「コム デ ギャルソン・オム プリュス」の叫び 平和を願うバトルスーツ

「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」の2025-26年秋冬シーズンは、さまざまな国や時代の戦闘服を解体して、まるで童心に返ったように切り貼りしたり重ねたりしてスーツに再構築し、直訳すると「戦争なんてクソ喰らえ」となる“TO HELL WITH WAR”のメッセージを世界に示した。

戦いの意味を変える

ファーストルックは、カーキの軍服に燕尾ジャケットのフォームを融合し、センターと袖の金ボタンをまるで残像のように2列に配置した。パンツは裾に向かって緩やかにテーパードし、戦闘服というにはあまりに柔らかい素材感でしなやかさを取り入れる。続くスタイルも、体にフィットするユニホームライクなミリタリージャケットに対し、ボトムはスカートで軽快。以降も、ミリタリーウエアの袖やポケットなど、あらゆるパーツを解体しながら、「オム プリュス」にとっての戦闘服であるスーツとの融合が徐々に強まっていく。テーラードジャケットには袖と裾を断ち切りした軍服を重ね、燕尾ジャケットには巨大な袖をドッキングする。逆に、肩章付きのミリタリージャケットのセンターと袖口にはスーツのパーツを縫い付けた。ほかにも、ベーシックなストライプシャツにはスラントポケットを装飾し、ショーツにはファスナーを大量に配するなど、過酷な戦闘のために開発された機能的パーツをバラバラにし、ファッションの“飾り”として随所に用いることで、ミリタリーウエアに宿る戦いの要素をあっさりとリセットする。

中盤以降は、カモフラージュをカラフルに再解釈したモチーフをはじめ、極端なまでの色使いが際立っていく。真っ赤なスタンドカラーとエポレットに、グリーンとキャメルの袖と身頃を組み合わせたクレイジーパターンや、色とりどりのテキスタイルをパッチワークしたミリタリーコート、斜めに歪んだスーツの左半身にはアーミージャケットが覆い被さる。スコットランドの誇りであり、抑圧への反抗の象徴でもあるタータンチェックはボトムに採用した。

会場に充満する感情

ほぼ全てのルックに合わせた「キッズ ラブ ゲイト(KIDS LOVE GAITE)」とのコラボレーションシューズは、つま先が上に90度そり上がり、中世からルネサンス期に貴族階級が履いたプーレーヌを想起させる。つま先がそり返ったプーレーヌは、貴族階級が労働をしないという証の靴でもあったため、まるで戦争に行かないという意志を示すような形状である。「 ヒヅメ(HIZUME)」の日爪ノブキとコラボレーションしたヘッドピースは、M1ヘルメットを花や光沢生地で装飾。戦いが終わり、荒地に咲いた花のような可憐でたくましい印象をコレクションに与えた。

今シーズンは「コム デ ギャルソン・オム プリュス」のここ数年のコレクションでは最も分かりやすく、会場内のほぼ全員が反戦のメッセージを受け取っただろう。ニーナ・シモン(Nina Simone)の“Four Women”ラストの叫びのような歌声がピタッと止むと、張り詰めた緊張感から解放されたかのように、割れんばかりの拍手がしばらく鳴り止まなかった。反戦のメッセージに共感した者もいれば、装いのテクニックに胸を打たれた者、言葉にできない感情を掻き立てられた者も、一緒になって夢中に手を叩いた。この生身の人間の感情が充満する空間は、巨額を投じたエンターテインメントショーでは絶対に体験できない。ファッションに憑依した川久保玲の強い意志は、いつの時代も人々の心を突き動かす。

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「コム デ ギャルソン・オム プリュス」の叫び 平和を願うバトルスーツ

「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」の2025-26年秋冬シーズンは、さまざまな国や時代の戦闘服を解体して、まるで童心に返ったように切り貼りしたり重ねたりしてスーツに再構築し、直訳すると「戦争なんてクソ喰らえ」となる“TO HELL WITH WAR”のメッセージを世界に示した。

戦いの意味を変える

ファーストルックは、カーキの軍服に燕尾ジャケットのフォームを融合し、センターと袖の金ボタンをまるで残像のように2列に配置した。パンツは裾に向かって緩やかにテーパードし、戦闘服というにはあまりに柔らかい素材感でしなやかさを取り入れる。続くスタイルも、体にフィットするユニホームライクなミリタリージャケットに対し、ボトムはスカートで軽快。以降も、ミリタリーウエアの袖やポケットなど、あらゆるパーツを解体しながら、「オム プリュス」にとっての戦闘服であるスーツとの融合が徐々に強まっていく。テーラードジャケットには袖と裾を断ち切りした軍服を重ね、燕尾ジャケットには巨大な袖をドッキングする。逆に、肩章付きのミリタリージャケットのセンターと袖口にはスーツのパーツを縫い付けた。ほかにも、ベーシックなストライプシャツにはスラントポケットを装飾し、ショーツにはファスナーを大量に配するなど、過酷な戦闘のために開発された機能的パーツをバラバラにし、ファッションの“飾り”として随所に用いることで、ミリタリーウエアに宿る戦いの要素をあっさりとリセットする。

中盤以降は、カモフラージュをカラフルに再解釈したモチーフをはじめ、極端なまでの色使いが際立っていく。真っ赤なスタンドカラーとエポレットに、グリーンとキャメルの袖と身頃を組み合わせたクレイジーパターンや、色とりどりのテキスタイルをパッチワークしたミリタリーコート、斜めに歪んだスーツの左半身にはアーミージャケットが覆い被さる。スコットランドの誇りであり、抑圧への反抗の象徴でもあるタータンチェックはボトムに採用した。

会場に充満する感情

ほぼ全てのルックに合わせた「キッズ ラブ ゲイト(KIDS LOVE GAITE)」とのコラボレーションシューズは、つま先が上に90度そり上がり、中世からルネサンス期に貴族階級が履いたプーレーヌを想起させる。つま先がそり返ったプーレーヌは、貴族階級が労働をしないという証の靴でもあったため、まるで戦争に行かないという意志を示すような形状である。「 ヒヅメ(HIZUME)」の日爪ノブキとコラボレーションしたヘッドピースは、M1ヘルメットを花や光沢生地で装飾。戦いが終わり、荒地に咲いた花のような可憐でたくましい印象をコレクションに与えた。

今シーズンは「コム デ ギャルソン・オム プリュス」のここ数年のコレクションでは最も分かりやすく、会場内のほぼ全員が反戦のメッセージを受け取っただろう。ニーナ・シモン(Nina Simone)の“Four Women”ラストの叫びのような歌声がピタッと止むと、張り詰めた緊張感から解放されたかのように、割れんばかりの拍手がしばらく鳴り止まなかった。反戦のメッセージに共感した者もいれば、装いのテクニックに胸を打たれた者、言葉にできない感情を掻き立てられた者も、一緒になって夢中に手を叩いた。この生身の人間の感情が充満する空間は、巨額を投じたエンターテインメントショーでは絶対に体験できない。ファッションに憑依した川久保玲の強い意志は、いつの時代も人々の心を突き動かす。

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【スナップ】「ヨウジヤマモト」ゲストは真冬でも薄着 雨に艶めく黒の美学

「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、2025-26年秋冬メンズ・コレクションをパリで現地時間1月23日に発表した。ショー会場は、今季も同ブランドを象徴する軽やかな黒の装いで、山本耀司デザイナーへの敬意を表する来場者で溢れた。スタイルの主軸は、リラックス感のある柔らかな生地を用いたテーラリングだ。春夏仕様のライトなジャケットを複数枚重ねたり、アシンメトリーなベストをインナーに備えたりと、ブラック・オン・ブラックのレイヤードで装いに奥行きを持たせるスタイリングが、雨が降る真冬のパリの街中でさらに艶っぽく映える。

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「ウォンジョンヨ」×「ネーミング」や「ディプティック」「ウカ」「シロ」のバレンタイン限定品など! 今週発売のビューティアイテム13選【1/27〜2/2】

ビューティアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は1月27〜2月2日に発売するアイテムを紹介します。バレンタインデーに向けた限定アイテムが今週も続々と発売に。ハートデザインが愛らしい「ディプティック(DIPTYQUE)」キャンドルやチョコレートカラーの「ウカ(UKA)」“ケンザン”など、毎年恒例のアイテムも相次いで登場します。

かわにしみきがプロデュースするコスメブランド「ミュアイス(MUICE)」やアニメ「推しの子」、人気ゲーム「ポケットモンスター」などコラボレーションにも積極的な「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」からは韓国発「ネーミング(NAMING.)」のコラボハイライター&チークが登場。パールが含まれたラベンダーカラーのハイライターは、美肌見せの頼もしい味方になりそうです。

【1月28日発売】
ディプティック
(DIPTYQUE)

限定キャンドルセットが今年も登場

「ディプティック(DIPTYQUE)」は、バレンタインデーを祝し、毎年恒例の“べ(Baies)&ローズ(Roses)”のキャンドルのデュオセットを発売する。ほのかに刺激的なグリーンノートのべ(Baies)と、繊細なバラの香りのローズ(Roses)が溶け合い、芳しい香りでロマンチックなムードを演出する。

■商品詳細

“べ(Baies)&ローズ(Roses)”のキャンドルのデュオセット(各190g、2万1560円)

【1月29日発売】
セルヴォーク
(CELVOKE)

テラコッタカラーの限定コレクション モード感あるモノグラムデザイン

「セルヴォーク(CELVOKE)」は、ブランドを象徴するカラー、テラコッタの可能性を広げる2025年限定コレクション“アブソリュート テラコッタ”を発売する。ラインアップはアイパレット、ブラッシュパレット、リップで、昨年に続きヒロ杉山氏が率いるアーティストユニットのエンライトメント(Enlightenment)とコラボレーションした限定デザインに仕上げた。

■商品詳細

“ヴァティックアイパレット”(2色、各6820円)
“ポリフォニックブラッシュ”(5390円)
“ディグニファイド リップス”(2色、各3520円)

【1月29日発売】
プラダ ビューティ
(PRADA BEAUTY)

美容液クッションファンデ
 ブランドを象徴するナイロン素材が着想源

「プラダ ビューティ(PRADA BEAUTY)」の美容液クッションファンデーション“プラダ メッシュ クッション”[SPF50+・PA+++]は、ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)「プラダ(PRADA)」共同クリエイティブ・ディレクターがアクセサリーアイテムで取り入れているナイロン素材が着想源。ナイロンのように柔軟なテクスチャーが表情の動きにフィットし、美しい仕上がりを長時間保つ。

■商品詳細

“プラダ メッシュ クッション”[SPF50+・PA+++](全4色、各1万1330円)

【1月29日発売】
ウカ
(UKA)

バレンタイン限定“ケンザン” 
今年はチョコミントモチーフのボックスにイン!

「ウカ(UKA)」は、バレンタイン限定の“ウカ スカルプ ブラシ チョコレート ケンザン”を販売する。今年は、チョコミントのフレーバーをイメージし、板チョコを模した爽やかなミントグリーンとチョコレートブラウンのボックスに入れて販売する。

■商品詳細

“ウカ スカルプ ブラシ チョコレート ケンザン”(3190円)

【1月29日発売】
ウォンジョンヨ
(WONJUNGYO)

「ウォンジョンヨ」と「ネーミング」が初コラボ
チーク&ハイライターの限定色

「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」は、韓国発のコスメブランド「ネーミング(NAMING.)」とコラボレーションし、粉タイプの“ネーミング フラッフィーベイクド ハイライター”とチーク“ネーミング フラッフィーパウダーブラッシュ”の限定色を発売する。

■商品詳細

“ネーミング フラッフィーベイクド ハイライター”(1760円)
“ネーミング フラッフィーパウダーブラッシュ”(1650円)

【1月30日発売】
レブロン
(REVLON)

pH反応血色リップに春色の2カラー

「レブロン(REVLON)」は、唇のpH値に反応し発色が変わるバームタイプのリップ“キス グロウ バーム N”から春の新色を発売する。新色は桜をイメージし、ヘルシーなホットピンク“マグノリア グロウ(003)”と、透明感溢れるベビーピンク“チューリップ グロウ(005)”の2色をそろえた。

■商品詳細

“キス グロウ バーム N”(全2色、各1100円)

【1月30日発売】
シロ
(SHIRO)

“ショコラの香り”をアップデート 
カカオハスクを取り入れた芳醇な香り

「シロ(SHIRO)」は、2020年冬以来となるショコラの香りを限定発売する。カカオハスクを取り入れて新たなショコラの香りを試作し、芳醇な香りを高めた。ショコラの新作は、チョコレートの製造から販売までを行うダンデライオン・チョコレートから、廃棄されるカカオ豆の皮(ハスク)を譲り受けた事が縁で生まれた。

■商品詳細

“ショコラ ハンドクリーム”(15g、2420円)
“ショコラ オイルリップスクラブ”(14g、2420円)
“ショコラ オイルボディスクラブ”(115g、3300円)

【1月30日発売】
ザボディショップ
(THE BODY SHOP)

スイート&スパイシーでオリエンタルな香りのコレクション

「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」は、甘さの中にスパイシーさを感じるオリエンタルな香りのコレクションから、カカオバターやフェアトレードのシアバターを配合した“ハンドバーム”とプラム、ピンクピオニー、ムスクが広がるフルーティーでフローラルな香りの“リップバター”を発売する。

■商品詳細

“ハンドバーム”(全3種、各30mL、各1430円)
“リップバター”(10mL、1210円)

【1月31日発売】
アルマーニ ビューティ
(ARMANI BEAUTY)

情熱の赤をまとった“パシオーネ コレクション”

「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」は、アイコニックな赤が目を引く“パシオーネ コレクション”を発売する。パシオーネは、イタリア語で情熱を意味する言葉。本コレクションでは、バレンタインにぴったりのアイコニックなアルマーニレッドを基調としたパッケージデザインのファンデーションケースとリップを数量限定で展開する。

■商品詳細

“マイ アルマーニ トゥ ゴー クッション” ケース “パシオーネ”(4180円)
“マイ アルマーニ トゥ ゴー クッション” レフィル(全4色、各8030円)
“リップ マエストロ サルタン パシオーネ”(6380円)

【2月1日発売】
ラネージュ
(LANEIGE)

バニラとチョコの限定リップケアセット 

「ラネージュ(LANEIGE)」は、人気のリップケアシリーズから日中用の“リップグロウィバーム バニラ”(10g)と夜用“リップスリーピングマスク チョコレート”(8g)をセットにした“チョコバニラリップデュオキット”を発売する。人気スキンケア“クリームスキン ローション”と“ウォーターバンク モイスチャークリーム”のサンプルも同封する。

■商品詳細

“チョコバニラリップデュオキット”(2640円)

【2月1日発売】
アナ スイ コスメティックス
(ANNA SUI COSMETICS)

ヘアカラートリートメント全4色 

「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は、25年春コレクションの第2弾として髪をトリートメントしながら染色する“ヘアカラー トリートメント”を発売する。毛先やインナー部分などに使用し、いつもと違う雰囲気を演出できるほか、髪の色や状態によって染まり具合や色の見え方が異なるため、オリジナリティーのある髪色を楽しめる。

■商品詳細

“ヘアカラー トリートメント”(全4色、各1650円)

【2月1日発売】
シセイドウ
(SHISEIDO)

シミ・そばかすを防ぐ新薬用美白シリーズ

「シセイドウ(SHISEIDO)」は、“ベネフィアンス”からメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ新ブライトニングケアシリーズから美容液、クリーム、パウダーを発売する。同シリーズは、独自の美白有効成分、アクティブ4MSKを全商品に配合。4MSKが肌に浸透し、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ。

■商品詳細

“ベネフィアンス ブライトニングケア マイクロS セラム” 【医薬部外品】(30mL、1万4850円/50mL、1万9250円)
“ベネフィアンス ブライトニング ジェル クリーム”【医薬部外品】(50g、1万450円/50gレフィル、9350円)
“ベネフィアンス ブライトニング スキンケアパウダー”【医薬部外品】(25g、5280円)

【2月1日発売】
ゲラン
(GUERLAIN)

ハチの巣から採れる成分配合のリップ&プライマー

「ゲラン(GUERLAIN)」は、ハチの巣から採れる希少な成分を配合したティントリップバーム“キスキス ビー グロウ パーリー”と、唇を鎮静する“コルシカハニー”と唇をなめらかに整える“イカリアハニーのブレンドに、ミツロウを組み合わせた“キスキス ビー リフト プライマー”を発売する。リップ本体にはケースとリンクしたミツバチを刻印している。

■商品詳細

“キスキス ビー グロウ パーリー”(新6色うち限定4色、各4950円)
“キスキス ビー リフト プライマー”(新色、4950円)

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【スナップ】「リック・オウエンス」特盛ゲストは怖い、高い、巧い

「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は、2025−26年秋冬メンズ・コレクションをパリで現地時間1月23日に発表した。ショー会場のパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)は今季も、全身黒ずくめのリック信者によりダークムードに包まれた。床をひきずるフルレングスのドレスやコート、14.5cmヒールの高いプラットフォームブーツで雨に濡れた道を颯爽と歩く姿は、まるでランウエイショーのデジャブのようだ。また、黒に黒を重ねるスタイリングが威圧感があるものの、その風変わりなシルエットを強調する点においては実はスタイリング巧者ばかり。誇張したパワーショルダーや異形のビルドアップショルダー、作るバルーン状に広がる変形型など、怪奇的なアウトライン。リックが生み出す独創的なウエアと個性を称える精神性を享受した信者は、その唯一無二の世界観で自己表現を実現しているようだった。

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【2025年バレンタイン】「ジャン=ポール・エヴァン」からジャングルをパッケージに描いたボンボン ショコラ

「ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HEVIN)」は1月11日〜2月28日、“バレンタイン コレクション 2025”を発売する。

本コレクションは2024-25年のコレクションテーマ“新しい世界(LES NOUVEAUX MONDES)”のもと、フランスでは珍しいエキゾチックなスパイスやフルーツとカカオを組み合せた。バレンタイン限定デザインは、アンリ・ルソーのジャングルへの憧れから描かれた絵画に着想を得た“ジャングル ラブ”、パリの街をモチーフにした“アーバン ジャングル”をパッケージにあしらった。

バレンタインの限定コレクション

コレクションには、期間限定のショコラを含むボンボン ショコラを詰め合わせた“ボンボン ショコラ 9個 ジャングル ラブ”(6588円)、“ボンボン ショコラ 16個 ジャングル ラブ”(8535円)、“ボンボン ショコラ 6個 アーバン ジャングル”(3456円)、“ボンボン ショコラ 10個 アーバン ジャングル”(5454円)、“ボンボン ショコラ 25個 レ ヌーヴォー モンド”(1万2404円)を用意。ほか、抹茶とパッションフルーツのガナッシュをビターチョコレートでコーティングした“トリュフ マッチャ パッション 9個”(4472円)、ハート型のパレと、クマの形のショコラ、ハートのショコラとペルル クラッカントゥを詰めた“ボワットゥ メタル アムール ドンファンス”(4104円)、カカオの風味とウッディーな香りが特徴のカメルーン産カカオの“パレ ノワール カメルーン”3枚と、バターキャラメル風味のミルクチョコレートにフルール ドゥ セルのアクセントを加えた“パレ レ キャラメル フルール ドゥ セル”2枚を詰めた“サック バゲット パレ 5枚 レ ヌーヴォー モンド”(1998円)、限定パッケージの“タブレット ノワール カメルーン レ ヌーヴォー モンド”(1242円)、“タブレット レ キャラメル フルール ドゥ セル レ ヌーヴォー モンド”(1242円)をそろえる。

バレンタイン限定のボンボン ショコラ

バレンタイン限定のボンボン ショコラには、アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネに赤い果実を連想させるタスマニア産スパイスを加え、ビターチョコレートでコーティングした“クール ノワール タスマニ”(573円)、サクサクしたビスキュイがアクセントのアーモンドとヘーゼルナッツのプラリネをミルクチョコレートでコーティングした“ウルソン ローズ レ”(594円)、ミルクコーヒーガナッシュにカルダモンを少し加え、ビターチョコレートでコーティングした“アムール プラン クール”(540円)、ライムとバジルのミルクガナッシュをビターチョコレートでコーティングした“アムール オ プロミエ ルガー”(540円)、バーベナ香るオレンジのキャラメルをビターチョコレートでコーティングした“アムール フォール ”(540円)、バナナと抹茶のキャラメルをミルクチョコレートでコーティングした“アムール アルドゥン”(540円)、サワ―ソップのトロピカルな風味が広がるミルクガナッシュをミルクチョコレートでコーティングした“アムール ドンファンス”(540円)、マンゴーとココナッツのキャラメルをミルクチョコレートでコーティングした“アムール ヴォラジュ”(540円)をラインアップする。

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「チャールズ ジェフリー ラバーボーイ」2025-26年秋冬コレクション

「チャールズ ジェフリー ラバーボーイ(CHARLES JEFFREY LOVERBOY)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

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伊勢半「キスミー」が初の制汗・デオドラントカテゴリ製品 猛暑のメイク崩れ対策にひと役

伊勢半のメイクアップブランド「キスミー(KISS ME)」は2月10日、ブランド初の制汗・デオドラント製品となる"薬用制汗クリーム"【医薬部外品】(30g、1760円※編集部調べ)を発売する。制汗機能を搭載の薬用クリームで、メイクアップ前に仕込むことで猛暑時のメイク崩れを防ぎやすくする。

同製品は水々しく軽いタッチでさらりと伸びるジェル状のクリームで、制汗効果のクロルヒドロキシアルミニウムと、殺菌力のあるイソプロピルメチルフェノールをにおい防止効果として配合した。2種類の有効成分がにおいの原因となる汗を抑え、においの元となる菌も殺菌する。汗や水に強いウォータープルーフ処方で、顔以外のパーツへの使用も可能だ。香りは爽やかなフローラル系に仕上げた。

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「キコ コスタディノフ」2025-26年秋冬メンズ・コレクション

「キコ コスタディノフ(KIKO KOSTADINOV)」が2025-26年秋冬メンズ・コレクションを発表した。

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「リーバイス」の人気デニムパンツ2型を再解釈 「アーバンリサーチ」で限定販売

「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」は2月中旬、「リーバイス(LEVI'S)」の人気モデル2型をアップデートしたデニムパンツ2型を発売する。現在公式オンラインストアで先行予約を受け付けている。

“エクスクルーシブ XL ストレート”

ミッドオンスの100%コットン素材で柔らかな穿き心地が魅力の“エクスクルーシブ XL ストレート”(1万4300円)は、オーバーサイズのスタイルと幅広のストレートレッグが人気の“XL ストレート”をアップデートしたアイテム。サイドパネルにデザインを施すことで、より立体的なシルエットに仕上げつつ、調整可能なウエストバンドを追加することで着回しの幅を広げた。

“エクスクルーシブ 501 90s アンクル”

“エクスクルーシブ 501 90s アンクル”(1万5400円)は、1990年代のトレンドに着想した“501‘90S”を、ゆったりとしたシルエットに生まれ変わらせたデニムパンツ。生地には経年変化を楽しめる”501“特有の“シュリンク・トゥ・フィット”素材を使用。ライズ(股上)が腰のすぐ下にくるデザインで、スタイリッシュでありながらゆとりのあるフィット感を実現した。「リーバイス」らしいビンテージ加工入りミッドインディゴカラーで、季節を問わず着用できる。

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「リーバイス」の人気デニムパンツ2型を再解釈 「アーバンリサーチ」で限定販売

「アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)」は2月中旬、「リーバイス(LEVI'S)」の人気モデル2型をアップデートしたデニムパンツ2型を発売する。現在公式オンラインストアで先行予約を受け付けている。

“エクスクルーシブ XL ストレート”

ミッドオンスの100%コットン素材で柔らかな穿き心地が魅力の“エクスクルーシブ XL ストレート”(1万4300円)は、オーバーサイズのスタイルと幅広のストレートレッグが人気の“XL ストレート”をアップデートしたアイテム。サイドパネルにデザインを施すことで、より立体的なシルエットに仕上げつつ、調整可能なウエストバンドを追加することで着回しの幅を広げた。

“エクスクルーシブ 501 90s アンクル”

“エクスクルーシブ 501 90s アンクル”(1万5400円)は、1990年代のトレンドに着想した“501‘90S”を、ゆったりとしたシルエットに生まれ変わらせたデニムパンツ。生地には経年変化を楽しめる”501“特有の“シュリンク・トゥ・フィット”素材を使用。ライズ(股上)が腰のすぐ下にくるデザインで、スタイリッシュでありながらゆとりのあるフィット感を実現した。「リーバイス」らしいビンテージ加工入りミッドインディゴカラーで、季節を問わず着用できる。

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「キッドスーパー」2025-26年秋冬メンズ・コレクション

「キッドスーパー(KIDSUPER)」が2025-26年秋冬メンズ・コレクションを発表した。

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「シセイドウ」が光を味方につけて肌悩みをカバーするスティックコンシーラーを発売

「シセイドウ(SHISEIDO)」は5月1日、フレッシュで生き生きとした肌に仕上げるベースメイクシリーズ“シンクロスキン”から、光を味方につけて肌悩みをカバーする“シンクロスキン ラディアントリフティング コンシーラー”(全6色、各4400円)を発売する。

同コンシーラーはみずみずしく軽やかなテクスチャーのスティックタイプで、心地良く美しい仕上がりが長時間続く。滑らかに肌に溶け込み、光の技術で立体的な顔立ちに仕上げる。カラーは、目元のクマやシミなどのさまざまな肌悩みをカバーする6色を用意した。

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「マルジェラ」、ガリアーノの後任に「ディーゼル」のグレン・マーティンスが急浮上

ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が去った「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」のトップに、現在「ディーゼル(DIESEL)」を手掛けているグレン・マーティンス(Glenn Martens)が就任するのでは?という噂が急浮上した。グレンは2020年から「ディーゼル」のトップを務めており、若い世代が夢中になるブランドに再生した実績がある。「Y/プロジェクト(Y/Project)」におけるクリエイションには、「メゾン マルジェラ」に通じるものもあった。また「ディーゼル」と「メゾン マルジェラ」は、同じOTB傘下にある。

この噂に対して、OTBはコメントしていない。

 1983年、ベルギー生まれのマーティンス新クリエイティブ・ディレクターは、アントワープ王立芸術アカデミー(Antwerp’s Royal Academy of Fine Arts)を2008年に卒業した後、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」でキャリアをスタートした。13年には「Y/プロジェクト」のクリエイティブ・ディレクターに就任したが、昨年退任。その後、経営破たんした「Y/プロジェクト」には希望する価格での買い手がつかず、ブランドは終了することにセクシなった。

一方、ジョン・ガリアーノは昨年末、「メゾン マルジェラ」との別離を発表。2024年春夏のクチュール・コレクションは、近年稀に見る高評価でブランドの存在感をさらに高めるのに一役買った。

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「マルジェラ」、ガリアーノの後任に「ディーゼル」のグレン・マーティンスが急浮上

ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が去った「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」のトップに、現在「ディーゼル(DIESEL)」を手掛けているグレン・マーティンス(Glenn Martens)が就任するのでは?という噂が急浮上した。グレンは2020年から「ディーゼル」のトップを務めており、若い世代が夢中になるブランドに再生した実績がある。「Y/プロジェクト(Y/Project)」におけるクリエイションには、「メゾン マルジェラ」に通じるものもあった。また「ディーゼル」と「メゾン マルジェラ」は、同じOTB傘下にある。

この噂に対して、OTBはコメントしていない。

 1983年、ベルギー生まれのマーティンス新クリエイティブ・ディレクターは、アントワープ王立芸術アカデミー(Antwerp’s Royal Academy of Fine Arts)を2008年に卒業した後、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」でキャリアをスタートした。13年には「Y/プロジェクト」のクリエイティブ・ディレクターに就任したが、昨年退任。その後、経営破たんした「Y/プロジェクト」には希望する価格での買い手がつかず、ブランドは終了することにセクシなった。

一方、ジョン・ガリアーノは昨年末、「メゾン マルジェラ」との別離を発表。2024年春夏のクチュール・コレクションは、近年稀に見る高評価でブランドの存在感をさらに高めるのに一役買った。

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「カラー」の阿部潤一デザイナーが退任 「今後も変わらずサポートしていく」

「カラー(KOLOR)」の阿部潤一デザイナーが、1月25日(現地時間)にパリ・メンズ・ファッション・ウイークで行われた25-26年秋冬コレクションのショーで、同職を退任することを発表した。会場では、エントランスで銀色の袋に入ったギフトを来場者に配布。ショー前に開封するように促され、中身を見ると「was is will」と描かれたグラフィックTシャツと、退任を知らせる手紙が入っていた。

手紙の中で、阿部デザイナーは「Kolor AW25 Showが始まります。この時間は私にとって特別なものになります。それは、Kolorのデザイナーとして最後のショーになるからです」と綴った。また、今後について「私は変わらずKolorの中でサポートを続けていきます」とコメント。「今までありがとうございました。今後共Kolorを宜しく御願い致します。では、ショーをお楽しみください」と締めくくった。

「カラー」は、2004年に阿部デザイナーが設立。09年には東京・南青山に直営店を開いた。 12-13年秋冬シーズンからは、パリでの発表をスタート。12年には「毎日ファッション大賞」を受賞し、新たなブランド「カラー ビーコン(KOLOR BEACON)」も立ち上げた。

そして24年11月には、伊藤忠商事の100%子会社のコロネットが「カラー」を手掛ける有限会社カラーを事業承継。伊藤忠商事が「カラー」ブランドの国内外における商標を取得し、コロネットが有限会社及び国内の小売9店舗や国内外の卸80件などの組織と事業、スタッフを承継した。これに伴い、コロネットは「カラー」の阿部デザイナーと業務委託契約を結んでいた。

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「カラー」の阿部潤一デザイナーが退任 「今後も変わらずサポートしていく」

「カラー(KOLOR)」の阿部潤一デザイナーが、1月25日(現地時間)にパリ・メンズ・ファッション・ウイークで行われた25-26年秋冬コレクションのショーで、同職を退任することを発表した。会場では、エントランスで銀色の袋に入ったギフトを来場者に配布。ショー前に開封するように促され、中身を見ると「was is will」と描かれたグラフィックTシャツと、退任を知らせる手紙が入っていた。

手紙の中で、阿部デザイナーは「Kolor AW25 Showが始まります。この時間は私にとって特別なものになります。それは、Kolorのデザイナーとして最後のショーになるからです」と綴った。また、今後について「私は変わらずKolorの中でサポートを続けていきます」とコメント。「今までありがとうございました。今後共Kolorを宜しく御願い致します。では、ショーをお楽しみください」と締めくくった。

「カラー」は、2004年に阿部デザイナーが設立。09年には東京・南青山に直営店を開いた。 12-13年秋冬シーズンからは、パリでの発表をスタート。12年には「毎日ファッション大賞」を受賞し、新たなブランド「カラー ビーコン(KOLOR BEACON)」も立ち上げた。

そして24年11月には、伊藤忠商事の100%子会社のコロネットが「カラー」を手掛ける有限会社カラーを事業承継。伊藤忠商事が「カラー」ブランドの国内外における商標を取得し、コロネットが有限会社及び国内の小売9店舗や国内外の卸80件などの組織と事業、スタッフを承継した。これに伴い、コロネットは「カラー」の阿部デザイナーと業務委託契約を結んでいた。

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