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【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。 詳しくはこちら→

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中国版「デイズド」の刊行も発表 上海のストリートウエアイベント「YO’HOOD」の来場者スナップを一挙公開

 中国・上海で8月29日から3日間にわたって開催された同国最大規模のストリートウエアブランド展示イベント「YO’HOOD」で、英雑誌「デイズド(DAZED)」の中国版の刊行が発表された。「YO’HOOD」はファッション雑誌やEC事業を手掛けるYOHO!グループによるファッションイベントで、今年が7回目の開催となる。

 今年の「YO’HOOD」のテーマは“Youthquake”。ファッションに貪欲な中国のZ世代(1990年代半ばから2000年代前半生まれの世代を指す)からの支持を得て地盤を固めようと、150以上のブランドが参加した。おなじみの「アディダス(ADIDAS)」「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」「プーマ(PUMA)」のほかに、「ビン・スー(BING XU)」とのコラボアイテムのバックパックを発表した「モンブラン(MONTBLANC)」や、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)が自身のミドルネームを冠したファッションブランド「ドリュー ハウス(DREW HOUSE)」、さらには「イプサ(IPSA)」をはじめとするコスメブランドの参加も見られた。

 「デイズド」はラディカルなファッションと若者文化を支持する英国の雑誌で、中国版は香港の起業家、エイドリアン・チェン(Adrian Cheng)が率いるCベンチャーズ(C VENTURES)とYOHO!グループが立ち上げた。「デイズド」創刊者の一人であるジェファーソン・ハック(Jefferson Hack)は、「『デイズド』はすでに多くの若い中国人フォトグラファーやアーティストたちと仕事をしている。中国におけるクリエイティブ表現の新時代の到来を実感している今、タイミングは完璧だ。われわれは数年間にわたってパートナーを探していたため、マーズ・リャン(Mars Liang)YOHO!グループ創立者兼最高経営責任者を紹介されて全てのことがうまく行き始めた」と語った。

 中国版「デイズド」の刊行も発表された中国の一大ファッションイベント「YO’HOOD」の今年の来場者たちのスナップをお届けする。

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「アディダス オリジナルス」と「OAMC」がコラボ 登山×グランジに着想を得たスニーカー

 「アディダス オリジナルス(ADIDAS ORIGINALS)」はメンズウエアブランド「OAMC」とコラボしたフットウエアコレクション“アディダス オリジナルス バイ OAMC”を9、10、11月に発売する。同商品は「OAMC」2019-20年秋冬パリ・メンズ・コレクションで初披露されたもの。キャンペーンではブラッド・オレンジ(Blood Orange)の名義で活動するミュージシャンでクリエーターのデヴ・ハインズ(Dev Hynes)がモデルを務め、写真家のユルゲン・テラー(Juergen Teller)が撮影した。

 着想源は高みを目指す心の表れでもある登山と、90年代の太平洋岸北西部のグランジシーンで、ルーク・メイヤー(Luke Meier)「OAMC」クリエイティブ・ディレクターは3本のストライプを再構築し新たなバリエーションを生み出した。

 メイヤーは「『OAMC』は独自のデザインの視点を持ち、アディダスはパフォーマンス性の高いシューズやアパレルに関する独自の専門知識を持っている。私はこのプロジェクトが真の意味でコラボレーションだと信じている」と語った。

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今秋のフレグランストレンドは“スイート”など3つ ブルーベル・ジャパンの展示会から見る

 近年、注目を集めているフレグランス市場。とりわけ昨年は、ローンチしたブランドも多くあったことに加え、ヘアミスト、ハンドクリームなどの選択肢も広がりを見せている。百貨店で毎年開催されている、秋のイベントも盛況という。百貨店を中心販路に、長年にわたってフレグランス市場をけん引する、香水の輸入販売大手のブルーベル・ジャパンは、シーズンごとにトレンドを分析し発表する。2019年秋は3つのキーワードから香りを演出。そのトレンドから見えてくる、“いま”のムードとはどんなものなのか?今秋の新作から探る。

KEYWORD1:ミレニアルズが好む“スイート”

 近年の大きな潮流に、ミレニアルズ、Z世代へのアピールは欠かせない。この世代に支持されているのが、「スイート」だという。甘美なその香りは、まるでスイートのよう。バニラやキャラメル、プラリネなどをキーに置き、甘く、やさしく包み込む。

ミュウ ミュウ(MIU MIU)

 ブランドの象徴、キルティングデザインの「マテラッセ」を想起させるボトルデザイン。今年の2月に発売されたばかりの新シリーズに新たな仲間が限定で加わる。ベルガモットとアップルブロッサムが弾ける序章から、ラストのシダーウッドへ向かう香りはスイートでハッピー。主題のピンクアンバーを効かせたフローラルアンバーに、眩しいほどの笑顔を見る。

グタール(GOUTAL)

 夜の帳が下りかかる、夕暮れどきから夜明けへと移りゆくころ。その、さまざまな表情を見せる夜に着想した新たな香りのシリーズ。「ナイトバード(特別な夜)」コレクションから新作「エトワール ドゥヌ ニュイ(夜の星)」を発表。この上なく柔らかで官能的なパウダリーがミステリアスな女性像を描く。

KEYWORD2:フローラルにフルーツの香りをプラス“ネオ・フルーティ フローラル”

 今春から多く見られるようになり、今シーズンも注目されているという、「ネオ・フルーティフローラル ノート」。フローラル ノートにあるフェミニンで優美な印象に、みずみずしさを与えるフルーツの香りをプラス。

ブルガリ(BVLGARI)

 大人の女性へと成長を遂げる若い女性の姿をみずみずしく表現する、「ローズ ゴルデア」シリーズの新作。大人の女性にある落ち着きや自信、時代を超越するエレガントな魅力を発信する、前作の「ローズ ゴルデア」に続く「ローズ ゴルデア ブロッサム ディライト」は、大胆なまでのポジティブなエネルギーを感じさせる。マスター調香師、アルベルト・モリヤスの愛するバラの香りが、トップからドライダウンまで貫く構成に自由なフレッシュで快活なスピリットを投影。

コーチ(COACH)

 クコの実とグレープフルーツが弾ける、フルーティ フローラル。その生き生きと描くトップノートに芳醇なピオニーが混じり合いながらピーチと共にまろやかに香る一本。ラストの繊細なホワイトウッドと官能的なムスクが力強く響き、柔らかくて深い香りで包む。

KEYWORD3:“ナチュラル ボーダレス”で多様性をフレグランスに

 ビューティやファッションをはじめ、あらゆる分野で注目されている“多様性”。その潮流はフレグランスにも感じられた今シーズン。シーンやライフスタイル、ジェンダーをも選ばずどこまでも自由に選ぶ楽しさ。この新しいフレグランスのトレンドが明るい未来を感じさせてくれる。

クリーン ビューティ コレクティブ(CLEAN BEAUTY COLLECTIVE)

 2003年のブランド誕生以来、清潔感を香りで独自に表現。18年の15周年を機に、ブランド名を「クリーン ビューティ コレクティブ」に刷新。コレクション名も「クリーン クラシック」へとチェンジした。SIMPLE(シンプル)、TRUSTED(信頼)、CONSCIOUS (配慮)の3つを軸にしたブランディングは、サステイナブルなビーガンブランドとしての哲学を反映。清潔感をシンプルに表現する「クリーン クラッシック」と、厳選した香料を用いる「クリーン リザーブ」の2つのコレクションを抱える。ブランドのデビュー時に発表された「クリーン クラシック オリジナル オードパルファム」が今回のリニューアルを機に、パワフルに進化して蘇った。

グッチ(GUCCI)

 ジェンダーレスで、個性を重んじた新作は、ローマンカモミールを主題にこれまでにない新たな提案「ミネラル アロマティック」を展開する。インド産コーラルジャスミンの花びらや、ムスクなどを溶け込ませた滋味深い一本。シダーウッドがふわりとほのかに香る上品なウッディノートの中で甘く広がるバニラ。古代の円柱を想起させる、アレッサンドロ・ミケーレが見つけた、「グッチ」ビンテージのフレグランスボトルに着想を得たデザインで息を呑むほどに美しい。

渡部玲:女性誌編集部と美容専門の編集プロダクションに勤めた後、独立。2004年よりフリーランスの編集者・ライターとして雑誌やウェブなどの媒体を中心に活動。目下、朝晩のシートマスクを美容習慣にして肌状態の改善を目指している

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写真家のピーター・リンドバーグが死去

 写真家のピーター・リンドバーグ(Peter Lindbergh)が9月3日に死去した。74歳だった。公式インスタグラムが発表した。インスタグラムの投稿には「彼は、現在の妻ペトラ、最初の妻アストリッド、4人の息子ベンジャミン、ジェレミー、サイモン、ジョセフ、7人の孫たちによって弔われた」という言葉が添えられた。死因は明らかになっていない。

 ピーター・リンドバーグは1944年11月23日、ドイツ・リッサ(現ポーランド)生まれ。デパートのウインドウデザイナーとして働きながら美術学校で絵画を学ぶ。71年にドイツ人の写真家ハンス・リュックス(Hans Lux)のアシスタントに就き、写真家のキャリアをスタート。73年独立。ファッション写真に専念するため、78年にパリに拠点を移す。以降、「ヴォーグ(VOGUE)」「ハーパーズ・バザー(Harpers’ BAZAAR)」といった名だたるファッション雑誌のシューティングや、「ディオール(DIOR)」「ルイ・ヴィトン(LOUIS VITTON)」などのメゾンブランドのキャンペーンビジュアルを担当した。

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ティファニーCEOが香港に懸念 「当面消費熱は低調」

 ティファニー(TIFFANY & CO.)のアレッサンドロ・ボリオーロ(Alessandro Bogliolo)最高経営責任者(CEO)が「香港での売り上げが、去年に比べて大幅に落ち込んでいる」と、一向に混乱が収まらない一大マーケットへの懸念を表明した。同ブランドにとって香港は、アメリカ、日本、そして中国に次ぐ世界第4のマーケット。ただ直近のデモに伴う混乱で、現地にある10の店舗のうち数店舗は営業が困難となり6日以上休業したという。「6日間の休業も問題だが、以降もしばらく香港の消費熱は低調だろう」とボリオーロCEO。同社は、香港のデモが収束しない場合、今年の売り上げは同社見込みの下限まで落ち込む可能性があるとしている。

 ただ、香港市場に対する戦略は当面変更しない。ボリオーロCEOは、「グローバルなラグジュアリーブランドにとって、香港は不可欠な市場。長期的な視点に立って投資しているので、近々にこれを変更する予定はない」と話す。空港内の小型店を免税エリア内に拡張するほか、9月には九龍・油尖旺区の超高層ビル、北京道1号に旗艦店をオープン予定。ここにはニューヨークを除いて世界に2つ(もう1つは上海の旗艦店にオープン予定)の「ティファニー・ブルー・ボックス・カフェ」を構える計画だ。

 香港のみならず、アジアを取り巻く環境は厳しさを増している。中国本土においては米中の貿易戦争の影響が深刻で、メード・イン・USAの商品には重い関税がのしかかる。直近、中国本土での売り上げは、前年同期に比べて25%も上昇したが、駆け込み需要との公算が強い。

 また日本においては10月に消費税が8%から10%に上昇。同社は、「すでにマクロレベルではタフな環境の日本市場も、不透明さが増すだろう。過去の増税では駆け込み需要と反動減がすさまじかった。これから同じような状況が起きるかは分からない。予想は困難だ」と警戒する。

 アメリカ市場も中国政府が国民に渡米の再考を呼びかけているほか、ドル高基調で観光客の消費意欲が減退しているため、売り上げは前年同期に比べ4%減少した

 同社の2019年度第2四半期決算は、売上高が前年同期比3%減の約10億ドル(約1060億円)で、既存店売上高は同4%減だった。ドル高の影響が大きい。

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「シュプリーム」と「ナイキ SB」から大胆な配色の“ダンク ロウ”が登場

 8月下旬より2019-20年秋冬コレクションのデリバリーをスタートした「シュプリーム(SUPREME)」が、ナイキ(NIKE)のスケートボードライン「ナイキ SB」とコラボレーションしたスニーカー“ダンク ロウ(DUNK LOW)”を9月7日に発売する。

 「シュプリーム」とナイキは2002年から約17年間にわたり継続的にコラボしているが、“ダンク ロウ”は初めてのコラボアイテムとして発表されたスニーカーであり、以降幾度となくベースとなってきた。今作はアッパーの前部と後部で素材と色が切り替わっている大胆なデザインが特徴で、ヒール横に“Supreme”の文字とスターマークの刺しゅうがあしらわれ、インソールには“Supreme”の文字がプリントされている。カラー展開は、ブラック×シルバー、ネイビー×ゴールド、ホワイト×レッドの3タイプ。

 価格は110ドル(約1万2000円)で、東京・渋谷をはじめとした「シュプリーム」直営店と公式サイト、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)などで取り扱う予定だ。

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ルミネで初日1875万円を販売した「スナイデル」の店舗を徹底解剖

 マッシュホールディングスがルミネ新宿2の「スナイデル(SNIDEL)」店を、サステイナブルをテーマにリニューアルオープンした。

 「#SNIDEL_FOR_SUSTAINABILITY」プロジェクトの一環で、今後の新店舗はもちろんのこと、その時々に応じてリファインしながら、国内34店舗と海外の約90店舗も順次刷新していく。

 7月28日から1カ月間の改装準備を経て8月29日にリニューアルオープンしたが、当日の売上高は1875万円となり、2月に半年間の期間限定店舗としてオープンした当日売上高の1208万円を上回った。春夏商材と秋冬商材の違いで単価が高いということもあるが、同店限定商品である「スヌーピー」のワンポイント刺しゅう入りのニットやスエット、佐々木希さんを起用して撮り下ろしたワンピースやニットセットアップなどが特に好調だった。マッシュホールディングスの近藤広幸社長は「基幹店であり、サステイナブルな新店装の世界1号店のオープンに合わせて、本社に顧客の方々をお招きしてパーティーを開いて先行予約会を開いたり、ルミネでの2週間のポップアップイベント会場で販促をかけたり、さらには、顧客に手紙をお送りするなど、さまざまな準備を進めてきた。それでも目標の2000万円に届かなくて泣いているスタッフもいた。ただし、お取り置きの商品などを全員が受け取りに来ていただけていたらばクリアできていたので、残念だが、みなよくやってくれたと思う。かつては業者によるまとめ買いなどの姿も多かったが、今は個人のお客さまが増えている実感もあり、良い傾向だと感じている」と語る。

 新店舗は全体の80%以上にエコ、リサイクル素材を使用しているのが特徴で、「使用済みの蛍光灯やプラウン管の廃材を職⼈の技でよみがえらせ、現代に昇華させた素材を、店内の⾯材や什器にふんだんに使⽤した。床・壁·天井にはリサイクル素材を使用。その中にオニキスや天然の無垢板などを調和させ、⾃然が持つ神秘的な⽣命⼒や温かさを感じられる、世界第1弾となる新店装ができあがった」と近藤社長が自ら陣頭指揮を執った。記録的な売り上げを稼ぎ出した新店舗を詳細レポートする。

壁・天板などのガラス部分:リサイクルガラス

 使⽤済みの蛍光灯やブラウン管を回収し、脱⽔銀化処理を経て、原料になるまで安全に適正処理して得られたリサイクルガラスを使用。溶かして透明な板やテーブルに加工したもので、蛍光灯はほのかなグリーンに、ブラウン管はほのかなグレーみがかった色合いに仕上がる。ルミネ新宿店で使った蛍光灯は約7000本分に及ぶ。金沢の職人(サワヤ)が手がけたもので、特別に作った花瓶が好評で、現在は非売品だが販売も検討するという。サワヤによると「私たちの⽣活に⽋かせない蛍光灯は、さまざまな素材が組み合わさってできており、⾮常に廃棄しにくい製品だ。また、⽔銀を含む蛍光灯はきちんとした処理をせず埋め⽴てられてしまった場合、⼟壌汚染を招く⼀因となる。当社では廃蛍光灯を⼿作業で素材ごとに分別し、ガラス部分に含まれている⽔銀を適正に処理できる機械を開発し、各素材のリサイクルと脱⽔銀化処理を実現している。これにより、使⽤済み蛍光灯の廃棄による環境汚染防⽌を⽬指している」。

床:テラゾータイル

 セメントを主原料にする⼈造⼤理⽯の一種。セメントに⼤理⽯チップを混ぜ、⾊粉と共に40センチメートル角のタイルに成形し、研磨して仕上げる。今回は⼤理⽯チップと共に、廃棄ブラウン管由来のリサイクルガラスをミックスすることで、エコながらもキラッと光る質感を演出している。

天井・壁:タイガーボード

 原料は主に「石膏」と「紙(ボード原紙)」。紙は主に、回収された古新聞や雑誌、段ボールなどからの再⽣紙を使用。石膏は天然の鉱⼭から採取される「天然石膏」、⽕⼒発電所などから化学的に副⽣される「副⽣石膏(化学石膏)」、新築住宅などから発⽣する「廃石膏」の3種をリサイクル使用。⼤気汚染の防止や森林保全などに寄与。

レンガ:リサイクルブリック

 再⽣原料を50%以上使⽤したレンガで、見た目はバージンレンガと同じ仕上がりになっている。

階段・⾯:パーチクルボード

 廃棄パレット、梱包廃材、型粋合板などの⽊質廃棄物を、焼却・埋め⽴てせずに再利⽤したもの。質感はコルクそのもの。

ミラー:サンミラー

 ⼟壌汚染、海洋汚染、⼈体にも悪影響を及ぼすとして有害物質として指定されている鉛(なまり)を使用していない鏡を海外から調達。

 マネキンは土に還る生分解性の素材を使用。ラックやハンガーは従来から使っていたものを再利用している。

 いずれもディテールのデザインについては、「『バウハウス』から学び、シンプルかつミニマムな店内に遊び⼼を加え、『スナイデル』の⼥性らしく洗練された洋服の魅⼒を楽しさと共に引き出せるようにした」(近藤社長)という。

松下久美:ファッション週刊紙「WWDジャパン」のデスク、シニアエディター、「日本繊維新聞」の小売り・流通記者として、20年以上にわたり、ファッション企業の経営や戦略などを取材・執筆。著書に「ユニクロ進化論」(ビジネス社)

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「フルラ」がフレグランス事業に参入

 「フルラ(FURLA)」が同ブランドとして初となるフレグランスの製造および販売の海外展開に向けて、イタリアのマヴィヴ(MAVIVE)とライセンス契約を締結した。これにより、初のビューティカテゴリーに進出する。

 アルベルト・カメルレンゴ(Alberto Camerlengo)=フルラ最高経営責任者(CEO)は、「ビューティへの参入は、ライフスタイル分野におけるポジショニングの強化と多様化を見据える上で戦略的に重要だ。香水の発売開始により、『フルラ』は消費者にとってより身近な存在となるだろう」と語った。

 契約条件の詳細やフレグランスの名前は現在のところ未公開だ。

 フルラは1927年にアルド・フルラネット(Aldo Furlanetto)が創業し、イタリアの大手眼鏡企業デリーゴ(DE RIGO)とモレラート(MORELLATO)とはそれぞれアイウエアとウオッチの分野でライセンス契約を結んでいる。2018年の時点で「フルラ」は490店舗を直営し、世界100カ国の1000店舗以上で販売されている。18年12月期の売上高は前年比2.8%増の5億1300万ユーロ(約597億円)で、地域別の売上高トップは全体の22%を占めている日本だ。

 マッシモ・ヴィダル(Massimo Vidal)=マヴィヴ最高経営責任者(CEO)は、フルラとマヴィヴという二つのファミリー経営企業が共有する価値観を強調し、「フルラ」のクオリティー、クリエイティビティー、そしてイタリア精神を称賛した。また、「新しいフレグランスの発売は、長年にわたる努力によって構築された『フルラ』のブランドイメージのさらなる向上に確実に貢献するだろう」とも語った。

 ヴィダルは1986年に伊ベネチアでマヴィヴを創業。同社の前身は20世紀初頭に創業した家族経営のヴィダル プロフーミ(VIDAL PROFUMI)だ。マヴィヴは「ブラウアー(BLAUER)」「リプレイ(REPLAY)」「ポリス(POLICE)」や、ニッチを狙った香水ブランド「ヴェニスの商人(THE MERCHANT OF VENICE)」などを含むさまざまなブランドを抱え、世界90カ国以上で事業を展開している。同社の18年の卸売上高は6000万ユーロ(約70億円)だった。

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「フルラ」がフレグランス事業に参入

 「フルラ(FURLA)」が同ブランドとして初となるフレグランスの製造および販売の海外展開に向けて、イタリアのマヴィヴ(MAVIVE)とライセンス契約を締結した。これにより、初のビューティカテゴリーに進出する。

 アルベルト・カメルレンゴ(Alberto Camerlengo)=フルラ最高経営責任者(CEO)は、「ビューティへの参入は、ライフスタイル分野におけるポジショニングの強化と多様化を見据える上で戦略的に重要だ。香水の発売開始により、『フルラ』は消費者にとってより身近な存在となるだろう」と語った。

 契約条件の詳細やフレグランスの名前は現在のところ未公開だ。

 フルラは1927年にアルド・フルラネット(Aldo Furlanetto)が創業し、イタリアの大手眼鏡企業デリーゴ(DE RIGO)とモレラート(MORELLATO)とはそれぞれアイウエアとウオッチの分野でライセンス契約を結んでいる。2018年の時点で「フルラ」は490店舗を直営し、世界100カ国の1000店舗以上で販売されている。18年12月期の売上高は前年比2.8%増の5億1300万ユーロ(約597億円)で、地域別の売上高トップは全体の22%を占めている日本だ。

 マッシモ・ヴィダル(Massimo Vidal)=マヴィヴ最高経営責任者(CEO)は、フルラとマヴィヴという二つのファミリー経営企業が共有する価値観を強調し、「フルラ」のクオリティー、クリエイティビティー、そしてイタリア精神を称賛した。また、「新しいフレグランスの発売は、長年にわたる努力によって構築された『フルラ』のブランドイメージのさらなる向上に確実に貢献するだろう」とも語った。

 ヴィダルは1986年に伊ベネチアでマヴィヴを創業。同社の前身は20世紀初頭に創業した家族経営のヴィダル プロフーミ(VIDAL PROFUMI)だ。マヴィヴは「ブラウアー(BLAUER)」「リプレイ(REPLAY)」「ポリス(POLICE)」や、ニッチを狙った香水ブランド「ヴェニスの商人(THE MERCHANT OF VENICE)」などを含むさまざまなブランドを抱え、世界90カ国以上で事業を展開している。同社の18年の卸売上高は6000万ユーロ(約70億円)だった。

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「モンクレール ジーニアス」がコラボレーターにジョナサン・アンダーソンを招へいか

 業界筋によると「モンクレール(MONCLER)」は、「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS以下、ジーニアス)」のコラボレーターに、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」のジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)を招へいするようだ。

 昨年2月にスタートした同プロジェクトでは、クレイグ・グリーン(Craig Green)、「パーム・エンジェルス(PALM ANGELS)」のフランチェスコ・ラガッツィ(Francesco Ragazzi)、「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」のマシュー・ウィリアムズ(Matthew Williams)らさまざまなクリエイターとの継続的なコラボレーションにより「モンクレール」の多様な可能性を探求してきた。

 「ジーニアス」のモットーは“一つの家、さまざまな声”で、各コレクションは店舗とデジタルで商品を1カ月ごとに発売している。

 「モンクレール」は、2020年の「ジーニアス」新コラボレーターとの話し合いを続けていると述べたが、「ジェイ ダブリュー アンダーソン」はコメントを控えた。

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「モンクレール ジーニアス」がコラボレーターにジョナサン・アンダーソンを招へいか

 業界筋によると「モンクレール(MONCLER)」は、「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS以下、ジーニアス)」のコラボレーターに、「ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」のジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)を招へいするようだ。

 昨年2月にスタートした同プロジェクトでは、クレイグ・グリーン(Craig Green)、「パーム・エンジェルス(PALM ANGELS)」のフランチェスコ・ラガッツィ(Francesco Ragazzi)、「1017 アリックス 9SM(1017 ALYX 9SM)」のマシュー・ウィリアムズ(Matthew Williams)らさまざまなクリエイターとの継続的なコラボレーションにより「モンクレール」の多様な可能性を探求してきた。

 「ジーニアス」のモットーは“一つの家、さまざまな声”で、各コレクションは店舗とデジタルで商品を1カ月ごとに発売している。

 「モンクレール」は、2020年の「ジーニアス」新コラボレーターとの話し合いを続けていると述べたが、「ジェイ ダブリュー アンダーソン」はコメントを控えた。

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米「ザ・ノース・フェイス」親会社がブラジル産レザーの購入中止 アマゾン火災の政府対応に不満

 「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」や「ティンバーランド(TIMBERLAND)」「ヴァンズ(VANS)」などのブランドを擁するVFコープ(VF CORP)は8月29日、ブラジル産皮革の購入を中止すると発表した。これは南米アマゾンの熱帯雨林で大規模な火災が続いているにもかかわらず、国際支援の受け入れを拒否するなど、ブラジル政府の対応が鈍いことに対する措置だという。なお、アパレル企業でこうした対応をとるのは同社が初めてだ。

 モリー・カフ(Molly Cuffe)VFコープCRC(企業の社会的責任に関する広報)担当ディレクターは、「当社は素材について『責任ある調達要件』を設けており、皮革のサプライヤーにもこれを適用している。詳細な調査の結果、ブラジルの皮革サプライヤーがこの調達要件を満たしていない恐れがあると判明した。このため、当社の傘下ブランドに使用される素材がブラジルの環境破壊につながっていないと確信が持てるまで、同国の皮革を直接購入しないことを決定した」と語った。

 VFコープは、ファッション業界が環境に与える負荷を軽減するため、以前から製品ライフサイクルの見直しや循環経済の実現に取り組んでいる。2019年5月には国連によるファッション業界気候行動憲章(UN Fashion Industry Charter for Climate Action)に署名しており、環境保護は同社のサステイナビリティー戦略の大きな柱だとしている。

 ブラジル国立宇宙研究所(NATIONAL INSTITUTE FOR SPACE RESEARCH)の発表によれば、19年1~8月にブラジルで発生したおよそ8万8000件の火災のうち、51.9%が熱帯雨林で起きているという。ブラジルやペルー、エクアドル、ボリビアでは、農民が牧草地を拡大するために熱帯雨林を伐採して、その下生えを野焼きする習慣がある。しかし主に乾期に行われることから、手の付けられない大火災に発展してしまうことも多く、環境破壊につながっていることが国際的に問題視されている。

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「ボーテ デュ サエ」にフローラルムスクの香りが誕生 10周年記念で発売

 自然派ボディーケアブランド「ボーテ デュ サエ(BEAUTE DE SAE)」は9月11日、ブランド誕生10周年を記念し新たな香り“リリーガーデニア”の製品3品を発売する。節目を祝う香りはユリとクチナシをベースにジャスミン、スズラン、ローズなど、ホワイトカラーの花を使った花束をイメージ。エレガントなフローラルムスクの香りで、大人の肌と心を優しくケアする。

 ブランドの人気アイテムである「ナチュラル パフュームド ボディミルク」(230mL、3900円)も“リリーガーデニア”の香りを用意する。保湿効果の高いオリーブオイルやホホバオイル、ホワイトニング作用を持つ米ぬか油、エイジングケアに良いとされるビタミンEなどを配合し肌をしっとり柔らかく仕上げるほか、優しい香りが長時間続く。

 そのほか、ボディーはもちろんのこと髪にも使えるフれグランスミスト「ナチュラル パフィームド ボディ&ヘア ミスト」(80mL、2000円)、「ナチュラル パフュームド ハンドクリーム」(50g、1900円)をそろえ、それぞれ10周年を記念した限定パッケージで発売する。

 ブランド担当者は「誕生当初から大人の女性をターゲットにしつつ、リボンなどを使った愛らしいデザインで20代からも支持されてきた。パッケージを変更し洗練されたデザインになってからはギフトで贈られたという70代の方からも問い合わせをいただくなど、より幅広い層からご愛顧いただいている。新しい“リリーガーデニア”も幅広い世代の方に気に入っていただける香りだと思う」と語った。

【エディターズ・チェック】
新しい香り“リリーガーデニア”は高貴で上品で女性らしく、主張しすぎず控えめ過ぎない香り。トップノートのユリやクチナシ、ラストノートのムスクがとても印象的です。なお、「ボーテ デュ サエ」のクリスマスコフレは英国で生まれた人気のぬいぐるみシリーズ「ジェリー キャット(JELLY CAT)」をセットにしたキュートな内容に。詳細発表までしばしお待ちを!

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東京五輪のメダルや歴代トーチが並ぶ日本オリンピックミュージアムがオープン ユニホームはコシノヒロコが担当

 日本オリンピック委員会(JOC)は9月14日、オリンピックの開催意義や歴史を紹介する博物館「日本オリンピックミュージアム」を東京・千駄ケ谷にオープンする。同館の案内スタッフのユニホームは「ヒロココシノ(HIROKO KOSHINO)」のコシノヒロコ=デザイナーが手がけた。

 日本オリンピックミュージアムは、5月に完成したばかりの新ビル「ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア」内の1〜2階に入る形でオープンする。延べ1600平方メートルで、1階には2020年東京オリンピック・パラリンピックで授与される金・銀・銅メダルや、吉岡徳仁デザイン事務所が企画・デザインした聖火リレーのトーチなどが展示されるほか、JOCの活動を紹介するコーナーやカフェが併設されている。メインフロアとなる2階は、歴代の聖火リレーのトーチが並び、来場者の動きを感知するセンサーで競技を擬似体験することができるアトラクションが多数用意される。入り口外にはオリンピックシンボルと近代オリンピックの礎を築いたピエール・ド・フレディ(Pierre de Fredy、クーベルタン男爵)の銅像が置かれている。

 また、同館では案内スタッフに加え、オリンピアン(オリンピック出場選手)やアスリートが不定期に訪れ、来場者を案内することもあるという。

 2日、関係者向けにプレビューが行われ登壇したコシノヒロコ=デザイナーはユニホームについて「日常着としても着られるデザインを意識した。素材は伸縮性があって体にフィットしやすいラッセル編みのニットを採用し、小さいサイズをぴったりと着てもかっこいいし、大きいシルエットも選べるように複数のサイズを用意している。ベースカラーのグレーはミュージアムや周囲の色になじむとともに、オリンピックカラーであるレッドやグリーンを際立たせる。ユニホームは着る人の個性を重んじることが大切なので、それぞれに合ったものを着てほしい」とコメントした。

 東京オリンピックは2020年7月24日〜8月9日に、東京パラリンピックは8月25日〜9月6日に開催される。

■日本オリンピックミュージアム
オープン日:9月14日
開館時間:10:00〜17:00
休館日:月曜日 ※月曜が祝日または休日の場合は翌平日休館
住所:東京都新宿区霞ヶ丘町4-2
入場料:一般 500円 / 団体・シニア 400円 / 高校生以下無料

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清春が初のカバーアルバム「Covers」をリリース MVで「ヨウジヤマモト」を着用

「Covers」のティザームービー

 ロックバンド黒夢やsadsで活躍したミュージシャンの清春が9月4日、デビュー25周年を記念して自身初となるカバーアルバム「Covers」をリリースする。

 清春はメディアに登場する際は普段着でセルフスタイリングし、自身でアパレルブランドを持つだけでなく、多数のブランドともコラボレーションを経験。古着にも造詣が深く、ライブ時にはメンバーの衣装を買い付けるなど音楽業界きってのファッション通として知られている。「Covers」収録曲「MOON」と「傘がない」「アザミ嬢のララバイ」のミュージックビデオでは、「自分にとっての戦闘服」と話しライブでもよく着用している「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」のアイテムを取り入れた清春らしいモードなスタイリングを披露しており、彼の洋服への愛を見ることができる。

 「Covers」は、UAの「悲しみジョニー」や研ナオコの「アザミ嬢のララバイ」、DREAMS COME TRUEの「やさしいキスをして」、松山千春の「恋」、スターダスト・レビューの「木蘭の涙」など、邦楽アーティストの楽曲を中心に全11曲のカバー曲を収録。さらに初回限定盤特典のDVDでは、2000年にリリースしテレビドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の主題歌として知られているSADSのシングル「忘却の空」をセルフカバーするなど、25周年目を迎えた清春の新たな一面が垣間見えるアルバムとなっている。

■Covers
発売日:9月4日
価格:初回限定版 4630円(PCCA-04818) / 通常盤 2778円(PCCA-04819)

■Covers Music Clips
発売日:9月18日
価格:5800円(PCBP-53933)

問い合わせ先
ポニーキャニオン
0570-000-326

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メンズメイクブランド「ファイブイズム バイ スリー」が東京と大阪に初のコンセプトショップをオープン

 「THREE」を擁するACROは9月4日、メンズ総合ブランド「ファイブイズム バイ スリー(FIVEISM × THREE)」を扱うコンセプトショップをニュウマン新宿店1階にオープンした。同ブランドのみを取り扱うコンセプトショップは初となる。

 コンセプトショップは、モノトーンを基調にしたデザインで同ブランドの世界を体感できる空間づくりに仕上げている。広々とした空間演出で、よりリラックスした買い回りが可能だ。また9月20日、グランドオープンを控える大丸心斎橋本館の6階にもコンセプトショップをオープンする。両店のオープンを記念して9000円以上購入した人にはオリジナルポーチを数量限定で配布する。

◼「ファイブイズム バイ スリー」ニュウマン新宿店1階
時間:11:00〜21:30
場所:ニュウマン新宿店1階
住所:東京都新宿区新宿4-1-6

◼「ファイブイズム バイ スリー」大丸心斎橋店
時間:11:00〜21:30(20日はリニューアルオープンのため13時開店)
場所:大丸心斎橋店本館6階
住所:大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-7-1

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【楽・繁盛店】「カウンター商売」で坪月商85万円のお化け店

 スタッフが独立して店を開店するための学校――それが、東京・経堂を拠点とする楽コーポレーション(以下、楽)が展開する居酒屋だ。店長になれば独立を促すためその上のポジションはなく、毎年概ね数名が「卒業」する。アルバイトから社員になり独立をしていくスタッフも多く、「卒業生」は数百人に及ぶ。
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「ベアミネラル」の新メイクアップコレクション「バンス & ブラー」が登場

 「ベアミネラル(BAREMINERALS)」は9月4日に、新メイクアップ コレクション「バンス & ブラー」を発売する。クッション性のあるしっとりとした質感と、軽やなつけ心地のチークとアイシャドウをそろえる。

 夕暮れや朝焼けなど、移り変わる空の色から着想を得たチークカラー「バンス & ブラー ブラッシュ」(全4色、各3500円)は、クリームのように滑らかな質感が肌に溶け込んで自然な血色感を作り出す。5色がセットになったアイシャドウパレット「同 アイシャドウ パレット」(全2種、4800円)は、ウォームトーンの“ダスク”と、クールトーンの“ドーン”の2種をそろえる。

 ブランド担当者は「クリームのような肌に溶け込むテクスチャーは、8月1日に発売した『CR ハイドレイティング ファンデーション スティック』とも相性がいい。自然な発色となじみのよさで、どんな人でも簡単に美しく仕上がる」とコメントした。

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シャネル銀座で新進写真家ヴァサンタ・ヨガナンタンが日本初個展 インド大叙事詩を現代に再解釈

 シャネル銀座ビルディング4Fのシャネル・ネクサス・ホールで、フランス人フォトグラファー、ヴァサンタ・ヨガナンタン(Vasantha Yogananthan)の日本での初個展「二つの魂の神話」が9月29日まで開催中だ。

 スリランカ出身の父親とフランス人の母親を持つヨガナンタンは1985年生まれで、2015年の「マグナムフォトアワード」受賞で一躍脚光を浴びた。「二つの魂の神話」は、インドの古典大叙事詩「ラーマーヤナ」に着想を得た写真シリーズで、登場人物を演じるインドの人々の肖像や風景で構成されており、モノクロ撮影した作品にインドの伝統的なドローイングや明るい手彩色を施しているのが特徴だ。

 来日したヨガナンタンは同ビルの「ベージュ アラン・デュカス東京」で行われたオープニングレセプションで、「この作品制作を始めたのは、現実とフィクションの境界線に興味を持ったことがきっかけで、それを表現できるのが写真だ。私はシャイな性格だが、写真を通して人と出会い、話すことができる。13年からインドを何度も旅して、多くの人と出会い、生活を共にした。本展で人生の旅を感じてほしい」などと話した。

 ヨガナンタンの作品に4~5年前に出会ったというリシャール コラス(Richard Collasse)=シャネル合同会社取締役会長は、「あえて旧式のカメラを使用して、手間と時間をかけた技術はびっくりするほど素晴らしい。伝説的な夢の世界へ招待してくれる彼の作品にはいろいろなものが詰まっている。若く才能溢れるアーティストだ」と称賛した。

 「二つの魂の神話」は7つの章で構成され、14年に共同設立したフランスの出版社Chose Communeから現在5章まで写真集が出版されており、残りの2章は来年出版される予定。

 シャネル・ネクサス・ホールは、04年12月のシャネル銀座ビルディングのオープンと同時に活動をスタートしたスペースで、芸術を愛し支援したガブリエル シャネル(Gabrielle chanel)の精神を受け継ぎ、「シャネル」ならではの企画を開催している。

■ヴァサンタ・ヨガナンタン写真展「二つの魂の神話」
日程:9月3〜29日
時間:12:00〜19:30 入場無料、会期中無休
場所:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4階

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

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新鋭のデザイナーや高品質な日本製ブランドなど特設エリアに注目集まる「ファッション ワールド 東京」

 バイヤーたちの商談・受注を目的とした日本最大級のファッション展示会「第10回 国際 ファッション ワールド 東京 秋」が10月2~4日、東京ビッグサイト 南展示棟で開催される。アパレルやバッグ、シューズ、アクセサリーなどあらゆるファッション商材が世界各国から集結する同展はスタート以降拡大を続けており、今回は過去最多となる世界35カ国から1050社が出展。日本国内の気鋭デザイナーズブランドや、高品質なメード・イン・ジャパンにこだわったブランドも多数出展している。同展開催に先駆け、日本の注目ブランドを抜粋して紹介する。

50人の新鋭デザイナーが集結
小ロット発注、
ポップアップ依頼も可

 来場バイヤーの「これからのファッション業界を担うデザイナーと直接出会える場を作ってほしい」という声を受けて創設されたデザイナーゾーンには、計50人のデザイナーが出展。ウエアからアクセサリー、小物など多様なジャンルのブランドがそろう。オーダーメードや小ロットでのオーダーが可能で、ポップアップ企画への参加希望デザイナーも多い。会場にいるデザイナーやクリエイターと直接対面した上で商談できるのが魅力だ。

有力産地から90社が出展
「メード・イン・ジャパン」の
特設ゾーン

 今年は新たに「メード・イン・ジャパンフェア」として、日本の有力産地からブランド90社が出展する特設ゾーンを設置。和歌山のカットソー、琉球藍染デニム、豊岡のバッグ、香川の手袋、播州の織物など、全国各地の素材や技術を用いて作られた高品質なアイテムが一堂に会している。また同エリア新設に伴い、日本の産地発のアイテムが世界で通用するためのヒントを得ることができるセミナーも同時開催する(聴講無料・事前申込制)。

INFORMATION
第10回 国際 ファッション ワールド 東京 秋

日程:10月2〜4日
時間:10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト 南展示棟
住所:東京都江東区有明3-11-1
入場料:5000円(下記から申込みできる招待券持参で無料)


問い合わせ先
ファッション ワールド 事務局
03-6746-4938

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クリエイターたちのお仕事変遷 仕事が絶えないあの人の、“こうしてきたから、こうなった” 亀恭子編

 転職はもちろん、本業を持ちながら第二のキャリアを築くパラレルキャリアや副業も一般化し始め、働き方も多様化しています。だからこそ働き方に関する悩みや課題は、就職を控える学生のみならず、社会人になっても人それぞれに持っているはず。

 そこでこの連載では、他業界から転身して活躍するファッション&ビューティ業界人にインタビュー。今に至るまでの道のりやエピソードの中に、これからの働き方へのヒントがある(?)かもしれません。

 第2回目は、数々の女性ファッション誌で活躍するスタイリストの亀恭子氏が登場。1通の応募用紙をきっかけに、航空会社の会社員からスタイリストの道を歩むこととなった亀氏のストーリーを追いました。

WWD:短大卒業後は航空関連の会社へ就職されたのですね。学生時代からの夢だったのですか?

亀恭子(以下、亀):短大に進学する際、「航空会社や旅行会社っていいな」というふんわりとした憧れの気持ちから英語英文科を選びました。その思いのままJAL系列の航空会社に就職し、お客さまのフライトやホテルの手配をする仕事をしていました。

WWD:オフィスは私服でしたか?

亀:そうですね。ファッションに関しては比較的自由な職場でした。へそ出しやビーチサンダルはさずがにNGでしたが。「キャンキャン(CanCam)」や「JJ(ジェイジェイ)」などいわゆる赤文字系の雑誌が扱う、きれいめなファッションが好きでしたね。

WWD:スタイリストになるきっかけは何だったのでしょう。

亀:「キャンキャン」の巻末に付いていたスタッフ応募シートでした。「おしゃれのポリシー」とか「この秋、真っ先に買いたいもの」など、今考えると「ちょっと面倒」って思ってしまいそうなことも喜々として書いていましたね。「興味のある仕事の分野」という項目では、編集とライターアシスタント志望の箇所にチェックを付けました。確か、スタイリストには印は付けていなかったと思います。「スタイリストは体力もいるだろうし、大変そう」という勝手なイメージもありましたし。

しばらくして「読者参加型の企画に協力してもらえませんか?」と編集部から声を掛けてもらうようになりました。撮影現場に何回か足を運ぶようになった頃、のちに私の師匠となる渡辺佳恵さんから「スタイリスト、向いていると思うの。頑張ってみない?」と電話があったんです。渡辺さんはスタイリストではなく、当時「キャンキャン」などで活躍中のフリーライターで、その後ファッションディレクターとして雑誌全体を見る立場の人でした。「社会人を経験し、洋服が好きなあなたが作るスタイリングはきっとリアルで読者の共感を得られるし、説得力があると思う」。戸惑う私の背中をそう言って押してくれました。

実戦でのスタイリストデビュー

WWD:それからどのようにスタイリストとしてデビューを?

亀:いきなりの実戦デビューだったんです。今思うと、ものすごい“ばくち”ですよね。普通に考えれば服飾系の学校卒業者や、すでにスタイリストのアシスタントとして頑張っている若手を起用するかと思います。今でもスタイリストは師弟制度のような下積み時代を経てから独立するのが一般的ですしね。当時(2001年ごろ)の「キャンキャン」は、“エビちゃん・もえちゃんブーム”※1の少し前。メイン読者は大学生と社会人1〜2年目の女の子でした。赤文字系ではその頃「ジェイジェイ(JJ)」が一番売れていて、「キャンキャン」編集部としては新しい風を吹かせたかったのかもしれません。

※1.雑誌「キャンキャン」の専属モデル(当時)であった蛯原友里と押切もえがカリスマ的な人気となり、誌面で2人が着た服は飛ぶように売れ社会現象となった

WWD:会社員からスタイリストへ。大きな決断でしたよね。

亀:そうですね。「社会人3年目に転機を迎える」なんてよく言われますが、まんまと私にも(笑)「環境を変えたい」という気持ちがむくむくと湧き上がってきました。でも、その変えたい気持ちの先が何なのかは見えていませんでした。制度的に何かと守られている会社員を辞め、保証のないフリーランスの道を選ぶことにも大きな不安もありました。何度も迷いましたが、「やらずに後悔するくらいならやってから結論を出したい」——そう強く感じました。こうして、半年間は会社に所属しながら隔月でスタイリストの仕事をするという“二足のわらじ”スタイルでこの道に進むことに決めました。

WWD:最初に手がけたページはどのような内容だったのですか?

亀:2001年の夏の号で、赤色をテーマにした企画でしたね。ブランドへのアポ入れ※2からリース※3の仕方、撮影現場での振る舞いなど、すべて師匠にフォローしてもらいながら行いました。プレスの人からしてみたら「この子、誰?」という感じだったと思います。余裕はなかったけれど、何十体ものコーディネートをそのときは比較的すんなりと組むことができたんです。小泉里子さんや山田優さんなどキラキラとしたモデルたちに囲まれて、「大変だけど、楽しい!」と。高揚感に包まれてその日を終えました。

※2.企画に合う衣装があるかどうかを各ブランドに電話で確認をすること
※3.撮影の数日前から実際にプレスルームを回り必要な衣装を集めること

WWD:無事にデビューを飾ったのですね。

亀:でも、次の撮影から早速挫折。「キャンキャン」では一つの企画で30〜40体とコーディネートを組むわけですが、スタイリングはすべてやり直し。以降の仕事もダメ出しと直しを繰り返して、コーディネートのチェックが終わるのが撮影開始前ギリギリということもありました。心身ともにつらかったけれど「そんな簡単にいくはずないよね」と、どこか冷静な自分がいました。コーディネートが思うように組めないということに加え、人間関係でもつまずきましたね。編集部内でも撮影現場でも、冷たい視線を向けられることもありました。下積みもないポッと出の人がプロとして仕事しているわけですから。ゼロからというより、むしろマイナスからのスタートだと感じていました。このときの経験があるので、撮影現場で肩身の狭そうなアシスタントさんを見ると放っておけなくて、つい絡んじゃいます(笑)。

WWD:つらい環境でもスタイリストとしてやっていきたいと思えたのはなぜでしょうか。

亀:最初の撮影現場で感じた「楽しい」という気持ちが大きかったんです。それをまた味わいたかった。厳しい現場の中でも助けてくれるスタッフの方がたくさんいましたし、友人たちも応援してくれました。衝動的で思い切りのいい性格のように思われがちですが、実は慎重派です(笑)。人知れず悩んで、悩んで、悩み抜いた末、会社に辞表を出しました。「自分で選んだ」というこの経験は、つらいときの“踏ん張り”になっていたと思います。

ピンチ、のち独り立ち

WWD:晴れてスタイリスト一本でいく決意を固めたのですね。

亀:はい。デビューしてからずっと、師匠が編集を手がけるページのスタイリングを私が担当するという状況でした。師匠が仕事を振ってくれているから、私には仕事があったんです。さまざまな現場を経験させてもらいましたが「一人じゃ何もできないな」と感じていました。コーディネートもいつしか読者にではなく、師匠に気に入られるものを意識している自分がいました。そのことに薄々気づいていたけれど、どうすることもできずにいただいた仕事をこなすようになっていました。

こうして、スタイリストとして3年ほど経ったとき最大のピンチが訪れました。師匠とちょっとしたことでもめたことをきっかけに決別することになったんです。当然、私の仕事は文字通りゼロに。「辞めちゃおうかな」——そんな気持ちが何度も頭をよぎりました。でも、少しずつではありますが編集スタッフやお付き合いのあったブランドの方々が声をかけてくれるようになりました。「いただいた仕事を丁寧に全力でやっていくしかない」「どうせ辞めるなら惜しまれて辞めたい」——そう覚悟を決めました。

WWD:大きな転機ですね。

亀:これが本当の独り立ち、ある意味“親離れ”ですね。フリーでやっていくためには、ある程度“その人っぽさ”を売りにしないといけないと思うんです。でもそれまでの私には“らしさ”というものがなかった。組んだコーディネートを師匠に見てもらい、指摘されたことを足したり、引いたり……。結果として、スタイリングは師匠の色に染まっていたと思います。決別することはつらかったけれど、私にとって必要なターニングポイントでした。乗り越えることができて本当によかった——今はそう思えますね。

WWD:それからの仕事スタイルはどのように変わっていったのでしょう。

亀:「キャンキャン」を中心に「アネキャン(AneCan)」※4でもたくさんお仕事をさせてもらいました。どんどん人気者になってゆくモデルたちと雑誌を作る一部でいられたことは大きな喜びでしたし、刺激的でした。同時に、ブランドとのコラボレーションや百貨店のトークイベントなど、お仕事の幅も広がっていきました。

20代後半は毎日のように早朝から深夜まで働いていました。私自身、「20代での苦労は買ってでもしろ!」と思っていた節もあったんですよね。「マイナスからのスタートなんだから、人一倍頑張らなくちゃ!」と自分に言い聞かせていたようにも思います。でも今振り返ってみると、それは山のように仕事があったというよりも、仕事のこなし方や結果の出し方を分かっていなかっただけなんだと思います。

※4.「キャンキャン」の姉妹誌として2007年に創刊。現在は休刊

WWD:そうだったんですね。

亀:実は、29歳の時に体を壊したことがありました。当時はとにかく必死で、仕事はご飯を食べるための“ライスワーク(Rice-Work)”だと思っていました。でも体調を崩したことで、「なぜ働くのか?」ということを立ち止まって考えることができました。それで見つけた答えは「人生を豊かにするための一つのパーツとして、この仕事をずっと続けていきたい」ということ。“ライス”ではなくて、“ライフワーク(Lifework)”だな、と。それまでは、月の仕事の本数が少し減るだけで焦っていました。けれど、仕事はあくまで人生の一部であって全てではない——そう思えたら気持ちがずっと楽になりました。今は子どももいますから、仕事が緩やかな日があれば「息子とたくさん遊べる!」と気持ちを切り替えることができます。「がむしゃらに働く=いい結果」ではないということを、身をもって学べた気がしますね。

WWD:仕事への向き合い方やプライベートの変化がある中でキャリアを重ねてきましたが、ご自身の強みをどのように分析していますか?

亀:師匠からは何度も「亀ちゃんの強みはね、リアリティーよ」と言われました。「モードな世界ももちろん素敵。けれど、『実際にまねしたい!』と読者に思われるようなスタイリストであってほしい」と。モードなお洋服が1〜2歩先ならば、私が提案するスタイリングは半歩先。そのことを意識し続けていたら、それが個性になったのだと思います。リアリティーに飽きてしまって柄や色にハマった時期もありましたけどね。基本的にはミーハーですから(笑)。

WWD:亀さんがスタイリストを始めた頃に比べて、いま求められるスタイリスト像は変わってきていますか?

亀:雑誌がトレンドをけん引していた頃よりも、ファッションも考え方も多様化していますよね。年齢も経験も重ねてきたせいもあるかと思いますが、最近はより「亀さんなら何を選びますか?」といったパーソナルな部分を求められるようになっていると感じています。私の年齢やライフスタイルに近い企画をいただくことも多いですね。

WWD:今後、力を入れたいことはありますか?

亀:実はこれといった夢はないんです。目標を決めてしまうと、それがうまくいかなかったときに焦って空回りしてしまう自分の性格を自覚しています。それよりは、目の前に与えられたことを精一杯頑張ること。たまたまかもしれないけれど、そうしてお仕事に恵まれてきました。その時々にいただく仕事や出会う人が、自分にとって必要なものなんだと思うようにしているんです。私が転職した時代に比べて、最近は働き方も変化に富んでいますよね。今仕事で悩んでいる人は、逆にうらやましいと思っています。悩むということは“選択肢がある”ということですからね。

WWD:日によって変わると思いますが、一日の流れを教えていただけますか?

亀:午前中からリースに回り、夕方に打ち合わせをしコーディネートチェックをする日もあれば、早朝から撮影に出る日も多いです。早朝撮影でなければ6時半に起きます。息子の通う幼稚園は週に2回お弁当の日があるので、その日は6時起床です。昼過ぎに息子を迎えに行き、そこから今度はアフタースクールに送ります。夕方の迎え時間に私が間に合わないときは、義母やシッターさんにお願いをすることもありますね。

物事に順位はつけない

WWD:目まぐるしい毎日だと思いますが、エネルギーの源は何でしょう?

亀:私、物事に順位をつけないタイプなんです。もちろんその時々で優先順位は変わりますが、家族も友達も仕事も同じくらい大切に考えています。どれも諦めたくなくて、同じだけ熱量を注ぎたいんですね。それが私にはちょうどいいバランスなんだと思います。仕事ばかりしていた20代の頃は、仕事がうまくいかないとものすごく落ち込んでいました。それは仕事に100%懸けていたからだと思います。今は子育てもありますし、いい意味で分散できているんだと思います。

WWD:最後に、これからファッションの仕事を始めたいと思っている人へアドバイスをお願いします。

亀:「ファッションはパッション!だよね」と話している友人がいて、「本当にそうだな」と納得したことがあります。韻を踏んでいるから照れ臭いんですけど(笑)。ファッションって、好きという気持ちも含めてエネルギーの必要なジャンルだと思うんです。トレンドの移り変わりも早いですしね。仕事にするなら、洋服を見たときの「オシャレ!」「かわいい!」と感じた自分の心の動きに敏感でないといけない。でも逆に、情熱さえあれば壁にぶつかっても簡単にはへこたれないと思うんです。悩んでいるなら一回飛び込んでみるのはどうでしょう。ちゅうちょしている間にどんどん変化していってしまいますから。スタイリストの仕事に関していうと、「大変だけど、その分楽しいよ!」。そう伝えたいですね。

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喫茶店業態が、なぜシブトイのか?

 喫茶店巡りという、やめられない「病い」がありまして、東北地方を渡り歩いています。【廃業物語】に書いた通り、自分の店を3店まで持ちながら、結局、全部つぶしてしまい、いまは、その時の経験を活かし、コンサルタントとして活きている男です。
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幸楽苑がアークランド「からやま」FCに。かつやと3業態で共同販促も。

アークランドサービスホールディングス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:臼井 健一郎)と株式会社幸楽苑ホールディングス(本社:福島県郡山市、代表取締役社長:新井田 昇)が、アークランドのからあげ専門店「からやま」のフランチャイズに加盟するなど2019年9月から業務提携を行う。
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バレエ用品のチャコットが玉川高島屋S・Cに新店 「チャコット・バランス」を中心にライフスタイルをトータルでサポート

 バレエ・ダンス用品を製造・販売するチャコットは、玉川高島屋S・Cに新店を9月4日にオープンする。「チャコット・バランス(CHACOTT BALANCE)」のフィットネスウエアを中心に、コスメやバレエ用品、キッズ用品など幅広いアイテムをそろえ、美と健康を志向する消費者のライフスタイルをトータルでサポートする。

 今年3月にデビューした「チャコット・バランス」は、同社がこれまでにバレエで培ってきた技術を生かして、“動きやすさ・心地よさ・エレガンス”を備えたフィットネスウエアを提案する商品ライン。バランスのとれた体と生活を支える服を“バランスウエア”と定義し、レオタード素材のほどよいフィット感が特徴のジョッパーズパンツや、バレエ衣装を連想させるチュール素材のマキシスカートなど、スポーツにもモードにも偏らない絶妙な仕上がりのアイテムを扱う。アクティブシーン以外でも着用できるため、「チャコットは知っているが、購入したことはなかった」という新規客を中心に支持を拡大している。 

 新店の内装は、トウシューズをイメージしたピンクのワンカラーで構成する。バレエをモチーフにしたアート作品を展示するギャラリーコーナーを設けるなど、普段はバレエ・ダンスになじみのない人もその雰囲気を体感できる店舗となる。

 9月21日には、マロニエゲート銀座に構えていた既存店を銀座インズ1に移設オープンする。西銀座通りに面する路面店となる。

■チャコット二子玉川店
オープン日:9月4日
時間:10:00〜21:00
場所:玉川髙島屋S・C南館5階
住所:東京都世田谷区玉川3-17-1

問い合わせ先
チャコット
0120-919-031

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「グッチ」×「ギャルソン」第2弾 ビニールにブラックローズプリントを施したバッグ

「グッチ(GUCCI)」と「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」はコラボレーションバッグを9月7日に発売する。2018年に発売した第1弾コラボバッグに続く、第2弾だ。価格は6万3000円で、「コム デ ギャルソン」直営店とドーバー ストリート マーケット(DOVER STREET MARKET)全店で取り扱う。

アイテムは、ブラウンのクラフト紙をビニールで覆ったデザインが特徴の「コム デ ギャルソン」のショッパー型バッグをベースに採用。インナーには「コム デ ギャルソン」のロゴに加えて、中央部分に「グッチ」の“ウェブ ストライプ”を採用し、ビニールにはブラックローズプリントを施した。

また、エディションナンバーラベル付きのスペシャルエディションは、グッチ公式オンラインストアで数量限定発売する。

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すき家、牛丼並は350円のまま同一税込価格を選択。吉野家はどうする?

株式会社すき家本部(本社:東京都港区、代表取締役社長:小川 一政)が展開する牛丼チェーン店「すき家」は、10月1日(火)から予定されている消費税率の引き上げおよび軽減税率制度の導入への対応として、利便性に配慮し、店内での飲食と持ち帰りの場合での税込価格を統一する。
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大理石の扉が開くとそこには3億円のダイヤが! 改装した伊勢丹ジュエリー売り場が壮大過ぎる

 8月28日に、伊勢丹新宿本店(以下、伊勢丹)のジュエリー売り場が改装オープンしました。伊勢丹のジュエリー売り場と聞くと1階をイメージする方が多いと思いますが、今回改装したのは4階のジュエリー売り場。1階は比較的買いやすいファッションジュエリー(アクセサリー)も多数品ぞろえしているのに対し、4階はガチンコの“宝飾”売り場で、高額ジュエリーが充実しています。新しくなったこの売り場のプレス説明会にお邪魔したところ、純粋に「スゴイ……」と絶句してしまうような仕掛けが盛りだくさんだったので、その驚きを余すところなくお伝えします!

驚きポイント1
 “至宝”が買えてしまう売り場

 百貨店各社では近年、訪日外国人客(インバウンド)と国内富裕層に支えられ、高額品(ラグジュアリーブランドやジュエリー、高級時計など)販売が好調です。一方で、かつて百貨店の屋台骨だった婦人服の売り上げは低迷が続いており、その落ち込みを好調な高額品や化粧品で補う、というのが百貨店業界全体の潮流となっています。単館売り上げ(グループ全体ではなく1店のみでの売り上げ)日本一の伊勢丹もその傾向は同様で、だからこそ、今回のジュエリー売り場改装にかける伊勢丹の意気込みは並々ならぬものがあります。

 プレス発表会では、宝飾担当の市毛奈緒MDが改装の概要を紹介していましたが、その冒頭部分を聞いて私はまずたまげました。「“至宝”から買いやすいアイコン商品まで品ぞろえする」とサラッと話していたのです。アイコン商品というのは「このブランドと言えばコレ」的な、比較的買い求めやすい価格の商品のことを指しているんだと思いますが、気になるのはその前。……“至宝”ですよ?私、14年間ファッション業界紙の記者をしていますが、“至宝”という単語を店頭取材で聞いたのは初めてでした(展覧会の取材などでは聞いたことがあったかもしれませんが)。ジュエリーや高級時計の専門記者ならばもしかしたら聞きなれた言葉かもしれません。しかし、プレス発表会には一般紙の経済部記者も参加していたので、私を含め、皆さん市毛MDの発する「しほう」という言葉が「至宝」だと理解するのにしばらく時間がかかり、会場に一瞬「…四方?…至宝か!」といった間が生まれていました(そのように私は感じた)。

 では一体どんな“至宝”があるのかというと、まず前提として、「1000万円超えのハイジュエリーを多数そろえている」そうです。改装前から4階にあった「カルティエ(CARTIER)」「ショパール(CHOPARD)」「ブシュロン(BOUCHERON)」などと共に、「レポシ(REPOSSI)」「ウェレンドルフ(WELLENDORF)」といったジュエラーを今回新たに売り場に導入していましたが、各ブランドにしっかりハイジュエリーを品ぞろえするよう頼んでいるそう。そう書くと「なんだ、そんなことか」と思われてしまいそうですが、商品点数が世界でも限られている中、高額商品を確保するということは、ジュエラーの本店や他の百貨店との綱引きもあって非常に大変なのです。それを集めてきているというところに、単館売り上げ日本一に裏打ちされる伊勢丹のパワーを感じます。

 しかし、単に1000万円超えの商品というだけでは“至宝”とは呼びづらいですよね。「1000万円なんて、有り余る資産に対してどうってことない金額よ」というような富裕層も少なくないでしょうし、やはり“至宝”というからには、私個人の勝手な基準として「世の中に二つとなく、他の誰も持っていない」級のアイテムであってほしい。そんな商品が果たしてあるのか……!?というわけで、驚きポイント2に続きます。

驚きポイント2
 世界中を飛び回り、富裕層の「欲しい」に応える

 今回の改装では、ジュエリー売り場の入り口そばに、“アテンダントカウンター”というサービスデスクが設置されました。専任スタッフが常駐し、「彼女にプロポーズしたいんだけど、どんな指輪を渡したら喜ぶだろうか」「銀婚式に妻に記念となるジュエリーを贈りたい」といったロマンチックな相談に乗ってくれるそうです。すてきな話ですね。しかし同デスクでは、ロマンチックを飛び越えて「……そ、壮大過ぎる!!」と言いたくなるような相談にも乗ってくれるそうです。

 壮大過ぎる相談に乗ってくれるサービス、その名も“トレジャーハント(宝探し)”です。「某人気海賊漫画か!」と心の中で突っ込みを入れましたが、あの漫画並み、いやそれ以上にスケールは大きい。富裕層が繰り出す突拍子もない「アレが欲しい」に応えて、スタッフが世界を股にかけて要望に沿ったアイテムを探してくるんだそうです。実は、改装前から富裕層の要望に応じて同様のサービスは行っていたそうで、今までどんな要望が寄せられたのかを聞いてみました。個人情報なので詳しくは書けませんが、正直「そんなモノを欲しいと考える人がこの世にいるとは想像したことすらなかった」という内容。あれは確かに、いくらお金があっても、「どこで買えるのか」「誰に頼めば買えるのか」の見当が付かず、手に入れるのが難しいと思います。万人が欲しいと思うようなモノではなかった(と私は思う)ですが、依頼主にとってはまさに世界に二つとない“至宝”でしょう。

 “トレジャーハント”サービスの話を聞いて、「それって百貨店の外商サービスやクレジットカードの富裕層向けサービスでもやっていることだよね」と考える方もいるかもしれません。鋭い。確かに、「アメリカンエクスプレス(AMERICAN EXPRESS)」のブラックカード保持者などには、そういったサービスが提供されているのでしょうが、伊勢丹で驚くべきは、この“トレジャーハント”サービスを外商顧客やハウスカードの優良会員以外にも開放している点。極論、伊勢丹に足を踏み入れるのが初めてのお客さまでも、カウンターに行けば相談に乗ってくれます。もちろん冷やかしはダメですよ。

 百貨店、特に歴史の古い百貨店は、資産家を代々外商営業で囲い込み、一般客からは見えづらいところで富裕層ビジネスを行ってきました。しかし、伊勢丹に来るお金持ちはそういった旧来型の富裕層でなく、「まだリタイアしていない若年の新富裕層」(市毛MD)が多いんだとか。IT長者や人気ユーチューバー、仮装通貨で財を成した“億り人”などが当てはまるんだと思いますが、それもフレッシュなモードの館である伊勢丹を象徴していますよね。新富裕層は旧来型の外商営業にはなじまないので、“トレジャーハント”もそれ以外のアテンドサービスも、外商顧客以外に開放しているそうです。

 “トレジャーハント”はジュエリー売り場にカウンターがありますが、もちろんジュエリー以外も希望すれば探してきてくれます。「こういった内容のパーティーに行くので、それにふさわしいトータルコーディネートをそろえておいて」といった要望も想定しているとのこと。三越伊勢丹は2018年秋に改装オープンした三越日本橋本店を皮切りに、パーソナル接客を強化していますが、それの富裕層版のサービスデスクが4階ジュエリー売り場にある、という認識が正しいのかもしれません。

驚きポイント3
 気分はアラビアンナイト!?
 特別なおもてなしサロン

 “至宝”に関して、いよいよ真打ち登場となるお話がこちらです。今回のジュエリー売り場改装の注目点の一つは、売り場内にクローズドのサロンを設けたことです。「ジュエラーの本店にも入荷がないような、高額過ぎて店頭には出せない数千万円級の商品」(市毛MD)を富裕層に紹介するための特別なおもてなし空間です。

 こちらのサロンは売り場奥にありますが、一見、そこにサロンがあるとは気付かないような作り。読み取り機など何も付いていない大理石の壁に市毛MDがカードキーをさっとかざすと、同じく大理石でできた壁が左右に開きます。もはや気分は「開けゴマ!」のアラビアンナイト。扉の奥には「ミノッティ(MINOTTI)」の大きなソファが置かれたぜいたくな空間が広がり、さらに奥にはバーカウンターまで。壁には「京都の金糸織物(おそらく西陣織)で作った」という壁紙が使われていました。

 サロンに並ぶガラスケースに鎮座していたのは、「グラフ(GRAFF)」のダイヤモンドジュエリー。婚約指輪の憧れブランドとしても有名ですが、もちろん、ここに並ぶのはケタ外れのスペシャル商品です。高級一粒チョコ大(!)のダイヤモンドが付いた指輪やネックレスがうやうやしく並んでおり、その輝きに目がクラクラしましたが、価格を見て今度は頭がクラクラしました。私が確認した中で最も高額だったのは、3億7450万円の指輪。価格表示のゼロが多すぎて、数え間違いかと思ってしまいました。ボツワナ産の1109カラットのダイヤモンドを使っているそうですが、そもそも、そんなカラット数この世に存在するんですね。これぞまさに“至宝”と呼ぶにふさわしい逸品です。

 サロンには常に「グラフ」の商品があるというわけではなく、その時々によって商品は変わるそうです。また、“トレジャーハント”と同様に、要望を伝えればそれに沿ったジュエリーをサロンに集めてきてくれます。そしてこれも“トレジャーハント”と同様、外商顧客ではなくてもこちらのサロンでゆったりと商品を見ることは可能だそうです。もちろん、冷やかしはダメですよ。

モデレートゾーンの商品もあるので富裕層以外もご安心を

 以上が私がプレス発表会で聞いた新ジュエリー売り場の概要です。伊勢丹を含め、百貨店関係者からは「富裕層ビジネスとはこういうものであって、別段珍しい話ではない」という声も出そうですが、庶民代表としては驚きだらけの会見でした。「自分で買えそうな商品が何一つとしてない」なんて思う方も多いかもしれません。私も途中までそう思っていました。しかし、富裕層だけでなく「高感度な若年層も含め、全方位でお客さまを取り込む」(市毛MD)ために、モデレートゾーンのデザイナーズジュエリーも多数集積しているのでご安心ください。私にも買える商品がちゃんとありましたよ。

 話の方向性はやや変わりますが、ジュエリー売り場を訪れる客にはいろんなニーズがあるんだな、面白いなとしみじみと思ったのが、ルース(裸石)のコーナーです。指輪やネックレスなどにセッティングされていない、宝石そのもののことを業界用語でルースと呼ぶんですが、正直、ファッション脳に支配されていると「身に着けられない宝石を買ってどうするの?」と思いますよね。でも、「デザイン価値よりも、資産価値としてルースを求めるお客さま」(市毛MD)が実は少なくないんだそう。そんなお金持ちのために、今回の改装ではルースの集積コーナーを新設していました。同様に、資産として金(マネーでなくゴールド)を求める富裕層のために、金の量り売りコーナーも新設していました。金でできた新幹線の置き物や小判など、ザ・お金持ち的な商品が展示してあり、見るだけでも楽しいのでおすすめです。

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極端な話。今までのコンサルでもなかなか活性化できないのは、そりゃそこに関係しているコンサルたちの頭の中のビジネスモデルが古いからに尽きる。。なんていうとみんな目くじら立てるけど。。。

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「スパイバーの人類平和は大げさじゃない」 ファッションフリークOL「WWDジャパン」最新号につぶやく

 1992年生まれのファッションフリーク女子が、今週のファッション週刊紙「WWDジャパン」で気になったニュースを要約してお届け。渋谷のファッションベンチャー企業に勤める等身大OL、Azuのリアルな目線を生かした「このニュースからはコレが見える」という切り口で、さまざまな記事につぶやきを添えます。

今日のニュース:P.3:「『大量廃棄社会』の衝撃」P.5:「世界初、人工タンパク質素材の高機能ウエア完成 ゴールドウインとスパイバーが共同開発」

読み解きポイント「ハロー、人類平和。グッバイ、大量廃棄社会」

ニュースのポイント

 2015年の共同記者会見から4年。ゴールドウインとスパイバーは、人工タンパク質素材を使用した高機能ウエア“ムーン・パーカ”を世界で初めて販売すると発表。従来の合成繊維は石油を原料としていたが、“ブリュード・プロテイン(発酵タンパク質)”素材を使うことでエネルギー消費や環境負荷が圧倒的に少ない生産を可能にした。日本発の“循環型の究極のサステナブル素材”が世界で注目される一方で、国内ではアパレル産業の「大量廃棄」が問題になっている。

Azuはこう読む!

 数年前にスパイバーの存在を知った時は「クモの糸?強そう〜」程度の間抜けな感想しかなかったのですが、アパレルと他業界の間でウロウロしていると、彼らが最終目標に掲げる「人類平和」は、決して大げさなことではないのだと分かってきました。リテール系ITにいるとサステイナブル・エシカルといった言葉とは距離がありそうだと思われますが、購買行動のデザインという面で捉えると、私たちも決して蚊帳の外ではありません。なんなら「常識を変えてやろう!」という気概でやっています。繊維開発であれ、購買行動の革命であれ、企業としての目的の先に「人々の生活をより良くする」という包摂的な還元が必要とされる時代。だから「人類平和」は、ちっとも非現実的な目標ではないと思うのです。

 それなのに(と書き出すとスパイバーの素晴らしいニュースを足掛けにしたようで申し訳ないのですが)、アパレル産業は、目先の利益や体裁のために大量廃棄を続けていて、びっくりするほどかっこ悪い。

 本紙のEDITOR’S VIEWでも問題提起されている「大量廃棄社会」を目の当たりにしたのは、数年前にアパレル商材を扱う物流センターへ見学に行った時でした。そこで聞いたのは「この一角にある衣類は一度消費者の手に渡ってからまた戻ってきて、半数近くは再販されずに焼却処分される」という事実。まだ社会人2年目かそこらでアパレルとファッションに夢を抱いていた私は、やるせなさとシステムに対する怒りのあまり打ちひしがれたのを覚えています。その後「洋服の賞味期限って何?」という文章を書き、その中で「衝動」こそサステイナブルな感情なのだ、と綴りました。今見返すと、衝動で書きすぎてちょっと意味分からないですが(笑)。

 ゴミを出さない、消費の価値観を変えるなど、「脱・大量消費社会」(の先にある人類平和)に対してはそれぞれのアプローチ方法があると思うし、そのためなら「サステイナブル」や「エシカル」をマーケティング、PRツールの一つとして活用しても良いと思います。ただ、「SDGsが〜」と言っている企業が裏で大量廃棄していたとしたら、個人的不買運動に走ってしまうくらい、だいぶ興ざめなのですが。

セレクトショップ最新情報 5大セレクトの成長戦略を22人のキーマンに聞いた

Azu Satoh : 1992年生まれ。早稲田大学在学中に渡仏し、たまたま見たパリコレに衝撃を受けファッション業界を志す。セレクトショップで販売職を経験した後、2015年からファッションベンチャー企業スタイラーに参画。現在はデジタルマーケティング担当としてSNS運用などを行う。越境レディのためのSNSメディア「ROBE」(@robetokyo)を主催。趣味は、東京の可愛い若手ブランドを勝手に広めること。ご意見等はSNSまでお願いします。Twitter : @azunne

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

JETRO平野理事は「国際化に向け日本企業は他国の力を借りるぐらいのオープンスタンスに」と提案、豊田通商は仏CFAO社の企業価値を最大限に生かす新体制を作った経験を発表🇯🇵🌍🇫🇷 併催ビジネスフォーラム、第三国連携を議論 | ビジネス短信 - ジェトロ

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@BFrance_Japan フランス貿易投資庁-ビジネスフランス

出店20周年を祝し本日(9/4)より伊勢丹新宿店各所 がポップアップストアをオープン🇫🇷🎊17日まで😊 ディオールが新宿伊勢丹をジャック! チェック柄ブック トートなど先行・限定アイテムを多数展開 | FASHION | FASHION HEADLINE

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ニューバランス ジャパンが二子玉川に直営店をオープン 日本限定カラー“CM996”を先行発売

 ニューバランス ジャパン(NEW BALANCE JAPAN)は9月14日、東京・二子玉川に直営店「ニューバランス玉川高島屋S・C」をオープンする。伝統的なクラフツマンシップを体現し続ける“Made in U.S.A/U.K.シリーズ”のシューズをはじめ、ライフスタイルやパフォーマンスカテゴリーのシューズ、アパレル、アクセサリーなどをそろえる。また、店頭スタッフが、3Dスキャンによる足の計測からジャストフィットするシューズを選ぶアドバイスも行う。

 同ストアのオープンを記念して、限定商品の先行発売やオープニングキャンペーンを行う。限定商品は、オフィシャルストアのみで取り扱う日本限定カラーの“CM996”を先行販売する。ブラックとオフホワイトの2色展開で、ゴールドを“Nロゴ”とバックチップに施してビッグスキンスエードとメッシュアッパーで仕上げたシューズ(2色、各1万4800円)だ。そのほか、シューズを購入した先着100人にスニーカークリーナーのプレゼントやWポイントキャンペーンを行う。

 また、オフィシャルストア限定で、スタンダードモデル“996”のキッズシューズを足の長さだけでなく、足幅のサイズでも選べる“ウィズサイジング”を一部カラーで採用。店頭スタッフが、子どもの足のサイズを計測してフィットするシューズを提案する。

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