顧客から営業担当者へのメールにAIが自動で返信、LegalOn Technologiesが社内に導入 | IT Leaders

LegalOn Technologiesは2025年7月24日、社内の営業部門で使うためのAI営業アシスタント「Sela」を開発したと発表した。顧客対応の迅速化を狙い、営業担当者に代わって顧客からのメールにAIが自動で返信する。過去のメールのやり取りや社内外に蓄積した情報を参照して一次対応を行う。

GxP、IBM i解析ツール「X-Analysis」に生成AI機能を追加、COBOLやRPGを自然言語で解析 | IT Leaders

GxPは2025年7月24日、IBM i(旧AS/400)用アプリケーション解析ツール「X-Analysis」(開発元:カナダFresche Solutions)をバージョンアップし、生成AIを活用したコード解析機能「X-Analysis Assistant」を追加した。生成AIに自然言語で質問すると、COBOLやRPGなどで構築したレガシーシステムの中身を解析して回答する。価格はオープン。

日本オラクル、クラウドERP「NetSuite」にフィールドサービス管理機能を追加 | IT Leaders

日本オラクルは2025年7月23日、クラウドERP「NetSuite」に、フィールド(現場での業務)サービス管理機能「NetSuite Field Service Management」を追加すると発表した。作業員のスケジュール管理や在庫管理など、これまでバラバラに運用されていた現場の業務プロセスを一元化し、現場作業を効率化する。

プライベートAIの基盤需要などで、国内HCI市場は2029年まで年4.1%成長─IDC | IT Leaders

IDC Japanは2025年7月23日、国内におけるハイパーコンバージドシステム(HCI:ハイパーコンバージドインフラ)市場の予測を発表した。2024年~2029年の支出額の年間平均成長率(CAGR)は4.1%、2029年の支出額を731億2200万円と予測している。主要な成長要因として、仮想化環境のモダナイゼーション/更改需要の継続、プライベートAI基盤としての新たな需要の高まりを挙げている。

セゾンテクノロジー、社内データをRAG用に加工するツール、iPaaS「HULFT Square」で実行可能 | IT Leaders

セゾンテクノロジーは2025年7月23日、RAG用データ加工ツール「AI前処理テンプレートシリーズ」を発表、同日から順次提供を開始した。データ連携サービス「HULFT Square」の処理(スクリプト)として実行可能である。「PDF形式のマニュアルをQ&Aデータに変換してCSV形式で出力する」処理など10種類のテンプレートを用意した。

サクラクレパス、40年ぶり基幹システム刷新、通販売上2年連続4割増 | IT Leaders

文具大手のサクラクレパス(本社:大阪府大阪市中央区)は、40年間メインフレームで稼働してきた基幹システムをクラウドで刷新した。在庫をリアルタイムに表示する機能などにより、通販事業の売上高は2年連続で前年比40%増を達成した。システム構築を手がけたJBCCが2025年7月23日に発表した。

Coltテクノロジー、クラウドリージョン間を低遅延で接続する「Colt ULL DCA」を発表 | IT Leaders

Coltテクノロジーサービスは2025年7月23日、クラウド間低遅延接続サービス「Colt ULL DCA」を同年9月から提供すると発表した。暗号資産取引など、これまでオンプレミス環境と専用回線で構成していた低遅延を要求するアプリケーションの用途を想定している。PoCでは、AWSのバックボーンと比較して平均15%低い遅延に抑えたという。

IIJ、温湿度や雨量などのセンサーデータを活用するクラウドサービス、商品管理や熱中症対策に向く | IT Leaders

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2025年7月23日、IoTセンサーデータ活用支援基盤サービス「IIJセンシングデータマネジメントサービス」を提供開始した。各種センサーからのデータ取得、Web画面を介した管理とデータの可視化、しきい値などによるアラート発報など、センサーデータを業務に活用するために必要な各種機能を提供する。価格は、必要なデータや導入規模に応じて個別見積もり。

テラスカイ、Salesforce画面開発ツール新版「SkyVisualEditor 23.0」、Excelからデータテーブルに範囲指定ペースト | IT Leaders

テラスカイは2025年7月20日、Salesforce画面開発ツールの新版「SkyVisualEditor Ver.23.0」を提供開始した。Ver.23.0では、Webブラウザ版において表計算ライクなデータテーブルにExcelからペーストできる範囲貼り付け編集機能を追加した。アプリケーション版においては機密情報のマスキング機能を追加した。

式年遷宮と生成AIに想う「所作」と「視写」 | IT Leaders

「CIO賢人倶楽部」は、企業における情報システム/IT部門の役割となすべき課題解決に向けて、CIO(Chief Information Officer:最高情報責任者)同士の意見交換や知見共有を促し支援するユーザーコミュニティである。IT Leadersはその趣旨に賛同し、オブザーバーとして参加している。本連載では、同倶楽部で発信しているメンバーのリレーコラムを転載してお届けしている。今回は、ニチハ システム統括部長 鈴木康宏氏からのオピニオンである。

旭川市の花本建設、オフコンの会計システムを建設業向けクラウドERPで刷新、仕訳業務を省力化 | IT Leaders

花本建設(本社:北海道旭川市)は、オフコンベースの会計システムをクラウドERPで刷新した。内田洋行ITソリューションズの建設業向けクラウドERP「PROCES.S」を導入して仕訳業務の省力化、属人化解消を図っている。同社によると、総務部全員の会計業務スキルが向上し、有給休暇を取得しやすくなる副次的な効果も得られたという。内田洋行ITソリューションズが2025年7月22日に発表した。

クボタ、東南アジア3カ国の水環境事業を支えるシステムをNetSuiteで刷新、紙と表計算から脱却 | IT Leaders

クボタ(本社:大阪府大阪市浪速区)は、タイ、ベトナム、フィリピンにおける水環境事業を支える基幹システムとして、「Oracle NetSuite」を導入した。各国拠点に共通の業務基盤を整備する取り組みの一環である。会計、調達、在庫、販売、プロジェクト管理の各業務プロセスを可視化し、内部統制を強化するとしている。日本オラクルが2025年7月22日に発表した。

スズキ、全社データを「Denodo」で仮想統合、部門ごとのデータサイロを解消 | IT Leaders

自動車メーカーのスズキ(本社:静岡県浜松市)は、データを部門間で相互利用する環境を整備し、2023年1月から運用している。データ仮想化プラットフォーム「Denodo Platform」を導入して、データを複製しない仮想統合の手法で部門ごとのデータサイロを解消している。Denodo Technologiesが2025年7月22日に発表した。

課題抽出などのヒアリング業務をAIで自動化するSaaS「Kikuvi」 | IT Leaders

Kikuvi(キクヴィ)は2025年7月22日、ヒアリング自動化SaaS「Kikuvi」を同年8月から提供すると発表した。業務課題のヒアリングを生成AIで自動化するサービスで、質問・収録・要約・インサイト抽出をワンストップで提供する。質問をユーザーが用意する必要がなく、AIが適切な質問を生成する。料金(税込み)はヒアリング10分間で150円で、機能に応じて別途月額料金がかかる。
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日立ソリューションズ、暗号化キー傍受で自動復号するランサムウェア対策「Halcyon」を販売 | IT Leaders

日立ソリューションズは2025年7月18日、米Halcyon Techのランサムウェア復旧対策ソフトウェア「Halcyon」を販売開始した。ランサムウェアによる暗号化の開始を検知すると同時に暗号化キーを傍受して自動で復号する。感染後の被害を最小化し、事業を継続できるようにする。

OpenStack/KVMベースのクラウド基盤ソフトウェア「Virtuozzo Hybrid Infrastructure」 | IT Leaders

Virtuozzoは2025年7月18日、OpenStackベースのHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)ソフトウェア「Virtuozzo Hybrid Infrastructure 7.0」を発表した。KVMベースの仮想マシン実行環境、オートスケール機能、分散ストレージ、負荷分散装置、SDN、などの機能を一通り揃える。複数台にインストールしてクラスタ構成を組むことで、クラウド基盤のように運用可能である。

不動産業界の旧態依然を改善し、利用者と事業者を共にハッピーにする「ITANDI」─イタンジ | IT Leaders

日本発のオープンソースのプログラミング言語「Ruby」と、その開発フレームワーク「Ruby on Rails」。これらを用いて開発されたアプリケーションやサービスは数多あるが、その中から、特にすぐれたものを表彰するのが年次アワードプログラム「Ruby bizグランプリ」だ。本稿ではRuby biz Grand prix 2024の大賞に選ばれた2つのサービスのうち、不動産業務の効率化を図るサービスを展開するイタンジを紹介する。 ※本稿の内容は取材時点(2025年2月)の情報に基づいています

ANA、データ基盤を刷新してIcebergを採用、検証ではデータアクセス性能が最大3.9倍向上 | IT Leaders

全日本空輸(ANA、本社:東京都港区)は、2022年にデータレイクを構築し、それまで部門ごとにサイロ化していたデータを一元化した。アーキテクチャは段階的に改善しており、2025年7月末にはSnowflake上でIceberg形式のデータベースを扱えるようにする。これにより、ファイルを直接扱う場合と比べ、検索性能が上がる。PoCではETL処理が最大で3.9倍に高速化した。Snowflakeが2025年7月17日に開催した説明会にANAの担当者が登壇し、取り組みを説明した。

日立ソリューションズ、DMARCの設定・運用を支援する「DMARC Manager」を販売 | IT Leaders

日立ソリューションズは2025年7月18日、DMARC運用支援ソフトウェア「DMARC Manager」(開発元:独Hornetsecurity)を提供開始した。送信ドメイン認証技術であるDMARCの導入・設定・運用を支援する。DMARCに関連したDNSレコードの設定を簡素化するGUIや、DMARCの認証結果を示すDMARCレポートの内容をわかりやすく可視化するGUIを提供する。

コンタクトセンターのカスハラ対策に特化した「AmiVoice」のAI音声認識パッケージ─アドバンスト・メディア | IT Leaders

アドバンスト・メディアは2025年7月17日、コンタクトセンター向け音声認識ソフトウェア「AmiVoice Communication Suite」において、カスタマーハラスメント(カスハラ)対策に特化したパッケージの提供を開始した。実際のユーザーがカスハラ対策として適用している設定情報や、500社以上の導入実績から得たノウハウを反映している。生成AIで通話内容を事後分析する機能なども備わっている。

インテック、富山市、職員がBIダッシュボードを作成、現場向けBIツール「Tableau」を利用 | IT Leaders

富山県富山市は、職員みずからデータを加工・分析してレポートを作成できるように、現場向けBI(ビジネスインテリジェンス)ツール「Tableau」を導入した。都市計画課においては、人口動態データを基に、年代ごとの人口や世帯分布を地図やグラフで可視化した。導入を支援したインテックが2025年7月17日に発表した。

マクニカ、なりすましメール検知サービス「Abnormal AI」、いつもと異なる行動をAI判定 | IT Leaders

マクニカは2025年7月17日、なりすましメール詐欺対策サービス「Abnormal AI」を販売すると発表した。マシンラーニング(機械学習)を使い、いつもと違う振る舞いを検知することで、正規アカウントが送ってきたメールが本人によるものなのかを判定する。保護の対象はMicrosoft 365やGoogle Workspaceで、メールだけでなくチャットやファイル共有を含めて保護する。開発会社は、米アブノーマルエーアイ(Abnormal AI)。

ラック、KDDIデジタルセキュリティと2025年10月1日付で合併 | IT Leaders

セキュリティサービス事業者のラックは2025年7月17日、KDDIデジタルセキュリティ(KDSec)と同年10月1日付けで合併すると発表した。存続会社はラック。消滅会社のKDSecは、2018年2月にKDDIとラックが設立したジョイントベンチャーである。合併の狙いについてラックは、「両社の強みを融合させ、より柔軟かつ持続可能な事業運営体制の構築を図る」としている。

SIベンダーのシステック沖縄、USBメモリー型シンクライアントでリモートワーク環境を構築 | IT Leaders

SIベンダーのシステック沖縄(本社:沖縄県那覇市)は、開発者のリモートワーク環境としてUSBメモリー型シンクライアントを導入した。アセンテックの「Resalio Lynx 300」を導入し、開発者の自宅からオフィスのデスクトップPCにリモート接続して業務を遂行できるようにした。アセンテックが2025年7月16日に発表した。

歩行パターン解析AIで認知症やパーキンソン病を早期発見─富士通と台湾Acer Medicalが共同開発 | IT Leaders

富士通と台湾Acer Medicalは2025年7月16日、骨格認識AIで高齢者の歩行パターンの異常を検出し、認知症やパーキンソン病などの早期把握を支援するシステム「aiGait(エーアイゲイト)powered by Uvance」を共同開発すると発表した。実証実験の後、2025年中にAcer Medicalによる台湾全土の高齢者ケア施設への導入を予定している。

愛知県のアオキスーパー、電子棚札システムを導入、2026年中に全51店舗に展開 | IT Leaders

アオキスーパー(本社:愛知県名古屋市)は2025年7月16日、同社チェーン店舗に電子棚札を導入すると発表した。BIPROGYの電子棚札システム「BIPROGY ESL SaaS」を採用して同月から順次導入を開始し、2026年中に全51店舗への展開を完了する計画である。

住友ゴム工業、作業手順書の作成・共有システム「Teachme Biz」を導入、スキル教育と業務標準化を促進 | IT Leaders

住友ゴム工業(本社:兵庫県神戸市)は、作業手順書の利用を促進し、スキル教育と社内全体での業務標準化を図るため、マニュアル作成・共有システムを導入した。スタディストの「Teachme Biz」を導入し、タイヤの製造工程や各種設備の操作方法など各業務手順の共有に利用している。スタディストが2025年7月16日に発表した。

マツダ、分散していた業務データを全社データ活用基盤に統合、購買や工場など4部門で利用開始 | IT Leaders

マツダ(本社:広島県安芸郡府中町)は、全社データ活用基盤を構築し、運用を開始した。富士通のクラウド型データ活用プラットフォーム「Fujitsu Data Intelligence PaaS」を導入して、各部門に分散していたデータを統合。データ基盤を活用した業務アプリケーションを段階的に導入し、2025年6月末に工場、情報システム、購買、国内営業の4部門で運用を開始している。富士通が同年7月16日に発表した。

アシスト、「先にロード、後で変換」の“ELT”ツール「Fivetran」を販売、最新データが常にDWH内に | IT Leaders

アシストは2025年7月15日、クラウド型ELTツール「Fivetran」(開発元:米Fivetran)の販売を開始した。一般的なETL(抽出/変換/ロード)とは異なり、ELT(抽出/ロード/変換)のフローで、データを変換せずにDWHにロードし、DWH側でデータを変換する仕組みを持つ。これにより、必要な最新データは常にDWHやデータレイクに存在する状態を保つ。参考料金(税込み)は初期費用が約250万円から。利用料は追加/更新行数をカウントする月間アクティブ行数に基づき変動する。

新潟県小千谷市、インターネット分離環境を「ローカルコンテナ」で刷新、端末の操作性を改善 | IT Leaders

新潟県小千谷(おぢや)市は、インターネット分離環境を見直し、従来のシンクライアント環境を、PCにインターネット接続用のコンテナ環境を同居させる「ローカルコンテナ」に切り替えた。これにより、従来環境でできなかったWeb会議やコピー&ペースト操作が可能になったほか、無害化処理の所要時間短縮、システム管理者の作業負荷軽減が図られた。ローカルコンテナへの移行を製品提供と共に支援したアライドテレシスが2025年7月15日に発表した。

NTTドコモ、ahamo契約時のオンライン本人確認でICチップ読み取りによる顔認証を採用 | IT Leaders

NTTドコモ(本社:東京都千代田区)は、モバイル通信サービス「ahamo」契約時のオンライン本人確認(eKYC)に、ICチップと顔認証を組み合わせた「ニ方式」を採用する。Liquid(リキッド)のeKYCサービス「LIQUID eKYC」を用いて、これまで本人確認書類と本人を撮影した顔写真とを照合していたのを刷新する。Liquidが2025年7月15日に発表した。

船舶用エンジンのマキタ、経営ダッシュボードと報告書作成支援AIを内製開発 | IT Leaders

アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSジャパン)は2025年7月15日、説明会を開き、中堅・中小企業のユーザー事例を紹介した。船舶用エンジンメーカーのマキタは、経営ダッシュボードと労働災害報告書作成支援AIを内製開発した。在宅介護サービスのやさしい手は、介護記録作成支援AIを内製開発した。

オカムラ、運用中のエンタープライス検索ソフトをベースにRAG構成のナレッジ検索システムを構築 | IT Leaders

オフィス家具・産業用機器メーカーのオカムラ(本社:神奈川県横浜市)は、検索の効率化による生産性向上を目的に、運用中のエンタープライズ検索ソフトと生成AIを組み合わせたRAG構成の社内ナレッジ検索システムを構築した。構築を支援したアグレックスが2025年7月14日に発表した。

GMOサイバーセキュリティ、脆弱性診断サービスにAIエージェントによるフォーム自動入力機能を追加 | IT Leaders

GMOサイバーセキュリティ byイエラエは2025年7月14日、Webアプリケーション脆弱性診断クラウドサービス「GMOサイバー攻撃 ネットde診断 for Webアプリ」に、AIエージェントによる「フォーム自動入力・送信機能」を追加した。登録フォームや検索フォームにAIエージェントが自動で適切な値を入力する。これにより、送信後の画面に存在する脆弱性を発見できる。

創業40年の日本オラクルが“再成長”を宣言、重点施策はクラウドモダナイゼーションとAI | IT Leaders

日本オラクルは2025年7月8日に説明会を開き、2026年会計年度(2025年6月~2026年5月)の事業戦略を明らかにした。同社 取締役 執行役 社長の三澤智光氏は、一昨年度より重点施策に掲げる「日本のためのクラウド」「顧客のためのAI」の継続を宣言。クラウド事業では、基幹システムのモダナイゼーションの推進やソブリンクラウドサービスの拡充について説明した。AI活用支援では、シングルデータモデルに基づくSaaS群やマルチモーダルなデータ基盤を生かし、AIエージェントの業務適用を後押しするとした。

日立ソリューションズ、Splunkを用いたSAPシステム監視サービスを提供、S/4HANAへの移行を支援 | IT Leaders

日立ソリューションズは2025年7月14日、SAPシステム監視サービス「Splunk Service Intelligence for SAP Solutions」を発表した。同年7月15日から提供する。システム監視によって性能低下などの異常を検知・通知することで、既存のSAPシステムからSAP S/4HANAへのシステム移行を支援する。

LINEヤフー、全従業員1万1000人に生成AI活用を義務化、3年で生産性2倍目指す | IT Leaders

LINEヤフー(本社:東京都千代田区)は2025年7月14日、業務への生成AIの活用を義務化すると発表した。全従業員約1万1000人が対象である。まずは業務の3割を占める調査・検索、資料作成、会議の共通領域を対象にルールを策定する。例えば、資料作成では「ゼロベースの資料作成は行わない」といったルールを策定する。生成AI活用の義務化により、今後3年間で業務の生産性を2倍に高める。
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キリン、生成AI「ChatGPT Enterprise」を、戦略立案や研究開発など専門性を求める部門に導入 | IT Leaders

キリンホールディングス(本社:東京都中野区)は2025年7月14日、法人向け生成AIサービス「ChatGPT Enterprise」を同月から導入すると発表した。キリングループの戦略立案・企画系部門、研究開発部門、マーケティング部門の一部に導入し、生産性向上と価値創造を加速する。業務に特化したAIエージェントも構築する。
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明電舎、DRサイトのExadataサーバーをOCIに移行、維持費用を50%削減 | IT Leaders

明電舎(本社:東京都品川区)は、2022年にDR(災害復旧)サイトのデータベースサーバー「Oracle Exadata」をIaaSのOCIに移行し、コストを抑えた運用を実現している。TISの「Oracle Exadata クラウドマイグレーションサービス」を利用し、オンプレミス環境の維持コストを約50%削減した。TISが2025年7月11日に発表した。

東京ガス、経理・資材業務システムをS/4HANA Cloudで刷新、業務を標準化 | IT Leaders

東京ガス(本社:東京都港区)は、経理業務と資材・物流業務を担う基幹業務システムをクラウドERP「SAP S/4HANA Cloud」で刷新した。同ERPの導入支援サービス「RISE with SAP」を利用し、要件定義から稼働開始まで計画どおり2年で完了させている。SAPジャパンとPwCコンサルティングが2025年7月11日に発表した。

ERPの固定資産管理モジュール「HUE Asset」、新リース会計基準による「税会不一致」を解消 | IT Leaders

ワークスアプリケーションズ(WAP)は2025年7月2日、クラウドERP「HUE」の固定資産管理モジュール「HUE Asset」に、新リース会計基準への対応を支援する税務処理機能を追加した。会計と税務で異なるリース情報を一元的に管理し、企業が直面する「税会不一致」を解消するとしている。

印刷物の記載内容を審査する「DNP AI審査サービス」にファクトチェック機能を追加─大日本印刷 | IT Leaders

大日本印刷(DNP)は2025年7月11日、AI校正システム「DNP AI審査サービス」に、過去に発表済みの情報との矛盾がないかを検査するファクトチェック機能を追加した。人間が目視で行っていたチェック作業をAIに代行させることで、チェック漏れなどのミスを減らし、作業時間を短縮する。加えて、共同通信社の『記者ハンドブック』に基づく用字用語チェック機能をオプションで提供する。
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三菱UFJ銀行、Salesforceで刷新した新CRMにExcelライクなUIを実装、操作性を改善 | IT Leaders

三菱UFJ銀行(本店:東京都千代田区)は、Salesforceで構築した新CRMシステムの一部に、Excelライクな操作画面に改善した。メシウスが提供する、Salesforceで動作するデジタルアダプション/操作支援ツール「RaySheet」を採用し、データ入力時の操作性を高め、データの蓄積・管理をしやすくしている。メシウスが2025年7月11日に発表した。

古野電気、SAPシステムの運用業務に特権ID管理を導入、監査対応の品質が向上 | IT Leaders

古野電気(本社:兵庫県西宮市)は、SAPシステムの運用業務に特権ID管理を導入した。高権限IDを整理するとともに、高権限IDを用いた操作内容のログを取得可能な体制を整えた。特権ID管理ソフトウェア「Secret Server」(米Delineaが開発)を提供したアイ・アイ・エムが2025年7月11日に発表した。

生成AIの進化に伴いAIOps/運用自動化市場が急拡大、2029年度まで年平均20.4%成長─ITR | IT Leaders

アイ・ティ・アール(ITR)は2025年7月10日、国内のAIOps/運用自動化市場における規模の推移と予測を発表した。2024年度の売上金額は前年度比19.8%増の86億4800万円で高い伸びとなった。2025年度も同18.9%増と引き続き高い成長を見込んでいる。今後さらに導入が加速すると見ており、2024~2029年度のCAGR(年平均成長率)は運用管理市場14分野中で最も高い20.4%を予測している。

オラクル、「Oracle Database@AWS」の一般提供を米国で開始、今後、東京・大阪含む20リージョンに拡大 | IT Leaders

米オラクルは2025年7月8日(米国現地時間)、「Oracle Database@AWS」の一般提供を開始したと発表した。AWS内にユーザー専用のITインフラを設置し、Oracle Databaseの利用環境を提供する。まずは、AWSの米国東部(バージニア州北部)リージョンと米国西部(オレゴン州)リージョンで提供を開始した。今後、全世界20以上のAWSリージョンに拡大する予定である。

NEC、ネットワーク機器の真正性を管理するツール新版、対処すべきアラート・脆弱性をAIで絞り込み | IT Leaders

NECは2025年7月10日、ネットワーク機器真正性管理ソフトウェア「NEC サプライチェーンセキュリティマネジメント for ネットワーク」をバージョンアップした。新版では、必要なアラートをAIで絞り込む機能と、対処すべき脆弱性に優先順位を付ける機能を追加した。SaaS版とパッケージソフトウェア版があり、まずはSaaS版から提供する。価格(税別)は、管理対象機器100台の場合に年額350万円から。

ゾーホー、FWログ解析「Firewall Analyzer」に分散構成の上位版、大規模環境に適合 | IT Leaders

ゾーホージャパンは2025年7月10日、ファイアウォールログ解析ツール「Firewall Analyzer」において、上位版「Enterprise Edition」の提供を開始したと発表した。大規模環境においてファイアウォールのログ解析やルール管理を一元的に行えるようにした。セントラルサーバーと複数のプローブサーバーで構成する。

オーティファイ、AIエージェントが開発テストシナリオを生成する「Autify Nexus」をリリース | IT Leaders

米Autify日本法人のオーティファイは2025年7月2日、AIエージェントを組み込んだテスト自動化ツールの新製品「Autify Nexus」をリリースした。併せて、AIで仕様書からテストケースを自動生成するツール「Autify Genesis 2.0」のアーリーアダプタープログラムを開始した。このほか、QAコンサルティングサービスの「Autify Pro Service」のリニューアルも発表している。同日に開いた発表会では、CEOの近澤良氏が同社のビジョンを説明、AIをテストに加えて要件定義にも適用し、人とAIの連携でシステム開発全体の効率化を目指すとした。

AI映像解析で製造現場のムダを可視化する「CYTIS Insight for Worker」─パナソニック コネクト | IT Leaders

パナソニック コネクトは2025年7月9日、物流・製造現場カイゼン支援システム「CYTIS Insight(サイティス インサイト) for Worker」を提供開始した。AIを用いた物体追跡技術を使い、人・モノの動きをから作業のボトルネックを可視化する。ボトルネックの原因を把握しやすくなる。事例の1つ、古野電気の三木工場は、生産現場の工数を最大で36%削減した。

ジヤトコ、RAGで暗黙知を形式化、ナレッジグラフで図表を多用する設計文書を活用可能に | IT Leaders

自動車用トランスミッション大手のジヤトコ(本社:静岡県富士市)は、長年蓄積してきた設計ナレッジや技術文書といった知的資産の形式知化を推進するため、RAG(検索拡張生成)システムを構築した。属人化しがちな暗黙知を全社で活用する。RAG製品「Stockmark A Technology(SAT)」を提供したストックマークが2025年7月10日に発表した。

DXの浸透のためにユーザー部門では何が必要か | IT Leaders

日本を代表する百戦錬磨のCIO/ITリーダー達が、一線を退いてもなお経営とITのあるべき姿に思いを馳せ、現役の経営陣や情報システム部門の悩み事を聞き、ディスカッションし、アドバイスを贈る──「CIO Lounge」はそんな腕利きの諸氏が集まるコミュニティである。本連載では、「企業の経営者とCIO/情報システム部門の架け橋」、そして「ユーザー企業とベンダー企業の架け橋」となる知見・助言をリレーコラム形式でお届けする。今回は、CIO Lounge正会員メンバーの浦井善弘氏からのメッセージである。

音声解析AI「MiiTel」で蓄積した音声データをナレッジ化する「MiiTel Synapse」─RevComm | IT Leaders

音声解析AI「MiiTel」を提供しているRevComm(レブコム)は2025年7月9日、同社の音声解析AI「MiiTel」で利用可能なAIサービス「MiiTel Synapse」をリリースした。蓄積した音声データを業務のナレッジにして活用するAIアシスタント「MiiTel Synapse Copilot」と、顧客応対を担うAIエージェント「MiiTel Synapse Agent」で構成する。

「データエンジニアリング料金積算」の新方針から読み解く、データの本質的価値 | IT Leaders

日本データ・エンジニアリング協会(JDEA)が「データ・エンジニアリング料金積算のための資料」を策定・公表している。そのねらいは、データセントリックの時代に、いっそう重要性を増しているデータ生成業務の領域において、発注者側と受注者側の合意形成を図ることにある。過日の報道関係者向け説明会の内容から、同協会が打ち出した、データ生成業務の対価の適正な測り方を示した料金積算の新しい指針から、今日、企業・組織や行政が扱うデータの本質的価値について読み解いてみたい。

NTT、ドメイン特化型AIの基盤モデルを再学習なしに変更可能な「ポータブルチューニング」技術 | IT Leaders

NTTは2025年7月9日、特化型AIモデルにおいて、基盤モデル更新時の再学習を不要にする「ポータブルチューニング」技術を確立したと発表した。基盤モデルの出力を調整する独立したモデルを学習および再利用することで、別の基盤モデルにも追加学習を行うことなく学習内容を引き継げるようになる。
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IBM、Powerサーバー新モデル「Power11」を発表、自律運用で計画停止時間をゼロに | IT Leaders

日本IBMは2025年7月9日、Powerプロセッサ搭載サーバーの新モデル「IBM Power11ファミリー」を発表した。ハイエンドからエントリーまでをカバーする4モデルと、IaaS型仮想サーバー「IBM Power Virtual Server」を同時に刷新し、同年7月25日(米国時間)に提供開始する。IBM Power11ファミリーでは、プロセッサの性能を高めたほか、計画停止時間をゼロにした。

クラウドERP「HUE」に経理業務を省力化する生成AI機能、意思決定の候補提示などが可能に | IT Leaders

ワークスアプリケーションズ(WAP)は2024年7月2日、クラウド型ERPアプリケーション「HUE」の新版をリリースした。新版では、入力を自動で補完する機能や、意思決定判断の候補を提示する機能など、経理業務を自動化する4つの生成AI機能が加わった。いずれの機能もHUEの内部機能として組み込まれており、ユーザーは画面やレポート作成などの操作を意識せずに利用できる。

パナソニック コネクト、工場・建設・倉庫現場の入退管理に特化した顔認証システムを提供 | IT Leaders

パナソニック コネクトは2025年7月8日、顔認証クラウドサービス「KPASクラウド」に「現場管理サービス」を追加して提供開始した。工場、建設、倉庫などの現場で必要な機能群をパッケージにしている。ユーザーは組み込み開発が不要でアプリケーションとしてすぐに利用できる。まずは関係者の出入りを顔認証で管理する入退管理機能を提供する。以降、勤怠管理や映像監視などの機能を段階的に追加する。