脱・優等生の「オーラリー」に拍手し、ニッチを突き抜ける「キディル」に慄く【2026年春夏メンズコレリポートVol.6】

今季も2026年春夏のメンズ・ファッション・ウイークを駆け抜けました。取材班は、コロナ禍前から久々にメンズコレサーキットに舞い戻った編集長・村上と、初参戦のヘッドリポーター・本橋。ヨーロッパを覆う熱波に負けないアツいリポートをお届けします。今回は特集制作を挟み、すでに追憶の彼方となりつつあるパリ1日目。

「エチュード スタジオ」よりも
正直「シュタイン」を観たかった!

本橋涼介「WWDJAPAN」ヘッドリポーター(以下、本橋):パリに到着してすぐ、ホテルに荷物を預けて、最初のショーへと直行。初っ端に観たのは「エチュード スタジオ(ETUDE STUDIO)」でしたね。正直なところ、僕の心にはあまり響きませんでした。カーゴパンツにシンプルなシャツ、マーブル染めのセットアップ……。個々の服には意味がありそうなのに、それを空間にのせる意志が見えず、静謐というより、単なる設計不足のように映りました。

もともと「エチュード スタジオ」は、写真家たちとのコラボレーションや、出版レーベルとしての活動をルーツに持つブランドです。都市の空気感やストリートカルチャーを視覚的に捉え、ビジュアルと言葉の両面から物語を紡ぐスタイルに定評がありました。雑誌的な編集感覚を服作りにも応用してきたブランドだからこそ、本来は“空間全体で伝える”ことが得意なはずです。もしこれがショーではなく、プレゼンテーションという形式だったら……と思いました。

それなら、今回は飛行機の都合でどうしても行けなかった「シュタイン(SSSTEIN)」を観たかった、というのが正直な気持ちです。

村上要「WWDJAPAN」編集長(以下、村上):私に至っては、パリまでの飛行機の中にパスポートを忘れてしまい、なおさら「エチュード スタジオ」どころじゃありませんでした(苦笑)。この後、「ルメール(LEMAIRE)」や「アミ パリス(AMI PARIS)」、それこそ「オーラリー(AURALEE)」など、「言葉で説明するとフツーだけど、独特の世界観を醸し出しているブランド」が控えているパリだからこそ、アティチュードというか着るひとの佇まい、みたいなものが見え隠れするスタイルが見たかったですね。正直、何を訴えようとしているのか、「よくわからないな」という印象です。

その前に伺った「ザ・ロウ(THE ROW)」は、気取らないという意味の「ノンシャラン」、そして自由奔放なスタイルの探求を続けながら、ブランドと着る人の関係性をより一層親密なものにしようとしています。その意味で今回は、着る人と一番親密な下着にフォーカス。とはいえコットンジャージーなので“下着感”満載ではありませんが、ジャケットのインナーにTシャツとか、その下には股引きのようなパンツなど、家と外の境界線が曖昧というか、中と外なんて違いをあんまり意識していない感覚のスタイリングです。ウィメンズだと、スパゲッティストラップのペチコートにジャケット的なスタイル。パジャマのような洋服も現れます。ミラノでも多くのブランドがパジャマスタイルを提案したのは、酷暑対策のみならず、一番親密な洋服で、着る人との関係性をより緊密なものしていきたいという願いの現れなのかもしれませんね。

ナイロンを混紡してパラシュート素材のように薄く&軽く仕上げた生地で作るリラックスパンツや、ボタンを廃した羽織風のロングジャケット、ベルトループを取り去ったり背中の部分をゴムに切り替えたりのパンツなど、“着心地を求めたらシンプルに仕上がった”的なアプローチも特徴ですね。どうも世間一般では「ミニマリズム」というイメージが先行していますが、「それだけじゃないんだ!」と私は声を大にして言い続けたいと思います。

村上:続く「ベルルッティ(BERLUTI)」は、靴の匠であり、素材選びのプロであることを示すプレゼンテーションからスタート。ミラノの「サントーニ(SANTONI)」に続き、パリでも“セタレザー”、シルクのように柔らかいレザーが登場です。ラグジュアリーの世界では、装飾ではなく、着心地や履き心地が重要になってきている現れでしょうか?日本人の足に合いそうなラストが復活したり、印籠とワンナイトバッグを融合した新型バッグの“ジュール・ドゥ・ポッシュ”を提案したりと新作もいくつかありますが、久々メンズにカムバックしてきた私にとって驚きだったのは、いつのまにか「ベルルッティ」傘下になっていた「アルニス(ARNYS)」の名物ジャケット“フォレスティエール”。

ハンティングジャケットをベースに、控えめなスタンドカラーで仕上げたジャケットは、「(セーヌ川の)右岸の『エルメス(HERMES)』、左岸の『アルニス』」と称されたほどのブランドによる逸品です。当然「ベルルッティ」だから、靴を前提としたコーディネートの中に“フォレスティエール”を採用。ブルーやライラックカラーのリネン、オレンジ色のウールなど、様々な色と素材でそろえました。

優等生「オーラリー」の
“整えない“という挑戦

本橋:村上さんが「サンローラン(SAINT LAURENT)」からの「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」をハシゴしている間、僕は「オーラリー」へ。今季もすごく“らしさ”のある進化をしていました。

テーマは「春の混乱」。寒さと暖かさの間を行き来する日本の季節感に根ざした、揺らぎを肯定するような服作りが印象的でした。カシミアなのにあえてジャリっとした質感に仕上げたポロシャツ。シルクオーガンジーにニット。透明感がありながら、少し着崩したようなレイヤードスタイルが印象的でした。あえて“整わないまま着る”ことを意識していたように思います。

岩井良太デザイナーお話をうかがいました。多くは語らない方ですが、「パリで発表し続ける意義」については前向きで、自分たちなりの進化を少しずつ形にしていくことを大事にされている印象を受けました。一見すると「わかりにくい」服かもしれません。でも、確実に一歩ずつ進んでいる。そんな誠実さと静かな挑戦を、これからも丁寧に追いかけていきたいと思います。

異物感際立つ「キディル」
ファンダムの深淵を垣間見る

本橋:「キディル(KIDILL)」は、今季ますます異物感を際立たせていました。プレゼンは“茶会”形式で、ショコラ専門店「LES TROIS CHOCOLATS」と組んで抹茶とお菓子をふるまうところからスタート。そこからショーが“召喚”のように始まるという演出でした。デザイナーの末安弘明さんは、「オタク」という言葉がまだ蔑視されていた90〜00年代、「オタクたちが現実を200%に誇張して、自分たちの小宇宙を作っていた」と語ります。その精神性が、まさに今のファッションに必要な想像力ではないかというわけです。

今季は秋葉原をテーマに、アクリル製のアーマーやタツノコプロとのコラボパーツ、“ネコミミ”の花柄ユニットまでが登場。パリのど真ん中で日本の想像力を全開放していたような熱量でした。メンズコレが静けさへと傾くなか、ここまで突き抜けたプレゼンは貴重ですし、熱狂的なファンも喜んでいました。これからも“蛸壺化”してでも徹底的に世界観を深めてほしいです。

サウナな「アシックス」で
コラボモデルの熱量を体感

本橋:最後に訪れたのが「アシックス スポーツスタイル(ASICS SPORTS STYLE)」。これはもはや“展示”というより“サウナ”でした(笑)。会場の人口密度がすごくて、湿気も熱もすさまじい。ようやくたどり着いた奥の一角に、「シュシュトン(SHUSHU TONG)」と「ジョウンド(JJJJound)」の新作スニーカーが、それぞれ1足ずつ展示されていました。

「シュシュトン」はチャイナドレスのようなフェミニンさを得意とするブランドですが、ネイビー×シルバーの“ゲル キネティック フルーエント“は相性よくまとまっていました。9月6日発売だそうです。「ジョウンド」のコラボモデルは真っ白で潔く、販売はすでに始まっています。それにしても、会場の人口密度が高くて灼熱でした。1日の終わりは、サウナで毒抜き......そんな風に前向きに考えて、熱気に包まれた会場を耐え抜きました。

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バーやレストラン、プール、ラウンジetc. 宿泊者にもビジターにもおすすめなANAインターコンチネンタルホテル東京の楽しみ方

東京都赤坂にあるANAインターコンチネンタルホテル東京は、1986年に東京全日空ホテルとして開業して以来、来年で40周年。そんな長い歴史を持つ同ホテルは、2023年10月から約15カ月に渡り大規模改装を実施。“展開する東京”をキーワードに客室やカフェ、バーの改装や宿泊客専用ラウンジ“クラブインターコンチネンタルラウンジ”の増床が行われました。今回は実際に1泊2日の滞在を経て見つけた、宿泊者にも、ビジターにもおすすめしたい楽しみ方を紹介します。

現在801の客室を有するANAインターコンチネンタルホテル東京。中でもおすすめの客室は各フロアの角に位置する“水スイート”と“空スイート”。“水スイート”は旧シングルルームとダブルルームをつなげて作られた52平米の広さを誇り、“空スイート”は寝室とリビングルームが分けられ、大きなウォークインクローゼット付き。どちらも広々と空間を使うことで、ファミリーや長期滞在者も快適に過ごせる居住性を重視して作られたといいます。室内には折り紙をモチーフとした幾何学模様を配し、やわらかくどこか日本的な色彩を感じるインテリアに仕上げられています。

さらに広々、快適になった
“クラブインターコンチネンタルラウンジ”

そしてANAインターコンチネンタルホテル東京に泊まりたい理由といえば、クラブルーム、スイートルーム合計193の客室に宿泊する顧客のみが使用できる35階、36階の“クラブインターコンチネンタルラウンジ”。元々35階のみだったフロアを増床した同ラウンジだけで楽しめるアフターヌーンティーやイブニングカクテル、ブレックファストは、初めての滞在なら必ずトライしてもらいたいサービス。ホテルでゆったり食を楽しみたい人にぴったりで、子どもも入れるのでファミリーにもおすすめ。

「ロンネフェルト」の紅茶と楽しむ
和洋のアフターヌーンティー

ホテル内の多くのレストランにもありますが、クラブラウンジでも季節ごとの素材を用いたアフターヌーンティーが楽しめます。ともにいただくのは、「ロンネフェルト(RONNEFELDT)」の香り高いブレンドティー。ケーキやスコーン、チョコレートのほか、笹団子や抹茶のドーナツなど、和テイストのスイーツもラインアップ。多すぎず、少なすぎずの量が大人にはありがたい。14〜16時までの間、ゆったりと楽しめます。

「モエ・エ・シャンドン」に「テルモン」も!
タパスと味わうイブニングカクテル

16時までのアフターヌーンティー後、17時半〜19時半まではイブニングカクテルタイム。「モエ・エ・シャンドン(MOET&CHANDON)」のほか「テルモン(TELMONT)」のシャンパンもフリーフローで楽しめるのはこのホテルならでは。シャンパンのほか、カクテルやモクテル、ソフトドリンクもラインアップし、日替わりのタパスとともにぜいたくな夕刻の時間を過ごせます。寿司やチーズなど種類豊富なブッフェもあるので、夕食は軽めでOKという方はここで食事を済ませるのも良いでしょう。

選べるメーンとブッフェスタイル
ブレックファストは11時まで

ナイトライフを楽しみたい宿泊者にとって、朝食時間はゆっくりめだとありがたい。クラブラウンジの朝食は朝7〜11時まで利用でき、和食、洋食から選べるメーンとブッフェをゆったり味わえます。私はベーコンやスクランブルエッグがワンプレートになった“モーニング・ブースト”をチョイス。朝からしっかり食べたい人にぴったりです。そのほか、ヘルシー派の人におすすめな“スパセット“、エッグベネディクトやオムレツなど選べる卵料理や、和朝食もあります。

ビジターにもおすすめ
秘密の隠れ家的バー

宿泊客だけではなく、ビジターにもおすすめしたい同ホテルの魅力といえば、13にも及ぶレストランとバー。カジュアルシーンからお祝い事まで、さまざまなコンセプトで世界各国の味わいが楽しめるお店が並び、館内の飲食店を巡るだけでもワクワク。

広報担当者のおすすめは36階のミックス バー&ラウンジ。こちらも改装に伴いリニューアルを行なった店舗で、マネージャーのカドカ・アンジャンさんが考案した世界各都市をイメージしたカクテルと36階ならではの夜景がウリ。「お客様の多くはエントランス付近でお待ち合わせをするのですが、実はこのミックス バー&ラウンジでのお待ち合わせもおすすめ。ここでお待ち合わせをして、1杯飲みながらその日のお出かけのプランを相談するのはいかがでしょう」と、ツウな楽しみ方を教えてくれました。

また、個人的に気になったのは3階にあるメインバー ダビンチ。平日のみ18〜24時まで営業している、都内でも数少ないホテル内にあるシガーバーです。館内で唯一喫煙が可能な店舗で、葉巻や煙草を嗜む大人の秘密の隠れ家として人気。もちろんお酒も幅広く取り扱い、木目調の落ち着いたムードは愛煙家以外も楽しめるはず。2000本を超えるボトルキープが、その人気を物語ります。

バー以外にも、各国のテイストが楽しめるレストランが11店舗。プロジェクションマッピングを採用したル・プチシェフや、立派な庭園を有する日本料理 雲海、珍しい飲茶のアフターヌーンティーを提供する中国料理 花梨など、個性豊かな店舗がそろいます。

「モエ・エ・シャンドン」を片手に楽しむ
夏季限定のガーデンプール

10月31日までの期間、ぜひ訪れたいのが開放感のあるガーデンプール。9月中は朝7時から夜22時まで営業するこのプールサイドで飲む「モエ・エ・シャンドン」のシャンパンは格別。アルコール以外にもソフトドリンクやスナックも展開しているため、1人でまったりぜいたくな時間を過ごすもよし、友達同士やカップル、ファミリーで過ごすもよし。もちろんビジターも利用できます。

紹介したもののほかにも、タイ生まれのナチュラルスキンケアブランド「タン(THANN)」のスパやジム、サウナ(男性のみ)などさまざまなサービスがそろうANAインターコンチネンタル東京。暑い夏だからこそ、ホテルから出ずに楽しむ“おこもりステイ”にもぴったり。ビジターも楽しめるレストランやバー、プールも必見です。日常から少し離れたぜいたくな滞在を、自分へのごほうびにしてみてはいかがでしょうか。

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来場者数よりも“本気の商談“を重視するベルリンのB2Bイベント「ザ ユニオン」 日本ブランドも多数出展

世界的に見本市ビジネスが過渡期を迎える中、ドイツ・ベルリンを拠点とするザ ユニオンが主催するB2Bイベント「ザ ユニオン ベルリン(THE UNION BERLIN)」が活気づいている。同イベントは「良きビジネスのための場(A PLACE FOR GOOD BUSINESS)」をスローガンに掲げ、2022年夏にスタート。6月22〜24日に開催された26年春夏シーズンは、デニムやレザーウエア、アロハシャツからバッグ、シューズ、シルバージュエリーまでヘリテージファッションを中心に約70ブランドが出展した。その3割以上を日本が占め、比較的規模の小さな日本のブランドが欧州市場に進出したり、海外ビジネスを拡大したりする足掛かりにもなっている。

同イベントを手掛けるのは、ドイツで「ポーター(PORTER)」のディストリビューターなども務めているフェリックス・エンゲルマン(Felix Engelmann)=ザ ユニオン創業者だ。立ち上げの経緯について、彼は「自分自身もディストリビューションの仕事をしていて、従来のトレードショー(見本市)や合同展は多くの来場者がブースを訪れても、必ずしも商談や買い付けにつながるわけではないと感じていた。私たちが取り組んでいるのはブランドとショップが共にビジネスを行うための共同体。だから『トレードショー』とは呼びたくなく、シンプルに“連合”や”組合”を示す『ユニオン』という言葉を選んだ」と説明。「重視するのは、来場者数よりも本気で商談が行われる環境を整えることだ。そのため、ショップ関係者が来場するには出展ブランドまたは私たちからの招待が必要。支払いなどで待たされることの多い食事やコーヒーなどのドリンクを無料でスムーズに提供したり、必要に応じて現地での通訳を手配したりと、円滑なビジネスをサポートしている」と続ける。

また、常にイベントを改善していくため、「WhatsApp(メッセージングアプリ)」で出展ブランドや来場したショップの意見を聞いたり、出展料の改定などの際には多数決を取り入れたり。皆で作り上げるオープンで民主的な運営体制も特徴と言える。そういった背景もあり、ビジネスに重きを置いているものの、会場には親密でフレンドリーな雰囲気が漂う。

品質で勝負するブランドだけを厳選

そんな「ザ ユニオン ベルリン」は会場となっている元冷蔵倉庫の1フロアのみでスタートし、現在は中央が吹き抜けになった3フロアと完全アポイントメント制の1フロアを使用するまでになった。しかし、エンゲルマン創業者は「最も大切なのは、参加者全員が効率よくビジネスをできること。規模が大きくなりすぎると、自分たちがなりたくない従来型の見本市や合同展のようになってしまうリスクがある」とし、焦点を絞ってクオリティーを維持していく考えだ。

出展者の選考基準については、「マーケティングではなく“品質の証“としてブランドのラベルやロゴを用いているか。アイテムカテゴリーや価格帯は問わず、品質で勝負するブランドを選んでいる。そうすることで、来場する小売業者が“『ザ ユニオン』に行けば、すでに買い付けているブランドだけでなく、他の素晴らしいブランドにも出合える“と思えるような場所にしたい」と語る。「私が知る日本のブランドからは、製品やモノ作りに真摯に向き合う文化を感じる。そういったブランドの評価は欧米でも高く、その姿勢は“ディスカウント”を前提としない健全なビジネスを続けていくためにも重要だ」。

出展者が語る「ザ ユニオン」の意義

今回のイベントには、ドイツをはじめとするヨーロッパ、アメリカ、タイ、イスラエル、台湾、韓国、日本などの約180店舗のバイヤーが訪れたという。その数自体は大規模な見本市に比べると圧倒的に少ないものの、その狙い通り、ビジネスの場として機能しているようだ。

初めて出展したベーシックなニット中心の「ムーンキャッスル(MOONCASTLE)」を手掛ける月城亮一・月城ニット社長は、「海外ではすでにフィレンツェの『ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)』とパリの『ウェルカム エディション(WELCOME EDITION)』に出展している。他と比べて『ザ ユニオン』は来場人数が少ない分、バイヤーの方々にじっくりとブースを見てもらったり、製品について説明させてもらったりすることができた。結果、ビジネス的にもほかの海外展に引けを取らないくらいの手応えがあった」と振り返った。

一方、4回目の出展となるデニムブランド「フルカウント(FULLCOUNT)」を率いる辻田幹晴社長は、日本製デニムが世界で認知される前の1990年代後半から海外展開に挑戦しており、地道に販路を確立。その中で酸いも甘いも経験してきたという。現在は他の見本市には出展していないが、「ザ ユニオン」については「私たちの場合は、すでに海外に100アカウント以上の卸先がありビジネスも安定しているので、既存のお客さまと会うことが出展の大きな目的。一つのブランドとして成功すればいいというわけでなく、日本のモノ作りの背景をしっかり守っていくためにも、海外で日本の製品がしっかり評価される場になれば良いと考えている。その点、『ザ ユニオン』は日本の文化を尊重するフェリックスとの距離も近く、コンセプトに共感する部分も多い。他の新しいブランドにも声をかけたり、意見を交わしたりして、一緒に取り組んでいる」と話した。

今年から日本でのイベントも本格始動

さらにザ ユニオンは、「クロ(KURO)」などオリジナルブランドの生産・販売や海外ブランドのディストリビューション、合同展示会「マグ(MAG)」を手掛けてきた総合セールスエージェントのブルース(BLUES)とパートナーシップを締結。2年半にわたる話し合いの末、「ザ ユニオン ベルリン」のコンセプトを踏襲した日本でのイベント「ザ ユニオン トウキョウ(THE UNION TOKYO)」を始動した。3月のソフトローンチを経て、2026年春夏シーズンは7月15〜17日まで渋谷のクウォーツギャラリー(QUARTZ GALLERY)で開催する。今回は、国内外の約25ブランドが出展予定だ。

刑部健太郎ブルース社長は、「これまで開催していた『マグ』は一旦ストップし、『ザ ユニオン』にフォーカスする。今回の来場予定は国内のショップが多いが、将来的には韓国や中国、台湾などアジアのバイヤーが集まるハブにしていきたい。また、ベルリンでは欧米のショップから、東京ではアジアのショップからオーダーを取れるような環境を整え、両方に出展するブランドを増やすことを目指す」と語る。今後は、海外のブランドやバイヤーの参加も促すため、グローバルな買い付けや生産サイクルに合わせ、7月と2月の年2回開催していく予定だ。

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ファストリ24年9月〜25年5月期、「気温に左右されないMD」で過去最高業績 トランプ関税の影響は秋以降

ファーストリテイリングの2024年9月〜25年5月期業績は、売上高に相当する売上収益が前年同期比10.6%増の2兆6167億円、営業利益が同12.2%増の4509億円、純利益が同8.4%増の3390億円だった。ユニクロ事業の日本、欧州、北米、東南アジアなどが成長をけん引。一方、構造改革中のグレーターチャイナは直近3カ月は減収減益、ジーユー事業も同じく増収大幅減益だった。

ユニクロでは、猛暑に対応する夏物コア商品がよく売れているほか、通年で販売できる“定番のアップデート”商品がヒットし、気温に左右されにくい商売に手応えを得ている。具体的には「ユニクロ:C(UNIQLO:C)」の“スウェットワイドパンツ”(3990円)や、「ユニクロ アンド ジェイ ダブリュー アンダーソン(UNIQLO AND JW ANDERSON)」の“ストレートジーンズ”(4990円)など。「スエットやジーンズという定番に新しいデザインや新機軸を入れることで、これほど需要が得られるのかという学びがあった」と、岡﨑健 取締役グループ上席執行役員CFOは語る。

アメリカ市場では、トランプ関税の影響は現時点では出ていないと言うが、「25年秋冬以降はかなり影響を受けると見ている。ただし、状況は流動的であり、サプライチェーンの組み替えなどでここから右往左往してもしょうがない」。関税上昇分を価格に転嫁するかについては、「アイテム1つ1つについて、価格と価値のバランスを精査し、価格が上げられるものは上げるしかない」と話す。

ユニクロの中国事業は、直近3カ月で売上収益が現地通貨ベースで約3%減(円換算ベースでは約8.2%減)、営業利益は約8%減(同約11.5%減)だった。引き続き、非効率店舗のスクラップや増床などを進め、店舗の質の改善を進める。既存店を増床リニューアルし、中国大陸南西部初の旗艦店としてオープンした「ユニクロ 成都店」など、既に手応えを得ている事例もある。

ジーユー事業は“バレルレッグパンツ”や“スウェT”などの販売は好調だったが、ヒットの芽が見えた商品の欠品やマーケティング不足が響き、直近3カ月は業績予想を下回った。「ジーユーの課題は2つ。ユニクロと差別化した、マストレンドのど真ん中で“LifeWear”をいかに表現するかというのが1点と、2つ目は欠品や在庫過多を防ぐ情報製造小売業という仕組みを徹底実行する部分。1つ目に関しては、ユニクロのR&Dの中心メンバーもジーユーに加わって開発した、ジーユーらしさを追求した商品が25年秋冬以降、順次増えていく。2つ目については、4月に就任した黒瀬友和新社長はユニクロで長い経験があり、実行力に関して申し分ない。この2つが合わさることで精度が今後上がっていく」と語った。

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ロレアルが仕掛ける“美容×テック” 日中韓スタートアップと共創加速

ロレアルは、ビューティテック分野でも確固たるリーダーシップを示している。仏パリで開催された世界最大級のテックイベント「ビバ・テクノロジー(VIVA TECHNOLOGY以下、ビバテック)」第9回では、提携する日本と韓国、中国のスタートアップを紹介し、国際的な注目を集めた。

ロレアルは政府や業界団体、産業クラスター、企業、大学、メディア、インキュベーター、投資家などのパートナーと提携し、スタートアップに強力なサポートシステムを提供している。スタートアップにとって課題の一つは、自社の技術の最適な活用方法と、市場検証のための場を特定することだ。一例を挙げると、AIが生成するキービジュアルをメイン商材とするザ・シー(THE SEA)は、ロレアルとの綿密な意見交換を通して、自社の技術がECの製品詳細ページに適していることを発見した。ザ・シーはまた、オープン・イノベーションの加速を目的とした「ロレアル ビッグバン ビューティーテック・イノベーション・プログラム (以下、ビッグバン)」への参加を通じて、急拡大する中国のEC部門で自社の技術の大きな可能性を見いだし、ロレアル中国と提携した。このようなコラボレーションは画期的な製品とサービスを生み出し、AIやバイオテクノロジー、スマートデバイスにわたるビューティテック業界全体のイノベーションに拍車を掛けている。

ロレアルの北アジア(日本、中国、韓国、台湾、香港)におけるオープン・イノベーション・プログラムは、ビューティの未来を形作るための相互利益と共有ビジョンの基盤の上に成り立つ。バーバラ・ラヴェルノ(Barbara Lavernos)=ロレアル グループ副CEO兼リサーチ&イノベーション テクノロジー責任者は、「当社はビューティ業界の限界を押し広げ続けるために、外部との共創、コラボレーション、共同イノベーションを推進する。『ビッグバン』は業界を超えたスタートアップとの協業を促進し、ソリューション開発を加速させる。その影響力は、世界レベルへ拡大している」と述べる。「ビッグバン」は北アジアでの成功を受けて昨年、南アジア太平洋と中東、北アフリカ(SAPMENA)にも拡大した。

韓国のAIスリープテック企業アスリープ(ASLEEP)は、「ビバテック2023」でロレアルとつながった。24年度「ビッグバン」で受賞し、その後「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」と共同で睡眠モニタリングアプリを開発した。バイオテクノロジーに関する中国のスタートアップの未名拾光(VEMINSYN)はロレアルグループから、「ビッグバン」受賞企業として2社目の出資を受けた。同社はロレアルの支援を受け、100億個以上の分子を網羅するデータベースを構築し、新規成分を特定するためのアルゴリズムを開発した。さらに希少植物のジーンバンクを設立し、イノベーションと生物多様性保全の両方に取り組んでいる。

ディモイ・ロイ=ロレアル 北アジアゾーン リサーチ&イノベーション ヴァイス・プレジデントは、「北アジアのイノベーションは、規模やシナジー、スピードの面で、かつてないほど強力に連携している。スタートアップや大学、業界をリードする企業などと協業することで、社内に蓄積された世界クラスの専門知識を集約・増強させ、世界を動かすイノベーションを共創していく」と話した。

問い合わせ先
日本ロレアル

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ロレアルが仕掛ける“美容×テック” 日中韓スタートアップと共創加速

ロレアルは、ビューティテック分野でも確固たるリーダーシップを示している。仏パリで開催された世界最大級のテックイベント「ビバ・テクノロジー(VIVA TECHNOLOGY以下、ビバテック)」第9回では、提携する日本と韓国、中国のスタートアップを紹介し、国際的な注目を集めた。

ロレアルは政府や業界団体、産業クラスター、企業、大学、メディア、インキュベーター、投資家などのパートナーと提携し、スタートアップに強力なサポートシステムを提供している。スタートアップにとって課題の一つは、自社の技術の最適な活用方法と、市場検証のための場を特定することだ。一例を挙げると、AIが生成するキービジュアルをメイン商材とするザ・シー(THE SEA)は、ロレアルとの綿密な意見交換を通して、自社の技術がECの製品詳細ページに適していることを発見した。ザ・シーはまた、オープン・イノベーションの加速を目的とした「ロレアル ビッグバン ビューティーテック・イノベーション・プログラム (以下、ビッグバン)」への参加を通じて、急拡大する中国のEC部門で自社の技術の大きな可能性を見いだし、ロレアル中国と提携した。このようなコラボレーションは画期的な製品とサービスを生み出し、AIやバイオテクノロジー、スマートデバイスにわたるビューティテック業界全体のイノベーションに拍車を掛けている。

ロレアルの北アジア(日本、中国、韓国、台湾、香港)におけるオープン・イノベーション・プログラムは、ビューティの未来を形作るための相互利益と共有ビジョンの基盤の上に成り立つ。バーバラ・ラヴェルノ(Barbara Lavernos)=ロレアル グループ副CEO兼リサーチ&イノベーション テクノロジー責任者は、「当社はビューティ業界の限界を押し広げ続けるために、外部との共創、コラボレーション、共同イノベーションを推進する。『ビッグバン』は業界を超えたスタートアップとの協業を促進し、ソリューション開発を加速させる。その影響力は、世界レベルへ拡大している」と述べる。「ビッグバン」は北アジアでの成功を受けて昨年、南アジア太平洋と中東、北アフリカ(SAPMENA)にも拡大した。

韓国のAIスリープテック企業アスリープ(ASLEEP)は、「ビバテック2023」でロレアルとつながった。24年度「ビッグバン」で受賞し、その後「ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE POSAY)」と共同で睡眠モニタリングアプリを開発した。バイオテクノロジーに関する中国のスタートアップの未名拾光(VEMINSYN)はロレアルグループから、「ビッグバン」受賞企業として2社目の出資を受けた。同社はロレアルの支援を受け、100億個以上の分子を網羅するデータベースを構築し、新規成分を特定するためのアルゴリズムを開発した。さらに希少植物のジーンバンクを設立し、イノベーションと生物多様性保全の両方に取り組んでいる。

ディモイ・ロイ=ロレアル 北アジアゾーン リサーチ&イノベーション ヴァイス・プレジデントは、「北アジアのイノベーションは、規模やシナジー、スピードの面で、かつてないほど強力に連携している。スタートアップや大学、業界をリードする企業などと協業することで、社内に蓄積された世界クラスの専門知識を集約・増強させ、世界を動かすイノベーションを共創していく」と話した。

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「ゲス ジーンズ」がアジア初のフラッグシップストアを東京・表参道に VERDYとのポップアップも

「ゲス(GUESS)」によるデニムブランド「ゲス ジーンズ(GUESS JEANS)」はこのほど、アジア本土初となるフラッグシップストア「GUESS JEANS Tokyo」を東京・表参道にオープンした。オープンを記念して、同ブランドのクリエイティブ・パートナーで、マルチアーティストのVERDY(ヴェルディ)がキュレーションを手掛ける14ブランドによる限定ポップアップ「GUESS JEANS GIFT SHOP with FRIENDS」を、同旗艦店の地下1階で7月31日まで開催する。なお、同ポップアップでは、VERDYによる初公開のコラボレーション作品も取り扱う。

同店は、ミニマルなコンクリートを基調とし、既存の建物造作を解体せずに活用することで、環境負荷を抑えた設計を実現した。建物の外構には、陶器と植物を組み合わせたグリーンを取り入れ、「ゲス」の原点である南カリフォルニアの自然と、日本のクラフトマンシップや建築文化を融合させたデザインに。店内は、外装とのつながりを意識した開放的な空間で、「ゲス ジーンズ」のシンプルな美学を表現した。

また、今回のポップアップでは、「エーエフビー(AFB)、「ブラックミーンズ(BLACKMEANS)」、「ボット(BOTT)」、「カーサービス(CAR SERVICE)」、「コメット マガジン(COMET MAGAZINE)」、「ザ フラワーズ(THE FLWRS)」、「ホロ(HORO)、「エムエーエスユー(MASU)」、「リールス(REELS)」、「シークレットベース(SECRETBASE)」、「シーユーイエスタデイ(SEE YOU YESTERDAY)」、「スペシャル ゲスト K.K.( SPECIAL GUEST K.K.)」、 「ティーモダンストリートウェア(TTTMSW)」、「ウィムジー(WHIMSY)」、といった東京のストリートカルチャーを牽引する14ブランドが参加。VERDYのアートビジョンと「ゲス ジーンズ」が持つ伝統、および革新性を融合したアイテムを展開する。なお、商品の購入は、1人につき1点まで。数量限定のアイテムは、なくなり次第終了となる。加えて、店頭にはガチャガチャも設置されており、1人につき2回までプレイ可能。

※上記の商品画像は一部抜粋となります。

VERDYは、同ポップアップについて「このお店の地下は、もともとギャラリースペースだった空間で、今後もさまざまなイベントを開催していく予定があるとのこと。そんな場所のこけら落としとして何がふさわしいかを考えた時に、今の原宿やストリートを象徴する人たちが参加する内容にしたら面白いのではと考えた。参加してくれたみんなにオーダーしたことは『ゲス ジーンズ』をイメージしたものを自分なりに作ってほしいということ。各々の個性が発揮された展開になっていたので、見てくれた人はきっとワクワクできたと思う。時期は未定だが今後、『ゲス ジーンズ』で自分がディレクションするコレクションを発表することができたら、デニムの幅広い楽しみ方や、色んな着方を若い世代に向けて提案していきたい」とコメントを寄せた。

■「GUESS JEANS Tokyo」
営業時間:11:00〜20:00
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4丁目26−14 プロテクトビルディング

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寝顔のポケモンが渋谷に降臨、東急8施設で「デジタルスタンプラリー」 駅前複雑ルートを攻略しゴールは最難関「渋谷サクラステージ」

ポケモン(POKEMON)は7月18〜27日、睡眠ゲームアプリ「ポケモンスリープ」のリリース2周年を記念した東京・渋谷の回遊イベントを実施する。渋谷の東急グループ8施設に、さまざまな寝顔のポケモン装飾やフォトスポットが出現し、デジタルスタンプを集めてゴールの「渋谷サクラステージ」で提示するとオリジナルノベルティをプレゼントする。参加施設は渋谷サクラステージのほか「渋谷109」「マグネットバイ渋谷109」「渋谷ストリーム」「渋谷マークシティ」「東急プラザ渋谷」「渋谷アクシュ」「渋谷ヒカリエ」の8つ。

各施設には、スマートフォンでマーカーを読み取れるデジタルスタンプラリーポイントを設置するほか、ポケモンの寝顔が大量に掲示され、ポケモンを探して写真を撮って楽しむこともできる。

建て替え工事が続き、酷暑も予想される渋谷駅前では事前の攻略ルートの確立も必要になりそうだ。なおゴールとなる「渋谷サクラステージ」会場は3階イベントスペースの「ブルームゲート(BLOOM GATE)」。ノベルティの引き換え時間は10時〜20時。同会場には、巨大なカビゴンを設置したポップアップ会場も開設するほか、ゲーム内に登場するドリンクを再現した特製ドリンクを販売するドリンクスタンドも設置する。ドリンクを購入すると全6種の中から好きなデザインのコースターがもらえる。

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【スナップ】板谷由夏、すみれ、一ノ瀬颯らが来場 「モエ・エ・シャンドン」が“氷を浮かべて楽しむ”シャンパンのお披露目イベント

「モエ・エ・シャンドン(MOET & CHANDON)」は7月4日、シャンパン“モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル”のお披露目イベントを東急プラザ渋谷のセラヴィ東京(CE LA VI TOKYO)で開催した。

氷を浮かべて楽しむ
“モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル”

本イベントは、“フランスのキオスク”をテーマに、フレンチシックな空間で、シャンパン“モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル”と“モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル ロゼ”をお披露目。両シャンパンは、氷を浮かべて楽しむ“ラ・ピシーヌ(LA PISCINE)”スタイルを特徴とする。“モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル”は、マンゴーやグアバなどトロピカルフルーツの力強い香りに、ふくよかなネクタリンやラズベリーと、ほのかな生姜の風味を組み合わせている。“モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル ロゼ”は、モレロチェリーやリンゴンベリー、クランベリーの果実感ある風味と、瑞々しいイチジクやネクタリン、ザクロの香りを合わせた。会場には、板谷由夏、すみれ、一ノ瀬颯らが浴衣姿で来場した。

「モエ・エ・シャンドン」は、7月1日〜9月30日の期間にセラヴィ東京で、そのほか多数レストランおよびホテルなどで、“モエ・エ・シャンドン アイス アンペリアル”を順次提供する。

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「サカイ」がブランド初のパックTシャツを青山店限定で発売

「サカイ(SACAI)」が7月11日、ブランド初となるパックTシャツ“THE t-shirt(ザ・ティーシャツ)”(2枚セット、2万5300円)を「サカイ青山(sacai Aoyama)」限定で発売する。

「THE t-shirt」は、ほどよい厚みのあるコットン100%素材を用いたミニマルなシルエットのTシャツ2枚セット。カラーはブラックとホワイトの2色展開で、それぞれブランドを象徴するネックラインのオリジナルステッチワークが施されている。商品はバイオマス素材のパッケージに封入されており、表面には「THE T-shirt」のロゴ、背面には「サカイ」のネームがプリントされている。環境への配慮とブランドのアイデンティティーを同時に表現した仕様も特徴だ。

アイテム画像

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セブン-イレブンが韓国コスメ「マニョ」「ブレイ」の取り扱いをスタート 人気製品のミニサイズが登場

セブン-イレブン・ジャパンが韓国コスメブランド「マニョ(MANYO)」と「ブレイ(BRAYE)」の取り扱いをスタートする。アイテムは、2ブランドの人気商品を手軽に試せるミニサイズなどを予定。発売日は8月頃を予定しているが、正確な日付と製品の詳細は後日発表となる。

「マニョ」は、「美しさ、思いのままに」をスローガンに掲げ、2012年に韓国で誕生したスキンケアブランドだ。配合する素材や成分にこだわり、肌のキメや毛穴をケアをする“ガラクトミセス培養液”を配合した美容液“ガラク ナイアシン エッセンス”や、“ピュア クレンジング オイル”がヒット。20年に日本に本格上陸した。

「ブレイ」は、2024年5月に韓国で誕生したメイクアップブランドで、時代を超えたかっこ良さを提案し続けている。アクセサリー感覚で持ち歩ける新しいデザインと、実用性を兼ね備えたチャーム型のリップ&チーム“リップスリーク”が人気の製品で、Z世代から注目を集めている。

セブン-イレブンは現在、韓国コスメブランド「クリオ(CLIO)」の姉妹ブランド「トゥインクルポップ バイ クリオ(TWINKLE POP BY CLIO)」や、スキンケアブランド「トリデン(TORRIDEN)」などを展開している。

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古着店ウェーバーが「大Tシャツ展」 1000枚以上のビンテージTシャツや「トイ・ストーリー」「ファーゴ」モチーフの特別アイテムも

古着店のウェーバー(WEBER)は7月18〜25日の期間、「大Tシャツ展」をドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)で開催する。

映画や現代アーティスト、実験音楽家など
幅広いテーマでラインアップ

「大Tシャツ展」は、“美しき混沌”をテーマとし、ビンテージのTシャツを約1000枚ラインアップ。400枚以上の映画Tシャツや、マルセル・デュシャン(Marcel Duchamp)やダミアン・ハースト(Damien Hirst)、マイク・ケリー(Mike Kelley)ら現代アーティストのTシャツ、ジョン・ケージ(John Cage)ら実験音楽家のTシャツなど幅広くそろえる。

また2025年に30周年を迎える「トイ・ストーリー」と、アカデミー賞脚本賞を受賞したジョエル・コーエン(Joel Coen)とイーサン・コーエン(Ethan Coen)兄弟による映画「ファーゴ」をモチーフとし、90年代の世界観を落とし込んだTシャツを制作。「トイ・ストーリー」のTシャツ(9900円)は、シルクスクリーン15版によるプリントを採用し、インクの質感も90年代のTシャツに近い手触りを再現、キッズサイズ(4400円)も用意する。「ファーゴ」のTシャツ(7700円〜)は、劇中のシーンや、当時のポスタービジュアルを配した4型を販売する。

イメージビジュアルには、オカモトレイジ、高木完、エドツワキ、岸谷蘭丸らを起用した。

■大Tシャツ展
日程:7月18〜25日
時間:11:00〜20:00
場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ 6階
住所:東京都中央区銀座6-9-5

イメージビジュアル

ビンテージTシャツ

「トイ・ストーリー」
「ファーゴ」Tシャツ

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「シセイドウ」“アルティミューン”が椎名林檎とコラボ キャンペーンソング公開&六本木でポップアップ開催

「シセイドウ(SHISEIDO)」は7月9日、アーティストの椎名林檎とコラボレーションし、限定キャンペーン「ストレス解放区」をスタートした。ブランドを象徴する美容液“アルティミューン パワライジング セラム”(30mL、9900円/50mL、1万5180円/リフィル50mL、1万4630円)を主役に、椎名書き下ろしのキャンペーンソング「実験中」を配信したほか、六本木で期間限定ポップアップを開催する。

「実験中」を通じてストレス社会を生きる人々にメッセージを

「実験中」は、日々を健やかに過ごすためのシンプルな哲学を歌い上げた、スピード感のある1曲。ミュージックビデオでは、“アルティミューン”の研究室を舞台に、椎名が研究者として登場。実験を行うシーンのほか、パンチングマシーンでストレスを発散したり、猫とリラックスタイムを過ごしたりと、「ストレス解放」をテーマにした多彩なシーンが描かれている。現代のストレス社会を生きる人々に向け、ストレスからの解放をメッセージとして届ける。

“ストレス解放”をリアルに体感

ポップアップは、7月10〜18日に東京・六本木ヒルズで開催する。会場は“アルティミューン”を象徴する赤一色に染め上げ、ミュージックビデオの世界観を体感できる体験型コンテンツやタッチアップスペースを設置した。

目玉は、「実験中」の世界を再現した空間「ストレス解放区」。ミュージックビデオの映像や椎名のインタビュー動画が流れ、ファンにはたまらない演出となっている。椎名が実際に使用した小物が多数展示され、手に取って撮影できるのも魅力だ。ミュージックビデオのワンシーンに入り込んだような写真が撮れるフォトスポットには、自撮り用の三脚付きセルフィースティックが設置されており、1人でも気兼ねなく撮影が楽しめる。

ほか、ゲーム感覚で楽しめるパンチングマシーンや猫をモチーフにしたおみくじなど、遊び心あふれるコンテンツも用意。“アルティミューン”のサンプル配布も行っており、ブランドの世界観と共にプロダクトにも触れられる内容となっている。

◾️「ストレス解放区」
日程:7月10〜18日
時間:11:00~19:00
会場:六本木ヒルズ カフェ/スペース
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ヒルサイド 2階
入場料:無料、事前の予約は不要

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三谷幸喜の「三谷文楽」、パルコのグランバザールCMとコラボ

パルコは7月11日からスタートする「パルコ グランバザール」CMで、劇作家の三谷幸喜とコラボレーションする。8月に上演を控える伝統芸能の文楽の新作「人形ぎらい」とタイアップ。CM内では名手吉田一輔(いちすけ)氏の操る本物の文楽人形がスケートボードで街中を駆け巡る。三谷さんは「『人形ぎらい』の中でも主人公のでらすけがスケボーに乗るシーンがあるが、文楽は現代で見てもカッコイイ!ぜひ文楽も見に来てほしい」と語った。「パルコグランバザール」は7月11〜21日、全国の15館のパルコで実施する。

CMでは文楽の次代を担う人形遣いの吉田一輔さんら3人の人形遣いの巧みなテクニックで、文楽人形が踊るようにスケボーを乗りこなした。撮影には3Dガウシアンスプラフティング(GAUSSIAN SPLATTING)と呼ばれる最先端の3D撮影技術を導入した。

三谷幸喜による新作文楽「人形ぎらい」は、モリエールの名作「人間嫌い」がモチーフ。万年憎まれ役で脇役の人形、陀羅助(だらすけ)を主人公に、さまざまな人形たちの群像喜劇になる。8月16〜28日にパルコ劇場で上演する。価格は土日が1万1000円、休日が1万円。U30チケットは6000円になる。

■三谷文楽「人形ぎらい」
日程:8月16〜28日
場所:PARCO劇場(渋谷パルコ8F)
チケット料金:土日1万1000円、平日1万円/U30 6000円(全席指定)

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「プーマ」と「ジョウンド」が2度目のコラボ スニーカー“モストロ”を発表

「プーマ(PUMA)」は、カナダ・モントリオール発の「ジョウンド(JJJJOUND)」とコラボレーションしたスニーカー“モストロ(MOSTRO)”を7月12日に発売する。価格は2万8600円で、ブラウンとネイビーブルーの2色を用意。一部の「プーマ」取扱店舗で販売する。

「プーマ」と「ジョウンド」は、2022年にコラボスニーカー“スウェード(SUEDE)”を中国限定で展開しており、今回が約3年ぶり2度目の協業だ。1999年に登場した“モストロ”をベースに、アッパーにはヌバック素材を、ライニングには柔らかなレザーを採用。そして、オリジナルモデルはシューレースシステムがストラップ仕様だが、シンプルなシューレースタイプにアップデートし、インソールにはコラボを示す「ジョウンド」のロゴをプリントしている。

商品ラインアップ

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「レブロン」の寒色系プレストパウダーが限定復活 繊細パールで毛穴レス&艶肌仕上げに

「レブロン(REVLON)」は8月7日、プレストパウダー“レブロン スキンライト プレスト パウダー N ブルー スターダスト”(2200円)を数量限定で発売する。昨秋に発売し好評だった寒色系パウダーの再登場で、夏の涼しげなきらめきを演出する。

繊細パールで毛穴レス肌を実現

同製品は、繊細パールが華やかな艶肌に仕上げ、ひと塗りでふんわりと毛穴やくすみをカバーするプレストタイプのフェイスパウダーだ。夏の皮脂や汗によるべたつきを抑えてサラサラ肌をキープするほか、配合した美容成分が肌の乾燥をケアし、みずみずしい質感をかなえる。

限定色のブルー スターダストはブルーならではの高いトーンアップ力が魅力。繊細なパールが肌にきらめきを与え、毛穴レスと艶肌見せを演出する。ほか、SPF25・PA++のUVカット機能も備えている。

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「バレンシアガ」2025-26年秋冬オートクチュール・コレクション

「バレンシアガ(BALENCIAGA)」が2025-26年秋冬オートクチュール・コレクションを発表した。

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「オサジ」から秋の訪れを感じる“ウツリシリーズ”が登場 ヘア、ボディーケアアイテムやルームミストなど

敏感肌ブランドの「オサジ(OSAJI)」は9月3日、秋の訪れと季節のうつろいを表現した“ウツリ(UTSURI)シリーズ”を限定発売する。日が沈み空が幻想的に移り変わる美しさを落とし込んだパッケージデザインで、ハンドウォッシャー(290mL、2970円)、ハンド&ボディーミルク(290mL、2970円)、ヘアオイル(30mL、2860円)、ルームミスト(100mL、3080円)をラインアップする。香りはマジョラム、ローズマリー、カモミール、シダーウッド、ホーウッド、オレンジをブレンドし、暑さの残る季節にも心地よく使える軽やかさと、秋晴れの日のくつろぎを誘う香りだ。

ヘア・ボディーケアアイテムとルームミストで、秋の夜長にくつろぎの時間を。

ハンドウォッシャーは、アミノ酸系洗浄成分とアルガンオイルを配合し、弾力のある泡で手肌をしっとり洗い上げる。ハンド&ボディーミルクはシロキクラゲ多糖体や肌のバリア機能をサポートする保湿成分を配合。軽やかなテクスチャーながら高い保湿力で、汗ばむ季節から乾燥が気になる時期まで心地よく使えるよう設計した。

ヘアオイルは、乾燥しやすい秋の髪に深い潤いと上質な艶を与えて毛先までしっとりとまとめる。ドライヤーやヘアアイロンの前に使用することでうねりや絡まり、広がりやすさ、ハリ・コシのなさといった悩みにもアプローチする。

ルームミストは、マジョラム、ローズマリー、カモミール、シダーウッド、ホーウッド、オレンジの天然精油をブレンドし、秋晴れの日の香りを表現した。また、サトウキビ由来の消臭成分を配合したことで空間の気になる臭いもカバーする。

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「オサジ」から秋の訪れを感じる“ウツリシリーズ”が登場 ヘア、ボディーケアアイテムやルームミストなど

敏感肌ブランドの「オサジ(OSAJI)」は9月3日、秋の訪れと季節のうつろいを表現した“ウツリ(UTSURI)シリーズ”を限定発売する。日が沈み空が幻想的に移り変わる美しさを落とし込んだパッケージデザインで、ハンドウォッシャー(290mL、2970円)、ハンド&ボディーミルク(290mL、2970円)、ヘアオイル(30mL、2860円)、ルームミスト(100mL、3080円)をラインアップする。香りはマジョラム、ローズマリー、カモミール、シダーウッド、ホーウッド、オレンジをブレンドし、暑さの残る季節にも心地よく使える軽やかさと、秋晴れの日のくつろぎを誘う香りだ。

ヘア・ボディーケアアイテムとルームミストで、秋の夜長にくつろぎの時間を。

ハンドウォッシャーは、アミノ酸系洗浄成分とアルガンオイルを配合し、弾力のある泡で手肌をしっとり洗い上げる。ハンド&ボディーミルクはシロキクラゲ多糖体や肌のバリア機能をサポートする保湿成分を配合。軽やかなテクスチャーながら高い保湿力で、汗ばむ季節から乾燥が気になる時期まで心地よく使えるよう設計した。

ヘアオイルは、乾燥しやすい秋の髪に深い潤いと上質な艶を与えて毛先までしっとりとまとめる。ドライヤーやヘアアイロンの前に使用することでうねりや絡まり、広がりやすさ、ハリ・コシのなさといった悩みにもアプローチする。

ルームミストは、マジョラム、ローズマリー、カモミール、シダーウッド、ホーウッド、オレンジの天然精油をブレンドし、秋晴れの日の香りを表現した。また、サトウキビ由来の消臭成分を配合したことで空間の気になる臭いもカバーする。

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「オサジ」から秋の訪れを感じる“ウツリシリーズ”が登場 ヘア、ボディーケアアイテムやルームミストなど

敏感肌ブランドの「オサジ(OSAJI)」は9月3日、秋の訪れと季節のうつろいを表現した“ウツリ(UTSURI)シリーズ”を限定発売する。日が沈み空が幻想的に移り変わる美しさを落とし込んだパッケージデザインで、ハンドウォッシャー(290mL、2970円)、ハンド&ボディーミルク(290mL、2970円)、ヘアオイル(30mL、2860円)、ルームミスト(100mL、3080円)をラインアップする。香りはマジョラム、ローズマリー、カモミール、シダーウッド、ホーウッド、オレンジをブレンドし、暑さの残る季節にも心地よく使える軽やかさと、秋晴れの日のくつろぎを誘う香りだ。

ヘア・ボディーケアアイテムとルームミストで、秋の夜長にくつろぎの時間を。

ハンドウォッシャーは、アミノ酸系洗浄成分とアルガンオイルを配合し、弾力のある泡で手肌をしっとり洗い上げる。ハンド&ボディーミルクはシロキクラゲ多糖体や肌のバリア機能をサポートする保湿成分を配合。軽やかなテクスチャーながら高い保湿力で、汗ばむ季節から乾燥が気になる時期まで心地よく使えるよう設計した。

ヘアオイルは、乾燥しやすい秋の髪に深い潤いと上質な艶を与えて毛先までしっとりとまとめる。ドライヤーやヘアアイロンの前に使用することでうねりや絡まり、広がりやすさ、ハリ・コシのなさといった悩みにもアプローチする。

ルームミストは、マジョラム、ローズマリー、カモミール、シダーウッド、ホーウッド、オレンジの天然精油をブレンドし、秋晴れの日の香りを表現した。また、サトウキビ由来の消臭成分を配合したことで空間の気になる臭いもカバーする。

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「コスメデコルテ」が高機能エイジングケア化粧水を発売 黒麹発酵液を62%配合

「コスメデコルテ(DECORTE)」は9月16日、高機能エイジングケア化粧水“ユース パワーエッセンスローション”(150mL、1万6500円)を発売する。独自の発酵プロセスで生み出した天然由来の黒麹発酵液を62%、独自テクノロジー成分の多重層バイオリポソーム美容水を37%配合した。

470種以上の成分を含む黒麹発酵液

同製品の主要成分である黒麹発酵液は、秋田産の白色玄米、淡雪こまちを特別な黒麹菌、ACT D1597で発酵させて製造した。約10日間、240時間をかけた独自の発酵プロセスにより、39種のペプチド、18種のアミノ酸、353種の有機酸、3種のビタミン類、9種の核酸類など470種以上の成分を含有。また、多重層バイオリポソーム美容水には、化粧水のために開発した親水性多重層バイオリポソームを1回の使用量に1兆個配合した。これらの高濃度成分が、エイジングによる肌悩みにアプローチする。

テクスチャーは美容液のようなまろやかなタッチで、香りは黒麹発酵のほのかな甘みと、シトラス・ムスクやセダーウッドの清々しい透明感を表現した。パッケージは環境に配慮し、リサイクルしやすいガラスボトル、植物性樹脂キャップ、FSC認証紙を採用した外箱を使用している。

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「プーマ」とスケプタが新作コラボスニーカー“スコープ WP”を発表

「プーマ(PUMA)」はこのほど、イギリスのグライムシーンをけん引し、グローバルブランドアンバサダーを務めるスケプタ(Skepta)とコラボレーションした新作スニーカー“スコープ WP(SKOPE WP)”を発表した。価格は2万7500円で、2カラーを用意。現在、「プーマ」の公式オンラインストアやアプリ、プーマストア大阪、一部店舗などで取り扱い中だ。

“スコープ WP”は、スケプタのシグネチャースニーカー“スコープ”がベースだ。アッパーをメッシュとスムースレザー、パテントレザーで構築し、全体をオールホワイトに配色。そして、シュータンにスケプタのロゴをデザインしたほか、半透明のソールを搭載し、そのサイドや後方にはクロームをあしらっている。

アイテムラインアップ

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「プーマ」とスケプタが新作コラボスニーカー“スコープ WP”を発表

「プーマ(PUMA)」はこのほど、イギリスのグライムシーンをけん引し、グローバルブランドアンバサダーを務めるスケプタ(Skepta)とコラボレーションした新作スニーカー“スコープ WP(SKOPE WP)”を発表した。価格は2万7500円で、2カラーを用意。現在、「プーマ」の公式オンラインストアやアプリ、プーマストア大阪、一部店舗などで取り扱い中だ。

“スコープ WP”は、スケプタのシグネチャースニーカー“スコープ”がベースだ。アッパーをメッシュとスムースレザー、パテントレザーで構築し、全体をオールホワイトに配色。そして、シュータンにスケプタのロゴをデザインしたほか、半透明のソールを搭載し、そのサイドや後方にはクロームをあしらっている。

アイテムラインアップ

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「マリメッコ」から新たにウエアコレクション 季節と共に表情を変える草花をイメージ

「マリメッコ(MARIMEKKO)」は、季節の移ろいと共に表情を変える草花をイメージしたウエアを発売する。一部商品はすでに販売し、7月18日から「マリメッコ」一部店舗および公式オンラインなどで順次販売する。

ウエアコレクション

アイテムは、“ウニッコ(UNIKKO)”柄をはじめ、マイヤ・イソラ(Maija Isola)の“ピオニ(PIONI)”や、アイノ=マイヤ・メッツォラ(Aino-Maija Metsola)の“ケハクッカ(KEHAKUKKA)”などのフラワープリント、ストライプの“プゥヴェリ(PUHVELI)”柄などをデザイン。ラインアップは、コート(10万4500円)やカーディガン(6万1600円)、ワンピース(5万600円〜)、シャツ(4万9500円)、トップス(3万9600円)、スカート(5万8300円)などを用意する。夏の盛りを思わせるスカイブルーやラベンダーから、夏の終わりを感じさせるレッドやカイエンなどへと移り変わるカラーリングを表現した。

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【一粒万倍日】「ルイ・ヴィトン」が鮮やかなメンズのウオレットを国内限定発売

「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、一粒万倍日、天赦日(てんしゃび)、大安の3つの吉日が重なる、7月24日の最強開運日に向け、メンズの各種ウオレットを国内限定で発売した。

国内限定ウオレット

国内限定ウオレットは、モノグラムを配したトリヨンレザーで仕上げた、鮮やかなグリーンの“ポルトフォイユ・パイロット”(14万4100円)と“ジッピー・ウォレット ホリゾンタル”(17万6000円)、V字のシェイプカットを施し、“モノグラム・エクリプス キャンバス”を用いた“コインカード・ホルダー”(6万6000円)をラインアップする。

7月24日は最強開運日

7月24日は、一粒の籾(もみ)が豊かに実り万倍もの稲穂になるといわれる“一粒万倍日“、 すべての神が天に登り、万物の罪を許す“天赦日“、万事に進んでよしとされる“大安“が重なるトリプルラッキーデーだ。また、“一粒万倍日“は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。

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「ディオール」のプレミアムエイジングケアラインから目元美容液と美容液ファンデーションが登場

「ディオール(DIOR)」は9月5日、プレミアムエイジングケアライン“ディオール プレステージ”から目元美容液“プレステージ マイクロ セラム ユー”(20mL、3万800円)と美容液ファンデーション“プレステージ マイクロ フルイド タン”[SPF30・PA+++](全5色、各1万8480円)を発売する。ディオール サイエンスによる50年にわたる肌研究と、ディオール リバース エイジング ボードの科学的専門知識による新たな視点を取り入れた。

銅を豊富に含む成分配合の目元美容液

ブランドのエイジングケア研究の中で、エイジングサインが目立つ疲れた目元は銅が不足している兆候であることを発見。銅は肌では合成できない必須微量栄養素である一方で、目元のエラスチンとコラーゲン繊維を結合させる酵素の合成を活性化し、肌の弾力、ハリ、輝きを維持する上で重要な役割を果たしているという。

“プレステージ マイクロ セラム ユー”はそんな銅に着目し、グランヴィル ローズのエキスを濃縮した“ニュートリ ローズ ペプチド”やグランヴィル ローズ由来の銅を豊富に含む“ローズ ヒップ エキス”を配合した。ほか、独自開発のマッサージツールは新たにネック部分をシリコンに刷新した。

微量栄養素配合の美容液ファンデーション

“プレステージ マイクロ フルイド タン”はカリウム不足が招く、疲れた印象を与える肌のストレスとくすみに着目した。22の微量栄養素が含まれる“ニュートリ ローズ ペプチド”の複合体をピグメント自体に配合したフォーミュラを開発し配合。ストレスや疲労サインから肌を労わり、健やかな肌に導く。また、光の反射を増幅するマルチレイヤーテクノロジーによって、ヌードとロージーの2色に進化。マイクロパールが肌に触れた瞬間、補正力と輝きを放つ。カラーは日本人女性の肌色になじむ5色展開で、輝きとナチュラルな仕上がりをもたらすほか、SPF30・PA+++のUVカット機能を備えている。

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「シーイン」、虚偽の値引き表示で過去最高額の約68億円の制裁金 フランス競争当局が指摘

フランスの競争・消費・不正防止総局(DGCCRF)は、ファストファッション大手の「シーイン(SHEIN)」に対して、過去最高額となる4000万ユーロ(約68億円)の制裁金を科した。同局は、「シーイン」が消費者に対して存在しない“値引き”を表示するなど、欺瞞的な価格設定を行っていたと主張している。具体的には、「シーイン」が販売価格を一時的に引き上げた後に値下げを行い、あたかも大幅な割引が提供されているかのように装っていたという。

同局は2022年10月から23年8月にかけて調査を実施し、「シーイン」が顧客を欺いたと結論づけている。調査結果によれば、プロモーション表示のうち、57%は実際には値下げが行われておらず、19%は広告よりも小幅な値下げだったという。さらに、11%は値上げされていたにもかかわらず、“セール”として表示していた不正が確認された。

フランスでは、値引き表示に関する法律によって「過去30日間の販売価格の最安値」を基準に割引価格を表示することが義務付けられている。しかし、同局によれば、「シーイン」はこのルールを度々破り、実在しない“通常価格”を基にした割引を行ったという。

「シーイン」の広報担当者はフランス通信社(AFP)に対して、「当社のフランス法人は、23年3月に是正勧告を受け、その後2カ月以内にすべての問題を修正した」とコメントしている。また、「すべての指摘事項は1年以上前に対応済みであり、フランスにおける法令遵守に引き続き取り組んでいる」と強調した。

今年6月にはフランス上院が「シーイン」や「テム(TEMU)」などの“ウルトラ・ファストファッション”事業者を規制する「ファストファッション法案」をほぼ全会一致で可決した。この法案では、EU圏外から発送される小型荷物に対して2~4ユーロ(約340~680円)の課税を行うほか、製品および企業の広告を全面的に禁止する。

同法案は、「シーイン」や「テム」など実店舗を構えないファストファッションブランドを“ウルトラ・ファストファッション”と定義して規制対象としているが、「シーイン」のドナルド・タン(Donald Tang)エグゼクティブチェアは、パリで開催されたカンファレンスに登壇した際に、「当社はファストファッションではなく、“オンデマンド・ファッション”である」と反論し、「市場の需要に応じてのみ生産を行っている」と自社のビジネスモデルを擁護した。

同法案はEUレベルでの承認が必要となるため、フランス政府はまず欧州委員会への通知を行う。その後、最終調整が行われる予定で、成立は早くても9月末から10月と予想される。

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「シーイン」、虚偽の値引き表示で過去最高額の約68億円の制裁金 フランス競争当局が指摘

フランスの競争・消費・不正防止総局(DGCCRF)は、ファストファッション大手の「シーイン(SHEIN)」に対して、過去最高額となる4000万ユーロ(約68億円)の制裁金を科した。同局は、「シーイン」が消費者に対して存在しない“値引き”を表示するなど、欺瞞的な価格設定を行っていたと主張している。具体的には、「シーイン」が販売価格を一時的に引き上げた後に値下げを行い、あたかも大幅な割引が提供されているかのように装っていたという。

同局は2022年10月から23年8月にかけて調査を実施し、「シーイン」が顧客を欺いたと結論づけている。調査結果によれば、プロモーション表示のうち、57%は実際には値下げが行われておらず、19%は広告よりも小幅な値下げだったという。さらに、11%は値上げされていたにもかかわらず、“セール”として表示していた不正が確認された。

フランスでは、値引き表示に関する法律によって「過去30日間の販売価格の最安値」を基準に割引価格を表示することが義務付けられている。しかし、同局によれば、「シーイン」はこのルールを度々破り、実在しない“通常価格”を基にした割引を行ったという。

「シーイン」の広報担当者はフランス通信社(AFP)に対して、「当社のフランス法人は、23年3月に是正勧告を受け、その後2カ月以内にすべての問題を修正した」とコメントしている。また、「すべての指摘事項は1年以上前に対応済みであり、フランスにおける法令遵守に引き続き取り組んでいる」と強調した。

今年6月にはフランス上院が「シーイン」や「テム(TEMU)」などの“ウルトラ・ファストファッション”事業者を規制する「ファストファッション法案」をほぼ全会一致で可決した。この法案では、EU圏外から発送される小型荷物に対して2~4ユーロ(約340~680円)の課税を行うほか、製品および企業の広告を全面的に禁止する。

同法案は、「シーイン」や「テム」など実店舗を構えないファストファッションブランドを“ウルトラ・ファストファッション”と定義して規制対象としているが、「シーイン」のドナルド・タン(Donald Tang)エグゼクティブチェアは、パリで開催されたカンファレンスに登壇した際に、「当社はファストファッションではなく、“オンデマンド・ファッション”である」と反論し、「市場の需要に応じてのみ生産を行っている」と自社のビジネスモデルを擁護した。

同法案はEUレベルでの承認が必要となるため、フランス政府はまず欧州委員会への通知を行う。その後、最終調整が行われる予定で、成立は早くても9月末から10月と予想される。

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「ルルレモン」の人気レギンス“アライン”が10周年 独自の“サイエンス・オブ・フィール”に支持

カナダ発のアスレチックウエアブランド「ルルレモン(LULULEMON)」で、2015年の発売以来、ブランドを代表する人気商品となっているのが、レギンスの“アライン(Align)”シリーズだ。このたび発売10周年を迎え、改めて“アライン”の魅力を発信する3日間の体験型イベントを東京・原宿のAEAJグリーンテラスで開催。“アライン”シリーズの多様なアイテムを展示した会場内で、メディア関係者やスタイリストに向けた、トークイベントやフィットネスセッションも行った。

トークイベントに登壇したのは、リサーチ&プロダクトイノベーション部門のアントニア・イアマルティーノ シニアディレクター。“アライン”の他にも、“エナジー ブラ(Energy Bra)”や“ダンス スタジオ パンツ(Dance Studio Pant)”“デファイン ジャケット(Define Jacket)”など、「ルルレモン」の多くのヒットアイテムを生んできたデザインチームを率いている。10年前にどのような経緯で“アライン”を開発することになったのかや、素材選びで重視したこと、“アライン”が支持される理由などを紐解いた。

トークイベントの後は、会場でそのままヨガとピラティスのセッション。ゲストとして、モデル兼タレントの野崎萌香さんと、Netflixの恋愛リアリティーショー「オフラインラブ」にも出演していたブランドプロデューサーのカナカさんも参加し、“アライン”の特徴である素肌と一体になったかのような柔らかさと、まるで何も身に着けていないかのような解放感をセッションの中で体感した。また、セッション後には「日々のセルフケア」や「自分を慈しむ時間」について、それぞれが行なっていることもシェアし合った。

アントニア・イアマルティーノ
リサーチ&プロダクトイノベーション部門シニアディレクター

ーー“アライン”の誕生のきっかけは。

アントニア・イアマルティーノ 「ルルレモン」リサーチ&プロダクトイノベーション部門フランチャイズイノベーションズ シニアディレクター(以下、アントニア):10年前に「ルルレモン」のR&Dチームに参加し、体を動かすときにウエアが人々の感情にどう影響するのかを追求してきた。それが「ルルレモン」独自の哲学である“サイエンス・オブ・フィール(Sience of Feel)”だ。実際に身につけたときにどんな気持ち、感触、感覚になるのかという点を科学的に検証し、体験と紐づけてプロダクトとして形にすることをわれわれは重視している。

ある時、ヨギー(ヨガ愛好家)たちに「次なる『ルルレモン』のヨガウエアに何を求めるか?」「運動中にどんな感覚でいたいか?」とヒアリングした。返ってきたのは、快適さ・軽やかさの追求や、動作中に自由を感じたいといった声。当時市場に出ていたウエアは締め付け感が非常に強く、動きやすさや心地よさに限界があった。そこから、“アライン”の開発では、いかに自由に動ける素材にするかという点に集中した。

ーー“アライン”シリーズが他のアクティブウエアと最も異なる点は何か。

アントニア:2点ある。1つは「ヌル(Nulu)」というポリウレタン繊維。しっとりとソフトで極上の温かみがあり、四方に伸びるストレッチ性と滑らかな表面感のある独自素材だ。超極細の糸を起毛加工している。吸汗発散性にも優れ、“アライン”を非常にユニークなものにしている。2つ目は必要なものだけが備わったミニマルなデザイン。肌に当たるストレスを軽減するためにフラットな縫い目を採用し、「ヌル」にうまく合うように作っている。

ーー“アライン”というモデル名に込めた意味は。

アントニア:ヨガをしていると“アライメント”、つまり整える、配列させるといった、骨や骨格筋を正しい位置に整える意識が非常に重要だ。ヨギーたちと一緒に製品テストを重ねる中、締め付け感が少ないのに体にフィットして動きやすい、あらゆる“アライメント”にフォーカスした製品を開発していった。そんな経緯から、このネーミングにした。

ーー“アライン”は発売以来、どのように進化してきたのか。

アントニア:原点であるレギンスのほか、ショーツタイプやジョガータイプなど数多くのデザインを開発し、同時にスペシャルエディションとして、コラボレーションにも力を入れてきた。ディズニーや、2024年にはオリンピック、パラリンピックとの協業も行った。この10年、われわれは常にカスタマーからのフィードバックによく耳を傾けてきた。その中で非常に大きなリクエストとして、「パンツの正面の縫い目がない方がいい」という希望があった。その意見をもとに“アライン”の機能性や感覚を失うことなく、縫い目のないパンツを形にしたのが、最新のプロダクト“アライン ノーラインハイライズパンツ”だ。

ーー“アライン”が支持される理由をどう考えているか。

アントニア:着用すると、まずは自分に対する自信を思い出させてくれる。そして一番すばらしいのは、「身につけるものによって気をそらされることがない」点だと思う。しっかりと身体に沿って素材が留まり続けるため、今この一瞬にしっかりと自分の意識を向けることができる。ヨガのクラスだけでなく、仕事中や友人とコーヒーを飲みに行くときなど、さまざまな場面で非常に快適で、心地よい安心感を得られるはずだ。リラックスした感覚でいられるため、都市部で忙しい生活をしている人たちにもマインドフルネスを意識してもらえると思う。私自身も、“アライン”を着るたびに自分に自信を与えてくれるように感じ、ヨガのレッスンでも必ず使っている。2人の子どもの出産時にも非常に役立った。

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「ルルレモン」の人気レギンス“アライン”が10周年 独自の“サイエンス・オブ・フィール”に支持

カナダ発のアスレチックウエアブランド「ルルレモン(LULULEMON)」で、2015年の発売以来、ブランドを代表する人気商品となっているのが、レギンスの“アライン(Align)”シリーズだ。このたび発売10周年を迎え、改めて“アライン”の魅力を発信する3日間の体験型イベントを東京・原宿のAEAJグリーンテラスで開催。“アライン”シリーズの多様なアイテムを展示した会場内で、メディア関係者やスタイリストに向けた、トークイベントやフィットネスセッションも行った。

トークイベントに登壇したのは、リサーチ&プロダクトイノベーション部門のアントニア・イアマルティーノ シニアディレクター。“アライン”の他にも、“エナジー ブラ(Energy Bra)”や“ダンス スタジオ パンツ(Dance Studio Pant)”“デファイン ジャケット(Define Jacket)”など、「ルルレモン」の多くのヒットアイテムを生んできたデザインチームを率いている。10年前にどのような経緯で“アライン”を開発することになったのかや、素材選びで重視したこと、“アライン”が支持される理由などを紐解いた。

トークイベントの後は、会場でそのままヨガとピラティスのセッション。ゲストとして、モデル兼タレントの野崎萌香さんと、Netflixの恋愛リアリティーショー「オフラインラブ」にも出演していたブランドプロデューサーのカナカさんも参加し、“アライン”の特徴である素肌と一体になったかのような柔らかさと、まるで何も身に着けていないかのような解放感をセッションの中で体感した。また、セッション後には「日々のセルフケア」や「自分を慈しむ時間」について、それぞれが行なっていることもシェアし合った。

アントニア・イアマルティーノ
リサーチ&プロダクトイノベーション部門シニアディレクター

ーー“アライン”の誕生のきっかけは。

アントニア・イアマルティーノ 「ルルレモン」リサーチ&プロダクトイノベーション部門フランチャイズイノベーションズ シニアディレクター(以下、アントニア):10年前に「ルルレモン」のR&Dチームに参加し、体を動かすときにウエアが人々の感情にどう影響するのかを追求してきた。それが「ルルレモン」独自の哲学である“サイエンス・オブ・フィール(Sience of Feel)”だ。実際に身につけたときにどんな気持ち、感触、感覚になるのかという点を科学的に検証し、体験と紐づけてプロダクトとして形にすることをわれわれは重視している。

ある時、ヨギー(ヨガ愛好家)たちに「次なる『ルルレモン』のヨガウエアに何を求めるか?」「運動中にどんな感覚でいたいか?」とヒアリングした。返ってきたのは、快適さ・軽やかさの追求や、動作中に自由を感じたいといった声。当時市場に出ていたウエアは締め付け感が非常に強く、動きやすさや心地よさに限界があった。そこから、“アライン”の開発では、いかに自由に動ける素材にするかという点に集中した。

ーー“アライン”シリーズが他のアクティブウエアと最も異なる点は何か。

アントニア:2点ある。1つは「ヌル(Nulu)」というポリウレタン繊維。しっとりとソフトで極上の温かみがあり、四方に伸びるストレッチ性と滑らかな表面感のある独自素材だ。超極細の糸を起毛加工している。吸汗発散性にも優れ、“アライン”を非常にユニークなものにしている。2つ目は必要なものだけが備わったミニマルなデザイン。肌に当たるストレスを軽減するためにフラットな縫い目を採用し、「ヌル」にうまく合うように作っている。

ーー“アライン”というモデル名に込めた意味は。

アントニア:ヨガをしていると“アライメント”、つまり整える、配列させるといった、骨や骨格筋を正しい位置に整える意識が非常に重要だ。ヨギーたちと一緒に製品テストを重ねる中、締め付け感が少ないのに体にフィットして動きやすい、あらゆる“アライメント”にフォーカスした製品を開発していった。そんな経緯から、このネーミングにした。

ーー“アライン”は発売以来、どのように進化してきたのか。

アントニア:原点であるレギンスのほか、ショーツタイプやジョガータイプなど数多くのデザインを開発し、同時にスペシャルエディションとして、コラボレーションにも力を入れてきた。ディズニーや、2024年にはオリンピック、パラリンピックとの協業も行った。この10年、われわれは常にカスタマーからのフィードバックによく耳を傾けてきた。その中で非常に大きなリクエストとして、「パンツの正面の縫い目がない方がいい」という希望があった。その意見をもとに“アライン”の機能性や感覚を失うことなく、縫い目のないパンツを形にしたのが、最新のプロダクト“アライン ノーラインハイライズパンツ”だ。

ーー“アライン”が支持される理由をどう考えているか。

アントニア:着用すると、まずは自分に対する自信を思い出させてくれる。そして一番すばらしいのは、「身につけるものによって気をそらされることがない」点だと思う。しっかりと身体に沿って素材が留まり続けるため、今この一瞬にしっかりと自分の意識を向けることができる。ヨガのクラスだけでなく、仕事中や友人とコーヒーを飲みに行くときなど、さまざまな場面で非常に快適で、心地よい安心感を得られるはずだ。リラックスした感覚でいられるため、都市部で忙しい生活をしている人たちにもマインドフルネスを意識してもらえると思う。私自身も、“アライン”を着るたびに自分に自信を与えてくれるように感じ、ヨガのレッスンでも必ず使っている。2人の子どもの出産時にも非常に役立った。

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「シュウ ウエムラ」が“アンリミテッド ケア”の美容液ハイライターを発売 一筆で“濡れ艶発光肌”に導く

「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」は9月5日、美容液発想のベースメイクシリーズ“アンリミテッド ケア”から、光を操るオーロラパールを配合したハイライター“アンリミテッドケアツヤドロップ”(7260円)を発売する。同製品は、8月27日に阪急うめだ本店で、29日に公式オンラインショップと表参道旗艦店で、9月3日にアットコスメショッピングで先行販売を行う。

一筆で“濡れ艶発光肌”に導く美容液ハイライター

“アンリミテッドケアツヤドロップ”は、光を操る独自のオーロラパールを配合したリキッドハイライターだ。内側から発光しているような“濡れ艶肌”を演出し、表情に自然な立体感と眩さをもたらす。さらに、保湿成分であるナイアシンアミドを高濃度で配合し、メイクしながら肌に潤いを与えて艶やかな仕上がりへと導く。アプリケーターには書道に着想した筆ペンタイプを採用。創業者・植村秀の美学に基づく適度なコシと柔らかさを備えた筆先が、ハイライトを入れたい部分にピンポイントで塗布できる。

カラーは3色。透明感あるエアリーな光沢をもつ“アオタケブルー”、ヘルシーな血色感を演出する“サクラピンク”、内側からあふれるみずみずしい輝きの“コガネアイボリー”をラインアップする。

“まるで瞳に纏うダイヤモンド” の新作アイシャドウ

同日、ダイヤモンドに着想したラグジュアリーな輝きを放つ単色アイシャドウ“クラッシュドジェム”(5500円)も発売する。同製品は、8月27日に阪急うめだ本店で、29日に公式オンラインストアや表参道旗艦店、ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)で、9月3日にアットコスメショッピングで先行販売を行う。

“クラッシュドジェム”は、ダイヤモンドのブリリアントカットにインスピレーションを得た単色アイシャドウだ。3つのサイズの多彩ジュエルパールを組み合わせることで、虹色の多面的な輝きを実現した。クリアなベースで、他のアイシャドウの上に重ねても濁りにくく、光のべールをまとったような印象的な目元をかなえる。さらに、空気のように軽いマイクロパウダーを採用。滑らかでシルキーな付け心地で、まぶたに溶け込むようにフィットする。ケースはミラー付きで、洗練されたエンボスデザインがラグジュアリーな印象をさらに引き立てる。

カラーは、店舗限定1色を含む全6色。シトリンのようなゴールドにきらめくピンクパールを合わせ、華やかなアクセントを加える“シトリンヴェール”、アメジストのようなラベンダーに輝くブルーパールを合わせた透明感のある“アメジストレイン”、パールのようなシャンパンカラーにゆらめくピンクパールを合わせた“パールウィスパー”、琥珀のようなアンバーカラーにグリーンパールを加えた存在感のある“コハクアンバー”、ペリドットのようなオリーブカラーにライトグリーンパールを忍ばせたモードな印象の“ペリドットゲイズ”、ジャスパーのようなベージュに多色パールを効かせた遊び心のある“ヌードジャスパー”を用意する。“コハクアンバー”は、阪急うめだ本店やゾゾコスメ、公式オンラインショップの限定色となる。

2製品の発売を記念し、同ブランドは8月27日~9月2日の期間中、阪急うめだ本店で先行販売イベントを開催する。

先行発売イベント概要

■阪急うめだ本店の先行発売イベント
期間:8月27日~9月2日
場所:阪急うめだ本店2階プロモーションスペース21
時間:10:00~20:00

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