LVMHグループの次世代教育「Excellent!」に渋谷区の中学生132人が参加 8メゾンのクラフツマンシップを体験

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパンは11月21日、渋谷区が推進する「シブヤ未来科」の一環として、日本初の教育プログラム「Excellent!(エクセレント)」を実施した。同プログラムは、LVMHグループのさまざまなメゾンが誇る卓越したサヴォアフェール(匠の技)を次世代へと継承することを目的とし、13〜15才の学生を対象に職人技や顧客体験に根ざしたクリエイティブな職業を紹介する。今回、フランスやイタリアに続く形で、日本での初開催に至った。

参加したのは、渋谷区広尾中学校と松濤中学校の2年生132人。「ベルルッティ(BERLUTI)」、「ディオール(DIOR)」、「ゲラン(GUERLAIN)」、「ロエベ(LOEWE)」、「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」、パルファン・クリスチャン・ディオール(PERFUMS CHRISTIAN DIOR)、「ティファニー(TIFFANY & CO.)」の8つのメゾンが体験型ワークショップを通じ、クラフツマンシップを伝える。

「ベルルッティ」
パティーヌで表現する“自分らしさ”

「ベルルッティ」では、レザーに色付けを行う職人のことを“カラリスト“と呼ぶ。レザーの状態で発色も大きく変わり、オーダーもさまざま。コミュニケーションの中から“顧客が本当に求める色“を導き出し、実際に色付けしていく匠の技だ。

今回“カラリスト“として参加した学生たちも、用意された7色の染料から好きな色を選び、色を重ねてみたり、ワックスで磨いたり、ブラシで色をなじませたりして、実際に「ベルルッティ」で使用されているベネチアレザーを自分だけの色で染め上げた。

「ディオール」
“プリッセ”と“ボウ”から学ぶ“ギフトの芸術”

ここで学ぶのは、「ディオール」ならではの“ギフトの芸術“。そのギフト作りからは、創設者クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の思いを感じさせる。「ディオール」のファーストコレクションからインスピレーションを受けたプリッセを作り、大切な人へのメッセージをつづった。仕上げにはボウをボックスにまとわせ、ギフトボックスが完成する体験だ。

ギフトボックスの中に入る“プリッセ”作りは、実際に「ディオール」の新入社員が研修で学ぶ“職人技“。「箱を開けた瞬間から夢を与えたい」という想いを込めた“プリッセ“が、人々にとっての「ディオール」のクラフツマンシップの入り口となる。

「ゲラン」
“ビーボトル“の歴史と自己探求

かつてナポレオン3世とユージェニー皇后の婚礼祝いとして献上された「ゲラン」の“オーデコロン イムペリアル(現在の“オーインペリアル“)”。ナポレオン3世のシンボルであるミツバチが69匹あしらわれたこの“ビーボトル“は、「ゲラン」の歴史とクラフツマンシップを語るに欠かせない。

このワークショップでは、「ミツバチと共に世界を知ろう」をテーマに、「ゲラン」が約200年大切にしてきた伝統と革新のサヴォアフェールを通じ、フレグランス創作の過程を学んだ。ミツバチに関するクイズのほか、香りの体験、“ビーボトル“の塗り絵を通じた自己探求を行った。

「ロエベ」
ロエベ リクラフトの職人に学ぶレザークラフト

カサロエベ表参道と阪急うめだ本店8階で展開する、「ロエベ」の革製品の修理・補修を専門としたロエベ リクラフト(LOEWE ReCraft)。そのサービスを提供するのは、1846年にマドリードの革工房から始まった、「ロエベ」の卓越した職人技を身につけた革職人たちだ。

生徒たちは革職人たちからレザーの特性を学び、実際に「ロエベ」のバッグに使用されているレザーを使用したクラフトを体験。ハンドステッチやハトメ打ち、バニッシュなどを行い、自分だけのネームタグを作り上げた。この体験は、もともと「ロエベ」の新入社員研修の一環として行われていた内容をこのプログラムのためにぎゅっと凝縮したものである。

「ロロ・ピアーナ」
“繊維の達人“のカシミヤ糸で生地作り

卓越した技術とノウハウ、そして機能性とエレガントさを兼ね備えることから、“繊維の達人“と称される「ロロ・ピアーナ」。使用するのは、世界の限られた産地から調達した最高品質の繊維だ。

生徒たちは、このこだわりのカシミア糸を使用した生地作りを体験。それぞれが好きな色の糸を選び、織機の使い方を学び、実際に生地を織ることで、カシミアの豊かさと繊細さ、職人技の奥深さを体感する。ワークショップの終盤にはカシミア糸を使用したタッセルチャームを制作。この日の思い出として持ち帰った。

「ルイ・ヴィトン」
「長く愛用できる」ケアサービスの秘密

「製品を末長くご愛用してもらうために」という思いから展開する、「ルイ・ヴィトン」のケアサービス。創業当初より長きに渡り行うサービスは、ブランドのクラフツマンシップの真髄とも言える。

ワークショップでは、実際にアトリエで働く職人がパーソナライゼーションやリペアをレクチャー。「ルイ・ヴィトン」のレザーを使用したミシンでの縫製、ブランドを象徴する“モノグラム・キャンバス“素材へのペインティングを通じて、時代を超えて愛され続けるブランドに秘められた職人技を学んだ。

パルファン・クリスチャン・ディオール
人々を幸せにするスキンケア&メイクアップ

「魅惑的な残り香で女性を飾るため」のフレグランスとして生まれた“ミス ディオール“。クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の「人々を美しくするだけでなく、より幸せにしたい」という思いから、エレガンスとエンパワーメントを形にしたスキンケア&メイクアップ製品を提供する。

参加した生徒たちは、ディオールが紡いだ歴史やスキンケア、メイクの基礎知識を習得。実際に「ディオール」の製品に触れながらプロの技術を学び、自分に似合うメイクアップを体験した。

「ティファニー」
熟練のレタリングとエングレービング技術

1837年の創業から、唯一無二のクラフツマンシップを探求し続けてきた「ティファニー」。その技術と伝統を体現するのは、熟練の職人たちが長きに渡り継承してきたエングレービング(手彫り)技術だ。

職人に教わりながら、生徒たちは芸術的に文字を描くレタリングに挑戦。それぞれ自分の名前やイニシャルなどを課題に、ていねいに仕上げていった。その後、実際に銅板にレタリングとエングレービングを施すまでの体験を通じ、歴史を超えて愛される卓越した技術を学ぶ。

各メゾンのワークショップは約80分間。終了後には、参加した生徒全員に修了証が授与された。ノルベール・ルレ(Norbert Leuret)LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン社長、そして渋谷区立広尾中学校の川上弘文校長、渋谷区立松濤中学校の中村哲也校長は、次のようにコメントしている。

ノルベール・ルレLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン社長
「日本で初めて『Excellent!』プログラムを開催できることを大変うれしく思う。LVMHグループは、何世紀にもわたり受け継がれてきた職人技と革新を融合させながら、卓越性を追求してきた。今回のプログラムを通じて、若い世代の皆さんにものづくりの喜び、創造性の大切さ、そして人と人とのつながりの価値を感じてもらいたいと考えている。生徒の皆さんの好奇心と創造力が、さらに開花することを心から願っている」。

渋谷区立広尾中学校 川上弘文校長
「シブヤ未来科の理念である『自ら考え、仲間と協働し、未来を実現する力』を育むうえで、今回のプログラムは非常に貴重な機会だ。世界最高峰のメゾンが大切にしている職人技やホスピタリティーを直接体験できることは、本物に触れるという絶好の機会であり、教科書では学べない生きた学びとなる。生徒たちの将来の選択肢を広げるきっかけになれば幸いだ」。

渋谷区立松濤中学校 中村哲也校長
「松濤中学校は、『世界へ 松濤中生』というスローガンのもと、国際理解教育を進めている。グローバルに活躍する人材を育む上で、今回のプログラムは非常に貴重な機会をいただいた。伝統ある各ブランドが長年培われてきた専門技術を体験しながら、世界に影響を与える創造性の一端に触れる学びとなった。今日の学びが、生徒にとってこれからも世界的な視野で挑戦し続ける第一歩となることを願っている」。

渋谷区は2024年度から、「ちがいをちからに変える街。渋谷区」のビジョンのもと、すべての区立小中学校で探究学習「シブヤ未来科」をスタートした。「自ら考え判断して学び続ける自己調整力」「多様な仲間と協働して新たな価値を生み出す創造力」「自分が思い描く未来を実現する挑戦力」という3つの能力の育成を目標に、まち全体を探究の場として、地域や企業と協業しながら主体的に課題を解決する学びに取り組む。

PHOTOS:RYOHEI HASHIMOTO

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LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパンは11月21日、渋谷区が推進する「シブヤ未来科」の一環として、日本初の教育プログラム「Excellent!(エクセレント)」を実施した。同プログラムは、LVMHグループのさまざまなメゾンが誇る卓越したサヴォアフェール(匠の技)を次世代へと継承することを目的とし、13〜15才の学生を対象に職人技や顧客体験に根ざしたクリエイティブな職業を紹介する。今回、フランスやイタリアに続く形で、日本での初開催に至った。

参加したのは、渋谷区広尾中学校と松濤中学校の2年生132人。「ベルルッティ(BERLUTI)」、「ディオール(DIOR)」、「ゲラン(GUERLAIN)」、「ロエベ(LOEWE)」、「ロロ・ピアーナ(LORO PIANA)」、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」、パルファン・クリスチャン・ディオール(PERFUMS CHRISTIAN DIOR)、「ティファニー(TIFFANY & CO.)」の8つのメゾンが体験型ワークショップを通じ、クラフツマンシップを伝える。

「ベルルッティ」
パティーヌで表現する“自分らしさ”

「ベルルッティ」では、レザーに色付けを行う職人のことを“カラリスト“と呼ぶ。レザーの状態で発色も大きく変わり、オーダーもさまざま。コミュニケーションの中から“顧客が本当に求める色“を導き出し、実際に色付けしていく匠の技だ。

今回“カラリスト“として参加した学生たちも、用意された7色の染料から好きな色を選び、色を重ねてみたり、ワックスで磨いたり、ブラシで色をなじませたりして、実際に「ベルルッティ」で使用されているベネチアレザーを自分だけの色で染め上げた。

「ディオール」
“プリッセ”と“ボウ”から学ぶ“ギフトの芸術”

ここで学ぶのは、「ディオール」ならではの“ギフトの芸術“。そのギフト作りからは、創設者クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の思いを感じさせる。「ディオール」のファーストコレクションからインスピレーションを受けたプリッセを作り、大切な人へのメッセージをつづった。仕上げにはボウをボックスにまとわせ、ギフトボックスが完成する体験だ。

ギフトボックスの中に入る“プリッセ”作りは、実際に「ディオール」の新入社員が研修で学ぶ“職人技“。「箱を開けた瞬間から夢を与えたい」という想いを込めた“プリッセ“が、人々にとっての「ディオール」のクラフツマンシップの入り口となる。

「ゲラン」
“ビーボトル“の歴史と自己探求

かつてナポレオン3世とユージェニー皇后の婚礼祝いとして献上された「ゲラン」の“オーデコロン イムペリアル(現在の“オーインペリアル“)”。ナポレオン3世のシンボルであるミツバチが69匹あしらわれたこの“ビーボトル“は、「ゲラン」の歴史とクラフツマンシップを語るに欠かせない。

このワークショップでは、「ミツバチと共に世界を知ろう」をテーマに、「ゲラン」が約200年大切にしてきた伝統と革新のサヴォアフェールを通じ、フレグランス創作の過程を学んだ。ミツバチに関するクイズのほか、香りの体験、“ビーボトル“の塗り絵を通じた自己探求を行った。

「ロエベ」
ロエベ リクラフトの職人に学ぶレザークラフト

カサロエベ表参道と阪急うめだ本店8階で展開する、「ロエベ」の革製品の修理・補修を専門としたロエベ リクラフト(LOEWE ReCraft)。そのサービスを提供するのは、1846年にマドリードの革工房から始まった、「ロエベ」の卓越した職人技を身につけた革職人たちだ。

生徒たちは革職人たちからレザーの特性を学び、実際に「ロエベ」のバッグに使用されているレザーを使用したクラフトを体験。ハンドステッチやハトメ打ち、バニッシュなどを行い、自分だけのネームタグを作り上げた。この体験は、もともと「ロエベ」の新入社員研修の一環として行われていた内容をこのプログラムのためにぎゅっと凝縮したものである。

「ロロ・ピアーナ」
“繊維の達人“のカシミヤ糸で生地作り

卓越した技術とノウハウ、そして機能性とエレガントさを兼ね備えることから、“繊維の達人“と称される「ロロ・ピアーナ」。使用するのは、世界の限られた産地から調達した最高品質の繊維だ。

生徒たちは、このこだわりのカシミア糸を使用した生地作りを体験。それぞれが好きな色の糸を選び、織機の使い方を学び、実際に生地を織ることで、カシミアの豊かさと繊細さ、職人技の奥深さを体感する。ワークショップの終盤にはカシミア糸を使用したタッセルチャームを制作。この日の思い出として持ち帰った。

「ルイ・ヴィトン」
「長く愛用できる」ケアサービスの秘密

「製品を末長くご愛用してもらうために」という思いから展開する、「ルイ・ヴィトン」のケアサービス。創業当初より長きに渡り行うサービスは、ブランドのクラフツマンシップの真髄とも言える。

ワークショップでは、実際にアトリエで働く職人がパーソナライゼーションやリペアをレクチャー。「ルイ・ヴィトン」のレザーを使用したミシンでの縫製、ブランドを象徴する“モノグラム・キャンバス“素材へのペインティングを通じて、時代を超えて愛され続けるブランドに秘められた職人技を学んだ。

パルファン・クリスチャン・ディオール
人々を幸せにするスキンケア&メイクアップ

「魅惑的な残り香で女性を飾るため」のフレグランスとして生まれた“ミス ディオール“。クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の「人々を美しくするだけでなく、より幸せにしたい」という思いから、エレガンスとエンパワーメントを形にしたスキンケア&メイクアップ製品を提供する。

参加した生徒たちは、ディオールが紡いだ歴史やスキンケア、メイクの基礎知識を習得。実際に「ディオール」の製品に触れながらプロの技術を学び、自分に似合うメイクアップを体験した。

「ティファニー」
熟練のレタリングとエングレービング技術

1837年の創業から、唯一無二のクラフツマンシップを探求し続けてきた「ティファニー」。その技術と伝統を体現するのは、熟練の職人たちが長きに渡り継承してきたエングレービング(手彫り)技術だ。

職人に教わりながら、生徒たちは芸術的に文字を描くレタリングに挑戦。それぞれ自分の名前やイニシャルなどを課題に、ていねいに仕上げていった。その後、実際に銅板にレタリングとエングレービングを施すまでの体験を通じ、歴史を超えて愛される卓越した技術を学ぶ。

各メゾンのワークショップは約80分間。終了後には、参加した生徒全員に修了証が授与された。ノルベール・ルレ(Norbert Leuret)LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン社長、そして渋谷区立広尾中学校の川上弘文校長、渋谷区立松濤中学校の中村哲也校長は、次のようにコメントしている。

ノルベール・ルレLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン・ジャパン社長
「日本で初めて『Excellent!』プログラムを開催できることを大変うれしく思う。LVMHグループは、何世紀にもわたり受け継がれてきた職人技と革新を融合させながら、卓越性を追求してきた。今回のプログラムを通じて、若い世代の皆さんにものづくりの喜び、創造性の大切さ、そして人と人とのつながりの価値を感じてもらいたいと考えている。生徒の皆さんの好奇心と創造力が、さらに開花することを心から願っている」。

渋谷区立広尾中学校 川上弘文校長
「シブヤ未来科の理念である『自ら考え、仲間と協働し、未来を実現する力』を育むうえで、今回のプログラムは非常に貴重な機会だ。世界最高峰のメゾンが大切にしている職人技やホスピタリティーを直接体験できることは、本物に触れるという絶好の機会であり、教科書では学べない生きた学びとなる。生徒たちの将来の選択肢を広げるきっかけになれば幸いだ」。

渋谷区立松濤中学校 中村哲也校長
「松濤中学校は、『世界へ 松濤中生』というスローガンのもと、国際理解教育を進めている。グローバルに活躍する人材を育む上で、今回のプログラムは非常に貴重な機会をいただいた。伝統ある各ブランドが長年培われてきた専門技術を体験しながら、世界に影響を与える創造性の一端に触れる学びとなった。今日の学びが、生徒にとってこれからも世界的な視野で挑戦し続ける第一歩となることを願っている」。

渋谷区は2024年度から、「ちがいをちからに変える街。渋谷区」のビジョンのもと、すべての区立小中学校で探究学習「シブヤ未来科」をスタートした。「自ら考え判断して学び続ける自己調整力」「多様な仲間と協働して新たな価値を生み出す創造力」「自分が思い描く未来を実現する挑戦力」という3つの能力の育成を目標に、まち全体を探究の場として、地域や企業と協業しながら主体的に課題を解決する学びに取り組む。

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東京・日本橋の「水戯庵」が伝統と革新を融合した一夜限りのイベントを開催 

東京・日本橋に構える隠れ家的レストラン&バーの「水戯庵| SUIGIAN」(以下、水戯庵)は2026年2月から、守り続けるべき日本の本質的な伝統文化を受け継ぎながら、音楽やファッション、アートが融合する週末限定のナイトカルチャー体験“東京初の夜の文化体験”の提供を開始する。提供に先立ち12月5日19時から「水戯庵」の伝統と革新が融合した人気イベントが一堂にそろう一夜限りのパーティーを開催する。価格は、1万6500円。

DJや能楽師、アーティストのコラボステージなど

“東京初の夜の文化体験”は、江戸時代から伝わる能舞台を背景に、より多くの人にこの体験を共有したいという思いから誕生した。イベントでは、DJ、能楽師、アーティストによるコラボレーションステージなど人気イベントが一堂にそろう。

2018年に開業した水戯庵は、古典芸能をはじめとする日本の伝統文化を真摯に展開し、四季折々の日本料理や日本酒、日本産ワイン、日本産ウイスキーとともに“正真正銘の日本”を一晩で体験できる場所として展開している。

開催概要

日程:12月5日
場所:水戯庵| SUIGIAN
住所:東京都中央区日本橋室町2-5-10 地下1階
時間:19:00〜23:30
料金:1万6500円

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東京・日本橋の「水戯庵」が伝統と革新を融合した一夜限りのイベントを開催 

東京・日本橋に構える隠れ家的レストラン&バーの「水戯庵| SUIGIAN」(以下、水戯庵)は2026年2月から、守り続けるべき日本の本質的な伝統文化を受け継ぎながら、音楽やファッション、アートが融合する週末限定のナイトカルチャー体験“東京初の夜の文化体験”の提供を開始する。提供に先立ち12月5日19時から「水戯庵」の伝統と革新が融合した人気イベントが一堂にそろう一夜限りのパーティーを開催する。価格は、1万6500円。

DJや能楽師、アーティストのコラボステージなど

“東京初の夜の文化体験”は、江戸時代から伝わる能舞台を背景に、より多くの人にこの体験を共有したいという思いから誕生した。イベントでは、DJ、能楽師、アーティストによるコラボレーションステージなど人気イベントが一堂にそろう。

2018年に開業した水戯庵は、古典芸能をはじめとする日本の伝統文化を真摯に展開し、四季折々の日本料理や日本酒、日本産ワイン、日本産ウイスキーとともに“正真正銘の日本”を一晩で体験できる場所として展開している。

開催概要

日程:12月5日
場所:水戯庵| SUIGIAN
住所:東京都中央区日本橋室町2-5-10 地下1階
時間:19:00〜23:30
料金:1万6500円

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「リファ」で猛進するMTGの隠れ成長株・炭酸ミストケア「メグリー」が刷新 第1弾はスキンケア市場に「むくみケア」発想を投入

MTGが展開する炭酸スキンケアブランド「メグリー(MEGLY)」は、むくみケアをかなえる炭酸ミスト化粧水“シュット”(60mL、3300円/デバイス付初回キットは3万円)を発売する。オンラインストアにて先行販売を開始しており、12月10日からMTG公式オンラインショップ、アマゾン、楽天、全国の美容サロンなどで随時取り扱いをスタートする。新製品の発売を機に、新コンセプト「毎日10秒、炭酸で土台整う」を掲げた「土台スキンケアブランド」としてリブランディングも実施する。

️“土台スキンケアブランド”として再出発

MTGは代表ブランド「リファ(REFA)」の誕生以前、ビューティブランド「プロージョン(PLOSION)」を運用しており、その中で炭酸美容の研究を進めてきた。しかし、「リファ」はブランドの成長とともにヘアケアカテゴリーに集中する方針に転換。「プロージョン」で培ってきた炭酸美容の知見を活かす形で、「めぐり」をコンセプトに掲げた炭酸スキンケアブランド「メグリー」を2021年12月に立ち上げた。

積極的な広告投資などは実施していないものの、誕生以来、売上高の年平均成長率50%という高い成長を継続。2回目購入率は91%、1年後も継続使用する比率は50%と、固定客を形成しづらいとされるスキンケア市場において突出した継続率を記録している。

一方で、ブランドが育つにつれ、当初の想定ターゲットと実際の購買層との乖離も見えてきた。30代前後をメインターゲットに設計していたが、実際には40代前後の女性とそのパートナーが中心顧客層であることが判明した。既存顧客に合わせた価値設計のアップデートが必要と考え、約30人を対象に個別インタビューを実施。その結果、「調子の良い肌を維持したい」「崩れてもすぐに取り戻したい」という共通したニーズが見えてきた。

実際の顧客の使用実態に寄り添うべく、新たにブランドメッセージを「毎日10秒、炭酸で土台整う」と定義。「土台スキンケアブランド」として再出発を決めた。

スキンケア市場になかった
「むくみケア」を打ち出し

新製品の化粧水“シュット”は、日々のむくみをエイジングの始まりとして捉え、「今日のむくみケア」と「未来のエイジングケア」を両軸でかなえる。従来品と同様、微細な炭酸ミストを放出するデバイスと組み合わせて使用するアイテムだ。

「これまでのスキンケア市場の提案は、表皮や真皮への成分軸でのアプローチが中心だった。一方で、リンパの流れの衰えやむくみの蓄積を毎日のスキンケアでどうリセットするかという発想はほとんどなかった」(山崎友也・メグリーブランドマネジャー)。そこで「メグリー」は真皮層に張り巡らされた毛細リンパ管に着目し、製品開発を進めた。

リンパ管は一般的に水分を回収する仕組みとして認知されているが、品岡玲・岡山大学医歯薬学域教授によると、タンパク質や脂質、炎症物質なども回収しているという。こうしたむくみに対し、“シュット”は入り口(血流)、出口(リンパ)、蓄積物(脂質)の分解という3段階のアプローチで設計した。

「入り口」と捉える血流に対しては、デバイスで高濃度炭酸ミストを吹きかけることで真皮の毛細血管を刺激し、血流を高める。細胞周囲に滞留した老廃物が動き出しやすい状態をつくる狙いだ。「出口」と捉えるリンパ管には、化粧水に配合したパッションフルーツエキスがアプローチし、リンパ管の“流す力”をサポートする。さらに、海藻由来の加水分解酵素エキスを用いて脂質にアプローチ。脂肪分解酵素の働きを刺激し、中性脂肪の分解を促進するとともに、脂肪を取り囲んで酵素の働きを妨げているタンパク質を減少させることで、分解しやすい環境を整える。

リブランディングは、コンセプトやブランドビジュアルの刷新から着手し、今後は製品のリニューアルへと広げる。“シュット”の投入により、メグリーの化粧水は6種となるが、来春にはビタミンC配合の化粧水“グロウ”のリニューアルを予定。その後は“ナンバーゼロ”など既存ラインも順次リニューアルしていく。

化粧水の刷新に加え、新カテゴリーアイテムの開発も進行。「“シュット”は、むくみケアにとどまらず、新しいエイジングケアの可能性を提案するアイテム。これを起点に、炭酸×土台スキンケアという視点で生活者に寄り添う新提案を模索していきたい」(山崎友也・メグリーブランドマネジャー)と展望を述べた。

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「リファ」で猛進するMTGの隠れ成長株・炭酸ミストケア「メグリー」が刷新 第1弾はスキンケア市場に「むくみケア」発想を投入

MTGが展開する炭酸スキンケアブランド「メグリー(MEGLY)」は、むくみケアをかなえる炭酸ミスト化粧水“シュット”(60mL、3300円/デバイス付初回キットは3万円)を発売する。オンラインストアにて先行販売を開始しており、12月10日からMTG公式オンラインショップ、アマゾン、楽天、全国の美容サロンなどで随時取り扱いをスタートする。新製品の発売を機に、新コンセプト「毎日10秒、炭酸で土台整う」を掲げた「土台スキンケアブランド」としてリブランディングも実施する。

️“土台スキンケアブランド”として再出発

MTGは代表ブランド「リファ(REFA)」の誕生以前、ビューティブランド「プロージョン(PLOSION)」を運用しており、その中で炭酸美容の研究を進めてきた。しかし、「リファ」はブランドの成長とともにヘアケアカテゴリーに集中する方針に転換。「プロージョン」で培ってきた炭酸美容の知見を活かす形で、「めぐり」をコンセプトに掲げた炭酸スキンケアブランド「メグリー」を2021年12月に立ち上げた。

積極的な広告投資などは実施していないものの、誕生以来、売上高の年平均成長率50%という高い成長を継続。2回目購入率は91%、1年後も継続使用する比率は50%と、固定客を形成しづらいとされるスキンケア市場において突出した継続率を記録している。

一方で、ブランドが育つにつれ、当初の想定ターゲットと実際の購買層との乖離も見えてきた。30代前後をメインターゲットに設計していたが、実際には40代前後の女性とそのパートナーが中心顧客層であることが判明した。既存顧客に合わせた価値設計のアップデートが必要と考え、約30人を対象に個別インタビューを実施。その結果、「調子の良い肌を維持したい」「崩れてもすぐに取り戻したい」という共通したニーズが見えてきた。

実際の顧客の使用実態に寄り添うべく、新たにブランドメッセージを「毎日10秒、炭酸で土台整う」と定義。「土台スキンケアブランド」として再出発を決めた。

スキンケア市場になかった
「むくみケア」を打ち出し

新製品の化粧水“シュット”は、日々のむくみをエイジングの始まりとして捉え、「今日のむくみケア」と「未来のエイジングケア」を両軸でかなえる。従来品と同様、微細な炭酸ミストを放出するデバイスと組み合わせて使用するアイテムだ。

「これまでのスキンケア市場の提案は、表皮や真皮への成分軸でのアプローチが中心だった。一方で、リンパの流れの衰えやむくみの蓄積を毎日のスキンケアでどうリセットするかという発想はほとんどなかった」(山崎友也・メグリーブランドマネジャー)。そこで「メグリー」は真皮層に張り巡らされた毛細リンパ管に着目し、製品開発を進めた。

リンパ管は一般的に水分を回収する仕組みとして認知されているが、品岡玲・岡山大学医歯薬学域教授によると、タンパク質や脂質、炎症物質なども回収しているという。こうしたむくみに対し、“シュット”は入り口(血流)、出口(リンパ)、蓄積物(脂質)の分解という3段階のアプローチで設計した。

「入り口」と捉える血流に対しては、デバイスで高濃度炭酸ミストを吹きかけることで真皮の毛細血管を刺激し、血流を高める。細胞周囲に滞留した老廃物が動き出しやすい状態をつくる狙いだ。「出口」と捉えるリンパ管には、化粧水に配合したパッションフルーツエキスがアプローチし、リンパ管の“流す力”をサポートする。さらに、海藻由来の加水分解酵素エキスを用いて脂質にアプローチ。脂肪分解酵素の働きを刺激し、中性脂肪の分解を促進するとともに、脂肪を取り囲んで酵素の働きを妨げているタンパク質を減少させることで、分解しやすい環境を整える。

リブランディングは、コンセプトやブランドビジュアルの刷新から着手し、今後は製品のリニューアルへと広げる。“シュット”の投入により、メグリーの化粧水は6種となるが、来春にはビタミンC配合の化粧水“グロウ”のリニューアルを予定。その後は“ナンバーゼロ”など既存ラインも順次リニューアルしていく。

化粧水の刷新に加え、新カテゴリーアイテムの開発も進行。「“シュット”は、むくみケアにとどまらず、新しいエイジングケアの可能性を提案するアイテム。これを起点に、炭酸×土台スキンケアという視点で生活者に寄り添う新提案を模索していきたい」(山崎友也・メグリーブランドマネジャー)と展望を述べた。

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20周年の「TGC」、社長が語る「芸能界のオリンピック」への道程

TGCの愛称で知られる東京ガールズコレクションが2005年8月の初開催から20周年を迎えた。コロナ禍には無観客のオンライン配信で乗り切り、年2回の開催を継続。「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに、モデル、タレント、アーティスト、そして、近年ではInstagram、YouTube、TikTokなどの動画クリエイターを含めたトップインフルエンサーを一堂に集結。来場者数とオンライン(ABEMA、各種SNSなど)での視聴者数を合わせた総体感人数は延べ約500万人を超えているという。その発信力や集客力、94%を超える認知率などを生かして、官公庁や政府、国際連合とも連携し、TGC地方創生プロジェクトやSDGs推進といった社会課題と若者をつなぐ架け橋としての役割も担っている。TGCの現在地と未来に向けた成長戦略について、企画・制作を行うW TOKYOの村上範義社長に聞くとともに、yutoriやWEGO、韓国ファッション協会、HYUNDAI/nugu(メディコトス)に、TGCに参加する狙いと意義を聞いた。

PROFILE: 村上範義/W TOKYO社長

村上範義/W TOKYO社長
PROFILE: 1981年4月16日生まれ。2004年4月にリクルートメディアコミュニケーションズ(現リクルート)入社、同年5月ゼイヴェル(現ブランディング)入社、09年5月F1メディア入社、14年9月にF1メディア代表取締役、16年9月から株式会社TOKYO GIRLS COLLECTION(現W TOKYO)代表取締役。W TOKYOの27.78%を所有する(6月30日時点)

ーーF 1 層(20~34歳の女性)向けのマーケティング & プロモーションを行う日本最大級のファッションイベントとしてスタートしたTGC。20周年を迎えたが、2005年から一番大きく変わったことは何か?

村上範義W TOKYO社長(以下、村上):SNSの広がりによって、すべての人がブランドになれる時代になったことと、情報発信の主役が「紙媒体」から「人」になったこと、そして、TGCがサブカルチャーから手前ミソだけどメインストリームに昇格したことだ。

ファッション業界はパリコレクションを中心としたいわゆるメインストリームがあり、半年先の商品やトレンドを発信してきた。それに対して雑誌などで活躍するモデルを一堂に集めて等身大の〝リアルクローズ”をショーで披露し、今見たものがすぐに買える〝See Now, Buy Now(シー・ナウ・バイ・ナウ)”を最初に実現したのがTGCであり、カウンターカルチャー、サブカルだった。

当時は雑誌、とくに女性誌が全盛期で、発行部数が30万部、60万部といった人気雑誌もあった。それが、ブログから始まり、インスタグラムやYOUTUBE、TikTokなどがあらゆるSNSのプラットフォームからスターが生まれてくるようになった。僕たちは注目の「人」にスポットライトを当てることで人気が高まったり関連アイテムがヒットするような流れが生まれた。インフルエンサーや芸能事務所などからもTGCに出たいと言っていただけるようになり、9月のTGCでは芸能人やモデル、アーティスト、インフルエンサーなど200人以上に出演していただき、さながら「芸能界のオリンピック」みたいになっている。日本の若い女性に向けて、日本一の「人」が集まるTGCに風が吹いてきた。

ーーファッション業界やエンタメ業界、行政や地方、海外などとも共創を進めているが、TGCはどんな存在になることを目指しているのか?

村上:人が主役の時代になり、大小の無数のブランドが存在している中で、ますます重要になってきたのがプラットフォームだ。人気ブランドや気鋭の人を集めたメガプラットフォームブランド、メディアの垣根を超えたスターの集合体がTGCになっている。さらに、多様なパートナーとTGCを掛け合わせることで、コンテンツ開発やブランディングのラボラトリー機能を担う「ブランディングプラットフォーム」へとさらに進化を遂げていきたい。

ーーTGCのステージはもとからさまざまなコンテンツが目白押しだったが、演出やコンテンツもトライアルがあったりバージョンアップもしている。どんな工夫をしているのか?

村上:人々の体感時間が変化し、とくに若者は集中する時間がどんどん短くなっている。だから5分おきにコンテンツを切り替えるように意識している。オープニングからフィナーレまで約7時間のうち、コンテンツを5~7分ごとに変え、総勢200人以上のモデル、芸能人、アーティストなどの出演者に登場してもらう。かつ丼・天丼・オムライス、食べたいものが何でもある飲食店みたいに、すべてが見所になっている(笑)。これがTGCの飽きさせず熱狂を生み続けるステージの仕組みだ。演出も少しずつバージョンアップしている。最近ずっと携帯電話やスマホに合わせてタテ型のビジョンを使っていたが、今回から横型にして、ダイナミックなステージ映像にしている。

ーーもともとファッションからスタートしたイベントだが、前回は「ナオキタキザワ」やyutoriの「ナインティナインティ ガール(9090 girls)」が新規に参加したり、今回はK-FASHION(韓国ファッション)やジャン=ポール・ゴルチエ氏の「ファッションフリークショー」のスペシャルステージなども実現している。

村上:今でもTGCはF1層を中心にリアルの観客だけでなく、オンラインを通じた視聴者が注目してくれていて、総体感人数は延べ約500万人に達している。人気モデルやインフルエンサーが着用したビジュアルとしてメディア露出もできるため、ファッションブランドのプロモーション場所としても引き続き評価していただいている。今回から韓国ファッション協会と提携し、韓国のコングロマリットで百貨店も手がけるHUNDAIステージを披露した。東京だけの一過性ではなく、地方を含めて、中長期的にパートナーとして取り組みを深めていきたい。

20周年を振り返って

ーー20年を振り返り、エポックメイキングだった出来事は?

村上:僕の立場からすると、やはり、運営母体であるWTOKYOが2023年6月にIPO(新規上場)したことだ。TGCの初期の時代から、経営権や商標権などを中心に紆余曲折があったり、経営危機があったり、いろいろな圧(アツ)やネゴもあった。ある意味スキャンダラスな存在がTGCでもあった。それを毎回突破する情熱があり魅力があった。たとえばファッションのメガブランドにも難局がありデザイナーチェンジもあり、経営危機などがあってもブランドが逆に輝き続けるところがある。芸能エンタメ系やファッション系の企業は感覚的な商売というところもあるので評価しにくく上場しにくいといわれている。それでも上場できたのは、奇跡が起きたともいえるし、オンリーワンの優位性があると自負している。

ーー今後のTGCの成長戦略は?

村上:一つは地方創生だ。自分たちが東京で作ったブランドやノウハウを生かして、今、北九州や静岡、広島、和歌山、富山、松山など50都市で開催している。日本中がデジタル化社会、SNS社会になり、全国どこでも情報格差はなくなっている。一方で、体験格差がものすごく出てきてしまっている。そこで、僕らがナンバーワンのブランドをもって地方に行き、日本中の自治体を盛り上げようとしている。日本には1700自治体があるのでまだまだ広げられる。

二つ目は、日本のカルチャーの輸出プラットフォーマーとして、グローバルに展開していくことだ。今年7月に第1弾としてインドネシアのジャカルタでも開催した。三井物産と現地パートナーである財閥のCT Corpと組み、CT Corpのデジタルメディア部門Trans Digital Lifestyle Groupが運営し、ミレニアル世代向けの美容・ライフスタイル情報発信メディア「Beautynesia」と協業。インドネシアでの事業40周年を迎えるKao Indonesiaをプラチナパートナーに迎えた。タイやベトナムなどにもTGC開催のニーズを感じている。人口減少が進む日本では、ブランドやメーカーだけでなく、芸能やエンタメ関連もアジアに進出することが重要な課題になっている。まさにその先鞭をつける役割、プラットフォームとしてTGCが果たせる役割があると考えている。

三つ目は、テーマやターゲットを変えたTGCの派生イベントの開催だ。TGCは変わらずF1世代向けだが、ティーン(10代)に特化した「TGC teen」や、TGCがプロデュースする日本最大級のガールズオーディションプロジェクトと銘打つ「TGC AUDITION」、〝アイドルとファッションの祭典“として多くの人気アイドルグループが出演する「IDOL RUNWAY COLLECTION Supported by TGC」や、人気グループGENERATIONSとのコラボイベント「TOKYO GENERATIONS COLLECTION」なども行っている。TGCをブランド化することで、IP ビジネスにもつながってきている。

ーーW TOKYOとして、アパレルブランドやエステ、アイドルグループなど、コンテンツプロデュースや事業の多角化も始まっている。

村上:20周年をきっかけに、新しいビジネスを開発していきたいという思いが強くあった。一つはオリジナルブランドの開発だ。僕らがセブン - イレブンだとしたら、セブンプレミアムをたくさん作っていきたい。SNSで総フォロワー数500万人を超えるMINAMIさんがディレクションするZ・α世代向けのファッションブランド「ミクスミー(Mixmii)」を今回TGCで初披露したが、僕らが一部パテントを持って共同で展開していく。

美容事業として、「エスプリビュ-ティー バイ TGC( Esprit Beauty by TGC)」の展開も始める。「エスプリビューティー」は人気タレントやモデル、アーティストなど、美のカリスマといわれるような方々も通っているが、東京・六本木の1店舗しかなくて数カ月待ちなど予約が取りにくい状態だった。僕らが協業して全国にフランチャイズ展開をしていく。まずは10月に南青山店をオープン。同サロンのカリスマセラピストの西岡美栄さんにはTGCオフィシャルビューティーアドバイザーに就任してもらった。

ーーきゃりーぱみゅぱみゅやAMIAYA、「FRUITS ZIPPER」などを擁するASOBISYSTEM(アソビシステム)や、村重杏奈や“よしみち”、アソビとともに「新しい学校のリーダーズ」などを擁するTWIN PLANET(ツインプラネット)との協業も増えている。

村上:アソビシステムの中川悠介社長、ツインプラネットの矢嶋健二社長とは同級生で、20歳のころからの親友だ。一人では新しい時代はつくれない。アソビ、ツイン、Y&N Brothersらとの合弁会社でYOAKE entertainment(ヨアケ エンターテインメント)を2023年12月に設立。総合プロデューサーに秋元康さん、取締役に日本のブロックチェーンやWeb3の先駆者である渡辺創太さんを迎え、グローバルなエンターテインメントプロジェクトを進めている。オーディションから〝がんばりすぎない、ぬくぬく系メンズグループ“ONSENSE(オンセンス)が誕生し、今回のTGCでデビューシングル「YUAKE」を発表した。今後はまさに温泉を回ったりしながら、ケツメイシや純烈のネクストを目指していきたい(笑)。また、アソビシステムとは日本のアイドル文化を世界に向けて発信するプロジェクト「カワイイラボ(KAWAII LAB.)」でも協業している。昨年からTGC北九州を皮切りに、新たな才能を発掘・育成するプロジェクトとしてアイドル発掘オーディションスタートしている。他にもまだまだ僕の頭にしかなくて社員も知らないアイデアもある。それをどんどん構想化して実現していきたいし、いろいろな方々とタッグを組んでいきたい。

なお、次回「第42回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2026 SPRING/SUMMER(略称:マイナビ TGC 2026 S/S)」は2026年3月14日、国立代々木体育館 第一体育館で開催することが決定している。「『共に創る』をさらにその先へ」をスローガンに、シェアラブルなプラットフォームとしての存在感をさらに発揮するとともに、シーズンテーマに“OUR CANVAS”を掲げ、TGCという巨⼤なキャンバスに多様なステークホルダーとそれぞれの⾊を重ねながら⼀⼈ひとりの個性と創造性が交差することで唯⼀無⼆の物語を描き出し、TGCという壮⼤なアートピースを創ることを目指す。「あなたの推しをTGCのランウェイへ」を合言葉に、出演者リクエスト企画「#TGC出演希望」ランウェイ編もスタートしている。

(後編に続く)

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20周年の「TGC」、社長が語る「芸能界のオリンピック」への道程

TGCの愛称で知られる東京ガールズコレクションが2005年8月の初開催から20周年を迎えた。コロナ禍には無観客のオンライン配信で乗り切り、年2回の開催を継続。「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに、モデル、タレント、アーティスト、そして、近年ではInstagram、YouTube、TikTokなどの動画クリエイターを含めたトップインフルエンサーを一堂に集結。来場者数とオンライン(ABEMA、各種SNSなど)での視聴者数を合わせた総体感人数は延べ約500万人を超えているという。その発信力や集客力、94%を超える認知率などを生かして、官公庁や政府、国際連合とも連携し、TGC地方創生プロジェクトやSDGs推進といった社会課題と若者をつなぐ架け橋としての役割も担っている。TGCの現在地と未来に向けた成長戦略について、企画・制作を行うW TOKYOの村上範義社長に聞くとともに、yutoriやWEGO、韓国ファッション協会、HYUNDAI/nugu(メディコトス)に、TGCに参加する狙いと意義を聞いた。

PROFILE: 村上範義/W TOKYO社長

村上範義/W TOKYO社長
PROFILE: 1981年4月16日生まれ。2004年4月にリクルートメディアコミュニケーションズ(現リクルート)入社、同年5月ゼイヴェル(現ブランディング)入社、09年5月F1メディア入社、14年9月にF1メディア代表取締役、16年9月から株式会社TOKYO GIRLS COLLECTION(現W TOKYO)代表取締役。W TOKYOの27.78%を所有する(6月30日時点)

ーーF 1 層(20~34歳の女性)向けのマーケティング & プロモーションを行う日本最大級のファッションイベントとしてスタートしたTGC。20周年を迎えたが、2005年から一番大きく変わったことは何か?

村上範義W TOKYO社長(以下、村上):SNSの広がりによって、すべての人がブランドになれる時代になったことと、情報発信の主役が「紙媒体」から「人」になったこと、そして、TGCがサブカルチャーから手前ミソだけどメインストリームに昇格したことだ。

ファッション業界はパリコレクションを中心としたいわゆるメインストリームがあり、半年先の商品やトレンドを発信してきた。それに対して雑誌などで活躍するモデルを一堂に集めて等身大の〝リアルクローズ”をショーで披露し、今見たものがすぐに買える〝See Now, Buy Now(シー・ナウ・バイ・ナウ)”を最初に実現したのがTGCであり、カウンターカルチャー、サブカルだった。

当時は雑誌、とくに女性誌が全盛期で、発行部数が30万部、60万部といった人気雑誌もあった。それが、ブログから始まり、インスタグラムやYOUTUBE、TikTokなどがあらゆるSNSのプラットフォームからスターが生まれてくるようになった。僕たちは注目の「人」にスポットライトを当てることで人気が高まったり関連アイテムがヒットするような流れが生まれた。インフルエンサーや芸能事務所などからもTGCに出たいと言っていただけるようになり、9月のTGCでは芸能人やモデル、アーティスト、インフルエンサーなど200人以上に出演していただき、さながら「芸能界のオリンピック」みたいになっている。日本の若い女性に向けて、日本一の「人」が集まるTGCに風が吹いてきた。

ーーファッション業界やエンタメ業界、行政や地方、海外などとも共創を進めているが、TGCはどんな存在になることを目指しているのか?

村上:人が主役の時代になり、大小の無数のブランドが存在している中で、ますます重要になってきたのがプラットフォームだ。人気ブランドや気鋭の人を集めたメガプラットフォームブランド、メディアの垣根を超えたスターの集合体がTGCになっている。さらに、多様なパートナーとTGCを掛け合わせることで、コンテンツ開発やブランディングのラボラトリー機能を担う「ブランディングプラットフォーム」へとさらに進化を遂げていきたい。

ーーTGCのステージはもとからさまざまなコンテンツが目白押しだったが、演出やコンテンツもトライアルがあったりバージョンアップもしている。どんな工夫をしているのか?

村上:人々の体感時間が変化し、とくに若者は集中する時間がどんどん短くなっている。だから5分おきにコンテンツを切り替えるように意識している。オープニングからフィナーレまで約7時間のうち、コンテンツを5~7分ごとに変え、総勢200人以上のモデル、芸能人、アーティストなどの出演者に登場してもらう。かつ丼・天丼・オムライス、食べたいものが何でもある飲食店みたいに、すべてが見所になっている(笑)。これがTGCの飽きさせず熱狂を生み続けるステージの仕組みだ。演出も少しずつバージョンアップしている。最近ずっと携帯電話やスマホに合わせてタテ型のビジョンを使っていたが、今回から横型にして、ダイナミックなステージ映像にしている。

ーーもともとファッションからスタートしたイベントだが、前回は「ナオキタキザワ」やyutoriの「ナインティナインティ ガール(9090 girls)」が新規に参加したり、今回はK-FASHION(韓国ファッション)やジャン=ポール・ゴルチエ氏の「ファッションフリークショー」のスペシャルステージなども実現している。

村上:今でもTGCはF1層を中心にリアルの観客だけでなく、オンラインを通じた視聴者が注目してくれていて、総体感人数は延べ約500万人に達している。人気モデルやインフルエンサーが着用したビジュアルとしてメディア露出もできるため、ファッションブランドのプロモーション場所としても引き続き評価していただいている。今回から韓国ファッション協会と提携し、韓国のコングロマリットで百貨店も手がけるHUNDAIステージを披露した。東京だけの一過性ではなく、地方を含めて、中長期的にパートナーとして取り組みを深めていきたい。

20周年を振り返って

ーー20年を振り返り、エポックメイキングだった出来事は?

村上:僕の立場からすると、やはり、運営母体であるWTOKYOが2023年6月にIPO(新規上場)したことだ。TGCの初期の時代から、経営権や商標権などを中心に紆余曲折があったり、経営危機があったり、いろいろな圧(アツ)やネゴもあった。ある意味スキャンダラスな存在がTGCでもあった。それを毎回突破する情熱があり魅力があった。たとえばファッションのメガブランドにも難局がありデザイナーチェンジもあり、経営危機などがあってもブランドが逆に輝き続けるところがある。芸能エンタメ系やファッション系の企業は感覚的な商売というところもあるので評価しにくく上場しにくいといわれている。それでも上場できたのは、奇跡が起きたともいえるし、オンリーワンの優位性があると自負している。

ーー今後のTGCの成長戦略は?

村上:一つは地方創生だ。自分たちが東京で作ったブランドやノウハウを生かして、今、北九州や静岡、広島、和歌山、富山、松山など50都市で開催している。日本中がデジタル化社会、SNS社会になり、全国どこでも情報格差はなくなっている。一方で、体験格差がものすごく出てきてしまっている。そこで、僕らがナンバーワンのブランドをもって地方に行き、日本中の自治体を盛り上げようとしている。日本には1700自治体があるのでまだまだ広げられる。

二つ目は、日本のカルチャーの輸出プラットフォーマーとして、グローバルに展開していくことだ。今年7月に第1弾としてインドネシアのジャカルタでも開催した。三井物産と現地パートナーである財閥のCT Corpと組み、CT Corpのデジタルメディア部門Trans Digital Lifestyle Groupが運営し、ミレニアル世代向けの美容・ライフスタイル情報発信メディア「Beautynesia」と協業。インドネシアでの事業40周年を迎えるKao Indonesiaをプラチナパートナーに迎えた。タイやベトナムなどにもTGC開催のニーズを感じている。人口減少が進む日本では、ブランドやメーカーだけでなく、芸能やエンタメ関連もアジアに進出することが重要な課題になっている。まさにその先鞭をつける役割、プラットフォームとしてTGCが果たせる役割があると考えている。

三つ目は、テーマやターゲットを変えたTGCの派生イベントの開催だ。TGCは変わらずF1世代向けだが、ティーン(10代)に特化した「TGC teen」や、TGCがプロデュースする日本最大級のガールズオーディションプロジェクトと銘打つ「TGC AUDITION」、〝アイドルとファッションの祭典“として多くの人気アイドルグループが出演する「IDOL RUNWAY COLLECTION Supported by TGC」や、人気グループGENERATIONSとのコラボイベント「TOKYO GENERATIONS COLLECTION」なども行っている。TGCをブランド化することで、IP ビジネスにもつながってきている。

ーーW TOKYOとして、アパレルブランドやエステ、アイドルグループなど、コンテンツプロデュースや事業の多角化も始まっている。

村上:20周年をきっかけに、新しいビジネスを開発していきたいという思いが強くあった。一つはオリジナルブランドの開発だ。僕らがセブン - イレブンだとしたら、セブンプレミアムをたくさん作っていきたい。SNSで総フォロワー数500万人を超えるMINAMIさんがディレクションするZ・α世代向けのファッションブランド「ミクスミー(Mixmii)」を今回TGCで初披露したが、僕らが一部パテントを持って共同で展開していく。

美容事業として、「エスプリビュ-ティー バイ TGC( Esprit Beauty by TGC)」の展開も始める。「エスプリビューティー」は人気タレントやモデル、アーティストなど、美のカリスマといわれるような方々も通っているが、東京・六本木の1店舗しかなくて数カ月待ちなど予約が取りにくい状態だった。僕らが協業して全国にフランチャイズ展開をしていく。まずは10月に南青山店をオープン。同サロンのカリスマセラピストの西岡美栄さんにはTGCオフィシャルビューティーアドバイザーに就任してもらった。

ーーきゃりーぱみゅぱみゅやAMIAYA、「FRUITS ZIPPER」などを擁するASOBISYSTEM(アソビシステム)や、村重杏奈や“よしみち”、アソビとともに「新しい学校のリーダーズ」などを擁するTWIN PLANET(ツインプラネット)との協業も増えている。

村上:アソビシステムの中川悠介社長、ツインプラネットの矢嶋健二社長とは同級生で、20歳のころからの親友だ。一人では新しい時代はつくれない。アソビ、ツイン、Y&N Brothersらとの合弁会社でYOAKE entertainment(ヨアケ エンターテインメント)を2023年12月に設立。総合プロデューサーに秋元康さん、取締役に日本のブロックチェーンやWeb3の先駆者である渡辺創太さんを迎え、グローバルなエンターテインメントプロジェクトを進めている。オーディションから〝がんばりすぎない、ぬくぬく系メンズグループ“ONSENSE(オンセンス)が誕生し、今回のTGCでデビューシングル「YUAKE」を発表した。今後はまさに温泉を回ったりしながら、ケツメイシや純烈のネクストを目指していきたい(笑)。また、アソビシステムとは日本のアイドル文化を世界に向けて発信するプロジェクト「カワイイラボ(KAWAII LAB.)」でも協業している。昨年からTGC北九州を皮切りに、新たな才能を発掘・育成するプロジェクトとしてアイドル発掘オーディションスタートしている。他にもまだまだ僕の頭にしかなくて社員も知らないアイデアもある。それをどんどん構想化して実現していきたいし、いろいろな方々とタッグを組んでいきたい。

なお、次回「第42回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2026 SPRING/SUMMER(略称:マイナビ TGC 2026 S/S)」は2026年3月14日、国立代々木体育館 第一体育館で開催することが決定している。「『共に創る』をさらにその先へ」をスローガンに、シェアラブルなプラットフォームとしての存在感をさらに発揮するとともに、シーズンテーマに“OUR CANVAS”を掲げ、TGCという巨⼤なキャンバスに多様なステークホルダーとそれぞれの⾊を重ねながら⼀⼈ひとりの個性と創造性が交差することで唯⼀無⼆の物語を描き出し、TGCという壮⼤なアートピースを創ることを目指す。「あなたの推しをTGCのランウェイへ」を合言葉に、出演者リクエスト企画「#TGC出演希望」ランウェイ編もスタートしている。

(後編に続く)

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「コス」が大阪・大丸心斎橋店に関西初出店 3〜5年かけて出店強化

H&Mグループ傘下の「コス(COS)」は11月28日、国内4店舗目で関西初となる常設店を大丸心斎橋店本館5階にオープンした。店舗面積は103平方メートル。同社は「日本市場における拡大戦略の中でも重要なマイルストーン」と位置付ける。

同店は、ウィメンズを中心としたアパレルのほか、バッグやスニーカーなどの小物類もそろえる。天然顔料と合板を用いたイタリアのペーパーファクター(PAPER FACTOR)製の特注テーブルや「ヘイ(HAY)」の椅子など、厳選した家具を配置しモダンかつタイムレスな世界観を表現した。

「コス」は2007年にロンドンで設立。14年に東京・南青山で日本1号店をオープンした。今後、日本市場でのブランドプレゼンス拡大を重視し、3〜5年をかけて出店を拡大する方針だ。オンラインチャネルやECモールとの連携も強化し、顧客接点の拡大を図る。同社の担当者は「日本市場には大きなチャンスがあると確信している。百貨店は日本の消費者にとって重要なショッピングチャネルであり、可能性を感じている」とコメントした。

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「コス」が大阪・大丸心斎橋店に関西初出店 3〜5年かけて出店強化

H&Mグループ傘下の「コス(COS)」は11月28日、国内4店舗目で関西初となる常設店を大丸心斎橋店本館5階にオープンした。店舗面積は103平方メートル。同社は「日本市場における拡大戦略の中でも重要なマイルストーン」と位置付ける。

同店は、ウィメンズを中心としたアパレルのほか、バッグやスニーカーなどの小物類もそろえる。天然顔料と合板を用いたイタリアのペーパーファクター(PAPER FACTOR)製の特注テーブルや「ヘイ(HAY)」の椅子など、厳選した家具を配置しモダンかつタイムレスな世界観を表現した。

「コス」は2007年にロンドンで設立。14年に東京・南青山で日本1号店をオープンした。今後、日本市場でのブランドプレゼンス拡大を重視し、3〜5年をかけて出店を拡大する方針だ。オンラインチャネルやECモールとの連携も強化し、顧客接点の拡大を図る。同社の担当者は「日本市場には大きなチャンスがあると確信している。百貨店は日本の消費者にとって重要なショッピングチャネルであり、可能性を感じている」とコメントした。

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この冬の正解アウターは? 暖冬でも活躍する進化系ボアに注目

暖冬が続くここ数年、アウターの提案は各社の悩みどころです。そんな中この冬、特に支持されているのがボアアウターです。フリース系素材ならではの風合いに加え、デザインバリエーションの豊富さや、春まで着られる提案が人気を押し上げているよう。「素材・デザイン・重宝感」の三拍子がそろうアイテムです。

ダウンよりはカジュアルすぎず、ファーコートより華やかすぎない。見た目の主張が控えめなボアアウターは、着用シーンも幅広いのが特徴です。加えて、気持ちをなごませてくれる風合いはボア系素材ならではです。ドレッシーなタイプや、リバーシブル仕様、レイヤード向き、カラフルパターンなど、選択肢が増えてきたのも愛用者が増える理由でしょう。この冬、注目のボアアウターの代表例をご紹介します。

「パタゴニア」の名品がアップデート

「パタゴニア」の名品がデザインと素材ともにアップデートされました。新作の「ウィメンズ・クラシック・レトロX・ジャケット」はマルチカラーで華やか。ゆったりしたボクシーなシルエットが一段とタウンユース向きになって、おしゃれ感もアップしています。パンツにはもちろん、ワンピースやスカートなどのフェミニンなアイテムにもマッチしそうです。

素材はリサイクルのポリエステル100%。原料はプラスチック汚染の危機にさらされている沿岸部から供給されたもの。襟の内側のフワフワ感やポケットの形は2000年代初期のデザインを継承しています。デザインも使い捨てにしないのは、さすが「パタゴニア」。しかもフェアトレード認証済みの工場で製造されています。こういったSDGs仕様がZ世代からの共感を集める理由です。

外から見えない部分もしっかりバージョンアップしています。たとえば、裏地のメッシュ・防風フィルムはタフタ素材に変更されました。「袖通しがスムーズになり、重ね着がしやすいと高評価」(プレス担当者)だそうです。ゆったりしたシルエットは普段使いに重宝。サイズ感にゆとりが出たので、「タイトめが好みならワンサイズダウンも推奨されています」(同)。

モードに着こなす「メゾンスペシャル」のボア

エッジィな提案が強みの「メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)」は、ボアアウターでもブランドらしさを打ち出しています。ブルゾンシルエットのアウターに、あえてエレガントなボウタイブラウスの合わせ。真逆なテイストのクールなレザースカートで、コントラストを際立たせました。ボアアウターの出番を増やす魅力的なスタイリングですね。

ボア素材に大ぶりのフラワーモチーフをあしらって、華やかさと存在感をプラス。正面のブルー系高発色ファスナーがスポーツブルゾン感を引き立てています。ハイネックの襟は気高いムードを顔周りに呼び込みました。

レイヤードの可能性を広げるゆったりシルエットだから、内側に着込むアイテムを変えれば、多彩に着こなせる懐の深さも魅力です。モードな着こなしにもなじみます。「メゾンスペシャルらしい柄やカラーがスタッフやメディア関係者からも好評」(プレス担当者)だそうです。

きれいめ派なら「ジャーナルスタンダード レリューム」

タフなアウトドア感が特徴のボアウターですが、大人のエレガンスを備えたタイプが増えてきました。「ジャーナルスタンダード レリューム(JOURNAL STANDARD RELUME)」のリバーシブルボアブルゾンは穏やかでノーブルなたたずまい。カジュアルシーンだけでなく、コーディネート次第でオフィスや会食にも着て行けそう。ヒップに軽く重なる程度の着丈バランスが絶妙で、きれいめ派のボアアウターデビューにぴったり。

表側はボア、裏側はキルティング素材のリバーシブル仕立てです。気温に応じて使い分けしやすく、春までしっかり使えそう。「寒暖差」は今やファッションのキーテーマになっているだけに、ユーティリティーなアウターは期待大。癖のないノーカラータイプだから、トップスとの相性を選ばないのもいいところです。

“1枚で2着分”のお得感はリバーシブルの強みです。マルチに使える便利さがあるから、出番が広がります。「トレンド感がありつつ、軽い着心地のアウターをお探しのお客様が多い」(プレス担当者)。そんな欲張り志向に応える“多機能型ボアアウター”はさらに支持を広げていきそうな気配です。

王道の「ユニクロ」は愛され間違いなしの“もふもふ”感

フリース素材に定評のある「ユニクロ(UNIQLO)」からは風合いのよさを引き出した「フリースジップアップジャケット」が登場しました。もこもこした愛らしさは“これぞボア”の表情。まるでぬいぐるみのようなふっくら感で、着る人の雰囲気までやわらかく見せてくれそうです。

少し高めのスタンドネックはあごから首にかけてのぬくもりをキープ。ネックウエアの重ね付けにも向いています。折り返して着られるので、春先まで出番があります。内側にはマイクロフリース素材を配してあり、肌触りは申し分なし。サイドスリットを備え、動きやすさも向上。“LifeWear”をうたう「ユニクロ」らしい、細部まで芸達者なボアアウターです。

購入者レビューには「もこもこでかわいい」「でっかいプードルみたい」と、フリースの風合いを高く評価する声が相次ぎました。高い襟は縦長イメージを印象付ける効果が支持されているよう。サイズアップして購入すれば、レイヤードがしやすく、こなれたゆるっと感も楽しめます。

ボアアウターは見た目の愛くるしさやゴージャス感に加えて、ダウンやファーよりもプライスが比較的リーズナブルなのもファンが多い一因です。指先の感触から気持ちが癒やされるような“もふもふ感”は格別。もともとアウトドアで使われていた素材のため、軽くて丈夫。洗濯機で洗えるイージーケアも多くなっています。人気を追い風に、バリエーションが一段と増えてきたから、それぞれテイストの異なるブランドから自分好みのボアアウターを見つけてみませんか。

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この冬の正解アウターは? 暖冬でも活躍する進化系ボアに注目

暖冬が続くここ数年、アウターの提案は各社の悩みどころです。そんな中この冬、特に支持されているのがボアアウターです。フリース系素材ならではの風合いに加え、デザインバリエーションの豊富さや、春まで着られる提案が人気を押し上げているよう。「素材・デザイン・重宝感」の三拍子がそろうアイテムです。

ダウンよりはカジュアルすぎず、ファーコートより華やかすぎない。見た目の主張が控えめなボアアウターは、着用シーンも幅広いのが特徴です。加えて、気持ちをなごませてくれる風合いはボア系素材ならではです。ドレッシーなタイプや、リバーシブル仕様、レイヤード向き、カラフルパターンなど、選択肢が増えてきたのも愛用者が増える理由でしょう。この冬、注目のボアアウターの代表例をご紹介します。

「パタゴニア」の名品がアップデート

「パタゴニア」の名品がデザインと素材ともにアップデートされました。新作の「ウィメンズ・クラシック・レトロX・ジャケット」はマルチカラーで華やか。ゆったりしたボクシーなシルエットが一段とタウンユース向きになって、おしゃれ感もアップしています。パンツにはもちろん、ワンピースやスカートなどのフェミニンなアイテムにもマッチしそうです。

素材はリサイクルのポリエステル100%。原料はプラスチック汚染の危機にさらされている沿岸部から供給されたもの。襟の内側のフワフワ感やポケットの形は2000年代初期のデザインを継承しています。デザインも使い捨てにしないのは、さすが「パタゴニア」。しかもフェアトレード認証済みの工場で製造されています。こういったSDGs仕様がZ世代からの共感を集める理由です。

外から見えない部分もしっかりバージョンアップしています。たとえば、裏地のメッシュ・防風フィルムはタフタ素材に変更されました。「袖通しがスムーズになり、重ね着がしやすいと高評価」(プレス担当者)だそうです。ゆったりしたシルエットは普段使いに重宝。サイズ感にゆとりが出たので、「タイトめが好みならワンサイズダウンも推奨されています」(同)。

モードに着こなす「メゾンスペシャル」のボア

エッジィな提案が強みの「メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)」は、ボアアウターでもブランドらしさを打ち出しています。ブルゾンシルエットのアウターに、あえてエレガントなボウタイブラウスの合わせ。真逆なテイストのクールなレザースカートで、コントラストを際立たせました。ボアアウターの出番を増やす魅力的なスタイリングですね。

ボア素材に大ぶりのフラワーモチーフをあしらって、華やかさと存在感をプラス。正面のブルー系高発色ファスナーがスポーツブルゾン感を引き立てています。ハイネックの襟は気高いムードを顔周りに呼び込みました。

レイヤードの可能性を広げるゆったりシルエットだから、内側に着込むアイテムを変えれば、多彩に着こなせる懐の深さも魅力です。モードな着こなしにもなじみます。「メゾンスペシャルらしい柄やカラーがスタッフやメディア関係者からも好評」(プレス担当者)だそうです。

きれいめ派なら「ジャーナルスタンダード レリューム」

タフなアウトドア感が特徴のボアウターですが、大人のエレガンスを備えたタイプが増えてきました。「ジャーナルスタンダード レリューム(JOURNAL STANDARD RELUME)」のリバーシブルボアブルゾンは穏やかでノーブルなたたずまい。カジュアルシーンだけでなく、コーディネート次第でオフィスや会食にも着て行けそう。ヒップに軽く重なる程度の着丈バランスが絶妙で、きれいめ派のボアアウターデビューにぴったり。

表側はボア、裏側はキルティング素材のリバーシブル仕立てです。気温に応じて使い分けしやすく、春までしっかり使えそう。「寒暖差」は今やファッションのキーテーマになっているだけに、ユーティリティーなアウターは期待大。癖のないノーカラータイプだから、トップスとの相性を選ばないのもいいところです。

“1枚で2着分”のお得感はリバーシブルの強みです。マルチに使える便利さがあるから、出番が広がります。「トレンド感がありつつ、軽い着心地のアウターをお探しのお客様が多い」(プレス担当者)。そんな欲張り志向に応える“多機能型ボアアウター”はさらに支持を広げていきそうな気配です。

王道の「ユニクロ」は愛され間違いなしの“もふもふ”感

フリース素材に定評のある「ユニクロ(UNIQLO)」からは風合いのよさを引き出した「フリースジップアップジャケット」が登場しました。もこもこした愛らしさは“これぞボア”の表情。まるでぬいぐるみのようなふっくら感で、着る人の雰囲気までやわらかく見せてくれそうです。

少し高めのスタンドネックはあごから首にかけてのぬくもりをキープ。ネックウエアの重ね付けにも向いています。折り返して着られるので、春先まで出番があります。内側にはマイクロフリース素材を配してあり、肌触りは申し分なし。サイドスリットを備え、動きやすさも向上。“LifeWear”をうたう「ユニクロ」らしい、細部まで芸達者なボアアウターです。

購入者レビューには「もこもこでかわいい」「でっかいプードルみたい」と、フリースの風合いを高く評価する声が相次ぎました。高い襟は縦長イメージを印象付ける効果が支持されているよう。サイズアップして購入すれば、レイヤードがしやすく、こなれたゆるっと感も楽しめます。

ボアアウターは見た目の愛くるしさやゴージャス感に加えて、ダウンやファーよりもプライスが比較的リーズナブルなのもファンが多い一因です。指先の感触から気持ちが癒やされるような“もふもふ感”は格別。もともとアウトドアで使われていた素材のため、軽くて丈夫。洗濯機で洗えるイージーケアも多くなっています。人気を追い風に、バリエーションが一段と増えてきたから、それぞれテイストの異なるブランドから自分好みのボアアウターを見つけてみませんか。

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「イソップ」が人気ハンドケアシリーズの誕生35周年を祝し限定トートバッグをプレゼント

「イソップ(AESOP)」は、“アンドラム アロマティック ハンドケア”の誕生35周年を記念したキャンペーンを全国で展開する。期間中、同シリーズを含む1万5000円以上の購入者に限定版トートバッグを数量限定で進呈する。なくなり次第終了だ。

同シリーズは、35年前に「イソップ」の創業者がオーストラリア・メルボルンのヘアサロンでマンダリンオレンジの葉、ローズマリーの葉、シダーウッドアトラスのオイルを配合し、“アンドラム アロマティック ハンドバーム”となる製品を生み出し、35年を経た現在も世界中のホテルやレストラン、スパなどの洗面台で使用されている。

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「イソップ」が人気ハンドケアシリーズの誕生35周年を祝し限定トートバッグをプレゼント

「イソップ(AESOP)」は、“アンドラム アロマティック ハンドケア”の誕生35周年を記念したキャンペーンを全国で展開する。期間中、同シリーズを含む1万5000円以上の購入者に限定版トートバッグを数量限定で進呈する。なくなり次第終了だ。

同シリーズは、35年前に「イソップ」の創業者がオーストラリア・メルボルンのヘアサロンでマンダリンオレンジの葉、ローズマリーの葉、シダーウッドアトラスのオイルを配合し、“アンドラム アロマティック ハンドバーム”となる製品を生み出し、35年を経た現在も世界中のホテルやレストラン、スパなどの洗面台で使用されている。

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BABYMONSTERがユニクロ「UT」とコラボ 代表曲「BATTER UP」がコンセプトのTシャツ6型

「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「ユーティー(UT)」は2026年2月下旬、人気K-POPガールズグループのBABYMONSTER(ベイビーモンスター)と初となるコラボレーション“K-POP グループ BABYMONSTER UT”を発売する。Tシャツ6型をそろえ、価格は各1990円だ。

コラボのために開発した特別なデザイン

同コレクションは、BABYMONSTERの代表曲「BATTER UP」をコンセプトにTシャツをデザインした。少しワイドなボックスシルエットや、シアー素材のボディを同コレクションのために開発した。今後、グループカットやソロカット、メッセージ動画など撮り下ろしのビジュアルが登場予定だ。

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BABYMONSTERがユニクロ「UT」とコラボ 代表曲「BATTER UP」がコンセプトのTシャツ6型

「ユニクロ(UNIQLO)」のグラフィックTシャツブランド「ユーティー(UT)」は2026年2月下旬、人気K-POPガールズグループのBABYMONSTER(ベイビーモンスター)と初となるコラボレーション“K-POP グループ BABYMONSTER UT”を発売する。Tシャツ6型をそろえ、価格は各1990円だ。

コラボのために開発した特別なデザイン

同コレクションは、BABYMONSTERの代表曲「BATTER UP」をコンセプトにTシャツをデザインした。少しワイドなボックスシルエットや、シアー素材のボディを同コレクションのために開発した。今後、グループカットやソロカット、メッセージ動画など撮り下ろしのビジュアルが登場予定だ。

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帝人と旭化成が傘下の繊維商社を経営統合へ 単純合算で売上高は約2800億円、繊維商社で最大規模に

帝人と旭化成は、繊維商社子会社の帝人フロンティアと旭化成アドバンスを経営統合することで合意した。2026年10月に帝人フロンティアが旭化成アドバンスを吸収する形で統合。統合後の帝人フロンティアには帝人が80%、旭化成が20%を出資する。帝人フロンティアの売上高は2097億円、旭化成アドバンスは698億円(単体、いずれも2025年3月期)で、単純合算で2795億円になり、繊維商社としては最大規模になる。

帝人フロンティアは中国とタイにポリエステルの製造工場を持つ。ポリエステル繊維のリサイクル技術は世界屈指の水準にあり、リサイクルポリエステル「エコペット」は今年で事業化して30周年を迎えた。一方、旭化成アドバンスは親会社の旭化成が生産する世界オンリーワンのキュプラ「ベンベルグ」糸のほか、ナイロンのエアバッグ用テキスタイル事業も行っている。

帝人と旭化成はいずれも繊維事業をルーツとする名門企業。旭化成はキュプラ「ベンベルグ」、ポリウレタン「ロイカ」などを展開しているが、すでに繊維部門の占める割合が数%程度に低下していた。繊維部門の中核子会社を、繊維の製造から商社機能までを内包し、グローバル展開を行う帝人フロンティアと統合することで、衣料から産業資材までの両分野でシナジーの発揮を狙う。

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帝人と旭化成が傘下の繊維商社を経営統合へ 単純合算で売上高は約2800億円、繊維商社で最大規模に

帝人と旭化成は、繊維商社子会社の帝人フロンティアと旭化成アドバンスを経営統合することで合意した。2026年10月に帝人フロンティアが旭化成アドバンスを吸収する形で統合。統合後の帝人フロンティアには帝人が80%、旭化成が20%を出資する。帝人フロンティアの売上高は2097億円、旭化成アドバンスは698億円(単体、いずれも2025年3月期)で、単純合算で2795億円になり、繊維商社としては最大規模になる。

帝人フロンティアは中国とタイにポリエステルの製造工場を持つ。ポリエステル繊維のリサイクル技術は世界屈指の水準にあり、リサイクルポリエステル「エコペット」は今年で事業化して30周年を迎えた。一方、旭化成アドバンスは親会社の旭化成が生産する世界オンリーワンのキュプラ「ベンベルグ」糸のほか、ナイロンのエアバッグ用テキスタイル事業も行っている。

帝人と旭化成はいずれも繊維事業をルーツとする名門企業。旭化成はキュプラ「ベンベルグ」、ポリウレタン「ロイカ」などを展開しているが、すでに繊維部門の占める割合が数%程度に低下していた。繊維部門の中核子会社を、繊維の製造から商社機能までを内包し、グローバル展開を行う帝人フロンティアと統合することで、衣料から産業資材までの両分野でシナジーの発揮を狙う。

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【2025年クリスマスコフレ】「スック」から4種の限定キット 最高峰“ザ”シリーズや“ヴィアルム”など

「スック(SUQQU)」は12月1日、ホリデーシーズンに向けた4種類の特別なキットを数量限定で発売した。ブランド最高峰のベースメイクライン“ザ(THE)”シリーズのキット、エイジングケアライン“ヴィアルム(VIALUME)”のキット、人気スキンケアライン“アクフォンス(AQUFONS)”のスペシャルケアを体験できる3種類のキットを用意。ホリデーギフトとしてもおすすめのラインアップで、全国の取扱店および公式オンラインショップで取り扱う。

最高峰ベースメイクラインの魅力を凝縮

“ザ ファンデーション スターター キット”(1万1000円)は、ブランド最高峰のベースメイクライン“ザ”シリーズの魅力を余すところなく体験できる特別なセットだ。同シリーズを象徴するクリームファンデーションのハーフサイズ、肌に気品を与えるプライマーのミニサイズ、艶と透明感を叶える薄羽衣パウダーのミニサイズがそろう。

“ザ ファンデーション ハーフサイズ”(105/110/115、各15g)は、時間の経過とともに変化する艶が美しい、人気のクリームファンデーション。滑らかなクリームが肌の上でとろけるように伸び、上質な肌になりすます。“ザ プライマー ミニ”(10g)は、肌のくもりを晴らし、内側からふっくらとしたハリ艶を生み出すプライマー。“ザ ルース パウダー ミニ”(4g)は、滑らかさを生み出すアミノ酸系粉体を高配合し、ファンデーションの艶を損なわず、薄羽衣のように肌を仕上げるフィニッシュパウダーだ。

エイジングケア“ヴィアルム”の世界観を堪能できるキット

“ヴィアルム ザ キット”(2万4200円)は、最高峰エイジングケアライン“ヴィアルム”を体験できるキット。現品サイズの美容液“ヴィアルム ザ セラム”をメインに、オイルイン処方の化粧液“ヴィアルム ザ ローション”、月桃葉エキス配合のクリーム“ヴィアルム ザ クリーム”、シワやくすみにアプローチする“ヴィアルム ザ スムージング クリーム”【医薬部外品】のミニサイズ3点をセットにした。大人の艶肌に必要な5つの要素である潤いやハリ、透明感、明るさ、キメを総合的ににサポートする。

“ヴィアルム ザ セラム”(50mL)は肌にハリと艶を仕込み、次に使う化粧液のなじみを高める美容液。水分と油分のバランスを追求したテクスチャーは、コクがありながらも肌にすっと伸び潤いを与える。“ヴィアルム ザ ローション ミニ”(20mL)は濃厚なオイルイン処方で肌に密着し、潤いを長時間保つ化粧液。“ヴィアルム ザ クリーム ミニ”(4g)はリッチな質感のクリームで、日本産月桃の葉から抽出した保湿成分が大人の艶肌をかなえる。“ヴィアルム ザ スムージング クリーム ミニ”【医薬部外品】(4g)は、目元・口元・額などの乾燥やシワによるくすみが気になる部分を集中的ケアする。ナイアシンアミドのほか、グルコサミン、アミノ酸誘導体、4種の植物エキスを含む保湿美容成分の複合体“ヴィアルム コンプレックス”が、肌のシワにアプローチする。

肌悩みで選ぶ2種の“アクフォンス”キット

人気のスキンケアライン“アクフォンス”の3ステップ・スペシャルケアを体験できる2種類のキットも登場。美容液は、キメの乱れや乾燥によるくすみなどの肌悩みに合わせて2種類から選べる。どちらも基本の3ステップケアに加えて、朝晩の洗顔後にプラスワンするだけで肌を長時間保湿する“ウォータリージェルマスク”がセットになる。

“アクフォンス スムース リニュー セラム キット”(1万3200円)

主役は現品サイズの美容液“アクフォンス スムース リニュー セラム”【医薬部外品】。とろみのある高保湿化粧水“アクフォンス ハイドレイティング ローション エンリッチド”のミニサイズ、みずみずしい美容乳液“アクフォンス リプレニッシング フルイド”のミニサイズ、塗った瞬間に艶を生み長時間潤いを保つ“アクフォンス ウォーター チューニング ジェル”のミニサイズがセットになっている。

“アクフォンス スムース リニュー セラム”【医薬部外品】(50mL)は、キメの乱れや肌の凹凸に着目し、肌本来の透明感のある艶を生む美容液。“アクフォンス ハイドレイティング ローション エンリッチド ミニ”(30mL)は、とろみのある濃厚なローションで潤いを与える高保湿化粧水。化粧水に乳液成分が入ったエマルジョンin処方で、乾燥によるくすみを抑え、明るい肌印象に導く。“アクフォンス リプレニッシング フルイド ミニ”(15mL)は、みずみずしくふっくらとした肌に整え、光を反射する艶肌へ導く美容乳液。水分と油分のバランスで肌をやわらかく整える。“アクフォンス ウォーター チューニング ジェル ミニ”(10g)は、こっくりとした濃厚なジェルが肌に密着し、水膜を形成して長時間潤いを閉じ込める。

“アクフォンス リファイニング セラム キット”(1万3200円)

乾燥やくすみに悩む肌を潤いで満たし、明るく透明感のある艶肌をかなえる現品サイズの美容液“アクフォンス リファイニング セラム”を中心としたキット。その他のセット内容は“スムース リニュー セラム キット”と共通で、“アクフォンス ハイドレイティング ローション エンリッチド ミニ”(30mL)、“アクフォンス リプレニッシング フルイド ミニ”(15mL)、“アクフォンス ウォーター チューニング ジェル ミニ”(10g)を収める。

ギフトバッグもホリデー仕様にリニューアル

ギフトラッピングサービスで提供する“ギフトバッグ”(550円)もリニューアル。スエード調の生地に映えるゴールドのロゴとラメ入りリボンをあしらったデザインで、ホリデーにもぴったりなラグジュアリー感を演出する。布製の巾着タイプで、贈った後にポーチとして再利用できる点も魅力だ。

サイズは3種類。Sサイズ(約H165×W110㎜)はリップや単色アイシャドウに、Mサイズ(約H230×W150㎜)はアイシャドウパレットや小さめのスキンケアアイテムに、Lサイズ(約H325×W230㎜)はベースメイクやスキンケアなどの大きめアイテムに適している。

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【2025年クリスマスコフレ】「スック」から4種の限定キット 最高峰“ザ”シリーズや“ヴィアルム”など

「スック(SUQQU)」は12月1日、ホリデーシーズンに向けた4種類の特別なキットを数量限定で発売した。ブランド最高峰のベースメイクライン“ザ(THE)”シリーズのキット、エイジングケアライン“ヴィアルム(VIALUME)”のキット、人気スキンケアライン“アクフォンス(AQUFONS)”のスペシャルケアを体験できる3種類のキットを用意。ホリデーギフトとしてもおすすめのラインアップで、全国の取扱店および公式オンラインショップで取り扱う。

最高峰ベースメイクラインの魅力を凝縮

“ザ ファンデーション スターター キット”(1万1000円)は、ブランド最高峰のベースメイクライン“ザ”シリーズの魅力を余すところなく体験できる特別なセットだ。同シリーズを象徴するクリームファンデーションのハーフサイズ、肌に気品を与えるプライマーのミニサイズ、艶と透明感を叶える薄羽衣パウダーのミニサイズがそろう。

“ザ ファンデーション ハーフサイズ”(105/110/115、各15g)は、時間の経過とともに変化する艶が美しい、人気のクリームファンデーション。滑らかなクリームが肌の上でとろけるように伸び、上質な肌になりすます。“ザ プライマー ミニ”(10g)は、肌のくもりを晴らし、内側からふっくらとしたハリ艶を生み出すプライマー。“ザ ルース パウダー ミニ”(4g)は、滑らかさを生み出すアミノ酸系粉体を高配合し、ファンデーションの艶を損なわず、薄羽衣のように肌を仕上げるフィニッシュパウダーだ。

エイジングケア“ヴィアルム”の世界観を堪能できるキット

“ヴィアルム ザ キット”(2万4200円)は、最高峰エイジングケアライン“ヴィアルム”を体験できるキット。現品サイズの美容液“ヴィアルム ザ セラム”をメインに、オイルイン処方の化粧液“ヴィアルム ザ ローション”、月桃葉エキス配合のクリーム“ヴィアルム ザ クリーム”、シワやくすみにアプローチする“ヴィアルム ザ スムージング クリーム”【医薬部外品】のミニサイズ3点をセットにした。大人の艶肌に必要な5つの要素である潤いやハリ、透明感、明るさ、キメを総合的ににサポートする。

“ヴィアルム ザ セラム”(50mL)は肌にハリと艶を仕込み、次に使う化粧液のなじみを高める美容液。水分と油分のバランスを追求したテクスチャーは、コクがありながらも肌にすっと伸び潤いを与える。“ヴィアルム ザ ローション ミニ”(20mL)は濃厚なオイルイン処方で肌に密着し、潤いを長時間保つ化粧液。“ヴィアルム ザ クリーム ミニ”(4g)はリッチな質感のクリームで、日本産月桃の葉から抽出した保湿成分が大人の艶肌をかなえる。“ヴィアルム ザ スムージング クリーム ミニ”【医薬部外品】(4g)は、目元・口元・額などの乾燥やシワによるくすみが気になる部分を集中的ケアする。ナイアシンアミドのほか、グルコサミン、アミノ酸誘導体、4種の植物エキスを含む保湿美容成分の複合体“ヴィアルム コンプレックス”が、肌のシワにアプローチする。

肌悩みで選ぶ2種の“アクフォンス”キット

人気のスキンケアライン“アクフォンス”の3ステップ・スペシャルケアを体験できる2種類のキットも登場。美容液は、キメの乱れや乾燥によるくすみなどの肌悩みに合わせて2種類から選べる。どちらも基本の3ステップケアに加えて、朝晩の洗顔後にプラスワンするだけで肌を長時間保湿する“ウォータリージェルマスク”がセットになる。

“アクフォンス スムース リニュー セラム キット”(1万3200円)

主役は現品サイズの美容液“アクフォンス スムース リニュー セラム”【医薬部外品】。とろみのある高保湿化粧水“アクフォンス ハイドレイティング ローション エンリッチド”のミニサイズ、みずみずしい美容乳液“アクフォンス リプレニッシング フルイド”のミニサイズ、塗った瞬間に艶を生み長時間潤いを保つ“アクフォンス ウォーター チューニング ジェル”のミニサイズがセットになっている。

“アクフォンス スムース リニュー セラム”【医薬部外品】(50mL)は、キメの乱れや肌の凹凸に着目し、肌本来の透明感のある艶を生む美容液。“アクフォンス ハイドレイティング ローション エンリッチド ミニ”(30mL)は、とろみのある濃厚なローションで潤いを与える高保湿化粧水。化粧水に乳液成分が入ったエマルジョンin処方で、乾燥によるくすみを抑え、明るい肌印象に導く。“アクフォンス リプレニッシング フルイド ミニ”(15mL)は、みずみずしくふっくらとした肌に整え、光を反射する艶肌へ導く美容乳液。水分と油分のバランスで肌をやわらかく整える。“アクフォンス ウォーター チューニング ジェル ミニ”(10g)は、こっくりとした濃厚なジェルが肌に密着し、水膜を形成して長時間潤いを閉じ込める。

“アクフォンス リファイニング セラム キット”(1万3200円)

乾燥やくすみに悩む肌を潤いで満たし、明るく透明感のある艶肌をかなえる現品サイズの美容液“アクフォンス リファイニング セラム”を中心としたキット。その他のセット内容は“スムース リニュー セラム キット”と共通で、“アクフォンス ハイドレイティング ローション エンリッチド ミニ”(30mL)、“アクフォンス リプレニッシング フルイド ミニ”(15mL)、“アクフォンス ウォーター チューニング ジェル ミニ”(10g)を収める。

ギフトバッグもホリデー仕様にリニューアル

ギフトラッピングサービスで提供する“ギフトバッグ”(550円)もリニューアル。スエード調の生地に映えるゴールドのロゴとラメ入りリボンをあしらったデザインで、ホリデーにもぴったりなラグジュアリー感を演出する。布製の巾着タイプで、贈った後にポーチとして再利用できる点も魅力だ。

サイズは3種類。Sサイズ(約H165×W110㎜)はリップや単色アイシャドウに、Mサイズ(約H230×W150㎜)はアイシャドウパレットや小さめのスキンケアアイテムに、Lサイズ(約H325×W230㎜)はベースメイクやスキンケアなどの大きめアイテムに適している。

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百貨店の11月免税売上高、「高市発言」の影響はどう出たか

主要百貨店4社の11月度の売上高は、全社が前年同月の実績を上回った。11月7日の高市早苗首相による台湾有事の「存立危機事態」への言及をめぐり、中国政府が日本への旅行の自粛を国民に呼びかけたため、インバウンド(訪日客)による免税売上高に影響が出るかが注目された。現時点では企業・店舗ごと売り上げ増減にバラつきが出ている。

11月度の全体の売上高は三越伊勢丹が1.4%増、高島屋が3.7%増、大丸松坂屋百貨店が5.1%増、阪急阪神百貨店が3.6%増だった。前年同月に比べて休日数が2日多かったことに加えて、気温が低下したことから秋冬衣料が活発に動いた。国内客にコートやブルゾンなどの防寒着がよく売れたと各社は口をそろえる。

一方、免税売上高の増減はバラつきがある。大丸松坂屋の免税売上高は13.6%増(客数9.9%増、客単価3.4%増)で、同社広報は「今のところ大きな変化はない」と話す。一方、高島屋の免税売上高は3.1%減だったが、同社広報は「特に大きなマイナスとは捉えていない」と言う。三越伊勢丹も基幹3店舗(伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店)の免税売上高が5.3%減だったものの、主な理由としては「前年同月の実績が非常に高かったため」としている。

阪急阪神百貨店の免税売上高は前年同月をやや下回った。「中国のお客さまの免税売上高は月間としては前年を上回ったが、日中関係の緊張の高まりの影響もあり、11月後半は海外VIP顧客以外のツーリスト客の売上高が約2割減と大きく下回る推移となった」と説明する。

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百貨店の11月免税売上高、「高市発言」の影響はどう出たか

主要百貨店4社の11月度の売上高は、全社が前年同月の実績を上回った。11月7日の高市早苗首相による台湾有事の「存立危機事態」への言及をめぐり、中国政府が日本への旅行の自粛を国民に呼びかけたため、インバウンド(訪日客)による免税売上高に影響が出るかが注目された。現時点では企業・店舗ごと売り上げ増減にバラつきが出ている。

11月度の全体の売上高は三越伊勢丹が1.4%増、高島屋が3.7%増、大丸松坂屋百貨店が5.1%増、阪急阪神百貨店が3.6%増だった。前年同月に比べて休日数が2日多かったことに加えて、気温が低下したことから秋冬衣料が活発に動いた。国内客にコートやブルゾンなどの防寒着がよく売れたと各社は口をそろえる。

一方、免税売上高の増減はバラつきがある。大丸松坂屋の免税売上高は13.6%増(客数9.9%増、客単価3.4%増)で、同社広報は「今のところ大きな変化はない」と話す。一方、高島屋の免税売上高は3.1%減だったが、同社広報は「特に大きなマイナスとは捉えていない」と言う。三越伊勢丹も基幹3店舗(伊勢丹新宿本店、三越日本橋本店、三越銀座店)の免税売上高が5.3%減だったものの、主な理由としては「前年同月の実績が非常に高かったため」としている。

阪急阪神百貨店の免税売上高は前年同月をやや下回った。「中国のお客さまの免税売上高は月間としては前年を上回ったが、日中関係の緊張の高まりの影響もあり、11月後半は海外VIP顧客以外のツーリスト客の売上高が約2割減と大きく下回る推移となった」と説明する。

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【2026年春コスメ】「アクア・アクア」の人気アイテムから幻想的なニュアンスの新色が登場

「アクア・アクア(AQUA AQUA)」は2026年2月25日、メイクアイテムの新色を発売する。2月17日からは、先行発売も行う。2026年春夏アイテムは、“スパークリング ウィム”をテーマに、遊び心と優しさを併せ持つ、軽やかな煌めきをまとうコレクションを展開する。

軽やかな煌めきをまとうコレクション

ラインアップは、“オーガニックデュオシャドー”(限定1色、2200円)と“オーガニックシアーグロス”(限定1色、2035円)をそろえる。“オーガニックデュオシャドー”は、フルーツオイルを配合したしっとり柔らかいアイシャドウだ。限定で登場する“トゥインクルブルー”は、柔らかに煌めくベビーブルーと甘く滲むモーヴピンクのセットで幻想的なニュアンスをまとわせる。“オーガニックシアーグロス”は、フルーツオイルとミツロウでみずみずしい潤いと透明感を実現したシアーグロスだ。限定で登場する“ソーダグレイズ”は、爽やかに煌めくアクアブルーにシルバーラメがゆらめき、ピュアな透明感を演出する。

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【2026年春コスメ】「アクア・アクア」の人気アイテムから幻想的なニュアンスの新色が登場

「アクア・アクア(AQUA AQUA)」は2026年2月25日、メイクアイテムの新色を発売する。2月17日からは、先行発売も行う。2026年春夏アイテムは、“スパークリング ウィム”をテーマに、遊び心と優しさを併せ持つ、軽やかな煌めきをまとうコレクションを展開する。

軽やかな煌めきをまとうコレクション

ラインアップは、“オーガニックデュオシャドー”(限定1色、2200円)と“オーガニックシアーグロス”(限定1色、2035円)をそろえる。“オーガニックデュオシャドー”は、フルーツオイルを配合したしっとり柔らかいアイシャドウだ。限定で登場する“トゥインクルブルー”は、柔らかに煌めくベビーブルーと甘く滲むモーヴピンクのセットで幻想的なニュアンスをまとわせる。“オーガニックシアーグロス”は、フルーツオイルとミツロウでみずみずしい潤いと透明感を実現したシアーグロスだ。限定で登場する“ソーダグレイズ”は、爽やかに煌めくアクアブルーにシルバーラメがゆらめき、ピュアな透明感を演出する。

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ゴールドウインがポリ乳酸繊維「プラックス」を本格採用 「ザ・ノース・フェイス」のボアフリースを共同開発

ゴールドウインは、バイオワークスが研究開発するポリ乳酸(PLA)繊維の「プラックス(PLAX)」を、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」と「ニュートラルワークス.(NEUTRALWORKS.)」のボアフリースに採用した。価格は「ザ・ノース・フェイス」のフーディジャケット3万800円と「ニュートラルワークス.」のジップフリース4万1800円。

バイオワークスとゴールドウインは2022年から共同で製品開発を進めてきた。染色性や堅牢度など、ゴールドウインが定める品質基準を満たすべく、糸の加工条件や設計を見直し、テキスタイルメーカーや染工場の協力を得ながら素材の改良を重ねた。約3年にわたり実用化に向けた準備を進め、25年秋冬コレクションから本格採用となった。

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ゴールドウインがポリ乳酸繊維「プラックス」を本格採用 「ザ・ノース・フェイス」のボアフリースを共同開発

ゴールドウインは、バイオワークスが研究開発するポリ乳酸(PLA)繊維の「プラックス(PLAX)」を、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」と「ニュートラルワークス.(NEUTRALWORKS.)」のボアフリースに採用した。価格は「ザ・ノース・フェイス」のフーディジャケット3万800円と「ニュートラルワークス.」のジップフリース4万1800円。

バイオワークスとゴールドウインは2022年から共同で製品開発を進めてきた。染色性や堅牢度など、ゴールドウインが定める品質基準を満たすべく、糸の加工条件や設計を見直し、テキスタイルメーカーや染工場の協力を得ながら素材の改良を重ねた。約3年にわたり実用化に向けた準備を進め、25年秋冬コレクションから本格採用となった。

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「無印良品」ネットストアが43日ぶりに一部再開 12月中旬の全商品受注・出荷目指す

「無印良品」を運営する良品計画は、10月19日21時から停止していた公式オンラインショップ、無印良品ネットストアの一部商品の受注および出荷業務を12月1日から再開した。対象は大型商品やネットストア内の産地直送ページ「諸国良品」など6カテゴリの受注・出荷業務と月額定額サービスの申し込みで、ネットストアの停止により店舗で一部停止していたサービスのうち、大型家具の商品の取り寄せや大型家具の注文も併せて再開した。全商品の受注・出荷は12月中旬を予定している。

同ストアは、主にアスクルのグループ会社であるASKUL LOGISTが提供する3PL(サードパーティ・ロジスティクス)サービスを利用し運営していたが、アスクルのランサムウェア感染により受注を停止していた。その後、良品計画では各所と連携し、情報セキュリティー体制の見直しおよび安全性確認を行い、業務再開に向けた準備を進めてきたという。

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「無印良品」ネットストアが43日ぶりに一部再開 12月中旬の全商品受注・出荷目指す

「無印良品」を運営する良品計画は、10月19日21時から停止していた公式オンラインショップ、無印良品ネットストアの一部商品の受注および出荷業務を12月1日から再開した。対象は大型商品やネットストア内の産地直送ページ「諸国良品」など6カテゴリの受注・出荷業務と月額定額サービスの申し込みで、ネットストアの停止により店舗で一部停止していたサービスのうち、大型家具の商品の取り寄せや大型家具の注文も併せて再開した。全商品の受注・出荷は12月中旬を予定している。

同ストアは、主にアスクルのグループ会社であるASKUL LOGISTが提供する3PL(サードパーティ・ロジスティクス)サービスを利用し運営していたが、アスクルのランサムウェア感染により受注を停止していた。その後、良品計画では各所と連携し、情報セキュリティー体制の見直しおよび安全性確認を行い、業務再開に向けた準備を進めてきたという。

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「PSポール・スミス」が“ジャパン リミテッド プロジェクト”の新作を発売 南雲奨馬らゲストが個性溢れる着こなしを披露

「PSポール・スミス(PS PAUL SMITH)」は11月21日、“ジャパン リミテッド プロジェクト(JAPAN LIMITED PROJECT)”の第3弾となる新作カプセルコレクションを発売した。「ポール・スミス」渋谷パルコでは同コレクションが一堂に並び、ホリデーシーズンに向けた装飾がスタート。さらに、渋谷パルコのリニューアル6周年を記念した企画“シブヤパルコ 6th アニバーサリー”の一環として、DJパフォーマンスなども実施した。同店には俳優の南雲奨馬をはじめとする多彩なゲストが、新作コレクションを取り入れたスタイリングで来場し、ブランドの世界観を堪能した。

華やかなムード漂う
「ポール・スミス」渋谷パルコ

「ポール・スミス」渋谷パルコは、発売した新作コレクションをフルラインアップでそろえるほか、ホリデーシーズンに向けて店内装飾も実施した。入り口にきらびやかな電飾を施したアーチ形のガーランドを飾り付けたほか、店内には古典的な遊びのモチーフの一つである“ダイス”のデザインを随所に落とし込み、ホリデーシーズンらしい華やかなムードの中に、ブランドらしい遊び心を散りばめた。

同コレクションの発売当日には、渋谷パルコの6周年を記念した企画として、ポール・スミス(Paul Smith)本人による“Merry Christmas Love Paul”のメッセージをデザインしたダイス形バルーンの配布や、DJによる音の演出が加わり、来場者たちはこの日ならではの高揚感溢れる空間を楽しんだ。

日本限定の新作コレクション
俳優の南雲奨馬らが
スタイリングを披露

“ジャパン リミテッド プロジェクト(JAPAN LIMITED PROJECT)”の新作コレクションは、細畝コーデュロイの柔らかな風合いを生かしたダブルブレストジャケットや、光沢と落ち感のある生地が特徴のパーカ、ドローコードでシルエットの変化を楽しめるトラックジャケットの3種類のセットアップに、防水性と透湿性を兼ね備えた“パーテックス”素材のパファージャケットを加えた全7型。「ポール・スミス」のエッセンスをカジュアルに拡張し、秋冬の着こなしを心地よくアップデートする幅広いアイテムをそろえた。同コレクションは「ポール・スミス」渋谷パルコのほか、公式オンラインショップや全国のポール・スミスショップでも取り扱う。

“ジャパン リミテッド プロジェクト”は、「PSポール・スミス」による若年世代に向けた新たな取り組みとして、さまざまなコラボレーションアイテムや新作のウエア、シューズ、バッグ、アクセサリーなどを日本限定で展開するコレクションだ。

同店を訪れた俳優の南雲奨馬は、ダークグリーンのパーカのセットアップに、鮮やかなブルーのパファージャケットを重ね、全体を涼しげな色合いで統一。新作コレクションを象徴する、リラックス感のあるレイヤードスタイルを楽しんだ。

モデルの彪馬は、コーデュロイのダブルブレストジャケットと細身のスエットパンツをブラックでそろえたシックな装いに、オレンジのニット帽を合わせて鮮やかなアクセントを加えた。

俳優の樫尾篤紀は、スポーティーなジップアップのトップスに、ダブルブレストジャケットをオーバーサイズで着こなし、ボリュームのあるワイドパンツで全体をゆったりとしたシルエットにまとめた。

そのほかの来場者も、同コレクションのリラックスしたカジュアルテイストを生かし、それぞれの個性が光るスタイリングを披露した。

「ポール・スミス」渋谷パルコ

住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 3F
営業時間:11:00〜20:00

問い合わせ先
ポール・スミス リミテッド
03-3478-5600

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「PSポール・スミス」が“ジャパン リミテッド プロジェクト”の新作を発売 南雲奨馬らゲストが個性溢れる着こなしを披露

「PSポール・スミス(PS PAUL SMITH)」は11月21日、“ジャパン リミテッド プロジェクト(JAPAN LIMITED PROJECT)”の第3弾となる新作カプセルコレクションを発売した。「ポール・スミス」渋谷パルコでは同コレクションが一堂に並び、ホリデーシーズンに向けた装飾がスタート。さらに、渋谷パルコのリニューアル6周年を記念した企画“シブヤパルコ 6th アニバーサリー”の一環として、DJパフォーマンスなども実施した。同店には俳優の南雲奨馬をはじめとする多彩なゲストが、新作コレクションを取り入れたスタイリングで来場し、ブランドの世界観を堪能した。

華やかなムード漂う
「ポール・スミス」渋谷パルコ

「ポール・スミス」渋谷パルコは、発売した新作コレクションをフルラインアップでそろえるほか、ホリデーシーズンに向けて店内装飾も実施した。入り口にきらびやかな電飾を施したアーチ形のガーランドを飾り付けたほか、店内には古典的な遊びのモチーフの一つである“ダイス”のデザインを随所に落とし込み、ホリデーシーズンらしい華やかなムードの中に、ブランドらしい遊び心を散りばめた。

同コレクションの発売当日には、渋谷パルコの6周年を記念した企画として、ポール・スミス(Paul Smith)本人による“Merry Christmas Love Paul”のメッセージをデザインしたダイス形バルーンの配布や、DJによる音の演出が加わり、来場者たちはこの日ならではの高揚感溢れる空間を楽しんだ。

日本限定の新作コレクション
俳優の南雲奨馬らが
スタイリングを披露

“ジャパン リミテッド プロジェクト(JAPAN LIMITED PROJECT)”の新作コレクションは、細畝コーデュロイの柔らかな風合いを生かしたダブルブレストジャケットや、光沢と落ち感のある生地が特徴のパーカ、ドローコードでシルエットの変化を楽しめるトラックジャケットの3種類のセットアップに、防水性と透湿性を兼ね備えた“パーテックス”素材のパファージャケットを加えた全7型。「ポール・スミス」のエッセンスをカジュアルに拡張し、秋冬の着こなしを心地よくアップデートする幅広いアイテムをそろえた。同コレクションは「ポール・スミス」渋谷パルコのほか、公式オンラインショップや全国のポール・スミスショップでも取り扱う。

“ジャパン リミテッド プロジェクト”は、「PSポール・スミス」による若年世代に向けた新たな取り組みとして、さまざまなコラボレーションアイテムや新作のウエア、シューズ、バッグ、アクセサリーなどを日本限定で展開するコレクションだ。

同店を訪れた俳優の南雲奨馬は、ダークグリーンのパーカのセットアップに、鮮やかなブルーのパファージャケットを重ね、全体を涼しげな色合いで統一。新作コレクションを象徴する、リラックス感のあるレイヤードスタイルを楽しんだ。

モデルの彪馬は、コーデュロイのダブルブレストジャケットと細身のスエットパンツをブラックでそろえたシックな装いに、オレンジのニット帽を合わせて鮮やかなアクセントを加えた。

俳優の樫尾篤紀は、スポーティーなジップアップのトップスに、ダブルブレストジャケットをオーバーサイズで着こなし、ボリュームのあるワイドパンツで全体をゆったりとしたシルエットにまとめた。

そのほかの来場者も、同コレクションのリラックスしたカジュアルテイストを生かし、それぞれの個性が光るスタイリングを披露した。

「ポール・スミス」渋谷パルコ

住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 3F
営業時間:11:00〜20:00

問い合わせ先
ポール・スミス リミテッド
03-3478-5600

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細尾が「人生をかけた勝負」、技術・文化・地域を統合した国産シルク生産に挑む

京都・西陣織で知られる細尾を傘下に持つHOSOO COLLECTIVEは29日、国産シルクを生産するプロジェクト「京都シルクハブ(KYOTO SILK HUB)」を始動すると発表した。約15億円を投じて京都府与謝野町に養蚕拠点を設立し、次世代型の養蚕と製糸技術の開発に着手する。自動化と再エネを核に桑栽培から蚕の1~5齢、製糸までを統合管理して高品質シルクを生産、市場流通できる価格帯で供給するという先例のない画期的な産業モデル構築を目指す。2030年には年間10トンの繭生産を計画し、35年以降は構築したスキームの全国展開を視野に入れる。

6000年の絹の歴史を更新する「人生をかけた勝負」

「人生をかけた勝負」と意気込む細尾真孝・HOSOO COLLECTIVE社長が目指すのは「自動化と再エネによる『未来型養蚕』を起点に、シルク文化と地域の未来をともに創造すること」だという。

第一期の25~28年は桑畑と養蚕施設を一体型のシステムに統合する「次世代型養蚕ファームの構築」を目指す。具体的には、自動刈り取りロボットが収穫した桑をそのまま施設に運搬し、蚕が育つ工程へとつなげ、養蚕の1齢~5齢までの全プロセスを自動化し、管理するというもの。土壌環境から育成までが連動する統合型の養蚕施設を構想する。古くから絹織物の産地として知られる京丹後・与謝野町に4万2000平方メートルの土地を購入し、すでに蚕の餌となる桑の木の栽培を開始。27年に約1500平方メートルの養蚕施設の建設に着工し、28年から試験養蚕を開始する計画だ。全施設を太陽光エネルギーで稼働し、将来的な拡張と全国展開を見据えた拠点をつくる。

第二期の28~35年は「シルクの未来産業基盤の構築」を目指す。課題の多い製糸(繭から糸を取り出す工程)に取り組む。「ロボティクスや温度、光、音、振動などの情報を定量的に取得するセンシング技術を使い、これまで人が担ってきた繭の糸口を取り、糸を引き出すという非常に繊細かつ高度な作業をどこまで機械化できるかが鍵」と細尾社長は語る。現在、日本国内の稼働している製糸工場は3軒。古い機械を修理して使っているのが現状で、10年後に動かせるか不透明だという。製糸設備に加えて、研究ラボを整備し、建材やバイオ素材、ウェルネス領域への応用研究を行う。30年に本格稼働して年間約10トンの蚕の繭、シルク糸換算で2トンの産出を目指す。「従来は人手に頼らざるを得ずコストが高騰していた養蚕を、高品質を維持したまま市場流通できる価格帯にまで引き下げる。これが本プロジェクトの大きな目標であり、全方位で先端テクノロジーを活用する、これまでにない挑戦だ」と細尾社長。

文化・産業・科学による地方創生のモデルケースに

35年以降は、京都で確立したモデルの全国展開を進める。「これによって日本が再び“シルク大国”になり得ると考える。文化・産業・科学による地方創生のモデルケースとなり、観光や食、雇用など新たな価値を生む可能性を秘めている。単にシルクを取り戻すだけでなく、テクノロジーと地域文化を掛け合わせた“新しい日本発のモデル”を世界に提示していける取り組みだ。グローバルサプライチェーン依存型の生産から脱却し、日本・京都から新たな世界標準を創り出すことを目指す。当社の一事業にとどまらず、日本から世界をリードする大きな運動になると考えている。150年前、西陣の先人たちはフランス・リヨンから当時の最先端技術であるジャカード織機を持ち帰り、大きなイノベーションを起こした。その時と同じ規模の挑戦を、これからの10〜20年で成し遂げたい」と細尾社長。また国際的シルクネットワークを構築し、新産業モデルとして世界標準化を目指す。

日本の英知を結集して進める今回のプロジェクト、連携先の一つが今回明らかになった。養蚕におけるロボティクス開発や施設の稼働方法、製糸の機械化といった技術面はソニーコンピュータサイエンス研究所と連携する。同社の北野宏明社長は「私たちは応用可能な基礎研究を通じて人類、社会の発展に貢献することを使命としている。伝統と革新が交差する京都シルクハブにおいて、自然と調和しながら科学を発展させ、地球規模で持続可能な産業モデル構築への貢献を目指す」とコメントを発表した。

行政・地域とも連携

拠点となる京都府与謝野町とも連携する。与謝野町は人口1000人あたりの織物従事者が全国一と言われる町で、300社がテキスタイル産業に従事する。与謝野町は23年8月に特別チームを立ち上げた。桑の栽培に適した土地の選定や付帯施設の用地の選定にはじまり、地権者や地域の農業組合への説明、農地転用に関する手続きなどを担う。今後、国の予算を活用する場合の地域計画の策定や、国や京都府との連携と調整などを行う。29日に開かれた記者会見に登壇した山添藤真・町長は「世界唯一無二のシルク産業の未来を切り拓く挑戦が与謝野町を舞台に幕を開けることを大変嬉しく思う。今回の構想はまさに与謝野町の風土と歴史に合致するもの。今後の事業展開にあたり、確実に前進させていけるよう地域の皆さまのご協力を得ながら思いを共有し、広げていきたい」と語った。

同じく登壇した鈴木一弥・京都府副知事も期待を寄せた。

「京都は伝統産業と先端産業を掛け合わせながら、ものづくり、観光、文化を育んできた街。先人たちが橋をかけ続けてきたからこそ今がある。だからこそ、私たちも次の100年、200年につながる産業と地域づくりを続けていかなければならないと考えている。現在京都府では新しい総合計画のもと『産業創造リーディングゾーン』構想を進めている。世界に向けて京都から新しい産業を生み出そうという取り組みで、そのテーマのひとつがシルクテキスタイルだ。京都シルクハブはその流れの先に位置づけられる取り組みで、まさに伝統と先端の融合であり、地方から世界へ発信していくという点でも、リーディングゾーン構想に合致する。経済活動から丹後地域の文化的な基盤の活性化へとつながる、新たな地方創生のモデルとなることを期待する」。

「江戸時代の絹の品質を誰もやったことのない方法で復活させる」

細尾は15年から日本での養蚕に取り組んできた。「とても良い糸ができるが市場価格の8倍になることもあり、実装が難しかった。日本の養蚕は人件費が高く、農家さんに適正な対価を支払う必要もあるため、根本的な課題は解決しないと感じた。また補助金の減少や農家の高齢化、現在の賃金構造では厳しいという声を聞く中で、突破口がないか考え続けていた」と振り返る。「一方で、江戸時代の着物に触れる機会があり、そのシルクの圧倒的な品質に驚かされた。『現代のシルクは良い』と思い込んでいたが、江戸時代のシルクの方が美しかった。当時は手織りだったという違いはあるものの、明らかにクオリティが高い。この品質を何とか復活させたいと強く思うようになった。ではどうすればその糸をつくることができるのか。3年前から誰もやったことのない新しい方法を模索し始めた」。

「労働集約型産業」から「技術・文化・持続可能性が共創する産業」へ

細尾社長は現在の養蚕の課題をこう指摘する。「養蚕は労働集約型産業であり、日本から人件費が安い中国やブラジルへと移り、現在、中国が最大の生産国でインドが続く。生産量はインドが微増しているものの、長年世界をけん引してきた中国の生産量は大きく落ち込んでおり、シルクの安定供給は課題になっている。一方、Stratistics MRCによると世界のシルク市場は24~30年にかけて年平均成長率が9.8%(USDベース)の成長が見込まれており、市場成長をけん引するのはラグジュアリーマーケットだ。しかし、養蚕の課題は顕在化している。例えば、労働集約型構造における生産性の制約、環境への負荷、担い手の減少、気候変動による供給の不安定化などだ。加えて、特にラグジュアリー市場では、追跡可能な高い透明性も求められる」。

こうした状況に対して、「自動化×再エネ活用×技術高度化による新たなアプローチを導入して、『労働集約型産業』から『技術・文化:持続可能性が共創する産業』へと未来に開かれた産業モデルの展開を目指す」とし、「非労働集約型のビジネスモデルを構築し、透明性と職人技を担保するスマート養蚕で勝ち筋をつくり、ラグジュアリーマーケットに切り込んでいく」。

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細尾が「人生をかけた勝負」、技術・文化・地域を統合した国産シルク生産に挑む

京都・西陣織で知られる細尾を傘下に持つHOSOO COLLECTIVEは29日、国産シルクを生産するプロジェクト「京都シルクハブ(KYOTO SILK HUB)」を始動すると発表した。約15億円を投じて京都府与謝野町に養蚕拠点を設立し、次世代型の養蚕と製糸技術の開発に着手する。自動化と再エネを核に桑栽培から蚕の1~5齢、製糸までを統合管理して高品質シルクを生産、市場流通できる価格帯で供給するという先例のない画期的な産業モデル構築を目指す。2030年には年間10トンの繭生産を計画し、35年以降は構築したスキームの全国展開を視野に入れる。

6000年の絹の歴史を更新する「人生をかけた勝負」

「人生をかけた勝負」と意気込む細尾真孝・HOSOO COLLECTIVE社長が目指すのは「自動化と再エネによる『未来型養蚕』を起点に、シルク文化と地域の未来をともに創造すること」だという。

第一期の25~28年は桑畑と養蚕施設を一体型のシステムに統合する「次世代型養蚕ファームの構築」を目指す。具体的には、自動刈り取りロボットが収穫した桑をそのまま施設に運搬し、蚕が育つ工程へとつなげ、養蚕の1齢~5齢までの全プロセスを自動化し、管理するというもの。土壌環境から育成までが連動する統合型の養蚕施設を構想する。古くから絹織物の産地として知られる京丹後・与謝野町に4万2000平方メートルの土地を購入し、すでに蚕の餌となる桑の木の栽培を開始。27年に約1500平方メートルの養蚕施設の建設に着工し、28年から試験養蚕を開始する計画だ。全施設を太陽光エネルギーで稼働し、将来的な拡張と全国展開を見据えた拠点をつくる。

第二期の28~35年は「シルクの未来産業基盤の構築」を目指す。課題の多い製糸(繭から糸を取り出す工程)に取り組む。「ロボティクスや温度、光、音、振動などの情報を定量的に取得するセンシング技術を使い、これまで人が担ってきた繭の糸口を取り、糸を引き出すという非常に繊細かつ高度な作業をどこまで機械化できるかが鍵」と細尾社長は語る。現在、日本国内の稼働している製糸工場は3軒。古い機械を修理して使っているのが現状で、10年後に動かせるか不透明だという。製糸設備に加えて、研究ラボを整備し、建材やバイオ素材、ウェルネス領域への応用研究を行う。30年に本格稼働して年間約10トンの蚕の繭、シルク糸換算で2トンの産出を目指す。「従来は人手に頼らざるを得ずコストが高騰していた養蚕を、高品質を維持したまま市場流通できる価格帯にまで引き下げる。これが本プロジェクトの大きな目標であり、全方位で先端テクノロジーを活用する、これまでにない挑戦だ」と細尾社長。

文化・産業・科学による地方創生のモデルケースに

35年以降は、京都で確立したモデルの全国展開を進める。「これによって日本が再び“シルク大国”になり得ると考える。文化・産業・科学による地方創生のモデルケースとなり、観光や食、雇用など新たな価値を生む可能性を秘めている。単にシルクを取り戻すだけでなく、テクノロジーと地域文化を掛け合わせた“新しい日本発のモデル”を世界に提示していける取り組みだ。グローバルサプライチェーン依存型の生産から脱却し、日本・京都から新たな世界標準を創り出すことを目指す。当社の一事業にとどまらず、日本から世界をリードする大きな運動になると考えている。150年前、西陣の先人たちはフランス・リヨンから当時の最先端技術であるジャカード織機を持ち帰り、大きなイノベーションを起こした。その時と同じ規模の挑戦を、これからの10〜20年で成し遂げたい」と細尾社長。また国際的シルクネットワークを構築し、新産業モデルとして世界標準化を目指す。

日本の英知を結集して進める今回のプロジェクト、連携先の一つが今回明らかになった。養蚕におけるロボティクス開発や施設の稼働方法、製糸の機械化といった技術面はソニーコンピュータサイエンス研究所と連携する。同社の北野宏明社長は「私たちは応用可能な基礎研究を通じて人類、社会の発展に貢献することを使命としている。伝統と革新が交差する京都シルクハブにおいて、自然と調和しながら科学を発展させ、地球規模で持続可能な産業モデル構築への貢献を目指す」とコメントを発表した。

行政・地域とも連携

拠点となる京都府与謝野町とも連携する。与謝野町は人口1000人あたりの織物従事者が全国一と言われる町で、300社がテキスタイル産業に従事する。与謝野町は23年8月に特別チームを立ち上げた。桑の栽培に適した土地の選定や付帯施設の用地の選定にはじまり、地権者や地域の農業組合への説明、農地転用に関する手続きなどを担う。今後、国の予算を活用する場合の地域計画の策定や、国や京都府との連携と調整などを行う。29日に開かれた記者会見に登壇した山添藤真・町長は「世界唯一無二のシルク産業の未来を切り拓く挑戦が与謝野町を舞台に幕を開けることを大変嬉しく思う。今回の構想はまさに与謝野町の風土と歴史に合致するもの。今後の事業展開にあたり、確実に前進させていけるよう地域の皆さまのご協力を得ながら思いを共有し、広げていきたい」と語った。

同じく登壇した鈴木一弥・京都府副知事も期待を寄せた。

「京都は伝統産業と先端産業を掛け合わせながら、ものづくり、観光、文化を育んできた街。先人たちが橋をかけ続けてきたからこそ今がある。だからこそ、私たちも次の100年、200年につながる産業と地域づくりを続けていかなければならないと考えている。現在京都府では新しい総合計画のもと『産業創造リーディングゾーン』構想を進めている。世界に向けて京都から新しい産業を生み出そうという取り組みで、そのテーマのひとつがシルクテキスタイルだ。京都シルクハブはその流れの先に位置づけられる取り組みで、まさに伝統と先端の融合であり、地方から世界へ発信していくという点でも、リーディングゾーン構想に合致する。経済活動から丹後地域の文化的な基盤の活性化へとつながる、新たな地方創生のモデルとなることを期待する」。

「江戸時代の絹の品質を誰もやったことのない方法で復活させる」

細尾は15年から日本での養蚕に取り組んできた。「とても良い糸ができるが市場価格の8倍になることもあり、実装が難しかった。日本の養蚕は人件費が高く、農家さんに適正な対価を支払う必要もあるため、根本的な課題は解決しないと感じた。また補助金の減少や農家の高齢化、現在の賃金構造では厳しいという声を聞く中で、突破口がないか考え続けていた」と振り返る。「一方で、江戸時代の着物に触れる機会があり、そのシルクの圧倒的な品質に驚かされた。『現代のシルクは良い』と思い込んでいたが、江戸時代のシルクの方が美しかった。当時は手織りだったという違いはあるものの、明らかにクオリティが高い。この品質を何とか復活させたいと強く思うようになった。ではどうすればその糸をつくることができるのか。3年前から誰もやったことのない新しい方法を模索し始めた」。

「労働集約型産業」から「技術・文化・持続可能性が共創する産業」へ

細尾社長は現在の養蚕の課題をこう指摘する。「養蚕は労働集約型産業であり、日本から人件費が安い中国やブラジルへと移り、現在、中国が最大の生産国でインドが続く。生産量はインドが微増しているものの、長年世界をけん引してきた中国の生産量は大きく落ち込んでおり、シルクの安定供給は課題になっている。一方、Stratistics MRCによると世界のシルク市場は24~30年にかけて年平均成長率が9.8%(USDベース)の成長が見込まれており、市場成長をけん引するのはラグジュアリーマーケットだ。しかし、養蚕の課題は顕在化している。例えば、労働集約型構造における生産性の制約、環境への負荷、担い手の減少、気候変動による供給の不安定化などだ。加えて、特にラグジュアリー市場では、追跡可能な高い透明性も求められる」。

こうした状況に対して、「自動化×再エネ活用×技術高度化による新たなアプローチを導入して、『労働集約型産業』から『技術・文化:持続可能性が共創する産業』へと未来に開かれた産業モデルの展開を目指す」とし、「非労働集約型のビジネスモデルを構築し、透明性と職人技を担保するスマート養蚕で勝ち筋をつくり、ラグジュアリーマーケットに切り込んでいく」。

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「ジョニーウォーカー」が最上級ウイスキーの希少さを伝えるイベントを東京・原宿で開催 アートワークは河村康輔

ディアジオ ジャパンは12月13、14日、スコッチウイスキーの最上級ラベル「ジョニーウォーカー ブルーラベル(JOHNNIE WALKER BLUE LABEL)」の“1/10000の奇跡”をテーマにした体験型イベント“ザ アート オブ レアリティ”を東京・原宿で開催する。

同イベントは、スコッチウイスキーブランド「ジョニーウォーカー(JOHNNIE WALKER)」が誇るリザーブの中でもおよそ1万樽に1樽の割合でしか選ばれない希少な原種のみをブレンドした「ジョニーウォーカー ブルーラベル」の希少性を伝える体験型イベント。アートワークは、コラージュアーティスト、グラフィックデザイナー、アートディレクターとして国内外で活躍する河村康輔が手掛ける。

アートと融合したブランドの深みと歴史を体験できる会場

会場は、来場者が1人の探求者として、「ジョニーウォーカー ブルーラベル」を象徴するカスク(Cask)、キャラクター(Character)、クラフツマンシップ(Craftsmanship)の3つのCを巡る構成に仕上げた。2つのフロアそれぞれでアートと融合したブランドの深みと歴史を感じ、体験できる。

ゾーン1は、時を閉じ込めた樽の記憶を描くインスタレーション空間で、無数の樽の中から1万分の1のみ選ばれる風と森の時間の記憶を河村康輔のアートと共に体感できる。ゾーン2では、「ジョニーウォーカー ブルーラベル」の多層的な味わいと香りを体験できるラウンジを用意。「ジョニーウォーカー ブルーラベル」をストレート、ロック、ハイボールなどさまざまな楽しみ方でテイスティングできるほか、“あなたが感じた味わい”をアートに還元する参加型テイスティングアート体験も実施する。アートとカクテルの新たな融合をテーマにした東京・世田谷のバー・クウォーター ルーム(Quater Room)のオーナーバーテンダーの野村空人プロデュースのオリジナルカクテルも楽しめる。

ゾーン3では、200年以上続く、ブレンディング技術と「ジョニーウォーカー ブルーラベル」の“青の哲学”をテーマにした映像作品を上映する。職人のクラフツマンシップあふれるブレンディングの美学を、河村康輔が再解釈して制作したスペシャルムービーを楽しめる。

河村康輔コラボボトルなど限定アイテムも登場

さらに会場では、河村康輔のサインを刻印したオリジナルスリーブ付きの限定“ジョニーウォーカー ブルーラベル”(3万6300円)や、河村のグラフィックを使用したTシャツ(6380円)など会場限定アイテムの販売も行う。

開催概要

■ザ アート オブ レアリティ

期間:12月13、14日
場所:クレインズ6142
住所:東京都渋谷区神宮前6-14-2
時間:11:00〜22:00(L.O 21:30)

特設サイト

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「ジョニーウォーカー」が最上級ウイスキーの希少さを伝えるイベントを東京・原宿で開催 アートワークは河村康輔

ディアジオ ジャパンは12月13、14日、スコッチウイスキーの最上級ラベル「ジョニーウォーカー ブルーラベル(JOHNNIE WALKER BLUE LABEL)」の“1/10000の奇跡”をテーマにした体験型イベント“ザ アート オブ レアリティ”を東京・原宿で開催する。

同イベントは、スコッチウイスキーブランド「ジョニーウォーカー(JOHNNIE WALKER)」が誇るリザーブの中でもおよそ1万樽に1樽の割合でしか選ばれない希少な原種のみをブレンドした「ジョニーウォーカー ブルーラベル」の希少性を伝える体験型イベント。アートワークは、コラージュアーティスト、グラフィックデザイナー、アートディレクターとして国内外で活躍する河村康輔が手掛ける。

アートと融合したブランドの深みと歴史を体験できる会場

会場は、来場者が1人の探求者として、「ジョニーウォーカー ブルーラベル」を象徴するカスク(Cask)、キャラクター(Character)、クラフツマンシップ(Craftsmanship)の3つのCを巡る構成に仕上げた。2つのフロアそれぞれでアートと融合したブランドの深みと歴史を感じ、体験できる。

ゾーン1は、時を閉じ込めた樽の記憶を描くインスタレーション空間で、無数の樽の中から1万分の1のみ選ばれる風と森の時間の記憶を河村康輔のアートと共に体感できる。ゾーン2では、「ジョニーウォーカー ブルーラベル」の多層的な味わいと香りを体験できるラウンジを用意。「ジョニーウォーカー ブルーラベル」をストレート、ロック、ハイボールなどさまざまな楽しみ方でテイスティングできるほか、“あなたが感じた味わい”をアートに還元する参加型テイスティングアート体験も実施する。アートとカクテルの新たな融合をテーマにした東京・世田谷のバー・クウォーター ルーム(Quater Room)のオーナーバーテンダーの野村空人プロデュースのオリジナルカクテルも楽しめる。

ゾーン3では、200年以上続く、ブレンディング技術と「ジョニーウォーカー ブルーラベル」の“青の哲学”をテーマにした映像作品を上映する。職人のクラフツマンシップあふれるブレンディングの美学を、河村康輔が再解釈して制作したスペシャルムービーを楽しめる。

河村康輔コラボボトルなど限定アイテムも登場

さらに会場では、河村康輔のサインを刻印したオリジナルスリーブ付きの限定“ジョニーウォーカー ブルーラベル”(3万6300円)や、河村のグラフィックを使用したTシャツ(6380円)など会場限定アイテムの販売も行う。

開催概要

■ザ アート オブ レアリティ

期間:12月13、14日
場所:クレインズ6142
住所:東京都渋谷区神宮前6-14-2
時間:11:00〜22:00(L.O 21:30)

特設サイト

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「プチバトー」が東京・二子玉川でクリスマスイベントを開催 親子で楽しめるワークショップやギフトマルシェなど

「プチバトー(PETIT BATEAU)」は12月12、13日、東京・二子玉川に位置する二子玉川ライズでクリスマスイベント“ノエル ドゥ プチバトー|プチバトーのクリスマス”を開催する。“クリスマスの目的地”をテーマに、会場にはサンタクロースとのフォトスポットや、子ども向けのワークショップ、アートウォール、ギフトが当たるミニゲームなどを用意する。また、ギフトをそろえたギフトマルシェやイベント限定のノベルティーキャンペーンも実施する。

親子で楽しめるワークショップ

ワークショップは、“サンタさんへのボトル・メールワークショップ”(幼稚園年長〜小学6年生)と“手形オーナメントワークショップ”(乳幼児〜幼稚園年中/親子参加)の2種を用意する。

“サンタさんへのボトル・メールワークショップ”では、サンタさんへ届けるボトルメールを制作。瓶の中に手紙やクリスマスモチーフを入れて仕上げる。“手形オーナメントワークショップ”は子どもの手形とサイズアウトした洋服を使い、成長の記録を残すメモリアルオーナメントを作成できる。どちらも「プチバトー」公式ラインから事前予約が必要で、終了後にはサンタクロースとの記念撮影も実施する。

サンタクロースとの記念撮影やミニゲームも

ワークショップのほか、会場ではサンタクロースとの記念撮影や、クリスマスモチーフを自由に描いて楽しめるアートウォール、星を狙ってチャレンジするダーツ風ミニゲームを展開する。ミニゲームでは、成功者にささやかなギフトを進呈し、参加者全員に限定ステッカーをプレゼントする。どれも事前来場予約者優先で、参加の際には、「プチバトー」公式ラインで配布されるイベントクーポンの提示が必要となる。

クリスマスにぴったりなアイテムをそろえたギフトマルシェ

クリスマスにおすすめの小物や親子おそろいのパジャマ、ニットウエアなどをそろえたマルシェコーナーも登場する。1万1000円以上の購入でハンカチ、1万9250円以上の購入でポーチを、3万250円以上の購入でハンカチとポーチの両方をプレゼントするイベント限定のノベルティープレゼントキャンペーンも実施する。なお、会計はキャッシュレス決済専用となる。

開催概要

■ノエル ドゥ プチバトー|プチバトーのクリスマス

日程:12月12、13日
場所:二子玉川ライズ スタジオ&ホール
住所:東京都世田谷区玉川1-14-1
時間:11:00〜19:00

■サンタさんへのボトル・メールワークショップ

時間:11:00〜12:00/13:00〜14:00/15:00〜16:00/17:00〜18:00(各回10分前より受付開始)
対象年齢:幼稚園年長〜小学6年生
定員:各回8人
料金:1100円

■手形オーナメントワークショップ

時間:11:00〜12:00/13:00〜14:00/15:00〜16:00/17:00〜18:00(各回10分前より受付開始)
対象年齢:乳幼児〜幼稚園年中/親子参加
定員:各回8組(大人1人、ベビー1人)
料金:880円

特設サイト
特設サイト

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「プチバトー」が東京・二子玉川でクリスマスイベントを開催 親子で楽しめるワークショップやギフトマルシェなど

「プチバトー(PETIT BATEAU)」は12月12、13日、東京・二子玉川に位置する二子玉川ライズでクリスマスイベント“ノエル ドゥ プチバトー|プチバトーのクリスマス”を開催する。“クリスマスの目的地”をテーマに、会場にはサンタクロースとのフォトスポットや、子ども向けのワークショップ、アートウォール、ギフトが当たるミニゲームなどを用意する。また、ギフトをそろえたギフトマルシェやイベント限定のノベルティーキャンペーンも実施する。

親子で楽しめるワークショップ

ワークショップは、“サンタさんへのボトル・メールワークショップ”(幼稚園年長〜小学6年生)と“手形オーナメントワークショップ”(乳幼児〜幼稚園年中/親子参加)の2種を用意する。

“サンタさんへのボトル・メールワークショップ”では、サンタさんへ届けるボトルメールを制作。瓶の中に手紙やクリスマスモチーフを入れて仕上げる。“手形オーナメントワークショップ”は子どもの手形とサイズアウトした洋服を使い、成長の記録を残すメモリアルオーナメントを作成できる。どちらも「プチバトー」公式ラインから事前予約が必要で、終了後にはサンタクロースとの記念撮影も実施する。

サンタクロースとの記念撮影やミニゲームも

ワークショップのほか、会場ではサンタクロースとの記念撮影や、クリスマスモチーフを自由に描いて楽しめるアートウォール、星を狙ってチャレンジするダーツ風ミニゲームを展開する。ミニゲームでは、成功者にささやかなギフトを進呈し、参加者全員に限定ステッカーをプレゼントする。どれも事前来場予約者優先で、参加の際には、「プチバトー」公式ラインで配布されるイベントクーポンの提示が必要となる。

クリスマスにぴったりなアイテムをそろえたギフトマルシェ

クリスマスにおすすめの小物や親子おそろいのパジャマ、ニットウエアなどをそろえたマルシェコーナーも登場する。1万1000円以上の購入でハンカチ、1万9250円以上の購入でポーチを、3万250円以上の購入でハンカチとポーチの両方をプレゼントするイベント限定のノベルティープレゼントキャンペーンも実施する。なお、会計はキャッシュレス決済専用となる。

開催概要

■ノエル ドゥ プチバトー|プチバトーのクリスマス

日程:12月12、13日
場所:二子玉川ライズ スタジオ&ホール
住所:東京都世田谷区玉川1-14-1
時間:11:00〜19:00

■サンタさんへのボトル・メールワークショップ

時間:11:00〜12:00/13:00〜14:00/15:00〜16:00/17:00〜18:00(各回10分前より受付開始)
対象年齢:幼稚園年長〜小学6年生
定員:各回8人
料金:1100円

■手形オーナメントワークショップ

時間:11:00〜12:00/13:00〜14:00/15:00〜16:00/17:00〜18:00(各回10分前より受付開始)
対象年齢:乳幼児〜幼稚園年中/親子参加
定員:各回8組(大人1人、ベビー1人)
料金:880円

特設サイト
特設サイト

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ゴールドウインが6日間限定で書店をオープン 人と自然の可能性をひろげる800冊を厳選

ゴールドウインは12月9〜14日、同社の東京本社1階で6日間限定の書店“ネイチャー オブザベーション ブックストア”をオープンする。同社が2024年に掲げた“人を導き、人と自然の可能性を広げる”というパーパスのもと、自然と環境と人間と遊びの可能性を探り、他者の知と⾃然観に触れ、多様な解釈が並ぶ場をつくることで、開かれた対話が⽣まれる場所を⽬指す。

人と自然との関係を再考する約800冊の本

同店では、自然科学や哲学、アート、スポーツなど多様な視点を通じて、人と自然との関係を再考する約800冊の本を選書した。書籍の購入者には、パーパスビジュアライズブック“ア スタディー オブ ザ リズムズ オブ ネイチャー”を進呈する。自然を感じながら本と向き合って欲しいという思いから、音文化研究者の柳沢英輔のフィールドレコーディング音源をBGMに、自然の循環を感じられる読書空間を演出する。

“ア スタディー オブ ザ リズムズ オブ ネイチャー”は、同社のパーパスを起点に、見えない地球の運動に目をむけ、人と自然との調和的な未来を探るプロジェクトの一環として制作した。“地球の運動”をテーマに、自然の循環を感じられる写真や、人と自然環境の関係性が広がる活動を行うクリエイターのインタビューを掲載する。

読書や自然に思いをめぐらせるイベントも開催

また同店では、読書や自然に思いをめぐらせるさまざまなイベントを開催する。柳沢英輔による会場BGMに篠田ミルや岡田拓郎ら4人のアーティストがそれぞれの感性で読書のための音楽を紡ぐ“ライブイベント サウンド フォー リーディング”や、普段意識の外にある街の音に耳を傾け、録音するフィールドレコーディングのワークショップ、会場の書籍から1冊選び、読んだ後、なぜその本を選んだのか、その本から何を感じ何を考えたのかを話し、聞き、人と自然のつながりについて考える“自然観を巡る読書会”を用意する。各イベントの詳細は、特設サイトで順次公開予定で、事前申し込みが必要なプログラムも同サイトから申し込める。

会期中は、オーストラリア・シドニーのコーヒーロースター“シングル O”のコーヒーを数量限定で試飲できる。“シングル O”は、“コーヒーを取り巻くすべての環境をよくする“をミッションに、トレーサビリティの確保や生産者支援、環境保護に取り組みながらコーヒーを提供する。

開催概要

■ネイチャー オブザベーション ブックストア

期間:12月9〜14日
場所:ゴールドウイン 1階 イベントスペース
住所:東京都港区北青山3-5-6
時間:11:00〜19:00(土日は11:00〜18:00)
特設サイト

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ゴールドウインが6日間限定で書店をオープン 人と自然の可能性をひろげる800冊を厳選

ゴールドウインは12月9〜14日、同社の東京本社1階で6日間限定の書店“ネイチャー オブザベーション ブックストア”をオープンする。同社が2024年に掲げた“人を導き、人と自然の可能性を広げる”というパーパスのもと、自然と環境と人間と遊びの可能性を探り、他者の知と⾃然観に触れ、多様な解釈が並ぶ場をつくることで、開かれた対話が⽣まれる場所を⽬指す。

人と自然との関係を再考する約800冊の本

同店では、自然科学や哲学、アート、スポーツなど多様な視点を通じて、人と自然との関係を再考する約800冊の本を選書した。書籍の購入者には、パーパスビジュアライズブック“ア スタディー オブ ザ リズムズ オブ ネイチャー”を進呈する。自然を感じながら本と向き合って欲しいという思いから、音文化研究者の柳沢英輔のフィールドレコーディング音源をBGMに、自然の循環を感じられる読書空間を演出する。

“ア スタディー オブ ザ リズムズ オブ ネイチャー”は、同社のパーパスを起点に、見えない地球の運動に目をむけ、人と自然との調和的な未来を探るプロジェクトの一環として制作した。“地球の運動”をテーマに、自然の循環を感じられる写真や、人と自然環境の関係性が広がる活動を行うクリエイターのインタビューを掲載する。

読書や自然に思いをめぐらせるイベントも開催

また同店では、読書や自然に思いをめぐらせるさまざまなイベントを開催する。柳沢英輔による会場BGMに篠田ミルや岡田拓郎ら4人のアーティストがそれぞれの感性で読書のための音楽を紡ぐ“ライブイベント サウンド フォー リーディング”や、普段意識の外にある街の音に耳を傾け、録音するフィールドレコーディングのワークショップ、会場の書籍から1冊選び、読んだ後、なぜその本を選んだのか、その本から何を感じ何を考えたのかを話し、聞き、人と自然のつながりについて考える“自然観を巡る読書会”を用意する。各イベントの詳細は、特設サイトで順次公開予定で、事前申し込みが必要なプログラムも同サイトから申し込める。

会期中は、オーストラリア・シドニーのコーヒーロースター“シングル O”のコーヒーを数量限定で試飲できる。“シングル O”は、“コーヒーを取り巻くすべての環境をよくする“をミッションに、トレーサビリティの確保や生産者支援、環境保護に取り組みながらコーヒーを提供する。

開催概要

■ネイチャー オブザベーション ブックストア

期間:12月9〜14日
場所:ゴールドウイン 1階 イベントスペース
住所:東京都港区北青山3-5-6
時間:11:00〜19:00(土日は11:00〜18:00)
特設サイト

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エイサップ・ロッキーが「シャネル」のアンバサダーに就任

「シャネル(CHANEL)」は、ラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP ROCKY)をアンバサダーに起用した。

アンバサダー就任にあたりエイサップ・ロッキーは、「マチューの想像力はファッションを進化させています。彼のデザインは繊細さと力強さを兼ね備え、リアルクローズでありながら、常に新しい発見への好奇心をかき立ててくれます。『シャネル』での彼の活躍を見るのがとても楽しみです」と語った。

また、アーティスティック ディレクターのマチュー ブレイジー(Matthieu Blazy)は、「ロッキーは心と魂を込めてすべてのプロジェクトに取り組む素晴らしいアーティストであり、同時に素晴らしい人間性も兼ね備えています。ミュージシャンであり、俳優であり、父親であり、友人でもある彼はさまざまな顔を持ち、常に優しさとともに素晴らしいものを生み出します。『シャネル』に彼を迎えることができ、とても嬉しく思います。また一緒に取り組めることを心から楽しみにしています」とコメントした。

エイサップ・ロッキーは、5 枚のアルバムをリリースしグラミー賞にノミネートされた音楽活動から、スパイク・リー(Spike Lee)監督の「Highest to Lowest」やメアリー・ブロンスタイン(Mary Bronstein)監督の「If I Had Legs I'd Kick You」など、映画界での活躍まで多彩な分野で活動する。

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エイサップ・ロッキーが「シャネル」のアンバサダーに就任

「シャネル(CHANEL)」は、ラッパーのエイサップ・ロッキー(A$AP ROCKY)をアンバサダーに起用した。

アンバサダー就任にあたりエイサップ・ロッキーは、「マチューの想像力はファッションを進化させています。彼のデザインは繊細さと力強さを兼ね備え、リアルクローズでありながら、常に新しい発見への好奇心をかき立ててくれます。『シャネル』での彼の活躍を見るのがとても楽しみです」と語った。

また、アーティスティック ディレクターのマチュー ブレイジー(Matthieu Blazy)は、「ロッキーは心と魂を込めてすべてのプロジェクトに取り組む素晴らしいアーティストであり、同時に素晴らしい人間性も兼ね備えています。ミュージシャンであり、俳優であり、父親であり、友人でもある彼はさまざまな顔を持ち、常に優しさとともに素晴らしいものを生み出します。『シャネル』に彼を迎えることができ、とても嬉しく思います。また一緒に取り組めることを心から楽しみにしています」とコメントした。

エイサップ・ロッキーは、5 枚のアルバムをリリースしグラミー賞にノミネートされた音楽活動から、スパイク・リー(Spike Lee)監督の「Highest to Lowest」やメアリー・ブロンスタイン(Mary Bronstein)監督の「If I Had Legs I'd Kick You」など、映画界での活躍まで多彩な分野で活動する。

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【沖縄のラグジュアリーホテルで楽しむ】 百花繚乱!洗練のアフタヌーンティー

沖縄のラグジュアリーホテルで上質なアフタヌーンティーが提供されていることを知る人は意外に少ない。青く輝く海やプールを眺めながら、開放感ある空間で、シェフが趣向を凝らしたセイボリー(塩味の軽食)やスイーツを楽しめるのはリゾート地ならではの魅力。ゆったりと連泊を楽しんだり、ホカンス(ホテルとバカンスを組み合わせた造語)を満喫する際にもぜひ利用したい体験だ。

そこで今回は沖縄を代表するラグジュアリーホテルの提供するアフタヌーンティーを紹介。取材した3軒はそれぞれまったく異なるコンセプトを設けていることもあり、沖縄滞在時には“アフタヌーンティー巡り”をするのも提案したい。

ザ・リッツ・カールトン沖縄 ロビー ラウンジ&バー

クラシックな三段スタンドにセイボリーやスイーツ、スコーンを並べたイギリス式を提供するのがザ・リッツ・カールトン沖縄。11月29日からホリデーシーズン限定で提供される「ザ・リッツ・カールトン沖縄フェスティブアフタヌーンティ」では、ロレンツォ・スィスティシェフがセイボリーを、長橋健太郎シェフがスイーツを手掛けている。

セイボリーはホリデーを意識してスモークダックやターキーを用いたイタリア料理のアレンジがそろい踏み。特にイタリアではホリデー風物詩である自家製パネトーネをトーストした上に、スモークサーモンとサフランバターを添えた一品はこの季節らしい華やかな組み合わせ。

一方、スイーツでは「さんぴん茶のマカロン」や「紅芋と林檎のタルトレット」など、沖縄の素材を繊細にデザイン。可憐な見た目にときめくこと確実だ。

また、紅茶はL.A.発のプレミアムオーガニックティー「アート オブ ティー」から24種の茶葉を用意。アフタヌーンティーの提供時間内では何種類でも飲み比べができるのもぜいたくだ。

DATA

【フェスティブ期間限定】ザ・リッツ・カールトン沖縄フェスティブアフタヌーンティー (混雑時は2時間制)7500円(コーヒー、紅茶付き)、1万円(グラスシャンパンと共に)*事前予約推奨 *税・サービス料込

星のや沖縄 

「星のや沖縄」がプールサイドで提供するのは、沖縄産ラム酒の芳醇な香りをスイーツやセイボリーで表現した「琥珀香るアフタヌーンティー」。ラム酒の原料は、沖縄を代表する作物であり、冬に収穫されるサトウキビ。現在、泡盛の酒造メーカーが県産ラム酒の開発に注力していることもあり、滞在するゲストのために大人のアフタヌーンティーを開発した。

用いられているラム酒は琥珀色に輝き、深みのある伊江島蒸留所の「イエラム サンタマリア ゴールド」、沖縄県の離島8島でつくられる黒糖をベースに、3タイプの原酒のブレンドから生まれたホワイトラム「ザ オキナワ アイランズ ラム 40度」など。

ブランドの異なるラム酒と黒糖シロップをたっぷりとしみこませたフランスの伝統的な焼き菓子「3種の小さなサバラン」からはじまり、ゴールドラムで仕上げたラムフィナンシェやチョコレート、ホワイトラムをあわせたセイボリーのカナッペや「豚肉とパインのマリネ」などが真鍮のティースタンドを彩る。ラム酒を巧みに取り入れたスイーツやセイボリーとの相性の良さに驚くはずだ。

ちなみに「星のや沖縄」のプールは加温式で冬でも温かいため、時折プールに入りながらリラックスして楽しむのもおしゃれ。ここでしか味わえない特別な体験になるだろう。

DATA

琥珀香るアフタヌーンティー 8000円
(2025年12月12日~2026年2月28日)
*宿泊者限定・要予約 *ともに税・サービス料込

ハレクラニ沖縄 サンセットバー「スペクトラ」

「ハレクラニ沖縄」ではカフェラウンジではなく、鮮やかな夕陽を楽しめるサンセットバー「スペクトラ」でアフタヌーンティーを提供する。今回のコンセプトは“サンセット”。ジュエリーボックスをイメージした3段のケースに並ぶのは、見た目も味わいも繊細なスイーツやセイボリー。

さらに、別皿では「沖縄県産車エビと金美人参ムース」や「昆布締めにした沖縄県産アカマチ 生姜と山芋のタルタル」、「島蛸とジャガイモのピンチョス ブラックオリーブソース」といった県産食材や沖縄料理からインスパイアされたセイボリーが、“ハレクラニ流”に情緒豊かに表現されている。また、ホテルメイドのスコーンも用意されており、充実したラインアップだ。

ティーセレクションはハレクラニオリジナルのブレンドティーや果肉入りのアイスフルーツティーに加え、コナコーヒー、カフェオレなど20種以上のメニューからオーダーできるのもうれしい。サンセットを眺めながら午後のひと時をゆったりと過ごせる。

DATA

ハレクラニ アフタヌーンティー“サンセット” 7500円(90分制)
*事前予約推奨 *ともに税・サービス料込
*シーズンごとに内容が変わります

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インディペンデント・マガジン「メンタル アスレチック」のクリエイターが語る ランニングとスポーツの新たな可能性

昨今のランニングシーンを体現しているインディペンデント・マガジン「メンタル アスレチック(Mental Athletic)」。イタリア・ミラノ発のこの媒体は、アーティスティックな紙媒体とデジタル プラットフォームで、ランニングやスポーツについての情報を発信をしている。

彼らは、自らを“現代の美的メディア”と定義し、“スポーツを文化的に捉える”ことを追求している。創設者兼クリエイティブディレクターのガブリエーレ・カサッチャ(Gabriele Casaccia)(以下、ガブリエーレ)とビジネスデベロップメントパートナーでデジタル&コマーシャルのデベロッパーを担うフィリッポ・カントーニ(Filippo Cantoni)(以下、フィリポ)に話を訊いた。

思想としてのランニングを独自の視点で語る

「メンタル アスレチック」は、記録やタイムを争う競技としてではなく、より内省的な行為としてのランニングを独自の視点で表現している媒体だ。彼らが掲げているのは「文化」、「美学」、「運動」。その相互作用によって、「メンタル アスレチック」は作られているという。そこには、スターアスリートの勝利の瞬間や美しいだけのビジネス広告的なイメージは存在しない。スポーツ市場における、オルタナティヴ的な存在なのだ。

そもそも、ランニングはどのように人気を博してきたのか。1971年に誕生した「ナイキ(NIKE)」や翌年にドイツで開催された「ミュンヘン五輪」によって、最初にランニングに火がついたのはアメリカだ。同時期に「ニューヨーク シティマラソン」が始まり、健康意識が高まったことで市民ランナーが急増した。ヨーロッパでは、19世紀後半から健康のために走る人が一部存在したが、市民ランナーが増えたのはアメリカのブームの影響を受けてから。日本は、1980年代の高度成長期にフィットネス文化が生まれたことで、マラソンが観戦種目から一般化した。90年代に入ると世界的にハイテクスニーカーが流行。チャリティ—マラソンなど社会貢献的な意味でのランニングも周知された。2000年代には、ニューヨーク、パリ、ロンドン、東京で都市型のランニングカルチャーが発達。SNSやトレーニングアプリの普及でランコミュニティーが形成され、さらにファッションや音楽、アートとひも付けて、ランを楽しむ文化が生まれた。2010年以降は、ランニングの競技性よりも精神性が注目され、洗練されたファッション性とライフスタイルやウェルネス思考が根強くなっている。その影響は、韓国や中国にまで派生しているという。

「メンタル アスレチック」も例外ではなく、2010年以降の流れを汲んでいる。ガブリエーレとフィリポがランニングを始めたのも2010年頃。ミラノのアンダーグラウンドなカルチャーやストリートファッション業界に従事していた彼らは、年齢を重ね、より健康的なライフスタイルを求めるようになったという。ガブリエーレは「走る楽しさと精神性を伝えたい」と思い、まずはインスタグラムで発信を始め、それが噂を呼び、後にマガジンを創刊した。

「表現する際に大切にしているのは、美的な視点とクリエイティビティー、精神性。これらは、私たち自身がした旅に基づく経験から作られている。そこで出会った独自の視点を持つ人々を取り上げ、紹介している。彼らの視点とは、何かに没頭をしている特定の瞬間に現れるもので、それはスポーツに対する新しい切り口になりうる」とガブリエーレ。

「メンタル アスレチック」が一貫して媒体作りを共にするのは、「クリエイティブ・ランナー(※)」と呼ばれる人たち。アートやデザイン界の人たちがコラムを執筆し、作品を提供している。大々的にフィーチャーするブランドも、パリ発の「サティスファイ(SATISFY)」やニューヨーク、東京が拠点の「ホームラン(HOMERUN)」など。いずれも、ファッション業界からスポーツの分野に進出した背景を持ち、各々が独自の文化とコミュニティーを持っている。

「メンタル アスレチック」で語られることは、「クリエイティブ・ランナー」たちのメンタリティーや日常生活、ランニングの動的美しさ、文化的なことなど。自ずと、内容は寄稿者たちの私的なことから始まり、ビジュアルにおいてはアブストラクトで大胆な作風が多く、各々の世界観が容赦なく表現されている。起用するフォトグラファーが有名か無名かは気にしない。このユニークな人選、アートブックとしての表現や質感、クオリティーが、ガブリエーレがいう“美的に語ること”なのだろう。これは、スポーツの競技的な側面を報道する既存のスポーツ専門メディアでは見られない実験的な試みだろう。

(※)本業はフォトグラファーやデザイナーとして働き、ランニングを嗜む。2010年以降に出てきたワード。

マガジンは2024年11月の創刊から現時点で、4冊発行している。創刊号は、著名な山岳ランナーキリアン・ジョルネ(Kilian Jornet)が登場。彼が“究極の走者”でありながら「精神」「自然」「文化」「サステナビリティー」をつなぐ存在であることを紹介し、一冊ランを中心にまとめられている。2冊目では「アンダーカバー(UNDERCOVER)」の高橋盾デザイナーや「サティスファイ」の創業者ブリス・パルトゥーシュ (Brice Partouche)とクリエイティブチームにロングインタビューを行い、よりファッションやカルチャー文脈の人物にフィーチャーした。3冊目になると、ノルウェーの中距離陸上選手のヤコブ・インゲブリクトセン(Jakob Ingebrigtsen)やウルトラランナーのダコタ・ジョーンズ(Dakota Jones)ら、トップレベルの競技者でありながら独自のスタイルを体現していたり、創作活動をする人物が登場する。さらにはアーティストたちによるタイポグラフィーや「オークリー(OAKLEY)」、「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 MAISON MARGIELA)」 ×「サロモン(SALOMON)」、「Y3」、「サティスファイ(SATISFY)」の新作シューズ、“The Rocker”などのファッションビジュアルなどを多数掲載。さらに細分化したファッションやスポーツ、アートのジャンルがクロスオーバーし、深みのある記事が掲載されている。ステレオタイプなランニングのイメージを覆す、ある種の解放、“人間讃歌”的なメッセージさえ感じさせる。

最新号は、11月2日に開催された「ニューヨークマラソン」に合わせて刊行された。東京ベースのストリートブランド「ホームラン(HOMERUN)」、東京でコラボレーションを行ったアーティストの井口弘史 、箱根駅伝のトレーニングについてなど、取り上げるトピックの地域性が色濃く出ている。各都市のコミュニティーとのつながりを大切にし、目を向け続けるのが彼ららしい。また、総合格闘家、マルロン・ヴェラ(Marlon Vera)のインタビューもあり、ランニング以外のスポーツ競技にまで視野を広げていることが見てとれる。

ソーシャルエコシステムで作る、熱狂と共感

「メンタル アスレチック」のデジタルプラットフォームでのアプローチも、非常にユニークだ。彼らはSNSによるコミュニティ作りに特化している。インスタグラムで精力的に自らの活動、イベント、マーチャンダイズのリリースの告知を行う。それに加えて、世界中の世界各地のランナーやフォロワー、それ以外の人々の“「メンタル アスレチック」的な瞬間”を切り取った投稿を日々タイムラインにアップしている。それは、「メンタル アスレチック」のロゴ入りキャップを被った人や「ニューヨークマラソン」で見かけたちょっと個性的なスタイルを持つ市民ランナー、人々のタトゥーやネイルなど。これまで見過ごされてきた、スポーツシーンのリアルな一面だ。それを「クールだ」と感じて媒体に共感するフォロワーたちがリポストをする。媒体にコミットしたい人々のタグで溢れ、従来のスポーツメディアや大手メーカーではなく、ストリートブランドやスケートカルチャーの熱狂に近い。

フィリポは言う。「私たちは、誌面の記事やインスタグラムの投稿を厳選して発信している。また、フォロワーたちが私たちの記事や投稿をランダムに取り上げたり、リポストすることが頻繁に行われています。何か目を引くものに共感したり、興奮できるトピックがあれば、誰しもが「メンタル アスレチック」の一員になれる。開かれたメディアであることを活動を通して体現している」。デジタルの情報の流通は速く、簡単に拡散されていく。彼らはフォロワーや独自のコミュニティーをこうしたデジタルエコシステムを駆使して築いている。

「SNSは人間同士のつながりを強く結びつけ、維持することに役立ってい。“ソーシャル”という言葉には“人々と共にいる”という意味がある。私たちは、人々と共に語り合い、刺激を与え合い、誰もが自分なりの方法でスポーツを楽しめることを伝えたい。既存の媒体と違いを生んでいるのは、その姿勢だと思う」とフィリポは話す。

現在、日本で「メンタル アスレチック」の正式なディストリビューションは行われておらず、来年から徐々に展開が始まるという。昨年の「東京アートブックフェア」開催中に、イタリア・ミラノの書店「リーディング ブック(Reading book)」が展示販売をしたことで、手に入れた人がいるかもしれないが、マガジンの購入は公式HP(https://shop.mentalathletic.com)でのみ可能だ。20年前から日本に来て、書店を回って古雑誌やzineをコレクションしていたというガブリエーレは語る。

「東京は非常にトレンドに敏感な都市。それに、日本人にとって印刷物の存在がどれだけ大きいかをよく理解している。来年、東京で実施する特別なプロジェクトを通して、『メンタル アスレチック』の日本市場での存在感をもっと高めていきたい。日本のみなさんにとって、私たちがいい“案内役”になれたらと思っている」とガブリエーレは抱負を語った。

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東急プラザ銀座が「ギンザノボ」に改称 香港系ファンドの買収に伴い

銀座・数寄屋橋交差点の商業施設「東急プラザ銀座」は、同名称での営業を11月30日で終了し、本日12月1日から「ギンザノボ(GINZA NOVO)」に改称した。2016年の開業から運営を担ってきた東急不動産が撤退し、今年2月に土地・建物の取得を発表した香港の投資会社ガウ・キャピタル・パートナーズに運営が移る。

1日現在、施設の外観などに「TOKYU PLAZA」のサインが残ったままだが、一部の掲示物が「GINZA NOVO」に置き換わっている。新名称に採用された「ノボ」はラテン語で「新しい」を意味する「Novo(ノボ)」に由来し、天体現象である新星「Nova(ノヴァ)」からもインスピレーションを得ているという。

同施設は地上11階・地下2階に店舗面積2万2000平方メートルの大型商業施設として16年3月オープンした。東急グループによる本格的な銀座進出として話題になり、グループの東急百貨店が3層のサテライトショップを出したり、外堀通りに面した1・2階に高級ブランドの旗艦店を誘致したりした。訪日客を目当てに、上層部の2層には大型のロッテ免税店も誘致した。しかしコロナ禍になると、テナントの撤退が相次ぎ、現在も空きスペースがたくさん放置されたままだった。

ガウ・キャピタルは来年から本格的な改修に入る見通しだ。

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東急プラザ銀座が「ギンザノボ」に改称 香港系ファンドの買収に伴い

銀座・数寄屋橋交差点の商業施設「東急プラザ銀座」は、同名称での営業を11月30日で終了し、本日12月1日から「ギンザノボ(GINZA NOVO)」に改称した。2016年の開業から運営を担ってきた東急不動産が撤退し、今年2月に土地・建物の取得を発表した香港の投資会社ガウ・キャピタル・パートナーズに運営が移る。

1日現在、施設の外観などに「TOKYU PLAZA」のサインが残ったままだが、一部の掲示物が「GINZA NOVO」に置き換わっている。新名称に採用された「ノボ」はラテン語で「新しい」を意味する「Novo(ノボ)」に由来し、天体現象である新星「Nova(ノヴァ)」からもインスピレーションを得ているという。

同施設は地上11階・地下2階に店舗面積2万2000平方メートルの大型商業施設として16年3月オープンした。東急グループによる本格的な銀座進出として話題になり、グループの東急百貨店が3層のサテライトショップを出したり、外堀通りに面した1・2階に高級ブランドの旗艦店を誘致したりした。訪日客を目当てに、上層部の2層には大型のロッテ免税店も誘致した。しかしコロナ禍になると、テナントの撤退が相次ぎ、現在も空きスペースがたくさん放置されたままだった。

ガウ・キャピタルは来年から本格的な改修に入る見通しだ。

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「アズール バイ マウジー」と「ルーカ」がコラボ 全6型のユニセックスアイテムを用意

「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」は、カリフォルニア発のライフスタイルブランド「ルーカ(RVCA)」とコラボレーションしたアイテムを12月8日に発売する。「アズール バイ マウジー」の公式オンラインストアと一部店舗で取り扱うが、現在公式オンラインストアでは予約販売を受け付け中だ。

The BONEZのKOKIをモデルに起用

今回のコラボは、ブランドロゴを引き立てるグラフィックデザインが印象的な全6型のユニセックスアイテムを用意した。軽量で動きやすいパファージャケットや防風・撥水機能を備えたセットアップ、リバーシブル仕様のロングスリーブなど、「ルーカ」のアイテムをベースにコラボ限定のカモフラージュ柄やダブルネームタグを採用している。価格は1万4300〜2万4200円だ。

イメージビジュアルのモデルには、ロックバンドThe BONEZのギタリストとして活躍するKOKIを起用している。

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「ゾフ」と「ゴジラ」が初コラボ 各時代の象徴的な作品を落とし込んだ全3型をラインアップ

「ゾフ(ZOFF)」は、特撮怪獣映画「ゴジラ」と初コラボレーションしたアイウエアコレクション“ゾフ|ゴジラ”を12月5日に発売する。「ゾフ」の一部店舗と公式オンラインストアで取り扱うが、現在公式オンラインストアでは先行予約販売を受け付け中だ。

オリジナルケースとメガネ拭きが付属

今回の初コラボでは、各時代の象徴的な「ゴジラ」作品の世界観をフレームデザインに落とし込んだ“ゴジラ”と“ゴジラVSメカゴジラ”、“ゴジラ-1.0”全3型をラインアップする。“ゴジラ”は、1950年代をイメージしたクラシックなシェイプで、初代ゴジラのゴツゴツとした質感をテンプルで表現した。一方“ゴジラVSメカゴジラ”は、ゴジラとメカゴジラを左右非対称でデザインし、“ゴジラ-1.0”は左頬の傷や重厚な色味を再現したほか、「東洋バルーン」のロゴやゴジラを模した木片モチーフなどの作品要素をあしらった。価格は全て1万5500円で、オリジナルケースとメガネ拭きが付属する。

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「ゾフ」と「ゴジラ」が初コラボ 各時代の象徴的な作品を落とし込んだ全3型をラインアップ

「ゾフ(ZOFF)」は、特撮怪獣映画「ゴジラ」と初コラボレーションしたアイウエアコレクション“ゾフ|ゴジラ”を12月5日に発売する。「ゾフ」の一部店舗と公式オンラインストアで取り扱うが、現在公式オンラインストアでは先行予約販売を受け付け中だ。

オリジナルケースとメガネ拭きが付属

今回の初コラボでは、各時代の象徴的な「ゴジラ」作品の世界観をフレームデザインに落とし込んだ“ゴジラ”と“ゴジラVSメカゴジラ”、“ゴジラ-1.0”全3型をラインアップする。“ゴジラ”は、1950年代をイメージしたクラシックなシェイプで、初代ゴジラのゴツゴツとした質感をテンプルで表現した。一方“ゴジラVSメカゴジラ”は、ゴジラとメカゴジラを左右非対称でデザインし、“ゴジラ-1.0”は左頬の傷や重厚な色味を再現したほか、「東洋バルーン」のロゴやゴジラを模した木片モチーフなどの作品要素をあしらった。価格は全て1万5500円で、オリジナルケースとメガネ拭きが付属する。

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「アナ スイ」から“バラのブーケ”に着想の3色フェイスカラー ポーチに収まるパウダーブラシも

「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は2026年2月1日、バラのブーケに着想した3色フェイスカラー“ローズ ミックス フェイスカラー”(全6種、各4400円)を発売する。

同製品は、パール配合の3色をセットしたフェイスカラー。バラを形どったデザインが特徴で、しっかり色づく“メインカラー”に光を与える“ハイライトカラー”、肌になじむ“ハーモニーカラー”を組み合わせた。オイルでコーティングしたパウダーが肌でほぐれ、柔らかい発色をかなえる。ほか、皮脂を吸着するパウダーがきれいな仕上がりをキープする。

カラーは、透明感をプラスする“01 イノセントブーケ”や、可憐な美しさを演出する“03 ランデヴーブーケ”、上品で温もりのある“06 アンティークブーケ”など全6種をラインアップ。それぞれにホワイトやブルー、レッド、ゴールドカラーのパールを配合した。

なお同日、コンパクトサイズのパウダーブラシ“ポケット ブラッシュ”(1980円)を発売する。キャップを閉めた状態で高さ約78mm、直径21mmとバッグやポーチに収まるサイズ感で、外出先でのメイク直しにも便利。ラウンドカットのブラシが柔らかな肌あたりとふんわりとした仕上がりをかなえる。

製品一覧

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「アナ スイ」から“バラのブーケ”に着想の3色フェイスカラー ポーチに収まるパウダーブラシも

「アナ スイ コスメティックス(ANNA SUI COSMETICS)」は2026年2月1日、バラのブーケに着想した3色フェイスカラー“ローズ ミックス フェイスカラー”(全6種、各4400円)を発売する。

同製品は、パール配合の3色をセットしたフェイスカラー。バラを形どったデザインが特徴で、しっかり色づく“メインカラー”に光を与える“ハイライトカラー”、肌になじむ“ハーモニーカラー”を組み合わせた。オイルでコーティングしたパウダーが肌でほぐれ、柔らかい発色をかなえる。ほか、皮脂を吸着するパウダーがきれいな仕上がりをキープする。

カラーは、透明感をプラスする“01 イノセントブーケ”や、可憐な美しさを演出する“03 ランデヴーブーケ”、上品で温もりのある“06 アンティークブーケ”など全6種をラインアップ。それぞれにホワイトやブルー、レッド、ゴールドカラーのパールを配合した。

なお同日、コンパクトサイズのパウダーブラシ“ポケット ブラッシュ”(1980円)を発売する。キャップを閉めた状態で高さ約78mm、直径21mmとバッグやポーチに収まるサイズ感で、外出先でのメイク直しにも便利。ラウンドカットのブラシが柔らかな肌あたりとふんわりとした仕上がりをかなえる。

製品一覧

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「アムリターラ」からメイクアップアーティストの菊地美香子が手掛ける新メイクライン誕生

オーガニックコスメブランド「アムリターラ(AMRITARA)」は2026年3月3日、メイクアップアーティストの菊地美香子がプロデュースする新メイクアップライン“アムリターラ ユニバース(AMRITARA YOUNIVERSE)”を発売する。アイパレットやリップアイテムなど3品をそろえ、価格帯は3960〜5500円。

同ラインは、“あなただけの、色宇宙”をコンセプトに掲げる。特徴は、天然由来色素のみで作るアイテムの“色味”だ。島根・出雲のバラをはじめ、三重・伊勢のシャクヤクや徳島の藍、滋賀のシコン、和歌山・高野山に伝わるコウヤマキ、宝石のアメジストなどの国産原料を使用する。

“マンダラアイパレット”(5500円)は、パウダータイプの3色にクリームタイプの1色を組み合わせた4色アイパレット。今回登場するカラー“イエロースウェール”には、レッドブラウンとオレンジベージュ、イエローベージュ、インディゴブルーをセットした。

“アカシックアミュレットルージュ”(全2色、各3960円)は、潤いと美しい彩りをかなえるルージュ。口紅が口の中に入ることを想定し、酸化チタンは不使用。オレンジブラウンカラー“マーズ”とイエローカラー“ヴィーナス”の2色をラインアップする。

“プラーナリップグロス”(4950円)は、唇に血色を宿す赤色のリップグロス。赤色はむらさき草の根のシコンのみで着色した。日本の在来種で絶滅危惧種であるむらさき草を復活させるべく、滋賀県の生産者が近年栽培を進めているという。

メイクアップラインをプロデュースする菊地美香子

菊地美香子メイクアップアーティストは、2017年から「セルヴォーク(CELVOKE)」のクリエイティブアドバイザーを務めていたが、22年のホリデーコレクションを最後に退任。化粧品業界において“テラコッタブーム”をけん引した。個性を生かし、ナチュラルな美しさを引き出すテクニックが俳優やモデルから支持を得ている。

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「アムリターラ」からメイクアップアーティストの菊地美香子が手掛ける新メイクライン誕生

オーガニックコスメブランド「アムリターラ(AMRITARA)」は2026年3月3日、メイクアップアーティストの菊地美香子がプロデュースする新メイクアップライン“アムリターラ ユニバース(AMRITARA YOUNIVERSE)”を発売する。アイパレットやリップアイテムなど3品をそろえ、価格帯は3960〜5500円。

同ラインは、“あなただけの、色宇宙”をコンセプトに掲げる。特徴は、天然由来色素のみで作るアイテムの“色味”だ。島根・出雲のバラをはじめ、三重・伊勢のシャクヤクや徳島の藍、滋賀のシコン、和歌山・高野山に伝わるコウヤマキ、宝石のアメジストなどの国産原料を使用する。

“マンダラアイパレット”(5500円)は、パウダータイプの3色にクリームタイプの1色を組み合わせた4色アイパレット。今回登場するカラー“イエロースウェール”には、レッドブラウンとオレンジベージュ、イエローベージュ、インディゴブルーをセットした。

“アカシックアミュレットルージュ”(全2色、各3960円)は、潤いと美しい彩りをかなえるルージュ。口紅が口の中に入ることを想定し、酸化チタンは不使用。オレンジブラウンカラー“マーズ”とイエローカラー“ヴィーナス”の2色をラインアップする。

“プラーナリップグロス”(4950円)は、唇に血色を宿す赤色のリップグロス。赤色はむらさき草の根のシコンのみで着色した。日本の在来種で絶滅危惧種であるむらさき草を復活させるべく、滋賀県の生産者が近年栽培を進めているという。

メイクアップラインをプロデュースする菊地美香子

菊地美香子メイクアップアーティストは、2017年から「セルヴォーク(CELVOKE)」のクリエイティブアドバイザーを務めていたが、22年のホリデーコレクションを最後に退任。化粧品業界において“テラコッタブーム”をけん引した。個性を生かし、ナチュラルな美しさを引き出すテクニックが俳優やモデルから支持を得ている。

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「オーディナリー」がメイクアイテムを日本初展開 レチノール配合の美容液も

「オーディナリー(THE ORDINARY)」は12月12日、ジェル状の透明マスカラ“ラッシュ カール フィニッシャー”(1760円)を発売する。日本でのメイクアイテムの展開はブランド初となる。加えて、レチノール配合の美容液“R0.2フェイスセラム”(30mL、1540円)が登場する。

“ラッシュ カール フィニッシャー”は、透明なジェル状マスカラ。まつ毛をコーティングしてカールを維持しながら、くっきりとした印象のまつ毛に仕上げる。

“R0.2フェイスセラム”は、ブランドで2製品目となるレチノール配合の美容液。配合率は0.2%で、乾燥小ジワやキメの乱れ、色ムラなどのエイジングサインにアプローチする。肌表面の保湿をサポートするスクワラン配合で、水やアルコール、香料、グルテン、シリコンは不使用。

「オーディナリー」とは

「オーディナリー」は、2016年にカナダで誕生し、24年に日本に上陸した。科学的な知見に基づいた配合成分が特徴で、高品質なスキンケアアイテムを“誠実な価格”で提供することを目指す。自分の肌に最も効果的な製品を顧客自身が十分な情報のもとで選択できる状態にすべく、顧客との透明性の高いコミュニケーションを図る。

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「イヴ・サンローラン」の人気アイテムからキャンディのようなグリッターシェードが登場

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は2026年1月2日、同ブランドの人気製品をシュガーコーティングされたキャンディのようなグリッターシェードで仕上げた“YSL ラブストア コレクション”を発売する。公式オンラインブティックおよび表参道フラッグシップ ブティックでは、12月24日から先行発売を行う。グリッターの輝きで砂糖菓子のように甘く弾ける世界観を表現した同コレクションは、“YSL ラブシャイン グロスプランパー”(全2色、各4950円)、“YSL ラブシャイン リップスティック”(全2色、各6050円)、“YSL メイクミーブラッシュ パウダー”(全2色、各8360円)の3アイテムをラインアップする。

砂糖菓子のように甘く弾ける世界観を表現したコレクション

“YSL ラブシャイン グロスプランパー”

“YSL ラブシャイン グロスプランパー”は、シュガーシロップのように輝くミスティロゼピンクの“スターダスト ラブ”とハニーキャンディーのようなきらめきの“ハニームーン”の2色をそろえる。“スターダスト ラブ”は、透明感のあるベースに多角的に反射する大粒のピンクグリッターや多色パールを配合し、魅惑的な印象へ導く。一方の“ハニームーン”は、ジューシーなアプリコットオレンジにピンクやオレンジの大粒ラメが豊かに煌めきを放ち、多幸感を演出する。

“YSL ラブシャイン リップスティック”

“YSL ラブシャイン リップスティック”からは、ミルキーライチピンクの“スターダスト ピンク”とルビーチョコレートのような“プラム レヴィテーション”の2色が登場。“スターダスト ピンク”は柔らかなライチピンクのヌーディベースにピンクやシルバーのグリッターをプラスした。“プラム レヴィテーション”は、熟したプラムの深みにモーヴのニュアンスを加えたベースにシルバーのグリッターをプラスしスタイリッシュな印象に導く。

“YSL メイクミーブラッシュ パウダー”

“YSL メイクミーブラッシュ パウダー”は、コットンキャンディーのような“スターダスト ラブ”と甘酸っぱいサワーキャンディーのように煌めくクランベリーピンクの“フューシャ フィズ”を展開する。“スターダスト ラブ”は、肌に溶け込む透明感のあるピュアピンクのベースに大粒のグリッターをプラスし、血色感と透明感を演出することで肌全体をトーンアップする。“フューシャ フィズ”は、ベリーピンクのベースに大粒のグリッターを加え、華やかさと火照るような血色感を与える。

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「イヴ・サンローラン」の人気アイテムからキャンディのようなグリッターシェードが登場

「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」は2026年1月2日、同ブランドの人気製品をシュガーコーティングされたキャンディのようなグリッターシェードで仕上げた“YSL ラブストア コレクション”を発売する。公式オンラインブティックおよび表参道フラッグシップ ブティックでは、12月24日から先行発売を行う。グリッターの輝きで砂糖菓子のように甘く弾ける世界観を表現した同コレクションは、“YSL ラブシャイン グロスプランパー”(全2色、各4950円)、“YSL ラブシャイン リップスティック”(全2色、各6050円)、“YSL メイクミーブラッシュ パウダー”(全2色、各8360円)の3アイテムをラインアップする。

砂糖菓子のように甘く弾ける世界観を表現したコレクション

“YSL ラブシャイン グロスプランパー”

“YSL ラブシャイン グロスプランパー”は、シュガーシロップのように輝くミスティロゼピンクの“スターダスト ラブ”とハニーキャンディーのようなきらめきの“ハニームーン”の2色をそろえる。“スターダスト ラブ”は、透明感のあるベースに多角的に反射する大粒のピンクグリッターや多色パールを配合し、魅惑的な印象へ導く。一方の“ハニームーン”は、ジューシーなアプリコットオレンジにピンクやオレンジの大粒ラメが豊かに煌めきを放ち、多幸感を演出する。

“YSL ラブシャイン リップスティック”

“YSL ラブシャイン リップスティック”からは、ミルキーライチピンクの“スターダスト ピンク”とルビーチョコレートのような“プラム レヴィテーション”の2色が登場。“スターダスト ピンク”は柔らかなライチピンクのヌーディベースにピンクやシルバーのグリッターをプラスした。“プラム レヴィテーション”は、熟したプラムの深みにモーヴのニュアンスを加えたベースにシルバーのグリッターをプラスしスタイリッシュな印象に導く。

“YSL メイクミーブラッシュ パウダー”

“YSL メイクミーブラッシュ パウダー”は、コットンキャンディーのような“スターダスト ラブ”と甘酸っぱいサワーキャンディーのように煌めくクランベリーピンクの“フューシャ フィズ”を展開する。“スターダスト ラブ”は、肌に溶け込む透明感のあるピュアピンクのベースに大粒のグリッターをプラスし、血色感と透明感を演出することで肌全体をトーンアップする。“フューシャ フィズ”は、ベリーピンクのベースに大粒のグリッターを加え、華やかさと火照るような血色感を与える。

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