鳥羽周作シェフ監修、話題の朝食“究極の鮭定食”とは? 「セブン バイ セブン 糸島」でいざ実食

福岡県・福岡市のシーサイドリゾート地「糸島半島・二見ヶ浦地区」に位置するラグジュアリーホテル「セブン バイ セブン 糸島(seven x seven)」は2025年1月6日〜4月5日、東京・代々木上原にあるレストラン「sio」のオーナーシェフである鳥羽周作氏が監修したメニュー“究極の鮭定食”(1人、3500円)を提供する。一足先に試食してきたので、リポートする。

「セブン バイ セブン 糸島」とは?

「セブン バイ セブン 糸島」は2024年3月に開業したホテルで、全ての客室から海が臨める。長期滞在もできるよう洗濯機とミニキッチンも完備しており、“チルタイム”を過ごすことができる広々としたバルコニーも付いている。

ロビーにはビジター利用も可能なカフェとショップもあり、糸島の食材を使ったパスタやサンドイッチ、ドリンクなどを提供しているほか、ホテルがセレクトしたお土産などの購入もできる。一息つきたいときにふらっと立ち寄るのも良いだろう。

“究極の鮭定食”を実食!

食事を提供するのは、テラス席もあるカフェロビーだ。開放感のある大きな窓からはパームビーチの海が広がっており、ここで食べる“究極の鮭定食”はまた格別だ。鳥羽シェフは、「おいしさとは、味覚だけではなく外的要因も関わってくると考えています。今回おいしさを底上げするのは、目の前に海が広がっている最高のロケーション。地元の糸島や九州の食材を組み合わせた、ここ『セブン バイ セブン 糸島』でしか楽しめない“究極の鮭定食”になっていると思います」と話す。

定食は厚切りの銀鮭をはじめ、豚汁や肉じゃが、セロリとちくわのぬた、刺身のりゅうきゅう、蓮根のきんぴらなど、バランスの良い9品が並ぶ、まさに王道の和朝食。白米は糸島産の二丈米を使用しており、塩気の効いたおかずなどと相性が良い柔らかな甘さが特徴的だ。

メーンとなる銀鮭は、箸を入れるとパリッと音を立てるほど皮が香ばしく焼かれている。それに対し、身は脂が乗っていてとてもジューシー。白米の進む手が止まらず、2杯目をおかわりしてしまったほどだ。丁寧に骨抜きされているので、子どもも安心して食べられる。

調理方法にこだわりがあるそうで、鳥羽シェフは「はじめに皮に穴を開け、焼いても縮まないようにしてから一度乾燥させます。そのときに、身は乾燥しないようにしっかりと保護しながら、前日から焼く直前まで時間をかけて乾かす。しっかりと乾燥させたら、皮を下にフライパンで焼きつけ、オープンでじっくりと火を通します」と説明した。

熱々の豚汁は白味噌のほっこりとする味わいで、寝起きの体に染み渡るおいしさ。大きめの具材がごろごろと入っており、飲むよりも「食べる豚汁」という表現が正しいだろう。

気温のちょうど良い季節はテラスで、冬の寒い時期は料理が冷めてしまうので、室内で食べることをおすすめしたい。

元々は東京で提供していた定食。糸島仕様にブラッシュアップ

PROFILE: 鳥羽周作/sio 代表取締役

鳥羽周作/sio 代表取締役
PROFILE: (とば・しゅうさく)/Jリーグの練習生、小学校の教員を経て、31歳で料理の世界に。2018年、東京・代々木上原に「sio」をオープンした。同店は「ミシュランガイド東京 2020」から6年連続で掲載されている。現在、全国にいろいろな業態の9店舗を展開。2024年12月には、東京・青山にイノベーティブイタリアン「sio AOYAMA」をリニューアルオープンした。書籍、YouTube、SNSなどで公開するレシピや、フードプロデュースなど、レストランの枠を超えてさまざまな手段で「おいしい」を届けている。モットーは「幸せの分母を増やす」。

この定食は元々、東京・青山にあるレストラン「ホテルズ(Hotel's)」(現「シオ アオヤマ(sio AOYAMA)」)で提供していた人気のメニューだ(現在は提供を休止中)。

「全国のホテルで、この定食が朝ごはんとして食べられたら最高だなという思いで考案したメニューなので、『セブン バイ セブン 糸島』で提供できることをうれしく思います。『ホテルズ』をオープンした際、名前の通りホテルの食事プランとして採用いただけるような展開も意識していたので、鮭定食に関しては調理工程が難しいものでなく、どんな環境でもおいしく仕上がるようなレシピを作成しました」(鳥羽シェフ)。

「セブン バイ セブン 糸島」で提供する“究極の鮭定食”は、料理の一部に糸島野菜を使用。NHKの朝ドラ「おむすび」でも注目を集めている糸島野菜は、別名・潮風野菜とも呼ばれており、海風のミネラルを受けて育つことで甘みと旨味が凝縮される。そんなおいしさがギュッと詰まった大根やにんじん、白菜などの食材を取り入れ、糸島仕様にブラッシュアップしている。

“究極の鮭定食”は1日60食限定で、宿泊者のみ予約可能。1日の始まりを“究極の鮭定食”からスタートする糸島旅行を楽しんでみてはいかがだろうか。

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鳥羽周作シェフ監修、話題の朝食“究極の鮭定食”とは? 「セブン バイ セブン 糸島」でいざ実食

福岡県・福岡市のシーサイドリゾート地「糸島半島・二見ヶ浦地区」に位置するラグジュアリーホテル「セブン バイ セブン 糸島(seven x seven)」は2025年1月6日〜4月5日、東京・代々木上原にあるレストラン「sio」のオーナーシェフである鳥羽周作氏が監修したメニュー“究極の鮭定食”(1人、3500円)を提供する。一足先に試食してきたので、リポートする。

「セブン バイ セブン 糸島」とは?

「セブン バイ セブン 糸島」は2024年3月に開業したホテルで、全ての客室から海が臨める。長期滞在もできるよう洗濯機とミニキッチンも完備しており、“チルタイム”を過ごすことができる広々としたバルコニーも付いている。

ロビーにはビジター利用も可能なカフェとショップもあり、糸島の食材を使ったパスタやサンドイッチ、ドリンクなどを提供しているほか、ホテルがセレクトしたお土産などの購入もできる。一息つきたいときにふらっと立ち寄るのも良いだろう。

“究極の鮭定食”を実食!

食事を提供するのは、テラス席もあるカフェロビーだ。開放感のある大きな窓からはパームビーチの海が広がっており、ここで食べる“究極の鮭定食”はまた格別だ。鳥羽シェフは、「おいしさとは、味覚だけではなく外的要因も関わってくると考えています。今回おいしさを底上げするのは、目の前に海が広がっている最高のロケーション。地元の糸島や九州の食材を組み合わせた、ここ『セブン バイ セブン 糸島』でしか楽しめない“究極の鮭定食”になっていると思います」と話す。

定食は厚切りの銀鮭をはじめ、豚汁や肉じゃが、セロリとちくわのぬた、刺身のりゅうきゅう、蓮根のきんぴらなど、バランスの良い9品が並ぶ、まさに王道の和朝食。白米は糸島産の二丈米を使用しており、塩気の効いたおかずなどと相性が良い柔らかな甘さが特徴的だ。

メーンとなる銀鮭は、箸を入れるとパリッと音を立てるほど皮が香ばしく焼かれている。それに対し、身は脂が乗っていてとてもジューシー。白米の進む手が止まらず、2杯目をおかわりしてしまったほどだ。丁寧に骨抜きされているので、子どもも安心して食べられる。

調理方法にこだわりがあるそうで、鳥羽シェフは「はじめに皮に穴を開け、焼いても縮まないようにしてから一度乾燥させます。そのときに、身は乾燥しないようにしっかりと保護しながら、前日から焼く直前まで時間をかけて乾かす。しっかりと乾燥させたら、皮を下にフライパンで焼きつけ、オープンでじっくりと火を通します」と説明した。

熱々の豚汁は白味噌のほっこりとする味わいで、寝起きの体に染み渡るおいしさ。大きめの具材がごろごろと入っており、飲むよりも「食べる豚汁」という表現が正しいだろう。

気温のちょうど良い季節はテラスで、冬の寒い時期は料理が冷めてしまうので、室内で食べることをおすすめしたい。

元々は東京で提供していた定食。糸島仕様にブラッシュアップ

PROFILE: 鳥羽周作/sio 代表取締役

鳥羽周作/sio 代表取締役
PROFILE: (とば・しゅうさく)/Jリーグの練習生、小学校の教員を経て、31歳で料理の世界に。2018年、東京・代々木上原に「sio」をオープンした。同店は「ミシュランガイド東京 2020」から6年連続で掲載されている。現在、全国にいろいろな業態の9店舗を展開。2024年12月には、東京・青山にイノベーティブイタリアン「sio AOYAMA」をリニューアルオープンした。書籍、YouTube、SNSなどで公開するレシピや、フードプロデュースなど、レストランの枠を超えてさまざまな手段で「おいしい」を届けている。モットーは「幸せの分母を増やす」。

この定食は元々、東京・青山にあるレストラン「ホテルズ(Hotel's)」(現「シオ アオヤマ(sio AOYAMA)」)で提供していた人気のメニューだ(現在は提供を休止中)。

「全国のホテルで、この定食が朝ごはんとして食べられたら最高だなという思いで考案したメニューなので、『セブン バイ セブン 糸島』で提供できることをうれしく思います。『ホテルズ』をオープンした際、名前の通りホテルの食事プランとして採用いただけるような展開も意識していたので、鮭定食に関しては調理工程が難しいものでなく、どんな環境でもおいしく仕上がるようなレシピを作成しました」(鳥羽シェフ)。

「セブン バイ セブン 糸島」で提供する“究極の鮭定食”は、料理の一部に糸島野菜を使用。NHKの朝ドラ「おむすび」でも注目を集めている糸島野菜は、別名・潮風野菜とも呼ばれており、海風のミネラルを受けて育つことで甘みと旨味が凝縮される。そんなおいしさがギュッと詰まった大根やにんじん、白菜などの食材を取り入れ、糸島仕様にブラッシュアップしている。

“究極の鮭定食”は1日60食限定で、宿泊者のみ予約可能。1日の始まりを“究極の鮭定食”からスタートする糸島旅行を楽しんでみてはいかがだろうか。

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1万5000円のチケットが1分で即完 「アンジェリックプリティ」のショーに集まったロリィタ服愛好家をキャッチ

「アンジェリックプリティ(ANGELICPRETTY)」はこのほど、大手町三井ホールで2025年春コレクションをショー形式で発表した。モデルの中村里砂や加藤ナナ、⻘木美沙子らが着こなす51ルックに、会場に集まった200人以上のロリィタファッション愛好家はうっとりとした眼差しを向けた。

シーズンテーマは「ドールハウス」で、全51ルックを発表した。ブランドのアイコンカラーであるピンクを全面に打ち出しつつ、ミントグリーンやイエローなどのアクセントカラーを用いる。定番のケーキやビスケットといったスイーツ柄、オリジナルキャラクターの「リリカルバニー」「はにかみベアー」柄など、オリジナルプリントを用いた新作7シリーズのほか、ハローキティ、リトルツインスターズ、シナモンロールというサンリオの人気キャラクターとコラボレーションしたドレスも登場した。

印象的だったのは、観客のブランドへの愛が非常に深いこと。例えば、モデルがステージの裾から歩き始めて間もないにもかかわらず、それがリバイバルアイテムであると察知した瞬間、会場全体から歓声が湧き上がった。09年発表のハローキティコラボアイテムや、約10年前に発売した“Dear Princess〜乙女のワードローブ〜”というプリンセススタイルを提案するシリーズ、猫柄の“ドーリーキャット”シリーズなどに対し、ゲストは両手で口を押さえて驚いた様子を見せたり、小さく拍手をしたり、頷きながら鑑賞したり。同ブランドで長年デザイナーを務めるASUKAは、「今季は『アンジェリックプリティ』の原点に立ち返りつつ、ブランド立ち上げ当時よりも幅広い素材を使用しながら、アーカイブ作品を可能な限り再現した。」と話した。

「アンジェリックプリティ」は1979年にオープンのセレクトショップ「プリティ」を前身として、2000年にスタートした。約20年という歴史の中で、ファッションショーがメインのイベントを開き始めたのはここ数年のことだ。ロリィタファッション愛好家の文化の一つに、ロリィタファッションをまとってカフェタイムを楽しむ「お茶会」があり、同ブランドもホテルなどを貸し切って同様のイベントを開いてきたが、2020年の新型コロナウイルスの感染拡大によってオンラインで開催せざるをえなくなった。そこでランウエイショーの動画を流し、新作発表の場にしたことから、現在のような形が出来上がったという。例年チケットは争奪戦であり、今年は1万5000円という決して安くはない価格にもかかわらず、公式サイトで発売したところわずか1分で完売した。

ショー来場者たちをキャッチ!

この日のドレスコードは、“特別な日にふさわしい「アンジェリックプリティ」コーデ”。クラシックロリータや甘ロリータなど、思い思いのスタイルをまとった来場者たちは、ショーが終わると新作アイテムが展示された別会場に移動し、思い思いに撮影会を楽しんだ。日本人だけでなく、中国やアメリカからやってきた愛好家も多く、国際交流を深め合う場面もあった。参加者の1人のまいこさんは、「ロリィタは互いのファッションを褒めるカルチャーがあり、それがすごくすてき」と笑顔を見せた。

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「ジーユー」が「新世紀エヴァンゲリオン」や“マイメロディ”“クロミ”とコラボ! 来週発売のファッションアイテム14選【12/30〜1/5】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は12月30日〜1月5日に発売するアイテムを紹介します。「ジーユー(GU)」は、1月1日の新年初売りからコラボの話題が目白押しです。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とのコラボコレクションではメンズ8型をラインアップ。一方、2025年に“マイメロディ”は50周年、“クロミ”は20周年を迎えることを記念し、同日に両キャラクターをあしらったコラボアイテムを発売します。ユニクロ「UT」からはTVアニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」とコラボしたメンズとキッズアイテムを1日に発売します。子どもはお年玉を持って、大人も新年のお祝いムードでお買い物をするのはワクワクしますね!

【1月1日発売】
ジーユー
(GU)

「新世紀エヴァンゲリオン」とコラボ

「ジーユー(GU)」は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とのコラボコレクションを発売する。同コレクションは、メンズ8型をラインアップ。首元に“NERV”マーク、腕にはパッチをあしらった“ウィンドプルーフシェルパーカ”や、グラフィックTと組み合わせると初号機と弐号機のカラーリングを再現できる“ベルトバッグ”など作品の世界観を身にまとえるアイテムを用意する。

■商品詳細

シェルパーカ(4990円※編集部調べ、以下同)
スエット(2990円)
パーカ(2990円)
Tシャツ(1290円)
バッグ(2290円)
ソックス(390円)
※一部商品

【1月1日発売】
ジーユー
(GU)

サンリオの“マイメロディ”“クロミ”とコラボ

「ジーユー(GU)」は、サンリオのキャラクター“マイメロディ”“クロミ”とのコラボアイテムを発売する。同コラボは、両キャラクターをあしらった裏起毛スエットや、周年を祝うアニバーサリーケーキをデザインしたジップアップパーカ、そろいのリボンを付けた両キャラクターをそれぞれ配したクロップド丈のTシャツなどをラインアップ。2025年に“マイメロディ”は50周年、“クロミ”は20周年を迎える。

■商品詳細

スエット(2990円)
ジップアップパーカ(2990円)
Tシャツ(1290円)
ルームウエアセットアップ(3990円)
ソックス(390円)
ポーチ(1990円)
※一部商品

【1月1日発売】
ニコアンド
(NIKO AND...)

発売から30周年を迎えるプレステとコラボ

「ニコアンド(NIKO AND...)」は、発売から30周年を迎えるゲーム機、プレイステーション(PlayStation)とのコラボコレクション“プレイステーション ミーツ ニコアンド(PlayStation meets niko and...)”を発売する。同コレクションでは、歴代プレイステーションのロゴと、人気タイトルから「グランツーリスモ」、「サルゲッチュ」、「ラストオブアス」のグラフィックを落とし込んだプルオーバーなどをラインアップする。

■商品詳細

プルオーバー(7000円)
パーカ(7000円)
ブルゾン(1万5000円)
キャップ(3960円)
ナップサック(4950円)
カラビナ(2970円)

【1月1日発売】
アフタヌーンティー・リビング
(AFTERNOON TEA LIVING)

メトロポリタン美術館
毎月1日に発売

「アフタヌーンティー・リビング(AFTERNOON TEA LIVING)」は、アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館とのコラボアイテムを発売する。同コラボは、季節に合わせて選んだ名作がモチーフのアイテムを1年を通して毎月初1日に発売するもの。1月発売分は、フランスの印象派画家、オーギュスト・ルノワール(Auguste Renoir)の「Bouquet of Chrysanthemums(菊の花束)」を採用したバッグとポーチに加えて、メトロポリタン美術館のビンテージロゴをモチーフとしたバッグとポーチ、さらにスクリューボトルをラインアップする。

■商品詳細

バッグ(2200円)
ポーチ(2200円)
スクリューボトル(3520円)
※一部商品

【1月1日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

「UT」と「ドラゴンボールDAIMA」がコラボ

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は、現在放送中のTVアニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」とコラボレーションしたコレクションを発売する。同コラボでは、メンズ用スエットシャツ3型と、メンズ用グラフィックTシャツ4型、そしてキッズ用のグラフィックTシャツ3型の計10型を用意。同アニメのタイトルロゴやイラストをあしらうほか、原作漫画「ドラゴンボール」の扉絵などもプリントに落とし込んだ。

■商品詳細

スエットシャツ(2990円)
グラフィックTシャツ(1500円)
キッズ グラフィックTシャツ(990円)
※一部商品

【1月1日発売】
ドクターマーチン
(DR.MARTENS)

巳年仕様の新作コレクション

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、2025年の干支「巳」に着想した新作コレクション“イヤー オブ ザ スネーク コレクション(YEAR OF THE SNAKE COLLECTION)”を発売する。同コレクションは、巳年にちなんでアッパーにはスネークスキンのエンボス加工のレザーを採用したシューズや、ストラップの部分にブラウンスネークエンボスを採用したバックパックなど計4型をラインアップ。また、同コレクションのアイテム全てに、幸運を願ってゴールドのスネークチャームを装飾し、巳年仕様に仕上げた。

■商品詳細

シューズ(2万8600〜3万800円)
ブーツ(3万3000円)
バックパック(3万8500円)

【1月1日発売】
ニコアンド
(NIKO AND...)

「セサミストリート」コラボ
スエットやカーディガン、キャップなど

「ニコアンド(NIKO AND...)」は、子ども向け教育番組「セサミストリート」のキャラクターとコラボしたアイテムを発売する。同コラボでは、左胸にキャラクターをあしらったスエット、漫画を思わせるデザインのパーカ、写真を大胆に配したロンTなどのウエアに加えて、ソックスやハンドウォーマー、キャップなどの小物も充実したラインアップで展開する。。

■商品詳細

スエット(7000円)
パーカ(7500円)
ロンT(6000円)
ソックス(2000円)
ハンドウォーマー(3990円)
※一部商品

【1月1日発売】
ニューエラ
(NEW ERA)

正月に登場する4つの新作コレクション

「ニューエラ(NEW ERA)」は、2025年の干支「巳」にちなんだデザインやラインストーン、花柄のゴブラン生地などを使用した新作ヘッドウエアを発売する。今回は、4つのコレクションが一堂にラインアップ。2025年の干支である「巳」に着目した、“ブラック スネーク コレクション”やロゴをラインストーンであしらった“ロサンゼルス・ドジャース ラインストーン コレクション”などさまざまなデザインのヘッドウエアをそろえる。

■商品詳細

ヘッドウエア(5280円〜1万3200円)
※一部商品

【1月1日発売】
ルイ・ヴィトン
(LOUIS VUITTON)

村上隆とのリエディション・コレクション

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、アーティスト、村上隆とのコラボから20周年を記念し、リエディション・コレクションを発売する。アイテムは、33色の“LV”イニシャルとモノグラム・フラワー モチーフによる“モノグラム・マルチカラー”をまとわせたアイテムをはじめとする、コラボならではの意匠を凝らした。バッグやスーツケース、ウオレット、アクセサリー、シューズ、フレグランスなど幅広く200点以上をラインアップする。

■商品詳細

バッグ(35万2000円〜)
スーツケース(62万1500円)
スニーカー(25万5200円)
フレグランス(100mL、5万5000円)
※一部商品

【1月1日発売】
ヴァンズ
(VANS)

「ビリーズ」との“干支プロジェクト”

「ヴァンズ(VANS)」は、「ビリーズ(BILLY’S)」との新年恒例“干支プロジェクト”の2025年モデルを発売する。今回発売する“イヤー オブ ザ スネイク オーセンティック(YEAR OF THE SNAKE AUTHENTIC)”は、2025年の干支“巳”にあやかり、ヘビの“脱皮”に着想を得たデザインの“オーセンティック”2色をラインアップ。経年変化によってアッパーのスネークスキンの柄が出てくる仕様に仕上げた。

■商品詳細

シューズ(1万3200円)

【1月2日発売】
ディオール
(DIOR)

カウズとのコラボコレクション

「ディオール(DIOR)」は、アーティストのカウズ(KAWS)とコラボレーションした限定カプセルコレクション“ディオール&カウズ”を発売する。本コレクションは、「ディオール」のアイコニックなコードとカウズならではの独特な世界観を融合した陽気でポップなエネルギーに満ちたアイテムをそろえる。

■商品詳細

ジャケット
パンツ
バッグ
キャップ
※一部商品

【1月2日発売】
アンブッシュ
(AMBUSH)

2025年干支・巳を象ったネックレス

「アンブッシュ(AMBUSH)」は、2025年の干支、“巳”をモチーフとしたネックレスを発売する。同ネックレスは、ブランド名にヘビが巻き付くデザインで、ヘビのうろこは緻密に掘り上げたものと、きらびやかなジルコニアをあしらったものを制作。カラーはシルバーとゴールドをそろえ、チェーンはアジャスター付きで45cm、50cmと調整できる仕様だ。

■商品詳細

ネックレス(3万800〜4万9500円)

【1月2日発売】
フェンディ
(FENDI)

100周年記念コレクション“フェンディ アイズ”

「フェンディ(FENDI)」は、ブランドの100周年記念コレクション“フェンディ アイズ”を発売する。同コレクションは、コンテンポラリースタイルでメゾンのDNAエレメントを再考。ブランドのシグネチャー“モンスター アイ”デザインを再解釈しデザインに落とし込んだメンズ、ウィメンズのバッグのほか、革小物などをラインアップする。

■商品詳細

バッグ
革小物
スニーカー
ウエア
※一部商品

【1月3日発売】
プーマ
(PUMA)

「サイ」とコラボ
フットボールシャツやスニーカー“パレルモ”など 

「プーマ(PUMA)」は、「サイ(SCYE)」とのコラボアイテムを発売する。同コラボは、“プーマキャット”と「サイ」の“ライノ”を忍ばせた、カモ柄のフットボールシャツや「サイ」のパターンワークで生まれ変わらせた、「プーマ」を代表する“T7”トラックジャケット、トラックパンツのほか両ブランドモチーフを随所にあしらい、独自のカラーリングを施したスニーカー“パレルモ(PALERMO)”をそろえる。

■商品詳細

Tシャツ(1万1000円)
トラックジャケット(1万9800円)
トラックパンツ(1万6500円)
スニーカー(1万7600円)

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「ジーユー」が「新世紀エヴァンゲリオン」や“マイメロディ”“クロミ”とコラボ! 来週発売のファッションアイテム14選【12/30〜1/5】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は12月30日〜1月5日に発売するアイテムを紹介します。「ジーユー(GU)」は、1月1日の新年初売りからコラボの話題が目白押しです。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とのコラボコレクションではメンズ8型をラインアップ。一方、2025年に“マイメロディ”は50周年、“クロミ”は20周年を迎えることを記念し、同日に両キャラクターをあしらったコラボアイテムを発売します。ユニクロ「UT」からはTVアニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」とコラボしたメンズとキッズアイテムを1日に発売します。子どもはお年玉を持って、大人も新年のお祝いムードでお買い物をするのはワクワクしますね!

【1月1日発売】
ジーユー
(GU)

「新世紀エヴァンゲリオン」とコラボ

「ジーユー(GU)」は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」とのコラボコレクションを発売する。同コレクションは、メンズ8型をラインアップ。首元に“NERV”マーク、腕にはパッチをあしらった“ウィンドプルーフシェルパーカ”や、グラフィックTと組み合わせると初号機と弐号機のカラーリングを再現できる“ベルトバッグ”など作品の世界観を身にまとえるアイテムを用意する。

■商品詳細

シェルパーカ(4990円※編集部調べ、以下同)
スエット(2990円)
パーカ(2990円)
Tシャツ(1290円)
バッグ(2290円)
ソックス(390円)
※一部商品

【1月1日発売】
ジーユー
(GU)

サンリオの“マイメロディ”“クロミ”とコラボ

「ジーユー(GU)」は、サンリオのキャラクター“マイメロディ”“クロミ”とのコラボアイテムを発売する。同コラボは、両キャラクターをあしらった裏起毛スエットや、周年を祝うアニバーサリーケーキをデザインしたジップアップパーカ、そろいのリボンを付けた両キャラクターをそれぞれ配したクロップド丈のTシャツなどをラインアップ。2025年に“マイメロディ”は50周年、“クロミ”は20周年を迎える。

■商品詳細

スエット(2990円)
ジップアップパーカ(2990円)
Tシャツ(1290円)
ルームウエアセットアップ(3990円)
ソックス(390円)
ポーチ(1990円)
※一部商品

【1月1日発売】
ニコアンド
(NIKO AND...)

発売から30周年を迎えるプレステとコラボ

「ニコアンド(NIKO AND...)」は、発売から30周年を迎えるゲーム機、プレイステーション(PlayStation)とのコラボコレクション“プレイステーション ミーツ ニコアンド(PlayStation meets niko and...)”を発売する。同コレクションでは、歴代プレイステーションのロゴと、人気タイトルから「グランツーリスモ」、「サルゲッチュ」、「ラストオブアス」のグラフィックを落とし込んだプルオーバーなどをラインアップする。

■商品詳細

プルオーバー(7000円)
パーカ(7000円)
ブルゾン(1万5000円)
キャップ(3960円)
ナップサック(4950円)
カラビナ(2970円)

【1月1日発売】
アフタヌーンティー・リビング
(AFTERNOON TEA LIVING)

メトロポリタン美術館
毎月1日に発売

「アフタヌーンティー・リビング(AFTERNOON TEA LIVING)」は、アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館とのコラボアイテムを発売する。同コラボは、季節に合わせて選んだ名作がモチーフのアイテムを1年を通して毎月初1日に発売するもの。1月発売分は、フランスの印象派画家、オーギュスト・ルノワール(Auguste Renoir)の「Bouquet of Chrysanthemums(菊の花束)」を採用したバッグとポーチに加えて、メトロポリタン美術館のビンテージロゴをモチーフとしたバッグとポーチ、さらにスクリューボトルをラインアップする。

■商品詳細

バッグ(2200円)
ポーチ(2200円)
スクリューボトル(3520円)
※一部商品

【1月1日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

「UT」と「ドラゴンボールDAIMA」がコラボ

「ユニクロ(UNIQLO)」のTシャツブランド「UT」は、現在放送中のTVアニメシリーズ「ドラゴンボールDAIMA」とコラボレーションしたコレクションを発売する。同コラボでは、メンズ用スエットシャツ3型と、メンズ用グラフィックTシャツ4型、そしてキッズ用のグラフィックTシャツ3型の計10型を用意。同アニメのタイトルロゴやイラストをあしらうほか、原作漫画「ドラゴンボール」の扉絵などもプリントに落とし込んだ。

■商品詳細

スエットシャツ(2990円)
グラフィックTシャツ(1500円)
キッズ グラフィックTシャツ(990円)
※一部商品

【1月1日発売】
ドクターマーチン
(DR.MARTENS)

巳年仕様の新作コレクション

「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、2025年の干支「巳」に着想した新作コレクション“イヤー オブ ザ スネーク コレクション(YEAR OF THE SNAKE COLLECTION)”を発売する。同コレクションは、巳年にちなんでアッパーにはスネークスキンのエンボス加工のレザーを採用したシューズや、ストラップの部分にブラウンスネークエンボスを採用したバックパックなど計4型をラインアップ。また、同コレクションのアイテム全てに、幸運を願ってゴールドのスネークチャームを装飾し、巳年仕様に仕上げた。

■商品詳細

シューズ(2万8600〜3万800円)
ブーツ(3万3000円)
バックパック(3万8500円)

【1月1日発売】
ニコアンド
(NIKO AND...)

「セサミストリート」コラボ
スエットやカーディガン、キャップなど

「ニコアンド(NIKO AND...)」は、子ども向け教育番組「セサミストリート」のキャラクターとコラボしたアイテムを発売する。同コラボでは、左胸にキャラクターをあしらったスエット、漫画を思わせるデザインのパーカ、写真を大胆に配したロンTなどのウエアに加えて、ソックスやハンドウォーマー、キャップなどの小物も充実したラインアップで展開する。。

■商品詳細

スエット(7000円)
パーカ(7500円)
ロンT(6000円)
ソックス(2000円)
ハンドウォーマー(3990円)
※一部商品

【1月1日発売】
ニューエラ
(NEW ERA)

正月に登場する4つの新作コレクション

「ニューエラ(NEW ERA)」は、2025年の干支「巳」にちなんだデザインやラインストーン、花柄のゴブラン生地などを使用した新作ヘッドウエアを発売する。今回は、4つのコレクションが一堂にラインアップ。2025年の干支である「巳」に着目した、“ブラック スネーク コレクション”やロゴをラインストーンであしらった“ロサンゼルス・ドジャース ラインストーン コレクション”などさまざまなデザインのヘッドウエアをそろえる。

■商品詳細

ヘッドウエア(5280円〜1万3200円)
※一部商品

【1月1日発売】
ルイ・ヴィトン
(LOUIS VUITTON)

村上隆とのリエディション・コレクション

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、アーティスト、村上隆とのコラボから20周年を記念し、リエディション・コレクションを発売する。アイテムは、33色の“LV”イニシャルとモノグラム・フラワー モチーフによる“モノグラム・マルチカラー”をまとわせたアイテムをはじめとする、コラボならではの意匠を凝らした。バッグやスーツケース、ウオレット、アクセサリー、シューズ、フレグランスなど幅広く200点以上をラインアップする。

■商品詳細

バッグ(35万2000円〜)
スーツケース(62万1500円)
スニーカー(25万5200円)
フレグランス(100mL、5万5000円)
※一部商品

【1月1日発売】
ヴァンズ
(VANS)

「ビリーズ」との“干支プロジェクト”

「ヴァンズ(VANS)」は、「ビリーズ(BILLY’S)」との新年恒例“干支プロジェクト”の2025年モデルを発売する。今回発売する“イヤー オブ ザ スネイク オーセンティック(YEAR OF THE SNAKE AUTHENTIC)”は、2025年の干支“巳”にあやかり、ヘビの“脱皮”に着想を得たデザインの“オーセンティック”2色をラインアップ。経年変化によってアッパーのスネークスキンの柄が出てくる仕様に仕上げた。

■商品詳細

シューズ(1万3200円)

【1月2日発売】
ディオール
(DIOR)

カウズとのコラボコレクション

「ディオール(DIOR)」は、アーティストのカウズ(KAWS)とコラボレーションした限定カプセルコレクション“ディオール&カウズ”を発売する。本コレクションは、「ディオール」のアイコニックなコードとカウズならではの独特な世界観を融合した陽気でポップなエネルギーに満ちたアイテムをそろえる。

■商品詳細

ジャケット
パンツ
バッグ
キャップ
※一部商品

【1月2日発売】
アンブッシュ
(AMBUSH)

2025年干支・巳を象ったネックレス

「アンブッシュ(AMBUSH)」は、2025年の干支、“巳”をモチーフとしたネックレスを発売する。同ネックレスは、ブランド名にヘビが巻き付くデザインで、ヘビのうろこは緻密に掘り上げたものと、きらびやかなジルコニアをあしらったものを制作。カラーはシルバーとゴールドをそろえ、チェーンはアジャスター付きで45cm、50cmと調整できる仕様だ。

■商品詳細

ネックレス(3万800〜4万9500円)

【1月2日発売】
フェンディ
(FENDI)

100周年記念コレクション“フェンディ アイズ”

「フェンディ(FENDI)」は、ブランドの100周年記念コレクション“フェンディ アイズ”を発売する。同コレクションは、コンテンポラリースタイルでメゾンのDNAエレメントを再考。ブランドのシグネチャー“モンスター アイ”デザインを再解釈しデザインに落とし込んだメンズ、ウィメンズのバッグのほか、革小物などをラインアップする。

■商品詳細

バッグ
革小物
スニーカー
ウエア
※一部商品

【1月3日発売】
プーマ
(PUMA)

「サイ」とコラボ
フットボールシャツやスニーカー“パレルモ”など 

「プーマ(PUMA)」は、「サイ(SCYE)」とのコラボアイテムを発売する。同コラボは、“プーマキャット”と「サイ」の“ライノ”を忍ばせた、カモ柄のフットボールシャツや「サイ」のパターンワークで生まれ変わらせた、「プーマ」を代表する“T7”トラックジャケット、トラックパンツのほか両ブランドモチーフを随所にあしらい、独自のカラーリングを施したスニーカー“パレルモ(PALERMO)”をそろえる。

■商品詳細

Tシャツ(1万1000円)
トラックジャケット(1万9800円)
トラックパンツ(1万6500円)
スニーカー(1万7600円)

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BLACKPINKジェニーのステージで着用した注目の”ホワイトフリルスカート”の着こなしをチェック!

プリティーガールズへのメッセージを掲げて新曲“マントラ(Mantra)”をリリースしたBLACKPINKのジェニー(Jennie)。パワフルなパフォーマンスと共に、自由奔放でロマンチックなムードを漂わせるホワイトフリルスカートのスタイリングに注目が集まっています。K-POPアイドルのステージスタイリングからファッションアイコンたちのデイリールックまでさまざまな場面で登場するホワイトフリルスカートの着こなし方を紹介していきます。

ショート丈の白フリルスカートは、他のアイテムと合わせやすく、アイテムによって多彩な魅力を発揮できるのが魅力。ジェニーとT-ARAのヒョミン(Hyomin)のように、白いフリルスカートにスポーティーなトップスを合わせれば、スタイリッシュなルックをさりげなく完成させることができます。さらに、ジェニーはアクセサリーとウエスタンブーツで、ヒョミンは強烈なレッドトーンのカーラニットとピンヒールでポイントを抑えておりセンスが光ります。

(G)I-DLEのミヨン(MIYEON)やインフルエンサーのチャーリー・ダミリオ(Charli D’Amelio)のように、トップスまでホワイト系で統一し、ベルトや帽子をプラスしてラブリーなウエスタンルックに仕上げる方法も。この時、ベルトや帽子などのアクセサリーは大胆なデザインを選ぶと、ウエスタンルック特有のクールなムードを演出することができます。

朝晩の冷え込みが気になる季節には、モデルのエルザ・ホスク(Elsa Hosk)のルックを参考に。落ち着いたフリルディテールが施されたツーピースにブラウントーンのジャケットとバッグ、サングラスをプラスして若々しくもシックに着こなしています。

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BLACKPINKジェニーのステージで着用した注目の”ホワイトフリルスカート”の着こなしをチェック!

プリティーガールズへのメッセージを掲げて新曲“マントラ(Mantra)”をリリースしたBLACKPINKのジェニー(Jennie)。パワフルなパフォーマンスと共に、自由奔放でロマンチックなムードを漂わせるホワイトフリルスカートのスタイリングに注目が集まっています。K-POPアイドルのステージスタイリングからファッションアイコンたちのデイリールックまでさまざまな場面で登場するホワイトフリルスカートの着こなし方を紹介していきます。

ショート丈の白フリルスカートは、他のアイテムと合わせやすく、アイテムによって多彩な魅力を発揮できるのが魅力。ジェニーとT-ARAのヒョミン(Hyomin)のように、白いフリルスカートにスポーティーなトップスを合わせれば、スタイリッシュなルックをさりげなく完成させることができます。さらに、ジェニーはアクセサリーとウエスタンブーツで、ヒョミンは強烈なレッドトーンのカーラニットとピンヒールでポイントを抑えておりセンスが光ります。

(G)I-DLEのミヨン(MIYEON)やインフルエンサーのチャーリー・ダミリオ(Charli D’Amelio)のように、トップスまでホワイト系で統一し、ベルトや帽子をプラスしてラブリーなウエスタンルックに仕上げる方法も。この時、ベルトや帽子などのアクセサリーは大胆なデザインを選ぶと、ウエスタンルック特有のクールなムードを演出することができます。

朝晩の冷え込みが気になる季節には、モデルのエルザ・ホスク(Elsa Hosk)のルックを参考に。落ち着いたフリルディテールが施されたツーピースにブラウントーンのジャケットとバッグ、サングラスをプラスして若々しくもシックに着こなしています。

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相次ぐクリエイティブ・ディレクター交代劇 一覧で振り返る2024年の就任&退任

2024年は、クリエイティブ・ディレクターの交代に関するニュースが相次いだ。特にドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)やフィリップ・リム(Phillip Lim)といった自身のブランドを長年手掛けてきた創業デザイナーの退任や、「シャネル(CHANEL)」や「セリーヌ(CELINE)」などビッグメゾンでの去就が印象的な1年だった。またビジネス面で目に見える成果がすぐに求められる近年の傾向に加え、ラグジュアリー消費が減速する中、在任期間2〜3年、早ければ数シーズンで交代というケースも珍しくなくなっている。その流れは来年も続きそうだ。

新章の幕開けでは、今年は3月に就任したアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)率いる「ヴァレンティノ(VALENTINO)」をはじめ、昨年就任したシェミナ・カマリ(Chemena Kamali)の手掛ける「クロエ(CHLOE)やショーン・マクギアー (Sean McGirr)による「マックイーン(McQUEEN)」、マッテオ・タンブリーニ(Matteo Tamburini)の「トッズ(TOD’S)」などが初のコレクションを披露した。そして25年は、「シャネル(CHANEL)」や「セリーヌ(CELINE)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」「ランバン(LANVIN)」「トム フォード(TOM FORD)」「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」といった名だたるブランドが、新クリエイティブ・ディレクターによるデビューショーを予定。新たな視点で生み出されるコレクションに期待がふくらむ。一方、今後の活動について明らかになっていないエディ・スリマン(Hedi Slimane)やジョン・ガリアーノ(John Galliano)、ピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)の動向にも注目だ。

ここでは、主要ブランドのOUT(退任)とIN(就任)の一覧を通して、激動の1年を振り返る。

3.1 PHILLIP LIM
OUT:フィリップ・リム

ALBERTA FERRETTI
OUT:アルベルタ・フェレッティ(Alberta Ferretti)
IN:ロレンツォ・セラフィニ(Lorenzo Serafini)
※セラフィニがこれまで手掛けてきた「フィロソフィー ディ ロレンツォ セラフィニ(PHILOSOPHY DI LORENZO SERAFINI)」は「アルベルタ フェレッティ」に統合

BENETTON
OUT:アンドレア・インコントリ(Andrea Incontri)

BLUMARINE
OUT:ヴァルター・キアッポーニ(Walter Chiapponi)
IN:デヴィッド・コーマ(David Koma)

BOTTEGA VENETA
OUT:マチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)
IN:ルイーズ・トロッター(Louise Trotter)

CANADA GOOSE
IN:ハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)
※年に2回、カプセルコレクション「スノーグース by カナダグース」を制作

CARVEN
OUT:ルイーズ・トロッター

CALVIN KLEIN
IN:ヴェロニカ・レオーニ(Veronica Leoni)

CELINE
OUT:エディ・スリマン
IN:マイケル・ライダー(Michael Rider)

CHANEL
OUT:ヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)
IN:マチュー・ブレイジー

DRIES VAN NOTEN
OUT:ドリス・ヴァン・ノッテン
IN:ジュリアン・クロスナー(Julian Klausner)
※内部昇格

FOXY
OUT:前田義子
IN:前田華子
※「アディアム(ADEAM)」と兼任

FENDI
OUT:キム・ジョーンズ(Kim Jones)
※「ディオール(DIOR)」のメンズに専念

GEORGE JENSEN
IN:パウラ・ジェルバーゼ(Paula Gerbase)

GIVENCHY
IN:サラ・バートン(Sarah Burton)

HELMUT LANG
OUT:ピーター・ドゥ(Peter Do)

JOSEPH
IN:マリオ・アリーナ(Mario Arena)

LANVIN
IN:ピーター・コッピング(Peter Copping)

MAISON MARGIELA
OUT:ジョン・ガリアーノ

MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN
OUT:マルセロ・ブロン(Marcelo Burlon)
※今後はデザインチームがコレクションを制作

MISSONI
OUT:フィリッポ・グラツィオーリ(Filippo Grazioli)
IN:アルベルト・カリーリ(Arberto Caliri)
※内部昇格

MOSCHINO
IN:エードリアン・アピオラッザ(Adrian Appiolaza)

OAMC
OUT:ルーク・メイヤー(Luke Meier)
※今後はデザインチームがコレクションを制作
※メイヤーは「ジル サンダー(JIL SANDER)」に専念

SERGIO ROSSI
IN:ポール・アンドリュー(Paul Andrew)

THEORY
OUT:ジェフリー・カリンスキー(Jeffrey Kalinsky)

THEORY PROJECT
OUT:ルカ・オッセンドライバー(Lucas Ossendrijver)

TOM FORD
OUT:ピーター・ホーキングス(Peter Hawkings)
IN:ハイダー・アッカーマン

UNIQLO
IN:クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)

VALENTINO
OUT:ピエールパオロ・ピッチョーリ
IN:アレッサンドロ・ミケーレ

Y/PROJECT
OUT:グレン・マーティンス(Glenn Martens)
※「ディーゼル(DIESEL)」に専念
※25年にはグレン・マーティンスとして「H&M」とのコラボも予定

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フォトグラファー小田駿一による「ブループリント」 VOL.1は唾奇とイル・ボスティーノがW表紙

フォトグラファー小田駿一によるヒップホップカルチャー誌「ブループリント ザ マガジン(BLUEPRINT THE MAGAZINE以下、ブループリント)」はこのほど、5月の創刊以来、2号目となるVOL.1を発売した。価格は1650円で、発売元はapples&oranges。公式サイトやアマゾンなどで取り扱う。

今号の表紙を飾るのは、沖縄出身のラッパーである唾奇と、ヒップホップクルー「ザ ブルー ハーブ(THA BLUE HERB)」メンバーのイル・ボスティーノ(ILL-BOSSTINO)だ。1万字を超える両者のロングインタビューのほか、ジャンメン(JNKMN)やDJタツキ(TATSUKI)、ブルックリン・ヤス(BROOKLYN YAS)などの完全独占インタビューが見どころになっている。

「ブループリント」はヒップホップの魅力を発信する目的で、雑誌事業のみならず、ライブ事業と物販事業の3本柱で構成している。次回のライブ「ブループリント ザ ライブ VOL.2」は2025年2月8日に、東京・渋谷のナイトクラブ「ハーレム(HARLEM)」で開催する。詳細は順次発表予定。

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フォトグラファー小田駿一による「ブループリント」 VOL.1は唾奇とイル・ボスティーノがW表紙

フォトグラファー小田駿一によるヒップホップカルチャー誌「ブループリント ザ マガジン(BLUEPRINT THE MAGAZINE以下、ブループリント)」はこのほど、5月の創刊以来、2号目となるVOL.1を発売した。価格は1650円で、発売元はapples&oranges。公式サイトやアマゾンなどで取り扱う。

今号の表紙を飾るのは、沖縄出身のラッパーである唾奇と、ヒップホップクルー「ザ ブルー ハーブ(THA BLUE HERB)」メンバーのイル・ボスティーノ(ILL-BOSSTINO)だ。1万字を超える両者のロングインタビューのほか、ジャンメン(JNKMN)やDJタツキ(TATSUKI)、ブルックリン・ヤス(BROOKLYN YAS)などの完全独占インタビューが見どころになっている。

「ブループリント」はヒップホップの魅力を発信する目的で、雑誌事業のみならず、ライブ事業と物販事業の3本柱で構成している。次回のライブ「ブループリント ザ ライブ VOL.2」は2025年2月8日に、東京・渋谷のナイトクラブ「ハーレム(HARLEM)」で開催する。詳細は順次発表予定。

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「ロンシャン」3代目が語る 「創造力とは冷蔵庫の余り物から一品作り上げる力」の意味

PROFILE: ソフィ・ドゥラフォンテーヌ/「ロンシャン」クリエイティブ・ディレクター

ソフィ・ドゥラフォンテーヌ/「ロンシャン」クリエイティブ・ディレクター
PROFILE: 「ロンシャン」創業家の3代目。1968年にフランスに生まれる。1995年の入社以来、長きにわたりクリエイティブ・ディレクターとしてメゾンを統括している PHOTO:KAZUO YOSHIDA

「ロンシャン(LONGCHAMP)」は近年、“現代のパリジェンヌ”を題材にコレクションを発表している。パリジェンヌといえば、トレンチコートやバギーパンツ、赤リップを身につけたパリ生まれの女性を想像するが、同ブランドが打ち出すのは、多様なバックグラウンドを持ちながらパリで人生を謳歌する女性たちだ。彼女たちの生き方や哲学に着想したコレクションを発表し、誰もがパリジェンヌになれると訴える。このほど来日したソフィ・ドゥラフォンテーヌ(Sophie Delafontaine)クリエイティブ・ディレクターに、2025年夏コレクションやアイコンバッグに抱く思い、ファミリービジネスの功罪、バッグ市場の見解などを聞いた。

夏コレクションの着想源は家庭菜園

WWD:2025年の夏コレクションについて教えてほしい。

ソフィ・ドゥラフォンテーヌ(以下、ドゥラフォンテーヌ):今季は「“現代のパリジェンヌ”がパリ郊外の菜園で家族や友人と過ごす姿」をルックで表現した。ガーデナーのエプロンに着想したドレスは、コレクションの象徴的な存在だ。あたたかなギンガムチェックを取り入れたルックも多く登場する。カラーパレットにも注目してほしい。「LIVE GREEN」をテーマに掲げ、夏の自然を思わせるグリーンをキーカラーとして打ち出しつつ、ビーツやアーティチョークなど、さまざまな野菜由来のカラーを取り入れた。

WWD:25年春コレクションは、ピンクをふんだんに取り入れた都会的なルックが印象的だった。今季、舞台をパリ郊外に移したのはなぜか?

ドゥラフォンテーヌ:大都会が持つエネルギーももちろん好きだが、時に喧騒から逃れ、自然に身を委ねたくなる。私自身、週末にファミリーハウスで過ごす穏やかな時間は、ただ楽しいだけでなくリセットの時間にもなっている。都会に生きるからこそ、自然と触れ合う時間を大切にしたい。その思いをコレクションで表現した。

WWD:今季は「菜園」がキーワードになっている。個人的な思い入れがあるのか?

ドゥラフォンテーヌ:若年層を中心に、「何を食べているのか」「それらがどのように作られたのか」に意識的になっている印象がある。私自身もパリ近郊の住居と南フランスの別荘に2つ菜園を持っており、家族や友人とトマトやズッキーニを育てたり、収穫した野菜でサラダを作るなど、家庭菜園を楽しんでいる。収穫した野菜から季節を感じられるのも、都会ではなかなか体験できないことだろう。

WWD:バッグもコレクションテーマを体現している。

ドゥラフォンテーヌ:野菜由来のカラーやギンガムチェックで彩った“ル ロゾ”はもちろん、青果市場に行くときに使用するバッグに着想したアイテム(※ルック画像2枚目)も今季らしいアイテムだ。

アイコニックなバッグの数々

WWD:「ロンシャン」と言えばバッグを思い浮かべる人も多い。まずは、代表格の“ル プリアージュ”について教えてほしい。

ドゥラフォンテーヌ:“ル プリアージュ”は、私の父が作ったバッグだ。シンプルでアイコニックな佇まいを両立するのは至難の技だが、“ル プリアージュ”は発売当初から実現している。「軽さ」「多彩さ」「自由さ」など、「ロンシャン」のモノ作りのスピリットを体現しているのも、ロングセラーである理由だろう。これまでさまざまなカラーや素材、コラボレーションを試してきたが、“ル プリアージュ”の可能性は無限。これからも世代や性別、国籍を問わず愛されるバッグであり続けたいと思う。

WWD:“ル ロゾ”も30周年を迎え、ロングセラーのバッグとして名高い。

ドゥラフォンテーヌ:流行り廃りが激しいファッション業界において、時代を超え愛されるバッグを生み出せたことを誇りに思う。“ル ロゾ”はこれまで、さまざまなデザインを試してきた。発売当初は、スマートフォンもなく荷物が多くなりがちだったため、“ル ロゾ”のサイズ感は多くの人々の心をつかんだことだろう。

WWD:比較的新しい“リプレイ”シリーズも、着実にファンを増やしている。

ドゥラフォンテーヌ:“リプレイ”は、メゾンで眠っていたストック素材をバッグに活用したシリーズだ。そのため、ストラップをバスケット型のバッグにしたり、レザーをクロスボディバッグにしたりと、使用する素材やカラーはシーズンごとに異なる。ただサステナブルなだけでない、素材やサプライヤーにこだわりを持つ「ロンシャン」ならではのシリーズだと言えるだろう。

WWD:「ロンシャン」は、ただサステナビリティに向き合うだけでなく、楽しみながらエコフレンドリーなモノ作りに取り組んでいるのが印象的だ。

ドゥラフォンテーヌ:サステナビリティとは、本来楽しく喜びをもたらすもの。そしてファッションの醍醐味も、装う楽しさを届けることだ。“リプレイ”を生み出す過程は、レシピを持って買い物へ行くというより、冷蔵庫の余り物をもとに料理する感覚に近い。ちょうど祖母が残ったフランスパンでフレンチトーストを作るように、材料を目の前に置き、そこから何かを生み出せるようなクリエイティビティーが求められている。

ファミリービジネスが広げるブランドの可能性

WWD:「ロンシャン」は、伝統的にファミリービジネスの形態をとっている。

ドゥラフォンテーヌ:ファミリービジネスは何事も長期的な視点に立ち考えられるのが強みだ。例えば、父が初来日した1960年代から、私たち家族、すなわち「ロンシャン」と日本の関係は絶えず続いている。加えて、家族だからこそ何事も率直に打ち明けられる。兄弟から「このバッグは良くない」と厳しい意見をもらうこともあるが、それもより良い商品を企画・製作するため。私も主張するため議論は続くが、5日後にはいつも通りの会話をしている。集まるのが容易なため、決断が早いことも大きなアドバンテージだろう。

WWD:家族経営だからこそ、さまざまな世代が集まる。

ドゥラフォンテーヌ:私の父がそうであったように、私もクリエイティブ・ディレクターとして、好奇心を持って人や文化に触れてきた。その経験が娘や甥に影響を与えることもあるだろうが、私自身も彼女たちが持つ若年層の視点を必要としている。お互いをインスパイアし合っているからこそ、「ロンシャン」の世代を超えて愛されるプロダクトが誕生している。

WWD:日本市場をどう見ているか?

ドゥラフォンテーヌ:日本市場と欧州市場は年々似通ってきている。昔こそ日本は小さめのバッグ、欧州は大きめのバッグが売れ筋だったが、今年のベストセラーは全く同じだった。そもそも、「ロンシャン」は国境で分けて考えることはしない。どこで生まれたか、どこに住んでいるかより、その人のライフスタイルやパーソナリティーに基づいて検討している。

WWD:その姿勢は、ロンシャンが定義する“現代のパリジェンヌ”に重なる。

ドゥラフォンテーヌ:私たちのミューズは、さまざまなバックグラウンドを持ちながら、あるがままの自分を楽しんでいる女性。そして、プロダクトを通して自信を与えるのが私の仕事だ。今後もクリエイティブ・ディレクターとしての役割を全うし、“現代のパリジェンヌ”が持つエネルギーをコレクションで表現し続けたい。

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「ロンシャン」3代目が語る 「創造力とは冷蔵庫の余り物から一品作り上げる力」の意味

PROFILE: ソフィ・ドゥラフォンテーヌ/「ロンシャン」クリエイティブ・ディレクター

ソフィ・ドゥラフォンテーヌ/「ロンシャン」クリエイティブ・ディレクター
PROFILE: 「ロンシャン」創業家の3代目。1968年にフランスに生まれる。1995年の入社以来、長きにわたりクリエイティブ・ディレクターとしてメゾンを統括している PHOTO:KAZUO YOSHIDA

「ロンシャン(LONGCHAMP)」は近年、“現代のパリジェンヌ”を題材にコレクションを発表している。パリジェンヌといえば、トレンチコートやバギーパンツ、赤リップを身につけたパリ生まれの女性を想像するが、同ブランドが打ち出すのは、多様なバックグラウンドを持ちながらパリで人生を謳歌する女性たちだ。彼女たちの生き方や哲学に着想したコレクションを発表し、誰もがパリジェンヌになれると訴える。このほど来日したソフィ・ドゥラフォンテーヌ(Sophie Delafontaine)クリエイティブ・ディレクターに、2025年夏コレクションやアイコンバッグに抱く思い、ファミリービジネスの功罪、バッグ市場の見解などを聞いた。

夏コレクションの着想源は家庭菜園

WWD:2025年の夏コレクションについて教えてほしい。

ソフィ・ドゥラフォンテーヌ(以下、ドゥラフォンテーヌ):今季は「“現代のパリジェンヌ”がパリ郊外の菜園で家族や友人と過ごす姿」をルックで表現した。ガーデナーのエプロンに着想したドレスは、コレクションの象徴的な存在だ。あたたかなギンガムチェックを取り入れたルックも多く登場する。カラーパレットにも注目してほしい。「LIVE GREEN」をテーマに掲げ、夏の自然を思わせるグリーンをキーカラーとして打ち出しつつ、ビーツやアーティチョークなど、さまざまな野菜由来のカラーを取り入れた。

WWD:25年春コレクションは、ピンクをふんだんに取り入れた都会的なルックが印象的だった。今季、舞台をパリ郊外に移したのはなぜか?

ドゥラフォンテーヌ:大都会が持つエネルギーももちろん好きだが、時に喧騒から逃れ、自然に身を委ねたくなる。私自身、週末にファミリーハウスで過ごす穏やかな時間は、ただ楽しいだけでなくリセットの時間にもなっている。都会に生きるからこそ、自然と触れ合う時間を大切にしたい。その思いをコレクションで表現した。

WWD:今季は「菜園」がキーワードになっている。個人的な思い入れがあるのか?

ドゥラフォンテーヌ:若年層を中心に、「何を食べているのか」「それらがどのように作られたのか」に意識的になっている印象がある。私自身もパリ近郊の住居と南フランスの別荘に2つ菜園を持っており、家族や友人とトマトやズッキーニを育てたり、収穫した野菜でサラダを作るなど、家庭菜園を楽しんでいる。収穫した野菜から季節を感じられるのも、都会ではなかなか体験できないことだろう。

WWD:バッグもコレクションテーマを体現している。

ドゥラフォンテーヌ:野菜由来のカラーやギンガムチェックで彩った“ル ロゾ”はもちろん、青果市場に行くときに使用するバッグに着想したアイテム(※ルック画像2枚目)も今季らしいアイテムだ。

アイコニックなバッグの数々

WWD:「ロンシャン」と言えばバッグを思い浮かべる人も多い。まずは、代表格の“ル プリアージュ”について教えてほしい。

ドゥラフォンテーヌ:“ル プリアージュ”は、私の父が作ったバッグだ。シンプルでアイコニックな佇まいを両立するのは至難の技だが、“ル プリアージュ”は発売当初から実現している。「軽さ」「多彩さ」「自由さ」など、「ロンシャン」のモノ作りのスピリットを体現しているのも、ロングセラーである理由だろう。これまでさまざまなカラーや素材、コラボレーションを試してきたが、“ル プリアージュ”の可能性は無限。これからも世代や性別、国籍を問わず愛されるバッグであり続けたいと思う。

WWD:“ル ロゾ”も30周年を迎え、ロングセラーのバッグとして名高い。

ドゥラフォンテーヌ:流行り廃りが激しいファッション業界において、時代を超え愛されるバッグを生み出せたことを誇りに思う。“ル ロゾ”はこれまで、さまざまなデザインを試してきた。発売当初は、スマートフォンもなく荷物が多くなりがちだったため、“ル ロゾ”のサイズ感は多くの人々の心をつかんだことだろう。

WWD:比較的新しい“リプレイ”シリーズも、着実にファンを増やしている。

ドゥラフォンテーヌ:“リプレイ”は、メゾンで眠っていたストック素材をバッグに活用したシリーズだ。そのため、ストラップをバスケット型のバッグにしたり、レザーをクロスボディバッグにしたりと、使用する素材やカラーはシーズンごとに異なる。ただサステナブルなだけでない、素材やサプライヤーにこだわりを持つ「ロンシャン」ならではのシリーズだと言えるだろう。

WWD:「ロンシャン」は、ただサステナビリティに向き合うだけでなく、楽しみながらエコフレンドリーなモノ作りに取り組んでいるのが印象的だ。

ドゥラフォンテーヌ:サステナビリティとは、本来楽しく喜びをもたらすもの。そしてファッションの醍醐味も、装う楽しさを届けることだ。“リプレイ”を生み出す過程は、レシピを持って買い物へ行くというより、冷蔵庫の余り物をもとに料理する感覚に近い。ちょうど祖母が残ったフランスパンでフレンチトーストを作るように、材料を目の前に置き、そこから何かを生み出せるようなクリエイティビティーが求められている。

ファミリービジネスが広げるブランドの可能性

WWD:「ロンシャン」は、伝統的にファミリービジネスの形態をとっている。

ドゥラフォンテーヌ:ファミリービジネスは何事も長期的な視点に立ち考えられるのが強みだ。例えば、父が初来日した1960年代から、私たち家族、すなわち「ロンシャン」と日本の関係は絶えず続いている。加えて、家族だからこそ何事も率直に打ち明けられる。兄弟から「このバッグは良くない」と厳しい意見をもらうこともあるが、それもより良い商品を企画・製作するため。私も主張するため議論は続くが、5日後にはいつも通りの会話をしている。集まるのが容易なため、決断が早いことも大きなアドバンテージだろう。

WWD:家族経営だからこそ、さまざまな世代が集まる。

ドゥラフォンテーヌ:私の父がそうであったように、私もクリエイティブ・ディレクターとして、好奇心を持って人や文化に触れてきた。その経験が娘や甥に影響を与えることもあるだろうが、私自身も彼女たちが持つ若年層の視点を必要としている。お互いをインスパイアし合っているからこそ、「ロンシャン」の世代を超えて愛されるプロダクトが誕生している。

WWD:日本市場をどう見ているか?

ドゥラフォンテーヌ:日本市場と欧州市場は年々似通ってきている。昔こそ日本は小さめのバッグ、欧州は大きめのバッグが売れ筋だったが、今年のベストセラーは全く同じだった。そもそも、「ロンシャン」は国境で分けて考えることはしない。どこで生まれたか、どこに住んでいるかより、その人のライフスタイルやパーソナリティーに基づいて検討している。

WWD:その姿勢は、ロンシャンが定義する“現代のパリジェンヌ”に重なる。

ドゥラフォンテーヌ:私たちのミューズは、さまざまなバックグラウンドを持ちながら、あるがままの自分を楽しんでいる女性。そして、プロダクトを通して自信を与えるのが私の仕事だ。今後もクリエイティブ・ディレクターとしての役割を全うし、“現代のパリジェンヌ”が持つエネルギーをコレクションで表現し続けたい。

The post 「ロンシャン」3代目が語る 「創造力とは冷蔵庫の余り物から一品作り上げる力」の意味 appeared first on WWDJAPAN.

元アパレル販売員の整体師に聞く、販売員のためのお疲れリセット術

年も暮れるし、1年の溜まった疲れをリフレッシュしたいーー。そんなふうに思っているファッション&ビューティ業界人も多いことだろう。パソコンとにらめっこの毎日で、「首肩の硬さでは誰にも負けない」というバックオフィス社員。立ちっぱなしの毎日で、そろそろ足腰が限界を迎えている販売員。そんな皆さんを満身創痍の体から解き放ってくれるのが整体師だ。

東京・都立大学駅から徒歩5分のアパートの一室に「やくも整体院」が今年6月に開業した。オーナー整体師の若林篤史さんは、元アパレル販売員という異色の経歴の持ち主。丁寧かつ的確な施術を受けながら、立ち仕事の販売員が酷使しがちな体の部位、仕事の合間にもできるコリ・疲れ対策のストレッチや姿勢の工夫について、販売員の経験を交えながらアドバイスしてもらった。

WWD:すてきな整体院ですね。

若林:ありがとうございます。整体院なので清潔感が第一ですが、インテリアや音楽も好きなので、これから少しずつ自分らしい空間にしていきたいと思っています。

WWD:元々アパレルの販売員をされていたと聞きました。

若林:長くメンズファッションブランドの販売職をしていました。当時は体の線が今よりも全然細かったので、体をもっと大きくしようとジムに通い始めたんです。それをきっかけに、筋肉や骨格など、人体そのものにも興味が湧いていって。一念発起して仕事を辞めたのが2019年でした。国の助成金制度も活用して専門学校に3年ほど通って柔道整復師の国家資格を取得し、整骨院で2年ほど経験を積んでから、今年6月に独立・開院しました。

WWD:販売員時代に整体のお世話になっていたこともあった?

若林:幸い体は丈夫で、それは全然なかったですね(笑)。

WWD:開院して半年経ちましたが、進捗はいかがですか?

若林:最初は赤字覚悟でした。インスタ経由の完全予約制でひっそりと始め、施術者は僕1人だけ。店の近くに看板も出していないので、めちゃくちゃ分かりにくいと思います。でも幸いなことに、アパレル時代の知り合いが訪ねて来てくれたり、そこから口コミで広めてくれたりして。結構リピーターも増えてきているんですよ。

WWD:得意な施術は?

若林:手技(マッサージ)はもちろんですが、電気を使ってピンポイントに痛みをとる施術には自信があります。少しだけ体験してみませんか?

WWD:では、お言葉に甘えて。

若林:肩と首がガチガチですね。働きすぎじゃありませんか?大胸筋と腸腰筋もなかなかですね。

WWD:あいたたた。もう大丈夫です。……あれ、ちょっと触っていただいただけなのに、すごくラクになりました。ありがとうございます。ところで若林さんは元アパレル販売員ということで、お疲れの販売員にアドバイスはありませんか?

若林:でしたら、まずは正しい立ち姿勢からお伝えしましょうか。販売員の方って、基本的に前傾姿勢になりすぎている傾向があります。おそらく、お客さまをお出迎えしたり、接客したりするときに、ちょっとかしこまる感じで、体が前屈みになるからなんですよね。前腿とお尻のあたりが張ってしまって、腰痛などの原因にもなっていきます。

WWD:なるほど。負担のない立ち方のコツは?

若林:カンタンです。足の親指と小指の付け根、それからかかとの3つの点が接地しているかを確認してみてください。おそらく販売員の方は、かかとが浮いてしまっている方が多いのではないでしょうか。まずは、この3点で立つことを意識するだけでも、だいぶ変わるはずです。

それから販売員さんだと、店頭の品出しや整理で屈んだりする動作がキツいですよね。低いところの作業をするときは、横着をせず、「膝をしっかり曲げて」屈んでください。これも腰への負担を減らすポイントです。

WWD:仕事の合間にできそうなストレッチはありますか?

若林:お客さまの波が切れたタイミングで手軽にできて、かつ店長に怒られないような手軽なものを教えましょう(笑)。1つめはカンタン。片足立ちになって、体の後ろでつま先を持つだけ。これで縮こまった前腿を引き伸ばせます。片足10秒ずつくらいやってみてください。

次はこちら。体育の授業でよくやったアキレス腱を伸ばす運動に似て見えるんですが、効かせる場所はそけい部、つまり太ももの付け根のあたりを意識してください。少し反り返るようなイメージでやるといいと思います。

最後はこちら。休憩室の椅子に座ってやってみてください。足首をもう片方の膝に乗せて、体をグッと地面の方に伸ばします。お尻のあたりが引き伸ばされる感じがしませんか?

これらの3つを行うことで、前腿、そけい部、お尻の筋肉をほぐして、立ち仕事の疲れや重さ、だるさを軽減できるはず。大前提として、最初にお伝えした「3点で立つ」ことを意識してくださいね。それでも取れない疲れや辛さがあれば、当院にお越しください(笑)。

WWD:アパレルの仕事が今に生きていることはありますか?

若林:独立する前から「若林さんって丁寧だね」と褒められることは多かったように思います。言葉づかいや接遇の丁寧さは販売員時代にすごく意識していて、鍛えられた部分です。アパレルも整体師も、ざっくり言って“接客業”ということに変わりはないので。整体師としての技量だけでなく、お客さまのコミュニケーションはすごく大事だと思っています。

洋服を売るときも、その人の「欲しい」の裏側にある色やテイストの好み、暮らしまで見えてくると、より良い提案ができることを学びました。整体でもそれは同じで、じっくりお話をしたり、施術の回数を重ねる中でその人の暮らしや仕事、クセなどが想像できるようになってきて、的確な施術につながるのだと思います。

WWD:アパレルの仕事とは全く違うことも?

若林:やっぱり、人の体を預かるという責任は大きいですね。力の入れ方や圧をかける部分を間違えると、かえって状態を悪くしてしまいかねません。それから、アパレル時代はお客さまに「また来ていただきたい」と願ったものですが、整骨院では施術を受けた方ががずっと調子が良くなって、もう二度と来なくてよければ、それが一番だと思っていました。

ただこの「やくも整体院」は少し違うスタンスでやっていきたくて。一般的な整体院は回によって担当が変わることもありますし、繁忙期は十分にカウンセリングができないこともありますが、ここでは僕1人がカウンセリングから施術まで一貫して担当します。一度の訪問で終わらず、その後も定期的にご来院いただきながら、常に体を良い状態に保って頂きたい。体が徐々にいい方向に変わっていくことを、一緒に感動したり、喜んだりしながら、お客さま一人一人に寄り添える整体院にできればいいなと思っています。

■やくも整体院

住所:目黒区八雲1-12-20 アクティ八雲105
営業時間:10時〜21時(最終受付)
※インスタグラム(@yakumoseitai)から完全予約制
定休日:不定休

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元アパレル販売員の整体師に聞く、販売員のためのお疲れリセット術

年も暮れるし、1年の溜まった疲れをリフレッシュしたいーー。そんなふうに思っているファッション&ビューティ業界人も多いことだろう。パソコンとにらめっこの毎日で、「首肩の硬さでは誰にも負けない」というバックオフィス社員。立ちっぱなしの毎日で、そろそろ足腰が限界を迎えている販売員。そんな皆さんを満身創痍の体から解き放ってくれるのが整体師だ。

東京・都立大学駅から徒歩5分のアパートの一室に「やくも整体院」が今年6月に開業した。オーナー整体師の若林篤史さんは、元アパレル販売員という異色の経歴の持ち主。丁寧かつ的確な施術を受けながら、立ち仕事の販売員が酷使しがちな体の部位、仕事の合間にもできるコリ・疲れ対策のストレッチや姿勢の工夫について、販売員の経験を交えながらアドバイスしてもらった。

WWD:すてきな整体院ですね。

若林:ありがとうございます。整体院なので清潔感が第一ですが、インテリアや音楽も好きなので、これから少しずつ自分らしい空間にしていきたいと思っています。

WWD:元々アパレルの販売員をされていたと聞きました。

若林:長くメンズファッションブランドの販売職をしていました。当時は体の線が今よりも全然細かったので、体をもっと大きくしようとジムに通い始めたんです。それをきっかけに、筋肉や骨格など、人体そのものにも興味が湧いていって。一念発起して仕事を辞めたのが2019年でした。国の助成金制度も活用して専門学校に3年ほど通って柔道整復師の国家資格を取得し、整骨院で2年ほど経験を積んでから、今年6月に独立・開院しました。

WWD:販売員時代に整体のお世話になっていたこともあった?

若林:幸い体は丈夫で、それは全然なかったですね(笑)。

WWD:開院して半年経ちましたが、進捗はいかがですか?

若林:最初は赤字覚悟でした。インスタ経由の完全予約制でひっそりと始め、施術者は僕1人だけ。店の近くに看板も出していないので、めちゃくちゃ分かりにくいと思います。でも幸いなことに、アパレル時代の知り合いが訪ねて来てくれたり、そこから口コミで広めてくれたりして。結構リピーターも増えてきているんですよ。

WWD:得意な施術は?

若林:手技(マッサージ)はもちろんですが、電気を使ってピンポイントに痛みをとる施術には自信があります。少しだけ体験してみませんか?

WWD:では、お言葉に甘えて。

若林:肩と首がガチガチですね。働きすぎじゃありませんか?大胸筋と腸腰筋もなかなかですね。

WWD:あいたたた。もう大丈夫です。……あれ、ちょっと触っていただいただけなのに、すごくラクになりました。ありがとうございます。ところで若林さんは元アパレル販売員ということで、お疲れの販売員にアドバイスはありませんか?

若林:でしたら、まずは正しい立ち姿勢からお伝えしましょうか。販売員の方って、基本的に前傾姿勢になりすぎている傾向があります。おそらく、お客さまをお出迎えしたり、接客したりするときに、ちょっとかしこまる感じで、体が前屈みになるからなんですよね。前腿とお尻のあたりが張ってしまって、腰痛などの原因にもなっていきます。

WWD:なるほど。負担のない立ち方のコツは?

若林:カンタンです。足の親指と小指の付け根、それからかかとの3つの点が接地しているかを確認してみてください。おそらく販売員の方は、かかとが浮いてしまっている方が多いのではないでしょうか。まずは、この3点で立つことを意識するだけでも、だいぶ変わるはずです。

それから販売員さんだと、店頭の品出しや整理で屈んだりする動作がキツいですよね。低いところの作業をするときは、横着をせず、「膝をしっかり曲げて」屈んでください。これも腰への負担を減らすポイントです。

WWD:仕事の合間にできそうなストレッチはありますか?

若林:お客さまの波が切れたタイミングで手軽にできて、かつ店長に怒られないような手軽なものを教えましょう(笑)。1つめはカンタン。片足立ちになって、体の後ろでつま先を持つだけ。これで縮こまった前腿を引き伸ばせます。片足10秒ずつくらいやってみてください。

次はこちら。体育の授業でよくやったアキレス腱を伸ばす運動に似て見えるんですが、効かせる場所はそけい部、つまり太ももの付け根のあたりを意識してください。少し反り返るようなイメージでやるといいと思います。

最後はこちら。休憩室の椅子に座ってやってみてください。足首をもう片方の膝に乗せて、体をグッと地面の方に伸ばします。お尻のあたりが引き伸ばされる感じがしませんか?

これらの3つを行うことで、前腿、そけい部、お尻の筋肉をほぐして、立ち仕事の疲れや重さ、だるさを軽減できるはず。大前提として、最初にお伝えした「3点で立つ」ことを意識してくださいね。それでも取れない疲れや辛さがあれば、当院にお越しください(笑)。

WWD:アパレルの仕事が今に生きていることはありますか?

若林:独立する前から「若林さんって丁寧だね」と褒められることは多かったように思います。言葉づかいや接遇の丁寧さは販売員時代にすごく意識していて、鍛えられた部分です。アパレルも整体師も、ざっくり言って“接客業”ということに変わりはないので。整体師としての技量だけでなく、お客さまのコミュニケーションはすごく大事だと思っています。

洋服を売るときも、その人の「欲しい」の裏側にある色やテイストの好み、暮らしまで見えてくると、より良い提案ができることを学びました。整体でもそれは同じで、じっくりお話をしたり、施術の回数を重ねる中でその人の暮らしや仕事、クセなどが想像できるようになってきて、的確な施術につながるのだと思います。

WWD:アパレルの仕事とは全く違うことも?

若林:やっぱり、人の体を預かるという責任は大きいですね。力の入れ方や圧をかける部分を間違えると、かえって状態を悪くしてしまいかねません。それから、アパレル時代はお客さまに「また来ていただきたい」と願ったものですが、整骨院では施術を受けた方ががずっと調子が良くなって、もう二度と来なくてよければ、それが一番だと思っていました。

ただこの「やくも整体院」は少し違うスタンスでやっていきたくて。一般的な整体院は回によって担当が変わることもありますし、繁忙期は十分にカウンセリングができないこともありますが、ここでは僕1人がカウンセリングから施術まで一貫して担当します。一度の訪問で終わらず、その後も定期的にご来院いただきながら、常に体を良い状態に保って頂きたい。体が徐々にいい方向に変わっていくことを、一緒に感動したり、喜んだりしながら、お客さま一人一人に寄り添える整体院にできればいいなと思っています。

■やくも整体院

住所:目黒区八雲1-12-20 アクティ八雲105
営業時間:10時〜21時(最終受付)
※インスタグラム(@yakumoseitai)から完全予約制
定休日:不定休

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aespaが109渋谷店や大阪・阿倍野店とコラボ ポップアップ限定アイテムやプレゼントキャンペーンなど

SHIBUYA109エンタテイメントが運営する渋谷109とマグネットバイ渋谷109、渋谷109阿倍野店は2025年1月2〜13日の期間、韓国のアイドルグループ、aespa(エスパ)を起用したコラボキャンペーン「渋谷109×エスパ ウィンターセール(SHIBUYA109×AESPA WINTER SALE)」を実施する。

aespaコラボキャンペーン
ポップアップやプレゼント企画など

コラボキャンペーンは、渋谷109のビル外壁、通称シリンダー部分をはじめ、館内外にキャンペーンビジュアルを飾るほか、渋谷スクランブル交差点の街頭ビジョンなどで、キャンペーン動画も放映。また館内BGMに同グループの楽曲や、オリジナルコメントを流すほか、渋谷109店内にフォトスポットも用意し、各種イベントを実施する。

1月2〜19日の期間、渋谷109と渋谷109阿倍野店でポップアップをオープンする。アクリルフォトスタンド(1700円)、ステッカーセット(1700円)、アクリルキーホルダー(1500円)、缶バッジ(660円)、コレクトブック(2200円)、マルチケース(2300円)、ナップザック(3500円)、アクリルカラビナ(1500円)など限定商品を販売するほか、先着でラッキーカード、1会計税込3000円以上の購入者に向けてフォトカードを配布する。ともに数量限定で無くなり次第終了する。

そのほか期間中に3店舗内で一定額以上の購入者に向けたプレゼントキャンペーンや、渋谷109公式X(旧ツイッター)でのプレゼントキャンペーン、渋谷109公式LINEアカウントでオリジナル待ち受け画像のプレゼントなども実施する。各イベントの詳細は公式サイトに記載する。

■渋谷109×エスパ ウィンターセール
日程:2025年1月2〜13日
場所:渋谷109、マグネットバイ渋谷109、渋谷109阿倍野店
※各イベントごとに会期が異なるため、公式サイトを要確認

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aespaが109渋谷店や大阪・阿倍野店とコラボ ポップアップ限定アイテムやプレゼントキャンペーンなど

SHIBUYA109エンタテイメントが運営する渋谷109とマグネットバイ渋谷109、渋谷109阿倍野店は2025年1月2〜13日の期間、韓国のアイドルグループ、aespa(エスパ)を起用したコラボキャンペーン「渋谷109×エスパ ウィンターセール(SHIBUYA109×AESPA WINTER SALE)」を実施する。

aespaコラボキャンペーン
ポップアップやプレゼント企画など

コラボキャンペーンは、渋谷109のビル外壁、通称シリンダー部分をはじめ、館内外にキャンペーンビジュアルを飾るほか、渋谷スクランブル交差点の街頭ビジョンなどで、キャンペーン動画も放映。また館内BGMに同グループの楽曲や、オリジナルコメントを流すほか、渋谷109店内にフォトスポットも用意し、各種イベントを実施する。

1月2〜19日の期間、渋谷109と渋谷109阿倍野店でポップアップをオープンする。アクリルフォトスタンド(1700円)、ステッカーセット(1700円)、アクリルキーホルダー(1500円)、缶バッジ(660円)、コレクトブック(2200円)、マルチケース(2300円)、ナップザック(3500円)、アクリルカラビナ(1500円)など限定商品を販売するほか、先着でラッキーカード、1会計税込3000円以上の購入者に向けてフォトカードを配布する。ともに数量限定で無くなり次第終了する。

そのほか期間中に3店舗内で一定額以上の購入者に向けたプレゼントキャンペーンや、渋谷109公式X(旧ツイッター)でのプレゼントキャンペーン、渋谷109公式LINEアカウントでオリジナル待ち受け画像のプレゼントなども実施する。各イベントの詳細は公式サイトに記載する。

■渋谷109×エスパ ウィンターセール
日程:2025年1月2〜13日
場所:渋谷109、マグネットバイ渋谷109、渋谷109阿倍野店
※各イベントごとに会期が異なるため、公式サイトを要確認

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編集長のiPhoneに残る写真&動画から振り返る 2024年の業界私的ニュース(上半期編)

今年も、残すところあとわずか。いろんなことがありました。記者という、名刺1枚でどこにも行けて、誰にも会える仕事をしていると、1年365日の間には、本当にいろんなことがあるんです。そこでこの記事では、私のiPhone16 Proの写真フォルダを振り返って、今年1年を超私的なコンテンツでプレイバック。まずは1〜6月のファッション&ビューティニュース(!?)です。

1月7日 ゴールデングローブ賞取材@ロサンゼルス

生放送でとにかく忙しない会場で
怒られ続けること2時間という新年の幕開け

新年最初の取材は、なんとゴールデングローブ賞!今年からオフィシャルシャンパンとして受賞者をもてなす「モエ・エ・シャンドン(MOET & CHANDON)」が彩るスペシャルなひとときの取材です!

男性のドレスコードは、ブラックもしくはネイビーのタキシード!食事は、世界に知れ渡る和食レストランの「NOBU」!!そしてマーゴット・ロビー(Margot Robbie)を筆頭にエマ・ストーン(Emma Stone)やマット・デイモン(Matt Damon)ら錚々たる各賞のノミネート候補たち!!!テンションは爆上がりです。取材前は、「ティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)のコメントとか、SNS用に撮れないかなぁ?」なんて思っていましたが、世界的レッドカーペットの舞台は、そんなに甘いものではありませんでした(笑)。長〜いレッドカーペットの両サイドは、進行方向に対して右側が大御所メディア、そして左側が各国もしくは新興メディアの取材スペース。特に左サイドのメディア勢は、数十cmおきに決められた取材スペースで、レッドカーペットを歩くセレブリティたちを待ち構えています。

つまり私は、レッドカーペットのどこにいても、取材するメディアには邪魔というワケ(泣)。どこにいても、どこかのメディアに「いつまでいるの?どいてくれない?」とか「邪魔なんですけど!」と怒られます。そんなレッドカーペットって、結構延々と続くんです。ゴールデングローブ賞の場合は、2時間弱位あったような……。ロサンゼルスとはいえ冬の屋外で、怒られながら2時間のレッドカーペット取材は、なかなかタフなものがありました。あんなに怒られたの、いつぶりかな(笑)?

肝心の授賞式は、全米に生中継されているからこそ、会場では常に「本番30秒前」などのカウントダウンが行われ、時間内に自分のテーブルに戻らないと、本番中は身動きできません(笑)。あまりに忙しないから、楽しみにしていた「ノブ(NOBU)」のご飯は、実に簡単なものでした。でも、「モエ・エ・シャンドン」が祝ったセレブレートな一夜は、24年はもちろん、一生涯の思い出になりました。

2月6日 カルティエ“トリニティ”100周年イベント@パリ

ページボーイが素敵なギフトをデリバリー
BLACKPINKのJisooらが勢揃い

2月は、パリへ。「カルティエ(CARTIER)」のアイコンジュエリー“トリニティ”の100周年を祝うイベントの取材です。ホワイトとイエロー、そしてピンクゴールドという3色のリングが重なり合う“トリニティ”のように、イベントは「3」をキーナンバーに多数のコンテンツを展開。例えば、パリのイベントはニューヨークとロンドンに次ぐ3番目のイベントだし、ゲストは3カ所に分かれてディナーを楽しんだ後でパーティー会場に集結。そして、ラビリンスとシーラ、ディプロの3人によるユニットのLSDがパリの夜を盛り上げました。BLACKPINKのジス(Jisoo)も来場です。

滞在先のホテルには、製品をデリバリーするサービス担当からコンシェルジュ的な役割まで、長きにわたり「カルティエ」のホスピタリティを象徴するページボーイがやってきて、パーティーの招待状とギフトを届けてくれました。感激です!

2月21日 2024-25年秋冬「ディーゼル」ミラノ・コレクション

日の丸を背負った“「ディーゼル」侍”に
地球の反対側のミラノで落涙

2月のコレクション取材は、ロンドンとミラノへ!感動したのは、「ディーゼル(DIESEL)」の2024-25年秋冬コレクションでした。このシーズンの「ディーゼル」は、スタートの72時間前から準備風景をライブ配信。ランウエイもライブ配信されましたが、同時に世界1000人のファン姿もライブ中継されて、ショー会場には彼らの姿を投影したデジタルサイネージが立ち並びました。巨大スクリーンに現れた世界のファンは、ずーっとメイクをしているドラァグクイーンとか、グリーンとレッドのカツラで踊り狂っている男女、そして豊満なバディを見せつけるおねーさんまで、多種多様で自由奔放です。

そんな強者たちが勢揃いしたデジタル空間で唯一(!?)の日本人は、「ディーゼル」の高木克海エグゼクティブスタイリスト。数分で締め切った応募の申し込みに成功し、当日は会社を早退。真っ白の全身タイツに真っ赤な顔という日の丸ルックで登場してくれました。なんかもう、泣けてきます(笑)。どうも年を取ると涙脆くていけませんが、私がファッションショーで泣いたのは、キム・ジョーンズ(Kim Jones)による最後の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と、続くヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)にとって最初の「ルイ・ヴィトン」、そして高木さんが登場した「ディーゼル」となりました(笑)。

4月10日 ウォッチズ&ワンダーズ@ジュネーブ

まさか私が「IWC」の時計に感動するなんて!
西暦4000年まで正確に時を刻む時計に感動

4月は、時計の季節。ジュネーブで開かれたハイエンド時計の展示会ウォッチズ&ワンダーズの取材です。「WWDJAPAN」も時計の記事はたくさんアップしていますが、やっぱりファッション好きな私にとって共感する時計はこれまで「カルティエ」や「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF&ARPELS)」「シャネル(CHANEL)」「エルメス(HERMES)」「ジャガー ルクルト(JAEGER LECOULTRE)」「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」など、機構のみならず佇まいとしての美しさにも思いを馳せている時計でした。ところが、今年のウォッチズ&ワンダーズでは、まさか「IWC」の「ポルトギーゼ・エターナル・カレンダー」に感動!「4年に1回の閏年」はもちろん、「100で割り切れる年は閏年ではない」さらに「400で割り切れる年は閏年である」などの例外規定にも対応し、まだ閏年になるかならないか決まっていないという西暦4000年までは正しい日時を刻むという、ゴリゴリの機構時計に感動したのです。

いやぁ、こんな小さな時計から西暦4000年に思いを馳せることができるなんて、本当にロマンですよね。精緻な時計なのに、凛とした美しさも感じる時計。時計取材を重ねると、どんどん好きになる時計や時計ブランドが増えていきます。洋服も、時計も、好きなだけ買えたらいいのに(笑)!

5月13日 「グッチ」2025年クルーズ・コレクション@ロンドン

創業者グッチオ・グッチが働いた
ホテルのエレベーターは本当に赤かった!

5月は、「グッチ(GUCCI)」の2025年クルーズ・コレクションの取材のため、ロンドンへ。ロンドンには創業者グッチオ・グッチ(Guccio Gucci)が働いたサヴォイ・ホテルがあり、現クリエイティブ・ディレクターのサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)は、このホテルのエレベーターの赤を新生「グッチ」のキーカラーに定めています。今回は実に幸運なことに、このサヴォイ・ホテルが宿泊先です。

となると気になるのは、「エレベーターは、本当に赤いのか?」ですよね?ホテルのスタッフに聞いて、少し脇のエレベーターを開けると、やっぱり赤!なんか嬉しい!せっかくなので、「ロッソ アンコーラ」という、サバトがエレベーターの色にインスパイアされた赤色のシャツを羽織って撮影してみました。完全に同化しています(笑)。

6月1日 「オーデマ ピゲ」新作発表イベント@ミラノ

日本では買えない「レイバン」と「メタ」
のコラボスマートサングラスを入手

6月はミラノで、「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」の新作、そして現地で開かれた展覧会「シェイピングマテリアルズ」を取材しました。この出張で私がゲットしたのは、「レイバン(RAY-BAN)」とメタ社がコラボしたスマートサングラス。音楽が聴けて、通話ができて、写真が撮れて、最大60秒の動画まで撮影できます。

早速このスマートサングラスで展覧会を動画撮影すると、こんなカンジ。実際、写真よりも動画の方が面白いコンテンツが撮れそうです。これを機に、私のサングラスでの撮影が始まりました(笑)。まだまだうまくいかないけれど、来年のコレクションでは、スマートサングラスで撮影した動画をみなさんにたくさんお披露目したいと思います。

7月からの後半戦は、次の記事をお楽しみに!

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編集長のiPhoneに残る写真&動画から振り返る 2024年の業界私的ニュース(上半期編)

今年も、残すところあとわずか。いろんなことがありました。記者という、名刺1枚でどこにも行けて、誰にも会える仕事をしていると、1年365日の間には、本当にいろんなことがあるんです。そこでこの記事では、私のiPhone16 Proの写真フォルダを振り返って、今年1年を超私的なコンテンツでプレイバック。まずは1〜6月のファッション&ビューティニュース(!?)です。

1月7日 ゴールデングローブ賞取材@ロサンゼルス

生放送でとにかく忙しない会場で
怒られ続けること2時間という新年の幕開け

新年最初の取材は、なんとゴールデングローブ賞!今年からオフィシャルシャンパンとして受賞者をもてなす「モエ・エ・シャンドン(MOET & CHANDON)」が彩るスペシャルなひとときの取材です!

男性のドレスコードは、ブラックもしくはネイビーのタキシード!食事は、世界に知れ渡る和食レストランの「NOBU」!!そしてマーゴット・ロビー(Margot Robbie)を筆頭にエマ・ストーン(Emma Stone)やマット・デイモン(Matt Damon)ら錚々たる各賞のノミネート候補たち!!!テンションは爆上がりです。取材前は、「ティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)のコメントとか、SNS用に撮れないかなぁ?」なんて思っていましたが、世界的レッドカーペットの舞台は、そんなに甘いものではありませんでした(笑)。長〜いレッドカーペットの両サイドは、進行方向に対して右側が大御所メディア、そして左側が各国もしくは新興メディアの取材スペース。特に左サイドのメディア勢は、数十cmおきに決められた取材スペースで、レッドカーペットを歩くセレブリティたちを待ち構えています。

つまり私は、レッドカーペットのどこにいても、取材するメディアには邪魔というワケ(泣)。どこにいても、どこかのメディアに「いつまでいるの?どいてくれない?」とか「邪魔なんですけど!」と怒られます。そんなレッドカーペットって、結構延々と続くんです。ゴールデングローブ賞の場合は、2時間弱位あったような……。ロサンゼルスとはいえ冬の屋外で、怒られながら2時間のレッドカーペット取材は、なかなかタフなものがありました。あんなに怒られたの、いつぶりかな(笑)?

肝心の授賞式は、全米に生中継されているからこそ、会場では常に「本番30秒前」などのカウントダウンが行われ、時間内に自分のテーブルに戻らないと、本番中は身動きできません(笑)。あまりに忙しないから、楽しみにしていた「ノブ(NOBU)」のご飯は、実に簡単なものでした。でも、「モエ・エ・シャンドン」が祝ったセレブレートな一夜は、24年はもちろん、一生涯の思い出になりました。

2月6日 カルティエ“トリニティ”100周年イベント@パリ

ページボーイが素敵なギフトをデリバリー
BLACKPINKのJisooらが勢揃い

2月は、パリへ。「カルティエ(CARTIER)」のアイコンジュエリー“トリニティ”の100周年を祝うイベントの取材です。ホワイトとイエロー、そしてピンクゴールドという3色のリングが重なり合う“トリニティ”のように、イベントは「3」をキーナンバーに多数のコンテンツを展開。例えば、パリのイベントはニューヨークとロンドンに次ぐ3番目のイベントだし、ゲストは3カ所に分かれてディナーを楽しんだ後でパーティー会場に集結。そして、ラビリンスとシーラ、ディプロの3人によるユニットのLSDがパリの夜を盛り上げました。BLACKPINKのジス(Jisoo)も来場です。

滞在先のホテルには、製品をデリバリーするサービス担当からコンシェルジュ的な役割まで、長きにわたり「カルティエ」のホスピタリティを象徴するページボーイがやってきて、パーティーの招待状とギフトを届けてくれました。感激です!

2月21日 2024-25年秋冬「ディーゼル」ミラノ・コレクション

日の丸を背負った“「ディーゼル」侍”に
地球の反対側のミラノで落涙

2月のコレクション取材は、ロンドンとミラノへ!感動したのは、「ディーゼル(DIESEL)」の2024-25年秋冬コレクションでした。このシーズンの「ディーゼル」は、スタートの72時間前から準備風景をライブ配信。ランウエイもライブ配信されましたが、同時に世界1000人のファン姿もライブ中継されて、ショー会場には彼らの姿を投影したデジタルサイネージが立ち並びました。巨大スクリーンに現れた世界のファンは、ずーっとメイクをしているドラァグクイーンとか、グリーンとレッドのカツラで踊り狂っている男女、そして豊満なバディを見せつけるおねーさんまで、多種多様で自由奔放です。

そんな強者たちが勢揃いしたデジタル空間で唯一(!?)の日本人は、「ディーゼル」の高木克海エグゼクティブスタイリスト。数分で締め切った応募の申し込みに成功し、当日は会社を早退。真っ白の全身タイツに真っ赤な顔という日の丸ルックで登場してくれました。なんかもう、泣けてきます(笑)。どうも年を取ると涙脆くていけませんが、私がファッションショーで泣いたのは、キム・ジョーンズ(Kim Jones)による最後の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」と、続くヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)にとって最初の「ルイ・ヴィトン」、そして高木さんが登場した「ディーゼル」となりました(笑)。

4月10日 ウォッチズ&ワンダーズ@ジュネーブ

まさか私が「IWC」の時計に感動するなんて!
西暦4000年まで正確に時を刻む時計に感動

4月は、時計の季節。ジュネーブで開かれたハイエンド時計の展示会ウォッチズ&ワンダーズの取材です。「WWDJAPAN」も時計の記事はたくさんアップしていますが、やっぱりファッション好きな私にとって共感する時計はこれまで「カルティエ」や「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF&ARPELS)」「シャネル(CHANEL)」「エルメス(HERMES)」「ジャガー ルクルト(JAEGER LECOULTRE)」「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」など、機構のみならず佇まいとしての美しさにも思いを馳せている時計でした。ところが、今年のウォッチズ&ワンダーズでは、まさか「IWC」の「ポルトギーゼ・エターナル・カレンダー」に感動!「4年に1回の閏年」はもちろん、「100で割り切れる年は閏年ではない」さらに「400で割り切れる年は閏年である」などの例外規定にも対応し、まだ閏年になるかならないか決まっていないという西暦4000年までは正しい日時を刻むという、ゴリゴリの機構時計に感動したのです。

いやぁ、こんな小さな時計から西暦4000年に思いを馳せることができるなんて、本当にロマンですよね。精緻な時計なのに、凛とした美しさも感じる時計。時計取材を重ねると、どんどん好きになる時計や時計ブランドが増えていきます。洋服も、時計も、好きなだけ買えたらいいのに(笑)!

5月13日 「グッチ」2025年クルーズ・コレクション@ロンドン

創業者グッチオ・グッチが働いた
ホテルのエレベーターは本当に赤かった!

5月は、「グッチ(GUCCI)」の2025年クルーズ・コレクションの取材のため、ロンドンへ。ロンドンには創業者グッチオ・グッチ(Guccio Gucci)が働いたサヴォイ・ホテルがあり、現クリエイティブ・ディレクターのサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)は、このホテルのエレベーターの赤を新生「グッチ」のキーカラーに定めています。今回は実に幸運なことに、このサヴォイ・ホテルが宿泊先です。

となると気になるのは、「エレベーターは、本当に赤いのか?」ですよね?ホテルのスタッフに聞いて、少し脇のエレベーターを開けると、やっぱり赤!なんか嬉しい!せっかくなので、「ロッソ アンコーラ」という、サバトがエレベーターの色にインスパイアされた赤色のシャツを羽織って撮影してみました。完全に同化しています(笑)。

6月1日 「オーデマ ピゲ」新作発表イベント@ミラノ

日本では買えない「レイバン」と「メタ」
のコラボスマートサングラスを入手

6月はミラノで、「オーデマ ピゲ(AUDEMARS PIGUET)」の新作、そして現地で開かれた展覧会「シェイピングマテリアルズ」を取材しました。この出張で私がゲットしたのは、「レイバン(RAY-BAN)」とメタ社がコラボしたスマートサングラス。音楽が聴けて、通話ができて、写真が撮れて、最大60秒の動画まで撮影できます。

早速このスマートサングラスで展覧会を動画撮影すると、こんなカンジ。実際、写真よりも動画の方が面白いコンテンツが撮れそうです。これを機に、私のサングラスでの撮影が始まりました(笑)。まだまだうまくいかないけれど、来年のコレクションでは、スマートサングラスで撮影した動画をみなさんにたくさんお披露目したいと思います。

7月からの後半戦は、次の記事をお楽しみに!

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