【早稲田繊維研究会】Vol.4 空間を媒介した表現ーーショー演出の役割

私たち早稲田大学繊維研究会は「思想ある服造り」を行うサークルです。しかし「思想ある服造り」と一言で言っても、それを体現し、かつ来場者に感じ取ってもらうのは容易ではありません。来場者の前をモデルが通り過ぎるほんの数秒。その一瞬では語り尽くすことのできないコレクションの真髄を伝える一助となるのが、ショー演出です。

「思想ある服造り」を伝えるために

見る人に「これを作った人は何を考えていたのだろう」と考えを巡らせてほしい。演出案を考案する上で、来場者の思考を促すショーの在り方を模索しました。

ロールモデルとして採用したのが、2020年頃の弊会のショー。当時のショーからは、語らずとも1着1着に思考が恐縮されていることが感じ取れるためです。ショーの特徴を、硬さ、冷たさ、乾き、実験的、青み、幾何学、直線といったキーワードで解釈。これらのキーワードと、今年度のコンセプトから発想した「資本主義社会」「人々の交差」「交通」といった要素を掛け合わせて、音響、照明、導線を組み立てました。

土台を築く

ショーにおいて、その環境である会場は重要な意味を持ちます。会場の雰囲気によって、ショーのコンセプトの伝わり方も左右されるといっても過言ではありません。
会場は、九段下にある科学技術館。都内の公立小学校の多くの卒業生には、なじみのある場所かもしれません。私自身、幼少期によく訪れた記憶があります。その会場で、ショーを行えるのは非常に楽しみです。コンセプトである「変わりゆくなかで変わらないもの」が秘める、無機質さや現代性といった部分を会場の配線やシャッターなどによって引き立たせたいと考え、決めました。

空間で語るーー交差・複層

数多の商品を運ぶトラック。数百万もの人々を乗せて交差する地下鉄。目まぐるしく過ぎ去る日常の中に立つ個人。

ルックブックにおいて歩道橋での撮影や長時間露光といった手法で表現した資本主義社会と人と物の交差のイメージを、ランウエイの形にも落とし込みました。中央を2本の柱が貫く会場に、大きくN字をなぞるようにランウエイを設計。ランウエイを横から眺めると、Nの左側の直線(以後A列)、中央の斜辺(以後B列)、右側の直線の3本の線が重なり、複層的な構図が立ち現れます。さらにランウエイ上に4カ所の停止位置を設けることで、A列上の停止位置で立ち止まるモデルを、B列上を通常通り歩くモデルが追い越していく状態が発生します。このレイアウトにより、上述した資本主義社会や日常といった変化の奔流のなかにいながら、個として流されることなく立つ姿勢を具象化しています。

音が描く「変わらないもの」
音楽について意見を出し合う会議の様子

ファッションショーにおいてのランウエイミュージックは、衣服の魅せ方や空間の温度を決定づける不可欠な要素です。視覚よりも先に空気を震わせ、観客の感覚を作品世界へと導く最初の入口でもあるでしょう。
今回のショー音楽は、「fault」や「vapour」で知られるDJ、イリーコール(illequal)氏に制作を依頼しました。テーマである「変わりゆくなかで変わらないもの」を15分のショーBGMで表現するため、音楽が移り変わっても軸として存在し続ける共通の軸をどのように体現できるかを探りました。その中で生まれたのが、楽曲全体を通して一貫した音を流し続ける構成です。変化を重ねるランウエイに対し、一定の音がショー全体の時間軸に1本のラインを引くことで、揺らがない核を示しています。

さらに、「コンセプトである資本主義を彷ふつとさせるモチーフがちりばめられた会場の造りを活かし、電車の走行音や人々の話し声といった都会的な環境音を楽曲に取り入れました。都市で生きる私たちの身体に染みついた音をあえて響かせることで、観客の皆さまにショー空間と日常がより深くつながる感覚を是非体験していただきたいです。

色でつながり、光でつなぐ

本番中のコレクションを輝かせる照明は、音響と並んで演出においてなくてはならないものです。没入感、ルックの見え方、その背後にあるコンセプトなどショーにおいて重要な部分に、多様な影響を及ぼします。
またそれだけでなく、来場者が眩しくて見えないといった視覚的な障害にならないかなど、双方向で考える必要があります。
会議では、部員で共有していたルックブックのような透き通るような青みがありつつ、生活感を感じるような懐かしさのある色味や、直線的かつ流動的なイメージを照明に落とし込みました。

最終的に採用されたのは、地下鉄や車がトンネル内を通り抜けていく際の車窓の光です。前から後ろへと繰り返し流れていく、外部から差し込む照明を1周目とフィナーレの間のインターバルで再現しました。

コンセプトから部員が描くショーの様子というのは、一人一人で異なっていると思います。しかしその中で、色という視覚情報はその差異を含みつつも、最も直接的にイメージを共有できる素晴らしいものだと考えます。ショー開始前の照明についても、会議で幾度となく話し合ったため、この目で見るのが楽しみです。

アートブレーンカンパニーのご協力のもと完成した照明はイメージ通りのもので感動しました。拘りぬいた演出を通じて、コンセプトをめぐって私たちが考えたことが皆さまに少しでも伝われば幸いです。

TEXT:DAIGO MICHIMORI, MIYU SUGITA, TSUMUGI HAGIWARA

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1位は、【2026年福袋】タリーズコーヒーがトートバッグ付きハッピーバッグを発売 オンライン限定で 全8種|週間アクセスランキング TOP10(11月27日〜12月3日)

1位は、【2026年福袋】タリーズコーヒーがトートバッグ付きハッピーバッグを発売 オンライン限定で 全8種|週間アクセスランキング TOP10(11月27日〜12月3日)

「WWDJAPAN」 ウイークリートップ10

1週間でアクセス数の多かった「WWDJAPAN」の記事をランキング形式で毎週金曜日にお届け。
今回は、11月27日(木)〜12月3日(水)に配信した記事のトップ10を紹介します。


- 1位 -
【2026年福袋】タリーズコーヒーがトートバッグ付きハッピーバッグを発売 オンライン限定で 全8 種

12月02日公開 / 文・WWD STAFF

 タリーズコーヒージャパンは12月12日、年末年始に向けた福袋“2026 ハッピー バッグ”を数量限定で発売する。販売場所はタリーズ 公式オンラインストアとタリーズコーヒー 公式楽天市場店で、それぞれ4種類ずつ用意。ハッピーバッグ限定のコーヒーをはじめ、抽出器具、オリジナルのトートバッグやタリーズ手ぬぐいカレンダーなど、自宅でのコーヒータイムを豊かにする製品をそろえたほか、2026年6月10日まで使えるドリンクチケットも組み合わせた。発売は12月12日11時からで、購入は1人1製品につき5個まで。なくなり次第販売を終了する。

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- 2位 -
「ザラ」がLVMHプライズ2025覇者「ソウシオオツキ」と協業 大月デザイナーが語る“世代を超えたつながり”への思い

12月02日公開 / 文・本橋 涼介

 「ザラ(ZARA)」は12月4日、LVMHプライズ2025でグランプリを受賞した大月壮士による「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」とのコラボレーションコレクションを発売する。国内ではザラ 新宿店、銀座店、渋谷公園通り店、六本木ヒルズ店、名古屋店、グラングリーン大阪店、心斎橋店、心斎橋筋店および公式ECで取り扱う。発売に合わせて12月4〜13日の期間、ザラ 銀座店でポップアップストアを設置する。

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- 3位 -
「オニツカタイガー」が「コム デ ギャルソン」とのホリデーコラボレーションを12月1日に発売

11月28日公開 / 文・WWD STAFF

 「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」とのホリデーコラボレーションを発売する。“HOLIDAYS WITH Onitsuka Tiger”をテーマに12月1~28日の期間限定で「コム デ ギャルソン」の直営店に「オニツカタイガー」のポップアップショップがオープンする。

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- 4位 -
木村拓哉がドラマ「HERO」で着用した人気の「ア ベイシング エイプ®」のダウン 25周年モデルが限定発売

11月29日公開 / 文・WWD STAFF

 「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®︎」)は11月29日、ブランドの代表的アイテムの一つである“レザークラシックダウンジャケット(LEATHER CLASSIC DOWN JACKET)”の25周年モデルと新色を、オンラインストアや「ベイプ®︎」正規取り扱い店舗で発売する。

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- 5位 -
ジャーナル スタンダード レリュームが「リーバイス」に別注した4型のジャケットが発売

12月02日公開 / 文・WWD STAFF

 ベイクルーズが運営するジャーナル スタンダード レリューム(JOURNAL STANDARD RELUME)はこのほど、「リーバイス(LEVI'S)」との別注コレクションを発表した。第1弾のスウェードトラッカージャケットを12月26日を発売し、第2弾のリジットデニム3型を各店舗の初売りにあわせて順次販売する。ベイクルーズの公式オンラインストアとジャーナル スタンダード レリュームの全店舗で取り扱うが、現在公式サイトでは予約販売を受け付け中だ。

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- 6位 -
「オニツカタイガー」×「コム デ ギャルソン」や「ジーユー」×「エンジニアド ガーメンツ」など! 来週発売のファッションアイテム7選【12/1〜12/7】

11月29日公開 / 文・WWD STAFF

 ファッションアイテムの発売情報を「WWDJAPAN」的視点でピックアップ!今回は12月1〜7日に発売するアイテムを紹介します。「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」とのホリデーコラボアイテムを12月1〜28日までの期間限定で発売します。“MEXICO 66”のスペシャルなコラボレーションシューズなどが登場しますよ。

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- 7位 -
吉田カバン「POTR」が「ヒステリックグラマー」と初コラボ 描き下ろしの総柄デザイン

11月27日公開 / 文・WWD STAFF

 吉田カバンは創業90周年を記念して、「ピー・オー・ティー・アール(POTR)」と「ヒステリックグラマー(HYSTERIC GLAMOUR)」との初となるコラボレーションコレクションを11月29日に発売する。同コレクションは、国内外の「ポーターストア(PORTER STORE)」(一部店舗を除く)、吉田カバンオフィシャルオンラインストア、「ヒステリックグラマー」全店、公式オンラインストア、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で販売する。

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- 8位 -
【2026年バレンタイン】「オペラ」は“グロウリップティント”から“チョコブラウン”の限定色

11月28日公開 / 文・WWD STAFF

 「オペラ(OPERA)」は2026年1月22日、“水光艶”をかなえるリップティント“グロウリップティント”(1980円)から、ダークカラーの限定色“410 カカオフレイズ”を発売する。

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- 9位 -
ディズニー古着のポップアップ「みんなのファンタジーTシャツ展」が開催 アウターやスエット、ニットも販売

11月28日公開 / 文・WWD STAFF

 キャラクター古着を専門に取り扱う「サンキュロット(SANS-CULOTTE)」は11月29、30日の2日間、13回目となるポップアップイベント「みんなのファンタジーTシャツ展」を、新木場のベイアパートメント(BAY Apt.)で開催する。

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- 10位 -
小松菜奈が「シャネル」 ビューティーのアンバサダーに就任 「内面の美しさも磨いていきたい」

11月29日公開 / 文・WWD STAFF

 「シャネル(CHANEL)」は11月28日、俳優でモデルの小松菜奈をビューティーのアンバサダーに任命したと発表した。小松は2015年に「シャネル」のアンバサダーに就任し、10年にわたってブランドとの関係を築いてきた。今回のビューティーアンバサダー就任について、「シャネル ビューティーのアンバサダーに任命していただき、大変光栄に思います。ファッションとはまた違った魅力を放つ『シャネル』のビューティーに携われることが心から嬉しいです」とコメントを寄せている。

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「音楽が僕の人生を救った」——テディ・スウィムズが語る「どん底からの再生」、最新作が示す希望

2023年に初のスタジオ・アルバム「I've Tried Everything but Therapy (Part 1)」を発表し、今年のグラミー賞で「Best New Artist」にノミネートされたことでも注目を浴びたアメリカのジョージア州コンヤーズ出身のシンガー・ソングライター、テディ・スウィムズ(Teddy Swims)。キャリアの初期からさまざまなジャンル——オルタナティブ・ロックやポスト・ハードコア、ヘアメタルのカバー・バンドやプログレッシブ・ロックまで——を渡り歩き、ボーカル・スキルを磨いた彼は、その“Chameleon Soul”とも評されるボーダーレスなスタイルによって近年のアメリカのポップ・シーンで存在感を高めてきた。今年1月にリリースした最新アルバム「I've Tried Everything but Therapy (Part 2)」は、モータウン風のビンテージ・ソウルと現代的なプロダクションを融合した前作のアプローチを基盤に、ギヴィオンやマニー・ロングらモダン・ソウル/R&Bを代表すアーティストもゲストに迎えて、よりダンサブルに、より“ポップ”としての方向性を追求した作品。今作で示された彼の成長と躍進は、同アルバムが先日発表された来年度のグラミー賞で「Best Pop Vocal Album」の候補作に選ばれた事実からも明らかだろう。

そして、そんなテディ・スウィムズの音楽の根底には、彼が育ったジョージアという土地の豊かな音楽遺産がある。ソウル、R&B、カントリー、さらにはヒップホップが交差し、複数の文化が混ざり合うことで新しい表現が生まれてきた場所で育ったことは、ジャンルを軽やかに横断し、どんな音でも自分の表現として受け止める彼の感性を形づくってきた。加えて、愛や赦し、再生といったスピリチュアルなテーマが一貫して流れている彼の歌には、幼少の頃から親しんできたゴスペルの精神が深く息づいている。

いわば“ルーツ”と“越境性”が重なり合う地点に立ち、アメリカのポップ・ソウルを新たな方向へと押し広げているテディ・スウィムズ。そうした彼のスタイルはどのようにして生まれたのか、昨年の「フジロック」出演に続き2度目の来日を果たした彼に聞いた。

新作「I’ve Tried Everything but Therapy (Part 2)」について

——昨夜は素晴らしいステージでした。

テディ・スウィムズ(以下、テディ):ああ、本当に最高だったよ。すごく親密で美しくて、とても楽しかった。あんなにもみんなから愛をもらえるなんて思ってなかったよ。

——今年リリースしたアルバム「I’ve Tried Everything but Therapy (Part 2)」が、先日発表された来年のグラミー賞の「最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞」の候補作にノミネートされました。おめでとうございます!

テディ:ありがとう。正直、今年は一つもノミネートされないんじゃないかって思ってたんだよね。寝ていたら、まるで誕生日みたいにたくさんの人から電話がかかってきて。「え、何ごと? どうしたの?」って(笑)。だから、アルバム全体とボーカルという2部門で選んでもらえたのはすごく光栄だし、感謝している。自分の表現そのものが評価されたっていう感じがして、それこそ意味がある。この作品には、本当にたくさんの時間と労力を注ぎ込んだからね。

——テディさんにとって、今作はどんなアルバムになりましたか。

テディ:これはすごく正直で、自分の“本当の気持ち”をそのまま出した作品なんだと思う。結局のところ、一番“本物”で“正直”なものこそ、人とつながり続けると感じていて。今作では本当に思い切ったことをやったよ。ロックンロールからR&B、ソウルまで、とにかく自分たちが「気持ちいい」と思えることを全部詰め込んだ。だからこそ、リスナーも“一つのジャンルに閉じない”ところを受け入れてくれたんじゃないかな。それがうまく伝わったことは、本当にうれしかったよ。

——ご自身では、ミュージシャン/リリシストとしてどんな変化や成長を感じていますか。

テディ:うん、間違いなく成長したと思う。でも、自分にとって一番大きかったのは、「I've Tried Everything but Therapy(Part 1)」をつくり終えたとき、自分が本当にどん底にいたってことなんだ。ひどく傷ついて、混乱していてね。だから「I've Tried Everything but Therapy(Part 2)」をつくろうと思ったとき、「このままリスナーを終わりの見えない悲しみの中に置いておきたくない」って思ったんだよ。そのあと、自分は失恋から立ち直って、また恋をして、子どもが生まれて、成功も家族もあって……人生が再び美しいものになっていった。だから、その変化を「ひと続きの物語として伝える」ことが、自分自身のためにもリスナーのためにも大事だと感じたんだ。失恋の先にはちゃんと良いことがあるし、人生はずっと悲しいままじゃない。だからこそ、物語をきちんと閉じることに意味があると思った。

——サウンドについてはいかがですか。今作はR&Bやソウルを基盤にしつつ、“ポップ”としてのアクセシビリティーが大きく増した印象を受けます。

テディ:「〜(Part 1)」のときは、「これはちょっとカントリー寄りすぎるかな」とか「これはR&Bに寄りすぎかな」みたいに、踏み込みすぎることに少し躊躇があったんだ。でも「〜(Part 2)」では、そういう“枠”を気にするのをやめた。「〇〇っぽすぎるかもしれない」とか考えず、とにかく“心が向かう方”を信じた。怖いと思う方向にも逃げずに進んだ。そこには完全な自由があったんだ。

——さまざまな音楽スタイルを経験してきたテディさんですが、ジャンルを超えて音楽をつくるとき、何を一番大切にしていますか。

テディ:自分にとって一番大事なのは、常に「(歌という)クラフト=技術」そのものなんだ。”声”という楽器を愛しているからこそ、「自分にはできないことを誰かができる」と思うと、悔しくてたまらないんだよね。だからこそ、この“声”という楽器をきちんと極めたいと思っている。

それに、ジャンルが違えば表現できる感情のニュアンスも変わってくる。ある感情はこのジャンルの方が自然に乗る、みたいなことが絶対にあるんだ。だから、自分がジャンルをまたいで“本物の感じ”で歌えるなら、その時々の感情に一番合ったサウンドを選べる。それが結果的に、自分の感情を一番正しい形で、一番伝わりやすい形で表現することにつながる。逆に、ジャンルを固定したり、無理に別の形に収めようとしてしまうと語れないことも出てきてしまうからね。そういう意味でも、このやり方は自分をよりオープンに、より”vulnerable (弱さを見せやすい状態)”にしてくれたと思うよ。

アウトキャストからの影響

——テディさんの地元のコンヤーズ、そしてアトランタを含むジョージア州は、オーティス・レディングやレイ・チャールズらを生んだソウル・ミュージックの聖地であり、アウトキャストやフューチャーらが築いた現代のヒップホップ〜トラップの中心地でもある、アメリカ南部でも特に音楽的な土壌が豊かな地域です。そうした環境は、今のテディさんの多様な音楽スタイルを形づくる上で大きな影響を与えたと思いますか。

テディ:間違いないね。ジョージアって、文化もジャンルも本当に混ざり合った「るつぼ(メルティングポット)」のような場所なんだ。アウトキャストやジェイ・Zのような最高のヒップホップから、アッシャーのようなR&B、オーティス・レディングやレイ・チャールズのような本物のソウル・ミュージック……そして素晴らしいカントリー・ミュージックもたくさん生まれている。そういう多様なレジェンドたちの音楽に囲まれて育ってきたことが、自分の生き方や音楽に対する姿勢、音楽を吸収する方法を大きく形づくってくれたんだと思う。

——今も名前が挙がりましたが、数々の地元のレジェンドの中でも、アウトキャストはテディさんにとって特別な存在ですよね。

テディ:いやもう、本当に全部が素晴らしいんだ! どのアルバムも——特に「Stankonia」から「Aquemini」まで——とにかく最高だと思ってる。先週ちょうど地元に戻っていたとき、幸運にも彼らが「ロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)」入りする式典に参加できて、その場に立ち会えたんだ。しかもようやく本人たちと直接会うこともできて、本当に感動的な経験だった。

彼らは、僕の音楽の好みやセンスの大部分を形づくってくれた存在だと思う。音楽における“自由”と“勇敢さ”のパイオニアというか、思いつく限りあらゆるサウンドを混ぜ合わせて、それでいてちゃんと成立させてしまう。僕の“好き”の基準も、音楽に対する野心も、すごく影響を受けているよ。

——アウトキャストの「Aquemini」は、自分の人生を変えた一枚だと聞いています。

テディ:やっぱり、彼らの大胆さ、勇気に尽きると思うんだよね。自分たちが影響を受けてきたあらゆるサウンドを思い切って全部混ぜ込んで、当時のヒップホップの“定番ルート”に収まろうとしなかった。例えばレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのようなクールなロック・バンドから要素を取り入れたり、ロックの質感を大胆に混ぜたり、ソウルやブルースのホーンや生々しいエッセンスを組み込んだり……とにかく全部を投げ込んで、それを見事に一つの音像として成立させた。

その結果、完全に“自分たちだけのサウンド”をつくり上げて、それが後の世代のアーティストたちに大きな影響を与えた。あれだけ多様な要素を入れながら、完全に“アウトキャストの音”として成立させたというのは、本当に偉業だと思う。それは自分も目指しているところでもあるし、常に手本にしている部分なんだ。

——そのアウトキャストとの対面の場となった「ロックの殿堂」では、ジョー・コッカーのトリビュート企画でパフォーマンスも披露されました。ステージではどんなことを感じましたか。

テディ:最高だったよ。本当に特別な夜だった。僕はジョー・コッカーの曲をいくつか歌うことができたんだ。彼は、キャリアの初期にカバー曲を歌って名を上げた人物で、その点でも、自分にとって大きな影響を与えてくれた存在なんだ。

それに、シンディ・ローパーやホワイト・ストライプス、アウトキャストみたいな素晴らしいアーティストたちが次々と殿堂入りしていくのをその場で見ることもできて。しかも、そのシンディ・ローパーやブライアン・アダムスと同じステージに立てたわけだから。ずっと憧れてきた、尊敬するミュージシャンやシンガーたちと同じ場所歌えたなんて、今でも不思議な気持ちだよ。本当に信じられないような経験だったね。

ファッションのこだわり

——ところで、テディさんはファッションも個性的で、今日のスタイルも目を引きます。お気に入りのブランドがあれば教えてもらえますか。

テディ:うーん、それは難しい質問だね(笑)。ジュエリーで言えば、最近「ケイ ジュエラーズ(KAY JEWELERS)」と仕事をするようになって、彼らが用意してくれるアイテムはどれも本当に素晴らしくて気に入ってる。でも、好きなブランドを一つに絞るのは無理だな。いろんなところから少しずつ選んでいて、「これが一番好き」って決める感じではないんだ。

——音楽やサウンドと同じように、ファッションもいろいろなテイストを試しながら、今のスタイルに辿り着いた感じですか。

テディ:そうだね。それに自分のスタイルには、常に少しだけ“パンク・ロックっぽい要素”を残すようにしてる。ベースはストリート寄りなんだけど、同時にクラシックな雰囲気もほんの少し入れたい。きちんと整って見えるけど、どこかに”角がある”というか、粗削りな部分が残っている感じが好きなんだ。今の自分のスタイルは、たぶんその方向性がすごくハッキリしていて。クラシックなノート(ひねり)がありつつ、そこに少しの粗さやパンクのエッジを加えている。そのバランスがしっくり来てるんだと思う。

——ちなみに、今日のコーディネートのポイントは?

テディ:えーっと、靴は「スティーブ マデン(STEVE MADDEN)」のデニム生地のブーツで、すごくかわいいやつ。でも、このジャケットは何のブランドだったかな……僕は覚えきれなくて(笑)。メモに控えてあるから後で見せてあげるよ。

※メモによると。ジャケット:テル・ザ・トゥルース(TELL THE TRUTH)、シャツ:ユニバーサル・コスチューム・ハウス(UNIVERSAL COSTUME HOUSE)、パンツ:シアージ(SILLAGE)、シューズ:スティーブ マデン(STEVE MADDEN)、ネクタイ:ディオール(DIOR)、ジュエリー:ジ・アーカイブ × ヤナ(THE ARCHIVE × YANA)

——テディさんにとっては、タトゥーも大切な”スタイル”の一つですよね

テディ:そうだね、本当にありがたいことに、ツアーでいろんな土地を回るたびに、インスタで声をかけてくれる人や、その地域のタトゥー・アーティストから連絡をもらえるんだ。だから僕の身体には、いろんなスタイルのタトゥーが入ってる。ハワイではポリネシアンの伝統的な柄を彫ってもらったし、アメリカや日本のクラシックなスタイル、ニュースクールまで、なんでもある。で、僕のやり方としては、旅先でタトゥーを入れてもらうときは基本、そのアーティストがその場で感じたものを自由にデザインしてもらうんだ。そして必ず本人のサインも入れてもらう。そうやって、その土地の“ひとかけら”を身体に刻んでいく感じかな。結果として、いろんなスタイルがごちゃ混ぜになってるんだけど、それがすごく楽しいんだよね。どこへ行っても、その場所の一部を持ち帰れるような気がして。

——タトゥーにまつわる思い出のエピソードがあれば、ぜひ聞かせてください。

テディ:そうだな……一つ特にお気に入りがあって。親友にデレクっていうタトゥー・アーティストがいるんだけど、地元の仲間で、僕のタトゥーの多くを入れてくれてるんだ。彼がタトゥーを始めたばかりの頃、“ポートレートを彫るのが怖い”って言っててさ。だから僕の腕に“彼自身の顔”のポートレートを彫らせたんだよ。「自分の顔なんだから、変にはしないだろ?」って思って(笑)。そのあと彼はデイヴ・シャペルのポートレートも彫ってくれた。実は僕、ミュージシャンよりコメディアンのタトゥーのほうが多いんだ(笑)。

あと、もう消しちゃったんだけど、16歳のときに入れたタトゥーがあって……すごくダサかったんだ(笑)。十字架に自分の名字、それから“EST.1992”って書いたバナーがついてる、いかにも若気の至りみたいなやつで。結局カバーアップ(※上から別のタトゥーを彫って隠すこと)したんだけど、まぁ、タトゥーに関して偉そうなこと言える立場じゃないけど、16歳に“一生ものの決断”をさせるのはおすすめしないね(笑)。もう少し大人になって、自分が本当に入れたいものが見えてからでも全然遅くないと思うよ。

「歌う」ことへの想い

——テディさんの歌には、ジャンルを超えて“人の心を動かす”力があります。少し大きな質問になってしまいますが、テディさんにとって「歌う」という行為にはどんな意味がありますか。

テディ:うん、音楽は本当に、いろんな意味で僕の人生を救ってくれたと思う。自分を表現できる場所をくれたし、道を踏み外さずにいられた理由でもある。今も僕のバンドでギターを弾いてくれてる親友のジェシーと、15歳くらいの頃にミュージカルにのめり込んだんだけど、それが僕らに“やるべきこと”を与えてくれた。当時の僕は、正直あまり良くない方向に進んでいて、地元でドラッグを売ったり、ストリートで過ごす時間も多かった。でも音楽が、そこから抜け出すきっかけをくれたんだ。

学校が終わった後に熱中できるもの、心を注げるもの、気持ちを吐き出せる場所、自分が理解されていると感じられるコミュニティー。それを全部、音楽が与えてくれた。今一緒に演奏しているバンド仲間たちも、子どもの頃からの友人で、ずっと続いている“家族”のような存在。考えてみれば、音楽だけが唯一、僕を生かしてくれたものだったんじゃないかと思う。だからこそ、本当に感謝しているんだ。

特に傷ついている時期、音楽は僕に“痛みのオーナーシップ(主導権)を取り戻す場所”をくれた。つらい出来事をただのトラウマとして抱えるんじゃなくて、作品として昇華して、人と共有できるものに変えられる。そうすると、それが“恥”や“絶望”ではなく、“乗り越えた証”になるんだ。痛みを無駄にしなかったというか、自分のためにも、誰かのためにも役立てるものにできた。その感覚は、本当に大きかったと思うよ。

——テディさんの歌はしばしば“希望”や“赦し”をテーマにしていますが、その根底には、少年時代に教会でゴスペルを歌われていた経験が大きくあり続けているように思います。

テディ:その通りで、自分の歌の技術やソウル/ジャズ的な表現の多くは、あの頃に身についたものだと思う。それに、僕の人生の“基礎”みたいなものもあの環境で育まれた。

祖父はペンテコステ派(※キリスト教プロテスタントの一派)の牧師で、その教えの中には正直、今の僕には受け入れられない部分もたくさんある。でも、人を愛すること、受け入れること、優しくあること、そして働くことの大切さ――そういう人生を支える指針は、あの場所から確かにもらったものだ。もちろん、”judgmental(断罪的)”な側面も多くて、それが原因のトラウマもあったから、手放さなきゃいけない部分もあった。でも、乗り越えた先には“良いもの”もあったんだと思う。

——“良いもの”?

テディ:うん。僕にとって一番大事なのは、“痛みを無駄にしない”ということなんだ。痛みって、本当は素晴らしいエネルギーにもなり得る。表現するための出口さえあれば、誰かを助けるきっかけにもなるし、自分の“居場所”を見つける手がかりにもなる。いまの時代は特に、気持ちをシェアしやすいよね。自分が抱えていることを打ち明けるだけで、1人かもしれないし100万人かもしれないけれど、同じような思いを持つ誰かに届くかもしれない。そこで“自分はひとりじゃない”と思えるなら、それだけで大きな意味がある。僕自身もそうやって救われてきたし、誰かにも同じ安心を届けたいと思っている。

結局、僕が願っているのはただ“見てもらいたい、聞いてもらいたい”、そして同じ安心感を誰かにも感じてもらいたいということ。泣きたい人は泣けて、笑いたい人は笑えて、自由に動ける——そんな安全な場所をつくりたい。そうやっていくうちに、自分の“トライブ”、自分と同じ感覚を持った仲間が自然と集まってくると思うんだ。痛みを抱えている人たちも、その中に必ずいるはずでね。みんな愛と喪失を知っているし……それに、誰だって“おならは面白い”って思うでしょ?(笑)。つまり、僕ら人間ってそこまで違わないんだと思うんだ。

——ジョージアには、オーティス・レディング、レイ・チャールズ、アウトキャストなど、それそれの時代に”新しい南部の声”を生み出したアーティストがいました。自分もその系譜の一部にいる――という自覚はありますか。

テディ:そうだな……僕が尊敬してきたアーティストたちに対して言える最大のオマージュは、彼らが持っていた“むき出しの感情”、つまり”弱さ(vulnerability)”を自分も大切にすることだと思っている。特に男性は、弱さや感情を見せることが“弱い”と結びつけられがちだけど、本当は全く逆で、心を開いて感情を表現できるのって、ものすごく“強い”ことなんだよ。僕が聴いてきた彼らは、まるでセラピストのようにそのことを教えてくれた。“脆さを見せていい”、“傷つくことも、喜ぶことも、全部そのままでいい”って。その姿に触れたからこそ、僕も自分の感情を隠さずいられるし、それを誰かに伝えることがかっこいいことだって、胸を張って言えるようになったんだ。

——新作の「I’ve Tried Everything But Therapy」というタイトルには、とても率直で人間的な響きがあります。振り返ってみて、この作品を通じて見つけたものは何だったと思いますか。

テディ:さっきも言ったけど、前作(〜Part1)をつくっていた頃は本当に人生のどん底みたいな時期で。そこから今回の作品に向かう過程で、ついにセラピーに行くようになって、本当に多くのことを学んだんだ。ずっとセラピーには“怖さ”があったんだよね。自分の中の何かが変わってしまうんじゃないかとか、知らないものが掘り起こされるんじゃないか、とか。でも実際に行ってみたら全く違っていて、とても助けられたし、温かく受け止めてもらえる時間だった。

どんな状況にいる人でも——幸せでも、落ち込んでいても——セラピーは良いものだと思う。誰にとってもプラスになり得る。だからこそ、アルバムにこのタイトルをつけたのは、メンタルヘルスの話題がもっと日常的に語られるようになればいい、という願いもあったんだ。メンタルヘルスについて話し合い、それを把握することがいかに重要不可欠であるかを議論すること。なぜなら、身体の健康と同じぐらい、きちんと向き合うべきものだから。

——先ほど「物語をきちんと閉じることに意味があると思った」とおっしゃってましたが、次のアルバムは「〜(Part 3)」にはならない?

テディ:いや、それはもう、さすがに別のステージに進むよ(笑)。

PHOTOS:TAKAHIRO OTSUJI

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「音楽が僕の人生を救った」——テディ・スウィムズが語る「どん底からの再生」、最新作が示す希望

2023年に初のスタジオ・アルバム「I've Tried Everything but Therapy (Part 1)」を発表し、今年のグラミー賞で「Best New Artist」にノミネートされたことでも注目を浴びたアメリカのジョージア州コンヤーズ出身のシンガー・ソングライター、テディ・スウィムズ(Teddy Swims)。キャリアの初期からさまざまなジャンル——オルタナティブ・ロックやポスト・ハードコア、ヘアメタルのカバー・バンドやプログレッシブ・ロックまで——を渡り歩き、ボーカル・スキルを磨いた彼は、その“Chameleon Soul”とも評されるボーダーレスなスタイルによって近年のアメリカのポップ・シーンで存在感を高めてきた。今年1月にリリースした最新アルバム「I've Tried Everything but Therapy (Part 2)」は、モータウン風のビンテージ・ソウルと現代的なプロダクションを融合した前作のアプローチを基盤に、ギヴィオンやマニー・ロングらモダン・ソウル/R&Bを代表すアーティストもゲストに迎えて、よりダンサブルに、より“ポップ”としての方向性を追求した作品。今作で示された彼の成長と躍進は、同アルバムが先日発表された来年度のグラミー賞で「Best Pop Vocal Album」の候補作に選ばれた事実からも明らかだろう。

そして、そんなテディ・スウィムズの音楽の根底には、彼が育ったジョージアという土地の豊かな音楽遺産がある。ソウル、R&B、カントリー、さらにはヒップホップが交差し、複数の文化が混ざり合うことで新しい表現が生まれてきた場所で育ったことは、ジャンルを軽やかに横断し、どんな音でも自分の表現として受け止める彼の感性を形づくってきた。加えて、愛や赦し、再生といったスピリチュアルなテーマが一貫して流れている彼の歌には、幼少の頃から親しんできたゴスペルの精神が深く息づいている。

いわば“ルーツ”と“越境性”が重なり合う地点に立ち、アメリカのポップ・ソウルを新たな方向へと押し広げているテディ・スウィムズ。そうした彼のスタイルはどのようにして生まれたのか、昨年の「フジロック」出演に続き2度目の来日を果たした彼に聞いた。

新作「I’ve Tried Everything but Therapy (Part 2)」について

——昨夜は素晴らしいステージでした。

テディ・スウィムズ(以下、テディ):ああ、本当に最高だったよ。すごく親密で美しくて、とても楽しかった。あんなにもみんなから愛をもらえるなんて思ってなかったよ。

——今年リリースしたアルバム「I’ve Tried Everything but Therapy (Part 2)」が、先日発表された来年のグラミー賞の「最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞」の候補作にノミネートされました。おめでとうございます!

テディ:ありがとう。正直、今年は一つもノミネートされないんじゃないかって思ってたんだよね。寝ていたら、まるで誕生日みたいにたくさんの人から電話がかかってきて。「え、何ごと? どうしたの?」って(笑)。だから、アルバム全体とボーカルという2部門で選んでもらえたのはすごく光栄だし、感謝している。自分の表現そのものが評価されたっていう感じがして、それこそ意味がある。この作品には、本当にたくさんの時間と労力を注ぎ込んだからね。

——テディさんにとって、今作はどんなアルバムになりましたか。

テディ:これはすごく正直で、自分の“本当の気持ち”をそのまま出した作品なんだと思う。結局のところ、一番“本物”で“正直”なものこそ、人とつながり続けると感じていて。今作では本当に思い切ったことをやったよ。ロックンロールからR&B、ソウルまで、とにかく自分たちが「気持ちいい」と思えることを全部詰め込んだ。だからこそ、リスナーも“一つのジャンルに閉じない”ところを受け入れてくれたんじゃないかな。それがうまく伝わったことは、本当にうれしかったよ。

——ご自身では、ミュージシャン/リリシストとしてどんな変化や成長を感じていますか。

テディ:うん、間違いなく成長したと思う。でも、自分にとって一番大きかったのは、「I've Tried Everything but Therapy(Part 1)」をつくり終えたとき、自分が本当にどん底にいたってことなんだ。ひどく傷ついて、混乱していてね。だから「I've Tried Everything but Therapy(Part 2)」をつくろうと思ったとき、「このままリスナーを終わりの見えない悲しみの中に置いておきたくない」って思ったんだよ。そのあと、自分は失恋から立ち直って、また恋をして、子どもが生まれて、成功も家族もあって……人生が再び美しいものになっていった。だから、その変化を「ひと続きの物語として伝える」ことが、自分自身のためにもリスナーのためにも大事だと感じたんだ。失恋の先にはちゃんと良いことがあるし、人生はずっと悲しいままじゃない。だからこそ、物語をきちんと閉じることに意味があると思った。

——サウンドについてはいかがですか。今作はR&Bやソウルを基盤にしつつ、“ポップ”としてのアクセシビリティーが大きく増した印象を受けます。

テディ:「〜(Part 1)」のときは、「これはちょっとカントリー寄りすぎるかな」とか「これはR&Bに寄りすぎかな」みたいに、踏み込みすぎることに少し躊躇があったんだ。でも「〜(Part 2)」では、そういう“枠”を気にするのをやめた。「〇〇っぽすぎるかもしれない」とか考えず、とにかく“心が向かう方”を信じた。怖いと思う方向にも逃げずに進んだ。そこには完全な自由があったんだ。

——さまざまな音楽スタイルを経験してきたテディさんですが、ジャンルを超えて音楽をつくるとき、何を一番大切にしていますか。

テディ:自分にとって一番大事なのは、常に「(歌という)クラフト=技術」そのものなんだ。”声”という楽器を愛しているからこそ、「自分にはできないことを誰かができる」と思うと、悔しくてたまらないんだよね。だからこそ、この“声”という楽器をきちんと極めたいと思っている。

それに、ジャンルが違えば表現できる感情のニュアンスも変わってくる。ある感情はこのジャンルの方が自然に乗る、みたいなことが絶対にあるんだ。だから、自分がジャンルをまたいで“本物の感じ”で歌えるなら、その時々の感情に一番合ったサウンドを選べる。それが結果的に、自分の感情を一番正しい形で、一番伝わりやすい形で表現することにつながる。逆に、ジャンルを固定したり、無理に別の形に収めようとしてしまうと語れないことも出てきてしまうからね。そういう意味でも、このやり方は自分をよりオープンに、より”vulnerable (弱さを見せやすい状態)”にしてくれたと思うよ。

アウトキャストからの影響

——テディさんの地元のコンヤーズ、そしてアトランタを含むジョージア州は、オーティス・レディングやレイ・チャールズらを生んだソウル・ミュージックの聖地であり、アウトキャストやフューチャーらが築いた現代のヒップホップ〜トラップの中心地でもある、アメリカ南部でも特に音楽的な土壌が豊かな地域です。そうした環境は、今のテディさんの多様な音楽スタイルを形づくる上で大きな影響を与えたと思いますか。

テディ:間違いないね。ジョージアって、文化もジャンルも本当に混ざり合った「るつぼ(メルティングポット)」のような場所なんだ。アウトキャストやジェイ・Zのような最高のヒップホップから、アッシャーのようなR&B、オーティス・レディングやレイ・チャールズのような本物のソウル・ミュージック……そして素晴らしいカントリー・ミュージックもたくさん生まれている。そういう多様なレジェンドたちの音楽に囲まれて育ってきたことが、自分の生き方や音楽に対する姿勢、音楽を吸収する方法を大きく形づくってくれたんだと思う。

——今も名前が挙がりましたが、数々の地元のレジェンドの中でも、アウトキャストはテディさんにとって特別な存在ですよね。

テディ:いやもう、本当に全部が素晴らしいんだ! どのアルバムも——特に「Stankonia」から「Aquemini」まで——とにかく最高だと思ってる。先週ちょうど地元に戻っていたとき、幸運にも彼らが「ロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)」入りする式典に参加できて、その場に立ち会えたんだ。しかもようやく本人たちと直接会うこともできて、本当に感動的な経験だった。

彼らは、僕の音楽の好みやセンスの大部分を形づくってくれた存在だと思う。音楽における“自由”と“勇敢さ”のパイオニアというか、思いつく限りあらゆるサウンドを混ぜ合わせて、それでいてちゃんと成立させてしまう。僕の“好き”の基準も、音楽に対する野心も、すごく影響を受けているよ。

——アウトキャストの「Aquemini」は、自分の人生を変えた一枚だと聞いています。

テディ:やっぱり、彼らの大胆さ、勇気に尽きると思うんだよね。自分たちが影響を受けてきたあらゆるサウンドを思い切って全部混ぜ込んで、当時のヒップホップの“定番ルート”に収まろうとしなかった。例えばレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのようなクールなロック・バンドから要素を取り入れたり、ロックの質感を大胆に混ぜたり、ソウルやブルースのホーンや生々しいエッセンスを組み込んだり……とにかく全部を投げ込んで、それを見事に一つの音像として成立させた。

その結果、完全に“自分たちだけのサウンド”をつくり上げて、それが後の世代のアーティストたちに大きな影響を与えた。あれだけ多様な要素を入れながら、完全に“アウトキャストの音”として成立させたというのは、本当に偉業だと思う。それは自分も目指しているところでもあるし、常に手本にしている部分なんだ。

——そのアウトキャストとの対面の場となった「ロックの殿堂」では、ジョー・コッカーのトリビュート企画でパフォーマンスも披露されました。ステージではどんなことを感じましたか。

テディ:最高だったよ。本当に特別な夜だった。僕はジョー・コッカーの曲をいくつか歌うことができたんだ。彼は、キャリアの初期にカバー曲を歌って名を上げた人物で、その点でも、自分にとって大きな影響を与えてくれた存在なんだ。

それに、シンディ・ローパーやホワイト・ストライプス、アウトキャストみたいな素晴らしいアーティストたちが次々と殿堂入りしていくのをその場で見ることもできて。しかも、そのシンディ・ローパーやブライアン・アダムスと同じステージに立てたわけだから。ずっと憧れてきた、尊敬するミュージシャンやシンガーたちと同じ場所歌えたなんて、今でも不思議な気持ちだよ。本当に信じられないような経験だったね。

ファッションのこだわり

——ところで、テディさんはファッションも個性的で、今日のスタイルも目を引きます。お気に入りのブランドがあれば教えてもらえますか。

テディ:うーん、それは難しい質問だね(笑)。ジュエリーで言えば、最近「ケイ ジュエラーズ(KAY JEWELERS)」と仕事をするようになって、彼らが用意してくれるアイテムはどれも本当に素晴らしくて気に入ってる。でも、好きなブランドを一つに絞るのは無理だな。いろんなところから少しずつ選んでいて、「これが一番好き」って決める感じではないんだ。

——音楽やサウンドと同じように、ファッションもいろいろなテイストを試しながら、今のスタイルに辿り着いた感じですか。

テディ:そうだね。それに自分のスタイルには、常に少しだけ“パンク・ロックっぽい要素”を残すようにしてる。ベースはストリート寄りなんだけど、同時にクラシックな雰囲気もほんの少し入れたい。きちんと整って見えるけど、どこかに”角がある”というか、粗削りな部分が残っている感じが好きなんだ。今の自分のスタイルは、たぶんその方向性がすごくハッキリしていて。クラシックなノート(ひねり)がありつつ、そこに少しの粗さやパンクのエッジを加えている。そのバランスがしっくり来てるんだと思う。

——ちなみに、今日のコーディネートのポイントは?

テディ:えーっと、靴は「スティーブ マデン(STEVE MADDEN)」のデニム生地のブーツで、すごくかわいいやつ。でも、このジャケットは何のブランドだったかな……僕は覚えきれなくて(笑)。メモに控えてあるから後で見せてあげるよ。

※メモによると。ジャケット:テル・ザ・トゥルース(TELL THE TRUTH)、シャツ:ユニバーサル・コスチューム・ハウス(UNIVERSAL COSTUME HOUSE)、パンツ:シアージ(SILLAGE)、シューズ:スティーブ マデン(STEVE MADDEN)、ネクタイ:ディオール(DIOR)、ジュエリー:ジ・アーカイブ × ヤナ(THE ARCHIVE × YANA)

——テディさんにとっては、タトゥーも大切な”スタイル”の一つですよね

テディ:そうだね、本当にありがたいことに、ツアーでいろんな土地を回るたびに、インスタで声をかけてくれる人や、その地域のタトゥー・アーティストから連絡をもらえるんだ。だから僕の身体には、いろんなスタイルのタトゥーが入ってる。ハワイではポリネシアンの伝統的な柄を彫ってもらったし、アメリカや日本のクラシックなスタイル、ニュースクールまで、なんでもある。で、僕のやり方としては、旅先でタトゥーを入れてもらうときは基本、そのアーティストがその場で感じたものを自由にデザインしてもらうんだ。そして必ず本人のサインも入れてもらう。そうやって、その土地の“ひとかけら”を身体に刻んでいく感じかな。結果として、いろんなスタイルがごちゃ混ぜになってるんだけど、それがすごく楽しいんだよね。どこへ行っても、その場所の一部を持ち帰れるような気がして。

——タトゥーにまつわる思い出のエピソードがあれば、ぜひ聞かせてください。

テディ:そうだな……一つ特にお気に入りがあって。親友にデレクっていうタトゥー・アーティストがいるんだけど、地元の仲間で、僕のタトゥーの多くを入れてくれてるんだ。彼がタトゥーを始めたばかりの頃、“ポートレートを彫るのが怖い”って言っててさ。だから僕の腕に“彼自身の顔”のポートレートを彫らせたんだよ。「自分の顔なんだから、変にはしないだろ?」って思って(笑)。そのあと彼はデイヴ・シャペルのポートレートも彫ってくれた。実は僕、ミュージシャンよりコメディアンのタトゥーのほうが多いんだ(笑)。

あと、もう消しちゃったんだけど、16歳のときに入れたタトゥーがあって……すごくダサかったんだ(笑)。十字架に自分の名字、それから“EST.1992”って書いたバナーがついてる、いかにも若気の至りみたいなやつで。結局カバーアップ(※上から別のタトゥーを彫って隠すこと)したんだけど、まぁ、タトゥーに関して偉そうなこと言える立場じゃないけど、16歳に“一生ものの決断”をさせるのはおすすめしないね(笑)。もう少し大人になって、自分が本当に入れたいものが見えてからでも全然遅くないと思うよ。

「歌う」ことへの想い

——テディさんの歌には、ジャンルを超えて“人の心を動かす”力があります。少し大きな質問になってしまいますが、テディさんにとって「歌う」という行為にはどんな意味がありますか。

テディ:うん、音楽は本当に、いろんな意味で僕の人生を救ってくれたと思う。自分を表現できる場所をくれたし、道を踏み外さずにいられた理由でもある。今も僕のバンドでギターを弾いてくれてる親友のジェシーと、15歳くらいの頃にミュージカルにのめり込んだんだけど、それが僕らに“やるべきこと”を与えてくれた。当時の僕は、正直あまり良くない方向に進んでいて、地元でドラッグを売ったり、ストリートで過ごす時間も多かった。でも音楽が、そこから抜け出すきっかけをくれたんだ。

学校が終わった後に熱中できるもの、心を注げるもの、気持ちを吐き出せる場所、自分が理解されていると感じられるコミュニティー。それを全部、音楽が与えてくれた。今一緒に演奏しているバンド仲間たちも、子どもの頃からの友人で、ずっと続いている“家族”のような存在。考えてみれば、音楽だけが唯一、僕を生かしてくれたものだったんじゃないかと思う。だからこそ、本当に感謝しているんだ。

特に傷ついている時期、音楽は僕に“痛みのオーナーシップ(主導権)を取り戻す場所”をくれた。つらい出来事をただのトラウマとして抱えるんじゃなくて、作品として昇華して、人と共有できるものに変えられる。そうすると、それが“恥”や“絶望”ではなく、“乗り越えた証”になるんだ。痛みを無駄にしなかったというか、自分のためにも、誰かのためにも役立てるものにできた。その感覚は、本当に大きかったと思うよ。

——テディさんの歌はしばしば“希望”や“赦し”をテーマにしていますが、その根底には、少年時代に教会でゴスペルを歌われていた経験が大きくあり続けているように思います。

テディ:その通りで、自分の歌の技術やソウル/ジャズ的な表現の多くは、あの頃に身についたものだと思う。それに、僕の人生の“基礎”みたいなものもあの環境で育まれた。

祖父はペンテコステ派(※キリスト教プロテスタントの一派)の牧師で、その教えの中には正直、今の僕には受け入れられない部分もたくさんある。でも、人を愛すること、受け入れること、優しくあること、そして働くことの大切さ――そういう人生を支える指針は、あの場所から確かにもらったものだ。もちろん、”judgmental(断罪的)”な側面も多くて、それが原因のトラウマもあったから、手放さなきゃいけない部分もあった。でも、乗り越えた先には“良いもの”もあったんだと思う。

——“良いもの”?

テディ:うん。僕にとって一番大事なのは、“痛みを無駄にしない”ということなんだ。痛みって、本当は素晴らしいエネルギーにもなり得る。表現するための出口さえあれば、誰かを助けるきっかけにもなるし、自分の“居場所”を見つける手がかりにもなる。いまの時代は特に、気持ちをシェアしやすいよね。自分が抱えていることを打ち明けるだけで、1人かもしれないし100万人かもしれないけれど、同じような思いを持つ誰かに届くかもしれない。そこで“自分はひとりじゃない”と思えるなら、それだけで大きな意味がある。僕自身もそうやって救われてきたし、誰かにも同じ安心を届けたいと思っている。

結局、僕が願っているのはただ“見てもらいたい、聞いてもらいたい”、そして同じ安心感を誰かにも感じてもらいたいということ。泣きたい人は泣けて、笑いたい人は笑えて、自由に動ける——そんな安全な場所をつくりたい。そうやっていくうちに、自分の“トライブ”、自分と同じ感覚を持った仲間が自然と集まってくると思うんだ。痛みを抱えている人たちも、その中に必ずいるはずでね。みんな愛と喪失を知っているし……それに、誰だって“おならは面白い”って思うでしょ?(笑)。つまり、僕ら人間ってそこまで違わないんだと思うんだ。

——ジョージアには、オーティス・レディング、レイ・チャールズ、アウトキャストなど、それそれの時代に”新しい南部の声”を生み出したアーティストがいました。自分もその系譜の一部にいる――という自覚はありますか。

テディ:そうだな……僕が尊敬してきたアーティストたちに対して言える最大のオマージュは、彼らが持っていた“むき出しの感情”、つまり”弱さ(vulnerability)”を自分も大切にすることだと思っている。特に男性は、弱さや感情を見せることが“弱い”と結びつけられがちだけど、本当は全く逆で、心を開いて感情を表現できるのって、ものすごく“強い”ことなんだよ。僕が聴いてきた彼らは、まるでセラピストのようにそのことを教えてくれた。“脆さを見せていい”、“傷つくことも、喜ぶことも、全部そのままでいい”って。その姿に触れたからこそ、僕も自分の感情を隠さずいられるし、それを誰かに伝えることがかっこいいことだって、胸を張って言えるようになったんだ。

——新作の「I’ve Tried Everything But Therapy」というタイトルには、とても率直で人間的な響きがあります。振り返ってみて、この作品を通じて見つけたものは何だったと思いますか。

テディ:さっきも言ったけど、前作(〜Part1)をつくっていた頃は本当に人生のどん底みたいな時期で。そこから今回の作品に向かう過程で、ついにセラピーに行くようになって、本当に多くのことを学んだんだ。ずっとセラピーには“怖さ”があったんだよね。自分の中の何かが変わってしまうんじゃないかとか、知らないものが掘り起こされるんじゃないか、とか。でも実際に行ってみたら全く違っていて、とても助けられたし、温かく受け止めてもらえる時間だった。

どんな状況にいる人でも——幸せでも、落ち込んでいても——セラピーは良いものだと思う。誰にとってもプラスになり得る。だからこそ、アルバムにこのタイトルをつけたのは、メンタルヘルスの話題がもっと日常的に語られるようになればいい、という願いもあったんだ。メンタルヘルスについて話し合い、それを把握することがいかに重要不可欠であるかを議論すること。なぜなら、身体の健康と同じぐらい、きちんと向き合うべきものだから。

——先ほど「物語をきちんと閉じることに意味があると思った」とおっしゃってましたが、次のアルバムは「〜(Part 3)」にはならない?

テディ:いや、それはもう、さすがに別のステージに進むよ(笑)。

PHOTOS:TAKAHIRO OTSUJI

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福岡発「アマムダコタン」から新カフェブランド誕生 表参道で約50種類の焼き菓子を提供

生ドーナツ専門店「アイムドーナツ?(I’M DONUT?)」などを展開するピースプット(PEACE PUT)は12月6日、福岡発祥のベーカリー「アマムダコタン(AMAM DACOTAN)」から誕生した新カフェブランド「アマムダコタン カフェ&ベイク(AMAM DACOTAN CAFE&BAKE)」を東京・表参道にオープンする。場所は、「アマムダコタン 表参道店」の隣。当日に焼き上げて仕上げた焼き菓子を約50種類そろえ、イートインとテイクアウトで楽しめる。

新カフェブランドを立ち上げた経緯について平子良太代表・オーナーシェフは、「福岡の『アマムダコタン 六本松店』では焼き菓子を提供しており、多くのお客さまから支持を得てきた。そんな中『アマムダコタン 表参道店』の隣の物件を確保できたことから、この場所ならではの挑戦を模索していた。立地の強みを生かしつつ、“『アマムダコタン』らしさ”と唯一無二の価値を両立させたいと考えた結果、東京では初となる本格的な焼き菓子専門店として展開することにした」と説明する。これまで培ってきたレシピや製法をさらに磨き上げ、素材の良さや平子代表・オーナーシェフの遊び心を詰め込んだ多彩な製品をラインアップする。製品の半分以上が新作だ。また来年から、時間帯ごとに内容が変わる特別なプレートも数量限定で提供する予定。同プレートでは、「アマムダコタン」の味わいを少しずつ複数種類堪能できる。

店内は、「アマムダコタン」のコンセプトである“石の町にある小さなパン屋さん”という世界観を引き継ぎ、石と木を組み合わせた落ち着いた空間にデザインした。ベンチやスツールの座面、テーブルの天板などは木工職人が一つ一つ手作業で仕上げた杉材を採用し、木の温もりと手仕事を表現した。

平子代表・オーナーシェフは、「『アマムダコタン』はまるで“パンのテーマパーク”のように、訪れるだけでワクワクできる場所として親しまれていると感じている。新ブランドでも、これまでにない食感や、生地作りの細部にまでこだわった焼き菓子を届けたい。ベイクショップでありながら幅広いシーンで利用してもらえるように、『アマムダコタン』らしいお惣菜系の製品も豊富にそろえる」と話した。

■AMAM DACOTAN cafe&bake
オープン日:12月6日
時間:11:00〜19:00(L.O.18:00)
定休日:不定休
住所:東京都港区北青山3-6-23
>公式Instagram

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板垣李光人 × 中村倫也が語る映画「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」 “声”で伝える戦争のリアルと俳優としての誠意

PROFILE: 左:板垣李光人/俳優、右:中村倫也/俳優

PROFILE: 左:(いたがき・りひと)2002年1月28日生まれ。確かな演技力と唯一無二の存在感が注目され24年日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。映画「かがみの孤城」(22)では声優に初挑戦。映画「ブルーピリオド」(24)、「はたらく細胞」(25)、「ババンババンバンバンパイア」(25)やドラマ「秘密〜THE TOP SECRET〜」(25・関西テレビ・フジテレビ)、「しあわせな結婚」(25・テレビ朝日)、「ばけばけ」(25・NHK)など、ジャンルを問わず話題作への出演が続き、多彩な役を演じ注目を集めている。26年には、映画「口に関するアンケート」にも出演。 右:(なかむら・ともや)1986年12月24日生まれ。2014年「ヒストリーボーイ」で舞台初主演。以降も話題作に出演し活躍の場を広げる。実写映画「アラジン」(19)では主人公アラジンの吹き替え声優を務めた。近年の出演作には、映画「ミッシング」(24)、「ラストマイル」(24)、「あの人が消えた」(24)やドラマ「Shrinkシュリンク−精神科医ヨワイ−」(24・NHK)、「DOPE 麻薬取締部特捜課」(25・TBS)、舞台「ライフ・イン・ザ・シアター」(25)などがある。26年1月より主演ドラマ「DREAM STAGE」(TBS)が放送スタート。

第二次世界大戦末期、太平洋の孤島ペリリューで繰り広げられた激戦の真実を、若き兵士たちの視点から描く劇場版アニメ「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」が12月5日に公開された。終戦80年という節目の年に公開される本作で、功績係の心優しき田丸の声を演じた板垣李光人と、銃の扱いが上手く、勇猛で頼れる吉敷(よしき)の声を演じた中村倫也が、作品への想いを語った。2人が担う声優という仕事、役づくり、そして歴史を伝える意義についての真摯な対話をお届けする。

中村倫也の「信頼感」、板垣李光人の「不確かな匂い」

——本作のオファーを受けたときの気持ちから聞かせてください。

板垣李光人(以降、板垣):ここ数年で、戦争という概念がぐっと身近になった感じがしています。連日、日本ではない別の国での争いや、ちょっと離れた国で起こっている惨事の状況が報道されているからでしょうか。これまでフィクションとして捉えていたものが、ノンフィクションとして迫ってきているような感覚で、見ていて恐怖心を覚えました。その中で自分ができることはなんだろうと考えたとき、それを誰かに伝えたり、届けたりすることだと思ったりして。そんなことを考え始めたおりにこのオファーをいただいたので、運命的な巡り合わせというか、非常に良い機会をいただいたと思っています。

中村倫也(以降、中村):原作の持つ「ただ、ありのままを感じられるように描く」姿勢に惹かれました。戦争という題材を極力物語にせず、全ての登場⼈物がきちんと同じ地平にいる⼈間なんだと感じとれる。終戦80年のこの年に、かわいらしいタッチのアニメで残せることは、意義のあることだと思い、オファーを受けました。

——お互いの声の印象はいかがでしたか? 

板垣:中村さんとは初日のアフレコだけご一緒したんですが、すぐに圧倒的な信頼感を覚えました。俳優としても声優としても経験豊富で、やり方を理解されているので、同じブースで一緒に掛け合いをさせていただいて、大変勉強になりましたし、やっぱりすごいなと思いました。田丸が吉敷を信頼し頼ったように、実際に自分もそういう気持ちにさせてくれるような、寄りかかっても大丈夫だと感じられる声でした。

中村:一言で言うと、“エモい”声だなと思いました。これは僕のないものねだりかもしれませんが、普段の人生で大声で人を罵ったことがないんだろうな、というような繊細な響きがある声なんです。僕は学生時代、「大声を出してなんぼ」というサッカー部の世界に身を置いていました。だからこそ、李光人くんは大きい声を出すと少し割れるところが、いっそう魅力的だと感じました。それはまるで変声期の名残のように、まだ不確かさを残しているいい声だと思います。

だいたい劇中に出てくる人物は、自分の中で定まりきらないところがあって、それを模索して葛藤しているからこそドラマになっているんですよね。そういう意味で、李光人くんの声はそういう匂いが音からすると思っています。最近、俳優で一番大事なのは声なんじゃないかと考えているんです。すばらしい音楽は力をもっているじゃないですか。声の説得力というのも、同様の力があるものだと感じています。

俳優と声優は「まったく違うチャンネル」

—俳優と声優の芝居の醍醐味に差はありますか。

板垣:一応同じ芝居というジャンルではあるけれど、根本的に台本の作りから違うので、まったく別物として捉えていました。声優をやらせていただくのは今回で2回目ですが、やはりアフレコはとても難しいですね。セリフの尺や秒数が全て決められている中で、違和感を持たずに芝居をしていくのに慣れるところから今回も始めていきました。声優の仕事ならではの魅力としては、自分の外側を使わないので、より映像の芝居よりも何にでもなれる、表現の幅が広いところだと思います。

中村:吹き替えの「アラジン」のときも思いましたが、楽しいのは、制約が多いことかもしれません。タイミングだったり口の開け方だったり、その手前にある機微だったり、いろんなことが決まっているものに声だけをのせる。それは、僕らが肉体も含めて表現するのとはまったく違う、同じ芝居だけれど、全然違うチャンネルだと思います。本作に関して言えば、間とかの制約はありますが、声だけで何を表現しようと考えずに挑みました。

——声優の仕事でも役作りはするのでしょうか?

中村:これは俳優の仕事に対しても最近思うことなのですが、オファーをいただいた時点で、僕の何かをそのまま出すことを求められているのではないかと感じることが増えました。ですから最近は自分を消してまで完全に別人になりきるということがいいのか悪いのか、自分の中で葛藤があるんです。今回も何者かになりきろうとせず、共感やリンクするものから手繰り寄せて、自分の中の感覚として共通するものを見つけて、その感覚を置いてくる、ということを意識しました。

——板垣さんは実際にペリリュー島を訪れていましたが、特に思い出深い光景はなんですか?

板垣:ペリリュー島へ行き、彼らが生きた環境を自分の五感で感じることができたのはとても貴重な経験となりました。劇中で田丸が母に宛てた手紙で島のことを「楽園のような場所です」と紹介していますが、海と空の青さや自然を見て、まさしく楽園のような場所だと感じました。しかし、山道を歩いていると急に当時使われていた戦車が姿を現します。そのとき、突然、戦争というものを形として捉えられた気がしました。あとは防空壕の中に蟹を見つけたとき、「当時、食料がない中で、これを捕まえたらきっとお祭り騒ぎだったんだろうな」と思いを巡らせたり。それは資料や写真だけでは得られない感覚ですよね。来島の機会をいただけて、ありがたかったです。

——吉敷は「リーダーシップがある」人物 、一方の田丸は「その場が少し温かくなるような」心を持つ人物です。この異なる個性を持つ2人の関係性は、戦場で互いにどのような影響を与え合い、どのように支え合っていたと想像しますか?

板垣:お互いが、自分にないと思っているものを持っているという部分は、このような状況下において、想像以上の安心感だったんだろうなと想像します。お互いにしっかりと寄りかかれる場所があるということの尊さは、本当に救いだったんだと思いました。しかも羨望のような感情が、お互いにマイナスではなくプラスの方に作用しているのは、すごく素敵なところだなと感じました。劇中で、最初は吉敷が田丸に「生きて帰ろうぜ」と言いますが、後に田丸が吉敷に「一緒に帰ろう」と言うシーンがあります。そこは如実に、2人が補い合っている関係性を表していると思います。

中村:極端なことを言うと、このペリリュー島という戦場で出会わなくても、きっと仲良くなった2人なんじゃないかなと思うんですよね。自分の若い頃を思い返すと、「こうなりたい自分」と「こう見られている自分」というギャップが少ない人ほど堂々として見えるのかなと思ったりします。吉敷はたぶん、そのギャップが少ないのかな。田丸は、こうなりたい自分と現時点の自分とのギャップがある。だからこそ、田丸のような存在は、吉敷にとっては一種の落ち着きを与える、“収まる鞘(さや)”のような存在でもあったのかなと推察します。

責任ではなく「誠意」を持って向き合う

——俳優という立場から、歴史的事実を伝える意義や責任についてどう向き合いましたか?

板垣:「責任」という言葉は、あまり好きではないんです。責任として重く捉えすぎるのはどうなのかな、と思ってしまいます。今でも学校によって戦争教育にばらつきがある中で、自分もフィクションとして捉えていた部分は少なからずあります。ただここ数年、世界的に情勢が不安定な中で、おのずと自分がどうあるべきか、どう生きるべきかみたいなことを考えるようになったんですよね。だからこそ、責任というもので縛ってしまうのではなく、自分の中で芽生えた何かを、まずは大事に育てていきたいと思っています。

中村:子どもの頃は漫画の「はだしのゲン」を読むのが好きだったんですよ。子どもながらにどこまでリアルに想像できたかは定かではないですが、実際の被爆体験をもとに作られたものに触れられるっていうのは、今思うと貴重な読書体験だったと思います。本作は武田一義さんが現地を含めた取材をした上で、誠実に作り上げた漫画が原作です。それを残す意義というのは、大いにあると感じます。「はだしのゲン」を読んでいた当時の僕のように、もしかしたら今の子どもたちも、もちろん大人でもですが、「ペリリュー」を見て何か心に残るものがあるかもしれないですから。

責任というワードで言うと、原作者である武田さんの「ちゃんと調べてやる」という誠意が、作品にはあります。きっと僕らも役者として関わるときに持つべきは、「責任」というよりも「誠意」なのかなと思います。僕も歴史上の人物を題材にした作品の制作に関わる際に、お墓参りに行ったりするんです。まったく信仰深いわけではないですが、ご挨拶のつもりで。「一生懸命やらせてもらいます」という気持ちをどこまで持って作品に挑めるかというのは、歴史的事実をもとにした作品に関わるときは大切だと感じます。

——最後に、「平和な日常」と聞いて具体的に思い浮かんだイメージを教えてください。

板垣:「まんが日本昔ばなし」のエンディングの「にんげんっていいな」ですかね。だって、「おしりを出した子 一等賞」ですよ?

中村:「夕焼こやけで またあした」。確かに平和だ。

板垣:ですよね。真っ先に浮かびました。

中村:僕は一年ぐらい前に、ふと寝るときに、見上げると天井があって、布団があるこの状況に、「ありがとう」と思ったんですよ。その状況こそが、平和だなと感じました。

PHOTOS:TAKUYA MAEDA(TRON)
STYLING:[RIHITO ITADAKI]SHOGO ITO(sitor)、[TOMOYA NAKAMURA]AKIHITO TOKURA(holy.)
HAIR & MAKEUP:[RIHITO ITADAKI]KATO(TRON)、[TOMOYA NAKAMURA]RYO MATSUDA(Y’s C)

[TOMOYA NAKAMURA]シャツ 14万6300円、ジャケット 25万9600円、パンツ 12万5400円/ 全て マルニ(マルニ ジャパン クライアントサービス 0120-374-708)

「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」

◾️「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」
12月5日から全国公開
キャスト:板垣李光⼈ / 中村倫也
天野宏郷 藤井雄太 茂⽊たかまさ 三上瑛⼠
主題歌︓上⽩⽯萌⾳「奇跡のようなこと」(UNIVERSAL MUSIC / Polydor Records)
原作:武⽥⼀義「ペリリュー ―楽園のゲルニカ―」(⽩泉社・ヤングアニマルコミックス)
監督:久慈悟郎
脚本:⻄村ジュンジ・武⽥⼀義
キャラクターデザイン・チーフ作画監督:中森良治
制作:シンエイ動画 × 冨嶽
配給:東映
©武田一義・白泉社/2025「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」製作委員会
https://peleliu-movie.jp/

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「ミシャ」から時間とともにシートが変化するマスクが数量限定で登場

「ミシャ(MISSHA)」は12月5日、スキンケアシリーズ「ビタシープラス」から、“肌に貼る美容液”感覚で堪能できる“ハイドロゲルマスク”(4枚入り、2178円)を数量限定で発売した。全国の一部ドン・キホーテ、アピタ・ピアゴで取り扱っている。

本製品は、時間とともにシートが変化する密着度の高いゲルマスクで、最大2時間かけて透明に変化しながらビタミンCをはじめとする美容成分が肌にアプローチ。夜の“勝負マスク”として、乾燥が気になる肌をケアしワントーン明るい艶肌をかなえる。

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「ミシャ」から時間とともにシートが変化するマスクが数量限定で登場

「ミシャ(MISSHA)」は12月5日、スキンケアシリーズ「ビタシープラス」から、“肌に貼る美容液”感覚で堪能できる“ハイドロゲルマスク”(4枚入り、2178円)を数量限定で発売した。全国の一部ドン・キホーテ、アピタ・ピアゴで取り扱っている。

本製品は、時間とともにシートが変化する密着度の高いゲルマスクで、最大2時間かけて透明に変化しながらビタミンCをはじめとする美容成分が肌にアプローチ。夜の“勝負マスク”として、乾燥が気になる肌をケアしワントーン明るい艶肌をかなえる。

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「ミシャ」から時間とともにシートが変化するマスクが数量限定で登場

「ミシャ(MISSHA)」は12月5日、スキンケアシリーズ「ビタシープラス」から、“肌に貼る美容液”感覚で堪能できる“ハイドロゲルマスク”(4枚入り、2178円)を数量限定で発売した。全国の一部ドン・キホーテ、アピタ・ピアゴで取り扱っている。

本製品は、時間とともにシートが変化する密着度の高いゲルマスクで、最大2時間かけて透明に変化しながらビタミンCをはじめとする美容成分が肌にアプローチ。夜の“勝負マスク”として、乾燥が気になる肌をケアしワントーン明るい艶肌をかなえる。

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「ミシャ」から時間とともにシートが変化するマスクが数量限定で登場

「ミシャ(MISSHA)」は12月5日、スキンケアシリーズ「ビタシープラス」から、“肌に貼る美容液”感覚で堪能できる“ハイドロゲルマスク”(4枚入り、2178円)を数量限定で発売した。全国の一部ドン・キホーテ、アピタ・ピアゴで取り扱っている。

本製品は、時間とともにシートが変化する密着度の高いゲルマスクで、最大2時間かけて透明に変化しながらビタミンCをはじめとする美容成分が肌にアプローチ。夜の“勝負マスク”として、乾燥が気になる肌をケアしワントーン明るい艶肌をかなえる。

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「カラー」と「チャンピオン」が初コラボ オリジナルロゴを配したスエット、フーディーを発売

「カラー(KOLOR)」は12月10日、「チャンピオン(CHAMPION)」との初のコラボレーションウエアを発売する。※オンラインでは12月12日発売。

今回のコラボでは、クルーネック(2万4200円)、フーディー(3万3000円)、スエットパンツ(2万7500円)の計3型(各3色)を展開。「カラー」ならではの大胆なプリントメッセージデザインや、高度なパターン技術によるサイジングが特徴だ。ブランドロゴは、「カラー」と「チャンピオン」、両ブランドのロゴを掛け合わせた遊び心あふれるオリジナルで、スエットアイテムのワンポイントデザインとしてディテールを楽しむことができる。

コラボアイテムは、両ブランドのオンライン、「カラー」直営店全店舗、「チャンピオン」原宿店、京都店、ブランドハウス シンサイバシオオサカ、福岡店で販売する。

アイテム画像

クルーネック

フーディー

スエットパンツ

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「カラー」と「チャンピオン」が初コラボ オリジナルロゴを配したスエット、フーディーを発売

「カラー(KOLOR)」は12月10日、「チャンピオン(CHAMPION)」との初のコラボレーションウエアを発売する。※オンラインでは12月12日発売。

今回のコラボでは、クルーネック(2万4200円)、フーディー(3万3000円)、スエットパンツ(2万7500円)の計3型(各3色)を展開。「カラー」ならではの大胆なプリントメッセージデザインや、高度なパターン技術によるサイジングが特徴だ。ブランドロゴは、「カラー」と「チャンピオン」、両ブランドのロゴを掛け合わせた遊び心あふれるオリジナルで、スエットアイテムのワンポイントデザインとしてディテールを楽しむことができる。

コラボアイテムは、両ブランドのオンライン、「カラー」直営店全店舗、「チャンピオン」原宿店、京都店、ブランドハウス シンサイバシオオサカ、福岡店で販売する。

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フーディー

スエットパンツ

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ウォルマート、デジタル推進の凄腕CEOが26年1月に退任 社内昇格の後任はAI活用を担う

米小売最大手のウォルマート(WALMART)は、ダグ・マクミロン(Doug McMillon)社長兼最高経営責任者(CEO)が2026年1月31日付で退任することを発表した。後任には、ジョン・ファーナー(John Furner)=ウォルマート米国事業社長兼CEOが2月1日付で就任する。

なお、マクミロン社長兼CEOは26年6月頃に開催予定の株主総会まで取締役会に在籍するほか、業務の円滑な引き継ぎのため、27年1月末までファーナー新社長兼CEOのアドバイザーとして社に残るという。

いずれも時給制の販売職からスタート

マクミロン社長兼CEOは、米テネシー州生まれの59歳。1984年、高校時代の夏休みに時給制の販売員としてウォルマートで働いたことが縁で、アーカンソー大学を卒業し、タルサ大学でMBAを取得した後にウォルマートに入社。さまざまな商品のバイヤーやマーチャンダイジングを経験し、複数の要職を経て、2014年にCEOに就任した。アマゾン(AMAZON)が市場を席巻する中、16年には米EC企業ジェット・ドットコム(JET.COM)の買収を先導。33億ドル(約5115億円)という高額な取引であることから当時は社内に反対意見も見られたが、ウォルマートのEC戦略を競合に先駆けて強化したことが後に高く評価された。なお、ウォルマート本体のEC事業が成長したことを受け、ジェット・ドットコム事業は20年に終了している。その後も販売システムやサプライチェーンのデジタル化を推し進め、従来の実店舗メーンの業態からオムニチャネル化を実現したほか、従業員の福利厚生の拡充やサステナビリティの推進に尽力。同氏の任期中に業績も伸びており、就任当時の14年と比べ、24年の売上高は43%増の6810億ドル(約105兆円)。

ファーナー新社長兼CEOは、米アーカンソー州生まれの51歳。やはり学生時代にウォルマートで時給制の販売員として働き、アーカンソー大学および同ビジネススクールを卒業後にウォルマートに入社した。地域マネージャーやバイヤー、調達部門のグローバル・バイス・プレジデントなどを経て、17年に傘下の会員制スーパー、サムズクラブ(SAM'S CLUB)のCEOに就任。19年11月から現職。

会長およびCEOらのコメント

グレッグ・ペナー(Greg Penner)会長は、「比類のないリーダーシップでウォルマートを導いてくれたダグに、取締役会を代表して深く感謝する。彼は福利厚生を拡充するなど従業員に投資し、ECやデジタル化を推進して包括的な変革を実行したことで、力強く持続的な成長を実現した。後任のジョンは、ウォルマートのあらゆる事業に精通しており、当社の価値観を守りつつ素晴らしい成果を上げてきた。次の段階の成長および変革をけん引するリーダーとして適任だ」と語った。

マクミロン社長兼CEOは、「ウォルマートのCEOを務められたことを大変光栄に思っており、その機会を与えてくれた取締役会と(創業一族の)ウォルトン家に心から感謝する。従業員が成し遂げてくれたことの数々を誇らしく思うと同時に、彼らの顧客や互いへのコミットメント、コミュニティーへの貢献に深く感謝している。ジョンとは20年以上にわたって仕事をしており、彼の会社や従業員への愛情が本物であることはよく知っている。彼は商人であり、イノベーターであり、起業家であり、リーダーだ。ウォルマートのカルチャーや従業員へのコミットメント、またその好奇心とデジタル分野への知見によって、AIを活用して変化していく当社を次の段階へと導いてくれるだろう」と語った。

ファーナー新社長兼CEOは、「取締役会とウォルトン家が私を信頼し、私や多くの人々の人生を形作ったウォルマートを託してくれたことを心から光栄に思う。また、ダグが会社の未来のために築き上げてくれた堅牢な土台はもちろん、そのリーダーシップとメンターシップにも深く感謝している。イノベーションとAIを燃料として発展する新時代を迎えるが、当社のパーパスと従業員が引き続きその中心にあることは言うまでもない。今後も顧客に仕え、従業員を支え、私たちのホームであるコミュニティーの強化に尽力していく」と述べた。
 

ウォルマートは現在も創業家が過半数株式を保有

ウォルマートは、サム・ウォルトン(Sam Walton)創業者が1950年にアーカンソー州に開いた雑貨店を前身として、62年に1号店をオープン。低価格を武器に地方で急成長し、70年に上場。競合の買収などによって80年代に全米規模となり、90年代初頭に米国最大の小売りとなった。2024年の売上高は前述のとおり6810億ドル(約105兆円)、従業員数はおよそ210万人というマンモス企業だが、現在でも創業一族のウォルトン家が過半数株式を保有している。なお、ペナー会長の妻はウォルトン創業者の孫娘。

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「ドクターシーラボ」、ブランド刷新で若年層新客比率が倍増 26年2月に大型UV製品発売

日本発ドクターズブランド「ドクターシーラボ(DR.CI:LABO)」は、2月の大規模なブランド刷新を経て、売上高・顧客基盤共に再成長軌道へと転じている。パッケージの刷新や販売チャネル拡大により新客獲得が増加。処方を強化して発売した“VC100エッセンスローションEX”(28〜285mL、1089〜8965円)は、ローション市場における売り上げシェアがリニューアル前比で約2倍(国内ドラッグストア・GMS市場、2025年2〜7月、インテージSRI調べ)に拡大。また、ドラッグストアでの同製品購入者の77%が新客となるなど、ブランドの勢いが加速している。こうした中、2026年2月16日、刷新後初の大型新製品としてUVケアとスキンケアを両立した日中用UV美容液 “クリニシールド UVスキンケア”【SPF50+・PA++++】(30g、5280円)を発売する。ブランドが掲げる「クリニック・イン・ユア・ハンド(Clinic in your hands)」のコンセプトを象徴する戦略的プロダクトだ。

UVケア検索量増加と美容医療拡大に着目

「ドクターシーラボ」によると、近年、生活者の間で肌に「透明感のその先」を求める意識が高まっている。毛穴レス、色ムラのない均一なトーン、シミ・くすみのない透けるようなクリア肌などニーズが複合化。さらに、UVケア製品の検索量が増加傾向にあるほか、美容医療市場の拡大により施術直後の壊れやすい“フラジャイル肌”に安全に使える低刺激で高機能なUVケアへの期待も高まっている。こうした消費者インサイトから、外部刺激を強力にブロックしながら肌に潤いとブライトニング成分を届ける二層構造の日中用UV美容液“クリニシールド UVスキンケア”を開発した。

低刺激でディープUVAをカット

カギとなるのは独自のシールド技術 「スマートレイヤーズ」 で、高分子紫外線吸収剤と酸化チタンの組み合わせにより、一般的な日焼け止めでは防御しきれないディープUVAを含む強い紫外線を高効率にカット。メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなどの低分子吸収剤を排除することで、低刺激処方を実現した。一方で、肌に保湿成分を補給しバリア機能を高めながら、同ブランドが国内で初めて化粧品に導入したというブライトニング成分フェニルエチルレゾルシノール(377)と肌を整えるスクラレオリドを配合し、その相乗効果により高い透明感へと導く。

キャッチコピーは“リミットレス”

「ドクターシーラボ」は今年、ブランドの原点である「クリニック発の皮膚科学」に立ち返り、信頼性と高品質感の再構築に向けて世界観をアップデートした。キャッチコピーに“リミットレス”を掲げ、「肌と人生における限りない可能性の実現」を目指す発信を強化している。主力アイテムのパッケージを一新し、ラグジュアリーではない“プレミアム級”という新たな価値を訴求する。

販売チャネルも従来のD2Cメーンから、ドラッグストア、バラエティーショップ、モール型ECを拡充。通信販売ビジネスの高齢化に伴い40〜50代が中心となっていた顧客層が若返り、同ブランドが“ビューティビジョナリー”層と位置付ける30代半ば以降の高美容感度層を中心とした新客を獲得。自社サイト経由の20〜30代の購入者に占める新客の割合も11.1%から22.4%に上昇した。さらに、皮膚科学会での学術発表やクリニックとの連携も強化。国内外で“美容皮膚科医から推奨されるブランド”としての認知拡大を図っている。

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「ダルバ」が表参道でポップアップを開催 Kokiの冬のスキンケアのこだわりとは?

韓国発のプレミアム・ビーガン・ビューティブランド「ダルバ(D'ALBA)」は12月7〜28日、東京・表参道でポップアップ「シティ オブ グロウ バイ ダルバ」を開催する。ブランドを象徴するイエローを基調としたホリデーデザインで構成し、会場中央にはホワイトツリーとイルミネーションを飾った。店頭初披露となる新製品も限定で先行販売する。

ポップアップのテーマ「シティ オブ グロウ」には、“東京を輝かせる光になる存在でありたい”という思いを込めた。会場内外にはギフトボックスやライトアップした装飾、フォトスポットなどを用意。タッチアップカウンターも設置し、ブランドを代表する4in1セラム“ホワイトトリュフ ファーストスプレーセラム”(100mL、2420円※編集部調べ)をはじめ、人気の製品を試すことができる。また25日まで、東急プラザ原宿「ハラカド」でもポップアップを展開。会期中には表参道・原宿全域で大規模な屋外広告(OOH)を展開し、エリア全体でブランド体験を楽しめるように設計した。

表参道のプレスプレビューには、10月に同ブランドのアンバサダーに就任した俳優・モデルのKokiが登場した。冬のスキンケアについて問われると、「乾燥が気になるので、メイク前や洗顔後に保湿の土台をしっかりと作ることを心がけている。加えてメイク後にも“ホワイトトリュフ ファーストスプレーセラム”で保湿することで、艶・シアー感のあるメイクに仕上げている。また部屋の加湿やこまめな水分摂取、日中にも“ホワイトトリュフ ファーストスプレーセラム”で肌を保湿するなど、毎日続けられることを自分の中で作ることを意識している。季節問わず“ホワイトトリュフ ファーストスプレーセラム”を愛用しているが、冬は特に“ビタトーニングカプセルクリーム”(55g、3520円※編集部調べ)をたっぷりと塗って寝るのが習慣になっている」とコメントした。

クリスマスの過ごし方については、「家族と一緒にクリスマスディナーを作ったりプレゼント交換をしたり、温かい時間を過ごしたい。幼稚園の頃サンタさんの存在を信じていた私は、夜更けにサンタ姿の父が窓をコンコンとノックした瞬間、すごく驚いて思わず悲鳴を上げてしまったのが印象的で記憶に残っている(笑)。クリスマスに大きなイベントがなくても、大切な人と小さな“グロウ”を集めて温かく幸せな時間を過ごしてほしい」と語った。

■City of Glow by d’Alba
日程:12月7〜28日
時間:10:30〜20:00
場所:OMOTESANDO CROSSING PARK
住所:東京都港区南青山5丁目-1-1
入場料:無料

日程:12月1〜25日
時間:11:00〜21:00
場所:東急プラザ原宿「ハラカド」6,7階屋上テラス
住所:東京都渋谷区神宮前6-31-21 原宿スクエア内 東急プラザ原宿「ハラカド」
入場料:無料

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西武池袋本店の“入り口”が完成 関東最大級のフレグランスゾーン

西武池袋本店は5日、1階の1角にフレグランスゾーンをオープンした。関東最大級となる約300平方メートルの売り場に全10ブランドをそろえ、館の“入り口”として集客の柱とする。西武池袋線のロータリーに面し、多くのトラフィックが見込まれるエリアだ。

5日にオープンしたブランドは、「アクア ディ パルマ(ACQUA DI PARMA)」「ゲラン メゾン ド パルファン(GUERLAIN)」「ジョー マローン ロンドン(JO MALONE LONDON)」「ディオール オート パフューマリー」「バイレード(BYREDO)」「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)」「ブルガリ(BVLGARI)」「メゾン マルジェラ『レプリカ』フレグランス(MAISON MARGIELA REPLICA FRAGRANCE)」「ロエベ パルファム(LOEWE)」の9ブランド。2026年春夏に「ディプティック(DIPTYQUE)」がオープンし、計10ブランドとなる。

10ブランドのうち8ブランドは池袋エリア初出店で、同社が商圏と捉える埼玉県を含めても今回が初展開となる。残り2ブランドである「ゲラン メゾン ド パルファン」は、フレグランスに特化したブティックとして日本で初めて名乗る新業態で、「ディオール オート パフューマリー」も高級フレグランスに特化したラインを独立させた国内で希少な形態だ。池袋初・日本初という複数の“初”を掛け合わせ、新生フロアの話題性を高めた。

新生・西武池袋本店のテーマは「インクルージョン」。性別や年齢の垣根なく楽しめる売り場づくりを段階的に進めている。フレグランスはファッション雑貨とビューティ領域を横断し、ジェンダーや年代で区切られにくいカテゴリーであることから、1階への配置を決めた。

先行してオープンしている3階の化粧品フロアと同様に、共通コンセプトは「美のテーマパーク」。ゆとりある空間にブランドごとの世界観を没入して体験できるレイアウトとし、フレグランスフロアでも各ブランドを独立したブティック形式で展開する。

香りで横軸を通した展開として、フレグランスに限らず、キャンドル、ディフューザー、ボディケアアイテムもラインアップ。ギフト需要の獲得にも期待を込める。

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「リーボック」と「ポール・スミス」が第2弾コラボ ブラックレザーの “クラブ C 85 ヴィンテージ”を発売

「リーボック(REEBOK)」は12月12日、「ポール・スミス(PAUL SMITH)」との別注スニーカー“リーボック×ポール・スミス クラブ C 85 ヴィンテージ(REEBOKxPAULSMITH CLUB C 85 VINTAGE)”を発売する。価格は3万8500円、サイズは23.0cm〜30.0cm。両ブランドの一部店舗および公式オンラインストアで取り扱う。

別注スニーカーは、2025年1月に発売した第1弾コレクションを受け継ぎながら、ブラックレザーにアップデートした。「リーボック」の象徴である“クラブ C 85 ヴィンテージ”に、「ポール・スミス」のシグネチャーストラップをあしらう。

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中国で人気急上昇、日本発「UNOMI」のダイエットサプリが国際輸入博覧会で話題【ヒキタミワの水玉上海】

1993年から上海在住のライターでメイクアップアーティストでもあるヒキタミワさんの連載「水玉上海」は、ファッションやビューティの最新トレンドや人気のグルメ&ライフスタイル情報をベテランの業界人目線でお届けします。今回は輸入製品の大型見本市である「国際輸入博覧会」で見つけた新たな美容トレンド。中国でも人気の高まる、日本発のダイエットサプリを発見しました。

医食同源の国、中国でも注目が高まる「サプリ」

第8回中国国際輸入博覧会はが11月5〜10日、上海で開催された。世界129の国と地域が参加し、4000を超える展示ブースが並ぶ会場は約43万㎡。世界の最新技術と多彩なブランドが一堂に会する国際交流の舞台だ。
あまりにも広く、1日ではとても回りきれないが、今回は私の得意分野である美容関連に加え、近年ますます注目される「健康」領域を見て回った。医食同源の国なので「食べることが身体をつくる」という考えは根付いているものの、近年では中国でも食事だけで必要な栄養を補うのは難しいと、現代人の課題をカバーする手段としてサプリメント市場への関心が高まっている。

面白いのは子ども向け製品では日本以上に「身長」を気にする傾向が強いこと。成長をサポートする粉ミルクや、激しい競争社会ならではの「目」に特化したサプリグミが目立った。大人向けでは、働きすぎや情報過多で疲れた脳をサポートするL-セリン、記憶力や集中力の維持に効果的なDHA、ストレスを緩和し睡眠の質を高めるパッションフラワー配合の安眠タブレットなど、現代社会に寄り添う製品が紹介されていた。

そしてもう一つ、多くの人が関心を寄せていたのが永遠のテーマ「ダイエット」関連の商品である。日本人は「中国人はスラッとしている」と言い、中国人は「日本人はとても細い」と言う。実際にはどちらの国にもさまざまな体型の人がいるが、私の周囲でも「太った」「ダイエットしなきゃ」という言葉を頻繁に耳にする(男女問わず)。特に40代以上の経産女性は、妊娠中に「いっぱい食べなさい」と言われ出産まで食べ続け、その後、元に戻れないケースが多い(最近の若い世代は妊娠中も体重管理を意識している様子だが)。食事は減らしたくないし、運動もしたくない。そんな人々が頼りにするのが、手軽に試せる「ダイエットサプリ」である。

「UNOMI」が中国のZ世代の支持を集めるワケ

注目を集めていたのは、プロバイオティクス(善玉菌)を用いたスイスの「HUj、体内の老廃物排出を助けるホウセンカ抽出物を配合したフランスの「EAFIT」、そしてポップなパッケージが印象的な日本ブランド「UNOMI」(東京・千代田区、黄冰鈺社長)だった。

同行した中国人の友人が「UNOMIはZ世代で話題になっているし、体型も気になるから自分も飲んでいる」と言うので、商品について詳しく聞いてみることにした。人気の理由はまず、透明感のあるスタイリッシュなパッケージ、そして毎日の食事や運動時間に合わせて飲み分けできる設計、小包装で持ち歩きやすい点、さらに効果を実感する人が多いことから(賛否はあるものの)若者たちの支持を集めているという。もちろん日本製に対する安心感があることは間違いない。

3種類のサプリはいずれも「燃」シリーズで構成されている。赤タイプは、パラダイスペッパー抽出物とショウガ抽出物を含み、体内の燃焼を促進する。消費量を高めたい時に適している。緑タイプは、食前・食後どちらでも摂取可、糖の吸収を抑えるギムネマ(匙羹藤)と、代謝を調整するフィンガーライム抽出物を配合し、大きな食事の前後の体重管理や健康維持に役立つ。青タイプは、ワサビ葉抽出物を含み、代謝とエネルギー消費を促進するほか、GABAを配合し、深い睡眠を助け、成長ホルモン分泌と脂肪代謝を促す。就寝前の摂取が効果的とされている。

可愛いデザインと「燃」の文字が、本気でダイエットを応援してくれそうな印象を与える。さらに11月には、新たに「消」シリーズが登場予定で、余分な水分を排出し、むくみを取る効果が期待されている。しかも中国先行発売とのことなので、私も早速試してみようと思う。

展示会でも目立つ「ライブコマース」

最後に、展示会に行くといつも何か新しい発見がある。今回のその一つはなんと言ってもライブ配信の多さ。どのブースにもライバーがいて、あるエリアでは7~8台のテーブルすべてで配信が行われていた。中には有名ライバーもおり、「いいね」の数が1723万5000という驚異的な数字を叩き出していて、ライブが売り上げに直結している現実を実感した。もう一つは、人型や犬型ロボットが旗を持って歩く宣伝方法だ。行き先もわからないロボットに自然と人々が道を譲る光景が印象的だった。着ぐるみがロボットに置き換わる日も近いかもしれない。 またいつか、新たな展示会から気になるコトやモノを紹介できたらと思う。

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「ポーター」と「ハイク」がコラボ 定番の“ヘルメット バッグ”など3型を発売

「ポーター(PORTER)」は12月12日、5シーズンぶりとなる「ハイク(HYKE)」とのコラボコレクションを発売する。アイテムは、バッグ全3型を用意し、それぞれ、ブラック、オリーブドラブ、コヨーテブラウンの3色で展開する。韓国、台湾、香港を含む「ポーター」各店舗で取り扱い、「ポーター」と「ハイク」の公式オンラインストアでは同日12時から販売する。

「ポーター」×「ハイク」
コラボアイテム

アイテムは、着脱可能でクッション性のあるショルダーベルトが特徴の “ヘルメット バッグ”(7万400円)、ワンアクションで滑らかな調節が可能なショルダーストラップを使用した“TOOL BAG”(5万7200円)、ショルダーポーチとしても使用可能な “BONSAC MINI & COIN CASE”(4万1800円)をラインアップする。また、各型の表地は“tefox”(テフロン加工を施した撥水性に優れたナイロンオックス)、裏地にはオニオン柄のキルティングを使用。さらに、キーチャームとオリジナル収納袋が付属する。

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「グラフペーパー」が「N.ハリウッド」と4年ぶりのコラボ 両者の象徴的なアイテムを再構築した2型を発売

「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」は12月13日、「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」とのコラボアイテムを発売する。“スビン ヘリンボーン フィッシュテール モッズコート”(14万3000円、サイズ1・2)と“ツータック テーパード パンツ”(5万2800円、サイズ1・2・3)の2型を用意し、JB VOICEが運営する愛知県名古屋市のJACK IN THE BOXで取り扱う。

モッズコートとジーンズの2型

本コラボは、愛知県、岐阜県で複数店舗を展開するJB VOICEの30周年を記念したもので、同社と親交の深い「N.ハリウッド」の尾花大輔と「グラフペーパー」の南貴之が 4 年ぶりにタッグを組むことで実現した。アイテムは、両者の象徴的なアイテムを交換し、それぞれの視点で再構築したモッズコートとデニムパンツの2型を制作。“N.ハリウッド テストプロダクト エスクチェンジサービス(N.HOOLYWOOD TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICE)”の名作である2ウエイ仕様のM-65をベースに、「グラフペーパー」オリジナルのヘリンボーン生地で再構築した“スビン ヘリンボーン フィッシュテール モッズコート”は、アイコニックなディティールを踏襲しつつ、フードを排したミニマルなデザインへアップデートした。

また、「グラフペーパー」のタック入りデニムパンツをベースに、「N.ハリウッド」 の 13オンスデニムを用いて再構築した“ツータック テーパード パンツ” は、加工を施すことでビンテージのような深みのある表情を演出。片玉縁のヒップポケットや両ブランドのネオバボタンをはじめ、左脚のロゴや右うしろポケットの “087373” レーザープリント、オリジナルフラッシャーなど別注ならではの仕様を随所に取り入れた。

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「グラフペーパー」が「N.ハリウッド」と4年ぶりのコラボ 両者の象徴的なアイテムを再構築した2型を発売

「グラフペーパー(GRAPHPAPER)」は12月13日、「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD)」とのコラボアイテムを発売する。“スビン ヘリンボーン フィッシュテール モッズコート”(14万3000円、サイズ1・2)と“ツータック テーパード パンツ”(5万2800円、サイズ1・2・3)の2型を用意し、JB VOICEが運営する愛知県名古屋市のJACK IN THE BOXで取り扱う。

モッズコートとジーンズの2型

本コラボは、愛知県、岐阜県で複数店舗を展開するJB VOICEの30周年を記念したもので、同社と親交の深い「N.ハリウッド」の尾花大輔と「グラフペーパー」の南貴之が 4 年ぶりにタッグを組むことで実現した。アイテムは、両者の象徴的なアイテムを交換し、それぞれの視点で再構築したモッズコートとデニムパンツの2型を制作。“N.ハリウッド テストプロダクト エスクチェンジサービス(N.HOOLYWOOD TEST PRODUCT EXCHANGE SERVICE)”の名作である2ウエイ仕様のM-65をベースに、「グラフペーパー」オリジナルのヘリンボーン生地で再構築した“スビン ヘリンボーン フィッシュテール モッズコート”は、アイコニックなディティールを踏襲しつつ、フードを排したミニマルなデザインへアップデートした。

また、「グラフペーパー」のタック入りデニムパンツをベースに、「N.ハリウッド」 の 13オンスデニムを用いて再構築した“ツータック テーパード パンツ” は、加工を施すことでビンテージのような深みのある表情を演出。片玉縁のヒップポケットや両ブランドのネオバボタンをはじめ、左脚のロゴや右うしろポケットの “087373” レーザープリント、オリジナルフラッシャーなど別注ならではの仕様を随所に取り入れた。

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ロート製薬「オバジ」が25周年で主力美容液を全面刷新 ブランド商標権取得で成長アクセル加速

ロート製薬は2026年2月10日、スキンケアブランド「オバジ(OBAGI)」がブランド誕生から25周年を迎えるのを機に主力ビタミンC美容液“オバジCセラム”シリーズを全面リニューアル発売する。周年記念に加え、11月に日本国内における「オバジ」関連の商標権取得も重なり、さらなる成長へのアクセルをかける。

刷新する“オバジCセラム”は2001年のブランド誕生以来5代目となる進化版。「前の『オバジ』を必ず超える」という独自ルールのもと、妥協なき研究開発を積み重ねてきた。新たに配合したイリス根エキスが“細胞内のビタミンCを高める”という世界初(同社研究による)のアプローチを採用し、25年以上続けてきたビタミンC研究の到達点として位置づける。

高浸透と使用感の向上を図るため、皮膚表面の拡散性と角層へのなじみを促す浸透技術アドバンスドCコントロールEXを採用。ビタミンCを高濃度に配合すると結晶化するという課題をクリアした3-グリセリルアスコルビン酸を配合しベタつきがなく保湿感が得られる仕様とした。開発者は「25年以上の研究の集大成で、間違いなく最高の仕上がり」と自信をみせた。

ラインアップは、肌悩みや濃度に応じて選べる4種。“オバジC5セラム”(12mL、3300円)は毛穴やキメ、ざらつきが気になる人に、“オバジC10セラム”(12mL、4400円/26mL、7700円)はそれらに加え乾燥が気になる人に向ける。“オバジC20セラム”(15mL、8800円)はさらにくすみにもアプローチし、“オバジC25セラム ネオ”(12mL、1万1000円)はハリ・乾燥小ジワまで対応する。4品を通じて、滑らかさ・均一感・ハリ感を備え、環境変化にゆらぎにくい“自ら光を放つような肌=オバジグロウ”の実現を目指す。

5月に社長に就任した瀬木英俊ロート製薬社長は、「『オバジ』との出合いは当社のスキンケアの未来が動き出した原点。24年間で累計1200億円以上を売り上げた挑戦の象徴だ」と語る。さらに「商標権の取得によって、日本のあらゆる販売チャネルで、これまで以上に『オバジ』を大きく育てるフェーズに入った」と今後の成長戦略に意欲を示した。

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アリミノのメンズ向けブランド「マークユー」がスタイリングフォームを発売 バームの自然な艶を実現

アリミノが手掛けるメンズスタイリングブランド「マークユー(MARK U)」は2026年1月20日、新製品“マークユー バームフォーム ハード”(120g、1980円)と“マークユー バームフォーム ミディアム”(120g、1980円)を発売する。メンズパーマの需要が高まる中「ワックスでは重くてパーマがダレる」「フォームは乾くとパサつく」など家庭での再現性の低さに悩む声に応え、泡状フォームとバームの特徴を融合させた新剤型を開発した。

新剤型“バームフォーム”
ヘアセットの悩みを解決する独自処方

アリミノ独自開発の新剤型“バームフォーム”は、フォームの軽さと操作性を軸にバームの艶やセット力、保湿力を融合させることで扱いやすく自然な艶を演出する点が特徴だ。ほか、擬似セラミドなどの毛髪補修成分を閉じ込めた“トリプルフィルム”処方を取り入れ、リッジ感を1日中キープする。“マークユー バームフォーム ハード”はハードながらスタイリングがしやすく、高いセット力で毛束のリッジ感を強調する。“マークユー バームフォーム ミディアム”は固めすぎないラフな毛流れを実現するほか、ドライ前のヘアスタイリングの土台作りにも活用できるよう作り上げた。香りは共通で、トップノートにベルガモットやナツメグ、レモンがミドルノートにホワイトマグノリア、ジャスミン、ウォーターリリーが香る。ラストノートはガイアックウッド、シダーウッド、アンバーで、深みのある調香となっている。

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アリミノのメンズ向けブランド「マークユー」がスタイリングフォームを発売 バームの自然な艶を実現

アリミノが手掛けるメンズスタイリングブランド「マークユー(MARK U)」は2026年1月20日、新製品“マークユー バームフォーム ハード”(120g、1980円)と“マークユー バームフォーム ミディアム”(120g、1980円)を発売する。メンズパーマの需要が高まる中「ワックスでは重くてパーマがダレる」「フォームは乾くとパサつく」など家庭での再現性の低さに悩む声に応え、泡状フォームとバームの特徴を融合させた新剤型を開発した。

新剤型“バームフォーム”
ヘアセットの悩みを解決する独自処方

アリミノ独自開発の新剤型“バームフォーム”は、フォームの軽さと操作性を軸にバームの艶やセット力、保湿力を融合させることで扱いやすく自然な艶を演出する点が特徴だ。ほか、擬似セラミドなどの毛髪補修成分を閉じ込めた“トリプルフィルム”処方を取り入れ、リッジ感を1日中キープする。“マークユー バームフォーム ハード”はハードながらスタイリングがしやすく、高いセット力で毛束のリッジ感を強調する。“マークユー バームフォーム ミディアム”は固めすぎないラフな毛流れを実現するほか、ドライ前のヘアスタイリングの土台作りにも活用できるよう作り上げた。香りは共通で、トップノートにベルガモットやナツメグ、レモンがミドルノートにホワイトマグノリア、ジャスミン、ウォーターリリーが香る。ラストノートはガイアックウッド、シダーウッド、アンバーで、深みのある調香となっている。

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吉田カバンと自転車メーカーのクワハラバイクワークスがコラボBMXを発表

吉田カバンは、日本を代表する自転車メーカーのクワハラバイクワークス(KUWAHARA BIKE WORKS)とコラボレーションしたBMX“クワハラ K-ゼロ(KUWAHARA K-ZERO)”を発表した。価格は18万7000円で、ブラックとセージグリーンの2カラーを用意。12月6〜14日にポーター 表参道(PORTER OMOTESANDO)で開催するイベント「クワハラ イン ザ ポーター ギャラリー 1(KUWAHARA IN THE PORTER GALLERY 1)で完全数量限定で受注販売する。

1979年から少数生産していた最初のBMXがベース

今回のコラボは、吉田カバンの創業90周年を記念して実現し、日本の異業種ブランド同士が持つ技術と“道具としての機能を追求する”というモットーのもと制作した。ベースとなった“クワハラ K-ゼロ”は、クワハラバイクワークスが1979年から少数のみ生産していた最初のBMXで、本体フレームをオレンジとブラックで配色し、「ポーター」を代表するバッグシリーズ“タンカー(TANKER)”に使用している100%植物由来のナイロン生地を用いたフレームパッドとハンドルバーカバー、ステムカバーの3点を取り付けた。また、ヘッドパーツに吉田カバンの周年ロゴとクワハラバイクワークスのロゴを掛け合わせたオリジナルグラフィックを施したほか、オールドBMXやビンテージ自転車などを取り扱う東京・池ノ上のミンナノ(MIN-NANO)の「ポーター」オリジナルのリフレクターも付属する。

■クワハラ イン ザ ポーター ギャラリー 1
日程:12月6〜14日
時間:12:00〜20:00
場所:ポーター 表参道
住所:東京都渋谷区神宮前5-6-8

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「グッチ」2026年プレ・フォール・コレクション

「グッチ(GUCCI)」が2026年プレ・フォール・コレクションを発表した。

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【一粒万倍日】「セリーヌ」から薄型ウオレットとカードホルダーが登場 日本限定カラーも

12月21日は1年に数回しか訪れない天赦日、一粒万倍日、天恩日が重なる2025年最後の最強開運日だ。加えて12月6日、8日も一粒万倍日、天恩日、大明日が重なる開運日で吉日が重なる。“一粒万倍日“は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。これらのラッキーデーに向けて「セリーヌ(CELINE)」は、新作ウオレットとカードホルダーを発売した。ウオレットは日本限定カラーを含む4色を、カードホルダーは、日本限定含む5色をそろえる。「セリーヌ」ブティックおよび公式オンラインストアで取り扱う。

コンパクトながらに収納力も備えるウオレット

新たに登場したウオレット“コンパクト ウオレット”(全4色うち限定1色、各8万3600円)は、厚み2cmの薄型で、バッグの中でもかさばらずに持ち運ぶことができる。コンパクトながら、カードスロットを4つ、フラットポケットを2つ備え、収納力も兼ね備えた。中央には、ロゴとメゾンのアイコンであるトリオンフマークをあしらった。

ウオレットと同じ素材とデザインを採用した“ロング カードホルダー”(全5色うち限定1色、各5万7200円)は、L字型ジップでスムーズな出し入れをかなえる。背面には5つのカードスロットを備え、スリムなデザインに仕上げた。

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【一粒万倍日】「セリーヌ」から薄型ウオレットとカードホルダーが登場 日本限定カラーも

12月21日は1年に数回しか訪れない天赦日、一粒万倍日、天恩日が重なる2025年最後の最強開運日だ。加えて12月6日、8日も一粒万倍日、天恩日、大明日が重なる開運日で吉日が重なる。“一粒万倍日“は財布を買ったり、使い始めたり、贈ったりするのに適した日とされる。これらのラッキーデーに向けて「セリーヌ(CELINE)」は、新作ウオレットとカードホルダーを発売した。ウオレットは日本限定カラーを含む4色を、カードホルダーは、日本限定含む5色をそろえる。「セリーヌ」ブティックおよび公式オンラインストアで取り扱う。

コンパクトながらに収納力も備えるウオレット

新たに登場したウオレット“コンパクト ウオレット”(全4色うち限定1色、各8万3600円)は、厚み2cmの薄型で、バッグの中でもかさばらずに持ち運ぶことができる。コンパクトながら、カードスロットを4つ、フラットポケットを2つ備え、収納力も兼ね備えた。中央には、ロゴとメゾンのアイコンであるトリオンフマークをあしらった。

ウオレットと同じ素材とデザインを採用した“ロング カードホルダー”(全5色うち限定1色、各5万7200円)は、L字型ジップでスムーズな出し入れをかなえる。背面には5つのカードスロットを備え、スリムなデザインに仕上げた。

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「ア ベイシング エイプ®」×「クロット」× 「アディダス オリジナルス」がコラボスニーカーを発売

「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」(以下、「ベイプ®︎」)は、エディソン・チェン(Edison Chen)が手掛ける「クロット(CLOT)」、「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」とのコラボスニーカー“BAPE®︎×CLOT SUPERSTAR BY EDISON CHEN”(3万8500円)を発売する。12月5日から、「ベイプ®︎」ストア原宿、渋谷、大阪、京都、「ベイプエクスクルーシブ」青山および「ベイプ®︎」公式オンラインストアで販売する。

「ベイプ®︎」トリプルコラボレーション
不朽の名作を大胆に再構築

アイテムは、「アディダス オリジナルス」のスーパースターをベースに採用。3ストライプス、STAロゴ、ヒールマスタッシュに「ベイプ®︎」のファーストカモと「クロット」シルクパターンを融合したグラフィックをあしらった。ソールにはサンドカラーのリップルソールを使用し、オリーブのアクセントを加えた。また、ヒール部分にはデボス加工の「ベイプ®︎」ロゴをあしらい、デュブレには“CLOT”、“BAPE®”の刻印を施すなど、それぞれのブランドらしさを象徴するディティールを随所に配置した。

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歌い手のAdoが「アディダス サッカー日本代表 2026 ユニホーム」クリエイティブパートナーに就任 楽曲も制作

「アディダス(ADIDAS)」は、サッカー日本代表 2026 ユニホームのクリエイティブパートナーとして、ミュージシャンのAdoを迎え、ユニホームに込めた想いを楽曲として表現する「ユニホームソング」の制作を発表した。

今回、世界へ挑む圧倒的な表現力と、多彩な歌声で物語を紡ぐ Ado の姿が、日本代表が掲げる挑戦の姿勢と深く響き合うことから、水平線のその先に広がる景色を共に目指していくパートナーとして、コラボレーションが実現した。なお、本コラボのキービジュアルは、AdoのイメージディレクターであるイラストレーターのORIHARAが手掛けた。

「ユニホームソング」は、選手と共に戦う全ての人たちが目指す水平線のその先に広がる景色に向けて、FIFA ワールドカップ 2026優勝への強い意志を音楽で表現した。なお、「ユニホームソング」のリリースに向けて、「アディダス」は12月からAdoと共に多角的な取り組みを順次展開する。

Adoは、「この度、『アディダス サッカー日本代表 2026 ユニホーム』クリエイティブパートナーを務めさせていただくことになりました。ユニホームソングの制作も決定しております。このような形で関わらせていただきとても光栄です! どんな楽曲になるのか私自身もとても楽しみです。アディダスさんと精一杯取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!」とコメントする。

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歌い手のAdoが「アディダス サッカー日本代表 2026 ユニホーム」クリエイティブパートナーに就任 楽曲も制作

「アディダス(ADIDAS)」は、サッカー日本代表 2026 ユニホームのクリエイティブパートナーとして、ミュージシャンのAdoを迎え、ユニホームに込めた想いを楽曲として表現する「ユニホームソング」の制作を発表した。

今回、世界へ挑む圧倒的な表現力と、多彩な歌声で物語を紡ぐ Ado の姿が、日本代表が掲げる挑戦の姿勢と深く響き合うことから、水平線のその先に広がる景色を共に目指していくパートナーとして、コラボレーションが実現した。なお、本コラボのキービジュアルは、AdoのイメージディレクターであるイラストレーターのORIHARAが手掛けた。

「ユニホームソング」は、選手と共に戦う全ての人たちが目指す水平線のその先に広がる景色に向けて、FIFA ワールドカップ 2026優勝への強い意志を音楽で表現した。なお、「ユニホームソング」のリリースに向けて、「アディダス」は12月からAdoと共に多角的な取り組みを順次展開する。

Adoは、「この度、『アディダス サッカー日本代表 2026 ユニホーム』クリエイティブパートナーを務めさせていただくことになりました。ユニホームソングの制作も決定しております。このような形で関わらせていただきとても光栄です! どんな楽曲になるのか私自身もとても楽しみです。アディダスさんと精一杯取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!」とコメントする。

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「ヴェルサーチェ」のダリオ・ヴィターレが1シーズンで退任 プラダグループによる買収完了直後に

「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のダリオ・ヴィターレ(Dario Vitale)=チーフ・クリエイティブ・オフィサーが、わずか1シーズンでブランドを去ることが明らかになった。ダリオの退社の時期や後任については不明。

「ヴェルサーチェ」は、2日前にプラダグループへの売却が完了していた。ダリオは2026-27年秋冬コレクションの発表に向けてショー会場探しに奔走していたというが、一方でデザイナーの長期的なビジョンに疑問を抱く人もいたようだ。また、もともと「ミュウミュウ(MIU MIU)」のデザイン・ディレクターを務めていたダリオはプラダグループ外でのキャリアを志向しており、彼にとって「ヴェルサーチェ」の同グループ入りは想定外だったとも言われている。

ブランドのエマニュエル・ギンツブルガー(Emmanuel Gintzburger) 最高経営責任者は同社に留まるようだが、プラダグループのパトリツィオ・ベルテッリ(Patrizio Bertelli)会長とミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)の息子であり、グループのCSRを統括するロレンツォ・ベルテッリ(Lorenzo Bertelli)が「ヴェルサーチェ」のエグゼクティブ・チェアマンに就任する見込みだ。

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「ヴェルサーチェ」のダリオ・ヴィターレが1シーズンで退任 プラダグループによる買収完了直後に

「ヴェルサーチェ(VERSACE)」のダリオ・ヴィターレ(Dario Vitale)=チーフ・クリエイティブ・オフィサーが、わずか1シーズンでブランドを去ることが明らかになった。ダリオの退社の時期や後任については不明。

「ヴェルサーチェ」は、2日前にプラダグループへの売却が完了していた。ダリオは2026-27年秋冬コレクションの発表に向けてショー会場探しに奔走していたというが、一方でデザイナーの長期的なビジョンに疑問を抱く人もいたようだ。また、もともと「ミュウミュウ(MIU MIU)」のデザイン・ディレクターを務めていたダリオはプラダグループ外でのキャリアを志向しており、彼にとって「ヴェルサーチェ」の同グループ入りは想定外だったとも言われている。

ブランドのエマニュエル・ギンツブルガー(Emmanuel Gintzburger) 最高経営責任者は同社に留まるようだが、プラダグループのパトリツィオ・ベルテッリ(Patrizio Bertelli)会長とミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)の息子であり、グループのCSRを統括するロレンツォ・ベルテッリ(Lorenzo Bertelli)が「ヴェルサーチェ」のエグゼクティブ・チェアマンに就任する見込みだ。

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AIは仕事をどう変える?

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2025年12月1日号からの抜粋です)

横山:AIが話題になって久しいですが、業界でどう実際に活用されているのか。どうゲームチェンジしていくのかを探りたいと特集を企画しました。僕自身は、思った以上に業務に使われているというのが、取材してみての感想でした。

本橋:同感です。例えばアンドエスティHDでは店頭での接客で得た「お客さまの声」を店員が自分の声で録音し、その音声内容をAIにまとめさせて、本部にフィードバックとして共有。その結果、情報が多く集まり、商品力が上がって、いい効果が出ているという話を聞きました。AIによって「人がいらなくなる」という世間の論調は当てはまらないと感じました。

横山:ただ、今回AImodel社と協業で表紙のビジュアルを作りましたが、AIを使うと最低1人のクリエイターがいれば世界観を表現できるというのも体験しました。モノ作りのやり方も、変わりそうです。

本橋:そうですね。バロックの「リエンダ」がAIモデル5人に人気の“女神ワンピ”を着せてプロモーションを開始したのですが、服のディテールまですごく精巧に作られていて驚きました。OEM・ODMが主業のレオン・インターナショナルが制作しているのですが、同社が蓄積してきたアパレルの3DCGパターンを活用しているからこそ、リアルに再現できているんですよ。既存の資産にどうAIを掛け算するかが重要ですね。

横山:ともあれAIは人間がどう使うのかが始まったばかりのフェーズ。業務効率化で生産性が上がるから、1人がこなせる業務量としては増えるけれど、質が上がるところまでにはまだ至っていないし、「真にAIを使いこなせていない」というのが現状です。

ヒトが磨くべきは妄想力

本橋:皆さん、「AIは魔法ではない」と語っていました。AIがルーティン業務を代替してくれる分、レオン・インターナショナルの林真吾社長が言うように、人が磨くべきは「妄想力」、つまりアイデア勝負になってくるのでは。

横山:今のところ、自分にひきつけてもAIの原稿はまだ僕よりうまくない(笑)。でも、来年、再来年はどうなっているのか。キャッチアップし続けましょう。

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「アットコスメ」、香港に海外発の旗艦店  売上目標は40億円

アイスタイル傘下のアイスタイルリテール香港は12月5日、海外初となる旗艦店「アットコスメ ホンコン(@COSME HONG KONG)」をオープンする。初年度の売上目標は40億円。同社は同店を東アジア事業やグローバル展開の成長基盤と位置づけ、今後の海外旗艦店モデルの確立を狙う。

場所は、香港の繁華街である尖沙咀(チムサーチョイ)のユー・ワ・インターナショナル・ビルディング(Yue Hwa International Building)に入居していた「フットロッカー(FOOT LOCKER)」の跡地に出店する。路面店として1〜3階を占め、売り場面積は1298㎡。1階はアットコスメの世界観を堪能できるようにレジを設置せず、2階、3階へ自然に回遊させる導線を設計した。

取り扱いブランドは約500に上り、7割が日本ブランド、残り3割が韓国コスメとなる。ラグジュアリーでは、「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」「タカミ(TAKAMI)」「シセイドウ(SHISEIDO)」「コスメデコルテ(DECORTE)」「カネボウ(KANEBO)」「ポーラ(POLA)」などをそろえる。プチプラブランドでは、「キャンメイク(CANMAKE)」「ウォンジョンヨ(WONJUNGYO)」「オルビス(ORBIS)」などを展開。韓国勢では「ティルティル(TIRTIR)」「ラウンドラボ(ROUND LAB)」などに加え、香港初上陸となる「ダルバ(D’ALBA)」「ビューティー・オブ・ジョセオン(BEAUTY OF JOSEON)」なども取り扱う。

店舗では、購入額に応じて参加できるサンプルガチャやクレーンゲーム、メイクイベントスペース、シートマスクウォール、ミニコスメ売り場など、国内旗艦店で評価の高い体験型コンテンツを導入。香港市場向けに独自要素も追加した。アプリや口コミなどデジタル情報との連携を強め、店舗体験とオンラインを組み合わせた購買導線を構築する。

アイスタイルリテール香港の山本佑樹社長は「東京、大阪、名古屋で積み重ねてきた旗艦店づくりの知見をベースに、香港では新しい要素を多く取り込むことができた」と語る。街の規模がコンパクトで買い物を“体験”として楽しむ文化が根強い点を踏まえ、日本、韓国、欧米ブランドを横断して比較・体験できる場への需要は高いとみる。「この店舗を起点に、新たなビューティトレンドや顧客体験が生まれることを期待している」と意欲を示す。

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2026年のカラーは「ハートフルなピンク」 日本流行色協会

日本流行色協会(JAFCA)は、2026年のテーマカラーとして「心満ちる ハートフェルトピンク(Heartfelt Pink)」を選定した。同協会は毎年12月に「時代の色—メッセージカラー」を発表。単なるトレンドカラーではなく、その年の社会の心象を象徴する“メッセージ”として位置づけている。

選定したのは、淡くやさしい印象を持ちながら、暖色らしい前向きな活力も感じられるライトピンク。同協会によると、選定の背景には「長引く生活不安」と「静から動への心の転換」があるという。パンデミック以降、安心・安全志向からベーシックカラーや淡色への支持が続く一方、2025年の大阪・関西万博や日本初の女性首相の誕生といった象徴的イベントが、社会に“微細なポジティブの芽”を生み出した。さらに、スマートフォンを介した疑似体験が日常化する中で、リアルな体験や対面コミュニケーションの価値が見直されている点も大きいという。

こうした「心身の再活性化」の機運が高まる2026年は、暖色——なかでも“優しさ”と“活力”という相反する感情を包み込むピンクが象徴色にふさわしいと判断した。ハートフェルトピンクは、変化を受け入れる前向きさをそっと後押しし、人々の心を“満たす”カラーとして選ばれたという。

キーワードには「希望」「優しさ」「幸福感」「平和」「寛容」「前向き」「明るさ」「幸運」「急速」「リラックス」「柔らかさ」——いずれも今の社会が求める「心の余白」を象徴する言葉が並ぶ。

■概要
色名 :ハートフェルトピンク(Heartfelt Pink)
マンセル値 :1.2R8.3/4 
参考値:Hexadecimal・16進数=#ffcccc ・CMYK値= C0/M30/Y10/K0
系統色名:ライト・ピンク

2015〜2024年の「時代の色」一覧

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