見過ごされがちなX世代の消費力 プレステージ・ビューティの消費額が急成長

ベビーブーマー(60代前半〜70代前半)とミレニアル世代(20代前半〜40代前半)に挟まれたX世代(40代前半〜60代前半)は、ほかのどの世代よりもプレステージ・ビューティの購買意欲が旺盛だ。消費者行動の調査会社サカーナ(CIRCANA)のラリッサ・ジェンセン(Larissa Jensen)=シニア・バイス・プレジデントは、「X世代は、4年後にはベビーブーマーよりも大きくなる」とX世代の重要性について言及。全米のX世代はおよそ7000万人で、アルファ世代(10歳以下)の倍以上という。「年を重ねるにつれ、肌は変化する。美から遠ざかっていると感じる人もいるだろう。しかし、X世代はつながりを求めている」と続ける。

X世代の消費行動は、年配の消費者よりも若者に近い。ジェンセン=シニア・バイス・プレジデントによると、ベビーブーマーやZ世代(10代前半〜20代半ば)、アルファ世代は価格と価値を重視する一方、X世代は考え方を重視するという。「美しさよりも、良い気分になれることの方が重要。キーワードは包摂性と手軽さだ」。

X世代の消費力

米「WWD」とサカーナは、X世代の考え方と購買行動について、独自の調査を行なった。

それによると、アメリカのX世代は年間約1730億ドル(約26兆8150億円)を一般消費財に費やしている。消費の上位カテゴリーはアパレル(21%)、テクノロジー(14%)、家のリフォーム(12%)だ。プレステージ・ビューティが占める割合は6%で約103億8000万ドル(約1兆6089億円)だが、消費額では最も急成長している。

年齢別プレステージ・ビューティ消費額の成長率

55歳以上:+11%
45〜54歳:+14%
35〜44歳:+11%
25〜34歳:+5%
18〜24歳:+9%

同カテゴリー内でのX世代の消費額はフレグランスとスキンケアが最も高く、メイクアップは美容費全体の約25%を占める。X世代は、ほかの世代よりもメイクアップとフレグランスの消費額が多い。88%が、今後数カ月にわたり美容支出を維持すると回答している。

過去1年間のヘアケア消費率

X世代:94%
ベビーブーマー:91%
Z&ミレニアル世代:90%

過去1年間のスキンケア消費率

Z&ミレニアル世代:86%
X世代:81%
ベビーブーマー:74%

過去1年間のメイクアップ消費率

X世代:72%
Z&ミレニアル世代:64%
ベビーブーマー:59%

過去1年間のフレグランス消費率

Z&ミレニアル世代:58%
X世代:53%
ベビーブーマー:32%

X世代が利用するビューティ小売トップ3

アマゾン(AMAZON)
セフォラ(SEPHORA)
アルタ ビューティ(ULTA BEAUTY)

トップ3以外で、X世代からの支持を最も増やしているビューティ小売

コールズ(KOHL’S)
ノードストローム(NORDSTROM)

X世代のチャネル別消費動向

消費パターンはベビーブーマーよりも若い世代に近く、ECや専門チャネルで購入する傾向が高い。

マス:66%
ドラッグストア:42%
EC小売:38%
専門店:38%
ディスカウントストア:23%
食料品店:21%
百貨店:16%

エイジングに関して

若い世代と同様、X世代の3人に1人は買い物をする前にオンラインで商品をリサーチしている。ロイヤリティ・プログラムも重視。子どもの影響を受けている消費者のうち、X世代の34%が子どもの影響が“強い”と回答。その他の重要なキーワードは、無料サンプルや、友人・家族からの勧め、店内ディスプレイなど。X世代は、ほかの世代よりもエイジング用語になじみがあるが、老いを感じさせるものは敬遠する。

アンチエイジング商品に関する共感しやすい文言

アンチエイジング(Antiaging)
予防(Preventative)
美魔女(Age-defying)
再生(Regenerative)
老化予防(Age-prevention)
年を感じさせない(Ageless)
成熟肌用(For mature skin)
タイムレス(Timeless)
更年期(Menopausal)

美容商品を購入することは自分への最大のご褒美と考える人の割合

X世代:75%
Z&ミレニアル世代:67%
ベビーブーマー:64%

X世代は美容に大きな関心を寄せており、自分たちの要望が商品に反映されることを期待している。サカーナによると、X世代は特に酒さやニキビ、シワなどの悩みを抱えている。X世代からは「年齢=老いではない」「アンチエイジング商品の宣伝に、シワに悩むほどでもない若い女性を使うのはやめるべき」「忙しいので、本当に効果のある商品がほしい」といった声が上がっている。

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見過ごされがちなX世代の消費力 プレステージ・ビューティの消費額が急成長

ベビーブーマー(60代前半〜70代前半)とミレニアル世代(20代前半〜40代前半)に挟まれたX世代(40代前半〜60代前半)は、ほかのどの世代よりもプレステージ・ビューティの購買意欲が旺盛だ。消費者行動の調査会社サカーナ(CIRCANA)のラリッサ・ジェンセン(Larissa Jensen)=シニア・バイス・プレジデントは、「X世代は、4年後にはベビーブーマーよりも大きくなる」とX世代の重要性について言及。全米のX世代はおよそ7000万人で、アルファ世代(10歳以下)の倍以上という。「年を重ねるにつれ、肌は変化する。美から遠ざかっていると感じる人もいるだろう。しかし、X世代はつながりを求めている」と続ける。

X世代の消費行動は、年配の消費者よりも若者に近い。ジェンセン=シニア・バイス・プレジデントによると、ベビーブーマーやZ世代(10代前半〜20代半ば)、アルファ世代は価格と価値を重視する一方、X世代は考え方を重視するという。「美しさよりも、良い気分になれることの方が重要。キーワードは包摂性と手軽さだ」。

X世代の消費力

米「WWD」とサカーナは、X世代の考え方と購買行動について、独自の調査を行なった。

それによると、アメリカのX世代は年間約1730億ドル(約26兆8150億円)を一般消費財に費やしている。消費の上位カテゴリーはアパレル(21%)、テクノロジー(14%)、家のリフォーム(12%)だ。プレステージ・ビューティが占める割合は6%で約103億8000万ドル(約1兆6089億円)だが、消費額では最も急成長している。

年齢別プレステージ・ビューティ消費額の成長率

55歳以上:+11%
45〜54歳:+14%
35〜44歳:+11%
25〜34歳:+5%
18〜24歳:+9%

同カテゴリー内でのX世代の消費額はフレグランスとスキンケアが最も高く、メイクアップは美容費全体の約25%を占める。X世代は、ほかの世代よりもメイクアップとフレグランスの消費額が多い。88%が、今後数カ月にわたり美容支出を維持すると回答している。

過去1年間のヘアケア消費率

X世代:94%
ベビーブーマー:91%
Z&ミレニアル世代:90%

過去1年間のスキンケア消費率

Z&ミレニアル世代:86%
X世代:81%
ベビーブーマー:74%

過去1年間のメイクアップ消費率

X世代:72%
Z&ミレニアル世代:64%
ベビーブーマー:59%

過去1年間のフレグランス消費率

Z&ミレニアル世代:58%
X世代:53%
ベビーブーマー:32%

X世代が利用するビューティ小売トップ3

アマゾン(AMAZON)
セフォラ(SEPHORA)
アルタ ビューティ(ULTA BEAUTY)

トップ3以外で、X世代からの支持を最も増やしているビューティ小売

コールズ(KOHL’S)
ノードストローム(NORDSTROM)

X世代のチャネル別消費動向

消費パターンはベビーブーマーよりも若い世代に近く、ECや専門チャネルで購入する傾向が高い。

マス:66%
ドラッグストア:42%
EC小売:38%
専門店:38%
ディスカウントストア:23%
食料品店:21%
百貨店:16%

エイジングに関して

若い世代と同様、X世代の3人に1人は買い物をする前にオンラインで商品をリサーチしている。ロイヤリティ・プログラムも重視。子どもの影響を受けている消費者のうち、X世代の34%が子どもの影響が“強い”と回答。その他の重要なキーワードは、無料サンプルや、友人・家族からの勧め、店内ディスプレイなど。X世代は、ほかの世代よりもエイジング用語になじみがあるが、老いを感じさせるものは敬遠する。

アンチエイジング商品に関する共感しやすい文言

アンチエイジング(Antiaging)
予防(Preventative)
美魔女(Age-defying)
再生(Regenerative)
老化予防(Age-prevention)
年を感じさせない(Ageless)
成熟肌用(For mature skin)
タイムレス(Timeless)
更年期(Menopausal)

美容商品を購入することは自分への最大のご褒美と考える人の割合

X世代:75%
Z&ミレニアル世代:67%
ベビーブーマー:64%

X世代は美容に大きな関心を寄せており、自分たちの要望が商品に反映されることを期待している。サカーナによると、X世代は特に酒さやニキビ、シワなどの悩みを抱えている。X世代からは「年齢=老いではない」「アンチエイジング商品の宣伝に、シワに悩むほどでもない若い女性を使うのはやめるべき」「忙しいので、本当に効果のある商品がほしい」といった声が上がっている。

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働く女性の秋服、トレンチコートがスタメン落ち?主役の座は「ジレ」へ

ウィメンズのリアルクローズでジレ人気が続いている。コーディネート次第でオフィス、休日のカジュアル、オケージョンにも対応できる汎用性の高さがあり、特にキャリア女性の支持は絶大だ。アイアの「ルーニィ」は働く女性に人気のブランドだが、2024年秋(7月後半〜8月)は厳しい残暑への対応もあり、例年定番だったトレンチコートをラインアップから外した。代わりに主役の“アウター”として推すのがジレ。丈や素材違いの5型をそろえ、幅広いニーズに応える。

「ルーニィ」で春秋シーズンのジレ人気はここ2年ほど。野口陽子プレスは「ジャケットやコートのように天気のいい日や室内で暑すぎるという場面は少ないし、脱いだとしても、手に持って邪魔になりにくい」と人気の理由を話す。30代以上のブランド顧客も多いため、「特に子連れのママさんにはありがたられている」。卒入園の時期(2〜3月)にはオケージョン用に、ボウタイブラウスと合わせてジレを買う客が多かったという。

秋物でも「洗える」率100%
接触冷感や吸湿速乾も重要

24年秋の展示会で最も反応がよかったのは、ヒップが隠れる程度の丈のもの。ジレの手軽さと体形カバーを両立しているのがポイントだ。膝丈ほどの長さのロングジレも注目度が高かった。しなやかな生地感でガウン感覚で羽織れ、トレンチコートのような重たさがない。着膨れを気にする女性のために、体のラインに沿うロング&リーンのシルエットに仕上げた。

今年も厳しい残暑が予想される中で、秋服も「洗える」ことはマスト要件になっている。「ルーニィ」の秋の新作100型は全て家庭洗濯可能(一部手洗いを含む)。「シーズンを先取りするという楽しみ方よりも、ジャストタイムで着られることへのニーズはどんどん高まっている。秋物でも『接触冷感』や『吸湿速乾』を積極的にうたい、購買意欲をくすぐっていく」。

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ラグジュアリーブランドが導入を急ぐ「DPP」とは? EUのサステナ新規制で義務化に

欧州では「持続可能な製品のためのエコデザイン規則(ESPR)」が年内に施行される。EU圏内で商品の製造および販売するラグジュアリーブランドを対象に、透明性と追跡可能性を要求するものだ。規制に対応するべく、対象となるブランドは「デジタルプロダクトパスポート(DPP)」の導入を急ぐ。

「DPP」は、個別の製品情報を電子的に記録したパスポートのようなもので、原料元から製造工程、流通経路、リサイクル性といったライフサイクル全体の情報を証明する機能を持つ。LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)などのラグジュアリー企業が結成したオーラ ブロックチェーン コンソーシアム(Aura Blockchain Consortium)と、コンサルティング会社のデロイト(DELOITTE)はこのほど「規制要件としてのDPP:ラグジュアリーの新基準(Embracing Digital Product Passport as a regulatory requirement: Setting a new standard for luxury)」と題した報告書を発表した。

消費者、ブランド、規制当局、3社にメリット

報告書では「DPP」の機能を、製品のライフサイクルにまつわる全情報を記録した「製品と所持者、企業をつなぐデジタルリンク」と定義した上で、消費者、ラグジュアリーブランド、そして規制当局、3者それぞれのニーズを満たすことができるツールだと指摘している。「『DPP』を活用することで、ブランドと顧客間の価値創造につながると同時に、将来的に導入される規制に先手で対応するきっかけにもなる。『DPP』はまもなく義務化される。早期に導入の準備を始めることが重要だ」と続く。

透明性と追跡可能性の担保に加えブランド価値の保護にも役立つだろう。LVMHグループのフランク・ル・モアル(Franck Le Moal)最高情報責任者は報告書の中で、「私たちは多くの偽造品問題に悩まされている。製品情報を最初から最後まで追跡できる『DPP』は、顧客との信頼関係構築に寄与してくれるだろう」と述べている。

また製品の差別化に欠かせない、ストーリーテリングの役割も担うと報告書は指摘する。「コミュニケーション戦略に組み込めば、一貫したストーリーテリングを可能とし、より深い顧客体験を創出できる」という。さらに追跡可能性と持続可能性にまつわる情報は、消費者の購買動機にもつながるだろうと加える。

プラダ・グループのCSR部門責任者のロレンツォ・ベルテッリ(Lorenzo Bertelli)は報告書の中で「『DPP』を活用したストーリーテリングは、店舗の販売員にとってもすばらしい会話のきっかけを提供してくれるだろう。結果として購買率を高め、購入後も商品の所有権を確認できるようにすることで、これまでにないような信頼関係を築いてくれるだろう」とコメントした。上記のメリットに加え、より豊かな顧客データを獲得できる可能性もある。

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「ジョーダン ブランド」がバスケットボール日本代表の新ユニフォームを発表

ナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」は、バスケットボールの男子、女子、3×3の日本代表チームの新しいユニフォームを発表した。

今回の日本代表チームのユニフォームは、可動性と通気性をサポートするために、ピクセルレベルの粒度と精度を備えた4D モーション キャプチャデータとアルゴリズムを使用して特別に設計し、アスリートに通気性と革新的な構造の両方を提供する。また、Dri-FIT ADV テクノロジーの採用で、プレー中のユニークなニーズに応える通気孔の配置を実現することで、大会を通してアスリートに涼しくドライな感触とパフォーマンスに適した機能性を提供する。

ユニフォームのデザインは、日本やスポーツが持つ独自のアイデンティティー、多様なコミュニティーからインスピレーションを得ている。日本を代表する鮮やかな赤と白をユニフォームに使用することで、オフィシャルなルックと雰囲気を維持しながら個性を引き立たせることが可能になっている。ウエストにはバスケットボールと地球をイメージしたグラフィックが描かれており、白のユニフォームサイドには黒、ピンク、赤のグラデーションで彩られたテーピングが施されている。

新しいユニフォームは、7月4日のバスケットボール女子日本代表国際強化試合と7月5日のバスケットボール男子日本代表国際強化試合で初めて着用される。また、あわせてレプリカジャージを7月4日に、「ナイキ」オンライン、「ワールド・オブ・フライト トーキョー・シブヤ」、一部の「ジョーダン ブランド」取扱店で発売する。

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「ドラクエ」とグラニフが第5弾コラボ キッズアイテムを含むウエアなど全27商品

グラニフは5月27日、ゲーム作品「ドラゴンクエスト」との第5弾コラボアイテムを発売する。グラニフ一部店舗および公式オンライン、スクウェア・エニックス公式オンラインなどで販売する。グラニフ公式オンラインでは、5月26日23時59分まで予約販売を受け付けている。

コラボアイテムは、“日常を冒険に”と“服を装備すると、あなたのステータスが変化?!”をコンセプトとし、Tシャツ(3500円〜)や半袖シャツ(6900円)、開襟シャツ(6900円)、Tシャツとショートパンツのセットアップ(6900円)、パンツ(7900円)のほか、キャップ(3500円)やハット(3900円)、ソックス(1200円)を販売する。またキッズサイズのTシャツ(2500円〜)とハット(3500円)もラインアップ。ドットで描かれたキャラクター“スライム”をはじめ、同作を象徴する意匠が、全27アイテムの各所にあしらわれている。また本コラボアイテムの発売日は、1986年に「ドラゴンクエスト」シリーズ第1作が発売されたことに由来する「ドラゴンクエストの日」だ。

グラニフ一部店舗および公式オンライン、スクウェア・エニックス公式オンラインで、対象商品の購入者に向け、先着で限定ステッカーおよびショッパーの配布も行う。詳細は公式サイトに記載する。またグラニフ一部店舗では5月27日から、「ドラゴンクエスト」内の“防具屋”をテーマとした店内装飾も行う。

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「ドラクエ」とグラニフが第5弾コラボ キッズアイテムを含むウエアなど全27商品

グラニフは5月27日、ゲーム作品「ドラゴンクエスト」との第5弾コラボアイテムを発売する。グラニフ一部店舗および公式オンライン、スクウェア・エニックス公式オンラインなどで販売する。グラニフ公式オンラインでは、5月26日23時59分まで予約販売を受け付けている。

コラボアイテムは、“日常を冒険に”と“服を装備すると、あなたのステータスが変化?!”をコンセプトとし、Tシャツ(3500円〜)や半袖シャツ(6900円)、開襟シャツ(6900円)、Tシャツとショートパンツのセットアップ(6900円)、パンツ(7900円)のほか、キャップ(3500円)やハット(3900円)、ソックス(1200円)を販売する。またキッズサイズのTシャツ(2500円〜)とハット(3500円)もラインアップ。ドットで描かれたキャラクター“スライム”をはじめ、同作を象徴する意匠が、全27アイテムの各所にあしらわれている。また本コラボアイテムの発売日は、1986年に「ドラゴンクエスト」シリーズ第1作が発売されたことに由来する「ドラゴンクエストの日」だ。

グラニフ一部店舗および公式オンライン、スクウェア・エニックス公式オンラインで、対象商品の購入者に向け、先着で限定ステッカーおよびショッパーの配布も行う。詳細は公式サイトに記載する。またグラニフ一部店舗では5月27日から、「ドラゴンクエスト」内の“防具屋”をテーマとした店内装飾も行う。

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IVEウォニョンが「ミュウミュウ」の最新コレクションから選んだお気に入りのアイテムを発売

「ミュウミュウ(MIU MIU)」はアンバサダーを務めるIVEウォニョン(Wonyoung Jang)がキュレーションした新作コレクションを期間限定で発売する。

これは“ミュウミュウ セレクト”というプロジェクトの一環で、“ホスト”と呼ばれるタレントを迎え、彼女たちのお気に入りのウエア、バッグ、シューズ、ジュエリー、アクセサリーのセレクションを販売するというもの。今回は、最新コレクション“ミュウミュウ レテ”から選んだもので、韓国・ソウルの店舗を始め、世界各国の一部店舗とオンラインストアで販売する。

日本では5月19日までの期間中、「ミュウミュウ」青山店と神戸店で実施する。対象商品のウエアを購入で、ウォニョンによる直筆サイン入りスペシャルタグを縫い付ける特典も用意する(直筆サイン入りスペシャルタグは数量限定でなくなり次第終了)。

公式オンラインストア特設ページ

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「フェンディ」から創業家の物語に由来するフレグランスコレクションが登場

「フェンディ(FENDI)」は、創業からの家族の物語に由来する7つのエクスクルーシブなフレグランスからなるコレクションを発表した。本コレクションは6月20日から一部の「フェンディ」直営店と公式オンラインストアで販売する。

今回のコレクションは、シルヴィア・フェンディ=アクセサリー&メンズウエア アーティスティックディレクター、デルフィナ・デレトレズ・フェンディ=ジュエリー アーティスティックディレクター、キム・ジョーンズ=クチュール&ウイメンズウエア アーティスティックディレクターが思い描いたフレグランスを3人の調香師が完成させた。

アデーレ・カーサグランデ(メゾンの創業者)に由来する“カーサ グランデ”のほか、アンナ・フェンディ(アデーレの娘)の“ドルチェ バーチョ”、シルヴィア・フェンディ(フェンディ家代3目で“ピーカブー”バッグの生みの親)の“ペルケノ”、レオネッタ・ルチアーノ・フェンディ(シルヴィアの次女)の“チャオ アモーレ”、デルフィナ・デレトレズ・フェンディ(フェンディ家4代目、シルヴィアの長女)の“センプレ ミーオ”、 タツィオ、ダルド・ヴァセラーリ・デレトレズ・フェンディ(デルフィナの幼い双子)の“ラ バゲット”、キム・ジョーンズの“プリマ テッラ” の7品をラインアップする。容量は各100mLで、予定価格は各4万9500円。

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「アワー レガシー ワークショップ」がドーバー限定のカプセルコレクションを発売

「アワー レガシー(OUR LEGACY)」のサステナブルにフォーカスするプロジェクト「アワー レガシー ワークショップ(OUR LEGACY WORK SHOP)」は、ドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)限定のカプセルコレクションを5月16日に発売した。日本国内では、ドーバー ストリート マーケット ギンザで販売する。

アイテムはTシャツ(2色展開、各1万5950円)、フーディ(3万3550円)をラインアップする。

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大丸松坂屋の冷凍食定期便サービス「ラクリッチ」が1周年 見えてきたニーズと次のアプローチ

大丸松坂屋百貨店(以下、大丸松坂屋)が手掛ける冷凍食の定期便サービス「ラクリッチ」は5月16日でサービス開始から1周年を迎える。

ラクリッチとは、大丸松坂屋のバイヤーがセレクトした冷凍グルメが毎月自宅に届くサブスクサービス。コースは“すごリッチBOX”(7〜10品、月額1万2000円)、しっかりリッチBOX(7〜10品、同9000円)、ちょいリッチBOX(6〜8品、同6500円)の3つ。45ブランドからセレクトされるメニューの半数は届くまでのお楽しみとし、おまかせスタイルで提供している。

サービス利用者の中で、最も多い層は50〜60代前後の単身または夫婦2人暮らし。次いで、40代の子育て世帯が続く。また、利用者の9割が百貨店を頻繁に利用し、残り1割は百貨店を普段使いしない層が占めているが、大丸松坂屋の岡崎路易DX推進部部長兼ラクリッチ事業責任者は「日々の生活の忙しさや健康上の理由などで、百貨店に行きたいが行けていない方も本サービスを利用してくれている。そこのニーズが発掘できた」と話す。また、利用者の地域分布を見ると、大丸松坂屋がない中国地方などからの利用もあり、「場所と時間に縛られるかつての百貨店の営業モデルでは届かない層にアプローチできている」と続ける。

これまでは夕食時のおかずとなるような商品を中心にセレクトしてきたが、利用者へのアンケートからランチ主食としてのニーズも高いことが判明した。加えて、 “タイパ意識”が強く冷凍食品への抵抗感が低い20〜30代へのアプローチを強化すべく、「ラクリッチ ラクLunch BOX」を開発した。8品が入っており、黒毛和牛のビーフドリアやカオマンガイといったメニューをそろえる。価格は8000円。5月16日10時から数量限定で発売する。

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「アディダス」新ウエアとシューズで内なる情熱を解放せよ パリ五輪向けイベントを開催

「アディダス(ADIDAS)」は、パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、パリ五輪)開幕に先駆けたグローバルイベント「ザ ロード トゥ パリ(ADIDAS PRESENTS : THE ROAD TO PARIS)」を4月、パリで開催した。イベントでは「アディダス」がパートナーシップを結ぶ各国代表オリンピックおよびパラリンピック公式ウエア、代表ユニホームのほか、ブランド史上最大規模となる全41競技・計49モデルのフットウエアコレクション“アディダス 2024 アスリート パック(adidas 2024 ATHLETE PACK)”を発表した。

会場には、「アディダス」がパートナーシップを結ぶ世界16カ国のオリンピックおよびパラリンピック代表選手計75人が集い、日本からは東京2020オリンピック柔道金メダリストの阿部一二三選手と詩選手が参加した。

adidas 2024 ATHLETE PACK

“炎の揺らめき”を宿したシューズは
圧巻の41競技・49モデル

イベントで発表した新製品の目玉の1つが、最大規模のバリエーションとなった競技用フットウエアの数々だ。パフォーマンスフットウエアコレクション“アディダス 2024 アスリート パック”は、マラソンや短距離走、走り幅跳びといった陸上競技をはじめ、テニスやバスケットボール、バレーボール、ハンドボール、ボクシング、レスリング、ラグビー、スケートボード、そして今大会から新競技に加わったブレイキンまで、全41競技に特化した機能シューズを49型ラインアップした。ランニングシューズの“アディゼロ アディオス プロ 3(ADIZERO ADIOS PRO 3)”と“アディゼロ タクミ セン 10(ADIZERO TAKUMI SEN 10)”は、「アディダス」各店舗や公式オンラインストア、各取扱店舗で販売中で、その他シューズも順次発売予定だ。

同コレクションのデザインテーマは“炎の揺らめき”で、アッパーやソールには炎をイメージしたオレンジやピンクのカラーをあしらっている。シューズ全体は黒と白のスリーストライプスを基調としたモノトーン仕立てにし、アスリートの動きに合わせて、足元に炎が燃え立つような視覚効果を生み出した。

毎大会注目を集めるのが短距離走用シューズだ。“アディゼロ プライム SP ストラング(ADIZERO PRIME SP 3 STRUNG)”のアッパーには、独自のテキスタイル技術“ストラング”を採用。データに基づいて1つ1つの繊維を配置したアッパーが足を包み込み、軽さと快適性、優れたサポート力を実現した。

クラウス・トムザック(Claus Tomczak)デザイン・ディレクターは、「シューズには、機能的なニーズもあれば、文化的なニーズもある。各競技の特性やそのスポーツの背景を尊重し、機能性のアップデートや素材選びを行った」と説明する。選手の声に耳を傾けながら、アスリートの求める機能やデザインを実現すべく製作したという。

例えば、新競技ブレイキンやスケートボード向けの“スーパースター ADV(SST ADV)”は、あえて大きな改良を加えなかった。「ブレイキンの選手から『現行の“スーパースター”で十分だ。新たな機能もデザインも望んでいない』という声が上がった」とし、“炎”のオレンジもソール裏のみに用いている。「“スーパースター”はブレイキンが生まれたストリートカルチャーの象徴であり、長年にわたり愛されてきたアイテム。カルチャーに通用することは証明済みだ」。

Official Team Wear for Paris 2024

快適性と情熱を込めた
全15チームの公式ウエア

ウエアは、イギリスとドイツ、ポーランド、アイルランド、トルコ、エチオピア、バーレーン、ハンガリー、キューバのオリンピック公式ウエアと、イギリス、ドイツ、ポーランド、アイルランド、トルコ、キューバのパラリンピック公式ウエアを披露した。アスリートが快適な状態で競技に臨むために開発したデザインで、 227スタイルのうち196がアダプティブ・フレンドリーに設計している。

公式スポンサーである15チームの全アパレルには、シューズと共通したデザインテーマ“炎の揺らめき”を採用している。アスリートらが自身のスポーツに宿した内なる情熱を、オレンジからピンクへとグラデーションするカラーで表現し、キットのグラフィックや、書体、ラインパターンなどに用いて、ポップな色彩で生命を吹き込んだ。

全プロダクトの86%に
ユニバーサルデザインを実現

パリ五輪のスペシャリストであるサイモン・カートライト(Simon Cartwright)は、「オリンピックは、スポーツブランドにとって、活動の幅の広さを示せる素晴らしい場だ。スポーツの規模に関係なく、等しくサポートするのがブランドの原点」と語り、「アディダス」のマルチスポーツブランド力を改めて主張する。同大会の新たな試みは、パラリンピックのアスリートだけでなく、誰でも着用できるユニバーサルなデザインを心掛けたこと。着脱しやすいよう、ショート丈で、腕から身幅にかけて緩やかなカーブシルエットにするなど、選手との協力で全プロダクトの86%でユニバーサルなデザインを実現した。

Siblings Uta and Hifumi Abe

“4連覇に向けてとても刺激になった”

日本から同イベントに参加した阿部一二三選手と詩選手は、各国から集ったアスリートらと堂々と肩を並べてステージに登場した。本番に向けて引き締まった表情を見せた後には、ビョルン・ガルデン(Bjorn Gulden)アディダス最高経営責任者(CEO)とも談笑するなど、イベントを堪能した。会場で、パリ五輪への意気込みを聞いた。

WWDJAPAN(以下、WWD):イベントに参加した感想は?

阿部詩選手(以下、詩選手):どんなイベントなのか来る前から楽しみにしていましたが、すごくかっこよかった。初めての体験だったので、新鮮な気持ちでした。

阿部一二三選手(以下、一二三選手):各国のオリンピック公式ウエアの発表に立ち会えて、パリオリンピック本番でも、 今日イベントで見た国のウエアを見たら、テンションが上がりそう。参加できてよかったです。

WWD:各国から集結した75人のアスリートとは何か会話した?

一二三選手:レスリングで大会4連覇しているキューバのミハイン・ロペス(Mijain Lopez)選手と少し話をしました。5連覇を目指すモチベーションを聞いたら、「自分の競技(レスリング)が本当に好きで、ただ純粋な気持ちで挑んでいる。キューバはチームで戦っているので、チーム、そして家族のために闘うんだ」と話してくれました。自分も4連覇を目指しているので、刺激になりましたね。

WWD:「アディダス」の印象は?

一二三選手:スポーティーなデザインの中に、ちょっとしたワンポイントを効かせたスタイリッシュなデザインのブランド。トレーニングはもちろん、オフシーンで着ても映えるところが格好良くて好きです。

詩選手:私は、「アディダス」といえばなストライプの3本線が好きです。今日履いている “アディダス 2024 アスリート パック”も、履き心地がすごくいい。オレンジとピンクのカラーで情熱をイメージしたという話を聞いて、まさにオリンピック仕様だと感じました。選手はみんな大会に向けて燃えているので、心に響くシューズではないでしょうか。

WWD:最後に、パリ大会に向けての意気込みは?

一二三・詩選手:二人でまた金メダルを獲り、笑顔で日本に帰ります。応援よろしくお願いします!

問い合わせ先
アディダスお客様窓口
0570-033-033

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東レ&プーマ、サニブラウン選手とウエアを共同開発 5月19日のセイコーGGPで着用

東レと「プーマ」は、陸上男子のサニブラウン・アブデル・ハキーム選手とスポーツウエア「HSB ドーンコレクション」を共同開発した。5月19日開催の「セイコーゴールデングランプリ陸上 2024(以下、セイコーGGP)」で着用するほか、普段のトレーニングや国内レースでこのウエアを着用する。6月15日からは「プーマ」の一部店舗や公式オンラインストアでトレーニングシャツとパンツ、タイツ8アイテムを販売する。製品には「プーマ」のアイコン「プーマキャット」を特別仕様のゴールドにしているほか、同アイテムのロゴなどをあしらっている。

サニブラウン選手と東レは昨年秋から、最先端の人工気象施設「テクノラマ」を持つ東レの瀬田工場(滋賀県)でテキスタイル開発に着手。ハイパフォーマンスを引き出す高機能素材の開発だけでなく、汗対策や着心地、UV対策など日常の練習や着用時のこだわりなどについてもディスカッションを行った。東レ・瀬田工場の人工気象施設「テクノラマ」は、東レが高機能素材の開発のために設置している研究開発センターの一部で、南極からゲリラ豪雨まで様々な気候条件を再現できる。

サニブラウン選手は「滞在しているフロリダは湿度が暖かくて湿度が高いという場所。競技用のウエアだけでなく、トレーニング時の快適性も大幅に上がったことで、とてもいいコンディションで練習もできるようになった。『プーマ』が自分の思いなどをとてもきちんと拾っていただけて、『ドーン(日の出)』をあしらったとてもいいデザインに仕上がった。かっこいいウエアだとパフォーマンスも上がることは間違いない」と思いを語った

今回開発した素材は、1.不快感を解消するための汗処理・軽量化、濡れ色の抑制、2.体力消耗を解消する遮熱・UVカット、3.動作阻害を解消するストレッチなど3つの観点で行った。トレーニングシャツには、吸水速乾素材の「フィールドセンサー 秒乾」や遮熱・防透素材の「ボディシェル EX」を、タイツにはスパンデックス「ライクラ」、ショートパンツには繊細なストレッチ素材「プライムフレックス」を搭載する。開発に携わった東レの大塚潤スポーツ衣料資材事業部長は、「トップアスリートのサニブラウン選手の求める1秒でも早くという機能性と、UVカットなどの快適性の両立には苦心したが、きちんとしたフィードバックもいただけて、いいものができた」と語った。

東レとサニブラウン選手は2023年4月にグローバルパートナーシップ契約を締結、着用するウエアの素材開発をはじめ、様々な取り組みを行っており、東レとプーマとは、シューズの開発にも着手しているという。

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ブルック・シールズが40代以上の女性のエイジングとポジティブに向き合えるヘアケアブランドを始動

モデルで女優のブルック・シールズ(Brooke Shields)は6月4日、40〜50代の女性がエイジングとポジティブに向き合うためのD2Cヘアケアブランド「コモンス(COMMENCE)」をローンチする。年内に8商品まで拡大する予定。ヘアケアを軸に、フレグランスなどの隣接分野も視野に入れている。

ブランドのローンチは、コロナ禍に立ち上げたコミュニティー型のコンテンツ・プラットフォーム“ビギニング・イズ・ナウ”に集まった女性の声がきっかけだった。シールズの目標は、「あまり多くの人が耳を傾けていないように思える人生の時期にいる女性たちが発言できるようになること」。シールズは生後11カ月でデビューし、今年で59歳を迎える。「この年齢になった時、達成感と同時に、この先はもっと楽しいという高揚を覚えた。誰もが歳を重ねるのだから、このポジティブな気持ちを共有したかった」と話す。

現在では100万人規模の“ビギニング・イズ・ナウ”は、女性たちが中年期の肉体的・精神的な変化とどのように向き合っているかを理解するために立ち上げたという。「その結果生まれた仲間意識には驚き、刺激を受けたわ。同プラットフォームもまた、“コモンス”として刷新するつもり」。シールズは、“ビギニング・イズ・ナウ”での会話やコンテンツから得たアイデアと、コミュニティー内での深いつながりが、「コモンス」を支えることを期待する。「人生のこの時期は、始まりなのよ。自分の人生を全体的に見つめ直し、この時期をどのように歩んでいきたいか考えるということ」。

個人的体験を正直に語ることが、消費者の信頼を生む

広告・ブランドコンサルタントを務めるマドンナ・バジャー(Madonna Badger)は、「1980〜90年代に大人になった私たちにとって、ブルック・シールズは主要な文化的アイコンの一人だった」と振り返る。「誰もが完璧で、痩せていなければならなかった時代で、ブルックも最初はそうだったわ。その後彼女は心を開き、彼女の人生が本当はどうだったかを聞かせてくれた」。23年に公開したドキュメンタリー映画「プリティ・ベイビー:ブルック・シールズ」は、母親のアルコール依存症や、まだ10代だった頃にセックス・シンボルとして扱われたこと、当時テニス界のスター選手だったアンドレ・アガシ(Andre Agassi)との最初の結婚など、シールズの人生の浮き沈みを詳細に描いている。バジャー=コンサルタントは、「彼女の人生が大変なものだったこと、そして、私たち全ての女性が自分自身の物語を取り戻そうとしている時期に、彼女も自分自身の物語を手に入れることができたと知ったわ。とても勇気付けられ、共感した」と話す。

「コモンス」の最高経営責任者(CEO)務めるシールズは、「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA’S SECRET)」の姉妹ブランド「ピンク(PINK)」を率いたデニス・ランドマン(Denise Landman)を社長に、カーラ・ド・ベルナルド(Karla De Bernardo)を最高執行責任者(COO)に任命した。「自分のペースを保ちながら、ナレッジと情熱的な顧客を増やしたい。簡潔で分かりやすいメッセージとコミュニケーション戦略を持つことが重要だと思う」と述べる。ランドマン社長は、「ブルック自身が“ビギニング・イズ・ナウ”のコミュニティーと深く関わっていることが商品開発や販売促進につながる」と分析。「ブルックは周りに障壁を設けない。個人的な体験を話すことに抵抗がなく、それによって消費者の信頼を醸成している」と話した。

ブルック・シールズのプロフィール

ブルック・シールズは1965年、ニューヨーク生まれ。生後11カ月の頃にテレビCMで芸能界入りし、アメリカのトップ子どもモデルとなる。77年にスラッシャー映画「アリス・スウィート・アリス」でスクリーンデビュー。翌年12歳の頃に、ルイ・マル(Louis Malle)監督の映画「プリティ・ベイビー」で娼婦役を演じセンセーションを巻き起こす。米名門プリンストン大学を主席で卒業。97年にテニス選手のアンドレ・アガシと結婚したが、99年に離婚。2001年に脚本家兼映画プロデューサーのクリス・ヘンチー(Chris Henchy)と再婚する。ほかの代表作は「青い珊瑚礁」や「エンドレス・ラブ」など。

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花がモチーフの「ビルケンシュトック」の新作サンダル 5月18日に発売

「ビルケンシュトック」の新作サンダル“ギゼ フラワー”(1万8700円)

「ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)」は5月18日、“ギゼ フラワー”を発売する。

1983年にデビューさせた同ブランド定番のトングサンダル“ギゼ”にフェミニンなアレンジを加えており、立体的なレザー製の花はハンドメードによるもの。

ホワイトとブラックの2色展開で、価格は各1万8700円。同ブランドの直営店と公式オンラインストア、ユナイテッドアローズで扱う。

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「ポータークラシック」が伊勢丹新宿メンズ館で10周年イベント 黒澤明監督作品のモチーフアイテムも

「ポータークラシック(PORTER CLASSIC)」は5月22〜28日の期間、伊勢丹新宿本店メンズ館で、ブランド10周年記念イベント“ポータークラシック イセタン 10THアニバーサリーステージ”を開催する。これに伴い、限定アイテムも発売する。

アイテムは、黒澤明監督の映画作品「七人の侍」の公開70周年を記念し、同作や「天国と地獄」「隠し砦の三悪人」「用心棒」の劇中シーンと、当時の台本や作品タイトルをデザインに落とし込んだTシャツ(2万4750円)やアロハシャツ(5万9950円〜)、「ポータークラシック」のアートワークを手掛けるMIMOEのオリジナルイラストを配したアロハシャツ(5万7750円〜)を販売。またハンドカービングで知られる「グロックレザー」の浅井吾郎と共に制作したブリーフケース(24万2000円)やウオレット(8万2500円〜)、コインケース(6万6000円)もラインアップする。ブリーフケースは、吉田カバン創業者・吉田吉蔵が、映画「天国と地獄」のため制作したものを再現した。本イベント限定アイテムは、フレンチワークジャケット(17万6000円〜)が3型と、ナイロン素材のウエストバッグ(12万6500円)、2つのポケットが特徴的な“ヘルメットバッグ”(12万1000円)を発売する。

また5月22日14時から、前述のイラストレーターMIMOEのライブペイントのイベントを開催。加えて5月25、26日に会場で購入のアイテムを対象に、お針子がワンポイントの刺しゅうを行うカスタムイベント(1320円〜)も行う。詳細は公式サイトに記載する。

■ポータークラシック イセタン 10THアニバーサリーステージ
日程:5月22日〜28日
   5月22日14:00〜18:00頃(ライブペイント)
   5月25・26日10:00〜18:00(刺しゅうカスタムイベント)
場所:伊勢丹新宿本店 メンズ館1階
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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雨の日のうねりやボリュームダウンも外出先で一発解消! ヤーマンの保水ヘアアイロンにコードレスブラシが登場

ヤーマンの美容家電ブランド「ヤーマン トウキョウ ジャパン(YA-MAN TOKYO JAPAN)」は、“保水ヘアアイロン”シリーズの新作“スムースアイロンブラシ”(2万7500円)を5月31日から順次発売する。ブラシ型のコードレスヘアアイロンで、雨の日のうねりや膨張、時間が経つことで起こるボリュームダウンなどの髪悩みも、外出先で手軽に解消することができる。

“保水ヘアアイロン”は摩擦や熱などのダメージ軽減して髪の水分を保ちながら高いスタイリング力をかなえたシリーズで、これまでコードタイプのストレートアイロン、カールアイロンを展開してきた。新作はヘアアイロンに慣れていない人でも簡便に使えるようブラシ状にし、外出時にも使えるようコードレスにしつつ、約221gという軽量化を実現した。

ブラシは頭皮に加熱部が当たりにくい可動式の「セーフティーチップ」を採用した独自の構造で、くせが気になる根元からブラシを入れることができる。ほか、密度が高いブラシピンとヒーターチップ、熱伝導率の良いヒーターを取り入れ、低温でもとかすだけで潤いと艶感のあるストレートヘアをかなえる。

温度は寝ぐせ直しや髪を巻く前のプレセットに使える140度と、頑固なくせ直しや外出先の時短セットに便利な185度の2段階設定で、約15分のオートオフ機能も搭載。サイズは横40mm、奥行き35mm、高さ178mmで、専用ケース付きで販売する。

商品発売に先駆け、5月17〜30日に東京・銀座の旗艦店「ヤーマン ザ ストア ギンザ(YA-MAN THE STORE GINZA)」で先行体験会と予約販売を行う。同体験会ではSNS投稿や先行購入予約でプレゼントを進呈する企画も実施する。

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「エルメス」のバスアイテムがオブジェのようなガラス容器にリニューアル ヘア&ボディーオイルも新登場

「エルメス(HERMES)」は6月12日、バスライン“ル バン エルメス(LE BAIN HERMES)”のヘア&ボディーシャワージェルやハンド&ボディークレンジングジェル、ボディーローションの容器をガラス製にリニューアルし、発売する。美しく洗練されたデザインに生まれ変わっただけでなく、詰め替えも可能となった。発売時期は未定だが、一部商品はリフィル(6270〜6820円)も用意する。

香りはメゾンを象徴する全8種で、フレッシュな印象の“コロン エルメス”コレクションから3種が、優しく幻想的な“庭園のフレグランス”コレクションから5種が登場する。“コロン エルメス”コレクションは、子どもの頃を思い出させる香り豊かな泡立ちのヘア&ボディーシャワージェル(各200mL、各1万10円)や肌を滑らかに整え、ほんのりとフレグランスが香るハンド&ボディークレンジングジェル(各300mL、各1万1110円)、肌にいっそうの心地良さと柔らかさをもたらすボディーローション(各200mL、各1万1550円)の3種を、“庭園のフレグランス”コレクションはヘア&ボディーシャワージェル(各200mL、各1万10円)と、ボディーローション(各200mL、各1万1550円)の2種をラインアップしている。

また、5月15日には新商品の“ヘア&ボディ ドライ オイル”(全2種、各7700円)を発売した。同商品はすっとなじむドライオイルで、髪を繊細な香りと潤いで包み込み、肌はさらりとした柔らかな艶肌に導く。香りは爽やかなグリーンマンゴーやロータス、エレガントなシカモアを思わせる“ナイルの庭”と、生き生きとしたオリーブの木や草原、フレッシュなピスタチオを想起させるウッディーシトラス“シテールの庭”の2種。

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「ディオール」の新グローバルアンバサダーに歌手のロザリアが就任

「ディオール(DIOR)」のグローバルアンバサダーに、シンガーソングライターのロザリア(Rosalia)が新たに就任した。

ロザリアが登場する“レディ ディオール”のキャンペーンビジュアルは、フォトグラファーのコリエ・ショア(Coller Schorr)が撮影。カラフルな色使いでポジティブさを、モノクロカラーで深遠な強さを探求し、ロザリアの多様性を表現した。

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サバト初の「グッチ」のクルーズ ロンドンのガーデニングからドレスコードをアップデート

「グッチ(GUCCI)」は5月13日(現地時間)、イギリス・ロンドンで2025年クルーズ・コレクション(今秋発売予定)を発表した。クリエイティブ・ディレクターを務めるサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)にとって、初めての「グッチ」でのクルーズ・コレクションだ。

ミラノやパリ・コレクションと違って、世界的な規模感のラグジュアリー・ブランドにとってのクルーズ・コレクションは、ショー会場はもちろん、開催都市さえ選べる自由度の高いファッションショーだ。サバトが、その舞台にロンドンを選んだのには理由がある。デビューシーズンとなった24年春夏、サバトは深みのあるレッドを“ロッソ アンコーラ”と称してキーカラーに採用。創業者のグッチオ・グッチ(Guccio Gucci)がラグジュアリーの世界に飛び込んだ、ロンドンの最高級ホテル、サヴォイ・ホテルのエレベーターの色だ。つまりロンドンは、「グッチ」にとって、そしてサバトにとって、原点とも言える場所なのだ。

そんな街で選んだショー会場は、テムズ川の湖畔に立つ国立の近現代美術館テート・モダンだ。近現代の美術は既成概念に向き合い、時には相反するものを組み合わせることで一石を投じてきた。サバトは、労働者階級出身のグッチオ・グッチが最高級ホテルで職を得たことから始まるラグジュアリーブランド「グッチ」の歴史に、相反するものの融合から新しい価値を見出す近現代アートとの共通点を得たのだろう。

そんな街、そんな会場で発表したコレクションは、まさに新旧の価値観が融合し、3回目のコレクションながらサバトによる「グッチ」をさらに一歩推し進めた。創業以来の「グッチ」の歴史に新たなアイデアを加えると共に、前回と前々回で繰り返し訴えた自身のドレスコード貫きながら大幅にアップデートしている。目新しいものに依存しなくても、サバトの「グッチ」は、どこまでも新鮮なものになる。そんな印象は、一段と強くなった。

ファーストルックは、1970年代の「グッチ」を彷彿とさせるスエードのジャケットから始まった。ピークドラペルのジャケットにはGGのマイクロモチーフをエンボスし、首元には24-25年秋冬メンズや同ウィメンズで提案したストール状のタイを彷彿とさせる細長いシルクを結ぶ。コンパクトシルエットのジャケットに対して、ボトムスは相反するシルエットのジーンズ。脇には、70年代のアーカイブにインスピレーションを得た“ブロンディ”のホーボーバッグを抱えた。“ブロンディ”は、2つのGで円を描いたモチーフが特徴だ。そして足元は、ブランドのアイコン“ホースビット”をあしらったバレエシューズ。序盤は70年代以来愛され、「グッチ」の長年ファンならトム・フォード(Tom Ford)時代の記憶も残るスエードに、サバトがデビュー以来連打する超ミニ丈のボトムを合わせ、新旧を融合した。と同時に、“ロッソ アンコーラ”のガラス加工を施したレザーや、GGモチーフのミニドレス、首元にチョーカー風の飾り紐をあしらった抜き襟でドロップショルダーのシャツ&デニムなど、24年春夏から3回続けて“レギュラー”で登場し続ける素材やアイテム、スタイリングは健在。ガラス加工のレザーはコンパクトなジャケットに、ミニドレスはファブリックからスエードに、シャツはより軽やかなポプリンのような素材に変換するなどアップデートしているが、スタイルコードは大きく変わらない。ただ同時に、何かが、少し変わるだけで、新鮮に見える。サバトが築いている「グッチ」のスタイルの汎用性や可能性の奥深さへのワクワクは止まらない。

ロンドンへの想いは、アイコニックなモチーフ以外は消極的なのかと思っていた色や柄で表現した。序盤から頻繁に登場するのは、デイジーとカモミールのフローラルモチーフ。クロシェのようなレースで表現したり、立体的な刺しゅうでのせたり、ジャカートで描いたり。そこに、これまた積極的ではないと勝手に思っていたスカイブルーやベイビーブルー、クリームイエローなどの淡いパステルカラーをプラスした。フローラルモチーフや鮮やかなカラーパレットは、イギリスのガーデニングカルチャーにインスパイアされているという。

デビューコレクション、24-25年秋冬メンズ、そして同ウィメンズという3つのコレクションでは、イヴニング一辺倒からの脱却や、ヘルシーな肌見せ、一捻りした汎用性の高い定番で作る普遍的なスタイルの価値を訴え続け、ともすれば“一本槍”という印象を抱いた人もいるかもしれない。しかし、新生「グッチ」の世界観は、ガーデニングカルチャー発祥のイギリスで、大きく花開いた。しかも、スタイルコードは全く変わらずに、だ。次は、何を加えることで、今のスタイルをアップデートしてくれるのだろう?

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「クロックス」が“トレジャー”をアンバサダーに起用したキャンペーンを5月17日に開始

「クロックス(CROCS)」はアンバサダーとして就任した“トレジャー(TREASURE)”を起用したキャンペーンを5月17〜27日に開催する。ABCマートのオンラインストアで対象の“クラシック クロッグ(Classic Clog)”(7150円)を購入した人を抽選で“トレジャー ファンミーティング”に招待する。

ファンミーティングは広島、神戸、名古屋、福岡の4カ所で開催され各会場10人ずつ招待される。20日からはABCマートの店舗で対象の“クラシック クロッグ”を購入した人のみに先着でメンバーのオリジナルカード1パック(3枚入り)をプレゼント。“トレジャー”を起用した“ボーイズ イン クロックス”をテーマにしたビジュアルムービーも公開する。

クロックスを代表するモデルで機能性を備えた“クラシック クロッグ”は色と柄も豊富でジビッツチャームを使ったカスタムもできる。キャンペーンではブラック、ホワイト、ギャラクシーの3色、1cm刻みの22.0〜30.0cmを用意する。

“トレジャー”は2020年に“ビッグ バン”や“ブラック ピンク”が所属するYGエンターテイメントからデビューした韓国を拠点に活動するグループ。22年に初来日ツアーを果たし、23年にはサマーソニックにも出演した。

■“トレジャー ファンミーティング”
広島 グリーンアリーナ 7月14日 開場 12:00 / 開演 13:00
神戸 ワールド記念ホール 7月20日 開場 16:00 / 開演 17:00
名古屋 ポートメッセなごや 第1展示館 7月25日 開場 17:00 / 開演 18:00
福岡 国際センター 8月11日開場 16:00 / 開演 17:00

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