「GQ ジャパン」が選んだのは星野源や小泉智貴ら6人 クリエイターをたたえるアワード

コンデナスト・ジャパンの「GQ ジャパン(GQ JAPAN)」は、「GQ ジャパン クリエイティブ・ウィークエンド(GQ JAPAN REATIVE WEEKEND)」を代官山ヒルサイドフォーラムで5月18・19日に開催した。

米「GQ」は、2023年にアートやファッション、音楽などのあらゆる分野で活躍するクリエイターを称える「GQ グローバル・クリエイティビティ・アワード(GQ GLOBAL CREATIVITY AWARDS)」を設立。「GQ ジャパン」は同アワードの日本版を24年に初開催し、4月に受賞者を発表した。選出したのは、音楽家で俳優の星野源、建築家の石上純也、アーティストの玉山拓郎、映画監督兼アーティストの石原海、ドレスデザイナー兼美術作家の小泉智貴、アーティストの浜名一憲の6人。

「GQ ジャパンクリエイティブ・ウィークエンド」では、石上、玉山、石原、小泉、浜名の作品を展示した。空間を自由に使い、壁や木製の土台の上にさりげなく陳列したアートもあった。初日の18日には初対面だという石上と玉山によるトークショーを行い、互いの作品や制作手法に対して質疑応答を繰り広げた。

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「GQ ジャパン」が選んだのは星野源や小泉智貴ら6人 クリエイターをたたえるアワード

コンデナスト・ジャパンの「GQ ジャパン(GQ JAPAN)」は、「GQ ジャパン クリエイティブ・ウィークエンド(GQ JAPAN REATIVE WEEKEND)」を代官山ヒルサイドフォーラムで5月18・19日に開催した。

米「GQ」は、2023年にアートやファッション、音楽などのあらゆる分野で活躍するクリエイターを称える「GQ グローバル・クリエイティビティ・アワード(GQ GLOBAL CREATIVITY AWARDS)」を設立。「GQ ジャパン」は同アワードの日本版を24年に初開催し、4月に受賞者を発表した。選出したのは、音楽家で俳優の星野源、建築家の石上純也、アーティストの玉山拓郎、映画監督兼アーティストの石原海、ドレスデザイナー兼美術作家の小泉智貴、アーティストの浜名一憲の6人。

「GQ ジャパンクリエイティブ・ウィークエンド」では、石上、玉山、石原、小泉、浜名の作品を展示した。空間を自由に使い、壁や木製の土台の上にさりげなく陳列したアートもあった。初日の18日には初対面だという石上と玉山によるトークショーを行い、互いの作品や制作手法に対して質疑応答を繰り広げた。

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阪急うめだ本店、GENERATIONS小森隼・中務裕太を招いた特選イベント

阪急うめだ本店は、スペシャルイベント「GENERATIONS HAYATO & YUTA in Hankyu-Luxury World 」を13階の屋上広場で17日に開催した。「ティファニー(TIFFANY)」の伝説的なデザイナー、ジャン・シュランバージェ(Jean Schlumberger)が手掛けた名作“バード オン ア ロック”から着想を得たオブジェ「バード オン ザ ボックス(通称ボブ)」を展示。17日~19日の3日間限定で一般客にも公開した。

5階のファッションブランドと5・6階のジュエリーギャラリー、6階のウォッチギャラリーを合わせたワールド「インターナショナルブティックス」が主催するクローズドのイベントで、2012年の本店建て替え以来の開催となる。外商の上顧客を対象に、特別な体験価値を提供する。

阪急阪神百貨店・ジュエリー&ウォッチ商品部マーチャンダイザーの桝家浩介氏は「3階の婦人服モードではよくイベントを開催している。そのお客さまが成熟して5階のラグジュアリーに来られたときにも期待に応えられるようにしたい。百貨店のブランドはなかなか差別化しにくいが、屋上広場の空間を利用し、ラグジュアリーとタッグを組んで特別な場を提供できるのは当店の強み。カジュアルな遊び感覚のイベントを継続し、顧客を増やしていきたい」と話す。

「ティファニー」のジュエリーへの思い

ラグジュアリーワールド主催イベントの柿落としともいえる今回のイベントには、LDHのアーティスト、GENERATIONS from EXILE TRIBEの関西出身メンバー、小森隼さんと中務裕太さんを招へいした。中務さんは大阪府茨木市出身、小森さんは三重県出身で、2人とも阪急には思い出があるという。

 中務さんと小森さんが訪れたのは「エトロ(ETRO)」「ブシュロン(BOUCHERON)」「メシカ(MESSIKA)」「IWC」といった5・6階のブランドショップ。店内でのシューティングを通じてブランドの世界観や商品の魅力を体感し、その後、17時から約30分、屋上広場でトークイベントを行なった。招待されたのは、インターナショナルブティックスの顧客と「ティファニー」販売会の顧客合わせて約100人。「ティファニー」の会場となったダイヤモンドホールを出たところに屋上広場があり、2つのイベントを連動させることで特別感を演出した。

トークイベントでは、2人の普段のファッションやステージ衣装へのこだわり、「ティファニー」のジュエリーへの思い入れなどについて語られた。鍛えられた逆三角形のボディーが自慢の中務さんはシンプルなファッションが好み。「体を鍛えておけば、白の無地Tでどうにかなる。肉体が1番のファッション」といい、ステージ衣装については「脇にマチを入れたりしているが、毎回体がでかくなっていくのでフィッティングチームには『いい加減にしてください』って言われている」と笑いを誘った。

一方のこだわり派の小森さんは、モノ作りの工程やブランドコンセプトなど商品の背景にあるものに惹かれて買うことが多いという。「工芸品など職人の手仕事や染めにも興味があるので今日は阪急の8階で職人さんたちと話してきた。誰かの思いやぬくもりを感じるアイテムをファッションに取り入れたい」と話す。ステージ衣装についてもディテールにこだわり、機能性を組み込んだデザインのものが多い。

今後もコトイベントを強化していく

この日、2人が身につけていたジュエリーは、「ティファニー」のロックのペンダントとバングルで、絆を表現したデザインが特徴的。「ティファニー」は憧れブランドの一つだという小森さんは「いままでタイミングを逃してしまい、まだひとつも持っていない。だからいますごくテンションが上がっている。ジュエリーは、記念日などのタイミングを重視して購入する方なので、今日の記念になるジュエリーをふたりで買いたい」と、トーク中も中務さんを説得していた。

会場に展示されたティファニーの「ボブ」は1965年に発表された、宝石の上に鳥が乗っているブローチ「バード オン ア ロック」をモチーフに製作したもので、重さ2トン、高さ4mの巨大なオブジェ。今年4月に5階のブティックがリニューアルされたのと、6月23日まで東京・虎ノ門ヒルズ ステーションタワーで開催中の「ティファニーワンダー」展を記念して展示された。

最後に、ボブを見た感想をダンスで表現してほしいと司会者から言われた中務さんは、即興でキレの良いダンスパフォーマンスを披露し、会場を大いに盛り上げた。

本イベントを機に、今後は“祭り”をコンセプトにした、ややカジュアルなパーティーや遊び感覚のイベントを展開していく。今秋には別のブランドでも開催する予定だ。桝家氏は「コトイベントは東京、モノイベントは大阪といった風潮があるなかで、西でもコトイベントをどんどん企画していきたい」と話している。

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阪急うめだ本店、GENERATIONS小森隼・中務裕太を招いた特選イベント

阪急うめだ本店は、スペシャルイベント「GENERATIONS HAYATO & YUTA in Hankyu-Luxury World 」を13階の屋上広場で17日に開催した。「ティファニー(TIFFANY)」の伝説的なデザイナー、ジャン・シュランバージェ(Jean Schlumberger)が手掛けた名作“バード オン ア ロック”から着想を得たオブジェ「バード オン ザ ボックス(通称ボブ)」を展示。17日~19日の3日間限定で一般客にも公開した。

5階のファッションブランドと5・6階のジュエリーギャラリー、6階のウォッチギャラリーを合わせたワールド「インターナショナルブティックス」が主催するクローズドのイベントで、2012年の本店建て替え以来の開催となる。外商の上顧客を対象に、特別な体験価値を提供する。

阪急阪神百貨店・ジュエリー&ウォッチ商品部マーチャンダイザーの桝家浩介氏は「3階の婦人服モードではよくイベントを開催している。そのお客さまが成熟して5階のラグジュアリーに来られたときにも期待に応えられるようにしたい。百貨店のブランドはなかなか差別化しにくいが、屋上広場の空間を利用し、ラグジュアリーとタッグを組んで特別な場を提供できるのは当店の強み。カジュアルな遊び感覚のイベントを継続し、顧客を増やしていきたい」と話す。

「ティファニー」のジュエリーへの思い

ラグジュアリーワールド主催イベントの柿落としともいえる今回のイベントには、LDHのアーティスト、GENERATIONS from EXILE TRIBEの関西出身メンバー、小森隼さんと中務裕太さんを招へいした。中務さんは大阪府茨木市出身、小森さんは三重県出身で、2人とも阪急には思い出があるという。

 中務さんと小森さんが訪れたのは「エトロ(ETRO)」「ブシュロン(BOUCHERON)」「メシカ(MESSIKA)」「IWC」といった5・6階のブランドショップ。店内でのシューティングを通じてブランドの世界観や商品の魅力を体感し、その後、17時から約30分、屋上広場でトークイベントを行なった。招待されたのは、インターナショナルブティックスの顧客と「ティファニー」販売会の顧客合わせて約100人。「ティファニー」の会場となったダイヤモンドホールを出たところに屋上広場があり、2つのイベントを連動させることで特別感を演出した。

トークイベントでは、2人の普段のファッションやステージ衣装へのこだわり、「ティファニー」のジュエリーへの思い入れなどについて語られた。鍛えられた逆三角形のボディーが自慢の中務さんはシンプルなファッションが好み。「体を鍛えておけば、白の無地Tでどうにかなる。肉体が1番のファッション」といい、ステージ衣装については「脇にマチを入れたりしているが、毎回体がでかくなっていくのでフィッティングチームには『いい加減にしてください』って言われている」と笑いを誘った。

一方のこだわり派の小森さんは、モノ作りの工程やブランドコンセプトなど商品の背景にあるものに惹かれて買うことが多いという。「工芸品など職人の手仕事や染めにも興味があるので今日は阪急の8階で職人さんたちと話してきた。誰かの思いやぬくもりを感じるアイテムをファッションに取り入れたい」と話す。ステージ衣装についてもディテールにこだわり、機能性を組み込んだデザインのものが多い。

今後もコトイベントを強化していく

この日、2人が身につけていたジュエリーは、「ティファニー」のロックのペンダントとバングルで、絆を表現したデザインが特徴的。「ティファニー」は憧れブランドの一つだという小森さんは「いままでタイミングを逃してしまい、まだひとつも持っていない。だからいますごくテンションが上がっている。ジュエリーは、記念日などのタイミングを重視して購入する方なので、今日の記念になるジュエリーをふたりで買いたい」と、トーク中も中務さんを説得していた。

会場に展示されたティファニーの「ボブ」は1965年に発表された、宝石の上に鳥が乗っているブローチ「バード オン ア ロック」をモチーフに製作したもので、重さ2トン、高さ4mの巨大なオブジェ。今年4月に5階のブティックがリニューアルされたのと、6月23日まで東京・虎ノ門ヒルズ ステーションタワーで開催中の「ティファニーワンダー」展を記念して展示された。

最後に、ボブを見た感想をダンスで表現してほしいと司会者から言われた中務さんは、即興でキレの良いダンスパフォーマンスを披露し、会場を大いに盛り上げた。

本イベントを機に、今後は“祭り”をコンセプトにした、ややカジュアルなパーティーや遊び感覚のイベントを展開していく。今秋には別のブランドでも開催する予定だ。桝家氏は「コトイベントは東京、モノイベントは大阪といった風潮があるなかで、西でもコトイベントをどんどん企画していきたい」と話している。

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「プロテカ」軽量静音スーツケース第2弾を発売 軽快な引き心地

エースの日本製トラベルバッグブランド「プロテカ(PROTECA)」は、軽量静音スーツケース“トリアクシス”を改良した“トリアクシス2”を5月24日に発売する。

“トリアクシス”は水より比重が軽い樹皮をボディに採用し、従来品に比べてキャスターの体感音量を約30%軽減した商品。この商品をベースに、新たにキャスターに「ベアロンホイール」を搭載することでさらに軽快な引き心地を実現したのが“トリアクシス2”だ。

カラーはガンメタリック、フロートブルー、サンドベージュの3色展開。サイズは37L(6万8200円)、72L(7万5900円)、93L(8万1400円)、132L(8万9100円)の4種。全国の直営店、オンラインストア、主要百貨店、専門店で順次発売を開始する。

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レッドベルベットのスルギがデビュー10周年 ロマンチックな街、パリで30歳になった今について語る

カムバックの度に、コンセプチュアルなスタイリングやディレクションにも注目の集まる5人組ガールズグループ、レッドベルベット(red velvet)のメンバー、スルギ(SEULGI)。ステージの上だけではなく、海外公演のために空港に訪れたり、音楽番組出演の為、テレビ局に訪れる際に見ることのできる“出勤ルック”がおしゃれと注目を集めているファッショニスタでもある。20歳にデビューし、デビュー10周年を迎え現在30歳。年齢による心の変化や、仕事の事、ファッションやライフスタイルについてまで語ってくれた。

WWD KOREA(以下、WWD):3月の自身の誕生日にはパーティーをしたり、個人ユーチューブチャンネルを立ち上げたりと忙しそうですね

スルギ:はい。ユーチューブは去年の10月から準備しました。うまくやりたかった故にかなり悩みましたね。初めにどのようなコンテンツにしようかいろいろ考えました。ゲストを招待してトークをするというコンセプトは、何かを導かなければならないというプレッシャーがありました。 それで「私の人生をありのままに見せよう」というコンセプトに決めました。 私が知った、または知っている情報を伝えたり、普段の生活を自然に見せようと思いました。そう決めてからはもっと楽になり、映像も自然になりましたね。

WWD:個人インスタグラムの活動も熱心に行っていますよね

スルギ:インスタグラムは、ファンとコミュニケーションする窓口のような役割があるからです。特に最近は旅行の日常の写真などをアップしてファンと話をする空間として使っています。パンデミックの時期にはファンとコミュニケーションするためのほぼ唯一の方法でした。 今は当時より少し減りましたが、まだ良いコミュニケーションツールだと思います。

WWD:誕生日も過ぎたので、もう完全に30歳ですね、おめでとうございます!

スルギ:そうですね、「もう30歳か!どうしよう!」と一瞬思いましたが、振り返ってみると本当に良かったですね。他の人とは違う20代を過ごし、普通じゃない人生を送ったということ自体、誇らしい気持ちです。 それに、大きな曲がり角や出来事もなく、愛情をたっぷり受けて過ごせたような気がして幸せです。

WWD:この10年という時間を誇りに思っていると

スルギ:性格上、もっと気をつけようと努力もしましたし、それに欲を出さずに生きてきたと思います。 そうすれば問題が起こらないと思ったからです。 これからはそのマインドを活用して、これから自分がやりたいことを探そうと思っています。 そんな気持ちでユーチューブも始めました。

WWD:20代での後悔はほとんどなさそうですね

スルギ:うーん…本当に悔いはないですね。 レッドベルベットとして生きてきた日々が私の性格に合っていたのもあります。内向的な性格の私にとって、ステージに立って人に会う生活はいつも楽しいものでした。 発散している自分を誰かが好きになってくれるのは、いつもドキドキしました。同年代の友だちに比べて普通の生活はできませんでしたが、悔しいとか未練が残るようなことはないですね。 多様な経験をすることができない代わりに、変わった経験をすることの方がずっといいんです。 芸能人としてしか感じられないこと、例えば「知らない人が私を知っている」ということが、私を正しい生き方をさせるというのも特別な経験です。

WWD:思いもよらない答えですね。いつからこのような生活を夢見ていたのですか?

スルギ:イ・ジョンヒョン先輩のステージを見ながら漠然ととても好きだと思ったんです。 お父さんとお母さんの前でその歌とダンスを踊りながら楽しかったし、自然に「私はこういうことが好きなんだ」と分かりました。 歌も絵も全部好きで、運動も好きでした。 芸能は何でも好きだったし、今も好きです。 だからこの生活がすごく満足なんです。たまに一人でソチョン(西村)のような町を歩き回ってコーヒーを飲んだり、本を読んだりもします。 後悔することなく、毎日をかなり充実させながら生きているような気がします。

WWD:それでもなかなか大変な時間を過ごしてきたと思います

スルギ:そうですね。私は、30歳になったことで、すごくいいことが増えたと思いました。30歳という年齢は、20代で感じたことを具体化する時期だと思うんです。 だから30代は素敵だと思うんです。具体化する分、感情的な余裕も生まれるんでしょうね。

WWD:想像していた30代と似ていますか?

スルギ:漠然と30代になると、ある程度仕事も安定し、人間関係の幅も広がるんじゃないかと思っていました。 その予想はある程度当たっていたようです。 人見知りな性格のため、新しい人に会うのがぎこちなかったことが多かったのですが、かなり柔軟になり、いろいろな人の中で快適に過ごす術を身につけることができました。 そして、どんどん「私という人間」がはっきりしてくるのもいいですね。

WWD:人から受けるストレスはありませんでしたか?

スルギ:私は特に人のせいで辛いと感じたことはないですね。少しでも問題があるときは、ほとんどの場合、コミュニケーションをとればお互いが理解しあえるので、特に「とても憎い」「嫌だ」と思ったことはなかったと思います。 私がポジティブすぎるからでしょうか?海外スケジュールが多いときは、むしろ長距離のフライトも楽しいですね。 飛行機の中でいろいろなことをしています。 いろいろな計画を立てたり、写真の整理をしたり、自分だけの時間を過ごします。 だから、私は飛行機の行き帰りのスケジュールもそれなりに楽しんできたと思います。

WWD:長い練習生期間を耐えてきたと思いますが、ついに幸せな30歳を迎えることができましたね

スルギ:デビュー前にレッスン期間が長くなるにつれて、練習生としてのマンネリ化が来たことがありました。 練習をいくらやっても実力が停滞する時期があるのですが、その時に自信もなくなり、行き詰まった気分になることもありました。 でも、私はこの仕事がとても好きだったので、他の仕事をしようと思ったことはなかったと思います。 ただ、気持ちが焦り、自分が不足していると感じて少し辛かったです。でも、その時期をうまく乗り越えてここまで来たことを誇りに思います。

WWD:自分の仕事が本当に好きなようで、とても素敵です。だからか、自然と「スルギスタイル」が生まれたような気がします

スルギ:実はファッションに興味はあったんですけど、以前はブランドもよく知らなかったし、自分なりのスタイルを作るのが苦手だったんです。自分の中にあるファッションの本能というか、そういうものをどう表現したらいいのか分からなかったんです。 それに、いろんなスタイルが好きな方なので、確固たるスタイルに固執できなかったこともあります。特に私はレッドベルベットの活動や音楽によって変わるスタイルに溶け込んで、そのコンセプト自体を楽しんでいたので。どんなスタイルでも抵抗感なく好きなので、写真撮影の仕事もとても好きなんです。 最近、周りの人からいろいろ教えてもらって、助けてもらって、自分なりのスタイルを見つけているような気がします。

WWD:全ての衣装を上手に着こなしてくれたので、今回の撮影もとても楽スムーズでした

スルギ:写真撮影が好きなので、これからもたくさんやってみたいです。写真を撮るのも、撮られるのも全部好きなので。 着てみたことのない服を色んなスタイルで着替えながら写真を撮る作業はいつもワクワクします。 色々な作家さんと知り合いになるのもいいですね。

WWD:他にも挑戦してみたい分野はありますか?

スルギ:私のやっていることに対して、ディレクションもしてみたいです。 歌や写真撮影に私の経験やノウハウを溶け込ませていく感じで。 そうやって少しずつ領域を広げていくのも面白いと思います。 芸能人としての人生の魅力のひとつは、これですよね。 一つのことにとらわれず、いろいろなことに挑戦できること。機会があれば、演技もやってみたいです。

WWD:レッドベルベットはヒット曲がたくさんあって、停滞期やスランプなどもなかったんじゃないでしょうか?

スルギ:デビューの時に持っていた明るいイメージが、フォローアップ曲「Be Natural」の時に180度変わり、ファンに多少の混乱を与えたんです。その後、着実に強弱を調整したことがロングランの秘訣になりました。 さまざまなコンセプトを消化することで、疑問や期待感が生まれ、これが“戦略ではない戦略”になったと思います。 代わりに、悩みが生まれました。 私たちは本当に多くのコンセプトを試しましたよね。 だから、新しいアルバムを準備するたびに、レッドベルベットならではのアイデンティティーを失ってはいけないという責任感もますます強くなりました。 これはこれからも解決していかなければならない宿題だと思います。

WWD:ヒット曲がたくさんあるグループですが、スルギの3曲を選ぶとしたら?

スルギ:「Red flavor」ですね。 実はこんなに愛される曲になるとは思わなかったんです。 そして「Bad Boy」。 この曲で自分を知ることができたので、私にとっては特別な曲です。 この曲はグルーヴィーなダンスも好きです。 そして最後に「Psycho」。この曲は感動があるというか。心に響く何かがある曲です。

WWD:パリのセレクトショップで器を買っていましたが、一人暮らしの楽しさは変わらずですか?

スルギ:一人でいるのはとても楽しいです。ゆったりとしていて快適です。 たまに両親が家に来ると家事をやってくれることがあるのですが、その時はその出来事を楽しむようにしています。 「あぁ、私の娘はまだ幼い子供なんだ。 私の手が必要なんだ」という気持ちでやってくれることを知っているからです(笑)。

WWD:2024年春に出会ったパリはどんな感じでしたか?

スルギ:パリは去年一度だけ来たことがあるのですが、その時も公演のためにゆっくり楽しむ時間がなかったんです。今回、ゆっくり時間をかけてパリを満喫してみると、魅力的な場所でした。そして、私は展覧会に行くのがとても好きなんです。今回、パリでピノ・コレクション美術館に行ったのですが、本当に良かったです。 初めて見る現代美術の作品が不思議で、まだ不器用ですが、解釈しようと努力しながら見る過程も良かったです。 残りの時間、あちこちをたくさん目に収めようと思います。 よく聞く表現になってしまいますが、こうとしか表現できません。” 愛とロマンの街”ですね。

WWD:残された下半期の特別な計画や目標はありますか?

スルギ:趣味を見つけようというのが目標です。 今までやってこなかったことなのですが、趣味を具体化して着実にやってみようという気持ちです。 水泳も習ってみようと思っています。 そういえば、最近絵を習ってみたいと思って、ある画家の方に連絡をして、着実にやってみようと思っています。 その方が絵だけでなく、詩や文章を読む会もやっていて、私も一緒にやってみたいです。 そして、レッドベルベット活動だけでなく、ソロ活動もやってみたいです。

CONTRIBUTING DIRECTOR KYUNGMI LIM
PHOTO SUNHYE KIM
HAIR GUNWOONG(WOOSUN)
MAKE-UP ISEUL(WOOSUN)
STYLING JUYEON OH, DAYOUNG KANG
LOCATION CHÂTEAU DES FLEURS
COOPERATION PARIS CLASS

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レッドベルベットのスルギがデビュー10周年 ロマンチックな街、パリで30歳になった今について語る

カムバックの度に、コンセプチュアルなスタイリングやディレクションにも注目の集まる5人組ガールズグループ、レッドベルベット(red velvet)のメンバー、スルギ(SEULGI)。ステージの上だけではなく、海外公演のために空港に訪れたり、音楽番組出演の為、テレビ局に訪れる際に見ることのできる“出勤ルック”がおしゃれと注目を集めているファッショニスタでもある。20歳にデビューし、デビュー10周年を迎え現在30歳。年齢による心の変化や、仕事の事、ファッションやライフスタイルについてまで語ってくれた。

WWD KOREA(以下、WWD):3月の自身の誕生日にはパーティーをしたり、個人ユーチューブチャンネルを立ち上げたりと忙しそうですね

スルギ:はい。ユーチューブは去年の10月から準備しました。うまくやりたかった故にかなり悩みましたね。初めにどのようなコンテンツにしようかいろいろ考えました。ゲストを招待してトークをするというコンセプトは、何かを導かなければならないというプレッシャーがありました。 それで「私の人生をありのままに見せよう」というコンセプトに決めました。 私が知った、または知っている情報を伝えたり、普段の生活を自然に見せようと思いました。そう決めてからはもっと楽になり、映像も自然になりましたね。

WWD:個人インスタグラムの活動も熱心に行っていますよね

スルギ:インスタグラムは、ファンとコミュニケーションする窓口のような役割があるからです。特に最近は旅行の日常の写真などをアップしてファンと話をする空間として使っています。パンデミックの時期にはファンとコミュニケーションするためのほぼ唯一の方法でした。 今は当時より少し減りましたが、まだ良いコミュニケーションツールだと思います。

WWD:誕生日も過ぎたので、もう完全に30歳ですね、おめでとうございます!

スルギ:そうですね、「もう30歳か!どうしよう!」と一瞬思いましたが、振り返ってみると本当に良かったですね。他の人とは違う20代を過ごし、普通じゃない人生を送ったということ自体、誇らしい気持ちです。 それに、大きな曲がり角や出来事もなく、愛情をたっぷり受けて過ごせたような気がして幸せです。

WWD:この10年という時間を誇りに思っていると

スルギ:性格上、もっと気をつけようと努力もしましたし、それに欲を出さずに生きてきたと思います。 そうすれば問題が起こらないと思ったからです。 これからはそのマインドを活用して、これから自分がやりたいことを探そうと思っています。 そんな気持ちでユーチューブも始めました。

WWD:20代での後悔はほとんどなさそうですね

スルギ:うーん…本当に悔いはないですね。 レッドベルベットとして生きてきた日々が私の性格に合っていたのもあります。内向的な性格の私にとって、ステージに立って人に会う生活はいつも楽しいものでした。 発散している自分を誰かが好きになってくれるのは、いつもドキドキしました。同年代の友だちに比べて普通の生活はできませんでしたが、悔しいとか未練が残るようなことはないですね。 多様な経験をすることができない代わりに、変わった経験をすることの方がずっといいんです。 芸能人としてしか感じられないこと、例えば「知らない人が私を知っている」ということが、私を正しい生き方をさせるというのも特別な経験です。

WWD:思いもよらない答えですね。いつからこのような生活を夢見ていたのですか?

スルギ:イ・ジョンヒョン先輩のステージを見ながら漠然ととても好きだと思ったんです。 お父さんとお母さんの前でその歌とダンスを踊りながら楽しかったし、自然に「私はこういうことが好きなんだ」と分かりました。 歌も絵も全部好きで、運動も好きでした。 芸能は何でも好きだったし、今も好きです。 だからこの生活がすごく満足なんです。たまに一人でソチョン(西村)のような町を歩き回ってコーヒーを飲んだり、本を読んだりもします。 後悔することなく、毎日をかなり充実させながら生きているような気がします。

WWD:それでもなかなか大変な時間を過ごしてきたと思います

スルギ:そうですね。私は、30歳になったことで、すごくいいことが増えたと思いました。30歳という年齢は、20代で感じたことを具体化する時期だと思うんです。 だから30代は素敵だと思うんです。具体化する分、感情的な余裕も生まれるんでしょうね。

WWD:想像していた30代と似ていますか?

スルギ:漠然と30代になると、ある程度仕事も安定し、人間関係の幅も広がるんじゃないかと思っていました。 その予想はある程度当たっていたようです。 人見知りな性格のため、新しい人に会うのがぎこちなかったことが多かったのですが、かなり柔軟になり、いろいろな人の中で快適に過ごす術を身につけることができました。 そして、どんどん「私という人間」がはっきりしてくるのもいいですね。

WWD:人から受けるストレスはありませんでしたか?

スルギ:私は特に人のせいで辛いと感じたことはないですね。少しでも問題があるときは、ほとんどの場合、コミュニケーションをとればお互いが理解しあえるので、特に「とても憎い」「嫌だ」と思ったことはなかったと思います。 私がポジティブすぎるからでしょうか?海外スケジュールが多いときは、むしろ長距離のフライトも楽しいですね。 飛行機の中でいろいろなことをしています。 いろいろな計画を立てたり、写真の整理をしたり、自分だけの時間を過ごします。 だから、私は飛行機の行き帰りのスケジュールもそれなりに楽しんできたと思います。

WWD:長い練習生期間を耐えてきたと思いますが、ついに幸せな30歳を迎えることができましたね

スルギ:デビュー前にレッスン期間が長くなるにつれて、練習生としてのマンネリ化が来たことがありました。 練習をいくらやっても実力が停滞する時期があるのですが、その時に自信もなくなり、行き詰まった気分になることもありました。 でも、私はこの仕事がとても好きだったので、他の仕事をしようと思ったことはなかったと思います。 ただ、気持ちが焦り、自分が不足していると感じて少し辛かったです。でも、その時期をうまく乗り越えてここまで来たことを誇りに思います。

WWD:自分の仕事が本当に好きなようで、とても素敵です。だからか、自然と「スルギスタイル」が生まれたような気がします

スルギ:実はファッションに興味はあったんですけど、以前はブランドもよく知らなかったし、自分なりのスタイルを作るのが苦手だったんです。自分の中にあるファッションの本能というか、そういうものをどう表現したらいいのか分からなかったんです。 それに、いろんなスタイルが好きな方なので、確固たるスタイルに固執できなかったこともあります。特に私はレッドベルベットの活動や音楽によって変わるスタイルに溶け込んで、そのコンセプト自体を楽しんでいたので。どんなスタイルでも抵抗感なく好きなので、写真撮影の仕事もとても好きなんです。 最近、周りの人からいろいろ教えてもらって、助けてもらって、自分なりのスタイルを見つけているような気がします。

WWD:全ての衣装を上手に着こなしてくれたので、今回の撮影もとても楽スムーズでした

スルギ:写真撮影が好きなので、これからもたくさんやってみたいです。写真を撮るのも、撮られるのも全部好きなので。 着てみたことのない服を色んなスタイルで着替えながら写真を撮る作業はいつもワクワクします。 色々な作家さんと知り合いになるのもいいですね。

WWD:他にも挑戦してみたい分野はありますか?

スルギ:私のやっていることに対して、ディレクションもしてみたいです。 歌や写真撮影に私の経験やノウハウを溶け込ませていく感じで。 そうやって少しずつ領域を広げていくのも面白いと思います。 芸能人としての人生の魅力のひとつは、これですよね。 一つのことにとらわれず、いろいろなことに挑戦できること。機会があれば、演技もやってみたいです。

WWD:レッドベルベットはヒット曲がたくさんあって、停滞期やスランプなどもなかったんじゃないでしょうか?

スルギ:デビューの時に持っていた明るいイメージが、フォローアップ曲「Be Natural」の時に180度変わり、ファンに多少の混乱を与えたんです。その後、着実に強弱を調整したことがロングランの秘訣になりました。 さまざまなコンセプトを消化することで、疑問や期待感が生まれ、これが“戦略ではない戦略”になったと思います。 代わりに、悩みが生まれました。 私たちは本当に多くのコンセプトを試しましたよね。 だから、新しいアルバムを準備するたびに、レッドベルベットならではのアイデンティティーを失ってはいけないという責任感もますます強くなりました。 これはこれからも解決していかなければならない宿題だと思います。

WWD:ヒット曲がたくさんあるグループですが、スルギの3曲を選ぶとしたら?

スルギ:「Red flavor」ですね。 実はこんなに愛される曲になるとは思わなかったんです。 そして「Bad Boy」。 この曲で自分を知ることができたので、私にとっては特別な曲です。 この曲はグルーヴィーなダンスも好きです。 そして最後に「Psycho」。この曲は感動があるというか。心に響く何かがある曲です。

WWD:パリのセレクトショップで器を買っていましたが、一人暮らしの楽しさは変わらずですか?

スルギ:一人でいるのはとても楽しいです。ゆったりとしていて快適です。 たまに両親が家に来ると家事をやってくれることがあるのですが、その時はその出来事を楽しむようにしています。 「あぁ、私の娘はまだ幼い子供なんだ。 私の手が必要なんだ」という気持ちでやってくれることを知っているからです(笑)。

WWD:2024年春に出会ったパリはどんな感じでしたか?

スルギ:パリは去年一度だけ来たことがあるのですが、その時も公演のためにゆっくり楽しむ時間がなかったんです。今回、ゆっくり時間をかけてパリを満喫してみると、魅力的な場所でした。そして、私は展覧会に行くのがとても好きなんです。今回、パリでピノ・コレクション美術館に行ったのですが、本当に良かったです。 初めて見る現代美術の作品が不思議で、まだ不器用ですが、解釈しようと努力しながら見る過程も良かったです。 残りの時間、あちこちをたくさん目に収めようと思います。 よく聞く表現になってしまいますが、こうとしか表現できません。” 愛とロマンの街”ですね。

WWD:残された下半期の特別な計画や目標はありますか?

スルギ:趣味を見つけようというのが目標です。 今までやってこなかったことなのですが、趣味を具体化して着実にやってみようという気持ちです。 水泳も習ってみようと思っています。 そういえば、最近絵を習ってみたいと思って、ある画家の方に連絡をして、着実にやってみようと思っています。 その方が絵だけでなく、詩や文章を読む会もやっていて、私も一緒にやってみたいです。 そして、レッドベルベット活動だけでなく、ソロ活動もやってみたいです。

CONTRIBUTING DIRECTOR KYUNGMI LIM
PHOTO SUNHYE KIM
HAIR GUNWOONG(WOOSUN)
MAKE-UP ISEUL(WOOSUN)
STYLING JUYEON OH, DAYOUNG KANG
LOCATION CHÂTEAU DES FLEURS
COOPERATION PARIS CLASS

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レッドベルベットのスルギがデビュー10周年 ロマンチックな街、パリで30歳になった今について語る

カムバックの度に、コンセプチュアルなスタイリングやディレクションにも注目の集まる5人組ガールズグループ、レッドベルベット(red velvet)のメンバー、スルギ(SEULGI)。ステージの上だけではなく、海外公演のために空港に訪れたり、音楽番組出演の為、テレビ局に訪れる際に見ることのできる“出勤ルック”がおしゃれと注目を集めているファッショニスタでもある。20歳にデビューし、デビュー10周年を迎え現在30歳。年齢による心の変化や、仕事の事、ファッションやライフスタイルについてまで語ってくれた。

WWD KOREA(以下、WWD):3月の自身の誕生日にはパーティーをしたり、個人ユーチューブチャンネルを立ち上げたりと忙しそうですね

スルギ:はい。ユーチューブは去年の10月から準備しました。うまくやりたかった故にかなり悩みましたね。初めにどのようなコンテンツにしようかいろいろ考えました。ゲストを招待してトークをするというコンセプトは、何かを導かなければならないというプレッシャーがありました。 それで「私の人生をありのままに見せよう」というコンセプトに決めました。 私が知った、または知っている情報を伝えたり、普段の生活を自然に見せようと思いました。そう決めてからはもっと楽になり、映像も自然になりましたね。

WWD:個人インスタグラムの活動も熱心に行っていますよね

スルギ:インスタグラムは、ファンとコミュニケーションする窓口のような役割があるからです。特に最近は旅行の日常の写真などをアップしてファンと話をする空間として使っています。パンデミックの時期にはファンとコミュニケーションするためのほぼ唯一の方法でした。 今は当時より少し減りましたが、まだ良いコミュニケーションツールだと思います。

WWD:誕生日も過ぎたので、もう完全に30歳ですね、おめでとうございます!

スルギ:そうですね、「もう30歳か!どうしよう!」と一瞬思いましたが、振り返ってみると本当に良かったですね。他の人とは違う20代を過ごし、普通じゃない人生を送ったということ自体、誇らしい気持ちです。 それに、大きな曲がり角や出来事もなく、愛情をたっぷり受けて過ごせたような気がして幸せです。

WWD:この10年という時間を誇りに思っていると

スルギ:性格上、もっと気をつけようと努力もしましたし、それに欲を出さずに生きてきたと思います。 そうすれば問題が起こらないと思ったからです。 これからはそのマインドを活用して、これから自分がやりたいことを探そうと思っています。 そんな気持ちでユーチューブも始めました。

WWD:20代での後悔はほとんどなさそうですね

スルギ:うーん…本当に悔いはないですね。 レッドベルベットとして生きてきた日々が私の性格に合っていたのもあります。内向的な性格の私にとって、ステージに立って人に会う生活はいつも楽しいものでした。 発散している自分を誰かが好きになってくれるのは、いつもドキドキしました。同年代の友だちに比べて普通の生活はできませんでしたが、悔しいとか未練が残るようなことはないですね。 多様な経験をすることができない代わりに、変わった経験をすることの方がずっといいんです。 芸能人としてしか感じられないこと、例えば「知らない人が私を知っている」ということが、私を正しい生き方をさせるというのも特別な経験です。

WWD:思いもよらない答えですね。いつからこのような生活を夢見ていたのですか?

スルギ:イ・ジョンヒョン先輩のステージを見ながら漠然ととても好きだと思ったんです。 お父さんとお母さんの前でその歌とダンスを踊りながら楽しかったし、自然に「私はこういうことが好きなんだ」と分かりました。 歌も絵も全部好きで、運動も好きでした。 芸能は何でも好きだったし、今も好きです。 だからこの生活がすごく満足なんです。たまに一人でソチョン(西村)のような町を歩き回ってコーヒーを飲んだり、本を読んだりもします。 後悔することなく、毎日をかなり充実させながら生きているような気がします。

WWD:それでもなかなか大変な時間を過ごしてきたと思います

スルギ:そうですね。私は、30歳になったことで、すごくいいことが増えたと思いました。30歳という年齢は、20代で感じたことを具体化する時期だと思うんです。 だから30代は素敵だと思うんです。具体化する分、感情的な余裕も生まれるんでしょうね。

WWD:想像していた30代と似ていますか?

スルギ:漠然と30代になると、ある程度仕事も安定し、人間関係の幅も広がるんじゃないかと思っていました。 その予想はある程度当たっていたようです。 人見知りな性格のため、新しい人に会うのがぎこちなかったことが多かったのですが、かなり柔軟になり、いろいろな人の中で快適に過ごす術を身につけることができました。 そして、どんどん「私という人間」がはっきりしてくるのもいいですね。

WWD:人から受けるストレスはありませんでしたか?

スルギ:私は特に人のせいで辛いと感じたことはないですね。少しでも問題があるときは、ほとんどの場合、コミュニケーションをとればお互いが理解しあえるので、特に「とても憎い」「嫌だ」と思ったことはなかったと思います。 私がポジティブすぎるからでしょうか?海外スケジュールが多いときは、むしろ長距離のフライトも楽しいですね。 飛行機の中でいろいろなことをしています。 いろいろな計画を立てたり、写真の整理をしたり、自分だけの時間を過ごします。 だから、私は飛行機の行き帰りのスケジュールもそれなりに楽しんできたと思います。

WWD:長い練習生期間を耐えてきたと思いますが、ついに幸せな30歳を迎えることができましたね

スルギ:デビュー前にレッスン期間が長くなるにつれて、練習生としてのマンネリ化が来たことがありました。 練習をいくらやっても実力が停滞する時期があるのですが、その時に自信もなくなり、行き詰まった気分になることもありました。 でも、私はこの仕事がとても好きだったので、他の仕事をしようと思ったことはなかったと思います。 ただ、気持ちが焦り、自分が不足していると感じて少し辛かったです。でも、その時期をうまく乗り越えてここまで来たことを誇りに思います。

WWD:自分の仕事が本当に好きなようで、とても素敵です。だからか、自然と「スルギスタイル」が生まれたような気がします

スルギ:実はファッションに興味はあったんですけど、以前はブランドもよく知らなかったし、自分なりのスタイルを作るのが苦手だったんです。自分の中にあるファッションの本能というか、そういうものをどう表現したらいいのか分からなかったんです。 それに、いろんなスタイルが好きな方なので、確固たるスタイルに固執できなかったこともあります。特に私はレッドベルベットの活動や音楽によって変わるスタイルに溶け込んで、そのコンセプト自体を楽しんでいたので。どんなスタイルでも抵抗感なく好きなので、写真撮影の仕事もとても好きなんです。 最近、周りの人からいろいろ教えてもらって、助けてもらって、自分なりのスタイルを見つけているような気がします。

WWD:全ての衣装を上手に着こなしてくれたので、今回の撮影もとても楽スムーズでした

スルギ:写真撮影が好きなので、これからもたくさんやってみたいです。写真を撮るのも、撮られるのも全部好きなので。 着てみたことのない服を色んなスタイルで着替えながら写真を撮る作業はいつもワクワクします。 色々な作家さんと知り合いになるのもいいですね。

WWD:他にも挑戦してみたい分野はありますか?

スルギ:私のやっていることに対して、ディレクションもしてみたいです。 歌や写真撮影に私の経験やノウハウを溶け込ませていく感じで。 そうやって少しずつ領域を広げていくのも面白いと思います。 芸能人としての人生の魅力のひとつは、これですよね。 一つのことにとらわれず、いろいろなことに挑戦できること。機会があれば、演技もやってみたいです。

WWD:レッドベルベットはヒット曲がたくさんあって、停滞期やスランプなどもなかったんじゃないでしょうか?

スルギ:デビューの時に持っていた明るいイメージが、フォローアップ曲「Be Natural」の時に180度変わり、ファンに多少の混乱を与えたんです。その後、着実に強弱を調整したことがロングランの秘訣になりました。 さまざまなコンセプトを消化することで、疑問や期待感が生まれ、これが“戦略ではない戦略”になったと思います。 代わりに、悩みが生まれました。 私たちは本当に多くのコンセプトを試しましたよね。 だから、新しいアルバムを準備するたびに、レッドベルベットならではのアイデンティティーを失ってはいけないという責任感もますます強くなりました。 これはこれからも解決していかなければならない宿題だと思います。

WWD:ヒット曲がたくさんあるグループですが、スルギの3曲を選ぶとしたら?

スルギ:「Red flavor」ですね。 実はこんなに愛される曲になるとは思わなかったんです。 そして「Bad Boy」。 この曲で自分を知ることができたので、私にとっては特別な曲です。 この曲はグルーヴィーなダンスも好きです。 そして最後に「Psycho」。この曲は感動があるというか。心に響く何かがある曲です。

WWD:パリのセレクトショップで器を買っていましたが、一人暮らしの楽しさは変わらずですか?

スルギ:一人でいるのはとても楽しいです。ゆったりとしていて快適です。 たまに両親が家に来ると家事をやってくれることがあるのですが、その時はその出来事を楽しむようにしています。 「あぁ、私の娘はまだ幼い子供なんだ。 私の手が必要なんだ」という気持ちでやってくれることを知っているからです(笑)。

WWD:2024年春に出会ったパリはどんな感じでしたか?

スルギ:パリは去年一度だけ来たことがあるのですが、その時も公演のためにゆっくり楽しむ時間がなかったんです。今回、ゆっくり時間をかけてパリを満喫してみると、魅力的な場所でした。そして、私は展覧会に行くのがとても好きなんです。今回、パリでピノ・コレクション美術館に行ったのですが、本当に良かったです。 初めて見る現代美術の作品が不思議で、まだ不器用ですが、解釈しようと努力しながら見る過程も良かったです。 残りの時間、あちこちをたくさん目に収めようと思います。 よく聞く表現になってしまいますが、こうとしか表現できません。” 愛とロマンの街”ですね。

WWD:残された下半期の特別な計画や目標はありますか?

スルギ:趣味を見つけようというのが目標です。 今までやってこなかったことなのですが、趣味を具体化して着実にやってみようという気持ちです。 水泳も習ってみようと思っています。 そういえば、最近絵を習ってみたいと思って、ある画家の方に連絡をして、着実にやってみようと思っています。 その方が絵だけでなく、詩や文章を読む会もやっていて、私も一緒にやってみたいです。 そして、レッドベルベット活動だけでなく、ソロ活動もやってみたいです。

CONTRIBUTING DIRECTOR KYUNGMI LIM
PHOTO SUNHYE KIM
HAIR GUNWOONG(WOOSUN)
MAKE-UP ISEUL(WOOSUN)
STYLING JUYEON OH, DAYOUNG KANG
LOCATION CHÂTEAU DES FLEURS
COOPERATION PARIS CLASS

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2024-25年秋冬のトレンドキーワードをおさらい 「WWDJAPAN」セミナー事後レポート

 
「WWDJAPAN」はこのほど、2024-25年秋冬シーズンに向けたトレンドセミナーを開催した。第1部と第2部では海外コレクションの動向を出発点に、国内マーケットの消費傾向なども交えてウィメンズとメンズそれぞれの市場の動きを考察した。第3部では中国企業サンチの代表をゲストスピーカーに迎え、巨大市場の中国から学ぶ新ビジネスの可能性などについて議論した。

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「遍的なアイテムをいかに新鮮に見せるかが問われるシーズン」

ラグジュアリーストリートのトレンドが終焉し、1年ほど前から影響力を持っているキーワードが「クワイエット・ラグジュアリー」だ。戦争や生活費の高騰、SNS疲れなど、ストレスフルな消費者のマインドを背景に、「普遍性」や「心地よさ」を追求したファッションに需要が集まっている。

ウィメンズトレンドがテーマの第1部で村上要編集長は、「2024-25年秋冬シーズンは普遍的なアイテムをいかに新鮮に見せるかが問われるシーズンになる」と総括。パリとミラノのコレクションブランドから代表的な例を紹介した。

パリを現地取材した向千鶴編集統括は、「シャネル(CHANEL)」や「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」「アンダーカバー(UNDERCOVER)」などを例に挙げてひねりのバリエーションを解説した。例えば、「アンダーカバー」のショーは一人の女性の日常生活を描写する演出でストーリーを組み立てた。カーディガンやスーツ、シャツなどにシースルー素材やビニールなどの異素材を圧着する手法で、特別な一着に仕上げている。向編集統括は「ルーツであるストリートカジュアルと非日常性を上手に掛け合わせている。ジュエリーブランド『ノグチ ビジュー』と協業した大ぶりなアクセサリーがとても効果的にスタイリングされている」とコメントを添えた。

また「シャネル」は、ドーヴィルの海辺を歩く散歩時間を演出した。「店頭では『長く着られるシンプルなアイテムです』ではお客さまは物足りないと感じてしまうはず。『シャネル』のようにいかに豊かなストーリーを載せられるかがポイントになる」と話した。

ミラノで発表したサバト・デ・サルノの「グッチ(GUCCI)」は、ファーストシーズンの方向性を素材使いやスタイリングで発展させた。「ミラノでは『グッチ』のように、お客さまのワードローブをシーズンを重ねて徐々に豊かにしていく“買い足し型”の提案が増えている」と村上編集長。

第1部のゲストスピーカーとして登壇した阪急うめだ本店 Dラボの源野里沙子バイヤーは、「店頭でも前シーズンのアイテムと合わせられたり、毎シーズン安心感のある商品を提案したりするブランドに長く顧客が付いている」と加えた。店頭では「オーラリー(AURALEE)」が売れているという。Dラボでは今季、「サルトリアスタイル」や「バレエコア」などをキーワードに提案する計画だ。

ウィメンズトレンドと
シンクロするメンズ市場

第2部は、國友崇裕・前伊勢丹新宿店 メンズ館6階 メンズコンテンポラリー バイヤーをゲストに交え、メンズトレンドについて分析した。メンズコレクションを現地取材した大塚千践記者は、今シーズンを象徴するキーワードとして「グランパコア」「ニューオフィスウエア」「マリンボーイズ」「ハイパーコントラスト」を挙げた。中でも「グランパコア」を最重要トレンドとして推す。「おじいちゃんのクローゼットから借りてきたようなケーブル編みのカーディガンや、タックの入ったワイドパンツ、ツイードジャケットなどビンテージライクなアイテムを上品な着こなしで提案するのがポイントだ」。大塚記者は「オーラリー」のファーストルックで登場した、ビンテージ加工を施したラムレザーのブルゾンを象徴的な「グランパコア」スタイルとして紹介した。

また、テーラードはこの5年でストリートミックスから日常着として取り入れるカジュアルエレガンスへと変化しているという。「オーラリー」はテーラードスタイルの提案も、今のムード感をうまく取り入れていると評価した。

シアーな素材使いやボディーコンシャスなシルエットなど、ウィメンズトレンドとの共通点も増えている。丸首のカーディガンやアンサンブルニット、ハイゲージのニットポロシャツなどは「グランパコア」スタイルにも通ずる注目アイテムだ。

國友バイヤーもウィメンズトレンドの影響力は注視していると話した。「若い世代を中心に、メンズやウィメンズのカテゴリーに縛られない消費動向が顕在化している。メンズフロアでも約4割を女性客が占める時もある」と話す。特にシアーアイテムは、強化中のテーラードスタイルとも好相性と見る。加えてメンズファッションは従前、モードやクラシコなどテイスト別に顧客層が明確だったが、最近では一人の人がさまざまなテイストを楽しむ消費スタイルに変わってきていると話した。

その他伊勢丹メンズ館では異素材を組み合わせるハイブリッドスタイルやワーク&ミリタリースタイルなどに注目する。足元はスニーカーブームが落ち着き、厚めソールのクラシックシューズが主流だ。アウターは暖冬の影響で、重衣料の提案が減っている。代わりに異素材ミックスや、フーディーなどをレイヤードできるアウターが売れ筋になると見込む。一方でジャケットの上から羽織れるロング丈のチェスターコートなども需要が高まるだろうと話した。

新たなビジネスモデル
「ファッションIP」とは

第3部では中国でファッションブランドのマネジメントを担うサンチを交えて、新たなビジネスチャンスを生むであろう「ファッションIP」の考え方について議論した。サンチが2001年から提唱する「ファッションIP」とは、独創的なデザイン能力と高い影響力を持つデザイナーやブランドなどに帰属する知的財産のこと。登壇したサンチ創業者のポール・ファンCEOは、「ファッション企業が建築や飲食など、服以外の領域にビジネスを広げる中で、デザイナーや業界のオピニオンリーダーなどを『ファッションIP』化できないかと考えた」と起業背景を語った。

従来海外マーケットへの進出は、店舗のオープンや合弁事業の設立などが主流だったが、「ファッションIP」を活用するケースが増えているという。中国における「ファッションIP」の活用事例として、中国で人気の飲料ブランド「ヘイティー」と「フェンディ(FENDI)」のコラボレーションを説明。「フェンディ」のロゴをカップに配した「ヘイティー」の特別ドリンクは、発売後1カ月で1億杯売れた。「『フェンディ』は中国で圧倒的な知名度を誇る『ヘイティー』と協業することで、多くの中国メディアに露出することができた。インフルエンサーに投資するよりも結果的に、効率的に知名度を獲得できたわけだ。また『ヘイティー』の顧客は20〜30代が中心。『フェンディ』の商品は買えないという潜在ターゲットにもリーチできた」とファンCEOは手応えを語る。

サンチが世界のファッションブランドを対象に独自に算出する「ファッションIPランキング」で上位に入っている日本ブランドの1つがビームスだ。ファンCEO によると、ビームスは中国で人気のある「エル・エル・ビーン(L.L.BEAN)」や「リーバイス(LEVI’S)」とのコラボレーションをきっかけに広がり、日本を代表するブランドとして中国で認知を得ているという。「中国のSNSでも、消費者が自発的にビームスを紹介するUGCのコンテンツが非常に多い」と報告した。

セミナー後半には、ビームスクリエイティブ代表取締役兼ビームス取締役の池内光がゲスト登壇し、さまざまな事例を用いながらビームスらしさの作り方について語った。ファンCEOは「ビームスは社員全員が影響力を持つことで、総合的に文化を醸成する発信力につながっている点が素晴らしい」と感想を述べた。

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2024-25年秋冬のトレンドキーワードをおさらい 「WWDJAPAN」セミナー事後レポート

 
「WWDJAPAN」はこのほど、2024-25年秋冬シーズンに向けたトレンドセミナーを開催した。第1部と第2部では海外コレクションの動向を出発点に、国内マーケットの消費傾向なども交えてウィメンズとメンズそれぞれの市場の動きを考察した。第3部では中国企業サンチの代表をゲストスピーカーに迎え、巨大市場の中国から学ぶ新ビジネスの可能性などについて議論した。

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「遍的なアイテムをいかに新鮮に見せるかが問われるシーズン」

ラグジュアリーストリートのトレンドが終焉し、1年ほど前から影響力を持っているキーワードが「クワイエット・ラグジュアリー」だ。戦争や生活費の高騰、SNS疲れなど、ストレスフルな消費者のマインドを背景に、「普遍性」や「心地よさ」を追求したファッションに需要が集まっている。

ウィメンズトレンドがテーマの第1部で村上要編集長は、「2024-25年秋冬シーズンは普遍的なアイテムをいかに新鮮に見せるかが問われるシーズンになる」と総括。パリとミラノのコレクションブランドから代表的な例を紹介した。

パリを現地取材した向千鶴編集統括は、「シャネル(CHANEL)」や「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」「アンダーカバー(UNDERCOVER)」などを例に挙げてひねりのバリエーションを解説した。例えば、「アンダーカバー」のショーは一人の女性の日常生活を描写する演出でストーリーを組み立てた。カーディガンやスーツ、シャツなどにシースルー素材やビニールなどの異素材を圧着する手法で、特別な一着に仕上げている。向編集統括は「ルーツであるストリートカジュアルと非日常性を上手に掛け合わせている。ジュエリーブランド『ノグチ ビジュー』と協業した大ぶりなアクセサリーがとても効果的にスタイリングされている」とコメントを添えた。

また「シャネル」は、ドーヴィルの海辺を歩く散歩時間を演出した。「店頭では『長く着られるシンプルなアイテムです』ではお客さまは物足りないと感じてしまうはず。『シャネル』のようにいかに豊かなストーリーを載せられるかがポイントになる」と話した。

ミラノで発表したサバト・デ・サルノの「グッチ(GUCCI)」は、ファーストシーズンの方向性を素材使いやスタイリングで発展させた。「ミラノでは『グッチ』のように、お客さまのワードローブをシーズンを重ねて徐々に豊かにしていく“買い足し型”の提案が増えている」と村上編集長。

第1部のゲストスピーカーとして登壇した阪急うめだ本店 Dラボの源野里沙子バイヤーは、「店頭でも前シーズンのアイテムと合わせられたり、毎シーズン安心感のある商品を提案したりするブランドに長く顧客が付いている」と加えた。店頭では「オーラリー(AURALEE)」が売れているという。Dラボでは今季、「サルトリアスタイル」や「バレエコア」などをキーワードに提案する計画だ。

ウィメンズトレンドと
シンクロするメンズ市場

第2部は、國友崇裕・前伊勢丹新宿店 メンズ館6階 メンズコンテンポラリー バイヤーをゲストに交え、メンズトレンドについて分析した。メンズコレクションを現地取材した大塚千践記者は、今シーズンを象徴するキーワードとして「グランパコア」「ニューオフィスウエア」「マリンボーイズ」「ハイパーコントラスト」を挙げた。中でも「グランパコア」を最重要トレンドとして推す。「おじいちゃんのクローゼットから借りてきたようなケーブル編みのカーディガンや、タックの入ったワイドパンツ、ツイードジャケットなどビンテージライクなアイテムを上品な着こなしで提案するのがポイントだ」。大塚記者は「オーラリー」のファーストルックで登場した、ビンテージ加工を施したラムレザーのブルゾンを象徴的な「グランパコア」スタイルとして紹介した。

また、テーラードはこの5年でストリートミックスから日常着として取り入れるカジュアルエレガンスへと変化しているという。「オーラリー」はテーラードスタイルの提案も、今のムード感をうまく取り入れていると評価した。

シアーな素材使いやボディーコンシャスなシルエットなど、ウィメンズトレンドとの共通点も増えている。丸首のカーディガンやアンサンブルニット、ハイゲージのニットポロシャツなどは「グランパコア」スタイルにも通ずる注目アイテムだ。

國友バイヤーもウィメンズトレンドの影響力は注視していると話した。「若い世代を中心に、メンズやウィメンズのカテゴリーに縛られない消費動向が顕在化している。メンズフロアでも約4割を女性客が占める時もある」と話す。特にシアーアイテムは、強化中のテーラードスタイルとも好相性と見る。加えてメンズファッションは従前、モードやクラシコなどテイスト別に顧客層が明確だったが、最近では一人の人がさまざまなテイストを楽しむ消費スタイルに変わってきていると話した。

その他伊勢丹メンズ館では異素材を組み合わせるハイブリッドスタイルやワーク&ミリタリースタイルなどに注目する。足元はスニーカーブームが落ち着き、厚めソールのクラシックシューズが主流だ。アウターは暖冬の影響で、重衣料の提案が減っている。代わりに異素材ミックスや、フーディーなどをレイヤードできるアウターが売れ筋になると見込む。一方でジャケットの上から羽織れるロング丈のチェスターコートなども需要が高まるだろうと話した。

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「ファッションIP」とは

第3部では中国でファッションブランドのマネジメントを担うサンチを交えて、新たなビジネスチャンスを生むであろう「ファッションIP」の考え方について議論した。サンチが2001年から提唱する「ファッションIP」とは、独創的なデザイン能力と高い影響力を持つデザイナーやブランドなどに帰属する知的財産のこと。登壇したサンチ創業者のポール・ファンCEOは、「ファッション企業が建築や飲食など、服以外の領域にビジネスを広げる中で、デザイナーや業界のオピニオンリーダーなどを『ファッションIP』化できないかと考えた」と起業背景を語った。

従来海外マーケットへの進出は、店舗のオープンや合弁事業の設立などが主流だったが、「ファッションIP」を活用するケースが増えているという。中国における「ファッションIP」の活用事例として、中国で人気の飲料ブランド「ヘイティー」と「フェンディ(FENDI)」のコラボレーションを説明。「フェンディ」のロゴをカップに配した「ヘイティー」の特別ドリンクは、発売後1カ月で1億杯売れた。「『フェンディ』は中国で圧倒的な知名度を誇る『ヘイティー』と協業することで、多くの中国メディアに露出することができた。インフルエンサーに投資するよりも結果的に、効率的に知名度を獲得できたわけだ。また『ヘイティー』の顧客は20〜30代が中心。『フェンディ』の商品は買えないという潜在ターゲットにもリーチできた」とファンCEOは手応えを語る。

サンチが世界のファッションブランドを対象に独自に算出する「ファッションIPランキング」で上位に入っている日本ブランドの1つがビームスだ。ファンCEO によると、ビームスは中国で人気のある「エル・エル・ビーン(L.L.BEAN)」や「リーバイス(LEVI’S)」とのコラボレーションをきっかけに広がり、日本を代表するブランドとして中国で認知を得ているという。「中国のSNSでも、消費者が自発的にビームスを紹介するUGCのコンテンツが非常に多い」と報告した。

セミナー後半には、ビームスクリエイティブ代表取締役兼ビームス取締役の池内光がゲスト登壇し、さまざまな事例を用いながらビームスらしさの作り方について語った。ファンCEOは「ビームスは社員全員が影響力を持つことで、総合的に文化を醸成する発信力につながっている点が素晴らしい」と感想を述べた。

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【あの人もフジロック】森川マサノリ「ベイシックス」デザイナーの足元は「ソロイスト.」×「サロモン」で決まり!

森川マサノリ「ベイシックス」デザイナーのフジロック

今年も7月26〜28日に、新潟県の苗場スキー場で「フジロックフェスティバル2024(FUJI ROCK FESTIVAL 2024)」が開催される。「WWDJAPAN」も、この日本を代表する音楽フェスを大いに盛り上げるべく、新たな連載をスタートする!

内容はファッション&ビューティ業界の“フジロックな人”に、現地でのはじけた写真と共にフェスファッションを語ってもらったり、「これだけは持ってけ!」なグッズについて聞いたりするもの。「このパフォーマンスに心打たれた」や「今年の注目アーティスト」など音楽面も網羅する。

第1回に登場するのは、元「クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)」社長兼デザイナーで、現「ベイシックス(BASICKS)」社長兼デザイナーの森川マサノリさんだ。

これが私のフェスファッション

「直近はコロナ禍で控えていた年もあって、あとは基本的に彼女と行っているので、そちらの写真は提供しづらく(苦笑)、ちょっと古いものになってしまうのですが……」と見せてくれたのがコチラ。

2019年

2018年

2016年

足元はだいたいコレ

「タカヒロミヤシタザソロイスト.」×「サロモン」のはっ水シューズ

「タカヒロミヤシタザソロイスト.」×「サロモン」のはっ水シューズ

「天気予報で雨マークが出てるときは、足元を『TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.(タカヒロミヤシタザソロイスト.)』×『サロモン(SALOMON)』のはっ水シューズにします。水が入ってこなくて、本当に活躍してくれます。基本、手ぶらでバッグは持ちません。代わりに、ジャケットやパンツのポケットに汗拭きシートか除菌シートを入れて持ち歩いています。食事の際に手を拭いたり、服が汚れてしまったときにさっと拭いたり」。

これだけは持ってけ!

JBLのBluetoothスピーカー

JBLのBluetoothスピーカー

「フジロックに行くと1日目にがんばり過ぎて2日目は疲れちゃってることが多いので(笑)、昼過ぎくらいまでは部屋でフジロックのライブ配信を見ながら、これをつないでチルしてます。その後はメインの“グリーンステージ”とは逆サイドにある、キャンパー専用エリアの“ピラミッドガーデン”に行ったり、ゆっくりするのが好きです」。

「シックスパッド」のマッサージガン

「シックスパッド」のマッサージガン

「『シックスパッド(SIXPAD)』のマッサージガンです。一昨年に買って、その後フジロックに行けていないのですが、スノボやキャンプで重宝しています。1万4000円弱と手頃な割にパワフルで、足の筋肉痛やむくみに効きます」。

フェス音楽についても質問

フジロック(FUJI ROCK)

このパフォーマンスに心打たれた

「“良かったバンドを1つ”と言われると難しいんですが、レディオヘッド(Radiohea)、シガー・ロス(Sigur Ros)、エイフェックス・ツイン(Aphex Twin)などは記憶に残っています。あと、06年のザ・ストロークス(The Strokes)も最高でした!僕は20代前半ロック漬けで、ちょうど『Juicebox』が出たばかりのころだったので、イントロを聞いただけで、おぉーっ!!と鳥肌が立ちました」。

今年の注目アーティスト

「今年は久々にフジロックに行く予定で、ポーティスヘッド(Portishead)のボーカル、ベス・ギボンズ(Beth Gibbons)のパフォーマンスを楽しみにしています。あと、ドイツのテクノグループ、クラフトワーク(Kraftwerk)にも注目しています!」。

だからフジロックが好き♪

「フジロックって言えることも言えないことも本当にいろいろドラマがあって、そこも好きなんですよね。ある既婚の友人が女の子にモテたくて、指輪を外してライブを見てたら指輪をなくしちゃって……。みんなで森の中を延々と探したのも良い思い出です(笑)」。

フジロック(FUJI ROCK)

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尖った服が売れる店、代々木上原「デルタ」の強さの秘訣 「ファッションは生きる行為そのもの」

PROFILE: 大倉綾/「デルタ」オーナー兼バイヤー

大倉綾/「デルタ」オーナー兼バイヤー
PROFILE: 文化服装学院・旧スタイリスト科卒業。ブティックでの販売員などファッション業界でさまざまな経験を積んだ後、2004年に「デルタ」をオープン。2020年に地球環境と人権をテーマにしたプロジェクト「ブレス バイ デルタ」をスタート。デザイン性の高いゼロウエイストなコラボアイテムをさまざまななデザイナーと企画している PHOTO:YOW TAKAHASHI
代々木上原に住んで十数年。この街の好きなところはたくさんありますが、「デルタ(DELTA)」という信頼の置けるセレクトショップがあることもその1つ。周りの業界関係者から「今、尖った服が売れる店」として「デルタ」の名前が挙がることも珍しくありません。商品ラインアップのセンスはさることながら、サステナビリティ分野の担当記者である自分の社会的な正義感とファッションを楽しみたい気持ちを心置きなく発散させてくれる店でもあるんです。同店は今年で20周年を迎えます。そんな節目にオーナーの大倉綾さんに「尖った服が売れる店」の強さの秘訣やフィロソフィーを聞きました。

仕入れの基準は服を通してデザイナーの哲学が見えるかどうか

「デルタ」は当時27歳だった綾さんが、夫の有記さんと一緒に東北沢に5坪の店舗をオープンしたのが始まり。綾さんは学生時代スタイリストを目指して文化服装学院を卒業しますが、実際にスタイリストの仕事で食べていくのはいばらの道。知り合いのブティックなどで販売員としてキャリアをスタートさせます。当時のお客さんから「あなたがお店を出したら通うわ」と言われたことに背中を押され、夫の有記さんと一緒に起業。2004年に東北沢に出店し、08年に現在の場所へと移転しました。

白を基調にした店内は、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)大丸京都店などを手掛けた建築家の永山祐子氏による設計です。以前はラグジュアリーブランドも扱っていましたが、今は「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」や「ワタル トミナガ(WATARU TOMINAGA)」「ハトラ(HATRA)」など国内ブランドが中心。顧客層は女性を中心に、20代〜50代までと幅広い。業界関係者以外にも、医療関係やクリエイター、SEなどさまざまな職業の人が訪れるそう。

「業界関係者にはよくカテゴライズしづらい店と言われますが、商品はあらかじめテーマを設けたり、スタイリングを想定したりすることもなく自由な感覚で仕入れています。お客さまもブランドにこだわりがなく、その自由さ楽しんでくれている方が多い。大事にしているのは、デザイナーの哲学や人柄が服を通して見えることです」と綾さん。

店作りの際に影響を受けたのは、ニューヨークのインディペンデントカルチャーだったと言います。今は閉店してしまいましたが、「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」をはじめ、ファッションと音楽、カルチャー全体が自然に交わるシーンの面白さにも心を動かされたそう。私自身も初めてニューヨークの「オープニングセレモニー」を訪れたとき、店内に並ぶ服1つ1つの強さに圧倒された記憶がありますが、現在の「デルタ」にも似た感覚を抱きます。

「地球環境と人権」をテーマにした姉妹店での挑戦

商品ラインアップはもちろんですが、国連(UNHCR)などへの寄付を目的としたチャリティーイベントや、選挙期間中には投票証明書を提示すると割引きになる「選挙割」を実施して投票を促すなど、ファッションを消費するだけで終わらせない店のアティチュードこそ私がこの店を推す理由です。

「ニューヨークに行った時にちょうど選挙期間中で、マーク・ジェイコブスがヒラリー・クリントンのTシャツを作って売っていて、これぞファッションと感じたのを覚えています。さかのぼれば、キャサリン・ハムネットやヴィヴィアン・ウエストウッドなどにも影響を受けてきました。ファッションは時代を映す鏡で、生きるという行為そのもの。そこを無視して服を売ることは、私たちには表面的に見える。店はコミュニケーションの場所で、社会とは切っても切り離せないんです」と綾さんは語ります。

20年には「地球環境と人権」をテーマにした姉妹店「ブレス バイ デルタ」をオープンしました。店内には「ベースマーク(BASE MARK)」によるアップサイクルプロジェクト「リ:マーク プロジェクト(RE:MARK PROJECT)」や、非動物性の素材にこだわる「ビーガンタイガー(VEGAN TIGER)」、社会的運動へのオマージュをテーマにしているパリ発の「カルネボレンテ(CARNE BOLLENTE)」などが並びます。

サステナビリティ担当記者として、環境問題や人権問題を伝える難しさは日々痛感していますが、「デルタ」はそれを軽やかにそしてかっこよく実践します。「私たちも最初は手探りでした。やっぱりモノが持つ力や見た瞬間に楽しさを感じることが絶対です。私たちが上手く提案しているというよりは、サステナブルな理念と両立した良いブランドが出てきたことが大きいと思います」。

コロナ禍のロックダウン中には、産業の環境問題や人権問題に関わる現状を店のスタッフと一緒に学び、「ファッションの根本を考えること」に時間を割いたと言います。「コロナ前から何を基準に仕入れるべきか分からなくなっていたんだと思います。そこである意味、視野を狭めることによってこれまでと違った角度から魅力を発見できた」。

サステナビリティとファッションを考える時について回るのが、「だったらもう服買わなければいいんじゃないですか?」という極論。あえて、というかちょっとすがるような気持ちでこの質問をぶつけてみました。すると綾さんは少し表情を変えて、「私たちはファッションの人間ですから、やめるってことはないんです」と一喝。「私はこの先もファッションが好きな人たちと一緒に未来を見たい。難しい課題があるからこそ、この場所でより良い未来に向かって一緒にクリエーションをしていきたい」と力強く答えてくれました。「デルタ」はファッションの持つ大事なパワーを感じさせてくれる店であり、持続可能な未来を一緒に試行錯誤してくれる心強いパートナーでもあると感じます。

20周年を迎える今年は、原点である音楽とファッションを交えた周年イベントも12月に企画しているそうです。ぜひ「デルタ」の世界観と、そこに集まるコミュニティーを体感してみてください。

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尖った服が売れる店、代々木上原「デルタ」の強さの秘訣 「ファッションは生きる行為そのもの」

PROFILE: 大倉綾/「デルタ」オーナー兼バイヤー

大倉綾/「デルタ」オーナー兼バイヤー
PROFILE: 文化服装学院・旧スタイリスト科卒業。ブティックでの販売員などファッション業界でさまざまな経験を積んだ後、2004年に「デルタ」をオープン。2020年に地球環境と人権をテーマにしたプロジェクト「ブレス バイ デルタ」をスタート。デザイン性の高いゼロウエイストなコラボアイテムをさまざまななデザイナーと企画している PHOTO:YOW TAKAHASHI
代々木上原に住んで十数年。この街の好きなところはたくさんありますが、「デルタ(DELTA)」という信頼の置けるセレクトショップがあることもその1つ。周りの業界関係者から「今、尖った服が売れる店」として「デルタ」の名前が挙がることも珍しくありません。商品ラインアップのセンスはさることながら、サステナビリティ分野の担当記者である自分の社会的な正義感とファッションを楽しみたい気持ちを心置きなく発散させてくれる店でもあるんです。同店は今年で20周年を迎えます。そんな節目にオーナーの大倉綾さんに「尖った服が売れる店」の強さの秘訣やフィロソフィーを聞きました。

仕入れの基準は服を通してデザイナーの哲学が見えるかどうか

「デルタ」は当時27歳だった綾さんが、夫の有記さんと一緒に東北沢に5坪の店舗をオープンしたのが始まり。綾さんは学生時代スタイリストを目指して文化服装学院を卒業しますが、実際にスタイリストの仕事で食べていくのはいばらの道。知り合いのブティックなどで販売員としてキャリアをスタートさせます。当時のお客さんから「あなたがお店を出したら通うわ」と言われたことに背中を押され、夫の有記さんと一緒に起業。2004年に東北沢に出店し、08年に現在の場所へと移転しました。

白を基調にした店内は、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)大丸京都店などを手掛けた建築家の永山祐子氏による設計です。以前はラグジュアリーブランドも扱っていましたが、今は「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」や「ワタル トミナガ(WATARU TOMINAGA)」「ハトラ(HATRA)」など国内ブランドが中心。顧客層は女性を中心に、20代〜50代までと幅広い。業界関係者以外にも、医療関係やクリエイター、SEなどさまざまな職業の人が訪れるそう。

「業界関係者にはよくカテゴライズしづらい店と言われますが、商品はあらかじめテーマを設けたり、スタイリングを想定したりすることもなく自由な感覚で仕入れています。お客さまもブランドにこだわりがなく、その自由さ楽しんでくれている方が多い。大事にしているのは、デザイナーの哲学や人柄が服を通して見えることです」と綾さん。

店作りの際に影響を受けたのは、ニューヨークのインディペンデントカルチャーだったと言います。今は閉店してしまいましたが、「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」をはじめ、ファッションと音楽、カルチャー全体が自然に交わるシーンの面白さにも心を動かされたそう。私自身も初めてニューヨークの「オープニングセレモニー」を訪れたとき、店内に並ぶ服1つ1つの強さに圧倒された記憶がありますが、現在の「デルタ」にも似た感覚を抱きます。

「地球環境と人権」をテーマにした姉妹店での挑戦

商品ラインアップはもちろんですが、国連(UNHCR)などへの寄付を目的としたチャリティーイベントや、選挙期間中には投票証明書を提示すると割引きになる「選挙割」を実施して投票を促すなど、ファッションを消費するだけで終わらせない店のアティチュードこそ私がこの店を推す理由です。

「ニューヨークに行った時にちょうど選挙期間中で、マーク・ジェイコブスがヒラリー・クリントンのTシャツを作って売っていて、これぞファッションと感じたのを覚えています。さかのぼれば、キャサリン・ハムネットやヴィヴィアン・ウエストウッドなどにも影響を受けてきました。ファッションは時代を映す鏡で、生きるという行為そのもの。そこを無視して服を売ることは、私たちには表面的に見える。店はコミュニケーションの場所で、社会とは切っても切り離せないんです」と綾さんは語ります。

20年には「地球環境と人権」をテーマにした姉妹店「ブレス バイ デルタ」をオープンしました。店内には「ベースマーク(BASE MARK)」によるアップサイクルプロジェクト「リ:マーク プロジェクト(RE:MARK PROJECT)」や、非動物性の素材にこだわる「ビーガンタイガー(VEGAN TIGER)」、社会的運動へのオマージュをテーマにしているパリ発の「カルネボレンテ(CARNE BOLLENTE)」などが並びます。

サステナビリティ担当記者として、環境問題や人権問題を伝える難しさは日々痛感していますが、「デルタ」はそれを軽やかにそしてかっこよく実践します。「私たちも最初は手探りでした。やっぱりモノが持つ力や見た瞬間に楽しさを感じることが絶対です。私たちが上手く提案しているというよりは、サステナブルな理念と両立した良いブランドが出てきたことが大きいと思います」。

コロナ禍のロックダウン中には、産業の環境問題や人権問題に関わる現状を店のスタッフと一緒に学び、「ファッションの根本を考えること」に時間を割いたと言います。「コロナ前から何を基準に仕入れるべきか分からなくなっていたんだと思います。そこである意味、視野を狭めることによってこれまでと違った角度から魅力を発見できた」。

サステナビリティとファッションを考える時について回るのが、「だったらもう服買わなければいいんじゃないですか?」という極論。あえて、というかちょっとすがるような気持ちでこの質問をぶつけてみました。すると綾さんは少し表情を変えて、「私たちはファッションの人間ですから、やめるってことはないんです」と一喝。「私はこの先もファッションが好きな人たちと一緒に未来を見たい。難しい課題があるからこそ、この場所でより良い未来に向かって一緒にクリエーションをしていきたい」と力強く答えてくれました。「デルタ」はファッションの持つ大事なパワーを感じさせてくれる店であり、持続可能な未来を一緒に試行錯誤してくれる心強いパートナーでもあると感じます。

20周年を迎える今年は、原点である音楽とファッションを交えた周年イベントも12月に企画しているそうです。ぜひ「デルタ」の世界観と、そこに集まるコミュニティーを体感してみてください。

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「リトルサニーバイト」10周年のショー開催 榮倉奈々から三遊亭好楽まで多彩なゲストが祝う

デザイナーのYOPPYによるユニセックスブランド「リトルサニーバイト(LITTLE SUNNY BITE)」は、設立10周年を記念したファッションショーを、原宿のヨドバシJ6ビルディング(旧jing)で5月22日に開催した。

同ブランドは、“あなたのかわいいはここにある”というコンセプトのもと、2014年に原宿でスタートした。会場には想定の2倍以上となる約450人が詰めかけた。ゲストの顔ぶれも多様で、俳優の榮倉奈々やモデルの鈴木えみから、TBSテレビ元アナウンサーの国山ハセン、落語家の三遊亭好楽までがフロントロウに並んだ。

新作&アーカイブミックスな全33ルック
モデルもダンスしながら登場

ショー開始前には、アナウンサーに扮した俳優の前原滉がブランドの10年を振り返る、昭和のニュース番組風ムービーを放映した。照明が暗転すると、モデルの八木アリサが、パフスリーブのミニドレスにダメージジーンズをレイヤードしたスタイルで登場。八木はファーストシーズンのルックブックにも登場しており、原点と現在をつなぐ演出を披露した。

コレクションは、新作とアーカイブをミックスした全33ルックで構成。イエローのシャツにオレンジのパンツ、セルリアンブルーのプリントシャツにターコイズブルーのキルティングスカート、パープルのフリルシャツに赤いドット柄のスカーフを合わせるなど、「リトルサニーバイト」が得意とする、カラフルでプレイフルなコーディネートを提案。ラストには、モデルが巨大なテディベアを抱えて登場した。

フィナーレは、アーティストのUCARY & THE VALENTINEが、ブランドとのコラボソング「Who Cares?」を歌って会場を盛り上げた。「元気が出るコレクションに合うものを」というYOPPYのリクエストから生まれた曲だといい、アップテンポな音楽に合わせてモデルたちがダンスしながら一堂に会した。最後にYOPPYは「こんな景色を見られて私は幸せ。過去を振り返ることは、自分にとっても貴重な経験となった」と涙ぐみ、観客に感謝の気持ちを伝えた。

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「シュプリーム」や「ヴァンズ」の親会社、23年は赤字転落 株価もさらに下落

「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ヴァンズ(VANS)」「ティンバーランド(TIMBERLAND)」「シュプリーム(SUPREME)」などを擁するVFコーポレーション(VF CORPORATION)の2024年3月期決算は、売上高が前期比10.0%減の104億5460万ドル(約1兆6204億円)、営業損益は前年の3億2760万ドル(約507億円)の黒字から3400万ドル(約52億円)の赤字となった。純損益は、支払利息が増加したこともあり、同じく1億1850万ドル(約183億円)の黒字から9億6880万ドル(約1501億円)の赤字に転落した。

ブランド別での売上高では、「ザ・ノース・フェイス」が同1.7%増の36億7330万ドル(約5693億円)と微増だったものの、「ヴァンズ」は同24.4%減の27億8570万ドル(約4317億円)、「ティンバーランド」は同12.8%減の15億5690万ドル(約2413億円)といずれも2ケタ減収。「シュプリーム」が属するその他のブランド部門は、同0.7%増の18億2030万ドル(約2821億円)だった。

米国市場と卸が不調、株価も下落

地域別に見ると、北米市場と卸の不調が響いた南北アメリカの売上高は、同18.2%減の54億6490万ドル(約8470億円)だった。EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)は同0.5%減の34億2860万ドル(約5314億円)、アジア太平洋地域は同2.8%増の15億6120万ドル(約2419億円)だった。

業績不振が続く同社の株価は、23年8月には20ドル(約3100円)前後で推移していたものの、年末には18ドル(約2790円)前後となり、24年4月には12ドル(約1860円)前後に下落。決算を発表した5月22日の終値は12.33ドル(約1911円)だったが、その後の時間外取引で11.3%安の10.94ドル(約1695円)となった。

「シュプリーム」売却に関する言及は?

VFCは、2月に23年10〜12月期(第3四半期)決算を発表した際、傘下ブランドの見直しを開始したことを公表。5月には、情報筋の話として、同社がアドバイザリーに米投資銀行ゴールドマン・サックス(GOLDMAN SACHS)を選定してブランドポートフォリオ戦略の見直しを行っていると報じられたことから、「シュプリーム」の売却を検討しているのではないかとの臆測が広まった。しかし、今回の決算発表会では、本件に関する言及はなかった。

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榮倉奈々率いる「ニューナウ」が2024-05年秋冬の受注会を開催 ラインアップを一挙公開

俳優の榮倉奈々が率いるブランド「ニューナウ(NEWNOW)」は2024-25年秋冬コレクションの受注会(完全予約制)を6月7〜13日(11日を除く)に開催する。今シーズンはさらにユニセックスなアイテムを豊富にそろえ、荒井俊哉氏撮影によるイメージビジュアルでは俳優の賀来賢人を起用し、榮倉奈々との2ショットビジュアルも撮影した。

今回は “ニュー スタンダード ナウ”をテーマに、“ニューナウとは何か?今、私たちが本当に着たいものとは?”という命題に向き合い大人の洗練と遊び心のあるコレクションに仕上げた。トレンチコートやジャケット、ニットなどの定番アイテムから大胆な素材のボトムや「ニューナウ」オリジナルのロゴアイテムまで着こなしに自由を与えるようなアイテムをラインアップした。カラードオーガニックコットンを使用したカリフォルニア発のブランド「アンダイド(UNDYED)」やユーズド繊維廃棄物を100%使用したブランドの「ブリコ(BRICO)」とタッグを組みより環境に配慮したプロダクトを展開する。3万円以上購入した人には「ブリコ」とコラボした「ニューナウ」の新キャラクター、“アネーバ”の刺しゅうポーチをプレゼントする。

「ニューナウ」は俳優の榮倉奈々が立ち上げ、23-24年秋冬にデビューした受注生産を基本としたブランド。スタイリストの上杉美雪をクリエイティブ・ビジョン・ディレクターに、「コート(COATE)」の福屋千春デザイナーをクチュール・デザイナーに迎えて始動した。

■2024-25年秋冬「ニューナウ」受注会
申し込み期間:5月13〜26日
当選者発表:5月31日
応募方法:「ニューナウ」公式HP内の特設サイトから
特設サイト

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榮倉奈々率いる「ニューナウ」が2024-05年秋冬の受注会を開催 ラインアップを一挙公開

俳優の榮倉奈々が率いるブランド「ニューナウ(NEWNOW)」は2024-25年秋冬コレクションの受注会(完全予約制)を6月7〜13日(11日を除く)に開催する。今シーズンはさらにユニセックスなアイテムを豊富にそろえ、荒井俊哉氏撮影によるイメージビジュアルでは俳優の賀来賢人を起用し、榮倉奈々との2ショットビジュアルも撮影した。

今回は “ニュー スタンダード ナウ”をテーマに、“ニューナウとは何か?今、私たちが本当に着たいものとは?”という命題に向き合い大人の洗練と遊び心のあるコレクションに仕上げた。トレンチコートやジャケット、ニットなどの定番アイテムから大胆な素材のボトムや「ニューナウ」オリジナルのロゴアイテムまで着こなしに自由を与えるようなアイテムをラインアップした。カラードオーガニックコットンを使用したカリフォルニア発のブランド「アンダイド(UNDYED)」やユーズド繊維廃棄物を100%使用したブランドの「ブリコ(BRICO)」とタッグを組みより環境に配慮したプロダクトを展開する。3万円以上購入した人には「ブリコ」とコラボした「ニューナウ」の新キャラクター、“アネーバ”の刺しゅうポーチをプレゼントする。

「ニューナウ」は俳優の榮倉奈々が立ち上げ、23-24年秋冬にデビューした受注生産を基本としたブランド。スタイリストの上杉美雪をクリエイティブ・ビジョン・ディレクターに、「コート(COATE)」の福屋千春デザイナーをクチュール・デザイナーに迎えて始動した。

■2024-25年秋冬「ニューナウ」受注会
申し込み期間:5月13〜26日
当選者発表:5月31日
応募方法:「ニューナウ」公式HP内の特設サイトから
特設サイト

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ウエルシアHDが新社長を発表 前社長は不貞行為で辞任

ドラッグストア最大手のウエルシアホールディングスは5月21日、28日付で桐澤英明執行役員が社長に就任すると発表した。前社長の松本忠久は、一部報道によると不貞行為があり、辞任した。同社は、「グループの持続的な成長に向けて安定した経営継承を行い、新しいリーダーシップのもとで変革を推し進め、更なる企業価値向上を目指す」と述べている。

桐澤英明は1974年生まれ。2005年4月、ウエルシア関東(現ウエルシア薬局)に入社。15年3月に同社執行役員商品部長、20年3月に取締役中日本支社長、23年3月に代表取締役副社長兼商品本部長、24年3月ウエルシア薬局代表取締役副社長商品・物流担当などを歴任。5月28日付で代表取締役兼社長執行役員最高業務執行責任者を務める。

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ウエルシアHDが新社長を発表 前社長は不貞行為で辞任

ドラッグストア最大手のウエルシアホールディングスは5月21日、28日付で桐澤英明執行役員が社長に就任すると発表した。前社長の松本忠久は、一部報道によると不貞行為があり、辞任した。同社は、「グループの持続的な成長に向けて安定した経営継承を行い、新しいリーダーシップのもとで変革を推し進め、更なる企業価値向上を目指す」と述べている。

桐澤英明は1974年生まれ。2005年4月、ウエルシア関東(現ウエルシア薬局)に入社。15年3月に同社執行役員商品部長、20年3月に取締役中日本支社長、23年3月に代表取締役副社長兼商品本部長、24年3月ウエルシア薬局代表取締役副社長商品・物流担当などを歴任。5月28日付で代表取締役兼社長執行役員最高業務執行責任者を務める。

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セブン-イレブンが不得手な“若年層の取り込み”を韓国コスメが解決 「コスメを買いにセブンに来て」

セブン-イレブン・ジャパンは5月25日、韓国コスメブランド「クリオ(CLIO)」の姉妹ブランド「トゥインクルポップ(TWINKLE POP)」を、「トゥインクルポップ バイ クリオ(TWINKLE POP BY CLIO)」の名称で5月25日から全国のセブン-イレブン約2万店舗で発売する。

同社では、韓国のスキンケアアイテムの取り扱いはあったが、メイクアップアイテムを販売するのは初。この新たな試みにセブン-イレブンはどのような可能性を見出すのか、遅澤明子セブン-イレブン・ジャパン商品本部 雑貨・出版部 雑貨マーチャンダイザーに聞いた。

来店客は男性が多く、若年層の取り込みに苦戦していた

WWD:「トゥインクルポップ バイ クリオ」導入の狙いは。

遅澤明子セブン-イレブン・ジャパン商品本部 雑貨・出版部 雑貨マーチャンダイザー(以下、遅澤):セブン-イレブンの中心来店客層は40代以上の男性が多く、若年層の取り込みを不得手としていた。若年層にはセブン-イレブンで化粧品を扱っていることさえ認知されてないのでは?と思い、今回韓国コスメの導入を決めた。

WWD:韓国コスメに商機があるのか。

遅澤:日本輸入化粧品協会によると2022年に韓国からの化粧品の輸入額が長年1位だったフランスを上回るほど韓国のコスメブランドに勢いがある。「トゥインクルポップ」は、韓国では発売後2カ月で全商品が完売したほどの人気ぶり。同ブランドを導入することで、若年層の来店動機になると期待している。

埼玉の一部店舗でテスト販売。Xではプチバズ起こる

WWD:1月からテスト販売を実施し、Xでは「トゥインクルポップ」が話題に。これに関する投稿が2000いいねを獲得するなどのプチバズを起こした。「セブンに行かなくては!」「アイシャドウが気になる」「明日セブンに行ってみる」などのコメントが相次ぎ注目を集めた。

遅澤:埼玉県内の約100店舗でテスト販売を行なったが、販促活動を一切していないにもかかわらず、SNSや口コミで情報が広がり想定を上回る実績を残した。埼玉をテスト販売の地域に選んだのは、都会と地方都市の中間的な位置づけであること、われわれも実際に店頭を確認できることからだ。

WWD:韓国と日本で展開するブランド名が異なる理由は?

遅澤:韓国では「トゥインクルポップ」で展開しているが、日本ではアイシャドウパレットやクッションファンデーションが支持されている「クリオ」の方がなじみのある人が多いだろう。「クリオ」と関係のあるブランドだということを全面的に出した方がより効果が出ると考え「トゥインクルポップ バイ クリオ」とした。

WWD:全国展開にあたり課題は?

遅澤:什器の配置が加盟店によって異なる点。什器は組み立て不要で、段ボールから出してそのまま陳列できるように、各店に届ける。加盟店向けの商品展示会を年に何回か開催しており、そこで効率的な配置やコツなどをレクチャーし、売り上げを最大化できるような発信をした。

セブン-イレブンのコスメブランド「パラドゥ」との棲み分け

WWD:既存のナショナルブランド「パラドゥ」との棲み分けは?

遅澤:「パラドゥ」は、万人受けする品ぞろえやカラー展開で、30〜40代の方を中心に支持を得ている。一方、「トゥインクルポップ」は発色の良いメイクアイテムや華やかなグリッターアイシャドウなどの少し攻めたアイテムを展開するので、若年層に向けてアプローチする。

WWD:競合他社の韓国ブランドは欠品が続出している。

遅澤:商品は欠品を起こさないように強気な商品量を調達した。コスメコーナーの商品数は1.5倍に、売り場は2倍に拡大する。今後は売れ行き次第だが、限定アイテムの販売なども検討したい。

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ブルーボトルコーヒーが「マリメッコ」とのコラボアイテムを数量限定発売 Tシャツやタンブラーなど

ブルーボトルコーヒージャパンは6月14日、「マリメッコ(MARIMEKKO)」を代表する“ウニッコ”柄の60周年を記念し、同ブランドとのコラボアイテムを数量限定で発売する。ブルーボトルコーヒーのカフェ店舗や公式オンラインで取り扱う。また6月14〜30日の期間、ブルーボトルコーヒーのカフェ代官山店と渋谷店で、店内や外装、店員の制服に至るまで、“ウニッコ”デザインを配したデコレーションを行う。

コラボアイテムは、Tシャツ(1万7600円、サイズはXS〜XL)やキャップとエナメルピンのセット(1万3794円)、トートバッグ(6600円)、エナメルピンのセット(3850円)、ドリッパー(2851円)、清澄マグ(2494円)、「キントー(KINTO)」とのコラボタンブラー(4752円)、「エコーヒーカップ(ECOFFEE CUP)」と共同開発したエコカップ(2257円)などをラインアップ。それぞれブルーボトルコーヒーを思わせる水色の“ウニッコ”柄があしらわれている。

ブルーボトルコーヒージャパンの伊藤諒ジェネラル・マネージャーはコラボに際し、「この度、記念すべき“ウニッコ”の60周年にコラボレーションできることを大変嬉しく思う。『マリメッコ』のフィロソフィーに触れた時に“Timeless(タイムレス)”という言葉にとても共感を覚えた。ブルーボトルコーヒーではさまざまな方に長く愛される場所になれればとカ フェを中心にコーヒー体験を提案している。ファッションとコーヒー、領域は違うが、共通する想いを持つブランドのコラボレーションを通じて、より多くの方にその魅力をお楽しみいただければと思う」とコメントしている。

またレベッカ・ベイ(Rebekka Bay)=「マリメッコ」クリエイティブ・ディレクターは、「今回、限定アイテムをリリースするにあたってブルーボトルコーヒーと提携することができ、心が踊る思いだ。『マリメッコ』は、今までにない驚きに溢れるなにかをゲストのみなさまにお届けできるような、豊かなコラボレーションがもつ力を信じている。歓びに満ちた今回のコラボレーションをフィンランドに次いで2番目に大きな市場であり、『マリメッコ』にとって重要なマーケットである日本各地のブルーボトルコーヒーカフェで実施できることを大変嬉しく思う」と語った。

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ブルーボトルコーヒーが「マリメッコ」とのコラボアイテムを数量限定発売 Tシャツやタンブラーなど

ブルーボトルコーヒージャパンは6月14日、「マリメッコ(MARIMEKKO)」を代表する“ウニッコ”柄の60周年を記念し、同ブランドとのコラボアイテムを数量限定で発売する。ブルーボトルコーヒーのカフェ店舗や公式オンラインで取り扱う。また6月14〜30日の期間、ブルーボトルコーヒーのカフェ代官山店と渋谷店で、店内や外装、店員の制服に至るまで、“ウニッコ”デザインを配したデコレーションを行う。

コラボアイテムは、Tシャツ(1万7600円、サイズはXS〜XL)やキャップとエナメルピンのセット(1万3794円)、トートバッグ(6600円)、エナメルピンのセット(3850円)、ドリッパー(2851円)、清澄マグ(2494円)、「キントー(KINTO)」とのコラボタンブラー(4752円)、「エコーヒーカップ(ECOFFEE CUP)」と共同開発したエコカップ(2257円)などをラインアップ。それぞれブルーボトルコーヒーを思わせる水色の“ウニッコ”柄があしらわれている。

ブルーボトルコーヒージャパンの伊藤諒ジェネラル・マネージャーはコラボに際し、「この度、記念すべき“ウニッコ”の60周年にコラボレーションできることを大変嬉しく思う。『マリメッコ』のフィロソフィーに触れた時に“Timeless(タイムレス)”という言葉にとても共感を覚えた。ブルーボトルコーヒーではさまざまな方に長く愛される場所になれればとカ フェを中心にコーヒー体験を提案している。ファッションとコーヒー、領域は違うが、共通する想いを持つブランドのコラボレーションを通じて、より多くの方にその魅力をお楽しみいただければと思う」とコメントしている。

またレベッカ・ベイ(Rebekka Bay)=「マリメッコ」クリエイティブ・ディレクターは、「今回、限定アイテムをリリースするにあたってブルーボトルコーヒーと提携することができ、心が踊る思いだ。『マリメッコ』は、今までにない驚きに溢れるなにかをゲストのみなさまにお届けできるような、豊かなコラボレーションがもつ力を信じている。歓びに満ちた今回のコラボレーションをフィンランドに次いで2番目に大きな市場であり、『マリメッコ』にとって重要なマーケットである日本各地のブルーボトルコーヒーカフェで実施できることを大変嬉しく思う」と語った。

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「N. グレイカラー」から赤みを抑える新色登場 次代の主役色となる“スモークブラウン”と“オリーブブラウン”

ナプラ,Napla,エヌドット グレイカラー,N. グレイカラー

“染まり”と“いたわり”、その両方にこだわったカラー剤として多くのヘアサロンで導入されているナプラの「エヌドット(N.)グレイカラー」。同ブランドは今春、新色“スモークブラウン”と“オリーブブラウン”の2色を発売した。

「エヌドット グレイカラー」は、独自処方のティントロックシステムと植物由来の配合成分によって、髪と頭皮をいたわりながら、しっかり白髪を染め上げ、まるでトリートメントをしたような手触りが体験できる。それと同時に、彩度・明度の高い仕上がりと艶をかなえ、持ちの良さにも定評がある。新色2色が加わったことで、全8色相展開となり、大人髪にさらなる楽しみを広げる。

同2色は、大人世代で高まる「髪色をもっと楽しみたい」というニーズに応えて開発した。10~20代のときにヘアカラーを当たり前に楽しんだ世代も、時を経て白髪が気になるようになった。最近のファーストグレイ世代は、ただ暗い色でしっかり白髪を染めるだけではなく、高い明度・彩度の豊かなカラーバリエーションの中から自分に合う色を選びたい、との要望が強い。同様の傾向はさらに上のグレイ世代にも広がっており、提案の幅を広げるべく誕生したのが新色2色というわけだ。

“スモークブラウン”は、気になる赤みを抑えながら潤いを感じさせる仕上がりで、灰色みを含んだ寒色系ブラウン。“オリーブブラウン”は、沈みにくく、柔らかさ・マットみのあるベージュを表現している。いずれの色も、大人ヘアのリクエストNo.1である“艶”をかなえる機能をしっかり備えているのもうれしい要素だ。ここでは新色2色を使用した最旬スタイルを、東京・青山のヘアサロン「ローネス(LONESS)」の片山良平代表と加藤未来スタイリストが披露する。

顔色がワントーン上がる
“スモークブラウン”
透明感があり、色持ちもいい

「エヌドット グレイカラー」の新色“スモークブラウン”と「同 ルフレカラー」の“サンド”をミックスし、表面が少し明るかったので、まずは表面に塗布し、内側へと移動した。モデルからは「いつもカラーした後は肌のくすみが気になる」と聞いていたが、今回はそれもなく「顔色がワントーン上がった感じでテンションが上がる」と満足してくれた。クセがなくて使いやすく、この顔色が明るくなる感じは男女問わず喜ばれるし、年齢が上がるほど好きな人が増えると思う。最近、寒色系に飽きてきたのか、カラーオーダーの流行りがアッシュ系からベージュ系にシフトしており、その流れにも“スモークブラウン”はぴったりだ。白髪もしっかり染まりつつ、ブラウンが入っているので深みが出る。一方で透明感があり、さらに色持ちもいい。「染めても2週間くらいしたら、毛先の色が抜けてしまう」というお悩みを時々聞くが、「ルフレカラー」などのファッションカラーとミックスして染めれば色も楽しめ、さらに色持ちもすると提案できる。きっと満足してもらえるだろう。(片山良平「ローネス」代表)

色みが沈みにくく、柔らかさを演出
マットみのあるベージュ
“オリーブブラウン”

根元付近はオレンジみが強かったため、“オリーブブラウン”と“サンド”(ルフレカラー)を2:1に。中間から毛先は褪色し黄みがあるので、1:1でオリーブ感を和らげた。最近は、自身のパーソナルカラーをよくご存知のお客さまが多く、肌がきれいに見える色重視で選ばれる傾向にある。そのため、マイルドな印象のベージュやブラウンを好む人が増えた。その一方で「赤みを抑えたい」という要望も強く、その機能を備えた新色の“オリーブブラウン”はサロンでもかなり活躍しそうな色だ。

また、白髪をカバーするのはもちろん、グレイカラーでも色みも楽しめるのがファーストグレイ世代にとっての大前提となっている。その点「エヌドット グレイカラー」はカラー展開が豊富なので、白髪をしっかりカバーしながら、色みの違いも楽しんでいただける。また、ファーストグレイの人もカラーチャートを見て「こんなに色が楽しめる」と納得でき、白髪染めに対する先入観を一気に取り払える。ファッションカラーとの組み合わせ次第で、バリエーションの幅が広がるのもいい。(加藤未来「ローネス」スタイリスト)

寒色系ブラウン“スモークブラウン”と
柔らかいベージュ“オリーブブラウン”

“スモークブラウン”は、灰色みを含んだ寒色系ブラウンで、艶とくすみを両立した仕上がりに。「エヌドット ルフレカラー」と併用することで、グレイカラーを多彩に楽しめる染料バランスとなっている。7つの明度展開で選択肢が広いため、顧客の満足度もより高まり、グレイカラー提案の幅を広げる新定番になる色として期待される。

“オリーブブラウン”は沈みにくく、柔らかさ・マットみのあるベージュを表現。マット(オリーブ)系は染料処方次第で沈みやすかったが、ベージュをベースに表現することで沈みにくく、くすみ過ぎない柔らかなグリーン感に。品のある色みで、ファッションカラーとミックスすることでカーキ系や寒色ベージュが美しく表現できる。

「エヌドット グレイカラー」の
色持ちとしなやかさの秘密

「エヌドット グレイカラー」の色持ちとしなやかさの秘密は、ティントロックシステムにある。染料の浸透性を高め、高発色をかなえるベースクリーム、毛髪ダメージホールを埋め、染料の流出を防ぐ大豆PPT(大豆たん白加水分解物)、さらに染料を閉じ込めるティントロックポリマーが、優れた色持ちと仕上がりに質感をかなえる。

また「エヌドットカラー」には、今回紹介した「エヌドット カラー<グレイ>」のほかに、「同<クイック>」「同<ファッション>」、さらに「エヌドット ルフレカラー」がある。

「同<クイック>」は、放置時間10分でしっかり染まる時短カラー。グレイ比率が増えて来店間隔が短くなった顧客の「できるだけ早く仕上げてほしい」とのニーズに対応する(全21色)。「同<ファッション>」は、20年にリリースした「エヌドット」のファッションライン。透明感アップや赤みの軽減を求めて、色相ラインはオレンジ系褐色を少なく、青みを含んだ設計となっている(全76色)。「エヌドット ルフレカラー」は、22年にリリースした高発色ファッションカラー。みずみずしい色・艶と透明感をかなえる。毛髪内部へのスムーズな浸透と、クリアな発色をかなえる新アルカリ処方が特徴(全63色)。

問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

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「N. グレイカラー」から赤みを抑える新色登場 次代の主役色となる“スモークブラウン”と“オリーブブラウン”

ナプラ,Napla,エヌドット グレイカラー,N. グレイカラー

“染まり”と“いたわり”、その両方にこだわったカラー剤として多くのヘアサロンで導入されているナプラの「エヌドット(N.)グレイカラー」。同ブランドは今春、新色“スモークブラウン”と“オリーブブラウン”の2色を発売した。

「エヌドット グレイカラー」は、独自処方のティントロックシステムと植物由来の配合成分によって、髪と頭皮をいたわりながら、しっかり白髪を染め上げ、まるでトリートメントをしたような手触りが体験できる。それと同時に、彩度・明度の高い仕上がりと艶をかなえ、持ちの良さにも定評がある。新色2色が加わったことで、全8色相展開となり、大人髪にさらなる楽しみを広げる。

同2色は、大人世代で高まる「髪色をもっと楽しみたい」というニーズに応えて開発した。10~20代のときにヘアカラーを当たり前に楽しんだ世代も、時を経て白髪が気になるようになった。最近のファーストグレイ世代は、ただ暗い色でしっかり白髪を染めるだけではなく、高い明度・彩度の豊かなカラーバリエーションの中から自分に合う色を選びたい、との要望が強い。同様の傾向はさらに上のグレイ世代にも広がっており、提案の幅を広げるべく誕生したのが新色2色というわけだ。

“スモークブラウン”は、気になる赤みを抑えながら潤いを感じさせる仕上がりで、灰色みを含んだ寒色系ブラウン。“オリーブブラウン”は、沈みにくく、柔らかさ・マットみのあるベージュを表現している。いずれの色も、大人ヘアのリクエストNo.1である“艶”をかなえる機能をしっかり備えているのもうれしい要素だ。ここでは新色2色を使用した最旬スタイルを、東京・青山のヘアサロン「ローネス(LONESS)」の片山良平代表と加藤未来スタイリストが披露する。

顔色がワントーン上がる
“スモークブラウン”
透明感があり、色持ちもいい

「エヌドット グレイカラー」の新色“スモークブラウン”と「同 ルフレカラー」の“サンド”をミックスし、表面が少し明るかったので、まずは表面に塗布し、内側へと移動した。モデルからは「いつもカラーした後は肌のくすみが気になる」と聞いていたが、今回はそれもなく「顔色がワントーン上がった感じでテンションが上がる」と満足してくれた。クセがなくて使いやすく、この顔色が明るくなる感じは男女問わず喜ばれるし、年齢が上がるほど好きな人が増えると思う。最近、寒色系に飽きてきたのか、カラーオーダーの流行りがアッシュ系からベージュ系にシフトしており、その流れにも“スモークブラウン”はぴったりだ。白髪もしっかり染まりつつ、ブラウンが入っているので深みが出る。一方で透明感があり、さらに色持ちもいい。「染めても2週間くらいしたら、毛先の色が抜けてしまう」というお悩みを時々聞くが、「ルフレカラー」などのファッションカラーとミックスして染めれば色も楽しめ、さらに色持ちもすると提案できる。きっと満足してもらえるだろう。(片山良平「ローネス」代表)

色みが沈みにくく、柔らかさを演出
マットみのあるベージュ
“オリーブブラウン”

根元付近はオレンジみが強かったため、“オリーブブラウン”と“サンド”(ルフレカラー)を2:1に。中間から毛先は褪色し黄みがあるので、1:1でオリーブ感を和らげた。最近は、自身のパーソナルカラーをよくご存知のお客さまが多く、肌がきれいに見える色重視で選ばれる傾向にある。そのため、マイルドな印象のベージュやブラウンを好む人が増えた。その一方で「赤みを抑えたい」という要望も強く、その機能を備えた新色の“オリーブブラウン”はサロンでもかなり活躍しそうな色だ。

また、白髪をカバーするのはもちろん、グレイカラーでも色みも楽しめるのがファーストグレイ世代にとっての大前提となっている。その点「エヌドット グレイカラー」はカラー展開が豊富なので、白髪をしっかりカバーしながら、色みの違いも楽しんでいただける。また、ファーストグレイの人もカラーチャートを見て「こんなに色が楽しめる」と納得でき、白髪染めに対する先入観を一気に取り払える。ファッションカラーとの組み合わせ次第で、バリエーションの幅が広がるのもいい。(加藤未来「ローネス」スタイリスト)

寒色系ブラウン“スモークブラウン”と
柔らかいベージュ“オリーブブラウン”

“スモークブラウン”は、灰色みを含んだ寒色系ブラウンで、艶とくすみを両立した仕上がりに。「エヌドット ルフレカラー」と併用することで、グレイカラーを多彩に楽しめる染料バランスとなっている。7つの明度展開で選択肢が広いため、顧客の満足度もより高まり、グレイカラー提案の幅を広げる新定番になる色として期待される。

“オリーブブラウン”は沈みにくく、柔らかさ・マットみのあるベージュを表現。マット(オリーブ)系は染料処方次第で沈みやすかったが、ベージュをベースに表現することで沈みにくく、くすみ過ぎない柔らかなグリーン感に。品のある色みで、ファッションカラーとミックスすることでカーキ系や寒色ベージュが美しく表現できる。

「エヌドット グレイカラー」の
色持ちとしなやかさの秘密

「エヌドット グレイカラー」の色持ちとしなやかさの秘密は、ティントロックシステムにある。染料の浸透性を高め、高発色をかなえるベースクリーム、毛髪ダメージホールを埋め、染料の流出を防ぐ大豆PPT(大豆たん白加水分解物)、さらに染料を閉じ込めるティントロックポリマーが、優れた色持ちと仕上がりに質感をかなえる。

また「エヌドットカラー」には、今回紹介した「エヌドット カラー<グレイ>」のほかに、「同<クイック>」「同<ファッション>」、さらに「エヌドット ルフレカラー」がある。

「同<クイック>」は、放置時間10分でしっかり染まる時短カラー。グレイ比率が増えて来店間隔が短くなった顧客の「できるだけ早く仕上げてほしい」とのニーズに対応する(全21色)。「同<ファッション>」は、20年にリリースした「エヌドット」のファッションライン。透明感アップや赤みの軽減を求めて、色相ラインはオレンジ系褐色を少なく、青みを含んだ設計となっている(全76色)。「エヌドット ルフレカラー」は、22年にリリースした高発色ファッションカラー。みずみずしい色・艶と透明感をかなえる。毛髪内部へのスムーズな浸透と、クリアな発色をかなえる新アルカリ処方が特徴(全63色)。

問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

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「バーバリー」のグローバルキャンペーンに水川あさみが登場 日本人起用は初の試み

「バーバリー(BURBERRY)」は、“ロッキングホース バッグ”の最新グローバルキャンペーンを公開した。同キャンペーンには、俳優の水川あさみやモデルのリリー・ドナルドソン(Lily Donaldson)、ノーラ・アタル(Nora Attal)、ブランドアンバサダーのブライト(Bright)、チョン・ジヒョン (Jun Ji-Hyun)、タン・ウェイ (Tang Wei) が登場する。なお、グローバルキャンペーンでの日本人起用は「バーバリー」初の試みとなる。

水川あさみは、「『バーバリー』のグローバルキャンペーンに参加できたことを嬉しく思います。クリエイティブチームと作り上げたイギリスでの撮影はとても刺激的で興奮しました。ダニエル・リーのチーフ・クリエイティブ・オフィサー就任後、伝統的でありながらも、さらに新たなクリエイティブの方向性を打ち出しているバーバリーの今後の活動と、進化し続ける展開に期待で胸が高まります」とコメントする。

「バーバリー」の乗馬界との長年のつながりを反映した“ロッキングホース”は、手綱をイメージしたストラップと、子どもの伝統的な木馬のおもちゃを彷彿させるカーブシェイプが特徴。「バーバリー」の新しいブランディングは、新たなハウスモチーフである小文字の「b」の形に回転する円形のクロージャーで表現されている。また、「馬上の騎士 」デザインがバッグの背面にエンボス加工され、一部のモデルでは内側にアイコニックなバーバリーチェックがあしらわれている。

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映画館の廃棄予定のスクリーンを活用したアパレルコレクション「スクリーン」の第2弾が5月24日から販売

東京テアトルは、映画館で使われていたスクリーンを素材として使用したアパレルコレクション「スクリーン(SCRE:EN)」の第2弾を、5月24日からテアトルシネマグループの映画館および公式サイトで順次販売する。

「スクリーン」は、「映画館を長年支えてきたスクリーンをもう一度(RE:)あなたのもとに」をコンセプトに、映画館の閉館やスクリーンの張替えのタイミングで取り外した廃棄予定のスクリーンを活用し、耐水性・耐火性・耐久性に優れた製品を展開するテアトルシネマグループ限定のアパレルコレクション。第2弾は、バッグ、コインケース、PCケース、タンブラーなど全7種類の幅広いアイテムをラインアップ。価格は3300〜6400円。

新しいプロモーションムービーには、俳優の佐藤緋美が出演。また、映像では4つの映画作品をオマージュしている。

アイテム一覧

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映画館の廃棄予定のスクリーンを活用したアパレルコレクション「スクリーン」の第2弾が5月24日から販売

東京テアトルは、映画館で使われていたスクリーンを素材として使用したアパレルコレクション「スクリーン(SCRE:EN)」の第2弾を、5月24日からテアトルシネマグループの映画館および公式サイトで順次販売する。

「スクリーン」は、「映画館を長年支えてきたスクリーンをもう一度(RE:)あなたのもとに」をコンセプトに、映画館の閉館やスクリーンの張替えのタイミングで取り外した廃棄予定のスクリーンを活用し、耐水性・耐火性・耐久性に優れた製品を展開するテアトルシネマグループ限定のアパレルコレクション。第2弾は、バッグ、コインケース、PCケース、タンブラーなど全7種類の幅広いアイテムをラインアップ。価格は3300〜6400円。

新しいプロモーションムービーには、俳優の佐藤緋美が出演。また、映像では4つの映画作品をオマージュしている。

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「シセイドウ」の最高峰シリーズ“フューチャーソリューションLX”が刷新 日本古来の美と伝統を提案

資生堂は世界88の国と地域で展開するグローバルブランド「シセイドウ(SHISEIDO)」の最高峰シリーズ“フューチャーソリューション LX”を刷新し、9月1日に新たに発売する。日本古来から続く美と伝統、地球環境負荷の最小化を取り入れた“ジャパニーズ・コンシャス・ラグジュアリー”を提案し、日本ブランドならではの世界観と最先端テクノロジーで世界にアピールする。

“フューチャーソリューション LX”は資生堂の皮膚科学研究と植物研究を融合させたブランドとして2009年に誕生。発売15周年を機に、最先端テクノロジーを搭載しつつ、日本的なラグジュアリーを提案するブランドに生まれ変わる。アイテムは洗顔フォーム、保湿液、美容液、クリーム、目もと・口もと用クリームなど全6種11品で、パッケージデザインは茶道で用いられる茶道具をモチーフにしたほか、夜用クリーム“トータル Rクリーム”(50g、3万7400円/リフィル3万6850円)の蓋には西陣織の老舗、細尾のテキスタイルブランド「ホソオ(HOSOO)」による西陣織の生地を使用。 日本の伝統的な畳縁(たたみべり)の素材や織の美しさに着目し、クリームの台座に見立てた。ほか、良いものを長く使い続ける日本の美意識も反映し、リサイクルガラスやプラスチックを活用しつつ洗顔フォームを除くすべての商品でリフィルを発売する。

アイテムはマルチに使える全6種11品

洗顔フォーム以外のアイテムには、シリーズ共通成分として日本古来の植物、エンメイソウを含む新たな独自成分“ロンジェネビティ サイエンス”を配合した。保湿液“コンセントレイティッド ブライトニングソフナー”【医薬部外品】(170mL、1万4300円/リフィル1万2500円)と美容液“インテンシブファーミング ブリリアンスセラム”(50mL、3万1900円/リフィル3万1350円)には資生堂独自の美白有効成分4MSKも採用。ほか、選択的洗浄成分やエンメイソウを配合した“エクストラ リッチ クレンジングフォーム”(134g、6600円)、SPF30・PA++++のUVカット機能も備える日中用クリーム“トータルプロテクティブクリーム”(51g、3万1900円/リフィル3万1350円)、集中ケアクリーム“アイアンドリップコントアRクリーム”(17g、1万8700円/リフィル1万8150円)もそろえる。

これらアイテムには、一つのものを多用な用途で活用し長く大切にするという日本の文化「一物多用」の考えを取り入れた。洗顔フォームは泡マスク、美容液はマッサージ、日中用クリームはプライマーなど、同じアイテムでも気持ちや肌に合わせて目的を変え、マルチに使用できる設計にしている。

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「アダム エ ロペ」と「ノウハウ」が初コラボ 肩パッド入りTシャツや重ね付けも楽しめるネックレスなど

ジュンが運営する 「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」は、2018年に誕生したジュエリーブランド「ノウハウ(KNOWHOW JEWELRY)」との初めてのコラボレーションアイテムを発売する。“ハートブレイカー (Heart Breaker)”をテーマに、肩パット入りのTシャツ含む4型と、ロゴプレートを用いたネックレス2型を用意する。

Tシャツは公式オンラインショップのジャドール ジュン オンラインで現在予約受付中で、6月1日から「アダム エ ロペ」全店舗、オンラインで販売する。ネックレスは、5月20日〜6月20日までオンラインで、6月1〜20日まで「アダム エ ロペ」ルクア大阪店で受注販売を行う。

“ロゴ発砲プリント加工を施したTシャツ”は“Don’t tell me your my Heart Breaker”という遊び心のあるワードがポイント。程よくゆとりのあるサイズ感で大人の着こなしが楽しめるデザイン。ブラックとホワイトの2色展開で、価格は1万1000円。

“肩パッドTシャツ”は、なめらかな表面感と薄すぎない程よい厚みのある素材を使用。ジュエリーが映える美しいネックデザインや、キャッチーなシルエットでシンプルながらもモード感のあふれるデザイン。ブラックとホワイト、グレーの3色展開で、価格は1万6500円。

胸元に「KNOWHOW」の刺しゅうロゴを施した“ロゴ刺しゅうTシャツ”は、ロゴをボディーと同色にすることで、カジュアルすぎず上品な仕上がりに。ブラックとホワイトの2色展開で、価格は1万3200円。

“ロゴ Tシャツ”はシンプルなデザインながらも、なめらかな素材感で着心地の良いデザイン。ブラックとホワイトの2色展開で、価格は9900円。

“ハート ブレイカー パールネックレス”は、本コラボレーションのテーマでもある「Heartbreaker」のロゴプレートを使用。パールとシルバーのチェーンは自由に長さを調整できる仕様となっている。カラーはシルバー、価格は4万4000円。

“ハート ブレイカー ネックレス”は、重ね付けを楽しむことができるシンプルながらもキャッチーなデザイン。カラーはシルバーで、価格は1万4300円。

公式オンラインストア特設ページ

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ベネチアの名士による香り「ザ マーチャント オブ ヴェニス」が上陸 香水のルーツを遡るイベントを開催

ベネチア発フレグランス「ザ マーチャント オブ ヴェニス(THE MERCHANT OF VENICE)」(以下、TMOV)が日本に上陸した。同ブランドは、中世から、東洋やアフリカとの交易の中心地として栄えたベネチアの歴史と文化がイメージソース。ベネチアで120年以上にわたり香水を製造しているマヴィーブ社が製造を手掛けており、日本では、ヤマノ アンド アソシエイツが輸入販売する。上陸を記念し5月に、マルコ・ヴィダル=マヴィーブ・マネジング・ディレクターが来日。「TMOV」の紹介をはじめ、ベネチアと香水の歴史について語った。

ベネチアからヨーロッパに広まった香水や化粧品

ヴィダルディレクターは、イタリア香水の歴史を刻んできたファミリー企業の4代目。自社ブランドをはじめ、ファッションブランドなどの香水を90カ国以上で販売している。ヴィダル家は“ベネチアの調香師”として知られ、2013年に、ベネチア市民博物館財団と協業でモチェニーゴ宮殿に香水博物館を設立。約3000の香水コレクションをはじめ、香水やコスメの歴史に関する資料などが展示されている。ヴィダルディレクターは、「ベネチアがヨーロッパで初めて香水が開発された街だ」と話す。中世にコンスタンティノープルから香水や化粧品がベネチアに伝わり、貴族の間で広まり製造されるようになった。中世の香水は軟膏のようなもので、短期間しか香りが持続しなかったが、ベネチアの調香師はアルコールがエッセンシャルオイルの希釈および防腐剤として効果的であることを発見。そして、モダンな香水の原形ができて、香水は交易品の一つなったという。「ベネチアは、交易ルートの中心だったので原材料を入手することができた。16世紀には、香水や石鹸、化粧品を生産する中心地になり、17〜18世紀に調香技術はベネチアからフランスやドイツに広まった」。

ベネチアの歴史や文化を香りで体現

香水博物館の公式フレグランスである「TMOV」。ベネチアの交易ルートや商人たちが輸入したスパイス、樹脂、エッセンスなどからインスパイアされた6種類の“ムラーノ”コレクションは、ローズやサフラン、マンダリンなどを使用したエキゾチックなフレグランスで、美しいムラーノガラスのボトル入り。世界でトップクラスのパフュームホールがあるロンドンの百貨店「ハロッズ(HARRODS)」と共同開発した“ムラーノ エクスクルーシヴ”は、ベネチアンブルーとゴールドのガラスボトルに収められている。メンズ向けのオードパルファム“ノビル オモ”は“高貴な男”という意味で、伝統的なベネチアのテキスタイルの柄や色をイメージさせるボトルが特徴だ。

ベネチアといえば、マルコ・ポーロ(Marco Polo)生誕の地。彼にオマージュを寄せたのが“ヴェネツィア&オリエント”シリーズ。ポーロがベネチアにもたらした東洋のお茶をベースにした香り2種類を陶器のボトルで提案している。また、往年のオペラ歌手マリア・カラス(Maria Callas)生誕100周年を記念しカラスの財団から依頼されて製作したフレグランス“グラン テアトロ ラ フェニーチェ マイ パールズ”を10月に発売する。フェニーチェ歌劇場の舞台に立つことが多くベネチアの滞在が長かったカラスの歌声を想起させるようなパウダリーな香りだ。

持続可能な香りで巡る世界各地

「TMOV」には、ジボダン社の“ソーシング・フォー・グッド”という原料産地のコミュニティーを支援するプログラムと提携した“アコルディ ディ プロフーモ”シリーズもある。ベルガモット イタリア、ネロリ モロッコ、チュベローザ インド、パチュリ インドネシアなど、古代の香水手稿(手書きの書類)に見られるような各国を象徴する原料を使用し、単品でも組み合わせても楽しめるフレグランスだ。このフレグランスの収益は、ジボダン社のプログラムに参加している生産者のコミュニティーの支援に使用される。

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ベネチアの名士による香り「ザ マーチャント オブ ヴェニス」が上陸 香水のルーツを遡るイベントを開催

ベネチア発フレグランス「ザ マーチャント オブ ヴェニス(THE MERCHANT OF VENICE)」(以下、TMOV)が日本に上陸した。同ブランドは、中世から、東洋やアフリカとの交易の中心地として栄えたベネチアの歴史と文化がイメージソース。ベネチアで120年以上にわたり香水を製造しているマヴィーブ社が製造を手掛けており、日本では、ヤマノ アンド アソシエイツが輸入販売する。上陸を記念し5月に、マルコ・ヴィダル=マヴィーブ・マネジング・ディレクターが来日。「TMOV」の紹介をはじめ、ベネチアと香水の歴史について語った。

ベネチアからヨーロッパに広まった香水や化粧品

ヴィダルディレクターは、イタリア香水の歴史を刻んできたファミリー企業の4代目。自社ブランドをはじめ、ファッションブランドなどの香水を90カ国以上で販売している。ヴィダル家は“ベネチアの調香師”として知られ、2013年に、ベネチア市民博物館財団と協業でモチェニーゴ宮殿に香水博物館を設立。約3000の香水コレクションをはじめ、香水やコスメの歴史に関する資料などが展示されている。ヴィダルディレクターは、「ベネチアがヨーロッパで初めて香水が開発された街だ」と話す。中世にコンスタンティノープルから香水や化粧品がベネチアに伝わり、貴族の間で広まり製造されるようになった。中世の香水は軟膏のようなもので、短期間しか香りが持続しなかったが、ベネチアの調香師はアルコールがエッセンシャルオイルの希釈および防腐剤として効果的であることを発見。そして、モダンな香水の原形ができて、香水は交易品の一つなったという。「ベネチアは、交易ルートの中心だったので原材料を入手することができた。16世紀には、香水や石鹸、化粧品を生産する中心地になり、17〜18世紀に調香技術はベネチアからフランスやドイツに広まった」。

ベネチアの歴史や文化を香りで体現

香水博物館の公式フレグランスである「TMOV」。ベネチアの交易ルートや商人たちが輸入したスパイス、樹脂、エッセンスなどからインスパイアされた6種類の“ムラーノ”コレクションは、ローズやサフラン、マンダリンなどを使用したエキゾチックなフレグランスで、美しいムラーノガラスのボトル入り。世界でトップクラスのパフュームホールがあるロンドンの百貨店「ハロッズ(HARRODS)」と共同開発した“ムラーノ エクスクルーシヴ”は、ベネチアンブルーとゴールドのガラスボトルに収められている。メンズ向けのオードパルファム“ノビル オモ”は“高貴な男”という意味で、伝統的なベネチアのテキスタイルの柄や色をイメージさせるボトルが特徴だ。

ベネチアといえば、マルコ・ポーロ(Marco Polo)生誕の地。彼にオマージュを寄せたのが“ヴェネツィア&オリエント”シリーズ。ポーロがベネチアにもたらした東洋のお茶をベースにした香り2種類を陶器のボトルで提案している。また、往年のオペラ歌手マリア・カラス(Maria Callas)生誕100周年を記念しカラスの財団から依頼されて製作したフレグランス“グラン テアトロ ラ フェニーチェ マイ パールズ”を10月に発売する。フェニーチェ歌劇場の舞台に立つことが多くベネチアの滞在が長かったカラスの歌声を想起させるようなパウダリーな香りだ。

持続可能な香りで巡る世界各地

「TMOV」には、ジボダン社の“ソーシング・フォー・グッド”という原料産地のコミュニティーを支援するプログラムと提携した“アコルディ ディ プロフーモ”シリーズもある。ベルガモット イタリア、ネロリ モロッコ、チュベローザ インド、パチュリ インドネシアなど、古代の香水手稿(手書きの書類)に見られるような各国を象徴する原料を使用し、単品でも組み合わせても楽しめるフレグランスだ。このフレグランスの収益は、ジボダン社のプログラムに参加している生産者のコミュニティーの支援に使用される。

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 「アシックス」×「キコ コスタディノフ」スニーカーから “ゲルクォンタム ジエントジア”第2弾登場

「アシックス(ASICS)」と「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」は、 “ゲルクォンタム ジエントジア (GEL-QUANTUM ZIENTZIA)”の第2弾を5月25日に発売する。ブラック/ブラウンとホワイト/ブルーの2色展開で、サイズは24.0~29.5cm、価格は各3万8500円。

今作は「アシックス」の人気スニーカー“ゲル クォンタム レヴィトラック(GEL QUANTUM LEVITRACK)”のシルエットをベースに、ゲルテクノロジーを採用することで衝撃緩衝性を高め、パフォーマンスレベルのサポート性と快適な履き心地を追求したデザインが特徴だ。

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 「アシックス」×「キコ コスタディノフ」スニーカーから “ゲルクォンタム ジエントジア”第2弾登場

「アシックス(ASICS)」と「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」は、 “ゲルクォンタム ジエントジア (GEL-QUANTUM ZIENTZIA)”の第2弾を5月25日に発売する。ブラック/ブラウンとホワイト/ブルーの2色展開で、サイズは24.0~29.5cm、価格は各3万8500円。

今作は「アシックス」の人気スニーカー“ゲル クォンタム レヴィトラック(GEL QUANTUM LEVITRACK)”のシルエットをベースに、ゲルテクノロジーを採用することで衝撃緩衝性を高め、パフォーマンスレベルのサポート性と快適な履き心地を追求したデザインが特徴だ。

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「スーパーマリオ」ピーチ姫のコスメが登場 バンダイのコスメブランド「クレアボーテ」が発売

バンダイが運営する化粧品ブランド「クレアボーテ(CREERBEAUTE)」は5月31日、任天堂のゲーム「スーパーマリオ」のキャラクターであるピーチ姫をモチーフにした大人向け本格コスメ“スーパーマリオ ピーチ姫 コスメ”シリーズを発売する。リップグロスやフェイスマスク、フェイス&アイカラーの3種をそろえ、全国のドラッグストアやキャラクターショップで取り扱う。

“スーパーマリオ ピーチ姫 リップグロス”(1650円)は、コラーゲンを配合したオイルタイプのリップグロスで、ピーチ姫のようなぷっくりとした唇を演出する。カラーはほのかに色づくピンクで、唇にぴたっと密着する使用感が特徴だ。

“スーパーマリオ ピーチ姫 フェイスマスク”(858円)は、ピンクローズの香りの7枚入りフェイスマスク。こだわりの美容成分であるアルガンオイルや4Dヒアルロン酸、センチフォリアバラ花エキスを配合し、上品で艶やかな肌に導く。

“スーパーマリオ ピーチ姫 フェイス&アイカラー”(各550円)は、アイシャドウやフェイスカラーとして使用できるミニサイズのマルチパウダー。パウダーとバームの2種のテクスチャーで、コーラルピンクやローズピンク、ベビーブルーなどの全6種を用意した。透明感のあるクリアな円形のケースに、ピーチ姫のかれんながらも遊び心のあるデザインをそれぞれのカラーに施した。

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「スーパーマリオ」ピーチ姫のコスメが登場 バンダイのコスメブランド「クレアボーテ」が発売

バンダイが運営する化粧品ブランド「クレアボーテ(CREERBEAUTE)」は5月31日、任天堂のゲーム「スーパーマリオ」のキャラクターであるピーチ姫をモチーフにした大人向け本格コスメ“スーパーマリオ ピーチ姫 コスメ”シリーズを発売する。リップグロスやフェイスマスク、フェイス&アイカラーの3種をそろえ、全国のドラッグストアやキャラクターショップで取り扱う。

“スーパーマリオ ピーチ姫 リップグロス”(1650円)は、コラーゲンを配合したオイルタイプのリップグロスで、ピーチ姫のようなぷっくりとした唇を演出する。カラーはほのかに色づくピンクで、唇にぴたっと密着する使用感が特徴だ。

“スーパーマリオ ピーチ姫 フェイスマスク”(858円)は、ピンクローズの香りの7枚入りフェイスマスク。こだわりの美容成分であるアルガンオイルや4Dヒアルロン酸、センチフォリアバラ花エキスを配合し、上品で艶やかな肌に導く。

“スーパーマリオ ピーチ姫 フェイス&アイカラー”(各550円)は、アイシャドウやフェイスカラーとして使用できるミニサイズのマルチパウダー。パウダーとバームの2種のテクスチャーで、コーラルピンクやローズピンク、ベビーブルーなどの全6種を用意した。透明感のあるクリアな円形のケースに、ピーチ姫のかれんながらも遊び心のあるデザインをそれぞれのカラーに施した。

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シチズンの時計6ブランドから100周年を記念した数量限定ウオッチ 久保田利伸がCM曲を書き下ろし

「シチズン(CITIZEN)」は5月28日、同ブランド時計100周年を記念し、“レイヤーズオブタイム(LAYERS OF TIME)”コレクションと題した7型のウオッチを数量限定で発売する。

同コレクションは、シチズンの時計「シチズン エクシード(CITIZEN EXCEED)」「シチズン アテッサ(CITIZEN ATTESA)」「シチズン プロマスター(CITIZEN PROMASTER)」「シチズンコレクション(CITIZEN COLLECTION)」「シチズン クロスシー(CITIZEN xC)」「シチズン エル(CITIZEN L)」の6ブランドから、全7モデルをラインアップ。“ときの積層”をテーマに、長い年月を経て形成される、地層や鉱物を構造色文字盤で表現している。構造色文字盤は、色素による着色をせず、インク層内に作り出した微細構造に光が反射することで、独自の色合いが現れる仕組み。また同社独自の光発電“エコ・ドライブ”を全型に搭載する。

“レイヤーズオブタイム”コレクションの発売に際し、アーティストの久保田利伸が新曲「the Beat of Life」を書き下ろし、CM動画に使用している。

久保田は同曲について、「シチズンさんのブランド時計100周年を記念したコレクション“レイヤーズオブタイム”のCM曲を作らせていただきました。大変光栄です。“時の積層”“人は時に磨かれる”という、この度のシチズンさんのテーマからインスパイアを得て、年月の悲喜こもごもたちが育んできた人生を、1本の太いグルーヴに置き換え、『the Beat of Life』ができました。熱のこもったパフォーマンスになっています。全身でお楽しみください」とコメントしている。

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パリ発ジュエラー「ブシュロン」の表参道店が移転オープン サロン併設の宝石箱のような店舗

パリ発ジュエラー「ブシュロン(BOUCHERON)」の表参道店が5月24日、移転オープンする。表参道ヒルズ本館1階のイーストエントランス脇から、西館の「ワイズ(Y’S)」と「マルニ(MARNI)」の間に移転した。昨年秋に移転した銀座本店同様、自然の美しさから着想源を得た緑あふれるデザインが特徴。ファサードには、明治神宮の杜から着想を得た自然がLEDスクリーンに投影され、メゾンのマスコット的存在であるネコのウラジミールが気ままに遊ぶアニメーションが流れる。

店舗のエントランスホールは、メゾンの代表的モチーフの一つであるアイビーを施した藁のマルケトリー(象嵌細工)で彩られた開放的で華やかな空間が広がっている。美しい色彩で彩られたブライダルエリアやVIPサロンを設置した同店舗はまるで、宝石箱のよう。同店舗では、アイコンの“キャトル”“セルパンボエム”からハイジュエリーまでそろえる。

表参道におけるジュエリー市場を牽引

 多くのジュエラーが本店を構えるのは銀座だが、表参道もジュエラーにとって重要なエリアになりつつある。ラグジュアリー・ブランドの旗艦店が軒を連ねる表参道は、国内外の感度の高い消費者に人気のショッピングエリアだ。今まではファッションが中心だったが、ここ数年、「ティファニー(TIFFANY & CO.)」や「ブルガリ(BVLGARI)」などのジュエラーが続々と路面店を出店。「ブシュロン」は2016年3月に表参道ヒルズに出店。同じくヒルズにブティックを構える「ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)」と共に、表参道におけるジュエリー市場を牽引してきた存在だ。「ブシュロン」では、銀座本店や表参道店の拡大移転オープンに続き、百貨店内の店舗でも最新の店舗コンセプトを反映するなど投資を継続するようだ。

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Snow Man渡辺翔太が歯磨き粉ブランド「デンティス」のアンバサダーに 新CMは「自分で見てもあざとい」

“目覚めてすぐキスできる”をキャッチコピーに掲げる歯磨き粉ブランド「デンティス(DENTISTE)」はアンバサダーにSnow Manの渡辺翔太を起用し、“キスの日”である5月23日にアンバサダー就任&新ウェブCM発表会を開催した。

CMは“朝から、しあわせ”をテーマにした動画で、「デンティス」の歯磨き粉の特徴である、夜から寝起きの朝まで持続する口臭予防力をアピールしている。お気に入りのシーンについて、渡辺は「歯ブラシを咥えながら『んんんん(しあわせ)』とカメラに向かって声を掛けるシーンがお気に入り。自分で見てもあざとい」と照れながら話した。

1日に5回歯を磨くという渡辺は「仕事場で必ず歯磨きをする。『デンティス』のトラベルセットを常に持ち歩いていて、歯磨き粉はもちろん、歯ブラシもとても良い」と話した。メンバーの誰に、どのフレーバーをおすすめしたいかと聞かれると、「阿部亮平に“デンティスチューブ エクストラフレッシュ”(100g、1320円)をおすすめしたい。仕事の合間でもクイズや勉強をしていて、かなり頭を使っていると思うので、休憩時間にこれを使ってリフレッシュしてほしい」と応えた。

代田桃ブランド戦略部 ブランドマネジャーは、渡辺を起用した理由について「渡辺さんは美容男子として広く知られており、美しい歯を見せて笑う笑顔が印象的だった。1日に何度も歯磨きをすること、普段から『デンティス』を愛用していることからオファーした」とコメントしている。

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「コム デ ギャルソン」編 フランス語の発音を学ぼう!

「WWDJAPAN」の連載「HOW TO SAY?」

「コム デ ギャルソン」は“しっぽ”に注意

「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のCの下についた“しっぽ”は区分符号のセディーユといい、これが付いているため“コン”ではなく“ソン”と発音する。また、最後のSは発音しない。

合わせて、もはや連載「HOW TO SAY?」ではおなじみの“難音”Rがあるため、カタカナ表記するなら“コム デ ギャッソン”。

ちなみにCDGと省略して書くと、多くのフランス人はパリの玄関口シャルル・ド・ゴール国際空港を想像してしまうので注意!

連載「HOW TO SAY?」とは?

連載「HOW TO SAY?」は、ブランドの母国語をあらためて(特に発音とリスニングについて)勉強してみよう!というもの。まずは、多くのブランドが生まれ、業界を今なおグイグイけん引するフランスの母国語フランス語にフォーカスする。ブランドに関わる人はもちろん、出張や旅行の際にも役立つかもしれない。

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「コム デ ギャルソン」編 フランス語の発音を学ぼう!

「WWDJAPAN」の連載「HOW TO SAY?」

「コム デ ギャルソン」は“しっぽ”に注意

「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のCの下についた“しっぽ”は区分符号のセディーユといい、これが付いているため“コン”ではなく“ソン”と発音する。また、最後のSは発音しない。

合わせて、もはや連載「HOW TO SAY?」ではおなじみの“難音”Rがあるため、カタカナ表記するなら“コム デ ギャッソン”。

ちなみにCDGと省略して書くと、多くのフランス人はパリの玄関口シャルル・ド・ゴール国際空港を想像してしまうので注意!

連載「HOW TO SAY?」とは?

連載「HOW TO SAY?」は、ブランドの母国語をあらためて(特に発音とリスニングについて)勉強してみよう!というもの。まずは、多くのブランドが生まれ、業界を今なおグイグイけん引するフランスの母国語フランス語にフォーカスする。ブランドに関わる人はもちろん、出張や旅行の際にも役立つかもしれない。

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「アディダス」と「オルウェイズ」のコラボ第2弾 アイコニックなチェック柄の“ガゼル”

「アディダス(ADIDAS)」は「オルウェイズ(ALWAYTH)」とのコラボ第2弾で“ガゼル インドア オルウェイズ”を5月31日に発売する。アディダス直営店、コンフォームドアプリ、ビームス原宿、アトモス(ATMOS)、ミタ スニーカーズ(MITA SNEAKERS)およびビリーズ エント(BILLY’S ENT)で取り扱う。コンファームドアプリで31日の9時30分まで抽選を受付中だ。30日にはビームス原宿で発売記念イベントを行う。

今回のコラボではスリーストライプに「オルウェイズ」のアイテムでも印象的なランドリーバッグにインスパイアされたチェック柄をプリントし、ナイロンウェビング加工で質感も表現した。「ちょっとでも気分が晴れればいいな」という思いからインソールに晴れ空をあしらい、左足の“ガゼル”のレタリングのみ“オルウェイズ“の文字に変更、ヒールタブには同ブランドのロゴを配置した。無地のシューレースと「オルウェイズ」定番のリフレクター使用のシューレースをセットで用意する。

◼︎“ガゼル インドア オルウェイズ”発売記念イベント
日程:5月30日
時間:19〜21時
場所:ビームス原宿
住所:東京都渋谷区神宮前3-24-7
※入場無料

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「アディダス」と「オルウェイズ」のコラボ第2弾 アイコニックなチェック柄の“ガゼル”

「アディダス(ADIDAS)」は「オルウェイズ(ALWAYTH)」とのコラボ第2弾で“ガゼル インドア オルウェイズ”を5月31日に発売する。アディダス直営店、コンフォームドアプリ、ビームス原宿、アトモス(ATMOS)、ミタ スニーカーズ(MITA SNEAKERS)およびビリーズ エント(BILLY’S ENT)で取り扱う。コンファームドアプリで31日の9時30分まで抽選を受付中だ。30日にはビームス原宿で発売記念イベントを行う。

今回のコラボではスリーストライプに「オルウェイズ」のアイテムでも印象的なランドリーバッグにインスパイアされたチェック柄をプリントし、ナイロンウェビング加工で質感も表現した。「ちょっとでも気分が晴れればいいな」という思いからインソールに晴れ空をあしらい、左足の“ガゼル”のレタリングのみ“オルウェイズ“の文字に変更、ヒールタブには同ブランドのロゴを配置した。無地のシューレースと「オルウェイズ」定番のリフレクター使用のシューレースをセットで用意する。

◼︎“ガゼル インドア オルウェイズ”発売記念イベント
日程:5月30日
時間:19〜21時
場所:ビームス原宿
住所:東京都渋谷区神宮前3-24-7
※入場無料

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「ゴールデングース」が初の店舗内カフェをバンコクの店舗内にオープン 今後NYやソウルなどグローバルに展開

イタリア初のブランド「ゴールデングース(GOLDEN GOOSE)」はこのほど、タイ・バンコクのショッピングモール「エムクオーティエ(Emquartier)」に構える店舗内に、カフェ「ユニーク(YOUNIQUE)」をオープンした。

同ブランドがカフェを開くのは、今回が初めての試みで、今後は、中国・南京や廈門、韓国・ソウル、アメリカ・ダラスやニューヨークなどの店舗でグローバルに展開する予定。

メニューはハンドドリップコーヒーやデザート、地域限定フードまであり、トリプルショットエスプレッソやアフォガード、アイスクリームフロート、ティラミスなどをラインアップする。カフェの注文用タッチパネルに表示される質問に対し、その日の気分などを回答すると、メッセージ付きのテイクアウト用カップでドリンクが提供されるほか、トッピングを選んでメニューをカスタマイズすることも可能だ。

近年飲食などホスピタリティー分野に進出するラグジュアリーブランドが増えている。例えばプラダ グループ(PRADA GROUP)はペストリーショップ「マルケージ 1824(Marchesi 1824)」を、「ディオール(DIOR)」はレストラン「ムッシュ ディオール(Restaurant Monsieur Dior)」や「カフェ ディオール(Café Dior)」を手掛けている。また、モンクレール(MONCLER)のレモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)会長兼最高経営責任者は、複数の飲食店に投資している。

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「リモワ」と「エメ レオン ドレ」がコラボ 旅の黄金期を表現した2型を5月31日に発売

 「リモワ(RIMOWA)」は「エメ レオン ドレ(AIME LEON DORE)」(以下ALD)とコラボしたトランクを5月31日に発売する。“リモワ×ALD クラシック チェスト”(57万3100円)と“リモワ×ALD クラシック キャビン” (39万3800円)の2型を用意し、リモワストア表参道店、銀座7丁目店、心斎橋店、伊勢丹新宿本店メンズ館、および公式ウェブサイトで取り扱う。
 
「時代を超越したデザイン」というテーマのもと実現した今回のコレクションは、20世紀初頭の旅の黄金期と「リモワ」のパイオニア精神にインスピレーションを得ており、旅におけるロマンシチズムの復活を表現した。“リモワ×ALD クラシック チェスト”は1964年に発売された鉄道移動の際に容易にトランクを積み重ねられるデザインを彷ふつとさせ、インテリアとしても使用できる洗練されたビジュアルに仕上げた。
 
両アイテムにこのコレクションだけに使用されるブラウンのレザー製ハンドルを装備し、ケース正面のロゴバッジにはゴールドカラーのエンボス加工で両ブランドの名が入る。ライニングには「ALD」の代表的なアートワークであるギリシャの切手をモチーフのしたユニークなパターンを施した。
 

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仏ファッション誌「ロフィシェル」日本版が復活 カフェやウェブメディアなど広く展開

フランス発のファッション専門誌「ロフィシェル(L’OFFICIEL)」の日本版「ロフィシェル ジャパン(L’OFFICIEL JAPAN)」が復活。9月に創刊号を発売する。発行元は香港のデジタルソリューショングループAMTD IDEAの子会社であるロフィシェル ジャパンで、販売元は朝日新聞出版。

「ロフィシェル」は1921年にフランス・パリで創刊されたファッション専門誌。現在、世界80カ国で展開し、33カ国で現地言語版が提供されている。日本版はロフィシャル ジャパンとセブン&アイ出版が2015年10月に共同で創刊し、16年12月発売号で休刊していた。

編集長を務めるのは「GQ ジャパン(GQ JAPAN)」や「ルウオモ ヴォーグ(L'UOMO VOGUE)」などでファッションエディターとしての経験を積んできた川崎剛史氏だ。価格は1200円(予価)。季刊(3月、6月、9月、11月)で28日に発売する予定だ。

復活創刊と連動して、10月には東京・表参道に「ロフィシェル カフェ オモテサンドウ(L’OFFICIELL CAFE OMOTESANDO)」をオープン。カフェ営業に加えて、ポップアップや読者コミュニケーションの場として機能させていく。同店舗の2階はヘッドオフィスとして稼働する予定だ。

年内には日本版のウェブメディアのローンチも予定している。

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「トム ブラウン」初となる“ホームコレクションをポップアップで国内初披露

「トム ブラウン(THOM BROWNE)」は6月1〜28日の間、ブランド初となるホームコレクションを阪急うめだ本店で開催するポップアップで初披露する。ポップアップでは160年の歴史を持つイタリアの最高級リネンブランド「フレッテ(FRETTE)」とコラボし、クッション(5万6100円)やブランケット(41万5000円)、バスマット(4万5100円)、寝具などを発売する。

「フレッテ」の独自の製法に加え、上質なコットンサテンやウール、カシミヤの素材を使用しており、掛け布団とシーツのセットは白い綿サテンからカットされ、柔らかさを高め、微妙な光沢を与えるフレッテ独自の方法で仕上げられている。コラボアイテムには「トム ブラウン」のエンブレムを彷ふつとさせるカスタムラベルと4BARストライプを施した。

その他にも今回のポップアップではブランド初となる“アニマル・バッグ”のメード・トゥ・オーダーやニューヨークから特別に取り寄せたアーカイブの“ツイードコレクション”のルックを展示する。 “アニマル・バッグ”はデザイナーの愛犬であるヘクターをはじめ、ライオン、ウサギ、ヒツジなど、さまざまな動物たちとの遊び心溢れるユニークなアイテム。バッグに付くコインチャームには3文字までイニシャル入れることが可能で、素材、カラーも豊富な種類から選べ、自分だけのアニマルバッグを作ることができる。

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