「2040年の未来」に向けたENEOSの投資事業–長い旅路の始まりとなるCVCの2年半

おそらく多くの人がガソリンスタンドを思い浮かべるだろうENEOS。石油にかかわるエネルギー事業がメインの同社だが、2019年4月、ENEOSイノベーションパートナーズを立ち上げ、新たにCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)としての活動を開始している。
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米国の大手スポットコンサルが「ビザスク」の傘下に入った理由–日米2トップインタビュー

ビザスク代表取締役CEOの端羽英子氏と、2021年11月からColemanのCEOとビザスクの取締役を兼任するケビン・コールマン氏に、両社統合の目的や狙い、スポットコンサル市場の日米の違い、統合で大切にしたいカルチャー、今後の連携やグローバル展開などについて聞いた。
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試行錯誤が続いた低価格プランは「勝者なき戦い」–携帯業界が苦しんだ2021年を振り返る

2021年は菅義偉前首相が政権公約に掲げた携帯料金引き下げ要請を受け、携帯各社が安価な料金プランを相次いで投入したことが話題となった。一方で「Beyond 5G」に向けた取り組みは具体性を欠き、成長を見据えることができない官製デフレに業界全体が突き進んだ1年だったといえる。
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新型コロナ対策の意思決定を迅速化─神奈川県が新データ活用基盤を核に行政DXを推進 | IT Leaders

神奈川県がデータ活用基盤を刷新して、行政DX/データドリブン行政に取り組んでいる。県立保健福祉大学との共同プロジェクトで、新型コロナウイルス感染症の予測モデルを独自に構築。懸念される第6波はもちろんのこと、新たな感染症対策における意思決定およびアクションのデータ基盤を構築している。取り組みの内容を、同県とPalantir Technologies Japanが2021年11月12日開催の共同発表会で語られた内容から紹介する。

食品ロス問題に着目した背景は–フードシェアリングの「TABETE(タベテ)」CEOに聞く

まだおいしく安全に食べられるのに、店頭では売り切るのが難しい食事をお得に「レスキュー(購入)」できるサービスとして2018年4月に本格的なサービスをスタートしたのが、コークッキングが展開するフードシェアリングサービスのTABETE(タベテ)だ。どのような背景で誕生したのか、これまでの経緯や今後の展開などについて、コークッキング代表取締役CEOの川越一磨氏に聞いた。
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挑戦したい大企業社員を「出向起業」で後押し–経産省が提案する新たな起業手段

経済産業省が2020年4月に開始したのが「出向起業補助金」。新規事業に挑戦したいと思いつつ大企業のなかでくすぶっている人材が「出向起業」という形で会社を設立し、スタートアップとして活動していけるよう支援する仕組みだ。
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調査で浮き彫りになった、ドイツのスタートアップ/ベンチャーの実像:第28回 | IT Leaders

ドイツのスタートアップ/ベンチャー企業・市場に関する調査レポートが、英PwCとドイツスタートアップ協会から発表された。詳細な調査から、今のドイツの先端的ベンチャー像が浮かび上がる。総じてデジタルに特化し、欧州と北米を中心に、ベルリン、ハンブルク、ミュンヘンなどの外国人が好む都市での起業が多いといった特徴がある。

ディライトワークス、「FGO」などゲーム事業を継承する新会社「ラセングル」を設立

ディライトワークスは12月28日、同社のゲーム事業を継承する新会社「株式会社ラセングル」の設立を発表。「Fate/Grand Order」(FGO)の開発チームをはじめとするゲーム事業を継承し、関係当局の承認及び許可の取得などが完了したのち、来春を目途にアニプレックスにラセングルの全株式を譲渡する。
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TRUST SMITH、フードデリバリーの宅配経路を最適化するAIアルゴリズムを提供 | IT Leaders

東京大学発のAIベンチャーであるTRUST SMITHは2021年12月28日、フードデリバリーの宅配経路を最適化するAIアルゴリズムを提供開始した。複数の店舗(発着点)と複数のドライバーの組み合わせで最適化を行える。また、配達予想時刻や移動距離など、フードデリバリー各社が優先したいパラメータに合わせて最適化する。配送時間を優先した実験では、TRUST SMITHのアルゴリズムは、距離が近い順に配送する場合と比べて配送時間が50%減ったという。
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リコー、産廃委託業者監査業務をタブレットとkintoneで30%効率化 | IT Leaders

リコーは、産業廃棄物委託業者の監査報告業務をタブレットとkintoneで効率化した。調査内容報告から承認申請までのプロセスをタブレット操作だけで完結するようにした。監査報告業務の工数を約30%削減し、担当者数を維持したまま監査対象拠点数を3倍に拡大した。タブレットの入力データをkintoneに連携させるミドルウェアとしてASTERIA Warpを使っている。ASTERIA Warpを提供したアステリアが2021年12月28日に発表した。

損保ジャパン、ドラレコと連動した運転診断、速度・加速度などから事故リスクを予測 | IT Leaders

損害保険ジャパンは2021年12月28日、事故リスク予測AIモデルを開発したと発表した。ドライブレコーダーで収集した位置情報・速度・加速度などのデータを利用して事故リスクを予測する仕組みである。同社の安全運転支援サービス「Driving!」に付随する運転診断機能として、2021年9月から提供している。予測モデルは理化学研究所の革新知能統合研究センター(AIP)との共同で開発した。
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BtoB業界におけるSEO対策

製造業勤務、機械系エンジニアライターの藤田です。BtoB製造業において、自社のホームページのSEO対策はリードの獲得や商談成功につながります。今回の記事ではSEO対策の概要や進め方、ポイント、対策ツールなどを紹介します。

SEO対策とは


はじめにSEO対策の概要と重要性を説明します。

SEO対策の概要

SEO対策とは、検索エンジンでユーザーがキーワード検索したときに上位に表示させるための対策です。「Search Engine Optimization」の略で、多くの企業が自社WEBページのSEO対策をしています。

SEO対策の重要性

現在はBtoB製造業の製品を購入する際に、インターネットで検索して検討するユーザーが多いです。したがって、キーワード検索した時ときに上位表示されなければ、ユーザーがWEBページのコンテンツを見る可能性は低くなり、自社製品の価値を伝えられる機会が増えません。BtoB製造業でSEO対策をしっかりし、検索上位表示させることができれば、自社のWEBページのコンテンツを伝え、自社の技術を使ってユーザーがどのように課題解決できるかを伝えられます。

SEO対策の進め方

SEO対策を進めるステップと重要なポイントを紹介します。

BtoBのSEO対策を進めるステップ

  1. ターゲットを決める
    ターゲットのペルソナを決めます。例えば、新規材料を探している製造業の開発者をターゲットとするなど、できるだけ具体的に決めます。
  2. キーワード設定
    ターゲットが知りたい内容をキーワードとして設定します。BtoB製造業の場合は、ターゲットが課題を持っている場合が多いので、課題をイメージできるキーワードにします。例えば、「工作機械 工具 寿命」などです。
  3. 検索ボリューム調査
    キーワードの検索ボリュームを調査し、多く検索されているキーワードを選定します。 検索ボリュームはキーワードプランナーなどを活用して調査します。
  4. コンテンツ作成
    WEBページの具体的なコンテンツを作成します。課題と解決方法や事例、自社製品の紹介などをコンテンツにします。
  5. 効果測定
    アクセス回数や検索上位表示されているかなど、効果を測定します。
  6. 更新
    あまりアクセスされていないものを中心に、コンテンツを更新します。必要なコンテンツが足りていない場合は補充し、一つのページに情報が多くなりすぎている場合などは、ページ内のコンテンツをカテゴリ分けし、ページを分けるといった更新をします。ページ内のリンクが変わっている場合なども更新するようにしましょう。

検索ボリュームの目安

検索ボリュームとは月間で何回そのキーワードが検索されたかという数値です。BtoCであれば月間数万の場合もあります。BtoB製造業の場合は、数十から数百程度をまずは目安にするといいでしょう。

キーワード選定

タイトルにはキーワードをいれます。キーワードは2つくらいを組み合わせるといいです。例えば「切削加工 精密」などのように設定します。この場合は、ターゲットが精密な切削加工方法を探していると想定できるので、対応したコンテンツを準備します。

SEO対策の具体的手法

SEO対策の具体的な手法としてMETAタグとコンテンツについて解説します。

METAタグについて

METAタグとは、検索結果一覧のページに表示されるタイトルや要約を埋め込むためのHTMLタグです。タイトルはHTML要素としては文字通り「title」です。検索結果一覧ページとブラウザのタブに表示されます。要約は「description」を使います。検索結果一覧ページでタイトルの下に表示されます。ユーザーは検索結果一覧ページのタイトルや要約を見て興味を持つ場合があります。そのように興味を持ったユーザーのアクセスが増えることを狙います。

コンテンツの作成

コンテンツにはSEO対策をするキーワードを中心に関連するキーワードを考えながら作成します。タイトルでユーザーの興味をひき、導入部分で何を説明する記事なのかを記載します。前置きを長くせずに、ユーザーが知りたい情報をシンプルに伝える構成にしましょう。知りたい情報にたどり着く前にたくさんの情報を読むことになれば、ユーザーがページから離脱する可能性が高くなります。また、スマホで見る人も多いので1文を短めにして、読みやすくしなければなりません。

SEO対策ツール

おもなSEO対策ツールの内容と特徴を紹介します。これらのツールを使ってSEO対策を進めます。

サーチコンソール

サーチコンソールはGoogleが提供している検索順位を調べるツールです。無料で使えるツールで、キーワードのクリック回数や検索順位などを調べることができます。

キーワードプランナー

キーワードプランナーは、検索回数を調べるツールです。キーワードの検索ボリュームを調べるために使います。キーワードプランナーでは月間検索ボリュームを調査できます。

パスカル(有料)

パスカルはGoogleアルゴリズムを分析してSEOに役に立つさまざまな情報を調べるツールです。例えば、上位表示されているコンテンツの特徴や規則性などを分析できます。その結果、コンテンツをどのように修正すればよいかなどがわかります。例えば、情報をもっと網羅したほうがいいとか、文字数が多すぎる、逆に少なすぎるなどのアドバイスを示してくれます。

まとめ

BtoB製造業におけるSEO対策の重要性と対策のポイントを紹介しました。さまざまなツールがあるので、SEO対策を始めやすくなっています。自社で担当できる社員がいない場合は、SEO対策をサポートする企業に依頼をするのもおすすめです。テクノポートではBtoB製造業のオンラインマーケティングを支援しています。興味を持った方はお気軽にご相談ください。

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三菱UFJ銀行など、経営課題や社会課題を起点とした新たな総合金融サービスを検討 | IT Leaders

三菱UFJ銀行、BusinessTech、NTTデータ、セールスフォース・ドットコムの4社は2021年12月28日、経営課題や社会課題を起点とした新たな総合金融サービスの提供に向けて検討を開始した。4社の製品サービスやノウハウを利用する。これまで金融機関が提供してきた金融サービスに、ESG(環境・社会・ガバナンス)や地域創生といった社会課題の解決に役立つ非金融サービスをあわせて提供する。

香川県丸亀市、AIチャットボットを導入、市民からの質問に自動応答 | IT Leaders

香川県丸亀市は、市のホームページにチャットボットを導入した。市民からの問い合わせ対応を効率化するのが狙い。よくある質問(新型コロナウイルス、子育て、くらし、手続き、産業、観光、イベント、市政、その他行政情報)に対して24時間365日、自動で回答する。市にチャットボットを導入したユーザーローカルが2021年12月27日に発表した。

香川県丸亀市、AIチャットボットを導入、市民からの質問に自動応答 | IT Leaders

香川県丸亀市は、市のホームページにチャットボットを導入した。市民からの問い合わせ対応を効率化するのが狙い。よくある質問(新型コロナウイルス、子育て、くらし、手続き、産業、観光、イベント、市政、その他行政情報)に対して24時間365日、自動で回答する。市にチャットボットを導入したユーザーローカルが2021年12月27日に発表した。

第一生命保険、顧客接点となるWebサイト「ミラシル」を構築、リアルタイムにパーソナライズ | IT Leaders

第一生命保険は2021年12月27日、顧客接点となる新たなWebサイト「ミラシル」を提供開始した。保険契約者を含めた顧客に対して、保障、資産形成、健康・医療などの情報コンテンツをパーソナライズして発信する。2022年2月には、チャットやオンライン面談を通じて保険に関する相談を行える機能を実装する。2022年4月以降も順次コミュニケーション機能を追加する。

第一生命保険、顧客接点となるWebサイト「ミラシル」を構築、リアルタイムにパーソナライズ | IT Leaders

第一生命保険は2021年12月27日、顧客接点となる新たなWebサイト「ミラシル」を提供開始した。保険契約者を含めた顧客に対して、保障、資産形成、健康・医療などの情報コンテンツをパーソナライズして発信する。2022年2月には、チャットやオンライン面談を通じて保険に関する相談を行える機能を実装する。2022年4月以降も順次コミュニケーション機能を追加する。

NRI、アフターコロナの行動回帰に関する意識調査、「今後、生活を完全には戻さない」が6割で最多 | IT Leaders

野村総合研究所(NRI)は、コロナ禍でのビジネスなどに関する意識動向について、インターネットアンケート調査を実施した。2021年12月27日、調査結果を発表した。自身の生活については、「ある程度はコロナ禍前の生活に戻したいと思うが、完全には戻さないと思う」との回答が最も多く、約6割(60.7%)だった。ビジネスにおける諸活動の頻度については、「オンラインでの打ち合わせ・商談」の頻度がコロナ禍以前より多くなると回答した人は約3割(30.7%)で、他のビジネス活動と比べて高かった。一方で、「海外出張」の頻度がコロナ禍以前より少なくなるとの回答割合も3割超(33.6%)で、他のビジネス活動に比べて高かった。

Laboro.AI、強化学習で「組合せ最適化問題」を解くシステムをオーダーメイドで構築するSIサービス | IT Leaders

Laboro.AI(東京都中央区)は2021年12月24日、AI開発サービス「組合せ最適化ソリューション」を発表した。大量の組合せの中から適した解を選択するAIアプリケーションを、個々のユーザー要件に合わせて構築するSIサービスである。最大の特徴は、強化学習技術を用いることである。最適化に要する時間(推論時間)が少なくて済むほか、複数の異なる最適化問題に対してチューニングだけで対応できる。
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日立Sol、熟練面談者のノウハウをAIモデル化する「面談支援AIサービス」 | IT Leaders

日立ソリューションズは2021年12月27日、「面談支援AIサービス」を発表した。クラウドサービスとして2022年1月5日から提供する。被面談者の受け答えの様子から、AIが性格や特性などを評価するサービスである。AIモデルは、面談動画と、測定指標ごとの評価結果を学習させて作る。ジョブ型人事制度などにおける面談を支援する。価格は、個別見積もり。
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東京海上日動など、船荷証券と代金を電子化して交換する実証実験、債務不履行リスクを回避 | IT Leaders

東京海上日動火災保険、NTTデータ、スタンデージ、トレードワルツの4社は2021年12月27日、貿易取引をデジタル化によって効率化する実証実験を実施したと発表した。貨物の代わりとなるB/L(船荷証券)と代金をともに電子化し、これらを電子的に交換する仕組みを実証した。実証期間は2021年8月~12月までの約4カ月間。2023年度中の事業化を狙う。

S/MIMEを使ってみよう! メールセキュリティ保護の仕組みと利用方法[中編] | IT Leaders

電子メールセキュリティの標準規格「S/MIME(エスマイム)」が提唱されてから20年以上の月日が経つ。公開鍵方式による暗号化とデジタル署名が、メールを悪用したなりすましや標的型攻撃を防ぎ、利用者の安心・安全を実現する──と、S/MIMEの効能は知られても、普及には程遠い状況にある。何がS/MIMEの広範な利用を妨げているのか。本稿では、S/MIMEとは何かを振り返りながら、利用が現在のユーザーにもたらすメリット、普及に向けての道筋について前・中・後編の3回にわたって解説する。

BtoB製造業におけるリスティング広告

マーコム・サポーターの椎名です。中小企業や個人事業主のマーケティング活動をサポートする傍ら、ライティング活動も行っています。今回はBtoB製造業におけるリスティング広告について、活用方法や分析ツールについて紹介します。

本記事では、BtoB製造業においてリスティング広告を検討する方に向けて、広告の手法や注意点、事例などを解説します。リスティング広告はWeb広告の中でも比較的取り組みやすいものなので、「Web広告に興味はあるけどまだ着手できていない」という方にもおすすめです。

リスティング広告の概要

リスティング広告とは、Web広告のひとつで、ユーザが検索するキーワードにあわせて検索結果の画面上に広告を出すものです。検索連動型広告ともいいます。検索画面上の一番上か一番下にテキストで表示されます。

リスティング広告の種類

代表的なものは、検索エンジンのGoogleとYahooの2種類です。これ以外にもいくつかありますが、まずはこの2つを押さえておけばよいでしょう。なお、Google/Yahooでは、検索パートナーとして連携している他社のものも利用可能です。

リスティング広告の効果

リスティング広告では、能動的に情報収集している顕在層に働きかけることができます。少額予算から始められ、比較的短期で成果をあげやすいのが特徴です。地域や曜日・時間帯、ターゲットの関心事など細かいセグメントに絞って配信できます。

リスティング広告の手法

リスティング広告は、比較的手軽に始められるのでゼロから自社で運用することも可能です。ここでは、自社で運用する際の始め方や費用、設定項目についてさらっと説明します。

自社ではなく、代理店に依頼するやり方もあります。どういう場合、代理店に向いているのか、代理店を選ぶ際のポイントについてもお話します。

リスティング広告の始め方

リスティング広告を自社で始めるには、まずGoogle/Yahooプラットフォームのアカウントを開設する必要があります。アカウントの登録は無料。登録すると広告管理ツールにアクセスできます。

管理ツールの使い方は、GoogleとYahooで少し異なりますが、基本設定項目は同じです。ターゲットユーザが情報収集すると想定される検索キーワードと、それに対して出稿する広告文を管理ツール上で設定すれば始められます。

必要な情報を管理ツールにセットすると、Google/Yahoo側がその広告に対し、掲載のポリシーを遵守しているかを審査します。承認がおりるとすぐに広告を配信できます。早ければ設定したその日のうちに配信が可能です。

リスティング広告の費用

リスティング広告はクリック課金方式です。クリックされなければ費用は発生しません。費用はクリック単価×クリック数で算出されます。1クリックあたりの相場は10円~数千円です。クリック単価は入札制で決まるため、人気度/競合の多さで変動します。

ターゲットの選定

BtoB商材の場合、商談化までの道のりが長く、複数の人間の意思決定を経てビジネスが成立することが多い傾向にあります。ターゲットは意思決定のどの段階の、誰に向けてのものかをよく検討したほうがよいでしょう。

Webでの情報収集は、意思決定プロセスの前段である場合が多く、それにあわせたターゲティングが有効といえます。また、リスティング広告の場合、実際に検討している顕在層を対象にすると成果につながりやすいといわれています。

キーワードの選定

リスティング広告のキーワードは、ターゲットのニーズを考えて選定しましょう。例えば、産業用ロボットの導入を検討している担当者は、「産業用ロボット 導入事例」のようなキーワードで情報収集している可能性がありますので、こうしたキーワードを管理ツールで設定するとよいでしょう。

なお、キーワードによっては、ターゲットでない人に広告が配信されるので注意が必要です。その場合、無関係の人間がクリックし、余計な広告費が発生してしまいます。

よくある失敗として、顕在層をターゲットにしているのに潜在層のキーワードを設定してしまうとうことがあげられます。例えば、先ほどの産業用ロボットの場合、「産業用ロボット 用途」というキーワードがあてはまるでしょう。こうしたキーワードでは、漠然と興味がある、これからこの分野を勉強したい潜在層が多く含まれているかもしれません。

代理店の存在

リスティング広告は他のWeb広告に比べて容易に始めやすく初心者でもとっつきやすいと言われています。一方、広告の専門知識は必要で、運用経験がないとなかなか成果があがらないことも多いです。社内に知見が全くない場合、代理店への委託であれば短期で成果があがりやすいでしょう。

代理店の場合、事業領域の知識が浅く、的外れなキーワードや広告文となってしまうこともあります。どのターゲットを狙いたいか、どんなニーズがあるかを担当者とすり合わせておきましょう。また、代理店を検討するときは、関連テーマでどの程度運用経験があるかを事前に確認しておくとよいでしょう。

なお、代理店に依頼する場合の運用手数料は、広告費の10~20%程度が相場です。広告の出稿費用の規模によって手数料が変動することもあるので注意しましょう。

リスティング広告の事例

ここでは、リスティング広告の活用事例を紹介します。

リスティング広告のよいところは、検索することで他社の広告が見えることです。キーワードの候補が決まったら、そのキーワードを実際に検索窓に打ち込んでみましょう。どんな企業がどのように広告を出しているかを実際に確認できます。

例えば、「産業用ロボット 導入事例」というキーワードで検索すると、ロボットのシステムや部品を手掛けるメーカーの広告が上部に表示されます。


実際に他社の広告と、自社のキーワードや広告文を比較してみるのもよいでしょう。リスティング広告では、検索キーワードと広告文の関連性の高さや、ランディングページの利用のしやすさ、広告文との親和性がよいと上位に表示されます。特にターゲットユーザがドンピシャで検索するワードに対して常に上位に表示される他社広告はよく研究することをおすすめします。

まとめ

リスティング広告は、少額から始められて、ニーズが顕在化した情報収集中の顧客に有効な広告です。BtoB製造業におけるキーワードは業界特化の用語が多いため、関係者による情報収集が多く、見込み客が含まれている可能性が高いです。対面では直接アプローチできない未知の顕在層を効率よくアプローチできます。

広告はGoogle/Yahooのプラットフォームを活用し、無料で開設できます。管理ツールにキーワードと広告文を設定すれば配信できるので、経験が浅くても自社で運用しやすいです。検索キーワードと広告文、ランディングページとの親和性が高い内容を検討しましょう。なによりターゲットのニーズに寄り添った質の高いコンテンツが必要です。

テクノポートは製造業の現場経験・工業知識をもつ技術ライターがコンテンツの執筆を対応いたします。ぜひご相談ください。

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電通マネジメントサービスが請求書業務をデジタル化、請求書受領クラウド「Bill One」を導入 | IT Leaders

電通グループの経理・人事業務を担う電通マネジメントサービスは、受託している約30社の請求書業務をデジタル化した。Sansanのクラウド請求書受領サービス「Bill One」を導入して業務を効率化し、月次決算を迅速化した。Sansanが2021年12月21日に発表した。

住友電工情報システム、申請承認ワークフロー「楽々WorkflowII」にユーザー数無制限ライセンス | IT Leaders

住友電工情報システムは2021年12月22日、クラウド型申請承認ワークフロー「楽々WorkflowIIクラウドサービス」のライセンス形態を拡充した。従来のユーザー単位ライセンスに、ユーザー数無制限/システム単位ライセンスの「環境契約サービス」を追加した。契約ユーザーごとに専有環境を用意する。価格は個別対応で、大規模環境(2000ユーザー超)や複数企業の利用時にライセンス価格を抑える。

[ブックレビュー]複数の本で触れられている重要事項がわかる–「話し方のベストセラー100冊」

「話し方」「伝え方」のテクニックを1冊にまとめた、究極の話し方本である。著者たちは、ビジネス会話、雑談、プレゼンテーションなど、「口頭・対面のコミュニケーション」をテーマにした名著100冊を丹念に読み込み、「共通のノウハウ」を洗い出した。
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「ポケモン ダイヤモンド・パール」のBGMや効果音を無料配信するウェブサイトが公開

ポケモンは12月24日、2006年に発売したNintendo DS向けソフト「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」のBGMや効果音など全149曲を無料で聞くことができるウェブサイト「Pokemon DP Sound Library」を期間限定で公開した。音源はダウンロードでき、各種イベントなどのBGMや、アレンジやサンプリングして楽曲を制作して公開するなどの収益が発生しない範囲での使用が認められている。
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日立が「説明可能なAI」を強化、内容が複雑なブラックボックス型のAIを、単純な予測式に変換 | IT Leaders

日立製作所は2021年12月24日、「説明可能なAI」の技術を強化したと発表した。内容が複雑なブラックボックス型のAIを、判断基準が明確なAI(単純な予測式)に変換する技術を新たに開発した。同技術の一部を、日立グループにおける製品出荷前の自動検査ラインに適用したところ、熟練者不足の解消や、検査速度の向上といった効果を確認したという。
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SCSK、クラウド型のDevOps環境「DevCond.」を強化、Salesforceアプリを開発しやすく | IT Leaders

SCSKは2021年12月24日、クラウド型DevOpsサービス「DevCond.」を強化したと発表した。2022年1月11日から提供する。スクラッチ開発だけでなく、Salesforceアプリケーションの開発プロジェクトにも適用しやすくした。例えば、Apexソースコードの静的解析や回帰試験を実施する環境を用意した。

ラック、脅威情報を組織間で共有・検索する「SecureGRIDアライアンス」を開始 | IT Leaders

ラックは2021年12月24日、脅威情報共有体制「SecureGRIDアライアンス」を発表した。組織が持っているマルウェアなどの脅威情報を、社外の組織と相互に共有する取り組みである。参加組織は、脅威情報をオープンソースの脅威情報共有基盤「MISP」に蓄積して提供する。これを専用のWebポータルサイト「SecureGRID Portal」を介して検索・参照する仕組み。

製造業の海外Webマーケティング|よくある失敗パターンと解決策を解説

世界的なパンデミックで現地へ渡航できなくなり、もうすぐ2年になります。その間、ビジネス環境が大きく変化し、オンライン商談が世界中で行われています。訪問営業ができなくなり、Webサイトの重要性も高まってきました。

本記事ではオンライン商談のきっかけを掴むことができる「海外Webマーケティング」に関して、製造業者が陥りがちな失敗パターンとそれを乗り越える方法について解説します。

海外Webマーケティングとは

製造業における海外Webマーケティングとは、海外向けのWebサイトをきっかけに、海外企業との商談を獲得することを一番の目的とする活動のことです。ただ単に自社のWebサイトを多言語対応することが目的ではなく、あくまで新規顧客獲得につなげることが目的となります。

また、副次的な効果として、アクセスデータを活用し各国のユーザーのニーズ調査などを行うこともできますので、ターゲットエリアが定まっていない企業にとっては、テストマーケティングを主目的とすることも可能です。

海外Webマーケティングのメリット

数ある海外販路の開拓手法の中で、海外Webマーケティングの特徴は「最も気軽に実施できる海外販路開拓手法」と言えます。具体期なメリットとして、以下の3点が挙げられます。

市場規模が大きい

海外Webマーケティングでは、全世界のインターネットユーザーがターゲットとなります。2021年現在、世界のインターネット接続可能な人々は全体の約60%なので、全世界で約47億人へアプローチできる可能性が生まれます。

もちろん全世界を相手にする場合は、世界各国の言語に対応する必要がありますが、使用人口の多い言語に対応するだけでも一気に市場が広がります。例えば、日本語を使用するインターネット人口が1億1,900万人に対し、英語を使用するインターネット人口は10億5,500万人となりますので、9倍を超える市場規模があると言えます。

また、世界各地で使用されている言語であれば複数の国へ一気にアプローチでき、想定していなかった国との取引が獲得できることも大きなメリットと言えるでしょう。

低いコストで実施できる

海外Webマーケティングは、海外展示会への出展や海外進出支援企業の利用などといった、他の海外販路開拓手法と比べ、低コストで実施することができます。

オフラインでの販路開拓手法は現地へ赴くことが前提となるため、渡航費や現地での滞在費などのコストが掛かってしまいますが、海外Webマーケティングであれば外国語の対応さえできれば、国内で行うWebマーケティングとほとんど変わらないコストで実施することが可能です。

ターゲットを誤った際の軌道修正が容易

現地法人の設立など、オフラインでの施策はターゲットを間違えたときにやり直しが簡単にはできません。しかし、海外Webマーケティングであれば、ターゲットの修正を容易かつ迅速に行うことが可能です。

また、ユーザーからの反応をスピーディに得ることが可能なため、ターゲットを間違ったかどうかの判断を迅速に行うことができ、失敗したとしても再チャレンジを行うことが容易です。

海外Webマーケティングにおける失敗パターンとそれを乗り越える方法

上述したメリットだけ見ると、いかにも魅力的な手段であると感じられますが、成功させるための難易度は高く、成功させるためにはさまざまな知識が必要となります。

よくある失敗パターンは、大きく分けて「戦略立案段階での失敗」「企画・制作段階での失敗」「運用段階での失敗」に分けられます。

  • 戦略立案段階での失敗
    ターゲットエリアや対応言語を基準が不明確なまま何となく決めてしまっていることで起こる
  • 企画・制作段階での失敗
    企画段階で十分な市場調査を行わないために起こる
  • 運用段階での失敗
    Webサイト公開後の運営段階において、現状の課題を正確に把握し、適切な改善活動を行わないために起こる

これらのうち、戦略立案段階での失敗は海外Webマーケティング特有の課題ですが、その他は国内と海外のWebマーケティング共通の課題と言えます。

戦略立案段階で失敗しないためには

戦略立案段階では「ターゲットエリアや対応言語の選定」が肝です。

ターゲットエリアや対応言語の選定を行うための判断材料は、海外Webマーケティングの目的、自社技術・製品の特性、事前の市場調査結果、自社の海外進出状況の4つの軸で考える必要があります。

ターゲットエリアと対応言語

なお、現地語か英語のどちらで対策するかを意思決定するためには、海外の検索ユーザーの特徴を知っておく必要があります。海外の検索ユーザーは、現地語は国内の情報収集に使い、英語はグローバルな情報収集に使う傾向があります。

そのため、ターゲットエリア(その国内)に拠点がある場合には、現地語を選定するほうが検索ユーザーのニーズに合うと言えるでしょう。

企画・制作段階で失敗しないためには

企画・制作段階でよく起こる失敗は、ターゲットエリアでの市場調査を十分に行わないまま、Webサイトを作ってしまうことで、検索ユーザーのニーズに応えることができないパターンです。

外国語Webサイトを制作する際に、日本語Webサイトの内容をそのまま外国語翻訳することが多いかと思いますが、日本と外国では使用する検索キーワードや、技術や製品に何を求めているのかが異なりますので、外国語Webサイトを企画・制作する際は必ずターゲットエリアの市場調査を行いましょう。

手軽に行える市場調査の方法として「検索キーワード需要調査」と「競合サイト(企業)調査」があります。両調査を行うことにより、ターゲットとする市場で勝機はあるのか、勝機がある場合はどのようなWebサイトを企画すべきかを考えていきます。

検索キーワード需要調査はキーワードプランナーを使用

ターゲットエリアでの検索需要調査には「キーワードプランナー」を使用します。デフォルトの設定では、エリアが「日本」、対象言語が「日本語」となっていますので、ここをターゲットエリアと言語に設定変更したうえで調査を行いましょう。

キーワードプランナーによる英語キーワード調査

キーワードプランナーによる英語キーワード調査

競合サイト(企業)調査は各国のGoogleを使い調査

ターゲットエリアでの競合サイト(企業)調査では、各国のGoogleを使用します。Googleは国別で検索窓口となるページを設けていますので、まずはターゲットエリアとなる国のGoogle検索窓口を探します。

各国Googleを使って競合サイト調査​​世界各国のGoogle検索ページはこちら

運用段階で失敗しないためには

Webサイトを公開した後は、各段階(アクセス数が増えない→問い合わせ数が増えない→受注数が増えない)に応じた原因の究明と処方箋が必要です。

Webサイト運用における各段階の課題と処方箋

最初の段階の「アクセスが増えない」という課題を抱えている企業であれば、まずはSEO対策を行い、外国語キーワードでの検索順位を上げる必要があります。

SEO対策の考え方や実施する施策に関しては、国内でも海外でも変わりませんので、以下のSEOのチェックポイントをご参照ください。

SEOのチェックポイント

SEOチェックポイント

SEO対策をはじめ、基本的な施策は国内Webマーケティングと変わらないが、これを外国語で行うことになるので、必然的にハードルが高くなります。外国語が対応できWebマーケティングの知識を習得した人材は希少な存在なので、成功させるためには優秀な担当者を採用するか、社外で有力なパートナーを見つけるかが重要となります。

まとめ

  • 海外Webマーケティングは、数ある海外販路開拓手法の中で、最も手軽にはじめることができる手法と言える。
  • 戦略立案段階では、目的、自社技術・製品の特性、事前の市場調査結果、自社の海外進出状況、の4つの軸をもとにターゲットエリアと対応言語を選定する。
  • 企画・制作段階では、日本語サイトをそのまま翻訳するのではなく、一からターゲットエリアの市場調査をやり直したうえで、サイト企画を行う。
  • 運用段階において、Webマーケティングで行う施策は国内も海外も変わらないが、業務を外国語で行わなければならず、必然的に難易度は上がる。担当者は外国語対応ができ、Webマーケティングの知識も備えた人物が望ましい。

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サイオステクノロジー、SaaSの利用申請・承認とアカウント設定を省力化するサービス | IT Leaders

サイオステクノロジーは2021年12月21日、「Gluegent Flow 情シスクラウド」を提供開始した。クラウドサービスの利用申請、承認、設定の手続きを簡素化するサービスである。利用部門は、情報システム部門に依頼することなく各クラウドサービスの利用を始められる。また、複数のクラウドサービスをSSO(シングルサインオン)で利用できるようになる。一方、情報システム部門は、利用申請に対する承認やアカウント設定などの業務負荷が減る。価格(税別)は、1ユーザーあたり月額600円から。

NECネッツエスアイ、音声通話のZoom Phoneに「中規模提供モデル」を追加、30人から利用可能 | IT Leaders

NECネッツエスアイ(NESIC)は2021年12月23日、音声通話サービス「Zoom Phone」(開発元:米Zoom Video Communications)に、30人から利用可能な「中規模提供モデル」を追加した。既存の「標準モデル」(400人から)より小さな規模での導入が可能である。

中国IT教育の「10年の変遷」–Scratchは使用禁止、家庭学習で使われる進化版電子かばん

この10年ほどでITサービスやデジタル産業が急速に発展し、中国は今や「IT先進国」と呼ばれるようになった。子どもへの教育熱の高さは第1回の連載でお伝えした通りだが、未来を担う子どもたちへのICT教育はどの程度進んでいるのだろうか。
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AIスキル教育プログラム「DX推進研修サービス」、予測分析ツールのPrediction Oneを活用 | IT Leaders

ソニーネットワークコミュニケーションズは2021年12月21日、教育プログラム「DX推進研修サービス」を提供開始した。マシンラーニング(機械学習)による予測分析ツール「Prediction One」(同社製)を活用する。業務の現場でAI/データ活用スキルを生かしうる人材の育成に役立つとしている。価格は利用人数に応じて見積もり。
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NTTデータ先端技術、サイバー演習システムの構築支援を強化、クラウドも利用可能に | IT Leaders

NTTデータ先端技術は2021年12月23日、「INTELLILINK サイバー演習システム CyberRange」を強化したと発表した。サイバーセキュリティ人材を育成する演習システムを構築するサービスである。今回新たに、キプロスのG&N Silensecが開発したサイバー演習システムを使えるようにした。OpenStackベースであるため、オンプレミス環境に演習システムを構築するだけでなく、ポータブル環境やクラウド環境で演習を行える。販売目標は、3年間で5億円。

クックパッド、生鮮宅配ボックスの展開を拡大–銀行ATMコーナーやコインランドリーにも

クックパッドは12月22日、生鮮食品EC「クックパッドマート」の商品受け取り場所である生鮮宅配ボックス「マートステーション」を、コインランドリー「コインランドリーデポ」とモノレール千葉駅の駅構内に設置し、商品の受け取りサービスを開始すると発表した。
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レッドチームサービス市場は前年度比34.0%増の見込み、金融業と製造業を中心に市場を形成―ITR | IT Leaders

アイ・ティ・アール(ITR)は2021年12月23日、国内のレッドチームサービス市場における規模の推移と予測を発表した。2020年度の売上は15億3000万円で、前年度比17.7%増だった。大企業を中心に、中でも金融業と製造業での導入が進んでいる。2021年度は前年度比34.0%増の20億5000万円を見込んでいる。CAGR(2020~2025年度)は18.1%、2025年度は35億円に達すると予測している。