レッドヘアは可能性が無限大! K-POPアイドルのような誰とも被らない赤髪を手に入れよう

レッドヘアがセレブの間で大流行しています。強烈なレッドカラーは目鼻立ちをより際立たせ、目を引く印象を作る事のできる魅力的な選択。7年ぶりに華麗にカムバックしたG-DRAGONは、ブラウントーンが混ざったレッドカラーと自然に乱れたヘアスタイルで自分だけの個性を存分に発揮しています。

目立ちたいなら華やかレッド

パーティーを控えているなら、ニュージーンズ(NewJeans)改めNJZのヘリン(HAERIN)のスタイルを参考にしましょう。長いストレートヘアーにルビーのように輝くレッドカラーを加え、神秘的で魅惑的な雰囲気を完成させました。華やかなレッドを選択し話題になったもう1人のK-POPアーティストは、トゥモロー バイ トゥギャザー(TOMORROW X TOGETHER) のヨンジュン(YEONJUN)。彼の破格的なソロアルバムのようなセクシーで挑発的なレッドヘアは、大胆で強烈なイメージを与えました。

落ち着いたワインカラーでエレガントさをプラス

一方、鮮やかな赤が苦手な人は、落ち着いたワインカラーでエレガントな魅力を披露したRed Velvet(レッド・ベルベット)のメンバージョイ(JOY)に注目。エスパ(aespa)のカリナ(KARINA)もトーンダウンされたレッドカラーを選び、真っ白な肌をより際立たせ、洗練されたムードを演出しています。レッドヘアでポイントを加えてみましょう。

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レッドヘアは可能性が無限大! K-POPアイドルのような誰とも被らない赤髪を手に入れよう

レッドヘアがセレブの間で大流行しています。強烈なレッドカラーは目鼻立ちをより際立たせ、目を引く印象を作る事のできる魅力的な選択。7年ぶりに華麗にカムバックしたG-DRAGONは、ブラウントーンが混ざったレッドカラーと自然に乱れたヘアスタイルで自分だけの個性を存分に発揮しています。

目立ちたいなら華やかレッド

パーティーを控えているなら、ニュージーンズ(NewJeans)改めNJZのヘリン(HAERIN)のスタイルを参考にしましょう。長いストレートヘアーにルビーのように輝くレッドカラーを加え、神秘的で魅惑的な雰囲気を完成させました。華やかなレッドを選択し話題になったもう1人のK-POPアーティストは、トゥモロー バイ トゥギャザー(TOMORROW X TOGETHER) のヨンジュン(YEONJUN)。彼の破格的なソロアルバムのようなセクシーで挑発的なレッドヘアは、大胆で強烈なイメージを与えました。

落ち着いたワインカラーでエレガントさをプラス

一方、鮮やかな赤が苦手な人は、落ち着いたワインカラーでエレガントな魅力を披露したRed Velvet(レッド・ベルベット)のメンバージョイ(JOY)に注目。エスパ(aespa)のカリナ(KARINA)もトーンダウンされたレッドカラーを選び、真っ白な肌をより際立たせ、洗練されたムードを演出しています。レッドヘアでポイントを加えてみましょう。

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カラフルなネイルアートにハマった男性アイドルは誰? ゴージャス&カラフルなネイルが最新トレンド

どんなゴージャスなアクセサリーよりもポイントになるネイルアート。スタイリッシュな男性アイドルのネイルもますますカラフルになってきています。K-popアイドルのインスタグラムをヒントに、まずは指先からカラフルなファッションを楽しんでみましょう。

 
 

型破りな音楽コンセプトで毎回新鮮な衝撃を与えるストレイキッズ(Stray Kids)は、韓国のミニアルバム「ATE」のリード曲「Chk Chk Boom」での活動時に、スカルプネイルを披露したこともあります。特にヒョンジン(Hyunjin)は手描きのネイルアートを公開するなど、普段からネイルアートを楽しむメンバーの1人です。ブラック、レッド、ホワイトを巧みに使ったロックシックなムードのネイルが視線を引きます。

 

ネイルといえば欠かせないG-DRAGONは、活動を続ける中で個性あふれるネイルアートを披露しています。最近「シャネル(CHANEL)」のショーでキャッチされたネイルは、蛍光カラーのような鮮やかなピンク、ミント、イエローなど、カラフルな色使いが特徴的です。さらに、さまざまなイベントやシチュエーションに合わせたアイコンを描くことで、センス溢れるルックを完成させています。また、ジュエリーもカラー感が際立つアイテムと組み合わせることで、華やかさを一層引き立てています。

 

ネイルアート初心者なら、SEVENTEENのTHE8やNCT 127のユウタ(YUTA、中本悠太)のインスタグラムのフィードで披露したネイル注目。ブラック、シルバー、ホワイトなど、シンプルなカラーで構成されたポイントネイルをラフに取り入れることで、シックなルックを完成させることができます。

 

ユウタのように、指ごとにレッドカラーを入れると、シンプルなスタイルにも素敵なアクセントになります。この際、ネイルの一部が少しずつ剥がれるように演出すると、ロックな雰囲気がより一層引き立つので、ぜひ参考にしてみてください。

 

デビューから現在まで、アルバムごとに新しいネイルを公開しているNCT WISHは、ネイルアートにも本気です。チームの雰囲気にぴったりな爽やかで若々しいムードのネイルアートを披露し、ファンにとってはネイルのお手本にもなっています。メンバーのリョウ(RYO)は、鮮やかなグリーンのネイルにさまざまな星模様を刻み、ユニークなネイルを完成させました。

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私の目を見つめて キラキラホログラムメイクで憧れのキラキラK-POPアイドルに

華やかなメイクを楽しむK-POPアイドルたちのインスタグラムフィードには、欠かさず登場するキラキラメイクがあります。その中でも最近トレンドとなっているのが、アイドルたちの目をさらにうるっとキラッとさせるホログラムアイメイクです。今回はその魅力的なアイメイクルックを紹介します。

 

パールが加わったシャドウやハイライトで目頭に輝きをプラスするホログラムアイは、前髪を自然に伸ばすことでさらに涼しげな目元を演出します。さらに、パールの質感によって顔のボリューム感を引き立てる効果もあります。レッドベルベット(Red Velvet)のメンバー、スルギ(SEULGI)のように、大きなシルバーパールが加わったシマーな質感のグリーンシャドウを、前髪を中心にチークとレイヤードするようにつなげると、人魚姫のような神秘的な雰囲気を作り出すことができます。

 

猫のような大きな目と尖った鼻筋を強調したいなら、ミヤオ(MEOVV)のスインのルックを参考にしてみては?目頭と鼻筋が交わるくぼみ部分にハイライトを軽くのせると、よりシャープではっきりとした印象を与えることができます。

 

一方、LE SSERAFIM(ル セラフィム)のホン・ウンチェ(Hong Eunchae)は、スインと似た方法ながら、また違った魅力を持つメイクを披露しました。スインが目頭にのみパールを加え、他の色調は最小限に抑えて洗練されたルックを完成させたのに対し、ウンチェは目頭と鼻筋にホワイトパールをのせ、上まぶたまでパールをつなげました。さらに、頬の中央にピンク色のチークを加え、ウンチェ特有の華やかな雰囲気を強調しています。

 

笑顔が魅力的なfromis_9(プロミスナイン)のジホン(JIHEON)も、前髪と鼻筋が交わる部分にハイライトを入れて、きれいな目元を強調しました。大きなパールがトゥーマッチになる場合は、ジホンのようにほのかな光を含んだホワイトシャドウを選べば、デイリールックにもぴったりです。

 

普段からインパクトのあるメイクを楽しむKISS OF LIFE(キス・オブ・ライフ)のナッティ(NATTY)は、スモーキーアイにホログラムのポイントを加えたシックなアイメイクを披露しました。華やかに輝くバイオレットパールがナッティのユニークなムードを際立たせています。

 

同じスモーキーアイでも、前髪や鼻筋にハイライトを細かく入れることで、明るい雰囲気を強調することができます。特に目の横幅が短かったり、いつもより涼しげな目元を演出したいときは、ブロンドレイヤーカットに変身したNMIXX(エンミックス)のジウ(JIWOO)のアイデザインを参考にしてみましょう。

 

光の反射で輝きを増すシルバーやホワイト系のグリッターとスモーキーアイを組み合わせれば、今流行りの鉄板ビューティールックを簡単に演出できます。存在感のあるグリッターをプラスする代わりに、エスパ(aespa)のカリナ(KARINA)のように、目頭を伸ばしていく感覚でぽんぽんと叩いて、いつもと違う冬のメイクを楽しんでみましょう。

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私の目を見つめて キラキラホログラムメイクで憧れのキラキラK-POPアイドルに

華やかなメイクを楽しむK-POPアイドルたちのインスタグラムフィードには、欠かさず登場するキラキラメイクがあります。その中でも最近トレンドとなっているのが、アイドルたちの目をさらにうるっとキラッとさせるホログラムアイメイクです。今回はその魅力的なアイメイクルックを紹介します。

 

パールが加わったシャドウやハイライトで目頭に輝きをプラスするホログラムアイは、前髪を自然に伸ばすことでさらに涼しげな目元を演出します。さらに、パールの質感によって顔のボリューム感を引き立てる効果もあります。レッドベルベット(Red Velvet)のメンバー、スルギ(SEULGI)のように、大きなシルバーパールが加わったシマーな質感のグリーンシャドウを、前髪を中心にチークとレイヤードするようにつなげると、人魚姫のような神秘的な雰囲気を作り出すことができます。

 

猫のような大きな目と尖った鼻筋を強調したいなら、ミヤオ(MEOVV)のスインのルックを参考にしてみては?目頭と鼻筋が交わるくぼみ部分にハイライトを軽くのせると、よりシャープではっきりとした印象を与えることができます。

 

一方、LE SSERAFIM(ル セラフィム)のホン・ウンチェ(Hong Eunchae)は、スインと似た方法ながら、また違った魅力を持つメイクを披露しました。スインが目頭にのみパールを加え、他の色調は最小限に抑えて洗練されたルックを完成させたのに対し、ウンチェは目頭と鼻筋にホワイトパールをのせ、上まぶたまでパールをつなげました。さらに、頬の中央にピンク色のチークを加え、ウンチェ特有の華やかな雰囲気を強調しています。

 

笑顔が魅力的なfromis_9(プロミスナイン)のジホン(JIHEON)も、前髪と鼻筋が交わる部分にハイライトを入れて、きれいな目元を強調しました。大きなパールがトゥーマッチになる場合は、ジホンのようにほのかな光を含んだホワイトシャドウを選べば、デイリールックにもぴったりです。

 

普段からインパクトのあるメイクを楽しむKISS OF LIFE(キス・オブ・ライフ)のナッティ(NATTY)は、スモーキーアイにホログラムのポイントを加えたシックなアイメイクを披露しました。華やかに輝くバイオレットパールがナッティのユニークなムードを際立たせています。

 

同じスモーキーアイでも、前髪や鼻筋にハイライトを細かく入れることで、明るい雰囲気を強調することができます。特に目の横幅が短かったり、いつもより涼しげな目元を演出したいときは、ブロンドレイヤーカットに変身したNMIXX(エンミックス)のジウ(JIWOO)のアイデザインを参考にしてみましょう。

 

光の反射で輝きを増すシルバーやホワイト系のグリッターとスモーキーアイを組み合わせれば、今流行りの鉄板ビューティールックを簡単に演出できます。存在感のあるグリッターをプラスする代わりに、エスパ(aespa)のカリナ(KARINA)のように、目頭を伸ばしていく感覚でぽんぽんと叩いて、いつもと違う冬のメイクを楽しんでみましょう。

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韓国セレブもこぞってイメチェン 重めからナチュラルまで好みに合わせて選べるぱっつん前髪トレンド

新年度の始まりは、スタイルチェンジの絶好のタイミング。落ち着いたムードに変身したいなら、時には清純に、時にはシックに演出できるセレブたちのぱっつんスタイルを参考にしてみましょう。

 
 

今最もトレンドのヘアスタイルは、ストレートロングヘアとフルバングの組み合わせ。ストレートヘアに重厚感のあるフルバングをプラスすれば、落ち着いたクラシックなムードを演出することができます。フルバングの真骨頂を見せたエスパ(aespa)のカリナ(KARINA)のワインカラーが加わったヘアスタイルは、小さな顔はより小さく、目鼻立ちはより立体的に見える効果があります。

 

9人のメンバーが全員そろった完全体に戻ったTWICEのミナ(MINA)は、白い肌と対照的な黒髪のストレートヘアにフルバングをプラス。前髪をまっすぐに切られたぱっつんにスタイリングすることで元々白い肌をさらに明るく、繊細な目鼻立ちがより際立つようになっています。

 

ヒップなルックスが似合うイッチ(ITZY)のメンバー、リュジン(RYUJIN)は、フルバングを少し無造作にスタイリング。ラフなテクスチャーの前髪が、彼女の強烈な目つきを引き立て、独特のカリスマ性を一層際立たせています。

 

目元に自信がある方は、ニュージーンズ(NewJeans)からグループ名を改名したNJZへリンのように前髪を短めにカットしてみましょう。大きく涼しげな目元を引き立てながら、洗練された印象を与えることができます。

 

一度見たら忘れられない個性的なスタイルを目指すなら、エスパ(aespa)のウィンター(WINTER)のように思い切ったヘアカラーを取り入れるのもおすすめです。眉毛を完全に覆うフルバングに赤みがかったカラーを選び、優雅でシックな印象が演出できます。

 

タイトなフルバングがしっくりこないときには、ミヤオ(MEOVV)のスインのようなどんな人にも似合う軽やかなソフトバングスタイルに勝るものはありません。顔を包み込むサイドの髪を下ろし、フルバングと自然につなげることで、より柔らかく自然な印象を演出できます。

 

フルバングは、演出方法によってスタイルにバリエーションを持たせられるという利点があります。キスオブライフ(KISS OF LIFE)のナッティ(NATTY)のようにユニークなヘアアクセサリーを加えることで、フルバングのクラシックな魅力を引き立てつつ、よりスタイリッシュなムードを作り出すことができます。

 

「ヌデイク(NUDAKE)」のイベントで、久しぶりに黒髪のバングヘアで登場したBLACKPINKのジェニー(Jennie)。短めの前髪に、高く結んだアップスタイルをプラスし、フルバングのかわいらしいムードを存分に引き立てました。

 

同じまとめ髪でも、位置やサイドの髪型によって全く異なるムードを演出できます。ジェニーは高い位置で結んだバングヘアで若々しさを強調したのに対し、「セリーヌ(CELINE)」のグローバルアンバサダーである俳優・歌手のペ・スジ(Su Ji Bae)は、きちんと結んだバングヘアで落ち着いたエレガントなムードを作り上げました。ほんのり見える姫カットが、ルックにアクセントを加えています。

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韓国セレブもこぞってイメチェン 重めからナチュラルまで好みに合わせて選べるぱっつん前髪トレンド

新年度の始まりは、スタイルチェンジの絶好のタイミング。落ち着いたムードに変身したいなら、時には清純に、時にはシックに演出できるセレブたちのぱっつんスタイルを参考にしてみましょう。

 
 

今最もトレンドのヘアスタイルは、ストレートロングヘアとフルバングの組み合わせ。ストレートヘアに重厚感のあるフルバングをプラスすれば、落ち着いたクラシックなムードを演出することができます。フルバングの真骨頂を見せたエスパ(aespa)のカリナ(KARINA)のワインカラーが加わったヘアスタイルは、小さな顔はより小さく、目鼻立ちはより立体的に見える効果があります。

 

9人のメンバーが全員そろった完全体に戻ったTWICEのミナ(MINA)は、白い肌と対照的な黒髪のストレートヘアにフルバングをプラス。前髪をまっすぐに切られたぱっつんにスタイリングすることで元々白い肌をさらに明るく、繊細な目鼻立ちがより際立つようになっています。

 

ヒップなルックスが似合うイッチ(ITZY)のメンバー、リュジン(RYUJIN)は、フルバングを少し無造作にスタイリング。ラフなテクスチャーの前髪が、彼女の強烈な目つきを引き立て、独特のカリスマ性を一層際立たせています。

 

目元に自信がある方は、ニュージーンズ(NewJeans)からグループ名を改名したNJZへリンのように前髪を短めにカットしてみましょう。大きく涼しげな目元を引き立てながら、洗練された印象を与えることができます。

 

一度見たら忘れられない個性的なスタイルを目指すなら、エスパ(aespa)のウィンター(WINTER)のように思い切ったヘアカラーを取り入れるのもおすすめです。眉毛を完全に覆うフルバングに赤みがかったカラーを選び、優雅でシックな印象が演出できます。

 

タイトなフルバングがしっくりこないときには、ミヤオ(MEOVV)のスインのようなどんな人にも似合う軽やかなソフトバングスタイルに勝るものはありません。顔を包み込むサイドの髪を下ろし、フルバングと自然につなげることで、より柔らかく自然な印象を演出できます。

 

フルバングは、演出方法によってスタイルにバリエーションを持たせられるという利点があります。キスオブライフ(KISS OF LIFE)のナッティ(NATTY)のようにユニークなヘアアクセサリーを加えることで、フルバングのクラシックな魅力を引き立てつつ、よりスタイリッシュなムードを作り出すことができます。

 

「ヌデイク(NUDAKE)」のイベントで、久しぶりに黒髪のバングヘアで登場したBLACKPINKのジェニー(Jennie)。短めの前髪に、高く結んだアップスタイルをプラスし、フルバングのかわいらしいムードを存分に引き立てました。

 

同じまとめ髪でも、位置やサイドの髪型によって全く異なるムードを演出できます。ジェニーは高い位置で結んだバングヘアで若々しさを強調したのに対し、「セリーヌ(CELINE)」のグローバルアンバサダーである俳優・歌手のペ・スジ(Su Ji Bae)は、きちんと結んだバングヘアで落ち着いたエレガントなムードを作り上げました。ほんのり見える姫カットが、ルックにアクセントを加えています。

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短ければ短いほどカワイイ!? ジェニーやTWICEモモもハマった シックもラブリーもかなうショートスタイル

シックさとラブリーなムードを自由に行き来するショートスタイルは、韓国セレブの間で多くの支持を集め、今最も注目されているヘアスタイルの一つです。ファッションアイコンとして有名なBLACKPINKのジェニー(Jennie)やトレンドの最先端をいくエスパ(aespa)のウィンター(Winter)をはじめ、キム・ゴウン(Kim Go-eun)といった人気俳優もこぞってショートヘアに挑戦中!韓国セレブたちのショートヘアを参考に、トレンドのポイントとスタイリングアイディアをご紹介します。

 

EDMジャンルで活動を再開したエスパのウィンターは、アルバムの強烈なコンセプトに合わせて黒髪ショートカットを披露しました。毎回アルバムごとに従来とは全く違うヘアスタイルに挑戦するウィンターは、今回は映画「レオン』のキャラクターマチルダを連想させるナチュラルなショートヘアを披露し話題となりました。

服、アクセサリー、髪型など、どんなスタイルも自分流にこなすBLACKPINKのジェニーは、短いショートヘアに変身し、今までにない雰囲気を漂わせています。ウェーブを加えたしっとりとしたウエットヘアに黒いまつげをプラスし、シックな魅力を引き立てています。

 

健康的なショートカットが一番映える俳優、キム・テリ(Kim Tae-ri)は、ドラマ「ジョンニョン、スター誕生」の主人公ジョンニョン役を演じるため、再びショートカット姿となりました。ドラマ内での短髪スタイルは、ジョンニョンの素朴で毅然とした姿によくマッチしています。一方、画面外では、きちっとセットされた短髪を披露し、多彩な魅力を見せています。

 

ストレートのショートヘアに飽きたら、TWICEのモモ(MOMO)のようにブリーチをしてスタイルに変化をつけるのもおすすめ。 肌色と似た明るいトーンの髪に前髪まで下ろした短髪スタイルで、華やかな目鼻立ちがより一層引き立ちます。

 

あごのラインより上の短いショートヘアに変身したナナ(NANA)は、特徴的な長いネックラインと小顔が強調され、「理想の髪型を見つけた」と好評を博しています。最近では、愛らしいパーマを加えてシックでありながら、時にはラブリーな雰囲気に変身し、多彩な魅力を放っています。

 

俳優のキム・ゴウン(Kim Go-eun)は、次回作であるNETFLIXシリーズ「自白の対価」のためにショートカットに挑戦しました。映画「大都会の愛し方」活動当時は長さのあるウィッグを着用していましたが、ワールドプレミア授賞式にショートヘアでサプライズ登場。短めのヘアスタイルを、誰よりも上手にこなしました。

 

キム・テリと同じくドラマ「ジョンニョン、スター誕生」で活躍する俳優のチョン・ウンチェ(Jung EunChae)も劇中の役のために短いショートヘアを選択した。 濃い目鼻立ちと洗練された短髪スタイルが、チョン・ウンチェならではのボーイッシュな魅力を倍増させました。

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韓「WWD」が第2回ファッションショーを開催 ガールズグループのハイキーがライブも

韓「WWD」はこのほど、韓国・ソウルで中小企業をサポートするソウルビジネスエージェンシー(SBA)と共催で、ファッションとビューティ、Kエンターテインメント、テクノロジーを融合したファッションショー「2024 ランウエイ・トゥ・ソウル(2024 RUNWAY TO SEOUL)」を東大門デザインプラザで開催した。2回目の同イベントには2500人以上が来場し、Kファッションのエネルギーと未来を体感した。

50カ国以上からインフルエンサーが来場

1500万人のフォロワーを誇るオーストラリアのユニス・ワニ(Eunice Wani)や、モンゴルのドゥルグーン・オドゥー(Dulguun Odkhuu)をはじめとするインフルエンサーらが参加し、ライブ配信を実施。Kファッションの文化的融合を発信することで、Kファッションのグローバルな魅力をさらに高めた。

ランウエイのハイライト

今年のランウエイには、昨年も参加した「ミナ チャン(MINA CHUNG)」や「オーディナリーピープル(ORDINARY PEOPLE)」に加え、「ダックダイブ(DUCKDIVE)」「ヴァローレン(VALOREN)」「トリプルルート(TRIPLEROOT)」「リイ(RE RHEE)」「レイブ(RAIVE)」の7ブランドが登場した。「ミナ チャン」は東洋の抽象的な美学を大胆に解釈し、「オーディナリーピープル」は控えめでありながらエモーショナルなスタイルを披露。「ヴァローレン」は脱構築主義で現代男性のデイリーファッションを再定義し、「リイ」は聖水洞のファッションシーンのクリエイティブな精神を表現した。

「ダックダイブ」はダンスクルー、アイアム(I’AM)との協業の下、都会にインスパイアされたデザインでランウエイを飾った。「トリプルルート」はダンスクルー、Kタイガーズ(K-TIGERS)と組み、活気に満ちたパフォーマンスを披露。「レイブ」はヒップホップダンスクルー、ホーリーバン(HOLYBANG)とコラボレーションし、自由気ままなビンテージの美学をファッションと融合させた。ガールズグループ、ハイキー(H1-KEY)なども登場し、同イベントがKファッションとカルチャーの祭典であることを印象付けた。また、ショーに参加した7ブランドとの限定コラボ商品はECプラットフォーム「クリーム(KREAM)」で独占販売し、完売した。

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韓「WWD」が第2回ファッションショーを開催 ガールズグループのハイキーがライブも

韓「WWD」はこのほど、韓国・ソウルで中小企業をサポートするソウルビジネスエージェンシー(SBA)と共催で、ファッションとビューティ、Kエンターテインメント、テクノロジーを融合したファッションショー「2024 ランウエイ・トゥ・ソウル(2024 RUNWAY TO SEOUL)」を東大門デザインプラザで開催した。2回目の同イベントには2500人以上が来場し、Kファッションのエネルギーと未来を体感した。

50カ国以上からインフルエンサーが来場

1500万人のフォロワーを誇るオーストラリアのユニス・ワニ(Eunice Wani)や、モンゴルのドゥルグーン・オドゥー(Dulguun Odkhuu)をはじめとするインフルエンサーらが参加し、ライブ配信を実施。Kファッションの文化的融合を発信することで、Kファッションのグローバルな魅力をさらに高めた。

ランウエイのハイライト

今年のランウエイには、昨年も参加した「ミナ チャン(MINA CHUNG)」や「オーディナリーピープル(ORDINARY PEOPLE)」に加え、「ダックダイブ(DUCKDIVE)」「ヴァローレン(VALOREN)」「トリプルルート(TRIPLEROOT)」「リイ(RE RHEE)」「レイブ(RAIVE)」の7ブランドが登場した。「ミナ チャン」は東洋の抽象的な美学を大胆に解釈し、「オーディナリーピープル」は控えめでありながらエモーショナルなスタイルを披露。「ヴァローレン」は脱構築主義で現代男性のデイリーファッションを再定義し、「リイ」は聖水洞のファッションシーンのクリエイティブな精神を表現した。

「ダックダイブ」はダンスクルー、アイアム(I’AM)との協業の下、都会にインスパイアされたデザインでランウエイを飾った。「トリプルルート」はダンスクルー、Kタイガーズ(K-TIGERS)と組み、活気に満ちたパフォーマンスを披露。「レイブ」はヒップホップダンスクルー、ホーリーバン(HOLYBANG)とコラボレーションし、自由気ままなビンテージの美学をファッションと融合させた。ガールズグループ、ハイキー(H1-KEY)なども登場し、同イベントがKファッションとカルチャーの祭典であることを印象付けた。また、ショーに参加した7ブランドとの限定コラボ商品はECプラットフォーム「クリーム(KREAM)」で独占販売し、完売した。

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BLACKPINKジェニーのステージで着用した注目の”ホワイトフリルスカート”の着こなしをチェック!

プリティーガールズへのメッセージを掲げて新曲“マントラ(Mantra)”をリリースしたBLACKPINKのジェニー(Jennie)。パワフルなパフォーマンスと共に、自由奔放でロマンチックなムードを漂わせるホワイトフリルスカートのスタイリングに注目が集まっています。K-POPアイドルのステージスタイリングからファッションアイコンたちのデイリールックまでさまざまな場面で登場するホワイトフリルスカートの着こなし方を紹介していきます。

ショート丈の白フリルスカートは、他のアイテムと合わせやすく、アイテムによって多彩な魅力を発揮できるのが魅力。ジェニーとT-ARAのヒョミン(Hyomin)のように、白いフリルスカートにスポーティーなトップスを合わせれば、スタイリッシュなルックをさりげなく完成させることができます。さらに、ジェニーはアクセサリーとウエスタンブーツで、ヒョミンは強烈なレッドトーンのカーラニットとピンヒールでポイントを抑えておりセンスが光ります。

(G)I-DLEのミヨン(MIYEON)やインフルエンサーのチャーリー・ダミリオ(Charli D’Amelio)のように、トップスまでホワイト系で統一し、ベルトや帽子をプラスしてラブリーなウエスタンルックに仕上げる方法も。この時、ベルトや帽子などのアクセサリーは大胆なデザインを選ぶと、ウエスタンルック特有のクールなムードを演出することができます。

朝晩の冷え込みが気になる季節には、モデルのエルザ・ホスク(Elsa Hosk)のルックを参考に。落ち着いたフリルディテールが施されたツーピースにブラウントーンのジャケットとバッグ、サングラスをプラスして若々しくもシックに着こなしています。

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BLACKPINKジェニーのステージで着用した注目の”ホワイトフリルスカート”の着こなしをチェック!

プリティーガールズへのメッセージを掲げて新曲“マントラ(Mantra)”をリリースしたBLACKPINKのジェニー(Jennie)。パワフルなパフォーマンスと共に、自由奔放でロマンチックなムードを漂わせるホワイトフリルスカートのスタイリングに注目が集まっています。K-POPアイドルのステージスタイリングからファッションアイコンたちのデイリールックまでさまざまな場面で登場するホワイトフリルスカートの着こなし方を紹介していきます。

ショート丈の白フリルスカートは、他のアイテムと合わせやすく、アイテムによって多彩な魅力を発揮できるのが魅力。ジェニーとT-ARAのヒョミン(Hyomin)のように、白いフリルスカートにスポーティーなトップスを合わせれば、スタイリッシュなルックをさりげなく完成させることができます。さらに、ジェニーはアクセサリーとウエスタンブーツで、ヒョミンは強烈なレッドトーンのカーラニットとピンヒールでポイントを抑えておりセンスが光ります。

(G)I-DLEのミヨン(MIYEON)やインフルエンサーのチャーリー・ダミリオ(Charli D’Amelio)のように、トップスまでホワイト系で統一し、ベルトや帽子をプラスしてラブリーなウエスタンルックに仕上げる方法も。この時、ベルトや帽子などのアクセサリーは大胆なデザインを選ぶと、ウエスタンルック特有のクールなムードを演出することができます。

朝晩の冷え込みが気になる季節には、モデルのエルザ・ホスク(Elsa Hosk)のルックを参考に。落ち着いたフリルディテールが施されたツーピースにブラウントーンのジャケットとバッグ、サングラスをプラスして若々しくもシックに着こなしています。

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ピアスの代わりに付けるだけでOK!NewJeansやaespaの着用で大注目のノーズカフ&リップカフ

どんなジュエリーよりも強い存在感を発揮する、ピアスをしなくてもピアス並みの個性を発揮するカフアクセサリーが韓国セレブリティーたちのスタイリングで注目されています。中でも、尖った鼻筋とふっくらとした唇に挟んで演出するノーズカフとリップカフがトレンドに。普通のイヤリングやネックレスが退屈に感じたら、スターたちのカフスタイリングを参考にしてみましょう。

ノーズカフ

デイリールックに活用できるノーズカフを探しているなら、イッチ(ITZY)のメンバー、リュジン(RYUJIN)、ストレイキッズ(Stray Kids)のフィリックス(FELIX)、カリナが選んだシンプルなシルエットのシルバーノーズカフでクールなスタイリングを。NCTのマーク(Mark)のように絆創膏を連想させるノーズカフの活用も。ロックな雰囲気を演出できます。 

リップカフ

リップカフもノーズカフと同じくらい個性的。TWICEのジヒョ(JIHYO)は、どんなルックに合わせても似合う薄いリングタイプのリップカフを着用し、すぐに真似したくなるようなデイリーカフスタイリングを見せました。

一方、ファッションアイコンであるジェニー(JENNIE)は模様が刻まれたリップカフをさまざまなネックレスと合わせて少し大胆なスタイリングに挑戦。

「パオリーナ・ルッソ(Paolina Russo)」とのコラボレーションによりNewJeansのメンバーがキャラクターになったイラストでカスタマイズされたファッションに、下唇全体を覆うリップカフを付けて妖精のように登場したNewJeans。天使の羽のような形のリップカフが、NewJeansならではのラブリーな雰囲気をさらに引き立てています。

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息ぴったりの2人、ゼロベースワンのギュビンとゴヌクが語る、ミニアルバム「シネマ・パラダイス」への情熱とファンへの想い

オーディション番組、「ボーイ プラネット(BOY PLANET)」から誕生した韓国や中国、カナダなどグローバルなメンバーで構成された9人組ボーイズグループ、ゼロベースワン(ZEROBASEONE)。世界を舞台に活躍するグループの中でも実の兄弟のように似ているようで違う2人、ギュビンとゴヌク。彼らの目標は1つだ。ミニ4thアルバム「シネマ・パラダイス(CinemA ParadisE)』でゼロベースワンの新しいチャプターを一緒に描いていく2人の抱負、そして情熱を聞いた。

韓国版WWD(以下、WWD):ユニット・グラビアは初めてですが、今日の撮影はいかがでしたか?

ゴヌク:僕たち2人ともファッションにとても興味があるので、いつか一緒に撮影をしてみたいと思っていたのですが、このような良い機会を与えてくれて本当に嬉しいですし、次にまたこのような機会があれば、今日よりももっと頑張りたいです。

ギュビン:9人のメンバーと全員で撮影した時とはまた違った感じでした。写真もとても気に入りましたし、ゴヌクとファンの皆さんにきれいな姿をお見せすることができそうで、カムバックを控えて個人的にとても気分がいいです。

WWD:今日の写真撮影のコンセプトは似ているようで違う兄弟でしたが、2人には実際の兄弟のような雰囲気がありますね

ゴヌク:不思議なことに、周りのスタッフさんが僕たちの身長が似ているせいか、ギュビンと僕を間違えることが多いんです。 今までなんでなんだろうと思っていましたが、今日の撮影を見て、その理由が分かったような気がします。

ギュビン:考えてみたら私やゴヌクは外見も似ていますが、性格も似ているところがあるようです。インタビューの時にゴヌクと同じ言葉を同時に話すことがよくあるんです。

WWD:さっきのビデオインタビューの際も、質問に答えるのではなく、2人で会話をするようになりましたね。そんな様子を見て、2人の相性がいいなと感じました

ゴヌク:たぶん、笑いのツボが似ているからだと思います。他のメンバーとも仲がいいんですけど、ギュビンとは普段から会話が弾むんです。

ギュビン:そうですね、服、買い物、サッカー、自転車まで趣味や関心が似ています。今日2人だけで撮影して、他のメンバーが嫉妬しちゃうかもしれませんね。

ゴヌク:全然しなさそうですけど(笑)

WWD:ニューアルバムのポスターが公開されましたが、カムバックステージを控えた感想は?

ゴヌク:ドキドキしながらも、ファンの皆さんの反応が楽しみです。

ギュビン:以前より実力が上がったと言われたいので、一生懸命準備しています。

WWD:「シネマ・パラダイス」はどんなコンセプトのアルバムですか?

ギュビン:アルバムを聴くとき、トラックごとに違う感情を感じてほしいという願いを込めたアルバムです。

ゴヌク: ロマンチックコメディーからアクション、青春まで。トラックごとに雰囲気がどんどん変わっていくので、一味違う楽しさを感じていただけると思います。

WWD:今回のアルバム活動を通じて、それぞれが見せたい新しい姿は何ですか?

ゴヌク:個人的にはもう少し熟練した姿をお見せしたいですね。今まではすごく速いテンポの曲を消化して、休む間もなく動くパフォーマンスをしていましたが、今回はステージで少し余裕を持ってビートを感じ、メンバー同士でコミュニケーションする姿をお見せしたいです。 ゼロベースワンがステージ上でどれだけ遊べるかのか、楽しめるのかをお見せするのが目標です。

ギュビン:幸いなことに最近、海外公演に行くことが増えて、メンバーと一緒にモニタリングをするのですが、僕ら自身も以前より息が合ってきたのを感じています。 実力が向上するのは当然ですが、今度はファンの皆さんにステージの支配力という部分でもアピールしたいですね。

WWD:ニューアルバムのタイトル通り、2人で映画を撮るとしたら、どんなストーリーの作品を作ってみたいですか?

ゴヌク:うーん…僕はネットフリックスの映画「20世紀のキミ」みたいな作品ですね

ギュビン:僕はウェブドラマですが「恋愛プレイリスト」!

WWD: 意外と穏やかなコンテンツですね。 私はフィルム・ノワールのようなストーリーを想像していたので(笑)。ところで、もうすぐソウルを皮切りに、シンガポール、バンコク、横浜、愛知まで計8都市を訪れ、初のワールドツアーでグローバルファンに会いますが、準備は順調ですか?

ゴヌク:はい、本当に頑張っています。海外ツアーは初めてなので、僕もメンバーもやる気に燃えています。質の高いステージをお見せしたいので、演出からセットリストまで、僕らも積極的に意見をたくさん出しています。

ギュビン:新しい姿をお見せしたいので、今までやらなかった曲もやってみたり、既存の曲の構成を変えたり、振り付けを新しくしたり、いろいろチャレンジしています。

WWD:どうしても海外のファンはなかなか会える機会がないので、現場で感じる熱量も格別だと思います

ゴヌク:そうですね。先日、LAでも感じたのですが、言語が違うのに、私たちだけの応援方法を全部覚えてくれて元気をもらえました。とてもありがたくて涙が出ました。もっと頑張ろうという気持ちも芽生えました。

ギュビン:いつも遠くから応援を送ってくださって、サポートをしてくださるのが簡単なことではないことをよく知っているので、感謝の気持ちと同時に申し訳ない気持ちもあります。海外だけでなく、国内でも音楽放送をするたびに、いつも夜明けから僕たちより早く出てきて待ってくださるファンが多いんです。 そのたびに、もっと頑張らなければならないというモチベーションを得られ、自分自身を引き締めることができます。

WWD:今回のワールドツアーで個人的に一番楽しみにしている都市はどこですか?

ゴヌク:すでに行ったことがあるところもあるし、海外ツアーを通じて初めて行く都市もありますが、本当にすべての都市が特別で楽しみです。 それよりも、8つの都市ごとにすべてのステージができるだけばらつきがないように、コンディションをうまく調整して完璧なパフォーマンスですべてのファンを満足させてあげたいですね。

WWD:インタビューの間中、2人とも話す姿から真面目な普段の性格が垣間見えますね。毅然としているというか....。最近デビュー1周年を迎えましたが、メンバーとはどのように記念日を過ごしましたか?

ゴヌク:僕たちをデビューさせてくれたのはファンの皆さんなので、一緒に記念日を過ごしたいと思い、ライブ放送をしました。トルチャンチ(韓国で赤ちゃんの満1歳の誕生日をお祝いするお祝いの事)だから「ロックフェスティバル」と(笑)(トルチャンチの発音のトルには石という意味もある為)。

ギュビン: 1周年の頃、僕らが日本でスケジュールを組んだときに、みんなで会食をしたんですけど、すき焼きを本当に無我夢中で食べました(笑) 器で塔を作るくらい!

WWD:デビュー以来、息もつかせぬほど走り続けてきましたが、その中でも最も記憶に残るゼロベースワンのハイライトだった瞬間を挙げるとしたら?

ギュビン&ゴヌク:(同時に)今回のカムバックです!

ゴヌク:9人のメンバー全員が一チームで一心同体で動いていますが、アルバムの準備をしていると、たまに意見が分かれることがあるじゃないですか? でも今回はそんなことが全くなく、全メンバーの意思が満場一致で一つになったので、今回のステージはおそらく今まで見せたどのステージよりも輝くと思いますし、私たちもまたどんな感情を感じるのかが楽しみです。

WWD:初めてアイドルを夢見た瞬間を覚えていますか? その頃の自分に一番伝えたいことがあれば教えてください。

ゴヌク:「自分をもっと愛しましょう、ゴヌク君」。最近、愛を受ければ受けるほど、その愛を全部入れられるくらい自分の器が大きくならなければならないと思うんです。 そのためには、まず自分自身を愛せるようにならなければならないと思います。 自分の中心をもっとしっかり固めることで、たくさんいただいた愛をもっと多くの人に分け与えられるようになるはずですから。

ギュビン: 「小さな枠にとらわれずに、高い夢を見よう」。言ったとおりに、思ったとおりになるという歌の歌詞もありますよね。 練習生時代から自分自身に疑問符が多かったんです。「 果たしてデビューできるのか」というのが自分自身に投げかけた最初の疑問符でした。今思えば、その疑問符を消すのは自分の努力次第だったんですね。だから、小さな枠に閉じ込められて悩んでいる時間に、それを実現できる方法を一生懸命探してからやるんだ!と言ってあげたいです。

WWD:歌って踊るのがどうして好きなんですか?

ゴヌク:練習生時代に新人開発チームのチームリーダーが言ってくれた言葉が印象的で、「舞台も中毒になる」という言葉でした。 舞台も中毒だから、舞台に立ちたいなら精進しないといけないんじゃないか、だから頑張れよという意味でのアドバイスだったんですけど、最近、その言葉が身にしみるんです。 疲れているときは3日だけ休みたいと思っていても、いざ宿舎で休む時間ができると、早くスケジュールをこなしたいという気持ちしか浮かばないんです。 何とも言えないくらい強い中毒性があるんです。

ギュビン:僕は実は幼い頃から、これほど自分の適性に合った仕事はないと思いました。ある意味盲目的なんですけど、歌とダンスほど執着して愛を注いだものはないと思います。メンバーと一緒に一緒にいることで得られるエネルギーも好きですし幸せです。

WWD:華やかな反面、過酷な試練もあるのが舞台ですよね。 チーム活動はそんな時にお互いに頼り合えるからいいんだと思います。9人のメンバーがこれだけ結束力のあるチームワークを維持できる秘訣は何ですか?

ゴヌク:僕らのチームは恵まれていて、本当にトラブルがないんです。 僕も宿舎に入る前は、男9人が同じ空間に住んでいて、ずっとくっついているのは大変なんじゃないかと思っていたんですけど、お互いに思いやりがあって、会話が多いから平和にやっていけるんだと思います。

ギュビン:本当にみんな優しくていい人たちばかりで、スケジュールが大変な時でもメンバーと一緒に話したり笑ったりすると元気が出るし、昔から知っている地元の友達のような感じです。

WWD:メンバー同士がお互いに言った言葉の中で、一番印象に残っている言葉があれば教えてください。

ギュビン:ゴヌクが僕に言った言葉で、「一切唯心造」です。すべてのことは考え次第という意味の漢字の言葉です。

ゴヌク:(笑)僕はそのことでギュビンと喧嘩したんです。

WWD: どうして?

ギュビン:海外スケジュールの時、私が体調を崩したことがあったんです。 その時、ゴヌクがそっと近づいてきて、「ギュビン、起きろ。 一切唯心造だ」と言ったんです。 もちろん、いい意味で言ったのは分かっているのですが、その瞬間、とても悔しくて怒りました。 でも、本当に面白いのは、それが効いたのか、すぐに体調が良くなったんです。それ以来、体調が悪い時にその言葉を思い出すと、克服できるようになったんです。

WWD:話を聞けば聞くほど、2人は本当に実の兄弟のようでいいですね。 最後にこれから活動していく上で大切にしていきたいことは何ですか?

ゴヌク:デビュー当時から今までずっと心に決めていることですが、絶対に初心を失わないことです。根の深い木はどんなに強い台風が吹いても抜けないと信じています。

ギュビン:最善を尽くそう。本当に最善を尽くしたかどうかは、自分自身に聞けば答えが出ます。 後悔が残ったら最善を尽くしたわけではないと思います。気楽になった瞬間を警戒し、自分自身を奮い立たせ続けなければと思います。

EDITOR:RUBY KIM
PHOTO:KYUNGYOON RYU
HAIR:HAJUN JANG
MAKE-UP:JEONGHWAN PARK
STYLIST:HANWOOK LEE

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息ぴったりの2人、ゼロベースワンのギュビンとゴヌクが語る、ミニアルバム「シネマ・パラダイス」への情熱とファンへの想い

オーディション番組、「ボーイ プラネット(BOY PLANET)」から誕生した韓国や中国、カナダなどグローバルなメンバーで構成された9人組ボーイズグループ、ゼロベースワン(ZEROBASEONE)。世界を舞台に活躍するグループの中でも実の兄弟のように似ているようで違う2人、ギュビンとゴヌク。彼らの目標は1つだ。ミニ4thアルバム「シネマ・パラダイス(CinemA ParadisE)』でゼロベースワンの新しいチャプターを一緒に描いていく2人の抱負、そして情熱を聞いた。

韓国版WWD(以下、WWD):ユニット・グラビアは初めてですが、今日の撮影はいかがでしたか?

ゴヌク:僕たち2人ともファッションにとても興味があるので、いつか一緒に撮影をしてみたいと思っていたのですが、このような良い機会を与えてくれて本当に嬉しいですし、次にまたこのような機会があれば、今日よりももっと頑張りたいです。

ギュビン:9人のメンバーと全員で撮影した時とはまた違った感じでした。写真もとても気に入りましたし、ゴヌクとファンの皆さんにきれいな姿をお見せすることができそうで、カムバックを控えて個人的にとても気分がいいです。

WWD:今日の写真撮影のコンセプトは似ているようで違う兄弟でしたが、2人には実際の兄弟のような雰囲気がありますね

ゴヌク:不思議なことに、周りのスタッフさんが僕たちの身長が似ているせいか、ギュビンと僕を間違えることが多いんです。 今までなんでなんだろうと思っていましたが、今日の撮影を見て、その理由が分かったような気がします。

ギュビン:考えてみたら私やゴヌクは外見も似ていますが、性格も似ているところがあるようです。インタビューの時にゴヌクと同じ言葉を同時に話すことがよくあるんです。

WWD:さっきのビデオインタビューの際も、質問に答えるのではなく、2人で会話をするようになりましたね。そんな様子を見て、2人の相性がいいなと感じました

ゴヌク:たぶん、笑いのツボが似ているからだと思います。他のメンバーとも仲がいいんですけど、ギュビンとは普段から会話が弾むんです。

ギュビン:そうですね、服、買い物、サッカー、自転車まで趣味や関心が似ています。今日2人だけで撮影して、他のメンバーが嫉妬しちゃうかもしれませんね。

ゴヌク:全然しなさそうですけど(笑)

WWD:ニューアルバムのポスターが公開されましたが、カムバックステージを控えた感想は?

ゴヌク:ドキドキしながらも、ファンの皆さんの反応が楽しみです。

ギュビン:以前より実力が上がったと言われたいので、一生懸命準備しています。

WWD:「シネマ・パラダイス」はどんなコンセプトのアルバムですか?

ギュビン:アルバムを聴くとき、トラックごとに違う感情を感じてほしいという願いを込めたアルバムです。

ゴヌク: ロマンチックコメディーからアクション、青春まで。トラックごとに雰囲気がどんどん変わっていくので、一味違う楽しさを感じていただけると思います。

WWD:今回のアルバム活動を通じて、それぞれが見せたい新しい姿は何ですか?

ゴヌク:個人的にはもう少し熟練した姿をお見せしたいですね。今まではすごく速いテンポの曲を消化して、休む間もなく動くパフォーマンスをしていましたが、今回はステージで少し余裕を持ってビートを感じ、メンバー同士でコミュニケーションする姿をお見せしたいです。 ゼロベースワンがステージ上でどれだけ遊べるかのか、楽しめるのかをお見せするのが目標です。

ギュビン:幸いなことに最近、海外公演に行くことが増えて、メンバーと一緒にモニタリングをするのですが、僕ら自身も以前より息が合ってきたのを感じています。 実力が向上するのは当然ですが、今度はファンの皆さんにステージの支配力という部分でもアピールしたいですね。

WWD:ニューアルバムのタイトル通り、2人で映画を撮るとしたら、どんなストーリーの作品を作ってみたいですか?

ゴヌク:うーん…僕はネットフリックスの映画「20世紀のキミ」みたいな作品ですね

ギュビン:僕はウェブドラマですが「恋愛プレイリスト」!

WWD: 意外と穏やかなコンテンツですね。 私はフィルム・ノワールのようなストーリーを想像していたので(笑)。ところで、もうすぐソウルを皮切りに、シンガポール、バンコク、横浜、愛知まで計8都市を訪れ、初のワールドツアーでグローバルファンに会いますが、準備は順調ですか?

ゴヌク:はい、本当に頑張っています。海外ツアーは初めてなので、僕もメンバーもやる気に燃えています。質の高いステージをお見せしたいので、演出からセットリストまで、僕らも積極的に意見をたくさん出しています。

ギュビン:新しい姿をお見せしたいので、今までやらなかった曲もやってみたり、既存の曲の構成を変えたり、振り付けを新しくしたり、いろいろチャレンジしています。

WWD:どうしても海外のファンはなかなか会える機会がないので、現場で感じる熱量も格別だと思います

ゴヌク:そうですね。先日、LAでも感じたのですが、言語が違うのに、私たちだけの応援方法を全部覚えてくれて元気をもらえました。とてもありがたくて涙が出ました。もっと頑張ろうという気持ちも芽生えました。

ギュビン:いつも遠くから応援を送ってくださって、サポートをしてくださるのが簡単なことではないことをよく知っているので、感謝の気持ちと同時に申し訳ない気持ちもあります。海外だけでなく、国内でも音楽放送をするたびに、いつも夜明けから僕たちより早く出てきて待ってくださるファンが多いんです。 そのたびに、もっと頑張らなければならないというモチベーションを得られ、自分自身を引き締めることができます。

WWD:今回のワールドツアーで個人的に一番楽しみにしている都市はどこですか?

ゴヌク:すでに行ったことがあるところもあるし、海外ツアーを通じて初めて行く都市もありますが、本当にすべての都市が特別で楽しみです。 それよりも、8つの都市ごとにすべてのステージができるだけばらつきがないように、コンディションをうまく調整して完璧なパフォーマンスですべてのファンを満足させてあげたいですね。

WWD:インタビューの間中、2人とも話す姿から真面目な普段の性格が垣間見えますね。毅然としているというか....。最近デビュー1周年を迎えましたが、メンバーとはどのように記念日を過ごしましたか?

ゴヌク:僕たちをデビューさせてくれたのはファンの皆さんなので、一緒に記念日を過ごしたいと思い、ライブ放送をしました。トルチャンチ(韓国で赤ちゃんの満1歳の誕生日をお祝いするお祝いの事)だから「ロックフェスティバル」と(笑)(トルチャンチの発音のトルには石という意味もある為)。

ギュビン: 1周年の頃、僕らが日本でスケジュールを組んだときに、みんなで会食をしたんですけど、すき焼きを本当に無我夢中で食べました(笑) 器で塔を作るくらい!

WWD:デビュー以来、息もつかせぬほど走り続けてきましたが、その中でも最も記憶に残るゼロベースワンのハイライトだった瞬間を挙げるとしたら?

ギュビン&ゴヌク:(同時に)今回のカムバックです!

ゴヌク:9人のメンバー全員が一チームで一心同体で動いていますが、アルバムの準備をしていると、たまに意見が分かれることがあるじゃないですか? でも今回はそんなことが全くなく、全メンバーの意思が満場一致で一つになったので、今回のステージはおそらく今まで見せたどのステージよりも輝くと思いますし、私たちもまたどんな感情を感じるのかが楽しみです。

WWD:初めてアイドルを夢見た瞬間を覚えていますか? その頃の自分に一番伝えたいことがあれば教えてください。

ゴヌク:「自分をもっと愛しましょう、ゴヌク君」。最近、愛を受ければ受けるほど、その愛を全部入れられるくらい自分の器が大きくならなければならないと思うんです。 そのためには、まず自分自身を愛せるようにならなければならないと思います。 自分の中心をもっとしっかり固めることで、たくさんいただいた愛をもっと多くの人に分け与えられるようになるはずですから。

ギュビン: 「小さな枠にとらわれずに、高い夢を見よう」。言ったとおりに、思ったとおりになるという歌の歌詞もありますよね。 練習生時代から自分自身に疑問符が多かったんです。「 果たしてデビューできるのか」というのが自分自身に投げかけた最初の疑問符でした。今思えば、その疑問符を消すのは自分の努力次第だったんですね。だから、小さな枠に閉じ込められて悩んでいる時間に、それを実現できる方法を一生懸命探してからやるんだ!と言ってあげたいです。

WWD:歌って踊るのがどうして好きなんですか?

ゴヌク:練習生時代に新人開発チームのチームリーダーが言ってくれた言葉が印象的で、「舞台も中毒になる」という言葉でした。 舞台も中毒だから、舞台に立ちたいなら精進しないといけないんじゃないか、だから頑張れよという意味でのアドバイスだったんですけど、最近、その言葉が身にしみるんです。 疲れているときは3日だけ休みたいと思っていても、いざ宿舎で休む時間ができると、早くスケジュールをこなしたいという気持ちしか浮かばないんです。 何とも言えないくらい強い中毒性があるんです。

ギュビン:僕は実は幼い頃から、これほど自分の適性に合った仕事はないと思いました。ある意味盲目的なんですけど、歌とダンスほど執着して愛を注いだものはないと思います。メンバーと一緒に一緒にいることで得られるエネルギーも好きですし幸せです。

WWD:華やかな反面、過酷な試練もあるのが舞台ですよね。 チーム活動はそんな時にお互いに頼り合えるからいいんだと思います。9人のメンバーがこれだけ結束力のあるチームワークを維持できる秘訣は何ですか?

ゴヌク:僕らのチームは恵まれていて、本当にトラブルがないんです。 僕も宿舎に入る前は、男9人が同じ空間に住んでいて、ずっとくっついているのは大変なんじゃないかと思っていたんですけど、お互いに思いやりがあって、会話が多いから平和にやっていけるんだと思います。

ギュビン:本当にみんな優しくていい人たちばかりで、スケジュールが大変な時でもメンバーと一緒に話したり笑ったりすると元気が出るし、昔から知っている地元の友達のような感じです。

WWD:メンバー同士がお互いに言った言葉の中で、一番印象に残っている言葉があれば教えてください。

ギュビン:ゴヌクが僕に言った言葉で、「一切唯心造」です。すべてのことは考え次第という意味の漢字の言葉です。

ゴヌク:(笑)僕はそのことでギュビンと喧嘩したんです。

WWD: どうして?

ギュビン:海外スケジュールの時、私が体調を崩したことがあったんです。 その時、ゴヌクがそっと近づいてきて、「ギュビン、起きろ。 一切唯心造だ」と言ったんです。 もちろん、いい意味で言ったのは分かっているのですが、その瞬間、とても悔しくて怒りました。 でも、本当に面白いのは、それが効いたのか、すぐに体調が良くなったんです。それ以来、体調が悪い時にその言葉を思い出すと、克服できるようになったんです。

WWD:話を聞けば聞くほど、2人は本当に実の兄弟のようでいいですね。 最後にこれから活動していく上で大切にしていきたいことは何ですか?

ゴヌク:デビュー当時から今までずっと心に決めていることですが、絶対に初心を失わないことです。根の深い木はどんなに強い台風が吹いても抜けないと信じています。

ギュビン:最善を尽くそう。本当に最善を尽くしたかどうかは、自分自身に聞けば答えが出ます。 後悔が残ったら最善を尽くしたわけではないと思います。気楽になった瞬間を警戒し、自分自身を奮い立たせ続けなければと思います。

EDITOR:RUBY KIM
PHOTO:KYUNGYOON RYU
HAIR:HAJUN JANG
MAKE-UP:JEONGHWAN PARK
STYLIST:HANWOOK LEE

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アモーレパシフィックやLG生活健康など韓国大手ビューティ 企業から学ぶK-ビューティのサステナビリティ

“サステナビリティ”は今やグローバルビューティ産業全般で確固たる基準として定着している。これは世界各国で注目を集めるKビューティを展開する韓国ビューティ企業も同様だ。そこには世界的に原料の透明性は基本となり、生産工程からパッケージングに至るまで、環境に与える影響を細かくチェックし、倫理的な消費を求める消費者が増えている背景がある。深刻化する気候危機に伴い、さらに強化されたグローバル規制も一役買っている。欧州連合(EU)は今年までに初めて強制性を持つ「国際プラスチック条約」を策定する決議を行い、2025年までにプラスチック包装材のリサイクル率を55%まで引き上げると宣言した。

韓国政府もこれに賛同し、プラスチック規制を強化した。拡大生産者責任(EPR)に基づき、"リサイクル困難”等級の包装材の場合、10~20%の分担金割増額を課し、包装材の使用量とリサイクル等級によって分担金費用に差をつけ、温室効果ガス削減のための規制も強化した。23年には発電部門の温室効果ガス削減目標を従来の44.4%から45.9%に引き上げ、再生可能エネルギーを義務的に供給する目標比率も引き上げた。温室効果ガス排出権費用、再生可能エネルギーの義務供給費用を電力小売料金に反映する「気候環境料金制」を新たに導入した。

韓国を代表するビューティブランドもこのような流れを積極的に受け入れている。自社で自然原料を開発したり、再生可能エネルギーを使用したり、ゼロ廃棄物を目指すリサイクルパッケージを開発するなど、そのアプローチもさまざまだ。厳しいことで有名な韓国の消費者にアピールするには、単純なマーケティングスローガンではなく、真正性が必須だからだ。ここでは韓国のサステイナブルビューティのトレンドをリードするアモーレパシフィックとLG生活健康の動向を紹介する。

アモーレパシフィック

「ラネージュ(LANEIGE)」や「イニスフリー(INNISFREE)」などを保有するアモーレパシフィックグループは、「人を美しく、世界を美しく」という使命をもとに、「4R戦略(Reduce, Recycle, Reuse, Return)」を通じ、独自のプラスチック循環モデルを構築してきた。商品の生産から包装、使用、そして廃棄まで、全製品のライフサイクルで発生するカーボンフットプリントを計算するため、全過程評価(LCA、Life Cycle Assessment)体系を構築した。09年からは空き瓶回収キャンペーンを展開し、23年までに2592トンの空き瓶を独自に回収し、再生可能エネルギー面でも国内美容業界初の「RE100」に加入し、25年までにグローバル全事業場で使用する電力の100%を再生可能エネルギーで調達するという目標を立てた。

アモーレパシフィックの全ての生産事業所には、国際基準に適合する「環境経営システム」が存在する。各事業場は「Plan-Do-Check-Act」の4段階からなる安全、保健、環境管理基準を厳格に遵守することはもちろん、環境管理のための31の項目を守って運営されている。アモーレパシフィックが発表した「2023サステナビリティレポート」によると、23年の再生可能電力使用率は51.4%であり、持続可能なパーム油(RSPO認証パーム油)の使用率は91.5%に達した。 また、アモーレパシフィックは20年の排出量に対する温室効果ガス排出量を40%削減したが、これは22年に達成した28%の削減率から持続的に低下した数値で、目覚ましい成果だ。

アモーレパシフィックのさまざまなブランドラインアップの中でも、イニスフリーは最も積極的に環境に配慮した活動を続けている代表的な企業です。商品を開発する初期段階から商品の内容物とパッケージの環境影響力について考え、研究しているイニスフリーは、03年に代表的な「空き瓶回収」キャンペーンを開始し、24年1月までに約1241トンの空き瓶を回収してリサイクルし、24年4月には空き瓶回収で集められたガラスの空き瓶の一部をリサイクルした「グリーンティーシードヒアルロンセラム地球の月エディション」を発売した。

パッケージの面でも、プラスチックビニール素材の包装材の代わりにFSC認証を受けた紙の包装材と箱を使用している。12年からは地球各地に森を造成する「グリーンフォレストキャンペーン」を実施し、22年までに合計26万本の木を植樹した。このように、イニスフリーは製品に環境性改善の価値を加えることはもちろん、様々なキャンペーンを実践し、環境および社会的責任を果たしている。

LG生活健康

「オフィ(OHUI)」「ビヨンド(BEYOND)」「CNP」などを保有するLG生活健康は、1947年の創立以来、「顧客の美しさと夢を実現する最高の生活文化企業」というビジョンを基に、低炭素経済移行に貢献するために努力している。気候変動対応に積極的に参加するため、22年に「ネットゼロ政策」を宣言し、2030年までに炭素排出量を45%削減し、50年までにカーボンニュートラル達成を約束した。

21年には国内初の「クリーンビューティー研究所」を設立し、化粧品の開発段階から「地球環境、人体の健康、隣人との共生、正直な科学」という4つの核心価値を基に、発売商品の環境影響と持続可能性を評価している。また、廃プラスチック熱分解油由来のプラスチックで作った化粧品容器を業界で初めて商品に導入し、昨年12月に「第13回グリーンパッケージング公募展」で大賞を受賞した。このように、LG生活健康は環境にやさしい素材や製剤、工法を化粧品に適用し、環境にやさしい商品とサービスを開発するなど、気候変動に対応しようとする全世界の努力に積極的に参加している。

LG生活健康が展開するクリーンビューティブランド「スム37°(SUM37°)」は、07年の発売以来、「呼吸する自然のための約束」を守るという使命を掲げ、商品に動物性原料や合成香料、ミネラルオイルなど20種類の成分を排除し、全品目の皮膚刺激テストを完了した。また、環境にやさしいFSC認証に合格した包装材を使用し、焼却インクと再生ガラス及び再生プラスチックを使用して化粧品を生産している。24年5月には、持続可能な「スム37°」のクリーンビューティ哲学を込め、90%再生ガラス、再生プラスチックを使用し、分離排出が容易な構造を適用した“ウォータープルマリンレリーフジェルクリーム”をリニューアル発売し、容器全体をリサイクル素材で作った環境にやさしいリップクリーム“スキンステイモイスチャーリップセリン”を発表した。

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アモーレパシフィックやLG生活健康など韓国大手ビューティ 企業から学ぶK-ビューティのサステナビリティ

“サステナビリティ”は今やグローバルビューティ産業全般で確固たる基準として定着している。これは世界各国で注目を集めるKビューティを展開する韓国ビューティ企業も同様だ。そこには世界的に原料の透明性は基本となり、生産工程からパッケージングに至るまで、環境に与える影響を細かくチェックし、倫理的な消費を求める消費者が増えている背景がある。深刻化する気候危機に伴い、さらに強化されたグローバル規制も一役買っている。欧州連合(EU)は今年までに初めて強制性を持つ「国際プラスチック条約」を策定する決議を行い、2025年までにプラスチック包装材のリサイクル率を55%まで引き上げると宣言した。

韓国政府もこれに賛同し、プラスチック規制を強化した。拡大生産者責任(EPR)に基づき、"リサイクル困難”等級の包装材の場合、10~20%の分担金割増額を課し、包装材の使用量とリサイクル等級によって分担金費用に差をつけ、温室効果ガス削減のための規制も強化した。23年には発電部門の温室効果ガス削減目標を従来の44.4%から45.9%に引き上げ、再生可能エネルギーを義務的に供給する目標比率も引き上げた。温室効果ガス排出権費用、再生可能エネルギーの義務供給費用を電力小売料金に反映する「気候環境料金制」を新たに導入した。

韓国を代表するビューティブランドもこのような流れを積極的に受け入れている。自社で自然原料を開発したり、再生可能エネルギーを使用したり、ゼロ廃棄物を目指すリサイクルパッケージを開発するなど、そのアプローチもさまざまだ。厳しいことで有名な韓国の消費者にアピールするには、単純なマーケティングスローガンではなく、真正性が必須だからだ。ここでは韓国のサステイナブルビューティのトレンドをリードするアモーレパシフィックとLG生活健康の動向を紹介する。

アモーレパシフィック

「ラネージュ(LANEIGE)」や「イニスフリー(INNISFREE)」などを保有するアモーレパシフィックグループは、「人を美しく、世界を美しく」という使命をもとに、「4R戦略(Reduce, Recycle, Reuse, Return)」を通じ、独自のプラスチック循環モデルを構築してきた。商品の生産から包装、使用、そして廃棄まで、全製品のライフサイクルで発生するカーボンフットプリントを計算するため、全過程評価(LCA、Life Cycle Assessment)体系を構築した。09年からは空き瓶回収キャンペーンを展開し、23年までに2592トンの空き瓶を独自に回収し、再生可能エネルギー面でも国内美容業界初の「RE100」に加入し、25年までにグローバル全事業場で使用する電力の100%を再生可能エネルギーで調達するという目標を立てた。

アモーレパシフィックの全ての生産事業所には、国際基準に適合する「環境経営システム」が存在する。各事業場は「Plan-Do-Check-Act」の4段階からなる安全、保健、環境管理基準を厳格に遵守することはもちろん、環境管理のための31の項目を守って運営されている。アモーレパシフィックが発表した「2023サステナビリティレポート」によると、23年の再生可能電力使用率は51.4%であり、持続可能なパーム油(RSPO認証パーム油)の使用率は91.5%に達した。 また、アモーレパシフィックは20年の排出量に対する温室効果ガス排出量を40%削減したが、これは22年に達成した28%の削減率から持続的に低下した数値で、目覚ましい成果だ。

アモーレパシフィックのさまざまなブランドラインアップの中でも、イニスフリーは最も積極的に環境に配慮した活動を続けている代表的な企業です。商品を開発する初期段階から商品の内容物とパッケージの環境影響力について考え、研究しているイニスフリーは、03年に代表的な「空き瓶回収」キャンペーンを開始し、24年1月までに約1241トンの空き瓶を回収してリサイクルし、24年4月には空き瓶回収で集められたガラスの空き瓶の一部をリサイクルした「グリーンティーシードヒアルロンセラム地球の月エディション」を発売した。

パッケージの面でも、プラスチックビニール素材の包装材の代わりにFSC認証を受けた紙の包装材と箱を使用している。12年からは地球各地に森を造成する「グリーンフォレストキャンペーン」を実施し、22年までに合計26万本の木を植樹した。このように、イニスフリーは製品に環境性改善の価値を加えることはもちろん、様々なキャンペーンを実践し、環境および社会的責任を果たしている。

LG生活健康

「オフィ(OHUI)」「ビヨンド(BEYOND)」「CNP」などを保有するLG生活健康は、1947年の創立以来、「顧客の美しさと夢を実現する最高の生活文化企業」というビジョンを基に、低炭素経済移行に貢献するために努力している。気候変動対応に積極的に参加するため、22年に「ネットゼロ政策」を宣言し、2030年までに炭素排出量を45%削減し、50年までにカーボンニュートラル達成を約束した。

21年には国内初の「クリーンビューティー研究所」を設立し、化粧品の開発段階から「地球環境、人体の健康、隣人との共生、正直な科学」という4つの核心価値を基に、発売商品の環境影響と持続可能性を評価している。また、廃プラスチック熱分解油由来のプラスチックで作った化粧品容器を業界で初めて商品に導入し、昨年12月に「第13回グリーンパッケージング公募展」で大賞を受賞した。このように、LG生活健康は環境にやさしい素材や製剤、工法を化粧品に適用し、環境にやさしい商品とサービスを開発するなど、気候変動に対応しようとする全世界の努力に積極的に参加している。

LG生活健康が展開するクリーンビューティブランド「スム37°(SUM37°)」は、07年の発売以来、「呼吸する自然のための約束」を守るという使命を掲げ、商品に動物性原料や合成香料、ミネラルオイルなど20種類の成分を排除し、全品目の皮膚刺激テストを完了した。また、環境にやさしいFSC認証に合格した包装材を使用し、焼却インクと再生ガラス及び再生プラスチックを使用して化粧品を生産している。24年5月には、持続可能な「スム37°」のクリーンビューティ哲学を込め、90%再生ガラス、再生プラスチックを使用し、分離排出が容易な構造を適用した“ウォータープルマリンレリーフジェルクリーム”をリニューアル発売し、容器全体をリサイクル素材で作った環境にやさしいリップクリーム“スキンステイモイスチャーリップセリン”を発表した。

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6年ぶりに復活する「ヴィクトリアズ・シークレット」ショーのモデルを発表! 

「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA’S SECRET)」が、今秋6年ぶりに開催するファッションショーの詳細を明らかにした。公式インスタグラムに公開された動画には、モデル兼俳優のタイラ・バンクス(Tyra Banks)とモデルのジジ・ハディッド(Gigi Hadid)が登場。“ここで会いましょう(See you there)”というセリフと共に、10月15日にニューヨークでショーを開催することを予告した。

2024年ショーモデル

休止前最後となった2018年の「ヴィクトリアズ・シークレット」ファッションショーでは、“エンジェル”たちと歌手のショーン・メンデス(Shawn Mendes)、リタ・オラ(Rita Ora)、ザ・チェインスモーカーズ(The Chainsmokers)、ビービー・レクサ(Bebe Rexha)、ホールジー(Halsey)、リーラ・ジェイムス(Leela James)、ケルシー・バレリーニ(Kelsea Ballerini)、ザ・ストラッツ(The Struts)らがパフォーマンスを披露した。今回発表されたモデルに続く追加の出演者は10月に公開される。

キャンディス・スワンポール(Candice Swanepoel)12回目

「ヴィクトリアズ・シークレット」ファッションショーに過去11回出演しているキャンディス・スワンポール(Candice Swanepoel)が今年も出演。彼女は2010年に同ブランドのスーパーモデル“エンジェル”に抜擢され、13年のショーでは当時約10億円の価値があった“VS ファンタジー ブラ”を着用した。同ブランドのほか、「フェンディ(FENDI)」や「シャネル(CHANEL)」「トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)」「オスカー デ ラ レンタ(OSCAR DE LA RENTA)」「エリー サーブ(ELIE SAAB)」などのショーに出演経験がある。

タイラ・バンクス 10回目

告知動画に登場したタイラ・バンクスも出演。過去9回の出演歴を持ち、1997年から2005年にかけて“エンジェル”を務めていた。

ジジ・ハディッド 4回目

同じく告知動画に登場したジジ・ハディッドは、今回が4回目の出演。同ブランドのほか、「フェンディ」「ヴェルサーチェ(VERSACE)」「ヴァレンティノ(VALENTINO)」などのモデルを務めてきた。

テイラー・ヒル 6回目

「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」「シャネル」「ヴェルサーチェ」「ヴァレンティノ」などモデルを務めるテイラー・ヒル(Taylor Hill)は、15年に“エンジェル”に仲間入りしてから連続で5回のショーを歩いた。

マヨワ・ニコラス 2回目

マヨワ・ニコラス(Mayowa Nicholas)は2018年の初出演以来の出演で、これまでに「ミュウミュウ(MIU MIU)」「プラダ(PRADA)」「ヴェルサーチェ」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」「オスカー デ ラ レンタ」などのモデルを務めたことがある。

イマン・ハマン 2回目

「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」「ラルフ ローレン」「プラダ」「マイケル・コース」「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」などのショーに出演歴を持つイマン・ハマン(Imaan Hammam)は、14年のロンドンでのショー以来の出演だ。

パロマ・エルセッサー 初出演

プラスサイズモデルのパロマ・エルセッサー(Paloma Elsesser)は、今回「ヴィクトリアズ・シークレット」ファッションショー初出演となる。彼女はこれまでに「エルメス(HERMES)」「ミュグレー(MUGLER)」「キャロリーナ ヘレラ(CAROLINA HERRERA)」などのショーに出演している。

デヴィン・ガルシア 初出演

「ノードストローム(NORDSTROM)」や「H&M」のキャンペーンモデルを務めるデヴィン・ガルシア(Devyn Garcia)も「ヴィクトリアズ・シークレット」初出演。

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今知っておくべき韓国の新進気鋭デザイナー3組 「ミュン」「ブンダーカマー」「ビミュエット」


日々、新しいファッションやトレンドが行き交う街ソウルで注目を集める3人の新進気鋭のデザイナーが5月、石村湖(ソッチョンホス)の遊歩道でファッションショーを行った。街の高層ビル群と石村湖の青い自然豊かな景観を背景に100人のモデルが登場したフィナーレは、これ以上ない壮大な光景を作り出した。ソウルの美しい名所と韓国ファッションの魅力を同時に発信するために計画されたファッションショー「ソウルファッションロード」の最初の会場として選ばれたソウル東南部エリアの蚕室(チャムシル)にある有名な湖水公園の石村湖(ソッチョンホス)に、グローバルファッション界で注目されている国内デザイナーブランド、「ミュン(MUNN)」「ブンダーカマー(WNDERKAMMER)」「ビミュエット(BMUET(TE)」が参加した。それぞれのアイデンティティーを表す各コレクションとともに、華やかな大規模プロジェクトの幕が開けた。「2024ソウルファッションロード」の第一歩を成功に導いた3ブランドのデザイナーたちに話を聞いた。

ハン・ヒョンミン 「ミュン」デザイナー

WWD KOREA(以下、WWD):「ミュン」を立ち上げることになった背景は?

ヒョンミン:SADI(サムスンデザイン教育院)の卒業展示会で1位を獲得し、ブランド「ウヨンミ(WOOYOUNGMI)」を経た後、韓国のメンズウエアブランドでメーンデザイナーとして勤務していました。しかし、残念ながらブランド運営が難航し、全スタッフが退社することに。私もそのブランドを辞めることになり、自分の思っていた計画より早く「ミュン」をスタートすることになりました。もともと40歳頃に自分のブランドを立ち上げようと思っていたので。

WWD:「ミュン」のブランド哲学である「見慣れない事をする」にはどのような意味があるのか?

ヒョンミン:「見慣れない事をする」はもともと文学用語で、普遍的な物語の繰り返しから脱却し、新しい技法と観念を使用して新鮮な感じを与えることを言います。私はこの方法を借りてコレクションに当てはめました。 概念的なアプローチ、縫製方法や順序、パターンやディテールなど、全ての部分で新しい形式を導入しようといつも研究しています。

WWD:「2024ソウルファッションロード」で披露されたコレクションも”見慣れない”感じがした

ヒョンミン:今回のコレクションは「不一不異」、「不一不二」という仏教の思想にインスピレーションを受けました。「同じでもなく、違くもない」という意味です。このような東洋の思想と、西洋の洋服の作り方を土台にし、トラッカージャケット、ツイードジャケットのようなクラシックなアイテムを溶け込ませました。 一つでありながら二つであり、外側でありながら内側でもある「境界を分けること」と「区別すること」が意味を持たない不思議なパターンを見せたかったのです。

WWD:過去に多くのファッションショーに参加しているが、「ソウルファッションロード」のステージを準備して感じた特別なことはあるか?

ヒョンミン:「ミュン」は2018年ソウル・ファッションウイークで海外バイヤー、プレスが選定したベストデザイナーに選ばれたこともあり、ロンドンやミラノ・ファッション・ウイークにも参加してきました。 ファッションショーやコレクションの作業は楽しいこともありますが、ものすごいストレスが共存することもあります。しかし、今回の準備過程では、ビジネス、他ブランドとの競争から感じるストレスを感じることなく、快適なガラショーのような感覚もありました。 そして、屋外で行われるファッションショーという点が本当に良かったです。 ソウル市のさまざまな協力のおかげで、自前で手配するのが難しい石村湖で私のコレクションを披露することができたのは意義深いことでした。

WWD:ファッション業界を含め、多くの分野のトレンドが急速に変化していまるが、このような流れの中で苦労することはあるか?

ヒョンミン:「ミュン」はトレンドを追わず、ヘリテージのあるクラシックなアイテムを毎シーズンのコンセプトに合わせて変形して作業しています。そのため、流行の流れをあまり受けない方です。 私は今やアパレルデザイナーを超え、会社を運営する代表であり、ディレクターに近い働き方をしていると思います。そのような次元で、トレンドの変化によるデザインの難しさよりも、世界経済の状況、輸出する国との政治関係など、四半期ごとに急変する世界情勢と経済的な変化にもっと注意を払っています。

WWD:今後の「ミュン」のブランド経営の方向性があれば教えてほしい

ヒョンミン:ソウル・ファッションウイークで良い成績を収めた後は、ソウルを離れて海外を中心にブランドを運営していました。 今は国内でもさらに私のブランドを知ってもらいたいです。今年の後半からは国内でも活発に活動する予定です。

シン・へヨン 「ブンダーカマー」デザイナー

WWD:他のブランドと差別化される「ブンダーカマー」ならではの特徴がどのような部分だと思うか?

シン・へヨン(以下、ヘヨン):「ブンダーカマー」は派手な装飾が施された他のものの中でも埋もれずに目立つミニマリズム、どこから見てもほのかに輝くカリスマ性を持っていると思います。 そして、そのようなスタイルを作るために努力しています。 言葉で言い表すのは難しいですが、過度でもなく、かといって地味でもない「ブンダーカマー」ならではのラインを持っています。

WWD:ファッションサバイバルエンターテインメント「ネクストレーベル(NEXT LABEL)」優勝後、価値観は変わったのか?

ヘヨン:2010年のブランド立ち上げ以来、ブランドを引っ張ってきて、私がうまくやっているのか、ブランド哲学だけを掲げているため、人々に退屈を感じさせるのではないかと悩んでいた時期でした。 そんな中、激しい競争の中でプログラムで優勝してからは自信がつきました。 私のコミュニケーションのやり方が間違っていなかったと思うようになり、ブランドのアイデンティティーを堅固に守りたいという考えがより明確になりました。

WWD:「2024ソウルファッションロード」で披露したコレクションを紹介してほしい

ヘヨン:「ブンダーカマー」の24年プレフォールコレクションを発表しました。 ジャック・ケルアックの小説「路上」にインスピレーションを受け、特に小説の主人公が「私たちの道で会いましょう!」というセリフが心に響き、メーンテーマを「See You Down The Road!」にしました。世界中を旅し続け、昨日は夏に住み、今日は冬に住んでいる女性が頭に浮かびました。 旅行で使い古されたような素材や、夏と冬のアイテムが混ざり合ったようなユニークなレイヤード、手に持ったネックピローなど、「ブンダーカマー」の想像上のミューズを表現してみました。

WWD:ソウルファッションロードでのランウエイを終えた感想は?

ヘヨン:多くのファッションショーに参加しましたが、野外で行われるファッションショーは初めてでした。 屋内でのファッションショーより状況を左右する要因が多くて心配でしたが、往復600mほどのランウエイ、1000人余りの観客、100人のモデル、そして美しいソッチョンホスの姿と蚕室の風景まで。ショーの途中で空に映った虹も完璧にランウエイを照らしてくれました。ショーを見守る全ての人に忘れられない思い出をプレゼントしたイベントだったと思います。

WWD:読者にぜひ紹介したい「ブンダーカマー」の愛着のあるアイテムを教えてほしい

ヘヨン:パンツをおすすめします。一度試着した人は、新商品が出るたびにリピートしてくださるので、パンツのフィット感には誇りを持っています。 パンツはフィット感をつかむのが一番難しいアイテムですが、私たちのミニマルな感性をうまく表現するためには、フィット感で勝負しなければならないと思いました。 長い間、フィット感に関する研究をたくさんしてきたので、認めてもらえてありがたいですね。

WWD:今後挑戦したい目標は何か?

ヘヨン:「ブンダーカマー」のファッションフィルムがチョンジュ国際映画祭に招待されて上映されました。 今回参加したソウルファッションロードも、従来の枠を超え、クラシック演奏と市民観客が参加する新しい方式のファッションショーでした。 このように、服だけでなく、さまざまな方法で様々なジャンルの立体的な経験を提供する文化的なファッションブランドに生まれ変わりたいと思います。

ソ・ビョンミュン、オム・ジナ「ビミュエット」 デザイナー

WWD:ビミュエットはどのような特徴を持つブランドか?

ソ・ビョンミュン、オム・ジナ(以下、ビョンミュン、ジナ):何にも縛られないことを追求します。自由に考え、表現する方法を好みます。私たちの表現方法に従うと、他の人がやっていない新しい試みをたくさんすることになります。残念な結果になることもありますが、思いもよらない美しさを発見することもあります。 このような過程で出てくるストーリーが他のブランドと比較したときの差別化ポイントだと思います。

WWD:ブランドを立ち上げたきっかけは?

ビョンミュン、ジナ:ロンドンでファッションデザイン修士課程を終え、ミラノで開かれる“ホワイト トレード ショー”に新進デザイナーとして招待されました。 そこで偶然、ロサンゼルスの有名なセレクトショップのバイヤーが私たちのコレクションを購入したことがきっかけでした。 その時、私たちが持っているデザインの価値と可能性を発見し、ブランドを立ち上げることになりました。

WWD:2人のデザイナーが一緒に仕事をすることで良い点は?

ビョンミュン、ジナ:お互いの役割を分担して仕事をしています。ソ・ビョンミュンは主に男性服と女性服のテーラードスタイルをデザインし、オム・ジナは女性服のデザインとコレクションのスタイリングを担当しています。 お互いのデザインの価値観を共有し、話し合いながら、それぞれが持っている欠点はお互いの長所を活かして補うことができるのが一番大きなメリットだと思います。

WWD:「2024年ソウルファッションロード」で披露したコレクションはどこから始まったのか?

ビョンミュン、ジナ:初めてソッチョンホスを訪れた時、滑走路のシーンを想像してみました。 森の中を歩くおとぎ話の中の少年と少女のイメージが浮かびました。 幻想的でおとぎ話のような感性を持ったコレクションを発表できたらいいなと思い、すぐに「美しい悪夢」というタイトルが浮かびました。ロマンチックな感じを与えるシルエット、独特な素材とカラーマッチを見せながら、神秘的な少女のロマンチックなコレクションを作りました。 ソッチョンホスの上のランウエイの幻想的な雰囲気が、私たちが見せたかったイメージとよく合致したと思います。 ソウルの美しい名所で私たちのコレクションを披露することができて光栄でした。

WWD:海外での確固たる地位を築くために、どのような点を重視している?

ビョンミュン、ジナ:ありがたいことに、海外のセレブリティーが私たちのコレクションを着用し、ロンドン・ファッションウイークにも登壇するなど、グローバルファッション市場で多くの注目を集めています。 重要な点は、確固たるブランドコンセプトと価値を提示しなければならないということだと思います。 既存のブランドと差別化しなければ、競争の激しい市場で注目されることは難しいでしょう。 海外ではなおさらです。そのため、私たちだけが持っている持続的な価値をうまく伝えるために常に努力しています。

PHOTO : KWANGHOON KO, ソウル特別市
PHOTO COURTESY : MÜNN, WNDERKAMMER, BMUET(TE)

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今知っておくべき韓国の新進気鋭デザイナー3組 「ミュン」「ブンダーカマー」「ビミュエット」


日々、新しいファッションやトレンドが行き交う街ソウルで注目を集める3人の新進気鋭のデザイナーが5月、石村湖(ソッチョンホス)の遊歩道でファッションショーを行った。街の高層ビル群と石村湖の青い自然豊かな景観を背景に100人のモデルが登場したフィナーレは、これ以上ない壮大な光景を作り出した。ソウルの美しい名所と韓国ファッションの魅力を同時に発信するために計画されたファッションショー「ソウルファッションロード」の最初の会場として選ばれたソウル東南部エリアの蚕室(チャムシル)にある有名な湖水公園の石村湖(ソッチョンホス)に、グローバルファッション界で注目されている国内デザイナーブランド、「ミュン(MUNN)」「ブンダーカマー(WNDERKAMMER)」「ビミュエット(BMUET(TE)」が参加した。それぞれのアイデンティティーを表す各コレクションとともに、華やかな大規模プロジェクトの幕が開けた。「2024ソウルファッションロード」の第一歩を成功に導いた3ブランドのデザイナーたちに話を聞いた。

ハン・ヒョンミン 「ミュン」デザイナー

WWD KOREA(以下、WWD):「ミュン」を立ち上げることになった背景は?

ヒョンミン:SADI(サムスンデザイン教育院)の卒業展示会で1位を獲得し、ブランド「ウヨンミ(WOOYOUNGMI)」を経た後、韓国のメンズウエアブランドでメーンデザイナーとして勤務していました。しかし、残念ながらブランド運営が難航し、全スタッフが退社することに。私もそのブランドを辞めることになり、自分の思っていた計画より早く「ミュン」をスタートすることになりました。もともと40歳頃に自分のブランドを立ち上げようと思っていたので。

WWD:「ミュン」のブランド哲学である「見慣れない事をする」にはどのような意味があるのか?

ヒョンミン:「見慣れない事をする」はもともと文学用語で、普遍的な物語の繰り返しから脱却し、新しい技法と観念を使用して新鮮な感じを与えることを言います。私はこの方法を借りてコレクションに当てはめました。 概念的なアプローチ、縫製方法や順序、パターンやディテールなど、全ての部分で新しい形式を導入しようといつも研究しています。

WWD:「2024ソウルファッションロード」で披露されたコレクションも”見慣れない”感じがした

ヒョンミン:今回のコレクションは「不一不異」、「不一不二」という仏教の思想にインスピレーションを受けました。「同じでもなく、違くもない」という意味です。このような東洋の思想と、西洋の洋服の作り方を土台にし、トラッカージャケット、ツイードジャケットのようなクラシックなアイテムを溶け込ませました。 一つでありながら二つであり、外側でありながら内側でもある「境界を分けること」と「区別すること」が意味を持たない不思議なパターンを見せたかったのです。

WWD:過去に多くのファッションショーに参加しているが、「ソウルファッションロード」のステージを準備して感じた特別なことはあるか?

ヒョンミン:「ミュン」は2018年ソウル・ファッションウイークで海外バイヤー、プレスが選定したベストデザイナーに選ばれたこともあり、ロンドンやミラノ・ファッション・ウイークにも参加してきました。 ファッションショーやコレクションの作業は楽しいこともありますが、ものすごいストレスが共存することもあります。しかし、今回の準備過程では、ビジネス、他ブランドとの競争から感じるストレスを感じることなく、快適なガラショーのような感覚もありました。 そして、屋外で行われるファッションショーという点が本当に良かったです。 ソウル市のさまざまな協力のおかげで、自前で手配するのが難しい石村湖で私のコレクションを披露することができたのは意義深いことでした。

WWD:ファッション業界を含め、多くの分野のトレンドが急速に変化していまるが、このような流れの中で苦労することはあるか?

ヒョンミン:「ミュン」はトレンドを追わず、ヘリテージのあるクラシックなアイテムを毎シーズンのコンセプトに合わせて変形して作業しています。そのため、流行の流れをあまり受けない方です。 私は今やアパレルデザイナーを超え、会社を運営する代表であり、ディレクターに近い働き方をしていると思います。そのような次元で、トレンドの変化によるデザインの難しさよりも、世界経済の状況、輸出する国との政治関係など、四半期ごとに急変する世界情勢と経済的な変化にもっと注意を払っています。

WWD:今後の「ミュン」のブランド経営の方向性があれば教えてほしい

ヒョンミン:ソウル・ファッションウイークで良い成績を収めた後は、ソウルを離れて海外を中心にブランドを運営していました。 今は国内でもさらに私のブランドを知ってもらいたいです。今年の後半からは国内でも活発に活動する予定です。

シン・へヨン 「ブンダーカマー」デザイナー

WWD:他のブランドと差別化される「ブンダーカマー」ならではの特徴がどのような部分だと思うか?

シン・へヨン(以下、ヘヨン):「ブンダーカマー」は派手な装飾が施された他のものの中でも埋もれずに目立つミニマリズム、どこから見てもほのかに輝くカリスマ性を持っていると思います。 そして、そのようなスタイルを作るために努力しています。 言葉で言い表すのは難しいですが、過度でもなく、かといって地味でもない「ブンダーカマー」ならではのラインを持っています。

WWD:ファッションサバイバルエンターテインメント「ネクストレーベル(NEXT LABEL)」優勝後、価値観は変わったのか?

ヘヨン:2010年のブランド立ち上げ以来、ブランドを引っ張ってきて、私がうまくやっているのか、ブランド哲学だけを掲げているため、人々に退屈を感じさせるのではないかと悩んでいた時期でした。 そんな中、激しい競争の中でプログラムで優勝してからは自信がつきました。 私のコミュニケーションのやり方が間違っていなかったと思うようになり、ブランドのアイデンティティーを堅固に守りたいという考えがより明確になりました。

WWD:「2024ソウルファッションロード」で披露したコレクションを紹介してほしい

ヘヨン:「ブンダーカマー」の24年プレフォールコレクションを発表しました。 ジャック・ケルアックの小説「路上」にインスピレーションを受け、特に小説の主人公が「私たちの道で会いましょう!」というセリフが心に響き、メーンテーマを「See You Down The Road!」にしました。世界中を旅し続け、昨日は夏に住み、今日は冬に住んでいる女性が頭に浮かびました。 旅行で使い古されたような素材や、夏と冬のアイテムが混ざり合ったようなユニークなレイヤード、手に持ったネックピローなど、「ブンダーカマー」の想像上のミューズを表現してみました。

WWD:ソウルファッションロードでのランウエイを終えた感想は?

ヘヨン:多くのファッションショーに参加しましたが、野外で行われるファッションショーは初めてでした。 屋内でのファッションショーより状況を左右する要因が多くて心配でしたが、往復600mほどのランウエイ、1000人余りの観客、100人のモデル、そして美しいソッチョンホスの姿と蚕室の風景まで。ショーの途中で空に映った虹も完璧にランウエイを照らしてくれました。ショーを見守る全ての人に忘れられない思い出をプレゼントしたイベントだったと思います。

WWD:読者にぜひ紹介したい「ブンダーカマー」の愛着のあるアイテムを教えてほしい

ヘヨン:パンツをおすすめします。一度試着した人は、新商品が出るたびにリピートしてくださるので、パンツのフィット感には誇りを持っています。 パンツはフィット感をつかむのが一番難しいアイテムですが、私たちのミニマルな感性をうまく表現するためには、フィット感で勝負しなければならないと思いました。 長い間、フィット感に関する研究をたくさんしてきたので、認めてもらえてありがたいですね。

WWD:今後挑戦したい目標は何か?

ヘヨン:「ブンダーカマー」のファッションフィルムがチョンジュ国際映画祭に招待されて上映されました。 今回参加したソウルファッションロードも、従来の枠を超え、クラシック演奏と市民観客が参加する新しい方式のファッションショーでした。 このように、服だけでなく、さまざまな方法で様々なジャンルの立体的な経験を提供する文化的なファッションブランドに生まれ変わりたいと思います。

ソ・ビョンミュン、オム・ジナ「ビミュエット」 デザイナー

WWD:ビミュエットはどのような特徴を持つブランドか?

ソ・ビョンミュン、オム・ジナ(以下、ビョンミュン、ジナ):何にも縛られないことを追求します。自由に考え、表現する方法を好みます。私たちの表現方法に従うと、他の人がやっていない新しい試みをたくさんすることになります。残念な結果になることもありますが、思いもよらない美しさを発見することもあります。 このような過程で出てくるストーリーが他のブランドと比較したときの差別化ポイントだと思います。

WWD:ブランドを立ち上げたきっかけは?

ビョンミュン、ジナ:ロンドンでファッションデザイン修士課程を終え、ミラノで開かれる“ホワイト トレード ショー”に新進デザイナーとして招待されました。 そこで偶然、ロサンゼルスの有名なセレクトショップのバイヤーが私たちのコレクションを購入したことがきっかけでした。 その時、私たちが持っているデザインの価値と可能性を発見し、ブランドを立ち上げることになりました。

WWD:2人のデザイナーが一緒に仕事をすることで良い点は?

ビョンミュン、ジナ:お互いの役割を分担して仕事をしています。ソ・ビョンミュンは主に男性服と女性服のテーラードスタイルをデザインし、オム・ジナは女性服のデザインとコレクションのスタイリングを担当しています。 お互いのデザインの価値観を共有し、話し合いながら、それぞれが持っている欠点はお互いの長所を活かして補うことができるのが一番大きなメリットだと思います。

WWD:「2024年ソウルファッションロード」で披露したコレクションはどこから始まったのか?

ビョンミュン、ジナ:初めてソッチョンホスを訪れた時、滑走路のシーンを想像してみました。 森の中を歩くおとぎ話の中の少年と少女のイメージが浮かびました。 幻想的でおとぎ話のような感性を持ったコレクションを発表できたらいいなと思い、すぐに「美しい悪夢」というタイトルが浮かびました。ロマンチックな感じを与えるシルエット、独特な素材とカラーマッチを見せながら、神秘的な少女のロマンチックなコレクションを作りました。 ソッチョンホスの上のランウエイの幻想的な雰囲気が、私たちが見せたかったイメージとよく合致したと思います。 ソウルの美しい名所で私たちのコレクションを披露することができて光栄でした。

WWD:海外での確固たる地位を築くために、どのような点を重視している?

ビョンミュン、ジナ:ありがたいことに、海外のセレブリティーが私たちのコレクションを着用し、ロンドン・ファッションウイークにも登壇するなど、グローバルファッション市場で多くの注目を集めています。 重要な点は、確固たるブランドコンセプトと価値を提示しなければならないということだと思います。 既存のブランドと差別化しなければ、競争の激しい市場で注目されることは難しいでしょう。 海外ではなおさらです。そのため、私たちだけが持っている持続的な価値をうまく伝えるために常に努力しています。

PHOTO : KWANGHOON KO, ソウル特別市
PHOTO COURTESY : MÜNN, WNDERKAMMER, BMUET(TE)

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銀メダルを獲得した韓国射撃キム・イェジ選手 クールビューティで試合前から“ヘルス・ゴス”の再来と話題に

7月28日に行われたパリ五輪射撃女子10mエアピストルで銀メダルを獲得した、韓国のキム・イェジ(Kim Yeji)選手が話題だ。彼女は試合開始前に公開されたプロフィール写真のクールな雰囲気と、2010年代に流行した “ヘルス・ゴス”( ゴシックテイストとスポーツテイストをミックスしたヘルシー&ゴシックを略した言葉)スタイルを想起させる着こなしで注目を集めていた。

イーロン・マスク(Elon Musk)が関連投稿に「彼女はアクション映画にキャスティングされるべきだ」とコメントを残したことに加え、8月1日にはオリンピックが公式インスタグラムに彼女の写真を投稿するなど、その人気度は試合を経てさらに加速している。

「フィラ(FILA)」のトラックスーツに「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」のキャップを合わせた、洗練されたユニホームも注目を集めている。彼女の履いた射撃用シューズ、「ザウアー(SAUER)」の“イージー トップ ピストル シューズ”は、スニーカー好き達の新たなお目当てになるだろう。

キム・イェジ選手は、8月2~3日に行われる女子25mピストルにも出場予定だ。

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勢いが止まらないTWICEナヨン ソロアルバムで「私の新たな一面を見せたい」

2015年に韓国でデビュー以降、絶大な人気を誇るグローバルガールズグループTWICE。個性と才能が溢れるグループの中でもパワフルなパフォーマンスとキュートな笑顔に目を引くナヨンがアルバム「NA」と共にこの夏、ソロアーティストとして2度目のカムバック。ティザー映像が公開されると共にエネルギー溢れる姿に世界中から注目が集まっている。TWICEとして、そしてソロアーティストとしてこの10年、進化し続けているナヨンの軌跡について尋ねた。

WWD KOREA(以下、WWD):2枚目のソロのミニアルバムが発売になりましたが、アルバム名「NA」の意味は「ひたすら私!」ですね。どのような姿を見せたいと思ったのですか?

ナヨン:グループ活動と違って、ソロアルバムを出す機会が少ないので、少し欲が出たと思います。最初のソロアルバムとは違った一面をお見せしたかったので、全く違うコンセプトを試してみたのですが、普段お見せできなかった私の新たな一面を確認できるはずです。

WWD :J.Y.Park(パク・ジニョン)プロデューサーを筆頭に、オーストラリアのシンガーソングライターであるサム・フィッシャー(Sam Fischer)、キス オブ ライフ(KISS OF LIFE)のジュリー、AKMUのイ・チャンヒョク、サム・キム(Sam Kim)ら、さまざまなジャンルのミュージシャンがアルバムに参加しましたね。作業過程で最も相性が良かったトラックを教えてください。

ナヨン:全ての曲が全部特別ですが、それでも必ず一曲だけ選ばなきゃいけないのだとしたら、キスオブ ライフのジュリーと共演した「Magic」です。女性ボーカルとラッパーがハーモニーを奏でることで、より相乗効果が出る曲なんです。

WWD :タイトル曲「ABCD」の雰囲気が2000年代初頭のポップ界の歌姫達を思い起こさせますね。 ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)、クリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)、アリシア・キーズ(Alicia Keys)、ビヨンセ(Beyonce)ら、当時から素晴らしいミュージシャンがたくさんいます。

ナヨン:実は私はよく知らなかったのですが、今回のアルバムを準備する時、周りから昔の音楽を推薦してもらい、ミュージックビデオやライブ映像をたくさん探して見ました。

WWD :TWICEのアルバムと違って、ソロアルバムは一人でアルバム全体を引っ張っていかなければなりませんよね。今回のアルバムを制作する上での一番の挑戦はどのようなものでしたか?

ナヨン:振り付けですね!今までやったことのないパワフルな振り付けの動きが多くて、スタイルをうまく生かすのに時間がたくさん必要で、本当に難しかったです。他の振り付けは少し練習すれば、どのように生かすべきかすぐに掴めるのですが、今回の振り付けは難易度が高くて。まだ簡単ではないと思います(笑)。

WWD : パワフルなナヨン!楽しみですね。

ナヨン:「ナヨンにこんな姿もあったんだ」と言ってもらえたら感激だと思います。

WWD :さわやかで清らかで明るいナヨンさんを代表するイメージですね。ご自分で考える最もナヨンらしい姿は何ですか?

ナヨン:そうですね、誰にでもいろいろな姿があると思います。人間ですから、こんな時もあればあんな時もあるじゃないですか。私もそうです。でも、一番私らしい姿は明るくて活発な姿なのかなと思います。

WWD :MBTI(性格診断テスト)の話はしたくなかったんですけど、今回の撮影を準備する中で確信的なISTP型の性格なんだなと思ったんです。すごく細かい部分までこだわっている印象でしたがご自身でもそのように思いますか?

ナヨン:仕事のときは、意識的にいつもより繊細に仕事に向き合うようにしています。普段の生活はむしろ大雑把なところが多いのですが、仕事の時だけは繊細さを意識しています。そうすれば完璧に仕上げることができるし、後で後悔することもないので。MBTIテストは毎回FとTが半々で出るのですが、結構合っているようです。仕事のときは感情的にならないほうが楽なんですよね。

WWD :プロらしい姿勢ですね。TWICEとして、そしてナヨンとして、この10年間、絶え間なく発展を続けてきました。振り返ってみると、どんな思い入れがありますか?

ナヨン:まず、時間が経つのが早すぎると思います。10という数字が持つ意味は特別で、重みを感じます。過去を振り返ってみると、もちろん大変な部分もありますが、後悔することはありません。 それだけ最善を尽くしたからです。着実な成長を遂げてきたので、自分自身の事も誇りに思っています。

WWD :TWICEがここまでロングランできる秘訣は何だと思いますか?

ナヨン:チームワークですね!強固な結束力が、今まで何事もなくチームをうまく維持してきた最大の秘訣だと思います。私たちのメンバーは本当にみんな優しくて大人っぽいです。いつも自分より相手を思いやる気持ちが共通しているので、意見もよく合います。グループ活動をしながら、このように同じ想いで進んでいく事は簡単ではないということをよく知っているので、大きな幸せと幸運だと思います。今はお互いの目線だけでどんな考え、どんな気持ちなのかがすぐに分かります(笑)。

WWD :インスタグラムのフィードには、たまにカメラで写真を撮っている姿が見られますが、主にどんなシーンを撮りますか?

ナヨン:大学で映像映画学を勉強していることもありますし、普段からカメラがすごく好きなので、デジカメ、フィルムカメラなどいろいろ持っています。 でも、結局手に取るカメラは1、2台ですが…一番よく撮るのはメンバーです。

WWD :写真を見たメンバーの反応は?

ナヨン:みんな気に入ったと言ってくれます。アルバムジャケットのイメージに使いたいと言ってくれるメンバーもいましたね。

WWD :写真の最大の魅力は、瞬間を捉えることだと思います。もう2度と来ないこの瞬間、この夏にぜひ残したいシーンがあれば。

ナヨン:ソロ活動を存分に楽しんでいる私の姿です。私はいつも過去も未来もなく、現在が最も重要だと思う人なので、一瞬一瞬が本当に大切ですが、この夏は特に特別です。ファンの皆さんと直接会って顔を見て話せることを考えると嬉しいし、素敵な思い出をたくさん作りたいです。

WWD :賢明ですね。幸せは到達点ではなく、日常で発見できる小さな喜びから生まれるものですからね。

ナヨン:そうなんです。 毎年夏になると食べるフランチャイズのかき氷があるのですが、発売の記事まで探して待って逃さず必ず食べるほど好きです。私なりの夏の儀式みたいなものですが、本当に幸せです(笑)。そういえば、今日家に帰ったら冷蔵庫に入れたスイカを食べようと思っています。もう今から楽しみです!

EDITOR:RUBY KIM

PHOTOS:SINAE KIM

HAIR:HYEYEON JANG

MAKE-UP:JUNGYO WON

STYLIST:MINHYE CHOI 

 
 

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Girl’s Dayイ・ヘリの俳優としての顔 ネットフリックスのドラマ出演や意識の変化を語る

ガールズグループGirl’s Dayのメンバー、イ・ヘリ(Lee Hyeri)は俳優活動にも力を入れている。「花咲けば、月を想い」や「百人力執事〜願い、かなえます」などのドラマに加え、公開予定の映画「ビクトリー」でも主演を務める。俳優のキム・ジフン、エスパ(Aespa)のカリナ(Karina)らと並び、ネットフリックス(NETFLIX)のバラエティー番組「エージェント・オブ・ミステリー」への出演も発表し話題を呼んだ。同番組は6月18日に配信を開始する。「WWD KOREA」はヘリをインタビューし、俳優としての一面を語ってもらった。

映画やドラマへの出演は
いつも新しい挑戦

WWD KOREA(以下、WWD):昨日は夏の始まりでしたね。

イ・ヘリ(以下、ヘリ):夏は大好き。最も魅力的な季節だと思います。今年は、映画「ナイトヒート(Night Heat)」の撮影で1月からバンコクに滞在したので、いつもより長く夏を過ごせています。帰国してすぐソウルは夏になり、最高の気分です。

WWD:“ノワール”という映画ジャンルへの挑戦は今回が初めてですか?あらすじによると、あなたは元アイドルのポールダンサーとして登場します。作中でポールダンスを披露してくれるのでしょうか?

ヘリ:海外ロケもノワール映画も初めてのため、新たな経験がたくさんでした。そのひとつがポールダンスです。3カ月間猛特訓しましたが、全然足りませんでした(笑)。「ダンスというよりスポーツに近いじゃない」とインストラクターに苦言を呈したほどです。ポールダンスはものすごい体幹の強さが必要だと学びました。全力で頑張ったので、どのような仕上がりになったのか気になるところ。撮影が終わったばかりで、公開までにはまだ時間がかかりそうですね。

WWD:ネットフリックスのバラエティ番組「エージェント・オブ・ミステリー(Agent of Mystery)」の公開も心待ちにしています。「科学的に説明できない奇怪な事件を追う」というユニークなコンセプトはファンにとってエキサイティングだと思います。

ヘリ:私はチョン・ジョンヨン=プロデューサー(Jeong Jong Yeon、以下ジョンヨンPD)の大ファンです。「エージェント・オブ・ミステリー」は、彼のユニークな演出の集大成だと考えていい。知的好奇心をそそるミステリーに加え、こだわりのセットが没入感を大いに高めます。私みたいなジョンヨンPDのファンも満足すると思います。

WWD:イ・ヨンジン(Lee Yong Jin)、ジョン・パク(John Park)、イ・ウンジ(Lee Eun Ji)、キム・ドフン(Kim Do Hoon)、カリナというキャストの組み合わせもユニークですね。

ヘリ:MBTI(自己申告型アンケート)を持ち出したくはないですが、キャストの中でS(Sensing、感覚型)とN(iNtuition、直感型)の特性が分かれています。「両者には埋められない違いがある」とよく言われますが、キャストの間でもかなり顕著でした。断然Sの私はNの想像力に少し頼っていました。キャラクター編集はどうなるのでしょうか。ジョンヨンPDの演出で面白い変化がありそうです。

WWD:それは面白そうですね!

ヘリ:ジョンヨンPDは人と人との組み合わせを計算できる。細部にこだわる人なんです。

エネルギッシュな秘訣と
ユーチューブ活動

WWD:ミステリーといえば、何か不思議な体験したことがありますか?

ヘリ:うーん、分からないですね。金縛り以外は経験したことがないし、そういうときでも怖いとは思わないです。「ああ、今日はすごく疲れていたんだな」と、気にしません。

WWD:何が一番怖いですか?

ヘリ:自分でコントロールできない要素です。ある意味、自然的なものであり予期できるものであるにもかかわらず、私たちにできるのはそれを受け入れることだけ。例えば、久しぶりに帰省した際、両親の著しい老いにとても衝撃を受けました。大人な態度で受け入れることが重要だと思います。理解していますが、依然として難しいです。

WWD:間近で見て、思った以上にエネルギッシュだと感じました。立て続けに作品に出演していますが、疲れ知らずの秘訣は?

ヘリ:連続して作品に取り組め、俳優としてとても幸せだと感謝しています。出演頻度が多いため、休んでいないよう見えるかもしれません。ですが実際は、疲れを感じたら十分に休んでいます。必要なだけ休み、また頑張る。何も特別なことはありません。サラリーマンの友人が1年に取れる休みの数に驚いたことがあります。私の場合、1つのプロジェクトで半年ほど働き続けることが多いですが、後にもっと長い休みを取れます。考えてみれば、現代人はみんな一生懸命働いています。プロとして与えられた仕事をこなしている。考えすぎず日々真面目に前進すれば、やがて進歩すると思います。

WWD:ユーチューブチャンネルでもコンスタントに活動されています。大手テレビチャンネルに匹敵するくらい多様なコンテンツがありますね。

ヘリ:空いた時間をどう使うのが一番効率的だろうかと考え、ユーチューブを始めました。ファンが好きなものを模索し「ヘリ・トリップ」や「ヘルズ・クラブ」、「ヘムク・ヘリ」、「ヘリVlog」、「オー・ヘリ・デイ」など、コーナーが増えました(笑)。アイデアを出す際、会社の人やプロデューサーたちはとても助けになります。最近は「ユーチューブを見ていて楽しい」という声を聞くと元気が出ますね。

WWD:一番思い入れのあるユーチューブ企画はありますか?

ヘリ:「ヘルズ・クラブ」でしょう。ホストを務めるのは、ゲストとはまったく違う感覚です。信頼して番組に出演してくれる人たちをもてなす。大きな責任が伴います。MCの経験があまりないせいか、撮影のたびに緊張します(笑)。

WWD:ゲストの顔ぶれを見ると、築いてきた強い人間関係が反映されていますね。今後呼んでみたい人は?

ヘリ:K.o.L!Kiss of Lifeです。楽曲が好きなので、実際に会ってみたいです。

WWD:業界の先輩として、昔を思い出す?

ヘリ:彼女たちほど上手じゃなかったです(笑)。多くのアイドルが印象的なパフォーマンスをするので、「こんなに上手い人がいるんだ」とよく思います。そして、彼らから学ぶことも多いです。

WWD:謙虚ですね。デビューからすでに14年。どんな職業でも10年経てばある程度のレベルに達します。

ヘリ:もう自然にそうなっていると思います。私の職業は独特ですからね。最初は街で人に気づかれると気まずくて大変で、どう対応したらいいか考えていました。でも今は、出会いを自然だと感じるようになったし、最初に挨拶されると嬉しくなります。

意識の変化と夏の挑戦

WWD:20代が終わりに近づき、30代をどのように迎えようとイメージしていますか?

ヘリ:これまでは外側に意識が向いていましたが、これからは内側に向けたいです。だから最近は本を読むようにしています。考えを整理するのに役立つので。以前は忙しさを言い訳にしていましたが、今は無理矢理にでも読書の時間を確保するよう努力しています。計画を立てたら、やり遂げなければ気が済まない。若い頃からそうでした。いい意味での責任感、悪い意味での頑固さですね。

WWD:頑固さをなくさないでほしい。生きていれば、いろいろなことが変わっていく。変化の中で、大切に持ち続けたい信念はありますか?

ヘリ:人を大切にすることは重要です。しかし、とらわれすぎないことも必要。仕事を通じて学びました。家族、友人、同僚は必要不可欠な存在ですが、人間関係にはオープンマインドで臨み、広く受け入れた方が良いと思っています。

WWD:とても大人ですね。可能性にオープンでいるのは良いこと。1つのドアが閉じれば、別のドアが開きます。そういえば、今年の夏はどのように過ごす予定ですか?

ヘリ:夏ならではのエネルギー、その一瞬一瞬を味わいたいです。今年の夏は、新たな挑戦をしようと思っています。去年買ったまま着ていなかった服を着たり、さまざまな人とつながったり、新鮮な空気を吸って心身ともにリフレッシュしたいです。その過程で、自分の新たな一面を発見できるかもしれない。考えただけで、もうワクワクします。

CONTRIBUTING DIRECTOR HANNA CHOI
EDITOR RUBY KIM
PHOTO WONTAE GO
HAIR GO CHOI(WOOSUN)
MAKEUP MYUNGSUN LEE(WOOSUN)
STYLIST JARYOUNG CHOI, EUNSEONG SONG
LOCATION SALT&VINEGAR STUDIO

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Girl’s Dayイ・ヘリの俳優としての顔 ネットフリックスのドラマ出演や意識の変化を語る

ガールズグループGirl’s Dayのメンバー、イ・ヘリ(Lee Hyeri)は俳優活動にも力を入れている。「花咲けば、月を想い」や「百人力執事〜願い、かなえます」などのドラマに加え、公開予定の映画「ビクトリー」でも主演を務める。俳優のキム・ジフン、エスパ(Aespa)のカリナ(Karina)らと並び、ネットフリックス(NETFLIX)のバラエティー番組「エージェント・オブ・ミステリー」への出演も発表し話題を呼んだ。同番組は6月18日に配信を開始する。「WWD KOREA」はヘリをインタビューし、俳優としての一面を語ってもらった。

映画やドラマへの出演は
いつも新しい挑戦

WWD KOREA(以下、WWD):昨日は夏の始まりでしたね。

イ・ヘリ(以下、ヘリ):夏は大好き。最も魅力的な季節だと思います。今年は、映画「ナイトヒート(Night Heat)」の撮影で1月からバンコクに滞在したので、いつもより長く夏を過ごせています。帰国してすぐソウルは夏になり、最高の気分です。

WWD:“ノワール”という映画ジャンルへの挑戦は今回が初めてですか?あらすじによると、あなたは元アイドルのポールダンサーとして登場します。作中でポールダンスを披露してくれるのでしょうか?

ヘリ:海外ロケもノワール映画も初めてのため、新たな経験がたくさんでした。そのひとつがポールダンスです。3カ月間猛特訓しましたが、全然足りませんでした(笑)。「ダンスというよりスポーツに近いじゃない」とインストラクターに苦言を呈したほどです。ポールダンスはものすごい体幹の強さが必要だと学びました。全力で頑張ったので、どのような仕上がりになったのか気になるところ。撮影が終わったばかりで、公開までにはまだ時間がかかりそうですね。

WWD:ネットフリックスのバラエティ番組「エージェント・オブ・ミステリー(Agent of Mystery)」の公開も心待ちにしています。「科学的に説明できない奇怪な事件を追う」というユニークなコンセプトはファンにとってエキサイティングだと思います。

ヘリ:私はチョン・ジョンヨン=プロデューサー(Jeong Jong Yeon、以下ジョンヨンPD)の大ファンです。「エージェント・オブ・ミステリー」は、彼のユニークな演出の集大成だと考えていい。知的好奇心をそそるミステリーに加え、こだわりのセットが没入感を大いに高めます。私みたいなジョンヨンPDのファンも満足すると思います。

WWD:イ・ヨンジン(Lee Yong Jin)、ジョン・パク(John Park)、イ・ウンジ(Lee Eun Ji)、キム・ドフン(Kim Do Hoon)、カリナというキャストの組み合わせもユニークですね。

ヘリ:MBTI(自己申告型アンケート)を持ち出したくはないですが、キャストの中でS(Sensing、感覚型)とN(iNtuition、直感型)の特性が分かれています。「両者には埋められない違いがある」とよく言われますが、キャストの間でもかなり顕著でした。断然Sの私はNの想像力に少し頼っていました。キャラクター編集はどうなるのでしょうか。ジョンヨンPDの演出で面白い変化がありそうです。

WWD:それは面白そうですね!

ヘリ:ジョンヨンPDは人と人との組み合わせを計算できる。細部にこだわる人なんです。

エネルギッシュな秘訣と
ユーチューブ活動

WWD:ミステリーといえば、何か不思議な体験したことがありますか?

ヘリ:うーん、分からないですね。金縛り以外は経験したことがないし、そういうときでも怖いとは思わないです。「ああ、今日はすごく疲れていたんだな」と、気にしません。

WWD:何が一番怖いですか?

ヘリ:自分でコントロールできない要素です。ある意味、自然的なものであり予期できるものであるにもかかわらず、私たちにできるのはそれを受け入れることだけ。例えば、久しぶりに帰省した際、両親の著しい老いにとても衝撃を受けました。大人な態度で受け入れることが重要だと思います。理解していますが、依然として難しいです。

WWD:間近で見て、思った以上にエネルギッシュだと感じました。立て続けに作品に出演していますが、疲れ知らずの秘訣は?

ヘリ:連続して作品に取り組め、俳優としてとても幸せだと感謝しています。出演頻度が多いため、休んでいないよう見えるかもしれません。ですが実際は、疲れを感じたら十分に休んでいます。必要なだけ休み、また頑張る。何も特別なことはありません。サラリーマンの友人が1年に取れる休みの数に驚いたことがあります。私の場合、1つのプロジェクトで半年ほど働き続けることが多いですが、後にもっと長い休みを取れます。考えてみれば、現代人はみんな一生懸命働いています。プロとして与えられた仕事をこなしている。考えすぎず日々真面目に前進すれば、やがて進歩すると思います。

WWD:ユーチューブチャンネルでもコンスタントに活動されています。大手テレビチャンネルに匹敵するくらい多様なコンテンツがありますね。

ヘリ:空いた時間をどう使うのが一番効率的だろうかと考え、ユーチューブを始めました。ファンが好きなものを模索し「ヘリ・トリップ」や「ヘルズ・クラブ」、「ヘムク・ヘリ」、「ヘリVlog」、「オー・ヘリ・デイ」など、コーナーが増えました(笑)。アイデアを出す際、会社の人やプロデューサーたちはとても助けになります。最近は「ユーチューブを見ていて楽しい」という声を聞くと元気が出ますね。

WWD:一番思い入れのあるユーチューブ企画はありますか?

ヘリ:「ヘルズ・クラブ」でしょう。ホストを務めるのは、ゲストとはまったく違う感覚です。信頼して番組に出演してくれる人たちをもてなす。大きな責任が伴います。MCの経験があまりないせいか、撮影のたびに緊張します(笑)。

WWD:ゲストの顔ぶれを見ると、築いてきた強い人間関係が反映されていますね。今後呼んでみたい人は?

ヘリ:K.o.L!Kiss of Lifeです。楽曲が好きなので、実際に会ってみたいです。

WWD:業界の先輩として、昔を思い出す?

ヘリ:彼女たちほど上手じゃなかったです(笑)。多くのアイドルが印象的なパフォーマンスをするので、「こんなに上手い人がいるんだ」とよく思います。そして、彼らから学ぶことも多いです。

WWD:謙虚ですね。デビューからすでに14年。どんな職業でも10年経てばある程度のレベルに達します。

ヘリ:もう自然にそうなっていると思います。私の職業は独特ですからね。最初は街で人に気づかれると気まずくて大変で、どう対応したらいいか考えていました。でも今は、出会いを自然だと感じるようになったし、最初に挨拶されると嬉しくなります。

意識の変化と夏の挑戦

WWD:20代が終わりに近づき、30代をどのように迎えようとイメージしていますか?

ヘリ:これまでは外側に意識が向いていましたが、これからは内側に向けたいです。だから最近は本を読むようにしています。考えを整理するのに役立つので。以前は忙しさを言い訳にしていましたが、今は無理矢理にでも読書の時間を確保するよう努力しています。計画を立てたら、やり遂げなければ気が済まない。若い頃からそうでした。いい意味での責任感、悪い意味での頑固さですね。

WWD:頑固さをなくさないでほしい。生きていれば、いろいろなことが変わっていく。変化の中で、大切に持ち続けたい信念はありますか?

ヘリ:人を大切にすることは重要です。しかし、とらわれすぎないことも必要。仕事を通じて学びました。家族、友人、同僚は必要不可欠な存在ですが、人間関係にはオープンマインドで臨み、広く受け入れた方が良いと思っています。

WWD:とても大人ですね。可能性にオープンでいるのは良いこと。1つのドアが閉じれば、別のドアが開きます。そういえば、今年の夏はどのように過ごす予定ですか?

ヘリ:夏ならではのエネルギー、その一瞬一瞬を味わいたいです。今年の夏は、新たな挑戦をしようと思っています。去年買ったまま着ていなかった服を着たり、さまざまな人とつながったり、新鮮な空気を吸って心身ともにリフレッシュしたいです。その過程で、自分の新たな一面を発見できるかもしれない。考えただけで、もうワクワクします。

CONTRIBUTING DIRECTOR HANNA CHOI
EDITOR RUBY KIM
PHOTO WONTAE GO
HAIR GO CHOI(WOOSUN)
MAKEUP MYUNGSUN LEE(WOOSUN)
STYLIST JARYOUNG CHOI, EUNSEONG SONG
LOCATION SALT&VINEGAR STUDIO

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Girl’s Dayイ・ヘリの俳優としての顔 ネットフリックスのドラマ出演や意識の変化を語る

ガールズグループGirl’s Dayのメンバー、イ・ヘリ(Lee Hyeri)は俳優活動にも力を入れている。「花咲けば、月を想い」や「百人力執事〜願い、かなえます」などのドラマに加え、公開予定の映画「ビクトリー」でも主演を務める。俳優のキム・ジフン、エスパ(Aespa)のカリナ(Karina)らと並び、ネットフリックス(NETFLIX)のバラエティー番組「エージェント・オブ・ミステリー」への出演も発表し話題を呼んだ。同番組は6月18日に配信を開始する。「WWD KOREA」はヘリをインタビューし、俳優としての一面を語ってもらった。

映画やドラマへの出演は
いつも新しい挑戦

WWD KOREA(以下、WWD):昨日は夏の始まりでしたね。

イ・ヘリ(以下、ヘリ):夏は大好き。最も魅力的な季節だと思います。今年は、映画「ナイトヒート(Night Heat)」の撮影で1月からバンコクに滞在したので、いつもより長く夏を過ごせています。帰国してすぐソウルは夏になり、最高の気分です。

WWD:“ノワール”という映画ジャンルへの挑戦は今回が初めてですか?あらすじによると、あなたは元アイドルのポールダンサーとして登場します。作中でポールダンスを披露してくれるのでしょうか?

ヘリ:海外ロケもノワール映画も初めてのため、新たな経験がたくさんでした。そのひとつがポールダンスです。3カ月間猛特訓しましたが、全然足りませんでした(笑)。「ダンスというよりスポーツに近いじゃない」とインストラクターに苦言を呈したほどです。ポールダンスはものすごい体幹の強さが必要だと学びました。全力で頑張ったので、どのような仕上がりになったのか気になるところ。撮影が終わったばかりで、公開までにはまだ時間がかかりそうですね。

WWD:ネットフリックスのバラエティ番組「エージェント・オブ・ミステリー(Agent of Mystery)」の公開も心待ちにしています。「科学的に説明できない奇怪な事件を追う」というユニークなコンセプトはファンにとってエキサイティングだと思います。

ヘリ:私はチョン・ジョンヨン=プロデューサー(Jeong Jong Yeon、以下ジョンヨンPD)の大ファンです。「エージェント・オブ・ミステリー」は、彼のユニークな演出の集大成だと考えていい。知的好奇心をそそるミステリーに加え、こだわりのセットが没入感を大いに高めます。私みたいなジョンヨンPDのファンも満足すると思います。

WWD:イ・ヨンジン(Lee Yong Jin)、ジョン・パク(John Park)、イ・ウンジ(Lee Eun Ji)、キム・ドフン(Kim Do Hoon)、カリナというキャストの組み合わせもユニークですね。

ヘリ:MBTI(自己申告型アンケート)を持ち出したくはないですが、キャストの中でS(Sensing、感覚型)とN(iNtuition、直感型)の特性が分かれています。「両者には埋められない違いがある」とよく言われますが、キャストの間でもかなり顕著でした。断然Sの私はNの想像力に少し頼っていました。キャラクター編集はどうなるのでしょうか。ジョンヨンPDの演出で面白い変化がありそうです。

WWD:それは面白そうですね!

ヘリ:ジョンヨンPDは人と人との組み合わせを計算できる。細部にこだわる人なんです。

エネルギッシュな秘訣と
ユーチューブ活動

WWD:ミステリーといえば、何か不思議な体験したことがありますか?

ヘリ:うーん、分からないですね。金縛り以外は経験したことがないし、そういうときでも怖いとは思わないです。「ああ、今日はすごく疲れていたんだな」と、気にしません。

WWD:何が一番怖いですか?

ヘリ:自分でコントロールできない要素です。ある意味、自然的なものであり予期できるものであるにもかかわらず、私たちにできるのはそれを受け入れることだけ。例えば、久しぶりに帰省した際、両親の著しい老いにとても衝撃を受けました。大人な態度で受け入れることが重要だと思います。理解していますが、依然として難しいです。

WWD:間近で見て、思った以上にエネルギッシュだと感じました。立て続けに作品に出演していますが、疲れ知らずの秘訣は?

ヘリ:連続して作品に取り組め、俳優としてとても幸せだと感謝しています。出演頻度が多いため、休んでいないよう見えるかもしれません。ですが実際は、疲れを感じたら十分に休んでいます。必要なだけ休み、また頑張る。何も特別なことはありません。サラリーマンの友人が1年に取れる休みの数に驚いたことがあります。私の場合、1つのプロジェクトで半年ほど働き続けることが多いですが、後にもっと長い休みを取れます。考えてみれば、現代人はみんな一生懸命働いています。プロとして与えられた仕事をこなしている。考えすぎず日々真面目に前進すれば、やがて進歩すると思います。

WWD:ユーチューブチャンネルでもコンスタントに活動されています。大手テレビチャンネルに匹敵するくらい多様なコンテンツがありますね。

ヘリ:空いた時間をどう使うのが一番効率的だろうかと考え、ユーチューブを始めました。ファンが好きなものを模索し「ヘリ・トリップ」や「ヘルズ・クラブ」、「ヘムク・ヘリ」、「ヘリVlog」、「オー・ヘリ・デイ」など、コーナーが増えました(笑)。アイデアを出す際、会社の人やプロデューサーたちはとても助けになります。最近は「ユーチューブを見ていて楽しい」という声を聞くと元気が出ますね。

WWD:一番思い入れのあるユーチューブ企画はありますか?

ヘリ:「ヘルズ・クラブ」でしょう。ホストを務めるのは、ゲストとはまったく違う感覚です。信頼して番組に出演してくれる人たちをもてなす。大きな責任が伴います。MCの経験があまりないせいか、撮影のたびに緊張します(笑)。

WWD:ゲストの顔ぶれを見ると、築いてきた強い人間関係が反映されていますね。今後呼んでみたい人は?

ヘリ:K.o.L!Kiss of Lifeです。楽曲が好きなので、実際に会ってみたいです。

WWD:業界の先輩として、昔を思い出す?

ヘリ:彼女たちほど上手じゃなかったです(笑)。多くのアイドルが印象的なパフォーマンスをするので、「こんなに上手い人がいるんだ」とよく思います。そして、彼らから学ぶことも多いです。

WWD:謙虚ですね。デビューからすでに14年。どんな職業でも10年経てばある程度のレベルに達します。

ヘリ:もう自然にそうなっていると思います。私の職業は独特ですからね。最初は街で人に気づかれると気まずくて大変で、どう対応したらいいか考えていました。でも今は、出会いを自然だと感じるようになったし、最初に挨拶されると嬉しくなります。

意識の変化と夏の挑戦

WWD:20代が終わりに近づき、30代をどのように迎えようとイメージしていますか?

ヘリ:これまでは外側に意識が向いていましたが、これからは内側に向けたいです。だから最近は本を読むようにしています。考えを整理するのに役立つので。以前は忙しさを言い訳にしていましたが、今は無理矢理にでも読書の時間を確保するよう努力しています。計画を立てたら、やり遂げなければ気が済まない。若い頃からそうでした。いい意味での責任感、悪い意味での頑固さですね。

WWD:頑固さをなくさないでほしい。生きていれば、いろいろなことが変わっていく。変化の中で、大切に持ち続けたい信念はありますか?

ヘリ:人を大切にすることは重要です。しかし、とらわれすぎないことも必要。仕事を通じて学びました。家族、友人、同僚は必要不可欠な存在ですが、人間関係にはオープンマインドで臨み、広く受け入れた方が良いと思っています。

WWD:とても大人ですね。可能性にオープンでいるのは良いこと。1つのドアが閉じれば、別のドアが開きます。そういえば、今年の夏はどのように過ごす予定ですか?

ヘリ:夏ならではのエネルギー、その一瞬一瞬を味わいたいです。今年の夏は、新たな挑戦をしようと思っています。去年買ったまま着ていなかった服を着たり、さまざまな人とつながったり、新鮮な空気を吸って心身ともにリフレッシュしたいです。その過程で、自分の新たな一面を発見できるかもしれない。考えただけで、もうワクワクします。

CONTRIBUTING DIRECTOR HANNA CHOI
EDITOR RUBY KIM
PHOTO WONTAE GO
HAIR GO CHOI(WOOSUN)
MAKEUP MYUNGSUN LEE(WOOSUN)
STYLIST JARYOUNG CHOI, EUNSEONG SONG
LOCATION SALT&VINEGAR STUDIO

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アンダーウエアを堂々と! ヘイリービーバーやデュア・リパらトレンド感のあるスタイルをチェック


下着からキレイに着こなすのが真のファッショニスタ。2024年春夏ファッションショーでは、「ミュウミュウ(MIU MIU)」「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」「ヴィクトリア ベッカム(VICTORIA BECKHAM)」「グッチ(GUCCI)」 「トム フォード(TOM FORD)」などのモデルがアンダーウエアだけを着てランウエイを歩く姿を披露し、アンダーウエアは今や単なる下着を超え、自信とスタイルを表現する手段になっています。また、ファッション検索エンジン、タグウォーク(Tagwalk)の調査によると、パリで開かれたショーのうち38%がアンダーウエアルックを披露し、その頻度は前シーズンから比較し114%増加したそう。このようなトレンドはセレブの間でも人気を集めています。下着を露出すること自体にまだ抵抗があるかもしれませんが、少なくともファッション界では大胆に露出することがトレンドに。使い方次第で、スポーティーなカジュアルルックにも、エレガントなイブニングルックにもなります。その一例をヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)や、デュア・リパを(Dua Lipa)例に紹介します。

サギング&アンボタンパンツ

ちょっとした差が「ファッショナブル」への近道!ローライズと共にサギングルックとアンボタンパンツのスタイリングが復活。下着のラインが見えるファッションを試すことに躊躇していたとしても、レイヤードしたようにアンダーウエアを演出すれば、スタイリングにセクシーさを加えることができます。モデルのアジョア・アボアー(Adwoa Aboah)を筆頭に、多くのモデルやインフルエンサーがチャレンジしているこのスタイル。最近では、売れっ子音楽プロデューサーのコードクンスト(CODE KUNST)、ゲージ・ゴメス(Gage Gomez )らメンズルックでもアンダーウエアを使ったレイヤリングを見る事ができます。

スリップドレス

ヘイリー・ビーバーや、エルザ・ホスク(Elsa Hosk)、アイドルグループ、アフタースクールのナナ(NANA)なども夢中になっているスリップドレスは1枚でエレガントなドレスルックを演出できます。デュア・リパのようにバイカージャケットを合わせるのもインパクトがあり、かつ女性らしい魅力を強調するのにぴったり!

ブラレット

セレブたちは下着の上に何も着ずに堂々と街に出る姿を見せたりもしますが、誰もが露出する勇気があるわけではありません。大胆な露出がまだ抵抗があるなら、カーディガンとショートパンツでアスレジャールックを完成させたり、パーカとデニム、ジョガーパンツでカジュアルな雰囲気を演出したり、ジャケット一枚だけで破格的なオフィスルックを完成させることもできます。

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レッドベルベットのスルギがデビュー10周年 ロマンチックな街、パリで30歳になった今について語る

カムバックの度に、コンセプチュアルなスタイリングやディレクションにも注目の集まる5人組ガールズグループ、レッドベルベット(red velvet)のメンバー、スルギ(SEULGI)。ステージの上だけではなく、海外公演のために空港に訪れたり、音楽番組出演の為、テレビ局に訪れる際に見ることのできる“出勤ルック”がおしゃれと注目を集めているファッショニスタでもある。20歳にデビューし、デビュー10周年を迎え現在30歳。年齢による心の変化や、仕事の事、ファッションやライフスタイルについてまで語ってくれた。

WWD KOREA(以下、WWD):3月の自身の誕生日にはパーティーをしたり、個人ユーチューブチャンネルを立ち上げたりと忙しそうですね

スルギ:はい。ユーチューブは去年の10月から準備しました。うまくやりたかった故にかなり悩みましたね。初めにどのようなコンテンツにしようかいろいろ考えました。ゲストを招待してトークをするというコンセプトは、何かを導かなければならないというプレッシャーがありました。 それで「私の人生をありのままに見せよう」というコンセプトに決めました。 私が知った、または知っている情報を伝えたり、普段の生活を自然に見せようと思いました。そう決めてからはもっと楽になり、映像も自然になりましたね。

WWD:個人インスタグラムの活動も熱心に行っていますよね

スルギ:インスタグラムは、ファンとコミュニケーションする窓口のような役割があるからです。特に最近は旅行の日常の写真などをアップしてファンと話をする空間として使っています。パンデミックの時期にはファンとコミュニケーションするためのほぼ唯一の方法でした。 今は当時より少し減りましたが、まだ良いコミュニケーションツールだと思います。

WWD:誕生日も過ぎたので、もう完全に30歳ですね、おめでとうございます!

スルギ:そうですね、「もう30歳か!どうしよう!」と一瞬思いましたが、振り返ってみると本当に良かったですね。他の人とは違う20代を過ごし、普通じゃない人生を送ったということ自体、誇らしい気持ちです。 それに、大きな曲がり角や出来事もなく、愛情をたっぷり受けて過ごせたような気がして幸せです。

WWD:この10年という時間を誇りに思っていると

スルギ:性格上、もっと気をつけようと努力もしましたし、それに欲を出さずに生きてきたと思います。 そうすれば問題が起こらないと思ったからです。 これからはそのマインドを活用して、これから自分がやりたいことを探そうと思っています。 そんな気持ちでユーチューブも始めました。

WWD:20代での後悔はほとんどなさそうですね

スルギ:うーん…本当に悔いはないですね。 レッドベルベットとして生きてきた日々が私の性格に合っていたのもあります。内向的な性格の私にとって、ステージに立って人に会う生活はいつも楽しいものでした。 発散している自分を誰かが好きになってくれるのは、いつもドキドキしました。同年代の友だちに比べて普通の生活はできませんでしたが、悔しいとか未練が残るようなことはないですね。 多様な経験をすることができない代わりに、変わった経験をすることの方がずっといいんです。 芸能人としてしか感じられないこと、例えば「知らない人が私を知っている」ということが、私を正しい生き方をさせるというのも特別な経験です。

WWD:思いもよらない答えですね。いつからこのような生活を夢見ていたのですか?

スルギ:イ・ジョンヒョン先輩のステージを見ながら漠然ととても好きだと思ったんです。 お父さんとお母さんの前でその歌とダンスを踊りながら楽しかったし、自然に「私はこういうことが好きなんだ」と分かりました。 歌も絵も全部好きで、運動も好きでした。 芸能は何でも好きだったし、今も好きです。 だからこの生活がすごく満足なんです。たまに一人でソチョン(西村)のような町を歩き回ってコーヒーを飲んだり、本を読んだりもします。 後悔することなく、毎日をかなり充実させながら生きているような気がします。

WWD:それでもなかなか大変な時間を過ごしてきたと思います

スルギ:そうですね。私は、30歳になったことで、すごくいいことが増えたと思いました。30歳という年齢は、20代で感じたことを具体化する時期だと思うんです。 だから30代は素敵だと思うんです。具体化する分、感情的な余裕も生まれるんでしょうね。

WWD:想像していた30代と似ていますか?

スルギ:漠然と30代になると、ある程度仕事も安定し、人間関係の幅も広がるんじゃないかと思っていました。 その予想はある程度当たっていたようです。 人見知りな性格のため、新しい人に会うのがぎこちなかったことが多かったのですが、かなり柔軟になり、いろいろな人の中で快適に過ごす術を身につけることができました。 そして、どんどん「私という人間」がはっきりしてくるのもいいですね。

WWD:人から受けるストレスはありませんでしたか?

スルギ:私は特に人のせいで辛いと感じたことはないですね。少しでも問題があるときは、ほとんどの場合、コミュニケーションをとればお互いが理解しあえるので、特に「とても憎い」「嫌だ」と思ったことはなかったと思います。 私がポジティブすぎるからでしょうか?海外スケジュールが多いときは、むしろ長距離のフライトも楽しいですね。 飛行機の中でいろいろなことをしています。 いろいろな計画を立てたり、写真の整理をしたり、自分だけの時間を過ごします。 だから、私は飛行機の行き帰りのスケジュールもそれなりに楽しんできたと思います。

WWD:長い練習生期間を耐えてきたと思いますが、ついに幸せな30歳を迎えることができましたね

スルギ:デビュー前にレッスン期間が長くなるにつれて、練習生としてのマンネリ化が来たことがありました。 練習をいくらやっても実力が停滞する時期があるのですが、その時に自信もなくなり、行き詰まった気分になることもありました。 でも、私はこの仕事がとても好きだったので、他の仕事をしようと思ったことはなかったと思います。 ただ、気持ちが焦り、自分が不足していると感じて少し辛かったです。でも、その時期をうまく乗り越えてここまで来たことを誇りに思います。

WWD:自分の仕事が本当に好きなようで、とても素敵です。だからか、自然と「スルギスタイル」が生まれたような気がします

スルギ:実はファッションに興味はあったんですけど、以前はブランドもよく知らなかったし、自分なりのスタイルを作るのが苦手だったんです。自分の中にあるファッションの本能というか、そういうものをどう表現したらいいのか分からなかったんです。 それに、いろんなスタイルが好きな方なので、確固たるスタイルに固執できなかったこともあります。特に私はレッドベルベットの活動や音楽によって変わるスタイルに溶け込んで、そのコンセプト自体を楽しんでいたので。どんなスタイルでも抵抗感なく好きなので、写真撮影の仕事もとても好きなんです。 最近、周りの人からいろいろ教えてもらって、助けてもらって、自分なりのスタイルを見つけているような気がします。

WWD:全ての衣装を上手に着こなしてくれたので、今回の撮影もとても楽スムーズでした

スルギ:写真撮影が好きなので、これからもたくさんやってみたいです。写真を撮るのも、撮られるのも全部好きなので。 着てみたことのない服を色んなスタイルで着替えながら写真を撮る作業はいつもワクワクします。 色々な作家さんと知り合いになるのもいいですね。

WWD:他にも挑戦してみたい分野はありますか?

スルギ:私のやっていることに対して、ディレクションもしてみたいです。 歌や写真撮影に私の経験やノウハウを溶け込ませていく感じで。 そうやって少しずつ領域を広げていくのも面白いと思います。 芸能人としての人生の魅力のひとつは、これですよね。 一つのことにとらわれず、いろいろなことに挑戦できること。機会があれば、演技もやってみたいです。

WWD:レッドベルベットはヒット曲がたくさんあって、停滞期やスランプなどもなかったんじゃないでしょうか?

スルギ:デビューの時に持っていた明るいイメージが、フォローアップ曲「Be Natural」の時に180度変わり、ファンに多少の混乱を与えたんです。その後、着実に強弱を調整したことがロングランの秘訣になりました。 さまざまなコンセプトを消化することで、疑問や期待感が生まれ、これが“戦略ではない戦略”になったと思います。 代わりに、悩みが生まれました。 私たちは本当に多くのコンセプトを試しましたよね。 だから、新しいアルバムを準備するたびに、レッドベルベットならではのアイデンティティーを失ってはいけないという責任感もますます強くなりました。 これはこれからも解決していかなければならない宿題だと思います。

WWD:ヒット曲がたくさんあるグループですが、スルギの3曲を選ぶとしたら?

スルギ:「Red flavor」ですね。 実はこんなに愛される曲になるとは思わなかったんです。 そして「Bad Boy」。 この曲で自分を知ることができたので、私にとっては特別な曲です。 この曲はグルーヴィーなダンスも好きです。 そして最後に「Psycho」。この曲は感動があるというか。心に響く何かがある曲です。

WWD:パリのセレクトショップで器を買っていましたが、一人暮らしの楽しさは変わらずですか?

スルギ:一人でいるのはとても楽しいです。ゆったりとしていて快適です。 たまに両親が家に来ると家事をやってくれることがあるのですが、その時はその出来事を楽しむようにしています。 「あぁ、私の娘はまだ幼い子供なんだ。 私の手が必要なんだ」という気持ちでやってくれることを知っているからです(笑)。

WWD:2024年春に出会ったパリはどんな感じでしたか?

スルギ:パリは去年一度だけ来たことがあるのですが、その時も公演のためにゆっくり楽しむ時間がなかったんです。今回、ゆっくり時間をかけてパリを満喫してみると、魅力的な場所でした。そして、私は展覧会に行くのがとても好きなんです。今回、パリでピノ・コレクション美術館に行ったのですが、本当に良かったです。 初めて見る現代美術の作品が不思議で、まだ不器用ですが、解釈しようと努力しながら見る過程も良かったです。 残りの時間、あちこちをたくさん目に収めようと思います。 よく聞く表現になってしまいますが、こうとしか表現できません。” 愛とロマンの街”ですね。

WWD:残された下半期の特別な計画や目標はありますか?

スルギ:趣味を見つけようというのが目標です。 今までやってこなかったことなのですが、趣味を具体化して着実にやってみようという気持ちです。 水泳も習ってみようと思っています。 そういえば、最近絵を習ってみたいと思って、ある画家の方に連絡をして、着実にやってみようと思っています。 その方が絵だけでなく、詩や文章を読む会もやっていて、私も一緒にやってみたいです。 そして、レッドベルベット活動だけでなく、ソロ活動もやってみたいです。

CONTRIBUTING DIRECTOR KYUNGMI LIM
PHOTO SUNHYE KIM
HAIR GUNWOONG(WOOSUN)
MAKE-UP ISEUL(WOOSUN)
STYLING JUYEON OH, DAYOUNG KANG
LOCATION CHÂTEAU DES FLEURS
COOPERATION PARIS CLASS

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レッドベルベットのスルギがデビュー10周年 ロマンチックな街、パリで30歳になった今について語る

カムバックの度に、コンセプチュアルなスタイリングやディレクションにも注目の集まる5人組ガールズグループ、レッドベルベット(red velvet)のメンバー、スルギ(SEULGI)。ステージの上だけではなく、海外公演のために空港に訪れたり、音楽番組出演の為、テレビ局に訪れる際に見ることのできる“出勤ルック”がおしゃれと注目を集めているファッショニスタでもある。20歳にデビューし、デビュー10周年を迎え現在30歳。年齢による心の変化や、仕事の事、ファッションやライフスタイルについてまで語ってくれた。

WWD KOREA(以下、WWD):3月の自身の誕生日にはパーティーをしたり、個人ユーチューブチャンネルを立ち上げたりと忙しそうですね

スルギ:はい。ユーチューブは去年の10月から準備しました。うまくやりたかった故にかなり悩みましたね。初めにどのようなコンテンツにしようかいろいろ考えました。ゲストを招待してトークをするというコンセプトは、何かを導かなければならないというプレッシャーがありました。 それで「私の人生をありのままに見せよう」というコンセプトに決めました。 私が知った、または知っている情報を伝えたり、普段の生活を自然に見せようと思いました。そう決めてからはもっと楽になり、映像も自然になりましたね。

WWD:個人インスタグラムの活動も熱心に行っていますよね

スルギ:インスタグラムは、ファンとコミュニケーションする窓口のような役割があるからです。特に最近は旅行の日常の写真などをアップしてファンと話をする空間として使っています。パンデミックの時期にはファンとコミュニケーションするためのほぼ唯一の方法でした。 今は当時より少し減りましたが、まだ良いコミュニケーションツールだと思います。

WWD:誕生日も過ぎたので、もう完全に30歳ですね、おめでとうございます!

スルギ:そうですね、「もう30歳か!どうしよう!」と一瞬思いましたが、振り返ってみると本当に良かったですね。他の人とは違う20代を過ごし、普通じゃない人生を送ったということ自体、誇らしい気持ちです。 それに、大きな曲がり角や出来事もなく、愛情をたっぷり受けて過ごせたような気がして幸せです。

WWD:この10年という時間を誇りに思っていると

スルギ:性格上、もっと気をつけようと努力もしましたし、それに欲を出さずに生きてきたと思います。 そうすれば問題が起こらないと思ったからです。 これからはそのマインドを活用して、これから自分がやりたいことを探そうと思っています。 そんな気持ちでユーチューブも始めました。

WWD:20代での後悔はほとんどなさそうですね

スルギ:うーん…本当に悔いはないですね。 レッドベルベットとして生きてきた日々が私の性格に合っていたのもあります。内向的な性格の私にとって、ステージに立って人に会う生活はいつも楽しいものでした。 発散している自分を誰かが好きになってくれるのは、いつもドキドキしました。同年代の友だちに比べて普通の生活はできませんでしたが、悔しいとか未練が残るようなことはないですね。 多様な経験をすることができない代わりに、変わった経験をすることの方がずっといいんです。 芸能人としてしか感じられないこと、例えば「知らない人が私を知っている」ということが、私を正しい生き方をさせるというのも特別な経験です。

WWD:思いもよらない答えですね。いつからこのような生活を夢見ていたのですか?

スルギ:イ・ジョンヒョン先輩のステージを見ながら漠然ととても好きだと思ったんです。 お父さんとお母さんの前でその歌とダンスを踊りながら楽しかったし、自然に「私はこういうことが好きなんだ」と分かりました。 歌も絵も全部好きで、運動も好きでした。 芸能は何でも好きだったし、今も好きです。 だからこの生活がすごく満足なんです。たまに一人でソチョン(西村)のような町を歩き回ってコーヒーを飲んだり、本を読んだりもします。 後悔することなく、毎日をかなり充実させながら生きているような気がします。

WWD:それでもなかなか大変な時間を過ごしてきたと思います

スルギ:そうですね。私は、30歳になったことで、すごくいいことが増えたと思いました。30歳という年齢は、20代で感じたことを具体化する時期だと思うんです。 だから30代は素敵だと思うんです。具体化する分、感情的な余裕も生まれるんでしょうね。

WWD:想像していた30代と似ていますか?

スルギ:漠然と30代になると、ある程度仕事も安定し、人間関係の幅も広がるんじゃないかと思っていました。 その予想はある程度当たっていたようです。 人見知りな性格のため、新しい人に会うのがぎこちなかったことが多かったのですが、かなり柔軟になり、いろいろな人の中で快適に過ごす術を身につけることができました。 そして、どんどん「私という人間」がはっきりしてくるのもいいですね。

WWD:人から受けるストレスはありませんでしたか?

スルギ:私は特に人のせいで辛いと感じたことはないですね。少しでも問題があるときは、ほとんどの場合、コミュニケーションをとればお互いが理解しあえるので、特に「とても憎い」「嫌だ」と思ったことはなかったと思います。 私がポジティブすぎるからでしょうか?海外スケジュールが多いときは、むしろ長距離のフライトも楽しいですね。 飛行機の中でいろいろなことをしています。 いろいろな計画を立てたり、写真の整理をしたり、自分だけの時間を過ごします。 だから、私は飛行機の行き帰りのスケジュールもそれなりに楽しんできたと思います。

WWD:長い練習生期間を耐えてきたと思いますが、ついに幸せな30歳を迎えることができましたね

スルギ:デビュー前にレッスン期間が長くなるにつれて、練習生としてのマンネリ化が来たことがありました。 練習をいくらやっても実力が停滞する時期があるのですが、その時に自信もなくなり、行き詰まった気分になることもありました。 でも、私はこの仕事がとても好きだったので、他の仕事をしようと思ったことはなかったと思います。 ただ、気持ちが焦り、自分が不足していると感じて少し辛かったです。でも、その時期をうまく乗り越えてここまで来たことを誇りに思います。

WWD:自分の仕事が本当に好きなようで、とても素敵です。だからか、自然と「スルギスタイル」が生まれたような気がします

スルギ:実はファッションに興味はあったんですけど、以前はブランドもよく知らなかったし、自分なりのスタイルを作るのが苦手だったんです。自分の中にあるファッションの本能というか、そういうものをどう表現したらいいのか分からなかったんです。 それに、いろんなスタイルが好きな方なので、確固たるスタイルに固執できなかったこともあります。特に私はレッドベルベットの活動や音楽によって変わるスタイルに溶け込んで、そのコンセプト自体を楽しんでいたので。どんなスタイルでも抵抗感なく好きなので、写真撮影の仕事もとても好きなんです。 最近、周りの人からいろいろ教えてもらって、助けてもらって、自分なりのスタイルを見つけているような気がします。

WWD:全ての衣装を上手に着こなしてくれたので、今回の撮影もとても楽スムーズでした

スルギ:写真撮影が好きなので、これからもたくさんやってみたいです。写真を撮るのも、撮られるのも全部好きなので。 着てみたことのない服を色んなスタイルで着替えながら写真を撮る作業はいつもワクワクします。 色々な作家さんと知り合いになるのもいいですね。

WWD:他にも挑戦してみたい分野はありますか?

スルギ:私のやっていることに対して、ディレクションもしてみたいです。 歌や写真撮影に私の経験やノウハウを溶け込ませていく感じで。 そうやって少しずつ領域を広げていくのも面白いと思います。 芸能人としての人生の魅力のひとつは、これですよね。 一つのことにとらわれず、いろいろなことに挑戦できること。機会があれば、演技もやってみたいです。

WWD:レッドベルベットはヒット曲がたくさんあって、停滞期やスランプなどもなかったんじゃないでしょうか?

スルギ:デビューの時に持っていた明るいイメージが、フォローアップ曲「Be Natural」の時に180度変わり、ファンに多少の混乱を与えたんです。その後、着実に強弱を調整したことがロングランの秘訣になりました。 さまざまなコンセプトを消化することで、疑問や期待感が生まれ、これが“戦略ではない戦略”になったと思います。 代わりに、悩みが生まれました。 私たちは本当に多くのコンセプトを試しましたよね。 だから、新しいアルバムを準備するたびに、レッドベルベットならではのアイデンティティーを失ってはいけないという責任感もますます強くなりました。 これはこれからも解決していかなければならない宿題だと思います。

WWD:ヒット曲がたくさんあるグループですが、スルギの3曲を選ぶとしたら?

スルギ:「Red flavor」ですね。 実はこんなに愛される曲になるとは思わなかったんです。 そして「Bad Boy」。 この曲で自分を知ることができたので、私にとっては特別な曲です。 この曲はグルーヴィーなダンスも好きです。 そして最後に「Psycho」。この曲は感動があるというか。心に響く何かがある曲です。

WWD:パリのセレクトショップで器を買っていましたが、一人暮らしの楽しさは変わらずですか?

スルギ:一人でいるのはとても楽しいです。ゆったりとしていて快適です。 たまに両親が家に来ると家事をやってくれることがあるのですが、その時はその出来事を楽しむようにしています。 「あぁ、私の娘はまだ幼い子供なんだ。 私の手が必要なんだ」という気持ちでやってくれることを知っているからです(笑)。

WWD:2024年春に出会ったパリはどんな感じでしたか?

スルギ:パリは去年一度だけ来たことがあるのですが、その時も公演のためにゆっくり楽しむ時間がなかったんです。今回、ゆっくり時間をかけてパリを満喫してみると、魅力的な場所でした。そして、私は展覧会に行くのがとても好きなんです。今回、パリでピノ・コレクション美術館に行ったのですが、本当に良かったです。 初めて見る現代美術の作品が不思議で、まだ不器用ですが、解釈しようと努力しながら見る過程も良かったです。 残りの時間、あちこちをたくさん目に収めようと思います。 よく聞く表現になってしまいますが、こうとしか表現できません。” 愛とロマンの街”ですね。

WWD:残された下半期の特別な計画や目標はありますか?

スルギ:趣味を見つけようというのが目標です。 今までやってこなかったことなのですが、趣味を具体化して着実にやってみようという気持ちです。 水泳も習ってみようと思っています。 そういえば、最近絵を習ってみたいと思って、ある画家の方に連絡をして、着実にやってみようと思っています。 その方が絵だけでなく、詩や文章を読む会もやっていて、私も一緒にやってみたいです。 そして、レッドベルベット活動だけでなく、ソロ活動もやってみたいです。

CONTRIBUTING DIRECTOR KYUNGMI LIM
PHOTO SUNHYE KIM
HAIR GUNWOONG(WOOSUN)
MAKE-UP ISEUL(WOOSUN)
STYLING JUYEON OH, DAYOUNG KANG
LOCATION CHÂTEAU DES FLEURS
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レッドベルベットのスルギがデビュー10周年 ロマンチックな街、パリで30歳になった今について語る

カムバックの度に、コンセプチュアルなスタイリングやディレクションにも注目の集まる5人組ガールズグループ、レッドベルベット(red velvet)のメンバー、スルギ(SEULGI)。ステージの上だけではなく、海外公演のために空港に訪れたり、音楽番組出演の為、テレビ局に訪れる際に見ることのできる“出勤ルック”がおしゃれと注目を集めているファッショニスタでもある。20歳にデビューし、デビュー10周年を迎え現在30歳。年齢による心の変化や、仕事の事、ファッションやライフスタイルについてまで語ってくれた。

WWD KOREA(以下、WWD):3月の自身の誕生日にはパーティーをしたり、個人ユーチューブチャンネルを立ち上げたりと忙しそうですね

スルギ:はい。ユーチューブは去年の10月から準備しました。うまくやりたかった故にかなり悩みましたね。初めにどのようなコンテンツにしようかいろいろ考えました。ゲストを招待してトークをするというコンセプトは、何かを導かなければならないというプレッシャーがありました。 それで「私の人生をありのままに見せよう」というコンセプトに決めました。 私が知った、または知っている情報を伝えたり、普段の生活を自然に見せようと思いました。そう決めてからはもっと楽になり、映像も自然になりましたね。

WWD:個人インスタグラムの活動も熱心に行っていますよね

スルギ:インスタグラムは、ファンとコミュニケーションする窓口のような役割があるからです。特に最近は旅行の日常の写真などをアップしてファンと話をする空間として使っています。パンデミックの時期にはファンとコミュニケーションするためのほぼ唯一の方法でした。 今は当時より少し減りましたが、まだ良いコミュニケーションツールだと思います。

WWD:誕生日も過ぎたので、もう完全に30歳ですね、おめでとうございます!

スルギ:そうですね、「もう30歳か!どうしよう!」と一瞬思いましたが、振り返ってみると本当に良かったですね。他の人とは違う20代を過ごし、普通じゃない人生を送ったということ自体、誇らしい気持ちです。 それに、大きな曲がり角や出来事もなく、愛情をたっぷり受けて過ごせたような気がして幸せです。

WWD:この10年という時間を誇りに思っていると

スルギ:性格上、もっと気をつけようと努力もしましたし、それに欲を出さずに生きてきたと思います。 そうすれば問題が起こらないと思ったからです。 これからはそのマインドを活用して、これから自分がやりたいことを探そうと思っています。 そんな気持ちでユーチューブも始めました。

WWD:20代での後悔はほとんどなさそうですね

スルギ:うーん…本当に悔いはないですね。 レッドベルベットとして生きてきた日々が私の性格に合っていたのもあります。内向的な性格の私にとって、ステージに立って人に会う生活はいつも楽しいものでした。 発散している自分を誰かが好きになってくれるのは、いつもドキドキしました。同年代の友だちに比べて普通の生活はできませんでしたが、悔しいとか未練が残るようなことはないですね。 多様な経験をすることができない代わりに、変わった経験をすることの方がずっといいんです。 芸能人としてしか感じられないこと、例えば「知らない人が私を知っている」ということが、私を正しい生き方をさせるというのも特別な経験です。

WWD:思いもよらない答えですね。いつからこのような生活を夢見ていたのですか?

スルギ:イ・ジョンヒョン先輩のステージを見ながら漠然ととても好きだと思ったんです。 お父さんとお母さんの前でその歌とダンスを踊りながら楽しかったし、自然に「私はこういうことが好きなんだ」と分かりました。 歌も絵も全部好きで、運動も好きでした。 芸能は何でも好きだったし、今も好きです。 だからこの生活がすごく満足なんです。たまに一人でソチョン(西村)のような町を歩き回ってコーヒーを飲んだり、本を読んだりもします。 後悔することなく、毎日をかなり充実させながら生きているような気がします。

WWD:それでもなかなか大変な時間を過ごしてきたと思います

スルギ:そうですね。私は、30歳になったことで、すごくいいことが増えたと思いました。30歳という年齢は、20代で感じたことを具体化する時期だと思うんです。 だから30代は素敵だと思うんです。具体化する分、感情的な余裕も生まれるんでしょうね。

WWD:想像していた30代と似ていますか?

スルギ:漠然と30代になると、ある程度仕事も安定し、人間関係の幅も広がるんじゃないかと思っていました。 その予想はある程度当たっていたようです。 人見知りな性格のため、新しい人に会うのがぎこちなかったことが多かったのですが、かなり柔軟になり、いろいろな人の中で快適に過ごす術を身につけることができました。 そして、どんどん「私という人間」がはっきりしてくるのもいいですね。

WWD:人から受けるストレスはありませんでしたか?

スルギ:私は特に人のせいで辛いと感じたことはないですね。少しでも問題があるときは、ほとんどの場合、コミュニケーションをとればお互いが理解しあえるので、特に「とても憎い」「嫌だ」と思ったことはなかったと思います。 私がポジティブすぎるからでしょうか?海外スケジュールが多いときは、むしろ長距離のフライトも楽しいですね。 飛行機の中でいろいろなことをしています。 いろいろな計画を立てたり、写真の整理をしたり、自分だけの時間を過ごします。 だから、私は飛行機の行き帰りのスケジュールもそれなりに楽しんできたと思います。

WWD:長い練習生期間を耐えてきたと思いますが、ついに幸せな30歳を迎えることができましたね

スルギ:デビュー前にレッスン期間が長くなるにつれて、練習生としてのマンネリ化が来たことがありました。 練習をいくらやっても実力が停滞する時期があるのですが、その時に自信もなくなり、行き詰まった気分になることもありました。 でも、私はこの仕事がとても好きだったので、他の仕事をしようと思ったことはなかったと思います。 ただ、気持ちが焦り、自分が不足していると感じて少し辛かったです。でも、その時期をうまく乗り越えてここまで来たことを誇りに思います。

WWD:自分の仕事が本当に好きなようで、とても素敵です。だからか、自然と「スルギスタイル」が生まれたような気がします

スルギ:実はファッションに興味はあったんですけど、以前はブランドもよく知らなかったし、自分なりのスタイルを作るのが苦手だったんです。自分の中にあるファッションの本能というか、そういうものをどう表現したらいいのか分からなかったんです。 それに、いろんなスタイルが好きな方なので、確固たるスタイルに固執できなかったこともあります。特に私はレッドベルベットの活動や音楽によって変わるスタイルに溶け込んで、そのコンセプト自体を楽しんでいたので。どんなスタイルでも抵抗感なく好きなので、写真撮影の仕事もとても好きなんです。 最近、周りの人からいろいろ教えてもらって、助けてもらって、自分なりのスタイルを見つけているような気がします。

WWD:全ての衣装を上手に着こなしてくれたので、今回の撮影もとても楽スムーズでした

スルギ:写真撮影が好きなので、これからもたくさんやってみたいです。写真を撮るのも、撮られるのも全部好きなので。 着てみたことのない服を色んなスタイルで着替えながら写真を撮る作業はいつもワクワクします。 色々な作家さんと知り合いになるのもいいですね。

WWD:他にも挑戦してみたい分野はありますか?

スルギ:私のやっていることに対して、ディレクションもしてみたいです。 歌や写真撮影に私の経験やノウハウを溶け込ませていく感じで。 そうやって少しずつ領域を広げていくのも面白いと思います。 芸能人としての人生の魅力のひとつは、これですよね。 一つのことにとらわれず、いろいろなことに挑戦できること。機会があれば、演技もやってみたいです。

WWD:レッドベルベットはヒット曲がたくさんあって、停滞期やスランプなどもなかったんじゃないでしょうか?

スルギ:デビューの時に持っていた明るいイメージが、フォローアップ曲「Be Natural」の時に180度変わり、ファンに多少の混乱を与えたんです。その後、着実に強弱を調整したことがロングランの秘訣になりました。 さまざまなコンセプトを消化することで、疑問や期待感が生まれ、これが“戦略ではない戦略”になったと思います。 代わりに、悩みが生まれました。 私たちは本当に多くのコンセプトを試しましたよね。 だから、新しいアルバムを準備するたびに、レッドベルベットならではのアイデンティティーを失ってはいけないという責任感もますます強くなりました。 これはこれからも解決していかなければならない宿題だと思います。

WWD:ヒット曲がたくさんあるグループですが、スルギの3曲を選ぶとしたら?

スルギ:「Red flavor」ですね。 実はこんなに愛される曲になるとは思わなかったんです。 そして「Bad Boy」。 この曲で自分を知ることができたので、私にとっては特別な曲です。 この曲はグルーヴィーなダンスも好きです。 そして最後に「Psycho」。この曲は感動があるというか。心に響く何かがある曲です。

WWD:パリのセレクトショップで器を買っていましたが、一人暮らしの楽しさは変わらずですか?

スルギ:一人でいるのはとても楽しいです。ゆったりとしていて快適です。 たまに両親が家に来ると家事をやってくれることがあるのですが、その時はその出来事を楽しむようにしています。 「あぁ、私の娘はまだ幼い子供なんだ。 私の手が必要なんだ」という気持ちでやってくれることを知っているからです(笑)。

WWD:2024年春に出会ったパリはどんな感じでしたか?

スルギ:パリは去年一度だけ来たことがあるのですが、その時も公演のためにゆっくり楽しむ時間がなかったんです。今回、ゆっくり時間をかけてパリを満喫してみると、魅力的な場所でした。そして、私は展覧会に行くのがとても好きなんです。今回、パリでピノ・コレクション美術館に行ったのですが、本当に良かったです。 初めて見る現代美術の作品が不思議で、まだ不器用ですが、解釈しようと努力しながら見る過程も良かったです。 残りの時間、あちこちをたくさん目に収めようと思います。 よく聞く表現になってしまいますが、こうとしか表現できません。” 愛とロマンの街”ですね。

WWD:残された下半期の特別な計画や目標はありますか?

スルギ:趣味を見つけようというのが目標です。 今までやってこなかったことなのですが、趣味を具体化して着実にやってみようという気持ちです。 水泳も習ってみようと思っています。 そういえば、最近絵を習ってみたいと思って、ある画家の方に連絡をして、着実にやってみようと思っています。 その方が絵だけでなく、詩や文章を読む会もやっていて、私も一緒にやってみたいです。 そして、レッドベルベット活動だけでなく、ソロ活動もやってみたいです。

CONTRIBUTING DIRECTOR KYUNGMI LIM
PHOTO SUNHYE KIM
HAIR GUNWOONG(WOOSUN)
MAKE-UP ISEUL(WOOSUN)
STYLING JUYEON OH, DAYOUNG KANG
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キム・ヒョナが2年ぶりのカムバック 届かなかった“頂き”を目指した新EP「アティチュード」

ワンダーガールズと4ミニッツの元メンバーであり、K-POPアーティストのキム・ヒョナが5月2日にEPアルバム「アティチュード(Attitude)」をリリースし、約2年ぶりのカムバックを果たした。リリースに先駆け、「WWD KOREA」はヒョナにインタビュー。「アティチュード」の制作過程や、目指した新たな音楽性について聞いた。

「アティチュード」は
手が届かないと思っていた
音楽に到達した証

WWD KOREA(以下、WWD):長い間、取り組んできたEPアルバム「アティチュード」がリリースされました。制作の裏話を聞かせてください

キム・ヒョナ(以下、ヒョナ):これまでの楽曲ではパフォーマンスに重点を置いてきましたが、今回はヴォーカルに大きくシフトしました。この試みは挑戦的で、「私にできるだろうか」という思いでいっぱいでした。困難で厳しい道のりでしたが、満足のいくアルバムにつながりました。

WWD:常に新しいことにチャレンジされていますが、今回のアルバムでの挑戦は何ですか?

ヒョナ:自分探しの旅が今回の挑戦でした。自分の限界に立ち向かい、それを超えていくこと。私は自分のボーカルについて多くの不安を抱えていましたし、自分の可能性を制限していたことにも気づきました。「アティチュード」は、自分には手が届かないと思っていた音楽に到達した証です。トレーニングは大変でしたが、成長に年齢は関係ないという貴重な教訓になりました。

やったことを繰り返したいとは思わない
常に新しいものを求めていく

WWD:これまでとはまったく違う“ヒョナ”になるのでしょうか?

ヒョナ:ひとつ確かなのは、これまで見せたことのない私の一面を見ることができるということです。今回のアルバムのユニークでエキサイティングなポイントだと思います。

WWD:今回のアルバムも“ヒョナ”のコンセプトとスタイルが色濃く反映されていますか?

ヒョナ:それならがっかりするかもしれません。音楽だけで判断されたいという思いがあったから、今回はシンプルでクールなアルバムを目指したので。だから、音の要素を足すことよりも削ることに集中しました。

WWD:どのようなきっかけでそのようなアプローチを取られたのか気になります

ヒョナ:プロデューサーやディレクターの意見をより重視し、プロに従うことを目指しました。以前は自分が表現したいことに集中していましたが、今回は彼らが表現したいメッセージを“ヒョナ”というアーティストを通して伝えようとしました。共同制作のプロセスが喜びの源になるようにしたかったのです。

WWD:マス・アピールにも取り組まなければならないのでは?

ヒョナ:マス・アピールとは何なのか、私もまだ理解しようとしている途中です。エンターテインメント業界の定義が曖昧になればなるほど、私の中でも不確かになっています。なので、いつも理解につながる助けを探しています。
一方で、「楽曲が万人に歌われるアーティストになる」という考えは、あまりないですね(笑)。前にやったことを繰り返したいとは思わない。常に新しいものを求めていくつもりです。

ハイキングへの挑戦と久々のバンコク訪問

WWD:最近、取り巻く環境が変化している中で、癒しがますます重要になってきているのではないですか?

ヒョナ:陳腐に聞こえるかもしれないですが、私にとっては働くことが一番の癒しです。あ!最近は別の癒しも見つけました。ハイキングです。優れなかった体調が良くなってきたこともあり、ハイキングに挑戦する気持ちに火がつきました。この山に登りきれば、レコーディングもきっと完走し届かなかった音楽に到達できる。そんな野望が湧いてきたのです。登りはきつかったですが、頂上に着いた時には達成感と新たなチャレンジ精神に満たされました。アチャサン(峨嵯山)に登ったのですが、今度は北漢山に挑戦したいですね。そんなわけで、最近は登山靴を物色中です。

WWD:久々のバンコク訪問。旅先で必ずすることはありますか?

ヒョナ:市場やスーパーマーケットもチェックは欠かせないです。バンコクに行くのは久しぶりですが、マーケットに行くとTシャツが4000ウォンくらいで売っています。ビンテージのTシャツを見つけるのが楽しいので、旅行のたびに訪れるようにしています。また、屋台で果物や串焼きを買って食べるのも大好きです。

惜しみない努力で
ステージに立ち続けたい

WWD:あなたはよく「生まれつきの才能だ」と言われますよね。これについてはどう思いますか?

ヒョナ:そう言ってもらえることには感謝しています。私自身はそう思っていないので(笑)。そのことを常に自覚しているし、だから陰で努力もしてきました。

WWD:自己満足を望む部分もあるのでは?

ヒョナ:その願望と共存しながらステージに立ち続けたいと思っています。パフォーマンスする機会を得るには、惜しみない努力しかありません。チャンスをつかむのは簡単ではないからこそ努力が不可欠なのです。

WWD:疲れを感じたり、圧倒されたりする瞬間はありますか?

ヒョナ:そんなときには私なりの休息方法があって、3日ほど完全に自宅にこもります。仕事をしていないと不安になってきますが、遅れをとるという選択肢は毛頭ありません。

WWD:家によくこもる人“ホームボディ”はインテリアにはこだわりがありますよね

ヒョナ:ビンテージ家具やアンティーク家具に深い愛情を持っています。その気持ちを表現するために、裁縫をすることもあります。最初は母からかぎ針編みを習ったのですが、ジーンズを再利用してバッグを作ったり、しまいにはカーテンを作ったりするほどになりました(笑)。今は家具のデザインに夢中です。ユニークな家具を作りたいなと思っています。

WWD:以前、ご自身のことを複雑な性格の持ち主だとおっしゃっていました。あれから約1年が経ちましたが、今のお気持ちはいかがですか?

ヒョナ:1年前よりもシンプルになり、安定したと思います。十分な休養を取ったことと、いい人たちに囲まれているおかげです。昔からのスタッフは、私がリラックスして見えると言ってくれし、よく眠れるようにもなりました。

WWD:ヒョナのカムバックを待つファンや読者に一言お願いします

ヒョナ:最近はあまり活動できていませんが、これからも更新していくつもりです。私にできることは音楽だけなので。
健康を大切にしつつ、素敵な音楽を携えて皆さんにお会いしたいです。そしてステージでは常に頑張りたいと思います。皆さんの健康を祈っています!

CONTRIBUTING DIRECTOR:HANNA CHOI
PHOTO:KYUNGYOON RYU
HAIR:HYOJEONG SHIN
MAKE-UP:MINAH PARK
STYLING:SUL JUNG, MINGYOUNG OCK(SSUL STYLE)
LOCATION:AAC(ALL ABOUT CONTENTS), CONRAD BANGKOK HOTEL

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韓国ブランドの強さとは?(2024年4月29日&5月6日合併号)

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年4月29日&5月6日合併号からの抜粋です)

本橋:韓国ブランドに勢いがあるのは感じていましたが、青山の「ジェントルモンスター(GENTLE MONSTER)」の行列を目の当たりにして、やはりすごいなと。特集を作るべく韓国取材も敢行。どこも空間作りを大事にしていて、また行きたいと思えました。韓国ならではの美意識は、日本のブランドにも参考になるはずです。

村上:店舗やSNSへのこだわりは日本のブランドにもあるはず。韓国勢はどこが違うんでしょう?

本橋:「振り切り方」でしょうか。SNSなどのマーケティングがうまくて、実際に売るのはEC。だから、店舗はリアルならではの“体験”に特化できるのかなと。日本人にも人気のバッグブランド「スタンドオイル」の聖水(ソンス)の店の1階は、物販を一切せず、1カ月に3回くらいテーマとインスタレーションを変えるギャラリーです。例えば「美容室でバッグを盗まれた」というストーリーで、SNSでは犯人探しの謎かけをして、来店すると犯人が分かるという巻き込み型のイベントを実施。ファンを楽しませる仕掛けに感心しました。お金もかかっていそうです。

村上:正直、よく利益が出るなと思うんです。商品自体は必ずしもハイクオリティーとは限らない。特に素材感は日本のブランドが勝っています。マーケティング費がすごいのでしょうか。

ラグジュアリーブランドと同じ利益構造かも?

本橋:確かにセレブに着てもらうことなどにお金をかけていそうです。現地では「マーティンキム(MARTIN KIM)」や「マルディメクルディ(MARDI MERCREDI)」を着ている人をたくさん見かけました。「欲しい!」と思わせることが上手いんだと思います。

村上:原価率は日本のブランドより低く、その分マーケティング費用に充てる。ラグジュアリーブランドと同じような利益構造なのかもしれないですね。着こなしの正解やターゲット像を提示せず、解釈の余地を残すのも上手いですよね。

本橋:「マルディメクルディ」のマーケティング責任者は「ペルソナを特定しない」ことを大事にしているそうです。日本のブランドは「見えないところ」にこだわりがちですが、韓国は「見えるところ」にお金をかける。お互いに学べる部分がありそうです。

村上:一方で韓国版「WWD」のエディターは、「長く育てる姿勢や、ヒストリーがある日本のブランドはすごい」と語っていました。日本市場に参入するブランドも増えているので、どういう闘い方をするのか楽しみです。

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TWICEのモモやベラ・ハディッドらセレブ達をお手本に 2024年春夏のデニム選びのヒント!

季節を問わずどんなスタイルにもマッチし、些細なトレンドの変化にもフィットする魅力的なアイテムのデニム。2024年春夏シーズンには、これまで以上にさまざまなシルエットやスタイルのデニムが登場しました。今シーズン、注目すべきジーンズスタイルと重要なポイントを見てみましょう。

スリムジーンズの復活

今シーズンは、ウエスタンスタイルの復活とモデルのベラ・ハディッド(Bella Hadid)の影響で、極端なスキニーやオーバーサイズのものではなく、足首のラインが細いストレートタイプのスリムジーンズが人気を集めています。TWICEのモモ(MOMO)や、モデルのエルザ・ホスク(Elsa Hosk)も自身のインスタグラムにスリムジーンズを取り入れたスタイリングを披露。タイトでもルーズでもない丁度良いフィット感で細身の脚線美を強調してくれるスリムジーンズは、ワイドデニムと違ってシワになる心配もない便利アイテム。シャープなシルエットのロングブーツとの組み合わせもバッチリです。

変わらぬ流行のワイドフィット

スリムジーンズの復活に加えて、さまざまなコレクションで提案されたゆったりとしたバギージーンズとワイドフィット。俳優の イ・ソンギョン(Lee Sung-kyung)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)、BLACKPINKのジェニー(JENNIE)らファッションアイコン達の投稿にも続々と登場し、昨年もトレンドだったこのスタイルの人気は今年も続きそうな予感。ズボンの幅がより広くなり、床を覆うような丈とへその下に着用するローライズスタイルがポイントです。

ダークウォッシュの魅力

インディゴカラーのダークデニムにも注目です。よりシックな雰囲気の洗練されたインディゴジーンズのカジュアルな着こなし方は、「ミュウミュウ(MIU MIU)」や「グッチ(GUCCI)」でもみられたスタイリング。大きなメタル装飾が付いたベルトと組み合わせると、よりシックな雰囲気を演出することができます。

大注目トレンドのショーツを使ったスタイリング

「ミュウミュウ(MIU MIU)」のアンバサダーを務める(G)I-DLE(ジー・アイドゥル)のミンニ(MINNIE)も挑戦した事で注目を集めるショーツを使ったスタイリングは、24年春夏シーズンの重要なトレンド一つ。「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のバミューダデニムから「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」のマイクロデニムショーツまで、さまざまなスタイルで登場しています。

個性を加えるディテール

自分だけのスタイルを試してみたい人には、TWICEのモモ(MOMO)やブラックピンク(BLACKPINK)のジェニー(JENNIE)の様な個性的なデニムも参考になります。さまざまな素材がミックスされ、多数のポケットが追加されたカーゴジーンズやストリングディテール、レザーのような光沢のあるコーティングなど、個性的なディテールが施されたデニムを選ぶのも良いですね。

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EXOスホインタビュー 俳優としての新しい顔と可能性

「WWDKOREA」のデジタルカバーにEXO(エクソ)のスホが登場。グループのリーダーとしての活躍はもちろんのこと、俳優としても躍進するスホにインタビュー。ドラマや仕事へのスタンスや思い、プライベートについても語った。

WWDKOREA(以下、WWD):今日の撮影コンセプトは“ギークシック”でした。今まで見られなかったスホの新しい魅力を発見した感じがします。

スホ:私も今まで試したことのないスタイルなので、撮影前はどうなるのか気になっていましたが、撮影した写真を見てみると自分にとって新しい感じがして満足です。

WWD:新ドラマ「世子(セジャ)が消えた」の初放送を控えていますが、今、撮影真っ最中ですよね?

スホ:撮影はあと半分しか残っていません。去年の冬にクランクインしました。まだ先は長いですが、キム・ジンマン監督が楽しい現場の雰囲気を作ってくれるので、毎日楽しく撮影しています。

WWD:一緒に出演する俳優たちとの相性はいかがですか?

スホ:イェジは11歳、ミンギュとは10歳違います。かなり自分よりも後輩達ですが、みんな演技力がしっかりしている俳優さんたちです。時々、会話をするときに世代差を感じることもありますが(笑)。デジタルネイティブだからか......確かに興味の対象が全然違いますね。彼らから新しいインスピレーションを得ることも多いです。

WWD:同感です。最近はデジタルを超え、AIを使ったさまざまなプログラムが登場しているので、世の中を見る新しい視点が必要な気がします。

スホ:そうですね、私もチャットGPTはよく使いますが、正直、私はアナログの方が楽です。スマートフォンのアプリも何個もインストールできてないものがあります。そのようなツールをたくさん活用した方が良いのは分かっているのですが、実際にやろうと思うと面倒くさくなっちゃって。

WWD:経験したことのない時代劇の人物を演じる上で苦労したことはありますか?

スホ:デビューしてから初めて挑戦する時代劇なので、最初は台詞のトーンや時代背景がよく分からなかったです。もちろんフィクションですが、キャラクターの研究をしているうちに自然と歴史にも興味がわいてきました。そこで、過去に話題になった時代劇ドラマを調べながらそれなりに勉強しました。

WWD:いいですね。グローバル市場に韓国の伝統文化を正しく理解してもらう機会でもあるので、どんな世子(セジャ)の姿を披露するのかとても楽しみです。

※世子(セジャ)=朝鮮王朝時代の用語で、次期王位を継ぐ者の略称

スホ:世子(セジャ)を思い浮かべると、どうしても重厚感がないといけないと思い、最初は負担になりました。でも、作家さんたちが今まで見せてくれたEXOリーダーのスホのありのままの姿でいいんじゃないかとアドバイスをしてくれて、自信を持つことができましたし、現場で監督さんとたくさん相談しながら、私だけの色を探しています。

WWD:演技以外に最近夢中になっている趣味はありますか?

スホ:面白くない答えになってしまいますが、仕事以外にはありません。誰が何と言おうと、どうせやるなら狂ったようにちゃんとやりたいと思います。他人の目を気にせず、ただ唯一私が熱心にこだわりながらできる事が自分の仕事なんです。

WWD:猛烈に走っていると、時には劇中の世子(セジャ)のように「ポッサム」されたくなる瞬間もあるでしょうね。

※ポッサム=再婚が法的に禁じられていた朝鮮時代に、寡婦を布で包み(包む=ポッサム)誘拐を偽装することで再婚を可能にした当時の風習のこと

スホ:たくさんありますね。実際、忙しいスケジュールをこなしていると、どこかに消えてしまいたくなることもあります。先日、テレビでたまたま「ナナツアー」を見たのですが、設定が面白かったんです(笑)私は特に旅行が好きなので、あのように誘拐されたら、旅行の計画を立てずに済むのでいいなと思いました。

※ナナツアー=芸能人が何も知らされていない無防備な状態で突如パッケージツアーに旅立つ海外旅行バラエティー

WWD:もし今、スタジオの外でナナツアーのプロデューサー、ナ・ヨンソクPDが待っているとしたら、どこに連れて行かれたいですか?

スホ:冬の観光地が好きなので、札幌の雪原とか、アイスランドのオーロラを見に行きたかったのですが、去年の冬に寒いところで撮影をしすぎたせいか、考えがガラリと変わって、暖かいところを越えて、めちゃくちゃ暑いところに行けたらいいですね。

WWD:太陽の光を浴びて溶けるような感じ?

スホ:そうですね、海辺に寝そべってゆっくり休むようなリゾートに行きたいですね。

WWD:旅行に絶対に持っていくものは?

スホ:コンタクトレンズと、メガネかな?

WWD:本当に旅に出かけちゃったら「スホが消えた」ですね(笑)ドラマのタイトルのせいか、ふと疑問に思うんです。人生で自分の意志とは関係なく消えていくものってたくさんありますよね。例えば、時間、人間関係、あるいは物かもしれないし。一番掴んでいたい物は何ですか?

スホ:覇気です。もちろん今でも情熱も、野心もありますが、20代の頃のその野心とは少し違うんです。昔は無謀だと思うくらい無知でもとりあえずぶつかってみたんです。経験が多くなるにつれて多くを知るようになったんです。ある意味良いことで、それで失敗も、挫折も少なくなりましたが、あの頃の無計画で純粋だった野心が時々恋しくなります。

WWD:いろいろなことを体得してきたからこそ、しっかりした今のスホがあるわけですね。仕事をしていて一番やりがいを感じる瞬間はいつですか?

スホ:ファンの方に、私で癒されたと言われた瞬間ですね。誰かに癒されたと言われると、逆に私自身も癒されるんです。デビューから今までずっと好きでいてくださる方々と、同じ時間や思い出を積み重ねていると思うと、やりがいを感じますね。

WWD:今年でデビュー13年目ですが、年数が経つにつれて悩みはありますか?

スホ:やりたいことが多すぎるのが悩みです。計画を立てるのが得意なタイプですが、立てた計画が多すぎて負担に感じる事もあります。

WWD:今話しながらちょっとだけ疲れているように見えましたね(笑)。今までやってきたことよりもやることがたくさんあるって、ファンにとってはワクワクしちゃう発言でしたが、嬉しいソロ・ミニアルバムのニュースも聞きました。どんなミニアルバムになるか少しだけネタバレをするとしたら?

スホ:僕が考える愛や人間関係についての哲学を歌った曲で、ファンの皆さんに伝えたい青春賛歌のようなものです。

WWD:青春賛歌というと...なぜそのような考えに至ったのかという背景は、アルバムを聴けばすぐに分かりますよね?

スホ:ドラマの撮影と同時に準備中なので少し大変ですが、アルバムのコンセプトからプロデュースまで一つ一つ私が直接参加しています。早く聴いてもらいたいですね。

WWD:忙しい時ほど「小さな幸せ」は大きな力になりますよね。最近、スホをワクワクさせる「小さな幸せ」は何ですか?

スホ:LPレコードですね。収集しているのですが、スケジュールを終えて夕方に家に帰って、良い音質のスピーカーで音楽を聴くと本当に幸せです。

WWD:最近ハマっているアルバムは?

スホ:いろいろありますが、最近はビートルズの「Abbey Road」のアルバムをよく聴いています。

WWD:最近発表されたビートルズの新曲も聴きましたか?

スホ:はい、1970年代のジョン・レノンのデモ録音をAI技術で復元したそうです。新技術もいいですが、個人的には、サウンド的にLPレコードが持つ安らぎと心地よさの方が好きです。

WWD:短い会話の中で、スホの考えが深く、しっかりした内面を感じますね。最近、自分自身について新しく気づいたことがあれば教えてください。

スホ:(しばらく考えてから)私は地道な人なんだと思います。振り返ってみると、仕事でも運動でも自己管理でも何でも地道にやってきたんです。些細なことですが、これらを中心に変わらずに守ってきたおかげで、以前よりずっと自信を持てるようになったと思います。20代の頃は期待が大きかった分、挫折も多かったのですが、今は期待通りに結果が出なくても簡単に落ち込まないんです。「言うは易し行うは難し」というのが人間ですからね(笑)

WWD:それでも欲張りなことがあるとしたら何でしょうか? 物でも、新しい分野への挑戦でも、何でもいいです。

スホ:「スホにはこんな姿もあったんだ」と言われるように、自分の多彩な姿を見せ続けること。タマネギのように剥いても剥いても新しい魅力が出てくる様な存在になりたいというか。ドラマ、「世子(セジャ)が消えた」に出演した理由も似ていて、役者としてもっと違う色を見せたいと思って選んだ作品なんです。作品自体が一つのジャンルと言い切れないくらいエキサイティングな展開になる予定なので、多くの方に期待してほしいです。

EDITOR:RUBY KIM
PHOTO:DAEHAN CHAE
STYLING:JIN LIM
HAIR:NAEJOO PARK, JINYOUNG SEO(BIT&BOOT)
MAKE-UP:YUNSU HYUN

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EXOスホインタビュー 俳優としての新しい顔と可能性

「WWDKOREA」のデジタルカバーにEXO(エクソ)のスホが登場。グループのリーダーとしての活躍はもちろんのこと、俳優としても躍進するスホにインタビュー。ドラマや仕事へのスタンスや思い、プライベートについても語った。

WWDKOREA(以下、WWD):今日の撮影コンセプトは“ギークシック”でした。今まで見られなかったスホの新しい魅力を発見した感じがします。

スホ:私も今まで試したことのないスタイルなので、撮影前はどうなるのか気になっていましたが、撮影した写真を見てみると自分にとって新しい感じがして満足です。

WWD:新ドラマ「世子(セジャ)が消えた」の初放送を控えていますが、今、撮影真っ最中ですよね?

スホ:撮影はあと半分しか残っていません。去年の冬にクランクインしました。まだ先は長いですが、キム・ジンマン監督が楽しい現場の雰囲気を作ってくれるので、毎日楽しく撮影しています。

WWD:一緒に出演する俳優たちとの相性はいかがですか?

スホ:イェジは11歳、ミンギュとは10歳違います。かなり自分よりも後輩達ですが、みんな演技力がしっかりしている俳優さんたちです。時々、会話をするときに世代差を感じることもありますが(笑)。デジタルネイティブだからか......確かに興味の対象が全然違いますね。彼らから新しいインスピレーションを得ることも多いです。

WWD:同感です。最近はデジタルを超え、AIを使ったさまざまなプログラムが登場しているので、世の中を見る新しい視点が必要な気がします。

スホ:そうですね、私もチャットGPTはよく使いますが、正直、私はアナログの方が楽です。スマートフォンのアプリも何個もインストールできてないものがあります。そのようなツールをたくさん活用した方が良いのは分かっているのですが、実際にやろうと思うと面倒くさくなっちゃって。

WWD:経験したことのない時代劇の人物を演じる上で苦労したことはありますか?

スホ:デビューしてから初めて挑戦する時代劇なので、最初は台詞のトーンや時代背景がよく分からなかったです。もちろんフィクションですが、キャラクターの研究をしているうちに自然と歴史にも興味がわいてきました。そこで、過去に話題になった時代劇ドラマを調べながらそれなりに勉強しました。

WWD:いいですね。グローバル市場に韓国の伝統文化を正しく理解してもらう機会でもあるので、どんな世子(セジャ)の姿を披露するのかとても楽しみです。

※世子(セジャ)=朝鮮王朝時代の用語で、次期王位を継ぐ者の略称

スホ:世子(セジャ)を思い浮かべると、どうしても重厚感がないといけないと思い、最初は負担になりました。でも、作家さんたちが今まで見せてくれたEXOリーダーのスホのありのままの姿でいいんじゃないかとアドバイスをしてくれて、自信を持つことができましたし、現場で監督さんとたくさん相談しながら、私だけの色を探しています。

WWD:演技以外に最近夢中になっている趣味はありますか?

スホ:面白くない答えになってしまいますが、仕事以外にはありません。誰が何と言おうと、どうせやるなら狂ったようにちゃんとやりたいと思います。他人の目を気にせず、ただ唯一私が熱心にこだわりながらできる事が自分の仕事なんです。

WWD:猛烈に走っていると、時には劇中の世子(セジャ)のように「ポッサム」されたくなる瞬間もあるでしょうね。

※ポッサム=再婚が法的に禁じられていた朝鮮時代に、寡婦を布で包み(包む=ポッサム)誘拐を偽装することで再婚を可能にした当時の風習のこと

スホ:たくさんありますね。実際、忙しいスケジュールをこなしていると、どこかに消えてしまいたくなることもあります。先日、テレビでたまたま「ナナツアー」を見たのですが、設定が面白かったんです(笑)私は特に旅行が好きなので、あのように誘拐されたら、旅行の計画を立てずに済むのでいいなと思いました。

※ナナツアー=芸能人が何も知らされていない無防備な状態で突如パッケージツアーに旅立つ海外旅行バラエティー

WWD:もし今、スタジオの外でナナツアーのプロデューサー、ナ・ヨンソクPDが待っているとしたら、どこに連れて行かれたいですか?

スホ:冬の観光地が好きなので、札幌の雪原とか、アイスランドのオーロラを見に行きたかったのですが、去年の冬に寒いところで撮影をしすぎたせいか、考えがガラリと変わって、暖かいところを越えて、めちゃくちゃ暑いところに行けたらいいですね。

WWD:太陽の光を浴びて溶けるような感じ?

スホ:そうですね、海辺に寝そべってゆっくり休むようなリゾートに行きたいですね。

WWD:旅行に絶対に持っていくものは?

スホ:コンタクトレンズと、メガネかな?

WWD:本当に旅に出かけちゃったら「スホが消えた」ですね(笑)ドラマのタイトルのせいか、ふと疑問に思うんです。人生で自分の意志とは関係なく消えていくものってたくさんありますよね。例えば、時間、人間関係、あるいは物かもしれないし。一番掴んでいたい物は何ですか?

スホ:覇気です。もちろん今でも情熱も、野心もありますが、20代の頃のその野心とは少し違うんです。昔は無謀だと思うくらい無知でもとりあえずぶつかってみたんです。経験が多くなるにつれて多くを知るようになったんです。ある意味良いことで、それで失敗も、挫折も少なくなりましたが、あの頃の無計画で純粋だった野心が時々恋しくなります。

WWD:いろいろなことを体得してきたからこそ、しっかりした今のスホがあるわけですね。仕事をしていて一番やりがいを感じる瞬間はいつですか?

スホ:ファンの方に、私で癒されたと言われた瞬間ですね。誰かに癒されたと言われると、逆に私自身も癒されるんです。デビューから今までずっと好きでいてくださる方々と、同じ時間や思い出を積み重ねていると思うと、やりがいを感じますね。

WWD:今年でデビュー13年目ですが、年数が経つにつれて悩みはありますか?

スホ:やりたいことが多すぎるのが悩みです。計画を立てるのが得意なタイプですが、立てた計画が多すぎて負担に感じる事もあります。

WWD:今話しながらちょっとだけ疲れているように見えましたね(笑)。今までやってきたことよりもやることがたくさんあるって、ファンにとってはワクワクしちゃう発言でしたが、嬉しいソロ・ミニアルバムのニュースも聞きました。どんなミニアルバムになるか少しだけネタバレをするとしたら?

スホ:僕が考える愛や人間関係についての哲学を歌った曲で、ファンの皆さんに伝えたい青春賛歌のようなものです。

WWD:青春賛歌というと...なぜそのような考えに至ったのかという背景は、アルバムを聴けばすぐに分かりますよね?

スホ:ドラマの撮影と同時に準備中なので少し大変ですが、アルバムのコンセプトからプロデュースまで一つ一つ私が直接参加しています。早く聴いてもらいたいですね。

WWD:忙しい時ほど「小さな幸せ」は大きな力になりますよね。最近、スホをワクワクさせる「小さな幸せ」は何ですか?

スホ:LPレコードですね。収集しているのですが、スケジュールを終えて夕方に家に帰って、良い音質のスピーカーで音楽を聴くと本当に幸せです。

WWD:最近ハマっているアルバムは?

スホ:いろいろありますが、最近はビートルズの「Abbey Road」のアルバムをよく聴いています。

WWD:最近発表されたビートルズの新曲も聴きましたか?

スホ:はい、1970年代のジョン・レノンのデモ録音をAI技術で復元したそうです。新技術もいいですが、個人的には、サウンド的にLPレコードが持つ安らぎと心地よさの方が好きです。

WWD:短い会話の中で、スホの考えが深く、しっかりした内面を感じますね。最近、自分自身について新しく気づいたことがあれば教えてください。

スホ:(しばらく考えてから)私は地道な人なんだと思います。振り返ってみると、仕事でも運動でも自己管理でも何でも地道にやってきたんです。些細なことですが、これらを中心に変わらずに守ってきたおかげで、以前よりずっと自信を持てるようになったと思います。20代の頃は期待が大きかった分、挫折も多かったのですが、今は期待通りに結果が出なくても簡単に落ち込まないんです。「言うは易し行うは難し」というのが人間ですからね(笑)

WWD:それでも欲張りなことがあるとしたら何でしょうか? 物でも、新しい分野への挑戦でも、何でもいいです。

スホ:「スホにはこんな姿もあったんだ」と言われるように、自分の多彩な姿を見せ続けること。タマネギのように剥いても剥いても新しい魅力が出てくる様な存在になりたいというか。ドラマ、「世子(セジャ)が消えた」に出演した理由も似ていて、役者としてもっと違う色を見せたいと思って選んだ作品なんです。作品自体が一つのジャンルと言い切れないくらいエキサイティングな展開になる予定なので、多くの方に期待してほしいです。

EDITOR:RUBY KIM
PHOTO:DAEHAN CHAE
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“官能よりは優雅さを、大胆さよりは落ち着きを” シースルートレンドの着こなし指南

「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」2024-25年秋冬コレクションのショー会場で大胆なブラックシースルーのランジェリールックを披露した俳優ムン・ガヨン(Mun Ka-young)、シースルーボディースーツにペンシルスカートを合わせ、サングラスと手袋でポイントをつけてモダンなスタイルを完成させたオリヴィア・ワイルド(Olivia Wilde)ら、さまざまなセレブのシースルールックが話題を集めています。

ランウエイやレッドカーペットで、セレブやモデルだから着こなせると考えていたシースルースタイルも、今は、私たちでも取り入れられそうなスタイルとして少しずつ浸透しています。パンツレス、ランジェリールック、ノーブラ、大胆なカットアウトドレープなど、2024年はまさに“露出がトレンド”といっても過言ではないくらい。 特にシースルーのポイント使いは昨シーズンに続き24-25年秋冬シーズンまで多くのブランドが取り入れており、トレンドとして定着しそうです。

シースルーの魅力は単純な露出ではなく、より高貴でエレガントな官能美を見せることにあります。しかし、シースルートレンドに抵抗感がある人は、あえて大胆にならなくても十分にシースルースタイルを演出することができるのでご安心を。日常でシースルールックに挑戦したいなら、肌を露出することに焦点を合わせるのではなく、官能よりは優雅さを、大胆さよりは落ち着きを選べばベターです。

オーバーサイズのトップスとのマッチ

アンダーウエアを隠してくれるオーバーサイズのコートやブラウス、シフォンスカートを合わせれば、自然でありながら可憐な感じを保つことができます。

マイクロパンツやミニスカートを活用

ロング丈のトップスをスカートの中に入れたり、マイクロパンツやミニスカートを合わせたりして、パンツレスルックとシースルールックを相互補完し、トップスの重さを和らげるスタイルを演出するスタイルは取り入れやすそうです。

トーン アンド トーンプレイ

シースルールックの中に同じような色と丈のインナーをレイヤードして、手軽に演出しながらもさりげなく映えるスタイルは参考になります。

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コティが「エトロ」と長期ビューティライセンス契約を締結 「マルニ」に続いて

米化粧品大手のコティ(COTY)はこのほど、「エトロ(ETRO)」のフレグランスおよびホームフレグランス製品の製造・販売に関するライセンス契約を締結した。同契約は、今月初めにコティが発表した「マルニ(MARNI)」とのライセンス契約に続き、2040年以降も継続する長期契約となる。「エトロ」がビューティライセンス契約を結ぶのは初めて。

コティのスー・Y・ナビ(Sue Y. Nabi)最高経営責任者(CEO)は、「『エトロ』は長年にわたる卓越性、伝統を誇る象徴的なブランドであり、それがビジネスのあらゆる面に反映されている。このコラボレーションにより、ブランドの既存のビューティ製品を発展させ、新しいカテゴリーを通してユニークなブランドアイデンティティーに命を吹き込むことに興奮している。この契約は、当社がファッションブランドのライセンスに重点を置いていることをさらに強調するものだ」と述べた。

「エトロ」のファブリツィオ・カルディナリ(Fabrizio Cardinali)最高経営責任者(CEO)は今回の提携について、「当社のビューティポートフォリオを強化し続ける中で、新たな活力を与えるものになる。コティの専門知識と業界をリードする能力を活用し、ビューティ業界における『エトロ』の存在感を高める方法を模索したい。消費者の需要に応えるために当社の能力を強化できることを楽しみにしている」とコメント。同ライセンス契約には、これまで「エトロ」が自社で開発してきた代表的なフレグランス“シャンタン”“ペイズリー”の販売権も含む。

「エトロ」は、21年にLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)系の投資会社であるLキャタルトン(L CATTERTON)が過半数株式を取得。この1年は、アイウエアを手掛ける伊サフィロ グループ(SAFILO GROUP)や子ども服メーカーのシモネッタ(SIMONETTA)ともライセンス契約を締結し製品ラインアップの開発を強化してきた。

コティは現在、プレステージカテゴリーにおいて「グッチ(GUCCI)」「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「クロエ(CHLOE)」「ダビドフ(DAVIDOFF)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」「ジュープ(JOOP)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」「エスカーダ(ESCADA)」などとライセンス契約を結んでいる。「ミュウミュウ(MIU MIU)」はこのほどロレアルグループ(L’OREAL GROUP)とビューティライセンス契約を締結したため、コティとのライセンス契約は更新されなかった。

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コティが「エトロ」と長期ビューティライセンス契約を締結 「マルニ」に続いて

米化粧品大手のコティ(COTY)はこのほど、「エトロ(ETRO)」のフレグランスおよびホームフレグランス製品の製造・販売に関するライセンス契約を締結した。同契約は、今月初めにコティが発表した「マルニ(MARNI)」とのライセンス契約に続き、2040年以降も継続する長期契約となる。「エトロ」がビューティライセンス契約を結ぶのは初めて。

コティのスー・Y・ナビ(Sue Y. Nabi)最高経営責任者(CEO)は、「『エトロ』は長年にわたる卓越性、伝統を誇る象徴的なブランドであり、それがビジネスのあらゆる面に反映されている。このコラボレーションにより、ブランドの既存のビューティ製品を発展させ、新しいカテゴリーを通してユニークなブランドアイデンティティーに命を吹き込むことに興奮している。この契約は、当社がファッションブランドのライセンスに重点を置いていることをさらに強調するものだ」と述べた。

「エトロ」のファブリツィオ・カルディナリ(Fabrizio Cardinali)最高経営責任者(CEO)は今回の提携について、「当社のビューティポートフォリオを強化し続ける中で、新たな活力を与えるものになる。コティの専門知識と業界をリードする能力を活用し、ビューティ業界における『エトロ』の存在感を高める方法を模索したい。消費者の需要に応えるために当社の能力を強化できることを楽しみにしている」とコメント。同ライセンス契約には、これまで「エトロ」が自社で開発してきた代表的なフレグランス“シャンタン”“ペイズリー”の販売権も含む。

「エトロ」は、21年にLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)系の投資会社であるLキャタルトン(L CATTERTON)が過半数株式を取得。この1年は、アイウエアを手掛ける伊サフィロ グループ(SAFILO GROUP)や子ども服メーカーのシモネッタ(SIMONETTA)ともライセンス契約を締結し製品ラインアップの開発を強化してきた。

コティは現在、プレステージカテゴリーにおいて「グッチ(GUCCI)」「カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)」「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」「クロエ(CHLOE)」「ダビドフ(DAVIDOFF)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」「ジュープ(JOOP)」「ジル サンダー(JIL SANDER)」「ロベルト カヴァリ(ROBERTO CAVALLI)」「エスカーダ(ESCADA)」などとライセンス契約を結んでいる。「ミュウミュウ(MIU MIU)」はこのほどロレアルグループ(L’OREAL GROUP)とビューティライセンス契約を締結したため、コティとのライセンス契約は更新されなかった。

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【インタビュー】“ツウ”な楽しみ方を知っている三吉彩花、韓国の奥を歩く

モデルとしてデビューし、ネットフリックスシリーズ「今際の国のアリス」のアン役で韓国でも一躍有名になった三吉彩花。2021年には独立映画監督デビュー、最近では映画「ナックルガール」で女性ボクサー、橘蘭役の顔も見せた彼女は、「ティファニー(TIFFANY & CO.)」の日本アンバサダーであり、韓国料理の“スンデグッ”にあわせて焼酎を一杯飲むという“ツウ”な楽しみ方を知っていると評判の韓国ラバーだ。最近、海外旅ドラマ「地球の歩き方」(制作:テレビ大阪、テレコムスタッフ)の撮影で韓国を訪れた三吉彩花に会い、撮影の裏話と共に彼女が惚れた韓国の魅力についての話を聞いた。

WWD KOREA(以下、WWD):映画「ナックルガール」公開後、どのように過ごした?

三吉彩花(以下、三吉): 仕事とプライベートの適切なバランスを保っています。 オン/オフを大切にするタイプなので、とってもありがたい今日この頃です。 今年は去年よりも韓国を訪問する機会が多くなりそうで、今から楽しみです。

WWD:韓国ではネットフリックスシリーズ「今際の国のアリス」のアン役で注目され、2021年には自身が監督した独立映画も公開された。 挑戦をやめない三吉さんが最近最も関心を持っている分野は?

三吉:強くてたくましい女性キャラクターとアクションに特に関心がありますが、「ナックルガール」で女性ボクサー、橘蘭を演じながら多くのことを学びました。 韓国の監督、作家さんと初めて一緒に仕事をした作品なので、より意味があったと思います。

WWD:23年だけでなんと11回も韓国を訪問したが、インスタグラムに「GENTLE HIGH SCHOOL」(注:「ジェントルモンスター」のポップアップ)の写真をアップしていた。普段は仕事以外では、韓国でどのように過ごしている?

三吉:ずっと食べたり飲んだり...(笑)韓国の友だちに会うと、ご飯を食べて2次、3次会まで行くこともあります。最近は3泊4日くらい長く滞在することも多いので、マッサージや漢方薬など、体をリラックスさせる文化にも興味を持つようになりました。良いところがあればおすすめを教えてください。

WWD:韓国で一番美味しかった食べ物を一つだけ挙げるとしたら?

三吉:“スンデ”が本当に大好きで、“スンデグッ”にチャミスルは絶対に外せません(笑)。お肉よりもお魚が好きなので、海鮮物やお刺身も好きです。

WWD:韓国に住むことが目標だと聞いたが、その夢はまだある?韓国で暮らしたいと思ったきっかけを教えてほしい。

三吉:仕事もあるので、1週間以上韓国に滞在することがよくあるのですが、そのたびに、ホテルに帰るよりも自分の家に帰りたいと思うようになったんです。 最近は大きく「目標」というよりは、これから韓国での活動も頑張って、機会があれば自分の空間を作りたいと思っています。

WWD:BIGBANGのG-DRAGONからTWICEまで、K-POPの大ファンだと聞くが、最近注目しているK-POPグループやお気に入りの曲があれば教えてほしい。

三吉:どのアーティストもそれぞれ魅力が違うのでいろいろ聴いていますが、最近はストレイキッズ(Stray Kids)やカード(KARD)、ビビ(BIBI)、ミラニ(MIRANI)の曲が特に好きで、毎日聴いています。

WWD:似ている様で違う韓国と日本だが、日本人として感じる、微妙に違う韓国文化は?

三吉:やっぱり韓国の方は喜怒哀楽がはっきりしていて、その点が好きです。表現の幅が広いというか、私も韓国に行くと、自分でも知らず知らずのうちにいつもより感情を表現する事ができている様な気がします。

WWD:「ティファニー(TIFFANY & CO.)」の日本アンバサダーでもあるあなたのファッション哲学は?これだけは譲れないというスタイルなどはあるか?

三吉:私のワードローブは黒が一番多いんです。 無難な黒でも、「ティファニー」のジュエリーを重ね着けしてきれいに着こなすようにしています。メンズライクなトムボーイスタイルも好きです。

WWD:では、メイクは?すっぴんでもマスカラは必ずするなど、ちょっとしたルーティンもある?

三吉:「肌」が重要だと考えています。 服を着たときに肌が出るのは当たり前なので、より健康的に見せたいと思っています。

WWD:1月13日に放送を開始した真夜中ドラマ「地球の歩き方」の撮影の為に、最近韓国を訪れたが番組について教えてほしい。

三吉:「地球の歩き方」は、ドキュメンタリーとドラマを組み合わせた新しい形式の番組です。 各国を訪れ、現地の文化を感じ、さまざまなハプニングを経験しながら、その国本来の魅力をありのまま伝えようとする番組です。

WWD:今回の旅は今までの韓国訪問とはかなり違ったのでは。韓国の「お母さんたち」と直接会ってたくさんの会話をしたと聞いた。

三吉:いい意味で衝撃そのものでした。実際、私が韓国のお母さんたちと話をする機会はほとんどないじゃないですか。なのに、今回会ってみたら、日本から来た私をまるで娘のように優しく接してくれる姿に恩返しをしたい気持ちになりました。

WWD:海女さんに会ったり、一般家庭で本物の家庭料理を食べたりと、韓国の本当の「情」を感じることができる時間だっただけに、印象に残ったことも多かったのでは。

三吉:そうですね。 ある日、ふと「日本から来た27歳の平凡な私をなぜそこまで良くしてくれるのだろう」と思ったんです。 お母さんたちが生きてきた人生と経験を聞いて胸がギュッと熱くなって、私に話してくれたことの意味を考えさせられました。 今回の撮影をきっかけに、私も他の人を温かく抱きしめることができる、器が広い人にならなければと思いました。

WWD: 今回新しく知った場所や、絶対また来たいと思った場所は?

三吉:撮影の中で出会ったおばさんたちにはまた会ってお礼を言いたいですし、特に済州島で会ったおばさんとマッサージをしてくれたノ・ウンヒ先生にはぜひ会いたいです。広蔵市場とカフェ「MOMO」は、私が韓国に来るたびに立ち寄る場所なので、おすすめの場所です。

WWD:今年新たに決心したことがあれば教えてほしい。

三吉:自分自身をもっと大切にし、発展を止めないこと。他の人に愛を与えるためには、まずありのままの自分と向き合う必要がありますよね。そうやって、もう少し客観的な目線で世の中を生きていきたいです。

WWD:最後に韓国のファンに一言お願いしたい。

三吉:「今際の国のアリス」や「ナックルガール」まで、作品を通じて韓国でもたくさん知ってもらえる機会ができたようで、本当に感謝しています。 これからもさまざまなコンテンツを通してお会いできるのはもちろん、ファンミーティングのように直接お会いできる日を楽しみにしています。

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【インタビュー】“ツウ”な楽しみ方を知っている三吉彩花、韓国の奥を歩く

モデルとしてデビューし、ネットフリックスシリーズ「今際の国のアリス」のアン役で韓国でも一躍有名になった三吉彩花。2021年には独立映画監督デビュー、最近では映画「ナックルガール」で女性ボクサー、橘蘭役の顔も見せた彼女は、「ティファニー(TIFFANY & CO.)」の日本アンバサダーであり、韓国料理の“スンデグッ”にあわせて焼酎を一杯飲むという“ツウ”な楽しみ方を知っていると評判の韓国ラバーだ。最近、海外旅ドラマ「地球の歩き方」(制作:テレビ大阪、テレコムスタッフ)の撮影で韓国を訪れた三吉彩花に会い、撮影の裏話と共に彼女が惚れた韓国の魅力についての話を聞いた。

WWD KOREA(以下、WWD):映画「ナックルガール」公開後、どのように過ごした?

三吉彩花(以下、三吉): 仕事とプライベートの適切なバランスを保っています。 オン/オフを大切にするタイプなので、とってもありがたい今日この頃です。 今年は去年よりも韓国を訪問する機会が多くなりそうで、今から楽しみです。

WWD:韓国ではネットフリックスシリーズ「今際の国のアリス」のアン役で注目され、2021年には自身が監督した独立映画も公開された。 挑戦をやめない三吉さんが最近最も関心を持っている分野は?

三吉:強くてたくましい女性キャラクターとアクションに特に関心がありますが、「ナックルガール」で女性ボクサー、橘蘭を演じながら多くのことを学びました。 韓国の監督、作家さんと初めて一緒に仕事をした作品なので、より意味があったと思います。

WWD:23年だけでなんと11回も韓国を訪問したが、インスタグラムに「GENTLE HIGH SCHOOL」(注:「ジェントルモンスター」のポップアップ)の写真をアップしていた。普段は仕事以外では、韓国でどのように過ごしている?

三吉:ずっと食べたり飲んだり...(笑)韓国の友だちに会うと、ご飯を食べて2次、3次会まで行くこともあります。最近は3泊4日くらい長く滞在することも多いので、マッサージや漢方薬など、体をリラックスさせる文化にも興味を持つようになりました。良いところがあればおすすめを教えてください。

WWD:韓国で一番美味しかった食べ物を一つだけ挙げるとしたら?

三吉:“スンデ”が本当に大好きで、“スンデグッ”にチャミスルは絶対に外せません(笑)。お肉よりもお魚が好きなので、海鮮物やお刺身も好きです。

WWD:韓国に住むことが目標だと聞いたが、その夢はまだある?韓国で暮らしたいと思ったきっかけを教えてほしい。

三吉:仕事もあるので、1週間以上韓国に滞在することがよくあるのですが、そのたびに、ホテルに帰るよりも自分の家に帰りたいと思うようになったんです。 最近は大きく「目標」というよりは、これから韓国での活動も頑張って、機会があれば自分の空間を作りたいと思っています。

WWD:BIGBANGのG-DRAGONからTWICEまで、K-POPの大ファンだと聞くが、最近注目しているK-POPグループやお気に入りの曲があれば教えてほしい。

三吉:どのアーティストもそれぞれ魅力が違うのでいろいろ聴いていますが、最近はストレイキッズ(Stray Kids)やカード(KARD)、ビビ(BIBI)、ミラニ(MIRANI)の曲が特に好きで、毎日聴いています。

WWD:似ている様で違う韓国と日本だが、日本人として感じる、微妙に違う韓国文化は?

三吉:やっぱり韓国の方は喜怒哀楽がはっきりしていて、その点が好きです。表現の幅が広いというか、私も韓国に行くと、自分でも知らず知らずのうちにいつもより感情を表現する事ができている様な気がします。

WWD:「ティファニー(TIFFANY & CO.)」の日本アンバサダーでもあるあなたのファッション哲学は?これだけは譲れないというスタイルなどはあるか?

三吉:私のワードローブは黒が一番多いんです。 無難な黒でも、「ティファニー」のジュエリーを重ね着けしてきれいに着こなすようにしています。メンズライクなトムボーイスタイルも好きです。

WWD:では、メイクは?すっぴんでもマスカラは必ずするなど、ちょっとしたルーティンもある?

三吉:「肌」が重要だと考えています。 服を着たときに肌が出るのは当たり前なので、より健康的に見せたいと思っています。

WWD:1月13日に放送を開始した真夜中ドラマ「地球の歩き方」の撮影の為に、最近韓国を訪れたが番組について教えてほしい。

三吉:「地球の歩き方」は、ドキュメンタリーとドラマを組み合わせた新しい形式の番組です。 各国を訪れ、現地の文化を感じ、さまざまなハプニングを経験しながら、その国本来の魅力をありのまま伝えようとする番組です。

WWD:今回の旅は今までの韓国訪問とはかなり違ったのでは。韓国の「お母さんたち」と直接会ってたくさんの会話をしたと聞いた。

三吉:いい意味で衝撃そのものでした。実際、私が韓国のお母さんたちと話をする機会はほとんどないじゃないですか。なのに、今回会ってみたら、日本から来た私をまるで娘のように優しく接してくれる姿に恩返しをしたい気持ちになりました。

WWD:海女さんに会ったり、一般家庭で本物の家庭料理を食べたりと、韓国の本当の「情」を感じることができる時間だっただけに、印象に残ったことも多かったのでは。

三吉:そうですね。 ある日、ふと「日本から来た27歳の平凡な私をなぜそこまで良くしてくれるのだろう」と思ったんです。 お母さんたちが生きてきた人生と経験を聞いて胸がギュッと熱くなって、私に話してくれたことの意味を考えさせられました。 今回の撮影をきっかけに、私も他の人を温かく抱きしめることができる、器が広い人にならなければと思いました。

WWD: 今回新しく知った場所や、絶対また来たいと思った場所は?

三吉:撮影の中で出会ったおばさんたちにはまた会ってお礼を言いたいですし、特に済州島で会ったおばさんとマッサージをしてくれたノ・ウンヒ先生にはぜひ会いたいです。広蔵市場とカフェ「MOMO」は、私が韓国に来るたびに立ち寄る場所なので、おすすめの場所です。

WWD:今年新たに決心したことがあれば教えてほしい。

三吉:自分自身をもっと大切にし、発展を止めないこと。他の人に愛を与えるためには、まずありのままの自分と向き合う必要がありますよね。そうやって、もう少し客観的な目線で世の中を生きていきたいです。

WWD:最後に韓国のファンに一言お願いしたい。

三吉:「今際の国のアリス」や「ナックルガール」まで、作品を通じて韓国でもたくさん知ってもらえる機会ができたようで、本当に感謝しています。 これからもさまざまなコンテンツを通してお会いできるのはもちろん、ファンミーティングのように直接お会いできる日を楽しみにしています。

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ダサくすればする程イケてる“ギークシック”って何?

今年急浮上しているトレンド“ギークシック”は、オタクを意味する“ギーク(Geek)”と洗練を意味する“シック(Chic)”が出合い、オタクっぽくなればなる程素敵なスタイルになるという造語だ。“ギークシック”の第一印象は「どこか親しげながら少しダサい」「これが本当にイケてるのかな?」と頭の中にはてなマークが浮かんだりもするけれど、ユニークで個性的なスタイルはどんどん目が離せなくなる。知的なイメージに現代的な洗練を与えることができる“ギークシック”スタイルを演出したいのなら、以下の3つのアイテムさえあればいい。

キーアイテム1. 分厚いプラスチック眼鏡

眼鏡は“ギークシック”ルックに欠かすことのできない必須アイテム。最近、Z世代のアイコンであるビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)がゴールデングローブ賞授賞式に丸いメガネを着用して出席して話題となったが、「ミュウミュウ(MIU MIU)」「ゼニア(ZEGNA)」をはじめ数多くのブランドのランウエイでゴーグルかと思う程の分厚いプラスチック素材のメガネを多数披露した。分厚いプラスチック眼鏡をスタイリングに取り入れればさまざまな色とフレームデザインで知的なイメージを見せるだけでなく、顔の特徴を強調して自分だけの個性をさらに生かすことができるはずだ。

キーアイテム2. ポロシャツ

クラシックでありながら多様なスタイリングが可能なポロシャツが“ギークシック”スタイルの流行とともにキーアイテムになると予想される。コロナ以降4年ぶりに2024年春夏ニューヨーク・ファッション・ウイークに復帰した「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」は、ブランドのアイコンであるポロシャツを幅広いデザインで披露し「グッチ(GUCCI)」「フェンディ(FENDI)」「ミュウミュウ(MIU MIU)」「セオリー(THEORY)」でもポロシャツを活用したカジュアルなルックからフォーマルなルックまでさまざまな演出されたルックを目にする事ができる。特に「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」のストライプ柄のポロシャツはいたずらっ子っぽい(お転婆な)魅力がプラスされ、“ギークシック”スタイルと相性抜群。

キーアイテム3. ベーシックニット

“ギークシック”スタイルに挑戦するために新しいアイテムを買うのが面倒だったら、ワードローブに一枚は必ずあるであろう、ベーシックなカラーのニットを活用してみると良い。重ね着がしやすいので、着心地の良いきちんとしたスタイルはもちろん、シャツと合わせてプレッピーなムードが加わったギークシックスタイルを簡単に完成させることができる。ギークシックのシックで都会的なツンとした魅力を強調したいのなら、体にフィットするウエスト丈のニットを選ぶこと。

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2023年インスタグラムのファッションインフルエンサーランキングは韓国勢が席巻

グローバル インフルエンサーマーケティング プラットフォーム、Leftyが発表した年末レポートによると、今年のインスタグラム ファッションインフルエンサーランキングトップ10のうち、5人は韓国アイドルだった。2位にBLACK PINKのジェニー、3位にBTSのVがランクインした。12位にはENHYPEN、14位にはNewJeansとグループアカウントもランクイン。K-POPアイドルのグローバルパワーを実感した1年だった。またそれぞれがラグジュアリーブランドのアンバサダーにも就任したり、広告キャンペーンの顔になったり、K-POPアイドルとファッションとのつながりを実感する1年になった。

【2023年のインスタグラム ファッションインフルエンサーランキングと彼らがアンバサダーを務めるブランド】

2位、BLACK PINK ジェニー:「シャネル(CHANEL)」
3位、BTS V:「セリーヌ(CELINE)」「カルティエ(CARTIER)」
4位、BLACK PINK ロゼ:「サンローラン(SAINT LAURENT)」「ティファニー(TIFFANY & CO.)」
5位、BLACK PINK ジス:「ディオール(DIOR)」
7位、BLACK PINK リサ:「セリーヌ」「ブルガリ(BVLGARI)」
12位、ENHYPEN:「プラダ(PRADA)」
14位、NewNeans ミンジ:「シャネル」、ハニ:「グッチ(GICCI)」「アルマーニ ビューティー」(ARMANI BEAUTY)、ヘイン:「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」、ダニエル:「バーバリー(BURBERRY)」「イヴ・サンローラン ボーテ(YVES SAINT LAURENT BEAUTE)」、ヘリン:「ディオール」

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