「ノントーキョー(NON TOKYO)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。
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バイヤー向けにトピックスを拾います。
「ノントーキョー(NON TOKYO)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。
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「ケイタマルヤマ(KEITAMARUYAMA)」は3月20日から、ブランド30周年プロジェクト「丸山百景 ケイタマルヤマ 30TH アニバーサリー」の一環として人気作家とコラボレーションした“カーサ ケイタ 丸山百景-丸山敬太の好きなもの 30周年スペシャル-“を旗艦店であるメゾン ド マルヤマ 丸山邸で開催する。
同コラボレーションでは、“丸山敬太が好きなもの”をテーマに人気作家がタンブラーや蓋物、カゴバッグなどを制作し、数量限定で販売を行う。
同コラボについて丸山は、「30周年なので、大好きな作家の皆様に無理をお願いして、僕が実際に使いたい、欲しいものをリクエストして、特別につくっていただきました。本当にスペシャルな我儘企画です」とコメントした。
◼️カーサ ケイタ 丸山百景 -丸山敬太の好きなもの 30周年スペシャル-
発売日:3月20日(なくなり次第終了)
定休日:日曜日、月曜日
開催時間:12:00〜19:00
場所:メゾン ド マルヤマ 丸山邸
住所:東京都港区南青山4-25-10
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カネボウ化粧品の日焼け止めブランド「アリィー(ALLIE)」は3月22日、“ジェルU V”、“ノーファンデUV”、“美耐久プライマーUV”から「星のカービィ」とコラボレーションした限定パッケージの商品を数量限定で発売する。
“クロノビューティ ジェルUV EX”[SPF50+・PA ++++・UV耐水性★★](90g、2310円※編集部調べ、以下同)は、汗に強く落ちいくいスウェットプルーフで、水相成分約65%のみずみずしいジェルが均一に密着し潤いを長時間持続する。“クロノビューティー カラーチューニングUV 03”[SPF50+・PA ++++・UV耐水性★★](40g、1980円)は、ミルキーベージュの色補正効果で色ムラ・毛穴をカバーし、ファンデーションを使わない時にも抜け感のある顔印象に仕上げるノーファンデUVだ。UV下地“クロノビューティ ラスティングプライマーUV”[SPF50+・PA ++++・UV耐水性★★](25g、1980円)は、2色の微細パールで艶めく素肌に仕上げ、塗りたての顔印象が長時間続く。
同コラボは、“旅するカービィー”をテーマにワクワクを詰め込んだパッケージに仕上げた。箱の中面の仕切りには、切り取ってしおりとして使える仕掛けが施されている。また、期間中に対象商品の購入レシートを応募ページにアップロードすると、抽選でオリジナルアクリルキーホルダーが当たるコラボキャンペーンも実施する。
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カネボウ化粧品の日焼け止めブランド「アリィー(ALLIE)」は3月22日、“ジェルU V”、“ノーファンデUV”、“美耐久プライマーUV”から「星のカービィ」とコラボレーションした限定パッケージの商品を数量限定で発売する。
“クロノビューティ ジェルUV EX”[SPF50+・PA ++++・UV耐水性★★](90g、2310円※編集部調べ、以下同)は、汗に強く落ちいくいスウェットプルーフで、水相成分約65%のみずみずしいジェルが均一に密着し潤いを長時間持続する。“クロノビューティー カラーチューニングUV 03”[SPF50+・PA ++++・UV耐水性★★](40g、1980円)は、ミルキーベージュの色補正効果で色ムラ・毛穴をカバーし、ファンデーションを使わない時にも抜け感のある顔印象に仕上げるノーファンデUVだ。UV下地“クロノビューティ ラスティングプライマーUV”[SPF50+・PA ++++・UV耐水性★★](25g、1980円)は、2色の微細パールで艶めく素肌に仕上げ、塗りたての顔印象が長時間続く。
同コラボは、“旅するカービィー”をテーマにワクワクを詰め込んだパッケージに仕上げた。箱の中面の仕切りには、切り取ってしおりとして使える仕掛けが施されている。また、期間中に対象商品の購入レシートを応募ページにアップロードすると、抽選でオリジナルアクリルキーホルダーが当たるコラボキャンペーンも実施する。
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野村訓市率いる「トリップスター(TRIPSTER)」は、「ディッキーズ(DICKIES)」とのコラボレーション第7弾となるスーツを3月22日に発売する。カラーは、ブラウン、チャコールグレー、ブラックの3色で、サイズはS〜XLを展開。価格は各3万3000円。ビームス各店舗で販売する。
紳士服のディッキーズ”をスローガンに掲げ、2018年にスタートした両者によるコラボ。第7弾となる最新のコラボでは、スーツの良し悪しを左右するシルエットと今一度向き合い、当プロジェクト始動以来、最も大幅な改良を施した。
ジャケットは、胸の開き具合を従来よりも狭く仕立て、ドレッシーな表情に。同時に着丈をショートに変更したことにより、よりボクシーなシルエットに生まれ変わった。また、パンツにはタックを入れ、丈を伸ばし、太ももから足首にかけてテーパードも緩くすることで、よりフォーマルな印象に。素材は、前回で好評を得たポリエステル100%を継続し、自宅での洗濯にも対応し、忙しい現代人でも手間暇をかけずにスーツの美しさを維持することができる。
一方で、生地の表面はコットン生地のような仕上げにこだわった。さらに、フラッシャーもメジャーをモチーフにした「TRIPSTER」のロゴと、「“NEVER NOT WORKING” DICKIES」 のメッセージを入れたデザインに一新した。
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野村訓市率いる「トリップスター(TRIPSTER)」は、「ディッキーズ(DICKIES)」とのコラボレーション第7弾となるスーツを3月22日に発売する。カラーは、ブラウン、チャコールグレー、ブラックの3色で、サイズはS〜XLを展開。価格は各3万3000円。ビームス各店舗で販売する。
紳士服のディッキーズ”をスローガンに掲げ、2018年にスタートした両者によるコラボ。第7弾となる最新のコラボでは、スーツの良し悪しを左右するシルエットと今一度向き合い、当プロジェクト始動以来、最も大幅な改良を施した。
ジャケットは、胸の開き具合を従来よりも狭く仕立て、ドレッシーな表情に。同時に着丈をショートに変更したことにより、よりボクシーなシルエットに生まれ変わった。また、パンツにはタックを入れ、丈を伸ばし、太ももから足首にかけてテーパードも緩くすることで、よりフォーマルな印象に。素材は、前回で好評を得たポリエステル100%を継続し、自宅での洗濯にも対応し、忙しい現代人でも手間暇をかけずにスーツの美しさを維持することができる。
一方で、生地の表面はコットン生地のような仕上げにこだわった。さらに、フラッシャーもメジャーをモチーフにした「TRIPSTER」のロゴと、「“NEVER NOT WORKING” DICKIES」 のメッセージを入れたデザインに一新した。
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ファミリーマートはこのほど、新EC「ファミマオンライン」をスタートした。それに伴い、衣料品のプライベートブランド「コンビニエンスウェア」の全ラインアップのオンライン販売を開始した。
「コンビニエンスウェア」は2021年3月にスタート。「ファセッタズム(FACETASM)」の落合宏理が手掛けるデザインに加え、過去にはNetflixオリジナルドラマの「ストレンジャー・シングス」とのコラボ商品が争奪戦となるなど、これまで“生活必需品”に過ぎなかったコンビニ衣料品の枠を超えて話題を振りまいてきた。25年2月期の売上高は130億円。
「コンビニエンスウエア」は全国約1万6200の「ファミリーマート」店舗で購入できるタッチポイントの多さが強みだが、この利便性がさらに強化されることになる。「ファミマオンライン」では宅配もしくは近隣のファミリーマート店舗への引き当て・受け取りが可能で、個々人のライフスタイルによって入手方法を柔軟に変えられる。
スタート当初はインナーや靴下など70アイテムだったが、パーカーやブルゾンなどアウター類にもバリエーションを広げ、現在は全100アイテム。一方、アイテムラインアップの拡充により、小型・標準店舗には収まりきらない商品が増えてきた。「ファミマオンライン」での取り扱いにより、店のキャパシティーによる販売機会ロスの解消にも、大きな効果が見込めるだろう。
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「カルティエ(CARTIER)」は、俳優の賀来賢人らを起用した新グローバルビジュアルを発表した。賀来はグローバルビジュアルに日本人男性として初めて登場した。
同ビジュアルは、プロモーションやフォルム、ボリュームを通してメゾンに息づく自由な精神を表現した。パリのアパルトモンを舞台に、日常のワンシーンを切り取ったような自然体の姿で、ジュエリーやウオッチ、ブローチを身につけた。
グローバルで展開するビジュアルシリーズには、賀来賢人のほか、ドリュー・スターキー(Drew Starkey)やケルヴァン・ハリソン・Jr (Kelvin Harrison Jr)が出演し、幅広いクリエイションをナチュラルに身につけ、それぞれのエレガンスを発揮した。
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「サボリーノ(SABORINO)」は3月18日、ヘラルボニー(HERALBONY)とのコラボレーション第2弾を発売した。起用した作家は第1弾と同じ衣笠泰介さんで、作品「空飛ぶ香水」をパッケージにあしらったほか、特別ケースを付けている。
今回のアートマスクボックス“夜用特別ケース付きキット HB25”(1540円)は、夜用マスク“お疲れさマスク N”と特別ケースをセットにしたもの。インテリアのアクセントとしても映えるアーティスティックなケースは中身を入れ替えて使うことができる。
「アートのある日常」をテーマにしたした「ヘラルボニー」とのコラボ製品は昨年11月の第1弾で発売した「イエローダイアモンド」「ルビーの気持ち」に続き3製品。光と色彩に溢れた独自の世界観と色彩感覚、感受性をキャンパスに落とし込む衣笠さんの作品は京都上御霊神社と京都御所内白雲神社の絵馬所に大作絵馬が奉納されるなど、国内外から高い評価を受けている。
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「ディオール(DIOR)」は3月27日~4月16日、“ディオール アディクト ヌード & ローズ コレクション”と“チュチュ コレクション”の発売を記念し、東京ミッドタウンの芝生広場でポップアップイベント「ディオール アディクト ファクトリー」を開催する。
同ポップアップは、ブランドのアイコンアイテム“ディオール アディクト リップスティック”が誕生する舞台裏をのぞくことができるファクトリーツアー(工場見学)型のイベントだ。トレンドを生み出すデザインルームに潜入したようなイマーシブ体験や、リップの製造プロセスを見学しながら楽しむアクティビティー、マシーンやピグメントが並ぶプロダクションラインなどを見学できる。ツアーの最後には、事前予約制でプロのアーティストによるメイクアップサービスも体験できる。
物販コーナーでは4月4日に全国発売を控えている“ディオール アディクト ヌード & ローズ コレクション”と“チュチュ コレクション”の先行販売を実施し、カフェでは特別メニューを提供する。
◾️「ディオール アディクト ファクトリー」
日時:3月27日~ 4月16日
時間:11:00~20:00(最終入場は19:15)
会場:東京ミッドタウン 芝生広場(GRASS SQUARE)
住所:東京都港区赤坂9-7-1
入場料:無料、一部コンテンツは予約制
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カシオ計算機の「G-ショック(G-SHOCK)」は、ロックバンドの「ONE OK ROCK(ワンオクロック)」とのコラボレーションモデル“GM-2100TTTR”(4万4000円)を4月10日に発売する。
今回はONE OK ROCKのベーシストであるRyotaの全面監修のもと時計をデザイン。八角形のメタルベゼルが特徴の“GM-2100”をベースモデルに採用し、シルバーのベゼルとホワイトマットスケルトンのバンドで全体をクールに統一した。インデックスにシルバーの蒸着加工を施し、文字板にはブラックを採用することで、引き締まった印象に仕上げた。
「ONE OK ROCK」と親交の深いスウェーデンアーティストEmilのデザイン協力のもと、美しいグラデーションを施した「桜」を文字板に散りばめ、9時位置のインダイヤルには「刀」をモチーフとした小針を配することで、日本文化の持つ優雅さと伝統を表現。ベゼルにはローマ数字をデザイン。
また、遊環にはRyotaのタトゥーを再現した文字を刻印し、裏蓋には「ONE OK ROCK」のロゴを配置。さらに、「ONE OK ROCK」のアーティスト写真も手掛けるAlanが今回のためにロンドンにて撮り下ろした写真をキービジュアルで使用している。パッケージは時計本体の世界観を再現したEmilによるデザイン。
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カシオ計算機の「G-ショック(G-SHOCK)」は、ロックバンドの「ONE OK ROCK(ワンオクロック)」とのコラボレーションモデル“GM-2100TTTR”(4万4000円)を4月10日に発売する。
今回はONE OK ROCKのベーシストであるRyotaの全面監修のもと時計をデザイン。八角形のメタルベゼルが特徴の“GM-2100”をベースモデルに採用し、シルバーのベゼルとホワイトマットスケルトンのバンドで全体をクールに統一した。インデックスにシルバーの蒸着加工を施し、文字板にはブラックを採用することで、引き締まった印象に仕上げた。
「ONE OK ROCK」と親交の深いスウェーデンアーティストEmilのデザイン協力のもと、美しいグラデーションを施した「桜」を文字板に散りばめ、9時位置のインダイヤルには「刀」をモチーフとした小針を配することで、日本文化の持つ優雅さと伝統を表現。ベゼルにはローマ数字をデザイン。
また、遊環にはRyotaのタトゥーを再現した文字を刻印し、裏蓋には「ONE OK ROCK」のロゴを配置。さらに、「ONE OK ROCK」のアーティスト写真も手掛けるAlanが今回のためにロンドンにて撮り下ろした写真をキービジュアルで使用している。パッケージは時計本体の世界観を再現したEmilによるデザイン。
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「グレイト(GR8)」は、「MLB TOKYO SERIES 2025 Presented by GUGGENHEIM」の開催を記念し、MLBと「ニューエラ(NEW ERA)」との「MLB TOKYO SERIES」限定スペシャルコレクションを3月13日に発売した。
今回はロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスというMLB を代表する2チームをフィーチャーし、スポーツとファッションの架け橋となるアイテムが誕⽣。今回の限定スペシャルコレクションでは、キャップ(各6930円)、Tシャツ(各6600円)、ナイロンバーシティジャケット(各3万3000円)の3型をラインアップする。
キャップは、「ニューエラ」の“9TWENTY アジャスタブルキャップ・ロングバイザー”をベースに採⽤。ポリエステル素材を組み合わせ、バイザーの先端にパイピング⾵のアクセントを施すことで、クラシックとモダンが融合したハイブリッドなデザインに仕上げた。さらに、ビンテージモデルからインスピレーションを得て、バックストラップはあえてオールドスタイルのベロクロ仕様を採⽤。ベースボールのクラシックなイメージに「グレイト」ならではのエッセンスをさりげなく取り⼊れた、スペシャルなアイテムとなっている。ドジャースは、ロイヤルブルー、グレー、ブラックの3⾊展開、カブスはブラック、ホワイトの2⾊展開。
ボディには7.5オンスのヘビーウェイトコットンを使⽤し、袖⼝や⾝幅に程よいゆとりを持たせたボックスシルエットを採⽤。⾸元はクラシックな雰囲気のバインダーネック仕様で、洗濯を繰り返してもヨレにくく、タフで⻑く愛⽤できる仕上がりに。バインダーネックとボックスシルエットの組み合わせが、クラシックとモダンを融合させた特徴的なデザインとなっている。さらに、製品洗いを施すことで、⾃然な⾵合いとビンテージライクな表情を引き出した。ドジャースは、ロイヤルブルー、ホワイト、ブラックの3⾊展開、カブスはブラック、ホワイトの2⾊展開となっている。
ナイロンバーシティージャケットはボディーには耐久性と⾼級感を兼ね備えたナイロンツイル素材を使⽤し、裏地には柔らかくスムーズなポリエステルの中綿キルティング仕様を採⽤。快適な着⼼地と保温性を兼ね備えた仕上がりになっています。シルエットは⾝幅や腕周りに程よくゆとりを持たせたボックスシルエットのバーシティジャケット。袖⼝と裾のリブにはスポーティーでクラシックな雰囲気を演出する2 本ラインを施し、クラシックとモダンが融合したデザインに仕上げている。ドジャースは、ロイヤルブルー、ブラックの2⾊展開、カブスはブラックのみの展開となっている。
The post 「グレイト」× MLB ×「ニューエラ」 東京シリーズを記念してドジャースとカブスの特別アイテム発売 appeared first on WWDJAPAN.
「グレイト(GR8)」は、「MLB TOKYO SERIES 2025 Presented by GUGGENHEIM」の開催を記念し、MLBと「ニューエラ(NEW ERA)」との「MLB TOKYO SERIES」限定スペシャルコレクションを3月13日に発売した。
今回はロサンゼルス・ドジャースとシカゴ・カブスというMLB を代表する2チームをフィーチャーし、スポーツとファッションの架け橋となるアイテムが誕⽣。今回の限定スペシャルコレクションでは、キャップ(各6930円)、Tシャツ(各6600円)、ナイロンバーシティジャケット(各3万3000円)の3型をラインアップする。
キャップは、「ニューエラ」の“9TWENTY アジャスタブルキャップ・ロングバイザー”をベースに採⽤。ポリエステル素材を組み合わせ、バイザーの先端にパイピング⾵のアクセントを施すことで、クラシックとモダンが融合したハイブリッドなデザインに仕上げた。さらに、ビンテージモデルからインスピレーションを得て、バックストラップはあえてオールドスタイルのベロクロ仕様を採⽤。ベースボールのクラシックなイメージに「グレイト」ならではのエッセンスをさりげなく取り⼊れた、スペシャルなアイテムとなっている。ドジャースは、ロイヤルブルー、グレー、ブラックの3⾊展開、カブスはブラック、ホワイトの2⾊展開。
ボディには7.5オンスのヘビーウェイトコットンを使⽤し、袖⼝や⾝幅に程よいゆとりを持たせたボックスシルエットを採⽤。⾸元はクラシックな雰囲気のバインダーネック仕様で、洗濯を繰り返してもヨレにくく、タフで⻑く愛⽤できる仕上がりに。バインダーネックとボックスシルエットの組み合わせが、クラシックとモダンを融合させた特徴的なデザインとなっている。さらに、製品洗いを施すことで、⾃然な⾵合いとビンテージライクな表情を引き出した。ドジャースは、ロイヤルブルー、ホワイト、ブラックの3⾊展開、カブスはブラック、ホワイトの2⾊展開となっている。
ナイロンバーシティージャケットはボディーには耐久性と⾼級感を兼ね備えたナイロンツイル素材を使⽤し、裏地には柔らかくスムーズなポリエステルの中綿キルティング仕様を採⽤。快適な着⼼地と保温性を兼ね備えた仕上がりになっています。シルエットは⾝幅や腕周りに程よくゆとりを持たせたボックスシルエットのバーシティジャケット。袖⼝と裾のリブにはスポーティーでクラシックな雰囲気を演出する2 本ラインを施し、クラシックとモダンが融合したデザインに仕上げている。ドジャースは、ロイヤルブルー、ブラックの2⾊展開、カブスはブラックのみの展開となっている。
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米ニューヨーク発の「アダム リぺス(ADAM LIPPES)」が今年、日本市場に上陸する。クラシックなアメリカン・スポーツウエアを再解釈し、ラグジュアリーに昇華させた同ブランドの魅力は、米国のエグゼクティブをはじめ、自立心溢れる女性たちを引きつけてやまない。贅沢な素材使いと緻密なテーラリングから生まれるコレクションは、控えめなエレガンスと凜とした佇まいがある。
一目で上質と分かる素材使いと控えめなエレガンスを追求している「アダム リぺス」は、目の肥えた女性たちを長年とりこにしてきた。ブランド設立当初から“クワイエット・ラグジュアリー”の哲学を体現し、クオリティーとエレガントなデザインを両立させることで、ブランドを着実に成長させてきた。直近の米大統領の就任式ではメラニア・トランプ大統領夫人が「アダム リぺス」の濃紺のコートドレスを着用したことが知られており、アダム・リぺスの服はこれまでもジル・バイデンやミッシェル・オバマら歴代大統領夫人に愛されてきた。まさに名実ともにパワーウーマンたちに選ばれてきたブランドなのだ。
投資銀行でキャリアをスタートしたデザイナーのアダム・リぺスは、幼い頃からの夢を諦めきれず、「ラルフ ローレン」でファッションデザイナーのキャリアをスタート。その後「オスカー デ ラ レンタ」で技術をブラッシュアップし、2013年に自身の名を冠したブランド「アダム リぺス」を立ち上げた。伝統的なアメリカン・スポーツウエアを再構築し、最高級の素材使いと精緻なテーラリングで人々を虜にしてきたが、リぺスの手から生み出されるラグジュアリーな世界は彼の生活の一部であり、幼少期から自然と備わっていた。
雑誌などでたびたびフォーカスされてきた彼の自宅や別荘のインテリアは、こだわり抜かれたアートや家具で作られるラグジュアリーな空間だ。そうした環境の中で育ったリぺスにとって贅沢な素材使いは自然なこと。たびたびコレクションで見られる珍しいテキスタイルは、通常インテリアに用いられるものを使用するなど、アートや建築、インテリアは彼のクリエイションとは切っても切り離せない。
2025年秋冬シーズンはイタリアのシチリアからインスピレーションを得た。シチリア島にある建築家兼インテリアデザイナーのジャック・ガルシアが有するヴィラ・エレナの、17世紀のフランドルのタペストリーやベルベット、シルクジャカードやレオパードのカーペットで構成された大胆な装飾がコレクションに投影された。クラシックなアメリカン・スポーツウエアの要素を取り入れたポンチョはシルクで仕立てられ、一見カジュアルな面持ちのコートも100%カシミヤのコーデュロイを用いることで高級感を漂わせている。テーラードを軸としたスタイルのラインアップも豊富で、顧客からは根強い人気がある。ジャケットにはシルクの裏地を採用し、見えない部分にまでこだわっている。レオパード柄のシニールはインテリアに使われているもので、実にユニークな表情だ。ダブルフェイスのカシミヤコートは極上の質感で、シンプルながら、仕立ての良さを醸し出す存在感がある。
これらのコレクションは、米国各地のプライベートサロンで触れることができる。中でもマンハッタン・アッパーイーストサイドのサロン(写真左)は、1896年に建てられた828フィフスアベニューを改装した、ブランドを象徴する上質・洗練の空間だ。ビンテージの家具や装飾、小物も購入することができる。服だけでなく、親密な空間で受ける極上のサービスも、そのラグジュアリーな世界観を作る大事な要素だ。
「アダム リペス」は2030年までに世界で最大31店舗の出店を掲げている。中でも日本は重点戦略エリアとして都心部への出店や卸売りに力を入れ、近く東京に店舗オープンを検討している。「アダム リペス」が作り出すアメリカン・ラグジュアリーの世界は、目の肥えた日本の女性たちをもとりこにするだろう。
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「ケースティファイ(CASETIFY)」は4月11日、村上隆とコラボレーションしたコレクション“タカシ ムラカミ ×ケースティファイ: MR.DOB”を発売する。一部のコレクションアイテムは、4月3日から期間限定公開する。
同コラボは、村上が現代美術における唯一無二のスタイルを確立したキャリア初期からの“アバター”であり、村上のアートにおける思想を表現してきたアイコニックなキャラクター、MR.DOB(DOB君)を称え、アートとテクノロジーを融合させた。
村上は、「DOB君は、私のキャリアの初期から共に歩んできたアートのパートナーであり、アーティストとしての私の進化とコンテンポラリーカルチャーに対する私の考えを表現する存在です。『ケースティファイ』との本コラボレーションを通じて、DOB君をこれまでなかった新しい形で皆さんの日常生活に取り入れられることを楽しみにしております」とコメントした。
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LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、クリスチャン ディオール クチュール(CHRISTIAN DIOR COUTURE)の副最高経営責任者(CEO)として、現在フェンディ(FENDI)のCEOも務めているピエール・エマニュエル・アンジェログロウ(Pierre-Emmanuel Angeloglou)LVMHファッショングループ マネージング・ディレクターを任命した。また、ルイ・ヴィトンの副CEOとして、ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)のダミアン・ベルトラン(Damien Bertrand)CEOを任命した。
これに伴い、ロロ・ピアーナのCEOには、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH会長兼CEOの三男であるフレデリック・アルノー(Frederic Arnault)LVMHウオッチ部門CEOが就任する。
アンジェログロウ=クリスチャン ディオール クチュール新副CEOは4月15日付で、ベルトラン=ルイ・ヴィトン新副CEOは6月10日付で着任する。アルノー=ロロ・ピアーナ新CEOは、業務のスムーズな引き継ぎのため3月26日付でロロ・ピアーナに移籍し、やはり6月10日付で正式に着任する。
アルノー会長兼CEOは、「当社の傘下ブランドの魅力は、献身的かつ情熱的なリーダーによって支えられている。ダミアン、フレデリック、ピエール・エマニュエルのビジョン、起業家精神、クリエイティビティー、そして卓越性へのコミットメントは、メゾンのダイナミックな発展に大いに貢献してくれるだろう。また、今回の人事は、当社のキャリアを形成する力を反映している」と語った。
ベルトラン新副CEOは、フランスの名門校HECビジネススクール(HEC Business School)を卒業し、LVMHが擁するゲラン(GUERLAIN)のオーストラリア事業のマーケティング・ディレクターとしてキャリアをスタート。その後、ロレアル(L'OREAL)で18年にわたってさまざまな要職を歴任し、2016年にクリスチャン ディオール クチュールに加わった。21年11月から現職。
アンジェログロウ新副CEOは、ロレアルに20年以上在籍し、「ロレアル パリ(L’OREAL PARIS)」のグローバル・ブランド・プレジデントを務めた後、19年にルイ・ヴィトンにファッション&レザーグッズ担当戦略ミッション・ディレクターとして入社。20年からメンズ部門を統括し、22年に戦略ミッション担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントに就任。24年3月にLVMHファッショングループのマネージング・ディレクターに就任し、同年5月からフェンディのCEOを兼任している。なお、同氏の後任はいずれの役職でも明らかにされていない。
アルノー新CEOは、父と同じくフランスのエリート養成機関であるグランゼコールの1つ、エコール ポリテクニーク(Ecole Polytechnique)を卒業し、17年にLVMH傘下のタグ・ホイヤー(TAG HEUER)に入社。18年9月に戦略・デジタル担当ディレクターに、20年6月には25歳でCEOに就任。24年1月から現職となり、「ウブロ(HUBLOT)」「タグ・ホイヤー」「ゼニス(ZENITH)」の3ブランドを統括してきた。後任は近日中に発表する予定。なお、新たな役職への就任後は、アルノー会長兼CEOの相談役も務めるアントニオ・ベローニ(Antonio Belloni)LVMHイタリア社長兼CEOの直属となる。
「ロロ・ピアーナ」は、1924年に北イタリアで創業。2013年にLVMHの傘下となり、アルノー会長兼CEOの長男であるアントワン・アルノー(Antoine Arnault)=ベルルッティCEO(当時。現LVMHヘッド・オブ・コミュニケーション&イメージ)が会長に就任した。同ブランドはいわゆるクリエイティブ・ディレクターを置いておらず、ランウエイでのショーも開催していないが、最高級のカシミヤブランドとして富裕層を中心に人気を博している。なお、LVMHはブランド別での業績を開示していないが、主要事業のファッション・レザーグッズ部門において、「ロロ・ピアーナ」は2大スターブランドの「ルイ・ヴィトン」と「ディオール(DIOR)」に次ぐ3番目の規模となるまでに成長したと見られており、市場関係者の推測によれば年商はおよそ25億ユーロ(約4025億円)。
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3月18・19日、東京ドームで、MLB開幕戦としてシカゴ・カブス対ロサンゼルス・ドジャースの「MLB東京シリーズ by グッゲンハイム(MLB Tokyo Series presented by Guggenheim)」が開催される。
これに合わせ、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は17日、 MLB日本開幕戦限定グッズをデザインしたアーティストの村上隆と面会した。2人は、合計4枚の「トップス(TOPPS)」プロ野球選手トレーディングカードに自身のサインを書き、うち2枚をお互いに受け取った。残り2枚は、村上のデザインによるスペシャルカードセットに封入される。同セットを購入して“引換券”を見つけた幸運なファンは、サイン入りカード1枚と交換することができる。
15日には読売ジャイアンツとのエキシビション試合が行われた。大谷は、いつものチームカラーのロゴに代わって、ゴールドのMLBロゴが背中に施された特注のユニホームを着用した。このワッペンは後に取り外され、今年後半に販売予定の“トップス ゴールド ロゴマン”カードに挿入される。
また同日、村上がミント渋谷店で自身がデザインしたカードセットを開封する様子がファナティクス・ライブで配信された。村上は、推定5000ドルの価値があるとされるコレクターズアイテムの大谷のカードを見事に発見。村上が大谷のカードを保管するか、高額でオークションに出品するかは不明だ。
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カナダ・モントリオール発のECサイト「エッセンス(SSENSE)」はエッジの効いた個性的なブランドの取り扱いや商品構成に定評がある。主軸のウィメンズ、メンズウェアに加えて、最近好調なのがコロナ禍の2020年にローンチした雑貨を取り扱うセクションの「物とモノ」だ。
昨年冬からはウィメンズファッションの買い付けを統括するブリジット・チャートランド氏 が「物とモノ」にのバイイング・ディレクターに就任。ファッションと雑貨の買い付けを一挙に引き受けることとなった。それによりウィメンズファッションと雑貨のバイイングの親和性が増し、雑貨の売り上げが伸長。しのぎを削るファッションEC市場で「エッセンス」は独自の強みをどのように見出しているのか、チャートランド氏に話を聞いた。
ーー今までウィメンズファッションの買い付けを担当されていましたが、雑貨の買い付けの基準は?
ブリジット・チャートランド(以下、チャートランド):雑貨カテゴリーの「物とモノ」の買い付けはウィメンズの買い付けに似ている部分が多いと思っています。私が「物とモノ」を統括するようになってから、平凡なものから離れ、大胆でユニークなデザインへと舵を切りました。とはいえ、目立ちすぎるものだけをそろえることはせず、データに基づいた手堅い商品も従来通り揃えています。要はバランスが重要なのです。
また、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」や「トム ブラウン(THOM BROWNE)」のように、ウィメンズで取り扱う一部のファッションブランドで、ホームプロダクトやセルフケア商品を提供しているブランドにも注目しました。デザイナーのラフ・シモンズ(Raf Simons)とデンマークのテキスタイルブランド「カヴァトラ(KVADRAT)」がコラボレーションしたホーム&ライフスタイル グッズ ブランド「カヴァトラ/ ラフ・シモンズ(KVADRAT/ RAF SIMONS)」のように、ウィメンズですでに関係構築のできているブランドやコミュニティーに焦点を当てています。
チャートランド:シモーン・ロシャ(Simone Rocha)の友人でもあるレイラ・ゴハー(Laila Hohar)がローンチした「ゴハー・ワールド(GOHAR WORLD)」がいい例です。すでに関係を築いていたシモーンの友人ということがきっかけで知ることができたブランドです。「エッセンス」にはすでにシモーンのファンたちがいます。その友人やコミュニティーにアクセスすることで、新たなシナジーが生み出せるのです。私たちはこうしたコミュニティーとの結びつきを大切にしています。
「エッセンス」ではエディトリアルのプラットフォームを活用して、デザイナーや業界の重要な人たちと関係を築いていくことも、とても重要だと思っています。限定出版物、たとえばイザベラ・バーリー(Isabella Burley)による「CLIMAX BOOKS」のような希少な商品はエディトリアルでもその魅力を紹介しました。
さらに「エッセンス」が得意とするのは次世代の若手アーティストの発掘です。日本はもちろん、デンマークや韓国などの新興国やローカル市場に目を向けることも重要です。これらの様々な要素が絡み合ったものが「エッセンス」の戦略と言えるでしょう。
ーー2つのカテゴリーを買い付ける上での大きな違いは?
チャートランド:雑貨はファッションと違って、必ずしもシーズンカレンダーに従っているわけではありません。季節性が強いわけではないからこそ、どのタイミングで何をリリースするかなどは細心の注意を払っています。また、家具などはサイズや重量が重いため、配送料を気にしないといけなかったり、収益にもフォーカスしないといけません。ファッションと異なる点は試着をする必要がないので、「フィット感」は気にする必要はなくとも、ファッションと同様、魅力的なデザインが求められます。
ーーウィメンズと雑貨の買い付けを1人で統括することのメリットは?
チャートランド:「エッセンス」がすでに得意としているウィメンズファッションに、雑貨の世界観を一致させることができることです。前述したように既存のシナジーを活用しつつ、ウィメンズファッションのために築いてきたブランドアイデンティティーを強化し、繋がりを作ることもできます。
2024年にシモーン・ロシャとともにビューティーバッグの企画を行いました。ホリデーシーズン向けにシモーンがデザインしたバッグの中に「エッセンス」で取り扱うビューティ商品を詰め込みました。このバッグは即完売したのですが、私たちのウィメンズファッションで培ったコネクションを活用することが成果につながるということを実証できました。
ーーファッションEコマースサイトにおいて、雑貨の存在意義は?
チャートランド:今まで付き合いのあった顧客たちも日々進化し、ライフスタイルが変化をしたり、家を購入したりするようになり、雑貨や家具、美容などのカテゴリーが受け入れられるようになりました。
また、特にパンデミックは人々の視点を家の中に向けました。ファッションブランドもトータルコーディネートという観点から雑貨やホームプロダクトにも目を向けるようになりました。ブランドのアイデンティティーをファッション以外の形で表現したいというブランドが増えたため、パンデミックの時期は雑貨を始めるのに適した時期であり、私たちのサイトでも雑貨を立ち上げる意義が生まれました。
ーーファッションEコマース市場における「エッセンス」の強みは?
チャートランド:ユニークなブランドや商品を取りそれることで唯一無二の視点を維持していることです。ブランドに特別なコラボレーション商品を作ってもらうことでの希少性は私たちのコアバリューになっています。
ーー「物とモノ」の中で注目しているブランドは?
チャートランド:個人的には「ゴハー・ワールド」のデザインアプローチも好きですし、「テクラ(TEKLA)」と「オーラリー(AURALEE)」のコラボが大好きだったのですが、すぐに売り切れてしまいました。メルボルン発の「ゾウゾウ ラグス(ZOUZOU RUGS)」は美しいラグを作っていて、「フェラガモ(FERRAGAMO)」のブティックとも密接な関わりを持っているので、ファッションブランドとの親和性もあります。日本の家庭にも馴染むパターンなので、日本のお客さんにもおすすめしたいですね。ロサンゼルス拠点の韓国系アメリカ人アーティストのラミ・キム(RAMI KIM STUDIO)の花瓶やタンブラーも大好きです。
ーー最近拠点をLAに移したそうですが、ライフスタイルは変わりましたか?
チャートランド:大きく変わりましたね。ただ、年始に起きた山火事では避難を余儀なくされました。モントリオールにいた時は冬の間は移動以外ではほとんど外に出ることはありませんでしたが、今はほとんど外にいてアクティブに過ごしています。今ではフラワーアレンジメントが週末の趣味になっていて、韓国から来たアーティストとワークショップを開催しました。
ーー今年「物とモノ」で予定されているコラボレーションを教えてください。
チャートランド:「エッセンス」では特別な商品をお客さまに届けるための限定商品なども販売しています。今年はロンドンを拠点とするデザイナー、ジェームズ・ショウ(JAMES SHAW)の作品をエクスクルーシブで取り扱うほか、選りすぐりの新規ブランドも多数導入予定です。
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村上亮太デザイナーによる「ピリングス(PILLINGS)」は3月17日、2025-26年秋冬コレクションをランウエイショー形式で発表した。母・千明とともに前身のニットブランド「リョウタムラカミ(RYOTAMURAKAMI)」をスタートしてから、先シーズンで10年目を迎えた。今季はブランドのこれまでを改めて見つめ直す意味で、アーカイブを再解釈し、「ピリングス」のクラシックを模索した。
クリエイションの源泉は、村上デザイナーが小学生の頃に住んでいた団地で、コレクションタイトルは“Housing Complex(団地)”だ。アイテムは過去に作り上げたものや記憶、想像をつなぎ合わせており、ランウエイに登場したウエアは、ブランドのファンなら見覚えのあるディテールである。ただ、22-23年秋冬や23-24年秋冬の“昆虫ニット”や、21-22年秋冬や22年春夏の“バラニット”のように強いデザインを用いるのではなく、毛玉が全面を覆うジャケットや、盛り上がったシワを編み地で表現したニットなど、ささやかながら「ピリングス」独特の表現をさらに強調して落とし込んだ。
表地のウールが縮絨加工によって縮むことで裏地がはみ出したスカートは、「洗濯から洗い上がったばかりの状態をイメージした」と村上デザイナー。共地のソックスやルームシューズモチーフをいくつも垂らしたドレスやセットアップは散らかった部屋を、グレーの縮絨ウールをドッキングしたアランニットは、長らく着ていないためにホコリをかぶってしまった洋服を彷ふつとさせる。内向的な人の背中を押したいと考える同氏の服は、家の中という安全圏にこもる人の“ありのまま”を肯定する優しさがある。
ランウエイでもパーソナルなムードを追求し、モデルのウオーキング指導には振付師の山田うんを起用した。「コレクションのストーリー性が高いので、登場人物のたたずまいのイメージがわいてきた。だから、クレジットには“TATAZUMAI”と記している」と山田は話す。緊張をほどいた人がふとしてしまう仕草を作るため、モデルには服の凹凸や流れに沿うように自然に指や手を置くように指示していた。
「ピリングス」は、25年度「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」のセミファイナリストに選出され、注目を集めている。しかし村上デザイナーの自己評価は「バイエル(入門)、ソナチネ(中級)、ソナタ(上級)とレベルアップするピアノの教則本で表現するならば、今はソナチネの段階に進んだ程度」だという。3月にパリでのプレゼンテーション審査を経て、オケージョン需要を意識する必要性などを痛感した。
パーソナルなクリエイションを観客に伝えるには充分分かりやすいコレクションで、ブランドの11年目の“自己紹介”として機能する内容だった。今後は、市場を意識したコマーシャルのバランスをどのように取るかが飛躍の鍵となるだろう。
フィナーレ後は、ブランドの応援者たちが高揚した表情で舞台をいつまでも見つめていた。村上デザイナーを招き入れた立役者のサザビーリーグの根岸由香里リトルリーグカンパニー執行役員兼ロンハーマン事業本部事業部長兼ウィメンズディレクターは、「今回から新たに外部のディレクターを入れるなどして、コレクションのブラッシュアップを図った。前よりもさらに良くなったと思う」と述べた。
ブランドのハンドニットを手掛ける「アトリエK's K」の岡本啓子主宰と土谷美由起アシスタントは、「村上くんがどんな無理難題をふっかけてくるのか、いつも楽しみ。お母さん、おばあちゃんのような気持ちで彼を助けたい」と話す。「ピリングス」の周囲には、村上デザイナーの可能性を信じて集まった人たちの、ニットのように温かな輪がある。
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「ディオール(DIOR)」 が展開するフレグランスコレクション“ラ コレクシオン プリヴェ”は、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)が生涯で手掛けたファッションのシルエットの数にちなみ、全22種の豊かな香りをラインアップする。その一つである“サクラ”は、わずかに開花した詩的な桜を表現した香り。だんだんと暖かくなり桜が待ち遠しくなる季節に、俳優の高橋文哉が体感した。
ディオールは生涯にわたり、自身をクチュリエかつパフューマー(デザイナー兼調香師)だと自負していた。フレグランスはドレスのファイナルタッチとして欠かせないものであり、香水とクチュールの結びつきは今もブランドの大切なスピリットだ。そんなつながりを最も表現するのが“ラ コレクシオン プリヴェ”(全22種、各50mL、各2万5300円/各100mL、各4万5100円/各200mL、各6万3140円)。現在は、フランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)=ディオール パフューム クリエイション ディレクターが継承する。クルジャンにとって同コレクションは、「クチュールと香水を密接に結ぶユニークな世界」だと語る。“ラ コレクシオン プリヴェ”の香水の製作は、まず香りのラインを決め、香りのコンポジションをドレスの構造に反映させるかのように捉えることから始まる。そしてクチュリエが生地のドレープを活用するように原料の制約を使いこなし、香りを完成させる。クルジャンはディオールと自身には多くの共通点があると語っており、例えば自然と花々を愛し、自らを取り巻く世界に飽くなき好奇心を抱いていることや、人生の楽しみを大切にし、迷信深いところなど。ディオールとの共通の情熱こそが、同コレクションの創作の基盤だ。
“サクラ”は、わずかに開花した詩的な桜を表現している。ドレスに例えると、桜の花びらのように柔らかなシルクチュールのベールに、アーモンドの心地よいパウダリーなノートが溶け合う。肌を優しくなでるような香りで、軽やかさと繊細さのハーモニーを織りなす。ディオールにインスピレーションを与え続けた、日本の洗練された美意識へオマージュを捧げる。
ディオールが幼少期を過ごしたグランヴィルの邸宅の階段の壁には、母マドレーヌ(Madeleine)が依頼したフレスコ画があった。ディオールも気に入っていたというその壁画には、日本画の名作から飛び出してきたような2羽の白サギが羽ばたく様子が描かれていた。“サクラ”の香りは、ディオールが愛した日本の繊細な美意識、桜のはかない美しさに思いを馳せた香り。桜の花はディオールに、幼少期のフレスコ画の記憶を思い出させたのだ。
WWD:“サクラ”の香りを体感した感想は?
高橋文哉(以下、高橋):ふわっとして、「もうすぐ春だね」という香りが、丸みを帯びて宙をふわふわと舞っているような......そんな香りがしました。
WWD:“サクラ”はどのようなシチュエーションで使いたいか?
高橋:今まで、香水は自分を少し大きくしてくれるような、背伸びできるような存在だと思っていました。しかし“サクラ”は、自分に優しく寄り添ってくれる香りです。日常的につけることで、自分が一つステップアップできる力を添えてくれるように感じました。自分の人生において、さまざまなシチュエーションで使いたいです。
WWD:普段のフレグランスの使い方は?
高橋:昨年公開した映画「ブルーピリオド」で女性役を演じた際には、“ミス ディオール”の香水に助けられました。役作りにおいて「今までの向き合い方では難しいな」と思い、普段から信頼を置いている“香り”に着目したんです。いろいろな香水をまとってみて、一番気分が上がるのが“ミス ディオール”でした。現場では常に“ミス ディオール”を持ち歩いてつけていたのですが、周りの人から「“ユカちゃん”(そのときに演じた女性役の名前)が現場にいると存在感がある」と言われ、香水には偉大な力があるんだなと感じました。今までプライベートでしか香水をつけなかったのですが、仕事で気合を入れたいタイミングで使うことも増えました。
WWD:桜にまつわる思い出を教えてほしい。
高橋:3月生まれなので、春には特別感があります。毎年春になると、人生の転機が訪れるような感覚があります。桜が咲くと、「春がきたんだな」「また一つ年を重ねるんだな」と思います。仕事が終わった後に見る夜桜は、特別感があってきれいですね。
WWD:今年の春に挑戦したいことや実現したいことは?
高橋:僕は今年で24歳になります。デビューしたての19歳のころは、24歳はとてつもなく大人に見えていました。尊敬する先輩たちが最前線で活躍する姿を見ていた中で、かつての自分が思い描いていた“かっこいい先輩像”に自分はまだ到達できていない気がしますが、Z自分の言葉により責任を持つことから始めようと思います。この仕事で最大限に生かせるのは言葉だと思っているので、自分の言葉一つで誰かの人生を救えるような、説得力のある人間になりたいです。
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「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、昨年9月にミラノで開催した“サマー25(Summer 25)”ショーの会場で椅子としても使用された限定のラウンジチェア“ザ アーク(The Ark)”をモチーフにしたLINEスタンプを期間限定で配布中だ。「ボッテガ・ヴェネタ」の公式ラインアカウントを友だち追加し、アンケートフォームに回答すると無料でダウンロードできる。
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「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、昨年9月にミラノで開催した“サマー25(Summer 25)”ショーの会場で椅子としても使用された限定のラウンジチェア“ザ アーク(The Ark)”をモチーフにしたLINEスタンプを期間限定で配布中だ。「ボッテガ・ヴェネタ」の公式ラインアカウントを友だち追加し、アンケートフォームに回答すると無料でダウンロードできる。
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「優しい時間をみんなで共有したかった」。ショー後のバックステージでそう語った阿部千登勢「サカイ」デザイナーが2025-26年秋冬にフォーカスしたのは、「ラッピング(包み込むこと)のジェスチャー」だ。強さと繊細さや心地よさと保護といった要素を示唆しながら、着用者に着方を委ねることで、見慣れた服の新たな形を探求している。
ファーストルックは、先のメンズ&プレ・フォールのショーでも見られた内側の構造をあらわにしたようなレイヤードデザインに、フリンジ付きのショールのような共地をハイブリッドしたノースリーブのテーラードジャケット。直線的なフォルムに片方の肩を覆うファブリックで柔らかな動きを加え、アシンメトリーなシルエットを描いている。その後も提案の中心は、テーラリングやレザーのライダースジャケット、トレンチコート、MA-1、ダウンジャケット、人工ファーやシアリングのアウターなど「サカイ」らしいワードローブの定番に、共地やニットパネルを組み込んだデザイン。チャンキーなニットをケープのように巻きつけたようなスタイリングもあり、優しく包み込むようなシルエットが今季の特徴になっている。そんなデザインについて、阿部デザイナーは、「(ラッピングという)ワンアクションによって、優しかったり、包まれたりするような気持ちになってほしかった。今回の服はラッピングせずに垂らしても街で着られるウエアラブルなものだけど、(布を)肩にかけると優しく包まれる」と説明。そこに合わせるスカートは、大胆なスリットを入れたり、マーメイドシルエットで仕上げたりすることで、動きを生み出している。
コレクションにアクセントを加えるのは、手作業で作ったファブリック製のフェザーや大ぶりのスパンコール、メンズ&プレ・フォールから継続するファー風トリムといった装飾と、刺しゅうで描いたマン・レイ(Man Ray)の作品。中盤から終盤にかけて登場したラッピングのディテールを風に揺れる軽やかなシフォンやペイズリー柄のシルクスカーフで取り入れたルックは、「サカイ」がこの数年ウィメンズで探求を続けているエレガンスが際立たせる。
今シーズンはニューヨークからパリまで都市を問わず、体を包み込むようなコクーンシルエットや肩周りを覆うブランケットやスカーフ、ケープ風のデザインが多出した。それは、この不安で混沌とした時代の中、誰もが無意識に抱いている「安らぎを感じたい」「守られたい」という思いを反映しているかのようだ。阿部デザイナーは、新鮮さとリアリティーを併せ持つ温かなコレクションで、そんな気持ちに的確に応えた。
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「優しい時間をみんなで共有したかった」。ショー後のバックステージでそう語った阿部千登勢「サカイ」デザイナーが2025-26年秋冬にフォーカスしたのは、「ラッピング(包み込むこと)のジェスチャー」だ。強さと繊細さや心地よさと保護といった要素を示唆しながら、着用者に着方を委ねることで、見慣れた服の新たな形を探求している。
ファーストルックは、先のメンズ&プレ・フォールのショーでも見られた内側の構造をあらわにしたようなレイヤードデザインに、フリンジ付きのショールのような共地をハイブリッドしたノースリーブのテーラードジャケット。直線的なフォルムに片方の肩を覆うファブリックで柔らかな動きを加え、アシンメトリーなシルエットを描いている。その後も提案の中心は、テーラリングやレザーのライダースジャケット、トレンチコート、MA-1、ダウンジャケット、人工ファーやシアリングのアウターなど「サカイ」らしいワードローブの定番に、共地やニットパネルを組み込んだデザイン。チャンキーなニットをケープのように巻きつけたようなスタイリングもあり、優しく包み込むようなシルエットが今季の特徴になっている。そんなデザインについて、阿部デザイナーは、「(ラッピングという)ワンアクションによって、優しかったり、包まれたりするような気持ちになってほしかった。今回の服はラッピングせずに垂らしても街で着られるウエアラブルなものだけど、(布を)肩にかけると優しく包まれる」と説明。そこに合わせるスカートは、大胆なスリットを入れたり、マーメイドシルエットで仕上げたりすることで、動きを生み出している。
コレクションにアクセントを加えるのは、手作業で作ったファブリック製のフェザーや大ぶりのスパンコール、メンズ&プレ・フォールから継続するファー風トリムといった装飾と、刺しゅうで描いたマン・レイ(Man Ray)の作品。中盤から終盤にかけて登場したラッピングのディテールを風に揺れる軽やかなシフォンやペイズリー柄のシルクスカーフで取り入れたルックは、「サカイ」がこの数年ウィメンズで探求を続けているエレガンスが際立たせる。
今シーズンはニューヨークからパリまで都市を問わず、体を包み込むようなコクーンシルエットや肩周りを覆うブランケットやスカーフ、ケープ風のデザインが多出した。それは、この不安で混沌とした時代の中、誰もが無意識に抱いている「安らぎを感じたい」「守られたい」という思いを反映しているかのようだ。阿部デザイナーは、新鮮さとリアリティーを併せ持つ温かなコレクションで、そんな気持ちに的確に応えた。
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「優しい時間をみんなで共有したかった」。ショー後のバックステージでそう語った阿部千登勢「サカイ」デザイナーが2025-26年秋冬にフォーカスしたのは、「ラッピング(包み込むこと)のジェスチャー」だ。強さと繊細さや心地よさと保護といった要素を示唆しながら、着用者に着方を委ねることで、見慣れた服の新たな形を探求している。
ファーストルックは、先のメンズ&プレ・フォールのショーでも見られた内側の構造をあらわにしたようなレイヤードデザインに、フリンジ付きのショールのような共地をハイブリッドしたノースリーブのテーラードジャケット。直線的なフォルムに片方の肩を覆うファブリックで柔らかな動きを加え、アシンメトリーなシルエットを描いている。その後も提案の中心は、テーラリングやレザーのライダースジャケット、トレンチコート、MA-1、ダウンジャケット、人工ファーやシアリングのアウターなど「サカイ」らしいワードローブの定番に、共地やニットパネルを組み込んだデザイン。チャンキーなニットをケープのように巻きつけたようなスタイリングもあり、優しく包み込むようなシルエットが今季の特徴になっている。そんなデザインについて、阿部デザイナーは、「(ラッピングという)ワンアクションによって、優しかったり、包まれたりするような気持ちになってほしかった。今回の服はラッピングせずに垂らしても街で着られるウエアラブルなものだけど、(布を)肩にかけると優しく包まれる」と説明。そこに合わせるスカートは、大胆なスリットを入れたり、マーメイドシルエットで仕上げたりすることで、動きを生み出している。
コレクションにアクセントを加えるのは、手作業で作ったファブリック製のフェザーや大ぶりのスパンコール、メンズ&プレ・フォールから継続するファー風トリムといった装飾と、刺しゅうで描いたマン・レイ(Man Ray)の作品。中盤から終盤にかけて登場したラッピングのディテールを風に揺れる軽やかなシフォンやペイズリー柄のシルクスカーフで取り入れたルックは、「サカイ」がこの数年ウィメンズで探求を続けているエレガンスが際立たせる。
今シーズンはニューヨークからパリまで都市を問わず、体を包み込むようなコクーンシルエットや肩周りを覆うブランケットやスカーフ、ケープ風のデザインが多出した。それは、この不安で混沌とした時代の中、誰もが無意識に抱いている「安らぎを感じたい」「守られたい」という思いを反映しているかのようだ。阿部デザイナーは、新鮮さとリアリティーを併せ持つ温かなコレクションで、そんな気持ちに的確に応えた。
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「優しい時間をみんなで共有したかった」。ショー後のバックステージでそう語った阿部千登勢「サカイ」デザイナーが2025-26年秋冬にフォーカスしたのは、「ラッピング(包み込むこと)のジェスチャー」だ。強さと繊細さや心地よさと保護といった要素を示唆しながら、着用者に着方を委ねることで、見慣れた服の新たな形を探求している。
ファーストルックは、先のメンズ&プレ・フォールのショーでも見られた内側の構造をあらわにしたようなレイヤードデザインに、フリンジ付きのショールのような共地をハイブリッドしたノースリーブのテーラードジャケット。直線的なフォルムに片方の肩を覆うファブリックで柔らかな動きを加え、アシンメトリーなシルエットを描いている。その後も提案の中心は、テーラリングやレザーのライダースジャケット、トレンチコート、MA-1、ダウンジャケット、人工ファーやシアリングのアウターなど「サカイ」らしいワードローブの定番に、共地やニットパネルを組み込んだデザイン。チャンキーなニットをケープのように巻きつけたようなスタイリングもあり、優しく包み込むようなシルエットが今季の特徴になっている。そんなデザインについて、阿部デザイナーは、「(ラッピングという)ワンアクションによって、優しかったり、包まれたりするような気持ちになってほしかった。今回の服はラッピングせずに垂らしても街で着られるウエアラブルなものだけど、(布を)肩にかけると優しく包まれる」と説明。そこに合わせるスカートは、大胆なスリットを入れたり、マーメイドシルエットで仕上げたりすることで、動きを生み出している。
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「優しい時間をみんなで共有したかった」。ショー後のバックステージでそう語った阿部千登勢「サカイ」デザイナーが2025-26年秋冬にフォーカスしたのは、「ラッピング(包み込むこと)のジェスチャー」だ。強さと繊細さや心地よさと保護といった要素を示唆しながら、着用者に着方を委ねることで、見慣れた服の新たな形を探求している。
ファーストルックは、先のメンズ&プレ・フォールのショーでも見られた内側の構造をあらわにしたようなレイヤードデザインに、フリンジ付きのショールのような共地をハイブリッドしたノースリーブのテーラードジャケット。直線的なフォルムに片方の肩を覆うファブリックで柔らかな動きを加え、アシンメトリーなシルエットを描いている。その後も提案の中心は、テーラリングやレザーのライダースジャケット、トレンチコート、MA-1、ダウンジャケット、人工ファーやシアリングのアウターなど「サカイ」らしいワードローブの定番に、共地やニットパネルを組み込んだデザイン。チャンキーなニットをケープのように巻きつけたようなスタイリングもあり、優しく包み込むようなシルエットが今季の特徴になっている。そんなデザインについて、阿部デザイナーは、「(ラッピングという)ワンアクションによって、優しかったり、包まれたりするような気持ちになってほしかった。今回の服はラッピングせずに垂らしても街で着られるウエアラブルなものだけど、(布を)肩にかけると優しく包まれる」と説明。そこに合わせるスカートは、大胆なスリットを入れたり、マーメイドシルエットで仕上げたりすることで、動きを生み出している。
コレクションにアクセントを加えるのは、手作業で作ったファブリック製のフェザーや大ぶりのスパンコール、メンズ&プレ・フォールから継続するファー風トリムといった装飾と、刺しゅうで描いたマン・レイ(Man Ray)の作品。中盤から終盤にかけて登場したラッピングのディテールを風に揺れる軽やかなシフォンやペイズリー柄のシルクスカーフで取り入れたルックは、「サカイ」がこの数年ウィメンズで探求を続けているエレガンスが際立たせる。
今シーズンはニューヨークからパリまで都市を問わず、体を包み込むようなコクーンシルエットや肩周りを覆うブランケットやスカーフ、ケープ風のデザインが多出した。それは、この不安で混沌とした時代の中、誰もが無意識に抱いている「安らぎを感じたい」「守られたい」という思いを反映しているかのようだ。阿部デザイナーは、新鮮さとリアリティーを併せ持つ温かなコレクションで、そんな気持ちに的確に応えた。
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英国発ライフスタイルブランド「キャス キッドソン(CATH KIDSTON)」の路面店が3月6日、東京・表参道にオープンした。同ブランドは1993年にロンドンで誕生。英国の伝統的なハンドペイントを施した遊び心溢れるプリントは世界中で愛されている。スタイリングライフ・ホールディングスにより2024年、日本に再上陸した。
1層143平方メートルの表参道店のコンセプトは、“遊び心とモノ作りのストーリーに出合える場所”。店舗の入り口は、「キャス キッドソン」のヘッド・オブ・クリエイティブであるホリー・マーラーがハンドペイントした絵があり、随所にアイコニックな小花柄などを施しながらも東京らしいモダンでポップな店舗に仕上げている。店内には、ロンドンにあるアトリエの制作風景を紹介するコーナーやワークショップができるスペースも設置。スタッフのウエアやキービジュアルはスタイリストの山本マナ、BGMは世界で活躍するThe fin.のYutoUchinoが作曲するなど、オリジナルな空間作りにこだわった。また、エントランスにはアイスクリームショップを併設。人気店「パティシエール マヨ (PATISSIERE MAYO)」の宮田真代シェフによるブランドオリジナルのフレーバーのアイスクリームやマドレーヌを販売する。
店舗では、さまざまなプリントを施したウエアをはじめ、バッグ小物や雑貨などライフスタイルを彩る約450アイテムを販売。トートバッグやスマホショルダーなど日本限定アイテムも充実している。オープンを記念し、アクセサリーブランド「リキュエム(LIQUEM)」やニットブランド「ケイエヌティサンロクゴ(KNT365)」とコラボレーションした限定アイテムも登場する。
3月19日には、京都ポルタ内にも店舗がオープンする。
■キャス キッドソン表参道店
住所:150-0001 東京都渋谷区神宮前4-9-3 清原ビル1階
営業時間:11:00-20:00
不定休
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英国発ライフスタイルブランド「キャス キッドソン(CATH KIDSTON)」の路面店が3月6日、東京・表参道にオープンした。同ブランドは1993年にロンドンで誕生。英国の伝統的なハンドペイントを施した遊び心溢れるプリントは世界中で愛されている。スタイリングライフ・ホールディングスにより2024年、日本に再上陸した。
1層143平方メートルの表参道店のコンセプトは、“遊び心とモノ作りのストーリーに出合える場所”。店舗の入り口は、「キャス キッドソン」のヘッド・オブ・クリエイティブであるホリー・マーラーがハンドペイントした絵があり、随所にアイコニックな小花柄などを施しながらも東京らしいモダンでポップな店舗に仕上げている。店内には、ロンドンにあるアトリエの制作風景を紹介するコーナーやワークショップができるスペースも設置。スタッフのウエアやキービジュアルはスタイリストの山本マナ、BGMは世界で活躍するThe fin.のYutoUchinoが作曲するなど、オリジナルな空間作りにこだわった。また、エントランスにはアイスクリームショップを併設。人気店「パティシエール マヨ (PATISSIERE MAYO)」の宮田真代シェフによるブランドオリジナルのフレーバーのアイスクリームやマドレーヌを販売する。
店舗では、さまざまなプリントを施したウエアをはじめ、バッグ小物や雑貨などライフスタイルを彩る約450アイテムを販売。トートバッグやスマホショルダーなど日本限定アイテムも充実している。オープンを記念し、アクセサリーブランド「リキュエム(LIQUEM)」やニットブランド「ケイエヌティサンロクゴ(KNT365)」とコラボレーションした限定アイテムも登場する。
3月19日には、京都ポルタ内にも店舗がオープンする。
■キャス キッドソン表参道店
住所:150-0001 東京都渋谷区神宮前4-9-3 清原ビル1階
営業時間:11:00-20:00
不定休
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「スターバックス(STARBUCKS)」は3月25日から、スヌーピーなどで知られる漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」とのコラボレーション第3弾をスタートする。第3弾は、 “Kindness”(相手を想う気持ち)をテーマに、豊かな空想力でさまざまな人物になりきるスヌーピー、“ジョー カインド スヌーピ(JOE KIND SNOOPY)”が登場。日本でも、オリジナルドリンクやフード、グッズを全国のスターバックス店舗(一部除く)と「スターバックス」公式オンラインストアで販売。一部日本限定のグッズも展開する。
“ジョー カインド スヌーピー キャラメル チョコレート オーツミルク フラペチーノ”は、オーツミルクとチョコレートチップをベースに、キャラメルとチョコレートを合わせたソースで全体を包み込んだ。トッピングにはホイップクリームとキャラメルチョコレートソース、グリーンハート型のシュガー、ジョー カインド スヌーピーのチョコレートをのせたフラペチーノ。サイズはトールのみで、価格はお持ち帰りの場合が707円、店内利用の場合が720円。
“ジョー カインド スヌーピー アメリカンワッフル”(490円)、“ジョー カインド スヌーピー シュガードーナツ”(480円)は、アメリカンワッフルとシュガードーナツにホイップクリームとキャラメルチョコレートソース、グリーンハート型のシュガー、ジョー カインド スヌーピーのチョコレートをトッピングした。
“ジョー カインド スヌーピー”をモチーフにしたタンブラーやライフスタイルグッズ(全24商品)もラインアップ。ビバレッジカード、ミニカップギフト、トートバッグ、Tシャツ、キャップは日本限定アイテムとして登場する。
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「スターバックス(STARBUCKS)」は3月25日から、スヌーピーなどで知られる漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」とのコラボレーション第3弾をスタートする。第3弾は、 “Kindness”(相手を想う気持ち)をテーマに、豊かな空想力でさまざまな人物になりきるスヌーピー、“ジョー カインド スヌーピ(JOE KIND SNOOPY)”が登場。日本でも、オリジナルドリンクやフード、グッズを全国のスターバックス店舗(一部除く)と「スターバックス」公式オンラインストアで販売。一部日本限定のグッズも展開する。
“ジョー カインド スヌーピー キャラメル チョコレート オーツミルク フラペチーノ”は、オーツミルクとチョコレートチップをベースに、キャラメルとチョコレートを合わせたソースで全体を包み込んだ。トッピングにはホイップクリームとキャラメルチョコレートソース、グリーンハート型のシュガー、ジョー カインド スヌーピーのチョコレートをのせたフラペチーノ。サイズはトールのみで、価格はお持ち帰りの場合が707円、店内利用の場合が720円。
“ジョー カインド スヌーピー アメリカンワッフル”(490円)、“ジョー カインド スヌーピー シュガードーナツ”(480円)は、アメリカンワッフルとシュガードーナツにホイップクリームとキャラメルチョコレートソース、グリーンハート型のシュガー、ジョー カインド スヌーピーのチョコレートをトッピングした。
“ジョー カインド スヌーピー”をモチーフにしたタンブラーやライフスタイルグッズ(全24商品)もラインアップ。ビバレッジカード、ミニカップギフト、トートバッグ、Tシャツ、キャップは日本限定アイテムとして登場する。
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「スターバックス(STARBUCKS)」は3月25日から、スヌーピーなどで知られる漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」とのコラボレーション第3弾をスタートする。第3弾は、 “Kindness”(相手を想う気持ち)をテーマに、豊かな空想力でさまざまな人物になりきるスヌーピー、“ジョー カインド スヌーピ(JOE KIND SNOOPY)”が登場。日本でも、オリジナルドリンクやフード、グッズを全国のスターバックス店舗(一部除く)と「スターバックス」公式オンラインストアで販売。一部日本限定のグッズも展開する。
“ジョー カインド スヌーピー キャラメル チョコレート オーツミルク フラペチーノ”は、オーツミルクとチョコレートチップをベースに、キャラメルとチョコレートを合わせたソースで全体を包み込んだ。トッピングにはホイップクリームとキャラメルチョコレートソース、グリーンハート型のシュガー、ジョー カインド スヌーピーのチョコレートをのせたフラペチーノ。サイズはトールのみで、価格はお持ち帰りの場合が707円、店内利用の場合が720円。
“ジョー カインド スヌーピー アメリカンワッフル”(490円)、“ジョー カインド スヌーピー シュガードーナツ”(480円)は、アメリカンワッフルとシュガードーナツにホイップクリームとキャラメルチョコレートソース、グリーンハート型のシュガー、ジョー カインド スヌーピーのチョコレートをトッピングした。
“ジョー カインド スヌーピー”をモチーフにしたタンブラーやライフスタイルグッズ(全24商品)もラインアップ。ビバレッジカード、ミニカップギフト、トートバッグ、Tシャツ、キャップは日本限定アイテムとして登場する。
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タカラトミーは4月19日、同社の着せ替え人形「リカちゃん」とカネボウ化粧品のメイクアップブランド「ケイト(KATE)」のコラボレーション製品“ケイト リカ-メイク マイ カラー-”(5940円)を発売する。全国の玩具専門店、百貨店および量販店の玩具売り場、インターネットショップ、タカラトミー公式オンラインサイト“タカラトミーモール”などで取り扱う。また、発売日前日の18日には、シブヤ サクラ ステージで先行体験イベントを開催する。
同製品は、人形用のレッドとオレンジのリップや3色のメイクパクトでリカちゃんのメイク遊びが楽しめるドールセットだ。メイクアイテムは「ケイト」のブランドカラーである黒を基調としたデザインとサイズ感にこだわった。さらに、リカちゃんのメイクはリップやアイカラーが映えるようにナチュラルに、ヘアスタイルはノーバングの大人っぽいスタイルに仕上げた。
同コラボでは“ケイト リカ-メイク マイ カラー-”のほかに、5色のメイクパクトとメイクポーチを加えた“ケイト リカ-メイク マイ カラー-DX”(8250円)と詰め替え用メイクインクのリフィルセット“ケイト リカ メイクリフィルセット”(2200円)もラインアップする。
発売日前日に開催する先行体験イベントでは、“ケイト リカ-メイク マイ カラー-”を体験できるワークショップやコラボフォトスポットに加え、大人向けに「ケイト」の新製品のタッチアップを体験できるブースも設ける。
日程:4月18日
場所:シブヤ サクラ ステージ 3階イベントスペース
住所:東京都渋谷区桜丘町1-1
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「フェティコ(FETICO)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。
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「ハイク(HYKE)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。
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アルビオンのスキンケアライン「アンフィネス(INFINESSE)」は5月18日、スキンケアシリーズ“プランプブライト ライン”から、1カ月集中型のスキンケアセット“ダーマジェン”(1万6500円)を発売する。
同キットは毎日使用できる5種の保湿成分を配合した美容液(30mL)と、週1回を目安に使用するヒアルロン酸配合のマイクロニードル(針)状の部分用マスク(2枚×4包の4回分)をセットにした。短期間集中ケアすることで、ふっくらと弾むようなハリのある肌に導く。
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アルビオンのスキンケアライン「アンフィネス(INFINESSE)」は5月18日、スキンケアシリーズ“プランプブライト ライン”から、1カ月集中型のスキンケアセット“ダーマジェン”(1万6500円)を発売する。
同キットは毎日使用できる5種の保湿成分を配合した美容液(30mL)と、週1回を目安に使用するヒアルロン酸配合のマイクロニードル(針)状の部分用マスク(2枚×4包の4回分)をセットにした。短期間集中ケアすることで、ふっくらと弾むようなハリのある肌に導く。
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「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」などを擁するケリング(KERING)は、サステナビリティを推進するスタートアップ企業の発掘・推進を目的とした「ケリング・ジェネレーション・アワード(KERING GENERATION AWARD)」の授賞式を3月13日に東京・虎ノ門で開催した。日本企業を対象に開催したのは今回が初。ファイナリスト11社の中から、発酵技術で循環型社会の構築を目指すファーメンステーションが最優秀企業に輝いた。2位には有機フッ素化合物「PFAS」を使わない透湿防水性の繊維素材を開発したアンフィコ(AMPHICO)、3位に藻類を活用した製品開発を手掛けるアルガルバイオ(algal bio)、特別賞にバイオマス微生物を原料にしたインディゴ染料を開発したマイクロバイオファクトリーが選ばれた。
上位3社には、長期的なメンターシッププログラムをはじめ、グループ傘下ブランドのトップまたヨーロッパを拠点とするテキスタイルメーカーなどとの意見交換の機会、ケリングがパートナーを務める世界最大級のサステナビリティサミット「チェンジ ナウ」への出展権などを授与。また最優秀賞企業には賞金として1000万円を贈った。
授賞式ではフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)=会長兼最高経営責任者(CEO)が登壇。同社が研究開発に協力してきたスタートアップで、人工タンパク質「ブリュード・プロテイン(BREWED PROTEIN)」を製造するスパイバーの関山和秀社長と「サステナビリティに取り組む情熱」をテーマに対談した。
ケリングは、グループ全体で温室効果ガスの絶対排出量を2035年までに21年比で40%削減する野心的な目標を掲げる。ピノーCEOは、この目標について触れ、達成のためにはまだ世の中に存在しないイノベーションの力が必要だと強調。「既成概念にとらわれず、既存のビジネスルールを問う視点を持ち続けてソリューションを導き出してほしい」と参加者に呼びかけた。
関山社長はスパイバーのこれまでを振り返り、「大きく成長できた瞬間は、決して想定していたものではない。むしろまったく予期していなかった危機に直面したときに、突然訪れたチャンスによって切り抜けてきた。未来を見据え、信念を持ち続ければ機会は訪れる」と来場したスタートアップ企業たちを励ました。
1位に選出されたファーメンテーションは、規格外の農産物や飲料・食品工場で排出される製造残さなどの未利用資源を、独自の発酵技術で機能性バイオ原料へと転換する技術を有する。例えば、米ぬかなどを原料に用いたボディーケア商材や、ワインの搾りかすから製造するエタノールを用いたアロマ雑貨などに応用できる。企業との協業事例も多数持つ。「ポーラ(POLA)」は同技術によりゆずの未利用部から開発した保湿成分を用いた製品を開発。亀田製菓は代表商品「ハッピーターン」の製造過程で生じる規格外品を原料に、発酵アルコール(エタノール)を精製。「ハッピーターンから作った除菌ウェットティッシュ」を企画した。また、ファーメンステーションは2022年に、「Bコープ」認証を取得している。
2位のアンフィコは、欧米で規制が進む有機フッ素化合物「PFAS」に着目。従来「PFAS」が多用されていたアウトドアアパレル向けの機能性透湿防水テキスタイルをPFASフリーで実現する技術や、水汚染などの環境汚染を大幅に削減する無水着色技術を開発した。
3位のアルガルバイオは、微細藻類の育種、量産、培養技術を有し、持続可能な代替原料として提案する。同社によると、藻類は森林・農地・食物生産に影響を及ぼさず培養でき、光合成で二酸化炭素を固定する能力に優れている利点を持つ。また、アンチエイジングやUV吸収、保湿などに役立つさまざまな機能性成分と天然色素を含有し、ビューティーやファッションの分野での活用が期待できるという。
ファイナリスト企業はほかに、ラグジュアリーに特化したリセールプラットフォームのアーカイブストック(ARCHIVESTOCK)、生産工程の生地廃棄ゼロを目指すデザインシステムのシンフラックス(Synflux)、繰り返し利用できる梱包材プラットホームのコンベイ(comvey)、AIを活用したオンライン・クローゼットのアプリを核とするスタンディングオベーション(STANDING OVATION)、植物廃棄物を原料とした内装を製造するスペースワスプ(Spacewasp)、余剰化粧品資源から工業資材を製造するモーンガータ、繊維やフィルム素材の多孔化技術を使った高機能性素材を製造するファイバークレーズ(FiberCraze)が選ばれた。
同アワードは、ファッションとビューティー業界のサステナビリティを推進するイノベーションを持ち込むスタートアップ企業を発掘・育成することを目的に、2018年に中国で発足。これまでにサウジアラビアでも開催した。日本初開催となった今回は、スタートアップ成長支援の専門部隊CIC インスティチュートがサポート。審査員は、ケリングのフランソワ・アンリ・ピノー=会長兼CEOやマリー=クレール・ダヴー(Marie-Claire Daveu)=チーフ・サステナビリティ・オフィサー(CSO)兼渉外担当責任者らボードメンバーに加え、渡辺貴生ゴールドウイン社長や山崎智士サティス製薬CEOら9人が務めた。
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「グッチ(GUCCI)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」などを擁するケリング(KERING)は、サステナビリティを推進するスタートアップ企業の発掘・推進を目的とした「ケリング・ジェネレーション・アワード(KERING GENERATION AWARD)」の授賞式を3月13日に東京・虎ノ門で開催した。日本企業を対象に開催したのは今回が初。ファイナリスト11社の中から、発酵技術で循環型社会の構築を目指すファーメンステーションが最優秀企業に輝いた。2位には有機フッ素化合物「PFAS」を使わない透湿防水性の繊維素材を開発したアンフィコ(AMPHICO)、3位に藻類を活用した製品開発を手掛けるアルガルバイオ(algal bio)、特別賞にバイオマス微生物を原料にしたインディゴ染料を開発したマイクロバイオファクトリーが選ばれた。
上位3社には、長期的なメンターシッププログラムをはじめ、グループ傘下ブランドのトップまたヨーロッパを拠点とするテキスタイルメーカーなどとの意見交換の機会、ケリングがパートナーを務める世界最大級のサステナビリティサミット「チェンジ ナウ」への出展権などを授与。また最優秀賞企業には賞金として1000万円を贈った。
授賞式ではフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)=会長兼最高経営責任者(CEO)が登壇。同社が研究開発に協力してきたスタートアップで、人工タンパク質「ブリュード・プロテイン(BREWED PROTEIN)」を製造するスパイバーの関山和秀社長と「サステナビリティに取り組む情熱」をテーマに対談した。
ケリングは、グループ全体で温室効果ガスの絶対排出量を2035年までに21年比で40%削減する野心的な目標を掲げる。ピノーCEOは、この目標について触れ、達成のためにはまだ世の中に存在しないイノベーションの力が必要だと強調。「既成概念にとらわれず、既存のビジネスルールを問う視点を持ち続けてソリューションを導き出してほしい」と参加者に呼びかけた。
関山社長はスパイバーのこれまでを振り返り、「大きく成長できた瞬間は、決して想定していたものではない。むしろまったく予期していなかった危機に直面したときに、突然訪れたチャンスによって切り抜けてきた。未来を見据え、信念を持ち続ければ機会は訪れる」と来場したスタートアップ企業たちを励ました。
1位に選出されたファーメンテーションは、規格外の農産物や飲料・食品工場で排出される製造残さなどの未利用資源を、独自の発酵技術で機能性バイオ原料へと転換する技術を有する。例えば、米ぬかなどを原料に用いたボディーケア商材や、ワインの搾りかすから製造するエタノールを用いたアロマ雑貨などに応用できる。企業との協業事例も多数持つ。「ポーラ(POLA)」は同技術によりゆずの未利用部から開発した保湿成分を用いた製品を開発。亀田製菓は代表商品「ハッピーターン」の製造過程で生じる規格外品を原料に、発酵アルコール(エタノール)を精製。「ハッピーターンから作った除菌ウェットティッシュ」を企画した。また、ファーメンステーションは2022年に、「Bコープ」認証を取得している。
2位のアンフィコは、欧米で規制が進む有機フッ素化合物「PFAS」に着目。従来「PFAS」が多用されていたアウトドアアパレル向けの機能性透湿防水テキスタイルをPFASフリーで実現する技術や、水汚染などの環境汚染を大幅に削減する無水着色技術を開発した。
3位のアルガルバイオは、微細藻類の育種、量産、培養技術を有し、持続可能な代替原料として提案する。同社によると、藻類は森林・農地・食物生産に影響を及ぼさず培養でき、光合成で二酸化炭素を固定する能力に優れている利点を持つ。また、アンチエイジングやUV吸収、保湿などに役立つさまざまな機能性成分と天然色素を含有し、ビューティーやファッションの分野での活用が期待できるという。
ファイナリスト企業はほかに、ラグジュアリーに特化したリセールプラットフォームのアーカイブストック(ARCHIVESTOCK)、生産工程の生地廃棄ゼロを目指すデザインシステムのシンフラックス(Synflux)、繰り返し利用できる梱包材プラットホームのコンベイ(comvey)、AIを活用したオンライン・クローゼットのアプリを核とするスタンディングオベーション(STANDING OVATION)、植物廃棄物を原料とした内装を製造するスペースワスプ(Spacewasp)、余剰化粧品資源から工業資材を製造するモーンガータ、繊維やフィルム素材の多孔化技術を使った高機能性素材を製造するファイバークレーズ(FiberCraze)が選ばれた。
同アワードは、ファッションとビューティー業界のサステナビリティを推進するイノベーションを持ち込むスタートアップ企業を発掘・育成することを目的に、2018年に中国で発足。これまでにサウジアラビアでも開催した。日本初開催となった今回は、スタートアップ成長支援の専門部隊CIC インスティチュートがサポート。審査員は、ケリングのフランソワ・アンリ・ピノー=会長兼CEOやマリー=クレール・ダヴー(Marie-Claire Daveu)=チーフ・サステナビリティ・オフィサー(CSO)兼渉外担当責任者らボードメンバーに加え、渡辺貴生ゴールドウイン社長や山崎智士サティス製薬CEOら9人が務めた。
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今季のパリ・ファッション・ウイークは街中から遠い会場や近くに地下鉄の駅がない場所が多く、移動にかなり時間を取られます。どんなにスケジュール調整をしても、右岸と左岸を行ったり来たり。本日は、西の外れにあるテニスクラブでショーを開いた「クロエ」からスタート。地下鉄と徒歩で東西南北を駆け巡った4日目の模様をお届けします。
藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:「クロエ」の会場は、今季もパリ西部にあるテニスクラブ。車で向かった先シーズンはゴミ収集車による渋滞にハマって猛ダッシュしたので、今日は地下鉄で向かいます。ホテル最寄りの駅から1本で行けるのは良かったのですが、それにしても遠い。20駅乗って、ようやく辿り着きました。
コレクションは、「クロエ」らしいボヘミアン・ロマンチックなスタイルを継続。「いかに過去をロマンチックに表現するかについて考えた」というシェミナ・カマリ(Chemena Kamali)は今季、ブランドを象徴するギャザーやフリル、レースを配したシアーなドレスやキャミソール、ワイドな肩のブラウス、フレアパンツに、コンパクトなシルエットのビクトリアンジャケットや人工ファーもしくはシアリングを用いたアウター、キルティングやレザーの光沢あるコート、シアーなロングスカートを合わせて、スタイルをアップデートしています。そしてバッグは、約20年前に一世を風靡したフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)時代のアイコンバッグ“パディントン“が復活。さらにさらに、ファーのしっぽも久々にランウエイに戻ってきました。バッグのチャームとしてだけでなく、ファーストールの端に何本も垂れ下がったデザインが新鮮です。
そんなスタイルは、やっぱりカワイイ。ビクトリアンスタイルのジャケットは他のブランドでも見られましたし、ビンテージムードを取り入れたクリエイションも増えています。シェミナの「クロエ」の時代を捉える感覚は、今季も冴えていますね。村上さんはどう見られましたか?
村上要「WWDJAPAN」編集長:もうシェミナの「クロエ」が良いことはわかってきたので、最近は「シフォンのフリルドレスやブラウス、楊柳パンツがどこまで鮮度を保てるのか?」という視点で注目していますが、まだしばらく行けそうですね。引き続き甘いテイストのボヘミアンなムードをプラスすることでコントラストを楽しんでいますが、今シーズンはパッチワークのレザーアウターやしっぽをプラスと前回とは違うボヘミアンのありようを模索。そこに、先シーズンのパフショルダーからドレープが垂れるジャケットなどを合わせていますが、こちらがヴィクトリアン調に進化しています。一度「クロエ」のアイコンを手に入れれば、いつでも、新しいスタイリングで楽しめる工夫を大切に進化を続けています。
今、一番のトレンドセッターだから、しっぽはきっと、いろんなブランドから登場するようになるでしょう。日本ではこれで、何回目のブームですか(4回目?)。「クロエ」のように何本も垂らしてみたいから、他のブランドに浮気しちゃうかもしれないけれど、最初の1本はリスペクトの意味を込めて「クロエ」で買おうと思います(笑)。
“パディントン“は、40万円くらいで提案したい、とのことです。無論、昔に比べれば高くなっていますが、これが50万円だったら「高い!買わない!」になってしまいますが、「頑張ってみようかな?」と思わせてくれるまで、「クロエ」も頑張ってくれた印象です。“パディントン“でもう一度広く名前が伝わったら、ウエアにもさらなる良い効果がありそうですね。
村上:今日はここから西へ東へ、南へ北への大移動がスタート。まずは西から東へ、メトロでも車でも1時間コースの「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」です。こりゃ相当遅れること間違いなしですね(笑)。
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)による米ブランド管理会社ブルースター・アライアンス(BLUESTAR ALLIANCE)への売却に伴い、ロゴやグラフィティを使ったカジュアルなブランドに傾倒していくと思っていましたが、イブラヒム・カマラ(Ibrahim Kamara)=アート&イメージディレクターによるコンセプチュアルなアプローチは継続する様子。今シーズンは、ヴァージル・アブローのルーツであるガーナに思いを馳せ、すっかりアメリカのシンボルだと思っていましたが、ガーナの象徴でもあるイーグルと星のモチーフを多用しました。西アフリカのカラフルな色使いで、モーターサイクルのユニホームやイギリスの制服に盛り込んでいきます。アフリカ、アメリカ、イギリスなど、世界を股にかけるのは、ブランドらしいところ。当然、アフリカン・アメリカンなモデルが多数登場し、出自や人種におけるダイバーシティを訴えます。
若干ワンパターンな印象もありますが、ここからもっと買いやすいデザインやグラフィックのアイテムを考案するのだろうことを踏まえると、このくらいわかりやすい方が良いのかもしれません。
藪野:お次は、左岸のユネスコ本部で開かれた「ラバンヌ(RABANNE)」です。今季はファーライクな素材がビッグトレンドになっていますが、ここでもファーが多出しました。特に目を引いたのは、裾に何本もファーのしっぽが垂れ下がり揺れるコートやドレス。さすがに1日にファーのしっぽを2回も見るとは思っていませんでした。そのほかにも、全体からラペルやライニングなどの部分使いまで、ボリューム満点のファーがスタイルのカギになっています。ファーだけでなく、ラペルやライニングにシルバーのスパンコール装飾をびっしりとあしらった提案もあり、前身頃が2枚仕立てになったようなかっちりとしたコートやジャケットとのコントラストを際立たせています。
一方、「ラバンヌ」を象徴する煌びやかなメタルメッシュはレースとドッキング。シアーなドレスや透明なビニールのコートなどの下に合わせ、内側から控えめに煌めきを放ちます。そして、足元はコンバットブーツや、スパンコールをびっしりとあしらったソックスとメリージェーンをスタイリング。引き続きデイウエアの中で、「ラバンヌ」らしいスタイルを探求しています。
藪野:「ラバンヌ」の後は、一度右岸に戻って「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」の展示会に行き、またまた左岸に渡って「ホダコヴァ(HODAKOVA)」のショーへ。2024年度「LVMHプライズ」でグランプリを受賞したスウェーデンの若手ブランドです。会場には有名エディターやジャーナリスト、インフルエンサーが揃っていて、注目度の高さが伺えます。
服から日用品まで日常の中にあるものをアップサイクルしてコレクションを作り上げるアプローチで知られるブランドですが、今季もこれまでのアイデアを応用しながら進化しています。チノパンツはトレンチジャケットへと姿を変え、スラックスはトップスやドレスに。レザーのベルトは長いフリンジとしてドレスやスカートを飾ったり、バッグになったり。トレンドのファーアウターも「ホダコヴァ」らしくファーハットをはぎ合わせて作っています。そして極め付けは、最後に披露した小太鼓やコントラバスといった楽器で作った服。アイデアやアプローチは面白いと思うのですが、これからの課題はいかにリアルに着たいと思わせるデザインを生み出し、再び日常に落とし込むか。アップサイクルを軸にものづくりを行う若手ブランドはどんどん増えているので、どのようにライバルと差別化してビジネスを軌道に乗せていくかにも注目です。
村上:「ロジェ ヴィヴィエ(ROGER VIVIER)」は、今回ちょっと大人しめでした。と言っても、前回が乙女心とクラフツマンシップ全開すぎたのですが(笑)。今回はバラにフォーカス。カラフルなサテンで作ったパンプスに、メタルやサテン、レザーで作ったバラをあしらいました。クラッチも、全面サテンのバラ飾り。あ、こうやって説明すると、全然大人しめじゃないですね(笑)。
お次は、またセーヌ川を渡って、「リック・オウエンス(RICK OWENS)」へ。会場にはスモークが焚かれ、「リック」様らしい神聖なムードを盛り上げます。
今シーズンは、いつも通りではありますが、それ以上にレザー使いが際立ちます。ロング丈のレザージャケットには、まるで吸血鬼のような、ある意味ヴィクトリアン調な高い襟。スリットを入れたレザーのロングスカートからは、ファインゲージのコットンなどで作ったインナーを覗かせながら、レザーのロングブーツを合わせて迫力たっぷり。と思ったら、レザーに大蛇のようなパイソン模様を加えつつ一枚一枚カットアウトしたスカートまで現れ、畏怖や畏敬の念さえ抱かせました。トップスは、細長いラバーを斜めに、カスケード状に重ねたフーディ。美しくも、消化器官の“ひだ“のようでもあり、こちらも少しグロテスクな美しさを放ちます。リック様は、これを「フリル」と呼ぶのだそう(笑)。ファーのブルゾンにスパンコールのハーネス、コットンに凹凸ができるほどペンキを塗りたくったスカート、レザーを編み込んで成形したボディコンドレスなど、今シーズンはクチュール級のテクニックが満載。余計な加工をしないことで環境に配慮しながら自然の荒々しい面影を残した素材使い、宗教的なムードを讃えるロングドレスなど、唯一無二の美意識さらに進化しています。
藪野:僕は、ドーバー ストリート マーケット パリ(DOVER STREET MARKET PARIS)のローズベーカリーで開かれた、ノルウェー発のジュエリーブランド「トム ウッド(TOM WOOD)」と秋元梢さんのコラボアイテムのお披露目パーティーへ。組み合わせると鎧のようにも見えるデザインですが、その名前は“チユ(CHIYU)“リング。それは、秋元さんが指を脱臼した時に着けていたギプスから着想を得たものだからだそうです。
そろそろ次のショーに向かわねばと思っていたら、「リック・オウエンス」のショー後、速攻で衣装チェンジした秋元さんが到着。ジュエリーを重ね付けしたスタイリングはさすがです。実際に着けてみたのですが、サイズ豊富でメンズもOK。中指の第一関節にはめたり小指の第二関節にはめたりといったふうに、気分によって違う着け方を楽しめるのがいい感じでした。
「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」は、現代に女性が快適かつ特別な気持ちになれる洋服ってなんだろう?と考えました。たどり着いた1つの答えは、「メンズのような洋服を作ること」。そこから、あらゆる相反するものの融合、例えばマスキュリンとフェミニン、例えば支配的なムードと従属的な雰囲気、絢爛豪華と質実剛健のコンビネーションなど、アイデアを膨らませました。
ゆえにファーストルックは、マスキュリンなダブルのスーツ。にもかかわらず襟には豪華なファーを施しました。パワーショルダーだけど、太い2連のベルトでウエストマークします。ヘルシーなタンクトップに重厚感あるレザーパンツ、テントラインで優雅なのに漆黒かつ鈍く光るコーティング素材のコート、ピンヒールのパンプスなのにミリタリー由来のリブ編みニットにレザースカート、そして幾つものカウボーイベルト、総ファーのコートの中で独特の存在感を放つガラスレザーのコルセット。いつもクチュールは真剣勝負なのに、プレタポルテは一本調子だったダニエル・ローズベリー(Daniel Roseberry)、今回は冴えています。
散々登場したカウボーイブーツとベルトは、ダニエルが幼少期をテキサスで過ごしたことがあるからなんだって。
藪野:本日の最後は、「イザベル マラン」。会場はおなじみのパレ・ロワイヤルで、ようやく街の中心部に戻ってこれました(笑)。観光客も多いエリアなので、いつもセレブ待ちのファンと野次馬でエントランスがどこだか分からなるのですが……今回はセレブと他のゲストで入り口の場所を分けてくれていたため、なんともスムーズな会場入り。これを考えてくれた方、グッジョブ!です。
ノリノリのエレクトロニックなビートに乗って披露されたコレクションは、ブランドを象徴するコードと1970年代後半から80年代前半に人気を博したニュー・ウェーブのロックなスタイルに見られるエッジをミックス。パワーショルダーで仕上げたピンストライプのテーラードジャケットやツイードコート、タータンのシャツは、アイレットベルトや安全ピンのブローチ、網タイツ、マイクロミニ丈のスカートやパンツと合わせて、パンキッシュ&セクシーに。そこにバイカースタイルのレザーウエアや、レースのドレスにブラウス、ドレープを効かせたアシンメトリーなドレスを合わせ、「イザベル マラン」らしいエネルギッシュでボヘミアンなムードを演出しました。
そして今回のランウエイには、2025年春夏キャンペーンモデルにも起用されたATEEZのソンファ(Seonghwa)がモデルとして登場。ランウエイを歩いてくれると、走ったりモミクチャにされたりすることなく、その姿をしっかり押さえられるので取材する側としては助かります。ということで、セレブ撮影のミッションも無事クリア。日本風中華料理の来々軒でお腹を満たして、帰路につきました。
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今季のパリ・ファッション・ウイークは街中から遠い会場や近くに地下鉄の駅がない場所が多く、移動にかなり時間を取られます。どんなにスケジュール調整をしても、右岸と左岸を行ったり来たり。本日は、西の外れにあるテニスクラブでショーを開いた「クロエ」からスタート。地下鉄と徒歩で東西南北を駆け巡った4日目の模様をお届けします。
藪野淳「WWDJAPAN」欧州通信員:「クロエ」の会場は、今季もパリ西部にあるテニスクラブ。車で向かった先シーズンはゴミ収集車による渋滞にハマって猛ダッシュしたので、今日は地下鉄で向かいます。ホテル最寄りの駅から1本で行けるのは良かったのですが、それにしても遠い。20駅乗って、ようやく辿り着きました。
コレクションは、「クロエ」らしいボヘミアン・ロマンチックなスタイルを継続。「いかに過去をロマンチックに表現するかについて考えた」というシェミナ・カマリ(Chemena Kamali)は今季、ブランドを象徴するギャザーやフリル、レースを配したシアーなドレスやキャミソール、ワイドな肩のブラウス、フレアパンツに、コンパクトなシルエットのビクトリアンジャケットや人工ファーもしくはシアリングを用いたアウター、キルティングやレザーの光沢あるコート、シアーなロングスカートを合わせて、スタイルをアップデートしています。そしてバッグは、約20年前に一世を風靡したフィービー・ファイロ(Phoebe Philo)時代のアイコンバッグ“パディントン“が復活。さらにさらに、ファーのしっぽも久々にランウエイに戻ってきました。バッグのチャームとしてだけでなく、ファーストールの端に何本も垂れ下がったデザインが新鮮です。
そんなスタイルは、やっぱりカワイイ。ビクトリアンスタイルのジャケットは他のブランドでも見られましたし、ビンテージムードを取り入れたクリエイションも増えています。シェミナの「クロエ」の時代を捉える感覚は、今季も冴えていますね。村上さんはどう見られましたか?
村上要「WWDJAPAN」編集長:もうシェミナの「クロエ」が良いことはわかってきたので、最近は「シフォンのフリルドレスやブラウス、楊柳パンツがどこまで鮮度を保てるのか?」という視点で注目していますが、まだしばらく行けそうですね。引き続き甘いテイストのボヘミアンなムードをプラスすることでコントラストを楽しんでいますが、今シーズンはパッチワークのレザーアウターやしっぽをプラスと前回とは違うボヘミアンのありようを模索。そこに、先シーズンのパフショルダーからドレープが垂れるジャケットなどを合わせていますが、こちらがヴィクトリアン調に進化しています。一度「クロエ」のアイコンを手に入れれば、いつでも、新しいスタイリングで楽しめる工夫を大切に進化を続けています。
今、一番のトレンドセッターだから、しっぽはきっと、いろんなブランドから登場するようになるでしょう。日本ではこれで、何回目のブームですか(4回目?)。「クロエ」のように何本も垂らしてみたいから、他のブランドに浮気しちゃうかもしれないけれど、最初の1本はリスペクトの意味を込めて「クロエ」で買おうと思います(笑)。
“パディントン“は、40万円くらいで提案したい、とのことです。無論、昔に比べれば高くなっていますが、これが50万円だったら「高い!買わない!」になってしまいますが、「頑張ってみようかな?」と思わせてくれるまで、「クロエ」も頑張ってくれた印象です。“パディントン“でもう一度広く名前が伝わったら、ウエアにもさらなる良い効果がありそうですね。
村上:今日はここから西へ東へ、南へ北への大移動がスタート。まずは西から東へ、メトロでも車でも1時間コースの「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」です。こりゃ相当遅れること間違いなしですね(笑)。
LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)による米ブランド管理会社ブルースター・アライアンス(BLUESTAR ALLIANCE)への売却に伴い、ロゴやグラフィティを使ったカジュアルなブランドに傾倒していくと思っていましたが、イブラヒム・カマラ(Ibrahim Kamara)=アート&イメージディレクターによるコンセプチュアルなアプローチは継続する様子。今シーズンは、ヴァージル・アブローのルーツであるガーナに思いを馳せ、すっかりアメリカのシンボルだと思っていましたが、ガーナの象徴でもあるイーグルと星のモチーフを多用しました。西アフリカのカラフルな色使いで、モーターサイクルのユニホームやイギリスの制服に盛り込んでいきます。アフリカ、アメリカ、イギリスなど、世界を股にかけるのは、ブランドらしいところ。当然、アフリカン・アメリカンなモデルが多数登場し、出自や人種におけるダイバーシティを訴えます。
若干ワンパターンな印象もありますが、ここからもっと買いやすいデザインやグラフィックのアイテムを考案するのだろうことを踏まえると、このくらいわかりやすい方が良いのかもしれません。
藪野:お次は、左岸のユネスコ本部で開かれた「ラバンヌ(RABANNE)」です。今季はファーライクな素材がビッグトレンドになっていますが、ここでもファーが多出しました。特に目を引いたのは、裾に何本もファーのしっぽが垂れ下がり揺れるコートやドレス。さすがに1日にファーのしっぽを2回も見るとは思っていませんでした。そのほかにも、全体からラペルやライニングなどの部分使いまで、ボリューム満点のファーがスタイルのカギになっています。ファーだけでなく、ラペルやライニングにシルバーのスパンコール装飾をびっしりとあしらった提案もあり、前身頃が2枚仕立てになったようなかっちりとしたコートやジャケットとのコントラストを際立たせています。
一方、「ラバンヌ」を象徴する煌びやかなメタルメッシュはレースとドッキング。シアーなドレスや透明なビニールのコートなどの下に合わせ、内側から控えめに煌めきを放ちます。そして、足元はコンバットブーツや、スパンコールをびっしりとあしらったソックスとメリージェーンをスタイリング。引き続きデイウエアの中で、「ラバンヌ」らしいスタイルを探求しています。
藪野:「ラバンヌ」の後は、一度右岸に戻って「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」の展示会に行き、またまた左岸に渡って「ホダコヴァ(HODAKOVA)」のショーへ。2024年度「LVMHプライズ」でグランプリを受賞したスウェーデンの若手ブランドです。会場には有名エディターやジャーナリスト、インフルエンサーが揃っていて、注目度の高さが伺えます。
服から日用品まで日常の中にあるものをアップサイクルしてコレクションを作り上げるアプローチで知られるブランドですが、今季もこれまでのアイデアを応用しながら進化しています。チノパンツはトレンチジャケットへと姿を変え、スラックスはトップスやドレスに。レザーのベルトは長いフリンジとしてドレスやスカートを飾ったり、バッグになったり。トレンドのファーアウターも「ホダコヴァ」らしくファーハットをはぎ合わせて作っています。そして極め付けは、最後に披露した小太鼓やコントラバスといった楽器で作った服。アイデアやアプローチは面白いと思うのですが、これからの課題はいかにリアルに着たいと思わせるデザインを生み出し、再び日常に落とし込むか。アップサイクルを軸にものづくりを行う若手ブランドはどんどん増えているので、どのようにライバルと差別化してビジネスを軌道に乗せていくかにも注目です。
村上:「ロジェ ヴィヴィエ(ROGER VIVIER)」は、今回ちょっと大人しめでした。と言っても、前回が乙女心とクラフツマンシップ全開すぎたのですが(笑)。今回はバラにフォーカス。カラフルなサテンで作ったパンプスに、メタルやサテン、レザーで作ったバラをあしらいました。クラッチも、全面サテンのバラ飾り。あ、こうやって説明すると、全然大人しめじゃないですね(笑)。
お次は、またセーヌ川を渡って、「リック・オウエンス(RICK OWENS)」へ。会場にはスモークが焚かれ、「リック」様らしい神聖なムードを盛り上げます。
今シーズンは、いつも通りではありますが、それ以上にレザー使いが際立ちます。ロング丈のレザージャケットには、まるで吸血鬼のような、ある意味ヴィクトリアン調な高い襟。スリットを入れたレザーのロングスカートからは、ファインゲージのコットンなどで作ったインナーを覗かせながら、レザーのロングブーツを合わせて迫力たっぷり。と思ったら、レザーに大蛇のようなパイソン模様を加えつつ一枚一枚カットアウトしたスカートまで現れ、畏怖や畏敬の念さえ抱かせました。トップスは、細長いラバーを斜めに、カスケード状に重ねたフーディ。美しくも、消化器官の“ひだ“のようでもあり、こちらも少しグロテスクな美しさを放ちます。リック様は、これを「フリル」と呼ぶのだそう(笑)。ファーのブルゾンにスパンコールのハーネス、コットンに凹凸ができるほどペンキを塗りたくったスカート、レザーを編み込んで成形したボディコンドレスなど、今シーズンはクチュール級のテクニックが満載。余計な加工をしないことで環境に配慮しながら自然の荒々しい面影を残した素材使い、宗教的なムードを讃えるロングドレスなど、唯一無二の美意識さらに進化しています。
藪野:僕は、ドーバー ストリート マーケット パリ(DOVER STREET MARKET PARIS)のローズベーカリーで開かれた、ノルウェー発のジュエリーブランド「トム ウッド(TOM WOOD)」と秋元梢さんのコラボアイテムのお披露目パーティーへ。組み合わせると鎧のようにも見えるデザインですが、その名前は“チユ(CHIYU)“リング。それは、秋元さんが指を脱臼した時に着けていたギプスから着想を得たものだからだそうです。
そろそろ次のショーに向かわねばと思っていたら、「リック・オウエンス」のショー後、速攻で衣装チェンジした秋元さんが到着。ジュエリーを重ね付けしたスタイリングはさすがです。実際に着けてみたのですが、サイズ豊富でメンズもOK。中指の第一関節にはめたり小指の第二関節にはめたりといったふうに、気分によって違う着け方を楽しめるのがいい感じでした。
「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」は、現代に女性が快適かつ特別な気持ちになれる洋服ってなんだろう?と考えました。たどり着いた1つの答えは、「メンズのような洋服を作ること」。そこから、あらゆる相反するものの融合、例えばマスキュリンとフェミニン、例えば支配的なムードと従属的な雰囲気、絢爛豪華と質実剛健のコンビネーションなど、アイデアを膨らませました。
ゆえにファーストルックは、マスキュリンなダブルのスーツ。にもかかわらず襟には豪華なファーを施しました。パワーショルダーだけど、太い2連のベルトでウエストマークします。ヘルシーなタンクトップに重厚感あるレザーパンツ、テントラインで優雅なのに漆黒かつ鈍く光るコーティング素材のコート、ピンヒールのパンプスなのにミリタリー由来のリブ編みニットにレザースカート、そして幾つものカウボーイベルト、総ファーのコートの中で独特の存在感を放つガラスレザーのコルセット。いつもクチュールは真剣勝負なのに、プレタポルテは一本調子だったダニエル・ローズベリー(Daniel Roseberry)、今回は冴えています。
散々登場したカウボーイブーツとベルトは、ダニエルが幼少期をテキサスで過ごしたことがあるからなんだって。
藪野:本日の最後は、「イザベル マラン」。会場はおなじみのパレ・ロワイヤルで、ようやく街の中心部に戻ってこれました(笑)。観光客も多いエリアなので、いつもセレブ待ちのファンと野次馬でエントランスがどこだか分からなるのですが……今回はセレブと他のゲストで入り口の場所を分けてくれていたため、なんともスムーズな会場入り。これを考えてくれた方、グッジョブ!です。
ノリノリのエレクトロニックなビートに乗って披露されたコレクションは、ブランドを象徴するコードと1970年代後半から80年代前半に人気を博したニュー・ウェーブのロックなスタイルに見られるエッジをミックス。パワーショルダーで仕上げたピンストライプのテーラードジャケットやツイードコート、タータンのシャツは、アイレットベルトや安全ピンのブローチ、網タイツ、マイクロミニ丈のスカートやパンツと合わせて、パンキッシュ&セクシーに。そこにバイカースタイルのレザーウエアや、レースのドレスにブラウス、ドレープを効かせたアシンメトリーなドレスを合わせ、「イザベル マラン」らしいエネルギッシュでボヘミアンなムードを演出しました。
そして今回のランウエイには、2025年春夏キャンペーンモデルにも起用されたATEEZのソンファ(Seonghwa)がモデルとして登場。ランウエイを歩いてくれると、走ったりモミクチャにされたりすることなく、その姿をしっかり押さえられるので取材する側としては助かります。ということで、セレブ撮影のミッションも無事クリア。日本風中華料理の来々軒でお腹を満たして、帰路につきました。
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「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」は、花をテーマにした毎年恒例の“ブロッサムズ コレクション”を発売する。今年は夏の旅へ誘われるような、太陽を感じる香り“ビーチ ブロッサム”と“フランジパニ フラワー”が登場。5月7日から阪急うめだ店で先行販売、9日に数量限定で全国発売する。
“ビーチ ブロッサム”は、インド洋に浮かぶセーシェルにある、彫刻のようなフォームが美しいヤシの木、ココ・デ・メールにインスパイアされたフレッシュで温もりのある香りだ。そよ風に乗って運ばれるココナッツウオーターの爽やかさをハートに、トップにはライムとミントの透明感あふれるきらめきを添え、ベースにはトンカビーンの魅惑的な香りで優しく包み込んだ。価格は、100mLが2万4750円、50mLが1万7710円、オンラインストア限定の10mLが4950円。
バリ島に咲く“フランジパニ”は、白く輝く花びらが風車のように重なり合い、中心に鮮やかな黄色が映える、優美でクリーミーな甘い香りを放つ花。
フレッシュなレモンのひねりが太陽のように輝くフランジパニの香りをハートに、トップには、ジャスミンとエキゾチックなイランイランがアクセントを添える。さらに、ベースのクリーミーなサンダルウッドが優しく包み、心地よい温もりをもたらす。価格は、100mLが2万4750円、30mLが1万2430円、オンラインストア限定の10mLが4950円。
“フランジパニ フラワー”の香りはコロンのほか、ハンドクリーム(30mL、4620円)も用意する。
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「モンクレール・グルノーブル(MONCLER GRENOBLE)」が2025-26年秋冬コレクションを発表した。
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アウトドア分野を取材していると、個人でブランドを立ち上げて、自宅やアトリエ兼倉庫で自らミシンを踏んで製品を作っている“ガレージメーカー”に出合うケースは少なくない。大人気の登山ブランド「山と道」も立ち上げ当初はまさにそうだったし、トレイルランナーから支持が厚いザックのブランド「ブルーパーバックパックス(BLOOPER BACKPACKS)」などもその1つ。「モノは作るのではなく買う」という消費主義が浸透した時代に、「ほしいモノは自分で作る」という発想・選択に至ったガレージメーカーのことを、消費主義どっぷりの自分は純粋に尊敬する。
ただ、アパレルやザックといった布帛製品は、ある程度自作することが想像しやすくはある。布帛製品ではなくギアと呼ばれるようなカテゴリーになると、製法や素材についてのイメージが湧きづらく、相応の生産設備も必要だ。安全性の担保も考えないといけない。ゆえに、自作するという発想が生まれにくい。スキー板やスノーボードは、その最たる例の1つだろう。新興のスキー板/スノーボードのブランドはもちろんあるが、大手メーカーや彼らと契約する国内外の工場を使って、OEM形式で作っているケースがほとんどだと聞く。
しかし、そんなスキー板/スノーボードを、自社の生産設備で、イチから自分たちで作っているガレージメーカーが日本にあると聞いて驚いた。場所は豪雪で知られる新潟・八海山のふもと。元プロスノーボーダーで、現在はバックカントリーツアーガイド会社を経営する永井拓三(株)永井社長が主宰する、ボルテージマニファクチャリング(VOLTAGE MFG)がそれだ。訪日客増加の中、日本の地場のモノ作りを体験する旅“クラフトツーリズム”が注目を集めつつあるが、永井社長が打ち出す「世界でたった1つの自分だけの板作り」は、まさにクラフトツーリズム。訪日客を含むスキーヤー、スノーボーダーの間で徐々に認知を広げているという、八海山ふもとのガレージを訪ねた。
「かつて新潟ではスキー板の生産が盛んでしたが、今では産業として廃れてしまった。失われたものを取り戻す。これは地方創生ではなく、地方反撃です。ここで作る板が欲しけりゃ、都会の人たちもこっちに遊びに来いよってね」と、永井社長。実は永井社長は、現在3期目を迎えた南魚沼市議でもある。言うまでもなく、地域の産業振興は、防災や医療、教育などと共に多くの地方都市が頭を悩ませている課題だ。
永井社長は約20年前から、OEM生産で自身のスノーボードブランド「ボルテージデザイン(VOLTAGE DESIGN)」を手掛けてきた。OEMから自社生産に切り替えるきっかけとなったのはコロナ禍。「カナダの工場でOEMで作っていたスノーボードが、コロナで作れなくなってしまいました。外出制限でガイドの仕事も減った。その分時間はたくさんあったから、地域の友人たちと、板を自作できないか夜な夜な話していたんです」。メンバーは、鉄工所や設備屋、自動車整備業、建具屋などを営む面々。それぞれの専門知識を生かし、21年から板の自社生産に向けた試行錯誤が始まった。
八海山ふもとのガレージには大型マシンがいくつも並んでいたが、中でも圧巻だったのが、仲間たちと自作したというプレス機だ。ボルテージマニファクチャリングでは、芯材となる地元産を中心とした木材と滑走面(ソール)、エッジ、布状のグラスファイバー、柄が入ったトップシートなどを重ねてスキー板/スノーボードを作っている。サンドイッチ状に重ねて樹脂で貼り合わせた後、熱と圧力をかけて固定するのがプレス機の役割だ。「大手スノーボードメーカーのブランドムービーにチラリと映り込んだ工場風景などをYouTubeで繰り返し見ながら、『こういうマシンなんじゃないか?』『こうすれば作れるんじゃないか?』と仲間と模索しました」。例えば、空気を膨らませて板に圧力をかける仕組みには、消防ホースを応用。海外の個人が、船や飛行機を自作するYouTubeなども参考としてよく見ていたという。
プレス機の他は、CADデータをもとに板に溝を彫るマシンや、廃棄予定だったものを譲り受けたという自動カンナ機、トップシートに柄をプリントするための昇華転写機など。自作したり、友人たちに都合してもらったりすることで、設備投資の大幅な削減に成功。また、金型に代えて、テンプレート(型紙)を使用しているというのもボルテージマニファクチャリングの生産上のポイントの1つ。大量生産している大手メーカーの板は金型をもとに作られるが、1つの金型を作るのに100万円以上がかかり、ガレージメーカーとしては現実的ではないのだという。そこで、テンプレートをもとに板を削って作る方式を採用した。
「コロナ前に組んでいたカナダの工場が、テンプレートでスノーボードを作っていました。日本人は精密なモノ作りを目指して金型を作りたがるけど、テンプレートだからといって、精密に作れないというわけではない」というのが、過去3年間で約300台の板を自作してきたという永井社長の持論。この仕組みだからこそ、バイオーダーで1台ずつ手作りし、カスタムにも対応しつつ、スキー板で15万4000円、スノーボードで13万2000円という価格を実現できている。今の時代は、マスプロダクションの大手メーカー品であっても、初心者用を除けば10万円前後が新作の板の相場だ。
以前はコンビニだったというガレージは、光もたくさん入って明るいムード。この場所に移ってきたのは23年の春で、それ以前はまさに古い町工場といった雰囲気の物件で試行錯誤を繰り返していた。プレス機の圧力調整に苦心し、あわや事故といった出来事もあったという。「あのころは、スノーボードの『バートン(BURTON)』をガレージで創業したジェイク・バートンや、同じくガレージでアップルを創業したスティーブ・ジョブズと同じ気分を味わっていたのかもしれません」と冗談まじりに永井社長は話すが、「夢の中にまでCADが出てきた」「考え過ぎて、食べていたアイスバーの棒がスノーボードに見えた」と、苦労のエピソードには事欠かない。
話を聞いていると、徹底したDIY精神や発明家根性に舌を巻くばかり。その源は何なのか。元々、新潟大学大学院博士課程で雪崩の研究をしていたという理系の気質も影響しているのだろうが、「実家が製本工場だったから、子どものころから工場の雰囲気が好きだったし、親父が“DIY大好きヤロー”で、その血もあるのかも」とも。
もう1つ強く影響を受けたと話すのが、小規模なモノ作りやそれによる小商いが盛んな米ポートランドの街だ。プロスノーボーダーとして「ナイキ(NIKE)」のサポートを受けていた2000年代、何度もナイキ本社があるポートランドを訪れる機会があった。そこで、「街に息づくモノ作りやDIYの精神に触れた」のだという。ガレージの本棚にはポートランドに関する書籍が複数並び、ポートランドで盛んなクラフトビール醸造にならい、どぶろく特区を目指して新潟でどぶろく作りを模索した時代もあった。「こんなことできないでしょ、作れないでしょって言われると、反骨心が湧いてやりたくなっちゃう性分なんですよね」。
取材した24年初冬の時点で、板の生産にあたっていたのは永井社長一人。材料さえそろっていれば、1日のうちにスキー板/スノーボードを1台仕上げることが可能という。自身がガイドするバックカントリーツアーに訪れた客に紹介したり、地元の観光協会にチラシを置いたりといった草の根活動で、じわじわと客は増加中。「“クラフトツーリズム”を打ち出し、23-24年のスキー/スノーボードシーズンは、越後湯沢や六日町に長期滞在している約40組の訪日客がガレージにやってきました」。ただし、永井社長はガイドや市議の仕事もあって、なかなか手が回らない。ここから目指すのは、自身以外にも職人を育てていくこと。「年間生産台数が600台になれば、売上高は1億円近くになる」とそろばんをはじく一方で、「規模の追求が第一ではない」とも強調する。「メーカーとして大きくなりたいというよりも、他のメーカーとは違うやり方で運営して、他社ができないことをやっていきたい」。
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「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。
169回目の今回は「新宿」です。日本最大の乗降客数を誇る新宿駅(JR、地下鉄、私鉄)を中心とした新宿は、多種多様な魅力がごった煮になったカオスな街です。2月28日に新宿アルタ、3月16日に新宿ミロードが閉館し、新宿駅の西口一体の再開発が本格化するなど、大きく変貌しようとしています。新宿が好きな記者3人がざっくばらんに新宿について語り合いました。
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カネボウ化粧品の洗顔専門ブランド「スイサイ(SUISAI)」は、ガールズグループのNiziUを新ミューズに起用する。これに合わせ、NiziUの新曲「Spring day」を使用した新CM「肌ノイズミュート」篇を「スイサイ」公式サイト等で順次放映する。
毛穴汚れや古い角質などによるくすみ、ざらつきなど、気になる“肌ノイズ”をケアできる酵素洗顔パウダーの新CMは、“肌ノイズをミュートせよ。”をテーマに、 NiziUが“洗顔”をイメージした“肌ノイズミュートダンス”を披露。インタビューでは、メンバー同士が仲の良い掛け合いを見せるなど、和やかな雰囲気で撮影が行われた。
メンバーのニナ(Nina)は、CMオリジナルダンスの見どころについて、「いろんな振りがあると思うんですけど、やっぱり朝洗顔する時に一番マネしやすい振り(手の振り)と朝はやっぱりテンションあげていきたいじゃないですか?調子を良くしていい感じに朝をはじめたいなって思う時は、洗顔料を泡立てて、チョンチョンチョンで気分を上げてから、楽しく洗顔を満面の笑顔でやるのがポイントなんじゃないかなと。そうしたら、1日が幸せに過ごせると思います!」とコメントしている。
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カネボウ化粧品の洗顔専門ブランド「スイサイ(SUISAI)」は、ガールズグループのNiziUを新ミューズに起用する。これに合わせ、NiziUの新曲「Spring day」を使用した新CM「肌ノイズミュート」篇を「スイサイ」公式サイト等で順次放映する。
毛穴汚れや古い角質などによるくすみ、ざらつきなど、気になる“肌ノイズ”をケアできる酵素洗顔パウダーの新CMは、“肌ノイズをミュートせよ。”をテーマに、 NiziUが“洗顔”をイメージした“肌ノイズミュートダンス”を披露。インタビューでは、メンバー同士が仲の良い掛け合いを見せるなど、和やかな雰囲気で撮影が行われた。
メンバーのニナ(Nina)は、CMオリジナルダンスの見どころについて、「いろんな振りがあると思うんですけど、やっぱり朝洗顔する時に一番マネしやすい振り(手の振り)と朝はやっぱりテンションあげていきたいじゃないですか?調子を良くしていい感じに朝をはじめたいなって思う時は、洗顔料を泡立てて、チョンチョンチョンで気分を上げてから、楽しく洗顔を満面の笑顔でやるのがポイントなんじゃないかなと。そうしたら、1日が幸せに過ごせると思います!」とコメントしている。
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アルビオンのスキンケアシリーズ“フラルネ(FLARUNE)”は4月1日、ブランドアンバサダーを務める渡辺翔太とコラボレーションしたリップクリームの第2弾“リップバー SP”(2750円)を数量限定で発売する。第1弾同様に、リップケアにこだわりを持つ渡辺の「リアルに欲しい!」アイテムを、共に商品化した。
今回の限定品は、既存の“リップバー”にオーガニックのシアバターやムルムルバター、ミツロウなどの5つの成分をプラスし、保湿力をアップさせた。香りはフレッシュなオレンジにライムの酸味と苦み、ジュニパーベリーのスパイシーな甘さが醸し出す、モヒートをイメージした爽やかな印象に仕上げた。パッケージはミントグリーンにシルバーロゴを施し、渡辺のこだわりを詰め込んだ。
また、同ブランドは3月18日10時から、渡辺が出演する2025年春夏シーズンムービーを特設サイトで公開する。ムービーは、渡辺の美肌にズームするシーンからスタート。動画は巨大なボトルと渡辺だけが存在する空間が舞台で、「調子のいい日はもっと良く」という言葉と共に、渡辺の美肌にズームするシーンのほか、渡辺が宙に浮かんだり、"フラルネ"を大切そうに見つめるシーンが織り込まれている。
渡辺は宙に浮かぶシーンで、トランポリンに挑戦したという。インタビューではそのシーンを振り返り「久しぶりにトランポリンを使った撮影は印象的でした。ただ、前よりも飛ぶのが下手になっていたので、自分の年齢を感じてしまってちょっと悲しい気持ちになりました(笑)。楽しかったんですけど、もっとうまくできたけどなとか思いつつ、意外と自分って30代に突入しているんだなって、もっと飛べたはずだけどなって思いながらちょっと現実を見る1日になりました。でも、それを含めてすごく楽しかった撮影だったので、(映像の)仕上がりも楽しみな時間になりました」と語った。
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アルビオンのスキンケアシリーズ“フラルネ(FLARUNE)”は4月1日、ブランドアンバサダーを務める渡辺翔太とコラボレーションしたリップクリームの第2弾“リップバー SP”(2750円)を数量限定で発売する。第1弾同様に、リップケアにこだわりを持つ渡辺の「リアルに欲しい!」アイテムを、共に商品化した。
今回の限定品は、既存の“リップバー”にオーガニックのシアバターやムルムルバター、ミツロウなどの5つの成分をプラスし、保湿力をアップさせた。香りはフレッシュなオレンジにライムの酸味と苦み、ジュニパーベリーのスパイシーな甘さが醸し出す、モヒートをイメージした爽やかな印象に仕上げた。パッケージはミントグリーンにシルバーロゴを施し、渡辺のこだわりを詰め込んだ。
また、同ブランドは3月18日10時から、渡辺が出演する2025年春夏シーズンムービーを特設サイトで公開する。ムービーは、渡辺の美肌にズームするシーンからスタート。動画は巨大なボトルと渡辺だけが存在する空間が舞台で、「調子のいい日はもっと良く」という言葉と共に、渡辺の美肌にズームするシーンのほか、渡辺が宙に浮かんだり、"フラルネ"を大切そうに見つめるシーンが織り込まれている。
渡辺は宙に浮かぶシーンで、トランポリンに挑戦したという。インタビューではそのシーンを振り返り「久しぶりにトランポリンを使った撮影は印象的でした。ただ、前よりも飛ぶのが下手になっていたので、自分の年齢を感じてしまってちょっと悲しい気持ちになりました(笑)。楽しかったんですけど、もっとうまくできたけどなとか思いつつ、意外と自分って30代に突入しているんだなって、もっと飛べたはずだけどなって思いながらちょっと現実を見る1日になりました。でも、それを含めてすごく楽しかった撮影だったので、(映像の)仕上がりも楽しみな時間になりました」と語った。
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