたい」。

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韓国ブランドの強さとは?(2024年4月29日&5月6日合併号)

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年4月29日&5月6日合併号からの抜粋です)

本橋:韓国ブランドに勢いがあるのは感じていましたが、青山の「ジェントルモンスター(GENTLE MONSTER)」の行列を目の当たりにして、やはりすごいなと。特集を作るべく韓国取材も敢行。どこも空間作りを大事にしていて、また行きたいと思えました。韓国ならではの美意識は、日本のブランドにも参考になるはずです。

村上:店舗やSNSへのこだわりは日本のブランドにもあるはず。韓国勢はどこが違うんでしょう?

本橋:「振り切り方」でしょうか。SNSなどのマーケティングがうまくて、実際に売るのはEC。だから、店舗はリアルならではの“体験”に特化できるのかなと。日本人にも人気のバッグブランド「スタンドオイル」の聖水(ソンス)の店の1階は、物販を一切せず、1カ月に3回くらいテーマとインスタレーションを変えるギャラリーです。例えば「美容室でバッグを盗まれた」というストーリーで、SNSでは犯人探しの謎かけをして、来店すると犯人が分かるという巻き込み型のイベントを実施。ファンを楽しませる仕掛けに感心しました。お金もかかっていそうです。

村上:正直、よく利益が出るなと思うんです。商品自体は必ずしもハイクオリティーとは限らない。特に素材感は日本のブランドが勝っています。マーケティング費がすごいのでしょうか。

ラグジュアリーブランドと同じ利益構造かも?

本橋:確かにセレブに着てもらうことなどにお金をかけていそうです。現地では「マーティンキム(MARTIN KIM)」や「マルディメクルディ(MARDI MERCREDI)」を着ている人をたくさん見かけました。「欲しい!」と思わせることが上手いんだと思います。

村上:原価率は日本のブランドより低く、その分マーケティング費用に充てる。ラグジュアリーブランドと同じような利益構造なのかもしれないですね。着こなしの正解やターゲット像を提示せず、解釈の余地を残すのも上手いですよね。

本橋:「マルディメクルディ」のマーケティング責任者は「ペルソナを特定しない」ことを大事にしているそうです。日本のブランドは「見えないところ」にこだわりがちですが、韓国は「見えるところ」にお金をかける。お互いに学べる部分がありそうです。

村上:一方で韓国版「WWD」のエディターは、「長く育てる姿勢や、ヒストリーがある日本のブランドはすごい」と語っていました。日本市場に参入するブランドも増えているので、どういう闘い方をするのか楽しみです。

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