マンガで学ぶ「在庫管理の魔術」 第11話:過剰在庫なのに欠品発生のワケ 店長とバイヤーの盲点は“倉庫の使い方”

中堅アパレルのチェーンストア「ハンナズ」は、過剰在庫が原因で経営危機に瀕している。社長の安堂平磨は、娘でバイヤーの安堂あい、あいの夫で渋谷店店長の安堂徹に再生を期待するが、2人は「売れ残るリスクを抱えながら在庫を持つべきか?」それとも「売り上げが落ちるリスクを抱えながら在庫を減らすべきか?」で迷い続ける。

ショップは在庫を可能な限り多く確保すべき——そんな店長の“思い込み”を覆すために、徹は彼らが恐れる欠品発生までのメカニズムを分析する。明らかになったのは、渋谷店売り上げアップの背景に“発注リードタイム”を実質0日にできたという時間の効率化があったこと。それを受けて加地の頭に、店長とバイヤーに共通する、とある問題点が浮かぶ。

登場人物紹介

第十一話

このマンガは、ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)も経営陣で読んだとされるTOC(制約理論)の原点にして最高の入門書「ザ・ゴール」を原案としています。「ザ・ゴール」を中心としたマネジメント理論に関する書籍は、ダイヤモンド社が販売中です。

ORIGINAL WORKS:ELIYAHU GOLDRATT、JEF COX
SUPERVISION:YUJI KISHIRA
SCRIPT:TAKEO AOKI
COMICS:YAMA AOTA

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峯田和伸 × 甫木元空 2人が語る「吉祥寺バウスシアター」と「映画館の魅力」

PROFILE: 左:峯田和伸/音楽家 右:甫木元空/映画監督・音楽家・小説家

PROFILE: (みねた・かずのぶ):1977年12月10日生まれ、山形県出身。96~2003年までロックバンド。GOING STEADYのボーカルとして活動。その後、銀杏BOYZを結成。田口トモロヲ監督「アイデン&ティティ」(03)の主演で映画デビュー。以来、音楽活動の傍ら俳優業もこなし、「少年メリケンサック」(08)、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(09)、「色即ぜねれいしょん」(09)などへ出演。「俺たちに明日はないッス」(08)では銀杏BOYZとして映画主題歌を担当したほか、「ピース オブ ケイク」(15)では主題歌と出演を兼ねた。近年では、映画のみならずテレビドラマや舞台へも活動の場を広げている (ほきもと・そら):1992年埼玉県生まれ。多摩美術大学映像演劇学科卒業。2016年青山真治・仙頭武則共同プロデュース、監督・脚本・音楽を務めた「はるねこ」で長編映画デビュー。第46回ロッテルダム国際映画祭コンペティション部門出品のほか、イタリアやニューヨークなど複数の映画祭に招待された。「はだかのゆめ」(22)は、第35回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門へと選出。23年2月には「新潮」にて同名小説も発表し、9月には単行本化された。19年結成のバンド「Bialystocks」でもボーカルとして活動。映画・音楽・小説といったジャンルを横断した活動を続けている。

東京のカルチャーを代表するスポットだった映画館、吉祥寺バウスシアター。映画の上映だけではなく、音楽のライブ、演劇、落語など、さまざまな催し物が行われて、バウスシアターはアートの発信地として、多くの観客やクリエイターから愛された。そのバウスシアターを守り続けた家族の90年の歴史を描いた映画「BAUS 映画から船出した映画館」が3月21日に公開された。本来は青山真治監督が企画して監督を務める予定だったが青山監督が2022年に急逝。その企画を受け継いだのが、Bialystocks(ビアリストックス)のボーカルとして音楽活動をしつつ、小説も手掛けるなど多彩な才能を発揮している甫木元空(ほきもと・そら)だ。甫木元は青山監督から映画を学んだ愛弟子でもあった。そして、映画に出演しているのがミュージシャンで俳優としても活躍する峯田和伸。生前、青山監督は峯田の出演を熱望していたという。映画と音楽のシーンで活動し、両方の感性を持った2人に本作について話を聞いた。

青山真治監督の企画を引き継いで

——本作は青山真治監督が温めていた企画を映画化したものですが、甫木元さんはどのような想いで企画を受け継がれたのでしょうか。

甫木元空(以下、甫木元):物語の骨格はいじらず、自分ができることは何か、ということを考えました。青山さんの映画言語を使ってモノマネみたいになってしまうのだけはやりたくなかったんです。青山さんの脚本と一番違うのは、青山さんはバウスシアターを通じて吉祥寺という土地を描こうとした。青山さんの脚本は江戸時代から始まるんです。吉祥寺という寺が火事で燃えて、その焼け跡に流れ者たちが集まって共同体が生まれる。そして、時が流れて、その土地に映画館ができる。青山さんが土地に視点を置いたことに対して、僕は映画館で生活する家族に視点を置くことにしたんです。

——1927年に青森から上京してきた兄弟、ハジメとサネオが吉祥寺の映画館、井の頭会館で働き始め、社長になったサネオは映画館を家族で経営して、それがバウスシアターになる。本作には家族の年代史という側面がありますね。

甫木元:いろんな時代のエピソードでできた映画ですが、そのエピソードにどうやって一本筋を通すのか。いろいろ考えて思いついた一つが歌でした。ひとつの童謡が土地によって歌い回しが違ったり、流行歌が時代によって聞こえ方が違ったりすることに以前から興味があったんです。90年という時間を描いた物語ですが、敗戦までの歌のあり方を、峯田さんが演じたハジメを通じて描けたら、そこに一本筋が通るんじゃないかと思いました。

峯田和伸(以下、峯田):僕が歌うシーンではないんですけど、映画館の従業員が夕食を食べ終わった後にみんなで「早春賦(そうしゅんふ ※日本の童謡)」を歌うシーンが良かったですね。子供の頃から知ってる歌だけど、ああいう状況で聴くと聞こえ方が違ってくる。僕はその時代には生きてはいませんでしたが、戦争が終わった直後の日本の情景が伝わってきて、一つの歌でこんなにもいろんなことが伝わるんだなって思いました。

活弁士ハジメを演じて

——この映画では歌が重要な要素だったんですね。だからこそ、ミュージシャンの峯田さんがハジメ役に起用された。

甫木元:青山さんは亡くなる前に峯田さんに声をかけていたんですけど、断られたら映画は撮れないかもしれない、と言っていました。峯田さんはハジメと同じ東北出身なので土地の匂いもするし、当時、映画に携わっていた人たちは、ミュージシャンみたいにハイカラでいろんなアンテナを持っていた人だったんじゃないか、と青山監督は思っていたんじゃないかと思います。生まれたばかりの娯楽だったから今の映画よりもライブ感があって、今よりも演芸っぽい感じだったと思うんですよね。

——劇中でハジメが活弁士に挑戦して、お客さんにヘタクソだと言われるシーンがありましたが、活弁士が生で物語るというのは、まさにライブですよね。それにヘタクソな活弁士ってロックっぽい気がしました(笑)。

峯田:あれ、もっとうまくやりたかったんですけど(笑)。

甫木元:峯田さん、厳しい先生について特訓受けましたからね。でも、あのシーンはヘタという設定だったから(笑)。

——峯田さんから見てハジメはどんな人物でした?

峯田:うさん臭いヤツですね(笑)。戦争が始まったら、すぐに髪型とか格好が変わる。でも、完全に染まってるわけじゃないんですよ。娯楽とか芸術には人一倍敏感なんだけど、それを隠して周りになじもうとする。自分の本当の気持ちは友達や兄弟にも見せないんです。標準語を喋っている人たちから見ると、東北弁ってどこかかわいげがある感じがするみたいで良い印象を持たれやすい。それを利用してズルいことを考えている東北人って多いんですよ。そういうキャラクターを演じる機会はあまりないので。やりがいがありましたね。

虚実入り混じった「バウスシアター物語」

——そんなハジメのうさん臭さが、映画の草創期の混沌とした感じを象徴していました。この映画で面白かったのは、映画の虚構性を意識したような演出です。映画館を書き割りのセットで表現したり、スタジオで野外のシーンを撮影したり。それが不思議な空間を生み出していました。

甫木元:この物語は公園でおじいちゃん(老人になったサネオの息子、タクオ)が回想している話じゃないですか。人間の記憶というのは曖昧で、結構適当だったりする。原作は口伝えで映画館に住む家族の中で語り継がれた物語です。峯田さんが演じたハジメは、青山さんの脚本に登場していた3人くらいのキャラクターを集約させているんですけど、この話が伝えられた時にいろんな人のエピソードがごっちゃになったり、盛られて伝わったりさまざまなことが起きていると思います。そういう回想のいいかげんさを、映像で表現したらどうなるんだろうって思ったんです。

——事実に基づいた「記録」と脳が作り上げた「記憶」の違いですね。記憶を描くことでフィクションとしての表現の幅も広くなる。

甫木元:記憶の曖昧さをそのまま描く、ということに気づいたのは井の頭公園で音を録音している時でした。そこにはいろんな人がいて、いろんな声が聞こえてくる。現実も記憶もカオスなんですよね。この脚本には現実のカオスがそのまま描かれていることに気づいたんです。それにバウスシアターも、映画館でありながらライブをやったりもする混沌とした場所だったし。

——峯田さんは完成した映画をご覧になって、どんな感想を持たれました?

峯田:最初に鈴木慶一さん(タクオ)の背中を映すじゃないですか。それも結構長めに撮っている。そのシーンに青山監督の匂いを感じたんです。でも、それと同時に甫木元さんの色もあるんですよね。

——2人の監督の感性が混じり合っている?

峯田:どちらでもあって、どちらでもないというか……不思議な感じなんですよ。

——峯田さんが感じる甫木元さんの色というのは、どんなものなのでしょうか。

峯田:生と死が全く別のものではなくて、生の裏側に死があるというか。虚実入り混じった世界です。この映画は、いろんな伝承や民話を集めて作られた「遠野物語」みたいな感じがするんですよ。

——確かにいろんな逸話を集めた「バウスシアター伝説」みたいなところがありますね。

峯田:この脚本を初めて読んだ時、映画館が主人公のように思えたんです。90歳の人生を生きた生き物みたいに。だから少しファンタジーっぽいところもあるなって感じました。

——甫木元監督は青山監督の作品の匂いというと、どんなことが思い浮かびますか?

甫木元:一つは映画における時間感覚です。青山さんは映画を音楽のアルバムに例えて講義することもありました。映画と音楽を同じ時間芸術として捉えていて、そういった考え方には影響を受けましたね。この作品では、冒頭の慶一さんを撮影しているパート。敗戦までのパート。子供たちの目線のパートとそれぞれ時間の流れ方を変えたので、プログレみたいな映画になってしまいました(笑)。

——プログレ映画(笑)。映画で使用する音楽については、サントラを手がけた大友良英さんとは、どんな話をされたのでしょうか。

甫木元:最後に楽団が練り歩く、というのを青山さんから生前に伺っていて。(ミュージシャンの)ドクター・ジョン(Dr. John)のお葬式のイメージらしいです。ニューオリンズのお葬式は、陽気な音楽で街の中を練り歩いて、亡くなったことを人々に伝えるそうで、まずそのことを大友さんに伝えて、楽団が演奏する映画のテーマ曲を撮影までに作ってもらいました。あとは出来上がった映像を見てもらって曲を書いてもらったんです。大友さんはノイズからキャッチーなメロディーまで幅広く行ったり来たりできる方なんで曲をはめていくのは面白かったですね。

峯田:映画でニール・ヤングの曲が流れるじゃないですか、ぐわーって。大友さんの劇伴もニール・ヤングみたいでしたね。どっちがニール・ヤングか分からない(笑)。

——劇中の大友さんの演奏シーンもすごかったですね。ギターを爆音でかき鳴らして。

峯田:バウスシアターといえば爆音上映、というイメージが強いので、ニール・ヤングと映画はすごく合ってたな。

思い出に残っている映画

——この映画は映画との出会いの物語でもありましたが、お2人が子供の頃に観て印象に残っている作品があれば教えてください。

峯田:僕は実家が電気屋なんです。でも、家電製品だけではやっていけないということで、80年代に入ってからビデオのレンタルを始めたんですよ。僕は小学校3年生から店でバイトをしていて、ビデオの面出し(オススメのビデオのパッケージを前に出して陳列する)は僕の仕事だったんです。バイトが終わったらビデオをタダで借りられたので、映画をいっぱい観ることができたんですよ。あと、家族みんなが映画好きだったので、夕食を食べ終わったら、家族みんなで砂糖をかけたグレープフルーツを食べながら映画を観る会があって。うちのじいちゃんはマカロニウエスタンが好きで、父親は伊丹十三が好きだったんです。それで「たんぽぽ」を小学4年生で観たんですけど、女の人の胸に塩と胡椒をかけて舐めるシーンがあって、それを小学4年生で観て衝撃を受けたんです。

——性に目覚める前の子供には強烈なシーンですね(笑)。

峯田:今の家庭だったら子供には見せないですよね(笑)。でも、うちの親父は全然気にしなくて。「恥ずかしかったら下向いてろ」って感じだったんです。だから、子供の時に観て印象に残っているのは「たんぽぽ」ですね。

——そういう家庭環境だったら、いろんな映画が観られたんでしょうね。

峯田:子供のころって、友達の家に集まって誕生会とかするじゃないですか。そういう時、僕はビデオを持っていく係なんです。それをみんなで観る。そういう場で男子が集まって盛り上がる映画といえばホラーなんですよ。「死霊のはらわた2」「デモンズ」「バタリアン」……いろいろ観てホラーに詳しくなりました。

——そんなに映画が観られたなんてうらやましいです。監督はいかがですか?

甫木元:父親が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のビデオを借りてきたんですけど、うちのテレビが壊れてて字幕が出なくなっちゃたんです。それで、字幕がないまま「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を何度も観ました。英語だから何を言ってるのかわからないんですけど、音楽と映像だけで面白いんですよね。車がやって来て走り去る。そこに音楽が乗るだけで、なんでこんなに感動するんだろうって思ってました。最近、改めて見返したんですけど、(監督の)ロバート・ゼメキスは、絵で物語を物語る職人だなと改めて思いました。

峯田:俺、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の冒頭の15分間が大好きなんですよ。まだ世界で何も起こっていない15分が。

甫木元:時計がカチカチ鳴って、ギターを爆音で鳴らして吹っ飛んで(笑)。

峯田:もう、最高!(笑)。

——2人とも頭に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が刻み込まれている(笑)。子供のころはビデオの存在が大きいんですね。では、お2人にとって映画館の魅力とはどんなところでしょうか。

峯田:真っ暗な空間で、スマホの電源を切って、外界から遮断された空間で全然知らない人たちと同じ映画を観る。そういう体験が楽しいんですよ。「あ、この人はここで泣くんだ」って思ったり、「俺はなんで泣かないんだろう」と自分のことを考えたり。映画を観終わった後に外に出る時の感じも良いんですよ。「映画の主人公が食べてたラーメンがおいしそうだったから俺も食べよう」って主人公の気分になったりする。3時間くらい経ったら、いつもの自分に戻るんですけど、しばらくは映画の世界にいることができるんです。

——映画館を出た時って世界が変わって見えますね。

甫木元:内容は全然覚えていないのに、映画館を出た時の風景は覚えている映画ってあるんですよ。

——映画館に行って帰ってくる。その往復で見たことや感じたことも含めて映画体験ですよね。

甫木元:そうですね。バウスシアターに関していえば、映画館以上にバウスに行くまでの商店街の風景をすごく覚えていて。いつも「こんなに遠かったっけ?」って思うんですよ(笑)。バウスで観た映画を思い出すと街の風景もセットで浮かび上がってくる。映画で見た風景と実際に見た風景が混ざる。それってすごく異常なことだと思うんですよ。映画館で映画を観るというのは、一つの体験として自分の中に刻まれていくんでしょうね。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA
STYLIST:[KAZUNOBU MINETA]HIROAKI IRIYAMA、[SORA HOKIMOTO]KAZE MATSUEDA
HAIR & MAKEUP:[KAZUNOBU MINETA& SORA HOKIMOTO]CHIAKI SAGA

「BAUS 映画から船出した映画館」

■「BAUS 映画から船出した映画館」
3月21日からテアトル新宿ほか全国ロードショー
出演:染谷将太 峯田和伸 夏帆
とよた真帆 光石研 橋本愛 鈴木慶一
監督:甫木元空
脚本:青山真治 甫木元空 
音楽:大友良英
撮影:米倉伸
原作:「吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ子映画館三代記」(本田拓夫著/文藝春秋企画出版部発行・文藝春秋発売)
企画・製作:本田プロモーションBAUS boid 
制作プロダクション:コギトワークス 
配給:コピアポア・フィルム boid
©︎本田プロモーションBAUS/boid
https://bausmovie.com

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峯田和伸 × 甫木元空 2人が語る「吉祥寺バウスシアター」と「映画館の魅力」

PROFILE: 左:峯田和伸/音楽家 右:甫木元空/映画監督・音楽家・小説家

PROFILE: (みねた・かずのぶ):1977年12月10日生まれ、山形県出身。96~2003年までロックバンド。GOING STEADYのボーカルとして活動。その後、銀杏BOYZを結成。田口トモロヲ監督「アイデン&ティティ」(03)の主演で映画デビュー。以来、音楽活動の傍ら俳優業もこなし、「少年メリケンサック」(08)、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(09)、「色即ぜねれいしょん」(09)などへ出演。「俺たちに明日はないッス」(08)では銀杏BOYZとして映画主題歌を担当したほか、「ピース オブ ケイク」(15)では主題歌と出演を兼ねた。近年では、映画のみならずテレビドラマや舞台へも活動の場を広げている (ほきもと・そら):1992年埼玉県生まれ。多摩美術大学映像演劇学科卒業。2016年青山真治・仙頭武則共同プロデュース、監督・脚本・音楽を務めた「はるねこ」で長編映画デビュー。第46回ロッテルダム国際映画祭コンペティション部門出品のほか、イタリアやニューヨークなど複数の映画祭に招待された。「はだかのゆめ」(22)は、第35回東京国際映画祭Nippon Cinema Now部門へと選出。23年2月には「新潮」にて同名小説も発表し、9月には単行本化された。19年結成のバンド「Bialystocks」でもボーカルとして活動。映画・音楽・小説といったジャンルを横断した活動を続けている。

東京のカルチャーを代表するスポットだった映画館、吉祥寺バウスシアター。映画の上映だけではなく、音楽のライブ、演劇、落語など、さまざまな催し物が行われて、バウスシアターはアートの発信地として、多くの観客やクリエイターから愛された。そのバウスシアターを守り続けた家族の90年の歴史を描いた映画「BAUS 映画から船出した映画館」が3月21日に公開された。本来は青山真治監督が企画して監督を務める予定だったが青山監督が2022年に急逝。その企画を受け継いだのが、Bialystocks(ビアリストックス)のボーカルとして音楽活動をしつつ、小説も手掛けるなど多彩な才能を発揮している甫木元空(ほきもと・そら)だ。甫木元は青山監督から映画を学んだ愛弟子でもあった。そして、映画に出演しているのがミュージシャンで俳優としても活躍する峯田和伸。生前、青山監督は峯田の出演を熱望していたという。映画と音楽のシーンで活動し、両方の感性を持った2人に本作について話を聞いた。

青山真治監督の企画を引き継いで

——本作は青山真治監督が温めていた企画を映画化したものですが、甫木元さんはどのような想いで企画を受け継がれたのでしょうか。

甫木元空(以下、甫木元):物語の骨格はいじらず、自分ができることは何か、ということを考えました。青山さんの映画言語を使ってモノマネみたいになってしまうのだけはやりたくなかったんです。青山さんの脚本と一番違うのは、青山さんはバウスシアターを通じて吉祥寺という土地を描こうとした。青山さんの脚本は江戸時代から始まるんです。吉祥寺という寺が火事で燃えて、その焼け跡に流れ者たちが集まって共同体が生まれる。そして、時が流れて、その土地に映画館ができる。青山さんが土地に視点を置いたことに対して、僕は映画館で生活する家族に視点を置くことにしたんです。

——1927年に青森から上京してきた兄弟、ハジメとサネオが吉祥寺の映画館、井の頭会館で働き始め、社長になったサネオは映画館を家族で経営して、それがバウスシアターになる。本作には家族の年代史という側面がありますね。

甫木元:いろんな時代のエピソードでできた映画ですが、そのエピソードにどうやって一本筋を通すのか。いろいろ考えて思いついた一つが歌でした。ひとつの童謡が土地によって歌い回しが違ったり、流行歌が時代によって聞こえ方が違ったりすることに以前から興味があったんです。90年という時間を描いた物語ですが、敗戦までの歌のあり方を、峯田さんが演じたハジメを通じて描けたら、そこに一本筋が通るんじゃないかと思いました。

峯田和伸(以下、峯田):僕が歌うシーンではないんですけど、映画館の従業員が夕食を食べ終わった後にみんなで「早春賦(そうしゅんふ ※日本の童謡)」を歌うシーンが良かったですね。子供の頃から知ってる歌だけど、ああいう状況で聴くと聞こえ方が違ってくる。僕はその時代には生きてはいませんでしたが、戦争が終わった直後の日本の情景が伝わってきて、一つの歌でこんなにもいろんなことが伝わるんだなって思いました。

活弁士ハジメを演じて

——この映画では歌が重要な要素だったんですね。だからこそ、ミュージシャンの峯田さんがハジメ役に起用された。

甫木元:青山さんは亡くなる前に峯田さんに声をかけていたんですけど、断られたら映画は撮れないかもしれない、と言っていました。峯田さんはハジメと同じ東北出身なので土地の匂いもするし、当時、映画に携わっていた人たちは、ミュージシャンみたいにハイカラでいろんなアンテナを持っていた人だったんじゃないか、と青山監督は思っていたんじゃないかと思います。生まれたばかりの娯楽だったから今の映画よりもライブ感があって、今よりも演芸っぽい感じだったと思うんですよね。

——劇中でハジメが活弁士に挑戦して、お客さんにヘタクソだと言われるシーンがありましたが、活弁士が生で物語るというのは、まさにライブですよね。それにヘタクソな活弁士ってロックっぽい気がしました(笑)。

峯田:あれ、もっとうまくやりたかったんですけど(笑)。

甫木元:峯田さん、厳しい先生について特訓受けましたからね。でも、あのシーンはヘタという設定だったから(笑)。

——峯田さんから見てハジメはどんな人物でした?

峯田:うさん臭いヤツですね(笑)。戦争が始まったら、すぐに髪型とか格好が変わる。でも、完全に染まってるわけじゃないんですよ。娯楽とか芸術には人一倍敏感なんだけど、それを隠して周りになじもうとする。自分の本当の気持ちは友達や兄弟にも見せないんです。標準語を喋っている人たちから見ると、東北弁ってどこかかわいげがある感じがするみたいで良い印象を持たれやすい。それを利用してズルいことを考えている東北人って多いんですよ。そういうキャラクターを演じる機会はあまりないので。やりがいがありましたね。

虚実入り混じった「バウスシアター物語」

——そんなハジメのうさん臭さが、映画の草創期の混沌とした感じを象徴していました。この映画で面白かったのは、映画の虚構性を意識したような演出です。映画館を書き割りのセットで表現したり、スタジオで野外のシーンを撮影したり。それが不思議な空間を生み出していました。

甫木元:この物語は公園でおじいちゃん(老人になったサネオの息子、タクオ)が回想している話じゃないですか。人間の記憶というのは曖昧で、結構適当だったりする。原作は口伝えで映画館に住む家族の中で語り継がれた物語です。峯田さんが演じたハジメは、青山さんの脚本に登場していた3人くらいのキャラクターを集約させているんですけど、この話が伝えられた時にいろんな人のエピソードがごっちゃになったり、盛られて伝わったりさまざまなことが起きていると思います。そういう回想のいいかげんさを、映像で表現したらどうなるんだろうって思ったんです。

——事実に基づいた「記録」と脳が作り上げた「記憶」の違いですね。記憶を描くことでフィクションとしての表現の幅も広くなる。

甫木元:記憶の曖昧さをそのまま描く、ということに気づいたのは井の頭公園で音を録音している時でした。そこにはいろんな人がいて、いろんな声が聞こえてくる。現実も記憶もカオスなんですよね。この脚本には現実のカオスがそのまま描かれていることに気づいたんです。それにバウスシアターも、映画館でありながらライブをやったりもする混沌とした場所だったし。

——峯田さんは完成した映画をご覧になって、どんな感想を持たれました?

峯田:最初に鈴木慶一さん(タクオ)の背中を映すじゃないですか。それも結構長めに撮っている。そのシーンに青山監督の匂いを感じたんです。でも、それと同時に甫木元さんの色もあるんですよね。

——2人の監督の感性が混じり合っている?

峯田:どちらでもあって、どちらでもないというか……不思議な感じなんですよ。

——峯田さんが感じる甫木元さんの色というのは、どんなものなのでしょうか。

峯田:生と死が全く別のものではなくて、生の裏側に死があるというか。虚実入り混じった世界です。この映画は、いろんな伝承や民話を集めて作られた「遠野物語」みたいな感じがするんですよ。

——確かにいろんな逸話を集めた「バウスシアター伝説」みたいなところがありますね。

峯田:この脚本を初めて読んだ時、映画館が主人公のように思えたんです。90歳の人生を生きた生き物みたいに。だから少しファンタジーっぽいところもあるなって感じました。

——甫木元監督は青山監督の作品の匂いというと、どんなことが思い浮かびますか?

甫木元:一つは映画における時間感覚です。青山さんは映画を音楽のアルバムに例えて講義することもありました。映画と音楽を同じ時間芸術として捉えていて、そういった考え方には影響を受けましたね。この作品では、冒頭の慶一さんを撮影しているパート。敗戦までのパート。子供たちの目線のパートとそれぞれ時間の流れ方を変えたので、プログレみたいな映画になってしまいました(笑)。

——プログレ映画(笑)。映画で使用する音楽については、サントラを手がけた大友良英さんとは、どんな話をされたのでしょうか。

甫木元:最後に楽団が練り歩く、というのを青山さんから生前に伺っていて。(ミュージシャンの)ドクター・ジョン(Dr. John)のお葬式のイメージらしいです。ニューオリンズのお葬式は、陽気な音楽で街の中を練り歩いて、亡くなったことを人々に伝えるそうで、まずそのことを大友さんに伝えて、楽団が演奏する映画のテーマ曲を撮影までに作ってもらいました。あとは出来上がった映像を見てもらって曲を書いてもらったんです。大友さんはノイズからキャッチーなメロディーまで幅広く行ったり来たりできる方なんで曲をはめていくのは面白かったですね。

峯田:映画でニール・ヤングの曲が流れるじゃないですか、ぐわーって。大友さんの劇伴もニール・ヤングみたいでしたね。どっちがニール・ヤングか分からない(笑)。

——劇中の大友さんの演奏シーンもすごかったですね。ギターを爆音でかき鳴らして。

峯田:バウスシアターといえば爆音上映、というイメージが強いので、ニール・ヤングと映画はすごく合ってたな。

思い出に残っている映画

——この映画は映画との出会いの物語でもありましたが、お2人が子供の頃に観て印象に残っている作品があれば教えてください。

峯田:僕は実家が電気屋なんです。でも、家電製品だけではやっていけないということで、80年代に入ってからビデオのレンタルを始めたんですよ。僕は小学校3年生から店でバイトをしていて、ビデオの面出し(オススメのビデオのパッケージを前に出して陳列する)は僕の仕事だったんです。バイトが終わったらビデオをタダで借りられたので、映画をいっぱい観ることができたんですよ。あと、家族みんなが映画好きだったので、夕食を食べ終わったら、家族みんなで砂糖をかけたグレープフルーツを食べながら映画を観る会があって。うちのじいちゃんはマカロニウエスタンが好きで、父親は伊丹十三が好きだったんです。それで「たんぽぽ」を小学4年生で観たんですけど、女の人の胸に塩と胡椒をかけて舐めるシーンがあって、それを小学4年生で観て衝撃を受けたんです。

——性に目覚める前の子供には強烈なシーンですね(笑)。

峯田:今の家庭だったら子供には見せないですよね(笑)。でも、うちの親父は全然気にしなくて。「恥ずかしかったら下向いてろ」って感じだったんです。だから、子供の時に観て印象に残っているのは「たんぽぽ」ですね。

——そういう家庭環境だったら、いろんな映画が観られたんでしょうね。

峯田:子供のころって、友達の家に集まって誕生会とかするじゃないですか。そういう時、僕はビデオを持っていく係なんです。それをみんなで観る。そういう場で男子が集まって盛り上がる映画といえばホラーなんですよ。「死霊のはらわた2」「デモンズ」「バタリアン」……いろいろ観てホラーに詳しくなりました。

——そんなに映画が観られたなんてうらやましいです。監督はいかがですか?

甫木元:父親が「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のビデオを借りてきたんですけど、うちのテレビが壊れてて字幕が出なくなっちゃたんです。それで、字幕がないまま「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を何度も観ました。英語だから何を言ってるのかわからないんですけど、音楽と映像だけで面白いんですよね。車がやって来て走り去る。そこに音楽が乗るだけで、なんでこんなに感動するんだろうって思ってました。最近、改めて見返したんですけど、(監督の)ロバート・ゼメキスは、絵で物語を物語る職人だなと改めて思いました。

峯田:俺、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の冒頭の15分間が大好きなんですよ。まだ世界で何も起こっていない15分が。

甫木元:時計がカチカチ鳴って、ギターを爆音で鳴らして吹っ飛んで(笑)。

峯田:もう、最高!(笑)。

——2人とも頭に「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が刻み込まれている(笑)。子供のころはビデオの存在が大きいんですね。では、お2人にとって映画館の魅力とはどんなところでしょうか。

峯田:真っ暗な空間で、スマホの電源を切って、外界から遮断された空間で全然知らない人たちと同じ映画を観る。そういう体験が楽しいんですよ。「あ、この人はここで泣くんだ」って思ったり、「俺はなんで泣かないんだろう」と自分のことを考えたり。映画を観終わった後に外に出る時の感じも良いんですよ。「映画の主人公が食べてたラーメンがおいしそうだったから俺も食べよう」って主人公の気分になったりする。3時間くらい経ったら、いつもの自分に戻るんですけど、しばらくは映画の世界にいることができるんです。

——映画館を出た時って世界が変わって見えますね。

甫木元:内容は全然覚えていないのに、映画館を出た時の風景は覚えている映画ってあるんですよ。

——映画館に行って帰ってくる。その往復で見たことや感じたことも含めて映画体験ですよね。

甫木元:そうですね。バウスシアターに関していえば、映画館以上にバウスに行くまでの商店街の風景をすごく覚えていて。いつも「こんなに遠かったっけ?」って思うんですよ(笑)。バウスで観た映画を思い出すと街の風景もセットで浮かび上がってくる。映画で見た風景と実際に見た風景が混ざる。それってすごく異常なことだと思うんですよ。映画館で映画を観るというのは、一つの体験として自分の中に刻まれていくんでしょうね。

PHOTOS:YUKI KAWASHIMA
STYLIST:[KAZUNOBU MINETA]HIROAKI IRIYAMA、[SORA HOKIMOTO]KAZE MATSUEDA
HAIR & MAKEUP:[KAZUNOBU MINETA& SORA HOKIMOTO]CHIAKI SAGA

「BAUS 映画から船出した映画館」

■「BAUS 映画から船出した映画館」
3月21日からテアトル新宿ほか全国ロードショー
出演:染谷将太 峯田和伸 夏帆
とよた真帆 光石研 橋本愛 鈴木慶一
監督:甫木元空
脚本:青山真治 甫木元空 
音楽:大友良英
撮影:米倉伸
原作:「吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ子映画館三代記」(本田拓夫著/文藝春秋企画出版部発行・文藝春秋発売)
企画・製作:本田プロモーションBAUS boid 
制作プロダクション:コギトワークス 
配給:コピアポア・フィルム boid
©︎本田プロモーションBAUS/boid
https://bausmovie.com

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「UT」の「ポケモン」コラボや「スターバックス」×「ピーナッツ」のスヌーピーTシャツなど! 来週発売のファッションアイテム10選【3/24〜3/30】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は3月24〜30日に発売するアイテムを紹介します。ユニクロの「UT」は24日、「ポケモン」とコラボしたTシャツを発売します。人気キャラクターをスケッチ画風のグラフィックで落とし込んだコレクションは、ピカチュウやニャース、ソウブレイズなど、初期から最新までのキャラクターが表情豊かにデザインされていてほっこりします。

一方、「スターバックス(STARBUCKS)」からは、漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」との第3弾コラボを25日に発売します。今回は春らしいグリーンやピンク、ブルーのパステルカラーのキャップやTシャツ、トートバッグが登場します。グリーンのエプロンにドリンクも持っている店員のようなスヌーピーもいてスペシャル感バツグンです!

【3月24日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

「ポケモン」との新作コラボ
メンズとキッズの全8型

「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、「ポケモン」とコラボしたTシャツを発売する。キャラクターをスケッチ画風のグラフィックに落とし込み、“ピカチュウ”や“ニャース”“ソウブレイズ”などをデザインした。

■商品詳細

Tシャツ/メンズ(1500円)
Tシャツ/キッズ(990円)

【3月25日発売】
スターバックス
(STARBUCKS)

「ピーナッツ」コラボ第3弾
Tシャツやキャップなど

「スターバックス(STARBUCKS)」は、漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」との第3弾コラボを開始する。“Kindness(相手を想う気持ち)”をテーマとし、オリジナルドリンクやフードに加え、Tシャツやキャップ、トートバッグなどのグッズを販売する。

■商品詳細

Tシャツ/国内限定(4400円)
キャップ/国内限定(3900円)
トートバッグ/国内限定(4500円)
※一部商品

【3月25日予約開始】
ファミリア
(FAMILIAR)

「ビビィ」と初コラボ
バッグやチャームなど5型

「ファミリア(FAMILIAR)」は、「ビビィ(Bibiy.)」とのコラボアイテムを予約販売する。動物をモチーフとしたバッグやチャームのほか、ショルダー、ハンドストラップをそろえる。各アイテムは、3月25日10時から予約販売を開始する。

■商品詳細

トートバッグ(3万3000円)
ミニバッグ(1万9800円)
チャーム(1万3200円)
ショルダーストラップ(1万4300円)
ハンドストラップ(1万1000円)

【3月26日先行発売】
ギークス ルール
(GEEKS RULE)

「ファイナルファンタジーXIV」コラボ
伊勢丹新宿で先行発売

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は、3月26日〜4月1日に伊勢丹新宿本店で開催するイベント「ファイナルファンタジーXIV×伊勢丹 スペシャルコレクション 2025」に合わせ、「ファイナルファンタジーXIV」とのコラボTシャツ(1万3200円)を販売する。同作のコンセプトアーティストを務める長嶺裕幸のイラストを採用し、特色分解、スポットカラーセパレーションによる15色分解のシルクスクリーンプリントで制作した。伊勢丹新宿本店で3月26日の1日限定で店頭先行販売する。

■商品詳細

コラボTシャツ(1万3200円)

【3月27日発売】
キャロウェイゴルフ

相葉雅紀プロデュース
Tシャツやゴルフグローブなど

キャロウェイゴルフは、アンバサダーの相葉雅紀がプロデュースしたアイテムを限定発売する。「ゴルフウエアとしてプロデュースしたが、普段の生活の中でもタウン着としても着用できるように“かたち”にこだわった」とし、Tシャツやショートパンツ、ソックス、ゴルフグローブをそろえる。

■商品詳細

Tシャツ(1万8150円)
パンツ(3万800円)
ショートパンツ(2万4200円)
ソックス(1760円)
ゴルフグローブ(3850円)

【3月27日発売】
ストーンアイランド
(STONE ISLAND)

「ニューバランス」コラボ
スニーカー“998 メイドインUSA”

「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とコラボしたスニーカー“998 メイドインUSA(MADE IN USA)”を発売する。モーブ、ディーププラム、コッパーマルーンなど、くすみ感のあるカラーを配し、退廃的ながらも洗練されたムードに。また“N”ロゴは、暗闇で光を反射するリフレクター仕様。

■商品詳細

コラボスニーカー(4万9500円)

【3月28日発売】
アディダス オリジナルス
(ADIDAS ORIGINALS)

シップス50周年記念
別注スニーカー“ガゼル インドア”

シップス(SHIPS)は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」に別注したスニーカー“ガゼル インドア シップス(GAZELLE INDOOR SHIPS)”を発売する。“ガゼル インドア(GAZELLE INDOOR)”を土台とし、シップスを象徴するネイビーを基調にデザイン。3月26日まで公式オンラインで先行予約を受け付けている。

■商品詳細

別注スニーカー(1万6500円)

【3月28日発売】
ヴェジャ
(VEJA)

ドーバー ギンザとコラボ
10足限定発売

「ヴェジャ(VEJA)」は、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)とのコラボスニーカーを発売する。スニーカー“パネンカ(PANENKA)”を土台とし、「サシコギャルズ(SASHIKO GALS)」の刺し子技法を採用、独自のステッチをデザインした。3月28、29日にドーバー ストリート マーケット ギンザにおいて10足限定で販売する。

■商品詳細

コラボスニーカー/10足限定(16万5000円)

【3月28日発売】
ジーユー
(GU)

「セサミストリート」コラボ
ウエアやポーチ、バッグなど

「ジーユー(GU)」は、子ども向け教育番組「セサミストリート(SESAME STREET)」とのコラボアイテムを発売する。“セサミストリートの楽しい1日”をテーマとし、ひび割れ加工などビンテージライクに仕上げたTシャツなどウエアのほか、ポーチ、ニットバッグなどを販売する。

■商品詳細

Tシャツ/ウィメンズ(1290円)
Tシャツ/メンズ(1990円)
Tシャツ/キッズ(990円〜)
ポーチ(1990円)
ニットバッグ(1990円)
※一部商品

【3月29日発売】
アトモス ピンク
(ATMOS PINK)

「ニューバランス」に別注
淡いピンクをまとう“U740”

アトモス ピンク(ATMOS PINK)は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」のスニーカー“U740”の別注モデルを発売する。砕けた赤いサンゴや貝によって、砂浜がピンク色に染まる、ピンクビーチをモチーフに配色。全体を淡いピンクで包み、両サイドに“N”ロゴ、インソールには砂浜を思わせるグラデーションをあしらった。

■商品詳細

別注スニーカー(1万6500円)

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「UT」の「ポケモン」コラボや「スターバックス」×「ピーナッツ」のスヌーピーTシャツなど! 来週発売のファッションアイテム10選【3/24〜3/30】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は3月24〜30日に発売するアイテムを紹介します。ユニクロの「UT」は24日、「ポケモン」とコラボしたTシャツを発売します。人気キャラクターをスケッチ画風のグラフィックで落とし込んだコレクションは、ピカチュウやニャース、ソウブレイズなど、初期から最新までのキャラクターが表情豊かにデザインされていてほっこりします。

一方、「スターバックス(STARBUCKS)」からは、漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」との第3弾コラボを25日に発売します。今回は春らしいグリーンやピンク、ブルーのパステルカラーのキャップやTシャツ、トートバッグが登場します。グリーンのエプロンにドリンクも持っている店員のようなスヌーピーもいてスペシャル感バツグンです!

【3月24日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

「ポケモン」との新作コラボ
メンズとキッズの全8型

「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は、「ポケモン」とコラボしたTシャツを発売する。キャラクターをスケッチ画風のグラフィックに落とし込み、“ピカチュウ”や“ニャース”“ソウブレイズ”などをデザインした。

■商品詳細

Tシャツ/メンズ(1500円)
Tシャツ/キッズ(990円)

【3月25日発売】
スターバックス
(STARBUCKS)

「ピーナッツ」コラボ第3弾
Tシャツやキャップなど

「スターバックス(STARBUCKS)」は、漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」との第3弾コラボを開始する。“Kindness(相手を想う気持ち)”をテーマとし、オリジナルドリンクやフードに加え、Tシャツやキャップ、トートバッグなどのグッズを販売する。

■商品詳細

Tシャツ/国内限定(4400円)
キャップ/国内限定(3900円)
トートバッグ/国内限定(4500円)
※一部商品

【3月25日予約開始】
ファミリア
(FAMILIAR)

「ビビィ」と初コラボ
バッグやチャームなど5型

「ファミリア(FAMILIAR)」は、「ビビィ(Bibiy.)」とのコラボアイテムを予約販売する。動物をモチーフとしたバッグやチャームのほか、ショルダー、ハンドストラップをそろえる。各アイテムは、3月25日10時から予約販売を開始する。

■商品詳細

トートバッグ(3万3000円)
ミニバッグ(1万9800円)
チャーム(1万3200円)
ショルダーストラップ(1万4300円)
ハンドストラップ(1万1000円)

【3月26日先行発売】
ギークス ルール
(GEEKS RULE)

「ファイナルファンタジーXIV」コラボ
伊勢丹新宿で先行発売

「ギークス ルール(GEEKS RULE)」は、3月26日〜4月1日に伊勢丹新宿本店で開催するイベント「ファイナルファンタジーXIV×伊勢丹 スペシャルコレクション 2025」に合わせ、「ファイナルファンタジーXIV」とのコラボTシャツ(1万3200円)を販売する。同作のコンセプトアーティストを務める長嶺裕幸のイラストを採用し、特色分解、スポットカラーセパレーションによる15色分解のシルクスクリーンプリントで制作した。伊勢丹新宿本店で3月26日の1日限定で店頭先行販売する。

■商品詳細

コラボTシャツ(1万3200円)

【3月27日発売】
キャロウェイゴルフ

相葉雅紀プロデュース
Tシャツやゴルフグローブなど

キャロウェイゴルフは、アンバサダーの相葉雅紀がプロデュースしたアイテムを限定発売する。「ゴルフウエアとしてプロデュースしたが、普段の生活の中でもタウン着としても着用できるように“かたち”にこだわった」とし、Tシャツやショートパンツ、ソックス、ゴルフグローブをそろえる。

■商品詳細

Tシャツ(1万8150円)
パンツ(3万800円)
ショートパンツ(2万4200円)
ソックス(1760円)
ゴルフグローブ(3850円)

【3月27日発売】
ストーンアイランド
(STONE ISLAND)

「ニューバランス」コラボ
スニーカー“998 メイドインUSA”

「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」とコラボしたスニーカー“998 メイドインUSA(MADE IN USA)”を発売する。モーブ、ディーププラム、コッパーマルーンなど、くすみ感のあるカラーを配し、退廃的ながらも洗練されたムードに。また“N”ロゴは、暗闇で光を反射するリフレクター仕様。

■商品詳細

コラボスニーカー(4万9500円)

【3月28日発売】
アディダス オリジナルス
(ADIDAS ORIGINALS)

シップス50周年記念
別注スニーカー“ガゼル インドア”

シップス(SHIPS)は、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」に別注したスニーカー“ガゼル インドア シップス(GAZELLE INDOOR SHIPS)”を発売する。“ガゼル インドア(GAZELLE INDOOR)”を土台とし、シップスを象徴するネイビーを基調にデザイン。3月26日まで公式オンラインで先行予約を受け付けている。

■商品詳細

別注スニーカー(1万6500円)

【3月28日発売】
ヴェジャ
(VEJA)

ドーバー ギンザとコラボ
10足限定発売

「ヴェジャ(VEJA)」は、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)とのコラボスニーカーを発売する。スニーカー“パネンカ(PANENKA)”を土台とし、「サシコギャルズ(SASHIKO GALS)」の刺し子技法を採用、独自のステッチをデザインした。3月28、29日にドーバー ストリート マーケット ギンザにおいて10足限定で販売する。

■商品詳細

コラボスニーカー/10足限定(16万5000円)

【3月28日発売】
ジーユー
(GU)

「セサミストリート」コラボ
ウエアやポーチ、バッグなど

「ジーユー(GU)」は、子ども向け教育番組「セサミストリート(SESAME STREET)」とのコラボアイテムを発売する。“セサミストリートの楽しい1日”をテーマとし、ひび割れ加工などビンテージライクに仕上げたTシャツなどウエアのほか、ポーチ、ニットバッグなどを販売する。

■商品詳細

Tシャツ/ウィメンズ(1290円)
Tシャツ/メンズ(1990円)
Tシャツ/キッズ(990円〜)
ポーチ(1990円)
ニットバッグ(1990円)
※一部商品

【3月29日発売】
アトモス ピンク
(ATMOS PINK)

「ニューバランス」に別注
淡いピンクをまとう“U740”

アトモス ピンク(ATMOS PINK)は、「ニューバランス(NEW BALANCE)」のスニーカー“U740”の別注モデルを発売する。砕けた赤いサンゴや貝によって、砂浜がピンク色に染まる、ピンクビーチをモチーフに配色。全体を淡いピンクで包み、両サイドに“N”ロゴ、インソールには砂浜を思わせるグラデーションをあしらった。

■商品詳細

別注スニーカー(1万6500円)

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昭和、平成、令和のトレンドヘアが集結 「ラックス」が新シリーズ発売記念イベントを開催

「ラックス(LUX)」は、「髪のタイムスリップ展」を東京・表参道のスパイラルガーデンで23日まで開催中だ。約3年ぶりの新シリーズである“スーパーリッチクリスタル”シリーズの発売を記念し実施している。

“スーパーリッチクリスタル”シリーズは、「ダメージを恐れずに自分の信念に従って挑戦していく女性たちの姿」をモチーフにし、「かかってこい、ダメージ」というコンセプトを掲げる。自分らしい髪型に挑戦してきた“ヘアトレンド年表”の展示や“ヘアスタイルなりきり体験”などをそろえ、「髪のダメージを気にせず、さまざまなヘアスタイルを楽しむきっかけとなるイベント」(PR担当)を目指した。

“ヘアトレンド年表”では、昭和、平成、令和のトレンドヘアを振り返る。各時代の髪型に関するダメージもコラム形式で展示。

“スーパーリッチクリスタル”シリーズのパッケージと同様のクリスタルカラーに包まれた空間を用意した。各時代を象徴するトレンドヘアと衣装を身につけたマネキンとの撮影ができるブースを設置。ウィッグの展示も行う。

トレンドヘアの試着体験ができる体験コーナーも用意する(当日に先着で整理券を配布)。約25分の美容師によるウィッグ体験が可能で、バブリーヘア、昭和アイドルヘア、盛り髪、青文字系ヘア、モガヘアの5種から1つが体験できる。本格的になりきることができる小物やジャケットなども用意した。

来場者には“スーパーリッチクリスタル マルチダメージリペア サシェ”をプレゼント。イベント会場で新製品の写真をSNSに投稿した人は、美容機器やアウトバストリートメントが当たる巨大カプセルトイに参加できる。

■髪のタイムスリップ展
会期:3月21〜23日
時間:11:00〜20:00
開催場所:スパイラルガーデン、東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1階(入場無料・予約不要)

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昭和、平成、令和のトレンドヘアが集結 「ラックス」が新シリーズ発売記念イベントを開催

「ラックス(LUX)」は、「髪のタイムスリップ展」を東京・表参道のスパイラルガーデンで23日まで開催中だ。約3年ぶりの新シリーズである“スーパーリッチクリスタル”シリーズの発売を記念し実施している。

“スーパーリッチクリスタル”シリーズは、「ダメージを恐れずに自分の信念に従って挑戦していく女性たちの姿」をモチーフにし、「かかってこい、ダメージ」というコンセプトを掲げる。自分らしい髪型に挑戦してきた“ヘアトレンド年表”の展示や“ヘアスタイルなりきり体験”などをそろえ、「髪のダメージを気にせず、さまざまなヘアスタイルを楽しむきっかけとなるイベント」(PR担当)を目指した。

“ヘアトレンド年表”では、昭和、平成、令和のトレンドヘアを振り返る。各時代の髪型に関するダメージもコラム形式で展示。

“スーパーリッチクリスタル”シリーズのパッケージと同様のクリスタルカラーに包まれた空間を用意した。各時代を象徴するトレンドヘアと衣装を身につけたマネキンとの撮影ができるブースを設置。ウィッグの展示も行う。

トレンドヘアの試着体験ができる体験コーナーも用意する(当日に先着で整理券を配布)。約25分の美容師によるウィッグ体験が可能で、バブリーヘア、昭和アイドルヘア、盛り髪、青文字系ヘア、モガヘアの5種から1つが体験できる。本格的になりきることができる小物やジャケットなども用意した。

来場者には“スーパーリッチクリスタル マルチダメージリペア サシェ”をプレゼント。イベント会場で新製品の写真をSNSに投稿した人は、美容機器やアウトバストリートメントが当たる巨大カプセルトイに参加できる。

■髪のタイムスリップ展
会期:3月21〜23日
時間:11:00〜20:00
開催場所:スパイラルガーデン、東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1階(入場無料・予約不要)

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昭和、平成、令和のトレンドヘアが集結 「ラックス」が新シリーズ発売記念イベントを開催

「ラックス(LUX)」は、「髪のタイムスリップ展」を東京・表参道のスパイラルガーデンで23日まで開催中だ。約3年ぶりの新シリーズである“スーパーリッチクリスタル”シリーズの発売を記念し実施している。

“スーパーリッチクリスタル”シリーズは、「ダメージを恐れずに自分の信念に従って挑戦していく女性たちの姿」をモチーフにし、「かかってこい、ダメージ」というコンセプトを掲げる。自分らしい髪型に挑戦してきた“ヘアトレンド年表”の展示や“ヘアスタイルなりきり体験”などをそろえ、「髪のダメージを気にせず、さまざまなヘアスタイルを楽しむきっかけとなるイベント」(PR担当)を目指した。

“ヘアトレンド年表”では、昭和、平成、令和のトレンドヘアを振り返る。各時代の髪型に関するダメージもコラム形式で展示。

“スーパーリッチクリスタル”シリーズのパッケージと同様のクリスタルカラーに包まれた空間を用意した。各時代を象徴するトレンドヘアと衣装を身につけたマネキンとの撮影ができるブースを設置。ウィッグの展示も行う。

トレンドヘアの試着体験ができる体験コーナーも用意する(当日に先着で整理券を配布)。約25分の美容師によるウィッグ体験が可能で、バブリーヘア、昭和アイドルヘア、盛り髪、青文字系ヘア、モガヘアの5種から1つが体験できる。本格的になりきることができる小物やジャケットなども用意した。

来場者には“スーパーリッチクリスタル マルチダメージリペア サシェ”をプレゼント。イベント会場で新製品の写真をSNSに投稿した人は、美容機器やアウトバストリートメントが当たる巨大カプセルトイに参加できる。

■髪のタイムスリップ展
会期:3月21〜23日
時間:11:00〜20:00
開催場所:スパイラルガーデン、東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1階(入場無料・予約不要)

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「ロエベ」がジョナサン・アンダーソンの10年にわたる歩みをまとめた書籍を発売

「ロエベ(LOEWE)」は3月27日、ブランドのクリエイティブ・ディレクターとして活躍したジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)の10年間を収めた大判モノグラフ「Crafted World : Jonathan Anderson’s LOEWE」(5万6100円)を発売する。同書籍は「ロエベ」の一部店舗と公式オンラインストアのほか、一部の書店でも扱う。また、「ロエベ」のアカウントを登録済みの人は、21日から公式オンラインストアで予約を受け付ける。

同氏は、2013年に「ロエベ」のクリエイティブ・ディレクターに就任以降、約10年にわたってブランドを指揮。「ロエベ」をグローバルなラグジュアリーブランドへと飛躍させたが、先週17日に同職からの退任が発表された。

ビジュアルとテキストで振り返る10年の歩み

同書籍は、ジョナサン・アンダーソンがデビューを飾った2015年春夏ウィメンズ・コレクションから25年春夏メンズ・コレクションまでのハイライトを紹介するほか、在任期間を振り返りながら10年間で同氏が生み出したアイコニックなデザインやキャンペーン、アート、クラフト作品などを舞台裏とともに収録する。

また、これらのビジュアルのほか、英作家、ゼイディー・スミス(Zadie Smith)の序文やスタイリスト、ベンジャミン・ブルーノ(Benjamin Bruno)との長編対談、「ロエベ」のフレンズやファミリーとのダイアローグ、コラボレーションをおこなったアーティストの特集など、全636ページにもおよぶ。なお、本書は英語版のみ。

同書籍は、「ロエベ」丸井今井札幌本店、仙台藤崎、伊勢丹新宿本店、ギンザ シックス、渋谷パルコ、名古屋、阪急うめだ本店、「カサロエベ」銀座、表参道で実物を店頭にディスプレーする。

販路一覧

◼️「ロエベ」

羽田ポップアップストア、関西国際空港ポップアップストア、沖縄DFSを除く「ロエベ」の全店舗および、公式オンラインストア

◼️書店

青山ブックセンター本店、大垣書店 麻布台ヒルズ店、銀座 蔦屋書店、小宮山書店、代官山 蔦屋書店、東塔堂、まんだらけ、アーカイブ ストア、ドーバー ビブリオテカ/ストリート マーケット ギンザ、ブック アンド サンズ、バウンダリー ブックス、ハイ・ブリッジ・ブックス、ナディッフ バイテン、シェルフ、スクワット カメアリ アート センター/トゥエルブブックス、京都 蔦屋書店、京都岡崎 蔦屋書店、誠光社、本屋青旗、ノースイースト(※オンライン)

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「ロエベ」がジョナサン・アンダーソンの10年にわたる歩みをまとめた書籍を発売

「ロエベ(LOEWE)」は3月27日、ブランドのクリエイティブ・ディレクターとして活躍したジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)の10年間を収めた大判モノグラフ「Crafted World : Jonathan Anderson’s LOEWE」(5万6100円)を発売する。同書籍は「ロエベ」の一部店舗と公式オンラインストアのほか、一部の書店でも扱う。また、「ロエベ」のアカウントを登録済みの人は、21日から公式オンラインストアで予約を受け付ける。

同氏は、2013年に「ロエベ」のクリエイティブ・ディレクターに就任以降、約10年にわたってブランドを指揮。「ロエベ」をグローバルなラグジュアリーブランドへと飛躍させたが、先週17日に同職からの退任が発表された。

ビジュアルとテキストで振り返る10年の歩み

同書籍は、ジョナサン・アンダーソンがデビューを飾った2015年春夏ウィメンズ・コレクションから25年春夏メンズ・コレクションまでのハイライトを紹介するほか、在任期間を振り返りながら10年間で同氏が生み出したアイコニックなデザインやキャンペーン、アート、クラフト作品などを舞台裏とともに収録する。

また、これらのビジュアルのほか、英作家、ゼイディー・スミス(Zadie Smith)の序文やスタイリスト、ベンジャミン・ブルーノ(Benjamin Bruno)との長編対談、「ロエベ」のフレンズやファミリーとのダイアローグ、コラボレーションをおこなったアーティストの特集など、全636ページにもおよぶ。なお、本書は英語版のみ。

同書籍は、「ロエベ」丸井今井札幌本店、仙台藤崎、伊勢丹新宿本店、ギンザ シックス、渋谷パルコ、名古屋、阪急うめだ本店、「カサロエベ」銀座、表参道で実物を店頭にディスプレーする。

販路一覧

◼️「ロエベ」

羽田ポップアップストア、関西国際空港ポップアップストア、沖縄DFSを除く「ロエベ」の全店舗および、公式オンラインストア

◼️書店

青山ブックセンター本店、大垣書店 麻布台ヒルズ店、銀座 蔦屋書店、小宮山書店、代官山 蔦屋書店、東塔堂、まんだらけ、アーカイブ ストア、ドーバー ビブリオテカ/ストリート マーケット ギンザ、ブック アンド サンズ、バウンダリー ブックス、ハイ・ブリッジ・ブックス、ナディッフ バイテン、シェルフ、スクワット カメアリ アート センター/トゥエルブブックス、京都 蔦屋書店、京都岡崎 蔦屋書店、誠光社、本屋青旗、ノースイースト(※オンライン)

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「タンバリンズ」の新作“ボタリ”のビジュアルにBLACKPINK ジェニー 日本発売は4月

フレグランスブランド「タンバリンズ(TAMBURINS)」は、新作のパフュームコレクション“ボタリ(BOTTARI)”を3月28日に韓国で発売する。日本では4月に販売予定で、価格は未定だ。また韓国での発売に先駆け、ブランドアンバサダーであるBLACKPINKのジェニー(JENNIE)を起用したキャンペーンビジュアルを公開。モデル兼フォトグラファーのグレイ・ソレンティ(Gray Sorrenti)が撮り下ろしたビジュアルは、ジェニーが持つ神秘的な雰囲気と「タンバリンズ」のユニークな感性が調和している。

“ボタリ”コレクションでは、「タンバリンズ」初となるパフュームオイルも用意する。他にも、パフューム2型(50mL/11mL)とパフュームバーム、パフュームキャンドル3種をそろえた。“ボタリ”は、韓国語で“包み”を意味する。「固い結び目の中に隠されていた未知なるものが溢れ出し、まるでキノコの胞子が弾ける瞬間の爆発的な生命力のように、深くセンシュアルな香り」を表現したという。

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「タンバリンズ」の新作“ボタリ”のビジュアルにBLACKPINK ジェニー 日本発売は4月

フレグランスブランド「タンバリンズ(TAMBURINS)」は、新作のパフュームコレクション“ボタリ(BOTTARI)”を3月28日に韓国で発売する。日本では4月に販売予定で、価格は未定だ。また韓国での発売に先駆け、ブランドアンバサダーであるBLACKPINKのジェニー(JENNIE)を起用したキャンペーンビジュアルを公開。モデル兼フォトグラファーのグレイ・ソレンティ(Gray Sorrenti)が撮り下ろしたビジュアルは、ジェニーが持つ神秘的な雰囲気と「タンバリンズ」のユニークな感性が調和している。

“ボタリ”コレクションでは、「タンバリンズ」初となるパフュームオイルも用意する。他にも、パフューム2型(50mL/11mL)とパフュームバーム、パフュームキャンドル3種をそろえた。“ボタリ”は、韓国語で“包み”を意味する。「固い結び目の中に隠されていた未知なるものが溢れ出し、まるでキノコの胞子が弾ける瞬間の爆発的な生命力のように、深くセンシュアルな香り」を表現したという。

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「ラッシュ」が母の日に向けた限定コレクションを発売 ギフトにぴったりの全38種

「ラッシュ(LUSH)」は3月20日、マザーズデー(母の日)コレクションを発売した。ラインアップは、コーヒータイムをイメージしたシャワージェルや一輪のバラに着想したソープなどを含む全38アイテム。

バスボム全8種

可憐な花模様のバスボム“ブルーミングビューティフル”シリーズからは、定番の“ブルー”(1180円)と“ピンク”(1080円)に加え、ベルガモットとネロリの香りの“グリーン”(1080円)が登場。そのほか、枝豆のビジュアルが印象的な“エダマミービーン”(660円)、イエローのくまを模った“ママベア”(800円)、アイコニックな色合いの気球型バスボム“アップアップアンドアウェイ”(800円)、お湯に入れると花が咲き乱れる“キャリーズシークレットガーデン”(3200円)が本コレクションに合わせ新登場する。

バブルバー全3種

マペット風の恐竜がキュートな“グッドマザーリザード”(90g、1570円)、桜舞い散る日本の春をバスルームで演出する“シャワーオブフォーリングチェリーブロッサム”(75g、1380円)が新登場するほか、大きなハートと可愛い笑顔が魅力のアボカド型バブルバー“アボ カドル”(145g、1380円)をラインアップする。

シャワージェリー全2種

海藻由来のカラギーナンとデーツシロップが肌にみずみずしさをもたらす“コーヒーモーニング”(100g、1530円)と、海藻由来のカラギーナン配合の“ユーアーマイサンシャイン”(210g、2400円/2kg、2万4000円※新宿店限定)が登場。

そのほか、贅沢なローズの香りが洗い流した後も肌にふんわりと残る“ロージーソープ”(150g、2480円)やアランブラキアバター配合の“シンボルオブラブ”(50g、2000円)、インバスとアウトバス両方で使用できる板チョコのようなバスメルツ“シナマム メルト”(70g、1710円)、アーモンドオイル配合の“キープイットフラッフィ ボディローション”(90g、2200円/210g、4400円)、ナッツのような香りが心地よいマッサージバー“ザ パンプ”(70g、1500円)、アボカド型のアイパック“アボ レスト”(2個セット、980円)などの新アイテムをラインアップする。

ギフトセット

“スカイズ ザ リミット! ギフト”

爽やかなレモンの香りのバスボム“アップアップアンドアウェイ”と、キャラメルのような甘い香りを楽しめるバスボム“ママベア”をセットにしたギフト。価格は1970円。

“マム ギフト”

スイートオレンジ&オレンジフラワーの香りの“ブルーミングビューティフル ピンク”、フレッシュなアボカドの恵みを詰め込んだ“アボバス?”、ベルガモットオイル配合の“アトム ハート マザー”、ベルガモットのフルーティーな香り華やかな“ブラックベリー ボム”の4つのバスボムのギフトセット。価格は4600円。

“マムズバスタイムフェイバリッツ ギフト”

バブルバー“アボ カドル”、“レインボウ”、“スリーピーバブルバー”、バスボム“アトム ハート マザー”、“アップアップアンドアウェイ”、“ ママベア”、“エダマミービーン”、“ ブルーミングビューティフル ピンク”のインバスアイテム全9種のセット。価格は9900円。

“コンフィーコージー ギフト”

カカオバター配合のシャワージェル“スナグルズ”(115g)と、懐かしさを感じさせる甘く優しい香りの“プイットフラッフィボディーローション”(60g)のセット。価格は3400円。

“ハッピーマザーズデイ ギフト”

バスボム“アトム ハート マザー”、“アップ アップアンドアウェイ”、ボディーウォッシュ“ヤミーカ スタード”、ソープ“コンフォーター”、ボディーローション“トワイライトムーン”、ボディースクラブ“ソルティロック”、バブルバー“アボ カドル”の全7アイテムをハートフルな花柄のボックスに詰め込んだギフトセット。価格は9400円。

“リワイルド ギフト”

バスメルツ“クリアザエアー メルト”、クレンジング“ウルトラ ブランド”、保湿クリーム“シャングリ・ラSPLF”、洗顔ソープ“つながるオモイ フェイシャルソープ”、バスボム“キャリーズシークレットガーデン G”、ボディースクラブ“マジッククリスタルズ”、ソリッドフェイシャルオイル“抱擁の満月”の7アイテムのセット。ボックスの底のネジを回すと“ラッシュ スパ”のオリジナルメロディーを楽しむことができる。価格は1万800円。

スペシャルラッピング

何度も繰り返し使えるギフトラッピング用商品“ノットラップ(Knot Wrap)”からは、カラフルなマッシュルーム柄の“ネオンマッシュルームズ ノット ラップ”(1300円)、ウエスタンブーツ柄の“イーハー! ノットラップ”(1000円)、アイコニックなアニマルや太陽をあしらった“サンシャイニーデイ ノットラップ”(1300円)が新登場。

手すきの紙製の“ロクタラップ”からは、花モチーフの“ブルーミングラブリー ロクタラップ”(320円)と、猫モチーフの“ファンシーキャッツ ロクタラップ”(320円)をラインアップする。

そのほか、ブーツを履いたカエルと馬に乗るカエルを描いた“リアリーワイルド カード”(600円)、エナメルピンバッジファン垂涎の、カメのピンバッジ付きの“ゴットユアバック カード”(800円)、ホログラム加工を施した“シャインオン ポストカード”(200円)などのギフトカードのほか、“アイアムフルオブジョイ 缶”(1200円)や“キープイットラッシュ 缶”(2000円)などのボックスもラインアップする。

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「ラッシュ」が母の日に向けた限定コレクションを発売 ギフトにぴったりの全38種

「ラッシュ(LUSH)」は3月20日、マザーズデー(母の日)コレクションを発売した。ラインアップは、コーヒータイムをイメージしたシャワージェルや一輪のバラに着想したソープなどを含む全38アイテム。

バスボム全8種

可憐な花模様のバスボム“ブルーミングビューティフル”シリーズからは、定番の“ブルー”(1180円)と“ピンク”(1080円)に加え、ベルガモットとネロリの香りの“グリーン”(1080円)が登場。そのほか、枝豆のビジュアルが印象的な“エダマミービーン”(660円)、イエローのくまを模った“ママベア”(800円)、アイコニックな色合いの気球型バスボム“アップアップアンドアウェイ”(800円)、お湯に入れると花が咲き乱れる“キャリーズシークレットガーデン”(3200円)が本コレクションに合わせ新登場する。

バブルバー全3種

マペット風の恐竜がキュートな“グッドマザーリザード”(90g、1570円)、桜舞い散る日本の春をバスルームで演出する“シャワーオブフォーリングチェリーブロッサム”(75g、1380円)が新登場するほか、大きなハートと可愛い笑顔が魅力のアボカド型バブルバー“アボ カドル”(145g、1380円)をラインアップする。

シャワージェリー全2種

海藻由来のカラギーナンとデーツシロップが肌にみずみずしさをもたらす“コーヒーモーニング”(100g、1530円)と、海藻由来のカラギーナン配合の“ユーアーマイサンシャイン”(210g、2400円/2kg、2万4000円※新宿店限定)が登場。

そのほか、贅沢なローズの香りが洗い流した後も肌にふんわりと残る“ロージーソープ”(150g、2480円)やアランブラキアバター配合の“シンボルオブラブ”(50g、2000円)、インバスとアウトバス両方で使用できる板チョコのようなバスメルツ“シナマム メルト”(70g、1710円)、アーモンドオイル配合の“キープイットフラッフィ ボディローション”(90g、2200円/210g、4400円)、ナッツのような香りが心地よいマッサージバー“ザ パンプ”(70g、1500円)、アボカド型のアイパック“アボ レスト”(2個セット、980円)などの新アイテムをラインアップする。

ギフトセット

“スカイズ ザ リミット! ギフト”

爽やかなレモンの香りのバスボム“アップアップアンドアウェイ”と、キャラメルのような甘い香りを楽しめるバスボム“ママベア”をセットにしたギフト。価格は1970円。

“マム ギフト”

スイートオレンジ&オレンジフラワーの香りの“ブルーミングビューティフル ピンク”、フレッシュなアボカドの恵みを詰め込んだ“アボバス?”、ベルガモットオイル配合の“アトム ハート マザー”、ベルガモットのフルーティーな香り華やかな“ブラックベリー ボム”の4つのバスボムのギフトセット。価格は4600円。

“マムズバスタイムフェイバリッツ ギフト”

バブルバー“アボ カドル”、“レインボウ”、“スリーピーバブルバー”、バスボム“アトム ハート マザー”、“アップアップアンドアウェイ”、“ ママベア”、“エダマミービーン”、“ ブルーミングビューティフル ピンク”のインバスアイテム全9種のセット。価格は9900円。

“コンフィーコージー ギフト”

カカオバター配合のシャワージェル“スナグルズ”(115g)と、懐かしさを感じさせる甘く優しい香りの“プイットフラッフィボディーローション”(60g)のセット。価格は3400円。

“ハッピーマザーズデイ ギフト”

バスボム“アトム ハート マザー”、“アップ アップアンドアウェイ”、ボディーウォッシュ“ヤミーカ スタード”、ソープ“コンフォーター”、ボディーローション“トワイライトムーン”、ボディースクラブ“ソルティロック”、バブルバー“アボ カドル”の全7アイテムをハートフルな花柄のボックスに詰め込んだギフトセット。価格は9400円。

“リワイルド ギフト”

バスメルツ“クリアザエアー メルト”、クレンジング“ウルトラ ブランド”、保湿クリーム“シャングリ・ラSPLF”、洗顔ソープ“つながるオモイ フェイシャルソープ”、バスボム“キャリーズシークレットガーデン G”、ボディースクラブ“マジッククリスタルズ”、ソリッドフェイシャルオイル“抱擁の満月”の7アイテムのセット。ボックスの底のネジを回すと“ラッシュ スパ”のオリジナルメロディーを楽しむことができる。価格は1万800円。

スペシャルラッピング

何度も繰り返し使えるギフトラッピング用商品“ノットラップ(Knot Wrap)”からは、カラフルなマッシュルーム柄の“ネオンマッシュルームズ ノット ラップ”(1300円)、ウエスタンブーツ柄の“イーハー! ノットラップ”(1000円)、アイコニックなアニマルや太陽をあしらった“サンシャイニーデイ ノットラップ”(1300円)が新登場。

手すきの紙製の“ロクタラップ”からは、花モチーフの“ブルーミングラブリー ロクタラップ”(320円)と、猫モチーフの“ファンシーキャッツ ロクタラップ”(320円)をラインアップする。

そのほか、ブーツを履いたカエルと馬に乗るカエルを描いた“リアリーワイルド カード”(600円)、エナメルピンバッジファン垂涎の、カメのピンバッジ付きの“ゴットユアバック カード”(800円)、ホログラム加工を施した“シャインオン ポストカード”(200円)などのギフトカードのほか、“アイアムフルオブジョイ 缶”(1200円)や“キープイットラッシュ 缶”(2000円)などのボックスもラインアップする。

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「アットコスメ」の口コミから読みとく“フェイスクリーム”ヒットの法則

ユーザーはどのような要素を基準にフェイスクリームを選んでいるのか?今回は「アットコスメ(@COSME)」に寄せられたフェイスクリームの口コミから、西原羽衣子「アットコスメ」リサーチプランナーがヒットの法則を解説する。(集計期間2025年2月1~28日)

――フェイスクリームの口コミで象徴的に使われているワードは?

西原羽衣子「アットコスメ」リサーチプランナー(以下、西原):「乾燥」「保湿」の出現率が高い。2月は1年で最も空気が乾燥する月であり、今年も乾燥した日が続いた。そのためクリームやオイルによる乾燥対策が求められたと考えられる。

アットコスメ2025年2月「フェイスクリーム」口コミTOP5

1位「カネボウ(KANEBO)」“クリーム イン デイ”(40g、8800円)

「日中ずっと肌を潤いで満たし、生き生きとしたハリを与え、美しい艶をまとう朝用クリーム。口コミでは、『真冬でも乾燥しない!メイクが崩れない!』と化粧下地としても評価されている。『しばらく使っていなかったが、冬の乾燥に耐えられず久しぶりに購入』という人も」(西原)。

2位「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」“アクア チャージ 薬用 ミルキー クリーム”【医薬部外品】(50mL、9900円)

「『エスティ ローダー』が日本人の肌のために、1854年創業の酒造会社、勇心酒造と共同開発したスキンケアラインのクリーム、口コミでは『ライスパワーNo.11の成分に引かれて購入』と成分への関心も見られる。保湿効果への評価が高く、『年齢的にも肌質的にも“砂漠的乾燥肌”な私の救世主』といった口コミも見られた」(同)。

3位「キュレル(CUREL)」“潤浸保湿 フェイスクリーム”(40g、2970円)

「発売から17年のロングセラー製品。『何年も愛用していて何個使ったかも覚えていない』といったリピーターからの口コミが印象的。『敏感肌でも刺激を感じにくく、肌をしっかり守ってくれる安心感はほかにない魅力』と、敏感肌ユーザーから厚い信頼を寄せられている」(同)。

4位「SK-Ⅱ」“スキンパワーアドバンスト クリーム”(50g、1万7600円/80g、2万5300円※編集部調べ)

「初めて使用した人からは『感動!』と口コミされるほど滑らかなテクスチャーが特徴のクリーム。『肌がふっくらしたような感覚がある』『ハリや艶を感じられる』と支持を得ている」(同)。

5位「エリクシール(ELIXIR)」“シュペリエル レチノパワー リンクルクリーム”(15g、6490円/22g、8690円※編集部調べ)

「シワ改善にアプローチする純粋レチノール配合のクリーム。『レチノールといえば「エリクシール」』などの口コミが見られる」(同)。

――2月に、フェイスクリーム以外で好調なカテゴリーは?

西原:口コミ件数では、リップライナーが好調。唇を大きくふっくら見せることで小顔効果を得る、というメイク方法が若年層を中心にトレンドとなっていることが要因の1つ。一方で、最近は40代以上の顧客も年齢により薄くなった唇をふっくら見せるという傾向があり、幅広い年代から注目が高まっている。特に「セザンヌ(CEZANNE)」“影色リップメイカー”(全2色、各660円)が口コミで人気。

――今後注目のキーワードなど、“トレンドの芽”は?

西原:リップメイクへの関心の高まりと比例するように「リップケア」への注目も高まっている。今年は「コスメデコルテ(DECORTE)」をはじめとする百貨店ブランドからリップセラムが発売されるなど、リップケアの高額化にも注目している。

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「アットコスメ」の口コミから読みとく“フェイスクリーム”ヒットの法則

ユーザーはどのような要素を基準にフェイスクリームを選んでいるのか?今回は「アットコスメ(@COSME)」に寄せられたフェイスクリームの口コミから、西原羽衣子「アットコスメ」リサーチプランナーがヒットの法則を解説する。(集計期間2025年2月1~28日)

――フェイスクリームの口コミで象徴的に使われているワードは?

西原羽衣子「アットコスメ」リサーチプランナー(以下、西原):「乾燥」「保湿」の出現率が高い。2月は1年で最も空気が乾燥する月であり、今年も乾燥した日が続いた。そのためクリームやオイルによる乾燥対策が求められたと考えられる。

アットコスメ2025年2月「フェイスクリーム」口コミTOP5

1位「カネボウ(KANEBO)」“クリーム イン デイ”(40g、8800円)

「日中ずっと肌を潤いで満たし、生き生きとしたハリを与え、美しい艶をまとう朝用クリーム。口コミでは、『真冬でも乾燥しない!メイクが崩れない!』と化粧下地としても評価されている。『しばらく使っていなかったが、冬の乾燥に耐えられず久しぶりに購入』という人も」(西原)。

2位「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」“アクア チャージ 薬用 ミルキー クリーム”【医薬部外品】(50mL、9900円)

「『エスティ ローダー』が日本人の肌のために、1854年創業の酒造会社、勇心酒造と共同開発したスキンケアラインのクリーム、口コミでは『ライスパワーNo.11の成分に引かれて購入』と成分への関心も見られる。保湿効果への評価が高く、『年齢的にも肌質的にも“砂漠的乾燥肌”な私の救世主』といった口コミも見られた」(同)。

3位「キュレル(CUREL)」“潤浸保湿 フェイスクリーム”(40g、2970円)

「発売から17年のロングセラー製品。『何年も愛用していて何個使ったかも覚えていない』といったリピーターからの口コミが印象的。『敏感肌でも刺激を感じにくく、肌をしっかり守ってくれる安心感はほかにない魅力』と、敏感肌ユーザーから厚い信頼を寄せられている」(同)。

4位「SK-Ⅱ」“スキンパワーアドバンスト クリーム”(50g、1万7600円/80g、2万5300円※編集部調べ)

「初めて使用した人からは『感動!』と口コミされるほど滑らかなテクスチャーが特徴のクリーム。『肌がふっくらしたような感覚がある』『ハリや艶を感じられる』と支持を得ている」(同)。

5位「エリクシール(ELIXIR)」“シュペリエル レチノパワー リンクルクリーム”(15g、6490円/22g、8690円※編集部調べ)

「シワ改善にアプローチする純粋レチノール配合のクリーム。『レチノールといえば「エリクシール」』などの口コミが見られる」(同)。

――2月に、フェイスクリーム以外で好調なカテゴリーは?

西原:口コミ件数では、リップライナーが好調。唇を大きくふっくら見せることで小顔効果を得る、というメイク方法が若年層を中心にトレンドとなっていることが要因の1つ。一方で、最近は40代以上の顧客も年齢により薄くなった唇をふっくら見せるという傾向があり、幅広い年代から注目が高まっている。特に「セザンヌ(CEZANNE)」“影色リップメイカー”(全2色、各660円)が口コミで人気。

――今後注目のキーワードなど、“トレンドの芽”は?

西原:リップメイクへの関心の高まりと比例するように「リップケア」への注目も高まっている。今年は「コスメデコルテ(DECORTE)」をはじめとする百貨店ブランドからリップセラムが発売されるなど、リップケアの高額化にも注目している。

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「ハトラ」の“瞬く”服 15年目でたどり着いた“リミナルウエア”の完成形

長見佳祐デザイナーによる「ハトラ(HATRA)」は3月20日、2025-26年秋冬コレクションをブランド初のランウエイショー形式で発表した。ショーは東京都と日本ファッション・ウィーク推進機構が主催する「東京ファッションアワード 2025(TOKYO FASHION AWARD 2025)」受賞による特典で、ブランド設立からの15年を総括するような堂々のコレクションだった。

長見デザイナーの衣服の捉え方は哲学的だ。21年から“リミナルウエア(LIMINAL WEAR)”というコンセプトを掲げ、内向きな個人と社会をつなぎ、人を新たな体験へと誘うメディア(媒介物)として衣服の制作を続けてきた。なお、“リミナリティー”とは、旅や祝祭のような、一時的に日常と非日常を往復する状況を指す。

揺れ、瞬き、イメージを変容

今季のテーマは“瞬き”だ。アトリエ近くの隅田川を観察し、光を受けて水面の表情が次々に変化する様子に着想した。川が動くごとに人の脳内イメージが流動するように、衣服も着用者の動作に合わせて刻一刻と見え方が変わる——この状態を「ハトラ」は“瞬き”と名づけ、“リミナルウエア”との共通項を見いだした。

テーマにちなみ、軽やかな素材使いを意識した。ファーストルックは、黒一色のシフォン素材のドレス。何色もの絵の具をマーブル状に垂らしたような抽象的なプリントが印象的だ。印刷に用いたのは京セラのインクジェットプリンター「フォレアス」で、水の使用量を極限まで削減した仕組みにより、インクの重さや厚さを防ぐことができる技術だ。モデルが歩くたびにドレスの裾は揺れ、シルバーのグラスコードも薄暗い会場の中で光を反射して輝く。また、得意とする重衣料の主張は控えめに、薄手のウエアをレイヤードして作るエレガントなスタイルに挑戦した。

デジタルツールが思考を拡張する

「ハトラ」は、15年の経験に裏打ちする素材使いやデザインの引き出しが豊富で、今シーズンは長見デザイナーの創意工夫の変遷をたどるようだった。Iラインのスタイリッシュなシルエットをベースにしながら、テーラードジャケットやスラックスといったドレッシーなアイテムから、ポリエステル素材のプルオーバーやメッシュ素材のガウンとパンツ、フーディーなどのカジュアルウエア、バンドゥーやファー付きのポンチョというレディーライクなアイテムまで、スタイルは多彩だ。アシンメトリーにギャザーを寄せたトップスや構築的なAラインスカートもあり、35ルックの中であらゆるバランスを披露した。

長見デザイナーのアイデアと共に「ハトラ」のクリエイションを支えているのは、生成AI や3Dパターンソフトウエアの「クロ(CLO)」といったデジタルツールである。ニットドレスやパンツ、シフォントップスなどに映し出したSFタッチの柄は、生成AIへのプロンプトを繰り返して生み出したもの。さらに、ジャケットの前身頃やハイウエストパンツの腰回りに施した幾何学モチーフは、「クロ」で作った立体的なパターンである。長見デザイナーによると、「生成AIはその便利さがデザイナーの思考力を目減りさせるリスクがあるから、宇宙人にアドバイスをもらうような感覚で、ファッションデザインに向き合い直すためのツールとして使用している」という。

鳴り止まなかった拍手

長見デザイナーはショーを終えた感想を問われ、「あっという間に終わってしまって不安で仕方ない」とこぼした。しかし、フィナーレ後の拍手はしばらく鳴り止まなかったし、周囲のからは「鳥肌が立つショーだった」「ブランドの魅力がさらに知られることになりうれしい」と高評価だった。間違いなく、今季の東コレを代表するショーの一つだと言えるだろう。

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「ハトラ」の“瞬く”服 15年目でたどり着いた“リミナルウエア”の完成形

長見佳祐デザイナーによる「ハトラ(HATRA)」は3月20日、2025-26年秋冬コレクションをブランド初のランウエイショー形式で発表した。ショーは東京都と日本ファッション・ウィーク推進機構が主催する「東京ファッションアワード 2025(TOKYO FASHION AWARD 2025)」受賞による特典で、ブランド設立からの15年を総括するような堂々のコレクションだった。

長見デザイナーの衣服の捉え方は哲学的だ。21年から“リミナルウエア(LIMINAL WEAR)”というコンセプトを掲げ、内向きな個人と社会をつなぎ、人を新たな体験へと誘うメディア(媒介物)として衣服の制作を続けてきた。なお、“リミナリティー”とは、旅や祝祭のような、一時的に日常と非日常を往復する状況を指す。

揺れ、瞬き、イメージを変容

今季のテーマは“瞬き”だ。アトリエ近くの隅田川を観察し、光を受けて水面の表情が次々に変化する様子に着想した。川が動くごとに人の脳内イメージが流動するように、衣服も着用者の動作に合わせて刻一刻と見え方が変わる——この状態を「ハトラ」は“瞬き”と名づけ、“リミナルウエア”との共通項を見いだした。

テーマにちなみ、軽やかな素材使いを意識した。ファーストルックは、黒一色のシフォン素材のドレス。何色もの絵の具をマーブル状に垂らしたような抽象的なプリントが印象的だ。印刷に用いたのは京セラのインクジェットプリンター「フォレアス」で、水の使用量を極限まで削減した仕組みにより、インクの重さや厚さを防ぐことができる技術だ。モデルが歩くたびにドレスの裾は揺れ、シルバーのグラスコードも薄暗い会場の中で光を反射して輝く。また、得意とする重衣料の主張は控えめに、薄手のウエアをレイヤードして作るエレガントなスタイルに挑戦した。

デジタルツールが思考を拡張する

「ハトラ」は、15年の経験に裏打ちする素材使いやデザインの引き出しが豊富で、今シーズンは長見デザイナーの創意工夫の変遷をたどるようだった。Iラインのスタイリッシュなシルエットをベースにしながら、テーラードジャケットやスラックスといったドレッシーなアイテムから、ポリエステル素材のプルオーバーやメッシュ素材のガウンとパンツ、フーディーなどのカジュアルウエア、バンドゥーやファー付きのポンチョというレディーライクなアイテムまで、スタイルは多彩だ。アシンメトリーにギャザーを寄せたトップスや構築的なAラインスカートもあり、35ルックの中であらゆるバランスを披露した。

長見デザイナーのアイデアと共に「ハトラ」のクリエイションを支えているのは、生成AI や3Dパターンソフトウエアの「クロ(CLO)」といったデジタルツールである。ニットドレスやパンツ、シフォントップスなどに映し出したSFタッチの柄は、生成AIへのプロンプトを繰り返して生み出したもの。さらに、ジャケットの前身頃やハイウエストパンツの腰回りに施した幾何学モチーフは、「クロ」で作った立体的なパターンである。長見デザイナーによると、「生成AIはその便利さがデザイナーの思考力を目減りさせるリスクがあるから、宇宙人にアドバイスをもらうような感覚で、ファッションデザインに向き合い直すためのツールとして使用している」という。

鳴り止まなかった拍手

長見デザイナーはショーを終えた感想を問われ、「あっという間に終わってしまって不安で仕方ない」とこぼした。しかし、フィナーレ後の拍手はしばらく鳴り止まなかったし、周囲のからは「鳥肌が立つショーだった」「ブランドの魅力がさらに知られることになりうれしい」と高評価だった。間違いなく、今季の東コレを代表するショーの一つだと言えるだろう。

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