今シーズンのコレクションのストーリーは、スペイン人のフラメンコダンサー、アントニタ・ラ・シングラ(Antonita La Singla)の半生が着想源。シングラは聴覚障害を持ちながらも、肌でビートを感じることで、有名ダンサーとして活躍しました。フィーベンは、「彼女が自分の弱さを強さの原動力に変えていた生き様に、とても感銘を受けた」と話します。歩くたびに裾のフリルが揺れるドレスやボリュームのあるフリンジをあしらったスカートなど、ファブリックがエレガントに踊り、ドレスのショルダー部分にレザーのパッチを配するなどのディテールで“弱さ“と”強さ“の共存を表現。オーストリッチの羽で縁取ったネットドレスは、ガーナの職人とのパートナーシップで制作しました。「雇用を生み出すという意味でのサステナビリティは、私にとって非常に重要なこと」とフィーベン。型数は少ないながらも、一つ一つにストーリーがちゃんと詰め込まれていて説得力があり、着実に進化していると感じました。
クリストファー・レイバーン( Christopher Raeburn )による「レイバーン(RAEBURN)」が15周年を迎えました。2009年のスタート時から余剰生地をアップサイクルする、循環型のデザインアプローチを核に据えているストリートブランドです。ロンドン・ファッション・ウイーク中に変遷をたどる特別展示を開催し、キュレーターのハリス・エリオット(Harris Elliot)が展示を手掛けました。
「レイバーン」の名前を広げた廃棄パラシュートをアップサイクルしたジャケットをはじまり、デッドストックのミリタリーファブリックを使ったアイテムや、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ヴァンズ(VANS)」「モンクレール(MONCLER)」「ポーター(PORTER)」、ディスニーなど、過去のコラボ作品の数々も展示されています。そのどれもがとってもかっこいい。「圧倒的にユニークで人の心を動かす服を、サステナブルなアプローチでデザインする」というクリストファーのアティチュードに惚れました。
Y2Kの次は“インディースリーズ“!?
2022年に始動した「アーロン エッシュ(AARON ESH)」は、今回のコレクション取材で楽しみにしていたブランドの一つ。23年には「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」のファイナリストにも選出されていて、サヴィル・ロウ仕込みのテーラリング技術と、ロンドンの今のユースカルチャーを切り取る視点の組み合わせがファンの心をつかんでいるそう。
グランジムードを楽しんだ後は、「リチャード クイン(RICHARD QUINN)」のショーへ。会場は5つ星ホテルの「ザ・ドーチェスター」。会場に広がっていたのは英国貴族の社交界のような光景でした。豪華絢爛なドレスをまとって「How do you do?」とあいさつし合うお姫さまたちがたくさん。超庶民の私はこんな世界が本当に存在していたんだと、開いた口が塞がりません。
PROFILE: 1990年11月1日生まれ。奈良県吉野郡出身。趣味は映画鑑賞(大学で映画研究をしていた)。特技は英語、ダンス。大学4年生の時に、大阪NSC35期生として入学し、お笑いを学ぶ。翌年行われた「NSC大ライブ2013」で優勝を果たし、NSCを首席で卒業。2017年、第47回NHK上方漫才コンテストで優勝。同年12月「女芸人No.1決定戦 THE W」に出場し、優勝。海外進出を目指し、19年6月には、アメリカのオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」にも出場。21年には「R-1グランプリ」で優勝。23年にはラッパーとしてデビューし、お笑い以外の活動でも注目を集めている。
「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は10月4日から、「シルバニアファミリー」と初のコラボレーションを行う。同日にリニューアル発売するライフスタイルシリーズの発売を記念し行うもので、対象商品を4400円以上購入した人に、先着で限定のオリジナルコスメポーチをプレゼントする。
「ジルスチュアート ビューティ(JILL STUART BEAUTY)」は10月4日から、「シルバニアファミリー」と初のコラボレーションを行う。同日にリニューアル発売するライフスタイルシリーズの発売を記念し行うもので、対象商品を4400円以上購入した人に、先着で限定のオリジナルコスメポーチをプレゼントする。
BIOTECWORKS-H2は2023年から“ゴミから水素へ”をテーマに、廃棄物のほとんどを再生可能エネルギーである水素エネルギーに変換する「REBORN by BIOTECHWORKS H-2(ごみZEROプロジェクト)」に取り組んでおり、2025年には大阪にプラント建設開始を見込んでいる。今回回収した衣料品はOPAが産学連携企画などに活用したのち、リユース・リサイクルが難しいものを対象にBIOTECWORKS-H2とのプロジェクトに活用する。
BIOTECWORKS-H2は2023年から“ゴミから水素へ”をテーマに、廃棄物のほとんどを再生可能エネルギーである水素エネルギーに変換する「REBORN by BIOTECHWORKS H-2(ごみZEROプロジェクト)」に取り組んでおり、2025年には大阪にプラント建設開始を見込んでいる。今回回収した衣料品はOPAが産学連携企画などに活用したのち、リユース・リサイクルが難しいものを対象にBIOTECWORKS-H2とのプロジェクトに活用する。
末永:昨年7月にイギリスのロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(London College of Fashion)を卒業して就職活動に励む中、母親から応募を勧められたからだ。大学でもサステナビリティーに関する授業を受けていたこともあり、「SFDA」に興味が湧いた。廃棄された着物のダメージ度合いはさまざまであるため、どんな状態の着物からでも作れるバッグを作りたくなった。栃木県産のレザーで周りを補強するため堅牢性も高まるほか、富士山をイメージしたシェイプからは日本らしさも醸し出せる。
末永:昨年7月にイギリスのロンドン・カレッジ・オブ・ファッション(London College of Fashion)を卒業して就職活動に励む中、母親から応募を勧められたからだ。大学でもサステナビリティーに関する授業を受けていたこともあり、「SFDA」に興味が湧いた。廃棄された着物のダメージ度合いはさまざまであるため、どんな状態の着物からでも作れるバッグを作りたくなった。栃木県産のレザーで周りを補強するため堅牢性も高まるほか、富士山をイメージしたシェイプからは日本らしさも醸し出せる。