綾瀬はるかが「SK-II」の“金継ぎ”プロジェクションマッピングを点灯! 日本橋三越本店に登場し、通行人も注目

「SK-II」は9月19日、グローバルアンバサダーを務める綾瀬はるかを迎え、日本橋三越本店でプロジェクションマッピングの点灯式を行った。翌20日に発売する最高峰エイジングケアシリーズ“LXP 金継ぎ”(全4品、5万1700円〜7万1500円※編集部調べ)のデビューを記念して行われたもので、綾瀬は「(日本橋三越本店が)いつもと違う装いになり、とても新鮮で素敵でした」と微笑んだ。

点灯式は三越前の国道4号沿いで行われ、通行人も足を止めて綾瀬と共にカウントダウンを行いプロジェクションマッピングを堪能。その後の会見で、綾瀬は“LXP 金継ぎ”シリーズについて「まずはボトルデザインは高級感がありますよね。香りはピテラを奥に感じる、これまでとは違う印象。ずっと共に歩んできた相棒がさらに強くなって、私の目の前に現れた!という感じがします。たくさんの方にこの“LXP 金継ぎ”シリーズを試していただけるとうれしいです」とアピール。また、金継ぎ体験を行ったことがあると語り、「欠けてしまった器を自分で持って行き、粘土のようなもので補強したり、ボンドで付けたりするのですが、結構難しかったです。金の継ぎ目が加わることで、美しさや強さがアップデートしました」と振り返った。

ピテラを8倍濃縮した化粧水や美容液、クリームなど4品を発売

化粧水やクリーム、美容液、アイクリームの4品をそろえる“LXP 金継ぎ”の核となるのは、従来の8倍濃縮した「SK-II」独自の天然由来成分で、アミノ酸類や有機酸類、ビタミン類、ミネラル類を含むピテラだ。ほか、世界の1カ所のみに生息し、繁殖に7年かかる希少な蚕から取れるゴールドシルクのエキスを保湿成分として配合。抗糖化作用を発揮し、コラーゲンI型の生成を促進する。

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いきなり「フェンディ」にキュンキュン、捕まらないウサギを追い続ける「マルニ」って一体!? 2025年春夏ミラノ日記Vol.1

2025年春夏のウィメンズ・コレクションも、ニューヨーク、ロンドンが終わり、いよいよミラノ。朝9時から夜9時、時には10時まで、2人で最大1日20件の取材をしながら、合間合間で原稿を送り合い、コレクション取材のドタバタを日記でお送りします。本日は、DAY1の日記をお届け。前日ミラノ入りした村上要編集長は朝から、当日ロンドンからミラノ入りした木村和花記者は途中参戦でスタートです。

村上要「WWDJAPAN」編集長(以下、村上):さぁ、いよいよコレクション・サーキットは第3コーナーのミラノに突入です。ミラノは、寒い!最高気温でも20度。朝は15度を下回るので、コートがあってもいいくらいの天候です。持ってきてないけど(笑)。

ミラノ・コレクションのトップバッターは、毎回「マックス アンド コー(MAX & CO.)」。マックスマーラグループの一翼は、新しいトレンドとミニマルなスタイルをミックスしたコンテンポラリー・ブランドという位置付け。毎回ミラノ・ファッション・ウイークでは、外部のクリエイターとのコラボラインを発表しています。今回のパートナーは、スタイリストのロレンツォ・ポソッコ(Lorenzo Posocco)。以前「ヴァレンティノ(VALENTINO)」もインスタレーションでコラボしていたスタイリストですが、実は長年「マックス アンド コー」のスタイリングも手がけているそう。「強くて若く、なんでもトライしちゃう。そんなエネルギッシュなパーソナリティーを持っている女性の、ポジティブなムードを表現したブランドなんだ」とブランドの魅力を語ります。コレクションは、90年代のミニマリズムやジェンダーレスのムード。化繊を混紡したテクニカル素材も多く、ブルゾンやデニムは若干往年の「プラダ(PRADA)」風ですが、90年代のイタリアにおいて「プラダ」は絶対的なトレンドセッターだったから、雰囲気が醸し出されるのは当然のこと。Y2Kのムードは、若い世代においてはレトロ消費の感覚もあって根強いどころか定着した印象がありますが、そんな時流をさすが上手にキャッチしている印象でした。とても気さくなのに、写真をお願いするとキメポーズになっちゃうのが、愛らしかったです(笑)。

そして今回のコレクションでは、強い味方をゲットしました。私は2本目になりますが、「レイバン(RAY-BAN)」とメタのコラボサングラスです。なんと、メガネのフレームに内蔵したカメラで、写真は動画が撮影できる優れもの。今回は、このアイウエアで、動画を何本か撮影しようと思っています。早速、ミラノの百貨店リナシェンテ(RINASCENTE)で撮影してみました。どうですか?楽しいでしょう?

なんて遊んでいたら、木村さんもロンドンから到着。二人で向かったのは、「ツインセット(TWIN SET)」ですね。こちらは、どんなブランド?

木村和花(以下、木村):「ツインセット」は、イタリアらしいロマンチックでフェミニンなスタイルをコアに据えるブランドです。昨シーズン、ミラノ・ファッション・ウイークに初参加しました。ミラノの目抜き通りのマンゾーニ通りに旗艦店を構え、ヨーロッパを中心に展開しています。日本にも公式ECサイトがあります。

コレクションは今回もらしさ全開。フェミニンなフリルドレスや、レースのミニボトムスとジャケットのセットアップ、ペイズリーのシフォンドレスなどボヘミアンなムード。サイズ展開次第では、日本でも好まれそうな印象です。

村上:若干ワンパターンな印象はあったけれど、ミニ丈や透け感のある素材で、若々しさとフェミニニティー、そしてリアリティを併せ持っていたよね。

そして、「フェンディ(FENDI)」。私の感想は別記事でアップしましたが、いきなり今季のミラノベストなのでは?というクリエイションが飛び出しましたね。メンズ出身でテーラードに自信があるキム・ジョーンズ(Kim Jones)が100周年を祝うコレクションに選んだのは、ガーリーなスタイル。端正なメンズから、ガーリーなウィメンズまで、キムってやっぱり懐が深いわ。木村さんは、どう感じました?

木村:いやぁ、ロンドドンコレもすごく楽しかったですが、世界のファッション業界を動かすトレンドはこういうブランドだと、ミラノのパワーを見せつけられた感覚がありました。ビジューやチュール、スパンコールを使ったフェミニンなムードはロンドンにも通じますが、「フェンディ」は段違いに繊細。創業年の1920年代のパーティーの装いが着想源と聞きましたが、日常離れした華美さではなく、いい意味で大人しさのある幻想的なコレクションでした。前シーズンはチュッパチャプス専用ケースが登場して話題になっていましたが、今回は小さなジャム瓶のマイクロミニバッグやブーケのチャームなど、愛らしくもユーモアのあるアクセサリーが登場しました。展示会では日本のメディア関係者も「可愛いー!」と興奮気味の様子でした。キュンキュンしましたね!


村上:チュッパチャプス専用ケースは、来場した川口春奈さんも着用していましたね。キャンディ、入ってたのかな(笑)?来年はぜひ、極上のオーガンジーを贅沢に使った、ガーリーなテイストの川口さんが見てみたいです。

さて、お次は「マルニ(MARNI)」。毎回コンセプチュアルなコレクションと演出ですが、今回、コレクションの説明に際してフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)は、「美とは、庭を駆け回る白いウサギのようなもの。人々はそれを追いかける。捕まえることはできないが、夢中で追いかけていると、素晴らしい場所にたどり着く。慣習的行為を繰り返す日常の中で、崇高なものへの追求ほど、私たちを突き動かすことはない。美とは速度であり、目的地ではないのだ」と語ります。ん〜、相変わらず難解(苦笑)。


ということで、ここは来場した俳優の上杉柊平さんも話している通り、自由に発想してみましょう。コレクションは、もはやユニホームに近い伝統的なジャケットやドレス、そして一世を風靡したライダースなどを経て、最終的にドレスはどんどん豪華さを増していきます。そこに私は、長らく美をウサギのように追いかけ、さまざまな洋服やスタイルを生み出してきた人間そのものへの敬意を込めているのでは?と考えました。ナポレオンを思わせるジャケットから、ベルエポックなドレス、そして60年代後半から70年代の前半にかけて若者の反骨精神を象徴したレザーのライダースまで、人間は数百年どころか、もしかすると数千年にわたり、美を定義し、追いかけ、洋服や装身具として表現し続けています。フランチェスコは、そんな人類の歴史にオマージュを捧げたし、これからも人間はウサギを追いかけるように美を追い求めるのだと訴えているのではないか?そんな風に考えたんです。

後半にかけて装飾を増していくのは、ウサギの予期せぬ動きを表現したものでもあるようですが、時代に応じて変化する完璧を求めて、思考し、手を動かし続ける人間の豊かな可能性などを表現しているのではないか?と。「大袈裟な」と思われるかもしれませんが、これがランウエイショーの魅力であり、フランチェスコの「マルニ」の醍醐味だと思っています。

正直、万人が着られる洋服は、決して多くないけれど、ショーの後は拍手喝采でした。コンセプチュアルなファッションショーで、今の時代に問いかけるクリエイターが賛美される。ファッションショーには、いつまでも、そんなムードが残って欲しいと思っています。って、アツく語っちゃった(笑)。

木村:初日のラストは「MSGM」本社へ。「MSGM」は今回、ショーではなく、インスタレーション形式で最新コレクションを発表しました。会場の床にはブルーの砂のような素材でうねる動線を作ります。今回は、夏のリゾート、海、波、ブルーがキーのようです。立体的な刺しゅうでさざ波のような表情を作るスパンコールミニドレスやメッシュ素材のマーメイドスカート、フラワープリントのスカートなど夏らしさ満開。

マッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgetti)デザイナーは自身が別荘を持つ、地中海沿岸のリグーリア州の風景から今回のコレクションを制作したそうです。「美しい夏の午後、海岸でお酒をたしなむ。そんな充実した時間の感覚を楽しんでほしい」とコメント。スモールコレクションでしたが、アート好きのマッシモのセンスがよく分かる空間で、アイテムも近い距離でゆっくり見ることができ、フレンドリーなマッシモとも直接話せて、楽しいプレゼンテーションでした!

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いきなり「フェンディ」にキュンキュン、捕まらないウサギを追い続ける「マルニ」って一体!? 2025年春夏ミラノ日記Vol.1

2025年春夏のウィメンズ・コレクションも、ニューヨーク、ロンドンが終わり、いよいよミラノ。朝9時から夜9時、時には10時まで、2人で最大1日20件の取材をしながら、合間合間で原稿を送り合い、コレクション取材のドタバタを日記でお送りします。本日は、DAY1の日記をお届け。前日ミラノ入りした村上要編集長は朝から、当日ロンドンからミラノ入りした木村和花記者は途中参戦でスタートです。

村上要「WWDJAPAN」編集長(以下、村上):さぁ、いよいよコレクション・サーキットは第3コーナーのミラノに突入です。ミラノは、寒い!最高気温でも20度。朝は15度を下回るので、コートがあってもいいくらいの天候です。持ってきてないけど(笑)。

ミラノ・コレクションのトップバッターは、毎回「マックス アンド コー(MAX & CO.)」。マックスマーラグループの一翼は、新しいトレンドとミニマルなスタイルをミックスしたコンテンポラリー・ブランドという位置付け。毎回ミラノ・ファッション・ウイークでは、外部のクリエイターとのコラボラインを発表しています。今回のパートナーは、スタイリストのロレンツォ・ポソッコ(Lorenzo Posocco)。以前「ヴァレンティノ(VALENTINO)」もインスタレーションでコラボしていたスタイリストですが、実は長年「マックス アンド コー」のスタイリングも手がけているそう。「強くて若く、なんでもトライしちゃう。そんなエネルギッシュなパーソナリティーを持っている女性の、ポジティブなムードを表現したブランドなんだ」とブランドの魅力を語ります。コレクションは、90年代のミニマリズムやジェンダーレスのムード。化繊を混紡したテクニカル素材も多く、ブルゾンやデニムは若干往年の「プラダ(PRADA)」風ですが、90年代のイタリアにおいて「プラダ」は絶対的なトレンドセッターだったから、雰囲気が醸し出されるのは当然のこと。Y2Kのムードは、若い世代においてはレトロ消費の感覚もあって根強いどころか定着した印象がありますが、そんな時流をさすが上手にキャッチしている印象でした。とても気さくなのに、写真をお願いするとキメポーズになっちゃうのが、愛らしかったです(笑)。

そして今回のコレクションでは、強い味方をゲットしました。私は2本目になりますが、「レイバン(RAY-BAN)」とメタのコラボサングラスです。なんと、メガネのフレームに内蔵したカメラで、写真は動画が撮影できる優れもの。今回は、このアイウエアで、動画を何本か撮影しようと思っています。早速、ミラノの百貨店リナシェンテ(RINASCENTE)で撮影してみました。どうですか?楽しいでしょう?

なんて遊んでいたら、木村さんもロンドンから到着。二人で向かったのは、「ツインセット(TWIN SET)」ですね。こちらは、どんなブランド?

木村和花(以下、木村):「ツインセット」は、イタリアらしいロマンチックでフェミニンなスタイルをコアに据えるブランドです。昨シーズン、ミラノ・ファッション・ウイークに初参加しました。ミラノの目抜き通りのマンゾーニ通りに旗艦店を構え、ヨーロッパを中心に展開しています。日本にも公式ECサイトがあります。

コレクションは今回もらしさ全開。フェミニンなフリルドレスや、レースのミニボトムスとジャケットのセットアップ、ペイズリーのシフォンドレスなどボヘミアンなムード。サイズ展開次第では、日本でも好まれそうな印象です。

村上:若干ワンパターンな印象はあったけれど、ミニ丈や透け感のある素材で、若々しさとフェミニニティー、そしてリアリティを併せ持っていたよね。

そして、「フェンディ(FENDI)」。私の感想は別記事でアップしましたが、いきなり今季のミラノベストなのでは?というクリエイションが飛び出しましたね。メンズ出身でテーラードに自信があるキム・ジョーンズ(Kim Jones)が100周年を祝うコレクションに選んだのは、ガーリーなスタイル。端正なメンズから、ガーリーなウィメンズまで、キムってやっぱり懐が深いわ。木村さんは、どう感じました?

木村:いやぁ、ロンドドンコレもすごく楽しかったですが、世界のファッション業界を動かすトレンドはこういうブランドだと、ミラノのパワーを見せつけられた感覚がありました。ビジューやチュール、スパンコールを使ったフェミニンなムードはロンドンにも通じますが、「フェンディ」は段違いに繊細。創業年の1920年代のパーティーの装いが着想源と聞きましたが、日常離れした華美さではなく、いい意味で大人しさのある幻想的なコレクションでした。前シーズンはチュッパチャプス専用ケースが登場して話題になっていましたが、今回は小さなジャム瓶のマイクロミニバッグやブーケのチャームなど、愛らしくもユーモアのあるアクセサリーが登場しました。展示会では日本のメディア関係者も「可愛いー!」と興奮気味の様子でした。キュンキュンしましたね!


村上:チュッパチャプス専用ケースは、来場した川口春奈さんも着用していましたね。キャンディ、入ってたのかな(笑)?来年はぜひ、極上のオーガンジーを贅沢に使った、ガーリーなテイストの川口さんが見てみたいです。

さて、お次は「マルニ(MARNI)」。毎回コンセプチュアルなコレクションと演出ですが、今回、コレクションの説明に際してフランチェスコ・リッソ(Francesco Risso)は、「美とは、庭を駆け回る白いウサギのようなもの。人々はそれを追いかける。捕まえることはできないが、夢中で追いかけていると、素晴らしい場所にたどり着く。慣習的行為を繰り返す日常の中で、崇高なものへの追求ほど、私たちを突き動かすことはない。美とは速度であり、目的地ではないのだ」と語ります。ん〜、相変わらず難解(苦笑)。


ということで、ここは来場した俳優の上杉柊平さんも話している通り、自由に発想してみましょう。コレクションは、もはやユニホームに近い伝統的なジャケットやドレス、そして一世を風靡したライダースなどを経て、最終的にドレスはどんどん豪華さを増していきます。そこに私は、長らく美をウサギのように追いかけ、さまざまな洋服やスタイルを生み出してきた人間そのものへの敬意を込めているのでは?と考えました。ナポレオンを思わせるジャケットから、ベルエポックなドレス、そして60年代後半から70年代の前半にかけて若者の反骨精神を象徴したレザーのライダースまで、人間は数百年どころか、もしかすると数千年にわたり、美を定義し、追いかけ、洋服や装身具として表現し続けています。フランチェスコは、そんな人類の歴史にオマージュを捧げたし、これからも人間はウサギを追いかけるように美を追い求めるのだと訴えているのではないか?そんな風に考えたんです。

後半にかけて装飾を増していくのは、ウサギの予期せぬ動きを表現したものでもあるようですが、時代に応じて変化する完璧を求めて、思考し、手を動かし続ける人間の豊かな可能性などを表現しているのではないか?と。「大袈裟な」と思われるかもしれませんが、これがランウエイショーの魅力であり、フランチェスコの「マルニ」の醍醐味だと思っています。

正直、万人が着られる洋服は、決して多くないけれど、ショーの後は拍手喝采でした。コンセプチュアルなファッションショーで、今の時代に問いかけるクリエイターが賛美される。ファッションショーには、いつまでも、そんなムードが残って欲しいと思っています。って、アツく語っちゃった(笑)。

木村:初日のラストは「MSGM」本社へ。「MSGM」は今回、ショーではなく、インスタレーション形式で最新コレクションを発表しました。会場の床にはブルーの砂のような素材でうねる動線を作ります。今回は、夏のリゾート、海、波、ブルーがキーのようです。立体的な刺しゅうでさざ波のような表情を作るスパンコールミニドレスやメッシュ素材のマーメイドスカート、フラワープリントのスカートなど夏らしさ満開。

マッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgetti)デザイナーは自身が別荘を持つ、地中海沿岸のリグーリア州の風景から今回のコレクションを制作したそうです。「美しい夏の午後、海岸でお酒をたしなむ。そんな充実した時間の感覚を楽しんでほしい」とコメント。スモールコレクションでしたが、アート好きのマッシモのセンスがよく分かる空間で、アイテムも近い距離でゆっくり見ることができ、フレンドリーなマッシモとも直接話せて、楽しいプレゼンテーションでした!

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「カワイイ」が止まらない! ガーリーな「フェンディ」アクセ30連発 「レッド ウィング」コラボも

「フェンディ(FENDI)」の2025年春夏コレクションは、オーガンジーなどの薄くて、軽やかな素材を駆使したガーリーなムードに溢れた。バッグやシューズ、チャームなども、薄くなめしたレザーをパステルカラーに染め、遊び心がありつつもクラフツマンシップを駆使したチャームをあしらうなど、ガーリーなムード全開だ。

バッグの注目は、“マンマ バゲット”。従来は、少し大きめのショルダーバッグだったが、今回は柔らかなレザーにドローコードを通して、形が変えられるよう進化した。ランウエイではハンドルを手首に通して、チャームを重ねづけて自由に闊歩する。そのチャームは、ジャムの瓶を模したり、オーガンジーの中に花を閉じ込めてティーバッグのように見せたり。ファーで作ったコサージュ、マイクロミニサイズの“マンマ バゲット”もチャーム感覚で楽しむ。“マンマ バゲット”は、洋服同様、オーガンジーを用いたタイプもある。ここにも、中にはファブリックで作った花弁を閉じ込めた。

シューズの注目は、「レッド・ウィング(RED WING)」とのコラボだ。アッパーを「フェンディ」、ソールを「レッド・ウイング」が制作し、ソールには両ブランドのロゴを刻んだ。もう一つのシューズは、バックストラップ。オーガンジーに刺しゅうを施した靴下を合わせる。

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「カワイイ」が止まらない! ガーリーな「フェンディ」アクセ30連発 「レッド ウィング」コラボも

「フェンディ(FENDI)」の2025年春夏コレクションは、オーガンジーなどの薄くて、軽やかな素材を駆使したガーリーなムードに溢れた。バッグやシューズ、チャームなども、薄くなめしたレザーをパステルカラーに染め、遊び心がありつつもクラフツマンシップを駆使したチャームをあしらうなど、ガーリーなムード全開だ。

バッグの注目は、“マンマ バゲット”。従来は、少し大きめのショルダーバッグだったが、今回は柔らかなレザーにドローコードを通して、形が変えられるよう進化した。ランウエイではハンドルを手首に通して、チャームを重ねづけて自由に闊歩する。そのチャームは、ジャムの瓶を模したり、オーガンジーの中に花を閉じ込めてティーバッグのように見せたり。ファーで作ったコサージュ、マイクロミニサイズの“マンマ バゲット”もチャーム感覚で楽しむ。“マンマ バゲット”は、洋服同様、オーガンジーを用いたタイプもある。ここにも、中にはファブリックで作った花弁を閉じ込めた。

シューズの注目は、「レッド・ウィング(RED WING)」とのコラボだ。アッパーを「フェンディ」、ソールを「レッド・ウイング」が制作し、ソールには両ブランドのロゴを刻んだ。もう一つのシューズは、バックストラップ。オーガンジーに刺しゅうを施した靴下を合わせる。

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【スナップ】刑事裁判所前は“甘毒“ドレスで異世界 「シモーン ロシャ」ゲストたち

「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」は、ロンドン・ファッション・ウイークで2025年春夏コレクションを9月15日(現地時間)に発表した。今季の会場となった刑事裁判所の周辺には、ポエティックでロマンティックな甘さに、陰鬱さや毒々しさを加えた同ブランドらしいドレスの来場者が集い、独特のムードに包まれた。

ゲストのスタイルは、ボリュームたっぷりのティアードスカートやパフスリーブのブラウス、誇張した大ぶりのリボン、チュールやレースは究極のフェミニニティーを醸し出す。カラーはモノトーンが人気で、血のように鮮烈なレッドとセンシュアルなベージュの組み合わせも同ブランドらしい色合わせだ。シグネチャーアイテムのパールのジュエリーとヘアアクセサリーに加え、「クロックス(CROCS)」とのコラボレーションシューズが人気で、マストアイテムとして早くも定着しつつある。市場の需要に応えるかのように、25年春夏のランウエイでは3シーズン目となるコラボシューズが披露された。

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【スナップ】刑事裁判所前は“甘毒“ドレスで異世界 「シモーン ロシャ」ゲストたち

「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」は、ロンドン・ファッション・ウイークで2025年春夏コレクションを9月15日(現地時間)に発表した。今季の会場となった刑事裁判所の周辺には、ポエティックでロマンティックな甘さに、陰鬱さや毒々しさを加えた同ブランドらしいドレスの来場者が集い、独特のムードに包まれた。

ゲストのスタイルは、ボリュームたっぷりのティアードスカートやパフスリーブのブラウス、誇張した大ぶりのリボン、チュールやレースは究極のフェミニニティーを醸し出す。カラーはモノトーンが人気で、血のように鮮烈なレッドとセンシュアルなベージュの組み合わせも同ブランドらしい色合わせだ。シグネチャーアイテムのパールのジュエリーとヘアアクセサリーに加え、「クロックス(CROCS)」とのコラボレーションシューズが人気で、マストアイテムとして早くも定着しつつある。市場の需要に応えるかのように、25年春夏のランウエイでは3シーズン目となるコラボシューズが披露された。

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人気恋愛ドラマの名手ユ・ボラが社会問題をエンタメに描くということ

PROFILE: ユ・ボラ/脚本家

ユ・ボラ/脚本家
PROFILE: 「ただ愛する仲」や「あなたに似た人」など人気恋愛ドラマの名手として知られる脚本家。従軍慰安婦をテーマにした映画「雪道」は、15年にKBS韓国放送公社が制作した光復70周年特集ドラマを再編集した作品で、世界最大級の国際テレビ番組の祭典「バンフ・ワールド・メディア・フェスティバル」において最優秀作品賞を受賞し国際的に高い評価を得た PHOTO:JUNG YONGIL

第5次と呼ばれる韓流ブームが到来している。もはや韓流は一過性のブームではなくスタンダードであり、日本のZ世代の「韓国化」現象にもつながっているのは明白だ。その韓流人気をけん引してきた1つが韓国ドラマ。本企画では有名韓国ドラマの脚本家にスポットを当て、物語の背景やキャラクター、ファッションに至るまでの知られざる話などを紹介する。

Vol.3は、「ただ愛する仲」や「あなたに似た人」など、人気恋愛ドラマの名手として知られるユ・ボラが登場。社会問題とメロドラマを巧みに織り混ぜなからエンターテインメントに落とし込んだ作品に定評のあるボラに、現代の韓国人女性のライフスタイルや知られざる過去の女性活動家たちの存在、今描きたいラブストーリーについて語ってもらった。

――今回のインタビュー集で「並外れた能力の持ち主が物事をすべて解決していくストーリーよりも、まるで違う2人が、欠けた部分をも尊重し補い合っていくストーリーが好きだ」と言っています。女性の生き方が多様化する現代において、今はどのような2人の女性を書きたいですか?

ユ・ボラ(以下、ボラ):私は常にどんな物語を描くことができるのかを考えています。今は子供が欲しい、あるいは欲しいのにできない女性と、子供が欲しいとは考えてはいない女性たちの物語を書いてみたいです。日本も似た状況だと思いますが、韓国では出生率の低下が問題でソウルでは0.55です。一方で、不妊治療件数が増加している点にも注目しています。

――日本でも、韓国のフェミニスト小説や映画が非常に人気で、日本の女性たちに影響を与えています。

ボラ:韓国だけではないかもしれませんが、国内のフェミニズムを取り巻く問題に関して、まず“フェミニズム“という言葉自体が男性に対する攻撃のように受け取られがちで「あなたはフェミニストか」などと揶揄する風潮があります。そもそもフェミニズムは、女性の権利を擁護し、平等な社会を目指す運動なのに、男性が元々持っている権利を(女性が)奪っていくような行為だと勘違いされているため、多くの女性たちは SNSなどで声をあげて運動をしています。

女性の権利が比較的充実していると言われるアイスランドで、 女性たちが権利を得るためのデモが24時間行われたというニュースを見ました。韓国でも過去に、女性たちが参政権を得るために社会運動をしていました。当時は「過激だ」とやや批判するような声もありましたが、選挙権という当然の権利を得るための重要な活動でした。多分、今起こっている活動をずっと先の未来で見たら、それは当然のことをしているだけだと受け入れられるでしょう。現代の韓国の女性たちの行動は、何か特別なものというよりも時代の流れでそうなってきているに過ぎません。

――「忘れ去られた女性活動家たち」の話を書きたいそうですが、どのようにしてその女性たちを知ったのですか?

ボラ:歴史学者たちがまとめた韓国の運動家を紹介する歴史書で知りました。1980年代に出版されたそういった本の中で主に紹介されているのは男性の独立運動家で、女性活動家はページの端に活動期間が紹介されているだけでした。しかし、90年代に入ると女性活動家に関する書籍が出版されるようになりました。女性活動家たちの存在が社会的に取り上げられることはほとんどなかったため、物語にしようと思いました。

――その中で、特に印象に残っている女性はいますか?

ボラ:誰か1人だけの名前を上げるのは難しいですが、特に感銘を受けたのは韓国が日本の植民地だった20〜30年代、二重差別など抑圧された状況下でも果敢に行動した女性たちです。私には到底できない生き方をしている勇敢な女性が大勢いて、活動の中で特に感動したことの1つは、教育を受けられなかった女性たちに言葉を教え、教育したことです。

――映画「雪道」では、教育を受けた少女が学校へ行くことができなかった別の少女に本を読み聞かせるシーンが出てきましたね。

ボラ:「雪道」では女性被害者の姿を描きましたが、次は何も分からなかった少女が、女性活動家たちに会い、さまざまなことを学びながら成長していく物語を書きたいです。年代は「雪道」と同じ頃になるかもしれませんが形式を大幅に変えたものを構想中です。

――ボラさんの多くの作品は、社会的に弱い立場に置かれている人を不憫な存在として扱うのではなく、同じ目線で寄り添うような優しさがあります。

ボラ:一般的な社会の視線は、社会的に弱い立場に置かれていたり、苦しい状況におかれている人を上から判断しているように感じます。もちろん当事者は苦しいと思いますが、その人たちなりの価値観があり、希望や大切なものを持っていたり、探しているはずです。脚本を描いている時は、その人の目線で物事を考えながらキャラクターを構築しています。

――社会問題をドラマとして、エンターテインメントとして描く方法について教えてください。

ボラ:現実の社会問題を反映するとき、リアリティーが強すぎるとドラマがドキュメンタリーのようになってしまいます。ドラマは俳優たちが担う部分も多いので、彼らの魅力を引き出す演出や劇作品としてのおもしろみを入れながら、多くの人たちが共感できることを意識しています。現実社会は暗くて苦しい側面もあるので、ドラマでは希望が持てるような展開をつくることを心がける部分もあります。

――キャラクターを作る上で衣装はどのように決めていますか?

ボラ:現実の人を描くときは職業に合う衣装を着せる必要があります。脚本家は登場人物の衣装のガイドラインを作ることに徹します。それを発展させるのは俳優の力です。その人物を解釈し、表現方法を模索し、演じるのは彼らですから。多くの俳優は積極的に監督と意見交換をして、役作りや演技、表現を真剣に考えています。

最近話題になったドラマの衣装に、師弟関係のラブロマンスを描いた「卒業」があります。私の作品ではありませんが、主人公の教師の衣装はとてもリアリティーがあって、その人の生き方までを表現していると大変話題になりました。

――現在韓国では、どのような恋愛ドラマが求められていると思いますか?

ボラ:現在は、多くの恋愛が出会いも別れも簡単になっているように感じるため、今こそとても切実な物語を書きたいですね。お互いに困難を乗り越え、運命でこの人しかいないという状況に強く引かれます。古臭いと感じる人がいるかもしれませんが「ロミオとジュリエット」が現代まで語り継がれている理由は、そのような恋愛が時代を超えて普遍的なものだからだと思います。ずっと自分が描きたい物語をつくってきましたが、メロドラマも好きなので、暗くて現実的な物語の中にも恋愛的な要素を入れています。

TRANSLATION:HWANG RIE
COOPERATION:HANKYOREH21,CINE21, CUON

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「ユニクロ」がマグナム・フォトとの協業写真展を表参道で開催 広島でも実施予定

「ユニクロ(UNIQLO)」は19日から、チャリティーTシャツプロジェクト「ピース・フォー・オール(PEACE FOR ALL)」での国際的な報道写真家集団マグナム・フォトとのコラボレーションの一環として、写真展「グローバル・フォト・エキシビション–ピース・フォー・オール(GLOBAL PHOTO EXHIBITION−PEACE FOR ALL)」を、東京・表参道の国際連合大学前広場で行っている。23日まで。既に、ロンドンでも同様の屋外展示を3週間にわたり実施。今後、ソウル、ニューヨーク、ハノイ、日本では広島など世界10都市以上で開催する。

支援の現場で撮り下ろした写真を展示

「ユニクロ」は20日から、マグナム・フォトの3人の写真家と組んだ「ピース・フォー・オール」のTシャツ3型(各1500円)を販売し、利益の全額を他の「ピース・フォー・オール」のTシャツと同様に、パートナーシップを結ぶ3団体(国連難民高等弁務官事務所 UNHCR、セーブ・ザ・チルドレン、プラン・インターナショナル)に寄付する。今回の写真展では、その3団体が実際に活動する難民や女性、子どもたちの支援の現場に3人の写真家が赴き、撮り下ろした写真を展示。“Tシャツを買って着る”というアクションが、世界のどこで、どのように役立てられ、どんな人に力を与えることができたのかを、マグナム・フォトの作品63点で表現するものだ。

「今世界で何が起こっているのか」を伝える作品

写真展開催に合わせて、3人の写真家のうちの1人であるオリヴィア アーサー(Olivia Arthur)氏も来日した。ルーマニアでのセーブ・ザ・チルドレンの活動に同行し、ウクライナ難民の子どもたちなどを撮り下ろした。「私たちは報道写真家集団として、『今世界で何が起こっているのか』を伝えられる作品を目指した。このプロジェクトを通じて、“どんなに過酷な状況におかれている人々でも、常に想像力を働かせていて、創造的でいようとしている“というメッセージを伝えられたらと思う」とコメント。ロンドンで実施した屋外展示についても触れ、「限られたギャラリーではなく、多くの人が見る屋外での展示というのに大きな意味がある」とも話した。

同プロジェクトを主導した、ユニクロのサステナビリティマーケティングチームのシェルバ英子部長は「遠く離れた場所で不安定な生活を強いられている人々と写真を通じてつながり、すべての人が安全に暮らせる未来と、世界の平和を願うきっかけが生まれる写真展を目指している。これからも“服の力”で平和への願いを発信し、世界中のお客さまやパートナーと共に活動していきたい」と話した。

ユニクロ初の本格的な写真展となる同プロジェクトは、音声ガイドのナレーターに綾瀬はるか氏、佐藤可士和氏、国枝慎吾氏を迎え、支援現場の現状や写真が撮られた背景、写真家の思いなどを音声で解説する。

「ピース・フォー・オール」は、ボランティアで参加した著名人が、平和への願いを込めてデザインしたTシャツを販売し、利益の全額(販売価格の約20%)を難民支援活動などに寄付するプロジェクト。22年6月の販売開始以降、計42組とコラボレーションし、累計販売枚数は524万枚、寄付総額は15億円超となった。

表参道での展示の後、国内では「ユニクロ原宿店」で9月24日〜10月6日、広島のひろしまゲートパークでは10月9〜15日に展示を行う予定。

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マンハッタン5番街の「ユニクロ」旗艦店で、肌寒さと内外価格差にふるえる【25年春夏NYコレ番外編 Vol.3】

ニューヨーク・ファッション・ウイーク(以下、NYコレ)が9月6〜11日にかけて開催された。今回は「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「トリー バーチ(TORY BURCH)」「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」といった重鎮の面々に加え、久々の凱旋ショーを行った「アライア(ALAIA)」やストリートの雄「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」が参戦するなどトピックスも満載だった。ここでは取材のこぼれ話(ときには関係ないハナシ)をニューヨーク初滞在の記者が振り返り形式でお届けする。

ファッション・ウイーク期間中のニューヨークは、9月になっても残暑厳しい日本に比れば格段に涼しく、日中の気温が20℃を下回る日すらあった。

現地には長袖のシャツを持参したものの、それでも少し肌寒く感じる。幸い到着からショーのスケジュールが始まるまで少し余裕があったので、体温調節アイテムを調達しようと考えた。そんな時に頼りになるのは、やはり「ユニクロ(UNIQLO)」だ。マンハッタンの5番街にある「ユニクロ」のグローバル旗艦店を訪れた。

“ヒートテック”2800円に閉口

保温インナーといえば“ヒートテック”。ところが、価格表示を見て思わず閉口した。価格は19.9ドル(日本価格で約2800円)。日本では1290円程度だから、その差は倍以上だ。春夏の定番インナーである“エアリズム”も14.9ドル(同約2100円)。日本国内では両商品は同じ価格だが、ニューヨークでは明確な価格差が設定されているのも気になるところ。寒い時期が長く、厳しいため、“ヒートテック”の方が需要が大きいからだろうか。とにかく、消耗品として買い足すには抵抗感がある価格だ。

この際だから、アウターを調達してしまおうかと考えるも、見立てが甘かった。突然の雨や肌寒い日の防水防風に役立つ“ブロックテックパーカ”は79.9ドル(同1万1400円)。日本では6990円なので、やはり手が伸びない。昨年から“ウルトラライトダウン”と並ぶ軽量・高機能アウターとして展開している“パフテック”(日本価格6990円)は、こちらも69.9ドルで約1万円とお高め。“カシミヤクルーネックセーター”は99.9ドル(同1万4200円)。日本国内では、この秋冬から戦略的に3000円値下げして9900円で販売することを発表しているため、価格差は歴然だ。

結論から言えば、ニューヨークに行くなら9月といえど防寒対策はある程度必要ということ。ただ5番街の「ユニクロ」は平日にも関わらず店内は賑わっており、米国でも“ライフウエア”として信頼されている存在ということを実感。日本人として誇らしい気持ちになった。

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「ダイソン」が渋谷スクランブル交差点でゲリラファッションウォーク 新ヘッドホンを訴求

「ダイソン(DYSON)」は9月19日、新商品のヘッドホン“ダイソン オントラック ヘッドホン”(本体7万4990円※編集部調べ、以下同)を発売した。これを記念し、同日に発表会を開催。小雨の中、渋谷のスクランブル交差点でゲリラファッションウォークを行った。

約100人が交差点を横断

ファッションウォークは、約100人のモデルが行列を作り、交差点を横断。背中に「オントラック」のロゴを配したオーバーオールに、色とりどりのヘッドホンを着用。周囲には、興味関心を寄せてスマートフォンで写真や動画を撮影する人も多く見られた。

カスタマイズは2000通り
片耳ずつ色違いにすることも可能

発表会には、ジェイク・ダイソン(Jake Dyson)=チーフエンジニアが来日。商品について「このヘッドホンは、市場で最も最先端なノイズキャンセリングを搭載した。耳が呼吸できるような快適な付け心地とモーターを兼ね備え、耳の健康までも意識している。また、イヤークッション(各2750円)やアウターキャップ(各6490円)を付け替えられる2000通りのカスタマイズを用意。豊富なカラーラインアップで、洋服を着替えるようにこの“ダイソン オントラック ヘッドホン”でおしゃれを楽しんでほしい」とアピールした。

また、日本の若者がヘッドホンをアクセサリーの一部として取り入れているというトレンドに対して「日本のヘッドホン市場は、まだこれからも伸びると予想される。東京の高感度な人が集まるさまざまな場所へ市場調査を行ったが、この商品は日本のトレンドに敏感な若者のニーズにマッチすると確信した」とコメント。「スタンダードなスタイルを好む人はブラックを、ファッションを楽しみたい人はカラフルなカラーリングをチョイスして。ヘッドホン売り場を見渡すと、色展開はほとんどが黒や白、ベージュなどで面白みがない。そんな中で異彩を放つ、新しいアイテムを生み出したかった。自分自身を表現をするひとつとして、このヘッドホンを取り入れてほしい」と紹介した。今後もオーディオ製品の開発に力を入れ、ユーザーの耳の健康やスピーカー技術の向上を図った商品を展開していく予定だ。

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「フェンディ」は100周年を控えてスタイルの再定義完了 繊細な手仕事のガーリー

「フェンディ(FENDI)」は来年、創業100周年のアニバーサリーを迎える。そんな記念すべき年が明けると早々に店頭に並ぶ2025年春夏コレクションは、オートクチュール級のクラフツマンシップを軽やかに、遊び心を交えて解き放ち、「フェンディ」が次の100年で進もうとしている道を明確に指し示すようだった。

ショーの冒頭は、極薄のオーガンジーにメタリックなビーズでアールデコな柱の一部を描いたようなドレスで幕を開けた。肌見せが一般的になって以降、極薄のオーガンジーは数多く見てきたが、「フェンディ」のそれは薄さが段違い。モデルはまるで、アールデコの柱の裏で全裸になっているようにさえ見える。そんなトロンプルイユは、「フェンディ」らしい遊び心の表現なのだろう。

極薄のオーガンジーは、あらゆる洋服に用いられる。胸や裾、袖口だけ別の布で切り返したトップスは、まるで洋服の身頃を大胆かつ繊細に切除し、残った部分だけを軽やかにまとったかのよう。ミディ丈のスカート、ワイドなパンツ、ノースリーブのドレスには繊細なビーズ刺しゅうを施した。ペールトーンや淡いサンドのカラーパレットが軽やかさを掻き立てる。

おそらくウィメンズでも2025年春夏のトレンドになるだろう酷暑対策は、コットンンポプリンのシャツドレス、流れるようなクレープ素材のスプリングコート、そしてどこまでも薄く柔らかく舐めしたレザーやクロコダイルのアイテムで叶える。クロコダイルのTシャツさえ気取らない、エフォートレスなエレガンスを成し遂げているのは、テーラーリングを学びメンズで発揮し続けているキム・ジョーンズ(Kim Jones)の力によるものだろう。

遊び心は、バッグやシューズ、小物などのアクセサリーで表現した。バッグは、柔らかなナッパレザーで作り、ドローコードを通すことで形を変えることができる、ふっくらとしたフォルムの“マンマ バゲット”が今季の主役。同じく柔らかなレザー使いで中央に向かってレザーが優雅にドレープする“ピークアブー”など。足元は、「レッドウイング(RED WING)」とコラボレーションしたデザートブーツのほか、オーガンジーの靴下とコーディネートしたバックストラップのパンプスなど。

「フェンディ」は過去数シーズンにわたり、昨今のクワイエット・ラグジュアリーを踏まえつつ、クラフツマンシップにフォーカスしたモノ作りを進めてきた。その結果、ファンな要素が控えめとなり、大人しくなった印象が否めなかった過去数シーズンから、ガーリーなテイストを交えて完全に脱皮した印象を受ける。

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「フェンディ」は100周年を控えてスタイルの再定義完了 繊細な手仕事のガーリー

「フェンディ(FENDI)」は来年、創業100周年のアニバーサリーを迎える。そんな記念すべき年が明けると早々に店頭に並ぶ2025年春夏コレクションは、オートクチュール級のクラフツマンシップを軽やかに、遊び心を交えて解き放ち、「フェンディ」が次の100年で進もうとしている道を明確に指し示すようだった。

ショーの冒頭は、極薄のオーガンジーにメタリックなビーズでアールデコな柱の一部を描いたようなドレスで幕を開けた。肌見せが一般的になって以降、極薄のオーガンジーは数多く見てきたが、「フェンディ」のそれは薄さが段違い。モデルはまるで、アールデコの柱の裏で全裸になっているようにさえ見える。そんなトロンプルイユは、「フェンディ」らしい遊び心の表現なのだろう。

極薄のオーガンジーは、あらゆる洋服に用いられる。胸や裾、袖口だけ別の布で切り返したトップスは、まるで洋服の身頃を大胆かつ繊細に切除し、残った部分だけを軽やかにまとったかのよう。ミディ丈のスカート、ワイドなパンツ、ノースリーブのドレスには繊細なビーズ刺しゅうを施した。ペールトーンや淡いサンドのカラーパレットが軽やかさを掻き立てる。

おそらくウィメンズでも2025年春夏のトレンドになるだろう酷暑対策は、コットンンポプリンのシャツドレス、流れるようなクレープ素材のスプリングコート、そしてどこまでも薄く柔らかく舐めしたレザーやクロコダイルのアイテムで叶える。クロコダイルのTシャツさえ気取らない、エフォートレスなエレガンスを成し遂げているのは、テーラーリングを学びメンズで発揮し続けているキム・ジョーンズ(Kim Jones)の力によるものだろう。

遊び心は、バッグやシューズ、小物などのアクセサリーで表現した。バッグは、柔らかなナッパレザーで作り、ドローコードを通すことで形を変えることができる、ふっくらとしたフォルムの“マンマ バゲット”が今季の主役。同じく柔らかなレザー使いで中央に向かってレザーが優雅にドレープする“ピークアブー”など。足元は、「レッドウイング(RED WING)」とコラボレーションしたデザートブーツのほか、オーガンジーの靴下とコーディネートしたバックストラップのパンプスなど。

「フェンディ」は過去数シーズンにわたり、昨今のクワイエット・ラグジュアリーを踏まえつつ、クラフツマンシップにフォーカスしたモノ作りを進めてきた。その結果、ファンな要素が控えめとなり、大人しくなった印象が否めなかった過去数シーズンから、ガーリーなテイストを交えて完全に脱皮した印象を受ける。

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「リーバイス」と英セレクトのエンド.がコラボ 山岳風景やアクティビティーがテーマ

「リーバイス(LEVI'S)」は9月20日、イギリスのセレクトショップ、エンド.(END.)とコラボした“マウント・ランブラー(MOUNT RAMBLER)”コレクションを発売する。「リーバイス」一部取り扱い店舗および公式オンラインで販売する。

英セレクトのエンド.とコラボ
ジーンズやリンガーTなど

コラボアイテムは、山岳地帯の風景や、山を散策する“ランブリング”がテーマ。ランブリングは、19世紀に登場し、1970年代には文化的ムーブメントとして、ロックンロールなどと共に、自身のスタイルを重視する人々の間で好まれた。彼らの服装に着想を得て、オフホワイトのトラッカージャケット(3万6300円)や、ストレートシルエットのジーンズ“568”(3万1900円)、リンガーTシャツ(9900円)、バンダナ(7700円)、双方のロゴを刺しゅうしたキャップ(8800円)を制作した。

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「リーバイス」と英セレクトのエンド.がコラボ 山岳風景やアクティビティーがテーマ

「リーバイス(LEVI'S)」は9月20日、イギリスのセレクトショップ、エンド.(END.)とコラボした“マウント・ランブラー(MOUNT RAMBLER)”コレクションを発売する。「リーバイス」一部取り扱い店舗および公式オンラインで販売する。

英セレクトのエンド.とコラボ
ジーンズやリンガーTなど

コラボアイテムは、山岳地帯の風景や、山を散策する“ランブリング”がテーマ。ランブリングは、19世紀に登場し、1970年代には文化的ムーブメントとして、ロックンロールなどと共に、自身のスタイルを重視する人々の間で好まれた。彼らの服装に着想を得て、オフホワイトのトラッカージャケット(3万6300円)や、ストレートシルエットのジーンズ“568”(3万1900円)、リンガーTシャツ(9900円)、バンダナ(7700円)、双方のロゴを刺しゅうしたキャップ(8800円)を制作した。

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「バブアー」がコンセプトショップをオープン 130年の歴史を振り返るアーカイブの展示も

「バブアー(BARBOUR)」は10月2〜30日の期間、創業130周年を記念したコンセプトストアを青山にオープンする。

同ストアは、「バブアー」のアイコンであるキルティングジャケットの世界観を表現。同ブランドの創業から現在までの歴史を紹介するヒストリーボードを設置し、アーカイブジャケットと共に歴史を振り返ることができる。また、同ストアではリワックスステーションも完備。撥水性を保つメンテナンスのデモンストレーションも不定期で開催する。

最新コレクションをフルラインアップで用意

さらに、アイテムは130周年記念モデルを含む今季のメンズ、ウィメンズコレクションをフルラインアップで用意するほか、今年誕生から30周年を迎えるアイコンジャケット“リデスデイル(Liddesdale)”の記念モデルや、今シーズンから新たに登場したモデルもそろえる。

また特別展示として、ワックスジャケットのリペア・リワックス等のアフターケアや補修に加え、不要になったワックスジャケットを回収し、生まれ変わらせ再販するアップサイクルプログラム“リラブド(RE-LOVED)”のキルティングジャケットバージョンとして“リラブドキルト(RE-LOVED QUILT)”を用意。今回は「バラクータ(BARACUTA)」やひつじのショーンなど、バブアーに縁のあるブランドやキャラクターによるリメイクジャケットを展示する。

来店記念やノベルティーのプレゼントも

また、同ストアに「バブアー」のアイテムを着用して来店すると店内のバブアーカフェでコーヒーを1杯プレゼントするほか、アウターを購入するとノベルティーのトートバッグとノートを贈呈する。

店舗詳細

◼️バブアー 130th アニバーサリーコンセプトストア

日程:10月2〜30日
場所:ザ プレイハウス 1階
住所:東京都港区青山5-8-5
時間:11:00〜19:00

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「アミリ」が日本限定ウオレットを発売 シックなレザーやアイコニックなロゴデザインも

「アミリ(AMIRI)」が、マイク・アミリ(Mike Amiri)=クリエイティブ・ディレクターが特別にデザインした日本限定のウオレットコレクションを発売した。アミリ トウキョウと伊勢丹新宿本店メンズ館、松坂屋名古屋店、大丸心斎橋店で順次販売を開始する。

マイク・アミリが特別にデザインした日本限定ウオレット

職人が丁寧に仕上げたこのコレクションは、全4型をラインアップ。“ペブルド MA バイ フォールド(PEBELLED MA BI FORD)”(8万3600円、以下編集部調べ、以下同)と“クアッド MA バイ フォールド(QUAD MA BI FORD)”はクラシックなデザインに6つのカードスロットとコインケースを備え、 “ペブルド MA トリフォールド(PEBELLED MA TRIFOLD)” (9万1300円)と“クアッド MA トリフォールド(QUAD MA TRIFOLD)” (8万6350円)は、すっきりしたシルエットに6つのカードスロットとコインポケットを外側に備えることで大容量の収納力を実現した。それぞれ、シックなブラックペブルドレザーを使用したウオレットと、アイコニックな“MA クアッド(MA QUAD)”ロゴのデザインを用意。

ほか、“クアッド MA コイン ウォレット(QUAD MA COIN WALLET)”(7万1500円)、“ペブルド MA ジップ カード ホルダー(PEBELLED MA ZIP CARD HOLDER )”(7万7000)“、“クアッド MA ジップ カード ホルダー(QUAD MA ZIP CARD HOLDER )”(7万1500円)もそろえる。

アイテム一覧

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【スナップ】川口春奈やマギーらが来場 「フェンディ」2025年春夏コレクション

「フェンディ(FENDI)」は9月17日(現地時間)、ミラノのスーパースタジオ・マキシ(Superstudio Maxi)で2025年春夏ウィメンズ・コレクションを発表した。

会場には多数のセレブリティーが来場し、日本からはジャパンブランドアンバサダーを務める川口春奈やマギー、AMIAYAらが参加。ほか、ソン・ヘギョ(Song Hye Kyo)やベラー=ラーニー キャンペーン(Bella Ranee Campen)、ティファニー・タン(Tiffany Tang)ら各国のブランドアンバサダーが会場に駆けつけた。

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「ハフ」から「アンブロ」ロゴが目を引くウエア3型 90年代英フットボールがテーマ

スケートボードブランド「ハフ(HUF)」は、フットボールブランド「アンブロ(UMBRO)」とのコラボアイテムを発売する。9月20日10時からハフ ストア、同日12時から「ハフ」公式オンラインで販売する。

「アンブロ」コラボ
デニムウエアとチームジャージ

コラボアイテムは、1990年代のUKフットボールを彷ふつとさせる、ドロップショルダーのデニムジャケット(3万5200円)、両ブランドのロゴを敷き詰めた、ストーンウオッシュ仕上げのジーンズ(2万6400円)、襟元に「アンブロ」ロゴを並べた、タイダイ柄のチームジャージ(1万7600円)をラインアップする。

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「ハフ」から「アンブロ」ロゴが目を引くウエア3型 90年代英フットボールがテーマ

スケートボードブランド「ハフ(HUF)」は、フットボールブランド「アンブロ(UMBRO)」とのコラボアイテムを発売する。9月20日10時からハフ ストア、同日12時から「ハフ」公式オンラインで販売する。

「アンブロ」コラボ
デニムウエアとチームジャージ

コラボアイテムは、1990年代のUKフットボールを彷ふつとさせる、ドロップショルダーのデニムジャケット(3万5200円)、両ブランドのロゴを敷き詰めた、ストーンウオッシュ仕上げのジーンズ(2万6400円)、襟元に「アンブロ」ロゴを並べた、タイダイ柄のチームジャージ(1万7600円)をラインアップする。

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「ケイト」「トーテム」のショー来場者に学ぶ “黒”の軽やかでセンシュアルな着こなし【25年春夏NYコレ番外編 Vol.2】

2025年春夏のニューヨーク・ファッション・ウイーク(以下、NYコレ)が9月6〜11日にかけて開催された。今回は「コーチ(COACH)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「トリー バーチ(TORY BURCH)」「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」といった重鎮の面々に加え、久々の凱旋ショーを行った「アライア(ALAIA)」やストリートの雄「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」が参戦するなどトピックスも満載だった。ここでは取材のこぼれ話(ときには関係ないハナシ)をニューヨーク初滞在の記者が振り返り形式でお届けする。

今春夏のファッション・ウイークでは、ニューヨーク発クワイエット・ラグジュアリーの代名詞「ザ・ロウ(THE ROW)」の影響が他のNYブランドにも確実に波及していることを感じさせた。特に印象に残ったのが、「ケイト(KAITHE)」「トーテム(TOTEME)」の2ブランド。モノトーンを基調に抑制の利いた美しさを提案する中で、「黒」の使い方のうまさが目を引いた。

黒は通年使える定番色ではあるものの、特に春夏はコーディネートの仕方によっては重たさが気になってしまうこともある。その点、彼らが使う黒は、白よりも軽やかでセンシュアルにすら見えてくる。計算された肌見せやレイヤード、差し色の工夫などは、日本のリアルクローズブランドにも大いに参考になる部分がありそうだ。

ここでは「ケイト(KAITHE)」「トーテム(TOTEME)」のショーの来場者のスナップを紹介。ブランドのファンたちも、やはり“黒”の取り入れ方のうまさが光っている。

「ケイト」

「トーテム」

通年使える定番色ではありながら、使い方を間違えればコーデが重たくなってしまい、ただのフォーマルにもなりかねないブラックコーデ。日本の春夏のリアルクローズ市場では、一部の好感度セレクトショップなどを除いて、まだまだ売り手も買い手も黒を使いこなしきれていない印象がある。ニューヨークブランドならではのシック&センシュアルな着こなしを、春夏ならではのブラックコーデ提案のヒントにしてみてほしい。

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「ケイト」「トーテム」のショー来場者に学ぶ “黒”の軽やかでセンシュアルな着こなし【25年春夏NYコレ番外編 Vol.2】

2025年春夏のニューヨーク・ファッション・ウイーク(以下、NYコレ)が9月6〜11日にかけて開催された。今回は「コーチ(COACH)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「トリー バーチ(TORY BURCH)」「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」といった重鎮の面々に加え、久々の凱旋ショーを行った「アライア(ALAIA)」やストリートの雄「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」が参戦するなどトピックスも満載だった。ここでは取材のこぼれ話(ときには関係ないハナシ)をニューヨーク初滞在の記者が振り返り形式でお届けする。

今春夏のファッション・ウイークでは、ニューヨーク発クワイエット・ラグジュアリーの代名詞「ザ・ロウ(THE ROW)」の影響が他のNYブランドにも確実に波及していることを感じさせた。特に印象に残ったのが、「ケイト(KAITHE)」「トーテム(TOTEME)」の2ブランド。モノトーンを基調に抑制の利いた美しさを提案する中で、「黒」の使い方のうまさが目を引いた。

黒は通年使える定番色ではあるものの、特に春夏はコーディネートの仕方によっては重たさが気になってしまうこともある。その点、彼らが使う黒は、白よりも軽やかでセンシュアルにすら見えてくる。計算された肌見せやレイヤード、差し色の工夫などは、日本のリアルクローズブランドにも大いに参考になる部分がありそうだ。

ここでは「ケイト(KAITHE)」「トーテム(TOTEME)」のショーの来場者のスナップを紹介。ブランドのファンたちも、やはり“黒”の取り入れ方のうまさが光っている。

「ケイト」

「トーテム」

通年使える定番色ではありながら、使い方を間違えればコーデが重たくなってしまい、ただのフォーマルにもなりかねないブラックコーデ。日本の春夏のリアルクローズ市場では、一部の好感度セレクトショップなどを除いて、まだまだ売り手も買い手も黒を使いこなしきれていない印象がある。ニューヨークブランドならではのシック&センシュアルな着こなしを、春夏ならではのブラックコーデ提案のヒントにしてみてほしい。

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「ユニクロ」が同社傘下の「コントワー・デ・コトニエ」とコラボ シックなデザインの全7型を発売

「ユニクロ(UNIQLO)」は10月4日、同じファーストリテイリング傘下のウィメンズブランド「コントワー・デ・コトニエ(COMPTOIR DES COTONNIERS)」との2024-25年秋冬カプセルコレクションを発売する。全国の「ユニクロ」店舗と公式オンラインストアで扱う。

同コレクションは“スポーツ&クチュール”をテーマに、フランスの伝統的な仕立てによるシックさと天然素材を中心とした着心地の良さが特徴。ブランドを象徴するネイビー、オフホワイト、グレー、テラコッタの4色を用いる。

軽くて柔らかな素材のハーフ丈ダブルフェイスコート(1万900円)やプレミアムラムを100%使用したハーフジップセーター(4990円)のほか、東レの特殊技術“ナノデザイン(NANODESIGN)”を使用したシルクのように上品な光沢が魅力のフリルブラウス(3990円)など全7型をラインアップする。

アイテム一覧

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「ユニクロ」が同社傘下の「コントワー・デ・コトニエ」とコラボ シックなデザインの全7型を発売

「ユニクロ(UNIQLO)」は10月4日、同じファーストリテイリング傘下のウィメンズブランド「コントワー・デ・コトニエ(COMPTOIR DES COTONNIERS)」との2024-25年秋冬カプセルコレクションを発売する。全国の「ユニクロ」店舗と公式オンラインストアで扱う。

同コレクションは“スポーツ&クチュール”をテーマに、フランスの伝統的な仕立てによるシックさと天然素材を中心とした着心地の良さが特徴。ブランドを象徴するネイビー、オフホワイト、グレー、テラコッタの4色を用いる。

軽くて柔らかな素材のハーフ丈ダブルフェイスコート(1万900円)やプレミアムラムを100%使用したハーフジップセーター(4990円)のほか、東レの特殊技術“ナノデザイン(NANODESIGN)”を使用したシルクのように上品な光沢が魅力のフリルブラウス(3990円)など全7型をラインアップする。

アイテム一覧

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スウェーデン発「イートン」からシャツのための旅行保険 ロストバゲージで紛失しても安心

スウェーデンのメンズシャツブランド「イートン(ETON)」は、ブランド人気アイテム“シグネチャーツイルシャツ”のための旅行保険“フェニックスサービス”の提供を開始する。本サービスは、「イートン」を象徴するビジネスシャツ“シグネチャーツイルシャツ”が旅行中にロストバゲージに遭った場合、無料で新品を提供するサービスだ。

保険対象は、9月16日~11月11日の期間中に公式オンラインストアで購入した“シグネチャーツイルシャツ”(ホワイト)。保険は購入日から10年間有効で、対象のシャツ1枚につき1度のみの交換が可能だ。

デイヴィット・トーレヴィーク(David Thorewik)CEOは本サービスを始めた理由を、「チェックインカウンターでお気に入りの物と離れるとき、それが到着空港のターンテーブルに再び現れるかいつも不安になる。私たちがロストバゲージ自体を解決することは難しいが、顧客が紛失してしまった“シグネチャーツイルシャツ”を蘇らせることはできる。結局のところ、『イートン』のシャツの代わりができるのは、別の『イートン』のシャツだけなのだから」と語っている。

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スウェーデン発「イートン」からシャツのための旅行保険 ロストバゲージで紛失しても安心

スウェーデンのメンズシャツブランド「イートン(ETON)」は、ブランド人気アイテム“シグネチャーツイルシャツ”のための旅行保険“フェニックスサービス”の提供を開始する。本サービスは、「イートン」を象徴するビジネスシャツ“シグネチャーツイルシャツ”が旅行中にロストバゲージに遭った場合、無料で新品を提供するサービスだ。

保険対象は、9月16日~11月11日の期間中に公式オンラインストアで購入した“シグネチャーツイルシャツ”(ホワイト)。保険は購入日から10年間有効で、対象のシャツ1枚につき1度のみの交換が可能だ。

デイヴィット・トーレヴィーク(David Thorewik)CEOは本サービスを始めた理由を、「チェックインカウンターでお気に入りの物と離れるとき、それが到着空港のターンテーブルに再び現れるかいつも不安になる。私たちがロストバゲージ自体を解決することは難しいが、顧客が紛失してしまった“シグネチャーツイルシャツ”を蘇らせることはできる。結局のところ、『イートン』のシャツの代わりができるのは、別の『イートン』のシャツだけなのだから」と語っている。

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英「バブアー」がアレクサ・チャン監修のウィメンズコレクションを10月1日に発売

英「バブアー」がアレクサ・チャン監修のウィメンズコレクションを10月1日に発売

英国ブランドの「バブアー(BARBOUR)」は10月1日、モデルでデザイナーのアレクサ・チャン(Alexa Chung)をクリエイティブ・ディレクターに迎えた新ウィメンズコレクション“ジ エディット バイ アレクサ(THE EDIT BY ALEXA)”を発売する。

「ビンテージに着想した」もので、裏地にタータンチェックをあしらったワックスジャケットやカラフルなキルティングジャケット、レインブーツなどをラインアップする。同コレクションは、「バブアー」の直営店と公式オンラインストアで扱う。

チャンは、「子どものころは『バブアー』のジャケットを着て、泥まみれで駆け回ったもの」と話し、「『バブアー』と新たな一歩を踏み出せることを本当にうれしく思う。本コレクションのデザインは“楽しい”のひと言だった。ブランドの伝統に敬意を払いながら、私のワードローブやスタイル、興味を反映したモノ作りをした」と続けた。

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英「バブアー」がアレクサ・チャン監修のウィメンズコレクションを10月1日に発売

英「バブアー」がアレクサ・チャン監修のウィメンズコレクションを10月1日に発売

英国ブランドの「バブアー(BARBOUR)」は10月1日、モデルでデザイナーのアレクサ・チャン(Alexa Chung)をクリエイティブ・ディレクターに迎えた新ウィメンズコレクション“ジ エディット バイ アレクサ(THE EDIT BY ALEXA)”を発売する。

「ビンテージに着想した」もので、裏地にタータンチェックをあしらったワックスジャケットやカラフルなキルティングジャケット、レインブーツなどをラインアップする。同コレクションは、「バブアー」の直営店と公式オンラインストアで扱う。

チャンは、「子どものころは『バブアー』のジャケットを着て、泥まみれで駆け回ったもの」と話し、「『バブアー』と新たな一歩を踏み出せることを本当にうれしく思う。本コレクションのデザインは“楽しい”のひと言だった。ブランドの伝統に敬意を払いながら、私のワードローブやスタイル、興味を反映したモノ作りをした」と続けた。

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「無印」良品計画がふるさと納税専用サイトを開設 “地域のいいもの”130点を展開

「無印良品」を展開する良品計画は、ふるさと納税専用サイト「無印良品 ふるさと納税」を開設した。

トラストバンク社と連携
“地域のいいもの”130点を展開

良品計画は、2015年から地域活性化への貢献を目指し、生産者と顧客をつなぐ産地直送マーケット「諸国良品」を開始。全国47都道府県の商品約1800点を、無印良品の実店舗とECサイトで扱っている。このほどふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する、トラストバンク社と連携し、ふるさと納税の仕組みを導入した。「無印良品 ふるさと納税」開設時には、「諸国良品」の商品をはじめとした約130点を取り扱い、今後拡大を予定する。

公式サイト

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「無印」良品計画がふるさと納税専用サイトを開設 “地域のいいもの”130点を展開

「無印良品」を展開する良品計画は、ふるさと納税専用サイト「無印良品 ふるさと納税」を開設した。

トラストバンク社と連携
“地域のいいもの”130点を展開

良品計画は、2015年から地域活性化への貢献を目指し、生産者と顧客をつなぐ産地直送マーケット「諸国良品」を開始。全国47都道府県の商品約1800点を、無印良品の実店舗とECサイトで扱っている。このほどふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する、トラストバンク社と連携し、ふるさと納税の仕組みを導入した。「無印良品 ふるさと納税」開設時には、「諸国良品」の商品をはじめとした約130点を取り扱い、今後拡大を予定する。

公式サイト

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「ピリングス」が99万円のオートクチュール子ども服 「マールマール」とのコラボで

村上亮太デザイナーによるニットブランド「ピリングス(PILLINGS)」は、ベビー・キッズのためのフォトスタジオ「スタジオマールマール(STUDIO MARLMARL)」と協業し、女児用と男児用のオートクチュールのフォーマルウエアをそれぞれ2セットずつ20着限定で受注販売する。フォトスタジオの利用者は、これらのレンタルが可能だ。なお、同スタジオは、ベビー服ブランド「マールマール」が運営している。

ラインアップは、女児用のドレス(90&100cm 44万円、110&120&130cm 55万円)とカラー付きトップスとスカートのセットアップ(90&100cm 66万円、110&120&130cm 77万円)、男児用のベストとシャツ付きのジャケットとパンツのセットアップ2型(90&100cm 88万円、110&120&130cm 99万円)だ。成長スピードの速い子どもに合わせ、10cm単位で6サイズを用意している。

女児用のウエアは、「ピリングス」の手編みニットを担う「アトリエK'sK」が手掛けており、セットアップは10人がかりで編み上げる。村上デザイナーによれば、カラーは「マールマール」のスタイに着想を得ており、ドレスの全面を飾るミニバラは「ピリングス」のアーカイブを用いたという。また、男児用のセットアップは、キルティング作家の岡本洋子が率いるチームが担当し、ジャケットやベストにアメリカ車とチューリップをキルトで施した。「幼少期に母が洋服にパッチワークをあしらってくれたことが思い出。自分のブランドでもずっとやってみたいと考えていた」と村上デザイナーは話す。

今回のコラボは、「マールマール」からの提案をきっかけに始動した。同ブランドの広報担当者は、日本のデザイナーを次世代の子供たちに伝えるプロジェクトの第一弾として村上デザイナーをコラボ相手に選んだという。「社内には『ピリングス』のファンが何人もいた。『マールマール』がラグジュアリーラインを始める上で、価格に見合った価値を提供してくれるデザイナーとして、村上さんの名が挙がった」と話す。8月末に伊勢丹新宿本店や阪急うめだ本店などで外商顧客向け展示会を開催した際には、4点の受注がついた。うち3点は日本在住の中国人による受注だったという。

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「ピリングス」が99万円のオートクチュール子ども服 「マールマール」とのコラボで

村上亮太デザイナーによるニットブランド「ピリングス(PILLINGS)」は、ベビー・キッズのためのフォトスタジオ「スタジオマールマール(STUDIO MARLMARL)」と協業し、女児用と男児用のオートクチュールのフォーマルウエアをそれぞれ2セットずつ20着限定で受注販売する。フォトスタジオの利用者は、これらのレンタルが可能だ。なお、同スタジオは、ベビー服ブランド「マールマール」が運営している。

ラインアップは、女児用のドレス(90&100cm 44万円、110&120&130cm 55万円)とカラー付きトップスとスカートのセットアップ(90&100cm 66万円、110&120&130cm 77万円)、男児用のベストとシャツ付きのジャケットとパンツのセットアップ2型(90&100cm 88万円、110&120&130cm 99万円)だ。成長スピードの速い子どもに合わせ、10cm単位で6サイズを用意している。

女児用のウエアは、「ピリングス」の手編みニットを担う「アトリエK'sK」が手掛けており、セットアップは10人がかりで編み上げる。村上デザイナーによれば、カラーは「マールマール」のスタイに着想を得ており、ドレスの全面を飾るミニバラは「ピリングス」のアーカイブを用いたという。また、男児用のセットアップは、キルティング作家の岡本洋子が率いるチームが担当し、ジャケットやベストにアメリカ車とチューリップをキルトで施した。「幼少期に母が洋服にパッチワークをあしらってくれたことが思い出。自分のブランドでもずっとやってみたいと考えていた」と村上デザイナーは話す。

今回のコラボは、「マールマール」からの提案をきっかけに始動した。同ブランドの広報担当者は、日本のデザイナーを次世代の子供たちに伝えるプロジェクトの第一弾として村上デザイナーをコラボ相手に選んだという。「社内には『ピリングス』のファンが何人もいた。『マールマール』がラグジュアリーラインを始める上で、価格に見合った価値を提供してくれるデザイナーとして、村上さんの名が挙がった」と話す。8月末に伊勢丹新宿本店や阪急うめだ本店などで外商顧客向け展示会を開催した際には、4点の受注がついた。うち3点は日本在住の中国人による受注だったという。

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「アントニオ マラス」2025年春夏コレクション

「アントニオ マラス(ANTONIO MARRAS)」が2025年春夏コレクションを発表した。

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「アントニオ マラス」2025年春夏コレクション

「アントニオ マラス(ANTONIO MARRAS)」が2025年春夏コレクションを発表した。

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美容・ファッション業界のDX・マーケティング担当者向けビジネスイベント「グローバル ビューティー&ファッションAIフォーラム」開催

AI技術を活用したソリューションサービスを提供するビューティテック企業のパーフェクトは9月27日、美容・ファッション業界のDX・マーケティング担当者向けのビジネスイベント「2024グローバル ビューティー&ファッションAIフォーラム」を東京・千代田区で開催する。参加費は無料で、チケットの申し込みが必要だ。

同イベントでは、企業が抱える多様な課題を掘り下げるとともに、美容・ファッション業界の最新トレンドについてパネルディスカッション形式で議論する。主なテーマは、「AIが美容・ファッション業界にもたらすもの」「急浮上する美容医療トレンド」「チャネル横断の顧客データ活用の課題と今後の可能性」など5つ。資生堂や花王、アイスタイルなど多数の企業からデジタルマーケティングに携わる専門家がスピーカーとして登壇する。

参加対象者は、美容・ファッション業界でマーケティング・DX・プロモーション業務に携わっている人や、AIに対する美容・ファッション業界の取り組みに関心がある人、ビューティ・ファッションテックの最先端事例を知りたい人など。ほか、DX・デジタルマーケティング業務に携わる他業種の人からも募集する。

■2024グローバル ビューティー&ファッションAIフォーラムin 東京
日程:9月27日
時間:13:00〜17:30
場所:神田スクエア 3階 スクエアルーム
住所:東京都千代田区神田錦町2丁目2番地1
参加費:無料(※チケット申し込みが必要)

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美容・ファッション業界のDX・マーケティング担当者向けビジネスイベント「グローバル ビューティー&ファッションAIフォーラム」開催

AI技術を活用したソリューションサービスを提供するビューティテック企業のパーフェクトは9月27日、美容・ファッション業界のDX・マーケティング担当者向けのビジネスイベント「2024グローバル ビューティー&ファッションAIフォーラム」を東京・千代田区で開催する。参加費は無料で、チケットの申し込みが必要だ。

同イベントでは、企業が抱える多様な課題を掘り下げるとともに、美容・ファッション業界の最新トレンドについてパネルディスカッション形式で議論する。主なテーマは、「AIが美容・ファッション業界にもたらすもの」「急浮上する美容医療トレンド」「チャネル横断の顧客データ活用の課題と今後の可能性」など5つ。資生堂や花王、アイスタイルなど多数の企業からデジタルマーケティングに携わる専門家がスピーカーとして登壇する。

参加対象者は、美容・ファッション業界でマーケティング・DX・プロモーション業務に携わっている人や、AIに対する美容・ファッション業界の取り組みに関心がある人、ビューティ・ファッションテックの最先端事例を知りたい人など。ほか、DX・デジタルマーケティング業務に携わる他業種の人からも募集する。

■2024グローバル ビューティー&ファッションAIフォーラムin 東京
日程:9月27日
時間:13:00〜17:30
場所:神田スクエア 3階 スクエアルーム
住所:東京都千代田区神田錦町2丁目2番地1
参加費:無料(※チケット申し込みが必要)

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「ケイタマルヤマ遊覧会」が原宿と表参道で開催 ドリカムや「うたプリ」衣装など展示

「ケイタマルヤマ(KEITAMARUYAMA)」は、ブランド30周年に合わせた展覧会「ケイタマルヤマ遊覧会」を10月6日まで開催している。会場は表参道ヒルズのスペース オーとラフォーレ原宿のラフォーレミュージアムの2ヵ所で、表参道ヒルズでは“ファッション”をテーマに9月23日まで、ラフォーレ原宿では“コスチューム”をテーマに10月6日まで、丸山敬太デザイナーのアーカイブ作品を盛りだくさんに展示する。キュレーターには東京都現代美術館の藪前知子を迎えた。

気になる展示内容は?

ファッションをテーマにした表参道ヒルズの展示では、1994年のデビューコレクションから、2023-24年秋冬コレクションまで並べたほか、丸山デザイナーのアトリエを再現したコーナーも設置。アトリエからブランドのデザインが生まれ、テキスタイルに変わり、それが洋服となって人の手元に届く一連の流れを表現するために、1000以上のテキスタイルデザインや、ランウエイショーの招待状などを展示した。さらに、顧客が「ケイタマルヤマ」との思い出エピソードを寄せた一角も設けた。

また、コスチュームをテーマにしたラフォーレ原宿の展示では、丸山デザイナーの名を広めるきっかけになったDREAMS COME TRUEのライブ衣装やそのデザイン画、浜崎あゆみや乃木坂46、劇団四季、「うたの☆プリンスさまっ♪」の舞台衣装、映画「ヘルタースケルター」で女優の沢尻エリカが着用したドレスなどを集めた。1990年代から現在に至るまでの作品を一挙に公開している。

ブランド30周年に寄せて

丸山デザイナーは本イベントの開催について、「自分の生まれ育った原宿で展覧会をしたかったし、中でもラフォーレと表参道ヒルズは、このエリアのランドマークだと思っている」と話す。30周年については、「気付けばあっという間に時間が経っていた。自分たちの膨大な仕事を振り返ると、長い道のりを辿ってきたことが分かる。展覧会を見たお客さまには、人生の中でこだわりを積み重ね続ければ、それが自然に自分の道を作ってくれると感じてもらえればうれしい」とコメントした。

「ケイタマルヤマ」は、ブランド30周年を記念して、4月から特別企画「丸山百景」を実施してきた。1年を通して100を超えるコンテンツを用意しており、「グラウンズ(GROUNDS)」や「ダブレット(DOUBLET)」などの国内デザイナーズブランドとコラボアイテムを販売しているほか、人気フラワーショップ「ディリジェンスパーラー(DILIGENCE PARLOUR)」とのコラボセレクトショップ「オムニバス ディリジェンスパーラー」を開催している。

◾️ケイタマルヤマ遊覧会 —Fashion—

日程:〜23日
時間:11:00〜20:00(最終日のみ18:00まで)
場所:表参道ヒルズ本館B3F スペース オー
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10

◾️ケイタマルヤマ遊覧会 —Costume—

日程:〜10月6日
時間:11:00〜20:00(最終日のみ18:00まで)
場所:ラフォーレ原宿6F ラフォーレミュージアム原宿
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6

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「ケイタマルヤマ遊覧会」が原宿と表参道で開催 ドリカムや「うたプリ」衣装など展示

「ケイタマルヤマ(KEITAMARUYAMA)」は、ブランド30周年に合わせた展覧会「ケイタマルヤマ遊覧会」を10月6日まで開催している。会場は表参道ヒルズのスペース オーとラフォーレ原宿のラフォーレミュージアムの2ヵ所で、表参道ヒルズでは“ファッション”をテーマに9月23日まで、ラフォーレ原宿では“コスチューム”をテーマに10月6日まで、丸山敬太デザイナーのアーカイブ作品を盛りだくさんに展示する。キュレーターには東京都現代美術館の藪前知子を迎えた。

気になる展示内容は?

ファッションをテーマにした表参道ヒルズの展示では、1994年のデビューコレクションから、2023-24年秋冬コレクションまで並べたほか、丸山デザイナーのアトリエを再現したコーナーも設置。アトリエからブランドのデザインが生まれ、テキスタイルに変わり、それが洋服となって人の手元に届く一連の流れを表現するために、1000以上のテキスタイルデザインや、ランウエイショーの招待状などを展示した。さらに、顧客が「ケイタマルヤマ」との思い出エピソードを寄せた一角も設けた。

また、コスチュームをテーマにしたラフォーレ原宿の展示では、丸山デザイナーの名を広めるきっかけになったDREAMS COME TRUEのライブ衣装やそのデザイン画、浜崎あゆみや乃木坂46、劇団四季、「うたの☆プリンスさまっ♪」の舞台衣装、映画「ヘルタースケルター」で女優の沢尻エリカが着用したドレスなどを集めた。1990年代から現在に至るまでの作品を一挙に公開している。

ブランド30周年に寄せて

丸山デザイナーは本イベントの開催について、「自分の生まれ育った原宿で展覧会をしたかったし、中でもラフォーレと表参道ヒルズは、このエリアのランドマークだと思っている」と話す。30周年については、「気付けばあっという間に時間が経っていた。自分たちの膨大な仕事を振り返ると、長い道のりを辿ってきたことが分かる。展覧会を見たお客さまには、人生の中でこだわりを積み重ね続ければ、それが自然に自分の道を作ってくれると感じてもらえればうれしい」とコメントした。

「ケイタマルヤマ」は、ブランド30周年を記念して、4月から特別企画「丸山百景」を実施してきた。1年を通して100を超えるコンテンツを用意しており、「グラウンズ(GROUNDS)」や「ダブレット(DOUBLET)」などの国内デザイナーズブランドとコラボアイテムを販売しているほか、人気フラワーショップ「ディリジェンスパーラー(DILIGENCE PARLOUR)」とのコラボセレクトショップ「オムニバス ディリジェンスパーラー」を開催している。

◾️ケイタマルヤマ遊覧会 —Fashion—

日程:〜23日
時間:11:00〜20:00(最終日のみ18:00まで)
場所:表参道ヒルズ本館B3F スペース オー
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10

◾️ケイタマルヤマ遊覧会 —Costume—

日程:〜10月6日
時間:11:00〜20:00(最終日のみ18:00まで)
場所:ラフォーレ原宿6F ラフォーレミュージアム原宿
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6

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「ティンバーランド」と「ジョウンド」が初コラボ “イエローブーツ”を再構築

「ティンバーランド」と「ジョウンド」が初コラボ “イエローブーツ”を再構築

「ティンバーランド(TIMBERLAND)」は9月20日、「ジョウンド(JJJJOUND)」と初コラボしたブーツを発売する。

“イエローブーツ”として知られる「ティンバーランド」の“6インチ プレミアム ウォータープルーフ ブーツ”を再構築したもので、ダークブラウンとブラックの2色展開。価格は各3万6300円だ。「ティンバーランド」の公式オンラインストアと伊勢丹新宿PC4店で扱う。

アッパーには耐久性に優れたフルグレインレザーを採用し、防水性と透湿性を併せ持つ“ゴアテックス メンブレン”を備える。靴底は、高いグリップ力を持つビブラムソールだ。

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「ホワイトマウンテニアリング」と「ネクサスセブン」がコラボ ギミックを多用した3型を発売

「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」は9月21日、2024-25年秋冬コレクションから「ネクサスセブン(NEXUSVII.)」とコラボしたアイテムを両ブランドの直営店と公式オンラインストアおよび、全国の取り扱い店舗で発売する。

2024-25年秋冬コレクション

同コラボでは、数種類の生地と複数の外付けポケットを落とし込んだデザイン性の高さが特徴。フェイクレイヤードのショートジャケットをベースにアシンメトリーなデザインを配したジャケット(16万5000円)や、計12カ所のファスナーポケットを施したマウンテンパーカ(14万7400円)、サブマリンパンツに着想を得たパンツ(7万9200円)の計3型をラインアップする。

アイテム一覧

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「ホワイトマウンテニアリング」と「ネクサスセブン」がコラボ ギミックを多用した3型を発売

「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」は9月21日、2024-25年秋冬コレクションから「ネクサスセブン(NEXUSVII.)」とコラボしたアイテムを両ブランドの直営店と公式オンラインストアおよび、全国の取り扱い店舗で発売する。

2024-25年秋冬コレクション

同コラボでは、数種類の生地と複数の外付けポケットを落とし込んだデザイン性の高さが特徴。フェイクレイヤードのショートジャケットをベースにアシンメトリーなデザインを配したジャケット(16万5000円)や、計12カ所のファスナーポケットを施したマウンテンパーカ(14万7400円)、サブマリンパンツに着想を得たパンツ(7万9200円)の計3型をラインアップする。

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【2024年クリスマスコフレ】小嶋陽菜の「ハー リップ トゥ ビューティ」に天然大理石入りのホリデーボックスが登場 完売ハンドクリームも復刻

小嶋陽菜が手掛ける「ハー リップ トゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は10月29日、ホリデーコフレ第1弾として“ホリデー ローズ ストーン セット”(1万7000円)を発売する。ブランドを象徴するローズカラーの天然大理石プレートや今年1月に発売し完売したハンドクリーム、パフュームオイルを組み合わせた。10月5日19時から予約を受け付ける。

肌と心を満たす3アイテムをセットに

キャンドルやビューティアイテム、ジュエリーなどを置くとインテリアのアクセントになる天然大理石の限定プレート“ローズ ストーン プレート”は変形オーバル型で、さりげなくブランドロゴをあしらった。SNSでも話題となる復刻を願う声も多かったハンドクリーム“リッチ ハンド クリーム-ピンク シェード”は限定復刻。5種の植物オイルと海藻エキス、2種のペプチドなどの美容成分で、艶やかな手肌へと導く。“パフュームオイル-ピンク シェード”は現品サイズを用意した。オーガニック成分のホホバオイルとシアバターで肌に潤いを与え、4種類のラメとダイアモンドパウダーが肌を美しく輝かせる。

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【2024年クリスマスコフレ】小嶋陽菜の「ハー リップ トゥ ビューティ」に天然大理石入りのホリデーボックスが登場 完売ハンドクリームも復刻

小嶋陽菜が手掛ける「ハー リップ トゥ ビューティ(HER LIP TO BEAUTY)」は10月29日、ホリデーコフレ第1弾として“ホリデー ローズ ストーン セット”(1万7000円)を発売する。ブランドを象徴するローズカラーの天然大理石プレートや今年1月に発売し完売したハンドクリーム、パフュームオイルを組み合わせた。10月5日19時から予約を受け付ける。

肌と心を満たす3アイテムをセットに

キャンドルやビューティアイテム、ジュエリーなどを置くとインテリアのアクセントになる天然大理石の限定プレート“ローズ ストーン プレート”は変形オーバル型で、さりげなくブランドロゴをあしらった。SNSでも話題となる復刻を願う声も多かったハンドクリーム“リッチ ハンド クリーム-ピンク シェード”は限定復刻。5種の植物オイルと海藻エキス、2種のペプチドなどの美容成分で、艶やかな手肌へと導く。“パフュームオイル-ピンク シェード”は現品サイズを用意した。オーガニック成分のホホバオイルとシアバターで肌に潤いを与え、4種類のラメとダイアモンドパウダーが肌を美しく輝かせる。

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「ア ベイシング エイプ®」×「コム デ ギャルソン」 「ベイプ®」のアーカイブを再解釈した7型

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®」)は9月21日、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」とコラボした2024-25年秋冬コレクションをベイプストア®コム デ ギャルソン大阪限定で発売する。また、入店には事前抽選への参加が必要だ。
抽選サイト

黎明期の「ベイプ®」のアーカイブアイテムを再解釈

同コレクションでは、ブランド黎明期の「ベイプ®」のアーカイブアイテムを「コム デ ギャルソン」のフィルターを通し再解釈した。コラボロゴを配したTシャツ(1万3200円)やビンテージライクに仕上げたスエット(2万8600円)のほか、デニム(4万4000円)やぬいぐるみ(2万5300円)などをラインアップする。

アイテム一覧

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「ア ベイシング エイプ®」×「コム デ ギャルソン」 「ベイプ®」のアーカイブを再解釈した7型

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®」)は9月21日、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」とコラボした2024-25年秋冬コレクションをベイプストア®コム デ ギャルソン大阪限定で発売する。また、入店には事前抽選への参加が必要だ。
抽選サイト

黎明期の「ベイプ®」のアーカイブアイテムを再解釈

同コレクションでは、ブランド黎明期の「ベイプ®」のアーカイブアイテムを「コム デ ギャルソン」のフィルターを通し再解釈した。コラボロゴを配したTシャツ(1万3200円)やビンテージライクに仕上げたスエット(2万8600円)のほか、デニム(4万4000円)やぬいぐるみ(2万5300円)などをラインアップする。

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「アマゾン ファッション」イベントゲストに内田理央 1800万点以上の中から選んだお気に入りTシャツは?

アマゾン ファッション,AMAZON FASHION,アマゾン マーチ オン デマンド,Amazon Merch on Demand,内田理央

「アマゾン ファッション(AMAZON FASHION)」のサービス“アマゾン マーチ オン デマンド(Amazon Merch on Demand)”は8月29日〜9月1日、原宿のクレインズ6142でポップアップイベントを開催した。9月1日には俳優・内田理央をゲストに招き、村上要「WWDJAPAN」編集長とのトークショーを実施。“アマゾン マーチ オン デマンド”が販売するキャラクターTシャツの着こなしを披露した。

作り手にも買い手にもなれる
“アマゾン マーチ オン デマンド”

アマゾン ファッション,AMAZON FASHION,アマゾン マーチ オン デマンド,Amazon Merch on Demand

「アマゾン ファッション」の“アマゾン マーチ オン デマンド”は、クリエイターとユーザーをつなぐオンデマンド・プリントサービス。クリエイターは先行費用や投資なしでアパレルや雑貨をデザインし、世界7カ国のアマゾン(Amazon)ユーザーに販売することが可能だ。

アニメキャラクターやセレブリティー、映画や漫画などとのコラボレーションデザインも多く展開し、現在「キャラクター」「アニメ&シネマ」「ゲーム」「ミュージック」「アート」「スポーツ」の6カテゴリーから、1800万点以上のアパレルやスマホアクセサリーを購入できる。

700枚以上のTシャツが勢ぞろい
“アマゾン マーチ オン デマンド”
ポップアップストア

4日間にわたり開催したポップアップストアでは、“アマゾン マーチ オン デマンド”が展開する500種類700枚以上のプリントTシャツを展示。豪華ゲストらによるトークショーのほか、抽選でオリジナルTシャツやステッカーが当たるSNSキャンペーン、Tシャツデザインを体験できるワークショップを実施した。

初日に開催したオープニングパーティーにはモデルやインフルエンサーが来場し、お気に入りTシャツをそれぞれの着こなしで披露した。パーティーの様子は、アマゾンファッションの公式インスタグラム(@amazonfashionjp)で公開中だ。

内田理央がセルフコーデで登場!
止まらない“キャラT愛”を語る

今回のイベントに合わせて“アマゾン マーチ オン デマンド”の展開商品からお気に入りTシャツをセレクトし、セルフスタイリングで登場した内田は「パンツやシルバーアクセサリーを合わせて、シンプルだけどハイファッションっぽくコーディネートした。今日はTシャツのハローキティに合わせて、黒縁眼鏡をアクセントとして取り入れた」と紹介し、「Y2Kファッションが気になっているから、あえて小さめのサイズを購入して“ピチT”風にも着こなしてみたい」と続けた。トレンドの着こなしについて問われた村上は「夏が長くなったこともあり、Tシャツは通年着られるアイテムになっている。これからの季節は“オリーブグリーン”“バーガンディ”など秋らしい色合いとのミックスや、異素材とのミスマッチを楽しむコーディネートもおすすめだ」とコメント。

ハローキティのほか、ゲーム「鉄拳」のニーナと、映画「スター・ウォーズ」シリーズのアナキン・スカイウォーカーのTシャツを選んだ内田は「2日間くらいずっとサイトを見ていたけれど、展開商品がたくさんあるから、好きなデザインが次々出てくるので選ぶのが大変だった。大好きなニーナはいつも紫の服を着ているから、Tシャツも紫に。ミニスカートと合わせたい。アナキン・スカイウォーカーがダース・ベーダーになる過程をプリントした珍しいデザインは、男性にもおすすめ。ロックなテイストで着こなしたい。昔はキャラクターTシャツを外で着ることに少し抵抗があったけど、最近は『意外とかわいいかも!』と思えるようになった」と紹介。これに対し村上も「海外に行くと、自分が知らない日本のアニメがブームになっていて驚くことがある。日本のアニメや漫画はワールドワイドに支持されているし、今後はもっとファッションにも取り入れやすくなると思う」とうなずいた。

最後に“アマゾン マーチ オン デマンド”のサービスについて尋ねると「猫を飼っているので、猫を証明写真風にデザインしたり、昔みたいにイラストを描いたりしてオリジナルのTシャツを作ってみたい」と内田。村上も「在庫を持たなくて良いから、環境への負荷や作り手の負担も少なくて済む。マスに受けなくても一部の人の心をつかむかもしれないし、海外で人気の商品になり得るのもサービスの魅力だ。既存商品のラインアップも豊富だから作り手も買い手も楽しめるだろう」と締めくくった。

業界の問題やリスクを軽減
「ファッション購入の選択肢に
『アマゾン ファッション』を」

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ポップアップ前日の8月28日に開催されたローンチイベントには、山田恭子アマゾンジャパン ファッション事業本部長が登壇。ポップアップ開催の背景やサービスについてコメントした。「顧客がよりサービスを身近に感じるために、提供している商品を実際に手に取る機会を模索し続け、今回のポップアップ開催に至った。『アマゾン ファッション』は弊社の展開商品の中でも成長しているカテゴリーであり、特に“アマゾン マーチ オン デマンド”は、ファッション業界が抱えがちな在庫管理や発送問題を軽減する一翼となると考えている」。

「アマゾン ファッション」は今後も、ファッション購入時の選択肢の1つとなるよう事業拡大を図るという。また、秋冬向けにスエットや長袖Tシャツ、プルオーバーパーカー、ジップパーカーなどの商品を強化。プルオーバーパーカーには、レッド、パープル、グリーン、ダークグリーン、ブライトピンク5色が追加になり、クリエイターはデザイン作成時の使用の他、既存のデザインのボディーとして選択できる。

MODEL : RIO UCHIDA
PHOTOS : KAZUSHI TOYOTA
HAIR & MAKEUP : WAKANA GOTO(ROI)

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「アマゾン ファッション」イベントゲストに内田理央 1800万点以上の中から選んだお気に入りTシャツは?

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「アマゾン ファッション(AMAZON FASHION)」のサービス“アマゾン マーチ オン デマンド(Amazon Merch on Demand)”は8月29日〜9月1日、原宿のクレインズ6142でポップアップイベントを開催した。9月1日には俳優・内田理央をゲストに招き、村上要「WWDJAPAN」編集長とのトークショーを実施。“アマゾン マーチ オン デマンド”が販売するキャラクターTシャツの着こなしを披露した。

作り手にも買い手にもなれる
“アマゾン マーチ オン デマンド”

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「アマゾン ファッション」の“アマゾン マーチ オン デマンド”は、クリエイターとユーザーをつなぐオンデマンド・プリントサービス。クリエイターは先行費用や投資なしでアパレルや雑貨をデザインし、世界7カ国のアマゾン(Amazon)ユーザーに販売することが可能だ。

アニメキャラクターやセレブリティー、映画や漫画などとのコラボレーションデザインも多く展開し、現在「キャラクター」「アニメ&シネマ」「ゲーム」「ミュージック」「アート」「スポーツ」の6カテゴリーから、1800万点以上のアパレルやスマホアクセサリーを購入できる。

700枚以上のTシャツが勢ぞろい
“アマゾン マーチ オン デマンド”
ポップアップストア

4日間にわたり開催したポップアップストアでは、“アマゾン マーチ オン デマンド”が展開する500種類700枚以上のプリントTシャツを展示。豪華ゲストらによるトークショーのほか、抽選でオリジナルTシャツやステッカーが当たるSNSキャンペーン、Tシャツデザインを体験できるワークショップを実施した。

初日に開催したオープニングパーティーにはモデルやインフルエンサーが来場し、お気に入りTシャツをそれぞれの着こなしで披露した。パーティーの様子は、アマゾンファッションの公式インスタグラム(@amazonfashionjp)で公開中だ。

内田理央がセルフコーデで登場!
止まらない“キャラT愛”を語る

今回のイベントに合わせて“アマゾン マーチ オン デマンド”の展開商品からお気に入りTシャツをセレクトし、セルフスタイリングで登場した内田は「パンツやシルバーアクセサリーを合わせて、シンプルだけどハイファッションっぽくコーディネートした。今日はTシャツのハローキティに合わせて、黒縁眼鏡をアクセントとして取り入れた」と紹介し、「Y2Kファッションが気になっているから、あえて小さめのサイズを購入して“ピチT”風にも着こなしてみたい」と続けた。トレンドの着こなしについて問われた村上は「夏が長くなったこともあり、Tシャツは通年着られるアイテムになっている。これからの季節は“オリーブグリーン”“バーガンディ”など秋らしい色合いとのミックスや、異素材とのミスマッチを楽しむコーディネートもおすすめだ」とコメント。

ハローキティのほか、ゲーム「鉄拳」のニーナと、映画「スター・ウォーズ」シリーズのアナキン・スカイウォーカーのTシャツを選んだ内田は「2日間くらいずっとサイトを見ていたけれど、展開商品がたくさんあるから、好きなデザインが次々出てくるので選ぶのが大変だった。大好きなニーナはいつも紫の服を着ているから、Tシャツも紫に。ミニスカートと合わせたい。アナキン・スカイウォーカーがダース・ベーダーになる過程をプリントした珍しいデザインは、男性にもおすすめ。ロックなテイストで着こなしたい。昔はキャラクターTシャツを外で着ることに少し抵抗があったけど、最近は『意外とかわいいかも!』と思えるようになった」と紹介。これに対し村上も「海外に行くと、自分が知らない日本のアニメがブームになっていて驚くことがある。日本のアニメや漫画はワールドワイドに支持されているし、今後はもっとファッションにも取り入れやすくなると思う」とうなずいた。

最後に“アマゾン マーチ オン デマンド”のサービスについて尋ねると「猫を飼っているので、猫を証明写真風にデザインしたり、昔みたいにイラストを描いたりしてオリジナルのTシャツを作ってみたい」と内田。村上も「在庫を持たなくて良いから、環境への負荷や作り手の負担も少なくて済む。マスに受けなくても一部の人の心をつかむかもしれないし、海外で人気の商品になり得るのもサービスの魅力だ。既存商品のラインアップも豊富だから作り手も買い手も楽しめるだろう」と締めくくった。

業界の問題やリスクを軽減
「ファッション購入の選択肢に
『アマゾン ファッション』を」

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ポップアップ前日の8月28日に開催されたローンチイベントには、山田恭子アマゾンジャパン ファッション事業本部長が登壇。ポップアップ開催の背景やサービスについてコメントした。「顧客がよりサービスを身近に感じるために、提供している商品を実際に手に取る機会を模索し続け、今回のポップアップ開催に至った。『アマゾン ファッション』は弊社の展開商品の中でも成長しているカテゴリーであり、特に“アマゾン マーチ オン デマンド”は、ファッション業界が抱えがちな在庫管理や発送問題を軽減する一翼となると考えている」。

「アマゾン ファッション」は今後も、ファッション購入時の選択肢の1つとなるよう事業拡大を図るという。また、秋冬向けにスエットや長袖Tシャツ、プルオーバーパーカー、ジップパーカーなどの商品を強化。プルオーバーパーカーには、レッド、パープル、グリーン、ダークグリーン、ブライトピンク5色が追加になり、クリエイターはデザイン作成時の使用の他、既存のデザインのボディーとして選択できる。

MODEL : RIO UCHIDA
PHOTOS : KAZUSHI TOYOTA
HAIR & MAKEUP : WAKANA GOTO(ROI)

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「アルベルタ フェレッティ」2025年春夏コレクション

「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」が2025年春夏コレクションを発表した。

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「アルベルタ フェレッティ」2025年春夏コレクション

「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」が2025年春夏コレクションを発表した。

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「アルベルタ フェレッティ」2025年春夏コレクション

「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」が2025年春夏コレクションを発表した。

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オランダ発ウェルビーイングブランド「リチュアルズ」が日本上陸 “小さな幸せ”を届けるボディー&ホーム商品を手ごろな価格で提供

オランダ発ウェルビーイングブランド「リチュアルズ(RITUALS)」はこのほど日本に上陸し、9月19日に日本1号店となる路面店を表参道にをオープンした。「日々の暮らしの中でゆっくりと、過ごす時間を大切にし、小さなことに幸せを見出す」という哲学を広める目的で、ボディーケアとホームケア商品を販売する。世界1225店舗目(直営店のみ)となる南青山店の売り場面積は78㎡で、約5人のスタッフが常駐する。9月4日から日本公式ECを開設している。初年度はショッピングモールなどに10店舗程度まで拡大する。

日本進出の経緯

日本進出に踏み切った経緯についてピーター・ヴァン・カンペン(Peter van Campen)=アジアパシフィック・ディレクターは、「『リチュアルズ』はヨーロッパで、ブランドとして強固な地位を築いてきた。グローバルブランドとして成長するために、アジアは重要な市場だ。5年前に香港に進出し、大きな成功を収めた。その後、シンガポールやクアラルンプール、バンコク、上海などに出店。マインドフルネスや日々の何気ない習慣を大切にする日本の文化は、『リチュアルズ』とも親和性が高いと思う。ブランド創設時のインスピレーション源にもなった日本に、ついに上陸できてうれしく思う」と話す。「日本のお客さまにも、ヨーロッパと同様にブランドを気に入ってもらえることを願っている。日本でも、ブランドのファンのコミュニティーを築いていきたい」と続ける。

「リチュアルズ」はヨーロッパで1300店舗以上を展開し、百貨店に6000以上のタッチポイントを持つ。ヨーロッパ全体の2024年度売上高は、20億ユーロ(約3120億円)を見込む。世界で最大の市場はドイツで、1年間で6億ユーロ(約936億円)売り上げているという。日本上陸から1年の売り上げ目標は非公表とし、「お客さまに、『リチュアルズ』の商品を通して心地良い体験を届けることを目的としている。結果はついてくるだろう」と話す。リチュアルズ・ジャパンをキュレートするブルーベル・ジャパンのセルジュ・グレベール(Serge Grebert)=社長兼最高経営責任者(CEO)は、「情報発信基地となる路面店とショッピングモールを併せ、上陸後の1年間で10店舗ほどの拡大を目標にしている。ブランドの認知度を上げるために、店舗はアピールポイントの1つだ」と述べる。

オープン記念特典

オープンを記念して、店舗またはECで購入すると“サクラ ボディ クリーム”(10mL)と“カーマ ボディ スクラブ”(40g)をプレゼントするほか、店舗では先着200人の購入者にオリジナルトートバッグをプレゼントする。またオープンから3カ月以内に店舗で購入の上、メンバーシッププログラムに登録すると“アムステルダム コレクション フォーミング シャワー ジェル”(50mL)をプレゼントする。

「リチュアルズ」とは

「リチュアルズ」は、2000年にアムステルダムに1号店をオープンしたウェルビーイングブランド。人類学者やパリの著名な調香師など、世界中のプロフェッショナルからなるクリエイティブチームと共に、日常の商品をユニークな体験に変えるというミッションの下、ボディーケアとホームケアを開発。イギリスやスペイン、フランス、ドイツ、中国など世界36カ国で展開する。

ブランド内で人気No.1(「リチュアルズ」調べ)商品は、“フォーミング シャワー ジェル”(全7種、各200g、1990〜2190円)。ジェルから泡に変化するシャワージェルで、もっちりと肌を包み込むようなテクスチャーが特徴。1本で1カ月前後使用できる。日本ではメーンシリーズとなるアムステルダム国立美術館とパートナーシップを組み、パッケージにデルフトブルーの陶器から着想を得たデザインを採用したラグジュアリーシリーズの“アムステルダム コレクション”のほか、6つのクラシックシリーズや4つのプライベートシリーズ、フレグランスのみの“アイコニック コレクション”など多彩なラインアップをそろえる。いずれもボディー、ホーム、バスのカテゴリーを扱う。スキンケアは“ナマステ”シリーズでクレンジングから化粧水、クリームなどを扱う。

■「リチュアルズ」南青山店
オープン日:9月19日
時間:11:00〜20:00
住所:東京都港区南青山5-6-5 KYビル

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「ジル サンダー」2025年春夏コレクション

「ジル サンダー(JIL SANDER)」が2025年春夏コレクションを発表した。

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「ケイト」「トーテム」 実力派NYブランドに学ぶ “黒”の軽やかでセンシュアルな着こなし【2025年春夏NYコレクション番外編 Vol.1】

ニューヨーク・ファッション・ウイーク(以下、NYコレ)が9月6〜11日にかけて開催された。今回は「コーチ(COACH)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「トリー バーチ(TORY BURCH)」「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」といった重鎮の面々に加え、久々の凱旋ショーを行った「アライア(ALAIA)」やストリートの雄「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」が参戦するなどトピックスも満載だった。ここでは取材のこぼれ話(ときには関係ないハナシ)をニューヨーク初滞在の記者が振り返り形式でお届けする。

今春夏のファッション・ウイークでは、ニューヨーク発クワイエット・ラグジュアリーの代名詞「ザ・ロウ(THE ROW)」の影響が他のNYブランドにも確実に波及していることを感じさせた。特に印象に残ったのが、「ケイト(KAITHE)」「トーテム(TOTEME)」の2ブランド。モノトーンを基調に抑制の利いた美しさを提案する中で、「黒」の使い方のうまさが目を引いた。

黒は通年使える定番色ではあるものの、特に春夏はコーディネートの仕方によっては重たさが気になってしまうこともある。その点、彼らが使う黒は、白よりも軽やかでセンシュアルにすら見えてくる。計算された肌見せやレイヤード、差し色の工夫などは、日本のリアルクローズブランドにも大いに参考になる部分がありそうだ。

CFDAアワード2年連続受賞「ケイト」
トップス巻きやシアー素材の妙

ニューヨーク・ファッション・ウィークではショーの席が争奪戦の「ケイト」。デザイナーのキャサリン・ホルスタイン(Catherine Holstein)は、アメリカファッション協議会(COUNCIL OF FASHION DESIGNERS OF AMERICA、CFDA)が実施する「CFDAアワード(CFDA Awards)」のウィメンズウエア・デザイナー部門で、2022、23年と2年連続受賞している実力派だ。価格もハイエンド(春夏のトップスで日本価格20万円弱、コートで同50万円弱)でクリエイションの抽象度もなかなか高く、リアルクローズとしては少々デコラティブすぎるものもあるが、アプローチの方向性は参考になるはず。

オーバーサイズのアウターやトップス&ボトムスに多用するシアー素材、サテンライクなツヤっとした素材で黒の重苦しいムードを排除している。黒のトップスを首元に巻いたルックは、この巻き方をぜひキャサリンに教えてもらいたいところだ。使っているアイテムはシンプルだが、着方の一工夫で印象がガラッと変わることを教えてくれる。

マンネリ感皆無のモノトーン
抜け感の妙が光る「トーテム」

エリン・クリングとカール・リンドマンによる「トーテム(TOTEME)」はストックホルムで2014年に設立されて以来、ニューヨーク・ファッション・ウイークの常連ブランドになっている。今季のテーマは「白と黒のスペクトル(波長)の追求」。モノクロのカラーコードに絞っているが、繊細な刺しゅうや丈の長短、ときに視覚を通じて肌触りが伝わってくるような大胆なテクスチャーで抑揚をつけ、マンネリ感を感じさせない。シトリンのアクセントやメタルパーツもいい仕事をしている。

腕を抜いて着るニットが、コーディネートにいい抜け感をもたらしている。背中やお腹の肌見せよりもさりげなく、大人っぽシックに見せることができる。クロコ柄のレザージャケットは、ヘルシーなタンクトップ合わせでトゥーマッチ感を軽減。足元のサンダルも抜け感を出すポイントだ。手に持ったレモンイエローのバッグ、ゴールドのネックレスがいい仕事をして、カジュアルになりすぎない大人のオールブラック&タンクトップスタイルも参考になる。カットオフディテールのジャケットを使ったコーデは、それ単体でもいい塩梅のカジュアル感を演出していて、中に着ている丸首のシアートップスの大きめの襟ぐりもエフォートレスなムードを醸している。

「コス」の秋冬ルックは晩夏提案の参考に

H&Mグループ傘下の「コス(COS)」はリアルクローズブランドらしく2024年秋冬コレクションを発表。晩夏あたりから活躍しそうなニットやファーを使った黒の提案があった。

通年使える定番色ではありながら、使い方を間違えればコーデが重たくなってしまい、ただのフォーマルにもなりかねないブラックコーデ。日本の春夏のリアルクローズ市場では、一部の好感度セレクトショップなどを除いて、まだまだ売り手も買い手も黒を使いこなしきれていない印象がある。ニューヨークブランドならではのシック&センシュアルな着こなしを、春夏ならではのブラックコーデ提案のヒントにしてみてほしい。

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「ケイト」「トーテム」 実力派NYブランドに学ぶ “黒”の軽やかでセンシュアルな着こなし【2025年春夏NYコレクション番外編 Vol.1】

ニューヨーク・ファッション・ウイーク(以下、NYコレ)が9月6〜11日にかけて開催された。今回は「コーチ(COACH)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「トリー バーチ(TORY BURCH)」「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」といった重鎮の面々に加え、久々の凱旋ショーを行った「アライア(ALAIA)」やストリートの雄「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」が参戦するなどトピックスも満載だった。ここでは取材のこぼれ話(ときには関係ないハナシ)をニューヨーク初滞在の記者が振り返り形式でお届けする。

今春夏のファッション・ウイークでは、ニューヨーク発クワイエット・ラグジュアリーの代名詞「ザ・ロウ(THE ROW)」の影響が他のNYブランドにも確実に波及していることを感じさせた。特に印象に残ったのが、「ケイト(KAITHE)」「トーテム(TOTEME)」の2ブランド。モノトーンを基調に抑制の利いた美しさを提案する中で、「黒」の使い方のうまさが目を引いた。

黒は通年使える定番色ではあるものの、特に春夏はコーディネートの仕方によっては重たさが気になってしまうこともある。その点、彼らが使う黒は、白よりも軽やかでセンシュアルにすら見えてくる。計算された肌見せやレイヤード、差し色の工夫などは、日本のリアルクローズブランドにも大いに参考になる部分がありそうだ。

CFDAアワード2年連続受賞「ケイト」
トップス巻きやシアー素材の妙

ニューヨーク・ファッション・ウィークではショーの席が争奪戦の「ケイト」。デザイナーのキャサリン・ホルスタイン(Catherine Holstein)は、アメリカファッション協議会(COUNCIL OF FASHION DESIGNERS OF AMERICA、CFDA)が実施する「CFDAアワード(CFDA Awards)」のウィメンズウエア・デザイナー部門で、2022、23年と2年連続受賞している実力派だ。価格もハイエンド(春夏のトップスで日本価格20万円弱、コートで同50万円弱)でクリエイションの抽象度もなかなか高く、リアルクローズとしては少々デコラティブすぎるものもあるが、アプローチの方向性は参考になるはず。

オーバーサイズのアウターやトップス&ボトムスに多用するシアー素材、サテンライクなツヤっとした素材で黒の重苦しいムードを排除している。黒のトップスを首元に巻いたルックは、この巻き方をぜひキャサリンに教えてもらいたいところだ。使っているアイテムはシンプルだが、着方の一工夫で印象がガラッと変わることを教えてくれる。

マンネリ感皆無のモノトーン
抜け感の妙が光る「トーテム」

エリン・クリングとカール・リンドマンによる「トーテム(TOTEME)」はストックホルムで2014年に設立されて以来、ニューヨーク・ファッション・ウイークの常連ブランドになっている。今季のテーマは「白と黒のスペクトル(波長)の追求」。モノクロのカラーコードに絞っているが、繊細な刺しゅうや丈の長短、ときに視覚を通じて肌触りが伝わってくるような大胆なテクスチャーで抑揚をつけ、マンネリ感を感じさせない。シトリンのアクセントやメタルパーツもいい仕事をしている。

腕を抜いて着るニットが、コーディネートにいい抜け感をもたらしている。背中やお腹の肌見せよりもさりげなく、大人っぽシックに見せることができる。クロコ柄のレザージャケットは、ヘルシーなタンクトップ合わせでトゥーマッチ感を軽減。足元のサンダルも抜け感を出すポイントだ。手に持ったレモンイエローのバッグ、ゴールドのネックレスがいい仕事をして、カジュアルになりすぎない大人のオールブラック&タンクトップスタイルも参考になる。カットオフディテールのジャケットを使ったコーデは、それ単体でもいい塩梅のカジュアル感を演出していて、中に着ている丸首のシアートップスの大きめの襟ぐりもエフォートレスなムードを醸している。

「コス」の秋冬ルックは晩夏提案の参考に

H&Mグループ傘下の「コス(COS)」はリアルクローズブランドらしく2024年秋冬コレクションを発表。晩夏あたりから活躍しそうなニットやファーを使った黒の提案があった。

通年使える定番色ではありながら、使い方を間違えればコーデが重たくなってしまい、ただのフォーマルにもなりかねないブラックコーデ。日本の春夏のリアルクローズ市場では、一部の好感度セレクトショップなどを除いて、まだまだ売り手も買い手も黒を使いこなしきれていない印象がある。ニューヨークブランドならではのシック&センシュアルな着こなしを、春夏ならではのブラックコーデ提案のヒントにしてみてほしい。

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「フェイラー」が雑貨ブランド「スイマー」とコラボ 限定デザインのアイテム全14型

「フェイラー(FEILER)」のギフトコンセプトショップ「ラブリー バイ フェイラー(LOVERARY BY FEILER)」は10月9日、雑貨ブランド「スイマー(SWIMMER)」とのコラボアイテムを発売する。

アイテムは、「フェイラー」銀座本店、天神地下街店、高島屋大阪店、全国15店舗の「ラブラリーフェイラーショップ」、「フェイラー」公式オンラインショップで販売する。公式オンラインショップは9日12時から販売し、店舗販売分は事前にLINE抽選を行う。
抽選詳細

ラインアップ

ハンカチ(2970円)やトートバッグ(1万2100円)、クッション(3850円)など全14型を、2種の限定デザインで展開する。

“スイマードリーミーベア”は、「スイマー」のくまや雲、流れ星のアートをパステルカラーで表現したドリーミーな絵柄。“スイマードリーミーベアアンドニコニナ”は、「ラブラリー バイ フェイラー」で人気のくま“ラブラリーニコ”と“ラブラリーニナ”が雲の上で眠るキュートな絵柄だ。

コラボレーションを記念し、9月19日20時から「フェイラー」公式インスタグラムで商品紹介のインスタライブを配信する。

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「フェイラー」が雑貨ブランド「スイマー」とコラボ 限定デザインのアイテム全14型

「フェイラー(FEILER)」のギフトコンセプトショップ「ラブリー バイ フェイラー(LOVERARY BY FEILER)」は10月9日、雑貨ブランド「スイマー(SWIMMER)」とのコラボアイテムを発売する。

アイテムは、「フェイラー」銀座本店、天神地下街店、高島屋大阪店、全国15店舗の「ラブラリーフェイラーショップ」、「フェイラー」公式オンラインショップで販売する。公式オンラインショップは9日12時から販売し、店舗販売分は事前にLINE抽選を行う。
抽選詳細

ラインアップ

ハンカチ(2970円)やトートバッグ(1万2100円)、クッション(3850円)など全14型を、2種の限定デザインで展開する。

“スイマードリーミーベア”は、「スイマー」のくまや雲、流れ星のアートをパステルカラーで表現したドリーミーな絵柄。“スイマードリーミーベアアンドニコニナ”は、「ラブラリー バイ フェイラー」で人気のくま“ラブラリーニコ”と“ラブラリーニナ”が雲の上で眠るキュートな絵柄だ。

コラボレーションを記念し、9月19日20時から「フェイラー」公式インスタグラムで商品紹介のインスタライブを配信する。

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「トミー ヒルフィガー」がミセス・グリーンアップルをジャパンアンバサダーに起用

「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」は、ロックバンドのミセス・グリーンアップル(Mrs. GREEN APPLE)をジャパンアンバサダーに起用、2024年秋のキャンペーンを開始した。

ミセス・グリーンアップルを起用
NYでキャンペーン撮影

キャンペーンは、メンバーが「トミー ヒルフィガー」のアイテムを身にまとい、アメリカ・ニューヨークで撮影した。

ミセス・グリーンアップルのメンバーは、「『トミー ヒルフィガー』のジャパンアンバサダーに就任し、とても光栄。これから『トミー ヒルフィガー』の素敵な服と一緒にさまざまな場所に出掛けたいですし、色々な感動や喜びを共有していけたら嬉しい」とし、「僕らはニューヨークが初めてなので、どこに行くのにもワクワクしている、『トミー ヒルフィガー』のコーデと一緒ならどこまででも行きたい。ショッピングしたり、街に行ったり買い物したり、ご飯を食べたり、ニューヨークの日常に何でも染まれると思うので、色々な場所に寄り添ってくれるスタイルだと思う」と語った。

またトミー・ヒルフィガー(Tommy Hilfiger)=デザイナーは、「ミセス・グリーンアップルは、熱狂的な情熱とさまざまなことにチャレンジする精神を持って取り組んでいる」と述べ、「ファッションと音楽を融合させ、2つの世界の境界線を押し広げるミセス・グリーンアップの情熱的な力は驚くべきものだ。彼らの活躍と歌が、日本のみならず世界中のオーディエンスへ響き渡るのを見られるのは素晴らしいことだ。改めて、トミーファミリーにようこそ!」とコメントした。

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「ルルレモン」が日本最大級の旗艦店を渋谷と御堂筋にオープン

カナダ・バンクーバーを拠点とする「ルルレモン(LULULEMON)」は国内最大級のウィメンズとメンズの複合店舗、ルルレモン御堂筋及びルルレモン渋谷を今秋冬にオープンする。御堂筋店は10月19日、渋谷店は12月にオープン予定だ。両店のオープンを記念して、税込2万円以上の買い物でオリジナルアイマスクをプレゼントする。

関西旗艦店と位置付けるルルルレモン御堂筋は、梅田と難波を結ぶ大阪市のメーンストリートである御堂筋に位置し、地元で愛される七宝山大福院 三津寺が同じ敷地内で隣接している。同店の外観は布地の流れのようなリズムをもった木の板を配し、隣接する寺院と調和して共存している。店内にも木材を多用し、自然で落ち着いた雰囲気を演出する。

日本旗艦店としてのルルレモン渋谷は、渋谷中心地に位置し、1階はウィメンズ、2階はユニセックスおよびメンズのフロアとしてフルラインアップをそろえる。ファサードにはパラメトリック木製フィンを採用し、ルルレモン ヨガマットの柔らかさと滑らかさを表現している。御堂筋ストア同様木材を多用し、自然で落ち着いた雰囲気の中にも、アートやサイネージなど遊び心を加えた。

ステュワート・テューダールルレモンジャパン社長(Stewart Tudor)は、「同社は日本での成長を加速させるため、2つの主要ブランド旗艦店をオープンすることで、地元のお客さまとの関わりを深め、ルルレモンのカルチャーとストーリーを伝えていきたいと思う。この2つの店舗は日本で最大規模となり、東京と大阪の中心部でルルレモンの豊富な品ぞろえを披露するだけでなく、将来的に日本全国でルルレモンが拡大していくための土台づくりと考えている。」とコメントした。

店舗概要

◾️ルルレモン 御堂筋
オープン日:10月19日
営業時間:11:00〜20:00
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-7-12

◾️ルルレモン渋谷
オープン日:12月
営業時間:11:00〜21:00
住所:東京都渋谷区神南1-23-10

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「バーバリー」の強さが光る25年春夏 ロンドン一大トレンドのミリタリーをクリーンに

ダニエル・リー(Daniel Lee)=チーフ・クリエイティブ・オフィサーによる「バーバリー(BURBERRY)」が9月16日(イギリス現地時間)に、2025年春夏コレクションを発表した。今年7月には、業績不振を受けジョシュア・シュルマン(Joshua Schulman)=マイケル・コース(MICHAEL KORS)前最高経営責任者(CEO)が新たなCEOに就きテコ入れを進めている。ビジネスをいかに再び軌道に乗せるのか注目が集まる中、ダニエルは今季もトレンチコートを自由に再構築し、ウエアラブルでリラックスしたムードのワードローブに落とし込んだ。

会場は国立劇場を舞台に、世界有数の芸術賞ターナー賞にもノミネートされた現代美術家ゲイリー・ヒューム(Gary Hume)とともに作り上げた。1990年代のヒュームのインスタレーション“ヘイズ“を着想源に、ライラックのカーペットを敷いた空間には、病院のドアを描いた初期の代表作を大きな防水シートで表現した作品を飾った。ヒュームは「ダニエルから声をかけてもらった時は、とてもうれしかった。ダニエルも私も、モノを創造するメーカーだ。クリエイティブな2人で何かを生み出したいという欲求を共有しながら作り上げる時間はとても楽しかった」とコメントした。

夏を誘う軽やかなエレガンス

コレクションは、ブルーやイエロー、ライラックなどペールトーンが中心でインスタレーションにマッチするクリーンな仕上がりだ。トレンチコートのディテールを残しながらシルクポプリンやリネンで表現するアウターや、エポーレットやハードシェルジャケットのフード部分にあしらったフェザーが、軽やかさを演出する。ゆったりと腰で履くカーゴパンツなどには、アウターを大胆に切ったようなクロップド丈のトップスを合わせる。オイルド生地をユーズド加工したポンチョ風のアイテムなどもある。ダニエルは「夏を誘うような軽やかなエレガンスを感じさせてくれるものに仕上がった。私たちが望むのは、『バーバリー』を着る人々に心地よさと自信を与えることだ」とコメント。

足元は、メンズはローファー、ウィメンズはオープントゥーのミュールやスタッズをあしらったヒールブーツなどが中心。ダニエルの力量に期待がかかるバッグではバーバリーチェックをスパンコールで表現した煌びやかなチェーンバッグもある一方で、ユーズド感のあるレザーやスエードのショルダーなどが登場した。

今シーズンのロンドン・ファッション・ウイーク全体でミリタリーがトレンドキーワードに挙がるなか、同ブランドのアイデンティティーが一際光ったシーズンとなった。

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【2024年クリスマスコフレ】「シュウ ウエムラ」が「タサキ」とコラボ 9色アイシャドウパレットやリップなど全12アイテム

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は11月1日、ジュエリーブランドの「タサキ(TASAKI)」とコラボレーションした2024年ホリデーコレクションを数量限定で発売する。9色・4色アイシャドウパレットやリップをはじめ、クレンジングオイルやフィックスミスト、ファンデーションブラシなど、メイクアップ・スキンケアアイテムからメイクアップツールに至るまで、全12の限定アイテムをそろえる。

同コレクションは、10月24日、25日、28日の3回に分けて先行販売する。ブランド公式ECは24日、伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、ジェイアール名古屋高島屋の店舗と、三越伊勢丹の「ミーコ(meeco)」、阪急百貨店の「ハンキュウ ビューティ オンライン(Hankyu Beauty Online)」のECは25日。「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」のビューティ専門EC「ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)」は28日に開始する。

「シュウ ウエムラ」×「タサキ」商品一覧

“パール レベル クラッチ アイシャドー パレット”

“パール レベル クラッチ アイシャドー パレット”(1万1000円)は、「タサキ」のアイコンシリーズ“デインジャー”に着想した9色アイシャドウパレット。ハンドル部分には、同シリーズの特徴であるゴールドカラーの“とげ”を散りばめた。アイシャドウは、真珠のような輝きや「タサキ」のオリジナルゴールドをイメージしたカラーや、「シュウ ウエムラ」のエッジーさを演出するカラーを組み合わせ、両ブランドのコンビネーションを感じさせるパレットに仕上げた。

“アイスカルプト”

目元の骨格を引き立てる4色アイシャドウパレット“アイスカルプト”(各7480円)からは、“ハーモニー ベージュ”と“レベル ブラック パール”の限定2色をラインアップする。“ハーモニー ベージュ”は「タサキ」のアイコンシリーズ“バランス”に、“レベル ブラック パール”は同じく“デインジャー”に着想した。4種の異なるテクスチャーのカラーをセットし、シックさ、エッジーさを演出する。

“キヌケア”
“キヌルージュ(ルージュ アンリミテッド)”

リップは、“キヌケア”“キヌルージュ(ルージュ アンリミテッド)”の2シリーズから3種展開する。“キヌケア”シリーズの“キヌケアグローアップ”(各4950円)は、ブルーパール配合のブラウン“エターナル ブラウン”と、青みピンク“パール カット ピンク”の限定2色を扱う。“キヌルージュ(ルージュ アンリミテッド」)”シリーズの“キヌルージュクリーム”(各5060円)からは、グリーンパール配合のヌーディーピンク“ラウンド カット ヌード”と、ゴールドパール配合のウォームオレンジ“アイコニック ベージュ”の限定2色が登場する。同じく、“キヌルージュ”シリーズの“キヌルージュ マット”(各5060円)からは、ピンクブラウン“ラヴィッシュ モーブ”の限定色に加え、表参道の旗艦店と公式ECのみで販売している赤みブラウンの既存色“タイムピース シエナ”が限定パッケージで登場する。

“ナクレハイライターブラッシュデュオパレット”

“ナクレハイライターブラッシュデュオパレット”(各6600円)は、ハイライターとチークをセットしたデュオパレット。ゴールドのハイライトにウォームオレンジカラーのチークを組み合わせた“パーリー イエロー ゴールド”と、クールトーンのハイライトにフレッシュなピンクカラーのチークを組み合わせた“パーリー サクラ ゴールド”の限定2色をラインアップする。

“シマリング アイライナー”

“シマリング アイライナー”(各3850円)は、パールのようなラメ入りのアイライナー。 トレンディーさを演出する“ピュアホワイトパール”と、クラシックな印象の“エッジーブラックパール”の限定2色をそろえる。

限定パッケージアイテムも用意

加えて、ロングセラーのクレンジングオイル“アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイルn”(150mL、5720円/450mL、1万4850円)と美しい仕上がりをキープする“アンリミテッド メイクアップ フィックス ミスト”(4510円)、赤み消しと透明感のある艶肌をかなえる“アンリミテッド mopo ルース パウダー”の定番色“アオタケブルー”(6490円)、高密度毛で滑らかな肌に仕上げる“ペタル 55 ファンデーション ブラシ”(6820円)が限定パッケージで登場する。ほか、職人が一つ一つ手作りするメイクアップ ボックス“メイクアップ ボックス ミニ”(3万5200円)もラインアップ。同アイテムは、表参道旗艦店と公式EC、一部百貨店での限定販売となる。

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【2024年クリスマスコフレ】「シュウ ウエムラ」が「タサキ」とコラボ 9色アイシャドウパレットやリップなど全12アイテム

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は11月1日、ジュエリーブランドの「タサキ(TASAKI)」とコラボレーションした2024年ホリデーコレクションを数量限定で発売する。9色・4色アイシャドウパレットやリップをはじめ、クレンジングオイルやフィックスミスト、ファンデーションブラシなど、メイクアップ・スキンケアアイテムからメイクアップツールに至るまで、全12の限定アイテムをそろえる。

同コレクションは、10月24日、25日、28日の3回に分けて先行販売する。ブランド公式ECは24日、伊勢丹新宿本店、阪急うめだ本店、ジェイアール名古屋高島屋の店舗と、三越伊勢丹の「ミーコ(meeco)」、阪急百貨店の「ハンキュウ ビューティ オンライン(Hankyu Beauty Online)」のECは25日。「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」のビューティ専門EC「ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)」は28日に開始する。

「シュウ ウエムラ」×「タサキ」商品一覧

“パール レベル クラッチ アイシャドー パレット”

“パール レベル クラッチ アイシャドー パレット”(1万1000円)は、「タサキ」のアイコンシリーズ“デインジャー”に着想した9色アイシャドウパレット。ハンドル部分には、同シリーズの特徴であるゴールドカラーの“とげ”を散りばめた。アイシャドウは、真珠のような輝きや「タサキ」のオリジナルゴールドをイメージしたカラーや、「シュウ ウエムラ」のエッジーさを演出するカラーを組み合わせ、両ブランドのコンビネーションを感じさせるパレットに仕上げた。

“アイスカルプト”

目元の骨格を引き立てる4色アイシャドウパレット“アイスカルプト”(各7480円)からは、“ハーモニー ベージュ”と“レベル ブラック パール”の限定2色をラインアップする。“ハーモニー ベージュ”は「タサキ」のアイコンシリーズ“バランス”に、“レベル ブラック パール”は同じく“デインジャー”に着想した。4種の異なるテクスチャーのカラーをセットし、シックさ、エッジーさを演出する。

“キヌケア”
“キヌルージュ(ルージュ アンリミテッド)”

リップは、“キヌケア”“キヌルージュ(ルージュ アンリミテッド)”の2シリーズから3種展開する。“キヌケア”シリーズの“キヌケアグローアップ”(各4950円)は、ブルーパール配合のブラウン“エターナル ブラウン”と、青みピンク“パール カット ピンク”の限定2色を扱う。“キヌルージュ(ルージュ アンリミテッド」)”シリーズの“キヌルージュクリーム”(各5060円)からは、グリーンパール配合のヌーディーピンク“ラウンド カット ヌード”と、ゴールドパール配合のウォームオレンジ“アイコニック ベージュ”の限定2色が登場する。同じく、“キヌルージュ”シリーズの“キヌルージュ マット”(各5060円)からは、ピンクブラウン“ラヴィッシュ モーブ”の限定色に加え、表参道の旗艦店と公式ECのみで販売している赤みブラウンの既存色“タイムピース シエナ”が限定パッケージで登場する。

“ナクレハイライターブラッシュデュオパレット”

“ナクレハイライターブラッシュデュオパレット”(各6600円)は、ハイライターとチークをセットしたデュオパレット。ゴールドのハイライトにウォームオレンジカラーのチークを組み合わせた“パーリー イエロー ゴールド”と、クールトーンのハイライトにフレッシュなピンクカラーのチークを組み合わせた“パーリー サクラ ゴールド”の限定2色をラインアップする。

“シマリング アイライナー”

“シマリング アイライナー”(各3850円)は、パールのようなラメ入りのアイライナー。 トレンディーさを演出する“ピュアホワイトパール”と、クラシックな印象の“エッジーブラックパール”の限定2色をそろえる。

限定パッケージアイテムも用意

加えて、ロングセラーのクレンジングオイル“アルティム8∞ スブリム ビューティ クレンジング オイルn”(150mL、5720円/450mL、1万4850円)と美しい仕上がりをキープする“アンリミテッド メイクアップ フィックス ミスト”(4510円)、赤み消しと透明感のある艶肌をかなえる“アンリミテッド mopo ルース パウダー”の定番色“アオタケブルー”(6490円)、高密度毛で滑らかな肌に仕上げる“ペタル 55 ファンデーション ブラシ”(6820円)が限定パッケージで登場する。ほか、職人が一つ一つ手作りするメイクアップ ボックス“メイクアップ ボックス ミニ”(3万5200円)もラインアップ。同アイテムは、表参道旗艦店と公式EC、一部百貨店での限定販売となる。

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「アンダーカバー」高橋盾が語る「ジーユー」コラボ 「冗談抜きで驚きのクオリティー」

「ジーユー(GU)」は、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」とのコラボレーション第4弾を9月27日に発売する。それに先立ち、アメリカでは一足早く19日にニューヨークのソーホー地区にオープンする旗艦店とオンラインで販売がスタート。「アンダーカバー」と言えば、パリでショーを行って20年以上になるベテランだ。今年5月から9月までニューヨークのメトロポリタン美術館で開かれていた「眠れる美への追憶──ファッションがふたたび目覚めるとき(Sleeping Beauties: Reawakening Fashion)」展では、光るテラリウムドレス(2024年春夏ウィメンズコレクション)が展示され、このドレスが同展のメインイメージに使用されるなど、業界内でも注目度は高い。

トレードマークにもなりつつある、つばひろの帽子にべっ甲の眼鏡、自分でカスタマイズした白シャツという出立ちで高橋氏はインタビューに現れた。今回の「ジーユー」とのコラボレーション第4弾のため、10年ぶりに弾丸でニューヨークを訪れたという。

「ちょうどニューヨークに着いた2日前にメトロポリタンの展示の会期が終わってしまっていたんです」と少々残念そうだ。カスタマイズしたシャツについて質問を投げると「葉山のアトリエの近くで買ったシャツに、2024-25年のメンズのテーマである『ツイン・ピークス』のジャカードパッチを自分で付けたんです」。そう語る語り口調は淡々として落ち着いている。「アートギャラリーを見たかったんですが、時間がないかな。でも、さっき少し外を歩いたけど、それだけでも街から得るものは多いんですよね」。同氏は「アンダーカバー」だけでなく、近年は画家として脚光を浴びることも多く、アーティストとして活動の場を広げている。

日常にノイズをプラス

ーーコラボレーションのテーマである“Kosmic Noise”やコラボレーション商品について教えてください。

高橋盾「アンダーカバー」デザイナー(以下、高橋):“Kosmic Noise”とはテーマ通りで、日常にちょっとした刺激やノイズを加えた、デイリーウェアをツイストしたものにしたかったんです。日常にちょっとした刺激があるものを着ている、そういう感覚で楽しんでもらえたら。「ジーユー」とのコラボレーションは毎回テーマを変えていくというよりは、ベーシックなデイリーウェアを「アンダーカバー」的な解釈でツイストしていくというデザインコンセプトがベースにあります。「アンダーカバー」のデザインを入れつつも、今までわれわれを知らなかった人たちにも着てもらえる、程よくツイストの入った商品です。

コラボレーションコレクションはスパイスの入れ方が難しい。「アンダーカバー」のように直球のクリエーションをデザインに落とし込んでしまうと強すぎるものになってしまう。そこを客観的に見て、どういうものに仕上げていくかをいつも考えています。

ーー24-25年秋冬のウィメンズ「アンダーカバー」のコレクションも日常にフォーカスしていましたが、高橋さんの中で”日常”というキーワードが今、気になっているのでしょうか?

高橋:自分の中のムードがそれに近いのかもしれません。昔から日常着をどう新しいものにしていくかという実験的なことはずっとやっていて、そこは一貫して「アンダーカバー」のデザインテーマでもあります。葉山(神奈川)に2拠点目を構えてからはライフスタイルも大きく変わってきました。例えば自分の着飾り方もだいぶ落ち着いてきていると思う。でも、だからと言って落ち着いたものを作るのわけではない。デザインのひねり方やスパイスの入れ方は変わってきたんだと思います。

ーー高橋さんにとって「ジーユー」とはどういうイメージのブランドですか?

高橋:元々「ユニクロ(UNIQLO)」とのコラボレーションをやっていたのですが、「ジーユー」は「ユニクロ」よりもデザイン性が加わっていて、今の時代の雰囲気を捉えたモノ作りをしているブランドという認識があります。スタッフの方と打ち合わせをしていても、今の時代の空気感をつかんだMDプランを組み立てているし、「アンダーカバー」の解釈や研究もしっかりとしている。コラボレーション商品のどこにどういうテイストを入れ込むか、という具体的な提案や意見を出してくれました。

ーー「ジーユー」との間で、企画はどのように進めたのでしょうか?

高橋:まずは「ジーユー」のMDプランをいただいて、そこに対してどういうデザインを作り上げていくかを話し合いながら決めて行きました。「アンダーカバー」のデザイン的な手法やポイントをしっかり押さえてくれているので、その引き出しの中から「このアイテムにはこの手法を使ってはどうか?」など、具体的な提案がありました。それに対して「このデザインはこのままで」とか、「このデザインは変えていきましょう」という感じでセッションしながら細かく詰めていきました。でも、「ジーユー」と「アンダーカバー」って意外と共通点が多いんですよ。僕自身、本来ベーシックなものが好きだし、「ジーユー」と「アンダーカバー」のカラーパレットも似ています。ですから、そこに自分たちなりのスパイスを入れていくという作業でした。

スタジャンや自分が初めてパリコレで発表したときに入れたタトゥーと同じ柄をデザインしたトラックスーツは本当にベーシックだけど、少しだけツイストを効かせています。トラックスーツのパンツは裾をアジャストできて靴も変えて楽しめるようになっていますし、脱着可能にするコートやデニムのギミックなんかも「アンダーカバー」で使うテクニックです。でも、デニムのシルエットは「ジーユー」のものだったり、両者を融合して着やすいデザインに仕上げています。

ーー素材もしっかりしたものを使っている印象を受けました。出来栄えはどうでしたか?

高橋:この値段でクオリティーの面でもここまでやられちゃうと参っちゃいますよね。冗談抜きで本当にびっくりするクオリティーです。今後のコラボレーションではエレガントなものだったり、カジュアルすぎないものにも挑戦してみたいですね。そういうものがあってもいいんじゃないかなと思っています。

「継続してきたことがようやく定着してきた」

ーーブランドを継続していく中で、近年「アンダーカバー」の評価は、メトロポリタンでの展示しかり業界の中で熱気を帯びてきています。それはなぜだと感じますか?

高橋:何ででしょう(笑)。純粋に面白いもの、自分が興味のあるものに対してモノ作りをするという姿勢を崩していないからでしょうか。この時代だから余計そういうブランドが少なくなってきている気がします。ビジネスベースでモノを作っていくのも大事なことだとは思うんですが、そこに自分たちにしかできないオリジナリティーのあるクリエイションを発表していくこと。それをパリでも20年やってきて、ようやくそれが定着してきたのかなと。嬉しいことですよね。

ーー日本人の若手デザイナーたちは、近年んあまり世界に飛び出していっていない印象を受けます。日本の若手デザイナーに向けてメッセージはありますか?

高橋:今の時代だと、自分がパリにわざわざ行ってショーをしなくてもSNSを使ってワールドワイドなことが出来るじゃないですか。それが主流であれば(日本で発表を続けても)世界に出ていないわけではないし、時代に合ったやり方をすればいいと思います。パリコレに参加することだけが世界に出ることではないし、やり方は色々あります。

自分はパリに行ってコレクションを発表することに変わりはないのですが、若い人たちの動きを見るとSNS上で発表するのが主流になっている。時代は変わったなぁとは思いますよね。SNSで見せることがメインだと、デザインというよりは、どれだけキャッチーに伝えられたかの良し悪しみたいな話にもなってくる。われわれももちろんSNSは活用しますが、自分たちにしかできないデザインを届けていければ、今の時代、SNSのようなツールがあったとしても自分たちは自分たちのやり方があると思っています。

ーー最近画家としても活躍されていますが、絵のコンセプトや、絵を描くことは高橋さんにとってどのような位置付けですか?

高橋:息抜きにはなっていると思いますし、自分の内側にあるものを表現するクリエーションの一部だと思います。ファッションは絵に比べて制限が多い。絵は何でもありなので、何でもありすぎて、どうまとめていくかを考えると、意外とファッションをデザインすの過程に近いんです。

僕の絵のダークな世界観は「アンダーカバー」に通じるところがあります。日常着にどうアレンジを加えているかに近い作業。自分の生活で起こっていることや世の中で起こっていること、混沌とした世界の状況が絵に表れている。自分と世の中の距離感が絵に反映されていると思います。ファッションデザインを洗練されたものにするにはクリエイションのいろんなアウトプットがあった方がいい。ファッションのデザインでできないことを他のアート活動で見せているんだと思います。

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「アンダーカバー」高橋盾が語る「ジーユー」コラボ 「冗談抜きで驚きのクオリティー」

「ジーユー(GU)」は、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」とのコラボレーション第4弾を9月27日に発売する。それに先立ち、アメリカでは一足早く19日にニューヨークのソーホー地区にオープンする旗艦店とオンラインで販売がスタート。「アンダーカバー」と言えば、パリでショーを行って20年以上になるベテランだ。今年5月から9月までニューヨークのメトロポリタン美術館で開かれていた「眠れる美への追憶──ファッションがふたたび目覚めるとき(Sleeping Beauties: Reawakening Fashion)」展では、光るテラリウムドレス(2024年春夏ウィメンズコレクション)が展示され、このドレスが同展のメインイメージに使用されるなど、業界内でも注目度は高い。

トレードマークにもなりつつある、つばひろの帽子にべっ甲の眼鏡、自分でカスタマイズした白シャツという出立ちで高橋氏はインタビューに現れた。今回の「ジーユー」とのコラボレーション第4弾のため、10年ぶりに弾丸でニューヨークを訪れたという。

「ちょうどニューヨークに着いた2日前にメトロポリタンの展示の会期が終わってしまっていたんです」と少々残念そうだ。カスタマイズしたシャツについて質問を投げると「葉山のアトリエの近くで買ったシャツに、2024-25年のメンズのテーマである『ツイン・ピークス』のジャカードパッチを自分で付けたんです」。そう語る語り口調は淡々として落ち着いている。「アートギャラリーを見たかったんですが、時間がないかな。でも、さっき少し外を歩いたけど、それだけでも街から得るものは多いんですよね」。同氏は「アンダーカバー」だけでなく、近年は画家として脚光を浴びることも多く、アーティストとして活動の場を広げている。

日常にノイズをプラス

ーーコラボレーションのテーマである“Kosmic Noise”やコラボレーション商品について教えてください。

高橋盾「アンダーカバー」デザイナー(以下、高橋):“Kosmic Noise”とはテーマ通りで、日常にちょっとした刺激やノイズを加えた、デイリーウェアをツイストしたものにしたかったんです。日常にちょっとした刺激があるものを着ている、そういう感覚で楽しんでもらえたら。「ジーユー」とのコラボレーションは毎回テーマを変えていくというよりは、ベーシックなデイリーウェアを「アンダーカバー」的な解釈でツイストしていくというデザインコンセプトがベースにあります。「アンダーカバー」のデザインを入れつつも、今までわれわれを知らなかった人たちにも着てもらえる、程よくツイストの入った商品です。

コラボレーションコレクションはスパイスの入れ方が難しい。「アンダーカバー」のように直球のクリエーションをデザインに落とし込んでしまうと強すぎるものになってしまう。そこを客観的に見て、どういうものに仕上げていくかをいつも考えています。

ーー24-25年秋冬のウィメンズ「アンダーカバー」のコレクションも日常にフォーカスしていましたが、高橋さんの中で”日常”というキーワードが今、気になっているのでしょうか?

高橋:自分の中のムードがそれに近いのかもしれません。昔から日常着をどう新しいものにしていくかという実験的なことはずっとやっていて、そこは一貫して「アンダーカバー」のデザインテーマでもあります。葉山(神奈川)に2拠点目を構えてからはライフスタイルも大きく変わってきました。例えば自分の着飾り方もだいぶ落ち着いてきていると思う。でも、だからと言って落ち着いたものを作るのわけではない。デザインのひねり方やスパイスの入れ方は変わってきたんだと思います。

ーー高橋さんにとって「ジーユー」とはどういうイメージのブランドですか?

高橋:元々「ユニクロ(UNIQLO)」とのコラボレーションをやっていたのですが、「ジーユー」は「ユニクロ」よりもデザイン性が加わっていて、今の時代の雰囲気を捉えたモノ作りをしているブランドという認識があります。スタッフの方と打ち合わせをしていても、今の時代の空気感をつかんだMDプランを組み立てているし、「アンダーカバー」の解釈や研究もしっかりとしている。コラボレーション商品のどこにどういうテイストを入れ込むか、という具体的な提案や意見を出してくれました。

ーー「ジーユー」との間で、企画はどのように進めたのでしょうか?

高橋:まずは「ジーユー」のMDプランをいただいて、そこに対してどういうデザインを作り上げていくかを話し合いながら決めて行きました。「アンダーカバー」のデザイン的な手法やポイントをしっかり押さえてくれているので、その引き出しの中から「このアイテムにはこの手法を使ってはどうか?」など、具体的な提案がありました。それに対して「このデザインはこのままで」とか、「このデザインは変えていきましょう」という感じでセッションしながら細かく詰めていきました。でも、「ジーユー」と「アンダーカバー」って意外と共通点が多いんですよ。僕自身、本来ベーシックなものが好きだし、「ジーユー」と「アンダーカバー」のカラーパレットも似ています。ですから、そこに自分たちなりのスパイスを入れていくという作業でした。

スタジャンや自分が初めてパリコレで発表したときに入れたタトゥーと同じ柄をデザインしたトラックスーツは本当にベーシックだけど、少しだけツイストを効かせています。トラックスーツのパンツは裾をアジャストできて靴も変えて楽しめるようになっていますし、脱着可能にするコートやデニムのギミックなんかも「アンダーカバー」で使うテクニックです。でも、デニムのシルエットは「ジーユー」のものだったり、両者を融合して着やすいデザインに仕上げています。

ーー素材もしっかりしたものを使っている印象を受けました。出来栄えはどうでしたか?

高橋:この値段でクオリティーの面でもここまでやられちゃうと参っちゃいますよね。冗談抜きで本当にびっくりするクオリティーです。今後のコラボレーションではエレガントなものだったり、カジュアルすぎないものにも挑戦してみたいですね。そういうものがあってもいいんじゃないかなと思っています。

「継続してきたことがようやく定着してきた」

ーーブランドを継続していく中で、近年「アンダーカバー」の評価は、メトロポリタンでの展示しかり業界の中で熱気を帯びてきています。それはなぜだと感じますか?

高橋:何ででしょう(笑)。純粋に面白いもの、自分が興味のあるものに対してモノ作りをするという姿勢を崩していないからでしょうか。この時代だから余計そういうブランドが少なくなってきている気がします。ビジネスベースでモノを作っていくのも大事なことだとは思うんですが、そこに自分たちにしかできないオリジナリティーのあるクリエイションを発表していくこと。それをパリでも20年やってきて、ようやくそれが定着してきたのかなと。嬉しいことですよね。

ーー日本人の若手デザイナーたちは、近年んあまり世界に飛び出していっていない印象を受けます。日本の若手デザイナーに向けてメッセージはありますか?

高橋:今の時代だと、自分がパリにわざわざ行ってショーをしなくてもSNSを使ってワールドワイドなことが出来るじゃないですか。それが主流であれば(日本で発表を続けても)世界に出ていないわけではないし、時代に合ったやり方をすればいいと思います。パリコレに参加することだけが世界に出ることではないし、やり方は色々あります。

自分はパリに行ってコレクションを発表することに変わりはないのですが、若い人たちの動きを見るとSNS上で発表するのが主流になっている。時代は変わったなぁとは思いますよね。SNSで見せることがメインだと、デザインというよりは、どれだけキャッチーに伝えられたかの良し悪しみたいな話にもなってくる。われわれももちろんSNSは活用しますが、自分たちにしかできないデザインを届けていければ、今の時代、SNSのようなツールがあったとしても自分たちは自分たちのやり方があると思っています。

ーー最近画家としても活躍されていますが、絵のコンセプトや、絵を描くことは高橋さんにとってどのような位置付けですか?

高橋:息抜きにはなっていると思いますし、自分の内側にあるものを表現するクリエーションの一部だと思います。ファッションは絵に比べて制限が多い。絵は何でもありなので、何でもありすぎて、どうまとめていくかを考えると、意外とファッションをデザインすの過程に近いんです。

僕の絵のダークな世界観は「アンダーカバー」に通じるところがあります。日常着にどうアレンジを加えているかに近い作業。自分の生活で起こっていることや世の中で起こっていること、混沌とした世界の状況が絵に表れている。自分と世の中の距離感が絵に反映されていると思います。ファッションデザインを洗練されたものにするにはクリエイションのいろんなアウトプットがあった方がいい。ファッションのデザインでできないことを他のアート活動で見せているんだと思います。

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