中国の日本行き減便、大手百貨店に影響如実 中国客売上高「4割減」も

中国政府による自国民への日本渡航の自粛呼びかけに伴い、現地航空会社が日本行き航空便を減便、日本の大手百貨店へのマイナス影響が顕在化している。大手百貨店4社(三越伊勢丹、高島屋、大丸松坂屋百貨店、阪急阪神百貨店)の2025年12月度売上高速報は、免税売上高の減少が重荷となり、高島屋を除く3社が前年実績を割り込む結果となった。

日経新聞の報道によると、12月に中国から日本へ運航予定だった5548便のうち、少なくともその16%に当たる904便以上が運休した。

各百貨店の12月度売上高は、三越伊勢丹が前年同月比0.5%減、高島屋が同4.1%増、大丸松坂屋百貨店(法人合計)が同0.9%減、阪急阪神百貨店が同3.9%減となった。そのうち免税売上高が軒並み急減しており、三越伊勢丹の免税売上高は同14.2%減、高島屋が同11.1%減、大丸松坂屋百貨店が同16.6%減、阪急阪神百貨店は中国向け売上が4割減となり、免税売上高も前年割れとなった。

特にインバウンド比率の高い都心店で影響が大きく、免税売上が同20.1%減 となった三越銀座店は、館全体でも同3.0%の減収となった。大丸心斎橋店は館全体で同6.4%減収、阪急本店も同6.7%の減収だった。

国内客需要は底堅く

一方、日本人売上高は比較的堅調で、気温の低下に伴う秋冬衣料の動きが活発化したほか、ホリデーシーズンを見据えた食品やギフト需要なども高まった。三越伊勢丹は国内客売上高が前年同月比1.6%増。伊勢丹新宿本店は免税売上高が同15.2%減 だったが、国内客が同7.3%増 と健闘して補い、館全体では同3.1%の増収を確保した。「国内顧客は引き続き当社と繋がりの深い識別顧客(カード会員など)がけん引した」(三越伊勢丹)。国内客(免税除外等の実質)に関しては、高島屋も全体で同6.0%増、大丸松坂屋百貨店も同1.7%増 と底堅さを見せている。

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ビームスと「バウワウ」の別注コレクションから20世紀前半のワークウエアを再構築したジャケットが登場

ビームスは1月10日、ビンテージの空気感を独自のフィルターを通して体現するブランド「バウワウ(BOW WOW)」に別注した“オート シティー ダック ジャケット”(全2色、各5万9400円)を発売する。ビームス 原宿リミテッドストアやビームス ジャパンをはじめとする全国の一部店舗およびビームス公式オンラインストアで取り扱う。

実用的な構造と長年使い込まれたようなリアルな表情を再現

同アイテムは、アメリカの産業が大きく発展した20世紀前半のワークウエアを背景に持つ“ダックジャケット”をベースに「バウワウ」とビームスが独自の解釈で、実用的な構造と長年使い込まれたようなリアルな表情を再現した。

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ビームスと「バウワウ」の別注コレクションから20世紀前半のワークウエアを再構築したジャケットが登場

ビームスは1月10日、ビンテージの空気感を独自のフィルターを通して体現するブランド「バウワウ(BOW WOW)」に別注した“オート シティー ダック ジャケット”(全2色、各5万9400円)を発売する。ビームス 原宿リミテッドストアやビームス ジャパンをはじめとする全国の一部店舗およびビームス公式オンラインストアで取り扱う。

実用的な構造と長年使い込まれたようなリアルな表情を再現

同アイテムは、アメリカの産業が大きく発展した20世紀前半のワークウエアを背景に持つ“ダックジャケット”をベースに「バウワウ」とビームスが独自の解釈で、実用的な構造と長年使い込まれたようなリアルな表情を再現した。

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荻原桃子の「OMMO」が「リーボック」とコラボ 大胆なカラーリングを施した“インスタポンプ フューリー 94”が登場

荻原桃子率いる「オーエムエムオー(OMMO)」は3月27日、「リーボック(REEBOK)」との初コラボレーションアイテムとして“リーボック×オーエムエムオー インスタポンプ フューリー 94 オーエムエムオー”(3万9600円)を発売する。サイズは23.0〜26.0cm、27.0cm、28.0cmをそろえる。「オーエムエムオー」公式オンラインストアおよび「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で取り扱い、1月16日12時から予約販売を開始する。

デザイン性と履き心地を両立した一足

同アイテムは、「リーボック」を代表するモデル“インスタポンプ フューリー 94”をベースに、「オーエムエムオー」ならではの大胆なカラーリングを施した一足に仕上げた。独自のフィッティング構造である“ザ・ポンプ テクノロジー”を採用し、シューレースを使わずに空気の量でフィット感を調整できる。スプリット構造のミッドソールには、軽量化と安定性を追求した“TPU プレート”を搭載し、ハニカム構造のクッション素材“ヘキサライト クッショニング”で軽量で衝撃吸収性のある履き心地をかなえた。

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軽量化の時代に重さを貫いてきた老舗ラギッドブランド「フィルソン」とは 知る人ぞ知る「100年目のスタートアップ」

PROFILE: ティム・バントル/フィルソン社長

ティム・バントル/フィルソン社長
PROFILE: 米セントルイス大学卒業後、アウトドアおよびライフスタイル分野でキャリアをスタート。パタゴニアやブラックダイヤモンド・イクイップメントを経て、その後「ザ・ノース・フェイス」のグローバル・ゼネラルマネジャーとして、ブランドの成長を主導。2016年から19年まではVFコーポレーションのゼネラルマネジャーとして、「ザ・ノース・フェイス」「ヴァンズ」「ティンバーランド」など複数の主要ブランドの事業を統括した。直近では米アウトドアブランド、エディー・バウアーのCEOを務め、25年1月から現職 PHOTO:SHUHEI SHINE

1897年の創業の米アウトドアブランド「フィルソン(FILSON)」はゴールドラッシュ期、アラスカへ向かうパイオニアたちのために誕生した。代表商品である、高密度に織り上げた厚手のウール素材“マッキノーウール”や、防水・防風・耐摩耗に優れたオイルドコットン“ティンクロス”を使ったジャケットは、命を預ける道具としての信頼性を最優先して設計され、軽量化の時代においても、その重さをレガシーとして貫いてきた。アラスカの過酷な環境に耐える実用的な装備を供給するという、極めてニッチなローカルニーズから生まれた同ブランドは、多くのコレクターが存在し、いま若者たちの間でも支持を集める。

日本では伊藤忠商事がマスターライセンスを保有。アウターリミッツが日本国内における独占販売代理店契約を結び、国内展開を進めてきたが2025年12月末をもって終了。26年1月1日からはセレクトショップ「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」を運営するデイトナ・インターナショナルがサブライセンシーとして、自社ECストア「デイトナパーク」や全国の「フリークス ストア」店舗で順次取り扱う。

インラインに加えて、ファッションディレクターの金子恵治がディレクションする日本限定商品のアパレルおよび雑貨も企画・販売。卸販売も計画している。価格帯はインライン商品のジャケット9万6800円、シャツ2万9150円〜4万4000円など。日本企画は、ジャケット5万9950円~6万4900円、シャツ2万9920円、パンツ3万9930円。(日本企画は2月下旬発売予定)

来日したティム・バントル(Tim Bantle)フィルソン社長に、老舗ラギッドブランドの現代における強みを聞いた。

「重さ」を捨てなかったブランドの進化

WWD:「フィルソン」の強みは?

ティム・バントル=フィルソン社長(以下、バントル):「フィルソン」はアメリカで最もオーセンティックなブランドだ。創業当初の開拓者精神はいまもブランドの核にある。「フィルソン」が1914年に特許を取得した“マッキノーウール”をはじめ、100年の歴史を経てもなお同じ調達先から同じ素材を使い続けるなど、創業当初の商品になるべく忠実でいるよう努めてきた。だからこそ素材そのものが非常に独自性を持っている。例えば、代表商品の“ティンクロス・ショート・クルーザー”は、「バブアー(BARBOUR)」のジャケットと比較しても約2.5倍重い。でも私たちはその重さこそをブランドらしさとして誇りに思っている。

WWD:ヘリテージを保ちながら、現代のライフスタイルにどう適応するのか?

バントル:今後より多くの人に届けるのに重要なのは、品質を保ったまま、軽量な素材を取り入れることだ。最近では従来14オンス(約397g)だったワックスドコットンを、6オンス(約170g)のドライワックス素材に置き換えたジャケットを開発した。着用シーンも広がり、実際に売り上げも好調だ。正直に言えば、軽量化というトレンドは、これまで私たちが積極的に参加してこなかった分野でもある。ほかのアウトドアブランドがこの30年、より軽く、より軽くと商品開発を進めている一方で、「フィルソン」は重くあることを貫いてきた。こうしたプロダクトを通じて、私たちはいま、ようやくその流れに加わり始めた段階だ。

同時にラギッド(無骨)で重厚なアイコンモデルたちは今後も残していく。“マッキノーウール・クルーザー”の新しいチェック柄が出るたびに購入し、コレクションとして自宅に保管しているコレクターたちがいるからだ。シグネチャーである定番商品を目当てに、何度もブランドに戻ってきてくれるファンがいることは私たちにとってとても重要だ。

WWD:テックを強みにしたブランドが台頭しスポーツ・アウトドアブランド市場はレッドオーシャンなのでは?

バントル:テック系ブランドを競合とは考えていない。大きな違いは、「フィルソン」が基本的に天然素材のブランドである点。天然素材は、その性質上どうしても合成繊維より重くなる。そのため当社の製品を手に取るとよりしっかりとした厚みや重みを感じるはず。私はよく「フィルソン」の商品には“ガッツがある”と表現するが、合成素材の製品よりもずっと存在感がある。人々はそれを求めて「フィルソン」を選んでいるはずだ。

「知る人ぞ知る存在」から、世界へ

WWD:現在の顧客層は?

バントル:

これまで私はさまざまなグローバルアウトドアブランドで働いてきたが、そのなかでも一番多様だ。唯一共通しているのは、みんな高い品質を求めていること。シアトルの旗艦店では、学生時代から50年以上「フィルソン」を着続けている70代の顧客もいれば、ビンテージを通じてブランドを知った若いコレクターもいて、コレクターコミュニティーの規模も大きい。世界的にも特に若い世代の間で、ヘリテージやビンテージへの評価が高まっているのは大きな流れだ。米国では、少量生産の特別なプロダクトが15分で完売することもある。24年秋からはウィメンズカテゴリーも始動した。ここも期待以上に手応えを得ている。

WWD:コロナ禍以降の消費者のマインドセットの変化はビジネスにどんな影響が?

バントル:現在、米国において「フィルソン」は“アメリカ西部の価値観”を体現するブランドとして受け止められている。ここで言う西部的な価値観とは、自らの力で生き抜こうとするラギッドな姿勢や、自然と向き合いながら道を切り開いていく精神、そうした生き方への憧れのこと。そうした価値観の高まりと世界的に広がるビンテージやヘリテージ志向は、現在のブランドにとって強い追い風となっている。米国全体では、コロナ禍の期間中にアウトドア市場が大きく拡大したが、「フィルソン」はアウトドアへの参加人口の増減とは別に、アメリカンヘリテージやビンテージ文化への変わらないニーズがあり、機能性やパフォーマンスを軸にした従来型のアウトドアブランドとは異なる部分でもあると思う。

WWD:日本市場ではこのほどデイトナ・インターナショナルがサブライセンシーになった。

バントル:日本は、アメリカンヘリテージに対する理解と評価が非常に高い。しかし、日本市場には本物のヘリテージブランドが十分に届いておらず、「フィルソン」にとっての潜在顧客が多くいるとみている。ここにリーチするためには、強固なパートナーが不可欠だ。デイトナ・インターナショナルとの協業は、まさに始まったばかり。シアトルには、優秀なデザインディレクターが在籍しており、今後はそのチームが日本のチームと連携しながら、ブランドのヘリテージに忠実であることを前提に、ローカル市場にふさわしい形でプロダクトを設計していく計画で、とても楽しみだ。

「フィルソン」は1897年以降、一度も生産を止めることなく、自らの手で製品を作り続けてきた。それにもかかわらず、世界的にはまだ知名度が高いとは言えない。だからこそ、いま私たちは、このブランドをより多くの人々に紹介できる段階にあると考えている。日本で強力なパートナーとともにこのミッションを遂行できることを非常に心強く感じている。一度このブランドを知れば、多くの人がその魅力に引き込まれるはずであり、同じ存在は他にないと確信している。100年以上の歴史を持ちながら、いまだ知る人ぞ知るコレクターズブランドである点も、「フィルソン」の特異性。その意味で、私たちは自らを「100年目のスタートアップ」と呼んでいる。

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軽量化の時代に重さを貫いてきた老舗ラギッドブランド「フィルソン」とは 知る人ぞ知る「100年目のスタートアップ」

PROFILE: ティム・バントル/フィルソン社長

ティム・バントル/フィルソン社長
PROFILE: 米セントルイス大学卒業後、アウトドアおよびライフスタイル分野でキャリアをスタート。パタゴニアやブラックダイヤモンド・イクイップメントを経て、その後「ザ・ノース・フェイス」のグローバル・ゼネラルマネジャーとして、ブランドの成長を主導。2016年から19年まではVFコーポレーションのゼネラルマネジャーとして、「ザ・ノース・フェイス」「ヴァンズ」「ティンバーランド」など複数の主要ブランドの事業を統括した。直近では米アウトドアブランド、エディー・バウアーのCEOを務め、25年1月から現職 PHOTO:SHUHEI SHINE

1897年の創業の米アウトドアブランド「フィルソン(FILSON)」はゴールドラッシュ期、アラスカへ向かうパイオニアたちのために誕生した。代表商品である、高密度に織り上げた厚手のウール素材“マッキノーウール”や、防水・防風・耐摩耗に優れたオイルドコットン“ティンクロス”を使ったジャケットは、命を預ける道具としての信頼性を最優先して設計され、軽量化の時代においても、その重さをレガシーとして貫いてきた。アラスカの過酷な環境に耐える実用的な装備を供給するという、極めてニッチなローカルニーズから生まれた同ブランドは、多くのコレクターが存在し、いま若者たちの間でも支持を集める。

日本では伊藤忠商事がマスターライセンスを保有。アウターリミッツが日本国内における独占販売代理店契約を結び、国内展開を進めてきたが2025年12月末をもって終了。26年1月1日からはセレクトショップ「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」を運営するデイトナ・インターナショナルがサブライセンシーとして、自社ECストア「デイトナパーク」や全国の「フリークス ストア」店舗で順次取り扱う。

インラインに加えて、ファッションディレクターの金子恵治がディレクションする日本限定商品のアパレルおよび雑貨も企画・販売。卸販売も計画している。価格帯はインライン商品のジャケット9万6800円、シャツ2万9150円〜4万4000円など。日本企画は、ジャケット5万9950円~6万4900円、シャツ2万9920円、パンツ3万9930円。(日本企画は2月下旬発売予定)

来日したティム・バントル(Tim Bantle)フィルソン社長に、老舗ラギッドブランドの現代における強みを聞いた。

「重さ」を捨てなかったブランドの進化

WWD:「フィルソン」の強みは?

ティム・バントル=フィルソン社長(以下、バントル):「フィルソン」はアメリカで最もオーセンティックなブランドだ。創業当初の開拓者精神はいまもブランドの核にある。「フィルソン」が1914年に特許を取得した“マッキノーウール”をはじめ、100年の歴史を経てもなお同じ調達先から同じ素材を使い続けるなど、創業当初の商品になるべく忠実でいるよう努めてきた。だからこそ素材そのものが非常に独自性を持っている。例えば、代表商品の“ティンクロス・ショート・クルーザー”は、「バブアー(BARBOUR)」のジャケットと比較しても約2.5倍重い。でも私たちはその重さこそをブランドらしさとして誇りに思っている。

WWD:ヘリテージを保ちながら、現代のライフスタイルにどう適応するのか?

バントル:今後より多くの人に届けるのに重要なのは、品質を保ったまま、軽量な素材を取り入れることだ。最近では従来14オンス(約397g)だったワックスドコットンを、6オンス(約170g)のドライワックス素材に置き換えたジャケットを開発した。着用シーンも広がり、実際に売り上げも好調だ。正直に言えば、軽量化というトレンドは、これまで私たちが積極的に参加してこなかった分野でもある。ほかのアウトドアブランドがこの30年、より軽く、より軽くと商品開発を進めている一方で、「フィルソン」は重くあることを貫いてきた。こうしたプロダクトを通じて、私たちはいま、ようやくその流れに加わり始めた段階だ。

同時にラギッド(無骨)で重厚なアイコンモデルたちは今後も残していく。“マッキノーウール・クルーザー”の新しいチェック柄が出るたびに購入し、コレクションとして自宅に保管しているコレクターたちがいるからだ。シグネチャーである定番商品を目当てに、何度もブランドに戻ってきてくれるファンがいることは私たちにとってとても重要だ。

WWD:テックを強みにしたブランドが台頭しスポーツ・アウトドアブランド市場はレッドオーシャンなのでは?

バントル:テック系ブランドを競合とは考えていない。大きな違いは、「フィルソン」が基本的に天然素材のブランドである点。天然素材は、その性質上どうしても合成繊維より重くなる。そのため当社の製品を手に取るとよりしっかりとした厚みや重みを感じるはず。私はよく「フィルソン」の商品には“ガッツがある”と表現するが、合成素材の製品よりもずっと存在感がある。人々はそれを求めて「フィルソン」を選んでいるはずだ。

「知る人ぞ知る存在」から、世界へ

WWD:現在の顧客層は?

バントル:

これまで私はさまざまなグローバルアウトドアブランドで働いてきたが、そのなかでも一番多様だ。唯一共通しているのは、みんな高い品質を求めていること。シアトルの旗艦店では、学生時代から50年以上「フィルソン」を着続けている70代の顧客もいれば、ビンテージを通じてブランドを知った若いコレクターもいて、コレクターコミュニティーの規模も大きい。世界的にも特に若い世代の間で、ヘリテージやビンテージへの評価が高まっているのは大きな流れだ。米国では、少量生産の特別なプロダクトが15分で完売することもある。24年秋からはウィメンズカテゴリーも始動した。ここも期待以上に手応えを得ている。

WWD:コロナ禍以降の消費者のマインドセットの変化はビジネスにどんな影響が?

バントル:現在、米国において「フィルソン」は“アメリカ西部の価値観”を体現するブランドとして受け止められている。ここで言う西部的な価値観とは、自らの力で生き抜こうとするラギッドな姿勢や、自然と向き合いながら道を切り開いていく精神、そうした生き方への憧れのこと。そうした価値観の高まりと世界的に広がるビンテージやヘリテージ志向は、現在のブランドにとって強い追い風となっている。米国全体では、コロナ禍の期間中にアウトドア市場が大きく拡大したが、「フィルソン」はアウトドアへの参加人口の増減とは別に、アメリカンヘリテージやビンテージ文化への変わらないニーズがあり、機能性やパフォーマンスを軸にした従来型のアウトドアブランドとは異なる部分でもあると思う。

WWD:日本市場ではこのほどデイトナ・インターナショナルがサブライセンシーになった。

バントル:日本は、アメリカンヘリテージに対する理解と評価が非常に高い。しかし、日本市場には本物のヘリテージブランドが十分に届いておらず、「フィルソン」にとっての潜在顧客が多くいるとみている。ここにリーチするためには、強固なパートナーが不可欠だ。デイトナ・インターナショナルとの協業は、まさに始まったばかり。シアトルには、優秀なデザインディレクターが在籍しており、今後はそのチームが日本のチームと連携しながら、ブランドのヘリテージに忠実であることを前提に、ローカル市場にふさわしい形でプロダクトを設計していく計画で、とても楽しみだ。

「フィルソン」は1897年以降、一度も生産を止めることなく、自らの手で製品を作り続けてきた。それにもかかわらず、世界的にはまだ知名度が高いとは言えない。だからこそ、いま私たちは、このブランドをより多くの人々に紹介できる段階にあると考えている。日本で強力なパートナーとともにこのミッションを遂行できることを非常に心強く感じている。一度このブランドを知れば、多くの人がその魅力に引き込まれるはずであり、同じ存在は他にないと確信している。100年以上の歴史を持ちながら、いまだ知る人ぞ知るコレクターズブランドである点も、「フィルソン」の特異性。その意味で、私たちは自らを「100年目のスタートアップ」と呼んでいる。

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「ニューエラ」が芸術家の岡本太郎との新作コラボを発売 大阪近鉄バファローズのコレクションとして登場

「ニューエラ(NEW ERA)」は1月8日、日本を代表する芸術家、故・岡本太郎とのコラボレーションの新作として、1949〜2004年まで存在したプロ野球球団・大阪近鉄バファローズのコレクションを発売する。全国の「ニューエラ」(新宿イーストを除く)および公式オンラインストアで取り扱う。店舗によって一部展開のないアイテムもあり。

コラボ初の”ロングブリムハット”が登場

猛牛をモチーフとした大阪近鉄バファローズの球団ロゴは、1959年に岡本太郎によって制作され、球団のアイデンティティを示すロゴとして使用されてきた。本コレクションでは、球団ロゴをフロントにレイアウトしている。

今回は、これまで展開してきたヘッドウエアラインに加え、本コラボレーションとして初となる“ロングブリムハット”(1万2100円)が登場する。「ニューエラ」を代表するシルエット“59フィフティー”のクラウンをベースに、ブリムを長く設計したハットタイプを採用した。ほかにも、“59フィフティー”(全2種、各6820円)を展開する。

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「ニューエラ」が芸術家の岡本太郎との新作コラボを発売 大阪近鉄バファローズのコレクションとして登場

「ニューエラ(NEW ERA)」は1月8日、日本を代表する芸術家、故・岡本太郎とのコラボレーションの新作として、1949〜2004年まで存在したプロ野球球団・大阪近鉄バファローズのコレクションを発売する。全国の「ニューエラ」(新宿イーストを除く)および公式オンラインストアで取り扱う。店舗によって一部展開のないアイテムもあり。

コラボ初の”ロングブリムハット”が登場

猛牛をモチーフとした大阪近鉄バファローズの球団ロゴは、1959年に岡本太郎によって制作され、球団のアイデンティティを示すロゴとして使用されてきた。本コレクションでは、球団ロゴをフロントにレイアウトしている。

今回は、これまで展開してきたヘッドウエアラインに加え、本コラボレーションとして初となる“ロングブリムハット”(1万2100円)が登場する。「ニューエラ」を代表するシルエット“59フィフティー”のクラウンをベースに、ブリムを長く設計したハットタイプを採用した。ほかにも、“59フィフティー”(全2種、各6820円)を展開する。

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「エディー・バウアー」が大阪・千里阪急のイベントに出展中 アイコニックなアウター“アイコンズ”コレクションも

水甚が運営する米国発のアウトドアブランド「エディー・バウアー(EDDIE BAUER)」は1月13日まで、大阪に構える千里阪急で開催中のイベントに出展中だ。メンズアウターやトップスなど、秋冬物を豊富に用意している。

同イベントでは、ブランドを象徴するアウターコレクション“アイコンズ”を数量限定でそろえるほか、メンズ向けのアウターやセーター、ニットなどのトップスアイテムも豊富にラインアップする。

イベント概要

期間:〜1月13日
場所:阪急百貨店 千里阪急 4階紳士服イベントスペース
住所:大阪府豊中市新千里東町1-5-1
時間:10:00〜20:00(最終日は18:00まで)

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「アシックス」がランニングシューズ“ゲルニンバス28”を発売 快適な履き心地を追求したシューズ

「アシックス(ASICS)」は1月22日、快適な履き心地を追求したランニングシューズ“ゲルニンバス28”(2万2000円)を、順次発売する。「アシックス」直営店舗(ファクトリーアウトレットを除く)および全国のスポーツ用品店で取り扱う。また、一般販売に先駆けて1月9日には、「アシックス」オンラインで先行販売する。

ランニングやフルマラソンに適したシューズ

“ゲルニンバス”シリーズは、1999年から展開している、クッション性を重視した高機能モデルのひとつだ。“ニンバス”はラテン語で“雲”を意味し、走りを軽く快適に感じさせ、雲の上で走っているような履き心地を提供する。今回発売する本アイテムは、靴底の必要な箇所にのみラバーを配置することで、グリップ性と耐久性は前モデルと同様に、約20gの軽量化を実現した。サイズ展開は、メンズは24.5〜29.0cm(0.5cm刻み)、30.0cm、31.0cm、32.0cmで、ウィメンズは22.5cm〜26.5cmだ。

靴底は、独自開発のラバー素材2種類を配した“ハイブリッドアシックスグリップ”を採用し、グリップ力と耐久性を両立する。中部には、さまざまな路面コンディションにも対応する“アシックスグリップ”を使用し、着地や蹴り出しに力がかかりやすいつま先部とかかと部には耐摩擦性を持つ“エーハープラス”を採用した。ミッドソールには、約24%再生可能なサトウキビ由来のクッションフォーム材“エフエフブラストプラス”を採用した。また、かかと部分に足にかかる負担を軽減する衝撃緩衝機能“ピュアゲル”を内蔵している。

アッパー(甲被)は、部位に応じて編み方や孔の大きさを変え、通気性とフィット性を高めた“エンジニアードニット”を採用し、ベロ部と履き口部には伸縮性のあるニット素材で仕上げた。

本モデルは、ユーザーテスト、サイエンス、イノベーション、サステナビリティの4つの構成要素からなる当社独自の設計思想“アシックスデザインフィロソフィ”に従い、身体と心の両方にとって優れた構造設計をめざした。

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「アシックス」がランニングシューズ“ゲルニンバス28”を発売 快適な履き心地を追求したシューズ

「アシックス(ASICS)」は1月22日、快適な履き心地を追求したランニングシューズ“ゲルニンバス28”(2万2000円)を、順次発売する。「アシックス」直営店舗(ファクトリーアウトレットを除く)および全国のスポーツ用品店で取り扱う。また、一般販売に先駆けて1月9日には、「アシックス」オンラインで先行販売する。

ランニングやフルマラソンに適したシューズ

“ゲルニンバス”シリーズは、1999年から展開している、クッション性を重視した高機能モデルのひとつだ。“ニンバス”はラテン語で“雲”を意味し、走りを軽く快適に感じさせ、雲の上で走っているような履き心地を提供する。今回発売する本アイテムは、靴底の必要な箇所にのみラバーを配置することで、グリップ性と耐久性は前モデルと同様に、約20gの軽量化を実現した。サイズ展開は、メンズは24.5〜29.0cm(0.5cm刻み)、30.0cm、31.0cm、32.0cmで、ウィメンズは22.5cm〜26.5cmだ。

靴底は、独自開発のラバー素材2種類を配した“ハイブリッドアシックスグリップ”を採用し、グリップ力と耐久性を両立する。中部には、さまざまな路面コンディションにも対応する“アシックスグリップ”を使用し、着地や蹴り出しに力がかかりやすいつま先部とかかと部には耐摩擦性を持つ“エーハープラス”を採用した。ミッドソールには、約24%再生可能なサトウキビ由来のクッションフォーム材“エフエフブラストプラス”を採用した。また、かかと部分に足にかかる負担を軽減する衝撃緩衝機能“ピュアゲル”を内蔵している。

アッパー(甲被)は、部位に応じて編み方や孔の大きさを変え、通気性とフィット性を高めた“エンジニアードニット”を採用し、ベロ部と履き口部には伸縮性のあるニット素材で仕上げた。

本モデルは、ユーザーテスト、サイエンス、イノベーション、サステナビリティの4つの構成要素からなる当社独自の設計思想“アシックスデザインフィロソフィ”に従い、身体と心の両方にとって優れた構造設計をめざした。

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「カナダグース」が伊勢丹新宿店で期間限定ポップアップを開催 ヘリテージモデルや最新アウターなどを発売

「カナダグース(CANADA GOOSE)」は1月7〜27日、伊勢丹新宿本店 メンズ1階 ザ・ステージで期間限定ポップアップを開催する。アークティック・ヘリテージを現代的に再解釈した新作から定番までを展開する。

機能性とデザインを両立させた冬のアイテム

本ポップアップでは、日本限定コレクションや人気を誇る“ブラックレーベル”をはじめ、パーカ、軽やかなライトウェイトダウン、柔らかく温かなフリースなど幅広くラインアップする。

定番の“メイトランド パーカ”は、コットンナイロンキャンバス素材にアップデートした。リサイクルナイロンを使用した軽量素材を採用し、取り外し可能なフードや4つのパッチポケット、ジップ付きサイドシームをあしらった。“ベイビュー パーカ”は、ゆったりとしたシルットに、裾のドローコードでシルエット調整が可能だ。リサイクルオーガニックアークティックテックを使用し、なめらかな肌触りと撥水性を兼ね備える。ほかにも、なめらかで光沢のあるクラシックなアビエータースタイルの“セガン アビエーター ボンバー”や“アトキンソン シャツ ジャケット”、“ロッジ フーデッド ジャケット”、“ヴァーティカ フリース”などのアウターがそろう。

ハイダー・アッカーマンが手掛けるアイテムも登場

さらに店頭では、クリエイティブディレクターのハイダー・アッカーマン((Haider Ackermann)による2025-26年秋冬「スノー グース バイ カナダ グース(SNOW GOOSE BY CANADA GOOSE)」コレクションも発売する。“ヴァーティカ フリース”や“ドーン クルー リラックスド-グラフィック”、“メサ ティー”、“ブラヴァイン ビーニー”もラインアップする。

◾️「カナダグース」ポップアップ
開催期間:1月7〜27日
住所:東京都新宿区新宿3-14-1

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「ディオール」がスイートな色と香りに満ちた、期間限定のポップアップを開催 キャンディショップがテーマ

「ディオール(DIOR)」は1月22〜25日、東京・原宿の6142でポップアップイベント「ディオール アディクト キャンディ ショップ(INSIDE THE DIOR ADDICT SWEET SHOP)」を開催する。本ポップアップは、キャンディショップをテーマに、誰もが夢中になるスイートな色と香りの世界を表現した空間を展開する。

新たに生まれ変わったリップオイルとフレグランスを用意

今春、「ディオール」メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクターのピーター・フィリップス(Peter Philips)と、パフューム クリエイション ディレクターのフランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)は「メイク」と「フレグランス」という2つのクリエイションを、“ディオール アディクト”の遊び心あふれる世界観で表現した。本ポップアップでは、2つの新製品を楽しめる。メイクアップエリアでは、新“ディオール アディクト リップ グロウ オイル”(全14色うち数量限定2色、各4950円)をそろえる。フレグランスエリアでは、新フレグランス3種(30mL/各9460円、50mL/各1万5180円)を用意する。

新たに生まれ変わった“ディオール アディクト リップ グロウ オイル”は、“厚膜ぷっくり感”をかなえる新ケアオイル グロスだ。みずみずしいジューシーな潤いで、唇にフィットする。“スパークリー”、“グレイズド”、“ジューシー”の異なるニュアンスを持ち、キャンディのように輝く。pHに応じて自分だけの血色感をかなえる。

“ディオール アディクト”から新しく登場する3つのフレグランスは、バニラホイップに包まれたローズ、アイリス、ジャスミンのフルーティーな甘い香りだ。

◾️ディオール アディクト キャンディ ショップ

開催期間:1月22〜25日
時間:11:00〜20:00(最終入場19:30)
22日のみ11:30〜20:00
場所:6142
住所:東京都渋谷区神宮前6-14-2
入場:予約制、入場無料、予約特典あり 1月13日から予約開始(キャンセル発生時、当日の案内枠が若干数発生する可能性あり)
当日の案内枠を希望する場合は、会場のスタッフまで(入場を保証するものはなし)
イベント特設サイト

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「ディオール」がスイートな色と香りに満ちた、期間限定のポップアップを開催 キャンディショップがテーマ

「ディオール(DIOR)」は1月22〜25日、東京・原宿の6142でポップアップイベント「ディオール アディクト キャンディ ショップ(INSIDE THE DIOR ADDICT SWEET SHOP)」を開催する。本ポップアップは、キャンディショップをテーマに、誰もが夢中になるスイートな色と香りの世界を表現した空間を展開する。

新たに生まれ変わったリップオイルとフレグランスを用意

今春、「ディオール」メイクアップ クリエイティブ&イメージ ディレクターのピーター・フィリップス(Peter Philips)と、パフューム クリエイション ディレクターのフランシス・クルジャン(Francis Kurkdjian)は「メイク」と「フレグランス」という2つのクリエイションを、“ディオール アディクト”の遊び心あふれる世界観で表現した。本ポップアップでは、2つの新製品を楽しめる。メイクアップエリアでは、新“ディオール アディクト リップ グロウ オイル”(全14色うち数量限定2色、各4950円)をそろえる。フレグランスエリアでは、新フレグランス3種(30mL/各9460円、50mL/各1万5180円)を用意する。

新たに生まれ変わった“ディオール アディクト リップ グロウ オイル”は、“厚膜ぷっくり感”をかなえる新ケアオイル グロスだ。みずみずしいジューシーな潤いで、唇にフィットする。“スパークリー”、“グレイズド”、“ジューシー”の異なるニュアンスを持ち、キャンディのように輝く。pHに応じて自分だけの血色感をかなえる。

“ディオール アディクト”から新しく登場する3つのフレグランスは、バニラホイップに包まれたローズ、アイリス、ジャスミンのフルーティーな甘い香りだ。

◾️ディオール アディクト キャンディ ショップ

開催期間:1月22〜25日
時間:11:00〜20:00(最終入場19:30)
22日のみ11:30〜20:00
場所:6142
住所:東京都渋谷区神宮前6-14-2
入場:予約制、入場無料、予約特典あり 1月13日から予約開始(キャンセル発生時、当日の案内枠が若干数発生する可能性あり)
当日の案内枠を希望する場合は、会場のスタッフまで(入場を保証するものはなし)
イベント特設サイト

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「マリメッコ」から設立75周年を記念した日本限定のトートバッグや新作“マリデニム”、ホームコレクションが登場

「マリメッコ(MARIMEKKO)」は1月23日にホームコレクションを、30日にはブランド設立75周年を記念した日本限定のアニバーサリーバッグ2型と新作“マリデニム”を発売する。一般販売に先駆けて1月16日から日本公式オンラインストアで先行販売を開始する。

2つのアイコニックなプリントを融合した限定バッグなど

75周年を記念したバッグは、ブランドを代表するプリントデザイナーのマイヤ・イソラ(Maija Isola)による2つのアイコニックなプリント“ウニッコ”と“ヴィヒキルース”を融合したアニバーサリーならではの特別なデザインに仕上げた。ラインアップは、“ランチバッグ”(限定、1万5400円)と“トートバッグ”(限定、1万3200円)をそろえる。

“マリデニム”からは、タイムレスなデザインとモダンな汎用性を掛け合わせた鮮やかなプリントとカラーバリエーションが特徴のコレクションが登場する。ホームコレクションでは、花が咲くようなガラスプレートから、立体的な“ウニッコ”や“キヴェット”のプレートや箸置きまで、新しい1年を始めるのにぴったりな鮮やかなカラーをそろえる。

75枚限定のノベルティーも用意

さらに、1月16日10時から日本公式オンラインストアで2万7500円以上購入した者に75周年記念スペシャルデザインファブリックバッグを進呈する。75周年を記念して、年間テーマであるプリント作りのアートとシーズンカラーを取り入れたデザインで、75枚限定の特別企画として実施する。

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「雪肌精」がW-グリチルレチン酸ステアリル配合の日中用美白UV乳液を発売 日焼け止めや化粧下地としても機能

コーセーの「雪肌精(SEKKISEI)」は2026年3月16日、乳液から化粧下地まで担う多機能乳液“ブライトニング デイケア アドバンス”[SPF50+/PA++++]【医薬部外品】(35g、3520円※編集部調べ)を発売する。コーセー独自の美白・肌あれ防止有効成分である甘草由来有効成分W-グリチルレチン酸ステアリルや国産ハトムギエキスなどの和漢植物由来の美容成分を配合。紫外線のダメージをケアしつつ健やかな肌へアプローチする。

忙しい朝にぴったりの多機能乳液

本製品は、1品で乳液、日焼け止め、化粧下地の3役をになう、日中用美白UV乳液だ。“なめらかモイスト処方”を採用し、軽やかな付け心地と乳液のようなしっとり感を両立させた。また、“透明感パウダー”や“化粧もち成分”を配合し、肌トーンを均一に整え、メイク崩れを防ぐ。

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「フローフシ」が再始動 “モテマスカラ”を現代版にアップデート

2018年末にブランドを終了していた「フローフシ(FLOWFUSHI)」が、オンライン限定で再始動した。再始動の第1弾として、ブランドの原点であり象徴的なアイテムである“モテマスカラ(MOTE MASCARA)”(全2種、各1100円)を1月1日に発売。設計や価格などを見直し、現代にふさわしい形に生まれ変わった。

リニューアルした“モテマスカラ”は、「マスカラはただ盛るための存在でいいのか」「使う時間そのものまでデザインできないか」という問いを起点に開発。仕上がりの美しさはもちろん、日々のアイメイクで目元の土台を整える「ケア発想」の処方へと進化した。植物抽出エキスと天然ミネラルを組み合わせた10種類以上の成分をぜいたくに配合し、まつげをいたわりながらメイクを楽しむ提案だ。

ラインアップは、重ねるたびにインパクトのあるボリュームを与え、上向きカールをキープする“オールインパクト”と、2種の異なる繊維を配合し美しいセパレートをかなえるロングタイプの“クリアファイバー”をそろえる。いずれも、たっぷり塗布してもダマになりにくく、にじみにも強い「ハイメルティング処方」を採用。かつてのヒットアイテムを現代的なクオリティーと手に取りやすい価格帯に再設定し、再び市場に投入する。

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「フローフシ」が再始動 “モテマスカラ”を現代版にアップデート

2018年末にブランドを終了していた「フローフシ(FLOWFUSHI)」が、オンライン限定で再始動した。再始動の第1弾として、ブランドの原点であり象徴的なアイテムである“モテマスカラ(MOTE MASCARA)”(全2種、各1100円)を1月1日に発売。設計や価格などを見直し、現代にふさわしい形に生まれ変わった。

リニューアルした“モテマスカラ”は、「マスカラはただ盛るための存在でいいのか」「使う時間そのものまでデザインできないか」という問いを起点に開発。仕上がりの美しさはもちろん、日々のアイメイクで目元の土台を整える「ケア発想」の処方へと進化した。植物抽出エキスと天然ミネラルを組み合わせた10種類以上の成分をぜいたくに配合し、まつげをいたわりながらメイクを楽しむ提案だ。

ラインアップは、重ねるたびにインパクトのあるボリュームを与え、上向きカールをキープする“オールインパクト”と、2種の異なる繊維を配合し美しいセパレートをかなえるロングタイプの“クリアファイバー”をそろえる。いずれも、たっぷり塗布してもダマになりにくく、にじみにも強い「ハイメルティング処方」を採用。かつてのヒットアイテムを現代的なクオリティーと手に取りやすい価格帯に再設定し、再び市場に投入する。

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AIが“選ぶ”から“買う”時代へ エージェンティックAIが変える美容ショッピングの未来

消費者はすでに、カラーコスメや新しいヘアスタイルをバーチャルで試すなど、美容活動にAI(人工知能)を活用している。だが、そうしたツールは今、急速な進化の只中にある。近い将来、AIエージェントはマスカラやヘアカラー、スキンケアなどを「提案する」だけでなく、「購入する」存在になるかもしれない。エージェンティックAIは、急速に台頭しているAIの進化形で、より自律的かつ能動的に行動するボット、いわゆる「エージェント」によって消費者の購買体験から業界の競争構造までゲームチェンジを起こしている。生成AIのように質問に答えるだけでなく、明確な目標を達成するために逐一指示を与えられなくても、複数のタスクを実行できる点が特徴だ。

新潮流、エージェンティックAIとは

「新しい時代、新しい世代がやって来る」。そう語るのは、美容向けAR(拡張現実)・AIソリューションを提供するテック企業パーフェクト(PERFECT)のウェイン・リウ(Wayne Liu)=チーフ・グロース・オフィサー兼米国プレジデントだ。エージェンティックAIは、複数のAIと連携しながら利用者の代わりに先を読んで動くパーソナルアシスタントのような存在だ。「人間と複数のAIエージェントが融合したネットワークのようなものだ。1つのAIが単独で動くのではなく、利用者の好みや予算、過去履歴を理解しているパーソナルAIエージェントと、商品検索に特化したAIエージェント、比較・評価専門のAIエージェントなどが相互につながり連携して機能する」とリウ氏は説明する。各エージェントはプロンプト(指示や問いかけ)なしでも一定レベルの自律性を持って行動し、結果に基づき意思決定を行いながらタスクを進めていく。

調査会社フォレスター・リサーチ(FORESTER RESEARCH)のエミリー・ファイファー(Emily Pfeiffer)=コマース・テクノロジー担当のプリンシパル・アナリストは、エージェンティックAIの活用例をこう説明する。「例えば、『予算30ドル(約4700円)で、私が気に入りそうなマスカラを買ってきて』と消費者が言うとする。するとAIエージェント同士が、互いにコミュニケーションを始める。複数のサイトを調べ、価格を比較し、購入まで行う可能性もある。ネットワーク内のパーソナルAIエージェントは利用者を深く理解し、より専門的なショッピングエージェントに意見を求めることもできる」。

「ユーカムメイク」がAIエージェントを導入

次世代のデジタル・ビューティを切り開く存在であるパーフェクトは昨年11月、人気アプリ「ユーカムメイク(YouCam Makeup)」内でAIによる会話型ビューティアシスタント「ビューティエージェント」をローンチした。同社はこれを、消費者向けの初の会話型AIビューティ体験と位置付けている。このAIエージェントは単なるスマートアシスタントではなく、創造性を備え、人々の自己表現の仕方を読み取ることができる。パーフェクトのリウ氏は、「AIエージェントはあなたの環境を把握し、あなたのために判断を下し、行動を起こす」と話す。例えば、結婚式に出席する際のルック提案が必要な場合、「この結婚式でのあなたの立場は?新婦?それとも友人?」と問いかけるかもしれない。もし友人であれば、新婦の存在感を奪わないよう、派手すぎないヘアスタイルや服装を提案する。

パーフェクトはこれまでに、バーチャルメイク、肌分析、ヘアスタイルのシミュレーション、スキンケアやメイクのアドバイスといったツールを展開している。「エージェンティックAIによって、これまで別々に存在していたAI機能や体験が一つの流れとしてつながり始める」とリウ氏は言う。「『エジプトに行くのに何を勧める?』といった会話型の体験になる。乾燥した環境や強い日差しを考慮し、その国で入手可能な商品を踏まえた提案を行うのだ」。

感情理解と連携で進化するAIエージェント

「人間と人工の知能が融合する未来“シンソセン時代”に突入する中、ビューティ分野ではAIが人間の感情をくみ取り、柔軟に対応し、自ら判断する技術が進んでいる」。そう語るのは、トレンド予測会社ザ・フューチャー・ラボラトリー(THE FUTURE LABORATORY)のオリビア・ホートン(Olivia Houghton)=インサイト&エンゲージメント・ディレクター兼ビューティ、ヘルス&ウェルネスのリードアナリストだ。「生成AIとエージェンティックコマースは、消費者が商品を発見し、選び、さらには感情的につながる方法そのものを変えている。無数の商品一覧をスクロールする代わりに、スタイルや気分、価値観を理解するAIエージェントに、キュレーションや比較、さらには購入まで任せる時代が間もなく訪れるだろう」。

適切な提案を行うため、AIエージェントは利用者を理解する必要がある。そのため、顔写真を分析し、顔の形や肌色に加え、外部環境も考慮する。AIエージェントは、パーソナライズされたバーチャル・チュートリアルや試着などでメイクの方法を示すこともできる。専門的なスキンケアアドバイスを受けたり、新しいファッションスタイルを試したりすることも可能だ。現在存在するAIエージェントは、広範なエコシステムや経済圏で連携しているわけではない。だが、今後はさらに進化するだろう。例えば、セフォラ(SEPHORA)やアルタビューティ(ULTA BEAUTY)がそれぞれ AIエージェントを持つようになれば、パーフェクトのAIエージェントがそれらと連携し、自律的に取引を行うことも考えられる。

「実際にその環境で購入できるようになるには、まだごく初期段階だ」とフォレスター・リサーチのファイファー氏は言う。「商品もプロセスも非常に限定的で、通常は単品購入に限られる。回答エンジンと提携して商品データを提供しているサイトのみが対象だ」。現時点では、ショッピファイ(SHOPIFY)、ウォルマート(WALMART)、アマゾン(AMAZON)といった大手リテールプラットフォームが中心だ。エージェンティックコマースが普及するには、AIエージェント同士がコミュニケーションするための標準プロトコル(共通ルール)が必要になる。また、消費者の信頼、決済、プライバシーといった課題も残る。「現時点のAIビューティエージェントは、自律的に購入の代行まで行う存在ではなく、超高性能な“ビューティアドバイザー”の段階にある」とパーフェクト社のリウ氏は語る。

消費者行動の変化とブランド競争への影響は?

しかし、AIはまだ発展途中だが、消費者はすでにもっと賢く手間を減らしてくれる買い物サポートを求めている。コンサルティング会社アクセンチュア(ACCENTURE)のオードリー・デプラーテル=モンタセル(Audrey Depraeter-Montacel)=グローバル・ビューティ業界リードによれば、AIを積極的に使う人たちの間では、美容商品の選択においてAIが最も頼りにされる情報源になっている。「AIはすでに商品やビューティケア方法を一緒に考えるためのパートナーのような存在になっており、エージェンティックAIによって、やがてはそれ以上の判断や行動まで担う存在へ進みつつある」と彼女は言う。今後は、さらに洗練された使い方が次々に出てくるだろう。「テクノロジーは日々進化し、ますます賢くなっている。これはこの業界にとって大きな革命だ」とデプラーテル=モンタセル氏は語る。

ザ・フューチャー・ラボラトリーのホートン氏は、“エージェンティックな未来”において、ビューティブランドは消費者に好かれるだけでは不十分で、AI(アルゴリズム)に選ばれやすいブランドであるかどうかが競争の軸になると指摘する。「これからは、感情や状況を理解できるAIに、どれだけ商品を正しく理解し、選ばれるかがブランドの成功を左右する。ビューティ分野におけるテクノロジーの次なる進化のカギは、AIが人の気持ちや状況を理解し、寄り添った対応ができるかどうかにある」とホートン氏は言う。AIが、言われたことに答えるだけでなく、利用者の言葉や状況、気持ちをくみ取り、先に必要な提案や行動をする存在になる。「生成AIとエージェンティックシステムが成熟する時代には、ブランドは人の感情に訴えるだけでなく、AIが理解し処理しやすい体験設計も同時に行う必要がある」。

自立型AIの購入代行時代にどう備えるか

今後、どんな展開が考えられるのか。フォレスター・リサーチのファイファー氏「BtoCの視点では、マスカラがなくなるたびにブランドのサイトで定期購入を設定するのではなく、チャットGPT(ChatGPT)やパープレキシティ(Perplexity)、グーグル ジェミニ(Google Gemini)といったAIエージェントに『マスカラを切らさないようにして。必要な頻度で、最安値で買って』と伝える未来も考えられる。まだ仮説の段階だが、SFではない。ただ現状ではないというだけだ」と話す。アクセンチュアのデプラーテル=モンタセル氏は、ビューティ体験の感情的側面を損なわずにエージェンティックAIをどう活用するかも課題だと指摘する。「各ブランドが目的や活用方法、どのような体験で使うのかを定義する必要がある」という。パーフェクトのリウ氏は新技術に向き合う上で、「ビューティ業界は柔軟な思考と不確実性を受け入れる姿勢が必要だ。何が起こるかは正確には分からない。だからこそ、不確実性を活用し、予測不能なものを強みに変える必要がある」と語る。「まだ本当に初期段階だ。だが、この分野は非常に速いスピードで進化する。『まだ初期段階』と感じていられる時間はそう長くない」とファイファー氏は締めくくった。

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AIが“選ぶ”から“買う”時代へ エージェンティックAIが変える美容ショッピングの未来

消費者はすでに、カラーコスメや新しいヘアスタイルをバーチャルで試すなど、美容活動にAI(人工知能)を活用している。だが、そうしたツールは今、急速な進化の只中にある。近い将来、AIエージェントはマスカラやヘアカラー、スキンケアなどを「提案する」だけでなく、「購入する」存在になるかもしれない。エージェンティックAIは、急速に台頭しているAIの進化形で、より自律的かつ能動的に行動するボット、いわゆる「エージェント」によって消費者の購買体験から業界の競争構造までゲームチェンジを起こしている。生成AIのように質問に答えるだけでなく、明確な目標を達成するために逐一指示を与えられなくても、複数のタスクを実行できる点が特徴だ。

新潮流、エージェンティックAIとは

「新しい時代、新しい世代がやって来る」。そう語るのは、美容向けAR(拡張現実)・AIソリューションを提供するテック企業パーフェクト(PERFECT)のウェイン・リウ(Wayne Liu)=チーフ・グロース・オフィサー兼米国プレジデントだ。エージェンティックAIは、複数のAIと連携しながら利用者の代わりに先を読んで動くパーソナルアシスタントのような存在だ。「人間と複数のAIエージェントが融合したネットワークのようなものだ。1つのAIが単独で動くのではなく、利用者の好みや予算、過去履歴を理解しているパーソナルAIエージェントと、商品検索に特化したAIエージェント、比較・評価専門のAIエージェントなどが相互につながり連携して機能する」とリウ氏は説明する。各エージェントはプロンプト(指示や問いかけ)なしでも一定レベルの自律性を持って行動し、結果に基づき意思決定を行いながらタスクを進めていく。

調査会社フォレスター・リサーチ(FORESTER RESEARCH)のエミリー・ファイファー(Emily Pfeiffer)=コマース・テクノロジー担当のプリンシパル・アナリストは、エージェンティックAIの活用例をこう説明する。「例えば、『予算30ドル(約4700円)で、私が気に入りそうなマスカラを買ってきて』と消費者が言うとする。するとAIエージェント同士が、互いにコミュニケーションを始める。複数のサイトを調べ、価格を比較し、購入まで行う可能性もある。ネットワーク内のパーソナルAIエージェントは利用者を深く理解し、より専門的なショッピングエージェントに意見を求めることもできる」。

「ユーカムメイク」がAIエージェントを導入

次世代のデジタル・ビューティを切り開く存在であるパーフェクトは昨年11月、人気アプリ「ユーカムメイク(YouCam Makeup)」内でAIによる会話型ビューティアシスタント「ビューティエージェント」をローンチした。同社はこれを、消費者向けの初の会話型AIビューティ体験と位置付けている。このAIエージェントは単なるスマートアシスタントではなく、創造性を備え、人々の自己表現の仕方を読み取ることができる。パーフェクトのリウ氏は、「AIエージェントはあなたの環境を把握し、あなたのために判断を下し、行動を起こす」と話す。例えば、結婚式に出席する際のルック提案が必要な場合、「この結婚式でのあなたの立場は?新婦?それとも友人?」と問いかけるかもしれない。もし友人であれば、新婦の存在感を奪わないよう、派手すぎないヘアスタイルや服装を提案する。

パーフェクトはこれまでに、バーチャルメイク、肌分析、ヘアスタイルのシミュレーション、スキンケアやメイクのアドバイスといったツールを展開している。「エージェンティックAIによって、これまで別々に存在していたAI機能や体験が一つの流れとしてつながり始める」とリウ氏は言う。「『エジプトに行くのに何を勧める?』といった会話型の体験になる。乾燥した環境や強い日差しを考慮し、その国で入手可能な商品を踏まえた提案を行うのだ」。

感情理解と連携で進化するAIエージェント

「人間と人工の知能が融合する未来“シンソセン時代”に突入する中、ビューティ分野ではAIが人間の感情をくみ取り、柔軟に対応し、自ら判断する技術が進んでいる」。そう語るのは、トレンド予測会社ザ・フューチャー・ラボラトリー(THE FUTURE LABORATORY)のオリビア・ホートン(Olivia Houghton)=インサイト&エンゲージメント・ディレクター兼ビューティ、ヘルス&ウェルネスのリードアナリストだ。「生成AIとエージェンティックコマースは、消費者が商品を発見し、選び、さらには感情的につながる方法そのものを変えている。無数の商品一覧をスクロールする代わりに、スタイルや気分、価値観を理解するAIエージェントに、キュレーションや比較、さらには購入まで任せる時代が間もなく訪れるだろう」。

適切な提案を行うため、AIエージェントは利用者を理解する必要がある。そのため、顔写真を分析し、顔の形や肌色に加え、外部環境も考慮する。AIエージェントは、パーソナライズされたバーチャル・チュートリアルや試着などでメイクの方法を示すこともできる。専門的なスキンケアアドバイスを受けたり、新しいファッションスタイルを試したりすることも可能だ。現在存在するAIエージェントは、広範なエコシステムや経済圏で連携しているわけではない。だが、今後はさらに進化するだろう。例えば、セフォラ(SEPHORA)やアルタビューティ(ULTA BEAUTY)がそれぞれ AIエージェントを持つようになれば、パーフェクトのAIエージェントがそれらと連携し、自律的に取引を行うことも考えられる。

「実際にその環境で購入できるようになるには、まだごく初期段階だ」とフォレスター・リサーチのファイファー氏は言う。「商品もプロセスも非常に限定的で、通常は単品購入に限られる。回答エンジンと提携して商品データを提供しているサイトのみが対象だ」。現時点では、ショッピファイ(SHOPIFY)、ウォルマート(WALMART)、アマゾン(AMAZON)といった大手リテールプラットフォームが中心だ。エージェンティックコマースが普及するには、AIエージェント同士がコミュニケーションするための標準プロトコル(共通ルール)が必要になる。また、消費者の信頼、決済、プライバシーといった課題も残る。「現時点のAIビューティエージェントは、自律的に購入の代行まで行う存在ではなく、超高性能な“ビューティアドバイザー”の段階にある」とパーフェクト社のリウ氏は語る。

消費者行動の変化とブランド競争への影響は?

しかし、AIはまだ発展途中だが、消費者はすでにもっと賢く手間を減らしてくれる買い物サポートを求めている。コンサルティング会社アクセンチュア(ACCENTURE)のオードリー・デプラーテル=モンタセル(Audrey Depraeter-Montacel)=グローバル・ビューティ業界リードによれば、AIを積極的に使う人たちの間では、美容商品の選択においてAIが最も頼りにされる情報源になっている。「AIはすでに商品やビューティケア方法を一緒に考えるためのパートナーのような存在になっており、エージェンティックAIによって、やがてはそれ以上の判断や行動まで担う存在へ進みつつある」と彼女は言う。今後は、さらに洗練された使い方が次々に出てくるだろう。「テクノロジーは日々進化し、ますます賢くなっている。これはこの業界にとって大きな革命だ」とデプラーテル=モンタセル氏は語る。

ザ・フューチャー・ラボラトリーのホートン氏は、“エージェンティックな未来”において、ビューティブランドは消費者に好かれるだけでは不十分で、AI(アルゴリズム)に選ばれやすいブランドであるかどうかが競争の軸になると指摘する。「これからは、感情や状況を理解できるAIに、どれだけ商品を正しく理解し、選ばれるかがブランドの成功を左右する。ビューティ分野におけるテクノロジーの次なる進化のカギは、AIが人の気持ちや状況を理解し、寄り添った対応ができるかどうかにある」とホートン氏は言う。AIが、言われたことに答えるだけでなく、利用者の言葉や状況、気持ちをくみ取り、先に必要な提案や行動をする存在になる。「生成AIとエージェンティックシステムが成熟する時代には、ブランドは人の感情に訴えるだけでなく、AIが理解し処理しやすい体験設計も同時に行う必要がある」。

自立型AIの購入代行時代にどう備えるか

今後、どんな展開が考えられるのか。フォレスター・リサーチのファイファー氏「BtoCの視点では、マスカラがなくなるたびにブランドのサイトで定期購入を設定するのではなく、チャットGPT(ChatGPT)やパープレキシティ(Perplexity)、グーグル ジェミニ(Google Gemini)といったAIエージェントに『マスカラを切らさないようにして。必要な頻度で、最安値で買って』と伝える未来も考えられる。まだ仮説の段階だが、SFではない。ただ現状ではないというだけだ」と話す。アクセンチュアのデプラーテル=モンタセル氏は、ビューティ体験の感情的側面を損なわずにエージェンティックAIをどう活用するかも課題だと指摘する。「各ブランドが目的や活用方法、どのような体験で使うのかを定義する必要がある」という。パーフェクトのリウ氏は新技術に向き合う上で、「ビューティ業界は柔軟な思考と不確実性を受け入れる姿勢が必要だ。何が起こるかは正確には分からない。だからこそ、不確実性を活用し、予測不能なものを強みに変える必要がある」と語る。「まだ本当に初期段階だ。だが、この分野は非常に速いスピードで進化する。『まだ初期段階』と感じていられる時間はそう長くない」とファイファー氏は締めくくった。

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AIが“選ぶ”から“買う”時代へ エージェンティックAIが変える美容ショッピングの未来

消費者はすでに、カラーコスメや新しいヘアスタイルをバーチャルで試すなど、美容活動にAI(人工知能)を活用している。だが、そうしたツールは今、急速な進化の只中にある。近い将来、AIエージェントはマスカラやヘアカラー、スキンケアなどを「提案する」だけでなく、「購入する」存在になるかもしれない。エージェンティックAIは、急速に台頭しているAIの進化形で、より自律的かつ能動的に行動するボット、いわゆる「エージェント」によって消費者の購買体験から業界の競争構造までゲームチェンジを起こしている。生成AIのように質問に答えるだけでなく、明確な目標を達成するために逐一指示を与えられなくても、複数のタスクを実行できる点が特徴だ。

新潮流、エージェンティックAIとは

「新しい時代、新しい世代がやって来る」。そう語るのは、美容向けAR(拡張現実)・AIソリューションを提供するテック企業パーフェクト(PERFECT)のウェイン・リウ(Wayne Liu)=チーフ・グロース・オフィサー兼米国プレジデントだ。エージェンティックAIは、複数のAIと連携しながら利用者の代わりに先を読んで動くパーソナルアシスタントのような存在だ。「人間と複数のAIエージェントが融合したネットワークのようなものだ。1つのAIが単独で動くのではなく、利用者の好みや予算、過去履歴を理解しているパーソナルAIエージェントと、商品検索に特化したAIエージェント、比較・評価専門のAIエージェントなどが相互につながり連携して機能する」とリウ氏は説明する。各エージェントはプロンプト(指示や問いかけ)なしでも一定レベルの自律性を持って行動し、結果に基づき意思決定を行いながらタスクを進めていく。

調査会社フォレスター・リサーチ(FORESTER RESEARCH)のエミリー・ファイファー(Emily Pfeiffer)=コマース・テクノロジー担当のプリンシパル・アナリストは、エージェンティックAIの活用例をこう説明する。「例えば、『予算30ドル(約4700円)で、私が気に入りそうなマスカラを買ってきて』と消費者が言うとする。するとAIエージェント同士が、互いにコミュニケーションを始める。複数のサイトを調べ、価格を比較し、購入まで行う可能性もある。ネットワーク内のパーソナルAIエージェントは利用者を深く理解し、より専門的なショッピングエージェントに意見を求めることもできる」。

「ユーカムメイク」がAIエージェントを導入

次世代のデジタル・ビューティを切り開く存在であるパーフェクトは昨年11月、人気アプリ「ユーカムメイク(YouCam Makeup)」内でAIによる会話型ビューティアシスタント「ビューティエージェント」をローンチした。同社はこれを、消費者向けの初の会話型AIビューティ体験と位置付けている。このAIエージェントは単なるスマートアシスタントではなく、創造性を備え、人々の自己表現の仕方を読み取ることができる。パーフェクトのリウ氏は、「AIエージェントはあなたの環境を把握し、あなたのために判断を下し、行動を起こす」と話す。例えば、結婚式に出席する際のルック提案が必要な場合、「この結婚式でのあなたの立場は?新婦?それとも友人?」と問いかけるかもしれない。もし友人であれば、新婦の存在感を奪わないよう、派手すぎないヘアスタイルや服装を提案する。

パーフェクトはこれまでに、バーチャルメイク、肌分析、ヘアスタイルのシミュレーション、スキンケアやメイクのアドバイスといったツールを展開している。「エージェンティックAIによって、これまで別々に存在していたAI機能や体験が一つの流れとしてつながり始める」とリウ氏は言う。「『エジプトに行くのに何を勧める?』といった会話型の体験になる。乾燥した環境や強い日差しを考慮し、その国で入手可能な商品を踏まえた提案を行うのだ」。

感情理解と連携で進化するAIエージェント

「人間と人工の知能が融合する未来“シンソセン時代”に突入する中、ビューティ分野ではAIが人間の感情をくみ取り、柔軟に対応し、自ら判断する技術が進んでいる」。そう語るのは、トレンド予測会社ザ・フューチャー・ラボラトリー(THE FUTURE LABORATORY)のオリビア・ホートン(Olivia Houghton)=インサイト&エンゲージメント・ディレクター兼ビューティ、ヘルス&ウェルネスのリードアナリストだ。「生成AIとエージェンティックコマースは、消費者が商品を発見し、選び、さらには感情的につながる方法そのものを変えている。無数の商品一覧をスクロールする代わりに、スタイルや気分、価値観を理解するAIエージェントに、キュレーションや比較、さらには購入まで任せる時代が間もなく訪れるだろう」。

適切な提案を行うため、AIエージェントは利用者を理解する必要がある。そのため、顔写真を分析し、顔の形や肌色に加え、外部環境も考慮する。AIエージェントは、パーソナライズされたバーチャル・チュートリアルや試着などでメイクの方法を示すこともできる。専門的なスキンケアアドバイスを受けたり、新しいファッションスタイルを試したりすることも可能だ。現在存在するAIエージェントは、広範なエコシステムや経済圏で連携しているわけではない。だが、今後はさらに進化するだろう。例えば、セフォラ(SEPHORA)やアルタビューティ(ULTA BEAUTY)がそれぞれ AIエージェントを持つようになれば、パーフェクトのAIエージェントがそれらと連携し、自律的に取引を行うことも考えられる。

「実際にその環境で購入できるようになるには、まだごく初期段階だ」とフォレスター・リサーチのファイファー氏は言う。「商品もプロセスも非常に限定的で、通常は単品購入に限られる。回答エンジンと提携して商品データを提供しているサイトのみが対象だ」。現時点では、ショッピファイ(SHOPIFY)、ウォルマート(WALMART)、アマゾン(AMAZON)といった大手リテールプラットフォームが中心だ。エージェンティックコマースが普及するには、AIエージェント同士がコミュニケーションするための標準プロトコル(共通ルール)が必要になる。また、消費者の信頼、決済、プライバシーといった課題も残る。「現時点のAIビューティエージェントは、自律的に購入の代行まで行う存在ではなく、超高性能な“ビューティアドバイザー”の段階にある」とパーフェクト社のリウ氏は語る。

消費者行動の変化とブランド競争への影響は?

しかし、AIはまだ発展途中だが、消費者はすでにもっと賢く手間を減らしてくれる買い物サポートを求めている。コンサルティング会社アクセンチュア(ACCENTURE)のオードリー・デプラーテル=モンタセル(Audrey Depraeter-Montacel)=グローバル・ビューティ業界リードによれば、AIを積極的に使う人たちの間では、美容商品の選択においてAIが最も頼りにされる情報源になっている。「AIはすでに商品やビューティケア方法を一緒に考えるためのパートナーのような存在になっており、エージェンティックAIによって、やがてはそれ以上の判断や行動まで担う存在へ進みつつある」と彼女は言う。今後は、さらに洗練された使い方が次々に出てくるだろう。「テクノロジーは日々進化し、ますます賢くなっている。これはこの業界にとって大きな革命だ」とデプラーテル=モンタセル氏は語る。

ザ・フューチャー・ラボラトリーのホートン氏は、“エージェンティックな未来”において、ビューティブランドは消費者に好かれるだけでは不十分で、AI(アルゴリズム)に選ばれやすいブランドであるかどうかが競争の軸になると指摘する。「これからは、感情や状況を理解できるAIに、どれだけ商品を正しく理解し、選ばれるかがブランドの成功を左右する。ビューティ分野におけるテクノロジーの次なる進化のカギは、AIが人の気持ちや状況を理解し、寄り添った対応ができるかどうかにある」とホートン氏は言う。AIが、言われたことに答えるだけでなく、利用者の言葉や状況、気持ちをくみ取り、先に必要な提案や行動をする存在になる。「生成AIとエージェンティックシステムが成熟する時代には、ブランドは人の感情に訴えるだけでなく、AIが理解し処理しやすい体験設計も同時に行う必要がある」。

自立型AIの購入代行時代にどう備えるか

今後、どんな展開が考えられるのか。フォレスター・リサーチのファイファー氏「BtoCの視点では、マスカラがなくなるたびにブランドのサイトで定期購入を設定するのではなく、チャットGPT(ChatGPT)やパープレキシティ(Perplexity)、グーグル ジェミニ(Google Gemini)といったAIエージェントに『マスカラを切らさないようにして。必要な頻度で、最安値で買って』と伝える未来も考えられる。まだ仮説の段階だが、SFではない。ただ現状ではないというだけだ」と話す。アクセンチュアのデプラーテル=モンタセル氏は、ビューティ体験の感情的側面を損なわずにエージェンティックAIをどう活用するかも課題だと指摘する。「各ブランドが目的や活用方法、どのような体験で使うのかを定義する必要がある」という。パーフェクトのリウ氏は新技術に向き合う上で、「ビューティ業界は柔軟な思考と不確実性を受け入れる姿勢が必要だ。何が起こるかは正確には分からない。だからこそ、不確実性を活用し、予測不能なものを強みに変える必要がある」と語る。「まだ本当に初期段階だ。だが、この分野は非常に速いスピードで進化する。『まだ初期段階』と感じていられる時間はそう長くない」とファイファー氏は締めくくった。

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吉田カバンが神戸に「ポーター コウベ」をオープン 限定アイテムやG-SHOCKコラボアイテムなど

吉田カバンは1月10日、兵庫県・神戸三宮に新たなコンセプトストア「ポーター コウベ」をオープンする。2階建ての「ポーター ストア」は、旗艦店として「ポーター オモテサンドウ」に次ぐ2店舗目になる。

限定アイテムやコラボレーションアイテムなど

店内は、ホテルのロビーやライブラリーをイメージし、モルタルや大理石、ラタンなどの多様な素材を使用している。また、本店舗は2フロアで構成し、大理石の階段を上ったフロアでは、限定アイテムやコラボレーションアイテムなどを、順次展開予定だ。

当店舗では、「ポーター ストア」限定アイテムに加え、一部店舗でしか手に入らないコラボレーションアイテムや、世界各地を巡って厳選されたセレクトアイテムをそろえる。オープンを記念し、吉田カバン創業90周年を記念して発売された“フリー スタイル”シリーズの限定カラー“ターコイズ”など、完売アイテムも用意する。

さらに、本店舗ではオープン同日発売予定の「G-ショック(G-SHOCK)」との新コラボレーションアイテムも発売する。詳細は、後日配信予定だ。

◾️ポーター コウベ
オープン日:1月10日
営業時間:11:00〜20:00
住所:兵庫県神戸市中央区三宮町3-6-1 神戸バル アネックス2

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吉田カバンが神戸に「ポーター コウベ」をオープン 限定アイテムやG-SHOCKコラボアイテムなど

吉田カバンは1月10日、兵庫県・神戸三宮に新たなコンセプトストア「ポーター コウベ」をオープンする。2階建ての「ポーター ストア」は、旗艦店として「ポーター オモテサンドウ」に次ぐ2店舗目になる。

限定アイテムやコラボレーションアイテムなど

店内は、ホテルのロビーやライブラリーをイメージし、モルタルや大理石、ラタンなどの多様な素材を使用している。また、本店舗は2フロアで構成し、大理石の階段を上ったフロアでは、限定アイテムやコラボレーションアイテムなどを、順次展開予定だ。

当店舗では、「ポーター ストア」限定アイテムに加え、一部店舗でしか手に入らないコラボレーションアイテムや、世界各地を巡って厳選されたセレクトアイテムをそろえる。オープンを記念し、吉田カバン創業90周年を記念して発売された“フリー スタイル”シリーズの限定カラー“ターコイズ”など、完売アイテムも用意する。

さらに、本店舗ではオープン同日発売予定の「G-ショック(G-SHOCK)」との新コラボレーションアイテムも発売する。詳細は、後日配信予定だ。

◾️ポーター コウベ
オープン日:1月10日
営業時間:11:00〜20:00
住所:兵庫県神戸市中央区三宮町3-6-1 神戸バル アネックス2

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ロート製薬、新卒採用で書類選考を廃止 15分の対話を一次プロセスに

ロート製薬は、2027年4月入社の新卒採用からエントリーシートによる書類選考を廃止する。人事担当者との15分間の対話を採用プロセスの第一ステップとする「Entry Meet(エントリーミート)採用」を導入し、26年1月16日から全国8拠点で実施する。

生成AIの普及によりエントリーシートの内容が均質化する中、同社は従来の書類選考では学生一人一人の個性や価値観を十分に捉えきれないと判断した。AI面接など効率化が進む採用手法が一般化する一方、応募数の増加による選考負荷や、学生側の企業理解の不足が入社後のミスマッチにつながる可能性も課題として捉えている。

同社は、採用においては求職者と企業が「共に働く未来」を具体的に描けるかどうかが最も重要だと位置付けている。一方的な評価に偏らず、まずは直接対話を行い、価値観やビジョンを確かめ合うことを重視する選考フローを再設計した。

「Entry Meet採用」は、必要書類を提出の上、15分間の対話枠を予約する仕組み。服装は私服を推奨し、札幌、仙台、東京、名古屋、金沢、大阪、広島、福岡の8拠点で実施する。原則対面だが、海外大学在籍者などはオンライン参加も検討する。

ロート製薬は、社員の自律と成長を重視した人財戦略を進めている。マッチングを重視した採用を背景に入社3年後の新卒定着率は21年入社96%、22年入社93%と高水準を維持している。今回の取り組みを通じ、採用の入り口から相互理解を深め、個人と企業が共に成長する関係構築を目指す。

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ロート製薬、新卒採用で書類選考を廃止 15分の対話を一次プロセスに

ロート製薬は、2027年4月入社の新卒採用からエントリーシートによる書類選考を廃止する。人事担当者との15分間の対話を採用プロセスの第一ステップとする「Entry Meet(エントリーミート)採用」を導入し、26年1月16日から全国8拠点で実施する。

生成AIの普及によりエントリーシートの内容が均質化する中、同社は従来の書類選考では学生一人一人の個性や価値観を十分に捉えきれないと判断した。AI面接など効率化が進む採用手法が一般化する一方、応募数の増加による選考負荷や、学生側の企業理解の不足が入社後のミスマッチにつながる可能性も課題として捉えている。

同社は、採用においては求職者と企業が「共に働く未来」を具体的に描けるかどうかが最も重要だと位置付けている。一方的な評価に偏らず、まずは直接対話を行い、価値観やビジョンを確かめ合うことを重視する選考フローを再設計した。

「Entry Meet採用」は、必要書類を提出の上、15分間の対話枠を予約する仕組み。服装は私服を推奨し、札幌、仙台、東京、名古屋、金沢、大阪、広島、福岡の8拠点で実施する。原則対面だが、海外大学在籍者などはオンライン参加も検討する。

ロート製薬は、社員の自律と成長を重視した人財戦略を進めている。マッチングを重視した採用を背景に入社3年後の新卒定着率は21年入社96%、22年入社93%と高水準を維持している。今回の取り組みを通じ、採用の入り口から相互理解を深め、個人と企業が共に成長する関係構築を目指す。

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BLACKPINKと渋谷109がコラボ 「フラグメント」とのアパレルコレクションを展開するポップアップなど

渋谷109は1月15〜28日、ガールズグループのBLACKPINKとコラボレーションした“BLACKPINK イン 渋谷109”を開催する。館内外でビジュアルを掲出するほか、ポップアップストアをオープンする。ポップアップストアは、渋谷109に加え、1月21日からは渋谷109阿倍野店でもオープンする。

ポップアップストアやビジュアル掲出、プレゼント企画など

ポップアップストアでは、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とのコラボアイテムなどを販売する。東京会場では同ポップアップ限定アイテムも取り扱う。また、限定ロゴステッカーの進呈や、3000円以上の購入でオリジナルポスターが当たるプレゼント企画などさまざまな取り組みを行う。

開催概要

■BLACKPINK イン 渋谷109

期間:1月15〜28日
場所:渋谷109渋谷店
住所:東京都渋谷区道玄坂2-29-1

■ポップアップストア

期間:1月9〜28日(東京)、1月21日〜2月1日(大阪)
場所:渋谷109渋谷店 地下1階 DISP!!!、渋谷109阿倍野店 DISP!!!
住所:東京都渋谷区道玄坂2-29-1(東京)、大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1
入場制限実施日(東京のみ):1月9〜12日、各日10:10〜13:00まで

特設サイト

入店予約サイト

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BLACKPINKと渋谷109がコラボ 「フラグメント」とのアパレルコレクションを展開するポップアップなど

渋谷109は1月15〜28日、ガールズグループのBLACKPINKとコラボレーションした“BLACKPINK イン 渋谷109”を開催する。館内外でビジュアルを掲出するほか、ポップアップストアをオープンする。ポップアップストアは、渋谷109に加え、1月21日からは渋谷109阿倍野店でもオープンする。

ポップアップストアやビジュアル掲出、プレゼント企画など

ポップアップストアでは、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とのコラボアイテムなどを販売する。東京会場では同ポップアップ限定アイテムも取り扱う。また、限定ロゴステッカーの進呈や、3000円以上の購入でオリジナルポスターが当たるプレゼント企画などさまざまな取り組みを行う。

開催概要

■BLACKPINK イン 渋谷109

期間:1月15〜28日
場所:渋谷109渋谷店
住所:東京都渋谷区道玄坂2-29-1

■ポップアップストア

期間:1月9〜28日(東京)、1月21日〜2月1日(大阪)
場所:渋谷109渋谷店 地下1階 DISP!!!、渋谷109阿倍野店 DISP!!!
住所:東京都渋谷区道玄坂2-29-1(東京)、大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1
入場制限実施日(東京のみ):1月9〜12日、各日10:10〜13:00まで

特設サイト

入店予約サイト

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経営と社員をつなぐ アイスタイル社内コミュニケーション室の仕事術

PROFILE: 坂本綾佳/アイスタイル ヒューマンリソースセンター ヒューマン&カルチャー本部 インターナルコミュニケーション室 室長

坂本綾佳/アイスタイル ヒューマンリソースセンター ヒューマン&カルチャー本部 インターナルコミュニケーション室 室長
PROFILE: (さかもと・あやか)2011年、ニトリ入社。新卒採用や店舗向け教育等を経て人事部門の社内広報マネージャーとして組織活性化に貢献。22年11月にアイスタイル入社。23年7月、インターナルコミュニケーション室長に就任。現在は全社会議やイベントの企画・運営をはじめ、社内コミュニケーション施策の設計や、オウンドメディアを活用した採用ブランディングなどに従事。インナー・アウターの垣根を越えたコミュニケーション戦略を推進する PHOTO : KOJI SHIMAMURA

企業文化の醸成と従業員のエンゲージメントの向上--この2つに戦略的に取り組む企業は、強い組織を作りながら成長を続けている。日本最大級のコスメ・化粧品・美容の総合情報サイト「アットコスメ(@COSME)」を運営するアイスタイルは、2024年に広報傘下にあったインナーコミュニケーション室を人事部傘下に移行して、より“人財”やエンゲージメント向上に焦点を当てた活動をしている。同社ヒューマンリソースセンター ヒューマン&カルチャー本部 インターナルコミュニケーション室の坂本綾佳室長に、その役割と具体的な取り組みを聞いた。

経営と社員をつなぎ、“状態”を整える

WWD:インナーコミュニケーション(IC)室のミッションとは?

坂本綾佳アイスタイル ヒューマンリソースセンター ヒューマン&カルチャー本部 インターナルコミュニケーション室 室長(以下、坂本):社内広報とICは役割が違うと感じていて、私たちの役割は「状態を作っていくこと」。会社の状態そのものを良くして、最終的に事業成長につなげる。そのために、組織の目的や価値観を社員に共有し、エンゲージメントや事業成果を最大化していくのがミッションだ。情報発信に留まらず、トップメッセージなどを理解・納得・共感して、自分で判断して行動できる状態まで整える、インフラのような役割だと思っている。

WWD:体制はどのようになっている?

坂本:今は3人体制だ。私と中途で入ったメンバーと、新入社員。全員女性だ。私は全体を見る役回りで、中途入社のメンバーはフットワークが軽く、現場に足を運んでリアルな声を拾ってきて、それを施策に反映してくれる。新入社員は「前提がないと分からない」といった違和感を出してくれて、“フレッシュな目線”を加えてくれている。

WWD:具体的な業務内容は?

坂本:まず、経営方針・方向性の共有設計だ。年4回の総会をライブ配信で行っているが、アジェンダから、やり方、中身、伝え方までインナーコミュニケーション室が主導する。加えて年1回の「7iアワード」の表彰式や納会を行うリアル開催のグループ総会・納会は、会場選びから、内容、体験の設計のほか、有志の運営・盛り上げチームの統括も行っている。イベントを運営しながら、記録を行い、ライブ配信やそのアーカイブを社内に共有するほか、公式noteにも記事を出す。noteは主に採用を目的に外部に発信しているが、社内には基本的に動画・ライブ配信などで鮮度が高い事業・新規取り組みを共有。より社員の顔やコメント、苦労や思いにフォーカスするようにしている。それとは別に遠藤宗社長COOと取締役の一人がファシリテーター役で1つのテーマを深掘りする月イチの配信動画企画「iLT」(60分程度)、吉松徹郎会長による月3〜4回の配信動画企画「てっちゃんの部屋」(7分程度)も運用している。共にテーマはIC室が決めるが、中身はフリートークで、基本的にノーカットで社員に共有している。他にも月イチの交流会「フリースタイル」や社員の家族に向けたファミリーデー等を企画・運営する。年始の交流会は内勤のメンバーがオフィスに集まって新年の挨拶や乾杯をしたが、各拠点とオンライン接続して“同時体験”を作る試みもした。吉松会長による社員全員との会合も含めて、経営と社員をつなぐ仕事は全部IC室が行っている。

WWD:経営サイドの意志や方針を伝えながら、社員同士のコミュニケーションも促している。

坂本:社外とのやりとりもある。昨年6月からはブランドさん側に弊社に来ていただきブランドについて説明してもらう「ブランドゼミ」も実施している。「ブランドのことを一番知っている会社になろう」という目標を掲げた際に、ECチームから「やりたい」という声が上がり、IC室が関与している。エンジニアやコーポレート部門など、ブランドについて知らなくても業務ができる部署の人たちにも扱っているブランドについて知ってもらいたいというゼミで、これまで15のブランドを実施した。売り上げに直接寄与する訳でもないのに、皆さん快く引き受けてくださり、クイズを用意するなどして、熱心にブランドについて教えてくださった。ブランドさんとの豊かな関係性を感じ、アイスタイルの底力を知ることができた。月イチの交流会「フリースタイル」にもゲストとして他社の方を呼ぶこともある。

企画書を作ることが効率化につながる

WWD:活動の中で特に気をつけていることは?

坂本:全てのコンテンツで企画書を作り、「なぜやるのか」「誰に届けたいのか」「どんなニーズがあるのか」を明確にしてか制作に入る。これを行うことで、漏れや無駄な動きがなくなり、内容の精度が上がった。メッセージのズレを避ける意図もあり、編集や制作も外注せず、動画も含めて基本的に内製している。後からズレを修正するのは非常に大変。取材や制作を始める前に企画をしっかり練ることが、スムーズに進めるための近道だ。失敗から学びながら、ブラッシュアップしている。また、基本的に出社しており、フリーアドレス制なので、人が多く集まりやすいキッチン前に座りながら、いろいろな人と積極的にコミュニケートするようにしている。

WWD:効果測定はどう設計している?

坂本:状態変化は中長期なので難しい。エンゲージメントスコアやPVなど、定量だけ追うと目的がずれるので、短期で取るべき定量(PVなど)と、「なぜその数字になったか」という定性的な側面、さらに現場の行動変化などを掛け合わせて拾うことを大事にしている。社内のGoogleドライブやイントラネットへのアクセスの数字を取り、月次で数字を拾っている。部門別・所属別・役職別などで「このコンテンツはどこに当たっているか」を見て、狙いとズレたら手順や打ち方を見直す、という使い方をしている。定性については、アンケート(グループ総会の定期アンケート)や、人事が取っているエンゲージメントサーベイのフリーコメント、それに社内取材の場での肌感・社員の受け止めなどを活用している。

WWD:仕事の面白さはどこにある?

坂本:現場の状況や社員の状態、経営の意思を起点に組織の方向性、方針みたいなものを「どう設計して伝えるか」の設計が多分一番面白くて、一番大事なところだと考えている。もし、経営層のICの価値の理解が低ければ、おそらく私の最初の役割はそれを理解してもらうところから始めないといけない。でも、アイスタイルの場合、そこに対する理解がすでにあり、予算もかけていいとされている。会社の方針を正しく理解するために、社長・会長と“鮮度高く会話し続ける”機会をもらえていること、意義が認められる提案であれば、基本的に何でもやらせてもらえるところはありがたい。

「ゴールはないが、すごく尊い仕事」

WWD:逆に難しさは?

坂本:ICの本質だと思うのだが、表面で分かることと実際に対話して深掘っていく中で感じられることにすごくギャップがあるということだ。入社して3年経ったが、今でも発見がたくさんあり、表層的な情報だけではない非言語な部分というか、一旦肌感として感じられるものをいかに拾い上げて翻訳していくか、ということをしっかりやっていかなければならないと考えている。また、施策を“点”ではなく“ストーリー”で考えなければならない。「今この瞬間に何を届けるか」は作れても、会社のビジョンから広げていく際に、1年で何を届け、1年後どういう状態にするか。そのための施策をどうマッピングし、役割を置き、全体を構築するか。人事や会社の1年、5年の動きとも連動するので、1回作って終わりでもない。経営における重点も絶え間なく変化する。そこにもキャッチアップし、柔軟に対応することが必要だ。

WWD:目下注力していることは?

坂本:会社が新しいことをどんどんやる中で、変化のたびに1から10まで説明しなくても社員が自律的に動ける“土台”を作り直すところが、今ICとしてのキーだと考えている。何か目の前の施策や新しい取り組みで判断に困ったときに、どう考えるかという「判断軸」をそろえていくことが、すごく大事なフェーズに来ていると思っている。「7i(ナナアイ)」という行動指針があり、すでにできている部分はあるが、今の変革のフェーズにおいて、改めてどう判断軸を持つべきか。会社が成長し、拡大していくなかでどんどん情報もアップデートされていく。情報を伝えていきながら、その情報がどう伝わっていくのかを想像するためには現場への理解もとても重要だ。

WWD:果てしないことのように聞こえるが、仕事のやりがいは?

坂本:インターナルコミュニケーションを担当する人たちは、根っこがみんなすごく人好き。堅く言えば事業成長につなげていくかという話ですが、つまり、いかに社員の皆さんにモチベーションを上げてもらえるかということでもあるので、どの担当者もすごく人が好きで、仲間が好きで、会社が好きというベースがある。正直、ゴールはないし、なかなか効果測定が難しく、実感を得づらい面もあるが、社員に向き合うことが大事な、すごく尊い仕事だと思う。

WWD:今後の計画・目標は?

坂本:社員が迷った時に「うちの会社って何を大事に判断する会社だったっけ」と立ち返れる場所=判断軸が共有されている状態を、もう一度作り直したい。そのために、トップメッセージを“伝えるだけ”ではなく、なぜそういう判断になるのか(WHYの部分)もセットで伝え続け、変化が起きた時に「なんで?」がマイナスではなくポジティブな問いになる状態を作る施策を行っていきたい。また、社員のインプット量を増やすフェーズはある程度やってきたので、これからは必要な情報以外をそぎ落としながら、受け取った情報を解釈して自分ごと化し、現場の対話を生む取り組みを人事と足並みをそろえて進めていく。たとえば次のグループ総会からは、最後に30分のチーム対話(アウトプット)の時間を入れ、個々人に「行動」を促していく。各部長に事前に意図をしっかり理解してもらいながら、進めていく。

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経営と社員をつなぐ アイスタイル社内コミュニケーション室の仕事術

PROFILE: 坂本綾佳/アイスタイル ヒューマンリソースセンター ヒューマン&カルチャー本部 インターナルコミュニケーション室 室長

坂本綾佳/アイスタイル ヒューマンリソースセンター ヒューマン&カルチャー本部 インターナルコミュニケーション室 室長
PROFILE: (さかもと・あやか)2011年、ニトリ入社。新卒採用や店舗向け教育等を経て人事部門の社内広報マネージャーとして組織活性化に貢献。22年11月にアイスタイル入社。23年7月、インターナルコミュニケーション室長に就任。現在は全社会議やイベントの企画・運営をはじめ、社内コミュニケーション施策の設計や、オウンドメディアを活用した採用ブランディングなどに従事。インナー・アウターの垣根を越えたコミュニケーション戦略を推進する PHOTO : KOJI SHIMAMURA

企業文化の醸成と従業員のエンゲージメントの向上--この2つに戦略的に取り組む企業は、強い組織を作りながら成長を続けている。日本最大級のコスメ・化粧品・美容の総合情報サイト「アットコスメ(@COSME)」を運営するアイスタイルは、2024年に広報傘下にあったインナーコミュニケーション室を人事部傘下に移行して、より“人財”やエンゲージメント向上に焦点を当てた活動をしている。同社ヒューマンリソースセンター ヒューマン&カルチャー本部 インターナルコミュニケーション室の坂本綾佳室長に、その役割と具体的な取り組みを聞いた。

経営と社員をつなぎ、“状態”を整える

WWD:インナーコミュニケーション(IC)室のミッションとは?

坂本綾佳アイスタイル ヒューマンリソースセンター ヒューマン&カルチャー本部 インターナルコミュニケーション室 室長(以下、坂本):社内広報とICは役割が違うと感じていて、私たちの役割は「状態を作っていくこと」。会社の状態そのものを良くして、最終的に事業成長につなげる。そのために、組織の目的や価値観を社員に共有し、エンゲージメントや事業成果を最大化していくのがミッションだ。情報発信に留まらず、トップメッセージなどを理解・納得・共感して、自分で判断して行動できる状態まで整える、インフラのような役割だと思っている。

WWD:体制はどのようになっている?

坂本:今は3人体制だ。私と中途で入ったメンバーと、新入社員。全員女性だ。私は全体を見る役回りで、中途入社のメンバーはフットワークが軽く、現場に足を運んでリアルな声を拾ってきて、それを施策に反映してくれる。新入社員は「前提がないと分からない」といった違和感を出してくれて、“フレッシュな目線”を加えてくれている。

WWD:具体的な業務内容は?

坂本:まず、経営方針・方向性の共有設計だ。年4回の総会をライブ配信で行っているが、アジェンダから、やり方、中身、伝え方までインナーコミュニケーション室が主導する。加えて年1回の「7iアワード」の表彰式や納会を行うリアル開催のグループ総会・納会は、会場選びから、内容、体験の設計のほか、有志の運営・盛り上げチームの統括も行っている。イベントを運営しながら、記録を行い、ライブ配信やそのアーカイブを社内に共有するほか、公式noteにも記事を出す。noteは主に採用を目的に外部に発信しているが、社内には基本的に動画・ライブ配信などで鮮度が高い事業・新規取り組みを共有。より社員の顔やコメント、苦労や思いにフォーカスするようにしている。それとは別に遠藤宗社長COOと取締役の一人がファシリテーター役で1つのテーマを深掘りする月イチの配信動画企画「iLT」(60分程度)、吉松徹郎会長による月3〜4回の配信動画企画「てっちゃんの部屋」(7分程度)も運用している。共にテーマはIC室が決めるが、中身はフリートークで、基本的にノーカットで社員に共有している。他にも月イチの交流会「フリースタイル」や社員の家族に向けたファミリーデー等を企画・運営する。年始の交流会は内勤のメンバーがオフィスに集まって新年の挨拶や乾杯をしたが、各拠点とオンライン接続して“同時体験”を作る試みもした。吉松会長による社員全員との会合も含めて、経営と社員をつなぐ仕事は全部IC室が行っている。

WWD:経営サイドの意志や方針を伝えながら、社員同士のコミュニケーションも促している。

坂本:社外とのやりとりもある。昨年6月からはブランドさん側に弊社に来ていただきブランドについて説明してもらう「ブランドゼミ」も実施している。「ブランドのことを一番知っている会社になろう」という目標を掲げた際に、ECチームから「やりたい」という声が上がり、IC室が関与している。エンジニアやコーポレート部門など、ブランドについて知らなくても業務ができる部署の人たちにも扱っているブランドについて知ってもらいたいというゼミで、これまで15のブランドを実施した。売り上げに直接寄与する訳でもないのに、皆さん快く引き受けてくださり、クイズを用意するなどして、熱心にブランドについて教えてくださった。ブランドさんとの豊かな関係性を感じ、アイスタイルの底力を知ることができた。月イチの交流会「フリースタイル」にもゲストとして他社の方を呼ぶこともある。

企画書を作ることが効率化につながる

WWD:活動の中で特に気をつけていることは?

坂本:全てのコンテンツで企画書を作り、「なぜやるのか」「誰に届けたいのか」「どんなニーズがあるのか」を明確にしてか制作に入る。これを行うことで、漏れや無駄な動きがなくなり、内容の精度が上がった。メッセージのズレを避ける意図もあり、編集や制作も外注せず、動画も含めて基本的に内製している。後からズレを修正するのは非常に大変。取材や制作を始める前に企画をしっかり練ることが、スムーズに進めるための近道だ。失敗から学びながら、ブラッシュアップしている。また、基本的に出社しており、フリーアドレス制なので、人が多く集まりやすいキッチン前に座りながら、いろいろな人と積極的にコミュニケートするようにしている。

WWD:効果測定はどう設計している?

坂本:状態変化は中長期なので難しい。エンゲージメントスコアやPVなど、定量だけ追うと目的がずれるので、短期で取るべき定量(PVなど)と、「なぜその数字になったか」という定性的な側面、さらに現場の行動変化などを掛け合わせて拾うことを大事にしている。社内のGoogleドライブやイントラネットへのアクセスの数字を取り、月次で数字を拾っている。部門別・所属別・役職別などで「このコンテンツはどこに当たっているか」を見て、狙いとズレたら手順や打ち方を見直す、という使い方をしている。定性については、アンケート(グループ総会の定期アンケート)や、人事が取っているエンゲージメントサーベイのフリーコメント、それに社内取材の場での肌感・社員の受け止めなどを活用している。

WWD:仕事の面白さはどこにある?

坂本:現場の状況や社員の状態、経営の意思を起点に組織の方向性、方針みたいなものを「どう設計して伝えるか」の設計が多分一番面白くて、一番大事なところだと考えている。もし、経営層のICの価値の理解が低ければ、おそらく私の最初の役割はそれを理解してもらうところから始めないといけない。でも、アイスタイルの場合、そこに対する理解がすでにあり、予算もかけていいとされている。会社の方針を正しく理解するために、社長・会長と“鮮度高く会話し続ける”機会をもらえていること、意義が認められる提案であれば、基本的に何でもやらせてもらえるところはありがたい。

「ゴールはないが、すごく尊い仕事」

WWD:逆に難しさは?

坂本:ICの本質だと思うのだが、表面で分かることと実際に対話して深掘っていく中で感じられることにすごくギャップがあるということだ。入社して3年経ったが、今でも発見がたくさんあり、表層的な情報だけではない非言語な部分というか、一旦肌感として感じられるものをいかに拾い上げて翻訳していくか、ということをしっかりやっていかなければならないと考えている。また、施策を“点”ではなく“ストーリー”で考えなければならない。「今この瞬間に何を届けるか」は作れても、会社のビジョンから広げていく際に、1年で何を届け、1年後どういう状態にするか。そのための施策をどうマッピングし、役割を置き、全体を構築するか。人事や会社の1年、5年の動きとも連動するので、1回作って終わりでもない。経営における重点も絶え間なく変化する。そこにもキャッチアップし、柔軟に対応することが必要だ。

WWD:目下注力していることは?

坂本:会社が新しいことをどんどんやる中で、変化のたびに1から10まで説明しなくても社員が自律的に動ける“土台”を作り直すところが、今ICとしてのキーだと考えている。何か目の前の施策や新しい取り組みで判断に困ったときに、どう考えるかという「判断軸」をそろえていくことが、すごく大事なフェーズに来ていると思っている。「7i(ナナアイ)」という行動指針があり、すでにできている部分はあるが、今の変革のフェーズにおいて、改めてどう判断軸を持つべきか。会社が成長し、拡大していくなかでどんどん情報もアップデートされていく。情報を伝えていきながら、その情報がどう伝わっていくのかを想像するためには現場への理解もとても重要だ。

WWD:果てしないことのように聞こえるが、仕事のやりがいは?

坂本:インターナルコミュニケーションを担当する人たちは、根っこがみんなすごく人好き。堅く言えば事業成長につなげていくかという話ですが、つまり、いかに社員の皆さんにモチベーションを上げてもらえるかということでもあるので、どの担当者もすごく人が好きで、仲間が好きで、会社が好きというベースがある。正直、ゴールはないし、なかなか効果測定が難しく、実感を得づらい面もあるが、社員に向き合うことが大事な、すごく尊い仕事だと思う。

WWD:今後の計画・目標は?

坂本:社員が迷った時に「うちの会社って何を大事に判断する会社だったっけ」と立ち返れる場所=判断軸が共有されている状態を、もう一度作り直したい。そのために、トップメッセージを“伝えるだけ”ではなく、なぜそういう判断になるのか(WHYの部分)もセットで伝え続け、変化が起きた時に「なんで?」がマイナスではなくポジティブな問いになる状態を作る施策を行っていきたい。また、社員のインプット量を増やすフェーズはある程度やってきたので、これからは必要な情報以外をそぎ落としながら、受け取った情報を解釈して自分ごと化し、現場の対話を生む取り組みを人事と足並みをそろえて進めていく。たとえば次のグループ総会からは、最後に30分のチーム対話(アウトプット)の時間を入れ、個々人に「行動」を促していく。各部長に事前に意図をしっかり理解してもらいながら、進めていく。

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経営と社員をつなぐ アイスタイル社内コミュニケーション室の仕事術

PROFILE: 坂本綾佳/アイスタイル ヒューマンリソースセンター ヒューマン&カルチャー本部 インターナルコミュニケーション室 室長

坂本綾佳/アイスタイル ヒューマンリソースセンター ヒューマン&カルチャー本部 インターナルコミュニケーション室 室長
PROFILE: (さかもと・あやか)2011年、ニトリ入社。新卒採用や店舗向け教育等を経て人事部門の社内広報マネージャーとして組織活性化に貢献。22年11月にアイスタイル入社。23年7月、インターナルコミュニケーション室長に就任。現在は全社会議やイベントの企画・運営をはじめ、社内コミュニケーション施策の設計や、オウンドメディアを活用した採用ブランディングなどに従事。インナー・アウターの垣根を越えたコミュニケーション戦略を推進する PHOTO : KOJI SHIMAMURA

企業文化の醸成と従業員のエンゲージメントの向上--この2つに戦略的に取り組む企業は、強い組織を作りながら成長を続けている。日本最大級のコスメ・化粧品・美容の総合情報サイト「アットコスメ(@COSME)」を運営するアイスタイルは、2024年に広報傘下にあったインナーコミュニケーション室を人事部傘下に移行して、より“人財”やエンゲージメント向上に焦点を当てた活動をしている。同社ヒューマンリソースセンター ヒューマン&カルチャー本部 インターナルコミュニケーション室の坂本綾佳室長に、その役割と具体的な取り組みを聞いた。

経営と社員をつなぎ、“状態”を整える

WWD:インナーコミュニケーション(IC)室のミッションとは?

坂本綾佳アイスタイル ヒューマンリソースセンター ヒューマン&カルチャー本部 インターナルコミュニケーション室 室長(以下、坂本):社内広報とICは役割が違うと感じていて、私たちの役割は「状態を作っていくこと」。会社の状態そのものを良くして、最終的に事業成長につなげる。そのために、組織の目的や価値観を社員に共有し、エンゲージメントや事業成果を最大化していくのがミッションだ。情報発信に留まらず、トップメッセージなどを理解・納得・共感して、自分で判断して行動できる状態まで整える、インフラのような役割だと思っている。

WWD:体制はどのようになっている?

坂本:今は3人体制だ。私と中途で入ったメンバーと、新入社員。全員女性だ。私は全体を見る役回りで、中途入社のメンバーはフットワークが軽く、現場に足を運んでリアルな声を拾ってきて、それを施策に反映してくれる。新入社員は「前提がないと分からない」といった違和感を出してくれて、“フレッシュな目線”を加えてくれている。

WWD:具体的な業務内容は?

坂本:まず、経営方針・方向性の共有設計だ。年4回の総会をライブ配信で行っているが、アジェンダから、やり方、中身、伝え方までインナーコミュニケーション室が主導する。加えて年1回の「7iアワード」の表彰式や納会を行うリアル開催のグループ総会・納会は、会場選びから、内容、体験の設計のほか、有志の運営・盛り上げチームの統括も行っている。イベントを運営しながら、記録を行い、ライブ配信やそのアーカイブを社内に共有するほか、公式noteにも記事を出す。noteは主に採用を目的に外部に発信しているが、社内には基本的に動画・ライブ配信などで鮮度が高い事業・新規取り組みを共有。より社員の顔やコメント、苦労や思いにフォーカスするようにしている。それとは別に遠藤宗社長COOと取締役の一人がファシリテーター役で1つのテーマを深掘りする月イチの配信動画企画「iLT」(60分程度)、吉松徹郎会長による月3〜4回の配信動画企画「てっちゃんの部屋」(7分程度)も運用している。共にテーマはIC室が決めるが、中身はフリートークで、基本的にノーカットで社員に共有している。他にも月イチの交流会「フリースタイル」や社員の家族に向けたファミリーデー等を企画・運営する。年始の交流会は内勤のメンバーがオフィスに集まって新年の挨拶や乾杯をしたが、各拠点とオンライン接続して“同時体験”を作る試みもした。吉松会長による社員全員との会合も含めて、経営と社員をつなぐ仕事は全部IC室が行っている。

WWD:経営サイドの意志や方針を伝えながら、社員同士のコミュニケーションも促している。

坂本:社外とのやりとりもある。昨年6月からはブランドさん側に弊社に来ていただきブランドについて説明してもらう「ブランドゼミ」も実施している。「ブランドのことを一番知っている会社になろう」という目標を掲げた際に、ECチームから「やりたい」という声が上がり、IC室が関与している。エンジニアやコーポレート部門など、ブランドについて知らなくても業務ができる部署の人たちにも扱っているブランドについて知ってもらいたいというゼミで、これまで15のブランドを実施した。売り上げに直接寄与する訳でもないのに、皆さん快く引き受けてくださり、クイズを用意するなどして、熱心にブランドについて教えてくださった。ブランドさんとの豊かな関係性を感じ、アイスタイルの底力を知ることができた。月イチの交流会「フリースタイル」にもゲストとして他社の方を呼ぶこともある。

企画書を作ることが効率化につながる

WWD:活動の中で特に気をつけていることは?

坂本:全てのコンテンツで企画書を作り、「なぜやるのか」「誰に届けたいのか」「どんなニーズがあるのか」を明確にしてか制作に入る。これを行うことで、漏れや無駄な動きがなくなり、内容の精度が上がった。メッセージのズレを避ける意図もあり、編集や制作も外注せず、動画も含めて基本的に内製している。後からズレを修正するのは非常に大変。取材や制作を始める前に企画をしっかり練ることが、スムーズに進めるための近道だ。失敗から学びながら、ブラッシュアップしている。また、基本的に出社しており、フリーアドレス制なので、人が多く集まりやすいキッチン前に座りながら、いろいろな人と積極的にコミュニケートするようにしている。

WWD:効果測定はどう設計している?

坂本:状態変化は中長期なので難しい。エンゲージメントスコアやPVなど、定量だけ追うと目的がずれるので、短期で取るべき定量(PVなど)と、「なぜその数字になったか」という定性的な側面、さらに現場の行動変化などを掛け合わせて拾うことを大事にしている。社内のGoogleドライブやイントラネットへのアクセスの数字を取り、月次で数字を拾っている。部門別・所属別・役職別などで「このコンテンツはどこに当たっているか」を見て、狙いとズレたら手順や打ち方を見直す、という使い方をしている。定性については、アンケート(グループ総会の定期アンケート)や、人事が取っているエンゲージメントサーベイのフリーコメント、それに社内取材の場での肌感・社員の受け止めなどを活用している。

WWD:仕事の面白さはどこにある?

坂本:現場の状況や社員の状態、経営の意思を起点に組織の方向性、方針みたいなものを「どう設計して伝えるか」の設計が多分一番面白くて、一番大事なところだと考えている。もし、経営層のICの価値の理解が低ければ、おそらく私の最初の役割はそれを理解してもらうところから始めないといけない。でも、アイスタイルの場合、そこに対する理解がすでにあり、予算もかけていいとされている。会社の方針を正しく理解するために、社長・会長と“鮮度高く会話し続ける”機会をもらえていること、意義が認められる提案であれば、基本的に何でもやらせてもらえるところはありがたい。

「ゴールはないが、すごく尊い仕事」

WWD:逆に難しさは?

坂本:ICの本質だと思うのだが、表面で分かることと実際に対話して深掘っていく中で感じられることにすごくギャップがあるということだ。入社して3年経ったが、今でも発見がたくさんあり、表層的な情報だけではない非言語な部分というか、一旦肌感として感じられるものをいかに拾い上げて翻訳していくか、ということをしっかりやっていかなければならないと考えている。また、施策を“点”ではなく“ストーリー”で考えなければならない。「今この瞬間に何を届けるか」は作れても、会社のビジョンから広げていく際に、1年で何を届け、1年後どういう状態にするか。そのための施策をどうマッピングし、役割を置き、全体を構築するか。人事や会社の1年、5年の動きとも連動するので、1回作って終わりでもない。経営における重点も絶え間なく変化する。そこにもキャッチアップし、柔軟に対応することが必要だ。

WWD:目下注力していることは?

坂本:会社が新しいことをどんどんやる中で、変化のたびに1から10まで説明しなくても社員が自律的に動ける“土台”を作り直すところが、今ICとしてのキーだと考えている。何か目の前の施策や新しい取り組みで判断に困ったときに、どう考えるかという「判断軸」をそろえていくことが、すごく大事なフェーズに来ていると思っている。「7i(ナナアイ)」という行動指針があり、すでにできている部分はあるが、今の変革のフェーズにおいて、改めてどう判断軸を持つべきか。会社が成長し、拡大していくなかでどんどん情報もアップデートされていく。情報を伝えていきながら、その情報がどう伝わっていくのかを想像するためには現場への理解もとても重要だ。

WWD:果てしないことのように聞こえるが、仕事のやりがいは?

坂本:インターナルコミュニケーションを担当する人たちは、根っこがみんなすごく人好き。堅く言えば事業成長につなげていくかという話ですが、つまり、いかに社員の皆さんにモチベーションを上げてもらえるかということでもあるので、どの担当者もすごく人が好きで、仲間が好きで、会社が好きというベースがある。正直、ゴールはないし、なかなか効果測定が難しく、実感を得づらい面もあるが、社員に向き合うことが大事な、すごく尊い仕事だと思う。

WWD:今後の計画・目標は?

坂本:社員が迷った時に「うちの会社って何を大事に判断する会社だったっけ」と立ち返れる場所=判断軸が共有されている状態を、もう一度作り直したい。そのために、トップメッセージを“伝えるだけ”ではなく、なぜそういう判断になるのか(WHYの部分)もセットで伝え続け、変化が起きた時に「なんで?」がマイナスではなくポジティブな問いになる状態を作る施策を行っていきたい。また、社員のインプット量を増やすフェーズはある程度やってきたので、これからは必要な情報以外をそぎ落としながら、受け取った情報を解釈して自分ごと化し、現場の対話を生む取り組みを人事と足並みをそろえて進めていく。たとえば次のグループ総会からは、最後に30分のチーム対話(アウトプット)の時間を入れ、個々人に「行動」を促していく。各部長に事前に意図をしっかり理解してもらいながら、進めていく。

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デイトナが米「フィルソン」のサブライセンシーに 日本企画は金子恵治がディレクション

デイトナ・インターナショナルは1月1日、伊藤忠商事がマスターライセンスを持つ米アウトドアブランド「フィルソン(FILSON)」についてサブライセンシー契約を締結した。5日から自社ECストア「デイトナパーク(DAYTONA PARK)」で販売を開始したほか、全国の「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」店舗でも順次取り扱う。インライン商品に加えて、ファッションディレクターの金子恵治がディレクションする日本限定商品のアパレルおよび雑貨も企画・販売する。同商品は2月下旬に発売予定。今後は卸販売も計画する。

「フィルソン」は1897年、米ワシントン州シアトルで創業。創業者のクリントン・C・フィルソン(Clinton C. Filson)は、ゴールドラッシュ期に過酷な環境で働く労働者向けの衣料や装備の供給を目的に事業を始めた。現在は米国を拠点とし、アパレル、バッグ、アクセサリーなどを主軸に商品構成を広げている。

これまで日本では、アパレル・雑貨専門商社のアウターリミッツが同ブランドの独占販売代理店契約を結び、直営店舗やオンラインでの販売を行い、中目黒に旗艦店「フィルソン トウキョウストア(FILSON TOKYO STORE)」を運営していた。これらの取り扱いは2025年12月31日をもって終了した。

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デイトナが米「フィルソン」のサブライセンシーに 日本企画は金子恵治がディレクション

デイトナ・インターナショナルは1月1日、伊藤忠商事がマスターライセンスを持つ米アウトドアブランド「フィルソン(FILSON)」についてサブライセンシー契約を締結した。5日から自社ECストア「デイトナパーク(DAYTONA PARK)」で販売を開始したほか、全国の「フリークス ストア(FREAK’S STORE)」店舗でも順次取り扱う。インライン商品に加えて、ファッションディレクターの金子恵治がディレクションする日本限定商品のアパレルおよび雑貨も企画・販売する。同商品は2月下旬に発売予定。今後は卸販売も計画する。

「フィルソン」は1897年、米ワシントン州シアトルで創業。創業者のクリントン・C・フィルソン(Clinton C. Filson)は、ゴールドラッシュ期に過酷な環境で働く労働者向けの衣料や装備の供給を目的に事業を始めた。現在は米国を拠点とし、アパレル、バッグ、アクセサリーなどを主軸に商品構成を広げている。

これまで日本では、アパレル・雑貨専門商社のアウターリミッツが同ブランドの独占販売代理店契約を結び、直営店舗やオンラインでの販売を行い、中目黒に旗艦店「フィルソン トウキョウストア(FILSON TOKYO STORE)」を運営していた。これらの取り扱いは2025年12月31日をもって終了した。

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「エルメス」からスキンケア成分配合のリキッドファンデ&プライマー 専用ツールも

「エルメス(HERMES)」は2026年2月6日、ベースメイクコレクション“エルメス・プラン・エア”から、リキッドファンデーションとプライマー、パレットとアプリケーターのセットを発売する。

ファンデーションとプライマーには、スキンケア成分3種を配合。メイクアップアイテムとしての仕上がりとスキンケア効果を両立した。ナイアシンアミドとピュアヒアルロン酸、ホワイトマルベリーエキスが肌に潤いとハリを与えながら、キメの整った肌に導く。

“エルメス プラン エア フォン ドゥ タン ソワン”(全34色、各33mL、各1万9800円)は、天然由来成分71%、スキンケア成分82%配合のリキッドファンデーション。ルミナスマットな仕上がりと適度なカバー力が特徴で、素肌のように心地良くフィットしながら滑らかで均一な肌に仕上げる。カラーは、幅広い肌色に対応する全34色展開。“ライト”“ミディアムライト”“ミディアム”“ミディアムディープ”“ディープ”の5段階の明るさに分類したほか、それぞれの明るさに“クール”“ニュートラル”“ウォーム”の3つのアンダートーンを設けた。

“エルメス プラン エア バーズ ペルフェクトリス”(33mL、1万6500円)は、天然由来成分92%配合のプライマー。テカリを抑えながら輝きを引き出し、サテンのような滑らかな肌に仕上げる。カラーレスで、全ての肌タイプに使用できる。

“エルメス プラン エア レ ウティ ドゥ タン シュール-メジュール”(3万5200円)には、メタルパレットとアプリケーターをセットした。ゴールドカラーのパレットは、リキッドやクリームの剤型に対応。先端が柔軟なアプリケーターで製品を混ぜ、肌に塗布することができる。

なお同日、ブラシコレクション“レ パンソー エルメス”から、ファンデーションブラシ“レ パンソー エルメス ル ペルフェクトゥール”(1万9580円)を発売する。斜めにカットされたブラシが特徴で、リキッドやクリームタイプのファンデーションを均一に肌に乗せることができる。

“エルメス プラン エア フォン ドゥ タン ソワン”全34色

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「エルメス」からスキンケア成分配合のリキッドファンデ&プライマー 専用ツールも

「エルメス(HERMES)」は2026年2月6日、ベースメイクコレクション“エルメス・プラン・エア”から、リキッドファンデーションとプライマー、パレットとアプリケーターのセットを発売する。

ファンデーションとプライマーには、スキンケア成分3種を配合。メイクアップアイテムとしての仕上がりとスキンケア効果を両立した。ナイアシンアミドとピュアヒアルロン酸、ホワイトマルベリーエキスが肌に潤いとハリを与えながら、キメの整った肌に導く。

“エルメス プラン エア フォン ドゥ タン ソワン”(全34色、各33mL、各1万9800円)は、天然由来成分71%、スキンケア成分82%配合のリキッドファンデーション。ルミナスマットな仕上がりと適度なカバー力が特徴で、素肌のように心地良くフィットしながら滑らかで均一な肌に仕上げる。カラーは、幅広い肌色に対応する全34色展開。“ライト”“ミディアムライト”“ミディアム”“ミディアムディープ”“ディープ”の5段階の明るさに分類したほか、それぞれの明るさに“クール”“ニュートラル”“ウォーム”の3つのアンダートーンを設けた。

“エルメス プラン エア バーズ ペルフェクトリス”(33mL、1万6500円)は、天然由来成分92%配合のプライマー。テカリを抑えながら輝きを引き出し、サテンのような滑らかな肌に仕上げる。カラーレスで、全ての肌タイプに使用できる。

“エルメス プラン エア レ ウティ ドゥ タン シュール-メジュール”(3万5200円)には、メタルパレットとアプリケーターをセットした。ゴールドカラーのパレットは、リキッドやクリームの剤型に対応。先端が柔軟なアプリケーターで製品を混ぜ、肌に塗布することができる。

なお同日、ブラシコレクション“レ パンソー エルメス”から、ファンデーションブラシ“レ パンソー エルメス ル ペルフェクトゥール”(1万9580円)を発売する。斜めにカットされたブラシが特徴で、リキッドやクリームタイプのファンデーションを均一に肌に乗せることができる。

“エルメス プラン エア フォン ドゥ タン ソワン”全34色

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