アイティフォー/コンタクトセンター向けカスハラ対策ソリューション提供開始
アイティフォーは12月26日、カスタマーハラスメント対策のコンタクトセンター向けソリューションとして、フルクラウド型コンタクトセンタープラットフォーム「CXone」とコンタクトセンター向け音声テキスト化サービス「Omni […]
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日本ビジネスプレス(JBpress)は10月29日、オンラインで「第4回CXフォーラム」を無料で開催する。 <フォーラムの告知> オンライン・オフラインを問わず、企業が提供する商品やサービス、空間のすべてが重要な顧客接点 […]
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ZETAはこのほど、コメ兵が運営する公式通販サイト「KOMEHYO ONLINE」にEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入した。 <コメ兵がZETAの検索エンジン導入> コメ兵が運営する公式通 […]
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セールスフォースジャパンは4月4日、資生堂インタラクティブビューティーが資生堂グループのIPSA(イプサ)公式サイトに、Salesforce Commerce Cloudの最新技術「コンポーザブルストアフロント」を採用し […]
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ライオン株式会社では新経営ビジョン実現に向けDX(デジタルトランスフォーメーション)による経営基盤の強化策として、業務改革と同時進行で基幹システムの導入に取り組むプロジェクトを進めてきました。SAP Japan Customer Award 2022を受賞した取り組み内容をご紹介します。
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ライオン株式会社では新経営ビジョン実現に向けDX(デジタルトランスフォーメーション)による経営基盤の強化策として、業務改革と同時進行で基幹システムの導入に取り組むプロジェクトを進めてきました。SAP Japan Customer Award 2022を受賞した取り組み内容をご紹介します。
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3年ぶりのリアルイベントとして、7月12日にグランドプリンスホテル新高輪で開催されたSAP Sapphire Tokyoの事例セッションのテーマに1つとなったのが、データを活用した顧客管理の変革でした。本ブログでは、その中から阪急阪神ホールディングス株式会社が取り組む「ミンテツDX」についてご紹介します。SAP Customer Data Cloudを基盤として導入された統合的な顧客ID「HHcrossID」によって、グループを横断した顧客接点の一元管理が実現し、リアルとデジタルを融合した新たなサー…
3年ぶりのリアルイベントとして、7月12日に都内会場でSAP Sapphire Tokyoを開催。各業界の経営課題にフォーカスした多数の事例セッションが用意されました。今回のブログでは、SAP Sales Cloud を活用して、データドリブン経営と企業文化変革を目指すB to B企業の挑戦について、JSR株式会社に語っていただきました。
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最近、CXという概念が浸透し、その「実装」に奔走するフェーズに入ってきている。 本記事では、そんなCXについて、基本の定義、ビジネスにおける重要性、これから企業に求められるCX実装のために持つべき観点をまとめてお伝えしたい。 CXとは? そもそもCXとは、Customer Experienceの略であり、日本語では顧客体験と表現される。似て非なる概念として、UX (User Experience)があるが、セットで考えると理解しやすいだろう。 UXがユーザーを対象としているのに対し、CXはユーザーを含むそのサービスやプロダクトに関わる人全員を対象としている。 つまり、CXとUXは包含関係にあり、全くの別物と捉えるのではなく、UXを含むさらに広範囲を対象としているのがCXだと考えるべきだろう。 また、「UXデザイン」同様に「CXデザイン」という言葉もよく聞かれるようになっている。これは、ユーザー体験だけでなく、その前後を含む顧客体験全体をデザインする行為と考えるのがわかりやすいと思う。 関連記事: CXデザインとは?UXデザインとの違いとそれぞれの役割 ビジネスにおいてCXが重要視されている理由 では、そんなCXという概念が、なぜビジネスにおいて重要とされ始めているのか。 その何よりも強力な理由が、CXの質と売上が比例することが明らかになりつつあるからだ。つまり、より良いCXを提供している企業は、売上も高いのだ。 いくつか具体的な数字を用いてご説明しよう。 Dimension Data社による調査では、CXを改善した企業のうち84%が収益の向上を、また79%がコスト削減を実現したと報告されている。 また、顧客ロイヤリティという観点では、 同社が2つの結果を発表している。 1つは、CXを改善し向上させた企業のうち92%が、顧客ロイヤリティの向上をも実現することができたということ。 そしてもう1つは、彼らの調査対象のうち73%の消費者は、良い顧客体験は、自分たちがそのブランドに対して抱くロイヤリティに影響すると考えている、ということだ。 こうした数字を見ていくだけでも、CXが持つビジネスにおけるポジティブな影響と重要性が垣間見えてくるだろう。 CXを考える上で重要なこと では、CXを実装し、顧客との関係性を構築するためにはどんな考え方を持つと良いのだろうか? 筆者は「カスタマージャーニー発想」が重要なマインドセットであると考えている。そして、このカスタマージャーニー発想は、顧客のサービス体験を「線」で捉えることと、本記事では定義したい。 CXをデザインすることはすなわち、UXも含めて顧客体験全体を考えることである。 UXとCXの関係性については上記の通りだが、サービス体験という名の、顧客にとっての旅の始まりから終わりまでを一貫したものとして捉えることがカスタマージャーニー発想であり、これがCXの基盤になると考えている。 あえて「線で捉える」としたのは、この手の話には、「顧客とのタッチポイント」という言葉が頻出することに関係する。 というのも「タッチポイント」という言葉には「ポイント」という表現が用いられているため、「点」の印象を持ちやすいだろう。 しかし、ここでは、複数のタッチポイントが連なることで線形を描いている、あるいは、タッチポイントを繋いでいくことで線状のカスタマージャーニーができあがるイメージを持っていただきたい。 オンラインで情報を収集をしてオフラインの店舗に買いに行く、オフラインで実際に目にしたものを後日オンラインショップで購入する。など、顧客は、無意識のうちにチャネルを縦横無尽に行き来して、最終的な購買やサービスの利用に至るもの。 したがって、カスタマージャーニーを考える側としても、「オンラインだから」「オフラインだから」とチャネルを区別して単体で捉えるのではなく、総合的な流れを考えることが重要だと考えている。 カスタマージャーニー発想を支える3つの概念 そんな「カスタマージャーニー発想」を考える時に、理解しておきたいのが、以下の3つの概念である。 デザイン思考のマインドセット サービスドミナントロジックの基本原理 デジタライゼーション デザイン思考 まずはデザイン思考。今回はそのプロセスを解説するのではなく、あくまでもデザイン思考が持つ特徴について簡単にご説明したい。 具体的には、反復性のあるプロセスであることだ。 デザイン思考は、5つのプロセスで成り立っているが、それを遵守することだけが正ではない。実際のデザイン思考を用いた現場では、プロセスを行ったり来たりすることも少なくない。 下記の図はbtraxが考える、デザイン思考を用いたサービスデザインのプロセスを表現したものだ。 ご覧の通り、必ずしも左から右に進む矢印だけではなく、右から左への矢印、すなわち前のプロセスに戻っていくアプローチも入っている。 今いるプロセスがどこなのか、何を達成しようとしているのかを明確にしながら、その時必要なプロセスを踏むことがデザイン思考の基本と言えるだろう。 ここがちゃうねんデザイン思考。5つの誤解とは サービス・ドミナント・ロジック 2つ目のサービス・ドミナント・ロジックは、小難しいカタカナだと敬遠したくなる気持ちもわかる。しかし、内容はそこまで複雑ではない。 サービス・ドミナント・ロジックは、一般的に有形の「モノ/プロダクト」と、無形の「サービス」と考えられている両者を包括的に捉え、顧客との価値共創を目指すことと定義されている。 ここでのポイントは、顧客との価値の共創にある。 サービス・ドミナント・ロジックは、「モノとしての価値は、それが実際に使われるまでは生まれない」、別の言い方をすれば、「モノは使われて初めて価値を持つ」という考え方に立脚している。 そして、実際にモノを使ってもらう前後の過程を「サービス」として、重要視するものだ。 つまり、顧客の使用がなければ、モノが価値を持つことができないという意味で、顧客はモノおよびサービス価値の共創者であると考えられるのだ。 プロダクトのサービス化を実現するための3つの方法 デジタライゼーション 最後に、デジタライゼーション。昨今言うまでもなくデジタル化が進んでいるが、これによる変化を理解することが、カスタマージャーニー発想をより骨太なものにしてくれるという意味でご紹介しておきたい。 というのも、デジタライゼーションが可能にしたこと。それは、まさにオフラインとオンラインという概念を顕在化させたことだと考えている。 つまり、デジタルおよびオンラインという概念が生まれたからこそ、それまで必然視されていたオフラインの存在やその特性がかえって際立ち、結果的にそれぞれの特徴を活かしたアプローチが取れるようになってきたということだ。 OMO(Online Merges Offline)という考え方はまさにこれに当たるものだろう。 そういう意味で、一連の顧客体験における、さまざまなチャネルを縦横無尽に行き来しながら進んでいく様子は、デジタライゼーションによって可能になっていると言っても過言ではないだろう。 また、デジタライゼーションは、サービスそのものの柔軟性も高める働きをしていると考えることもできそうだ。 その一例として、デジタルでは、欠陥によるダメージが作り切りのモノよりも小さいのではないか、という話を挙げたい。 この具体的な説明には、アプリの例がわかりやすいだろう。 アプリは、まだ一部の機能が万全でなくてもリリースされることが多い。もしくは、リリースしても不具合が見つかれば、アプリは公開したまま修正を行い、新しいバージョンをリリースするといった対応が可能だ。 もちろん致命的な失敗や、従来は考えにも及ばなかった脅威もあるため、安易に「失敗しても問題ない」とは言えない。しかし、多少の欠陥を認めながらもサービスを継続させやすいのは、デジタルに移行してこその新たな在り方ではないだろうか。 OMO – 顧客体験向上のための2つのトレンドと4つの成功事例 カスタマージャーニー発想の本質は、垣根を超える柔軟性 最後に、ここまで簡単に今回のテーマに寄せて定義をご紹介した「デザイン思考」「サービス・ドミナント・ロジック」「デジタライゼーション」の3つが、なぜカスタマージャーニー発想に重要なのかを明確にしていきたい。 この理由を考える際に、3つに共通するポイントに着目したい。 それは、いずれも何らかの境目を薄くする、あるいは垣根を超える柔軟性を持ったアプローチであるということだ。そしてこれこそが、カスタマージャーニー発想の醸成、さらにはCXデザインをよりよく行うため最大のポイントではないかと筆者は考えている。 デザイン思考は各プロセスの垣根を超え柔軟にプロセスを横断していく。 また、サービス・ドミナント・ロジックは、その定義が物語るように、ハードとソフト、あるいはモノとサービスの境界を融解し、1つのサービスとして価値を提供することを指す。 そしてデジタライゼーションは、オンラインとオフラインという考え方を明確にし、そして両者を活用した総合的な戦略および施策立案を可能にした。 このように三者ともユーザーや顧客を中心に据えることで、彼らに良い体験を届けるためのプロセスや手段に対し、ある意味寛容に、多くの選択肢を持った考え方であると言えそうだ。 柔軟なアプローチには、柔軟なチームを 最後に、上記を実現するために、組織内においては、部署間の連携がこれまで以上に必須となるだろう。もうお気づきかもしれないが、カスタマージャーニーやCXをまったくの他人事にできる部署は一つとして存在しないのである。 もちろん、それぞれのタッチポインやチャネルに対し、担当部署やメインで取り組むチームは割り当てられるだろう。 しかし、ここで重要なのは、各部署が担当する内容が「その部署だけのもの」にならないように留意する必要があるのではないかと考えている。 UXデザイナーは本当にデザイナー?UXデザインの役割の拡大 終わりに CXの重要性に始まり、実際にCXをマインドセットとしてどのように捉えると良いのか、その糸口となりそうな3つの考え方とその背景にある共通点について解説をした。 UXに引き続きCXもそのベールが少しずつはがれ、実用に向けた取り組みをなされている方も多いだろう。理解を深めるために本記事が少しでも参考になれば幸いだ。 btraxでは、まさに本記事でご紹介したようなUX含めCXを総合的に捉えるアプローチを重要視し、ユーザーや市場を理解するリサーチから、ブランドデザイン、サービスデザイン、そしてそれらをユーザーにお届けするコミュニケーションデザインまで、包括的にサービスを提供させていただいている。 各フェーズにおける実際のアプローチや、過去のクライアントさまの事例は下記の会社概要PDFにてご紹介している。ご興味のある方はぜひダウンロードください。 参考記事: Why (and How) Customer Experience Drives Business Growth
EC商品検索・レビュー・OMOソリューションを開発販売するZETAは7月19日、ユナイテッドアローズが運営する公式通販サイトにてEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」が導入されたと発表した。 <「モノを探す」という観点でCX向上を追求> ユナイテッドアローズが運営する公式通販サイトにZETAが提供するEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入し、新たな商品との出会いや適切な検索キーワードが分からないなどの課題解消にむけ「探索のエクスペリエンス向上」に取り…
2020年のパンデミック。 2022年のロシア・ウクライナ危機。 からのインフレと景気後退。 そんなこんなで銀行業界を取り巻く状況は、かなり前から危ういものになってきている。以前よりハーバードレビューによると、旧態依然とした銀行業務だけを今後も提供し続けた場合、現在の銀行の92% は10年以内に消滅すると予想されている。 フィンテックの影響で銀行の92%は10年以内に消滅する? 2021年からフィンテックへの投資も拡大 こういった状況を打破するために、2022年からは本気で世界中の金融機関の変革に焦点が当てられ、フィンテックや新しいタイプの金融サービスに対しての投資もかなり盛んになってきている。 銀行業務もデジタルが主戦場 世界中の銀行にとって、デジタルチャンネルへの移行は優先事項となっている。こうした取り組みは、進化する顧客の期待に応えることで、顧客体験を向上させたいという思いが主な動機である。 具体的には、デジタルアプリ、パーソナライゼーションツール、金融教育リソースを組み込んだデジタルサービスを提供することを目標にしている。 フォレスター社の調査を見てみてもそれは顕著で、世界の金融業界の意思決定者へのインタビューにて、全体の85%がDXを推進していると答えている。そして、組織変革の主な推進力は、「顧客体験の向上」がトップ(33%)次いで「収益の拡大」(32%)「コストの削減」(32%)となっている。 Unbluの調査でも、DXにおける最優先課題はモバイルアプリとオムニチャネルおよびパーソナライゼーションツールにおける顧客体験になっている。 銀行業務のDXにおいて、最も重要なフィールドは、デジタルアプリ体験、パーソナライゼーション、金融教育である。 最も重要なのが顧客エクスペリエンス (CX) DX推進が急速に進んだこともあり、銀行を中心とした金融業界にとって、今後最も重要になってくる差別化要因は顧客体験だろう。 顧客体験はカスタマーエクスペリエンス (CX) とも表現される。その名の通り、顧客が受け取る体験のこと。 例えば銀行であれば支店の窓口での体験や、オンラインバンキング、サポートセンターの対応まで、さまざまなタッチポイントにおいて、顧客が感じる体験の質を指す。 CXデザインとは?UXデザインとの違いとそれぞれの役割 金融機関にとってCXこそが差別化要因 ガートナーの調査によると、金融機関の81%が競争要因がCXになっており、特に2021年以降はCXこそが不可欠な差別化要因になっていると回答している。 さらに、76%以上の顧客が、企業が自分たちのニーズや期待を予測し、理解することを期待している。そして、企業はこれらの期待に応えるべく、迅速かつ果敢に対応する必要があるという。 これは、金融機関が提供するサービスのその内容がどれも似通っており、顧客にとっては受け取る体験以外は違いが感じられにくくなっているということでもある。 なぜCXがビジネスにとって重要なのか? 顧客体験が重要なのは金融機関だけではない。その他のあらゆる種類のビジネスにとっても、最重要事項になってきている。その証拠に下記の統計を紹介する。 86%の顧客がより良いカスタマーサービスを受けられるのであれば、より多くの金額を払っても良いと思っている 世界中の96%の顧客が、ブランドロイヤリティの決め手として顧客体験を挙げている 76%以上の顧客がより良い顧客体験のためにブランドを切り替えるのは簡単だと考えている 39%の顧客が顧客体験の悪い企業とは取引をしたくないと答えた データ元: SupperOffice, State of Global Customer Service by Microsoft, State of the Connected Customer. Dimensional Research これらのデータからも分かる通り、優れた顧客体験は、ブランドの評判を高め、企業の収益に影響を与えるだけでなく、顧客維持に直接的な役割を果たす。また、クロスセリングやアップセリングの機会の増加にも貢献する。 CXが優れている銀行の5つの例 世界的に顧客満足度の高い代表的な銀行による優れた顧客体験の具体例を5つほど紹介する。 Capital One 2020年度のJ.D. Powerランキングで顧客満足度1位に輝いたCapital Oneの成功の秘訣は、デジタルバンキング体験の継続的な改善への取り組みである。 デジタルウォレットや非接触型決済オプションの提供、AIアシスタントへの自然言語処理機能の追加、デジタル預金の実現など、Capital Oneは常にCXを最適化するための革新的な方法を模索している。 また、同行は最近、ウォルマートやアマゾンとのリワードプログラムの提携により、顧客がお気に入りのeコマース小売業者との支出をより効率的に活用できるようになったことでも注目を集めている。 JPMorgan Chase ランキング2位は米国最大の資産シェアを誇るChase。包括的で使いやすいモバイルバンキングアプリ、迅速なカスタマーサービス、無料のオンライン請求書支払いシステム、無料の金融教育ウェブキャスト「Chase Chats」などで高い評価を受けている。 Chaseは優れたデジタル体験を通じ、顧客満足度ランキングで常にトップまたはそれに近い位置を獲得している。 PNC PNCは以前より、ハイブリッド・バンキング、広大な支店網(正確には2,400店)、モバイルアプリ「バーチャルウォレット」によるデジタルマネー管理サービスの提供が強み。支店をデジタルツールのトレーニングセンターと兼用するなど、物理とデジタルを融合させ、銀行業務における顧客体験を最適化する方法を常に模索している。 また、PNCは、小さなことにも気を配っている点も評価できる。例えば、18,000台あるATMでは、顧客が好きな額面を選んで引き出しができるようになっており、小銭を用意する手間が省けるようになっている。 TD Bank TD銀行が自らを「アメリカで最も便利な銀行」と称している。1,200以上の支店を持ち、その多くが競合他社よりも早くから営業し、遅くまで営業しているため、顧客は自分のスケジュールに合わせて必要なサービスを簡単に受けることがきる。 この優れた顧客体験をTD Bankはデジタルチャンネルにも反映している。データ分析を活用し、デジタルサービスやオムニチャネル体験の向上にも努めている。 Ally Bank 店舗を持たないオンラインバンクであるAlly Bankは、24時間対応の迅速なカスタマーサービス、最低預金額や月々の維持手数料の無料化、対話型AIデジタルバンキングアシスタント「アリーアシスト」により、2009年の創業以来、オンラインリテールバンキングの分野でリーダー的地位を獲得している。 TD Bankと同様に、よりリアルなAIインタラクションを提供するためのコグニティブコンピューティングへの投資や、超個性化のための顧客360度ビューの開発など、データの活用による顧客体験の充実を図る継続的な取り組みについての情報発信も行っている。 CXを構成する5つの要素 では、優れた顧客体験を生み出すにはどのようなポイントを押さえておく必要があるのだろうか?一度、CXを構成する5つの要素を見てみよう。 現在の状況と制約に対する理解 全てのタッチポイントにおいて顧客に対してのコミットメント 組織全体とスタッフ一人ひとりのCXに対する理解 データを活用した意思決定 グローバルな視点とローカルレベルでの柔軟な対応 金融機関が提供しているCXの品質を高めるには上記のポイントを理解する必要がある。当然であるが、経営レベルでのコミットメントが不可欠となる。 金融における顧客体験に求められるポイント 2022年以降、顧客は従来の顧客体験では喜ばなくなる。 顧客は複数のブランドを使い分けることができ、選択肢に事欠くことはない。このような顧客を維持し、エンゲージするためには、これまでの金融業界における習慣、慣行、方法を一度捨て切る必要が不可欠である。 その代わりに、以下のような新時代の顧客の期待の根源に迫ることで、有意義な体験を提供することに注力したいところ。 情報への即時アクセスの提供 タッチポイントを越えたレスポンスの良いサービスの提供 オンデマンドサービスのための新しいツールや技術の採用 顧客がいつでもどこでも企業と対話できるようにする パーソナライズされた情報共有 銀行業務におけるUXおよびCXの最新トレンド では本題の銀行をはじめとした金融業界に求められる最新の顧客体験に関するポイントを6つ紹介する。 1. なるべく “人間” っぽい体験を 日本でもDXが叫ばれているが、顧客はAIでも機械でもない。従って、体験がデジタルになりすぎるのは良くない。 どんなにテクノロジーが進んでも、生身の人間はパーソナルな体験とリアルタイムでのやりとりを求める。機械よりも人間とのやりとりを望んでいる。 例えば、ドイツのコメルツ銀行は、スピード、セキュリティ、シンプルな体験を実現するためにDXを進めている。この銀行のモデルは、支店の3分の1を閉鎖し、銀行員、アドバイザー、従来のコールセンターをのスタッフをオンライン経由のバンキングセンターに集約した。そうすることで、スムーズなデジタル体験を提供しながらも、顧客は生身の人間とのやりとりが可能になっている。 チャットボットはどのように企業で活用されているのか? 2. 素早い対応を提供する ほとんどの顧客は、リクエストに対してすぐに結果が出ることを期待している。 顧客が解決策を待つ時間を1秒でも失うことは、顧客の忠誠心を失うことに一歩近づくことになる。 例えばファイナンシャル・アドバイザーとの対話を素早く実現するために、人工知能(AI)、機械学習(ML)、自動化を活用した、パーソナライズされた、状況に応じた、より現代的なソリューションを提供することが求められる。 […]
モノの飽和、モノからサービスへ、そしてサービスのコモディティ化。サービスづくりに関する課題は後を絶たない。 今回の記事では、日本の各業界が抱えている課題と、それを解決するためのこれからの企業の「大命題」についてお伝えする。 体験を通じたユーザーエンゲージメント向上 結論から言うと、これからの企業の大命題は、ユーザーエンゲージメントを高めることである。 そもそも、ユーザーエンゲージメントとは、一言で表現すると、企業やブランドに対し、そのユーザーや顧客が抱く愛着や思い入れのこと。 一般的に、企業やブランドのファンになっている状態やサービスやプロダクトを継続的に利用している状態を「ユーザーエンゲージメントが高い」状態と言うことができるだろう。 そして、そんなユーザーエンゲージメントを高めるには「体験」を通してそのブランドの価値を認識してもらう必要がある。 オンラインブランドのソーシャルメディア活用事例 ー 成功の秘訣はエンゲージメント 業界を問わず横たわる課題 では、なぜユーザーエンゲージメントを高めることが必要なのだろう。現在、多くの業界が共通で持っている課題に着目することから始めていきたい。 不透明な顧客像 それは、「顧客が見えていない」という課題だ。 例えば、商品やサービスを開発し、それらを小売店や代理店を介して販売することで売上を上げているケースだと、この課題は特に当てはまるかもしれない。 この場合、エンドユーザーと関わり、彼らのニーズや感覚など、生の声に触れることができるのは、小売店や代理店の販売者ということになる。 つまり、商品を生み出すその企業自身は、直にエンドユーザーとなる顧客の声を聞くことが難しい。その結果、彼らの声や意見を吸い上げたり、結びつきを作ったりすることに苦戦することになってしまう。 技術力による差別化に終止符 また一方で、どの業界においても、技術だけでは競合他社との差別化を図ることが困難になっているという時代の大きな流れも考慮しなければならない。 技術力やそれによって実現される機能性が重要であることは言うまでもないだろう。 しかし、昨今では、多くの業界において技術は飽和に近い状態で、すなわち技術や機能のみでは差別化要因にならない状況になってきているのではないだろうか。 ユーザーエンゲージメントが鍵 技術一本では差別化が難しいとなれば、別の軸を持たなければならない。そしてその軸こそが「ブランド価値」であり、最終的には「ユーザーエンゲージメント」なのである。 ブランド価値とは、そのブランドにしかない唯一無二性ゆえに、ユーザーが感じる満足感や幸福感と表現することができるだろう。 これからは、「なぜユーザーが自身のブランドのサービスを買うのか?」「なぜユーザーは、類似したサービスは他に存在するにも関わらず、あえて自身のブランドのサービスを利用するのか?」 こうした問いに対し、企業やブランド自身が明快な回答を持つ必要がますます高まっている。 コピー不可能な「情緒的価値」で差別化を図れ サービスそのものの性能のような「機能的価値」のみならず、「情緒的価値」と呼ばれる、サービスを利用することでユーザーの気分が高まる、ユーザーを夢中にさせる要素が必要である。 そしてそれが、他社や他のブランドとの差別化になることを企業やブランド自身が今一度認識する必要がある。 そして、そのような差別化に一役買ってくれる自分たち特有の要素を、企業やブランド自身が自覚することが重要なのだ。 カスタマーエンゲージメントとは?ブランドと顧客をつなげる5つのポイント ユーザーエンゲージメントを高めるには? では、ユーザーエンゲージメントをどう高めていくのか。 その手段の一つとして挙げられるのが、ユーザーのニーズを適切に理解し、求められている体験を提供すること。すなわち「UXデザインを強化すること」だ。 新たなUXデザインの考え方 そして本記事においては、UXデザインの中でも「新たなUXデザイン」の必要性が高まっていることを強調しておきたい。そこで、「従来のUXデザイン」との比較でまとめてみたい。 従来のUXデザイン 主となる考え方:ユーザー起点 問い:「どうすればユーザー体験の質を上げられるか」 新たなUXデザイン 主となる考え方:ユーザー起点 + 企業/ブランド起点 問い:「ブランドとしてどうありたいか?」 「ブランドの声」をサービスに込める重要性 新たなUXデザインにおいては、従来のUXデザインの考え方は基本としながらも、それに加えて「ブランドがどうありたいか」をブランド起点で考え、発信することも求められる。 ユーザーの声を聞くことの重要性については、小売店や代理店を介した販売ケースを交えて冒頭で述べた通りだが、ブランド起点も同様にとても重要であることをお伝えしたい。 企業やブランドが持つ「ビジョン」やサービス提供を通じて「実現したい世界観」を自ら認識し、サービス体験に落とし込むことを重視すべきなのだ。 その企業ブランドらしいサービス体験を提供することは、ユーザーがそのブランドの提供しようとしている価値に共感し、サービスを購入したり利用したりする理由になる。 また、企業やブランド側から「ユーザーに伝えたいこと」を起点にサービスづくりをしていると、その過程において「自分たちの届けたいこと」が明確になる。 そうすることで、よりブランドの熱量が伝わるようになり、ユーザーにとって魅力的に映る効果もある。 そのブランドの在り方に共感することは、ユーザーエンゲージメントが高まることであり、そうした人が増えることは、ブランドのファンが増えることと言えるだろう。 では最後に、ユーザーエンゲージメントを高め、ブランドのファンを増やすための新たなUXについてより詳しく見ていこう。 ユーザーエンゲージメントを向上させる7つの要素 新たなUXデザイン その正体は? 実は、「新たなUXデザイン」という表現で先述してきた内容は「CXデザイン(Customer Experience) に近い概念である。 btraxでは、CXデザインとUXデザインの関係性を上記のように定義している。 CXデザインとUXデザインは包含関係にある。CXを考えることはすなわち、ユーザーのみならず、顧客と企業との全ての接点と、各々の接点で提供される体験の質を包括的に設計することを意味する。 また、CXデザインの対象となる要素の一つにブランドイメージがあることがお分かりいただけるだろう。 CXデザインとは?UXデザインとの違いとそれぞれの役割 btraxが考える新たなサービスモデル 今の企業の命題はユーザーエンゲージメントを高めること。だからこそ「新たなUXデザイン」の必要性は高まっており、UXのみならずCXまで範囲を広げて考える必要がある。 btraxでは上記のような課題を持っている企業・ブランドのニーズに応えるべく、サービスモデルを刷新し、リサーチ〜ファンづくりまでのプロセスを一気通貫して伴走している。 具体的には上記の図にあるプロセスだ。 User & Market Research まずは、User & Market Researchとして、その後のBrand、Service、Communication Designの基礎となるユーザーや市場ニーズの理解と深掘りを行う。 Brand Design その上で、Brand Designのプロセスで企業やブランド側のビジョンを言語化し、ユーザーニーズとの接点を探りながら、その企業やブランドのCore Valueを明確にしていく。 Service Design そして、Service Designのプロセスで、ユーザーにコアバリューを伝えていくための具体的な体験・サービスアイディアをデザインし、ユーザーからのフィードバックを得ながら改善を行っていく。 Communication Design 最終的にCommunication Designのプロセスを通じて、より多くのコアユーザーにリーチし、ユーザーとブランドとの関係性を深めていく。 結果的にこのプロセスは、本記事を通じてその重要性をお伝えしてきたCXの考え方にも通ずるものがある。 リサーチからブランディング、サービスデザイン、そして、コミュニケーションに至るまでを一連の流れとして捉え、各過程においてユーザーおよび顧客に提供価値をどのようにして届けるのかを重要視しているプロセスだ。 btraxのサービス内容をより詳しく知りたい方は、ぜひ会社概要PDFをご覧ください。
COVID-19で需要が拡大した通称「サブスク」ことサブスクリプション。日本でもそのサービス幅は広がりを見せている。代表的なものは、Netflix、Apple Music、Spotifyなど。こういったものはもはや生活になくてはならないサービスになっている方も少なくないのではないか。 最近では水、食品、サプリメントなどが定期的に家まで届くサービスも登場してきており、コロナ禍の「おこもり需要」に応えている。 今回はそんなサブスクリプションサービスの中でも、アメリカの「サブスクリプションボックス」に焦点を当ててご紹介する。サブスクリプションボックスとは言葉の通り、自分が注文した物がボックスに入って家まで届くサービスのことだ。 「ボックス」であるメリットは? 商品だけが届いてもサブスクリプションとしても機能を果たすが、わざわざボックスに入れて提供しているのは何故か。その理由は大きく2点だ。 1. セレンディピティ セレンディピティとは、思わぬものを偶然に発見すること。「こんなのが欲しかった!」という予期していなかったプロダクトに出会える可能性があるところはサブスクリプションボックスの一つの特徴だ。 サブスクリプションボックスには何が送られてくるかわからないものも多い。新たな出会いのワクワク感があるのは「開けるまで分からない」サブスクリプションボックスの強みだ。 パーソナライズの死角とデジタル・セレンディピティ 2. ワクワクする開封体験 ボックスを開けるとき、まるでプレゼントを開ける時のような体験ができるのも特徴の一つ。入っているものがわからない時はもちろん、何が入っているかわかっている場合も、自分が選んだものが入っている箱を開けるワクワク感が体験できる。 D2Cの開封体験デザイン – ブランドに学ぶカスタマーと繋がる方法 アメリカで人気の最新サブスクサービス5選 【ワインのサブスク】Vinebox 【洗剤のサブスク】CleanCult 【おもちゃのサブスク】Kiwico 【訳あり野菜&果物のサブスク】Misfits Market 【エシカルプロダクトのサブスク】Causebox 【ワインのサブスク】Vinebox Vineboxは、認定ソムリエたちが厳選したワインがグラス一杯分(100ml)×3種類送られてくるサービス。ワイン通向けというよりは、ワイン初心者が「お気に入りの1本」を見つけるのに最適なサービスだ。 黒を基調とした高級感のあるボックスが特徴で、ワインも一本一本、香水を思わせるような細い容器に入っている。毎回異なるワインが送られてくるため、ボックスを開けて新たなワインと出会う楽しみが感じられる。テイスティングをする感覚で利用できるサービスだ。 プロのソムリエが厳選した味といえど、自分の口に合わないワインであれば、いくら良いワインだったとしてもワインボトル1本を消費するのは意外と苦労するもの。新たな味を求めて冒険しようと思っても、ワインボトル一本買うことは意外とハードルが高い。 このサービスを使えば、お気に入りの一本を見つけるためにワインを丸々一本買う必要はなく、口に合わないワインだった場合に余らせてしまうことも起こらない。もう飲まないボトルが家に何本もある、という状態にもならずに済む。 ワインにとって重要な鮮度も担保されている。ワインボトルから小分けにするときも、酸素に一切触れずに入れ替える技術を用いて、鮮度の高いワインを提供している。(HPより) ミレニアル世代の飲みスタイルを捉えたスタートアップ3選 【洗剤のサブスク】CleanCult CleanCultは、自分の好きな種類の洗剤を、好きな香りで、自分に合った周期で届けてくれるサービスだ。扱っているのは植物由来の材料だけを使った無添加洗剤のみ。 最初のオーダーはガラスのボトルに入った状態で送られlくる。そして、その後に送られてくるリフィルも、環境負荷の少ないカーボンニュートラルな素材の、カラフルな牛乳パッケージのようなものを使用している。 Cleancultの誕生の背景には、ファウンダーのライアン・ラップバーガーの強いこだわりがあった。彼はあらゆるプロダクトの成分表示をチェックせずには居られない性格。普段から食品やシャンプーの製品ラベルを確認して、健康や環境に良いものだけを購入するよう心がけていたそうだ。 しかし、食品や化粧品とは異なり、実は洗剤やハンドソープには成分表示が義務付けられていない。 この手の商品においてラベルをチェックする習慣を維持するのが難しくなったラップバーガーは、やがてサステナブルな製品をアピールしている洗剤ブランドはいくつか存在する。しかし、多くの製品がプラスチックのパッケージを使っていることに疑問を持ち始めた。 こうして、パッケージまでもがサステナブルなCleancultが誕生した。 そんなCleanCultは、ミッションとして”A WORLD OF CLEAN INSIDE EVERY DROP”を掲げている。パッケージ、廃棄方法、全てをサステイナブルにするには?と考えた結果、材料からパッケージング、パフォーマンス、出荷、そして容器のリサイクルまでの全てのプロセスの仕組み化を再考。 結果としてパッケージや洗剤の成分、そして輸送の際の排気ガスの削減にまでこだわったサービスが誕生した。 デザインから環境問題を考える。エコ・サステナブル系サービス5選 【おもちゃのサブスク】Kiwico Kiwicoは知育玩具のサブスクだ。おもちゃのサブスクという子供用を想定しがちだが、おもちゃの対象年齢は児童だけではなく、自分で考えて組み立てるものなど、大人でも楽しめるおもちゃも用意されている。 ボックスの中におもちゃ、おもちゃの説明書が入っており、年齢やおもちゃの内容によっておもちゃ以外の付属品も変わる。 例えば0~36ヶ月の乳幼児向けのおもちゃであれば、子育てを始めたばかりの親向けに「子供との接し方」を説明するパンフレットだったり、おもちゃの使い方を説明するビデオが入っていたりする。 これは、Kiwicoのユーザーとなるのは子供だが、顧客は親ということを炉介した上での設計と言える。子供がおもちゃを使用する際のUXデザインだけでなく、親のCXデザインまで総合的な設計がされているプロダクトだ。 3人の子を育てる「ママ」が起業。その背景とは KiwiCoを設立したSandraは、彼女自身が3人の子供を育てる母。育児の中で「子供に”何かを自分で創造する”経験をさせたい」気持ちがあったが、そのようなものを自分で見つけて子供達に提供する難しさを感じた経験からKiwicoを立ち上げた。 会社のVisionは「To inspire the next generation of innovators.」子供たちの問題解決スキルを育成し将来の課題解決に役立てることをミッションとしている。 おもちゃを開発しているのは教育者、メーカー、エンジニア、ロケット科学者のチーム。ブレインストーミング、プロトタイピング、実際に子供達に使ってもらってテストすることを繰り返して、なんと1つのおもちゃを作るのに1000時間以上を費やしている。 母親が実の子供に対して提供したいことを徹底的に考えた結果できたサービスだ。 UXデザインとCXデザインの違いとそれぞれの役割 【訳あり野菜&果物のサブスク】Misfits Market Misfits Marketは、安価で手に入る農作物を消費者に届けるサブスクリプションサービス。 形の悪い作物を安く手に入れた分食品を安く提供することで消費者に還元する仕組み。これは実は日本でお馴染みの無印良品と似た取り組みだ。 干し椎茸はそのまま食べるわけでもなく、見栄えにはあまりこだわらないはず。多くの場合、おいしい出汁がとれればいいわけで、割れているものでも風味は変わりません。私達は、形の悪いものもすべて買い取り、サイズや形の選別もせず、また、包装の簡略化ということで、パッケージはおなじみの透明な袋に商品名を印字しただけ。 品質はそのままに、あらゆる無駄を省いたことで、従来品より価格を3割ほど抑えることができ、その結果、大ヒット商品となりました。 《引用》日本発「無印良品」から世界の「MUJI」へ【第2回】 実はアメリカは農業大国であるが、生産されている1/3の農作物が食料品店基準を満たさず、収穫されずにそのまま処分されたり、収穫されても店頭に並ばなかったりする。またその影で何百万もの食糧不足で苦しむ世帯が存在することも事実。 こうした生産者と消費者それぞれが抱える問題をを解消するため、サービスが誕生した。Misfits Marketsには産地直送の農作物が90種類以上用意されている。 産地直送ゆえに野菜の鮮度が失われてしまうことがなく、届くのは形が悪くても高品質で無農薬の新鮮な野菜ばかりだ。 blogも運用しており、野菜を使ったレシピや野菜の栄養素、豆知識に関して発信もしている。野菜を買ってからどのように調理するかまで含めてサポートしている。 実は2020年の7月に約91億円の大型資金調達をした期待のスタートアップでもある。 食の多様性を支えるフードテック・スタートアップ3選 【エシカルプロダクトのサブスク】Causebox 最近日本でもよく聞く「エシカル」という言葉。エシカルプロダクトとは、自然環境に配慮した製品や、社会問題の解決に貢献する仕組みを組み込んだ製品のことを指す。Alltrueは、エシカルプロダクトを集めた、女性向けのサブスクリプションボックス”Causebox”を提供している。 Causeboxはシーズンごとに手元に届く仕様。年間通して4回届くアニュアルプランと、ワンシーズンごとに注文するプランがある。 1つのボックスにつきエシカルプロダクトが5~8個入っており、それぞれのプロダクトは「女性の活躍支援」「環境保護」「職人の手作り商品」「チャリティー」「スモールビジネス」のいずれかの分野に関連している。 毎回商品が届くとYoutubeで”unboxing(開封)”動画が公開されている。その鍵は、女心をくすぐる「映える」デザインのボックスであること。思わず動画を撮ってしまいたくなるデザインで、まさに開封体験までこだわったサブスクリプションボックスと言える。 最新の2021年秋に届いたボックスの開封動画も複数投稿がある、人気のサブスクリプションボックスだ。 エシカルデザインとは 日本でのサブスクスタートアップの状況は? 実は日本にもサブスクリプションボックスのサービスが増えつつある。日本のサブスクリプションボックスは「パーソナライズ」が鍵。 今回は2つのサービスをご紹介するが、どちらも避けたい成分を選択できたり、フィードバックやリクエストを送ったりすることで自分好みにより近づいていく仕様になっている。 アメリカよりもなぜ「サブスクリプション=パーソナライズ」の色が日本では強いのか。それは日本人のとある国民性の影響が考えられる。 実は日本人は「失敗したくない」と言う気持ちが人一倍強いと言われている。日本の終身雇用制度や、学歴社会はその代表格だ。一旦レールから外れるとやり直しが効きにくいので、皆がレールを外れないように(リスクを取らないように)行動する傾向が他国に比べて強い。 日本では完全に敗者だった【インタビュー】btrax CEO, Brandon K. Hill それゆえ、「何が届くか全くもってわからない」状態では日本人には受け入れられにくい。中身が完璧にわかっていなくとも、「自分好みのものが届く可能性が高い」状態に持っていくことが鍵となる。 そのために日本のサブスクリプションボックスでは「パーソナライズ」が強く押し出されているのだろう。 日本でも広がる サブスクリプションボックス2選 そんな「パーソナライズ」に特化した、サブスクリプションボックスのサービスを紹介する。 【コーヒーのサブスク】PostCoffee 【おやつのサブスク】Snaq.me 【コーヒーのサブスク】PostCoffee Postcoffeeはコーヒーのサブスクリプションボックスだ。 初回の注文の際は好みのコーヒータイプ診断をし、ライフスタイルや嗜好に関する10個の簡単な質問に答える。これにより、約15万通りの組み合わせからその人に合った好みのコーヒーが3種類届く。淹れ方や飲む頻度、量なども指定可能だ。 一度届いたコーヒーに対して味や好みのフィードバックや飲みたいコーヒーのリクエストを送ると、送られてくるコーヒーが注文者好みに近づいていき、届くたびに自分好みのボックスに近づいていく。 サブスクリプションでありがちなのが「◯回以上は商品を買い続けなければいけない」という「定期縛り」。しかしPostcoffeeは最低契約期間も設けていない。 いくらパーソナライズされるからといって完全に自分好みのものが届くは限らない。「気に入らなくてもすぐに辞められる」という心理的安全性も担保し、サブスクリプションを始める障壁も極限まで低くしたサービスと言える。 【おやつのサブスク】Snaq.me […]
顧客が求めることを実現するにはカスタマージャーニー視点に立った包括的なアプローチが必要であり、それを実現するために自社だけでは困難ならば、積極的にパートナー企業と連携し、そのパートナー企業にとっても快適にビジネス運営ができるように、最初に方針や戦略レベルで情報共有しお互いの認識を合わせ、それを常にブラッシュアップしていく。イスタンブール空港に見るその実現例をご紹介。
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顧客が求めることを実現するにはカスタマージャーニー視点に立った包括的なアプローチが必要であり、それを実現するために自社だけでは困難ならば、積極的にパートナー企業と連携し、そのパートナー企業にとっても快適にビジネス運営ができるように、最初に方針や戦略レベルで情報共有しお互いの認識を合わせ、それを常にブラッシュアップしていく。イスタンブール空港に見るその実現例をご紹介。
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大日本印刷(以下:DNP)は5月26日、リアル店舗ならではの顧客の体験価値(CX:Customer Experience)、満足度を高める次世代店舗の構築・運営を支援するサービスをパッケージ化して提供を開始した。 <体験 […]
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シーアールイーは4月21日、オンラインで第67回CREフォーラム『物流SDGs!~「地球と人の環境保全」で物流を持続可能に~』を開催する。 <グリーン変革、DX、CXなど持続可能社会への展望を語る> 今回のCREフォーラ […]
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※撮影は感染対策を講じたうえで行いました 住宅設備機器・建材メーカーの世界的なリーディングカンパニーである株式会社LIXIL(以下、LIXIL)。同社は「よりエンドユーザーに近づくため」デジタル化を推進し、Qualtri ...…
日本経済新聞社は2月9日、オンラインセミナー リテールテックJAPAN プレミアム・カンファレンス・シリーズ「次世代コンタクトセンターが実現させるCX戦略~ニューノーマル時代に求められる業務改革とデジタルシフト~」を開催 […]
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シーアールイーは1月28日、オンラインセミナー「2021年! With/Afterコロナの物流未来予測~物流DX/CX/SDGsに向けた革新ビジョン~」を開催する。 <物流DX、CXなどを絡めた物流の未来をテーマに講演> […]
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今回ご紹介したい企業は、Grundfos 社です。統計年度によって異なることもありますが、2018年の水ポンプ市場では世界トップシェアを占めていると紹介されています。
Grundfosはデンマークを基盤とするポンプメーカーで、80社以上のグループ会社によって全世界55か国で1万9000人以上の従業員を雇用、毎年1700万台のポンプユニットを生産・出荷しています。出荷されるポンプは、機種によって100万通り以上のコンフィグレーションの可能性があります。…
SAPの金属業界向けグローバルイベント「4th International SAP Metals and Mining Summit」が、2019年9月11~12日の2日間、ロシアにて開催されました。鉄鉱石や石炭など、資源に恵まれたロシアは多くの鉄鋼/非鉄金属のグローバル企業があり、ロシア政府が取り組む「デジタル経済化」の後押しを受け、各社デジタルトランスフォーメーションを推進しています。日本から参加されたお客様は「事業の選択と集中を考えさせられた」「ビジネス環境が日本と異なるとはいえ、彼らの高度な…
いまや自動車産業は、100年に一度と言われている大変革期に直面し、所有から使用・利用が加速している逆風にさらされています。そんな中、2018年度に両社はそれぞれ自社の持つ世界販売台数の記録を更新しました。一般大衆向けモビリティで人気のあるフォルクスワーゲンは624万台。フォルクスワーゲングループの中で、富裕層向けスポーツカーを提供するポルシェは25万台を達成しました。両社の販売が好調な理由はどこにあるのか、それぞれ多彩な取り組みを行っている中で、今回はエクスペリエンスマネジメントに焦点を当ててご紹介…
今回は、2017年度の連結売上高14兆円、二輪車販売1,123万台世界首位、四輪車販売368万台世界8位の本田技研工業を親会社に持つ、ホンダオーストラリア社を取り上げます。世界6極体制のアジア・大洋州の販売会社の一社として1969年に創業し、今年2月に創業50周年を迎えました。…
SAPにおける素材産業のお客様向けグローバルイベントが、2018年10月16〜18日の日程で、チェコ共和国はプラハにて開催されました。当ブログでは、前編と後編の2回にわたりその様子をお伝えしようと思います。後編ではBASFのデジタル変革の取り組みを中心にダイジェストしていきます。…
SAPにおける素材産業のお客様向けグローバルイベントが、2018年10月16〜18日の日程で、チェコ共和国はプラハにて開催されました。当ブログでは、前編と後編の2回にわたりその様子をお伝えしようと思います。とくに化学業界の巨人BASF社が基調講演含めた複数のセッションで情報発信しており、それらをフィーチャーしていきます。…