「プーマ」× 韓国ブランド「オープン ワイワイ」の第2弾コラボシューズ発売 “Hストリート”を再構築

「プーマ(PUMA)」は、韓国発のデザイナーズブランド「オープン ワイワイ(OPEN YY)」とのコラボレーション第2弾となる新作“Hストリート オープン ワイワイ(H-STREET OPEN YY)”を、6月10日に発売する。カラーは、ベージュ、ブルー、ホワイトの3色展開で、価格は各1万8700円。

“オープン ワイワイ”は、姉妹のジヨンとボヨンによるクリエイティブディレクションのもと、個性の多様性と調和をテーマに掲げるブランド。2024年に展開した“スピードキャット オージー(SPEEDCAT OG)”をベースとした独自解釈のコレクションでも話題を呼んだ。

今回ベースとなった“Hストリート”は、03年に登場したライフスタイルモデルを、1990年代後半のランニングスパイク“ハランビー(Harambee)”から着想を得て再構築した一足。その“Hストリート”を“オープン ワイワイ”の視点から再構成し、着脱可能なシュータンに両ブランドのロゴを刺しゅうで施すことで、アイコニックなデザインとスタイリングの多様性を実現した。

アッパーは、通気性に優れるメッシュ素材と高級感のあるヌバックのオーバーレイを組み合わせ、軽やかさとエレガンスを両立。フォームストリップは繊細な刺しゅうで表現され、モダンで洗練された印象に仕上がっている。

販売は、プーマストア 原宿キャットストリート、プーマストア大阪、「プーマ」公式オンラインストア、「プーマ」アプリおよび一部取扱店舗で行う。

アイテム一覧

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【2025年秋コスメ】「フローラノーティス ジルスチュアート」は金木犀の香りのスキンケアコレクション

「フローラノーティス ジルスチュアート(FLORA NOTIS JILL STUART)」は8月8日、金木犀の香りの“スゥィートオスマンサス”コレクションを発売する。リップバームやバスアイテムなど全5品を金木犀を描いた限定パッケージで用意する。 “スゥィートフローラル”は、オスマンサスの柔らかさに、オレンジフワラーの甘みが加わり、ラストにこっくりと深いベンゾインが香り立つノスタルジックな印象の香りだ。

金木犀の甘いムードに包まれる秋限定コレクション

リップバーム

大粒のゴールドとピンクパールが入ったミルキーコーラルカラーの“メルティリップバーム”(3300円)は、モリンガオイルなど6種の植物由来成分やヒアルロン酸、コラーゲンなどを配合した。プランプアップ効果でボリュームアップし、艶やかな唇に導く。透明感のある発色のため、リップ下地としても使用できる。

ネイルエッセンス

ボタニカルオイル層とウオーター層の2層式の“ネイルオイルエッセンス”(2970円)は、一塗りで、水分・油分を同時に与えることができる。5種の植物由来成分でなめらかな爪先に導く。

バスエッセンス

ボタニカルオイル層と、オスマンサス花エキスなどが溶け込んだモイスチュア層からなる“トリートメント バスエッセンスN”(300mL、3960円)は、ベールをまとったようなしっとりとした肌に導く。浴槽に入れると乳白色に変化し、柔らかな湯辺りで肌を包み込む。

シャンプー・トリートメント

美容オイル仕立ての“リペアモイストシャンプー”(400mL、3300円)と“リペアモイストトリートメント”(400mL、3300円)は、ヘアカラーによるダメージをケアし、しっとりまとまりながらもなめらかな指通りを実現する。香り立ちがよく、オールドパルファンの印象のままの香りが持続する。

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制度後退と企業の混乱   サステナビリティの岐路に立つグローバル・ファッション・サミット2025

2025年6月3日から5日まで、デンマーク・コペンハーゲンのコンサートホールを会場に、世界最大級のサステナビリティ国際会議「グローバル・ファッション・サミット(Global Fashion Summit)」が開催された。今年のテーマは「障壁と架け橋(Barriers and Bridges)」。地政学リスクや規制の後退、経済不安ど、サステナビリティをめぐる世界的逆風の中、いかに連携と革新を通じて乗り越えるかが焦点となった。欧州委員会による「企業持続可能性デューデリジェンス指令(CSDDD)」の一部凍結や、米国の関税政策などにより、企業が進めてきた脱炭素や人権配慮の取り組みが揺らぐ現状を受け、政策立案者、企業経営者、NGO、投資家などが議論を交わした。

主催は、ファッション業界における持続可能性推進を目的とする非営利団体「Global Fashion Agenda(GFA、グローバル・ファッション・アジェンダ)」。2009年に設立され、当初は「コペーハーゲン ファッション サミット」としてスタート。現在は北米やアジアにも活動を広げ、ファッション業界の持続可能性を加速するための政策提言、報告書作成、国際連携などを行っている。

「制度の後退」と「企業の動揺」

今年、最大の論点となったのは、政策と制度の後退である。欧州連合(EU)においては、「企業持続可能性デューデリジェンス指令(CSDDD)」の一部が凍結。ドイルなどEU加盟国の一部から「企業負担が過剰」との反発が強まり、最終的な採決が難航し、大企業に対する人権・環境デューデリジェンスの義務化が見送られ、企業は準備を進めていたにもかかわらず「宙ぶらりん」の状態となっている。これに対し、欧州議会議員ララ・ウォルターズ氏は「政治のトランプ化」と警鐘を鳴らした。

また米国では、トランプ政権による新たな関税政策が持続可能性戦略の不確実性を高めている。アメリカ合衆国国際開発庁(USAID)によるNGO支援の打ち切りにより、企業は人権監視や環境対応における負担を自ら背負う必要に迫られている。

主催者は今年の雰囲気を「重苦しい」と表現し、それは不透明感の高まりを反映している。企業の予算削減や法整備の遅れ、経済的逆風への対応として、多くのブランドが出張を控えた結果、参加者数も減少した。

不確実性の時代に必要なのは「生産的なパラノイア」

デンマークのアパレル企業ベストセラーのクラウス・テイルマン・ピーターセン=サステナビリティおよび人権責任者は、「EUの制度戦はある意味で敗北した。しかし、ここからこそ“生産的なパラノイア(productive paranoia)”が必要だ」と主張。不安やリスクへの過敏な意識を前向きな行動につなげる力を指す言葉“パラノイア“を用いて、企業主導の取り組み強化を求めた。

さらに、地政学的な不安定性は、調達・生産・融資に波及しており、銀行は工場の省エネ改修に対する投資を控える傾向が強まっている。GFAのマリア・ルイサ・マルティネス・ディエス副代表は「今や持続可能性よりも“競争力”が優先されている」と警告した。

注目されたトピックのひとつがAIの活用である。旧来の卸売モデルを刷新し、在庫最適化やリスク軽減をもたらす可能性があるとして、AIを活用したオンデマンド製造のプラットフォームを提供する英国のスタートアップ、マニー・エーアイ(MannyAI)や、ジーンズの月額リース制度とポストコンシューマーの再生コットン使用の製品で知られるオランダのデニムブランド「マッド・ジーンズ(MUDD JEANS)などの小規模ブランドが登壇した。AIにより「少人数で大きな成果」が可能になると期待される一方、米国の大手コンサルティング会社ボストン・コンサルティング・グループの調査では「投資回収を実感できたCEOは4%」とのデータも示され、実装の難しさと過剰な期待の温度差も浮き彫りとなった。

消費者の「意図と行動のギャップ」をどう埋めるか

もうひとつの重要な論点は、消費者の意識と行動の乖離である。Visaの調査によれば、「87%の人がサステナブルな選択を望んでいる」にもかかわらず、実際にそれを実行しているのは27%に過ぎないという。そこで、コス(COS)やコスメブランド「シャーロット・ティルブリー(CHARLOTTE TILBURY)」などは「コミュニティ志向」「リフィル促進」など、ナッジによる行動転換の成功例を発表。環境訴求ではなく「経済性やスタイル重視」で訴える手法が注目された。また、Visaが開発中の「エージェンティックAI(自律的ショッピングAI)」や「デジタルパスポート」は、リセール市場の信頼性向上にも貢献しうるとされる。

ハイライトのひとつは、「ライクラ・エコモード・ウィズ・キラ(Lycra EcoMade with Qira)」の初公開だ。トウモロコシ由来で70%が再生可能資源からなるストレッチ素材であり、従来の石油由来ライクラと同等の性能を持ち、アクティブウェアへの活用が可能だという。この素材は7年をかけて開発され、アイオワ州の工場で生産されており、年65トンの規模にまで拡大する予定だ。今秋には春物コレクション向けに初の大規模出荷が行われる見通しである。また、ラボ培養によるレザー代替素材を手がける米国のバイオテクノロジー企業モダン・メドウ(Modern Meadow)は、新たに「イノヴェラ(Innovera)」としてリブランディングされた素材を発表し、デイビッド・ウィリアムソンCEOが今後の展望を語った。

先駆者をたたえる「GFAトレイルブレイザー賞」はリファイバード(Refibered)に授与された。同社はAIと機械学習を活用して、繊維製品の素材構成を特定し、リサイクルや再販のためのトレーサビリティ/認証を支援する米国のスタートアップ企業だ。

2025年のサミットは、かつてのような華やかさや前のめりの熱狂は見られなかった。参加者も例年より少なく、開催時期が他の国際イベントと重なったことも影響した。しかしその分、「現場のリアル」や「持続可能性に立ち戻る姿勢」が色濃く出た内容であった。持続可能性は、制度や正義ではなく「関係性」として再構築されるべきフェーズにあると言えるだろう。

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制度後退と企業の混乱   サステナビリティの岐路に立つグローバル・ファッション・サミット2025

2025年6月3日から5日まで、デンマーク・コペンハーゲンのコンサートホールを会場に、世界最大級のサステナビリティ国際会議「グローバル・ファッション・サミット(Global Fashion Summit)」が開催された。今年のテーマは「障壁と架け橋(Barriers and Bridges)」。地政学リスクや規制の後退、経済不安ど、サステナビリティをめぐる世界的逆風の中、いかに連携と革新を通じて乗り越えるかが焦点となった。欧州委員会による「企業持続可能性デューデリジェンス指令(CSDDD)」の一部凍結や、米国の関税政策などにより、企業が進めてきた脱炭素や人権配慮の取り組みが揺らぐ現状を受け、政策立案者、企業経営者、NGO、投資家などが議論を交わした。

主催は、ファッション業界における持続可能性推進を目的とする非営利団体「Global Fashion Agenda(GFA、グローバル・ファッション・アジェンダ)」。2009年に設立され、当初は「コペーハーゲン ファッション サミット」としてスタート。現在は北米やアジアにも活動を広げ、ファッション業界の持続可能性を加速するための政策提言、報告書作成、国際連携などを行っている。

「制度の後退」と「企業の動揺」

今年、最大の論点となったのは、政策と制度の後退である。欧州連合(EU)においては、「企業持続可能性デューデリジェンス指令(CSDDD)」の一部が凍結。ドイルなどEU加盟国の一部から「企業負担が過剰」との反発が強まり、最終的な採決が難航し、大企業に対する人権・環境デューデリジェンスの義務化が見送られ、企業は準備を進めていたにもかかわらず「宙ぶらりん」の状態となっている。これに対し、欧州議会議員ララ・ウォルターズ氏は「政治のトランプ化」と警鐘を鳴らした。

また米国では、トランプ政権による新たな関税政策が持続可能性戦略の不確実性を高めている。アメリカ合衆国国際開発庁(USAID)によるNGO支援の打ち切りにより、企業は人権監視や環境対応における負担を自ら背負う必要に迫られている。

主催者は今年の雰囲気を「重苦しい」と表現し、それは不透明感の高まりを反映している。企業の予算削減や法整備の遅れ、経済的逆風への対応として、多くのブランドが出張を控えた結果、参加者数も減少した。

不確実性の時代に必要なのは「生産的なパラノイア」

デンマークのアパレル企業ベストセラーのクラウス・テイルマン・ピーターセン=サステナビリティおよび人権責任者は、「EUの制度戦はある意味で敗北した。しかし、ここからこそ“生産的なパラノイア(productive paranoia)”が必要だ」と主張。不安やリスクへの過敏な意識を前向きな行動につなげる力を指す言葉“パラノイア“を用いて、企業主導の取り組み強化を求めた。

さらに、地政学的な不安定性は、調達・生産・融資に波及しており、銀行は工場の省エネ改修に対する投資を控える傾向が強まっている。GFAのマリア・ルイサ・マルティネス・ディエス副代表は「今や持続可能性よりも“競争力”が優先されている」と警告した。

注目されたトピックのひとつがAIの活用である。旧来の卸売モデルを刷新し、在庫最適化やリスク軽減をもたらす可能性があるとして、AIを活用したオンデマンド製造のプラットフォームを提供する英国のスタートアップ、マニー・エーアイ(MannyAI)や、ジーンズの月額リース制度とポストコンシューマーの再生コットン使用の製品で知られるオランダのデニムブランド「マッド・ジーンズ(MUDD JEANS)などの小規模ブランドが登壇した。AIにより「少人数で大きな成果」が可能になると期待される一方、米国の大手コンサルティング会社ボストン・コンサルティング・グループの調査では「投資回収を実感できたCEOは4%」とのデータも示され、実装の難しさと過剰な期待の温度差も浮き彫りとなった。

消費者の「意図と行動のギャップ」をどう埋めるか

もうひとつの重要な論点は、消費者の意識と行動の乖離である。Visaの調査によれば、「87%の人がサステナブルな選択を望んでいる」にもかかわらず、実際にそれを実行しているのは27%に過ぎないという。そこで、コス(COS)やコスメブランド「シャーロット・ティルブリー(CHARLOTTE TILBURY)」などは「コミュニティ志向」「リフィル促進」など、ナッジによる行動転換の成功例を発表。環境訴求ではなく「経済性やスタイル重視」で訴える手法が注目された。また、Visaが開発中の「エージェンティックAI(自律的ショッピングAI)」や「デジタルパスポート」は、リセール市場の信頼性向上にも貢献しうるとされる。

ハイライトのひとつは、「ライクラ・エコモード・ウィズ・キラ(Lycra EcoMade with Qira)」の初公開だ。トウモロコシ由来で70%が再生可能資源からなるストレッチ素材であり、従来の石油由来ライクラと同等の性能を持ち、アクティブウェアへの活用が可能だという。この素材は7年をかけて開発され、アイオワ州の工場で生産されており、年65トンの規模にまで拡大する予定だ。今秋には春物コレクション向けに初の大規模出荷が行われる見通しである。また、ラボ培養によるレザー代替素材を手がける米国のバイオテクノロジー企業モダン・メドウ(Modern Meadow)は、新たに「イノヴェラ(Innovera)」としてリブランディングされた素材を発表し、デイビッド・ウィリアムソンCEOが今後の展望を語った。

先駆者をたたえる「GFAトレイルブレイザー賞」はリファイバード(Refibered)に授与された。同社はAIと機械学習を活用して、繊維製品の素材構成を特定し、リサイクルや再販のためのトレーサビリティ/認証を支援する米国のスタートアップ企業だ。

2025年のサミットは、かつてのような華やかさや前のめりの熱狂は見られなかった。参加者も例年より少なく、開催時期が他の国際イベントと重なったことも影響した。しかしその分、「現場のリアル」や「持続可能性に立ち戻る姿勢」が色濃く出た内容であった。持続可能性は、制度や正義ではなく「関係性」として再構築されるべきフェーズにあると言えるだろう。

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ビューティガレージが代表取締役2人体制に移行 「サロンコンシェルジュNo.1」を目指す

プロ向け美容商材EC大手のビューティガレージは6月9日、7月24日付で代表取締役を2人体制に変更すると発表した。現任の野村秀輝代表取締役CEO兼COOは代表取締役会長兼CEOとなり、樺島義明取締役が代表取締役社長兼COOに就任する予定だ。

2人体制とした目的は、役割分担による経営体制の強化に加え、新中期経営計画で発表した2029年に向けたビジョンである「開業と繁盛を総合支援するサロンコンシェルジュNo.1企業」を確実に達成することにある。

代表取締役社長に就く樺島氏は1974年1月7日生まれの51歳。97年4月に中央宣興に入社し、2003年4月にWASABI(現・BGナビ)に入社。同年6月にビューティガレージの取締役に就任(現任)。07年4月にタフデザインプロダクトの取締役、17年1月にBGパートナーズの代表取締役に就任(現任)。23年3月にアイラッシュガレージの監査役に就任(現任)している。

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TOKYO BASEが上海に2店舗出店 「ステュディオス」は中国初の路面店

TOKYO BASEは6月14日、「ステュディオス(STUDIOUS)」と「コンズ(CONZ)」の新店舗を中国・上海の富民路エリアに出店する。両店舗とも複合施設「ポールズ・ガーデン(Paul's Garden)」内に位置し、主力業態の「ステュディオス」は中国初の路面店。一方の「コンズ」は同施設内の別棟に構え、海外一号店の位置付け。

「ステュディオス」の内装はSUPPOSE DESIGN OFFICEが手がけ、茶室の要素をフィッテングルームに取り入れるなど日本文化を感じさせる空間に仕上げた。「アンダーカバー(UNDERCOVER)」「セント マイケル(SAINT MXXXXXX)」「ワコマリア(WACKO MARIA)」「ザ リラクス(THE RERACS)」「ターク(TAAKK)」などを扱うほか、出店を記念して「ニードルズ(NEEDLES)」との別注Tシャツを販売する。また店頭では「クルニ(CULLNI)」との別注トートバッグも先着50人にノベルティとして用意する。

2024年春に始動した「コンズ」は、20代前半をターゲットにカジュアルを軸にした「東京らしいミックススタイル」を提案する。海外初出店となる同店では、東京・原宿の一号店も手がけたDAIKEI MILLSが空間デザインを担当し、建物の個性を活かしながら異素材を組み合わせたミックス感のある空間を演出した。取り扱いブランドは、「シンヤ コズカ(SHINYAKOZUKA)」「シュガーヒル(SUGARHILL)」「ルーズジョインツ(LOOSEJOINTS)」「マーカウェア(MARKAWARE)」「アシックス(ASICS)」など。また限定アイテムとして、「カルネボレンテ(CARNE BOLLENTE)」および「CSケーススタディ(CS CASE STUDY)」とのトリプルコラボによる限定コレクション「CS BUDDY PROJECT」を販売。購入者特典として、限定ロゴTシャツやトートバッグのノベルティも用意する。

■STUDIOUS 上海 富民路

住所:Room 101, Building A, Paul’s Garden, 271 Fumin Road, Jing’an District, Shanghai, China

■CONZ 上海 富民路

住所:Building F, Paul’s Garden, 271 Fumin Road, Jing’an District, Shanghai, China

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TOKYO BASEが上海に2店舗出店 「ステュディオス」は中国初の路面店

TOKYO BASEは6月14日、「ステュディオス(STUDIOUS)」と「コンズ(CONZ)」の新店舗を中国・上海の富民路エリアに出店する。両店舗とも複合施設「ポールズ・ガーデン(Paul's Garden)」内に位置し、主力業態の「ステュディオス」は中国初の路面店。一方の「コンズ」は同施設内の別棟に構え、海外一号店の位置付け。

「ステュディオス」の内装はSUPPOSE DESIGN OFFICEが手がけ、茶室の要素をフィッテングルームに取り入れるなど日本文化を感じさせる空間に仕上げた。「アンダーカバー(UNDERCOVER)」「セント マイケル(SAINT MXXXXXX)」「ワコマリア(WACKO MARIA)」「ザ リラクス(THE RERACS)」「ターク(TAAKK)」などを扱うほか、出店を記念して「ニードルズ(NEEDLES)」との別注Tシャツを販売する。また店頭では「クルニ(CULLNI)」との別注トートバッグも先着50人にノベルティとして用意する。

2024年春に始動した「コンズ」は、20代前半をターゲットにカジュアルを軸にした「東京らしいミックススタイル」を提案する。海外初出店となる同店では、東京・原宿の一号店も手がけたDAIKEI MILLSが空間デザインを担当し、建物の個性を活かしながら異素材を組み合わせたミックス感のある空間を演出した。取り扱いブランドは、「シンヤ コズカ(SHINYAKOZUKA)」「シュガーヒル(SUGARHILL)」「ルーズジョインツ(LOOSEJOINTS)」「マーカウェア(MARKAWARE)」「アシックス(ASICS)」など。また限定アイテムとして、「カルネボレンテ(CARNE BOLLENTE)」および「CSケーススタディ(CS CASE STUDY)」とのトリプルコラボによる限定コレクション「CS BUDDY PROJECT」を販売。購入者特典として、限定ロゴTシャツやトートバッグのノベルティも用意する。

■STUDIOUS 上海 富民路

住所:Room 101, Building A, Paul’s Garden, 271 Fumin Road, Jing’an District, Shanghai, China

■CONZ 上海 富民路

住所:Building F, Paul’s Garden, 271 Fumin Road, Jing’an District, Shanghai, China

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【スナップ】吉岡里帆、 SUPER EIGHT大倉忠義、村上信五らが来場 「プラダ モード」大阪

「プラダ(PRADA)」は6月4〜7日、大阪で「プラダ モード(PRADA MODE)」と、妹島和世とのコラボレーションによる「犬島プロジェクト」を開催した。「プラダ モード」の会場となったうめきた公園には、同ブランドアンバサダーのチョン・ソミ(Jeon Somi)をはじめ、アイナ・ジ・エンド、SUPER EIGHT(スーパーエイト)の大倉忠義と村上信五、窪塚洋介、仲里依紗、生見愛瑠、のん、橋本愛、森山未來、山本美月、吉岡里帆らが来場した。

12回目となる「プラダ モード」は「プラダ」の現代文化をテーマにしたイベントシリーズで、今回は妹島による犬島での変革的プロジェクトを紹介する展示を行った。一方、「犬島プロジェクト」は、数日間にわたる関連イベントの先行公開という形で、犬島で開催した。

来場者スナップ

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「プラダ」と妹島和世のタッグ再び 大阪で「プラダ モード」、犬島プロジェクトを発信

「プラダ(PRADA)」は15日まで、大阪の「うめきた公園」で「プラダ モード」を開催している。2023年の東京に続いて、建築家の妹島和世とコラボレーション。妹島のライフワークとも言える「犬島プロジェクト」の紹介も含め、現代文化と建築が交差するイベントを開催している。

「プラダ モード」は7日、さまざまなアクティビティで幕を開けた。安藤忠雄は、「まちは人がつくる」と題した講演会を開催。安藤は、生まれ育った大阪についてもユーモアたっぷりに語りながら、自身が取り組んできた国内外の建築・都市開発プロジェクトと、そこに込めた思いを紹介した。また、建築家の劉家琨と西沢立衛は、「成都の街、東京の街」をテーマに対談。規模も文化背景も異なる中国の成都と日本の東京における、それぞれの都市設計へのアプローチなどについて議論した。

プログラムは、屋外での映画上映会のほか、音楽パフォーマンス、「プラダ」の生地を用いたつまみ細工のワークショップなど盛りだくさん。初日は数千人が集い、ゲスト同士のコミュニケーションを通してもファッションや建築など、さまざまなカルチャーが交差した。

プロジェクトをキュレーションした妹島は、瀬戸内海に浮かぶ犬島に新設した「犬島ライフギャラリー」の恒久的パビリオンを発表。「プラダ」が島に寄贈したパビリオンは、妹島が17年間かけて犬島で続けてきた再生プロジェクトの集大成のひとつ。妹島は、かつては採石場と銅の精錬で栄えて20世紀初頭には5000人もの住民がいたものの、産業の衰退とともに現在は人口40人足らず、住人の平均年齢は70歳オーバーという島全体の再構築に取り組んでいる。古民家の改修やギャラリースペースの建設など、島の再生を段階的に進めてきた。

「プラダ モード」は、アートや音楽、食、エンターテイメントを横断。今年にかけて、マイアミ、香港、ロンドン、パリ、上海、モスクワ、ロサンゼルス、ドバイ、東京、ソウル、アブダビなど世界各地で開催されている。

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「ニールズヤードレメディーズ」がウィリアム・モリスの「モリス&コー」とコラボ ローズのスキンケア製品3種

「ニールズヤードレメディーズ(NEAL'S YARD REMEDIES)」は6月11日、19世紀のイギリスを代表するテキスタイルデザイナーのウィリアム・モリス(William Morris)が設立した「モリス&コー(MORRIS & CO.)」とコラボレーションしたローズのスキンケア製品3種を数量限定で発売する。

同コラボでは、「モリス&コー」の中でも特に人気の高い“スイートブライヤー”の「ニールズヤード」限定プリントが施された“モリス&コー ローズ フェイシャルウォッシュ”(100mL、4290円)、“モリス&コー ローズ ウォーター”(200mL、4400円)、“モリス&コー ローズ デイリーモイスチャー”(100mL、5610円)が登場する。

“モリス&コー ローズ フェイシャルウォッシュ”は、乾燥ダメージをケアしながら肌の潤いを守り、優しく洗い上げるジェル洗顔料。“モリス&コー ローズ ウォーター”は、たっぷりと潤し、肌荒れを防ぎ水分不足など女性の肌悩みをケアする保湿化粧する。ローズのみずみずしい潤いが、ふっくらきめ細やかな美肌のベースを作る。“モリス&コー ローズ デイリーモイスチャー”は、軽やかに伸び、潤いに満ちたなめらかな肌に導く保湿用乳液で、みずみずしさが続くきめ細やかな肌へ整える。

“スイートブライヤー”は、ウィリアム・モリスの一番弟子、ジョン・ヘンリー・ダール(John Henry Dearle)が1912年に手がけた壁紙デザインで、モリスの初期のデザインである“フローラ”や“ガーデン・チューリップ”で見られる「主役である花の列が並行し、その周りを小さな花や葉でデザインする」というスタイルが踏襲されている。プリントのモチーフとなったスイートブライヤー ローズは、英国の田園風景を彷彿とさせるロマンチックで詞的なイメージのローズで、愛や自由、素朴な美の象徴として描いている。

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「ニールズヤードレメディーズ」がウィリアム・モリスの「モリス&コー」とコラボ ローズのスキンケア製品3種

「ニールズヤードレメディーズ(NEAL'S YARD REMEDIES)」は6月11日、19世紀のイギリスを代表するテキスタイルデザイナーのウィリアム・モリス(William Morris)が設立した「モリス&コー(MORRIS & CO.)」とコラボレーションしたローズのスキンケア製品3種を数量限定で発売する。

同コラボでは、「モリス&コー」の中でも特に人気の高い“スイートブライヤー”の「ニールズヤード」限定プリントが施された“モリス&コー ローズ フェイシャルウォッシュ”(100mL、4290円)、“モリス&コー ローズ ウォーター”(200mL、4400円)、“モリス&コー ローズ デイリーモイスチャー”(100mL、5610円)が登場する。

“モリス&コー ローズ フェイシャルウォッシュ”は、乾燥ダメージをケアしながら肌の潤いを守り、優しく洗い上げるジェル洗顔料。“モリス&コー ローズ ウォーター”は、たっぷりと潤し、肌荒れを防ぎ水分不足など女性の肌悩みをケアする保湿化粧する。ローズのみずみずしい潤いが、ふっくらきめ細やかな美肌のベースを作る。“モリス&コー ローズ デイリーモイスチャー”は、軽やかに伸び、潤いに満ちたなめらかな肌に導く保湿用乳液で、みずみずしさが続くきめ細やかな肌へ整える。

“スイートブライヤー”は、ウィリアム・モリスの一番弟子、ジョン・ヘンリー・ダール(John Henry Dearle)が1912年に手がけた壁紙デザインで、モリスの初期のデザインである“フローラ”や“ガーデン・チューリップ”で見られる「主役である花の列が並行し、その周りを小さな花や葉でデザインする」というスタイルが踏襲されている。プリントのモチーフとなったスイートブライヤー ローズは、英国の田園風景を彷彿とさせるロマンチックで詞的なイメージのローズで、愛や自由、素朴な美の象徴として描いている。

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創立110周年を迎えた「モスコット」 2人のトップが語る歴史と未来

モスコット,MOSCOT

名作フレームを数多く生み出し、時代のアイコンを魅了し続けるアメリカのアイウエアブランド、「モスコット(MOSCOT)」。創業者のハイマン・モスコット(Hyman Moscot)がNYのオーチャードストリートにて手押し車で眼鏡を販売したことから歴史が始まり、1915年にロウワー・マンハッタンに1号店を構え今年で110年目という節目を迎えた。

ブランドがこれまで守り続けてきたものとは、そしてこの先をどう見据えているのか。4代目の経営者であり、オプトメトリスト(検眼医)の資格をもつハーヴェイ・モスコット(Harvey Moscot、写真右)と、5代目で工業デザイナーのザック・モスコット(Zack Moscot、写真左)のふたりに話を訊いた。

現在も“街の眼鏡店”であり続けるために

ーー「モスコット」がオリジナルフレームを手掛け始めた1930年代からこれまで、大資本のアイウエアグループに統合されることなく独立経営を貫けた秘訣とは?

ハーヴェイ・モスコット(以下、ハーヴェイ):今日に至るまで、我々が家族経営の企業であり続けることを誇りに思っています。それは容易なことではありませんが、おかげで私たちは自社の価値観に忠実であり続け、「モスコット」を象徴するクラフツマンシップとサービスを維持することができているのです。2代目のソル・モスコット(Sol Moscot)は「人々を公平に扱えば、彼らはまた店に戻ってきてくれます」という言葉を残しました。これは非常にシンプルで、正しいことを行い、高品質のアイウエアを提供し、記憶に残る顧客体験を確実に提供することにつきます。こうした姿勢、お客さまとの信頼関係こそが「モスコット」を形作り、手押し車による行商から世界的な存在へと成長させたのです。

定番は我々を支え
新作は我々を前進させる

ーー1950年代に発表されたウェリントン、“レムトッシュ(LEMTOSH)”を筆頭に、「モスコット」の名作は今も人気が高い。

ザック・モスコット(以下、ザック):これら定番の魅力は、時代を超越したデザインであること。ブルージーンズや黒のカクテルドレスのように、いつの時代も流行遅れになることはありません。

ーー過去の名作と新作の棲み分けは。

ザック:“レムトッシュ”は時代を超えた傑作ですが、“ダーベン(DAHVEN)”や“ドルト(DOLT)”といったモデルは、まさにブランドの“今”を反映しています。クラシックは我々を支え、新しいモデルは我々を前進させる。役割は違いますが、共通しているのはブランドのDNAに忠実なものであるということ。つまり、独自のデザイン要素、正確なフィット感、卓越した職人技を感じるものであることです。

ーークラシックデザインがアウトトレンドになっている現状は「モスコット」にとって逆風なのか。

ザック:現在アイウエアは、トレンドよりも“自分の個性を表現するもの”であるかが重要視されています。人々が気分やシーンに合わせ複数本持つようになった今、バランスのいいワードローブには往々にしてクラシックなアセテート、モダンなメタル、そしてその時々のトレンドアイテムが含まれています。この変化は、「モスコット」の時代を超越した魅力を再確認するチャンスでもあります。

100周年からの10年
そしてこれから

ーー2015年の創立100周年以降、この10年間「モスコット」はどんな取り組みをしてきたのか。

ザック:この10年間「モスコット」は先人たちの価値観を尊重しながら、デザイン、テクノロジー、コミュニケーションの革新に注力してきました。才能あるアーティストや写真家とコラボレーションしAIも活用しますが、私たちはAIを使って未来を描くのではなく、「モスコット」110年の歴史を12枚の画像で視覚化しました。NYの街と、街を作ってきた「モスコット」のスタイルの変遷をリアルに感じることができます。

ーー近年は主にアジア、ヨーロッパにおいて店舗を拡大中。なかでも日本はアメリカ国外ではもっとも多い5店舗を展開だが、日本で人気の理由とは。

ハーヴェイ:私たちの目標は、ブランドのストーリーや伝統、クラフツマンシップを評価してくれるファンの方たちとともに、あくまで慎重に成長していくことです。職人技や伝統を重んじる日本の文化は、家族経営の企業として先人に敬意を示す「モスコット」の価値観と親和性があります。そのため、日本市場に自然にフィットするのだと考えています。

最新作にも貫かれている
ブランドの核とは

ーー最新作となる2025年春夏のコレクションは、2代目ソルの知人や親戚のストーリーをもとに作られているのが特徴。

ハーヴェイ:今作に限らず、私たちのデザインのインスピレーションの多くは、2代目である祖父と父が共有していた物語から得ています。私たちはよく「お客さまがフレームを掛けるのであり、フレームがお客さまを掛けるのではない」と言っています。過去のスタイルだけでなく当時の人達がどう掛けていたのかといった、個性や背後にあるストーリーのほうが重要になることもありますね。

ーー今シーズンのイメージビジュアルには、ザック氏本人も登場。「“DESIGNED BY MOSCOT”(モスコットはモスコットによってデザインされている)」と大きなメッセージを掲げている。

ザック:ブランドを運営する5代目として、そしてデザイナーとして、今でも「モスコット」が家族経営のブランドであることを強調することが重要だと考えました。この言葉は、ブランドの核が揺るぎないものであることを改めて認識させてくれます。

ーーでは、時代が変わってもブレることのない「モスコット」らしさとは。

ザック:The “LEMTOSH”(それは、“レムトッシュ”そのものです).

TEXT : MIREI ITO
問い合わせ先
モスコット トウキョウ
03-6434-1070

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創立110周年を迎えた「モスコット」 2人のトップが語る歴史と未来

モスコット,MOSCOT

名作フレームを数多く生み出し、時代のアイコンを魅了し続けるアメリカのアイウエアブランド、「モスコット(MOSCOT)」。創業者のハイマン・モスコット(Hyman Moscot)がNYのオーチャードストリートにて手押し車で眼鏡を販売したことから歴史が始まり、1915年にロウワー・マンハッタンに1号店を構え今年で110年目という節目を迎えた。

ブランドがこれまで守り続けてきたものとは、そしてこの先をどう見据えているのか。4代目の経営者であり、オプトメトリスト(検眼医)の資格をもつハーヴェイ・モスコット(Harvey Moscot、写真右)と、5代目で工業デザイナーのザック・モスコット(Zack Moscot、写真左)のふたりに話を訊いた。

現在も“街の眼鏡店”であり続けるために

ーー「モスコット」がオリジナルフレームを手掛け始めた1930年代からこれまで、大資本のアイウエアグループに統合されることなく独立経営を貫けた秘訣とは?

ハーヴェイ・モスコット(以下、ハーヴェイ):今日に至るまで、我々が家族経営の企業であり続けることを誇りに思っています。それは容易なことではありませんが、おかげで私たちは自社の価値観に忠実であり続け、「モスコット」を象徴するクラフツマンシップとサービスを維持することができているのです。2代目のソル・モスコット(Sol Moscot)は「人々を公平に扱えば、彼らはまた店に戻ってきてくれます」という言葉を残しました。これは非常にシンプルで、正しいことを行い、高品質のアイウエアを提供し、記憶に残る顧客体験を確実に提供することにつきます。こうした姿勢、お客さまとの信頼関係こそが「モスコット」を形作り、手押し車による行商から世界的な存在へと成長させたのです。

定番は我々を支え
新作は我々を前進させる

ーー1950年代に発表されたウェリントン、“レムトッシュ(LEMTOSH)”を筆頭に、「モスコット」の名作は今も人気が高い。

ザック・モスコット(以下、ザック):これら定番の魅力は、時代を超越したデザインであること。ブルージーンズや黒のカクテルドレスのように、いつの時代も流行遅れになることはありません。

ーー過去の名作と新作の棲み分けは。

ザック:“レムトッシュ”は時代を超えた傑作ですが、“ダーベン(DAHVEN)”や“ドルト(DOLT)”といったモデルは、まさにブランドの“今”を反映しています。クラシックは我々を支え、新しいモデルは我々を前進させる。役割は違いますが、共通しているのはブランドのDNAに忠実なものであるということ。つまり、独自のデザイン要素、正確なフィット感、卓越した職人技を感じるものであることです。

ーークラシックデザインがアウトトレンドになっている現状は「モスコット」にとって逆風なのか。

ザック:現在アイウエアは、トレンドよりも“自分の個性を表現するもの”であるかが重要視されています。人々が気分やシーンに合わせ複数本持つようになった今、バランスのいいワードローブには往々にしてクラシックなアセテート、モダンなメタル、そしてその時々のトレンドアイテムが含まれています。この変化は、「モスコット」の時代を超越した魅力を再確認するチャンスでもあります。

100周年からの10年
そしてこれから

ーー2015年の創立100周年以降、この10年間「モスコット」はどんな取り組みをしてきたのか。

ザック:この10年間「モスコット」は先人たちの価値観を尊重しながら、デザイン、テクノロジー、コミュニケーションの革新に注力してきました。才能あるアーティストや写真家とコラボレーションしAIも活用しますが、私たちはAIを使って未来を描くのではなく、「モスコット」110年の歴史を12枚の画像で視覚化しました。NYの街と、街を作ってきた「モスコット」のスタイルの変遷をリアルに感じることができます。

ーー近年は主にアジア、ヨーロッパにおいて店舗を拡大中。なかでも日本はアメリカ国外ではもっとも多い5店舗を展開だが、日本で人気の理由とは。

ハーヴェイ:私たちの目標は、ブランドのストーリーや伝統、クラフツマンシップを評価してくれるファンの方たちとともに、あくまで慎重に成長していくことです。職人技や伝統を重んじる日本の文化は、家族経営の企業として先人に敬意を示す「モスコット」の価値観と親和性があります。そのため、日本市場に自然にフィットするのだと考えています。

最新作にも貫かれている
ブランドの核とは

ーー最新作となる2025年春夏のコレクションは、2代目ソルの知人や親戚のストーリーをもとに作られているのが特徴。

ハーヴェイ:今作に限らず、私たちのデザインのインスピレーションの多くは、2代目である祖父と父が共有していた物語から得ています。私たちはよく「お客さまがフレームを掛けるのであり、フレームがお客さまを掛けるのではない」と言っています。過去のスタイルだけでなく当時の人達がどう掛けていたのかといった、個性や背後にあるストーリーのほうが重要になることもありますね。

ーー今シーズンのイメージビジュアルには、ザック氏本人も登場。「“DESIGNED BY MOSCOT”(モスコットはモスコットによってデザインされている)」と大きなメッセージを掲げている。

ザック:ブランドを運営する5代目として、そしてデザイナーとして、今でも「モスコット」が家族経営のブランドであることを強調することが重要だと考えました。この言葉は、ブランドの核が揺るぎないものであることを改めて認識させてくれます。

ーーでは、時代が変わってもブレることのない「モスコット」らしさとは。

ザック:The “LEMTOSH”(それは、“レムトッシュ”そのものです).

TEXT : MIREI ITO
問い合わせ先
モスコット トウキョウ
03-6434-1070

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【スナップ】桜田通、長濱ねるらが来場 「ナーズ」がサマーコレクションを試せる大型ポップアップイベントを開催

「ナーズ(NARS)」は6月15日まで、東京・原宿でブランド初となる大型ポップアップイベント“ナーズ ザ ホット エスケープ ビーチ ハウス”を開催している。開催に先駆けて行われたレセプションパーティーには、俳優の桜田通、長濱ねる、アーティストの百田夏菜子らが来場し、ヨーロッパのビーチを訪れたような非日常な空間でイマーシブな体験を楽しんだ。

南仏のビーチリゾートにインスパイアされた会場

同イベントの会場は、ブランドの創始者であるフランソワ・ナーズ(Francois Nars)お気に入りスポットのひとつ、南仏ビアリッツのビーチリゾートにインスパイアされたカラフルで開放感あふれるビーチハウスをイメージした。

会期中は、サマーコレクション“ザ ホット エスケープ コレクション”の先行販売に加え、同ブランドの人気アイテム”アフターグロー コレクション“や“ライトリフレクティング コレクション”もラインアップ。スタンプラリーや「ナーズ」メーキャップスタイリストによるメーキャップアドバイス、豪華ゲストによるトークイベントが楽しめる。また、イベント会場限定の購入特典を用意するほか、スタンプラリーをクリアした人全員に、“ナーズ オリジナル ドリンク”をプレゼントする。

来場者スナップ

開催概要

◼️“ナーズ ザ ホット エスケープ ビーチ ハウス”
日程:〜6月15日
時間:11:00〜19:00(15日のみ15:00まで)
場所:クレインズ6142
住所:東京都渋谷区神宮前6-14-2
料金:無料
※予約不要(混雑状況により当日会場で整理券を配布)

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英セント・マーチンズBA卒業制作コレクション 日本人含む注目の6デザイナーをピックアップ

ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校(Central Saint Martins)BAの卒業制作コレクションが6月4日(現地時間)に発表された。米「WWD」は、アサノ・ユウラ(Yuura Asano)、イゾベル・ディケンズ(Isobel Dickens)、ルーク・ヘミングウェイ、(Luke Hemingway)、ティミ・シャサンヤ(Timi Shasanya)、フィービー・ボア(Phoebe Bor)そして今年の「ロレアル・プロフェッショル・ヤング・タレント・アワード」を受賞したマヤ・ハスバニー(Myah Hasbany)をフィーチャーした。

6人のデザイナーは、幼少時代にインスピレーションを受け、ファッションの未来を少し明るくするようなコレクションを制作した。彼らは、“思春期”を題材にしたものの、“ピーターパン症候群”の表現ではなく、若々しいオプティミズム(楽観主義)を取り入れていた。こうした表現は、不穏な時代の今だからこそ、世界が必要としているものなのかもしれない。

アサノ・ユウラ

プリントデザイナーのアサノ・ユウラのコレクションは、“‘女性’になることと‘少女’になることはどちらがよりエンパワーメントになるのか?”を問うものだった。女性になるということは、どう立ち振る舞うか、着飾るか、そしてどうあるべきかという社会的制約が付きまとう。一方で、少女時代は、子どもらしい不思議と無限のイマジネーションで満ち、もっと自由で解放的だ。

アサノのコレクションは、チャーミングで無邪気なパターンや、ひらひらしたスカートのドロップウエストのドレスで、大人の女性と少女時代の間の地続きの緊張関係を捉え、女性らしさの中にある過小評価されがちな強さを強調した。

アサノは、「私は抑圧的だと見なされるガーリーなものを着るのが大好き。女性を力強く見せるために、男性的な服を着せる必要はないと思う」と説明した。可愛らしく、誰もが欲しがるような服を着たアサノのコレクションの女性達は、否応なしに“少女”に後戻りさせられたのではない。彼女らがそれを選び、“成人した女性性”に反旗を翻したのだ。

イゾベル・ディケンズ

ウィメンズウエアをデザインするディケンズは、モールで手編みされたフェアアイル柄のセーターから、ペールピンクのドレス、クラフトフォームで作られたコート、落書きされたダンボールのトップスなど、幼少期の思い出を再現した。アイデアは、ディケンズが故郷の街を旅をしたことから生まれたという。

ディケンズは、「私が覚えている建物は全て取り壊されていて、子どもの頃にあったものはもうほとんどない。建物はもうどこにもないが、そのスピリットはまだそこに漂っているように感じた」と話した。故郷に帰った彼女は、自分の子ども時代の思い出がなくなっていることに気がついたのだ。

解けているように見えるモールのニットから、歪んだ形のコートに至るまで、彼女の構造的なシルエットは、子どもが大人に対して抱く、気まぐれで移り気な考え、そしてまたその逆も表現した。

ルーク・ヘミングウェイ

マンチェスター出身のヘミングウェイのコレクションは、夢に対して、より現実的なアプローチをとった。ヘミングウェイは、「自分の出身地と、経済的な理由から夢をかなえられなかった全ての友人を表現したかった。夢がかなわなかったとしても、その願望や過程の中に喜びや美しさを見つけることで、救いになるものを見つけてほしいと思った」と話した。

コレクションには思い出と意味が詰まっており、それぞれのルックは、それ1つでコレクションを作れるほどだった。ツイードのセットアップは、マンチェスターのパンク・バンドのメンバー、クリス・シーヴィー(Chris Sievey)によるコメディキャラクター、フランク・サイドボトム(Frank Sidebottom)に着想を得た。ツイードのセットアップは、縫い目にテープを貼り、ヘリンボーン柄に見えるようにスクリーンプリントを施した。このルックは、商業的な成功のためにアイデンティティーを失うことをテーマにしており、大きなダンボール製の人形を連れて登場したが、最初はこの人形のために仕立てられたものだった。“後回しにされた夢”の中に美があるのかもしれない。

ティミ・シャサンヤ

メンズウエアをデザインするシャサンヤのコレクションは、トップスやアクセサリーから激しく噴き出すようなツル状の繊維、穏やかにたなびく帆などで構成され、彼女が移住で感じた感情の重みを形あるものにした。彼女は、育ったナイジェリアのラゴスと北部のカノを訪れ、テキスタイルとレザーを選んだ。

シャサンヤは、「生地の処理や手染め、織り、型にはまらない素材で、私は精神的・肉体的な移住にまつわる感情を、体に宿る記憶を運ぶ衣装で表現した」と言う。ハイジ・ブッハー(Heidi Bucher)の彫刻にインスピレーションを得て、生のコットンやリネンを、金属製の棒や箒といった彼女が見つけた物体と掛け合わせた。その結果、無機物に命と感情が宿ったのだ。

フィービー・ボア

ニットウエアをデザインするボアは、「父は森林警備員だったので、私はライオンやゾウのいる南アフリカの田舎で生まれた。私たちが子どもの頃、ある植物から歯ブラシを作る方法を教わった。私はいつも自然の力と自然がもたらしてくれるものに魅了されてきた」と話した。彼女の卒業制作は、彼女の自然への愛とロンドンで過ごしたティーン時代を融合したもので、まさに、“テキスタイルの魔法”のようだった。

ライオンのたてがみのようなジャケットとオープンニットのトップスには、フェザーのような装飾がついているが、それらは草をシルクモヘアで手作業で巻いたもの。サステナブルで、自然に抜け落ちるためにクルエリティフリーのヤマアラシの針が飛び出すドレスや、レジンでコーティングされた種のさやが編み込まれたニットなどが登場した。

マヤ・ハスバニー

ハスバニーの遊び心溢れるコレクションは、彼女の故郷、テキサスにある小さな街に墜落したUFOの話から誕生した。ハスバニーは、「私のコレクションは、いかにこの街が理解できない異質なものであった宇宙人を葬り、そして住民が異世界の生物に変身したか、いかに異質なものを排除することが、本当は役に立たないことであるかを物語る。これは、私が育ったテキサスでの経験そのものだ」と話した。ハスバニーの愉快なコレクションは、ハンドメードのニットウエアをメーンに使用し、宇宙人のような構造的なシルエットを採用した。

あるルックは、ハスバニーと度々コラボレーションしてきたエリカ・バドゥ(Erykah Badu)のためにデザインされたものだ。「彼女とは、私が16歳の時からコラボしている。彼女は、私にとって偉大な母のような存在だから、彼女をコレクションに取り込むのは正しいことだと感じた」とハスバニーは語った。

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タサキがLVMHプライズ ファイナリストとコラボ イエローゴールドとパールの新作ジュエリーを発売

ジュエリーブランドの「タサキ(TASAKI)」は、デザイナーのニッコロ・パスカレッティ(Niccolò Pasqualetti)とのコラボレーションコレクションを発売する。同コレクションは、6月25から7月1日まで伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージで開催する「タサキ」のポップアップストアで先行発売し、8月6日から「タサキ」銀座本店で取り扱う。

同コラボでは、“フルイド(FLUID)”、“アンビバレン(AMBIVALENT)”、“アンドロジナス(ANDROGYNOUS)”、“パッセル(PASSEL)”の4つのシリーズを用意する。「タサキ」の養殖場の海で、真珠貝に包まれたパールが育まれていく情景をジュエリーで表現した。

イエローゴールド×パールの新作ジュエリー

“フルイド”では、真珠貝の中に潜むエネルギーを、流動的で伸びやかなメタルのアウトラインで表現したネックレス(363万円)やブローチ(170万5000円)、イヤリング(101万2000円)を用意する。

“アンビバレント”というシリーズ名は、「相反する感情を持つさま」という意味を持ち、同シリーズでは変幻自在に形を変える流動的な海の流れと不変的な存在感を放つパールという相反する要素の融合したジュエリーをそろえる。ネックレス(385万円)、イヤリング(29万7000円)、リング(55万円)を展開。

“アンドロジナス”では、貝が海の養分を取り込む際に生まれるエネルギーの循環や、海と貝の境界が溶け合うような神秘的なつながりを着想源に、パールに引き寄せられるように伸びるフォームを、硬質なメタルで表現。ブレスレット(269万5000円)やイヤリング(154万円)がそろう。

“パッセル”では、ニコロ・パスカレッティが追い求める、多様な要素の調和によって生まれるありのままの自然を表現。ルチルクォーツのまわりにランダムにパールを配したネックレス(770万円)だ。

ニコロ・パスカレッティは、イタリア出身のファッションデザイナー。2021年に自身のブランド「ニッコロ パスカレッティ(NICCOLO PASQUALETTI)」を設立。24年度「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」でファイナリストに選出されるなど、注目を集めている。

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「キス」が「アシックス」と再タッグ “ビンテージ テック”の最新コレクションを発売

「キス(KITH)」は、「アシックス(ASICS)」と再びタッグを組み、 “ビンテージ テック”の最新コレクションを発表した。日本国内では、キス トーキョーおよびキス オオサカで6月9日店頭抽選販売を実施した。

新作コラボモデルと既存デザインの新色が登場

同コレクションでは、新作コラボレーションモデルの“ジョグ 100S(JOG 100S)”と“ゲルヌノビキ(GEL NUNOBIKI)”に加え、“ゲル ニンバス(GEL NIMBUS)”、“ゲル カヤノ(GEL KAYANO)”が最新のカラーリングで登場。

“ジョグ 100S”は、メッシュアッパーにシンセティックレザーのオーバーレイを重ね、トウキャップとタンにはオーバーサイズの「アシックス」ロゴを配置し、インソールにはチェック柄で仕上げた「キス」のカスタムブランディングがあしらわれている。“ゲル ヌノビキ”も同様のメッシュアッパーとシンセティックレザーのオーバーレイを採用し、インソールには「キス」のカスタムブランディングを施した。より洗練されたシルエットが特徴で、ピスタチオグリーンとブラウンの配色で仕上げた。

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V字回復の「グロシエ」、ボディーケア市場に参入 ボディーミストを発売しフレグランスカテゴリーを強化

米コスメブランド「グロシエ(GLOSSIER)」がボディーケア市場に参入する。デオドラント製品の“サンドストーン”と“オレンジブロッサム・ネロリ”の香りを生かし、ボディーローションとボディーウォッシュ、ボディーミストを6月に発売。価格は28〜35ドル(約4000〜5000円)で、ECと直営店、化粧品小売のセフォラ(SEPHORA)で取り扱う。

「グロシエ」は、エミリー・ワイス(Emily Weiss)創設者(現エグゼクティブ・チェアマン)が2014年に創業。ピンクを基調としたメイクアイテムがミレニアム世代を中心に支持されたが、ここ数年人気が低下。21年の売り上げは前年比26%減と低迷していた。ところが23年には同73%増とV字回復を遂げた。

カイル・レイヒー(Kyle Leahy)最高経営責任者(CEO)は、「私たちのビジネスで最も勢いのあるカテゴリーはフレグランスだ。次世代のフレグランスメゾンとして、どのようなイノベーションを生み出し、市場をけん引できるかが問われている。引き続きフレグランスカテゴリーに注力し、流通拠点をさらに拡大する」と述べる。「グロシエ」は昨年、当時ベストセラー製品だった“ユー(You)”(8mL、32ドル=約4600円/50mL、78ドル=約1万1200円/100mL、112ドル=約1万6100円)の新コレクションとして“ユー レーヴ(You Rêve)”(8mL、32ドル=約4600円/50mL、78ドル=約1万1200円)と“ユー ドゥ(You Doux)”(同)を発売。業界筋は、2製品の初年度の合計売上高は4000万ドル(約57億6000万円)に達すると予想していた。

成長するフレグランス市場

レイヒーCEOは、「『グロシエ』は、比較的高価格帯に位置する“ユー”のようなアイテムから、リップバーム“バーム ドットコム(Balm Dotcom)”(全11色、各16ドル=約2300円)のような手頃な製品までそろえる。ブランドとしての多面性や、ライフスタイルブランドとしての打ち出し方は非常に重要」といい、「顧客のことを考え、ボディーケア市場には手頃な製品群で参入する」と強調する。消費者行動の調査会社サカーナ(CIRCANA)によれば、米国においてフレグランスはプレステージビューティの中で最も急成長しているカテゴリーだ。フレグランスは2025年第1四半期にプレステージ市場で前年同期比4%、マス市場で同8%成長した。

「グロシエ」は23年、デオドラントカテゴリーへ進出。“サンドストーン”と無香料の2タイプを市場に投入し、ほぼ即座に人気を博した。レイヒーCEOは、「48時間で1万8000人の予約待ちが出た」と振り返る。「“サンドストーン”の香りの人気は継続すると見ており、“オレンジブロッサム・ネロリ”とともにボディーケア製品に採用した」と続ける。

レイヒーCEOはさまざまな方法でブランドの拡大に着手しており、今月フランスのセフォラで販売を開始する予定だ。

本文中の円換算レート:1ドル=144円

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V字回復の「グロシエ」、ボディーケア市場に参入 ボディーミストを発売しフレグランスカテゴリーを強化

米コスメブランド「グロシエ(GLOSSIER)」がボディーケア市場に参入する。デオドラント製品の“サンドストーン”と“オレンジブロッサム・ネロリ”の香りを生かし、ボディーローションとボディーウォッシュ、ボディーミストを6月に発売。価格は28〜35ドル(約4000〜5000円)で、ECと直営店、化粧品小売のセフォラ(SEPHORA)で取り扱う。

「グロシエ」は、エミリー・ワイス(Emily Weiss)創設者(現エグゼクティブ・チェアマン)が2014年に創業。ピンクを基調としたメイクアイテムがミレニアム世代を中心に支持されたが、ここ数年人気が低下。21年の売り上げは前年比26%減と低迷していた。ところが23年には同73%増とV字回復を遂げた。

カイル・レイヒー(Kyle Leahy)最高経営責任者(CEO)は、「私たちのビジネスで最も勢いのあるカテゴリーはフレグランスだ。次世代のフレグランスメゾンとして、どのようなイノベーションを生み出し、市場をけん引できるかが問われている。引き続きフレグランスカテゴリーに注力し、流通拠点をさらに拡大する」と述べる。「グロシエ」は昨年、当時ベストセラー製品だった“ユー(You)”(8mL、32ドル=約4600円/50mL、78ドル=約1万1200円/100mL、112ドル=約1万6100円)の新コレクションとして“ユー レーヴ(You Rêve)”(8mL、32ドル=約4600円/50mL、78ドル=約1万1200円)と“ユー ドゥ(You Doux)”(同)を発売。業界筋は、2製品の初年度の合計売上高は4000万ドル(約57億6000万円)に達すると予想していた。

成長するフレグランス市場

レイヒーCEOは、「『グロシエ』は、比較的高価格帯に位置する“ユー”のようなアイテムから、リップバーム“バーム ドットコム(Balm Dotcom)”(全11色、各16ドル=約2300円)のような手頃な製品までそろえる。ブランドとしての多面性や、ライフスタイルブランドとしての打ち出し方は非常に重要」といい、「顧客のことを考え、ボディーケア市場には手頃な製品群で参入する」と強調する。消費者行動の調査会社サカーナ(CIRCANA)によれば、米国においてフレグランスはプレステージビューティの中で最も急成長しているカテゴリーだ。フレグランスは2025年第1四半期にプレステージ市場で前年同期比4%、マス市場で同8%成長した。

「グロシエ」は23年、デオドラントカテゴリーへ進出。“サンドストーン”と無香料の2タイプを市場に投入し、ほぼ即座に人気を博した。レイヒーCEOは、「48時間で1万8000人の予約待ちが出た」と振り返る。「“サンドストーン”の香りの人気は継続すると見ており、“オレンジブロッサム・ネロリ”とともにボディーケア製品に採用した」と続ける。

レイヒーCEOはさまざまな方法でブランドの拡大に着手しており、今月フランスのセフォラで販売を開始する予定だ。

本文中の円換算レート:1ドル=144円

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V字回復の「グロシエ」、ボディーケア市場に参入 ボディーミストを発売しフレグランスカテゴリーを強化

米コスメブランド「グロシエ(GLOSSIER)」がボディーケア市場に参入する。デオドラント製品の“サンドストーン”と“オレンジブロッサム・ネロリ”の香りを生かし、ボディーローションとボディーウォッシュ、ボディーミストを6月に発売。価格は28〜35ドル(約4000〜5000円)で、ECと直営店、化粧品小売のセフォラ(SEPHORA)で取り扱う。

「グロシエ」は、エミリー・ワイス(Emily Weiss)創設者(現エグゼクティブ・チェアマン)が2014年に創業。ピンクを基調としたメイクアイテムがミレニアム世代を中心に支持されたが、ここ数年人気が低下。21年の売り上げは前年比26%減と低迷していた。ところが23年には同73%増とV字回復を遂げた。

カイル・レイヒー(Kyle Leahy)最高経営責任者(CEO)は、「私たちのビジネスで最も勢いのあるカテゴリーはフレグランスだ。次世代のフレグランスメゾンとして、どのようなイノベーションを生み出し、市場をけん引できるかが問われている。引き続きフレグランスカテゴリーに注力し、流通拠点をさらに拡大する」と述べる。「グロシエ」は昨年、当時ベストセラー製品だった“ユー(You)”(8mL、32ドル=約4600円/50mL、78ドル=約1万1200円/100mL、112ドル=約1万6100円)の新コレクションとして“ユー レーヴ(You Rêve)”(8mL、32ドル=約4600円/50mL、78ドル=約1万1200円)と“ユー ドゥ(You Doux)”(同)を発売。業界筋は、2製品の初年度の合計売上高は4000万ドル(約57億6000万円)に達すると予想していた。

成長するフレグランス市場

レイヒーCEOは、「『グロシエ』は、比較的高価格帯に位置する“ユー”のようなアイテムから、リップバーム“バーム ドットコム(Balm Dotcom)”(全11色、各16ドル=約2300円)のような手頃な製品までそろえる。ブランドとしての多面性や、ライフスタイルブランドとしての打ち出し方は非常に重要」といい、「顧客のことを考え、ボディーケア市場には手頃な製品群で参入する」と強調する。消費者行動の調査会社サカーナ(CIRCANA)によれば、米国においてフレグランスはプレステージビューティの中で最も急成長しているカテゴリーだ。フレグランスは2025年第1四半期にプレステージ市場で前年同期比4%、マス市場で同8%成長した。

「グロシエ」は23年、デオドラントカテゴリーへ進出。“サンドストーン”と無香料の2タイプを市場に投入し、ほぼ即座に人気を博した。レイヒーCEOは、「48時間で1万8000人の予約待ちが出た」と振り返る。「“サンドストーン”の香りの人気は継続すると見ており、“オレンジブロッサム・ネロリ”とともにボディーケア製品に採用した」と続ける。

レイヒーCEOはさまざまな方法でブランドの拡大に着手しており、今月フランスのセフォラで販売を開始する予定だ。

本文中の円換算レート:1ドル=144円

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「トム ブラウン」が旗艦店を銀座にオープン 限定アイテムや世界先行サービスも

「トム ブラウン(THOM BROWNE)」は、6月7日、東京・銀座に旗艦店をオープンした。3階にわたる空間には、ウエアやフットウエア、バッグ、レザーグッズ、ホームウエアなどの新作から定番、限定アイテムまで幅広くアイテムをラインアップする。

ユニークな什器や家具をそろえた店内

グレーのバリディリオ大理石とテラゾーフロアが使用された店内には、ジャック・アドネ(Jacques Adnet)、ハーベイ・プロバー(Harvey Probber)、ダンバー社のエドワード・ウォームリー(Edward Wormley)、メゾン・ジャンセン(Maison Jansen)、ポール・マッコブ(Paul McCobb)、ジオ・ポンティ(Gio Ponti)らのユニークな什器や家具を設置する。

地下フロアには、ゆとりのあるフィッティングルームとバーカウンターを備えたオーダーメイドのVIPルームを用意する。広々とした空間はブラックのマルキーナ大理石、カレラ大理石、グレーの静脈が特徴のカルカッタ大理石の3種類を組み合わせて構成した。

限定アイテムや先行アイテム、“メイド トゥ オーダー”のサービスが登場

同店では、限定アイテムも展開する。ブラックのカーディガンや白とピンクのTシャツには、タグを刺しゅうで施しスペシャルなアイテムに仕上げた。同店先行アイテムでは、バッグアイテムは全て限定カラーで、ラビットバッグは、ピンクとベージュ、キャンバスバッグはブラックとブルーをそろえる。さらに、グローバル先行として、ニットのカーディガンやクルーネック プルオーバー、ベストの“メイド トゥ オーダー”のサービスもスタートする。カシミアは24色のカラー、メリノウールは15色から選択可能で、「トム ブラウン」のアイコニックな4BARのカラーリングを楽しめる。

また、15日までの間、銀座店のオープンを祝して「トム ブラウン」仕様の特別なフラワーワゴンが期間限定で設置され、毎日数量限定で先着順に花の進呈を行う。

オープン概要

◼️「トム ブラウン」銀座店
オープン日:6月7日
住所:東京都中央区銀座6-7-2
時間:11:00〜20:00

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カナダグース、24年は増収増益 ハイダー・アッカーマンのコレクションも好発進

「カナダグース(CANADA GOOSE)」の親会社であるカナダグース ホールディングス(CANADA GOOSE HOLDINGS以下、カナダグース)の2025年3月期決算は、売上高が前期比1.1%増の13億4840万カナダドル(約1415億円)、営業利益は同31.8%増の1億6410万カナダドル(約172億円)、純利益は同78.3%増の1億360万カナダドル(約108億円)の増収増益だった。

地域別での売上高は、本拠地であるカナダが同2.3%減の2億4060万カナダドル(約252億円)、米国は同4.4%増の3億3890万カナダドル(約355億円)だった。景気停滞が続く中華圏は同1.0%増の4億2650万カナダドル(約447億円)と微増だったものの、アジア太平洋地域(中華圏を除く)は同31.4%増の1億1130万カナダドル(約116億円)と好調。EMEASA(欧州・中東・アフリカ・南米)は同9.7%減の2億3110万カナダドル(約242億円)だった。

トランプ関税の影響は?

ダニー・リース(Dani Reiss)会長兼最高経営責任者は、「プロダクト開発や小売りの強化、ブランド力のさらなる向上、効率性の改善などを軸とした戦略が奏功し、24年度も素晴らしい業績となった。25年度も引き続き製品カテゴリーを拡大し、顧客体験をいっそう充実させることで、長期的かつ持続的に成長していく」と語った。

なお、同社によれば、製品の75%はカナダ国内で、残り25%は欧州で製造しているため、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領政権による関税の引き上げによる影響は「ほとんどないか、あっても最小限で済む」見込みだという。一方で、不安定な社会情勢やマクロ経済の先行き不透明感が続いていることから、25年度の業績の見通しは発表しなかった。

ハイダー・アッカーマン=クリエイティブ・ディレクターについて

「カナダグース」は24年5月、ブランド初のクリエイティブ・ディレクターとしてハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)を迎えた。同氏が初めて手掛けたカプセルコレクションは、ブランドが1990年代まで展開していた伝統的なレーベル“スノーグース(SNOW GOOSE)”の下、2024年11月下旬に発売。アウターのほか、フーディーやジョガーパンツ、Tシャツなど通年着用できるアイテムもあり、ホリデーシーズンの売り上げに大きく貢献した。なお、26年春夏シーズンからは、“スノーグース”に加えてメインコレクションにもハイダーのビジョンを拡大しているという。

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新生「アーカー」 名作“シャンデリア”の新作とともに、輝きの新章へ

アーカー,AHKAH,ケイティ・ヒリヤー,Katie Hillier,シャンデリア,chandelier

日本発のジュエリーブランド「アーカー(AHKAH)」が、よりラグジュアリーなファインジュエリーブランドへと生まれ変わった。クラフツマンシップと美意識を一層研ぎ澄ませた新章の幕開けを飾るのは、クリエイティブ・ディレクターのケイティ・ヒリヤー(Katie Hillier)が手掛けるアイコンシリーズ“シャンデリア(chandelier)”の新作だ。繊細でドラマチックなダイヤモンドの輝きが、身にまとう者の個性にさらなる光を添える。

光のオーラをまとう
アートピース級の存在感

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“シャンデリア ラディアント イヤーカフ” 左耳用(18KYG、ダイヤモンド2.80ct)310万円

“シャンデリア ラディアント イヤーカフ” 左耳用(18KYG、ダイヤモンド2.80ct)310万円

優雅に揺れるシャンデリアに着想を得た“シャンデリア”シリーズに、耳元をドラマチックに彩るイヤーカフが登場。流れるような曲線に沿って207石のダイヤモンドをぜいたくに配したデザインが、顔周りにまばゆいオーラを描き出す。ダイヤモンドは高品質なVVSクラスを使用。動きに呼応するしなやかなテニスチェーンが、凛とした気品と確かな存在感を放つ。

光のスレッドが軽やかにきらめく
センシュアリティ

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“シャンデリア スウェイ グレイス ピアス”(18KYG、ダイヤモンド2.18ct)220万円

“シャンデリア スウェイ グレイス ピアス”(18KYG、ダイヤモンド2.18ct)220万円

バゲットカットとラウンドブリリアントカット──2種類のダイヤモンドが奏でる光が、耳元に洗練された印象をもたらす。優雅なカーブを描くバーから連なる光のスレッドは、動くたびにセンシュアルな輝きを放ち、視線を引きつける。繊細さとモダニティーを併せ持つデザインは、ドレスアップシーンはもちろん、シンプルなスタイルにも映える多彩さが魅力だ。

新生「アーカー」の世界観を描く
スペシャルムービーが公開



リブランディングに合わせて、ブランドの新たなコンセプト“Bring out brilliance(輝きを惹きたてる)”を体現するスペシャルムービーも公開された。圧倒的な輝きを放つ“シャンデリア”の新作ファインジュエリーが、まとう人の魅力をいっそう引き立てる様子を、ドラマチックに映し出している。「アーカー」が培ってきた美学と精緻なクラフツマンシップ、そしてケイティ・ヒリヤーの大胆な感性が交差する同ムービーは、進化するブランドの“今”を鮮やかに描き出す。

装いを詩的に彩る、繊細なきらめき

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“シャンデリア サークル グラン ピアス” 左耳用(18KYG、ダイヤモンド1.27ct)93万5000円、“シャンデリア サークル ブレスレット”(18KYG、ダイヤモンド0.26ct)各27万5000円

他にも、“シャンデリア”シリーズからは、イエローゴールドのサークルから、ダイヤモンドのきらめきがシームレスに零れ落ちるシングルピアスや、デコルテに光のヴェールをまとわせるネックレスなど、豊富なバリエーションがラインアップ。軽やかな着け心地と確かな存在感を両立したジュエリーは、日常にそっと寄り添いながら、繊細なきらめきで装いをクラスアップしてくれる。

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“シャンデリア サークル グラン ピアス” 左耳用(18KYG、ダイヤモンド1.27ct)93万5000円、“シャンデリア サークル ブレスレット”(18KYG、ダイヤモンド0.26ct)各27万5000円

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左:上から、“シャンデリア ネオ ネックレス”(18KYG、ダイヤモンド0.27ct)19万8000円、“シャンデリア ネックレス”(18KYG、ダイヤモンド0.33ct)22万円、“シャンデリア グラン ネックレス”(18KYG、ダイヤモンド0.60ct)36万4100円

右:“シャンデリア スウェイ グレイス ネックレス”(18KYG、ダイヤモンド0.41ct)45万1000円、“シャンデリア スウェイ グレイス ライン ピアス” シングルタイプ(18KYG、ダイヤモンド0.33ct)36万3000円、“シャンデリア スウェイ グレイス リング”(18KYG、ダイヤモンド0.40ct)39万6000円

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上から、“シャンデリア ネオ ネックレス”(18KYG、ダイヤモンド0.27ct)19万8000円、“シャンデリア ネックレス”(18K YG、ダイヤモンド0.33ct)22万円、“シャンデリア グラン ネックレス”(18KYG、ダイヤモンド0.60ct)36万4100円

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“シャンデリア スウェイ グレイス ネックレス”(18KYG×ダイヤモンド0.41ct)45万1000円、“シャンデリア スウェイ グレイス ライン ピアス” シングルタイプ(18KYG、ダイヤモンド0.33ct)36万3000円、“シャンデリア スウェイ グレイス リング”(18KYG、ダイヤモンド0.40ct)39万6000円

ほかにも、“シャンデリア”シリーズからは、イエローゴールドのサークルから、ダイヤモンドのきらめきがシームレスにこぼれ落ちるシングルピアスや、デコルテに光のベールをまとわせるネックレスなど、豊富なバリエーションがラインナップ。軽やかな着け心地と確かな存在感を両立したジュエリーは、日常にそっと寄り添いながら、繊細なきらめきで装いをクラスアップしてくれる。

多彩な輝きがそろう最新コレクション

伊勢丹新宿店でポップアップ
新作ファインジュエリーを世界初披露

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よりラグジュアリーに進化を遂げた「アーカー」は6月18〜24日まで、伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージで、ポップアップストアを開催する。同イベントでは、ブランドの新章を象徴する“シャンデリア”シリーズの新作を初披露。さらに、バゲットカットのサファイアやグリーンガーネットをあしらったイベント限定ジュエリーも登場。最新コレクションの世界観をいち早く体感できる貴重な機会だ。

「アーカー」ポップアップストア

日程:6月18〜24日
場所:伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

TEXT:MAKIKO AWATA
問い合わせ先
アーカー

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7月開業の大型テーマパーク「ジャングリア沖縄」 一部施設を初公開!現地で見えた注目ポイント

沖縄県北部に7月25日に開業予定の「ジャングリア沖縄(JUNGLIA OKINAWA)」が6日、施設の一部であるパーク入り口と「スパ ジャングリア(SPA JUNGLIA)」を報道陣に公開した。

同施設は那覇空港から車で約1時間半の沖縄県今帰仁村(なきじんそん)に位置する。“興奮とぜいたくを体験するパワーバカンス”をコンセプトに掲げ、60ha(東京ドーム約13個分)の敷地内に、大自然と調和する屋外空間と開放感のある屋内空間を展開する大型テーマパークだ。

パークに入場する時、まず目の前に現れる巨大なオブジェが「ジャングル ツリー」。直径12m、高さ14.5mという圧倒的なスケールを誇る施設のシンボルだ。ガジュマルやデイゴなど沖縄を代表する約10種の樹木が植えられており、“どんな環境でも生き抜く生命力”や“内からあふれだす力強さ”を表現した。また、この樹木や草花は定期的に植樹されるという。

そして、今回初公開となった施設「スパジャングリア」は2万6000㎡の広さを誇るスパ施設。最大の注目は、“世界最大の広さ”とギネス世界記録に認定されたインフィニティ風呂。男湯、女湯あわせて82㎡から、やんばる(沖縄本島北部)の大自然を堪能できる。

また、インドアバスには地下1600mから湧き出す天然温泉「今帰仁の湯」を楽しめる温泉や“洞窟風呂”も配置。幅広いラインアップの風呂とサウナ施設を楽しめる。

スパ施設に併設されたレストラン&バー「トロピカル オアシス」では絶景を臨みながら、県産食材を用いた南国リゾートらしい色彩溢れる美食体験ができる。

内覧会では県産のマグロともずくをふんだんに使用した冷製パスタ“冷製パスタ~マグロ、もずく、シークワーサー~”(1700円)などが披露された。ちなみに、こちらのレストランはパークやスパに入園しなくても外来利用できる。

また、パーク内レストランで楽しめる看板メニューも披露。エントランスビレッジに位置する「パノラマ ダイニング」でオーダーできる県産卵を恐竜の卵に見立てたポテトサラダ“ザウルス ウッフ”(1200円)、パイナップル、マンゴー、オレンジをブレンドしたパノラマビューに映えるカクテル“PANORAMAカクテル~サンセット イン ザ ジャングル~”(2000円)

パーク中心部に位置する屋外レストラン「ワイルド バンケット」で楽しめる、手づかみでがぶりつく葉つきのトウモロコシ“THE WILD グリルコーン”(1000円)、石垣牛で育った黒毛和牛の粗びきパティを香ばしく焼き上げたハンバーガー“THE WILD ビーフバーガー~石垣産黒毛和牛~”(2000円)などが紹介された。

そのほか22のアトラクションを有すテーマパークや飲食施設については、後日、改めて披露される。なお、オープン当日7月25日のパーク入場チケットは反響を考慮し、現在発売を見合わせ中。26日以降のパークやスパの入場チケット、および25日のスパチケットはオンラインから購入できる。

■ジャングリア沖縄
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村字呉我山553番地1
営業時間:変動制のため、公式サイトで要確認
料金:1 Dayチケット:(国内在住者)大人6930円、子ども4950円
           (一般料金)大人8800円、子ども5940円
   スパチケット(スパ施設のみ利用):(国内在住者)大人2640円、子ども1540円
(一般料金)大人3080円、子ども1870円
*大人12歳以上、子ども4歳~11歳、3歳以下は無料
*非国内在住者は一般料金、現地購入時には国内在住の証明提示が必要
*チケットは公式サイトで事前購入がおすすめ https://junglia.jp/

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【10名様にプレゼント】「ニンジャ」のコードレスミキサーが進化 自動プログラム搭載で簡単調理

シャークニンジャ(SHARKNINJA)は5月30日、小型キッチン家電ブランド「ニンジャ(NINJA)」から自動プログラムを搭載したコードレスミキサー“ニンジャ ブラスト マックス(Ninja Blast Max)コードレスミキサー”を発売する。価格は1万4960円で、シャークニンジャの公式オンラインストアおよび、全国の家電量販店、ECなどで扱う。

アップデートで利便性がさらに向上

“ニンジャ ブラスト マックス コードレスミキサー”は、手軽さとパワフルさが特徴の⼩型コードレスミキサー“ニンジャ ブラスト(Ninja Blast)”のアップデートモデル。ボトルは、470mLから530mLへと増量し、ワンタッチでの取り外しが可能に。加えて、パワフルなモーターと強靭なステンレス8枚刃を備え、氷や冷凍フルーツなどの硬い材料もしっかり砕いてなめらかに仕上げる。

さらに、用途にあわせて最適なかく拌パターンを設定している「ニンジャ」独自の自動プログラム“オートアイキュー(Auto-iQ)プログラム”も搭載。プロテインシェイクやフレッシュジュースなどに適する、食材を均一に混ぜ合わせる​“ブレンドモード”、野菜や冷凍フルーツなどをなめらかなスムージーに仕上げる“スムージーモード、”硬めの材料や氷などをかく拌する“クラッシュモード”の3つを内蔵し、簡単に調理できる。

また、内部には1回の充電で20回以上のかく拌が可能な充電式バッテリーを搭載し、コンセント不要で屋外調理も可能だ。使用後は、洗剤と水を入れかく拌することで洗浄でき、パーツは分解可能。ボトルとフタは食器洗い機にも対応する。

コードレスミキサーを10名様にプレゼント

「WWDJAPAN.com」は、「ニンジャ」の“ニンジャ ブラストマックス コードレスミキサー”を合計10名様にプレゼントする。

【キャンペーン詳細】

<募集期間>6月9日(月)10:00〜7月7日(月)10:00
<対象プレゼント>
・「ニンジャ」“ニンジャ ブラストマックス コードレスミキサー”(3色のうちいずれか1色を選べる)

【応募要項】

・「WWDJAPAN.com」の会員登録が必要です。(無料)
・メルマガ会員の方も「WWDJAPAN.com」の新規会員登録が必要です。
・読者プレゼントの情報をメルマガで定期的に配信しています。ぜひ、「メールマガジン配信を希望する」にチェックを入れて登録してください。
・会員登録のうえ、応募フォームよりご応募ください。

【注意事項】

・応募はお一人様1回のみ有効となります。
・応募者多数の場合は抽選により当選者を決定いたします。
・抽選結果に関するお問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
・当選の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
・同業者の方の応募はご遠慮ください。
・当社の判断で応募条件を満たさないと考えられる場合や、応募に関して不正な行為があった場合、当選を取り消させていただく場合がございます。
・本キャンペーンの応募時に発生するインターネット接続料、パケット通信料などの諸経費は応募者のご負担となります。
・本キャンペーンへの参加は、応募者自らの判断と責任において行うものとし、応募に際して応募者に何らかの損害が生じた場合、又は賞品に破損などの不備等があった場合、当社の故意または重過失に起因するものを除きその責任を一切負いません。
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・個人の属性等、アンケート項目への回答は、統計処理した集計値としてのみ使用いたします。
・当選者の個人情報は、当キャンペーンに関するご連絡にのみ使用いたします。法令により開示を求められた場合を除き、応募者の同意なしに第三者に対して開示・提供することはありません。この点については、下記プライバシーポリシーをご参照ください。
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“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”×イズモンスター “ゴジラ”をテーマに阪急メンズ東京でポップアップ

ヨウジヤマモトの“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は6月11〜17日の期間、アーティストのイズモンスター(IZUMONSTER)とコラボしたポップアップを阪急メンズ東京にオープンする。2001年公開の映画「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」をテーマとしたコラボアイテムを発売する。コラボアイテムはポップアップ終了後、在庫状況に応じて“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”公式オンラインでの販売も予定する。

イズモンスターとコラボ
スカジャンやシャツ、限定ソフビなど

コラボアイテムは、両面にイズモンスターのイラストを配し、映画「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」の略称“gmk”や漢字表記“呉爾羅”とあしらった、シルク素材のスカジャン(36万3000円)や、前面にキャラクターを大きくあしらい、ツートーンカラーに仕上げたレーヨンシャツ(5万7200円)、劇中のカットを敷き詰め、背面にイズモンスターによるロゴを配したレーヨンシャツ(6万500円)、映画ポスターのアレンジしたTシャツ(1万3200円)、イズモンスターのイラストをあしらったTシャツ(1万4300円)、「ヨウジヤマモト プールオム(YOHJI YAMAMOTO POUR HOMME)」のシルエットを採用し、それぞれキャラクターを大胆に配したTシャツ(2万4200円)のほか、トートバッグ(7700円)や、キャップ(1万5400円)、スカーフ(1万1000円)などを販売する。また「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」をテーマとしたソフビ人形(29万7000円)を数量限定で制作、6月11〜14日の期間に応募を受け付け、詳細は公式サイトに記載する。 “ワイルドサイド ヨウジヤマモト”とイズモンスターのコラボは、今回で2回目となる。

■ポップアップ
日程:6月11日〜17日
場所:阪急メンズ東京 1階
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1

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“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”×イズモンスター “ゴジラ”をテーマに阪急メンズ東京でポップアップ

ヨウジヤマモトの“ワイルドサイド ヨウジヤマモト(WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO)”は6月11〜17日の期間、アーティストのイズモンスター(IZUMONSTER)とコラボしたポップアップを阪急メンズ東京にオープンする。2001年公開の映画「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」をテーマとしたコラボアイテムを発売する。コラボアイテムはポップアップ終了後、在庫状況に応じて“ワイルドサイド ヨウジヤマモト”公式オンラインでの販売も予定する。

イズモンスターとコラボ
スカジャンやシャツ、限定ソフビなど

コラボアイテムは、両面にイズモンスターのイラストを配し、映画「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」の略称“gmk”や漢字表記“呉爾羅”とあしらった、シルク素材のスカジャン(36万3000円)や、前面にキャラクターを大きくあしらい、ツートーンカラーに仕上げたレーヨンシャツ(5万7200円)、劇中のカットを敷き詰め、背面にイズモンスターによるロゴを配したレーヨンシャツ(6万500円)、映画ポスターのアレンジしたTシャツ(1万3200円)、イズモンスターのイラストをあしらったTシャツ(1万4300円)、「ヨウジヤマモト プールオム(YOHJI YAMAMOTO POUR HOMME)」のシルエットを採用し、それぞれキャラクターを大胆に配したTシャツ(2万4200円)のほか、トートバッグ(7700円)や、キャップ(1万5400円)、スカーフ(1万1000円)などを販売する。また「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」をテーマとしたソフビ人形(29万7000円)を数量限定で制作、6月11〜14日の期間に応募を受け付け、詳細は公式サイトに記載する。 “ワイルドサイド ヨウジヤマモト”とイズモンスターのコラボは、今回で2回目となる。

■ポップアップ
日程:6月11日〜17日
場所:阪急メンズ東京 1階
住所:東京都千代田区有楽町2-5-1

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直感的で成果が出せる! チームを動かす在庫情報共有の秘訣

WWDJAPAN.comは4月までマンガ版「ザ・ゴールシリーズ 在庫管理の魔術」を連載していました。在庫過剰に陥ると、つい値下げセールに頼ってしまう――。しかし、本当にそれしか方法はないのか? 利益を高め、最大化するための解決策を、アパレル在庫最適化コンサルで「ユニクロ対ZARA」「アパレル・サバイバル」「図解アパレルゲームチェンジャー」等の著者である齊藤孝浩ディマンドワークス代表が、同マンガを読みながら、解説して行きます。今回は、第9話を取り上げます。

色で“見える化”された在庫状況が、現場を動かす

今回のテーマは「直感的で成果が出せる!チームを動かす在庫情報共有の秘訣」です。

マンガ「在庫管理の魔術」の第9話は コチラ

前回の最後で、主人公の徹が店長を務める渋谷店は、商品の在庫状況を数字ではなく、色で識別できるように可視化することに取り組みました。

基準在庫である20日分の在庫に対して、現在庫が3分の1を下回ったら「赤」、3分の1から3分の2は「黄」、3分の2以上なら「緑」といった具合です。「赤」になったら、予想よりも売れ行きが良いから欠品にならないように基準在庫量を上げて多めに補充発注(積み増し)する。「黄」は予想通りに売れているから基準在庫量はそのまま。「緑」は予想よりも売れ行きが悪いので過剰在庫にならないように基準在庫量を下げて、少し売れたとしても補充発注を控えるといった在庫管理方法です。

主人公の元上司は、基準在庫を売れ行きに応じて自動的に上げ下げする、この管理方法を「ダイナミック・ターゲット・マネジメント(DTM)」と名付けました。

在庫状況を数字で見るよりも、色で示す、つまりビジュアル化することは、誰でも直感的に気づきを得ることができ、すぐに行動に移せるので、短期で成果が見込めます。

読者の皆さんも、会議で数字が羅列された資料を出されて、理解するのに苦労した経験があるでしょう。もし、それらの数字が信号機のように3色くらいで色分けされていれば、緊急度や優先順位を一目で確認できるでしょう。取り扱いSKU数が多ければなおさらです。筆者のコンサル先でも、表計算ソフトを駆使してデータを色分けし、判断基準にすることで、意思決定のスピードを高めているアパレル事業者もあります。

こうした色付けによる可視化の効果は、担当者本人だけに役立つものではありません。倉庫や取引先など、サプライチェーンの上流側の人たちと共有すれば、彼らも温度差少なく店頭の状況をすぐに理解できるようになりますし、次にどんな仕事を頼まれそうか予測ができるようになり、先回りして仕事の準備をするようなこともできるようになります。

仕事のモチベーションの向上にもつながる

併せて、サプライチェーンの上流の人たちが、自分たちがやった仕事が、店頭でどのように役に立っているのかを知ることは、仕事のモチベーションの向上にもつながります。

今回のストーリーの1ページ目で、地域倉庫のマネジャーである元上司は「(倉庫にも共有してくれれば)店頭の売り
上げが見えて現場のモチベーションも上がる」と語っていますね。

上流の人たちは自分の行動がどれだけ業績に貢献しているかが把握しにくいので、自分たちが作ったものの売れ行きが良ければモチベーションの向上につながるのです。誰だって役に立ちたいと思って仕事をしていますからね。

売り上げや売れ筋商品など業績に関する情報は競合企業に知られたくない、外に出したくないと思う企業も少なくありません。しかし、精緻な数値の開示まではしなくても、情報として共有することで、関係者全員とウィン・ウィンの関係を築けるのです。

売上情報が工場を動かす時代

日本の某大手SPAも、店頭の個々の商品の売れ行き情報を、それらを製造している工場にリアルタイムで伝え、追加生産に備えさせていることで知られています。工場もただ言われた仕事をするだけでなく、自ら優先順位を決めて取り組むことで、店頭での売り上げに貢献している実感が得られることができるというわけです。

みなさんの会社やお取引先ではどのように情報共有をされていますか?

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