YOON & VERBALの「アンブッシュ」も経営権を再取得 瓦解するニューガーズグループから

YOONとVERBALが手掛ける「アンブッシュ(AMBUSH)」は4月11日、イタリアのアパレル企業ニューガーズグループ(NEW GUARDS GROUP以下、NGG)から、ブランドの完全な所有権を再取得したと発表した。

同ブランドは2020年、当時「マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラン(MARCELO BURLON COUNTY OF MILAN)」や「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」「ヘロン・プレストン(HERON PRESTON)」などのブランドを擁するほか、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」のライセンス生産を手掛けていたNGGに過半数株式を売却し、海外進出などを加速。ところがNGGの親会社である高級ECのファーフェッチ(FARFETCH)は経営破綻に陥り、23年には韓国の大手EC企業クーパン(COUPANG)に身売りした。さらにNGGも、「マルセロ・ブロン カウンティ・オブ・ミラノ」創業者のマルセロ・ブロンがブランドを離れたり、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」もヴァージル・アブローの死去によりかつての勢いを失っていたりの影響で、24年11月には日本の民事再生法にあたるイタリア倒産法(Composizione Negoziata della Crisi、CNC)の適用を申請。再建を図っている間に「パーム エンジェルス」と「オフ-ホワイト c/o ヴァージル・アブロー」は、経営権が米ブランド管理会社ブルースター・アライアンス(BLUESTAR ALLIANCE)に移り、ミラノ発の高級ニットウエアブランド「アラヌイ(ALANUI)」は2週間ほど前、「アンブッシュ」同様に経営権を取り戻すなど、瓦解が進んでいる。

YOON 共同創設者兼クリエイティブ・ディレクターは「完全なオーナーシップを取り戻したことで、価値観やビジョンを最大限に表現できるようになる。この新たな章と目の前に広がる可能性に、今、大きなエネルギーを感じている」とコメント。VERBAL共同創設者兼最高経営責任者は、「経営権を再び手にすることは重要な節目であり、自由な革新を追求し、グローバルなコミュニティーとのつながりを深めていくための重要な一歩」と述べた。今後はデジタルおよびテクノロジー分野での取り組み強化、そしてファッション、音楽、カルチャーを横断する新たなコラボレーションの推進などにより、世界的な存在感をさらに高めたいとしている。

NGGのHPによると、同社はこのほか「アンラベル プロジェクト(UNRAVEL PROJECT)」「ヘロン プレストン」「キリン ペギー グー(KIRIN PEGGY GOU)」「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」を有しているようだが、ヘロン・プレストンは現在「H&M」のメンズ・デザイン・アドバイザーに注力。米ニューヨーク生まれのセレクトショップ「オープニングセレモニー」は小売店を閉めてオリジナルグッズの開発に注力するとしていたが実現には至っておらず、企業活動はほぼ停止している状況かもしれない。

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1位は、「ジーユー」が名作映画とコラボ 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「グレムリン」など|週間アクセスランキング TOP10(4月3〜9日)

1位は、「ジーユー」が名作映画とコラボ 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「グレムリン」など|週間アクセスランキング TOP10(4月3日〜4月9日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、4月3日(木)〜4月9日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「ジーユー」が名作映画とコラボ 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「グレムリン」など

04月03日公開 / 文・WWD STAFF

 「ジーユー(GU)」は4月11日、名作映画とコラボしたTシャツ4型をラインアップする。価格は各1990円。「ジーユー」一部店舗および公式オンラインで販売する。

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- 2位 -
「リーバイス」からソニック・ユースのTシャツが登場 希少なビンテージTシャツを復刻

04月07日公開 / 文・WWD STAFF

 「リーバイス(LEVI'S)」は4月11日、アメリカのオルタナティブバンド、ソニック・ユース(Sonic Youth)のビンテージTシャツを復刻した“リーバイス×ソニック・ユース バンド ティー コレクション”を発売する。「リーバイス」公式オンラインストアおよび原宿フラッグシップストア、新宿店、大阪店、神戸店、京都店、TS横浜店、名古屋ゼロゲート店で取り扱う。

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- 3位 -
「スターバックス」から夏の新作 爽やかなマリンデザインのボトルやタンブラーなど

04月07日公開 / 文・WWD STAFF

 「スターバックス(STARBUCKS)」は、爽やかな夏を思わせるマリンスタイルのシリーズを発売する。4月7日に「スターバックス」公式オンラインストアで限定アイテム、同日20時に先行販売アイテムを発売、9日に各店舗で販売を開始する。

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- 4位 -
「ファミリア」が大人雑貨メインのポップアップをルミネ新宿で開催 前後半で異なるテーマ

04月07日公開 / 文・WWD STAFF

 子ども服ブランドの「ファミリア(FAMILIAR)」は4月22日〜5月7日、ルミネ新宿ルミネ1で初のポップアップを開催する。会期前半は“ビューティ”、後半は“ハッピー バースデー ファミ!”をテーマにそれぞれ異なるテイストの雑貨アイテムをそろえる。

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- 5位 -
ビームスが「ニューバランス」に別注した“M1000”が登場 LAのポップアップで先行発売

04月08日公開 / 文・WWD STAFF

 ビームス(BEAMS)は4月10日、昨年復刻した「ニューバランス」のランニングシューズ“ワン・サウザンド(1000)‬”の別注モデル“M1000BBE”をロサンゼルスで開催中のポップアップストアで先行発売する。‬サイズは26.0〜29.0、30.0cmをそろえる。日本での発売情報は近日中にビームス公式オンラインショップで発表する。

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- 6位 -
「チャコット」×「フェイラー」 新作はバレエ“白鳥の湖”モチーフのスポーツタオルが登場

04月07日公開 / 文・WWD STAFF

 バレエ用品の「チャコット(CHACOTT)」は4月11日、シュニール織のブランド「フェイラー(FEILER)」とコラボレーションしたアイテムを数量限定で発売する。全国の「チャコット」店舗および公式オンラインショップで取り扱う。

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- 7位 -
「ジーユー」と名作映画とのコラボや「バブアー」×「クロックス」など! 来週発売のファッションアイテム9選【4/7〜4/13】

04月05日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は4月7〜13日に発売するアイテムを紹介します。「ジーユー(GU)」は、11日に映画「ジュラシック・パーク」「グレムリン」「ゴーストバスターズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とコラボしたTシャツを発売します。ビンテージ風に仕上げた5部袖が特徴です。一方、「バブアー(BARBOUR)」は9日、「クロックス(CROCS)」とのコラボアイテムとして“ウェリントン ブーツ”と“クラシック クロッグ“を発売します。どちらのコラボもフェスシーズンにピッタリのアイテムですね。

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- 8位 -
「ニューエラ」× ケミカル・ブラザーズが初コラボ アルバムやシングルのジャケットから着想したデザイン

04月03日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューエラ(NEW ERA)」は4月10日、1989年にイギリスで結成され、史上最も影響力のあるエレクトロニック・アーティストと評されるケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers)との初のコラボレーションしたアイテムを、「ニューエラストア」全店と公式ウェブサイトで発売する。

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- 9位 -
“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”と「モス スタジオ」のコラボコレクション ビジュアルには森田剛、宮沢りえ夫妻を起用

04月03日公開 / 文・WWD STAFF

 ヨウジヤマモトの“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は4月5日、クリエイティブスタジオ「モス スタジオ(MOSS STUDIO)」とのコラボコレクションを発売する。両社の公式オンラインストアで扱うほか、10日からはワイルドサイド ヨウジヤマモト 原宿、大阪でも販売する。今回は、「モス スタジオ」が制作した映像作品「叉鬼-MATAGI-」をテーマに、ジャンパーとロングスリーブTシャツを制作。キービジュアルには俳優の森田剛、宮沢りえ夫妻を起用している。

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- 10位 -
「ジュレーム」が「アナ スイ」と初コラボ 共同開発した香りとデザインのヘアケアセットを発売

04月03日公開 / 文・WWD STAFF

 コーセーコスメポートのヘアケアブランド「ジュレーム(JE LAIME)」は5月1日、“リラックス”シリーズから「アナ スイ(ANNA SUI)」が監修した限定セット“ジュレーム リラックス アナ スイ ヘアケアボックス”(2640円※編集部調べ)を全国の量販店、ドラッグストアで順次販売する。さまざまな限定デザインボトルを発売してきた同ブランドだが、「アナスイ」との取り組みは初めて。

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1位は、「ジーユー」が名作映画とコラボ 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「グレムリン」など|週間アクセスランキング TOP10(4月3〜9日)

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「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、4月3日(木)〜4月9日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
「ジーユー」が名作映画とコラボ 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「グレムリン」など

04月03日公開 / 文・WWD STAFF

 「ジーユー(GU)」は4月11日、名作映画とコラボしたTシャツ4型をラインアップする。価格は各1990円。「ジーユー」一部店舗および公式オンラインで販売する。

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- 2位 -
「リーバイス」からソニック・ユースのTシャツが登場 希少なビンテージTシャツを復刻

04月07日公開 / 文・WWD STAFF

 「リーバイス(LEVI'S)」は4月11日、アメリカのオルタナティブバンド、ソニック・ユース(Sonic Youth)のビンテージTシャツを復刻した“リーバイス×ソニック・ユース バンド ティー コレクション”を発売する。「リーバイス」公式オンラインストアおよび原宿フラッグシップストア、新宿店、大阪店、神戸店、京都店、TS横浜店、名古屋ゼロゲート店で取り扱う。

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- 3位 -
「スターバックス」から夏の新作 爽やかなマリンデザインのボトルやタンブラーなど

04月07日公開 / 文・WWD STAFF

 「スターバックス(STARBUCKS)」は、爽やかな夏を思わせるマリンスタイルのシリーズを発売する。4月7日に「スターバックス」公式オンラインストアで限定アイテム、同日20時に先行販売アイテムを発売、9日に各店舗で販売を開始する。

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- 4位 -
「ファミリア」が大人雑貨メインのポップアップをルミネ新宿で開催 前後半で異なるテーマ

04月07日公開 / 文・WWD STAFF

 子ども服ブランドの「ファミリア(FAMILIAR)」は4月22日〜5月7日、ルミネ新宿ルミネ1で初のポップアップを開催する。会期前半は“ビューティ”、後半は“ハッピー バースデー ファミ!”をテーマにそれぞれ異なるテイストの雑貨アイテムをそろえる。

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- 5位 -
ビームスが「ニューバランス」に別注した“M1000”が登場 LAのポップアップで先行発売

04月08日公開 / 文・WWD STAFF

 ビームス(BEAMS)は4月10日、昨年復刻した「ニューバランス」のランニングシューズ“ワン・サウザンド(1000)‬”の別注モデル“M1000BBE”をロサンゼルスで開催中のポップアップストアで先行発売する。‬サイズは26.0〜29.0、30.0cmをそろえる。日本での発売情報は近日中にビームス公式オンラインショップで発表する。

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- 6位 -
「チャコット」×「フェイラー」 新作はバレエ“白鳥の湖”モチーフのスポーツタオルが登場

04月07日公開 / 文・WWD STAFF

 バレエ用品の「チャコット(CHACOTT)」は4月11日、シュニール織のブランド「フェイラー(FEILER)」とコラボレーションしたアイテムを数量限定で発売する。全国の「チャコット」店舗および公式オンラインショップで取り扱う。

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- 7位 -
「ジーユー」と名作映画とのコラボや「バブアー」×「クロックス」など! 来週発売のファッションアイテム9選【4/7〜4/13】

04月05日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は4月7〜13日に発売するアイテムを紹介します。「ジーユー(GU)」は、11日に映画「ジュラシック・パーク」「グレムリン」「ゴーストバスターズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とコラボしたTシャツを発売します。ビンテージ風に仕上げた5部袖が特徴です。一方、「バブアー(BARBOUR)」は9日、「クロックス(CROCS)」とのコラボアイテムとして“ウェリントン ブーツ”と“クラシック クロッグ“を発売します。どちらのコラボもフェスシーズンにピッタリのアイテムですね。

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- 8位 -
「ニューエラ」× ケミカル・ブラザーズが初コラボ アルバムやシングルのジャケットから着想したデザイン

04月03日公開 / 文・WWD STAFF

 「ニューエラ(NEW ERA)」は4月10日、1989年にイギリスで結成され、史上最も影響力のあるエレクトロニック・アーティストと評されるケミカル・ブラザーズ(The Chemical Brothers)との初のコラボレーションしたアイテムを、「ニューエラストア」全店と公式ウェブサイトで発売する。

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- 9位 -
“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”と「モス スタジオ」のコラボコレクション ビジュアルには森田剛、宮沢りえ夫妻を起用

04月03日公開 / 文・WWD STAFF

 ヨウジヤマモトの“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は4月5日、クリエイティブスタジオ「モス スタジオ(MOSS STUDIO)」とのコラボコレクションを発売する。両社の公式オンラインストアで扱うほか、10日からはワイルドサイド ヨウジヤマモト 原宿、大阪でも販売する。今回は、「モス スタジオ」が制作した映像作品「叉鬼-MATAGI-」をテーマに、ジャンパーとロングスリーブTシャツを制作。キービジュアルには俳優の森田剛、宮沢りえ夫妻を起用している。

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- 10位 -
「ジュレーム」が「アナ スイ」と初コラボ 共同開発した香りとデザインのヘアケアセットを発売

04月03日公開 / 文・WWD STAFF

 コーセーコスメポートのヘアケアブランド「ジュレーム(JE LAIME)」は5月1日、“リラックス”シリーズから「アナ スイ(ANNA SUI)」が監修した限定セット“ジュレーム リラックス アナ スイ ヘアケアボックス”(2640円※編集部調べ)を全国の量販店、ドラッグストアで順次販売する。さまざまな限定デザインボトルを発売してきた同ブランドだが、「アナスイ」との取り組みは初めて。

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オンワード「らしくない」新入社員をスナップ! 今年はウィゴーからも参戦

オンワードホールディングスはこのほど、2025年度のグループ入社式を実施し、245人の新顔がグループに加わった。同社は昨年から、式における新入社員の私服参加を解禁。新入社員たちは「最も自信を持てる」ファッションでランウエイを歩いて入場し、家族向けにライブ配信を実施した。

価値観やスタイルが枝分かれし、それゆえ企業やブランドが届ける価値も多様さが求められる昨今のファッション業界。アパレル企業も、画一的な思考や発想にしばられないことこそが、今の時代に重要であると認識している。業界の重鎮・オンワードの入社式における私服解禁も、その象徴的なアクションといえるだろう。「人生を輝かせるお手伝いをしていくことがオンワードグループのミッション。エンターテインメントや推し活カルチャーの広がり、デジタル技術の進歩で、日々新しい『潤いと彩り』の可能性が誕生している。皆さん自身が主役となり、新しい事業を作っていっていただきたい」(入社式に登壇した保元道宣社長)。

初めて服装を自由化した昨年の入社式では、新入社員らしくマジメにジャケットを着こなす社員もいる一方、「TPO?何それ知らない」を貫く有望株もいた。今年の入社式は、昨年グループ傘下となったウィゴーの新入社員も加わり、さらに多様性がパワーアップした印象だ。会場で、これまでの大手アパレルのオンワードのイメージからすると「らしくない」、一際異彩を放っていた新入社員たちのスナップをお届けする。

オンワード樫山 パタンナー 長谷川耀大さん

Q.今日のコーディネートは?
祖父から譲り受けた「アルマーニ」のスーツ、「ボス」のシャツ、「サンローラン」のブーツ。

Q.入社を決めた理由は?
インターンに参加して、自分が成長できる環境だと思った。

Q.入社してからやりたいこと
「ジョゼフオム(JOSEPH HOMME)」のパタンナー

オンワード樫山 デザイナー 櫻井莉子さん

Q.今日のコーディネートは?

パリで出合った古着です!

オンワード樫山 パタンナー 溝口夏菜さん

Q.今日のコーディネートは?
自分で作ったスカート。

オンワードデジタルラボ 小林優望さん

Q.今日のコーディネートは?
スーツはお父さんのおさがり。ポイントは、花柄のビンテージネクタイ。

Q.入社してからやりたいこと
人を毎日笑顔にする仕事がしたいです。

オンワードデジタルラボ シンモンインさん

Q.今日のコーディネートは?
自分が外国人であることを表現するために、中国の伝統的な衣装を選びました。衣装はオーダーメイドです。

Q.入社を決めた理由は?
ホワイト企業そうだったから(笑)。

ウィゴー 木村透椰さん

Q.今日のコーディネートは?
最近はまった「NANA」をイメージした。ポイントは、はまり始めた次の日に買ったチェックのスカートのレイヤード。「NANA」は、とにかくおしゃれなところが好き。

KASHIYAMA SAGA(縫製工場) 小室栞

Q.入社を決めた理由は?
縫製がやりたくて入社。千葉から佐賀に移住して、がんばります! 今年入社が私1人で寂しいので「キキ」をジャケットにつけました。

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「ディーゼル」から大胆な3Dロゴアイテム バッグやウオレットなどをラインアップ

「ディーゼル(DIESEL)」は、ブランドロゴをエンボス加工した“DSL 3D”シリーズを発売した。「ディーゼル」一部店舗および公式オンラインで取り扱う。

“DSL 3D”シリーズ

同シリーズは、ダブルレイヤーのポリウレタン素材を用い、カメラバッグ(5万5000円)、メッセンジャーバッグ(6万9300円)、ウオレット(3万4100円)を用意する。それぞれ3Dのエンボス加工で“DIESEL”と大きくあしらう。

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「ヘリーハンセン」がプレミアムレーベルを発売 都市生活に向けたテクニカルウエア

「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」は、プレミアムレーベル“HH-118389225”を発売した。「ヘリーハンセン」原宿店、ゴールドウイン公式オンラインで取り扱う。

プレミアムレーベル
“HH-118389225”が始動

同レーベルは、「ヘリーハンセン」のアーカイブアイテムを土台とし、都市生活を適応したテクニカルウエアを制作する。ブランド初期のコレクションから、セーリングやアウトドアの機能性を活かしつつ、ファッションデザインも考慮した。また発売を記念し、4月11日に「ヘリーハンセン」原宿店でポップアップをオープンした。

■ポップアップ
日程:4月11日11:00〜
場所:「ヘリーハンセン」原宿店
住所:東京都渋谷区神宮前5-27-8 ロスガトス1階

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「コーチェラ 2025」の1週目のYouTube配信タイムテーブル公開 トラヴィス・スコットやXGも配信予定

アメリカ・カリフォルニア州で現地時間の4月11〜13日(日本時間4月12〜14日)、4月18〜20日(日本時間4月19〜21日)の2週に渡り開催される、アメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル 2025」(以下、「コーチェラ 2025(Coachella 2025)」)のタイムテーブルとYouTube配信のタイムテーブルが公開された。※日本時間はプラス16時間。

「コーチェラ 2025」のヘッドライナーは、11&18日(日本時間12&19日)がレディー・ガガ(Lady Gaga)、12&19日(日本時間13&20日)がグリーン・デイ(Green Day)、13&20日(日本時間14&21日)がポスト・マローンの3組が務める。また「Design the Desert」にはトラヴィス・スコット(Travis Scott)が出演する。

他にも、ミッシー・エリオット(Missy Elliott)、チャーリーXCX(Charli XCX)、ミーガン・ザ・スタリオン(Megan Thee Stallion)、ミスフィッツ(Misfits)、ゼッド(Zedd)、ザ・プロディジー(The Prodigy)、FKAツイッグス(FKA Twigs)、クラフトワーク(Kraftwerk)、ビーバドゥービー(Beabadoobee)らがラインアップ。

1週目は、COACHELLA STAGE、OUTDOOR THEATRE、SONORA、GOBI、MOJAVE、SAHARA、QUASARの7ステージがYouTubeでライブ配信される予定で、日本では4月12日朝8時からスタートする。※配信のタイムテーブルは遅延や変更の可能性もあり。

COACHELLA STAGE

MAIN(COACHELLA)STAGE Week1 Day1 現地時間4月11日(日本時間4月12日)
4:00pm(日本時間午前8時):Livestream begins
4:20pm(日本時間午前8時20分):Thee Sacred Souls
5:40pm(日本時間午前9時40分):MARINA
7:10pm(日本時間午前11時10分):Benson Boone
9:00pm(日本時間13時):Missy Elliott
11:10pm(日本時間15時10分):Lady Gaga
[Rebroadcast]

MAIN(COACHELLA)STAGE Week1 Day2 現地時間4月12日(日本時間4月13日)
4:00pm(日本時間午前8時):Live music returns
4:00pm(日本時間午前8時):Jimmy Eat World
5:25pm(日本時間午前9時25分):T-Pain
7:15pm(日本時間午前11時15分):Charli xcx
9:05pm(日本時間13時5分):Green Day
11:40pm(日本時間15時40分):Travis Scott
[Rebroadcast]

MAIN(COACHELLA)STAGE Week1 Day3 現地時間4月13日(日本時間4月14日)
4:00pm(日本時間午前8時):Live music returns
4:05pm(日本時間午前8時20分):Shaboozey
5:25pm(日本時間午前9時25分):beabadoobee
7:00pm(日本時間午前11時):Junior H
8:35pm(日本時間12時35分):Megan Thee Stallion
10:25pm(日本時間14時25分):Post Malone
[Rebroadcast]

OUTDOOR THEATRE

OUTDOOR THEATRE Week1 Day1 現地時間4月12日(日本時間4月13日)
4:00pm(日本時間午前8時):Livestream begins
4:05pm(日本時間午前8時5分):Seun Kuti & Egypt 80
5:25pm(日本時間午前9時25分):The Go-Go's
6:45pm(日本時間午前10時45分):Tyla
8:20pm(日本時間12時20分):The Marías
10:10pm(日本時間14時10分):Parcels
11:10pm(日本時間15時10分):The Martinez Brothers & Loco Dice
[Rebroadcast]

OUTDOOR THEATRE Week1 Day2 現地時間4月13日(日本時間4月14日)
4:00pm(日本時間午前8時):Live music returns
4:00pm(日本時間午前8時):Tink
5:05pm(日本時間午前9時5分):Japanese Breakfast
6:25pm(日本時間午前10時25分):Gustavo Dudamel & LA Phil
8:15pm(日本時間12時15分):Clairo
9:45pm(日本時間13時45分):Above & Beyond
11:20pm(日本時間15時20分):The Original Misfits
[Rebroadcast]

OUTDOOR THEATRE Week1 Day3 現地時間4月14日(日本時間4月15日)
4:00pm(日本時間午前8時):Live music returns
4:00pm(日本時間午前8時):MEUTE
5:00pm(日本時間午前9時):Keshi
6:15pm(日本時間午前10時15分):Still Woozy
7:45pm(日本時間午前11時45分):JENNIE
9:10pm(日本時間13時10分):Zedd
10:55pm(日本時間14時55分):Polo & Pan
[Rebroadcast]

SAHARA

SAHARA Week1 Day1 現地時間4月11日(日本時間4月12日)
4:00pm(日本時間午前8時):Livestream begins
4:00pm(日本時間午前8時): Chris Lorenzo
5:15pm(日本時間午前9時15分): Three 6 Mafia
6:10pm(日本時間午前10時10分): Sara Landry
7:15pm(日本時間午前11時15分):Austin Millz
7:45pm(日本時間午前11時45分):LISA
9:10pm(日本時間13時10分):Yeat
10:25pm(日本時間14時25分):GloRilla
11:50pm(日本時間15時50分):Mustard
[Rebroadcast]

SAHARA Week1 Day2 現地時間4月12日(日本時間4月13日)
4:00pm(日本時間午前8時):Live music returns
4:10pm(日本時間午前8時10分): Alok
5:25pm(日本時間午前9時25分): Disco Lines
6:30pm(日本時間午前10時30分): Talón
6:45pm(日本時間午前10時45分):Shoreline Mafia
7:35pm(日本時間午前11時35分):salute
8:35pm(日本時間12時35分):ENHYPEN
9:50pm(日本時間13時50分):Mau P
11:30pm(日本時間15時30分):Keinemusik
[Rebroadcast]

SAHARA Week1 Day3 現地時間4月13日(日本時間4月14日)
4:00pm(日本時間午前8時):Live music returns
4:00pm(日本時間午前8時): Interplanetary Criminal
5:00pm(日本時間午前9時): Ben Böhmer
5:50pm(日本時間午前9時50分):Tom Breu
6:00pm(日本時間午前10時):Sammy Virji
7:00pm(日本時間午前11時):Boris Brejcha
8:10pm(日本時間12時10分):Chase & Status
9:35pm(日本時間13時35分):Ty Dolla $ign
10:55pm(日本時間14時55分):XG
[Rebroadcast]

MOJAVE

MOJAVE Week1 Day1 現地時間4月11日(日本時間4月12日)
4:00pm (日本時間午前8時):Livestream begins
4:00pm (日本時間午前8時):SAINt JHN
4:50pm (日本時間午前8時50分):Lola Young
5:40pm (日本時間午前9時40分):Ravyn Lenae
6:05pm (日本時間午前10時5分):Djo
7:20pm (日本時間11時20分): Eyedress
8:35pm (日本時間12時35分): Miike Snow
10:05pm (日本時間14時5分):The Prodigy
11:20pm (日本時間15時15分):Chris Lake
[Rebroadcast]

MOJAVE Week1 Day2 現地時間4月12日(日本時間4月13日)
4:00pm (日本時間午前8時):Live music returns
4:00pm (日本時間午前8時):Weezer
4:55pm (日本時間午前8時55分):Yo Gabba Gabba!
5:55pm (日本時間午前9時55分):Sam Fender
7:15pm (日本時間午前11時15分):Ivan Cornejo
8:25pm (日本時間12時25分): Hanumankind
9:45pm (日本時間13時45分): horsegiirL
11:00pm (日本時間15時):The Dare
11:55pm (日本時間15時55分):Barry Can't Swim x 2manydjs x salute
[Rebroadcast]

MOJAVE Week1 Day3 現地時間4月13日(日本時間4月14日)
4:00pm(日本時間午前8時):Live music returns
4:10pm(日本時間午前8時):Muni Long
5:25pm(日本時間午前9時25分):Jessie Murph
6:10pm(日本時間午前10時10分):Fcukers
6:40pm(日本時間午前10時40分):Rema
8:00pm(日本時間12時):Basement Jaxx
9:25pm(日本時間13時25分):Kraftwerk
10:45pm (日本時間14時45分):Tiësto
[Rebroadcast]

GOBI

GOBI Week1 Day1 現地時間4月11日(日本時間4月12日)
4:00pm(日本時間午前8時):Livestream begins
4:00pm(日本時間午前8時):Maribou State
4:45pm(日本時間午前8時45分):4batz
5:30pm(日本時間午前10時35分):PARISI
5:55pm(日本時間午前10時55分):d4vd
7:00pm(日本時間午前11時):A.G. Cook
8:15pm(日本時間12時15分):Artemas
9:30pm(日本時間13時30分):CA7RIEL & Paco Amoroso
10:40pm(日本時間14時40分):Indo Warehouse
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GOBI Week1 Day2 現地時間4月12日(日本時間4月13日)
4:00pm(日本時間午前8時):Live music returns
4:05pm(日本時間午前8時5分):Glass Beams
5:15pm(日本時間午前9時15分):Viagra Boys
6:05pm(日本時間午前10時5分):Medium Build
6:30pm(日本時間午前10時30分):2hollis
8:20pm(日本時間12時20分):DARKSIDE
9:40pm(日本時間13時40分):Beth Gibbons
11:00pm(日本時間15時):Rawayana
[Rebroadcast] [Rebroadcast]

GOBI Week1 Day3 現地時間4月13日(日本時間4月14日)
4:00pm(日本時間午前8時):Live music returns
4:00pm(日本時間午前8時):The Beaches
5:00pm(日本時間午前9時):Amaarae
5:50pm(日本時間午前9時50分):Hope Tala
6:20pm(日本時間午前10時20分):Mohamed Ramadan
7:25pm(日本時間午前11時25分):BigXthaPlug
8:35pm(日本時間12時35分):Arca
9:55pm(日本時間13時55分):Amyl and the Sniffers
[Rebroadcast] [Rebroadcast]

SONORA

SONORA Week1 Day1 現地時間4月11日(日本時間4月12日)
4:00pm(日本時間午前8時):Livestream begins
4:00pm(日本時間午前8時):TOPS
5:00pm(日本時間午前9時):julie
5:45pm(日本時間午前9時45分):Glixen
6:10pm(日本時間午前10時10分):KNEECAP
7:05pm(日本時間午前11時5分):vs self
7:30pm(日本時間午前11時30分):Los Mirlos
8:40pm(日本時間12時40分):SPEED
10:00pm(日本時間14時):HiTech
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SONORA Week1 Day2 現地時間4月12日(日本時間4月13日)
4:00pm(日本時間午前8時):Live music returns
4:00pm(日本時間午前8時):Judeline
5:00pm(日本時間午前9時):underscores
5:45pm(日本時間午前9時45分):Prison Affair
6:10pm(日本時間午前10時10分):Blonde Redhead
7:10pm(日本時間午前11時10分):Together Pangea
8:30pm(日本時間12時30分):VTSS
9:50pm(日本時間13時50分):El Malilla
[Rebroadcast]

SONORA Week1 Day3 現地時間4月13日(日本時間4月14日)
4:00pm(日本時間午前8時):Live music returns
4:10pm(日本時間午前8時):Wisp
4:55pm(日本時間午前8時55分):Kumo 99
5:20pm(日本時間午前10時20分):SOFT PLAY
6:05pm(日本時間午前11時5分):Bob Vylan
6:30pm(日本時間午前11時30分):Circle Jerks
7:40pm(日本時間12時30分):Ginger Root
9:05pm(日本時間13時50分):Snow Strippers
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Quasar

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「トランプ関税は続かない」 ファストリ柳井会長や後継候補らが決算会見で語ったこと 

ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は4月10日、2024年9月〜25年2月期決算説明会に登壇し、「“解説”より“解決”」をテーマに会社の方針説明を行った。業務変革や課題解決については常々、「能書きはいいから実践してください」と語ってきた柳井会長。業務変革も構想や計画だけでなく、現場に入り込んでオペレーションにどう落とし込み、実践・実現、仕組み化するのかを重視してきた。柳井会長による方針説明を全文レポートする。

また、近年は決算会見に後継候補の経営幹部が毎回登壇するようになっているが、今回は、柳井会長、岡﨑健取締役グループ上席執行役員CFOに加えて、若林隆広グループ上席執行役員ユニクログローバルCOO、丹原崇宏グループ執行役員CIO、寺師靖之グループ執行役員が登壇し、いつにも増しての大所帯。トランプ関税についての所感など、柳井会長をはじめとした経営陣の質疑応答を記事後半でまとめた。

中国大陸は個店経営へ変革

「業績は好調です。私たちが掲げるLifeWearに対する理解と支持が一段と強まり、グローバルな規模で着実に収益を上げられる体制が非常に強固になってきました。しかし、『世界最高のブランドになる』という私たちの目標からすれば、現状はまだまだ問題だらけです。一時の好業績に浮かれてはなりません。現実の問題を直視し、口先だけの説明でなく、自ら率先し、行動し、解決すること。“解説”よりも“解決”。この姿勢が最も大切だと考えております」

「課題に直面しているのが、中国大陸のユニクロ事業です。その本質的な原因は、本当の意味での、お客さまに必要とされる、地域に愛される店になっていないことにあります。中国の社員や経営者の素質は高く、チェーンストアの強みを生かし、ここまで事業拡大ができました。しかし現状は、本部の指示で全ての店舗が一律に動く傾向が強く、各地域のお客さまに合った品ぞろえや売り場作りができていません」

「この状況を打破し、再び高い成長を実現するには、各店舗が自らの頭で考え、商売を作る、個店経営への変革が不可欠です。今後、弊社が先頭に立ち、販売員、および、社員を教育し、全ての店舗、全ての社員が自らお客さまとしっかり向き合って、真にお客さまに求められる商品構成、売り場を実現する体制にします。かつて私たち日本の国内でもチェーンストアオペレーションの限界に直面し、それを個店経営の徹底で乗り越えた経験があります。中国大陸においても必ずこの問題を克服し、次のより高いステージに進むことができると確信しております」

「ジーユーらしさ」を早急に確立

「次にジーユーですが、本来ユニクロと同じくらいの成長の可能性があります。しかし、その本質的な課題は、確固たるブランドポジションが確立ができていないということです。お客さまにとってジーユーのブランド価値はどこにあるのか。“ジーユースタイル”をより明確にする必要があります。売上げ3000億円までは経営者のリーダーシップの下、成長してきました。次のステージである1兆円への挑戦の過程では、全てイチから作り直すような覚悟で世界に通用するジーユーブランドのあるべき姿を追求していく必要があります。そのために経営体制の強化を実行しました。問題は多くありますが、問題解決のプロセスを通じ、より大きく成長できる。そのように考えております」

「企業経営にとって最も致命的なことは、問題が存在するのにも関わらず、それを認識していない。もしくは問題をあえて見ないようにする。そのような姿勢にあります。問題を直視し、個別具体的に対策を立てて、即断即決で愚直にそれをやり続ける。最もお客さまのためになることは何かとの信念に従って行動すれば、必ず解決できる道筋があります。発生する問題を一つひとつ解決し、結果を次の行動に生かす。そうすれば今よりさらに高い次元に成長できます。これはまさにピンチでなくてチャンスです。そのような姿勢で失敗を恐れずに新たな挑戦を続けていきます」

真のグローバルブランドを目指す

「いま私たちファーストリテイリングは、真のグローバルブランドを目指す全く新しいステージに入りました。ここから先、過去のやり方の延長線上ではたどりつけません。まだ誰もやったことがない斬新な発想で、世界最高水準の商品やサービスを作り出すことが必要です。そのような観点から、私は今年の年度方針を“原点、挑戦、革新”としました。創業以来私たちが大切にし実践してきた顧客の要望に応え、顧客を創造する経営。ローコスト経営。基準の高さと実行の徹底。現場・現物・現実。独立自尊の商売人の精神。即断即決即実行。こうした原点を決して忘れることなく、改めて過去のやり方を大胆に見直し、原点に返ってイチから挑戦を始めます」

「先程お話ししたように、LifeWearの支持はグローバルに広がっています。欧州、北米だけでもアパレルの市場規模は約120兆円といわれています。私たちの市場シェアはその1%にも達していません。東南アジアやインドなどでも業績が好調です。未出店の都市が多数あることに加え、既存の地域も深堀りをすればさらに拡大できます。中国もいずれ経済状況は回復に向かうでしょう。世界各地で非常に大きな成長の余地があります。世界中のあらゆる人のための究極の普段着というLifeWearのコンセプトは他のどのブランドにもないユニークなものです。私たちは世界のマーケットで最高のポジションにいます」

「現状の課題を一つひとつ着実に解決していけば、さらに飛躍的な成長ができると確信しています。そのために必要なことは、グローバル経営・全員経営の徹底です。世界中の全ての社員、および、経営者が自分たちは今どこに向かっているのか正しく理解し、常にグローバルな視点で何が最善なのかを考える。行動する。その上で地域のお客さまの求める商品やサービスを作り出す。世界中でお客さまに提供していくということが必要です。常に全員が経営者であり、世界中で全ての社員が1つのチームとなって全社にとって最も良い方法で実行する。それがグローバルワン・全員経営の目指すものです」

「意味がある店」を作る

「先程ユニクロの中国大陸事業の話をしましたが、これから世界各地で個店経営をより徹底していきます。各地の店舗は私たちの商売をお客さまに伝える強力なメディアです。私たちは何者なのか?何を目指しているのか?ブランドが価値観を発信しつつ、それぞれの地域のライフスタイルに合った商品構成で全ての店舗を地域のお客さまから必要とされる店舗にしていきます。買って良かった、また来ようと思われる店。お客さまにとって意味がある店を作る。真にお客さまの役に立つ個店経営を実現し、お客さまが本当に愛されるブランドにしていきます」

「私たちの商売の究極の目的は、自らの商売を通じて社会を良くしていくことにあります。これが全ての出発点です。私たちの商売はお客さまの生活を便利で快適にしているか?私たちの仕事は社会をよくするために貢献してるか?それらが最も重要なことです。そのために全員が力を合わせ、目の前の問題を具体的に一つひとつ解決していく。解説よりも解決。ピンチはチャンスです。目標に挑むために必要な道具立てや時代の条件は全てそろっております。あとは果敢に挑戦し続けることです。皆さまの一層のご支援・ご指導をお願い申し上げます」

【以下、質疑応答】
「トランプ関税にも生産地分業で対策可能」

ーーファーストリテイリングの業務変革は明らかにうまくいっているようだが、その理由は?

丹原崇宏グループ執行役員CIO(以下、丹原):われわれとしてはまだまだやらなきゃいけないことがあると思っていて、全てうまくいっているとは思っていません。その中でも業務変革を進めることができている一つのポイントとして私が考えるのは、やはり実行・徹底することが企業文化として強い。業務変革のために現場で一緒に仕事をしていく中で、考えて計画して終わるのではなく、実際にやってみて、失敗を重ねながらできるまでやり切ることを続けている。この実行の部分に非常に重きを置いている。だから、成功の秘訣というよりも、「できるまでやる」というスタンスでやっているのが一つのポイントだと思っています。

ーーまだ満足していないということだが、さらに業務改革を進めていく中で、どのあたりに伸びしろがあるのか。

丹原:今後を考えるうえで何かネックがあるわけではないですが、やはり海外に事業が拡大する中で、グローバルワン・全員経営で、すなわち、世界で一番いいやり方を実行していく必要がある。当然ながら海外においても一番いいやり方でないといけない。この観点でいくと、われわれ自身が日本だけでもなく、他の国、とくに成長している欧米などのこともきちんと理解したうえで、本当にいいやり方を作っていく。そのために、米国にGHQ(グローバルヘッドクオーター)を立ち上げたり、私自身も今欧州に赴任して、欧州から世界へというような挑戦をしています。

ーー今後とくに注目すべきKPIや、利益率の改善方法などについて補足してほしい。

岡﨑健取締役グループ上席執行役員CFO(以下、岡﨑):やはり在庫の効率のところ。結局SKU単位で経営するところがうまくいくと、当然在庫の回転率も良くなっていくと思います。それから、定期的に数値をお出ししていないのですが、人時生産性を向上させていくことに力を入れています。これは報酬を上げながらやっていますが、売り上げを成長させながら、人件費を抑制していくと、業績に直接好影響が出てくると思います。

ーー一番わかりやすい指標で営業利益率があるが、中長期で目指している20%は見えてきたのか?

岡﨑:20%は一つの目安で、とにかく着実に成長し続けていくということです。将来に向けて投資が先行する時もあれば、(投資が重ならず)営業利益率が高めになることもある。(15%、20%)この範囲内でやっていきたいと思っています。

ーー今一番ホットな話題である関税について教えてほしい。下期に営業利益で2~3%の影響が出ると試算している。価格は関税分を飲み込んで値上げはしない、という考え方をベースにしていると思う。トランプ関税の影響度を低く見積もっているのは、もう既に多くの商品が(米国に)入庫しているから問題ないということか。ユニクロの北米事業はかなり事業として上向いていて、テキサスなど新商圏の芽も出てきた。関税の問題もあって、今後いろいろな選択肢が考えられると思う。この局面だからこそ、まだマーケットシェアが低いからこそ取れる戦略を教えてほしい。

柳井正会長兼社長(以下、柳井):生産地の国際分業は完全に確立されています。アメリカが(良いところを)全部取るみたいなことはあり得ない。金融や情報産業はアメリカ中心なんですから、(アメリカは製造業から)そちらの産業のほうにシフトしたと考えないといけないと思いますし、われわれは生産調整もできるので(対策は取れる)。産地も「チャイナプラスワン」ではなく、「アジア、プラス、アジア内におけるチャイナ」に変わってきている。生産地はいくらでも変更できると思っています。もし分断されたとしても、関税に対してできることはやろうと思っていますが、今報道が出ているような税率に関しては、今の国際情勢から考えて無理がある。多分、こんなことは続かないと思います。

岡﨑:下期の試算は、4月2日に発表された税率がそのまま適応され、一切こちらがアクションを取らないとしたらどうなるのかという前提で行っています。おっしゃるように、今下期についてはすでに相当の在庫を(アメリカ国内に)持っているので、影響は限定的だと思っていいます。ただその後税率がどうなるかは毎日状況が変わっおり、今の時点で断定的なことは申し上げられない。あくまで仮定の数値で、どちらかというと保守的に見たものです。来年度以降は柳井の言う通り、適切にできることがたくさんあると思っているので、どうなっても対応していきます。

ーーまだ北米ではマーケットシェアが低く、伸びる余地がある中で、今のポジショニングや価格政策は、他社状況やコストを見ながら上げていくのか。関税分を、ある程度御社として吸収していく考えはあるのか。

柳井:適正ということが一番大事です。われわれのポジションに応じてプライスを付けていく。お客さまがわれわれの商品に対してこれが適正だと思うプライシングをしていく。客観的に見て、われわれのブランドが浸透していくようなプライシングにしていく。やはり今の世の中は、いい会社、いいブランド、あるいはいい販売員からいい商品を買いたいと思っているので、いい商品を確実に在庫しているということが必要だと思う。そうした状況をシステムを通じて実現していく。エンド・トゥ・エンドでやる。それが業務改革だと思っていますし、そういった会社になる。その基本はやはり人材なので、人材に投資をする、そういうことなんじゃないかなと思います。

ーー「ジーユー」は可能性が非常に大きいと思っている。どうしたら潜在力を発揮できるようになるのか、若林さん、丹原さん、寺師さん、それぞれの分野から話が聞きたい。

若林隆広グループ上席執行役員ユニクログローバルCOO(以下、若林):私はユニクロ担当なのでジーユーはライバルですが、ある意味非常にポテンシャルが高く、うまくやると脅威を感じるぐらいチャンスがあると思います。商売とか経営というものは、会社が変わっても普遍的で通用する価値観や考え方がある。それがファーストリテイリングのモットーですので、自分の視点で言えることを申し上げると、お客さまの期待にどう応えてていくのかを突き詰め、お客さまが出発点であり最終到達点であるというふうにすること。個店経営、SKU経営、あるいは、グローバルワン・全員経営、小売業の最も重要な人材・ピープルズビジネス、小さいこと・基本的なことを大事にするスモールビジネス。こういったことをユニクロ以上に、あるいはユニクロと同等の水準で磨き上げていけば、ジーユーは大きなライバルになってくるのではないかと思います。

丹原:デジタル変革の立場からお答えすると、ジーユーは成長のポテンシャルは非常に大きい。この前提は基本的に変わっていないです。核となるのは、やはりグローバルワン・全員経営というところですね。ユニクロの中でうまくやってきた部分、本当にいいことは当然ジーユーでも通用する。その本質的な部分は変わらないので、どれだけジーユーらしさというものを磨きつつ、グローバルワン・全員経営という本質の部分を同時に磨いていけるか。それができれば、ジーユーは今よりももっとよくなってくると思います。

寺師靖之グループ執行役員(以下、寺師):(自分の専門分野の)人材という意味だけでなく、本音の話をすると、ジーユーの存在意義みたいなことを確立しなければならないと思っています。お客さまから見て、ジーユーとは何なのか、ジーユーでは何が手に入るのかをしっかり分かるようにしなければいけないですし、そのためには商品、マーケティングなど全てがつながっていないといけない。人材に関して言うと、もっと経営者と社員が一緒に働いて教育していかなければならないと思います。今でもいい社員が多いですが、より成長できる余地はあると思うので、それをジーユーの経営者と一緒に進めていきたいと思います。

ーー厳しい状況にある中国について。下期から来期にかけて改善させていきたいという言葉もあったが、それをもっと早められる可能性はないのか。逆に改善が遅れてしまうリスクがあるのではないか。ユニクロのグローバルCOOである若林さんから見て、中国はもっとこうす流べき、という視点があれば教えてほしい。

若林:僕がユニクロに入社してから30年ぐらいたちますが、思い起こしてみるとずっと市況は良くなかったと思うんですね。その中でも成長する企業と成長できない企業があるということだと思いますので、常にピンチはチャンスなんだと思います。中国では日本以上に気候や客層、客数、店舗の置かれた環境が違う。そういう中で重要になるのは、やはり顧客を創造すること。出発点をお客さまに置いて、個店ごとに商品の品ぞろえ、売り場、在庫、お客さまとのコミュニケーションをしっかり行い、個店レベルでSKU管理を丁寧に行っていくことが何よりも重要と思います。今ユニクロ日本の業績がやや改善して上向いているということは、こういう基本的なことを再度徹底したから。グローバルワン・全員経営、SKU経営を突き詰めてやっていくということじゃないかと思います。これ、スポーツと一緒なので、それを最後はやり切るチーム・個人が集まって、正しい思いで努力すれば、中国も必ずまた大きく成長できるんではないかと思っています。

ーー中国のリスクについてはどう考えるか。

若林:リスクは常にある。目指す水準があり、現状とのギャップに立ち向かっていくチームと社員がいれば、リスクも乗り越えていけるのではないかと思っています。中国は店舗によって本当に置かれている環境が全く違います。われわれの個店経営やSKU経営、グローバルワン・全員経営を日本のマーケット以上に突き詰めていくことで、より得られる効果は大きいマーケットだと思っているので、そこにチャンスがあると思っています。

ーー欧州事業については、どういうところにポテンシャルを感じているのか。また、欧州の出店が計画値に少し足りていないが、これはずれ込んだだけなのか、来期以降に向けて変わる点があるのか。

岡﨑:いま欧州の店舗では、既存のお客さまがリピーター化して、評判が評判を呼び、新規のお客さまが流入している。こういう良いサイクルが起きています。ヨーロッパ全体でブランド認知が上がってきたことで、出店をすると早い段階で顧客ができ、客層の拡大が起きています。まさに顧客の創造ということだと思うのですが、これを続けていくことが大事で、われわれがしっかり商売をしていけば、そこにはすごく大きな需要がある。したがって出店も積極的に行っていきますが、出店が計画値に足りていないのは単純に期ずれの問題です。数を追うのではなく、質の高い出店を着実に進めていくことが大切だと考えています。

ーー以前は欧州では特に若年のお客さまが流入しているという話だったが、そこの傾向は変わっているのか。さらに広がっているということもあるのか。

岡﨑:若年層が新規に流入する構造は今も続いています。ただ、年齢を問わず、Made For Allなブランドとして伸ばせてきているので、特定の顧客層だけ、ということはないです。

ーー先ほど柳井会長からトランプ関税については「持続しないだろう」という主旨の話があった。貿易戦争による、世界的な景気の後退や、消費の減退などのリスクは大きくないと見ているのか。あるいはこのトランプ関税による貿易戦争というピンチが、チャンスになりえるということなのか。

柳井:いや、合理的に冷静に考えれば、ああいった関税をかけることは、歴史から見ても将来を考えてもありえない。技術が進歩し、スマートフォンがある時代で、誰でも(情報が取れるし)どこにでも行ける。発展途上国が本当に発展している。今はそういう時代ですよ。(トランプ関税は)アメリカが孤立する状況になる。そういうことは合理的に考えたらありえないというふうに思います。

ーーつまり続かないと。いずれは関税は撤廃されていくと。

柳井:いや、撤廃するかどうかは知りませんけどね。冷静に合理的に考えて、ああいうものは通用しないと思います。

ーー昨年の8月期に売上高が3兆円超えて、柳井会長はここから5兆円、10兆円へと拡大していくと話していた。上期の数字を見ると着実に進んでいると思うが、トランプ関税は5兆円、10兆円に向けたタイムスケジュールにどんな影響を与えるか。あるいは遅れることなく達成できるのであればその根拠は。

柳井:いや、将来のことは分からないですから何とも言えないですけど。でもね、今みたいな関税合戦みたいなことを続けていくと大国はいいかもしれないですよ。その周辺の国や発展途上国にとって大災害ですよね。で、そういうことは世界の世論として続かないと思いますし、あらゆるビジネス、生活にとって、やっぱりお客さまがすべてですよね。そういったひどいことは続かないと思いますし、たとえ続いたとしても、経営者はそういうことが起きないような世界を目指すことが必要なんじゃないかなと思いますけど。

ーーではこの5兆円、10兆円という成長の目標の達成のタイミングが変わったりすることはないと?

柳井:いや、先のことはわかりません。でもピンチこそがチャンスですから。だから、そういうこと(トランプ関税)を前提にしながらも、やっぱり5兆円とか10兆円は確実に行けると思います。

ーー会見では若林さんと丹原さんに業務システムの改革について説明いただいたが、国内だけではなくて世界でどのように反映されていくのか。

若林:実践により得た知識、実践知がデジタル化も含めて世界各国で再現されて、グローバルで同一の水準で業務が行われるようにすることが重要ですので、基本的には世界同時展開ですね。ただやはり物事を何か成し遂げようと思った時に判断や実行をするのはチームや個人であり、もちろんそこには差がある。海外部門に関してはより高い精度が求められるのも事実です。ただ、商品の情報を含めて、今は全ての情報がグローバルで一元化されています。全事業国のお客さまの声が可視化されており、各事業の社員もGHQの本部側の人間も常にリアルタイムで確認できます。そういう環境を、チームや個人が意思決定していくために整えています。

丹原:日本だから、アメリカだからではなく、グローバルワンとして、世界で一番いいやり方でわれわれはやっています。再現性も含め仕組み化するまでをグローバルで実施するという考え方です。世界の現場で試しながら形にしていったものは、仕組みとしてどこでも回るものになる。これが日本でも回るし、アメリカでも回る。こういう形で最終的にグローバルワンの形になるというやり方をしている。

ーー25年8月期下期の事業利益でトランプ関税の影響が2~3%見込むという話があったが、アメリカの消費減退リスクは踏まえているのか。それを踏まえて、たとえば供給網の見直しや出店計画の再検討などに入っているのか。

岡﨑:関税が上がったことを仮定した際の理論値で出しており、それに対して消費傾向がどうなるまでは考えていない数字だ。トランプ関税を受けての対応については、非常に今流動的なので、あらゆる手を尽くして対応していくということに尽きるので、何か特定的なことを今断定して申し上げることはできないです。何が来ても対応できるように準備はしているというふうに理解していただきたい。

ーー柳井会長が生産地の変更や分業に言及されていたが、今回のトランプ関税のように、税率は違うが各国に一律に関税がかけられる状況に果たして対応できるのかを教えてほしい。

柳井:生産地ですが、それぞれの生産者がかなり大きな規模になって、グローバル化しなければならないという状況に今あります。一例ですが、中国の生産者は今までベトナムやカンボジアなどで主に作ってきましたが、今は、インドネシアやバングラデシュにも工場を広げ、将来的にはインドにも行くし、アフリカのモロッコやエジプトでも作り始めると思っています。ですから、国別に関税をかけたとしても、実際、経済や金融、情報には国境がないので、それは無理だというふうに思います。

ーー自由貿易を支持し、包括的なサプライチェーンを構築してきたが、今後トランプ関税により、御社を含む多くの企業がリスクにさらされている。これに関してはどう感じているか。

柳井:関税に関しては(アメリカがどう考えようと)自由なんですけど、やはり自国だけ優先する、そういう関税のあり方はグローバルで考えてあり得ないと思います。それをすることで、かえって自国にとってまずいことになるんじゃないかなとも思います。

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「ア ベイシング エイプ®」×「キッドスーパー」 コラボのカモ柄をあしらったスニーカーやフーディーなどを発売

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®」)は4月12日、ファッションデザイナー兼 アーティストのキッドスーパー、ことコルム・ディレイン(Colm Dillane)とのコラボコレクション“BAPE® by KidSuper”を発売する。両ブランドの公式オンラインストアおよび、「ベイプ®」の一部店舗と「キッドスーパー(KIDSUPER)」のニューヨーク・ブルックリン店で扱う。

同コラボは、「ベイプ®」のアーカイブを掘り下げ、アイコンやデザイン、パターンをコラボしたブランドの視点で再解釈するプロジェクト“べイプ®コレクティブ”の一環として企画。今回は “A WORLD GONE SUPER(世界は素晴らしい) ”をテーマに、「ベイプ®」のシグネチャーデザインをキッドスーパーが再解釈したアイテムを展開する。

カモフラージュ柄にキッドスーパーのフェイスグラフィックをアレンジ

コレクションでは、「ベイプ®」のオリジナルカモフラージュ柄の“CAMO”にキッドスーパーのフェイスグラフィックをアレンジしたオリジナル柄を使用したジャケット(4万9000円)やスエットショーツ(3万1000円)、スノーボードジャケット(6万9000円)、トラックジャケット(4万1000円)、トラックパンツ(3万4000円)、ジャガードジャケット(5万5000円)、フルジップフーディー(4万7000円)などのウェアアイテムをそろえる。また、オリジナル柄をあしらったスニーカー(2万6000円)やキャップ(1万5000円)といったアイテムなども用意する。
このほかに、コラボのオリジナルグラフィックをあしらったTシャツ4型をラインアップする。価格は、1万3000〜1万4000円。

製品ラインアップ

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「ア ベイシング エイプ®」×「キッドスーパー」 コラボのカモ柄をあしらったスニーカーやフーディーなどを発売

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®」)は4月12日、ファッションデザイナー兼 アーティストのキッドスーパー、ことコルム・ディレイン(Colm Dillane)とのコラボコレクション“BAPE® by KidSuper”を発売する。両ブランドの公式オンラインストアおよび、「ベイプ®」の一部店舗と「キッドスーパー(KIDSUPER)」のニューヨーク・ブルックリン店で扱う。

同コラボは、「ベイプ®」のアーカイブを掘り下げ、アイコンやデザイン、パターンをコラボしたブランドの視点で再解釈するプロジェクト“べイプ®コレクティブ”の一環として企画。今回は “A WORLD GONE SUPER(世界は素晴らしい) ”をテーマに、「ベイプ®」のシグネチャーデザインをキッドスーパーが再解釈したアイテムを展開する。

カモフラージュ柄にキッドスーパーのフェイスグラフィックをアレンジ

コレクションでは、「ベイプ®」のオリジナルカモフラージュ柄の“CAMO”にキッドスーパーのフェイスグラフィックをアレンジしたオリジナル柄を使用したジャケット(4万9000円)やスエットショーツ(3万1000円)、スノーボードジャケット(6万9000円)、トラックジャケット(4万1000円)、トラックパンツ(3万4000円)、ジャガードジャケット(5万5000円)、フルジップフーディー(4万7000円)などのウェアアイテムをそろえる。また、オリジナル柄をあしらったスニーカー(2万6000円)やキャップ(1万5000円)といったアイテムなども用意する。
このほかに、コラボのオリジナルグラフィックをあしらったTシャツ4型をラインアップする。価格は、1万3000〜1万4000円。

製品ラインアップ

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「パタゴニア」アンバサダーに6年ぶりに日本人が加入 トレイルランナー木村大志に聞く山の魅力

PROFILE: 木村大志/「パタゴニア」アンバサダー

木村大志/「パタゴニア」アンバサダー
PROFILE: (きむら・ひろし)1993年生まれ、秋田県出身。高校時代から自衛隊在籍中まで、ノルディック複合のスキー選手として競技に打ち込む。21歳で、新潟・妙高にある国際自然環境アウトドア専門学校に入学。野外活動の専門知識を学ぶ過程でトレイルランニングと出会う。現在は長野・木島平を拠点に、北信エリアを中心としたトレイルランニングのツアーや大会運営に関わる。同時に活動エリアの登山道整備にも力を注ぎ、長野の高社山・カヤの平や三登山、新潟の中ノ俣古道などの維持管理に積極的に取り組む。2025年3月から現職

米国発のアウトドアブランド「パタゴニア(PATAGONIA)」のアンバサダーに今春、長野・木島平を拠点とするトレイルランナー、木村大志が加わった。同ブランドの“代弁者”であるアンバサダーは、現在グローバルで125人、日本では18人。日本人の加入は6年ぶりだいう。「ストイックなところもありつつ、アウトドアスポーツを心の底から楽しんでいて、10年前に出会った当時から人柄もすばらしい」と「パタゴニア」担当者がコメントする木村に、トレイルランニングや山の魅力を聞いた。

WWD:トレイルランニングとの出合いを教えてください。

木村大志「パタゴニア」アンバサダー(以下、木村):高校卒業後、自衛隊をへて新潟・妙高のアウトドア専門学校(国際自然環境アウトドア専門学校)に通いました。トレイルランニングというスポーツを初めて知り、挑戦したのはそのころです。ただ、秋田・鹿角にある実家はすぐ裏が山だったので、子供のころから山を駆け回っていました。それが自分にとってのトレイルランニングの原点かもしれません。

WWD:トレイルランニングの魅力はどんなところですか。

木村:いろんな魅力があって、まずは純粋に爽快感がある。山ですばらしい景色を見るのは気持ちがいいですし、少し危険な場所を越えていくときはドキドキと胸が高鳴ります。それに加えて、自分流の楽しみ方ができるのもトレランの魅力。花が好きな人なら山で花を見るのもいいですし、僕は山菜を採るのが好きなので、春になると山菜を探しながら走っています。山菜を探してすぐに立ち止まってしまうので、春は練習になりません(笑)。気づいたらポケットがいっぱいになっていて、トレーニングをしているんだか山菜採りをしているんだか分からない、なんていうことも。速く走れば遠くまで行けて、その分たくさん山菜を収穫できるのがいいですね。そのように個人の趣味嗜好に合わせて、走ることに楽しみをプラスオンできるのがトレランの良さだと思います。

WWD:トレランは“玄人のスポーツ”というイメージもありますが、そんなふうに自分流の楽しみ方を見つけると、挑戦したいと思う人も増えそうです。

木村:専用のギアが必要となることも多いアウトドアスポーツの中では、トレランは割と始めやすく、間口が広いんじゃないでしょうか。ロードランをきっかけにトレランを始める人もいますし、登山の延長で山を走るようになる人もいます。マラソンなどのロードランはタイムやスピードの向上を目指すムードもありますが、トレランはたとえ同じコースを走るのであっても、その日の天候やコースコンディションによって出せるペースが全く異なってきます。それゆえ、「30キロを走るならこのタイムを目指せ」といった基準もあまりない。タイムやスピードではなく、完走を目標として、純粋に走ることを楽しんでいる人が多いという印象です。

「長く使い続けることがかっこいい」

WWD:「パタゴニア」との出合いは。

木村:専門学校時代に、性能に魅力を感じて「パタゴニア」製品を購入するようになりました。アウトドアのウエアやギアは安くはないので、買うなら長く大切に使いたい。「パタゴニア」製品の耐久性や、修理してなるべく長く使い続けるといった考え方に共感したのも、ファンになったきっかけです。初めて買ったのはフリースの“R-1”だったと思います。季節ごとにお気に入りのアイテムがありますが、夏は“リッジ・フロー・シャツ”は走るときはいつも着ています。

WWD:アンバサダーとなったことで、ブランドとの関わり方はどう変わりますか。

木村:これまでも、「パタゴニア」のサポートアスリートといった形で発売後の製品を使わせてもらい、その感想をブランド側にフィードバックしていました。アンバサダーになったことで、今後は発売前のプロトタイプ製品のテストにも参加し、今まで以上にコミットしていくことになると思います。自分が製品開発に参加し、「パタゴニア」の未来に関われるというのはすごく光栄で、とてもうれしく思います。

WWD:アンバサダーとして、ブランドの考え方や思いを代弁していくという役割も期待されています。

木村:自分はギアやウエアが使い込んで汚れていたり、破れた箇所を直した跡があったりする方がむしろかっこいいと思っているふしがあります。ファッションも楽しむおしゃれなランナーの方もいるので、皆がそういう考えであるべきというものではないですが、ギアやウエアを大切に長く使い続けること、長く使い続けることがかっこいいんだという価値観は伝えていきたいと思っています。

WWD:今は新潟に近い長野・北信エリアの木島平村を拠点にしています。

木村:木島平に住んで6、7年になります。その前は3年間東京に住んでいました。トレランと共にスキーも好きなので、東京時代は冬に雪がないのが寂しくて、専門学校時代を過ごした北信エリアに帰ることにしたんです。北信の魅力は四季がはっきりしていること。11月の下旬から5月くらいまではしっかり雪があって、夏もすばらしい。僕はトレランやスキーのほか、自転車も好きなので、季節の変わり目の5月は朝はまずクロスカントリースキーをして、その後山を走って、自転車に乗ってとフルで楽しめる。一日中アクティビティーが堪能できて、木島平は僕にとって本当に夢みたいな場所です。

「大好きなエリアを知ってもらいたい」

WWD:トレランレースなどを企画・主催している宿泊施設のスポーツハイムアルプで働き、アルプの仲間の方たちと古い登山道の整備にも取り組んでいますね。

木村:アルプでは、「奥信濃100」という100キロメートルのトレランレースを21年から開催しています。使われなくなっていた古道を通らないとレースのコースがつながらないということで、登山道の整備を始めました。最初は知識もない中で道を切り開いていったんですが、いろんな方と出会う中で、“近自然工法”という整備手法も知り、今はそれを勉強しながら整備を進めています。“近自然工法”は、言葉通り自然に近い形での整備を目指すもの。ふもとから人工物を持ち込んで整備するのではなく、現場にあるもので保守していきます。たとえば、自然の中に規則正しい木の階段を作ると、その階段の脇を人が歩いたり、雨水が流れたりして、かえって荒廃が進んでしまうんです。

WWD:荒廃していた道を整備し、レースを開催して都会から人を呼び込むことは、インフラ的な面でも、経済的な面でも地域貢献につながりますね。

木村:レースで多くの人が登山道を通ると道が整っていくので、地元の方の整備の負担は減らせているのかもしれません。アルプで登山道の整備ツアーを行ったり、レースを行ったりすることで、自分が大好きなこのエリアを多くの方に知っていただけることが何よりうれしい。整備ツアーに参加された方は、皆さん里親になったような気持ちでこの地域に愛着を持ってくれます。「修復箇所はその後どうなったかな」と、何度もこの地を訪れてくれる。整備をすると自然に対する意識も変わって、山で走るときに木の根を踏まないようにしようとか、山ではこういうことをしたら良くないなというように、意識が向くようにもなります。

WWD:「パタゴニア」の公式サイトには、木村さんが22年に行った、木島平の自宅から信越トレイルを踏破して、また自宅に帰ってくるという総距離175キロメートル、累積標高8000メートルの山行記録も掲載されています。この山行でもそれ以外のレースでも、走っている最中に、辛い、もうやめたいと感じる瞬間もあるのでは。

木村:眠いとか休みたいとかは考えますが、誰かに強制されているわけではなく、自分がやりたくて計画を立てて、ルートや装備を考えてやっていることなので、辛い、やめたいという思いはないです。むしろ、辛いのすら楽しい。ノルディック複合の選手としてスキー競技に明け暮れていた高校時代は、やらされている感じもあって、それが嫌でした。でも、社会に出て働き始めてみると、自分はやっぱり体を動かすことが好きなんだと気づいたんです。今はトレーニングにおいても、「今日は天気がいいから山に行こう」「今の時期は雪があるから、ランニングはさておき滑りに行っちゃおう」というように、山を楽しんでいます。最近子どもが生まれたので、一緒に山に行ったり、スキーに行ったりするのも楽しい。そんな暮らしの中、トレーニングでも、登山道整備でも、薪割りなどの宿の仕事でも「パタゴニア」の服はもうずっと着ていて、欠かせないものです。

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「パタゴニア」アンバサダーに6年ぶりに日本人が加入 トレイルランナー木村大志に聞く山の魅力

PROFILE: 木村大志/「パタゴニア」アンバサダー

木村大志/「パタゴニア」アンバサダー
PROFILE: (きむら・ひろし)1993年生まれ、秋田県出身。高校時代から自衛隊在籍中まで、ノルディック複合のスキー選手として競技に打ち込む。21歳で、新潟・妙高にある国際自然環境アウトドア専門学校に入学。野外活動の専門知識を学ぶ過程でトレイルランニングと出会う。現在は長野・木島平を拠点に、北信エリアを中心としたトレイルランニングのツアーや大会運営に関わる。同時に活動エリアの登山道整備にも力を注ぎ、長野の高社山・カヤの平や三登山、新潟の中ノ俣古道などの維持管理に積極的に取り組む。2025年3月から現職

米国発のアウトドアブランド「パタゴニア(PATAGONIA)」のアンバサダーに今春、長野・木島平を拠点とするトレイルランナー、木村大志が加わった。同ブランドの“代弁者”であるアンバサダーは、現在グローバルで125人、日本では18人。日本人の加入は6年ぶりだいう。「ストイックなところもありつつ、アウトドアスポーツを心の底から楽しんでいて、10年前に出会った当時から人柄もすばらしい」と「パタゴニア」担当者がコメントする木村に、トレイルランニングや山の魅力を聞いた。

WWD:トレイルランニングとの出合いを教えてください。

木村大志「パタゴニア」アンバサダー(以下、木村):高校卒業後、自衛隊をへて新潟・妙高のアウトドア専門学校(国際自然環境アウトドア専門学校)に通いました。トレイルランニングというスポーツを初めて知り、挑戦したのはそのころです。ただ、秋田・鹿角にある実家はすぐ裏が山だったので、子供のころから山を駆け回っていました。それが自分にとってのトレイルランニングの原点かもしれません。

WWD:トレイルランニングの魅力はどんなところですか。

木村:いろんな魅力があって、まずは純粋に爽快感がある。山ですばらしい景色を見るのは気持ちがいいですし、少し危険な場所を越えていくときはドキドキと胸が高鳴ります。それに加えて、自分流の楽しみ方ができるのもトレランの魅力。花が好きな人なら山で花を見るのもいいですし、僕は山菜を採るのが好きなので、春になると山菜を探しながら走っています。山菜を探してすぐに立ち止まってしまうので、春は練習になりません(笑)。気づいたらポケットがいっぱいになっていて、トレーニングをしているんだか山菜採りをしているんだか分からない、なんていうことも。速く走れば遠くまで行けて、その分たくさん山菜を収穫できるのがいいですね。そのように個人の趣味嗜好に合わせて、走ることに楽しみをプラスオンできるのがトレランの良さだと思います。

WWD:トレランは“玄人のスポーツ”というイメージもありますが、そんなふうに自分流の楽しみ方を見つけると、挑戦したいと思う人も増えそうです。

木村:専用のギアが必要となることも多いアウトドアスポーツの中では、トレランは割と始めやすく、間口が広いんじゃないでしょうか。ロードランをきっかけにトレランを始める人もいますし、登山の延長で山を走るようになる人もいます。マラソンなどのロードランはタイムやスピードの向上を目指すムードもありますが、トレランはたとえ同じコースを走るのであっても、その日の天候やコースコンディションによって出せるペースが全く異なってきます。それゆえ、「30キロを走るならこのタイムを目指せ」といった基準もあまりない。タイムやスピードではなく、完走を目標として、純粋に走ることを楽しんでいる人が多いという印象です。

「長く使い続けることがかっこいい」

WWD:「パタゴニア」との出合いは。

木村:専門学校時代に、性能に魅力を感じて「パタゴニア」製品を購入するようになりました。アウトドアのウエアやギアは安くはないので、買うなら長く大切に使いたい。「パタゴニア」製品の耐久性や、修理してなるべく長く使い続けるといった考え方に共感したのも、ファンになったきっかけです。初めて買ったのはフリースの“R-1”だったと思います。季節ごとにお気に入りのアイテムがありますが、夏は“リッジ・フロー・シャツ”は走るときはいつも着ています。

WWD:アンバサダーとなったことで、ブランドとの関わり方はどう変わりますか。

木村:これまでも、「パタゴニア」のサポートアスリートといった形で発売後の製品を使わせてもらい、その感想をブランド側にフィードバックしていました。アンバサダーになったことで、今後は発売前のプロトタイプ製品のテストにも参加し、今まで以上にコミットしていくことになると思います。自分が製品開発に参加し、「パタゴニア」の未来に関われるというのはすごく光栄で、とてもうれしく思います。

WWD:アンバサダーとして、ブランドの考え方や思いを代弁していくという役割も期待されています。

木村:自分はギアやウエアが使い込んで汚れていたり、破れた箇所を直した跡があったりする方がむしろかっこいいと思っているふしがあります。ファッションも楽しむおしゃれなランナーの方もいるので、皆がそういう考えであるべきというものではないですが、ギアやウエアを大切に長く使い続けること、長く使い続けることがかっこいいんだという価値観は伝えていきたいと思っています。

WWD:今は新潟に近い長野・北信エリアの木島平村を拠点にしています。

木村:木島平に住んで6、7年になります。その前は3年間東京に住んでいました。トレランと共にスキーも好きなので、東京時代は冬に雪がないのが寂しくて、専門学校時代を過ごした北信エリアに帰ることにしたんです。北信の魅力は四季がはっきりしていること。11月の下旬から5月くらいまではしっかり雪があって、夏もすばらしい。僕はトレランやスキーのほか、自転車も好きなので、季節の変わり目の5月は朝はまずクロスカントリースキーをして、その後山を走って、自転車に乗ってとフルで楽しめる。一日中アクティビティーが堪能できて、木島平は僕にとって本当に夢みたいな場所です。

「大好きなエリアを知ってもらいたい」

WWD:トレランレースなどを企画・主催している宿泊施設のスポーツハイムアルプで働き、アルプの仲間の方たちと古い登山道の整備にも取り組んでいますね。

木村:アルプでは、「奥信濃100」という100キロメートルのトレランレースを21年から開催しています。使われなくなっていた古道を通らないとレースのコースがつながらないということで、登山道の整備を始めました。最初は知識もない中で道を切り開いていったんですが、いろんな方と出会う中で、“近自然工法”という整備手法も知り、今はそれを勉強しながら整備を進めています。“近自然工法”は、言葉通り自然に近い形での整備を目指すもの。ふもとから人工物を持ち込んで整備するのではなく、現場にあるもので保守していきます。たとえば、自然の中に規則正しい木の階段を作ると、その階段の脇を人が歩いたり、雨水が流れたりして、かえって荒廃が進んでしまうんです。

WWD:荒廃していた道を整備し、レースを開催して都会から人を呼び込むことは、インフラ的な面でも、経済的な面でも地域貢献につながりますね。

木村:レースで多くの人が登山道を通ると道が整っていくので、地元の方の整備の負担は減らせているのかもしれません。アルプで登山道の整備ツアーを行ったり、レースを行ったりすることで、自分が大好きなこのエリアを多くの方に知っていただけることが何よりうれしい。整備ツアーに参加された方は、皆さん里親になったような気持ちでこの地域に愛着を持ってくれます。「修復箇所はその後どうなったかな」と、何度もこの地を訪れてくれる。整備をすると自然に対する意識も変わって、山で走るときに木の根を踏まないようにしようとか、山ではこういうことをしたら良くないなというように、意識が向くようにもなります。

WWD:「パタゴニア」の公式サイトには、木村さんが22年に行った、木島平の自宅から信越トレイルを踏破して、また自宅に帰ってくるという総距離175キロメートル、累積標高8000メートルの山行記録も掲載されています。この山行でもそれ以外のレースでも、走っている最中に、辛い、もうやめたいと感じる瞬間もあるのでは。

木村:眠いとか休みたいとかは考えますが、誰かに強制されているわけではなく、自分がやりたくて計画を立てて、ルートや装備を考えてやっていることなので、辛い、やめたいという思いはないです。むしろ、辛いのすら楽しい。ノルディック複合の選手としてスキー競技に明け暮れていた高校時代は、やらされている感じもあって、それが嫌でした。でも、社会に出て働き始めてみると、自分はやっぱり体を動かすことが好きなんだと気づいたんです。今はトレーニングにおいても、「今日は天気がいいから山に行こう」「今の時期は雪があるから、ランニングはさておき滑りに行っちゃおう」というように、山を楽しんでいます。最近子どもが生まれたので、一緒に山に行ったり、スキーに行ったりするのも楽しい。そんな暮らしの中、トレーニングでも、登山道整備でも、薪割りなどの宿の仕事でも「パタゴニア」の服はもうずっと着ていて、欠かせないものです。

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「バレンシアガ」の新作ウィメンズバッグが発売 レザーが際立つミニマルなデザイン

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、新作のウィメンズバッグ“キャリーボウリング(Carrie Bowling)”を発売した。ミディアム(46万2000円)とスモール(37万6200円)の2サイズをそろえ、ブランドの一部店舗および、公式オンラインストアで取り扱う。

ミニマルで上品な新作バッグ
レザーの質感が際立つ

ミニマルなシルエットに、エンボス加工を施したブランドロゴが特徴的な同バッグ。ボディーは、グレインドカーフスキンを使用することでしなやかな質感を実現した。また、内側にはジップ付きのポケットを備えるほか、スムースナッパラムスキンのライニングも施した。

開閉口には、ジップ式クロージャーを採用し、閉じると上品な印象が際立つ仕様だ。レザー製のラゲージタグをあしらったハンドルは、長めに設計することで手持ちでも肩掛けでも着用できる。

カラーバリエーションは、ミディアムサイズがブラック、スモールサイズがブラック、ホワイト、ミネラルグリーンの3色をラインアップ。また、ヨーロッパ、中東地域限定でスモールサイズのダークバーガンディーも販売する。

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「スウォッチ」のイベントが東京タワーで開催 「オメガ」とコラボした時計を体験

「スウォッチ(SWATCH)」 は4月19、20日、「オメガ(OMEGA)」とコラボレーションしたクロノグラフコレクション、“バイオセラミック ムーンスウォッチ(Bioceramic MoonSwatch)”を直接体験できるロードトリップイベント「ムーンスウォッチ (MoonSwatch)ツアー」を東京タワーで実施する。

同コレクションは、月面着陸という歴史的瞬間を刻んだ“オメガ スピードマスター ムーンウオッチ(OMEGA Speedmaster Moonwatch)”の革新性に、「スウォッチ」のポップで自由な発想を掛け合わせて誕生した。各モデルには太陽系の惑星をイメージした名前が付けられている。

「ムーンスウォッチ ツアー」は、“オメガ スピードマスター”が誕生した1957年に、同じくイタリアで誕生した名車“FIAT 500”に“バイオセラミック ムーンスウォッチ”を載せ、世界各地を巡回するロードトリップイベント。2022年の夏にスイス・ビエンヌにあるスウォッチ本社から旅をスタートし、同年秋に日本に上陸した。

イベント概要

◾️「ムーンスウォッチ ツアー」@東京タワー

日程:4月19、20日
時間:10:00〜17:00
場所:東京タワー 正面玄関前
住所:東京都港区芝公園4-2-8

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「ボッテガ・ヴェネタ」からしなやかなレザーの新作クロスボディーバッグが発売

「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、アーカイブにインスピレーションを得た新作のクロスボディーバッグ“ヴェネト”を発売した。ブランドの店舗および、公式オンラインストアで扱い、価格は52万8000円。

しなやかなボディーが
身体に寄り添う新作バッグ

同バッグは、レザーを縫わずに手作業で編み上げる技法“イントレチャート”を用いた、丸みのあるフォルムのボディーからストラップにかけて自然に伸びるシームレスなデザインが特徴。ボディーには、新たに開発した素材“ナッパ フラッフィ”を使用し、柔らかな手触りとしなやかな構造を実現した。内側には、ファスナー付きポケットを1つ搭載し、ストラップは50cmと長めに設計。カラーはフォンデンテ(ブラウン)とブラックの2色をそろえる。

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文化服装学院出身の中国の気鋭デザイナー「AO YES」に聞く「クリエイティブ」と「ウルトラスエード」【ヒキタミワの水玉上海】

1993年から上海在住のライターでメイクアップアーティストでもあるヒキタミワさんの連載「水玉上海」は、ファッションやビューティの最新トレンドや人気のグルメ&ライフスタイル情報をベテランの業界人目線でお届けします。今回は気鋭のブランド「アオイエス」について。東レがサポートする「ウルトラスエード イノベーションアワード」を受賞するなど注目のブランドです。

文化服装学院出身の「「アオイエス(AO YES)」とは?

「アオイエス(AO YES 凹是)」はメディア出身の王颖超(ワン・インチャオ)と、日本の文化服装学院を卒業した劉炎松(リュウ・エンソン)によって設立されたファッションブランドだ。

ブランドのデザインは、ファッション性を追求しながら、東洋ファッションの未来に独自のビジョンを示し、アイデンティティをしっかりと表現している。同時に、東洋的な要素と西洋的なエッセンスがバランスよく共存。モダンスタイルに中国伝統のチャイナボタン「盤扣(パンコウ)」を合わせたり、チャイナ服を思わせるディテールにハリウッド映画から着想を得たデザインを取り入れるなど、中国文化とハイファッションを繊細に融合させた「クロッシングカルチャー」のアプローチが特徴だ。

そんな「アオイエス」は実力が認められ、2025年には東レが支援する「ウルトラスエード イノベーションアワード(Ultrasuede Innovation Award)」に選ばれた。同アワードは、19年に「ウルトラスエード」と同名のファッションショーやセレクトショップを運営する「レーベルフッド(LABELHOOD)」が共同で立ち上げたもので、中国の若手デザイナーブランドを支援する取り組みの一環として、これまで3回にわたり開催してきた。2022年以降は「ウルトラスエード」が独自に受賞者を選定し、受賞ブランドには今後の活動支援として10万元(約200万円)の賞金を授与するほか、上海ファッションウィークでのショー参加に向けて「ウルトラスエード」の素材提供と技術サポートを行っている。「アオイエス」は、長年にわたり上海ファッションウィークや東京での展示会・ポップアップを行ってきたことが評価された。

今回「アオイエス」の劉炎松クリエイティブディレクターは「今回のコレクションでは、アンティークのアクセサリーに彫られた2匹の猫とデンファレのような蘭の花をモチーフにした」と語る。なぜそれを選んだのかと尋ねると、「インスピレーションで」と即答した。それは「アオイエス」のデザイン哲学を象徴する言葉かもしれない。

2025年秋冬の新作コレクション「UNREAD 」は、東洋文化における抑制された愛の表現に着想を得ている。口に出せなかった感情、開封されなかった手紙、心の奥で醸成されながらも表現されることのなかった愛──それらを象徴するコレクションだ。校舎ですれ違う視線、本のページに挟まれた未送信のラブレター、月明かりの下で言葉を飲み込む告白──それらの無言の愛情表現を、アンティークアクセサリーに彫られた2匹の猫やデンファレの花をモチーフにし、繊細なデザインとストーリーテリングで表現している。このコレクションは、抑制された感情を内包しながらも、その背後にある強い情熱を秘めた愛を視覚的に描き出すことを目指している。

また、「ウルトラスエード」素材を多く使用し、ウェアやアクセサリーを展開したことで、表現の幅を広げた。現在、中国国内にとどまらず、高級ブランドECの「エッセンス(SSENSE)」でも販売してろい、日本からもオンラインで購入が可能だ。「アオイエス」の独創的なコンセプトとクリエイティビティのさらなる進化に期待したい。

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文化服装学院出身の中国の気鋭デザイナー「AO YES」に聞く「クリエイティブ」と「ウルトラスエード」【ヒキタミワの水玉上海】

1993年から上海在住のライターでメイクアップアーティストでもあるヒキタミワさんの連載「水玉上海」は、ファッションやビューティの最新トレンドや人気のグルメ&ライフスタイル情報をベテランの業界人目線でお届けします。今回は気鋭のブランド「アオイエス」について。東レがサポートする「ウルトラスエード イノベーションアワード」を受賞するなど注目のブランドです。

文化服装学院出身の「「アオイエス(AO YES)」とは?

「アオイエス(AO YES 凹是)」はメディア出身の王颖超(ワン・インチャオ)と、日本の文化服装学院を卒業した劉炎松(リュウ・エンソン)によって設立されたファッションブランドだ。

ブランドのデザインは、ファッション性を追求しながら、東洋ファッションの未来に独自のビジョンを示し、アイデンティティをしっかりと表現している。同時に、東洋的な要素と西洋的なエッセンスがバランスよく共存。モダンスタイルに中国伝統のチャイナボタン「盤扣(パンコウ)」を合わせたり、チャイナ服を思わせるディテールにハリウッド映画から着想を得たデザインを取り入れるなど、中国文化とハイファッションを繊細に融合させた「クロッシングカルチャー」のアプローチが特徴だ。

そんな「アオイエス」は実力が認められ、2025年には東レが支援する「ウルトラスエード イノベーションアワード(Ultrasuede Innovation Award)」に選ばれた。同アワードは、19年に「ウルトラスエード」と同名のファッションショーやセレクトショップを運営する「レーベルフッド(LABELHOOD)」が共同で立ち上げたもので、中国の若手デザイナーブランドを支援する取り組みの一環として、これまで3回にわたり開催してきた。2022年以降は「ウルトラスエード」が独自に受賞者を選定し、受賞ブランドには今後の活動支援として10万元(約200万円)の賞金を授与するほか、上海ファッションウィークでのショー参加に向けて「ウルトラスエード」の素材提供と技術サポートを行っている。「アオイエス」は、長年にわたり上海ファッションウィークや東京での展示会・ポップアップを行ってきたことが評価された。

今回「アオイエス」の劉炎松クリエイティブディレクターは「今回のコレクションでは、アンティークのアクセサリーに彫られた2匹の猫とデンファレのような蘭の花をモチーフにした」と語る。なぜそれを選んだのかと尋ねると、「インスピレーションで」と即答した。それは「アオイエス」のデザイン哲学を象徴する言葉かもしれない。

2025年秋冬の新作コレクション「UNREAD 」は、東洋文化における抑制された愛の表現に着想を得ている。口に出せなかった感情、開封されなかった手紙、心の奥で醸成されながらも表現されることのなかった愛──それらを象徴するコレクションだ。校舎ですれ違う視線、本のページに挟まれた未送信のラブレター、月明かりの下で言葉を飲み込む告白──それらの無言の愛情表現を、アンティークアクセサリーに彫られた2匹の猫やデンファレの花をモチーフにし、繊細なデザインとストーリーテリングで表現している。このコレクションは、抑制された感情を内包しながらも、その背後にある強い情熱を秘めた愛を視覚的に描き出すことを目指している。

また、「ウルトラスエード」素材を多く使用し、ウェアやアクセサリーを展開したことで、表現の幅を広げた。現在、中国国内にとどまらず、高級ブランドECの「エッセンス(SSENSE)」でも販売してろい、日本からもオンラインで購入が可能だ。「アオイエス」の独創的なコンセプトとクリエイティビティのさらなる進化に期待したい。

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「エス・テー・デュポン」歴史を携え未来へ 銀座の“新コンセプトストア”でともす進化の炎

「エス・テー・デュポン(S.T. DUPONT)」は4月2日、”新コンセプトストア”として「エス・テー・デュポン 銀座フラッグシップ」をグランドオープンした。銀座7丁目に移転したその新店舗は、150年以上にわたるブランドの歴史と現在位置の双方を空間に落とし込んでいる。ウィメンズバッグコレクションを豊富に取りそろえ、新規客へのアプローチも開始する。

新コンセプトとは? 
銀座フラッグシップを大解剖

「エス・テー・デュポン」がうたう“新コンセプト”とは、「時を超えたエレガンス」と「革新の精神」を融合させたもの。伝統を受け継ぎながら未来へ進む、同ブランドのビジョンを体現している。

銀座店の外壁は、四角形を組み合わせた“ダイヤモンドヘッド”のギヨシェ彫り(彫金細工から派生した、金属に規則的な模様を彫る技巧)が目を引く。このギヨシェ彫りは、ブランドのシグネチャーであるライターにもあしらわれているパターン。天井や床など店舗の随所に取り入れ、銀座店全体をグラフィカルな空間に仕上げている。ライターの炎と、もう一つの主力商品であるペンのインクをイメージした深いブルーの什器とともに、ゲストを「エス・テー・デュポン」の世界へ誘う。

店内の向かって右側には、ブラックやグレー、ホワイトを基調としたメンズおよびユニセックスのレザーグッズを、左側には今季から拡充するというウィメンズバッグを配置した。銀座店限定カラーの“Xバッグ バゲットバッグ ライトブルー”など、軽やかな色使いのハンドバッグが、「エス・テー・デュポン」の新たな側面をアピールする。ブルーとオレンジの壁は、ライターのツインフレーム(二重炎)の色合いに基づいており、明るいブルーからネイビーへ、ソフトなオレンジから鮮やかなイエローへ移ろうグラデーションが、火がともる瞬間を品よく再現している。

店内奥には、銀座店限定の“蒔絵”コレクションのライターや筆記具など、フランスと日本のクラフツマンシップをたたえるエクスクルーシブコレクションが広がる。ライターのメタルからバッグのレザーへ移行する空間構成は、同ブランドが「金細工職人」と「トランク職人」の2つの顔を持つことを表現している。アラン・クルヴェ(Alain Crevet)=エス・テー・デュポン社長は、「銀座店は、単なる店舗ではなく、『エス・テー・デュポン』のエレガンスとクラフツマンシップを体験できる空間」と位置付ける。

同店において特筆すべきは、日本の伝統工芸の一つ、和紙をあしらった逆ピラミッド型の照明だ。メタルをダイヤモンド型に組み合わせた天井が、光を美しく反射させる。この空間デザインは、伝説的な“1941ライター”のダイヤモンドパターンに着想しながらも、日本の職人技への敬意を示したものであり、「エス・テー・デュポン」の伝統と日本文化の調和を印象付けている。銀座の新コンセプトストアの誕生は、フランス・パリ、香港、中国・杭州、韓国・ソウルに続くグローバル施策の一環であり、ブランドの成長と店舗体験へのこだわりを示している。この“新コンセプト”が今後、世界中の「エス・テー・デュポン」店舗の指針になると期待する。

ブランドのコアを受け継ぐ
ウィメンズバッグ

リヴィエラ スモール
俳優オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)のために製作した元祖“リヴィエラ”をアップデートする形で誕生した。バッグ底のコンパートメントが、裏地の“シークレットポーチ”に生まれ変わっている。ポーチは、ギヨシェ彫りを施した“ライターパドロック”を開けることで使用可能。バッグの外側はレザー・ワーキング・グループ(以下、LWG)認証のフルグレインカーフレザー、内側はフルグレインカウレザーで製作した。銀座店と公式EC限定で販売中。

Xバッグ スモール
レザーバッグの前面に大きく描いた“X”のデザインは、ライターやペンにあしらっているギヨシェ彫りにインスピレーションを受けたもの。3Dのエンボスを施すという斬新な試みで伝統を再解釈した。LWG認証のフルグレインカーフレザーをぜいたくに使用したバッグの本体に、パラジウムの金具がエレガントなムードを添えている。ストラップは調整可能。銀座店および公式ECで限定販売している。

アペックス ミニトランク
「エス・テー・デュポン」創業者のシモン・ティソ・デュポン(Simon Tissot Dupont)がかつて、王侯貴族のために作っていたトランクケースが着想源。150年の歴史が紡ぐ伝統に、デザインやカラーバリエーションで、さまざまなシーンで着用できる汎用性を加えた。外側はLWG認証のイタリア製のフルグレインレザー、内側はグレーのコットンライニングを使用。男女を問わず着用できるユニセックスのバッグとして打ち出す。

“特別な人”と共に歩んだ150年の歴史

「エス・テー・デュポン」は1872年、シモン・ティソ・デュポンにより創業した。ナポレオン3世のフォトグラファーとして活躍していた彼は、70年に勃発した普仏戦争でスタジオが全焼し失業。その当時滞在していた村がレザーを製造していたため、トランクや書類ケースをデザインするようになった。

ナポレオン3世の皇后ウジェニー・ド・モンティジョ(Eugenie de Montijo)を代表格に、デュポンのトランクは、皇帝や皇后をはじめとする上流階級の間で評判になった。1947年には、英・エリザベス女王の結婚祝いとして特注のトラベルケースも製作している。その後、1941年にパリを訪れたインド・パティアラのマハラジャから、「100人の妻のために100個のクラッチバッグ、そしてバッグに合うゴールドのライターを100個作ってほしい」と依頼があり、ライターの製造もスタート。73年には、ジャクリーン・ケネディ(Jacqueline Kennedy)から、「特注ライターに合うペンが欲しい」とリクエストを受け、ペンの製作も始まった。アラン・クルヴェ=エス・テー・デュポン社長は、「顧客の要望に応える形で、これら主力アイテムが誕生した」とブランドの礎を語る。

「エス・テー・デュポン」の歴史を語る上で、エリザベス女王やジャクリーン・ケネディ以外にも、欠かせない著名人がいる。ハリウッド黄金期を彩った俳優オードリー・ヘプバーンだ。53年に、彼女のためにデザインしたバッグ“リヴィエラ”は、底にコンパートメントを隠すという斬新なアイデアが特徴だった。このデザインは、今季登場した新たな“リヴィエラ”にも、裏地に施した“シークレットポーチ”として引き継がれている。

ほかにも、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)やパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、レオナルド・ディカプリオ(Leonard DiCaprio)など、「エス・テー・デュポン」は世界的な著名人とともに歴史を歩んできた。「特別な人のために特別なものを」というモットーのもと、今日も“真のラグジュアリー”を届けている。

本国社長が見据える
これからの「エス・テー・デュポン」

WWD:今季、ウィメンズバッグを拡充した。レザーバッグはブランドの原点だが、どのようにヘリテージに新しさを加えたのか?

アラン・クルヴェ=エス・テー・デュポン社長(以下、クルヴェ):「エス・テー・デュポン」にとって、レザーグッズは単なる商品カテゴリーではなく、ブランドのDNAそのもの。今季のウィメンズバッグは、ブランドのルーツに立ち返った一方、現代の女性のためにデザインしている。例えば、“リヴィエラ”のコンパートメントは、より機能的な“シークレットポーチ”に。“Xバッグ”や“アペックス”シリーズは、ギヨシェ彫りや“ファイヤヘッド”モチーフといったブランドのアイデンティティーをデザインに取り入れた。素材選びから仕上げまで、全ての工程にクラフツマンシップが息づいており、時を超えて愛される“オブジェ・ド・デジール(憧れの対象)”になることを目指している。

WWD:どのような女性をターゲットとしているか?

クルヴェ:「エス・テー・デュポン」のウィメンズバッグは、ジャクリーン・ケネディやオードリー・ヘプバーンなど、既存の枠にとらわれず、自らの手で道を切り開く女性に愛されてきた。これからも、自分の個性を大胆に表現する人にふさわしいアイテムであり続けたい。また、ウィメンズバッグとうたっているが、どのバッグもユニセックスなデザインを採用している。より広い層にアプローチできると期待している。

WWD:日本市場をどのようなマーケットと位置付けるか?

クルヴェ:日本は長年、「エス・テー・デュポン」にとって重要な市場だ。売り上げはもちろん、クラフツマンシップへの深い敬意が私たちの価値観と一致していると感じている。コレクターの間で変わらぬ人気を誇るライターや筆記具、そして美意識と機能性に重きを置く日本市場は、レザーグッズのポテンシャルも秘めているだろう。今後も、日本市場に対するコミットメントを緩めることなく、顧客に寄り添っていけたらと思う。

WWD:今後の目標は?

クルヴェ:今後の戦略の核となるのは、グローバル規模のリテール展開の強化、そして店舗を通した顧客体験の提供だ。量より質を重視し、「エス・テー・デュポン」の世界観を深く味わえる空間にこだわりたい。このリテール展開と連動し、ウィメンズコレクションにも力を入れていく。現代を生きる洗練された女性のために、自由で型にはまらないスタイルを提案していきたい。そして、その製造過程は、環境に配慮されたものであるべきだと考えている。

INFORMATION
「エス・テー・デュポン」銀座フラッグシップ

営業時間:11:00〜19:30
定休日:なし(年末年始を除く)
住所:東京都中央区銀座7-6-2 1階

問い合わせ先
エス・テー・デュポン
03-5549-7420

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「エス・テー・デュポン」歴史を携え未来へ 銀座の“新コンセプトストア”でともす進化の炎

「エス・テー・デュポン(S.T. DUPONT)」は4月2日、”新コンセプトストア”として「エス・テー・デュポン 銀座フラッグシップ」をグランドオープンした。銀座7丁目に移転したその新店舗は、150年以上にわたるブランドの歴史と現在位置の双方を空間に落とし込んでいる。ウィメンズバッグコレクションを豊富に取りそろえ、新規客へのアプローチも開始する。

新コンセプトとは? 
銀座フラッグシップを大解剖

「エス・テー・デュポン」がうたう“新コンセプト”とは、「時を超えたエレガンス」と「革新の精神」を融合させたもの。伝統を受け継ぎながら未来へ進む、同ブランドのビジョンを体現している。

銀座店の外壁は、四角形を組み合わせた“ダイヤモンドヘッド”のギヨシェ彫り(彫金細工から派生した、金属に規則的な模様を彫る技巧)が目を引く。このギヨシェ彫りは、ブランドのシグネチャーであるライターにもあしらわれているパターン。天井や床など店舗の随所に取り入れ、銀座店全体をグラフィカルな空間に仕上げている。ライターの炎と、もう一つの主力商品であるペンのインクをイメージした深いブルーの什器とともに、ゲストを「エス・テー・デュポン」の世界へ誘う。

店内の向かって右側には、ブラックやグレー、ホワイトを基調としたメンズおよびユニセックスのレザーグッズを、左側には今季から拡充するというウィメンズバッグを配置した。銀座店限定カラーの“Xバッグ バゲットバッグ ライトブルー”など、軽やかな色使いのハンドバッグが、「エス・テー・デュポン」の新たな側面をアピールする。ブルーとオレンジの壁は、ライターのツインフレーム(二重炎)の色合いに基づいており、明るいブルーからネイビーへ、ソフトなオレンジから鮮やかなイエローへ移ろうグラデーションが、火がともる瞬間を品よく再現している。

店内奥には、銀座店限定の“蒔絵”コレクションのライターや筆記具など、フランスと日本のクラフツマンシップをたたえるエクスクルーシブコレクションが広がる。ライターのメタルからバッグのレザーへ移行する空間構成は、同ブランドが「金細工職人」と「トランク職人」の2つの顔を持つことを表現している。アラン・クルヴェ(Alain Crevet)=エス・テー・デュポン社長は、「銀座店は、単なる店舗ではなく、『エス・テー・デュポン』のエレガンスとクラフツマンシップを体験できる空間」と位置付ける。

同店において特筆すべきは、日本の伝統工芸の一つ、和紙をあしらった逆ピラミッド型の照明だ。メタルをダイヤモンド型に組み合わせた天井が、光を美しく反射させる。この空間デザインは、伝説的な“1941ライター”のダイヤモンドパターンに着想しながらも、日本の職人技への敬意を示したものであり、「エス・テー・デュポン」の伝統と日本文化の調和を印象付けている。銀座の新コンセプトストアの誕生は、フランス・パリ、香港、中国・杭州、韓国・ソウルに続くグローバル施策の一環であり、ブランドの成長と店舗体験へのこだわりを示している。この“新コンセプト”が今後、世界中の「エス・テー・デュポン」店舗の指針になると期待する。

ブランドのコアを受け継ぐ
ウィメンズバッグ

リヴィエラ スモール
俳優オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)のために製作した元祖“リヴィエラ”をアップデートする形で誕生した。バッグ底のコンパートメントが、裏地の“シークレットポーチ”に生まれ変わっている。ポーチは、ギヨシェ彫りを施した“ライターパドロック”を開けることで使用可能。バッグの外側はレザー・ワーキング・グループ(以下、LWG)認証のフルグレインカーフレザー、内側はフルグレインカウレザーで製作した。銀座店と公式EC限定で販売中。

Xバッグ スモール
レザーバッグの前面に大きく描いた“X”のデザインは、ライターやペンにあしらっているギヨシェ彫りにインスピレーションを受けたもの。3Dのエンボスを施すという斬新な試みで伝統を再解釈した。LWG認証のフルグレインカーフレザーをぜいたくに使用したバッグの本体に、パラジウムの金具がエレガントなムードを添えている。ストラップは調整可能。銀座店および公式ECで限定販売している。

アペックス ミニトランク
「エス・テー・デュポン」創業者のシモン・ティソ・デュポン(Simon Tissot Dupont)がかつて、王侯貴族のために作っていたトランクケースが着想源。150年の歴史が紡ぐ伝統に、デザインやカラーバリエーションで、さまざまなシーンで着用できる汎用性を加えた。外側はLWG認証のイタリア製のフルグレインレザー、内側はグレーのコットンライニングを使用。男女を問わず着用できるユニセックスのバッグとして打ち出す。

“特別な人”と共に歩んだ150年の歴史

「エス・テー・デュポン」は1872年、シモン・ティソ・デュポンにより創業した。ナポレオン3世のフォトグラファーとして活躍していた彼は、70年に勃発した普仏戦争でスタジオが全焼し失業。その当時滞在していた村がレザーを製造していたため、トランクや書類ケースをデザインするようになった。

ナポレオン3世の皇后ウジェニー・ド・モンティジョ(Eugenie de Montijo)を代表格に、デュポンのトランクは、皇帝や皇后をはじめとする上流階級の間で評判になった。1947年には、英・エリザベス女王の結婚祝いとして特注のトラベルケースも製作している。その後、1941年にパリを訪れたインド・パティアラのマハラジャから、「100人の妻のために100個のクラッチバッグ、そしてバッグに合うゴールドのライターを100個作ってほしい」と依頼があり、ライターの製造もスタート。73年には、ジャクリーン・ケネディ(Jacqueline Kennedy)から、「特注ライターに合うペンが欲しい」とリクエストを受け、ペンの製作も始まった。アラン・クルヴェ=エス・テー・デュポン社長は、「顧客の要望に応える形で、これら主力アイテムが誕生した」とブランドの礎を語る。

「エス・テー・デュポン」の歴史を語る上で、エリザベス女王やジャクリーン・ケネディ以外にも、欠かせない著名人がいる。ハリウッド黄金期を彩った俳優オードリー・ヘプバーンだ。53年に、彼女のためにデザインしたバッグ“リヴィエラ”は、底にコンパートメントを隠すという斬新なアイデアが特徴だった。このデザインは、今季登場した新たな“リヴィエラ”にも、裏地に施した“シークレットポーチ”として引き継がれている。

ほかにも、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)やパブロ・ピカソ(Pablo Picasso)、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、レオナルド・ディカプリオ(Leonard DiCaprio)など、「エス・テー・デュポン」は世界的な著名人とともに歴史を歩んできた。「特別な人のために特別なものを」というモットーのもと、今日も“真のラグジュアリー”を届けている。

本国社長が見据える
これからの「エス・テー・デュポン」

WWD:今季、ウィメンズバッグを拡充した。レザーバッグはブランドの原点だが、どのようにヘリテージに新しさを加えたのか?

アラン・クルヴェ=エス・テー・デュポン社長(以下、クルヴェ):「エス・テー・デュポン」にとって、レザーグッズは単なる商品カテゴリーではなく、ブランドのDNAそのもの。今季のウィメンズバッグは、ブランドのルーツに立ち返った一方、現代の女性のためにデザインしている。例えば、“リヴィエラ”のコンパートメントは、より機能的な“シークレットポーチ”に。“Xバッグ”や“アペックス”シリーズは、ギヨシェ彫りや“ファイヤヘッド”モチーフといったブランドのアイデンティティーをデザインに取り入れた。素材選びから仕上げまで、全ての工程にクラフツマンシップが息づいており、時を超えて愛される“オブジェ・ド・デジール(憧れの対象)”になることを目指している。

WWD:どのような女性をターゲットとしているか?

クルヴェ:「エス・テー・デュポン」のウィメンズバッグは、ジャクリーン・ケネディやオードリー・ヘプバーンなど、既存の枠にとらわれず、自らの手で道を切り開く女性に愛されてきた。これからも、自分の個性を大胆に表現する人にふさわしいアイテムであり続けたい。また、ウィメンズバッグとうたっているが、どのバッグもユニセックスなデザインを採用している。より広い層にアプローチできると期待している。

WWD:日本市場をどのようなマーケットと位置付けるか?

クルヴェ:日本は長年、「エス・テー・デュポン」にとって重要な市場だ。売り上げはもちろん、クラフツマンシップへの深い敬意が私たちの価値観と一致していると感じている。コレクターの間で変わらぬ人気を誇るライターや筆記具、そして美意識と機能性に重きを置く日本市場は、レザーグッズのポテンシャルも秘めているだろう。今後も、日本市場に対するコミットメントを緩めることなく、顧客に寄り添っていけたらと思う。

WWD:今後の目標は?

クルヴェ:今後の戦略の核となるのは、グローバル規模のリテール展開の強化、そして店舗を通した顧客体験の提供だ。量より質を重視し、「エス・テー・デュポン」の世界観を深く味わえる空間にこだわりたい。このリテール展開と連動し、ウィメンズコレクションにも力を入れていく。現代を生きる洗練された女性のために、自由で型にはまらないスタイルを提案していきたい。そして、その製造過程は、環境に配慮されたものであるべきだと考えている。

INFORMATION
「エス・テー・デュポン」銀座フラッグシップ

営業時間:11:00〜19:30
定休日:なし(年末年始を除く)
住所:東京都中央区銀座7-6-2 1階

問い合わせ先
エス・テー・デュポン
03-5549-7420

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「オブスタイル」二子玉川店がリニューアル 上質で洗練された空間へ進化

「上品・上質・知的」をコンセプトに掲げるセレクトショップ「オブスタイル(Of STYLE)」は4月8日、旗艦店である玉川髙島屋S・C南館店をリニューアルオープンした。これまで南館1階のエントランスに構えていた店舗を同館3階に移転。より広く、ゆとりある空間で、ブランドの世界観を一層深めた店舗として生まれ変わった。

同ショップは銀座マギーが運営しており、1969年の玉川髙島屋S・Cの開業時に同館に出店。フォーマルファッションで定評のある「マギー(MAGGY)」のDNAを継承しつつ、2005年にセレクトショップ「オブスタイル」としてオープンし、以来、玉川髙島屋の客層と親和性の高い、40〜50代のエレガントで自立した女性たちに支持されてきた。日常に寄り添いながらもトレンドを取り入れたアイテム展開が特徴で、イタリアンブランドを中心に、洗練されたオリジナル商品を展開している。

ショップのおよそ半分のスペースを「ディー・エクステリア」をはじめとした海外ブランドのセレクトアイテムで構成。イタリアを中心にセレクトされた上質なアイテムの数々は、明るい色使いと他では買えないものが多く、近隣に住む高感度な顧客に愛されている。

また、オリジナルの2025年春夏コレクションもリネンや天然素材を使用し、着心地にこだわったワンピースなど、リゾート感あふれるカラフルなアイテムがそろう。

今回のリニューアルを記念し、パリ在住の人気イラストレーターMarineとの限定コラボアイテムも発売。「フラワーガーデン」と題したシリーズで、春の花をモチーフにしたTシャツ(1万3200円)やポーチ(2200〜2750円)が登場。Tシャツは接触冷感・UVプロテクション機能を備え、肌にもやさしいコットン100%素材。ポーチには取り外し可能なオリジナルキーホルダーが付属する。

新店は三方向から入れるオープンな店舗になり、初日は多くの顧客が買い物を楽しんでいた。「オブスタイル」のディレクターを務める植松裕子銀座マギー取締役商品統括本部本部長は、色とフラワーモチーフにこだわったという。「ファサードと什器、そしてショッパーを女性らしいピンクベージュにして、よりお客さまにくつろいで買い物を楽しんでもらえるような空間を目指しました。来年はマギー70周年。マギーといえば、フラワープリント。Marineさんには“エフォートレス・ブルーム”をテーマに、優しい雰囲気の花のイラストを描いてもらいました」と新たな門出について語った。

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ミッキーマウスデザインのユニクロ「UT」コレクション 藍染作家集団ブアイソウが監修

「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「UT」は4月25日、ウォルト・ディズニー・カンパニーとの共同プロジェクト”マジック・フォー・オール(MAGIC FOR ALL)“から、藍農家・藍染作家集団ブアイソウ(BUAISOU)監修のアパレルコレクション“ディズニー イン ブルー”を発売する。

美しい青のコレクション

天然藍のさまざまな藍色の濃淡にインスピレーションを得て制作した本コレクションでは、型染め、抜染、絞り染めなどの多様な藍染技法を用いて作品を作り出し、その染め上がった作品をもとにプリントで再現したこだわりのアイテムを展開。メンズ、ウィメンズ、キッズサイズに加え、コットンリネンシャツやショートパンツなど、子どもから大人まで楽しめるアイテムをラインアップする。

藍染職人のアイデンティティーでもある青く染まった手を表現したミッキーマウスや、ミッキーマウスを藍染職人になぞらえて藍染の一連の工程を描いたバンダナ柄など、オリジナリティー溢れるデザインが魅力。刺しゅう糸でも青色のグラデーションを表現するなど、細部のディテールにもこだわった。

アイテム一覧

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「バーバリー ビューティ」が高島屋大阪店にオープン 関西エリア初店舗

「バーバリー ビューティ(BURBERRY BEAUTY)」は、髙島屋大阪店に関西エリア初となる百貨店常設カウンターをオープンした。日本国内の百貨店では伊勢丹新宿本店に続く2店舗目となった本カウンターでは、メイクアップとフレグランスコレクションをフルラインアップで展開する。

1913年にロンドンでオープンした「バーバリー(BURBERRY)」旧ヘイマーケット店からインスピレーションを得た本店舗のコンセプトは、ロンドンの古典建築に見られるタイムレスな要素と現代的で遊び心ある解釈の融合。ファサードには粗い質感が特徴の加工石材を採用し、高い品質と永続的な耐久性を感じさせる佇まいに仕上げ、クラシカルなモールディンで空間に洗練と歴史的な奥行きを添えた。

什器のディテールには、「バーバリー」のヘリテージと価値観を象徴するナイト(騎士)のエンブレムを使用。ブランドのレガシーを守る存在として印象的に配した。

日本での「バーバリー ビューティ」取り扱いは、フレグランス大手のインターパルファム(INTER PARFUMS)が展開していたが2013年にライセンス契約を終了。15年から17年までは資生堂がフレグランスを含むビューティ商品のディストリビューション契約を、17年からはコティ(COTY)がライセンス契約を締結している。

店舗詳細

◾️「バーバリー ビューティ」高島屋大阪店

時間:10:00〜20:00
場所:髙島屋大阪店 1階 化粧品売場
住所:大阪府大阪市中央区難波5-1-5

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「ディオール」からラグジュアリーな目元用シートマスク 10分でひんやりリフレッシュ

「ディオール(DIOR)」は、すっきりとした目元印象へ導くアイパッチ“レ パッチ ユー”(2枚入り×5袋、1万670円)を発売した。公式オンラインストアと公式LINEストアで数量販売している。

輝くような生き生きとした表情へ

“レ パッチ ユー”は、高分子と低分子のヒアルロン酸やナイアシンアミド、カフェイン配合の目元用シートマスク。次世代テクノロジー搭載の二層のハイドロゲルにより、高い柔軟性と密着性を実現した。1回10分使用することで目元に潤いを与えつつ肌表面を冷やし、すっきりとした印象に導く。

天然素材を使用した中層のメッシュには「ディオール」のロゴモチーフを採用。心ときめくリラックスタイムを演出する。

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「ディオール」からラグジュアリーな目元用シートマスク 10分でひんやりリフレッシュ

「ディオール(DIOR)」は、すっきりとした目元印象へ導くアイパッチ“レ パッチ ユー”(2枚入り×5袋、1万670円)を発売した。公式オンラインストアと公式LINEストアで数量販売している。

輝くような生き生きとした表情へ

“レ パッチ ユー”は、高分子と低分子のヒアルロン酸やナイアシンアミド、カフェイン配合の目元用シートマスク。次世代テクノロジー搭載の二層のハイドロゲルにより、高い柔軟性と密着性を実現した。1回10分使用することで目元に潤いを与えつつ肌表面を冷やし、すっきりとした印象に導く。

天然素材を使用した中層のメッシュには「ディオール」のロゴモチーフを採用。心ときめくリラックスタイムを演出する。

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【スナップ】「サンローラン」のアンソニー・ヴァカレロやヘイリー・ビーバーらが来場 第3回ファッション・トラスト・アワード

4月8日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで第3回ファッション・トラスト・アワードが開催された。本アワードは、新進気鋭のデザイナーを支援する非営利団体「ザ ファッション トラスト U.S.(The Fashion Trust U.S.)」が主催する式典。今年は歌手で俳優のキキ・パーマー(Keke Palmer)が司会を務め、「サンローラン(SAINT LAURENT)」のアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vacarello)=クリエイティブ・ディレクターやヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)らが来場したほか、ナターシャ・ベディングフィールド(Natasha Bedingfield)がパフォーマンスを披露した。

ヘイリー・ビーバー

プレゼンターとして参加したヘイリーは、「サンローラン」のカットアウトが印象的なドレスを着用。名誉賞を受賞したアンソニー・ヴァカレロ=「サンローラン」クリエイティブ・ディレクターにトロフィーを授けた。

キキ・パーマー

司会を務めたキキは、「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」のドレスを着用。スカート部分に施された羽根の装飾が印象的なくすんだゴールドカラーのスリークドレスは、1920年代を彷ふつとさせる。

ナタリア・ブライアント

バスケットボール選手コービー・ブライアント(Kobe Bryant)の娘でモデルのナタリア・ブライアント(Natalia Bryant)は、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」1992-93年秋冬コレクションのビンテージドレスを着用。アクセサリーはシルバーで統一し、シックなルックを完成させた。

ガブリエル・ユニオン

俳優のガブリエル・ユニオン(Gabrielle Union)は、「セリア クリスアリオティ(CELIA KRITHARIOTI)」2025年春夏コレクションからクリスタルの装飾が施されたホワイトドレスを着用。足元には「BETZABE」のクリアパンプスを合わせ、洗練されたルックに仕上げた。

タラジ・P・ヘンソン

俳優のタラジ・P・ヘンソン(Taraji P. Henson)は、「ジョナサン シンカイ(JONATHAN SIMKHAI)」2025-26年秋冬コレクションからワインレッドのストラップレスドレスとゴールドのバッグを着用。シューズには「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」、ゴールドで統一したジュエリーには「メシカ(MESSIKA)」を選んだ。

リサ・リナ

俳優のリサ・リナ(Lisa Lina)は、「ヴェトモン(VETEMENTS)」2025-26年秋冬コレクションから、フローラルのグラフィカルなデザインが目を引く深紫のドレスを着用。ボリューミーなドレスのシルエットと対比する形でヘアはピクシーカット、メイクはスモーキーアイで仕上げ、シックかつパンクなルックにまとめた。

受賞者一覧

名誉賞/「サンローラン」アンソニー・ヴァカレロ=クリエイティブ・ディレクター
レディ・トゥ・ウエア賞/「ディオティマ(DIOTIMA)」レイチェル・スコット(Rachel Scott)デザイナー
サステナビリティ賞/「クワメ アドゥセイ(KWAME ADUSEI)」ナナ・クワメ・アドゥセイ(Nana Kwame Adusei)デザイナー
アクセサリー賞/「クライド(CLYDE)」ダニ・グリフィス(Dani Griffiths)デザイナー
ジュエリー賞/「ベック(BECK)」Rebecca Zeijdel-Pazデザイナー
グラジュエイト賞/パーソンズ美術大学出身のニットウエアデザイナー、パトリック・テイラー(Patrick Taylor)

来場者スナップ

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【スナップ】「サンローラン」のアンソニー・ヴァカレロやヘイリー・ビーバーらが来場 第3回ファッション・トラスト・アワード

4月8日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで第3回ファッション・トラスト・アワードが開催された。本アワードは、新進気鋭のデザイナーを支援する非営利団体「ザ ファッション トラスト U.S.(The Fashion Trust U.S.)」が主催する式典。今年は歌手で俳優のキキ・パーマー(Keke Palmer)が司会を務め、「サンローラン(SAINT LAURENT)」のアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vacarello)=クリエイティブ・ディレクターやヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)らが来場したほか、ナターシャ・ベディングフィールド(Natasha Bedingfield)がパフォーマンスを披露した。

ヘイリー・ビーバー

プレゼンターとして参加したヘイリーは、「サンローラン」のカットアウトが印象的なドレスを着用。名誉賞を受賞したアンソニー・ヴァカレロ=「サンローラン」クリエイティブ・ディレクターにトロフィーを授けた。

キキ・パーマー

司会を務めたキキは、「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」のドレスを着用。スカート部分に施された羽根の装飾が印象的なくすんだゴールドカラーのスリークドレスは、1920年代を彷ふつとさせる。

ナタリア・ブライアント

バスケットボール選手コービー・ブライアント(Kobe Bryant)の娘でモデルのナタリア・ブライアント(Natalia Bryant)は、「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」1992-93年秋冬コレクションのビンテージドレスを着用。アクセサリーはシルバーで統一し、シックなルックを完成させた。

ガブリエル・ユニオン

俳優のガブリエル・ユニオン(Gabrielle Union)は、「セリア クリスアリオティ(CELIA KRITHARIOTI)」2025年春夏コレクションからクリスタルの装飾が施されたホワイトドレスを着用。足元には「BETZABE」のクリアパンプスを合わせ、洗練されたルックに仕上げた。

タラジ・P・ヘンソン

俳優のタラジ・P・ヘンソン(Taraji P. Henson)は、「ジョナサン シンカイ(JONATHAN SIMKHAI)」2025-26年秋冬コレクションからワインレッドのストラップレスドレスとゴールドのバッグを着用。シューズには「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」、ゴールドで統一したジュエリーには「メシカ(MESSIKA)」を選んだ。

リサ・リナ

俳優のリサ・リナ(Lisa Lina)は、「ヴェトモン(VETEMENTS)」2025-26年秋冬コレクションから、フローラルのグラフィカルなデザインが目を引く深紫のドレスを着用。ボリューミーなドレスのシルエットと対比する形でヘアはピクシーカット、メイクはスモーキーアイで仕上げ、シックかつパンクなルックにまとめた。

受賞者一覧

名誉賞/「サンローラン」アンソニー・ヴァカレロ=クリエイティブ・ディレクター
レディ・トゥ・ウエア賞/「ディオティマ(DIOTIMA)」レイチェル・スコット(Rachel Scott)デザイナー
サステナビリティ賞/「クワメ アドゥセイ(KWAME ADUSEI)」ナナ・クワメ・アドゥセイ(Nana Kwame Adusei)デザイナー
アクセサリー賞/「クライド(CLYDE)」ダニ・グリフィス(Dani Griffiths)デザイナー
ジュエリー賞/「ベック(BECK)」Rebecca Zeijdel-Pazデザイナー
グラジュエイト賞/パーソンズ美術大学出身のニットウエアデザイナー、パトリック・テイラー(Patrick Taylor)

来場者スナップ

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「マーティンキム」の日本1号店が渋谷ミヤシタパークに 4月24日オープン

「マーティンキム」

韓国発の「マーティンキム(MATIN KIM)」は4月24日、渋谷のミヤシタパークに日本初の常設店をオープンする。売り場面積約38坪の店内には、新作の25年春夏コレクションやハイエンドライン「キムマーティン(KIMMATIN)」のアイテムのほか、同店限定のアイテムなどが並ぶ。

店内にはさまざまなアイテムが並ぶほか、ブランド特有のクリエイティブなムードを体感できるアートコラボレーションも実施。布地のさまざまなテクスチャーとレイヤーを用いて森を表現した、テキスタイルスタジオ「ファイブコンマ(FIVECOMMA)」によるインスタレーション作品を展示する。

「マーティンキム」は昨年11月、韓国最大のファッションECプラットフォーム「ムシンサ(MUSINSA)」と公式ディストリビューションパートナー契約を締結。今回の出店を機に「ムシンサ」が持つ経営資源を用いて、日本市場への本格進出を狙う。また、「ムシンサ」が韓国ブランドのグローバル公式パートナーとして海外に店舗を展開するのは、今回が初の試みとなる。

オープン記念のノベルティーや
限定のTシャツも用意

同店のオープンを祝して、ブランドのシグネチャーロゴをあしらったキーリングやエコバッグなど限定のノベルティーを用意するほか(4月27日まで)、同店限定のTシャツ(5577円)も販売する。

店舗情報

◼️「マーティンキム」渋谷店

オープン日:4月24日
時間:11:00〜21:00
場所:ミヤシタパーク ノース 2階
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10

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「マーティンキム」の日本1号店が渋谷ミヤシタパークに 4月24日オープン

「マーティンキム」

韓国発の「マーティンキム(MATIN KIM)」は4月24日、渋谷のミヤシタパークに日本初の常設店をオープンする。売り場面積約38坪の店内には、新作の25年春夏コレクションやハイエンドライン「キムマーティン(KIMMATIN)」のアイテムのほか、同店限定のアイテムなどが並ぶ。

店内にはさまざまなアイテムが並ぶほか、ブランド特有のクリエイティブなムードを体感できるアートコラボレーションも実施。布地のさまざまなテクスチャーとレイヤーを用いて森を表現した、テキスタイルスタジオ「ファイブコンマ(FIVECOMMA)」によるインスタレーション作品を展示する。

「マーティンキム」は昨年11月、韓国最大のファッションECプラットフォーム「ムシンサ(MUSINSA)」と公式ディストリビューションパートナー契約を締結。今回の出店を機に「ムシンサ」が持つ経営資源を用いて、日本市場への本格進出を狙う。また、「ムシンサ」が韓国ブランドのグローバル公式パートナーとして海外に店舗を展開するのは、今回が初の試みとなる。

オープン記念のノベルティーや
限定のTシャツも用意

同店のオープンを祝して、ブランドのシグネチャーロゴをあしらったキーリングやエコバッグなど限定のノベルティーを用意するほか(4月27日まで)、同店限定のTシャツ(5577円)も販売する。

店舗情報

◼️「マーティンキム」渋谷店

オープン日:4月24日
時間:11:00〜21:00
場所:ミヤシタパーク ノース 2階
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10

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「ヴィヴィアン・ウエストウッド」からきらめくパールのブレスレット型腕時計が限定登場

「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」は、ジュエリーのようにきらめく腕時計“ストランド パール ウォッチ”(13万7500円)を限定発売した。全国の「ヴィヴィアン・ウエストウッド」および「ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベル(VIVIENNE WESTWOOD RED LABEL)」店舗と公式オンラインストアで販売している。

パール×ローズゴールドでエレガントに

本アイテムは、1990-91年秋冬コレクション“ポートレート(Portrait)“で発表した”スリー ロウ パール バス レリーフ チョーカー“に着想しデザインした。3連に配したスワロフスキー製のグラスパールの中央には、スワロフスキー・クリスタルで装飾したオーブ型のケースを組み合わせ、ジュエリーのような印象に仕上げた。オーブは開閉式で、内部にはサテンのサンレイ仕上げの繊細なダイアルとスイス製のムーブメントを搭載。ローズゴールドカラーのメタルパーツで華やかにまとめた。

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香水×ヘアメイク フレグランスの「ショーレイヤード」と冨沢ノボル氏がコラボイベントを開催

フレグランスブランド「ショーレイヤード(SHOLAYERED)」とヘアメイクアップアーティストの冨沢ノボル氏がコラボしたアートイベント「アナザー アスペクト(ANOTHER ASPECT)」が4月10日〜5月9日、「ショーレイヤード」恵比寿本店で開催中だ。

同イベントは、「ショーレイヤード」の香水シリーズ“1945 オードトワレ”の7アイテムの香りのストーリーをヘアメイクアップアーティストの冨沢ノボル氏がヘアメイクアップと写真で表現したプロジェクト。恵比寿本店2階で、撮り下ろした7つの作品と香水シリーズがともに展示される。

イベントのメインビジュアルとなった“オレンジ”の香水のテーマは、孤独を愛する心地よさ。冨沢氏は、この香水を見て「彫刻的な感覚を感じ、そのメッセージを作りたいと思った」という。その表現を模索した結果、美容業界におけるゴールデンポイント(あごの先と両耳の最も高い部分を結んだ線と正中線が交わった点)に置くことになり、象徴的なスタイルが出来上がった。さらに、製品をクラシックな巻き髪で包み込み、彫刻のようなイメージで刷毛で白塗りをし、「静寂の中に光る彫刻的な美しさを演出した」(冨沢氏)という。

冨沢氏はこのコラボについて「自分は目に見える形あるものを作っていく仕事。だからこそ、目に見えないものを作る人がすごく興味深いし尊敬している。また、(美容業界に従事している中で)美の究極のところに行くと香水に結びつくと感じている。そういった意味でもうれしい取り組み」とコメント。「ショーレイヤード」の石坂将代表は「(冨沢氏と)お会いした瞬間からバイブスを感じ、発する言葉一言一言に僕の言いたかったことを言語化してくれているような感覚をもらった。最高のものを一緒に作ろうという運びになり、至ったイベントなので、ぜひ多くの人に見てほしい」と述べた。

◼️「Another Aspect」
日程:4月10日〜5月9日
場所:「ショーレイヤード」恵比寿本店
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-16-2恵比寿フラワーマンション1F

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「レペット」からスニーカー“テニス シルク” フェミニンなリボンをあしらったバレエコアな1足

「レペット(REPETTO)」は、スニーカー“テニス シルク(TENNIS SILK)”を発売する。価格は6万7100円。4月13日から「レペット」一部店舗および公式オンラインで順次販売する。

バレエ要素を掛け合わせた
スニーカー“テニス シルク”

スニーカー“テニス シルク”は、スニーカーとバレエシューズを掛け合わせ、なめらかなダブルサテンのリボンや薄い靴底、プリーツの入った履き口など、バレエを思わせる要素を随所にあしらう。サテンリボンは2色が付属する。

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「レペット」からスニーカー“テニス シルク” フェミニンなリボンをあしらったバレエコアな1足

「レペット(REPETTO)」は、スニーカー“テニス シルク(TENNIS SILK)”を発売する。価格は6万7100円。4月13日から「レペット」一部店舗および公式オンラインで順次販売する。

バレエ要素を掛け合わせた
スニーカー“テニス シルク”

スニーカー“テニス シルク”は、スニーカーとバレエシューズを掛け合わせ、なめらかなダブルサテンのリボンや薄い靴底、プリーツの入った履き口など、バレエを思わせる要素を随所にあしらう。サテンリボンは2色が付属する。

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「ウィゴー」の25年春夏ビジュアルにBOYNEXTDOORが登場 コラボしたオリジナルアイテムの発売も

「ウィゴー(WEGO)」は2025年春夏ビジュアルのモデルに韓国の6人組ボーイグループ、ボーイネクストドア(BOYNEXTDOOR)を起用し、4月18日からビジュアルを全国の店頭及び公式サイトで公開する。

ボーイネクストドアのオリジナルロゴをあしらったアイテム全5型

ビジュアルの公開を記念し、ボーイネクストドアとコラボしたオリジナルアイテムを発売する。ボーイネクストドアのオリジナルロゴを採用したメッシュ素材のナンバリングノースリーブ(4399円)、グラフィックTシャツ(3299円)、デニムショーツ(6599円)、ナップサック(4399円)、リストバンド(1429円)の全5型を用意。4月11日12時から公式オンラインストアで先行販売し、18日から「ウィゴー」の一部店舗で取り扱う。

また、撮り下ろしビジュアルを掲載したフリーマガジン“WEGO Magazine BOYNEXTDOOR特別版”も発行。ボーイネクストドアの夏オリジナルアイテムおよび、夏ビジュアル着用アイテム1点購入につき、1冊配布する。

そのほか、メンバーのコメント音声の店内放送、夏ビジュアルバージョンのフォトスポットの設置なども予定している。

ボーイネクストドアは、BTSなどが所属するハイブミュージックグループ(HYBE MUSIC GROUP)のレーベルであるKOZエンターテインメント(KOZ ENTERTAINMENT)から2023年にデビュー。グループ名は“隣の少年たち”という意味を持ち、“親しみやすく、自然な魅力で人々の心に寄り添っていく”という意味が込められている。デビュー112日目にしてアメリカビルボードのメーンアルバムチャート“ビルボード200”にチャートインするなど注目を集めている。

◼️「ウィゴー マガジン BOYNEXTDOOR特別版」配布について

期間:4月18日〜※なくなり次第終了
配布条件:ボーイネクストドアの夏オリジナルアイテムおよび、夏ビジュアル着用アイテム1点購入につき、1冊配布

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「ウィゴー」の25年春夏ビジュアルにBOYNEXTDOORが登場 コラボしたオリジナルアイテムの発売も

「ウィゴー(WEGO)」は2025年春夏ビジュアルのモデルに韓国の6人組ボーイグループ、ボーイネクストドア(BOYNEXTDOOR)を起用し、4月18日からビジュアルを全国の店頭及び公式サイトで公開する。

ボーイネクストドアのオリジナルロゴをあしらったアイテム全5型

ビジュアルの公開を記念し、ボーイネクストドアとコラボしたオリジナルアイテムを発売する。ボーイネクストドアのオリジナルロゴを採用したメッシュ素材のナンバリングノースリーブ(4399円)、グラフィックTシャツ(3299円)、デニムショーツ(6599円)、ナップサック(4399円)、リストバンド(1429円)の全5型を用意。4月11日12時から公式オンラインストアで先行販売し、18日から「ウィゴー」の一部店舗で取り扱う。

また、撮り下ろしビジュアルを掲載したフリーマガジン“WEGO Magazine BOYNEXTDOOR特別版”も発行。ボーイネクストドアの夏オリジナルアイテムおよび、夏ビジュアル着用アイテム1点購入につき、1冊配布する。

そのほか、メンバーのコメント音声の店内放送、夏ビジュアルバージョンのフォトスポットの設置なども予定している。

ボーイネクストドアは、BTSなどが所属するハイブミュージックグループ(HYBE MUSIC GROUP)のレーベルであるKOZエンターテインメント(KOZ ENTERTAINMENT)から2023年にデビュー。グループ名は“隣の少年たち”という意味を持ち、“親しみやすく、自然な魅力で人々の心に寄り添っていく”という意味が込められている。デビュー112日目にしてアメリカビルボードのメーンアルバムチャート“ビルボード200”にチャートインするなど注目を集めている。

◼️「ウィゴー マガジン BOYNEXTDOOR特別版」配布について

期間:4月18日〜※なくなり次第終了
配布条件:ボーイネクストドアの夏オリジナルアイテムおよび、夏ビジュアル着用アイテム1点購入につき、1冊配布

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“レスポートサック アトリエ”に2025年春夏新作 “宇宙”を思わせる輝きを軽やかに

“レスポートサック アトリエ(LESPORTSAC ATELIER)”が、2025年春夏の新作コレクションを発売する。今季のテーマは“コスモ(宇宙)”。ノスタルジックな宇宙空間にインスピレーションを得たデザインで、ブランドのアイデンティティーである軽量性と機能性に、メタリックホイルやスパンコール、デニム調生地など新素材を取り入れ、ファッション性を一段と高めた。

同ラインは、「レスポートサック(LESPORTSAC)」のニューヨークと東京のチームが共同で企画開発しており、洗練されたカラーと構築的なフォルムが特徴。カジュアルな中にフューチャリスティックなムードを加えたアイテムを展開する。4月16日からレスポートサック表参道フラッグシップストアおよび一部店舗、公式オンラインストアなどで販売する。

今季のアイコンとなるのが、パフィー素材を使用した“パフィーバックパック”だ。宇宙服のようなメタリックホイル生地の柔らかな質感と軽量さが魅力。今季のテーマ“コスモ”を軽やかに体現する。コンパクトながらも目を引く存在感があり、500mLのペットボトルを収められるなど容量もたっぷりだ。開閉しやすい巾着仕様で機能性も兼備する。

ふんわりしたパフィー入りのスクエア型トート“チェーントート”は、今季はビビッドなグリーンが効いたバンダナ柄を2サイズで展開。チェーンは取り外し可能で、斜めがけにも対応する。また、デニム風素材に斜めキルティングを施した“LG チェーン キルト トート”は、中綿をたっぷり入れて立体感と高級感を両立。A4サイズやPCも収納可能だ。

“2ウェイ チェーンミニバッグ”は、スパンコール素材のミニバッグにメタリックな合皮ストラップが付属する。ドレスにもデニムにも合わせやすく、クラッチ、ショルダー、ハンドバッグとスタイルの変化も自在。内側には小銭入れやカードホルダーを備え、ミニ財布としても活躍する。

ベルトハンドルが印象的な“ベルト ドロースト トート”は、開閉部分が巾着仕様にアップデートされ、セキュリティー面も向上。ハンドルの長さは5段階調整可能で、ゴールドのハトメがアクセントに。また、ナチュラルとモダンが融合したスタイルの“MEDバンブートート W/ST”は、舟形トートにリアルバンブーのハンドルをあしらい、春夏らしい抜け感を演出。バッグの色に調和するストラップが付属し、斜めがけや肩かけなど多彩な持ち方が可能だ。

そのほかにもメタリックやエクリュのラフィア調、デニム調素材で丸みのあるフォルムが魅力の“ドローストリングバッグ”や、フィッシュネット風のコットン素材に巾着を合わせた“ネットバッグ”など、軽さと機能性を備えながら、ファッションアイテムとしても活躍するバッグが多数登場する。

4月16日からは表参道フラッグシップストアで、コレクションの世界観を表現したショップインショップを開催。また、ジェイアール名古屋タカシマヤ、バーニーズ ニューヨーク銀座本店および六本木店、マルティニーク ルコント ルミネ新宿、ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア店、二子玉川店、ルミネ横浜店ではポップアップを実施する。

問い合わせ先
レスポートサックジャパン
0120-141-333

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“レスポートサック アトリエ”に2025年春夏新作 “宇宙”を思わせる輝きを軽やかに

“レスポートサック アトリエ(LESPORTSAC ATELIER)”が、2025年春夏の新作コレクションを発売する。今季のテーマは“コスモ(宇宙)”。ノスタルジックな宇宙空間にインスピレーションを得たデザインで、ブランドのアイデンティティーである軽量性と機能性に、メタリックホイルやスパンコール、デニム調生地など新素材を取り入れ、ファッション性を一段と高めた。

同ラインは、「レスポートサック(LESPORTSAC)」のニューヨークと東京のチームが共同で企画開発しており、洗練されたカラーと構築的なフォルムが特徴。カジュアルな中にフューチャリスティックなムードを加えたアイテムを展開する。4月16日からレスポートサック表参道フラッグシップストアおよび一部店舗、公式オンラインストアなどで販売する。

今季のアイコンとなるのが、パフィー素材を使用した“パフィーバックパック”だ。宇宙服のようなメタリックホイル生地の柔らかな質感と軽量さが魅力。今季のテーマ“コスモ”を軽やかに体現する。コンパクトながらも目を引く存在感があり、500mLのペットボトルを収められるなど容量もたっぷりだ。開閉しやすい巾着仕様で機能性も兼備する。

ふんわりしたパフィー入りのスクエア型トート“チェーントート”は、今季はビビッドなグリーンが効いたバンダナ柄を2サイズで展開。チェーンは取り外し可能で、斜めがけにも対応する。また、デニム風素材に斜めキルティングを施した“LG チェーン キルト トート”は、中綿をたっぷり入れて立体感と高級感を両立。A4サイズやPCも収納可能だ。

“2ウェイ チェーンミニバッグ”は、スパンコール素材のミニバッグにメタリックな合皮ストラップが付属する。ドレスにもデニムにも合わせやすく、クラッチ、ショルダー、ハンドバッグとスタイルの変化も自在。内側には小銭入れやカードホルダーを備え、ミニ財布としても活躍する。

ベルトハンドルが印象的な“ベルト ドロースト トート”は、開閉部分が巾着仕様にアップデートされ、セキュリティー面も向上。ハンドルの長さは5段階調整可能で、ゴールドのハトメがアクセントに。また、ナチュラルとモダンが融合したスタイルの“MEDバンブートート W/ST”は、舟形トートにリアルバンブーのハンドルをあしらい、春夏らしい抜け感を演出。バッグの色に調和するストラップが付属し、斜めがけや肩かけなど多彩な持ち方が可能だ。

そのほかにもメタリックやエクリュのラフィア調、デニム調素材で丸みのあるフォルムが魅力の“ドローストリングバッグ”や、フィッシュネット風のコットン素材に巾着を合わせた“ネットバッグ”など、軽さと機能性を備えながら、ファッションアイテムとしても活躍するバッグが多数登場する。

4月16日からは表参道フラッグシップストアで、コレクションの世界観を表現したショップインショップを開催。また、ジェイアール名古屋タカシマヤ、バーニーズ ニューヨーク銀座本店および六本木店、マルティニーク ルコント ルミネ新宿、ジャーナル スタンダード 渋谷スクランブルスクエア店、二子玉川店、ルミネ横浜店ではポップアップを実施する。

問い合わせ先
レスポートサックジャパン
0120-141-333

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「ジーユー」×ポケモン ピクセルアートデザインのメンズ・キッズアイテムを発売

「ジーユー(GU)」は4月25日、ポケモンとコラボレーションしたスペシャルコレクションを、「ジーユー」店舗及びオンラインストアで発売する。価格は390円~2990円で、メンズ全6種、キッズ全5種がそろう。

同コレクションのテーマは、“ポケモンとの出会い”と“冒険”。ピクセルアートのポケモンを、初夏のレジャーシーズンにぴったりなアイテムにデザインした。

メンズコレクション

メンズは、人気のスエットTシャツにポケモンを刺しゅうしたアイテムや、サコッシュなどをラインアップ。“ポケモンとの出会い”を思い出し、懐かしい気持ちになるカントー地方のポケモンが登場する。

キッズコレクション

キッズは、“冒険”をテーマに、畳んで収納するとモンスターボールのデザインになるUVカット機能付きのパーカや、ドライ機能付きのアクティブショーツ、メッシュキャップなど、毎日の通学やアクティブなシーンで活躍するアイテム用意する。

また、メンズ、キッズともにラウンジセットも展開する。

4月11日〜5月8日には、マロニエゲート銀座店、渋谷店、名古屋ゲートタワー店限定で、ウィンドウ装飾とアイテムの先行展示を実施する。

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コーセー“雪肌精 ブルー”と“プレディア ブルー”日本1号店を有楽町マルイにオープン

コーセーは4月24日、新シリーズ“雪肌精 ブルー(SEKKISEI BLUE)”と“プレディア ブルー(PREDIA BLUE)”の日本初となる直営店を有楽町マルイにオープンする。

新シリーズは、ナチュラル・クリーンビューティ市場に向けて商品を展開。“雪肌精 ブルー”は東洋発想を基に “美しさの巡り”に着目し、一人ひとりの肌質や体質に合った商品をラインアップする。“プレディア ブルー”では、ミネラルに富み、優れた皮脂吸着力と毛穴浄化効果のある「国産海泥タナクラクレイ」を共通配合するほか、海泥や海洋深層水、海藻など、海の天然由来素材を配合した製品を用意する。

環境に配慮した店舗デザイン

新店舗では、同2シリーズの製品を先行販売。また、他店舗に先駆けて使用済みの空容器を回収するボックスを常設した。使用済み化粧品容器を“資源”と捉えて回収し、分別、洗浄、乾燥、粉砕を行いリサイクルする取り組みを進める。

店内は、“地球の恵み”、“自らの美の発見”、 “洗練された日本的要素”をコンセプトにデザイン。什器や柱に、沖縄の海から採取した風化造礁サンゴを主原材料とした左官材を土や鉱物から作られる天然無機顔料で着色した天然素材を使用する。このほかにも、壁面の一部に再生率30%のリサイクルガラスを採用するなど環境に配慮した空間に仕上げる。

■雪肌精 BLUE 有楽町マルイ店

オープン日:4月24日
時間:11:00~20:00
住所:東京都千代田区有楽町2丁目7-1 1階

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「ヘインズ」と「GDC」が初コラボ 白と黒の2枚入りパックTシャツを発売

「ヘインズ(HANES)」は4月11日、熊谷隆志が手掛けるストリートブランド「ジーディーシー(GDC)」と初のコラボレーションアイテムを発売する。同日12時から両ブランドの公式オンラインストアおよび、「ジーディーシー」の代官山フラッグシップストアで扱う。キャンペーンビジュアルには俳優の窪塚洋介を起用。撮影は熊谷氏が担当した。

“最高の白T”と“最高の黒T”がセットに

同コラボでは、ホワイトとブラックのTシャツ各1枚ずつをセットで梱包したパックTシャツを販売する。価格は9900円。「ヘインズ」の“最高の白T”を追求した“Hanes T-SHIRTS SHIRO”と、“最高の黒T”を追求した“Hanes T-SHIRTS KURO”をベースに採用。それぞれネック中央部分にウイングモチーフを、右裾に「ジーディーシー」のシンボルマークである“STAモチーフ”をボディーと同色の刺しゅうであしらったコラボ仕様だ。

■製品情報

”パックTシャツ”
価格:9900円
ヘインズ 公式オンラインストア>>

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【2025年夏コスメ】「ヴィセ」が抜け感で魅せるアイブロウアイテム3種を発売 “粘膜リップ”の限定色も

「ヴィセ(VISEE)」は5月16日、“フラッフ デザイン アイブロウ(FLUFF DESIGN EYEBROW)”をテーマに、2025年夏コレクションを発売する。アンニュイな雰囲気の眉をかなえるアイブロウアイテムのマスカラやパウダー、ペンシルのほか、むっちりとした唇に仕上げるリップスティック“ネンマクフェイク ルージュ”(各1540円)の限定色をそろえる。

“フラッフデザイン アイブロウカラー”

ひと塗りでカラーリングしたような仕上がりが長時間続く“フラッフデザイン アイブロウカラー”(1100円)は、柔らかな立体眉を演出する高発色のアイブロウマスカラ。速乾性に優れたみずみずしいベースを採用し、重ねてもごわつかない。ボリュームアップする柔らかな繊維を配合したことで、毛が立ちあがったような立体的でふんわりした眉に導く。カラーはアプリコットベージュをメインカラーに、髪色に合わせた全4色を展開する。

“フラッフデザイン アイブロウパウダー”

“フラッフデザイン アイブロウパウダー”(全4種、各1320円)は、重ねて美しいグラデーションを作る4色セットのアイブロウパウダー。オイルコーティングしたパウダーが地肌に密着し、高発色ながらもふんわりとぼかしやすく、綿毛のようにふんわりとした眉メイクを演出する。カラーはブラウン系やピンクブラウン系、アッシュブラウン系などの全4種。

“アイブロウペンシルS”

“アイブロウペンシルS”(594円)は、温かみのあるベージュ系の限定色が登場する。黄み系の“アプリコットベージュ”と赤み系の“ピンクベージュ”の2色で、1.5mmの細芯で細かい部分も1本1本描き足すように描ける。

“ネンマクフェイク ルージュ”

粘膜のような色や質感を再現した粘膜色が人気の“ネンマクフェイク ルージュ”からは、フレッシュで明るい印象を与える限定色が登場。明るく印象的なコーラルレッド“移り気なダリア”と、穏やかで甘さのあるピンク“一途なピオニー”の2色をそろえる。じんわりとした血色感と適度な艶感で、どんな肌にもなじみやすいのが魅力的だ。

製品一覧

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「ロレアル パリ」の仏アンバサダーに「エミリー、パリへ行く」のフィリピーヌ・ルロワ・ボリュー

ロレアルはこのほど、Netflixシリーズ「エミリー、パリへ行く」にも出演した俳優でプロデューサーのフィリピーヌ・ルロワ・ボリュー(Philippine Leroy Beaulieu)を「ロレアル パリ(L’OREAL PARIS)」のフランスアンバサダーに起用した。6月9日に、同氏が出演する“エイジ パーフェクト コラーゲン エクスパート”の新キャンペーンを公開する。

アンバサダーの就任についてルロワ・ボリューは、「とても驚いたわ。何でも知っている偉大な賢者というわけではないけれど、人々に共有できると思うことを共有するつもり。それは素晴らしいことだし、私は『ロレアル パリ』が女性たちにもたらすものが大好きなの」と話す。さらに、「アンバサダーとして伝えたいメッセージは、自分や他人を追い込むのはやめましょう、ということ。私たちは非常に偏った社会に生きていて、人々を非難し、追い込んでいる。その方が世界を理解しやすいし、楽だとは思う。でもそれは私たちをあらゆるものから、そして互いから切り離してしまう。私は固く閉ざしているドアを緩め、開くことができると思うの」と述べ、「人の年齢についても同じことが言える。人生はさまざまな経験の連続のようなもの。数字とは関係ない。年齢についてはソフトでクールでありましょう。柔軟さが大事よ」と続けた。

また、ルロワ・ボリューは子どものころからスキンケアにこだわっていたという。「祖母に連れられて、エステティックサロンに行ったのを覚えているわ」と10代のころを振り返る。「昔からクリームが好きだったの。化粧はあまりしなくて、仕事のためね。私生活ではマスカラだけ」と話した。

マリー・ジュリー・モノ(Marie Julie Monnot)=「ロレアル パリ」フランス担当ジェネラルマネジャーは、「フィリピーヌは“フレンチ・シック”を体現する存在としてフランス国内外のあらゆる世代に知られている。自分の価値観を信じることができる居場所を提供するというブランドのミッションと共鳴する、自由奔放な美の持ち主。年齢を強みとして大胆に謳歌することで自由の意識を広め、世界中の女性たちの真のインスピレーション源となる」と述べる。

フィリピーヌ・ルロワ ・ボリュー とは

ルロワ ・ボリューはアーティスト一家の中ローマで育ち、16歳でパリへ移住。演劇の勉強を始め、俳優を志すようになった。1983年公開のロジェ・ヴァディム(Roger Vadim)監督によるコメディードラマ映画「さよなら夏のリセ」でデビュー。2年後、コリーヌ・セロー(Coline Serreau)監督によるコメディー映画「赤ちゃんに乾杯!」でセザール助演女優賞にノミネートされたことがターニングポイントとなった。

今後の活動についてルロワ ・ボリューは、「『エミリー、パリへ行く』のシーズン5を撮影した後、夏に新たなプロジェクトの撮影がある。9月か10月にまた何かあるんだけれど、まだヒミツ」と話す。一方で同氏は、来年予定されているプロジェクトに言及した。「ダークなスリラーは挑戦したことがないし、面白そうだと思っているの。今後もたくさんの計画があるから楽しみ」と語った。

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「ロレアル パリ」の仏アンバサダーに「エミリー、パリへ行く」のフィリピーヌ・ルロワ・ボリュー

ロレアルはこのほど、Netflixシリーズ「エミリー、パリへ行く」にも出演した俳優でプロデューサーのフィリピーヌ・ルロワ・ボリュー(Philippine Leroy Beaulieu)を「ロレアル パリ(L’OREAL PARIS)」のフランスアンバサダーに起用した。6月9日に、同氏が出演する“エイジ パーフェクト コラーゲン エクスパート”の新キャンペーンを公開する。

アンバサダーの就任についてルロワ・ボリューは、「とても驚いたわ。何でも知っている偉大な賢者というわけではないけれど、人々に共有できると思うことを共有するつもり。それは素晴らしいことだし、私は『ロレアル パリ』が女性たちにもたらすものが大好きなの」と話す。さらに、「アンバサダーとして伝えたいメッセージは、自分や他人を追い込むのはやめましょう、ということ。私たちは非常に偏った社会に生きていて、人々を非難し、追い込んでいる。その方が世界を理解しやすいし、楽だとは思う。でもそれは私たちをあらゆるものから、そして互いから切り離してしまう。私は固く閉ざしているドアを緩め、開くことができると思うの」と述べ、「人の年齢についても同じことが言える。人生はさまざまな経験の連続のようなもの。数字とは関係ない。年齢についてはソフトでクールでありましょう。柔軟さが大事よ」と続けた。

また、ルロワ・ボリューは子どものころからスキンケアにこだわっていたという。「祖母に連れられて、エステティックサロンに行ったのを覚えているわ」と10代のころを振り返る。「昔からクリームが好きだったの。化粧はあまりしなくて、仕事のためね。私生活ではマスカラだけ」と話した。

マリー・ジュリー・モノ(Marie Julie Monnot)=「ロレアル パリ」フランス担当ジェネラルマネジャーは、「フィリピーヌは“フレンチ・シック”を体現する存在としてフランス国内外のあらゆる世代に知られている。自分の価値観を信じることができる居場所を提供するというブランドのミッションと共鳴する、自由奔放な美の持ち主。年齢を強みとして大胆に謳歌することで自由の意識を広め、世界中の女性たちの真のインスピレーション源となる」と述べる。

フィリピーヌ・ルロワ ・ボリュー とは

ルロワ ・ボリューはアーティスト一家の中ローマで育ち、16歳でパリへ移住。演劇の勉強を始め、俳優を志すようになった。1983年公開のロジェ・ヴァディム(Roger Vadim)監督によるコメディードラマ映画「さよなら夏のリセ」でデビュー。2年後、コリーヌ・セロー(Coline Serreau)監督によるコメディー映画「赤ちゃんに乾杯!」でセザール助演女優賞にノミネートされたことがターニングポイントとなった。

今後の活動についてルロワ ・ボリューは、「『エミリー、パリへ行く』のシーズン5を撮影した後、夏に新たなプロジェクトの撮影がある。9月か10月にまた何かあるんだけれど、まだヒミツ」と話す。一方で同氏は、来年予定されているプロジェクトに言及した。「ダークなスリラーは挑戦したことがないし、面白そうだと思っているの。今後もたくさんの計画があるから楽しみ」と語った。

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創業以来毎年3倍成長を継続  LVMHが出資するノンアルコール「フレンチ・ブルーム」創業夫妻に聞くブランディング

PROFILE: 左から、ロドルフ・フレールジャン・テタンジェ、マギー・フレールジャン・テタンジェ / フレンチ・ブルームCEO、創始者

左から、ロドルフ・フレールジャン・テタンジェ、マギー・フレールジャン・テタンジェ / フレンチ・ブルームCEO、創始者
PROFILE: ロドルフは、フランス生まれ。シャンパーニュメゾン「テタンジェ」の創業者のひ孫。シャンパーニュ地方で育ち、兄弟のギョーム、リチャードと共にグランクリュとプルミエ・クリュのシャンパーニュ「フレールジャン・フレール」を手掛ける。また、1767年創業のコニャックメゾン「クタンソー・エネ」を復活させた。2019年に妻のマギーと立ち上げた「フレンチ・ブルーム」ではCEOとしてあらゆる製造技術とノウハウを注ぎ込んでいる。マギーは、ニューヨーク生まれ。「ミシュランガイド」でキャリアを積み、妊娠をきっかけに友人のスーパーモデルであるコンスタンス・ジャブロンスキーとフレンチ・ブルームを創業 PHOTO:SHUHEI SHINE

フランス発ノンアルコール・スパークリングワイン「フレンチ・ブルーム(FRENCH BLOOM)」から新作“エクストラ・ブリュット”が登場した。アルコール、糖質、亜硫酸塩はゼロで、わずか1カロリー。オーガニックのシャルドネを使用した酸味とミネラルが融合した複雑な味わいが特徴だ。新作発売を記念し、20周年を迎えた「マンダリン オリエンタル 東京(MANDARIN ORIENTAL TOKYO)」(以下、マンダリン)と協業で24日まで、同ホテルでペアリングコースやピクニックセットなどを提供。「マンダリン」の野坂昭彦ディレクターオブワインは、「ブドウの旨味が感じられ、自信を持って薦められるノンアルコールだ」とコメントしている。

「フレンチ・ブルーム」は2019年に「ミシュランガイド」出身のマギー・フレールジャン・テタンジェ創始者とシャンパン「テタンジェ(TAITTINGER)」の創設者のひ孫であるロドルフ・フレールジャン・テタンジェ最高責任者(CEO)が創業。創業のきっかけは、マギーの妊娠。市場に出回っているノンアルコールワインは糖度が高く食事には不向きだった。そこで、食事とペアリングできる「フレンチ・ブルーム」を考案し、シャンパン造りのノウハウと革新により試行錯誤を重ねて完成させた。その複雑な香りと味わいにより、一流ホテルやレストランが選ぶノンアルコールワイン。「フレンチ・ブルーム」は、昨年10月には、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)が出資する初のノンアルコールのブランドになった。イベントのために来日した、テタンジェ夫妻に今後の戦略について聞いた。

フルコースにペアリングできるノンアルコール

WWD:新作“エクストラ・ブリュット(以下、ブリュット)”の特徴は?

ルドルフ・ フレールジャン・テタンジェ=フレンチ・ブルームCEO(以下、ルドルフ):脱アルコールの試行錯誤を重ね、ラングドック地方のリムーのブドウを採用している。このテロワールの土壌を感じさせる爽やかでミネラル感のある味わいだ。酸化を最小限に抑え、木樽で熟成。製造のレベルを引き上げたので、より複雑かつ余韻が感じられる。ドライで、酸味と塩味があり、食事とのペアリングにふさわしい。ホタテなどの魚介料理にぴったりで、子牛やラムなどのメインコースにも合うワインだ。

WWD:現在の商品のラインアップは?

マギー・ジャンフレール・テタンジェ フレンチ・ブルーム創始者(以下、マギー):4種類。“ル・ロゼ”ル・ブラン”“ラ・キュヴェ・ヴィンテージ2022(以下、ラ・キュヴェ)”に”ブリュット“が加わった。“ル・ブラン”は祝賀を含めた乾杯にふさわしく、“ル・ロゼ”はデザートに合う。“ブリュット”は食事に合うので、スパークリングだが、どちらかというとワイン的な存在、“ラ・キュヴェ”は、熟成した深みのある味わいが特徴。この4つのラインアップがあれば、フルコースにペアリングができる。

WWD:ターゲットと実際の購入層は?

マギー:当初、ターゲットは妊婦や健康的、宗教的理由から飲酒ができない人を想定していた。ところが実際の購入者の8割は、フレキシ・ドリンカー。全体の7割が女性で、年齢は20〜50代と幅広い。ノンアルコールであっても、ふくよかな味わいを求める層に選ばれている。“ラ・キュヴェ”は男性の割合が高く、ワインが好きなシャンパン愛飲家から支持されている。“ブリュット”はあらゆる人に好まれると思う。

ノンアルコール市場の広がりにより毎年3倍成長

WWD:現在何ヵ国で販売しているか?トップ3の市場は?

ルドルフ:50カ国以上。1位がフランス、2位がアメリカ、3位がイギリスと日本。日本はワインの愛好家が多く、大きなポテンシャルがある市場だ。

WWD:創業してからの売上高の推移は?

ルドルフ:創業以来、毎年3倍成長している。大きな要因は、飲酒に対する文化の変化が理由だ。世界中の消費者が節度ある飲酒をするようになり、味に妥協しない洗練されたノンアルコールドリンクの選択肢を求めるようになったのが大きい。また、ワイン同様の香り、味わいの深みを出すためにテロワールから製造までこだわり、高級ホテルやミシュラン星付きレストランなどで選ばれるようになった。ロンドンの「ハロッズ(HARRODS)」やパリの「ギャラリー・ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE)」など高級百貨店でも販売されている。それにより、ブランドの魅力や信頼性が高まっている。

WWD:ブランドの認知度アップのために行っていることは?

マギー:パリ・ファッション・ウィークや音楽の祭典「ブリット・アワード(BRIT AWARDS)」、音楽フェスティバル「コーチェラ(COACHELLA)」などに参加している。このような活動を通して、ファッションやスポーツ、文化、ビジネスで影響のある人々とのコミュニティーを築いてきた。「マンダリン」といった素晴らしいパートーナーとのコラボレーションもその一環だ。

LVMHのサポートでノンアルコールのプレミアムメゾンに

WWD:LVMHの出資比率は?初のノンアルコールブランドへの出資だが?

ルドルフ:30%。LVMHはノンアルコールという新しいカテゴリーに可能性を感じたのだと思う。また、「フレンチ・ブルーム」は、単なるシャンパンやワインの代替品を提供するのではなく、リムーのテロワールに根ざし、研究開発を行い独自の製造法(サヴォワフェール)を生み出した。一過性ではなく、長期的視野でメゾンとしての完璧さを求め歩んでいる点に関心を持ってもらえたのだと思う。

WWD:LVMHのパートナーシップに期待することは?

ルドルフ:新市場進出や市場拡大の大きな鍵になる。また、いかに、より良い商品を作るかというサヴォワフェールを深めるための研究開発も積極的にサポートしてもらえると思う。

WWD:今後のノンアルコール市場については?

ルドルフ:ノンアルコール市場は、もはやニッチではなくムーブメントとして捉えるべきだ。あらゆるカテゴリーにおいて、品質や経験を犠牲にしないラグジュアリーが求められる時代。「フレンチ・ブルーム」は、革新的な製造方法により、ノンアルコールでありながら高級ワインと同様に複雑なスパークリングワインを提供している。ノンアルコールのプレミアムブランドとして、味はもちろんのこと、ブランド体験両方を提供していきたい。

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創業以来毎年3倍成長を継続  LVMHが出資するノンアルコール「フレンチ・ブルーム」創業夫妻に聞くブランディング

PROFILE: 左から、ロドルフ・フレールジャン・テタンジェ、マギー・フレールジャン・テタンジェ / フレンチ・ブルームCEO、創始者

左から、ロドルフ・フレールジャン・テタンジェ、マギー・フレールジャン・テタンジェ / フレンチ・ブルームCEO、創始者
PROFILE: ロドルフは、フランス生まれ。シャンパーニュメゾン「テタンジェ」の創業者のひ孫。シャンパーニュ地方で育ち、兄弟のギョーム、リチャードと共にグランクリュとプルミエ・クリュのシャンパーニュ「フレールジャン・フレール」を手掛ける。また、1767年創業のコニャックメゾン「クタンソー・エネ」を復活させた。2019年に妻のマギーと立ち上げた「フレンチ・ブルーム」ではCEOとしてあらゆる製造技術とノウハウを注ぎ込んでいる。マギーは、ニューヨーク生まれ。「ミシュランガイド」でキャリアを積み、妊娠をきっかけに友人のスーパーモデルであるコンスタンス・ジャブロンスキーとフレンチ・ブルームを創業 PHOTO:SHUHEI SHINE

フランス発ノンアルコール・スパークリングワイン「フレンチ・ブルーム(FRENCH BLOOM)」から新作“エクストラ・ブリュット”が登場した。アルコール、糖質、亜硫酸塩はゼロで、わずか1カロリー。オーガニックのシャルドネを使用した酸味とミネラルが融合した複雑な味わいが特徴だ。新作発売を記念し、20周年を迎えた「マンダリン オリエンタル 東京(MANDARIN ORIENTAL TOKYO)」(以下、マンダリン)と協業で24日まで、同ホテルでペアリングコースやピクニックセットなどを提供。「マンダリン」の野坂昭彦ディレクターオブワインは、「ブドウの旨味が感じられ、自信を持って薦められるノンアルコールだ」とコメントしている。

「フレンチ・ブルーム」は2019年に「ミシュランガイド」出身のマギー・フレールジャン・テタンジェ創始者とシャンパン「テタンジェ(TAITTINGER)」の創設者のひ孫であるロドルフ・フレールジャン・テタンジェ最高責任者(CEO)が創業。創業のきっかけは、マギーの妊娠。市場に出回っているノンアルコールワインは糖度が高く食事には不向きだった。そこで、食事とペアリングできる「フレンチ・ブルーム」を考案し、シャンパン造りのノウハウと革新により試行錯誤を重ねて完成させた。その複雑な香りと味わいにより、一流ホテルやレストランが選ぶノンアルコールワイン。「フレンチ・ブルーム」は、昨年10月には、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)が出資する初のノンアルコールのブランドになった。イベントのために来日した、テタンジェ夫妻に今後の戦略について聞いた。

フルコースにペアリングできるノンアルコール

WWD:新作“エクストラ・ブリュット(以下、ブリュット)”の特徴は?

ルドルフ・ フレールジャン・テタンジェ=フレンチ・ブルームCEO(以下、ルドルフ):脱アルコールの試行錯誤を重ね、ラングドック地方のリムーのブドウを採用している。このテロワールの土壌を感じさせる爽やかでミネラル感のある味わいだ。酸化を最小限に抑え、木樽で熟成。製造のレベルを引き上げたので、より複雑かつ余韻が感じられる。ドライで、酸味と塩味があり、食事とのペアリングにふさわしい。ホタテなどの魚介料理にぴったりで、子牛やラムなどのメインコースにも合うワインだ。

WWD:現在の商品のラインアップは?

マギー・ジャンフレール・テタンジェ フレンチ・ブルーム創始者(以下、マギー):4種類。“ル・ロゼ”ル・ブラン”“ラ・キュヴェ・ヴィンテージ2022(以下、ラ・キュヴェ)”に”ブリュット“が加わった。“ル・ブラン”は祝賀を含めた乾杯にふさわしく、“ル・ロゼ”はデザートに合う。“ブリュット”は食事に合うので、スパークリングだが、どちらかというとワイン的な存在、“ラ・キュヴェ”は、熟成した深みのある味わいが特徴。この4つのラインアップがあれば、フルコースにペアリングができる。

WWD:ターゲットと実際の購入層は?

マギー:当初、ターゲットは妊婦や健康的、宗教的理由から飲酒ができない人を想定していた。ところが実際の購入者の8割は、フレキシ・ドリンカー。全体の7割が女性で、年齢は20〜50代と幅広い。ノンアルコールであっても、ふくよかな味わいを求める層に選ばれている。“ラ・キュヴェ”は男性の割合が高く、ワインが好きなシャンパン愛飲家から支持されている。“ブリュット”はあらゆる人に好まれると思う。

ノンアルコール市場の広がりにより毎年3倍成長

WWD:現在何ヵ国で販売しているか?トップ3の市場は?

ルドルフ:50カ国以上。1位がフランス、2位がアメリカ、3位がイギリスと日本。日本はワインの愛好家が多く、大きなポテンシャルがある市場だ。

WWD:創業してからの売上高の推移は?

ルドルフ:創業以来、毎年3倍成長している。大きな要因は、飲酒に対する文化の変化が理由だ。世界中の消費者が節度ある飲酒をするようになり、味に妥協しない洗練されたノンアルコールドリンクの選択肢を求めるようになったのが大きい。また、ワイン同様の香り、味わいの深みを出すためにテロワールから製造までこだわり、高級ホテルやミシュラン星付きレストランなどで選ばれるようになった。ロンドンの「ハロッズ(HARRODS)」やパリの「ギャラリー・ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE)」など高級百貨店でも販売されている。それにより、ブランドの魅力や信頼性が高まっている。

WWD:ブランドの認知度アップのために行っていることは?

マギー:パリ・ファッション・ウィークや音楽の祭典「ブリット・アワード(BRIT AWARDS)」、音楽フェスティバル「コーチェラ(COACHELLA)」などに参加している。このような活動を通して、ファッションやスポーツ、文化、ビジネスで影響のある人々とのコミュニティーを築いてきた。「マンダリン」といった素晴らしいパートーナーとのコラボレーションもその一環だ。

LVMHのサポートでノンアルコールのプレミアムメゾンに

WWD:LVMHの出資比率は?初のノンアルコールブランドへの出資だが?

ルドルフ:30%。LVMHはノンアルコールという新しいカテゴリーに可能性を感じたのだと思う。また、「フレンチ・ブルーム」は、単なるシャンパンやワインの代替品を提供するのではなく、リムーのテロワールに根ざし、研究開発を行い独自の製造法(サヴォワフェール)を生み出した。一過性ではなく、長期的視野でメゾンとしての完璧さを求め歩んでいる点に関心を持ってもらえたのだと思う。

WWD:LVMHのパートナーシップに期待することは?

ルドルフ:新市場進出や市場拡大の大きな鍵になる。また、いかに、より良い商品を作るかというサヴォワフェールを深めるための研究開発も積極的にサポートしてもらえると思う。

WWD:今後のノンアルコール市場については?

ルドルフ:ノンアルコール市場は、もはやニッチではなくムーブメントとして捉えるべきだ。あらゆるカテゴリーにおいて、品質や経験を犠牲にしないラグジュアリーが求められる時代。「フレンチ・ブルーム」は、革新的な製造方法により、ノンアルコールでありながら高級ワインと同様に複雑なスパークリングワインを提供している。ノンアルコールのプレミアムブランドとして、味はもちろんのこと、ブランド体験両方を提供していきたい。

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「無印良品」が香川県豊島に2棟目の「ムジベース」をオープン モダンな空間でアートを堪能

「無印良品」を展開する良品計画は4月18日、民家や遊休不動産をリノベーションした滞在型宿泊施設「ムジベース(MUJI BASE)」の第4弾として、香川県の豊島(てしま)に「ムジベース テシマ Ⅱ(MUJI BASE TESHIMA Ⅱ)」をオープンする。豊島に「ムジベース」ができるのは昨年4月にオープンした「ムジベーステシマ(MUJI BASE TESHIMA)」に次いで2棟目。同施設は現在、宿泊予約プラットフォーム「Airbnb」で予約を受け付けている。

「無印良品」の世界観とアートが融合した空間を提供

同施設は、良品計画が豊島の高台にある「井奥条(いのくじょ)」の集落に残る空き家を活用し、内装の企画・デザインを行なった。既存の天井を取り除き、梁を見せることで、天井高を確保し、開放的な空間に仕上げた。

和室は、敷居、鴨居、床柱などの伝統的な要素を残しつつ、麻畳を用いて清潔感のある雰囲気に仕上げた。ベッドやキッチン、洗面台には自社の製品を取り入れたほか、良品計画が展開するインテリアブランド「イデー(IDEE)」が選定した、日本の古家具やモダンデザインの照明、古材を使用してリメイクしたテーブルやウオールシェルフ、瀬戸内周辺で活動する作家によるアートワークなどを配置。「無印良品」の世界観とアートが融合した空間をしつらえた。

さらに同施設は、“木の響きがとけこみ、豊かな日常を紡ぐ”をコンセプトに掲げる、JVCケンウッドのスピーカープロジェクトと協働。室内に置くスピーカーは、同施設をリノベーションする前に使用していた柱の角材や、廃家具になるはずだったタンスの一部を活用し製作した。

豊島は瀬戸内海の東部、小豆島の西方3.7kmに位置する、人口約760人の島。2010年には豊島美術館がオープンするなど、現代アートが盛んな島として注目を集めている。

施設詳細

◼️ムジベース テシマ Ⅱ

オープン日:4月18日
住所:香川県小豆郡土庄町豊島家浦字宮ノ中2556番地
人数:最大4人
宿泊:1泊1棟2人利用4万9000円〜※3人以上での利用は3人目から1人1泊につき5000円追加、2泊以上する場合は清掃費1万5000円追加
チェックイン:15:00〜17:00
チェックアウト:10:00
予約:宿泊予約プラットフォーム「Airbnb」から

予約サイト

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新入社員に知ってほしい業界基礎知識

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年4月7日号からの抜粋です)

横山:ファッション&ビューティ企業で働き始める新入社員に業界の基礎知識を知ってもらいたいと始めた、毎年4月初めの恒例企画です。僕が担当になって今回で2回目。ビジネスの側面を大事にしたいと考え、データブック色を濃くして、数字から規模感を把握してもらう形にしています。今年も約70社を紹介しています。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は知っているけれど、その親会社がLVMHで、同じグループに「ディオール(DIOR)」や「ロエベ(LOEWE)」「フェンディ(FENDI)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」もあるといったことなど、新人にとって発見にあふれていると思います。

牧田:今年は企業データに売上高の前年比も加えていて、その企業の成長・低迷が一目瞭然。私は国内のビューティ企業をまとめるページを担当しましたが、多くの企業が中国の市場低迷の打撃を受けていて、厳しい状況です。見開きでコンパクトにまとめると、そういうことが伝わりやすいですよね。落ち込んでいる企業の低迷原因と伸びている企業の好調の理由が分かると思います。

社員同士の会話のネタにしてほしい

横山:数字にフォーカスしたり、企業の解説が多いけれど、商品軸や店舗軸で重要な企業も取り上げたいと今回は百貨店売上高やショッピングモールの店舗面積をランキングでまとめたページも作りました。マーケティングは自分の目と足で確認したものをデータと組み合わせて分析することが大事。行けるところにはぜひ足を運んでほしいです。

牧田:ビューティでは2009年からの「ベストコスメ」のランキングを数値化して、この15年間通算のベスト製品を算出しました。

横山:つまり本当のベストセラーですよね。どこのブランドのどの製品なのか、めちゃくちゃ気になります。とりあえず、それだけ知っておけば、間違いないということですよね。僕もビューティ業界は門外漢で、資生堂や花王はなんとなく分かるけれど、ロレアルやエスティ ローダーがどんなブランドを抱えているかまでは把握できていなかったりするんですよね。この特集を読みながら、先輩社員と新入社員が会話してくれたらいいなと思います。

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サンフランシスコ発「タッチャ」のクリーム2種が容器を刷新 プラスチック使用量57%削減

サンフランシスコ発の“メイドインジャパン”スキンケアブランド「タッチャ(TATCHA)」は4月23日、ブランド人気のクリーム2種“デューイー スキン クリーム”(50mL、9020円)と“ウォーター クリーム”(50mL、9020円)をリニューアル発売する。製品の機能性はそのままに、パッケージ容器を刷新。使いやすさと環境負荷軽減を両立させた新しいデザインに生まれ変わる。価格・容量は据え置き。

新パッケージは、従来比で容器のプラスチック使用量を57%削減するほか、単一素材を用いることで分別やリサイクルがしやすい仕様に進化した。紙類には、FSC(森林管理協議会)認証を受けた紙と箱を使用する。

“デューイー スキン クリーム”はしなやかなハリと輝きをもたらす保湿クリーム。米と茶、海藻を主成分とした独自の美肌発酵成分に、コメヌカエキスや植物エキスの保湿成分をブレンドした。“ウォーター クリーム”は、肌を潤し健やかな肌へと導くジェルクリーム。水が弾けるように潤う“ウォーター・バースト・システム”を採用し、美肌発酵成分と肌を引き締める植物エキスを配合した。

「タッチャ」は2009年誕生。心と体は1つにつながっているという考えのもと、スキンケアを通じて、肌と心に調和をもたらすライフスタイルを提案する。日本の伝統的な成分をサンフランシスコの視点で捉え、日本由来のクリーンな素材と優れた発酵技術を融合させたスキンケアを展開する。

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サンフランシスコ発「タッチャ」のクリーム2種が容器を刷新 プラスチック使用量57%削減

サンフランシスコ発の“メイドインジャパン”スキンケアブランド「タッチャ(TATCHA)」は4月23日、ブランド人気のクリーム2種“デューイー スキン クリーム”(50mL、9020円)と“ウォーター クリーム”(50mL、9020円)をリニューアル発売する。製品の機能性はそのままに、パッケージ容器を刷新。使いやすさと環境負荷軽減を両立させた新しいデザインに生まれ変わる。価格・容量は据え置き。

新パッケージは、従来比で容器のプラスチック使用量を57%削減するほか、単一素材を用いることで分別やリサイクルがしやすい仕様に進化した。紙類には、FSC(森林管理協議会)認証を受けた紙と箱を使用する。

“デューイー スキン クリーム”はしなやかなハリと輝きをもたらす保湿クリーム。米と茶、海藻を主成分とした独自の美肌発酵成分に、コメヌカエキスや植物エキスの保湿成分をブレンドした。“ウォーター クリーム”は、肌を潤し健やかな肌へと導くジェルクリーム。水が弾けるように潤う“ウォーター・バースト・システム”を採用し、美肌発酵成分と肌を引き締める植物エキスを配合した。

「タッチャ」は2009年誕生。心と体は1つにつながっているという考えのもと、スキンケアを通じて、肌と心に調和をもたらすライフスタイルを提案する。日本の伝統的な成分をサンフランシスコの視点で捉え、日本由来のクリーンな素材と優れた発酵技術を融合させたスキンケアを展開する。

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