「センサイ」がインドネシア進出 そごうに出店 

花王のグローバルプレステージブランドド「センサイ(SENSAI)」がインドネシアに進出した。2月21日に1号店となる店舗を百貨店「そごう プラザ スナヤン(SOGO Plaza Senayan)」にオープンした。同店は首都ジャカルタ南部のスナヤン地区に位置し、高級ホテルが集まるラグジュアリーなエリアで、富裕層の取り込みにも期待がかかる。

同店では、「センサイ」ならではの“丁寧なおもてなし”を体現したカウンセリングやトリートメントを提供する。また、最新の研究知見に基づく皮膚科学と融合した高品質なスキンケア商品を展開し、ブランドの世界観を体験できる場とする。インドネシアにおける生活者のスキンケア習慣を踏まえ、洗顔やUV対策などの提案も強化するなど、エリア特性を活かしたマーケティングを実施する計画だ。

「センサイ」は、欧州を中心に世界40カ国以上で展開。2019年の日本導入を皮切りにアジア展開を開始し、23年には中国・上海に旗艦店をオープンした。今後もアジアでの展開を強化し、グローバル化を加速する。

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「ナイキ」が最新レーシングシューズ“ズームX ヴェイパーフライ ネクスト% 4”と“ストリークフライ 2”を発表

「ナイキ(NIKE)」はこのほど、最新レーシングシューズ“ズームX ヴェイパーフライ ネクスト% 4(ZOOMX VAPORFLY NEXT% 4)”と“ストリークフライ 2(STREAKFLY 2)”を発表した。価格は、“ズームX ヴェイパーフライ ネクスト% 4”が2万9700円で、“ストリークフライ 2”が2万6730円。どちらもホワイトが基調のプロトタイプカラーとレッドカラーの2色を用意し、プロトタイプカラーを3月1日に先行発売したのち、レッドカラーを4月以降に「ナイキ」の公式オンラインストアと一部店舗で取り扱う予定だ。

“ズームX ヴェイパーフライ ネクスト% 4”は、男子5000mと男子10000mの世界記録保持者であるジョシュア・チェプテゲイ(Joshua Cheptegei)や、カナダを代表する長距離走者のモハメド・アハメド(Mohamed Ahmed)らアスリートのフィードバックをもとに開発された。位置付けとしては、「ナイキ」が展開するレーシングシューズの中でも、5kmからマラソンまで全てのランナーのために作られた最も汎用性の高いモデルだ。前作から約10%の軽量化に成功したシリーズ史上最軽量ながら、2mm低くしたオフセット(前足部分とかかとのソールの厚みの差)に反発性の高いミッドソール素材“ズームX フォーム”を採用し、さらにカーボンファイバー製のフライプレートも搭載することで、快適な推進力のサポートとスムーズな重心移動を実現する。

モハメド・アハメドは「“ズームX ヴェイパーフライ ネクスト% 4”は、“ヴェイパーフライ”シリーズの理想形に仕上がっている。このシューズは、前作よりも軽く、快適なライド感があり、反発性と安定性とフィットも優れているなど、気に入った点が多くある。何より、これまでで最もフォームとカーボンのバランスが完璧なシューズだと言えるだろう」とコメントしている。

一方“ストリークフライ 2”は、一般ランナーや「ナイキ」所属の⻑距離ランナーの意見を受け、短めのレースやスピードインターバル、テンポ走で最高のパフォーマンスを発揮できるようにデザインされた1足だ。トラックスパイク用の足型をベースに、オフセットを4mmに抑えたシルエットになっているほか、シューレースを中央に配置しながら伸縮性を持たせたことで、より高いフィット感の調整が可能となっている。また、重量は初代“ストリークフライ”よりも40g軽い144gだが、こちらも“ズームX フォーム”とフルレングスのフライプレートを搭載しているため、優れた反発性とクッション性でスピードに乗りやすいという。

本作について、「ナイキ」に所属する中長距離選手のジェシカ・ハル(Jessica Hull)は、「通常、インターバルトレーニングの途中で筋肉のコンディション調整と怪我防止のため、スパイクに履き替える必要があった。しかし、“ストリークフライ 2”は反発性が高くサポート力もあるので、別のスパイクに履き替えなくても速いスピー ドでの練習をこなすことができ、さらに翌日にも疲れが残りにくくなっている」と話し、同じく中長距離ランナーのクーパー・ティア(Cooper Teare)は、「“ストリークフライ 2”は、200mのスピード練習からスムーズな5km走まで快適に対応でき、レーシングシューズに革命をもたらす」とコメントしている。

なお、今年の「箱根駅伝」で一部選手が“ズームX ヴェイパーフライ ネクスト% 4”のプロトタイプを着用していたことで話題となっていた。

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コーセーコスメポートがウインドサーファーの新嶋莉奈選手とスポンサー契約を締結

コーセーコスメポートは、ウインドサーファーの新嶋莉奈選手とスポンサー契約を締結したと発表した。

新嶋選手のセイルやウエアに「サンカット」ロゴを掲出

コーセーコスメポートは、新嶋選手のセイルやウエアに同社の日焼け止めブランド「サンカット(SUNCUT)」ロゴを掲出するほか、同ブランドの日焼け止めを提供し、新嶋選手を支援するとともに、紫外線対策の重要性を発信する。

新嶋選手はスポンサー契約締結に際し、「ウインドサーフィンというスポーツは紫外線と切っても切り離せないスポーツです。普段から肌のこと、環境のことを考え『サンカット』を愛用していました。このたび大好きなブランドを展開されているコーセーコスメポート様と契約をしていただくことができ、とてもありがたく嬉しく思います。これからも太陽を味方につけて世界で活躍できるように頑張ります!」と語っている。

新嶋莉奈は、1999年生まれのウインドサーファー。4歳からウインドサーフィンを始め、史上最年少の14歳でユース五輪に出場、歴代トップ成績の7位入賞を果たす。その後全日本インカレ個人戦優勝、IQFOIL全日本選手権優勝、JWAプロツアー4戦全戦優勝に輝き、23歳でワールドカップ準優勝、アジア大会とプレオリンピックの代表に内定した。

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「アニヤ・ハインドマーチ」が最新コンセプトスト“アニヤ空港“をロンドンで披露 4月には日本にも

「アニヤ・ハインドマーチ(ANYA HINDMARCH)」がロンドン・ファッション・ウイーク期間中に、“エア アニヤ“と題した最新のコンセプトストアを現地で披露した。テーマは空の旅。4月には日本でも展開予定だ。

飛行機をイメージしたストア内には、キャンバス素材にレザーのトリミングやキャンバステープあしらった「ビスポーク・ウォルトン」シリーズからキャスター付きのスーツケースやトラベルバッグ、バニティーバッグ、クロスボディーバッグなどのアイテムが並ぶ。新作の機内用トートバッグも登場した。バッグ類には好きなアルファベットをカスタマイズして配置できる。

「ブリティッシュ・エアウェイズ」とコラボしたラゲッジラグや“JET LAG(時差ボケ)“や”TURBULENCE(乱気流)“の文字を刺しゅうしたキャップといったユーモラスな小物も豊富だ。

またコンセプトストア向かいの「アニヤ・ハインドマーチ」カフェでは、機内食をモチーフにしたメニューも披露した。日本でのコンセプトストアでも同じメニューを提供予定だという。

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韓国人デザイナーによる「アシュリン」 厳冬を越えた柿のように、成熟する流線美

ニューヨーク・ファッション・ウイークにおいて、構築的かつ女性らしい柔らかいフォルムが際立つ「アシュリン(ASHLYN)」。手掛けるのは韓国人デザイナーのアシュリン・パークだ。

ソーホーにあるこぢんまりとしたギャラリーで行われた2025-26年秋冬のランウエイショーは、親密であり、じっくりと「アシュリン」の服を眺めるのにまさしく適した空間だった。柿からインスピレーションを得たという今シーズンのコレクションは、果実の柔らかな丸みを帯びたフォルム、寒い冬を耐えてより甘く成熟していく過程を表現した。また、韓国の伝統的なポッタリ(風呂敷のような包む布)からも着想している。

精緻なパターンが生み出す予期せぬフォルム

メンズのテーラードも得意とするパークが見せたのはフェミニンとマスキュリンが融合したスタイル。テーラードジャケットには複雑なパターンによってフリルがアクセントになったキャミソールを合わせ、トレンチコートやニットジャケットもマスキュリンながら丸みを帯びたパターンで女性らしさを加えた。レザーのトップスにもペプラムのデザインが施され、レザーとは思えぬ柔らかな質感を作り出した。装飾を排除しながらも、パターンによる構築的なフォルムが華やかさを生み出している。たびたび登場したボリュームたっぷりのパンツもスタイリングを柔らかな印象に仕上げている重要なアイテムだ。

また、ポッタリがアイデアの起点となった「パズル」のテクニックは、正方形からスタートし、断片を切り取って再構成することで予期せぬフォルムを生み出すもの。複雑に組み合わされたパターンによって女性らしいフォルムが目を引く「パズル」トップスも見られた。柿を思わせるくすんだオレンジのルックは、数自体はさほど多くなかったものの、彼女がこだわるシェイプの成熟を感じさせた。今季はボリューム感のあるコートジャケットやニットジャケットも見応えがあった。重衣料の割合を増やすことで、コレクションのダイナミックさがより増していきそうな期待感もある。

コレクションノートには下記のように記されている。「柿が寒い冬を耐え抜き、より甘く熟していく過程は、人生の深い真理を映し出します。すなわち、苦労の末に得た美しさこそが、最も意味を持つのです(一部抜粋)」。パークがモノづくりに込める思いが、くっきりと投影されたショーだった。

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韓国人デザイナーによる「アシュリン」 厳冬を越えた柿のように、成熟する流線美

ニューヨーク・ファッション・ウイークにおいて、構築的かつ女性らしい柔らかいフォルムが際立つ「アシュリン(ASHLYN)」。手掛けるのは韓国人デザイナーのアシュリン・パークだ。

ソーホーにあるこぢんまりとしたギャラリーで行われた2025-26年秋冬のランウエイショーは、親密であり、じっくりと「アシュリン」の服を眺めるのにまさしく適した空間だった。柿からインスピレーションを得たという今シーズンのコレクションは、果実の柔らかな丸みを帯びたフォルム、寒い冬を耐えてより甘く成熟していく過程を表現した。また、韓国の伝統的なポッタリ(風呂敷のような包む布)からも着想している。

精緻なパターンが生み出す予期せぬフォルム

メンズのテーラードも得意とするパークが見せたのはフェミニンとマスキュリンが融合したスタイル。テーラードジャケットには複雑なパターンによってフリルがアクセントになったキャミソールを合わせ、トレンチコートやニットジャケットもマスキュリンながら丸みを帯びたパターンで女性らしさを加えた。レザーのトップスにもペプラムのデザインが施され、レザーとは思えぬ柔らかな質感を作り出した。装飾を排除しながらも、パターンによる構築的なフォルムが華やかさを生み出している。たびたび登場したボリュームたっぷりのパンツもスタイリングを柔らかな印象に仕上げている重要なアイテムだ。

また、ポッタリがアイデアの起点となった「パズル」のテクニックは、正方形からスタートし、断片を切り取って再構成することで予期せぬフォルムを生み出すもの。複雑に組み合わされたパターンによって女性らしいフォルムが目を引く「パズル」トップスも見られた。柿を思わせるくすんだオレンジのルックは、数自体はさほど多くなかったものの、彼女がこだわるシェイプの成熟を感じさせた。今季はボリューム感のあるコートジャケットやニットジャケットも見応えがあった。重衣料の割合を増やすことで、コレクションのダイナミックさがより増していきそうな期待感もある。

コレクションノートには下記のように記されている。「柿が寒い冬を耐え抜き、より甘く熟していく過程は、人生の深い真理を映し出します。すなわち、苦労の末に得た美しさこそが、最も意味を持つのです(一部抜粋)」。パークがモノづくりに込める思いが、くっきりと投影されたショーだった。

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【スナップ】佐野勇斗や生見愛瑠、堀田真由らが来場 「バーバリー」が伊勢丹新宿本店でポップアップを開催

「バーバリー(BURBERRY)」は現在、伊勢丹新宿本店でブランドの象徴であるトレンチコートを讃えるポップアップを開催中だ。オープン初日の2月26日には、ボーカルダンスユニット、M!LKに所属する佐野勇斗や、モデルの生見愛瑠、佐藤晴美、俳優の堀田真由らが来場。ブランドのウエアを身にまとい、イベントを楽しんだ。なお、同ポップアップは3月4日まで行う。

来場者スナップ

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「アクシーズファム」のIGAが10年ぶりの総合展 社長肝入りの新和装ブランドを発表

SPAアパレルのアイジーエー(IGA)が10年ぶりとなる総合展を開催した。22年目の主力ブランド「アクシーズファム(AXES FEMME)」を筆頭に、6ブランドが2025年春夏アイテムを紹介。五十嵐昭順社長が自らプロデュースする新ブランド「リゼン(REZEN)」やリブランディングしたロリータ服の「シャルミエール(CHALMIERE)」に加え、「アクシーズファム」のオリジナルコスメの本格展開も発表した。これらの出店も春から始め、今年は20代を中心とした新世代そして訪日客への新たな層へのアプローチを狙う。キーワードは、「日本ファッション文化の発信」と「国内外でのファン作り」だ。

主力ブランドの「アクシーズファム」は
コスメ、サブカル、ジャポニスムで仕掛ける

22年目の「アクシーズファム」は10〜50代と3世代にわたる幅広い層の顧客を持つ。今シーズンは原点回帰をテーマに、オリジナルのレースやプリント柄を復刻し、定番のワンピースなどに落とし込んだ。また昨年秋から一部店舗で販売していたオリジナルコスメに本腰を入れ、カラーコスメを中心にラインアップを拡充。4月末には単独店をオープンする予定だ。

「アクシーズファム ポエティック(AXES FEMME POETIQUE)」は、今年からモノトーンを基調にした“サブカルチャー”のラインを拡充する。その名前の通り、アニメやコスプレといった日本のサブカルチャーのテイストを「アクシーズファム」のかわいいフィルターを通したスタイルを提案。エッジィの効いたスタイリング提案の支持が高まり、フリルやパステルカラーを多用した甘テイストの“ガーリー”を主軸としていたが、“サブカル”を増やし半々での構成に切り替えた。将来的には“サブカル”の構成が増えると見込んでいて、「ポエティック」単独の店舗も増やしていく計画だ。

五十嵐社長が自ら指揮する「リゼン」は
2月に大阪に初のコンセプトショップ

また五十嵐社長が自らプロデューサーとなり、指揮を取る新ブランド「リゼン」は、2月22日に大阪ヘップファイブに初のコンセプトショップをオープンしたばかり。紫式部をイメージしたオリエンタルな雰囲気と装いを提案する「アクシーズエックス(AXES-X)」というレーベルからスピンオフするカタチで立ち上がった「リゼン」。今シーズンは、シダレザクラや曼荼羅といった和文化のデザインを取り入れた着物スリーブのシャツやポケット付きの袴パンツなど、モードな要素を組み合わせたカジュアルな和服を取りそろえる。

日本のロリータ&アイドル文化の“ときめき”を世界へ

海外で根強い人気でいうと、日本のカワイイ&ロリータ文化だ。そのカルチャーをけん引するブランドの一つだった「アクシーズファム カワイイ(AXES FEMME KAWAII)」は昨年10周年を迎え、この春から「シャルミエール」に改名し一新する。1着3万〜5万円の高額なロリータ服が多い中で、フリルたっぷりのワンピースを1万円台で販売する企業努力も奏功してきたが、今後はさらに若年層へのロリータファッションの訴求やアメリカやフランス、アジアでのイベント開催などでファン作りを強化する。春には、心斎橋ビッグステップに「シャルミエール」1号店を構える。

インフルエンサーやアイドルを起用したEC特化のブランドにも注力していく。SNS総フォロワー数30万人超のインフルエンサー、イケダナナをディレクターに起用した「フィクルベベ(FICKLE BEBE)」は今シーズン、スクールコアに着目。ガーリーな白シャツや黒いサロペット、ネクタイなどの雑貨も充実する。「モノトーンのシャツやスエットプルオーバーなど、シンプルなデザインだけど、“ときめき”を与えるアイテムにしたい」(イケダナナ・ディレクター)。

新ブランド「アイス(AICE)」もお披露目。アイドルやインフルエンサー、カルチャーコンテンツとのコラボレーションを切り口にアイテムを発表するブランドモデルで、第1弾はアイドルグループのBLACKNAZARENE、第2弾はモデル&インフルエンサーのyuinaと協業した。コラボレーションは限定数となるものの、アイドルグループを推し活するファンやインフルエンサーが持つ膨大なフォロワーへのリーチが早いだけでなく、プロモーション費用を限定することができる。また彼女たちにとってもアパレルとのタッグで新境地となり、双方にとってのシナジー効果を期待する。

「ファッションは尖ったものほど刺さる」

この春、3つの新ブランドと刷新ブランド、そして新業態への挑戦と大きなステップを踏むアイジーエー。佐藤亮太取締役は、「10年前に展示会開催した当時は、大型ショッピングモールへの出店を強化していた頃。全国の総店舗数は3ケタあったが、今はその半分程度に。ただし、元々強みとしていたEC販売や『アクシーズファム』の長年の顧客の支えが奏功し、売り上げも順調に推移している。今年は国内の若年層にさらにフォーカスし、新規開拓を進めていきたい」と意気込む。また、「ファッションは尖ったものほど刺さる。長年のファン、そして新たなファンとともに、チャレンジを続けたい」と語る。

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「アクシーズファム」のIGAが10年ぶりの総合展 社長肝入りの新和装ブランドを発表

SPAアパレルのアイジーエー(IGA)が10年ぶりとなる総合展を開催した。22年目の主力ブランド「アクシーズファム(AXES FEMME)」を筆頭に、6ブランドが2025年春夏アイテムを紹介。五十嵐昭順社長が自らプロデュースする新ブランド「リゼン(REZEN)」やリブランディングしたロリータ服の「シャルミエール(CHALMIERE)」に加え、「アクシーズファム」のオリジナルコスメの本格展開も発表した。これらの出店も春から始め、今年は20代を中心とした新世代そして訪日客への新たな層へのアプローチを狙う。キーワードは、「日本ファッション文化の発信」と「国内外でのファン作り」だ。

主力ブランドの「アクシーズファム」は
コスメ、サブカル、ジャポニスムで仕掛ける

22年目の「アクシーズファム」は10〜50代と3世代にわたる幅広い層の顧客を持つ。今シーズンは原点回帰をテーマに、オリジナルのレースやプリント柄を復刻し、定番のワンピースなどに落とし込んだ。また昨年秋から一部店舗で販売していたオリジナルコスメに本腰を入れ、カラーコスメを中心にラインアップを拡充。4月末には単独店をオープンする予定だ。

「アクシーズファム ポエティック(AXES FEMME POETIQUE)」は、今年からモノトーンを基調にした“サブカルチャー”のラインを拡充する。その名前の通り、アニメやコスプレといった日本のサブカルチャーのテイストを「アクシーズファム」のかわいいフィルターを通したスタイルを提案。エッジィの効いたスタイリング提案の支持が高まり、フリルやパステルカラーを多用した甘テイストの“ガーリー”を主軸としていたが、“サブカル”を増やし半々での構成に切り替えた。将来的には“サブカル”の構成が増えると見込んでいて、「ポエティック」単独の店舗も増やしていく計画だ。

五十嵐社長が自ら指揮する「リゼン」は
2月に大阪に初のコンセプトショップ

また五十嵐社長が自らプロデューサーとなり、指揮を取る新ブランド「リゼン」は、2月22日に大阪ヘップファイブに初のコンセプトショップをオープンしたばかり。紫式部をイメージしたオリエンタルな雰囲気と装いを提案する「アクシーズエックス(AXES-X)」というレーベルからスピンオフするカタチで立ち上がった「リゼン」。今シーズンは、シダレザクラや曼荼羅といった和文化のデザインを取り入れた着物スリーブのシャツやポケット付きの袴パンツなど、モードな要素を組み合わせたカジュアルな和服を取りそろえる。

日本のロリータ&アイドル文化の“ときめき”を世界へ

海外で根強い人気でいうと、日本のカワイイ&ロリータ文化だ。そのカルチャーをけん引するブランドの一つだった「アクシーズファム カワイイ(AXES FEMME KAWAII)」は昨年10周年を迎え、この春から「シャルミエール」に改名し一新する。1着3万〜5万円の高額なロリータ服が多い中で、フリルたっぷりのワンピースを1万円台で販売する企業努力も奏功してきたが、今後はさらに若年層へのロリータファッションの訴求やアメリカやフランス、アジアでのイベント開催などでファン作りを強化する。春には、心斎橋ビッグステップに「シャルミエール」1号店を構える。

インフルエンサーやアイドルを起用したEC特化のブランドにも注力していく。SNS総フォロワー数30万人超のインフルエンサー、イケダナナをディレクターに起用した「フィクルベベ(FICKLE BEBE)」は今シーズン、スクールコアに着目。ガーリーな白シャツや黒いサロペット、ネクタイなどの雑貨も充実する。「モノトーンのシャツやスエットプルオーバーなど、シンプルなデザインだけど、“ときめき”を与えるアイテムにしたい」(イケダナナ・ディレクター)。

新ブランド「アイス(AICE)」もお披露目。アイドルやインフルエンサー、カルチャーコンテンツとのコラボレーションを切り口にアイテムを発表するブランドモデルで、第1弾はアイドルグループのBLACKNAZARENE、第2弾はモデル&インフルエンサーのyuinaと協業した。コラボレーションは限定数となるものの、アイドルグループを推し活するファンやインフルエンサーが持つ膨大なフォロワーへのリーチが早いだけでなく、プロモーション費用を限定することができる。また彼女たちにとってもアパレルとのタッグで新境地となり、双方にとってのシナジー効果を期待する。

「ファッションは尖ったものほど刺さる」

この春、3つの新ブランドと刷新ブランド、そして新業態への挑戦と大きなステップを踏むアイジーエー。佐藤亮太取締役は、「10年前に展示会開催した当時は、大型ショッピングモールへの出店を強化していた頃。全国の総店舗数は3ケタあったが、今はその半分程度に。ただし、元々強みとしていたEC販売や『アクシーズファム』の長年の顧客の支えが奏功し、売り上げも順調に推移している。今年は国内の若年層にさらにフォーカスし、新規開拓を進めていきたい」と意気込む。また、「ファッションは尖ったものほど刺さる。長年のファン、そして新たなファンとともに、チャレンジを続けたい」と語る。

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「フェンディ」が「レッド・ウィング」と協業 ブーツ2色をラインアップ

「フェンディ(FENDI)」は、2025年春夏コレクションから、「レッド・ウィング(RED WING)」と協業したブーツ“フェンディ アンド レッドウィング(FENDI AND RED WING)”を発売した。価格は22万5500円。「フェンディ」直営店および公式オンラインで取り扱う。

“フェンディ アンド レッドウィング”

同ブーツは、しなやかさのある“クオイオ ローマ(CUOIO ROMANO)”レザーと、“セレリア(SELLERIA)”のハンドステッチ、またシエナレッドとナチュラルベージュなど、「フェンディ」を象徴する要素と、「レッド・ウィング」を代表する“クラシック モック(CLASSIC MOC)”を掛け合わせた。30人以上の職人が関わり、80の工程を経て1足が完成する。2025年は、「フェンディ」が創業100周年、「レッド・ウィング」が120周年を迎える。

アクセサリーおよびメンズウェア部門のシルヴィア・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)=アーティスティック ディレクターは、「イブニングドレスと組み合わされたスポーティーなアティチュードであるこの『レッド・ウィング』のブーツは、ウォーキングのためのもの。忙しい女性たちのために作られたものなのです!」と語っている。

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ペリカン石鹸の“恋するおしり”シリーズ第3弾は泡立つボディースクラブ

ペリカン石鹸は4月10日、累計販売個数1000万個を突破した(※同社調べ/2016年3月~24年11月)パーツケアシリーズ“恋するおしり”から、シリーズ第3弾となるボディースクラブ“石けんスクラブ”(180g、1980円)を発売する。2月27日からペリカン石鹸の公式ECで取り扱いを始め、3月1日からロフトやプラザの店舗、ECで先行販売する。

同製品は、スクラブ・洗浄・保湿の3つの機能をかなえるボディースクラブ。石けん素地を砕いたスクラブ剤をはじめ、サイズの異なるスクラブ4種と美容保湿エッセンス9種を配合し、角質除去と泡立ちを両立した。肌の黒ずみやざらつきをケアしながら潤いを守り、柔らかくしっとりと洗い上げる。パラベン、合成着色料、シリコンフリー。

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「ジースター」がウォルター・ヴァン・ベイレンドンクと協業 「極力縫わない服」発売

「ジースター(G-STAR)」は26日、デザイナーのウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)と協業したカプセルコレクション“デニム・ウィズ・ボールズ”を「ジースター」一部店舗と各取扱店で発売した。

「アントワープの6人」として知られるウォルターは今回、従来の方法にとらわれない服作りをディレクションしたという。「縫製」を最小限に抑え、接着剤やデザインテープを使用した19点をそろえた。3Dニットのオーバーサイズのトップスやセーターには、ウォルターの作品を象徴するスローガン・デザインとして「Future Proof」「Wow」「Stitch Less」の言葉をプリント。また、アクセントとしてエンボス加工で各所に立体的に表現したドットにはコレクション名「Denim with Balls」にかけた言葉遊びを込めた。

デニムアイテムはすべて、その生産工程における持続可能性への配慮が特定の基準をクリアしていることを示すクレードル・トゥ・クレードル(Cradle to Cradle)認証を取得した生地を使用している。

キャンペーンではウォルター自身がモデルを務め、写真家ポール・コイカーが撮影した。「伝統的な手法にとらわれない、新しい服作りに挑戦した。これまでとは異なる新しい手法を模索することが可能になった現在も、服が旧来の手法で縫製されているのはなぜだろう?今回のプロジェクトの主なテーマは“イノベーション”“リサーチ”“服作りの固定観念への挑戦だ。ジースターから完全な裁量権を与えてもらい、自由に作ることができた」とウォルターは話している。

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「ジースター」がウォルター・ヴァン・ベイレンドンクと協業 「極力縫わない服」発売

「ジースター(G-STAR)」は26日、デザイナーのウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)と協業したカプセルコレクション“デニム・ウィズ・ボールズ”を「ジースター」一部店舗と各取扱店で発売した。

「アントワープの6人」として知られるウォルターは今回、従来の方法にとらわれない服作りをディレクションしたという。「縫製」を最小限に抑え、接着剤やデザインテープを使用した19点をそろえた。3Dニットのオーバーサイズのトップスやセーターには、ウォルターの作品を象徴するスローガン・デザインとして「Future Proof」「Wow」「Stitch Less」の言葉をプリント。また、アクセントとしてエンボス加工で各所に立体的に表現したドットにはコレクション名「Denim with Balls」にかけた言葉遊びを込めた。

デニムアイテムはすべて、その生産工程における持続可能性への配慮が特定の基準をクリアしていることを示すクレードル・トゥ・クレードル(Cradle to Cradle)認証を取得した生地を使用している。

キャンペーンではウォルター自身がモデルを務め、写真家ポール・コイカーが撮影した。「伝統的な手法にとらわれない、新しい服作りに挑戦した。これまでとは異なる新しい手法を模索することが可能になった現在も、服が旧来の手法で縫製されているのはなぜだろう?今回のプロジェクトの主なテーマは“イノベーション”“リサーチ”“服作りの固定観念への挑戦だ。ジースターから完全な裁量権を与えてもらい、自由に作ることができた」とウォルターは話している。

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「バーバリー ビューティ」が伊勢丹新宿店で長期ポップアップを開催 限定ノベルティーを用意

「バーバリー ビューティ」は2月26日、3度目の日本再上陸を果たした。フレグランス大手コティ(COTY)が輸入・販売を行い、同日から伊勢丹新宿本店で長期ポップアップを開催している。期間中はファンデーションを含む1万6500円以上の購入で、オリジナルポーチとリキッドファンデーション“ビヨンド ウェア パーフェクティング マット”の5mLを数量限定でプレゼントする。

ポップアップ初日の反響

同ブランドのPR担当者によれば、「発売初日に公式ECでは一部ファンデーションが完売。店頭のポップアップは常に列が絶えなかった」という。4色アイシャドウパレット“アイ クアッド”(全4色、各8360円)は“03 ブラッシュ ベージュ”が、リップは“ブリット シャイン”(全14色、各5720円)の“606 ローズペタル”が特に人気だった。

新フレグランスコレクション

同日、荒野と洗練の融合を表現したラグジュアリーフレグランス“バーバリー シグネチャー”コレクション(全9種、各100mL、各3万9600円)を発売した。「洗練」をイメージした7種と、「荒野」をイメージした2種をラインアップ。完璧に手入れがされた美しい庭園から、荒々しい手付かずの自然や壮大な風景まで、イギリスの精神を凝縮させた。調香は、フランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)やオーレリアン・ギシャール(Aurelien Guichard)、ジェローム・ディ・マリノ(Jerome di Marino)らが手掛けた。

ブランドが定めるヒーロー製品は、イギリスの伝統であるアフタヌーンティーから着想を得た“ハイ ティー”。田園地帯の緑豊かなラベンダー畑、壮大なマナーハウスに囲まれた穏やかな反射の光に満ちた瞬間、夕暮れを前にした穏やかで静かなひとときを香りに落とし込んだ。茶葉の香りとフローラルラベンダーの力強いノートが溶け合う。

キャップには「バーバリー」のトレンチコートのボタンと同じ素材を採用し、レザーの結び目には最高級のイタリアレザーを使用。キャップの下部には、“バーバリーチェック”のメタルリングをあしらった。

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「サマソニ 2025」の第2弾アーティストが発表 ザ・プロディジーやBABYMETALなど16組が追加

8月16、17日に東京と大阪で開催される国内最大級の都市型音楽フェス「サマーソニック2025(SUMMER SONIC 2025)」(以下、「サマソニ 2025」)の第2弾アーティストが発表された。

今回は16組が新たに追加。キースの死を乗り越え再始動したザ・プロディジー(THE PRODIGY)(東京のみ)をはじめ、 世界的ガールズ・グループ、フィフス・ハーモニーの一員として大ブレイクを果たし、ソロデビュー後も活躍を続けるポップアイコン、カミラ・カベロ(CAMILA CABELLO)、昨年日本デビューを果たした今最も注目されるグローバルグループ、エスパ(aespa)(東京のみ)トリリンガルラッパー/シンガーのちゃんみな(大阪のみ)、ラテン・アーティストのJ・バルヴィン(J BALVIN)、シンガーソングライターのビーバドゥービー(BEABADOOBEE)らが各ステージの中核を担当する。

そのほか、世界的メタルバンドとなったBABYMETAL、2000年代のUKロックを代表するバンド、ブロック・パーティ(BLOC PARTY)、ジャズシーンの新星、ドミ&JD・ベック(DOMi & JD BECK)、カナダ出身のマルチ・プラチナム・ポップアーティスト、イライジャ・ウッズ(ELIJAH WOODS)、トラディショナルR&Bを現代サウンドへと昇華させるNY出身のクインテットインフィニティ ソング(INFINITY SONG)、英国が誇るR&B界の至宝ジョルジャ・スミス(JORJA SMITH)、6つの違う都市から集結した多種多様なメンバーによって結成された注目のガールズ・グループ、キャッツアイ(KATSEYE)、4月に日本武道館公演を行う音楽シーンの新世代アイコンLANA、2月の単独来日も記憶に新しい天才プロデューサー/クリエイター、ポーター・ロビンソン(PORTER ROBINSON)、THE 1975擁する人気レーベル Dirty Hit からデビューしたシンガーソングライター、ウォーリス(WALLICE)が決定した。

チケットは、3月1日から割引となるクリエイティブマン会員先行、3月12日からオフィシャル先行販売がスタートする。

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「サマソニ 2025」の第2弾アーティストが発表 ザ・プロディジーやBABYMETALなど16組が追加

8月16、17日に東京と大阪で開催される国内最大級の都市型音楽フェス「サマーソニック2025(SUMMER SONIC 2025)」(以下、「サマソニ 2025」)の第2弾アーティストが発表された。

今回は16組が新たに追加。キースの死を乗り越え再始動したザ・プロディジー(THE PRODIGY)(東京のみ)をはじめ、 世界的ガールズ・グループ、フィフス・ハーモニーの一員として大ブレイクを果たし、ソロデビュー後も活躍を続けるポップアイコン、カミラ・カベロ(CAMILA CABELLO)、昨年日本デビューを果たした今最も注目されるグローバルグループ、エスパ(aespa)(東京のみ)トリリンガルラッパー/シンガーのちゃんみな(大阪のみ)、ラテン・アーティストのJ・バルヴィン(J BALVIN)、シンガーソングライターのビーバドゥービー(BEABADOOBEE)らが各ステージの中核を担当する。

そのほか、世界的メタルバンドとなったBABYMETAL、2000年代のUKロックを代表するバンド、ブロック・パーティ(BLOC PARTY)、ジャズシーンの新星、ドミ&JD・ベック(DOMi & JD BECK)、カナダ出身のマルチ・プラチナム・ポップアーティスト、イライジャ・ウッズ(ELIJAH WOODS)、トラディショナルR&Bを現代サウンドへと昇華させるNY出身のクインテットインフィニティ ソング(INFINITY SONG)、英国が誇るR&B界の至宝ジョルジャ・スミス(JORJA SMITH)、6つの違う都市から集結した多種多様なメンバーによって結成された注目のガールズ・グループ、キャッツアイ(KATSEYE)、4月に日本武道館公演を行う音楽シーンの新世代アイコンLANA、2月の単独来日も記憶に新しい天才プロデューサー/クリエイター、ポーター・ロビンソン(PORTER ROBINSON)、THE 1975擁する人気レーベル Dirty Hit からデビューしたシンガーソングライター、ウォーリス(WALLICE)が決定した。

チケットは、3月1日から割引となるクリエイティブマン会員先行、3月12日からオフィシャル先行販売がスタートする。

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【一粒万倍日】「ボッテガ・ヴェネタ」から各種レザーアイテム 国内限定“マッチャ”カラーのメンズウオレットなど

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」の3つの吉日が重なる最強開運日の3月10日に向けて、ウオレットなど各種アイテムを、ウィメンズとメンズともに発売した。「ボッテガ・ヴェネタ」一部店舗および公式オンラインなどで取り扱う。

ウィメンズウオレット

ウィメンズのウオレットは、ラムスキンで仕上げた“イントレチャート 三つ折りファスナーウォレット”(10万5600円)や、“イントレチャート スモール二つ折りウォレット”(9万9000円)、“イントレチャート フラップウォレット”(14万1900円)、“イントレチャート クレジットカードケース”(5万1700円〜)、“イントレチャート ビジネスカードケース”(7万4800円)をラインアップする。

ウィメンズバッグ

ウィメンズのバッグは、カーフレザーで仕上げた“イントレチャート ポーチ”(17万500円)と、ラムスキンの“コンサート ポーチ”(26万9500円)を販売する。

メンズウオレット

メンズのウオレットは、カーフレザーのイントレチャートに、国内限定の“マッチャ”カラーを配した“イントレチャート スタンプ スクエア ジップアラウンドウォレット”(8万300円)、“イントレチャート スタンプ コンパクト ジップアラウンドウォレット”(11万2200円)、“イントレチャート スタンプ ファスナーカードケース”(7万4800円)、“イントレチャート スタンプ クレジットカードケース”(4万5100円)、“イントレチャート スタンプ バッジホルダー”(5万1700円)をそろえる。

メンズバッグ

メンズのバッグは、カーフレザーで制作した“ゲッタウェイ フォンポーチ”(26万9500円)、“イントレチャート バーティカル ウォレス”(26万9500円)、“ディアゴ ミディアム ポーチ”(26万9500円)をラインアップする。

また2月27日〜3月11日の期間、「ボッテガ・ヴェネタ」公式オンラインで対象のレザー製ウオレット、カードケース、コインパース、名刺入れの購入者に向け、水引きに着想を得たレザーチャームを数量限定で配布する。なくなり次第終了となる。

3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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【一粒万倍日】「ボッテガ・ヴェネタ」から各種レザーアイテム 国内限定“マッチャ”カラーのメンズウオレットなど

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」の3つの吉日が重なる最強開運日の3月10日に向けて、ウオレットなど各種アイテムを、ウィメンズとメンズともに発売した。「ボッテガ・ヴェネタ」一部店舗および公式オンラインなどで取り扱う。

ウィメンズウオレット

ウィメンズのウオレットは、ラムスキンで仕上げた“イントレチャート 三つ折りファスナーウォレット”(10万5600円)や、“イントレチャート スモール二つ折りウォレット”(9万9000円)、“イントレチャート フラップウォレット”(14万1900円)、“イントレチャート クレジットカードケース”(5万1700円〜)、“イントレチャート ビジネスカードケース”(7万4800円)をラインアップする。

ウィメンズバッグ

ウィメンズのバッグは、カーフレザーで仕上げた“イントレチャート ポーチ”(17万500円)と、ラムスキンの“コンサート ポーチ”(26万9500円)を販売する。

メンズウオレット

メンズのウオレットは、カーフレザーのイントレチャートに、国内限定の“マッチャ”カラーを配した“イントレチャート スタンプ スクエア ジップアラウンドウォレット”(8万300円)、“イントレチャート スタンプ コンパクト ジップアラウンドウォレット”(11万2200円)、“イントレチャート スタンプ ファスナーカードケース”(7万4800円)、“イントレチャート スタンプ クレジットカードケース”(4万5100円)、“イントレチャート スタンプ バッジホルダー”(5万1700円)をそろえる。

メンズバッグ

メンズのバッグは、カーフレザーで制作した“ゲッタウェイ フォンポーチ”(26万9500円)、“イントレチャート バーティカル ウォレス”(26万9500円)、“ディアゴ ミディアム ポーチ”(26万9500円)をラインアップする。

また2月27日〜3月11日の期間、「ボッテガ・ヴェネタ」公式オンラインで対象のレザー製ウオレット、カードケース、コインパース、名刺入れの購入者に向け、水引きに着想を得たレザーチャームを数量限定で配布する。なくなり次第終了となる。

3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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「日本の宝」の技術継承に尾州・小塚毛織が挑む 多様な世代が奮闘中

「日本の宝」と繊維・アパレル産業に身を置く人の多くが一目置くテキスタイル職人がいる。尾州産地でファンシーツイードを織るカナーレの足立聖代表だ。足立さんはテキスタイルを企画設計し、尾州産地に残るションヘル織機を持つ工場に外注して得意なツイードを織り、誰もが知るラグジュアリーからデザイナーズまで多くの有力ブランドにその生地を提供してきた。しかし2020年、コロナ禍で需要が減り取引先でションヘル織機を持つ最後の工場が廃業を決めた。「ションヘル織機を自社で持たないと足立さんのものづくりが途絶えてしまう」。小塚毛織の小塚康弘社長が足立さんの技術継続のために立ち上がった。

ションヘル織機は100年以上前にドイツで開発され、日本ではドイツの織機を原型に平岩鉄工所や大隈鉄工所が製作し明治大正期から1960年代頃まで主力で使われていた旧式の織機だ。繊維への負荷が少なく立体的に織り上げることができ、手織りのような柔らかい風合いに仕上がる。そのションヘル織機の特徴を最大限に生かして他にはない生地をデザインするのが足立さんだ。

小塚毛織がションヘル織機を導入して自社工場を整備して4年余り。「予期せず人が集まり、需要が高まっている」と小塚社長は嬉しそうに話す。足立さんとの協業による売上高は工場開設前の10%程度から20%を占めるまでになった。「将来的には50%を目指したい」。ションヘル織機は超低速運転でゆっくりと丁寧に織り上げることができるが、織る量には限りがある。「足立さんはゼロからイチをつくることができる。焼き直しではない足立さんのものづくりを理解してもらえる売り先を広げていきたい」。足立さんが生み出すテキスタイルの価値を高めて販路を広げようと大手商社やセレクトショップが名乗りを上げはじめ、その輪が広がっている。

技術・人・環境を整えるまで

小塚毛織は2009年からカナーレと協働をはじめ、11年に業務提携して本格的にファンシーツイードの企画販売を開始した。小塚社長は「紳士服向けの生地の企画生産を得意としていたがレディス向けの企画ができていなかった。また海外の生産を理解すればするほど国内でしかできないことに取り組みたいと考えるようになった。足立さんと提携することでレディス向けの企画を強化したいと考えた」と当時を振り返る。

小塚毛織は工場を持たず、テキスタイルを企画して中国や台湾の協力工場で生産したものを販売していた。足立さんが企画したテキスタイルもションヘル織機を持つ尾州の工場に外注して織っていた。「ションヘル織機を扱える職人が移り変わりながらもなんとか織ってきたが、最後のションヘル織機を持つ協力工場が20年に廃業を決めた」。

コロナ禍の2020年、1976年まで稼働していた自社工場を改修してションヘル織機を5台、整経機など付帯設備を導入した。売上高6億6200万円(2020年3月期)の小塚毛織にとっては安くはない設備投資であり、織機を動かす社員の雇用も必要になる。「長期計画を立てていたらできなかった。足立さんのものづくりを継続させたいーーその一心で奮起した」。

機械があってもものづくりはできない。「技術(足立さん)と人(機械を動かす人)、そして作る環境を整える必要があった」。SNSで発信された足立さんのモノ作りに引き付けられたのが横井春奈さんだ。横井さんは「ぱっと見の魅力が強く印象に残った。他と違うのが明らかに見てわかる。これは布なのか?と思うほどだった」と振り返る。横井さんは、神奈川の美術大学で工芸を専攻し、「立体的なテクスチャーに興味を持ちテキスタイルを学んだ」。横井さんは卒業間近の1月末に小塚毛織に連絡をした。

「当時新卒で2人を採用した直後で簡単に雇用することができず断った」と小塚社長。「しかし、5月に横井さんから尾州産地で働くために引っ越してきたとメールが届いた。社員としての受け入れは難しかったが、放ってはおけない。パートタイムで採用することにした。仕事への真摯な姿勢を感じて22年1月に社員として受け入れた」。同年8月にはションヘル織機を扱う老舗機屋と北陸の繊維メーカーで経験を積んだ水野太介さんも、小塚社長と足立さんの考えに賛同し入社した。水野さんは、尾崎雄飛「サンカッケー」デザイナー(2024年に織物工場「岩安毛織」を買収し事業承継に取り組む)とのテキスタイルプロジェクトにも携わり二足の草鞋で織機を扱う。「以前なら有望な若手を自社で独占するのが当たり前だった。今は小さな工場が社員を抱えるのが難しいこともあり、有望な若手を数社で支えるような緩やかなネットワークが生まれている」(山田幸士・岐阜県毛織工業協同組合専務理事)。

さらにかつてションヘル織機の機屋をしていた82歳の大島さんと、ともに働いていた夫を亡くしたことを機にションヘル織機から離れていた83歳の坪内さんがパートタイムで加わり、4人体制になった。大島さんは足立さんが会社員の時から戦友のような関係だった人で、坪内さんは通りかかった小塚毛織でションヘル織機の音に引き寄せられるように立ち寄ったときに横井さんが声をかけたという。

ションヘル織機など古い機械を治すことができる織機修理業者も尾州には1~2件に減っているため、水野さんや横井さんは業者が調整する様子を覚えて自社でメンテナンスができるように取り組んでいる。

当初はシャトルが飛ぶなどトラブル続きだったというが、23年頃からようやく生産が安定してきて量産できるようになった。足立さんは「水野くんはすでに全部自分でやれていて天性のものがある。横井さんはコツコツ取り組めることが才能。本当に好きなことが伝わってくる」と嬉しそうに話してくれた。

「シンプルな設計なのに他とは違う」足立さんの仕事の凄み

凝ったテキスタイルは自由な発想と緻密な設計から生まれる。足立さんは「デザイナーのイメージをかたちにしていくときが一番面白い」という。「設計図は算数の世界。イメージを数字に置き換えて図面にしている」。その際に過去に実現したサンプルから発展させることも少なくなく、小塚毛織社屋にあるアーカイブルームにはこれまで手掛けた大量のテキスタイルが保管されている。足立さんの才能は長年の蓄積とそれを織る技術者に支えられている。

足立さんの凄みを横井さんは「織りの組織自体は意外にもシンプルな点。シンプルな設計なのに他と違うのが一番難しい。組織を複雑にすれば織る人が間違えることも増えることも配慮しているのだろう。長年の経験あってこそ生まれる設計」と話す。さらに「足立さんの仕事の本質は人間関係を構築することだと気づいた。日々やっているのはコミュニケーションで、お客さんの希望を企画に起こして糸屋や染屋と丁寧にやり取りを重ねている。何十年もかけて築いた信頼関係があり、現場と機械を知り尽くしているからこそ挑戦的な生地が生まれている」と分析する。

水野さんは「足立さんは誰よりもチャレンジャー。『これ無理じゃないか』と思うことにも果敢に挑戦する。僕にはない部分で勉強させてもらっている。例えば今取り組んでいるのはスリット加工したフィルムを経糸にも横糸にも織り込んでいるが、フィルムの品質に変更がありこれまでのようにいかずに苦戦している。それがようやく今朝から織れるようになった」と静かな口調で語る。工場でその織機を見るとビームに小さな錘がついていて、足立さんは錘を指差して「これこれ」と嬉しそうに教えてくれた。

小塚社長も「閑散期向けには横糸を飛ばして手作業切る複雑な生地を企画するなど、繁忙期と閑散期、状況に応じてテキスタイルを企画してくれる」と語るなど、足立さんには、一緒に働く人を大切にして相手先の仕事の環境や状況に応じて仕事を進める姿勢が垣間見られるエピソードが多い。

足立さんの技術を受け継ぐ若手たち

横井さんは足立さんの行動ルーティンを真似することを意識しているという。「例えば糸屋を巡り用事がなくても機屋を訪ねるというルーティンは、なぜそれをするのかわからなくても真似を続けていると、足立さんが意図していることが見えてくる。機屋にこまめに顔を出すのは高齢化で少し間が空くと辞めちゃう方も出てくるから。真似する中で自分が得意なことや苦手なことを知り、苦手なことは足立さんとは違う方法を見つけて、自分で一から織れるようになりたい」と話す。記録を残すことも大事だと考え、些細なことまでメモを取り、インスタグラム(@hataya_no_teshigoto)でも発信している。「足立さんのようにどんな無茶ぶりも断らず応えられるテキスタイルデザイナーになりたい。そして、使い先が分からないくらい斬新な生地を作りたい」。

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「日本の宝」の技術継承に尾州・小塚毛織が挑む 多様な世代が奮闘中

「日本の宝」と繊維・アパレル産業に身を置く人の多くが一目置くテキスタイル職人がいる。尾州産地でファンシーツイードを織るカナーレの足立聖代表だ。足立さんはテキスタイルを企画設計し、尾州産地に残るションヘル織機を持つ工場に外注して得意なツイードを織り、誰もが知るラグジュアリーからデザイナーズまで多くの有力ブランドにその生地を提供してきた。しかし2020年、コロナ禍で需要が減り取引先でションヘル織機を持つ最後の工場が廃業を決めた。「ションヘル織機を自社で持たないと足立さんのものづくりが途絶えてしまう」。小塚毛織の小塚康弘社長が足立さんの技術継続のために立ち上がった。

ションヘル織機は100年以上前にドイツで開発され、日本ではドイツの織機を原型に平岩鉄工所や大隈鉄工所が製作し明治大正期から1960年代頃まで主力で使われていた旧式の織機だ。繊維への負荷が少なく立体的に織り上げることができ、手織りのような柔らかい風合いに仕上がる。そのションヘル織機の特徴を最大限に生かして他にはない生地をデザインするのが足立さんだ。

小塚毛織がションヘル織機を導入して自社工場を整備して4年余り。「予期せず人が集まり、需要が高まっている」と小塚社長は嬉しそうに話す。足立さんとの協業による売上高は工場開設前の10%程度から20%を占めるまでになった。「将来的には50%を目指したい」。ションヘル織機は超低速運転でゆっくりと丁寧に織り上げることができるが、織る量には限りがある。「足立さんはゼロからイチをつくることができる。焼き直しではない足立さんのものづくりを理解してもらえる売り先を広げていきたい」。足立さんが生み出すテキスタイルの価値を高めて販路を広げようと大手商社やセレクトショップが名乗りを上げはじめ、その輪が広がっている。

技術・人・環境を整えるまで

小塚毛織は2009年からカナーレと協働をはじめ、11年に業務提携して本格的にファンシーツイードの企画販売を開始した。小塚社長は「紳士服向けの生地の企画生産を得意としていたがレディス向けの企画ができていなかった。また海外の生産を理解すればするほど国内でしかできないことに取り組みたいと考えるようになった。足立さんと提携することでレディス向けの企画を強化したいと考えた」と当時を振り返る。

小塚毛織は工場を持たず、テキスタイルを企画して中国や台湾の協力工場で生産したものを販売していた。足立さんが企画したテキスタイルもションヘル織機を持つ尾州の工場に外注して織っていた。「ションヘル織機を扱える職人が移り変わりながらもなんとか織ってきたが、最後のションヘル織機を持つ協力工場が20年に廃業を決めた」。

コロナ禍の2020年、1976年まで稼働していた自社工場を改修してションヘル織機を5台、整経機など付帯設備を導入した。売上高6億6200万円(2020年3月期)の小塚毛織にとっては安くはない設備投資であり、織機を動かす社員の雇用も必要になる。「長期計画を立てていたらできなかった。足立さんのものづくりを継続させたいーーその一心で奮起した」。

機械があってもものづくりはできない。「技術(足立さん)と人(機械を動かす人)、そして作る環境を整える必要があった」。SNSで発信された足立さんのモノ作りに引き付けられたのが横井春奈さんだ。横井さんは「ぱっと見の魅力が強く印象に残った。他と違うのが明らかに見てわかる。これは布なのか?と思うほどだった」と振り返る。横井さんは、神奈川の美術大学で工芸を専攻し、「立体的なテクスチャーに興味を持ちテキスタイルを学んだ」。横井さんは卒業間近の1月末に小塚毛織に連絡をした。

「当時新卒で2人を採用した直後で簡単に雇用することができず断った」と小塚社長。「しかし、5月に横井さんから尾州産地で働くために引っ越してきたとメールが届いた。社員としての受け入れは難しかったが、放ってはおけない。パートタイムで採用することにした。仕事への真摯な姿勢を感じて22年1月に社員として受け入れた」。同年8月にはションヘル織機を扱う老舗機屋と北陸の繊維メーカーで経験を積んだ水野太介さんも、小塚社長と足立さんの考えに賛同し入社した。水野さんは、尾崎雄飛「サンカッケー」デザイナー(2024年に織物工場「岩安毛織」を買収し事業承継に取り組む)とのテキスタイルプロジェクトにも携わり二足の草鞋で織機を扱う。「以前なら有望な若手を自社で独占するのが当たり前だった。今は小さな工場が社員を抱えるのが難しいこともあり、有望な若手を数社で支えるような緩やかなネットワークが生まれている」(山田幸士・岐阜県毛織工業協同組合専務理事)。

さらにかつてションヘル織機の機屋をしていた82歳の大島さんと、ともに働いていた夫を亡くしたことを機にションヘル織機から離れていた83歳の坪内さんがパートタイムで加わり、4人体制になった。大島さんは足立さんが会社員の時から戦友のような関係だった人で、坪内さんは通りかかった小塚毛織でションヘル織機の音に引き寄せられるように立ち寄ったときに横井さんが声をかけたという。

ションヘル織機など古い機械を治すことができる織機修理業者も尾州には1~2件に減っているため、水野さんや横井さんは業者が調整する様子を覚えて自社でメンテナンスができるように取り組んでいる。

当初はシャトルが飛ぶなどトラブル続きだったというが、23年頃からようやく生産が安定してきて量産できるようになった。足立さんは「水野くんはすでに全部自分でやれていて天性のものがある。横井さんはコツコツ取り組めることが才能。本当に好きなことが伝わってくる」と嬉しそうに話してくれた。

「シンプルな設計なのに他とは違う」足立さんの仕事の凄み

凝ったテキスタイルは自由な発想と緻密な設計から生まれる。足立さんは「デザイナーのイメージをかたちにしていくときが一番面白い」という。「設計図は算数の世界。イメージを数字に置き換えて図面にしている」。その際に過去に実現したサンプルから発展させることも少なくなく、小塚毛織社屋にあるアーカイブルームにはこれまで手掛けた大量のテキスタイルが保管されている。足立さんの才能は長年の蓄積とそれを織る技術者に支えられている。

足立さんの凄みを横井さんは「織りの組織自体は意外にもシンプルな点。シンプルな設計なのに他と違うのが一番難しい。組織を複雑にすれば織る人が間違えることも増えることも配慮しているのだろう。長年の経験あってこそ生まれる設計」と話す。さらに「足立さんの仕事の本質は人間関係を構築することだと気づいた。日々やっているのはコミュニケーションで、お客さんの希望を企画に起こして糸屋や染屋と丁寧にやり取りを重ねている。何十年もかけて築いた信頼関係があり、現場と機械を知り尽くしているからこそ挑戦的な生地が生まれている」と分析する。

水野さんは「足立さんは誰よりもチャレンジャー。『これ無理じゃないか』と思うことにも果敢に挑戦する。僕にはない部分で勉強させてもらっている。例えば今取り組んでいるのはスリット加工したフィルムを経糸にも横糸にも織り込んでいるが、フィルムの品質に変更がありこれまでのようにいかずに苦戦している。それがようやく今朝から織れるようになった」と静かな口調で語る。工場でその織機を見るとビームに小さな錘がついていて、足立さんは錘を指差して「これこれ」と嬉しそうに教えてくれた。

小塚社長も「閑散期向けには横糸を飛ばして手作業切る複雑な生地を企画するなど、繁忙期と閑散期、状況に応じてテキスタイルを企画してくれる」と語るなど、足立さんには、一緒に働く人を大切にして相手先の仕事の環境や状況に応じて仕事を進める姿勢が垣間見られるエピソードが多い。

足立さんの技術を受け継ぐ若手たち

横井さんは足立さんの行動ルーティンを真似することを意識しているという。「例えば糸屋を巡り用事がなくても機屋を訪ねるというルーティンは、なぜそれをするのかわからなくても真似を続けていると、足立さんが意図していることが見えてくる。機屋にこまめに顔を出すのは高齢化で少し間が空くと辞めちゃう方も出てくるから。真似する中で自分が得意なことや苦手なことを知り、苦手なことは足立さんとは違う方法を見つけて、自分で一から織れるようになりたい」と話す。記録を残すことも大事だと考え、些細なことまでメモを取り、インスタグラム(@hataya_no_teshigoto)でも発信している。「足立さんのようにどんな無茶ぶりも断らず応えられるテキスタイルデザイナーになりたい。そして、使い先が分からないくらい斬新な生地を作りたい」。

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「ヒロインメイク」が韓国発の「ブイティー」とコラボ シカ成分配合のシートマスク

ブランド誕生20周年迎える「ヒロインメイク(HEROINE MAKE)」は4月8日、韓国のスキンケアブランド「ブイティー(VT)」とコラボレーションし、シートマスク“ヒロインメイク VTセブンデイズマスク”(7枚入り、990円)を数量限定で発売する。

理想の白玉肌へ

“ヒロインメイク VTセブンデイズマスク”は、美容液がたっぷりしみ込んだマスクが肌に密着し、華やかに潤う白玉肌をかなえるシートマスク。

グルタチオンとナイアシンアミドで乾燥によるくすみをケアし、シカ成分を含む「ブイティー」独自の整肌成分で揺らぎやすい肌を整える。さらに保湿成分のカモミールエキス、ビタミン、セラミド配合で、しっとりとした理想の肌へと導く。

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韓国発「ネーミング」のじゅわっと発色の人気チークが日本上陸 ビジュアルにはTWICEナヨン

韓国発のコスメブランド「ネーミング(NAMING.)」は3月15日、韓国で人気のクリームチーク“ソフティクリームブラッシュ”(全3色、各1650円)を数量限定で発売する。1日からロフト(LOFT)で先行販売を行う。

“ソフティクリームブラッシュ”

“ソフティクリームブラッシュ”は、内側からじゅわっと滲み出るような⾎⾊感と艶を与え、ヘルシーな表情を演出するクリームチーク。なめらかにとろけるテクスチャーが肌にぴったりと密着し、塗りたてのような美しい仕上がりが⻑時間続く。

今回は韓国で販売中のカラーラインナップから、ブルーベースの肌におすすめの“ライラックピンク”、肌色問わずおすすめの“ヌーディーピンク”、イエローベースの肌におすすめの“アプリコットピンク”の全3⾊をピックアップ。少しずつ塗り重ねて濃淡を調整することで、気分にあったニュアンスメイクを楽しめる。

ビジュアルにTWICEナヨンが登場

現在、ブランドミューズを務めるTWICEのナヨン(NAYEON)を起用した新ビジュアルを公開中。“ホワイト セレニティ(White Serenity)”をテーマに、透明感メイクと真っ⽩な⾐装に⾝を包んだナヨンがブランドの世界観をキュートに体現している。

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韓国発「ネーミング」のじゅわっと発色の人気チークが日本上陸 ビジュアルにはTWICEナヨン

韓国発のコスメブランド「ネーミング(NAMING.)」は3月15日、韓国で人気のクリームチーク“ソフティクリームブラッシュ”(全3色、各1650円)を数量限定で発売する。1日からロフト(LOFT)で先行販売を行う。

“ソフティクリームブラッシュ”

“ソフティクリームブラッシュ”は、内側からじゅわっと滲み出るような⾎⾊感と艶を与え、ヘルシーな表情を演出するクリームチーク。なめらかにとろけるテクスチャーが肌にぴったりと密着し、塗りたてのような美しい仕上がりが⻑時間続く。

今回は韓国で販売中のカラーラインナップから、ブルーベースの肌におすすめの“ライラックピンク”、肌色問わずおすすめの“ヌーディーピンク”、イエローベースの肌におすすめの“アプリコットピンク”の全3⾊をピックアップ。少しずつ塗り重ねて濃淡を調整することで、気分にあったニュアンスメイクを楽しめる。

ビジュアルにTWICEナヨンが登場

現在、ブランドミューズを務めるTWICEのナヨン(NAYEON)を起用した新ビジュアルを公開中。“ホワイト セレニティ(White Serenity)”をテーマに、透明感メイクと真っ⽩な⾐装に⾝を包んだナヨンがブランドの世界観をキュートに体現している。

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「オールバーズ」が藍色コレクション発売、ワタナベズと天然藍染ワークショップを実施

「オールバーズ(ALLBIRDS)」はこのほど、春に向けた藍色コレクションを発表した。ツリーダッシャー2とツリーランナゴーの2種類を店頭とオンラインで展開している。またこの発売を記念して、徳島県上板町に藍染工房を構えるワタナベズ(Watanabe’s)による天然藍染ワークショップを開催する。

同工房によるワークショップは2021年から実施しており、今回は3月20日と21日にオールバーズ原宿店、22日と23日に丸の内店でそれぞれ実施する。価格は3500円(税込)。「オールバーズ」他、ゴールドウイングループ製品(「ノースフェイス」、「ヘリーハンセン」、「カンタベリー」、「アイスブレーカー」など)を対象に実施する。事前予約制だが、予約状況によっては当日参加も受け付ける。

また、今回のワークショップ参加者から抽選で4名にワタナベズの蒅藍建てキットをプレゼントする。オールバーズとのワークショップでの知見を元に開発されたこのキットでは、藍染液の発酵の仕組みを家庭で学び、自宅で染色を体験できる。

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野口強が「ルシアン ペラフィネ」のアーティスティックディレクターに就任 創業者と親交も

カシミヤブランド「ルシアン ペラフィネ(LUCIEN PELLAT FINET)」は野口強を新たなアーティスティックディレクターに迎えることを発表した。野口就任後のファーストコレクションは今年の秋冬を予定している。

「ルシアン ペラフィネ」は、1994年に故・ルシアン・ペラフィネ(Lucien Pellat-Finet)が設立したフランスのストリートラグジュアリーブランド。マリファナの葉やスカルなどのモチーフをあしらった色鮮やかなカシミヤセーターが人気を博し、“キング・オブ・カシミア”の称号で知られている。2019年に破産手続きに入り、フランスのコンテンポラリーブランド「ザディグ エ ヴォルテール(ZADIG&VOLTAIRE)」の創業者であるティエリー・ジリエ(Thierry Gillier)が買収したのち、21年に名称を「ペラフィネ」に改めるとともにロゴなどを刷新。23年には、デザイナー兼コンサルタントのドリス・ラーサン(Dryce Lahssan)がクリエイティブ・ディレクターに就任していた。

野口強は1964年大阪府生まれのスタイリスト。デニムブランド「マインデニム(MINEDENIM)」を手掛けており、今後は「ルシアン ペラフィネ」におけるクリエイティブも全面的に担当する予定だ。野口は昨年死去した創設者ルシアンと親交があり、その経験と美学を活かしたディレクションが期待されている。

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野口強が「ルシアン ペラフィネ」のアーティスティックディレクターに就任 創業者と親交も

カシミヤブランド「ルシアン ペラフィネ(LUCIEN PELLAT FINET)」は野口強を新たなアーティスティックディレクターに迎えることを発表した。野口就任後のファーストコレクションは今年の秋冬を予定している。

「ルシアン ペラフィネ」は、1994年に故・ルシアン・ペラフィネ(Lucien Pellat-Finet)が設立したフランスのストリートラグジュアリーブランド。マリファナの葉やスカルなどのモチーフをあしらった色鮮やかなカシミヤセーターが人気を博し、“キング・オブ・カシミア”の称号で知られている。2019年に破産手続きに入り、フランスのコンテンポラリーブランド「ザディグ エ ヴォルテール(ZADIG&VOLTAIRE)」の創業者であるティエリー・ジリエ(Thierry Gillier)が買収したのち、21年に名称を「ペラフィネ」に改めるとともにロゴなどを刷新。23年には、デザイナー兼コンサルタントのドリス・ラーサン(Dryce Lahssan)がクリエイティブ・ディレクターに就任していた。

野口強は1964年大阪府生まれのスタイリスト。デニムブランド「マインデニム(MINEDENIM)」を手掛けており、今後は「ルシアン ペラフィネ」におけるクリエイティブも全面的に担当する予定だ。野口は昨年死去した創設者ルシアンと親交があり、その経験と美学を活かしたディレクションが期待されている。

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伊高級ラゲージ「FPM」が三越銀座店に初の期間限定店 マッシュが今春から国内展開

マッシュスタイルラボが国内展開する伊・ミラノ発高級ラゲージブランド「FPM ミラノ」は、3月5日から18日にかけ、日本初となる期間限定コンセプトストアを三越銀座店本館5階で開催する。

コンセプトストアでは、“バンクコレクション”をフルラインアップで展開する。ビンテージのトランクからインスピレーションを得て、現代的なデザイン、機能を同居させたブランドのシグニチャーだ。

キャリートランクの“バンク”は、可能な限り厚みを持たせたアルミパネルに頑丈なフレームを組み合わせ、さらに128 個もの鋲をひとつひとつ手作業で打ち込んでいるがゆえの堅牢さが特徴。オリジナルのバタフライロックもデザインのアクセントだ。

コンセプトストアでは、 “バンク”のデザインを基調に遊び心を取り入れた“バンクS”シリーズ、軽量なポリカーボネートボディの“バンク ライト”“バンクジップデラックス”などの派生アイテムも手に取ることができる。

開催期間中は、点描画家の BANANA YAMAMOTOの特別作品を展示する。イベント開催を記念し、ブランドのキーディテールである「バタフライロック」をモチーフにしたオブジェと、コラージュのインスタレーションを制作・展示する。

◼️FPM Milano LIMITED CONCEPT STORE
日程:2025年3月5日(水)~18日(火)
場所:東京都中央区銀座4-6−16
銀座三越本館5階 GINZA ステージ
営業時間:10:00~20:00

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「アルベルタ フェレッティ」2025-26年秋冬コレクション

「アルベルタ フェレッティ(ALBERTA FERRETTI)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

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「ウカ」がスタイリングシリーズを刷新 “ボサボサ”“ペチャンコ”といったネーミングで髪質を生かすスタイリングを提案

「ウカ(UKA)」は4月15日、スタイリングシリーズを刷新し、新たに“ラブユア ヘアスタイリング シリーズ”を発売する。4種から6種に拡充し、処方とパッケージを刷新。 “モサモサ リッチバーム”(28g、2640円)、“フニャフニャ スタイリングワックス”(28g、2640円)、“ボサボサ ヴェールミルク”(50mL、2420円)、“ペチャンコ ボリュームミスト”(60mL、2420円)、“ギシギシ スタイリングオイル”(50mL、2970円)、“パサパサ オイルスプレー”(40g、2530円、※6月上旬発売予定)の6種をラインアップ。直営店と公式オンラインストアで扱う。

今回のリニューアルのヒントは、2年前に「ウカ」のアシスタントが実施したヘアショーから得た。「美容師の仕事は縮毛矯正やヘアカラーなどお客さまそのものの髪質を修正することも重要だが、お客さまの癖や髪質を生かし、自信を持ってもらうことの方が大切だと思う。お客さまの中には自分自身や髪質を愛することができなくて苦しんでいる人も多い。私たちがその手助けができたら、こんなに素敵なことはない。今回は自分の髪質を愛することができる企画をやりたい」というアシスタントの話を受け、「セルフラブ」をテーマにしたヘアショーを開催。さまざまな髪質で悩んでいるモデルを集め、ステージの上でその髪質を生かしたカットやスタイリングを施した。このヘアショーをきっかけに、「自分の癖毛や髪質を愛することができない人たちに勇気を与えられるスタイリングシリーズを作ろう」と、髪質を生かすスタイリング剤の開発に着手した。

“ラブユア ヘアスタイリング シリーズ”は “モサモサ”“フニャフニャ”“ボサボサ”“ペチャンコ”“ギシギシ”“パサパサ”という代表的な髪悩みのオノマトペをそのまま製品名に採用した。それぞれの悩みを持つ人たちの、生まれ持った髪質や癖毛を生かすスタイリング剤として提案する。香りは、クロモジ、ヒノキ、シダーウッド、パチョリ、ローズをメインとした、伊豆の雨や土、森、海を思わせる香りを共通で採用している。

“モサモサ リッチバーム”は、モサモサヘアをボリュームダウンし、タイトに仕上げる。束感を出し、高保湿するためにハイダメージヘアの使用も推奨する。“フニャフニャ スタイリングワックス”は、揉み込むだけで束感がかない、立体的な仕上がりとなる。“ボサボサ ヴェールミルク”は、適度まとまりや艶、質感をまとう。“ペチャンコ ボリュームミスト”は、根本のハリやコシをキープする。頭皮ケアをしながらのスタイリングをかなえる。“ギシギシ スタイリングオイル”は、パサつきや髪の広がりを抑える。ウェットな質感の艶を与えてキープする。“パサパサ オイルスプレー”は、ブローした後のようなヘルシーな艶をかなえる。

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「ディーゼル」2025-26年秋冬コレクション

「ディーゼル(DIESEL)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

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「アルマーニ ビューティ」からパウダリーなアイリスの香水 夕闇前の無数の青に着想

「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」は4月4日、フレグランスコレクション“アルマーニ プリヴェ レゾー”から新作“アルマーニ プリヴェ イリス ブルー”(50mL、2万3100円/100mL、3万3000円)を発売する。

無数の青を呼び起こす香り

“アルマーニ プリヴェ イリス ブルー”は、夕闇前の空に広がる無数の青と無限の静けさを具現化した香り。ガルバナムのフレッシュで青々としたトップから、アイリスのパウダリーでウッディな香りへ、そして包み込むような穏やかなホワイトムスクの香りへ移ろい、夕闇前の静かな地中海の心地よい柔らかな余韻を完成させる。

パッケージには繊細で爽快感のあるブルーのスクエアボトルを採用。ゴールドのネームプレートでラグジュアリーな雰囲気を演出した。

“アルマーニ プリヴェ イリス ブルー”のキー成分のアイリスは、”香水の青い金”と呼ばれる希少で高価な成分の一つ。イタリアの温暖な8月に手摘みされ、初めて香料を抽出するまでに最低3年の栽培が必要とされている。本アイテムには、13トンの新鮮な根茎から約1キロしか得られない貴重なエキス、イリスバターを使用している。

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「アルマーニ ビューティ」からパウダリーなアイリスの香水 夕闇前の無数の青に着想

「アルマーニ ビューティ(ARMANI BEAUTY)」は4月4日、フレグランスコレクション“アルマーニ プリヴェ レゾー”から新作“アルマーニ プリヴェ イリス ブルー”(50mL、2万3100円/100mL、3万3000円)を発売する。

無数の青を呼び起こす香り

“アルマーニ プリヴェ イリス ブルー”は、夕闇前の空に広がる無数の青と無限の静けさを具現化した香り。ガルバナムのフレッシュで青々としたトップから、アイリスのパウダリーでウッディな香りへ、そして包み込むような穏やかなホワイトムスクの香りへ移ろい、夕闇前の静かな地中海の心地よい柔らかな余韻を完成させる。

パッケージには繊細で爽快感のあるブルーのスクエアボトルを採用。ゴールドのネームプレートでラグジュアリーな雰囲気を演出した。

“アルマーニ プリヴェ イリス ブルー”のキー成分のアイリスは、”香水の青い金”と呼ばれる希少で高価な成分の一つ。イタリアの温暖な8月に手摘みされ、初めて香料を抽出するまでに最低3年の栽培が必要とされている。本アイテムには、13トンの新鮮な根茎から約1キロしか得られない貴重なエキス、イリスバターを使用している。

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「フェンディ」2025-26年秋冬コレクション

「フェンディ(FENDI)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。

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東急不動産HDがマンション「BRANZ」など68施設で衣料品・雑貨回収スタート


東急不動産ホールディングスは、グループの東急不動産ならびに東急コミュニティー、東急リゾーツ&ステイの3社で、展開・管理する施設68施設(2025年1月現在)で衣料品・雑貨品回収サービス「アールループ(R-LOOP)」をスタートした。

「アールループ」は、ビーピーラボ(BPLab)及びブックオフコーポレーションが展開する循環型衣料品・雑貨品回収サービス。同社グループの営業所・事務所のほか、保有・管理するオフィスビルやマンションの共用部、リゾート施設などに回収ボックスを設置し「資源循環が身近なライフスタイルの実現に貢献する」ことを目指す。

ビーピーラボでは、経済産業省指定団体である日本再生資源事業協同組合連合会指定のリサイクル化証明書の運用を行っており、集まった衣料品について燃やす、埋めるなどをしない100%リサイクルの証明を行い、資源のトレーサビリティを確保した回収プラットフォームを提供する方針だ。

東急不動産ホールディングスは、23年12月にビーピーラボと契約を締結し、まずは10施設で試験的に不要になった衣料品・雑貨品の回収サービスを導入した。トライアルを重ね、特に、グループが分譲し管理するマンション「BRANZ」などでの好評を得て、「資源循環を身近に行えるライフスタイルがお客様に受け入れられることを実感したことから、拡大の検討を開始した」という。24年11月にはビーピーラボとブックオフとの協業スキーム「アールループ」が完成。以降、最初の2カ月間で不要になった衣料品・雑貨品約3386kgが回収された。そのうち、衣料品約2595kgがリサイクルされる。

スキー場では、スキー用品が雪山という過酷な環境で使用されることから、軽微な損傷や撥水性能の低下が見られると買い換えられることが多く、またその一方雪山以外のタウンユースには十分耐えられる製品が廃棄されるという現状に課題がある。そのため、東急スノーリゾートは25年1月から4カ所のスキー場へ回収ボックスを設置し、不要となった衣類や雑貨を3月31日まで回収している。

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花王のヘアケアがドラッグストア売り場を再席巻 シャンプー“1760円”がヒット

花王がヘアケア事業の再構築に本腰を入れている。2024年4月に「エッセンシャル(ESSENTIAL)」のリブランディングと、新ブランド「メルト(MELT)」を投入。10月は「セグレタ(SEGRETA)」のリブランディングと、新ブランド「ジアンサー(THE ANSWER)」を立ち上げた。25年春には「家族シャンプー」の代名詞でもある「メリット(MERIT)」のリブランディングを控える。今夏には事業変革の第3弾となる新ブランドが誕生し、ついに新勢力・御三家が出そろう計画だ。25年は「花王ヘアケア史上最大のブランドアクション」を起こし、これまでにない規模の変革を加速する。

新生ヘアケア事業が着実に成果を上げる中、2つの新ブランドの成長が際立っている。24年4月に発売した「メルト」は発売から8カ月で販売計画の2.7倍を達成し、インバス製品の累計出荷数(24年4〜12月)は125万本を突破した。24年11月に発売した「ジアンサー」は、発売3カ月で計画比約2倍の売れ行きを記録し、好調な滑り出しを見せている。両ブランドともに中心価格帯は1760円(編集部調べ)で、市場に新たな潮流をもたらしている。こうした動きを受け、花王のインバスヘアケア市場における売り上げシェアは9年ぶりに全面回復を果たした。

組織体制を抜本的に革新

花王は長年、ドラッグストアのヘアケア市場で先頭を走ってきたが、新興メーカーが手がける1500円前後の製品が台頭し始めた17年を境に、同社の成長は鈍化した。23年の取材時にヘアケア第1事業部 事業部長を務めていた内山智子氏(現・カネボウ化粧品社長)は、「購入の決め手となる優先順位が大きく変わり、これまでの機能軸から情緒を重要視するお客さまが増えてきていることに気づくのが遅れた。自分たちの強みである品質や技術力を生かそうという気持ちにこだわるあまり、定義が難しい情緒的価値への対応が後手に回ってしまった」と振り返る。そこで、機能性だけではなく情緒的価値を取り入れた製品開発へと大きく舵を切った。

それが、ヘアケア事業変革の柱の1つ、感性マーケティングに沿った開発だ。論理的に人の感情のニーズを6つ(ポジティブ・リフレッシュ/自然体・リラックス/優しさ・安心感/調和・こだわり/洗練・ぜいたく/躍動的・エネルギッシュ)に分け、各ブランドを配置。パッケージ、製品体験、広告、全て一貫して「同じ感情」を引き起こす設計を取り入れている。

さらに、この戦略を実行するために組織体制も見直した。従来のバケツリレー型の開発プロセスを廃止し、プロジェクトに関わる全員が最初から参加するスクラム型を導入。首尾一貫した体制を整えた。この新たな組織では、全員がフラットな関係性を持ち、自発的にアイディアが生まれる環境を構築。これにより、イノベーションを促進しながら、スピード感のある事業へと生まれ変わった。

「ジアンサー」が売れた理由

「メルト」は“休息美容”をコンセプトに掲げ、香りや“髪の化粧水”と呼ばれるアウトバスがSNSで話題を集め、計画を上回る販売実績を記録した。しかし、SNS上でUGC(ユーザー生成コンテンツ)が活発化するまでには4〜5カ月を要した。この課題を踏まえ、次に展開した「ジアンサー」は、拡散までの時間を短縮させるために「メルト」で得た知見を基に、コミュニケーション施策をPDCAで改善。UGCに火を付けるPGC(プロ生成コンテンツ)にも注力した。一定の広告が必要であると判断し、発売前には、製品デザインやブランド名を伏せたタイアップ記事を美容雑誌で掲載するなど、期待感を醸成。発売後には、花王のヘアケア事業では初の試みとなるLINEやYahooで広告を展開した。これにより段階的に実績を積み上げ、2〜3カ月で話題の波を生み出すことに成功した。

さらに、他のシャンプーとは一線を画す“塗り洗い”という新たな洗髪スタイルを提案し、ヒットにつなげた。一般的なシャンプーは泡立ててから使用することが多いが、同ブランドのシャンプーは独自のテクスチャーを採用。髪全体に塗ってから泡立てて洗うことで、成分をより均一に行き渡らせ、髪をケアしながら洗うことを可能にした。この新技術によるシャンプー体験と、感性マーケティングに基づく「こだわり・調和」のニーズを満たすことで、消費者に合理的な納得感を提供し、支持を獲得した。

「ジアンサー」は「メルト」とは対照的で、ネーミングやパッケージデザインを含め、「かわいらしさや女性らしさを前面に出していない」点が特徴だ。パケ買い傾向が高い「メルト」と異なり、「ジアンサー」のパッケージは、徹底してソリッドに作り上げたという。野原聡ブランドマネジャーは「競合は約150ブランドあるが、われわれは感情の軸を貫いた製品づくりをしている。技術と個性を融合できるのは『ジアンサー』ならでは」と強調する。

購入者層は、自分に合うヘアケア製品を探している“ヘアケア難民”や、美容に関心の高い30〜40代の女性が圧倒的に多く、「こうした設計思想を持つブランドからの流入が顕著だ」(野原マネジャー)と分析する。SNSでは「正解が見つかった」といった好評の声も目立つ。

当初から女性を主なターゲットとしてきたが、男性の支持も広がりつつある。「男性は頭皮ケア製品の人気が根強いものの、髪の美しさを気にする男性も増えている。一部の男性誌では、スタイリストが『お気に入りの1本』として紹介するケースも出てきている」と、今後男性客の獲得にも期待がかかる。

1500円は“戦国時代”
ウエルシアとの取り組みも結実

現在、ドラッグストアで唯一取り扱うウエルシアグループとの取り組みも奏功した。店頭で目を引くポップや装飾の工夫に加え、ウエルシアの会員データを活用したリテールメディアでの配信を行うなど検証を重ねてきた。

ウエルシアでは従来、1500円前後のプレミアム価格帯の製品を「他社に先駆けて拡充してきた」という。しかし、同社は1700〜2000円のハイプレミアム価格の市場に可能性を見出していた。丸山沙織ウエルシア薬局 商品本部 化粧品商品部長は、「プレミアム製品は好調だが、市場は競争が激化している。同様の製品が他社でも展開される中、1ランク上の製品が求められると分析した。実際『ジアンサー』のように、成分や製品力に優れた製品であれば、高価格帯でもお客さまが買いに来てくれる」とし、特に西日本エリアでの販売が伸びているという。

今春には、現在ウエルシアで展開する約3000店舗の倍以上にあたる販売網を構築する計画だ。さらに、3月22日にはアウトバス向けのオイルとウォーターセラムを発売するなど、攻めの姿勢を崩さない。

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新星ランニングブランド「トラックスミス」 東京マラソンに合わせベイクルーズと組みイベント

3月2日開催の東京マラソンを前に、ランニング関連ブランドのポップアップやイベントが相次いでいる。その中でもひときわおしゃれなアプローチが目立つのが、東京・虎ノ門ヒルズの「セレクト バイ ベイクルーズ(SELECT BY BAYCREW’S)」内で行われている、米ボストン発ランニングブランド「トラックスミス(TRACKSMITH)」のポップアップイベント(2月26日〜3月3日)だ。3月1日には皇居外周を走るソーシャルランイベントも開催予定で、約300人のファンから出走エントリーがあったという。

「トラックスミス」は2014年に、ボストンでマット・テイラー(Matt Taylor)現CEOが立ち上げたブランド。“スポーツのアマチュア精神”を尊重し、“Runners Deserve Better(ランナーにはもっと価値がある)”といったコンセプトのもと、ランニング中や走った後のウエア類を企画、米国のカレッジ感覚が漂うトラッドムードが持ち味だ。これまでに、日本の駅伝のタスキを着想源にしたデザインの“EKIDEN”記念コレクションを発売するなどし、国内外で高感度なランナーから注目を集めている。

「ランニングシーンが変わってきた」

「ランニングは、昔はかっこいいものではなくて単なるスポーツだったが、今はシーンが変わってきている。ファッションやライフスタイルとランニングがクロスオーバーし、走ることがカルチャーになりつつある。ランニングは人のアイデンティティーにもなり得るものになった」と話すのは、「セレクト バイ ベイクルーズ」でのポップアップに合わせて来日した、「トラックスミス」のラッセル・アシュフォード(Russell Ashford)リテールディレクター。「コロナ禍のリモートワークで自宅にこもっていた人たちが、ランニングによって外に出て、人と会いコミュニケーションをするという人間の本質的な活動を取り戻したことで、今世界中でランニングが盛り上がっている」と続ける。実際、ニューヨークでは目下、ランニングクラブが次々と生まれ、ランニングの一大ブームが起こっているといった報道を見ることも多い。

テイラーCEOは、元「シュプリーム(SUPREME)」クリエイティブ・ディレクターのブレンドン・バベンジン(Brendon Babenzien ※彼もランナーだという)と長年親交があるといい、バベンジンが手掛け、日本ではベイクルーズが運営する「ノア(NOAH)」とこれまでもポップアップを何度か行ってきた。今回のポップアップも、「トラックスミス」と「ノア」を掛け合わせた企画で、フーディーなどのコラボ商品も販売。店頭のVMDも、「トラックスミス」と「ノア」のミックスコーディネートを打ち出している。また、ポップアップでは、「トラックスミス」が世界のメジャーマラソン大会向けに作っている記念コレクションのうち、東京マラソン向けのタンクトップやショーツなどもそろう。フーディー(4万4220円)を購入した客には、チェーンステッチで好みの刺しゅうを入れるカスタマイズサービスも行っている。

8月にトレランコレクションも発売

ポップアップは26日にスタートし、自身や家族などの東京マラソン出走のために来日している海外客を多く含むブランドファンが訪れているという。1日に行うソーシャルランイベントのエントリー者も、海外客が多い。東京マラソン翌日の3日には、完走者向けに、ゴールタイムをポスターにスタンプするサービスも予定。東京だけでなく、ボストンやシカゴ、ニューヨーク、ロンドンなど、世界のメジャーマラソン大会それぞれでイベントを実施しているという。

「トラックスミス」を立ち上げたテイラーCEOは、プーマ勤務時代にウサイン・ボルト(Usain Bolt)と組んだ製品開発などを担当し、その後、ボルトのアプリゲーム開発プロジェクトなどにも携わっていた人物。「トラックスミス」は現在、ボストン、ニューヨーク、ロンドンに直営店があり、日本では卸やポップアップのみで展開。「3月にはレース用シューズを発売し、8月にはシューズを含むトレイルランニングコレクション、12月には高クッション性でリカバリーを意識したシューズの発売を予定する」とアシュフォード リテールディレクターはブランドの今後の予定を明かす。「ブランドとして規模は大きくしていきたいが、ランナーのためのブランドという軸はぶらさずに進んでいく」。

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「ジル サンダー」、ルーシー&ルーク・メイヤーの退任を発表 ミラノでのショー直後に

「ジル サンダー(JIL SANDER)」と、クリエイティブ・ディレクターを務めるルーシー&ルーク・メイヤー(Lucie and Luke Meier)は、双方合意のもと、2月27日に発表した2025-26年秋冬コレクションを最後に袂を分つことを発表した。2人は17年4月から8年、「ジル サンダー」のトップを務めた。

同ブランドを擁するOTBのレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)会長は、2人のブランドへの思いや完璧を追求する姿勢などに感謝の言葉を述べたという。最後のコレクションにルーシーとルークの2人は、「未知なる世界を開拓する強さと、美しさの双方を発信したかった」と話した。

後任には、現在「バーバリー(BURBERRY)」のチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるダニエル・リー(Daniel Lee)が就くのではないかと噂されている。

ルークは、ジョージタウン大学でファイナンスと国際ビジネスを学んだ後、英国オックスフォード大学で経営学を専攻。その後、ニューヨーク州立ファッション工科大学(F.I.T.)に通うためニューヨークへ拠点を移した。「シュプリーム(SUPREME)」のヘッドデザイナーを経て2014-15年秋冬にはメンズブランド「OAMC」を共同設立者として立ち上げたが昨年、クリエイティブ・ディレクターを退任し、現在はプロジェクト単位でデザインを手掛けている。

妻のルーシーは、マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)時代の「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)率いる「バレンシアガ(BALENCIAGA)」でキャリアを積み、ラフ・シモンズ(Raf Simons)による「ディオール(DIOR)」のウィメンズのオートクチュールとレディ・トゥ・ウエアのヘッドデザイナーとしてチームに加わった。

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「ディオール」“アディクト リップスティック”にヌード&ローズの新10色 専用リップケースの新作も

「ディオール(DIOR)」は4月4日、定番製品の“ディオール アディクト リップスティック”(セット価格、各5720円/リフィル、各4620円)から、ヌード&ローズコレクション新10色を発売する。

“ディオール アディクト リップスティック”は、ロングラスティング力と鮮やかな発色をかなえるリップスティック。唇に潤いを与えるプラムオイルなどの自然由来成分を90%配合し、メイク効果とケア効果を両立する。ケースはファッションアクセサリーのようなデザインが特徴で、クチュールのスピリットを表現している。

新色は、ピンクを秘めたウォームヌードや女性らしさと大胆さのバランスをかなえるクールローズウッド、メゾンのクチュールスタイルを象徴するブライトローズなど全10色。全てのシェードは、象徴的なアクセサリーにちなんで名付けられている。

コーディネートを楽しむリップケースの新作

メゾンのファッションコードから着想を得た“ディオール アディクト リップスティック”の専用ケース(各5280円)も新作が登場する。カラーはビビッドピンク系、ブルー系、ペールピンク系の3種で、クチュールのアクセサリーから着想を得たデザインは、「ディオール」の精神に満ちた大胆でエレガントなアイデンティティーを表現した。

製品一覧

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「ディオール」“アディクト リップスティック”にヌード&ローズの新10色 専用リップケースの新作も

「ディオール(DIOR)」は4月4日、定番製品の“ディオール アディクト リップスティック”(セット価格、各5720円/リフィル、各4620円)から、ヌード&ローズコレクション新10色を発売する。

“ディオール アディクト リップスティック”は、ロングラスティング力と鮮やかな発色をかなえるリップスティック。唇に潤いを与えるプラムオイルなどの自然由来成分を90%配合し、メイク効果とケア効果を両立する。ケースはファッションアクセサリーのようなデザインが特徴で、クチュールのスピリットを表現している。

新色は、ピンクを秘めたウォームヌードや女性らしさと大胆さのバランスをかなえるクールローズウッド、メゾンのクチュールスタイルを象徴するブライトローズなど全10色。全てのシェードは、象徴的なアクセサリーにちなんで名付けられている。

コーディネートを楽しむリップケースの新作

メゾンのファッションコードから着想を得た“ディオール アディクト リップスティック”の専用ケース(各5280円)も新作が登場する。カラーはビビッドピンク系、ブルー系、ペールピンク系の3種で、クチュールのアクセサリーから着想を得たデザインは、「ディオール」の精神に満ちた大胆でエレガントなアイデンティティーを表現した。

製品一覧

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「ディオール」“リップ マキシマイザー”やリキッドハイライターに新色チュチュ登場 透明感高めるペールピンク

「ディオール(DIOR)」は4月4日、創業者であるクリスチャン・ディオール(Christian Dior)のバレエに対する情熱にオマージュを捧げた“チュチュコレクション”を発売する。リップグロス“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”(4730円)や、リキッドハイライター“ディオールスキン フォーエヴァー グロウ マキシマイザー”(5940円)などの人気アイテムに、柔らかなペールピンクの新色のチュチュが加わる。

チュチュは、定番のチーク“ルージュ ブラッシュ”(7700円)から生まれた、SNSで支持を集めた人気シェードだ。透明感を高めるピュアなピンクカラーが特徴で、多幸感に満ちたメイクアップをかなえる。このシェードを、“ディオール アディクト リップ グロウ”(4950円)、“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”、“ディオール スキンフォーエヴァー グロウマキシマイザー”、ネイルポリッシュ“ディオール ヴェルニ”(4620円)の4品にも新色として仲間入りする。

ほか、“ディオール アディクトリップスティック”の専用ケース(5280円)からも新色チュチュを発売する。メゾンを象徴するカナージュを刺繍したデザインで、好みのシェードをセットして自分だけの“リップコーディネート”を楽しめる。

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「ディオール」“リップ マキシマイザー”やリキッドハイライターに新色チュチュ登場 透明感高めるペールピンク

「ディオール(DIOR)」は4月4日、創業者であるクリスチャン・ディオール(Christian Dior)のバレエに対する情熱にオマージュを捧げた“チュチュコレクション”を発売する。リップグロス“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”(4730円)や、リキッドハイライター“ディオールスキン フォーエヴァー グロウ マキシマイザー”(5940円)などの人気アイテムに、柔らかなペールピンクの新色のチュチュが加わる。

チュチュは、定番のチーク“ルージュ ブラッシュ”(7700円)から生まれた、SNSで支持を集めた人気シェードだ。透明感を高めるピュアなピンクカラーが特徴で、多幸感に満ちたメイクアップをかなえる。このシェードを、“ディオール アディクト リップ グロウ”(4950円)、“ディオール アディクト リップ マキシマイザー”、“ディオール スキンフォーエヴァー グロウマキシマイザー”、ネイルポリッシュ“ディオール ヴェルニ”(4620円)の4品にも新色として仲間入りする。

ほか、“ディオール アディクトリップスティック”の専用ケース(5280円)からも新色チュチュを発売する。メゾンを象徴するカナージュを刺繍したデザインで、好みのシェードをセットして自分だけの“リップコーディネート”を楽しめる。

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アダストリア木村社長、創業以来の改革決意 「小売業を超えたプラットフォーマーへ」

アダストリアはこのほど、2025年の「全体店長会」をパシフィコ横浜で開催した。グループブランド各店の店長や要職者ら約3600人を前に、木村治社長が連結売上高3000億円を見据えた「5度目のチェンジ」について語った。

木村社長は冒頭、直近に発表された第3四半期(24年3〜11月)連結業績について言及。「売上高は過去最高だったが、秋物の消化遅れや海外・飲食事業の苦戦により減益だった。1月、2月も厳しい状況が続いている」と述べた。「為替の影響、人件費の増加などもあるが、最終的な責任は社長である私や経営陣にある」とし、「毎日店舗で売上を作っている皆さんには、本当に申し訳ない」と続けた。

さらに「この1年、テレビや本などで『アパレル業界3位のアダストリア』としてたくさん取り上げられたが、もしかしたら油断や驕りがあったのかもしれない」と反省の弁。「もう一度初心に立ち返り、これまで以上に現場とのコミュニケーションを大切にし、数字を作っていきたい」と決意を示すとともに、改めて売上高3000億円を見据えた「5回目のチェンジ」について語った。

木村社長が語る“チェンジ”とは、アダストリアが創業以来、市場環境の変化に対応するために繰り返してきた事業モデルの変革を指す。1つ目に、紳士服小売業からメンズカジュアル業態「ベガ」への業態転換(1973年)。2つ目に、のジーンズカジュアルショップ「ポイント」のスタートとチェーンオペレーションシステムの導入(82年)。3つ目に、OEM・ODM生産体制への以降とレディースカジュアルブランド「ローリーズファーム」の開始(97年)。そして商品企画から生産、販売までを一貫する垂直統合型のSPA(製造小売)ビジネスの確立(2010年)だ。

「5回目のチェンジ」なぜ必要?

では今なぜ、再び「チェンジ」が必要なタイミングなのか。「日本では急速に人口減少が進んでいる。アパレル市場ではシェアの奪い合いによる業界再編がさらに進む。技術の進歩も想像よりずっと早く、お客さまの消費行動も大きく変わるだろう。こうした環境変化の中で、僕らが“なくてはならない企業”であるために、すべきことは一つ。小売業を超えた『プレイファッション・プラットフォーマー』として進化していくことだ」。

プレイファッション・プラットフォーマーへの変革とは、「現場で培ったお客さまとのつながりを、リアル・デジタルの両面でオープンに広げていく」というもの。木村社長はこの変革を支える重要な考えの一つに、まず「ID×LTV」を挙げた。「IDとは、僕らがつながっているお客さまのデータ、つまり顧客基盤のこと。顧客のLTV(生涯顧客価値)を高めるには、僕らとお客さまが強くつながることが不可欠。お客さまと日々向き合う皆さん(店舗スタッフ)にしかできないこと。つまり、5回目のチェンジは店舗から始まる」。

「アンドエスティ」から広げる輪

さらに顧客だけでなく、取引先企業とのつながりを深めていく。昨年10月、アダストリアは自社ECを「ドットエスティ」から「アンドエスティ」に名称変更し、同名の運営子会社を設立した。すでに22年から他社ブランドの取り扱いを開始し、現在17社22ブランドが出店しているが、「オープン化をさらに加速する」と木村社長は話す。「社員が持っている販売スキルやコミュニケーション能力、センスや感性を活用したい企業はたくさんいるし、どんどん仲間にしていく。あらゆる架け橋となり、ワクワクを生み出していく」。

こうした考えの下、この3月には、アダストリア本体のBtoB事業である「ビジネスプロデュース事業」と「デジタルソリューション事業」をアンドエスティに移管する。昨年は、イトーヨーカドーの衣料品平場をプロデュースした「ファウンドグッド」、「ピーチジョン」との協業によるアパレルラインなどの企業間コラボに取り組んだが、こういった協業事例をアンドエスティから積極的に生み出していく考えだ。また国内市場の縮小に対応するため、グループとして東南アジアや中国、台湾などへの進出を加速していくが、アンドエスティの越境EC機能を強化し、海外のファンのハブとする構想もある。

最後に木村社長は、「これまでの4回のチェンジは、すべてファッション小売の枠組みにの中での変革だった。しかし今回は、業界を超えた領域のプレイヤーを巻き込むプラットフォーマーへ進化する、事業構造そのものの変革。これは、アダストリアにとって初めての挑戦だ」と語り、現場への奮起を呼び掛けた。

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「サステナブルコスメアワード2024」は“深さ”が進化 ゴールド賞は「プラレス」の洗濯用固形石けんが受賞

「サステナブルコスメアワード」はこのほど、2024年度の授賞式を合同展示会「ニューエナジートーキョー(NEW ENERGY TOKYO)」で開催した。ゴールド賞は「プラレス(PLALESS)」の洗濯用固形石けん“パルセイユ プラレスソリッドランドリーソープ”、シルバー賞はモデルの水原希子が運営するウェルネスブランド「キークス(KIIKS)」の化粧水“竹水フェイスミスト”が受賞した。

同アワードは環境省「つなげよう支えよう森里川海プロジェクト」アンバサダーの有志が発起人となり、2019年にスタートした。審査員には、アイスタイルの山田メユミ取締役・共同創業者や講談社の関龍彦「FRaU」編集長兼プロデューサーなど環境・メディア・化粧品企業など多分野からの専門家を起用し、事務局運営と審査には学生の環境活動家も交えている。

今年度から、コスメに限らずにランドリーやフレグランス、サニタリーなどと応募枠を拡充した。ゴールド、シルバー、ブロンズ賞のほか、アップサイクルやカーボンニュートラルなど9つの部門からなる審査員賞、企業としての取り組みを評価する企業賞を設けている。

ゴールド賞を受賞した“パルセイユ プラレスソリッドランドリーソープ”は、美容薬理が展開する液体から固形へ形状を変えることでプラスチック容器を不要にした洗濯用固形石けんだ。審査員からは「100%自然由来成分で全くプラスチックを使用せずゴミが出ない、一回分ごとに固形化された無駄なく環境負荷が極めて少ない洗濯石けん」と評価された。美容薬理の金井誠一社長は、「洗剤こそがスキンケアだという思いで25年ほど会社をやってきて、その集大成とも言える製品となった。今後も環境に貢献していきたい」とコメントした。

シルバー賞の “竹水フェイスミスト”は、山林を侵食する竹害の課題を背景に、その改善や竹水の活用を目指して製造したアイテムだ。ブランドマネージャーを務める水原希子は「自分が安心して使えるナチュラルコスメを作りたいという思いでブランド始めたが、素材や成分のことなど産地の人やメーカーの人など、本当にたくさんの人にサポートしてもらった。その人たちの思いも背負ってこれからも続けていきたい」と話した。

審査員賞を含め3つ以上賞を取った“殿堂入り”は「ヴァーチェ(VIRCHE)」の“マルラオイル”、「華密恋」の“薬用入浴剤”、ビューティバーブランド「エティーク(ETHIQUE)」の“リップ バーム”、“シャンプー バー ピンカリシャス” 、“コンディショナー バー ザ ガーディアン”だった。

企業賞は、殿堂入りにも多数ノミネートした「エティーク」の日本販売を行うピー・エス・インターナショナルが受賞した。梱包資材などのエシカル化で環境負荷の軽減に努めるほか、売り上げの一部の寄付活動などを積極的に行っている。

審査員長を務める岸紅子氏は今回のコンテストについて「地域に何を貢献できるか、自然をどう再生するかを深く考え抜いているブランドが増えた。1つ1つのブランドが掘り下げてく深度も高まっており、各々の哲学を強く感じた」とコメント。一方で、「小さなブランドが多く、全国規模や世界規模のメガブランドになるには時間がかかる。ただ、メガブランドになることだけが良いわけではない。地球の資源は有限。適正なマーケットに適正な形で、それぞれの事業ができることが大事だ。それを楽しんでくれる多様な人がさらに増えていくといい」と総括した。

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サバト・デ・サルノが去った「グッチ」は、「古き良き」時代に傾倒して玄人感から脱却

ファッションショーの3週間前にサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)=クリエイティブ・ディレクターの退任を発表した「グッチ(GUCCI)」は今回、デザインチーム体制でメンズとウィメンズの2025-26年秋冬コレクションを発表した。会場は、ダークグリーン一色。「ロッソ アンコーラ」と呼ぶ赤にこだわってきたサバト時代からの転換を感じさせる。

多くのラグジュアリーブランドにとって歴史に傾倒するのは当たり前だが、クリエイティブのトップが不在のデザインチーム体制ならなおさら過去、特に長い時間をかけて築き、伝えてきたデザインやスタイルコードに立脚したくなるだろう。今シーズンの「グッチ」は、一言で表せば、「古き良き『グッチ』」。メンズならシャープで端正なダブルのスーツ、ウィメンズならレトロなカラーリングのポロニットやブラウス、豪華なコートにタイトスカートなど。サバトのクリエイションは「ヴァレンティノ(VALENTINO)」時代を思わせるオーバーサイズやリラックスシルエットが多かったが、「古き良き『グッチ』」は基本シャープでスリム、そこにハイウエストのリラックスパンツなどを交えて抑揚をつける。特にシルエットで「玄人っぽい難しさを抱かせていた(日本の百貨店関係者)」というサバト時代に比べると、今季の「グッチ」は、より多くの人がイメージしやすい「古き良き『グッチ』」だ。長年のファンには懐かしく、若い世代には新鮮に移りそうだ。

とはいえ「古き良き『グッチ』」の焼き直しに陥らないよう、デザインチームは創設以来、ブランドの美学の中心にある「スプレッツァトゥーラ」 と呼ばれるイタリア独特のスタイルを融合した。「スプレッツァトゥーラ」とは、「完璧さの中にある抜け感」や「計算された自然体」を意味するという。確かにダブルブレストにピークドラペルのセットアップを連打したメンズではゴージラインの位置を下げたり、パステルカラーを含む1色でコーディネートをまとめたり、時にはタートルネックでタイドアップしなかったり、オーバーサイズのコートやホースビットのスリッパをコーディネートしたりで「スプレッツァトゥーラ」 する。対するウィメンズは、メンズ同様のアイデアに加え、サバトっぽいシルエット感やミニ丈(ただしカラータイツを合わせている)、色合わせの妙、オーバーサイズのカーディガンと誇張したアクセサリーなどで“ハズし”ている印象だ。奇しくも今年はいわゆるGGのロゴ“インターロッキングG”が誕生してから50周年のアニバーサリーという。左右で反転した2つのGは、同じような素材や色使い、ムードを讃えて交わるメンズとウィメンズを表してもいる。

アクセサリーは、“ホースビット”が主役。ゴールドのチェーンをあしらえばネックレスに、レザーを交差させればベルトに、そして当然、レザーのスリッパや大ぶりのバッグにもあしらわれている。

フィナーレでグリーンの制服に身を包み現れたデザインチームは、「グッチ」が飛躍した60年代という黄金期にフォーカスすることで“リリーフ”を務めた。だが25年プレ・フォール・コレクションを見る限り、おそらくサバトも同じ時代に傾倒し始めていた印象で、ゆえに彼による黄金期の解釈を見てみたかったという思いも募るが、とにかく「グッチ」は新たな一歩を踏み出した。後任デザイナーには、「セリーヌ(CELINE)」を離れたエディ・スリマン(Hedi Slimane)や、「ディオール(DIOR)」での現職から退くとのウワサが絶えないマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)、昨年「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」と袂を分けたジョン・ガリアーノ(John Galliano)、そして「ミュウミュウ(MIU MIU)」のデザインディレクターだったダリオ・ヴィターレ(Dario Vitale)らを押す声が強い。

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TKSが手軽に自宅でファインバブルをかなえるキットを発売 単一特化型モデルで新しいシャワー文化を提案

TKSのファインバブルブランド「ピュアラス(PURELUS)」はこのほど、“フィニッシュミスト スターターキット”(9900円※編集部調べ)を発売した。公式オンラインストアや一部の量販店で扱う。

“フィニッシュミスト スターターキット”は、ミストのみに特化したファインバブルシャワーヘッドだ。散水板にバランスよく散水孔を配置し、濃密なミストを生み出す。洗顔時やバスタイム最後の仕上げとして全身に浴びることで、保湿や皮脂汚れを洗い流す効果が期待できる。

ワンタッチでシャワーヘッドを取り換えられる“カイテキジョイント”をセットで同封し、使用中のシャワーヘッドと付け替えで併用できるようにした。

新しいシャワー文化を提案

TKSはシャワーヘッドの製造販売のほか、水産業・農業・水資源・医療などの分野にウルトラファインバブルの技術を活用する研究開発を行う。2010年からファインバブルの研究に取り組み、11年にファインバブルシャワーヘッドブランド「ボリーナ(BOLLINA)」をスタートした。

24年に同社が実施した市場調査によると、ファインバブルシャワーヘッドは認知率の高まりと反して購入率は低いことが判明。非購入者の今後の購入意欲も低い傾向だった。「高級品」「機能や作用が分からない」という声もあり、「まだ多くの人の生活に根づいていないことを認識した」(広報担当者)という。

「市場では、2〜3万円ほどで多機能を売りとする製品が多い。当社もそういったアイテムを展開してきたが、調査を受けて新しいアプローチや製品の展開が必要と考えた。単一機能に特化することで手に取りやすい価格で提供し、より手軽に体験できる製品を開発する方針に切り替えた」(広報担当者)。

この方針転換に基づき、24年5月にはワンタッチでシャワーヘッドを取り換えることができる“カイテキジョイント”を発売した。9月には、シャワーヘッドの新ブランド「ピュアラス」「アヴァンティ(AVANTI)」を立ち上げ、シャワーヘッドを手軽に使い分ける習慣の提案に注力している。

今回の“フィニッシュミスト スターターキット”もこういった方針に基づき、単一機能を搭載して1万円を下回る価格での提供にこだわった。今後も、目的や利用シーンに応じた機能特化型の製品を展開する。これらの取り組みを通し、シャワーヘッド市場で15〜25%のシェア獲得を目指す。

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資生堂「ザ・ギンザ」が主力スキンケア3品をリニューアル 3月1日発売

資生堂のプレステージスキンケアブランド「ザ・ギンザ(THE GINZA)」は3月1日、主力の化粧水、美容液、乳液の3品をリニューアル発売する。環境やライフスタイルの変化、ホームケアのニーズを踏まえ、進化した独自のサイエンスを採用した。今回のリニューアルで5代目となる。

共通成分として、強い生命力を持つといわれるリンデンの生育環境に適した東欧産のリンデンを使用し、その花から抽出したエキスを配合。香りは、銀座の並木通りに実際にある菩提樹(リンデン)の生花の香りを分析し、調香して再現。透明感のある菩提樹(リンデン)の香りに、みずみずしくフレッシュなスイートオレンジや華やかなローズが軽やかに重なる、凛とした気品あふれる明るいグリーンフローラルの香りが特徴だ。

化粧水“エッセンスローション n”(200mL 2万2000円※編集部調べ、以下同)は、濃密で心地よいとろみ感で肌をやさしく包み込み、潤いを角層の奥深くまで届ける処方で、艶と透明感のある肌へと導く。

美容液“ハイブリッドジェルオイル n”(100mL 2万9700円、レフィル2万8600円※同)は、進化した複合成分を配合し、乾燥などの外部環境から肌を守り、角層の状態を整えいつでも滑らかな肌に導く。ジェルとオイルのハイブリッドで心地よくすべらかにマッサージができ、肌(角層)の深部まで潤いを届ける。

乳液“エッセンスエマルジョン n”(150mL 2万4200円※同)は、なじませていくと徐々に体温でとろける油分を配合。まるで美容液のような濃密さで肌に溶け込み、ふっくらとほぐしながらハリと弾力を与える。

リニューアルに伴い、化粧水と乳液のパッケージはガラスボトルに変更した。3品すべてクリスタルガラスのように透明度の高いガラスで、職人が一つ一つ丁寧に仕上げている。「感覚を呼び覚ます」新パッケージで、“ぜいたく”な時間を提供する。

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資生堂「ザ・ギンザ」が主力スキンケア3品をリニューアル 3月1日発売

資生堂のプレステージスキンケアブランド「ザ・ギンザ(THE GINZA)」は3月1日、主力の化粧水、美容液、乳液の3品をリニューアル発売する。環境やライフスタイルの変化、ホームケアのニーズを踏まえ、進化した独自のサイエンスを採用した。今回のリニューアルで5代目となる。

共通成分として、強い生命力を持つといわれるリンデンの生育環境に適した東欧産のリンデンを使用し、その花から抽出したエキスを配合。香りは、銀座の並木通りに実際にある菩提樹(リンデン)の生花の香りを分析し、調香して再現。透明感のある菩提樹(リンデン)の香りに、みずみずしくフレッシュなスイートオレンジや華やかなローズが軽やかに重なる、凛とした気品あふれる明るいグリーンフローラルの香りが特徴だ。

化粧水“エッセンスローション n”(200mL 2万2000円※編集部調べ、以下同)は、濃密で心地よいとろみ感で肌をやさしく包み込み、潤いを角層の奥深くまで届ける処方で、艶と透明感のある肌へと導く。

美容液“ハイブリッドジェルオイル n”(100mL 2万9700円、レフィル2万8600円※同)は、進化した複合成分を配合し、乾燥などの外部環境から肌を守り、角層の状態を整えいつでも滑らかな肌に導く。ジェルとオイルのハイブリッドで心地よくすべらかにマッサージができ、肌(角層)の深部まで潤いを届ける。

乳液“エッセンスエマルジョン n”(150mL 2万4200円※同)は、なじませていくと徐々に体温でとろける油分を配合。まるで美容液のような濃密さで肌に溶け込み、ふっくらとほぐしながらハリと弾力を与える。

リニューアルに伴い、化粧水と乳液のパッケージはガラスボトルに変更した。3品すべてクリスタルガラスのように透明度の高いガラスで、職人が一つ一つ丁寧に仕上げている。「感覚を呼び覚ます」新パッケージで、“ぜいたく”な時間を提供する。

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【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」がメンズの新作ウオレットやレザーグッズを発売 日本限定のレモンイエローも

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」という3つの吉日が重なる最強開運日の3月10日に向けて、モノグラム・キャンバスとタイガ・レザーをさわやかなトーン・オン・トーンの色合いで組み合わせたメンズ新作ウオレットやレザーグッズを2月27日に発売する。

日本限定“ヴィクター・ウォレット”

日本限定の“ヴィクター・ウォレット”(9万5700円)は、外側のスポーティな色合いとイエローのライニングが見事にマッチした、視線を集める大胆なデザインのコンパクトなミニ財布。内側にファスナー付きポケットや紙幣と領収書用ポケット、5つのカードスロットを備えた実用的なアイテム。

“ポルトフォイユ・ミュルティプル”

スポーティーな印象に仕上げた“ポルトフォイユ・ミュルティプル”(8万1400円)は、コンパクトサイズながら、スカイブルーのレザーのライニングを施した内装には、3つのカードスロットや2つの内ポケット、2つの紙幣用コンパートメント、そして2つのサイドスロットを備えている。

“ポルトフォイユ・ブラザ”

日本限定のイエローカラーでフレッシュにアレンジした長財布“ポルトフォイユ・ブラザ”(11万4400円)は、内側に4つのフラットコンパートメントやファスナー式コイン用ポケット、16のカードスロットを備えた、オールインワンタイプの多用途な財布。ブルーのレザーライニングをあしらったアイテムも展開する。

“アンヴェロップ・カルト ドゥ ヴィジット”

カードケース“アンヴェロップ・カルト ドゥ ヴィジット”(5万8300円)は、スナップ付きのフラップを開けるとブルーのレザーのライニングを施した内装が現れ、カードスロットと、カードやその他の小物類を収納できるマチ付きコンパートメントを備えている。キャンバスとレザーの色合いとコンビネーションが遊び心あふれる印象をプラス。

“ポルト カルト・マグネット”

MagSafe対応のiPhoneに簡単に装着できるマグネットを内蔵したカードケース“ポルト カルト・マグネット”(6万500円)。「V」シェイプのカードスロットはクレジットカードや交通系ICカードを収納するのに最適。

“ジッピーウォレット・ホリゾンタル”

“ジッピーウォレット・ホリゾンタル”は、伝統的な“ジッピーウォレット・ヴェルティカル”を再解釈しより機能的な横型にアップデート。ラウンドファスナー開閉式の実用的なデザインに、ファスナー付きポケットを中央に配したメインコンパートメントと各サイドに6つずつ並べたカードスロット、紙幣や領収書用の2つのフラットポケットを備えている。モノグラム・エクリプス キャンバス(11万8800円)、モノグラム・シャドウ レザー(15万4000円)、トリヨンレザー(17万6000円)の3種を展開する。

3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」がメンズの新作ウオレットやレザーグッズを発売 日本限定のレモンイエローも

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」という3つの吉日が重なる最強開運日の3月10日に向けて、モノグラム・キャンバスとタイガ・レザーをさわやかなトーン・オン・トーンの色合いで組み合わせたメンズ新作ウオレットやレザーグッズを2月27日に発売する。

日本限定“ヴィクター・ウォレット”

日本限定の“ヴィクター・ウォレット”(9万5700円)は、外側のスポーティな色合いとイエローのライニングが見事にマッチした、視線を集める大胆なデザインのコンパクトなミニ財布。内側にファスナー付きポケットや紙幣と領収書用ポケット、5つのカードスロットを備えた実用的なアイテム。

“ポルトフォイユ・ミュルティプル”

スポーティーな印象に仕上げた“ポルトフォイユ・ミュルティプル”(8万1400円)は、コンパクトサイズながら、スカイブルーのレザーのライニングを施した内装には、3つのカードスロットや2つの内ポケット、2つの紙幣用コンパートメント、そして2つのサイドスロットを備えている。

“ポルトフォイユ・ブラザ”

日本限定のイエローカラーでフレッシュにアレンジした長財布“ポルトフォイユ・ブラザ”(11万4400円)は、内側に4つのフラットコンパートメントやファスナー式コイン用ポケット、16のカードスロットを備えた、オールインワンタイプの多用途な財布。ブルーのレザーライニングをあしらったアイテムも展開する。

“アンヴェロップ・カルト ドゥ ヴィジット”

カードケース“アンヴェロップ・カルト ドゥ ヴィジット”(5万8300円)は、スナップ付きのフラップを開けるとブルーのレザーのライニングを施した内装が現れ、カードスロットと、カードやその他の小物類を収納できるマチ付きコンパートメントを備えている。キャンバスとレザーの色合いとコンビネーションが遊び心あふれる印象をプラス。

“ポルト カルト・マグネット”

MagSafe対応のiPhoneに簡単に装着できるマグネットを内蔵したカードケース“ポルト カルト・マグネット”(6万500円)。「V」シェイプのカードスロットはクレジットカードや交通系ICカードを収納するのに最適。

“ジッピーウォレット・ホリゾンタル”

“ジッピーウォレット・ホリゾンタル”は、伝統的な“ジッピーウォレット・ヴェルティカル”を再解釈しより機能的な横型にアップデート。ラウンドファスナー開閉式の実用的なデザインに、ファスナー付きポケットを中央に配したメインコンパートメントと各サイドに6つずつ並べたカードスロット、紙幣や領収書用の2つのフラットポケットを備えている。モノグラム・エクリプス キャンバス(11万8800円)、モノグラム・シャドウ レザー(15万4000円)、トリヨンレザー(17万6000円)の3種を展開する。

3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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【2025年春コスメ】「ウカ」幻のネイルオイルが今年も登場 「ホソオ」コラボキットも用意

「ウカ(UKA)」は、一斉に開花する桜のように皆の願いがかなうようにという想いを込めた春恒例の“サクラサク”シリーズを数量限定で発売した。ラインアップは、2022年から毎年春に発売し即完売を記録しているネイルオイルや、リップバーム、インセンス、セッティングキャンドル、キットの全5アイテム。すべて桜餅を思わせるトンカビーンズに 、ダマスクローズ 、ジャスミン 、イリス、イランイランをプラスした華やかで濃厚な甘い香りで用意した。

“ウカ ネイルオイル サクラサク”

“ウカ ネイルオイル サクラサク”(5mL、4950円)は、今年も細尾のテキスタイルブランド「ホソオ(HOSOO)」とのコラボパッケージで登場。外筒にはソメイヨシノをイメージした柔らかなピンク色の優雅で美しいパターンを、フロストボトルには“サクラサク”限定でピンクの文字色をあしらった。

“ウカ リップバーム サクラサク”

“ウカ リップバーム サクラサク”(5mL、1650円)はアルガンオイルとミツロウ配合で、唇へ潤いを与えながらもべたつきにくいのが特徴。パッケージには紙を採用し、あえて最低限の印刷で仕上げた。

“ウカ インセンス サクラサク”

“ウカ インセンス サクラサク”(27本入り、4400円)は、日常使いしやすいショートサイズのお香。燃焼時間は約15分で、甘く優しい香りが癒しの空間を演出する。円柱のコンパクトなパッケージはインセンスホルダー付きで、ギフトにもおすすめだ。

“ウカ センテッド キャンドル サクラサク”

“ウカ センテッド キャンドル サクラサク”(70g、5280円)は、安全性の高い大豆が原料のソイワックスを使用。揺らめく炎と甘くおだやかな香りが心を落ち着け、リラックスタイムを演出する。

“サクラサクキット バイ ウカ×ホソオ”

“サクラサクキット バイ ウカ×ホソオ”(2万2000円)は、西陣織のシグネチャーである金の箔をリズミカルに織り込んだ「ホソオ」の限定ポーチと“ウカ ネイルオイル サクラサク”のセット。ポーチのインナーには深みのあるピンクを採用し、甘くなりすぎない洗練された印象に仕上げた。

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ファッション産業の企業連携プラットホームJSFAって何? 帝人フロンティア・鈴木優美子、ユニステップス・鎌田安里紗

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、サステナビリティ担当記者木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

ファッション産業の企業連携プラットホーム、ジャパンサステナブルファッションアライアンス(JAPAN SUSTAINABLE FASHION ALLIANCE 以下、JSFA) は、産業のサステナビリティを推進する目的で2021年に設立されました。川上から川下まで産業に関わるさまざまなプレイヤーが集まり、カーボンニュートラルとファションロスゼロを目標に取り組んでいます。今回はJSFAの共同代表企業である帝人フロンティアから鈴木優美子さんと、事務局を務める一般社団法人ユニステップスの鎌田安里紗さんに、JSFAの日々の活動について聞きました。



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「マルジェラ」や「ディーゼル」の親会社OTB、24年は5.3%減収 日本は16.3%増収と好調

「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」などを擁するOTBの2024年12月期決算は、売上高が前期比5.3%減の18億ユーロ(約2808億円)、営業利益は同68.6%減の4400万ユーロ(約68億円)だった。

同社はブランド別での売上高は開示していないが、ラグジュアリー部門に属する「メゾン マルジェラ」が引き続き好調で、現地通貨ベース(以下同)で同4.6%増だった。また、「ディーゼル」も同3.2%と堅調だった。

地域別の売上高では、景気低迷が続く中国市場は同5.7%減だったが、北米は同13.3%増、日本は同16.3%増と2ケタ成長だった。なお、同社の主要市場に位置付けられている日本は、売り上げ全体の26%を占めた。

販売チャネル別では、小売りが同7.4%増となり、売り上げ全体の57%を占めた。同社は24年12月末現在、世界で608の直営店を運営している。一方、卸は同15%減と不調だった。

OTBの会長とCEOのコメント

OTBのレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)創業者兼会長は、「ラグジュアリーセクター全体が厳しい状況に置かれていることを踏まえ、24年の結果に満足している。卸は不調だったものの、戦略的に強化した小売り部門は好調だった。財務上の短期的な成長よりも、中長期的な目線での持続的な成長を重視し、テクノロジーやマーケティングへの投資も継続した」と語った。

ウバルド・ミネッリ(Ubaldo Minelli)最高経営責任者(CEO)は、「24年はラグジュアリーセクター全体にとって複雑な年だったが、当社はそうした中でも販売網や経営構造の強化、グループの拡大など、将来に向けた投資を続けた。また、主要市場と位置付ける日本と米国も好調だった。さまざまな苦難に直面しつつも、傘下ブランド、商品、サプライチェーンに関する戦略を維持し、目標に向けて邁進できたことを誇らしく思う」と述べた。

米政府による関税の引き上げより「中国が気がかり」

ミネッリCEOはアナリスト向けの決算説明会で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が行うとしている関税の引き上げと米国における百貨店業界の再編について、「いずれも認識しているが、私たちにできることは何もない。静観するしかないという意味では同じだが、むしろ中国市場の回復の遅れのほうが気がかりだ。いずれ復活するであろう同市場への投資を続けると24年前半に決断しており、25年もそれを継続する」と述べた。

同氏によれば、24年に世界でオープンした61店のうち28店が中国にあり、出店数が増加するとともに売り上げも増加しているという。また、小売りを強化する戦略について、「売上高全体に占める小売りの割合は、21年は30%以下、23年は50%以上、24年は57%と増加している。将来的には、これを75%程度まで引き上げたい」と説明した。

「メゾン マルジェラ」の新トップ、グレン・マーティンスについて

「メゾン マルジェラ」のクリエイティブ面を14年から率いていたジョン・ガリアーノ(John Galliano)=アーティスティック・ディレクターは、24年12月11日に退任を発表。これを受け、OTBは1月29日、「ディーゼル」のグレン・マーティンス(Glenn Martens)=クリエイティブ・ディレクターが「メゾン マルジェラ」の指揮も執ることを発表した。ミネッリCEOはこの人事について、「『メゾン マルジェラ』が次章を迎えるにあたり、気心の知れたデザイナーにブランドを任せたいと考えた。グレンは『ディーゼル』を5年にわたって率いており、比類のない才能の持ち主だ。以前務めていた『Y/プロジェクト(Y/PROJECT)』のクリエイティブ・ディレクター職を離れているので、時間のやりくりも問題ないと判断した」と述べた。

一方で、「ジル サンダー」のクリエイティブ・ディレクターを務めるルーシー・メイヤー(Lucie Meier)とルーク・メイヤー(Luke Meier)夫妻が、2月26日に開催する25-26年秋冬コレクションのショーを最後にブランドを離れるのではないかという臆測については、コメントを差し控えるとした。

IPOの実施は2026年?

また、兼ねてより期待されている新規上場(IPO)については、「引き続き準備を進めているが、急いではいない。経済環境がより改善していれば、26年ごろに実施するかもしれない」とコメント。同社は21年11月の時点では24年に、24年2月の時点では24年後半から25年前半にIPOを実施したいとしていた。

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「マルジェラ」や「ディーゼル」の親会社OTB、24年は5.3%減収 日本は16.3%増収と好調

「ディーゼル(DIESEL)」「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「マルニ(MARNI)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ヴィクター&ロルフ(VIKTOR&ROLF)」などを擁するOTBの2024年12月期決算は、売上高が前期比5.3%減の18億ユーロ(約2808億円)、営業利益は同68.6%減の4400万ユーロ(約68億円)だった。

同社はブランド別での売上高は開示していないが、ラグジュアリー部門に属する「メゾン マルジェラ」が引き続き好調で、現地通貨ベース(以下同)で同4.6%増だった。また、「ディーゼル」も同3.2%と堅調だった。

地域別の売上高では、景気低迷が続く中国市場は同5.7%減だったが、北米は同13.3%増、日本は同16.3%増と2ケタ成長だった。なお、同社の主要市場に位置付けられている日本は、売り上げ全体の26%を占めた。

販売チャネル別では、小売りが同7.4%増となり、売り上げ全体の57%を占めた。同社は24年12月末現在、世界で608の直営店を運営している。一方、卸は同15%減と不調だった。

OTBの会長とCEOのコメント

OTBのレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)創業者兼会長は、「ラグジュアリーセクター全体が厳しい状況に置かれていることを踏まえ、24年の結果に満足している。卸は不調だったものの、戦略的に強化した小売り部門は好調だった。財務上の短期的な成長よりも、中長期的な目線での持続的な成長を重視し、テクノロジーやマーケティングへの投資も継続した」と語った。

ウバルド・ミネッリ(Ubaldo Minelli)最高経営責任者(CEO)は、「24年はラグジュアリーセクター全体にとって複雑な年だったが、当社はそうした中でも販売網や経営構造の強化、グループの拡大など、将来に向けた投資を続けた。また、主要市場と位置付ける日本と米国も好調だった。さまざまな苦難に直面しつつも、傘下ブランド、商品、サプライチェーンに関する戦略を維持し、目標に向けて邁進できたことを誇らしく思う」と述べた。

米政府による関税の引き上げより「中国が気がかり」

ミネッリCEOはアナリスト向けの決算説明会で、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が行うとしている関税の引き上げと米国における百貨店業界の再編について、「いずれも認識しているが、私たちにできることは何もない。静観するしかないという意味では同じだが、むしろ中国市場の回復の遅れのほうが気がかりだ。いずれ復活するであろう同市場への投資を続けると24年前半に決断しており、25年もそれを継続する」と述べた。

同氏によれば、24年に世界でオープンした61店のうち28店が中国にあり、出店数が増加するとともに売り上げも増加しているという。また、小売りを強化する戦略について、「売上高全体に占める小売りの割合は、21年は30%以下、23年は50%以上、24年は57%と増加している。将来的には、これを75%程度まで引き上げたい」と説明した。

「メゾン マルジェラ」の新トップ、グレン・マーティンスについて

「メゾン マルジェラ」のクリエイティブ面を14年から率いていたジョン・ガリアーノ(John Galliano)=アーティスティック・ディレクターは、24年12月11日に退任を発表。これを受け、OTBは1月29日、「ディーゼル」のグレン・マーティンス(Glenn Martens)=クリエイティブ・ディレクターが「メゾン マルジェラ」の指揮も執ることを発表した。ミネッリCEOはこの人事について、「『メゾン マルジェラ』が次章を迎えるにあたり、気心の知れたデザイナーにブランドを任せたいと考えた。グレンは『ディーゼル』を5年にわたって率いており、比類のない才能の持ち主だ。以前務めていた『Y/プロジェクト(Y/PROJECT)』のクリエイティブ・ディレクター職を離れているので、時間のやりくりも問題ないと判断した」と述べた。

一方で、「ジル サンダー」のクリエイティブ・ディレクターを務めるルーシー・メイヤー(Lucie Meier)とルーク・メイヤー(Luke Meier)夫妻が、2月26日に開催する25-26年秋冬コレクションのショーを最後にブランドを離れるのではないかという臆測については、コメントを差し控えるとした。

IPOの実施は2026年?

また、兼ねてより期待されている新規上場(IPO)については、「引き続き準備を進めているが、急いではいない。経済環境がより改善していれば、26年ごろに実施するかもしれない」とコメント。同社は21年11月の時点では24年に、24年2月の時点では24年後半から25年前半にIPOを実施したいとしていた。

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【一粒万倍日】「ヴァレンティノ」から春らしいパステルカラーのスモールレザーグッズ

「ヴァレンティノ(VALENTINO)」は、「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」の3つの吉日が重なる最強開運日の3月10日に向けて、おすすめのウオレットやレザーグッズを紹介している。

ウィメンズには、“Vロゴ”を配したグレインカーフのスモールレザーグッズから、愛らしいローズクオーツと華やかなイエローカラーのアイテムをセレクト。メンズには、シックなブラックに“Vロゴ”をあしらったアイテムのほか、ロックスタッズがさりげなく輝くアイテムをラインアップする。

ウィメンズ

メンズ

プレゼントキャンペーン

2月27日から3月10日の期間銀座店と表参道店限定で、「ヴァレンティノ」のニュースレターのサブスクリプションに登録すると、南加賀地方に江戸時代から伝わる伝統的な縁起菓子“辻占”をプレゼントするキャンペーンを数量限定で実施する。

3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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ユニリーバのCEOが2年足らずで退任 投資家らはCEO交代を支持 内紛は古株の勝利か?

ユニリーバ(UNILEVER)はこのほど、ハイン・シューマッハ(Hein Schumacher)最高経営責任者(CEO)の退任を発表した。2023年7月の就任から、2年にも満たない任期となった。同社は退任の理由を明らかにしていないが、「双方の合意により」CEOおよび取締役を退任し、5月31日付で退社する。フェルナンド・フェルナンデス(Fernando Fernandez)常務取締役兼最高財務責任者(CFO)が3月1日付で後任を務める。この動きにより同社の株価は2.3%下落し、25日の終値は43.8ポンド(約8365円)となった。

イアン・ミーキンス(Ian Meakins)会長は、「シューマッハCEOは当社の戦略をリセットした。彼が明確にした焦点や、会社にもたらした規律、24年に達成した業績に感謝している。重要な生産性向上プログラムの導入と、アイスクリーム事業『ベン&ジェリーズ(BEN&JERRY'S)』の分離を主導し、いずれも軌道に乗っている」と述べる。シューマッハCEOは、「ユニリーバを率いることができて光栄だった。真の進歩を短期間で達成したことを誇りに思う。明確な戦略、ポートフォリオの整理、強力なチームにより、ユニリーバが今後ますます前進していくことを楽しみにしている」とコメント。同社は、25年の見通しや中期経営計画に変更はないとしている。

ハイン・シューマッハCEOの貢献

シューマッハCEOはオランダ出身で、以前はオランダの乳業最大手フリースランド・カンピーナ(FRIESLANDCAMPINA)のCEOを務めていた。ユニリーバではアラン・ジョープ(Alan Jope)前CEOの後を継ぎ、会社の構造と優先事項の再編成にあたり、より効率的な会社作りに着手。シューマッハCEOの指揮の下でアイスクリーム事業の分離を決め、ウクライナ紛争を理由にロシアから撤退した。再建計画は実を結び始めているという。

CEO交代に関する投資家の意見

ユニリーバの24年12月期の純利益は、処分損と生産性向上プログラムの加速に伴うリストラ費用の増加により、前期比10.8%減の64億ユーロ(約1兆176億円)となった。米投資会社ジェフリーズ(JEFFERIES)は、投資家らはフェルナンデスのCEO就任を喜ぶだろうと推測。「フェルナンデスの直接的なアプローチが支持される一方で、同氏のやり方をいささか破天荒と見る向きもあるだろう」と分析する。シューマッハCEOは、アクティビスト(物言う投資家)として知られるネルソン・ペルツ(Nelson Peltz)のひいきにより選ばれたとの意見が多かった。

既報の通りペルツはユニリーバの取締役に就任し、現在上場企業として取り引きされている英製薬大手グラクス・スミスクライン(GSK)の一般用医薬品(大衆薬)事業を買収しようとして失敗したジョープ前CEOの解雇に尽力した。シューマッハCEOは、ペルツの“お気に入り”だったようだが、今後はユニリーバの古株が同職を務める。ジェフリーズによればCEOの交代により、取締役会は戦略、特にM&A戦略を自由に見直すことができるようになるという。

RBCキャピタルマーケッツ証券会社は、「シューマッハCEOの退任には全く驚かなかった。彼の退任は、社外CEOの任命に腹を立てていたユニリーバ内部関係者の勝利であり、古いユニリーバの文化が再びその姿を表した証拠とも読み取れる」と報告書に記している。「シューマッハCEOは、『ユニリーバを変える』というコミットメントを持った外部の人間として社内で反感を買ってしまったのではないかというのが、われわれが思い付く最もまともな予測だ。フェルナンデス次期CEOは同社に37年間在籍しており、変革者としてはより受け入れられやすいだろう」。

フェルナンデス新CEOは24年1月にCFOに就任する前、同社で最も急成長している事業の一つであるビューティ&ウェルビーイング部門のプレジデントを務め、成功を収めた。同氏はラテンアメリカ・プレジデント、ブラジルCEO、フィリピンCEOを歴任し、ユニリーバで最も業績のよい複数の市場を率い、優れた人材を育成しながら高い業績を上げたという。フェルナンデスは、「ユニリーバは今後、成長性の高い市場での存在感を高め、トップ30のパワーブランドにおいて圧倒的な機能的・感覚的優位性を提供することに焦点を当てる」と述べた。

本文中の円換算レート:1ポンド=191円、1ユーロ=159円

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TOKYO BASE、原宿で超ドミナント出店の理由 グローバル旗艦店やスーベニアーショップがオープン

TOKYO BASEは、「グローバル旗艦店」と位置付けるインバウンド向け業態「ステュディオス トウキョウ(STUDIOS TOKYO)」の日本初となる店舗と、スーベニアショップの新業態「グッド エディッション(GOOD EDITION)」の1号店を、「ステュディオス(STUDIOUS)」原宿本店の向かいに3月1日にオープンする。

神宮前4丁目の一角には「ステュディオス」からカジュアルブランドを切り出した「ステュディオス セカンド(STUDIOS 2nd)」、ストリートブランドを集めた「ステュディオス サード(STUDIOS 3rd)」、ウィメンズ業態「ステュディオス ウィメンズ(STUDIOS WOMENS)」、昨年9月に始動した若年層に向け業態「コンズ(CONZ)」などの路面店が並ぶ。さらに今秋には「コンズ」のウィメンズ業態も出店する計画で、TOKYO BASE の計8店舗が数十メートルの範囲に集結する。谷正人最高経営責任者(CEO)に出店の狙いを聞いた。

「ステュディオス トウキョウ」はインバウンド比率70%を想定

WWD:「ステュディオス トウキョウ」はこれまで中国、香港、ニューヨークと海外での展開に力を入れてきた。今日本で出店する狙いは?

谷正人CEO(以下、谷):「ステュディオス トウキョウ」は、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」や「アンダーカバー(UNDERCOVER)」など、日本が誇る老舗ブランドをセレクトしてきた。結果、海外での「ステュディオス トウキョウ」は30〜40代の富裕層に売れている。この層により響く商品を原宿でも強化しようと考えた。現在、原宿地域の店舗において、インバウンド比率は40〜50%程度。今回オープンする「ステュディオス トウキョウ」においては70%を想定する。

WWD:具体的にどのような商品ラインアップになる?

:世界で戦う日本ブランドのチャンピオンリーグのようなイメージ。「ヨウジヤマモト」や「アンダーカバー」「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」といった厳選した約10ブランドを並べる。バイイングは、海外の店舗を担当するチームに任せる。日本客向けの店舗は客層を思い浮かべながらセレクトする“マーケットイン“の考え方が軸だが、訪日客向けにはスタッフの見せたい商品に重きを置いた“プロダクトアウト型“で勝負する。店舗スタッフも中国語か英語が必ず話せる人員をそろえた。

WWD:TOKYO BASEはLINEを使った接客などをいち早く取り入れてきた。そうした接客で訪日客の顧客化も進んでいる?

:当社がLINEによる接客を始めた当時は、驚かれることもあったが、地方の店では当たり前に行われてきたこと。 そうしたスタッフとお客さまの強いつながりがあったからこそコロナ禍でも業績を大きく落とさずに済んだ。訪日客に対してもその接客スタイルは変わらず、ウィーチャット(微信、WeChat)などの海外アプリを使って顧客管理を徹底している。スタッフがお客さまのクローゼットの中身を把握した上で、より踏み込んだスタイリング提案などができている。

WWD:スーベニアショップ「グッドエディッション」の狙いは?

:日本ブランドのスニーカーやバッグ、アクセサリーといったファッション雑貨を中心にそろえる。大事にしているのは、東京らしさ。さまざまな年代や文化、テイストの入り混じったいい意味でカオスな品ぞろえにこだわる。仕入れブランドの中で小物が充実していても、服が主軸の既存の業態では扱えないことも多々あった。主な狙いは訪日客だが、東京に旅行に来た人や友人にプレゼントを探しに来た人などにも楽しんでもらえるはず。ターゲット層をあえて絞らず、間口を広げる役割もある。6月には京都にも出店予定だ。

創業地は売上高1億円から20億円稼ぐ場所に

WWD:「ステュディオス」原宿本店の通りには7店舗固めた理由は?

:参考にしているのは、地方の店。地方の面白い店は、普通の商店街にどんどんドミナント出店して、そこだけファッション好きが集まるような場所に変えてしまう。僕たちも世界の地方店のような感覚で、原宿でそれを体現したい。

WWD:路面店出店はリスクも大きい。

:自らの退路を断つ意味が大きい。それだけの意気込みを持って出店している。加えて僕たちが大事にしている、マニュアルではない人間味のある接客は路面店の方が生きてくる。社内的にもさまざまなメリットがある。路面店は離職率が圧倒的に低く、人材が育つ傾向にある。商業施設の中の店舗に比べて営業時間が短く、朝から晩まで同じチーム体制で運営できることも大きいだろう。近くに同じ条件で戦う同僚の店があることで、競争原理がうまく働いている。

WWD:原宿にこだわる理由は?

:僕は大学進学を機に静岡県の浜松から上京した。そのときの原宿の衝撃がやっぱり忘れない。藤原ヒロシさんやNIGO®さんたちが作っていた裏原のコミュニティーがファッションを好きになったきっかけで、ストリートから生まれるファッションのかっこよさに感化された。以来、僕にとって原宿は特別な場所。原宿で商売を始めて20年近く経つが、これからもファッションやカルチャーが生まれる街としての原宿の発信力は廃れないと信じている。

「ステュディオス」が今の場所に1号店を出したのは、2007年4月。当時自分はバイイングや店長も務めながら、看板を持って外に出て、汗だくになりながら客の呼び込みもやっていた。原宿店の営業が終わった後に、スタッフみんなに「この通りをうちの店舗で全部埋めてやるから」と冗談のつもりで話していた。当時の売り上げは頑張って年間1億円。それが今や原宿本店だけで4億円を売る店になった。周辺の店舗も合わせればこれから20億円を超えていく。もちろん本気で全部埋めるにはまだまだ時間がかかるが、あのときの言霊があるから、挑戦を続ける使命感がある。

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TOKYO BASE、原宿で超ドミナント出店の理由 グローバル旗艦店やスーベニアーショップがオープン

TOKYO BASEは、「グローバル旗艦店」と位置付けるインバウンド向け業態「ステュディオス トウキョウ(STUDIOS TOKYO)」の日本初となる店舗と、スーベニアショップの新業態「グッド エディッション(GOOD EDITION)」の1号店を、「ステュディオス(STUDIOUS)」原宿本店の向かいに3月1日にオープンする。

神宮前4丁目の一角には「ステュディオス」からカジュアルブランドを切り出した「ステュディオス セカンド(STUDIOS 2nd)」、ストリートブランドを集めた「ステュディオス サード(STUDIOS 3rd)」、ウィメンズ業態「ステュディオス ウィメンズ(STUDIOS WOMENS)」、昨年9月に始動した若年層に向け業態「コンズ(CONZ)」などの路面店が並ぶ。さらに今秋には「コンズ」のウィメンズ業態も出店する計画で、TOKYO BASE の計8店舗が数十メートルの範囲に集結する。谷正人最高経営責任者(CEO)に出店の狙いを聞いた。

「ステュディオス トウキョウ」はインバウンド比率70%を想定

WWD:「ステュディオス トウキョウ」はこれまで中国、香港、ニューヨークと海外での展開に力を入れてきた。今日本で出店する狙いは?

谷正人CEO(以下、谷):「ステュディオス トウキョウ」は、「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」や「アンダーカバー(UNDERCOVER)」など、日本が誇る老舗ブランドをセレクトしてきた。結果、海外での「ステュディオス トウキョウ」は30〜40代の富裕層に売れている。この層により響く商品を原宿でも強化しようと考えた。現在、原宿地域の店舗において、インバウンド比率は40〜50%程度。今回オープンする「ステュディオス トウキョウ」においては70%を想定する。

WWD:具体的にどのような商品ラインアップになる?

:世界で戦う日本ブランドのチャンピオンリーグのようなイメージ。「ヨウジヤマモト」や「アンダーカバー」「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」といった厳選した約10ブランドを並べる。バイイングは、海外の店舗を担当するチームに任せる。日本客向けの店舗は客層を思い浮かべながらセレクトする“マーケットイン“の考え方が軸だが、訪日客向けにはスタッフの見せたい商品に重きを置いた“プロダクトアウト型“で勝負する。店舗スタッフも中国語か英語が必ず話せる人員をそろえた。

WWD:TOKYO BASEはLINEを使った接客などをいち早く取り入れてきた。そうした接客で訪日客の顧客化も進んでいる?

:当社がLINEによる接客を始めた当時は、驚かれることもあったが、地方の店では当たり前に行われてきたこと。 そうしたスタッフとお客さまの強いつながりがあったからこそコロナ禍でも業績を大きく落とさずに済んだ。訪日客に対してもその接客スタイルは変わらず、ウィーチャット(微信、WeChat)などの海外アプリを使って顧客管理を徹底している。スタッフがお客さまのクローゼットの中身を把握した上で、より踏み込んだスタイリング提案などができている。

WWD:スーベニアショップ「グッドエディッション」の狙いは?

:日本ブランドのスニーカーやバッグ、アクセサリーといったファッション雑貨を中心にそろえる。大事にしているのは、東京らしさ。さまざまな年代や文化、テイストの入り混じったいい意味でカオスな品ぞろえにこだわる。仕入れブランドの中で小物が充実していても、服が主軸の既存の業態では扱えないことも多々あった。主な狙いは訪日客だが、東京に旅行に来た人や友人にプレゼントを探しに来た人などにも楽しんでもらえるはず。ターゲット層をあえて絞らず、間口を広げる役割もある。6月には京都にも出店予定だ。

創業地は売上高1億円から20億円稼ぐ場所に

WWD:「ステュディオス」原宿本店の通りには7店舗固めた理由は?

:参考にしているのは、地方の店。地方の面白い店は、普通の商店街にどんどんドミナント出店して、そこだけファッション好きが集まるような場所に変えてしまう。僕たちも世界の地方店のような感覚で、原宿でそれを体現したい。

WWD:路面店出店はリスクも大きい。

:自らの退路を断つ意味が大きい。それだけの意気込みを持って出店している。加えて僕たちが大事にしている、マニュアルではない人間味のある接客は路面店の方が生きてくる。社内的にもさまざまなメリットがある。路面店は離職率が圧倒的に低く、人材が育つ傾向にある。商業施設の中の店舗に比べて営業時間が短く、朝から晩まで同じチーム体制で運営できることも大きいだろう。近くに同じ条件で戦う同僚の店があることで、競争原理がうまく働いている。

WWD:原宿にこだわる理由は?

:僕は大学進学を機に静岡県の浜松から上京した。そのときの原宿の衝撃がやっぱり忘れない。藤原ヒロシさんやNIGO®さんたちが作っていた裏原のコミュニティーがファッションを好きになったきっかけで、ストリートから生まれるファッションのかっこよさに感化された。以来、僕にとって原宿は特別な場所。原宿で商売を始めて20年近く経つが、これからもファッションやカルチャーが生まれる街としての原宿の発信力は廃れないと信じている。

「ステュディオス」が今の場所に1号店を出したのは、2007年4月。当時自分はバイイングや店長も務めながら、看板を持って外に出て、汗だくになりながら客の呼び込みもやっていた。原宿店の営業が終わった後に、スタッフみんなに「この通りをうちの店舗で全部埋めてやるから」と冗談のつもりで話していた。当時の売り上げは頑張って年間1億円。それが今や原宿本店だけで4億円を売る店になった。周辺の店舗も合わせればこれから20億円を超えていく。もちろん本気で全部埋めるにはまだまだ時間がかかるが、あのときの言霊があるから、挑戦を続ける使命感がある。

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「サロモン」が東海エリア初の直営店を名古屋にオープン 限定シューズ2色の発売も

「サロモン(SALOMON)」は3月14日、愛知県名古屋市に「サロモン」タカシマヤ ゲートタワーモール店をオープンする。

東海エリア初の直営店
限定シューズをラインアップ

同店は、東海エリア初の直営店で、シューズを中心にソックスやバックパックなど幅広い商品をラインアップする。また直営店では初の取り扱いとなる限定シューズ“エックスティー 4 ニードル ポイント(XT-4 NEEDLE POINT)”(3万800円)を発売する。“エック スティー 4 オージー(XT-4 OG)”にアルプスの自然や伝統工芸に着想を得て、高山植物を思わせる刺しゅうをあしらう。

また「サロモン」メンバーシッププログラム“エスプラス(S/PLUS)”の会員に向け、同店で商品購入者に先着でオリジナルウオータープルーフバッグをプレゼントするほか、オープン前日の3月13日に抽選で100人を対象としたプレオープン招待を予定する。

■「サロモン」タカシマヤ ゲートタワーモール店
オープン日:3月14日
営業時間:10:00〜21:00
場所:タカシマヤ ゲートタワーモール 4階
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-3

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ワコールHDが子会社ルシアンを売却 構造改革の一環

ワコールホールディングス(HD)は26日、子会社で婦人下着のルシアンの全株式をIT企業のTANAAKK(東京、田中翔一朗CEO、以下タナーク)に売却すると発表した。売却価格は非開示。業績不振で大規模な事業再編を進める中、不採算が続くルシアンを手放すことを決断した。

ルシアンは1933年にレースなどの輸入販売会社として創業。55年から婦人下着や婦人服に業容を拡大し、90年代から2000年代には中国やベトナムに生産拠点を設けるに至った。09年に株式交換によってワコールHDの完全子会社になった。近年は苦戦が続き、24年3月期の業績は売上高が前期比17%減の40億円、営業損益が2億3300万円の赤字(前期は6000万円の赤字)、純損益が1400万円の赤字(同7800万円の赤字)で終わっていた。

タナークは2015年設立で、大企業のクラウド型新規事業を支援するサービス「HITSERIES(ヒットシリーズ)」を開発・提供するベンチャー企業。

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「アシックス」が一ノ瀬メイをブランドアンバサダーに起用 元パラ水泳で日本記録を保持

「アシックス(ASICS)」は、元パラ水泳選手でタレントの一ノ瀬メイとブランドアンバサダー契約を締結したと発表した。

一ノ瀬メイがアンバサダーに
現在も日本記録を保持

一ノ瀬はアンバサダー起用について、「現役のアスリートだった頃はもちろん、引退した今も“日常の一部に運動があることで心身共に豊かになる”ことを実感している1人として、企業理念に深く共感し、大好きなアシックスのブランドアンバサダーに就任できることをとても光栄に思っている。ブランドとして次のフェーズに入るこのタイミングで『アシックス』ファミリーにジョインできることにワクワクし、これまでもパッションを注いできたサステナビリティーやDE&Iの分野において共に歩みを進められるパートナーができたことを心強く感じている。 共有するビジョンを体現し続けることで生まれるメッセージを国内外に届け、運動がもたらす豊かさの和を広げていく」と語った。

またアシックスの甲田知子常務執行役員は、「当社は、“健全な身体に健全な精神があれかし”を創業哲学に掲げ、世界中のすべての人々の将来世代に続く心身の健康に貢献することを使命としている。このたび、元パラアスリートであり、女性やサステナビリティーにも強い意識を持つ一ノ瀬メイさんにブランドアンバサダーに就任いただき、その活動の一環として、私たちの理念をさらに多くの方々に届けることができることを大変うれしく思う。 当社のブランド・スローガン“サウンドマインドサウンドボディ(Sound Mind, Sound Body)”を体現する一ノ瀬さんの姿や、彼女が持つ独自の視点や熱意は、私たちが目指す社会づくりにおいて非常に重要な役割を果たすと確信している。今後はより多くの人々に心と身体の健康の大切さ、そして持続可能な社会への意識を広めていけることを楽しみにしている」とコメントしている。

一ノ瀬は2月28日、「東京マラソンEXPO 2025」会場で開催する「ボランテイナー ミーティング2025~東京マラソン2025 みんなでつなぐサステナビリティ~」に、「アシックス」ブランドアンバサダーとして来場を予定する。

一ノ瀬メイは、1997年生まれの元パラ水泳選手、タレント。1歳半から水泳を始め、史上最年少の13歳でアジア大会に出場、また2016年リオデジャネイロパラリンピックで4泳法(バタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ・自由形)8種目に出場した。20年200M個人メドレー世界ランキング1位(S9クラス)、現在も4泳法全ての日本記録を保持する。21年現役引退後は、モデルや俳優など幅広く活動する。

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花王のヘアスタイリング“黒ケープ”からまつ毛用マスカラ下地が誕生 上向きまつ毛を強力カールロック

花王のヘアスタイリングブランド「ケープ(CAPE)」は4月12日、“黒ケープ”の愛称で親しまれている、強力なキープ力が特徴の“ケープ フォーアクティブ(FOR ACTIVE)”シリーズから、初のメイク品としてまつ毛に使用する“カールロックマスカラ下地”(1500円※編集部調べ)を発売する。3月8日には、全国のプラザ(PLAZA)やハンズ(HANDS)などで先行販売を行う。

同製品は、生活者からの「まつ毛のカールも夕方までキープしたい」という声を受け、"ケープ フォーアクティブ"シリーズが誇るブランド史上最強のキープ力をまつ毛にも生かすべく開発した。上向きまつ毛を固定する独自処方のほか、汗や水、湿気などに強いウオータープルーフ、皮脂に強くにじみにくいオイルプルーフ処方で1日中カールをキープ。アプリケーターはコームタイプで、まつ毛を根元から持ち上げ、まんべんなく塗布できるよう設計している。カラーはこれ1本でも使える自然なクリアブラックの1色だ。

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「C.P. カンパニー」渋谷パルコ店がオープン 80〜90年代アーカイブの期間限定販売も

「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」は3月7日、国内3店舗目となる直営店「C.P. カンパニー」渋谷パルコ店をオープンする。

オープン記念
アーカイブ30点以上を販売

「C.P. カンパニー」渋谷パルコ店は、ブランドを象徴するミリタリーやワークウエアに着想を得た機能性、独自のガーメントダイ技術、研究を重ねたファブリックを合わせたコレクションをフルラインアップする。また3月7〜23日の期間、同店のオープンを記念し、ビンテージアイテムを取り扱う高知県のセレクトショップ、ラディカル ヴィンテージ&ニュー クロージングと協業、「C.P. カンパニー」の1980〜90年代のアーカイブアイテム30点以上の販売を予定する。

■「C.P. カンパニー」渋谷パルコ店
オープン日:3月7日
営業時間:11:00〜21:00
場所:渋谷パルコ 3階
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

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「リモワ」がドイツの楽器ケースメーカーのゲバと2度目のコラボ トランペットケースを発売

「リモワ(RIMOWA)」はドイツの楽器ケースメーカー、ゲバ(GEWA)と2度目のコラボレーションとなる“リモワ × ゲバ トランペットケース”(55万1100円)を3月6日に発売する。

両ブランドは前回のコラボでは、バイオリンケースを販売。今回特別限定トランペットケースは、「リモワ」の卓越したクラフツマンシップと「ゲバ」が誇る楽器に関する専門知識を融合したもので、プロのトランペット奏者の厳しい要求に応える仕上がりとなっている。

同商品はドイツで製造されており、外装には「リモワ」のグルーブ入りアルミニウム素材を採用。「リモワ」の定番人気コレクション「クラシック」コレクションからインスピレーションを受け、光沢のあるコーナーデザイン、レザーハンドル、そして持ち運びに便利なクロスボディストラップが備え付けられていることが特徴だ。

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「リモワ」がドイツの楽器ケースメーカーのゲバと2度目のコラボ トランペットケースを発売

「リモワ(RIMOWA)」はドイツの楽器ケースメーカー、ゲバ(GEWA)と2度目のコラボレーションとなる“リモワ × ゲバ トランペットケース”(55万1100円)を3月6日に発売する。

両ブランドは前回のコラボでは、バイオリンケースを販売。今回特別限定トランペットケースは、「リモワ」の卓越したクラフツマンシップと「ゲバ」が誇る楽器に関する専門知識を融合したもので、プロのトランペット奏者の厳しい要求に応える仕上がりとなっている。

同商品はドイツで製造されており、外装には「リモワ」のグルーブ入りアルミニウム素材を採用。「リモワ」の定番人気コレクション「クラシック」コレクションからインスピレーションを受け、光沢のあるコーナーデザイン、レザーハンドル、そして持ち運びに便利なクロスボディストラップが備え付けられていることが特徴だ。

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川内倫子の展覧会を「フォトグラフィスカ上海」で見る【ヒキタミワの水玉上海】

1993年から上海在住のライターでメイクアップアーティストでもあるヒキタミワさんの「水玉上海」は、ファッションやビューティの最新トレンドや人気のグルメ&ライフスタイル情報をベテランの業界人目線でお届けします。今回は上海に2023年にオープンしたビジュアルアートの「フォトグラフィスカ上海」。世界のアートシーンで注目を集める同施設ですが、上海が「アジア初」。どんな場所なのでしょうか。

川内倫子さんの大規模個展
「a faraway shining star, twinkling in hand」が上海上陸

2月20日の夜、ビジュアルアートミュージアムである「フォトグラフィスカ上海(Fotografiska Shanghai)」で写真家・川内倫子の大規模個展 「a faraway shining star, twinkling in hand」の開催に先駆け、オープニングパーティーが開催された。

私が到着した頃には、すでに人の波は落ち着いていたものの、カメラを手に真剣に作品を撮影する人や、展示の前で会話を弾ませるグループの姿があった。それぞれ思い思いに作品を楽しんでいた。会場では嬉しいことに、知り合いの漫画家で作家のTANGOや、惜しまれつつ閉店した伝説のレストラン「M on the Bund」のオーナー、ミッシェルに再会できた。受付で手渡されたコインと引き換えに、日本を彷彿させる桜をあしらった特製カクテルを手にしてまずは乾杯!そしてギャラリーへと向かった。

本展では、「日常の詩」 を描く写真家・川内倫子の代表的なシリーズ、「M/E(Mother Earthの略)」 と 「An interlinking」 という2つのシリーズの作品が展示されている。

「M/E」 は、2019年にアイスランドで撮影した壮大な自然の風景と、パンデミック中の北海道で捉えた日常の風景を組み合わせ、自然への賛歌を表現したシリーズだ。タイトルの「M/E」には 「me(私)」 という意味も込められており、個と「母なる地球」との深い結びつきを象徴している。

もう一方の 「An interlinking」 は、20年以上にわたり撮影された長期プロジェクトで、川内自身の日常を記録した作品群だ。親密な瞬間と壮大な自然現象を対比させることで、ミクロとマクロの視点の対話を生み出している。会場には、重なり合う光と影が美しい大判プリントや、柔らかな輝きを放つライトボックスのインスタレーションが並び、時間の流れや儚さの美を体感できる空間が創り出されている。光と色の相互作用が展示全体の視覚的な統一感を生み、静かでありながらも予期せぬ衝撃をもたらしていた。

「フォトグラフィスカ上海」とは?

「フォトグラフィスカ」は2008年にスウェーデン・ストックホルムで創設された写真とビジュアルアートに特化したミュージアムだ。単なる美術館にとどまらず、レストランやバー、イベントスペースを併設し、訪れる人々に多面的なカルチャー体験を提供する場として知られている。現在は上海とストックホルムのほか、ニューヨーク、タリン(エストニア)、ベルリン、オスロ(ノルウェー)と世界6カ所で展開、アートシーンにおける重要な拠点となっている。

「フォトグラフィスカ上海」 は2023年10月20日にオープンしたアジア初のフォトグラフィスカで、グループの5番目のミュージアム。上海・静安区の蘇州河沿いに位置する約4600㎡の広大なスペースで、多彩な展覧会やイベント、コンサート、ワークショップ、トークを開催、特に中国やアジアのアーティストのプロモーションに力を入れている。館内には、地中海料理をベースとしたフュージョン・ビストロ 「MONA」、ジェラテリア、ギフトブティック、屋上ラウンジレストランなど、充実したライフスタイル施設も併設している。夜11時まで開館しているため、食後にゆったりとアートに浸れる贅沢な大人の時間を楽しめるのも魅力的だ。上海ではぜひ訪れたいアートスペースの1つである。

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「クリスチャン ルブタン」×「メゾン マルジェラ」カプセルシューズコレクションが発売

「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」は3月12日、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」とコラボレーションしたカプセルシューズコレクションを発売する。両ブランドの一部店舗と公式オンラインストアで販売する。

2024年1月に発表した「メゾン マルジェラ」2024年“アーティザナル”コレクションをきっかけに実現した本コレクションは、創造性豊かな2つの言語を交配させるイメージをもとに作り上げた“メゾン マルジェラ バイ クリスチャン ルブタン”と“クリスチャン ルブタン バイ メゾン マルジェラ”の2つのテーマで構成する。

“メゾン マルジェラ バイ クリスチャン ルブタン”

「メゾン マルジェラ」のシグネチャーである“タビ”シューズに、「クリスチャ ン ルブタン」の曲線的なフェミニンさを融合させた全3型をラインアップ。女性のデコルテを想起させるグラマラスなシルエットが特徴で、靴底は「クリスチャン ルブタン」のシグネチャーである真紅のレッドソールで仕上げている。

“Bridiela Una Strass”

「クリスチャン ルブタン」のクラシックな100mmヒールパンプスを“タビ”仕様に再解釈した“Bridiela Una Strass”(全3色、各23万8000円)は、「メゾン マルジェラ」を象徴するブラックとシルバーに、「クリスチャン ルブタン」のブラッシュカラーのニュアンスを組み合わせたカラーリングで用意。メッシュアッパーには、煌めくクリスタルを手作業であしらった。

“Loubiella”

「クリスチャン ルブタン」の100mmピンヒールシューズ“ロザリエ”をベースに、柔らかなブラックのパテントレザーまたは、霜のような加工を施したプラチナカラーのテクスチャードレザーで仕上げた“Loubiella”(全2色、各15万9000〜17万5000円)は、“アーティザナル”コレクションの朽ちたイメージを想起させるデザイン。

“Marlougiela”

スレンダーなバレリーナシューズ“Marlougiela”(全2色、各15万円)は、官能的な魅力を最大限に表現した彫刻的なラインが特徴。ブラックとディープレッドの柔らかなパテントレザーで仕立てた優雅な2色をラインアップする。

合わせて、“Bridiela Una Strass”の要素を取り入れた”Marlougiela Strass”(全3色、各22万2000円)も展開する。

“クリスチャン ルブタン バイ メゾン マルジェラ”

「クリスチャン ルブタン」の魅惑的なシルエットを、「メゾン マルジェラ」独自の反転的かつ破壊的な視点を通じて再構築したコレクション。「メゾン マルジェラ」の“デコルティケ(外層を剥ぎ取る)”の概念を軸に、魂と真正性を表現したデザインの全4型をラインアップする。すべて靴底には「クリスチャン ルブタン」のレッドソールを採用した。

“Bilougiela 25”

“Bilougiela 25”(19万円)は「クリスチャン ルブタン」の“ケイト マックス”の木型をベースに、アッパーの表面からブラックのパテントレザーを手作業で部分的に剥がし、シューズの内部が見えるように加工したデザイン。解体されたヒールキャップを彷彿とさせる退廃的な雰囲気に仕上げた。

“Martinloula”

“Martinloula”(20万5000円)は、“アーティザナル”コレクションのために「クリスチャンルブタン」が生み出した曲線を描く“faux-cul ヒールキャップ”を採用。シューズのレザーをフォルムに沿って垂れるストランド状に削ぎ落とし、かかとやつま先の補強部分の構造を露わにした。

“Xrismarteen”

“Xrismarteen”(31万円)は、“Martinloula”を進化させた100mmヒールが特徴のニーレングスブーツ。シャフト部分にレザーを剥いだようなドレープを作り出し、ストライプ状にライニングが現れるように加工。「メゾン マルジェラ」の“ハッキング”の概念を想起させる紙を裂いたようなデザインに仕上げた。

“Martoubi 25”

尖ったシルエットとロングラインが特徴の新しい100mmヒールシューズ“Martoubi 25”(15万9000円)は、ホワイトレザーのヒールキャップに大胆な赤いブラシストロークをランダムにあしらったデザイン。「メゾン マルジェラ」の白い塗料でペイントし時の経過や思い出を表す手法“ビアンケット”を反映しつつ、赤いネイルポリッシュのかすれたような跡でレッドソールのストーリーを暗示している。

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「ティンバーランド」×「ノンネイティブ」のコラボ第3弾 防水性と透湿性を備えたブーツ発売

「ティンバーランド(TIMBERLAND)は、「ノンネイティブ(NONNATIVE)」と2017年よりリリースを続けてきたコラボレーションシューズ “6インチ プレミアム ビブラム GTX ブーツ(6INCH PREMIUM BOOT VIBRAM GTX)”(3万8280円)をアップデートし、新たなカラーで3月3日に発売する。一般発売に先駆け、ティンバーランド ブティック トウキョウでは2月28日から先行販売をしている。

両ブランドがコラボするのは今回が3度目で、同シューズは素材に「ティンバーランド」の基準を満たした高品質で毛足の長い防水スウェードを使用。アッパー部分にゴアテックスメンブレンを搭載することで、防水性と透湿性を備え、どんな天候下にも耐えられるタフな仕様となっている。アウトソールにビブラムソールを、そしてインソールには衝撃を吸収しエネルギーに変える「ティンバーランド」の独自の“アンチファティーグテクノロジー”を搭載することで、長時間履いても疲労を軽減する。

シューレースは、3種類付属しており、多様なアレンジが可能となっている。また同モデルを象徴する「テインバーランド」ツリーマークロゴを、ヒールにエンボスで配置。また、「ノンネイティブ」とゴアテックスのロゴをタンにエンボスしている。

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「ティンバーランド」×「ノンネイティブ」のコラボ第3弾 防水性と透湿性を備えたブーツ発売

「ティンバーランド(TIMBERLAND)は、「ノンネイティブ(NONNATIVE)」と2017年よりリリースを続けてきたコラボレーションシューズ “6インチ プレミアム ビブラム GTX ブーツ(6INCH PREMIUM BOOT VIBRAM GTX)”(3万8280円)をアップデートし、新たなカラーで3月3日に発売する。一般発売に先駆け、ティンバーランド ブティック トウキョウでは2月28日から先行販売をしている。

両ブランドがコラボするのは今回が3度目で、同シューズは素材に「ティンバーランド」の基準を満たした高品質で毛足の長い防水スウェードを使用。アッパー部分にゴアテックスメンブレンを搭載することで、防水性と透湿性を備え、どんな天候下にも耐えられるタフな仕様となっている。アウトソールにビブラムソールを、そしてインソールには衝撃を吸収しエネルギーに変える「ティンバーランド」の独自の“アンチファティーグテクノロジー”を搭載することで、長時間履いても疲労を軽減する。

シューレースは、3種類付属しており、多様なアレンジが可能となっている。また同モデルを象徴する「テインバーランド」ツリーマークロゴを、ヒールにエンボスで配置。また、「ノンネイティブ」とゴアテックスのロゴをタンにエンボスしている。

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レリアンが50代向け「ブールジュ」を本格始動 百貨店でポップアップも積極展開

レリアンは2月から、50代向けの「ブールジュ(BOURGE)」を本格始動する。2022年秋冬から一部の百貨店向けに試験販売してきたが好評だったことを受け、「レリアン」全店舗に広げる。知名度の向上のため、百貨店を中心に30店舗のポップアップショップもオープンする計画だ。

ブランド名は「ブルジョン(=bourgeon、芽生え)」に由来。常に自己をアップデートする大人女性に向けた日常服を提案する。販売は全国のレリアンショップと公式EC。オン・オフに着回せる「デイリーウェア」をメーンに、「エグゼクティブスーツ」と「フェミニオン・オケージョン」の3カテゴリーで構成する。昨年同じく50代をターゲットにスタートしていた「ザ・ウーマン」は休止し、50代向けのカテゴリは「ブールジュ」に一本化する。

価格はジャケットが4.5万〜6.9万円、ボトムスが2.9万〜4.9万円、ブラウスが2.7万〜4.9万円、セーターが2.4万〜5.3万円、ドレスが3.6万〜6.9万円だが、主力のスーツライン(エグゼクティブスーツ)は一格上の価格帯でジャケットが12万〜18万円、ボトムスが6.8万〜10万円、ドレスが8.9万〜15万円になる。

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レリアンが50代向け「ブールジュ」を本格始動 百貨店でポップアップも積極展開

レリアンは2月から、50代向けの「ブールジュ(BOURGE)」を本格始動する。2022年秋冬から一部の百貨店向けに試験販売してきたが好評だったことを受け、「レリアン」全店舗に広げる。知名度の向上のため、百貨店を中心に30店舗のポップアップショップもオープンする計画だ。

ブランド名は「ブルジョン(=bourgeon、芽生え)」に由来。常に自己をアップデートする大人女性に向けた日常服を提案する。販売は全国のレリアンショップと公式EC。オン・オフに着回せる「デイリーウェア」をメーンに、「エグゼクティブスーツ」と「フェミニオン・オケージョン」の3カテゴリーで構成する。昨年同じく50代をターゲットにスタートしていた「ザ・ウーマン」は休止し、50代向けのカテゴリは「ブールジュ」に一本化する。

価格はジャケットが4.5万〜6.9万円、ボトムスが2.9万〜4.9万円、ブラウスが2.7万〜4.9万円、セーターが2.4万〜5.3万円、ドレスが3.6万〜6.9万円だが、主力のスーツライン(エグゼクティブスーツ)は一格上の価格帯でジャケットが12万〜18万円、ボトムスが6.8万〜10万円、ドレスが8.9万〜15万円になる。

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「WWDJAPAN」がソーシャルエディターアシスタントのアルバイトを募集します

「WWDJAPAN」ソーシャルエディターアシスタントのアルバイト募集

ファッション&ビューティのデジタルメディア「WWDJAPAN」では、ソーシャルエディターアシスタントのアルバイトを募集します。ファッション、ビューティに関わる取材やイベント、オリジナルコンテンツなどの動画撮影・編集、SNS投稿やデータ分析業務をお任せします。ファッションやビューティの最新現場に触れることができ、ソーシャルスキルを磨くことができます。

募集要項

募集職種

「WWDJAPAN」ソーシャルエディターアシスタント

雇用形態

アルバイト

応募条件

ファッション・ビューティに興味・知見がある方

動画撮影・編集の経験がある方
SNS投稿・運用の経験がある方

勤務地

東京都港区六本木

勤務時間

月~金 10:00-18:00(土日祝日休み)
※時短勤務も応相談

勤務開始・期間

2025年3月初旬頃から順次。1年間(応相談)

勤務日数

週3日以上

採用人数

若干名

給与・待遇

時給1,163円~
交通費支給(月額5万円まで)
加入条件を満たした場合、社会保健加入

応募方法

履歴書および職務経歴書をメールにてお送りください。

※3カ月以内に撮影した顔写真を貼付

※志望動機と希望する勤務開始日と勤務曜日を明記

<送付先メールアドレス>
saiyo@infaspub.co.jp

選考

書類選考後、通過者に対面面接を実施いたします。

募集期間

2025年3月31日(月)まで

問い合わせ先

〒106-0032東京都港区六本木6-1-24 ラピロス六本木4階
株式会社INFASパブリケーションズ採用係
TEL:050-3852-1270(土日祝日除く10:00~18:00)

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ラグジュアリーの真髄を追求したい 東京・あきる野の1日1組限定ヴィラ「風姿」

昨年末、東京・あきる野の自然に包まれたラグジュアリーヴィラ「風姿」が、建築アワード「ワールド・アーキテクチャー・フェスティバル(WAF)」スモール・プロジェクト部門の最高賞を受賞し、国内外で注目を集めている。

「風姿」の特徴は伝統技術と現代の建築構造を融合させたデザインと、自然と一体化するアウトドアリビングだ。窓や壁、柱をほぼ排した開放的な空間は、自然の中に溶け込むように設計され「内と外の境界が曖昧になる」感覚を生み出している。

地域文化を深く理解した里山料理や風土と革新が融合した体験を提供していることも魅力の1つで、物に頼らずに存在感を際立たせる空間デザインによって、「何も無いラグジュアリー」を五感で感じることができる。

髙水謙二「風姿」オーナーと建築家の手塚貴晴に建築デザインの背後にあるコンセプトと思想、ラグジュアリーやホスピタリティーの真髄について話を聞いた。

PROFILE: (右)髙水謙二/「風姿」オーナー (左)手塚貴晴

(右)髙水謙二/「風姿」オーナー (左)手塚貴晴
PROFILE: 右:東京都あきる野市で2024年3月にオープンした1日1組限定のラグジュアリーヴィラ「風姿(ふうし)」のオーナー。多摩で半世紀以上愛される里山料理「黒茶屋」、古民家を改装した懐石料理&ギャラリー「燈々庵(とうとうあん)」も運営。山の幸を活かした本格料理が自慢で、「風姿」では自然・風土・文化・食を五感で味わえる空間を提供。地域の歴史的建造物を活かし、未来へと受け継ぐことを使命としている 左:手塚建築研究所創設者。OECD(世界経済協力機構)とUNESCOにより世界で最も優れた学校に選ばれた 「ふじようちえん」を始めとして、子供の為の空間設計を多く手がける。 近年ではUNESCOより世界環境建築賞(Global Award for Sustainable Architecture)を受ける。手塚貴晴が行ったTEDトークの再生回数は2015年の世界7位を記録。 国内では日本建築学会賞、日本建築家協会賞、グッドデザイン金賞、子供環境学会賞などを受けている。手塚由比は文部科学省国立教育政策研究所において幼稚園の設計基準の制定に関わった。 現在は建築設計活動に軸足を置きながら、OECDより依頼を受け国内外各地にて子供の環境に関する講演会を行なっている。その子供の環境に関する理論はハーバード大学によりyellowbookとして出版されている

――「風姿」を手掛けるにあたって、どのような対話を重ねていったのでしょうか?

髙水謙二(以下、髙水):長年飲食業にいる中で形や思想を歴史に残したいと考えるようになり、「あきるので何かできないか?」と漠然と思い始めました。最初から綿密な計画があったわけではなく、感覚的に構想を練りあげ手塚さんにご相談しました。

自然と共生して風が吹き抜け、時間とともに美しく変化していく建物。伝統的な和風建築をそのまま再現するのではなく、かといって洋風にも寄らない。奇をてらっていないデザインの新しいかたちを模索しました。

私が自然との調和を常に意識しているのは、そこに人が心地よさを感じるからです。京都や奈良の建築には、経年変化を楽しむことができる素材が使われていて、それが人の心を落ち着かせ、美しさを感じさせます。

手塚貴晴(以下、手塚):和でも洋でもなく、古くも新しくもなく、自然に溶け込む風のような空間。しかし、壊れては困るので、とても難しいプロジェクトでした。核となる考えは「消えること」です。

能の「うつせみ(空蝉)」という概念は人間の存在は現世でも仮の姿であり、死後もまた本質ではないことを示しています。建築もまた、ただ存在するものではなく、人が去りゆく場としての意味を持ちます。

「風姿」は、建物の中にいても外の風を感じられる空間です。人は「内」と「外」のどちらかに留まるのではなく、その間を行き来しながら自分の居場所を探します。

この場で人がどう感じ、どう過ごすかを考えた結果、何度でも訪れたくなる場所を目指しました。

――「表」と「裏」はどのように定義されるでしょうか?

髙水:旅館へ行くと「うちの裏にはきれいな川が流れています」などとよく聞きますが、川のような美しい景観がある側こそ「表」です。

美しい景観の一部である川が多くの旅館では「裏」として扱われ、コンクリートむき出しの壁や時にはビールケースが無造作に置かれていることもあります。

ただ、本来のあり方はどちらが「表」か「裏」かにとらわれず、どの方向から訪れても心地よい空間が広がっていることだと思っています。

手塚:日本には「室礼(しつらい)」という言葉があります。例えば、茶室のように、最小限の仕切りや屏風だけで空間を作る。これは単なるシェルターではなく、人が自然とどう向き合うかを考える場です。快適な空間の高級ホテルは世界中にありますが、本当のぜいたくは、自分の居場所を自然の中で見つけられる場所です。

――「何も無いデザイン」とは、どのようなものでしょうか?

手塚:例えば、軒先を少し下げることでその先の風景が自然と目に入ってくる。多くの人は軒先の存在を意識せず、ある瞬間に気付くかもしれない。それが何も無いデザインの仕掛けの1つです。建築が主役になるのではなく、本来は「そこに存在しないように感じられること」が理想です。人や自然と調和し、場の魅力を引き立てることが大切です。

髙水:でき上がってみると、思いもよらないことが起こる場合があります。手塚さんの頭の中にはあったと思いますが、雨が降ると28mの軒先から一斉に水が滴り落ち、“雨のカーテン“がかかる。

軒先の高さは床面から1.5mなので、人の目線の高さで秋川渓谷を屏風絵のように切り取ることができます。ですので、ここでは雨や雪も風情になります。

――一番困難だったことは何ですか?

手塚:先程お話ししたように、見えないものを作ることはとても難しかったですね。それに、普段は建築基準法や道路の規制などがありますが、そういったことが一切ない。制限がないからこそ生まれる美しさを考えた時、まるで砂漠の真ん中に放り出されて、「さあ、何とかしろ」と言われるような難しさを感じました。

髙水:もし手塚さんが砂漠の真ん中に建物を作るとしたら、きっと砂漠そのものを見せるのではなく、一番美しく夕日が見える場所を切り取って、意図的に制約を作るでしょう。制約のない場所でも、あえて制約を設けてその中に美を作り出すことが大切です。

――ラグジュアリーをどのように定義されますか?

髙水:「ラグジュアリーとは何か?」をよく考えます。豪華なシャンデリアやインテリアのあるホテルは、確かにラグジュアリーかもしれませんが、私たちが目指すのは何百年、何千年前に作られた文化とは具体的になんでしょうか?と特注のベッドやソファを組み合わせ、特別な空間を生みだすこと。

便利さや効率ばかりを求める日常から少し離れ、風とともに歩き、自分のリズムを取り戻すことがラグジュアリーだと思っています。風は目に見えないけれど確かにそこに存在し、私たちの肌に触れ、木々を揺らし、空気を運んでいく。お金があれば何でも手に入る時代だからこそ「何もない」ことに価値がある。何もないからこそ、ここが自分に向き合える場所になるんです。

手塚:この建築は、関わったすべての人の心が込められた本当にぜいたくな場所です。普段の仕事では感じられない充実感から、完成した時に私のアシスタントが感動して涙を流したくらいです。私達のチームが書いた図面は3000枚にも及び、超高層ビルを設計するほど膨大なエネルギーを注ぎました。髙水社長の情熱が皆の心を動かして、誰もが夢中になって取り組んだ結果です。

――手塚さんが、多摩・あきる野に感じた魅力はなんでしょうか?

手塚:一番興味を持ったのは、髙水さんの存在です。何もないところに「黒茶屋」を作り、半世紀以上の歴史を築いてきた。髙水さんは文化を作ろうとしていますし、そういう「ゼロから何かを作る人」に惹かれます。私が仕事をしている「ふじようちえん」の園長先生、やホームレス支援をしている奥田知志さんにも共通するのは1人で始めたこと。そういう人たちは、何か特別な力を持っているんですよね。

私は、髙水さんを“多摩の魯山人“だと思っています。魯山人は、「黄金の茶碗は作ろうと思えば作れる。でも、それよりも土の風合いにこそ価値がある。どんなものにでも意味を持たせることができるかどうかが重要だ」と言っています。そういう視点を持つことが大事です。陶芸家であり、料理家でもあり、さまざまなことに関わった幅広い視野が、彼の作品の魅力につながったのではないかと思います。髙水さんと話していると、庭から建物、食の話まで、次から次へと話題が広がるので専門的に1つを突き詰めるだけではなく、広い視点で物事を見ていくことも重要です。

髙水:私は何の専門家でもありません。何もなかったから、デザインも建築も花もお茶も料理も自分でやるしかなかった。先生もいないから自然を見て学びました。なので、魯山人と呼ばれるのは恐れ多いですね。

いつも考えているのは、装飾を抑えた洗練された美です。お客さまがどんな服装で訪れるか、この空間でどう過ごすかなどを想像し、その上でおもてなしを考えること。例えば、料理では視覚的に余計な要素を取り除くことで、その存在がより引き立ちます。

手塚:あきる野の魅力は定番の観光ではなく、「人に会うこと」です。地元の人々とのつながりや温かさこそが価値であり、このそばにある古い神社も地元の人たちが大切にしてきたからこそ、場所そのものに意味が生まれるのです。

――ホスピタリティーに必要な心構えを次世代にどのように伝えますか?

髙水:ホスピタリティーというと「親切」「思いやり」といった言葉が浮かびますが、本当に大切なのは、もっと小さなこと。先日、風邪をひいてドラッグストアでトローチを買ったとき、店員さんが「喉が痛いんですか? 早く良くなるといいですね」と声をかけてくれて、外まで見送ってくれた。そんな小さな一言に人は感動するものです。

ホスピタリティの真髄は、大きな仕掛けや感動を生むものではなく、小さな心配り。私たちのお客様は一流のサービスを知っているので、さまざまな期待を持っています。その期待を超えて「ここは特別だ」と感じていただけるおもてなしを大切にしています。

――次世代に伝えるべき建築に欠かせない価値は何ですか?

手塚:私は大学教授でもあります。学生には建築をファッション誌を眺めるように見てはいけないと伝えています。なぜなら、建築は少なくとも完成する10年以上も前に建築家が考えたものであり、すでに“過去の姿“だからです。さらに、完成しても嫌なら壊されてしまう可能性もあります。本当の勝負は少なくとも50年後、100年後にどうなっているかです。それは、多くの人が「この建築は素晴らしい」と思い、大切に残されたものです。構造がしっかりしていても意味がなければ残りません。

ルイス・カーン(Louis Kahn)の建築は、今も住居として大切に使われています。彼の設計した家を訪れると、冷蔵庫にはベタベタとポストイットが貼られ、暮らしの気配が溢れている。それを見たとき、「こういう建築を作りたい」と思いました。自分が居なくなった後も、自分の作品が長く愛され続けるほど幸せなことはない。「風姿」は、そんな想いで作っています。建築は、お金をかければ残るものでもありません。それは、髙水さんの仰るホスピタリティーに通じるのかもしれませんね。

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ユナイテッドアローズ、日本の美意識のセレクトショップ「タバヤ」を4月開店 原宿本店を全面刷新

ユナイテッドアローズは、旗艦店である「ユナイテッドアローズ」の原宿本店を全館リニューアルし、「タバヤ ユナイテッドアローズ(TABAYA UNITEDARROWS、以下タバヤ)」として4月25日にオープンする。日本の美意識を前面的に出し、アパレルや服飾雑貨だけでなく、日用品、工芸品、美術品の扱いを大幅に増やすほか、カフェバーも併設する。同日ECサイトも開設する。

「タバヤ」のステートメントは「史上最上級のユナイテッドアローズ」。地下1階、本館1階・2階、アネックス1階・2階のフロア構成で、1992年に竣工したスペインの建築家リカルド・ボフィル氏による外観建築は維持しつつ、木材などを使った和風の内装を採用する。

地下1階はメンズ・ウイメンズのアパレルやアクセサリー。「ロエベ」「ザ・ロウ」「メゾン・マルジェラ」「セッチュウ」「コモリ」「ミオ ハルタカ」など国内外のブランドをそろえる。日本の素材や縫製にこだわった「ユナイテッドアローズ」のスーツ、ジャケット、シャツなどのドレスアイテムや、和の文化を表現する民芸品なども扱う。

本館1階とアネックスにはギャラリーを置く。国内外のさまざまな分野のアーティスト作品の展示販売を月替わりで行う。初回の4月から5月にかけては、韓国の伝統工芸作家のパク・ソングク氏、キム・ソヨン氏、ホン・ドゥヒョン氏ら7人の作家による作品の展示販売を実施する。また新コンセプトのカフェバーを設け、ゆったりした空間で和食や和菓子、柚子や抹茶を用いたスイーツ、ソフトドリンク、アルコール類を提供する。

本館2階とアネックスは工芸品、美術品、骨董品、日用品をそろえる。西陣織の「細尾」、木桶の「中川木工芸」、京金網の「金網つじ」、竹芸品の「公長斎小菅」、茶筒の「開化堂」、茶陶の「朝日焼」とった工芸品を充実させる。「ユナイテッドアローズ ボトルショップ」では厳選された日本酒各種を取り扱う。

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「ローラメルシエ」から人気のカラーアイテムの限定ペアセットが登場

「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」は3月14日、“キャビア スティック アイカラーN”の王道シェード“R01 モダン ローズ”のフルサイズに、 “ブラッシュ カラー インフュージョン”の“02 ローズ”の特製サイズをペアリングしたセット“ローラ メルシエ イブニング ブリリアンス アイ&チーク セット”(4730円)を発売する。

同商品は、発色との美しさとなめらかさ、さらに付け心地の良さを兼ね備えたスティックアイカラー“キャビア スティック アイカラーN”と健康的な血色感を演出する“ブラッシュ カラー インフュージョン”を組み合わせた。

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「ノンフィクション」が日本初の路面店を代官山にオープン ブランド初のカフェも併設

韓国発のライフスタイルビューティーブランド「ノンフィクション(NONFICTION)」は3月15日、日本初の路面店を代官山にオープンする。2階建ての店舗で、ブランド初のカフェも展開。ストアデザインは長年ブランドに携わっているソウルのデザイナー、チョ・ヒョンソク氏が手掛けた。オープンを記念して、新作の先行販売やノベルティープレゼントなどを行う。

カフェでは自家焙煎コーヒーやシグネチャーデザートを用意

日本初の路面店は代官山駅から徒歩1分の場所にあり、近隣には「ル ラボ(LE LABO)」や「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」も店舗を構えるエリアだ。ミニマルで洗練された店内はオーク材やメープル材を用いたカスタム什器やガラス繊維と木で作られたオーダーメードテーブルを配し、韓国の伝統織物であるサンベ(麻布)や世界各地のアート作品も展示する。

1階はフレグランスやボディーケア、ホームリチュアルアイテムを取りそろえ、2階はカフェとして癒しの時間を提供。土壌の再生と気候変動の問題の解決をミッションに生まれたスペシャルティーコーヒーブランド「オーバービューコーヒー (OVERVIEW COFFEE)」による自家焙煎コーヒーやシグネチャーデザートを用意するほか、ブランドロゴがあしらわれたオリジナルグッズなどの販売も行う。

3種の香りをそろえたリップバームを先行販売

代官山路面店のオープンを記念し、新作の“ナリシングヴィーガンリップバーム”(全3種、各3520円)の先行販売を行う。ラインアップはリッチな蜂蜜の香りのハニー、心地よい甘さのバニラ、爽やかなベルガモットの3種で、植物由来の保湿成分を豊富に含み、水分で満たされた自然なボリューム感とハリ感をもたらす。

ほか、1万2000円以上の購入でオリジナルエコバッグを先着でプレゼントするほか、3月15、16日は先着50人限定でロゴ入りのウオーターボトルを進呈する企画も行う。

ノンフィクション代官山 店舗概要

■NONFICTION DAIKANYAMA

オープン日:3月15日
営業時間:1階11:00〜20:00、2階11:00〜19:00
住所:渋谷区恵比寿西 1-35-16
定休日:無休

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「ノンフィクション」が日本初の路面店を代官山にオープン ブランド初のカフェも併設

韓国発のライフスタイルビューティーブランド「ノンフィクション(NONFICTION)」は3月15日、日本初の路面店を代官山にオープンする。2階建ての店舗で、ブランド初のカフェも展開。ストアデザインは長年ブランドに携わっているソウルのデザイナー、チョ・ヒョンソク氏が手掛けた。オープンを記念して、新作の先行販売やノベルティープレゼントなどを行う。

カフェでは自家焙煎コーヒーやシグネチャーデザートを用意

日本初の路面店は代官山駅から徒歩1分の場所にあり、近隣には「ル ラボ(LE LABO)」や「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」も店舗を構えるエリアだ。ミニマルで洗練された店内はオーク材やメープル材を用いたカスタム什器やガラス繊維と木で作られたオーダーメードテーブルを配し、韓国の伝統織物であるサンベ(麻布)や世界各地のアート作品も展示する。

1階はフレグランスやボディーケア、ホームリチュアルアイテムを取りそろえ、2階はカフェとして癒しの時間を提供。土壌の再生と気候変動の問題の解決をミッションに生まれたスペシャルティーコーヒーブランド「オーバービューコーヒー (OVERVIEW COFFEE)」による自家焙煎コーヒーやシグネチャーデザートを用意するほか、ブランドロゴがあしらわれたオリジナルグッズなどの販売も行う。

3種の香りをそろえたリップバームを先行販売

代官山路面店のオープンを記念し、新作の“ナリシングヴィーガンリップバーム”(全3種、各3520円)の先行販売を行う。ラインアップはリッチな蜂蜜の香りのハニー、心地よい甘さのバニラ、爽やかなベルガモットの3種で、植物由来の保湿成分を豊富に含み、水分で満たされた自然なボリューム感とハリ感をもたらす。

ほか、1万2000円以上の購入でオリジナルエコバッグを先着でプレゼントするほか、3月15、16日は先着50人限定でロゴ入りのウオーターボトルを進呈する企画も行う。

ノンフィクション代官山 店舗概要

■NONFICTION DAIKANYAMA

オープン日:3月15日
営業時間:1階11:00〜20:00、2階11:00〜19:00
住所:渋谷区恵比寿西 1-35-16
定休日:無休

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【スナップ】「SHOGUN 将軍」アンナ・サワイ、真田広之らも来場 第31回「全米映画俳優組合賞」

第31回「全米映画俳優組合賞(Screen Actors Guild Awards、SAGアワード)」が2月23日(現地時間)、ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで開催された。最多ノミネートは、「SHOGUN 将軍」と「ウィキッド ふたりの魔女」の5部門で、レッドカーペッドには、真田広之やアンナ・サワイ、穂志もえか、阿部進之介、平岳大をはじめ、多数のゲストが登場した。

ここでは、「SHOGUN 将軍」出演者から“メソッド・ドレッシング”を実践するアリアナ・グランデ(Ariana Grande)まで、豪華なレッドカーペッドルックを一挙に紹介する。

レッドドレスで輝くアンナ・サワイ

アンナ・サワイは、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」のカスタムドレスを着用。胸元を超えて広がるビスチェが彫刻のような雰囲気を作り出し、ジョーゼット製の前身頃には赤いクリスタルが刺しゅうされた。ビーズやクリスタルによるグラデーションも特徴的だ。ベルベット製のブラックの後ろ身頃の間は、シアーでヌードカラーのパネルでつなぎ、シューズには、「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」のブロックヒールが特徴のプラットフォームサンダルをチョイスした。

サワイは、中心で分けたヘアを肩の後ろに流し、ダイヤモンドのイヤリングをつけ、ナチュラルビューティなルックに仕上げた。

穂志もえか、浅野忠信は「ルイ・ヴィトン」を着用

穂志もえかの衣装は「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のカスタム。刺しゅうが施されたシルクサテンのビスチェに、チューリップ型のムスリン製のスカートがついたドレスには、同ブランドのシルバーのプラットフォームサンダル、「スターリング フォーエヴァー(STERLING FOREVER)」のシルバーのステートメントリングを合わせコーディネートした。

 

浅野忠信も、「ルイ・ヴィトン」のブラックのベルベットのショールカラーシングルブレストタキシードに、ホワイトシャツ、ブラックのシルクの蝶ネクタイ、ブラックのダービーを合わせた。

シンシア・エリヴォのアバンギャルドなルック

シンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)は、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)がデザインした「ジバンシィ(GIVENCHY)」のビンテージドレスで登場。同ドレスは「ジバンシィ」1997-78年秋冬コレクションから、マックイーンを象徴するアバンギャルドなスタイルが見られる、ビクトリア調のシルエットだ。しわやプリーツの加工を全体に施したメタリックな生地と首元と袖元のドラマチックなフリンジが特徴で、ハイネックのデザインと広がった袖先がコーデにドラマを加えた。

シンシアは、「トゥルノー(TOURNEAU)」のジュエリーとマイカ・ディオール(Mycah Dior)によるシルエットネイルでスタイリングし、ドレスを際立たせるため、メイクアップはクリーンにとどめた。

アリアナ・グランデは「ロエベ」で軽やかに

「ロエベ(LOEWE)」とパートナーシップを結ぶアリアナ・グランデ(Ariana Grande)は、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)=「ロエベ」クリエイティブディレクターがデザインしたドレスを着用。自身が演じたグリンダに合わせ、フローラルピンクカラーに身を包んだ。

オフショルダーのドレスにはコルセットに繊細なフローラルのアップリケをあしらい、流麗なAラインスカートにも3Dのフローラルアップリケを散りばめ、ふわっとした庭園のような雰囲気を作り上げた。

クリスタルのチョーカーネックレス、リング、ハンドジュエリーは「ジャレッド アトリエ(JARED ATELIER)」のもの。

“Brat”再び 
ティモシー・シャラメのボブ・ディラン風ルック

ティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)は、 “Brat”グリーンのシャツを身にまとい、“Brat”サマーなスタイルを披露。

「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」のプレスツアーで、ボブ・ディラン(Bob Dylan)のワードローブを取り入れ、スキニースカーフやレザーアイテムを身に着けていたシャラメ。今回もボブ・ディランのシグネチャースタイルをルックに組み込み、「クロムハーツ(CHROME HEARTS)」のフルレザーのブラックジャケットを羽織り、ダイヤモンドが埋め込まれた「カルティエ(CARTIER)」のボロタイで西部風のアクセントを加えた。

セレーナ・ゴメスはオールド・ハリウッド・グラマラスで

セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)は、「セリーヌ(CELINE)」のカスタムドレスを着用。オフショルダーのネックライン、肩や胸周りを覆う構造的なドレープ、ドラマチックなスリットが特徴だ。セレーナは、ブラックのストラップサンダルを合わせ、「メシカ(MESSIKA)」のダイヤモンドジュエリーと婚約書のベニー・ブランコ(Benny Blanco)から贈られたマーキス型の婚約指輪を身につけた。イギリスの宝石店、スティーブン・ストーン(Steven Stone)のダイヤモンド専門家によると、同指輪は推定20万ドル(約3040万円)だという。

ゾーイ・サルダナは「サンローラン」のドレス

ゾーイ・サルダナ(Zoe Saldana)が着用した「サンローラン(SAINT LAURENT)」のドレスは、クリスタルを埋め込んだフリルの装飾が目を引いた。サルダナは、鎖のようなブレスレットとイヤリングのダイヤモンドジュエリーを合わせ、スモーキーなアイシャドウでドレスの輝きを引き立てた。

レッドカーペッドスナップ

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【スナップ】「SHOGUN 将軍」アンナ・サワイ、真田広之らも来場 第31回「全米映画俳優組合賞」

第31回「全米映画俳優組合賞(Screen Actors Guild Awards、SAGアワード)」が2月23日(現地時間)、ロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで開催された。最多ノミネートは、「SHOGUN 将軍」と「ウィキッド ふたりの魔女」の5部門で、レッドカーペッドには、真田広之やアンナ・サワイ、穂志もえか、阿部進之介、平岳大をはじめ、多数のゲストが登場した。

ここでは、「SHOGUN 将軍」出演者から“メソッド・ドレッシング”を実践するアリアナ・グランデ(Ariana Grande)まで、豪華なレッドカーペッドルックを一挙に紹介する。

レッドドレスで輝くアンナ・サワイ

アンナ・サワイは、「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(GIORGIO ARMANI PRIVE)」のカスタムドレスを着用。胸元を超えて広がるビスチェが彫刻のような雰囲気を作り出し、ジョーゼット製の前身頃には赤いクリスタルが刺しゅうされた。ビーズやクリスタルによるグラデーションも特徴的だ。ベルベット製のブラックの後ろ身頃の間は、シアーでヌードカラーのパネルでつなぎ、シューズには、「クリスチャン ルブタン(CHRISTIAN LOUBOUTIN)」のブロックヒールが特徴のプラットフォームサンダルをチョイスした。

サワイは、中心で分けたヘアを肩の後ろに流し、ダイヤモンドのイヤリングをつけ、ナチュラルビューティなルックに仕上げた。

穂志もえか、浅野忠信は「ルイ・ヴィトン」を着用

穂志もえかの衣装は「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のカスタム。刺しゅうが施されたシルクサテンのビスチェに、チューリップ型のムスリン製のスカートがついたドレスには、同ブランドのシルバーのプラットフォームサンダル、「スターリング フォーエヴァー(STERLING FOREVER)」のシルバーのステートメントリングを合わせコーディネートした。

 

浅野忠信も、「ルイ・ヴィトン」のブラックのベルベットのショールカラーシングルブレストタキシードに、ホワイトシャツ、ブラックのシルクの蝶ネクタイ、ブラックのダービーを合わせた。

シンシア・エリヴォのアバンギャルドなルック

シンシア・エリヴォ(Cynthia Erivo)は、アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)がデザインした「ジバンシィ(GIVENCHY)」のビンテージドレスで登場。同ドレスは「ジバンシィ」1997-78年秋冬コレクションから、マックイーンを象徴するアバンギャルドなスタイルが見られる、ビクトリア調のシルエットだ。しわやプリーツの加工を全体に施したメタリックな生地と首元と袖元のドラマチックなフリンジが特徴で、ハイネックのデザインと広がった袖先がコーデにドラマを加えた。

シンシアは、「トゥルノー(TOURNEAU)」のジュエリーとマイカ・ディオール(Mycah Dior)によるシルエットネイルでスタイリングし、ドレスを際立たせるため、メイクアップはクリーンにとどめた。

アリアナ・グランデは「ロエベ」で軽やかに

「ロエベ(LOEWE)」とパートナーシップを結ぶアリアナ・グランデ(Ariana Grande)は、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)=「ロエベ」クリエイティブディレクターがデザインしたドレスを着用。自身が演じたグリンダに合わせ、フローラルピンクカラーに身を包んだ。

オフショルダーのドレスにはコルセットに繊細なフローラルのアップリケをあしらい、流麗なAラインスカートにも3Dのフローラルアップリケを散りばめ、ふわっとした庭園のような雰囲気を作り上げた。

クリスタルのチョーカーネックレス、リング、ハンドジュエリーは「ジャレッド アトリエ(JARED ATELIER)」のもの。

“Brat”再び 
ティモシー・シャラメのボブ・ディラン風ルック

ティモシー・シャラメ(Timothee Chalamet)は、 “Brat”グリーンのシャツを身にまとい、“Brat”サマーなスタイルを披露。

「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」のプレスツアーで、ボブ・ディラン(Bob Dylan)のワードローブを取り入れ、スキニースカーフやレザーアイテムを身に着けていたシャラメ。今回もボブ・ディランのシグネチャースタイルをルックに組み込み、「クロムハーツ(CHROME HEARTS)」のフルレザーのブラックジャケットを羽織り、ダイヤモンドが埋め込まれた「カルティエ(CARTIER)」のボロタイで西部風のアクセントを加えた。

セレーナ・ゴメスはオールド・ハリウッド・グラマラスで

セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)は、「セリーヌ(CELINE)」のカスタムドレスを着用。オフショルダーのネックライン、肩や胸周りを覆う構造的なドレープ、ドラマチックなスリットが特徴だ。セレーナは、ブラックのストラップサンダルを合わせ、「メシカ(MESSIKA)」のダイヤモンドジュエリーと婚約書のベニー・ブランコ(Benny Blanco)から贈られたマーキス型の婚約指輪を身につけた。イギリスの宝石店、スティーブン・ストーン(Steven Stone)のダイヤモンド専門家によると、同指輪は推定20万ドル(約3040万円)だという。

ゾーイ・サルダナは「サンローラン」のドレス

ゾーイ・サルダナ(Zoe Saldana)が着用した「サンローラン(SAINT LAURENT)」のドレスは、クリスタルを埋め込んだフリルの装飾が目を引いた。サルダナは、鎖のようなブレスレットとイヤリングのダイヤモンドジュエリーを合わせ、スモーキーなアイシャドウでドレスの輝きを引き立てた。

レッドカーペッドスナップ

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「マッドハッピー」がドジャースとカブス2球団とカプセルコレクション発売 渋谷でポップアップも

ロサンゼルス発のストリートブランドで、2024年2月にサザビーリーグと合弁でジャパン社を設立した「マッドハッピー(MADHAPPY)」は3月7日、メジャーリーグ・ベースボール(MLB)とのパートナーシップから生まれたロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスとコラボレーションしたカプセルコレクションを発売する。また、3月7〜19日の間、渋谷パルコでポップアップも行う。

同コレクションでは、ロサンゼルス・ドジャースおよびシカゴ・カブスのロゴと「マッドハッピー」のシグネチャーディテールを融合させたフーディー、スエットパンツ、Tシャツ、キャップなどをラインアップする。それぞれフロントとバッグにロゴをあしらったデザインが特徴だ。

カフェを併設したポップアップも開催

3月7〜19日の間、渋谷パルコで行われるポップアップストアでは、ロサンゼルスの旗艦店に併設しているカフェ、パントリー(PANTRY)にインスピレーションを得たマッドハッピーパントリー(MADHAPPY PANTRY)を出店する。同ポップアップのために開発したロサンゼルスやシカゴをイメージした限定ドリンクやマッドハッピーパントリーオリジナルドリンクなどを提供する。

また、ニューヨーク発のハンバーガーレストラン「シェイク シャック(SHAKE SHACK)」とコラボレーションし、「シェイク シャック」のオリジナルレモネードの販売を行うほか、「シェイク シャック」渋谷店で使用可能なクーポンを配布し、クーポンを利用すると渋谷店限定の「マッドハッピー」オリジナルステッカーが進呈される。

店内はロッカールームや球場のベンチボックスをイメージした空間デザインで、ストアの外はスタンド席のように階段状になっているため、ストアと街がシームレスにつながる設計だ。

ポップアップ概要

◼️マッドハッピー×MLB トウキョウシリーズ シーズナルショップ
日程:3月7〜19日
時間:11:00〜21:00(最終日のみ20:00閉店)
場所:渋谷パルコ 1階 公園通り広場
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1

アイテム概要

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「スック」PR担当が溺愛する、最高峰の証“ザ”の冠を持つベースメイクアイテム2品

ブランドの顔となるPR担当に、“ロングセラー”や“今シーズンのイチ押し”アイテムを推薦してもらうビューティ連載「PR担当がプレゼン!」。第5回は、数々の名品を生み出してきたコスメブランド「スック(SUQQU)」だ。横山愛里「スック」PR担当におすすめの3アイテムを紹介してもらう。

「スック」とは?

2003年に誕生した、大人をターゲットとするプレステージ化粧品ブランド。ブランドネームの「スック」は、「すっくと立つ姿」に由来し、凛と自立したマインドを表している。スキンケアからメイクアップまで、全てを通して「艶」を大切にしており、艶の表情を多彩に、そしてちみつに育み、操るブランドだ。流れる時間の中で、動きと共に内側からにじみ出るような艶を宿した旬な肌へ導く。

現在は、国内外の百貨店など60以上の店舗で展開。日本発の化粧品ブランドとしての高い品質とコンセプト、独自の切り口が好評を得ており、各国で順調にビジネスを拡大している。好調の国内市場と併せて海外展開も加速しながら、グローバルブランドとしてさらにプレステージ性を高めてく。

「スック」史上最高峰の“ザ ファンデーション”と“ザ プライマー”

横山「スック」PR担当が推す1品目は、“ザ ファンデーション”(全24色、各30g、各1万4300円)だ。「“諭吉ファンデ”の愛称で長年親しまれる『スック』の看板商品。現行品で4代目ですが、一貫して“移り変わる艶”を大切にしており、これがお客さまに支持され続けているポイントでもあります。時間の経過につれて現れる皮脂を隠すのではなく、それさえも取り込んで美しい艶感へと昇華。長時間美しい仕上がりが続くので、いつでも自信を持たせてくれるお守り的なアイテムです」。

「現行品は、『前作よりもカバー力をアップしたいけれど、厚塗り感にはつながらないように。そして艶も維持したい!』という難題に取り組み、開発担当者と研究員が協働して数々の試作を重ねて出来上がりました。その熱い思い、努力を知ることで、より愛着が沸くスターアイテムです」。

続く2つ目には、“ザ プライマー”(1万1000円)を挙げた。「肌に“高貴な艶”をもたらす化粧下地は、透明感やトーンアップ効果、カバー力、保湿力、プロテクト力、美容成分配合など、下地に求められる数々の要素を、どれも諦めず網羅している優秀さが自慢です!2024年下半期のベストコスメ企画でも数々の賞をいただき、売れ行きも非常に好調。ニュースターながらも、既に名品になったと自負しています。この下地を塗るだけで、くすみを飛ばし、粗をカバー、ハリ艶肌に仕上がるから、朝起きて鏡を見た時のがっかり感がすぐに払しょくされるのもうれしい(笑)。ベースメイクの仕上がりが格上げされ、満ち足りているような品格が宿ります」。

落ちる過程までも美しい“ベルベット フィット リップスティック”

最後におすすめする製品は、“ベルベット フィット リップスティック”(セット価格、各5830円)。「今シーズンの一押しアイテムは、1月24日に発売したリップスティックです。高発色、高密着、長時間色持ちをかなえ、落ちる過程までもきれいな設計で心強い。マットの中にほんのり艶感があるベルベット質感が新鮮で、『スック』らしさがあると感じています。マットリップというと、乾燥して毎日は使いにくい……というイメージがあるかもしれませんが、このリップはしっとりとしたクリーミーなテクスチャーが心地よく伸び広がり、均一な色膜が唇にぴったりとフィットしてくれます」。

「『スック』のリップ史上、一番細い華奢なスティックは唇に塗りやすい絶妙な細さで、スタイリッシュなデザインが塗る所作までも美しく見せてくれて気持ちも高まります。多彩なカラーラインナップの中でもオススメは“02 香木 -KOUBOKU-”。ヌーディーでありながら、決して地味にはならない存在感のあるローズピンクで、上品かつ洗練された印象に。お仕事にもプライベートにも使いやすい万能なカラーです」。

連載「PR担当がプレゼン!」

ブランドの顔となるPR担当。新商品やシーズンアイテムなどはスポットライトが当たりやすいが、ロングセラーアイテムはリニューアルなどをしないとどうしても埋もれてしまう。「PR担当がプレゼン!」は、ブランドのPR担当に“ロングセラー”や“今シーズンのイチ押し”アイテムを推薦してもらい、読者に改めて商品の良さを知ってもらう連載だ。

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【一粒万倍日】「トッズ」から日本限定レザーシリーズの新色が登場

「トッズ(TOD'S)」は、「天赦日」「一粒万倍日」「寅の日」の3つの吉日が重なる最強開運日の3月10日に向けて、“トッズ コローリ”シリーズの2025年新色ラインアップを発売した。

日本限定ラインとして2020年に発売した“トッズ コローリ”は、イタリア語で色を意味する「コローリ」の名の通り、発色の良いカラフルなレザーを組み合わせたバイカラー仕様のアクセサリーラインだ。

25年のカラーパレットは今シーズンの新色であるブルーグレーやきらめくゴールドをイメージしたイエロー、イタリアらしいカプチーノベージュやテラコッタオレンジをシックなネイビーやボルドー、ブラックが引き締める。

アイテム詳細

3月10日は最強開運日

3月10日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日”、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日”、 “虎は千里行って千里帰る”と言われることから、出て行ったものが戻ってくるという意味を持つ“寅の日”のトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日”は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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「プラウドメン」から映画「スター・ウォーズ」の人気キャラを描いた限定デザインの商品が登場

「プラウドメン(PROUDMEN)は2月26日、パッケージに人気映画シリーズ「スター・ウォーズ」のデザインを施した衣類用消臭フレグランス“スーツリフレッシャー”と、塗布して使用するフレグランス“グルーミングバーム”を数量限定で発売する。今回は、4種の香りと5つのデザインをそろえ、全国のバラエティーショップや、アマゾン(AMAZON)などECサイトで扱う。

人気キャラクターやライトセーバーなどをあしらった限定デザイン

今回は、「スター・ウォーズ」に登場するキャラクターと「プラウドメン」の“自分の道は自分で決める”というブランドメッセージが共鳴し、企画の実現に至った。ブランドでロングセラーの“スーツリフレッシャー”と“グルーミングバーム”に映画の世界観を落とし込んだデザインでラインアップする。

透明感のあるシトラスやウッディ・ムスクなどを使用した香り“グルーミング・シトラス”にはルーク・スカイウォーカー、力強い印象のベルガモットと奥深いジャスミンの香りを合わせた香り“ラグジュアリー・オリエンタル”にはダース・ベイダー、みずみずしさ溢れるアロマ・シトラスと柔らかいスウィート・ムスクが重なる香り“シトラス・ムスク”にはオビ=ワン・ケノービ、清々しいハーバルグリーンと重厚感のあるウッディ・ムスクが調和する香り“グリーン・ウッド”にはヨーダを、それぞれパッケージとボトルにあしらった。

また展開企業限定のデザインとして、R2-D2をデザインしたものも用意する。香りはルーク・スカイウォーカーのデザインと同じ“グルーミング・シトラス”だ。

「スター・ウォーズ」の豪華景品が当たるキャンペーン

SNSキャンペーン

今回の「スター・ウォーズ」デザインの商品の発売を記念して、さまざまな景品が当たるキャンペーンを実施する。SNSでは2月21日〜5月2日の間、「プラウドメン」のX公式アカウント(@PROUDMEN_JP)をフォローし、対象の投稿をリポストすることで、応募できる。抽選で1人に「スター・ウォーズ」のチェスセット、50名に今回発売する「スター・ウォーズ」デザインの商品セットや、6000円分のデジタルギフトが当たる。

購入特典キャンペーン

また購入特典キャンペーンでは2月21日〜5月4日の期間、全国のロフトやハンズ等の店舗や、アマゾン、楽天の「プラウドメン」公式オンラインストアなどの対象店舗で、対象製品の“スーツリフレッシャー”、“グルーミングバーム”を1点または2点以上を購入した際のレシートを、キャンペーンサイトの応募フォームにアップロードし、アンケートと必要事項を入力することで応募できる。

対象製品2点以上の購入につき1口応募できるA賞では、ライトセーバー型のドキュメントフォルダが、対象製品1点以上の購入につき1口の応募が可能なB賞では、R2-D2を模ったブックエンドが当たる。さらにA、B賞の抽選に外れた人の中から100人に今回発売する「スター・ウォーズ」デザインの“スーツリフレッシャー”と「プラウドメン」のオールインワンジェルのセットをプレゼントする。なお、対象商品の“スーツリフレッシャー”と“グルーミングバーム”を両方購入すると、当選確率が2倍になる。詳細はキャンペーンサイトに記載する。

ラインアップ一覧

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「プラウドメン」から映画「スター・ウォーズ」の人気キャラを描いた限定デザインの商品が登場

「プラウドメン(PROUDMEN)は2月26日、パッケージに人気映画シリーズ「スター・ウォーズ」のデザインを施した衣類用消臭フレグランス“スーツリフレッシャー”と、塗布して使用するフレグランス“グルーミングバーム”を数量限定で発売する。今回は、4種の香りと5つのデザインをそろえ、全国のバラエティーショップや、アマゾン(AMAZON)などECサイトで扱う。

人気キャラクターやライトセーバーなどをあしらった限定デザイン

今回は、「スター・ウォーズ」に登場するキャラクターと「プラウドメン」の“自分の道は自分で決める”というブランドメッセージが共鳴し、企画の実現に至った。ブランドでロングセラーの“スーツリフレッシャー”と“グルーミングバーム”に映画の世界観を落とし込んだデザインでラインアップする。

透明感のあるシトラスやウッディ・ムスクなどを使用した香り“グルーミング・シトラス”にはルーク・スカイウォーカー、力強い印象のベルガモットと奥深いジャスミンの香りを合わせた香り“ラグジュアリー・オリエンタル”にはダース・ベイダー、みずみずしさ溢れるアロマ・シトラスと柔らかいスウィート・ムスクが重なる香り“シトラス・ムスク”にはオビ=ワン・ケノービ、清々しいハーバルグリーンと重厚感のあるウッディ・ムスクが調和する香り“グリーン・ウッド”にはヨーダを、それぞれパッケージとボトルにあしらった。

また展開企業限定のデザインとして、R2-D2をデザインしたものも用意する。香りはルーク・スカイウォーカーのデザインと同じ“グルーミング・シトラス”だ。

「スター・ウォーズ」の豪華景品が当たるキャンペーン

SNSキャンペーン

今回の「スター・ウォーズ」デザインの商品の発売を記念して、さまざまな景品が当たるキャンペーンを実施する。SNSでは2月21日〜5月2日の間、「プラウドメン」のX公式アカウント(@PROUDMEN_JP)をフォローし、対象の投稿をリポストすることで、応募できる。抽選で1人に「スター・ウォーズ」のチェスセット、50名に今回発売する「スター・ウォーズ」デザインの商品セットや、6000円分のデジタルギフトが当たる。

購入特典キャンペーン

また購入特典キャンペーンでは2月21日〜5月4日の期間、全国のロフトやハンズ等の店舗や、アマゾン、楽天の「プラウドメン」公式オンラインストアなどの対象店舗で、対象製品の“スーツリフレッシャー”、“グルーミングバーム”を1点または2点以上を購入した際のレシートを、キャンペーンサイトの応募フォームにアップロードし、アンケートと必要事項を入力することで応募できる。

対象製品2点以上の購入につき1口応募できるA賞では、ライトセーバー型のドキュメントフォルダが、対象製品1点以上の購入につき1口の応募が可能なB賞では、R2-D2を模ったブックエンドが当たる。さらにA、B賞の抽選に外れた人の中から100人に今回発売する「スター・ウォーズ」デザインの“スーツリフレッシャー”と「プラウドメン」のオールインワンジェルのセットをプレゼントする。なお、対象商品の“スーツリフレッシャー”と“グルーミングバーム”を両方購入すると、当選確率が2倍になる。詳細はキャンペーンサイトに記載する。

ラインアップ一覧

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シューズ強化の「ザ・ノース・フェイス」 新型トレランシューズ発売、渋谷でポップアップも

ゴールドウインが運営する「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は3月14日、「3年をかけて開発した」という新しいソールユニットを搭載した3モデルのトレイルランニングシューズ“ベクティブ 3.0(VECTIVE 3.0)”を発売する。同ブランドはライフスタイル領域を含むアパレルでは高い知名度を誇るが、これまで比較的手薄だったシューズの強化を24年に宣言。シューズ拡大により、引き続きの成長を見込む。強化の第一弾として打ち出すモデルが“ベクティブ 3.0”だ。

新ソールユニットは、「着地の衝撃を抑える」5層構造が特徴。ミッドソールに軽量性や高反発性、高クッション性などを特徴とする“DREAMフォーム”を採用した。フラッグシップモデルの“サミット ベクティブ プロ 3(SUMMIT VECTIV PRO 3)”(3万3000円)、片足240グラム(US9サイズ)という軽量性を追求したスピードモデルの“サミット ベクティブ スカイ 2(SUMMIT VECTIV SKY 2)”(2万9700円)、トレラン初心者も意識したという万能モデルの“ベクティブ エンドゥリス 4(VECTIV ENDURIS 4)”(2万4200円)の3型。

発売に合わせ、3月14〜5月6日に渋谷のレイヤード ミヤシタパーク1階でポップアップストアを開く。“ベクティブ 3.0”の3モデルのほか、2025年春夏のランニングコレクションを販売する。また、3月16日からは、トレランが盛んな東京の高尾山ふもとにある施設マウントタカオベースキャンプで、“ベクティブ 3.0”の3モデルや新作バックパックの試着も開始する。

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シューズ強化の「ザ・ノース・フェイス」 新型トレランシューズ発売、渋谷でポップアップも

ゴールドウインが運営する「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」は3月14日、「3年をかけて開発した」という新しいソールユニットを搭載した3モデルのトレイルランニングシューズ“ベクティブ 3.0(VECTIVE 3.0)”を発売する。同ブランドはライフスタイル領域を含むアパレルでは高い知名度を誇るが、これまで比較的手薄だったシューズの強化を24年に宣言。シューズ拡大により、引き続きの成長を見込む。強化の第一弾として打ち出すモデルが“ベクティブ 3.0”だ。

新ソールユニットは、「着地の衝撃を抑える」5層構造が特徴。ミッドソールに軽量性や高反発性、高クッション性などを特徴とする“DREAMフォーム”を採用した。フラッグシップモデルの“サミット ベクティブ プロ 3(SUMMIT VECTIV PRO 3)”(3万3000円)、片足240グラム(US9サイズ)という軽量性を追求したスピードモデルの“サミット ベクティブ スカイ 2(SUMMIT VECTIV SKY 2)”(2万9700円)、トレラン初心者も意識したという万能モデルの“ベクティブ エンドゥリス 4(VECTIV ENDURIS 4)”(2万4200円)の3型。

発売に合わせ、3月14〜5月6日に渋谷のレイヤード ミヤシタパーク1階でポップアップストアを開く。“ベクティブ 3.0”の3モデルのほか、2025年春夏のランニングコレクションを販売する。また、3月16日からは、トレランが盛んな東京の高尾山ふもとにある施設マウントタカオベースキャンプで、“ベクティブ 3.0”の3モデルや新作バックパックの試着も開始する。

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「無印良品」世界最大規模店舗が奈良にオープン わけあり品や古家具も売る資源循環の拠点に

「無印良品」は3月1日、世界最大の売場面積となる8201㎡を誇る大型店「無印良品 イオンモール橿原」を奈良県橿原市にオープンする。店内は、「無印良品」の衣食住に関する幅広い商品を暮らしのシーンごとに分けた全9つのゾーンで構成。店舗全体を一つのカタログのような形にすることで、新たな商品との出合いや発見を提供する。

主な3ゾーン

“ReMUJI”

「無印良品」の循環推進の拠点となる本店舗では、“資源回収”、“リユース品販売”、“わけあり品販売”、“古家具販売”、“古本販売”の5つの活動を通して資源循環に取り組む。

本店舗では「無印良品」商品の回収対象範囲を家具、生活雑貨、服飾雑貨へ広げるほか、回収品や古家具は店内のリペア工房で専任スタッフがリペア&メンテナンス作業を行う。

“本と喫茶”

日本出版販売が運営する「橿原書店」と「無印良品」のレストランカフェ「Cafe & Meal MUJI」を融合させた、「無印良品」初のブックカフェ「本と喫茶」をオープンする。約10万冊の本をラインアップするほか、オリジナルコーヒー“奈良ブレンド”や“アフォガートプリン”などのオリジナルメニューも用意。本を片手に食事を楽しめるほか、購入前の本をゆっくり試し読みすることもできる。さらに、展示などのイベントを通し奈良県や橿原の文化を広める企画を展開していく。

“Open MUJI”

店内中央の自然光が差し込む天窓の下に、地域の人たちの集いの場として“Open MUJI”を展開する。地元の自然を生かした吉野杉で作ったぬくもりのある空間には約1万冊の絵本や児童書を用意し、子どもから大人まで楽しめるオープンスペースを目指した。吉野杉を中心とした展示や街と人と物を繋ぐ“つながる市”、掘り出し物が見つかる蚤の市などのイベントも実施していく。

店舗概要

◾️無印良品 イオンモール橿原

場所: イオンモール橿原ウエスト・ヴィレッジ
住所:奈良県橿原市新堂町241-1
営業時間:10:00〜20:00(“本と喫茶”エリアは8:00〜20:00)

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「無印良品」世界最大規模店舗が奈良にオープン わけあり品や古家具も売る資源循環の拠点に

「無印良品」は3月1日、世界最大の売場面積となる8201㎡を誇る大型店「無印良品 イオンモール橿原」を奈良県橿原市にオープンする。店内は、「無印良品」の衣食住に関する幅広い商品を暮らしのシーンごとに分けた全9つのゾーンで構成。店舗全体を一つのカタログのような形にすることで、新たな商品との出合いや発見を提供する。

主な3ゾーン

“ReMUJI”

「無印良品」の循環推進の拠点となる本店舗では、“資源回収”、“リユース品販売”、“わけあり品販売”、“古家具販売”、“古本販売”の5つの活動を通して資源循環に取り組む。

本店舗では「無印良品」商品の回収対象範囲を家具、生活雑貨、服飾雑貨へ広げるほか、回収品や古家具は店内のリペア工房で専任スタッフがリペア&メンテナンス作業を行う。

“本と喫茶”

日本出版販売が運営する「橿原書店」と「無印良品」のレストランカフェ「Cafe & Meal MUJI」を融合させた、「無印良品」初のブックカフェ「本と喫茶」をオープンする。約10万冊の本をラインアップするほか、オリジナルコーヒー“奈良ブレンド”や“アフォガートプリン”などのオリジナルメニューも用意。本を片手に食事を楽しめるほか、購入前の本をゆっくり試し読みすることもできる。さらに、展示などのイベントを通し奈良県や橿原の文化を広める企画を展開していく。

“Open MUJI”

店内中央の自然光が差し込む天窓の下に、地域の人たちの集いの場として“Open MUJI”を展開する。地元の自然を生かした吉野杉で作ったぬくもりのある空間には約1万冊の絵本や児童書を用意し、子どもから大人まで楽しめるオープンスペースを目指した。吉野杉を中心とした展示や街と人と物を繋ぐ“つながる市”、掘り出し物が見つかる蚤の市などのイベントも実施していく。

店舗概要

◾️無印良品 イオンモール橿原

場所: イオンモール橿原ウエスト・ヴィレッジ
住所:奈良県橿原市新堂町241-1
営業時間:10:00〜20:00(“本と喫茶”エリアは8:00〜20:00)

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「ファミリア」が「ビビィ」と初コラボ 大人可愛い全5アイテムをラインアップ

子ども服ブランドの「ファミリア(FAMILIAR)」は、女性ブランド「ビビィ(Bibiy.)」とのコラボレーションコレクションを発売する。

本コレクションは予約販売のみの展開。3月25日10時から両ブランド公式オンラインストアで予約の受け付けを開始し、発送は4月下旬を予定している。予約方法はブランドによって異なり、詳細は各ブランド公式サイトから確認できる。販売に先駆け、6日から「ファミリア」神戸本店と代官山店でサンプルを展示する。

バッグ

「ビビィ」をイメージしたチュールの洋服を着たクマちゃんをあしらったバッグ。本体には光沢感のあるナイロン素材を、持ち手と底には合成皮革を使用し上品なデザインに仕上げた。ネイビーとホワイトの2色展開で、価格は3万3000円。

本アイテムは7月頃に再販売を予定している。詳細は後日「ファミリア」公式ホームページで案内する。

ミニバッグ

「ビビィ」をイメージしたチュールやリボンを身に着けたプードルを描いたミニバッグ。プードルの目や鼻にラインストーンをあしらい、華やかな雰囲気に仕上げた。サイドにはストラップを取り付けることができるDカン付き。ネイビーとホワイトの2色展開で、価格は1万9800円。

本アイテムは7月頃に再販売を予定している。詳細は後日「ファミリア」公式ホームページで案内する。

“マスコットベアー”

「ビビィ」をイメージしたチュールの洋服を着た“マスコットベアー”。バッグとリンクしたデザインで、プードルを抱っこした愛らしいポージングがポイントだ。全2デザインの展開で、価格は1万3200円。

ショルダーストラップ

「ビビィ」の定番ショルダーストラップが“ファミリアチェック”で登場。花びらのように6枚に重なった生地のフリルが立体的で、存在感たっぷりのデザイン。3段階に長さ調節が可能で、手持ちのバッグやスマートフォン、ミニバッグなどに取り付けて楽しむことができる。レッドとネイビーの2色展開で、価格は1万4300円。

ハンドストラップ

“ファミリアチェック”をフリル状に使用した華やかなハンドストラップが登場。手持ちのバッグやスマートフォン、ミニバッグなどに取り付けて使用可能。レッドとネイビーの2色展開で、価格は1万1000円。

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