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【網羅】SEOのキーワード選定方法(コツとツールの解説)
テクノポートの永井です。Web上で自社を知ってもらうための施策として、SEO対策は非常に効果的です。しかし、SEO対策に取り組んだ経験がない場合、どんなキーワードが最適なのかわからず、うまく選定できないといったお悩みもあるのではないでしょうか。
そこで、本記事ではSEOのキーワード選定の重要性や適切なキーワードの選定方法を解説します。合わせて、キーワードを選定する際に便利なツールもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
SEOキーワード選定の重要性
SEOはSearch Engine Optimizationの略で「検索エンジンへの最適化」を意味します。検索エンジンへの最適化とは、GoogleやYahooなどの検索エンジンでユーザーに検索された際に、サイトを上位表示させるために行う施策のことです。
SEOにおけるキーワード選定とは、ユーザーに検索された時に上位表示したい単語や文章を選ぶことです。狙ったキーワードで上位表示されると、自社サイトへのアクセス数が増え、ターゲットにコンテンツを届けられるようになります。
逆に、キーワード選定が適切でないと、自社サイトにアクセスしてもらえず、問い合わせも増えないという結果になってしまいます。検索結果の1ページ目にサイトが表示されていないとアクセス数が増えないため、1ページ目に表示できるキーワード選定を行う必要があります。
問い合わせを増やす上でSEOキーワードの選定は非常に重要になってきますので、しっかりと検討した上でキーワードを選んでみてください。
SEOキーワード選定のよくある失敗
SEOキーワード選定のよくある失敗を紹介します。
最も多い失敗例はビッグキーワードのみを選定しているパターンです。ビッグキーワードとは、多くのユーザーから検索される、検索ボリュームの大きいキーワードのことです。例えば、「スマホ」「リフォーム」などがビッグキーワードにあたります。
ビッグキーワードで上位表示されれば一気にアクセス数を増やすことが可能ですが、競合サイトも多く、表示順位をあげる難易度は非常に高いといえます。そのため、ビッグキーワードばかりで対策してると順位が上げられず、アクセスが増えないということになってしまいます。
逆に、ニッチすぎるキーワードのみを選定することもよくある失敗の一つです。ニッチキーワードは自社との親和性が高く問い合わせに繋がりやすい傾向にありますが、検索需要がほとんどないことも多く選定には注意が必要です。
また、自社と親和性が薄いキーワードで対策を行うのもやめましょう。検索ボリュームがあったとしても、自社の事業と関連性が薄いと問い合わせには繋がりません。
問い合わせを増やすためには質と量が大切
サイトへの問い合わせを増やすための施策をみていきましょう。
量:検索需要が多いキーワードでアクセス数を増やす
サイトへのアクセス数を増やすには、需要のあるキーワードで上位表示させるコンテンツを積み上げていく必要があります。
検索キーワードには「需要」というものがあります。簡単にいうとそのキーワードで検索する人の数です。この需要のことを検索需要といい、◯◯回/月で表されることが多いため、月間検索数とも言われます。
例えば、「金属加工」というキーワードは月に8,100回、「チタン 加工」では月に720回調べられている場合、「金属加工」をキーワードに選定する方が多くのアクセスを集めることができます。
ただし、ビッグキーワードのみをキーワード選定してしまうと、上位表示の難易度があがるため、ちょうど良いキーワードを見つけることが大切です。
質:自社との親和性が高いキーワードで問い合わせの確率を上げる
自社のサービスと親和性の高いキーワードを選定することが重要です。
親和性とは自社の事業内容や強みとどれくらい合っているかどうかというもので、数値ではなく定性的な判断になります。
例えば、自社がチタン加工を得意としている場合、「金属 加工」で上位表示されるよりも、「チタン 加工」で上位表示されたほうが問い合わせに繋がりやすくなります。
ただし、親和性の高いキーワードはニッチなものになる可能性が高いため、検索需要が少なく多くのアクセスを集めることはできません。アクセスを集めるためにはコンテンツを増やす必要があります。
月間検索数と自社との親和性を考慮して、バランスよくキーワード選定することが大切です。
SEOキーワードを選定するための項目
SEOキーワードを選定する際に、意識すべき項目をみていきましょう。
目的を定める(ブランディング、コンバージョン、アクセス増加など)
まずは、自社サイトのSEO対策を行う目的を言語化しましょう。ほとんどの場合、SEO対策の目的はより多くのユーザーに自社のことを知ってもらい、問い合わせに繋げることです。
例えば、長期的なブランディングをしたい場合のキーワード、とりあえずアクセスを増やすためのキーワード、アクセスは少なくてもいいので問い合わせの質を上げるためのキーワードなど、目的によって選定するキーワードは変わってきます。
この目的を明確にしておかないと、「あれもしてみよう。これもしたい。」となんとなくのコンテンツ作りになり、結果アクセスの見込めないサイトになってしまいます。
最終的には網羅性の高いサイトをめざすにしても、今何が大切なのかをしっかりと決めましょう。
検索需要を数値で見る
キーワードには検索需要があり、SEO対策において非常に重要な項目です。検索需要とは、「キーワードの検索回数」を意味します。
- 検索需要が多い→SEO対策が難しいけど、アクセスは集まりやすい
- 検索需要が少ない→SEO対策は簡単だけど、アクセスは集まりにくい
というイメージです。ちなみに、検索需要が多いか少ないかの判断ですが、業界によって異なってくるため自社の業界でいろいろと調べてみて相対的に判断してみてください。特に、BtoBの場合は検索需要が少なくなる傾向にあります。検索需要の調べ方はページの最後に記載します。
候補とするキーワードが、月にどれくらいの回数検索されているのかを調べて把握するようにしましょう。
SEOの難易度(競合調査)を自分なりに把握する
SEO対策には難易度があります。難易度を確認するためにも、選定候補のキーワードで実際に検索し、上位表示された競合サイトを調査しましょう。
競合サイトがSEOに力を入れていたら、自社もよりSEOを意識する必要があり、それだけ難易度は高くなります。また、検索した際にあまりにもヒットする競合サイト数が多い場合も、同様に難易度は高いと言えるでしょう。
SEO難易度は「ページの文字数と質」で判断できます。選定候補のキーワードで検索し、上位の3サイトがどのような情報を出しているか、だいたい何文字くらいかなどを把握しておくといいでしょう。
検索結果の1ページ目に自社サイトが表示されないと、アクセス数を増やすことは難しいため、SEOの難易度チェックは必ず行うようにしましょう。
問い合わせの繋がりやすさを考慮する
自社の強みと合致するキーワードかどうかは、問い合わせへの繋がりやすさに影響します。競合調査をし、比較した上で優位性が発揮できるキーワードを選定することが重要です。
記事の書きやすさ
記事の書きやすさも評価軸の一つです。
まず社内で書ける内容かどうかが大きな基準になります。記事を外注する場合も最終的なチェックは社内で行うため、社内で判断できない内容になりそうなキーワードは除外しましょう。
また社内で書く場合でも記事を書くのは意外と時間がかかるため、本業が忙しいとなかなか進まないという問題もあります。
SEOキーワード選定手順
実際にSEOキーワードを選定する手順を解説します。
キーワードリスト選定の基準を決めてリストを作成
キーワードを選定する際には必ずリストを作りましょう。
リストはキーワードの選定基準を明確にするための項目から作ります。項目は、検索需要、競合数、SEO対策のし易さ、自社との親和性、記事の書きやすさなどにすれば問題ありません。最低でも検索需要と自社との親和性は必ず入れましょう。この2つがキーワード選定の基準になります。
SEOキーワードの洗い出し
リストの項目ができたら次にキーワードの洗い出しを行います。SEOキーワードの洗い出しは最も重要な工程です。キーワードは自然に見つかるのではなく、頑張って見つけなければなりません。
まずはターゲットの行動原理を理解し、ユーザーが検索するであろうキーワードを想定して、大まかな洗い出しを行います。できる限り多くのキーワードを洗い出すのが良いため、1人ではなく、複数人で行うのがおすすめです。
弊社はターゲットの行動原理を4つの段階で評価するようにしていますので、参考にしてみてください。
https://keikakuhiroba-mfi.com/archives/26926
大体のキーワードを洗い出したら次に、想定していなかったキーワードを見つけるために、カテゴリー分けやツール、フレームワークを使っての洗い出しを行います。
- カテゴリー(マインドマップ)
キーワードを洗い出す前にカテゴリーから作る方法です。カテゴリーは何でも構いませんが、例えば「製品別」「業界別」「課題別」などで分けるとわかりやすくなります。 - サジェストツール
サジェストとは、ユーザーが検索窓にキーワードを入力した際に検索エンジン側が提案してくれる候補のことです。このサジェストを一括で取得できるツールがあり、活用することで効率的にキーワード候補を抽出可能です。 - MFTフレームワーク
Market(市場)、Function(機能)、Technoogy(技術)のそれぞれの観点で分析できるフレームワークです。
詳細はこちら:https://keikakuhiroba-mfi.com/archives/5528
キーワードはどれだけ洗い出しても大丈夫です。最低でも50個以上は洗い出してください。
検索需要の確認
洗い出したキーワードの検索需要を確認しましょう。キーワードプランナーというGoogle公式のツールを使用することで、検索需要を確認することができます。検索需要が多いかどうかはリストを埋めてからになりますので、まずは一心不乱に検索需要を調査してください。
SEOの難易度確認(洗い出したキーワードで検索)
SEOの難易度は、洗い出したキーワードで実際に検索し、上位10サイト程度のタイトル、見出し、企業などを確認しましょう。大手企業が多い、AmazonやモノタロウなどECサイトが多い、まとめサイトが多い場合は難易度が高いキーワードと言えます。自社と同規模の企業でも検索上位に上がるのか、上げるためにはどういう情報を出せばいいのか、自社でその情報は用意できるのかなどを調べます。
SEOの難易度は数値で出せませんので、定性的な判断になってしまいます。調査を繰り返すことでSEO難易度が高いか低いかをある程度判断できるようになってきますので、まずは3段階くらいで評価してみてください。
また、洗い出したキーワードが多い場合はざくっとした調査でも大丈夫です。まずはリストを埋めることを優先しましょう。
問い合わせの繋がりやすさを確認
キーワードごとに、自社との関連性を3〜5段階くらいで評価しましょう。このとき、自社の強みが活きるかどうかも合わせて検討しましょう。
こちらも定量的な判断はできないので、だいたいで大丈夫です。
記事の書きやすさを確認
自社で書く場合は、選定したキーワードで記事が書けるかどうかを3段階で評価してみましょう。記事を書いて公開することが重要なので、書けそうなものから書いていくという方法でも問題ありません。
キーワードリストに優先度を記入
リストが完成したらリストの総合評価を行い、キーワードに優先順位をつけましょう。
SEOキーワード選定のコツ
SEOキーワードを選定する際のコツを解説します。
検索需要の低いものも積極的に選んで行く(ロングテールSEO)
キーワードの中には、「ロングテールキーワード」と呼ばれる、複合キーワードなどの検索需要が少ないキーワードがあります。
アクセス数は少なくとも、具体的なキーワードの方が問い合わせにつながる確率は高いため、ロングテールキーワードも積極的に選択するといいでしょう。
検索需要の高いものでも検索順位は上がる(ビッグキーワード狙い)
検索需要の高い、いわゆるビッグキーワードで上位表示を狙う場合は、基礎的な内容も掲載するというテクニックがあります。コンテンツの網羅性を意識して記事を書いていけば、検索順位は上がっていくでしょう。
ただし、上位表示させることは難しいので、ロングテールも狙いつつ、ビッグキーワードを狙うことをおすすめしています。
関係の薄いキーワードも捨てずに採用したほうがいい(長期ブランディング)
関連性が薄いキーワードであっても、ターゲットが同じであれば選定しても問題ありません。この場合、短期的な効果は見込めませんが、長期ブランディングとしては効果があります。
例えば、ステンレスの加工を得意としている場合でも「アルミ 加工」を選定するケースもあります。ターゲットが設計だった場合、「ステンレス 加工」のニーズも持っているかもしれませんし、将来的に出てくる可能性もあります。今は関係ないかもしれませんが長期的にみて関係が出てくる場合は、親和性の薄いキーワードを選定することもあります。
事例|SEOキーワード選定のリスト例
SEOキーワード選定のリスト例をお見せいたします。必ずしもこの表に準ずる必要はありませんが、参考として使っていただければと思います。まずはカテゴリーを分けてからキーワードは洗い出しを行いました。サジェストツールはラッコキーワードを使い、2つ以上の複合キーワードももれなく洗い出しを行っています。その上で、検索需要(キーワードプランナー)、競合数(Google)を数値で表し、製品との関連性を定性的に評価しています。
カテゴリー | キーワード | 検索需要 (月間) | 競合数 | ボリューム | SEO対策の 難易度 | 製品との 関連性 |
---|---|---|---|---|---|---|
製品名系 | 配管部品 | 1600 | 30300000 | ◎ | △ | △ |
継手 | 8100 | 16500000 | ◎ | △ | ◯ | |
ホース継手 | 1600 | 8270000 | ◎ | △ | ◯ | |
ねじ込み継手 | 1000 | 1750000 | ◎ | ◯ | ◯ | |
六角ホースニップル | 50 | 1300000 | △ | ◯ | ◯ | |
ホースジョイントニップル | 260 | 1260000 | ◯ | ◯ | ◯ | |
六角ホースジョイント | - | 2900000 | - | ◯ | ◯ | |
グリースニップル | 880 | 591000 | ◯ | ◎ | ◯ | |
ホースバンド | 6600 | 15700000 | ◎ | △ | ◯ | |
変換ソケット | 260 | 8620000 | ◯ | △ | ◯ | |
変換ニップル | 50 | 983000 | △ | ◎ | ◯ | |
銅+プレス | 銅 プレス | 20 | 9070000 | △ | △ | ◎ |
絞り 銅 プレス | - | 893000 | - | ◎ | ◯ | |
銅 プレス 部品 | - | 73100000 | - | △ | ◎ | |
銅 端子 製造 | - | 3030000 | - | ◯ | ◎ | |
銅 プレス 加工 | 20 | 4990000 | △ | ◯ | ◎ | |
プレス系 | プレス 加工 | 1900 | 52300000 | ◎ | △ | ◯ |
金属 プレス 加工 | 320 | 23300000 | ◯ | △ | ◯ | |
プレス 加工 絞り | 110 | 2710000 | △ | ◯ | ◯ | |
プレス 絞り | 110 | 5810000 | △ | △ | ◯ | |
プレス 部品 | 110 | 32700000 | △ | △ | △ | |
銅系製品名 | アースバー | 880 | 611000000 | ◯ | △ | ◯ |
ブスバー | 1600 | 168000 | ◎ | ◎ | ◯ | |
バスバー | 1900 | 475000 | ◎ | ◎ | ◯ | |
リード フレーム | 1600 | 25700000 | ◎ | △ | ◯ | |
分岐 バー | 90 | 10800000 | △ | △ | ◯ | |
銅 バー | 880 | 12300000 | ◯ | △ | ◯ | |
渡り バー | 50 | 36200000 | △ | △ | ◯ |
キーワード選定をプロに依頼するときは慎重に
キーワードの選定はSEOの知識が必要であるため、外部のプロに依頼しようという方もいるかと思います。ただし、技術系のコンテンツ作成を依頼する場合は、注意が必要です。
具体的には、以下の3つのことに注意して依頼を検討しましょう。
- 自社の技術を理解できるか
- 技術を読みやすい文章で表現できるか
- 円滑なコミュニケーションが取れるか
テクノポートは技術系に特化したライティングサービスやコンテンツマーケティングのコンサルも行っていますので、お困りでしたら弊社にもご相談ください。
SEOキーワードの洗い出しに使えるツールの紹介
最後にキーワードの選定に便利なツールをご紹介します。
ラッコキーワード
ラッコキーワードはサジェストキーワードを取得できるツールです。サジェストキーワードとは、ユーザーが検索窓にキーワードを入力した際に検索エンジン側が提案してくれる候補のことです。
検索意図・コンテンツニーズの把握が効率的になるため、活用しましょう。フリープランで50回/日キーワード調査が可能です。
ラッコキーワード:https://related-keywords.com/
キーワードプランナー
キーワードプランナーとGoogle公式のツールで、Google広告を配信する際に、検索ボリュームや入札価格を調査することができます。Google広告を配信する方に向けたサービスですが、登録することで一部機能は無料で使用できます。
キーワードプランナー:https://ads.google.com/intl/ja_jp/getstarted/
サーチコンソール
Google Search Consoleは、Google 検索結果でのサイトの検索順位を分析、管理、改善するのに役立つ Google の無料サービスです。「どんなキーワードでの流入が多いのか」などを調査でき、ユーザーのニーズを理解するのに役立ちます。
サーチコンソール:https://search.google.com/search-console/welcome
競合サイト
自社サイトに加え、競合サイトのキーワード順位も取得し、比較しましょう。競合サイトよりも順位が低いキーワードを抽出することで、効果的な改善策を立てることができます。
まとめ
SEOにおけるキーワード選定は、テクニックやコツに加えてターゲットへの理解が必要です。本記事で解説したキーワード選定の手順に沿って、ぜひ自社サイトに最適なキーワードを見つけてみてください。
皆様のサイトが多くのユーザーの目に触れるための一助になれば幸いです。
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BtoB企業のSNS活用事例12選と成功の秘訣
テクノポートの廣常です。ソーシャルメディアの利用者数増加に伴い、SNSを活用してマーケティングを行う企業が増えてきました。
SNSマーケティングを成功させるためには、運用前に目的とターゲットを決めておく必要があります。本記事では、BtoB企業、特に製造業のSNSの活用事例も交えて、SNSマーケティングを成功させるためのポイントを紹介します。
BtoB製造業におけるSNSマーケティング事情
SNSマーケティングとは、TwitterやInstagramのいったSNSを活用したマーケティングのことを指します。
SNSマーケティングを導入する企業は増加傾向にあり、株式会社Faber Companyの調査によると、BtoB企業で最も活用されているSNSはYouTubeであるといわれています。他にも主流として扱われているTwitter、Instagramと併せて、BtoB製造業での活用事例をご紹介します。
BtoB製造業のSNS事例① YouTube
石井精工様(金型設計・製造)
石井精工様は、ゴム金型からゴム成形品の製造まで行うBtoB企業です。公式YouTubeチャンネルでは、金属加工に関する解説や、機械加工のノウハウが動画で公開されています。町工場ならではの商品開発についても注目です。
YouTubeチャンネルURL:https://www.youtube.com/channel/UCkzzDcOkhixAz93gzT5bITA/featured
アルビテクノロジー様(工作機械の代理店販売)
アルビテクノロジー様は、工作機械の代理店販売や加工技術コンサルティングなどを行っています。YouTubeチャンネルでは、主力製品であるHyperMILL(CADCAMソフトウェア)の機能や使い方の動画を投稿しており、細かい操作方法を視覚的に理解できます。
YouTubeチャンネルURL:https://www.youtube.com/channel/UCRDx5UZocpOXhUOIjY74z7g
MIRAI-LABO様(省エネ技術の研究開発)
MIRAI-LABO様は、CO2削減に関するシステムや省エネ型LEDなど、最先端の省エネ技術を研究・開発しています。YouTubeチャンネルでは、自社製品の紹介や環境用語の解説動画などを投稿。動画には随所にユーモアが盛り込まれており、視聴者を飽きさせない工夫がされています。
YouTubeチャンネルURL:https://www.youtube.com/channel/UClmM1ota5-amRlDjYAcqk8g
榊原工機様(部品加工)
榊原工機様は工作機械の部品加工を中心に、金属製品や部品の加工を行っています。You Tubeチャンネルでは会社の説明をはじめ、機械加工の様子を動画で公開。旋盤や測定器の使用用途なども動画で分かりやすく解説しています。
YouTubeチャンネルURL:https://www.youtube.com/channel/UCIhktvNTeTej8hJeoeKHvXQ
YouTube活用のポイント
自社製品や技術を紹介する上でYouTubeは最適なプラットフォームです。例えば、加工の様子を文章から読み取るのは難しいですが、動画であれば視覚的に理解しやすくなります。製造業でYouTubeチャンネルを持っている企業はまだ少なく、動画の検索上位を狙えるチャンスでもあります。
製造業のYouTube活用事例については、以下もご参考ください。

BtoB製造業のSNS事例② Twitter
木村鋳造所様(鋳造)
木村鋳造所様は発泡スチロール模型や、3Dプリンタを使用した鋳物を製造する企業です。TwitterとFacebookを運用しており、発泡スチロール模型の写真、製造工程、イベント情報など幅広く情報発信をしています。Twitter上では、他企業やTwitterユーザーとのコミュニケーションを積極的にはかっています。
TwitterURL:https://twitter.com/KimuraFoundry
栗原精機様(金属加工)
栗原精機様は、金属の精密切削加工を得意とするBtoB製造メーカーです。Twitter、Instagramを運用しており、SNSマーケティングに注力。社長自らが発信しているTwitterアカウントが存在し、「おやっさん」との愛称で親しまれています。
栗原社長はTwitterを通じて採用活動にも成功しています。詳しくは以下の記事をご覧ください。

TwitterURL(公式):https://twitter.com/KURIHARASEIKI
TwitterURL(栗原社長):https://twitter.com/krige09
松浦製作所様(切削・微細加工)
松浦製作所様は、切削を中心とした高精度な加工を得意とする金属加工メーカーです。Twitterでは、加工品の写真が数多く掲載されているだけでなく、機械加工の様子も動画で公開されています。Twitterユーザーとの交流も積極的で、質問や相談も随時受け付けています。
TwitterURL:https://twitter.com/bisai_matsuura
フセハツ工業様(ばねの製造)
フセハツ工業様は、ばね製品を製造・試作を行っています。Twitterでは各種ばねの紹介と、ばねの製造過程が動画で掲載されています。投稿に反応してくれたTwitterユーザーのツイートを積極的にリツイートしている点が特徴的です。
TwitterURL:https://twitter.com/fhk2014_kk
Twitter活用のポイント
自社製品やイベント告知だけでなく、日常的な発信を混ぜることがTwitter活用のポイントです。日常の部分が垣間見えることで、Twitterユーザーは親近感を抱くようになります。また、他企業と積極的に交流することで、自分の会社を多くの人に知って貰えるチャンスにもなります。
BtoB製造業のSNS事例③ Instagram
HILLTOP様(機械加工)
HILLTOP様は自動車部品や航空機部品などの金属加工を行う加工メーカーです。Instagramをはじめ、5つのSNSを運用しています。Instagramでは加工部品の写真とともに、部品サイズ、材質、表面処理の有無などの情報が掲載されています。
InstagramURL:https://www.instagram.com/hilltop_corp/
富士産業様(金属加工)
富士産業様は、鉱物販売や工業製品の金属加工を得意とする加工メーカーです。Instagramでは、真鍮を中心とした加工品の写真や、実際の製造過程が動画で掲載されています。アクセサリーから焚き火台まで、加工品のラインナップが豊富です。
InstagramURL:https://www.instagram.com/fujisanngyo/
シマワ様(油圧部品製造)
シマワ様は、油圧部品や金属の精密部品加工を得意とする加工メーカーです。Instagramでは、自社製品であるスマートフォン用無電源スピーカー「oto」の写真を中心に掲載がされています。イベントへの出展も積極的に行っています。
InstagramURL:https://www.instagram.com/shimawa.inc/
ウノ・ファクトリー様(機械加工)
ウノ・ファクトリー様は大型正面盤を中心に機械加工全般、溶接、設計、検査、組立まで行う機械加工メーカーです。Instagramでは、機械加工の様子が動画で数多く掲載されており、求人募集も行っています。
InstagramURL:https://www.instagram.com/unof_3939/
Instagram活用のポイント
Instagramは写真や動画投稿が中心のSNSです。ユーザーへ視覚的に訴求できるため、BtoC向けの製品をアピールしたい場合に有用なツールといえるでしょう。その一方で、拡散力の弱さがデメリット。ハッシュタグを上手に活用して、多くの人の目に留まるように工夫が必要です。
SNSマーケティングのメリット
SNSマーケティングを行うメリットは以下の通りです。
リアルタイムで情報発信が可能
SNSの強みは情報発信をリアルタイムで行える点です。今伝えたい情報をスピーディーに発信・拡散ができるだけでなく、ユーザーへの反応にすぐに応えられます。
低コスト
SNSの運用には基本的にコストは掛かりません。コストを掛けることなく、マーケティング活動が可能なため、費用対効果の高いサービスといえます。
顧客とコミュニケーションができる
リアルタイムでコミュニケーションができるSNSは、顧客との関係を深めるのに便利なツールです。日常的な発信を混ぜることで、顧客に親近感・信頼感を持ってもらえます。
SNSマーケティングのデメリット
SNSマーケティングのデメリットは以下が考えられます。
炎上の危険性
SNSは正しい情報だけでなく、誤った情報も拡散され、炎上に繋がる場合があります。企業のイメージダウンだけでなく、ユーザの信用を失うおそれも。情報を発信する前に「誤った情報でないか」「人を不快にさせる内容になっていないか」を確認しましょう。
SNS担当者への負担
新たにSNS運用を取り入れた企業にとっては、運用が負担になることもあります。1人に負担が掛からないように、2人体制で運用するなど工夫が必要です。SNSを運用してもフォロワーが増加しなかったり、売上に繋がらない場合は、SNS運用代行サービスの利用がおすすめです。
SNSマーケティングの重要性
ソーシャルメディアの利用者数が増えたいま、BtoC企業だけでなく、BtoB企業でもSNSマーケティングが重要になってきます。
SNS利用者・利用時間の急拡大
ソーシャルメディアの普及は急速に進んでおり、利用者数は2021年で8,149万人、2024年末には約8,388万人にまで到達すると推測されています。ソーシャルメディアの利用者数増加により、SNSに費やす時間が増加していくと考えられます。
(参考:2022年度SNS利用動向に関する調査)
購買プロセスの変化
これまでの情報収集は検索エンジンが中心でしたが、ソーシャルメディアの普及により、情報収集がSNS上で行われることが増えてきました。毎日SNSで大量の情報が流れてくる中、ユーザーは話題になっているコンテンツに興味を持ちます。「口コミ」「共感」から購買段階へ移行する流れが高まっています。
顧客との関係性強化
ソーシャルメディアは、顧客との関係性を深めるのに非常に有用なツールです。「1対1」のコミュニケーションを意識することで、顧客との関係性を深められます。さらに、普段関わりのない業界とも繋がることで、新たなビジネスチャンスを得られることも。
SNSマーケティング成功の秘訣
SNSマーケティングを成功させるためには、ただ何となくアカウントを運用すれば良いわけではありません。運用前にしっかりと戦略を立てることが重要です。
目的・ターゲットの設定
SNSマーケティングの目的は、自社のブランディング、認知度向上、採用など企業によって異なります。明確な目的を設定した上で、達成するために注力すれば、効率的にマーケティング効果を高められます。
継続的な更新体制の確保
SNSマーケティングの効果を発揮するためには、一定の頻度で投稿する必要があります。無理なくSNSの運用をするためには、複数人で運用するか外注する方法がおすすめ。複数人で運用する場合は、発信する情報に偏りが出ないように注意が必要です。
各SNSの特性を活かした活動
運用の目的やターゲットに合わせて、適切なSNSを選択しましょう。SNSの機能をバランス良く使いたい場合にはFacebook、拡散性の高さを求めるならTwitter。画像や動画を使って情報発信したい場合には、InstagramやYouTubeがおすすめです。
双方向のコミュニケーション
一方的な発信をするだけでなく、積極的に他社と関わりを持つことで、自社の認知度向上に繋げられます。また、ユーザーとの関係性が深まれば、自社の製品やサービスを口コミとして広げてくれる可能性も。
まとめ
明確な目的とターゲットを設定した上で、SNSマーケティングを行うことで大きな成果に繋がります。また、それぞれのSNSの特徴を理解した上で、使い分けて運用すると効果的です。自社の可能性を広げるためにも、SNSマーケティングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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