究極のウェルビーイング「WELL認証オフィス」とは–生産性を向上する快適な職場環境

ウェルビーイング(Well-Being)という概念が、多くの企業の間で注目されている。今では、職場にウェルビーイングの視点を取り入れ、従業員がより働きやすい環境を作る企業が増えてきた。その最先端をいくのが「WELL認証オフィス」だ。
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パナソニック楠見CEO、競争力高めた2年間を振り返る–1932年発表の「250年計画」とは

パナソニックホールディングス グループCEOの楠見雄規氏は、5月18日、新たなグループ戦略について発表した。「中期経営指標である累積営業キャッシュフロー2兆円、ROE10%以上、累積営業利益1兆5000億円の計画を維持し、必達すべく、手綱を緩めることなく、競争力を徹底強化していく」と述べた。
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データとともに振り返る、2024年卒の就活動向とその特徴

2024年卒学生の就活も、終盤を迎えようとしていますが、就活生らの動向には2023年卒学生と比べて、どのような違い、特徴が見られたのでしょうか?Google人事部で新卒採用を担当していた草深生馬氏(くさぶか・いくま/現RECCOO COO兼CHRO)が、アンケートデータや就活生とのディスカッションの内容などを踏まえて、2024年卒の就活動向について総括します。
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[ブックレビュー]日本語文章生成AIの第一人者が読み解く–「ChatGPT 対話型AIが生み出す未来」

話題の対話型AI、ChatGPTをあなたはもう試したことがあるだろうか。本書は日本語の文章生成AI「Catchy」を手がけるデジタルレシピの古川渉一さんが、その道の第一人者の視点からChatGPTの仕組みや使い方のコツをわかりやすく解説してくれる。
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クラダシ、“もったいない食材”を利用したカフェと食物販–木更津の新施設へ

ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営するクラダシは、フーズクリエーションと事業連携し、三井不動産が6月8日に木更津に開設する「KISARAZU CONCEPT STORE」にもったいない食材を利用したカフェと食物販コーナーをオープンすると発表した。
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サイバーエージェント、「極予測AI」にLLM技術とChatGPTを活用した広告コピー自動生成機能

サイバーエージェントは5月18日、「極予測AI」において、「広告コピー自動生成機能」を実装したと発表。自社で開発した大規模言語モデル(LLM)および、ChatGPTのAPIを既存の生成システムに組み合わせることにより、画像の内容に加え、さまざまな配信ターゲットにあわせた広告コピーを生成できるという。
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サイバーエージェント、「極予測AI」にLLM技術とChatGPTを活用した広告コピー自動生成機能

サイバーエージェントは5月18日、「極予測AI」において、「広告コピー自動生成機能」を実装したと発表。自社で開発した大規模言語モデル(LLM)および、ChatGPTのAPIを既存の生成システムに組み合わせることにより、画像の内容に加え、さまざまな配信ターゲットにあわせた広告コピーを生成できるという。
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Dell、統合ストレージの新OS「PowerStoreOS 3.5」、バックアップストレージに直接データを転送可能に | IT Leaders

デル・テクノロジーズは2023年5月19日、多機能ミッドレンジ統合ストレージ「PowerStore」のOS「PowerStoreOS」を、新バージョン「PowerStoreOS 3.5」にアップデートしたと発表した。新版では、バックアップストレージ「PowerProtect DD」に直接データをバックアップできるようにしたほか、書き換え不能なスナップショットを使えるようにした。IaCやコンテナ管理機能を使ってストレージをプロビジョニング(配備)する機能も強化した。

サムライズ、Web APサーバー新版「Adobe ColdFusion 2023」、VSCode向けの開発環境を用意 | IT Leaders

サムライズは2023年5月17日、Webアプリケーションサーバーソフトウェア新版「Adobe ColdFusion 2023」の提供を開始した。開発会社は米アドビ(Adobe)。新版では、VSCode上で利用可能なColdFusion専用のコードエディタ「ColdFusion Builder」を用意した。また、API経由でデータにアクセスするクエリー言語「GraphQL」のクライアント機能を組み込んだ。

日経225企業のDMARC導入率は62.2%で、1年間で12.4%増加─TwoFive調査 | IT Leaders

TwoFiveは2023年5月18日、なりすましメール対策に用いる送信ドメイン認証技術「DMARC」の導入状況を調査した結果を発表した。今回の調査(2023年1月、2月、3月、4月、5月実施)では、日経225企業のうち140社(62.2%)が、メール送信者側として少なくとも1つのドメインでDMARCを導入していた。前年同時期に実施した調査(2022年2月と5月に実施)と比べると、112社(49.8%)から140社(62.2%)へと、1年間で12.4%増えている。

京都中央信金、全職員の情報系端末をノートPC/タブレットPC2500台に刷新 | IT Leaders

京都中央信用金庫は2023年5月18日、職員の情報系端末を据え置き型のデスクトップPC/タブレットからノートPC/タブレットPCに刷新し、店舗内外で活用できるようにしたと発表した。新たに導入したノートPC/タブレットPCは2500台で、NECの顔認証機能を搭載してセキュリティを確保する。2023年4月末から全店で利用している。
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京セラ、海外拠点の設計・製造データをノーコードで統合、年間1400時間を削減 | IT Leaders

京セラは、海外に点在する拠点間でデータを自動で連携するシステム基盤をノーコードで開発した。これにより、年間で約1400時間相当の業務工数を削減した。また、これまで拠点ごとに独自に行っていた情報管理から脱却し、製造拠点を横断したマスターデータ管理(MDM)を実現した。EAI/ESBソフトウェア「ASTERIA Warp Core」を提供するアステリアが2023年5月18日に発表した。

ソニー経営方針説明会、足元のリスクマネジメントに重点–金融子会社は分離へ

ソニーグループは、2023年度の経営方針説明を行った。金融事業を担当するソニーフィナンシャルグループの株式上場を前提にしたパーシャルスピンオフの検討を開始し、2〜3年後にスピンオフの実行を目指すことを明らかにしたほか、2023年度を最終年度としている第4次中期経営計画において、3年間累計の調整後EBITDAを当初目標の4兆3000億円から、5兆円に修正したことを改めて示した。
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テーブルトップRPGの世界も生成AIで変革–米Hidden Doorの取り組み

「ダンジョンズ&ドラゴンズ」に代表されるテーブルトップRPGは、進行役であるゲームマスターの負担の大きさがハードルになっている。それを解消し、さらに古典的名作の世界をRPG化しようという大胆な試みを進めている会社がある。その原動力となっているのも、最近話題の生成系AIだ。
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TISが「APIプラットフォーム技術検証サービス」を拡充、PoCをユーザー環境で実施可能に | IT Leaders

TISは2023年5月18日、「APIプラットフォーム技術検証サービス」のラインアップを拡充し、新たなサービス提供モデル「お客様管理モデル」を追加した。TISがこれまでSaaSで提供してきたAPI検証環境と同様のPOC環境を、ユーザー環境に導入するモデルである。既存のシステムやデータを活用できることから、システム構成の変更や新たな外部接続/クラウド利用を必要とせずにAPIの検証が可能になる。

東工大の次期スパコン「TSUBAME4.0」が2024年春に稼働、理論性能は倍精度で66.8PFLOPS | IT Leaders

東京工業大学は2023年5月18日、次期スーパーコンピュータ「TSUBAME4.0」の構築を開始すると発表した。2024年春に稼働させる予定である。理論演算性能は、科学技術計算で使う倍精度(64bit)で66.8PFLOPS、AIで使う半精度(16bit)で952PFLOPSである。これらの数値は、現存する国内のスパコンの中では「富岳」に次ぐ2位に相当する。

東京ゲームショウ2023のメインビジュアルが公開–「ゲームが動く、世界が変わる。」を表現

コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は5月18日、大型イベント「東京ゲームショウ2023」(TGS2023)のメインビジュアルを公開。制作は4年連続でイラストレーターのくっか氏が担当しており、本年のテーマ「ゲームが動く、世界が変わる。」を表現したものという。
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ブロックチェーン基盤のBlockdaemon、日本市場における取り組みを強化 | IT Leaders

ブロックチェーン基盤ベンダーの米Blockdaemonは2023年5月18日、日本市場における直近の取り組みと今後の強化計画について発表した。「Web3の進歩における日本の重要な役割を認識しており、暗号、NFT、GameFiなど、日本独自のブロックチェーン資産に焦点を当てた製品の開発を目指している」 (同社)という。

デジタルアーツ、ファイルを介した重要情報の漏洩を防ぐDLPソフト「f-FILTER」を発表 | IT Leaders

デジタルアーツは2023年5月18日、DLP(データ漏洩防止)ソフトウェア「f-FILTER」を発表した。ファイルを介した重要情報の漏洩を承認ワークフローなどの手段によって防ぐ。社外ユーザーとの間で安全にファイルを受け渡せるようになる。同年10月から提供する。価格などの製品情報は同年8月に発表する。

IIJ、Windows Autopilotを活用したPCのゼロタッチキッティング、導入/設定を省力化 | IT Leaders

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2023年5月17日、クライアントPC調達代行サービス「IIJ PC展開支援ソリューション」に新メニューを追加した。IT部門に代わって導入・設定するサービスである。PCの調達からキッティング、アプリケーションのインストール、機器の配送・設置、起動・ログイン確認までワンストップで提供する。米マイクロソフト(Microsoft)の「Windows Autopilot」を活用している。

日大文理学部、学生へのメンタリングにAIを適用、問いかけの方法や手順を形式知化 | IT Leaders

日本大学文理学部次世代社会研究センター(RINGS)は2023年5月17日、同大学文理学部の学生を対象とした1on1ミーティングにAIを適用する検証を開始した。NECソリューションイノベータと共に実施する。教員や学生が担うメンターの一部を、AIを用いたシステムで代替する。メンタリングの支援効果を確認し、AIによるメンターの代替が、どの程度可能かを検証する。

りそな銀行、RPAとノーコード/ローコード開発で年130万時間の業務を削減 | IT Leaders

りそな銀行(本社:大坂府大阪市)およびりそなグループは、業務プロセスを改善するためにノーコード/ローコード開発ツールを導入した。これまで手作業だった業務を電子化したほか、RPA(ロボットによる業務自動化)と連携して自動化も図った。多くの業務を電子化/自動化したことで、年間で41万時間の業務を削減した。ノーコード/ローコード開発ツール「Pleasanter」を提供したインプリムが2023年5月17日に発表した。

KONAMIがCygamesに対して特許権侵害の訴訟を提起–「ウマ娘」をめぐり

サイバーエージェントならびに、連結子会社であるCygamesは5月17日、Cygamesが提供しているゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」をめぐり、コナミデジタルエンタテインメントからCygamesに対して、2023年3月31日付で特許権侵害に関する訴訟の提起を受けたことを公表した。
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Google Cloudがクラウドサービス群に生成系AIを組み込んで提供、文章作成やコーディングを支援 | IT Leaders

グーグル・クラウド・ジャパンは2023年5月17日、Google Cloudの開発者向け会議「Google I/O 2023」で発表した内容について説明した。これによると、Google Cloudのクラウドサービス全般で生成系AIを使えるようにする。例えば、グループウェア「Google Workspace」、アプリケーション開発ツール、クラウド型で提供するAI機能群「Vertex AI」などで生成系AIが使えるようになる。

MIXI、会話AIロボット「Romi」にChatGPTを活用した新機能を提供

MIXIは5月17日、同社が展開している会話AIロボット「Romi」について、OpenAIが提供しているChatGPTを活用した新機能「アシスタントモード」を、同日から提供することを発表した。Romiの月会費プラン(おしゃべりモード)に加入していれば、追加料金なしで利用可能という。
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成功する導入事例ページのデザインのコツ

こんにちはテクノポートの卜部です。Webサイトにおける導入事例のページは、自社の商品やサービスをより身近に感じてもらい、興味を持ってもらうために非常に重要なコンテンツです。

特にBtoBの製造業には欠かせないものですが、「作ったけど成果につながらない」「そもそもどう作ればいいのか…」といったお悩みもあるかと思います。

そこで本記事では、成果につなげるための導入事例ページのデザインについて解説します。

導入事例デザインのフロー

導入事例ページをデザインするまでの基本的なフローは以下になります。

  1. 導入事例を掲載する顧客(企業)を選定
  2. 導入事例ページの構成の検討
  3. コンテンツの制作
  4. 導入事例ページのデザインに落とし込み

ユーザーは自社と共通点のある企業の事例を読むことが多いため、業界や規模別でいくつか顧客をピックアップしてみるとよいでしょう。

多くの顧客を掲載できれば、それだけ実績があるという安心につながります。また、知名度のある顧客を掲載できれば、信頼につながります。

導入事例ページの基本構成

導入事例ページのおおまかな基本構成は以下のようになります。

導入事例の概要と背景

その顧客が持っていた課題を詳細に書きましょう。どんな思いがあり、自社の商品・サービスを導入するに至ったのかを説明することで、共感を得られます。

導入に至るまでの選定基準

機能やコスト、アフターフォローなど、さまざまな要素がある中で導入の決め手となったものは何かを記載します。これにより、競合との違い・自社の強みが明らかになります。

導入後の効果

自社の商品・サービスを導入したことでどのような良い変化があったのか、インタビューした内容を詳細に記載します。

今後の展望や課題

顧客が、自社の商品・サービスを導入したことで見えてきた今後の展望や新たな課題があれば記載しましょう。

導入事例ページのデザインのコツ

よりわかりやすい導入事例ページにするための、デザインのコツを解説します。

カテゴリ分けして検索性を高める

検討中のユーザーが興味のある導入事例をすぐに絞りこめるように、カテゴリ分けのボタンを設置するのがよいでしょう。カテゴリの内容は、業種や規模、地域や課題別など、自社にあったものを選定しましょう。

冒頭に結論を載せる

ページの冒頭、つまりタイトルに導入した結果や効果を載せることで、検討中のユーザーが興味を持ちやすくなります。

ビフォーアフターで示す

ビフォーアフター画像を設置し、導入事例の効果を具体的に示すことで、検討中のユーザーが具体的なイメージを抱くことができるようになります。

写真や動画を入れる

顧客との写真やインタビュー動画も掲載できると、ページにより臨場感が出て、読んでもらえるコンテンツになります。

参考になる導入事例のデザイン5選

テクノポート株式会社

出典:テクノポート株式会社

サムネイルを設定し、企業が一覧化されています。

クリックすると詳細が見られ、写真とともにインタビュー形式で導入した効果などがわかるようになっています。

株式会社アコースティック・アドバンス

出典:株式会社アコースティック・アドバンス

音環境を改善するためのパネルを販売している企業です。実際に設置した際の写真が掲載されており、導入したらどのようになるのかが具体的にイメージできます。

株式会社ユニフォームネット

出典:株式会社ユニフォームネット

インタビュー形式で、顧客の歴史や特徴なども聞きながら、製品・サービス導入までのストーリーが自然に描かれています。顧客と良い関係が築けていることがコンテンツ内容からもわかり、安心感につながります。

株式会社村田製作所

出典:株式会社村田製作所

顧客の課題と導入効果がビフォーアフターで掲載されており、わかりやすい構成となっています。カテゴリは課題別で分けられています。

京セラ株式会社

出典:京セラ株式会社

「種別・用途・業界・製品タイプ」とさまざまなカテゴリが用意されており、検索性に優れています。導入事例の数も多く、検討中のユーザーにとって安心につながります。

まとめ

導入事例ページのデザインは、カテゴリ分けやビフォーアフター画像、写真や動画の設置などを考慮し、ユーザーの興味を引きやすくすることが重要です。また、ページ冒頭に結論を載せることで、ユーザーが導入事例を理解しやすくなります。

これらに気をつけながら、成果につながる導入事例のページを制作してみましょう。

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最も効果的な導入事例の書き方の具体例とテンプレートを紹介

こんにちは。テクノポートの卜部です。BtoB企業のマーケティングにおいて、導入事例コンテンツの掲載は効果的な手法です。しかし、導入事例の記事をどのような流れで書けばよいか、またはどのように表現すればよいか、多くの方が悩んでいます。

今回の記事では、導入事例のストーリーの立て方や書き方を中心に、導入事例の効果や事前に整理すべき情報、表現のコツまでをご紹介します。

導入事例の重要性と制作前の準備

導入事例の具体的な書き方に入る前に、まずはそのメリットと事前に整理するべき内容を解説します。

メリットと目的

自社HPに導入事例のコンテンツを載せることの主なメリットは、「信頼性(製品品質)の証明」と「具体的なソリューションの提示」の2つです。この2つを達成することが同時に目的にもなります。

例えば、製造業の会社の場合は、大手企業に製品導入事例があれば、それだけで製品の品質が一定の水準を超えているという証明になります。日系の大手製造業企業は求める品質レベルが高く、納入実績があれば一種の信頼性の保証になります。

具体的なソリューションの提示は、一般的な製品紹介ページは誰にでも当てはまるように作る必要があり、具体性が欠けてしまうケースがあります。導入事例の場合は、個社のニーズに対する具体的なソリューションを説明できるため、潜在顧客が導入事例を見ることで、よりリアルなケースを想起させられます。

製品・サービスの選定

導入事例を制作する前に押さえるべきことは何でしょうか。当然のことのように思えますが、まずはどの製品(サービス)の導入事例を作るかを決める必要があります。製品の選定基準は各社いろいろあると思いますが、特に重点的に販売したい製品、カスタマイズ可能なもので具体的な使用方法が他ページで説明しきれていない製品などが挙げられます。

ターゲットとインタビュイーの選定

導入事例を作る製品(サービス)が決まったら、インタビュイーを選びます。過去の導入先企業の中でインタビューや記事掲載を許諾してくれそうな企業をリストアップし、営業マン経由で打診していきます。

このとき覚えておきたいことは「インタビューや記事掲載の許諾をしてくれそうな関係構築が既にできている企業」だけの選定基準で選ぶべきではない、ということです。もう一つ重要な選定基準としては、インタビュイーの企業がその製品(サービス)を今後売り出していくターゲットの業界、または近い業界に属しているということです。

今後ターゲットとする潜在顧客に近い業界の導入事例でないと、具体的な導入イメージが想像されにくく、導入事例閲覧後の問い合わせ率が上がりづらいためです。

導入事例のストーリーと書き方

次に、導入事例制作の大事なポイントとストーリーの具体的な組み方を紹介していきます。

「ストーリー」と「具体的な効果」が大事

導入事例制作の際には「ストーリー」と「具体的な効果」が最も重要です。「ストーリー」は導入事例記事の起承転結の流れを指し、「具体的な効果」は数字を含む製品導入後の効果を指します。

今回「ストーリー」は以下の流れを一例にして、それぞれの項目について詳しく説明していきます。

  1. 導入後の効果
  2. 導入前の状況
  3. 製品(サービス)の使用感
  4. まとめ

「具体的な効果」は取材の際のインタビューの際に注意すべきことで、例えば「御社サービスを導入することで作業時間の短縮ができた」ではなく、「〇〇時間(もしくは●●%)の作業時間短縮に成功した」とインタビューにおいて具体的な数値を聞き出し、それを記事に必ず含めましょう。

それでは「ストーリー」ごとの書き方を紹介していきます。例については、弊社テクノポートはSEOコンテンツの制作をしていますので、弊社サービスの導入事例を作るつもりで一例として記載しています。

1.導入後の効果

【書き方】

  • 冒頭に効果を説明。読者が一番知りたい情報は「効果」であるため、一番頭に記載することで興味を生み出し、読み進めてもらうようにする
  • 導入効果は可能な限り定量的に表現し、読者に「先を越されて悔しい」と思わせることができることがベスト
  • 具体的にどのような提案を受け、どのような施策を実施したかも説明

【例】
HPのセッション数が2,000から6,000の3倍になり、問い合わせ数も10件から20件の2倍になりました。テクノポートからSEOコンテンツの制作を含めたHPリニューアル案の提案を受け発注し、半年に渡りSEO対策を実施しました。

2.導入前の状況

【書き方】

  • 導入前の課題は、読者が共感できる情報を記載
  • 候補サービスは、自社サービス以外に課題解決のためにどのようなサービスを検討したかを記載
  • 信頼性や客観性を高めるために「採用理由」だけではなく「比較基準」も書くことが大事

【例】
弊社は営業マンによるルートセールスや紹介ベースで案件を獲得してきましたが、新規顧客の獲得数に課題がありました。そこでWebを中心とした集客に力を入れることになり、さまざまな施策を検討しました。

広告やSEOやウェビナーなど、いろいろな方法があることはわかりましたが、優先順位の付け方がわかりませんでした。テクノポートからは一つ一つの施策の特徴と、費用に対する想定問い合わせ数を教えてもらい、優先順位をつけて取り組むことができました。また、製造業に対する豊富な実績も採用利用の一つです。

3.製品(サービス)の使用感

【書き方】

  • 実際に現場で導入された後の使用感についてを伺う。期待値とのズレや想定外のメリットなど、導入前に想定していたこと、想定していなかったことの両方を書く

【例】
テクノポートに依頼する前の一番の懸念は「効果が出ない場合、どのような軌道修正をするか」ということでした。毎月レポート報告と改善提案をもらうのですが、開始から2~3ヶ月はなかなか効果が出ませんでした。その際にSEOコンテンツを投下するページを大幅に変える提案を再度受け、それを実施することで効果が出始めました。

初期の提案通りにならない事態になっても、実施内容を柔軟に変えていただいたことが成功につながったと思います。

4.まとめ

【書き方】

  • 課題解決のためのサービス選びを行う際のコツや注意点を伺う。サービス選定中の読者へ役立つ情報提供を心がける

【例】
Webマーケティングの施策にはいろいろな種類があります。それぞれの費用対効果を想定でもいいので理解することが重要で、そうすると着手の順番が自ずと決まっていきます。自社サービスだけを盲目的におすすめしてくる会社には要注意で、常に客観的な視点をもった会社に依頼することをおすすめします。

テンプレートを公開

上記のストーリーと書き方をまとめたテンプレートを公開しています。以下より閲覧・DLできますので、参考にしてみてください。

テンプレートダウンロード

表現のコツ

最後に表現のコツについて説明します。導入事例のコンテンツは主にHP上の記事形式で公開する場合と、ホワイトペーパーにする場合の2パターンがあります。それぞれの表現のコツを見ていきましょう。

Web記事の場合

HP上に公開する場合はテキストベースの表現が多くなるので、読み物として人を離さない工夫が必要になります。そのためには感情的な裏話なども入れる必要があるでしょう。主に以下のような内容を織り込んでみてください。

  • 対象となる課題に対して今までどのような対策をしてきたか、またはその苦労話
  • 依頼先企業を選定する際や社内説得する際の苦労話
  • 効果があったときの安堵の気持ちや上司からの評価などに対する喜び

ホワイトペーパーの場合

ホワイトペーパーではインフォグラフィックや強調の表現をデザインで行いやすくなります。以下のような手法を使って、記憶に残りやすいホワイトペーパーを作成してみてください。

  • 導入前と導入後の比較をわかりやすくイラスト化したり、数字を強調したデザインにする
  • 図やグラフを用い、効果を視覚的にわかりやすくする
  • 概念や技術説明のためにインフォグラフィックを用いる

まとめ

導入事例の効果や事前に整理すべき情報、ストーリーの立て方や書き方、表現のコツをご紹介しました。導入事例は自社製品(サービス)を訴求するためには効果的なコンテンツですが、その書き方を誤ると効果が出ない場合があります。

本記事のストーリー立てや書き方を参考に自社の製品やサービスに合わせた内容にアレンジしてみてください。

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PFU、AI-OCR「DynaEye 11」に上位版、2種類のOCRエンジンで認識結果を突合 | IT Leaders

PFUは2023年5月16日、AI-OCR(光学的文字認識)ソフトウエア「DynaEye 11 Entry AI-OCR」を発表した。既存製品「DynaEye 11 Entry」の上位版に当たり、新たに「ベリファイOCR」機能を追加した。2種類のOCRエンジンの認識結果を突合し、確認が必要な項目だけをピックアップする機能である。価格(税別)は、初期費用が201万6000円、次年度以降の継続ライセンスが年額33万6000円。

TIS、AIで非財務情報を定性調査する与信審査サービス「二十一式人工知能付自動与信審査回路」を販売 | IT Leaders

TISは2023年5月16日、AI非財務定性審査サービス「二十一式人工知能付自動与信審査回路」(開発元:H.I.F.)を販売すると発表した。情報が乏しい新規取引先や、創業/スタートアップ企業の与信審査が可能になる。SaaS型クラウドサービスとして提供する。
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エンハンス、アクションパズル「HUMANITY」を発売–群衆で人間性を表現するゲーム

エンハンスは5月16日、アクションパズルゲーム「HUMANITY」をリリース。インターフェース/ビジュアルデザイナーとして著名な中村勇吾氏がクリエイティブディレクターを担当し、ゲームクリエイターの水口哲也氏とのタッグによるタイトル。発売にあわせてローンチトレーラーを公開。また、オリジナルサウンドトラック「HUMANITY Original Soundtrack」も配信を開始している。
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ウィズセキュア、富士通Japanを通じて医療機関向けにエンドポイントセキュリティ製品を提供 | IT Leaders

フィンランドのウィズセキュア(WithSecure)日本法人は2023年5月16日、富士通Japanを通じて医療機関向けにセキュリティ製品を提供開始すると発表した。病院・診療所などの医療機関が利用するシステムにおいてサーバー保護およびエンドポイント保護の機能を提供していく。

顔認証で解錠できるマンションが三菱地所のHOMETACTと連携–外も中もスマートな暮らしへ

三菱地所は5月15日、プロパティエージェントが開発したマンション「ヴァースクレイシアIDZ板橋本町アーバンレジデンス」の分譲物件に、三菱地所の総合スマートホームサービス「HOMETACT(ホームタクト)」を導入したと発表した。本物件はHOMETACTと連携しているDXYZの顔認証プラットフォーム「FreeiD(フリード)」を搭載しており、エントランスのオートロックのほか、宅配ボックスやメールボックス、エレベーター、各住戸の玄関を手ぶらで解錠できる。本物件はHOMETACTの外販第1号となる。
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日本TCS、業務プロセスの清流化と事前アセスメントで構成するS/4HANA移行支援サービス | IT Leaders

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(日本TCS)は2023年5月16日、SAP S/4HANA移行支援サービス「TCS ConvertCore+」を発表した。プロセスの整流化と、事前アセスメントの2つの要素で構成する。プロセスの整流化には業務プロセスモデリング/プロセスマイニングツール「SAP Signavio」を、事前アセスメントには日本TCSのS/4HANA移行支援ツール「TCS ConvertCore」を利用する。

インターコム、文書管理/ファイル転送SaaS新版「Final Document Ver.2.0」、電帳法に則って文書を保存 | IT Leaders

インターコムは2023年5月15日、文書管理兼ファイル転送クラウドサービス(SaaS)の新版「Final Document Ver.2.0」を発表した。新版では、メールで受け取った請求書や注文書などを、電子帳簿保存法(電帳法)に対応した環境で保存する機能「電帳法キャビネット」を追加した。受け取った請求書を担当者から上長へ申請し、上長が承認、支払処理後に経理担当者が保存するまでのワークフローをクラウドサービス上で行える。同年5月23日から提供する。価格(税別)は、最小構成の5ユーザーで月額2000円。販売目標は提供開始後1年で100社。

NEC、「Visual Studio Code」の拡張機能で、AIが生成したソースコードのバグ検出と修正提案 | IT Leaders

NECは2023年5月15日、米マイクロソフトのコードエディタ「Visual Studio Code(VSCode)」の拡張機能として、AIが生成したソースコードのバグを検出し、修正方法を提案する機能を発表した。同機能の開発元は米メタボブ(Metabob)。同社は、NECの子会社で新事業の創出を推進する米NEC Xによる新事業創出プログラムによって設立した企業である。