コーセーがタイ発ウェルネスブランド「パンピューリ」を買収 米発「タルト」に次ぐ10年ぶりのM&A

コーセーは12月10日、タイ発のウェルネスブランド「パンピューリ(PANPURI)」を展開するピューリの株式を約80%取得したことを発表した。取得価額は約120〜130億円。株式譲渡日は30日を予定しており、3〜5年を目処に残り全ての株式を取得する計画だ。同社の海外ブランドのM&Aは2014年の米発「タルト」以来10年ぶり。

コーセーは11月に発表した中長期ビジョン「Vison for Lifelong Beauty Partner-Milestone2030」で、好調な日本での盤石な事業基盤の構築と圧倒的な存在感の確立により、確実な成長リソースを生み出して持続的な成長にむけた投資につなげる意向を明確にした。今後の成長領域とするグローバル事業では、「脱・自前」による地域に最適化した成長を目指している。これには、現地起点のマーケティング・モノ作りへの転換と地域に根付いたブランドの新規獲得が必要としており、「今回の事案はその第1弾」(小林一俊社長)とした。

小林社長は「タイは日本と共通するおもてなしの文化が根付いており、美容大国でもある。さらに、首都のバンコクは世界で1、2を争う観光都市。グローバル戦略を加速させ、グローバルサウス市場での存在感を確立させていく一手としてふさわしいと考えた」とピューリを傘下とする狙いを話した。同社との親和性は、モノ作りに対するこだわりやブランド価値を大切にする姿勢のほか、「ウェルネス領域への広がりを進めるわれわれの今後の方向性と一致した」とコメントした。

ピューリとのシナジーに期待

想定するシナジーの一つが、売り上げのアップサイドだ。「パンピューリ」はタイ国内のウェルネスカテゴリーのプレステージ市場ではトップシェアを誇り、外国人観光客からの支持も厚い。コーセーはグローバルな販売ネットワークがあるため「パンピューリ」の事業拡大を見込めると考えた。

また、コーセーグループに加入することで、商品の調達、開発、製造におけるコスト削減も期待できるとした。ウェルネス価値の高いスパトリートメントを持つ「パンピューリ」とコーセーが長年培った皮膚科学の研究成果を掛け合わせることで、新たな価値創出にもつなげていきたい意向だ。近い将来、日本でスパ体験を提供する旗艦店の開設を視野に入れ、コーセーが注力するウェルビーイング領域の拡充も図る。

今回の取引に関してピューリのウォーラウィト・シリパーク社長は「『パンピューリ』のマイルストーンの中でコーセーグループに入ったことは大きな節目となる。『パンピューリ』が届けたいウェルビーイングがより世界中に広がることを楽しみにしている」とコメントした。

「パンピューリ」とは

「パンピューリ」は2003年に誕生。ハーブやエッセンシャルオイルなどの植物を使用したフレグランス、バスボディ、スキンケア、ホームフレグランスをラインアップし、自社ウェルネスセンターとホテル3つでスパ事業も展開している。商品は2000〜2万円、スパは1万5000〜2万円の価格帯で提供する。

中国、欧州でも展開しており、24年度の売上高は前年比89%増の約48億円を見込む。年平均成長率は78%と高成長を維持している。売り上げ構成比はタイが74%、スパ事業が17%、海外(中国、欧州、日本など)が6%、その他が3%となる。日本は20年5月にコロナ禍による影響でジャパン社を精算したが20年7月に輸入代理店ルクステカが独占輸入販売権を取得。現在、阪急うめだ本店、伊勢丹新宿本店ビューティーアポセカリー、バーニーズニューヨーク全店、公式オンラインストアで取り扱っている。今後しばらくは引き続きルクステカが販売を担い、その後については未定としている。

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役目を終えた化粧品が広げる想像力 「カネボウ」の子ども向けアートイベント、次はタイで

カネボウ化粧品の「カネボウ(KANEBO)」は8日、役目を終えた化粧品をアップサイクルした絵の具を使った、子ども向けのアート体験イベントを東京・二子玉川で実施した。

「大好きな人の笑顔」をテーマにした2022年、オーナメントに着色して「夢のなるツリー」を作った23年に続いて、3回目の実施となった今回。「PAINT HOPE ON SPACE―ひらめくままに、描いて動いて―」と題し、紙や布、アクリルなど様々な形状、素材で構成したまっさらな空間を用意した。子どもたちはアップサイクル絵の具を片手に、思い思いに筆を動かして、自由な創造を拡げた。

絵の具に含まれるアイシャドウのパールの艶やラメのきらめきが彩りを与えていた。原料には、研究所での化粧品開発や品質管理の過程で商品にならなかったものを用いているため、まったく同じ色・質感の絵の具は存在しない。今年も、子どもたちの唯一無二の作品ができあがった。アップサイクル絵の具の製造は、モーンガータ(東京、田中寿典代表)が一貫して手掛けている。

10時から18時までの実施で、総来場者は保護者含め620人。来年は「カネボウ」の海外における主力市場であるタイでも、同様のイベントの実施を計画している。

また同社は、役目を終えた化粧品の用途として絵の具以外にも、公式ECの商品配送箱やメッセージカード、社員の名刺の印刷用インクなどに活用している。

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音楽家・渋谷慶一郎と香水ブランド「ラニュイ パルファン」、アーティスト・和泉侃がつくる“音楽×香り”の一夜 ピアノソロコンサート「Living Room」が提示する可能性

今年6月に、アンドロイドとオーケストラ、仏教音楽・声明が交錯する前代未聞のオペラ作品「MIRROR」(初演:2022年・ドバイ)の凱旋公演を成功させた音楽家・渋谷慶一郎。そんな渋谷のピアノソロコンサートが12月19日に東京・紀尾井ホールで開催される。

「Keiichiro Shibuya Playing Piano−Living Room」と題された今回の公演は、"架空のリビングルーム”をテーマに、ステージには建築家・妹島和世がデザイン・制作してきた家具や、同氏が所有するルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ(Ludwig Mies van der Rohe、以下、ミース)やル・コルビュジェ(Le Corbusier、以下、コルビジェ)の家具が配置された「リビングルーム」のような空間を再現。気鋭のバイオリニスト・石上真由子をゲストに迎え、渋谷の楽曲の他、エリック・サティ(Erik Satie)やアルヴォ・ペルト(Arvo Part)、高橋悠治らの楽曲を演奏する。

特筆すべきは、「香り」とのコラボレーション。会場は香水ブランド「ラニュイ パルファン(LA NUIT PARFUM)」とアーティスト・和泉侃(いずみ かん)が、渋谷のアルバム「for maria」を着想源として制作した香りで満たされることになる。この他に類を見ないコンサートは、いかにして実現に至ったのか。制作背景や狙い、その可能性について、渋谷と和泉、「ラニュイ パルファン」代表・海老原光宏の3人に話を聞いた。

「架空のリビングルーム」をコンセプトとした理由

——まず、渋谷さんが「架空のリビングルーム」というコンセプトのもとにピアノソロコンサートを開催しようと思った経緯についてお聞かせください。

渋谷慶一郎(以下、渋谷):6月に凱旋公演を行ったアンドロイド・オペラは、規模が大きく未来的で、観客に「手元から離れたものを見ている」ような感覚を与えるパフォーマンスでした。続けて12月にピアノソロコンサートを開催するにあたり、アンドロイド・オペラとは全く異なるものにしたいと考え構想を練っていた時に、「リビングルーム」というコンセプトが思い浮かびました。

——「リビングルーム」という言葉・イメージにはリファレンスがあるのでしょうか?

渋谷:「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」のコレクションの舞台裏に迫った写真集も出しているニック・ワプリントン(Nick Waplington)というフォトグラファーの写真集を集めていたことがありました。彼の一番有名な写真集のタイトルが、確か「リビングルーム」と近いニュアンスの言葉だったんです。

海老原光宏(以下、海老原):ニック・ワプリントンは、「Living Room」という写真集を出してますね。

渋谷:あ、完全に一緒でしたか。何かがおぼろげに分かっている時や、モチーフになりそうなイメージやキーワードが思い浮かんだりしている時は、オリジナルソースを遡らないようにしているんです。 今回の話でも、実際にニック・ワプリントンの写真集を見返してしまうと、アイデアがそのイメージに収斂し、独自の創作への発展が難しくなってしまうので。

話を戻すと、ニック・ワプリントンの「Living Room」という写真集のイメージが頭にありつつ、家具が配置されたどこか不気味なリビングルームをステージ上に再現し、そこで僕が演奏しているのを観客が見ているみたいなパフォーマンスが実現できたら、新しいコンサート体験を提示できるのでは、と考えました。

ステージ演出を具体化するにあたって妹島和世さんに相談し、その結果、妹島さんが制作されてきたインテリアと、所有するミースやコルビュジェらによるインテリアをミックスしてコンポジションすることになりました。

「ラニュイ パルファン」、和泉とのコラボレーションが生まれた経緯

——海老原さんとのご関係についても教えてください。

渋谷:海老原さんとやり取りをするようになったのは、3年ぐらい前。今回のピアノソロの会場でもある紀尾井ホールで開催された田中彩子さんのコンサートで、編集者の太田睦子さんに紹介してもらったんです。その時から「いつか一緒に何かできたらいいですね」って話はずっとしていて、今回ようやく実現することができました。

——海老原さんは渋谷さんのご活動をどのようにご覧になっていましたか?

海老原:今に続く間柄になったのは渋谷さんがお話しされていたタイミングなんですけど、実は、渋谷さんがボーカロイドオペラ「THE END」 をBunkamuraオーチャードホールで上演された2013年に、編集者として取材させてもらったことがありました。渋谷さんは東京藝術大学ご出身でオーセンティックな音楽の基盤を持ちながら、現代の新しい音楽を切り開くという稀有なご活動をされているので「ラニュイ パルファン」を立ち上げた頃から、機会があればご一緒したいと思っていました。

——そもそも「ラニュイ パルファン」はなぜクラシック音楽に根ざした香水をつくっているのでしょうか?

海老原:私はクラシック音楽が大好きで、趣味でピアノを弾きます。その趣味が高じて、コロナ禍に少し時間の余裕ができたタイミングで編集業の傍ら「ラニュイ パルファン」を立ち上げました。背景には「クラシック音楽があまり聴かれていないのはなぜか?」という問題意識があります。

クラシック音楽は決して難しいものではないにも関わらず、魅力が多くの人に伝わらないのは、クラシック音楽がライフスタイルと繋がっていないからだと考えたんです。よって、クラシック音楽を日常的に使うプロダクトに落とし込むことができれば、より多くの人にリーチできると思い、検討とリサーチを重ね、香水でクラシック音楽を表現するプロジェクトを始めることにしたんです。最初にリリースした香水はモーリス・ラヴェル(Maurice Ravel)のピアノ曲をモチーフとした「夜のガスパール」。調香は今回のプロジェクトにも参加している(和泉)侃さんに担当してもらいました。

音楽から香りをつくり出すプロセス・方法論

——和泉さんは今回のプロジェクトで渋谷さんの楽曲「for maria」をモチーフとした香りを制作されたと伺っていますが、調香のプロセスについて教えていただけますか?

和泉侃(以下、和泉):制作に入る前に、渋谷さんがフランスから帰国されているタイミングでお会いする機会があって、その際に、亡くなられたマリア(maria)さんのことや、アルバム制作時に精神安定剤を服用されていて「凪」のような精神状態だったこと、この作品を契機に先進的な電子音楽だけではなくアコースティックな作品も発表するようになったことなど、「for maria」という作品にまつわるさまざまなことを教えてもらいました。

作品や作者にシンクロというか憑依するように制作するのが僕の基本的なスタイル。渋谷さんからのお話を受け止め、「for maria」を何度も繰り返し聴きながら、頭の中に浮かんでくる映像を香りに変換するイメージで、まずは3パターンのサンプルを制作しました。

渋谷:僕の方ではパリに送ってくれたサンプルを実際につけて生活してみて、そこで感じたことや、自分なりの意見を和泉さんにお伝えしました。その時、和泉さんが「作者が生きているのが嬉しい」と言っていたのが印象的でした。

和泉:僕が「ラニュイ パルファン」で携わるプロジェクトでは、前出のラヴェルやヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach)など故人に関連するものが多く、今回のように作者である渋谷さんとコミュニケーションしながら制作できること自体がとても貴重で、嬉しい経験です。

——打ち合わせを経て、どのように香りをアップデートしていきましたか?

和泉:振り返ってみて、最初に制作した3つのサンプルは、1曲を解釈し過ぎた結果、曲とあまりにも調和し過ぎてしまい、既に自体で完成している「for maria」に対して蛇足になっていたと反省しました。そこで、「for maria」というアルバム全体から捉え直し、そこから得たインスピレーションで何を表現したいかを考え、香りに落とし込むことにしました。

また、最初のサンプル制作の段階では、自分自身の表現をどこまで前面に出すべきか迷いがありました。お二人との打ち合わせを経て、渋谷さんの「for maria」という問いかけに対して、自分の感情や解釈をもっと自由にぶつけてもいいんだと後押ししてもらった感覚があります。

——和泉さんが「for maria」に対して表現したいものとは?

和泉:生命のサイクル、でしょうか。芽吹いて伸びていくけれど、最終的には枯れ果てていく——。そんな生命の在りようを、ボタニカルでフレッシュなトップノートからだんだん緑を深めていきながらも、焦げたような匂いのラストノートへ変化していくような香りで表現できればと、新たなサンプルを制作しました。その背景には、命は尊く愛しいものであるという主観的な感情と、生まれたものが別け隔てなく死んでいくという自然の摂理という二極が相殺しあい、「凪」のような静寂をつくりだしているようなイメージもあります。

——お話を聞き、今回のプロジェクトがアーティスト同士のコラボレーションであることがよくわかりました。

渋谷:そうですね。和泉さんがアーティストだから今回のプロジェクトを一緒にやれています。もっと業務的な調香師の方だったら難しかったと思います。当たり前ですけど、僕は香水のビジネスをやりたいわけじゃなくて、一緒に新しいものや体験を作りたいだけなんです。

あと、和泉さんと話していて面白かったのは、昔、新品のマックブックを箱から開いた時の匂いを再現してみたことがあるということですね。

和泉:マックブックを箱から出して最初に開いた時って、独特の匂いがします。素材であるアルミ自体とアルマイト加工された表面の匂い、そして紙とインクの匂いが入り混じった近未来的な匂いで。もう10年前ぐらいの処方ですが、渋谷さんに合いそうだなと思い、久しぶりに持ち出してきて見返してみたんです。

渋谷:最終的にグリーンでオーガニックな方向性にたどり着くにしても、最初の段階でそういう人工的で未来的な香りが存在していたのは、「for maria」という作品の背景や僕のキャリアにもぴったり合っていて、とても興味深く感じました。

——渋谷さんと和泉さんという2人アーティストの間に立ちプロジェクトを実現させる上で、海老原さんが心掛けられていたことがあれば教えてください。

海老原:編集の仕事でもアーティストやフォトグラファー、スタイリストの方々と一緒に仕事をすることがあるじゃないですか。その時に私が何を大切にしているかといったら、スピード感以外になくて。「ラニュイ パルファン」のプロジェクトでも一緒で、納期をスケジュールに合わせるのが私の責任で、とにかく早く進行する以外に意識することは何もないですね。両者ともに卓越したアーティストで、お二人にやっていただけさえすればクオリティの高いアウトプットが生まれるのは間違いないので、そのためにスケジュールを整備して進行を徹底するだけです。あとは出てきたもののコストに見合った適正な値付けをするのが私の仕事ですね。

音楽と香りが共にあることで、何が生まれるのか

——音楽と香りの関係性や、両者のコラボレーションで生まれる可能性などについて、皆さんのお考えを聞かせていただけますか?

海老原:「ラニュイ パルファン」でも香水を発売しているアレクサンドル・スクリャービン(Alexander Scriabin)というロシアの作曲家は、共感覚を持ち、音から色が見えていたと言われています。晩年に構想していた未完作「神秘劇」では香りも取り入れ、聴覚・視覚・嗅覚が混然一体となった世界を実現しようとしていました。そんなスクリャービンを敬愛する自分にとって、今回、渋谷さんと侃さんと一緒に、音楽と香りが織りなす特別な体験を作り出せるのは、とても嬉しいことです。

あと、香りの最も魅力的な点は、その場に行かなければ体験できないという稀少性だと思っています。それは音についても同じこと。録音は可能ですけど、「生の音」はその場でしか聴くことができません。あらゆるものがデジタル化された現代において、直接的な体験こそが最も貴重で、そこに真にラグジュアリーな価値が宿っていると言えるのではないでしょうか。

和泉:匂いは情報です。動物は食べ物や敵味方、交配の時期などさまざまな情報を匂いから受け取っています。それは人間も同じで、古い家に足を踏み入れると、匂いからその家が過ごしてきた時間の蓄積を情報として受け取ることができる。そして、どんな空間にも音と匂いは存在しています。匂いの中に音という情報が含まれていると考えることもできますし、逆に、ある音や音楽が鳴っている空間に本来あるべき香りとはどんなものかと想像を巡らすこともできる。そういう意味で、匂いと音は切り離せないもの、欠けている要素を埋め合う相互補完的なものだと思っているんです。

また、コンディショニングという観点でも両者の親和性は高く、香りはより良い状態で音楽を聴くための手助けにもなります。昨年開催された「アンビエント キョウト(Ambient Kyoto)」で、僕は「聴覚のための香りのリサーチ」という展示のための香りの制作しました。聴覚を向上させる成分を研究し、会場の空間に適した香りに落とし込む試みです。音楽を聴く耳を研ぎ澄ませ、脳や身体のコンディションを最適化するという点でも、音と香りは非常に相性が良いと考えています。

渋谷:僕はコンサートでサウンドチェックをしている時、PAの方に「お客さんが楽器の中にいると感じられるような音響にしてほしい」とよく言うんです。お客さんが音に包まれているような空間をつくることには、まだまだ新しい可能性が残されていると考えています。

今回のピアノソロで香りを取り入れたのは、コンサートにおける新しい全方位的な体験を実現したかったから。聴覚だけの体験も、視覚と聴覚に訴えるオーディオ&ヴィジュアル体験もさまざま実施されていますが、嗅覚を使った音楽体験には、まだまだ開拓の余地がある。それに、オーディエンス側の体験だけではなく、演奏する自分にどういう効果が生じるのかということにも、興味があります。

前例のない体験をつくり出すために

——前例のない音楽体験を志向するという意味で、アンドロイドオペラでも今回のピアノソロでも、渋谷さんの姿勢は一貫していると感じます。

渋谷:僕は劇場で何かやるときは、新しい体験を創造することに注力しています。しかし、文化を受容する多くの人たちが、音楽や香りといった「消えていくもの」「所有できないもの」に対して十分な価値を認めていないと感じていて、そこに憤りを覚えることもあります。

今、現代アートが流行っていますが、所有・売買できるという資産的価値ありきの熱狂みたいなところがありますよね。これは日本だけじゃなく世界全体の話になりますが、文化的成熟度を測る上で「所有できないもの」の価値を認識できるのは重要で、今、人類が次の段階へ到達できるか否かが試されているとすら考えています。

——作品の受容の話で言うと、プレスリリースに寄せたコメントではエリック・サティにも触れていましたね。サティが観客に対して「自由に振る舞え」と言っても、結局みんな音楽を聴き入ってしまう。そういった状況をステージ側から壊したい、と。

渋谷:サティの「家具の音楽」についても、僕は思うところがあって。僕はオーディエンスと自分との関係をいかにフレキシブルにしていくかということに興味がありますが、 ほとんどの人は「自由にしていいよ」なんて言われても、自由どころか、もっと不自由になるだけです。

だけど、自由にやっている人を見るのは、みんな好きなんです。だから「リビングルーム」というコンセプトのもとに空間を構成しパフォーマンスを行うことで、コンサート体験の枠組みや演者とオーディエンスの関係性について、新しい枠組みや可能性を提示できるのではないかと考えました。

——具体的な演出や選曲についても教えていただけますか?

渋谷:家具が配置されたステージでは、ゲストのバイオリニストである石上真由子さんが、曲を弾き終えてもステージからはけずにソファに座って休んだり、次の曲を準備したりするなど、よりシアトリカルな演出を検討しています。

そんな環境でパフォーマンスする上で、どういう選曲がいいかと考えた結果、アルヴォ・ペルトや高橋悠治さんの曲も弾くことに決めました。ただ心地良いだけの音楽も、ただ不快なだけの音楽も、圧倒的に情報量が少ないんです。コンサート全体としてそのどちらでもないものにしようとする時に、人によっては僕の曲だけを弾いた方が喜ぶと思うのですが、彼らの曲も弾いた方が新しいバランスになると思いました。

——最後に、和泉さんと海老原さんからもコンサート込めた思いを聞かせてください。

和泉:コラボレーションって、すごく難しいと思うんです。ただの足し算で終わっているもの、つまり「僕はこれできます」「私はあれできます」という感じで、銘々が出してきたものをただ並べているようなものがたくさんある。そんな中で、意見のキャッチボールをしながら1つのものを本当の意味で一緒に作り上げていくっていうことを、今やっていて。

もちろん渋谷さんの音楽がメインではありますが、本当のコラボレーションをすると、ただの音楽でもただの香りでもなく、そのジャンル自体が変わるというか、作品の形態として別のものになるという感覚を、身をもって感じています。ぜひその新しい感覚を、1人でも多くの人に体験していただきたいです。

海老原:かつてベル・エポック期のパリでは、サティやココ・シャネル(Coco Chanel)、サルバドール・ダリ(Salvador Dali)といった芸術家が舞台作品を共同制作し、結集した創造力で新たな芸術を生み出しました。渋谷さんに妹島さん、石上さん、侃さんが協力し作り上げる今回のコンサートもまた、この上なく創造的で貴重な一夜となります。会場では「ラニュイ パルファン」の香水「for maria」の先行発売も予定していますので、特別な体験の記憶とともに香りを持ち帰っていただき、コンサートが終わった後の日々でも愉しんでいただけると嬉しいです。 

⚫︎インフォメーション
「Keiichiro Shibuya Playing Piano―Living Room」
日時:2024 年12 月19 日(木)開場18:20、開演19:00
会場:紀尾井ホール(〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町6-5)
前売料金:S 席 11,000 円、A 席7,700 円、B 席 5,500 円、C 席 3,300 円

⚫︎クレジット
ピアノ:渋谷慶一郎
ヴァイオリン:石上真由子
ステージデザイン:妹島和世
フレグランス:La Nuit parfum
セントデザイン:和泉侃

⚫︎プログラム
for maria ‒ 渋谷慶一郎
Midnight Swan ‒ 渋谷慶一郎
Scary Beauty ‒ 渋谷慶一郎
Painful ‒ 渋谷慶一郎
Gnossiennes ‒ Erik Satie
Fratres ‒ Arvo Pärt
Spiegel im Spiegel ‒ Arvo Pärt
Furniture Renku ‒ 高橋悠治 他
※曲目や演出は変更の可能性があります。

主催:アタック・トーキョー株式会社
協賛:株式会社 ポーラ、株式会社ソウワ・ディライト
協力:一般社団法人コミュニケーション・デザイン・センター
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[ 東京ライブ・ステージ応援助成]

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仕組みも価値観もDIY スニーカーブランド「ヴェジャ」の“優しい”経営をパリで見た!

2004年に創業したパリ発のスニーカーブランド「ヴェジャ(VEJA)」は、近年ヨーロッパを中心に、人気を集めている。シンプルながら一目で「ヴェジャ」と分かるキャッチーなデザインを強みに、「マルニ(MARNI)」や「リック・オウエンス(RICK OWENS)」、ヴィブラム(VIBRAM)などの有名ブランドとコラボしてきたほか、キャサリン英国皇太子妃やメーガン妃、エマニュエル・マクロン=フランス大統領ら著名人も愛用するまでに成長した。

同ブランドの魅力は、どんなスタイルにもなじむ使い勝手の良さだけではない。サステナビリティや経営の透明性などに向き合う、“四方よし”な存在であることだ。「倫理的な配慮をしている」と掲げる企業やブランドは多いものの、それを実現するのは容易ではない。「ヴェジャ」はどのように、人と環境に優しくあろうとしているのか。朝晩の冷え込みが厳しくなったパリで、その現場を訪ねた。

「ヴェジャ」の本社は、サクレ・クール寺院で名高いモンマルトルからほど近い。過去に広告代理店やフランス共産党の印刷工場が入居してきた、約4000㎡の建物であり、石造りの建築が美しい。しつらえや備品に至るまで、ほとんどが環境負荷の少ない素材で構成されており、全てビンテージでそろえた家具、リサイクルプラスチック製のカーペット、屋外の明るさに合わせて光の強さが自動調整される照明など、徹底した姿勢がうかがえる。

まずはブランドの始まりと経営理念について聞いてほしい、と出迎えてくれたのは、創業者の1人であるセバスチャン・コップ(Sebastien Kopp)だ。ブランドヒストリーを知らずに商品を購入する顧客が8〜9割であることから、「なりゆきに任せすぎず、自分からも『ヴェジャ』の輪を広げていきたい」と話す。

“普通であること”を大事に
「ヴェジャ」の経営哲学

「僕はもともと靴の好みにちょっとうるさいタイプにすぎず、スニーカー作りにかけては全くの素人だった」。誰も見たことがないモデルを作りたい、人間と環境を守るものを作りたい、という思いから、もう1人の創業者であるフランソワ・ギラン・モリィヨン(Francois Ghislain Morillion)と、スニーカーに使われる素材を研究し始めたという。そんな中で目に留まったのが、アッパーに使うコットンと、ソールに用いるラバーを生産するブラジルだった。それらをオーガニック栽培すれば、農場や生産者の健康も損なわずに済むと考え始めた。ブランドの立ち上げ当初から、素材を市場価格の2倍で買い上げ、前金を40%支払うなど、フェアトレードを貫いてきた。「彼らは生計を立てられなければ、森林を伐採して家畜を飼うスペースに変えざるを得ない。従業員の保護が大事だと思った」。

実際「ヴェジャ」は、会社に関わる人々に、健康で文化的な生活を提供する仕組みを整えている。例えばブラジルに10人ほどいる現地社員は、「週40時間労働でバカンスも取得可能」と言うし、EC在庫管理のための倉庫「ロギンス(LOG’INS)」を、障がい者支援団体ロギンスとともに運営して、彼らの社会復帰をサポートしている。アレルギーや糖尿病、認知障害、難聴などで就労先を見つけられず、長い離職期間に苦しむ人が、“トランポリンで次のステップに跳ねられるように”、物流やパソコン業務といったスキルを習得できる場になっている。

来年の2月で設立20周年を迎える「ヴェジャ」だが、直営店舗は数世界に計9つと意外にも少ない。コップ共同創業者は、「今の企業体力なら年間100店舗をオープンさせることも可能だが、あえてそうしていない。社員全員が自分らしくいられる場を作るために、時間と哲学を注いでブランドをゆっくりと成長させてきたから、1年に1店舗開くくらいのペースで十分。有名ブランドになるのではなく、普通の人と関わりながら、普通であることを大事にしたい」と話す。

「ヴェジャ」の精神性が表れる出店戦略
ボルドーの店舗が面白い

コップ共同創業者は、「ヴェジャ」は人と環境に優しい存在であることを目指しており、「好きな場所にしか店を出したくない」と出店戦略にもその思いを反映しているという。中でもブランドらしさが表れているのが、フランス・ボルドーの観光スポット「ダーウィン(DARWIN)」にある店舗「ヴェジャ×ダーウィン」だ。

まずは「ダーウィン」について説明したい。環境保護活動家などのアクティビスト4人が共同設立した社会的かつエコロジカルな空間で、9万㎡の広々とした土地には、レストランやショップなどの商業施設があり、来場者は食事やショッピングを楽しめる。面白いのは、高校や診療所、難民やホームレスのためのシェルター、シェルター居住者が自給自足する農場などの非営利施設も軒を連ねている点。不用品を回収するスリフトや、家具や自転車などを修繕する工房も存在し、創業者2人が「ダーウィン」の「さまざまなことを試していこう」という機運に共感したというのも理解できる。

ちなみに、取材時は「ダーウィン」の隣で土地開発工事が行われている真っ最中だった。それを阻止しようとする者がペンキで書いたであろう「違法建築(CHANTIER ILLEGAL)」との大きな文字を発見した。デモなどにあまりなじみのない日本人は、少し面食らうかもしれないほど、ソーシャルアクションの香りがそこかしこに充満していた。

話を「ヴェジャ×ダーウィン」に戻す。その他の店舗と異なり、ここでは最新コレクションを取り扱わない。というのも、リペア(修繕)サービスを導入した初号店だからだ。アーカイブやプロトタイプ、不良品を適宜修繕して割引価格で販売するほか、顧客が持ち込んだスニーカーをリペアするカウンターも設置している。店舗スタッフによれば、「新しいスニーカーを買いに来たお客様が、欲しい商品が見つからなくて結局リペアを選ぶケースもある」。フランス国内のみならず、郵送でヨーロッパ各地から依頼が届くといい、月に70足ほど対応している。パーツの補強やゴムソールの取り替え、クリーニングなどを手掛けており、金額も思った以上に手ごろ。ダメージの度合いによっても価格は変動するが、クリーニングのみで済むケースは1足10ユーロ(1580円)、全体を手直しする必要があるケースでも1足80ユーロ(1万2640円)である。新たに新品が買える値段で、修繕を選ぶ人はまだまだ多数派ではないからこそ、「修繕へのハードルを低くしたいから」と、靴を持ち込めば持ち込むほど1足あたりのリペア費用は安くなるようにしている。環境にも顧客の財布にも優しい仕組みが整っている。

有名ブランドで経験を積んだ職人も
靴は売らない、リペアに特化した店

「サステナビリティ」は、真面目な印象に受け止められやすい中、ファッション関係者からは「『デザインがすてきで購入した商品のブランドが、実はサステナビリティに注力していた』と結果的に明らかになる構図が理想的」という声があがることも少なくない。その点、「ヴェジャ」はデザイン性を武器に支持を拡大してきた成功事例でもある。リペアという観点からも同様のことが言えるだろう。同ブランドではイケてるショップが提供するイケてるサービスとして昇華している。

「ヴェジャ」のリペアサービスをもっと知りたいならここ、と連れられたのが2月にオープンした「ジェネラルストア」だ。サンマルタン運河の走るパリ10区にあり、シューケア用品や靴下、アクセサリーなどを販売しているものの、メイン業務はスニーカーの修理という店舗になっている。木やコンクリート、ガラスを用いてミニマルながら温かみのある空間には、毎日2人のスニーカー職人のほか、クリーニングを手掛けるスタッフが常駐する。「スニーカーを修理できると知らない消費者が多いから、この店はできた」。ストアマネージャーのミカさんはそう語る。

2018年に「ヴェジャ」の勢いが強まり出したころ、「靴の生産量は増えたが、履き終わった後の靴はどうなるのか?」という問題が生じたという。そもそも一般的なスニーカーはレザーやコットン、プラスチックなどのさまざまな素材でできているため、それぞれを単独で分解し、リサイクルすることが難しい。「ヴェジャ」はそこで、リサイクルするよりも前に、リペアすればいいと気づいた。しかし、「スニーカー=履きつぶすもの」という認識が世間に浸透していたため、そもそもスニーカーの修理法が確立されていなかった。

経験者たちと試行錯誤して、革靴の修理技術をスニーカーに適応しながらリペア方法を編み出してきた。現在は、「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」「シャネル(CHANEL)」「エルメス(HERMES)」で経験を積んだ職人が、「ヴェジャ」に転職してスニーカー修理を手掛ける例もあるといい、彼らが未経験の職人志望者にレクチャーする構図もできつつある。ファッション業界の廃棄問題を解決する一端になるため、「ヴェジャ」では他ブランドの修理も受け付けており、職人たちはあらゆる靴に対応できるようトレーニングを積んでいる。「自分の仕事が大好きで、情熱を持っている人ばかりだから、その姿に引かれて職人の門戸をたたく新人もいる」。

ストアマネージャーのミカさんいわく、スニーカー修理においては2つの寿命を延ばす必要がある。1つは物理的な寿命だ。例えば、人は靴を脱ぐ時にかかと部分を踏むため、レザーで補強する方がいい。修理した靴の方が新品よりも長持ちする。2つ目は感情的な寿命。履けば履くほどアイテムに愛着がわくと同時に、飽きも来るため、「クリーニングで新品に近づけることで、今持っている靴に対して好きな気持ちを長く持続できる」という。

ミカさんに店を営む中で意識していることを聞いてみると、「僕たちは自分が行きたい店を作っているだけで、『リペアが大事』などと訴えようとはしていない。サステナビリティを看板にするのではないからこそ、強いメッセージになってお客さまに届いていると思う」と返ってきた。

取材を終えて

「ヴェジャ」取材中、常に感じていたのは、社員や店舗スタッフたちの和気あいあいとしたムードだった。身近な人たちに優しくできない人が、地球や社会にも愛を与えられるはずはないと言っているかのようだ。ゆっくり、マイペースに歩む「ヴェジャ」に、刻一刻と変わるトレンドをキャッチしようと奮闘するファッション業界は学ぶことも多いのではないか。ないなら自分たちで作ればいいと始めた仕組みや価値観が輪になって広がり、業界のスタンダードになる日も遠くないかもしれない。

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芦田多恵デザイナーが「文化庁長官特別表彰」を受賞 宇宙飛行士の船内服デザインや女性支援などが評価

文化庁は12月10日、「文化庁長官特別表彰」及び「文化庁長官表彰」の受賞者を発表し、「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」「ジュン アシダ(JUN ASHIDA)」を手掛ける芦田多恵デザイナーを「文化庁長官特別表彰」に選出した。

「文化庁長官表彰」は、文化活動に優れた成果を示し、日本の文化振興に貢献した人物や、日本文化の海外発信や国際文化交流に寄与した人物を讃えるもの。芦田デザイナーに贈った「文化庁長官特別表彰」は、今年度から創設した賞であり、中でも発信力の高い功労者を対象としている。芦田デザイナーのほかには、辻信太郎サンリオ創業者兼名誉会長、雅楽師の東儀秀樹、脚本家の中園美保(中園ミホ)ら13人が受賞した。

文化庁は芦田デザイナーを選出した理由について、「創業60年以上続くメゾンを継承するファッションデザイナーとして活躍し、宇宙飛行士の船内服をファッションデザイナーとして初めてデザインするなど、ファッションを通じて時代を切り拓き、世界に向けて“高品質なものづくり”を発信するとともに、国際文化交流や被災地支援、女性活躍支援にも取り組み、わが国の芸術文化の振興・発展に多大な貢献をしている」と発表している。

芦田デザイナーは1964年生まれ、東京都出身。ファッションデザイナー芦田淳の次女として1991年にデザイナーデビューして以来、新作コレクションを発表し続けてきた。ロイヤルファミリーやファーストレディーをはじめ、各界の著名人や俳優を顧客に持ち、年2回開催するランウエイショーには、約30カ国の駐日大使が出席する。2010年には日本人宇宙飛行士・山崎直子のために宇宙飛行士の船内服をデザインした。18年に「ジュン アシダ」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、19年には「タエ アシダ メンズ」をスタート。東日本大震災や能登半島地震では被災地を支援し、女性の活動をバックアップする目的で、「芦田基金」を通じて「輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)」を創設してきた。

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芦田多恵デザイナーが「文化庁長官特別表彰」を受賞 宇宙飛行士の船内服デザインや女性支援などが評価

文化庁は12月10日、「文化庁長官特別表彰」及び「文化庁長官表彰」の受賞者を発表し、「タエ アシダ(TAE ASHIDA)」「ジュン アシダ(JUN ASHIDA)」を手掛ける芦田多恵デザイナーを「文化庁長官特別表彰」に選出した。

「文化庁長官表彰」は、文化活動に優れた成果を示し、日本の文化振興に貢献した人物や、日本文化の海外発信や国際文化交流に寄与した人物を讃えるもの。芦田デザイナーに贈った「文化庁長官特別表彰」は、今年度から創設した賞であり、中でも発信力の高い功労者を対象としている。芦田デザイナーのほかには、辻信太郎サンリオ創業者兼名誉会長、雅楽師の東儀秀樹、脚本家の中園美保(中園ミホ)ら13人が受賞した。

文化庁は芦田デザイナーを選出した理由について、「創業60年以上続くメゾンを継承するファッションデザイナーとして活躍し、宇宙飛行士の船内服をファッションデザイナーとして初めてデザインするなど、ファッションを通じて時代を切り拓き、世界に向けて“高品質なものづくり”を発信するとともに、国際文化交流や被災地支援、女性活躍支援にも取り組み、わが国の芸術文化の振興・発展に多大な貢献をしている」と発表している。

芦田デザイナーは1964年生まれ、東京都出身。ファッションデザイナー芦田淳の次女として1991年にデザイナーデビューして以来、新作コレクションを発表し続けてきた。ロイヤルファミリーやファーストレディーをはじめ、各界の著名人や俳優を顧客に持ち、年2回開催するランウエイショーには、約30カ国の駐日大使が出席する。2010年には日本人宇宙飛行士・山崎直子のために宇宙飛行士の船内服をデザインした。18年に「ジュン アシダ」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、19年には「タエ アシダ メンズ」をスタート。東日本大震災や能登半島地震では被災地を支援し、女性の活動をバックアップする目的で、「芦田基金」を通じて「輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)」を創設してきた。

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美容液進化の裏側をのぞく! 三上大進のスキンケアブランド「dr365」が表参道でポップアップを開催

スキンケア研究家・タレントとして活躍している三上大進が手掛けるスキンケアブランド「ドクターサンロクゴ(dr365)」は12月10〜16日、東京・表参道のseeenでポップアップストア「dr365 Anniversary Lab.」を開催している。路面店では初の実施となり、三上本人の入店も予定。同ポップアップの売り上げの一部は、あらゆる事情でサポートが必要な子どもたちにホリデーギフトを届ける団体に寄付する。

まるで「dr365」の研究所 美容液リニューアルの裏側をのぞく

今回のポップアップでフォーカスしたアイテムは、11月にリニューアルしたばかりの美容液“V.C. プレエッセンス N”(30mL、5335円)だ。三上は展示フロアについて、「この美容液がどのように生まれて、どのように研究されてお客さまに届けられているのかを詳しく、分かりやすく紹介している」と説明。美容液が進化するまでの軌跡を辿ることができ、300回以上の試作を重ねたサンプル品も並ぶ。「全て本物の試作品。成分の配合量のバランスが難しく、濁ってしまったり、泡立ってしまったりと、さまざまな試行錯誤をして誕生したこだわりの1品だということがこの展示で伝わるとうれしい」と三上。まさに「dr365」の研究所のようで、ファンにはたまらない空間となっている。

心と肌もリフレッシュ!直感でカードを選ぶ「メッセージカルテ」

地下のメッセージカルテコーナーでは、今の自分の気持ちにビビッとくるカード1枚を選び、そのカードがもらえるというもの。私は年末の追い込みで取材が忙しいため、一息つきたいという思いから「深呼吸を、ひとつ」というカードをチョイスした。後ろを見ると、スキンケアアイテムのミニパウチが!さらにサンプルをめくってみると、「dr365」からのメッセージが書かれている。全6種類のメッセージカードがあり、サンプルは全て異なるそう。友人やパートナーと一緒に楽しんでみてはいかがだろうか。

来場者特典は美容液やクレンジングジェルのミニサイズ

会場では、ブランド誕生3周年を記念したアニバーサリーセット(1万2210円)やコンプリートセット(2万9150円)、トライアルセット(5940円)を販売するほか、新商品や限定商品などもそろえる。オンラインを主戦場としているため、商品ラインアップを一挙に見ることができる貴重な機会だ。

来場者特典や購入者特典も用意した。LINEのID連携をすれば“V.C. プレエッセンス N”のミニサイズ(8mL)が、さらにクイズに参加すると“V.C. リリースクレンジングジェル”のミニサイズ(15g)がもらえる。購入者特典は、ハズレなしのガチャガチャを実施できるほか、2万円以上の購入でオリジナルトートバッグを贈呈する。

■dr365 Anniversary Lab.
開催期間:12月10〜16日
営業時間:10:00〜20:00
場所:seeen
住所:東京都渋谷区神宮前4-13-12

ブランドプロデューサー三上大進の入店スケジュール
12月10日11:30〜13:00/18:00〜19:30
12月11日12:00〜14:00/18:00〜19:30
12月12日入店の予定なし
12月13日10:30〜12:00/18:00〜19:30
12月14日10:30〜12:30/17:30〜19:30
12月15日12:00〜14:00
12月16日10:30〜12:00/18:00〜19:30
※変更になる可能性もあり。最新の情報は公式インスタグラムで要確認。

特設サイト

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美容液進化の裏側をのぞく! 三上大進のスキンケアブランド「dr365」が表参道でポップアップを開催

スキンケア研究家・タレントとして活躍している三上大進が手掛けるスキンケアブランド「ドクターサンロクゴ(dr365)」は12月10〜16日、東京・表参道のseeenでポップアップストア「dr365 Anniversary Lab.」を開催している。路面店では初の実施となり、三上本人の入店も予定。同ポップアップの売り上げの一部は、あらゆる事情でサポートが必要な子どもたちにホリデーギフトを届ける団体に寄付する。

まるで「dr365」の研究所 美容液リニューアルの裏側をのぞく

今回のポップアップでフォーカスしたアイテムは、11月にリニューアルしたばかりの美容液“V.C. プレエッセンス N”(30mL、5335円)だ。三上は展示フロアについて、「この美容液がどのように生まれて、どのように研究されてお客さまに届けられているのかを詳しく、分かりやすく紹介している」と説明。美容液が進化するまでの軌跡を辿ることができ、300回以上の試作を重ねたサンプル品も並ぶ。「全て本物の試作品。成分の配合量のバランスが難しく、濁ってしまったり、泡立ってしまったりと、さまざまな試行錯誤をして誕生したこだわりの1品だということがこの展示で伝わるとうれしい」と三上。まさに「dr365」の研究所のようで、ファンにはたまらない空間となっている。

心と肌もリフレッシュ!直感でカードを選ぶ「メッセージカルテ」

地下のメッセージカルテコーナーでは、今の自分の気持ちにビビッとくるカード1枚を選び、そのカードがもらえるというもの。私は年末の追い込みで取材が忙しいため、一息つきたいという思いから「深呼吸を、ひとつ」というカードをチョイスした。後ろを見ると、スキンケアアイテムのミニパウチが!さらにサンプルをめくってみると、「dr365」からのメッセージが書かれている。全6種類のメッセージカードがあり、サンプルは全て異なるそう。友人やパートナーと一緒に楽しんでみてはいかがだろうか。

来場者特典は美容液やクレンジングジェルのミニサイズ

会場では、ブランド誕生3周年を記念したアニバーサリーセット(1万2210円)やコンプリートセット(2万9150円)、トライアルセット(5940円)を販売するほか、新商品や限定商品などもそろえる。オンラインを主戦場としているため、商品ラインアップを一挙に見ることができる貴重な機会だ。

来場者特典や購入者特典も用意した。LINEのID連携をすれば“V.C. プレエッセンス N”のミニサイズ(8mL)が、さらにクイズに参加すると“V.C. リリースクレンジングジェル”のミニサイズ(15g)がもらえる。購入者特典は、ハズレなしのガチャガチャを実施できるほか、2万円以上の購入でオリジナルトートバッグを贈呈する。

■dr365 Anniversary Lab.
開催期間:12月10〜16日
営業時間:10:00〜20:00
場所:seeen
住所:東京都渋谷区神宮前4-13-12

ブランドプロデューサー三上大進の入店スケジュール
12月10日11:30〜13:00/18:00〜19:30
12月11日12:00〜14:00/18:00〜19:30
12月12日入店の予定なし
12月13日10:30〜12:00/18:00〜19:30
12月14日10:30〜12:30/17:30〜19:30
12月15日12:00〜14:00
12月16日10:30〜12:00/18:00〜19:30
※変更になる可能性もあり。最新の情報は公式インスタグラムで要確認。

特設サイト

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【2025年新春コスメ】「カネボウ」から“へび”をあしらった新春限定デザインのUV美容液が登場

カネボウ化粧品のプレステージブランド「カネボウ(KANEBO)」は12月20日、新年に向けた限定デザインパッケージの“カネボウ ヴェイル オブ デイ リミテッド エディション 2025” [SPF50・PA+++](60g、6600円)を発売する。

同アイテムは、みずみずしいテクスチャーで肌ストレスのないつけ心地が特徴の乾燥を防ぎながら紫外線から肌を守る継続補水UV美容液だ。化粧下地としても使用可能で、肌に艶と潤いを与え乾燥による化粧崩れを防ぐ。

2025年の干支“へび”を絆やつながりを表すシンボルとして表現

2025年の干支である“へび”を1本の糸に見立て、絆や繋がりを表すシンボルとしてデザイン。新年を象徴する赤に金色と虹色で“へび”をあしらいフェスティブな印象を感じさせるデザインパッケージに仕上げた。また、外箱は新しいスタートや可能性を象徴する扉をモチーフに希望に満ちた1年の始まりを表現した。

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【2025年新春コスメ】「カネボウ」から“へび”をあしらった新春限定デザインのUV美容液が登場

カネボウ化粧品のプレステージブランド「カネボウ(KANEBO)」は12月20日、新年に向けた限定デザインパッケージの“カネボウ ヴェイル オブ デイ リミテッド エディション 2025” [SPF50・PA+++](60g、6600円)を発売する。

同アイテムは、みずみずしいテクスチャーで肌ストレスのないつけ心地が特徴の乾燥を防ぎながら紫外線から肌を守る継続補水UV美容液だ。化粧下地としても使用可能で、肌に艶と潤いを与え乾燥による化粧崩れを防ぐ。

2025年の干支“へび”を絆やつながりを表すシンボルとして表現

2025年の干支である“へび”を1本の糸に見立て、絆や繋がりを表すシンボルとしてデザイン。新年を象徴する赤に金色と虹色で“へび”をあしらいフェスティブな印象を感じさせるデザインパッケージに仕上げた。また、外箱は新しいスタートや可能性を象徴する扉をモチーフに希望に満ちた1年の始まりを表現した。

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「アダム エ ロペ」×「アニエスベー」 人気コラボの25年春夏の第1弾アイテム発売

「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」は、「アニエスベー(AGNES B.)」とコラボレーションした2025年春夏の第一弾アイテムを25年1月2日に発売する。

今回は、24年春夏に販売し、即完売した「アダム エ ロペ」だけの別注スエットを、新色で制作。メンズは、品の良さを感じるネイビーとオートミールの2色を展開し、ウィメンズは、その2色に春らしさを感じるライトピンクを加えた3色で展開する。価格は各2万900円。

ドルマンスリーブの仕様やヒップにかかる程よい長さの着丈で、ラフなシルエットを表現。左胸に配した「アニエスベー」ロゴ刺しゅうされたワッペンは、さりげなく目を引くこだわりのディテール。

本アイテムは12月9日からジュンの公式オンラインショッピングストア「ジャドール ジュン オンライン」で予約受け付けを開始。25年1月2日に、「アダム エ ロペ」全店舗で販売を開始する。

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「アダム エ ロペ」×「アニエスベー」 人気コラボの25年春夏の第1弾アイテム発売

「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」は、「アニエスベー(AGNES B.)」とコラボレーションした2025年春夏の第一弾アイテムを25年1月2日に発売する。

今回は、24年春夏に販売し、即完売した「アダム エ ロペ」だけの別注スエットを、新色で制作。メンズは、品の良さを感じるネイビーとオートミールの2色を展開し、ウィメンズは、その2色に春らしさを感じるライトピンクを加えた3色で展開する。価格は各2万900円。

ドルマンスリーブの仕様やヒップにかかる程よい長さの着丈で、ラフなシルエットを表現。左胸に配した「アニエスベー」ロゴ刺しゅうされたワッペンは、さりげなく目を引くこだわりのディテール。

本アイテムは12月9日からジュンの公式オンラインショッピングストア「ジャドール ジュン オンライン」で予約受け付けを開始。25年1月2日に、「アダム エ ロペ」全店舗で販売を開始する。

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「バビロン LA」がブランド10周年に先立って東京・原宿に旗艦店オープン 

カリフォルニアのハードコアバンド、トラッシュ トーク(TRASH TALK)のメンバーギャレット・スティーブンソン(Garrett Stevenson )とリー・スピルマン(Lee Spielman)の2人が始動したスケートブランド「バビロン エルエー(BABYLON LA)」は12月14日、東京に旗艦店をオープンする。同ブランドにとって日本初出店となる。

同店舗は、2025年の「バビロン」ブランド設立 10周年、パンクバンド、トラッシュ トークの結成20周年のアニバーサリーに先立ってオープンする。同ブランドは、アニバーサリーを記念した特別プロジェクトやコラボレーション、イベントを用意する。同店舗のオープンはアニバーサリーにとって重要な役割を果たし、 アクティベーションの最前線となる予定だという。

2025年のブランド設立10周年、バンド結成20周年

オープンについてギャレットは「東京は、僕らにとって常に第2の故郷のように感じている。16年前、僕らのバンド、トラッシュ トークで音楽を演奏するために初めて東京に来た。原宿にフラッグシップストアをオープンすることは、そのつながりに敬意を表する完璧な方法だと感じている」とコメントした。

一方、リーは「私たちは2025年に向けて多くのことを計画しており、東京はそのすべての中心になる予定。 東京は常に私たちにインスピレーションを与えてくれる都市であり、私たちを当初から支えてくれたコミュニティーに恩返しができることに興奮している。バビロン トウキョウは、これらのプロジェクトの原動力となり、この街に新しいエネルギーをもたらし、私たちがブランドとしてできることの 限界を押し広げるでしょう」と述べている。

店舗概要

◾️バビロン トウキョウ
住所:東京都渋谷区神宮前4-28-7
営業時間:11:00〜19:00
定休日:なし

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「ユイマ ナカザト」が六本木ヒルズで展覧会を開催 クチュールの世界を体験

ブランド設立15周年を迎えた「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」は2025年2月3〜16日、六本木ヒルズ森タワーで“YUIMA NAKAZATO展―砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか―”を開催する。

同展覧会は、中里唯馬=クリエイティブディレクターが衣装を手掛けたオペラ“イドメネオ”と派生コレクションの“UTAKATA”、“UNVEIL”を紹介するパート、2025年春夏コレクション“FADE―砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか―”の世界観をメインに据えた2つのパートで構成する。

中里は、“FADE”コレクションに至るキャリアの中で“人間の美しくあろうとする尊厳”に触れ、機能性が偏重される現代にありながら“装飾性の価値を改めて追求する”意を新たにしたという。同イベントは、中里が抱える課題を共有し、「ユイマ ナカザト」のクチュールの物語を体験することを目的としている。

中里唯馬は1985年生まれ。2008年にベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーファッション科を卒業。16年7月にはパリ・オートクチュール・ファッション・ウイーク公式ゲストデザイナーの1人に選ばれ、現在に至るまで日本人として唯一、パリ・オートクチュール・ファッション・ウイークでコレクションを発表し続けている。近年では、単独回顧展 ”BEYOND COUTURE” がフランスの公立美術館であるカレー・レース・ファッション美術館で開催。アメリカのボストン・バレエ団やスイスのジュネーブ国立劇場等で行われるオペラやバレエ等、舞台芸術の衣装デザインを行う。また自らが発起人となり、未来を担う次世代のクリエイターのためのファッション・アワード “ファッション フロンティア プログラム(FASHION FRONTIER PROGRAM)を創設。

イベント概要

◾️YUIMA NAKAZATO展―砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか―

日程:2025年2月3〜16日
時間:10:00〜20:00(最終入館 19:30)
場所:東京シティビュー (六本木ヒルズ森タワー52階)
住所:東京都港区六本木6-10-1

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Z世代に流行ったものは? 「Z総研 2024年下半期トレンドランキング」発表

Z世代(1995年以降生まれの若年層)を対象としたシンクタンク組織「Z総研」は、自社メディア「Nom de plume(ノンデプルーム)」の読者で、Z総研独自のリアルZ世代コミュニティー所属のメンバーへ2024年下半期のトレンドの調査を実施し、「Z総研 2024年下半期トレンドランキング」を発表した。

調査期間は11月1〜10日で、調査は「Nom de plume」LINE@会員を対象に、インターネットで実施。有効回答数は477人(中学生96人、高校生189人、18〜22歳143人、23〜25歳31人、26〜28歳18人)で複数回答式。

「Z総研 2024年下半期トレンドランキング」は「言葉」「食べもの・飲みもの」「コスメ・美容グッズ」「コト・モノ」「YouTubeチャンネル」「TikToker」「俳優」「アイドル」「アーティスト」「曲」の10部門で発表する。

また、「Nom de plume」のZ世代フォロワー約12万人に聞き、編集部がセレクトした「2025年上半期ネクストトレンド予想」も同時に発表した。

各部門の結果は以下の通り。

流行った「俳優」

1位:「橋本環奈」
2位:「出口夏希」
3位:「高橋文哉」

流行った「アイドル」

1位:「FRUITS ZIPPER」
2位:「CUTIE STREET」
3位:「ME:I」

流行った「アーティスト」

1位:「Mrs. GREEN APPLE」
2位:「back number」
3位:「コレサワ」

流行った「食べもの・飲みもの」

1位:「アサイーボウル」
2位:「グリークヨーグルト」
3位:麻辣湯」

流行った「言葉」

1位:「うますぎやろがい」
2位:「風呂キャンセル界隈」
3位:「さつまいもタイム」

流行った「コト・モノ」

1位:「seju顔」
2位:「地面師」
3位:「BeReal.」

流行った「コスメ・・美容グッズ」

1位:「リファ ハートコームアイラ / リファ」
2位:「フィー3Dボリューミンググロス / フィー」
3位:「リップフォンデュ / ロート製薬」

流行った「曲」

1位:「かわいいだけじゃだめですか? / CUTIE STREET」
2位:「元彼女のみなさまへ / コレサワ」
3位:「ライラック / Mrs. GREEN APPLE」

流行った「YouTubeチャンネル」

1位:「みなみチャンネル」
2位:「むくえなちっく。」
3位:「コノリリ」

流行った「TikToker」

1位:桜
2位:米澤りあ」
3位:MINAMI

Z世代12万人に聞いた2025年上半期ネクストトレンド予想

ファッション・メイク:「Y3K」
ファッション:「ノームコア」
メイク:「ダーリッチ顔」
インフルエンサー:「アレン様」
食べもの:「ヨアジョン」
食べもの:「チャンククッキー」

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YKKファスニングアワード、グランプリは大阪文化の岩野蓮祐さんと文化服装学院のラ・ショウカさん

YKKはこのほど、学生を対象としたファッションデザインコンテスト「YKKファスニングアワード 2023」の受賞者を発表した。アパレル部門のグランプリは大阪文化服装学院の岩野蓮祐(いわの・れんゆう)さん、ファッショングッズ部門は文化服装学院のラ・ショウカ(Lo Hsiang Hua)さんが受賞した。ファッション部門、グッズ部門、いずれも2年連続で大阪文化服装学院と文化服装の学生がグランプリを獲得した。グランプリ受賞者には賞金100万円、優秀賞には20万円、特別賞には10万円などが贈られる。

「YKKファスニングアワード」は学生向けのコンテストとしては日本最大級のコンテストで、今年で23回目。今回は全国66校から9518点(アパレル7815点、グッズ部門1703点)の応募があった。YKKファスニングアワードの歴代受賞者には「フミト ガンリュウ(FUMITO GANRYU)」の丸龍文人(第3回優秀賞)デザイナーらがいる。

審査員はアーティストの舘鼻則孝、「ソマルタ」の廣川玉枝、デザイナー/モデリストの坂口英明、デザイナーの藤田恭一、アーバンリサーチの村手謙介「バイヤーズセレクト」ブランドマネージャー、村上要「WWDJAPAN」編集長、大谷裕明YKK社長が務めた。

全受賞者は以下の通り。

■第24回「YKKファスニングアワード」受賞者

アパレル部門
グランプリ:岩野蓮祐(いわの・れんゆう、大阪文化服装学院)
優秀賞:Yoon Myat Su Lin(ヨン・ミャッスリン、エスモード東京校)
審査員特別賞:白草於登巴(しらくさ・おとわ、大阪文化服装学院)
審査員特別賞:田中愛友(たなか・あゆ、名古屋ファッション専門学校)
YKK特別賞:呉耀祖(ゴ・ヨウソ、文化ファッション大学院大学)

ファッショングッズ部門
グランプリ:Lo Hsiang Hua(ラ・ショウカ、文化服装学院)
優秀賞:寺尾佳樹(てらお・よしき、大阪モード学園)
審査員特別賞:齋藤瑛莉花(さいとう・えりか、国際トータルファッション専門学校)
YKK特別賞:村上諒天(むらかみ・りょうま、エスモード東京校)

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「コム デ ギャルソン・パルファム」が30周年 CEOが振り返る“アンチ・フレグランス”の歩み  

 

 
「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のフレグランスレーベルである「コム デ ギャルソン・パルファム(COMME DES GARCONS PARFUMS以下、CDGP)」はこのほど30周年を迎え、これを記念した新フレグランス“オデュー 10”(200mL、3万8000円)を東京・青山の旗艦店で発売した。フレグランス事業を統括するエイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe)=コム デ ギャルソン インターナショナル最高経営責任者(CEO)兼ドーバー ストリート マーケットCEOが過去30年を振り返り、米「WWD」の独占インタビューに答えた。

 
 新商品の“オデュー 10” は黒のラッカー仕上げの長方形のボトルに入ったオードトワレで、“オデュー 53”“オデュー 71”“オデュー デュ テアトル デュ シャトレ”に続く“オデュー”シリーズの第4弾となる。新フレグランスの登場は前回発売した“ゼロ”以来2年ぶりで、ジョフィCEOは同商品について、「他の商品と同様、アンチ・フレグランスをコンセプトに掲げ、強くて美しいフレグランスを作ろうと考えた」と述べた。またクリスチャン・アストゥグヴィエイユ(Christian Astuguevieille)=コム デ ギャルソン・パルファム クリエイティブ・ディレクターは同商品の香りのベースになっている“過酸化水素”を、「優しく包まれた分子のまゆとして扱うことからスタートした」と振り返る。
 

ブランド初のフレグランス誕生

 
同社は1994年に初のフレグランス“コム デ ギャルソン オードパルファム”(現在は“オリジナル”の愛称で親しまれている)を発売した。ジョフィCEOは、妻である川久保玲クリエイティブ・ディレクターとの最初の香水を発売するに至るまでのやりとりを回想した。「僕は香水を作りたかったが、玲は『香水は作らない』と首を縦に振らなかった。それでも『これはブランドが拡大するための別の手段に過ぎない。ブランドの世界観を表現するための新たなベクトルになり得る』と説得した。それで彼女は『わかった。それはいいことね』と言ったんだ」。革新的でまだこの世にはない香水を生み出すことを約束したという。

 
川久保クリエイティブ・ディレクターは、香水のコンセプト以外のボトルやパッケージ、プレスリリース、ローンチ時のインスタレーションなどほとんどのデザインを手掛けている。小石(ペブル)に似た真空パックのような非対称のボトルデザインが印象的な“オリジナル”の発売時には、ビタミン点滴のような袋を使用した香水のインスタレーションと、後にキャッチフレーズとなった「薬のように効き、麻薬のように作用する香水」を記したプレスリリースをデザインした。独特のスパイシーでユニセックスな香りに加え、インダストリアルなデザインは当時にしては珍しい、センセーショナルなデビューとなった。ジョフィCEOによれば、「彼女は最初のフレグランスを一番気に入っている」という。そして「香水の80%は発売と同時に売れなくなるものだが、“オリジナル”は今でも売れていることを誇りに思っている」と付け加える。
 

 

 
このペブルボトルはその後12種以上の香りを生み出しており、同社のフレグランス事業の最初の柱となった。また、90年代後半からは5つの香りを同時にシリーズとして発売し、ショウブ、リリー、ティー、ミント、シソをラインアップした第1弾“リーブス”、カーネーション、ハリッサ、パリサンダー、ローズ、セコイアを含む第2弾“レッド”などが登場。特にアヴィニョン、ジャイサルメール、京都、ワルザザート、ザゴルスクで構成した第3弾“インセンス”はジョフィCEOのお気に入りで、「ロシアのザゴルスクの教会でお香を体験したときに、その素晴らしい香りからあらゆる宗教の世界を旅するアイデアを思いついた」と回顧する。
 

23年にライセンス契約終了

 
同社はスペイン発のラグジュアリーファッション・ビューティ企業であるプーチ(PUIG)と部分的ライセンス契約を結んでいたが、2023年12月に終了している。ライセンス契約は98年に“コム デ ギャルソン2”が発売された後、プーチが「CDGP」に打診したことが発端となったという。ジョフィCEOはフレグランス事業をプーチと2分割することを決め、オードパルファムを中心にペブルボトル商品の製造とフレグランス店・百貨店への流通に限定したライセンス契約を同社と結んでいた。
 

小売拡大やコラボにも注力

 
「CDGP」はこれまで復刻版や特別版も含め、93種類の香水と119SKUを生産してきた。中でも “プレイブラック” “ドーバー ストリート マーケット”“マルセイユ”“ガンジャ”などは“ワールド オブ コム デ ギャルソン”におけるフレグランスの柱に含まれ、他よりも商業的な香りになっているという。特に“ガンジャ”はパリのドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET以下、DSM)の中で最も人気があった香りだ。ジョフィCEOは数字を明らかにしなかったが、業界筋によれば、「CDGP」の年間売上高は1300万ユーロ(約20億9300万円)程度。また“オデュー 10”の売り上げは最初の12カ月で約80万ユーロ(約1億2800万円)に達すると予想されている。
 
19年にはパリにセレクトショップのドーバー ストリート・パルファム マーケット(DOVER STREET PARFUMS MARKET以下、DSPM)をオープンしたが、「CDGP」の香水が売り上げ1位を占めたという。好調なフレグランス事業では「さらなる小売の拡大を目指しており、できればDSPMも増やしていきたい」とジョフィCEO。
 
またさまざまなジャンルのアーティストやブランドとのコラボレーションもフレグランス事業に欠かせない柱となっている。これは、川久保クリエイティブ・ディレクターが一切デザインに携わらない唯一のもので、パッケージには「Produced by Comme des Garcons」と記載されている。これまでコラボ相手にはスティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)やアルテック・スタンダード(Artek Standard)、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、カウズ(KAWS)、グレース・コディントン(Grace Coddington)、ステューシー(Stussy)、サーペンタイン・ギャラリーズ(Serpentine Galleries)などが名を連ねており、来年には作曲家兼ピアニストのマックス・リヒター(Max Richter)とコラボレートした香水の発売も予定するという。
 

ますます盛り上がる30周年記念イヤー

 
 “オデュー 10”の発売は30周年を祝う幕開けだ。東京の旗艦店に続き、12月5日にはパリのDSPMで発表され、また1月9日にはパリのフォーブール サントノレとニューヨークの「コム デ ギャルソン」で発売イベントを開催し、DSMではアーティストの東恩納裕一によるインスタレーションを披露する。さらに30周年を記念した作家ディーノ・シモネット(Dino Simonett)によるコーヒーテーブルブック「コム デ ギャルソン・パルファム 1994-2025」の出版や、ペブルボトルの新フレグランス“ディープ ベチバー”の発売も控える。
 
主要市場は米国、イタリア、フランス、イギリス、日本で、「CDGP」のフレグランスは現在約350店舗、25~30カ国で販売されている。ジョフィCEOは現在の心境について、「第2の人生のような気分だ。とてもわくわくしている」と述べ、今後コミュニケーションと流通、アジアでのさらなる展開に焦点を当て、フレグランス事業に注力していくことを明かした。「今後30年間のうちに何が起こるかはわからない。近いうちに新しい柱が登場するかもしれないし、それは化粧品かもしれない」と話した。
 

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「コム デ ギャルソン・パルファム」が30周年 CEOが振り返る“アンチ・フレグランス”の歩み  

 

 
「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のフレグランスレーベルである「コム デ ギャルソン・パルファム(COMME DES GARCONS PARFUMS以下、CDGP)」はこのほど30周年を迎え、これを記念した新フレグランス“オデュー 10”(200mL、3万8000円)を東京・青山の旗艦店で発売した。フレグランス事業を統括するエイドリアン・ジョフィ(Adrian Joffe)=コム デ ギャルソン インターナショナル最高経営責任者(CEO)兼ドーバー ストリート マーケットCEOが過去30年を振り返り、米「WWD」の独占インタビューに答えた。

 
 新商品の“オデュー 10” は黒のラッカー仕上げの長方形のボトルに入ったオードトワレで、“オデュー 53”“オデュー 71”“オデュー デュ テアトル デュ シャトレ”に続く“オデュー”シリーズの第4弾となる。新フレグランスの登場は前回発売した“ゼロ”以来2年ぶりで、ジョフィCEOは同商品について、「他の商品と同様、アンチ・フレグランスをコンセプトに掲げ、強くて美しいフレグランスを作ろうと考えた」と述べた。またクリスチャン・アストゥグヴィエイユ(Christian Astuguevieille)=コム デ ギャルソン・パルファム クリエイティブ・ディレクターは同商品の香りのベースになっている“過酸化水素”を、「優しく包まれた分子のまゆとして扱うことからスタートした」と振り返る。
 

ブランド初のフレグランス誕生

 
同社は1994年に初のフレグランス“コム デ ギャルソン オードパルファム”(現在は“オリジナル”の愛称で親しまれている)を発売した。ジョフィCEOは、妻である川久保玲クリエイティブ・ディレクターとの最初の香水を発売するに至るまでのやりとりを回想した。「僕は香水を作りたかったが、玲は『香水は作らない』と首を縦に振らなかった。それでも『これはブランドが拡大するための別の手段に過ぎない。ブランドの世界観を表現するための新たなベクトルになり得る』と説得した。それで彼女は『わかった。それはいいことね』と言ったんだ」。革新的でまだこの世にはない香水を生み出すことを約束したという。

 
川久保クリエイティブ・ディレクターは、香水のコンセプト以外のボトルやパッケージ、プレスリリース、ローンチ時のインスタレーションなどほとんどのデザインを手掛けている。小石(ペブル)に似た真空パックのような非対称のボトルデザインが印象的な“オリジナル”の発売時には、ビタミン点滴のような袋を使用した香水のインスタレーションと、後にキャッチフレーズとなった「薬のように効き、麻薬のように作用する香水」を記したプレスリリースをデザインした。独特のスパイシーでユニセックスな香りに加え、インダストリアルなデザインは当時にしては珍しい、センセーショナルなデビューとなった。ジョフィCEOによれば、「彼女は最初のフレグランスを一番気に入っている」という。そして「香水の80%は発売と同時に売れなくなるものだが、“オリジナル”は今でも売れていることを誇りに思っている」と付け加える。
 

 

 
このペブルボトルはその後12種以上の香りを生み出しており、同社のフレグランス事業の最初の柱となった。また、90年代後半からは5つの香りを同時にシリーズとして発売し、ショウブ、リリー、ティー、ミント、シソをラインアップした第1弾“リーブス”、カーネーション、ハリッサ、パリサンダー、ローズ、セコイアを含む第2弾“レッド”などが登場。特にアヴィニョン、ジャイサルメール、京都、ワルザザート、ザゴルスクで構成した第3弾“インセンス”はジョフィCEOのお気に入りで、「ロシアのザゴルスクの教会でお香を体験したときに、その素晴らしい香りからあらゆる宗教の世界を旅するアイデアを思いついた」と回顧する。
 

23年にライセンス契約終了

 
同社はスペイン発のラグジュアリーファッション・ビューティ企業であるプーチ(PUIG)と部分的ライセンス契約を結んでいたが、2023年12月に終了している。ライセンス契約は98年に“コム デ ギャルソン2”が発売された後、プーチが「CDGP」に打診したことが発端となったという。ジョフィCEOはフレグランス事業をプーチと2分割することを決め、オードパルファムを中心にペブルボトル商品の製造とフレグランス店・百貨店への流通に限定したライセンス契約を同社と結んでいた。
 

小売拡大やコラボにも注力

 
「CDGP」はこれまで復刻版や特別版も含め、93種類の香水と119SKUを生産してきた。中でも “プレイブラック” “ドーバー ストリート マーケット”“マルセイユ”“ガンジャ”などは“ワールド オブ コム デ ギャルソン”におけるフレグランスの柱に含まれ、他よりも商業的な香りになっているという。特に“ガンジャ”はパリのドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET以下、DSM)の中で最も人気があった香りだ。ジョフィCEOは数字を明らかにしなかったが、業界筋によれば、「CDGP」の年間売上高は1300万ユーロ(約20億9300万円)程度。また“オデュー 10”の売り上げは最初の12カ月で約80万ユーロ(約1億2800万円)に達すると予想されている。
 
19年にはパリにセレクトショップのドーバー ストリート・パルファム マーケット(DOVER STREET PARFUMS MARKET以下、DSPM)をオープンしたが、「CDGP」の香水が売り上げ1位を占めたという。好調なフレグランス事業では「さらなる小売の拡大を目指しており、できればDSPMも増やしていきたい」とジョフィCEO。
 
またさまざまなジャンルのアーティストやブランドとのコラボレーションもフレグランス事業に欠かせない柱となっている。これは、川久保クリエイティブ・ディレクターが一切デザインに携わらない唯一のもので、パッケージには「Produced by Comme des Garcons」と記載されている。これまでコラボ相手にはスティーブン・ジョーンズ(Stephen Jones)やアルテック・スタンダード(Artek Standard)、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)、カウズ(KAWS)、グレース・コディントン(Grace Coddington)、ステューシー(Stussy)、サーペンタイン・ギャラリーズ(Serpentine Galleries)などが名を連ねており、来年には作曲家兼ピアニストのマックス・リヒター(Max Richter)とコラボレートした香水の発売も予定するという。
 

ますます盛り上がる30周年記念イヤー

 
 “オデュー 10”の発売は30周年を祝う幕開けだ。東京の旗艦店に続き、12月5日にはパリのDSPMで発表され、また1月9日にはパリのフォーブール サントノレとニューヨークの「コム デ ギャルソン」で発売イベントを開催し、DSMではアーティストの東恩納裕一によるインスタレーションを披露する。さらに30周年を記念した作家ディーノ・シモネット(Dino Simonett)によるコーヒーテーブルブック「コム デ ギャルソン・パルファム 1994-2025」の出版や、ペブルボトルの新フレグランス“ディープ ベチバー”の発売も控える。
 
主要市場は米国、イタリア、フランス、イギリス、日本で、「CDGP」のフレグランスは現在約350店舗、25~30カ国で販売されている。ジョフィCEOは現在の心境について、「第2の人生のような気分だ。とてもわくわくしている」と述べ、今後コミュニケーションと流通、アジアでのさらなる展開に焦点を当て、フレグランス事業に注力していくことを明かした。「今後30年間のうちに何が起こるかはわからない。近いうちに新しい柱が登場するかもしれないし、それは化粧品かもしれない」と話した。
 

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「ディオール」が銀座にカフェをオープン ファンにはたまらない世界観と最上級の味わい

「ディオール(DIOR)」は12月11日、ギンザ シックス(GINZA SIX)内の旗艦店ハウス オブ ディオール ギンザに「カフェ ディオール バイ アンヌ=ソフィー・ピック」をオープンする。世界で最もミシュランの星を獲得したフランス人女性シェフ、アンヌ=ソフィー・ピック(Anne-Sophie Pic)とタッグを組み、ブランドのレガシーとフランスの美食文化を融合させた空間とメニューを提供する。

レオパードや千鳥格子など
ブランドのアーカイブを取り入れた空間

ハウス オブ ディオール ギンザ4階の同店は、関西国際空港に続く世界2号店。関空の店舗は利用者が限られることから、誰でも気軽に訪れられるよう市中に店舗を構えるに至った。

広々とした店内は白を基調としたエレガントなムード。そこに、ブランドのアーカイブビジュアルをコラージュした壁面や「ディオール」の永遠のミューズであるミッツァ・ブリカール(Mitzah Bricard)と繋がりの深いレオパートやおなじみの千鳥格子など、ブランドのレガシーをインテリアに取り入れて唯一無二の空間を作り上げている。

細部にまでブランドのコードを盛り込む料理の数々

創業者のクリスチャン・ディオール(Christian・Dior)は美食家としても知られ、1972年にはルネ・グリュオー(Rene Gruau)のスケッチをちりばめた書籍「手縫いの料理(La Cuisine Cousu-Main)」を上梓している。タッグを組んだピックはそんなブランドの歴史とフランスの偉大なシェフであった祖父のアンドレ・ピック(Andre Pic)が遺した伝説の料理とエスプリを融合させたメニューを作り上げた。

アミューズ、パン、スープ、デザート、ドリンクなど、提供するすべてのメニューには、象徴的なカナージュやクチュールのリボン、レオパードなどといったブランドのアイコンを盛り込みつつ、ピックによる食材の組み合わせ、味付け、装飾によりアートのような料理へと昇華させている。

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【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」“カプシーヌ”コレクションから新作ウオレットが登場

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”と大安の2つが重なる開運日の12月25日と、1.“一粒万倍日”、2.天の恩恵で全ての人が福を受ける“天恩日”、3.すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、4. 十干と十二支を組み合わせた六十干支の最初の日であり、物事を始めるのに良い“甲子の日”の4つが重なる最強開運日の26日に向けて、アイコニックな“カプシーヌ”コレクションから新作ウオレットを発売した。

新たに登場した“ウォレット オン チェーン・カプシーヌ”(51万3700円)は、取り外し可能なチェーン&レザーストラップとLVイニシャルが特徴で、手持ちやショルダーバッグ、クロスボディーバッグとしても使用できる。“ポルトフォイユ・カプシーヌ タイニー”(ノワール/フリント グレイ/エムロード、各13万7500円)は、トリヨンレザーにシグネチャーのLVロゴが入ったシックなウオレットだ。

アイテム概要

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キャサリン妃が「アレキサンダー・マックイーン」でホリデールックを披露 クリスマスキャロルを主催

ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は12月6日(現地時間)、ロンドンのウエストミンスター寺院で行われた毎年恒例のキャロルサービス、“Together at Chritmas”を主催し、華やかなホリデーの装いを披露した。

お気に入りのブランドを着用

 

キャサリン妃は、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」の鮮やかな赤のダブルブレストコートを身にまとった。同妃は、襟元の大きなブラックのリボンと同色のボタンが特徴的なコートに「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」のチェック柄スカート、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」のスエードブーツを合わせ、アクセサリーには、「ハルシオンデイズ(HALCYON DAYS)」のブレスレット、「マルベリー(MULBERRY)」のパールドロップイヤリングでコーディネートした。

キャサリン妃と「アレキサンダー・マックイーン」

キャサリン妃と「アレキサンダー・マックイーン」の関係は10年以上前から続いており、2011年4月に行われたウィリアム王子との結婚式では、サラ・バートン(Sarah Burton)「アレキサンダー・マックイーン」=前クリエイティブディレクターのデザインによるウエディングドレスを着用していた。

最近では12月3日(現地時間)、夫のウィリアム王子とともにカタールのタミーム・ビン・ハマド・アル・タニ首長とシェイカ・ジャワヘル夫人をロンドンに迎え公式訪問に応じた際に、「アレキサンダー・マックイーン」のオーダーメードで仕立てたバーガンディーのロングコートを着用。また、10月10日(現地時間)、癌の化学療法を終えたことを公表してから初めて公の場に登場し、同王子とともにサウスポート・コミュニティーセンターを訪れた際にも、同ブランドのチョコレート色のダブルブレストコートを身につけていた。

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キャサリン妃が「アレキサンダー・マックイーン」でホリデールックを披露 クリスマスキャロルを主催

ケイト・ミドルトン=キャサリン皇太子妃(Kate Middleton, Catherine Princess of Wales、以下キャサリン妃)は12月6日(現地時間)、ロンドンのウエストミンスター寺院で行われた毎年恒例のキャロルサービス、“Together at Chritmas”を主催し、華やかなホリデーの装いを披露した。

お気に入りのブランドを着用

 

キャサリン妃は、「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」の鮮やかな赤のダブルブレストコートを身にまとった。同妃は、襟元の大きなブラックのリボンと同色のボタンが特徴的なコートに「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」のチェック柄スカート、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」のスエードブーツを合わせ、アクセサリーには、「ハルシオンデイズ(HALCYON DAYS)」のブレスレット、「マルベリー(MULBERRY)」のパールドロップイヤリングでコーディネートした。

キャサリン妃と「アレキサンダー・マックイーン」

キャサリン妃と「アレキサンダー・マックイーン」の関係は10年以上前から続いており、2011年4月に行われたウィリアム王子との結婚式では、サラ・バートン(Sarah Burton)「アレキサンダー・マックイーン」=前クリエイティブディレクターのデザインによるウエディングドレスを着用していた。

最近では12月3日(現地時間)、夫のウィリアム王子とともにカタールのタミーム・ビン・ハマド・アル・タニ首長とシェイカ・ジャワヘル夫人をロンドンに迎え公式訪問に応じた際に、「アレキサンダー・マックイーン」のオーダーメードで仕立てたバーガンディーのロングコートを着用。また、10月10日(現地時間)、癌の化学療法を終えたことを公表してから初めて公の場に登場し、同王子とともにサウスポート・コミュニティーセンターを訪れた際にも、同ブランドのチョコレート色のダブルブレストコートを身につけていた。

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「オフ-ホワイト」と女性プロゴルファーのパリス・ヒリンスキーがコラボ 故ヴァージルとの約束が数年越しに実現

「オフ-ホワイト(OFF-WHITE )」は、女性プロゴルファーのパリス・ヒリンスキー(Paris Hilinski)とコラボレーションしたゴルフコレクション“オール イン ワン(ALL IN ONE)”を発表した。現在、「オフ-ホワイト」の公式オンラインストアにて先行販売中で、12月11日からは伊勢丹新宿店内にあるウィメンズコンセプトショップでも取り扱う。

今回のコラボは、パリス・ヒリンスキーが10代の頃、「オフ-ホワイト」のデザインを再解釈したカスタムゴルフアイテムを自ら作っていたことを故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)がSNSで発見し、オリジナルのグラフィックを提供。さらに、生前のヴァージルに将来のコラボを約束され、このたび数年越しに実現した。

“オール イン ワン”は、パリスが人生で初めて挑んだゴルフコースに着想し、ポロシャツやスニーカー、キャップ、レザーグローブ、ゴルフボールなど、アパレルからアクセサリー、小物までを豊富にラインアップ。どれもホワイトとブラックを基調に、「オフ-ホワイト」のシンボルであるアローロゴなどを採用している。価格は3万4100〜26万4000円だ。

ヒリンスキーは「ヴァージルは私の夢に対して真摯に信じてくれ、まだ切り開かれていない道を進み続けるためのサポートをしてくれた。彼は、より良い世界を作るために最善を尽くしている全ての若者たちに光を当ててくれた」とコメントしている。

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TREASUREが「メイベリン ニューヨーク」の新ビジュアルに登場 プレゼントキャンペーンも

「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」は、“SPステイ ルミマット リキッド ファンデーション(以下、ルミマット)”(全6色、各2720円※編集部調べ)のアンバサダーを務めるボーイズグループ TREASURE(トレジャー)のヨシ(Yoshi)、ジュンギュ(Junkyu)、アサヒ(Asahi)、ハルト(Haruto)のホリデーバージョンの新ビジュアルを公開した。スペシャルディスプレーは、全国のドラッグストア、バラエティーショップで展開する。また、“ルミマット”全色が入ったギフトボックスを抽選で4人にプレゼントするキャンペーンも実施する。

同キャンペーンでは初めてTREASUREをメインビジュアルに起用したディスプレーを用意し、メンバーはそれぞれホリデームード溢れる衣装を身につけた。

プレゼントキャンペーンのギフトボックスは、“ルミマット”全6色に加え、限定ビジュアルのリーフレットをセット。詳細は同ブランドの公式Xアカウントで告知予定だ。

潤いを保つ“超うす膜”ファンデ

“ルミマット”は、ナイアシンアミドを含む6種の保湿成分を配合したフェンデーションで、薄い膜で潤いを逃さず肌に密着する。また、軽いつけ心地ながら、時間が経っても崩れにくい。カラーは、ピンク系からイエロー系まで全6色をそろえる。

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「レイ ビームス」が誕生40周年を記念した書籍を出版 スナップ誌「フルーツ」と協業

ビームスのウィメンズレーベル「レイ ビームス(RAY BEAMS)」は12月16日、同レーベルの設立40周年を記念し、雑誌「フルーツ(FRUiTS)」と協業して制作した書籍“フルーツ×レイ ビームス スペシャルブック(FRUiTS×Ray BEAMS Special Book)”を発売する。13日にビームス ウィメン 原宿で先行発売し、16日から全国の「レイ ビームス」展開店舗および、公式オンラインストアでも扱う。価格は990円。

ストリートスナップの聖地、原宿を中心に総勢104名を撮影

同書籍は、「フルーツ」の創刊者、青木正一の協力のもと原宿や関西でスナップ撮影を実施。同ブランドのスタッフや関わりのあるモデル、スタイリスト、インフルエンサーなど総勢104人のスナップと10人のインタビューを収録する。表紙はインフルエンサー・モデルとして活動する須田アンナとYURINOによるユニット「AN&YURI」とモデルでDJの水原佑果の2パターンを用意する。

また、12月13日には同書籍の発売を記念して、アニバーサリーパーティーをビームス ウィメン 原宿で開催する。アーティストの酒井いぶきがデザインした台紙でプリントできる証明写真機を設置するほか、DJデュオのlucichiやアーティストのSUNNY ONLY 1、A-FOXがDJプレイで会場を盛り上げる。また、書籍購入者には、好きな文字をカスタムペイントできるオリジナルのクリアバッグをノベルティーとしてプレゼントする。

イベント詳細

◼️レイ ビームス 40th Anniv. Party vol.3

日程:12月13日
時間:18:00〜21:00
場所:ビームス ウィメン 原宿
住所:東京都神宮前3-25-15 神宮前テラス 地下1階
入場:無料

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「レスポートサック」が「ピーナッツ」とコラボ トートやポーチ、スヌーピーをかたどったバッグも

「レスポートサック(LESPORTSAC)」は12月11日、「ピーナッツ(PEANUTS)」とのコラボコレクションを発売する。レスポートサック各店舗、公式オンラインストア、ほか一部オンラインストアで取り扱う。

今回のコラボは、「レスポートサック」50周年と「ピーナッツ」75周年を記念したコレクションをラインアップ。チャーリーブラウンと仲間たちのシルエットを描き、フラップやポケットなどパーツごとに違う色を組み合わせたカラフルなデザインのミニバックパック(3万8500円)や鼻と頭の部分にファスナーポケットがついており、しっかり荷物の収納もできるスヌーピーの顔をかたどったバックパック(3万7400円)を販売する。

他にも散歩しているスヌーピーと、スヌーピーと仲間たちが集合している2パターンのデザインをリバーシブルで楽しめるビッグサイズトート(2万5300円)や3つの異なるサイズがセットになったポーチ(1万3200円)、バッグにつけてアレンジができるチャームポーチ(8250円)も用意。ほか、さまざまなスポーツに挑戦するスヌーピーを描いたミニトート(1万6500円)とバックパック(2万7500円)、スヌーピーやチャーリーブラウン、ルーシーなどたくさんの仲間たちをあしらった賑やかなデザインのキャリートート(1万7600円)やボディーバッグ(1万4300円)をラインアップする。

アイテム一覧

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【2025年バレンタイン】「ピエール・エルメ・パリ」は“ショコラ中毒者”に贈る ジュエリーのようなショコラやハート形のケーキなど

「ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERME PARIS)」は2025年1月17日〜2月14日、バレンタインコレクション“ショコラ アディクト(ショコラ中毒)”(全18品、1836円〜1万1664円)を限定発売する。青山旗艦店と他直営店、公式EC、各百貨店の催事場で取り扱う。光り輝くジュエリーのようなショコラからハート形のケーキまで、ユーモアと独創性溢れるスイーツをラインアップする。パッケージデザインは、フランスのイラストレーターであるソレダッド・ブラヴィ(Soledad Bravi)が手掛けた。

ショコラ

ショコラからは、3つの新作が登場する。“アンフィニマン ジャスマン”は、ジャスミン風味ガナッシュをダークチョコレートでコーディングした。“ショコラ オ アンフィニマン ジャスマン”は、ジャスミン風味のマジパンでマカロンの食感を再現。“アルガエ”はベリーズ産ショコラを際立たせる海苔と、アクセントのユズを加えた。新作をはじめとするショコラを詰め込んだ“アソリュティマン ド ショコラ”は5個入り(2700円)、8個入り(3888円)、14個入り(6804円)、24個入り(1万1664円)をそろえる。

パティスリー

ハートをモチーフにしたケーキは3種、直営店限定で販売する。“オリジーヌ マダガスカル クール メレ”(4536円)は、アーモンド入りビスキュイやカカオ片入りプラリネフィユテの食感が楽しい濃厚なチョコレートケーキ。“タルト クール アンフィニマン ノワ ド ペカン”(4320円)は、ピーカンナッツのヌガティーヌや黒糖入りピーカンナッツ風味クリーム、ピーカンナッツ風味シャンティクリームで構成した、ピーカンナッツ尽くしの一品だ。真っ赤なハートが印象的な“クール ルージュ”(3996円)は、レモン風味ビスキュイやフリュイルージュのコンポート、ハイビスカス風味バニラクリームで華やかに仕上げた。

マカロン

マカロンの新作は、ガナッシュショコラとピーカンナッツのプラリネを合わせた“ショコラ エ プラリネ ノワ ド ペカン”と、パッションフルーツ風味ガナッシュショコラオレを挟んだ“モガドール”の2種。マカロンの詰め合わせは3個入り(1998円)、6個入り(3240円)、10個入り(4428円)、15個入り(6426円)をそろえる。

その他

そのほか、バラの香りとライチの風味が溶け合い、フランボワーズの風味がアクセントとなる生チョコレート“ガナッシュ イスパハン”(2700円※渋谷ヒカリエ シンクス限定)や、クリームチーズとマスカルポーネチーズをふんだんに使用し、ビターチョコレートの力強いテーストですっきりとまとめた“チーズケーキ バスク オ ショコラ”(3240円※ジェイアール名古屋タカシマヤ限定)など特定の店舗限定の商品もラインアップする。

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「セルヴォーク」から復刻カラーのアイシャドウパレット2種が登場 人気カラーを集めたリップパレットも

「セルヴォーク(CELVOKE)」は12月20日、過去の人気カラーを復刻し、最新カラーと掛け合わせたアイシャドウパレット“セルヴォーク エクスプレッシヴ アイズ”(限定2色、各9350円)とリップパレット“セルヴォーク エクスプレッシヴ リップス”(限定、9350円)を発売する。

“セルヴォーク エクスプレッシヴ アイズ”は、過去に多くの支持を受けたカラーを復刻し、限定の最新カラーと掛け合わせたアイシャドウパレットだ。テラコッタやイエローのヘルシーな印象を感じる“レゾナントテラコッタ”とピンクやシルバーなどエレガンスな雰囲気の“イマーシヴクォーツ”の2種類展開で、重ねても濁らないクリアな発色とシャイニー、マット、グリッターの3質感の9色をそろえた。

“セルヴォーク エクスプレッシヴ リップス”は、これまでの人気カラーに新たな4色をプラスした“ディグニファイドリップス”のパレット。ブランドのマスターピースである“テラコッタ”を中心に、使いやすさとモード感のさじ加減にこだわった定番と冒険のバリエーションが特徴だ。

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サステナビリティの事業実装に奮闘する 100年企業タカラベルモントの取り組み

タカラベルモント,takarabelmont

理美容室、エステ・ネイルサロンおよび歯科・医療クリニックの業務用設備機器や化粧品・空間デザインなどを手掛けるタカラベルモント。創業から100年以上の歴史を持つモノづくり企業である同社が、次の100年を視野にビジネスに実装しようと試行錯誤しているのがサステナビリティだ。23年には「人と地球の『らしさ』輝く社会をつくる。」をスローガンとし、「5つの領域と6つのマテリアリティ(重要課題)」などを含むサステナビリティポリシーを制定。社会課題と向き合うとともに、SDGsへの貢献を宣言した。

その上で標語だけで終わることなく、サステナビリティを事業へと落とし込むべく、「サステナビリティ推進プロジェクト」を発足。部署の垣根を超えてメンバーが集まり、25年発表予定の事業計画へと盛り込み、ビジネスへの実装を進める。同プロジェクトの2人のキーマンが、1年の活動を振り返り、タカラベルモントのサステナビリティへの向き合い方や未来像を語る。

一貫性のない活動に疑問符
サステナビリティに
企業としてどう向き合うか

WWD:「サステナビリティ推進プロジェクト」の立ち上げ背景を教えてください。

日野翔人 タカラベルモント 経営管理室(以下、日野):プロジェクトが立ち上がったのは、サステナビリティポリシーを定めた昨年の8月です。ポリシーを耳触りの良い言葉や雰囲気で終わらせるのではなく、企業活動の中で機能させてより具体的な活動へと落とし込むために、全社横断的なプロジェクトとしてスタートしました。

WWD:何らかの課題感があって動き始めた?

日野:プロジェクト発足以前の話ですが、そもそもポリシーがないことに問題意識を持っていました。当社は以前から、当たり前のように社会貢献や環境配慮などの活動に取り組んでいました。そういった活動を世の中のSDGsへの関心の高まりから、ホームページなどで開示するようになったときに、一貫性がなく取り組んでいる理由が不鮮明で疑問に感じることがありました。当てはまるからといって持続可能な開発目標に当てはめて発信しているのではウォッシュになりかねません。そうならないようにするためにはポリシーが不可欠です。その上でサステナビリティの重要度が増す中で、企業活動として利益を産みながら推進するべきと考えました。

中山健太郎 タカラベルモント 開発本部 インキュベーションラボ マネージャー(以下、中山):私もそんな現状に課題感を感じることが多く、日野によく相談していました。日頃は新規事業の開発に携わっていますが、企業がビジネス視点で取り組むサステナビリティと、一般の人が生活の中で取り組むサステナビリティは視点も意図も違います。世の中が目まぐるしく変わる中でこのままではビジネスチャンスを逃してしまうと危機感を感じていました。サステナビリティポリシーの設定は、企業としてかじを切るべきタイミングに実行できたと思います。

日野:近年は就活生にサステナビリティについてどのような取り組みを行っているのかを聞かれることも増えました。その答えや活動の方向性は経営層の間で共有されているべきだし、胸を張って取り組む意義や未来像を伝えていきたい。そのために僕が所属する経営管理室で、ポリシーの策定を行い、プロジェクトの立ち上げを交渉しました。

ポリシーを具体的に事業に落とし込むための
解像度アップと意識の共有

WWD:プロジェクト発足後にまず取り組んだことは?

中山:具体的な行動を起こすには、「地球環境にいいことをしましょう」「脱炭素に向けて取り組みましょう」では動けません。解像度を上げて、各事業部門へとブレイクダウンするために、6つのマテリアリティ(重要課題)を17のターゲットへと具体的に設定していきました。昨年8月から今年の3月までにおおよそをまとめました。

WWD:どのようなプロセスで、どういったターゲットが設定された?

中山:例えば水の領域を上げると、まずは社会から何を求められているかを調査し、世の中にあるガイドラインと照らし合わせて、具体的にどういった活動が必要なのかを理解します。その上で各事業部門でどのような取り組みができるのかを話し合いました。例えば機器や化粧品の製造において水の使用は欠かせません。しかし地球の立場から見つめてみると、当社のシャンプー機器での施術を通して理美容室で使われる水の量のほうがはるかに多く、対策した際の環境への貢献度が大きい点に着目して取り組みを進めることに。

WWD:プロジェクトを進める中では苦労も多かったのでは?

中山:推進するにあたり取捨選択は必ず必要で、優先的に取り組む領域に対して、決してもう一方がどうでもいいわけではないんです。そのあたりは難しいですよね。またわれわれの事業を通じてどのような社会を実現したいか、各部門の担当者には自分の言葉でビジョンを語ってもらいたいんです。しかし意見交換をする中で事業の課題はたくさん出てくるのですが、社会課題へと結びつけてもらうことがなかなかできなくて、何度も会話を重ねました。

日野:例えば理美容サロンで使う水の使用量を減らすことで、どのような社会につながるのか。グローバル視点で考えると当社はシャンプーも製造しているので、水を十分に使えない地域でも気持ちの良いシャンプーのサービスを受けることができて、美容文化が育っていったらうれしい。そんな夢を語ってほしいと考えています。一方で、新入社員の間でサステナビリティの研修を行うと、それぞれが感じている社会課題と、それを解決するタカラベルモントらしい事業のアイディアがたくさんでてきます。

中山:世代間でサステナビリティへの意識の差が大きいため、役員や各部門の担当者、中間管理職を集めてセミナーを行うこともプロジェクトの重要な取り組みでした。

ゴールを決めてプロジェクトを推進
過去最大級の社内イベントを開催

WWD:プロジェクトを通してどのような成果が得られた?

日野:特に大きな成果の一つは社内イベントで生まれた意識の高まりや共通認識の醸成です。全国からミドルマネジメント以上のポジションにつく社員を可能な限り大阪の拠点ティービースクエア オオサカに集めて、「タカラサステナビリティフェス 2024 -Change the Angle」を開催しました。全従業員向けたオンライン配信も含めると、全社員の3分の1にあたる520人ほどが参加。社内イベントとしては最大級の催しになりました。ミドルマネジメント層はとくに若手からのボトムアップを受けたとき、経営陣に連携し事業につなげる存在。そんな彼ら・彼女らがサステナビリティへの共通認識をもつことで、スムーズに事業が進むと考えました。

中山:小出しに意識改革やリテラシーアップを目指してもあまりうまく浸透しなかった過去の事例を鑑みて、インパクトとスピード感を重視し、大きなイベントで発信することに決めました。

日野:サステナビリティの活動は結果や成果の実感を得られるまでに時間がかかります。そこで、「サステナビリティ推進プロジェクト」ではプロジェクトのゴールを社内イベントに決め、その過程に細かな目標を設定することでメンバーのモチベーション維持に努めました。社内イベントまでに目指す状態、当日の目標などを決めて取り組めたことは、プロジェクトを進める上で大切だったと思います。

中山:イベント後にはサステナビリティを語る際に、ビジネスの中で取り扱う必要性を理解できたという意識変化の声が上がるようになってきました。一方で地域の活動やボランティアをすればサステナビリティにつながると考えていた人の中には悩み出した人がいるのも見受けられます。疑問が生まれていることはポジティブな成果だと考えています。サステナビリティを実現するためには、事業自体をサステナブルな方向へとシフトする必要があります。企業活動の中でビジネス視点で、サステナビリティについてできることを考え始めているのは良い傾向です。

老舗企業として
リーダーシップを発揮したい

WWD:タカラベルモントがサステナビリティに取り組むことで、理美容産業にどのような影響を与えたい?

日野:理美容産業にはあまたの企業がありますが、これまではそのシェアを広げることがビジネスであり、何もしなければこれからもその構造が変わることはないと思います。けれども、同じ産業でビジネスしているからこそ解決できる共通の課題もあると思いますので、これから先は課題を解決するビジネスをやりたいですね。当社がアクションを起こそうとしたときに、集まってくれる企業もあるはず。競うことから、共創へとシフトして、持続可能な産業にしたいです。創業から104年。歴史と実績のある老舗企業というメリットを生かして、リーダーシップを発揮したいです。

中山:私は二つあります。一つは理美容産業がリーディング産業といわれる未来を作りたいです。私たちがリーダーシップをとって、アクションを起こすことで、ほかの産業にも良い影響を与えていけるような社会のロールモデルを作っていきたいです。もう一つは、理美容室を通じて日本全国にサステナビリティの意識改革を巻き起こしたいです。世の中の大半の人は1年に数回、理美容室を利用しているはずです。ゆえに通う理美容室の意識が変われば、お客さまの意識が変わり、結果的に全国民の意識を変えられると考えています。タカラベルモントが変われば日本が変わる可能性さえも秘めています。B to B to Cのビジネスであるからこそ、理美容室を通じて日本全国にサステナビリティの意識改革が巻き起こせると信じています。

TEXT : NATSUMI YONEYAMA
問い合わせ先
タカラベルモント 広報室
06-7636-0856

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「パレス スケートボード」と「ニードルズ」が初コラボ アイコンを巧みに落とし込んだ全9型を用意

「パレス スケートボード(PALACE SKATEBOARDS)」は、ネペンテス代表の清水慶三がデザインを手掛ける「ニードルズ(NEEDLES)」とコラボレーションしたカプセルコレクションを12月14日に発売する。日本では、「パレス スケートボード」の公式オンラインストアと東京・原宿にある旗艦店「パレス スケートボード トウキョウ」、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)のみで取り扱う。商品の価格は発売日まで非公開。

両者のコラボは、今回が初めてだ。さまざまなプリントのニットパネルで構築された裾が不揃いなセーターをはじめ、同様の手法でデザインされたスクエアビーニーやベロアのパネル付きトラックスーツ、ウエスタンデニムジャケットなど、全9型を用意。どれも「ニードルズ」のアイコンであるパピヨン(蝶)やアニマルプリントをメインモチーフに採用している。

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【2025年春コスメ】「トーン」がボリューム感、艶、血色感をかなえるリップグロスを発売 ミュートカラーのアイシャドウも登場

「トーン(TO/ONE)」は2025年1月10日、2025年春夏コレクション“ブルーム ウィズ コンフィデンス”から、リップグロス“トーン ペタル ブルーミング グロス”(新色5色うち限定1色、各2750円)アイシャドウ“トーン ペタル フロート アイズ”(新色3色、各2420円)を発売する。全国の取り扱い店舗および各ウエブサイトで取り扱う。

“ブルーム ウィズ コンフィデンス”を体現したカラーと質感

“トーン ペタル ブルーミング グロス”は、ボリュームのある立体感と艶、ライブリーな発色が特徴のリップグロスで、唇にハリを与える天然プランプ成分を配合した。ブルーやピンクのパールが入った“シュガー ピンク”やアンニュイな“スモーキー ローズ”など全5色をそろえる。花由来の美容成分と美容オイルを掛け合わせ、唇を柔らかくしながらしっとりとしたコンディションを保ち、天然エモリエント成分が艶と発色、立体感の持続をサポートする。

“トーン ペタル フロート アイズ”は、“日常のなかにある愛おしい瞬間”を切り取ったような色と質感をそろえたシングルタイプのアイシャドウだ。ソフトマットな“ベアリー ピンク”、オレンジがきらめく“ステラ ピーチ”、ふわっとなじむ“アーモンド ビスコッティ”の3色を用意する。1色をラフに乗せるだけでニュアンスを表現することができ、異なる質感を重ねても濁らない発色でスタイリッシュに仕上がる。

商品詳細

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「ブラックバイマウジー」休止にSNS悲鳴 “ジーンズ難民”となる大人女性の救世主待たれる

バロックジャパンリミテッドの「ブラックバイマウジー(BLACK BY MOUSSY)」は、2025年プレスプリング(24年12月〜25年1月)をもってブランドを休止する。SNSなどでは、30代以上と思われる大人女性を中心に、休止を惜しむ声が広がった。

同ブランドは、関係者や顧客を招いた展示会をこのほど実施した。プレスプリングのみの展示会は実施してこなかったが、休止前の最後のコレクションということで披露した。会場では、これまでのコレクションビジュアルのアーカイブ動画を流した。

「ブラックバイマウジー」は同社の人気ブランド「マウジー(MOUSSY)」から派生し、大人女性をターゲットに2003年にスタート。発足当初は当初はスーツを軸にしたビジネススタイルの提案から始まり、その後はブランド休止やリブランドなど紆余曲折あって、ジーンズを主軸にスタイリングを提案する現在の形に落ち着いた。

かっこいい「マウジー」らしさと
大人女性の求める穿きやすさが同居

年々少しずつモデルを追加してきたジーンズは、それぞれコーヒーの豆の品種の名前がつけられている。シグネチャーはワイドストレートシルエットの“コナ”1万6500円”。全体的にタイトに絞られたストイックなシルエットの「マウジー」のジーンズと比較すると、特に腰回りをはじめ大人の女性が加齢とともに気になってくる部分にゆとりを持たせるなど、細かな配慮がなされているのが特徴。ポリウレタン混のストレッチ生地は使わず綿100%で、コンフォート感を担保しながらもスタイルアップをかなえるパターン設計にこだわってきた。ビンテージを思わせる表面加工も本格的で、「マウジー」を卒業したファンに限らず支持を得てきた。

休止前最後の展示会では、ブランドの熱心なファンがジーンズを試着する来場者も多く見られた。「お客さまはもちろん、社内でもブランドのジーンズの愛用者は一定数いて、『今のうちにジーンズの予備をストックしておく』という方もちらほらいる」と行者陽子クリエイティブデザイナー。

「ブラックバイマウジー」を穿いてきた女性たちの代替案はどうなるのか。

ウィメンズリアルクローズ市場では、ジーンズ提案に力を入れているブランドは他にもあるが、「大人向けジーンズはストレッチ混で履き心地に特化したものか、ゆったりしたシルエットで気になる部位を「隠す」ことに重きを置きすぎたものが多い。ウチのように大人の女性がカッコよく、かつ快適にはけるジーンズは意外と少ない」(行者クリエイティブデザイナー)と自負する。

確かに、本家の「マウジー」は、タイトなシルエットが窮屈すぎる人もいるだろうし、他社では「アングリッド(UNGRID)」(マークスタイラー)は乗り換えにはカジュアルテイストが少々強く、「ミラ オーウェン(MILA OWEN)」はもっとベーシック寄り……となかなかいい代案が浮かばない。

バロックジャパンリミテッドは収益力回復に向けて経営資源の集中を進めており、その方針の一環として、比較的規模の小さい「ブラックバイマウジー」は休止を余儀なくされた。ただ「マウジー」の看板を背負ったブランドの影響力はその数字以上に大きく、「このジーンズしかはけない」と思っていた女性も一定数いたことだろう。

突然のブランド休止により、彼女たちはしばらくジーンズ難民になるしかないのだろうか。“救世主”の登場が待たれる。

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「ブラックバイマウジー」休止にSNS悲鳴 “ジーンズ難民”となる大人女性の救世主待たれる

バロックジャパンリミテッドの「ブラックバイマウジー(BLACK BY MOUSSY)」は、2025年プレスプリング(24年12月〜25年1月)をもってブランドを休止する。SNSなどでは、30代以上と思われる大人女性を中心に、休止を惜しむ声が広がった。

同ブランドは、関係者や顧客を招いた展示会をこのほど実施した。プレスプリングのみの展示会は実施してこなかったが、休止前の最後のコレクションということで披露した。会場では、これまでのコレクションビジュアルのアーカイブ動画を流した。

「ブラックバイマウジー」は同社の人気ブランド「マウジー(MOUSSY)」から派生し、大人女性をターゲットに2003年にスタート。発足当初は当初はスーツを軸にしたビジネススタイルの提案から始まり、その後はブランド休止やリブランドなど紆余曲折あって、ジーンズを主軸にスタイリングを提案する現在の形に落ち着いた。

かっこいい「マウジー」らしさと
大人女性の求める穿きやすさが同居

年々少しずつモデルを追加してきたジーンズは、それぞれコーヒーの豆の品種の名前がつけられている。シグネチャーはワイドストレートシルエットの“コナ”1万6500円”。全体的にタイトに絞られたストイックなシルエットの「マウジー」のジーンズと比較すると、特に腰回りをはじめ大人の女性が加齢とともに気になってくる部分にゆとりを持たせるなど、細かな配慮がなされているのが特徴。ポリウレタン混のストレッチ生地は使わず綿100%で、コンフォート感を担保しながらもスタイルアップをかなえるパターン設計にこだわってきた。ビンテージを思わせる表面加工も本格的で、「マウジー」を卒業したファンに限らず支持を得てきた。

休止前最後の展示会では、ブランドの熱心なファンがジーンズを試着する来場者も多く見られた。「お客さまはもちろん、社内でもブランドのジーンズの愛用者は一定数いて、『今のうちにジーンズの予備をストックしておく』という方もちらほらいる」と行者陽子クリエイティブデザイナー。

「ブラックバイマウジー」を穿いてきた女性たちの代替案はどうなるのか。

ウィメンズリアルクローズ市場では、ジーンズ提案に力を入れているブランドは他にもあるが、「大人向けジーンズはストレッチ混で履き心地に特化したものか、ゆったりしたシルエットで気になる部位を「隠す」ことに重きを置きすぎたものが多い。ウチのように大人の女性がカッコよく、かつ快適にはけるジーンズは意外と少ない」(行者クリエイティブデザイナー)と自負する。

確かに、本家の「マウジー」は、タイトなシルエットが窮屈すぎる人もいるだろうし、他社では「アングリッド(UNGRID)」(マークスタイラー)は乗り換えにはカジュアルテイストが少々強く、「ミラ オーウェン(MILA OWEN)」はもっとベーシック寄り……となかなかいい代案が浮かばない。

バロックジャパンリミテッドは収益力回復に向けて経営資源の集中を進めており、その方針の一環として、比較的規模の小さい「ブラックバイマウジー」は休止を余儀なくされた。ただ「マウジー」の看板を背負ったブランドの影響力はその数字以上に大きく、「このジーンズしかはけない」と思っていた女性も一定数いたことだろう。

突然のブランド休止により、彼女たちはしばらくジーンズ難民になるしかないのだろうか。“救世主”の登場が待たれる。

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「ケイト」が小鼻メイク「ケイト」が小鼻メイクも完成するアイブロウを発売 アイベースやマスカラの限定色も も完成するアイブロウを発売 アイベース・マスカラの限定色も

「ケイト(KATE)」は12月14日、1つで目まわりと小鼻メイクが完成する“デザイニングアイブロウ3D(デュアルコントゥアカラー)”(全3種、各1430円※編集部調べ、以下同)を発売する。オンラインのほか、店舗では数量限定で取り扱う。また同日、アイシャドウベースの“カラーコントロールアイベース”(全4色、各1045円)と、まつ毛が“アガル”、“カールアウェイキングマスカラ”(新2色、各1540円)から、ブラックニュアンスカラーの限定色を数量限定で発売する。

“デザイニングアイブロウ3D”

“デザイニングアイブロウ3D”は、低彩度なグレー系カラーのマットシェードと肌に馴染みながら明るさを与えるマットハイライトが、鼻筋に自然な立体感を演出する。また、目まわりに使用することで目元の立体感がアップし、ブラウンの陰影カラーとマットシェードを混ぜながら描くことで、目もと全体に統一感が出るワントーンメイクも実現する。眉尻まで繊細に描けるアイブロウブラシとノーズシャドウブラシも付属する。

“カラーコントロールアイベース”

“カラーコントロールアイベース”は、まぶたの地の色をカラーでコントロールし、アイシャドウの見たまま発色をかなえる。カラーは、再発売の3色に加え、ベージュ系アイシャドウに適し、明るさをプラスする“そこ上げミルク”の全4色をラインアップ。既存色の“しのばせラベンダー”は青み、“なじませレモン”は黄み、“あかぬけピーチ”は血色感をプラスする。

“カールアウェイキングマスカラ”

“カールアウェイキングマスカラ”は、放射状に広がる短毛と長毛ブラシがまつ毛をキャッチする、“アゲル”マスカラ。ウオータープルーフ効果により擦れに強く、カーブキープワックスがまつ毛を根本から固定する。カラーは、目力をキープしつつ抜け感を演出する“ミュートブラック”と“セピアブラック”をそろえる。

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「ベイプ®」が“ベイビーマイロ®”のLINEスタンプを無料配布 愛らしい全8種類

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「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、ベイプ®)は12月30日まで、マスコットキャラクター“ベイビーマイロ®(BABY MILO®︎)”のLINEスタンプを配布中だ。「ベイプ®」のLINE公式アカウントを友だち追加すると、無料でダウンロードできる。スタンプの使用期間はダウンロードから180日間。

LINEスタンプ一覧

1999年2月5日生まれの“ベイビーマイロ®“のバラエティー豊かな愛らしい全8種のスタンプをラインアップする。

ダウンロードURL

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「ベイプ®」が“ベイビーマイロ®”のLINEスタンプを無料配布 愛らしい全8種類

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「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、ベイプ®)は12月30日まで、マスコットキャラクター“ベイビーマイロ®(BABY MILO®︎)”のLINEスタンプを配布中だ。「ベイプ®」のLINE公式アカウントを友だち追加すると、無料でダウンロードできる。スタンプの使用期間はダウンロードから180日間。

LINEスタンプ一覧

1999年2月5日生まれの“ベイビーマイロ®“のバラエティー豊かな愛らしい全8種のスタンプをラインアップする。

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「ベイプ®」が“ベイビーマイロ®”のLINEスタンプを無料配布 愛らしい全8種類

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「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、ベイプ®)は12月30日まで、マスコットキャラクター“ベイビーマイロ®(BABY MILO®︎)”のLINEスタンプを配布中だ。「ベイプ®」のLINE公式アカウントを友だち追加すると、無料でダウンロードできる。スタンプの使用期間はダウンロードから180日間。

LINEスタンプ一覧

1999年2月5日生まれの“ベイビーマイロ®“のバラエティー豊かな愛らしい全8種のスタンプをラインアップする。

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「フェティコ」が伊勢丹新宿店でホリデーシーズンを祝したポップアップを開催 限定アイテムも

「フェティコ(FETICO)」は12月11〜17日、伊勢丹新宿本店でホリデーシーズンを祝うポップアップを開催する。

本ポップアップでは今シーズンのアイテムを豊富に用意し、ポップアップを記念した伊勢丹新宿本店限定アイテム7型を発売する。 ジャージー素材のロングドレス(7万5900円)や同素材のギャザードレス(6万4900円)、タートルネックのニットドレス(7万5900円)、Vネックのニットカーディガン(7万1500円)などのアパレルのほか、シルクサテンのヘアクリップ(3万1900円)、ベルベットのシュシュ(1万9800円)、同素材のチョーカー(1万9800円)などのアクセサリーをラインアップする。

限定アイテム一覧

店内は、映画「アダムスファミリー」の ウェンズデー・アダムス(Wednesday Addams)を彷ふつとさせるダークで力強く個性的な空間に仕上げ、クリスマスツリーの装飾で「フェティコ」 の世界観を体現したホリデーシーズンのムードを演出する。三越伊勢丹オンラインストアでも11日10時から販売する。

◾️“フェティコ ポップ アップ ストア”
日程: 12月11〜17日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 本館3階 センターパーク/ザ・ステージ#3
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「フェティコ」が伊勢丹新宿店でホリデーシーズンを祝したポップアップを開催 限定アイテムも

「フェティコ(FETICO)」は12月11〜17日、伊勢丹新宿本店でホリデーシーズンを祝うポップアップを開催する。

本ポップアップでは今シーズンのアイテムを豊富に用意し、ポップアップを記念した伊勢丹新宿本店限定アイテム7型を発売する。 ジャージー素材のロングドレス(7万5900円)や同素材のギャザードレス(6万4900円)、タートルネックのニットドレス(7万5900円)、Vネックのニットカーディガン(7万1500円)などのアパレルのほか、シルクサテンのヘアクリップ(3万1900円)、ベルベットのシュシュ(1万9800円)、同素材のチョーカー(1万9800円)などのアクセサリーをラインアップする。

限定アイテム一覧

店内は、映画「アダムスファミリー」の ウェンズデー・アダムス(Wednesday Addams)を彷ふつとさせるダークで力強く個性的な空間に仕上げ、クリスマスツリーの装飾で「フェティコ」 の世界観を体現したホリデーシーズンのムードを演出する。三越伊勢丹オンラインストアでも11日10時から販売する。

◾️“フェティコ ポップ アップ ストア”
日程: 12月11〜17日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 本館3階 センターパーク/ザ・ステージ#3
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「フェティコ」が伊勢丹新宿店でホリデーシーズンを祝したポップアップを開催 限定アイテムも

「フェティコ(FETICO)」は12月11〜17日、伊勢丹新宿本店でホリデーシーズンを祝うポップアップを開催する。

本ポップアップでは今シーズンのアイテムを豊富に用意し、ポップアップを記念した伊勢丹新宿本店限定アイテム7型を発売する。 ジャージー素材のロングドレス(7万5900円)や同素材のギャザードレス(6万4900円)、タートルネックのニットドレス(7万5900円)、Vネックのニットカーディガン(7万1500円)などのアパレルのほか、シルクサテンのヘアクリップ(3万1900円)、ベルベットのシュシュ(1万9800円)、同素材のチョーカー(1万9800円)などのアクセサリーをラインアップする。

限定アイテム一覧

店内は、映画「アダムスファミリー」の ウェンズデー・アダムス(Wednesday Addams)を彷ふつとさせるダークで力強く個性的な空間に仕上げ、クリスマスツリーの装飾で「フェティコ」 の世界観を体現したホリデーシーズンのムードを演出する。三越伊勢丹オンラインストアでも11日10時から販売する。

◾️“フェティコ ポップ アップ ストア”
日程: 12月11〜17日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 本館3階 センターパーク/ザ・ステージ#3
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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写真家・瀧本幹也が代官山で展覧会を15日まで開催 約10年ぶりの写真集発売を記念して

写真家の瀧本幹也による展覧会「『ルミエール』/『プリエール』(『LUMIERE)』/『PRIERE』」が、代官山ヒルサイドフォーラムで12月15日まで開催中だ。入場料は高校生以下が無料で大人は500円。

約10年ぶりに、写真集「ルミエール」(1万3200円)と「プリエール」(1万3200円)を10月に発売したことを記念している。写真作品約60点とインスタレーション作品、映像作品を展示する。「ルミエール」は野の草花を写したシリーズ。コロナ禍で世界各地に渡航できなくなったことをきっかけに、身近な植物の内部から発せられる地球の生命力と、自然の力に気づいたことから生まれた。一方、「プリエール」は寺院を写したシリーズ。数百年、数千年前から続く時間の流れに自身が連なっていると感じた瀧本が、さまざまな寺院を巡りながら撮影した記録になっている。

瀧本幹也は1974年生まれ。藤井保に師事したのち、98年に写真家として独立した。広告写真やCM映像をはじめ、国内外での作品発表や出版など幅広く活動する。写真と映像で培った経験や、表現者としての表現が評価され、是枝裕和監督の「そして父になる」(2013年)、「海街ダイアリー(海街diary)」(2015年)、「三度目の殺人」(2017年)で映画撮影を手掛けてきた。

◼︎「ルミエール」/「プリエール」
日程:12月5日(木)〜15日(日)
時間:11:00-20:30(最終入場 20:00)
※最終日は10:00-18:00
場所:代官山ヒルサイドフォーラム
住所:東京都渋谷区猿楽町18-8ヒルサイドテラスF棟1F
入場料:500 円(高校生以下は無料)

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「シュウ ウエムラ」“アンリミテッド ケア”シリーズから美容液コンシーラー 書道の筆のようなブラシが特徴

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は2025年2月14日、美容液発想の“アンリミテッド ケア”シリーズからコンシーラー“アンリミテッド ケア フェイス カリグラフィー”(全8色、各7260円)を発売する。

同商品は、約80%スキンケアベースでできたコンシーラーで、みずみずしく肌に溶け込むようなテクスチャーに仕上げた。書道の筆のようなアプリケーターが特徴で、目周りの小じわやくま、シミ、ほうれい線などの気になる悩みを“描いて消す”。高密度のピグメントでカバー力を保ちながらも、厚塗り感のない自然な仕上がりにこだわった。カラーは明るめから暗めな色味まで、豊富な全8色を用意した。

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「ミュウミュウ」のデザイン・ディレクターが退任か 情報筋の話

情報筋によれば、プラダ グループ(PRADA GROUP)が擁する「ミュウミュウ(MIU MIU)」のダリオ・ヴィターレ(Dario Vitale)=デザイン・ディレクターが、2025年1月31日付で同ブランドを離れるようだ。後任は、フランチェスカ・ニコレッティ(Francesca Nicoletti)副デザイン・ディレクターが昇格する見込み。

23年10月には、ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)=クリエイティブ・ディレクターの右腕として「プラダ(PRADA)」と「ミュウミュウ」で長年にわたって活躍したファビオ・ザンベルナルディ(Fabio Zambernardi)前デザイン・ディレクターが退任。ヴィターレ=デザイン・ディレクターは、同氏と緊密に連携して仕事をしていたという。

ビジネス面では、23年3月からミュウミュウを率いていたベネデッタ・ペトルッツォ(Benedetta Petruzzo)最高経営責任者が24年9月に退任。現時点で後任は発表されていない。なお、同氏は10月15日付で、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)が擁するクリスチャン ディオール クチュール(CHRISTIAN DIOR COUTURE)のマネージング・ディレクターに就任した。

プラダ グループと「ミュウミュウ」の業績は?

プラダ グループの24年1〜9月期決算は、売上高が前年同期比14.5%増の38億2913万ユーロ(約6050億円)だった。ブランド別の小売りでの売上高を見ると、主力の「プラダ」は同1.3%増の25億3360万ユーロ(約4003億円)と微増だったが、「ミュウミュウ」は同91.5%増の8億5433万ユーロ(約1349億円)と大幅に成長した。なお、同ブランドはグループ全体の売り上げの24.9%を占めている。

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「チャントアチャーム」からペコちゃんとコラボしたクレンジングミルクが登場

ネイチャーズウェイのオーガニックスキンケアブランド「チャントアチャーム(CHANT A CHARM)」は2025年1月24日、不二家のマスコットキャラクター“ペコちゃん”とコラボレーションした“クレンジングミルク ペコ”(130mL、3080円)を発売する。

同商品は、5種類の天然精油をブレンドしてチョコレートの香りに仕上げた美容液成分96%配合のクレンジングだ。ミルクの保湿力とオイルの洗浄力を兼ね備えているためつっぱり感のない洗い上がりが特徴で、カワラナデシコとクレイが頑固な毛穴汚れを溶かし出して吸着する。

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ダフト・パンク × 松本零士 ×「ギークス ルール」 「インターステラ5555」公開記念Tシャツ発売

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は、ダフト・パンク(DAFT PUNK)と松本零士によるアニメ映画「インターステラ5555: THE 5TORY OF THE 5ECRET 5TAR 5YSTEM」(以下、「インターステラ5555」)の4Kリマスター版の公開を記念して、ダフトパンクとの限定Tシャツ5型を発売する。

2001年に発売されたダフト・パンクの2枚目のアルバムとなる「DISCOVERY(ディスカバリー)」のために、かねてから松本のファンであったダフト・パンクがビデオクリップの制作を依頼したことに始まったアニメ「インターステラ5555」。今回は、Tシャツ5型のうち3型が「インターステラ5555」と、残りの2型がダフト・パンクとのコラボレーションとなる。

「インターステラ5555」コラボTシャツ

「インターステラ5555」とのコラボ3型は、松本零士によるアニメ絵と作品のキービジュアルを、片面15版、合計30版を使用し、両面にプリント。また背中の極小の松本零士の絵に至るまで、高度な分版技術とプリント技術を駆使し再現した。

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ダフト・パンクコラボTシャツ

一方のダフト・パンクとのコラボでは、1型は「ディスカバリー」期のダフト・パンクの肖像をバックに採用。ミラーボールのようなカラフルな2人の肖像を高度な分版技術で、15版で表現、フロントにはダフトパンクのロゴを配置した。もう1型は、13年に発売されたアルバム「Random Access Memories」のドラムパートを抜いた異色作「Random Access Memories(Drumless Edition)」のアルバムジャケットの表と裏のビジュアルを表現。ボディーの色を生かし、陰影をシルクスクリーンで表現した、アルバム同様異色な1着となっている。

DAFT PUNK 01

DAFT PUNK 02

メルキ オ・トレッセン撮影のビジュアル

また今回のコラボレーションTシャツのビジュアルはパリ在住のフォトグラファー、メルキ オ・トレッセン(Melchior Tresen)が撮影を担当した。

「インターステラ5555」とのカプセルコレクション3型は「グレイト(GR8)」で、 ダフトパンクとのカプセルコレクション2型は「ドーバー ストリート マーケット ギンザ」で、それぞれ12月14日に先行発売後、翌15日12時から17日12時まで「ギークス ルール」オンラインで全5型の抽選販売を実施する。また、日本発売と同日12月14日に、「ドーバー ストリート マーケット ロンドン」でも全5型の発売も予定している。詳細に関しては、「ギークス ルール」公式インスタグラム、Xで要確認。

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菜々緒が出合う真のイタリアン・ラグジュアリー 「マセラティ」“グレカーレ モデナ”

イタリア、そして世界を代表する自動車メーカー「マセラティ(MASERATI)」が今年、創業110年を迎えた。常に最新のテクノロジーと革新的なパフォーマンス、ラグジュアリーなデザインを駆使しながら、レーシングカーからスポーツカー、ハイブリッドへと変革を遂げ、世界中のドライバーを魅了してきた。今回は俳優の菜々緒が、ブランドのオリジナルカラー“ブルー・インテンソ”の“グレカーレ モデナ”との格別な時間を体験。業界の最前線を走る両者による、美しい競演に迫る。

伝統と革新、そして日常を調和させた
トップクラスのハイブリッドSUV

マセラティ,MASERATI,菜々緒

「マセラティ」の本拠地・モデナの名を冠した“グレカーレ モデナ”は、スポーティーかつラグジュアリーな装備が特徴的だ。そして“グレカーレ”のコンセプトである“The Everyday Exceptional.(毎日が格別)”を、エレガントかつ都会的なモデルとして象徴している。一瞬で引きつけられるスタイリッシュな佇まいには、メード・イン・イタリーの繊細な美学と先鋭的なデザインが光る。見る角度によって濃淡が艶めくブルーは、古都・モデナのイメージカラーであり、イタリアを囲う地中海や晴れた空、王家への敬意を表すナショナルカラーに着想。“ブルー・インテンソ”と名付けられたこの色は、国産にこだわる「マセラティ」のアイデンティティーを示す欠かせない要素だ。

インテリアには天然皮革をぜいたくに使ったシートや高級オーディオメーカー「ソナス・ファベール」のスピーカーに加え、使い勝手の良いタッチ式の大型ディスプレーやフルデジタルのメーターを搭載した。またスポーティーでパワフルなエンジン・マイルドハイブリッドシステムは、燃費効率に加え機敏な走りをサポート。信号の多い街乗りや低速運転に適し、電力モーターの出力を発進時に活用することで、滑らかで力強い加速をアシストする。

1958年にF1で史上初の女性ドライバーを起用した「マセラティ」らしく、自らの可能性に挑戦し続ける現代女性に寄り添ったデザインや仕様で、スポーツカーの魅力をより身近に楽しめることを実現。子どもの送迎や毎日の通勤、週末の長距離ドライブなど日常使いにも最適で、子育てと仕事を両立する女性にも高く支持されている。快適さとスポーツカーらしいパワフルさを兼ね備えたトップクラスのSUVだ。

「テクノロジーと安心感、
上質さを兼ね備えた憧れの車」
by 菜々緒

マセラティ,MASERATI,菜々緒

「ラグジュアリーブランドらしい大人の艶感と、高級感あふれる鮮やかなブルーがとても印象的でした」と“グレカーレ モデナ” のファーストインプレッションを語った菜々緒。また、気持ちを整えるための空間づくりにこだわる彼女にとって、車内での体験は格別だったと振り返る。「イタリアの芸術的で卓越した職人技は、日本の技術にも通ずるところがあるのではと思います。実際にこの車を見て、ディテールへのこだわりと技術の高さ、デザイン力を随所に感じました。ハイテクで近未来的な装備がそろいながらも、ふかふかとしたシートには心地よさを感じ、安心感を与えてくれます」。

多くの女性が憧れる、凛とした強さを持つ彼女と「マセラティ」が創造してきた女性像には、いくつもの共通点がある。「このブランドが描く“自立した女性像”に深く共感しました。私自身も助手席に乗るのではなく、ハンドルを握り自分で運転したいと思うタイプです。運転は気分転換にもなるので、R&Bを聴きながらドライブする時間は日常の大切なひととき。これまでにさまざまなSUVを見てきましたが、私にとっての一番の憧れは『マセラティ』。“グレカーレ モデナ”のような上質な車を乗りこなす女性になれるよう、しなやかに前進し続けたいと思います」。

「マセラティ」創業110年の軌跡

時代をリードする
新生「マセラティ」ファミリー

ジャケット90万2000円、パンツ27万3900円、シューズ18万7000円、
ピアス18万5900円、イヤカフ5万5000円、リング7万3700円/
以上、ジバンシィ(ジバンシィ ジャパン0120-218-025)、
その他 スタイリスト私物

ジャケット90万2000円、パンツ27万3900円、シューズ18万7000円、ピアス18万5900円、イヤカフ5万5000円、リング7万3700円/以上、ジバンシィ(ジバンシィ ジャパン0120-218-025)、その他 スタイリスト私物
PHOTOS : TOKI
STYLING : KAZUHIRO SHIBATA(DRAGONFRUIT)
HAIR & MAKEUP : MAKI YOSHIDA(KURARASYSTEM)
TEXT : RIE KAMOI
問い合わせ先
マセラティ ジャパン

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菜々緒が出合う真のイタリアン・ラグジュアリー 「マセラティ」“グレカーレ モデナ”

イタリア、そして世界を代表する自動車メーカー「マセラティ(MASERATI)」が今年、創業110年を迎えた。常に最新のテクノロジーと革新的なパフォーマンス、ラグジュアリーなデザインを駆使しながら、レーシングカーからスポーツカー、ハイブリッドへと変革を遂げ、世界中のドライバーを魅了してきた。今回は俳優の菜々緒が、ブランドのオリジナルカラー“ブルー・インテンソ”の“グレカーレ モデナ”との格別な時間を体験。業界の最前線を走る両者による、美しい競演に迫る。

伝統と革新、そして日常を調和させた
トップクラスのハイブリッドSUV

マセラティ,MASERATI,菜々緒

「マセラティ」の本拠地・モデナの名を冠した“グレカーレ モデナ”は、スポーティーかつラグジュアリーな装備が特徴的だ。そして“グレカーレ”のコンセプトである“The Everyday Exceptional.(毎日が格別)”を、エレガントかつ都会的なモデルとして象徴している。一瞬で引きつけられるスタイリッシュな佇まいには、メード・イン・イタリーの繊細な美学と先鋭的なデザインが光る。見る角度によって濃淡が艶めくブルーは、古都・モデナのイメージカラーであり、イタリアを囲う地中海や晴れた空、王家への敬意を表すナショナルカラーに着想。“ブルー・インテンソ”と名付けられたこの色は、国産にこだわる「マセラティ」のアイデンティティーを示す欠かせない要素だ。

インテリアには天然皮革をぜいたくに使ったシートや高級オーディオメーカー「ソナス・ファベール」のスピーカーに加え、使い勝手の良いタッチ式の大型ディスプレーやフルデジタルのメーターを搭載した。またスポーティーでパワフルなエンジン・マイルドハイブリッドシステムは、燃費効率に加え機敏な走りをサポート。信号の多い街乗りや低速運転に適し、電力モーターの出力を発進時に活用することで、滑らかで力強い加速をアシストする。

1958年にF1で史上初の女性ドライバーを起用した「マセラティ」らしく、自らの可能性に挑戦し続ける現代女性に寄り添ったデザインや仕様で、スポーツカーの魅力をより身近に楽しめることを実現。子どもの送迎や毎日の通勤、週末の長距離ドライブなど日常使いにも最適で、子育てと仕事を両立する女性にも高く支持されている。快適さとスポーツカーらしいパワフルさを兼ね備えたトップクラスのSUVだ。

「テクノロジーと安心感、
上質さを兼ね備えた憧れの車」
by 菜々緒

マセラティ,MASERATI,菜々緒

「ラグジュアリーブランドらしい大人の艶感と、高級感あふれる鮮やかなブルーがとても印象的でした」と“グレカーレ モデナ” のファーストインプレッションを語った菜々緒。また、気持ちを整えるための空間づくりにこだわる彼女にとって、車内での体験は格別だったと振り返る。「イタリアの芸術的で卓越した職人技は、日本の技術にも通ずるところがあるのではと思います。実際にこの車を見て、ディテールへのこだわりと技術の高さ、デザイン力を随所に感じました。ハイテクで近未来的な装備がそろいながらも、ふかふかとしたシートには心地よさを感じ、安心感を与えてくれます」。

多くの女性が憧れる、凛とした強さを持つ彼女と「マセラティ」が創造してきた女性像には、いくつもの共通点がある。「このブランドが描く“自立した女性像”に深く共感しました。私自身も助手席に乗るのではなく、ハンドルを握り自分で運転したいと思うタイプです。運転は気分転換にもなるので、R&Bを聴きながらドライブする時間は日常の大切なひととき。これまでにさまざまなSUVを見てきましたが、私にとっての一番の憧れは『マセラティ』。“グレカーレ モデナ”のような上質な車を乗りこなす女性になれるよう、しなやかに前進し続けたいと思います」。

「マセラティ」創業110年の軌跡

時代をリードする
新生「マセラティ」ファミリー

ジャケット90万2000円、パンツ27万3900円、シューズ18万7000円、
ピアス18万5900円、イヤカフ5万5000円、リング7万3700円/
以上、ジバンシィ(ジバンシィ ジャパン0120-218-025)、
その他 スタイリスト私物

ジャケット90万2000円、パンツ27万3900円、シューズ18万7000円、ピアス18万5900円、イヤカフ5万5000円、リング7万3700円/以上、ジバンシィ(ジバンシィ ジャパン0120-218-025)、その他 スタイリスト私物
PHOTOS : TOKI
STYLING : KAZUHIRO SHIBATA(DRAGONFRUIT)
HAIR & MAKEUP : MAKI YOSHIDA(KURARASYSTEM)
TEXT : RIE KAMOI
問い合わせ先
マセラティ ジャパン

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BLACKPINKジスが来場 バンコクに「ディオール」のゴールドハウスがオープン

「ディオール(DIOR)」は12月6日(現地時間)、タイ・バンコクに“ディオール ゴールド ハウス”をオープンし、会場には同ブランドアンバサダーのBLACKPINKジス(Jisoo)が来店した。

ジスは、ブラックのレースのドレスに“レディ ディオール”を合わせて来場。ほか、アポー(Apo)や、マイル(Mile)など、タイのセレブリティーらも参加した。

ゴールドがテーマのコンセプトストア

15メートルの高さに及ぶゴールドのファサードは、82万個のモザイクタイルと300の窓のモジュールが特徴的で、パリの本店「30 モンテーニュ」に着想を得た。

店内のザ・コロラマ・ルーム(The Colorama room)には、彫刻と実物を含め198個の“レディ ディオール”のバッグがパノラマディスプレーに並ぶ。

また、併設のカフェでは、3つ星シェフのマウロ・コラグレコ(Mauro Colagreco)によるスペシャルメニューを提供する。

デルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)=クリスチャン ディオール クチュール会長兼最高経営責任者(CEO)は、タイとバンコクのクリエイティブなエナジーが融合した同店舗について、「あらゆる形のクリエイションと同様に庭園への愛に始まり、驚きと同時に魅惑に満ちた、ユニークで、『ディオール』のコードとヒストリーが輝く場所です」と述べた。

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2024年ファッション業界 重大ニュース:記者談話室vol.156

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。

第156回のテーマは「2024年ファッション業界 重大ニュース」です。ファッションのトレンドからビジネスの再編まで、さまざまな出来事があった2024年ですが、最も印象に残ったニュースはなんでしょうか。3人の独断と偏見でファッション業界の主なニュースを振り返ります。

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