国際眼鏡展「シルモ・イスタンブール」が日本企業に本気の出展招致 トルコに商機はあるか?

 フランス・パリで開催される眼鏡・サングラス・光学機器の国際見本市「シルモ(SILMO)」がトルコで行っている「シルモ・イスタンブール」は今年、日本企業の出展招致を本格化している。「シルモ」は、イタリア・ミラノで行われる世界最大級の「ミド(MIDO)」やアメリカ・ニューヨークとラスベガスの「ビジョン・エキスポ(VISION EXPO)」と並ぶ眼鏡の三大国際展の1つ。近年イスタンブールのほか、オーストラリア・シドニー、タイ・バンコクでも開催しているほか、ポルトガル・リスボンにショールームを開設したり、デンマーク・コペンハーゲンの眼鏡展と提携するなど国際化を進めている。

 エリック・ルノワール(Eric Lenoir)=シルモ・パリ サロン・ディレクターは「2014年に『シルモ・イスタンブール』を設立した際、MENA(中東・北アフリカ)の全ての地域にビジネスの巨大なクロスポイントを作ることが目的だった。トルコ国外からのバイヤーや来場者のシェアは毎年増加しており、昨年は全来場者の約20%に達した。18年現在、トルコには約7000の眼鏡店があり、日本企業の新しい販路になると思う。トルコは親日国でもあり、日本製品の洗練されたデザインや技術の素晴らしさは有利に働くだろう」とコメントした。

 昨年は出展した150社のうち国外の企業はドイツ、マレーシア、モロッコ、フランス、インド、スペインの6カ国で、1万956人が来場した。商談金額の実績は非公表。

 日本のある眼鏡企業関係者は「中東の富裕層向けに販売を拡大できるかもしれない」と期待する一方、「政情が心配だ」とする不安の声もある。

 今年は11月21~24日に開催され、出展料は最小ブース(12平方メートル)のスペース代金のみで3240ユーロ(約40万円)。フランス見本市協会が出展申し込みの窓口となる。

The post 国際眼鏡展「シルモ・イスタンブール」が日本企業に本気の出展招致 トルコに商機はあるか? appeared first on WWD JAPAN.com.

眼鏡の三城が初の店舗型ショールームを裏原宿にオープン 情報発信の拠点に

 眼鏡専門店チェーンのパリミキとメガネの三城を運営する三城は6月28日、初となる店舗型ショールーム「ディグナハウス(DIGNA HOUSE)」(33平方メートル)を東京・原宿にオープンする。

 「ディグナハウス」は三城が手掛けるハウスブランド「ディグナ クラシック(DIGNA CLASSIC)」の名を冠しており、同ブランドのフルラインをそろえるほか、日本製ブランドを中心に国内外の商品を展示し、販売も行う。店内に大型のサイネージもあり、自社が制作したグラフィックやムービーなども流すことで、同社の発想や商品力など企業活動も紹介するという。今後、発売前の商品をいち早く手に取って試せる展示会などのイベントも検討する。

 三城ホールディングスの2019年3月期の売上高は前期比1.4%減の496億円だった。

The post 眼鏡の三城が初の店舗型ショールームを裏原宿にオープン 情報発信の拠点に appeared first on WWD JAPAN.com.

メガネの田中が音楽をテーマにしたアイウエアを独占販売 ロックな眼鏡とは?

 全国に108 店舗(6月1日現在)を展開するメガネの田中チェーンは、異分野のクリエイターたちとのコラボレーションにより眼鏡の新たなデザインを発信するプロジェクトの第1弾として音楽をテーマにしたモデル「ウッドプレイズ(WOODPLAYS)」コレクション2モデル10種類を、6月23日からメガネの田中全店(神戸岡本店を除く)で独占販売する。

 「ウッドプレイズ」は1970~80年代の音楽に着想して、素材使いとクオリティーにこだわり、木をふんだんに使って職人が手仕事で仕上げた高い品質が特徴だ。1つのモデルは70年代のロックシーンを象徴するグラムロックの世界観を現代風にアレンジした“グラム・ロック”で、エレクトリックギターをモチーフに製作し、ウッド部分に高級銘木の紫光檀と紅檀を使用している。ギターの塗装職人が、ギター製作時と同じ手法で一本ずつ手塗りしたモデルもある。もう1つはブラジル音楽のボサノバから着想を得た“ボッサ”で、使い込むことで独特の風合いを出す阿根延緑檀と紅檀を使用している。どちららのモデルも日本製で、眼鏡フレームとサングラスがある。

 メガネの田中は広島に本社を置く1913年創業の老舗で、2018年3月期の売上高は118億円。

The post メガネの田中が音楽をテーマにしたアイウエアを独占販売 ロックな眼鏡とは? appeared first on WWD JAPAN.com.

眼鏡の和真が渋谷店を19年ぶりにリニューアル “日本の眼鏡を渋谷から世界に”

 眼鏡専門店チェーンの和真は、和真メガネ渋谷店(約190平方メートル)を6月21日にリニューアルオープンする。同店は1991年のオープンで、19年ぶりのリニューアル。店内は、モダンな中にもさりげなく和を感じさせる大人の雰囲気に生まれ変わった。“日本の眼鏡を渋谷から世界に”がコンセプトで、「オト(OTO)」「ヴィオルー(VIOROU)」「デュアル(DUAL)」など日本の眼鏡ブランドを中心に販売する。日本の伝統工芸である藍染を利用した藍染眼鏡を展示するほか、オープニングイベントとして6月28日~7月7日に「トレミー48(PTOLEMY48)」のトランクーショーを行い、300本を展示する予定だ。

 和真は全国に70店舗以上を手掛け、2019年1月期決算の売上高は94億9000万円。

The post 眼鏡の和真が渋谷店を19年ぶりにリニューアル “日本の眼鏡を渋谷から世界に” appeared first on WWD JAPAN.com.

「ジェイ オブ ジンズ」が初のサングラス発売 鯖江の眼鏡職人が手掛ける最高の掛け心地

 ジンズ(JINS)は、ハイエンドライン「ジェイ オブ ジンズ(J of JINS)」初のサングラスコレクションを発売した。人気のウエリントン、ボストン、スクエアなど各モデルのリム(レンズまわり)へのアプローチが特徴で、奇をてらわず遊び心と色気をもたせた独特の存在感がある。素材はチタンとアセテートを使用。フレームと多彩なカラーリングのレンズとのコンビネーションが表情をシックにもポップにも演出する。テンプルの縦方向への調整が可能なヒンジ(蝶番)やチタンの鼻パッドは特許出願中で、眼鏡の産地・福井県鯖江市の職人技から生まれる軽い掛け心地は最高だ。デザインはユニセックスの8型4色で、価格は4万~5万円。

 「ジェイ オブ ジンズ」のブランド名は、“これまでの知見を結集した「ジンズ」の中の「ジンズ」”と“Japan”に由来する。“真価を見抜く、目を持つ人へ。”をコンセプトにした贅沢な逸品だ。

 東京・六本木ヒルズ4階ウエストウォークにある「ジェイ オブ ジンズ」のショップの内装は、マウントフジアーキテクツスタジオ(MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIO)が手掛け、釘を使わないヒノキの校倉造りや左官仕上げの壁を取り入れた。特別な空間で、最高の一本を選びたい。

問い合わせ先
J of JINS 六本木ヒルズ店
03-3497-0227

The post 「ジェイ オブ ジンズ」が初のサングラス発売 鯖江の眼鏡職人が手掛ける最高の掛け心地 appeared first on WWD JAPAN.com.

伊「ポリス」がメルセデスAMGとスポンサー契約 ルイス・ハミルトンの眼鏡発表

 イタリアの大手眼鏡企業デリーゴ(DE RIGO)が手掛けるライフスタイルブランド「ポリス(POLICE)」は、F1で5度の世界チャンピオンに輝いたルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が所属するメルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ(MERCEDES-AMG PETRONAS MOTORSPORT)とスポンサーシップ契約を締結した。「ポリス」はオフィシャル・チームサプライヤーとして、レーシングチームのドライバーやチームスタッフのサングラスおよび眼鏡フレームを提供するほか、「ポリス」のブランドロゴがルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)のヘルメットのサイドやピットガレージに表示される。また今秋、ルイス・ハミルトンとのコラボレーションでデザインされた眼鏡コレクションも発売される予定だ。日本では東京・渋谷のファイヤー通りの路面店で販売される予定だが発売日は未定。

 デリーゴのマッシモ・デ・リーゴ(Massimo De Rigo)=エグゼクティブ・バイス・プレジデントは、「世界で最も人気のあるスポーツの一つであるF1の中で、最も強いチームとパートナーになれたことをうれしく思う」とコメントした。

 「ポリス」は1983年のスタートで、眼鏡のほかフレグランス、ウオッチ、ジュエリー、革小物なども手掛けており、世界80カ国以上で販売されている。デリーゴは、「ポリス」のほか、「ランバン(LANVIN)」「ダンヒル(DUNHILL)」「ショパール(CHOPARD)」などの眼鏡を手掛けている。18年の売上高は4億2730万ユーロ(約520億円)。

The post 伊「ポリス」がメルセデスAMGとスポンサー契約 ルイス・ハミルトンの眼鏡発表 appeared first on WWD JAPAN.com.

伊「ポリス」がメルセデスAMGとスポンサー契約 ルイス・ハミルトンの眼鏡発表

 イタリアの大手眼鏡企業デリーゴ(DE RIGO)が手掛けるライフスタイルブランド「ポリス(POLICE)」は、F1で5度の世界チャンピオンに輝いたルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が所属するメルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ(MERCEDES-AMG PETRONAS MOTORSPORT)とスポンサーシップ契約を締結した。「ポリス」はオフィシャル・チームサプライヤーとして、レーシングチームのドライバーやチームスタッフのサングラスおよび眼鏡フレームを提供するほか、「ポリス」のブランドロゴがルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)のヘルメットのサイドやピットガレージに表示される。また今秋、ルイス・ハミルトンとのコラボレーションでデザインされた眼鏡コレクションも発売される予定だ。日本では東京・渋谷のファイヤー通りの路面店で販売される予定だが発売日は未定。

 デリーゴのマッシモ・デ・リーゴ(Massimo De Rigo)=エグゼクティブ・バイス・プレジデントは、「世界で最も人気のあるスポーツの一つであるF1の中で、最も強いチームとパートナーになれたことをうれしく思う」とコメントした。

 「ポリス」は1983年のスタートで、眼鏡のほかフレグランス、ウオッチ、ジュエリー、革小物なども手掛けており、世界80カ国以上で販売されている。デリーゴは、「ポリス」のほか、「ランバン(LANVIN)」「ダンヒル(DUNHILL)」「ショパール(CHOPARD)」などの眼鏡を手掛けている。18年の売上高は4億2730万ユーロ(約520億円)。

The post 伊「ポリス」がメルセデスAMGとスポンサー契約 ルイス・ハミルトンの眼鏡発表 appeared first on WWD JAPAN.com.