2022-23年秋冬ミラノ・メンズ ストリートではパファージャケットやミニバッグが人気

 2022-23年秋冬シーズンのミラノ・メンズ・ファッション・ウイークが1月14〜18日に開催された。米「WWD」のストリート・スタイル・フォトグラファーは来場者のファッションのほか、ショーに登場したモデルたちの等身大の私服スタイルを多く捉えた。

 特に着用が多かったアイテムは、パファージャケット(ダウンジャケット)だ。市場に多くのバリエーションが展開されるようになったことを反映するように、イエローやピンク、ブルーなど多様なカラー、プリント、シルエットのパファージャケットが見られた。

 また、バーシティジャケットやレザージャケット、バラクラバ帽(目出し帽)、バケットハットも人気。スタイリングでは、ミニバッグをクロスボディで着用するスタイルが主流になりつつあるようだ。

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2年ぶりに冬開催の「ピッティ」 スナップは冬のレイヤードスタイルの参考書

 メンズファッション最大の見本市、「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMAGINE UOMO)」がフィレンツェで1月11~13日に開催された。同見本市が冬に開催されるのは約2年ぶり。会場周辺では仕立ての良いスーツやコートを中心としたクラシコイタリアなファッションに身を包んだ人々のスナップ撮影が定番化しているが、彼らの冬のスタイリングを見ることができたのも2年ぶりだ。彼らにとって異なる柄のアイテムの合わせ方やスタイリングの配色はお手の物で、冬のレイヤードスタイルの参考になりそうだ。

 オミクロン株による新型コロナウイルスの感染再拡大の影響下にあったイタリアではN95マスクの着用が推奨されていた。同見本市でもゲストデザイナーの「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」のショーが6月に延期となった。

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2年ぶりに冬開催の「ピッティ」 スナップは冬のレイヤードスタイルの参考書

 メンズファッション最大の見本市、「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMAGINE UOMO)」がフィレンツェで1月11~13日に開催された。同見本市が冬に開催されるのは約2年ぶり。会場周辺では仕立ての良いスーツやコートを中心としたクラシコイタリアなファッションに身を包んだ人々のスナップ撮影が定番化しているが、彼らの冬のスタイリングを見ることができたのも2年ぶりだ。彼らにとって異なる柄のアイテムの合わせ方やスタイリングの配色はお手の物で、冬のレイヤードスタイルの参考になりそうだ。

 オミクロン株による新型コロナウイルスの感染再拡大の影響下にあったイタリアではN95マスクの着用が推奨されていた。同見本市でもゲストデザイナーの「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」のショーが6月に延期となった。

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セカンドスキンが引き続き人気 2021年春夏パリ・ファッション・ウイークスナップ

2022年春夏シーズンのパリ・ファッション・ウイークが9月27〜10月5日に開催された。ファッション・ウイークは業界人や関係者の同窓会のようとしばしば形容されることがあるが、今季はリアルショーが多く復活したシーズンということもあり、街中でハグを交わして再会を喜ぶような姿が見られた。スナップフォトグラファーも久々に華やかさを取り戻したパリの街と人々を381枚もの写真に収めた。

 今季は関係者が来場者の多くを占めていたこともあり、各々が自分のスタイルを楽しんでいた印象で大きなトレンドは見られなかった。とはいえ、スカーフ、レザージャケット、テーラードジャケットなどの着用率は高く、肌にぴったりとつくセカンドスキン的なトップスはよりバリエーションを増やして多く見かけられた。

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ミニ丈&ローウエストが完全復活 2022年春夏ミラノ・ファッション・ウイークスナップ

 2022年春夏シーズンのミラノ・ファッション・ウイーク(ミラノコレ)が、9月21〜27日に開催された。参加ブランドのうち3分の2が現地でリアルショーを行った今季、街中にも活気が戻ったようだ。スナップフォトグラファーは、欧州からの来場者のほか、モデルの私服姿を多く捉えていた。

 来場者の間で人気だったアイテムは、ロングブーツ、サイクリングパンツ、古着屋やフリーマーケットで見つけてきたような年季の入ったレザージャケットなど。胸元部分のボタンだけを留めたシャツやカーディガン、ローウエストのパンツ、ミニスカート、裾広がりのベルパンツなど、SNSで火がついたY2K(2000年代)ファッションはリアルの世界でも広がりを見せているようだ。特にショーの合間に私服で移動するモデルのファッションでこのY2Kを思わせるスタイリングが多く見られた。

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地元デザイナーの服で開催を祝福 2022年春夏ロンドン・ファッション・ウイークスナップ

 2022年春夏シーズンのロンドン・ファッション・ウイーク(ロンドンコレ)が9月17〜21日に開催された。今季は「バーバリー(BURBERRY)」などロンドンを代表するブランドが不在だったが、来場者は「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」や「ユハン ワン(YUHAN WANG)」などロンドンコレに参加する地元の若手デザイナーのコレクションをまとい、久々のリアルショー開催を祝福したようだ。

 スナップフォトグラファーがカメラに捉えた来場者の間で人気だったのは、セカンドスキンのように身体にフィットするがストリングスやギャザーで肌見せさせるトップスやワンピース。今季初めてロンドンコレで単独ショーを行った「ネンシ ドジョカ(NENSI DOJAKA)」などのスタイルにも共通するアイテムだ。スタイリングでは同色で合わせたテーラードスーツのセットアップが多く見られた。

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「ルイ・ヴィトン」2022年春夏ショーに高飛び込みの“編み物王子”や新ボンドガールら豪華ゲストが集合 

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、2022年春夏コレクションをルーブル美術館で10月5日(現地時間)に発表した。同ブランドがリアルショーを行うのは2021年春夏シーズン以来。

 会場には、東京オリンピックの男子シンクロナイズドダイビング10m高飛び込みで金メダルを獲得した、“編み物王子”ことイギリス代表のトーマス・デーリー(Thomas Daley)が登場。イタリアのアート&デザインのスタジオ、フォルナセッティ(FORNASETTI)とのコラボTシャツにスタッズ付きのバイカージャケットを合わせたスタイルに、「ルイ・ヴィトン」のミニショルダーバッグ“プティット・マル”を身に付けた。同氏はオリンピック期間中の観戦席での編み物姿がSNSなどで話題になった。そのほか、アンバサダーを務める女優のアリシア・ヴィキャンデル(Alicia Vikander)や、映画「007」最新作に出演するアナ・デ・アルマス(Ana De Armas)、フィービー・ディネヴァー(Phoebe Dynevor)、チャンネル登録者数1000万人を抱えるユーチューバーのエマ・チェンバレン(Emma Chamberlain)らが会場を訪れた。

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ヘルシーな肌見せが旬 2022年春夏コペンハーゲン・ファッション・ウイーク

 2022年春夏のコペンハーゲン・ファッション・ウイークが、8月10〜13日に開催された。着用義務が解除されたマスクに代わって来場者の中で目立ったアイテムは、ヘルシーな肌見せができるアイテム。網目が大きめのニットや、背中やサイドが大きく開いたジャケットやトップス、ワンピースが見られた。またスタイリングでもブラトップスにジャケットを重ねるのがトレンドのようだ。そのほか着用率が高かったアイテムは、バケットハット、ニットベストなど。デンマークらしく花のプリントや幾何学模様など柄物は引き続き人気だが、ゼブラ柄やさまざまな大きさのドット柄のアイテムが多く見られた。

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パリメンズ来場者をストリートフォトの先駆者が撮る 雨の街、美しい人々

 2022年春夏シーズンのパリ・メンズ・ファッション・ウイークが6月21〜27日に開催された。フランスは5月中旬からロックダウンの段階的な解除が始まり、パリメンズ開催直前に全ての飲食店と商店の営業再開と夜間外出禁止の解除に加え、屋外でのマスク着用義務が緩和された。状況は改善に向かっているとはいえ、今シーズンはリアルなショーやイベントの開催には慎重な姿勢を示すブランドが多く、参加72ブランドのうちリアルなショーかイベントを行ったのは7ブランドのみだった。各会場には、フランス以外に、イタリアやドイツ、イギリス、アメリカから訪れたファッション関係者の姿があった。

 ストリートフォトの先駆者であるアダム・カッツ・シンディング(Adam Katz Sinding)は、今季もパリメンズに参加した。「ミラノ行きは直前にキャンセルしたが、パリは想像以上に活気が戻っていた」とアダム。ショー会場の様子については「来場者はいつもより格段に少なく、被写体も少なかった。『ディオール(DIOR)』の会場が一番人が多くにぎやかで、ストリートフォトグラファーたちは暗黙のルールでみんなマスクを着用していたよ」と振り返る。しかし、このまま元通りになるとは考えておらず、「ポジティブな方向に向かってはいるが、まだまだ現実的に考えるべき部分もある」と慎重だ。「9月のウィメンズではさらに多くのブランドがリアルのショーを再開し、来場者も増えるだろう。しかし、秋以降は再び感染拡大を懸念する声が多い。解放的な気分に浮かれることなく、自分や他人を守る衛生対策は入念に行わなければならない」。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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パリメンズ来場者をストリートフォトの先駆者が撮る 雨の街、美しい人々

 2022年春夏シーズンのパリ・メンズ・ファッション・ウイークが6月21〜27日に開催された。フランスは5月中旬からロックダウンの段階的な解除が始まり、パリメンズ開催直前に全ての飲食店と商店の営業再開と夜間外出禁止の解除に加え、屋外でのマスク着用義務が緩和された。状況は改善に向かっているとはいえ、今シーズンはリアルなショーやイベントの開催には慎重な姿勢を示すブランドが多く、参加72ブランドのうちリアルなショーかイベントを行ったのは7ブランドのみだった。各会場には、フランス以外に、イタリアやドイツ、イギリス、アメリカから訪れたファッション関係者の姿があった。

 ストリートフォトの先駆者であるアダム・カッツ・シンディング(Adam Katz Sinding)は、今季もパリメンズに参加した。「ミラノ行きは直前にキャンセルしたが、パリは想像以上に活気が戻っていた」とアダム。ショー会場の様子については「来場者はいつもより格段に少なく、被写体も少なかった。『ディオール(DIOR)』の会場が一番人が多くにぎやかで、ストリートフォトグラファーたちは暗黙のルールでみんなマスクを着用していたよ」と振り返る。しかし、このまま元通りになるとは考えておらず、「ポジティブな方向に向かってはいるが、まだまだ現実的に考えるべき部分もある」と慎重だ。「9月のウィメンズではさらに多くのブランドがリアルのショーを再開し、来場者も増えるだろう。しかし、秋以降は再び感染拡大を懸念する声が多い。解放的な気分に浮かれることなく、自分や他人を守る衛生対策は入念に行わなければならない」。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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「ディオール」メンズの来場者はやっぱりセレブだらけ クリーンな着こなしの上級者たちをキャッチ

 「ディオール(DIOR)」は6月25日、パリ・メンズ・ファッション・ウイークで2022年春夏メンズ・コレクションをリアルショーで発表した。ロックダウン解除後間もないため通常時よりも規模は縮小されたものの、今シーズンはアメリカ人ラッパーのトラヴィス・スコット(Travis Scott)とコラボレーションすることもあり、会場には多くのセレブリティーが訪れた。モデルのベラ・ハディッド(Bella Hadid)やスティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)の元妻であるカイ・ミラード・モリス(Kai Millard Morris)、コートニー・カーダシアン(Kourtney Kardashian)と交際中のアルジェリア人モデルのユーネス・ベンジマ(Younes Bendjima)ら、アメリカから渡仏したゲストも見られた。地元フランスからはパリ・オベラ座のバレエダンサーのジェルマン・ルーヴェ(Germain Louvet)とギヨーム・ディップ(Guillaume Diop)、アーティストのマチアス・キス(Mathias Kiss)、オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)「バルマン(BALMAIN)」​クリエイティブ・ディレクターらが駆けつけた。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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コレクション期間中のパリのストリートスタイルは? スナップ126枚をお届け

 2021-22年秋冬シーズンのパリ・ファッション・ウイーク)が3月1〜10日にオンライン上で開かれた。新型コロナウイルス感染症の長引くパンデミックで、来場者を入れたファッションショーは一切なく、93ブランドがそれぞれの世界観を表した映像を通して新作コレクションを発表した。パリの街に業界関係者やファッショニスタの賑わいはなかったが、ストリートのファッションスナップをお届け。肌寒さもおしゃれに吹き飛ばすパリの人々に注目だ。

 アウターはパファーダウンが継続的な人気を集める中、レザージャケットを中心にクールなスタイルが目立つ。ブレザーや襟付きコートで上半身をフォーマルに着た人の多くは、足元をスニーカーでカジュアルに外してスタイリング。しかし近年のストリートウエアの人気と比較すると、足元もヒールや先の細いブーツでそろえたクラシカルな着こなしが多く見られた。デザイナーによるマスクをした人は少数で、機能性を重視した医療用マスクが主流だった。カラーは全体的にブラウンやカーキ系など落ち着いた色味が多いが、差し色で1番人気なのはイエローだ。スカートをレイヤーする人もいたが、メンズもウィメンズもパンツスタイルで過ごしている。バッグやミニバッグから「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のサイドバッグ、ファー素材のものなどバリエーションが豊かだった。

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カメラが捉えた21年春夏ファッション・ウイーク “新常態”の舞台裏

 新型コロナウイルスの世界的流行により、多くの人が習慣的にマスクをつけるようになって約半年が経つ。未だ収束が見えない中、マスクのほかにも感染症予防対策で人と間隔を開けて行動するソーシャルディスタンシングや手洗いうがいの徹底など例年とは異なる生活が続く。多くのブランドが最新コレクションを発表する業界の一大イベントであるファッションウイークも、これまでのスケジュールや開催方法が余儀なく変更された。

 9月13日開幕のニューヨーク・ファッション・ウイークを皮切りに始まった、2021年春夏ウィメンズのコレクションサーキットはリアルとデジタルを織り混ぜて開催され、映像コンテンツを巧みに生かしたショーが見られた。ここでは、コレクションを発表するブランドや開催に携わる運営者、デザイナー、プロのモデルたち、会場を盛り上げる参加者らそれぞれの努力と配慮によって開催されている異例続きの21年春夏ファッション・ウイークの裏側やスナップを紹介する。

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足元はプラットホームが人気 21年春夏パリ・ファッション・ウイーク

 9月28日〜10月6日、2021年春夏パリ・ファッション・ウイーク(パリコレ)が開催された。84ブランドが参加し、新型コロナウイルスの影響からリアルなイベントとデジタルショーケースを織り交ぜて開催された。

 パリコレ会場付近には多くのファッショニスタが集り、スナップも盛り沢山。今シーズンはジャケットやスーツスタイルでクラシックなスタイリングが目立つ。足元は定番のストリート系スニーカーで外す人もいれば、ブーツでスタイルアップをする人も。全体では今季注目のプラットホームソールを好む傾向が強いようだ。また素材の異なる黒を重ねて立体感を演出したオールブラックコーディネートも多く見られた。バッグは「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のミニバッグや「シャネル(CHANEL)」のチェーンバッグといったアイテムが人気のようだ。

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ストリートフォトの先駆者が撮る「奇妙なミラノ」 パンデミックで変わったファッション・ウイークのリアル

 9月22〜28日に2021年春夏シーズンのミラノ・ファッション・ウィーク(以下、MFW)が開催された。リアルとデジタルの両軸で行われる初のMFWとなった今季、来場者は例年の3分の1かそれ以下だった。来場者はイタリア近隣諸国から訪れたものの、ファッション業界の関係者でさえ極めて少なかった。そのためか、各ブランドのショー会場には顧客らしき人物の割合が例年よりも多いように見られた。来場者は屋内外を問わずマスク着用が必須で、ストリートスタイルを撮影するフォトグラファーが被写体に向かってマスクを外してほしいとリクエストするシーンに何度も遭遇した。トレンドもなければ、奇抜なファッションもほとんどない。そんな異例ともいえるファッション・ウイークをストリートカメラマンたちはどう見たのだろうか。

 2010年から各都市のファッション・ウイークに赴き、ストリートフォトの先駆者として活躍してきたアダム・カッツ・シンディング(Adam Katz Sinding)は、今季のミラノを「奇妙だった」と振り返る。「この時期は天候に恵まれていたのに、今季は暗い雲が垂れ込めて灰色の光や雷雨にも見舞われたんだ。でもヨーロッパを拠点にする業界人をショー会場でわずかながら見かけたし、予想よりは盛況だったかな。ただ、再会を喜ぶ笑顔はマスクやスカーフに隠れて見られなかった。あいさつのハグや頬のキスは少ないし困難な状況だったけど、写真には満足しているよ」。シンディングはリアルな瞬間を切り取るドキュメンタリー写真を得意としているため、通りを歩く人の足を止めることも、マスクを外すよう依頼をすることもなかったという。「僕自身は、母が作ってくれた布製のマスクを着用していたんだ。悪天候であってもサングラスを外さず、小さなボトルの消毒ジェルを持ち歩いていたよ。あいさつは距離を取って言葉を交わすか、肘を合わせるだけさ」と、自身も対策をして現場に臨んだことを明かす。シンディングがミラノを訪れるのは2月のMFW以来となった。「約6カ月ぶりにミラノに戻ってきて、街が想像以上にもと通りになっていたからうれしいんだ。だって、カフェで落ち着いて席に座れることすら驚きなんだから」。

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マスクもおしゃれに取り入れる 21年春夏ミラノ・ファッション・ウイーク

 9月22~28日、2021年春夏ミラノ・ファッション・ウイークが開催された。新型コロナウイルスの影響からリアルなイベントとデジタルショーケースを織り交ぜての開催で、24日に発表されたミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)とラフ・シモンズ(Raf Simons)が共同で手掛けた「プラダ(PRADA)」の初コレクションが大きな話題を集めた。

 例年とは違った届け方を模索するファッション・ウイークだが、会場付近にはファッショニスタが集まり、ストリートも華やいでいる。今シーズンのミラノではジャケットを着用した人が多く、アースカラーやパステルカラーでシックにきめている。何より例年と一味違うのは多くの人がマスクを着用していることだ。感染症対策を行いながらも存分にファッションを楽しんでいる姿が見られた。

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ウィズコロナ初のリアルでのファッション・ウイーク来場者は何着てる? コペンハーゲンではマスクよりもビーサンが人気

 2021年春夏シーズンのコペンハーゲン・ファッション・ウイークが8月10〜12日に開かれた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、世界中のファッション・ウイークがリアルでの開催を断念していた中、コペンハーゲンはデジタル、ハイブリッド、フィジカルという3つの手法で実施された。参加したのは北欧のブランドが中心で、ショー会場を訪れる来場者数は例年の半分以下ではあったものの、リアルでは久しぶりのファッションイベントということもあり、短い夏空とともに楽しむ人々で、街は活気に溢れていた。

 ショー会場では収容数を100人に制限し、来場者にはマスク着用が推奨された。しかし強い日差しの影響か、マスクをファッションアクセサリーとして取り入れる人はほとんどなく、サングラスと帽子の着用者が多かった。サングラスはレトロな雰囲気がトレンドで、帽子はバケットハットが断トツで多かった。バッグは「シャネル(CHANEL)」のチェーンバッグや「ディオール(DIOR)」のサドルバッグ、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」のメッシュバッグなどのクラシックなムードを好む傾向が強いようだ。これまでスニーカーが定番だった足元は、ビーチサンダル派が急増してさらに軽快になった。ほかにも「ザ ロウ(THE ROW)」のプラットフォームやヒール付きのミュール、「スイコック(SUICOKE)」のスポーツサンダルやウエスタンブーツなども見られてバラエティー豊かだった。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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「ヨウジヤマモト」来場者は今季も黒ずくめ メッセージ性のあるグラフィックも支持集める

「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、2020-21年秋冬コレクションのショーをパリで行った。会場には今季も「ヨウジヤマモト」の黒のアイテムをまとった来場者が集まった。秋元梢やマドモワゼル・ユリアは、ブランドの20年春夏コレクションから涼しげなブラックのドレスをセレクト。画家の内田すずめとコラボしたグラフィックや、山本耀司直筆のメッセージやモチーフをちりばめた「ブラック スキャンダル ヨウジヤマモト(BLACK SCANDAL YOHJIJ YAMAMOTO)」のグラフィックのアイテムも来場者から支持を集めた。

日本からはそのほか、Shen、高瀬真奈、アオイヤマダ、アンミカが来場。「ヨウジヤマモト」のキャンペーンなども手がけるフォトグラファー、レスリー・キー(Leslie Kee)も姿を見せた。

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パリコレ恒例“ギャルソン・デー”でスナップ 「ノワール」と「ギャルソン」で衣装チェンジする達人も

 パリ・ファッション・ウイーク(以下、パリコレ)期間中の土曜日は、コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)社が擁するブランドがコレクションを発表する。朝に「ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME DES GARCONS)」、昼には「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA以下、ノワール)」、夕方には「コム デ ギャルソン以下、ギャルソン」がショーを披露するこの土曜日のことを“ギャルソン・デー”と呼ぶ関係者もいる。

 これまでオフスケジュールで発表していた「ノワール」も今季からパリコレの公式スケジュールに参加し、ブランドへの期待が高まった今回、「WWDジャパン」は「ノワール」と「ギャルソン」の2ブランドのショー会場で来場者スナップを行った。これまで通り2ブランドの会場にはコム デ ギャルソン社のブランドをミックスした“ギャルソン愛”あふれる個性的な来場者が集まったが、注目すべきは一部の来場者が2ブランドのショーの間で衣装チェンジをしていることだ。

 ギャルソンのフロントローに欠かせない存在の秋元梢は、「ノワール」のショー会場では同ブランドのラッフルドレスで登場したが、「ギャルソン」の会場ではショッキングピンクのセットアップドレスで登場した。毎回ギャルソンブランドの会場で個性的なファッションを披露してくれるミシェル・エリー(Michelle Elie)は、「ノワール」では袖にスパンコールが施されたレザージャケットに、骨組み部分だけが残ったようなスカート、真っ黒なテディベアを合わせ、「ギャルソン」ではボリュームのあるシルエットが特徴のコレクションピースを着用していた。

NOIR KEI NINOMIYA

COMME DES GARCONS

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リック・オウエンスの顔バッグを持ってきた妻ミシェルに仰天 今季も「リック」のショー会場は強者ぞろい

 「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は2020-21年秋冬コレクションをパリのパレ・ド・トーキョー(Palais de Tokyo)で発表した。「リック・オウエンス」のショーにはブランドのコミュニティーに属する個性的な人々が毎回来場するが、今季も例に漏れず、黒をまとったブランド愛あふれる来場者が会場に集結した。

 その中でも多くの来場者が着用していたのは、14.5cmのヒールブーツ。プラットホーム部分には4段の凸凹のパーツが取りつけられており、蹴られたらひとたまりもなさそうだが“リック・オウエンス族”はやすやすとはきこなして見せた。HBOのドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)」で女騎士を演じたグウェンドリン・クリスティー(Gwendoline Christie)もこのブーツを着用していたが、身長約191cmの彼女はブーツをはいたことで2m超えとなり、会場の注目を集めていた。彼女はレッドカーペットなどでも高いヒールを着用しているが、身長が高くても高いヒールをはくことで人々の美の基準を覆したいという思いがあるという。

 会場にはアーティストのララ(Lala)など毎度おなじみのメンバーのほか、ラッパーのアッシャー(Usher)が来場。日本からは秋元梢やマドモワゼル・ユリア、高橋ららが来場していた。

 他のブランドにはない独特の雰囲気を放つ“リック・オウエンス族”だが、中でもリック・オウエンスの顔にそっくりのバッグを持ってきた彼の妻のミシェル・ラミー(Michele Lamy)は会場を驚かせた。ミシェルはアッシャーと一緒に写真を撮られた後、おもむろに顔バッグからスマホを取り出してグウェンドリン・クリスティーの写真を撮っていた。

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雨と“雪”の「トム ブラウン」ショー会場を彩ったトリコロール&パステルカラーの来場者 パリコレ復活の冨永愛も

 「トム ブラウン(THOM BROWNE)」は2020-21年秋冬コレクションのショーをパリ市内の美術学校で行った。当日はあいにくの雨となったが、会場内は人工雪が積もったファンタジックなセット。「トム ブラウン」のシグネチャーであるトリコロールテープが施されたアイテムやパステルカラーの服をまとったファッションアイコンたちが“雪”世界を彩った。

 会場には10年ぶりにパリ・ファッション・ウイーク(パリコレ)のランウエイを歩いた冨永愛の姿もあった。冨永は大判のトリコロールテープが施されたボリュームのあるフォルムのセットアップをセレクトした。そのほか日本からは、AMIAYA、マドモワゼル・ユリア、Shen、高瀬真奈、大石絵里が来場した。

 HBOドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ(Game of Thrones)」のスター、メイジー・ウィリアムズ(Maisie Williams)は、交際中の起業家ルーベン・セルビー(Reuben Selby)と一緒に来場。服を淡いブルートーンでそろえただけでなく、アイメイクもブルーのマスカラとシャドウでそろえていたことは話題を呼んだが、メイジーは「本当は2人で髪まで青く染めたかったんだけど、ブリーチ剤が買えなかったの」と明かす。

 多くの来場者が鮮やかなカラーのアイテムを選んだ中、ジャネール・モネイ(Janelle Monae)はモノトーンに徹したコーディネートを披露。韓国からはラッパーのワンも来場した。

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「サカイ」ショー会場で雨の中スナップ! emma&秋元梢コンビが安定のハイブリッドコーデを披露

 「サカイ(SACAI)」は、2020-21年秋冬コレクションのショーを3月2日にパリで行った。会場には、「サカイ」のハイブリッドな服をまとった来場者が集まった。当日はあいにくの雨となったが、来場者の多くが着用していた「サカイ」の厚底のコンバットブーツなら雨でも気にせずに歩けそうだ。

 「サカイ」のショーのゲストとしてもはや欠かせない存在のemmaと秋元梢は一緒に傘を差して登場しスナップハンターたちの注目の的になった。秋元梢が着用したのは、伝説のファンクバンドのファンカデリック(Funkadelic)とコラボしたトップスで、代表曲「One Nation Under a Groove(一つのグルーヴの下に一つの国家)」のレコードジャケットをプリントしたものだ。一方のemmaも、この曲のアイデアを汲んだ地球儀型のバッグを選んでいた。

 そのほか日本からは、マドモワゼル・ユリアや高橋らら、高瀬真奈らが来場。ショー後のバックステージには日本からの来場者が集まり、阿部千登勢デザイナーと親しく交歓していた。

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パリの街角を英国パンク集団がジャック! 「AK ヴィヴィアン・ウエストウッド」会場前スナップ

 「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(ANDREAS KRONTHALER FOR VIVIENNE WESTWOOD以下、AK ヴィヴィアン・ウエストウッド)」は、2020-21年秋冬コレクションのショーをパリの市庁舎(Hotel de Ville de Paris)で行った。14世紀にこの場所に建てられたパリらしいネオルネサンス建築の建物前に集まったのは、英国パンクなファッションの来場者たちだ。

 チェックのアイテムやナポレオンジャケット、フリルシャツ、「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」のブーツなど、「ヴィヴィアン・ウエストウッド」らしい英国パンクなアイテムを身にまとった来場者たちの何人かに共通していたのは、服だけでなくヘアカラーの色使いまで大胆なこと。ショッキングピンクからビビッドなパープル、グリーン、オレンジとブルーのミックスまでさまざまだ。日本から来場した高橋ららも着用したコートの色に合わせてオールバックにセットしたヘアの生え際の色を変えて登場した。日本からはそのほかマドモワゼル・ユリアらが来場。マドモワゼル・ユリアは同ブランドのワンピースに私物の大きなハットを合わせていた。

 来場者もパンクだったが、会場で一番パンクだったのは、新型コロナウイルスの脅威が迫ってきていたパリで、夫のアンドレアス・クロンターラーの勇姿を見届けるために姿を現したヴィヴィアン・ウエストウッドだろう。

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「セリーヌ」男女合同ショー来場者の服装は“エディ系”ロック&70年代ブルジョワスタイルに二分

 「セリーヌ(CELINE)」は2020-21年秋冬コレクションを、パリのアンヴァリッド(Invalides)で男女合同形式のショーで発表した。エディ・スリマン(Hedi Slimane)=クリエイティブ・ディレクターのファースト・コレクション以来となる男女合同形式で見せた今回は、“エディ系”男女が集結。その顔ぶれと服装を大別すれば、スリムなロックスタイルと昨今「セリーヌ」のウィメンズが打ち出している1970年代のパリのブルジョワスタイルに二分された。

 スリムなロックスタイルだったのは、カール・バラー(Carl Barat)やフランツ・フェルディナンド(Franz Ferdinand)のフロントマンのアレックス・カプラノス(Alex Kapranos)ら英ロックミュージシャンは当然として、ネットフリックス(NETFLIX)ドラマ「セックス・エデュケーション(Sex Education)」に出演中のエイサ・バターフィールド(Asa Butterfield)やフィネガン・オールドフィールド(Finnegan Oldfield)やアクセル・オリアン(Axel Auriant)ら仏俳優もエディらしいロックスタイルに身を包んだ。

 70年代のブルジョワスタイルは、まさにそのスタイルを築いてきたようなジェーン・バーキン(Jane Birkin)やカーラ・ブルーニ(Carla Bruni)、イザベル・ユペール(Isabelle Huppert)ら大物モデルや女優がその代表格だ。モデルでインフルエンサーのアレクサ・チャン(Alexa Chung)からアーティストのクララ・ルチアーニ(Clara Luciani)、今年公開予定のリブート映画「West Side Story」に出演する新星女優のタリア・ライダー(Talia Ryder)まで、「セリーヌ」のブルジョワスタイルにぴったりな雰囲気を持つセレブリティーがそろった。日本からは高橋ララが来場した。

 一方で、アーティストのヒューゴ・ハムレット(Hugo Hamlet)やパリ発のバンド、オラクル・シスターズ(Oracle Sisters)のクリストファー・ウィラット(Christopher Willatt)はボウタイブラウスを選び、70年代らしいムードを取り入れた。今季の「セリーヌ」は全て男女でシェアできるユニセックスなコレクションを打ち出したが、ロックな“エディ系”男子が今後70年代なジェンダーレスアイテムをどう着こなしていくのかに注目だ。

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「オフ-ホワイト」来場者もヒールにテーラードジャケット ストリートからエレガントに変化!?

 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」が2020-21年秋冬コレクションのショーをパリのベルシー・アリーナで行った。前シーズンの20年春夏コレクションでは、開催地がパリ中心街だったこともあり、多くのストリートキッズが会場に詰めかけていたが、パリの中心から少し離れた今回は、若干彼らの数は減り、混乱も少なかったようだ。

 来場者の服装は、ハイヒールにワンピースやテーラードジャケット、ミニスカートなど、特に女性がストリートファッションよりもエレガントに傾倒した印象だ。彼女たちが着用しているアイテムの多くは「オフ-ホワイト」の過去のコレクションなので「オフ-ホワイト」の近年のコレクション自体がエレガンスに寄ってきていることももちろん影響しているだろう。

 ネットフリックス(NETFLIX)ドラマ「サブリナ:ダーク・アドベンチャー(Chilling Adventures of Sabrina)」に出演中のラックラン・ワトソン(Lachlan Watson)は、グレーの「オフ-ホワイト」のストリングスがついたドレスに合わせて、シルバーの変形ヒールブーツとジュエリーをセレクト。赤のバッグをポイントにした。モデルのジョージア・ファウラー(Georgia Fowler)はオレンジのセットアップスーツに「オフ-ホワイト」のスポーティーなヒールを合わせた。マドモワゼル・ユリアは裾がピンクにグラデーションしたワンピースとピンクのバッグに合わせて、アウターとグラフィックが効いたブーツを選んだ。

 日本からはほかに、秋元梢、高橋ララ、Una、MATCHAらが来場した。会場をひときわ賑わせたセレブリティーは、ラッパーのタイガ(Tyga)。会場を出ると同時にどよめきがおき、なんとかその姿を写真に納めようとするスナップハンターたちも引き連れて会場をあとにした。

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秋元梢らの姿も 2020-21年秋冬パリ・ファッション・ウイーク ストリートスナップ200枚

 2020-21年秋冬パリ・ファッション・ウイークが2月24日~3月3日に開催された。ニューヨーク、ロンドン、ミラノに続くパリでは会期中に雨の降る日もあったが、連日おしゃれなファッショニスタたちでパリの街が彩られた。

 今季のパリではビッグシルエットがトレンドのようだ。肩や袖にボリュームのあるオーバーサイズのデザインはコートやジャケット、トップスなどさまざまなアイテムに取り入れられており、フリルやファーなどをあしらった大きなシルエットのファッションを楽しむ人も多かった。ボリュームのある特徴的なブラウスやドレスの袖をコートからのぞかせたスタイルも印象的で、中には長靴までビッグという上級者の姿も。

 また、大胆な柄やフリンジを長く垂らしたドレス、全身にチュールをあしらったデザインの衣服などでランウエイさながらのスタイルの来場者たちも人目を引いていた。青やピンクに染めたヘアスタイルや、ラインストーンを施したアイメイクなどで周囲との差を見せつける人も多かった。

 現在新型コロナウイルスが世界的に広がっていることもあり、マスク姿の来場者たちも見られた。オールブラックのコーデに合わせて黒いマスクを着けた人や、「シャネル(CHANEL)」の会場でカメリアをデコレーションしたマスクを着用する人、また日本からは秋元梢が洋服と同じ柄のマスクを着用し、発色のよい赤いコートを身にまとったスタイリッシュなコーディネートを見せていた。

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ローラも全身コーディネート 新作バッグに人気が集中する「ボッテガ・ヴェネタ」のショー来場者スタイル

 「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は、昨年デビューしたクリエイティブ・ディレクターのダニエル・リー(Daniel Lee)による新たなクリエーションで着用者の年齢層も広がり、顧客層が若返っている印象だ。ミラノで行われた2020-21年秋冬コレクションのショー会場では、今イタリアで旬なミニマリズムのスタイルを見つけることができる。モデルでタレントのローラも全身に20年春夏の新作をまとって駆けつけた。

 所有率が高いのはアイコンバッグのクラッチ“ザ・ポーチ”シリーズ。ミニサイズからチェーンやレザーストラップ付きの新作までさまざまな色や形を持った来場者が集まった。またブランドを象徴する“イントレチャート”(編み込み技法)のクロスボディーバッグ“カセット”や“BV ジョディ”、ウッドのクロージャーが特徴的なクラッチバッグ“BV スナップ”なども多く見かけた。足元はスクエアトーの“ストレッチ”シリーズのパンプスやサンダルが人気だった。

 洋服はテーラードジャケットとロングドレスの合わせたり、トレンチコート風オールインワンなどのほか、シンプルながらもウエストをベルトで絞ったメリハリのあるスタイル。“イントレチャート”を取り入れたコートやスカートを着た人もいた。

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ジャケットの着こなしを楽しむ 2020-21年秋冬ミラノ・ファッション・ウイーク

 2月18~24日、2020-21年秋冬ミラノ・ファッション・ウイークが開催された。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」は無観客でのファッションショーを開催したほか、最終日に予定されていたショーがイタリア政府の指示により中止されるなど、普段とは少し様子の違った今回のファッション・ウイークだった。しかし会場付近にはシックなファッションに身を包んだファッショニスタが集結し、いつも同様にストリートは活気に満ちていた。

 今シーズンのミラノではジャケットを着用した人が多く、ベーシックなジャケットをはじめ、肩の張ったデザインやレザージャケット、オレンジ、淡いパープルなどの華やかなものなど、それぞれが好みのスタイルを楽しんでいた。スーツスタイルでは肩掛けやオーバーサイズのデザインをチョイスして抜け感を出したり、カッチリしたジャケットにはデニムやワイドパンツを合わせるなど、カジュアルダウンした着こなしが目立った。ベルトなどの小物使いにも注目だ。

 まだまだ冬の寒さが残るミラノでは足首まで届くようなロング丈のコートも人気だったが、ホワイトやベージュ、ピンク、オレンジなどの重さを感じさせない色や、ダウン素材では淡色をチョイスするなど、春の到来を意識した重くなりすぎないスタイルが多く見られた。

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ビビッドカラーのお手本スタイリング 「MSGM」のショー来場者たちから学ぶ

 イタリアブランド「エムエスジーエム(MSGM)」のショー会場には、他のミラノブランドよりも、20〜30代の若いゲストが多く集まる。ミラノ・ファッション・ウイーク中の2月22日に行われた2020-21年秋冬コレクションのショーには、ブランド設立10周年のアニバーサリーコレクションとなった20年春夏の新作をまとったゲストたちが多く来場した。

 特に「エムエスジーエム」の来場者たちはビビッドカラーの色使いがうまい。ネオンカラーやパステルカラーは全身でワントーン、または白や黒のアイテムと合わせることで色を強調したスタイリングにまとめている。アイテムでは、パフスリーブでひじから先を絞った“ジゴ袖”のドレス、色鮮やかなジャケットスタイルにも注目。また「エムエスジーエム」のフラップやクロージャー(留め具)が “M”を象ったカラフルなバッグの着用率も高く、コーディネートのポイントになっていた。

 日本からは、ファッションアイコンのAMIAYAのほか、DJユニットとして活動するUNAとMATCHA、モデルのシェン(Shen)らが訪れていた。

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「マルジェラ」ショー会場に集結したガリアーノ流エレガンスを極めた来場者たち 「リーボック」コラボの着用も

 「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は2月26日(現地時間)、2020-21年秋冬シーズンのファッションショーを開催した。ショーの来場者の中には、1月に発表されたばかりの「リーボック(REEBOK)」の“インスタポンプフューリー(INSTAPUMP FURY)”と「マルジェラ」の“タビ(Tabi)”を融合した話題のコラボシューズを早速着用している人も見られた。またこのコラボシューズは今季のランウエイにもホワイト、ブラック、イエロー、ブルーの4色が登場した。

 来場者の服装は、生地を縁飾りしてホール型にカットしたアイテムや、透けるオーガンジー素材のアイテムをセレクトし、下に着ているアイテムも見せるというような、上手にレイヤードしたスタイリングが多いようだ。全身をブルートーンでそろえてコーディネートしたネットフリックスドラマ「13の理由」の俳優、トミー・ドーフマン(Tommy Dorfman)は、リップもブルーでそろえ、ハイヒールブーツを着用。まるでランウエイから出てきたような格好で、ジョン・ガリアーノ(John Galliano)流の性差を軽々と超えるエレガンスを体現している。

 会場で特に注目を浴びていたのは、アーティストでデザイナーのパトリック・メイソン(Patrick Mason)。覆面マスク姿に生地をホール型にカットしたスーツ、ホワイトの「リーボック」コラボシューズを合わせた迫力のある出で立ちだった。日本からは秋元梢が来場していた。

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“ボウリングバッグ”の所有率が高い「プラダ」のショー来場者

 「プラダ(PRADA)」はミラノ・ファッション・ウイーク期間中の2月20日、2020-21年秋冬のファッションショーをプラダ財団(Fondazione Prada)で行った。来場者は20年春夏の着用率が高く、シルクやコットンのドレスをはじめとするシンプルでナチュラルな装いから、ゴールドの刺しゅうが特徴的なレザーのトップスや、スカート、セットアップなど、同シーズンの象徴的なアイテムを着用者が集まった。また、注目アイテムは20年プレ・スプリングで登場した“ボウリングバッグ”。白、黒、ブラウン、ピンクなどのカラーバリエーションのあるハンドバッグで、多くのゲストが持って来場した。

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ハイヒール着用率100% 「ヴェルサーチェ」のショー来場者はワイルドでセクシーな装い

 「ヴェルサーチェ(VERSACE)」はミラノ・ファッション・ウイーク中の2月21日、2020-21年秋冬コレクションのショーを行った。会場外には、20年春夏の新作であるワイルドなジャングル柄をはじめ、ブランドらしいバロック調のボタニカル柄やメドゥーサモチーフのプリントドレスやジャケットなどを着た来場者が集まった。

 シルエットは、全体的にタイトで肩にボリュームのあるボディーコンシャス。胸元が大きく開いた服も多いが、大胆にブラジャーを見せるセクシーな装いに挑戦する者もいた。ハイヒール離れはどこ吹く風。女性のハイヒールシューズ着用率はほぼ100%で、ポインテッドトーのパンプスやサイハイのスキニーブーツ、アンクルストラップ付きのヒールサンダルなどの着用傾向が高かった。

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力強い花柄プリントに溢れる 「マルニ」の来場者のファッションをチェック

 「マルニ(MARNI)」はミラノ・ファッション・ウイーク中の2月21日、2020-21年秋冬コレクションのショーを行った。来場者はブランドの象徴的なフラワープリントのウエアの着用率が高い。特に20年春夏の力強いハンドペイントの花柄のワンピースやジャケットに、グリーンやピンクなどの色鮮やかなニットを合わせるスタイリングが目立った。アクセサリーは、ショルダーバッグの “トランク リバース(TRUNK REVERSE)”やメタルリングが特徴的なバッグ“イヤリング(EARING)”などが人気だ。

 ショー終了後には、ランウエイを歩いたモデルたちが会場前に集合。黒や白、グレーのジャケットにデニムを合わせた私服姿だが、グリッターや金箔、カラフルなピグメントを髪と顔に施したヘアメイクはそのまま。前シーズンに引き続き、ヘア&メイクは「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」のショーなどでも活躍するジュリアン・ディス(Julien d'Ys)が手掛けた。

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ミニ丈が復活の兆し! 「フェンディ」のショー来場者は色鮮やかなサファリルック

 「フェンディ(FENDI)」は2月20日、2020-21年秋冬コレクションのファッションショーをミラノで行った。「フェンディ」のショールームでもあるショー会場には、20年春夏の自然を想起させるオレンジやイエロー、グリーンなど色合いのサファリルックの着用者が集まった。同季はミニ丈の提案も豊富だったことから、キルティングのショートパンツやボタニカル柄のミニスカートなどを着こなしも目立った。また、アイコンバッグ“バゲット(BAGUETTE)”の史上最小“ピコバゲット”をアクセサリーのように着用するのも今季の「フェンディ」らしいスタイルだ。日本からはファッションアイコンのAMIAYAやKoki,らの姿があった。

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ミニ丈が復活の兆し! 「フェンディ」のショー来場者は色鮮やかなサファリルック

 「フェンディ(FENDI)」は2月20日、2020-21年秋冬コレクションのファッションショーをミラノで行った。「フェンディ」のショールームでもあるショー会場には、20年春夏の自然を想起させるオレンジやイエロー、グリーンなど色合いのサファリルックの着用者が集まった。同季はミニ丈の提案も豊富だったことから、キルティングのショートパンツやボタニカル柄のミニスカートなどを着こなしも目立った。また、アイコンバッグ“バゲット(BAGUETTE)”の史上最小“ピコバゲット”をアクセサリーのように着用するのも今季の「フェンディ」らしいスタイルだ。日本からはファッションアイコンのAMIAYAやKoki,らの姿があった。

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ガーリーな北欧ガールが“ハンサムレディー”に変化 コペンハーゲン・ファッション・ウイークの来場者スナップ

 2020-21年秋冬コレクションのコペンハーゲン・ファッション・ウイーク(COPENHAGEN FASHION WEEK)が1月28〜30日に開催された。例年よりも暖冬に見舞われた今季は、ファーやムートンといった北欧の冬に出番の多い暑手のアウターの着用者は少なく、代わりにレザーコートやテーラードジャケットが見受けられた。特にテーラードジャケットは、セットアップでのスタイルが多い。「セシル バンセン(CECILIE BAHNSEN)」や「スティーヌ ゴヤ(STINE GOYA)」などデンマークを代表するブランドに見られるように、北欧ではガーリッシュなスタイルが好まれる傾向にあるが、今季はマニッシュで洗練された“ハンサムレディー”なスタイルが目立った印象だ。とはいえ、パステルやビビッドなカラーパレット、フラワーやギンガムチェックといったプリント柄など、ロマンティックなムードも健在である。ブランドでは「ガンニ(GANNI)」のアイテムを取り入れるスタイルが多く、同ブランドが今季打ち出したキルティングのコートなども見られた。

 足元は、今季のトレンド大本命である膝丈ブーツに続き、コンバットブーツの着用者が多かった。自転車移動が主流でアクティブなライフスタイルを好むうえに、天候が変わりやすいこの時期のデンマークの環境に合わせてか、スニーカーも相変わらず支持されている。バッグは世界的に売り上げを伸ばしている「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」の“カセット”や“ザ・ポーチ”、「プラダ(PRADA)」「フェンディ(FENDI)」のヴィンテージのショルダーバッグ、「シャネル(CHANEL)」のチェーンバッグは不動の人気を誇っているようだった。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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雨の日のロンドンではトレンチコートが主役! 2020-21年秋冬ロンドン・ファッション・ウイーク

 2月14~18日、2020-21年秋冬シーズンのロンドン・ファッション・ウイークが開催された。

 ロンドンらしくどんよりとした空の下、雨が降る日もあった今季のファッション・ウイーク。会場付近のストリートでは、春の到来を前にトレンチコートを着用している人が目立った。イギリス生まれのクラシックなトレンチコートは、もとは防水型の軍用コートとして「バーバリー(BURBERRY)」をはじめとするブランドが優れた製品を開発してきた歴史がある。そんな雨の日にぴったりのファッションでもあるトレンチコートは長めの丈がトレンドだ。クラシックなデザインからフリルをあしらったもの、チェック柄、レザー調やピンクなどブライトカラーまで、さまざまなスタイルのコートが見られた。

 ヘッドアクセサリーで周囲との差を見せつけた人も多く、つば広ハットにスカーフを合わせたクラシカルなスタイルや、カチューシャ、リボンといったアイテムでそれぞれが個性を演出していた。

 また最近は、ランウエイ、オフランウエイ共にロングブーツが復活の兆しを見せており、ロンドンのストリートでのトレンドも同様だった。しかし、若手ブランドや最新鋭のクリエイティブなデザインが多く集まるロンドンコレらしく、英国国旗をかたどったパンツやブルーに染めたヘアスタイル、印象的なアイメイクなど、トレンドを押さえながらも自分らしいスタイルを貫く人にも注目したい。

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2020-21年秋冬NYコレのストリートスナップから見るリアルトレンド 気分は脱ストリート、ジャケットスタイルが台頭

 ニューヨークでは2月7〜12日、2020-21年秋冬ニューヨーク・ファッション・ウイークが開催された。先シーズン(20年春夏)のニューヨーク・コレクションではストリートスタイルが収束し、トレンドがエレガントに回帰する動きが見られた。ストリート特有のオーバーサイズシルエットだったり、スポーティーな素材使い、さらにはネオンカラーまでも取り入れるカラフルなアイテムはすっかり表舞台から姿を消し、その代わりにエレガントでタイムレスなスーツやプリーツスカート、ボウタイブラウスなどがランウエイを飾った。

 その流れは今季のストリートスナップでもリアルなトレンドとして色濃く反映された。ショー来場者の多くは、クラシックなジャケットを羽織りストリートを歩いた。ボックスシルエットのビッグサイズなものからボディラインをほどよく見せるジャストサイズのもの、またカラーもトラディショナルなグレーやホワイトから遊びここのあるカラフルなものまで、スタイルは多岐に渡った。かっちりしがちなジャケットだが、少しゆったりとしたパンツやデニムと合わせたりすることでカジュアルに着こなす人が多かった。

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2020-21年秋冬NYコレのストリートスナップから見るリアルトレンド 気分は脱ストリート、ジャケットスタイルが台頭

 ニューヨークでは2月7〜12日、2020-21年秋冬ニューヨーク・ファッション・ウイークが開催された。先シーズン(20年春夏)のニューヨーク・コレクションではストリートスタイルが収束し、トレンドがエレガントに回帰する動きが見られた。ストリート特有のオーバーサイズシルエットだったり、スポーティーな素材使い、さらにはネオンカラーまでも取り入れるカラフルなアイテムはすっかり表舞台から姿を消し、その代わりにエレガントでタイムレスなスーツやプリーツスカート、ボウタイブラウスなどがランウエイを飾った。

 その流れは今季のストリートスナップでもリアルなトレンドとして色濃く反映された。ショー来場者の多くは、クラシックなジャケットを羽織りストリートを歩いた。ボックスシルエットのビッグサイズなものからボディラインをほどよく見せるジャストサイズのもの、またカラーもトラディショナルなグレーやホワイトから遊びここのあるカラフルなものまで、スタイルは多岐に渡った。かっちりしがちなジャケットだが、少しゆったりとしたパンツやデニムと合わせたりすることでカジュアルに着こなす人が多かった。

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スカイブルーに注目! 2020-21年秋冬NYコレクションスナップ300枚超

 2月7~12日、2020-21年秋冬シーズンのニューヨーク・ファッション・ウイークが開催された。

 会場付近のストリートで多く見られたのはワンカラーでまとめたスタイルだ。ハットやシューズなどのアクセサリー類からコートに至るまでを同系色でまとめたシンプルな装いには、女性たちのセンスのよさが存分に発揮されていた。

 そんな中で目を引いたのが鮮やかなスカイブルーだ。コートやスーツなどのセットアップをはじめ、アクセサリーなどでもスカイブルーを取り入れた人が多く見られた。また、ショッキングピンクやグリーン、オレンジ、イエローといったビビッドな色をコートなどで大胆に取り入れて周囲との差を見せつける人も多かった。

 アイテム別に見るとパイソン柄のロングブーツの着用率が高く、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」のクロスボディーバッグ“パデッド カセット”を持っている人もちらほら。こちらも人気のカラーはブルーだった。

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頑張りすぎないナチュラルな装いがトレンド! 2020-21年秋冬ニューヨーク・メンズ・ファッション・ウイーク

 2020-21年秋冬のニューヨーク・メンズ・ファッション・ウイークが2月3~5日に開催された。

 寒さが厳しい真冬のニューヨークでのファッションは、ニット帽やキャップ、ハットなどのヘッドアクセサリーをどのようにコーディネートするかがポイントのようだ。コートやトップス、ネクタイなどのアイテムと同じ色の帽子をチョイスしたり、ハットと同じ柄のトップスを着用した人や、イエローの靴底とリンクさせたバンダナを頭に巻いて周囲と差をつける人など、そのスタイルはさまざまだ。

 また、ニュートラルカラーやアースカラーといったナチュラルな色が人気で、シンプルな布製のトートバッグやノームコアな装いなど、力の入りすぎない自然なスタイルを楽しむ人々が多かった。ビビッドな色や柄を取り入れつつも、全体的には落ち着いた印象のコーディネートに仕上げるスタイルはぜひ参考にしたい。

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2020-21年秋冬NYコレのストリートスナップから見るリアルトレンド カラフルなミニバッグで春夏の気分を先取り

 ニューヨークでは2月7〜12日、2020-21年秋冬ニューヨーク・ファッション・ウイークが開催され、「WWDジャパン」はショーやプレゼンテーション会場に来場するインフルエンサーやエディター、バイヤーら業界人の私服をチェック!

 ニューヨークは連日氷点下を下回る気温でかなり寒く、皆ロングコートやジャケットに身を包んで忙しいファッションウイークを乗り切っている様子。エレガントトレンドが浮上する中でクラシックな色合いのコートやジャケットを選ぶ人が多く、アクセントとしてバッグやアクセサリーで色を取り入れる人が続々と登場した。バッグのサイズは引き続きミニサイズが圧倒的な人気を得ているが、一時話題になったペンダントサイズのマイクロバッグは今回はあまり登場していない印象。実用性かつデザインを考えると、やはりミニサイズが一番支持されるようだ。トレンドに合わせ、かっちりしたクラシックなスタイルのハンドバッグを選ぶ人も多かった。

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2020-21年秋冬NYコレのストリートスナップから見るリアルトレンド ロングブーツトレンド復活の兆し

 寒さが続くニューヨークでは現在、2020-21年秋冬ニューヨーク・ファッション・ウイークが開催されている。「WWDジャパン」はショーやプレゼンテーション会場に赴く業界人の私服スナップを届けているが、今回は足元に注目。氷点下を下回る日々が続き、さらに雨の日もあったニューヨークでは、ロングブーツを選ぶ人が続出。素材はレザーやスエード、色もクラシックなブラックやホワイトからメタリックなど、多種多様なブーツがニューヨーカーの足元を寒さから守っているようだ。エレガントなハイヒールタイプやよりカジュアルでスポーティーなフラットタイプの双方が見られ、自由にコーディネートに組み込んでいる様子。

 しばらくショート丈のブーツが流行っていた中、数シーズン前からランウエイでロングブーツの提案が少しずつ増えており、今季もいくつかのショーで早速登場している。日本では暖冬が続くならばロングブーツにとっては向かい風となるが、そろそろ“おしゃれ”としてブームが復活するかも?

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2020-21年秋冬NYコレのストリートスナップから見るリアルトレンド マニッシュなパンツスタイルで極寒を凌ぐニューヨーカー

 気温が氷点下を下回る日が続く極寒のニューヨークでは現在、2020-21年秋冬ニューヨーク・ファッション・ウイークが開催中だ。厳しい冷え込みの中、ファッション・ウイークに赴くインフルエンサーやエディター、バイヤーの多くは、パンツスタイルをチョイス。トレンドがストリートからエレガントにシフトする中でスーツスタイルも目立ち、中でもジャケットにパンツを組み合わせるコーディネートが目を引いた。リラックスしたシルエットのものがほとんどで、スーツスタイルにカジュアルさをプラスしたり、ストリートの名残を感じさせるボリューミーなシルエットを楽しんだりしている。コンバットブーツをはじめとするレザーブーツを合わせる人も多く、今季はマニッシュなスタイルが主流となりそうだ。

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2020-21年秋冬バルセロナ・ファッション・ウイークスナップ 男性のジュエリー使いに注目

 2月3~6日、バルセロナで2020-21年秋冬のファッション・ウイーク「080ファッション バルセロナ(080 FASHION BARCELONA)」が開催された。

 会場付近は、全身レパード柄など主張のあるファッションに身を包んだ個性が強めの参加者たちでにぎわっていた。中でも目を引いたのがアクセサリーだ。男性も大ぶりなイヤリングを付けたり、ロブスターモチーフといった奇抜なデザインも。ネックレスならば重ね着けを楽しむなど、素材やテイストはさまざまながらも印象的な小物使いが目立った。

 また、ヘアスタイルやメイクで周りと差をつけていたファッショニスタたちも見られた。首元のタトゥーと合わせた頭部のバリアートや、額にラインストーンを張り付けたメイクなどで異彩を放っていた。

 足元はコンバットブーツやチャンキースニーカーをチョイスした人が多く、クロスボディーのバッグを用いてファッションのアクセントにするスタイルも人気だった。

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パリジェンヌのエレガントな着こなしに学ぶ 2020年春夏オートクチュール・コレクション

 1月20~23日、2020年春夏オートクチュール・ファッション・ウイークがパリで開催された。クロコ、パイソンなどのエキゾチックレザーや毛皮(人工を含む)のコート、レオパード柄などアニマル系のアイテムをチョイスした来場者たちが多く、ファーを手袋やバッグ、袖などのワンポイントに取り入れたスタイルも多く見られた。柔らかなパステルピンクなど春色のアイテムやホワイトコーデの人気も高く、明るい色合いが寒さの厳しいパリの街に温かみを添えていた。

 またオートクチュール・ファッション・ウイークは、モデルや女優、インフルエンサーなど多くのセレブリティーたちが世界中から集まることでも知られている。「ディオール(DIOR)」の会場には、ビアンカ・ジャガー(Bianca Jagger)、女優のユマ・サーマン(Uma Thurman)、インフルエンサーのペルニーレ・タイスベック(Pernille Teisbaek)、モデルのナタリア・ヴォディアノヴァ(Natalia Vodianova)、ジャンヌ・ダマス(Jeanne Damas)のほか、日本からは秋元梢の姿もあった。
そのほかの来場者たちもレース素材や異なる色のシューズ、手袋などアクセサリーをワンポイントで取り入れて、クチュールらしい華やかさを演出していた。

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「サカイ」のショー会場はハイブリッドコーデの教科書 2020-21年秋冬メンズにemmaや松田龍平らが来場

 「サカイ(SACAI)」は、2020-21年秋冬メンズ・コレクションのランウエイショーをグラン・パレ(Grand Palais)で1月18日に発表した。会場周辺には同ブランドのコレクションを身につけたファッション上級者が多く、セレブリティーからストリート系アーティストまで幅広い層が来場した。ストリートカメラマンの数もこの日随一で、注目度の高さがうかがえた。俳優の松田龍平やモデルのemma、秋元梢、高橋らら、ショーに出演した美佳ら日本人の姿もあった。

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「ヴェトモン」を見に来た“キワモン”たち ゲテモン一歩手前のオシャレなツワモン大集合

 「ヴェトモン(VETEMENTS)」は、創設者のデムナ・ヴァザリア (Demna Gvasalia)がブランドを去って以降初となるコレクションを2020-21年秋冬パリ・メンズ・ファッション・ウイークで披露した。会場は、路地を1本入った倉庫跡。チケットを持たない若者もショーをなんとか見ようと集まり、会場一体は騒然となった。同ブランドを着用した来場物以外にも、古着を独特なサイジングやニュアンスを加えて着こなす上級者が多数。あえて“ダサい”すれすれな力強い「ヴェトモン」風スタイルは、他会場では見られない光景だ。ショーも、デムナ不在を感じさせないほど「ヴェトモン」節が随所に見られ、ケイト・モス(Kate Moss)やナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)、スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)ら有名人のそっくりさんがショーに登場するなど、同ブランドらしいアイロニーに溢れたショーとなった。

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「ギャルソン」好きは“簡単で楽な服”は着ない 「オム プリュス」会場でパパラッチ

 「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS)」は、2020-21年秋冬シーズンのパリ・メンズ・ファッションウイークでランウエイショーを披露した。ショーではあらゆる素材や柄、色やパーツが雑多に組み合わされたジャケットが中心のスタイルが登場。“簡単で楽な服”が好まれる最近のファッション観に警笛を鳴らすかのように、袖を通すことに覚悟が必要な服が連続した。ショーの来場者も、個性的な服を通じて自身の着こなしやこだわりなどのアイデンティティーがにじみ出る上級者が多かった。

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夜道で絶対に遭遇したくない 「リック・オウエンス」来場者は今季も“最恐”

 「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は1月16日、2020-21年秋冬のメンズ・コレクションをパリのパレ・ド・トーキョーで発表した。同ブランドのアイテムはもちろん、自作のウエアやアクセサリーを身につけた個性的なファッションの来場者が毎シーズン集まるショーなだけあり、今回もショー会場一体は異様なムードに包まれた。

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「ジェイ ダブリュー アンダーソン」のキャップバッグでキメる 2020-21年秋冬パリ・メンズ・ファッション・ウイーク

 1月14〜19日、2020-21年秋冬パリ・メンズ・ファッション・ウイークが開催された。フランス史上最長の交通ストが終息したばかりだったり、パリメンズの大トリを3シーズン連続で飾っていた「セリーヌ(CELINE)」が今季は不参加となるなど、ブランドの大幅な入れ替えもあったりで、何かと注目を集めたパリ。会場付近のストリートで目を引いたのはオールブラックのコーディネートだ。黒ずくめの人が多いからと言って、没個性とはならないところがさすがのファッショニスタたち。レザーでハードにキメた人から、ハットやブライトカラーのバッグ、厚底のシューズなどを取り入れてしっかりアクセントを付けるなど、それぞれが個性を主張していた。

 小物では「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」のキャップバッグが人気のようだ。2020年春夏パリ・メンズコレで発表された新色のバイカラーのキャップバッグを、オールブラックとは対照的なオールホワイトの服に合わせたドレッシーなスタイルや、カジュアルコーデに取り入れた人など、コーディネートの仕方はさまざまだ。

 また、ミラノのコレクション会場付近でもトレンドだったオレンジや黄色などのビタミンカラーはパリでも根強い人気があった。

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「オム プリッセ」のショー来場者は「プリーツか、プリーツ以外か」

 「オム プリッセ イッセイ ミヤケ(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE)」は1月16日、パリ・メンズ・ファッションウイークで2020-21年秋冬コレクションを発表した。会場となったジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センター (Centre national d'art et de culture Georges Pompidou)にはプリーツのウエアをまとった多くのゲストが訪れた。特に、中国や香港などのアジア人の着用率が高かった。中には「イッセイ ミヤケ」の昔のショッピングバッグをオークションで落札し、持参する熱心なファンの姿も見られた。全身プリーツのスタイルから、「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」やレオパード柄のコートにプリーツのアイテムを取り入れる上級者まで、着こなしはさまざまだった。

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「ラフ・シモンズ」のショー会場に集ったコアなファンたち

 「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」は1月14日、2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリ・メンズ・ファッション・ウイークで発表した。同ブランドのランウエイショーはパリの中心地から離れた場所で行われることが通例だ。今回もパリ南端のイヴリー=シュル=セーヌのスタジオ クレムリン(STUDIO KREMLIN)という郊外で夜9時開催ということもあり、他会場のように複数のパパラッチやや通りすがりのファンの姿はほとんど見られず、ブランドのウエアをまとったコアなファンが訪れた。

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「ラフ・シモンズ」のショー会場に集ったコアなファンたち

 「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」は1月14日、2020-21年秋冬メンズ・コレクションをパリ・メンズ・ファッション・ウイークで発表した。同ブランドのランウエイショーはパリの中心地から離れた場所で行われることが通例だ。今回もパリ南端のイヴリー=シュル=セーヌのスタジオ クレムリン(STUDIO KREMLIN)という郊外で夜9時開催ということもあり、他会場のように複数のパパラッチやや通りすがりのファンの姿はほとんど見られず、ブランドのウエアをまとったコアなファンが訪れた。

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“雲の上”のセレブたちが現れた! 「ルイ・ヴィトン」2020-21年秋冬メンズフロントローにクリス・ウーらの姿

 パリ・メンズ・ファッション・ウィークの開催3日目となる1月16日に、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が手掛ける「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が2020-21年秋冬コレクションを発表した。今回のショー会場となったパリのチュイルリー庭園(Tuileries Gardens)に設置されたテントの中は、雲の浮かぶ青い空の様子がペイントされていた。

 ショー会場にはヴァージルと親交のある村上隆、ベルギーのサッカー選手のトーマス・ムニエ(Thomas Meunier)、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)の息子のカイランド・モリス(Kailand Morris)、ラッシュ(Lash)、台湾人歌手のチェン・リノン(Chen Linong)、タイガ(Tyga)、ミーゴス(Migos)のメンバーのクエヴォ(Quavo)やテイクオフ(Takeoff)、ラッパーのポップ・スモーク(Pop Smoke)、シンガー・ソングライターのJ. バルヴィン(J Balvin)、DJのディプロ(Diplo)など、アーティストやスポーツ選手、そして音楽業界などから多数の著名人がフロントローの席に着いた。

 また、20年春夏ショーのフロントローでもおなじみのK-POPグループEXOの元メンバーのクリス・ウー(Kris Wu)やベラ・ハディッド(Bella Hadid)の姿もあった。

 そして、ショー会場には昨年11月にティファニー(TIFFANY &CO.)の買収を発表して話題を呼んだLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンのベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)や次男のアレクサンドル・アルノー(Alexandre Arnault)=リモワ(RIMOWA)CEO、三男のフレデリック・アルノー(Frederic Arnault)=タグ・ホイヤー(TAG HEUER)戦略・デジタル担当ディレクターらアルノー一族も姿を見せた。

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“雲の上”のセレブたちが現れた! 「ルイ・ヴィトン」2020-21年秋冬メンズフロントローにクリス・ウーらの姿

 パリ・メンズ・ファッション・ウィークの開催3日目となる1月16日に、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が手掛ける「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が2020-21年秋冬コレクションを発表した。今回のショー会場となったパリのチュイルリー庭園(Tuileries Gardens)に設置されたテントの中は、雲の浮かぶ青い空の様子がペイントされていた。

 ショー会場にはヴァージルと親交のある村上隆、ベルギーのサッカー選手のトーマス・ムニエ(Thomas Meunier)、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)の息子のカイランド・モリス(Kailand Morris)、ラッシュ(Lash)、台湾人歌手のチェン・リノン(Chen Linong)、タイガ(Tyga)、ミーゴス(Migos)のメンバーのクエヴォ(Quavo)やテイクオフ(Takeoff)、ラッパーのポップ・スモーク(Pop Smoke)、シンガー・ソングライターのJ. バルヴィン(J Balvin)、DJのディプロ(Diplo)など、アーティストやスポーツ選手、そして音楽業界などから多数の著名人がフロントローの席に着いた。

 また、20年春夏ショーのフロントローでもおなじみのK-POPグループEXOの元メンバーのクリス・ウー(Kris Wu)やベラ・ハディッド(Bella Hadid)の姿もあった。

 そして、ショー会場には昨年11月にティファニー(TIFFANY &CO.)の買収を発表して話題を呼んだLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンのベルナール・アルノー(Bernard Arnault)会長兼最高経営責任者(CEO)や次男のアレクサンドル・アルノー(Alexandre Arnault)=リモワ(RIMOWA)CEO、三男のフレデリック・アルノー(Frederic Arnault)=タグ・ホイヤー(TAG HEUER)戦略・デジタル担当ディレクターらアルノー一族も姿を見せた。

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ビタミンカラーが存在感を放つ 2020-21年秋冬ミラノ・メンズ・ファッション・ウイーク

 1月10~14日、2020-21年秋冬ミラノ・メンズ・ファッション・ウイークが開催された。ストリートではオレンジやイエローなど明るいビタミンカラーのアイテムを取り入れたコーディネートが目立ち、冬のミラノに活気と彩りをプラスしていた。また、米パントン社(PANTONE)が発表した2020年のトレンドカラーが“クラシック・ブルー”だったこともあってか、ブルーのコートやジャケットなどを着用している人も多かった。

 全体的にきれいめなファッションに身を包んだ人の存在感が強く、カジュアルなスタイルにジャケットやシャツを取り入れたり、きちんと感のあるシューズや細身のパンツ、柄や光沢で華やかさを出したボトムスをチョイスしたりするなど、会場付近はミラノらしく洗練されたスマートな装いで溢れていた。

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俺たちストリー党! 「オフ-ホワイト」来場者は復活のヴァージルをド派手ファッションで迎える

 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」は1月14日、パリ・メンズ・ファッション・ウイークで2020-21年秋冬メンズ・コレクションを発表した。今シーズンもストリートウエアを個性的に着こなす来場者で溢れ、会場となったルーヴル美術館の敷地内は騒然となった。今シーズンのメンズ・コレクションはここまで保守的なムードがやや強い中、ストリートウエア健在を強いスタイルで証明するゲストたちがいつも以上に多かった。

 なお、デザイナーのヴァージル・アブローは19年9月のウィメンズのショーを健康上の理由で欠席以降、公に姿を現すことも少なくなっていたものの、今回のショーではフィナーレに登場して復帰を果たしている。

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帰ってきた「グッチ」メンズのショー来場者スナップ “いろいろ超越してる”美しきゲストたち

 「グッチ(GUCCI)」は1月14日、ミラノ・メンズ・ファッション・ウイークで2020-21年秋冬のメンズ・コレクションを発表した。メンズ・ファッション・ウイークへの参加は久しぶりということもあり、多くの注目が集まっていた。ショー会場には同ブランドならではの色彩豊かなウエアやアクセサリー、目を引く柄使いのアイテムをまとった来場者が見られ、ジャンルや性差をも超越した個性豊かなスタイルが集った。

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レイヤードスタイルが光る 2020-21年秋冬ロンドン・メンズ・ファッション・ウイークの来場者たち

 1月4~6日、2020-21年秋冬ロンドン・メンズ・ファッション・ウイークが開催された。メンズ・コレクションのスタートの地であるロンドンのストリートでは、パーカやスエット、大胆な柄のジャケットなどカジュアルな装いが多く見られた。足元はチャンキーなスニーカーが引き続き人気だった。

 その一方で、クラシカルなロングコートなど正統派のスタイルも健在。また、ひときわ目に留まったのがハイセンスなレイヤードスタイルだ。パーカにジャケットを合わせたカラフルなものや、シャツの胸元を大胆に開けてインナーを強調したスーツスタイル、パステルピンクのアイテムのみで作り上げた完璧なレイヤードや絶妙なバランスでマフラーをのぞかせたスタイルなど、今季の来場者たちのファッションに注目したい。

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ピッティスナップ60連発 伊達男に学ぶ4つの着こなし

 イタリア・フィレンツェで開かれる世界最大級のメンズウエアの祭典ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO以下、ピッティ)には、世界中からクラシコイタリアを愛する伊達男が集結します。他都市のコレクション取材や普段の生活で見かけることのないスタイルの男性を見たピッティ初参加の私は、「スーツを着る男性ってカッコいいな」と純粋に思いました。カジュアル化が進んでおり、スーツという縛りの中で工夫をこらしてスタイリングを組むその多様性にとても心を引かれたのです。今回は私の女性目線で、ピッティで出会った伊達男のさまざまな着こなしをご紹介します。

バッグでモテたいなら伊ブランドを持て

 バッグって、スタイルを決めるかなり重要な小物だと思っています。スーツに合わせる定番といえば書類を持ち運びやすいブリーフケースですが、持っている人をあまり見かけませんでした。大きめならハンドバッグかトートバッグ、中くらいのサイズならショルダーの長さ短めでメッセンジャー風のカジュアルな持ち方が多く目につきました。全体的にブランドでは「グッチ(GUCCI)」が多く、次に「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」とイタリアブランド率高し。個人的にはスーツでもカジュアルでも、バッグを持たない手ぶら男性がノンシャランでカッコよく見えました。男は黙って〜〜手ぶら!(クールポコ風)

ハットを制するには自分を知れ

 ヘッドアクセサリーはハット率が断トツ。バッグと同じく、帽子もスタイリングを左右する重要な小物です。ツバが広めのハットだとなんだかミステリアスでセクシーさが増し、ニット帽やキャップだとグッとカジュアルダウン、ハンチングだと大人っぽい渋さが濃くなる印象を受けました。帽子って似合う似合わないがはっきり分かれるアイテムだと思うので、自分をよく知り、帽子が似合っている男性はセンスがあるなと感じます。

ヘアはヤンチャに刈り込め

 「イタリアではバーバーが流行っている」とイタリア在住者が話していました。その流れなのか、サイドを刈り上げてトップを流す、バーバー系のヘアスタイルが目立ちました。イタリア人の骨格にはかなり似合うヘアスタイルなのでしょう、一般人でもヘアモデルのようにカッコよくきまっています。爽やかだったり渋かったりと男らしい雰囲気で、女性からも支持されるのかもしれませんね。

“葉巻を吸ってる俺”に酔え

 こちらは女性からの支持は二分すると思いますが、葉巻を楽しむ伊達男も多く見かけました。タバコではなく葉巻というだけで、どうしてこうも渋さが増すのでしょうね。葉巻自体にも保存にもお金がかかる、大人の嗜好品というイメージからか?それとも映画などによって悪くてカッコいいというイメージがあるからでしょうか。私は映画「ゴッドファーザー」のアルパチーノの姿を連想して、彼らがイタリアンマフィアっぽく見えて笑ってしまいました。もちろん葉巻を好んでいる人もいますが、“葉巻を吸ってる自分が好き”感が出ている人もいます。葉巻をアクセサリーの一つにする、ピッティで学んだ伊達男のコツです。

番外編

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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ピッティスナップ60連発 伊達男に学ぶ4つの着こなし

 イタリア・フィレンツェで開かれる世界最大級のメンズウエアの祭典ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO以下、ピッティ)には、世界中からクラシコイタリアを愛する伊達男が集結します。他都市のコレクション取材や普段の生活で見かけることのないスタイルの男性を見たピッティ初参加の私は、「スーツを着る男性ってカッコいいな」と純粋に思いました。カジュアル化が進んでおり、スーツという縛りの中で工夫をこらしてスタイリングを組むその多様性にとても心を引かれたのです。今回は私の女性目線で、ピッティで出会った伊達男のさまざまな着こなしをご紹介します。

バッグでモテたいなら伊ブランドを持て

 バッグって、スタイルを決めるかなり重要な小物だと思っています。スーツに合わせる定番といえば書類を持ち運びやすいブリーフケースですが、持っている人をあまり見かけませんでした。大きめならハンドバッグかトートバッグ、中くらいのサイズならショルダーの長さ短めでメッセンジャー風のカジュアルな持ち方が多く目につきました。全体的にブランドでは「グッチ(GUCCI)」が多く、次に「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」とイタリアブランド率高し。個人的にはスーツでもカジュアルでも、バッグを持たない手ぶら男性がノンシャランでカッコよく見えました。男は黙って〜〜手ぶら!(クールポコ風)

ハットを制するには自分を知れ

 ヘッドアクセサリーはハット率が断トツ。バッグと同じく、帽子もスタイリングを左右する重要な小物です。ツバが広めのハットだとなんだかミステリアスでセクシーさが増し、ニット帽やキャップだとグッとカジュアルダウン、ハンチングだと大人っぽい渋さが濃くなる印象を受けました。帽子って似合う似合わないがはっきり分かれるアイテムだと思うので、自分をよく知り、帽子が似合っている男性はセンスがあるなと感じます。

ヘアはヤンチャに刈り込め

 「イタリアではバーバーが流行っている」とイタリア在住者が話していました。その流れなのか、サイドを刈り上げてトップを流す、バーバー系のヘアスタイルが目立ちました。イタリア人の骨格にはかなり似合うヘアスタイルなのでしょう、一般人でもヘアモデルのようにカッコよくきまっています。爽やかだったり渋かったりと男らしい雰囲気で、女性からも支持されるのかもしれませんね。

“葉巻を吸ってる俺”に酔え

 こちらは女性からの支持は二分すると思いますが、葉巻を楽しむ伊達男も多く見かけました。タバコではなく葉巻というだけで、どうしてこうも渋さが増すのでしょうね。葉巻自体にも保存にもお金がかかる、大人の嗜好品というイメージからか?それとも映画などによって悪くてカッコいいというイメージがあるからでしょうか。私は映画「ゴッドファーザー」のアルパチーノの姿を連想して、彼らがイタリアンマフィアっぽく見えて笑ってしまいました。もちろん葉巻を好んでいる人もいますが、“葉巻を吸ってる自分が好き”感が出ている人もいます。葉巻をアクセサリーの一つにする、ピッティで学んだ伊達男のコツです。

番外編

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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カザフスタンも“ニュークラシック”旋風 子連れママ大歓迎のファッション・ウイークでスナップ

 カザフスタン南東部の都市アルマトイで2020年春夏シーズンの「ビザ・ファッション・ウイーク・アルマトイ(VISA FASHION WEEK ALMATY)」が12月4〜5日に開催された。チケットを購入すれば一般客も参加可能なイベントのため、ファッション業界人だけでなく地元のファッションラバーも集結。カザフスタンは共働きが少なく、女性は20代前半に結婚して専業主婦と子育てに専念するのが一般的なためか、子ども連れでショー会場を訪れる女性が他の都市よりも多く見られた。

 各ブランドが秋冬に提案した“ニュークラシック”のトレンドはアルマトイでも顕著だった。特にベージュやホワイトなどのニュートラルカラーのワントーンスタイルが多く、セットアップが目立った。遊牧民の国であるカザフスタンは毛皮加工業に長い歴史があり輸出品でも上位を占めるため、毛皮の着用率が高かったのも他都市との違いだ。レザーは本革ではなく、レザー風のアイテムが好まれていた。

 ウエアはクラシックなムードだが、足元はワイルドなウエスタンブーツを合わせたり、大ぶりなゴールドのジュエリーで装飾を加えたりと、アクセサリーでスパイスをプラス。バッグやベルト、シューズは「ディオール(DIOR)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」「シャネル(CHANEL)」「グッチ(GUCCI)」などのロゴが入った存在感の強いアイテムが多かった。ウエアは「ジャックムス(JACQUEMUS)」「レジーナ ピョウ(REJINA PYO)」のほかに、カザフスタン発ブランド「キルピ(KIRPI)」のガーリーなドレスも見られた。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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「ディオール」2020年プレ・フォール・コレクションの来場者スナップ ベッカムやケイト・モスも

 「ディオール(DIOR)」は12月3日、2020年プレ・フォール・コレクションのランウエイショーを米・マイアミのルベルミュージアムで発表した。

 ショーは、アメリカ大陸最大級のアートフェア「アート・バーゼル マイアミビーチ」の開幕前夜に開催され、「ステューシー(STUSSY)」創業者のショーン・ステューシー(Shawn Stussy)と協業したほか、ナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」とコラボレーションした“エア ジョーダン 1(AIR JORDAN 1)”を披露した。また、ショーに来場したトラヴィス・スコット(Travis Scott)は、同スニーカーを一足早く履いて登場した。

 ショーには、デヴィッド・ベッカム(David Beckham)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)、コートニー・カーダシアン(Kourtney Kardashian)、プシャ・T(Pusha T)、ケイト・モス(Kate Moss)、オースティン・マホーン(Austin Mahone)、ダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)ら豪華な顔ぶれがそろった。

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カオスな街トビリシのトレンドはパンク レザーを着こなす業界のツワモノたち

 10月31日〜11月4日にジョージアの首都トビリシで「メルセデス・ベンツ・ファッション・ウイーク・トビリシ(MERCEDES-BENZ FASHION WEEK TBILISI)」が開催された。トビリシは経済規模は小さいが、気鋭デザイナーを発掘する場としてファッション業界関係者から熱い視線を浴びる注目の都市だ。今季は米老舗百貨店バーグドルフ グッドマン(BERGDORF GOODMAN)のバイヤーやパリのコンセプトストアのトム グレイハウンド パリ(TOM GREYHOUND PARIS)バイヤー、リステア(RESTIR)の柴田麻衣子クリエイティブディレクター、中国版「エル(ELLE)」のコントリビューター、「ヴォーグ(VOGUE)」アメリカ版、イタリア版、トルコ版、ポーランド版の編集者、「ファッキン ヤング マガジン(FUCKING YOUNG MAGAZINE)」の編集長らが参加した。

 ドラァグクイーンによるファッションショーやテクノクラブでのアフターパーティーなど、トビリシ独特のカオスな雰囲気に影響されてか、目を引く派手な色や奇抜なスタイリングなどで普段とは違うファッションを楽しんでいるように見えた。全体的にストリートスタイルのムードは薄れつつあり、1980年代風のパンキッシュなスタイルが台頭。ジャケットやロングコートなど、ビンテージのリアルレザーのアウターが多く見られた。足元もスニーカー率は一気に下がり、レザー素材のコンバットブーツやショートブーツが多く、女性に関してはヒール着用者も多かった。着用ブランドに大きな傾向は見られなかったが、「シチュエーショニスト(SITUATIONIST)」「リヤ(LIYA)」「アヌーキ(ANOUKI)」などのジョージア発ブランドが人気だった。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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スナップ常連ファッション業界人は今季何着た? 2020年春夏コレクション期間中の着こなしをチェック

 ファッション・ウイークの会場に来場したおしゃれ上手をとらえるストリート・スナップ。これまでインフルエンサーらのファッション・ウイーク期間中の着こなしを紹介してきたが、今回は、スタイリストやファッションライター、ブランド創設者など、ファッションやビューティ業界で実際に働くスナップ常連たちのストリートスナップをピックアップ。そのリアルな着こなしには、彼らが今どんなブランドやトレンドに興味があるのかが反映されているはずだ。

 ここでは、「ヴォーグ.com(VOGUE.com)」のファッション・ニュース・ディレクターのチオマ・ナディ(Chioma Nnadi)やスタイリストのエミリー・シンドレフ(Emili Sindlev)のほか、クロエ・アルシュ(Chloe Harrouche)、エリカ・ボルドリン(Erika Boldrin)、ジャネット・フリス・マドセン(Jeanette Friis Madsen)、ベッティーナ・ルーニー(Bettina Looney)、ケイト・フォーレイ(Kate Foley)、マスイユウの2020年春夏ファッション・ウイークの着こなしをピックアップ。

 なお、「WWDジャパン」11月11日号の「2020年春夏トレンド特集」では、コレクションだけでなく、オフラウンウエイの傾向から占う20年春夏トレンドも掲載している。ここで紹介したスナップ常連組をはじめおしゃれ上手なコレクション来場者の着こなしから、リアル市場に大きな影響を与えそうな5つのポイントをピックアップ。ストリートから誕生したトレンドも少なくない今だからこそ、必見の内容となっている。

Chioma Nnadi / @nnadibynature

Emili Sindlev / @emilisindlev

Chloe Harrouche / @louloudesaison

Erika Boldrin / @erika_boldrin

Jeanette Friis Madsen / @_jeanettemadsen_

Bettina Looney / @bettinalooney

Kate Foley / @katefoley

Yu Masui / @yumasui

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次なるスナップ女王は誰!? 人気インフルエンサーたちの2020年春夏コレ期間中の着こなしをチェック

 ファッションショーのフロントローを華やかに飾るインフルエンサーたち。ブランドの服を着用して来場し、ショーの様子をSNSなどで発信してフォロワーに伝えるのが彼女たちの仕事だが、複数のブランドのショーを回るインフルエンサーたちは怒濤のスケジュールでフィッティングと衣装チェンジを行なうことも少なくない。ここでは、そんな人気インフルエンサー、クセニア・アドンツ(Xenia Adonts)、キャロライン・ダウア(Caroline Daur)、レオニー・ハンヌ(Leonnie Hanne)、双子インフルエンサーのリース&モリー・ブルスタイン(Reese & Molly Blutstein)、シタ・アベラン(Sita Abellan)、キ・ウンセ(Kie Unse)らの2020年春夏のファッション・ウイーク期間中の着こなしを、「WWD JAPAN.com」のスナップハンターが撮影したストリートスナップからピックアップ。

 次なるスナップクイーン最有力候補は、今季特に各都市のストリートで姿がとらえられたコートニー・トロップ(Courtney Trop)。前髪ぱっつんのヘアスタイルから赤髪にイメチェンし、さらに眉もブリーチしてよりいっそう個性的なスタイルに変身したことで、スナップハンターたちの心をつかんだようだ。本人の見た目の通りスタイリングも個性的だが、身長はそこまで高くないため意外と着こなしの参考になりそうだ。

 なお、「WWDジャパン」11月11日号の「2020年春夏トレンド特集」では、コレクションだけでなく、オフラウンウエイの傾向から占う20年春夏トレンドも掲載している。ここで紹介したスナップ常連組をはじめおしゃれ上手なコレクション来場者の着こなしから、リアル市場に大きな影響を与えそうな5つのポイントをピックアップ。ストリートから誕生したトレンドも少なくない今だからこそ、必見の内容となっている。

Courtney Trop / @alwaysjudging

Xenia Adonts / @xeniaadonts

Caroline Daur / @carodaur

Leonnie Hanne / @leoniehanne

Reese & Molly Blutstein / @double3xposure & @accidentalinfluencer

Sita Abellan / @sitabellan

Kie Unse / @kieunse

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秋元梢、emma、マドモアゼル・ユリアの華麗なる七変化 パリコレでの着こなしをプレイバック

 ファッションショーのフロントローを華やかに飾るインフルエンサーたち。ブランドの服を着用して来場し、ショーの様子をSNSなどで発信してフォロワーに伝えるのがその仕事だが、複数のブランドのショーを回るインフルエンサーたちは怒濤のスケジュールでフィッティングと衣装チェンジを行なう日も少なくない。ここでは、そんな彼女たちのファッションを、2020年春夏のパリ・ファッション・ウイーク(以下、パリコレ)の「WWD JAPAN.com」のストリートスナップなどから厳選。今回は、全員パリコレ常連の仲良し3人組、秋元梢、emma、マドモアゼル・ユリアの各ブランドのショーでの着こなしをスケジュールとともにプレイバック。それぞれの個性を表現しながらも各ブランドらしさを取り入れたスタイリングに注目だ。

秋元梢

emma

マドモアゼル・ユリア

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三吉彩花、松井愛莉、高橋ららの華麗なる七変化 パリコレの着こなしをプレイバック

 ブランドの服を着用してファッションショーを訪れ、その模様をそれぞれが抱えるフォロワーに向けて発信するインフルエンサーたちは、フロントローに欠かせない存在だ。2020年春夏のパリ・ファッション・ウイーク(以下、パリコレ)には、三吉彩花、松井愛莉、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」のショーでモデルとしてもランウエイに登場した高橋ららが来場した。彼女たちが各ブランドのショー会場を訪れた時のファッションを、「WWD JAPAN.com」のストリートスナップやSNSの投稿から厳選した。3人の華麗なる衣装チェンジをプレイバック。

三吉彩花

松井愛莉

高橋らら

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渡辺直美、けみお、AMIAYAの2020年春夏ファッション・ウイーク期間中のド派手な着こなしをプレイバック

 ブランドの服を着用してファッションショーを訪れ、その模様をそれぞれが抱えるフォロワーに向けて発信するインフルエンサーたちは、フロントローに欠かせない存在だ。2020年春夏のファッション・ウイークでは、渡辺直美、AMIAYA、けみおがニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリ、東京の各都市のショー会場に登場した。ド派手なファッションで特に注目を浴びていた3人の華麗なる衣装チェンジを、時系列順にプレイバックする。

渡辺直美

 3年前からミラノ・ファッション・ウイークに来場している渡辺直美。今季「WWD JAPAN.com」が姿を確認したのは「フェンディ(FENDI)」と「GCDS」の2会場のみにとどまったが、ド派手なファッションと圧倒的な貫禄で相変わらずの人気ぶりを見せた。

けみお

 ユーチューブ(Youtube)で言葉巧みに発信する動画からいくつもの流行語を生み出し、中高生から圧倒的な支持を集めるけみおのファッション分野での活躍が目覚ましい。特に東京で開催された「ディオール(DIOR)」2019年プレ・フォールのショーに来場してからというもの、彼をショーやイベントに招待するブランドが急増し、今季の2020年春夏シーズンはニューヨークからミラノ、パリのファッション・ウイークのショー会場に姿を現し、ミラノでは「GCDS」のショーでランウエイデビューも果たした。なお、各都市を回った後は東京を訪れ、「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」のショーにも来場していた。

AMIAYA

 2人が座ればフロントローが一気に華やかになるAMIAYAは、今季もありとあらゆるブランドから引っ張りだこ。今回はヨーロッパのファッション・ウイーク中に上海を訪れるというハードスケジュールながら、日本発のインフルエンサーの中でも圧倒的な数のブランドのショーに姿を見せた。

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ロシアの若者は“親のお下がり系”ストリート ちょいダサがかっこいいファッション・ウイーク来場者たち

 ロシアの首都モスクワで、2020春夏シーズンの「メルセデス・ベンツ・ファッション・ウイーク・ロシア(MERCEDES-BENZ FASHION WEEK RUSSIA)」が10月15〜19日に開催された。同ファッション・ウイークは他の都市と異なり、業界人でなくても登録すれば誰でも参加可能である。会場にはファッションを愛する若者が多く集結した。

 パリやミラノといったファッションの主要都市では、ストリートスタイルのビッグトレンドのピークは一段落しているが、モスクワでストリートスタイルは若者にとっての定番としてタイムレスのようだ。「ゴーシャ ラブチンスキー(GOSHA RUBCHINSKIY)」や「ヴェトモン(VETEMENTS)」を彷彿とさせるワークパンツやジャージー、オーバーサイズジャケットなどが多く見られた。ファッションブランドの着用率は低く、両親から譲り受けた古着やビンテージマーケットで購入したアイテムばかり。

 最もロシアらしい特徴といえば、女性がストールを頭に巻くスタイルだ。極寒のロシアでは帽子兼耳当て兼マフラーとして、さらに教会へ行く正装としてストールを多用するスタイルが古くからあり、手縫いの鮮やかな柄のストールはロシアの工芸品の一つでもある。そんなロシアの伝統的なスタイルをストリートウエアと合わせて、風変わりだが絶妙なバランスで独特のスタイルを確立する若者が多かった。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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人類の域を超えた? パリコレ最恐コミュニティー“リック・オウエンス族”をショー会場でスナップ

 「リック・オウエンス(RICK OWENS)」は9月26日、2020年春夏コレクションのショーをパリで開催した。パリ・ファッション・ウイーク(以下、パリコレ)に参加するブランドの中でも異色の存在感を放つ同ブランドだが、それを際立たせるのは他のブランドには見られない、個性的な来場者だ。

 19-20年秋冬コレクションのメイクは角を作るなどといった身体改造の領域にも踏み込んでいたが、今季も同様のメイクで来場したメイクアップアーティストの姿があり、「リック・オウエンス」は身体改造のコミュニティーと引き続き親密であることを伺わせる。そんな人類の域を超える見た目の来場者は、一見するとパリコレ“最恐”のコミュニティーに見えるが、実はスナップを頼むと快く承諾してくれるいい人たちだ。ショーが始まる直前にもかかわらずスナップを頼んだ全員が対応してくれるショー会場は他にはなかなかない。

 同日夜に行われたブックサインイベントでも、リックの妻であるミシェル・ラミー(Michele Lamy)がその見た目とは裏腹に、来場者とハグやハイタッチをして笑顔を見せていたのが印象的だ。

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東コレの「チノ」の来場者をスナップ 大人の“クリーンなグランジ”の着こなし

 茅野誉之によるファッションブランド「チノ(CINOH)」は10月16日、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」で2020年春夏のファッションショーを開催した。会場にはプレスやバイヤーら関係者に加えて、RFWTのアンバサダーを務める安藤ニコをはじめ、モデルの五明祐子や浦浜アリサらモデルやインフルエンサーたちが来場した。ゲストたちは、大人に向けたグランジスタイルをイメージした19-20年秋冬物を着用。女性陣だけでなく、バレエダンサーの松野乃知や俳優の松嵜翔平、「シマ(SHIMA)」アートディレクターの奈良裕也らも「チノ」のメンズを着こなした。また、スナップ撮影は逃したものの平山綾や速水もこみち夫妻の姿もあった。

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東コレの「チノ」の来場者をスナップ 大人の“クリーンなグランジ”の着こなし

 茅野誉之によるファッションブランド「チノ(CINOH)」は10月16日、「楽天 ファッション ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO以下、RFWT)」で2020年春夏のファッションショーを開催した。会場にはプレスやバイヤーら関係者に加えて、RFWTのアンバサダーを務める安藤ニコをはじめ、モデルの五明祐子や浦浜アリサらモデルやインフルエンサーたちが来場した。ゲストたちは、大人に向けたグランジスタイルをイメージした19-20年秋冬物を着用。女性陣だけでなく、バレエダンサーの松野乃知や俳優の松嵜翔平、「シマ(SHIMA)」アートディレクターの奈良裕也らも「チノ」のメンズを着こなした。また、スナップ撮影は逃したものの平山綾や速水もこみち夫妻の姿もあった。

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「ヨウジヤマモト」ショー会場に集結した“黒の使い手”たちをスナップ 三吉彩花、秋元梢も来場

 「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は9月27日、2020年春夏のコレクションのショーをパリで開催した。会場に集まったのはやはり同ブランドをまとった黒ずくめの人たち。秋元梢は19-20年秋冬のショーのフィナーレに登場した、頭と顔を覆って片目だけ出すというペルーの習慣からインスパイアされたルックで登場。前回のショーのフィナーレのようにマントで頭を覆う動作をすると、あっという間にストリートフォトグラファーたちに取り囲まれた。

 会場には、撮影が空いたため急きょ単独でパリ入りを決めたという三吉彩花や、中国のアイドル施展の姿も。一口に“黒”といっても、それぞれ自分に似合う黒のアイテムのセレクトが上手な来場者がほとんどだった。

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上海ファッション・ウイークが開幕! 中国の若手ファッショニスタたちを中心に来場者スナップを一挙公開

 10月9~23日の期間で上海ファッション・ウイークが開催中だ。中国人デザイナーは国際的なファッションシーンでも注目を集めつつあるが、上海コレクションは新生の中国人デザイナーたちが注目を集める場でもある。また、中国ではアパレルのEC市場が拡大を続けており、ファッションに敏感な若者たちも多く存在する。

 上海ファッション・ウイークのストリートでは、それぞれの感性を主張した来場者たちが集結。スポーツテイストからジャケットでキメたスタイルまで幅広く、オールブラックのスタイルも多く見られた。また、2019-20年秋冬のトレンドアイテムとして急浮上しているコンバットブーツは上海でも人気のようだ。黒髪に赤リップという中国らしいメイクも健在だが、赤や青などに染めた髪で個性を追求する人も。9月に引き続き、10月はアジアでのファッション・ウイークに注目したい。

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「イッセイ ミヤケ」のショー会場でスナップ 新デザイナーのデビューを見守った“プリーツラバー”たち

 「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」は9月27日、パリで2020年春夏コレクションのショーを開催した。新デザイナー、近藤悟史による初のコレクションということもあり、特に注目度が高かった今季。もちろん会場には「イッセイ ミヤケ」のシグニチャーであるプリーツのアイテムをまとった来場者が集結した。

 多様なカラーのドレスをプレイフルに見せたショーのように、来場者の面々は、人種もファッションのテイストもさまざまだが、それぞれ自身に似合う色やアイテムを取り入れているのが特徴的だ。ただ、若年層の来場者が若干少ない印象。今後、新生「イッセイ ミヤケ」の若年層へのアプローチも期待したい。

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「コム デ ギャルソン」2020年春夏ショー会場でスナップ “ギャルソン愛”あふれる個性的な老若男女が集結

 「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」は9月28日、2020年春夏コレクションのファッションショーをパリで開催した。この日は朝に「ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME DES GARCONS)」、昼にオフスケジュールで「ノワール ケイ ニノミヤ(NOIR KEI NINOMIYA)」、そして夕方に今回スナップを行った「コム デ ギャルソン」がショーを開催したこともあり、多くの来場者がこの3ブランドのいずれかのアイテムを取り入れたスタイリングだった。

 コンセプチュアルゆえ、着こなす難易度が高いアイテムも少なくない「コム デ ギャルソン」だが、ショーの来場者はそんな個性的な服に負けないキャラが立った人が多いのが大きな特徴だ。老若男女、人種、文化に関係なく「コム デ ギャルソン」の各ブランドを愛している人たちであるのも来場者の共通項だ。彼らはコム デ ギャルソン社のブランドをいくつかミックスしたり、少し前のシーズンと新しいシーズンのアイテムをミックスしていたが、これも長年「コム デ ギャルソン」のブランドを追っているからこそできる着こなしだ。

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三吉彩花も登場 「サカイ」2020年春夏ショー来場者に学ぶハイブリッドな着こなし

 「サカイ(SACAI)」は9月30日、2020年春夏コレクションのショーをパリで開催した。会場付近の木々も秋色に染まり、少し肌寒さを感じたこの日、来場者もアウターまで着こんだ服装が目立った。さまざまな要素を脱構築・再構築したハイブリッドを得意とする「サカイ」のアイテムを、会場に集まったファッショニスタたちはどのようにスタイリングしたのか注目だ。

 会場には、「サカイ」の今季のクリエイションの鍵となったファンカデリックの楽曲「One Nation Under a Groove」を手掛けたジョージ・クリントン(George Clinton)も姿を現した。彼が着用していたのは、同楽曲のジャケ写をプリントしたTシャツ。バックステージでデザイナーの阿部千登勢も着用していたものだ。足元は同時点では発売前の「ナイキ(NIKE)」とのコラボ、“ブレーザー ミッド(BLAZER MID)”の新色を合わせていた。日本からは、三吉彩花、emma、秋元梢、高橋らら、マドモアゼル・ユリアらが来場した。

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「Y/プロ」2020年春夏ショー会場に集まった“真のファッショニスタ”たち 来場者自身によるスタイリングに注目

 グレン・マーティンス(Glenn Martens)が手掛ける「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」は、2020年春夏コレクションのランウエイショーをパリで開催した。ショーに来場するセレブリティーに服からアクセサリーまで全身着せこむようなビッグブランドも多い中、「Y/プロジェクト」は若手ブランドだからこそ、そうした着せこみがあまりなく、ある意味“オーガニック”なファッショニスタやブランドのファンが多く集まった。来場者自身によるアイテムのセレクトやスタイリングに注目だ。

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「トム ブラウン」ショー会場でプレッピー集団を激写  メイジー・ウィリアムズも彼氏と仲良く来場

 「トム ブラウン(THOM BROWNE)」は9月29日、2020年春夏コレクションのランウエイショーを開催した。会場はパリ市内の美術学校。そんな場所にふさわしい、同ブランドのアイテムをまとったプレッピーな来場者の姿をとらえた。以前、「WWD JAPAN.com」で連載中の名言集「#TheWORDS」でトム・ブラウンの「男にとっての足首は、女にとっての胸の谷間だよ」という名言を掲載したときにはSNSを中心に賛否両論の反響があったが、足首にこだわる「トム ブラウン」を愛するメンズ来場者の足元コーディネートにも注目だ。

 日本からはAMIAYA、松井愛莉、マドモアゼル・ユリア、シェンが来場した。会場で特に脚光を浴びていたのはカーディ・B(Cardi B)だ。普段「ファッション ノヴァ(FASHION NOVA)」などセクシーな服装を好む彼女だが、この日はボディーラインが出るスーツをチョイスしつつメガネを合わせたり、グレートーンで全身をそろえるなど「トム ブラウン」流プレッピーな女性教師風だった。

 会場にはネットフリックス(NETFLIX)のドラマ「リバーデイル(RIVERDALE)」に出演中の俳優コール・スプラウス(Cole Sprouse)の姿も。HBOの人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ(Game Of Thrones)」でアリア・スターク役を演じたメイジー・ウィリアムズ(Maisie Williams)は、交際中の起業家ルーベン・セルビー(Reuben Selby)と手をつないで来場した。

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「ロエベ」の“知的おしゃれ”な来場者をスナップ!秋元梢、emma、松井愛莉、けみおの姿も

 「ロエベ(LOEWE)」は9月27日、パリのユネスコ本部で2020年春夏コレクションのショーを開催した。来場者の服装は、同ブランドの19-20年秋冬シーズンのアイテムを中心に、ベージュやカーキ、グレーなどの優らかな色使いのアイテムを取り入れた、知的で大人らしいスタイリングが多かった。

 日本からはemmaや秋元梢、松井愛莉、高橋らら、けみお、マドモアゼルユリアらが来場。emma、松井愛莉、高橋ららは同ブランドのたおやかなシルエットのコートをそれぞれコーディネート。秋元梢、けみお、マドモアゼルユリアらはそれぞれシルバーのフリンジスカート、イエローのロングブーツ、えりにプリーツが効いたワンピースなど難易度の高いアイテムを取り入れ、それぞれの個性表現した。スウェーデンで長く拘留され話題を呼んだエイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)も、ミラノで行われた「プラダ(PRADA)」のショーに続いて姿を現した。この日はテータードジャケットにクラフト感あふれる「ロエベ」のバッグを合わせていた。

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個性派ファッショニスタたちがパリに集結!2020年春夏パリ・ファッション・ウイーク

 9月23~10月1日に開催された2020年春夏シーズンのパリ・ファッション・ウイーク。ニューヨーク、ロンドン、ミラノと続いたコレクションもついに最終の地、パリへ。

 ヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)による初のプレタポルテ・コレクションを発表した「シャネル(CHANEL)」の人気はやはり不動のもので、センスの良いアクセサリー使いでアピールする人たちが多く見られた。

 カジュアルな装いからトレンドの単色コーデやスーツ、ジャケットに身を包んだシックなスタイル、ペアルックなど来場者たちのファッションは幅が広かったが、中でも目立っていたのが個性的な装いのファッショニスタたち。ファッション・ウイークのラストを飾るパリというだけあって、ランウエイと変わらぬ華やかさがパリの街を彩った。

 今回のコレクションはウィメンズだが、世界中から集結した男性のファッション業界人の姿を捉えたスナップも多数掲載。パリコレ期間中、ファッションへの愛が溢れ出る来場者たちのスナップを一挙公開する。

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パリコレ参戦のカーディ・B、ショー会場で「シャネル」愛を語る 2020年春夏コレクションの来場者スナップと共にお届け

 10月1日、グラン・パレ(Grand Palais)にパリの街の屋根の風景を再現したセットの中で行われた「シャネル(CHANEL)」2020年春夏パリ・コレクションに、ラッパーのカーディ・B(Cardi B)が出席した。「シャネル」のショーの数日前からパリ入りしていたカーディ・Bは、「トム ブラウン(THOM BROWNE)」のショーに出席したり、「リチャード クイン(RICHARD QUINN)」の顔を覆ったデザインのドレスを着てパリ市街に現れたりして、歴史あるパリの街並みにいたく感動していた様子。

 若いデザイナーたちを擁護することは有名人としての役割だと感じているか?という質問に対してカーディ・Bは、「デザイナーの出身についてはあまり興味がないわ。地元が一緒であろうが、それが私の妹であろうが関係ない。デザインが素敵で写真写りもよく、作りが素晴らしい服を着たいというだけのこと」とコメントした。

 自身のインスタグラムのストーリーで6万ドル(約640万円)のクロコダイルのハンドバッグを披露し、「素晴らしい投資」と評したカーディ・B。彼女のファッションへの執着心は「シャネル」のハンドバッグにまで及ぶという。「別にハンドバッグの収集癖があるわけではないの。ただ購入して、それを手にしたくて仕方がないだけ」と語り、「『シャネル』のバッグはマストアイテムね。ステータスのようなもので、持っているとリッチな気分になれるの」と言ってため息をつき、空を仰いで群集を沸かせた。

 今回の「シャネル」のショーのフィナーレでは、コメディアンでユーチューバーで、潜入者マリー(Marie S’Infiltre)の異名を持つマリー・ベノリエル(Marie Benoliel)が突如ランウエイに乱入し、モデルのジジ・ハディッド(Gigi Hadid)に促されてバックステージへと退場させられるハプニングが起きたが、カーディ・Bはこの件に関して「彼女が飛び込んできて少し怖かったわ」とコメントしている。

 10年間のモデル活動ののち、リュック・ベッソン(Luc Besson)監督の映画、「アンナ(Anna)」で主演を務めたサーシャ・ルッソ(Sasha Luss)は、「ショーで歩くよりも見ているだけの方が明らかにリラックスしていられるけど、ランウエイにはいつも少し恋しく思える何かがあるのよね。不安と興奮が入り交じっているの。モデルはコレクションを最初に目にすることができるし、一番に着ることができるから。あの感覚が恋しいけど、ほかの子たちにバトンタッチする時だと思う」と、少々切ない気持ちに浸っていたようだった。

 2018年にソロアルバムをリリースしたBLACKPINKのジェニー・キム(Jennie Kim)は、今後のソロ活動の可能性について尋ねられると、「BLACKPINKでのプロジェクトを控えているから、今のところは主にそっちを楽しみにしているわ」とコメントした。

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「オフ-ホワイト」2020年春夏ショー会場でスナップ!ヴァージル不在をモノともしないストリートの強者たち

 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH以下、オフ-ホワイト)」は9月26日、パリのポンピドゥ・センター(Centre Pompidou)で2020年春夏シーズンのランウエイショーを開催した。ブランドを率いるヴァージル・アブローは健康上の理由で不在と事前にアナウンスされていたが、フロントローにはタイガ(Tyga)やペギー・グー(Peggy Gou)、ランウエイにはジジ・ハディッド(Gigi Hadid)やベラ・ハディッド(Bella Hadid)らヴァージル一派が登場。

 会場の周辺は招待状を持っていないにも関わらずなんとか会場に入ろうとするストリートキッズであふれかえり、セレブリティーやインフルエンサーが登場するたびに大勢がその周りに集まってスナップ合戦が行われるという熱狂と混乱っぷり。フロントローやランウエイを飾ったヴァージルと親交のあるセレブリティーたちは彼が不在でもショーを盛り上げようという気概を多少感じたが、会場周辺に集まったストリートキッズにとっては彼を応援しに来たというよりも1年に2回しか行われないライブの会場に来たような感覚なのかもしれない。

 日本からは秋元梢やemma、マドモアゼルユリアが来場。元2NE1のサンドラ・パク(Sandara Park)と4人で談笑している姿を捉えた。来場者のファッションは、蛍光カラーをポイントにしたモノトーンのスタイリングが多かった。

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「バーバリー」のショー来場者から学ぶ 進化系英国クラシック

 リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)が手掛ける「バーバリー(BURBERRY)」のファッションショー会場では、進化系の英国クラシックの着こなしを見つけられる。ティッシによる“淑女”“紳士”から“少女”“少年”までの幅広い顧客に向けたスタイル提案により、伝統的なスーツやトレンチコートから、カジュアルなポロシャツやパーカまでを着こなした年齢も人種も異なる多様なゲストが来場する。限られた人たちだけに向けたエクスクルーシブの概念を取っ払い、個性の異なる多様なスタイルを包み込むインクルージョン(包括)の概念が最も進んでいるブランドだ。

 この秋冬はベージュやブラウン、ブラックを基調に、シグネチャーのクラシックチェックや、創業者トーマス・バーバリー(Thomas Burberry)のイニシャルにちなんだ“TB”モノグラムを取り入れた人が多かった。また、一部の若い男性たちのシルクスカーフを頭に巻いたヘアアレンジが新鮮だった。

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ヘアアクセの傾向はカチューシャに 「シモーネ ロシャ」の大人ガーリーな来場者たち

 「シモーネ ロシャ(SIMONE ROCHA)」は、大人ガーリー市場でトップを走るブランドだ。ロンドン・ファッション・ウイーク期間中に行ったファッションショーの会場にはブランドの服を着こなしたファッショニスタが集まった。今季は、ブラトップをドレスの上に重ねたレイヤードスタイルや、定番のフリルや刺しゅうのドレスなどが人気。パールやクリスタルを付けたヘアピンはヒット商品で類似商品が多く出回るなど高い人気だが、今季はビーズを用いたカチューシャの着用者も多かった。

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“エディ系”女子は現れるのか? 「セリーヌ」2020年春夏のショー会場でスナップ!BLACKPINKのLISA登場で会場騒然

 エディ・スリマン(Hedi Slimane)による「セリーヌ(CELINE)」は、3季目となる2020年春夏ウィメンズ・コレクションのランウエイショーを、パリのアンヴァリッド(Invalides)で開催した。エディは「ディオール オム(DIOR HOMME)」「サンローラン(SAINT LAURENT)」時代から男性ファンからの支持が厚く、「セリーヌ」2020年春夏メンズ・コレクションの会場ではロックで細身なスタイルの“エディ系”美男子の姿を多く捉えた。では、今回のウィメンズ・コレクションのショーには“エディ系”女子は現れるのだろうか。

 2019年春夏に衝撃的なデビューをし、19-20年秋冬では1970年代のブルジョワルックに方向修正した「セリーヌ」。来場者の多くはオンシーズンの2019-20年秋冬コレクションを着用するであろうが、“エディ系”女子が存在するなら、彼女たちは一体キュロットやスカーフ、ボウタイブラウスといったエディが復活させたアイテムをどう着こなすのか?

 ファンの大歓声とともに登場したBLACKPINKのLISAは、白のタートルネックに、スパンコールのチュールスカート、ミニウエストバッグを合わせた。日本からのゲスト、高橋ららは、「セリーヌ」のロゴをゴールドで縁取り全面にプリントしたショート丈のワンピースを着用していた。生粋のパリジェンヌである仏女優、クリスタ・テレ(Christa Theret)もスパンコールが随所にあしらわれたミニ丈のワンピースをチョイス。細身のレザージャケットを合わせた。

 2019-20年秋冬のキーアイテム、キュロットを着用していたのは米女優のマーガレット・クアリー(Margaret Qualley)。キャメルカラーのキュロットには、ノーカラーのレザージャケットに赤いボックス型のミニバッグをスタイリングし、“エディ流”グッドガールに仕上がっている。エディが提案するキュロットは、ロングブーツと合わせるのが正解のようだ。

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けみおも来場!シルエットとグラフィック使いが巧みな「メゾン マルジェラ」 パリコレ・スナップ第2弾

 「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は9月26日、パリで2020年春夏シーズンのファッションショーを開催した。日本からはけみおやAMIAYAが来場。けみおはギャザーで肩にボリュームを作ったコートに、ホワイトのバッグとブーツを合わせた。AMIAYAは背中の鮮やかなペイントグラフィックが効いたワンピースで登場し、あっという間にフォトグラファーに囲まれた。

 その他会場には、注目モデルのアルトン・メイソン(Alton Mayson)やブラジルで圧倒的人気を誇る女優、ブルーナ・マルケジーニ(Bruna Marquezine)らも姿を見せた。来場者の多くが持っていたのは、折り重ねたようなデザインが特徴的な新バッグ“スナッチト(Snached)”。ジョン・ガリアーノ(John Galliano)が「メゾン マルジェラ」で初めて作った“5AC”に並ぶアイコンバッグになりそうだ。

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トレンドカラーはイエロー⁈ 2020年春夏ミラノ・ファッション・ウイーク

 9月17~23日に開催された2020年春夏シーズンのミラノ・ファッション・ウイークから最新のストリートスナップをお届けする。

 ジャケットやスーツスタイルでキメた人たちが多く、マイクロバッグの人気も健在。ビッグシルエットのトレンチコートやパイソンなどのアニマル柄も目立った。また、おなか見せやコルセットを取り入れたファッションなど、ウエストを強調するスタイルもトレンドのようだ。カラーはイエローが確実。イエローカラーのバッグやシューズなどでファッションにアクセントを加えるアクセサリー使いにも注目したい。

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パリコレ会場でスナップ第1弾 「マリーン セル」の会場に集まった“三日月ロゴ”軍団

 「マリーン セル(MARINE SERRE)」が9月24日、パリ郊外の競馬場で2020年春夏のコレクションのランウェイショーを開催した。会場付近にはブランドの三日月のパターンのアイテムを自分らしいスタイリングで取り入れたファッショニスタが集結した。

 日本からはモデルのemmaが来場。この日はトップスとタイツで違う三日月パターンのアイテムをチョイスした遊びごごろのあるスタイリングだ。韓国のダンススタジオ、ワンミリオン(1MILLION)の人気コリオグラファー、リア・キム(Lia Kim)は「マリーン セル」のシルバーのアイテムで全身をワントーンでまとめた。タイツやボディースーツなど身体のラインが出るアイテムは男性にはあまり馴染みのないものかもしれないが、会場にはこのボディーラインが出るアイテムを上手く着こなしたメンズの姿も見られた。上海拠点のフォトグラファーの男性は、ボディースーツの上にTシャツやコートを重ね、赤い三日月パターンを手の部分だけ見せ、スタイリングのアクセントにしていた。

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「マーガレット・ハウエル」のファッションショーの来場者をスナップ エフォートレスな英国シック

 ロンドン・ファッション・ウイーク中に開催された「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」のショー会場に訪れるゲストたちは、リラックス感がありながらシックな装い。この日は30度近い真夏のような暑さだったことから、街中ではTシャツなどの軽快なスタイルをよく見かけたが、多くの来場者はテーラードジャケット、トレンチコートなど、クラシックアイテムを取り入れている者も多かった。彼女たちのスタイルはできるだけ無駄な色を取り入れずに、清潔感のある白、ベージュ、黒の3色でミニマルにまとめるのが鍵のようだ。

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ジャケットスタイルでシックにキメる 2020年春夏ロンドン・ファッション・ウイーク

 9月13~17日に、2020年春夏シーズンのロンドン・ファッション・ウイークが開催された。今季は従来通りのランウエイと合わせて一般入場が可能なパブリックショーも行われた。

 トレンドのジャケットをさらりと着こなす来場者が多数。また、パイソン柄のブーツやブラックのリップなどエッジの利いたスタイルも目立った。今回のロンドン・ファッション・ウイークからストリートスナップを一挙公開する。

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2020年春夏NYファッション・ウイークのストリートスナップ253枚を一挙公開 ホットピンクが熱い

 2020年春夏ニューヨーク・ファッション・ウイークのストリートスナップをお届けする。

 今季はスーツやセットアップ、カーディガンなどでドレスアップした来場者が多く、早速この秋のトレンドが早速浮き彫りになった。グリーン、パープル、ベージュ、イエローなどを使った単色コーデや、ホットピンクをベーシックな装いのアクセントにするのが流行りのようだ。マイクロハンドバッグやチャンキースニーカーなどのアクセサリー使いにも注目したい。

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BLACKPINKのJISOOやデュア・リパらが来場 「バーバリー」2020年春夏ロンドンコレ

 リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)が手掛ける「バーバリー(BURBERRY)」は9月16日に、2020年春夏コレクションをロンドンで発表した。”エボリューション”と題した同コレクションは、バーバリーが設立されたビクトリア朝時代に影響を受けたもの。市内の広大なシアターの中央に巨大なミラーキューブを設置し、コレクションの色合いを反映させたホワイト、グレー、シルバーなどのニュートラルカラーで空間を仕上げた。

 会場にはナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)やデュア・リパ(Dua Lipa)、女性ミュージシャンのFKAツイッグス(FKA TWIGS)、BLACKPINKのジス(JISOO)、NCTのルーカス、リリー・ジェームズ(Lily James)、タロン・エガートン(Taron Egerton)らが出席。ランウエイを歩いたジジ&ベラ・ハディッド(Gigi&Bella Hadid)の弟、アンワー・ハディッド(Anwar Hadid)も会場に姿を現した。

 そのほかナオミ・スコット(Naomi Scott)やサッカー選手のジョーダン・スペンス(Jordan Spence)、エヴァ・チェン(Eva Chen)、サウスロンドン出身ラッパーのオクタヴィアン(Octavian)、ルーベン・ロフタス・チーク(Ruben Loftus-Cheek)、ロザリア(Rosalia)、 サルコジ元仏大統領夫人のカーラ・ブルーニ(Carla Bruni)、仏女優イザベル・ユペール(Isabelle Huppert)、チェン・クン(Chen Kun)、ハンター・シェーファー(Hunter Schafer)、マフムード(Mahmud)などファッション、映画、スポーツ、音楽の各界を代表するゲストたちに加え、ブランドのアンバサダーを務めるチョウ・ドンユィとユ・アインが集った。

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“着飾る”楽しさを体現するパリジェンヌ 2019-20年秋冬パリ・オートクチュール・ファッション・ウイーク

 6月30日〜7月4日、2019-20年秋冬オートクチュール・ファッション・ウイークがパリで開催された。ここ数シーズンはカジュアルなスタイルも一定の支持を得ていたが、今回は刺しゅうやレースが目を引く華麗なドレスに身を包み、思い切り着飾った来場者が多数。パリの街並みが、オートクチュールのランウエイに負けない華やかな空間となった。

 プレタポルテのトレンドを受けて、テーラードジャケットをチョイスした人も目立った。セットのパンツでマニッシュテイストを打ち出すか、ミニやプリーツのスカートなどでフェミニンに仕上げるかがスタイルの分かれ目となった。

 ドレスは、光沢のあるサテンや軽やかなチュール素材が人気。夏の陽気な気分を反映して、鮮やかなオレンジやブルーなど、エネルギッシュな色味も支持された。

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クチュールで話題をさらったセリーヌ・ディオンのファッション9選 「シャネル」から「ヴェトモン」まで着こなす51歳

 やはりセリーヌ・ディオン(Celine Dion)はクチュール・ウイークでの装いを熟知しているようだ。かの世界的な歌姫は、2019-20年秋冬パリ・オートクチュール・ウイークでも存在感は抜群。今季のディオンのスタイルは「シャネル(CHANEL)」「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」「スキャパレリ(SCHIAPARELLI)」といったデザイナーズブランドで、彼女のファッションの最先端ぶりを印象付けるものとなった。

 ディオンはまず6月27日、「シャネル(CHANEL)」のボディースーツに同ブランドの2019年春夏コレクションのロゴチェーンベルトで完成させたスタイルで、颯爽とパリの街に現れた。29日には、20日に行われたばかりの「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」2020年春夏メンズショーのラストに登場したグラフィティアーティスト、フューチュラ(Futura)のアートワークを施したオーバーサイズのブレザーとボディースーツを着用。ディオンはスタイリストのシドニー・ロペス(Sydney Lopez)と共にこのスタイルをまとめていたようだ。

 7月1日の「イリス ヴァン ヘルペン(IRIS VAN HERPEN)」のショーでは、彫刻のようなルックでランウェイに登場。「まるで生きているみたい。魔法のよう」と自らを評した。

 3日には、パリ・メンズ・ファッション・ウイーク期間中に発表されたばかりの「ヴェトモン(VETEMENTS)」2020年春夏コレクションから、“I love Paris(Hilton)”というユーモアが利いたメッセージをのせたTシャツ姿をパリの街中でパパラッチされた。一方で、同日夜に開催された「ヴァレンティノ オートクチュール(VALENTINO HAUTE COUTURE)」のショー会場には、同ブランドのフェザーが施されたドレスで可憐に登場した。

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吹き荒れるフォーマル旋風、迎え撃つパリのストリート 2020年春夏パリ・メンズ・ファッション・ウイーク

 6月18~23日、2020年春夏のパリ・メンズ・ファッション・ウイークが行われた。テーラードジャケットを軸とした大本命のフォーマルミックスが厚く支持された一方、オーバーサイズのパーカやブルゾン、派手なアクセサリー使いでストリートに振り切ったスタイルも根強い人気を見せた。ほかには、タイダイやアニマルなどの総柄アイテムを取り入れた着こなしが多数見られた。これはミラノとロンドンでもトレンドに浮上しており、インパクトのある総柄で直球勝負する着こなしは今後、さらに拡大しそうだ。

 パリで目を引いたカラーは、オフホワイトやベージュなどナチュラルで軽やかな色。それらの色をリネンやシアサッカー素材で取り入れることで、爽やかさを一層引き立てる来場者が目立った。バッグはボディーバッグの人気が継続し、シックな色味や上品な素材使いでコーディネートの引き締め役として取り入れるか、ビビッドなカラーやナイロン素材で着こなしのアクセントとするかが争点となった。

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“エディ系”美男子が増えた「セリーヌ」2020年春夏メンズショー BLACKPINKのLISAもキャッチ

 「セリーヌ(CELINE)」は6月23日(現地時間)、2020年春夏シーズンのパリ・メンズ・コレクションで2回目となるメンズのランウエイショーを行なった。会場付近にはエディ・スリマン(Hedi Slimane)「セリーヌ」アーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターに影響を受けたであろうロックなファッションの“エディ系男子”が前シーズンにも増して多く訪れた。同ブランドのメンズで継続して打ち出しているダブルブレストのジャケットや極細のナロータイを着用した来場者も複数見られた。

 また韓国のガールズグループBLACKPINKのLISAが会場外に現れると、熱狂的なファンから悲鳴にも近い大歓声が送られた。当日は「セリーヌ」のジャケットに、代表的なバッグ“トリオンフ”のレッドを身につけていた。

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フォーマル回帰の波に逆らう、ミラノ発“超等身大カジュアル”  2020年春夏ミラノ・メンズ・ファッション・ウイーク

 6月14~17日に2020年春夏のミラノ・メンズ・コレクションが開催された。メンズ・コレクションが行われたほかの街ではテーラードジャケットを軸としたフォーマルミックスが目立つ中、ミラノはTシャツとパンツを合わせただけの超等身大なカジュアルスタイルで溢れかえった。サイジングは上下ともにジャスト、もしくは若干ゆとりあるフィットがメインで、アクセサリーも少なめ。奇抜なバランスや過度な装飾に傾倒してきたここ数年のストリートスタイルとも一線を画す、新たなトレンドだ。

 トップスの主役に躍り出たTシャツは、タイダイやアニマルプリント、ビタミンカラーなど存在感のあるものから、白や黒のごくプレーンなものまで、多様なタイプが見受けられた。中には、タンクトップをチョイスしてカジュアルをとことん突き詰める来場者もいた。そのほか、涼しげな色味の開襟シャツやコーディネートのアクセントとなる総柄シャツは、ほかのメンズ会場と同様に人気だった。

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