ミロク情報サービス、電子取引データをクラウドに保存できる「MJS e-ドキュメントCloud」 | IT Leaders

ミロク情報サービス(MJS)は2021年12月3日、電子取引データ保存サービス「MJS e-ドキュメントCloud」を発表した。同年12月21日から提供する。電子取引、スキャナ保存、電子契約のための証憑書類をデータセンターに保存できるサービスである。電子取引をデータを電子的にクラウド上に保存できるので、2022年1月から義務化される改正電子帳簿保存法に対応できる。

TISとインテック、API連携基盤を構築するSIサービスを提供、企業データにAPIでアクセス | IT Leaders

TISとインテックは2021年12月3日、システム構築サービス「APIプラットフォーム構築サービス」を提供開始した。企業のシステムやデータにAPIでアクセスするためのシステム連携基盤を構築するSIサービスである。要件定義から開発、オプションで運用まで含めてトータルで支援する。システム間のデータ連携で競争力を強化したい企業や、企業間データ連携で受発注業務を効率化したい企業などに向けて提供する。今後は、機能の強化や、サービス形態での提供を行うことによって、2025年までに100社の導入を目指す。

スシロー、店舗データ分析基盤をSnowflakeに刷新、寿司皿データの処理時間を85%以上削減 | IT Leaders

回転すしチェーン「スシロー」を運営しているFOOD & LIFE COMPANIES(大阪府吹田市)は、スシローの店舗データを分析するシステム基盤を刷新した。2021年10月に米SnowflakeのDWH(データウェアハウス)である「Snowflake」を稼働させた。導入効果として、食材データの処理時間を最大で70%以上、寿司皿データの処理時間を85%以上削減できた。スノーフレイクが2021年12月3日に発表した。

ニチレイとミーニュー「両思い」のアプリ統合–献立づくりの未来はどうなる?

10月25日から5日間連続で開催された本誌主催のウェブセミナー「CNET Japan FoodTech Festival 2021」。最終日、前半のセミナーは、献立自動作成アプリ「conomeal kitchen(このみるきっちん)」を提供している冷凍食品大手のニチレイと、同様の献立アプリ「me:new(ミーニュー)」を提供しているミーニューの2社が登場した。
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SCSK、SASEサービス「Smart One Access」に運用監視オプションを追加 | IT Leaders

SCSKは2021年12月1日、フルマネージド型SASEサービス「Smart One Access Powered by Prisma Access」に運用監視オプションを追加した。SASEのセキュリティログを24時間365日体制で監視し、検知したインシデントを通知する。運用監視は、今回SCSKと協業したサービス&セキュリティ(SSK)の専門家チームが実施する。

ニューノーマルで顕在化した「働かないおじさん問題」、解決策は? | IT Leaders

コロナ禍が我々の生活やビジネス、経済を一変させてからもうじき2年になる。急速に浸透したテレワークが定着して、業務にあたる時間やコストの効率は確かに上がったが、さまざまな問題も生まれている。その1つに、ニューノーマルの時代を迎えて顕在化する「働かないおじさん問題」がある。その解決方法を、社会情勢を踏まえて考察してみる。

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【実例あり】海外市場調査の5つの調査項目と具体的な調査方法を解説

テクノポートの稲垣です。この記事は、以下のような課題を抱えている方に読んでいただきたい内容になります。

▶︎「海外市場調査」とは何?
▶︎海外市場調査の必要性はある?
▶︎海外市場調査の具体的な方法は?
▶︎実際に海外市場調査を行なった例は?

そこで、この記事では以下の内容について解説します。

・海外市場調査について(定義、目的、必要性)
・海外市場調査の具体的な方法(調査項目、情報の収集方法)
・海外市場調査を行なっている企業の実例

テクノポート株式会社は、製造業の「海外販路開拓」を支援しています。

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海外市場調査の必要性

ここでは、海外市場調査の定義と、海外市場調査を行う目的を説明します。

「海外市場調査」とは?

海外市場調査とは「海外の進出候補国の市場を調査し、自社がその市場に参入できる余地があるかを確認すること」を言います。

海外市場調査の必要性(目的)

海外市場調査を行う最大の目的は「自社の海外進出の失敗確率を下げる」ことです。具体的には「自社の進出目的やビジネスモデルに適切な進出国を見極める」ことが目的です。
一般に海外進出には、以下の2種類の費用がかかります。(詳しくはこちらの記事を参照ください)

①準備費用
・情報収集コスト(例:市場調査費、現地調査のための渡航費、人件費)
・Webサイト関連コスト(例:海外販路開拓用のWebサイトの構築、運用費用、現地語への翻訳コスト)

②現地で事業を開始するための費用
・海外法人設立費用(例:事務所を作成し登記するための事務費用)
・ビザ発行費・ライセンス費(例:現地での労働ビザ発行費用、業種によってはライセンス費)
・事務所家賃(例:事務所を賃貸で借りる場合に発生)

仮に海外進出に失敗(撤退)してしまった場合、これらの費用が意味をなさない可能性があります。したがって、海外市場調査を入念に行うことで、海外に進出してから失敗(撤退)する確率を、可能な限り下げておく必要があると言えます。

また、調査の目的は「適切な進出国を見極める」ことであるため、調査結果によっては候補国に進出しないほうが良い、という結論が導かれる可能性も十分にあると言えます。

海外市場調査の5つの調査項目

次に海外市場調査で調べるべき5つの調査項目を紹介します。

①市場規模・成長率

自社製品(もしくは類似する他社製品)の「現地における市場規模」と「現在までの成長率」を調べます。

市場規模の大きさと成長率は、特にアジアの市場は変化が早く、先進国で数年かかった技術革新が1年ほどで完了することもあるため、最新の情報を収集する必要があります。

メーカーの場合

メーカーが市場規模を調査する場合、「製品の価格帯別の市場規模」「現地顧客の所得水準」「自社製品と同じ価格帯の他社製品の売れ行き」は最低限必ず調査しておく必要があります。

加工業の場合

加工業が市場規模を調査する場合、「納入先が販売する最終材が現地市場で今後も順調に伸びていく見込みがあるのか」を調査する必要があります。具体的には、納入先の移転の可能性、工場停止の可能性を調査します。

②潜在顧客

具体的に自社の製品・技術を購入してくれる「取引先候補のリスト」を作成します。

この潜在顧客のリストは、進出後数年の売上計画を立てる上でも、営業候補先も決める上でも重要な役割を果たします。

製造業の場合

製造業が潜在顧客リストを作成するときには「日系の潜在取引先」に加えて「他国からの外資企業」「地場企業」を確認しておく必要があります。加えて、現地の同業他社の流通経路(例:どのように部品、原材料を調達しているのか)も併せて確認しておくと、競合のビジネスモデルを理解するときに役立ちます。

③同業・競合他社

進出候補国の同業他社、競合他社の調査を行います。具体的には、以下のような点を調べる必要があります。

情報収集項目
現地業界の地場有力企業 提供する付加価値、収益を得る仕組み
以前から進出している外資企業、日系企業の現地法人 提供する付加価値、収益を得る仕組み
現地で成功している企業 品質、価格、納期
現地企業、現地外資企業 製品の品質、価格、納期
現地業界の特徴 生産規模が最低どのくらい必要か、自社が他社に対して保持する優位性は何か
業界組合 業界組合があるか、ある場合はどのような活動を行なっているか
地場企業と外資企業の関係性 対立構造があるか、ある場合の要因は何か、宗教的な製品に関する基準や観点は関係するか

④仕入れ先

進出候補国内において自社製品製造のための原材料や部品の供給元があるかを調べます。

特に注意して調べることとして、以下のような項目が挙げられます。

原料に天然資源が含まれる場合

供給業者が公社など政府機関や国営企業であったり、国の規制や慣行から取り扱いができる業者が限られていないか(外資企業が直接調達できるかどうかも調べる)

原材料の供給が進出先以外の国からの輸入になる場合

直接費用(例:関税、輸送代金)と間接費用(例:材料や製品の在庫維持費)を考慮し、コストが合うかどうか

現地の日本企業から新規に部品を調達する場合

安定的に部品を調達してくれるのか

⑤新規参入障壁

進出先の市場に自社が新たに参入する場合の参入障壁の高さを調べます。

参入障壁は低ければ低いほど良いわけではありません。なぜなら参入障壁が高いことは、自社の競合先が追いかけて参入してくる際の障壁も高いことを意味するためです。

参入障壁の例としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 進出先の国内の業界規制(例:会社設立は可能でも、現地での営業権が与えられない場合)
  • 一定の設備投資が進出の条件となる場合
  • 販売ルートの確立に費用と労力がかかる場合
  • 現地の有力企業がすでに競合と提携を結んでいる場合(例:現地の有力企業と提携を結ぶことを考慮している場合)

この中でも、1つ目の「進出先の国内の業界規制」は国内での調査が困難であるため、現地の同業者へのヒアリング、もしくは専門家への調査依頼が必要になります。

また、2つ目の「一定の設備投資が進出の条件となる場合」は、進出の際だけではなく、撤退の際も障壁になることを念頭に置く必要があります。

具体的な情報収集方法5選

次に具体的な情報収集の方法を5つ紹介します。

①公開情報

1つ目の方法は、公開情報を利用することです。特に信頼できる機関が発信している情報を優先的に使用することをおすすめします。

信頼できる機関が発信している情報の例として、以下のようなものが挙げられます。

情報の種類 代表的な情報源
進出候補国の基礎的な情報 JETROやアセアンセンターのWebサイトに掲載されている情報
会計・税務情報、現地の法律に関する情報 会計事務所、法律事務所のWebサイトに掲載されている情報
海外進出全般に関わる情報 公的機関および海外進出支援機関が行うセミナー、およびセミナーで配布される資料
外資規制に関する情報 進出先候補国の政府の外資誘致担当部署のWebサイトに掲載されている情報

②専門家

①公開情報だけでは収集しきれない、進出候補国の業界情報、現地の有力企業に関する情報は、専門のコンサルタントに調査を委託する方法があります。

専門家に頼るのではなく、自社の社員による出張調査という手段もありますが、時間とコストがかかる上に、経験不足により思ったような情報が得られない可能性があります。

中小企業が注意すること

中小企業が専門家に委託調査をお願いする場合、大手日系コンサルティング企業へ調査を委託することはやめた方が良いと言えます。理由は、費用が高い上に、現地からの生の声が聞けなくなるため、費用に見合った成果が得られないケースがあるためです。(詳しくはこちらの記事を参照ください)

したがって、中小企業がなるべく費用をかけずに調査を行う場合、現地の調査会社に直接依頼する方法が無難と言えます。現地の調査会社を選定する際は、調査会社ができるだけユーザーに近い場所に所在しており、十分な調査実績がある会社を探して調査を依頼するほうが良いと言えます。

調査会社の探す方法として、信頼できる経営者仲間に紹介してもらう方法も有効であると言えます。以上のような方法がいずれも現実的ではない場合、進出候補国に自社より先んじて進出している同業の企業、もしくは競合しない企業の日本本社に赴いて情報収集を行うことも視野に入れましょう。

③本邦事務所

進出先の政府機関などの本邦事務所(各国の政府機関の事務所)が日本にある場合、訪問して情報収集を行う方法があります。

本邦事務所には、投資認可に関する最新の情報が揃っており、自社の投資計画に関する意見をもらえる可能性があります。また本邦事務所のスタッフは、日本企業の進出を支援することが仕事であるため、出張に先立ち現地本庁への確認や自社のPRポイントも考えてくれることがあります。

本邦事務所の例としては、以下のような機関が挙げられます。(リンクは別タブで開きます)

本邦事務所
韓国 大韓貿易投資振興公社(KOTRA)
マレーシア マレーシア工業開発庁(MIDA)
インドネシア インドネシア投資調整庁(BKPM)
タイ タイ投資委員会(BOI)
インド インド商工省産業政策振興庁(DIPP)
フィリピン フィリピン投資委員会(BOI)

④自社Webサイト

外国語でWebサイトを制作し、現地取引候補企業からの反応を調査する方法です。(外国語で各国の需要調査を行う具体的な方法は、後日別記事で解説予定です)

自社Webサイトを制作し、運用することで海外の顧客からの反響度合い、顧客の属性、海外の企業が抱えている課題を直接情報収集できます。

外国語Webサイトを作るにあたり、進出候補先の候補が絞りきれていない場合、英語サイトを作り全世界向けに情報発信を行い、反響が大きかった国に焦点を絞って候補先を選定する方法が一般的です。(英語サイトで反響を出すまでの流れはこちらの記事を参照ください)

一方、進出候補国が数カ国に絞れている場合、進出候補先の言語でWebサイトを制作し、現地企業からの問い合わせ獲得を狙う方法が効果的です。

⑤現地出張

国内での情報収集を一通り終え、進出候補国が絞り込めた場合、現地出張を行う方法があります。(現地出張の情報収集の具体的な方法は別記事で解説予定です)

現地出張では、以下のようなポイントに気をつけて情報収集を行いましょう。

現地でしか得られない情報を収集する

現地では、アポイント先からのヒアリングを中心に、現地でしか得られない情報を収集します。事前に用意した質問に対する回答を集める方法が効果的です。

アポイント候補先の例として、以下のような訪問先が挙げられます。

訪問先 収集する情報の例
現地政府機関 外資誘致の条件
現地の公的機関、金融機関、すでに進出している会社 自社が現地で予定している事業内容に関する意見

国内で収集した情報の確認

国内で収集した情報の確認を行います。現地で新しい情報を獲得することと同じくらい、国内で得た情報が正しいのかを現地で確認する作業も重要であると言えます。

海外市場調査の実例紹介

最後に海外市場調査を行い、世界中の企業から問い合わせを獲得している企業の例を紹介します。今回の例は、先ほどの海外市場調査の情報収集方法の中でも「④自社Webサイト」を使った事例になります。

株式会社メルテック

本社 千葉県流山市
社員数 100名
事業内容 フォトエッチング加工、エンコーダ用スケールの設計、製造、販売
取材記事 英語サイトで「海外の新規顧客開拓」と「製品の需要調査」を実現

こちらの企業は、英語サイトの制作・運用を通して、取引を拡大させたいヨーロッパの企業を中心に、世界中の企業から自社製品に対してどのような反応が得られるのか、を調べることを目的に海外市場調査を実施しました。

現在では、ヨーロッパ(フランス、イギリス)、アメリカ、カナダの企業からの問い合わせが来ているため、進出候補先を絞るための貴重な情報源として活用しています。

まとめ

本記事では、以下の内容を解説しました。

  • 海外市場調査の必要性(目的):自社の進出目的やビジネスモデルに適切な進出国を見極める
  • 海外市場調査の5つの調査項目:①市場規模・成長率、②潜在顧客、③同業・競合他社、④仕入れ先、⑤新規参入障壁
  • 具体的な情報収集の方法5選:①公開情報、②専門家、③本邦事務所、④自社Webサイト、⑤現地出張

海外市場調査を行う上で、本記事の内容が参考になれば幸いです。

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