今回の撮影では“Pant it Blue”をテーマに、CYBER RUIが長い間夢見ていた“全身をブルーでペイントする”撮影を実行。顔の中心から少しずつ全身に青が広がっていく様を撮り下ろした。「ずっと全身青で撮影してみたいと思っていて、撮ってもらうなら絶対ARISAKさんだなって。イメージ画像をお互いシェアしたりして、今回のビジュアルへと辿り着きました」。
CREDIT
LOOK1:TOPS & SKIRT / GYOEM, CAP / GNASTY
LOOK2:TOPS / GNASTY, HEAD PIECE / JINKI NAOMATSU, OTHERS / MODEL OWN
LOOK3:TOPS / GYOEM , OTHERS / MODEL OWN
例えばSBTRKTはその一人です。前(2014年)に彼のバンド・メンバーとして「フジロック」に出演したことがあるのですが、その経験を通じて、エレクトロニック・ミュージックへのアプローチの仕方や、ソングライティングと融合させる方法を学びました。さらに、サンファのようなアーティストをフィーチャリングする現場——特にアルバム「Wonder Where We Land」(14年)の制作過程――を間近で見ることで、多くのインスピレーションをもらいました。なので、SBTRKTからは間違いなく大きな影響を受けていますね。
■ Fabiana Palladino
release: 2024年4月5日
TRACKLISTING:
01. Closer
02. Can You Look In The Mirror?
03. I Can’t Dream Anymore
04. Give Me A Sign
05. I Care
06. Stay With Me Through The Night
07. Shoulda
08. Deeper
09. In The Fire
10. Forever https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13882
そして、「アイデアのスクラップブック」として構想したというコレクションにも、複数のアイテムを一体化したトロンプルイユや比率を変えて生み出す独創的なプロポーション、ツイストされたシルエット、大胆なシェイプやボリューム、男女で共有する世界観、アーティストとの協業など、ジョナサンがこれまでに確立してきたデザインコードが存分に生かされています。美しいレザーをはじめとする上質な素材とクラフト的な手仕事や職人技術を生かして作り上げられたアイテムは、まさに渾身の作品。特に、細いチューブ状のオーガンジーの中にパールを入れ、熱を加えて粒の形状をつけた後にパールを抜いて軽やかに仕上げた鮮やかなドレスや、袖や身頃にスラッシュを入れることで中を覗かせた滑らかなナパレザーのブルゾンやトレンチコート、ジョセフ&アニ・アルバース財団(Josef & Anni Albers Foundation)の協力のもと制作されたアート作品とファッションが融合したコートやバッグが目を引きました。細かい部分までこだわりが感じられるアイテムは、見応えたっぷり。ツアーで一通り説明を受けた後も時間が許す限り会場を何周もして、じっくり見直してしまうほど素敵なプレゼンテーションでした。
「ナイア」は、同社が能登の地方創生事業に取り組む中で、能登の自然素材に高い美容効果やヘルスケア効果を見出したことで誕生したビューティ&ヘルスケアブランド。ブランド名は、“能登の自然(NATURE OF NOTO”)、“職人の技(ARTISANSHIP)”、職人の技は生態系の一部であるという思いを表す“包括性と循環(INCLUSIVITY ITERATION)”、“本物の価値(AUTHENTICITY)”の頭文字4つを組み合わせたもの。石川県を拠点に開発と製造を行い、能登の自然素材を活用したアイテムを展開。2024年1月に発生した震災の復興と能登の持続可能な未来の実現を目指す。
「ルイ・ヴィトン」は、2016年に香水を発売。最初の7つの香りを発売する5年前に、マスター・パフューマーのベルトリュードと契約し、香水の都として世界でも名高いフランス・グラースの土地を購入した。現在、新作を含む31種のフレグランスをそろえ、“イマジナシオン”“リマンシテ”“オンブレ・ノマド”“アトラップ・レーヴ”などがベストセラーとなっている。「ルイ・ヴィトン」の親会社であるLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)の香水&コスメティクス部門の24年度の売上高は、前期比1.8%増の84億1800万ユーロ(約1兆3637億円)だった。今秋、英メイクアップアーティストのパット・マクグラス(Pat McGrath)がコスメティック部門 クリエイティブ・ディレクターを務めるビューティライン「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン(LA BEAUTE LOUIS VUITTON)」を始動予定。第1弾はリップスティック55色とリップバーム10種、アイパレット8種を用意する。
「ルイ・ヴィトン」は、2016年に香水を発売。最初の7つの香りを発売する5年前に、マスター・パフューマーのベルトリュードと契約し、香水の都として世界でも名高いフランス・グラースの土地を購入した。現在、新作を含む31種のフレグランスをそろえ、“イマジナシオン”“リマンシテ”“オンブレ・ノマド”“アトラップ・レーヴ”などがベストセラーとなっている。「ルイ・ヴィトン」の親会社であるLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)の香水&コスメティクス部門の24年度の売上高は、前期比1.8%増の84億1800万ユーロ(約1兆3637億円)だった。今秋、英メイクアップアーティストのパット・マクグラス(Pat McGrath)がコスメティック部門 クリエイティブ・ディレクターを務めるビューティライン「ラ・ボーテ ルイ・ヴィトン(LA BEAUTE LOUIS VUITTON)」を始動予定。第1弾はリップスティック55色とリップバーム10種、アイパレット8種を用意する。
(左)村上要/編集長:パリ出張では、「ポレーヌ」や「セザンヌ」というアフォーダブル・ラグジュアリーの新勢力の創業者も取材。ランウエイ同様、もしくはそれ以上に面白かった。詳しくは、3月31日号で! (右)藪野淳/欧州通信員:今季も心に響いたショーの後にはバックステージに直行。デザイナーの思いを聞いた。一番グッときたコメントは、「サカイ」阿部さんの「優しい時間をみんなと共有したかった」 ILLUSTRATION : UCA