「オデット エ オディール」 スタッフのTERAOさん。「MARW UNITED ARROWS+ODETTE E ODILE」チロリアン ローファー(2万7500円)
人気ユーチューバーの“かんだま”こと神田麻衣さんがディレクションする「マルゥ ユナイテッドアローズ(MARU UNITED ARROWS)」と「オデット エ オディール(ODETTE E ODILE)」がコラボレーションしたチロリアン ローファーは、きちんと感を引き立てます。こちらのコーデは、かわいらしさよりも強さを示したいという、今のおしゃれマインドを映すかのような装いです。白系のジレでシャープなシルエットを強調。ネイビー系の長袖トップスとパンツがジレとの間でモノトーンのコントラストを際立たせています。袖コンシャスなトップスを活かすジレはレイヤードの切り札アイテムです。ローファーがメンズライクな雰囲気を足元に呼び込み、お仕事ムードをアップ。小脇に抱えたショルダーバッグもシゴデキ感を寄り添わせています。
アーティストのジャクソン・ワン(Jackson Wang)がクリエイティブ・ディレクターを務める「チームワンデザイン(TEAM WANG DESIGN)」は11月1日、“アクセプタンス(ACCEPTANCE)”コレクションと、日本限定Tシャツを発売する。東京・原宿のセレクトショップ、グレイト(GR8)などで取り扱う。
グレイトは、“アクセプタンス”コレクションと日本限定Tシャツの購入者を対象に、11月上旬に開催する、ジャクソン・ワンとの交流イベント“ミート&グリート”の参加抽選を実施、詳細は10月30日に同店公式インスタグラムで発表する。ジャクソン・ワンは11月6日、自身最大規模となるワールドツアー「マジックマン 2 ワールドツアー 2025-2026(MAGICMAN 2 WORLD TOUR 2025–2026)」の日本公演を開催する。
「タトラス(TATRAS)」は10月31日、石川県・輪島市の伝統⼯芸と現代の感性を融合させた新プロジェクト「レイヤーズ オブ ジャパニーズ クラフト(Layers of Japanese Craft)」を⽴ち上げる。これに伴い、同日にはYOSHIROTTEN(ヨシロットン)がアートディレクションを担当した限定カプセルコレクションを発売する。
「ザボディショップ(THE BODY SHOP)」は10月30日、“WRAPPED IN LOVE”がテーマのホリデーコレクションを数量限定で発売した。ラインアップは、アドベントカレンダー全3種とギフトセット全29種で、全国の「ザボディショップ」店舗およびECサイトで取り扱っている。パッケージデザインは、ブランドパーパスである「使う方を応援し、社会を向上させる」という思いのもと、フルーツや花、平和の象徴である鳩やハートなどの様々なモチーフで構成した。
「イエール国際モードフェスティバル(Festival International de Mode, de Photographie et d’Accessoires de Hyeres、以下イエール賞)」がこのほど閉幕した。1986年に南仏イエールで創設されたフェスティバルは、これまで数多くの国際的才能を輩出し、若手デザイナーにとっての登竜門として知られている。しかし財政面ではここ数年、難局に直面してきた。 運営団体ヴィラ・ノアイユ(Villa Noailles)は昨年度に約65万ユーロ(約1億400万円)の赤字を抱え、複数の未払い請求が報じられた。しかし40回目を迎えた今年は約100万ユーロ(約1億6000万円)相当の支払いを優先的に処理し、財務の立て直しに着手。さらに創設者ジャン=ピエール・ブラン(Jean-Pierre Blanc)の退任を経て、今年から新ディレクターにウーゴ・リュッキーノ(Hugo Lucchino)が就任した。ウーゴ新ディレクターは、「40周年は単なる記念ではなく、原点に立ち返るためのタイミング。創造を支えることが私たちの存在理由だ」と開会式で語ったように、フェスティバルの焦点は若手デザイナーの創作そのものへと回帰した。
ファッション部門のグランプリ、ルーカス・エミリオ・ブルナーの作品 PHOTOS:ARNEL DELA GENTEファッション部門のグランプリ、ルーカス・エミリオ・ブルナーの作品 PHOTOS:ARNEL DELA GENTE
ファッション部門のグランプリを制したのは、スイスとチリにルーツを持つルーカス・エミリオ・ブルナー(Lucas Emilio Brunner)。ベルギー・ブリュッセルの名門ラ・カンブル(La Cambre)卒業後、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」のアーティザナル部門で経験を積んだ26歳だ。受賞コレクション“À bout de souffle(息が切れて)”は、風船をモチーフに呼吸・空気・再生という抽象的なテーマを服の構造へと落とし込んだ。膨らみと萎みを繰り返すフォルム、ラテックスやデニム、チェック地の上に施したバルーンの意匠による軽やかで遊び心に満ちた造形は、若手らしい実験性と高い完成度を兼ね備えている。
「シャネル」支援によるLe-19Mメティエダール賞を受賞した、アドリアン・ミシェルの作品 PHOTOS:ARNEL DELA GENTE「シャネル」支援によるLe-19Mメティエダール賞を受賞した、アドリアン・ミシェルの作品 PHOTOS:ARNEL DELA GENTE観客投票によるイエール市民賞に選ばれた、ユセフ・ゾゲイブの作品 PHOTOS:ARNEL DELA GENTE観客投票によるイエール市民賞に選ばれた、ユセフ・ゾゲイブの作品 PHOTOS:ARNEL DELA GENTE
「シャネル(CHANEL)」が支援するLe 19Mメティエダール賞(Le 19M Metiers d’Art)には、テクニカルなマウンテンウエアの構造とクラフトの技を融合したフランス出身のアドリアン・ミシェル(Adrien Michel)が受賞した。素材再利用プロジェクトであるアトリエ・デ・マティエール賞(Atelier des Matieres)には、ジェンダーの境界を軽やかに越える作品が評価された、パレスチナとポーランドで生まれ育ったレイラ・アル・タワヤ(Layla Al Tawaya)が選ばれた。アメリカの高級コットン団体スーピマ(Supima) が授与する新設のスーピマ賞には、スイス出身のノア・アルモンテ(Noah Almonte)を選出。AI時代のアイデンティティをテーマに、現実とデジタルの曖昧な接点を探る構成で注目を集めた。観客投票によるイエール市民賞は、「エルメス(エルメス)」と「ディオール(DIOR)」で経験を積んだレバノン出身のユセフ・ゾゲイブ(Youssef Zogheib)が受賞した。第二次世界大戦中に仮装して戦場に向かった兵士たちをモチーフに、ユニホームの規範を解体するコレクションを披露した。
最後にウーゴ新ディレクターは、「創造の場として存続させるためには、経済モデルを見直すことが不可欠」と語った。今後はフェスティバル期間の短縮や新しいパートナーシップの構築を進めつつ、若手育成というミッションを強化する方針だという。長年支援を続ける「シャネル」や「エルメス」、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)、ケリング(KERING)、新たに今年から加わったスーピマ(SUPIMA)といった各社も、変化の只中にある同フェスティバルを“未来のための投資”として位置づけている。多様な出自と背景を持つ若者たちが集い、共通言語としてのクリエイションで語り合うイエール賞は、今後もなお世界のファッションが生まれ変わる現場であり続けるだろう。
メイナーは、1986年イスラエル生まれ。エルサレムのベツァルエル美術デザイン学院とパリのIFMでファッションを学んだ後、2015年に自身のブランドを立ち上げた。メンズウエアのベーシックアイテムをベースに、シルエットや構造を再解釈したユニセックスなアイテムを提案。18年春夏シーズンからは、パリ・メンズ・ファッション・ウイークでコレクションを発表している。19年には、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)による「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」で特別賞である「カール・ラガーフェルド賞」を受賞した。
メイナーは、1986年イスラエル生まれ。エルサレムのベツァルエル美術デザイン学院とパリのIFMでファッションを学んだ後、2015年に自身のブランドを立ち上げた。メンズウエアのベーシックアイテムをベースに、シルエットや構造を再解釈したユニセックスなアイテムを提案。18年春夏シーズンからは、パリ・メンズ・ファッション・ウイークでコレクションを発表している。19年には、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)による「LVMHヤング ファッション デザイナー プライズ(LVMH YOUNG FASHION DESIGNER PRIZE)」で特別賞である「カール・ラガーフェルド賞」を受賞した。
三井不動産が運営する「ららぽーとTOKYO-BAY」は、2023年1月から建て替えを進めてきた北館1期エリアを10月31日にオープンする。29日にメディアと一部の招待客に公開した。北館は2つのエリアを順次建て替えており、先にオープンするのは「ビビット南船橋」から名称変更した「ららぽーと TOKYO-BAY North Gate」の向かいに位置する東側。グルメやファッションを中心に、関東初出店3店舗、千葉県初出店26店舗を含む全96店舗が並ぶ。
ファッション店舗には、「H&M」や「ジーユー(GU)」といった低価格ブランドに加え、「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」や「ナイキ(NIKE)」「ラコステ(LACOSTE)」「リーバイス(LEVI’S)」などのインポートブランドも大型店を構える。また、ワールドの「ギャレスト(GALLEST)」やパルの「ラウンジドレス(LOUNGEDRESS)」、マッシュスタイルラボの「エミ(EMMI)」といった国内ブランドに加え、フランスのスポーツブランド「サロモン」がららぽーと初出店となる。
「ブルーボトルコーヒー(BLUE BOTTLE COFFEE)」は11月1日、ホリデーギフトコレクションを全国のカフェと公式ECで限定発売する。今年のテーマは、“アート オブ ギフティング(THE ART OF GIFTING)”。洗練されたデザインと上質なコーヒー体験を通じて、“贈る”という行為そのものの美しさを表現する。
俳優の長谷川京子がディレクションを手掛ける「エス バイ(ESS BY)」は、ランジェリーブランドからライフスタイルブランドへとリニューアルする。ブランド初となるアパレルラインを発表し、11月8、9日に新コレクション「MOOD.1」をいち早く注文・体験できるポップアップイベントをSPACE R 代官山で開催する。各コレクションは「MOOD」と表現し、今後はゲストデザイナーを招いて発表していくという。
限定パッケージのチーズケーキ“チーズ ワンダー”は、“2025 NEW ART COLLECTION”のコラージュ作品「J_O7」をモチーフとした特製ボックス入りで、クリアファイルが付属する。“チーズ ワンダー”は、たっぷりと空気を含ませ、とろける食感の生チーズムースと、加熱せず生のまま用い、よりなめらかで濃厚な味わいの生チーズスフレ、ザクザク食感のプレスドアーモンドクッキーの3層構造が楽しめる生チーズケーキ。作りたてを急速冷凍するため、解凍時間によって食感が変化する。北海道日高町にある自社の放牧酪農場で育てた放牧牛乳と平飼い卵を使用している。