「パフテック」は今秋から、グローバル規模でのプロモーションもスタートする。パリで10月1日からスタートしたユニクロ40周年記念展「The Art and Science of LifeWear: What Makes Life Better? 」でも展示を行っているほか、10月14日からは日本や中国、欧州、米国などでも「パフテック」のCM動画を放映する。
ガーランド:私が作る作品には、確かにそうした共通項があるかもしれませんね。ただ、英語で「between a rock and a hard place(八方ふさがり)」というように、にっちもさっちもいかない状況にキャラクターを置くのはドラマそのものの性質のようにも思います。極端な状況にキャラクターを放り込んで「さてどういった行動をとるでしょう」と提示し、観客は「自分ならどうするか」と自身を重ねながら物語を追っていく――この基本に則って、繰り返しやっているような気もします。
出版レーベル「パルコ出版」は、尾花大輔「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」デザイナーの書籍「苦痛の記録」(5500円)を発売する。これを記念したインスタレーション企画展「Daisuke Obana -Record of Distress 苦痛の記録-」を、10月19日から11月4日まで渋谷パルコ4階のパルコ ミュージアム トウキョウ(PARCO MUSEUM TOKYO)で開催する。入場は無料だ。
本展は、尾花デザイナーが20代前半で立ち上げに携わったビンテージショップ「ゴーゲッター(go-getter)」時代に、アメリカ各地で撮影した約3000枚におよぶ古着の写真や実際に使用した地図を展示し、彼と2025年で設立25年を迎える「N.ハリウッド」のルーツを辿るもの。会場では、「苦痛の記録」(5500円)を先行販売するほか、軍物パラシュート生地を使用したドローストリングバッグ付き数量限定版(1万1000円)も用意。さらに、会場限定のオフィシャルTシャツ(5500円)とトートバッグ(3300円)に加え、「N.ハリウッド」のミリタリーコレクションライン“N.ハリウッド テストプロダクト エスクチェンジサービス(N.HOOLYWOOD TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICE)”の本展限定アイテムも多数そろえる。また、「ゴーゲッター」の期間限定ショップが登場し、尾花デザイナーが収集したビンテージアイテムを取り扱う。
アダストリアの24年2月期連結業績は売上高が前期比13.6%増の2755億円、営業利益は同56.4%増の180億円だった。中期経営計画では、26年2月期に売上高3100億円、営業利益224億円を掲げている。原料費や物流費が高騰する中でも、基幹の「グローバルワーク」は、客の声を生かし修正を重ねた主力アイテムの打ち出しや、価値に見合った値上げなどが奏功し、この間のアダストリアの成長のけん引役になっている。23年春に「グローバルワーク」からの派生として、地域密着型SCやGMSへの出店を意図して立ち上げたより値頃な「グローバルワーク・スマイルシードストア(GLOBAL WORK SMILE SEE STORE)」の進捗は、「ECは好調だが実店舗は計画未達」(太田本部長)という。
「アシックス スポーツスタイル」× 国井栄之の第2弾コラボスニーカー“ゲルライト3 OG ドライローズ”(1万9800円)
「アシックス スポーツスタイル(ASICS SPORTSTYLE)」は、東京・上野のスニーカーショップ「ミタスニーカーズ(MITA SNEAKERS)」でクリエイティブ・ディレクターを務める国井栄之とコラボレーションしたスニーカー“ゲルライト3 OG ドライローズ(GEL-LYTE III DRIED ROSE)”を10月5日に発売する。価格は1万9800円で、「アシックス」の公式オンラインストアと直営店、「ミタスニーカーズ」などで取り扱う。
“ゲルライト3 OG ドライローズ”は、今年7月にスタートした「アシックス スポーツスタイル」と国井氏による日本発信のスペシャルプロジェクトの第2弾だ。カラーは、2014年に発売された「アシックス」と「ミタスニーカーズ」のコラボモデル“ゲルライト5 ドライローズ(GEL-LYTE V DRIED ROSE)”に着想したもので、“ドライローズ”には日々進化が著しいスニーカーを短命な花に例え、手を加えることにより永遠に輝き続けるという意味が込められているという。