KONAMI、Nintendo Switch用「パワプロクンポケットR」を発売–10年ぶりの復活タイトル

コナミデジタルエンタテインメント11月25日、Nintendo Switch用ソフト「パワプロクンポケットR」を発売。1999年から2011年まで発売していた、野球ゲーム「パワフルプロ野球」シリーズの姉妹作品となる野球バラエティゲーム「パワプロクンポケット」の10年ぶりの新作タイトルとなっている。
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KDDIら3事業者、全国13地域・52機の「ドローン同時飛行管制」成功–三重県志摩市のデモもお披露目

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と、KDDI、パーソルプロセス&テクノロジーは、10月27日に全国13地域で、総接続機体数52機のドローンを同時飛行させ、飛行管制を行う実証を実施したと報告した。
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仮想オフィスや没入型ワークスペースへの期待が高まる、ガートナーが示すUXの国内ハイプサイクル | IT Leaders

ガートナージャパンは2021年11月25日、「日本におけるユーザー・エクスペリエンスのハイプ・サイクル:2021年」を発表した。ユーザー体験の向上に関係する主要なテクノロジを27個取り上げている。VR(仮想現実)は幻滅期の底を越えて普及へと向かっている。仮想オフィスや没入型ワークスペースは黎明期に位置しており、期待が高まっていている。

NTT Com、VMwareベースの法人向けIaaSを「IaaS Powered by VMware」に刷新 | IT Leaders

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2021年11月25日、法人向けIaaSクラウドサービス「IaaS Powered by VMware」を発表した。同年12月1日から提供する。サーバー仮想化ミドルウェアにVMware vSphereを採用しており、老朽化したIT資産のリプレース先として位置付けている。既存サービス「Enterprise Cloud 1.0」(VMwareベース)を置き換える新サービスとして提供する。これにともない、Enterprise Cloud 1.0の新規申し込み受付を2022年3月31日に終了し、サービス提供を2023年12月1日に終了する。

代替たんぱく、普及の鍵はブランディング–グリーンカルチャーが語る植物肉の魅力と課題

2021年10月25日から5日間連続で開催された本誌主催のウェブセミナー「CNET Japan FoodTech Festival 2021」。そのなかで、大豆を主原料とした植物肉を開発・製造するグリーンカルチャー代表取締役の金田郷史氏が、日本国内ではまだ一般的とまでは言えない存在ながらも、すでにテクノロジーの力で実際の肉に近い食味が得られるものに仕上がっているという植物肉について、従来の畜肉と比較したときの利点や可能性を語った。
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塩竈市の「副業型ワーケーション」仕掛け人に聞く–地元企業と副業人材をつなぐ想い

宮城県仙台駅から電車で30分ほどで行くことができる、日本有数の港町のある塩竈市。この塩竈で実施されたユニークな取り組みが「副業型ワーケーション」のテストマーケティングだ。このプログラムを企画したのは、塩竈市議会議員の阿部眞喜氏と、有限会社宮本商店の宮本龍次氏に話を聞いた。
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MDISとスカイアーチネットワークス、「AWS導入支援オールインワンサービス」を提供 | IT Leaders

三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)とスカイアーチネットワークスは2021年11月24日、「AWS導入支援オールインワンサービス」を提供開始した。Amazon Web Services(AWS)の導入支援、設計、構築、運用管理、開発、教育などのサービスをパッケージ化して提供する。両社は、サービス提供開始後1年間で10件の受注を目指す。

CTC、「Citrix Cloud for Azure Virtual Desktop」の性能監視サービスを提供 | IT Leaders

伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とCTCテクノロジー(CTCT)は2021年11月24日、デスクトップ仮想化基盤(VDI)/DaaS「Citrix Cloud for Azure Virtual Desktop」の性能監視サービスを提供開始した。レスポンスの遅延を含めた性能低下の原因を特定し、改善策を提案し、VDIの安定運用を総合的に支援する。販売目標として3年間で30件を掲げる。

ゆうちょ銀行、ネットバンキング用「ゆうちょ認証アプリ」の利用登録にeKYCを導入 | IT Leaders

ゆうちょ銀行は、スマートフォン向け本人認証専用アプリ「ゆうちょ認証アプリ」の利用登録時における本人確認の方法を拡充し、2022年1月4日からオンラインで本人を確認(eKYC)できるようにする。本人確認書類のICチップ情報と利用者の顔写真を用いた認証を追加することで、セキュリティを強化する。eKYCサービス「LIQUID eKYC」を提供するLiquidが2021年11月24日に発表した。

ライブ配信型マッチングアプリのEAST MEET EAST、DeNAをリード投資家として資金調達

英語圏在住のアジア人向けのライブ配信型マッチングアプリ「EME Hive」を運営するEAST MEET EASTは11月24日、ディー・エヌ・エーをリード投資家として、朝日メディアラボベンチャーズ、モバイル・インターネットキャピタルより、700万米ドル(約8億円)の第三者割当増資を実施したと発表した。
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JR東海、スマートEX会員向けのワークスペースを東海道新幹線主要駅に開設

東海旅客鉄道(JR東海)は11月24日、東海道・山陽新幹線の会員制列車予約サービス「スマートEX」「エクスプレス予約」会員向けのワークスペースサービス「EXPRESS WORK」を12月1日に開始すると発表した。東京駅、名古屋駅、京都駅、新大阪駅の4駅、計6カ所に開設する。
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IIJ、小型ボックスに12~38Uを収容するマイクロデータセンター「DX edge」を提供 | IT Leaders

インターネットイニシアティブは2021年11月24日、エッジデータセンターサービス「DX edge(ディーエックス エッジ)」の提供を開始した。コンテナデータセンターよりもさらに小さな“マイクロデータセンター”(MDC)機器に、運用・保守サービスを付加して提供する。ユーザーは、MDCを用いたエッジコンピューティング環境や遠隔拠点のIT基盤を、短期間で容易に構築、運用できる。MDC製品として、オーストラリアのZella DC製品を使う。価格は、個別見積もり。

特権ID管理「SecureCube Access Check」新版、CSVマスター編集ツールでデータ登録を容易に | IT Leaders

NRIセキュアテクノロジーズは2021年11月24日、特権ID管理ゲートウェイソフトウェア「SecureCube Access Check」の新版(5.5.0)を販売開始した。新たに、マスター情報を直感的に登録できる「マスタ管理支援ツール」と、申請作業を効率化する「申請テンプレート機能」を追加した。価格(税別)は374万円から。

SAP、市民開発者向けにノーコードでWeb/モバイルアプリを開発できる「SAP AppGyver」を提供 | IT Leaders

SAPジャパンは2021年11月24日、ノーコード開発ツール「SAP AppGyver」を発表した。Webアプリケーションやモバイルアプリケーションをノーコードで開発できるツールである。プログラミング経験がない業務ユーザーでもアプリケーションを開発できる。独SAPが買収したフィンランドのAppGyverの製品である。独SAPが2021年11月16~18日にオンラインで開催したグローバル開発者カンファレンス「SAP TechEd」で発表した。

SIE、PS5版「torne」の配信を開始–「nasne」と組み合わせてテレビ番組を録画・視聴

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は11月24日、PlayStation 5(PS5)とネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」(ナスネ)と組み合わせて利用することで、テレビ番組を録画・視聴できるTVアプリケーション「torne」(トルネ)の配信を開始した。
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バッファロー、nasneにおける「お引越しダビング」機能の対応を開始

バッファローは11月24日、ネットワークレコーダー&メディアストレージ「nasne」について、録画したテレビ番組データを新しいnasneへダビングする「お引越しダビング」機能に対応。同日に無償公開されたシステムソフトウェアへのアップデートにて利用可能となる。
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イケア、月額99円で東京新宿のワンルームを貸し出し

イケア・ジャパンは、新宿にある10平方メートルのワンルームを、月々99円で貸し出す「Tiny Homes 小さな部屋に、アイデア広がる。」キャンペーンを実施する。イケアがコーディネートしたワンルームを貸し出し、限られたスペースでも居心地のいい部屋をつくれるというメッセージが込められている。
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製造業のBtoBブランディング。技術力が伝わり、成果が出る4つのステップ

ユーザーが加工技術やサービスの検索をする時、ブランディングを実施した企業としていない企業とでは、選ばれる確率に大きな差が生じます。自分たちにとって「まさにコレ!」と思えるサービスの存在は顧客にとって貴重です。顧客が他社比較などで悩まずにスムーズに「この会社に頼もう!」と思える企業の方が圧倒的に選ばれる可能性が高いものです。

そのためにブランディングを行い、他者とは違う自社の差別化ポイントを明確に発信することで、顧客の心を掴みます。

こんにちは。企業の「技術」と「想い」を伝えるブランディングC-OILING合同会社(シーオイリング合同会社)代表の大後 裕子(だいご ひろこ)です。

なぜ今製造業にブランディングが必要なのか?

ブランディングの鉄則「剣山と矢文」

アレもコレも得意です!ということは、顧客の心を剣山でチクチクと撫でるようなものです。なんだか色々感じるけれど印象に残らない発信をしてはもったいないのです。ラブレターを結んだ矢文のように「〇〇でお困りなら是非弊社へ!」と顧客の記憶に刺さるブランディングが必要なのです。

製造業がブランディングするメリット

ブランディングのメリットは新規顧客の獲得や売上拡大だけに留まりません。社外・社内にも大きな影響を及ぼします。

①価格競争に巻き込まれなくなる

競合他社との差別化ができるので、市場での競争において有利な立場に立てます。ターゲットと自社サービスの強みが定まっているので、相見積もりを取らずに値引き交渉のない取引が可能になります。

②顧客マッチ度が向上する

ブランディングの結果に得た、マッチ度の高い繋がりはLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)の高い、末長くお付き合いができる関係を構築できます。「もっと安い企業を探す」というような顧客離れに悩まされることが減り、経営に安定をもたらします。

③社内のモチベーションが高まる

自社サービスのブランド力が上がることで、従業員の会社への関心度が高まります。今まで当たり前だった技術やサービスに誇りが持てるようになり、モチベーションが向上します。その結果、専門性の修練度の促進や、離職率の低下にもつながります。

休眠顧客を呼び起こす

ブランディングを行うことで、以前「もっと安い企業を探す」といって離れていった企業に対しても、改めてあなたの会社の技術力や丁寧な仕事を、思い出すきっかけを与えます。ブランディングは、価格だけでない仕事の価値を再認識してもらうチャンスを作るのです。

製造業ブランディング4つのステップ

製造業のブランディングを始めるには何をしたら良いのでしょう?今回の記事で、分かりやすく4つのステップで解説していきます。

自社の技術的強みを明確にする

さまざまな技術を保有する中で、多くの技術紹介をしたくなると思います。しかし、ブランディングではセンターピンとなる技術を打ち出すことが重要です。センターピントはボーリングの真ん中のピンのようなもので、「〇〇でお困りなら是非弊社へ!」と言える明確さが、競合他者を寄せ付けない矢文になります。

自社の本質的強みを見直す

あなたの会社がどのようなスタンスやポリシーを仕事に持って取り組んでいるでしょうか?どんな技術の向上も、行っているのは人間です。この仕事に対する姿勢こそが、今日の技術的強みを積み上げてきた裏付けになるのです。

顧客の悩みの本質を知る

技術的強みと本質的強みだけでもかなりの差別化が可能です。さらにそこで行って欲しいのが、あなたの会社の顧客の悩みは何がということです。ここで注意するべきなのは、コスト削減や技術力といった目先の悩みではありません。例えば「後工程まで考えてコスト削減になる方法が欲しい」「ベストな加工の相談からしたい」といった顧客が抱える課題の本質を明確にすることで、相見積もりを取られないブランディングができるのです。

自社のビジョンを発信する

自社の技術やサービスを続けていくために環境配慮・社員育成などの経営活動を通して、自社がどのような未来を作りたいのかビジョンを発信することです。それは、あなたの会社の中長期的視点を持った信頼できる会社としてLTVの高い顧客に関心が集まる流れを生み出します。

さいごに「逆ブランディング」に注意

検索の時代において、直感的に企業の強みが伝わらない発信状態を維持することは「逆ブランディング」です。なんとなく今まで企業サイトやSNSの運用をしていると、せっかく持っている高い技術や、丁寧な仕事が伝わらなくなってしまいます。それば非常に勿体無い状態です。これからを生き抜く製造業として、自社にブランディングをいう意識を取り入れることをお勧めします。まずは、自社の強みに改めて向き合うことから始めてみましょう。

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配線工事が不要なIoTカメラの提供でNTTドコモ、CTC、MOYAIが協業 | IT Leaders

NTTドコモ、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、MOYAIの3社は2021年11月22日、配線工事が不要で短期間で導入可能なIoTカメラ製品の提供に向けて協業したと発表した。IoTカメラ製品は、マーケティング、人流解析、監視などの用途を想定する。2022年春から提供する予定である。

大企業で生まれる新事業の種–ONE JAPANの「CHANGE」で芽吹く5つのアイデア

大企業の若手・中堅社員が集結し、イノベーションや事業共創のきっかけづくりの場として拡大しているコミュニティ「ONE JAPAN」。10月末には“チェンジャー”創出のための支援プログラム「CHANGE」に選抜された5チームによる決勝ピッチが実施された。
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ミクシィ、Jリーグクラブ「FC東京」を子会社化へ–議決権所有割合は51.3%に

ミクシィは11月22日、同日に開催した取締役会において、Jリーグクラブ「FC東京」を運営する東京フットボールクラブが第三者割当増資にて発行する株式を引き受け、子会社化の決議したと発表。第三者割当増資を11億5000万円で引き受けることにより、ミクシィの議決権所有割合は51.3%となるとしている。
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全施協とNTT東日本、AI画像解析でギャンブル依存症に対策、ボートレース戸田で実証実験 | IT Leaders

一般社団法人全国モーターボート競走施行者協議会(全施協)とNTT東日本は2021年11月19日、ボートレース場において、マスク着用下で特定人物をカメラ映像から検知する実証実験を開始すると発表した。「ギャンブル等依存症対策」へのAI画像解析の有用性を検証するのが狙い。今回は、実際に声掛けの依頼があったギャンブル等依存症申告者ではなく、全施協やNTT東日本の従業員などを被験者として実験する。
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オンラインコミュニケーション、東京と大阪で意識の違いが判明─Sansan調査 | IT Leaders

Sansanは2021年11月22日、東京都と大阪府に在住する20~50代のビジネスパーソン1000人を対象に実施した意識調査「今年の出会いとビジネスに関する調査」の結果を発表した(調査期間:2021年10月21日~10月25日、オンライン調査)。「オンラインコミュニケーションで言いたいことを言い切れない」や「コロナ禍でこれまでのつながりが希薄になっている」といった項目で、東京と大阪の意識に違いがあることが判明した。

クロスビット、シフトベース採用に特化した「らくしふワーク」

シフト管理SaaS「らくしふ」を運営するクロスビットは11月22日、シフト管理システムから特定の曜日と時間帯の人材募集を直接かけることができる新サービス「らくしふワーク」の提供を開始。シフトベース採用に特化したサービスで、曜日や時間帯などを細かく設定した採用募集が可能となっている。
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オラクル、「Oracle Cloud Infrastructure AI」を発表、学習済みモデルやアノテーション機能を提供 | IT Leaders

日本オラクルは2021年11月22日、AIクラウドサービス「Oracle Cloud Infrastructure AI」を発表した。Oracle Cloud上で利用するAIサービスで、画像処理や言語処理といった用途に向く学習済みの各種AIモデルや、学習用のラベル付きデータセットの作成を支援するアノテーション機能などを提供する。アプリケーション開発者は、データサイエンスの専門知識がなくてもAIを簡単に活用できるとしている。米オラクルが2021年11月3日に発表した内容を紹介している。
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NECグループが働き方を改革、部門オフィス半減、週休3日選択制、12万人のVDIなど | IT Leaders

NECは2021年11月22日、NECグループの働き方改革「Smart Work 2.0」を発表した。仕事空間についてはロケーションフリーを原則とし、部門単位のオフィスを減らす一方で会議室や食堂などの共用空間を現在の8倍に拡大する。技術面では、PC環境として仮想デスクトップ「Azure Virtual Desktop」をグループ12万人に展開する。人事面では、週休3日選択制を導入するほか、社内他部門との兼業や外部企業による雇用(兼業・副業)も認める。

「Halo Infinite」はコミュニティに感謝の意を伝えるタイトル–クリエイティブ責任者に聞く

Microsoftの新作ゲームとなる、「Halo」シリーズ最新作「Halo Infinite」。本作の開発を手掛ける343 Industriesのクリエイティブ部門責任者である、Joseph Staten(ジョセフ・ステイテン)氏にショートインタビューを実施。「Halo」シリーズがXboxを代表するタイトルとして支持されている理由から、本作開発にまつわるエピソードについて聞いた。
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ヒートマップ分析で何がわかる?主な活用方法やおすすめのツールを紹介

マーコム・サポーターの椎名です。中小企業や個人事業主のマーケティング活動をサポートする傍ら、ライティング活動も行っています。今回はWebのヒートマップ分析について、活用方法や分析ツールについて取り上げたいと思います。

ヒートマップとは、多次元データの関係性を色で表現し、わかりやすくするものです。Webにおけるヒートマップはページのどこが見られているか、どこをクリックしたかをビジュアルで表現しています。そうすることで、サイトの問題点や、ユーザの隠れたニーズを視覚的に解析できるようになります。

とはいえ、ヒートマップ分析はさまざまな種類があり、具体的にどう見ればよいのか迷ってしまうかもしれません。分析結果をどう読み取って、どこをどう改善すればよいのかわからない方も少なくないでしょう。そこで本記事では、一般的に使うヒートマップ分析を取り上げ、指標の見方や改善ポイントについて解説します。後半では、おすすめの分析ツールについても簡単にご紹介します。

ヒートマップ分析の主な種類

一般的に使われている基本的なヒートマップ分析は以下の3つです。

  • アテンションヒートマップ
  • スクロールヒートマップ
  • クリックヒートマップ

アテンションヒートマップは、ページのどこがどのくらい見られているか、その熟読率を可視化。それに対し、スクロールヒートマップは読了率をみます。すなわち、ユーザがページのどこまでを見て、どこで離脱しているかがわかるのです。クリックヒートマップは、文字通り、どこがよくクリックされているかを確認できます。

上記3つ以外に、ユーザのデバイス操作の動きから興味関心を分析できるものとして以下の2つがあります。

  • マウスフローヒートマップ
  • タッチアクションヒートマップ

マウスフローヒートマップは、マウスの動きが分かるもの。これはPCからのアクセスのみ有効です。これに対して、タッチアクションヒートマップは、スマートフォンやタブレットに向けたものです。タップやスワイプユーザのタッチパネルの操作を可視化します。

ヒートマップ分析でわかること

ここでは、基本的な3タイプのヒートマップについて、ヒートマップで読み取れる指標や分析のチェックポイント、実際にどう改善に導いていけばよいかについて解説します。

アテンションヒートマップ

アテンションヒートマップの指標は熟読率です。マウスなどの動きからどれだけその箇所を読んでいるかを可視化できます。分析のポイントとして、以下があげられます。

  • 注目してほしいところが想定通り熟読されているか?
  • 想定外によく読まれているところはあるか?

分析結果に対する具体的な改善策としては、例えば、次のようなものがあげられます。

【注目してほしいところが読まれていない場合】

ユーザがわかりにくいと考えて読まれていない可能性があります。その場合、図表で視覚化したり、コピー文を変えたりして、反応があがるかを試してみましょう。

【想定外によく読まれている場合】

その部分がユーザの隠れたニーズである可能性があります。サイト上部の目立つところに再配置することで全体の反応が高くなる可能性があります。

スクロールヒートマップ

スクロールヒートマップの指標は離脱率です。何%のユーザがどこまで画面をスクロールしているかを確認します。分析のポイントとして以下があげられます。

  • どこで大幅に離脱しているか?
  • サイトのコンバージョン地点とその周辺の離脱率はどうか?

改善策の例として、以下があげられます。

【大幅に離脱している個所がある場合】

サイトに書かれている情報が、ユーザの求めるものと違っているかもしれません。ターゲットユーザの求めるコンテンツは何かを洗い出し、可能性のある情報に差し替えるといいでしょう。

なお、大幅に離脱している地点の近くに重たい画像がある場合、画像の読み込み速度の問題で離脱に繋がっている可能性もあります。画像を軽くするか、思い切って削除してしまうのも手です。

【サイトのコンバージョン地点に至らずに離脱してしまっている場合】

この場合、コンバージョンに至るまでの説明が長すぎる可能性があります。コンバージョンの位置を上にあげるだけでも効果がでる場合があるので、試してみることをおすすめします。

クリックヒートマップ

クリックヒートマップはクリック率を可視化します。どのくらいユーザがその場所をクリックしているかを可視化できます。分析のポイントとしては、以下です。

  • コンバージョンにつながる場所が想定通りクリックされているか?
  • リンクがないのにクリックされている箇所はどこか?

改善策の例として以下のようなものがあります。

【想定通りクリックされていない場合】

ユーザがクリックしたいと思わない、興味がもてない可能性があります。これはコピー文を変えるだけでもユーザの態度変容を促すことができるので、文章を変えてみるのもおすすめです。

また、UIがわかりにくく、クリック箇所だと思われずに素通りされている可能性もあります。その場合は、ボタンの色を変えるだけでも改善するので試してみるとよいです。

【リンクがないのにクリックされている場合】

例えば、そこに画像がある場合、画像が小さく読みづらいため拡大しようとしている可能性があります。その場合、画像を見やすく改善するか、拡大画像を設けるとよいです。

ヒートマップを使ってサイトの改善をする際は、このようにヒートマップの分析のポイントを見て、なぜそうなったかを考え仮説をたてることが重要です。そうすることで改善策の糸口がつかめます。

ヒートマップは組み合わせて改善せよ

ヒートマップは、単独で指標を見るだけでなく組み合わせて使うとより効果的です。ここでは、2つ例をあげて説明します。

  • アテンションヒートマップ×スクロールヒートマップの例

アテンションヒートマップの熟読率が高いにも関わらず、スクロールヒートマップで離脱が多いことがあります。これは、ユーザがその箇所でなんらかの混乱を起こして結果的に熟読率が高くなっているリスクを示しています。コンテンツがわかりにくい可能性があるので差し替えたほうがよいでしょう。

  • スクロールヒートマップ×クリックヒートマップの例

コールトゥアクション(CTA)となる登録フォームの近傍をスクロールヒートマップみると、離脱が多くなっていることがあります。これは2つの可能性があります。ひとつは、想定通りコンバージョンしている場合です。この場合は改善の必要はありません。

もうひとつは、登録せず離脱している場合です。これをクリックヒートマップのクリック状況で確認できます。離脱している場合はクリックが少なくなっています。ユーザは登録を迷っているので、迷いを解消する内容を盛り込んでみるとよいでしょう。

主なヒートマップ分析ツール

ここでは、無料で使える代表的なヒートマップ分析ツールをいくつか紹介いたします。

シンプルでわかりやすい操作性であり、初めてでも迷うことなく操作できます。無料プランでもサポートを受けられるので初心者でも使いやすいツールです。

URL数無制限で30万PVまで無料で使えます。入力フォームにサイトのURLを登録するだけで利用可能です(ただし、計測タグの埋め込みは必要)。有料版としてUser Insightsがあります。

国内導入実績No.1のツールで、世界で20万社が利用しています。サイト全体のアクセス解析とヒートマップ分析を一元管理できます。

アクセス解析も兼ね備えているツールです。A/BテストやEFO機能も搭載しています。AIによるレポーティング、流入チャネル分析が可能です。マウスフローヒートマップが搭載されているため PCユーザの解析はおすすめです。

コンテンツ単位のROIも可視化できるツールです。コンバージョンへの貢献を金額で見ることができるので、ECサイトなどで有効活用できます。

まとめ

ヒートマップ分析は、サイトの改善やユーザの隠れたニーズを探るのに役立つちます。「どこがよく見られていて」「どこで離脱されているのか」を視覚的に表現しているので初めての人にもわかりやすいです。

ヒートマップ分析にはさまざまな種類があります。「どこをどう改善したいのか」、複数のヒートマップを組み合わせて分析するとよいでしょう。ヒートマップツールはさまざまなものがあり、無料で使えるものも多いので目的に合わせてまずはトライアルで導入してみることをおすすめします。

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多治見で始まった再エネ利用のシェアEV–脱炭素と地域循環への新たな挑戦

岐阜県の多治見駅前で、再生可能エネルギーを利用した電気自動車と電動自転車のシェアリングサービスがスタートした。手掛けたのは、多治見市で再生可能エネルギー事業を数多く提供するエネファント。脱炭素と地域循環に関する新たな挑戦が始まっている。
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ラック、スマートフォンを用いたパスワードレス認証サービス「BindID」 | IT Leaders

ラックは2021年11月19日、FIDO2/WebAuthn準拠の認証サービス「BindID(バインドアイディ)」(開発元:米Transmit Security)を提供開始した。利用者のスマートフォンを利用者固有の認証の仕組みとすることで、、ユーザーID/パスワードを入力することなくオンラインサービスへのログインを可能にする。

TikTok映えがもたらす「TikTok売れ」の威力–書籍やチーズ、ブランドバッグまで

TikTokというと若者のものという印象があるかもしれないが、博報堂調査によると現在のユーザー平均年齢は34歳となり、購買力がある層にも波及して、次々とトレンドだけでなく商品の売上増を生み出す場となっているのだ。TikTok売れについて見ていきたい。
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[ブックレビュー]行動、習慣、心がけとは–「世界の『頭のいい人』がやっていることを1冊にまとめてみた」

一口に「頭のいい人」といっても、さまざまな人がいる。どの人も、自分の得意分野や性格を理解し、それをうまく仕事や生活に生かしているのだろう。そうした人たちがどのように考え、行動しているかがよくわかる1冊だ。
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ASMR動画「ZOWA」、地域応援PJ「EMOCAL」で愛媛県松山市にある老舗牛丼店の“音の風景”

ASMR動画サービス「ZOWA」を運営するエイシスは11月19日、において、その地でしか聞くことのできない魅力的な“音の風景”を全国へ発信する地域応援プロジェクト「EMOCAL」の取り組み第5弾として、愛媛県松山市にある老舗牛丼専門店「三河家」のASMR動画を公開した。
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NRIセキュア、グループ会社・委託先のセキュリティ対策状況を評価する「Secure SketCH GROUPSプラン」を刷新 | IT Leaders

NRIセキュアテクノロジーズは2021年11月19日、セキュリティ対策状況評価サービス「Secure SketCH(セキュア スケッチ)」を強化した。Secure SketCHは、Webサイト上で自社のセキュリティ対策状況に関する設問に回答するだけで、セキュリティ対策状況の評価が得られるサービスである。今回、グループ会社・委託先のセキュリティ対策状況を評価できる「GROUPSプラン」を強化し、主要なガイドラインに沿った「設問テンプレート」を標準機能として装備した。新機能は、2021年12月下旬以降、順次提供する。

TIS、請求書支払プロセスを自動化するSIパッケージで電帳法改正を踏まえた新機能 | IT Leaders

TISは2021年11月19日、システム構築サービス「請求書支払業務自動化サービス」を強化し、電子帳簿保存法の改正を踏まえた新機能を拡充したと発表した。請求書支払業務自動化サービスは、経理部門の請求書支払プロセスを自動化するシステムを、AI-OCRとRPAを組み合わせて構築するSIサービスである。TISが開発したRPAテンプレートを活用して構築する。今回、電子帳簿保存法を踏まえた新機能を拡充した。

Datadog、性能監視サービス「APM」などを機能強化、データベースクエリーからの性能分析を容易に | IT Leaders

クラウド型システム監視サービス「Datadog」を提供するDatadog Japanは2021年11月19日、システム監視の新サービスや、既存のシステム監視サービスの機能強化を発表した。アプリケーション性能監視の「Datadog APM」では、データベースのクエリー性能に関する情報を容易に得られるようにした。ログ管理では、全ログデータを検索できる状態で15カ月間以上保持する「Online Archives」を追加した。新サービスとして、ビルド工程のボトルネックを可視化する「CI Visibility」を追加した。

ニトリ、経費精算の運用を見直し、業務時間を年間で約4万6000時間削減見込み | IT Leaders

ニトリホールディングス(本社:北海道札幌市)は、グループにおける間接費の管理基盤として、コンカーの経費精算クラウド「Concur Expense」を採用した。交通系ICカードやコーポレートカードなどのキャッシュレス連携に加え、社内規程の見直しを同時に実行することで導入効果を高める。 2021年11月に店舗勤務の社員を含む約6000人を対象に導入後、2022年2月にグループ会社である島忠への展開を予定している。中国・台湾・東南アジア各国に展開するグループ会社への導入も検討している。コンカーが2021年11月19日に発表した。

Webサイトのページ表示速度の高速化を実現(ビフォー・アフター事例付き)

テクノポートの井上です。Webサイト制作を行う中で内容が膨らみ、より凝った動きを加えていった結果、ページ表示速度が遅くなってしまったということはありませんか?今回、弊社のお客様にモニターのご協力をいただき、ページ表示速度の改善を行いました。どれくらいの改善ができたか、どのように行ったかを紹介いたします。

結果からお伝えすると、下記のように大幅なページ表示速度の改善ができました。(もともとが遅すぎたというお話もありますが)
ご協力いただいた企業 荒川技研株式会社(https://a-giken.co.jp/

ページ表示速度ビフォー・アフター

ページ表示速度の重要性

ページ表示速度がなぜ重要か、主に「ユーザー視点」と「検索順位」の2つの理由が挙げられます。

サイトの離脱率に影響

2017年と2018年のGoogleの調査によると、ページ表示速度が1秒から3秒になると直帰率が32%増加、6秒になると106%増加、10秒まで遅くなると123%増加すると報告されています。 また、表示に3秒以上かかるモバイルページからは53%のユーザーが離脱するそうです。

SEO評価に影響

Googleは、2018年にモバイルページの検索順位の評価付け(速度が遅いとマイナスの評価を付ける)として、ページ表示速度を評価項目に取り込むと発表しました。ページ表示速度が遅く、ユーザーがストレスを感じるサイトは順位が下がる可能性があります。

ページ表示速度の確認方法

ページ表示速度について数値で表すことができれば、改善できたかどうかも計測できます。ページ表示速度を調べるにはいくつかありますが、一番メジャーなものはGoogleの「Page Speed Insight」です。

調べたいサイトのURLを入れるだけで、簡単に表示スピードを調べることができます。さらに調査結果に対して、改善点や改善方法をアドバイスしてくれます。

ページ表示速度を決定する3つの要因

では、ページ表示速度はどのように決まっているのでしょうか?ページ表示速度の決定要因を理解することで、改善の糸口が見えてきます。ページ表示速度は主に以下の3つの要因で決まります。

1.ネットワーク処理

通信量や通信回数によって表示スピードに影響を与える処理のことです。

2.レンタリング処理

サーバーから送られてきたデータを画面に表示させる処理のことです。HTMLデータやCSS、JavaScript処理、画像データも含まれます。

3.サーバー処理

プログラムやDB(データベース)からWebページの材料となるデータを生成するサーバー側の処理のことです。改善にはプログラム言語やDBの知識が必要となりますが、 レンタルサーバーの場合は編集不可能な場合がほとんどです。レンタルサーバーを使用する場合は、もともと高速なサーバーを選ぶことが大切になります。

「WP(WordPress)におすすめのレンタルサーバー」などで検索すると、いろいろ紹介されています。ちなみに弊社では、自社でも利用しているエックスサーバーをおすすめしています。他にも「ConoHa WING」がおすすめされているケースが多いようです。

具体的な改善手段

ページ表示速度の決定要因がわかったところで、ではどうすれば改善できるのでしょうか?具体的な改善手段をいくつか紹介します。

プラグインを見直す(不要なプラグインの削除)

基本的にプラグインは少ないほうがよいです。利用していないプラグインは積極的に削除しましょう。

PHPのバージョンを最新にする

簡単にできて、大幅な改善が見込めるPHPのバージョンアップ。サーバーの管理画面から切り替えが可能です。バージョンアップする際には事前にバックアップをとることをおすすめします。

画像の読み込みを遅延させる

画像の読み込みを後回しにすることでページ表示速度を上げます。WordPress5.5以降は設定の必要がなく有効になったようですが、imgタグにwidthとheightの入力が必須です。

画像の容量を適切なサイズにリサイズする

サイズの大きい画像をそのままページに入れてしまうと、表示が遅くなります。必要最低限のサイズにリサイズした上でメディアにアップするようにしましょう。今までアップした画像のサイズをリサイズできるプラグインもあります。

WordPressキャッシュ化プラグインを導入する

代表的なキャッシュ化プラグインとして「WP Super Cache」があります。

記事を開くたびにHTMLファイルを動的に読み込むのではなく、静的なHTMLファイルを自動生成し、それを表示することによりサイトの表示速度を改善できます。

サーバーを見直す

WordPressの表示速度が速いとされるサーバーに切り替える方法です。移行は手間がかかりますが、大きく改善できる可能性があります。国内最速と評判が良いのは「ConoHa WING」のようです。

荒川技研株式会社の改善内容

今回行った修正内容は以下の通りです。

  • 画像圧縮(必要に応じたサイズ変更・圧縮後効果確認含む)
  • 画像遅延読み込み処理(JavaScript不使用 画像サイズ調査含む)
  • 動画遅延読み込み処理(JavaScript不使用 動画サイズ調査含む)
  • 画像、動画preload処理
  • JavaScriptファイルの遅延読み込み処理
  • キャッシュ・ファイル圧縮関連プラグイン最適化
  • ブラウザキャッシュポリシーの最適化

自社で取り組める内容もあれば、エンジニアにお願いしないとできないものもあります。まずは自社でできるものを試し、それでもうまく改善しない場合には制作会社に相談するとよいかと思います。

今回のケースでは、表示速度は大きく改善されましたが、それに伴い直帰率や離脱率の数値改善ができればという狙いがありました。しかし、数値を見る限り大きな変化は見られませんでした。

ECサイトはユーザビリティに関して非常に高いレベルを求められるが、BtoBのサイトの場合、そこまでの水準は求められないのではと考えています。ショッピングではなくビジネスとして、自社の要望にあった技術や加工を提供できる会社なのか、ユーザビリティよりも、コンテンツの中身をよく見ているのではと思います。

もちろんページ表示速度が速いに越したことはないので、あまりにも遅い場合は改善を検討してみてはいかがでしょうか?ページ表示速度の改善手法について紹介しました。参考にしていただければ幸いです。

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複雑化する事業環境で重要度が増す「サードパーティリスクマネジメント」:第6回 | IT Leaders

業種を問わない至上命題であるデジタルトランスフォーメーション(DX)。その機運と共に、テレワークやペーパーレスなどの導入・刷新が急速に進む中で、これまであまり顕在化しなかったリスクへの対処=デジタルリスクマネジメントが大きな課題となっている。今回は、企業・組織が複雑化する一方の事業環境/混沌の時代に適応しながら今後の成長を遂げるうえでカギとなる「サードパーティリスクマネジメント(TPRM)」に焦点を当て、その推進にあたって留意すべきポイントを解説する。