「スター・ウォーズ」の世界を体感 200点以上の衣装や小道具を集めた展覧会を開催

 映画「スター・ウォーズ(STAR WARS)」シリーズの世界を体感できる展覧会「STAR WARS Identities: The Exhibition」が、東京・天王洲にある寺田倉庫のイベントスペースG1-5Fで開催される。企画制作・運営はソニー・ミュージックソリューションズが行う。会期は8月8日〜2020年1月13日。シリーズの大ファンとしても知られる女優の市川紗椰が日本展のアンバサダーを務める。チケットは日時指定制で、大人(中学生以上、3200円)と小人(2000円)のほか、小人1人を含む4人用の親子チケット(1万円)も用意する。なお各日時の入場枠に余りがある場合のみ、会場で当日券(大人3500円、小人2300円)を販売する。6歳未満は無料。

 同展覧会は12年のカナダ・モントリオールを皮切りに世界中の都市を巡回しており、東京は13番目の開催となる。劇中で実際に使用された衣装や小物、模型に加えてキャラクター設定を決めるために描かれたコンセプトアートなど、製作過程にも迫る200点以上の品を展示する。また入場時に配布されるID付きブレスレットには、展覧会をより楽しく回ることができる仕掛けが施されている。10カ所に用意された質問に答えていくと、データを蓄積。その上で作中に登場する好きな種族や惑星を選ぶと、自分の性格が反映されたオリジナルキャラクターを作ることができる。キャラクターの種類は5000万通り以上に及び、スマートフォンやパソコンへの転送も可能だ。

 今回の展覧会のためだけに描かれたビジュアルを使用した、Tシャツ(各3000円)やポストカードセット(800円)などのグッズも販売する。

■STAR WARS Identities: The Exhibition
日程:8月8日〜20年1月13日
時間:10:00〜19:00(最終入場は18:30)
休館日:9月9日、10月21日、11月18日、1月1〜3日
場所:寺田倉庫G1-5F
住所:東京都品川区東品川2-6-4
チケット料金:大人(中学生以上) 3200円(当日券は3500円) / 小人 2000円(当日券は2300円) / 親子チケット(小人1人以上を含む4人) 1万円

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宇宙旅行を見据えたラゲージ 英「グローブ・トロッター」×日本テクノロジーの新素材

 英国発の「グローブ・トロッター(GLOBE-TROTTER)」は6月27日、新作トラベルケース“エアロ(AERO)”を発表した。宇宙旅行が実現間近になりつつある中、航空宇宙工学の技術を取り入れた同社独自の新素材“エアロ・カーボン(AERO Carbon)”を採用。素材と商品の製作は、ロンドンを拠点にする日本人デザインエンジニアで、東京大学で航空宇宙工学を研究していた吉本英樹をデザイン・エンジニアリング・ディレクターとして迎えた。

 新素材“エアロ・カーボン”は、人工衛星やロケットなどに使用される最先端素材カーボン ファイバーで作られたカーボン シェル。「グローブ・トロッター」と吉本の共同開発の独自の製法で作られ、日本の東レ・カーボンマジックの技術協力によって製作された。同素材は柔らかく弾力性があり、衝撃に強く、軽量なのが特徴だ。現在、世界特許申請を申請中だという。

 新トラベルケースの“エアロ”は新素材“エアロ・カーボン”を用いて吉本がデザイン。従来レザーが使用されているコーナーパッドにPVCを配して軽量化したほか、ブランド初めての4輪ホイールを使用している。価格は4輪の19インチトローリーケース(39cm×55cm×17.5cm)で28万8000円、2輪の21インチトローリーケース(39.5cm×57cm×17.5cm)で27万8000円、4輪の28インチトローリーケース(55cm×79cm×24cm)で34万8000円。日本では銀座店をはじめとする直営店で9月に世界先行販売し、イギリスでは10月に発売予定だ。

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ミュージシャンによる動画コマース!? 「コンプレックスコン」共同創設者のECサイトにドレイクが出資

 ストリートカルチャーの祭典「コンプレックスコン(COMPLEXCON)」の共同創設者で、トレードショーの「アジェンダ(AGENDA)」の創設者であるアーロン・レバント(Aaron Levant)が2018年に立ち上げたECおよびコンテンツプラットフォームの「NTWRK」は、米イベント会社ライブ・ネーション・エンタテインメント(LIVE NATION ENTERTAINMENT)とラッパーのドレイク(Drake)から出資を受けたと発表した。

 同プラットフォームは、設立当初にワーナー・ブラザース・エンターテインメント(WARNER BROS. ENTERTAINMENT)や、音楽プロデューサーでヘッドホンブランド「ビーツ(BEATS)」の共同創業者であるジミー・アイオヴィン(Jimmy Iovine)などからも出資を受けている。今回受けた額などの詳細は非公開だが、資金は新たなポップアップイベントの「NTWRKプレゼンツ(NTWRK PRESENTS)」の設立やさまざまなコラボレーションなどに使用されるという。

 「NTWRK」は、ポップカルチャーのアイコンたちが登場する独自のコンテンツを配信し、その中で紹介されている商品をアプリですぐに購入できる“体験型EC”を提供しているほか、アーティストと協業した限定商品やライブ・ネーションが主催するライブのチケットなども販売している。レバント最高経営責任者(CEO)は、「アーティストや音楽業界とのコラボ商品はカルチャーや小売りをけん引してきたし、音楽との懸け橋にもなっている」と語った。

 ミュージシャンと公式グッズの“蜜月関係”の代表としては、カニエ・ウェスト(Kanye West)が挙げられるだろう。16年に発表されたアルバム「ザ・ライフ・オブ・パブロ(The Life of Pablo)」を着想源としたウエアは2日間で100万ドル(約1億700万円)を売り上げ、「ナイキ(NIKE)」や「アディダス(ADIDAS)」と協業したスニーカーは毎回飛ぶように売れている。ほかにも、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)が16年にSNSの「ブイファイルズ(VFILES)」と協業してツアーグッズを販売し、ラッパーのトラヴィス・スコット(Travis Scott)はアルバムの発売を記念して24時間限定でカプセルコレクションを発売した。ドレイクも、19年3~4月に「NTWRK」と協業してツアーグッズを販売しているが、こうした“音楽・ファッション・EC”のコラボレーションは枚挙にいとまがない。

 レバントCEOは、「コンプレックスコン」がそうであるように、「インフルエンス、パーソナリティー、ブランドを集合させる」ことで面白いことが起きると述べた。

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週末お出掛けスポット 無印の製品とバウハウス学生の作品を共に展示した「Archives: Bauhaus」展などアート5選

 週末にオシャレして出掛けたいアートスポットをお届け。今週は無印の製品とバウハウス学生の作品を共に展示した「Archives: Bauhaus」展やだまし絵で知られるマウリッツ・コルネリス・エッシャー(Maurits Cornelis Escher)に多大な影響を与えた画家の回顧展など5つをラインアップ。また、「WWD JAPAN.com」の過去記事の中から今週末(6月29、30日)に開催されるイベント情報やポップアップもまとめて紹介する。

【アートスポット5選】

【開催中イベント】

「リモワ」がストリート誌と企画展 過去のアーカイブからアーティストの作品まで

ファッション業界人に愛される写真家、小浪次郎が感じる東京の今

「MCM」がサステナをテーマに展示会開催 未使用バッグをドレスにアップサイクル

「シュプリーム」やユナイテッドアローズとのコラボTシャツで知られるアーティスト、オートモアイが個展を開催

気化熱が生み出す音のインスタレーション 赤松音呂の個展「Meteon」

ペインターのピーター・ソールとエリック・パーカーが師弟初の2人展を開催

国境、領域、時間からデザインを考える「デザインの(居)場所」展が開催

視覚構造の不思議とチラシ広告の矛盾をアートに マンゴ・トムソン日本初個展

松屋銀座が「美しくなるビアガーデン」開催 今年もクロスフィットトレーナーAYAとコラボ

エルメスがガラスのファサードで大胆にアート展示 数寄屋橋交差点を鮮やかに

【開催中ポップアップ】

バナナ付きバッグも!? 「ルイ・ヴィトン」が代官山T-SITEでアーティストコラボのポップアップ

「ナイキ」が女性向けポップアップを開催 限定アイテムの販売に加え、自由度の高いワークショップも

「メゾン マルジェラ」が阪急うめだ本店のウィンドーをジャック ジェンダーレスの商品をそろえた期間限定店

ハヤカワ五味が生理用品セレクトの期間限定ショップ 自由でおしゃれな選択肢を提案

伊勢丹の今夏の浴衣展開がスタート 西内まりやとのコラボ品と販促ムービーで多様な着用シーン喚起

眼鏡ブランド「アヤメ」が263日間のポップアップストア 直営店オープンの布石

オーガニックブランド「ラ・ブルケット」が関西で初のポップアップストア

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ファストリが国連女性機関とパートナーシップ アジアの縫製工場で女性管理職を育成

 ファーストリテイリング(以下、FR)と国連女性機関は、アパレル産業における女性の地位向上に向けたグローバルパートナーシップを締結した。同機関とのグローバルパートナーシップはアジアのアパレル企業として初。FRは今後2年間で160万ドル(約1億7100万円)を拠出し、同社の主要生産拠点であるアジアの取引先縫製工場で働く女性に、キャリア形成を支援する独自のプログラムを開発、提供する。

 国連女性機関は、ジェンダー平等と女性のエンパワーメント推進に特化した機関。今回のパートナーシップによる共同プロジェクトでは、女性管理職の育成、新たなスキル習得機会の提供、ジェンダー意識の改革の3領域で縫製産業の女性のキャリア形成に向けた支援プログラムを行う。初年度はバングラデシュ、中国、ベトナムの工場を対象に、地域ごとの課題を特定する調査・評価を行う。結果に基づいて次年度以降に、3カ国200の主要取引先工場から管理職候補として推薦された女性にプログラムを提供する。

 国際労働機関によると、「アジアを中心とした縫製産業では、労働者の8割が女性」という。ただし、「女性が管理職に就くケースは少なく、男女間の賃金格差や職種格差などにより、女性がやりがいを持ち持続的なキャリアを形成することが難しい状況にある。一方で、工場の自動化などが進む中で、変化に対応できる新しいスキルを持った人材へのニーズが高まっている」(FR発表資料)という。

 今回のプロジェクトはFRの取引先工場を対象としたものだが、FRグループ内でも女性の一層の活躍とダイバーシティー推進を目指し、国連女性機関と共同で管理職を対象としたトレーニングプログラムを実施するという。また、FRは6月1日付で、女性登用強化のためにこれまで人事部にあった女性活躍推進室を社長直轄に変更している。

 「私たちのビジネスの主要な担い手である女性一人ひとりが、能力を十分に発揮し、生き生きと働けることは、サプライチェーン全体の持続的な成長と、お客さまの期待に応える商品を提供し続ける上で欠かせない。共同プロジェクトを通し、グループ内および私たちのビジネスに携わる全ての女性が、社会で広く活躍できる環境づくりに取り組んでいく」とFRの柳井正会長兼社長はコメントしている。

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伊勢丹新宿の化粧品売り場が2階にまで拡張 今秋をメドに

 伊勢丹新宿本店は、本館1階で展開する化粧品を2階にまで拡張する。これにより、同店の化粧品は、オーガニック・ナチュラルコスメを中心にそろえる地下2階と合わせ、3層となる。百貨店のカテゴリーバランス(商品構成)が変化する中、絶好調の化粧品を拡大することで、盤石な基盤を築く。

 同店の売上高に占める化粧品シェアは、2019年3月期で約11%の約317億円強となる。13年度のシェアは約7%で、インバウンド需要の拡大も追い風となり伸長する。杉江俊彦・三越伊勢丹ホールディングス社長は、WWDジャパンの取材に対し以前から、「化粧品の売り上げが拡大する中、手狭になっていた。混雑によりお客さまに不便をかけてしまっており、改善が不可欠だ」と述べていて、増床を前提に取引先や他の売り場の調整を行なってきた。

 拡張する2階はスキンケアブランドを中心にそろえ、今秋のオープンを予定する。2階全体について、「洋服をメインにクロスMDで情報発信ができるフロアを目指し、今年度をメドにリニューアルの準備を進めていく」と杉江社長。1階は、面積はそのままに、メイックアップブランドを中心に展開するという。

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伊勢丹新宿の化粧品売り場が2階にまで拡張 今秋をメドに

 伊勢丹新宿本店は、本館1階で展開する化粧品を2階にまで拡張する。これにより、同店の化粧品は、オーガニック・ナチュラルコスメを中心にそろえる地下2階と合わせ、3層となる。百貨店のカテゴリーバランス(商品構成)が変化する中、絶好調の化粧品を拡大することで、盤石な基盤を築く。

 同店の売上高に占める化粧品シェアは、2019年3月期で約11%の約317億円強となる。13年度のシェアは約7%で、インバウンド需要の拡大も追い風となり伸長する。杉江俊彦・三越伊勢丹ホールディングス社長は、WWDジャパンの取材に対し以前から、「化粧品の売り上げが拡大する中、手狭になっていた。混雑によりお客さまに不便をかけてしまっており、改善が不可欠だ」と述べていて、増床を前提に取引先や他の売り場の調整を行なってきた。

 拡張する2階はスキンケアブランドを中心にそろえ、今秋のオープンを予定する。2階全体について、「洋服をメインにクロスMDで情報発信ができるフロアを目指し、今年度をメドにリニューアルの準備を進めていく」と杉江社長。1階は、面積はそのままに、メイックアップブランドを中心に展開するという。

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「ナイキ」が「アンカバ」とのコラボアイテムを中国で販売中止に 「引き渡し条例改正案」に抗議するSNS投稿を受け

 「ナイキ(NIKE)」は「アンダーカバー(UNDERCOVER)」とのコラボーレーションについて、「中国の消費者からの意見に基づき、『アンダーカバー』とのコラボレーションしたアイテムはわずかな数ではあるが、在庫をすべて引き上げることを決定した」と声明を発表した。

 発端は「アンダーカバー」の公式インスタグラムアカウントが香港から中国への容疑者引渡しを許可するという改正案への抗議行動を支持する投稿を「中国への引き渡しに反対 香港頑張れ」というコメントと共にシェアしたことによる。

 「フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)」によると、限定コラボレーションアイテムは中国のいくつかの小売店で販売される計画だったが、「ナイキ」はその投稿を受けて、アンダーカバーとのコラボレーションアイテムを販売中止とした。また、中国小売店として「ナイキ」の戦略的パートナーであるYYスポーツ(YYSports)も同アイテムを6月14日に発売することを予定していたが、「ナイキ」から販売中止を通達されたという。現在「アンダーカバー」のインスタグラムから該当の投稿は削除されている。これについて「アンダーカバー」からはコメントを得られなかった。

 「ナイキ」と「アンダーカバー」はコラボレーションを継続し、6月21日に発売されたスニーカー“デイブレイク”の新色2色が全世界で発売され話題となっている。

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「フェンディ」がローマ・ウエヌスとローマ神殿の修復に出資 2019-20年秋冬クチュールコレクション発表に合わせ

 「フェンディ(FENDI)」は7月4日、創業の地ローマにあるパラティーノの丘で2019-20年秋冬クチュールコレクション「ザ ドーン オブ ロマニティ(THE DAWN OF ROMANITY)」を発表する。同コレクションでは、故カール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)とメゾンの54年にわたるコラボレーションにちなみ54ルックの作品を発表する。

 また、この発表を通してローマ・ウエヌスとローマ神殿の修復および改装工事に250万ユーロ(約3億250万円)を出資する。「フェンディ」はこれまでにも「フェンディ フォー ファウンテンズ(FENDI FOR FOUNTAINS)」プロジェクトによって、「トレビの泉」の修復をはじめ、「4つの噴水」「ジャニコロの噴水」「モーゼの噴水」「ピンチョ丘のニンフの噴水」「ペスキエーラの噴水」などローマの文化財を保護する支援プロジェクトに助成してきた。

 セルジュ・ブランシュウイッグ(Serge Brunschwig)チェアマン兼最高経営責任者は、「自分たちの文化をローマにもたらすことこそが、カール・ラガーフェルド、フェンディ、フェンディの故郷、われわれのルーツと大胆なクリエイティビティー、トップレベルのサヴォワフェールを表現するユニークかつベストな機会となる。パラティーノの丘はまるで魔法のような場所で、フェンディの価値観、およびその伝統や歴史を完璧に表している。また、ウエヌスとローマ神殿の修復を特に誇りに思う」と述べた。

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2人のスタイリストが語る「バルミューダ」“ザ・グリーンファン”の魅力


 酷暑が常となった日本の夏。外出時の暑さ対策はもちろんのこと、部屋の中でも夏らしさを感じながら気持ちよく生活したいもの。暑い季節の暮らしを快適にするために「バルミューダ(BALMUDA)」が提案してきたのが、“自然界の風を再現する”というコンセプトの“ザ・グリーンファン(The GreenFan)”。一見シンプルな扇風機だが、ピンポイントに一定量の風を送る従来の扇風機とは異なり、そよ風のように優しく大きく広がる風を届けてくれるロングセラー商品だ。今回は「バルミューダ」製品を愛用する2人のスタイリストが登場。それぞれの視点で“ザ・グリーンファン”の魅力や夏を満喫する秘けつについて語ってもらった。

スタイリスト小山田早織さんが
過ごす快適な夏時間

 ファッション誌からショーのスタイリングまで幅広く手掛け、トレンドとリアルの絶妙なバランス感でモデルや女優からの指名も多く集めるスタイリスト小山田早織さん。2018年10月には第1子を出産し、生活や家電選びに対する思いも少しずつ変化しているという。

WWD:「バルミューダ」製品を手にしたきっかけは?

小山田早織(以下、小山田):ホテルの朝食会場に「バルミューダ」のトースターがあったのが初めての出合いです。おしゃれな家具のような見た目に引かれて、「どこの国のブランドなんだろう?」って(笑)。初めて使うスチーム式のトースターで焼いたクロワッサンは本当においしくて、このトースターがあれば毎日の生活が特別なものになるだろうな、感じました。実際に手に入れたのはその少しあとで、結婚祝いとして仲良しの編集者の方からいただきました。実は電気ケトル“バルミューダ ザ・ポット(BALMUDA The Pot)”も結婚祝いでリクエストしたもの。どちらもすごくうれしくて、思い入れがあります。

WWD:“ザ・グリーンファン”を使ってみた感想は?子育てする中で家電や空調をどのように選び、活用している?

小山田:最近タワー型の扇風機も増えていますが、“ザ・グリーンファン”はクラシックな扇風機らしい姿なのにスタイリッシュで、インテリアになじむカラーもすてき。風量を大きくしても風が強くなるというより、優しい風が部屋全体に広がるのが心地よいです。バッテリーを使えばコードレスにできて、小さな子どものいる家でも安心して使えますね。息子には自然な空気や風に触れてほしいので、冷房を使い過ぎず窓を開けて外気を取り入れるようにしています。やわらかな外気と“ザ・グリーンファン”の風で快適に過ごさせてあげたいですね。

WWD:小山田さんの家電選びのルールは?また「バルミューダ」製品のどんなところが気に入っている?

小山田:普段からシンプルで長く使えそうなものを選ぶようにしているのですが、「バルミューダ」の製品はいかにも“家電”という感じではなく、インテリアのようにデザインされているところが魅力。それに加え、使い方がシンプルで高性能なところもうれしいですね。例えば“バルミューダ ザ・ポット”はスタイリッシュな見た目はもちろんスイッチの入れ方も簡単だし、ふたを外してお手入れできるので衛生的。毎朝のコーヒーがすごくおいしく淹れられるんですよ。

WWD:小山田さんの好きな夏の過ごし方は?

小山田:日が昇りきる前の夏の朝が好きなので、夏の間は生活を朝型にシフトするようにしています。5時くらいに起きていろいろなことを早い時間に済ませて、午後はゆっくりと過ごすのが定番の過ごし方です。

スタイリスト伊賀大介さんは
“根っからの扇風機派”

 映画や舞台のスタイリングを手掛けるかたわら文学や音楽といったカルチャーにも精通し、文筆業もこなすスタイリスト伊賀大介。「実は家電にそれほど興味はない(笑)」と話す一方で、夏の空調には人一倍のこだわりがあるという。

WWD:家族で「バルミューダ」製品を愛用する伊賀さん。「バルミューダ」と出合ったきっかけは?

伊賀大介(以下、伊賀):最初に購入したのは“バルミューダ ザ・トースター(BALMUDA The Toaster)”です。お店で見かけたんですが、他のトースターとは違うデザインに引かれすぐ妻と「買おうよ」って。トーストはもちろん、さまざまな料理をおいしく仕上げてくれるので、毎日のように使っています。その後“ザ・グリーンファン”“バルミューダ ザ・レンジ(BALMUDA The Range)”とどんどん「バルミューダ」製品が増えていって……。「デリー(DELHI)」とコラボしたカレーソースは定期的にまとめ買いしています。

WWD:“ザ・グリーンファン”の気に入っている点や好きな使い方は?

伊賀:一番弱い「風量1」モードがとにかく好きで、このモードしか使っていないんじゃないかっていうくらい気に入っています。夏は夏らしく暑さを感じたいので、エアコンは使わず窓を開けて扇風機をつけるのが昔からの習慣なのですが、“ザ・グリーンファン”の「風量1」モードは僕が大好きな自然に吹く風の感覚そのもの。就寝時も優しい風で身体が冷えすぎないので、子どもと寝るときも安心して使っています。かれこれ2〜3年愛用していますが、風量を上げると風が大きく広がるので、梅雨時は洗濯物を乾かすのにも重宝するんですよ。

WWD:「バルミューダ」製品のどのような部分に魅力を感じている?また伊賀さんが家電や家具を選ぶ上で重視していることは?

伊賀:実は僕自身それほど家電に興味はないんですが(笑)、「バルミューダ」の製品はどれもよい意味でミニマルですよね。操作もシンプルだし、空気のように空間に溶け込んでくれるデザインも魅力的。それでいて機能性にも優れていて。僕は洋服のスタイリングでもインテリアでもいろいろな要素が混在する面白さを大切にしているのですが、そういった意味でもあらゆる場になじむよさがあると思います。

WWD:伊賀さん流・快適な夏の過ごし方は?

伊賀:風呂ですね。夏は汗かいて、まだ陽のあるうちから風呂入ってサッパリして。エアコンで冷やすよりも窓開けて、扇風機つけて「暑い暑い」なんて言いながら1杯飲むのが最高です!

自然の風を再現する
“次の時代の扇風機”

 2010年4月の発売以来、DCモーター搭載扇風機の先駆者として累計出荷台数40万台を超えるロングセラーとなった“ザ・グリーンファン”。独自に開発した二重構造の羽根で速い風と遅い風を同時に作り出し、それらをぶつけ合わせることでこれまでにない優しい風を実現した。専用のバッテリー(9800円)と組み合わせればコードレスでも使用でき、家中に心地よい風をもたらしてくれる。なお7月31日まで東京・二子玉川 蔦屋家電1階で特別展示を開催中。公園をイメージした空間で“ザ・グリーンファン”の風を感じることができるまたとない機会だ。

PHOTOGRAPHS:MAYUMI HOSOKURA
COOPERATION:SHOUAN BUNKO

問い合わせ先
バルミューダ
0120-686-717

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イタリア発ヘアケアから 日本限定のヘアオイル2種が登場

 イタリア発のヘアケアブランド「オリオセタ(OLIOSETA)」は“ラグジュアリーフレグランス”シリーズから、日本限定の洗い流さないヘアオイルトリートメント「ライフアンドフェミニン スムース&シャイン」(30mL、1200円/100mL、4200円)と「ライフアンドリバティ カラーサブリメイティング」(30mL、1200円/100mL、4200円)を7月1日に発売する。

 「ライフアンドフェミニン スムース&シャイン」は、全製品に共通する成分であるアルガンオイルと亜麻仁油に加え、新たにモリンガオイルを配合。モリンガはオメガ9などの豊富な脂肪酸を含み、髪に活気を与える。浮き毛や縮れ毛をべたつくことなくまとめ、柔らかさと艶を出す。シトラスやローズ、イランイランのオリエンタルな香り。

 「ライフアンドリバティ カラーサブリメイティング」は、上記の共通成分に加え、オプンティアオイルを配合する。オプンティアはメキシコや西インド諸島に生育し、乾燥した土地でもたくましく育つため豊富な栄養素を含むうちわサボテンのこと。種子オイルにはオメガ6・オメガ 9などの豊富な脂肪酸や、ビタミン、ミネラル、タンパク質などの豊富な栄養素や抗酸化成分を含み、髪を保湿し滑らかさを与える。もともとの色素やヘアカラーによる色素に吸着し、より輝きのあるヘアカラーを演出する。イランイランやジャスミン、チュベローズ、オレンジフラワーの香り。

 「オリオセタ」は調香師によって1967年に設立されたヘアケア製造メーカーのバレックス・イタリアーナ(BAREX ITALIANA)社が長年研究開発を行うこだわりのヘアケアブランド。2013年に日本に上陸し、現在は全国の美容室約2000軒で展開する。日本限定で発売したオイルトリートメント「ライフアンドピュア」が大ヒットし、その後シャンプーやマスクなどをそろえるなど日本市場を狙って独自の発展を見せている。

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インフルエンサー軸の新通販アプリ「フォーシュア」 自腹で購入して推薦

 インフルエンサーマーケティングのリデル(LIDDELL)は、スマホをベースとしたインフルエンサーECプラットフォーム「FOR SURE(フォーシュア)」のβ版サービスを開始した。福田晃一社長が「これまでのインフルエンサーマーケティングの知見を集結した」というもので、「インフルエンサーの“好き”を信じて、買える場所」をスローガンに、「『買う』『売る』『宣伝する』が一体化した、ブランドお墨付きのC to C型ショッピングサイト」を目指す。

 ビジネスモデル内に登場するのは、“シュアリスト(SURERIST)”と呼ぶインフルエンサーと、出店する企業・ブランド、そして、買い物やコミュニケーションを楽しむユーザーの3者。“シュアリスト”はリデルがネットワークを持つ約2万人のインフルエンサーの中から厳選して認定した、目利き力やセンスがあり、自分自身の言葉で商品の魅力を語れる人々のこと。出店ブランドから好きな服やアクセサリーを身銭を切って購入し、着用写真を投稿したり、フォロワーやユーザーにお気に入りのポイントや着こなしのアドバイスなどを紹介する。商品の詳細はブランドのECサイトと連携しているため、面倒な登録などは不要だ。紹介した商品が売れれば売上げの一部を報酬として得られるので、セレクトショップ感覚でアカウントを運営する醍醐味もある。

 売られているのは出店企業・ブランドの正規品だけで、しかも、「シュアリスト」が実際に私物として購入したものだけであり、ユーザーにとっては信用が担保された状態で購買を検討することができることになる。「シュアリスト」に問い合わせをしたりコメントのやりとりをしたり、購入後にユーザーも着用写真を投稿するなどして、好きなブランド・好きな商品を媒介にしながらコミュニケーションを楽しむことができる。

 企業・ブランド側にしてみると、通常のインフルエンサー施策では、これまで費用を払ったりギフティング(商品提供)をして投稿してもらっていたものが購入してもらえるため、コストが売上げ・利益に逆転する。#PR表記もいらなくなる。また、ZOZOTOWNや楽天などのファッションECモールでは、売れたとしてもブランドでの購買体験が希薄になりがちだが、共感型の「フォーシュア」では良質な購買体験を創出することで、ブランディングやファンの発掘・拡大に寄与。ダイレクトマーケティング、エンゲージメント、O2O、共創など、未来の顧客をつくり、強いブランドが育つプラットフォームとして活用できる。インフルエンサー施策が遅れている企業・ブランドには「渡りに船」的なサービスでもある。

 このサービスの責任者を務める山本悟史リデル執行役員フォーシュア・ディビジョン・リーダーは、もともと電通でコミュニケーションプランナーやクリエイティブディレクターを務め、いくつかのアワードも受賞した人物だ。「モノと情報で溢れかえった時代に、実際に買って、本当に好きで人に勧めたい商品だけが売り買いされる場所を作りたい」と昨秋電通を辞め、サービスの開発や企業・ブランド誘致取り組んできた。

 「広告的・PR的なアプローチではなく、Sure Relation(シュアリレーション)を提唱するのが『フォーシュア』だ。『シュアリスト』の純粋で正直なおススメ品だけが集った“熱量”と“正直さ”が詰まった場所で、本当に“好き”なモノで人とつながり、その価値観を尊重しあえる確かで正直な場所・正直な購買体験を提供したい。“好き”を介してブランドのファンが生まれる『コマース×コミュニティ型』を構築し、消費するのではなく、価値を生み出すマーケットプレイスとして、多くの人に利用してもらいたい。買い物にワクワクを取り戻し、愛のある自己表現で溢れた世界を目指したい」と熱く語る。

 5月31日のβ版スタート時点の「シュアリスト」は400人で、エイネットの「ズッカ(ZUCCa)」「メルシーボークー(mercibeaucoup,)」「ネネット(Ne-net)」「にゃー」「603」や、サザビーリーグの「メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)」、ミッドウエスト(取り扱いブランドは「トーガ/トーガ プルラ(TOGA / TOGA PULLA)」「ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)」「タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)」「タン(TAN)」「ポンチ(PONTI)」「リト(RITO)」「ステア(STAIR)」「サーロイン(SIRLOIN)」「ババコ(babaco)」「ユルイエ/YY バイ ユルイエ(YUUL YIE / YY BY YUUL YIE)」「マイリ(Mhairi)」「イリアアシミネ(Iria Ashimine)」など)、「アウラアイラ(AULA AILA)」などが参加している。

 開始2週間の時点で、計120投稿・160万リーチがあった。また、ネットでは定番品が売れやすいが、「感度が高く着こなしがうまいシュアリストが多いためか、個性的なアイテムが急にタテ売れ(販売数量が増加)したり、シュアリスト着用カラーの動きが良くなる傾向もある」という。

 今後は、「シュアリスト」のニーズを把握し、商品開発などにも意見を反映したり、共同で商品開発を行うことなども想定している。リアル店舗やブランドの自社ECなどで購入した商品についても販売できるようにするかなどについても検討していく。すでに「シュアリスト」の投稿により、インスタグラムのフォロワーの増加や自社ECへの来店や売上げなどの効果が表れているブランドもあるようだ。

 8月のグランドオープン時には、大手アパレルやセレクトショップなども参画する予定。今後は出店ブランドを開拓し、取扱品番を増やすとともに、「シュアリスト」を拡充したい考え。「結婚や出産を機にアパレルを辞めた方、自身のセンスで副収入を得たい方、洋服屋を開くのが夢だった方などからも応募を受けたい」。

 課題は大きく3つある。EC強化やインフルエンサー施策の強化をしたくても、新サービスに割けるマンパワーが不足している企業が多いため、いかにスムーズにデータ連携ができるかが一つ。2つ目は、自社販売員をインフルエンサー化し、外部インフルエンサー施策を敬遠しがちの企業をどう口説き落とすか。そして、3つ目が「フォーシュア」自体のチームの強化だ。上場した新興セレクトショップの創業メンバーも立ち上げ前から参画しているが、今後はファッションビジネスの経験者やECのリーダーを担える人材、エンジニアなども拡充する必要がありそうだ。「サービスの可能性を伝え、一緒に夢をかなえる仲間を増やすことにも注力したい」と山本執行役員。

松下久美:ファッション週刊紙「WWDジャパン」のデスク、シニアエディター、「日本繊維新聞」の小売り・流通記者として、20年以上にわたり、ファッション企業の経営や戦略などを取材・執筆。著書に「ユニクロ進化論」(ビジネス社)

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グランプリに「コーシェ」 30周年を迎えた2019年度ANDAM賞

 フランス国立モード芸術開発協会が主催する「ANDAMファッション・アワード(ANDAM Fashion Award以下、ANDAM)」2019年度のグランプリに、フランス出身のクリステル・コーシェ(Christelle Kocher)による「コーシェ(KOCHE)」が選ばれた。

 コーシェは賞金として25万ユーロ(約3050万円)を勝ち取り、「ディーゼル(DIESEL)」創始者であるレンツォ・ロッソ(Renzo Rosso)OTB会長から、財務やマーケティング、コミュニケーション、生産についてのメンターシップを受ける。

 27日にパリの仏文化省で開かれた授賞式でコーシェは「4年前にブランドを立ち上げてから既にたくさんの成し遂げることができているが、この賞を獲得して成長をさらに加速させていきたい。今後は人員を増やし、より大きなアトリエを構え、デジタル部門を強化するとともに、ポップアップストアや店舗の出店もしていく」と語り、「30年前の初代グランプリのマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)も審査員として携わったANDAMのサポートを受けられることは、私自身、そしてチームにとって大きな価値になる」と締めくくった。

 クリステル・コーシェは1978年10月10日生まれの40歳。セント・マーチン美術大学を卒業後、「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」「マルティーヌ シットボン(MARTINE SITBON)」「クロエ(CHLOE)」「ソニア リキエル(SONIA RYKIEL)」「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」などのラグジュアリー・ブランドで経験を積み、2010年にシャネル(CHANEL)傘下のクチュールアトリエのルマリエ(LEMARIE)でアーティスティック・ディレクターに就任。14年に自身の「コーシェ」を立ち上げ、クチュールとストリートカルチャーを融合した“クチュール トゥ ウエア(COUTURE TO WEAR)”をコンセプトにしている。パリ・ファッション・ウイークに参加し、東京では2016年と19年にファッションショーを開いている。自身の「コーシェ」のデザインを手掛けるかたわら、現在も「シャネル」がクチュールで使用する繊細な羽細工やカメリアなどのコサージュのディレクションも担当している。

 今回のANDAMは30周年の節目。クリエイティブ・レーベル賞は「ニコラ ルクール マンション(NICOLAS LECOURT MANSION)」、アクセサリー賞は「カオレ(KHAORE)」、イノベーション賞には「ウォーン アゲイン テクノロジーズ(WORN AGAIN TECHNOLOGIES)」が受賞した。

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「G-SHOCK」のカーボン使用時計は驚きの1万5000~1万6000円

 約2年間に及ぶ開発期間を経て1983年に誕生した「G-SHOCK」は、“落としても壊れない腕時計”としてその時代ごとの若者の人気を集め、2018年に35周年を迎えた。素材、構造、機能のそれぞれにおいて、ブランドのアイデンティティーともいえる耐衝撃性を追求する同ブランドはこのほど、ウレタン、メタルに続く“第3の素材”としてカーボンを選択した。19年は“カーボンコアガード構造”を採用したモデルを複数発表し、「G-SHOCK」におけるカーボン元年と位置付ける。ここでは1万5000~1万6000円と値段も手頃で、カーボンを使った時計のエントリーモデルとして最適な“GA-2000”シリーズにスポットを当てる。

「G-SHOCK」クオリティーで
カーボンを製品化

 「G-SHOCK」は2019年にウレタン、メタルに続く“第3の素材”としてカーボンを用いた新作を発売した。これまでも同ブランドはベルトインサートやベゼルにカーボンを使用したことはあったが、1万円台の「G-SHOCK」のケースに使うのは今回が初めて。一体構造の“カーボンモノコックケース”で強度を高め、同時に72gという驚きの軽さも実現した上位機種の“グラビティマスターGWR-B1000”シリーズが9万円であるのに対して、ここで紹介する“GA-2000”シリーズは、カーボンをセンターケースのみの使用にとどめ、さらにブルートゥースなどの付加機能も削ぎ落とすことで1万5000~1万6000円という戦略的な価格を実現した。
 カーボンの弾性率(変形しにくさ)は鉄の約7倍で、引っ張り強度は約10倍。それでいて軽さは鉄の4分の1だ。高級時計の世界でもここ数年カーボンケースを採用したモデルが増加しており、素材の信頼性を裏付ける。
 カシオ計算機 開発本部時計企画統轄部の泉潤一氏は、「カーボンを使用する主な目的は、ケースの剛性を高め、落下衝撃や20気圧防水の加圧時の変形を極力軽減し、内部のムーブメントを守ることにある。剛性を高めると変形しにくくなるが、脆くもなるため、絶妙なバランスで製品化するために衝撃試験を繰り返した」と開発時の苦労を語る。カーボンケースの恩恵はデザインにも及び、「ケース自体に堅牢性があるため、従来のモデルに備えていたボタンガードをなくすことができた。これにより見た目がすっきりしただけでなく、ボタンが押しやすくなるというメリットも生まれた」と続けた。

気分やシチュエーションに合わせ
手軽にベルトを付け替え

 “GA-2000”シリーズは、「G-SHOCK」としては初めてスライドレバー式の替えベルトシステムを導入した。ベルトの付け根の裏側にあるスライドレバーを引くことで、手軽にベルトを交換できる。替えベルトは4種類あり、3000~4000円と手頃だ。時計を“着替える”ことはいまや大きなムーブメントの一つになっているが、「G-SHOCK」もこの楽しみを提供する。

素材の特性を生かした
独自の“カーボンコアガード構造”

 「G-SHOCK」品質に適合させるべく、カーボンファイバー強化樹脂をインジェクション成型できるよう配合してセンターケースを製作。トライ&エラーを繰り返し、モジュールを保護するための新たな耐衝撃構造を開発した。ボタンガードをなくすことで、すっきりしたデザインに仕上げることにも成功した。

「G- SHOCK」の今を伝える
スペシャルムービー

 中学や高校時代に興奮したきり20年以上も「G- SHOCK」に縁がない、そんな読者もいるかもしれない。しかし、その間も同ブランドは歩みを止めることなく、タフネスを磨き続けてきた。35周年を経て、新たな1年を共に歩み出した素材がカーボンだった。“より強く、より軽く”、「G- SHOCK」の挑戦はまだ続く。

TEXT : MASASHI TAKAMURA

問い合わせ先
カシオ計算機
03-5334-4869

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【女子の視点】ミスドが最近「残念」な理由は、店にいくと分かる

 所ジョージさん作詞・作曲の「いいことあるぞ〜♪ミスタードーナツっ♪」という「ミスタードーナツ」のCMソング。覚えている方も多いでしょう。でも、最近の「ミスタードーナツ」は、私にとっては「がっかりするぞ〜、ミスタードーナツ」という印象に変わってしまいました。
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新宿伊勢丹の夏セールの行列は昨年比1割減の3600人 台風による悪天候予想が影響か

 伊勢丹新宿本店は28日、夏のクリアランスセールを開始した。気温は30度近くまで上昇し晴れ間ものぞいたが、台風接近による悪天候も予想されていたため、開店時刻(10時)の並び人数は昨年比約1割減の約3600人だった。

 本館正面入口の最前列についた女性は、前日に長崎から東京入りし、午前6時半に到着した。「セールはやっぱり伊勢丹。他の百貨店よりも品ぞろえが良く、買い物が楽しいから。4、5年前から参加している」。目当てのブランドは、「ミナ ペルホネン(MINA PERHONEN)」だという。一方で、「近年はセールの時期が後ろ倒しになったり、早まったりしている。私のようにセールのためにスケジュールを空けて、遠方から来る方も多いと思う。セールのお知らせは、お客さんを戸惑わせないよう、2~3カ月前には知らせてくれるとうれしい」と注文した。

 伊勢丹新宿本店は、プロパー販売期間の確保などを理由に2012年夏からセールの開始を7月下旬に後ろ倒しした。だが昨年夏からはより実需に対応した形にするため、6月下旬に春~初夏物を値引きし、7月下旬に盛夏物を値引きする計2回の実施に切り替えた。「(セール時期・回数の変更は)7月末のセールだと、買ったものが着られる時期が少ないという声もあったため。昨年夏のセールは売り上げも落ちておらず、お客さまのニーズに則した形にできている」(三越伊勢丹広報担当者)。今年も引き続き、7月中~下旬にクリアランスセール第2弾を実施する予定だ。

 なお、高島屋、東急百貨店、そごう・西武、大丸松坂屋百貨店などの主要百貨店も同日にセールをスタートした。

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「ディオール」2020年春夏メンズ・コレクションはヘルシーなメイク

 「ディオール(DIOR)」は6月21日に発表したアメリカ人アーティストのダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)とのコラボレーションによる過去、現在、未来を表現した2020年春夏メンズ・コレクションで、ヘルシーで明るく、クリーンなメイクアップを披露した。

 メイクを手掛けたピーター・フィリップス(Peter Phillips)=メイクアップ クリエイティブ & イメージ ディレクターは、まずメンズのスキンケアライン「ディオール オム ダーモ システム」で肌を整えるところからスタート。その後に、7月15日に発売し、肌に明るさをプラスしながら毛穴や肌の凹凸をなくす「ディオール バックステージ フェイス&ボディ プライマー」を使用した。 次に、モデルの一人一人の肌の色にあわせて「ディオール バックステージ フェイス& ボディ ファンデーション」を塗ったのち、気になるパーツには「ディオールスキン フォー エヴァー コンシーラー」でカバー。ポイントメイクは、「ディオールショウ ブロウ スタイラー」と「ディオール ショウ パンプ&ブロウ」で眉毛に立体感をプラスし、リップは、「ディオール アディクト リップ マキシマイザー」を軽くのせ、ふっくらとした潤いのある唇を作った。

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立ち仕事を笑顔でこなすための必需品 「パナソニック」の“コードレス レッグリフレ”

 ヒールやレザーシューズを履きながらの立ちっぱなしや歩きっぱなしなど、ファッション業界で働く販売員にとって、毎日の脚への負担は大きい。ギリギリまで疲労をため込み、マッサージ店に駆け込む……、そんな日々を送っている人もいるだろう。「パナソニック(PANASONIC)」の“コードレス レッグリフレ”は、マッサージのプロの手技を徹底的に追及したマッサージャーだ。足首からふくらはぎまでをもみほぐし、血行促進。毎日の“頑張った脚”を簡単、手軽にリフレッシュできる。そんな販売員の頼れる“秘密兵器”を、バーニーズ ニューヨークとビームスFの店頭に立つ2人に体験してもらった。

まるでプロによるマッサージ
衛生面にも優れて共有もできる

 私はデザイナーズ兼カジュアル売り場の担当をしているので、デニムをはく機会が多いのですが、あまりカジュアルに見え過ぎないように普段はヒールを合わせて履くことが多いです。だから、やっぱり脚が疲れることは多いですね。たまにマッサージ店にも行くのですが、「疲れをため込むとよくない」と聞くので、家に帰ったらお風呂上がりのセルフマッサージをしたり、ボディクリームを塗ったり、その日のうちにむくみを取るようにしています。この“レッグリフレ”は、しっかり揉んでくれて、プロにマッサージを受けているような感覚に近くビックリしました。コードレスなので持ち運びにも便利だし、仕事の合間にも使えそう。抗菌対応で衛生面にも優れているので、同僚らと共有したりもできます。あと見た目もかわいい。こういうのが身近にあると女性としては嬉しいと思います。

男性でも使えるマッサージャー
出張の多いバイヤー陣にも最適

 ビームスFはドレスがメインのお店なので、スーツとレザーシューズの着用がレギュラーです。毎日10時からお店が閉店する20時過ぎまで立ちっぱなしなので、1日に2万~3万歩は歩いていると思います。若い頃は感じなかったのですが、30歳半ばを過ぎた頃から腰や足が痛いと感じることが増えてきました。“レッグリフレ”を使う前は、こんなに本格的なモノだとは思っていなかったし、女性向けの商品なのかなと先入観もありましが、本当に人の手でマッサージされているような力強さがありますね。コードレスでコンパクトになるので、出張の多いバイヤーの方にも便利だと思います。普段のケアとしては、寝る時間をしっかり確保するぐらいですが、自分を含めて大半の男性販売員は何もしていないんじゃいかな。でも“レッグリフレ”を使って、ちょっと疲れているなという時もリカバリーできるんだなと実感できました。

立ち仕事の疲れをリフレッシュする
“人の手”のようなマッサージャー

 パナソニックのエアーマッサージャー“レッグリフレ”シリーズは、2010年の発売以来、累計販売台数70万台を突破した。多忙なワーカーに向け、仕事や家事の合間に手軽に使える“ながら”マッサージが支持された。プロ顔負けの本格エアーバックが疲れた脚を力強くもみほぐす。サイレンサー搭載エアーポンプで動作音が気にならないので、自宅ではもちろん、オフィスや出張などの長時間の移動中などでも手軽にリフレッシュ。単3形電池対応に加え、ACアダプターも同梱しているので、シーンに合わせた使い分けが可能だ。

 特長は足裏、かかと、足首、すね、ふくらはぎの全5カ所をもみほぐし、マッサージすること。“ヒューマンハンドエアーバッグ”の効果で、人の手によるマッサージを再現。疲れを感じやすいふくらはぎ(ヒラメ筋)を中心から外側までパワフルにもみほぐす。また足首を包み込みながらぎゅっとつかみ、力強く加圧、マッサージするので、足首からふくらはぎまでの血行を促進する。

 さらに、短時間でスッキリできる「クイック5分」コースも搭載。足首からふくらはぎ全体にかけた「もみほぐし」コースと、足を重点的にほぐす「足うら」コースの3つのマッサージコースを用意した。立ち仕事で疲れた脚を、好きな時間に好きな場所で、自由にリフレッシュしよう。

■製品スペック
商品名:エアーマッサージャー コードレス レッグリフレ(EW-RA38)

価格:オープン価格

医療機器認証番号:230AHBZX00009000
寸法:幅約57.5×奥行約4.5×高さ約37cm

質量:約1300g(ACアダプター、すね用パッドは除く)

ふくらはぎ周囲:約27~48cm
足サイズ:約20~28cm

使用電源:(ACアダプター)電源AC 100V 50-60Hz(単3形電池〈別売〉)各2本 DC2.4-3.0V(計4本使用)パナソニック製充電式ニッケル電池推奨
[付属品]すね用パッド(2個入り)
PHOTOS:MAYUMI HOSOKURA

問い合わせ先
パナソニック

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サザビーリーグがLA発「I’M OK」を今秋、代官山にオープン 日本初出店

 サザビーリーグは、米国のI’M OK LIFESTYLE INTERNATIONALと日本国内における商標「I’M OK」の独占使用許諾契約を締結し、10月26日に日本初出店となる「アイムオーケー(I’M OK)」を東京・代官山にオープンする。

 「アイムオーケー」は1999年にロサンゼルス・ハリウッドエリアに誕生したセレクトショップで、“大人のおもちゃ箱”のような店として、著名なクリエイターやデザイナーに親しまれている。オーナーのラリー・シェーファー(Larry Schaffer)が世界中でセレクトした、本やジュエリー、ステーショナリー、テーブルウェアなどのアイテムを取り扱う。

■I’M OK
オープン日:10月26日
時間:11:00〜20:00
住所:東京都渋谷区猿楽町10-8 1階

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物語コーポ、全オフィス敷地内を全面禁煙に。店舗の次は従業員。

「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」などを展開する株式会社物語コーポレーション(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長CEO:加治 幸夫)が、7月1日より、全国5拠点のオフィスにて、敷地内全面禁煙を実施する。豊橋・東京・大阪・名古屋・福岡のオフィスで、合計約200人の従業員が対象。
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「ノア」創業者ブレンドンインタビュー後編 「かっこよく見せるのは簡単だけど、難しいのはクールに見えて責任ある行動を取ること」

 東京の裏原宿に「ノア クラブ ハウス(NOAH CLUB HOUSE)」がオープンしたのが2017年9月。それから1年数カ月を経て、「ノア(NOAH)」が東京では初めて、2019-20年秋冬コレクションを関係者向けに披露した。創業者であるブレンドン・バベンジン(Brendon Babenzien)の“元「シュプリーム(SUPREME)」クリエイティブ・ディレクター”という経歴が、否応にもブランドの注目度を高めるきっかけになったが、最近の「ノア」の動向を追うと、環境問題や社会情勢といった、スケートボードカルチャーにとどまらないモノ作りの姿勢に注目が集まっているように感じる。あらためて、「ノア」とは何か?「『シュプリーム』のことを聞かれるのには飽きたよ」と笑う来日中のブレンドンが「ノア クラブ ハウス」で話してくれた。今回は、その後編。(前編はこちら

WWD:オフィスのスタッフは今何人?NYのショップはソーホーから少し離れた場所(マンハッタンのマルベリーストリートとケンマレストリートの間)ですよね。そこに出店しようと思った理由は?

ブレンドン:12人ぐらいかな。オフィスはスプリングストリートにあって、ショップのすぐ近く。ショップをそこに出そうと思ったのはそのエリアが好きだからだよ。ソーホーのウェスト・ブロードウエイには大型店がたくさんあって、今はすっかり商業的な地域になってしまったけど、昔からあのあたりでよく過ごしていたからノスタルジックな思い入れがあってね。まだエネルギッシュなエリアだと思うし、いいレストランも多いし、友だちも多くいる。だから空きが出たときに、これはいいなと思って出店したんだ。僕はティーンエージャーの頃からあの近所で働いたり、高校生のときも彼女とあのあたりでデートをしたり……だから、あの場所に出店するのは自然な感じがした。実は、日本での出店の際にもほかの選択肢はあったんだ。青山、代官山、渋谷とかね。でも、ここ(裏原宿)にはユースカルチャーの歴史がある。「ノア」が若者向けではないことを考えると、(裏原宿は)面白いチョイスかなと思ったんだ。若い頃に裏原宿に通っていた人たちが「ノア」に来たかったら、しばらく来ていない原宿に戻ってくる必要があるから。例えば50歳ぐらいの人が「ノア」に来ることで原宿に戻ってきて、自分が若かった頃のことを思い出すというのもいいなと思った。

WWD:ニューヨーク、東京に旗艦店。ロンドンとロサンゼルスはドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)に入っていますね。次の店舗を出すとしたらどこですか?

ブレンドン:うわあ、それは難しいな(笑)。みんなどこかに出店してほしいと言うけれど……、またLAかな?でも何か大きな計画があるわけじゃなくて、成り行きなんだ。店舗は増やしていくと思うけど、いつかは分からない。でもLAには友だちがたくさんいるから、LAにオープンするのは自然な感じがするな。スケートボードとサーフィンのカルチャーがあるし。あと、僕はロンドンが大好きだから、いつかロンドンに旗艦店をオープンしたいと思っている。僕に大きな影響を与えた音楽が生まれた場所だしね。全体的に若者たちも世界中で一番クールだと思う。理由はわからないけど、そういう感じがするんだ。ユースカルチャーやサブカルチャーを考えたとき、アメリカにはサーフィンとスケートボードがあって、ニューヨークに行けばパンクやヒップホップがある。そしてイギリスには、音楽だとニューウェーブやパンクがある。なんかこうスタイルがあるというか。最近は少しニューヨークの影響を受けすぎているけどね。まあ、どこにするか決まったらまたすぐに知らせるよ(笑)。6カ月以内には、どこかにオープンすると思う。

WWD:最近面白いと感じるものはなんですか?

ブレンドン:最近、ペルシア系の若者たちが面白いよ。彼らは他者からの影響を受けないし、他人を気にしない。いつでもペルシア人なんだ。本当に尊敬するよ。

WWD:ニューヨークにペルシア系の大きなコミュニティーがありますね。

ブレンドン:そうそう。あとフランス人の子どもも、すごくフランス的だよね。15歳ぐらいでも、40歳みたいな格好をしていたりする。タバコを吸って赤ワインを飲んで、みたいな。しっかりと(フランス的な)スタイルを持っている。僕はブランドが……たとえそれが「ノア」であっても、他国の人に影響を与えてしまうのを少し懸念しているんだ。だからそのままマネするのではなくて、自分のものとして取り入れてほしい。ブランドが個人のスタイルにあまりに影響を与えてしまっているのを見ると、少しがっかりする。着る人が、自ら解釈してほしいんだ。特に、カルチャーが全く違う国だと余計にそう思うな。日本とニューヨークのカルチャーは全く違うわけだから、僕らの服を全く違う風に着こなしてほしいなと思う。ニューヨークのうちの店にいる若者たちと同じような格好をするんじゃなくてね。日本には他国の文化を取り入れてマネしてきた長い歴史があるから、難しいのかも知れないけれど。もちろん、すごくうまく取り入れているとは思うんだけどね。僕が初めて日本に来た20~25年前ごろなんかは、違う惑星に来たのかと思うほどだった。ほかのどの国とも違う、見たこともないスタイルがあって、ニューヨークで見たようなスタイルを見かけたりはしなかった。とにかく独自のスタイルだったんだ。あ、これはアメリカのTシャツだな、というように構成要素としてはあるんだけど、アメリカのスタイルを丸ごとコピーしてはいなかった。でも今はスケートショップなんかに行くと、そこにいる若者はネオンカラーのシャツやショーツに「バンズ(VANS)」とか、もうユニホームみたいにみんな同じ服装をしている。サンフランシスコあたりの若者と全く同じなんだ。そうじゃなくて、日本のユースカルチャーがまた独自の進化を遂げるのをとても楽しみにしているよ。もっともSNSがある限り、世界中のキッズが同じものを見るわけだから難しいかも知れないけどね。同じ情報を見ているから、まるでユニホームみたいな格好になってしまう。

WWD:SNSについてはどう思いますか?現代ではもう不可欠なものになっていますし、特にブランドにとっては必要なものですよね。

ブレンドン:僕は今、インスタグラムと距離を置いているんだ。個人のアカウントはもともと持ってなくて、ビジネス用のものだけだけど、6週間前から1回も見ていない。ビジネスとしては使っているけれど、僕個人はインスタグラムを見て時間を過ごしたりはしない。これは歴史を見てもそうだと思うけど、人類は素晴らしいアイデアを思いついても、それを破壊してしまう傾向にある。素晴らしいテクノロジーが生まれても、人類はそれをぐちゃぐちゃにしてしまうんだ。プラスチックも便利で素晴らしい発明だったのに、使い過ぎのせいで、今や地球を破壊してしまいそうになっている。SNSもそれと同じだと思う。さまざまな理由で素晴らしいプラットフォームだと思うけど、今やテロリズムに使われたりする。そうして何かいいものをダメにしてしまうのは、もはや人間の性なんじゃないかと思うぐらいだよ。僕はSNSがあまり好きじゃない。なんていうか、あまりにも情報がたくさんありすぎて逆に退屈してしまう。そしてSNSから受け取る情報は、少し“偽物”だと思うんだ。今は何かについて、全てを知ることができてしまう。「『バンズ』がリリースしたものを全部知ってる!」なんてことも出来てしまう。今や、誰もが情報を仕入れすぎて何かの“専門家”みたいになっている。バンドでも、ヒップホップのアクトでも、スニーカーのリリースでもいいんだけど、僕は時間の無駄だと感じるんだ。何かについて勉強するようにして知識を増やしているけれど、実際に“体験”はしていないから。映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」は見たことある?主人公2人がベンチに座っているシーンがあるんだけど、その一人を演じるロビン・ウィリアムズ(Robin Williams)が、「君は何でも知っているけれど、そこに行ったことはないだろ?」と言うんだ。「戦争についての詩を諳(そら)んじることはできても、実際に死にゆく友を見守ったことはないだろう?」というようなことをね。それがひどく心に響いた。僕が現代社会に感じていることそのものだから。誰もがあらゆることを知っているけれど、誰も本当にそれを体験したことがないという……。“コレクター・カルチャー”なんだろうね。

WWD:なるほど。ブランドとしての今後の目標を教えてください。

ブレンドン:いろんなタイプの目標があるけど、ビジネスを育てて成功させたいというのがゴールかな。僕は、ただ服と金銭を交換しているだけじゃないと思っているから、消費者と学び合える、より誠実な関係になりたいと考えている。クールで楽しくありたいし、高品質なものや情報を提供したいし、いいカスタマーサービスを提供したいというのを全て叶えたい。20数年前に台頭したユースカルチャーやストリートウエアは、アートや音楽、文学、ファッションに触れることがなかった多くの人たちにそれを理解する手助けをした。現代では、ごく平均的な人がショップで何かを買って、身に着けるだけである程度クールに見える。だから、かっこよく見せることはそれほど難しくなくなった。昔はそれがゴールだったけど、もはや、クールに見えるようにするのは簡単だから、難しいのは、クールに見せつつ責任ある行動を取ること。思慮深く、他者を思いやり、それでいて楽しくあることは難しいけど、そういったブランドであるべく「ノア」はチャレンジしている。それが次の20年の目標だね。

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「マックスマーラ」が捧げたベルリンへのオマージュ

  「マックスマーラ(MAX MARA)」は6月3日、ドイツの首都ベルリンで2020年リゾートコレクションを発表した。今回のショーはベルリンの壁崩壊から30年を記念したもの。第二次世界大戦によって壊滅し約60年間放置された後にデイヴィッド・チッパーフィールド(David Chipperfield)が修復を手掛けた新博物館(NEUES MUSEUM)を舞台に、歴史や建築、芸術で知られる街へのオマージュを捧げた。また前日夜には、ドイツ出身の歌手兼女優であるウテ・レンパー(Ute Lemper)を迎え、歴史あるクレアヒェンズ・ボールハウスでキャバレー・ナイトを開催。世界から集まった観客を魅了した。

イメージはドイツを代表する
スターの装い

 2020年リゾートコレクションのベースになったのは、ベルリンで生まれ育ったドイツを代表する女優のマレーネ・ディートリッヒ(Marlene Dietrich)と、かつてこの街に暮らしていたデヴィッド・ボウイ(David Bowie)を想起させるスタイル。マスキュリンなテーラードジャケットやしなやかなワイドパンツをはじめ、トレンチコートやラップコート、プリーツスカート、リブニット、ジャンプスーツ、イブニングドレスなどをそろえた。そこにアクセントを加えるのは、1710年に創業したドイツの名窯「マイセン(MEISSEN)」の磁器をほうふつとさせる花の立体的な刺しゅう。新博物館の展示品からヒントを得たプリミティブなフリンジやきらめくラメもデザインに取り入れた。スタイリングは、「マックスマーラ」が得意とする、ベージュや白、赤、グレーなどのワントーン・コーディネートが中心。中でもイアン・グリフィス(Ian Griffiths)=クリエイティブ・ディレクターが“ベルリン・ルック”と呼ぶオールホワイトのラストルックが、コレクションを象徴している。

 また、今シーズンはブランド初の試みとして、ジュエリーデザイナーのリーマ・パチャーチ(Reema Pachachi)とのコラボレーションにより本格的なジュエリーを制作。新博物館に展示されている「ベルリン・ゴールド・ハット」など青銅器時代のコレクションから着想し、彫刻的なネックレスやブレスレット、イヤリングを提案した。

圧倒的な表現力に
魅せられた夜

 ショー前夜にウテ・レンパーが披露したのは、彼女が敬愛するマレーネ・ディートリッヒとの3時間の会話から生まれたモノローグ「マレーネとのランデブー」。ディートリッヒをイメージした白のタキシードとシャンパンゴールドのドレスをまとい、時にささやくように優しく、時に力強い歌声で魅せた。「彼女と電話で話したのは1988年のこと。その華やかでありながらも悲しい複雑な人生を、彼女の素晴らしい音楽を交えて忠実に表現するには、長い時間が必要だった。私自身も成熟しなければならず、最後に私自身のストーリーをつなげることで作品が完成した」とレンパーは振り返る。また、「ベルリンは信じられないような歴史を重ねた街。20年代には芸術的な表現において自由で先進的だったにもかかわらず、ナチスによって全てを閉ざされた。そして壁によって分断され、崩壊後も多くの問題を抱えてきた。今は政治の中心で、ヨーロッパの中でも重要な場所になったけれどね。そんなベルリンは、芸術やアイデンティティにおいてドイツの中で独立した存在」と街への思いを語る。

世界から多彩なゲストが集結

 会場には、ドイツ国内やヨーロッパだけでなくアメリカ、アジア、オセアニアなどから、女優や文化人、モデル、スポーツ選手、インフルエンサーなどを含む約200人が駆けつけた。日本からは、海外にも活躍の場を広げるモデルの森星が来場。「マックスマーラ」2019年プレ・フォール・コレクションの鮮やかな赤でまとめたスタイルを着こなし、ひときわ存在感を放った。

ディレクターが語る
ベルリンを選んだ理由

“学生の頃からずっとベルリンが好き そんな街をたたえたかった”
 今回ベルリンを選んだ理由について、イアン・グリフィスは「まだ学生だった1980年代からずっとベルリンが好き。この街にはバウハウスがあり、デヴィッド・ボウイが一時期を過ごし、私のミューズであるマレーネ・ディートリッヒが20年代にキャリアをスタートした場所でもある。そんなクリエイティブなエネルギーに溢れ、建築的な価値を兼ね備えた街を常にたたえたいと思っていた。ベルリンの壁崩壊から30年という節目は、完璧なタイミングだった」と明かす。そして、「今やプレ・コレクションであっても、メイン同様のクリエイティビティーとストーリー性が必要」とし、街に関連する要素をコレクションに取り入れた。「文脈を見出し、ブランドの哲学やアイデンティティの一部分に光を当てることが、クリエイションのベースになっている」。

 同ブランドで働き始めて32年になる彼はもともと建築を学んでいたこともあり、建築に通じる考え方を大切にしている。「良いデザインというのは、特定のシーズンを越えて愛されるもの。私たちは、家や車を設計するのと同じようにコートをデザインしている。単なる服というよりも生活の一部という感覚だ。また、良いデザインとは感情を喚起するものでもある。着る人にとって頼りがいのある生涯の“相棒”になるような服を生み出したい」。(イアン・グリフィス=「マックスマーラ」クリエイティブ・ディレクター)

“重要なのは、商品を売るだけでなく適切なメッセージを伝えること”
 創業家の3代目であるマリア・ジュリア・プレツィオーゾ・マラモッティ(Maria Giulia Prezioso Maramotti)は、ファミリービジネスの魅力について、「必ずしも売り上げには直結しない決断をでき、ブランドのDNAや自分たちのあるべき姿に従うことができる。夢ではなく現実に結びついたビジネスではあるけれど、結局のところ、商品を売るだけでなく適切なメッセージを伝えることが堅実な成長につながる」と語る。そしてこれからを担う世代として、「DNAに忠実なシンプルでクリアなメッセージを顧客に理解してもらうこと、そして服の背景にあるものを見せることで顧客との対話を生み出すことに取り組みたい。『マックスマーラ』は、世代を超えるブランド。ミレニアルズにも、より成熟した女性にも、それぞれに合った方法でメッセージを発信していくことが重要」と先を見据える。

 また度々訪れているベルリンは、彼女にとって「アイデアやプロジェクトにおけるインクルーシブで前衛的な姿勢が印象的な街」だという。新博物館についても「まず歴史的な背景に引かれた。その“傷跡”を生かしたチッパーフィールドによる修復も興味深い。そのコントラストは、『マックスマーラ』のデザインにも通じる過去と現在の対話を感じさせる」と話す。(マリア・ジュリア・プレツィオーゾ・マラモッティ=マックスマーラ北米リテールヴァイスプレジデント兼グローバルブランドアンバサダー)

問い合わせ先
マックスマーラ ジャパン
0120-030-535

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オンデーズが観測ロケットのスポンサー契約締結 眼鏡を宇宙へ

 眼鏡企業オンデーズ(OWNDAYS)は、堀江貴文らが立ち上げた、北海道を拠点にロケット開発を行っている会社インターステラテクノロジズが開発する観測ロケット“ペイターズドリーム MOMO 4号機”とのスポンサー契約を締結した。

 今夏発射予定の“MOMO4号機”には7つのミッションがあり、その1つが宇宙事業にも使用されるウルテム素材で製作したオンデーズのオリジナルブランド“エール ウルテム(AIR ULTEM)”を搭載しての宇宙到達だという。

 田中修治オンデーズ社長は「 このプロジェクトにはかねてから個人で出資しており、堀江貴文氏ならびにインターステラテクノロジズ社のみなさんの夢の実現を微力ながらバックアップしている。オンデーズは全世界300店舗目となる沖縄のサンエーパルコシティ店を6月27日にオープンした。それを記念し、ロケットの打ち上げに参加させていただくことで心を新たにまい進したいと思っている。今回は宇宙船の部品にも採用されているウルテム素材を使用し、射出成形された眼鏡の宇宙到達を目指す。今後も継続して支援していくとともに、商品開発にもつなげたい」とコメントした。

 インターステラテクノロジズは、今年5月に北海道大樹町で“MOMO3号機”の打ち上げを行い、国内の民間企業が開発・製造したロケットとしては初めて宇宙に到達した。

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「レイバン」渋谷店がオープン1周年記念キャンペーン実施 アートと音楽のストアイベント

 ルックスオティカジャパンは、国内初の「レイバン(RAY-BAN)」直営店、レイバンストア 渋谷店のオープン1周年を記念して、6月29日から7月7日まで七夕をテーマとしたキャンペーンを開催する。「レイバン」のアイコニックなモデル“ウェイファーラー(WAYFARER)”の1周年記念の特別仕様モデルを発売するほか、音楽やカルチャーと結びつきが深い「レイバン」らしく、6月29~30日はアーティストTEITOによるライブペインティング、7月6~7日はPES、Kick a Show、YOSA、SUGAR SOUL+DJ HASEBE、bird、MONKEY TIMERS(DISKO KLUBB)によるライブを店頭で行う。

 ルックスオティカジャパンのフランチェスコ・アルクーリ(Francesco Arcuri)=ゼネラル・マネジャーは、「この1年はとてもエキサイティングだったが、まだまだ始まりに過ぎないと考えている。今後のブランドの成長のためには、ユーザーの声を聞き、ユーザーこそがブランドの一部であるという考え方と共に、ユーザーとの相互コミュニケーションを活性化する必要がある。この渋谷店がその役割を担っている」とコメントした。

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「レイバン」渋谷店がオープン1周年記念キャンペーン実施 アートと音楽のストアイベント

 ルックスオティカジャパンは、国内初の「レイバン(RAY-BAN)」直営店、レイバンストア 渋谷店のオープン1周年を記念して、6月29日から7月7日まで七夕をテーマとしたキャンペーンを開催する。「レイバン」のアイコニックなモデル“ウェイファーラー(WAYFARER)”の1周年記念の特別仕様モデルを発売するほか、音楽やカルチャーと結びつきが深い「レイバン」らしく、6月29~30日はアーティストTEITOによるライブペインティング、7月6~7日はPES、Kick a Show、YOSA、SUGAR SOUL+DJ HASEBE、bird、MONKEY TIMERS(DISKO KLUBB)によるライブを店頭で行う。

 ルックスオティカジャパンのフランチェスコ・アルクーリ(Francesco Arcuri)=ゼネラル・マネジャーは、「この1年はとてもエキサイティングだったが、まだまだ始まりに過ぎないと考えている。今後のブランドの成長のためには、ユーザーの声を聞き、ユーザーこそがブランドの一部であるという考え方と共に、ユーザーとの相互コミュニケーションを活性化する必要がある。この渋谷店がその役割を担っている」とコメントした。

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APカンパニー子会社、老舗インド料理店を復活オープン。専門店でモチベーションアップ。

株式会社エー・ピーカンパニー(本社:東京都港区、代表取締役社長:米山 久)の子会社、株式会社リアルテイスト(本社:東京都港区、代表取締役:路次 徹夫)が、新宿最古の老舗インド料理店「カリーと紅茶の店 新宿ボンベイ」を、6月28日(金)に「タンドールとインドカリー 新宿ボンベイ」として代々木でオープンさせる。
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「ルイ・ヴィトン」が新デザイナーによるハイジュエリーコレクションをプラハで披露

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はフランチェスカ・アムフィテアトロフ(Francesca Amfitheatrof)=ウオッチ&ジュエリー・アーティスティック・ディレクターが手掛ける初のハイジュエリー・コレクションをチェコのプラハで披露する(時期は非公表)。“ライダーズ・オブ・ザ・ナイツ(RIDERS OF THE KNIGHTS)”と名付けられたコレクションは、男性至上主義だった中世に名を馳せたヒロインにインスパイアされたという。

 当日は顧客を中心に150人ほどのゲストを招き、15世紀にゴシック様式で建てられたプラハ城旧王宮内にあるヴラディスラフ・ホール(Vladislav Hall)でディナーを開催する。食事はパリの3つ星レストラン「アルページュ」のオーナーシェフ、アラン・パッサール(Alain Passard)が手掛ける。

 今回ハイジュエリーを披露する場にプラハを選んだ理由について、マイケル・バーク(Michael Burke)=ルイ・ヴィトン会長兼最高経営責任者(CEO)は、今年2月に85歳で死去したカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)氏との思い出を語った。「10年以上前に、カールとプラハでイベント開催を企てたことがあったんだ。多くのデザイナーにとってはピンとこない土地だろうが、われわれはとても気に入っていた」。当時「フェンディ(FENDI)」のトップだったバーク会長兼CEOは、街の中心地でファッションショーを開催しようとカールと計画していたが、そのタイミングで「ブルガリ(BVLGARI)」への異動が決まったという。「やっと当時の思いを果たすことができた」。
またバーク会長兼CEOは、カールとはゴシック様式について共通認識を持っていたと話す。「ゴシック時代は正確に理解されていないことが多いが、勢いがあって自由で独創的で、クリエイティブな時代だ。フランチェスカ(・アムフィテアトロフ)もこの時代から多大な影響を受けている」。

 アムフィテアトロフは「ティファニー(TIFFANY & CO.)」のデザイン・ディレクターだった人物で、彼女が手掛けた“ティファニー T(TIFFANY T)”は、ブランドを代表するコレクションの一つになっている。バーク会長兼CEOは、「ヴァージル(・アブロー(Virgil Abloh)=メンズ・アーティスティック・ディレクター)もニコラ(・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)=ウィメンズ・アーティスティック・ディレクター)も、フランチェスカも過去の時代をインスピレーション源としたときに、“現在から見る過去”ではなく、見る者をその時代に連れていき、その当時に見たときの感情を喚起することにとても優れている」と、アムフィテアトロフを含む「ルイ・ヴィトン」のデザイナートリオについて評価した。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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