「みんな、今日まで本当にありがとう!」 梨花プロデュースの「メゾン ド リーファー」代官山店が閉店

 タレントの梨花がプロデュースする「メゾン ド リーファー(MAISON DE REEFUR)」の1号店である代官山店が29日、7年の歴史に幕を閉じた。同日は約2000人のファンが来店し、限定アイテムを購入したり、カフェでくつろいだり、店舗前で記念撮影をしたりと、思い思いの形で営業最終日を楽しんだ。午後3時ごろには、プロデューサーの梨花が店舗に駆けつけ、集合写真の撮影やサインの対応などファンと交流した。梨花が「みんな、今日まで本当にありがとう!」と感謝の言葉を送ると、ファンからは「こちらこそありがとう!」「お疲れ様!」と声援が上がった。

 「メゾン ド リーファー」を運営するジュンは同店を始め、博多、横浜、名古屋などの全店舗を年内に閉鎖する。梨花は「息子の出産と同時期にスタートし、とにかくがむしゃらにやってきました。女優は映画や舞台、タレントは出演番組などが代表作になりますが、『メゾン ド リーファー』はモデル・梨花の代表作です」と振り返りつつ、「『メゾン ド リーファー』は今年で一段落しますが、これでお別れではないですよ。着飾るという意味のファッションだけではなく、ライフスタイルや思考を含めた新しい表現を模索していきます。楽しみにしていてください!」と今後について笑顔で語った。

 「メゾン ド リーファー」は、梨花をトータルプロデューサーに迎え、ジュングループがスタートしたショップ・ブランド。2012年4月に代官山店をオープンすると、初日から女性を中心に大勢の客が訪れ、1日目で2000人、1週間で2万人、1年間で35万人が来店したという。全国7店舗(代官山店含む)を構えるほか、台湾に期間限定店舗を出店するなど海外からの注目も集めていたが、今年3月、公式インスタグラムで全店の閉店を発表した。インスタグラム投稿には、「私自身、思考や求めるもの、大切にしたいことが、だんだん変わっていく中で心を保ちながら私の力不足も含めてこの大きなビジネスを保つことが、とても難しいと感じるようになりました。(中略)これから残りの人生をどう生きていきたいかを考えるようになった時、 ここで一度立ち止まり、この先をもう少しゆっくりと歩んでいきたいと思うようになりました」と綴っている。

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トレンドカラーはイエロー⁈ 2020年春夏ミラノ・ファッション・ウイーク

 9月17~23日に開催された2020年春夏シーズンのミラノ・ファッション・ウイークから最新のストリートスナップをお届けする。

 ジャケットやスーツスタイルでキメた人たちが多く、マイクロバッグの人気も健在。ビッグシルエットのトレンチコートやパイソンなどのアニマル柄も目立った。また、おなか見せやコルセットを取り入れたファッションなど、ウエストを強調するスタイルもトレンドのようだ。カラーはイエローが確実。イエローカラーのバッグやシューズなどでファッションにアクセントを加えるアクセサリー使いにも注目したい。

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ロンドンコレ後半戦のダイジェスト 創業者のロマンチックな一面を描いた「バーバリー」、“宝物になる服”を追求した「ジェイ ダブリュー アンダーソン」など

 2020年春夏シーズンのロンドン・ファッション・ウイークは最終日、多くのブランドがスマッシュヒットを連発した。「バーバリー」「ジェイ ダブリュー アンダーソン」「クリストファー ケイン」の3ブランドをリポートする。

バーバリー(BURBERRY)

DESIGNER/リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)

 ティッシは就任から3シーズン目のランウエイで、新たな「バーバリー」像の一つの土台を完成させた。この1年間、ブランドアーカイブの研究を重ねたティッシは、創業者のトーマス・バーバリー(Thomas Burberry)へ強い関心を持った。すでに彼のイニシャルである“TB”ロゴやモノグラムなどの新たなシグニチャーを生み出しているが、今季目に留めたのはトーマスが描いたというブランドを象徴する騎士のロゴだ。騎士が跨るのは馬ではなくユニコーン。「(ユニコーンを選んだトーマスは)大胆な革新者であると同時に、ロマンチストだったということが分かった」とティッシは話した。

 ブランドが創業したビクトリア朝(1830年代~1900年代前後)の繊細な刺しゅうをイメージしたフリルドレスや、アンティーク風のイラストを入れたスカーフなどをドッキングしたブラウスなどが登場。また、ユニコーンを思わせる長いフリンジを施したスカート、翼のようなフェザードレスや、背中にレースを合わせたTシャツなども披露した。

 代名詞のトレンチコートはクリスタル装飾を施してアップデート。またユニークな新アイテムとして、裾を折り返して丈を調整できるシャツや、キャップとハットの中間のような帽子などもそろった。カラーパレットは、ニュートラルでタイムレスなグレー、ベージュ、ブラック、ホワイト。淑女から紳士、少女、少年のさまざまな世代に愛される「バーバリー」らしいインクルージョンを“バーバリー キングダム”として表現。創業者に敬意を払いながら、アーカイブに新たな時代の価値観を加えてその先の未来を描いた。

ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)

DESIGNER/ジョナサン・アンダーソン

 「なぜファッションは重要なのか?なぜここまで人を真剣にさせるのか?」-大量生産・大量消費が繰り返される世の中で“サステイナブル”の言葉が切り離せない今、ジョナサンは「どうしたら、長く愛される服を生み出せるのか」を追求している。会場にディスプレーされたカナダ人のアーティスト、リズ・マゴー(Liz Magor)による作品は、古いぬいぐるみなど、かつては誰かに大事に扱われていたものをクリアボックスに入れたオブジェだった。それを見て「私もこういうものを持っていたことがある。今はどこに行ったのだろう?」と考えさせられるものだ。

 今季はマゴーの作品を通して、“誰かにとって宝物になるような洋服”を提案した。ファーストルックは、ギリシャ神話の女神のドレスようにドレープを効かせ、ジュエリー風のブラやネックレス、ベルトを合わせたワンピース。高貴を象徴するジュエリーをウエアに取り入れることで特別な一着へとグレードアップさせた。全体的に丸みを帯びたシルエットは「マリー・アントワネットのドレスように誇張をした後、空気を抜いたような形を探求した」とジョナサン。ウエストから裾にかけて緩やかなカーブを描くテーラードジャケットは、ウエスト部分に空洞ができる変形型。ワードローブに加えて、ベースボールキャップ型のショルダーバッグや、ロープとリボンを絡ませたエスパドリューのレースアップサンダルなど、外しに効かせたアクセサリーも面白い。

 ジョナサンによるアート作品に着想を得たコレクションは難解だが、見る人によって捉え方の異なる知的なアプローチだ。服のデザインについて「これは素敵」というシンプルな直感は重要だが、込められたメッセージを読み解くことが“ラグジュアリー”であり、服が人の心を豊かにするものだと気づかせてくれる。

クリストファー ケイン(CHRISTOPHER KANE)

DESIGNER/クリストファー・ケイン

 「風と愛し合い、星と眠り、花を感じる……(Make Love with the Wind, Sleep with the Stars, Feel the Flowers…)」- ロンドンで、自然愛をダイレクトに示したのが「クリストファー ケイン」だ。これまでも題材に掲げてきた花や植物、そして得意とするセクシュアリティーの表現を融合。「エコセクシュアル(the Ecosexual)」と題した今季は、ケインの自信がみなぎる力強いショーだった。

 ショー開始前にデジタルサイネージに映し出した草原の映像を、ファーストルックのコートとスカートのセットアップのプリントとして登場させた。花びら型のスカートのドレスや、胸元に深いスリットを入れたペイズリー柄のタフタドレスは、ただナチュラルな自然を出すのではなく、光沢感のあるタフタで仕立てたてたり、ネオンカラーをポイントに取り入れたりすることでフューチャリスティックな雰囲気を醸し出している。

 「クリストファー ケイン」が「グッチ」を擁するケリングから独立して早1年。ここ数シーズンの性のタブーに切り込むクリエイションは賛否両論だったが、今季は環境問題への意識をブランドらしくセンシュアルに描くことで新たな道を開いたようだ。今後も独自の世界観を失わずに、共感されるメッセージを組み込んで前進して欲しい。

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40歳を迎えるエビちゃんが「マルティニーク」とコラボ

 メルローズが運営する「マルティニーク(MARTINIQUE)」は、モデルの蛯原友里とコラボレーションしたアイテムを発売する。10月に40歳の誕生日を迎える蛯原自身が求める、エレガントで着心地がよくどんなシーンでも“サマになる”アイテムを提案する。

 アイテムは“ギャザースリーブ ブラウス”(2万2000円)と“フレア ロングスカート”(2万9000円)の2型。ブラウスには光沢感のあるビエラ素材を使用し、肩と袖口にギャザーを寄せたスリーブやスタンドネックでエレガントな印象を演出。後ろ身頃はヒップにかかる長さでパンツにも合わせやすい。スカートはフィット感のあるウエストラインとヒップラインで、すっきりしたバランスのロング丈に仕上げた。上質なウールを使用したポンチ素材(ジャージーの一種)でシワになりにくいのが特徴だ。

 10月1日からマルティニーク ル コント(MARTINIQUE LE CONTE)ルミネ有楽町店で、11日から全14店舗とメルローズオンラインストアで販売する。

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2020年春夏パリコレ6日目のハイライト 「コム デ ギャルソン」は迫力の「オーランドー」三部作、「エルメス」の上質タイムレス

 パリコレ6日目は、「コム デ ギャルソン」「ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン」など、ギャルソン一門がパワフルなショーを実施。「エルメス」はブランドの魅力である上質レザーに改めてフォーカスしたコレクションを見せた。

コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)

DESIGNER/川久保玲

 優雅なクラシック音楽の調べと共に現れるのは、金糸を織り込んだ重厚なジャカード織りや立体的な花飾りの造形的なスタイル。襟が立ち上がるデザインや腰をおおうティアードの華美なボリュームは宮廷服を思わせる。それもそのはず、着想源となっているのは6月に発表したメンズに続き、ヴァージニア・ウルフ(Virginia Wolf)の文学作品「オーランドー」だ。「コム デ ギャルソン」は今冬ウィーン国立歌劇場で上演される同オペラの衣装制作も担当しており、いわば今回のコレクションは三部作の中の1つ。エリザべス1世時代のイギリス貴族の美青年が時を超え、性別を超える話として、ジェンダー研究で取り上げられることもある同作品は、男らしさ、女らしさの既成概念を揺さぶり、常に新しい美を追求してきた「コム デ ギャルソン」と親和性が高い。男性服の象徴であるスーツは内太ももが大きく開き、どきりとさせる。後半は一転、アートのような黒い造形を並べ、「あなたにはこれが理解できますか?」と問われているかのよう。

ジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソン(JUNYA WATANABE COMME DES GARCONS)

DESIGNER/渡辺淳弥

 ファーストルックは肩がずるりと落ちるボリュームフォームのトレンチコート。それを脱構築・再構築し、さまざまなアイテムに変化させていく。プリーツやレース生地をトレンチコートのベルトやポケットなどのディテールと組み合わせたドレスに、トレンチコートをいくつもはぎ合わせた複雑なパターンのアシンメトリースカート。トレンチコートのフロント部分のみをビスチエのように載せたTシャツや蛍光カラーのレギンスなどでスポーツムードも取り入れ、軽さを出している。アメコミ風プリントやビビッドなグラフィックもポイント。スニーカーは、イギリス発のシューズブランド「ハイ-テック(HI-TEC)」とのコラボレーションだ。

エルメス(HERMES)

DESIGNER/ナデージュ・ヴァンヘ=シビュルスキー(Nadege Vanhee Cybulski)

 洋服の大量廃棄問題がクロースアップされる中、タイムレスな魅力と価値がある服に改めて光が当たっている今シーズン。その代表格と言える「エルメス」は、ブランドのコアバリューであるレザーにフォーカスした。布のように柔らかなレザーを用いて、カジュアルなアイテムからスーツ、ドレスまでをそろえる。エクリュ、グレー、キャメル、ピンク、ネイビーなど繊細な色使いやパッチワークなどの職人技を生かしたデザインは時を経るほど魅力が増しそうだ。

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“完璧すぎる”スコッチウイスキー「グレンモーレンジィ」のポップアップバーが六本木ヒルズにオープン

 MHD モエ ヘネシー ディアジオは、シングルモルト・ウイスキー「グレンモーレンジィ(GLENMORANGIE)」のポップアップバー「グレンモーレンジィ ハウス」を10月9日から14日まで東京・六本木ヒルズ大屋根プラザにオープンする。

 「グレンモーレンジィ」は、1843年からスコットランドのハイランド地方で製造されてきたシングルモルト・ウイスキーで、フルーティーでフローラルな風味が特徴だ。スコットランド産の大麦だけを使用し、敷地内にある清らかな水源からとれる硬水と、スコットランドでもっとも背の高い蒸留器で製造された伝統と最新技術の融合から生まれたもので、その品質は“完璧すぎる(Unnecessarily well made)”と評される。

 イベントでは、「グレンモーレンジィ」を特別なフードと合わせて楽しめるほか、ブルーノート東京プロデュースによるジャズライブや、ゲストバーテンダーによる「グレンモーレンジィ」のスペシャルカクテルも提供される。

 価格は「グレンモーレンジィ オリジナル」600円、「グレンモーレンジィ キンタ・ルパン14年 ポートカスク フィニッシュ」800円、「グレンモーレンジィ 18年」1000円、「グレンモーレンジィ シグネット」1200円など。

■グレンモーレンジィ ハウス
日程:10月9~14日
時間:9日と10日 16:00~22:00(LO21:30)
11~14日 14:00~22:00(LO21:30)
場所:六本木ヒルズ大屋根プラザ
住所:東京都港区六本木6-10-1

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「アレッサンドラ リッチ」2020年春夏コレクション

 「アレッサンドラ リッチ(ALESSANDRA RICH)」が2020年春夏コレクションを発表した。

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「ドクターマーチン」主催による音楽イベントが開催 04 Limited Sazabysらが出演

 8ホールや3ホールに代表されるブーツで高い支持を得ている英国生まれの「ドクターマーチン(DR.MARTENS)」は、音楽イベント“DR.MARTENS presents STYLE of TOKYO LIVE 2019”を11月25日に東京・恵比寿リキッドルームで開催する。「ドクターマーチン」にとって音楽とは“鼓動”とも言えるほど、ブランドの根幹に欠かせないカルチャーの一部。これまでにも同イベントを4回開催しており、5回目となる今回テーマに掲げるのは“TOUGH AS YOU”のスローガン。「ドクターマーチン」を履く人たちこそが“タフ”であり、ブーツのようにしなやかにそして時に反発しながら生きていくことといったメッセージを込めている。出演するアーティストは、04 Limited SazabysとSurvive Said The Prophetの次世代音楽シーンを担う人気2バンド。

 今回のイベントの開催に先駆け、Inter FM897で「ドクターマーチン」による音楽ラジオ番組が、11月20日までの期間限定で毎週金曜日22時48分~22時58分にオンエアされる。毎回アーティストをゲストに招き、“TOUGH AS YOU”をテーマに音楽とファッションの関係などを巡るトークを展開している。

■“DR.MARTENS presents STYLE of TOKYO LIVE 2019”
日程:11月25日
時間:19:00開演
場所:恵比寿リキッドルーム
住所:東京都渋谷区東3-16-6
入場料:2000円(ドリンク代別)

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「ハイダー アッカーマン」2020年春夏パリ・コレクション バックステージ

 「ハイダー アッカーマン(HAIDER ACKERMANN)」が2020年春夏コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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「フローラノーティス ジルスチュアート」がミニサイズセットなどホリデーコレクションを発売

 ライフスタイルコスメブランド「フローラノーティス ジルスチュアート(FROLA NOTIS JILLSTUART)」は11月1日にホリデーコレクションを発売する。

 フラワーパターンのパッケージによる限定コレクションは、ギフトにも最適なボディーオイルとボディーミルクのミニサイズセット(全3種、各4800円)と、色とりどりのボックスでオーナメントのように楽しめるミニチュアフレグランス(全8種、5mL、各1800円)をラインアップする。さらに、バラやヘリクリサムなど本物の花を使用したハンドメードフレグランスキャンドル「ロマンティックフレンチローズ フレグランスキャンドル」(4800円)も登場。バイオレットリーフとムスクが重なり合う、ロマンティックフレンチローズの香りだ。

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「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド」2020年春夏パリ・コレクション

 「アンドレアス・クロンターラー フォー ヴィヴィアン・ウエストウッド(ANDREAS KRONTHALER FOR VIVIENNE WESTWOOD)」が2020年春夏コレクションをパリで発表した。

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「ヨウジヤマモト」2020年春夏パリ・コレクション バックステージ

 「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」が2020年春夏コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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「エリー サーブ」2020年春夏パリ・コレクション

 「エリー サーブ(ELIE SAAB)」が2020年春夏コレクションをパリで発表した。

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「エリー サーブ」2020年春夏パリ・コレクション

 「エリー サーブ(ELIE SAAB)」が2020年春夏コレクションをパリで発表した。

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「ユニクロ」がカラバリ豊富な“ヒートテック”を発売 「ペイペイ」利用で1枚無料キャンペーンも

 「ユニクロ(UNIQLO)」は機能性インナー“ヒートテック”の新作を発売した。パープルやラベンダーなどカラーバリエーションを充実させたほか、ウィメンズではUネックやタートルネックに加え、昨年オンラインのみで展開していたバレエネックを用意。前後のネックラインが大きく広がったデザインで、胸元や背中が開いた服のインナーとして着用できる。キッズラインでは通常の“ヒートテック”の2.25倍、“極暖”の1.5倍の暖かさの“超極暖”が登場した。カットソー感覚でも着用でき、汗をかいても蒸れにくい。

 また10月4日から22日までの期間中、店頭で決済サービス「ペイペイ(PayPay)」を利用して“ヒートテック”を購入すると1枚無料になるキャンペーンを実施する。対象はウィメンズ、メンズの“ヒートテック”(990円)とキッズの“ヒートテック”(790円)。参加には「ユニクロアプリ」と「ペイペイ アプリ」両方が必要となる。

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編集長はパリコレで何した?Vol.4 「クロエ」でジャケットの着こなしを学び、「オフ・ホワイト」のパワー健在を確認、「リック・オウエンス」の濃厚な世界にまみれる

 パリコレ4日目は、「クロエ(CHLOE)」「パコ・ラバンヌ(PACO RABANNE)」「オフ・ホワイト」などトレンドセッターのショーを取材し、「リック・オウエンス(RICK OWENS)」の濃厚な世界に昼と夜の2度触れてやる気を充電。夜ごはんはデザイナーの自宅にお招きいただきほっこりしました。

9月26日10:00
「クロエ」に見るジャケットの
スタイリングヒント

 ジャケットが気分だけど、久しぶりに着たら生真面目なリクルートスーツ風となりなんだかイマイチ。と思っている方、ぜひ今季の「クロエ」をチェックしてください。ボヘミアンスタイルを得意とする「クロエ」ですが、今季はエレガンスへシフト。“こういうジャケットを選んで、こうスタイリングすれば今っぽくなるんだ”とわかるヒントがたくさん見つかります。

11:00
「アトライン」はきれいな
ワンピースがそろう

 カッティングきれいなワンピースがそろった「アトライン(ATLEIN)」。ドレープやバイヤス使いなどウィメンズの服の基本が抑えられた、実用性が高い服ですね。

12:30
「ディオール」展示会で
刺しゅうの技をじっくり

 「ディオール(DIOR)」の展示会で服をじっくり。一着一着の服に職人技が採用されていて、オートクチュールみたい。特にこの、ラフィア素材を使った刺しゅうはぜひ近くで見てください。

13:15
ここは〇〇ランドか!
「ロジェ ヴィヴィエ」のおとぎ話に
溺れる

 問答無用にカワイイでしょう!「ロジェ ヴィヴィエ(ROGER VIVIER)」は“バックステージ”というテーマで、ダンサーやチアリーダーの支度部屋に見立てた小部屋をたくさん用意。その中で新作を見せました。笑いのセンスも散りばめたゲラルド・フェローニ(Gherardo Felloni)=クリエイティブ・ディレクターのハッピーワールド全開です。

14:00
「パコ・ラバンヌ」に見る
正統派フレンチ

 ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)門下生と言えるのが、朝一にショーを行った「クロエ」のナターシャ・ラムゼイ・レヴィ(Natacha Ramsay-Levi)とこの「パコ・ラバンヌ」のジュリアン・ドッセーナ(Julien Dossena)。ニコラはいつも両ブランドのショーに出席し、後輩たちを応援しています。いずれもフランス人による正統派フレンチをベースにモダナイズ。いつも一言「センスが良い。センスの良さは」というフレーズが頭に浮かびます。

15:00
大人気「Y/プロジェクト」を見に
再びセーヌ川へ

 ヨハン・セルファティ(Yohan Serfaty)による「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」が笑っちゃうほどの大人気で、アレクサンドル3世橋のたもとの会場は人が入りきれないほどの熱気。カジュアルともフォーマルとも言い難い、アイテムもカテゴライズしずらい不統一感がこのブランドの魅力。攻めているアイテムが多いけど、ひとつ取り入れてみたいと思わせます。

16:30
フェティッシュは
「アン ドゥムルメステール」に健在

 最近はショーの原稿を書いていて“フェティッシュ”という言葉を使う機会が減りました。極端に何かを偏愛するスタイルは今のファッションの感覚から外れているのかもしれません。しかし、「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」は以前よりむしろフェティッシュでシャープ。黒、白、レザー、フェザー、ジャケット、ドレス、ハーネス。ショーには研ぎ澄まされた緊張感が漂いセバスチャン・ムニエ(Sebastien Meunier)のスタイルがストレートに伝わります。

18:00
「リック・オウエンス」で
風下に座りシャボン玉まみれとなる

 どこのショーより個性的な人が集まる「リック・オウエンス」ですが、ショーが終わってみれば誰よりも個性的なのはリック自身だと毎回思います。演出として登場したのはシャボン玉のパフォーマンス。噴水の水を救い上げてふわ~ふわ~とシャボン玉を作り続け、いつものようにコスチュームばりの服を着たモデルたちを包み込みます。めちゃくちゃポエティックです。同時に風下の観客席だったため大量のシャボン玉が頭に降り注ぎました。全然気にしませんよ。

19:00
「オフ・ホワイト」の
“ネズミに食べられた
チーズみたいな”バッグ

 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)は、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が健康上の理由で不在と事前にアナウンスされていましたが、会場周辺にはヴァージル信者の若者たちが大勢集まり、そのカリスマ性を再確認。ジョニオさんの娘である高橋ららさんがモデルとして歩き話題になりましたね。気になったのは、ネズミに食べられたチーズ(そんなもの、実際には見たことないけど)みたいに穴が空いたバッグ。このバッグをジップロックに入れて持ち歩く?

20:00
「イザベル マラン」には
正統派美人モデルがずらり

 「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」はとにかくモデルが豪華。最近のショーは肌の色も顔立ちも、それこそ体形も多様性に富んだモデルが起用されることが多いですが、こちらは正統派美人モデルがそろいます。そして長い脚にピン&ハイヒールのブーツを合わせ、ダウンヘアを揺らしてガンガン歩く。彼女たちのテンションをあげるように笛の音が鳴り響きます。目を観客席に移すとフロントローにも美人のインフルエンサーがずらり。パワフルです。

20:30
リック・オウエンスのパートナー、
ミシェルと記念撮影

 「リック・オウエンス」のブックサイン会に向かうも、カルト的なファンが集まり店の2階にいるリックにたどり着くためには1階まで長蛇の列ができていて断念。でも、大丈夫。リックの妻であるミシェル・ラミー(Michele Lamy)がサインをくれました。迫力の彼女は一見近寄りがたいけど人懐っこくてオープンな方です。本は、1970年代に活躍した衣装デザイナーのラリー・ルガスピ(Larry LeGaspi)にリックが捧げたもの。購入したので大事に持って帰ります。

21:00
デザイナーのお宅で
アットホームな夜ごはん

 ディナーはカシミヤブランド「アレクサンドラ・ゴロヴァノフ・トリコ(ALEXANDRA GOLOVANOFF TRICOTS)」のデザイナー、アレクサンドラの自宅にお招きいただきました。シェフ手作りの魚のムニエルと蒸し野菜、イチゴのスイーツという、出張中には縁遠い優しい味に癒される~。ホント癒される~。アレクサンドラが作るカシミアのセーターも同じです。シンプルでずっと着られる、優しい服。プレスの吉田瑞代さんとは姉妹みたいでした。

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編集長はパリコレで何した?Vol.4 「クロエ」でジャケットの着こなしを学び、「オフ・ホワイト」のパワー健在を確認、「リック・オウエンス」の濃厚な世界にまみれる

 パリコレ4日目は、「クロエ(CHLOE)」「パコ・ラバンヌ(PACO RABANNE)」「オフ・ホワイト」などトレンドセッターのショーを取材し、「リック・オウエンス(RICK OWENS)」の濃厚な世界に昼と夜の2度触れてやる気を充電。夜ごはんはデザイナーの自宅にお招きいただきほっこりしました。

9月26日10:00
「クロエ」に見るジャケットの
スタイリングヒント

 ジャケットが気分だけど、久しぶりに着たら生真面目なリクルートスーツ風となりなんだかイマイチ。と思っている方、ぜひ今季の「クロエ」をチェックしてください。ボヘミアンスタイルを得意とする「クロエ」ですが、今季はエレガンスへシフト。“こういうジャケットを選んで、こうスタイリングすれば今っぽくなるんだ”とわかるヒントがたくさん見つかります。

11:00
「アトライン」はきれいな
ワンピースがそろう

 カッティングきれいなワンピースがそろった「アトライン(ATLEIN)」。ドレープやバイヤス使いなどウィメンズの服の基本が抑えられた、実用性が高い服ですね。

12:30
「ディオール」展示会で
刺しゅうの技をじっくり

 「ディオール(DIOR)」の展示会で服をじっくり。一着一着の服に職人技が採用されていて、オートクチュールみたい。特にこの、ラフィア素材を使った刺しゅうはぜひ近くで見てください。

13:15
ここは〇〇ランドか!
「ロジェ ヴィヴィエ」のおとぎ話に
溺れる

 問答無用にカワイイでしょう!「ロジェ ヴィヴィエ(ROGER VIVIER)」は“バックステージ”というテーマで、ダンサーやチアリーダーの支度部屋に見立てた小部屋をたくさん用意。その中で新作を見せました。笑いのセンスも散りばめたゲラルド・フェローニ(Gherardo Felloni)=クリエイティブ・ディレクターのハッピーワールド全開です。

14:00
「パコ・ラバンヌ」に見る
正統派フレンチ

 ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)門下生と言えるのが、朝一にショーを行った「クロエ」のナターシャ・ラムゼイ・レヴィ(Natacha Ramsay-Levi)とこの「パコ・ラバンヌ」のジュリアン・ドッセーナ(Julien Dossena)。ニコラはいつも両ブランドのショーに出席し、後輩たちを応援しています。いずれもフランス人による正統派フレンチをベースにモダナイズ。いつも一言「センスが良い。センスの良さは」というフレーズが頭に浮かびます。

15:00
大人気「Y/プロジェクト」を見に
再びセーヌ川へ

 ヨハン・セルファティ(Yohan Serfaty)による「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」が笑っちゃうほどの大人気で、アレクサンドル3世橋のたもとの会場は人が入りきれないほどの熱気。カジュアルともフォーマルとも言い難い、アイテムもカテゴライズしずらい不統一感がこのブランドの魅力。攻めているアイテムが多いけど、ひとつ取り入れてみたいと思わせます。

16:30
フェティッシュは
「アン ドゥムルメステール」に健在

 最近はショーの原稿を書いていて“フェティッシュ”という言葉を使う機会が減りました。極端に何かを偏愛するスタイルは今のファッションの感覚から外れているのかもしれません。しかし、「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」は以前よりむしろフェティッシュでシャープ。黒、白、レザー、フェザー、ジャケット、ドレス、ハーネス。ショーには研ぎ澄まされた緊張感が漂いセバスチャン・ムニエ(Sebastien Meunier)のスタイルがストレートに伝わります。

18:00
「リック・オウエンス」で
風下に座りシャボン玉まみれとなる

 どこのショーより個性的な人が集まる「リック・オウエンス」ですが、ショーが終わってみれば誰よりも個性的なのはリック自身だと毎回思います。演出として登場したのはシャボン玉のパフォーマンス。噴水の水を救い上げてふわ~ふわ~とシャボン玉を作り続け、いつものようにコスチュームばりの服を着たモデルたちを包み込みます。めちゃくちゃポエティックです。同時に風下の観客席だったため大量のシャボン玉が頭に降り注ぎました。全然気にしませんよ。

19:00
「オフ・ホワイト」の
“ネズミに食べられた
チーズみたいな”バッグ

 「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)は、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が健康上の理由で不在と事前にアナウンスされていましたが、会場周辺にはヴァージル信者の若者たちが大勢集まり、そのカリスマ性を再確認。ジョニオさんの娘である高橋ららさんがモデルとして歩き話題になりましたね。気になったのは、ネズミに食べられたチーズ(そんなもの、実際には見たことないけど)みたいに穴が空いたバッグ。このバッグをジップロックに入れて持ち歩く?

20:00
「イザベル マラン」には
正統派美人モデルがずらり

 「イザベル マラン(ISABEL MARANT)」はとにかくモデルが豪華。最近のショーは肌の色も顔立ちも、それこそ体形も多様性に富んだモデルが起用されることが多いですが、こちらは正統派美人モデルがそろいます。そして長い脚にピン&ハイヒールのブーツを合わせ、ダウンヘアを揺らしてガンガン歩く。彼女たちのテンションをあげるように笛の音が鳴り響きます。目を観客席に移すとフロントローにも美人のインフルエンサーがずらり。パワフルです。

20:30
リック・オウエンスのパートナー、
ミシェルと記念撮影

 「リック・オウエンス」のブックサイン会に向かうも、カルト的なファンが集まり店の2階にいるリックにたどり着くためには1階まで長蛇の列ができていて断念。でも、大丈夫。リックの妻であるミシェル・ラミー(Michele Lamy)がサインをくれました。迫力の彼女は一見近寄りがたいけど人懐っこくてオープンな方です。本は、1970年代に活躍した衣装デザイナーのラリー・ルガスピ(Larry LeGaspi)にリックが捧げたもの。購入したので大事に持って帰ります。

21:00
デザイナーのお宅で
アットホームな夜ごはん

 ディナーはカシミヤブランド「アレクサンドラ・ゴロヴァノフ・トリコ(ALEXANDRA GOLOVANOFF TRICOTS)」のデザイナー、アレクサンドラの自宅にお招きいただきました。シェフ手作りの魚のムニエルと蒸し野菜、イチゴのスイーツという、出張中には縁遠い優しい味に癒される~。ホント癒される~。アレクサンドラが作るカシミアのセーターも同じです。シンプルでずっと着られる、優しい服。プレスの吉田瑞代さんとは姉妹みたいでした。

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「デンハム」×「ベアブリック」のシザース柄モデル発売 Tシャツやスエットなども用意

 オランダのデニムブランド「デンハム(DENHAM)」は10月4日、メディコム・トイ(MEDICOM TOY)とのコラボレーションアイテムを発売する。ブランドの“伝統を重んじ、しきたりを壊す”というモットーをアイテムに反映し、創立者のジェイソン・デンハム(Jason Denham)がこだわるシザースの柄を施す「ベアブリック(BE@RBRICK)」などを用意。

 アイテムは、「ベアブリック」の100%サイズの高さ7cmと400%サイズの高さ28cmのセット(1万8000円)と、1000%サイズの高さ70cm(7万円)のほか、スエット(1万9000円)やTシャツ(1万1000円)といったアパレルから、スリッパ(5500円)、クッション(8000円)、3種類のソファ(1人掛け7万8000円、2人掛け16万2000円、3人掛け18万9000円)といったインテリアまでそろえる。「デンハム」代官山店やギンザ シックス(GINZA SIX)店などで取り扱う。

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「イッセイ ミヤケ」2020年春夏パリ・コレクション バックステージ

 「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」が2020年春夏コレクションをパリで発表した。ランウエイショーのバックステージに潜入!

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2020年春夏パリコレ5日目のハイライト 「セリーヌ」のキュロットが進化、「ヨウジヤマモト」と「ロエベ」に見るそれぞれのエレガンス

 パリコレ5日目は、パワーブランドが目白押し。その中から、「セリーヌ」「ヨウジヤマモト」「ロエベ」。パワーブランドの見どころを速報する。新デザイナーによる「イッセイミヤケ」のレポートはこちらから

セリーヌ(CELINE)

DESIGNER/エディ・スリマン(Hedi Slimane)

 「セリーヌ」のショー会場は、今季もナポレオンが眠るアンヴァリッド。カトリーヌ・ドヌーヴやBLACKPINKのリサなど、「セリーヌ」を身にまとった華やかなゲストが詰めかけ、ファンの絶叫がこだまする会場外は大混雑だ。会場に足を踏み入れると中は真っ暗。やはりエディには夜が似合う。会場前方で陽炎のように赤い光がゆらめくと、デニムシャツとデニムパンツに、紺のブレザーを羽織ったモデルが現れる。顔をおおうのはもちろんティアドロップのサングラス。前シーズン打ち出した1970年代のパリのブルジョワスタイルの踏襲ではあるが、今季はそれをデニムやベアショルダーのフリルドレスなどで、南仏のリゾートムードに味付け。高級避暑地サントロペに出掛けた、不良に憧れるブルジョワのお嬢さんといったイメージだ。前シーズンの最注目アイテム、キュロットパンツも今季はデニムで提案する。後半はぐっと70年代ボヘミアンのムード。フリルブラウスやギャザードレスは2020年春夏のトレンド本命になりそうだ。

ロエベ(LOEWE)

 

DESIGNER/ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)

 今季も会場はユネスコ本部。シアーな白いドレープカーテンで区切られた空間には、鉢に植えられたススキや大きなアメジストが置かれ、クリーンで静ひつなムードが流れる。ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)のクラフツマンシップへの探求は今季も続いており、いっそう研究熱に拍車がかかっているようにも感じられる。キーになるのは、ギピュールレース、シャンティイレース、マーガレットレースなど多様なレース。それをマットなコットンやサテンなどと組み合わせ、ギャザーたっぷりのドレスやブラウスに仕立てる。ジャケットやコートは、絞ったウエストから切り替えによって優美に生地が広がる作りが美しい。バレリーナのチュチュのようなパニエシルエットやラッフル襟もポイント。バッグの注目は、バケット型の新作“バルーン バッグ”だ。

ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)

DESIGNER/山本耀司

 最近の「ヨウジヤマモト」のショーはいくつかのパートで構成される。前半はパターン力を生かした新しいカタチ作りへの挑戦で、今回は服の一部を丸や三角のグラフィックで構成し、ちらりとのぞく素肌もデザインの一部として見せた。中盤は画家の朝倉優佳とのコラボレーション。さらに終盤には珍しくバッグをたくさん登場させた。斜めがけをする大きな布のバッグはいずれも服と一体となる。バッグだけが主張をしない、さらには両手が自由になるデザインが「ヨウジヤマモト」らしい。

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「エスティ ローダー」の毎年豪華なホリデーコフレ 今年はトランプが着想源

 「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」は10月25日から、順次2019年ホリデーコレクションを販売する。今季はトランプにインスパイアされ、ハートやクローバー、スペード、ダイヤモンドの柄を施したパッケージが特徴だ。

 10月25日発売するのは、毎年豪華な内容で話題のキット。「メークアップ コレクション2019」(1万3000円)はトランプの柄を型押ししたレザー調のバッグに、アイ&チークパレット、リップスティック3本、リップグロス、マスカラ、クレンジングフォーム、美容液、アイクリーム、クリームを入れて販売する。11月1日には人気の美容液「アドバンスト ナイト リペア SR コンプレックス II」の現品サイズに化粧水、アイクリームを1つにしたボックスセット(1万3500円)、15日にはベストセラー化粧水「マイクロ エッセンス ローション」の現品サイズに同じ化粧水のミニサイズ、美容液、アイクリームとポーチのセット(1万2500円)が登場する。

 メイクアップは、11月15日に好きなファンデーションと下地をそれぞれ現品と、美容液、アイクリーム、クレンジング、クリーム、リップバーム、マスカラ、ポーチのファンデーションセット(1万1900〜1万4500円)を販売する。22日には鮮やかな発色が特徴の「ピュア カラー エンヴィ リップスティック」(4400円)のパッケージをアーティストのジェームズ・ゴールドクラウンとコラボした限定品が登場し、12月4日には、バックギャモンのデザインをイメージしたクラッチバッグに、トランプ柄の限定アイ&チークパレット、リップスティック2本、アイライナー、マスカラ、下地を1つにしたセット(6500円)を発売する。また、11月1日〜12月25日、リップスティックにホリデー限定のテディベアモチーフの刻印ができるモノグラミングサービスを提供する。

2019年クリスマスコフレをもっと見る

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