「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN、以下ドリス)」は、パリで発表した2020年春夏メンズ・コレクションで、写真家の蜷川実花とグラフィックアーティストのYOSHIROTTENが制作した作品をファブリックデザインに用いた。同ブランドがコレクションで日本のアーティストとコラボレーションしたのは今回が初めて。
今回使用された作品は2人が17年に発表したアートジン「NEW NOIR 2」のもので、その中からデザイナーのドリス・ヴァン・ノッテンが花火や花、都市風景などのグラフィック作品数点をピックアップした。コラボレーション商品には“DRIES VAN NOTEN MIKA NINAGAWA ‘NEW NOIR 2’ ARTWORK BY YOSHIROTTEN”と印字されたタグがつく。
このコラボレーションは、今年の1月に第1弾がリリースされたコレクションに続く形で、ビースティ・ボーイズの自叙伝「Beastie Boys Book」の出版記念アイテムとなっている。ビースティ・ボーイズはハードコアパンクバンドとしてのデビュー後、さまざまなサウンドやカルチャーを取り込み、ヒップホップをベースにした独自のスタイルを確立。90年代にはアメリカのみならず世界的に人気が爆発し、今なおシーンを問わず音楽のみならず、カルチャー的な影響も与え続けているレジェンドアーティストだ。
同作品は、9月21日に静岡県沼津市にある泊まれる公園“INN THE PARK”でオールナイトで開催される“夜空と交差する森の映画祭2019”で上映予定。同映画祭は今年で6回目を迎える野外映画フェスで、森や川、岩場などバリエーション豊かなロケーションに設営した複数の特設スクリーンで、長編映画やショートフィルムを上映する。
「ナイキ(NIKE)」は6月26日、「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」を手掛けるマシュー・M・ウィリアムズ(Matthew M. Williams)とコラボレーションしたメンズとウィメンズのスニーカー“ナイキ × MMW フリー TR フライニット 3(NIKE x MMW FREE TR FLYKNIT 3)”を発売する。
昨年5月から“Future uniform of training(未来のトレーニングユニホーム)”と題したトレーニング・コレクション「NIKE X MMW TRAINING SERIES」で協業を続ける両者が今回ベースに選んだのは、クッション性に優れた「ナイキ」のトレーニング用シューズ“フリー トレーナー(FREE TRAINER)”だ。メンズモデルは着脱を容易にするためサイドにジップが付いたハイカットタイプで、ウィメンズモデルは足首を包むソックスタイプになっており、両モデルともビブラム社(Vibram)とコラボした取り外し可能なゴツいソールが付属する。「(このソールで)現代の都市生活における多機能性を具現化した」とマシューが話すように、付けた場合は外履き用スニーカーに、付けていない場合はジム内でのトレーニング用スニーカーにと、シチュエーションに応じて切り替えることができる画期的な機能性スニーカーとなっている。
コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)は、2020年春夏「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS.以下、オム プリュス)」コレクションで日本のジュエラー「ミキモト(MIKIMOTO)」とのコラボレーション・ジュエリーを発表した。同コレクションは、大粒のパールネックレスにシルバーで作ったロゴプレートのほか、チェーンや喜平タイプのネックレスをプラス。価格は「数百万円」(同社広報担当)になる見通しだ。「ミキモト」とのコラボレーションは“序章”で、9月のウィメンズ・コレクションでも新たな商品が登場しそうだ。
コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)は、2020年春夏「コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME DES GARCONS HOMME PLUS.以下、オム プリュス)」コレクションで日本のジュエラー「ミキモト(MIKIMOTO)」とのコラボレーション・ジュエリーを発表した。同コレクションは、大粒のパールネックレスにシルバーで作ったロゴプレートのほか、チェーンや喜平タイプのネックレスをプラス。価格は「数百万円」(同社広報担当)になる見通しだ。「ミキモト」とのコラボレーションは“序章”で、9月のウィメンズ・コレクションでも新たな商品が登場しそうだ。
ストライプインターナショナルは、ウィメンズブランド「メゾン ド フルール プチ ローブ(MAISON DE FLEUR PETIT ROBE以下、プチ ローブ)」から女優・声優の神田沙也加が手掛ける新レーベル「メゾン ド フルール プチ ローブ カノン(MAISON DE FLEUR PETIT ROBE CANONE以下、カノン)」を今秋スタートする。初お披露目となった同社の2019-20年秋冬展示会に神田本人が来場し、ブランドに込めた思いやこだわりを語った。
世界中を旅するモデル、女優の桐島かれんさんの“ライフクラフトブランド”「ハウス オブ ロータス(HOUSE OF LOTUS)」からも、多彩な着こなしに誘うゆったりワンピースが登場しました。ドット柄で埋め尽くしたロング丈ワンピースは、プチ旅に出掛けたくなるようなポジティブなテイストが持ち味。スカートやパンツに重ねて、縦長レイヤードに。さらにロングネックレスを垂らせば、縦落ち感をアピールできます。
瀧口:出店を凍結し、既存店に注力する。「4℃」も「カナル4℃」もリブランディング中だ。「4℃」は2020年春に向け、大人化、上質化を目指し、国内外からのクリエイティブディレクターの招へいも検討している。なぜならブランドの世界観を広げるためには自社のDNAだけでは不十分で、外部の新しい力が必要だと思うから。店舗の改装も徐々に行っていく。また「4℃」と名のつくブランドが多すぎるので整理し、「カナル4℃」を今秋に「カナル プロデュースド バイ 4℃(CANAL PRODUCED BY 4℃)」と名称を変える。そして、オリジナルを縮小し、デザイナーによるトレンドを意識したリーズナブルな商品をそろえたセレクトショップにする。「4℃ブライダル」も上質化を図る中で、新宿店を改装してよりラグジュアリーな店舗にし、アニバーサリー商品やアフターケアサービスなどを充実させる。