ショッピングセンターでも15万円のコートが売れる 「タケオキクチ」の百貨店にとらわれない出店戦略

ワールドグループのエクスプローラーズトーキョーが運営するメンズブランド「タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)」がマルチチャネル化を進めている。百貨店主販からショッピングセンター(SC)にも出店先を広げ、セカンドブランド「ティーケー タケオキクチ(TK. TAKEO KIKUCHI)」とミックスしたMDで提案の幅を広げる。グループ内で先行する海外展開においては、東南アジアで好感触を得る。

SCの上質化志向で
リーシングの引き合い高まる

従来は大人の男性がターゲットの「タケオキクチ」は百貨店向け、若者向けセカンドブランドの「ティーケー」はSCや駅ビル向けと、ブランドを明確に棲み分けていた。だが「タケオキクチ」は近年、出店チャネルをSCにも広げている。尾関修司エクスプローラーズトーキョー社長は「近年はMDの上質化を志向するSCが増え、『タケオキクチ』の(リーシングにおける)引き合いが高まっている」と背景を説明する。

現在、「タケオキクチ」の国内90店舗のうちSCが5店舗。ららぽーとTOKYO-BAY(千葉)、ららぽーと富士見(埼玉)、ららぽーと福岡、MARK IS みなとみらい(神奈川)、ららぽーと海老名(同)に店を出している。これらの店舗では「タケオキクチ」と「ティーケー」の商品を共存させている。

「われわれはこれまで、販路によって『売れる商品』『売れない商品』を決めつけすぎていた。SCだからといって、高い商材が売れないわけではない」。40周年を期に今春スタートした「タケオキクチ」の最上位レーベル“ザ・フラッグシップ(THE FLAGSHIP)”は、百貨店店舗だけでなくSC店舗にも導入している。「(“ザ・フラッグシップ”の)15万円のコートもSCで売れている。大事なことは百貨店と変わらず、丁寧な接客を通じて商品のクオリティーを伝えることだ」。

「タケオキクチ」は男性向けギフトとして、女性客の需要も大きい。百貨店店舗では女性客比率が平時で3割、クリスマスシーズンは7割に達する。SC店舗でもギフトニーズを刈り取れている。

タイのエグゼグティブに支持
50万のオーダースーツまとめ買い

東南アジアでは14店舗を構える。ビジネスチャンスが大きいのは、2017年から現地の流通大手・サハグループと組み、9店舗を出しているタイだ。すでに現地では認知が一定程度浸透しており、ブランドイメージもいい。マスボリューム層からも幅広く人気の日本と比較して、タイでは高級官職や資産家などの富裕層が顧客リストに連ねるなど、エグゼグティブ層からの支持がより厚い。青森・弘前の提携工場で作る「ジャパンメイド」を前面に謳ったオーダースーツの販売会が好評で、「客単価も非常に高く、1点あたり50万円程度するスーツを3着程度まとめ買いするお客さまもいらっしゃる」という。

海外での知名度向上により、国内店舗も恩恵を受けている。東京・渋谷明治通り本店はインバウンド客の比率が4割に達した。

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「ディオール」が新しい概念のスティックファンデーションとチーク&ハイライトを発売 日本人女性のために開発されたカラー

「ディオール(DIOR)」は7月5日、スティックファンデーション“ディオールスキン フォーエヴァー スキン パーフェクト スティック”(全6色、各7370円)とチーク&ハイライトのデュオパレット“ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウ”(全4色、各8470円)を発売する。カラーや質感のコントラストで顔立ちをデザインし、立体感を際立たせる2アイテムだ。

“ディオールスキン フォーエヴァー スキン パーフェクト スティック”は、肌にのせるとクリームがパウダーに変化するテクスチャーが特徴のスティックファンデーション。毛穴や色ムラ、凹凸などの肌悩みをカバーしながら、素肌のような自然な付け心地をかなえる。抗酸化作用に優れたアイリス エキスをはじめ、自然由来成分を86%配合。長時間みずみずしい潤いを与え、スキンケア効果を実現する。2012年12月に発売した“フェイシャル コットン”ぶりに日本で処方を開発し、日本人の肌色にマッチする6色をそろえる。

“ディオールスキン ルージュ ブラッシュ カラー&グロウ”は、「ディオール」初となるチーク&ハイライトのデュオパレット。左側にセットしたマットなチークカラーは、肌の透明感を引き出し、柔らかな血色感を与える。右側にセットしたハイライトカラーは、繊細な多面パールが光を反射し、内側から輝くような肌を演出する。ピンクマットとライラックグロウの“287 ディオラムール”は、日本人女性のために作られた。ブルーパープルが肌に透明感を与える。“257 ディオリビエラ”はピンクマットとゴールドグロウを合わせ、華やかなきらめきが特徴。コーラルマットとピンクグロウの“457 ディオレット”は、フレッシュな印象を与える。“100 ディオリッシモ”は、コントゥアリングマットとヌードグロウがスタイリッシュな立体感を演出する。

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「ディオール」は千鳥格子「アナスイ」はハート型、キュートな限定デザインコスメに注目! 今週発売のビューティアイテム11選【5/27〜6/2】

メイクアップやスキンケア、ヘアケア、フレグランス、美容家電などビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は5月27〜6月2日に発売するアイテムを紹介します。毎日使うコスメだからこそ、デザインにもこだわりたいもの。今週は「ディオール(DIOR)」のマルチクリーム“ル ボーム”の1周年記念限定デザイン。クチュールから着想したピンクカラーの千鳥格子柄ケースアイテムや、ハート型のケースとビビッドなカラーが特徴的な「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」のアイシャドウ“ヴィヴィッド アイカラー”が登場。心躍るデザインは必見です。ほか、「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」とアーティストのコインパーキングデリバリー(COIN PARKING DELIVERY)がコラボレーションした“クリーム UFC 限定エディション”、任天堂のゲーム「スーパーマリオ」のピーチ姫をモチーフにしたバンダイの化粧品ブランド「クレアボーテ(CREERBEAUTE)」のアイテムも遊び心たっぷりです。

【5月28日発売】
ラネージュ
(LANEIGE)

人気のリップマスクのミニサイズ4種セットと限定フレーバーのリップ

「ラネージュ(LANEIGE)」は、人気のリップマスク“リップスリーピングマスク”のミニサイズ4種をセットにした“リップスリーピングマスク ドリーミーリップキット”と、甘酸っぱい青りんごとキャラメルをミックスした限定のフレーバー“リップスリーピングマスク キャラメルアップル”を数量限定で発売する。キットは、ベリーやマンゴー、スイートキャンディーの定番のフレーバーに加え、同キットだけの限定フレーバーであるジューシーな桃が香るピーチアイスティーを含める4種を組み合わせた。

■商品詳細

“リップスリーピングマスク ドリーミーリップキット”(3g×4種、2090円)
“リップスリーピングマスク キャラメルアップル”(20g、2365円)

【5月29日発売】
「無印良品」

 スキンケア“薬用クリアケア”シリーズが刷新 
全アイテム医薬部外品に 

「無印良品」は肌を清潔に保ち、ニキビや肌荒れをケアする“薬用クリアケア”シリーズをリニューアル発売する。シミやそばかすを防ぐ美容液や集中ケア美容液の2品を拡充している。リニューアルにあたり成分を強化し、天然由来成分100%にもこだわってパラベンフリーやアルコールフリーなどで肌へのやさしさを追求した。ラインアップは拭き取り化粧水、化粧水、乳液、オールインワンジェル、美容液、集中ケア美容液の全6種だ。

■商品詳細

拭き取り化粧水(本品300mL、各1690円/詰替用、各1490円/携帯用、各490円)
化粧水(本品300mL、各1690円/詰替用、各1490円/携帯用、各490円)
乳液(本品300mL、各1690円/詰替用、各1490円/携帯用、各490円)
オールインワンジェル(本品200g、2290円/詰替用、各1990円/携帯用、各490円)
美容液(50mL、1490円)
集中ケア美容液(10g、990円)

【5月30日発売】
エムアイエムシー
(MIMC)

希少な“ブルガリアンローズ”を詰め込んだ化粧水ミスト

「エムアイエムシー(MIMC)」は、化粧水ミスト“オーガニックローズスキンミスト”を発売する。ブルガリアンローズをキー成分に配合した“ローズ シューティカル”ラインの第3弾として登場。みずみずしくしっとりとしたハリのある肌に整え、外出先でも簡便に潤い補給をすることが可能だ。芳醇なローズの香りのきめ細かなマイクロミストで、全身でローズウオーターを浴びることができる。

■商品詳細

“オーガニックローズスキンミスト”(110g、4950円)

【5月31日発売】
デジャヴュ
(DEJAVU)

極細ペンシルアイライナーからくすみピンクの限定色

「デジャヴュ(DEJAVU)」は、汗や皮脂にもにじみにくいペンシルアイライナー“ラスティンファインE 極細クリームペンシル“から限定色“フォギーピンク”を発売する。肌なじみの良い血色感がありながら、目のフレームに奥行き感を演出。“大人っぽいかわいさ”を漂わせながら、目元をさりげなく際立たせ瞳をふわっと大きく見せる。

■商品詳細

“ラスティンファインE 極細クリームペンシル“(限定、フォギーピンク、1320円)

【5月31日発売】
クレアボーテ
(CREERBEAUTE)

「スーパーマリオ」ピーチ姫のコスメ

バンダイが運営する化粧品ブランド「クレアボーテ(CREERBEAUTE)」は、任天堂のゲーム「スーパーマリオ」のキャラクターであるピーチ姫をモチーフにした大人向け本格コスメ“スーパーマリオ ピーチ姫 コスメ”シリーズを発売する。リップグロス、フェイスマスク、フェイス&アイカラーの3種をそろえる。コラーゲンを配合したオイルタイプのリップグロスは、ほのかに色づくピンクカラーでピーチ姫のようなぷっくりとした唇を演出する。ピンクローズが香るフェイスマスクは、上品で艶やかな肌に導き、フェイス&アイカラーはパウダーとバームの2種のテクスチャーで全6種を用意した。

■商品詳細

“スーパーマリオ ピーチ姫 リップグロス”(1650円)
“スーパーマリオ ピーチ姫 フェイスマスク”(7枚入り、858円)
“スーパーマリオ ピーチ姫 フェイス&アイカラー”(各550円)

【5月31日発売】
キールズ
(KIEHL'S SINCE 1851)

No.1クリームが
アーティストのコインパーキングデリバリーとコラボ

「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」は、アーティストのコインパーキングデリバリー(COIN PARKING DELIVERY)とコラボレーションした“クリーム UFC 限定エディション”を発売する。潤いを持続しながら夏でもベタつかないテクスチャーである同商品を訴求する限定パッケージだ。容器の蓋上部にストリートアートを彷彿させる大胆なタッチに愛嬌のあるポップなキャラクターをデザインしている。

■商品詳細

“クリーム UFC 限定エディション”(28mL、2970円/2種、50mL、各4950円)

【5月31日発売】
ディオール
(DIOR)

定番マルチクリームから
“ピンクの千鳥格子“限定デザインが登場

「ディオール(DIOR)」は、クチュールから着想したファッショナブルなケースのマルチ クリーム“ル ボーム”の1周年記念限定デザインを数量限定で発売する。同商品はハンドやボディー、フェイス、ネイルにマルチに使えるクリームで、乾燥などにさらされる肌のバリア機能をサポートし潤いを与えて保護する。

■商品詳細

“ル ボーム”(50mL、7480円)

【6月1日発売】
ハッチ
(HACCI)

トラベルサイズの“はちみつ洗顔石けん”

「ハッチ(HACCI)」は“はちみつ洗顔石けん トラベルサイズ 2024SS”を数量限定で発売する。夏らしいクリア素材でカラフルなバッグ型のパッケージに、5gサイズの石けん4個と泡立てネットをセットにした。はちみつを10%以上配合し90日間以上熟成させる枠練り製法を採用した“はちみつ洗顔石けん”は、ぽってりとしたきめ細かい泡が人気のロングセラー商品だ。

■商品詳細

“はちみつ洗顔石けん トラベルサイズ 2024SS”(4個入り、2860円)

【6月1日発売】
パーフェクトワンフォーカス
(PERFECT ONE FOCUS)

ポムポムプリン&クロミとコラボのクレンジングバーム

「パーフェクトワンフォーカス(PERFECT ONE FOCUS)」は、ポムポムプリンとクロミとコラボレーションしたクレンジングバームを数量限定で発売する。“スムースクレンジングバーム”は毛穴悩みに適したW洗顔不要のクレンジングバームで、“スムースクレンジングバーム ディープブラック”は、黒ずみ毛穴に悩む人やしっかりメイクをやさしく落としたい人におすすめのアイテム。パッケージには同コラボレーションオリジナルのイラストを描いた。

■商品詳細

“スムースクレンジングバーム”(75g、2970円)
“スムースクレンジングバーム ディープブラック”(75g、2970円)

【6月1日発売】
ラネージュ
(LANEIGE)

 「マシュマロ肌」に導くフェイスパウダー

「ラネージュ(LANEIGE)」は人気のクッションファンデーション“ネオ”シリーズから、“ネオ エッセンシャル フィニッシュパウダー”を発売する。皮脂や毛穴、肌の凹凸をカバーするフェイスパウダーで、さらさらとした仕上がりとしっとり感を両立し柔らかな印象の肌に導く。パッケージには、ブランド初の新素材シリコンメッシュを採用し使用量を調整しやすくした。コンパクトタイプで、同シリーズと組み換えて使用することも可能だ。

■商品詳細

“ネオ エッセンシャル フィニッシュパウダー”(3000円)

【6月1日発売】
アナ スイ コスメティックス
(ANNA SUI COSMETICS)

ハート型の2色アイシャドウ全3種

「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は、ビビッドカラーの2色をセットにしたアイシャドウ“ヴィヴィッド アイカラー”を数量限定で発売する。同商品は鮮やかな発色を楽しめるハート型のデュオアイカラーで、皮脂になじみにくいパウダーを配合したことでくすみにくく、鮮やかな発色が長時間続く。カラーは3種で、夜更けと夜明けを表現したパープル×レッド、パールが煌めくグリーン×イエロー、海辺で解放感に浸るシーンをイメージしたパールピンク×深みのあるブルーを用意する。

■商品詳細

“ヴィヴィッド アイカラー”(全3種、各3300円)

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「ディオール」は千鳥格子「アナスイ」はハート型、キュートな限定デザインコスメに注目! 今週発売のビューティアイテム11選【5/27〜6/2】

メイクアップやスキンケア、ヘアケア、フレグランス、美容家電などビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は5月27〜6月2日に発売するアイテムを紹介します。毎日使うコスメだからこそ、デザインにもこだわりたいもの。今週は「ディオール(DIOR)」のマルチクリーム“ル ボーム”の1周年記念限定デザイン。クチュールから着想したピンクカラーの千鳥格子柄ケースアイテムや、ハート型のケースとビビッドなカラーが特徴的な「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」のアイシャドウ“ヴィヴィッド アイカラー”が登場。心躍るデザインは必見です。ほか、「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」とアーティストのコインパーキングデリバリー(COIN PARKING DELIVERY)がコラボレーションした“クリーム UFC 限定エディション”、任天堂のゲーム「スーパーマリオ」のピーチ姫をモチーフにしたバンダイの化粧品ブランド「クレアボーテ(CREERBEAUTE)」のアイテムも遊び心たっぷりです。

【5月28日発売】
ラネージュ
(LANEIGE)

人気のリップマスクのミニサイズ4種セットと限定フレーバーのリップ

「ラネージュ(LANEIGE)」は、人気のリップマスク“リップスリーピングマスク”のミニサイズ4種をセットにした“リップスリーピングマスク ドリーミーリップキット”と、甘酸っぱい青りんごとキャラメルをミックスした限定のフレーバー“リップスリーピングマスク キャラメルアップル”を数量限定で発売する。キットは、ベリーやマンゴー、スイートキャンディーの定番のフレーバーに加え、同キットだけの限定フレーバーであるジューシーな桃が香るピーチアイスティーを含める4種を組み合わせた。

■商品詳細

“リップスリーピングマスク ドリーミーリップキット”(3g×4種、2090円)
“リップスリーピングマスク キャラメルアップル”(20g、2365円)

【5月29日発売】
「無印良品」

 スキンケア“薬用クリアケア”シリーズが刷新 
全アイテム医薬部外品に 

「無印良品」は肌を清潔に保ち、ニキビや肌荒れをケアする“薬用クリアケア”シリーズをリニューアル発売する。シミやそばかすを防ぐ美容液や集中ケア美容液の2品を拡充している。リニューアルにあたり成分を強化し、天然由来成分100%にもこだわってパラベンフリーやアルコールフリーなどで肌へのやさしさを追求した。ラインアップは拭き取り化粧水、化粧水、乳液、オールインワンジェル、美容液、集中ケア美容液の全6種だ。

■商品詳細

拭き取り化粧水(本品300mL、各1690円/詰替用、各1490円/携帯用、各490円)
化粧水(本品300mL、各1690円/詰替用、各1490円/携帯用、各490円)
乳液(本品300mL、各1690円/詰替用、各1490円/携帯用、各490円)
オールインワンジェル(本品200g、2290円/詰替用、各1990円/携帯用、各490円)
美容液(50mL、1490円)
集中ケア美容液(10g、990円)

【5月30日発売】
エムアイエムシー
(MIMC)

希少な“ブルガリアンローズ”を詰め込んだ化粧水ミスト

「エムアイエムシー(MIMC)」は、化粧水ミスト“オーガニックローズスキンミスト”を発売する。ブルガリアンローズをキー成分に配合した“ローズ シューティカル”ラインの第3弾として登場。みずみずしくしっとりとしたハリのある肌に整え、外出先でも簡便に潤い補給をすることが可能だ。芳醇なローズの香りのきめ細かなマイクロミストで、全身でローズウオーターを浴びることができる。

■商品詳細

“オーガニックローズスキンミスト”(110g、4950円)

【5月31日発売】
デジャヴュ
(DEJAVU)

極細ペンシルアイライナーからくすみピンクの限定色

「デジャヴュ(DEJAVU)」は、汗や皮脂にもにじみにくいペンシルアイライナー“ラスティンファインE 極細クリームペンシル“から限定色“フォギーピンク”を発売する。肌なじみの良い血色感がありながら、目のフレームに奥行き感を演出。“大人っぽいかわいさ”を漂わせながら、目元をさりげなく際立たせ瞳をふわっと大きく見せる。

■商品詳細

“ラスティンファインE 極細クリームペンシル“(限定、フォギーピンク、1320円)

【5月31日発売】
クレアボーテ
(CREERBEAUTE)

「スーパーマリオ」ピーチ姫のコスメ

バンダイが運営する化粧品ブランド「クレアボーテ(CREERBEAUTE)」は、任天堂のゲーム「スーパーマリオ」のキャラクターであるピーチ姫をモチーフにした大人向け本格コスメ“スーパーマリオ ピーチ姫 コスメ”シリーズを発売する。リップグロス、フェイスマスク、フェイス&アイカラーの3種をそろえる。コラーゲンを配合したオイルタイプのリップグロスは、ほのかに色づくピンクカラーでピーチ姫のようなぷっくりとした唇を演出する。ピンクローズが香るフェイスマスクは、上品で艶やかな肌に導き、フェイス&アイカラーはパウダーとバームの2種のテクスチャーで全6種を用意した。

■商品詳細

“スーパーマリオ ピーチ姫 リップグロス”(1650円)
“スーパーマリオ ピーチ姫 フェイスマスク”(7枚入り、858円)
“スーパーマリオ ピーチ姫 フェイス&アイカラー”(各550円)

【5月31日発売】
キールズ
(KIEHL'S SINCE 1851)

No.1クリームが
アーティストのコインパーキングデリバリーとコラボ

「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」は、アーティストのコインパーキングデリバリー(COIN PARKING DELIVERY)とコラボレーションした“クリーム UFC 限定エディション”を発売する。潤いを持続しながら夏でもベタつかないテクスチャーである同商品を訴求する限定パッケージだ。容器の蓋上部にストリートアートを彷彿させる大胆なタッチに愛嬌のあるポップなキャラクターをデザインしている。

■商品詳細

“クリーム UFC 限定エディション”(28mL、2970円/2種、50mL、各4950円)

【5月31日発売】
ディオール
(DIOR)

定番マルチクリームから
“ピンクの千鳥格子“限定デザインが登場

「ディオール(DIOR)」は、クチュールから着想したファッショナブルなケースのマルチ クリーム“ル ボーム”の1周年記念限定デザインを数量限定で発売する。同商品はハンドやボディー、フェイス、ネイルにマルチに使えるクリームで、乾燥などにさらされる肌のバリア機能をサポートし潤いを与えて保護する。

■商品詳細

“ル ボーム”(50mL、7480円)

【6月1日発売】
ハッチ
(HACCI)

トラベルサイズの“はちみつ洗顔石けん”

「ハッチ(HACCI)」は“はちみつ洗顔石けん トラベルサイズ 2024SS”を数量限定で発売する。夏らしいクリア素材でカラフルなバッグ型のパッケージに、5gサイズの石けん4個と泡立てネットをセットにした。はちみつを10%以上配合し90日間以上熟成させる枠練り製法を採用した“はちみつ洗顔石けん”は、ぽってりとしたきめ細かい泡が人気のロングセラー商品だ。

■商品詳細

“はちみつ洗顔石けん トラベルサイズ 2024SS”(4個入り、2860円)

【6月1日発売】
パーフェクトワンフォーカス
(PERFECT ONE FOCUS)

ポムポムプリン&クロミとコラボのクレンジングバーム

「パーフェクトワンフォーカス(PERFECT ONE FOCUS)」は、ポムポムプリンとクロミとコラボレーションしたクレンジングバームを数量限定で発売する。“スムースクレンジングバーム”は毛穴悩みに適したW洗顔不要のクレンジングバームで、“スムースクレンジングバーム ディープブラック”は、黒ずみ毛穴に悩む人やしっかりメイクをやさしく落としたい人におすすめのアイテム。パッケージには同コラボレーションオリジナルのイラストを描いた。

■商品詳細

“スムースクレンジングバーム”(75g、2970円)
“スムースクレンジングバーム ディープブラック”(75g、2970円)

【6月1日発売】
ラネージュ
(LANEIGE)

 「マシュマロ肌」に導くフェイスパウダー

「ラネージュ(LANEIGE)」は人気のクッションファンデーション“ネオ”シリーズから、“ネオ エッセンシャル フィニッシュパウダー”を発売する。皮脂や毛穴、肌の凹凸をカバーするフェイスパウダーで、さらさらとした仕上がりとしっとり感を両立し柔らかな印象の肌に導く。パッケージには、ブランド初の新素材シリコンメッシュを採用し使用量を調整しやすくした。コンパクトタイプで、同シリーズと組み換えて使用することも可能だ。

■商品詳細

“ネオ エッセンシャル フィニッシュパウダー”(3000円)

【6月1日発売】
アナ スイ コスメティックス
(ANNA SUI COSMETICS)

ハート型の2色アイシャドウ全3種

「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は、ビビッドカラーの2色をセットにしたアイシャドウ“ヴィヴィッド アイカラー”を数量限定で発売する。同商品は鮮やかな発色を楽しめるハート型のデュオアイカラーで、皮脂になじみにくいパウダーを配合したことでくすみにくく、鮮やかな発色が長時間続く。カラーは3種で、夜更けと夜明けを表現したパープル×レッド、パールが煌めくグリーン×イエロー、海辺で解放感に浸るシーンをイメージしたパールピンク×深みのあるブルーを用意する。

■商品詳細

“ヴィヴィッド アイカラー”(全3種、各3300円)

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SEVENTEENミンギュと俳優ノ・ユンソが韓国発のパーソナルケアブランド「アノブ」のグローバルアンバサダーに就任

韓国発のパーソナルケアブランド「アノブ(UNOVE)」は、K-POPグループ、セブンティーン(SEVENTEEN)のミンギュ(MINGYU)と韓国の俳優ノ・ユンソ(ROH YOONSEO)をグローバルアンバサダーに起用した。

ヘアケアラインのコンセプトは“羨望の柔らかさと香りで「私」を解き放つ”。シャンプーやトリートメントに加えてスペシャルケアアイテムなどの豊富なラインアップを展開しており、ダメージ髪に本質的な栄養を与え、柔らかさや香りをもとにムードをまとわせるのが特徴だ。

今後、アンバサダーの2人はキャンペーンプロモーション、多彩なグッズ、ポップアップストアなど、様々な活動を共に行っていくほか、日本、東南アジアなどグローバルキャンペーンを同時に進行し、グローバル市場での活動を強化していく。

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ケガで松葉杖のMDが自ら証明! 「ステッピ」の新作シューズはハンズフリーで履ける

オンワード樫山のニットシューズブランド「ステッピ(STEPPI)」が、一昨年のスタートから累計10万足を販売するなど好調だ。ナンバーワンヒット商品の“ベーシックポインテッドパンプス”(7990円)に代表される軽量、はっ水、洗濯機洗い可能といった機能性や扱いやすさが、働く女性やママの支持を得ている。同ブランドは22日、“医療従事者向け”をうたう新作ニットシューズを発売。これが一般消費者にも手にとってほしい秀逸なプロダクトに仕上がっている。

エッセンシャルワーカーのための機能は
ママやシニアにとっても心強い

新発売した“多機能ニットシューズ”(9990円)は上で挙げた「ステッピ」の基本機能に加えて、「抗菌防臭ソール」、「絶対にすべらないアウトソール(靴底)」、「手を使わずに脱ぎ履きできる」という3つの新機能を搭載した。常にクリーンな状態を保たなければならない医療現場では、手を使って脱ぎ履きすれば都度消毒する必要が出てくるし、滑って転倒すれば重大な事故にもつながりかねない。まさに人命を預かるエッセンシャルワーカーのための一足だ。

だがその合理的な機能性とルックスは、日常シーンでも多いに役立つはず。特に「手を使わず脱ぎ履きできる」という点は魅力的。妊娠中の女性や膝に不安を抱えるシニアは靴を履くためにしゃがむ負担が解消されるし、育児中のパパ・ママにとっても、子供を抱えたままスポっと履けるのはありがたい(サイズ展開は22.0〜28.0cmで男女兼用)。

「サンダルやスリッポンを履けばいいのでは?」というツッコミが入りそうだが、カジュアルすぎてそうはいかない職場やシーンは意外と多い。3年前に発売した「ナイキ(NIKE)」のハンズフリースニーカー“ゴー フライ イーズ”もちょっとスポーティー感が強い。その点、シンプルでオーセンティックなデザインの「ステッピ」のニットシューズは活躍の場が広そうだ。

趣味のウインタースポーツで負傷も
新作ニットシューズなら脱ぎ履き楽チン

だが、本当に手を使わず脱ぎ履きできるのだろうかーー?そんな疑問に応えてくれたのが「ステッピ」の山本洋輔MDだ。(だいぶ前の話になるが)このニットシューズが関係者向けにお披露目された昨年12月の展示会で、山本MDはなんと松葉杖をついて登場。ギブスでがっちり固定された片足のワケを聞けば、趣味のウインタースポーツで「やってしまった」と苦笑い(現在は完治)。

なんともタイムリー(?)なので、松葉杖で両手の塞がった山本MD自ら“実証”してもらった。すると、足をぐりぐりねじ込むことなく、つま先を「トントン」することもなく、滑らかに足が収まった。記者の不安が杞憂であることを満身創痍で証明してくれた山本MDに、思わず拍手。

「医療現場の足元に選択肢を」
厳しい環境にも応えられる自信作

「医療従事者の装いに関して言うと、白衣に関しては色や機能などを含めてバリエーションが充実している。しかし足元については本当に選択肢が少ないのが現状だ。(新発売のスニーカーは)整形外科の先生と5、6回を打ち合わせを繰り返した末に完成した、医療現場の厳しいリクエストに応えられる自信作。だからこそ、医療従事者以外の方にも履いていただき、その機能性を実感していただきたい」(山本MD)。

“多機能ニットシューズ”は、同社のOMO型ブランド複合店舗「オンワード・クローゼット セレクト(ONWARD CROSSET SELECT)」をはじめ全国約200の実店舗と、公式EC「オンワード・クローゼット」で購入できる。

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ケガで松葉杖のMDが自ら証明! 「ステッピ」の新作シューズはハンズフリーで履ける

オンワード樫山のニットシューズブランド「ステッピ(STEPPI)」が、一昨年のスタートから累計10万足を販売するなど好調だ。ナンバーワンヒット商品の“ベーシックポインテッドパンプス”(7990円)に代表される軽量、はっ水、洗濯機洗い可能といった機能性や扱いやすさが、働く女性やママの支持を得ている。同ブランドは22日、“医療従事者向け”をうたう新作ニットシューズを発売。これが一般消費者にも手にとってほしい秀逸なプロダクトに仕上がっている。

エッセンシャルワーカーのための機能は
ママやシニアにとっても心強い

新発売した“多機能ニットシューズ”(9990円)は上で挙げた「ステッピ」の基本機能に加えて、「抗菌防臭ソール」、「絶対にすべらないアウトソール(靴底)」、「手を使わずに脱ぎ履きできる」という3つの新機能を搭載した。常にクリーンな状態を保たなければならない医療現場では、手を使って脱ぎ履きすれば都度消毒する必要が出てくるし、滑って転倒すれば重大な事故にもつながりかねない。まさに人命を預かるエッセンシャルワーカーのための一足だ。

だがその合理的な機能性とルックスは、日常シーンでも多いに役立つはず。特に「手を使わず脱ぎ履きできる」という点は魅力的。妊娠中の女性や膝に不安を抱えるシニアは靴を履くためにしゃがむ負担が解消されるし、育児中のパパ・ママにとっても、子供を抱えたままスポっと履けるのはありがたい(サイズ展開は22.0〜28.0cmで男女兼用)。

「サンダルやスリッポンを履けばいいのでは?」というツッコミが入りそうだが、カジュアルすぎてそうはいかない職場やシーンは意外と多い。3年前に発売した「ナイキ(NIKE)」のハンズフリースニーカー“ゴー フライ イーズ”もちょっとスポーティー感が強い。その点、シンプルでオーセンティックなデザインの「ステッピ」のニットシューズは活躍の場が広そうだ。

趣味のウインタースポーツで負傷も
新作ニットシューズなら脱ぎ履き楽チン

だが、本当に手を使わず脱ぎ履きできるのだろうかーー?そんな疑問に応えてくれたのが「ステッピ」の山本洋輔MDだ。(だいぶ前の話になるが)このニットシューズが関係者向けにお披露目された昨年12月の展示会で、山本MDはなんと松葉杖をついて登場。ギブスでがっちり固定された片足のワケを聞けば、趣味のウインタースポーツで「やってしまった」と苦笑い(現在は完治)。

なんともタイムリー(?)なので、松葉杖で両手の塞がった山本MD自ら“実証”してもらった。すると、足をぐりぐりねじ込むことなく、つま先を「トントン」することもなく、滑らかに足が収まった。記者の不安が杞憂であることを満身創痍で証明してくれた山本MDに、思わず拍手。

「医療現場の足元に選択肢を」
厳しい環境にも応えられる自信作

「医療従事者の装いに関して言うと、白衣に関しては色や機能などを含めてバリエーションが充実している。しかし足元については本当に選択肢が少ないのが現状だ。(新発売のスニーカーは)整形外科の先生と5、6回を打ち合わせを繰り返した末に完成した、医療現場の厳しいリクエストに応えられる自信作。だからこそ、医療従事者以外の方にも履いていただき、その機能性を実感していただきたい」(山本MD)。

“多機能ニットシューズ”は、同社のOMO型ブランド複合店舗「オンワード・クローゼット セレクト(ONWARD CROSSET SELECT)」をはじめ全国約200の実店舗と、公式EC「オンワード・クローゼット」で購入できる。

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「ミシャ」がTWICEサナをブランドミューズに継続 カード&チャーム付きの限定セットも発売

韓国のコスメブランド「ミシャ(MISSHA)」は、グローバルガールズグループTWICEのサナ(SANA)を引き続きブランドミューズに起用する。人気スキンケアシリーズ“ビタシープラス”の新ビジュアルではクールな表情を魅せるサナの姿を公開しているほか、5月28日からはスペシャルセットを発売する。 

サナの継続起用を記念し28日に発売する“ビタミンCスキンケアセット”(8700円)は、“ビタシープラス 化粧水”(200mL)、“ビタシープラス 美容液”(30mL)、“ビタシープラス フレッシュプレス 美容液”(15g)、“ビタシープラス マイクロニードル コンセントレートパッチ”(3パウチ入り)のほか、サナのプリントサイン入りカード、オリジナルデコシール、オリジナルチャームのノベルティ3点をセットにした。

セットに含まれる“マイクロニードル コンセントレートパッチ”は、ビタミンCとレチノールを配合し、3パウチ入り(1パウチ2枚入り)で価格は2640円。6月7日から全国のドラッグストア、バラエティストアで順次発売する。

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「ケイト」が“脱色級”眉マスカラ&焙煎コーヒーカラーの限定4色アイシャドウを発売

「ケイト(KATE)」は7月20日、自眉の黒を和らげてふんわりとした自然な眉メイクをかなえる“脱色級”のアイブロウマスカラ“3DアイブロウカラーZ”(全6色、各935円※編集部調べ、以下同)や、定番の4色アイシャドウパレット“デザイニングブラウンアイズ”(各1320円)の限定焙煎コーヒーカラー2種などを発売する。

“3DアイブロウカラーZ”は柔らかなグレイッシュカラーが特徴で、自眉の黒を抑えるパールを配合している。高発色で、脱色したような眉メイクに仕上げる。カラーはブラウンやピンクベージュ、ダークグレージュなどの全6色だ。

“デザイニングブラウンアイズ”の限定2種は、コーヒーの焙煎度合い別に淡い“浅煎ブラウン”と、濃厚な“深煎りブラウン”を用意した。パレットに配置しているカラーニュアンスシェードを目尻に塗布すると、目幅を拡張し、大きな目元が完成する。

ほか、毛穴をカバーしながらトーンアップする化粧下地“スノースキンベース クールラベンダー”[SPF50・PA+++](全2色、各1540円)、単色アイシャドウ“ザ アイカラー”(各715円)の新2色、高発色&高密着のジェルアイライナー“ラスティングジェルアイライナーZ”(限定2色、1980円)、一部店舗およびウェブで取り扱うアイライナー“スーパーシャープライナーEX4.0”の超極細ラインが描けるショート筆タイプ(リフィル、1100円/専用ホルダー、330円)も販売する。

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「リモワ」×「エメ レオン ドレ」のトランクや「クラネ」のリバカリーサンダルなど! 来週発売のファッションアイテム10選【5/27〜6/2】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は5月27〜6月2日に発売するアイテムを紹介します。「リモワ(RIMOWA)」と「エメ レオン ドレ(AIME LEON DORE)」がコラボしたトランク2型が5月31日に発売します。とっても素敵なカラーだと思ったら「エメ レオン ドレ」のシグニチャーカラーのグリーンを採用しているそう。トランクの内側のテキスタイルと相まって、シックで上品な仕上がりです。「クラネ(CLANE)」からは「リグ(RIG)」とコラボしたリカバリーサンダルが5月28日に発売になります。「リグ」は⽇本⼈にとって最も快適になるように設計されたリカバリーサンダルのブランドだそう。その履き心地が気になります。これからのアウトドアで活躍するリカバリーサンダル、自分のお気に入りの一足を見つけるのもいいですね。

【5月27日発売】
グラニフ
(GRANIPH)

「ドラクエ」と第5弾コラボ
キッズサイズを含む27型

グラニフは、ゲーム作品「ドラゴンクエスト」との第5弾コラボアイテムを発売する。ラインアップは、Tシャツや半袖シャツ、開襟シャツ、パンツのほか、キャップやハットなど。またキッズサイズのTシャツとハットも用意する。ドットで描いたキャラクター“スライム”をはじめ、同作を象徴する意匠をアイテム各所にあしらった。

■商品詳細

Tシャツ(3500円〜)
半袖シャツ(6900円)
パンツ(7900円)
Tシャツ/キッズ(2500円〜)
ハット/キッズ(3500円)
※一部商品

【5月28日発売】
シチズン
(CITIZEN)

ブランド100周年記念
6ブランドから数量限定ウオッチ

「シチズン(CITIZEN)」は、同ブランド時計100周年を記念し、“レイヤーズオブタイム(LAYERS OF TIME)”コレクションと題したウオッチを数量限定で発売する。同コレクションは、「シチズン エクシード」「シチズン アテッサ」「シチズン プロマスター」など6ブランドから、全7モデルをラインアップ。“ときの積層”をテーマに、長い年月を経て形成される、地層や鉱物を構造色文字盤で表現している。また同社独自の光発電“エコ・ドライブ”を全型に搭載する。

■商品詳細

「シチズン エクシード」のウオッチ(19万8000円/限定450本)
「シチズン アテッサ」のウオッチ(34万1000円/世界限定1900本)
「シチズン プロマスター」のウオッチ(12万1000円/世界限定1万本)
「シチズンコレクション」のウオッチ(7万1500円/世界限定2400本)
「シチズン クロスシー」のウオッチ(12万1000円/世界限定1500本)
※一部商品

【5月29日先行発売】
ワイルドサイド ヨウジヤマモト
(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)

IZUMONSTERと初コラボ
阪急メンズ東京ポップアップで先行発売

“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は、刺青師、ソフビ作家のIZUMONSTERと初コラボアイテムを発売する。また5月29日〜6月4日の期間、阪急メンズ東京1階でポップアップをオープンし、同アイテムの先行販売を行う。コラボアイテムは、映画「フランケンシュタイン対地底怪獣」をテーマに制作したウエアやトートバッグのほか、ポップアップでのみ販売する限定50点のソフビセットと、別注で制作したソフビもラインアップ。ソフビ商品は、抽選販売で、5月29日12時から専用プラットホームで応募を受け付ける。

■商品詳細

Tシャツ(1万3200円)
シャツ(4万1800円〜)
スカジャン(15万4000円)
トートバッグ(7700円)
ソフビセット(22万円/限定50セット)
※一部商品

【5月31日発売】
アイヴォル
(EYEVOL)

「ブリーフィング ゴルフ」と第2弾コラボ
“街使いとスポーツシーンをシームレスに繋ぐ”がコンセプト

「アイヴォル(EYEVOL)」は、「ブリーフィング ゴルフ(BRIEFING GOLF)」との第2弾コラボアイテムを発売する。“街使いとスポーツシーンをシームレスに繋ぐ”をコンセプトに、ウェリントン型のサングラスとサングラスケースのセット、コーデュラナイロンのキャップをラインアップ。

■商品詳細

サングラス(3万4100円)
キャップ(8690円)

【5月28日発売】
クラネ
(CLANE)

「リグ」とのコラボサンダル
ブラックカラーの厚底仕様

「クラネ(CLANE)」は、「リグ(RIG)」とコラボしたリカバリーサンダルを発売する。同サンダルは、厚底ソールでクッション性のあるサンダル“フリップフロップ2.0”を土台とし、インソールと⿐緒部分に「クラネ」のロゴが⼊るコラボ仕様となっている。

■商品詳細

コラボサンダル(8800円)

【5月31日発売】
ゾフ
(ZOFF)

「ちいかわ」と第2弾コラボ
新たに“モモンガ”“くりまんじゅう”が登場

「ゾフ(ZOFF)」は、キャラクター「ちいかわ」との第2弾となるコラボアイテムを発売する。公式オンラインで先行予約を受け付け中だ。アイテムはメガネ、サングラス、アタッチメントの付け外しでメガネとサングラスの2ウエイ使用できる“ナイト&デイ”モデル、メガネケース、メガネ拭きを取り扱う。バケーションをテーマとし、アイウエアのフロント横にサングラスをかけたキャラクターの顔の意匠を施したほか、オリジナルケースとメガネ拭きが付属する。

■商品詳細

メガネ(9900円)
サングラス(9900円)
アイウエア“ナイト&デイ”モデル(1万2200円)
メガネケース(1800円)
メガネ拭き(900円)

【5月31日発売】
リモワ
(RIMOWA)

「エメ レオン ドレ」がコラボしたトランク2型 

「リモワ(RIMOWA)」は、「エメ レオン ドレ(AIME LEON DORE)」(以下ALD)とコラボしたトランクを発売する。同トランクは、20世紀初頭の旅の黄金期と、「リモワ」のパイオニア精神に着想を得ている。ハンドルにはブラウンのレザーを使用、ロゴバッジにはゴールドカラーの両ブランド名をあしらった。ライニングには、「ALD」の代表的なアートワークであるギリシャの切手をモチーフにした意匠を施した。

■商品詳細

トランク“リモワ×ALD クラシック キャビン” (39万3800円)
トランク“リモワ×ALD クラシック チェスト” (57万3100円)

【5月31日発売】
アディダス
(ADIDAS)

「オルウェイズ」とのコラボ第2弾
アイコニックなチェック柄を採用した“ガゼル”

「アディダス(ADIDAS)」は、「オルウェイズ(ALWAYTH)」とのコラボニーカーを発売する。スリーストライプにチェック柄をあしらい、ナイロンウェビング加工で質感も表現。インソールには青空のモチーフを配し、左足の“ガゼル”のレタリングのみ“オルウェイズ“の文字に変更、ヒールタブには「オルウェイズ」ロゴを配置した。シューレースは無地と「オルウェイズ」定番のリフレクター使用のシューレースをセットで用意する。

■商品詳細

コラボスニーカー(1万8700円)

【6月1日発売】
トム ブラウン
(THOM BROWNE)

阪急うめだ本店でポップアップ
「フレッテ」コラボのホームコレクション

「トム ブラウン(THOM BROWNE)」は6月1〜28日の期間、阪急うめだ本店でポップアップを開催し、ブランド初のホームコレクションを発売する。160年の歴史を持つイタリアのリネンブランド「フレッテ(FRETTE)」とコラボし、クッションやブランケット、バスマット、寝具などをラインアップ。加えて“アニマル・バッグ”のメード・トゥ・オーダーも実施する。

■商品詳細

クッション(5万6100円)
ブランケット(41万5000円)
バスマット(4万5100円)
※一部商品

【6月1日発売】
アダム エ ロペ
(ADAM ET ROPE)

ジュエリーブランド「ノウハウ」と初コラボ
Tシャツ4型とネックレス2型が登場

 「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」は、2018年に誕生したジュエリーブランド「ノウハウ(KNOWHOW JEWELRY)」と初のコラボアイテムを発売する。“Heart Breaker”をテーマに、ロゴを配したTシャツや肩パッド入りのTシャツ、ロゴプレートをあしらったパールネックレスなどをラインアップする。

■商品詳細

Tシャツ(9900円〜)
ネックレス(1万4300円〜)

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「リモワ」×「エメ レオン ドレ」のトランクや「クラネ」のリバカリーサンダルなど! 来週発売のファッションアイテム10選【5/27〜6/2】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は5月27〜6月2日に発売するアイテムを紹介します。「リモワ(RIMOWA)」と「エメ レオン ドレ(AIME LEON DORE)」がコラボしたトランク2型が5月31日に発売します。とっても素敵なカラーだと思ったら「エメ レオン ドレ」のシグニチャーカラーのグリーンを採用しているそう。トランクの内側のテキスタイルと相まって、シックで上品な仕上がりです。「クラネ(CLANE)」からは「リグ(RIG)」とコラボしたリカバリーサンダルが5月28日に発売になります。「リグ」は⽇本⼈にとって最も快適になるように設計されたリカバリーサンダルのブランドだそう。その履き心地が気になります。これからのアウトドアで活躍するリカバリーサンダル、自分のお気に入りの一足を見つけるのもいいですね。

【5月27日発売】
グラニフ
(GRANIPH)

「ドラクエ」と第5弾コラボ
キッズサイズを含む27型

グラニフは、ゲーム作品「ドラゴンクエスト」との第5弾コラボアイテムを発売する。ラインアップは、Tシャツや半袖シャツ、開襟シャツ、パンツのほか、キャップやハットなど。またキッズサイズのTシャツとハットも用意する。ドットで描いたキャラクター“スライム”をはじめ、同作を象徴する意匠をアイテム各所にあしらった。

■商品詳細

Tシャツ(3500円〜)
半袖シャツ(6900円)
パンツ(7900円)
Tシャツ/キッズ(2500円〜)
ハット/キッズ(3500円)
※一部商品

【5月28日発売】
シチズン
(CITIZEN)

ブランド100周年記念
6ブランドから数量限定ウオッチ

「シチズン(CITIZEN)」は、同ブランド時計100周年を記念し、“レイヤーズオブタイム(LAYERS OF TIME)”コレクションと題したウオッチを数量限定で発売する。同コレクションは、「シチズン エクシード」「シチズン アテッサ」「シチズン プロマスター」など6ブランドから、全7モデルをラインアップ。“ときの積層”をテーマに、長い年月を経て形成される、地層や鉱物を構造色文字盤で表現している。また同社独自の光発電“エコ・ドライブ”を全型に搭載する。

■商品詳細

「シチズン エクシード」のウオッチ(19万8000円/限定450本)
「シチズン アテッサ」のウオッチ(34万1000円/世界限定1900本)
「シチズン プロマスター」のウオッチ(12万1000円/世界限定1万本)
「シチズンコレクション」のウオッチ(7万1500円/世界限定2400本)
「シチズン クロスシー」のウオッチ(12万1000円/世界限定1500本)
※一部商品

【5月29日先行発売】
ワイルドサイド ヨウジヤマモト
(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)

IZUMONSTERと初コラボ
阪急メンズ東京ポップアップで先行発売

“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は、刺青師、ソフビ作家のIZUMONSTERと初コラボアイテムを発売する。また5月29日〜6月4日の期間、阪急メンズ東京1階でポップアップをオープンし、同アイテムの先行販売を行う。コラボアイテムは、映画「フランケンシュタイン対地底怪獣」をテーマに制作したウエアやトートバッグのほか、ポップアップでのみ販売する限定50点のソフビセットと、別注で制作したソフビもラインアップ。ソフビ商品は、抽選販売で、5月29日12時から専用プラットホームで応募を受け付ける。

■商品詳細

Tシャツ(1万3200円)
シャツ(4万1800円〜)
スカジャン(15万4000円)
トートバッグ(7700円)
ソフビセット(22万円/限定50セット)
※一部商品

【5月31日発売】
アイヴォル
(EYEVOL)

「ブリーフィング ゴルフ」と第2弾コラボ
“街使いとスポーツシーンをシームレスに繋ぐ”がコンセプト

「アイヴォル(EYEVOL)」は、「ブリーフィング ゴルフ(BRIEFING GOLF)」との第2弾コラボアイテムを発売する。“街使いとスポーツシーンをシームレスに繋ぐ”をコンセプトに、ウェリントン型のサングラスとサングラスケースのセット、コーデュラナイロンのキャップをラインアップ。

■商品詳細

サングラス(3万4100円)
キャップ(8690円)

【5月28日発売】
クラネ
(CLANE)

「リグ」とのコラボサンダル
ブラックカラーの厚底仕様

「クラネ(CLANE)」は、「リグ(RIG)」とコラボしたリカバリーサンダルを発売する。同サンダルは、厚底ソールでクッション性のあるサンダル“フリップフロップ2.0”を土台とし、インソールと⿐緒部分に「クラネ」のロゴが⼊るコラボ仕様となっている。

■商品詳細

コラボサンダル(8800円)

【5月31日発売】
ゾフ
(ZOFF)

「ちいかわ」と第2弾コラボ
新たに“モモンガ”“くりまんじゅう”が登場

「ゾフ(ZOFF)」は、キャラクター「ちいかわ」との第2弾となるコラボアイテムを発売する。公式オンラインで先行予約を受け付け中だ。アイテムはメガネ、サングラス、アタッチメントの付け外しでメガネとサングラスの2ウエイ使用できる“ナイト&デイ”モデル、メガネケース、メガネ拭きを取り扱う。バケーションをテーマとし、アイウエアのフロント横にサングラスをかけたキャラクターの顔の意匠を施したほか、オリジナルケースとメガネ拭きが付属する。

■商品詳細

メガネ(9900円)
サングラス(9900円)
アイウエア“ナイト&デイ”モデル(1万2200円)
メガネケース(1800円)
メガネ拭き(900円)

【5月31日発売】
リモワ
(RIMOWA)

「エメ レオン ドレ」がコラボしたトランク2型 

「リモワ(RIMOWA)」は、「エメ レオン ドレ(AIME LEON DORE)」(以下ALD)とコラボしたトランクを発売する。同トランクは、20世紀初頭の旅の黄金期と、「リモワ」のパイオニア精神に着想を得ている。ハンドルにはブラウンのレザーを使用、ロゴバッジにはゴールドカラーの両ブランド名をあしらった。ライニングには、「ALD」の代表的なアートワークであるギリシャの切手をモチーフにした意匠を施した。

■商品詳細

トランク“リモワ×ALD クラシック キャビン” (39万3800円)
トランク“リモワ×ALD クラシック チェスト” (57万3100円)

【5月31日発売】
アディダス
(ADIDAS)

「オルウェイズ」とのコラボ第2弾
アイコニックなチェック柄を採用した“ガゼル”

「アディダス(ADIDAS)」は、「オルウェイズ(ALWAYTH)」とのコラボニーカーを発売する。スリーストライプにチェック柄をあしらい、ナイロンウェビング加工で質感も表現。インソールには青空のモチーフを配し、左足の“ガゼル”のレタリングのみ“オルウェイズ“の文字に変更、ヒールタブには「オルウェイズ」ロゴを配置した。シューレースは無地と「オルウェイズ」定番のリフレクター使用のシューレースをセットで用意する。

■商品詳細

コラボスニーカー(1万8700円)

【6月1日発売】
トム ブラウン
(THOM BROWNE)

阪急うめだ本店でポップアップ
「フレッテ」コラボのホームコレクション

「トム ブラウン(THOM BROWNE)」は6月1〜28日の期間、阪急うめだ本店でポップアップを開催し、ブランド初のホームコレクションを発売する。160年の歴史を持つイタリアのリネンブランド「フレッテ(FRETTE)」とコラボし、クッションやブランケット、バスマット、寝具などをラインアップ。加えて“アニマル・バッグ”のメード・トゥ・オーダーも実施する。

■商品詳細

クッション(5万6100円)
ブランケット(41万5000円)
バスマット(4万5100円)
※一部商品

【6月1日発売】
アダム エ ロペ
(ADAM ET ROPE)

ジュエリーブランド「ノウハウ」と初コラボ
Tシャツ4型とネックレス2型が登場

 「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」は、2018年に誕生したジュエリーブランド「ノウハウ(KNOWHOW JEWELRY)」と初のコラボアイテムを発売する。“Heart Breaker”をテーマに、ロゴを配したTシャツや肩パッド入りのTシャツ、ロゴプレートをあしらったパールネックレスなどをラインアップする。

■商品詳細

Tシャツ(9900円〜)
ネックレス(1万4300円〜)

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ストリートウエアブランド「ボット」がアーティストの山口歴とのコラボコレクションを5月25日に発売

ストリートウエアブランド「ボット(BOTT)」は、 ニューヨークを拠点に活動するアーティストの山口歴(やまぐち・めぐる)とのコラボレーションコレクションを5月25日20時に「ボット」オンラインストアで発売する。

本コレクションでは、山口歴によるアイコニックで伝統的なブラッシュストローク手法を用いたデザインと「ボット」のシグネチャーであるOGロゴが融合し、Tシャツ(9900円)、フェイスタオル(6600円)、クッション(1万3200円)、セラミックトレー(8800円)をラインアップする。

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「サボン」のアフターヌーンティーが登場 インターコンチネンタル 東京ベイでトロピカルな夏の果実を堪能

ホテル インターコンチネンタル 東京ベイは「サボン(SABON)」とのコラボアフターヌーンティーを7月1日〜8月31日に開催する。ボディーケアキット、ギフトボックス付きの宿泊プランも販売する。

同アフターヌーンティーは「サボン」の夏季限定“マンゴー・キウイコレクション”を表現し、「サボン」を代表するボディースクラブに配合している死海の塩とボタニカルオイルの美容成分に着目したソルティーなスイーツやアーモンドオイルなどを、マンゴーやキウイとマリアージュさせ夏にぴったりのアフターヌーンティーを用意する。

スペシャリテ“トロピカルパラダイス”をはじめ、ソルティマンゴープリン、フロマージュ、マカロンなどプティ・ガトー5種、パイナップルとパッションフルーツ風味のスコーン2種、隣接のフレンチレストランシェフによるこだわりのセイボリー5種の「サボン」商品に着想を得たフレッシュでトロピカルなメニューをそろえる。

また、フォトジェニックなモクテル付きのプランや持ち帰り可能な上質な花々をアップサイクルした“RELOVE FLOWER”をテーブルに装飾したプラン、7月18日〜8月28日限定でハンドクリーム、ボディースクラブのボディーケアキット付きの数量限定プラン、先着30人限定の東京湾や隅田川を望む客室でのアフターヌーンティーを堪能できるボックスギフト付きの宿泊プランも提供する。

さらに、同コラボの利用者には「サボン」店舗でサンプルのプレゼントなどの特典も用意。「サボン」“マンゴー・キウイコレクション”と特典内容の詳細は特設ページに記載する。

特設ページ

▪️トロピカルアフターヌーンティー ウィズ サボン マンゴー・キウイ コレクション
日程:7月1日〜8月31日
時間:11:30〜19:00(L.O.)
場所:インターコンチネンタル 東京ベイ 1F ニューヨークラウンジ
住所:東京都港区海岸1-16-2
料金:アフターヌーンティー 7480円
   コラボレーションモクテル〜キウイ鳥とともに〜付き 8800円
   RELOVE FLOWERテーブルデコレーション付き 9900円

▪️ボディケアキット付きプラン・数量限定
日程:7月18日〜8月28日
時間:11:30〜19:00(L.O.)
料金:サボンボディケアキット付き 9680円
   コラボレーションモクテル付き 1万1000円

▪️コラボレーションアフターヌーンティー&サボン ボックスギフト付き宿泊プラン・先着30人限定
日程:7月18日〜8月28日
時間:アフターヌーンティー提供 15:00〜17:30
料金:2名1室 7万4200円

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「サボン」のアフターヌーンティーが登場 インターコンチネンタル 東京ベイでトロピカルな夏の果実を堪能

ホテル インターコンチネンタル 東京ベイは「サボン(SABON)」とのコラボアフターヌーンティーを7月1日〜8月31日に開催する。ボディーケアキット、ギフトボックス付きの宿泊プランも販売する。

同アフターヌーンティーは「サボン」の夏季限定“マンゴー・キウイコレクション”を表現し、「サボン」を代表するボディースクラブに配合している死海の塩とボタニカルオイルの美容成分に着目したソルティーなスイーツやアーモンドオイルなどを、マンゴーやキウイとマリアージュさせ夏にぴったりのアフターヌーンティーを用意する。

スペシャリテ“トロピカルパラダイス”をはじめ、ソルティマンゴープリン、フロマージュ、マカロンなどプティ・ガトー5種、パイナップルとパッションフルーツ風味のスコーン2種、隣接のフレンチレストランシェフによるこだわりのセイボリー5種の「サボン」商品に着想を得たフレッシュでトロピカルなメニューをそろえる。

また、フォトジェニックなモクテル付きのプランや持ち帰り可能な上質な花々をアップサイクルした“RELOVE FLOWER”をテーブルに装飾したプラン、7月18日〜8月28日限定でハンドクリーム、ボディースクラブのボディーケアキット付きの数量限定プラン、先着30人限定の東京湾や隅田川を望む客室でのアフターヌーンティーを堪能できるボックスギフト付きの宿泊プランも提供する。

さらに、同コラボの利用者には「サボン」店舗でサンプルのプレゼントなどの特典も用意。「サボン」“マンゴー・キウイコレクション”と特典内容の詳細は特設ページに記載する。

特設ページ

▪️トロピカルアフターヌーンティー ウィズ サボン マンゴー・キウイ コレクション
日程:7月1日〜8月31日
時間:11:30〜19:00(L.O.)
場所:インターコンチネンタル 東京ベイ 1F ニューヨークラウンジ
住所:東京都港区海岸1-16-2
料金:アフターヌーンティー 7480円
   コラボレーションモクテル〜キウイ鳥とともに〜付き 8800円
   RELOVE FLOWERテーブルデコレーション付き 9900円

▪️ボディケアキット付きプラン・数量限定
日程:7月18日〜8月28日
時間:11:30〜19:00(L.O.)
料金:サボンボディケアキット付き 9680円
   コラボレーションモクテル付き 1万1000円

▪️コラボレーションアフターヌーンティー&サボン ボックスギフト付き宿泊プラン・先着30人限定
日程:7月18日〜8月28日
時間:アフターヌーンティー提供 15:00〜17:30
料金:2名1室 7万4200円

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山本耀司の服作りへの姿勢を称える展覧会がミラノで開催 80年代のアーカイブから最新作までを展示

山本耀司「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」デザイナーの作品にフォーカスした展覧会「山本耀司。未来への手紙(Yohji Yamamoto. Letter to the future)」が、イタリア・ミラノのコンセプトショップ「ディエチ コルソ コモ(10 CORSO COMO)」で開催中だ。会期は7月31日まで。2月に全面改装オープンした店内のギャラリースペースを用いた同展では、1986年のアーカイブから2024-25年秋冬シーズンの最新作まで25点を展示。インダストリアルな雰囲気が漂う明るい空間が、黒を中心とした山本デザイナーの象徴的なデザインを際立たせる。

今回の展示では、山本デザイナーが語った言葉の引用が壁に記されているのも特徴だ。例えば、色については「私は体の上での布の動きにしか興味がなかったので、色は使いたくなかった。白か黒。それで十分。だから、とうとう色について考えることを完全に忘れてしまった」と言及。また、「過去に自分が手掛けた作品を再訪し、自分自身を試し、昇華させることができるかどうかを確認するのは刺激的なことだ。私は、常に他とは異なるものを作りたいと考え、新しさを探し求め続けている。未来に対するイメージはなく、自分には明日のイメージしかない」とも述べている。

キュレーターが語る山本耀司の魅力

同展のキュレーターを務めたアレッシオ・デナヴァスケス(Alessio de’ Navasques)とティツィアナ・ファウスティ(Tiziana Fausti)「ディエチ コルソ コモ」オーナーは、山本デザイナーの永続性を強調するような展覧会を行いたいという望みを尊重した。デナヴァスケスは「山本耀司氏は、回顧展というアイデアを好まない」とし、展覧会のタイトルは「(彼の)形状、非対称性、素材のシンクロしない流れの中での、時間とのあいまいで詩的な関係を定義している」とコメント。そして、「初期から今日に至るまで、山本氏のメッセージは今なお重要であり、とても力強い。彼はファッションの歴史において最も偉大なクリエイターの一人だ」と話す。

また、「異なる時代間の対話の中で、時間の概念を打破する」という考えから、作品は年代順ではなくテーマ別に展示。1986-87年秋冬の鮮やかな赤で彩られたビクトリアンスタイルのシルクコートの近くには、2024-25年秋冬のグレーのウールコートが飾られている。一方、1996-97年秋冬のフェルトを折り紙のように扱ったスタイルは、レイヤードしたアイテムを脱ぎ捨てるショー演出で見せた99年春夏のドレスと並べられている。

今回、デナヴァスケスが山本デザイナーと共に目指したのは“活気のある”展覧会にすることであり、「ファッション展は時に死んだような印象を与えることもあるが、彼のメッセージの強さは現代的で実験的な対話を可能にする」と説明。「繰り返し用いるシグネチャーとして衣服と人間の関係に革命をもたらした、あらゆる形状の不完全さを歓迎し、生地をドレーピングしたり彫刻のように仕上げたりする彼の一貫した姿勢は、未来を見据えたタイムレスな自由を表す普遍的なメッセージだ」と語った。

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ダイドーリミテッドが株主提案に反対 次期社長の外部招へいで対抗

「ニューヨーカー」「ブルックスブラザーズ」などを展開するダイドーリミテッドは24日、鍋割宰社長が退任し、後任として外部から成瀬功一郎氏を招へいするトップ人事を発表した。成瀬氏はコンサル会社のジェミニストラテジーグループ出身。ダイドーをめぐっては、筆頭株主であるストラテジックキャピタルが取締役の刷新を求めていた。ダイドーはストラテジックの株主提案に対して「業績回復及び持続的な企業価値向上のためには不適切」と反対を表明し、独自の取締役候補を立てる。

6月27日開催予定の定時株主総会で承認されれば、成瀬氏を含む6人が新しい取締役に就く。新たに代表取締役会長兼CEOとして、同じくジェミニの山田政弘CEOを候補にした。一方、鍋割氏を含む現取締役の6人のうち5人は退く。

ストラテジックは業績や株価の低迷を問題視し、4月17日、取締役の刷新を求める株主提案を定時株主総会で行うと発表していた。ストラテジックが提案する取締役候補には、元ブルックスブラザーズジャパン最高財務責任者(CFO)の中山俊彦氏、元オンワード樫山社長の大澤道雄氏らが名を連ねていた。

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1位は、「ケイト」“リップモンスター”の新シリーズ“クリアトーン”が誕生 唇の色に同化するシアーな新3色|週間アクセスランキング TOP10(5月16〜22日)

1位は、「ケイト」“リップモンスター”の新シリーズ“クリアトーン”が誕生 唇の色に同化するシアーな新3色|週間アクセスランキング TOP10(5月16〜22日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、5月16日(木)〜5月22日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「ケイト」“リップモンスター”の新シリーズ“クリアトーン”が誕生 唇の色に同化するシアーな新3色

05月20日公開 / 文・WWD STAFF

 「ケイト(KATE)」の定番“リップモンスター”から、新たに“クリアトーン”シリーズ(全3色、各1320円)が誕生する。発売日は7月20日で、一部店舗及びウェブサイトで取り扱う。

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- 2位 -
「YSL」がNumber_i平野紫耀起用の新ムービーを公開 ファンデーションを手に妖艶な表情

05月22日公開 / 文・WWD STAFF

 「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」(以下、YSL)5月22日、アジア アンバサダーを務めるNumber_iの平野紫耀を起用した新コンテンツを公開した。ベースメイクの”オールアワーズ”シリーズを訴求するもので、静止画・動画共に公式サイトや各種SNSで公開。平野は動画の中で商品を手に取り、妖艶な表情を見せている。

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- 3位 -
クリエイターの山本海人さんが死去 「サノバチーズ」デザイナー兼バイ ミー スタンドの創設者

05月17日公開 / 文・WWD STAFF

 クリエイターの山本海人が5月15日、脳腫瘍で亡くなった。41歳だった。

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- 4位 -
「ユニクロ」×「アニヤ・ハインドマーチ」のコラボアイテムをめぐる商標権侵害訴訟 NYのライフスタイルブランドが提訴

05月20日公開 / 文・米国版WWD

 ライフスタイルブランド「グーグリー アイ クルー(GOOGLY EYE CRU)」(以下、GEC)は、「ユニクロ(UNIQLO)」と「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」(以下、アニヤ)のコラボアイテムで使用した目玉モチーフが「GEC」の権利を侵害したとして、ファーストリテイリングとユニクロの米国部門、「アニヤ」の親会社を相手取り、損害賠償と「目玉モチーフを使用したスキンケア製品またはサービスの広告、マーケティング、宣伝、供給、配布、販売の申し出または販売」の差し止めなどを求めてニューヨークの連邦裁判所に提訴した。

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- 5位 -
「ジョーダン ブランド」からNBA選手ルカ・ドンチッチのシグニチャーモデル“ルカ 3”が登場

05月21日公開 / 文・WWD STAFF

 ナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」は、NBAのダラス・マーベリックスのガード、ルカ・ドンチッチの3足目のシグニチャーシューズとなる“ルカ 3”を発表した。ミッドナイトレーサー(日本未展開)とフォト フィニッシュ カラーの2色展開で、価格は1万6830円。日本国内ではフォト フィニッシュ カラーのみ7月中旬から「ナイキ」のオンラインストアと一部の「ジョーダン ブランド」取扱店で販売する予定だ。

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- 6位 -
「シュプリーム」売却検討の背景は? 伊勢丹新宿本店「4000億円超え」を読み解く

05月17日公開 / 文・本橋 涼介

 この連載は週に一度、「WWDJAPAN Digital」に掲載した記事から学生に読んでほしいものを厳選し、記者のコメント付きで紹介するものだ。今回は「シュプリーム(SUPREME)」の売却を検討の報道と、伊勢丹新宿本店初の売上高4000億円超えの計画、そして名物バイヤーサステナビリティへのキャリアを歩む心境を語るインタビューの3つの記事を掘り下げる。ニュースの読み方を知るとともに、面接やビジネス会話のヒントになれば幸いだ。

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- 7位 -
「ケイト」“リプモン”新色や「マキアージュ」うる艶リップなどドラバラ人気ブランドの新作が続々! 今週発売のビューティアイテム8選【5/20〜5/26】

05月19日公開 / 文・WWD STAFF

 今週はドラッグストアで人気のブランドから新色が続々と登場!「ケイト(KATE)」の“リップモンスター”は人気の液状リップ“リップモンスター スフレマット”から、「マキアージュ(MAQUILLAGE)」は“ドラマティックエッセンスルージュ”から限定色を数量限定で発売します。どちらも人気の高いブランドだけに今回も注目を集めそうです。「マジョリカ マジョルカ(MAJOLICA MAJORCA)」からも、誕生20周年を記念した4色アイシャドウパレット“シャドーフラッシュ”が限定登場。ブランドの世界観を詰め込んだパッケージとロマンチックなカラーで、ファンの心をガッチリ掴むアイテムです。

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- 8位 -
「ジョーダン ブランド」がバスケットボール日本代表の新ユニフォームを発表

05月16日公開 / 文・WWD STAFF

 ナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」は、バスケットボールの男子、女子、3×3の日本代表チームの新しいユニフォームを発表した。

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- 9位 -
セブン-イレブンで韓国コスメ発売 「クリオ」姉妹ブランド「トゥインクルポップ」のアイシャドウやリップなど

05月21日公開 / 文・WWD STAFF

 セブン-イレブン・ジャパンが韓国コスメの取り扱いをスタートする。韓国コスメブランド「クリオ(CLIO)」の姉妹ブランドトゥインクルポップ(TWINKLE POP)」を、「トゥインクルポップ バイ クリオ(TWINKLE POP BY CLIO)」の名で5月25日から全国のセブン-イレブンで発売する。グリッターやアイシャドウパレットなどのアイメイク類とリップアイテムを取り扱う。

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- 10位 -
「ギャップ」がザ・ローリング・ストーンズやガンズ・アンド・ローゼズなど6組のミュージシャンとのコラボTを発売

05月17日公開 / 文・WWD STAFF

 「ギャップ(GAP)」は1960~90年代のミュージックシーンを席巻したレジェンドアーティストたちとのコラボレーションTシャツを5月21日、一部の「ギャップ」ストアと公式オンラインストアで発売する。

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ハーモニー・コリンの最新作「AGGRO DR1FT」の体験型上映イベントが開催 豪華ゲストのDJパフォーマンスも

映画「KIDS/キッズ」や「ガンモ」で知られる映画監督、作家のハーモニー・コリン(Harmony Korine)と、彼が率いるマルチメディアデザインコレクティブのEDGLRD(エッジロード)が、6月1日から東京・渋谷で数日間にわたるイベントを開催する。

イベントの1つ目は、ハーモニー・コリンの過去の映画作品と、舞台挨拶を伴う最新作「AGGRO DR1FT(アグロ ドリフト)」の上映。2つ目は、エッジロードの世界観を投影した初のエキシビジョン。3つ目は、ハーモニー・コリンとEDGLRD、トゥー・シェル(TWO SHELL)、スノウ・ストリッパーズ(SNOW STRIPPERS)ら豪華ゲストのライブDJパフォーマンスを交えた、「AGGRO DR1FT」の体験型上映イベントで、今回の東京開催はワールドツアーの最後を飾るイベントとなる。

ハーモニー・コリンは1973年、アメリカ・カリフォルニア州ボリナス生まれ。映画監督、アーティスト。当時現地に存在したコミューンで育ち、その後ニューヨークに移りニューヨーク大学で映画を学ぶ。スケートパークでの出会いをきっかけに、ラリー・クラークと共に映画「KIDS/キッズ」(1995)を制作。実験的なスタイルと反体制的な作品で知られる。その後「ガンモ」、「ジュリアン」、「ミスター・ロンリー」、「トラッシュ・ハンパーズ」、「スプリング・ブレイカーズ」、「ビーチ・バム 真面目に不真面目」を執筆・監督。現在、フロリダ州マイアミ在住。

FILM SCREENING

ハーモニー・コリン監督の「ビーチ・バム 真面目に不真面目」や「スプリング・ブレイカーズ」などを含む過去作品を6月1〜4日に渋谷パルコ8階の「ホワイト シネクイント」で上映する。また、6月5日にはハーモニー・コリンの舞台挨拶ありの最新作「AGGRO DR1FT」プレミア上映を行う。国内での劇場上映はこの1回のみで、レイトショーで実施される。

EXHIBITION

6月5日から9日には、「EDGLRD」の世界観を投影した初のエキシビジョンを表参道のRANDで開催。限定商品の販売も予定している。
住所:東京都渋谷区神宮前4-24-3

 EVENT + PARTY

「AGGRO DR1FT」の上映と豪華ゲストのライブDJパフォーマンスを交えた体験型上映イベントは6月6日22時から渋谷の「WWW」「WWW X」で開催される。料金は5500円で、20歳未満の入場は不可。

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ビリー・アイリッシュのファッションが愛される理由 究極のZ世代アイコンのスタイルと思いに迫る

ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)の3枚目のアルバム「HIT ME HARD AND SOFT」が5月17日にリリースされた。これに先立ち米音楽誌「ローリングストーン(ROLLING STONE)」のインタビューでビリーは、「このアルバムは私自身のように感じる……キャラクターではないわ」と彼女にとって意味を持つ一枚であると語った。

今やビリーは音楽界だけでなく、ファッション界でも大きな影響を与えている存在であり、彼女が作り出す音楽と同じように、彼女の言葉やスタイルは常に注目を集めている。最新アルバムも背景にどのようなテーマがあり、どんなスタイルで楽曲を披露していくのか話題になる中、彼女のファッションの変遷を振り返るとともに、ファッションに対する彼女の考え方について迫った。

ビリーを象徴するオーバーサイズルックの意味

ビリーのファッションは、スケートカルチャーや00年代のゴススタイル、オーバーサイズのシルエットをミックスし、独自のスタイルを確立した究極のZ世代アイコンと評されている。超フェミニンなガウンやあからさまにセクシーなドレスをまとった、いわゆる“イットガール”という典型的なスタイルではなく、ファンキーなセットアップやダッドスニーカーでハリウッドのトップイベントにも参加してきた。

ビリーは19年の「ヴォーグ・オーストラリア(Vogue Australia)」で自身のファッションスタイルについて、「身体がどう見えるかをジャッジする機会もその口実も誰にも与えたくない。私は着るものを何枚も重ねてミステリアスでありたい。何を着ているかわからないわ」と語っていた。

シーンに合わせた自由なスタイルに。その背景とは

アーティストとしての功績が認められる中、映画祭やファッションイベントなどのビッグイベントへの出席が増えたビリー。「シャネル(CHANEL)」や「グッチ(GUCCI)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」などのトップブランドも大胆に着こなす。イベントや楽曲を提供した作品のテーマやドレスコードに合わせたスタイルも披露し、新たな一面を見せるようになった。

共同ホストを務めた21年度「メットガラ(MET GALA)」では、「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」のペールピンクのチュールドレスに、13個の「カルティエ(CARTIER)」のジュエリーを合わせたロマンチックでグラマラスなスタイルで登場した。ボーイッシュなオーバーサイズスタイルが彼女のアイコニックであるという強い印象から一転、「マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)をほうふつさせる!」と大きな話題を集めた。また、映画「バービー(Barbie)」のために書き下ろした楽曲「What Was I Made For?」のミュージックビデオには、ポニーテールのブロンドヘアのバービールックで出演。年間最優秀楽曲賞を受賞した第66回グラミー賞授賞式では、1965年に限定発売されたプードル・パレードのバービーにインスパイアされた衣装を身にまとい、パフォーマンスした姿は記憶に新しい。

そんな中、彼女のスタイルの変化を批評するアンチに対し、自身のSNSにこうメッセージを発信した。それは23年度の「メットガラ」で「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」による胸元や肩を露にしたオールブラックのカスタムドレスを着用した後のこと。黒いレースやビジューのレイヤードが美しいコルセット付きガウンに、ハイヒールのプラットフォームシューズを合わせ、レッドカーペットに登場。そして「キャリアをスタートした5年間は、男の子っぽいとか、女性のように振る舞えばもっとセクシーになれるとかって言われ続けて、あなたたち愚かな人たちに破壊されるような時間を費やしてきた。そして今となれば、私が少しでもフェミニンなものや体にフィットするものを着るのに十分心地よさを感じれば、『(ビリーは)変わった』『変わり者だ』って言われるようになって……私はどっちにもなれる。女性という存在価値を認めて」と投稿。世界のメディアが彼女の思いを報じた。

それ以来、ビリーは型にとらわれない彼女らしい自由な着こなしを披露。歌曲賞を受賞した第96回アカデミー賞授賞式では、メリージェーンと白ソックスを合わせた「シャネル」のプレッピースタイルでレッドカーペットに登場したかと思えば、バスケットボールの試合には「エス(ES)」のスケートシューズとチェック柄のオーバーサイズのセットアップで姿を現した。決して単調でない彼女のスタイルこそ、誰もが注目する理由だと証明している。

2017〜24年のスタイルをチェック!

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「LVMHイノベーションアワード」受賞直後のヘラルボニー 絵画を纏うシャツ&バッグ始動

ヘラルボニーはこのほど、新しい衣服を提案する「ヘラルボニー イサイ(HERALBONY ISAI)」をスタートした。国内外の知的障害がある作家のアートデータを高密度・多色の米沢織で表現したアートピースを額縁にはめて楽しむシャツとバッグ発売する。長袖のシャツは、シーアイランドコットン素材のホワイトと、アルゼンチン産のウールを使ったブラックの2色を用意し、それぞれ11万円で販売する(アートピース1枚付き)。またバッグは、Lサイズのレザーを16万5000円で販売し(同じくアートピース1枚付き)、今後SとMサイズも手がける。

シャツとバッグには、それぞれ4つの額縁を配した。米沢織のアートピースは、各1万6500円で販売。それぞれ限定販売にしたり、発売数を設けたりすることで、それぞれの作品の価値を維持する。

絵画にインスパイアされたり、絵画をファッションアイテムにプリントしたりのアプローチは一般的だが、アートを収めた額縁のある洋服を纏うのは新しい。双子の松田崇弥・文登兄弟は、「僕たちはアートをIP(知的財産)と捉え、洋服だけではなくさまざまなビジネスに用いているが、一方で洋服は”わかりやすい”もの。今後はブルゾンなど、額縁のある洋服のバリエーションを広げると同時に、インテリア商材なども開発して、アートをそのまま楽しんでほしい」と話す。

LVMHの支援プログラムは「スポンジのように吸収したい」

ヘラルボニーは、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)主催の「LVMHイノベーションアワード 2024 (LVMH INNOVATION AWARD 2024)」の「従業員体験とダイバーシティ&インクルージョン(Employee Experience, Diversity & Inclusion)」部門を受賞したばかり。2人は受賞特典として受け取る、LVMHのイノベーション・インキュベーターによる企業支援プログラムへの参加と、同社および傘下にある75メゾンと連携しながら進める個別メンター制度について、「スポンジのようにさまざまを吸収し、取捨選択して、自分たちのビジネスに活かしたい」と話した。

へラルボニーは2018年7月に岩手県でスタート。知的障がいのあるアーティストや福祉施設とのライセンス契約を結び、作品を商品化するブランド事業やライセンス事業を行っている。同社に寄せられるアートは年々数が増えており、現在は専門のアートチームが作品選定を担当。外部のプロを招いた独自のアワードを設立するなどして、透明性の高い作品選びを進めている。

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インテリアデザイナー、グエナエル・ニコラが見た「アーティスト須藤玲子」【NUNO 須藤玲子の見果てぬ布の旅 vol.8】

須藤玲子「NUNO」代表兼ディレクターと「NUNO」の活動するフィールドは、ファッション、インテリア、建築、アートまで幅広い。なぜ「NUNO」は領域を横断し、越境し、乗り越えられるのか。その理由を、デザイン事務所キュリオシティ代表兼クリエイティブ・ディレクターのグエナエル・ニコラ氏は「須藤さんはアーティストだから」と語る。8回目の今回は優れたクリエイターによる「須藤玲子論」。(文中敬称略)

前回の記事はこちら

既存の価値観にとらわれない部分で共感

須藤の活動の場は幅広い。テキスタイルデザインにはじまり、東京・六本木の「NUNO」店舗の運営、国内外での展覧会の開催、数多くのレクチャーへの登壇、数年前までは大学で教鞭も執っていた。テキスタイルデザインの分野においては、インテリアデザイナーや建築家との協働も永く行ってきている。「空間を構成する要素として布をどう活かせるか。互いに刺激を受けあいながら、相乗効果を生みだすフックのような存在になれたらという思いで、テキスタイルをデザインしている」と須藤は言う。

その須藤のテキスタイルに大きな価値を見いだしているのが、インテリアデザイナーのグエナエル・ニコラだ。ふたりが出会ったのは2007年、ともに参加したシンポジウムの席だった。既存の価値観を疑い、新しい考え方や感覚を創出することに積極的なニコラのトークが、須藤の記憶に強く残った。そしてその年のうちに、ふたりは協働し始める。最初のプロジェクトは家具ブランド「アルティ(ARTI)」のためにニコラがデザインしたシステムソファ“Intersect”だ。特殊なジョイント構造を持ち、組み合わせ次第でさまざまなフォルムが生まれる。須藤がデザインしたテキスタイルはモノクロのグラデーションがあり、光に当たると床面となじんで存在が希薄になっていく。大理石のように見えるそのテキスタイルは「層」という名で、システムとレイヤーが相まって、豊かな表情をつくり出した。

そして2009年、ふたりは再び家具に取り組む。日本の繊維技術の可能性を周知すべく始まったプロジェクト「TOKYO FIBER」で、ニコラは「ミストベンチ」を発表。ひとの動きに感応して、座ろうとするとその場所が光り、離れると光は消えて闇となる。重力を消し去り浮遊感をつくり出したユニークなベンチの立役者が、須藤のテキスタイル。なんと光ファイバーを自分たちで手編みしてテキスタイルに仕立て、アクリルのベンチをくるんだ。「最新技術を手仕事が操る面白さがそこにはあった」とニコラは振り返る。

その後も数多くのショップや居住空間などのプロジェクトで、ニコラは須藤にテキスタイルデザインを依頼している。素材に関する知識は存分に持ち合わせた上で、ルールを度外視してイメージを具現化させていくのがニコラの持ち味のひとつ。「無茶ぶりなんですよ」と須藤は笑う。たとえば先ごろ開催された水戸芸術館での展覧会でも紹介されているレストラン「ジャン・ジョルジュ トウキョウ」の階段吹き抜けに設置されたオブジェは、「横に積層されている布に光を均等に当ててオブジェにしたい」というニコラのリクエストから始まった。テキスタイルの性質を知っていればいるほど難問であるこのお題に、須藤はスタッフと共に実験を重ねたという。結果、熱可塑性の特性を持つポリエステルを加工して重ねることで、布の柔らかさも感じさせながら、リクエストに応えた。「ルールの範囲内でのものづくりはつまらない。どうやれば実現できるか、それは自分もわかっているけれども、須藤さんがすることでもっと面白くなる」(ニコラ)。

ニコラにとって、須藤はデザイナーではなくアーティストなのだという。「素材や技術の話をするのがデザイナーだとしたら、彼女はまったくそこには触れない。ふたりの打合せで素材や技術の話は出ない。彼女もしないし、私もしない。私にとって大事なのは、須藤さんがつくり出す布が空間にどんな影響を与えるか。それに彼女の布は『和』を感じさせない。タブーをもうけることなく、布が持つ可能性を駆使してデザインしている。あえて言えば『無文化』で、すべてをなくして彼女だけの世界をつくっている。それが大きな強み。誰もつくっていない布をこれからももっと生みだしてほしいし、私自身がそれを見てみたいと願っている」。

これまでのプロジェクトで須藤が見せてくれたサンプルのすべてを、ニコラは保管している。「須藤さんの『布愛』がつまっている」。小さなサンプルの数々は、ニコラの頭脳にもデータベース化されていて、思いがけず新たなプロジェクトに復活することも。ニコラがデザイン監修したマンション「ザ・パークハウスグラン 神山町」の共用ラウンジに採用した須藤のオブジェがまさにそうで、ソファに腰掛けたときにちょうど目線にくるロープ状のメタルメッシュ。非常に硬質で重厚な印象を与えるのに、実際は軽やかな布という意外性。ニコラがこのプロジェクトの構想を練り始めた5年前のスケッチがそのままかたちになっているかのようだ。「金属などほかの素材も考えたけれど、須藤さんのサンプルに最適なものがありました。大切なのは、材質ではなく表現。私は、重そうに感じるけど軽いというような、振れ幅が大きいものに惹かれる。布はその点でもポテンシャルを秘めている。色、素材感、テクスチャーといったものを自在にコントロールできるのは、布と紙が突出している」。

さまざまな業界でこのポテンシャルを生かすことが必要だとニコラは提言する。「新素材などの技術開発には長けているのに、もっぱらファッションとインテリアとプロダクトに用いている日本の現状はもったいない。『重力』から解放される素材なのだから、建築や自動車、航空など、幅広い分野でさらなる活躍の場がある」と説く。これからも、ニコラの柔軟かつ固定概念にとらわれない思考と須藤のものづくりへの姿勢が重なることで、テキスタイルの表現が拡張していくことだろう。

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インテリアデザイナー、グエナエル・ニコラが見た「アーティスト須藤玲子」【NUNO 須藤玲子の見果てぬ布の旅 vol.8】

須藤玲子「NUNO」代表兼ディレクターと「NUNO」の活動するフィールドは、ファッション、インテリア、建築、アートまで幅広い。なぜ「NUNO」は領域を横断し、越境し、乗り越えられるのか。その理由を、デザイン事務所キュリオシティ代表兼クリエイティブ・ディレクターのグエナエル・ニコラ氏は「須藤さんはアーティストだから」と語る。8回目の今回は優れたクリエイターによる「須藤玲子論」。(文中敬称略)

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既存の価値観にとらわれない部分で共感

須藤の活動の場は幅広い。テキスタイルデザインにはじまり、東京・六本木の「NUNO」店舗の運営、国内外での展覧会の開催、数多くのレクチャーへの登壇、数年前までは大学で教鞭も執っていた。テキスタイルデザインの分野においては、インテリアデザイナーや建築家との協働も永く行ってきている。「空間を構成する要素として布をどう活かせるか。互いに刺激を受けあいながら、相乗効果を生みだすフックのような存在になれたらという思いで、テキスタイルをデザインしている」と須藤は言う。

その須藤のテキスタイルに大きな価値を見いだしているのが、インテリアデザイナーのグエナエル・ニコラだ。ふたりが出会ったのは2007年、ともに参加したシンポジウムの席だった。既存の価値観を疑い、新しい考え方や感覚を創出することに積極的なニコラのトークが、須藤の記憶に強く残った。そしてその年のうちに、ふたりは協働し始める。最初のプロジェクトは家具ブランド「アルティ(ARTI)」のためにニコラがデザインしたシステムソファ“Intersect”だ。特殊なジョイント構造を持ち、組み合わせ次第でさまざまなフォルムが生まれる。須藤がデザインしたテキスタイルはモノクロのグラデーションがあり、光に当たると床面となじんで存在が希薄になっていく。大理石のように見えるそのテキスタイルは「層」という名で、システムとレイヤーが相まって、豊かな表情をつくり出した。

そして2009年、ふたりは再び家具に取り組む。日本の繊維技術の可能性を周知すべく始まったプロジェクト「TOKYO FIBER」で、ニコラは「ミストベンチ」を発表。ひとの動きに感応して、座ろうとするとその場所が光り、離れると光は消えて闇となる。重力を消し去り浮遊感をつくり出したユニークなベンチの立役者が、須藤のテキスタイル。なんと光ファイバーを自分たちで手編みしてテキスタイルに仕立て、アクリルのベンチをくるんだ。「最新技術を手仕事が操る面白さがそこにはあった」とニコラは振り返る。

その後も数多くのショップや居住空間などのプロジェクトで、ニコラは須藤にテキスタイルデザインを依頼している。素材に関する知識は存分に持ち合わせた上で、ルールを度外視してイメージを具現化させていくのがニコラの持ち味のひとつ。「無茶ぶりなんですよ」と須藤は笑う。たとえば先ごろ開催された水戸芸術館での展覧会でも紹介されているレストラン「ジャン・ジョルジュ トウキョウ」の階段吹き抜けに設置されたオブジェは、「横に積層されている布に光を均等に当ててオブジェにしたい」というニコラのリクエストから始まった。テキスタイルの性質を知っていればいるほど難問であるこのお題に、須藤はスタッフと共に実験を重ねたという。結果、熱可塑性の特性を持つポリエステルを加工して重ねることで、布の柔らかさも感じさせながら、リクエストに応えた。「ルールの範囲内でのものづくりはつまらない。どうやれば実現できるか、それは自分もわかっているけれども、須藤さんがすることでもっと面白くなる」(ニコラ)。

ニコラにとって、須藤はデザイナーではなくアーティストなのだという。「素材や技術の話をするのがデザイナーだとしたら、彼女はまったくそこには触れない。ふたりの打合せで素材や技術の話は出ない。彼女もしないし、私もしない。私にとって大事なのは、須藤さんがつくり出す布が空間にどんな影響を与えるか。それに彼女の布は『和』を感じさせない。タブーをもうけることなく、布が持つ可能性を駆使してデザインしている。あえて言えば『無文化』で、すべてをなくして彼女だけの世界をつくっている。それが大きな強み。誰もつくっていない布をこれからももっと生みだしてほしいし、私自身がそれを見てみたいと願っている」。

これまでのプロジェクトで須藤が見せてくれたサンプルのすべてを、ニコラは保管している。「須藤さんの『布愛』がつまっている」。小さなサンプルの数々は、ニコラの頭脳にもデータベース化されていて、思いがけず新たなプロジェクトに復活することも。ニコラがデザイン監修したマンション「ザ・パークハウスグラン 神山町」の共用ラウンジに採用した須藤のオブジェがまさにそうで、ソファに腰掛けたときにちょうど目線にくるロープ状のメタルメッシュ。非常に硬質で重厚な印象を与えるのに、実際は軽やかな布という意外性。ニコラがこのプロジェクトの構想を練り始めた5年前のスケッチがそのままかたちになっているかのようだ。「金属などほかの素材も考えたけれど、須藤さんのサンプルに最適なものがありました。大切なのは、材質ではなく表現。私は、重そうに感じるけど軽いというような、振れ幅が大きいものに惹かれる。布はその点でもポテンシャルを秘めている。色、素材感、テクスチャーといったものを自在にコントロールできるのは、布と紙が突出している」。

さまざまな業界でこのポテンシャルを生かすことが必要だとニコラは提言する。「新素材などの技術開発には長けているのに、もっぱらファッションとインテリアとプロダクトに用いている日本の現状はもったいない。『重力』から解放される素材なのだから、建築や自動車、航空など、幅広い分野でさらなる活躍の場がある」と説く。これからも、ニコラの柔軟かつ固定概念にとらわれない思考と須藤のものづくりへの姿勢が重なることで、テキスタイルの表現が拡張していくことだろう。

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「ホワイトマウンテニアリング」の相澤陽介が「西武ライオンズ」の限定ユニホームをデザイン

埼玉・所沢を拠点とするプロ野球球団「埼玉西武ライオンズ(以下、ライオンズ)」は5月24日、「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」の相澤陽介デザイナーが手掛けた夏季限定ユニホーム“ハントブルーユニホーム”を発表した。8月2日から9月1日まで開催する夏の大型恒例イベント「ライオンズフェスティバルズ2024」の期間中、監督とコーチ、選手が27試合(ホーム15試合、ビジター12試合)で着用予定だ。

相澤デザイナーはこれまで、J1北海道コンサドーレ札幌のユニホームや、2012年ロンドン・オリンピック日本選手団のウォームアップスーツなどを手掛けてきたが、プロ野球球団のユニホームをデザインするのは今回が初めて。“ハントブルーユニホーム”は、同氏が所沢出身だったことから実現し、コンセプトは“獅子たちが、夏の月夜に敵を狩る。”。「夜行性のライオンが最も活動的になる月明かりの夜空をイメージした」と相澤デザイナー。シャツはネイビーを基調に、ホワイトのピンストライプでライオンの爪痕を表現し、前面に咆哮するライオンのグラフィックもプリントした。胸やキャップに配した“Lions”と球団の頭文字“SSL”は、他グッズへの応用をふまえたファッションデザインの観点から、クラシカルなフォントを採用している。また、「野球のユニホームは、下半身を白として上半身とバランスを取るのが美しいと感じる」という相澤デザイナーのこだわりから、パンツはホワイトを基調に、ネイビーの爪痕をグラデーションで施している。

発表当日の24日には、「ライオンズ」の本拠地「ベルーナドーム」で発表会を行い、相澤デザイナーと共に古賀悠斗選手と佐藤龍世選手がモデル役で登場した。相澤デザイナーは、幼少期からのライオンズファンであることを明かし、「スポーツの魅力を一番初めに教えてもらったのが『ライオンズ』だった。ファッションの可能性とスポーツデザインの両軸で活動していく中で、地元である『ライオンズ』のユニホームをデザインでき心から感謝している」とコメント。続けて、「『ベルーナドーム』に訪れる子どもたちの中には、将来デザイナーを目指している子も、『ライオンズ』が好きだからユニホームを作りたい子もいると思う。デザインの力で、将来の可能性を少しでも広げることができたらうれしい」と語った。

古賀選手は「ホワイトのズボンにストライプが入っているデザインはあまり見ないから、新鮮でカッコいいと思ったのが率直な感想。デザインされた思いも背負いながら、全勝できるように戦っていきたい」と意気込んだ。佐藤選手も「普段とは違うユニホームを着ることで、試合の気持ちの乗り方もまた変わってくる。例年、『ライオンズ』は夏に強いと言われているので、これを着て夏に強い『ライオンズ』をファンの皆さんにお見せしたい」と決意を示した。

“ハントブルーユニホーム”とキャップのレプリカは、8月上旬から販売予定だ。24日から「ライオンズ」の公式オンラインストアで事前予約販売を受け付けており、価格は“ハントブルーユニホーム”の背番号なしが8800円、背番号ありが1万890円、キャップが4400円。また、「ライオンズフェスティバルズ2024」の期間中に開催する、8月4日と25日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦では、一部座席を除く来場者全員に、非売品の限定“ハントブルーユニホーム”を配布する。

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「ホワイトマウンテニアリング」の相澤陽介が「西武ライオンズ」の限定ユニホームをデザイン

埼玉・所沢を拠点とするプロ野球球団「埼玉西武ライオンズ(以下、ライオンズ)」は5月24日、「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」の相澤陽介デザイナーが手掛けた夏季限定ユニホーム“ハントブルーユニホーム”を発表した。8月2日から9月1日まで開催する夏の大型恒例イベント「ライオンズフェスティバルズ2024」の期間中、監督とコーチ、選手が27試合(ホーム15試合、ビジター12試合)で着用予定だ。

相澤デザイナーはこれまで、J1北海道コンサドーレ札幌のユニホームや、2012年ロンドン・オリンピック日本選手団のウォームアップスーツなどを手掛けてきたが、プロ野球球団のユニホームをデザインするのは今回が初めて。“ハントブルーユニホーム”は、同氏が所沢出身だったことから実現し、コンセプトは“獅子たちが、夏の月夜に敵を狩る。”。「夜行性のライオンが最も活動的になる月明かりの夜空をイメージした」と相澤デザイナー。シャツはネイビーを基調に、ホワイトのピンストライプでライオンの爪痕を表現し、前面に咆哮するライオンのグラフィックもプリントした。胸やキャップに配した“Lions”と球団の頭文字“SSL”は、他グッズへの応用をふまえたファッションデザインの観点から、クラシカルなフォントを採用している。また、「野球のユニホームは、下半身を白として上半身とバランスを取るのが美しいと感じる」という相澤デザイナーのこだわりから、パンツはホワイトを基調に、ネイビーの爪痕をグラデーションで施している。

発表当日の24日には、「ライオンズ」の本拠地「ベルーナドーム」で発表会を行い、相澤デザイナーと共に古賀悠斗選手と佐藤龍世選手がモデル役で登場した。相澤デザイナーは、幼少期からのライオンズファンであることを明かし、「スポーツの魅力を一番初めに教えてもらったのが『ライオンズ』だった。ファッションの可能性とスポーツデザインの両軸で活動していく中で、地元である『ライオンズ』のユニホームをデザインでき心から感謝している」とコメント。続けて、「『ベルーナドーム』に訪れる子どもたちの中には、将来デザイナーを目指している子も、『ライオンズ』が好きだからユニホームを作りたい子もいると思う。デザインの力で、将来の可能性を少しでも広げることができたらうれしい」と語った。

古賀選手は「ホワイトのズボンにストライプが入っているデザインはあまり見ないから、新鮮でカッコいいと思ったのが率直な感想。デザインされた思いも背負いながら、全勝できるように戦っていきたい」と意気込んだ。佐藤選手も「普段とは違うユニホームを着ることで、試合の気持ちの乗り方もまた変わってくる。例年、『ライオンズ』は夏に強いと言われているので、これを着て夏に強い『ライオンズ』をファンの皆さんにお見せしたい」と決意を示した。

“ハントブルーユニホーム”とキャップのレプリカは、8月上旬から販売予定だ。24日から「ライオンズ」の公式オンラインストアで事前予約販売を受け付けており、価格は“ハントブルーユニホーム”の背番号なしが8800円、背番号ありが1万890円、キャップが4400円。また、「ライオンズフェスティバルズ2024」の期間中に開催する、8月4日と25日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦では、一部座席を除く来場者全員に、非売品の限定“ハントブルーユニホーム”を配布する。

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吉田朱里が“結婚式で使ってほしい”「ビー アイドル」の限定エディションを発売 6色アイシャドウやリップなど

吉田朱里が手掛けるコスメブランド「ビー アイドル(B IDOL)」は6月12日、限定の“ハッピーエディション”を数量限定で発売する。吉田が「結婚式や推しに会う日、大切なデート、同窓会などの特別な日に使ってほしい」という思いを込めたアイシャドウパレットやリップグロス、リップスティックの3品をそろえ、全てサムシングブルーの限定パッケージに仕上げた。

“THE アイパレR 103 ハッピーエディション”(2970円)は、アイメイクはもちろん頬や眉にも使えるマルチパレットで、ラメやパール、マット質感の6色をセットにした。カラーはブラウンやピンク、ベージュ、シルバーなどを配置している。

ほか、ブルーラメをぜいたくに配合したリップグロス“ちゅるるんグロス 101 ティアラブルー”(1650円)と、ぷるんとした艶を演出する定番のリップスティック“つやぷるリップR”のローズピンク“102 誓いのPINK”(1540円)を販売する。

吉田朱里は4月6日に、一般男性と結婚したと発表。「応援してくださる皆様へ」と題したユーチューブの動画で、ウエディングドレス姿の吉田が視聴者に結婚を報告した。

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吉田朱里が“結婚式で使ってほしい”「ビー アイドル」の限定エディションを発売 6色アイシャドウやリップなど

吉田朱里が手掛けるコスメブランド「ビー アイドル(B IDOL)」は6月12日、限定の“ハッピーエディション”を数量限定で発売する。吉田が「結婚式や推しに会う日、大切なデート、同窓会などの特別な日に使ってほしい」という思いを込めたアイシャドウパレットやリップグロス、リップスティックの3品をそろえ、全てサムシングブルーの限定パッケージに仕上げた。

“THE アイパレR 103 ハッピーエディション”(2970円)は、アイメイクはもちろん頬や眉にも使えるマルチパレットで、ラメやパール、マット質感の6色をセットにした。カラーはブラウンやピンク、ベージュ、シルバーなどを配置している。

ほか、ブルーラメをぜいたくに配合したリップグロス“ちゅるるんグロス 101 ティアラブルー”(1650円)と、ぷるんとした艶を演出する定番のリップスティック“つやぷるリップR”のローズピンク“102 誓いのPINK”(1540円)を販売する。

吉田朱里は4月6日に、一般男性と結婚したと発表。「応援してくださる皆様へ」と題したユーチューブの動画で、ウエディングドレス姿の吉田が視聴者に結婚を報告した。

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「ボンジュールレコード」×「ホテル・オランピア」×「ハローキティ」第2弾 チャームやヘアアクセを展開

ジュンが運営する「ボンジュールレコード(BONJOUR RECORDS)」は、オランピア・ル・タンが手掛けるプロジェクト「ホテル・オランピア(Hotel Olympia)」、サンリオのキャラクターである「ハローキティ」とのコラボレーション第2弾の商品を5月24日に発売する。「ボンジュールレコード」代官山店と渋谷スクランブルスクエア店、ジュンの公式ECサイト、ZOZOTOWNで扱う。

「ホテル・オランピア」を象徴するドールハウスのロゴに、エプロンとヘッドバンド姿でフレンチメイド風に仕上げた「ハローキティ」を組み合わせたグラッフィックがキーになっている。キーチャーム(4400円)やヘアクリップ(3850円)、マグカップ(4730円)などをラインアップする。

「ホテル・オランピア」とは、刺しゅうと文学をミックスさせたアクセサリーレーベルを設立したオランピア・ル・タンによるプロジェクト。仮想のホテル空間を舞台にした、ラグジュアリーなホームグッズ、アクセサリー、ワンマイルウエアといったコレクションを展開している。

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「ボンジュールレコード」×「ホテル・オランピア」×「ハローキティ」第2弾 チャームやヘアアクセを展開

ジュンが運営する「ボンジュールレコード(BONJOUR RECORDS)」は、オランピア・ル・タンが手掛けるプロジェクト「ホテル・オランピア(Hotel Olympia)」、サンリオのキャラクターである「ハローキティ」とのコラボレーション第2弾の商品を5月24日に発売する。「ボンジュールレコード」代官山店と渋谷スクランブルスクエア店、ジュンの公式ECサイト、ZOZOTOWNで扱う。

「ホテル・オランピア」を象徴するドールハウスのロゴに、エプロンとヘッドバンド姿でフレンチメイド風に仕上げた「ハローキティ」を組み合わせたグラッフィックがキーになっている。キーチャーム(4400円)やヘアクリップ(3850円)、マグカップ(4730円)などをラインアップする。

「ホテル・オランピア」とは、刺しゅうと文学をミックスさせたアクセサリーレーベルを設立したオランピア・ル・タンによるプロジェクト。仮想のホテル空間を舞台にした、ラグジュアリーなホームグッズ、アクセサリー、ワンマイルウエアといったコレクションを展開している。

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【2024年夏コスメ】「M・A・C」のテーマは“グロー プレイ” 血色感と艶を指で手軽に“もてあそぶ”

「M・A・C」は7月5日、リアルな血色感でモードな遊び心が湧き上がる2024年夏コレクション“グロー プレイ”を発売する。“メイクに鏡は必要ない”を掲げ、指でさっとのせるだけで自分だけの自然な血色感と艶を演出する。2つの商品はマルチユースなため、どちらも単品で顔全体の血色感を操れる。6月11日に西武渋谷店で、25日にそごう千葉店で先行発売する。

“グロー プレイ テンダートーク リップ バーム”(全7色、各3960円)は、アジア人のスキントーンに映える血色感を追求した色付きリップバーム。唇の水分量に反応して、1人1人異なるカラーに変化する。商品の見た目と、実際に唇にのせた時の色の差を“カラートリック”と表現。くすみさえも自分だけの“色”と楽しめるように導く。91%天然由来成分を配合し、スキンケア級の潤いを長時間保つ。頬にさっとスワイプするだけで、艶のあるチークとしても使える。パッケージは、リサイクル可能なアルミ素材を採用。パラベンやパラフィン、鉱物油フリーのクリーン処方だ。

“グロー プレイ クッショニー ブラッシュ”(全12色、各4950円)は、通称“おもちチーク”と呼ばれる“グロー プレイ ブラッシュ”を進化させたチーク。指でラフに塗るだけで肌になじみ、内側から染まるようなフレッシュな血色感を演出する。ビタミンEとホホバオイル、グレープシードオイルをスキンケア成分として配合し、日中も頬の潤いを保つ。ケアオイルを高配合しているため、リップにも使える。ソフトに色付き、軽やかでエフォートレスなマットリップをかなえる。コンパクトには再生プラスチックを約43%使用。パラベンや鉱物油、エタノール、香料を使わないクリーン処方を採用した。

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【2024年夏コスメ】「M・A・C」のテーマは“グロー プレイ” 血色感と艶を指で手軽に“もてあそぶ”

「M・A・C」は7月5日、リアルな血色感でモードな遊び心が湧き上がる2024年夏コレクション“グロー プレイ”を発売する。“メイクに鏡は必要ない”を掲げ、指でさっとのせるだけで自分だけの自然な血色感と艶を演出する。2つの商品はマルチユースなため、どちらも単品で顔全体の血色感を操れる。6月11日に西武渋谷店で、25日にそごう千葉店で先行発売する。

“グロー プレイ テンダートーク リップ バーム”(全7色、各3960円)は、アジア人のスキントーンに映える血色感を追求した色付きリップバーム。唇の水分量に反応して、1人1人異なるカラーに変化する。商品の見た目と、実際に唇にのせた時の色の差を“カラートリック”と表現。くすみさえも自分だけの“色”と楽しめるように導く。91%天然由来成分を配合し、スキンケア級の潤いを長時間保つ。頬にさっとスワイプするだけで、艶のあるチークとしても使える。パッケージは、リサイクル可能なアルミ素材を採用。パラベンやパラフィン、鉱物油フリーのクリーン処方だ。

“グロー プレイ クッショニー ブラッシュ”(全12色、各4950円)は、通称“おもちチーク”と呼ばれる“グロー プレイ ブラッシュ”を進化させたチーク。指でラフに塗るだけで肌になじみ、内側から染まるようなフレッシュな血色感を演出する。ビタミンEとホホバオイル、グレープシードオイルをスキンケア成分として配合し、日中も頬の潤いを保つ。ケアオイルを高配合しているため、リップにも使える。ソフトに色付き、軽やかでエフォートレスなマットリップをかなえる。コンパクトには再生プラスチックを約43%使用。パラベンや鉱物油、エタノール、香料を使わないクリーン処方を採用した。

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ドナータ・ヴェンダースがレッドカーペットで見せたVHSのアップサイクルドレスとクラフツマンシップ

写真家のドナータ・ヴェンダース(Donata Wenders)が制作に携わっている、ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)監督作品「パーフェクト・デイズ」が国際長編映画賞にノミネートされたため、夫婦揃って授賞式のレッドカーペットに登場した。その時にドナータが着用していたドレスに注目が集まっている。

レッドカーペットといえば、スターたちがビッグメゾンのオートクチュールやプレタポルテのドレスで華やかに登場するアカデミー賞のハイライト。ドナータが披露したドレスは、光沢素材で立体的に編み込まれたエレガントなイブニングドレスのように見えるが、実はヴィムが手掛けた3作品の映画のVHS(ビデオテープ)を解体し、縄のように編み上げて作られたドレスだ。

このユニークなドレスを制作したのは「クルーバ(CRUBA)」というベルリン拠点のインディペンデントブランドだ。ミラ・フォン・デア・オーステン(Mira von der Osten)「クルーバ」デザイナーは、NYとパリのパーソンズ美術大学でファッションを学んだのち、2009年に「クルーバ」を設立。ヨーロッパ国内から高品質な素材を厳選し、ベルリン近郊にある家族経営の小さな工場で生産を行い、環境に配慮したモノづくりをしており、良心的な価格帯も人気を集めている理由の一つだ。

近年、伝統的なドレスコードを覆す独創的なファッションが見られるようになったアカデミー賞授賞式だが、インディペンデントなブランドがラグジュアリーブランドと共にレッドカーペットで作品を披露することは稀だろう。そんなほんの一握りのチャンスを掴んだ経緯は何だったのだろうか?VHSテープからドレスが誕生した秘話やドナータが着用した経緯など、デザイナーのミラに尋ねた。

WWDJAPAN(以下、WWD):ドナータ・ヴェンダースのアカデミー賞の衣装を手がけることになった経緯は?

ミラ・フォン・デア・オーステン(以下、ミラ):「パーフェクト・デイズ」のストーリーにはカセットテープが登場しますが、まずそこに興味を持ちました。ヴィム・ヴェンダースがカセットテープの存在を物語に美しく織り込んでいて、素晴らしいと思いました。上映後にヴィムとドナータに会い、「クルーバ」でVHSをアップサイクリングしたプロジェクトを進めていることを軽く話しました。その時に冗談で「もし、アカデミー賞にノミネートされたら、衣装を作らせて欲しいという手紙を書くつもりだ」と伝えました。ランウエイにも登場しているヴィムは、きっと「ヨウジヤマモト」を着るだろうと思っていたので、私はドナータに尋ねました。その時、すでに彼女には「シャネル」から話が来ていたそうですが、私たちのVHSのアップサイクル作品を見に来てくれると言ってくれました。

WWD:VHSからドレスを作るというアイデアはどのようにして生まれた?

ミラ:私の名付け親がとても映画好きで、膨大な数のVHSを所有していて「廃棄するのではなく何かに再利用できないか?」とアイデアを求められたのがきっかけです。VHSのテープを「クルーバ」のスタジオに送り、解体してからマイラーテープ(アクリル系接着剤でコーティングされたポリエステル)を取り除き、編み込んだり、織り込んだりする実験を始めました。そこで、VHSテープの素材の耐久性に驚きました。洗濯機で洗っても形が崩れないんです。そこから毒性のあるPVCで作られたラインストーンの代替にできることを発見しました。最も驚いたことはVHSテープの光沢感で、これがアイデアの火付け役となりました。映画に携わるスターのドレスを映画のVHSテープから作るなんて素晴らしいことだと思いませんか?

WWD:制作過程で最も大変だった点は?

ミラ:ドレスを制作する時間に全く余裕がなかったことですね。VHSテープからドレスを作るには、7〜10日間連続で編み続ける必要がありました。その後、編み込んだVHSテープの下にシルクのガウンを縫い付けてドレスとして着れるようにしなければなりませんでした。6人の編み手が10日未満でドレスを完成させましたが、完成までにドナータは3回のフィッティングをしました。また、「パーフェクトデイズ」とのつながりを示すため、少し大きめのカセットテープの形をした3Dプリントのクラッチバッグも同時にデザインしました。これは生分解性プラスチックで作っています。

WWD:ドレスの素材となった映画作品は?

ミラ:ドナータのお気に入りの「Tokyo-Ga」「ベルリン・天使の唄(Wings of Desire)「パリ、テキサス」の3作品のVHSを提供してくれました。

WWD:実際に彼女がアカデミー賞の式典でそのドレスを着ているのを見て、どんな気持ちでしたか?

ミラ:ドナータがドレスを着用した姿を現地からビデオメッセージで送ってくれました。その時に、VHSテープを再生した時に生じるノイズ音を真似しながら「聞こえますか?今、アカデミー賞に向かっています」と言ったんです。それを聞いてとても感動し、現実に起こっていることだと信じることができませんでした。ドレスを着てレッドカーペットを歩くドナータの姿はとても優雅で、完璧に着こなしていて感激しました。ヴィムもその美しい姿に完全に魅了されていることがわかりました。

WWD:メディアからはどのような反響がありましたか?

ミラ:圧倒するほどの反響があり、自分でも驚いています。ドイツだけでなく、他のヨーロッパの国やアメリカ、日本のメディアが次々と取り上げてくれて、ベストドレッサーのリストにも掲載されました。ヴィムも「自分の映画のVHSテープを着るというアイデアに興奮している」とコメントしてくれました。アカデミー賞授賞式が終わった後にドレスをミュージアムで展示したいとオファーも受けましたので、日本やアメリカ、ベルリンでも発表したいと思っています。

WWD:サステナビリティについて思うことは?

ミラ:世界的なサステナビリティのムーブメントの中で、ファッション業界は真の目的を達成するにはまだ程遠い現状です。例えば、レッドカーペットは、著名人やセレブリティと契約している企業が権力を持っているため、革新的なアイデアを持つインディペンデントなブランドやサステナビリティを意識したブランドの作品が披露されることはめったにありません。私たちのようなブランドがセレブリティにドレスを提供する機会は極めて限られているんです。そういった現実でドナータはクラフツマンシップの重要性を信じ「クルーバ」のようなブランドを支援してくれています。今回は、アカデミー賞授賞式のレッドカーペットという貴重な場面を通してスローファッションを多くの人に知ってもらえたと思います。

WWD:ブランドを続ける上で最も重要だと思うことは?

ミラ:私たちは常にファッションを通じたコミュニケーションのために、業界の限界を広げるような新しい方法を模索しています。ファッションは文化と深く関わり、生活にも大きな影響を与えますので、責任のあるデザインを創造することが重要です。ブランドを続けていく中で、ドナータやヴィムのような人物と国境を越えてコラボレーションする機会を得たことはとても光栄なことです。

ドナータ・ヴェンダースが「クルーバ」を選んだ理由

WWD:アカデミー賞授賞式の衣装に「クルーバ」のドレスを選んだ理由は?

ドナータ・ヴェンダース(以下、ドナータ):ミラに会った時にVHSテープをアップサイクルして作るドレスのアイデアを聞きました。その後、彼女のスタジオに行き、解体されたVHSテープの素材の可能性に魅了されたのですが、その時すでに私の体型と個性に合ったドレスを作る準備ができていました。VHSはすでに時代遅れなフォーマットで、普通ならゴミになってしまうでしょう。しかし、ミラはそこからヴィム作品のVHSテープでドレスを作るという素晴らしいアイデアを生み出し提案してくれました。私はそのアイデアに夢中になって、すぐにヴィムの3作品のVHSを提供し、そこからドレスの制作がスタートしました。

WWD:衣服に用いられる生地とは異なり、VHSは硬い素材です。着用するのは大変だったのでは?

ドナータ:VHSテープは光沢があり、硬く見えるかもしれませんが、実際には柔らかくて非常に軽いんです。それに、VHSテープを編み込んだドレスには、形状を保つために重要な役割を果たしますためのアンダードレスが付いているので、着用していても快適に過ごせました。映画のイベントに常に着ていきたいくらいこのドレスが大好きで、一番のお気に入りのイベント用ドレスなりました。

WWD:「パーフェクト・デイズ」では、カセットテープが重要なアイテムとなり、「クルーバ」のドレスではVHSテープが重要な素材となりました。カセットテープのリバイバルやリサイクル、またはアップサイクルする最近のカルチャーについて思うことは?

ドナータ:カセットテープは素晴らしい媒体だと思っています。デジタル世代の若者たちがカセットテープに魅力を感じていることは理解できます。ただ、VHSテープは映画を観るには非常に不向きな素材ですので、ドレスとして使用する方が遥かに良い使い道です。

私は自分の服に手入れをすることが好きなので、デッドストックの生地を再利用したり、ブラウスやパンツ、靴下、ドレス、スカートを修理したりしています。自分たちの手でものを作る方法を知らない人が増えている今、アップサイクルの文化は消費主義社会でアナログとデジタルのバランスを保つために必要な存在です。日常生活でも手仕事は重要ですので、ごく自然に生まれた考え方だと思います。古い材料やものを再利用すれば、新しい価値とも触れ合うことができますので、私はそんな生き方にとても共感しています。

WWD:常にスタイリッシュですが、特にお気に入りのファッションブランドはありますか?また、ファッションでの自分のルールは?

ドナータ:ありがとうございます!嬉しいです。私はヴィムと一緒にいろんな場所を旅しながら仕事や生活をしています。そんな生活を何年も続けていると自分の服が家や隠れ家、そして、友人のような存在になっていることに気付きました。私にとって洋服は身近にある大切な存在です。お気に入りのデザイナーは、ヨウジヤマモトとポール・ハーデンです。そして、今回の「クルーバ」のドレスが私の愛する洋服に仲間入りしました。

インディペンデントなブランドでも世界の舞台に立てる未来に期待

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ミラが語るように、今後も「クルーバ」のような小規模展開のブランドがレッドカーペットという晴れ舞台で日の目を浴びることに期待したい。また、各国のミュージアムで展示されることによって、VHSのアップサイクルという斬新なアイデアとクラフツマンシップの可能性が広がっていくことを願う。

「WWDJAPAN」5月27日号はサステナビリティ特集です。「アップサイクル」など、知っておくべき用語について解説しています。

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ドナータ・ヴェンダースがレッドカーペットで見せたVHSのアップサイクルドレスとクラフツマンシップ

写真家のドナータ・ヴェンダース(Donata Wenders)が制作に携わっている、ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)監督作品「パーフェクト・デイズ」が国際長編映画賞にノミネートされたため、夫婦揃って授賞式のレッドカーペットに登場した。その時にドナータが着用していたドレスに注目が集まっている。

レッドカーペットといえば、スターたちがビッグメゾンのオートクチュールやプレタポルテのドレスで華やかに登場するアカデミー賞のハイライト。ドナータが披露したドレスは、光沢素材で立体的に編み込まれたエレガントなイブニングドレスのように見えるが、実はヴィムが手掛けた3作品の映画のVHS(ビデオテープ)を解体し、縄のように編み上げて作られたドレスだ。

このユニークなドレスを制作したのは「クルーバ(CRUBA)」というベルリン拠点のインディペンデントブランドだ。ミラ・フォン・デア・オーステン(Mira von der Osten)「クルーバ」デザイナーは、NYとパリのパーソンズ美術大学でファッションを学んだのち、2009年に「クルーバ」を設立。ヨーロッパ国内から高品質な素材を厳選し、ベルリン近郊にある家族経営の小さな工場で生産を行い、環境に配慮したモノづくりをしており、良心的な価格帯も人気を集めている理由の一つだ。

近年、伝統的なドレスコードを覆す独創的なファッションが見られるようになったアカデミー賞授賞式だが、インディペンデントなブランドがラグジュアリーブランドと共にレッドカーペットで作品を披露することは稀だろう。そんなほんの一握りのチャンスを掴んだ経緯は何だったのだろうか?VHSテープからドレスが誕生した秘話やドナータが着用した経緯など、デザイナーのミラに尋ねた。

WWDJAPAN(以下、WWD):ドナータ・ヴェンダースのアカデミー賞の衣装を手がけることになった経緯は?

ミラ・フォン・デア・オーステン(以下、ミラ):「パーフェクト・デイズ」のストーリーにはカセットテープが登場しますが、まずそこに興味を持ちました。ヴィム・ヴェンダースがカセットテープの存在を物語に美しく織り込んでいて、素晴らしいと思いました。上映後にヴィムとドナータに会い、「クルーバ」でVHSをアップサイクリングしたプロジェクトを進めていることを軽く話しました。その時に冗談で「もし、アカデミー賞にノミネートされたら、衣装を作らせて欲しいという手紙を書くつもりだ」と伝えました。ランウエイにも登場しているヴィムは、きっと「ヨウジヤマモト」を着るだろうと思っていたので、私はドナータに尋ねました。その時、すでに彼女には「シャネル」から話が来ていたそうですが、私たちのVHSのアップサイクル作品を見に来てくれると言ってくれました。

WWD:VHSからドレスを作るというアイデアはどのようにして生まれた?

ミラ:私の名付け親がとても映画好きで、膨大な数のVHSを所有していて「廃棄するのではなく何かに再利用できないか?」とアイデアを求められたのがきっかけです。VHSのテープを「クルーバ」のスタジオに送り、解体してからマイラーテープ(アクリル系接着剤でコーティングされたポリエステル)を取り除き、編み込んだり、織り込んだりする実験を始めました。そこで、VHSテープの素材の耐久性に驚きました。洗濯機で洗っても形が崩れないんです。そこから毒性のあるPVCで作られたラインストーンの代替にできることを発見しました。最も驚いたことはVHSテープの光沢感で、これがアイデアの火付け役となりました。映画に携わるスターのドレスを映画のVHSテープから作るなんて素晴らしいことだと思いませんか?

WWD:制作過程で最も大変だった点は?

ミラ:ドレスを制作する時間に全く余裕がなかったことですね。VHSテープからドレスを作るには、7〜10日間連続で編み続ける必要がありました。その後、編み込んだVHSテープの下にシルクのガウンを縫い付けてドレスとして着れるようにしなければなりませんでした。6人の編み手が10日未満でドレスを完成させましたが、完成までにドナータは3回のフィッティングをしました。また、「パーフェクトデイズ」とのつながりを示すため、少し大きめのカセットテープの形をした3Dプリントのクラッチバッグも同時にデザインしました。これは生分解性プラスチックで作っています。

WWD:ドレスの素材となった映画作品は?

ミラ:ドナータのお気に入りの「Tokyo-Ga」「ベルリン・天使の唄(Wings of Desire)「パリ、テキサス」の3作品のVHSを提供してくれました。

WWD:実際に彼女がアカデミー賞の式典でそのドレスを着ているのを見て、どんな気持ちでしたか?

ミラ:ドナータがドレスを着用した姿を現地からビデオメッセージで送ってくれました。その時に、VHSテープを再生した時に生じるノイズ音を真似しながら「聞こえますか?今、アカデミー賞に向かっています」と言ったんです。それを聞いてとても感動し、現実に起こっていることだと信じることができませんでした。ドレスを着てレッドカーペットを歩くドナータの姿はとても優雅で、完璧に着こなしていて感激しました。ヴィムもその美しい姿に完全に魅了されていることがわかりました。

WWD:メディアからはどのような反響がありましたか?

ミラ:圧倒するほどの反響があり、自分でも驚いています。ドイツだけでなく、他のヨーロッパの国やアメリカ、日本のメディアが次々と取り上げてくれて、ベストドレッサーのリストにも掲載されました。ヴィムも「自分の映画のVHSテープを着るというアイデアに興奮している」とコメントしてくれました。アカデミー賞授賞式が終わった後にドレスをミュージアムで展示したいとオファーも受けましたので、日本やアメリカ、ベルリンでも発表したいと思っています。

WWD:サステナビリティについて思うことは?

ミラ:世界的なサステナビリティのムーブメントの中で、ファッション業界は真の目的を達成するにはまだ程遠い現状です。例えば、レッドカーペットは、著名人やセレブリティと契約している企業が権力を持っているため、革新的なアイデアを持つインディペンデントなブランドやサステナビリティを意識したブランドの作品が披露されることはめったにありません。私たちのようなブランドがセレブリティにドレスを提供する機会は極めて限られているんです。そういった現実でドナータはクラフツマンシップの重要性を信じ「クルーバ」のようなブランドを支援してくれています。今回は、アカデミー賞授賞式のレッドカーペットという貴重な場面を通してスローファッションを多くの人に知ってもらえたと思います。

WWD:ブランドを続ける上で最も重要だと思うことは?

ミラ:私たちは常にファッションを通じたコミュニケーションのために、業界の限界を広げるような新しい方法を模索しています。ファッションは文化と深く関わり、生活にも大きな影響を与えますので、責任のあるデザインを創造することが重要です。ブランドを続けていく中で、ドナータやヴィムのような人物と国境を越えてコラボレーションする機会を得たことはとても光栄なことです。

ドナータ・ヴェンダースが「クルーバ」を選んだ理由

WWD:アカデミー賞授賞式の衣装に「クルーバ」のドレスを選んだ理由は?

ドナータ・ヴェンダース(以下、ドナータ):ミラに会った時にVHSテープをアップサイクルして作るドレスのアイデアを聞きました。その後、彼女のスタジオに行き、解体されたVHSテープの素材の可能性に魅了されたのですが、その時すでに私の体型と個性に合ったドレスを作る準備ができていました。VHSはすでに時代遅れなフォーマットで、普通ならゴミになってしまうでしょう。しかし、ミラはそこからヴィム作品のVHSテープでドレスを作るという素晴らしいアイデアを生み出し提案してくれました。私はそのアイデアに夢中になって、すぐにヴィムの3作品のVHSを提供し、そこからドレスの制作がスタートしました。

WWD:衣服に用いられる生地とは異なり、VHSは硬い素材です。着用するのは大変だったのでは?

ドナータ:VHSテープは光沢があり、硬く見えるかもしれませんが、実際には柔らかくて非常に軽いんです。それに、VHSテープを編み込んだドレスには、形状を保つために重要な役割を果たしますためのアンダードレスが付いているので、着用していても快適に過ごせました。映画のイベントに常に着ていきたいくらいこのドレスが大好きで、一番のお気に入りのイベント用ドレスなりました。

WWD:「パーフェクト・デイズ」では、カセットテープが重要なアイテムとなり、「クルーバ」のドレスではVHSテープが重要な素材となりました。カセットテープのリバイバルやリサイクル、またはアップサイクルする最近のカルチャーについて思うことは?

ドナータ:カセットテープは素晴らしい媒体だと思っています。デジタル世代の若者たちがカセットテープに魅力を感じていることは理解できます。ただ、VHSテープは映画を観るには非常に不向きな素材ですので、ドレスとして使用する方が遥かに良い使い道です。

私は自分の服に手入れをすることが好きなので、デッドストックの生地を再利用したり、ブラウスやパンツ、靴下、ドレス、スカートを修理したりしています。自分たちの手でものを作る方法を知らない人が増えている今、アップサイクルの文化は消費主義社会でアナログとデジタルのバランスを保つために必要な存在です。日常生活でも手仕事は重要ですので、ごく自然に生まれた考え方だと思います。古い材料やものを再利用すれば、新しい価値とも触れ合うことができますので、私はそんな生き方にとても共感しています。

WWD:常にスタイリッシュですが、特にお気に入りのファッションブランドはありますか?また、ファッションでの自分のルールは?

ドナータ:ありがとうございます!嬉しいです。私はヴィムと一緒にいろんな場所を旅しながら仕事や生活をしています。そんな生活を何年も続けていると自分の服が家や隠れ家、そして、友人のような存在になっていることに気付きました。私にとって洋服は身近にある大切な存在です。お気に入りのデザイナーは、ヨウジヤマモトとポール・ハーデンです。そして、今回の「クルーバ」のドレスが私の愛する洋服に仲間入りしました。

インディペンデントなブランドでも世界の舞台に立てる未来に期待

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ミラが語るように、今後も「クルーバ」のような小規模展開のブランドがレッドカーペットという晴れ舞台で日の目を浴びることに期待したい。また、各国のミュージアムで展示されることによって、VHSのアップサイクルという斬新なアイデアとクラフツマンシップの可能性が広がっていくことを願う。

「WWDJAPAN」5月27日号はサステナビリティ特集です。「アップサイクル」など、知っておくべき用語について解説しています。

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「ビームス」が「ティンバーランド」との別注“7eye”を発売 20年ぶりに復刻

「ビームス(BEAMS)」は「ティンバーランド(TIMBERLAND)」との別注“7eye classic lug”を6月1日に発売する。価格は税込2万9700円で、ビームス公式オンラインストアとビームス メン 渋谷、全国のビームスレーベル取扱店、ティンバーランド直営店 ブティックトウキョウ、ティンバーランド公式オンラインストア、ティンバーランド直営店 伊勢丹新宿本店PC4店(ティンバーランドでは6月14日に発売)で取り扱う。ビームス メン 渋谷で商品を購入した者には数量限定のノベルティーも用意する。

20年の年月を経て復刻する今作は、1990年代、ブランドを代表するモカシンシューズとして一世を風靡した一足。当時特に人気の高かったルートビアーとグリーンのコンビネーションカラーをそのままに製作した。また、アッパーには簡易的なはっ水機能がついたオールドレザーを採用し、アウトドアからタウンユースまで活躍する一足に仕上げた。

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「ルイ・ヴィトン」2025年クルーズ・コレクション

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が2025年クルーズ・コレクションを発表した。

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「ルイ・ヴィトン」2025年クルーズ・コレクション

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が2025年クルーズ・コレクションを発表した。

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梅雨の髪のうねり、クセをダメージレスで解消 ヤーマンの「ミーゼ」から温感ヘアブラシ

ヤーマンのホームエステブランド「ミーゼ(MYSE)」は、ヒーター機能搭載の新作ヘアスタイリングブラシ“シルキーシェルブラシ”(1万9800円)を23日に「マクアケ(MAKUAKE)」で発売した。そのほかの販路では7月以降に順次展開する。これからの梅雨や夏の季節、気になる髪のうねりやクセを外出先でもさっとケアできる、取り回しのいいブラシだ。

ドライヤーやヒートブラシの熱が髪のダメージを与えてしまうのは、髪の温度が100℃を超え、内部の水分が蒸発してしまうことが原因。そこで“シルキーシェルブラシ”は髪にダメージにならない程度の温度を保つ「シルキーソフトヒーター」機能を搭載し、さらに髪の状態によって使い分けられる3つのモードを選べるようにした。湿気や汗をかいたときに髪のうねりやくせをケアする「シャイニーモード」、艶やまとまりを出したいときの「シルキーモード」、帽子を脱いだときなど静電気が気になるときに使うのが「スムースモード」。

さらにイオンによる静電気除去機能「シルキーイオンリセット」を搭載、髪全体に熱やイオンを均一に届けられるよう本体に対してブラシ角度は80度にし、ブラシの上下にイオン吹き出し口を設計した。

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梅雨の髪のうねり、クセをダメージレスで解消 ヤーマンの「ミーゼ」から温感ヘアブラシ

ヤーマンのホームエステブランド「ミーゼ(MYSE)」は、ヒーター機能搭載の新作ヘアスタイリングブラシ“シルキーシェルブラシ”(1万9800円)を23日に「マクアケ(MAKUAKE)」で発売した。そのほかの販路では7月以降に順次展開する。これからの梅雨や夏の季節、気になる髪のうねりやクセを外出先でもさっとケアできる、取り回しのいいブラシだ。

ドライヤーやヒートブラシの熱が髪のダメージを与えてしまうのは、髪の温度が100℃を超え、内部の水分が蒸発してしまうことが原因。そこで“シルキーシェルブラシ”は髪にダメージにならない程度の温度を保つ「シルキーソフトヒーター」機能を搭載し、さらに髪の状態によって使い分けられる3つのモードを選べるようにした。湿気や汗をかいたときに髪のうねりやくせをケアする「シャイニーモード」、艶やまとまりを出したいときの「シルキーモード」、帽子を脱いだときなど静電気が気になるときに使うのが「スムースモード」。

さらにイオンによる静電気除去機能「シルキーイオンリセット」を搭載、髪全体に熱やイオンを均一に届けられるよう本体に対してブラシ角度は80度にし、ブラシの上下にイオン吹き出し口を設計した。

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パリ五輪メダルで認知度が急上昇 パリ発「ショーメ」の新CEOに聞く歴史とモダニティーの共存

PROFILE: チャールズ・レオン/ショーメ最高経営責任者

チャールズ・レオン/ショーメ最高経営責任者
PROFILE: 香港生まれ。香港中文大学とパリのESSECビジネススクール卒業。カルティエでキャリアをスタートし、マーケティングや小売分野に従事。2006年にショーメに入社。6年間にわたり中国市場中心にアジア太平洋地域を担当。その功績が認められ12年、ディストリビューション&セールス担当バイス・プレジデントに昇格。18年、フレッドのCEOに就任。24年1月から現職
PHOTO:KOHEI KANNO

フランス発「ショーメ(CHAUMET)」は、1780年にパリで創業した老舗で、ナポレオン1世御用達のジュエラーとして知られている。世界中の王族や貴族に愛され、ティアラがメゾンのアイコン。7月に開幕するパリオリンピック・パラリンピック(パリ五輪)のメダルも手掛けるフランスを代表するジュエラーだ。メダルの発表時に全世界でニュースが放映され、ブランドの認知度がアップしたようだ。今年1月には、同じくフランス発ジュエラーの「フレッド(FRED)」を率いたチャールズ・レオン氏がショーメの最高経営責任者(CEO)に就任。4月に東京都内で開催した顧客向けハイジュエリーイベントのために来日したレオンCEOに話を聞いた。

フランスの国宝的なジュエラーとして時代と共に進化

WWD:CEOに就任して初めて行ったことは?

チャールズ・レオン=ショーメCEO(以下、レオン):新年にチームのみんなとガレット・デ・ロワ(フランスで新年を祝うケーキ。王様のお菓子と呼ばれ、切り分けたケーキの中のフェーヴという陶器を当てた人は、その日、王・王女になれるといわれ、紙製の王冠をかぶって祝う)で、好調だった昨年度の実績も兼ねて戴冠式のように祝った。

WWD:「ショーメ」のジュエラーとしてのポジショニングは?

レオン:特別で名声があるフランスの国宝的な存在。フランスの歴史上の重要な出来事と共に歩んできたし、今年のパリ五輪のメダルをデザインした。メダルは、最も美しく輝く宝石であるべきだ。買えるものではない。勝たなければ手にすることができない貴重なもの。それを作ったパリのブランドであることを誇らしく思う。

WWD:他のジュエラーと違う点は?

レオン:歴史以外では、最高の職人技、品質の高さ、洗練されたパリジャンテイストが挙げられる。あまり目立たず、非常に高度なクラフツマンシップが光るクワイエット・ラグジアュリーを体現するジュエラー。文化的な遺産のようなメゾンだ。

WWD:歴史あるメゾンをどのように発展させるか?

レオン:以前は、王侯貴族へジュエリーを提供していた。ナポレオンやジョゼフィーヌ皇后などは当時のファッションアイコンで大きな影響力があった。昔はディナーに行く際にティアラを着用していたが、今は、リングやネックレスなどに形を変えている。過去にとらわれるのではなく、その時代のライフスタイルに合わせて進化していくのが重要。歴史がありながらも、今日的であることが大切だ。

ブランド認知がアップし“ビー マイ ラブ”が絶好調

WWD:売れ筋のジュエリーと中心価格帯は?

レオン:今まで“ジョゼフィーヌ”や“リアン”の人気が高かったが、ここ最近は“ビー マイ ラブ”がリングを中心に好調だ。かわいらしさとクールな面、両方あるし、ユニセックスに着用でき、人気が高まっている。売れ筋価格帯は、25万〜68万円程度。コミュニケーション強化を行ってきたし、パリ五輪のメダルを手掛けるというニュースの影響もあり、知名度がアップして新顧客獲得につながっている。日本では、今年の第1四半期の売上高は前年比51%増だった。訪日客の購入もあるが、そのほとんどが日本人客によるものだ。

WWD:強化するカテゴリーや市場、施策は?

レオン:ハイジュエリーを強化していく。ドラマチックで、現代的なハイジュエリーのイベントを開催するつもりだ。「ショーメ」は自然を着想源に、その時代にあったベストの技術を駆使して生き生きとした繊細な作品を作ってきた。それを時系列的に見てもらえるような展示もしたい。好調の“ビー マイ ラブ”も強化する。モダンでユニセックスなデザインなので、大きな可能性を持っている。日本で人気の“ジョゼフィーヌ”“リアン”も引き続き注力していく。市場に関しては、中東と東南アジアを強化する。インドやタイ、スリランカは宝石の採掘が行われており、伝統的なハイジュエリーが根付いている。最近では、ヨーロッパのスタイルのジュエリーが求められ始めた。昨年ベトナム、マレーシアに、今年タイに出店した。インドやインドネシアへの出店も視野に入れている。中東の若い層には、“ビー マイ ラブ”と“リアン”が大人気で、日常的にジュエリーを楽しんでいる。中東では、サウジアラビアとUAE首長国連邦に各3店舗、クエートに2店舗、カタールに1店舗を運営している。

WWD:今後の世界戦略は?現在、何カ国で販売しているか?主要市場は?

レオン:もっと多様性のある顧客層を取り込みたい。「ショーメ」を知らない人や男性にもブランドを知ってもらいたい。また、「ショーメ」=ブライダルというイメージを崩して、記念日、ご褒美、ギフトなどさまざまなオケージョンで購入してもらいたい。ヨーロッパ、中東、アジア中心に19カ国に直営店、コーナーも含めると今年、店舗数は92店舗になる予定だ。主要市場は、中国、フランス、中東だ。

WWD:日本における戦略は?

レオン:日本は最も伸長率が高い市場の一つ。アジアでは最も歴史のある市場で、強い顧客ベースがある。日本人の消費者は成熟していて職人技に価値があることを良くわかっている。ストーリーを伝えながら、日本人が求める洗練された上品なスタイルを届けていきたい。日本市場には積極的に投資していく。まずは、大阪・心斎橋店の改装を予定しており、パリの雰囲気と関西のテイストをどのようにミックスするかが課題だ。その次には銀座本店を改装する。パリ・ヴァンドーム広場を銀座に持ち込む意気込みで行うつもりだ。

WWD:今年はパリ五輪のメダル制作などで注目が集まるが、ブランドとしてどのような取り組みを行うか?

レオン:常に動きのあるブランドにするため、コミュニケーションの方法を変えるつもりだ。もっと、モダンな現代にマッチしたものにしたい。今年後半には、新しいキャンペーンを展開する。

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パリ五輪メダルで認知度が急上昇 パリ発「ショーメ」の新CEOに聞く歴史とモダニティーの共存

PROFILE:
PROFILE:香港生まれ。香港中文大学とパリのESSECビジネススクール卒業。カルティエでキャリアをスタートし、マーケティングや小売分野に従事。2006年にショーメに入社。6年間にわたり中国市場中心にアジア太平洋地域を担当。その功績が認められ12年、ディストリビューション&セールス担当バイス・プレジデントに昇格。18年、フレッドのCEOに就任。24年1月から現職
PHOTO:KOHEI KANNO

フランス発「ショーメ(CHAUMET)」は、1780年にパリで創業した老舗で、ナポレオン1世御用達のジュエラーとして知られている。世界中の王族や貴族に愛され、ティアラがメゾンのアイコン。7月に開幕するパリオリンピック・パラリンピック(パリ五輪)のメダルも手掛けるフランスを代表するジュエラーだ。メダルの発表時に全世界でニュースが放映され、ブランドの認知度がアップしたようだ。今年1月には、同じくフランス発ジュエラーの「フレッド(FRED)」を率いたチャールズ・レオン氏がショーメの最高経営責任者(CEO)に就任。4月に東京都内で開催した顧客向けハイジュエリーイベントのために来日したレオンCEOに話を聞いた。

小見出し:フランスの国宝的なジュエラーとして時代と共に進化

WWD:CEOに就任して初めて行ったことは?

チャールズ・レオン=ショーメCEO(以下、レオン):新年にチームのみんなとガレット・デ・ロワ(フランスで新年を祝うケーキ。王様のお菓子と呼ばれ、切り分けたケーキの中のフェーヴという陶器を当てた人は、その日、王・王女になれるといわれ、紙製の王冠をかぶって祝う)で、好調だった昨年度の実績も兼ねて戴冠式のように祝った。

WWD:「ショーメ」のジュエラーとしてのポジショニングは?

レオン:特別で名声があるフランスの国宝的な存在。フランスの歴史上の重要な出来事と共に歩んできたし、今年のパリ五輪のメダルをデザインした。メダルは、最も美しく輝く宝石であるべきだ。買えるものではない。勝たなければ手にすることができない貴重なもの。それを作ったパリのブランドであることを誇らしく思う。

WWD:他のジュエラーと違う点は?

レオン:歴史以外では、最高の職人技、品質の高さ、洗練されたパリジャンテイストが挙げられる。あまり目立たず、非常に高度なクラフツマンシップが光るクワイエット・ラグジアュリーを体現するジュエラー。文化的な遺産のようなメゾンだ。

WWD:歴史あるメゾンをどのように発展させるか?

レオン:以前は、王侯貴族へジュエリーを提供していた。ナポレオンやジョゼフィーヌ皇后などは当時のファッションアイコンで大きな影響力があった。昔はディナーに行く際にティアラを着用していたが、今は、リングやネックレスなどに形を変えている。過去にとらわれるのではなく、その時代のライフスタイルに合わせて進化していくのが重要。歴史がありながらも、今日的であることが大切だ。

小見出し:ブランド認知がアップし“ビー マイ ラブ”が絶好調

WWD:売れ筋のジュエリーと中心価格帯は?

レオン:今まで“ジョゼフィーヌ”や“リアン”の人気が高かったが、ここ最近は“ビー マイ ラブ”がリングを中心に好調だ。かわいらしさとクールな面、両方あるし、ユニセックスに着用でき、人気が高まっている。売れ筋価格帯は、25万〜68万円程度。コミュニケーション強化を行ってきたし、パリ五輪のメダルを手掛けるというニュースの影響もあり、知名度がアップして新顧客獲得につながっている。日本では、今年の第1四半期の売上高は前年比51%増だった。訪日客の購入もあるが、そのほとんどが日本人客によるものだ。

WWD:強化するカテゴリーや市場、施策は?

レオン:ハイジュエリーを強化していく。ドラマチックで、現代的なハイジュエリーのイベントを開催するつもりだ。「ショーメ」は自然を着想源に、その時代にあったベストの技術を駆使して生き生きとした繊細な作品を作ってきた。それを時系列的に見てもらえるような展示もしたい。好調の“ビー マイ ラブ”も強化する。モダンでユニセックスなデザインなので、大きな可能性を持っている。日本で人気の“ジョゼフィーヌ”“リアン”も引き続き注力していく。市場に関しては、中東と東南アジアを強化する。インドやタイ、スリランカは宝石の採掘が行われており、伝統的なハイジュエリーが根付いている。最近では、ヨーロッパのスタイルのジュエリーが求められ始めた。昨年ベトナム、マレーシアに、今年タイに出店した。インドやインドネシアへの出店も視野に入れている。中東の若い層には、“ビー マイ ラブ”と“リアン”が大人気で、日常的にジュエリーを楽しんでいる。中東では、サウジアラビアとUAE首長国連邦に各3店舗、クエートに2店舗、カタールに1店舗を運営している。

WWD:今後の世界戦略は?現在、何カ国で販売しているか?主要市場は?

レオン:もっと多様性のある顧客層を取り込みたい。「ショーメ」を知らない人や男性にもブランドを知ってもらいたい。また、「ショーメ」=ブライダルというイメージを崩して、記念日、ご褒美、ギフトなどさまざまなオケージョンで購入してもらいたい。ヨーロッパ、中東、アジア中心に19カ国に直営店、コーナーも含めると今年、店舗数は92店舗になる予定だ。主要市場は、中国、フランス、中東だ。

WWD:日本における戦略は?

レオン:日本は最も伸長率が高い市場の一つ。アジアでは最も歴史のある市場で、強い顧客ベースがある。日本人の消費者は成熟していて職人技に価値があることを良くわかっている。ストーリーを伝えながら、日本人が求める洗練された上品なスタイルを届けていきたい。日本市場には積極的に投資していく。まずは、大阪・心斎橋店の改装を予定しており、パリの雰囲気と関西のテイストをどのようにミックスするかが課題だ。その次には銀座本店を改装する。パリ・ヴァンドーム広場を銀座に持ち込む意気込みで行うつもりだ。

WWD:今年はパリ五輪のメダル制作などで注目が集まるが、ブランドとしてどのような取り組みを行うか?

レオン:常に動きのあるブランドにするため、コミュニケーションの方法を変えるつもりだ。もっと、モダンな現代にマッチしたものにしたい。今年後半には、新しいキャンペーンを展開する。

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イタリアの文化と日本の食材を詰めて届ける 「ブルガリ イル チョコラート」が極上の一粒である理由

「ブルガリ イル・チョコラート(BVLGARI IL CIOCCOLATO)」(以下、ブルガリ)は、2007年に東京で誕生したチョコレートだ。イタリアの文化を反映したチョコレートは“チョコレート・ジェムズ(チョコレートの宝石)”として世界に広まり、今では、ブランドのアイデンティティーの1つになっている。「ブルガリ」は、さらに特別な“チョコレート体験”を届けるべく、ブルガリ ホテルズ&リゾートのグローバル メートル・ショコラティエであるジャンルカ・フストの指揮の下、チョコレート・ジェムズをリニューアルする。5月初旬、季節限定フレーバーなどの発表イベントのためにフストが来日した。

ミリ単位で追求する豊かな味わい

フストは、「ジュエリーのように、チョコレートにもアイデンティティーを持たせたい。イタリアらしさを大切しながら、日本の素晴らしい果物や野菜を使用したチョコレートを提案する」とコメント。10月にリニューアルするチョコレート・ジェムズは、厚さを8mmから1cmへ変更し、食材により2層のガナッシュと1層のガナッシュで構成を変えるという。また、コーティングに使用するチョコレートは、さらに口溶けを追求し、より豊かなフレーバー実現するそうだ。ミリ単位で味わいを追求する姿勢は、チョコレートのラグジュアリー・ブランドである証拠だ。

複雑なアロマが広がる季節限定のフレーバー

「ブルガリ」とイタリアで著名なパティシエであるフストがタッグを組んだのは19年。同年、来日した際に感動したのが、日本の果物のおいしさだった。チョコレート・ジェムズの季節限定フレーバーのテーマは果物。“アーリーサマー リモーネ”は、シチリアレモンのジェラティーナと広島レモンのチョコレートガナッシュの織りなす爽やかな味わい。レモンの表皮とジュース両方をジェラティーナに用いることで、深く複雑な味わいを実現している。“フラーゴラ”(6月20日発売)はイチゴのジェラティーナとエクストラバージンオイルが香るイチゴのガナッシュを組み合わせている。みずみずしいイチゴと、ジャムのようなほのかな甘さが相まって、とても美味しい。ジェラティーナとガナッシュ2層で構成されるチョコレートは断面も美しい。「異なる材料を用いて少しずつ果物のアロマが広がるように工夫した。また、ジュエリーのように色にも気を配っている」とフスト。

6月20日には、果物のおいしさを閉じ込めた新作フルーツゼリー“ジェラティーネ・アッラ・フルッタ”が登場する。パッションフルーツやピーチといった果物の自然な甘みと酸味が調和したどこか懐かしい味わいだ。

リゾットやバルサミコのおいしさをチョコレートで表現

以前からあるフレーバーをフスコが改良したものもある。ミラノ生まれの彼がリゾット・ミラネーゼ(サフランのリゾット)の思い出を表現したのが、“ザッフェラーノ エ マンドルラ”だ。大分産サフランのホワイトチョコレートガナッシュとホワイトアーモンドのジャンドゥーヤを組み合わせ、ビターチョコレートでコーティング。フスコは、「ビターチョコレートがまろやかな味をまとめる役目を果たしている」とコメント。

母が焼いてくれたオレンジケーキの味を表現したものが、“ミエーレ エ アランチャ”だ。オレンジの花のハチミツ入りのガナッシュをミルクチョコレートでコーティングした優しく華やかな味。日本では馴染みのないオレンジフラワーウォーターは、イタリア家庭では一般的なものだという。

イタリア名産品の一つであるバルサミコを使用したのが、“アチェート バルサミコ エ フィーキ”。18年熟成したバルサミコといちじくのミルクチョコレートガナッシュをビターチョコレートでコーティングしている。「素材の味をどれだけ引き出せるかが大切。一粒10グラムのチョコレートの中に、複雑な味と食感を閉じ込めて味わい深さを出している」。

果物や野菜などのチョコレートの素材は、チームが日本全国の農家を回ってベストなものを探している。イタリアの豊かな文化と日本のこだわりの素材が融合したチョコレートは、「ブルガリ」だから届けられる極上の味わい。チョコレートの宝石と呼ぶにふさわしい一粒だ。

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Number_i平野紫耀の「ウォンジョンヨ ヘア」新CMが公開 艶めく表情でヘアケアアイテムを表現

メイクアップアーティストのウォン・ジョンヨがプロデュースする「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」から、誕生したヘアケアライン「ウォンジョンヨ ヘア(WONJUNGYO HAIR)」は新CM“ウォンジョンヨ ヘアケアライン デビュー”を公式サイトやSNSで公開した。CMには、Number_iの平野紫耀が2種類の商品タイプをそれぞれ異なる2つのイメージで演じ分けている。1秒の動きをゆったり見せる手法で髪の毛の質感、表情、動きをたっぷりと表現した。

まとまり髪へ導く“モイスト”では、上下黒のジャケットスタイルにウエットヘアの平野がクールに艶めく色気を表現。さらさらな髪に導く“スムース”では、白いニットカーディガンをまとい、優しい雰囲気を醸し出している。

平野は立ち、座り、横になるなどさまざまな姿勢で動く必要がある撮影の中、高い集中力でそれぞれのコンセプトに合わせて演じ分けた。平野が“Hair You Want”というナレーションを収録する際、全スタッフが静かに固唾を飲んで見守る雰囲気に思わず平野が吹き出してしまい、スタジオ内が笑いに包まれるという和やかな場面もあったという。

平野は「ウォン・ジョンヨさんのような素晴らしいこだわりを持った方とご一緒できてすごく嬉しいし、光栄に思います。スタッフさんもすごく優しい方ばかりでリラックスした雰囲気で撮影できました」とコメント。一方、ウォン・ジョンヨは「CMでは私が実際にメイクをさせていただきました。もともとお顔立ちもはっきりしていて美しいので本当にメイクをする必要がなく、予定していた時間の半分ぐらいで終えたのを記憶しています。 今回のメイクでは平野紫耀さんの涙ぼくろを濃く表現することを提案しました。 本当に優しい方で、撮影でも2つのタイプを見事に演じ分けてくださいました」とコメントした。

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「BABY-G」×アクアプラネット ペールピンクカラーの時計でサンゴ保全活動をサポート

カシオ計算機の「BABY-G」は6月14日、サンゴ礁の保全活動を行うNPO法人のアクアプラネットとのコラボレーションモデル“BA-110AQ”(1万7600円)を発売する。

同商品は、アクアプラネット管理下のカシオサンゴ畑に生息する“フタイロサンゴハゼ”をモチーフにした耐衝撃ウオッチだ。ベースに立体的な文字盤デザインが特徴の“BA-110”を採用し、時分針をサンゴに見立て、フェイスには“フタイロサンゴハゼ”をあしらっている。バンドに「Our Ocean, Our future“の文字を印刷し、裏蓋に「Love The Sea And The Earth」のシンボルマークを刻印した。

また、ベゼルとバンドの主な樹脂パーツには再生可能な有機性資源を含むバイオマスプラスチックを、パッケージには再生紙を使用している。

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「BABY-G」×アクアプラネット ペールピンクカラーの時計でサンゴ保全活動をサポート

カシオ計算機の「BABY-G」は6月14日、サンゴ礁の保全活動を行うNPO法人のアクアプラネットとのコラボレーションモデル“BA-110AQ”(1万7600円)を発売する。

同商品は、アクアプラネット管理下のカシオサンゴ畑に生息する“フタイロサンゴハゼ”をモチーフにした耐衝撃ウオッチだ。ベースに立体的な文字盤デザインが特徴の“BA-110”を採用し、時分針をサンゴに見立て、フェイスには“フタイロサンゴハゼ”をあしらっている。バンドに「Our Ocean, Our future“の文字を印刷し、裏蓋に「Love The Sea And The Earth」のシンボルマークを刻印した。

また、ベゼルとバンドの主な樹脂パーツには再生可能な有機性資源を含むバイオマスプラスチックを、パッケージには再生紙を使用している。

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Number_i平野紫耀の「ウォンジョンヨ ヘア」新CMが完成 「俺こんなにかっこよかったっけ?」

ヘアメイクアップアーティストのウォン・ジョンヨがプロデュースする「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」から誕生した新ヘアケアブランド「ウォンジョンヨ ヘア(WONJUNGYO HAIR)」は5月24日、都内でCM発表会を開催し、Number_iの平野紫耀が登壇した。イメージキャラクターに起用された時の心境を「ウォン・ジョンヨさんが色々な所で活躍し、商品開発に力を込めていることを知っていた。そんな方と一緒にお仕事をできて嬉しい」と語った。

司会にキービジュアルについて褒められると、平野は「出来上がってきたビジュアルに対して普段はかっこいいと思わないが、今回に関しては『俺こんなにかっこよかったっけ?』と思った」と照れながら返答。「カメラが近かったので、少し緊張した」と振り返った。

公開した新CMは、平野がシャンプー&コンディショナーの仕上がり別にクールでウェットな印象の“モイスト”と、さらさらとした優しい雰囲気の“スムース”の2種を表現した動画だ。CM撮影現場の様子について平野は、「白と黒の世界観での撮影は、とても印象に残っている。撮影ではウォン・ジョンヨさんにメイクもしてもらえて、すごく刺激的な時間を過ごせた」と裏話を披露。撮影中は終始盛り上がりながら、スムーズに進行したようだ。

平野は事前にシャンプー&コンディショナーを使用。「2種類共に香りが好き。使用後の指通りの滑らかさや乾かした後の髪の艶など、すぐに効果実感を感じた。これからも使い続けたい」と評価し、平野の一押しアイテムは集中ケアアイテムの“ウィークリーコンセントレート トリートメント”(10g×4包、1100円)だという。

2024年に望んでいることを聞かれると、1位にコンサートツアーをすること、2位にメンバー3人で旅行に行くこと、3位に新たな植物を買うことを挙げた。「メンバーの3人で絆を深めたいので、ジャングルみたいな過酷な場所に旅行に行きたい」と笑顔で話した。

「ウォンジョンヨ ヘア」はサロン品質を提案し、シャンプーやトリートメントを中⼼としたヘアケアアイテム全6種を5⽉1⽇に発売した。ブランドロゴはウォン・ジョンヨの「W」と、メイクで輝いてほしいという思いからダイヤをモチーフにデザインしている。

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Number_i平野紫耀の「ウォンジョンヨ ヘア」新CMが完成 「俺こんなにかっこよかったっけ?」

ヘアメイクアップアーティストのウォン・ジョンヨがプロデュースする「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」から誕生した新ヘアケアブランド「ウォンジョンヨ ヘア(WONJUNGYO HAIR)」は5月24日、都内でCM発表会を開催し、Number_iの平野紫耀が登壇した。イメージキャラクターに起用された時の心境を「ウォン・ジョンヨさんが色々な所で活躍し、商品開発に力を込めていることを知っていた。そんな方と一緒にお仕事をできて嬉しい」と語った。

司会にキービジュアルについて褒められると、平野は「出来上がってきたビジュアルに対して普段はかっこいいと思わないが、今回に関しては『俺こんなにかっこよかったっけ?』と思った」と照れながら返答。「カメラが近かったので、少し緊張した」と振り返った。

公開した新CMは、平野がシャンプー&コンディショナーの仕上がり別にクールでウェットな印象の“モイスト”と、さらさらとした優しい雰囲気の“スムース”の2種を表現した動画だ。CM撮影現場の様子について平野は、「白と黒の世界観での撮影は、とても印象に残っている。撮影ではウォン・ジョンヨさんにメイクもしてもらえて、すごく刺激的な時間を過ごせた」と裏話を披露。撮影中は終始盛り上がりながら、スムーズに進行したようだ。

平野は事前にシャンプー&コンディショナーを使用。「2種類共に香りが好き。使用後の指通りの滑らかさや乾かした後の髪の艶など、すぐに効果実感を感じた。これからも使い続けたい」と評価し、平野の一押しアイテムは集中ケアアイテムの“ウィークリーコンセントレート トリートメント”(10g×4包、1100円)だという。

2024年に望んでいることを聞かれると、1位にコンサートツアーをすること、2位にメンバー3人で旅行に行くこと、3位に新たな植物を買うことを挙げた。「メンバーの3人で絆を深めたいので、ジャングルみたいな過酷な場所に旅行に行きたい」と笑顔で話した。

「ウォンジョンヨ ヘア」はサロン品質を提案し、シャンプーやトリートメントを中⼼としたヘアケアアイテム全6種を5⽉1⽇に発売した。ブランドロゴはウォン・ジョンヨの「W」と、メイクで輝いてほしいという思いからダイヤをモチーフにデザインしている。

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「ミラ オーウェン」×「アンダーソン アンダーソン」 夏にぴったりの和紙ウエア


マッシュスタイルラボが運営する「ミラ オーウェン(MILA OWEN)」は、同社の和紙ライフスタイルブランド「アンダーソン アンダーソン(UNDERSON UNDERSON)」とのコラボアイテムを24日に発売する。全国の「ミラ オーウェン」店舗および公式EC、マッシュグループの公式アプリ「マッシュストア(MASH STORE)」、グループの公式EC「ウサギオンライン(USAGI ONLINE)」で取り扱う。

「ミラ オーウェン」のベーシックなフォルムに、「アンダーソン アンダーソン」オリジナルの肌触りよく抗菌防臭、速乾性のある和紙素材を掛け合わせた。カップインのインナーがセットのタンクトップ、シアートップスとスカート、インナーキャミソール付きTシャツの4型を展開する。

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「ミラ オーウェン」×「アンダーソン アンダーソン」 夏にぴったりの和紙ウエア


マッシュスタイルラボが運営する「ミラ オーウェン(MILA OWEN)」は、同社の和紙ライフスタイルブランド「アンダーソン アンダーソン(UNDERSON UNDERSON)」とのコラボアイテムを24日に発売する。全国の「ミラ オーウェン」店舗および公式EC、マッシュグループの公式アプリ「マッシュストア(MASH STORE)」、グループの公式EC「ウサギオンライン(USAGI ONLINE)」で取り扱う。

「ミラ オーウェン」のベーシックなフォルムに、「アンダーソン アンダーソン」オリジナルの肌触りよく抗菌防臭、速乾性のある和紙素材を掛け合わせた。カップインのインナーがセットのタンクトップ、シアートップスとスカート、インナーキャミソール付きTシャツの4型を展開する。

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日差しの季節にトゥモローランド×「キジマ タカユキ」のキャップ 5月25日に発売

トゥモローランド×「キジマ タカユキ」のキャップ(1万5400円)

トゥモローランドは5月25日、帽子ブランド「キジマ タカユキ(KIJIMA TAKAYUKI)」とコラボしたキャップを発売する。ホワイト×カーキ、ベージュ×ブラウン、ネイビー×キャメルの3色展開で、価格は各1万5400円。

素材はコットン100%で、かぶりをやや浅めに設定。トゥモローランドは「上品な光沢やしなやかさ、ビンテージライクな質感を併せ持つ」と話す。

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「N.ハリウッド」が「フジロック」と再コラボで“17年前のTシャツ”を復刻

「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」は5月24日、国内最大級の野外音楽フェス「フジロックフェスティバル(FUJI ROCK FESTIVAL)」(以下、フジロック)と共同制作したTシャツコレクションを発売する。

同コラボレーションは、「フジロック」が“ファッションと音楽のクロスオーバー”をテーマに行うプロジェクト“フジロック・コレクション(FUJI ROCK COLLECTION)”における企画。2007年に初めてコラボレーションした両者が再タッグを組み、復刻版アイテムの発売が実現した。

今回は、2007年の発売当時に「N.ハリウッド」のグラフィックデザインや映像制作を専任していたアートディレクター・半田淳也氏を迎えてアイテムを製作。当時のアートワークを復刻してアップデートを加えたロングスリーブTシャツ(8800円)、Tシャツ(7500円)の2型を用意し、“フジロック・コレクション”の公式オンラインストアで販売する。

アイテムのフロントには、メーンストリームへの拒否反応を表現する音楽ジャンルやその主体性に着想したアートワークをプリント。バックには、同フェスに集まる人々、ミュージシャン、ファン同士の触れ合いとして、サインを書き込めるようなデザインを施した。ゆったりとしたビックシルエットで、透けにくく型崩れしにくい5.6オンスの天竺素材を使用した。

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“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”がIZUMONSTERとコラボ 阪急メンズ東京ポップアップで限定ソフビも

ヨウジヤマモトが手掛ける“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は、刺青師、ソフビ作家のIZUMONSTER(イズモンスター)と初コラボアイテムを発売する。また5月29日〜6月4日の期間、阪急メンズ東京1階でポップアップをオープンし、同アイテムの先行販売を行う。

コラボアイテムは、東宝の特撮映画「フランケンシュタイン対地底怪獣」をテーマとし、劇中に登場するフランケンシュタインや地底怪獣バラゴンをIZUMONSTERが描いたTシャツ(1万3200円)やスカジャン(15万4000円)を発売する。加えて作中の場面写真などを“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”アトリエチームがアレンジしたグラフィックシャツ(4万1800円〜)のほか、ポップアップでのみ販売する限定50点のソフビセット(22万円/非売品のTシャツが付属)、また“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”がIZUMONSTERに別注したソフビもラインアップする。ソフビ商品はともに抽選販売で、5月29日12時〜6月1日15時の期間中に、専用プラットホームから応募を受け付ける。詳細は公式サイトに記載する。

映画「フランケンシュタイン対地底怪獣」は、1965年に公開。第二次世界大戦末期にドイツで生み出された、人造人間フランケンシュタインの心臓が日本へと運ばれ巨大化、地底怪獣バラゴンとの戦いを描く。

■ポップアップストア
日程:5月29日〜6月4日
場所:阪急メンズ東京 1階
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1

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NewJeansのヘリンが“デニム ディオール オブリーク”のキャンペーンに登場

「ディオール(DIOR)」はアンバサダーであるニュージーンズ(NewJeans)のヘリン(HAERIN)を起用した“デニム ディオール オブリーク”のキャンペーンを公開した。

同キャンペーンでは、ニューヨークの象徴的な街角で、ヘリンがウォッシュド加工が施されたジャカードのデニム素材の“ディオール ブックトート”や“サドル”“ディオール トゥジュール”、“30 モンテーニュ”ラインの“イースト ウェスト”や“ミニヴァニティ”など、豊かなバリエーションのバッグの数々を手にしている。

“デニム ディオール オブリーク”のアイテムは公式オンラインおよび全国の「ディオール」店舗で販売している。

LOOK

アイテム

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「AZファクトリー」がブランド終了 今後は教育プログラムを通じて独立系デザイナーを支援

「AZファクトリー(AZ FACTORY)」が、コレクションの制作や販売などファッションブランドとしての活動を終了することが分かった。今後は「AZアカデミー:ビジネス・フォー・デザイナーズ(AZ ACADEMY: BUSINESS FOR DESIGNERS、以下AZアカデミー)」と題した大学院教育プログラムに移行し、引き続きデザイナー支援を行なっていく。同ブランドは、2019年に「ランバン(LANVIN)」を長年手掛けてきたことで知られる故アルベール・エルバス(Alber Elbaz)が、「クロエ(CHLOE)」や「ダンヒル(DUNHILL)」「アライア(ALAIA)」を擁するコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT、以下リシュモン)とのジョイントベンチャーとして設立。デビューコレクション発表からわずか3カ月後の21年4月にエルバスが死去し、それ以降は毎シーズン異なる独立系デザイナーとのコラボレーションやデザインチームによってブランドを継続してきた。生産・販売される最後のコレクションは、ルッツ・ヒュエル(Lutz Huelle)がデザインした24年プレ・フォールになる。

選抜した若手や独立系デザイナーを支援

「AZアカデミー」は、ミラノを拠点とするリシュモンの企業スクールであるクリエイティブ・アカデミー(Creative Academy)の傘下に入り、ローマにあるファッションスクールのアカデミア・コスチューム&モーダ(Accademia Costume & Moda)と提携。世界のファッションスクールを卒業したばかりのデザイナーや、すでにファッションやレザーグッズ、アクセサリーの分野で活躍している独立系デザイナーを対象に、現在公式サイトで応募を受け付けている(締め切りは7月15日)。9月には、業界の専門家からなる審査委員会が、初年度の奨学金対象デザイナーを10〜20人選出。25年1月にミラノで1年間のプログラムをスタートする予定だ。選抜デザイナーは参加費として2500ユーロ(約42万2500円)を支払う必要があるが、プログラムにかかる費用の大部分はリシュモンが支援する。

リシュモンのフィリップ・フォルトゥナート(Philippe Fortunato)=ファッション&アクセサリー メゾン最高経営責任者(CEO)は、「『AZアカデミー』は、独立系ファッションデザイナーたちがそれぞれのクリエイティブなビジョンをビジネスの成功へと変えることを支援するユニークな機会を提供する。このプログラムを通じて、リシュモンはアルベール・エルバスと共に『AZファクトリー』で始まったストーリーを継承し続け、独立したクリエイションを支援することに対するコミットメントを再び明確に示す」と続けた。

「AZアカデミー」のプログラム内容は?

「AZアカデミー」発足の背景にあるのは、現在のファッション業界における課題だ。公式サイトでは、「既存のシステムには、クリエイティブなアイデアを投資を呼び込めるようなブランドビジネスへと変えるために必要なツールやノウハウをデザイナーに提供する教育プログラムや制度が欠けている」と指摘。若手デザイナーがブランド確立のための適切なツールを習得することをサポートするために、教育とプロフェッショナルな経験を融合させることを目的に掲げる。

同プログラムで取り扱うトピックは、クリエイティビティー、イノベーション、サステナビリティ、生産、財務、法律、マーケティング、包括性など。参加デザイナーはアカデミックな学習に加え、専門家による特別授業や個別指導、そして訪問、体験、インターンシップを通じてサプライチェーンに深く入り込むことになる。また最終プロジェクトでは、新しいファッションビジネスの支援に関心がある潜在的な投資家のためにビジネス戦略、コレクション計画、生産・事業計画を練り、プレゼンテーションで発表する。

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街角インバウンド取材を終えて(2024年5月20日号)

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年5月20日号からの抜粋です)

横山:円安で街を見ていても明らかに旅行者が増え、百貨店を筆頭にインバウンド消費が盛り上がっていたこともあって、特集が決まりました。その際の、村上編集長からの唯一の注文は「リアルに何を買っているのか取材せよ」。そんなこともあって原宿、表参道、銀座などでの訪日客のハントを軸に特集を作ることになりました。

益成:私は、大阪・心斎橋と福岡で百貨店や訪日客を取材しました。東京はどんな感じでしたか?

横山:2015年にインバウンド特集をやった時は、団体客がバスで乗り付けては、高級品を買いまくっているという感じでしたが、今回はみんな「円安なので、好きなブランドを買いに来ました」という感じ。みんなオシャレで目当てがはっきりしていました。銀座や表参道の「シャネル(CHANEL)」「ディオール(DIOR)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」などのラグジュアリーブランドの大型店舗に行列を作る金持ち然とした人から、「ホカ(HOKA)」のスニーカーを大人買いするフィリピンからの人、キャットストリートの裏通りのマニアックなブランドの店舗前で1時間も待つ韓国人まで、バラエティーに富んでいる訪日客の姿が印象的でした。

心斎橋は“コト消費”がメイン

益成:今はインスタなどのSNSで各自、関心のある情報を得てから、遊びに来るのでしょうね。心斎橋ではショッパーを持っている人は意外と少なくて、食べ歩きなどの“コト消費”がメインのようでした。客層も東南アジアから祖父母を連れて家族で来ている人たちも結構いました。福岡は、空港から10分程度で街に出られ、繁華街の天神と複合施設のキャナルシティ博多、新幹線駅がある博多がコンパクトにまとまっていて、便利。国内旅行の延長という感じで韓国から来ている人がたくさんいました。

横山:僕は新人2人と週末にスナップ取材をやりましたが、特に英語が得意ではない2人が、普通にインバウンド客に突撃取材して、断られてもくじけることなく、ハードな仕事を見事にやり遂げたことに感心しました。

益成:バイアスがなく、物おじせずにフラットに人と接することができる世代で、頼もしいですよね。ところで、このインバウンド景気はいつまで続くと思いますか?

横山:為替次第ですよね。この円安の“買い物天国”がいつまで続くか。こればかりは誰も分からないと思います。

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【鮫島の視点】値上げが続くとみられる外食各社

【記事のポイント】 ●24年4月、ゼンショーHDが展開している「すき家」、松屋HDが展開している「松屋」など値上げを実施。「鳥貴族」を展開しているエターナルホスピタリティグループも5月から360円(税込)から370円(同)に値上げ。
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「レイバン」がAwichをブランドアンバサダーに任命 自分を貫く力強いスタイルを体現

「レイバン(RAY-BAN)」は日本のヒップホップシーンを牽引するAwich(エイウィッチ)をブランドアンバサダーに任命したキャンペーンを発表した。

正統な伝統を受け継ぐDNAをブランドの価値観とする「レイバン」は、音楽業界だけでなくファッション業界からも注目を集めるAwichの自分を貫くスタイルと力強いメッセージに共感し、ブランドアンバサダーに任命するに至った。

アンバサダー就任第1弾となるキャンペーンは、ブランドを象徴するコレクション“レイバン アイコン(RAY-BAN ICONS)”から“クラブマスター”(2万6840円〜)と“ラウンド”(2万5300円〜)を着用する。

普遍的でありながらも大胆なデザイン、歴史的かつ伝統的なスタイルに敬意を表した「レイバン」を代表するタイムレスなアイテムだ。

Awichの着用モデルはいずれも全国の「レイバン」の店舗および公式オンラインストア、また取り扱い店舗にて販売している。

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へラルボニーが日本初の快挙 「LVMHイノベーションアワード」で部門賞を獲得

ヘラルボニーが5月23日、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)主催の「LVMHイノベーションアワード 2024 (LVMH INNOVATION AWARD 2024)」を受賞した。同社が選出されたのは「従業員体験とダイバーシティ&インクルージョン(Employee Experience, Diversity & Inclusion)」部門で、日本企業の受賞は初めて。同アワードは今年は第8回となり、過去最多となる89カ国、1545社から応募があった。

受賞企業は、LVMHのイノベーション・インキュベーターであるメゾン・ド・スタートアップ(THE MAISON DE STARTUPS)の企業支援プログラムに参加し、同社および傘下75メゾンと連携しながら、個別メンター制度を受けることができる。

へラルボニーは2018年7月に岩手県でスタート。知的障がいのあるアーティストや福祉施設とのライセンス契約を結び、作品を商品化するブランド事業やライセンス事業を行っている。LVMHによると、アワードの受賞理由は「同社は企画から制作に至るまで、障害のあるアーティストと企業との質の高い協業を保証する。アーティストにビジネスチャンスが生まれるだけでなく、企業もDEI(ダイバーシティー・エクイティ&インクルージョン)を促進できる」という。

「LVMH イノベーションアワード」は、世界の有望なスタートアップ企業をたたえ、その成長を支援するプログラムとして2017年に設立した。応募対象は、評価額1億ドル未満、従業員数50人未満で過去5年間以内に創設された企業だ。グランプリに加え、へラルボニーが受賞した「従業員体験とダイバーシティ&インクルージョン」部門のほか、「オムニチャネル&リテール」「サステナビリティ&グリーンテック」などの6部門からなる。

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へラルボニーが日本初の快挙 「LVMHイノベーションアワード」で部門賞を獲得

ヘラルボニーが5月23日、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)主催の「LVMHイノベーションアワード 2024 (LVMH INNOVATION AWARD 2024)」を受賞した。同社が選出されたのは「従業員体験とダイバーシティ&インクルージョン(Employee Experience, Diversity & Inclusion)」部門で、日本企業の受賞は初めて。同アワードは今年は第8回となり、過去最多となる89カ国、1545社から応募があった。

受賞企業は、LVMHのイノベーション・インキュベーターであるメゾン・ド・スタートアップ(THE MAISON DE STARTUPS)の企業支援プログラムに参加し、同社および傘下75メゾンと連携しながら、個別メンター制度を受けることができる。

へラルボニーは2018年7月に岩手県でスタート。知的障がいのあるアーティストや福祉施設とのライセンス契約を結び、作品を商品化するブランド事業やライセンス事業を行っている。LVMHによると、アワードの受賞理由は「同社は企画から制作に至るまで、障害のあるアーティストと企業との質の高い協業を保証する。アーティストにビジネスチャンスが生まれるだけでなく、企業もDEI(ダイバーシティー・エクイティ&インクルージョン)を促進できる」という。

「LVMH イノベーションアワード」は、世界の有望なスタートアップ企業をたたえ、その成長を支援するプログラムとして2017年に設立した。応募対象は、評価額1億ドル未満、従業員数50人未満で過去5年間以内に創設された企業だ。グランプリに加え、へラルボニーが受賞した「従業員体験とダイバーシティ&インクルージョン」部門のほか、「オムニチャネル&リテール」「サステナビリティ&グリーンテック」などの6部門からなる。

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「トム フォード ビューティ」の人気ローション2種にミニサイズが登場

「トム フォード ビューティ(TOM FORD BEAUTY)」は、スキンケアシリーズ“トム フォード リサーチ”の定番人気製品“インテンシブ ローション”と“インテンシブ ミルキー ローション”のミニサイズを6月21日に発売する。

“インテンシブ ローション”(100mL、1万2100円)は、肌をなめらかに整え、贅沢で⼼地よい⽔のようなさっぱりとしたテクスチャーが特徴。“インテンシブ ミルキー ローション”(85mL、1万9800円)は、潤いを与えハリのあるふっくらとした肌へと導き、メイクアップを受け⼊れる準備を整える。

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「GQ ジャパン」が選んだのは星野源や小泉智貴ら6人 クリエイターをたたえるアワード

コンデナスト・ジャパンの「GQ ジャパン(GQ JAPAN)」は、「GQ ジャパン クリエイティブ・ウィークエンド(GQ JAPAN REATIVE WEEKEND)」を代官山ヒルサイドフォーラムで5月18・19日に開催した。

米「GQ」は、2023年にアートやファッション、音楽などのあらゆる分野で活躍するクリエイターを称える「GQ グローバル・クリエイティビティ・アワード(GQ GLOBAL CREATIVITY AWARDS)」を設立。「GQ ジャパン」は同アワードの日本版を24年に初開催し、4月に受賞者を発表した。選出したのは、音楽家で俳優の星野源、建築家の石上純也、アーティストの玉山拓郎、映画監督兼アーティストの石原海、ドレスデザイナー兼美術作家の小泉智貴、アーティストの浜名一憲の6人。

「GQ ジャパンクリエイティブ・ウィークエンド」では、石上、玉山、石原、小泉、浜名の作品を展示した。空間を自由に使い、壁や木製の土台の上にさりげなく陳列したアートもあった。初日の18日には初対面だという石上と玉山によるトークショーを行い、互いの作品や制作手法に対して質疑応答を繰り広げた。

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「GQ ジャパン」が選んだのは星野源や小泉智貴ら6人 クリエイターをたたえるアワード

コンデナスト・ジャパンの「GQ ジャパン(GQ JAPAN)」は、「GQ ジャパン クリエイティブ・ウィークエンド(GQ JAPAN REATIVE WEEKEND)」を代官山ヒルサイドフォーラムで5月18・19日に開催した。

米「GQ」は、2023年にアートやファッション、音楽などのあらゆる分野で活躍するクリエイターを称える「GQ グローバル・クリエイティビティ・アワード(GQ GLOBAL CREATIVITY AWARDS)」を設立。「GQ ジャパン」は同アワードの日本版を24年に初開催し、4月に受賞者を発表した。選出したのは、音楽家で俳優の星野源、建築家の石上純也、アーティストの玉山拓郎、映画監督兼アーティストの石原海、ドレスデザイナー兼美術作家の小泉智貴、アーティストの浜名一憲の6人。

「GQ ジャパンクリエイティブ・ウィークエンド」では、石上、玉山、石原、小泉、浜名の作品を展示した。空間を自由に使い、壁や木製の土台の上にさりげなく陳列したアートもあった。初日の18日には初対面だという石上と玉山によるトークショーを行い、互いの作品や制作手法に対して質疑応答を繰り広げた。

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阪急うめだ本店、GENERATIONS小森隼・中務裕太を招いた特選イベント

阪急うめだ本店は、スペシャルイベント「GENERATIONS HAYATO & YUTA in Hankyu-Luxury World 」を13階の屋上広場で17日に開催した。「ティファニー(TIFFANY)」の伝説的なデザイナー、ジャン・シュランバージェ(Jean Schlumberger)が手掛けた名作“バード オン ア ロック”から着想を得たオブジェ「バード オン ザ ボックス(通称ボブ)」を展示。17日~19日の3日間限定で一般客にも公開した。

5階のファッションブランドと5・6階のジュエリーギャラリー、6階のウォッチギャラリーを合わせたワールド「インターナショナルブティックス」が主催するクローズドのイベントで、2012年の本店建て替え以来の開催となる。外商の上顧客を対象に、特別な体験価値を提供する。

阪急阪神百貨店・ジュエリー&ウォッチ商品部マーチャンダイザーの桝家浩介氏は「3階の婦人服モードではよくイベントを開催している。そのお客さまが成熟して5階のラグジュアリーに来られたときにも期待に応えられるようにしたい。百貨店のブランドはなかなか差別化しにくいが、屋上広場の空間を利用し、ラグジュアリーとタッグを組んで特別な場を提供できるのは当店の強み。カジュアルな遊び感覚のイベントを継続し、顧客を増やしていきたい」と話す。

「ティファニー」のジュエリーへの思い

ラグジュアリーワールド主催イベントの柿落としともいえる今回のイベントには、LDHのアーティスト、GENERATIONS from EXILE TRIBEの関西出身メンバー、小森隼さんと中務裕太さんを招へいした。中務さんは大阪府茨木市出身、小森さんは三重県出身で、2人とも阪急には思い出があるという。

 中務さんと小森さんが訪れたのは「エトロ(ETRO)」「ブシュロン(BOUCHERON)」「メシカ(MESSIKA)」「IWC」といった5・6階のブランドショップ。店内でのシューティングを通じてブランドの世界観や商品の魅力を体感し、その後、17時から約30分、屋上広場でトークイベントを行なった。招待されたのは、インターナショナルブティックスの顧客と「ティファニー」販売会の顧客合わせて約100人。「ティファニー」の会場となったダイヤモンドホールを出たところに屋上広場があり、2つのイベントを連動させることで特別感を演出した。

トークイベントでは、2人の普段のファッションやステージ衣装へのこだわり、「ティファニー」のジュエリーへの思い入れなどについて語られた。鍛えられた逆三角形のボディーが自慢の中務さんはシンプルなファッションが好み。「体を鍛えておけば、白の無地Tでどうにかなる。肉体が1番のファッション」といい、ステージ衣装については「脇にマチを入れたりしているが、毎回体がでかくなっていくのでフィッティングチームには『いい加減にしてください』って言われている」と笑いを誘った。

一方のこだわり派の小森さんは、モノ作りの工程やブランドコンセプトなど商品の背景にあるものに惹かれて買うことが多いという。「工芸品など職人の手仕事や染めにも興味があるので今日は阪急の8階で職人さんたちと話してきた。誰かの思いやぬくもりを感じるアイテムをファッションに取り入れたい」と話す。ステージ衣装についてもディテールにこだわり、機能性を組み込んだデザインのものが多い。

今後もコトイベントを強化していく

この日、2人が身につけていたジュエリーは、「ティファニー」のロックのペンダントとバングルで、絆を表現したデザインが特徴的。「ティファニー」は憧れブランドの一つだという小森さんは「いままでタイミングを逃してしまい、まだひとつも持っていない。だからいますごくテンションが上がっている。ジュエリーは、記念日などのタイミングを重視して購入する方なので、今日の記念になるジュエリーをふたりで買いたい」と、トーク中も中務さんを説得していた。

会場に展示されたティファニーの「ボブ」は1965年に発表された、宝石の上に鳥が乗っているブローチ「バード オン ア ロック」をモチーフに製作したもので、重さ2トン、高さ4mの巨大なオブジェ。今年4月に5階のブティックがリニューアルされたのと、6月23日まで東京・虎ノ門ヒルズ ステーションタワーで開催中の「ティファニーワンダー」展を記念して展示された。

最後に、ボブを見た感想をダンスで表現してほしいと司会者から言われた中務さんは、即興でキレの良いダンスパフォーマンスを披露し、会場を大いに盛り上げた。

本イベントを機に、今後は“祭り”をコンセプトにした、ややカジュアルなパーティーや遊び感覚のイベントを展開していく。今秋には別のブランドでも開催する予定だ。桝家氏は「コトイベントは東京、モノイベントは大阪といった風潮があるなかで、西でもコトイベントをどんどん企画していきたい」と話している。

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阪急うめだ本店、GENERATIONS小森隼・中務裕太を招いた特選イベント

阪急うめだ本店は、スペシャルイベント「GENERATIONS HAYATO & YUTA in Hankyu-Luxury World 」を13階の屋上広場で17日に開催した。「ティファニー(TIFFANY)」の伝説的なデザイナー、ジャン・シュランバージェ(Jean Schlumberger)が手掛けた名作“バード オン ア ロック”から着想を得たオブジェ「バード オン ザ ボックス(通称ボブ)」を展示。17日~19日の3日間限定で一般客にも公開した。

5階のファッションブランドと5・6階のジュエリーギャラリー、6階のウォッチギャラリーを合わせたワールド「インターナショナルブティックス」が主催するクローズドのイベントで、2012年の本店建て替え以来の開催となる。外商の上顧客を対象に、特別な体験価値を提供する。

阪急阪神百貨店・ジュエリー&ウォッチ商品部マーチャンダイザーの桝家浩介氏は「3階の婦人服モードではよくイベントを開催している。そのお客さまが成熟して5階のラグジュアリーに来られたときにも期待に応えられるようにしたい。百貨店のブランドはなかなか差別化しにくいが、屋上広場の空間を利用し、ラグジュアリーとタッグを組んで特別な場を提供できるのは当店の強み。カジュアルな遊び感覚のイベントを継続し、顧客を増やしていきたい」と話す。

「ティファニー」のジュエリーへの思い

ラグジュアリーワールド主催イベントの柿落としともいえる今回のイベントには、LDHのアーティスト、GENERATIONS from EXILE TRIBEの関西出身メンバー、小森隼さんと中務裕太さんを招へいした。中務さんは大阪府茨木市出身、小森さんは三重県出身で、2人とも阪急には思い出があるという。

 中務さんと小森さんが訪れたのは「エトロ(ETRO)」「ブシュロン(BOUCHERON)」「メシカ(MESSIKA)」「IWC」といった5・6階のブランドショップ。店内でのシューティングを通じてブランドの世界観や商品の魅力を体感し、その後、17時から約30分、屋上広場でトークイベントを行なった。招待されたのは、インターナショナルブティックスの顧客と「ティファニー」販売会の顧客合わせて約100人。「ティファニー」の会場となったダイヤモンドホールを出たところに屋上広場があり、2つのイベントを連動させることで特別感を演出した。

トークイベントでは、2人の普段のファッションやステージ衣装へのこだわり、「ティファニー」のジュエリーへの思い入れなどについて語られた。鍛えられた逆三角形のボディーが自慢の中務さんはシンプルなファッションが好み。「体を鍛えておけば、白の無地Tでどうにかなる。肉体が1番のファッション」といい、ステージ衣装については「脇にマチを入れたりしているが、毎回体がでかくなっていくのでフィッティングチームには『いい加減にしてください』って言われている」と笑いを誘った。

一方のこだわり派の小森さんは、モノ作りの工程やブランドコンセプトなど商品の背景にあるものに惹かれて買うことが多いという。「工芸品など職人の手仕事や染めにも興味があるので今日は阪急の8階で職人さんたちと話してきた。誰かの思いやぬくもりを感じるアイテムをファッションに取り入れたい」と話す。ステージ衣装についてもディテールにこだわり、機能性を組み込んだデザインのものが多い。

今後もコトイベントを強化していく

この日、2人が身につけていたジュエリーは、「ティファニー」のロックのペンダントとバングルで、絆を表現したデザインが特徴的。「ティファニー」は憧れブランドの一つだという小森さんは「いままでタイミングを逃してしまい、まだひとつも持っていない。だからいますごくテンションが上がっている。ジュエリーは、記念日などのタイミングを重視して購入する方なので、今日の記念になるジュエリーをふたりで買いたい」と、トーク中も中務さんを説得していた。

会場に展示されたティファニーの「ボブ」は1965年に発表された、宝石の上に鳥が乗っているブローチ「バード オン ア ロック」をモチーフに製作したもので、重さ2トン、高さ4mの巨大なオブジェ。今年4月に5階のブティックがリニューアルされたのと、6月23日まで東京・虎ノ門ヒルズ ステーションタワーで開催中の「ティファニーワンダー」展を記念して展示された。

最後に、ボブを見た感想をダンスで表現してほしいと司会者から言われた中務さんは、即興でキレの良いダンスパフォーマンスを披露し、会場を大いに盛り上げた。

本イベントを機に、今後は“祭り”をコンセプトにした、ややカジュアルなパーティーや遊び感覚のイベントを展開していく。今秋には別のブランドでも開催する予定だ。桝家氏は「コトイベントは東京、モノイベントは大阪といった風潮があるなかで、西でもコトイベントをどんどん企画していきたい」と話している。

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「プロテカ」軽量静音スーツケース第2弾を発売 軽快な引き心地

エースの日本製トラベルバッグブランド「プロテカ(PROTECA)」は、軽量静音スーツケース“トリアクシス”を改良した“トリアクシス2”を5月24日に発売する。

“トリアクシス”は水より比重が軽い樹皮をボディに採用し、従来品に比べてキャスターの体感音量を約30%軽減した商品。この商品をベースに、新たにキャスターに「ベアロンホイール」を搭載することでさらに軽快な引き心地を実現したのが“トリアクシス2”だ。

カラーはガンメタリック、フロートブルー、サンドベージュの3色展開。サイズは37L(6万8200円)、72L(7万5900円)、93L(8万1400円)、132L(8万9100円)の4種。全国の直営店、オンラインストア、主要百貨店、専門店で順次発売を開始する。

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レッドベルベットのスルギがデビュー10周年 ロマンチックな街、パリで30歳になった今について語る

カムバックの度に、コンセプチュアルなスタイリングやディレクションにも注目の集まる5人組ガールズグループ、レッドベルベット(red velvet)のメンバー、スルギ(SEULGI)。ステージの上だけではなく、海外公演のために空港に訪れたり、音楽番組出演の為、テレビ局に訪れる際に見ることのできる“出勤ルック”がおしゃれと注目を集めているファッショニスタでもある。20歳にデビューし、デビュー10周年を迎え現在30歳。年齢による心の変化や、仕事の事、ファッションやライフスタイルについてまで語ってくれた。

WWD KOREA(以下、WWD):3月の自身の誕生日にはパーティーをしたり、個人ユーチューブチャンネルを立ち上げたりと忙しそうですね

スルギ:はい。ユーチューブは去年の10月から準備しました。うまくやりたかった故にかなり悩みましたね。初めにどのようなコンテンツにしようかいろいろ考えました。ゲストを招待してトークをするというコンセプトは、何かを導かなければならないというプレッシャーがありました。 それで「私の人生をありのままに見せよう」というコンセプトに決めました。 私が知った、または知っている情報を伝えたり、普段の生活を自然に見せようと思いました。そう決めてからはもっと楽になり、映像も自然になりましたね。

WWD:個人インスタグラムの活動も熱心に行っていますよね

スルギ:インスタグラムは、ファンとコミュニケーションする窓口のような役割があるからです。特に最近は旅行の日常の写真などをアップしてファンと話をする空間として使っています。パンデミックの時期にはファンとコミュニケーションするためのほぼ唯一の方法でした。 今は当時より少し減りましたが、まだ良いコミュニケーションツールだと思います。

WWD:誕生日も過ぎたので、もう完全に30歳ですね、おめでとうございます!

スルギ:そうですね、「もう30歳か!どうしよう!」と一瞬思いましたが、振り返ってみると本当に良かったですね。他の人とは違う20代を過ごし、普通じゃない人生を送ったということ自体、誇らしい気持ちです。 それに、大きな曲がり角や出来事もなく、愛情をたっぷり受けて過ごせたような気がして幸せです。

WWD:この10年という時間を誇りに思っていると

スルギ:性格上、もっと気をつけようと努力もしましたし、それに欲を出さずに生きてきたと思います。 そうすれば問題が起こらないと思ったからです。 これからはそのマインドを活用して、これから自分がやりたいことを探そうと思っています。 そんな気持ちでユーチューブも始めました。

WWD:20代での後悔はほとんどなさそうですね

スルギ:うーん…本当に悔いはないですね。 レッドベルベットとして生きてきた日々が私の性格に合っていたのもあります。内向的な性格の私にとって、ステージに立って人に会う生活はいつも楽しいものでした。 発散している自分を誰かが好きになってくれるのは、いつもドキドキしました。同年代の友だちに比べて普通の生活はできませんでしたが、悔しいとか未練が残るようなことはないですね。 多様な経験をすることができない代わりに、変わった経験をすることの方がずっといいんです。 芸能人としてしか感じられないこと、例えば「知らない人が私を知っている」ということが、私を正しい生き方をさせるというのも特別な経験です。

WWD:思いもよらない答えですね。いつからこのような生活を夢見ていたのですか?

スルギ:イ・ジョンヒョン先輩のステージを見ながら漠然ととても好きだと思ったんです。 お父さんとお母さんの前でその歌とダンスを踊りながら楽しかったし、自然に「私はこういうことが好きなんだ」と分かりました。 歌も絵も全部好きで、運動も好きでした。 芸能は何でも好きだったし、今も好きです。 だからこの生活がすごく満足なんです。たまに一人でソチョン(西村)のような町を歩き回ってコーヒーを飲んだり、本を読んだりもします。 後悔することなく、毎日をかなり充実させながら生きているような気がします。

WWD:それでもなかなか大変な時間を過ごしてきたと思います

スルギ:そうですね。私は、30歳になったことで、すごくいいことが増えたと思いました。30歳という年齢は、20代で感じたことを具体化する時期だと思うんです。 だから30代は素敵だと思うんです。具体化する分、感情的な余裕も生まれるんでしょうね。

WWD:想像していた30代と似ていますか?

スルギ:漠然と30代になると、ある程度仕事も安定し、人間関係の幅も広がるんじゃないかと思っていました。 その予想はある程度当たっていたようです。 人見知りな性格のため、新しい人に会うのがぎこちなかったことが多かったのですが、かなり柔軟になり、いろいろな人の中で快適に過ごす術を身につけることができました。 そして、どんどん「私という人間」がはっきりしてくるのもいいですね。

WWD:人から受けるストレスはありませんでしたか?

スルギ:私は特に人のせいで辛いと感じたことはないですね。少しでも問題があるときは、ほとんどの場合、コミュニケーションをとればお互いが理解しあえるので、特に「とても憎い」「嫌だ」と思ったことはなかったと思います。 私がポジティブすぎるからでしょうか?海外スケジュールが多いときは、むしろ長距離のフライトも楽しいですね。 飛行機の中でいろいろなことをしています。 いろいろな計画を立てたり、写真の整理をしたり、自分だけの時間を過ごします。 だから、私は飛行機の行き帰りのスケジュールもそれなりに楽しんできたと思います。

WWD:長い練習生期間を耐えてきたと思いますが、ついに幸せな30歳を迎えることができましたね

スルギ:デビュー前にレッスン期間が長くなるにつれて、練習生としてのマンネリ化が来たことがありました。 練習をいくらやっても実力が停滞する時期があるのですが、その時に自信もなくなり、行き詰まった気分になることもありました。 でも、私はこの仕事がとても好きだったので、他の仕事をしようと思ったことはなかったと思います。 ただ、気持ちが焦り、自分が不足していると感じて少し辛かったです。でも、その時期をうまく乗り越えてここまで来たことを誇りに思います。

WWD:自分の仕事が本当に好きなようで、とても素敵です。だからか、自然と「スルギスタイル」が生まれたような気がします

スルギ:実はファッションに興味はあったんですけど、以前はブランドもよく知らなかったし、自分なりのスタイルを作るのが苦手だったんです。自分の中にあるファッションの本能というか、そういうものをどう表現したらいいのか分からなかったんです。 それに、いろんなスタイルが好きな方なので、確固たるスタイルに固執できなかったこともあります。特に私はレッドベルベットの活動や音楽によって変わるスタイルに溶け込んで、そのコンセプト自体を楽しんでいたので。どんなスタイルでも抵抗感なく好きなので、写真撮影の仕事もとても好きなんです。 最近、周りの人からいろいろ教えてもらって、助けてもらって、自分なりのスタイルを見つけているような気がします。

WWD:全ての衣装を上手に着こなしてくれたので、今回の撮影もとても楽スムーズでした

スルギ:写真撮影が好きなので、これからもたくさんやってみたいです。写真を撮るのも、撮られるのも全部好きなので。 着てみたことのない服を色んなスタイルで着替えながら写真を撮る作業はいつもワクワクします。 色々な作家さんと知り合いになるのもいいですね。

WWD:他にも挑戦してみたい分野はありますか?

スルギ:私のやっていることに対して、ディレクションもしてみたいです。 歌や写真撮影に私の経験やノウハウを溶け込ませていく感じで。 そうやって少しずつ領域を広げていくのも面白いと思います。 芸能人としての人生の魅力のひとつは、これですよね。 一つのことにとらわれず、いろいろなことに挑戦できること。機会があれば、演技もやってみたいです。

WWD:レッドベルベットはヒット曲がたくさんあって、停滞期やスランプなどもなかったんじゃないでしょうか?

スルギ:デビューの時に持っていた明るいイメージが、フォローアップ曲「Be Natural」の時に180度変わり、ファンに多少の混乱を与えたんです。その後、着実に強弱を調整したことがロングランの秘訣になりました。 さまざまなコンセプトを消化することで、疑問や期待感が生まれ、これが“戦略ではない戦略”になったと思います。 代わりに、悩みが生まれました。 私たちは本当に多くのコンセプトを試しましたよね。 だから、新しいアルバムを準備するたびに、レッドベルベットならではのアイデンティティーを失ってはいけないという責任感もますます強くなりました。 これはこれからも解決していかなければならない宿題だと思います。

WWD:ヒット曲がたくさんあるグループですが、スルギの3曲を選ぶとしたら?

スルギ:「Red flavor」ですね。 実はこんなに愛される曲になるとは思わなかったんです。 そして「Bad Boy」。 この曲で自分を知ることができたので、私にとっては特別な曲です。 この曲はグルーヴィーなダンスも好きです。 そして最後に「Psycho」。この曲は感動があるというか。心に響く何かがある曲です。

WWD:パリのセレクトショップで器を買っていましたが、一人暮らしの楽しさは変わらずですか?

スルギ:一人でいるのはとても楽しいです。ゆったりとしていて快適です。 たまに両親が家に来ると家事をやってくれることがあるのですが、その時はその出来事を楽しむようにしています。 「あぁ、私の娘はまだ幼い子供なんだ。 私の手が必要なんだ」という気持ちでやってくれることを知っているからです(笑)。

WWD:2024年春に出会ったパリはどんな感じでしたか?

スルギ:パリは去年一度だけ来たことがあるのですが、その時も公演のためにゆっくり楽しむ時間がなかったんです。今回、ゆっくり時間をかけてパリを満喫してみると、魅力的な場所でした。そして、私は展覧会に行くのがとても好きなんです。今回、パリでピノ・コレクション美術館に行ったのですが、本当に良かったです。 初めて見る現代美術の作品が不思議で、まだ不器用ですが、解釈しようと努力しながら見る過程も良かったです。 残りの時間、あちこちをたくさん目に収めようと思います。 よく聞く表現になってしまいますが、こうとしか表現できません。” 愛とロマンの街”ですね。

WWD:残された下半期の特別な計画や目標はありますか?

スルギ:趣味を見つけようというのが目標です。 今までやってこなかったことなのですが、趣味を具体化して着実にやってみようという気持ちです。 水泳も習ってみようと思っています。 そういえば、最近絵を習ってみたいと思って、ある画家の方に連絡をして、着実にやってみようと思っています。 その方が絵だけでなく、詩や文章を読む会もやっていて、私も一緒にやってみたいです。 そして、レッドベルベット活動だけでなく、ソロ活動もやってみたいです。

CONTRIBUTING DIRECTOR KYUNGMI LIM
PHOTO SUNHYE KIM
HAIR GUNWOONG(WOOSUN)
MAKE-UP ISEUL(WOOSUN)
STYLING JUYEON OH, DAYOUNG KANG
LOCATION CHÂTEAU DES FLEURS
COOPERATION PARIS CLASS

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レッドベルベットのスルギがデビュー10周年 ロマンチックな街、パリで30歳になった今について語る

カムバックの度に、コンセプチュアルなスタイリングやディレクションにも注目の集まる5人組ガールズグループ、レッドベルベット(red velvet)のメンバー、スルギ(SEULGI)。ステージの上だけではなく、海外公演のために空港に訪れたり、音楽番組出演の為、テレビ局に訪れる際に見ることのできる“出勤ルック”がおしゃれと注目を集めているファッショニスタでもある。20歳にデビューし、デビュー10周年を迎え現在30歳。年齢による心の変化や、仕事の事、ファッションやライフスタイルについてまで語ってくれた。

WWD KOREA(以下、WWD):3月の自身の誕生日にはパーティーをしたり、個人ユーチューブチャンネルを立ち上げたりと忙しそうですね

スルギ:はい。ユーチューブは去年の10月から準備しました。うまくやりたかった故にかなり悩みましたね。初めにどのようなコンテンツにしようかいろいろ考えました。ゲストを招待してトークをするというコンセプトは、何かを導かなければならないというプレッシャーがありました。 それで「私の人生をありのままに見せよう」というコンセプトに決めました。 私が知った、または知っている情報を伝えたり、普段の生活を自然に見せようと思いました。そう決めてからはもっと楽になり、映像も自然になりましたね。

WWD:個人インスタグラムの活動も熱心に行っていますよね

スルギ:インスタグラムは、ファンとコミュニケーションする窓口のような役割があるからです。特に最近は旅行の日常の写真などをアップしてファンと話をする空間として使っています。パンデミックの時期にはファンとコミュニケーションするためのほぼ唯一の方法でした。 今は当時より少し減りましたが、まだ良いコミュニケーションツールだと思います。

WWD:誕生日も過ぎたので、もう完全に30歳ですね、おめでとうございます!

スルギ:そうですね、「もう30歳か!どうしよう!」と一瞬思いましたが、振り返ってみると本当に良かったですね。他の人とは違う20代を過ごし、普通じゃない人生を送ったということ自体、誇らしい気持ちです。 それに、大きな曲がり角や出来事もなく、愛情をたっぷり受けて過ごせたような気がして幸せです。

WWD:この10年という時間を誇りに思っていると

スルギ:性格上、もっと気をつけようと努力もしましたし、それに欲を出さずに生きてきたと思います。 そうすれば問題が起こらないと思ったからです。 これからはそのマインドを活用して、これから自分がやりたいことを探そうと思っています。 そんな気持ちでユーチューブも始めました。

WWD:20代での後悔はほとんどなさそうですね

スルギ:うーん…本当に悔いはないですね。 レッドベルベットとして生きてきた日々が私の性格に合っていたのもあります。内向的な性格の私にとって、ステージに立って人に会う生活はいつも楽しいものでした。 発散している自分を誰かが好きになってくれるのは、いつもドキドキしました。同年代の友だちに比べて普通の生活はできませんでしたが、悔しいとか未練が残るようなことはないですね。 多様な経験をすることができない代わりに、変わった経験をすることの方がずっといいんです。 芸能人としてしか感じられないこと、例えば「知らない人が私を知っている」ということが、私を正しい生き方をさせるというのも特別な経験です。

WWD:思いもよらない答えですね。いつからこのような生活を夢見ていたのですか?

スルギ:イ・ジョンヒョン先輩のステージを見ながら漠然ととても好きだと思ったんです。 お父さんとお母さんの前でその歌とダンスを踊りながら楽しかったし、自然に「私はこういうことが好きなんだ」と分かりました。 歌も絵も全部好きで、運動も好きでした。 芸能は何でも好きだったし、今も好きです。 だからこの生活がすごく満足なんです。たまに一人でソチョン(西村)のような町を歩き回ってコーヒーを飲んだり、本を読んだりもします。 後悔することなく、毎日をかなり充実させながら生きているような気がします。

WWD:それでもなかなか大変な時間を過ごしてきたと思います

スルギ:そうですね。私は、30歳になったことで、すごくいいことが増えたと思いました。30歳という年齢は、20代で感じたことを具体化する時期だと思うんです。 だから30代は素敵だと思うんです。具体化する分、感情的な余裕も生まれるんでしょうね。

WWD:想像していた30代と似ていますか?

スルギ:漠然と30代になると、ある程度仕事も安定し、人間関係の幅も広がるんじゃないかと思っていました。 その予想はある程度当たっていたようです。 人見知りな性格のため、新しい人に会うのがぎこちなかったことが多かったのですが、かなり柔軟になり、いろいろな人の中で快適に過ごす術を身につけることができました。 そして、どんどん「私という人間」がはっきりしてくるのもいいですね。

WWD:人から受けるストレスはありませんでしたか?

スルギ:私は特に人のせいで辛いと感じたことはないですね。少しでも問題があるときは、ほとんどの場合、コミュニケーションをとればお互いが理解しあえるので、特に「とても憎い」「嫌だ」と思ったことはなかったと思います。 私がポジティブすぎるからでしょうか?海外スケジュールが多いときは、むしろ長距離のフライトも楽しいですね。 飛行機の中でいろいろなことをしています。 いろいろな計画を立てたり、写真の整理をしたり、自分だけの時間を過ごします。 だから、私は飛行機の行き帰りのスケジュールもそれなりに楽しんできたと思います。

WWD:長い練習生期間を耐えてきたと思いますが、ついに幸せな30歳を迎えることができましたね

スルギ:デビュー前にレッスン期間が長くなるにつれて、練習生としてのマンネリ化が来たことがありました。 練習をいくらやっても実力が停滞する時期があるのですが、その時に自信もなくなり、行き詰まった気分になることもありました。 でも、私はこの仕事がとても好きだったので、他の仕事をしようと思ったことはなかったと思います。 ただ、気持ちが焦り、自分が不足していると感じて少し辛かったです。でも、その時期をうまく乗り越えてここまで来たことを誇りに思います。

WWD:自分の仕事が本当に好きなようで、とても素敵です。だからか、自然と「スルギスタイル」が生まれたような気がします

スルギ:実はファッションに興味はあったんですけど、以前はブランドもよく知らなかったし、自分なりのスタイルを作るのが苦手だったんです。自分の中にあるファッションの本能というか、そういうものをどう表現したらいいのか分からなかったんです。 それに、いろんなスタイルが好きな方なので、確固たるスタイルに固執できなかったこともあります。特に私はレッドベルベットの活動や音楽によって変わるスタイルに溶け込んで、そのコンセプト自体を楽しんでいたので。どんなスタイルでも抵抗感なく好きなので、写真撮影の仕事もとても好きなんです。 最近、周りの人からいろいろ教えてもらって、助けてもらって、自分なりのスタイルを見つけているような気がします。

WWD:全ての衣装を上手に着こなしてくれたので、今回の撮影もとても楽スムーズでした

スルギ:写真撮影が好きなので、これからもたくさんやってみたいです。写真を撮るのも、撮られるのも全部好きなので。 着てみたことのない服を色んなスタイルで着替えながら写真を撮る作業はいつもワクワクします。 色々な作家さんと知り合いになるのもいいですね。

WWD:他にも挑戦してみたい分野はありますか?

スルギ:私のやっていることに対して、ディレクションもしてみたいです。 歌や写真撮影に私の経験やノウハウを溶け込ませていく感じで。 そうやって少しずつ領域を広げていくのも面白いと思います。 芸能人としての人生の魅力のひとつは、これですよね。 一つのことにとらわれず、いろいろなことに挑戦できること。機会があれば、演技もやってみたいです。

WWD:レッドベルベットはヒット曲がたくさんあって、停滞期やスランプなどもなかったんじゃないでしょうか?

スルギ:デビューの時に持っていた明るいイメージが、フォローアップ曲「Be Natural」の時に180度変わり、ファンに多少の混乱を与えたんです。その後、着実に強弱を調整したことがロングランの秘訣になりました。 さまざまなコンセプトを消化することで、疑問や期待感が生まれ、これが“戦略ではない戦略”になったと思います。 代わりに、悩みが生まれました。 私たちは本当に多くのコンセプトを試しましたよね。 だから、新しいアルバムを準備するたびに、レッドベルベットならではのアイデンティティーを失ってはいけないという責任感もますます強くなりました。 これはこれからも解決していかなければならない宿題だと思います。

WWD:ヒット曲がたくさんあるグループですが、スルギの3曲を選ぶとしたら?

スルギ:「Red flavor」ですね。 実はこんなに愛される曲になるとは思わなかったんです。 そして「Bad Boy」。 この曲で自分を知ることができたので、私にとっては特別な曲です。 この曲はグルーヴィーなダンスも好きです。 そして最後に「Psycho」。この曲は感動があるというか。心に響く何かがある曲です。

WWD:パリのセレクトショップで器を買っていましたが、一人暮らしの楽しさは変わらずですか?

スルギ:一人でいるのはとても楽しいです。ゆったりとしていて快適です。 たまに両親が家に来ると家事をやってくれることがあるのですが、その時はその出来事を楽しむようにしています。 「あぁ、私の娘はまだ幼い子供なんだ。 私の手が必要なんだ」という気持ちでやってくれることを知っているからです(笑)。

WWD:2024年春に出会ったパリはどんな感じでしたか?

スルギ:パリは去年一度だけ来たことがあるのですが、その時も公演のためにゆっくり楽しむ時間がなかったんです。今回、ゆっくり時間をかけてパリを満喫してみると、魅力的な場所でした。そして、私は展覧会に行くのがとても好きなんです。今回、パリでピノ・コレクション美術館に行ったのですが、本当に良かったです。 初めて見る現代美術の作品が不思議で、まだ不器用ですが、解釈しようと努力しながら見る過程も良かったです。 残りの時間、あちこちをたくさん目に収めようと思います。 よく聞く表現になってしまいますが、こうとしか表現できません。” 愛とロマンの街”ですね。

WWD:残された下半期の特別な計画や目標はありますか?

スルギ:趣味を見つけようというのが目標です。 今までやってこなかったことなのですが、趣味を具体化して着実にやってみようという気持ちです。 水泳も習ってみようと思っています。 そういえば、最近絵を習ってみたいと思って、ある画家の方に連絡をして、着実にやってみようと思っています。 その方が絵だけでなく、詩や文章を読む会もやっていて、私も一緒にやってみたいです。 そして、レッドベルベット活動だけでなく、ソロ活動もやってみたいです。

CONTRIBUTING DIRECTOR KYUNGMI LIM
PHOTO SUNHYE KIM
HAIR GUNWOONG(WOOSUN)
MAKE-UP ISEUL(WOOSUN)
STYLING JUYEON OH, DAYOUNG KANG
LOCATION CHÂTEAU DES FLEURS
COOPERATION PARIS CLASS

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レッドベルベットのスルギがデビュー10周年 ロマンチックな街、パリで30歳になった今について語る

カムバックの度に、コンセプチュアルなスタイリングやディレクションにも注目の集まる5人組ガールズグループ、レッドベルベット(red velvet)のメンバー、スルギ(SEULGI)。ステージの上だけではなく、海外公演のために空港に訪れたり、音楽番組出演の為、テレビ局に訪れる際に見ることのできる“出勤ルック”がおしゃれと注目を集めているファッショニスタでもある。20歳にデビューし、デビュー10周年を迎え現在30歳。年齢による心の変化や、仕事の事、ファッションやライフスタイルについてまで語ってくれた。

WWD KOREA(以下、WWD):3月の自身の誕生日にはパーティーをしたり、個人ユーチューブチャンネルを立ち上げたりと忙しそうですね

スルギ:はい。ユーチューブは去年の10月から準備しました。うまくやりたかった故にかなり悩みましたね。初めにどのようなコンテンツにしようかいろいろ考えました。ゲストを招待してトークをするというコンセプトは、何かを導かなければならないというプレッシャーがありました。 それで「私の人生をありのままに見せよう」というコンセプトに決めました。 私が知った、または知っている情報を伝えたり、普段の生活を自然に見せようと思いました。そう決めてからはもっと楽になり、映像も自然になりましたね。

WWD:個人インスタグラムの活動も熱心に行っていますよね

スルギ:インスタグラムは、ファンとコミュニケーションする窓口のような役割があるからです。特に最近は旅行の日常の写真などをアップしてファンと話をする空間として使っています。パンデミックの時期にはファンとコミュニケーションするためのほぼ唯一の方法でした。 今は当時より少し減りましたが、まだ良いコミュニケーションツールだと思います。

WWD:誕生日も過ぎたので、もう完全に30歳ですね、おめでとうございます!

スルギ:そうですね、「もう30歳か!どうしよう!」と一瞬思いましたが、振り返ってみると本当に良かったですね。他の人とは違う20代を過ごし、普通じゃない人生を送ったということ自体、誇らしい気持ちです。 それに、大きな曲がり角や出来事もなく、愛情をたっぷり受けて過ごせたような気がして幸せです。

WWD:この10年という時間を誇りに思っていると

スルギ:性格上、もっと気をつけようと努力もしましたし、それに欲を出さずに生きてきたと思います。 そうすれば問題が起こらないと思ったからです。 これからはそのマインドを活用して、これから自分がやりたいことを探そうと思っています。 そんな気持ちでユーチューブも始めました。

WWD:20代での後悔はほとんどなさそうですね

スルギ:うーん…本当に悔いはないですね。 レッドベルベットとして生きてきた日々が私の性格に合っていたのもあります。内向的な性格の私にとって、ステージに立って人に会う生活はいつも楽しいものでした。 発散している自分を誰かが好きになってくれるのは、いつもドキドキしました。同年代の友だちに比べて普通の生活はできませんでしたが、悔しいとか未練が残るようなことはないですね。 多様な経験をすることができない代わりに、変わった経験をすることの方がずっといいんです。 芸能人としてしか感じられないこと、例えば「知らない人が私を知っている」ということが、私を正しい生き方をさせるというのも特別な経験です。

WWD:思いもよらない答えですね。いつからこのような生活を夢見ていたのですか?

スルギ:イ・ジョンヒョン先輩のステージを見ながら漠然ととても好きだと思ったんです。 お父さんとお母さんの前でその歌とダンスを踊りながら楽しかったし、自然に「私はこういうことが好きなんだ」と分かりました。 歌も絵も全部好きで、運動も好きでした。 芸能は何でも好きだったし、今も好きです。 だからこの生活がすごく満足なんです。たまに一人でソチョン(西村)のような町を歩き回ってコーヒーを飲んだり、本を読んだりもします。 後悔することなく、毎日をかなり充実させながら生きているような気がします。

WWD:それでもなかなか大変な時間を過ごしてきたと思います

スルギ:そうですね。私は、30歳になったことで、すごくいいことが増えたと思いました。30歳という年齢は、20代で感じたことを具体化する時期だと思うんです。 だから30代は素敵だと思うんです。具体化する分、感情的な余裕も生まれるんでしょうね。

WWD:想像していた30代と似ていますか?

スルギ:漠然と30代になると、ある程度仕事も安定し、人間関係の幅も広がるんじゃないかと思っていました。 その予想はある程度当たっていたようです。 人見知りな性格のため、新しい人に会うのがぎこちなかったことが多かったのですが、かなり柔軟になり、いろいろな人の中で快適に過ごす術を身につけることができました。 そして、どんどん「私という人間」がはっきりしてくるのもいいですね。

WWD:人から受けるストレスはありませんでしたか?

スルギ:私は特に人のせいで辛いと感じたことはないですね。少しでも問題があるときは、ほとんどの場合、コミュニケーションをとればお互いが理解しあえるので、特に「とても憎い」「嫌だ」と思ったことはなかったと思います。 私がポジティブすぎるからでしょうか?海外スケジュールが多いときは、むしろ長距離のフライトも楽しいですね。 飛行機の中でいろいろなことをしています。 いろいろな計画を立てたり、写真の整理をしたり、自分だけの時間を過ごします。 だから、私は飛行機の行き帰りのスケジュールもそれなりに楽しんできたと思います。

WWD:長い練習生期間を耐えてきたと思いますが、ついに幸せな30歳を迎えることができましたね

スルギ:デビュー前にレッスン期間が長くなるにつれて、練習生としてのマンネリ化が来たことがありました。 練習をいくらやっても実力が停滞する時期があるのですが、その時に自信もなくなり、行き詰まった気分になることもありました。 でも、私はこの仕事がとても好きだったので、他の仕事をしようと思ったことはなかったと思います。 ただ、気持ちが焦り、自分が不足していると感じて少し辛かったです。でも、その時期をうまく乗り越えてここまで来たことを誇りに思います。

WWD:自分の仕事が本当に好きなようで、とても素敵です。だからか、自然と「スルギスタイル」が生まれたような気がします

スルギ:実はファッションに興味はあったんですけど、以前はブランドもよく知らなかったし、自分なりのスタイルを作るのが苦手だったんです。自分の中にあるファッションの本能というか、そういうものをどう表現したらいいのか分からなかったんです。 それに、いろんなスタイルが好きな方なので、確固たるスタイルに固執できなかったこともあります。特に私はレッドベルベットの活動や音楽によって変わるスタイルに溶け込んで、そのコンセプト自体を楽しんでいたので。どんなスタイルでも抵抗感なく好きなので、写真撮影の仕事もとても好きなんです。 最近、周りの人からいろいろ教えてもらって、助けてもらって、自分なりのスタイルを見つけているような気がします。

WWD:全ての衣装を上手に着こなしてくれたので、今回の撮影もとても楽スムーズでした

スルギ:写真撮影が好きなので、これからもたくさんやってみたいです。写真を撮るのも、撮られるのも全部好きなので。 着てみたことのない服を色んなスタイルで着替えながら写真を撮る作業はいつもワクワクします。 色々な作家さんと知り合いになるのもいいですね。

WWD:他にも挑戦してみたい分野はありますか?

スルギ:私のやっていることに対して、ディレクションもしてみたいです。 歌や写真撮影に私の経験やノウハウを溶け込ませていく感じで。 そうやって少しずつ領域を広げていくのも面白いと思います。 芸能人としての人生の魅力のひとつは、これですよね。 一つのことにとらわれず、いろいろなことに挑戦できること。機会があれば、演技もやってみたいです。

WWD:レッドベルベットはヒット曲がたくさんあって、停滞期やスランプなどもなかったんじゃないでしょうか?

スルギ:デビューの時に持っていた明るいイメージが、フォローアップ曲「Be Natural」の時に180度変わり、ファンに多少の混乱を与えたんです。その後、着実に強弱を調整したことがロングランの秘訣になりました。 さまざまなコンセプトを消化することで、疑問や期待感が生まれ、これが“戦略ではない戦略”になったと思います。 代わりに、悩みが生まれました。 私たちは本当に多くのコンセプトを試しましたよね。 だから、新しいアルバムを準備するたびに、レッドベルベットならではのアイデンティティーを失ってはいけないという責任感もますます強くなりました。 これはこれからも解決していかなければならない宿題だと思います。

WWD:ヒット曲がたくさんあるグループですが、スルギの3曲を選ぶとしたら?

スルギ:「Red flavor」ですね。 実はこんなに愛される曲になるとは思わなかったんです。 そして「Bad Boy」。 この曲で自分を知ることができたので、私にとっては特別な曲です。 この曲はグルーヴィーなダンスも好きです。 そして最後に「Psycho」。この曲は感動があるというか。心に響く何かがある曲です。

WWD:パリのセレクトショップで器を買っていましたが、一人暮らしの楽しさは変わらずですか?

スルギ:一人でいるのはとても楽しいです。ゆったりとしていて快適です。 たまに両親が家に来ると家事をやってくれることがあるのですが、その時はその出来事を楽しむようにしています。 「あぁ、私の娘はまだ幼い子供なんだ。 私の手が必要なんだ」という気持ちでやってくれることを知っているからです(笑)。

WWD:2024年春に出会ったパリはどんな感じでしたか?

スルギ:パリは去年一度だけ来たことがあるのですが、その時も公演のためにゆっくり楽しむ時間がなかったんです。今回、ゆっくり時間をかけてパリを満喫してみると、魅力的な場所でした。そして、私は展覧会に行くのがとても好きなんです。今回、パリでピノ・コレクション美術館に行ったのですが、本当に良かったです。 初めて見る現代美術の作品が不思議で、まだ不器用ですが、解釈しようと努力しながら見る過程も良かったです。 残りの時間、あちこちをたくさん目に収めようと思います。 よく聞く表現になってしまいますが、こうとしか表現できません。” 愛とロマンの街”ですね。

WWD:残された下半期の特別な計画や目標はありますか?

スルギ:趣味を見つけようというのが目標です。 今までやってこなかったことなのですが、趣味を具体化して着実にやってみようという気持ちです。 水泳も習ってみようと思っています。 そういえば、最近絵を習ってみたいと思って、ある画家の方に連絡をして、着実にやってみようと思っています。 その方が絵だけでなく、詩や文章を読む会もやっていて、私も一緒にやってみたいです。 そして、レッドベルベット活動だけでなく、ソロ活動もやってみたいです。

CONTRIBUTING DIRECTOR KYUNGMI LIM
PHOTO SUNHYE KIM
HAIR GUNWOONG(WOOSUN)
MAKE-UP ISEUL(WOOSUN)
STYLING JUYEON OH, DAYOUNG KANG
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2024-25年秋冬のトレンドキーワードをおさらい 「WWDJAPAN」セミナー事後レポート

 
「WWDJAPAN」はこのほど、2024-25年秋冬シーズンに向けたトレンドセミナーを開催した。第1部と第2部では海外コレクションの動向を出発点に、国内マーケットの消費傾向なども交えてウィメンズとメンズそれぞれの市場の動きを考察した。第3部では中国企業サンチの代表をゲストスピーカーに迎え、巨大市場の中国から学ぶ新ビジネスの可能性などについて議論した。

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「遍的なアイテムをいかに新鮮に見せるかが問われるシーズン」

ラグジュアリーストリートのトレンドが終焉し、1年ほど前から影響力を持っているキーワードが「クワイエット・ラグジュアリー」だ。戦争や生活費の高騰、SNS疲れなど、ストレスフルな消費者のマインドを背景に、「普遍性」や「心地よさ」を追求したファッションに需要が集まっている。

ウィメンズトレンドがテーマの第1部で村上要編集長は、「2024-25年秋冬シーズンは普遍的なアイテムをいかに新鮮に見せるかが問われるシーズンになる」と総括。パリとミラノのコレクションブランドから代表的な例を紹介した。

パリを現地取材した向千鶴編集統括は、「シャネル(CHANEL)」や「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」「アンダーカバー(UNDERCOVER)」などを例に挙げてひねりのバリエーションを解説した。例えば、「アンダーカバー」のショーは一人の女性の日常生活を描写する演出でストーリーを組み立てた。カーディガンやスーツ、シャツなどにシースルー素材やビニールなどの異素材を圧着する手法で、特別な一着に仕上げている。向編集統括は「ルーツであるストリートカジュアルと非日常性を上手に掛け合わせている。ジュエリーブランド『ノグチ ビジュー』と協業した大ぶりなアクセサリーがとても効果的にスタイリングされている」とコメントを添えた。

また「シャネル」は、ドーヴィルの海辺を歩く散歩時間を演出した。「店頭では『長く着られるシンプルなアイテムです』ではお客さまは物足りないと感じてしまうはず。『シャネル』のようにいかに豊かなストーリーを載せられるかがポイントになる」と話した。

ミラノで発表したサバト・デ・サルノの「グッチ(GUCCI)」は、ファーストシーズンの方向性を素材使いやスタイリングで発展させた。「ミラノでは『グッチ』のように、お客さまのワードローブをシーズンを重ねて徐々に豊かにしていく“買い足し型”の提案が増えている」と村上編集長。

第1部のゲストスピーカーとして登壇した阪急うめだ本店 Dラボの源野里沙子バイヤーは、「店頭でも前シーズンのアイテムと合わせられたり、毎シーズン安心感のある商品を提案したりするブランドに長く顧客が付いている」と加えた。店頭では「オーラリー(AURALEE)」が売れているという。Dラボでは今季、「サルトリアスタイル」や「バレエコア」などをキーワードに提案する計画だ。

ウィメンズトレンドと
シンクロするメンズ市場

第2部は、國友崇裕・前伊勢丹新宿店 メンズ館6階 メンズコンテンポラリー バイヤーをゲストに交え、メンズトレンドについて分析した。メンズコレクションを現地取材した大塚千践記者は、今シーズンを象徴するキーワードとして「グランパコア」「ニューオフィスウエア」「マリンボーイズ」「ハイパーコントラスト」を挙げた。中でも「グランパコア」を最重要トレンドとして推す。「おじいちゃんのクローゼットから借りてきたようなケーブル編みのカーディガンや、タックの入ったワイドパンツ、ツイードジャケットなどビンテージライクなアイテムを上品な着こなしで提案するのがポイントだ」。大塚記者は「オーラリー」のファーストルックで登場した、ビンテージ加工を施したラムレザーのブルゾンを象徴的な「グランパコア」スタイルとして紹介した。

また、テーラードはこの5年でストリートミックスから日常着として取り入れるカジュアルエレガンスへと変化しているという。「オーラリー」はテーラードスタイルの提案も、今のムード感をうまく取り入れていると評価した。

シアーな素材使いやボディーコンシャスなシルエットなど、ウィメンズトレンドとの共通点も増えている。丸首のカーディガンやアンサンブルニット、ハイゲージのニットポロシャツなどは「グランパコア」スタイルにも通ずる注目アイテムだ。

國友バイヤーもウィメンズトレンドの影響力は注視していると話した。「若い世代を中心に、メンズやウィメンズのカテゴリーに縛られない消費動向が顕在化している。メンズフロアでも約4割を女性客が占める時もある」と話す。特にシアーアイテムは、強化中のテーラードスタイルとも好相性と見る。加えてメンズファッションは従前、モードやクラシコなどテイスト別に顧客層が明確だったが、最近では一人の人がさまざまなテイストを楽しむ消費スタイルに変わってきていると話した。

その他伊勢丹メンズ館では異素材を組み合わせるハイブリッドスタイルやワーク&ミリタリースタイルなどに注目する。足元はスニーカーブームが落ち着き、厚めソールのクラシックシューズが主流だ。アウターは暖冬の影響で、重衣料の提案が減っている。代わりに異素材ミックスや、フーディーなどをレイヤードできるアウターが売れ筋になると見込む。一方でジャケットの上から羽織れるロング丈のチェスターコートなども需要が高まるだろうと話した。

新たなビジネスモデル
「ファッションIP」とは

第3部では中国でファッションブランドのマネジメントを担うサンチを交えて、新たなビジネスチャンスを生むであろう「ファッションIP」の考え方について議論した。サンチが2001年から提唱する「ファッションIP」とは、独創的なデザイン能力と高い影響力を持つデザイナーやブランドなどに帰属する知的財産のこと。登壇したサンチ創業者のポール・ファンCEOは、「ファッション企業が建築や飲食など、服以外の領域にビジネスを広げる中で、デザイナーや業界のオピニオンリーダーなどを『ファッションIP』化できないかと考えた」と起業背景を語った。

従来海外マーケットへの進出は、店舗のオープンや合弁事業の設立などが主流だったが、「ファッションIP」を活用するケースが増えているという。中国における「ファッションIP」の活用事例として、中国で人気の飲料ブランド「ヘイティー」と「フェンディ(FENDI)」のコラボレーションを説明。「フェンディ」のロゴをカップに配した「ヘイティー」の特別ドリンクは、発売後1カ月で1億杯売れた。「『フェンディ』は中国で圧倒的な知名度を誇る『ヘイティー』と協業することで、多くの中国メディアに露出することができた。インフルエンサーに投資するよりも結果的に、効率的に知名度を獲得できたわけだ。また『ヘイティー』の顧客は20〜30代が中心。『フェンディ』の商品は買えないという潜在ターゲットにもリーチできた」とファンCEOは手応えを語る。

サンチが世界のファッションブランドを対象に独自に算出する「ファッションIPランキング」で上位に入っている日本ブランドの1つがビームスだ。ファンCEO によると、ビームスは中国で人気のある「エル・エル・ビーン(L.L.BEAN)」や「リーバイス(LEVI’S)」とのコラボレーションをきっかけに広がり、日本を代表するブランドとして中国で認知を得ているという。「中国のSNSでも、消費者が自発的にビームスを紹介するUGCのコンテンツが非常に多い」と報告した。

セミナー後半には、ビームスクリエイティブ代表取締役兼ビームス取締役の池内光がゲスト登壇し、さまざまな事例を用いながらビームスらしさの作り方について語った。ファンCEOは「ビームスは社員全員が影響力を持つことで、総合的に文化を醸成する発信力につながっている点が素晴らしい」と感想を述べた。

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2024-25年秋冬のトレンドキーワードをおさらい 「WWDJAPAN」セミナー事後レポート

 
「WWDJAPAN」はこのほど、2024-25年秋冬シーズンに向けたトレンドセミナーを開催した。第1部と第2部では海外コレクションの動向を出発点に、国内マーケットの消費傾向なども交えてウィメンズとメンズそれぞれの市場の動きを考察した。第3部では中国企業サンチの代表をゲストスピーカーに迎え、巨大市場の中国から学ぶ新ビジネスの可能性などについて議論した。

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「遍的なアイテムをいかに新鮮に見せるかが問われるシーズン」

ラグジュアリーストリートのトレンドが終焉し、1年ほど前から影響力を持っているキーワードが「クワイエット・ラグジュアリー」だ。戦争や生活費の高騰、SNS疲れなど、ストレスフルな消費者のマインドを背景に、「普遍性」や「心地よさ」を追求したファッションに需要が集まっている。

ウィメンズトレンドがテーマの第1部で村上要編集長は、「2024-25年秋冬シーズンは普遍的なアイテムをいかに新鮮に見せるかが問われるシーズンになる」と総括。パリとミラノのコレクションブランドから代表的な例を紹介した。

パリを現地取材した向千鶴編集統括は、「シャネル(CHANEL)」や「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」「アンダーカバー(UNDERCOVER)」などを例に挙げてひねりのバリエーションを解説した。例えば、「アンダーカバー」のショーは一人の女性の日常生活を描写する演出でストーリーを組み立てた。カーディガンやスーツ、シャツなどにシースルー素材やビニールなどの異素材を圧着する手法で、特別な一着に仕上げている。向編集統括は「ルーツであるストリートカジュアルと非日常性を上手に掛け合わせている。ジュエリーブランド『ノグチ ビジュー』と協業した大ぶりなアクセサリーがとても効果的にスタイリングされている」とコメントを添えた。

また「シャネル」は、ドーヴィルの海辺を歩く散歩時間を演出した。「店頭では『長く着られるシンプルなアイテムです』ではお客さまは物足りないと感じてしまうはず。『シャネル』のようにいかに豊かなストーリーを載せられるかがポイントになる」と話した。

ミラノで発表したサバト・デ・サルノの「グッチ(GUCCI)」は、ファーストシーズンの方向性を素材使いやスタイリングで発展させた。「ミラノでは『グッチ』のように、お客さまのワードローブをシーズンを重ねて徐々に豊かにしていく“買い足し型”の提案が増えている」と村上編集長。

第1部のゲストスピーカーとして登壇した阪急うめだ本店 Dラボの源野里沙子バイヤーは、「店頭でも前シーズンのアイテムと合わせられたり、毎シーズン安心感のある商品を提案したりするブランドに長く顧客が付いている」と加えた。店頭では「オーラリー(AURALEE)」が売れているという。Dラボでは今季、「サルトリアスタイル」や「バレエコア」などをキーワードに提案する計画だ。

ウィメンズトレンドと
シンクロするメンズ市場

第2部は、國友崇裕・前伊勢丹新宿店 メンズ館6階 メンズコンテンポラリー バイヤーをゲストに交え、メンズトレンドについて分析した。メンズコレクションを現地取材した大塚千践記者は、今シーズンを象徴するキーワードとして「グランパコア」「ニューオフィスウエア」「マリンボーイズ」「ハイパーコントラスト」を挙げた。中でも「グランパコア」を最重要トレンドとして推す。「おじいちゃんのクローゼットから借りてきたようなケーブル編みのカーディガンや、タックの入ったワイドパンツ、ツイードジャケットなどビンテージライクなアイテムを上品な着こなしで提案するのがポイントだ」。大塚記者は「オーラリー」のファーストルックで登場した、ビンテージ加工を施したラムレザーのブルゾンを象徴的な「グランパコア」スタイルとして紹介した。

また、テーラードはこの5年でストリートミックスから日常着として取り入れるカジュアルエレガンスへと変化しているという。「オーラリー」はテーラードスタイルの提案も、今のムード感をうまく取り入れていると評価した。

シアーな素材使いやボディーコンシャスなシルエットなど、ウィメンズトレンドとの共通点も増えている。丸首のカーディガンやアンサンブルニット、ハイゲージのニットポロシャツなどは「グランパコア」スタイルにも通ずる注目アイテムだ。

國友バイヤーもウィメンズトレンドの影響力は注視していると話した。「若い世代を中心に、メンズやウィメンズのカテゴリーに縛られない消費動向が顕在化している。メンズフロアでも約4割を女性客が占める時もある」と話す。特にシアーアイテムは、強化中のテーラードスタイルとも好相性と見る。加えてメンズファッションは従前、モードやクラシコなどテイスト別に顧客層が明確だったが、最近では一人の人がさまざまなテイストを楽しむ消費スタイルに変わってきていると話した。

その他伊勢丹メンズ館では異素材を組み合わせるハイブリッドスタイルやワーク&ミリタリースタイルなどに注目する。足元はスニーカーブームが落ち着き、厚めソールのクラシックシューズが主流だ。アウターは暖冬の影響で、重衣料の提案が減っている。代わりに異素材ミックスや、フーディーなどをレイヤードできるアウターが売れ筋になると見込む。一方でジャケットの上から羽織れるロング丈のチェスターコートなども需要が高まるだろうと話した。

新たなビジネスモデル
「ファッションIP」とは

第3部では中国でファッションブランドのマネジメントを担うサンチを交えて、新たなビジネスチャンスを生むであろう「ファッションIP」の考え方について議論した。サンチが2001年から提唱する「ファッションIP」とは、独創的なデザイン能力と高い影響力を持つデザイナーやブランドなどに帰属する知的財産のこと。登壇したサンチ創業者のポール・ファンCEOは、「ファッション企業が建築や飲食など、服以外の領域にビジネスを広げる中で、デザイナーや業界のオピニオンリーダーなどを『ファッションIP』化できないかと考えた」と起業背景を語った。

従来海外マーケットへの進出は、店舗のオープンや合弁事業の設立などが主流だったが、「ファッションIP」を活用するケースが増えているという。中国における「ファッションIP」の活用事例として、中国で人気の飲料ブランド「ヘイティー」と「フェンディ(FENDI)」のコラボレーションを説明。「フェンディ」のロゴをカップに配した「ヘイティー」の特別ドリンクは、発売後1カ月で1億杯売れた。「『フェンディ』は中国で圧倒的な知名度を誇る『ヘイティー』と協業することで、多くの中国メディアに露出することができた。インフルエンサーに投資するよりも結果的に、効率的に知名度を獲得できたわけだ。また『ヘイティー』の顧客は20〜30代が中心。『フェンディ』の商品は買えないという潜在ターゲットにもリーチできた」とファンCEOは手応えを語る。

サンチが世界のファッションブランドを対象に独自に算出する「ファッションIPランキング」で上位に入っている日本ブランドの1つがビームスだ。ファンCEO によると、ビームスは中国で人気のある「エル・エル・ビーン(L.L.BEAN)」や「リーバイス(LEVI’S)」とのコラボレーションをきっかけに広がり、日本を代表するブランドとして中国で認知を得ているという。「中国のSNSでも、消費者が自発的にビームスを紹介するUGCのコンテンツが非常に多い」と報告した。

セミナー後半には、ビームスクリエイティブ代表取締役兼ビームス取締役の池内光がゲスト登壇し、さまざまな事例を用いながらビームスらしさの作り方について語った。ファンCEOは「ビームスは社員全員が影響力を持つことで、総合的に文化を醸成する発信力につながっている点が素晴らしい」と感想を述べた。

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【あの人もフジロック】森川マサノリ「ベイシックス」デザイナーの足元は「ソロイスト.」×「サロモン」で決まり!

森川マサノリ「ベイシックス」デザイナーのフジロック

今年も7月26〜28日に、新潟県の苗場スキー場で「フジロックフェスティバル2024(FUJI ROCK FESTIVAL 2024)」が開催される。「WWDJAPAN」も、この日本を代表する音楽フェスを大いに盛り上げるべく、新たな連載をスタートする!

内容はファッション&ビューティ業界の“フジロックな人”に、現地でのはじけた写真と共にフェスファッションを語ってもらったり、「これだけは持ってけ!」なグッズについて聞いたりするもの。「このパフォーマンスに心打たれた」や「今年の注目アーティスト」など音楽面も網羅する。

第1回に登場するのは、元「クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)」社長兼デザイナーで、現「ベイシックス(BASICKS)」社長兼デザイナーの森川マサノリさんだ。

これが私のフェスファッション

「直近はコロナ禍で控えていた年もあって、あとは基本的に彼女と行っているので、そちらの写真は提供しづらく(苦笑)、ちょっと古いものになってしまうのですが……」と見せてくれたのがコチラ。

2019年

2018年

2016年

足元はだいたいコレ

「タカヒロミヤシタザソロイスト.」×「サロモン」のはっ水シューズ

「タカヒロミヤシタザソロイスト.」×「サロモン」のはっ水シューズ

「天気予報で雨マークが出てるときは、足元を『TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST.(タカヒロミヤシタザソロイスト.)』×『サロモン(SALOMON)』のはっ水シューズにします。水が入ってこなくて、本当に活躍してくれます。基本、手ぶらでバッグは持ちません。代わりに、ジャケットやパンツのポケットに汗拭きシートか除菌シートを入れて持ち歩いています。食事の際に手を拭いたり、服が汚れてしまったときにさっと拭いたり」。

これだけは持ってけ!

JBLのBluetoothスピーカー

JBLのBluetoothスピーカー

「フジロックに行くと1日目にがんばり過ぎて2日目は疲れちゃってることが多いので(笑)、昼過ぎくらいまでは部屋でフジロックのライブ配信を見ながら、これをつないでチルしてます。その後はメインの“グリーンステージ”とは逆サイドにある、キャンパー専用エリアの“ピラミッドガーデン”に行ったり、ゆっくりするのが好きです」。

「シックスパッド」のマッサージガン

「シックスパッド」のマッサージガン

「『シックスパッド(SIXPAD)』のマッサージガンです。一昨年に買って、その後フジロックに行けていないのですが、スノボやキャンプで重宝しています。1万4000円弱と手頃な割にパワフルで、足の筋肉痛やむくみに効きます」。

フェス音楽についても質問

フジロック(FUJI ROCK)

このパフォーマンスに心打たれた

「“良かったバンドを1つ”と言われると難しいんですが、レディオヘッド(Radiohea)、シガー・ロス(Sigur Ros)、エイフェックス・ツイン(Aphex Twin)などは記憶に残っています。あと、06年のザ・ストロークス(The Strokes)も最高でした!僕は20代前半ロック漬けで、ちょうど『Juicebox』が出たばかりのころだったので、イントロを聞いただけで、おぉーっ!!と鳥肌が立ちました」。

今年の注目アーティスト

「今年は久々にフジロックに行く予定で、ポーティスヘッド(Portishead)のボーカル、ベス・ギボンズ(Beth Gibbons)のパフォーマンスを楽しみにしています。あと、ドイツのテクノグループ、クラフトワーク(Kraftwerk)にも注目しています!」。

だからフジロックが好き♪

「フジロックって言えることも言えないことも本当にいろいろドラマがあって、そこも好きなんですよね。ある既婚の友人が女の子にモテたくて、指輪を外してライブを見てたら指輪をなくしちゃって……。みんなで森の中を延々と探したのも良い思い出です(笑)」。

フジロック(FUJI ROCK)

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尖った服が売れる店、代々木上原「デルタ」の強さの秘訣 「ファッションは生きる行為そのもの」

PROFILE: 大倉綾/「デルタ」オーナー兼バイヤー

大倉綾/「デルタ」オーナー兼バイヤー
PROFILE: 文化服装学院・旧スタイリスト科卒業。ブティックでの販売員などファッション業界でさまざまな経験を積んだ後、2004年に「デルタ」をオープン。2020年に地球環境と人権をテーマにしたプロジェクト「ブレス バイ デルタ」をスタート。デザイン性の高いゼロウエイストなコラボアイテムをさまざまななデザイナーと企画している PHOTO:YOW TAKAHASHI
代々木上原に住んで十数年。この街の好きなところはたくさんありますが、「デルタ(DELTA)」という信頼の置けるセレクトショップがあることもその1つ。周りの業界関係者から「今、尖った服が売れる店」として「デルタ」の名前が挙がることも珍しくありません。商品ラインアップのセンスはさることながら、サステナビリティ分野の担当記者である自分の社会的な正義感とファッションを楽しみたい気持ちを心置きなく発散させてくれる店でもあるんです。同店は今年で20周年を迎えます。そんな節目にオーナーの大倉綾さんに「尖った服が売れる店」の強さの秘訣やフィロソフィーを聞きました。

仕入れの基準は服を通してデザイナーの哲学が見えるかどうか

「デルタ」は当時27歳だった綾さんが、夫の有記さんと一緒に東北沢に5坪の店舗をオープンしたのが始まり。綾さんは学生時代スタイリストを目指して文化服装学院を卒業しますが、実際にスタイリストの仕事で食べていくのはいばらの道。知り合いのブティックなどで販売員としてキャリアをスタートさせます。当時のお客さんから「あなたがお店を出したら通うわ」と言われたことに背中を押され、夫の有記さんと一緒に起業。2004年に東北沢に出店し、08年に現在の場所へと移転しました。

白を基調にした店内は、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)大丸京都店などを手掛けた建築家の永山祐子氏による設計です。以前はラグジュアリーブランドも扱っていましたが、今は「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」や「ワタル トミナガ(WATARU TOMINAGA)」「ハトラ(HATRA)」など国内ブランドが中心。顧客層は女性を中心に、20代〜50代までと幅広い。業界関係者以外にも、医療関係やクリエイター、SEなどさまざまな職業の人が訪れるそう。

「業界関係者にはよくカテゴライズしづらい店と言われますが、商品はあらかじめテーマを設けたり、スタイリングを想定したりすることもなく自由な感覚で仕入れています。お客さまもブランドにこだわりがなく、その自由さ楽しんでくれている方が多い。大事にしているのは、デザイナーの哲学や人柄が服を通して見えることです」と綾さん。

店作りの際に影響を受けたのは、ニューヨークのインディペンデントカルチャーだったと言います。今は閉店してしまいましたが、「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」をはじめ、ファッションと音楽、カルチャー全体が自然に交わるシーンの面白さにも心を動かされたそう。私自身も初めてニューヨークの「オープニングセレモニー」を訪れたとき、店内に並ぶ服1つ1つの強さに圧倒された記憶がありますが、現在の「デルタ」にも似た感覚を抱きます。

「地球環境と人権」をテーマにした姉妹店での挑戦

商品ラインアップはもちろんですが、国連(UNHCR)などへの寄付を目的としたチャリティーイベントや、選挙期間中には投票証明書を提示すると割引きになる「選挙割」を実施して投票を促すなど、ファッションを消費するだけで終わらせない店のアティチュードこそ私がこの店を推す理由です。

「ニューヨークに行った時にちょうど選挙期間中で、マーク・ジェイコブスがヒラリー・クリントンのTシャツを作って売っていて、これぞファッションと感じたのを覚えています。さかのぼれば、キャサリン・ハムネットやヴィヴィアン・ウエストウッドなどにも影響を受けてきました。ファッションは時代を映す鏡で、生きるという行為そのもの。そこを無視して服を売ることは、私たちには表面的に見える。店はコミュニケーションの場所で、社会とは切っても切り離せないんです」と綾さんは語ります。

20年には「地球環境と人権」をテーマにした姉妹店「ブレス バイ デルタ」をオープンしました。店内には「ベースマーク(BASE MARK)」によるアップサイクルプロジェクト「リ:マーク プロジェクト(RE:MARK PROJECT)」や、非動物性の素材にこだわる「ビーガンタイガー(VEGAN TIGER)」、社会的運動へのオマージュをテーマにしているパリ発の「カルネボレンテ(CARNE BOLLENTE)」などが並びます。

サステナビリティ担当記者として、環境問題や人権問題を伝える難しさは日々痛感していますが、「デルタ」はそれを軽やかにそしてかっこよく実践します。「私たちも最初は手探りでした。やっぱりモノが持つ力や見た瞬間に楽しさを感じることが絶対です。私たちが上手く提案しているというよりは、サステナブルな理念と両立した良いブランドが出てきたことが大きいと思います」。

コロナ禍のロックダウン中には、産業の環境問題や人権問題に関わる現状を店のスタッフと一緒に学び、「ファッションの根本を考えること」に時間を割いたと言います。「コロナ前から何を基準に仕入れるべきか分からなくなっていたんだと思います。そこである意味、視野を狭めることによってこれまでと違った角度から魅力を発見できた」。

サステナビリティとファッションを考える時について回るのが、「だったらもう服買わなければいいんじゃないですか?」という極論。あえて、というかちょっとすがるような気持ちでこの質問をぶつけてみました。すると綾さんは少し表情を変えて、「私たちはファッションの人間ですから、やめるってことはないんです」と一喝。「私はこの先もファッションが好きな人たちと一緒に未来を見たい。難しい課題があるからこそ、この場所でより良い未来に向かって一緒にクリエーションをしていきたい」と力強く答えてくれました。「デルタ」はファッションの持つ大事なパワーを感じさせてくれる店であり、持続可能な未来を一緒に試行錯誤してくれる心強いパートナーでもあると感じます。

20周年を迎える今年は、原点である音楽とファッションを交えた周年イベントも12月に企画しているそうです。ぜひ「デルタ」の世界観と、そこに集まるコミュニティーを体感してみてください。

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尖った服が売れる店、代々木上原「デルタ」の強さの秘訣 「ファッションは生きる行為そのもの」

PROFILE: 大倉綾/「デルタ」オーナー兼バイヤー

大倉綾/「デルタ」オーナー兼バイヤー
PROFILE: 文化服装学院・旧スタイリスト科卒業。ブティックでの販売員などファッション業界でさまざまな経験を積んだ後、2004年に「デルタ」をオープン。2020年に地球環境と人権をテーマにしたプロジェクト「ブレス バイ デルタ」をスタート。デザイン性の高いゼロウエイストなコラボアイテムをさまざまななデザイナーと企画している PHOTO:YOW TAKAHASHI
代々木上原に住んで十数年。この街の好きなところはたくさんありますが、「デルタ(DELTA)」という信頼の置けるセレクトショップがあることもその1つ。周りの業界関係者から「今、尖った服が売れる店」として「デルタ」の名前が挙がることも珍しくありません。商品ラインアップのセンスはさることながら、サステナビリティ分野の担当記者である自分の社会的な正義感とファッションを楽しみたい気持ちを心置きなく発散させてくれる店でもあるんです。同店は今年で20周年を迎えます。そんな節目にオーナーの大倉綾さんに「尖った服が売れる店」の強さの秘訣やフィロソフィーを聞きました。

仕入れの基準は服を通してデザイナーの哲学が見えるかどうか

「デルタ」は当時27歳だった綾さんが、夫の有記さんと一緒に東北沢に5坪の店舗をオープンしたのが始まり。綾さんは学生時代スタイリストを目指して文化服装学院を卒業しますが、実際にスタイリストの仕事で食べていくのはいばらの道。知り合いのブティックなどで販売員としてキャリアをスタートさせます。当時のお客さんから「あなたがお店を出したら通うわ」と言われたことに背中を押され、夫の有記さんと一緒に起業。2004年に東北沢に出店し、08年に現在の場所へと移転しました。

白を基調にした店内は、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)大丸京都店などを手掛けた建築家の永山祐子氏による設計です。以前はラグジュアリーブランドも扱っていましたが、今は「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」や「ワタル トミナガ(WATARU TOMINAGA)」「ハトラ(HATRA)」など国内ブランドが中心。顧客層は女性を中心に、20代〜50代までと幅広い。業界関係者以外にも、医療関係やクリエイター、SEなどさまざまな職業の人が訪れるそう。

「業界関係者にはよくカテゴライズしづらい店と言われますが、商品はあらかじめテーマを設けたり、スタイリングを想定したりすることもなく自由な感覚で仕入れています。お客さまもブランドにこだわりがなく、その自由さ楽しんでくれている方が多い。大事にしているのは、デザイナーの哲学や人柄が服を通して見えることです」と綾さん。

店作りの際に影響を受けたのは、ニューヨークのインディペンデントカルチャーだったと言います。今は閉店してしまいましたが、「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」をはじめ、ファッションと音楽、カルチャー全体が自然に交わるシーンの面白さにも心を動かされたそう。私自身も初めてニューヨークの「オープニングセレモニー」を訪れたとき、店内に並ぶ服1つ1つの強さに圧倒された記憶がありますが、現在の「デルタ」にも似た感覚を抱きます。

「地球環境と人権」をテーマにした姉妹店での挑戦

商品ラインアップはもちろんですが、国連(UNHCR)などへの寄付を目的としたチャリティーイベントや、選挙期間中には投票証明書を提示すると割引きになる「選挙割」を実施して投票を促すなど、ファッションを消費するだけで終わらせない店のアティチュードこそ私がこの店を推す理由です。

「ニューヨークに行った時にちょうど選挙期間中で、マーク・ジェイコブスがヒラリー・クリントンのTシャツを作って売っていて、これぞファッションと感じたのを覚えています。さかのぼれば、キャサリン・ハムネットやヴィヴィアン・ウエストウッドなどにも影響を受けてきました。ファッションは時代を映す鏡で、生きるという行為そのもの。そこを無視して服を売ることは、私たちには表面的に見える。店はコミュニケーションの場所で、社会とは切っても切り離せないんです」と綾さんは語ります。

20年には「地球環境と人権」をテーマにした姉妹店「ブレス バイ デルタ」をオープンしました。店内には「ベースマーク(BASE MARK)」によるアップサイクルプロジェクト「リ:マーク プロジェクト(RE:MARK PROJECT)」や、非動物性の素材にこだわる「ビーガンタイガー(VEGAN TIGER)」、社会的運動へのオマージュをテーマにしているパリ発の「カルネボレンテ(CARNE BOLLENTE)」などが並びます。

サステナビリティ担当記者として、環境問題や人権問題を伝える難しさは日々痛感していますが、「デルタ」はそれを軽やかにそしてかっこよく実践します。「私たちも最初は手探りでした。やっぱりモノが持つ力や見た瞬間に楽しさを感じることが絶対です。私たちが上手く提案しているというよりは、サステナブルな理念と両立した良いブランドが出てきたことが大きいと思います」。

コロナ禍のロックダウン中には、産業の環境問題や人権問題に関わる現状を店のスタッフと一緒に学び、「ファッションの根本を考えること」に時間を割いたと言います。「コロナ前から何を基準に仕入れるべきか分からなくなっていたんだと思います。そこである意味、視野を狭めることによってこれまでと違った角度から魅力を発見できた」。

サステナビリティとファッションを考える時について回るのが、「だったらもう服買わなければいいんじゃないですか?」という極論。あえて、というかちょっとすがるような気持ちでこの質問をぶつけてみました。すると綾さんは少し表情を変えて、「私たちはファッションの人間ですから、やめるってことはないんです」と一喝。「私はこの先もファッションが好きな人たちと一緒に未来を見たい。難しい課題があるからこそ、この場所でより良い未来に向かって一緒にクリエーションをしていきたい」と力強く答えてくれました。「デルタ」はファッションの持つ大事なパワーを感じさせてくれる店であり、持続可能な未来を一緒に試行錯誤してくれる心強いパートナーでもあると感じます。

20周年を迎える今年は、原点である音楽とファッションを交えた周年イベントも12月に企画しているそうです。ぜひ「デルタ」の世界観と、そこに集まるコミュニティーを体感してみてください。

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「リトルサニーバイト」10周年のショー開催 榮倉奈々から三遊亭好楽まで多彩なゲストが祝う

デザイナーのYOPPYによるユニセックスブランド「リトルサニーバイト(LITTLE SUNNY BITE)」は、設立10周年を記念したファッションショーを、原宿のヨドバシJ6ビルディング(旧jing)で5月22日に開催した。

同ブランドは、“あなたのかわいいはここにある”というコンセプトのもと、2014年に原宿でスタートした。会場には想定の2倍以上となる約450人が詰めかけた。ゲストの顔ぶれも多様で、俳優の榮倉奈々やモデルの鈴木えみから、TBSテレビ元アナウンサーの国山ハセン、落語家の三遊亭好楽までがフロントロウに並んだ。

新作&アーカイブミックスな全33ルック
モデルもダンスしながら登場

ショー開始前には、アナウンサーに扮した俳優の前原滉がブランドの10年を振り返る、昭和のニュース番組風ムービーを放映した。照明が暗転すると、モデルの八木アリサが、パフスリーブのミニドレスにダメージジーンズをレイヤードしたスタイルで登場。八木はファーストシーズンのルックブックにも登場しており、原点と現在をつなぐ演出を披露した。

コレクションは、新作とアーカイブをミックスした全33ルックで構成。イエローのシャツにオレンジのパンツ、セルリアンブルーのプリントシャツにターコイズブルーのキルティングスカート、パープルのフリルシャツに赤いドット柄のスカーフを合わせるなど、「リトルサニーバイト」が得意とする、カラフルでプレイフルなコーディネートを提案。ラストには、モデルが巨大なテディベアを抱えて登場した。

フィナーレは、アーティストのUCARY & THE VALENTINEが、ブランドとのコラボソング「Who Cares?」を歌って会場を盛り上げた。「元気が出るコレクションに合うものを」というYOPPYのリクエストから生まれた曲だといい、アップテンポな音楽に合わせてモデルたちがダンスしながら一堂に会した。最後にYOPPYは「こんな景色を見られて私は幸せ。過去を振り返ることは、自分にとっても貴重な経験となった」と涙ぐみ、観客に感謝の気持ちを伝えた。

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「シュプリーム」や「ヴァンズ」の親会社、23年は赤字転落 株価もさらに下落

「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ヴァンズ(VANS)」「ティンバーランド(TIMBERLAND)」「シュプリーム(SUPREME)」などを擁するVFコーポレーション(VF CORPORATION)の2024年3月期決算は、売上高が前期比10.0%減の104億5460万ドル(約1兆6204億円)、営業損益は前年の3億2760万ドル(約507億円)の黒字から3400万ドル(約52億円)の赤字となった。純損益は、支払利息が増加したこともあり、同じく1億1850万ドル(約183億円)の黒字から9億6880万ドル(約1501億円)の赤字に転落した。

ブランド別での売上高では、「ザ・ノース・フェイス」が同1.7%増の36億7330万ドル(約5693億円)と微増だったものの、「ヴァンズ」は同24.4%減の27億8570万ドル(約4317億円)、「ティンバーランド」は同12.8%減の15億5690万ドル(約2413億円)といずれも2ケタ減収。「シュプリーム」が属するその他のブランド部門は、同0.7%増の18億2030万ドル(約2821億円)だった。

米国市場と卸が不調、株価も下落

地域別に見ると、北米市場と卸の不調が響いた南北アメリカの売上高は、同18.2%減の54億6490万ドル(約8470億円)だった。EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)は同0.5%減の34億2860万ドル(約5314億円)、アジア太平洋地域は同2.8%増の15億6120万ドル(約2419億円)だった。

業績不振が続く同社の株価は、23年8月には20ドル(約3100円)前後で推移していたものの、年末には18ドル(約2790円)前後となり、24年4月には12ドル(約1860円)前後に下落。決算を発表した5月22日の終値は12.33ドル(約1911円)だったが、その後の時間外取引で11.3%安の10.94ドル(約1695円)となった。

「シュプリーム」売却に関する言及は?

VFCは、2月に23年10〜12月期(第3四半期)決算を発表した際、傘下ブランドの見直しを開始したことを公表。5月には、情報筋の話として、同社がアドバイザリーに米投資銀行ゴールドマン・サックス(GOLDMAN SACHS)を選定してブランドポートフォリオ戦略の見直しを行っていると報じられたことから、「シュプリーム」の売却を検討しているのではないかとの臆測が広まった。しかし、今回の決算発表会では、本件に関する言及はなかった。

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榮倉奈々率いる「ニューナウ」が2024-05年秋冬の受注会を開催 ラインアップを一挙公開

俳優の榮倉奈々が率いるブランド「ニューナウ(NEWNOW)」は2024-25年秋冬コレクションの受注会(完全予約制)を6月7〜13日(11日を除く)に開催する。今シーズンはさらにユニセックスなアイテムを豊富にそろえ、荒井俊哉氏撮影によるイメージビジュアルでは俳優の賀来賢人を起用し、榮倉奈々との2ショットビジュアルも撮影した。

今回は “ニュー スタンダード ナウ”をテーマに、“ニューナウとは何か?今、私たちが本当に着たいものとは?”という命題に向き合い大人の洗練と遊び心のあるコレクションに仕上げた。トレンチコートやジャケット、ニットなどの定番アイテムから大胆な素材のボトムや「ニューナウ」オリジナルのロゴアイテムまで着こなしに自由を与えるようなアイテムをラインアップした。カラードオーガニックコットンを使用したカリフォルニア発のブランド「アンダイド(UNDYED)」やユーズド繊維廃棄物を100%使用したブランドの「ブリコ(BRICO)」とタッグを組みより環境に配慮したプロダクトを展開する。3万円以上購入した人には「ブリコ」とコラボした「ニューナウ」の新キャラクター、“アネーバ”の刺しゅうポーチをプレゼントする。

「ニューナウ」は俳優の榮倉奈々が立ち上げ、23-24年秋冬にデビューした受注生産を基本としたブランド。スタイリストの上杉美雪をクリエイティブ・ビジョン・ディレクターに、「コート(COATE)」の福屋千春デザイナーをクチュール・デザイナーに迎えて始動した。

■2024-25年秋冬「ニューナウ」受注会
申し込み期間:5月13〜26日
当選者発表:5月31日
応募方法:「ニューナウ」公式HP内の特設サイトから
特設サイト

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榮倉奈々率いる「ニューナウ」が2024-05年秋冬の受注会を開催 ラインアップを一挙公開

俳優の榮倉奈々が率いるブランド「ニューナウ(NEWNOW)」は2024-25年秋冬コレクションの受注会(完全予約制)を6月7〜13日(11日を除く)に開催する。今シーズンはさらにユニセックスなアイテムを豊富にそろえ、荒井俊哉氏撮影によるイメージビジュアルでは俳優の賀来賢人を起用し、榮倉奈々との2ショットビジュアルも撮影した。

今回は “ニュー スタンダード ナウ”をテーマに、“ニューナウとは何か?今、私たちが本当に着たいものとは?”という命題に向き合い大人の洗練と遊び心のあるコレクションに仕上げた。トレンチコートやジャケット、ニットなどの定番アイテムから大胆な素材のボトムや「ニューナウ」オリジナルのロゴアイテムまで着こなしに自由を与えるようなアイテムをラインアップした。カラードオーガニックコットンを使用したカリフォルニア発のブランド「アンダイド(UNDYED)」やユーズド繊維廃棄物を100%使用したブランドの「ブリコ(BRICO)」とタッグを組みより環境に配慮したプロダクトを展開する。3万円以上購入した人には「ブリコ」とコラボした「ニューナウ」の新キャラクター、“アネーバ”の刺しゅうポーチをプレゼントする。

「ニューナウ」は俳優の榮倉奈々が立ち上げ、23-24年秋冬にデビューした受注生産を基本としたブランド。スタイリストの上杉美雪をクリエイティブ・ビジョン・ディレクターに、「コート(COATE)」の福屋千春デザイナーをクチュール・デザイナーに迎えて始動した。

■2024-25年秋冬「ニューナウ」受注会
申し込み期間:5月13〜26日
当選者発表:5月31日
応募方法:「ニューナウ」公式HP内の特設サイトから
特設サイト

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ウエルシアHDが新社長を発表 前社長は不貞行為で辞任

ドラッグストア最大手のウエルシアホールディングスは5月21日、28日付で桐澤英明執行役員が社長に就任すると発表した。前社長の松本忠久は、一部報道によると不貞行為があり、辞任した。同社は、「グループの持続的な成長に向けて安定した経営継承を行い、新しいリーダーシップのもとで変革を推し進め、更なる企業価値向上を目指す」と述べている。

桐澤英明は1974年生まれ。2005年4月、ウエルシア関東(現ウエルシア薬局)に入社。15年3月に同社執行役員商品部長、20年3月に取締役中日本支社長、23年3月に代表取締役副社長兼商品本部長、24年3月ウエルシア薬局代表取締役副社長商品・物流担当などを歴任。5月28日付で代表取締役兼社長執行役員最高業務執行責任者を務める。

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ウエルシアHDが新社長を発表 前社長は不貞行為で辞任

ドラッグストア最大手のウエルシアホールディングスは5月21日、28日付で桐澤英明執行役員が社長に就任すると発表した。前社長の松本忠久は、一部報道によると不貞行為があり、辞任した。同社は、「グループの持続的な成長に向けて安定した経営継承を行い、新しいリーダーシップのもとで変革を推し進め、更なる企業価値向上を目指す」と述べている。

桐澤英明は1974年生まれ。2005年4月、ウエルシア関東(現ウエルシア薬局)に入社。15年3月に同社執行役員商品部長、20年3月に取締役中日本支社長、23年3月に代表取締役副社長兼商品本部長、24年3月ウエルシア薬局代表取締役副社長商品・物流担当などを歴任。5月28日付で代表取締役兼社長執行役員最高業務執行責任者を務める。

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セブン-イレブンが不得手な“若年層の取り込み”を韓国コスメが解決 「コスメを買いにセブンに来て」

セブン-イレブン・ジャパンは5月25日、韓国コスメブランド「クリオ(CLIO)」の姉妹ブランド「トゥインクルポップ(TWINKLE POP)」を、「トゥインクルポップ バイ クリオ(TWINKLE POP BY CLIO)」の名称で5月25日から全国のセブン-イレブン約2万店舗で発売する。

同社では、韓国のスキンケアアイテムの取り扱いはあったが、メイクアップアイテムを販売するのは初。この新たな試みにセブン-イレブンはどのような可能性を見出すのか、遅澤明子セブン-イレブン・ジャパン商品本部 雑貨・出版部 雑貨マーチャンダイザーに聞いた。

来店客は男性が多く、若年層の取り込みに苦戦していた

WWD:「トゥインクルポップ バイ クリオ」導入の狙いは。

遅澤明子セブン-イレブン・ジャパン商品本部 雑貨・出版部 雑貨マーチャンダイザー(以下、遅澤):セブン-イレブンの中心来店客層は40代以上の男性が多く、若年層の取り込みを不得手としていた。若年層にはセブン-イレブンで化粧品を扱っていることさえ認知されてないのでは?と思い、今回韓国コスメの導入を決めた。

WWD:韓国コスメに商機があるのか。

遅澤:日本輸入化粧品協会によると2022年に韓国からの化粧品の輸入額が長年1位だったフランスを上回るほど韓国のコスメブランドに勢いがある。「トゥインクルポップ」は、韓国では発売後2カ月で全商品が完売したほどの人気ぶり。同ブランドを導入することで、若年層の来店動機になると期待している。

埼玉の一部店舗でテスト販売。Xではプチバズ起こる

WWD:1月からテスト販売を実施し、Xでは「トゥインクルポップ」が話題に。これに関する投稿が2000いいねを獲得するなどのプチバズを起こした。「セブンに行かなくては!」「アイシャドウが気になる」「明日セブンに行ってみる」などのコメントが相次ぎ注目を集めた。

遅澤:埼玉県内の約100店舗でテスト販売を行なったが、販促活動を一切していないにもかかわらず、SNSや口コミで情報が広がり想定を上回る実績を残した。埼玉をテスト販売の地域に選んだのは、都会と地方都市の中間的な位置づけであること、われわれも実際に店頭を確認できることからだ。

WWD:韓国と日本で展開するブランド名が異なる理由は?

遅澤:韓国では「トゥインクルポップ」で展開しているが、日本ではアイシャドウパレットやクッションファンデーションが支持されている「クリオ」の方がなじみのある人が多いだろう。「クリオ」と関係のあるブランドだということを全面的に出した方がより効果が出ると考え「トゥインクルポップ バイ クリオ」とした。

WWD:全国展開にあたり課題は?

遅澤:什器の配置が加盟店によって異なる点。什器は組み立て不要で、段ボールから出してそのまま陳列できるように、各店に届ける。加盟店向けの商品展示会を年に何回か開催しており、そこで効率的な配置やコツなどをレクチャーし、売り上げを最大化できるような発信をした。

セブン-イレブンのコスメブランド「パラドゥ」との棲み分け

WWD:既存のナショナルブランド「パラドゥ」との棲み分けは?

遅澤:「パラドゥ」は、万人受けする品ぞろえやカラー展開で、30〜40代の方を中心に支持を得ている。一方、「トゥインクルポップ」は発色の良いメイクアイテムや華やかなグリッターアイシャドウなどの少し攻めたアイテムを展開するので、若年層に向けてアプローチする。

WWD:競合他社の韓国ブランドは欠品が続出している。

遅澤:商品は欠品を起こさないように強気な商品量を調達した。コスメコーナーの商品数は1.5倍に、売り場は2倍に拡大する。今後は売れ行き次第だが、限定アイテムの販売なども検討したい。

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ブルーボトルコーヒーが「マリメッコ」とのコラボアイテムを数量限定発売 Tシャツやタンブラーなど

ブルーボトルコーヒージャパンは6月14日、「マリメッコ(MARIMEKKO)」を代表する“ウニッコ”柄の60周年を記念し、同ブランドとのコラボアイテムを数量限定で発売する。ブルーボトルコーヒーのカフェ店舗や公式オンラインで取り扱う。また6月14〜30日の期間、ブルーボトルコーヒーのカフェ代官山店と渋谷店で、店内や外装、店員の制服に至るまで、“ウニッコ”デザインを配したデコレーションを行う。

コラボアイテムは、Tシャツ(1万7600円、サイズはXS〜XL)やキャップとエナメルピンのセット(1万3794円)、トートバッグ(6600円)、エナメルピンのセット(3850円)、ドリッパー(2851円)、清澄マグ(2494円)、「キントー(KINTO)」とのコラボタンブラー(4752円)、「エコーヒーカップ(ECOFFEE CUP)」と共同開発したエコカップ(2257円)などをラインアップ。それぞれブルーボトルコーヒーを思わせる水色の“ウニッコ”柄があしらわれている。

ブルーボトルコーヒージャパンの伊藤諒ジェネラル・マネージャーはコラボに際し、「この度、記念すべき“ウニッコ”の60周年にコラボレーションできることを大変嬉しく思う。『マリメッコ』のフィロソフィーに触れた時に“Timeless(タイムレス)”という言葉にとても共感を覚えた。ブルーボトルコーヒーではさまざまな方に長く愛される場所になれればとカ フェを中心にコーヒー体験を提案している。ファッションとコーヒー、領域は違うが、共通する想いを持つブランドのコラボレーションを通じて、より多くの方にその魅力をお楽しみいただければと思う」とコメントしている。

またレベッカ・ベイ(Rebekka Bay)=「マリメッコ」クリエイティブ・ディレクターは、「今回、限定アイテムをリリースするにあたってブルーボトルコーヒーと提携することができ、心が踊る思いだ。『マリメッコ』は、今までにない驚きに溢れるなにかをゲストのみなさまにお届けできるような、豊かなコラボレーションがもつ力を信じている。歓びに満ちた今回のコラボレーションをフィンランドに次いで2番目に大きな市場であり、『マリメッコ』にとって重要なマーケットである日本各地のブルーボトルコーヒーカフェで実施できることを大変嬉しく思う」と語った。

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ブルーボトルコーヒーが「マリメッコ」とのコラボアイテムを数量限定発売 Tシャツやタンブラーなど

ブルーボトルコーヒージャパンは6月14日、「マリメッコ(MARIMEKKO)」を代表する“ウニッコ”柄の60周年を記念し、同ブランドとのコラボアイテムを数量限定で発売する。ブルーボトルコーヒーのカフェ店舗や公式オンラインで取り扱う。また6月14〜30日の期間、ブルーボトルコーヒーのカフェ代官山店と渋谷店で、店内や外装、店員の制服に至るまで、“ウニッコ”デザインを配したデコレーションを行う。

コラボアイテムは、Tシャツ(1万7600円、サイズはXS〜XL)やキャップとエナメルピンのセット(1万3794円)、トートバッグ(6600円)、エナメルピンのセット(3850円)、ドリッパー(2851円)、清澄マグ(2494円)、「キントー(KINTO)」とのコラボタンブラー(4752円)、「エコーヒーカップ(ECOFFEE CUP)」と共同開発したエコカップ(2257円)などをラインアップ。それぞれブルーボトルコーヒーを思わせる水色の“ウニッコ”柄があしらわれている。

ブルーボトルコーヒージャパンの伊藤諒ジェネラル・マネージャーはコラボに際し、「この度、記念すべき“ウニッコ”の60周年にコラボレーションできることを大変嬉しく思う。『マリメッコ』のフィロソフィーに触れた時に“Timeless(タイムレス)”という言葉にとても共感を覚えた。ブルーボトルコーヒーではさまざまな方に長く愛される場所になれればとカ フェを中心にコーヒー体験を提案している。ファッションとコーヒー、領域は違うが、共通する想いを持つブランドのコラボレーションを通じて、より多くの方にその魅力をお楽しみいただければと思う」とコメントしている。

またレベッカ・ベイ(Rebekka Bay)=「マリメッコ」クリエイティブ・ディレクターは、「今回、限定アイテムをリリースするにあたってブルーボトルコーヒーと提携することができ、心が踊る思いだ。『マリメッコ』は、今までにない驚きに溢れるなにかをゲストのみなさまにお届けできるような、豊かなコラボレーションがもつ力を信じている。歓びに満ちた今回のコラボレーションをフィンランドに次いで2番目に大きな市場であり、『マリメッコ』にとって重要なマーケットである日本各地のブルーボトルコーヒーカフェで実施できることを大変嬉しく思う」と語った。

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「N. グレイカラー」から赤みを抑える新色登場 次代の主役色となる“スモークブラウン”と“オリーブブラウン”

ナプラ,Napla,エヌドット グレイカラー,N. グレイカラー

“染まり”と“いたわり”、その両方にこだわったカラー剤として多くのヘアサロンで導入されているナプラの「エヌドット(N.)グレイカラー」。同ブランドは今春、新色“スモークブラウン”と“オリーブブラウン”の2色を発売した。

「エヌドット グレイカラー」は、独自処方のティントロックシステムと植物由来の配合成分によって、髪と頭皮をいたわりながら、しっかり白髪を染め上げ、まるでトリートメントをしたような手触りが体験できる。それと同時に、彩度・明度の高い仕上がりと艶をかなえ、持ちの良さにも定評がある。新色2色が加わったことで、全8色相展開となり、大人髪にさらなる楽しみを広げる。

同2色は、大人世代で高まる「髪色をもっと楽しみたい」というニーズに応えて開発した。10~20代のときにヘアカラーを当たり前に楽しんだ世代も、時を経て白髪が気になるようになった。最近のファーストグレイ世代は、ただ暗い色でしっかり白髪を染めるだけではなく、高い明度・彩度の豊かなカラーバリエーションの中から自分に合う色を選びたい、との要望が強い。同様の傾向はさらに上のグレイ世代にも広がっており、提案の幅を広げるべく誕生したのが新色2色というわけだ。

“スモークブラウン”は、気になる赤みを抑えながら潤いを感じさせる仕上がりで、灰色みを含んだ寒色系ブラウン。“オリーブブラウン”は、沈みにくく、柔らかさ・マットみのあるベージュを表現している。いずれの色も、大人ヘアのリクエストNo.1である“艶”をかなえる機能をしっかり備えているのもうれしい要素だ。ここでは新色2色を使用した最旬スタイルを、東京・青山のヘアサロン「ローネス(LONESS)」の片山良平代表と加藤未来スタイリストが披露する。

顔色がワントーン上がる
“スモークブラウン”
透明感があり、色持ちもいい

「エヌドット グレイカラー」の新色“スモークブラウン”と「同 ルフレカラー」の“サンド”をミックスし、表面が少し明るかったので、まずは表面に塗布し、内側へと移動した。モデルからは「いつもカラーした後は肌のくすみが気になる」と聞いていたが、今回はそれもなく「顔色がワントーン上がった感じでテンションが上がる」と満足してくれた。クセがなくて使いやすく、この顔色が明るくなる感じは男女問わず喜ばれるし、年齢が上がるほど好きな人が増えると思う。最近、寒色系に飽きてきたのか、カラーオーダーの流行りがアッシュ系からベージュ系にシフトしており、その流れにも“スモークブラウン”はぴったりだ。白髪もしっかり染まりつつ、ブラウンが入っているので深みが出る。一方で透明感があり、さらに色持ちもいい。「染めても2週間くらいしたら、毛先の色が抜けてしまう」というお悩みを時々聞くが、「ルフレカラー」などのファッションカラーとミックスして染めれば色も楽しめ、さらに色持ちもすると提案できる。きっと満足してもらえるだろう。(片山良平「ローネス」代表)

色みが沈みにくく、柔らかさを演出
マットみのあるベージュ
“オリーブブラウン”

根元付近はオレンジみが強かったため、“オリーブブラウン”と“サンド”(ルフレカラー)を2:1に。中間から毛先は褪色し黄みがあるので、1:1でオリーブ感を和らげた。最近は、自身のパーソナルカラーをよくご存知のお客さまが多く、肌がきれいに見える色重視で選ばれる傾向にある。そのため、マイルドな印象のベージュやブラウンを好む人が増えた。その一方で「赤みを抑えたい」という要望も強く、その機能を備えた新色の“オリーブブラウン”はサロンでもかなり活躍しそうな色だ。

また、白髪をカバーするのはもちろん、グレイカラーでも色みも楽しめるのがファーストグレイ世代にとっての大前提となっている。その点「エヌドット グレイカラー」はカラー展開が豊富なので、白髪をしっかりカバーしながら、色みの違いも楽しんでいただける。また、ファーストグレイの人もカラーチャートを見て「こんなに色が楽しめる」と納得でき、白髪染めに対する先入観を一気に取り払える。ファッションカラーとの組み合わせ次第で、バリエーションの幅が広がるのもいい。(加藤未来「ローネス」スタイリスト)

寒色系ブラウン“スモークブラウン”と
柔らかいベージュ“オリーブブラウン”

“スモークブラウン”は、灰色みを含んだ寒色系ブラウンで、艶とくすみを両立した仕上がりに。「エヌドット ルフレカラー」と併用することで、グレイカラーを多彩に楽しめる染料バランスとなっている。7つの明度展開で選択肢が広いため、顧客の満足度もより高まり、グレイカラー提案の幅を広げる新定番になる色として期待される。

“オリーブブラウン”は沈みにくく、柔らかさ・マットみのあるベージュを表現。マット(オリーブ)系は染料処方次第で沈みやすかったが、ベージュをベースに表現することで沈みにくく、くすみ過ぎない柔らかなグリーン感に。品のある色みで、ファッションカラーとミックスすることでカーキ系や寒色ベージュが美しく表現できる。

「エヌドット グレイカラー」の
色持ちとしなやかさの秘密

「エヌドット グレイカラー」の色持ちとしなやかさの秘密は、ティントロックシステムにある。染料の浸透性を高め、高発色をかなえるベースクリーム、毛髪ダメージホールを埋め、染料の流出を防ぐ大豆PPT(大豆たん白加水分解物)、さらに染料を閉じ込めるティントロックポリマーが、優れた色持ちと仕上がりに質感をかなえる。

また「エヌドットカラー」には、今回紹介した「エヌドット カラー<グレイ>」のほかに、「同<クイック>」「同<ファッション>」、さらに「エヌドット ルフレカラー」がある。

「同<クイック>」は、放置時間10分でしっかり染まる時短カラー。グレイ比率が増えて来店間隔が短くなった顧客の「できるだけ早く仕上げてほしい」とのニーズに対応する(全21色)。「同<ファッション>」は、20年にリリースした「エヌドット」のファッションライン。透明感アップや赤みの軽減を求めて、色相ラインはオレンジ系褐色を少なく、青みを含んだ設計となっている(全76色)。「エヌドット ルフレカラー」は、22年にリリースした高発色ファッションカラー。みずみずしい色・艶と透明感をかなえる。毛髪内部へのスムーズな浸透と、クリアな発色をかなえる新アルカリ処方が特徴(全63色)。

問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

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「N. グレイカラー」から赤みを抑える新色登場 次代の主役色となる“スモークブラウン”と“オリーブブラウン”

ナプラ,Napla,エヌドット グレイカラー,N. グレイカラー

“染まり”と“いたわり”、その両方にこだわったカラー剤として多くのヘアサロンで導入されているナプラの「エヌドット(N.)グレイカラー」。同ブランドは今春、新色“スモークブラウン”と“オリーブブラウン”の2色を発売した。

「エヌドット グレイカラー」は、独自処方のティントロックシステムと植物由来の配合成分によって、髪と頭皮をいたわりながら、しっかり白髪を染め上げ、まるでトリートメントをしたような手触りが体験できる。それと同時に、彩度・明度の高い仕上がりと艶をかなえ、持ちの良さにも定評がある。新色2色が加わったことで、全8色相展開となり、大人髪にさらなる楽しみを広げる。

同2色は、大人世代で高まる「髪色をもっと楽しみたい」というニーズに応えて開発した。10~20代のときにヘアカラーを当たり前に楽しんだ世代も、時を経て白髪が気になるようになった。最近のファーストグレイ世代は、ただ暗い色でしっかり白髪を染めるだけではなく、高い明度・彩度の豊かなカラーバリエーションの中から自分に合う色を選びたい、との要望が強い。同様の傾向はさらに上のグレイ世代にも広がっており、提案の幅を広げるべく誕生したのが新色2色というわけだ。

“スモークブラウン”は、気になる赤みを抑えながら潤いを感じさせる仕上がりで、灰色みを含んだ寒色系ブラウン。“オリーブブラウン”は、沈みにくく、柔らかさ・マットみのあるベージュを表現している。いずれの色も、大人ヘアのリクエストNo.1である“艶”をかなえる機能をしっかり備えているのもうれしい要素だ。ここでは新色2色を使用した最旬スタイルを、東京・青山のヘアサロン「ローネス(LONESS)」の片山良平代表と加藤未来スタイリストが披露する。

顔色がワントーン上がる
“スモークブラウン”
透明感があり、色持ちもいい

「エヌドット グレイカラー」の新色“スモークブラウン”と「同 ルフレカラー」の“サンド”をミックスし、表面が少し明るかったので、まずは表面に塗布し、内側へと移動した。モデルからは「いつもカラーした後は肌のくすみが気になる」と聞いていたが、今回はそれもなく「顔色がワントーン上がった感じでテンションが上がる」と満足してくれた。クセがなくて使いやすく、この顔色が明るくなる感じは男女問わず喜ばれるし、年齢が上がるほど好きな人が増えると思う。最近、寒色系に飽きてきたのか、カラーオーダーの流行りがアッシュ系からベージュ系にシフトしており、その流れにも“スモークブラウン”はぴったりだ。白髪もしっかり染まりつつ、ブラウンが入っているので深みが出る。一方で透明感があり、さらに色持ちもいい。「染めても2週間くらいしたら、毛先の色が抜けてしまう」というお悩みを時々聞くが、「ルフレカラー」などのファッションカラーとミックスして染めれば色も楽しめ、さらに色持ちもすると提案できる。きっと満足してもらえるだろう。(片山良平「ローネス」代表)

色みが沈みにくく、柔らかさを演出
マットみのあるベージュ
“オリーブブラウン”

根元付近はオレンジみが強かったため、“オリーブブラウン”と“サンド”(ルフレカラー)を2:1に。中間から毛先は褪色し黄みがあるので、1:1でオリーブ感を和らげた。最近は、自身のパーソナルカラーをよくご存知のお客さまが多く、肌がきれいに見える色重視で選ばれる傾向にある。そのため、マイルドな印象のベージュやブラウンを好む人が増えた。その一方で「赤みを抑えたい」という要望も強く、その機能を備えた新色の“オリーブブラウン”はサロンでもかなり活躍しそうな色だ。

また、白髪をカバーするのはもちろん、グレイカラーでも色みも楽しめるのがファーストグレイ世代にとっての大前提となっている。その点「エヌドット グレイカラー」はカラー展開が豊富なので、白髪をしっかりカバーしながら、色みの違いも楽しんでいただける。また、ファーストグレイの人もカラーチャートを見て「こんなに色が楽しめる」と納得でき、白髪染めに対する先入観を一気に取り払える。ファッションカラーとの組み合わせ次第で、バリエーションの幅が広がるのもいい。(加藤未来「ローネス」スタイリスト)

寒色系ブラウン“スモークブラウン”と
柔らかいベージュ“オリーブブラウン”

“スモークブラウン”は、灰色みを含んだ寒色系ブラウンで、艶とくすみを両立した仕上がりに。「エヌドット ルフレカラー」と併用することで、グレイカラーを多彩に楽しめる染料バランスとなっている。7つの明度展開で選択肢が広いため、顧客の満足度もより高まり、グレイカラー提案の幅を広げる新定番になる色として期待される。

“オリーブブラウン”は沈みにくく、柔らかさ・マットみのあるベージュを表現。マット(オリーブ)系は染料処方次第で沈みやすかったが、ベージュをベースに表現することで沈みにくく、くすみ過ぎない柔らかなグリーン感に。品のある色みで、ファッションカラーとミックスすることでカーキ系や寒色ベージュが美しく表現できる。

「エヌドット グレイカラー」の
色持ちとしなやかさの秘密

「エヌドット グレイカラー」の色持ちとしなやかさの秘密は、ティントロックシステムにある。染料の浸透性を高め、高発色をかなえるベースクリーム、毛髪ダメージホールを埋め、染料の流出を防ぐ大豆PPT(大豆たん白加水分解物)、さらに染料を閉じ込めるティントロックポリマーが、優れた色持ちと仕上がりに質感をかなえる。

また「エヌドットカラー」には、今回紹介した「エヌドット カラー<グレイ>」のほかに、「同<クイック>」「同<ファッション>」、さらに「エヌドット ルフレカラー」がある。

「同<クイック>」は、放置時間10分でしっかり染まる時短カラー。グレイ比率が増えて来店間隔が短くなった顧客の「できるだけ早く仕上げてほしい」とのニーズに対応する(全21色)。「同<ファッション>」は、20年にリリースした「エヌドット」のファッションライン。透明感アップや赤みの軽減を求めて、色相ラインはオレンジ系褐色を少なく、青みを含んだ設計となっている(全76色)。「エヌドット ルフレカラー」は、22年にリリースした高発色ファッションカラー。みずみずしい色・艶と透明感をかなえる。毛髪内部へのスムーズな浸透と、クリアな発色をかなえる新アルカリ処方が特徴(全63色)。

問い合わせ先
ナプラ
0120-189-720

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「バーバリー」のグローバルキャンペーンに水川あさみが登場 日本人起用は初の試み

「バーバリー(BURBERRY)」は、“ロッキングホース バッグ”の最新グローバルキャンペーンを公開した。同キャンペーンには、俳優の水川あさみやモデルのリリー・ドナルドソン(Lily Donaldson)、ノーラ・アタル(Nora Attal)、ブランドアンバサダーのブライト(Bright)、チョン・ジヒョン (Jun Ji-Hyun)、タン・ウェイ (Tang Wei) が登場する。なお、グローバルキャンペーンでの日本人起用は「バーバリー」初の試みとなる。

水川あさみは、「『バーバリー』のグローバルキャンペーンに参加できたことを嬉しく思います。クリエイティブチームと作り上げたイギリスでの撮影はとても刺激的で興奮しました。ダニエル・リーのチーフ・クリエイティブ・オフィサー就任後、伝統的でありながらも、さらに新たなクリエイティブの方向性を打ち出しているバーバリーの今後の活動と、進化し続ける展開に期待で胸が高まります」とコメントする。

「バーバリー」の乗馬界との長年のつながりを反映した“ロッキングホース”は、手綱をイメージしたストラップと、子どもの伝統的な木馬のおもちゃを彷彿させるカーブシェイプが特徴。「バーバリー」の新しいブランディングは、新たなハウスモチーフである小文字の「b」の形に回転する円形のクロージャーで表現されている。また、「馬上の騎士 」デザインがバッグの背面にエンボス加工され、一部のモデルでは内側にアイコニックなバーバリーチェックがあしらわれている。

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映画館の廃棄予定のスクリーンを活用したアパレルコレクション「スクリーン」の第2弾が5月24日から販売

東京テアトルは、映画館で使われていたスクリーンを素材として使用したアパレルコレクション「スクリーン(SCRE:EN)」の第2弾を、5月24日からテアトルシネマグループの映画館および公式サイトで順次販売する。

「スクリーン」は、「映画館を長年支えてきたスクリーンをもう一度(RE:)あなたのもとに」をコンセプトに、映画館の閉館やスクリーンの張替えのタイミングで取り外した廃棄予定のスクリーンを活用し、耐水性・耐火性・耐久性に優れた製品を展開するテアトルシネマグループ限定のアパレルコレクション。第2弾は、バッグ、コインケース、PCケース、タンブラーなど全7種類の幅広いアイテムをラインアップ。価格は3300〜6400円。

新しいプロモーションムービーには、俳優の佐藤緋美が出演。また、映像では4つの映画作品をオマージュしている。

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映画館の廃棄予定のスクリーンを活用したアパレルコレクション「スクリーン」の第2弾が5月24日から販売

東京テアトルは、映画館で使われていたスクリーンを素材として使用したアパレルコレクション「スクリーン(SCRE:EN)」の第2弾を、5月24日からテアトルシネマグループの映画館および公式サイトで順次販売する。

「スクリーン」は、「映画館を長年支えてきたスクリーンをもう一度(RE:)あなたのもとに」をコンセプトに、映画館の閉館やスクリーンの張替えのタイミングで取り外した廃棄予定のスクリーンを活用し、耐水性・耐火性・耐久性に優れた製品を展開するテアトルシネマグループ限定のアパレルコレクション。第2弾は、バッグ、コインケース、PCケース、タンブラーなど全7種類の幅広いアイテムをラインアップ。価格は3300〜6400円。

新しいプロモーションムービーには、俳優の佐藤緋美が出演。また、映像では4つの映画作品をオマージュしている。

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「シセイドウ」の最高峰シリーズ“フューチャーソリューションLX”が刷新 日本古来の美と伝統を提案

資生堂は世界88の国と地域で展開するグローバルブランド「シセイドウ(SHISEIDO)」の最高峰シリーズ“フューチャーソリューション LX”を刷新し、9月1日に新たに発売する。日本古来から続く美と伝統、地球環境負荷の最小化を取り入れた“ジャパニーズ・コンシャス・ラグジュアリー”を提案し、日本ブランドならではの世界観と最先端テクノロジーで世界にアピールする。

“フューチャーソリューション LX”は資生堂の皮膚科学研究と植物研究を融合させたブランドとして2009年に誕生。発売15周年を機に、最先端テクノロジーを搭載しつつ、日本的なラグジュアリーを提案するブランドに生まれ変わる。アイテムは洗顔フォーム、保湿液、美容液、クリーム、目もと・口もと用クリームなど全6種11品で、パッケージデザインは茶道で用いられる茶道具をモチーフにしたほか、夜用クリーム“トータル Rクリーム”(50g、3万7400円/リフィル3万6850円)の蓋には西陣織の老舗、細尾のテキスタイルブランド「ホソオ(HOSOO)」による西陣織の生地を使用。 日本の伝統的な畳縁(たたみべり)の素材や織の美しさに着目し、クリームの台座に見立てた。ほか、良いものを長く使い続ける日本の美意識も反映し、リサイクルガラスやプラスチックを活用しつつ洗顔フォームを除くすべての商品でリフィルを発売する。

アイテムはマルチに使える全6種11品

洗顔フォーム以外のアイテムには、シリーズ共通成分として日本古来の植物、エンメイソウを含む新たな独自成分“ロンジェネビティ サイエンス”を配合した。保湿液“コンセントレイティッド ブライトニングソフナー”【医薬部外品】(170mL、1万4300円/リフィル1万2500円)と美容液“インテンシブファーミング ブリリアンスセラム”(50mL、3万1900円/リフィル3万1350円)には資生堂独自の美白有効成分4MSKも採用。ほか、選択的洗浄成分やエンメイソウを配合した“エクストラ リッチ クレンジングフォーム”(134g、6600円)、SPF30・PA++++のUVカット機能も備える日中用クリーム“トータルプロテクティブクリーム”(51g、3万1900円/リフィル3万1350円)、集中ケアクリーム“アイアンドリップコントアRクリーム”(17g、1万8700円/リフィル1万8150円)もそろえる。

これらアイテムには、一つのものを多用な用途で活用し長く大切にするという日本の文化「一物多用」の考えを取り入れた。洗顔フォームは泡マスク、美容液はマッサージ、日中用クリームはプライマーなど、同じアイテムでも気持ちや肌に合わせて目的を変え、マルチに使用できる設計にしている。

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「アダム エ ロペ」と「ノウハウ」が初コラボ 肩パッド入りTシャツや重ね付けも楽しめるネックレスなど

ジュンが運営する 「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」は、2018年に誕生したジュエリーブランド「ノウハウ(KNOWHOW JEWELRY)」との初めてのコラボレーションアイテムを発売する。“ハートブレイカー (Heart Breaker)”をテーマに、肩パット入りのTシャツ含む4型と、ロゴプレートを用いたネックレス2型を用意する。

Tシャツは公式オンラインショップのジャドール ジュン オンラインで現在予約受付中で、6月1日から「アダム エ ロペ」全店舗、オンラインで販売する。ネックレスは、5月20日〜6月20日までオンラインで、6月1〜20日まで「アダム エ ロペ」ルクア大阪店で受注販売を行う。

“ロゴ発砲プリント加工を施したTシャツ”は“Don’t tell me your my Heart Breaker”という遊び心のあるワードがポイント。程よくゆとりのあるサイズ感で大人の着こなしが楽しめるデザイン。ブラックとホワイトの2色展開で、価格は1万1000円。

“肩パッドTシャツ”は、なめらかな表面感と薄すぎない程よい厚みのある素材を使用。ジュエリーが映える美しいネックデザインや、キャッチーなシルエットでシンプルながらもモード感のあふれるデザイン。ブラックとホワイト、グレーの3色展開で、価格は1万6500円。

胸元に「KNOWHOW」の刺しゅうロゴを施した“ロゴ刺しゅうTシャツ”は、ロゴをボディーと同色にすることで、カジュアルすぎず上品な仕上がりに。ブラックとホワイトの2色展開で、価格は1万3200円。

“ロゴ Tシャツ”はシンプルなデザインながらも、なめらかな素材感で着心地の良いデザイン。ブラックとホワイトの2色展開で、価格は9900円。

“ハート ブレイカー パールネックレス”は、本コラボレーションのテーマでもある「Heartbreaker」のロゴプレートを使用。パールとシルバーのチェーンは自由に長さを調整できる仕様となっている。カラーはシルバー、価格は4万4000円。

“ハート ブレイカー ネックレス”は、重ね付けを楽しむことができるシンプルながらもキャッチーなデザイン。カラーはシルバーで、価格は1万4300円。

公式オンラインストア特設ページ

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