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月別: 2019年7月
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ファッション通信簿Vol.25 パリ・クチュール・ウイークのセリーヌ・ディオンを米「WWD」がめった切り
米「WWD」の人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。A+、A、A-、B+、B、B-、C+、C、C-、D+、D、D-、そしてFAIL(失格)の13段階評価で格付けし、それぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジ!
第25回は、2019-20年秋冬パリ・オートクチュール・ウイークから、セリーヌ・ディオン(Celine Dion)が数々のハイファッションで登場。クチュール・ウイークの話題をさらったセレブクイーンの評価はいかに!?
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Celine Dion at Valentino
羽根を植え付けたようなドレスは「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」(アメリカのダンスリアリティー番組)をチラリと連想させるが、短めの丈とナチュラルなヘアスタイルでうまくまとまっている。メタリックな小物使いもすごくいい。
Celine Dion out and about in Vetements
素晴らしいユーモアのセンスを持ち併せた10代の女の子のような装いだ。このスタイルは彼女自身を引き立てているだけでなく、“I Love Paris Hilton”と書かれたTシャツと、あの“Heart of the Ocean”(映画・タイタニックに登場する“碧洋のハート”)のネックレスでコミカルな要素もプラスしている。完全にジョークのノリだ。
Celine Dion at Alexandre Vauthier
最悪なルックだ。まるでカーテンをドレスにしたかのようだ。どちらかというと「美女と野獣」の続編にふさわしいのではないか。
Celine Dion at Iris van Herpen
視覚効果と未来的要素のあるデザインとが相まって彼女はまさに変身しているよう。ハイファッションを着こなせることを見せつけた。艶やかな髪と赤いアイシャドウは称賛に値する。
Celine Dion at Schiaparelli
ディオンは殺し屋「ニキータ」にでも乗っ取られたのだろうか。レザーのロンググローブはいっそやめた方がいいだろう。こう見ると、あらためて彼女には明るい色の方がよく似合う。
Celine Dion out and about in Ronald van der Kemp
映画版「セックス・アンド・ザ・シティ」でキャリー・ブラッドショーがパリに行く時の格好みたいだ。真面目になり過ぎなくてよかった。
Celine Dion out and about in Off-White
素晴らしくよく似合っている。クチュール・ウイークが盛り上がる中で、こんなワンピース水着とそれに合わせたブレザーを着てくるなんて、完全に挑発しているとしか思えない。セレブリティーが道ばたでこんな服を着ているなんて、奇抜にも程がある――しかも完全にやり切っている。
Celine Dion out and about in Chanel
あえて言うならちょっとつまらないか?とっても「シャネル」っぽいが、面白みがない。ディオンクラスでこれは、ちょっと満足できない。
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【1月29日まで|東京都写真美術館】 総合開館20周年記念 東京・TOKYO 日本の新進作家vol.13 写真・映像の可能性に挑戦する創造的精神を支援し、将来性のある作家を発掘し、新しい創造活動の場 詳細はこちら→ https://gociao.jp/events/3314 pic.twitter.com/dMvmKiCQXQ
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メーガン妃、英「ヴォーグ」9月号のゲストエディターに自ら志願
メーガン・マークル(Meghan Markle)=サセックス公爵妃殿下(以下、メーガン妃)が英「ヴォーグ(VOGUE)」にゲストエディターとして参加した。
メーガン妃といえば、2018年12月10日に行われたイギリスの「ザ ファッション アワード(The Fashion Awards)」にサプライズ登場し、自身のウエディングドレスをデザインした「ジバンシィ(GIVENCHY)」のクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)に「デザイナー・オブ・ザ・イヤー・ウィメンズ・ウエア(Designer of the Year Women’s Wear)」賞のトロフィーを手渡して話題をさらった。メーガン妃は息子の誕生に関して秘密主義を貫き、7月初めに行われた息子アーチーの洗礼式を一般公開することを拒否したことも記憶に新しい。
何かと話題のメーガン妃だが、今度は全く面識のないエドワード・エニンフル(Edward Enninful)英「ヴォーグ(VOGUE)」編集長宛てに直接eメールを送りつけたのだ。米「WWD」が確認した9月号のエディターズレターでエニンフル編集長は「私はオーストリアの山で数日間を過ごしているときに突然メールを受け取った。差出人名は非常にシンプルな‟M”というもので、この不可解な一文字の差出人はいったい誰なのかと、少しのあいだ戸惑った」とつづられている。
メーガン妃はエニンフル編集長に、自身がパトロンを務める女性の就職支援を行う英慈善団体スマートワークス(SMART WORKS)の活動に英「ヴォーグ」がどのように協力してくれるかについて話し合えないか、と持ち掛けた。その上で、近年称賛に値する影響力を発揮し、未来の社会を抜本的にそして建設的に変えていくことのできる全ての輝く女性チェンジメーカーたちを特集した特別号を共同編集できないか、と働きかけたのだ。エニンフル編集長は「私に考える必要はなかった。答えはイエス」とつづった。
通常、雑誌の方から王室に対して何かを要求するものだが、その逆は起こらない。メーガン妃によるゲストエディターズレターの中で、彼女はこの件に関して緊張していたことを認めている。メーガン妃は「私は9月号がファッション業界にとってどれほど重要であるかを知っている。より素晴らしく、効果的に、さらなるインパクトを与えたいと考えたとき、私はファッションの持つ影響力にその機会を見出した。しかし、たった今お会いしたばかりの編集長に、イチかバチかで直接お願いをするのは少し不安でもあった」とつづっている。
メーガン妃はエニンフル編集長とともに‟Forces for Change”(変革の力を持つ人びと)というタイトルのもと、15人の革新的な女性たちにスポットライトを当て、メーガン妃による前米大統領夫人のミシェル・オバマ(Michelle Obama)のインタビューも掲載する予定だと語った。
メーガン妃は、アナイス・ニン(Anais Nin)の著書に登場する「私には強烈な恐怖心はないが、浅はかな生き方に対する大きな恐怖がある」という言葉からインスピレーションを受けたという。彼女は「今回のことで、プールの深いところに行けるのになぜ浅いところで泳ぐのだろうか?と考えた。これは人生に対する隠喩であると同時に、この問題に対する隠喩でもあるのだ。勇気を持とう。そして少しだけ深いところへ行こう」とつづっている。
英「ヴォーグ」はこの問題に対して実によく対処した。情報筋によると、ロンドンの「ヴォーグ」本社で9月号が実際どのような内容になるのかを知る人はたったの13人しかおらず、公爵夫人に関してはコードネームを使うことになった。
「ヴォーグ」内部では、本物と偽物のふたつの編集作業が同時に進められていた。本物の9月号の編集はケンジントン宮殿のメーガン妃のチームとともに、7カ月以上にわたる緊密な協力関係のもとで秘密裏に進められてきた。偽物の9月号の編集も先行して進められ、原稿を書いたりミーティングをしたりした。
この特集を担当したデザイナーたちは、メーガン妃が同誌のゲスト編集者として関わっていることも、彼女が表紙に掲載した15人のほとんどを担当したことも知らなかった。彼らが知っていたのは、9月号にこの15人が登場するだろうということくらいだった。9月号は定期購読者には7月30日に届けられ、店頭に並ぶのは8月2日となる。
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HPも一気にクロームブック出してきました。ちょい値段高いけどね。Windows、Macの次に来そうな勢いですね。使いやすさシンプルさではクロームブックにアドバンテージがありますからね。http://akase.xsrv.jp/eknowhow/2019/07/31/hp%e3%82%82%e4%b8%80%e6%b0%97%e3%81%ab%e3%82%af%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%83%96%e3%83%83%e3%82%af%e5%87%ba%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%8d%e3%81%be%e3%81%97%e3%81%9f%e3%80%82%e3%81%a1%e3%82%87%e3%81%84/ …
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【3月31日まで|ソニービル 銀座】 It's a Sony展 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/805 pic.twitter.com/KURf6JLFcC
「ディオール」がシャンゼリゼに新店舗オープン モンテーニュ旗艦店の改装に伴う閉店に合わせて
「ディオール(DIOR)」は7月15日、フランス・パリのシャンゼリゼ通りに新店舗をオープンした。モンテーニュ通り30番地の旗艦店が2021年のリニューアルオープンに向けて一時閉店したことに伴うもので、新店舗のファサードは旗艦店のショーウインドウをそのまま再現している。
新店舗の広さは約900平方メートルで、ウィメンズとメンズのプレタポルテをはじめ、アクセサリー、ジュエリー、さらに食器やホームリネン、ステーショナリーなどを展開する“ディオール メゾン”も取り扱う。
1階には書籍やフレグランス、アクセサリーなどのギフトアイテムをそろえた“驚異の部屋”を設け、アトリエを併設したパーソナリゼーションサービス「ABCディオール」も用意する。“ブックトート”や“ディオール キャンプ”といったバッグやスカーフ、スニーカーなどのアイテムに刺しゅう、スクリーンプリント、デジタルスタンプなどを施すことができ、1時間ほどで仕上がる。
シーズンごとに限定商品を飾るポップアップスペースは現在、マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)=アーティスティック・ディレクターによる2019-20年秋冬コレクションが並んでいる。壁面にはモンテーニュ通りの旗艦店にはない“トワル ドゥ ジュイ(TOILE DE JOUY)”柄の壁紙をあしらった。これは草花や動物が描かれた織物のプリントで、かつてヴィクトール・グランピエール(Victor Grandpierre)が手掛けた最初のブティックにも使用されたメゾンを象徴する柄である。
また、メゾンを象徴するもう一つの柄“カナージュ”も床や天井の随所にアクセントとして用いた。これはクリスチャン・ディオール(Christian Dior)がオートクチュールのショーで用いたもので、かつてナポレオン3世のために用意された椅子の格子柄に由来している。
1947年にオープンしたモンテーニュ通り30番地の店は過去にも数回リノベーションを行っているが、今回のように全スペースを一時クローズして行う大規模な改装は初めて。
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三陽商会が新ウィメンズブランド「キャスト」 オリジナル映画の登場人物になぞらえた3つのラインで訴求
三陽商会は31日、20歳後半~30代前半向け新ウィメンズブランド「キャスト:(CAST:)」を2019年秋から立ち上げると発表した。ブランドコンセプトは“人生という物語を、演じるための服”で、価値観やライフスタイルの異なる女性像をアイコンに立てた3ラインを展開する。ファーストシーズンから百貨店を中心に約30店舗を出店、オリジナル映画を制作・放映し、イメージ戦略でも訴求して同社の課題であった若い女性客の獲得へアクセルを踏む。きょう31日にECを立ち上げ、8月1日に1号店となる路面店を東京・原宿にオープンする。初年度の売り上げは20億円を目指す。
各ラインのアイコンとなるのは、化粧品会社でそつなく仕事をこなすキャリアウーマンの“リサ”、フレンチレストランで働くパティシエの“アンナ”、シンガーソングライターで自由に生きる“カラ”。マニッシュなテイストの“リサ”ラインはジャケットやシャツ、甘めでフェミニンな“アンナ”はワンピースやドレス、カジュアルで遊び心のある“カラ”はナイロンブルゾンやダッドスニーカーと、商品のラインアップは明確に差別化する。中心価格帯はニットで1万4000円、スカート・パンツで1万4000円、アウターで3万円程度と、同社では比較的値ごろな価格に抑えた。
路面店は売り場をラインで区分けし、それぞれの空間は3人の暮らす部屋をイメージして什器のテイストも変えた。カフェも併設し、フルーツジュースやコーヒーなど、3人のライフスタイルにマッチするドリンクを提供する。
電通の協力のもと、3人の女性を主人公にした30分のオリジナル映画も制作した。31日は都内でプレス向けの試写会が開かれた。映画では、女優の飯豊まりえ演じるリサ、モデルのemma演じるアンナ、歌手の佐藤千亜妃が演じるカラが、共通の恋人に3股を掛けられていたことが発覚。協力して復讐劇を繰り広げる中で、自分らしくあることの大切さを知るというストーリーだ。また映画の視聴中にECで登場人物の着用アイテムを購入できるシステムを導入した。映画は同日からブランドホームページで公開している。
ブランドのプロジェクトチームはターゲットと同世代の30代の社員で構成。ディレクターは、同社の「エポカ(EPOCA)」バイヤーや婦人アパレルの企画・生産などを経験した是枝亜美氏が務める。具体的な女性像を立てた点について是枝氏は、「私たちと同じ世代の女性が本当に求めているアイテムをぶらさずに打ち出そうと考えた。お客さまも自分の着ている姿がイメージしやすいはず」と話す。映画によるユニークなプロモーションに加え、積極的な出店により認知を拡大し、同社の空白地帯であった若い女性の獲得を目指す。「モノづくりのこだわりという強みを生かしながら、長年の課題だったのは“発信力”。今後もさまざまな方法でブランド認知拡大のためのコミュニケーションを強化していく」と話す。2020年春夏シーズンについても、映画第2弾の制作を視野に入れているという。
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【2月26日まで|森アーツセンターギャラリー】 ヴェルサイユ宮殿監修 マリー・アントワネット展 マリー・アントワネット展の"決定版" 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/306 pic.twitter.com/MJOTs4F6ap
一般公募のアイデアがコンテンツに インタビュー誌「パートナーズ」が銀座蔦屋で「公開編集会議」開催
“関係性”がテーマのインタビュー誌「パートナーズ(PARTNERS)」 は、8月9日に銀座蔦屋書店でトークイベント「公開編集会議」開催する。ゲストに同誌のコントリビューターで写真家の石川竜一と題府基之を迎え、編集長・川島拓人とアートディレクター・坂脇慶の4人が登壇する。
イベントは2 部構成で、前半は「パートナーズ #2」に寄稿した石川と題府の作品に共通する“匿名性”を軸にディスカッションを行う。石川は、地元の沖縄で出会った人々のポートレート「okinawa portraits」(赤々舎)や、沖縄の歴史や状況を写し込んだ「絶景のポリフォニー」(赤々舎)で知られ、同誌でも、道で遭遇したとあるカップルとの約10 年に及ぶ関係性を写真と文字でつづった。一方、家族や友人などを撮影した「Project Familly」(Dashwood Books)や実家の近所や日常の風景を写した「Hypermarche Novembre/大型スーパー11 月」(The Gould Collection)などで知られる題府は、同誌でサーキット場で車を走らせる弟の姿を撮り下ろした。作風やアプローチは異なるものの“被写体の匿名性”という面で共通点を持つ2人が制作過程や被写体との関係性の築き方について語る。
後半は、“匿名性”をテーマに一般公募した話の中から、編集部が注目するアイデアをピックアップし、2020 年上半期に発行予定の「パートナーズ #3」に掲載する企画を登壇者と来場者とともに考える“公開編集会議”を行う。企画について、オフィシャルサイトでは“匿名性”をテーマに親子や恋人、友人とのパートナーシップにまつわるエピソードを8月8日まで募集している。また、同イベントへの参加申し込みは銀座蔦屋書店のオフィシャルサイトで受け付けていて、イベント参加券(1000円)または、「パートナーズ #2」の購入が必要となる。
石川竜一は1984年、沖縄県生まれ。沖縄国際大学在学中に写真と出合い、生まれ育った沖縄の風景や路上の光景や人々の撮影し始める。2014年に沖縄の人々や身近な環境で撮影したスナップ写真をまとめた「okinawan portraits 2010-2012」「絶景のポリフォニー」を発表し、15年に木村伊兵衛賞と日本写真協会新人賞、沖縄タイムス芸術選奨奨励賞を受賞する。近年は「BODY/PLAY/POLYTICS」(横浜美術館、2016)、「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(森美術館、2016)など、注目のグループ展にも参加している。
題府基之は1985年、東京都生まれ。2007年に自身の家族や日々の暮らしをスナップした作品で公募展「第29回写真『ひとつぼ展』」に入選。その後「Lovesody」(Little Big Man Books、2012年)や「Project Family」(Dashwood Books、2013年) などの写真集を発表し、14年には国際的な写真賞「Prix Pictet」にノミネートされ、国内外で高い評価を受けている。18年には実家周辺の横浜市郊外に注目し、統一されたトーンで家庭内の状況や静物をとらえた初期作品と同様のカジュアルな構図で捉えた個展「untitled(surround)」を開催した。
■「パートナーズ」公開編集会議
日程:8月9日
時間:19:00〜21:00
場所:銀座蔦屋書店 BOOK EVENT SPACE
住所:東京都中央区銀座6-10-1 ギンザ シックス6階
定員:45人
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【3月5日まで|紙の博物館】 紙で旅するニッポン ニッポンの誇れるモノづくりとしての“紙”を、旅をする気分で改めて知る 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/340 pic.twitter.com/ZlquDPyy7u
「ゴアテックス」から機能性とファッション性を備えた新ライン 汎用性の高まりをアピール
日本ゴアは7月31日、2019-20年秋冬に本格発売する「ゴアテックス インフィニアム プロダクト(GORE-TEX INFINIUM PRODUCTS以下、インフィニアム)」を用いたメンズアイテムを紹介した。
「インフィニアム」は従来の「ゴアテックス」のようにゴア社による徹底した品質基準テストを設けておらず、ゴア社の技術力を生かした機能性を有しながらも、よりデザインの幅が広がる汎用性の高さが注目を集めている。特にタウンユースのアイテムに取り入れやすくなったのがポイントだ。
例えば「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」は表地をなくした表面に「ゴアテックス」のメンブレンを露出させた2層構造のジャケットを、「モンベル(MONT-BELL)」は持続的なはっ水性と柔らかな手触りを併せ持つ表地とソフトで快適なライニングと透湿性を実現したジャケットを販売する。
同社の製品を採用するウールリッチジャパンの川田慎二社長は、「“インフィニアム”は、都市生活向けのアイテムでアウトドア機能とファッション性を併せ持ったデザインができる。生地の柔らかさなどもあり自由な発想で商品設計できるようになった」と汎用性の高さに触れ、従来の「ゴアテックス」についても、「たいていのテキスタイルメーカーは生地単体の供給のみで、商品ができるまではメーカーに委ねられるが、『ゴアテックス』の場合は、防水、透湿、はっ水など厳しい基準をクリアしなければ商品化できない。こうした仕組みを持つため、お客さまからの信頼性の高さも他にはない」と語る。
また、「欧州ではサステイナビリティーの概念が根付き始めて、サステイナブルな商品でないと出展できないということもあるほど。当社としても持続可能な社会を消費者とともに作ることが重要だと考える。使い終わった後までを考える仕組みをサプライヤーとも考えていきたい」と語った。
リーガルコーポレーションは「ゴアテックス」を用いた靴を20年前に開発し、それ以降毎シーズンアップデートしながら主力商品として提案している。森田幸之助・商品企画は「ブランドの強みである王道のドレスシューズを日本の高温多湿の天候に合った環境下で履いてほしいという思いから開発が始まった。伝統的なグッドイヤーウェルト式製法でパーツを縫い合わせる工程でメンブレンを傷つけることなく縫い合わせることや品質基準テストに苦労して製品化までに2年かかったと聞いている。伝統的な製法と革新的な技術を融合した商品はほかにはない」と胸を張る。また、「靴に求める機能性は日に日に大きくなっていると感じる。その中で、メインアイテムがレザー製のビジネスシューズである当社としては、全天候に対応できて防水・透湿性があり快適性に優れた『ゴアテックス』は相性がいい」と話した。
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「フライターグ」が日本初のオンライン販売をスタート アーバンリサーチと協業で
スイス発のバッグブランド「フライターグ(FREITAG)」は、「アーバンリサーチ オンラインストア(URBAN RESEARCH ONLINE STORE)」内で8月9日から、日本で初めての通信販売を開始する。「フライターグ」は現在、オンラインでの販売をスイス本国のみに限っているが、10年以上に渡り日本での卸先としてビジネスを構築してきたアーバンリサーチと共に、新たな販路であるオンラインでの販売に踏み切った。
「フライターグ」のバッグや小物は、役目を終えたトラックのタープや車のシートベルト、自転車のインナーチューブなどを再利用したデザインが特徴だ。傷や汚れもデザインの要素となるため同じモノがなく、購入客が自分好みのデザインを選ぶ必要がある。オンラインストアでは店頭と在庫は共有せず、全て一点モノとして扱う予定だという。
また、日本ではメンズのイメージが強いが、ヨーロッパでは女性ユーザーが半数近くに上るといい、オンラインストアでも女性の使いやすいコンパクトなバッグやデイリーに使える小物などを強化する。製品により価格は異なるが、トートバッグが1万~3万円程度、メッセンジャーバッグが2万~2万5000円程度。今後はオンラインストア限定商品の販売なども計画する。
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サービス関連全般非常に範囲は広いですが展示会を取材した情報をフェイスブックページで流しています。同時にツイッターでも流していこうと思っています。なかなか追いついていませんが。。。
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【1月29日まで|東京都江戸東京博物館】 戦国時代展 -A Century of Dreams- 戦国時代が文化的、経済的に実り多き時代であったことを叙述 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/288 pic.twitter.com/FEVCR7xqJP
「ヴァレクストラ」が絶好調「モンクレール」とコラボ 99個限定発売で争奪戦必至
伊ミラノ発のレザーブランド「ヴァレクストラ(VALEXTRA)」は8月29日に、「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」とコラボしたバッグを発売する。東京、ミラノ、ロンドン、北京、上海のみで取り扱い、販売数は世界で99点。東京は東京ミッドタウン店のみで販売する。
「モンクレール ジーニアス」の2019-20年秋冬コレクションには藤原ヒロシや「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のピエールパオロ・ピッチョーリ(Pierpaolo Piccioli)らが参加しているが、「ヴァレクストラ」はヴェロニカ・レオーニ(Veronica Leoni)とセルジオ・サンボン(Sergio Zambon)が手掛ける「2:モンクレール 1952」とコラボ。「ヴァレクストラ」のアイテムを長年愛用してきたモンクレールのレモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)会長兼最高経営責任者(CEO)からのオファーにより実現した。ベルト部分に「モンクレール」のダウンをあしらったクロスボディーやボストンバッグ、縦・横共に50㎝ほどあるビッグバッグなど計5型を展開する。バッグには両ブランドのロゴが刻印される。価格帯は27万6000円(ストラップ付きドキュメントケース)~75万2000円(ボストンバッグ)。
「ヴァレクストラ」は過去3年間で36組のアーティストやデザイナーと76のコラボレーションアイテムを展開してきた。その理由を「クリエイティブハブになることが『ヴァレクストラ』のフィロソフィーだからだ」とサラ・フェレロ(Sara Ferrero)=ヴァレクストラCEOは説明する。「『モンクレール』は、スポーティーでフレッシュだが品があり都会的。品質も素晴らしい。ミラノのテイストを備えタイムレスでモダンなところなど、両ブランドには共通項が多い。加えてビッグブランドの『モンクレール』とコラボすることでより広範囲の消費者にリーチできる」と同じくミラノに本社を置く「モンクレール」とのコラボの理由を語った。
またフェレロCEOは、ルッフィーニ会長兼CEOの経営手腕についても言及する。「単にダウンジャケットを作って売るのではなく、コミュニティーをつくり、そのコミュニティーをどんどん拡大させてブランドの価値を高めている彼のセンスと仕事ぶりをとても尊敬する」。モンクレールは2018年12月期決算で、売上高が前期比18.9%増の14億2007万ユーロ(約1719億円)、純利益が同33.1%増の3億3249万ユーロ(402億円)と好調を維持している。
YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中
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【2月19日まで|国立科学博物館】 世界遺産 ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜 普段研究者ですら入ることができない洞窟内部の世界を体験 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/303 pic.twitter.com/EYJ0ygJj2A
@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス
パリの老舗百貨店 に #まかないこすめ のポップアップストアがオープン。金箔を使った商品も。和コスメが欧州に広がるとよいですね 9/6まで。
世界が注目するLE BON MARCHÉ (ル・ボン・マルシェ) のメインステージにまかないこすめが登場 | PRTimes https://buff.ly/2YsNYWl
#bijoparispic.twitter.com/sWpHRC2Y5u
スポティファイがイープラスと連携 サイト内からチケット購入が可能に
音楽ストリーミングサービスのスポティファイ(SPOTIFY)は7月30日、チケットサービスを運営するイープラスとパートナーシップを締結したことを発表した。両社はそれぞれのアプリやサイト上の情報を連係させることにより、音楽視聴からコンサートのチケット購入までのシームレスなサービスを提供する。
同パートナーシップのもと、スポティファイのアーティスト情報ページ上には新たにコンサート情報が表示される。ユーザーはスポティファイのサイト内からワンタップでイープラスのチケット販売サイトに移動ができる。また、スポティファイの検索ページ内にはこれから開催されるコンサートの予定が分かるコンサートコーナーを新設。ユーザーの音楽視聴履歴や登録時の地域情報をもとにパーソナライズされたコンサート情報が“おすすめ”として表示される仕組みだ。
さらに、イープラスが運営する音楽情報メディアのスパイスや各種フェスアプリで見つけた気になるアーティストの曲は、スポティファイを通してその場で視聴が可能。
加えて、これまでスポティファイがトップリスナーに対して優先的にそのアーティストに関連するイベント案内していたファンズ ファーストプログラムでは、イープラスの協力により国内アーティストについても案内が可能になる。
玉木一郎スポティファイジャパン代表取締役は「イープラスとの連携により、視聴体験からコンサート体験までを繋げ、総合的な音楽体験を提供できることを嬉しく思う。両社の取り組みを通じ、音楽視聴者の裾野を広げながら熱量の高い音楽ファンを一人でも多く生み出すための基盤を提供する」とコメントした。
なお、同パートナーシップ締結を記念して両社のツイッターアカウントでは8月16日23時から「スポティファイ オン ステージ イン ミッドナイト ソニック」のチケットや、フェスやコンサートで使えるアイテムが入ったフェスキットのプレゼントキャンペーンを行う。
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スニーカー再販アプリ「ゴート」が中国進出
スニーカー再販プラットフォーム「ゴート(GOAT)」を運営するゴートグループ(GOAT GROUP)は、アジア太平洋地域での事業を立ち上げる。主なターゲットは4億人以上のミレニアル世代を抱える中国で、世界最大のスニーカー再販マーケットプレイスを自負する同社にとって、同国への参入は“大きなチャンス”だという。
本格参入の準備段階として、ゴートは中国のスニーカー購買層に向けてローカライズした「ゴート」アプリとウィーチャット(微信、WeChat)のミニプログラムを開発。アプリでは高解像度の画像と信頼性を重視したショッピング体験を備えた、米国版と同等の“シームレスなユーザーインターフェース”を提供する。また一般向けの3日間のイベントも開催し、そこでは人気の高い希少なスニーカーを数点披露する。同社はすでに中国およびアジア太平洋地域にサービスを提供する新たな施設を香港にオープンしており、将来的に中国地域での業務は上海を拠点とするチームが率いる予定だ。
世界第2位のスニーカー市場である中国は、以前から同社にとって最も重要な地域だった。「中国のスニーカーコミュニティーはバスケットボールとヒップホップカルチャーの台頭で飛躍的に成長しており、スニーカー需要が高まるに違いない。われわれは世界規模のスニーカー業界において、信頼できるスニーカーを確保する必要性が非常に高いことを理解している。中国はグローバルに拡大する足がかりとして完璧なマーケットだ」とエディ・ルー(Eddy Lu)=ゴートグループ共同創設者兼CEOは声明の中で述べ、「中国はユニークな市場であり、米国と同じ戦略を適用すれば失敗しかねないと分かっている。われわれは中国の消費者により良く、もっとパーソナライズされた体験を提供するためにローカルのチームと共に事業を構築している」とも説明した。
市場によって消費者のニーズが大きく異なる中、それぞれの消費者行動に合わせてローカライズした体験をつくり続けることが、ゴートの中国および他地域における構想だという。
ゴートの中国での事業拡大は、フットロッカー(FOOT LOCKER)が同社に1億ドル(約108億円)を出資してからわずか5カ月後の出来事だ。フットロッカーは近年アジアで事業を拡大しており、露出を増やすために現在までで2億7500万ドル(約297億円)を同地域に投資している。
大根田杏(Anzu Oneda):1992年東京生まれ。横浜国立大学在学中にスウェーデンへ1年交換留学、その後「WWD ジャパン」でインターンを経験し、ファッション系PR会社に入社。編集&PRコミュニケーションとして日本企業の海外PR戦略立案や編集・制作、海外ブランドの日本進出サポート、メディア事業の立ち上げ・取材・執筆などを担当。現在はフリーランスでファッション・ビューティ・ライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を行う。
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【1月22日まで|TODAYS GALLERY STUDIO】 ふともも写真の世界展 2016-17 性別や嗜好を超えて楽しめる内容になっており、“フェティシズムアートのニューウエーブ” 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/647 pic.twitter.com/9rLtFfRCpu
シワ改善市場にカネボウ化粧品も参入 ポーラ、資生堂、コーセーに続き
カネボウ化粧品は10月11日、グローバルプレステージブランド「KANEBO(カネボウ)」から、シワ改善美容液「リンクル リフト セラム」(全1種、1万3500円)を発売する。日本では全国の百貨店や化粧品専門店など、海外はシンガポールやタイ、台湾、香港、ドイツ、ロシア、イタリアなどで展開する。
同製品は、目元や口元、額などのシワに効くシワ改善美容液。有効成分ナイアシンアミドが、真皮と表皮に働きかけ、すでにできた気になるシワを改善する。さらに、潤いを与えるボタニカルコンプレックスWLとトリプルオイルcpを配合し、ブランドの核となるベビーソフトオイル処方の採用で、潤いとハリ感のある肌に導く。
香りは、可憐な茶花の“ティートピア”を基調として、花々と熟した果実が溶け合うグラマラスフローラルとなる。
シワ改善美容液はポーラが2017年1月に発売した「リンクルショット メディカルセラム」を皮切りに、資生堂やコーセーでも展開する。今回のカネボウ化粧品の参入により、主力の国内化粧品企業によるシワ改善製品が出そろったことになる。
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【4月9日まで|スヌーピーミュージアム】 第2回展覧会 史上最大のスヌーピー展「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 誕生秘話から、約50年間大きな変遷を遂げていく様子を、原画約80点と映像で紹介 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/323 pic.twitter.com/Lcn1pGucNU
【とおやまニャース】そばって、可能性がある商品と思いませんか?
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【1月21日まで|Books and Moder乃木坂】 ハービー・山口写真展「and STILLNESS ─ あの日のプラハ、ワルシャワ、ブダペスト……東ヨーロッパ1985−1996」 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/1093 pic.twitter.com/YmHaRLnMj0
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【1月29日まで|東京都写真美術館】 東京・TOKYO 日本の新進作家 vol.13 「東京を表現、記録した国内外の写真作品を収集する」 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/291 pic.twitter.com/jz6qvBWbEY
伊「コルネリアーニ」がサステイナブルな新カテゴリー“サークル”発表
イタリアのメンズブランド「コルネリアーニ(CORNELIANI)」は、2020年春夏コレクションの中で新カテゴリー“サークル(CIRCLE)”を発売する。サステイナブルやエシカルをキーワードとしており、オーガニック繊維の国際基準である「GOTS(オーガニック・テキスタイル世界基準)」をはじめ、「GRS(グローバル・リサイクルド・スタンダード)」「BCI(ベター・コットン・イニシアティブ)」など世界認証を得ているサステイナブルな素材を使用し、環境に配慮したモノ作りが特徴だ。参考価格はスーツ26万円、ジャケット15万円、パンツ4万3000円、シャツ4万6000円など。新素材使いやトレンドを意識した次世代的デザインを取り入れ、価格を抑えた“CCコレクション”と合わせて商品の幅が広がっている。
「コルネリアーニ」は1958年、イタリアのロンバルディア州マントヴァで誕生したメンズ専門のファクトリーブランド。ミラノのモンテナポレオーネ通りに旗艦店を構え、メンズのファッション・ウイーク中にミラノのショールームで新作を発表している。日本市場は97年に大賀と提携し、東京・丸の内の路面店をはじめ百貨店インショップに9店舗を構える。「コルネリアーニ」のほか、「キャサリン ハムネット ロンドン(KATHARINE HAMNETT LONDON )」「ティモシーエベレストロンドン(TIMOTHY EVEREST LONDON)」「モルガン オム(MORGAN HOMME)」などを手掛ける大賀の18年7月期の売上高は約71億円。
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【M&A秘話】すかいらーくHDが今でも苦しんでいること
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【1月15日まで|東京ステーションギャラリー】 追悼特別展 高倉健 生涯で205本の映画に出演した高倉健をみる 詳細はこちら→ https://gociao.jp/events/2501 pic.twitter.com/YUz7QfOl5l
「“モノを作って売る”がネット前提になった」 「MERY」創業者の中川綾太郎がD2Cに商機を見る理由

近年、ファッション業界外の人物たちによるアパレル参入が加速している。キュレーションメディア「メリー(MERY)」運営会社のペロリ創業者で個人投資家の中川綾太郎もその一人だ。中川氏は2017年に自身の会社newn(ニューン)を設立。身長155cm以下の女性がターゲットの「コヒナ(COHINA)」や、リングブランドの「エラー(ERR.404.OR)」など、複数のD2C(Direct to Consumer)ブランドを運営している。なぜ、中川代表はnewnを創業し、D2Cビジネスに参入したのか?その理由に迫る。
WWD:newn創業の経緯は?
中川綾太郎newn代表(以下、中川):ペロリ売却後は個人投資家として活動していましたが、もともとウェブサービスを含め、モノやプロダクトを作るのが個人的に好きだったことと、未経験の分野を手掛けてみたいと思っていたことから起業しました。創業当時、僕の周囲のいわゆる天才的な人たちはAIやブロックチェーン、フィンテックなどに興味を向けていましたが、個人的にはあまり興味がなくて。テクノロジーがレバレッジポイントにはなるけど、本質は違うことに挑戦したいなと考えていました。
WWD:newnの現在の事業内容は?
中川: D2C事業のほか、チャット小説の「チャットノベル(CHAT NOVEL)」や音声プラットフォームの「スタンド.FM(STAND.FM)」といったアプリ事業ですね。音声は僕がある程度関わっていますが、社長・CEO=プロダクト開発者という一般的なスタートアップ企業のイメージとは異なり、僕はどちらかというと裏方的な存在です。僕ができることはマーケティングの仕組みづくりと経営管理全般、そして採用で、商品企画やデザイン、ブランディングなどは個々の担当者たちが手掛けています。newnは株式を保有し、さまざまなブランドや事業のバリューアップを行っていく、スタートアップスタジオのようなものです。
WWD:なぜ、D2C事業に参入したのか?
中川:インスタグラムやユーチューブの登場で、マーケティングチャネルが大きく変わる中で、“モノを作って売る”こと全体がネットネイティブになるという個人的な考えが背景にあります。従来のアパレルやメーカーはリアルな販路を前提としたビジネスモデルで、例えば在庫に関しては、店舗に並べるためにある程度積まなければならなかった。一方で、いわゆるD2Cと呼ばれるネット前提のブランドであれば、ウェブ上で販売予測をしたうえでの在庫管理ができる。さらには、「来店客はどのような人で、なぜこの商品を買ったのか」といったデータの取得や分析もしやすい。販路や売り上げる数量の部分を自社でコントロールできる新しいビジネスモデルに変わりつつある。なので自分もやってみたいな、と。
D2Cブランドは「マーケットのポジショニングが重要」
WWD:ネット前提のビジネスモデルを採っても、なかなかうまくいかないブランドもある。その理由をどのように捉えている?
中川:投資家として数多くのブランドの立ち上げと成長を見てきましたが、「顧客の課題をどう解決するのか」というマーケットのポジショニングと、ユーザーのインサイトの半歩先を捉えることがD2Cでは重要だと考えています。例えば18年に設立した「コヒナ」は、“身長155cm以下の小柄な女性の服”という明確な課題解決のための商品を作り、適切に提案することで現在は月商約5000万円にまで成長しています。逆に考えると、課題と解決法をしっかりと見出せれば、アパレル業界外の人間でも成功するチャンスがあるとも言えます。モノづくりのマーケットが非常に大きいのに対し、デザイン軸以外でアプローチするブランドがあまりなかったので。
WWD:運営ブランド数を増やす予定はあるか?
中川:もう少し増やしたいですね。最近では、雑誌「JJ」(光文社)の表紙にも登場している女優・山賀琴子さんのジュエリーブランド「エネルシア(ENELSIA)」も始めました。今後はnewnの傘下に収めるか、協業的な形か、もしくは完全内製の3つの方法のいずれかで新たに1、2ブランドをスタートできればと思っています。個人で始めたブランドで、モノ自体はすごく良いのに管理コストなどの問題から大きくならないところもある。それをnewnグループ内で一定の品質を保ち、マーケティングのノウハウを各ブランドでレバレッジさせられればいいなと思っています。
WWD:今後新たにスタートしたいブランドはどのような分野?
中川:大まかにはコスメや家具などのライフスタイル分野ですね。アパレルにこだわっているわけではなく、あくまで新しいことに挑戦してみたいという気持ちが強いです。
WWD:newnグループのブランドで、今後どの程度の流通額を目指している?
中川:5年後には100億円くらいになればいいなと思っています。先ほども言ったようにモノづくりのマーケットは非常に大きい。持続的なブランド運営やM&Aといった選択肢もあるため、無限の可能性があるはずです。
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【1月15日まで|郵政博物館】 企画展 「年賀状展―春を寿ぐ―」 古今東西の年賀状を紹介して、年賀状を書く際の一助となるような企画展 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/280 pic.twitter.com/FYeIpz9tWU
三陽商会、反撃ののろし 19年下期は新ブランドと直営強化に注力
三陽商会は4期ぶりの営業黒字に向けて攻めの姿勢を鮮明にする。2015年の「バーバリー(BURBERRY)」事業の終了以降、コストカットなど守りの姿勢を余儀なくされてきた同社。下期(7~2月)から成長に向けた投資に本腰を入れ、直営店強化と新規事業により赤字幅の拡大した上期(1~6月期)の巻き返しを図る。併せてバリューチェーンにおけるAI(人工知能)の導入も進め、業務効率の改善も進める。
直営店強化は、三陽銀座タワーを全面改装したギンザ・タイムレス・エイト(GINZA TIMELESS 8)の9月6日オープンが皮切りとなる。モノ作りのこだわりを発信する体験型スペースなどを備え、同社の強みであるクラフトマンシップを体現する10フロアの旗艦店として刷新。「エポカ ウオモ(EPOCA UOMO)」初の直営店を表参道ヒルズに、「ラブレス(LOVELESS)」を渋谷パルコにオープンし、「エポカ ザ ショップ」玉川高島屋S・C店も9月に改装してテコ入れする。値引き販売が粗利益率を悪化させた上期を反省材料に、下期は付加価値の高い素材づかいや新ライン展開などMD強化を推し進める。
今秋には2つの新ブランドの立ち上げを予定する。20代後半~30代前半の女性に向けた新ブランドをきょう31日からECで、8月1日からは店舗展開をスタートする。百貨店、SC、直営と幅広いチャネルで初年度から約30店舗を展開し、初年度の売り上げ20億円を見込む。ギンザ・タイムレス・エイトに1号店を出すオーダースーツ業態「ストーリー アンド ザ スタディー(STORY & THE STUDY)」は、国内工場製造の品質にIT技術による身体的特徴の解析を掛け合わせることで先行業態と差別化し、23年2月期をメドに売上高25億円を目指す。
バリューチェーンにおけるAIの導入も進める。すでに「マッキントッシュフィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)」「ラブレス(LOVELESS)」の店舗では、AIカメラによる顧客導線分析を3月に試験導入。分析結果をもとにレイアウトやVMDを改善したところ、売り上げが前年同月比70%増と大幅に伸びた。9月をメドに直営54店舗に導入する。そのほか、2月に業務提携を結んだニューラルポケット社のAIによる需要予測システムをウィメンズ全ブランドに導入を完了しており、商品企画の精度向上のためのMD支援システムも6月に運用を開始した。
同社は今期から決算期を2月期に変更するため、初年度は14カ月の変則決算になる。20年2月期通期の業績予想は、売上高725億円、営業利益6億円、純利益7億円のまま据え置く。「上期はスタート台から後退してしまった格好だが、下期は新規事業で反転攻勢に打って出る」(岩田功社長)。
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こじはるのブランド「ハーリップトゥ」が伊勢丹でポップアップ開催 入場応募者が過去最高を記録
元AKB48でタレント・モデルの小嶋陽菜が手掛けるブランド「ハーリップトゥ(HER LIP TO)」は7月31日から8月6日まで、伊勢丹新宿本店2階のイーストパークでポップアップストアを開催している。初日は、事前応募に当選した約500人が決められた時間に売り場に入場する仕組みで、10時の開店と共に当選者が列を作った。事前応募人数は、「同売り場で過去最高だった」(三越伊勢丹の担当バイヤー)という。
同店でのポップアップストアは2018年秋に続き2回目。「(ブランドが成長し前回とは売り上げの)規模が違うので、手応えとしてはもう違うブランドみたい」と小嶋。混乱が予想されるため本人による接客などは予定していないが、タイミングによっては来店の可能性もあるという。「夏は旅行などのイベントごとも多い。そういう時にうちのブランドを選んでもらえるのは嬉しい。(通常はECを主販路にしているが)ポップアップにはうちの服を着て来場してくださるお客さまも多いので、みんなが実際どんな風に商品を着こなしてくれているかが分かって参考になる」。
ドレスのように着こなせるクロシェニットのセットアップ(セットで2万4000円)や、人気のチェリー柄プリントを使ったセットアップ(2万4000円)、ブランド名にちなんだリップ柄のドレスなどの盛夏物や、水着をそろえる。「ファッションの世界は『コレがモテる服でしょ』っていうのが決まってしまっていて、更新されていない気がする。素材感やカッティングなどにこだわった、私目線のモテファッションを発信したい」と小嶋。「ヨーロッパの夏の雰囲気が好き。今年も行きたかったけど行けなかった」ということもあって、催事のテーマは“ドリーミング オブ ア ヨーロピアン サマー”だ。
ブランドが大きくなり、先日は他社ブランドで類似商品が出ていることがSNSで話題になった。「似た商品が出るとファッション業界の人にもうちのブランドの認知が広がってきたのかなと感じるし、ファッションの世界はそういうものだ(売れれば類似品が出る)と分かっている。でも、(類似品を)うちの服だと思って買ってしまう人がいるような状況は防ぎたい」。
今後も同様のポップアップストアは開催していくが、常設店舗の出店は現時点では考えていないという。「実店舗の運営コストがかからない分、服の質をよくできる。上質な日本の生地をベースに、アイテムによっては中国で生産することで価格を抑えている。『ネットで見て想像していた以上に、実際の商品の質がよかった』とECで購入したお客さまが言ってくださることもある。それが嬉しい」と話す。
■「ハーリップトゥ」リミテッドストア
会期:7月31日〜8月6日
場所:伊勢丹新宿店本館2階 イーストパーク
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
【エディターズチェック】
小嶋陽菜さんというと、フワフワしたきれいなタレントさん、というイメージを抱く人が多いと思う。実際お会いして取材しても、本当にかわいくて雰囲気も柔らかくイメージそのままなのだが、いざブランドのことを話し出すとビジネスウーマンの顔。「今って、秋物とか夏物とか、かつてのようなシーズンの決まりはもうなくなってきていますよね」と話す口ぶりは、ファッション業界歴の長いベテランブランドディレクターのようで、とっても頼もしい。
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【1月15日まで|ちひろ美術館】 赤羽末吉・中国とモンゴルの大地 風土の研究に取り組んだ赤羽が、中国やモンゴルの風土や文化、人々の生活をどのようにとらえ、絵本に表現したか 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/297 pic.twitter.com/0rajZ79EHI
築地銀だこ、営業利益2倍に。酒場業態は出店スピードアップのため別会社化。
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【1月15日まで|松岡美術館】 松岡コレクション 中国の陶磁 明から清まで 年款銘の入った景徳鎮官窯の陶磁器を中心に、明から清までの中国陶磁の展開を館蔵の名品でたどります。 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/326 pic.twitter.com/b5maLB06iW
狙うはグローバル、伊発ラグジュアリーレンタル「ドレクスコード」とは
近年の消費者意識の変化には所有意欲の低下とサステイナビリティーに対する関心向上という2つの大きなトレンドがある。不要な購入はせず衣服を長く愛用することに消費者の意識が向く中で、米国では「レント・ザ・ランウェイ(RENT THE RUNWAY)」、日本では「エアークローゼット(AIRCLOSET)」などのレンタルサービスが台頭してきている。イタリア発のラグジュアリーレンタル「ドレクスコード(DREXCODE)」もその1つだ。ヴァレリア・カンブリア(Valeria Cambrea)=ドレクスコード共同創設者兼セールス部門長は「レンタルは所有できないものを欲することではなく、賢い選択と捉えられている」と語る。
ドレクスコードは2015年に、ネスレ(NESTLE)やダノン(DANONE)、クラフト(KRAFT)など幅広い企業でマーケティングと経営経験を積んだ、フェデリカ・ストラーチェ(Federica Storace)共同創設者兼最高経営責任者(CEO)とカンブリア=セールス部門長が共同で創設。現在サイトでは55のブランドを取り扱い、顧客は25万人、リピートオーダーは35%以上だ。同社は今年に入りイタリア・ラグジュアリー製品協会(ALTAGAMMA)のヤング・エンタープライズ賞も受賞している。
「ドレクスコード」でユーザーは小売価格の10~15%の料金で、特別なオケージョンに合わせてラグジュアリードレスを4~8日間借りることができる。返却や洗濯、事前トライアル、代替サイズのレンタルは無料で、仕立ての変更やスタイリストのアドバイスには追加料金が発生する。利用可能なドレスは常時2000点ほどで、ミラノに倉庫と社内在庫品を有し、EU全域からのオーダーに対応する。売り上げの20%は開始当初からのカテゴリーであるイブニングドレスが占めるという。
チャットや電話、eメールを通じた消費者とのダイレクトなコミュニケーションにも重きを置いており、ミラノの老舗百貨店ラ・リナシェンテ(LA RINASCENTE)にショールームストアを、ブレラ地区には一時的な店舗を構える。「サービスは私たちの強みだ」とカンブリア=セールス部門長は言う。
「オンライン・ラグジュアリーが主流になりつつあると気づき、またウーバー(UBER)やカーシェアリング、エアビーアンドビー(AIRBNB)の登場で、イタリアでも消費者がシェアリング・エコノミーに向かっていることを実感していた」とストラーチェCEOは本社でのインタビューで語り、サイトはマーケットプレイスではなく、定期的にラグジュアリーブランドの最新コレクションから卸売価格で在庫を購入しており「購入はデータに基づいて判断している」とも説明した。
同社にとってサイトは強力なマーケティングツールでもあり、顧客の31%が新たなブランドを試したいと回答した際は「モスキーノ(MOSCHINO)」や「ジャンポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)」「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」など既に取り扱っている著名なブランドに代わる選択肢として「イリス・セルバン(IRIS SERBAN)」や「マリア・ルチア・ホーハン(MARIA LUCIA HOHAN)」といった知名度の低いブランドを追加した。
同社によればスタイリストも含む同社の顧客の60%は“ファッションを理解している、いそがしい社交生活を送る”働く女性で、25~40歳の2500人を対象とした調査では78%が「2つの異なる特別なオケージョンで同じドレスを着ない」と回答した。「インスタグラムは人々の見え方や見せ方を変え、女性は今や2つの場で同じデザインを着て写真を撮られることを望まない」とカンブリア=セールス部門長は話す。
最近ではミレニアル世代の顧客を引きつけるため、100ユーロ(約1万2100円)前後の料金のドレスも取り扱う。ストラーチェCEOは「今も特別なオケージョン需要を狙っているが、アペリティフタイムやディナー、それにガラやウェディングまで範囲を拡大している」とも言及した。
「ドレクスコード」はミラノでの旗艦店オープンを見据える一方、は過去2年間で50%以上の成長が見られた国外事業の拡大を推進する。「昨年9月から今年の2月にかけて8000件のオーダーがあった」という。またロンドンでのポップアップ開催に照準を合わせると同時に、ファッション性とカスタマイズ性向上のためサイトをアップデートし、アクセサリーとカスタムジュエリーの取り扱いも拡大する。「私たちは機能的なニーズを満たすところから始まり、今は満足度の向上へとステップアップしている」とストラーチェCEOはコメントした。
大根田杏(Anzu Oneda):1992年東京生まれ。横浜国立大学在学中にスウェーデンへ1年交換留学、その後「WWD ジャパン」でインターンを経験し、ファッション系PR会社に入社。編集&PRコミュニケーションとして日本企業の海外PR戦略立案や編集・制作、海外ブランドの日本進出サポート、メディア事業の立ち上げ・取材・執筆などを担当。現在はフリーランスでファッション・ビューティ・ライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を行う。
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【1月22日まで|玉川大学教育博物館】 〈特別展〉 デュオ・カサド ギャラリートークのほか、チェロとピアノのミニコンサートも行います。 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/313 pic.twitter.com/4O8eft1sbj
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ドラックストアマーケットすごいですな。インバウンド客にも安定してるんだな。確かに大阪とか行くと数十メートルごとにドラッグストアがある地域があったりするもんな。しかもほとんどが外国人販売員。http://akase.xsrv.jp/eknowhow/2019/07/31/%e3%83%89%e3%83%a9%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9%e3%83%88%e3%82%a2%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%82%b1%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%99%e3%81%94%e3%81%84%e3%81%a7%e3%81%99%e3%81%aa%e3%80%82%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%90/ …
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【1月29日まで|東京都写真美術館】 アピチャッポン・ウィーラセタクン 亡霊たち ウィーラセタクンの映像世界を当館のコレクション収蔵作品と作家蔵作品から紹介 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/278 pic.twitter.com/aLEgsMlsvX
「ザーネクリーム」が香りとロゴ変更し若年層にアピール 20年ぶりのリニューアル
製薬会社のエーザイは8月1日、1954年から発売するロングセラー製品「ザーネクリーム」の香りとパッケージデザインを一新し、若年層の取り込みを狙う。
ブランドが誕生した54年は洗濯機や冷蔵庫の普及前。当時、多くの女性が悩んでいた手荒れや肌荒れの症状を改善するために、“肌へのビタミン”をコンセプトに保湿クリーム(当時は「チョコラ・ザーネ」で発売)を開発。その後、73年に「ザーネクリーム」に製品名を変更したほか、顔をはじめ全身に使用できるソフトなテクスチャーに変更して多くの女性が活用してきた。今回、20年ぶりにリニューアル。処方はそのままに香料を低減してよりマイルドな香りに変更した。ブランド担当者は、「現在は親子で愛用するなど幅広い層に『ザーネクリーム』が親しまれている。50代を中心に長年使用されているお客さまが好む成分やテクスチャーは変更せず、より若年層が日常使いしやすい香りを採用した」とコメント。
パッケージはこれまでのキーカラーである赤と白は残しつつ、“SAHNE”と英字ロゴへ変更。「これまであまり流通していなかったチューブタイプも用意し、若年層のお客さまには持ち歩いたりデスクに置いたりするなどしてもらいたい。11月ごろから、新パッケージで台湾にも展開する予定」と語った。
【エディターズ チェック】
製品名は知っていたが、これまで使用したことがなかった「ザーネクリーム」。テクスチャーはさらっとしてべたつかないため、メイク前のスキンケアとしてや日中のパソコン作業の合間のハンドケアとしてなど使い勝手は良さそう。製品は英字ロゴに一新するが、ジャータイプの外箱のみは、これまでの愛用者が店頭で迷わないように従来通りのカタカナロゴ表記にするそう。サンプリングも大量に行うそうで、若年層にどこまでアピールできるか期待したい。
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「ザーネクリーム」が香りとロゴ変更し若年層にアピール 20年ぶりのリニューアル
製薬会社のエーザイは8月1日、1954年から発売するロングセラー製品「ザーネクリーム」の香りとパッケージデザインを一新し、若年層の取り込みを狙う。
ブランドが誕生した54年は洗濯機や冷蔵庫の普及前。当時、多くの女性が悩んでいた手荒れや肌荒れの症状を改善するために、“肌へのビタミン”をコンセプトに保湿クリーム(当時は「チョコラ・ザーネ」で発売)を開発。その後、73年に「ザーネクリーム」に製品名を変更したほか、顔をはじめ全身に使用できるソフトなテクスチャーに変更して多くの女性が活用してきた。今回、20年ぶりにリニューアル。処方はそのままに香料を低減してよりマイルドな香りに変更した。ブランド担当者は、「現在は親子で愛用するなど幅広い層に『ザーネクリーム』が親しまれている。50代を中心に長年使用されているお客さまが好む成分やテクスチャーは変更せず、より若年層が日常使いしやすい香りを採用した」とコメント。
パッケージはこれまでのキーカラーである赤と白は残しつつ、“SAHNE”と英字ロゴへ変更。「これまであまり流通していなかったチューブタイプも用意し、若年層のお客さまには持ち歩いたりデスクに置いたりするなどしてもらいたい。11月ごろから、新パッケージで台湾にも展開する予定」と語った。
【エディターズ チェック】
製品名は知っていたが、これまで使用したことがなかった「ザーネクリーム」。テクスチャーはさらっとしてべたつかないため、メイク前のスキンケアとしてや日中のパソコン作業の合間のハンドケアとしてなど使い勝手は良さそう。製品は英字ロゴに一新するが、ジャータイプの外箱のみは、これまでの愛用者が店頭で迷わないように従来通りのカタカナロゴ表記にするそう。サンプリングも大量に行うそうで、若年層にどこまでアピールできるか期待したい。
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【PR】関西肉バルの代表格「街の肉バル Buff」が、日本初上陸の新メニュー「アイダホフィンガーステーキ」で仕掛ける、新たな展開
“純粋令”クラフトビールとドイツ料理「シュマッツ」、20号店を名古屋に出店。フードトラック出身ドイツ人。
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【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/316 pic.twitter.com/1mvk2RIcej
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【2月12日まで|東京国立近代美術館】 瑛九1935-1937 闇の中で「レアル」をさがす 「レアル(リアル)」を求めて苦闘するデビュー前後の瑛九の実像 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/290 pic.twitter.com/G9ikXpPTSW
「信頼形成はオフライン」ITのプロ「WWDジャパン」最新号につぶやく
大手通信会社に入社後、国内外でITソリューションを提供するビジネスマンが、今週のファッション週刊紙「WWDジャパン」で気になったニュースを要約してお届け。最先端のテクノロジーから企業と、その利用者が必要とするものについて考え続けたITのプロ、CKRが未来的視点からニュースにつぶやきを添えます。
今日のニュース「EC特集2019 EC、実店舗 アナタの悩み解決します」
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読み解きポイント「オフラインこそ信頼形成の場」
ニュースのポイント
店舗とECの補完・融合をどう進めるか。「WWDジャパン」がアパレル各社のEC担当に取材。顧客との関係強化、販売促進、効率的な在庫管理といった狙いに対する、2019年度の各社の取り組み、状況や課題をレポート。
CKRはこう読む!
「1340万人」。記事にもある「MUJIパスポート」の国内会員数です。サービスを開始して9年。重みを感じる数字です。良品計画が今年注力するのは「オフライン」。ここにオムニコマースのヒントが隠されています。
スマートフォンを持ち歩く生活は、常にオンラインの状態。だからこそ、オフラインであるリアルな場所が、企業と顧客、両者の信頼形成において重要なタッチポイントとなります。気分が落ち込んだとき、たまたま入ったカフェでコーヒーを頼んだら、「新作のチョコ始めました、お試しにいかがでしょうか?」と笑顔でプレゼントされて、ほっこり。こんな体験は、店舗でしかできません。
投資の世界では、顧客との接点を持つ企業の価値がどんどん上がっています。すでにファンを抱えるアパレル企業は、大きな可能性を秘めているとも言えます。
あとはテクノロジーの使い方。評価のためにどんなデータを取得するのか?この設計が大切です。例えば、接客数だけを評価軸にすると、数をこなせばいいという雑な接客になってしまいます。そこに顧客一人あたりの対応時間を加えれば、質の高い顧客対応も可能です。
それぞれの企業のビジョンにあった取り組みを楽しんでブラッシュアップしていくこと。これがオムニコマースで一番大事なポイントかもしれませんね。
CKR Kondo : 大手通信会社に入社後、暗号技術/ICカードを活用した認証決済システムの開発に従事。その後、欧州/中東外資系企業向けITソリューションの提供、シンガポール外資系企業での事業開発を経験。企業とその先の利用者が必要とするもの、快適になるものを見極める経験を積み、ウェアラブルデバイスやFree WiFiを活用したサービスインキュベーションを推進。現在は、米国、欧州、アジア太平洋地域にまたがる、新たなサイバーセキュリティサービスの開発を推進中
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【3月31日まで|ソニービル 銀座】 It's a Sony展 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/805 pic.twitter.com/KURf6JLFcC
@servicebuyerfun 展示会サービスバイヤーコミュニティ
展示会バイヤー向けのアンテナサイトを作りました。http://akase.xsrv.jp/buyer/
8セレクトショップが提案する2019-20年秋冬リアルトレンド “きっちり感”が鍵
各セレクトショップが打ち出す2019-20年秋冬は、スポーツやストリートのムードが落ち着き、ぐっとクラシックでフェミニンなムードにシフトしている。ジャケットやセットアップ、ボウタイブラウスが充実しており、着崩すよりもキチンと着こなすレイヤードスタイルの提案が目立つ。色柄ではベージュからブラウンが基調、バリエーション豊かなチェックやヒョウ柄などの動物柄がよく見られた。8つのセレクトショップから、19-20年秋冬のトレンドを総括する。
トゥモローランド
透ける&揺れるアイテムで楽しむ
強化アイテムは、コート、スカート、ワンピースで、“ドラマチックな日常”のためのアイテムをそろえる。コートは肩が落ちたゆったりとしたシルエットで、Aラインやドレープが生きるたっぷりとしたものをラインアップ。スカートはミディ丈を幅広くそろえ、ワンピースはデイリーからオケージョン対応までをそろえる。スタイリングは少々詰まった首元がポイントで、ハイネックのカットソーやニットにワンピースやブラウスを合わせたスタイルを提案する。
ロンハーマン
ニットは1.5倍に拡充
セットアップやアウター、ハンドニット、別注品までニットのバリエーションを幅広くそろえる。アウターは、ポンチョやPコート、毛皮や人工ファーのブルゾンなどショート丈のアウターから、大人のためのダッフルコートまでを用意。ボトムスはプリーツスカートとオーバーオールをそろえる。コーディネートは、リブニット × スエット、セットアップ × ケープなどのレイヤードスタイルを提案。柄はチェックのバリエーション、ヒョウ柄や小花、タイダイを打ち出す。
イエナ
フレンチスタイルでアプローチ
今季、クラシック傾向が強まったことを受けて「イエナ」が得意とするフレンチスタイルを見直す。秋冬でもキチンと着られるシャツや、ウールやレザーなどのセットアップをそろえ、ボウタイブラウスやベルトをキーアイテムに“着崩すのではなくキッチリ固める”スタイリングを提案する。キーカラーはベージュからブラウンをベースに差し色としてイエローを選択。素材は、レザー × ウール × レースといった異素材ミックスを、柄はチェックとペイズリーとの柄ON柄をそろえる。
インターナショナルギャラリー
ビームス
ボリュームのある重ね着を提案
チロリアンコートやチャイナコートなど伝統的な要素を控えめかつ現代的に表現したウエアがそろう。スタイリングは同業態としては久しぶりに重ね着を提案する。特にたっぷりとしたスカートなどボトムスのボリューム感がポイントだ。キーカラーは、くすみイエロー、ブルー、ブラウン。
エストネーション
“ニューアウター”を打ち出す
“ノマディック”をテーマに、70年代や80年代のムーブメントや多様性を表現する。コートに移るまでのアウターを充実させ、とくにジャケットはシルエットや素材のバリエーションを広げ“ニューアウター”としてコートの前の羽織り物として打ち出す。また、ボウタイやスカーフなど首回りの装飾を提案し、温度調節ができるようなニットのレイヤードスタイルを紹介する。カラーパレットは、ベージュからブラウンを主軸に、イエローやテラコッタ、ロイヤルブルー、ピスタチオグリーンなど。柄はチェックやアニマルに加えてペイズリーを用意する。
ドゥーズィエム クラス
セレブの機内スタイルを表現
3つのテーマで提案。1つ目のテーマは“ラグジュアリートリップ”で、セレブリティーの機内のリラックススタイルを表現する。ブルゾンやフード付きのムートンコートなど、カジュアルに着られるファーアイテムを強化する。2つ目のテーマは“Every day I like”。トラッドをベースにストリートウエアの要素を取り入れ、スポーティーにキレイに着こなせるコーディネートを提案する。3つ目は“ドゥーズィエム クラスのベーシック”。ダブルフェースのコートやニットなどベーシックなアイテムが並ぶが、素材の光沢感を生かして女性らしいつやっぽいアイテムに仕上げた。いずれもカラーパレットはベージュからブラウンが基調。
バーニーズ ニューヨーク
女性のための“勝負服”を用意
女性が自分のパワーを表現するための“勝負服”を提案する。なかでもセットアップを強化。テーラードジャケットとトラウザー、ジャケットとドレス、シャツとパンツ、ニットなど幅広いセットアップをそろえる。アウターはブルゾンよりもコートをラインアップ。ファーアイテムを減らし、着丈が短めで早い段階から着られるコートを充実させる。
フリークス ストア
汎用性の高いアイテムを強化
“ユニバーサリズム(UNIVERSALISM)”をテーマに、時代や地域、新しさと古さ、色や柄などをミックスしたスタイルを提案する。ウィメンズではオン・オフ両用の汎用性の高いワンピースや着回しが利くアイテムのバリエーションを強化。また、別注品の指示も高く、今季「ペンドルトン」とはウエアだけではなくソファや椅子まで幅広く取り組む。
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@emmingly 🌸 em 🌱
feeling a bit better today but last night was a baaad time. whiplash of going from stressed/depressed to manic in the span of 6 hours was really rough.
「グッチ」がDE&Iのグローバルディレクターにルネ・E・ティラードを起用
「グッチ(GUCCI)」は7月30日、DE&I(ダイバーシティー、エクイティ、インクルージョン)のグローバルディレクターにルネ・E・ティラード(Renee E. Tirado)を起用すると発表した。就任はニューヨークを拠点に、ポジティブな企業文化を目指す継続的なミッションと2月に発表した長期的DE&I計画の一環。マルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)社長兼最高経営責任者(CEO)の直属となる。
ティラードは、インクルーシブで公平な職場環境を作り、「グッチ」の事業の取り組みに沿った職場のダイバーシティーを促進するためのグローバル戦略を立案、構築、実施する。DE&Iを推進するグローバルチームを率いて全ての地域でDE&I戦略を展開。これまでの「グッチ」の企業文化に関する取り組みをベースに、親会社のケリング(Kering)の全体のDE&Iビジョンとの整合性を取り、全世界の社員向け文化的意識学習プログラム、「グッチ」社内のグローバルエクスチェンジプログラムなどを統括する。今回の就任についてティラードは「『グッチ』が文化的、経済的にリードする存在であり続けるように、DE&Iを基礎としてスタートする人間関係を築いていく。今回、絶対的な価値観をビジネスモデルの最前線に掲げて、事業戦略の中核の企業に参画できる事は大変光栄」と語った。
ビッザーリCEOは、「2015年からアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターと共に、自己表現と多様性を受け入れるというカルチャーを活動の中心として協力し合ってきた。ティラードが『グッチ』以外においてもファッション業界全体に望ましい変化をもたらす原動力になるものと確信している」。
ティラードはこれまで米メジャーリーグベースボール(MLB)のD&I最高責任者で、リーグ全体と30のクラブマーケットのためのD&I戦略を立案、指導していた。MLBでは、リーダー全体のメンバーシップ構想など育成プログラムにつながるベースボール戦略に置いて女性登用を積極的に推進してきた。またMLB前は、公認弁護士として米テニス協会などでD&Iに関するリーダーシップ的役割を果たした。
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「イザベル マラン」出身の日本人デザイナーによる新ブランド 伊勢丹とミッドウエストでイベント
竹内美彩による新ウィメンズブランド「フォトコピュー(PHOTOCOPIEU)」は7月31〜8月25日、デビューコレクションの2019-20年秋冬のイベントを伊勢丹新宿本店とミッドウエスト トウキョウで行う。
「フォトコピュー」は、「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」でデザイナーとして経験を積んだ竹内が、パリで学んだカッティングやドレーピングを生かした日常着を提案するブランド。主力商品のワンピースは、ワークウエアの機能性を加えながらウエストや肩をソフトに誇張したシルエットが特徴で、シルクやオーガニックコットンなど天然素材を中心に使用している。
価格帯はアウター 6万5000〜12万円、ニット3万5000〜8万5000円、ドレス4万〜9万円、トップス1万〜4万5000円、ボトムス2万5000〜5万円。
デザイナーの竹内は1986年生まれ。2008年に日本のアパレル企業でデザイナーとしてキャリアをスタート。13年に神戸ファッションコンテストにで入賞し、パリの服飾学校サンディカ・パリクチュール校に留学。同校を卒業後は「イザベル マラン」や「ヴェロニク ルロワ(VERONIQUE LEROY)」で経験を積み、18年に日本に帰国した。デビューシーズンのバイヤーからの評価は高く、伊勢丹新宿本店やミッドウエストの他、エディション、インターナショナルギャラリー ビームスなど有力店での取り扱いが決まった。6月には「2019年度Tokyo新人デザイナーファッション大賞 プロ部門」を受賞している。
■「フォトコピュー」伊勢丹新宿本店クローズアップ
会期:7月31日〜8月13日
場所:伊勢丹新宿店本館3階 リ・スタイル内
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
■「フォトコピュー」ミッドウエスト トウキョウ ポップアップストア
会期:8月16〜8月25日
場所:ミッドウエスト トウキョウ ウィメン(渋谷)1階
住所:東京都渋谷区神南1-6-14
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「イザベル マラン」出身の日本人デザイナーによる新ブランド 伊勢丹とミッドウエストでイベント
竹内美彩による新ウィメンズブランド「フォトコピュー(PHOTOCOPIEU)」は7月31〜8月25日、デビューコレクションの2019-20年秋冬のイベントを伊勢丹新宿本店とミッドウエスト トウキョウで行う。
「フォトコピュー」は、「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」でデザイナーとして経験を積んだ竹内が、パリで学んだカッティングやドレーピングを生かした日常着を提案するブランド。主力商品のワンピースは、ワークウエアの機能性を加えながらウエストや肩をソフトに誇張したシルエットが特徴で、シルクやオーガニックコットンなど天然素材を中心に使用している。
価格帯はアウター 6万5000〜12万円、ニット3万5000〜8万5000円、ドレス4万〜9万円、トップス1万〜4万5000円、ボトムス2万5000〜5万円。
デザイナーの竹内は1986年生まれ。2008年に日本のアパレル企業でデザイナーとしてキャリアをスタート。13年に神戸ファッションコンテストにで入賞し、パリの服飾学校サンディカ・パリクチュール校に留学。同校を卒業後は「イザベル マラン」や「ヴェロニク ルロワ(VERONIQUE LEROY)」で経験を積み、18年に日本に帰国した。デビューシーズンのバイヤーからの評価は高く、伊勢丹新宿本店やミッドウエストの他、エディション、インターナショナルギャラリー ビームスなど有力店での取り扱いが決まった。6月には「2019年度Tokyo新人デザイナーファッション大賞 プロ部門」を受賞している。
■「フォトコピュー」伊勢丹新宿本店クローズアップ
会期:7月31日〜8月13日
場所:伊勢丹新宿店本館3階 リ・スタイル内
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
■「フォトコピュー」ミッドウエスト トウキョウ ポップアップストア
会期:8月16〜8月25日
場所:ミッドウエスト トウキョウ ウィメン(渋谷)1階
住所:東京都渋谷区神南1-6-14
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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot
【2月5日まで|国立新美術館】 19th DOMANI・明日展 「reconsidering Japan」をゆるやかなテーマに、「2020」を目前にあらためて日本を考える機会 詳細はこちら→ https://gociao.jp/events/3316 pic.twitter.com/IC2t7ykgNe
秋上陸の「トゥー フェイスド」が伊勢丹新宿で初のポップアップ 限定色も登場
カリフォルニア発のメイクアップブランド「トゥー フェイスド(TOO FACED)」は7月31日〜8月6日、伊勢丹新宿本店本館1階ザ・ステージで日本で初めてのポップアップストアを開く。同イベント限定(数量)アイテムとしてダイヤモンドをイメージしたハイライター「ダイヤモンドライト マルチユース ハイライター」の限定色「ファンシー ピンク」(4500円)を販売するほか、8100円以上の購入者には同ハイライターにインスパイアされたメイクアップバッグをプレゼントする。
「トゥー フェイスド」は「遊び心を忘れないハイクオリティーなメイクアップブランド」として1998年に誕生。キュートなパッケージやユニークな製品を生み出し多くの女性に愛されてきた。2016年にエスティ ローダー カンパニーズ(ESTEE LAUDER COMPANIES )が買収。9月18日には名古屋松坂屋に1号店、11月に渋谷スクランブルスクエアに常設店舗をオープンする予定だ。
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【1月22日まで|21_21 DESIGN SIGHT赤坂】 デザインの解剖展: 身近なものから世界を見る方法 身近な製品を「デザインの視点」で解剖し、各製品の成り立ちを徹底して検証する試み 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/319 pic.twitter.com/03Az8f7gt7
木村カエラがデビュー15周年を振り返る 「ポジティブであり続けるために未来しか見ない」
2004年にデビューして今年15周年を迎える木村カエラ。7月31日には、全て新曲となるニューアルバム「いちご」を発売する。今回のアルバムでは、Charaやあいみょん、AAAMYYY(エイミー)といった女性ミュージシャンとコラボ。「常に新しい自分でありたい」と語る彼女に、この15年間の思いを語ってもらった。
WWD:デビューから15年。この15年は長かった? それとも短かった?
木村カエラ(以下、木村):短かったです。あっという間でした。
WWD:その中で一番思い出に残っていることは?
木村:デビューできたときはもちろんうれしかったですが、5周年のライブを横浜の赤レンガ倉庫でやったこと。ちょうど「Butterfly」をリリースした時期で、多くの人が集まってくれた光景は今でも忘れられないですね。周年ごとのライブは思い出に残っていて、やるたびにまた次もがんばろうとパワーをもらえます。
WWD:デビューしたときに、15年続けるというのは想像していた?
木村:デビューするときに周りの大人たちに「女性アーティストは10年続けるのは難しい」と言われて、それが悔しくて絶対に10年は続けてやると決意してスタートしたんですが、気が付けば15年たちました。
1 / 3
WWD:15周年のアルバム「いちご」を7月31日にリリースする。アルバムタイトルの「いちご」はすぐ決まった?
木村:すぐ決まりました。1と5で「いちご」。タイトルはだいぶ前から決まっていて、それに合わせて“カエラ姫”という新種のいちごを作ろうという話もあったんですが、そっちは全然進行しなかったです(笑)。
WWD:アルバムの表題曲でもある「いちご」は木村カエラさんが作詞作曲を手掛けた。その思いは?
木村:アルバム「いちご」は全てオリジナルの新曲なのですが、当初からタイトル曲は自分で作詞作曲をしようと考えていました。15年で成長できたことと感謝の気持ちをこの「いちご」という曲には込めました。
WWD:アルバムではCharaさんやあいみょんさんなどともコラボしている。どういう経緯でコラボが決まった?
木村:このアルバムを作るときに、“常に新しい自分でいたい”という気持ちからスタートしています。これまでに積み上げてきたものを一度なくして、また一から作り始めるといったイメージ。15年やっていると後輩もできるし、逆にずっと先を走っている先輩もいて、今回はリスペクトする後輩、先輩と一緒に作品を作って、新しく生まれ変わっていけたらいいなという思いでコラボしました。
WWD:Charaさんとは「ミモザ」と「曖昧 me」の2曲でコラボしているが、これは最初から2曲とお願いした?
木村:最初は1曲のつもりでした。Charaさんにははじめ、「ミモザ」という曲をやりたいと相談したんです。それで2人でいろいろと曲について話し合っていると、Charaさんからたくさんデモがあがってきて、その中に歌いたいなと思ったのが2曲あったので、「2曲使わせてもらっていいですか?」ってお願いをして、それで2曲コラボすることになりました。
WWD:あいみょんさんとは「Continue」という曲でコラボしている。
木村:彼女が生み出す歌とか言葉がすごく好きで、デビューしたときはすばらしいアーティストが出てきたなと思いました。女性が応援したくなるアーティストですよね。あいみょんちゃんは、これまではソロの女性アーティストには楽曲提供をしてこなかったみたいなんですが、「カエラさんなら書きます」と言ってもらえました。彼女は曲と詞を同時に書くので、私が伝えたいことを言って、歌詞に入れてもらいました。年を重ねていくこと、それが“おばさん”っていう言葉だったりするんですが、そういうことをポジティブに歌っていけたらいいなと2人で話しながら作っていきました。
WWD:ジャケットもアーティスト写真も、アートディレクションはとんだ林蘭さんが手掛けた。以前からお付き合いはあった?
木村:グッズのデザインをやってもらったり、ファンクラブ向けの会報誌ではコラボをしていました。個展にも行ったりしています。「いちご」って聞くとかわいらしいイメージになるので、少し毒っぽさが入った方がいいなと思って、アルバムのADはとんださんがいいなと思ってお願いしました。
WWD:このアルバムを通して伝えたいことは?
木村:「続けていくためには変わっていくことが必要」ということかな。自分が変わっていくことが、続けていくことにつながる――そんな思いが詰まっていると思います。
WWD:木村さん自身変わっていくことで、ファンが離れていく怖さは?
木村:全然ありますよ。でも結果としてそれでよくなればファンも増えていくと思うんです。でも変わっていくことが私にとってすごく大切なことだから、ファンの人にはそんな私にもついてきてほしいです。
楽しいことにたどりつくために、つらいことも乗り越えられる
1 / 3
WWD:15年でつらいこともあった?
木村:それはたくさんありました(笑)。楽しいことも、つらいこともありました。でも結局、楽しいことにたどりつくためにがんばっているんだと思う。つらいことも多いけど、それを乗り越えると楽しいことが待っているからやっていられる。その繰り返しですね。
WWD:カエラさんは常にポジティブなイメージ。
木村:それはよく言われます(笑)。先のことしか見ないようにしていて、終わったことは引きづらないようにしています。あとは後悔しないために一生懸命やること。常に未来を見ておけば先に進むしかないし、過去は変えられないけど、未来は自分で変えられる。変えられることしか見ないように心がけています。
WWD:少し話題を変えて、木村カエラさんといえば個性的なヘアスタイルとヘアカラーも特徴的だが、こだわりはある?
木村:そうですね。でも意外とこだわりはないですよ(笑)。
WWD:ヘアは気分によって変えている?
木村:ヘアカラーがすごく好きで、気分というよりは作品によって色を変えています。今回いちごで、いちごと言えば赤じゃないですか。だから最近はずっと赤髪です。例えばカミナリっぽいってなると、黄色とか。自分が作品から見えてきた色でヘアカラーも変えて、作品に関わっている期間はその色を続けています。
WWD:今までで一番気にいっている色は?
木村:赤っぽい色は気分が上がるから好きなんですが、前に真っ青にしたことがあって。やってみたらすごくしっくりときて、そのときの青髪が気に入っています。
WWD:モデルとしても活躍していたが、ファッションのこだわりは?
木村:あまり人と同じ格好をするのは好きじゃなくて、かぶらないファッションは心掛けています。古着が好きで、ブランドものと古着をミックスしてコーディネートすることが多い。あとは自分のサイズに合っていることも意識しています。
WWD:最後に15年前の自分にアドバイスするとしたら、何と伝える?
木村:15年前の私はすごく人見知りで、あいさつが全然できなかったんです。しかもモヒカンとかで、テレビ局では「あいさつができない生意気なやつ」で有名でした(笑)。本当に極度の人見知りで、目を見て話せないし、自分ではあいさつはしているつもりだったんですけど、テレビはたくさん初めましての方にお会いするので本当に苦手でしたね。だから「あいさつはしっかりしなさい」って伝えたいですね(笑)。
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木村カエラがデビュー15周年を振り返る 「ポジティブであり続けるために未来しか見ない」
2004年にデビューして今年15周年を迎える木村カエラ。7月31日には、全て新曲となるニューアルバム「いちご」を発売する。今回のアルバムでは、Charaやあいみょん、AAAMYYY(エイミー)といった女性ミュージシャンとコラボ。「常に新しい自分でありたい」と語る彼女に、この15年間の思いを語ってもらった。
WWD:デビューから15年。この15年は長かった? それとも短かった?
木村カエラ(以下、木村):短かったです。あっという間でした。
WWD:その中で一番思い出に残っていることは?
木村:デビューできたときはもちろんうれしかったですが、5周年のライブを横浜の赤レンガ倉庫でやったこと。ちょうど「Butterfly」をリリースした時期で、多くの人が集まってくれた光景は今でも忘れられないですね。周年ごとのライブは思い出に残っていて、やるたびにまた次もがんばろうとパワーをもらえます。
WWD:デビューしたときに、15年続けるというのは想像していた?
木村:デビューするときに周りの大人たちに「女性アーティストは10年続けるのは難しい」と言われて、それが悔しくて絶対に10年は続けてやると決意してスタートしたんですが、気が付けば15年たちました。
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WWD:15周年のアルバム「いちご」を7月31日にリリースする。アルバムタイトルの「いちご」はすぐ決まった?
木村:すぐ決まりました。1と5で「いちご」。タイトルはだいぶ前から決まっていて、それに合わせて“カエラ姫”という新種のいちごを作ろうという話もあったんですが、そっちは全然進行しなかったです(笑)。
WWD:アルバムの表題曲でもある「いちご」は木村カエラさんが作詞作曲を手掛けた。その思いは?
木村:アルバム「いちご」は全てオリジナルの新曲なのですが、当初からタイトル曲は自分で作詞作曲をしようと考えていました。15年で成長できたことと感謝の気持ちをこの「いちご」という曲には込めました。
WWD:アルバムではCharaさんやあいみょんさんなどともコラボしている。どういう経緯でコラボが決まった?
木村:このアルバムを作るときに、“常に新しい自分でいたい”という気持ちからスタートしています。これまでに積み上げてきたものを一度なくして、また一から作り始めるといったイメージ。15年やっていると後輩もできるし、逆にずっと先を走っている先輩もいて、今回はリスペクトする後輩、先輩と一緒に作品を作って、新しく生まれ変わっていけたらいいなという思いでコラボしました。
WWD:Charaさんとは「ミモザ」と「曖昧 me」の2曲でコラボしているが、これは最初から2曲とお願いした?
木村:最初は1曲のつもりでした。Charaさんにははじめ、「ミモザ」という曲をやりたいと相談したんです。それで2人でいろいろと曲について話し合っていると、Charaさんからたくさんデモがあがってきて、その中に歌いたいなと思ったのが2曲あったので、「2曲使わせてもらっていいですか?」ってお願いをして、それで2曲コラボすることになりました。
WWD:あいみょんさんとは「Continue」という曲でコラボしている。
木村:彼女が生み出す歌とか言葉がすごく好きで、デビューしたときはすばらしいアーティストが出てきたなと思いました。女性が応援したくなるアーティストですよね。あいみょんちゃんは、これまではソロの女性アーティストには楽曲提供をしてこなかったみたいなんですが、「カエラさんなら書きます」と言ってもらえました。彼女は曲と詞を同時に書くので、私が伝えたいことを言って、歌詞に入れてもらいました。年を重ねていくこと、それが“おばさん”っていう言葉だったりするんですが、そういうことをポジティブに歌っていけたらいいなと2人で話しながら作っていきました。
WWD:ジャケットもアーティスト写真も、アートディレクションはとんだ林蘭さんが手掛けた。以前からお付き合いはあった?
木村:グッズのデザインをやってもらったり、ファンクラブ向けの会報誌ではコラボをしていました。個展にも行ったりしています。「いちご」って聞くとかわいらしいイメージになるので、少し毒っぽさが入った方がいいなと思って、アルバムのADはとんださんがいいなと思ってお願いしました。
WWD:このアルバムを通して伝えたいことは?
木村:「続けていくためには変わっていくことが必要」ということかな。自分が変わっていくことが、続けていくことにつながる――そんな思いが詰まっていると思います。
WWD:木村さん自身変わっていくことで、ファンが離れていく怖さは?
木村:全然ありますよ。でも結果としてそれでよくなればファンも増えていくと思うんです。でも変わっていくことが私にとってすごく大切なことだから、ファンの人にはそんな私にもついてきてほしいです。
楽しいことにたどりつくために、つらいことも乗り越えられる
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WWD:15年でつらいこともあった?
木村:それはたくさんありました(笑)。楽しいことも、つらいこともありました。でも結局、楽しいことにたどりつくためにがんばっているんだと思う。つらいことも多いけど、それを乗り越えると楽しいことが待っているからやっていられる。その繰り返しですね。
WWD:カエラさんは常にポジティブなイメージ。
木村:それはよく言われます(笑)。先のことしか見ないようにしていて、終わったことは引きづらないようにしています。あとは後悔しないために一生懸命やること。常に未来を見ておけば先に進むしかないし、過去は変えられないけど、未来は自分で変えられる。変えられることしか見ないように心がけています。
WWD:少し話題を変えて、木村カエラさんといえば個性的なヘアスタイルとヘアカラーも特徴的だが、こだわりはある?
木村:そうですね。でも意外とこだわりはないですよ(笑)。
WWD:ヘアは気分によって変えている?
木村:ヘアカラーがすごく好きで、気分というよりは作品によって色を変えています。今回いちごで、いちごと言えば赤じゃないですか。だから最近はずっと赤髪です。例えばカミナリっぽいってなると、黄色とか。自分が作品から見えてきた色でヘアカラーも変えて、作品に関わっている期間はその色を続けています。
WWD:今までで一番気にいっている色は?
木村:赤っぽい色は気分が上がるから好きなんですが、前に真っ青にしたことがあって。やってみたらすごくしっくりときて、そのときの青髪が気に入っています。
WWD:モデルとしても活躍していたが、ファッションのこだわりは?
木村:あまり人と同じ格好をするのは好きじゃなくて、かぶらないファッションは心掛けています。古着が好きで、ブランドものと古着をミックスしてコーディネートすることが多い。あとは自分のサイズに合っていることも意識しています。
WWD:最後に15年前の自分にアドバイスするとしたら、何と伝える?
木村:15年前の私はすごく人見知りで、あいさつが全然できなかったんです。しかもモヒカンとかで、テレビ局では「あいさつができない生意気なやつ」で有名でした(笑)。本当に極度の人見知りで、目を見て話せないし、自分ではあいさつはしているつもりだったんですけど、テレビはたくさん初めましての方にお会いするので本当に苦手でしたね。だから「あいさつはしっかりしなさい」って伝えたいですね(笑)。
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【2月12日まで|EYE OF GYRE神宮前】 アセンブル_共同体の幻想と未来 アッセンブルの活動を紹介しつつ、現代社会における“芸術の存在理由”そのものが問われていることを提議していく。 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/1094 pic.twitter.com/8pHb4T0Mie
「ミキオ サカベ」デザイナー監修のシューズブランド「ギディー」が販売開始
FOOLS(東京、金丸拓矢社長)は、「ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)」の坂部三樹郎デザイナーが監修するフットウエアブランド「ギディー(GIDDY)」を開始する。7月30日から公式オンラインストアとルミネエスト新宿のデスティネーション トーキョーで、8月21日から伊勢丹新宿本店本館のTOKYO解放区、23日から「ロイヤルフラッシュ(ROYAL FLASH)」全店で販売する。
販売するのは、透明度の高いソールで体が浮くような感覚にさせる“インターステラー(INTERSTELLAR)”シリーズと、アウトソールをジュエリーに見立てた“ジュエリー(JEWELRY)”シリーズの2型。それぞれ4色展開で、各2万5000円。
なお公式オンラインストアは海外対応もしており、今後も海外ブランドとのコラボレーションを積極的に行い販路を拡大していくという。
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「ディオール」がインテリアに特化した初店舗をパリ・モンテーニュ通りにオープン
「ディオール(DIOR)」は7月29日、パリ・モンテーニュ通り28番地にインテリアに特化した「ディオール メゾン(DIOR MAISON)」の世界初のブティックをオープンした。メゾンのコードであるカナージュのモチーフやスズランなどをモチーフにしたテーブルウエアを中心に、グラスウエア、シルバーウエアなどをそろえる。現代風に再解釈を加えたトワル・ドゥ・ジュイ(TOILE DE JOUI)を施したデザインもあり、フランスの生活様式である“アール・ド・ヴィーヴル”を美しいテーブルセッティングで表現している。
「ベビー ディオール(BABY DIOR)」のクリエイティブ・ディレクターであるコーデリア・ド・カステラ―ヌ(Cordelia de Castellane)が2017年から「ディオール メゾン」のクリエイティブ・ディレクターを兼任している。
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ワコールHDが米D2C企業を92億円で買収 ミレニアル世代を取り込む
ワコールホールディングス(HD)は、米子会社を通して女性用インナーウエア企画販売企業のインティメイツ・オンライン(INTIMATES ONLINE以下、IO社)の株式100%を8500万ドル(約92億円)で買収する。同社は今年6月に発表した2019~22年の中期経営計画で海外事業の拡大・成長を加速させる一環とみられる。
同社は国内と比べると好調の海外においても、米国は最も伸び代がある市場と見ており、近年ミレニアル世代の支持を高めつつあるD2C(消費者に対して直接商品を販売する)ブランド「ライブリー(LIVELY)」を運営するIO社を傘下に収める決定をした。
IO社は15年に設立され、自社ECが主要販路だが、ニューヨークやシカゴなどに直営店も運営しており、SNSやデジタルメディアで顧客とのコミュニケーションを深めてきた。顧客のコミュニティーの形成や支援などにおける独自のアンバサダープログラムなどのマーケティング手法が強みだ。同社の18年2月期決算の売上高は1億1490万ドル(約125億円)で前年の約2倍、営業損益は3680万ドル(約40億円)で前年同期の営業利益は約1590万ドル(約17億円)だった。
ワコールHDは、IO社を傘下に置くことで従来のグループの中心顧客とは異なるミレニアル世代を取り込み、ECやデジタルマーケティングの強化を図る。IO社はワコールHDのインフラやネットワークを活用し、事業拡大を推進することで相乗効果が見込まれる
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ZOZOがPB見直しで営業利益改善 プラットフォーマーの立場を徹底
「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するZOZOの2019年4~6月期決算は、商品取扱高が前年同期比12.5%増の792億円、売上高が同6.2%増の281億円、営業利益が同32.6%増の78億円、純利益が同27.9%増の53億円だった。プライベートブランド(PB)「ゾゾ」縮小による広告宣伝費の減少などが営業利益改善を後押しした。
30日に行われた決算会見では、秋冬から本格化予定のMSP(マルチサイズプラットフォーム)事業と“ゾゾマット(ZOZOMAT)”の進捗を報告した。過去に“ゾゾスーツ(ZOZOSUIT)”で集めたデータから身長、体重を入力することで20~50サイズから最適サイズをリコメンドするMSP事業は現在PB「ゾゾ」でテスト中。ウェブサイトあるページを閲覧して、その後も離脱せず別のページに移動する割合を指す遷移率は90%を超えているという。本格始動する秋冬には、複数のブランドと協業し、約100アイテムのマルチサイズ商品を販売予定だ。両事業の指揮を執る伊藤正裕取締役は、「PBの経験から、共感・共創・共有という“三共宣言”のもと、あくまでプラットフォーマーとしてブランドと協力していく。“ゾゾマット”も同様で、PBで当社が靴を作るためではなく、適切なサイズの靴の購入や、ブランドと協業してオーダーメイドの靴の製造などに活用する」と語る。6月末に発表した“ゾゾマット”の反響に関しては「“ゾゾスーツ”はモノ自体が話題になってしまい、目的がお客さまに伝わらないこともあったが、“ゾゾマット”に関しては計測データをもとに最適サイズの靴を購入するという結論が伝わっていると感じる」。
4〜6月期を終えて、期初の通期計画に対する商品取扱高の達成率は21.6%、売上高は20.7%、営業利益は24.3%、純利益は23.7%。同社は計画に対して順調と話し、業績予想の変更は行わないという。
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フリークス ストアのデイトナが新メディア「フリーク」を立ち上げ 第1弾は雑誌を無料配布
フリークス ストア(FREAK’S STORE)などを運営するデイトナ・インターナショナル(以下、デイトナ)は、雑誌やウェブなど、形式にとらわれないコミュニケーションメディア「フリーク(FREAK)」を立ち上げる。セレクトショップを軸にカフェやホールセール、ホテル、住宅プロデュース、ギャラリースペースなど、多角的な事業を手掛けるデイトナが、メディアを通して地域を含めたさまざまなカルチャーを発信する。
第1弾として、“フリーク(熱狂的)”をテーマにローカルの魅力と豊かさを紹介するフリーペーパーを8月5日から全国のフリークス ストアで配布する。創刊号は長野を特集し、長野のローカルで話題のカルチャースポットを独自の目線で紹介。2日には、それに伴うローンチイベントをフリークス ストア長野店で開催する。長野の酒造メーカーとコラボした限定の日本酒や長野の古民家ダイナーのローカルフード、地元密着型のメディア「ジモコロ」を手掛ける徳谷柿次郎フー(HUUUU)社長を招いたトークショー、FNCY(ファンシー)のライブパフォーマンスなど、多くのコンテンツを用意する。
また、9日にはデイトナのコーポレートサイト上で、ウェブマガジン「フリーク」をスタートする。プロダクト、ピープル、プロジェクトのカテゴリーで、モノやクリエイター、アーティストなどに焦点を当てたコンテンツをキュレーションし、配信する。
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ポーラ・オルビスHDの1〜6月期は減収減益
ポーラ・オルビスホールディングス(HD)の2019年1〜6月期の連結決算は、売上高が前年同期比12.0%減の1102億円、営業利益が同29.7%減の162億円、経常利益が同31.5%減の155億円の減収減益だった。基幹ブランド「ポーラ(POLA)」の国内免税売上高の減少が響いた。
ビューティケア事業は、「ポーラ」の売上高が同10.2%減の687億円、営業利益が同22.6%減の141億円、「オルビス(ORBIS)」の売上高が同1.1%減の257億円、営業利益が同24.5%減の38億円だった。そのほか海外ブランドの「ジュリーク(JURLIQUE)」「H2O PLUS」共に、前年同期を下回る売上高、営業損失の拡大となった。育成ブランドは子会社のACROが手掛ける「THREE」の海外成長や、18年下期にローンチした「アンプリチュード(AMPLITUDE)」「イトリン(ITRIM)」「ファイブイズム バイ スリー(FIVEISM × THREE)」により、前年同期を上回る売上高となった。一方で、成長投資を行ったことで営業利益は前年を下回った。
なお、2019年12月期通期の業績予想を下方修正した。修正後は売上高が2290億円(修正前は2410億円)、営業利益が345億円(同405億円)、経常利益が340億円(同405億円)、純利益が210億円(同255億円)。第2四半期の「ポーラ」の落ち込みによるもの。
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「オルビス」から“シワ改善&美白”のダブル認可美容液発売
「オルビス(ORBIS)」は9月21日、全顔用のシワ改善美容液「リンクルホワイトエッセンス」(30g、4500円)を通信販売および全国のオルビスショップで発売する。シワ改善のほか、美白効果についても認可を受けた有効成分、“Wナイアシン”を配合している点が特徴。肌のエイジング現象として代表的なシワのほか、シミへのアプローチも行う。
有用成分の“Wナイアシン”はポーラ・オルビスグループのポーラ化成で研究を行い、今年5月下旬に厚労省からシワ改善と美白の医薬部外品認可を取得し、製品発売に至った。さらにシワ改善と美白の効果を底上げするサポート成分の“ベースエスハンサー”を採用し、肌内部のコラーゲン産生やコラーゲンそのものにアプローチする。テクスチャーは体温で溶け込むオイル状ながら、塗り込むごとにゲル状へ変化する点も特徴で、なめらかに伸びながらシワが気になるパーツに留まるハイブリッド処方に仕上げている。
ポーラ・オルビスグループは2002年からシワ改善研究を続けており、17年に「ポーラ(POLA)」から「リンクルショット メディカル セラム」を発売し、シワ改善市場を作り上げた。その後、競合他社も市場参入しているが、同社の調査によると、シワ改善美容液を利用したことがある消費者は16%に留まっていたという。
「そのため、今回の製品は“国民的シワ改善美容液”をコンセプトに、確かな効果と続けやすさを意識して開発に取り組んだ」と杉本富明・オルビス商品企画部。多くのシワ改善美容液は口元や目元などのパーツケアを目的としているが、手軽に多くの効果が手に入るよう、全顔用に設計した。そのほか、「今、市場に出ているシワ改善美容液は1万円前後が主流だが、手に取りやすい価格は5000円前後」という理由から、中価格帯の「オルビス」ブランドから4500円という価格で発売することで、多くの消費者へ訴求する。
なお、同製品は19年中に6.6億円の売り上げを目標としている。
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ドーバー銀座の本屋さん アート本とZINEが一緒に並ぶ“カオス空間”
東京・銀座のセレクトショップ、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA 以下、DSMG)の新たな書籍スペース、ビブリオテカ(BIBLIOTECA)をのぞいてきました。7階のカフェ、ローズベーカリー(Rose Bakery)の正面にあったアート本のスペースを刷新。老舗のラグジュアリーブランドから若手デザイナーズブランド、ストリートブランドが一緒に並ぶDSMGらしく、有名アーティストによる写真集から、個人が衝動的に制作したZINEが一緒に並ぶミックス間のある書籍スペースになっています。
1000円台のZINEや数万円の希少なアート本も一緒に置いてありますが、基本的には立ち読みもOK。29日に行われたレセプションでは、人気書店のような光景になっていました。
キュレーターは人気のイベント「東京アートブックフェア(TOKYO ART BOOK FAIR)」の仕掛け人で、洋書のアートブックを中心に取り扱う書店ポスト(POST)の代表の中島佑介さんと、出版社のトゥエルブブックス(twelvebooks)の代表を務める濱中敦史さんの2人です。オープン直後は60以上の出版社から200種類近いアート本や写真集、「東京アートブックフェア」の出展ものから選ばれたZINEが並んでいます。
中島さんはもともとDSMGの3階にあった書籍スペースの選定も担当しており、今回の移転リニューアルに伴って、書籍をテーマで選ぶのではなくたくさんのジャンルを置くことで「本の多様性を表現しようと考えました」と言います。「写真集でも、デザイン本とインテリア本でもあるような、ジャンルを超えているものが増えていて、また自費出版であるZINEの表現力が豊かになっています。あえてカテゴライズせずにアート本とZINEを並列に配置しながら、隣り合う本の関係性を見出せて、お互いに共鳴し合ってよく見えるようなせるようなディスプレーを心掛けています」と話します。
濱中さんは本の選定について「中島さんに内容を伝えずに、バラバラに選んでいますが、あえて王道のファッションの写真集などは置かないように決めていました。DSMGはファッションが好きな人だけでなく、カルチャー全般が好きな人、アーティストまで世界中から多くの人が集まる場所です。特定の人気デザイナーの本は持っている人も多い。それならば、お客さまが見たことないもの、インスピレーションを得られるようなかっこいいビジュアルや、驚いたり、おもしろいと思ってもらえるような本を提案したい。今後も商品ラインアップは変わっていくため、来るたびに異なる作品を見つけられるようなスペースになっていきます」と語っていました。
濱中さんが教えてくれたオススメの本は、ラフ・シモンズ(Raf Simons)との協働でも知られる現代美術家のスターリング・ルビー(Sterling Ruby)による作品集。表紙にブリーチした生地が貼られていて一つ一つ表情が異なるものから、1ページずつ異なる絵がシルクスクリーンで手刷りされているものまで、本自体が作品となっている希少な本が並びます。
空間デザインは「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」の川久保玲デザイナーが手掛けています。クリアケースを積み上げた本棚は、大きさも形も個性もバラバラな本を境界線なく陳列でき、まるでDSMGの小宇宙。本が浮いているようにも見えます。
また、ビブリオテカの側の下りエスカレーター正面には新たなビジュアル展示スペースが登場しました。初回の展示は1階のエレファントスペースにもいる象徴的なゾウの写真にロゴを載せているもの。撮影したら、中にゾウがいるように見えてビックリしましたが、これはポスターです。DSMG担当者いわく、「広告のようにビジュアルが変わっていく」ということなので、このビジュアルの変化も、同店を訪れたときの楽しみにしたいと思います。
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【1月15日まで|郵政博物館】 企画展 「年賀状展―春を寿ぐ―」 古今東西の年賀状を紹介して、年賀状を書く際の一助となるような企画展 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/280 pic.twitter.com/FYeIpz9tWU
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【2月12日まで|Bunkamuraミュージアム】 マリメッコ展――デザイン、ファブリック、ライフスタイル 個性あふれるデザイナーの仕事ぶりと活躍を紹介 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/277 pic.twitter.com/zfja5JfBiF
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「クリスチャン ルブタン」がネイルケアサロンとコラボ オリジナルのネイルカラー&ケアメニュー
「クリスチャン ルブタン ビューティ(CHRISTIAN LOUBOUTIN BEAUTY)」は、東京・広尾のネイルケアサロン「ロングルアージュ(LONGLEAGE)」と「タアコバ(TAACOBA)」銀座店とコラボレーションし、8月1日から新たなネイルカラーとネイルケアのメニューを開始する。マニキュアトリートメントメニューは7500円、ベディキュアトリートメントメニューは1万2500円で提供する。
ネイルカラーには「クリスチャン ルブタン」のレッドソールに見られるシグネチャーカラーの“ルージュ ルブタン”、爪の裏側でレッドソールを演出できる“ルビアンダーレッド”をはじめ、色鮮やかな“ポップシリーズ”、スキントーンを美しく見せる“ヌードシリーズ”、シックな“ノワールシリーズ”から30色をそろえる。
さらにコラボレーションを記念して、ネイルカラー「ルージュ ルブタン」の購入者には香水「デラックス ミニ パルファン」を数量限定でプレゼントする。
1978年創業の「ロングルアージュ」は、美しい爪の育成を目指して日本人に合ったネイルケア理論と技術を考案。独創ネイルケア技術“ラウンドスクエア”に定評がある。サザビーリーグとの業務提携で設立した「タオコバ」は健康な爪こそ本当に美しい爪であるというコンセプトから、爪のケアを大切にするブランドとして人気がある。
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【1月15日まで|松岡美術館】 松岡コレクション 中国の陶磁 明から清まで 年款銘の入った景徳鎮官窯の陶磁器を中心に、明から清までの中国陶磁の展開を館蔵の名品でたどります。 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/326 pic.twitter.com/b5maLB06iW
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【1月22日まで|TODAYS GALLERY STUDIO】 ふともも写真の世界展 2016-17 性別や嗜好を超えて楽しめる内容になっており、“フェティシズムアートのニューウエーブ” 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/647 pic.twitter.com/9rLtFfRCpu
「サタデーズ ニューヨーク シティ」 × 「ポーター」 初コラボバッグを復刻
米ファッションブランド「サタデーズ ニューヨーク シティ(SATURDAYS NEW YORK CITY)」は、吉田カバンの「ポーター(PORTER)」とコラボレーションしたバッグを8月2日から順次発売する。
同コラボは「サタデーズ ニューヨーク シティ」のブランド創業10周年を記念して、ブランド設立後に初めてコラボレーションした「ポーター」と、当時制作したバッグをスペシャルモデルとして復刻。また、the PORTER Gallery 2で「サタデーズ ニューヨーク シティ」創業者のコリン・タンストール(Colin Tunstall)の“旅”をテーマにした写真展を開催する。
コラボバッグは2WAYリュックサックをベースに、ウエットスーツなどに使用されるはっ水性に優れた“ネオプレン”をメイン素材に、初期型のブルーとホワイトの配色をオレンジ、ブルー、ホワイト、ブラックなどのマルチカラーにアップデートして用意する。価格は2万7000円で、ポーター表参道店、「サタデーズ ニューヨーク シティ」直営店などで取り扱う。
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【1月22日まで|八王子夢美術館】 特別展「イギリスからくり玩具展」ポール・スプーナーとイギリスオートマタの現在 イギリス独特のユーモアとウィットに富んだからくり玩具の世界 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/1061 pic.twitter.com/ph4QNQOa3o
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【1月29日まで|東京都写真美術館】 アピチャッポン・ウィーラセタクン 亡霊たち ウィーラセタクンの映像世界を当館のコレクション収蔵作品と作家蔵作品から紹介 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/278 pic.twitter.com/aLEgsMlsvX
サザビーリーグから大人の女性に向けたオリジナルコスメブランド誕生
サザビーリーグはオリジナルコスメブランド「グリッド(GRID)」を今秋、スタートする。ヘアサロン「HAPP‘s」を設立し雑誌やテレビCMなどで活躍する中嶋竜司ヘアメイクアップアーティストが監修し、「年齢を重ねてもなお上質で魅力的に輝きたい」と願う大人の女性に向け、ベースメイクとポイントメイク製品を提案する。
「グリッド」は、厳選した素材で、微妙な色の表現や持続力、最高のテクスチャーを追求する女性に向け、一見すっぴんと思えるほどナチュラルでありながらその人の魅力を引き出す製品を開発。規則性や統一感のあるデザインや土地の測量、座標、ニューヨークや京都に見る都市の設計、建築などでなじみの深い言葉である“グリッド”から命名した。
アイテムは、スキンベース(ベースメイク)で、「スキンヴェール」(5000円)、「カラーコントロールコンシーラー」(6800円)、「マットルースパウダー」(6000円)、「モイスチャープレストパウダー」(6000円)。ポイントメイクで、「イージーグロスアイブロウマスカラ」(3500円)、「マイクロアイブロウライナー」(3500円)、「ブラックラインマスカラ」(3500円)、「ルージュリップペンシル」(3500円)、「クリアグロス」(3500円)、「ハイライトチーク」(5500円)をそろえる。ミニマムなラインアップでの仕上がりを基本に、来春以降アイテム数を増やしていく予定だ。
なお販路や販売日などの詳細は後日、発表するという。
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【1月21日まで|Books and Moder乃木坂】 ハービー・山口写真展「and STILLNESS ─ あの日のプラハ、ワルシャワ、ブダペスト……東ヨーロッパ1985−1996」 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/1093 pic.twitter.com/YmHaRLnMj0
日本の「ヴィヴィアン・ウエストウッド」が“レッドレーベル”と“アングロマニア”を統合
インコントロが運営する「ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)」は2019-20年秋冬シーズンから、日本で展開するコレクションラインの “アングロマニア(ANGLOMANIA)”を“レッド レーベル(RED LABEL)”に統合する。
統合理由は、ヴィヴィアン本人の環境への配慮と “量より質”という理念を反映させるため。デザインはこれまで同様、イギリスの伝統的なサヴィルローのテーラーリングと20世紀のフランスのクチュールから着想を得て、現代的なスタイリングに落とし込んでいく。“アングロマニア”の主力商品だったカットソーやデニムは引き続き、新生“レッド レーベル”で販売される。
現在国内で運営している“アングロマニア”の6店舗は、“レッド レーベル”店舗としてリニューアルする。ラフォーレ原宿のエントランスに構える“アングロマニア”コンセプトストアは、7月30日にクローズし、 “レッド レーベル”のコンセプトストアとして8月24日に再オープン。ほか伊勢丹新宿本店、ルクア大阪、名古屋パルコ、なんばパークスの店舗も“レッド レーベル”コンセプトストアとして改装を予定。上記の5店舗のコンセプトストアでは、国内外のアーティストやブランドとのコラボ商品をはじめ、カルチャートレンドを落とし込んだ限定品からなるカプセルコレクションを不定期で取り扱う。同コレクションにはブランド名とアイコニックな“オーブ”を手書きのハートで囲った新ロゴが記される。
本国イギリスのヴィヴィアン・ウエストウッドは、16年にメンズラインの“マン”とウィメンズラインの“レッドレーベル”を統合したため、現在“レッドレーベル”の衣類は、同ブランドを日本で運営するアパレルメーカーのインコントロのライセンス商品のみ。
「ヴィヴィアン・ウエストウッド」のディフュージョンラインの“アングロマニア”は、これまでインポート商品(本国企画)とライセンス商品(日本企画)の2つ存在していたが、今後はインポートのみが残る。これまで通り、インポートの“アングロマニア”は世界中での取り扱いが続き、日本では「ヴィヴィアン・ウエストウッド」青山旗艦店に並ぶ。
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サンモトヤマが長野県の実業家との資本提携を解消
銀座・並木通りなどに店舗を構えるセレクトショップのサンモトヤマは、5月31日に実業家の小林道明氏との資本・業務提携を解消したと発表した。小林氏が取得していたサンモトヤマの全株式は創業一族の茂登山家が買い戻した。解消の理由などについては明らかにしていない。卜部正壽(うらべ・まさひさ)社長など現経営体制は継続する。
小林氏は長野県で旅行業や貸し切りバス、保険代理店などを営む実業家。今年3月29日にサンモトヤマと資本・業務提携を結び、創業家の茂登山家から全株式を取得し、小林氏が代表権を持つ会長に就いていた。
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【1月29日まで|東京都写真美術館】 東京・TOKYO 日本の新進作家 vol.13 「東京を表現、記録した国内外の写真作品を収集する」 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/291 pic.twitter.com/jz6qvBWbEY
百貨店の弱点、ECを三越伊勢丹はどう強化する? 新宿のド真ん中に撮影スタジオ開設
三越伊勢丹は、伊勢丹新宿本店から目と鼻の先にあるパークシティ伊勢丹1の1、2階を改装し、4月から“ささげ”(商品をECサイトに掲載するための撮影、採寸、原稿書き作業のこと)用の施設「イセタン スタジオ」として稼働している。通常はささげ施設というと、家賃の安い郊外のEC用物流倉庫などに併設されている場合が多いことを考えると、同スタジオは驚きの好立地だ。三越伊勢丹に限らず、百貨店は長らくECを中心としたデジタル対応の遅れを弱点として指摘されてきたが、新宿のど真ん中のスタジオを起点に、同社はどのように巻き返しを図るのか。
6月下旬に「WWDジャパン」のインタビューに答えた杉江俊彦・三越伊勢丹ホールディングス社長は、「われわれの未来への答えは、恐らくここ(デジタル改革)にしかない」とデジタルへの注力を強調した。三越伊勢丹は“デジタルトランスフォーメーション”と呼ぶ改革をこの間急ピッチで進めている。2018年10月に改装オープンした三越日本橋本店では、コンシェルジュを大幅増員。従来は販売員が主に属人的に把握していた顧客情報を社内ツールで共有することで、売り場やフロアを超えて、きめ細かな接客ができるようにした。このように、デジタルの力を使って売り方そのものを変えていくのが同社の目指すデジタル改革だ。
20年3月期中に社員150人がスタジオに勤務する体制に
デジタルを活用し、実店舗とオンラインでシームレスに顧客満足を高めるという点では、もちろんECの充実も欠かせない。杉江社長は5月に行われた19年3月期決算会見や、その半年前の19年3月期中間決算会見などで、「店頭にある全商品をECサイトに載せていく」ことを目標として繰り返し語ってきた。「イセタン スタジオ」はまさにそれを実現するための施設だ。
新宿5丁目東交差点横のスタジオは、2フロア構成で作業面積は約750平方メートル。撮影する商品はまず2階に搬入され、検品、採寸、撮影と順次レーンをまわっていく。撮影のみが必要な商品(採寸や原稿作成はメーカー側が自社EC用に既に行っており、それを三越伊勢丹にも共有する場合など)は翌日には商品を返却。撮影、採寸、原稿作成のささげフルセットが必要な場合は5日間で返却するという。スタジオに搬入するタイミングは商品に合わせて細かく調整し、販売の機会ロスが起こらないよう努めている。
一般的に、ささげ作業は専門業者に外注する小売り企業やメーカーが多い。実際、イセタン スタジオでも外部業者が働いているが、三越伊勢丹社員も約50人がささげ作業に携わっており、施設が本格稼働する20年3月期中にはさらに社員を100人増員する。19年秋以降に閉鎖する伊勢丹相模原店、府中店などの社員がその一部を占める予定だ。その頃には、作業面積も400平方メートル拡大する。
「作業に慣れない社員がささげを行うことは非効率ではないか」「この立地をささげスタジオに充てることも、社員がささげを行うことも、高コスト体質を象徴している」といった厳しい意見もあるが、一方で「これまで店頭で接客をしてきた社員がささげを行うことで、接客のノウハウが写真やテキストで商品をどう伝えるかという意識として生かされている」と、スタジオを管轄する近藤詔太・三越伊勢丹MD統括部シームレス推進部部門長は強みを話す。増員後はスタジオをシフト制にして年中稼働させ、年間20万型の商品情報をウェブにアップしていくという。
「ECで売ることにはこだわらない」に軌道修正した理由は?
ただし、決算会見で杉江社長が繰り返し語ってきた「店頭の全商品をECサイトに載せる」という目標は、現状は一旦保留状態のようだ。というのも、杉江社長は6月末のインタビューで、「今まではとにかくECで商品を売ろうと思っていたが、それでは労力ばかりがかかってきりがない。ECで売るということにはあまりこだわっていない」「今のお客さまは買い物の前にネットで情報検索する。現状は店頭の商品をウェブで見ることができず、検索しても出てこない。だからまずは、店頭と同等の商品情報をウェブに載せていく」との方針を話した。
即座の全EC化は難しいと判断し、まずは商品情報のウェブ掲出へと軌道修正をした理由として考えられるのは、取引交渉の難航だ。三越伊勢丹の実店舗と取引があるアパレルメーカーの担当者いわく、「三越伊勢丹がメーカーに要求する売り上げ歩合が高く、交渉がまとまらないのでは。大手ECモールなどとは違ってECとしてどこまで集客が見込めるか分からない段階なのに、取引先にとっては納得できない歩合を提案している」。歩合の交渉は百貨店と取引先メーカーとの永遠の戦いとでも呼べるもの。そもそも、百貨店のEC化が遅れた要因の1つは在庫を自らが持たない消化仕入れの取引モデルゆえだが、デジタル強化に踏み切ろうとするとやはりそこがネックとなる。
EC化には一旦はこだわらず、「店頭の全商品をカタログのようにウェブに載せ、まずは伊勢丹新宿本店の品ぞろえから“見える化”していく」(近藤部門長)という考えではあるものの、最終的に全てEC化できるならばそれに越したことはないはず。「ウェブに商品情報を掲載すれば、その中で商品検索が比較が行われるようになる。そうしたデータを取引先にも共有していく」(杉江社長)というメリットを提示することで、取引先の呼び込みを目指すようだ。
三越伊勢丹の19年3月期のEC売上高は約160億円。その半分が食品中心の中元・歳暮が占める。「直近半年間のEC売上高は前年同期比20%増。ただし、店頭とECの両方を使っているお客さまはとても少ない。そこが課題」(近藤部門長)という。全商品の即座のEC化は難しくとも、まずはイセタン スタジオをフル稼働させてウェブ上の商品情報を増やすことで、徐々にEC対応の商品を増やしていく。
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【女子の視点】「デニーズ」で、ファンのココロを鷲掴みにしている商品がどうなっていくのか、心配
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【1月15日まで|東京ステーションギャラリー】 追悼特別展 高倉健 生涯で205本の映画に出演した高倉健をみる 詳細はこちら→ https://gociao.jp/events/2501 pic.twitter.com/YUz7QfOl5l
三陽商会1〜6月期は営業赤字8億円
三陽商会の2019年1〜6月期連結業績は、本業のもうけを示す営業損益が8億6300万円の赤字(前年同期は8億700万円の赤字)だった。ECの伸びで売上高は前年同期比1.6%増の297億円だったが、主力販路である百貨店での値引き販売の拡大、決算期変更に伴う棚卸資産評価時期のズレなどによって、粗利益率が低下した。販管費の削減に努めたものの、粗利益の減少を補うことはできず、営業赤字は拡大した。前年同期に東京・青山の自社ビルの売却益を計上した反動で、純損益は6億600万円の赤字(同30億円の黒字)に転落した。
決算期の変更に伴い、今期は19年1月〜20年2月の14カ月の変則決算になる。通期の業績予想は、売上高725億円、営業利益6億円、純利益7億円。屋台骨だった「バーバリー(BURBERRY)」のライセンス事業を失って以来、4期ぶりの営業黒字を計画する。
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【3月5日まで|紙の博物館】 紙で旅するニッポン ニッポンの誇れるモノづくりとしての“紙”を、旅をする気分で改めて知る 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/340 pic.twitter.com/ZlquDPyy7u
キューサイが新スキンケアブランド「スキンケールド」を発売
コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス子会社のキューサイは10月16日に、新スキンケアブランド「スキンケールド(Skinkalede)」を発売する。第1弾は化粧水を展開し、オンラインショップなどで販売する。
同社は過酷な環境でも生育可能なケールの生命力と高い栄養価に着目し、35年以上にわたって栽培、研究を重ねてきた。種選びから栽培、収穫、工場での加工、残留農薬検査、販売までを自社グループで一貫して行い、化学肥料に頼らない土作りや農薬不使用にこだわっている。1982年から冷凍青汁の販売を開始し、“ケール青汁”は同社を代表する製品として広く知られている。2009年からオールインワン化粧品「コラリッチ」でコスメ事業に参入したが、今回同社が得意とするケールを使用したスキンケアを打ち出すことでキューサイを象徴するブランドとしての確立を目指す。
第1弾の化粧水「バランシンローション」(3871円)は、ポリフェノールやビタミン類など豊富な栄養素を含む国産のケール葉エキスを配合するとともに、保湿成分としてヒアルロン酸やセラミドを配合し、肌を潤いで満たしてキメの整った滑らかな肌へと導く。地中海をイメージした香りは、ベルガモット、グレープフルーツ、セイヨウネズ、ライム、マヨラナの5種の精油をブレンドした。今後1~2年をかけてスキンケアのベーシックアイテムをそろえライン化していく予定だという。
【エディターズ・チェック】
「キューサイといえば青汁」というイメージが強いですが、まさか青汁に使用しているケールを配合した化粧品が誕生するとは!期待と不安が入り混じりましたが、実際に使用してみると青汁感は全くなく、柑橘系の爽やかな香りで、みずみずしく肌にすっとなじみます。国産の無農薬ケールを使用している点も安心感があります。青汁を飲むのはちょっと苦手……という人は、スキンケアで取り入れてみるのもいいかもしれません。
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【2月28日まで|東京タワー 大展望台1階 】 東京タワー×東京タラレバ娘 ~イタ(痛)イルミネーション~ 『タラレバばかり言ってたら こんな歳になってしまった』 詳しくはこちら→ https://gociao.jp/events/818 pic.twitter.com/eo86PyxxEI
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