11月にはECサイトを開設し、来年には実店舗をオープン、日本にも複数のパートナーと交渉を進めており、出店予定があるという。「パトゥ」は現在、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)の傘下。アンリ=クリエイティブ・ディレクターは「カルヴェン(CARVEN)」を再生させた実績があるが、この後の動向にも注目が高まる。
宮地CEOは、D2C(Direct to Consumer、顧客直結型)ブランド「エイミー・イストワール(EIMY ISTOIRE)」や動画制作などを手掛ける3ミニッツなどを起業したシリアルアントレプレナーで、3ミニッツをゲーム大手のグリーに売却後、その資金をもとに今年3月にワンセックを起業した。ワンセックは共同創業者として音楽業界のベテランプロデューサーであるジョン・ポスマン(John Possman)氏を迎えており、リアム・ニクロは3月27日にインスタグラムのアカウントを開設後、日米で同時デビューを果たしている。
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、人気オンラインゲーム「リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)」などを提供する米ゲーム会社ライアットゲームズ(RIOT GAMES)と2年間のパートナー契約を締結した。
協業の一部として、同ブランドは10月2日~11月10日に開催される同オンラインゲームの世界大会「2019 リーグ・オブ・レジェンド ワールド・チャンピオンシップ(2019 League of Legends World Championship以下、チャンピオンシップ)」で優勝者に授与されるトロフィーを収める専用トラベルケースを製作する。また、賞品としてベストプレーヤーなどに贈られるスキン(アバター用の着せ替えアイテム)やカプセルコレクションのデザインを、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)「ルイ・ヴィトン」ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターが手掛けるという。カプセルコレクションは12月に店舗とECサイトで発売される。
米投資会社ゴールドマン・サックス(GOLDMAN SACHS)が18年に発表したリポートによれば、eスポーツの市場規模は22年にはおよそ30億ドル(約3210億円)に達するという。同様に視聴者数は世界で2億7600万に上ると予想されており、これは米アメフトのプロリーグであるナショナル・フットボール・リーグ(National Football League)の現在の視聴者数に匹敵する数字だ。
展示会場。各ブランドを象徴するルックやアイテムがずらりと並ぶ PHOTO : IKU KAGEYAMA展示会場。各ブランドを象徴するルックやアイテムがずらりと並ぶ PHOTO : IKU KAGEYAMA展示会場。各ブランドを象徴するルックやアイテムがずらりと並ぶ PHOTO : IKU KAGEYAMA「ヴォーグ タレント」を率いるサラ・ソッツァーニ・マイノ「ヴォーグ イタリア」シニアエディター PHOTO : IKU KAGEYAMA「シモーネ ロシャ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ジェイ ダブリュー アンダーソン」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「テベ マググ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「MSGM」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ジャックムス」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「コーシェ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「パウラ カデマルトリ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ジャンニコ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ステラ ジャン」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「アクアズーラ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「トモ コイズミ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ヴィヴェッタ」(左)と「レイバーン」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「アーサー アルベッセ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「コウザブロウ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ボーディ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「マリーン セル」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「フォスティンヌ シュタインメッツ」(左)と「マルコ デ ヴィンツェンツォ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「Y/プロジェクト」(左)と「シチュエーショニスト」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「アクト N.1」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「シュルーク」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「サラ バッタリア」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ブレイズ ミラノ」(左)と「セシリエ バンセン」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「べサニー ウィリアムズ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「リチャード クイン」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ジ アティコ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ロク」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ルドヴィック デ サン サーナン」 PHOTO : IKU KAGEYAMA
JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める
展示会場。各ブランドを象徴するルックやアイテムがずらりと並ぶ PHOTO : IKU KAGEYAMA展示会場。各ブランドを象徴するルックやアイテムがずらりと並ぶ PHOTO : IKU KAGEYAMA展示会場。各ブランドを象徴するルックやアイテムがずらりと並ぶ PHOTO : IKU KAGEYAMA「ヴォーグ タレント」を率いるサラ・ソッツァーニ・マイノ「ヴォーグ イタリア」シニアエディター PHOTO : IKU KAGEYAMA「シモーネ ロシャ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ジェイ ダブリュー アンダーソン」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「テベ マググ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「MSGM」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ジャックムス」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「コーシェ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「パウラ カデマルトリ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ジャンニコ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ステラ ジャン」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「アクアズーラ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「トモ コイズミ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ヴィヴェッタ」(左)と「レイバーン」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「アーサー アルベッセ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「コウザブロウ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ボーディ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「マリーン セル」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「フォスティンヌ シュタインメッツ」(左)と「マルコ デ ヴィンツェンツォ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「Y/プロジェクト」(左)と「シチュエーショニスト」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「アクト N.1」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「シュルーク」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「サラ バッタリア」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ブレイズ ミラノ」(左)と「セシリエ バンセン」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「べサニー ウィリアムズ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「リチャード クイン」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ジ アティコ」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ロク」 PHOTO : IKU KAGEYAMA「ルドヴィック デ サン サーナン」 PHOTO : IKU KAGEYAMA
JUN YABUNO:1986年大阪生まれ。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションを卒業後、「WWDジャパン」の編集記者として、ヨーロッパのファッション・ウィークの取材をはじめ、デザイナーズブランドやバッグ、インポーター、新人発掘などの分野を担当。2017年9月ベルリンに拠点を移し、フリーランスでファッションとライフスタイル関連の記事執筆や翻訳を手掛ける。「Yahoo!ニュース 個人」のオーサーも務める
I ain't even Ken And my wrist whippin' (Whippin') Lookin' like a class 5 whiplash, ay b*tch, smash Gravy all over my dash, ay Young Johnny Cash (WOAH) Gotta catch 'em all like Ash (GRAVY TRAIN) Gravy, 'no$, steady makin' gasolina Out in Amish with King Dave, it's nice to meet ya'
また27日からはカバン ド ズッカ(CABANE DE ZUCCA)ラフォーレ原宿店で同ユニホームを数量限定発売する。カラーコントラストが印象的なジャケット(3万3000円)や動きやすさと上品さを重視したパンツ(2万5000円)、変型デザインのTシャツ(1万4000円)、ミリタリーライクなブルゾン(4万8000円)などのワークウエアを用意する。
ジャン=ミシェル・バスキア Untitled, 1982 oilstick, acrylic, spray paint on canvas 183.2 x 173 cm Yusaku Maezawa Collection, Chiba Artwork (c) Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New Yorkジャン=ミシェル・バスキア Onion Gum, 1983 acrylic and oilstick on canvas 198.1 x 203.2 x 5cm Courtesy Van de Weghe Fine Art, New York Photo: Camerarts, New York Artwork (c) Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New Yorkジャン=ミシェル・バスキア Self Portrait, 1985 acrylic, oilstick, crown cork and bottle caps on wood 141.9 x 153 x 14.9cm Private Collection Photo: Max Yawney Artwork (c) Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New York ジャン=ミシェル・バスキア (c) Roland Hagenberg
ミズノは9月20日、クラウドファンディングサービスの「マクアケ(MAKUAKE)」上で「ゴートゥーバイミズノ(GO TO BY MIZUNO)」の“ゴアテックス(GORE-TEX)サーモブリッドコート”の予約販売を開始した。価格は9万円で、90着限定で用意する。目標金額の100万円に対し、開始6日目の時点ですでに200万円を超える支援金が集まった。11月28日の18時まで募集する。
圧巻だったのは、ちょうど1年後の10年4月29日、松坂屋銀座店に5層・930坪(3069平方メートル)のアジア旗艦店「XXI(エックスエックスアイ) at GINZA by FOREVER21」をオープンしたことだ。百貨店内に、しかも「グッチ」跡にファストファッションの代名詞的ブランドがオープンしたとあって、かなりのセンセーションを巻き起こした(のちのギンザシックスへの建て替えが決定しており、3年間の期間限定出店だった)。この銀座店は、開店初日の入店客数が約4万1500人を記録したほどだ。
20年春夏コレクションは、ロシャの生まれ故郷であるアイルランドの伝統行事、聖ステファノの日に少年が扮する“レンボーイ”から着想を得た。これは少年らがミソサザイ(英語でレン)という小さな野鳥を捕まえに行き、その後にわらの衣装に身を包んで街中の家にお小遣いをねだって回る年に1度の行事である。デザイナーのシモーネ・ロシャは「ハロウィンに子ども達が仮装して『Trick or Treat』とお菓子をねだるのと同じ感じ」と、ショー後の取材で説明する。イギリス人ジャーナリストも“レンボーイ”についての質問を繰り返していたことから、アイルランド以外ではなじみのない行事のようだ。“レンボーイ”の少年らしさはテーラードやキャスティング、ヘアメイクで取り入れられた。さらに“レンボーイ”たちが訪問する家にも着目し、デルフト焼きの陶器やテーブルクロス、カーテン、壁紙など英国調インテリアの要素をコレクションに織り交ぜた。モデルにはこれまで通り幅広い世代の女性を選び、アイルランドで活躍する舞台女優なども起用した。円形に配した客席については「“レンボーイ”が家々をノックして回るうちに、徐々に輪になっていくパレードのように見せたかった」と、会場全体で世界観の表現にこだわった。
強いこだわりゆえのハプニングが
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「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE「シモーネ ロシャ」2020年春夏ロンドン・コレクション PHOTO : ACIELLE / STYLE DU MONDE
「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT以下、YSL)」は2020年1月4日、新エイジングケアシリーズ「ピュアショット」を発売する。ラインアップは化粧水、ナイトセラム、日中用セラム3種、クリーム1種の全6品で、価格は8000〜1万3000円。紫外線や気温差、大気汚染、電磁波といった生活環境と、疲労やストレス、乱れた睡眠や食生活などの都市型ライフスタイルによる肌ダメージを“過労肌”と定義し、肌内部の成分バランスを整えるボタニカル成分の配合が特徴だ。
アンドロジナス(性の差異を超えた自由なファッション)やアンダーウエアルックといったアヴァンギャルドなクリエイションで1980年代のファッションシーンを席巻し、40年以上にわたって業界をけん引してきたファッションデザイナー、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)。これまでに著名なアーティストのコスチュームや映画衣装のデザインを担当し、近年は自身の半生を描いたミュージカル「ファッション フリーク ショー(Fashion Freak)」を公演するなど、コレクション以外の領域でもその才を発揮している。そんなゴルチエ=デザイナーと深いつながりを持つオンワードホールディングス(以下、オンワード)が、彼が生み出してきた作品を振り返る企画展「エクスパンディング ファッション バイ ジャンポール ゴルチエ(EXPANDING FASHION by JEAN PAUL GAULTIER)」をカシヤマ ダイカンヤマ(KASHIYAMA DAIKANYAMA)で10月13日まで開催中だ。同展の開幕に合わせて来場したゴルチエ=デザイナーに、表現の場を横断しながらクリエイションを追究する理由や、現代のファッション業界の明暗などを語ってもらった。