米アマゾン(AMAZON)がビューティ市場で存在感をさらに強めている。米国内だけで月間1億人超がビューティカテゴリーで買い物をしており、その影響力は拡大の一途をたどる。米「WWD」が毎年開催している「ビューティCEOサミット」に、アマゾンのメリス・デル・レイ(Melis del Rey)=ヘルス&ビューティ担当ゼネラルマネージャーが登壇。同社の構想について語った。
美容と健康を包括する
ショッピング体験を構築
デル・レイ=ゼネラルマネージャーは、「アマゾンが目指すのは、革新的かつアクセシブルな“ヘルス・デスティネーション”の実現だ。ビューティ領域とヘルスケア領域を包括的に捉えたショッピング体験の構築が進んでいる」という。その一例として、新しいスキンケアプログラム「スキンケア プラス(Skin Care Plus)」を挙げた。同プログラムは皮膚科医が推奨するスキンケア商品を迅速に、かつ必要に応じて処方や医療につなげられる設計になっているという。「『スキンケア プラス』は信頼できるワンストップ・ショッピングの場であり、今後さらに拡張していく予定だ」。
米アマゾン(AMAZON)がビューティ市場で存在感をさらに強めている。米国内だけで月間1億人超がビューティカテゴリーで買い物をしており、その影響力は拡大の一途をたどる。米「WWD」が毎年開催している「ビューティCEOサミット」に、アマゾンのメリス・デル・レイ(Melis del Rey)=ヘルス&ビューティ担当ゼネラルマネージャーが登壇。同社の構想について語った。
美容と健康を包括する
ショッピング体験を構築
デル・レイ=ゼネラルマネージャーは、「アマゾンが目指すのは、革新的かつアクセシブルな“ヘルス・デスティネーション”の実現だ。ビューティ領域とヘルスケア領域を包括的に捉えたショッピング体験の構築が進んでいる」という。その一例として、新しいスキンケアプログラム「スキンケア プラス(Skin Care Plus)」を挙げた。同プログラムは皮膚科医が推奨するスキンケア商品を迅速に、かつ必要に応じて処方や医療につなげられる設計になっているという。「『スキンケア プラス』は信頼できるワンストップ・ショッピングの場であり、今後さらに拡張していく予定だ」。
(左)本橋涼介/ヘッドリポーター:新卒のころ御殿場でボーナスを使い果たし、当時の彼女から「デートにはお金を使ってくれないクセに」と言われ気まずいムードに。その後、関係はアウトレット(出口)を迎えた (右)伊藤花笑/編集部記者:アウトレットモールは大好きだが、車の運転が大の苦手。特に、長島に向かう堤防の道は肩がガチガチに上がる。行きたいときは、家族や親友をその気にさせるところから始まる ILLUSTRATION : UCA
サボン ジャパンは15日、ティニオ・マリア・クリスティーナ・クエンカ(Ma. Christina Cuenca TINIO)氏が同日付で社長CEOに就任したと発表した。前任の畠山喜美氏は2025年1月末で退任しており、以降はグローバルCEOのグレグワール・ドゥラス(Grégoire de Lassus)氏が日本法人の代表を兼務していた。
クエンカ氏は、1998年に慶應義塾大学(文学部美学美術史学)を卒業。02年から08年にかけてフィリピンでロレアルグループの「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」を立ち上げ、シンガポールでASEAN地域のポジションを歴任。08年から15年にかけてはLVMHグループに在籍し、日本と韓国におけるトラベルリテール事業で「パルファム ジバンシイ(PARFUMS GIVENCHY)」「ケンゾー パルファム(KENZO PARFUMS)」などのブランドを担当した。
サボン ジャパンは15日、ティニオ・マリア・クリスティーナ・クエンカ(Ma. Christina Cuenca TINIO)氏が同日付で社長CEOに就任したと発表した。前任の畠山喜美氏は2025年1月末で退任しており、以降はグローバルCEOのグレグワール・ドゥラス(Grégoire de Lassus)氏が日本法人の代表を兼務していた。
クエンカ氏は、1998年に慶應義塾大学(文学部美学美術史学)を卒業。02年から08年にかけてフィリピンでロレアルグループの「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」を立ち上げ、シンガポールでASEAN地域のポジションを歴任。08年から15年にかけてはLVMHグループに在籍し、日本と韓国におけるトラベルリテール事業で「パルファム ジバンシイ(PARFUMS GIVENCHY)」「ケンゾー パルファム(KENZO PARFUMS)」などのブランドを担当した。
ケリング(KERING)は5月13日、傘下に持つバレンシアガ(BALENCIAGA)の新たな副最高経営責任者(CEO)として、ナタリー・レイノー(Nathalie Raynaud)最高製品責任者を任命した。同氏は昨年ブランドを離れたローラ・デュ・リュスケック(Laura du Rusquec)前副CEOの後任として同日付で着任し、ジャンフランコ・ジャナンジェリ(Gianfranco Gianangeli)=バレンシアガCEOの直属となる。
ケリング(KERING)は5月13日、傘下に持つバレンシアガ(BALENCIAGA)の新たな副最高経営責任者(CEO)として、ナタリー・レイノー(Nathalie Raynaud)最高製品責任者を任命した。同氏は昨年ブランドを離れたローラ・デュ・リュスケック(Laura du Rusquec)前副CEOの後任として同日付で着任し、ジャンフランコ・ジャナンジェリ(Gianfranco Gianangeli)=バレンシアガCEOの直属となる。
村井:それさえできれば、既存ブランドもまだまだ伸び代を作れる。私たちは、“非常識”を受け入れる度量を持たなければならない。「アズールバイマウジー(AZUL BY MOUSSY)」を立ち上げた当初は、商品がろくに見えないような暗い店内で、エッジーなデザインの服を並べるという、普通なら「あり得ない」と思われるようなことでファンを夢中にさせた。
「シャネル(CHANEL)」が2018年にハイブランドのビンテージ商品を販売するワット ゴーズ アラウンド カムズ アラウンド(WHAT GOES AROUND COMES AROUND以下、WGACA)を相手取り商標権侵害などを理由に提訴した件で、米連邦裁判所は最終判決としてWGACAに対して「シャネル」の商標などの使用を差し止める命令を下した。さらに今回の判決では、異なる素材や部品を組み合わせた“フランケンシュタイン・バッグ”と呼ばれる改変された製品の販売なども禁止した。WGACAは今後、販売する「シャネル」製品について「真正品である」と謳うことができなくなる。この裁判では、24年2月に陪審員が満場一致で「シャネル」の主張を支持し、WGACAが400万ドル(約5億7200万円)の法定損害賠償を支払うべきと結論付けていた。
この問題に対応するため、米国議会は約2年前にオンラインマーケットプレイスにおける模倣品対策を強化する法律である「INFORM消費者法(Integrity, Notification and Fairness in Online Retail Marketplaces for Consumers Act)」を可決。これは、消費者に対して第三者出品者の情報開示を義務づけ、偽造品や盗難品の流通を抑制することを目的とするものだ。
「“レイ”という名前は、日本語のゼロがインスピレーションの1つになっている」と竹村部長。129グラムは、「現時点で発売されているカーボンプレート搭載の長距離用ランニングシューズの中でトップクラスの軽量性」(発表リリースから)といい、その言葉通り、競合であるアディダス(ADIDAS)が先日発表した軽量モデル“アディゼロ アディオス プロ エヴォ 2(ADIZERO ADIOS PRO EVO 2)”は、27.0センチで138グラムだ。
アスリート向けレースの終了後は、“アディダスランナーズ”メンバーや、地元の市民ランナー、アディダス社員らが参加する5キロメートルのファンランも開催。また、レース前日には、パフォーマンスランニングシューズの最新モデル“アディゼロ アディオス プロ エヴォ 2(ADIZERO ADIOS PRO EVO 2以下、エヴォ2)”のメディア向けプレゼンテーションや、本社内のアーカイブルームをめぐるツアー、プロトタイプ製品を身に付けてのラボテスト体験、“アディダスランナーズ”のカンファレンスなども実施し、イベントに合わせて世界中から集まった関係者が、ブランドの考え方や取り組みを改めて体感できるようにした。
ナイキ(NIKE)が17年に厚底のカーボンプレート入りシューズを発売したのをきっかけに、それまで薄底が当たり前だったランニングシューズの世界に革命が起きた。各社が厚底カーボン入りシューズを競い合って開発する中で、アディダスが23年に発売した“アディゼロ アディオス プロ エヴォ 1(ADIZERO ADIOS PRO EVO 1以下、エヴォ1)”は、片足200グラム前後が一般的というカーボン入りシューズの中で、138グラムという圧倒的な軽さを実現。24年のマラソン世界6大大会では男女優勝者の半数が“エヴォ1”を着用するなど、アディダスはいま、競争激しいランニングシューズのイノベーションにおいて、世界トップの座にあると言っていい。
なお、競合の「エルメス(HERMES)」は、4月17日に発表した2025年1〜3月期(第1四半期)決算の説明会で、5月に米国市場で値上げをすることを明らかに。これはトランプ関税に対応するためであり、その他の市場には適用しないという。エリック・デュハルグエ(Eric du Halgouet)財務担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントは、「関税率は確定しておらず、事態の進捗を慎重に見守っている」とし、値上げ幅については開示しなかった。
日本ではアディダス ジャパンが運営する「アディダス(ADIDAS)」は、パフォーマンスランニングシューズ“アディゼロ”シリーズで、ブランド史上最軽量のレーシングシューズの最新モデル“アディゼロ アディオス プロ エヴォ 2(ADIZERO ADIOS PRO EVO 2以下、エヴォ2)”を発表した。5月12日からアディダスアプリで先行抽選を受け付け、23日に一般発売する。価格は、2023年に発売した前作“エヴォ1”と同じく8万2500円。
立て直しが急務の「グッチ」は、23年1月に就任したサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)=クリエイティブ・ディレクターが25年2月に退任。3月には、15年から「バレンシアガ」を率いていたデムナ(Demna)が「グッチ」のアーティスティック・ディレクターに就任することが明らかになった。デムナは「バレンシアガ」が7月9日に行うオートクチュールのショーをもってブランドを離れるため、「グッチ」での初コレクションの発表時期が注目されている。フランチェスカ・ベレッティーニ(Francesca Bellettini)=ケリング副最高経営責任者(CEO)は、今回のアナリスト向けの決算説明会で「デムナは『グッチ』におけるビジョンの最初の“ヒント”を9月に披露する」と発言。それがどのような形のものかについては明示しなかった。
立て直しが急務の「グッチ」は、23年1月に就任したサバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)=クリエイティブ・ディレクターが25年2月に退任。3月には、15年から「バレンシアガ」を率いていたデムナ(Demna)が「グッチ」のアーティスティック・ディレクターに就任することが明らかになった。デムナは「バレンシアガ」が7月9日に行うオートクチュールのショーをもってブランドを離れるため、「グッチ」での初コレクションの発表時期が注目されている。フランチェスカ・ベレッティーニ(Francesca Bellettini)=ケリング副最高経営責任者(CEO)は、今回のアナリスト向けの決算説明会で「デムナは『グッチ』におけるビジョンの最初の“ヒント”を9月に披露する」と発言。それがどのような形のものかについては明示しなかった。