「アディダス オリジナルス」が“アディゼロ”に着想を得た“豪華な”シューズを発売

「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」は8月1日、シューズ“アディゼロ ゴウカナ(ADIZERO GOUKANA)”を発売する。価格は2万6400円。アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア 原宿、「アディダス」公式オンライン、同公式アプリ、同“コンファームド(CONFIRMED)”アプリ、アトモス(ATMOS)一部店舗、グレイト(GR8)、「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」一部店舗などで取り扱う。

シューズ“アディゼロ ゴウカナ”

本シューズは、2008年に登場したランニングシューズ“アディゼロ アディオス ネフテンガ(ADIZERO ADIOS NEFTENGA)”に着想を得て制作。丸みを帯びたソールに、スエードやメッシュ地、シルバーの反射性素材を合わせたアッパーを合わせ、反発テクノロジー“ライトストライク(LIGHTSTRIKE)”クッショニングも搭載する。“ゴウカナ”の名は、初代“アディゼロ”の開発に携わった日本のシューズ・クリエーター、大森敏明をたたえ、“豪華な”と日本語にちなんだ。広告キャンペーンは、ラショード・ベーコン(Rashod Bacon)が設立したモータリング・ワイル・ブラック(MOTORING WHILE BLACK)と、ハイメ・ロサス(Jaime Rosas)によるファブリカ・デ・ロサス(FABRICA DE ROSAS)と協業した。

>アディダス オンラインショップ

The post 「アディダス オリジナルス」が“アディゼロ”に着想を得た“豪華な”シューズを発売 appeared first on WWDJAPAN.

キノコから考える循環型サプライチェーン 清澄白河にユニークなカフェ誕生

「WWDJAPAN」ポッドキャストの「サステナブルファッション・トーク」は、ファッション業界のサステナビリティに関する最新ニュースやトレンドをざっくばらんにお話しする番組です。本番組では、サステナビリティ担当記者木村和花がホストを務め、「WWDJAPAN」サステナビリティ・ディレクター向千鶴とともにお届けします。

今回は、キノコのお話です。今年5月に、キノコを育てるファクトリーとカフェ併設のショップ「キノコソシアルクラブ(KINOKO SOCIAL CLUB)」という面白いショップを清澄白河に発見しました。ここは、「小さく循環するローカル・フード・サプライチェーン」を実践しています。近所のコーヒーショップで出たコーヒーかすからキノコを栽培し、そこで収穫したキノコを使った料理を提供、キノコを育てた後に残る廃菌床は、地域の農園の土壌改良剤として活用する、というアイデアです。キノコを切り口、「循環するサプライチェーン」について学ぶことができます。

仕掛けたのは、徳島県神山町で農業法人フードハブ・プロジェクトを運営する眞鍋太一さんと、山梨県にある富士種菌の猪瀬真佑さん。2人をゲストにお迎えしお話を聞きました。



この配信は以下のアプリでもご利用いただけます。​
Apple Podcast
Spotify

The post キノコから考える循環型サプライチェーン 清澄白河にユニークなカフェ誕生 appeared first on WWDJAPAN.

P&GのCEOが来年頭で交代 トランプ関税の影響を1480億円と見込む

SK-II」や「ジレット(GILLETTE)」「パンパース(PAMPERS)」「アリエール(ARIEL)」などを擁する消費財大手プロクター・アンド・ギャンブル(PROCTER & GAMBLE以下、P&G)は、シャイレシュ・ジェジュリカール(Shailesh Jejurikar)最高執行責任者(COO)が2026年1月1日付で社長兼最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。ジョン・メラー(Jon Moeller)現CEOは同日付で会長職に就く。

ジェジュリカールCOOは1989年にP&Gに入社し、2014年からはグローバル・リーダーシップ・チームの一員として要職を歴任してきた。同氏は、「人材やブランド、イノベーションと業務効率における当社の強みにより、持続的な成長と価値創造を実現する自信がある」と語る。

一方でメラーCEOは、「CEOを務められたのは大変光栄であり、統合された戦略を高いレベルで遂行することにより、社員が生み出した価値を誇りに思う。今後はシャイレシュやチーム全体を支え、P&Gのブランドやカテゴリーのパフォーマンスと価値をさらに高め、世界中の消費者や取引先との関係強化に貢献したい」とコメントした。

関税により約1480億円のコスト増を見込む

同社は、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領による関税の影響を受ける中で価格改定を進めており、販売製品の約4分の1で値上げを予定している。メラーCEOは決算説明会で、「26年度は、関税だけで1株当たりの利益を5%押し下げる要因となり得る。影響を緩和するために、調達の柔軟性や生産性の向上、影響を受けそうなカテゴリーや市場における戦略的な価格設定を講じていく」と語った。

同社は、トランプ関税の影響は約10億ドル(約1480億円)のコスト増につながるとしている。主に影響を受けるのは、3点。中国から調達する原材料や輸入する製品に課される関税で約2億ドル(約296億円)、カナダへの輸出に伴う関税で約2億ドル(約296億円)、その他さまざまな国から米国に輸入する製品への関税で約6億ドル(約888億円)と見積もっている。

2025年度は増収増益を達成

25年度第4四半期(4〜6月)の売上高は前年同期比2%増の209億ドル(約3兆932億円)で、アナリストらの予想をわずかに上回った。為替やM&Aの影響を除いたオーガニック売上高も2%増となった。希薄化後1株当たり利益は同17%増の1.48ドル(約219円)と、アナリスト予想の1.42ドル(約210円)を上回った。

カテゴリー別の通期決算では、ビューティ事業のオーガニック売上高が前期比1%増、ヘアケアは中南米や欧州での成長が北米および中華圏での減少に相殺され横バイだった。パーソナルケアは1ケタ台前半の成長、スキンケアは横バイ、グルーミングは同1%増となった。

メラーCEOは、「変化が激しく不安定な環境下でも、25年度には売上高と利益の双方が伸び、多くの現金を株主に還元できた。26年度も売上高と株価の成長、そして高水準のフリーキャッシュフローの創出に注力する」と締めくくった。

本文中の円換算レート:1ドル=約148円

The post P&GのCEOが来年頭で交代 トランプ関税の影響を1480億円と見込む appeared first on WWDJAPAN.

「スノーピーク」×「メレル」第2弾 「メレル」の定番アイテムが限定カラーで登場

「スノーピーク(SNOW PEAK)」は8月8日、米国のアウトドアブランド「メレル(MERRELL)」とのコラボレーションアイテム第2弾として、“MTL ロング スカイ 2 マトリックス スノーピーク“(2万5300円)を発売する。サイズは22.5〜27.5cm、28.0cm、29.0cmを展開する。「スノーピーク」直営店および公式オンラインストア、全国の取り扱い店舗、「メレル」直営限定店舗、「メレル」公式オンラインストアで販売する。

焚き火の炭をイメージしたオリジナルカラー

同アイテムは、アウトドアからトレイルレースでも使用できる軽量かつ高機能のトレイルランニングシューズを「スノーピーク」オリジナルカラーで表現した。2022年に発売して以来、「メレル」の定番モデルとして筒状している“MTL ロング スカイ 2”のソールユニットをベースに、高い耐久性を誇るマトリックスアッパーを採用することで、濡れた路面や起伏の多い地面でもアッパーの耐久性を気にすることなく走ることができる。

通常のラインとは異なる配色は、焚き火の炭をイメージした「スノーピーク」オリジナルカラー。シューレースはブラックに加えて、チャコールのオリジナルカラーが付属し、シューズの内側とインソールには「スノーピーク」のロゴを配した。

The post 「スノーピーク」×「メレル」第2弾 「メレル」の定番アイテムが限定カラーで登場 appeared first on WWDJAPAN.

韓国ブランドを中心とするショールーム「ミーコア」始動 ヒラオと「ミハラ」のセールス部門も協力

韓国ブランドのショールームを運営するフューチャーソサイエティショー(FUTURESOCIETYSHOW)、「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」の卸部門を手掛ける4OPUS、PRエージェンシーのヒラオインクは合同で、韓国ブランドを中心とした新たな合同展示会プロジェクト「ミーコア(MECORE)」を始動した。ブランドキュレーション、セールス、PRの3社の専門性を掛け合わせ、日本市場におけるブランドの認知度向上と長期的な成長戦略を支援する

このほど第一回となる展示会を東京・原宿で開催。展示会には、「ボンボム(BONBOM)」「インク(EENK)」「レハ(LEHA)」「ヴェルソ(VERSO)」「クマン(KUMANN)」「マレディマリ(MARE DI MARI)」「ナンバリング(NUMBERING)」の6ブランドが参加し、最新コレクションを紹介。フェミニンかつシックなテイストを強みとする「レハ」を手掛けるユ・ハンナ(Hanna Yoo )と ユ・イナ(Eana Yoo)姉妹は、これを機に初来日。「2019年にブランドを始めた当初、最初に見つけてくれたのが日本のお客さまだった。『レハ』の女性像は日本の女性の感性とも通じる部分が多く、ここからさらに日本市場で広がりを期待したい」とコメントした。

発起人はフューチャーソサイエティショー共同創業者のモキ・チョウ(Moquee・Cho)。同社はこれまで、パリや上海、東京などでショールームを開催し、韓国を中心とした約15ブランドを支援してきた。「日本は非常に重要なマーケットだ。現在、日本で韓国カルチャーへの注目が集まっていることは、パートナーブランドにとって、ビジネスを拡大する好機。しかし、日本では低価格帯の韓国ブランドばかりが知名度を得ていることに課題感がある。『ボンボム』や『インク』のような、ハイエンドなデザイナーズブランドの存在はまだまだ知られていない。彼らを日本に広めていくことが私たちのミッションだ」とチョウ。

ヒラオインクの平尾香世子代表は、「今や日本と韓国はワンマーケットだと考えている。ただ、韓国のブランドが日本に店舗を出店すると、商品の価格も上がってしまい、ブランドの良さを最大限に生かせない。一般のお客さまの間でも知名度を高めることができれば、取り扱っているセレクトに足を運んだり、韓国に行った際に店舗を訪れたり、もしくはECで購入したりといった良い流れが生まれる。欧米のブランドの価格が高騰している今、アジアのネクストブランドを探している人たちは多い。良い循環が生み出せたら」とコメントした。

「ミーコア」では、今後は年に4回、ショールームの開催を計画している。

The post 韓国ブランドを中心とするショールーム「ミーコア」始動 ヒラオと「ミハラ」のセールス部門も協力 appeared first on WWDJAPAN.

「バーバリー ビューティ」が「ゾゾコスメ」に出店 日本でのブランド拡大へ

「バーバリー ビューティ(BURBERRY BEAUTY)」は、「ゾゾコスメ(ZOZOCOSME)」にメイクアップとフレグランスをそろえる公式オンラインストアをオープンする。同ストアの開設は2月の伊勢丹新宿本店、4月の髙島屋大阪店、7月の西武池袋本店でのカウンターに続くもので、ブランドは「日本市場でのブランド拡大における重要なステップ」としている。

またオープンを記念し、8月6日に店頭販売を開始する新作“キス ティー コレクション”を、7月30日からゾゾコスメで先行発売する。同コレクションは、イギリスの紅茶文化に着想したマットリップのコレクションだ。上品でマットな仕上がりの“キス マット”(全2色、各5720円)と鮮やかな発色とスムースな仕上がりをかなえる“キス リキッド マット”(全3色、各5720円)をそろえる。

The post 「バーバリー ビューティ」が「ゾゾコスメ」に出店 日本でのブランド拡大へ appeared first on WWDJAPAN.

裏原カルチャーをテーマに約1500アイテムを掲載 AKIRA主導のアーカイブ写真集が発売

1990年代のカルチャーや裏原宿ファッションの研究および発信に携わる、アキラ(AKIRA)が主導で製作したアーカイブ写真集「LAST BOOK 90s URAHARA ARCHIVES」が発売する。価格は3万9600円。8月31日19時までの期間、ニュートラルバズリアクション(NEUTRAL BUZZ REACTION)公式オンラインで先行予約を受け付けているほか、8月9日からスニーカーダンク公式アプリで、11月以降にその他一部販売店でも順次取り扱う。

「LAST BOOK 90s URAHARA ARCHIVES」
総勢30人におよぶコレクターとともに制作

本書は、裏原宿カルチャーをテーマに、総勢30人におよぶコレクターとともに制作したアーカイブ写真集。「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」や「グッドイナフ(GOODENOUGH)」「アンダーカバー(UNDERCOVER)」などのアイテムをはじめ、レアピースやアーカイブに至るまで、90〜99年の全盛期に誕生した約1500点を掲載する。A4サイズで3冊組み、特製アクリルボックスに収める。また先行予約限定で、3種の特典付きを販売する。特典は、裏原ファッションを代表するアイテム75点を集めたコラージュポスターと、スタジャンのみをまとめたミニ写真集、90年代を思わせるピンストライプデザインのオリジナルステッカーをそれぞれ用意する。

The post 裏原カルチャーをテーマに約1500アイテムを掲載 AKIRA主導のアーカイブ写真集が発売 appeared first on WWDJAPAN.

「マルベリー」が“うめだスヌーピーフェスティバル2025”に参加 英国の気まぐれな天気に着想を得たレザーグッズが登場

「マルベリー(MULBERRY)」は8月13〜19日、大阪・阪急うめだ本店で開催される“うめだスヌーピーフェスティバル2025”に初参加する。同ポップアップでは、スヌーピーをはじめとする「ピーナッツ(PEANUTS)」キャラクターをあしらったバッグやレザーグッズをそろえる。レザーバッグは、数量限定・完全受注販売で、オンラインでは8月5日の19時から、店頭では13日からオーダーを受け付ける。

「マルベリー」のクラフツマンシップと
「ピーナッツ」のユーモアを融合したコレクション

同コレクションは、「マルベリー」を代表するアイコンバッグ“ベイズウォーター”やイズリントン バケット“をはじめ、ウオレットやカードスリップ、キーリングなどの多彩なレザーグッズで構成する。英国の気まぐれな天気にインスピレーションを得たカラーパレットとグラフィックで「ピーナッツ」のキャラクターたちの魅力を表現した。

ポップアップスペースでは、カラフルな什器やグラフィックで「ピーナッツ」の世界観を表現し、遊び心あふれる空間を演出する。また15万円以上の購入した人に、雨の日も晴れの日も使えるオリジナル折り畳み傘を数量限定で進呈する。

イベント詳細

◼️うめだスヌーピーフェスティバル2025

期間:8月13〜19日
場所:阪急うめだ本店 1階 コトコトステージ11
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7

The post 「マルベリー」が“うめだスヌーピーフェスティバル2025”に参加 英国の気まぐれな天気に着想を得たレザーグッズが登場 appeared first on WWDJAPAN.

「マーク ジェイコブス」のフレグランス“デイジー”からワイルドで鮮やかな香りの新作が登場

「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は8月6日、フレグランスシリーズ“デイジー”からワイルドで強く凛とした鮮やかさが特徴の“デイジー ワイルド オー ソー インテンス”(10mL、6600円/50mL、1万7930円/100mL、2万2880円)を発売する。「マークジェイコブス」表参道店、阪急うめだ本店および公式オンラインストアで取り扱う。

バナナブロッサムアコードを採用した魅惑的な香り

トップノートには、明るく躍動感のあるバナナブロッサムアコードを採用し、続くハートノートには深みのあるジャスミンを、ベースノートには、サンダルウッドやアンブロフィックスなどを取り入れ心地よく長く続く香りを目指した。

ボトルは、オレンジやピンク、ブルー、グリーン、パープルのグラデーションカラーで色鮮やかなワイルドフラワーのブーケを表現した。ボトルの中に見える花の茎は、遊びごころのあるタッチを添えた。パッケージでは、深い緑色と生い茂った鮮やかな花の縁取りで冒険心を表現した。

The post 「マーク ジェイコブス」のフレグランス“デイジー”からワイルドで鮮やかな香りの新作が登場 appeared first on WWDJAPAN.

「ポメラート」が中国のスター、ワン・ユエンをグローバルブランドアンバサダーに任命

イタリア発ジュエリーブランド「ポメラート(POMELLATO)」は、中国のボーイズグループTFBOYSのメンバー、ワン・ユエン(Roy Wang)をグローバルブランドアンバサダーに任命した。

シンガーソングライター、俳優、慈善家として活動するワンは、国連児童基金(ユニセフ)の親善大使として国連本部で3年連続スピーチを行うなど中国のZ世代をけん引する存在だ。インスタグラム、抖音、RED(小紅書)、ウェイボの総フォロワー数は9590万人を誇る。今回のパートナーシップは、ワンが3度目の全国ツアーを開催するタイミングと重なり、ワンは中国国内で2000年以降初めてスタジアムツアーを達成した中国人アーティストとなった。最近ではパリで行われた「ミュウミュウ(MIU MIU)」2025-26年秋冬コレクションのショーに出席していた。

 

ワンは、「『ポメラート』ファミリーの一員になれたことを光栄に思います。子どもの頃から、伝統と革新の交わる世界に強く引かれてきました。それは『ポメラート』が見事に表現しているものです。『ポメラート』のジュエリーは、私たち世代が求める“本物/信頼性”や“自由な表現”に応えてくれます。1つひとつのピースが、現代的に再解釈されたイタリアの芸術性を物語り、ありのままの自分を表現することをかなえてくれます。このパートナーシップが自然に感じられるのは、“タイムレスなデザインの美しさを大切にしながら、人それぞれの歩む道を肯定し後押しする”という、共有するビジョンがあるからでしょう」とコメントした。

ボリス・バルボニ(Boris Barboni)=「ポメラート」チーフマーケティング&プロダクトオフィサーは、「ワンは、“大胆でありながら洗練され、現代的でありながらタイムレス”というポメラートの精神を表現している。「彼の芸術的なビジョンと前向きな変化へのコミットメントは、私たちの“型にはまらないエレガンス”という哲学と深く共鳴する」と語った。

The post 「ポメラート」が中国のスター、ワン・ユエンをグローバルブランドアンバサダーに任命 appeared first on WWDJAPAN.

King & Princeと「ミッキー&フレンズ」がコラボ “ディズニー・ザ・マーケット 2025”三越日本橋本店でスペシャルグッズを発売

「ミッキー&フレンズ(MICKY&FRIENDS)」は8月6〜17日まで、King & Princeとコラボしたスペシャルグッズを、全国を巡回するディズニー最大級のショッピング・イベント“ディズニー・ザ・マーケット 2025(DISNEY THE MARKET 2025)”三越日本橋本店で販売する。同イベントでは、“マジックアワー”をテーマとした商品を中心に、5000種類以上のアイテムをラインアップする。

ミッキーマウスのスクリーンデビュー100周年に向けたキックオフとしてディズニーがグローバル展開している超大型プロジェクト“ミッキー&フレンズ・イン・リアル・ライフ”から本コラボレーションが実現した。

グッズ一覧

スペシャルグッズ販売エリアへの入場並びに購入は8月8〜13日まで事前抽選制で、申込期間は7月30日10時〜8月3日23時59分まで、当落発表は8月5日の20時以降の予定だ。

“ディズニー・ザ・マーケット”特設ページ

さらに、ミッキーのベストフレンドであるKing & Princeとミッキー&フレンズが共演するミッキーの新オフィシャルテーマソング「What We Got ~奇跡はきみと~」がデジタル配信中で、8月1日からスペシャル番組『King & Prince: What We Got ~奇跡はきみと~』がディズニー公式動画配信サービスディズニープラス(DISNEY+)で世界同時独占配信を開始する。

■“ディズニー・ザ・マーケット 2025”三越日本橋本店
日程:8月6〜17日
場所:三越日本橋本店 本館7階 催物会場

The post King & Princeと「ミッキー&フレンズ」がコラボ “ディズニー・ザ・マーケット 2025”三越日本橋本店でスペシャルグッズを発売 appeared first on WWDJAPAN.

「バウンティーハンター」×「ア ベイシング エイプ®」 “ABC カモ”柄の“スカルくん”を発売

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」は、「バウンティーハンター(BOUNTY HUNTER)」とコラボしたフィギュア“スカルくん(SKULL-KUN)”を発売する。価格は2万680円で、カラーはブルーとグリーン、ピンク、ブラックを販売する。8月1日11時に「ア ベイシング エイプ®」公式オンラインで先行発売し、8月2日から通常販する。なおブラックのみ、8月1日から「バウンティーハンター」で限定発売する。

コラボフィギュア
“スカルくん”

コラボフィギュアは、高さ約17cm。「バウンティーハンター」を代表するキャラクター“スカルくん”をモチーフとし、「ア ベイシング エイプ®」を象徴する“ABC カモ”柄を体にまとわせた。「バウンティーハンター」は、今年で創業30周年を迎える。

The post 「バウンティーハンター」×「ア ベイシング エイプ®」 “ABC カモ”柄の“スカルくん”を発売 appeared first on WWDJAPAN.

仏発フレグランス「マティエール プルミエール」 創設者に聞く“誰もが振り返る良い香り”の原点

PROFILE: オーレリアン・ギシャール / 「マティエール プルミエール」調香師・共同創設者

オーレリアン・ギシャール / 「マティエール プルミエール」調香師・共同創設者
PROFILE: フランス・グラースで、代々調香師の家系で自らも調香師である父親と彫刻家の母の間に生まれる。パリで育ち、ジボダン社のパフューマリースクールで聴講を学ぶ。さまざまなブランドの調香師として活躍後、19年から現職。パリとグラースを拠点に活動PHOTO:SHUHEI SHINE

フランス発フレグランス「マティエール プルミエール(MATIERE PREMIERE)」(以下、マティエール)の調香師・共同創設者であるオーレリアン・ギシャールが来日した。ブランド名はフランス語で“原料”。ギシャールは長年、「ゲラン(GUERLAIN)」や「グッチ(GUCCI)」などさまざまなブランドの香水の調香を手掛けてきたマスターパフューマーだ。「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」や「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」など日本のブランドとも協業してきた。自身のブランド「マティエール」の立ち上げには、ミニマルでモダン、機能性を大切にする日本からの影響も大きかったという。日本では、ブルーベル・ジャパンが輸入販売を手掛けている。来日した彼に、「マティエール」を立ち上げたきっかけやブランドの哲学について聞いた。

香りを通して原料そのものの姿を浮かび上がらせる

ギシャールは、「三宅一生さんから大きな影響を受けた。自然に敬意を払いながら、伝統と現代のコントラストを描くことが、私が目指すクリエイションだ」と話す。そこで、自然そのものの美しさや原料の持ち味をクリエイションで生かしたいと2019年に立ち上げたのが「マティエール」だ。長年、フレグランス業界で活躍してきた彼は、複雑な調香により原料そのものの香りが隠されているのを残念に感じていた。彼は、「マーケティング中心ではなく、原料そのものから始まるオーセンティックなブランドを作りたかった」と言う。

自身のブランドを立ち上げる第一歩として始めたのが農業だ。フランスでは農業を始めるにも免許が必要。それを取得して本格的に原料の有機栽培を始めた。自社の農場ではセントフォリアローズと流通している香料のほとんどがインドで生産されるチュベローズを栽培。「調香師にとって一番大切なのが原料だ。豊かな味わいのワイン同様、テロワール(土壌)に敬意を払い、これら原料を栽培して香料の抽出、調香、マセレーション(熟成)まで全て自社で行う。このように香水作りの手工業としての工程も守っていきたい」。自社で栽培する原料以外も世界中から自然由来のものを選りすぐり採用している。

「マティエール」の香りは、ローズやネロリ、バニラなど素材そのものの香りを最大限に生かしたシンプルなものばかりだ。それ以外の香料は、中心の素材を引き立てる脇役として使用されている。「メーンの原料をふんだんに使う。香りは、シンプルであればあるほどクオリティーをごまかせない。世界各地で取れる原料の美しさとクオリティーを直接感じられるはずだ」と話す。彼が目指すのは、香りを通して原料そのものの姿を浮かび上がらすことだ。

香りの持続性の高さと広がりは贅沢に使用する原料から

世界的なフレグランスブームにより、多くのニッチブランドが登場している。「マティエール」の一番の特徴は、高濃度で香料を配合している点。通常の香水に使用される原料は15%程度、残りはアルコールと水だが、「マティエール」では主要となる原料を全体の約70%以上使用している。だから、賦香率が高く持続性がある。ギシャールは、「贅沢に素材を使っているので、重くならずフワッとかすみのように香りが広がる」と話す。すれ違った人が「それ何の香水?」と聞いてくる香りの良さと広がり方が「マティエール」の一番の特徴だという。「調香師はある意味、建築家のようなもの。香料が建築物の柱だとしたら、アルコールは建築物の中の光や流動性、それらどう組み合わせるかがポイントになる」。香りをどのように拡散させて長時間持続させるかが調香師の腕の見せ所だ。生命力に溢れる香りは、長年業界で活躍してきたギシャールの原料と調香のこだわりから生まれる。

シンプルでエフォートレス、ユニバーサルなブランドを目指して

多くのブランドでは、さまざまな調香師が香りを手掛けるのがトレンドだが、「マティエール」ではギシャールが全てを監督している。「トレンドやムードで変化するのではなく、ブランドとして一貫したスタイルのフレグランスを提供する」。「マティエール」の強みは、香りの品質の高さとモダンなアプローチだ。伝統的な香水は、トップ、ミドル、ラストとピラミッド的にさまざまな香料を組み合わせた複雑なものが多い。ギシャールは、「(それが)贅沢かもしれないが、私からすると、ちょっと古い。『マティエール』では、クオリティーは高く自分が着けたいと思うシンプルな香りを提案する」と話す。ファッションも今はエフォートレスなものが中心。香水もノージャンルでジェンダーレス、オケージョンレスに楽しめるものこそモダンだという考えだ。

ニッチなブランドが続々と登場する中で、より一層クオリティーやクリエイションが重要になってくる。「マティエール」が目指すのはグローバルブランドになることではない。「バラやチュベローズといった原料そのものの魅力は普遍的で誰もが感じ取れるもの。それを価値のあるものとして届けるユニバーサルなブランドを目指す」。

The post 仏発フレグランス「マティエール プルミエール」 創設者に聞く“誰もが振り返る良い香り”の原点 appeared first on WWDJAPAN.

「無印良品」が3機能兼備の“発酵導入エッセンスパッド”を発売 “発酵導入美容液”の大容量版も登場

良品計画は8月6日、「無印良品」から“発酵導入エッセンスパッド”(50枚入り、1490円)を全国の店舗とネットストアで発売する。同ブランドのスキンケア製品で初となる丸型パッドタイプのアイテムで、ふき取り、導入、保湿の3つの機能を1つで兼備する。同日、既存の“発酵導入美容液”の大容量版(100mL、3490円)も発売する。

米ぬか発酵液配合で3つの役割を実現

“発酵導入エッセンスパッド”(は、2023年秋に発売した発酵導入シリーズの新製品。洗顔後の肌に使用することで、余分な皮脂や角質を優しくふき取る機能を持つ。化粧水の前にやさしくタッピングするように当てることで、うるおい成分が角質層まで浸透しやすい肌に整える導入効果も発揮する。潤い成分として、山形県産米ぬかを発酵させた米ぬか発酵液とセラミドを配合した。米ぬかは7種のビタミンと8種のミネラルを含有し、発酵により得られる潤い成分がハリのあるなめらかな肌に整える。乾燥が気になる部分には部分的にパックとして使用でき、集中的な保湿ケアが可能だ。

パッドは伸びにくく破れにくい不織布を使用し、表面をなめらかな仕様にすることで肌への刺激に配慮した。植物エキスや精油、界面活性剤などすべての原料を天然由来成分100%にこだわり、パッドも天然由来成分100%の素材で、接着剤や薬品を使わず水のみで繊維を絡めたスパンレース不織布を採用している。

The post 「無印良品」が3機能兼備の“発酵導入エッセンスパッド”を発売 “発酵導入美容液”の大容量版も登場 appeared first on WWDJAPAN.

韓国コスメ「ハートパーセント」が密着リップペンシルを発売 仕上がり続く美発色

韓国のコスメブランド「ハートパーセント(HEART PERCENT)」は8月1日、自然な陰影と立体感のあるリップメイクをかなえる“ドットオンムード ラインプルーフリップペンシル”(全6色、各1650円)を発売する。「キューテン(QOO10)」の公式ストアや楽天、「アマゾン(AMAZON)」で取り扱う。

同製品は、ふっくらとした唇を演出する既存品の“ドットムードリップペンシル”を進化させたリップペンシルだ。色持ちと重ね付けをしたときの塗り心地の良さを両立した。塗りたての鮮やかな発色と美しいラインをキープするロングラスティング設計。リップライナーとしてだけでなく、リップのベースとしても使用できるほか、オーバーリップをかなえるアイテムとしても活躍する。さまざまな使い方ができる4in1の多機能リップペンシルが実現した。

カラーは唇の色むらを整える“ヌーディベージュ”、華やかなニュートラルピンク“ピンクムース”、落ち着きあるローズベージュ“ローズコットン”、クールトーン ブルベ系の穏やかなピンク“コージーピンク”、上品なくすみグレー“ニュートラルグレー”、自然なピーチベージュ“ミュートピーチ”の全6色を用意した。肌なじみがよく、唇の色を美しく引き立てる色味“MLBBカラー”を揃えた。

The post 韓国コスメ「ハートパーセント」が密着リップペンシルを発売 仕上がり続く美発色 appeared first on WWDJAPAN.

ラブブが香港の双子パンダの誕生日をお祝い 緑色の限定エディションが登場

香港政府観光局は、香港島にある水族館・動物園・遊園地を併設するテーマパーク、香港オーシャンパークと、ポップマートが手掛けるキャラクター、ラブブとコラボレーションし、同動物園で2024年8月に生まれた双子のジャイアントパンダ、ジアジア(加加)とダーダー(得得)の誕生日を記念した限定エディションを発売する。

限定ラブブは体が竹をイメージした緑色で、ポルカドット柄のバースデーハットを被り、双子パンダを両手に抱えている。ラブブの生みの親であるカシン・ロン(Kasing Lung)がデザインした手作りのバースデーカードを添え、カスタムギフトボックスに入れられる。

 

抽選は8月1〜31日まで行い、参加できるのは香港在住者、または対象期間中の旅行者だ。事前登録はオーシャンパークの公式サイトで受け付け、参加者は同園内にあるアトラクション“エクスプローラー R”を訪れる必要がある。限定エディションのラブブは計308個、参加賞の一般入園チケットは計512枚用意する。

香港オーシャンパークでは、双子パンダの誕生日を祝うさまざまなイベントを開催し、限定グッズも販売する。また、パンダをテーマにしたデザインの鉄道駅や道路標識などが街中に登場し、園外でも誕生日を祝う企画を実施する。

カシン・ロンは、「香港政府観光局とコラボし、双子パンダの誕生日を祝う特別エディションのラブブを香港のわくわくした活気と共に世界中の人に届けることができて嬉しい。街をプロモーションする役割を担えて光栄だ」とコメントしている。

テーマパーク概要

◾️香港オーシャンパーク

住所:180 Wong Chuk Hang Road, Aberdeen, Hong Kong Island
公式サイト

The post ラブブが香港の双子パンダの誕生日をお祝い 緑色の限定エディションが登場 appeared first on WWDJAPAN.

たまごっちが「ジンズ」のメガネに 子どもから大人まで楽しめる全6型

「ジンズ(JINS)」は8月7日、1996年に発売されたバンダイの電子ゲーム「たまごっち」とコラボレーションしたメガネ“たまごっち×ジンズ”を発売する。「ジンズ」一部店舗および公式オンラインショップで取り扱う。子どもから大人まで楽しめるアイテム全6型をそろえる。価格は全て1万900円。

最新機種内で使えるショップカードの配布も

同コラボでは、「つけるたびに育つ愛着」をコンセプトに大人向け3型6種、子ども向け3型6種をラインアップする。大人向けモデルでは、たまごっちデバイスを彷ふつとさせるレトロなドット絵をさりげなくあしらった。子ども向けには、今年7月に発売した最新機種“たまごっちパラダイス”の仲間たちをデザインに採用したポップで可愛らしいモデルに仕上げた。

また同コラボを記念して、最新機種“たまごっちパラダイス”内で使用できるショップカードも配布する。8月7日以降、展開店舗の店頭ポップに掲出されるQRコードを読み込むと“にゅーたまごっち星”に「ジンズ」オリジナルデザインのメガネをかけさせることができる。

The post たまごっちが「ジンズ」のメガネに 子どもから大人まで楽しめる全6型 appeared first on WWDJAPAN.

「コンバース」が映画「ジュラシック・パーク」とコラボ 古着のような味わいの3型

「コンバース(CONVERSE)」 は、1993年公開の映画「ジュラシック・パーク」との初コラボレーションモデルを発売する。シリーズ最新作「ジュラシック・ワールド/復活の大地」の公開日である8月8日に合わせて、“オールスター エイジド”シリーズから3タイプのスペシャルモデルを展開する。

映画の世界観をビンテージな風合いで表現

同アイテムは、洗い加工や生成りテープによる古着のような味わいをベースに、「ジュラシック・パーク」の象徴的モチーフを落とし込み映画の世界観とクラシックな“オールスター”の魅力が融合した一足。

ラインアップは、ビンテージTシャツのような映画のタイトルロゴをアッパー全体にプリントした王道のローカット“オールスター エイジド LG OX”(1万4300円)、恐竜柄の古着に着想を得たオリジナル恐竜グラフィックを前面にプリントした“オールスター エイジド DP HI”(1万5400円)、ブラックのアッパーにカモ柄のグラフィックを潜ませたリップレイヤーデザインバージョンとブラックカラーの“オールスター エイジド RL HI”(1万6500円)を展開する。

The post 「コンバース」が映画「ジュラシック・パーク」とコラボ 古着のような味わいの3型 appeared first on WWDJAPAN.

故郷アイルランドの伝統的な手仕事を未来へ ピュアで詩的な世界観を描くロシーン・ピアース

海外ファッション・ウイークを現地取材するWWDJAPANは毎シーズン、今後が楽しみな若手デザイナーに出会う。本連載では毎回、まだベールに包まれた新たな才能1組にフォーカス。10の質問を通して、ブランド設立の背景やクリエイションに対する考えから生い立ち、ファッションに目覚めたきっかけ、現在のライフスタイルといったパーソナルな部分までを掘り下げる。

今回取り上げるロシーン・ピアース(Roisin Pierce)は、故郷アイルランド・ダブリンにある国立芸術デザイン大学でテキスタイルデザインを学んだ。2019年には若手クリエイターの登竜門として知られる「イエール国際フェスティバル」で、「シャネル(CHANEL)」協賛によるメティエ・ダール賞と、一般客の投票によって決まる観客賞を受賞。翌年、ダブリンで自身の名を冠したウィメンズウエアブランドを立ち上げた。生地への強いこだわりとレースやスモッキングなど世代を超えて受け継がれる伝統的な手仕事を生かし、白を基調にしたピュアで詩的なムード漂うフェミニンなアイテムを提案している。

22年には、「LVMHプライズ(LVMH PRIZE)」でファイナリストまで残ったほか、「フォーブス(FORBES)」のヨーロッパ版「世界を変える30歳未満30人(30 UNDER 30)」に選出された。そして、23年にはパリ・ファッション・ウイークの公式スケジュールを果たし、ショーを開催。24年からはドーバー ストリート マーケット パリ(DOVER STREET MARKET PARIS)のブランド開発部門と提携し、セールスや生産面のサポートを受けている。また25年2月に開いたショーでは、パリ発のバッグブランド「ポレーヌ(POLENE)」とのコラボバッグも披露するなど、表現の幅を広げている。

1:出身は?どんな幼少期や学生時代を過ごしましたか?

アイルランド出身です。小さい頃、私はよく夢を見て、自分の考えにどっぷり浸るような感受性豊かな子どもでしたね。私の母は絵を描いていたので、私にも同じように描くことをすすめてくれました。そのおかげで、自分だけで過ごして創作に没頭する時間を楽しむことができたんです。それは心の平穏を与えてくれるものであり、今もそんな時間を求め浸っています。

また私は、霜に覆われた花や丸まった葉、空の色の移ろいなど、日常の小さな物事の中に美を見出してきました。その感覚は今でも変わっていません。

2:ファッションに関心をもった原体験やデザイナーを志したきっかけは?

私は、アートと自由な思想を持った人々に囲まれて育ちました。誕生日やクリスマスのプレゼントには、いつも新しい画材や紙など芸術に関するモノをもらっていて、私は新しい世界を創り出すのが好きでした。そして、学校では早くから刺しゅうや編み物などの手芸を教わりました。子どもの頃からちょっとしたモノを作り続けていたんですが、10代になると伝統的な技術をより真剣に考え、服作りやアイルランドのクロシェ(かぎ針編み)、テキスタイルなどに取り組むようになりました。

また、母は私にとってとても近い存在で、幼い私たちのためにいつも美しい服を作ってくれていました。手作りのものを受け取ることは、とても優しく愛に満ちたこと。誰かに愛を込めたものを作るというアイデアは「ロシーン ピアース」に受け継がれていて、全てのコレクションに織り込まれています。それは、まるで愛する人への情熱を刺しゅうで表現するような、あるいはヴィクトリア朝時代に流行した宝石で愛の言葉を綴る「アクロスティック・ジュエリー」のような感覚です。チュールの花びらやクロシェの渦巻き、くねくねしたレース……。私たちの繊細で美しいディテールの数々は、クラフトへの賛歌であると同時に、大切な人たちへの深い思いの表現でもあります。そんなクリエイティブで愛に満ちたモノ作りの原点には、私の子ども時代の体験と家族の絆があります。

3:自分のブランドを立ち上げようと決めた理由は?

早い段階で、自分には強いクリエイティブなビジョンがあり、全体的な世界観を生み出せる力があると感じていました。ブランドを始める時、業界での経験はほとんどなかったのですが、それゆえに他の人とは全く異なることをやるという発想ができたのだと思います。

私のアプローチは独特で、スケッチ描く代わりに布を使って柔らかな彫刻のように服の形を作っていました。そのため、伝統的なデザインスタジオではそのプロセスが理解されにくく、説明するのではなく実際に自分の手で示す必要があると気づきました。そして、ブランドを立ち上げることが、自分のビジョンを完全に表現する唯一の手段だとも感じたんです。生地を最も大切にした彫刻的なデザインアプローチは、今でも私が生み出す形や質感、シルエットの原動力になっています。

最近では、自分のアイデアを伝える新たな方法や、質感や形の探求にも取り組んでいます。そうした新たな創造の道を進めることは、自由をもたらしてくれます。私のブランドは、創作への純粋な喜びから生まれたもの。なので、これからもその流れの赴くままに進んでいきたいと思っています。

4:学生時代から過去に働いたブランドまで、これまでの経験で一番心に残っている教えや今に生かされている学びは?

強い意見やビジョンを持ち、それを貫くこと。もしもあらゆるアドバイスを受け入れていたら、自分を見失ってしまうでしょう。特殊的好奇心と自分だけに見える美を捉える揺るぎない精神を育むためには、焦点を絞り、そこに全力で取り組むのも良いことだと考えています。

5:デザイナーとしての自分の強みや、クリエイションにおいて大切にしていることは?

私は完成した作品だけを見ているのでなく、“どう作るべきか?“や”何が必要か?“といった制作過程全体について考えています。このプロセスへのこだわりは、他の人から見ると過剰に映るかもしれませんが、私たちのような小さなチームにとっては欠かせないものです。そして、デザインから離れていると、落ち着きません。それは、今にもあふれ出そうな素晴らしいアイデアがたくさんあると分かっているからなんです。

クリエイティビティーは筋肉のようであり、常に鍛え、限界に挑まなければなりません。なので、自分の作品やデザインにすぐ満足してしまわないようにしています。また、ディテールに集中できる力は、たとえすぐに成果が見えなくても、一つのことに粘り強く取り組みたいという思いから生まれています。つまり、それは困難な局面を乗り越えながら、それぞれの作品を形にするために必要な探求と複雑な過程全てを受け入れるということ。そんな粘り強さは、インディペンデントなブランドを築く上で不可欠であり、ビジョンへのこだわりは私個人の創作姿勢から現在ではスタジオでの協働体制にまで広がっています。

6:活動拠点として、今暮らしている街は?その中でお気に入りのスポットは?

私はダブリンのホームスタジオに住んでいるので、常に仕事や制作中のアイテムの近くにいます。スタジオは街の南部にあり、パートナーと近場にある落ち着いた場所に行って、新しいデザインをスケッチするのが好きです。

お気に入りのスポットは、地元の公園。特に植物が芽吹き、花が咲く春や夏は高揚感にあふれ、インスピレーションを与えてくれます。香水を作るために植物や花を摘んだり、本のページに挟んで保存したりした子どもの頃の記憶も呼び起こしてくれるんですよね。ただ散歩するだけではいられず、つい夢中になって、いろんなものを記録したり写真に収めたりしてしまいます。

7:ファッション以外で興味のあることや趣味は?

結果的に自然と仕事につながることもありますが、私は心を解き放って絵を描くのが好きです。大事なのは計画的ではないことであり、そこから愛らしい絵が生まれます。そして、音楽とも深くつながっていて、聞いているうちにさまざまなストーリーが浮かび、それが私の作品に還元されることもあります。ただ、美しい歌詞のある音楽には気を取られてしまうので、締め切り前などはテクノやクラシックに切り替えて、あまり深く浸りすぎないようにしています。

8:理想の休日の過ごし方は?

理想の休日の過ごし方は、インスピレーションを与えてくれるものに出合うこと。例えば、新しいアートや興味深い建築を見に行ったり、初めて訪れる空間の雰囲気を吸収したり。スケジュールを詰め込むよりも、ゆったりとしたペースで探索する方が好きで、見て感じたことをスケッチしたり、撮影したり、ただ心の中に刻んだりする余裕が欲しいと思っています。このような意識的な観察が、後にクリエイティブな仕事に生かされることも多いですね。

9:自分にとっての1番の宝物は?

何よりの宝物は、私の周りにいる人たち。とはいえ、モノを収集することも好きです。過去を思い出させてくれるモノ、形が美しいモノ、構造がユニークなモノ、そして特に小さくて精巧なモノに引かれます。最近だと、アンティークマーケットで球体の小さなコンパクトミラーを見つけました。それは、愛らしくも気品があり、美しいだけでなく実用的。そんな品々はかつての人々の生活を垣間見ることができる小さな窓のようで、どんな風に使われ、どんな思いで大切にされたのかを想像するだけで胸が躍ります。

10:これから叶えたい夢は?

少人数のチームですが、一着一着に意図を持って、モノ作りに取り組んでいます。私たちが女性たちに提供したいのは、朝起きた時または特別な日にワクワクして服を着る理由や、待ち遠しくなるようなもの、そしてずっと大切にしていける美しく仕立てられたアイテム。そこに込めた感情やメッセージが手に取った人の心に響き、特別な何かを共有できることを願っています。

そして、私たちの気分を高めてくれるような希少なピースを、もっと多くの人々に届けたいとも強く思っています。そのため、チームとして私たちが大切にする手仕事の温もりを生かし、技術的な素晴らしさを保ちながらも、幅広い人に着てもらえるようなより普遍的な作品を生み出す方法を探求しているところです。

The post 故郷アイルランドの伝統的な手仕事を未来へ ピュアで詩的な世界観を描くロシーン・ピアース appeared first on WWDJAPAN.

「トムウッド」の“マインドリング”からドーバー ストリート マーケット ギンザ限定リングが登場

ノルウェー発のジュエリーブランド「トムウッド(TOM WOOD)」は8月8日、人気シリーズの“マインドリング(MINED RING)”にブルートパーズをあしらった新バージョン“マインドリング ブルートパーズ(MINED RING BLUE TOPAZ)”をドーバー ストリート マーケット ギンザで限定発売する。素材はリサイクルスターリングシルバー925を使用しており、ラージサイズは7万3500円、スモールサイズは5万7500円。

同商品は、ノルウェーの雄大な自然と日本の都市生活のエネルギッシュな空気感のコントラストを表現し、マットな溝が鮮やかなブルーを際立たせた。

100%リサイクルアルミニウム製のジュエリーボックス

また購入時は、環境負荷の軽減を目指す「トムウッド」のサステナブルな理念を体現した100%リサイクルアルミニウム製のジュエリーボックスに収める。

The post 「トムウッド」の“マインドリング”からドーバー ストリート マーケット ギンザ限定リングが登場 appeared first on WWDJAPAN.

「クラランス」が肌のハリと弾力にアプローチするボディー美容液を発売 スパ×皮膚科学研究の知見生かし

「クラランス(CLARINS)」は8月1日、ボディー用美容液"リニュープラス ボディー セラム"(200mL、1万2430円)を発売する。スパで培ったボディーケアへのこだわりと70年以上におよぶ皮膚科学研究を融合させたエイジングケア美容液で、全国の取り扱い店と公式サイトで販売する。

フルーツ酸とペプチドで肌のハリと弾力にアプローチ

同製品は、ボディーのハリ、艶とシルクのような質感が年齢とともに失われることに着目し開発した。ハイビスカスエキスに含まれるフルーツ酸(AHA)とピルビン酸が不要な角質の除去を促進し、なめらかで均一な美しい肌へと導くほか、パルミトレイルトリペプチドー5が肌のハリと弾力にアプローチする。ほか、オーガニック カシューナッツオイルを配合。肌に寄り添うような心地よさと豊かな潤いを提供、ビタミンE誘導体の酢酸トコフェロールが肌のキメを整え、年齢を感じさせないしなやかな肌に仕上げる。テクスチャーは肌に瞬時になじむミルクタイプで、フローラル、ウッディー、ムスクのパウダリーで優雅な香りが肌を包み込む。

また、使用原料は自然由来指数97%を実現し、ハイビスカスエキスやオーガニック カシューナッツオイルはセネガルからフェアトレードで調達。独自のトレーサビリティー・プラットフォームにより、製品のQRコードをスキャンしてバッチナンバーを入力するだけで、原料の生産地や栽培方法などの詳細情報を確認できる。

The post 「クラランス」が肌のハリと弾力にアプローチするボディー美容液を発売 スパ×皮膚科学研究の知見生かし appeared first on WWDJAPAN.

「アーダーエラー」が初のグローバルフラッグシップストアを東京・表参道にオープン 限定アイテムも

韓国発の「アーダーエラー(ADER ERROR)」は8月9日、海外初の旗艦店、アーダーエラー トウキョウ スペースを東京・表参道にオープンする。 日本国内3店舗目となる同店は、メーンコレクションをはじめ、ライフスタイルグッズラインなど全てのラインを展開する。また、初のグローバル旗艦店のオープンを記念して、限定アイテムの販売も行う。

同店は、“コンティニューム“というコンセプトのもと、種から生命体へ、生命体がさらなる拡張へ、そしてまた種へとつながる有機的な循環エコシステムを空間デザインで表現した。店内の至る所に配したオブジェは、空間内で共生・進化し、生命体の旅路を描くと同時に「アーダーエラー」創造性と実験精神を立体的に体現したという。

メーンコレクションからライフスタイルグッズまで
フルラインアップを用意

店内では、メーンコレクションに加え、コンテンポラリーラインの“シグニフィカント(SIGNIFICANT)”、シーズンコレクションの“エッセンス(ESSENCE)”、ライフスタイルグッズラインの“A ベントリー(A-VENTORY)”まで、全てのラインを展開する。また、オープンを記念して同店限定のエクスクルーシブTシャツとキャップを販売する。空間デザインから着想を得たグラフィックTシャツはブラックとホワイトの2色、キャップはブラックを用意する。

店舗詳細

◼️アーダーエラー トウキョウ スペース

オープン日:8月9日
住所:東京都渋谷区神宮前4-25-24
時間:11:00〜21:00

The post 「アーダーエラー」が初のグローバルフラッグシップストアを東京・表参道にオープン 限定アイテムも appeared first on WWDJAPAN.

ギンザ シックスが今秋リニューアル 世界初の「マルニ カフェ」など新規出店多数

ギンザ シックス(GINZA SIX)は今秋、世界初の新業態や日本最大級の店舗、リニューアルなど、ブランドの世界観をより深く体感できる空間を拡充する。今回は、世界初の「マルニ(MARNI)」カフェや期間限定ショップなど、全9ブランドを紹介する。

3階 

「マルニ カフェ」

世界初の「マルニ カフェ」は、9月5日オープン。建築的な直線と個性豊かな色彩のインテリアが広がるモダンな空間で、パティスリー アサコ イワヤナギとともに開発されたスイーツを中心に、ブランチセットやアラカルトメニューなどを提供する。

「マルニ カフェ」のスペシャリテである“マルニ パフェ”(7920円)は、オーダーを受けてからオープンキッチンで調理され、旬のフルーツとジェラートやビスケット、クリームなどシーズンごとに変化する食材や食感、彩りのコンビネーションが楽しめる。ドリンクメニューには、ブランドを象徴するロゴやフラワーなどが表現された“マルニ カプチーノ”(各1650円)のほか、フレーバーティーやアルコールなども用意する。オープンに先立ち、8月8日に「マルニ」公式サイトでカフェ特設ページを公開し、8月18日から同ページで予約を開始する。

「メゾン マルジェラ」

8月8日に拡大リニューアルオープンする「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は、カーブを描くトラバーチンを用いた温もりのある空間に生まれ変わる。またリニューアルを記念し、限定のカシミアコートとアイコンバッグ“5AC”の新作を先行販売する。

2階

「プラダ」

9月17日にオープン予定の「プラダ(PRADA)」はギンザ シックス初出店で、メンズ、ウィメンズのフルラインアップをそろえる。

「ジバンシィ」

8月1日に拡大リニューアルオープンする「ジバンシィ(GIVENCHY)」は、サラ・バートン クリエイティブディレクターのコンセプトを反映した日本初の旗艦店に生まれ変わる。またリニューアルを祝し、8月29〜31日にオープニングイベントを開催する。

地下2階

「ボンボン ドゥ カ」

8月21日オープン予定の「ボンボン ドゥ カ(BONBONS DE K)」は、湘南茅ヶ崎発のグルテンフリーパティスリーで、銀座エリア初出店となる。さまざまなグルテンフリーの洋菓子がそろうほか、イートインスペースではカップデザートやお酒にも合うおつまみ系のスイーツも用意する。

期間限定ショップ

3階
「プッチ」

8月6日〜9月30日まで展開する「プッチ(PUCCI)」は、期間中15万4000円以上購入すると先着で「プッチ」オリジナルタンブラーがもらえる。

4階

「カレル」

1952年にスタートしたシューズブランド「カレル(CAREL)」は、明るいカラーを基調とし、女性が長く履いても快適かつエレガントなシューズを展開する。期間は8月20日〜9月2日。

「カサディ」

イタリア発の「カサディ(CASADEI)」は8月20日〜9月2日の期間、さまざまなハイブランドがコレクションとして展開しているPVC素材のサンダルから、トレンドのラフィア素材のバレーシューズなど幅広いアイテムをそろえる。

地下2階

「カロ」

ハワイのタロイモを日本の伝統技術で醸した焼酎「カロ(KALO)」のリリースを記念し、7月30日〜9月1日の期間中、オリジナルカクテルの提供やテイスティングイベント、蔵人などのゲストを招いたワークショップを開催する。

「ヤワメル」

広島の生キャラメル専門店「ヤワメル(YAWAMEL)」は7月30日〜9月1日まで、東京に初上陸する。本出店の特別商品として、生キャラメルに金を施したギンザ シックス限定“オリジナル生キャラメル ゴールド”を用意する。

▪️ギンザ シックス

住所:東京都中央区銀座6-10-1
時間:10:30〜20:30

The post ギンザ シックスが今秋リニューアル 世界初の「マルニ カフェ」など新規出店多数 appeared first on WWDJAPAN.

「グッチ ビューティ」がフローラの新作香水と限定メイクアップコレクションを発売

「グッチ ビューティ(GUCCI BEAUTY)」は9月17日、新作フレグランス“グッチ フローラ ゴージャス ガーデニア オードパルファム インテンス”(10mL、4950円/30mL、1万2540円/50mL、1万6940円/100mL、2万3760円)を発売する。同製品の世界観を表現した限定パッケージのブラッシュ(限定2色、各8580円)とルージュ(6600円)も販売する。

 

新フレグランスは、調香師オノリーヌ・ブラン(Honorine Blanc)が手掛けたフローラル ウッディ グルマンの香りだ。オリジナルの“グッチ フローラ ゴージャス ガーデニア”を再解釈し、ガーデニアの持つフローラルな透明感を際立たせながらウッディな深みを加え、より濃厚な香りに仕上げた。

トップノートは爽やかなイタリアン マンダリン エッセンスから始まり、ミドルノートではガーデニア アコードとヘディオンの華やかさが広がる。ラストノートはサンダルウッド エッセンスが温もりをもたらし、センシュアルな余韻が長く続く。

ボトルと外箱には1966年にアーティストのヴィットリオ・アッコルネロ・デ・テスタ(Vittorio Accornero de Testa)が「グッチ(GUCCI)」のスカーフのために描いたフローラ プリントをあしらい、香りの深みを表現する"Intense"の文字をゴールドで添えた。

人気アイテムが花々をまとって登場

新フレグランスの誕生を記念したメイクアップコレクションには、“グッチ ブラッシュ ドゥ ボーテ チーク アンド アイ”の#01 シルキー ローズと#04 ブライト コーラル、“グッチ ルージュ ドゥ ボーテ ブリアン”の#208 ゼイ メット イン アルゼンティーナをラインアップ。フローラ プリントを施した特別なパッケージで用意する。

ブラッシュはブラックローズオイルを配合したシルキーなテクスチャーで、チークにもアイシャドウにも使用できる。ルージュにはヒアルロン酸、ブラックローズオイル、ピオニーオイル コンプレックスを配合し、艶めくカラーと潤いを同時にかなえる。

キャンペーンビジュアルには、歌手で俳優のマイリー・サイラス(Miley Cyrus)がミューズとして登場する。黄金色の夕陽に包まれた彼女を中心に、ロサンゼルスのスカイラインと自然の花々の世界が交差する幻想的な世界観を表現し、香りの持つ“強さ”と“夢のような儚さ”という二面性を際立たせた。

The post 「グッチ ビューティ」がフローラの新作香水と限定メイクアップコレクションを発売 appeared first on WWDJAPAN.

コーセー「アディクション」米ECを9月閉鎖 進出2年で「戦略上の判断」

コーセーは、メイクアップブランド「アディクション(ADDICTION)」の米国における公式ECサイトを9月30日に閉鎖する。2023年9月に米国市場への初展開として開設したが、「ブランド戦略上の判断」として終了を決めた。米国での販売チャネルは、24年6月にロサンゼルスで開業した直営店「メゾンコーセー(MAISON KOSE)」に一本化する。

米国市場では「アディクション トーキョー(ADDICTION TOKYO)」として展開し、進出当初はローンチを記念して百貨店ブルーミングデールズ(BLOOMINGDALE’S)ニューヨーク59丁目店で約1カ月間のポップアップイベントを実施した。

「アディクション」は09年に誕生。16年には香港と韓国、17年には台湾および中国向け越境ECで展開し、世界最大のメイクアップ市場である米国は、グローバル戦略上の次のステップと位置づけられていた。進出当時、コーセーアメリカは「上陸後3~5年で野心的な成長目標を掲げるが、最初の2年間はブランド価値の構築に注力する」方針を示していた。

「アディクション」のUSの公式インスタグラムでは、「アメリカでの素晴らしい旅を経て、私たちはここでの事業を縮小するという難しい判断を下した。この章は終わりを迎えるが、『アディクション トーキョー』は世界中で、そして特に故郷・日本で、芸術性と美への情熱をより大胆に表現し続ける」と発信。これまでの感謝を込め、米国ECサイトでは25%引きのセールを実施している。

The post コーセー「アディクション」米ECを9月閉鎖 進出2年で「戦略上の判断」 appeared first on WWDJAPAN.