1枚で主役を張る、プリントTシャツの新潮流【2025年春夏トレンド】

9月以降も暑さは続きそうですが、ランウエイからはデザイン性の高いTシャツが飛び出してきました。その背景には、やはり“地球沸騰”の現実があります。とはいえ、1枚でサマールックがキマるTシャツは、暑い季節の救世主。モードなTシャツが、ヘルシーで華やかな装いをかなえてくれます。今回はパリやミラノの2025年春夏コレクションから、新傾向のルックを集めました。

例えば「クロエ(CHLOE)」は、フロント全面に特大のフェイスモチーフをプリントしました。まるでアート作品のようありながら、ベージュの穏やかなトーンがレトロなムードを漂わせています。白のデニムパンツにウエストインしてクリーンにまとめ、さらにアクセサリーをあちこちに配すことで、Tシャツルックを一段と格上げしています。

モノトーンでも主役級の存在感
ビッグモチーフで“アート”をまとう

色や柄を配したTシャツは、無地に比べて上質さをまといやすいアイテム。アート感のある配色やモチーフは、Tシャツルックの格上げに効果的。メッセージ性を印象付けるような着こなしががおすすめです。

猫のビッグモチーフをあしらったのは「GCDS」。ユニークな猫の表情が、朗らかでミステリアスな雰囲気を醸し出しつつ、小ぶりのブランドロゴや肩に入ったラインが脇を固めました。シンプルなダークカラーのパンツと合わせて全身をモノトーンでカジュアルにまとめつつ、足元は黄緑のポインテッドシューズでアクセントを添えています。

レトロとロックとが融合
キャタクターTをグラムに味付け

Tシャツ姿にグラマラスなムードを加えるなら、レイヤードがおすすめです。長袖シャツの上にTシャツを重ねれば、袖の景色に変化が生まれます。異なるモチーフを交わらせる“柄×柄”のスタイリングで、装いに奥行きを添えるのも一案です。

「コペルニ(COPERNI)」は、濃色のTシャツと長袖シャツをミックスしました。レトロなミッキーマウスのイラストがオールディーズ感を演出。サイケデリックなシャツにグラムロックな気分が薫ります。襟は片方だけTシャツからのぞかせて、アシンメトリーに仕上げました。

ブラトップやコルセットで
控えめなインナーレイヤード

あっさり見えがちなTシャツも、ブラトップやバンドゥ(チューブトップ)、コルセットなどの艶美系アイテムをデザインに取り入れることで、カジュアルなTシャツがたおやかな着映えに。Tシャツに溶け込むように立体感を持たせれば、フェティッシュなシルエットも強調しすぎず、上品にまとまります。

「ヴァケラ(VAQUERA)」のTシャツルックは一見シンプルですが、実はかつてマドンナがステージで披露したコーンブラを想起させるデザインが施されています。控えめながら秘めやかなレイヤードが効いたスタイルです。フロントのダイナミックなプリントが適度に主張し、ミリタリー調のマルチポケットのスカートとも好相性。両手にバッグを1個ずつ持つ小技が、さらに意外性を引き立てています。

ロング丈でゆるリラックス
文字プリントで強めの主張強めに

Tシャツが持つ普段着のイメージを薄めるには、強めの主張を盛り込むのが有効です。メッセージ性を打ち出した大ぶりの文字プリントなら、アートライクな表情をまとえます。さらに超ロング丈なら、意外性のあるシルエットがTシャツらしさを遠ざけてくれます。

「モスキーノ(MOSCHINO)」はTシャツをワンピースに変形させて、リラックスとスパイシーを交わらせました。フロントに施された“THINK”の文字が知的なムード。ロング丈の自然な落ち感とTシャツからのぞくカットソーの袖が、のどかな雰囲気を引き出しています。

これまでのTシャツのイメージを刷新するモード系Tシャツは、1枚でも上々の着映えに整います。シャツやジレ、ブラトップなどとのレイヤードで、さらに着こなしの幅を広げてくれます。今年も暑さが長引きそうな気配だけに、Tシャツスタイルをバージョンアップしてみませんか。

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A24の新作クィア・ロマンス・スリラー「愛はステロイド」はいかにして作られたのか? 新鋭・ローズ・グラス監督インタビュー

1989年のアメリカ南西部を舞台に、家族関係に苛まられながらトレーニングジムで働くルーが流浪のボディービルダー・ジャッキーと出会い、衝動的で破滅的な愛を育むクィア・ロマンス・スリラー映画「愛はステロイド」が8月29日に公開された。映画スタジオA24が手掛けた今作は、大胆で示唆に富んだストーリーテリングと俳優陣の化学反応が各所から絶賛され、「ピンク・フラミンゴ」などで知られる⻤才ジョン・ ウォーターズからも「2024年最高の映画」と評された注目作。共にクィアであることを公表しているクリステン・スチュワートとケイティ・オブライアンがルーとジャッキーのカップルを演じるほか、エド・ハリスやジェナ・マローンなど実力派キャストが脇を固めている。

監督を務めるのは、狂信の末に暴走するカトリック信者の看護師を描いたホラー「セイント・モード/狂信」(2019)で長編映画デビューを果たし、本作が長編2作目となる新鋭・ローズ・グラス。官能的なクィア・ロマンスから退廃的なフィルム・ノワール、ボディー・ホラーなどジャンルを横断する本作をグラス監督はどのように作り上げたのか。ルーとジャッキーの関係性やデヴィッド・ クローネンバーグからの影響、ファッションやヘアへのこだわり、そして驚愕の展開などについて、グラス監督に話を聞いた。

正反対のキャラクターの
ルーとジャッキー

——まず1990年のイギリス生まれである監督が、あえて1989年のアメリカ南西部を舞台とした作品を撮った理由から教えてもらえますか?

ローズ・グラス(以下、グラス):ネット情報では1990年生まれとなっているんですが、実は1989年生まれなんです。実年齢より1歳若く思われてるから、私としてはうれしいんですが(笑)。確かに私が生まれたイギリスの片田舎は、アメリカのニューメキシコの砂漠とはまったく異なりますね。共同脚本のヴェロニカ(・トフィウスカ)とは当初、イギリスを舞台にしようと考えていました。撮るのが容易ですし、できるだけ小規模に収めたかったので。ですがすぐにイギリスはこの物語に適さないと感じるようになりました。ボディービルダーや銃の密輸といった要素をイギリスで描くのも面白い試みだとは思いましたが、それをアメリカ南西部の砂漠地帯の町に頭の中で置き換えた瞬間、物語が一気に広がって現実味を帯びたものになったんです。

またジャッキーは危険を顧みず、取り憑かれているかのように「理想化された完璧な姿」に突き進んでいきます。それが結局彼女を破滅へと向かわせるのですが、その姿はいわゆるアメリカン・ドリームを象徴するものでもありました。なのでアメリカが舞台である方が、より物語に豊かさが生まれると感じたのです。

——冒頭のトイレ掃除からラストシーンまでルーは一貫して“片付ける人物”である一方、ジャッキーは徹底的に“かき乱す人物”として描かれていますね。内面のみならず行動も対照的な彼女たちのキャラクターをどのように作り上げていったのでしょうか?

グラス:そのように観てくれたのはうれしいですね。というのもヴェロニカとは最初から、正反対の力を持つキャラクターの関係で生まれるダイナミクスを表現したいと考えていたので。例えばジャッキーは常に前へと突き進んでいくような外交的なエネルギーを持つ人物です。本能そのもののような彼女はとにかく行動して自分をさらけ出す。一方のルーは内向的で、臆病で、感情を溜め込んでしまうタイプの人物。彼女は突然手榴弾のように現れたジャッキーに恋をしたことで、すべてが混乱に陥り、コンフォートゾーンから引きずり出されてしまう。ですがそういった存在をルーは求めていたようにも思うんです。彼女は必死にジャッキーにしがみつき、身を委ねることで人生が狂っていくことを許している。それは今の自分から逃げ出さないといけないと分かっているから。

健全な恋愛関係でもよくあることですが、互いに必要なものを補い、双方向に影響しながらエネルギーを与え合うというアイデアが気に入りました。ルーはジャッキーの存在を介して、抑圧されてきた自分から抜け出そうとします。彼女は怒りや憎しみのような恐ろしい衝動を抑え込んできましたが、それがジャッキーとの出会いで解放されるんです。

——クリスティン・スチュワートとケイティ・オブライアンとは、ルーとジャッキーの関係についてどのような話をしたのですか?

グラス:実はそれほどじっくりは話し合っていないんです。というのもクリスティンは最初からキャスティングしたいと考えていて、オファーしたらすぐに快諾してくれたので撮影数カ月前には決まったんですが、ケイティを見つけるのにすごく時間を要しました。彼女に決まったのは撮影開始の数週間前だったので、そこから急いで準備を進める必要がありました。もちろん3人で脚本の読み合わせをして、認識を合わせるため各シーンについて話し合うこともしましたが、なにせ時間がなかったので思うがまま全力で演じてもらいました。良いキャストを選べば、脚本の内容を汲み取って、役柄に自分らしさを落とし込んでくれると期待しているんです。ただとりわけケイティ本人は役柄とかけ離れた人物なので、役に入り込むのは大変だったかもしれませんね。とにかく2人とも全身全霊で挑んでくれたので、信頼していました。

一度ジャッキーとルーが互いにどういった部分に惹かれ、何を与え合っているのかについて2人と会話したことがあります。「どうして互いにそれほど夢中になっているんだろう?」と。ただ出会ってからとても短い時間で展開されていく2人の関係は、とても原始的で、動物的で、感覚的なもの。衝動的でステロイドのような恋愛で、相手のことをよく知りもせず惹かれあっていくんです。私はそういう「互いに幻想を投影している恋愛の初期段階」を描くことに興味がありました。ジャッキーとルーは互いにとって幻想のような存在なので、そのことについてあまりじっくり話し合わず、直感的に演じてもらったことは正解だったと思います。

——確かに2人の関係は衝動的な荒々しさがありましたね。だからこそ愛し合うときも衝突するときも非常に激しく、幾度も危機が訪れる。たとえばジャッキーが(ルーの義理の兄である)JJと関係を持ったことが判明するシーンなどですね。あのパートでの「誰が相手でもいいんだろ」というルーの批判は、レズビアンやゲイがバイセクシュアルに向ける偏見も込められているように感じました。

グラス:ジャッキーがJJと関係を持ったのはルーと出会う前ですが、JJは義理の兄でかつ問題を抱えた関係であるため、ルーは子どものように怒ってしまいます。それはとても人間らしい反応ですよね。また一般化するつもりはないですが、確かにバイセクシュアルはゲイやストレートのコミュニティーから「どっちつかず」とみなされ、薄らと拒絶されることがあるのは事実です。それがどこにでもある話というわけではないですし、ルーの態度を援護するつもりもないですが、彼女はただジャッキーを傷つけるために酷い言葉を発しているだけなのです。その口論からも分かる通り彼女たちのキャラクターは欠点だらけですが、誰だってそうだし、そうあって然るべきだとも思います。

暴力的で力強くありたい
という欲望

——ルーとジャッキーのみならず、本作に登場する女性はとても個性的ですよね。ルーとは反対に男性による支配を愛と盲信する姉のベスに、独立した位置からルーに迫るデイジー。この2人のキャラクターはどのようにつくりあげたのでしょうか?

グラス:本作のアイデアを思いついた当初、中心にあったのはボディービルダーとその姉の関係性だったんです。ピースを動かして組み立てていくうちにロマンスへと変わったのですが、姉との関係を描こうという思いは常にあって、それが最終的にベスというキャラクターを生み出しました。彼女はルーの人生における「もう一人の女性」であり、ジャッキーとは真逆の方向に彼女を引き込もうとします。ルーの問題はさまざまな理由、とりわけ臆病な性格と恐怖心から現状に囚われていることにあります。クソみたいな街を嫌う彼女は家族に文句を言うけれど、自らそこから去ろうとはしません。JJに暴力をふるわれているベスを、ルーは自分が人生を進めないことの言い訳にしているようにも思えます。「姉を守らないと」という気持ちはもちろん真実ですが、同時に行動に移さないことを正当化する便利な逃げ道にしているんです。

また、デイジーは私が本作で一番好きなキャラクターかもしれません。ヴェロニカも私も彼女が登場するシーンをとても楽しみながら書きました。アンナ・バリシニコフの演技も素晴らしく、たくさん笑わせてくれました。デイジーもルーにとっては見慣れた日常の一部なんです。ジャッキーが現れてすべてをぶち壊す前までは、ですが。デイジーはルーに夢中なのに、ルーはデイジーを利用するためにたまに優しくするくらいで、基本的に冷めた感じであしらう。感情的にかなり距離を置かれていますが、それでもデイジーは決して諦めません。彼女のそういうところが好きなんですよね。

——筋肉や銃、ピックアップトラックといったアイテムは、これまで「男性的な象徴」として描かれてきましたよね。それらで女性の関係を描いたことは特別な意図があったのでしょうか?

グラス:女性の中にも男性的な部分と女性的な部分があります。程度の差はあれど、すべての女性は暴力的で反発的な衝動やエネルギーを持っている。少なくとも私はそう思っているんですが。私にとってそういった部分を扱うことはとても自然なことで、本作ではさらにそれを色濃く描きたいと考えました。確かに銃や筋肉は極端な視覚的表現として一般的に「男性的なもの」として扱われてきましたが、その本質にあるのは暴力性ではないでしょうか。つまり世界に対して自分を主張し、暴力的で力強くありたいという欲望。それは男性的であると同時に女性的なものでもあると思います。

デヴィッド・クローネンバーグ
からの影響

——本作を観てデヴィッド・クローネンバーグの「ヒストリー・オブ・バイオレンス」(05)を想起しましたが、インタビューによれば同監督の「クラッシュ」(04)に影響を受けたそうですね。

グラス:脚本を執筆している段階では「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のことは頭になかったんですが、製作に入ってから物語面で通じる部分が多いことに気付きました。小さな街に暮らす寡黙な人物が自らのなかにある暴力的な過去を掘り起こす点や、終盤の展開がそうですね。そういう物語構造の部分で共通のDNAが流れていますし、本作にエド(・ハリス)をキャスティングしたのも「ヒストリー・オブ・バイオレンス」でエドが披露した素晴らしい演技が頭にあってのことでした。ですが映画のスタイルやムードという点で言えば、「クラッシュ」がクローネンバーグ作品の中では一番のお気に入りで、何度も見返しています。そのため本作のスタイルやムードは「クラッシュ」とより近い。よく見れば設定は明らかに異なりますが、映画が独自の世界観で展開されていくという意味では共通していると思います。私たちの生きる世界と地続きで見覚えはあるけれど、どこか奇妙で、エロティシズムや官能性が漂っていて、暴力や邪悪な要素とも結びついた世界観とでも言いましょうか。

なので本作を撮る上で、キャスト陣には事前に「クラッシュ」を観ておくようにお願いしました。ほかには「ショーガール」(95)や「六月の蛇」(02)などの作品もそうですね。本作とそれほど類似性があるわけではないですが、ベン図で表すならフィーリングの部分で重なると思うんです。とりわけ「クラッシュ」と「六月の蛇」は身体とセクシュアリティと同時に、一種のフェティシズムを描いています。車の衝突事故を見て誰が性的に興奮するんだろうかと思っていても、その作品を観ると不思議と理解できてしてしまう。官能的で誘惑的な手法で観客を奇妙な世界に引き込む力があるんですよね。それが私はとても魅力的に感じるのです。

——女性同士のクィアな関係性は健やかに描くべきという風潮もがある中で、あえてドロドロした依存性や暴力性を選んだのは、ある種これまでの映画に対する反骨心もあったのでしょうか?

グラス:4、5年前に脚本を執筆しているときにはまったく意識していませんでした。あくまでごく自然に沸き上がってきたアイデアではあるんですが、仰っていることは確かに一理あると思います。興味深いクィア映画はたくさんありますが、私たちが脚本を書いていた当時やその前後は「上品な歴史劇的レズビアン映画」が多かったように思います。もちろんその中にも素晴らしい作品はありましたが、少し控えめで上品すぎるため私好みではありませんでした。一方で私が作りたい映画はごく自然に狂気じみた部分があるもの。さらに笑えて破茶滅茶な内容のものにより惹かれるんです。でもそれは特段意識して作っているわけではありません。

——ルーとジャッキーのヘアスタイルとファッションが最高にクールでした! ジャージやタンクトップ、スタジャンなどスポーティーでどれも格好良かったですが、そこへのこだわりを教えてもらえますか?

グラス:衣裳デザイナーであるオルガ・ミルのおかげです。私は脚本を書き進めながらムードボードを用意して、それを基にオルガや撮影監督のベン(・フォーデスマン)、美術担当と話し合いを行いました。そこからそれぞれが各分野のアイデアを考えていってくれたんです。私は当初「滑稽に見えるかもしれないから、80年代っぽくしすぎないように」とリクエストしていたんですが、実際80年代に人々がジムで着ていた衣装をオルガがリサーチしてくれて。それを見た瞬間に「最高!」となりました。なので80年代の寂れたリアルな雰囲気を出しつつ、服はあえて強調するようにしたんです。また私達は当初から、衣装には生活感と汗ばんだ質感が必要だと感じていました。かつセクシーで力強く、自信に満ちた印象を与える素敵なデザインで、それぞれのキャラクター性が表れていることも重要なこと。理想は絵に描いただけで誰の衣装か分かるような衣装ですね。それを基本的な指針として進めてもらいましたが、オルガとの仕事は本当に楽しかったです。

髪型も最初は80年代すぎないように……と思っていましたが、実際舞台は80年代ですからね。キャラクター性を表す重要な要素として、ジャッキーとルーの髪型は当時の写真を見て作っていきました。ルーの参考にした人は忘れてしまったんですが、ジャッキーに関してはリサ・ライオンという女性ボディービルダーをベースにしています。写真家のロバート・メイプルソープがライオンを撮影したシリーズがあるのですが、ジャッキーの髪型やファッションの参考資料として大いに役立ちました。残念なことにライオンは数年前に亡くなってしまったのですが。

クリスティンはこの撮影が始まる直前に「スペンサー ダイアナの決意」を撮り終えたばかりだったので、アルバカーキに来たときは長いブロンドヘアをなびかせていました。彼女は急いで役に入り込まなければいけなかったので、友人のヘアスタイリストを私の家に連れてきて、その場で髪を切ったんです。とてもクールなマレットヘアに仕上がったんですが、あまりに完璧でクールすぎたんでしょうね。鏡の前で「自分で切ったように見せないと」と言って、クリスティンはスタイリストからハサミを借りて自ら髪を切り始めました。そして髪を切り終えた後、そこにルーがいたんです。ほかのキャラクターの髪型にしても、それぞれの人生を宿すようなものになっていったので、撮影していてとても楽しかったですね。

————————以降、結末に触れるので未鑑賞の方はご注意ください——————————

ローズ・グラス監督が
描きたいもの

——後半の展開、特にジャッキーが巨大化する展開に驚く人も多いと思います。よく見るとJJの殺害シーンでも微かに大きくなっていますが、これは俗に言う「愛の力」をカリカチュア化したものなのでしょうか?

グラス:この物語を作り始めた当初から巨大化というアイデアはありました。ただあまりに馬鹿げていて、受け入れてもらえないかもしれないという懸念から一度はやめようかとも思ったんです。そこでより現実的で地に足のついた結末を書こうともしたんですが、満足するような結果にはつながらず、当初の巨大化のアイデアを戻しました。結果的にそれで良かったと思います。

ジャッキーがステロイドを打ち始めてから、身体が変容していく様子は作品全編を通じて感じることができますし、あなたの言う通り彼女の肉体が大きくなっていることを示すシーンもいくつかありますね。それはステロイドが作用したというよりも、「愛の力」と2人の関係がジャッキーに与える影響によるもの。とりわけ出会ったばかりの彼女たちの間にあるような、芽生えたての愛の力ですね。まだよく知らない人と純粋に惹かれあったときに生まれる感情がいかにパワフルで、ときにどれほど狂気的であるかをジャッキーの肉体は表しているんです。だから巨大化は「愛の力」なのか、という質問の答えはイエスです。

——ちなみに原題は「Love Lies Bleeding(愛は血を流す)」ですが、日本では「愛はステロイド(Love is steroid)」というタイトルで公開されるんですよ。私はピッタリなタイトルだと思いました。

グラス:「愛はステロイド」!? 最高だと思います。日本語だとより響きが良いですね。映画の中でも愛とステロイドは密接に結びついていますし、最初から直接的にそれを示すのも一つの手だと思います。というのも私としては最初からステロイドが何を象徴しているのか明確だったんですが、それを誰もが理解できたわけではなかったんです。なので映画全体に身体が変容していくというヒントを散りばめる必要があった。編集段階でジャッキーの筋肉が大きくなるシーンを足してみたりね。だからそれを的確に示す「愛はステロイド」というタイトルは良いと思いますね。日本語版の予告編も素晴らしかったです。

——「セイント・モード/狂信」と本作は「依存と愛ゆえの暴走」を描いているという点で共通しています。監督がこのテーマに惹かれる理由を教えてもらえますか?

グラス:「セイント・モード/狂信」では神に対する愛でしたが、確かに共通する部分ではありますね。人生をコントロールしようとする手段としての愛を描くのが好きなんです。本作のジャッキーと「セイント・モード/狂信」のモードは、自らの人生や肉体や行動を過剰なまでにコントロールしようとしますが、過剰さが故に最終的に爆発して混沌へと突き進んでしまう。彼女たちに限らず、極限まで支配や抑圧を受けるとやがて混乱に行き着くのが常ですよね。説明するのが難しいんですが……映画を撮ることの核心にあるのは、こうやって言語化しづらいことを表現することだと思うんです。こうした話をするうちに、自分でも少しずつ言葉が見つかり分かってくるんですが。

ともかく私が物語を書くと、支配やコントロールを伴う人間関係、それも大概不健全なものに行き着くんです。それがどういう理由で、何を意味しているかは分かりませんが。人間というのはしばしば一見理解できない極端なことをしでかしますが、私はそういう奇妙な行動の裏にある意味や目的を追求することに興味があるんです。理解できないように見えても、それは普遍的で共感できる欲求から生まれていることがほとんど。例えば他者に認められたいとか、大切に思われたい、誰かと繋がりたいといったものです。それを実現しようとして行動するけれど、簡単には叶わず苦悩する。そういうものを書くのが楽しいんですよね。

映画「愛はステロイド」

◾️映画「愛はステロイド」
8月29日から全国公開中
監督&脚本:ローズ・グラス(「セイント・モード/狂信」)
共同脚本:ヴェロニカ・トフィウスカキャスト
出演:クリステン・スチュワート、ケイティ・オブライアン、エド・ハリス、ジェナ・マローン
2024年|イギリス・アメリカ|カラー|104分|英語|原題:Love Lies Bleeding|R-15
配給:ハピネットファントム・スタジオ
© 2023 CRACK IN THE EARTH LLC; CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED
https://a24jp.com/films/loveliesbleeding/

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映画「リンダ リンダ リンダ」4Kリバイバル上映記念 ペ・ドゥナ × 前田亜季 × 香椎由宇 × 関根史織——20年ぶりの再会と「終わらない青春」

2000年代を代表する青春映画の名作「リンダ リンダ リンダ」(2005)が、4Kリマスタリングされてリバイバル上映中だ。文化祭のステージに立つためにバンドを組んだ4人の女子高生。ザ・ブルーハーツ(THE BLUE HEARTS)の曲をコピーすることが決まったものの、本番までたった3日しかない。その3日間の彼女たちの全力疾走を映画は描き出していく。バンドの中心人物でギター担当の立花恵を香椎由宇。ドラムスの山田響子を前田亜季。ベースの白河望を、ロック・バンド、Base Ball Bearのメンバーの関根史織。そして、ボーカルに抜擢される韓国人留学生、ソンをぺ・ドゥナが演じた。監督は山下敦弘。淡々とした日常描写の中に、等身大の10代の少女たちの姿を浮かび上がらせた。映画公開から20年の月日が流れたが、リバイバル上映を記念して映画に出演した4人が久しぶりに再会。同窓会のような賑やかさの中で映画について語ってくれた。

20年ぶりに4人での再会

——4人がこうして集まったのは20年ぶりだとか。今どんな気持ちですか?

香椎由宇(以下、香椎):「リンダ リンダ リンダ」は大好きな作品なので、4Kでリバイバル上映されるのはすごくうれしいです。そして、そのおかげでこうして4人で集まれるなんて、大きなご褒美をもらったような気がしますね。

前田亜季(以下、前田):そうだよね。4K上映がなかったら集まれなかったかもしれない。そう思ったら、すごく感慨深いです。

関根史織(以下、関根):私は本職がバンドマンなので、ずっと音楽活動をしてきたんですけど、どこに行っても「『リンダ リンダ リンダ』が大好きなんです!」と声をかけてもらうことが多くて。だから、こうしてまた大勢の方に見て頂ける機会ができたのはうれしいですね。

——音楽好きの間でも人気が高い作品ですもんね。韓国でも人気があるのでしょうか。

ぺ・ドゥナ:私の周りでも「この作品、大好き!」と言ってくれる人が多いのですが、「DVDでしか観たことがないので大きな画面で観たい」と言ってくださる方もいて、映画館で見る機会を逃した方が残念がっていたんです。それに現在、韓国ではDVDもなかなか手に入らない状態になっているので、今回、4Kリマスタリング版で韓国でも上映されるのは、すごく重要なことだと思います。それに4K上映されるというのは、この作品が世代を超えた名作として認められたということですから、とても誇らしい気持ちです。

——日本にいる3人はなんとか連絡が取れても、海外にいるペ・ドゥナさんとはなかなか会えなかったのでは?

香椎:そうですね。どうにかして連絡が取れないかといろいろやってみたんですけど、なかなかドゥナちゃんに辿り着けなかったんですよ。

前田:ドゥナちゃんが出ているドラマや映画はチェックしていたんですけどね。

関根:私が最後にドゥナさんに会ったのは映画「空気人形」(09)でプロモーション来日した時でした。「また会えるかな?」って聞かれて、「お互い、仕事を続けていればきっと会えるよ」と言ったんですけど、こうして本当に会えてうれしいです。

ぺ・ドゥナ:今回、久しぶりに4人で再会できるのはすごく楽しみでしたが、緊張もしていたんです。撮影中に4人で遊んだことは特別な思い出として残っていたのですが、それから20年という時が流れて、いろんなことを経験したことで仕事の垢が染みついてしまったかもしれない。そんな姿を3人に見られるのは嫌だな、と思ってしまって。それくらい、私にとって大切な3人なんです。

香椎:うれしい(笑)。

前田:変わってないよ、ドゥナちゃん。

その時にしか出せない空気感が
詰まった作品

——皆さんの様子を見ていると、当時もこんな感じだったのかなって思います。皆さんは当時の撮影を振り返ってどう思われますか?

香椎:すごく良い時間をもらっていたんだなって改めて思いました。撮影もすごく楽しかったのですが、海外の役者さんと共演するのは初めての体験でした。その相手がぺ・ドゥナさんで本当によかったと思います。ぺ・ドゥナさんからは役者として大きな刺激を受けました。あと、大人になると時間の流れが早くなるじゃないですか。子どもの頃は、もっとゆっくり時間が流れていた気がするんですよね。その感覚を取り戻せたら良いなって映画を観直して思いましたね。この作品では10代の頃の時間の流れが丁寧に描かれていて、それがすごく良いんですよ。

前田:そうだよね。その時にしか出せない空気感だったり、当時の4人の良さがカメラに収められていて、素敵な映画だなあ、と改めて思いました。ブルーハーツの曲も今聴いても色褪せないし。

関根:私は役者ではないので、映画に出るということがすごく特別なことだったんです。自分の演技がうまくいかない可能性だってあったはずなのに、共演した3人のおかげ、監督のおかげ、脚本のおかげ、皆さんおかげで、何もかもうまくいった。山下監督も言っていましたが「奇跡の一本」になったと思います。

ぺ・ドゥナ:実は昨日、20年ぶりに「リンダ リンダ リンダ」を観て驚いたんです。当時、私たちはみんな演技経験が浅いルーキーだったので、「どうやって演技をしたらいいんだろう?」と悩むよりも、どうやってバンドをやるか、どうやって文化祭のライブを成功させるかということだけを考えて、朝から晩まで楽器や歌の練習をしたりしていました。私たちは演技をしていなくて、文化祭を成功させるために頑張っている姿が映し出されていることに驚いたんです。今役者としてベテランになった私は、作品を引っ張っていかなくてはならない。映画も成功させて赤字を出してはいけない、というようなことも考えて、現場でいろんな悩みを抱えながら演技をしています。でも、この当時はそういった悩みが一切なく、純粋で素敵だったなと思いました。

山下監督の演出

——確かに4人の佇まいが自然体でそれがこの映画の魅力の一つですね。そういうピュアな演技を導き出した山下監督の演出も見事でした。

香椎:振り返ってみると、無理をしないでいい撮影だったと思います。その後、いろんな作品を経験させて頂きましたが、監督から「こうしてください」「ああしてください」といろいろリクエストされることが多いんです。「香椎由宇はこういう人」というイメージが出来上がっていて、そういうキャラクターを求められることも多かったんですよね。でも、山下監督は普段の私たちの姿を切り取って、それをカメラに収めてくれました。それが監督のやり方だったんだなって思います。

——ということは、素顔の香椎さんが映画に映し出されている?

香椎:と思います。それは私だけではなく、ほかのみんなもそうだったんじゃないかな。

前田:そうだよね。監督はそれぞれのキャラクターを、よく見てくれていたと思います。私が演じた響子というキャラクターは、すぐ笑ってしまう女の子なんですけど、私自身がそういうタイプなんです。きっと監督はリハーサルなどを通じて知った私のキャラクターを役に反映してくれたんだと思います。だから、無理なく演じることができたんですよね。

関根:役者ではない私に関しては、いかに自然にお芝居ができるかを、いろいろと考えてくださったと思います。今も覚えているエピソードがあって。部室で3人が初めてブルーハーツを聴いて、みんなで「わーっ」て踊って歌うシーンがあるんですけど、私は乗り切れなくて後ろでもぞもぞしてたんですよ。台本では私も一緒に盛り上がるはずだったんですけど、そうできなくて私が恥ずかしそうにしてるのを見た監督が「すごくリアルだね」って、それをOKテイクにしてくれたんです。

——脚本からではなく、役者から芝居を作っていく演出だったんですね。

ぺ・ドゥナ:初めて監督と打ち合わせをした時、私の方から監督に「私、歌は歌えないんです」と言ったら、「歌えないほど良いんです」っておっしゃったんです。そして、「私、日本語もできないです」って言うと、「できなくても全然いいですよ」って。とにかく「大丈夫だから」って言ってくださるので、この映画のために他の人にならなくてもいい。自分自身でいれば良いんだって思って安心したんです。山下監督は脚本家(向井康介)と相談しながらキャラクターを作ったと思いますが、大きな余白を残しておいてくれました。そこに私たちのキャラクターを重ねることで、私たちは良い形で脚本とコラボレートできたんです。

前田:そういえば、山下監督は顔を台本で隠して、カメラの下に座って目だけ出して私たちのお芝居を見ているんですよ。その姿がすごく印象的で。そうやって、私たちをちゃんと見てくれていたんだなって思います。

ぺ・ドゥナ:今から思うと、監督は口元を隠すことで自分が笑っているのを見せないようにしていたのかもしれませんね。表情を隠すとどれがOKテイクなのか分からない。監督は自分の判断が私たちに伝わることで、私たちの演技に影響を与えたくなかったのかもしれません。その方が私たちは自分が思う演技ができますからね。そして、私たちが戸惑ったり、混乱している様子も映画に収めていたんだと思います。

——なるほど。それが山下監督流の演出だったんでしょうね。

ペ・ドゥナ:この映画に描かれている情緒や感性は、誰もが共感できるものだと思います。誰もが学園生活を送ったことがあるだろうし、10代の頃に純粋な気持ちで何かに夢中になった経験がある。だから、この映画に描かれていることは老若男女を問わず、そして、世代や国境を越えて通じるものなんじゃないかなって思います。

ブルーハーツとライブ・シーン

——確かに誰もが自分のことのように感じられる物語ですね。皆さんは劇中でブルーハーツの曲を懸命に練習されていました。ブルーハーツの曲も映画の重要なキャラクターでしたが、演奏してどんな印象を持たれましたか?

関根:すごくシンプルだけど、人の心をぐっと掴む。本当に素晴らしい曲だと思います。

香椎:曲がかかれば絶対盛り上がるよね。

前田:映画との組み合わせもピッタリでしたよね。

——ぺ・ドゥナさんは日本語で歌うのは大変でした?

ぺ・ドゥナ:私はとにかく歌うことが恥ずかしくて。人前で歌ったことがなかったんです。だから日本語の難しさ以前に、歌うということがプレッシャーでした。でも、山下監督の「ばかのハコ船」(03年)を観て監督のスタイルが分かり、監督の作品なら面白いシーンになりそうだな、と思って何とか歌うことができたんです。

——クライマックスの文化祭のライブ・シーンは最高でした。

香椎:学生さんたちの前で本当にライブをしたんですよ。みんなすごく楽しんでくれました。でも、雨に濡れて登場するという設定だったので寒かったのを覚えてます。乾いたら、すぐ濡らされて(笑)。

関根:あのシーンで泣いちゃったんですよね。私は映画の撮影は初めてだったし、1日1日が特別だったんです。このシーンで撮影が終わるんだなって思ったら寂しくて思わず……。

——あのシーンが撮影の最後だったんですか。それは感極まりますね。映画公開にあわせて、皆さんはザ・パーランマウムとしてCDをリリースしてライブもしました。

前田:ライブは初めてでしたが、お客さんがすごく温かくて盛り上がってくれたんですよ。

香椎:お客さんは映画を観た後だったから「本物だ~!」って楽しんでくれました。すごく優しい空気だったので「失敗しても大丈夫かな」って(笑)。でも、後で(DVD特典の)ライブ映像を観たら「終わらない歌」の最初のソロをやたら速く弾いていて。あそこはカットしてほしいです(笑)。

——関根さんは唯一のミュージシャンとしていかがでした?

関根:バンドをやっていたとはいえ、当時はデビューしたばかりの新人でしたからね。SHIBUYA-AXのステージに立つのは初めてだったし、あんなに大勢のお客さんの前で演奏したことなかったんです。みんなは私がミュージシャンということで頼ってくれたんですけど、めちゃくちゃ緊張しました。

香椎:そうそう。あの日、史織ちゃん緊張してたよね。私たちは音楽が本職じゃないから、ちょっと気楽な感じもあったけど。

前田:でも、史織ちゃんがいたから心強かったよ!

ザ・パーランマウムとしての活動

——こういう話をしていると、今回の再会はザ・パーランマウムの再結成みたいでもありますね。

ぺ・ドゥナ:今回、20年ぶりに4人で再会することになって、イギリスのストーン・ローゼズというロック・バンドのことを思い出しました。彼らは若い頃からの友達が集まってバンドを結成したんです。そして、最初に出したアルバムが大ヒットしたのに喧嘩をして解散してしまいました。その20年後に再結成したんです(編注:正確には15年後に再結成)。

——パーランマウムは喧嘩してないですよね?

全員:してないです!(笑)。

——そういえば、この映画に影響を受けたリンダ・リンダズ(The Linda Lindas)というアメリカの女性4人組バンドが、今人気を集めています。聴かれたことはありますか?

香椎:あります。初めて聴いた時は衝撃的でした。すごく真っ直ぐな音なんですよね。「リンダ リンダ リンダ」に影響を受けた、というのはすごくうれしいですけど、バンドとしてはブルーハーツに近いかな。

関根:そうだよね。彼女たちは若いのにメッセージ色が強くて、パンクのマインドを持ってるんです。

前田:15歳のメンバーもいるんでしょ? すごい!

——パーランマウムとリンダ・リンダズの共演を観てみたいですね。

香椎:うちはボーカルのスケジュールを合わせるのが難しいかな(笑)。

——そこをなんとか(笑)。それにしても、同窓会のように仲良く話をされている皆さんの姿を見ると、映画の4人は今どうしているのかな、と思ってしまいますね。

前田:私たちと同じように友達関係は今も続いているんじゃないかな。連絡を取り合って、たまに会ったりして。

関根:望はバンドをやっていたことを懐かしく思いながら、今は音楽と縁のない生活を送っているかもしれないですね。

香椎:20年前に出た映画のムック本で、脚本の向井さんがその後の4人のことを書かれていましたよね。私はそのイメージが残っていて、想像するのは難しいけど、ソンちゃんは韓国に帰ってどうしているんだろうね?

ペ・ドゥナ:私にとってソンは自分自身。演じていたとは思えないくらい同一視しています。だからソンは私と同じように、あちこちをさまよいながら生きているんじゃないでしょうか。私はこの撮影をした当時の気持ちのまま、今も生きているような気がして。女子高校生の役でしたが、今も当時と気持ちは変わっていません。私にとってこの映画は「若かった頃の美しい青春」ではなく、この時の気持ちは現在につながっている。いまだに私は分別がつかない、純粋な気持ちのまま生きているような気がするんですよね。

PHOTOS:MAYUMI HOSKURA
STYLING:[AKI MAEDA&YUU KASHII&SHIORI SEKINE ]RENJIU OSONO
HAIR & MAKEUP:[BAE DOONA]SADA ITO、[AKI MAEDA&YUU KASHII&SHIORI SEKINE] SHIHO SAKAMOTO (GLASSLOFT)

[AKI MAEDA] シャツ 6万9300、パンツ 7万9200円/ともにY's(ワイズプレスルーム 03-5463-1540)、リング 2万2000円/tsugumi iwamoto(Rhodes showroom 03-6416-1995)、その他スタイリスト私物、[YUU KASHII] トップス6万4900円、パンツ 7万400円、シューズ 6万8200円/全て TOGA PULLA (TOGA原宿店03-6419-8136)、リング 2万5300円/ VV (Rhodes showroom 03-6416-1995)、[SHIORI SEKINE] ジャケット8万4700円、パンツ 8万8000円、ブラウス4万8400円、ブーツ 10万3400円/全てY's(ワイズプレスルーム03-5463-1540)、イヤカフ 1万6500円/VV(Rhodes showroom 03-6416-1995)

映画「リンダ リンダ リンダ 4K」

◾️映画「リンダ リンダ リンダ 4K」
全国公開中
出演:ペ・ドゥナ 前田亜季 香椎由宇 関根史織(Base Ball Bear)
三村恭代 湯川潮音 山崎優子(新月灯花/RABIRABI) 甲本雅裕 松山ケンイチ 小林且弥
監督:山下敦弘
主題歌:「終わらない歌」(ザ・ブルーハーツ)
脚本:向井康介 宮下和雅子 山下敦弘
音楽:James Iha
製作:「リンダ リンダ リンダ」パートナーズ
配給:ビターズ・エンド
©「リンダ リンダ リンダ」パートナーズ
2005/日本/114 分/カラー
www.bitters.co.jp/linda4k

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「ナイキ」のスラムダンク「レゴ」や「ユニクロ:シー」の新作など! 来週発売のファッションアイテム10選【9/1〜9/7】

ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は9月1〜7日に発売するアイテムを紹介します。「ナイキ」関連の商品が目白押しです。「レゴ(LEGO)」ブロックと協業した“レゴ ナイキ スラム ダンク”と“レゴ ナイキ ダンク トリックショット”のブロックセットや、アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」とコラボしたスニーカー“エア マックス 95”、 ランニングの歴史にインスピレーションを得たランニングパックがラインアップ。おもちゃ、アニメ、アスリートと改めてその守備範囲の広さにブランドの強さを感じます。

【9月1日先行発売】
スワロフスキー
(SWAROVSKI)

大阪・心斎橋に新店オープン
「ア ベイシング エイプ®」コラボアイテムを先行発売

「スワロフスキー(SWAROVSKI)」は9月1日、大阪・心斎橋に新店舗をオープンする。これに伴い、ブランド創立130周年を記念した「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」とのコラボアイテムを先行発売する。

■商品詳細

コラボTシャツ
コラボパーカ
コラボキャップ

【9月1日発売】
ユニクロ
(UNIQLO)

“スヌーピー”が「UT」に!
漫画「ピーナッツ」75周年記念

「ユニクロ(UNIQLO)」の「UT」は、キャラクター“スヌーピー”で知られる、漫画「ピーナッツ(PEANUTS)」の75周年を記念した、Tシャツとスエットを制作。1950〜80年代のビンテージ本の表紙をモチーフとしたデザインをあしらう。

■商品詳細

スエット(2990円)
Tシャツ(1990円)

【9月1日発売】
ナイキ
(NIKE)

「レゴ」ブロックと協業
ブロックセット2種をラインアップ

「レゴ(LEGO)」は、「ナイキ(NIKE)」と協業し、ブロックセット“レゴ ナイキ スラム ダンク”と“レゴ ナイキ ダンク トリックショット”をラインアップ。共にバスケットボールをテーマとし、スニーカー“ダンク”とダンクシュートを再現する。

■商品詳細

ブロックセット“レゴ ナイキ スラム ダンク”(1万980円※編集部調べ)
ブロックセット“レゴ ナイキ ダンク トリックショット”(5980円※編集部調べ)

【9月1日発売】
セント マイケル
(©SAINT MXXXXXX)

「ハリー・ポッター」コラボ
ポスタービジュアルをあしらったTシャツ3型

「セント マイケル(©SAINT MXXXXXX)」は、映画「ハリー・ポッター」とのコラボアイテムを用意。アイテムは、シリーズ第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」と第2作「ハリー・ポッターと秘密の部屋」のポスタービジュアルを採用したTシャツ3型を制作した。

■商品詳細

コラボTシャツ(4万9500円〜)

【9月3日先行発売】
サンローラン
(SAINT LAURENT)

伊勢丹新宿本店でポップアップ
バッグを世界先行販売

「サンローラン(SAINT LAURENT)」は9月3〜9日、伊勢丹新宿本店でポップアップをオープンする。これに際し、バッグ“イカリーノ”の全4色を世界先行販売する。ギリシャ神話のイカロスにちなんだアイコンバッグ“イカール”シリーズの新作で、カラーはオルテンシア、アーバングレー、ダークベージュ、ストロングモスをラインアップする。

■商品詳細

“イカリーノ”バッグ

【9月4日発売】
サンリオ

JO1と共同開発したキャラクター
“ジェオチャム”の新アイテム

サンリオは、音楽グループのJO1と共同開発したキャラクター“ジェオチャム(JOCHUM)”の27商品をラインアップ。トートバッグやぬいぐるみ、ショルダーバッグなどのアイテムを幅広く用意する。

■商品詳細

トートバッグ(1650円)
ぬいぐるみショルダーバッグ(2497円)
マスコットホルダー(2200円)
ステッカーセット(550円)
シークレット硬質カードケース&カード(660円)
※一部商品

【9月5日発売】
セイコー 5スポーツ
(SEIKO 5 SPORTS)

ペプシとコラボ
国内500本の限定ウオッチ

セイコーウオッチの「セイコー 5スポーツ(SEIKO 5 SPORTS)」は、コーラ飲料のペプシと初コラボしたウオッチを制作。青と赤、白の配色を特徴とする、1990年代のペプシのロゴをイメージしたモデルと、最新ロゴをモチーフとしたモデルをラインアップする。

■商品詳細

コラボウオッチ“SBSA319”(5万1700円/国内500本限定)
コラボウオッチ“SBSC023”(7万3700円/国内500本限定)

【9月5日発売】
ナイキ
(NIKE)

「遊☆戯☆王」コラボ
“城之内克也”のスニーカーをイメージ

「ナイキ(NIKE)」は、アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」とコラボしたスニーカー“エア マックス 95”とウエアアイテムを制作。日本限定版とグローバル版を用意し、9月5日から開催する事前抽選制のイベント“ハウス オブ デュエル -童実野町決闘遊戯館-”で発売し、同12日から一部店舗でも取り扱う。

■商品詳細

コラボスニーカー(2万7060円)
※一部商品

【9月5日発売】
ユニクロ:シー
(UNIQLO:C)

2025-26年秋冬コレクション第1弾
機能性素材×スマートなテーラリング

「UNIQLO:C(ユニクロ:シー)」は、2025-26年秋冬コレクションの第1弾を用意。「ユニクロ」各店舗と公式オンラインストアで取り扱う。アイテムは、ヒートテックカシミヤや天然の羽毛を使わない“パフテック”素材を使用したアウターなど、ウィメンズ全22型、メンズ全15型、アクセサリー全8種をそろえる。

■商品詳細

アウター/ウィメンズ(7990円〜)
スカート・パンツ/ウィメンズ(3990円〜)
アウター/メンズ(7990円〜)
パンツ/メンズ(3990円〜)
シャツ・カットソー/メンズ(3990円)
※一部商品

【9月5日発売】
ナイキ
(NIKE)

世界陸上に先駆けたランニングパック
ブランドの歴史と現代のパフォーマンスを融合

「ナイキ(NIKE)」は、ランニングの歴史にインスピレーションを得たランニングパックをラインアップ。ブランド草創期のパフォーマンス用ランニングシューズを彷ふつとさせる4型を用意した。

■商品詳細

ランニングシューズ(1万7930円)

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スキンケア&メイクアップ部門は「インプレア」強し サロンでのスキンケアカルチャーをけん引【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】

年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」の結果を発表する。今回は全14部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師159人に、各カテゴリーで「2024年下半期~25年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

スキンケア&メイクアップ部門では、ミルボン「インプレア(IMPREA)」の“ローション”が1位に輝いた。同製品は「ヘアサロン版ベストコスメ 2022」で1位、23年は3位、24年はランク外となったものの、再び返り咲いて同部門を制した。購入者にはメンズも一定の割合でおり、「ヘアサロンで化粧品を購入する」という流れが定着しつつある。2位は、同ブランドの“エクスフォリエイター”が受賞。「インプレア」は、このスキンケア&メイクアップ部門の創設以来毎回ランクインしており、サロンでのスキンケアカルチャーをけん引する存在になっている。3位には、「クリスティーナ(CHRISTINA)」の“モイスチャライジング ミセラミルク”が初のランクインを果たした。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師159人に各カテゴリーのベストだと思う製品を選んでもらった。選んでもらった各製品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

1位
“ローション”

「インプレア(IMPREA)」

角層ケラチンに着目したエイジングケア(年齢に応じたお手入れ)化粧水。保湿成分のリンゴ果実エキスなどを配合し、とろりとした独自のテクスチャーで、輝きあふれる肌印象へと導く。アンケートの回答には、「カウンセリングでスキンケアの話題になったとき、提案すると喜んでもらえる」「特にメンズのお客さまにリピートが多い」といった声があった。(200mL、5500円)

2位
“エクスフォリエイター”

「インプレア(IMPREA)」

ひとふきでくすみにアプローチし、澄んだ肌印象へ導くブースターのふきとり美容液。肌印象の基盤となる角層を健やかな状態に育み、肌の中から輝くような美しさを魅せる“オーラアップ”をかなえる。アンケートの回答には、「ふきとり美容液はサロンワークで提案しやすい」といった声があった。(150mL、3850円)

3位
“モイスチャライジング ミセラミルク”

「クリスティーナ(CHRISTINA)」

メイク落としと肌荒れ予防を同時にかなえるクレンジングミルク。汚れを包み込むミセラ構造で、メイク汚れや不要な皮脂を優しく吸着。肌に必要な潤いを残しながらしっとりと洗い上げる。アンケートの回答には、「洗い上がりがしっとりする」といった声があった。(300mL、6050円)

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スキンケア&メイクアップ部門は「インプレア」強し サロンでのスキンケアカルチャーをけん引【「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」結果発表】

年1回の恒例企画、「WWDBEAUTY ヘアサロン版ベストコスメ 2025」の結果を発表する。今回は全14部門のアワードを設定し、都内の人気ヘアサロン50軒の美容師159人に、各カテゴリーで「2024年下半期~25年上半期に実際に使ってみて良かった製品」についてアンケート調査を実施した。

スキンケア&メイクアップ部門では、ミルボン「インプレア(IMPREA)」の“ローション”が1位に輝いた。同製品は「ヘアサロン版ベストコスメ 2022」で1位、23年は3位、24年はランク外となったものの、再び返り咲いて同部門を制した。購入者にはメンズも一定の割合でおり、「ヘアサロンで化粧品を購入する」という流れが定着しつつある。2位は、同ブランドの“エクスフォリエイター”が受賞。「インプレア」は、このスキンケア&メイクアップ部門の創設以来毎回ランクインしており、サロンでのスキンケアカルチャーをけん引する存在になっている。3位には、「クリスティーナ(CHRISTINA)」の“モイスチャライジング ミセラミルク”が初のランクインを果たした。(全てサロン専売品で、価格は編集部調べ)

なお今回の集計方法は、ヘアサロンで扱うプロ用製品を14部門に分類し、50軒の美容師159人に各カテゴリーのベストだと思う製品を選んでもらった。選んでもらった各製品を、効果実感、香り、コストパフォーマンス、パッケージデザイン、使用感、トレンド、店販人気、おすすめのしやすさ、といった項目に分けて、各10点満点で評価してもらい、そのポイントの合計数で各部門の順位を導き出した(製品以外に“サロンモデル部門”も有り)。

1位
“ローション”

「インプレア(IMPREA)」

角層ケラチンに着目したエイジングケア(年齢に応じたお手入れ)化粧水。保湿成分のリンゴ果実エキスなどを配合し、とろりとした独自のテクスチャーで、輝きあふれる肌印象へと導く。アンケートの回答には、「カウンセリングでスキンケアの話題になったとき、提案すると喜んでもらえる」「特にメンズのお客さまにリピートが多い」といった声があった。(200mL、5500円)

2位
“エクスフォリエイター”

「インプレア(IMPREA)」

ひとふきでくすみにアプローチし、澄んだ肌印象へ導くブースターのふきとり美容液。肌印象の基盤となる角層を健やかな状態に育み、肌の中から輝くような美しさを魅せる“オーラアップ”をかなえる。アンケートの回答には、「ふきとり美容液はサロンワークで提案しやすい」といった声があった。(150mL、3850円)

3位
“モイスチャライジング ミセラミルク”

「クリスティーナ(CHRISTINA)」

メイク落としと肌荒れ予防を同時にかなえるクレンジングミルク。汚れを包み込むミセラ構造で、メイク汚れや不要な皮脂を優しく吸着。肌に必要な潤いを残しながらしっとりと洗い上げる。アンケートの回答には、「洗い上がりがしっとりする」といった声があった。(300mL、6050円)

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チーズタルト専門店「パブロ」がタルトのようなバスボールを監修 「ドン・キホーテ」で限定発売

焼きたてチーズタルト専門店のパブロ(PABLO)のタルトを入浴剤にした、“パブロ バスボール”(全6種、各600円)が9月5日からドン・キホーテの一部店舗で順次登場する。販売元はノルコーポレーションが手掛ける。バスボールが湯に溶けると中からパブロの人気メニュー“パブロ ミニ”のマスコットがランダムで1個現れるおまけ付きのアイテムだ。

6種のマスコットがランダムで登場

同製品は湯に入れるとシュワシュワと発泡し、芳醇なストレートティーの香りがバスルームに広がる入浴剤で、マスコットのラインアップは、プレーン、濃厚とろけるチョコ、とろけるいちご、濃厚とろける宇治抹茶、とろける紅芋、瀬戸内レモンの6種類。パブロは今回のバスボールを皮切りに、スイーツの枠を超えたライフスタイルアイテムにも積極的にチャレンジし、ファンに新しい驚きを届けていくとしている。

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「サーキュラーエコノミー」言葉認知は3割 経産省が行動促進へ新サイト公開


経済産業省 サーキュラーエコノミー広報事務局は、循環型社会の実現に向けて消費者の理解と行動を促すため、新たな情報サイトを公開した。サイトでは「買う」「使う」「分ける」「まわす」という4つのアクションを“循環型消費行動”として整理し、身近な事例を紹介している。

同時に、2025年9月23日~29日の7日間、大阪・関西万博会場「EXPOメッセ WASSE 南ホール」で、来場者が実際に体験できるイベント「サーキュラーエコノミー研究所」を開催する。人気の「科学漫画サバイバル」シリーズとのコラボレーションも予定されており、子どもから大人まで楽しく学べる内容になるという。

認知は3割、行動イメージは8割不足

経産省が実施した調査によると、「サーキュラーエコノミー」という言葉を知っている人は約3割にとどまり、約8割が「日常でどう行動すればよいかイメージできない」と回答した。一方で、若年層を中心に購買行動の変化もみられ、18~29歳の58.5%が「長く使えるかどうか」を購買基準として重視している。

また、新品購入の判断基準では「長く使える」(69.9%)、「価格の安さ」(50.2%)に加え、「価値観に合う」(46.5%)が上位に。さらに61.5%が「環境に配慮されないものは避けたい」と答えるなど、持続可能性への意識の高まりが伺える。

調査では、日用品の使用期間を延ばす理由として「もったいないと感じる」(55.3%)や「丁寧に使う」(52.7%)が挙がり、9割近くが自治体ルールに基づく分別を意識していることも分かった。ただし、まだ使えるものを手放す際には「捨てる」が71.8%と最も多く、売却やリユースに比べて依然として主流であることも浮き彫りとなった。

新サイトでは具体的な行動例を提示するほか、大阪・関西万博での「サーキュラーエコノミー研究所」では来場者が4つのアクションを実体験できる仕掛けを用意。ゲストトークや参加型企画を通じ、サステナブルなライフスタイルへの第一歩を促す。経産省は「消費者がすでに行っている小さな行動が、サーキュラーエコノミー実現に向けた大きな一歩になることを広く知ってほしい」としている。

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「ランコム」が24時間崩れない“タンイドル”の新コンシーラーを発売 コンシーラー&ハイライトのダブルエンド

「ランコム(LANCOME)」は9月5日、24時間崩れないファンデーション"タンイドル"シリーズの新製品として”タンイドル ウルトラ ウエア デュアル フィックス コンシーラー"(全4色、各6600円)を発売する。一方は肌悩みをカバーするコンシーラー、一方が顔に立体感と輝きを宿すコンシーラーのダブルエンド仕様で、カフェインとナイアシンアミドも配合しむくみ&スキンケアの要素も加えた。カラーは01ピンク ウララ、02ナチュラル ライト、03ライト ベージュ、04ライト ウオームの4色をそろえる。

軽やかなテクスチャーでカバー&艶感をキープ

カバーと立体感を1つでかなえる同製品は、軽やかなテクスチャーながら、赤みや色ムラ、毛穴といった肌悩みを瞬時にカバー。重ね付けしても厚ぼったくならず、素肌が持つ美しさを最大限に引き出す処方となっている。また、ルミナスマット処方により、肌のテカリを抑えながらも内側から光が湧き出るような自然な艶感を演出。上品な立体感と触れたくなるようなしっとりとした質感を両立させている。

スティックタイプの設計で、目元のクマ、口周りのくすみ、小鼻の赤み、ニキビ跡など、ピンポイントでカバーしたい部分にアプローチ。少量塗布し、指やブラシ、スポンジで優しくなじませるだけでプロ仕上げのような肌が完成する。

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「ランコム」が24時間崩れない“タンイドル”の新コンシーラーを発売 コンシーラー&ハイライトのダブルエンド

「ランコム(LANCOME)」は9月5日、24時間崩れないファンデーション"タンイドル"シリーズの新製品として”タンイドル ウルトラ ウエア デュアル フィックス コンシーラー"(全4色、各6600円)を発売する。一方は肌悩みをカバーするコンシーラー、一方が顔に立体感と輝きを宿すコンシーラーのダブルエンド仕様で、カフェインとナイアシンアミドも配合しむくみ&スキンケアの要素も加えた。カラーは01ピンク ウララ、02ナチュラル ライト、03ライト ベージュ、04ライト ウオームの4色をそろえる。

軽やかなテクスチャーでカバー&艶感をキープ

カバーと立体感を1つでかなえる同製品は、軽やかなテクスチャーながら、赤みや色ムラ、毛穴といった肌悩みを瞬時にカバー。重ね付けしても厚ぼったくならず、素肌が持つ美しさを最大限に引き出す処方となっている。また、ルミナスマット処方により、肌のテカリを抑えながらも内側から光が湧き出るような自然な艶感を演出。上品な立体感と触れたくなるようなしっとりとした質感を両立させている。

スティックタイプの設計で、目元のクマ、口周りのくすみ、小鼻の赤み、ニキビ跡など、ピンポイントでカバーしたい部分にアプローチ。少量塗布し、指やブラシ、スポンジで優しくなじませるだけでプロ仕上げのような肌が完成する。

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3つの世界初を結集した新触感の植物ジェルシャンプー「ムク」が誕生

IUSは10月1日、植物が持つ自然の力とテクノロジーを融合した植物由来成分配合のジェルヘアケアシリーズ「ムク(MUKU+)」をローンチする。ラインアップは、シャンプー(410mL、1650円/詰め替え、345mL、1210円)、トリートメント(410mL、1650円/詰め替え、345mL、1210円)、オイル(100mL、1650円/詰め替え、75mL、1100円)、ヘアパック(150g、1430円)の4種で、全国のドラッグストアなどで取り扱う。また9月7日には、ロフトとプラザの全国店舗で先行発売を開始する。

同ブランドは、「忙しい日々の中で自分の心と身体に向き合える貴重なバスタイムを心地よく安らげる、自分をいたわる時間にしてほしい」という思いから開発した。植物ジェル処方、1.3兆個の植物リポソーム配合、浮遊型エコボトルの3つの世界初を集結させた髪への密着度と保水持続度を高め、新しい触感と使用感を実現した。

シャンプーには、高粘度の植物ジェルの濃密泡が髪と地肌を包み込み、汚れを優しく浮かせてオフする。ヘアトリートメントは、高粘度の植物ジェルが髪1本1本に密着し、髪に潤いを与える。リポソーム化したアミノ酸を髪内部に取り込み、毛先まで滑らかに整える。髪に艶やまとまりをもたらすヘアオイルは、キューティクルを包みながら艶のある髪へ導き、スタイリングの前にも後にも使えるマルチユース処方が特徴だ。ヘアパックは、こわばった地肌を優しくほぐす植物ジェルが髪と頭皮にじんわりと密着し、潤いをチャージする。

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3つの世界初を結集した新触感の植物ジェルシャンプー「ムク」が誕生

IUSは10月1日、植物が持つ自然の力とテクノロジーを融合した植物由来成分配合のジェルヘアケアシリーズ「ムク(MUKU+)」をローンチする。ラインアップは、シャンプー(410mL、1650円/詰め替え、345mL、1210円)、トリートメント(410mL、1650円/詰め替え、345mL、1210円)、オイル(100mL、1650円/詰め替え、75mL、1100円)、ヘアパック(150g、1430円)の4種で、全国のドラッグストアなどで取り扱う。また9月7日には、ロフトとプラザの全国店舗で先行発売を開始する。

同ブランドは、「忙しい日々の中で自分の心と身体に向き合える貴重なバスタイムを心地よく安らげる、自分をいたわる時間にしてほしい」という思いから開発した。植物ジェル処方、1.3兆個の植物リポソーム配合、浮遊型エコボトルの3つの世界初を集結させた髪への密着度と保水持続度を高め、新しい触感と使用感を実現した。

シャンプーには、高粘度の植物ジェルの濃密泡が髪と地肌を包み込み、汚れを優しく浮かせてオフする。ヘアトリートメントは、高粘度の植物ジェルが髪1本1本に密着し、髪に潤いを与える。リポソーム化したアミノ酸を髪内部に取り込み、毛先まで滑らかに整える。髪に艶やまとまりをもたらすヘアオイルは、キューティクルを包みながら艶のある髪へ導き、スタイリングの前にも後にも使えるマルチユース処方が特徴だ。ヘアパックは、こわばった地肌を優しくほぐす植物ジェルが髪と頭皮にじんわりと密着し、潤いをチャージする。

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