「バーバリー」が「アースデー」に合わせ“ReBURBERRY Edit”コレクション発売 リサイクルナイロンなどを用いた全21ルック

 「バーバリー(BURBERRY)」は「アースデー(Earth Day)」の4月22日、2020年春夏コレクションの一部として再生素材などを活用した“ReBURBERRY Edit”コレクションを公式ECサイトで発売した。

 21ルックからなる同コレクションでは、使⽤済みの漁網やファブリックの端切れ、⼯業⽤プラスチックなどを再⽣したリサイクルナイロンを使⽤したトレンチコートやパーカ、ケープやアクセサリー、バイオアセテートを使用したアイウエアなどをそろえる。そのほかのアウターには、ヒマシ油などの再⽣可能資源を使⽤したナイロンや、プラスチックボトルを原料とするポリエステルを⽤いた。このうち5ルックは公式サイト限定で発売する。

 キーアイテムに付属しているピスタチオ色のラベルには、商品に対する厳しい環境基準や、オーガニック素材およびリサイクル可能な天然素材の含有量、製造における炭素排出量、製造者に対する賃金や支援について記載されている。

 パム・バティ(Pam Batty)=コーポレート・レスポンシビリティー部門 バイス・プレジデントは、「今回新たに取り⼊れたラベルを通して、バーバリーの取り組みやコーポレート・レスポンシビリティーの課題に対する考えをお客さまにより深くご理解いただきたいと思っている。商品を⽣産する全ての⼯程においてポジティブな変化をもたらすことが、われわれの業界がサステナブルな未来を築いていくために⾮常に重要であると信じている」と述べた。

 なお日本国内店舗での取り扱いも予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受けて、国内店舗は5月6日まで臨時休業している。

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「ゾフ」が3000円のブルーライトカットコート料金を0円に テレワークの増加に対応

 アイウエアブランド「ゾフ(ZOFF)」を運営するインターメスティックは、スマートフォンやパソコンなどLEDディスプレーから発生するブルーライトをカットするレンズの加工料金を4月29日より従来の3000円から0円にする。

 ブルーライトは疲れ目や視力低下など目の健康への悪影響が懸念されており、アイウエア業界ではブルーライトをカットするレンズを使用したパソコン用眼鏡の販売や、ブルーライトカットコートが定着していた。

 「ゾフ」のブルーライトカットコートは、透明度とカット率を選べる2タイプがあり、薄型非球面や遠近両用などどのレンズにも対応する。

 「ゾフ」は「新型コロナウイルスの影響でテレワークが増え、パソコンの使用時間が増えたという調査データもあり、時流に沿ったサービスだ」としており、ブルーライトカットを“標準装備”としたいという。他社で期間限定やキャンペーンによるブルーライトカットコート無料のサービスはあるが、料金0円を標準化するのは異例だ。

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アイウエア企業シャルマンがフェースシールドとゴーグルを福井県に寄付 年内に200万個供給

 眼鏡の産地である福井県鯖江市に本社を置くアイウエア企業シャルマンは、新型コロナウイルスの飛沫感染のリスクを低減するフェースシールドとゴーグルを福井県に寄付し、医療従事者に優先的に届ける方針を発表した。

 シャルマンは眼鏡事業のほか眼科用機器などを生産するメディカル事業も手掛けており、医療分野のノウハウを生かして中国の子会社が運営する自社工場と国内工場で量産態勢を整えた。

 寄付する製品は、フェースシールド2種類とゴーグル1種類の合計3種類。フェースシールドは、すでに販売している医療用の“シャルマン クラリシールド(CHARMANT CLARI SHIELD)”と今回新たに開発した汎用型の“シャルマン シールド(CHARMANT SHIELD)”。“シャルマン クラリシールド”は軽量のチタン合金製でフレームは2サイズ、色は4色ある。眼鏡フレームの製品開発で培った頭部のデータベースと掛け心地の研究をもとにデザインしており、眼鏡を掛けたまま着用できる。

 すでに納品を始めており、徐々に生産能力を高め、”シャルマン シールド“のフレーム部分を中心に5月末に5万個、6月末に10万個、7月以降は毎月20~30万個を生産し、9月末までに累計100万個を、12月末までに同200万個を供給する計画だ。これにより、医療現場だけでなく介護や保育、店舗で対人業務に従事する感染リスクの高い人にも届けたいという。

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オグラの「こどもメガネアンファン」がダウン症の子ども向け眼鏡を発売

 オグラ眼鏡店を運営するオグラの子ども向け眼鏡専門店こどもメガネアンファンは、ダウン症の子どもの特徴に配慮して設計した眼鏡“アンファンバディ(ENFANT BUDDY)”を販売中だ。1991年に誕生したこどもメガネアンファンの長年のノウハウと、ダウン症への理解を促進するための活動を行うNPO法人アクセプションズの協力によって開発された。

 ダウン症の子どもの鼻の位置や高さに配慮した鼻パッド、左右で異なる耳の高さや顔の輪郭でも調整が可能なテンプル設計などによる掛け心地のよさが特徴だ。3~6歳向けの“アンファンバディ チャイルド”と7~10歳向けの“アンファンバディ ジュニア”の全10種類があり、価格は2万1500円。

 “アンファンバディ”の商品名はアクセプションズが主催する「バディウォーク」が由来で、これはダウン症のある子どもたちや親はもちろん誰もが参加できて1マイル(約1.6km)を行進するチャリティーイベント。95年に全米ダウン症協会(NDSS)がダウン症の啓蒙活動の一環としてスタートさせたもので、日本では2012 年に東京で初めて実施され、その後は毎年全国で開催されている。こどもメガネアンファンは第1回の開催時より同イベントをサポートしており、“アンファンバディ”はダウン症のあるキャラクター“ニポ”をデザインモチーフに採用している。

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伊アイウエア企業サフィロが新型コロナと闘う医療従事者用のゴーグルやフェースシールドを提供

 「ディオール(DIOR)」や「フェンディ(FENDI)」などのアイウエアを手掛けるイタリアのサフィロ(SAFILO)は、新型コロナウイルスの感染が広がっているイタリア、スペイン、アメリカで不足している医療従事者用のゴーグルやフェースシールドの提供を始めた。

 イタリアでは、サンタマリア・ディ・サーラとベルガモにある同社の工場の一部でゴーグルとフェースシールドの生産をスタートさせた。これらは同社が手掛けるスポーツ性が高い主力ブランド「カレラ(CARRERA)」によるもので、フェースシールドのゴムバンドに「カレラ」のアイコンがデザインされている。まず1万個がベルガモ、セリアーテ、パドバ、ラティーナ、ブレシアなど各地の医療施設に提供される予定だ。

 スペインでは、同社のハウスブランド「ポラロイド(POLAROID)」が、医療施設に防護マスク5000枚を寄付する。このマスクはマドリード、バルセロナ、トレド、バレンシアにある19の病院に届けられる予定だ。

 アメリカでは、同社のハウスブランド「スミス(SMITH)」が、医療機関の要望に応じてスキーゴーグルを提供しているほか、医療従事者用のフェースシールドの生産を急きょ始めたコロラドのマウンテンバイクメーカー、イエティサイクル(YETI CYCLES)に協力し、フェースシールド1万個分に相当する4000ヤードのゴーグル用ストラップ素材を寄付した。

 さらに、サフィロが傘下に収めたアメリカ・カリフォルニアのブランド「ブレンダーズ・アイウエア(BLENDERS EYEWEAR)」は工場の一部で医療用ゴーグルの生産を始め、ロサンゼルスとサンディエゴにある病院に1万個のゴーグルを寄付したほか、ニューヨーク州など感染者が多い地域にゴーグル2万個を提供する予定だ。また、関係団体を通じて、売り上げの5%を寄付する。

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グローブスペックス京都店がニューヨークでアイウエアアワードを受賞

 アイウエアのセレクトショップ、グローブスペックス(GLOBE SPECS)京都店が、アメリカ・ニューヨークの国際眼鏡展「ビジョン エキスポ(VISION EXPO)」主催の第3回「オプティマム・リテール・アワード(OPTImum RETAIL AWARD)」で、世界トップ5のアイウエアショップに贈られるファイナリスト賞を受賞した。

 「オプティマム・リテール・アワード」は、世界中のアイウエアショップの中から優秀な店舗を選定・審査し、トップ5のファイナリストと最優秀店に対してアワードを授与するというもの。グローブスペックス京都店はオープン前だが、店舗の画像やコンセプト、岡田哲哉代表の思いなどを送り、審査が行われた。店舗の理念とコンセプト、それを表現した店舗デザインやサービス、また一般ユーザーに対して感動や楽しさを与えているかどうかが審査の基準となる。審査員は、アメリカの有力オプトメトリスト(眼鏡やコンタクトレンズを扱うアイケアのスペシャリスト)、アメリカファッション協議会(CFDA)のメンバーでもあるアイウエアデザイナーのクリスチャン・ロス(Christian Roth)、アメリカの眼鏡業界誌「20/20」の編集長らが務め、「ビジョン エキスポ」のサイト上で行われた一般投票の結果と総合して選出された。

 ファイナリストに選ばれたのはグローブスペックス京都店のほか、アメリカ・ロサンゼルスのゴゴシャ オプティック(GOGOSHA OPTIQUE)、同オクラホマのブラック オプティック(BLACK OPTIQUE)、カナダのジー イズ フォー グラッシーズ(G IS FOR GLASSES)、イギリスのジ アイ プレイス(THE EYE PLACE)の5店。最優秀店はゴゴシャオプティックが選ばれた。

 授賞式は3月の「ビジョン エキスポ」で行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期となったため、4月7日にオンラインで発表し、その後トロフィーが受賞者に送付された。授賞式は、9月にラスベガスで行われる「ビジョン エキスポ」で実施される予定だ。

 岡田代表は「京都店のコンセプトや店作りを進めていく上で、はじめから世界で通用する店、認められる店を目指していました。私自身が眼鏡店だけでなく、ファッションの店、レストラン、美術館、アンティークショップからのみの市まで、世界中のさまざまな素晴らしい施設や場所から刺激やインスピレーションを受け、それをベースとして店作りの計画やデザインを行っているので、必然的に多彩な魅力が詰まっていることが、海外の人たちから見ても価値を感じていただけているのではないかと思います。国内外でアイウエアやファッションの業界のデザイナー、ショップオーナーなどとのネットワークがあり、商品構成や店作りにおいて情報、モノ、インスピレーションなどのグローバルな視点が強みになっています」と語った。

 グローブスペックスはイタリア・ミラノの 国際眼鏡展「ミド(MIDO)」で2017年に代官山店が、18年には渋谷店が世界の優秀なアイウエアショップとして表彰された。

 新型コロナウイルスの影響で延期となったグローブスペックス京都店のオープン日は、5月21日となった。

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ジンズが「ボーズ」のオーディオサングラスと異例の代理店契約締結 眼鏡型ウエアラブル市場を狙う

 ジンズ(JINS)は、アメリカの音響機器企業ボーズ(BOSE)が手掛けるオーディオサングラス「ボーズ フレーム(BOSE FRAMES)」を「ジンズ」のオンラインショップで4月16日に発売し、23日から25店舗でも販売する。ボーズ合同会社と「ボーズ・オーソライズ・ディーラー」(正規代理店)の契約を結んだもので、ジンズが他社製品を販売するのは異例だ。

 「ボーズ フレーム」は超小型化したスピーカーやマイクをテンプルに内蔵し、音楽の再生はもちろん通話もでき、レンズは紫外線を最大99%カットする。デザインはクラシックなスクエア型の“アルト(ALTO)”とラウンド型の“ロンド(RONDO)”の2種類があり、価格は2万5000円。「ボーズ フレーム」の販売対象店では、度付きレンズやカラーレンズへの交換も料金5000円から対応する独自のサービスもある。

 ジンズは「ボーズ フレーム」販売の目的について、「眼鏡型ウエアラブルデバイス“ジンズミーム(JINS MEME)”を展開してきた当社が今後の同市場におけるポジションを確立すること、同商品における度付きレンズなどの交換のニーズに応えることでレンズ交換インフラの需要拡大を図れるため」としている。

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ジンズ9~2月期は大幅増収増益 新型コロナ禍で通期予想は未定

 アイウエアの「ジンズ(JINS)」を手掛けるジンズホールディングスの上半期(2019年9月~20年2月期)は、売上高が前年同期比10.7%増の315億円、営業利益は同22.9%増の32億円の増収増益となった。

 国内のアイウエア事業は、テレビCM放映で積極的に打ち出した軽量眼鏡のエアフレームシリーズや、漫画「ドラえもん」とのコラボレーションによる「JINS ドラえもんモデル」が好調だったほか、消費税率引き上げ前の駆け込み需要により客数の増加があったため売り上げが好調に推移した。営業利益はバイオレットライトを用いた近視進行を抑制する眼鏡型医療機器開発の共同プロジェクトなど研究開発費1億3300万円の計上があったものの、眼鏡一式単価の上昇に伴い売上高総利益率が改善したことが高い伸びにつながった。

 同期末における店舗数は、国内直営店404店舗、海外直営店201店舗(中国160店舗、台湾30店舗、香港6店舗、米国5店舗)の合計605店舗。

 セグメント別の売上高は、国内のアイウエア事業が同10.9%増の244億円(構成比率77%)、海外のアイウエア事業が同13.3%増の58億円(同18%)で黒字化している。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響については、大部分を中国から輸入しているフレームなどの商品調達に問題は発生していないものの、出店している4つの国と地域で店舗の臨時休業や営業時間の短縮を行っているため、「適正かつ合理的な算定が困難」という理由から8月期の通期連結業績予想の数値を未定とした。

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仏「ウェイティングフォーザサン」が100%リサイクル可能なアイウエア発売

 フランスのアイウエアブランド「ウェイティングフォーザサン(WAITING FOR THE SUN)」が、100%リサイクル可能で金属アレルギーになりにくいベータスチール素材を使用したコレクションを発売した。

 デザインはユニセックスで5モデルあり、価格は2万7000円。日本の輸入代理業を行うリーンスプリングのオンラインストアと東京・渋谷のクラインアイウエアで販売されている。

 リーンスプリングによると、ベータスチールはニッケルを含んでいないため、アレルギーを起こしにくく、さびないという特徴があり、ベータチタンに比べて頑丈で、ゆがみも軽減できるという。通常のステンレススチールは鉄やクロム、ニッケルといった金属で構成されており、さびないことから腕時計などにも使われているが、ニッケルを含むため金属アレルギーを起こしやすいことも指摘されていた。

 「ウェイティングフォーザサン」は2010年に、ジュリアン・チュアル(Julien Tual)とアントワン・モカール(Antoine Mocquard)の2人が設立。当初からエコやリサイクルをブランドの理念として掲げ、木をフレームに使用にしたアイウエアからスタートした。現在は、土に還る素材バイオアセテートや、金属アレルギーの人でも使用できるベータチタンなどを用いたサステナブルなモノ作りに徹している。素材はドイツで調達し、韓国で生産している。

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緊急事態宣言で「ジンズ」「ゾフ」は休業 メガネスーパーは営業、買い物代行サービスも

 新型コロナ感染拡大を防ぐために、政府が4月7日に緊急事態を宣言しことを受けて、アイウエア企業も対応に追われた。

 「ジンズ(JINS)」は、対象となった7都府県の197店舗を当面の間休業とした。なお、2カ月半ぶりに都市の封鎖が解除された中国・武漢にある7店舗は4月8日に営業を再開した。

 インターメスティックが運営する「ゾフ(ZOFF)」は、東京の原宿、下北沢、自由が丘、渋谷の4つの路面店を4月8日から当分の間休業とし、7都府県の商業施設内に出店しているそのほかの店舗に関しては商業施設の方針に準じるという。

 メガネスーパーを中核とするビジョナリーホールディングスは、「眼鏡、コンタクトレンズ、補聴器は生活必需品であるという考えに基づき、一部の店舗の営業時間の変更、休業を除き、緊急事態宣言期間でも日本全国で安全確保を最優先とした上で店舗運営を継続する」と表明した。さらに、外出に不安があるなど来店が困難な客を対象として、店舗への無料送迎サービス、眼鏡や補聴器の指定先までのお渡しサービスを実施するほか、4月6日はお買い物代行サービスもスタートさせた。お買い物代行サービスは眼鏡の購入に関係なく、食料品など生活必需品をはじめ、あらゆる商品の買い物を代行するというもの。希望者は同社のコールセンターに要望を伝え、近隣店舗のスタッフが対応する。対応時間は10時から18時で、料金は1時間で2500円。同社は「地域のお客さまとの接点を持つ頻度の向上が目的。お客さまと接する機会が増えれば、眼鏡の購入につながるというデータが出ている」という。

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“サングラスの洗濯機”も設置 「オークリー」初のグローバル旗艦店が渋谷にオープン

 アメリカ・カリフォルニアのスポーツ&ライフスタイルブランド「オークリー(OAKLEY)」の初となるグローバル旗艦店が、4月24日に東京・渋谷の文化村通り沿いにオープンする。2フロアで、売り場面積は224平方メートル。店頭に全長約19mのLEDスクリーンが設置されるほか、数万通り以上の組み合わせが可能なアイウエアのカスタマイズエリアや、特許技術であるプリズムレンズの体験ブース、ウイルスを99%殺菌できる“サングラスの洗濯機”などを設ける。

 「オークリー」は、世界最大のアイウエア企業であるイタリアのルックスオティカの傘下。日本法人ルックスオティカジャパンは、「“商品を購入する場”ではなく、“ブランドを体験する場”として、『オークリー』の世界観や商品をより深く知っていただける店」と位置づける。「オークリー」は、世界で164店舗展開している(2019年12月末現在)。

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ルックスオティカのトップがミラノの病院に10億円寄付 従業員の新型コロナ対策サポートも

 世界最大のアイウエア企業であるイタリアのエシロールルックスオティカのレオナルド・デル・ヴェッキオ(Leonardo Del Vecchio)=エグゼクティブ・チェアマンは自身の財団を通して、ミラノに新設される病院に1000万ユーロ(約10億円)を寄付した。

 ルックスオティカグループは、新型コロナウイルス感染拡大に影響を受けている従業員をサポートする取り組みも導入している。イタリアは3月9日から全土のロックダウン(封鎖)に踏み切ったことで国民が厳しい行動制限を強いられており、企業活動も支障を来たしている。同社は、この影響によるレイオフ(一時解雇)の期間中、イタリアの工場で働く全従業員に毎月500ユーロ(約6万円)を支給するとしている。また、新型コロナウイルスに感染して欠勤した従業員に対して、期末の賞与のカットは行わないことを労働組合と合意した。また、役員は従業員との連帯を示して給与を自主返納しており、フランチェスコ・ミレリ(Francesco Milleri)最高経営責任者は自身の給与の50%減額を決めた。

 エシロールルックスオティカの2019年12月期の売上高は前期比7.4%増の173億ユーロ(約2兆円)、純利益は同9.2%増の19億ユーロ(約2200億円)の増収増益だった。今期は新型コロナウイルス感染拡大が深刻化する中で、ヨーロッパや北米の売り上げに陰りが出始めており、第2四半期の業績に影響を及ぼしそうだ。

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フィレンツェのピッティは9月に延期、ミラノの眼鏡展ミドは来年実施 新型コロナの影響広がる

 イタリア・フィレンツェで開かれるピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMAGINE UOMO)は、6月16~19日に開催予定だった2021年春夏のイベントを9月2~4日に延期すると発表した。子ども服のビンボ、素材のフィラーティなども軒並み9月以降に延期する。主催するピッティ・イマージネのクラウディオ・マレンツィ(Claudio Marenzi)=プレジデントは、「関係各所と議論を重ねて達した結論は、ピッティを含む主要イベントこそが、ファッション業界にとっての再始動の“のろし”であるべき、ということ。今後数カ月は、ファッション・システムという巨大な機械の再起動に向け、努力を重ねるつもりだ。無論、会場のレイアウトなどは、公衆衛生を徹底したものになるだろう」と話す。

 また、従来の2月開催を7月5~7日に延期するとしていたイタリア・ミラノのアイウエア国際展「ミド(MIDO)」はこれを中止し、次回を2021年2月6~8日に実施すると発表した。例年の2月下旬より3週間ほど早い日程だ。ジョヴァンニ・ヴィタローニ(Giovanni Vitaloni)「ミド」会長は声明で、「感染が世界に広がっている中で、出展社や来場者ら、全ての関係者の安全や健康を考慮した。50回目の記念となる次回の『ミド』は世界のアイウエア産業に新たな希望をもたらすと確信している」と述べた。なお「ミド」は、出展社とバイヤーをつなぐBtoBのデジタルプラットフォーム“MIDO4U”をサイト上に開設した。

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アイウエアのバーチャル展示会サイト開設 相次ぐイベント中止に対応

 アイウエアの新作が一堂に集まる展示会のウエブサイト「イータグ(E-TAG)」が4月6日に開設される。例年4月に行われていた「カム(COME)」や「ワールドオプチカルフェア(WOF)」など複数のアイウエアの展示会やイベントが新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になったことで、新作発表の場を失った多くのアイウエアブランドの助けになりたいと、ドイツのアイウエアブランド「マルクスT(MARKUS T)」の日本の販売代理業などを務めるブリッジの宮崎良人代表が立ち上げる。出展費用は無料で参加企業を募っており、出展社数の制限は設けていない。新商品情報に加え、デザイナーインタビューの動画などもアップする予定だ。現在、「アイヴァン(EYEVAN)」「アイシー!ベルリン(IC!BERLIN)」「ビージェイクラシック(BJ CLASSIC)」など10社以上の参加が決まっているという。「イータグ」は約6カ月間続ける予定。宮崎代表は「新作発表ができずに困っているアイウエアブランドの声を多く聞き、急きょ立ち上げることにした。このシステムが成功すれば、新しい展示会の方法として継続したい」と話した。

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アイウエア「ゾフ」社長が交代 創業者長男がカムバック

 アイウエアショップ「ゾフ(ZOFF)」を手掛けるインターメスティックは、3月24日付で上野剛史氏が社長に就任すると発表した。上野氏は創業者の上野照博・代表取締役会長兼社長の長男。1972年生まれで、日本大学文理学部を卒業し、イギリス・ウォーリック大大学院を修了後、スポーツマネジメント会社、広告会社を経て、2001年にインターメスティックに入社し、12年3月から14年12月まで社長を務め、今回が返り咲きとなる。

 同社は異動の理由について、「目まぐるしい市場環境の変化に柔軟に対応するべく、お客さまの立場で全てを考えるための新体制構築が目的」としている。

 また、次男の上野博史・専務取締役の副社長昇格を発表し、上野照博氏は取締役会長となった。

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アイウエア業界最大手「眼鏡市場」が台湾に出店 海外初進出

 メガネトップが運営するアイウエア専門店「眼鏡市場」が、現地法人を設立して台湾に出店する。3月20日に台北市の統一時代百貨店に1号店をオープンし、3月27日にSOGO百貨台北忠孝店とSOGO百貨新竹店、4月15日に遠東百貨桃園店、4月16日に台中大遠百店に相次いで出店する計画だ。同社が海外に出店するのは初めて。同社は「まず台湾における『眼鏡市場』の認知度を高めたい。当初、年間6店舗をオープンする計画だったが、さらに増えそうだ」とコメントした。「眼鏡市場」は全国に950店舗以上を展開しており、2019年3月期の売上高は771億円で業界最大手。

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新型コロナで内定取り消しの学生を救済採用 オンデーズが5日間でスピード選考

 アイウエア企業のオンデーズは、新型コロナウイルス感染拡大による経済状況の悪化を理由に、企業から就職の内定取り消しを受けた学生を対象とした社員の追加採用選考を行う。4月入社枠の臨時採用とし、通常行なっている書類審査を免除して一次面接と最終面接で選考する。募集職種は営業職、エンジニア、経理、デザイナー、映像制作で、採用人数は決めていない。応募から最終面接の結果案内まで5日以内で対応するというスピード選考で、入社日は学生と個別に話し合う。

 同社は「内定取り消しを受けた学生たちの不安を少しでも解消すべく微力ながら尽力したい」とコメントした。

 応募の際は、メールの文面など内定取り消しを受けたことがわかる書類の提示が必要。

 オンデーズは世界12カ国に340店舗を展開している。

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伊アイウエア企業サフィロの19年度は売り上げ改善 「ディオール」ロスの備えは?

 「ディオール(DIOR)」「フェンディ(FENDI)」など30以上のブランドを手掛けるイタリアの大手アイウエア企業サフィロ(SAFILO)の2019年12月期は、売上高が前期比3.1%増の9億3900万ユーロ(約1108億円)、純損失は前期の1400万ユーロ(約16億円)から400万ユーロ(約4億円)に改善した。

 アンジェロ・トロッキア(Angelo Trocchia)=サフィロ最高経営責任者は「ライセンスブランドだけでなく、ハウスブランド『ポラロイド(POLAROID)』『カレラ(CARRERA)』『スミス(SMITH)』の好調が売り上げ増に貢献したことは頼もしい。また、『リーバイス(LEVI’S)』『ミッソーニ(MISSONI)』『デヴィッド ベッカム(DAVID BECKHAM)』『アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)』のライセンスを獲得できたことも収穫だ。さらに、アメリカ・カリフォルニアのブランド『ブレンダーズ・アイウエア(BLENDERS EYEWEAR)』の買収は、サフィロのターニングポイントになる。19年は、サフィロにとって意義深い変革の年だった」と振り返った。

 ただし、21年以降はライセンスビジネスの主力である「ディオール」をはじめ「フェンディ」「ジバンシィ」との契約が終了し、それらはLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)とイタリアの大手アイウエア企業のマルコリン(MARCOLIN)による合弁会社ティリオス(THELIOS)に移るとみられ、ビジネスモデルの再構築を余儀なくされている。全売上高の10%以上を占めている「ディオール」の穴は埋められるのか。

 サフィロが発表した24年を達成目標とする5カ年計画によると、ハウスブランドとライセンスブランドの売り上げ構成比率を同等にすること、eコマースの売り上げ構成比率を現在の7%から15%にすることなどが盛り込まれている。そこで大きな期待を寄せているのが「ブレンダーズ・アイウエア」だ。同ブランドはデジタルやソーシャルメディアを駆使したビジネスを得意としており、アメリカにおけるeコマースの売り上げの約95%がオンラインによるもので、19年の売上高は約4200万ドル(約44億円)だった。サフィロは、「ブレンダーズ・アイウエア」のノウハウを取り入れてeコマースの売り上げを拡大することを見込んでおり、同ブランドの主力顧客であるミレニアル世代やZ世代に加えてキッズやスポーツ分野の商品開発も検討している。そのほか、パドヴァの本社や工場の縮小、イタリアの従業員約700人の人員整理などコスト削減に取り組みことによって、24年の売上高10億ユーロ(約1180億円)を目指している。

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メガネスーパーが日本初導入の視力検査器でアイケア強化 エムスリーとの合弁会社始動

 眼鏡専門店チェーンのメガネスーパーを中核企業とするビジョナリーホールディングスは、フランスの光学機器メーカーのエシロール(ESSILOR)が開発した視力検査機器“ビジョン アール(VISION-R)”を世界の眼鏡店で2店舗目、日本で初めて導入した。同機器の特徴は、レンズの度数設定の検査を0.01ステップ(物を見る距離を測る単位)で行えること。眼科医や眼鏡店が使用している従来の測定機器は0.25ステップであることから、25倍精密な視力検査が可能となり、これまで以上に快適な見え心地のレンズを提供できる。すでに東京・高田馬場、ららぽーと豊洲、神奈川・厚木大通り、横浜西口の4店舗に導入しており、近日中に東京・新宿中央東口、麻布十番、千葉・稲毛、名古屋平針・原、山梨・アルプス通り甲府の各店にも導入する予定。2023年4月期までの4カ年で計画している総額60億円の設備投資によるアイケアサービス強化の一環だ。

 星﨑尚彦ビジョナリーホールディングス社長は「同機器の導入には費用面と技術面で高いハードルがあった。例えるなら、『フェラーリ』のような高いレベルの視力検査機器だ。運転方法を習得できなければうまく使いこなせない。そこで優秀な人材を集めてトレーニングを重ね、アイケアサービスにおけるトップ・オブ・ザ・トップの店舗作りを目指している」と狙いを説明した。同社は昨年、各種医療関連サービスを手掛けるエムスリーと資本提携をし、新会社センスエイド(SENSEAID)を設立して業容拡大を図っている。「エムスリーと協力して、眼鏡店と眼科医間の情報交換や紹介サービスなど、従来の事業やサービスを先鋭化して顧客拡大を図りたい。今、会社として攻めの態勢にあることを実感している」と話した。

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眼鏡選びを楽しめる女性向けアイウエア店とは?「メガネの田中」が博多に初出店

 広島に本社を置くメガネの田中チェーンは3月19日に、福岡・博多に「メガネの田中」初の女性向け店舗「メガネの田中 博多マルイ店」をオープンする。女性に喜んでもらえるインテリア、品ぞろえ、サービスが特徴だ。

 ナチュラルカラーで統一した約40平方メートルの店舗は、商品を“リラックス”“ロマンティック”“エレガント”などブランド別ではなくファッションテイストに分けて陳列し、客が直感で眼鏡選びができるディスプレーを目指した。同社は「お客さま自身の好みが可視化されることで、スタッフによる客観的な視点での眼鏡コーディネートアドバイスが受けらる」としている。

 接客サービスの特徴は、同社が開発した眼鏡選びに役立つツールを導入していることだ。その人が好きな色から眼鏡を選ぶ「パーソナルカラー診断」、その人の顔立ちを診断して眼鏡を選ぶ「印象分析」、心理テストのように洋服の好みから眼鏡を選ぶ「ファッションテイスト診断」など、女性が楽しみながら眼鏡を選べるサービスだ。

 「顔のサイズや形と合わない眼鏡を手に取りがちだが、当社独自のツールを活用することで、自分に似合う一本が必ず見つかる。女性は眼鏡をネガティブなアイテムととらえがちだが、同店を通じて眼鏡がおしゃれのポイントになることを知っていただきたい」と話した。また、同社が独自に開発した眼鏡の定額制掛け替えサービス“ニナル(NINAL)”も導入している。

 「メガネの田中」は、全国に100店舗以上出店しているが、福岡は博多マルイが10店舗目。

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オンデーズが関西エリア最大規模の心斎橋店オープン 2021年度中に世界400店舗を目指す

 アイウエア企業のオンデーズは、3月20日にオンデーズ心斎橋店をオープンする。同店は2階建て、店舗面積は約130平方メートルで、関西エリア最大規模の旗艦店だ。

 同店では、オープン記念にブルーライトをカットするPC眼鏡「オンデーズ ピーシー(OWNDAYS PC)」を通常価格(4980円)の半額で限定販売するほか、インバウンド客を想定した海外限定のインハウスブランド「ニッチェ(NICHE+)」を国内で初めて販売する。

 同店は世界12の国と地域に店舗を構えるオンデーズの340店舗目で、21年度中に400店舗展開を計画している。オンデーズの20年2月期決算の売上高は220億円を見込んでいる。

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伊大手アイウエア企業マルコリンのマッシモ・レノンCEOが退任 ベネトンCEO就任へ

 イタリアの大手アイウエア企業マルコリン(MARCOLIN)のマッシモ・レノン(Massimo Renon)最高経営責任者(CEO)が4月14日付で退任し、ベネトン(BENETTON)のCEOに就任する。マルコリンCEOの後任は明らかにされていない。

 マッシモ氏はミラノのボッコーニ大学やニューヨークのコロンビア大学で政治学などを学んだ後、世界最大のアイウエア企業ルックスオティカで2000年から約10年間キャリアを重ね、その後サフィロ、ケリングのアイウエア部門を経てマルコリンに入社し、2017年、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)とマルコリンが合弁会社ティリオス(THELIOS)を設立した際、ティリオスのCEOに就任したジョバンニ・ゾッパス(Giovanni Zoppas)前マルコリンCEOの後任となった。

 マルコリンは、「トム フォード(TOM FORD)」「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」「ディーゼル(DIESEL)」など約30ブランドのアイウエアを手掛けており、2018年12月期の売上高は4億8200万ユーロ(約568億円)。日本の販売代理店はヴィジョナイズ。

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アイウエア「マイキータ」とカメラ「ライカ」がサングラスを共同開発 ドイツのマイスター魂が融合

 ドイツのアイウエアブランド「マイキータ(MYKITA)」と、カメラやスポーツビジョン関連商品で知られる「ライカ(LEICA)」とのコラボレーションによるサングラスが6月に発売される。

 2シリーズで構成され、両社が協力のもと、ミュンヘンにある「ライカ」のデザインスタジオでデザインされ、ベルリンにある「マイキータ」のアトリエで手作業によって作られた。商品はシンプルなデザインで、色はマットなシルバー、ブラック、濃いグレー、赤のアクセントなどが特徴。注目すべき点は、両社が協力して持ち前の高い技術力をサングラスに落とし込んでいることだ。素材には「マイキータ」を象徴するステンレススチールや、「マイキータ」が3D技術で独自に開発した“マイロン(MYLON)”を使用。レンズは「ライカ」の“ライカ アイケア(LEICA EYECARE)”や“アクア デュラ(AQUA DURA)”コーティングなどのスポーツやプロの写真撮影用の技術を用いて同プロジェクトのために開発した。販売される国によってはレンズのカスタマイズも可能だ。

 「マイキータ」の創業者であるモーリッツ・クルーガー(Moritz Krueger)は「『ライカ』とのパートナーシップにより、高いレベルの機能的なデザインと妥協のないクオリティーを備えた本物志向の商品となった。独自の製造プロセスによって作り上げた比類ないデザインとレンズは、パートナーシップの本質を物語っている」と話した。シリアルナンバー付きで、価格は8万3000 ~10万円。

 「マイキータ」は2003年の創業で、ベルリンのほかロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、東京・表参道など世界に15店の直営店を構えるなど100カ国以上で販売している。「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」や「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」などファッションブランドとのコラボレーションもある。

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「ゾフ」がビジュアルモデルにイリとラッキーテープスを起用 9月に音楽イベントも開催

 アイウエアブランド「ゾフ(ZOFF)」を手掛けるインターメスティックは、2ウエイグラス“ゾフ・ナイトアンドデイ”のビジュアルモデルにイリ(IRI)とラッキーテープス(LUCKY TAPES)を起用し、9月13日に両アーティストが出演する音楽イベント「ゾフロック2020」を東京・渋谷の「ゾフ」グランド東京渋谷店の地下にあるVeats SHIBUYAで開催する。

 “ゾフ・ナイトアンドデイ”は、夜は眼鏡、昼はサングラスとして使用できる2ウエイグラスで、屋外と屋内、アウトドアや旅行などさまざまなシーンに対応する。3月6日に発売する新作はスポーツタイプやスモールサイズなどバリエーションを拡大し、全13型39種類ある。

 普段から「ゾフ」を愛用しているという両アーティストが出演するオリジナルムービーを制作しており、イリが3月25日発売予定のニューアルバム「Sparkle」に収録されている「Clear color」を、またラッキーテープスの未発表の新曲を使用している。

 「ゾフ」は、音楽やファッションと同じようにアイウエアももっと自由に楽しんでほしいという考えから、2008年に「ゾフロック」をスタートさせた。今回も完全招待制で、チケットは販売しない。参加方法は後日発表予定。

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舘ひろしや武井咲にぜひ身につけてほしい! ユナイテッドアローズがあの「ハズキルーペ」別注品を発売

 「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」は、眼鏡やコンタクトレンズの上から掛けられる眼鏡型拡大鏡で、舘ひろしや武井咲、松岡修三らが出演するテレビCMでおなじみの「ハズキルーペ」の別注商品を3月6日から販売している。「『ハズキルーペ』は拡大鏡として高いシェアを誇るが、ファッション切り口での認知はまだ伸びしろがあるとして別注の依頼を受けた」とユナイテッドアローズ広報担当者。通常の「ハズキルーペ」はフレームにラメが入っているが、別注品では黒一色にし、ロゴも黒で統一。ファッションアイテムとして手に取りやすいようにした。

 「もともと『ユナイテッドアローズ』は大人層もターゲットにしている。企画担当者でもリーディンググラス(老眼鏡)や拡大鏡を普段から使用するケースが増えてきた」というのが、別注に至った背景だ。レンズのサイズは大小2型があり、それぞれ拡大率は3種、2種の全身5型がある。価格は通常の「ハズキルーペ」と同じ1万167円。ウィメンズストアなど、一部を除く「ユナイテッドアローズ」全店で取り扱う。

 豪華出演陣によるテレビCMが印象的な「ハズキルーペ」は、発売31年というロングセラー商品。近年はシニア世代だけでなく、ネイリストなど細かな作業が求められる層にも支持されているという。

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米アイウエア「バートン・ペレイラ」が007ジェームズ・ボンドのサングラスをデザイン

 アメリカ・ロサンゼルスのアイウエアブランド「バートン・ペレイラ(BARTON PERREIRA)」は、4月に公開される映画「007」シリーズの最新作「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(NO TIME TO DIE)」でダニエル・クレイグ(Daniel Craig)が演じるジェームズ・ボンド(James Bond)ら主人公が掛けるサングラスを手掛ける。「バートン・ペレイラ」と、007映画シリーズのマーチャンダイジングなどを管理するイギリスのプロダクション会社EONプロダクションズとのグローバルなライセンス契約によるもので、サングラス3モデルがスペシャルパッケージや眼鏡拭き付きで販売される。

 ダニエル・クレイグが着用する黒いスクエア型の“JOE”モデルと、べっ甲模様の“NORTON”モデルの価格は4万円(スペシャルパッケージ付きは4万4000円)。ビリー・マグヌッセン(Billy Magnussen)が着用するチタンとアセテート素材を使用した“COURTIER”モデルは5万9000円(スペシャルパッケージ付きは6万3000円)。

 「バートン・ペレイラ」の共同創業者でデザイナーのパティ・ペレイラ(Patty Perreira)は「ジェームズ・ボンドのモデルは、『バートン・ペレイラ』らしいスタイル、デザイン、高いクオリティーやラグジュアリーさを表現している。『バートン・ペレイラ』を掛けたジェームズ・ボンドに会えることを誇りに思う」とコメントした。

 世界の販売権はイタリアの大手アイウエア企業マルコリンが有しており、日本ではマルコリンの日本総代理店であるヴィジョナイズが販売している。

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国外不出の英アイウエア「キュービッツ」のポップアップイベントをブリンクベースで開催

 荒岡眼鏡が運営する東京・青山のアイウエア専門店「ブリンク ベース」は、イギリスのアイウエアブランド「キュービッツ(CUBITTS)」のポップアップイベント「ヒナマツリ」を3月3日から15日まで開催する。同ブランドのポップアップイベントは、昨年8月に続いて2度目。今回はウィメンズモデルが多く初日がひな祭りにあたることから、イベント名を「ヒナマツリ」とした。

 「キュービッツ」は、トム・ブロートン(Tom Broughton)が、ロンドンのキングスクロス駅などの設計で知られる建築家ルイス・キュービット(Lewis Cubitt)の手法や思想に影響を受けて2012年に設立し、それがブランド名の由来ともなっている。アセテート素材が多く、伝統的な製法でフレームに埋め込まれたバタフライ(蝶々)型の金属のリベット(留め具)が特徴で、ルイス・キュービットがかつてキングスクロス駅の構造の強度を高めるために考案した金属部品を模したものだ。34モデルあり、価格は2万6000円から。現在ロンドンに10店舗の直営店を構え、通常、輸出や卸は行っていない。

 荒岡俊行「ブリンク ベース」店主は、「ロンドンでは、ここ数年でアイウエアの人気が再燃しており、その流れを作ったのは、視力測定レベルの高さと購入後の修理体制がしっかりしている『キュービッツ』の存在が大きいと思う。高級ブランド志向ではなく、自分のスタイルをしっかりと持っていて、自分の審美眼でモノを選ぶ方に『キュービッツ』をおすすめしたい」と話した。

 会期中の3月8日が「国際女性デー」ということもあり、同イベントのイメージモデルに女優の野村麻純、ブラジリアン柔術家の湯浅麗歌子、インテリアデザイナーの吉田裕美佳の女性を起用した。3人はサイトやSNSを通して情報を発信する。

■ヒナマツリ(HINAMATSURI)
日程:3月3〜15日
時間:平日12:00〜20:00、土日11:00~20:00
会期中の休業日:3月9日
場所:ブリンク ベース
住所:東京都港区北青山3-5-16 1階

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新型コロナ拡大で延期の伊アイウエア国際展「ミド」が7月5~7日開催を発表

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていたイタリア・ミラノのアイウエア国際展「ミド(MIDO)」が、7月5~7日に開催すると発表した。ジョヴァンニ・ヴィタローニ(Giovanni Vitaloni)「ミド」会長は声明で、「開催延期を発表後、関係者と迅速に協議し、会場となるフィエラ ミラノ(FIERA MILANO)の協力を得て、『ミド』の新しい開催日程を決定することができた。従来の『ミド』同様、世界中から集まる新しい商品とトレンドに出合うことができるだろう」と述べた。50回目となる今回は、さまざまな記念イベントが開かれる予定だが、スケジュールは今後発表される。

 「ミド」に出展予定だった増永眼鏡は「『ミド』で予定していた商談をどうするか協議中だ。7月開催の『ミド』の出展についてはあらためて検討する」と話した。出展予定だった他の日本企業も、今後出展の可否を判断する模様だ。

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新型コロナ拡大で延期の伊アイウエア国際展「ミド」が7月5~7日開催を発表

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていたイタリア・ミラノのアイウエア国際展「ミド(MIDO)」が、7月5~7日に開催すると発表した。ジョヴァンニ・ヴィタローニ(Giovanni Vitaloni)「ミド」会長は声明で、「開催延期を発表後、関係者と迅速に協議し、会場となるフィエラ ミラノ(FIERA MILANO)の協力を得て、『ミド』の新しい開催日程を決定することができた。従来の『ミド』同様、世界中から集まる新しい商品とトレンドに出合うことができるだろう」と述べた。50回目となる今回は、さまざまな記念イベントが開かれる予定だが、スケジュールは今後発表される。

 「ミド」に出展予定だった増永眼鏡は「『ミド』で予定していた商談をどうするか協議中だ。7月開催の『ミド』の出展についてはあらためて検討する」と話した。出展予定だった他の日本企業も、今後出展の可否を判断する模様だ。

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アイウエアのグローブスペックスが京都・新風館に4月オープン 東京以外で初出店

 アイウエアのセレクトショップ、グローブスペックス(GLOBE SPECS)が、4月16日にグランドオープンする京都の複合施設「新風館」1階にオープンする。東京の渋谷と代官山のショップに次ぐ3店舗目で、20年ぶりの新規出店となる。

 店舗面積は約100平方メートルで、“世界中のアンティーク家具・装飾品が作り出す、全く新しいスタイルの眼鏡店”がコンセプト。店内は、岡田哲哉グローブスペックス代表が1年以上をかけてアメリカ、フランス、イギリス、北欧などでセレクトしたアンティークな什器や装飾品をそろえるほか、ストアデザインはCIAが手掛け、ナッツ アート ワークス(NUTS ART WORKS)によるサインアート、コンテンポラリー・アーティストのショウヘイ・タカサキによるアート作品、東京・中目黒のフローリスト「チビ(CHIBI)」による古木を使用したオブジェなどを飾って空間デザインにこだわった。

 また、ドイツのアイウエアデザイナー、ゲルノット・リンドナー(Gernot Lindner)やアメリカ・ロサンゼルスのアイウエアブランド「アーレム(AHLEM)」による“京都記念モデル”を発売する予定だ。

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新型コロナ拡大で伊アイウエア国際展ミドが急きょ延期 東京のI.F.F.は中止

 イタリア・ミラノで2月29日から3月2日までの開催が迫っていた世界最大級のアイウエア国際展「ミド(MIDO)」が急きょ延期を発表した。イタリアでも感染が拡大している新型コロナウイルスの影響だ。ジョヴァンニ・ヴィタローニ(Giovanni Vitaloni)=「ミド」会長は声明で、「『ミド』に関わる各関係者と慎重に協議した結果、現在国内外で広がっている健康被害の状況を考慮し、開催延期はやむを得ないと判断した。直ちにしかるべき実施日程を再調整し、近日中に発表したい」と述べた。新しい開催日程は、5月下旬から6月中旬を予定している。

 また、東京・恵比寿で3月3日と4日に開催予定だったアイウエアの合同展「第37回インポートファッションオプチカルフェア―(I.F.F.)」(協同組合輸入眼鏡協会主催)は中止となった。同展には、福井県の企業アイテックやハグ・オザワ、ドイツのブランド「カザール(CAZAL)」などを手掛けるエイトオプティク、イタリアのブランド「ポリス(POLICE)」などを手掛けるデリーゴジャパンなど10社以上が出展を予定していた。各社は、自社ショールームで個別に展示会を行うなどして対応している。

 例年4月上旬に、東京の青山、渋谷エリアで集中的に行われているアイウエアの展示会への影響も懸念されている。

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斜め45度の横顔を美しく見せるアイウエア メガネの田中チェーンと山本浩未が共同開発

 全国に100店舗以上を手掛けるメガネの田中チェーンは2月22日に、ヘアメイクアップアーティストの山本浩未と共同開発したウィメンズのオリジナルブランド「モアジェ(MOI JE)」の眼鏡フレーム4型とサングラス2型を全国のメガネの田中チェーンで発売する。

 “大人の女性は斜め45度の横顔が重要”という山本の考えから、顔のシルエットをシャープに見せるため、アイラインを引いたような上昇ラインを描くリフトアップしたデザインや、表情を明るく見せるメイクをしたようなハイライト効果のある素材使いが特徴で、山本の知識とアイデアが詰まった商品だ。店頭では、同社オリジナルのiPadアプリ「メガネの田中 印象分析」を用いた診断結果に基づいて、顔の特徴を4種類に分類し、それぞれに似合う「モアジェ」を販売員がアドバイスする。価格は2万9000円(レンズ代別)。

 メガネの田中チェーンの創業地と同じ広島県出身の山本は、「大人の横顔をすてきに見せるカギは、ハイライトと上昇ライン。これまでは、この2つをメイクでかなえてきたが、自分でも眼鏡が手放せなくなってから、眼鏡にはメイクに負けないくらいの美人効果があることに気づいた。リフトアップ効果をかなえるフレームラインやハイライト効果を狙ったカラーリングで、顔のシルエットや肌のトーンを瞬時に洗練させることができる。ファッションアイテムのように楽しみながら、自信が持てる横顔を手に入れてほしい」とコメントしている。

 デイミアン・ホール(DAMIAN HALL)=メガネの田中チェーン社長は「これまで女性客に対する提案が足りなかった。今年は、女性客の満足度を高める商品開発やサービスに力を入れたい」と話した。

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斜め45度の横顔を美しく見せるアイウエア メガネの田中チェーンと山本浩未が共同開発

 全国に100店舗以上を手掛けるメガネの田中チェーンは2月22日に、ヘアメイクアップアーティストの山本浩未と共同開発したウィメンズのオリジナルブランド「モアジェ(MOI JE)」の眼鏡フレーム4型とサングラス2型を全国のメガネの田中チェーンで発売する。

 “大人の女性は斜め45度の横顔が重要”という山本の考えから、顔のシルエットをシャープに見せるため、アイラインを引いたような上昇ラインを描くリフトアップしたデザインや、表情を明るく見せるメイクをしたようなハイライト効果のある素材使いが特徴で、山本の知識とアイデアが詰まった商品だ。店頭では、同社オリジナルのiPadアプリ「メガネの田中 印象分析」を用いた診断結果に基づいて、顔の特徴を4種類に分類し、それぞれに似合う「モアジェ」を販売員がアドバイスする。価格は2万9000円(レンズ代別)。

 メガネの田中チェーンの創業地と同じ広島県出身の山本は、「大人の横顔をすてきに見せるカギは、ハイライトと上昇ライン。これまでは、この2つをメイクでかなえてきたが、自分でも眼鏡が手放せなくなってから、眼鏡にはメイクに負けないくらいの美人効果があることに気づいた。リフトアップ効果をかなえるフレームラインやハイライト効果を狙ったカラーリングで、顔のシルエットや肌のトーンを瞬時に洗練させることができる。ファッションアイテムのように楽しみながら、自信が持てる横顔を手に入れてほしい」とコメントしている。

 デイミアン・ホール(DAMIAN HALL)=メガネの田中チェーン社長は「これまで女性客に対する提案が足りなかった。今年は、女性客の満足度を高める商品開発やサービスに力を入れたい」と話した。

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伊ミラノのアイウエア国際展「ミド」が中国パビリオンを閉鎖 新型コロナウイルス感染拡大の影響

 2月29日から3日間、イタリア・ミラノで開催される世界最大のアイウエア国際展「ミド(MIDO)」は、中国企業が集まるパビリオンを今回は閉鎖すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の予防に関わる中国からの入国制限等に配慮した措置で、出展できない企業の救済措置として、「ミド」のサイトで新商品を紹介し、企業間で直接取引できるデジタル・プラットホームを設ける。前回、該当するパビリオンに出展した中国企業は400社以上だった。

 ジョヴァンニ・ヴィタローニ(Giovanni Vitaloni)=「ミド」会長は、「長い間、『ミド』に参加している中国やアジアの企業に対する思いや連帯の気持ちを込めて、彼らへの支援に少しでも貢献したい」とコメントしている。なお、他のパビリオンにブースを構えるシャルマン、増永眼鏡、アイヴァンなどの日本企業は予定通り出展するものの、中国人バイヤーの来場が減ることで営業的な影響は想定しているようだ。

 今回50回目を迎える「ミド」は、ドゥオーモ(DUOMO)でお祝いのコンサートなど記念イベントを計画している。

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ドイツの「アイシー!ベルリン」と「メルセデス・ベンツ」がサングラスでコラボレート

 アイウエアの「アイシー!ベルリン(IC! BERLIN)」と高級車の「メルセデス・ベンツ(MERCEDES-BENZ)」の2つのドイツブランドがコラボレートしてサングラスコレクションを発売した。

 同商品は、1月にドイツ・ミュンヘンで開かれたアイウエア国際展「オプティ(OPTI)」で披露されたもの。5モデルあり、ゴーグルのような1枚のシールド型レンズを使用したビッグサイズのスポーティーなデザインや、代表的車種である“メルセデス・ベンツAMG”をインスピレーション源とするデザインをレンズやブリッジパーツに施したディテールが象徴的で、全てのテンプルエンドに「メルセデス・ベンツ」のスターマークが刻印されている。レンズは、ドライビング時のパフォーマンスを向上させるドイツのツァイス(ZEISS)社製の高性能レンズを使用している。価格は6万円代で、全国の「アイシー!ベルリン」の正規取扱店で販売する。

 1996年創業の「アイシー!ベルリン」は、医療工業用の厚さ0.5mmのステンレス製シートメタルを利用した10gの軽量フレームが注目を浴びてビジネスを拡大。現在は世界60カ国以上で販売されている。昨年ロゴを変更して、ブランドリニューアルを図った。

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福井県の老舗ファクトリーが“一生モノ”のサングラスを発表 谷口眼鏡初のオリジナル

 福井県鯖江市の老舗アイウエア企業の谷口眼鏡が、初のサングラスブランド「テシオ(TESIO)」を4月に発売する。

 4型ある商品のデザインはユニセックスでベーシック。フレームに使用されているアセテート生地は主に綿花やパルプといった植物性の原料で作られており、体に優しく肌触りが良い。最大の特徴は、1957年創業の谷口眼鏡ならではの伝統の職人技で作られる高い品質だ。軽いだけでなく、全体の重量を考えてバランス感がよいため、フレームがずれ落ちにくく、長時間掛けていても疲れないアジアンフィット設計だ。同社の担当者は「ブランド名は、何かを大切に育てる意味で用いられる“手塩にかける”にちなんだ。職人の丁寧な手仕事で作られた一生モノのサングラスとして、長く大切に着用してほしいという思いを込めている。ファクトリーブランドだからこそできるクオリティーだ」と話す。修理やメンテナンスも同社の職人が行う(有料)。価格は2万3000円と3万2000円。そのほかに、谷口眼鏡は96年にスタートしたオリジナルの眼鏡フレームブランド「ターニング(TURNING)」を手掛けている。

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福井県の大手アイウエア企業シャルマンの社長が交代 アメリカ法人社長が昇格

 福井県鯖江市の大手アイウエア企業シャルマンは、宮地正雄・社長が退任し、後任に本庄正享(ほんじょう・まさきよ)・専務執行役員兼シャルマンUSA社長兼CEOが就任する人事を発表した。3月26日に開催予定の株主総会と取締役会で正式に決定される。

 本庄新社長は1963年12月8日、福井県生まれ。福井大学工学部高分子工学科を卒業後、86年にシャルマンの製造部門である堀川製作所に入社。その後、同社グループの中国工場で製造部門を経験し、アメリカ、フランス、香港の現地法人で商品企画を担当した後、2015年に常務執行役員欧米事業部長、企画統括担当に就任、18年に再びアメリカに赴任してシャルマンUSA社長兼CEOとなり、今年1月に専務執行役員に就任した。シャルマンの売上高の半分以上を海外市場が占めていることから、今後も重要となるグローバル経営に対して、本庄氏の約20年にわたる国際経験の豊富さが今回の人事につながったようだ。なお、10年間社長を務めた宮地氏の今後については未定。

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新型コロナウイルス感染予防に効果? 「ゾフ」の花粉対策眼鏡の売り上げが前年比250%

 インターメスティックが手掛けるアイウエアブランド「ZOFF(ゾフ)」の花粉対策眼鏡“ゾフ・プロテクト(ZOFF++PROTECT)”の売り上げが、発売から1週間の初動比較で前年比250%となった。“ゾフ・プロテクト”は、目元のフード部分が着脱可能な新構造の花粉対策眼鏡として昨年特許を取得した。今年はバリエーションを拡大し、新モデル全6型を1月24日に発売した。

 この構造が新型コロナウイルスの目の粘膜からの感染対策に効果があるという理由で、一部の中国人観光客が感染防止の保護眼鏡として買い求めていることが売り上げ増の一因という。インバウンド客が多い東京・原宿店などでまとめ買いがあり、中国の30店舗でも需要が高まっている。価格は7000円で、「ゾフ」の全店、「ゾフ」オンラインストアなどで販売している。

 なお、中国の店舗の営業状況について、高島郷インターメスティック商品戦略本部本部長は「上海を中心に展開している30店舗のうち19店舗が休業している。中国の工場も操業を停止しており、今後納期に影響が出ると思う」と話した。

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「ユニクロ」の中国休業店舗は約270店に拡大 コロナウィルス、SPA企業の生産にも今後影響

 中国国内だけでなく、世界中で新型コロナウィルスの感染が拡大している。中国本土に出店する日本のSPA企業も、刻々と対応の変化を迫られている。

 ファーストリテイリングは2月3日時点で、感染の発生地である湖北省武漢市を含む地域の「ユニクロ(UNIQLO)」約270店を一時的に休業している。1月27日時点では休業店舗は約50店だった。「ジーユー(GU)」については休業店舗はないという。

 良品計画の「無印良品」は2月2日時点で、中国本土内の95店の営業を停止している。武漢市内の全10店舗もこの中に含まれている。

 「ジンズ(JINS)」は武漢市内の全7店を閉鎖。他地域でも出店先のSCの閉店に準じて営業を停止しており、現在は累計で約50店が閉店中という。

 また、中国は日本のSPAブランドにとって消費地としてだけでなく、生産地としても非常に大きな役割を担っている。「中国当局が各所に旧正月(春節)休暇の延長を指示していることから、取り引き先の工場は引き続き休業中」といった状況が各社から聞こえてくる。「今後、生産面で少なからず影響が出てくると見ている」(ファーストリテイリング)という。

 なお、日本国内の春節商戦については、「店舗によっては中国からのお客さまが減少しているが、売り上げへの大きな影響は現時点ではない」と、ファーストリテイリング、ジンズはコメントしている。

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遠近両用レンズの翌日納品を実現 三城がイスラエル企業と業務提携

 アイウエア企業の三城ホールディングスの子会社である三城は、眼鏡レンズ設計を手掛けるイスラエルのシャミール(SHAMIR)社と業務提携し、遠近両用レンズを翌日に納品(前日14時までに注文)するサービス「24G(トゥエンティー・フォー・ジー)」を2月10日にスタートさせる。従来、1週間以上を要していた遠近両用レンズの加工を最短で約2時間、フレーム枠入れまでを約3時間で完了する速さだ。また遠近両用だけでなく、近視、乱視、ブルーライトカット、偏光レンズなども翌日納品に対応する。

 シャミール社はカナダ、ニュージーランド、シンガポールなどで、すでに「イノ タイム(InoTime)」のブランド名で同サービスを実施している。日本では100%出資子会社のシャミール ジャパンTOKYOを設立し、東京・葛西にラボラトリーを設けてスタート。ドイツのサティスロー(SATISLOH)社の最新レンズ加工機械を導入し、日産(8時間稼働)120組を生産できるという。「24G」は、日本における同サービスの独占権を取得した三城が運営する眼鏡専門店パリミキの都内36店舗と、同グループの金鳳堂の13店舗でスタートさせ、3月に神奈川、埼玉、千葉の各県の店舗へ拡大、そして4月に全国展開する。完全受注生産とし、遠近両用レンズの価格は4万円から。お笑い芸人のダンディ坂野をアンバサダーに起用してプロモーションを行う。売り上げ目標は初年度4億円、5年後に10億円としている。

 1月29日に行われた記者発表会で、澤田将広・三城ホールディングス社長は「約30年前、遠近両用レンズの翌日納品サービスをテスト導入したが、設備や技術力不足で頓挫した。今回は、そのときの悔しさを晴らすものだ。スピードだけでなく、クオリティーも高い。お客さま一人一人のニーズに合わせたアイウエアを提供するという三城の理念にも合致したプロジェクトだ」と話した。また、来日したヤゲン・モーシェ(Yagen Moshe)=シャミール社最高経営責任者は「三城は当社と同じく最高を目指している点が共通しており、最適なビジネスパートナーだ。これまで日本になかったサービスを共同開発することにより、新しいマーケットを開拓できると思う」と期待とともに話した。

 1972年に設立されたシャミール社は世界22カ国でビジネスを展開しており、売上高は約3億ドル(約324億円)。2011年に世界最大のアイウエア企業エシロールルックスオティカESSILORLUXOTTICA)が、同社の株式50%を取得している。

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新型コロナウイルスがアイウエア企業にも打撃 「ジンズ」が中国に対策本部設置

 中国で感染が広がっている新型コロナウイルスは、現地に出店している日本のアイウエア企業にも影響を及ぼしている。

 発生地である武漢に7店舗を構える「ジンズ(JINS)」は、出店する商業施設が臨時休館となったのに伴い、全店休業中だ(1月27日現在)。「ジンズ」は中国に150店舗以上を出店しており、武漢以外でも、中国政府の指示による交通機関の運行制限や外出自粛などの影響で時短営業や臨時休館などの措置が取られている。上海にある現地法人に対策本部を設立して対応を図っており、10人の日本人駐在員の家族等については日本に一時帰国させる決定をした。現在のところ、中国国内の店舗スタッフおよびスタッフの2親等までの近親者に罹患は確認されていないという。

 上海を中心に42店舗を構える三城は、武漢に店舗はない。しかし、同社が出店しているショッピングセンターの中には、客足が少ないことから閉店したり、営業時間を短縮しているところがあり、「売り上げは、日ごとに落ち込み、影響を受けている」という。今後の見通しについて、「かつてSARSが流行した際は、気温が上がった5月ごろ収束したので、今回もそれまでには何とか解決してほしいと願っている」とコメントした。

 インターメスティックが手掛ける「ゾフ(ZOFF)」は中国に30店舗あるが、武漢には出店していない。上海事務所のスタッフは行政の指示により2月9日まで春節休暇を延期し、自宅待機中で、現在のところ、同社スタッフや同居家族・同居住地区内での感染は確認できていないという。売り上げに影響が出ている一方、目の粘膜からウイルスが感染するという情報を受けて花粉対策眼鏡が売れており、日本でも中国からの観光客が買い求めた。

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「オメガ」がアイウエアを世界同時発売 伊マルコリンとのパートナーシップ

 スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下のスイスの時計ブランド「オメガ(OMEGA)」は、メンズとウィメンズのアイウエアを2月に発売する。イタリアの大手アイウエアメーカーのマルコリン(MARCOLIN)とのパートナーシップにより製作されたコレクションだ。デザインは「オメガ」の象徴的なウオッチからインスピレーションを受けており、フレームに使用されている素材、りゅうずやベゼルの形状を思わせるディテールが連係している。レイナルド・アッシェリマン(Raynald Aeschlimann)=オメガ社社長兼最高経営責任者(CEO)は「『オメガ』は、これまで卓越性と高いファッション性の代名詞であり続けてきた。これを引き継ぎながら、今回のコレクションにはモダンな創造性とスタイリッシュな要素を取り入れた。デザインはアイコニックな『オメガ』らしい特徴が反映されている」と話した。また、マッシモ・レノン(Massimo Renon)=マルコリンCEOは「『オメガ』が持つ特別感を大切にして、最高級の素材と強いこだわりを持ってイタリアで製作した。マルコリンの洗練されたブランドポートフォリオを強固にするものだ」とコメントしている。同アイウエアコレクションは世界同時発売で、日本は「オメガ」の直営店舗(9店舗)と正規取扱店舗(14店舗)で順次販売される。

 なお、マルコリンはスウォッチ グループ傘下の「ロンジン(LONGINES)」のアイウエアも手掛けている。

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「ジンズ」と日本環境設計が資本提携 サステナブルな眼鏡事業を推進

 アイウエアブランド「ジンズ(JINS)」を手掛けるジンズホールディングスは、日本環境設計との資本提携を発表した。日本環境設計は2007年の設立以来、リサイクルしたい企業と消費者をつなげる活動や、再生繊維の開発・製造、リサイクルコンサルティングなどの事業を通じて循環型社会の実現に取り組んでおり、不要となった衣料品の回収活動を通じてアパレル企業との関係は深い。ジンズホールディングスは、環境省の実証実験で日本環境設計が運営する製品プラスチックのリサイクル「ブリング プラプラ(BRING PLA-PLUS)プロジェクト」に発足当初の12年から参加し、不要になったプラスチックの眼鏡を回収してリサイクルする活動を行ってきた。

 ジンズホールディングスは、日本環境設計の第三者割当増資株式の一部を引き受け、同社の普通株式を取得する予定だ。日本環境設計のアイウエア企業との資本提携は初めて。

 田中仁ジンズホールディングスCEOは、「アパレル同様、アイウエアもサステナビリティが重要になる。この資本提携により両社の技術力やノウハウをさらに生かして、アイウエアの回収キャンペーンや循環再生型アイウエアの企画・製造などを検討したい」と話した。

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働き方改革時代の眼鏡登場 「ゾフ」が仕事に集中できる視覚環境を作る

 インターメスティックが手掛けるアイウエアブランド「ゾフ(ZOFF)」は、“集中できる環境”を作る眼鏡“ゾフ+集中”を1月17日に発売する。

 働き方改革によりオフィスのフリーアドレス化やノマドワークなど働く場所の選択肢が増える中で、“ゾフ+集中”は勉強や作業に集中できる環境を作ることをコンセプトとしている。ポイントは眼鏡フレームに付けたフードで、これにより真横の余分な視覚情報をカットし、眼球の動きをコントロールする脳の部位である前頭眼野の負荷を軽減する。この仕様は、競争馬が前方に集中するために装着する馬具“ブリンカー”から着想を得て開発されたという。価格は7000円で、国内の「ゾフ」51店舗で販売する。

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花粉シーズンの強い味方 進化する「ゾフ」の花粉対策眼鏡が特許取得

 インターメスティックが手掛けるアイウエアブランド「ゾフ(ZOFF)」は、フードが着脱可能なオリジナルの花粉対策眼鏡“ゾフ・プロテクト(ZOFF+PROTECT)”の新型と、フード一体型の花粉対策眼鏡“エアバイザー(AIR VISOR)”を1月24日に発売する。

 “ゾフ・プロテクト”は、軽量素材を使用したフレーム本体に磁石を埋め込み、目元への花粉の侵入を防ぐためのフード部分を磁石で簡単に取り外しができるオリジナルの花粉対策眼鏡で、フード部分の着脱機能は特許を取得している。通勤や通学など屋外ではフード部分を付けて花粉からガードし、オフィスや学校などの室内ではフード部分を外して通常の眼鏡のように使用することが可能。花粉の時期以外も、フードを外せば通常の眼鏡として通年で使用できる2WAYタイプのデザインだ。SサイズからLサイズまで3型2色で全6種類があり、価格は7000円(度付き標準レンズ代込)。

 また、“エアバイザー”は目元への花粉の侵入を最大約95%カットし、マスクを併用してもレンズが曇りにくい防曇レンズを標準装備している。サイズはXS~Lまで4サイズの全19種で、価格は3000円。

 「ゾフ」全店(国内234店舗/11月末現在)、「ゾフ」オンラインストア、楽天市場、ZOZOTOWNなどで販売される。

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「ドラえもん」の世界観をアイウエアで表現 50周年記念で「ジンズ」とコラボ

 アイウエアブランド「ジンズ(JINS)」は、2020年に50周年を迎える漫画「ドラえもん」を独自の視点でデザインした「ジンズ ドラえもんモデル」シリーズを、連載開始が1月号だったことにちなみ、20年1月1日に全国の「ジンズ」店舗、「ジンズ」オンラインショップで発売する(店舗の年始の営業開始日に準ずる)。

 商品は、“フラッグシップモデル(FLAGSHIP MODEL)”(1万2000円)のほか、軽量の“スリム エアフレーム(SLIM AIRFRAME)”(8000円)、“バイカラー エアフレーム(BICOLOR AIRFRAME)”(5000円)、ブルーライトから目を守るPC用の“ジンズ スクリーン(JINS SCREEN)”(5000円)の4シリーズ、全47アイテム。

 “フラッグシップモデル”は、“ドラえもん”“のび太”“ドラミ”をイメージしたカラーリングやディテールに彫金、レーザー刻印、七宝などで細密なデザインを施したハイセンスなシリーズだ。全シリーズに、オリジナルデザインのケースとセリート(眼鏡拭き)が付いており、購入者にオリジナルショッパーで商品を渡す。

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“走る眼鏡店”をビジョナリーホールディングスが導入 数年で100両増強も

 眼鏡専門店チェーンのメガネスーパーを中核企業とするビジョナリーホールディングスは、眼の検査、眼鏡の調整・加工、アイケアリラクゼーションといったアイケアサービスや聴力測定を含む補聴器販売を機動的に提供する新たな取り組みとして、 車両型移動式店舗を2020年1月から導入し、全国を対象に順次サービスを展開する。

 車内には視力測定ルーム2室のほか、レンズ加工機、リラクゼーションルーム、補聴器相談コーナーなどを設け、車いす昇降用電動リフトも備えている。

 想定している活動は、一般企業や工場の従業員向けの集団視力測定、未出店地域におけるポップアップストアとしての短期間出店、大型商業施設の駐車場などを利用した催事開催、また買い物が困難な山村などの過疎地、高齢化が進むニュータウン、離島などへのサービスの提供、自然災害時の被災地支援など多岐にわたる。

 星﨑尚彦ビジョナリーホールディングス社長は「眼や眼鏡にお困りの多くの方に、場所や時間を選ばず迅速に対応できる体制を構築することが目的だ。まず1両を導入し、2~3カ月の活動後、利便性や収益性を検証して拡大計画を検討したい。1店舗をオープンする費用の約半分で導入できるので、この数年で100両になってもおかしくない。さまざまな可能性があるプロジェクトだ」と話した。
同社は23年4月期までの中期経営計画の一環として、4カ年で総額60億円を投資する。

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「モンブラン」が世界300本限定サングラスを発売 日本製のチタン仕上げ

 ケリング アイウエア(KERING EYEWEAR)は、ドイツの「モンブラン(MONTBLANC)」の世界300本限定のサングラスを12月21日に発売する。1858年のアイコン的なウオッチをイメージしたデザインで、チタンの全面仕上げは日本製ですべて手作業によるものだ。レンズは、北半球と南半球を表現する特別なプリントでカスタマイズされている。

 日本での販売本数はわずか1本で、11月1日にオープンした、「グッチ(GUCCI)」「カルティエ(CARTIER)」などケリング アイウエアの6ブランドを専門に手掛けるヴェント(VENTO)心斎橋(66平方メートル)で販売する。価格は19万9000円。

 アジア初となる同業態のオープン後の商況について、同店を運営するクロノスの中島章・取締役販売本部副本部長は、「6ブランドのフルラインを常時そろえ、新製品を他に先行して販売しているのが当店の強みだ。客層は30代以上が中心で、やや女性客が多い。外国人客が予想以上に多く、ビジネスは順調に推移している」と話した。東京店のオープンについては、「心斎橋店の実績を1年ほど検証した後、検討したい」としている。

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ビジョナリーHDがエムスリーと資本業務提携で筆頭株主が交替 アイケアサービス進化へ

 眼鏡専門店チェーンのメガネスーパーを中核企業とするビジョナリーホールディングスは、インターネットを活用した各種医療関連サービスを手掛けているエムスリーと資本業務提携の契約を締結した。第三者割当増資により、エムスリーの持株比率が33.09%となり筆頭株主となる。資金調達額は約42億円。

 エムスリーは、日本の医師の9割に当たる28万人以上が登録する医療従事者専門サイト「m3.com」を運営しているほか、製薬会社向けマーケティング支援サービスや治験支援サービスなど国内外の医療分野に広範なネットワークを有している。ビジョナリーホールディングスはエムスリーとの提携で、アイケア事業を拡充・先鋭化するとともに、健康関連サービスの提供や紹介など新しいビジネスモデルの構築を目指すとしている。同社は100%子会社であるメガネスーパーのアイケアソリューション事業部門を新会社に移管した後、エムスリーが新会社の株式50%を保有し、新しい事業を推進する。

 星﨑尚彦ビジョナリーホールディングス社長は、「安定株主の必要性を感じていた。エムスリーは、高いシナジー効果が期待できるパートナーだ。病院よりアクセスしやすい眼鏡店を作りたい。充実したヘルスケアサービスを適切なタイミングとコストで受けられる環境作りを目指す」と話した。

 なお、ビジョナリーホールディングスの2019年5~10月期は、売上高が前年同期比9%増の143億円、営業利益が同75%減の1億2000万円で増収減益だった。減益理由については、新規出店と、次世代型店舗への移行や検査機器のリニューアルなどによる関連諸経費の増加のほか、子会社化したヴィジョナイズの株式取得に伴うのれんの一括償却などを挙げている。20年4月期(通期)の売上高は同10%増の293億円、営業利益は同34%減の6億円を予想している。

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スカパラメンバーが「ジンズ」を掛けて新曲MVに登場 「ローリングストーン ジャパン」が企画

 アイウエアの「ジンズ(JINS)」は、“ジンズ クラシック(JINS CLASSIC)”シリーズと、今年デビュー30周年を迎えた東京スカパラダイスオーケストラの新曲「ハンマーヘッド(HAMMERHEAD)」とのコラボレーションを雑誌「ローリングストーン ジャパン」との企画で行った。メンバー全員が“ジンズ クラシック”を掛けて登場する同曲のスペシャルミュージックビデオが制作され、“ジンズ クラシック”の特設サイトで公開中だ。

 「ハンマーヘッド」は11月20日に発売された新作アルバム「ツギハギカラフル」に収録されている曲。モノトーンのスーツに合う“ジンズ クラシック”を、メンバーがそれぞれセレクトして撮影した。迫力のある演奏シーンに加え、楽曲のタイトルでもある、目が特徴的なハンマーヘッド(シュモクザメ)のアニメーションから三輪車で必死に逃げるシーンや、メンバーが何かにおびえるシーンなどがコミカルに描かれている。撮影後、「ローリングストーン ジャパン」のインタビューで、NARGOは「顔の全てにストレスがかからないので、ずっと掛けていられて、とても気に入りました」と語っている。

「ハンマーヘッド」のミュージックビデオ

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スタイリスト百々千晴がプライベートブランド「シシクイ」スタート 第1弾はサングラス

 スタイリストの百々千晴(どど・ちはる)が、プライベートブランド「シシクイ(THE SHISHIKUI)」をスタートさせた。ブランド名の「シシクイ」の由来は、出身地である徳島県宍喰(ししくい)町。自身の原体験をもとに発想した衣・食・住のさまざまなアイテムを不定期で提案していくという。第1弾は、福井県のアイウエアメーカー、金子眼鏡と共同開発した8種類のサングラス。イタリアのマツケリー社による環境に優しい天然由来成分のアセテート樹脂“M49”を使用した。価格は3万円前後で、来年3月末にアパレルのセレクトショップや金子眼鏡の店舗で発売する予定だ。

 百々は「以前から自分のブランドを手掛けたいと思っていたが、やっとそのタイミングが訪れた。私の必需品であるサングラスは、福井県の鯖江産にこだわった。環境に配慮したモノ作りをベースにしたライフスタイルブランドとして、私が楽しんで作ることができる身近なアイテムを発表していきたい」と抱負を語った。

 百々は2002年に渡英し、04年より東京をベースにスタイリストとして活動をスタートさせ、雑誌、広告を中心にスタイリングを手掛けるかたわらファッション誌「ユニオン マガジン(Union Magazine)」の編集長も務める。

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デジタル社会の目の健康に「DHC」と「ゾフ」がタイアップ 体の内外でブルーライトをカットする

 化粧品やサプリメントなどを手掛けるディーエイチシー(DHC)と、アイウエアブランド「ゾフ(ZOFF)」を運営するインターメスティックがタイアップし、「内から外からWのブルーライト対策」と題したキャンペーンをDHC直営店、DHCオンラインショップ、「ゾフ」店舗でスタートさせた。

 同キャンペーンは、DHC機能性表示食品「DHCルテイン 光対策」と「ゾフ」のブルーライト対策眼鏡“ゾフ ピーシー(ZOFF PC)”を取り上げ、疲れ目や睡眠の質低下につながるブルーライトについて、体内はサプリメントで、外からはアイウエアでの2方向で対策を講じようというもの。「DHC」直営店で健康食品を購入した人に国内の「ゾフ」店舗で使用可能な「ゾフ ピーシー 10%オフチケット」を配布し、「ゾフ」店舗で眼鏡やサングラスを購入した人に「DHC」店舗で引き換え可能な「DHC ルテイン光対策7日分プレゼントチケット」をプレゼントする(1人1枚)。対象店舗は、「ゾフ」と「DHC」の両店舗がある商業施設56店舗。

 ブルーライトは、パソコンやスマートフォン、液晶テレビなどLED液晶から発せられるもので、長時間浴びると生活のリズムにさまざまな悪影響を及ぼすとされている。

 「DHC ルテイン光対策」は、ブルーライトの光刺激から目を守る色素成分ルテインが目の調子を整えることが報告されている。価格は1143円(30日分)。“ゾフ ピーシー”はブルーライトカットを約50%カットするクリアレンズを使用しており、価格は5000円。

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「オークリー」がソフトバンク、阪神などプロ野球9球団とサングラスをコラボ

 アメリカのスポーツ&ライフスタイルブランド「オークリー(OAKLEY)」は昨年、プロ野球の北海道日本ハムファイターズ、阪神タイガース、広島東洋カープ、横浜DeNAベイスターズとのコラボレーションによるサングラス第1弾を発売したのに続き、千葉ロッテマリーンズ、東京ヤクルトスワローズ、東北楽天ゴールデンイーグルス、中日ドラゴンズ、福岡ソフトバンクホークスの5球団との第2弾を「オークリー」ストア、「オークリー」ECサイト、「オークリー」の正規取扱店などで順次発売した。価格は2万8000円。これにより、全12球団のうち9球団とのコラボ商品を手掛けることになる。

 コラボ商品は、「オークリー」の代表的モデルである“レーダーロック(RADARLOCK)”を各球団のイメージカラーでアレンジした。“レーダーロック”は、素早く簡単なレンズ交換が可能な“スウィッチロックテクノロジー”機能を組み込んだスポーツアイウエアで、2012年の発売以来、多くのアスリートが愛用しているロングセラーモデルだ。

 同ブランドを手掛けるルックスオティカジャパンによると、選手に着用の義務はないが、普段から「オークリー」を愛用している選手が多く、自主トレや来年のキャンプ、シーズンイン以降も着用される予定という。

 「オークリー」は1975年にジム・ジャナード(Jim Jannard)がアメリカで創業し、カリフォルニア州フットヒル・ランチに本社を構える。全世界で600以上の特許を持つ高い技術力に定評があり、アメリカのMLB球団とのコラボレーションも多い。日本でも、元プロ野球選手のイチローをはじめ、ゴルフの松山英樹選手、スピードスケートの小平奈緒選手、スキージャンプの高梨沙羅選手などさまざまな競技のトップアスリートが契約選手として愛用している。

 「オークリー」は、世界最大のアイウエア企業であるイタリアのルックスオティカの傘下。

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「ジンズ デザインプロジェクト」第5弾はロナン&エルワン・ブルレック兄弟とコラボ

 アイウエアブランド「ジンズ(JINS)」は、世界のトップデザイナーとのコラボレーションシリーズ「ジンズ デザインプロジェクト」の第5弾として、フランス人兄弟デザイナーのロナン&エルワン・ブルレック(Ronan&Erwan Bouroullec)と協業したアイウエア「ジンズ×ロナン&エルワン・ブルレック」を12月5日に全国の「ジンズ」店舗と「ジンズ」オンラインショップで発売する。

 「ジンズ デザインプロジェクト」は“眼鏡の本質からデザインする”をコンセプトとして、2017年にスタートし、これまでジャスパー・モリソン(Jasper Morrison)を皮切りに、コンスタンティン・グルチッチ(Konstantin Grcic)、ミケーレ・デ・ルッキ(Michele De Lucchi)、アルベルト・メダ(Alberto Meda)とのコラボレートモデルを販売してきた。

 ロナン&エルワン・ブルレックは、兄のロナンが1971年に、弟のエルワンが1976年に、フランス・ブルターニュ地方カンペール市で生まれた。99 年にスタジオを設立して共同で活動を始め、プロダクトデザインから公共空間、都市デザインに至るまで幅広い分野で活躍。「ヴィトラ(VITRA)」「カッシーナ(CASSINA)」など多くの有名企業にデザインを提供し、作品はパリのポンピドゥー・センターやニューヨーク近代美術館をはじめとする主要な美術館に収蔵されるなど現代のフランスを代表するデザイナーだ。現在はフランソワ・アンリ・ピノー(François-Henri Pinault)=ケリング会長兼最高経営責任者による旧商品取引所の大改装事業で、安藤忠雄建築の美術館の内装を手掛けている。

 今回初めてアイウエアのデザインを手掛けた彼らが掲げたテーマは“SUGATA(姿)”。「人の美しさとは、しぐさや姿からもたらされる」「眼鏡は掛ける人の表情に溶け込みながら、その人の“姿” を作る」という考えのもと、空気のように薄くて軽く、透明感のあるアイウエアを目指した。素材には軽量樹脂素材の“TR-90”を採用して薄さと軽さを実現。顔の骨格や表情になじむデザインを生み出すために、眼鏡フレームの伝統的なパーツをあらためて見直し、フロントとヒンジ(蝶番)をつなぐヨロイ部分をなくすという革新的なアプローチによって、独自のミニマムなフォルムを実現した。4型全16種で、価格は5000円(度付きレンズ代込み)。

 この協業を記念し、デザイナー直筆のドローイングがプリントされたセリート(眼鏡拭き)を先着でプレゼントするキャンペーンを10店舗限定で実施する(キャンペーン実施店舗は12月5日に特設サイトで公開予定)。

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香港オプティカルフェア来場者減も「グローバル化の重要拠点に変わりはない」

 アジアを代表するアイウエア国際展「第27回香港オプティカルフェア」(香港貿易発展局、香港眼鏡製造者協会主催)が11月6日から3日間、香港コンベンション&エキシビション・センターで開かれ、世界18の国と地域から810社が出展し、96の国と地域から約1万4000人のバイヤーが来場した。

 日本からは福井県の眼鏡企業18社が集まった日本パビリオンが設けられたほか、アイヴァン、増永眼鏡、ボストンクラブなど28社が出展。日本パビリオン前では、福井県の伝統的職人技を紹介する英語版の動画を上映し、メイド・イン・ジャパンの技術力の高さをアピールした。

 香港はアイウエアの流行に敏感で、ある業界関係者は日本よりトレンドが明快に表れると言うが、今展ではメタルのテンプルをグラデーション状に彩ったフレームや、植物のつるのようなラインを描いたテンプルなど、大胆なデザインのアート作品のようなモデルが同展のアワードを受賞していた。実売を意識したモデルはクラシックをベースとしたラウンド系のデザインが継続して主流だ。

 昨年と比較すると、全体の出展社数はほぼ同じながら、来場したバイヤー数は前回の約1万6800人から減少した。香港で続いている政府への抗議活動を懸念してか、日本企業は現地の代理店に営業を任せ、出張者は少なかったようだ。

 しかし、増永眼鏡は「三城の台湾の店舗など日系の眼鏡店からのオーダーが好調で、想定以上の成果を上げた」と好結果を出した。また、日本パビリオンを統括した水嶌基博・福井県眼鏡工業組合副理事長は、「昨年と比べてパワーダウンは否めない」としつつも、「規模が拡大している北京や上海のアイウエア国際展にも興味はあるが、香港オプティカルフェアは国際性が豊かで、グローバル化を目指して私たちが10年以上参加している同展の重要性に変わりはない」と強調する。香港にとって日本は、アメリカ、イタリア、中国、オーストラリアに次ぐ5番目の輸出国だ。

 グレース・タイ(Grace Tai)香港眼鏡製造者協会会長は「香港情勢について不正確な情報が流れているが、眼鏡業界の見通しは楽観している。アイウエアは、服と違って視力矯正に必要なものだ。香港は国際的なアイウエア産地であり、『香港オプティカルフェア』は1カ所で必要な用が足りる重要な国際展であることに間違いない。今後は、新時代を象徴するスマートアイウエアや新しい検眼技術の分野の発表の場としても力を入れたい」と話した。

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ケリングブランド専門のアイウエアショップが大阪にオープン アジア初

 セイコーホールディングスの事業会社クロノスは、ケリングアイウエア(KERING EYEWEAR)が手掛けるブランドだけを取り扱うアイウエアショップ「ヴェント(VENTO)心斎橋」を大阪・心斎橋にオープンした。販売するのは、「カルティエ(CARTIER)」「グッチ(GUCCI)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「モンブラン(MONTBLANC)」の6ブランドで、同業態のオープンはアジア初。

 「ヴェント」はイタリア語で“風”を意味し、「心斎橋から世界に向けてブランド発信を行いながら、 ラグジュアリーなアイウエアショップという新しい風を吹かせていく」という思いを込めた。

 クロノスはこれまで主に百貨店のテナントとして高級時計やアイウエアの販売事業を行っており、2019年3月期の売上高は190億円。今後、ヴェントの東京店オープンも検討する予定という。

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東レ インターナショナルが眼鏡小売り事業を拡大 サングラスショップを関東初出店

 東レグループで商事事業を手掛ける東レ インターナショナルは、11月1日に開業する複合施設「渋谷スクランブルスクエア」5階にサングラスショップ「イズマイ(ISMY)」をオープンする。同社は百貨店におけるサングラス販売を40年以上手掛け、販売先は80カ所以上に上るが、直営店を構えるのは初めて。9月20日にグランドオープンした大丸心斎橋店本館地下1階の1号店に次いで、関東初出店となる。

 「シャネル(CHANEL)」「グッチ(GUCCI)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」などラグジュアリーブランドのサングラスを販売しており、「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」は店舗限定モデルがある。

 同社担当者は「サングラスで自分のスタイルが見つけられる店舗を目指し、ショップ名に託している。ゆとりと温かみを感じるリゾート地のような内装にした」と話した。初年度売り上げ目標は1億円。3店舗目の出店は決まっていない。

 なお、渋谷スクランブルスクエアに出店するアイウエアショップは、アイヴァンの「シープ アイヴァン(SEEP EYEVAN)」(2階)と「フォーナインズ(999.9)」(7階)がある。

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「ジンズ」が3Dプリンター技術を活用した世界初の高機能サングラスを発売

 アイウエア企業ジンズはハイエンドライン“ジェイ オブ ジンズ(J OF JINS)”から、3Dプリンター技術を活用した高機能サングラス“ニューロンフォーディー(NEURON4D)”を10 ⽉31日にジェイ オブ ジンズ六本⽊ヒルズ店で発売する。

 特徴は、アメリカ・シリコンバレーを拠点とするカーボン(CARBON)社との協業により、最新の3D プリンター技術を活⽤して共同開発したポリウレタンをテンプルの内側に装着して、クッション性、通気性、フィット感に優れた掛け心地を実現していること。テンプルの内側に装着したラティス(格子)構造は3Dプリンターでしか実現しえない設計で、ズレにくく、ムレにくい。ウエリントンとボストンの2型があり、アクティブなストリートシーンをイメージしたデザインはファッション性にもこだわった。この高度な技術をアイウエアに採用したのは「ジンズ」が世界で初めてで、特許・意匠を出願中だ。価格は2万5000円(一部偏光レンズは2万7000円)。PRには、日米を拠点に活動するビジュアルデザインスタジオ「ワウ(WOW)」を起用したスペシャルムービーを制作している。

 発売に先駆け、“ジェイ オブ ジンズ”公式サイトで10 ⽉25 ⽇から30 本限定でオンライン予約販売を受け付けた後、11 ⽉21 日に通常通りのオンライン購⼊が可能となる。

 ジンズの担当者は「アイウエアの新しい可能性へのチャレンジだ。カーボン社のデジタル製造技術でアイウエアのさらなる機能改革を実現し、将来的に『ジンズ』ブランドでの技術の応用も視野に入れながら拡大していきたい」と話した。

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「バレンシアガ」がLEDサングラスを発表 テクノロジーを融合した眼鏡デザインの革新

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、LEDシステムを取り入れたアイウエアを来年4月に全世界で発売する。

 2020年春夏パリ・コレクションのランウエイに登場したレクタンギュラータイプのサングラスは、厚みのあるテンプルが先端に向かって細くなり、片方のテンプルには軽量のLEDシステムによって「バレンシアガ」のロゴが光る。 ロゴは複数のカラーとパターンで彩られ、タップセンサーでコントロールが可能だ。 テンプルを最大に開いたときにロゴが点灯し、テンプルを閉じたり、サングラスを5秒以上逆さに置いたり、3回タップしたりすると消灯する。 LEDライトは点滅や点灯のほかにも、ブルー、レッド、グリーン、パープル、イエロー、ホワイトの中から好みのカラーのグラデーション機能があり、内臓バッテリーはUSBケーブルで充電可能だ。

 2019年春夏コレクションで発表したシューズとブーツからインスパイアされたデザインに現代的テクノロジーを融合することで、新しいアイウエアデザインに挑戦している。販売はケリングアイウエアで、価格は未定。

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眼鏡「オンデーズ」が「機動戦士ガンダム」とのコラボモデルを世界で販売

 アイウエア企業オンデーズは、テレビ放送開始から40周年を迎えた「機動戦士ガンダム」とのコラボレート商品“ガンダムオンデーズ ウェア ザ ガンダム(GUNDAM×OWNDAYS WEAR THE GUNDAM)”を全国の店舗およびオンラインショップで発売した。価格は1万1980円(度付きレンズ代込み)。

 デザインは「ガンダム」シリーズに登場する4種類のモビルスーツをモチーフとし、フレームは頑丈で軽量なステンレスシート素材を使用している。また、フレームにサングラス部分をワンタッチで装着できるスナップ眼鏡を年末に発売する予定だ。

 そして、10月18日の「オンデーズ」ダイバーシティ東京 プラザ店オープンと同時に、アイウエア6本が収納可能な「ガンダム」史上初となる特大スケールのヘッド型アイウエアケース(3万9980円)の先行販売予約を受け付ける。

 同商品はオンデーズが進出しているシンガポール、台湾、タイなど12カ国・地域で順次発売する予定だ。同社は「このコラボをきっかけに、世界中の『機動戦士ガンダム』ファンに『オンデーズ』も知ってほしい」としている。

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「ジンズ」増収増益も“今の「ジンズ」をつぶすイノベーションがないと未来はない”

 アイウエアブランド「ジンズ(JINS)」を手掛けるジンズホールディングスの2019年8月期の業績は、売上高が前期比12.8%増の618億円、営業利益が同22.9%増の74億円の増収増益で、6期ぶりに最高益を更新した。

 そのうち国内の眼鏡事業は店舗数が同30店舗増の379で、売上高は同6.9%増の481億円、営業利益は同16.1%増の72億円。海外の眼鏡事業は、店舗数は中国本土が144、台湾が28、香港が4、アメリカが5の合計181で、売上高は同53.8%増の110億円、営業利益が同409.0%増の3億円となった。

 国内事業は、テレビCMを実施し年間約20万本を売り上げた2WAYアイウエア“ジンズ・スイッチ(JINS SWITCH)”(1万円と1万2000円)と1万2000円の“コンビ スリムエアフレーム(COMBI SLIM AIRFRAME)”など高価格帯商品が好調だったことから、一式単価が前期の7300円から7850円に増加し、年間販売本数は603万本と前期より1万本減少したものの全体を押し上げた。海外事業は、中国が20店舗出店して6店舗退店したほかは、台湾、香港、アメリカ共に店舗を拡大した。

 記者会見で田中仁CEOは、「ビジネスの基盤が強固になり、継続的に成長している。先ごろ慶應義塾大学と共同で近視の進行を抑制する眼鏡の開発をスタートさせるなど、眼鏡を再定義しているところだ。この事業は『ジンズ』の存在意義を高め、ビジネスにもインパクトを与えると思う。今の『ジンズ』をつぶすようなイノベーションがないと未来はない。今後も“見る”の可能性を広げたい。『ジンズ』の将来性はかなり高いと勝手に思っている」などと話した。

 20年8月期の売上高は同10.0%増の681億円、営業利益は同11.3%増の83億円を予想している。

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アートディレクターのステレオテニスが“古き良き眼鏡店”をプロデュース

 アートディレクターでグラフィックアーティストのステレオテニス(STEREO TENNIS)が、ビンテージ眼鏡店「グッド オールド オプティシャンズ(GOOD OLD OPTICIAN’S)」をeコマース中心にスタートした。ステレオテニスの出身地である宮崎県都城市で同級生が2代目社長を務める老舗の都城中めがね店との共同運営。同店の倉庫から大量に見つかった1970年以降のデッドストックやビンテージアイウエアをセレクトして販売している。

 ステレオテニスは、「サーティワンアイスクリーム」「ULTRA JAPAN」のグッズデザイン、「ギャップ(GAP)」「東京ガールズコレクション2018」のメインビジュアルの制作など数多くのアートディレクションを手掛けている。ビンテージ眼鏡店を始めたことについてステレオテニスは、「私はアイウエアが好きで約50本所有している。倉庫に眠っていたビンテージアイウエアは希少で価値が高いものが多く、状態が良い商品を販売しようと思いハマってしまった。SNSの反響が大きく、全国から問い合わせがある」と話す。取り扱いブランドは「レイバン(RAY-BAN)」「カザール(CAZAL)」「ローデンストック(RODENSTOCK)」のほか、ファッションブランドも多く含まれる。実際に手に取ってみたいという要望が多く、先ごろ東京でポップアップショップも開いたが、10月15日にも実施する。

■「GOOD.OLD.OPTICIAN’S」東京展示会
日程:10月15日
時間:13:00~21:30
場所:TANGRAM-Hair Salon-
住所:東京都渋谷区上原1-1-23 auxビル2階(山手通り沿い)

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“眼鏡産業の祖”が誇る最高のミニマル 増永眼鏡の新シリーズ“マスナガ コード”に注目

 100年以上の歴史を持つ福井県の老舗眼鏡メーカーの増永眼鏡は、ハウスブランド「マスナガ シンス 1905(MASUNAGA SINCE 1905)」の新シリーズ“マスナガ コード(MASUNAGA Chord)”を10月1日に発売する。

 “レス・イズ・モア(Less Is More)“をテーマとしており、装飾性を極力排した軽量でミニマルなデザイン、最上の素材使いと高度な技術力に裏打ちされた高い機能性(掛け心地)を追求している点が特徴だ。注目したいのは、ベータチタンと18金イエローゴールドを一つにつなげたように直接接合したフレームの設計で、恐らく世界でも増永眼鏡のみが持つ高度なテクニックだ。伝統の技術力から生まれたシンプルなデザイン性と機能性の調和は、まさにシリーズ名“コード(和音)”=ハーモニーを象徴する。デザインはユニセックスで、価格は12万5000円。また上質なオールチタンのモデルもあり4万5000円。

 先ごろ、東京・北青山にある直営店「マスナガ1905 アオヤマ」で、松崎薫子「モード・オプティーク」編集長兼「モノ・マガジン」編集部編集次長と、眼鏡ライターの伊藤美玲によるトークショーを交えた商品発表イベントを行い、お披露目した。

 増永眼鏡は、増永五左衛門が大阪から眼鏡の製造技術を福井県に導入して1905年に創業した最初の眼鏡メーカーで、“眼鏡産業の祖”と称される。商品を昭和天皇に献上したこともあり、名実ともに眼鏡産地の象徴的存在だ。現在、国内に約250店舗の販売先を持つほか、伊ミラノの「ミド(MIDO)」、仏パリの「シルモ(SILMO)」、米ニューヨークの「ビジョン・エキスポ(VISION EXPO)」など世界の主要眼鏡展に参加しており、販売先は約30カ国に広がっている。「シルモ」が出展社の中から優秀な商品に
贈る「シルモ・ドール賞」を3年連続で受賞するなど、海外における評価も高い。

 増永宗大郎・増永眼鏡社長は「当社の強みである伝統のモノ作りに立ち返った商品だ。海外でも紹介して高い評価を得た。『マスナガ』の新しいメッセージを世界に伝えたい」と話した。

 “マスナガ コード”は9月27日 から30日まで開かれる「シルモ」と、10月8日から10日まで東京ビッグサイトで開かれる「第32回国際メガネ展iOFT」、11月6日から8日まで開かれる「香港オプティカルフェア」でも展示される。

問い合わせ先
増永眼鏡
03-3403-1918

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eスポーツのパフォーマンスを高めるゲーミンググラス登場 「フォーナインズ」が新挑戦

 日本のアイウエアブランド「フォーナインズ(999.9)」は9月12日から15日まで幕張メッセで開催された「東京ゲームショー2019」に出展し、eスポーツプレーヤーに向けたゲーミンググラス“プレイド(PLAIDe)”を発表した。

 eスポーツプレーヤーのパフォーマンスを高める機能性が特徴で、掛けたときのストレスを軽減し、長時間快適な視環境を維持できる。

 eスポーツに求められる広い視野のフロントサイズを確保し、厚さ0.7mmのテンプルと2.5mmのモダンの軽く薄い設計で、ヘッドセットなどを装着したときも快適な掛け心地だ。レンズは超低反射コートを施すことによりさまざまな光の写り込みを抑え、「フォーナインズ」が開発した特殊なグレーのレンズカラーはディスプレーから発せられるブルー光を軽減し、継続的に目への負荷を減らす機能を備えている。

 フロントのデザインはウエリントン、スクエア、ボストンの3種類あり、日常的に使用できるデザインだ。価格は2万9000円で、2020年1月に「フォーナインズ」公式オンラインショップで発売予定。

 「フォーナインズ」は眼鏡やサングラス「フォーナインズ・フィールサン(999.9 FEELSUN)」を通してアスリートを支援する「フォーナインズ スピリットサポート」も行っており、対象はプロサッカー選手やプロゴルファーなど多岐にわたっている。

 eスポーツは世界的に競技人口が増加して市場規模が急速に拡大している注目の分野で、将来的にオリンピック競技への採用が検討されている。

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「ヘルムート ラング」と独「マイキータ」とのコラボサングラスがNYコレでデビュー

 「ヘルムート ラング(HELMUT LANG)」とドイツ・ベルリンのアイウエアブランド「マイキータ(MYKITA)」とのコラボレーションによるサングラス2型が来年春に発売される。

 先ごろ発表された「ヘルムート ラング」2020年春夏ニューヨーク・コレクションのランウエイショーでモデルが掛けて登場した。

 「ヘルムート ラング」のマーク・ハワード・トーマス(Mark Howard Thomas)クリエイティブ・ディレクターと、「マイキータ」の創業者であるモーリッツ・クルーガー(Moritz Krueger)最高経営責任者(CEO)が率いるデザインチームによるサングラスは、4枚のレンズを組み合わせた“ラップアラウンド・サンシールド(WRAPAROUND SUNSHIELD)”と名付けた未来的なデザインが特徴だ。レンズのネオンピンクやイエローのバリエーションは、「ヘルムート ラング」コレクションの基調カラーを反映している。価格は6万4100円で、「ヘルムート ラング」と「マイキータ」の店舗およびオンラインショップなどで販売される。

 「マイキータ」は「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」や「ベルンハルト・ウィルヘルム(BERNHARD WILLHELM)」とのコラボレーションモデルも手掛けている。

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アート × べっ甲のラグジュアリーアイウエアは65万円 「トニーセイム」と丸橋聡がコラボ

 香港に本社を構えるアイウエアブランド「トニーセイム(TONYSAME)」は同ブランドのラグジュアリーライン“リミラックス(LIMILUX)”において、アーティストの丸橋聡とのコラボレーションによるアイウエアを発売する。丸橋の抽象絵画的な色使いをべっ甲に落とし込んだカラフルなデザインが特徴で、熟練の職人によるハンドメードで一点一点が微妙に異なる。価格は65万円からで、べっ甲のグレードや作品の仕様などにより異なる。

 同プロジェクトを主導した細井礼トニーセイムジャパン社長は「丸橋氏とは共通の知人を介して知り合い、彼のアートが好きになった。機能性、美しさ、質感に優れたこれまでにないラグジュアリーアイウエアを目指している。テクノロジーやクラフツマンシップを融合して、べっ甲素材にアートを施すという試みだ。このチャレンジに対して職人、アーティストなどたくさんのクリエイターが力を貸してくれた」と話した。ビジュアルのアートディレクションはanna aikoが、撮影は宮原夢画が、そしてヘア&メイクは高橋達也(SHIMA)が手掛けた。

 丸橋は1970年東京生まれ。モデルや俳優として活動したほか、スノーボードウエア「npathletics」、自転車の「4ING」などを立ち上げ、2015年から本格的にアート制作に取り組んでいる。

 「トニーセイム」は10年に香港でスタートし、11年に日本法人トニーセイムジャパンを設立して、細井社長は17年に就任した。

 同商品は9月13日から23日までホテル椿山荘東京アートギャラリーで開かれる丸橋聡の個展「THIS IS Satoshi Maruhashi」で披露された後、トニーセイムジャパンが出展する「第32回国際メガネ展iOFT」のブースでも発表する。日本のみの販売で、年内に発売予定。

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ベイクルーズ売上高3000億円への布石 初のアイウエアショップはクリエイティブな異空間

 ベイクルーズのグループ会社アクメ(ACME)は先ごろ、眼鏡のセレクトショップ「アイシンク ヒロブ(EYETHINK HIROB)」を新宿の商業施設フラッグス(FLAGS)2Fにオープンし、眼鏡事業に進出した。アクメにとって時計、家具に次ぐ新プロジェクトだ。

 辻雅彦アクメ執行役員COOは狙いについて、「ベイクルーズグループが運営するイエナ(IENA)やスピック&スパン(SPICK&SPAN)などに来店する女性客に愛用いただけるファッション小物の一つとしてアイウエアを提案した。先行スタートしたeコマースは予想以上の反響だ。ベイクルーズが培ったファッションカンパニーとしての知見やコーディネート力を生かし、女性ファンに向けた新しい価値創造に向けたチャレンジと言える」と話した。

 約60平方メートルの店内には国内外からセレクトされた50ブランド以上が並ぶがブランド名の表示はなく、商品は平台にデザインやスタイル別にディスプレーされている。同店のキーカラーであるベージュにちなんで、「マイキータ(MYKITA)」「ユウイチトヤマ(YUICHI TOYAMA)」など国内外の7ブランドとコラボレートしたベージュ色の特別モデルもある。30代の女性をターゲットとしているが、男性客の多さも特徴だ。またインテリアとして棚に並ぶ書籍はコンテンポラリーアートフォトブックのディストリビューターであるポスト(POST)が、ショップの音響は東京・中目黒のカセット&レコードショップのワルツ(WALTZ)が、またスタッフのユニホームは「ディガウェル(DIGAWEL)」が手掛けるなど店舗演出にもこだわった。

 「商品や店舗空間のファッション性の高さだけでなく、視力矯正器具として重要な検眼技術や安心・安全なアイケアサービスも心掛けている。今後、オリジナルブランドも手掛けたい」という力の入れようだ。

 そしてその先にあるのは、ベイクルーズが創業50周年を迎える2027年に設定した売上高3000億円という目標達成だ。「グループ全体のシナジーで目指す大きな数値目標に向かって、アクメも役割を果たしたい。アイウエア事業はその一翼を担う重要な新事業だ」と意欲を見せる。今後3年で5店舗の出店が目標だ。

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世界の眼鏡難民を救う オンデーズがフィリピンのスラム街に眼鏡を贈る

 眼鏡企業オンデーズ(OWNDAYS)は、眼科検診や眼鏡の購入が経済的に困難な世界の地域の人に眼鏡を提供する社会貢献活動「アイキャンプ(EYE CAMP)」を毎年実施している。

 これは各国のNGOと提携し、現地医師(NGO所属)の協力のもとに眼科検診を行なって、その検眼データをもとにオンデーズが適切な眼鏡を作製し、同社スタッフが現地の人々に届けるというもの。今年はミャンマーとタイに続いて、先ごろフィリピンで実施した。首都マニラのトンド地区にあるスラム街を田中修治オンデーズ社長らスタッフ15人が訪問。地元のボランティア団体と医師が協力して視力検査を行い、検眼データに合わせて作製した眼鏡をオンデーズのスタッフたちが約200人に一本一本手渡した。また同時に、現地の子どもたち100人を招待し、地元の人気ファストフード店「ジョリビー」の食事をごちそうしたほか、おもちゃや学用品なども贈った。

 「アイキャンプ」は2011年の東日本大震災発生時に被災地で行った支援活動に端を発し、その後活動を海外に広げてインドやネパールなどでも実施しているほか、16年の熊本地震の際も現地に赴いて支援をしている。オンデーズはフィリピン、タイ、インドには店舗を構える。

 田中社長は「オンデーズに関わる全ての人を豊かにすることが使命だ。これらの活動が社会問題の解決の一助になればいい」と話した。

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全員眼鏡でビッケブランカ&佐藤千亜紀のライブに熱狂 「ゾフ ロック」のドレスコードは眼鏡

 眼鏡ブランド「ゾフ(ZOFF)」を運営するインターメスティックは8月29日、「ゾフ」のサングラスコレクションのキービジュアルに起用しているシンガー・ソングライターの佐藤千亜妃とビッケブランカが出演する音楽イベント「ゾフロック2019(Zoff Rock 2019)」を鶯谷の東京キネマ倶楽部で開催した。

 昨年に続く同イベントは、キャンペーン期間中に「ゾフ」商品を購入して応募した人の中から250組500人を招待したもので、ドレスコードはサングラスまたは眼鏡フレームを着用すること。佐藤千亜妃とビッケブランカも眼鏡を掛けて登場した。

 「キスをする」など7曲を歌った佐藤千亜妃は「3~4年前から『ゾフ』を愛用している。家用眼鏡、映画館で字幕がよく見えるようにコンタクトの上から掛ける乱視矯正眼鏡、度付きサングラスなど持っていて、眼鏡屋さんを開けそう」と自身のエピソードを披露。1曲目の「Ca Va?」から大きな盛り上がりを見せたビッケブランカは「観客全員が眼鏡を掛けている光景はだいぶ異様だ。こんな経験はもうないと思う」と笑いを誘った。

 「ゾフ」は眼鏡を通じて音楽とファッションのカルチャーをクロスオーバーさせたブランディングを鮮明にしており、8月29日に渋谷にオープンしたゾフグランド東京渋谷店(127平方メートル)には、眼鏡を加工する待ち時間に音楽を楽しめるサウンドステーションを設けたほか、同施設にあるJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントが手掛ける700人収容のライブハウスVeats SHIBUYAと連携して、音楽カルチャーを発信する店作りに生かす予定だ。同店の店長は現役のDJで、また「ゾフ」の社内ではロックバンドが結成されているという。

 幼少期に約10年間ピアノを学んだという高島郷インターメスティック クリエイティブデザイン室プロデューサーは、「『ゾフ』は音楽カルチャーとの親和性が高い活動を続けてきた。このストーリー性を確立し、他のブランドにない独自性や価値観を築きたい。グランド東京渋谷店は『ゾフ』の音楽活動における旗艦店だ」と話した。「ゾフ」の国内店舗数は226。

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伊勢丹眼鏡売り場にバーチャル試着システム登場 アジア初導入

 伊勢丹新宿本店本館1階のサングラス、眼鏡コーナーが8月28日に増床リニューアルした。

 店舗面積が約2倍に広がり、40ブランド以上を販売する同店の最大の注目点は、世界最大の眼鏡企業であるイタリアのルックスオティカ(LUXOTTICA)が開発したデジタルプラットフォーム“バーチャルオプティカルストア”をアジアで初めて導入したことだ。これは「シャネル(CHANEL)」「プラダ(PRADA)」「レイバン(RAY-BAN)」などルックスオティカが手掛ける商品をiPadで閲覧でき、バーチャル上で試着・オーダーができるというもの。バーチャル試着機能は、バーチャルミラーリング技術による高解像度のリアルタイムレンダリングによってAR(拡張現実)で眼鏡フレームが表示され、実際に顔に掛けているかのようにリアルな着用感をさまざまな角度から確認することができる。また、店頭にないモデルも取り寄せることが可能だ。同サービスは現在、イタリア、フランス、スペインの眼鏡店のみで導入されている。レオナルド・デル・ヴェッキオ(Leonardo Del Vecchio)=エシロールルックスオティカ エグゼクティブ・チェアマンは「デジタルイノベーションはルックスオティカおよびアイウエア業界全体にとって重要なコンテンツの一つだ。顧客のニーズに合わせて”カスタマイズ”した商品やサービスを提供するために、さらなるイノベーションやツールの開発に向け、今後も投資を続けていく」とコメントした。日本法人ルックスオティカジャパンは今後、“バーチャルオプティカルストア”導入を他の眼鏡店にも広めていく計画だ。

 また、ルックスオティカが手掛ける「シャネル」のアイウエアの売り場は、ロンドンのセルフリッジ(SELFRIDGES)の眼鏡売り場に次ぐフラッグシップショップ的位置づけとなるほか、そして世界的に評価が高い日本ブランド「イークエ・エム(EQUE.M)」日本唯一の常設店となることなど見どころが多い。

 担当バイヤーである小林嵩伊勢丹新宿本店婦人・雑貨・子供MD統括部新宿婦人雑貨営業部MDマーチャンダイザーは、「4月にザ・ステージで行った初のサングラスのコンセプトショップは大成功だった。ファッションアイテムとしてのアイウエアに対する興味が高まっており、売り上げが伸びている。アイウエアは最後のファッション・フロンティアだと思う。デジタリゼーションにより向上した販売・サービスで、今までにない購買体験をしてほしい」と話した。

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メガネの田中がシンガポールの眼鏡店を買収 海外進出に初名乗り

 広島市に本社を置く眼鏡店のメガネの田中チェーンは、シンガポールで10店舗を展開する眼鏡店チェーンのエフエルオー オプティクス ピーティーイー リミテッド(FLO OPTICS PTE.LTD./以下、エフエルオー)の株式の80%を取得すると発表した。株式の取得は9月中に完了する予定で、メガネの田中グループは初の海外進出となる。

 エフエルオーは1983年の創業。メガネの田中チェーンは「当社ならではの質の高いサービスを海外のお客さまにも提供するとともに、海外における店舗開発や店舗経営のビジネスモデルを学ぶことにより、新しい視点から国内のサービスや店舗環境をさらに進化させたい」とコメントしている。

 エフエルオーの社長には、メガネの田中ホールディングスの渡辺紗理菜マーケティング・ディレクターが就任する。渡辺社長は1982年11月23日生まれで、兵庫県芦屋市出身。神戸大学大学院 経営学研究科博士前期課程修了後、2007年にデイミアン・ホール(DAMIAN HALL)=メガネの田中チェーン社長の出身企業でもあるP&Gを経て、14年にメガネの田中ホールディングスに入社した。また、エフエルオー オプティクスの創業家出身のアラン・ヨン(Alan Yong)がCFOに、ジェームズ・チュア(James Chua)がCOOに就任する。

 シンガポールには、フォーナインズやオンデーズなど日本の眼鏡企業が進出している。

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「サカイ」からユニセックスのサングラス 「ネイティブ サンズ」とコラボ

 阿部千登勢による「サカイ(SACAI)」は8月31日、サングラスブランド「ネイティブ サンズ(NATIVE SONS)」とコラボレーションしたユニセックスのサングラス“ネイティブ サンズ / サカイ”を発売する。

 デザインは、スクエア、ラウンド、キャットアイの3型で、それぞれブラック(ブラック×ネイビー)、ブルー(ブルー×べっ甲ブラック)、ブラウン(オレンジ×べっ甲ブラウン)の3色をそろえる。ブランドの代名詞である異なる要素の掛け合わせ“ハイブリッド”を色のミックスで表現した。いずれも単品(3万8000円)と、バタフライクリップが付属したモデル(5万8000円)をラインアップし、サカイの直営店と「ネイティブ サンズ」取扱店で販売する。

 キャンペーン写真は、クレイグ・マクディーン(Craig Mcdean)が撮影し、ファビアン・バロン(Fabien Baron)がアート・ディレクションを担当。 モデルにはジョナス・グロール(Jonas Gloer)とジュリア・ノビス(Julia Nobis)を起用した。

 「ネイティブ サンズ」は、トミー・オガラ(Tommy O'Gara)による日本発のアイウエア・アクセサリーブランド。ハンドドローイングによるオリジナルデザインをはじめ、高品質な素材とハンドクラフトにこだわって生産している。

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デザイナー大谷有紀が「ゾフ」と“ピンクムード”を初体験 大人のピンクを眼鏡で表現

 眼鏡ブランド「ゾフ(ZOFF)」を手掛けるインターメスティックは、デザイナー大谷有紀とのコラボレーションモデル“ゾフ×ユキ オオタニ-ピンクムード-(Zoff×yuki ootani -PINK MOOD-)”を9月13日に発売する。

 デザインはピンクのバリエーションが特徴で、くちびるをイメージした多角形やシンプルな丸型のフレームなどビンテージをモダンにアレンジした。商品は眼鏡フレーム2型とサングラス3型で、価格は2万1000円。

 大谷は2007年に東京藝術大学院デザイン科修士課程を修了後、資生堂に入社し、宣伝業務を担当。大学在学中からデザインユニット2eとして活動し、著書「ペーパー・シンドローム」(ピエ・ブックス)を発表している。10年に自身のアパレルブランド「キ ノエ(KI NOE)」をスタートさせ、16年にフリーランスデザイナーとして活動を始めた。

 眼鏡のデザインは初めてという大谷は「気軽に取り入れられるおしゃれのツールとして楽しくデザインできた。ピンクがテーマで、大人の女性が掛けてもシャープに見えるし、遊び心もある。コーディネートの主役になれる眼鏡のデザインだ」とコメントした。

 インターメスティックの上野博史・専務取締役チーフ・デザイン・オフィサーは「『ゾフ』はさまざまな挑戦を続け、トレンド発信力やデザイン力が向上して、品質は高まっている。『ゾフ』の強みを生かし、今後も強いコンテンツを作っていきたい」と話した。

 「ゾフ」の東京・原宿店、下北沢店、自由が丘店、大丸梅田店、大丸札幌店など7店舗限定で販売する。

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眼鏡のサブスクは広がるか? メガネの田中がポップアップショップをオープン

 全国で108店舗(8月1日現在)を展開するメガネの田中チェーンは、4月に全店舗で開始した眼鏡フレーム・サングラスのサブスクリプション(定額制利用)サービス“ニナル(NINAL)”のポップアップショップを、8月19日から9月1日まで大阪・なんばマルイ地下1階イベントスペースにオープンする。

 “ニナル”は月額2100円から始められる定額制の眼鏡コーディネート&掛け替えサービスで、3年間の契約期間中、1000種類以上の商品の中から好きな眼鏡かサングラスを3本(レンズ含む)まで交換して利用できるシステム。眼鏡フレームは「グッチ(GUCCI)」など高級ブランドも含む実勢価格3万円台のハイクラスの新品で、レンズは毎回検眼して作ることができる。

 ポップアップショップでは“ニナル”のサービスが体験できるほか、同社が独自に開発したiPadアプリやツールを利用して、眼鏡選びに役立つ顔の印象分析や肌色診断、服のテイストに合わせた眼鏡のコーディネート提案など、新しい眼鏡選びを提供する。

 メガネの田中チェーンはポップアップショップの目的について、同サービスの内容やメリットを体験して詳しく知ってもらうためとしている。一般消費者が持つ、眼鏡店に行くのが面倒、自分にどんな眼鏡が似合うのかわからないという悩みや不安を解消し、眼鏡選びの楽しさ、ファッションアイテムとしての眼鏡の関心度を高める狙いがある。眼鏡を“所有”から“利用”するものにするというデイミアン・ホール(Damian Hall)=メガネの田中チェーン社長の考えで、「眼鏡文化を変えることができるプロジェクトだ」と力を入れている。

 なお、現在の“ニナル”の利用者数は公表していない。

■メガネの田中 NINAL なんばマルイPOP UP
日程:8月19日~ 9月1日
※8月20日はなんばマルイの定休日
時間:11:00~20:30(日祝は11:00~20:00)
場所:なんばマルイ地下1階 イベントスペース
住所:大阪府大阪市中央区難波3-8-9 地下1階

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「マックスマーラ」がアーティストとのコラボサングラスを世界800個限定で発売

 「マックスマーラ(MAX MARA)」とイタリアの眼鏡企業サフィロ(SAFILO)は、世界で活躍する現代アーティストとのコラボレーションによるサングラスコレクションの第4弾として、フランス出身の画家ナタリー・デュ・パスキエ(Nathalie Du Pasquier)とイギリス出身のインダストリアルデザイナーのジョージ・ソーデン(George Sowden)のデュオ、CoopDPSとのコラボレーションによるサングラス“ネオプリズム”を発売する。

 サークルとスクエアを組み合わせたフォルムが特徴で、オレンジとブラックの2色展開。世界で800個限定の販売で、日本はブラック4本とオレンジ2本の計6本を「マックスマーラ」の青山店と銀座三丁目店で9月に発売する予定だ。価格は4万1000円。

 CoopDPSは、イタリア・ミラノで活動するデュ・パスキエとソーデンが1979年に出会った後、2014年にCoopDPSを名乗って共同作品を発表した。サングラスのデザインについて、2人は「出会った人々、感じた雰囲気、クライアントの背後にある物語、急速に変化しているファッション界のコンテクストがインスピレーションソースだ。自分たちが考える美しいサングラスとはどのようなものかという問いから出発した」などとコメントした。

 「マックスマーラ」とサフィロはこれまで、ニューヨークで活躍するアーティストのマヤ・ハユク(Maya Hayuk)とシャンテル・マーティン(Shantell Martin)、ドイツ出身の画家のカースティン・ブラッシュ(Kerstin Bratsch)、福島県出身の荒川医(えい)と兄の荒川智雄によるアーティストユニットのユナイテッド・ブラザーズ(UNITED BROTHERS)とのコラボレーション・プロジェクトによるサングラスを発表している。

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日本初上陸の英眼鏡「キュービッツ」がブリンク ベースでポップアップイベント開催

 イギリスの眼鏡ブランド「キュービッツ(CUBITTS)」が日本初上陸を記念し、荒岡眼鏡が運営する東京・青山の眼鏡のセレクトショップ、ブリンク ベースでポップアップイベント「コンニチワ、トウキョウ(Kon-nichiwa, TOKYO.)」を8月24日から9月8日まで開催する。

 「キュービッツ」は、19世紀のロンドンに近代的な建築システムをもたらし、キングスクロス駅の設計でも知られる建築家ルイス・キュービット(Lewis Cubitt)の手法と思想に大きな影響を受けたトム・ブロートン(Tom Broughton)が2012年に設立したもので、建築家の名前をブランド名にも用いている。ロンドンのキングスクロス、コベントガーデン、ソーホーなどにショップがある。

 伝統的なハンドメードの手法で製作される「キュービッツ」のアイデンティティーであるバタフライ(蝶々)型の金属のリベットは、かつてキングスクロス駅の構造の強度を高めるために考案された金属部品を模したものだ。

 「コンニチワ、トウキョウ」で販売する眼鏡フレームの価格は、17種類から選べるレンズとセットで2万6000円から。

 トム・ブロートン=キュービッツ代表は「私がブランドを立ち上げて以来、世界的にも有数の眼鏡の産地である日本で展開するのが夢だった。今までやったことのない取り組みをブリンク ベースとのコラボレーションで実現でき、とてもうれしい」とコメントした。また、荒岡俊行ブリンク ベース店主は「2年前に初めて『キュービッツ』のショップに行き、全く新しい業態に感動を覚えた。店内には、イギリスの伝統的なクラシックを基調としたデザインの眼鏡が並び、独自の世界観が広がる光景と、そのコレクションの完成度の高さに衝撃を受けた。社内には一点モノのビスポークの眼鏡を作る工房があり、さらに驚いたのは、デザイン、品質、コストパフォーマンスの全てにおいて優れている点だ。私が知る限り、最も理想的な究極のコレクションだ。『キュービッツ』の素晴らしい眼鏡哲学を体感してほしい」と話した。

■コンニチワ、トウキョウ
日程:8月24日~ 9月8日
時間:平日12:00~20:00、土・日曜日11:00~20:00
定休日:月曜日
場所:ブリンク ベース
住所:東京都港区北青山3-5-16 1F

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ジンズが世界初の医療機器認定“近視進行抑制メガネ” 慶大と共同開発

 アイウエア大手のジンズホールディングス(以下ジンズ)は、慶応大学医学部発ベンチャーの坪田ラボと共同で、バイオレットライトを活用し、近視を抑制する世界初のアイウエアの開発をスタートする。両社は医療機器の認定を目指し、2020年から治験を開始し、2023年ごろの認定取得と製品販売を目指す。7日に東京都内で行った記者会見で、田中仁ジンズ社長は「近視は世界的に拡大する医療リスク。医療機器としての認可を取得することで、視力の矯正ではなく、一歩先の近視の抑制という新しい分野にチャレンジする」と語った。

 坪田ラボの社長で、慶応義塾大学医学部の坪田一男教授によると、近視人口は世界的に急拡大しており、2000年に15億人程度だった近視人口は2050年には人口の約半分、47億6000万人になるという。「近視は失明につながる恐れのある見過ごせない疾患で、中国では国家を上げたプロジェクトも推進されている。子どもから大人まで、外で過ごす時間が減少し、バイオレットライトを浴びる時間が減っていることが原因の一つと考えられている」と指摘する。

 バイオレットライトは太陽光に含まれる短い波長の光線で、坪田教授ら慶大医学部の研究チームは、近視の進行を抑制する効果があることを突き止めていた。新製品は、フレームの内側から屋外に3時間滞在するのと同等のバイオレットライトを照射できる一方、ライトがよく雪視界にはいらず、外側からも見えない設計にする予定。フレームにはジンズの超軽量アイウエア「エアフレーム(Airframe)」のノウハウを活用する。

 田中社長は「価格は未定だが、たくさんの子どもたちが利用できるようなリーズナブルな設定にする。ブルーライトを使ったアイウエアも当初は懐疑的に見られたが、今では世界中で販売されるほど広がった。僕らは、バイオレットライトを使い、管理医療機器認定を受けたアイウエアで近視のない世界を本気で目指す。アイウエアにはそれだけの可能性がある」。

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ジンズが世界初の医療機器認定“近視進行抑制メガネ” 慶大と共同開発

 アイウエア大手のジンズホールディングス(以下ジンズ)は、慶応大学医学部発ベンチャーの坪田ラボと共同で、バイオレットライトを活用し、近視を抑制する世界初のアイウエアの開発をスタートする。両社は医療機器の認定を目指し、2020年から治験を開始し、2023年ごろの認定取得と製品販売を目指す。7日に東京都内で行った記者会見で、田中仁ジンズ社長は「近視は世界的に拡大する医療リスク。医療機器としての認可を取得することで、視力の矯正ではなく、一歩先の近視の抑制という新しい分野にチャレンジする」と語った。

 坪田ラボの社長で、慶応義塾大学医学部の坪田一男教授によると、近視人口は世界的に急拡大しており、2000年に15億人程度だった近視人口は2050年には人口の約半分、47億6000万人になるという。「近視は失明につながる恐れのある見過ごせない疾患で、中国では国家を上げたプロジェクトも推進されている。子どもから大人まで、外で過ごす時間が減少し、バイオレットライトを浴びる時間が減っていることが原因の一つと考えられている」と指摘する。

 バイオレットライトは太陽光に含まれる短い波長の光線で、坪田教授ら慶大医学部の研究チームは、近視の進行を抑制する効果があることを突き止めていた。新製品は、フレームの内側から屋外に3時間滞在するのと同等のバイオレットライトを照射できる一方、ライトがよく雪視界にはいらず、外側からも見えない設計にする予定。フレームにはジンズの超軽量アイウエア「エアフレーム(Airframe)」のノウハウを活用する。

 田中社長は「価格は未定だが、たくさんの子どもたちが利用できるようなリーズナブルな設定にする。ブルーライトを使ったアイウエアも当初は懐疑的に見られたが、今では世界中で販売されるほど広がった。僕らは、バイオレットライトを使い、管理医療機器認定を受けたアイウエアで近視のない世界を本気で目指す。アイウエアにはそれだけの可能性がある」。

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ピエール・エルメが考案したスイーツカラーの眼鏡発売 「ゾフ」の子会社とライセンス契約

 眼鏡ブランド「ゾフ(ZOFF)」を運営するインターメスティックの子会社オンザヒルは、フランスのパティスリー「ピエール・エルメ(PIERRE HERME)」の日本の事業を運営するPHパリ ジャポンとのライセンス契約により、オンザヒルが手掛けるウィメンズブランド「グラッサージュ(GLASSAGE)」とピエール・エルメとのコラボレーションによる眼鏡フレームとサングラス12種類を8月7日に発売する。

 特徴は、ピエール・エルメが考案した6つのフレーバーを商品のカラーリングに落とし込んだフレンチテイストのデザイン。フランボワーズ、ライチ、ローズを使ったピエール・エルメの代表作“イスパハン”や、ビターチョコレートのマカロン“ショコラ アメール”などスイーツをイメージした美しい色使いは顔の表情を美しく引き立てる。ピエール・エルメは「スイーツのように柔らかなフォームや色を表現した。職人の細やかな仕事が感じられる優れた逸品だ。これらの洗練されたアイウエアは、私が考案した6つのフレーバーを堪能できる新たな体験となるだろう」とコメントしている。価格は眼鏡フレームとサングラス共に3万2000円。4月に西武池袋本店3階にオープンした直営店で8月7日に発売後、9月6日にビューティ オプティカル サロン ルミネ新宿店で販売する。

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眼鏡業界の一強エシロールルックスオティカがさらに勢力拡大 オランダの眼鏡店7200店を傘下に

 世界最大の眼鏡企業エシロールルックスオティカ(ESSILOR LUXOTTICA)は、オランダの大手眼鏡店チェーンのグランド ビジョン(GRAND VISION)の株式76.72%をオーナーである投資ファンドHALから取得した。買収額は70億ユーロ(約8400億円)とみられる。エシロールルックスオティカはこの買収により世界7200店舗と3万7000人以上の従業員を自社に迎え、毎年37億ユーロ(約4400億円)の収益を得ることになる。ヨーロッパ市場をターゲットとした眼鏡店チェーンのプラットフォーム拡大が目標だ。売上高2兆円を誇る眼鏡業界の巨大企業は、圧倒的存在感をさらに高める。

 エシロールルックスオティカのレオナルド・デル・ヴェッキオ(Leonardo Del Vecchio)エグゼクティブ・チェアマンは「グランド ビジョンと共に、世界中で眼鏡小売りのネットワークを拡大できる。商品、ブランド、サービスなど店舗環境の質が高まり、消費者や卸先に対してあらゆる面で利益をもたらすだろう」とコメントした。同社はサングラスハット(北米を中心に3000店舗以上)、レンズクラフター(北米を中心に1000店舗以上、中国に約150店舗)、GMO(南米を中心に400店舗以上)、OPSM(オーストラリアを中心に300店舗以上)、オプティカス キャロル(ブラジルにFCを1000店舗以上)など、世界150カ国で約1万店舗を展開している。

 同社の2019年1~6月期の売上高は前年同期比7.3%増の88億ユーロ(約1兆円)、純利益は同6.8%増の11億ユーロ(約1300億円)、営業利益は同4.3%増の15億ユーロ(約1800億円)だった。特に第2四半期はラテンアメリカ市場が好調で、ブラジルは2倍の成長を見せ、メキシコは20%成長した。またアジア、オセアニア、アフリカの売り上げも堅調で、日本、東南アジア、韓国、中東、中国などが好調で5.8%伸びた。

 エシロールルックスオティカのステファノ・グラッシ(Stefano Grassi)=最高財務責任者は「アジア市場を継続的に拡大している。『レイバン(RAY-BAN)』においては、19年半期で25店舗出店したが、その多くが中国だった。アジア、オセアニア、アフリカ市場は現在12四半期連続で成長を続けている」と話した。一方、北米市場の成長は鈍化しているが、サングラスハットのキャンペーンにジジ・ハディッド(Gigi Hadid)を起用し、巻き返しを図っている。

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愛眼が“肌老化”を防止する有害光線カットのサングラスを発売 “目の美容”がコンセプト

 眼鏡専門店チェーンのメガネのアイガンを運営する愛眼は、紫外線(UV)、高エネルギー可視光線(HEV)、近赤外線(NIR)をカットするオリジナルサングラス“UV420 & エヌアイアール カット サングラス(UV420 & NIR CUT SUNGLASSES)”を全国のメガネのアイガン店舗(7月末時点で242店舗)と愛眼公式通販サイトで8月2日に発売する。

 メガネのアイガンのオリジナルレンズ“アイガンUV420シリーズ”は“目の健康”“目の美容”をコンセプトに多くの有害光線をカットするレンズとして2015年の発売以来、累計96万枚以上を販売している。UVとHEVは白内障や黄斑変性症、NIRはシワやたるみなど老化の原因になるとされている。

 今回の新作サングラスは肌のくすみを解消し、肌色をより美しく見せる効果がある“アリアーテトレス”をレンズカラーに使用し、デザインはウィメンズでボストンとウェリントンをミックスした形状のボスリントンだ。3色展開で、価格は1万5000円。

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眼鏡通販のオーマイグラスが藤井大丸に出店 百貨店初進出の狙いは?

 眼鏡の通販サイトを手掛けるオーマイグラスは8月9日、京都の藤井大丸に直営店「オーマイグラス東京 京都店」をオープンする。渋谷ロフトや東急プラザ銀座などに次いで13店舗目の出店となるが、百貨店に常設店舗を構えるのは初めて。

 出店するのは4階のウィメンズ&メンズファッションフロアで、店舗面積は約50平方メートル。“とことん試着”をコンセプトとしており、福井県鯖江製のオリジナルブランド「オーマイグラス東京(OH MY GLASSES TOKYO)」をはじめ、約1万点に及ぶオンラインストア商品の試着を促進するD2Cの体験型店舗として位置づけている。オーマイグラス東京で取り扱っている商品の価格は1万台から5万円台で、オリジナルブランド「オーマイグラス東京」の商品価格は1万8000〜2万7000円。購入前に自宅で試着できるサービスや、最寄りの店舗に取り寄せて試着できるサービスなど、眼鏡の新しい購買体験となるオムニチャネル化を強化している。

 オーマイグラスの清川忠康社長は「既存店における客単価が上がっており、百貨店で高額品を買う客層にも積極的にアプローチしたかった。しかし多店舗化する考えはなく、インターネット販売の売り上げ向上につなげることが目的だ」と話した。

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福井県の眼鏡企業シャルマンが銀座に路面店オープン “これまでにない眼鏡店を目指す”

 福井県の大手眼鏡企業シャルマンは8月5日に、東京・銀座の並木通りに路面店「シャルマン 銀座並木通り」(中央区銀座5-4-8 銀座カリオカビル)をオープンする。同社は以前、東京・表参道に出店したことがあるが(現在は閉店)、それ以来のオープンで、唯一の直営店となる。

 2フロア構成で、1階(約150平方メートル)は「ラインアート シャルマン(LINEART CHARMANT)」などシャルマンのハウスブランドを販売。2階(170平方メートル)は予約を主としたサロンにするほか、ルーペ付き眼鏡、X線防御眼鏡、フェイスシールドなど医療従事者用の眼鏡を販売し、ショールームとしても使用する。

 内装を担当したのは、さまざまな空間デザインやプロダクトデザインを手掛けているCDLコミュニケーションデザイン研究所の平野敬子。約500種類の眼鏡を360度から見ることができるディスプレーが特徴だ。同店ではシャルマンが海外市場用に販売している商品やショップ限定モデルも取り扱う。シャルマン独自の精密な頭部測定によるサイズチェックやカウンセリングにより、一人一人にフィットする最高レベルの眼鏡選びができるこれまでにない眼鏡店を目指す。

 宮地正雄シャルマン社長は、「銀座への出店は念願だった。従来の眼鏡店にない商品とサービスを用意しており、国内だけでなく海外のお客さまも引きつける魅力あふれる店舗にすることが目標だ。シャルマンの技術力と企業情報を発信する拠点にしたい。また、他の眼鏡店との協力や連動も考えたい。多店舗化は考えていない」と抱負を語った。同店にイメージクリエイティブ室を新設し、社内外のクリエイターや関係者と交流してさまざまなモノ作りやビジネスの可能性を探るという。「商品と店舗、企業を進化させるため、新しいことに挑戦するスタートの店だ」としている。

 シャルマンは1956年に眼鏡フレームの部品メーカーとして創業。東北大学金属材料研究所と約8年をかけて共同開発した素材“エクセレンスチタン”を使用した「ラインアート シャルマン」は、2009年の発売以来、世界約100カ国で累計260万本を販売している。

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眼鏡「エーディーエスアール」が大阪・南船場に初の旗艦店オープン

 大阪に本社を置くトリプル キュー(TRIPLE Q)が手掛ける眼鏡ブランド「エーディーエスアール(A.D.S.R.)」は、大阪・南船場に初となる旗艦店をオープンした。ショールームとデザインオフィスを兼ね備えた76平方メートルの店内は、什器などを1m10cmの高さに統一した内装やシンメトリーなデザインが特徴で、ブランドのフルラインがそろう国内唯一の店舗となる。

 児島充デザイナーが手掛ける「エーディーエスアール」のブランド名は電子音楽をコントロールする4つの要素“Attack(立ち上がり)”“Decay(減衰)”“Sustain(減衰後の保持)”“Release(余韻)”の頭文字からつけられたもので、2010年のブランド設立以来、音楽のカルチャー的視点をテーマとしたコレクションを発表している。商品価格は1万円台から2万円台。国内の眼鏡専門店だけでなく、ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)やビームス(BEAMS)などのセレクトショップも含め全国300店舗以上の販売先があり、アメリカ、フランス、韓国、香港、アラブ首長国連邦(UAE)でも販売されている。

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「ジンズ」が女性を美しくする眼鏡を発売 デジタルツールでパーソナルカラー診断

 眼鏡ブランド「ジンズ(JINS)」は、女性の肌映りをよく見せる眼鏡“コンビネーション エアフレーム ボーテ(COMBINATION AIRFRAME–BEAUTE、以下ボーテ)”を7月18日に全国の「ジンズ」店舗と「ジンズ」オンラインショップで発売する。

 タブレット端末“ジンズ タブレット”を全店に配置し、これを使って客自身にぴったりのカラーを導き出す“パーソナルカラー診断”を行う。客が“ジンズ タブレット”で3つの設問に答えると、それをもとに肌のパーソナルカラーが導き出され、その肌に映える“ボーテ”が提案されるというもの。同じ色の眼鏡でも肌のトーンによって印象が変わることに着目して、日本人の肌や瞳の色を眼鏡の視点から分析し、独自のカラーを開発した眼鏡のカスタマイズで、デジタルを駆使した眼鏡選びの体験型顧客サービスだ。眼鏡のデザインはオーバルとウエリントンの2型で、四季をイメージしたカラータイプが用意されている。価格は8000円(レンズ代込み)。

 「ジンズ」は独自に開発した人工知能(AI)を活用した眼鏡のレコメンドサービス“ジンズ・ブレイン”を使用したスマートミラーによる瞬時の似合い度判定サービスを導入するなど、次世代型の店作りを広げている。

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伊眼鏡「ポリス」がルイス・ハミルトンとのカプセルコレクション発売

 イタリアの大手眼鏡企業デリーゴ(DERIGO)は、ライフスタイルブランド「ポリス(POLICE)」とレーシングドライバーのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)とのパートナーシップによるカプセルコレクションを発売する。デリーゴは先ごろ、ハミルトンが所属するメルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ(MERCEDES-AMG PETRONAS MOTORSPORT)とスポンサーシップ契約を締結しており、眼鏡コレクション発売は同プロジェクトの一環。ハミルトンのパンサーロゴと「ポリス」のロゴがカスタマイズされたデザインが特徴だ。7月12日にECサイト「ユークス(YOOX)」でサングラス3モデルを先行発売し、14日にイギリスグランプリが行われるシルバーストン・サーキットで披露する。そして9月にサングラス7モデル、眼鏡フレーム3モデル(クリップオンタイプ含む)の全10モデルを世界で発売。日本では東京・渋谷のファイヤー通りの路面店で販売される予定だが発売日は未定。

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ベイクルーズが眼鏡事業に参入 新宿フラッグスに1号店オープン

 ベイクルーズは、初となる眼鏡のセレクトショップ「アイシンク ヒロブ(EYETHINK HIROB)」を9月6日に新宿の商業施設フラッグス(FLAGS)にオープンする。

 ベージュを基調とした店舗の面積は約60平方メートルで、30代の女性をメインターゲットにする。国内外の眼鏡ブランドのディレクションを長年手掛けている三島正氏がコンセプターを務め、「マイキータ(MIKITA)」「オリバーゴールドスミス(OLIVER GOLDSMITH)」など欧米ブランドを中心に、東京ブランドの「アヤメ(AYAME)」「ユウイチトヤマ(YUICHI TOYAMA)」などを合わせて50ブランド以上をセレクトしている。また、天然素材にこだわった日本製のハンドメードの6モデルをハウスブランドとして製作中だ。

 ベイクルーズの勝本千利「アイシンク ヒロブ」ディレクターは出店の理由について、「ベイクルーズとして、眼鏡をファッションアイテムとしてきちんと提案できる店舗をオープンしたかった」と話した。今後3年で5店舗の出店を計画している。

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RHC ロンハーマン初の「トム フォード アイウエア」限定モデルを発売

 サザビーリーグが運営するセレクトショップ、RHC ロンハーマン(RHC RON HERMAN)は、初となる「トム フォード アイウエア(TOM FORD EYEWEAR)」の限定サングラスモデルを7月13日にRHC ロンハーマン7店舗(みなとみらい店、大阪店、七里ヶ浜店、豊洲店、川崎店、名古屋店、福岡店)とロンハーマンの「R」セクション5店舗(千駄ヶ谷店、二子玉川店、辻堂店、福岡店、京都店)で発売する。価格は5万1000円。

 同サングラスは「トム フォード アイウエア」の“FT0625-F”モデルをベースにしたウエリントンタイプで、大きめのフラットレンズを採用した。テンプルはクラシックな細めのメタル素材を使用し、フロント、レンズ、テンプルカバーはオリジナルカラーで、クリアなフレームに合わせてシルバーに統一した。

 「トム フォード アイウエア」はイタリアの大手眼鏡企業マルコリン(MARCOLIN)が手掛けており、日本総代理店はビジョナリーホールディングスの子会社ヴィジョナイズが務めている。

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三城のサングラスショップ「サニー」が初の路面店を原宿にオープン

 眼鏡専門店チェーンのパリミキとメガネの三城を運営する三城は、東京・表参道のキャットストリートにサングラスショップのサニー(SUNNY)原宿店(約50平方メートル)を7月10日にオープンした。

 サニーは“太陽と戯れる”をテーマに、ファッション性が高いサングラスを主とするショップで、「レイバン(RAY-BAN)」「アイヴァン(EYEVAN)」「オリバーゴールドスミス(OLIVER GOLDSMITH)」などを販売している。内装は、アメリカンダイナーをイメージしたアンティークのジュークボックスやエレキギターのディスプレーが特徴だ。昨年11月に三重県津市のイオンモール津南店に1号店をオープンし、原宿店は2店舗目で初の路面店となる。田代竜一同店店長は「ファッション性が高いサングラスを提供し、若者だけでなく原宿エリアの顧客の拡大を図りたい」と話した。三城はキャットストリートにパリミキを構え、6月28日に店舗型ショールーム「ディグナハウス(DIGNA HOUSE)」をユナイテッドアローズ原宿本店横にオープンしており、3業態で原宿エリアの顧客の囲い込みを図る。

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「ゾフ」がサングラスのポップアップショップを高速道路のサービスエリアに初出店

 眼鏡ブランド「ゾフ(ZOFF)」を手掛けるインターメスティックは、サングラス専門のポップアップショップ「ゾフ・2019・サングラス・コレクション(Zoff 2019 SUNGLASSES COLLECTION)」を東京・渋谷の東急百貨店東横店西館1階の催事スペースと、中央自動車道 談合坂サービスエリア(下り)の商業施設「EXPASA 談合坂」屋外催事スペースにオープンする。「ゾフ」が百貨店にサングラス専門のポップアップショップをオープンするのは初めてで、また高速道路のサービスエリアへの出店も初めての試みだ。

 同社によると、EXPASA 談合坂(下り)は、都心からレジャーに向かうファミリー層を中心に多くの利用者が訪れ、休日の平均利用者数は約3万人に上るという。「遠出や行楽に向かうドライバーや観光客をメインターゲットとし、ライフスタイルやファッションに合わせたサングラスを提案する。今後、新たな出店ロケーションへのテストマーケティングとしても位置づけている」としている。

 マグネット式のフロントのレンズ部分が簡単に着脱でき、夜は眼鏡、昼はサングラスとして使用できる2WAYグラス“ゾフ・ナイトアンドデイ(Zoff NIGHT&DAY)”や100%紫外線カットの透明レンズを使用した“ゾフ・ユーブイ・クリア・サングラス(Zoff UV CLEAR SUNGLASSES)”など、300点以上のラインアップで販売する。価格は3500円から。「ゾフ」は「サングラスによる紫外線対策の大切さを広く発信していく」としている。

■Zoff 2019 SUNGLASSES COLLECTION
日程:7月11~24日
時間:10:00~21:00
場所:東急百貨店東横店 西館1階 SHIBUYAスクランブル ポップアップステージB
住所:東京都渋谷区渋谷2-24-1

日程:7月13~15日
時間:8:00~16:00
場所:「EXPASA 談合坂」屋外催事スペース
住所:山梨県上野原市野田尻大野窪710 中央自動車道 談合坂サービスエリア(下り)

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「ルイ・ヴィトン」のメンズ・サングラスの新ライン「LVレインボー」発売

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、メンズのサングラスの新ライン“LVレインボー”を発売した。“レインボー”は2019年春夏メンズ・コレクションのランウエイで、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)メンズ アーティスティック・ディレクターが演出したテーマであり、“ダイバーシティー(多様性)”や“インクルージョン(包括・包摂性)”を象徴する。2種類のサングラスはイタリア製で、スクエアタイプはブラック、キャメル、レッド、イエロー、そしてパイロットタイプはクリスタル、ブルー、オレンジなど虹のようにカラフルだ。樹脂成型技術を用いたソリッドナイロン製で、テンプルのカラーにグラデーションが施されているデザインもある。ヒンジは、「ルイ・ヴィトン」の初期のトランクに施されたシグネチャーから着想を得たディテール“Sロック”がインスピレーション源になっている。

 価格は4万5000円と4万7000円で、全国の「ルイ・ヴィトン」ブティックで販売中。

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「ルイ・ヴィトン」のメンズ・サングラスの新ライン「LVレインボー」発売

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、メンズのサングラスの新ライン“LVレインボー”を発売した。“レインボー”は2019年春夏メンズ・コレクションのランウエイで、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)メンズ アーティスティック・ディレクターが演出したテーマであり、“ダイバーシティー(多様性)”や“インクルージョン(包括・包摂性)”を象徴する。2種類のサングラスはイタリア製で、スクエアタイプはブラック、キャメル、レッド、イエロー、そしてパイロットタイプはクリスタル、ブルー、オレンジなど虹のようにカラフルだ。樹脂成型技術を用いたソリッドナイロン製で、テンプルのカラーにグラデーションが施されているデザインもある。ヒンジは、「ルイ・ヴィトン」の初期のトランクに施されたシグネチャーから着想を得たディテール“Sロック”がインスピレーション源になっている。

 価格は4万5000円と4万7000円で、全国の「ルイ・ヴィトン」ブティックで販売中。

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「ディオール」が伊サフィロとの眼鏡のライセンス契約を終了 23年間の提携に幕

 イタリアの大手眼鏡企業サフィロ(SAFILO)は、「ディオール(DIOR)」との23年にわたる眼鏡のライセンス契約を2020年12月31日で終了すると発表した。

 「ディオール」はサフィロの主力ブランドで、この20年以上で累計約3000万本の眼鏡を販売しており、2018年度は全売上高の約13%を占めた。17年にライセンス契約が終了した「グッチ(GUCCI)」に続き、看板ブランドをまた失うことになった。

 アンジェロ・トロッキア(Angelo Trocchia)=サフィロ最高経営責任者(CEO)は「当社の中心的存在であり、多くの従業員が『ディオール』に育てられた」と無念さを示す一方、「われわれはさらに強力な成長に向け、将来を見据えている」と語るとともに対応策を話した。主軸は、ブランドビジネスの再構築。ハウスブランド「カレラ(CARRERA)」「ポラロイド(POLAROID)」「スミス(SMITH)」「サフィロ(SAFILO)」の強化に加え、「フェンディ(FENDI)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「マックスマーラ(MAX MARA)」など数多くのライセンスブランドによって総合力を高めていくという。昨年末から「リーバイス(LEVI’S)」「ミッソーニ(MISSONI)」「デヴィッド・ベッカム(DAVID BECKHAM)」など新しいライセンス契約を相次いで結び、ブランド力を拡大している。

 「85年の歴史を持つサフィロ独自の創造力、技術力、人的活力を駆使し、魅力的で多彩なブランドポートフォリオを強固にする。カギとなる国、ブランド、販路に集中しながら、売り上げ向上を目標とするサフィログループの20年のビジネスプランに沿ってまい進している」と語った。

 「ディオール」の眼鏡は21年以降、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON 以下、LVMH))とイタリアの大手眼鏡企業のマルコリン(MARCOLIN)による合弁会社ティリオス(THELIOS)が手掛けるとみられる。ティリオスは現在「セリーヌ(CELINE)」「ロエベ(LOEWE)」「フレッド(FRED)」「ケンゾー(KENZO)」「ベルルッティ(BERLUTI)」などLVMH傘下のブランドと次々に契約している。

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眼鏡「フォーナインズ」がフォトコンテスト開催 テーマは“アクティブな夏”

 眼鏡企業フォーナインズは、サングラス「フォーナインズ・フィールサン(999.9 FEELSUN)」の販売促進を目的としたプロモーション企画「第3回フォーナインズ・フィールサン フォトコンテスト」を行う。フォーナインズ公式インスタグラムアカウント「@999.9_fournines」をフォローし、“ACTIVE SUMMER ~アクティブな夏~”をテーマにした自作写真を、7月1日から8月31日の期間中にハッシュタグ「#9999feelsun」を付けてインスタグラムに投稿することでエントリーとなる。「フォーナインズ・フィールサン」のサングラスが写っていない風景写真なども対象となる。

 応募締め切り後に審査の上、5人の受賞者を決定してフォーナインズ公式SNSで発表し、受賞者には「フォーナインズ・フィールサン」のサングラスをプレゼントする。

 「フォーナインズ・フィールサン」は2011年にデビューしたサングラスで、アスリートの愛用者も多く、「フォーナインズ」の眼鏡や「フォーナインズ・フィールサン」を提供して支援する“フォーナインズ スピリットサポート”を行っている。

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「ジンズ」がインテリアブランド「ウニコ」とリラックスタイム専用眼鏡を発売

 眼鏡ブランド「ジンズ(JINS)」は、インテリアブランド「ウニコ(UNICO)」とコラボレートした眼鏡“ジンズ×ウニコ”を7月18日に発売する。3型16種類あり、価格は8000円(度付きレンズ代込み)。

 ふだんはコンタクトレンズを装着していながら、家の中では眼鏡に掛け替える人が、リラックスした時間を過ごせるようにと考案した。薄さと弾力性のバランスを追求した軽量樹脂素材“TR-90”をフレームに、柔らかいシリコン素材を鼻パッドに使用し、掛けたまま横になっても痛くなりにくく、長時間掛けても鼻に跡が残りにくい仕様になっている。オリジナルデザインのケースとセリート(眼鏡拭き)があるほか、「ウニコ」店舗と「ウニコ」オンラインショップではコラボモデルの発売に合わせてオリジナルのインテリア雑貨も販売する。

 「ウニコ」はミサワが手掛けるオリジナルの家具や国内外のセレクト雑貨のインテリアブランドで、東京・代官山、大阪・梅田のルクア イーレなど全国に店舗を構える。

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「レイバン」渋谷店がオープン1周年記念キャンペーン実施 アートと音楽のストアイベント

 ルックスオティカジャパンは、国内初の「レイバン(RAY-BAN)」直営店、レイバンストア 渋谷店のオープン1周年を記念して、6月29日から7月7日まで七夕をテーマとしたキャンペーンを開催する。「レイバン」のアイコニックなモデル“ウェイファーラー(WAYFARER)”の1周年記念の特別仕様モデルを発売するほか、音楽やカルチャーと結びつきが深い「レイバン」らしく、6月29~30日はアーティストTEITOによるライブペインティング、7月6~7日はPES、Kick a Show、YOSA、SUGAR SOUL+DJ HASEBE、bird、MONKEY TIMERS(DISKO KLUBB)によるライブを店頭で行う。

 ルックスオティカジャパンのフランチェスコ・アルクーリ(Francesco Arcuri)=ゼネラル・マネジャーは、「この1年はとてもエキサイティングだったが、まだまだ始まりに過ぎないと考えている。今後のブランドの成長のためには、ユーザーの声を聞き、ユーザーこそがブランドの一部であるという考え方と共に、ユーザーとの相互コミュニケーションを活性化する必要がある。この渋谷店がその役割を担っている」とコメントした。

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「レイバン」渋谷店がオープン1周年記念キャンペーン実施 アートと音楽のストアイベント

 ルックスオティカジャパンは、国内初の「レイバン(RAY-BAN)」直営店、レイバンストア 渋谷店のオープン1周年を記念して、6月29日から7月7日まで七夕をテーマとしたキャンペーンを開催する。「レイバン」のアイコニックなモデル“ウェイファーラー(WAYFARER)”の1周年記念の特別仕様モデルを発売するほか、音楽やカルチャーと結びつきが深い「レイバン」らしく、6月29~30日はアーティストTEITOによるライブペインティング、7月6~7日はPES、Kick a Show、YOSA、SUGAR SOUL+DJ HASEBE、bird、MONKEY TIMERS(DISKO KLUBB)によるライブを店頭で行う。

 ルックスオティカジャパンのフランチェスコ・アルクーリ(Francesco Arcuri)=ゼネラル・マネジャーは、「この1年はとてもエキサイティングだったが、まだまだ始まりに過ぎないと考えている。今後のブランドの成長のためには、ユーザーの声を聞き、ユーザーこそがブランドの一部であるという考え方と共に、ユーザーとの相互コミュニケーションを活性化する必要がある。この渋谷店がその役割を担っている」とコメントした。

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「アディダス」が伊マルコリンと眼鏡のライセンスを5年契約

 アディダス(ADIDAS)は、イタリアの大手眼鏡企業マルコリン(MARCOLIN)と眼鏡のライセンス契約を締結した。契約期間は2024年までの5年間で、マルコリンは「アディダス」とストリートスポーツウエアブランド「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」の眼鏡事業を手掛ける。「アディダス オリジナルス」の眼鏡については、イタリア インディペンデント(ITALIA INDEPENDENT)と19年に満了する契約を結んでいる。

 ファーストコレクションは2020年初頭に発売される予定で、日本においてはマルコリンの販売代理店であるヴィジョナイズが販売する。

 マルコリンは「アディダス」の眼鏡について、高い技術力、高品質な素材、軽くて掛けやすい商品を、「アディダス オリジナルス」については同ブランドのDNAであるストリートカルチャーをインスピレーション源にしたクリエイティブな商品を作りたいとしている。

 マルコリンのマッシモ・レノン(Massimo Renon)最高経営責任者は、「スポーツウエアがファッションに大きな影響力を持つ今、有力企業アディダスと提携することにとてもわくわくしている。このパートナーシップは当社の戦略において大きな意味を持つ。アディダスの革新的なDNAを取り込み、モダンでグローバルで独特なブランドポートフォリオを構築したい」とコメントしている。

 マルコリンは「トム フォード(TOM FORD)」「モンクレール(MONCLER)」「トッズ(TOD’S)」「スワロフスキー(SWAROVSKI)」などの眼鏡を展開しているほか、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)との合弁会社ティリオス(THELIOS)が「セリーヌ(CELINE)」「ロエベ(LOEWE)」「ベルルッティ(BERLUTI)」などの眼鏡を手掛けている。マルコリンの18年12月期の売上高は4億8200万ユーロ(約588億円)。

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ビジョナリーHDの2019年4月期は増収増益 ヴィジョナイズ子会社化でビジネス拡大

 眼鏡専門店チェーンのメガネスーパーを中核企業とするビジョナリーホールディングスの2019年4月期は、売上高が前期比21.6%増の264億円、営業利益が同30.1%増の9億円、経常利益が同45.1%増の8億円で増収増益だった。品目別の売上高は眼鏡(売り上げ構成比率47%)が同14%増、コンタクトレンズ(同40.6%)が同19%増、補聴器(同4.8%)が同21%増となり、全て増収となった。高伸長の主な理由は、昨年、卸販売事業を担う新会社ビジョンウェッジを設立したことと、イタリアの大手眼鏡企業マルコリンの日本総代理店であるヴィジョナイズを子会社化したことにより販路や卸売事業が拡大したこと、またアイケアサービスの充実を軸とした次世代型店舗の拡大が成功していることなどを挙げている。

 星﨑尚彦ビジョナリーホールディングス社長は「グループは8社体制となり、以前と比べると強い会社になったと思う。現在の店舗数は398。そのうち次世代型に転換した45店舗の売り上げは好調だ。今後は店舗を集約・統合し、次世代型で出店したい。今期で不採算店をゼロにする。卸販売事業も増やしたい」と話した。新規出店、店舗のリニューアル、検査機器の導入、人材育成などに対して今後4年で60億円を投資するという。

 20年4月期の売上高は同10%増の293億円、営業利益は同35%減の6億円を見込んでおり、中期経営計画として23年4月期の売上高は373億円、営業利益は17億円を計画している。

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眼鏡オンデーズが沖縄県最大の商業施設に出店 店舗数が全世界300店舗に

 眼鏡企業オンデーズ(OWNDAYS)は、6月27日に開業する沖縄県最大の商業施設サンエー浦添西海岸パルコシティに出店する。店舗面積は約100平方メートルで、世界中に店舗を広げる「オンデーズ」をイメージして壁に世界地図が描かれている。沖縄県内で14店舗目となり、オンデーズの県別店舗数では沖縄県が1番だ。

 オンデーズの現在の国内店舗数は124、シンガポール、香港、台湾、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、フィリピン、カンボジア、オーストラリアと、今年1月に進出したインドの11カ国にある海外店舗数は合わせて176で、サンエーパルコシティ店オープンにより全世界の店舗数は300店舗となった。今年度はあと50店舗の出店を予定しており、今後3年間で500店舗体制を計画している。

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