辺見えみりが新ブランドを語る 「今年中には実店舗を開きたい」

 女優でタレントの辺見えみりが手掛ける「アウターサンセット(OUTERSUNSET)」は、ECをベースにしたウィメンズブランドだ。昨年8月のデビュー時には「東京ガールズコレクション(TOKYO GIRLS COLLECTION)」の公式通販サイト「セレクトストア バイ TGC(SELECT STORE by TGC)」で販売を開始して話題を集めた。今春には公式オンラインストアをオープン。辺見は商品のディレクションをはじめ、接客にも力を入れている。ポップアップストアでは自ら店頭に立つこともあり、インスタグラム上ではライブ動画を配信して自身の言葉で商品の魅力を伝えている。

 3シーズン目の2019-20年秋冬の展示会会場で、ブランドのこだわりやリアル店舗の構想について辺見に尋ねた。

WWD:「アウターサンセット」を立ち上げてもうすぐ1年になりますね。

辺見えみり(以下、辺見):最初はバタバタしていましたが、とても好調です。商品もシーズンごとに精度が高まってきて、イメージ通りに仕上がっています。

WWD:以前にはベイクルーズグループのセレクトショップ、プラージュ(Plage)でコンセプターを務めていました。「アウターサンセット」とはどう異なりますか?

辺見:プラージュでも自分が全て関わって立ち上げから携らせていただき、最初は私を含んで3人でスタートしました。それが5年間で1店舗から7店に膨らんで、一つの作品を作り上げたという思いがあります。でも、プラージュと「アウターサンセット」は別物です。新しいブランドでは今の自分に近いものを表現したいと、立ち上げを決めました。

WWD:辺見さんの言う「今の自分に近いもの」とは?

辺見:気分もそうですし、体形もあります。私の好みは根本的に変わっていないのですが、年齢を重ねてこれまで似合っていたものが似合わなくなることもありました。「アウターサンセット」では“グレースフル カジュアル”をテーマに、上品な大人のカジュアルを軸に作っており、具体的なシーズンコンセプトを掲げるということよりも、自分の気持ちを大切にしています。洋服で表現する“女性らしさ”は、コンサバのように堅苦しくなってしまったり、カジュアルすぎると品がなくなってしまったりとバランスが難しいのですが、「アウターサンセット」では肩の力を抜いて着られるような、バランスのいい大人カジュアルを目指しています。また生活の中で不安にならない服というのも心掛けていて、ご飯を食べた後にお腹回りが気になる部分を隠すのではなく、自然にカバーできるデザインになるように配慮しているんです。

WWD:全て辺見さんの着たい服?

辺見:はい。ブランドをつくるからには“おまかせ”ということはしたくなくて、細部までこだわって欲しいものへと仕上がるように1品1品チェックして作っています。

WWD: ECで販売していますが、壁を感じることはありますか?

辺見:今はインスタグラムで発信することで、身近にお客さまに伝えることができるようになっていると思います。ストーリーズやライブなど動画も活用しています。

WWD:ポップアップストアでは実際に接客もされていますが、何か発見はありましたか?

辺見:私は接客が大好きで「プラージュ」時代から店頭に立っていましたが、ご提案した服を着ていただけるのは本当にうれしいです。お客さまが試着室から出て着た瞬間、自然に「お似合いですね!」って言葉が出てくるんです(笑)。「アウターサンセット」は私の好きな服を作っていますが、皆さん自分のものにされていて、いろんな方にハマるデザインに仕上がっていることを確認できました。

WWD:2019-20年秋冬のこだわりは?

辺見:今日もはいている総レースのスカートは、あえてラフなロングベルトを付けたり、カジュアルと女らしさの組み合わせを意識しました。また今季のプリーツスカートもアシンメトリーにして、パーカにも合わせられるようにしました。アウターに関しては、普段は苦手なダウンコートを自分で着るならと考えながらシルエットにこだわって作ったほか、フード付きロングコートは袖付けの切り替えをゆったりとることで、ガウンのように羽織れて子どもっぽくならないデザインが気に入っています。

WWD:今後の目標は?

辺見:リアル店舗を開くことです。一人でも多くの人に洋服の質感や着心地を実際に知っていただきたい。オリジナルの服にあわせて、好きなもの(セレクト商品)を並べられるようなお店を計画中です。今年中に東京に開けたらいいなと思っています。

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「スンネイ」2020年春夏ミラノ・メンズ・コレクション バックステージ

 「スンネイ(SUNNEI)」が2020年春夏メンズ・コレクションをミラノで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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メンズコレドタバタ日記 ミラノ最終日は「フェンディ」でピクニック気分 アルマーニの全力投球にホロリ

 6月17日晴れ。今日も快晴。最高気温は32度の予想。実質わずか3日のミラノメンズは、本日が最終日。朝はドタバタのパッキング&チェックアウト。それでも朝ゴハンはしっかり食べて、「フェンディ(FENDI)」からスタートです。

10:20 「フェンディ」

 最近の「フェンディ」は、オフィスを構えるソラーレ通りにミラノで一番長いという全長65m(記憶によればw)のランウエイを作って、時にはインフルエンサーも呼んじゃってなんて盛大なファッションショーが恒例。というワケで、タクシーの運転手さんに「ヴィア ソラーレ。フェンディ!」と力強く伝えたら、後輩オーツカが「違いますよ」(アブナイ!)。

 代わりに向かったのは、市内中心部から至近の公園。とは言え喧騒とは無縁の穏やかな空間で、遊歩道にはイスが並んでいます。その上には、小さなバスケット。中を開けるとパンとバナナ、それにロゴ入りカップが入っていました。どうやら今日のテーマは、ガーデニング。のどかな休日の昼下がりのように、屋外でパンをモグモグしながらショーを待ってね、と言うのです。

 アラ⁉︎いつもの「フェンディ」とだいぶ違う。現れた洋服も、いつもとはちょっと違います。今シーズンは、ポップ&キャッチーより、ハッピー&デイリーなコレクション。詳しくは別記事で後輩オーツカと対談しています(笑)。もちろん、お土産のバスケットはしっかりいただきまして、今日は終日ピクニック気分です(ちなみに、今パリに向かう飛行機の中でも、ヒザの上にはバスケットですw)。

11:00 「トム フォード」

 お次は「トム フォード(TOM FORD)」。80年代のロックテイストみなぎるエッジーなフォーマルは、「フェンディ」とは対照的。七色のレオパードスーツ、パテントレザーのブーツ、それにスキニーパンツを追求してたどり着いたレギンスなどは、男なら誰もが「かっけぇ!」って言っちゃうカンジです。

11:30 「ヴァレクストラ」

 「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」では、9月に本格お披露目という「モンクレール(MONCLER)」とのコラボバッグを一足早く拝見。ベルトがダウン、斬新です。でも、ショルダーバッグとして使えば首元が冷えなくていいかも⁉︎寒くなったらベルトを外してマフラーにして、バッグはクラッチとして持っちゃえば?そんな話で盛り上がります。

12:00 「エルメネジルド ゼニア」

 「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」の展示会では、素材に注目。今期はリサイクル素材にいつも以上に積極的で、再生ポリエステル、再生ウールを使ったコートやジャケットの存在を学びます。再生ウールは、一度生地を裁断して、糸として撚り直して、また生地にしてから洋服にというステップ。原毛から商品までを一貫生産できるゼニア社でなければなし得ないサステイナビリティーです。

12:30 「C.P. カンパニー」

 「C.P. カンパニー(C.P. COMPANY)」の展示会では、染料と樹脂、染料とゴムをミックスしてガーメントダイしたブルゾンなど拝見。繊細なスカイブルーのグラデーションが美しいブルゾンは、春夏の気分にピッタリかも。このブランドのブルゾンはハイネックにこだわっていること、フードをかぶった状態がデザインの完成形であることなどを知り、「へぇ」を連発です。

13:05 ランチ

 遅めのランチは、キヌアのサラダ(あ、写真撮り忘れた……)。このタイミングは、時差の関係で日本からのメールやLINE、Slack、そのほかSNSがひっきりなしです。

14:20 「アントニオーリ」

 若手のショーを見ながら、近場のミラノのセレクト「アントニオーリ(ANTONIOLI)」へ。「アントニオーリ」と言えば真っ黒な店内ですが、隣にはラグジュアリーストリートを集めた真っ白の「アントニオーリ ホワイト」、その向かいには「ヒューマン メイド(HUMAN MADE)」や「コム デ ギャルソン・ジュンヤ ワタナベ マン(COMME DES GARCONS JUNYA WATANABE MAN))」などが並ぶ「アントニオーリ インナー(なぜ、インナー⁉︎)」と店舗拡大中。「アントニオーリ インナー」で、「アシックス(ASICS)」と「ゲーエムベーハー(GMBH)」のコラボスニーカー買っちゃいました。180ユーロ(2万1600円)。日本にはない、よね⁈

17:20 「ジョルジオ アルマーニ」

「ジョルジオ アルマーニ」の会場

アルマーニさん、まだまだ元気です

 ミラノメンズのオオトリは、「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」。今回はなぜか、いつものショー会場アルマーニ / テアトロを離れ、市内中心部に構える旗艦店の裏の本社でファッションショーです。

 アルマーニと言えば、ほんの数週間前に日本で2020年プレ・スプリング・コレクションを発表してくれましたが、僕は残念ながらカナダ・トロント出張中でした。アルマーニさんは日本滞在を楽しんでくださったようで、ショーには着物合わせのジャケットやベスト、日本人モデルがたくさん。さまざまなカラーが溢れ、素材へのこだわりはいつも以上。ベルベットなんか肌に吸い付きそう。何よりご自身の写真入りカットソーとか、サイン入りシャツやエスパドリーユなどが出てきて“集大成”なカンジです。

 御年84歳。もう現役で続けられる時間は限られている。アルマーニさんは、それをご存知なのでしょう。ここからのコレクションは、まさに一回一回が今まで以上の全力投球。そう感じ、ホロリときました。願わくば、この全力投球、少しでも多くこの目に焼き付けたいーー。そんな思いを胸に、ミラノを離れパリに飛び立ちました。

 が、実は明日はフィレンツェに逆戻り(笑)!メンズコレドタバタ日記は、1日お休みして、パリメンズ2日目から再開します。後輩オーツカが、ピンチヒッターで書くかもね(笑)。

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「ジョルジオ アルマーニ」2020年春夏ミラノ・メンズ・コレクション バックステージ

 「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」が2020年春夏メンズ・コレクションをミラノで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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ファッション業界人に愛される写真家、小浪次郎が感じる東京の今

 「オープニングセレモニー(OPENING CEREMONY)」はニューヨーク(NY)を拠点に活動する写真家、小浪次郎とコラボし、表参道店でインスタレーションを行った。小浪独自のノスタルジックな世界観はファッション業界からも引く手あまたで、これまでに「シュプリーム(SUPREME)」や「ヴァイナル アーカイブ(VAINLARCHIVE)」「ビームス(BEAMS)」「マメ(MAME)」「ブラックアイパッチ(BLACKEYEPATCH)」など、多くのブランドと協業してきた。インスタレーションではNYと東京をインスタントカメラの「チェキ」で撮り下ろした作品を展示し、小浪のアーカイブ作品をプリントした6型のTシャツも販売。6月21日から7月18日には、オンワードホールディングスが東京・代官山にオープンした商業施設「カシヤマダイカンヤマ(KASHIYAMA DAIKANYAMA)」で同インスタレーションを開催する。記念イベントのために来日した小浪に聞いた。

WWD:今回のコラボコレクションに使用した写真をどのように選んだかを教えてください。

小浪次郎(以下、小浪):最近のものから過去のものまでをミックスして選びました。選んだ基準は単純に自分が着たいものです。

WWD:小浪さんといえばフィルムで撮った写真が印象的ですが、フィルムで撮影する良さとは何ですか?

小浪:ある程度はコントロールできるのですが、まだコントロールが効かないところ。思いもよらないハプニングが起こることが、フィルムの良さかなと思います。

WWD:今回のインスタレーションは「チェキ」で撮り下ろしたと聞きました。「チェキ」で撮る時のこだわりと、インスタレーションのコンセプトを教えてください。

小浪:アカデミックな(ポラロイドカメラの)“sx-70”のコラージュが好きなので、その現代版として「チェキ」で撮影したものをコラージュしようと最初から考えていました。NYは「IRAK(アイラク、NYのグラフィティー集団)」のクネル(Kunel)、東京はストリートにいる素人の女の子をモデルに選びました。僕は少し前のNYのストリートカルチャーが好きで、それを体現するのが彼であり、東京の彼女はどこにでもいそうな女の子です。その間にNYと東京の空と街をコラージュして、3枚で1つの作品をイメージしました。

WWD:作品を作る上でもっとも大切にしていることは?

小浪:日常での”気づき”をどう写真に落とし込むか。そしてそれと長く付き合えるかどうか。

WWD:現在はNYを拠点とされていますが、NYに移った理由は?

小浪:東京という街が好き過ぎて、逆にどこかへ行こうと。“love”と“hate”がどこかにないと、その場所で暮らすのは僕の場合は難しいのです。あとは東京での仕事に刺激がなくなったので。NYに移った理由は、チャレンジ精神とそこにいるアーティストが好きだからです。

WWD:NYに移ったことで、作品に変化はありましたか?

小浪:特にありません。

WWD:今回、久しぶりに東京に帰ってきて気付いたことがあれば教えてください。

小浪:若者が元気ですね。若者にもっとシーンを動かしてほしい。今のシーンはまだおじさんが動かしてますよね?特にファッションは。

WWD:今後に向けたプロジェクト(特に2020年に向けて)を教えてください。

小浪:今年は東京で2つの展示に参加します。あと、来年はNYでの個展も控えています。

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米スキンケアブランド「ダーマロジカ」がBtoCで日本本格上陸

 フードやコスメなど消費財のセールスおよびマーケティング事業を展開するニューポート(NEWPORT)は今夏、ユニリーバ(UNILEVER)傘下の米国発スキンケアブランド「ダーマロジカ(DERMALOGICA)」の取り扱いを開始する。日本では2003年からタカラベルモントがサロンなどのプロフェッショナルチャネルに製品を卸してきたが、今回ニューポートはBtoC向けに展開する。まずは6月17日に公式ECショップをオープンし、34SKUほどをそろえる。

 「ダーマロジカ」は1983年にジェーン・ワーワンド(Jane Wurwand)がスキンセラピストなどのスキンプロフェッショナル向けの教育機関であるIDIを立ち上げ、そのIDIから86年に派生して誕生した。ワーワンド創業者はプロフェッショナルスキンセラピストとして培った経験をもとに、自社の研究所で研究員たちにより編み出された独自の処方を用いて製品を開発。100カ国以上で、170以上の製品を展開している。現在、全世界で登録する10万人以上のエステティシャンに製品を使ったトレーニングを行っている。

 全てのアイテムは、サロンで受けられるプロフェッショナルなトリートメントからヒントを得た処方を用いている。また、変性アルコールやラノリン、ヒドロキノン、マイクロプラスチックなどを使用せず、肌の健康を第一に考えている。オーレリアン・リス(Aurelian Lis)最高経営責任者(CEO)は「われわれのフィロソフィーの一つに、肌を綺麗にするだけでなく、肌を鍛える“スキンヘルス”を掲げている。ただ表面的な悩みを解決するだけでなく、肌本来の力を引き出すような処方を開発している。今までプロのトリートメントはサロンでしか受けることができなかったが、誰でも手軽に同じレベルのケアを継続できるよう、自宅でも使える製品を開発している」と話す。

 中でも世界的なベストセラーは、2001年に業界で初のパウダータイプ角質ケア洗顔料として登場した「デイリーマイクロフォリエント」(74g 、8200円)。パウダーに水を加えて肌をマッサージすると不要な角質を優しく落とし、透明感のある肌へと導く。また、昨年の世界での発売以来売り上げを伸ばしている「バイオルミンCセラム」(30mL、1万2000円)は、光や熱、空気に影響を受けやすく不安定なビタミンCを、安定型ビタミンC複合体として配合した美容液。ビタミンCの有用成分が安定的に肌の角質層まで届くことにより、弾力や潤いによる透明感をもたらす。さらに、日焼け止め保湿剤「ダイナミックスキンR SPF 50」(50mL、1万100円)はSPF 50、PA++++と高い紫外線ケア機能を持ちながらも保湿力にも優れ、化粧水使用後の乳液としても使える。

 ECサイトのオープンを皮切りに、今後は全国でポップアップショップや常設店舗の出店を目指す。リスCEOは「日本は化粧品市場が大きく、競争も激しい。だがわれわれの教育機関としてのルーツは独特で、他のブランドとの差別ポイントになると信じている。日本でもエキサイティングなポップアップやデジタルの施策を予定している」と期待を込める。ポップアップ以外に、公式サイトではAI技術を用い、パソコンやタブレットのカメラで肌の状態を診断できる「フェイスマッピング」機能や、外気の汚染が数値化できる機能なども公開予定で、製品や実店舗以外にもデジタルを通じてプロのトリートメントを一般消費者に届ける狙いだ。

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「バレンシアガ」の人気スニーカー”トラック”に新作モデルが登場

 「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、新作スニーカー“バレンシアガ トラック2(BALENCIAGA TRACK2)”を発売する。価格は9万5000円を予定しており、6月18日から公式ウェブサイトで、25日から一部店舗で取り扱う。
 同スニーカーは、2018-19年秋冬コレクションから展開しているスニーカー“トラック”の後継モデルとして、19-20年秋冬コレクションのランウエイで発表された。アッパーは176のピースから構成された複雑な作りで、履き古したような加工を施したレイヤーがオープンエア型の構造を形成。シュータンに“トラック2”のロゴがあしらわれ、ソールは2重構造の軽量EVAソールを搭載し、重なりあうパネルの間からはメタリックメッシュが露出している。

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シャネル、18年度も売上高1兆円超え 身売りの噂をあらためて否定

 シャネル(CHANEL)の2018年12月期の売上高は、実質ベースで前期比10.5%増の111億2000万ドル(約1兆2000億円)と、17年度に引き続きLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の「ルイ・ヴィトン」に迫る勢いだった。

 ファッション部門は、レザーグッズやウエアを含むほぼ全てのカテゴリーで2ケタ成長となった。香水・ビューティ部門は、香水の新作や韓国で発売されたメンズ向けメイクアップラインがけん引して好調だった。ウオッチ・ジュエリー部門は、“ココ クラッシュ(COCO CRUSH)”が引き続き好調だった。
 地域別では、アジア太平洋地域の売上高が前期比19.9%増の47億3000万ドル(約5108億円)、ヨーロッパは同7.8%増の42億8000万ドル(約4622億円)、南北アメリカが同7.4%増の21億ドル(約2268億円)といずれも増収だったが、中でもアジアの好調ぶりが目立った。

 フィリップ・ブロンディオ(Philippe Blondiaux)最高財務責任者(CFO)は、「全ての製品カテゴリーで成功を収めるなど、18年度も素晴らしい業績となった」と語った。

 シャネルは1910年に創業して以来の初決算を18年6月に発表したことから、身売りの噂が流れていた。同社はこれを否定したが、19年2月にカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)氏が死去したことで噂が再燃。ブロンディオCFOは、「身売りや上場することは決してない。独立した非上場企業であることが当社のビジネスモデルの核であり、成功の要因だ。世界で最も魅力あるブランドの一つであり続けるため、長期的な視点で投資している」と噂をあらためて否定した。

 その言葉通り、シャネルはオムニチャネルや店舗網の拡大、オフィス改装や増員、そして原材料の調達などのあらゆる分野に投資しており、設備投資額は17年度の4億3900万ドル(約474億円)から130%増となった。ブロンディオCFOは、「クリエイティビティーを事業の中心とした、今後100年を見据えての投資だ」と述べ、「19~20年も同レベルでの設備投資を予定している。将来的な決算では、売上高に占める割合などより具体的な数字を公表することも検討している」と付け加えた。

 シャネルの18年度の営業利益はおよそ30億ドル(約3240億円)と前期比8%増となっており、営業利益率は27%だった。なお、ライバルであるケリング(KERING)の営業利益率は28.9%、エルメス・インターナショナル(HERMES INTERNATIONAL)は34.3%といずれもシャネルをやや上回っている。これについて同氏は、「業績を定義するには、ブランドの資産価値を考慮する必要がある。シャネルのポートフォリオは競合他社とかなり異なるため、営業利益を比較することは難しい。当社はブランド開発に長期的な視点で取り組んでおり、短期的な目標は掲げていない。それは短期的な利益を多少損ねてでも、長期的な投資が必要だと考えているからだ」と説明した。

 同氏はまた、シャネルの設備投資額は競合他社と比較して50%程度多いと試算。毎年、平均30店舗を改装もしくは新規オープンしていることもあり、18年末の時点で前期比13.5%増のおよそ2万5000人を雇用しているという。「身売りや上場を考えている企業は、これほどの額を長期的に投資したり、増員したりしないだろう。CFOとしては、そうした噂を否定する最も効果的な材料としてこれらの“数字”を提示したい」と、ここでも売却の噂を否定した。

 設備投資に加え、シャネルは買収にも合計で2億3400万ドル(約252億円)を投じている。スペインの皮なめし会社コロマー・レザー・グループ(COLOMER LEATHER GROUP)を9000万ドル(約97億円)で、イギリスのメンズ水着ブランド「オールバー ブラウン(ORLEBAR BROWN)」を4410万ドル(約47億円)で買収。金額は非公開だが、ラグジュアリーEC大手のファーフェッチ(FARFETCH)の少数株式を取得した。また、米グリーンケミストリー(有害化学物質をできる限り使用・排出しない化学製品)会社イボルブド バイ ネイチャー(EVOLVED BY NATURE)の少数株式も取得している。同社はパーソナルケア製品や医療機器、テキスタイル製品に使用される化学薬品の代替物として、有害物質がない液状の天然シルクなどを提供する会社だという。ほかにも、スキンケア製品の原材料として使用されるコーヒーのため、環境を重視したコスタリカのコーヒー会社に出資している。

 シャネルは爬虫類の革などを指すエキゾチックレザーや毛皮の使用を廃止することを18年に発表しており、皮革代替品などのより環境にやさしい素材を探すため、今後もサプライヤーの買収を続けるという。また30年までには、直営店で再生可能エネルギーのみを使用することも発表している。

 ブロンディオCFOは、「当社の全製品において、企業の社会的責任や環境を重視する戦略を取っている。現在使用している素材についても、将来的には代替品に移行することも視野に入れて検討している。サプライチェーンの変更だけではない長期的な観点から投資しており、より包括的な社会的コミットメント(約束)を数カ月以内に発表する」と語った。なお、広告費などのブランドサポートには前期比9.2%増の16億5000万ドル(約1782億円)を投じているが、これは売上高の増加率とほぼ比例しているという。

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韓国発のスキンケアブランドが日本でオンライン展開

 化粧品の開発、輸入販売を行うネイチャー&ネイチャージャパンは6月17日、韓国で販売するオリジナルコスメ「シークレット ミューズ」を日本で公式オンラインストアを立ち上げ発売する。スキンケアシリーズの日焼け止め、クレンジング、シートマスクの3種を公式オンラインストアで展開する。ネイチャー&ネイチャージャパンの韓国オフィスが開発した同シリーズを日本人向けに改良した。

 「シークレット ミューズ」は、肌本来の美しさと華やかさを追求する現代女性のためのコスメブランド。さらりとした質感のミルクタイプの日焼け止め「UV プロテクトサンミルク」(50g、1480円)は、アプリケーター付きの容器を押しながら肌に塗ることができ、手を汚さないのが特徴だ。7種類の酵素をカプセルに閉じ込めた低刺激タイプの「2in1ジェルクレンジング」(150g、1880円)は、洗顔機能も兼ねそなえ、洗い流してもなめらかな艶のある肌に仕上げる。韓国・江南のエステと共同開発したシートマスクは2タイプを展開。3重ヒアルロン酸やベタミンなどの水分ケア成分が肌をみずみずしく艶のある肌へと仕上げる「オリジナル フォイルマスク」(3枚入り、990円)とコラーゲンやエラスチンなどのボリュームアップ成分を配合した「プレミアムフォイルマスク」(3枚入り、1200円)をそろえる。

 また、「アットコスメストア(@COSME STORE)」ルミネエスト新宿店で6月19日~7月2日、「シークレット ミューズ」を販売する。

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「フェンディ」2020年春夏ミラノ・メンズ・コレクション バックステージ

 「フェンディ(FENDI)」が2020年春夏メンズ・コレクションをミラノで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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赤ワインもコーヒーもはじく 小松マテーレが“ダントツ撥水”を開発

 染色加工大手の小松マテーレは6月18日、はっ水加工“ダントツ撥水”を発表した。2020年春夏向けから販売する。

 “ダントツ撥水”は優れたはっ水性と高い耐久性を兼ね備えたもので、開発に5年かけ、この加工のために専用の製造ラインを作ったという。「PFOA(パーフルオロオクタン酸)フリーで、繊維の柔軟性と、ここまでのはっ水性と耐久性を備えたものは他にはない」と金法順正生産・技術開発本部長付参事は言う。初年度の販売は5億円、3年後は20億円を計画する。

 PFOAは従来の高機能はっ水剤のフッ素化合物(C8タイプ)を作るときの副産物。長期にわたり摂取した場合毒性を発現するため、2006年に米政府がPFOAの排出と製品含有を15年までに廃絶する計画を発表していた。そのため、PFOAフリーやフッ素フリーのはっ水加工の開発が進められている。

 小松マテーレもPFOAフリーの加工剤を用いたはっ水素材の開発を進めてきた。今回開発したのは、PFOAを含まないC6タイプのフッ素化合物を用いたもので、抜群の水切れのよさと、100回家庭で洗濯を繰り返した後でもはっ水性能を維持する。

“ダントツ撥水”にコーヒーをかけている様子

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パルグループが婦人服のノーリーズを持分法関連会社化

 パルグループホールディングスは18日、婦人服のノーリーズ(東京、山田則幸社長)を持分法適用関連会社にすると発表した。ノーリーズの株式の39.01%を取得する。取得金額は非公開。百貨店やファッションビルで展開するきれいめの婦人服の「ノーリーズ(NOLLEY’S)」「ノーリーズ ソフィー(NOLLEY’S SOPHI)」は、パルグループのブランドポートフォリオで手薄であり、相乗効果が見込めると判断した。ノーリーズはパルグループのプラットフォームを活用して事業の効率化と新しい成長戦略に取り組む。

 ノーリーズは現社長の山田氏が1981年に創業したアパレルメーカー。企画から生産までを自社で手がけており、商品力には定評がある。業績も安定しており、18年7月期は売上高が136億円、経常利益が5億5000万円で、19年7月期も増収増益の見通しだ。全国に約70店舗を運営するほか、銀座1丁目の並木通りには旗艦店と本社オフィスを構えている。

 ノーリーズはパルグループの店舗開発、人材、EC、生産、物流などのプラットフォームを活用し、さらなる成長を目指す。株式の譲受が実行される8月1日にはパルグループから取締役が3人派遣されるが、社長は山田氏が続投する。

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エルメスのCEOが語る 化粧品ビジネスとレザーの使用、ブレグジットと中国

 エルメス・インターナショナル(HERMES INTERNATIONAL以下、エルメス)の年次株主総会が6月4日に開催され、アクセル・デュマ(Axel Dumas)最高経営責任者(CEO)が化粧品事業の拡大、ワニなどの天然皮革の調達、そして中国市場での展開などについて語った。

 化粧品事業については、「まずはメイクアップラインを2020年に発売する。準備が整った段階でまた詳細を発表するが、主要なラグジュアリーブランドは“3つの斧”を持っているので、メイクアップの発売は自然な流れだ」と述べた。“3つの斧”とは化粧品カテゴリーの柱である香水、メイクアップ、スキンケアを指しており、「エルメス」はすでに大きなフレグランスビジネスを抱えている。また、スキンケアもいずれは発表する計画だという。

 メイクアップラインの詳細は明かされなかったものの、「“色”は当社の特徴の一つである」とその内容を暗示した。生産については、製品によるとしながらも、主にフランスとイタリアで行う予定だと話した。なお、同氏は化粧品の発売に先駆けて、利害の対立を防ぐためにロレアル(L’OREAL)の取締役を4月に退任している。

 エルメスの18年12月期決算は、売上高が前期比7.5%増の59億6610万ユーロ(約7397億円)に達しており、香水はその約5%程度にすぎない。同氏によれば、一般論としてヨーロッパ市場は香水を、北米市場はメイクアップを、そしてアジア市場はスキンケア製品を好むという。「当社は化粧品事業においてもグローバルカンパニーでありたいと考えている。同事業を強化し、ほかの事業とのバランスを取りながら全体的に成長していくことが目的だ」。

 「エルメス」といえば、その原点である革製品が有名だ。しかし近年は、動物愛護や環境保護の観点から生産工程を気にする消費者が増えている。バッグなどに使用されているワニ革の生産工程におけるワニの扱いについて、デュマCEOは「生産国よりはるかに厳しい規定を設けており、ワニなどの動物は農場できちんと管理されている。動物福祉は当社にとって重要なことだ」と述べた。これには同ブランドの定番バッグである“バーキン”の由来となった英歌手のジェーン・バーキン(Jane Birkin)が、製造工程でのワニに対する“残酷な扱い”を容認できないとして、国際基準に則った方法に改善されるまでは自身の名前をバッグから外してほしいと15年に求め、同社がワニ革の生産業者に対するガイドラインを厳しくしたという経緯がある。

 なお、「グッチ(GUCCI)」や「サンローラン(SAINT LAURENT)」を抱えるライバルのケリング(KERING)は、アパレル製品で使用するカシミヤなどの獣毛や、レザーグッズなどで使用する皮革などに関わる動物を対象とした動物福祉に関する新たな規定を策定し、19年5月に公開している。

 天然皮革の代替品を使用することについては、「私は天然の皮革に愛着を覚えている」と話すにとどめた。また、「最近は農場の経営条件などのため、皮革の品質が落ちているようだ。当社の製品には高品質な皮革が不可欠なので、農場や皮なめし工場を定期的にチェックしつつ、場合によっては投資もしている」という。「当社は高いクラフツマンシップを誇っているが、それだけではない。当社の基準を満たす天然素材を探し、それを確保するべく投資していくことも重要な仕事だ。『エルメス』の製品は長く愛用されることを想定しているので、長持ちする素材であることも大切だ」と説明した。

 ブレグジット(イギリスのEU離脱問題)にまつわる不透明感については「慎重に対応している」と述べ、混乱に備えてイギリス国内に在庫を蓄えていることを明かした。

 重要な市場である中国に対するアプローチとして、同社は毎年新たな都市に出店することを掲げつつも、出店数よりも各店舗の質を重視する戦略を取っている。デュマCEOは、「12年から継続してきたこの戦略が奏功し、大きな成果を上げている」と話した。

 中国でECに乗り出す際、多くのラグジュアリーブランドは中国EC企業のアリババ(ALIBABA)の完全招待制のラグジュアリーECサイト「ラグジュアリー パヴィリオン(LUXURY PAVILION)」や、JDドットコム(JD.com)のラグジュアリーECサイト「トップライフ(TOPLIFE)」と提携するが、エルメスは自社運営の公式サイトを18年10月にオープンしている。しかし、複雑な中国市場に対応するため、今後はそうした中国ECサイトとの提携も視野に入れているという。デュマCEOは、「公式サイトは予想以上の売上高とトラフィックとなっており、大変うれしく思っている。今のところ、ECと実店舗という中国での販売チャネルをうまく運営できていると思う」と語り、顧客層としては国内在住の中国人が増加していると付け加えた。日本でも19年6月にECサイトをリニューアルした。

 こうしたECへの投資に加えて、同社は工房(ワークショップ)にも投資している。現在、フランス国内にはレザーグッズ専門の工房16カ所と、拡張が決定しているテキスタイル専門の工房を含めて42カ所があるほか、スイス、イタリア、イギリス、アメリカ、オーストラリアに合わせて12カ所の工房を構えている。

 ほかには2人の新監査役に対する株主投票などが行われ、総会は閉会した。

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新生渋谷パルコ テナント一挙公開

 11月にグランドオープンを控える渋谷パルコは、営業面積4万2000平方メートルの売り場に約180店舗が出店する。飲食から化粧品、宝飾、ファッション、アートギャラリーまで、全テナントを一挙紹介する。

地下1階 CHAOS KITCHEN
ATA’S OVEN
CARNICERIA
DELI FU CIOUS
HUB+82
JIKASEI MENSHO
QUATTRO LABO
SCHMATZ BEER DINING
うどん おにやんま
KOGIKOGI BY SAIKABO
廻り寿し 渋谷寿し常
はまの屋パーラー/CAMPYBAR!(仮)
未来日本酒店 & SAKE BAR
甘味 おかめ
極味や
串カツあらた
米とサーカス
立飲みビールボーイ
立呑み天ぷらKIKU
ON THE CORNER SHIBUYA
TYFFONIUM CAFÉ
CONDOMANIA
GALLERY X
GAN-BAN/岩盤
HIPSHOP
UNIONRECORD
QOHS

1階 SHOTENGAI EDIT TOKYO
COMME DES GARCONS(仮)
GUCCI
LOEWE
THOM BROWNE
H.P.DECO アート感のある暮らし
HUMAN MADE
WAVE
DISCORD YOHJI YAMAMOTO
PORTER EXCHANGE
AHKAH
O BY NEW JEWELRY
IPSA
DIOR BEAUTY SHIBUYA
SHU UEMURA
YVES SAINT LAURENT BEAUTE
DISCOVER JAPAN LAB(仮)
THE LITTLE SHOP OF FLOWERS / ATELIER(仮)
ΒOOSTER STUDIO BY CAMPFIRE
COMINGSOON
THE POP BY JUN
CAFEMARLY(仮)
PARIS SAINT-GERMAIN CAFE

2階 MODE&ART
A.P.C.
ALEXANDERWANG
AMBUSH
BEAUTIFUL PEOPLE
COMME DES GARÇONS・JUNYA WATANABE MAN / COMME DES GARÇONS HOMME
ENFOLD / NAGONSTANS
ISSEY MIYAKE SHIBUYA
K3
KENZO
KOLOR
MM6 MAISON MARGIELA
MSGM
NEIL BARRETT
STONE ISLAND
TAKAHIROMIYASHITATHESOLOIST. SHIBUYA(仮)
THE NORTH FACE LAB
TOGA
UNDERCOVER
VIA BUS STOP
GROUND Y・BLACK SCANDAL YOHJIYAMAMOTO(仮)
SANTA MARIA NOVELLA
OIL BY 美術手帖

3階 CORNER OF TOKYO STREET
08SIRCUS
ADAM ET ROPE’ HOMME(仮)
ANREALAGE
BERBERJIN
BILLIONAIRE BOYS CLUB / ICECREAM
CINOH
DENHAM TOKYO
FAN
FEMMENT
FRED PERRY
G. SAKAYORI.
JOHN LAWRENCE SULLIVAN
MISTERGENTLEMAN
MYNE CODEX
NEXUSⅦ
NUBIAN
ONITSUKA(仮)
PARIS SAINT-GERMAIN STORE
PAUL SMITH
SATURDAYS NEW YORK CITY
STUDIOUS
STYLING/
UN3D.
UNITED NUDE
VERTICAL GARAGE
VISVIM / WMV(仮)
KIJIMA TAKAYUKI
PUEBCO
SEIKO BOUTIQUE
VIVIENNE WESTWOOD
GEYSER PARCO

4階 FASHION APARTMENT
ADAM ET ROPE’ FEMME(仮)
CABANE DE ZUCCA
EMMI
FRAY I.D
FURFUR
GRIMOIRE
IKI
KIIRO
LILY BROWN BOUTIQUE
ORIGINATEDINGRACE CONTINENTAL
SNIDEL
U BY SPICK&SPAN
UNE NANA COOL
ほぼ日カルチャん
DELFONICS
CLARINS
GIRAFFE
L:A BRUKET
MIMI33
SAMANTHA THAVASA
LE TALON
MARCOMONDE
MEETS BY NADIFF
PARCO MUSEUM TOKYO
CHOMPOO
HEAKA AVEDA
LICUE & SNEAKERS
RE⇆STOCK
RINKAN
PORT PARCO

5階 NEXT TOKYO
JOUETIE
KBF
LAND BY MILKBOY
L.H.P. WOMEN
LOVELESS SUNNY SIDE FLOOR
LUI’S/EX/STORE
MERCIBEAUCOUP,
URBAN RESEARCH ID
V MANIA
CALIF
BAIT
ETUDE HOUSE
JINS
TICTAC UPDATE
MANHATTAN PORTAGE
STARBUCKS COFFEE
ANGELIC PRETTY
LADIES’
CANDY STRIPPER
CHARLES CHATON
@RAY-CASSIN.ONLINESTORE.TOKYO
EMILY TEMPLE CUTE
EVELYN
JAMIE エーエヌケー 
にゃー SHOP
RADIO EVA STORE
ANKER STORE
UNICASE
SMARTPHONE ACCESSORIES
PARCO・セゾンカウンター

6階 CYBERSPACE SHIBUYA
CAPCOM STORE TOKYO
JUMP SHOP
LB POP-UP THEATER
NINTENDO TOKYO
PENGUIN SOUVENIR
POKEMON CENTER SHIBUYA
TOKYO OTAKU MODE TOKYO
刀剣乱舞万屋本舗
GG SHIBUYA MOBILE ESPORTS CAFE&BAR
コラボレーションCAFE(仮)

7階 RESTAURANT SEVEN
FALAFEL BROTHERS
GOO ITALIANO
渋谷焼肉 KINTAN
金沢まいもん寿司
松尾ジンギスカン
中華そば専門 田中そば店
博多天ぷらたかお
M.I.U. Nº2

8階 
ほぼ日曜日
CINE QUINTO(仮)
PARCO劇場

9階 PUBLIC STAGE
渋谷未来デザイン

10階 ルーフトップパーク
ROOFTOPPARK(仮)
PARCOMMUNE(仮)

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ニューヨーク拠点のアーティスト、ジョシュ・スパーリングが日本初の個展を開催

 ニューヨークを拠点に活動するアーティストのジョシュ・スパーリング(Josh Sperling)が、日本初となる個展「サマータイム(Summertime)」を東京・六本木の画廊、ペロタン東京(PERROTIN TOKYO)で開催する。会期は7月3日から8月5日で、入場は無料。

 ジョシュ・スパーリングは1984年ニューヨーク生まれの35歳で、カウズ スタジオ(KAWS STUDIO)でアシスタントを務めていた経歴を持つ、いま注目のアーティストだ。1960〜70年代のミニマルアートや家具デザインから強く影響を受け、幾重にも重なったシェイプトキャンバスをはじめとした絵画にも彫刻にも見えるシンプルでポップな色彩の作品で知られている。独特なシェイプトキャンバスは機械による成形だが、色付けは全て手作業で行っているため、作品は幾何学的形状でありながらどこか温かみがあるものに仕上がっている。

 今回の個展では、壁一面にカラフルな波型のシェイプトキャンバスを設置したインスタレーションや、ペインティングなど10作品以上が展示される予定だ。

■Summertime
日程:7月3日〜8月10日
時間:11:00~19:00
定休日:日・月・祝祭日
場所:PERROTIN TOKYO
住所:東京都港区六本木6-6-9
入場料:無料

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ビルケンがアジア最大の取引先ABCマートに取引停止通達 類似商品問題解決に至らずと訴え

 ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)は、エービーシー・マート(ABCマート)および関連会社のエービーシー・マート台湾(ABC-MART TAIWAN INC.)に対して、取り引きの即時停止を通達した。「WWDジャパン」が入手した、クラウス・バウマン(Klaus Baumann)=ビルケンシュトック最高営業責任者(CSO)のサインが入った内部メモで明らかになった。

 内部メモによると、エービーシー・マートのオリジナルブランド「ホーキンス(HAWKINS)」が「ビルケンシュトック」のサンダルと類似した商品を継続して製造販売していること、本件についてビルケンシュトックがエービーシー・マートに対して過去何年にもわたって問題提起してきたにもかかわらず解決に至らなかったことが取引停止に至った理由としている。「(『ホーキンス』のサンダルは、『ビルケンシュトック』のサンダルと)デザインが一致もしくは混同を生じさせるほど類似している。残念ながらエービーシー・マートは、本件について協力する気も譲歩する気もないようだ。ブランドがこれ以上の損害を被らないよう措置を講じる必要性が出てきた」と記載されている。またビルケンシュトックは、エービーシー・マートが店頭で「ビルケンシュトック」の商品と「ホーキンス」の商品を意図的に近接して並べ販売していることも、消費者を不適切に誘導していると問題視しているようだ。バウマンCSOは内部メモの中で「エービーシー・マートの行為は、当社のブランディングに悪影響をもたらす。このため当社はエービーシー・マートに対していかなる法的手段も辞さないと通達済みだ」としている。

 エービーシー・マートは「WWDジャパン」の取材に対して、「社内で調査中。(通達を)受け取っているか否かはわからない状況だ」とコメントした。

 エービーシー・マートは2000年に「ビルケンシュトック」の取り扱いを開始し、14年から直接取引している。ビルケンシュトックにとってエービーシー・マートは、アジア太平洋地域における最大の取引先の一つだった。

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「コール ハーン」から新作スニーカー“ジェネレーション ゼログランド”が登場

 「コール ハーン(COLE HAAN)」は6月14日、ヤングビジネス層に向けた新作スニーカー“ジェネレーション ゼログランド(GENERATION ZEROGRAND)”を発売した。価格は1万9500円で、ギンザ シックス(GINZA SIX)内のグランドショップ、銀座本店、公式オンラインストアなどで取り扱う。

 “ジェネレーション ゼログランド”は、「コール ハーン」が開発したグランドイノベーションにより、快適なクッショニングと弾性を持ち軽快なステップをサポートする。さらに、スティッチライトをアッパーに使用した“ジェネレーション ゼログランド スティッチライト”は、ゼログランド スタイルの中で最も軽量なシューズで通気性に優れフィット感も抜群。アイレットの部分はアッパーと一体化したデザインにより着脱もスムーズだ。

 米発の「コール ハーン」は、1928年から1世紀にわたりフットウエア業界を象徴するブランドとして成長。ライフスタイルブランドとして前進し、技術革新によりモダンと伝統との融合を成し続けてきた。また、これまで「ナイキ(NIKE)」や「マスターマインド・ジャパン(MASTERMIND JAPAN)」などさまざまなブランドとコラボレーションをしている。

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「パル ジレリ」2020年春夏ミラノ・メンズ・コレクション

 「パル ジレリ(PAL ZILERI)」が2020年春夏メンズ・コレクションをミラノで発表した。

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新生・渋谷パルコの概要発表、国内外のブランドを集積 唯一無二の次世代ファッションビルを掲げる

 パルコは、現在建て替え中の新生・渋谷パルコの概要を発表した。「WWDジャパン」が4月15日付で報じている通り、「グッチ(GUCCI)」「ロエベ(LOEWE)」のラグジュアリーブランドに加え、「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」の新業態、「トム ブラウン(THOM BROWNE)」「ケンゾー(KENZO)」「アンダーカバー(UNDERCOVER)」「アンリアレイジ(ANREALAGE)」など国内外のデザイナーズブランド、マッシュスタイルラボ傘下の巴里屋が仕掛ける新業態「ウェイヴ(WAVE)」、ネット通販と連動したオムニコマース売り場「キューブ(CUBE)」、ミシュランを獲得した名店の新業態から新宿二丁目のゲイバーまで多彩な飲食店がミックスした“カオスキッチン”など、新たな仕掛けや新業態がてんこ盛りの“次世代ファッションビル”の商業施設になる。牧山浩三社長は「ファッションや食、カルチャーの発信地であり、グーグルなど多数のIT企業が集積する“ビットバレー”でもある渋谷は、世界を代表するエンターテインメントシティだ。新生・渋谷パルコは、素敵なカップルが語り合いながら、歩いていると自然とその終着地になるような渋谷の“ヘソ”になりたい」と意気込む。

 営業面積4万2000平方メートルに約180店舗が出店する。開業日は11月下旬、年間売上高は200億円を見込む。ノンエージ・ジェンダーレス・コスモポリタンの3つを掲げ、従来型の年齢層や性別で区切ったターゲット設定を使わず、“感性で消費する”新しいカテゴリーを採用。地下1階に多彩な食と物販を集積した“カオスキッチン”、1階にラグジュアリーとコスメ、2階・3階にモードブランドやデザイナーズブランド、4階に「パルコミュージアム」やロリータの「アンジェリックプリティ」、リアルクローズ系のブランドを集積、5階はオムニコマース売り場「ウェイブ」を核にテクノロジーとファッションを組み合わせ、6階には「ニンテンドートーキョー」や「ポケモンセンター」などのゲームやアニメ、7階は飲食フロア、7〜9階をパルコ劇場が出店する。10階はルーフトップパークとし、420坪の屋上広場を設置する。

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メンズコレ取材チームが好き勝手に語る2020年春夏レビュー「フェンディ」編

 2020年春夏シーズンのメンズコレクションを取材する記者2人が、見たまま感じたままにコレクションをレビューします。先輩記者Mは15年間メンズコレクションを見続けてきたベテラン、後輩記者Oは取材歴3年目。時には甘く時には辛口に、それぞれの視点で最新コレクションを語り合います。

記者M:ミラノメンズ最終日の「フェンディ(FENDI)」は、朝イチの公園が気持ちよかったね。お土産のバスケット詰まったパンも美味しかった。朝ゴハンで、パン3つも食べたのに(笑)。

記者O:朝からすごい食べますね(笑)。僕はパッキングがギリギリになってしまって朝食を食べられなかったのでめっちゃ助かりました。アテンドするスタッフも全員つなぎを着ていてかわいかった。「フェンディ」は毎シーズン大掛かりなセットを組んだり、ゲストを呼んだりと“バズる”演出で楽しませてくれていたので、今回は意外なロケーションでした。

記者M:2020年春夏は、ガーデニング男子を思い描いたんだって。ということで、ショー会場は屋外の公園。ファーストルックもつなぎだったね。ブランドにとってアイコニックなストライプ“ペカン”のバスケットに、“FF”ロゴのガーデニングブーツの組み合わせ。このブーツは、日本のシューズメーカー、ムーンスターとのコラボレーション。ヴァルカナイズ製法のブーツなんだって。野暮ったいデニムとか、異素材を組み合わせたドンキージャケットにカーゴパンツなど、休日の気取らないスタイルに可愛らしさを潜めていて、心に染み入りました。ハッとするんじゃなくって、ジンワリするカンジ(笑)。

記者O:へぇームーンスターとのコラボですか。でも何だか納得です。それとほとんど全てのアイテムがブラウンやカーキ系のアースカラーだったのも印象的でした。アースカラーってつい重たくなりがちですけど、シアー素材のジャケットやコート、優しいタッチのボタニカル柄が軽やかで、見ているだけでも気持ちよかったです。今シーズンは環境問題と向き合う姿勢をコレクションで表現するデザイナーがすごく多いですが、「フェンディ」も「自然と共に生きていこう」というメッセージが感じられました。

記者M:たしかに再生ポリエステルやウールを使った「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」や、過去のコレクションをRe-Coup(回収)、Re-Cycle(再利用)した「マルニ(MARNI)」、ポジティブに生きることを訴えた「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」を筆頭に、地球環境に向き合ったブランドが多いよね。ポイントは、シリアスな問題をどれだけ“自分ごと化”させて、頭で理解するのではなく、心で共感するメッセージに変えられるか?ということ。今シーズン、デザイナーはその技量が試された気がします。みんな地球がヤバくて、ファッションが負荷をかけていることはわかっているけど、だからって堅苦しい洋服、ハッピーじゃない洋服、ガマンを強いられるは着たくない。多少高くてもいいから、難しい問題を“自分ごと化”している、共感できる洋服に袖を通したい。そんな風に思い始めた中で、それをどうやって成し遂げるか?これが今シーズンのミラノメンズの優劣を決めたよね。その意味で「フェンディ」は、“ほっこり”ガーデニングっていう、誰もが“自分ごと化”できて共感できる角度から地球のことを考えた。ミラノメンズの「勝ち組」だね。

記者O:派手にランウエイショーを行っているだけではなく、スーツが主軸の「コルネリアーニ(CORNELIANI)」も展示会で天然素材と染料を使用したサステイナビリティーを意識した若々しいスタイルの新ラインを発表していましたし、ファッション業界全体が真剣に考えようとしているのは間違いありませんね。でも、やっぱりMさんの言う“自分ごと化”できるかという視点で見ると、「フェンディ」が個人的に一番すんなり入ってきました。服以外でも、バスケット型のバッグや巨大ジョウロなどの小物類もキャッチーでかわいかったです。

記者M:ジョウロは売らないと思うけどね(笑)。アクセサリーでは、メンズサイズでちょっと大きな“バゲット”が出てきたね。小さなスクエアバッグからビッグトートまで、素材も雑材からファーの編み込みまでバリエーション豊か。個人的には、FFロゴをエンボスしたスエードのハイカットスニーカーがオトナっぽくて好きでした。

記者O:僕は小物だとボタニカル柄のトートバッグが素敵だなと思いました。それとジャケットにひざ丈のロングシャツを合わせていたルックも好きでした。テーラリングがベースなんですけど、の力が抜けてとてもきれいだったので真似してみたいです。1月の2019-20年秋冬コレクションではこういう新しいフォーマルを提案するブランドがたくさんありましたけど、20年春夏のミラノメンズはまだまだストリートが強い印象でした。パリメンズではどんなスタイルが出てくるのか今から楽しみです!

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「ジョルジオ アルマーニ」2020年春夏ミラノ・メンズ・コレクション

 「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」が2020年春夏メンズ・コレクションをミラノで発表した。

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国内外の最新ビューティトレンドはここでキャッチ 「第6回 国際 ヘルス&ビューティグッズEXPO 夏」6月26日から開催

 美容・健康グッズ、美容家電、オーガニック製品などが一堂にそろう専門展「第6回 国際 ヘルス&ビューティグッズEXPO 夏」が6月26~28日に東京ビッグサイトで開催される。

 同展はライフスタイルショップやバラエティーショップ、ビューティショップなどのバイヤー、オーナーが多数来場し、最新のビューティ商材の仕入れに関する商談が活発に行われる国際商談展。今回は「美容雑貨 ゾーン」「美容機器・家電 ゾーン」「ヘアケア・ボディケア ゾーン」「オーガニック ゾーン」「フィットネス ゾーン」の5つの特設エリアを設け、ニーズの高いカテゴリーをよりいっそう充実させる。

 今回特に注目すべき点は、海外からの出展社による初上陸のアイテムが多く展示されることだ。木を使ったパッケージが特徴のフィンランド国内生産のナチュラルコスメ「ヘトキネン(HETKINEN)」や北欧産の原料にこだわったラトビアのオーガニックスキンケアブランド「キヴィコスメティクス(KIVVI COSMETICS)」、世界で愛されているタイの自然派石けんブランド「マイトーン(MAITHONG)」などが出展する。そのほかアメリカ、韓国、中国をはじめ世界中から最新ブランドが集まり、各国の最新ビューティトレンドを知ることができる。

 また、同展と同時に開催される雑貨やファッション、インテリアなどの展示会も必見だ。会場に行くことで、ビューティ商材だけでなくライフスタイルに関わるあらゆる製品を一度に仕入れることができる。展示会はすべて自由に行き来することができ、全体では世界36ヵ国から1610社が出展する巨大展示会となる。

 同展への入場には1人につき招待券1枚が必要。通常1人5000円の入場料が必要だが、公式サイトで事前に招待券を申し込めば無料で入場できる。

■第6回 国際 ヘルス&ビューティグッズEXPO 夏
日程:6月26日~28日
時間:10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)
会場:東京ビッグサイト 西展示棟
主催:リード エグジビション ジャパン
住所:東京都江東区有明3-11-1
入場料:招待券持参者は無料(招待券がない場合は5000円)

問い合わせ先
国際 ヘルス&ビューティグッズEXPO 事務局
03-5324-1289

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「フェンディ」2020年春夏ミラノ・メンズ・コレクション

 「フェンディ(FENDI)」が2020年春夏メンズ・コレクションをミラノで発表した。

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英写真家デニス・モリスが「アイヴァン」と初の眼鏡コラボに感激

 眼鏡企業アイヴァンは、ハウスブランド「アイヴァン(EYEVAN)」とイギリスを拠点に活動する写真家デニス・モリス(Dennis Morris)とのコラボレーションモデルを、ニューヨークでの先行発表を経て日本で発売した。これを記念して6月15日、原宿のギャラリー コモンで発売イベントを開催。同コラボレーションモデルの日本における先行販売と、モリスの代表作であるボブ・マーリー(Bob Marley)などを撮影した写真作品の展示・販売が行われ、モリス自身も来日してファンと交流した。

WWD:日本には写真展開催のため、たびたび来日している。

デニス・モリス(以下、モリス):日本は私が最も好きな国で、東京には年1回来ている。好きな理由は街が美しいだけでなく、住んでいる人が美しいこと。美しい街は、人も美しい。お気に入りの場所はたくさんあるが、私のスーツを仕立てている岡田亮二デザイナーのテーラー「ラウド ガーデン(LOUD GARDEN)」、シューズのセレクトショップ「アラウンド・ザ・シューズ(AROUND THE SHOES)」に行くのが好きだ。特に好きな食べ物はお好み焼きと寿司だが、納豆とウニ以外は全ていける。来日する際に1つだったスーツケースが、買い物をし過ぎて帰国時に2つになるのがいつもの悩みだ(笑)。

WWD:眼鏡ブランドと初めてのコラボレーションだ。

モリス:もともと眼鏡がとても好きで、若いころからクールなサングラスを掛けていた。ビンテージ系のサングラスが好きで約50本所有しており、同じ数のスーツとシューズとのトータルコーディネートを楽しんでいる。友人からも“眼鏡をデザインした方がいい”と勧められていたほどで、私も興味を持っていた。ちょうどそのとき、東京での写真展で「アイヴァン」のスタッフに眼鏡のコラボレーションの打診を受け、二つ返事で“イエス”と言った。まさに“渡りに船”だった。

WWD:あなたが思うクールなサングラスとは?

モリス:まさに「アイヴァン」とコラボレートした2型だ。1型は、私がミュージシャンのジョン・ライドン(John Lydon)を撮影した際に彼が掛けていたラウンドタイプ。そしてもう1型は、私が若い頃に掛けていたビッグシェイプのデザインだ。

WWD:「アイヴァン」が優れている点は?

モリス:日本製ならではのクオリティーの高さだ。ディテールへのこだわりは、私の写真に対する考え方と共通している。

WWD:眼鏡で初めてコラボレートして分かった新しい発見は?

モリス:3月、「アイヴァン」が参加したニューヨークの眼鏡の国際展「ビジョン・エキスポ(VISION EXPO)」を訪問した際、出展社の多さと規模の大きさに驚いた。眼鏡業界の広さと奥深さを知ったことは新しい発見だった。

WWD:同コラボレートモデルに対する周囲の反響は?

モリス:「ビジョン・エキスポ」の際、トライベッカのセレクトショップを会場に発売イベントを行ったが、とてもいい評判だった。顔に掛ける眼鏡は、人のイメージを変えることができる特別なアイテムだ。このコラボレートモデルを掛けてほしいと思う人の理想像は私が撮りたいと思う被写体と似ていて、自分に大きな自信を持っている人だ。今後も「アイヴァン」とのコラボレートシリーズを手掛けることを希望している。

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「リモワ」がストリート誌と企画展 過去のアーカイブからアーティストの作品まで

 ラゲージブランド「リモワ(RIMOWA)」は、アート企画展「RIMOWA Heritage Ginza」を東京・銀座の旗艦店、リモア ストア 銀座7丁目で開催中だ。昨年12月にオープンした同店3階ギャラリーの第1弾の企画として、過去のアーカイブと日本の現代アーティストによる展示でブランドの歴史と今を表現している。展示の最終日は未定。

 アーカイブ展示では、1898年創業のリモワが所有する20世紀初頭から現代のモデルまでのスーツケース約30点を披露。列車用のキャビンケースや楽器用の輸送ケースなど木製スーツケースや、アルミニウム製のワードローブケースなど貴重なピースを一堂に展示している。

 アーティストの展示では、ストリートカルチャーマガジン「ヒドゥン・チャンピオン(HIDDEN CHAMPION)」が選んだ日本人アーティストによる“旅”をテーマにしたスーツケースを紹介している。モデルでアーティストのコリュ(Colliu)はステッカーを用いて、薄黒(USUGROW)はカリグラフィーをのせてそれぞれ「リモワ」のスーツケースをカスタマイズした。

■RIMOWA Heritage Ginza
期間:6月14日〜
場所:リモア ストア 銀座7丁目
住所:東京都中央区銀座7-9-17 3階
時間:11:00〜20:00

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「美味しさ」より大事なこと

「僕たちのような小さな店は、仕込みが勝負です。仕込みに手間をかけることで、大手のメニューと差別化することが大事です」。これまでに中小飲食店の経営者の方々から、こうした言葉を何度となく聞きました。グルメ雑誌などでも仕込みに、とことん手間をかけたメニューが、「一から手作りした本格ソース」、「10時間煮込んで作る特製スープ」といったフレーズで紹介されているのをよく見かけます。
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ボッテガ・ヴェネタの新CEOはサンローランから 

ケリング(Kering)は9月1日付で、ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)の最高経営責任者(CEO)にサンローラン(SAINT LAURENT)のバルトロメオ・ロンゴーネ(Bartolommeo Longone)最高執行責任者(COO)が就任すると発表した。ロンゴーネ新CEOは就任と同時にケリングのエグゼクティブ・コミッティーのメンバーにもなる。クラウス・ディートリッヒ・ラース(Claus Dietrich Lahrs)現CEOは個人的な理由により退任する。

ロンゴーネ新CEOは、サンローランではプレタポルテ、レザーグッズ、シューズ部門を管轄し、同時にグローバルのリテール・オペレーションやクライアント・エンゲージメントのマネジメントを担当。ボッテガ・ヴェネタの新CEOとしては、2018年から新しくなったブランドのクリエイションの可能性を最大限に発揮させることが重要なミッションとなる。

フランソワ・アンリ・ピノー(Francois Henri Pinault)=ケリング会長兼CEOは、「クラウス・ディートリッヒ・ラースには、ボッテガ・ヴェネタのCEOとして約3年間で達成した功績に感謝の意を表したい。ブランドにとって重要な選択を的確に下し、新たな可能性を見出した。今後のキャリアでの更なる活躍を心より願う。また、“レオ・ロンゴーネ”の就任については、彼のパッションとエネルギー、そしてラグジュリー業界でのマネージメントスキルが、ボッテガ・ヴェネタの伝統とダニエル・リー(Daniel Lee)のクリエイティビティーを革新的に成長させることができると確信している」とコメントを発表。

イタリア国籍のロンゴーネは現在48歳。ラグジュアリー分野のマーケット・アナリストとしてキャリアをスタート。01年フェンディ(FENDI)に入社。ビジネス・インテリジェンスの責任者を経て、サプライチェーン、製品プランニングおよびクライアント・リレーションシップ・マネジメントの上級職に就任。12年から現職。

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豊島が東大生研とソサエティ5.0への挑戦 未来のスマートウエア開発へ第一歩

 東京大学生産技術研究所(以下、東大生研)は、繊維商社の豊島が昨年10月に東大生研に設立した「豊島ライフスタイル寄付研究部門」の第1回目となる研究内容を発表した。同部門は豊島の寄付をもとに開設されたもので、ファッション業界や社会が抱える課題の解決に貢献する技術を、東大生研の工学系の研究から見出し、試作を繰り返して実用化や事業化を目指すもの。

 発表されたのは「ヒョウヒ(HYOHI)」と命名されたスマートウエア。複数のセンサーを装着した衣服を着用することで、そのセンサーが心拍、呼吸、栄養値、ビタミン値、ホルモン値など身体情報を計測して、個々人に合った体調調整を可能にし、例えば病院に行かなくても手軽に健康管理ができるというもの。医療や介護などのほか、ソサエティ5.0(超スマート社会)時代に向けたライフスタイルの進化と充実につながるものとして期待されている。この研究は、先ごろ新橋のザ コア キッチンで開かれた「デザインアカデミー」のトークイベントで、東大生研と協力している英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのウエアラブル研究者、アンドリアーナ・ナッソー(Andriana Nassou)さんが発表した。

 東大生研の戸矢理衣奈・特任准教授は「東大生研が経験のないファッションとテクノロジーを融合した新しい試みだ。豊島との提携によりさまざまな可能性を探っていきたい」と話した。また。豊島の藪輝彦・常務取締役は「今後、半年に1度、研究成果を発表する会を設ける予定だ。5年後をめどに事業化したい。ファッションにとどまらず、さまざまな分野の可能性を探りたい」と抱負を語った。

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中国の奇才「ザンダー ゾウ」がCGキャラによる仮装ランウエイで探求する人類の未来

 北京を拠点に活動する「ザンダー ゾウ(XANDER ZHOU)」の視線は常に未来へと向いている。彼は中国でインダスリアルデザインを学んだ後、オランダでファッションデザインの修士号を修め、帰国後の2007年に自身の名を冠したブランドを立ち上げた。国外でコレクションを発表する初の中国人デザイナーとして、18-19年秋冬シーズンからロンドン・メンズ・コレクションでショーを行っている。現在の卸先はロンドンの「マシーンA(MACHINE-A)」やミラノの「ディエチコルソコモ(10 CORSO COMO)」、日本の「グレイト(GR8)」など有力店を含む20以上のアカウントを有する。

 これまでのショーでは、妊娠した男性や宇宙人を彷彿とさせる奇抜なルックが話題を集め、ストリートウエアとクチュールを融合させた近未来のビジョンを示す試みが見られた。しかし2020春夏シーズンでは、彼のルーツである中国の美意識や伝統的衣装からのインスピレーションを強く感じさせる内容だった。

 コレクション発表方法は「SHOW」と記載していたが、会場を訪れるとそこにキャットウオークはなく、巨大なスクリーンにはロサンゼルスを拠点に活動する映像作家リック・ファリン(Rick Farin)が制作した森の中のCG映像が映し出されていた。会場入り口で腰に巻くスカートのようなアイテムを手渡され、それを巻いて床に座りながらスクリーンを観るよう指示を受けた。ショーは、スクリーンに足踏みをするCGキャラクターと人間のモデルが次々と登場し、仮装ランウエイショーの演出で行われた。法衣や着物、大きな数珠のようなアクセサリーなどオリエンタルな雰囲気漂うルックが続く。ゾウは「今季のコレクションは中国の神話や武術、おとぎ話から派生した要素をたくさん含んでいる。ひすいのジュエリーやホットストーンは、“気”を導くため体のツボに配置した。金木水火の文字は、地球の要素。これらは私の未来と過去の両方が、ある独特の方法で結びつけらた結果なのだ」と説明する。

「今シーズンは“超越”させた」

 仮装キャットウォークの演出を行った理由についてはAIと人間、デジタルとアナログの境界線を曖昧にする試みだったようだ。「CGキャラクターを作成することで、実際のモデルでは不可能な方法でキャットウォークに登場させたいという思いから始まった。このショーのために作った最初のCGキャラクターは、体にたくさんのスクリーンが貼られ世界各地からのあらゆる種類の情報が表示する、“情報の神”のような人物だった。しかし、情報の未来が完全にデジタルであるべきではないと思い、このCGキャラクターをショーには登場させなかった。2カ月かけてさまざまなCGキャラクターを生み出し、結果的には2人だけがラインナップした」とゾウ。さらに、会場で配られたスカートについては「コレクション制作にあたってリサーチを進めていると、世界中の異なる文化の中で、ある特定の儀式を行う男性の衣装には類似性があることを知った。その一つは、スカートのような衣服を身につけること。ここでは、性別の境界線を曖昧にするアイテムという考えとは無関係だ。私は単純に、スカートが男性の日常着として自然に溶け込むことに、コレクション制作の間に喜びを感じるようになった」と続けた。ゾウがショー後の会場周りのオフランウエイを眺めたのなら、非常に誇りに思ったはずだ。なぜなら彼の思惑通り、会場で手渡されたスカートをそのまま着用した多くの男性がストリートフォトグラファーからのフラッシュを浴びていたからだ。

 ゾウは「19春夏コレクションで“創造”し、19-20年秋冬で“進化”し、そして今シーズンは“超越”させた。コレクションを通して、私は人類の未来を探求し続けている。今季のコレクション制作にあたって、心理学の概念“意識の流れ”が最初に浮かんだ」とも述べる。これは人間の意識は静的な部分の配列によって成り立つものではなく、動的なイメージや観念が流れるように連なったものであるという考え方のことだ。彼のコレクションは非常にスピリチュアルで穏やかさを与えてくれた。本音を言えば、洋服はスクリーン上ではなく実物で、体に合わせて揺れる動きや素材感を見たかったというのが筆者の感想だ。しかし、スケールが大きすぎる問題は自分事として捉えにくい傾向にある中、彼のメッセージはしっかり心に留めておきたいと思った。「地球が私たちと共に呼吸するのを感じて。私たちは一つのシステムの一員なのだ。内なる自己に目を向けて、心に平穏を」。

ELIE INOUE:パリ在住ジャーナリスト。大学卒業後、ニューヨークに渡りファッションジャーナリスト、コーディネーターとして経験を積む。2016年からパリに拠点を移し、各都市のコレクション取材やデザイナーのインタビュー、ファッションやライフスタイルの取材、執筆を手掛ける

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