秋元梢、emma、マドモアゼル・ユリアの華麗なる七変化 パリコレでの着こなしをプレイバック

 ファッションショーのフロントローを華やかに飾るインフルエンサーたち。ブランドの服を着用して来場し、ショーの様子をSNSなどで発信してフォロワーに伝えるのがその仕事だが、複数のブランドのショーを回るインフルエンサーたちは怒濤のスケジュールでフィッティングと衣装チェンジを行なう日も少なくない。ここでは、そんな彼女たちのファッションを、2020年春夏のパリ・ファッション・ウイーク(以下、パリコレ)の「WWD JAPAN.com」のストリートスナップなどから厳選。今回は、全員パリコレ常連の仲良し3人組、秋元梢、emma、マドモアゼル・ユリアの各ブランドのショーでの着こなしをスケジュールとともにプレイバック。それぞれの個性を表現しながらも各ブランドらしさを取り入れたスタイリングに注目だ。

秋元梢

emma

マドモアゼル・ユリア

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

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ファッション通信簿Vol.36 ぴかぴかスーツの着用は慎重に 米「WWD」がセレブのファッションを辛口ジャッジ!

 米「WWD」の人気企画「ファッション通信簿」では、ストリートからパーティー、レッドカーペットまで、海外セレブたちのファッションを厳しくチェック。A+、A、A-、B+、B、B-、C+、C、C-、D+、D、D-、そしてFAIL(失格)の13段階評価で格付けし、それぞれのファッションポイントを勝手に辛口ジャッジ!

 第36回は、ジェイソン・モモア(Jason Momoa)、ニーナ・ドブレフ(Nina Dobrev)、ジェニファー・ガーナー(Jennifer Garner)、ハンター・シェーファー(Hunter Schafer)、アマンドラ・ステンバーグ(Amandla Stenberg)、クリスティー・ターリントン・バーンズ(Christy Turlington Burns)、ビル・ヘイダー(Bill Hader)、マイケル・シャノン(Michael Shannon)が登場。「悪夢を見そう」「変態的」など、今回も痛烈ワードのオンパレード!

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日本を代表するテキスタイルデザイナー須藤玲子が香港で大規模個展

 紡績工場をリノベーションした香港の大規模アートセンター「CHAT(Cetntre for Heritage, Arts and Textile)」は11月24日から、日本を代表するテキスタイルデザイナー須藤玲子の過去最大の個展「須藤玲子の仕事-NUNOのテキスタイルができるまで」を開催する。同展ではテキスタイル作品に加えスケッチや素材、製造工程を公開するほか、ライゾマティクスの齋藤精一による織機を持ち込み、テキスタイルと映像、音を織り交ぜたインスタレーションも行う。

 須藤氏は東京・六本木に店舗兼アトリエを構えるテキスタイルデザイナー集団「NUNO」のディレクターで、2016年からは無印良品のアドバイザリーボードメンバーを務めている。「NUNO」のテキスタイルはビクトリア&アルバート博物館(Victoria and Albert Museum)やニューヨーク近代美術館(MoMA)にパーマネントコレクションとして所蔵されるなど海外で高い評価を受けているほか、高級ホテル「マンダリンオリエンタル東京」のインテリアファブリック全般のディレクションも手掛けている。須藤氏にとって大規模な展覧会は、昨年4月に国立新美術館で300匹以上の鯉のぼりを展示した「こいのぼりなう!」以来。

 香港の「CHAT」は、第2次世界大戦後から08年まで操業していた紡績工場をリノベーションした非営利のアートセンターで、水戸芸術館でチーフキュレーターを務めた高橋瑞木氏が17年3月に共同ディレクターに就任。現代アートやテキスタイルの展覧会を行っている。

■須藤玲子の仕事-NUNOのテキスタイルができるまで(Sudo Reiko: Making NUNO Textiles)
日程:11月24日〜2020年2月23日(毎週火曜日休館)
時間:11:00〜19:00
会場:CHAT(Cetntre for Heritage, Arts and Textile)
住所:The Mills, 45 Pak Tin Par St, Tsuen Wan, 香港
入場料:無料

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「ナナナナ」と「AKIRA」のコラボが日本上陸 記念パーティーも開催

 PVCバッグで有名な「ナナナナ(NANA-NANA)」は11月22日、渋谷パルコの工事仮囲いをアートウォールとして活用したプロジェクト「AKIRA ART OF WALL」とのコラボアイテムを「ナナナナ」公式オンラインストアと渋谷パルコで先行発売する。その後、29日に東京・原宿のセレクトショップ、グレイト(GR8)で発売する。

 アイテムは全3型。「AKIRA ART OF WALL」のアートをプリントした「ナナナナ」の代表的な“Aシリーズ”のPVCバッグA4サイズ(全7色、各1万2500円)とA5サイズ(全7色、各1万1500円)、iPhoneケース(6800円、対応機種 : 11、11PRO、XSなど)を用意する。

 同コラボが2018年に決定した際、世界に発信するべきだと考え、主催・企画制作を「ナナナナ」が行い、7月に米・ロサンゼルスで、9月に伊・ミラノで発売してきた。

 「ナナナナ」の12周年と同コラボアイテム発売を記念して、大友克洋・原作のSF漫画「AKIRA」を愛する世界各国のアーティストが集結するパーティーを渋谷のコンタクト トーキョー(Contact Tokyo)で28日に開催する。参加アーティストは、ラッパーのBLADEE、LOOTA、TOHJI、DJのTZUSING、YUNG SHERMAN、FEMI、KIRIとなる。

 「AKIRA ART OF WALL」は17年10月からスタートし、コラージュアーティストの河村康輔と大友克洋が「AKIRA」を再構築して世界に発信していくプロジェクトだ。

■AKIRA Art of Wall × nana-nana Collaboration Launch Party
nana-nana 12th Anniversary in Tokyo
日程:11月28日
時間:20:00〜3:00
場所:コンタクト トーキョー
住所:東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル4号館 B2F
料金:前売り 2500円、当日 3000円

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「アンプリチュード」2020年春夏は透き通る“大人のヌーディ”を提案

 「アンプリチュード(AMPLITUDE)」は1月22日、2020年春夏メイクアップコレクションを発売する。価格帯は2800〜6800円。

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【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。 詳しくはこちら→

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「ピエール・ジャンヌレの家具とアートのある暮らし」が開催 「チャンディーガル都市計画」の復刻家具や手工芸品などを展示販売

 「ハンドクラフティッド モダン ― ピエール・ジャンヌレの家具とアートのある暮らし」展が東京・六本木のICSで11月29日~12月8日に開催される。同展では、建築家のピエール・ジャンヌレ(Pierre Jeanneret)が手掛けた「チャンディーガル都市計画」のための家具の復刻家具と写真や工芸品などを展示。ジャンヌレはル・コルビュジエ(Le Corbusier)やシャルロット・ぺリアン(Charlotte Perriand)と共作で多くの名作を残している。

 「チャンディーガル都市計画」の一連の家具は、当時のオリジナル図面をもとにインドの工房のファントム・ハンズ(PHANTOM HANDS)が忠実に復刻。築100年以上の建物に使用されていたチーク材を再利用し、一つ一つ職人の手仕事で仕上げられる。同展では、一連のチェアやスツールをはじめ、ファントム・ハンズが初めて復刻したリネン バスケットなどを展示し、受注販売を行う。価格は、スツールが24万~26万円、チェアが23万~80万円、リネン バスケットが45万円(会期特別価格39万円)。日本では建築からアートディレクションまで幅広く手掛ける「五割一分」が販売する。

 同展では、ニューヨーク在住のフォトグラファーのマーティン・マルダー(Martien Mulder)が撮り下ろしたファントム・ハンズの工房の写真集や、日本人作家による手工芸品やビンテージ品なども販売。スタイリングはインテリアスタイリストの川合将人が手掛ける。会期中に、ファントム・ハンズのディーパック・シュリナート(Deepak Srinath)代表が来日してトークイベントを行う。

 「チャンディーガル都市計画」ではさまざまな建物のための大量に家具が必要だったため、ジャンヌレはインドで入手可能な材料を用いて、図面とおおまかなアドバイスだけで製作可能なデザインを考えた。いろいろな工房の職人により製作されたため、同じ図面から作られたのにもかかわらず、大きさの比率や部材の太さ、角度などが異なるものが多く生産されたという。ファントム・ハンズは当時のオリジナルの図面が残っている家具だけを忠実に復刻している。

■ハンドクラフテッド モダン ピエール・ジャンヌレの家具とアートのある暮らし
日程:11月29日~12月8日
会場:ICS
住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3階
時間:11:00-19:00(土・日は13:00-18:00)
料金:入場無料

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

まあ、こんな考え方もあるよね。と偉そうに言ってみたりして。やっぱりこれ本命かな。。「拡張知能」

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

ここまで来たらこのサッカーは何なんだ。ゴールへのパス??あまりにもすごすぎるんだろうけど、見てると笑えるしかない。

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スノーピークが新アパレルブランド「ヤマイ」を始動 32歳の女性副社長が手掛ける“80歳になっても着続けられる服”

 スノーピークは、2020年春夏シーズンから新たなアパレルブランド「ヤマイ(YAMAI)」を立ち上げる。2014年に同社のアパレル事業を立ち上げた山井梨沙副社長 CDOがデザインし、天然素材や手作業にこだわったウィメンズとユニセックスのウエアや小物34型をそろえる。価格帯はコート7万2000円、ジャケット5万2000円、ドレス3万2000〜4万2000円、シャツ2万〜3万6000円、パンツ2万〜4万4000円、スカート4万4000〜4万8000円など。2020年4月に開くスノーピークのウィメンズ主体の新業態をはじめ、一部セレクトショップへの卸も予定している。

 素材はインドの野蚕シルクをはじめ、北・南米のオーガニックコットンやアジアの麻など、世界中から集めた野生育ちの天然素材を使用する。手織りや手刺しゅうで仕立てたり、泥や草木、墨などの天然染料を国内で手染めしたりするなど、徹底して“素朴”にこだわるのは、山井副社長の強い思いからだ。「スノーピークは、何でもない自然との関わりが本来の豊かさだという価値観を持っています。今は何でもある時代なのに、本当の意味で自然や人と関われる服が意外と少ない。だから『ヤマイ』の服はめちゃくちゃ上質なものだけど、あえて素朴に作っているんです。使い捨ての服ではなくて、80歳になっても着続けられる。そんな服こそ究極のサステナビリティではないでしょうか」。

 現在32歳の山井副社長はスノーピーク創業者の孫で、山井太社長 CEOを父に持つ。14年にアパレル部門を立ち上げ、18年12月期の年間売上高は約20億円(会社全体の売上高は120億7000万円)の規模まで成長させた立役者だ。今年1月に副社長に就任して立場も変わり、スノーピークのアパレルデザインを離れることになったものの「デザインの仕事は私の生活には必要なこと。経営の仕事と両立できる範囲の規模や型数でブランドをやりたかったんです。やっぱり服が大好きですから」と、自身の名を冠した「ヤマイ」を立ち上げた。ルックのビジュアルには山井副社長と、店舗開発の部門で勤務する弟も登場している。「弟はもともと絵描きだったので、Tシャツに彼のイラストを採用しています」。14年のアパレル部門立ち上げの際は自ら営業に足を運ぶなど苦労も多かったが、半年間で目標を超える1億2000万円の売り上げを達成した。新ブランドも「1年間で2億4000万円は売りたいですね」と意気込む。

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“盛る” “派手”から脱却 益若つばさが手掛けるつけまつげが現代女性に向けてリニューアル

 益若つばさが手掛けるアイメイクブランド「ドーリーウインク(DOLLY WINK)」は11月14日、ブランド誕生10周年を節目にリブランディングを行う。リブランディング後の第1弾商品として部分用つけまつげ「イージーラッシュ(EASY LASH)」(16種、500円)を発売する。

 「イージーラッシュ(EASY LASH)」は、現代の女性のメイクトレンドや好みが細分化していることや、シーンに合わせてメイクを変えていることから、さまざまなボリュームやカラーのつけまつげを展開する。同商品は“10秒まつエク”を掲げており、初心者でも簡単に付けられるハーフタイプのほか、まつ毛エクステのように目元に自然になじむ仕様だ。

 益若つばさは「ブランドが誕生した当時は、多くの女性が一つのトレンドを追いかけていた。現代の女性はトレンドに流されず、それぞれが好みのメイクを楽しんでいることから、ブランドを見直した。つけまつげが苦手な人や試したことがない人にも使用して欲しい」と語った。

 「ドーリーウインク」は、2009年に当時、ギャル文化をけん引していた益若つばさをプロデューサーに迎えて誕生した。“かわいい、 を全ての人に”をコンセプトに、アイライナーやマスカラなどのアイメイク製品を展開する。同ブランドは、「イージーラッシュ」の発売を皮切りに“盛る” “派手”といったイメージを刷新し、 より多様なスタイルを持つ現代の女性たちに向けリブランディングを行った。

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「アグ」のトップが激白 「私たちが西海岸セレブな広告をやめた理由」

 デッカーズ アウトドア コーポレーション(DECKERS OUTDOOR CORP.)傘下の「アグ(UGG)」は最近、ダイバーシティー(多様性)に富んだインフルエンサーを広告ビジュアルに起用するなどして、年齢や性差、スタイル、バックグラウンドにとらわれない人々や自己表現をサポートしている。特に広告ビジュアルは、数年前までの“西海岸セレブ”なムードから一変。今シーズンは、モデルであり母親だが、かつてはドラッグ中毒に苦しんだスリック・ウッズ(Slick Woods)とその息子など、支え合い、高め合い、インスピレーションを与え合う、さまざまな世代の二人にフォーカスした。

 キャンペーンを発表したロサンゼルスのイベント会場で、ブランドプレジデントのアンドレア・オドネル(Andrea O'Donnell)にコミュニケーション刷新の理由を聞いた。

WWD:かつての“西海岸セレブ”なキャンペーンを一新した理由は?

アンドレア:繰り返しはイヤだったし、私がトップに就任した時、「アグ」に必要なのはエキサイトメントだった。正直、カリフォルニアのライフスタイルというイメージに依存しすぎていたと思う。もちろん、カリフォルニアのイメージを打ち出すことには、意味があったのよ。私たちはカリフォルニア生まれのブランドだし、オフィスは今もロサンゼルスに構えているから。そんな時、社会全体でダイバーシティー(多様性)が重要な価値観として台頭し始めて、ブランドコミュニケーションも一方的な発信から消費者との対話型に進化し始めた。そこで、「大きなマーケットを抱える『アグ』こそ、ダイバーシティーなブランドだわ!!」って再認識したの。だって、マドンナ(Madonna)さえ「アグ」の愛用者なのよ(笑)!!「モデルには、世界中の『アグ』ユーザーを代弁する人々を起用したい」。そう考えて3年前、“西海岸セレブ”な広告をやめたの。

WWD:新たな方向性のコミュニケーションで一番気を使っているのは?

アンドレア:「アグ」は世界的なブランドではあるけれど、残念ながらそうそうたるラグジュアリーブランドのように莫大な予算は持っていない(笑)。そこで、本当にユニークな人たちを見つけて、彼女たちの本質やストーリーに迫ることで“ヒーロー”にすることを目指したの。一番気を使ったのは、彼女たちを「今っぽい、面白い人たち」と持ち上げたのに、次のシーズンには無視するような“ポイ捨て”をしないこと。特に困難な過去を乗り越えてきた人たちと仕事をするには、心から信頼し合うことが大事。

WWD:かつてはドラッグ中毒に苦しんだスリック・ウッドのように、辛い過去を持つ人物を広告塔として起用するのは、勇気がいることだ。

アンドレア:面白い質問だわ。でも、結果的にその勇気は広告ビジュアルに必要で、「アグ」らしくもあるセンセーションをかき立てたと思う。「アグ」のブーツはクラシックだけれどセンセーショナルでもあるから、今まで生き残ってこれた。だって数年前に大ブームになった時さえ、セレブリティーのパパラッチっていう、これ以上ないくらいセンセーショナルな露出がきっかけだったでしょう?「アグ」はリスクを恐れないの。失うものは、何もないわ。

WWD:新キャンペーンの反響は?

アンドレア:もちろんキャンペーン自体は賛否両論だったし、以降のビジネスだって調子が良いときも悪いときもある。でも確かなのは、人々が「アグ」をリアルだと思い始めてくれたこと。セレブに依存しすぎた時は、虚構のイメージを退屈に感じたり、不信感を抱かせてしまったりしていたのかもしれない。そのイメージは、払拭されたと思う。

WWD:今回、親子や兄弟などカップルにフォーカスしたのは?

アンドレア:当初は別に想定していなかったの。でも今回はユニークな人たちにアプローチしたら、本人はもちろん彼女たちをサポートしている人々も魅力的だって気づいたの。新しい「アグ」のキャンペーンは、「みんなの生き方を祝福すること」。だったら、アンバサダーを支える仲間も、一緒に祝福すればいいと考えた。みんな、家族や仲間の幸せを願っているし、彼らが何かを達成したらお祝いするでしょう?それと同じ。皆で“「アグ」ファミリー”をお祝いしたかった。

WWD:広告キャンペーン同様、今はさまざまなブランドともコラボレーションしている。

アンドレア:さまざまなコラボレーションの狙いは、私たちのクリエイティビティーをファッションの世界に知らしめるため。だからニューヨークやミラノ、ロンドン、パリで活躍しているデザイナーを選んで、彼らにクリエイションの自由を提供し、新しいプロダクトを生み出してもらっている。ビジネス的に言えば、「アグ」におけるメンズビジネスはまだまだ小さい。だからストリートマインドを持っている「ヘロン プレストン(HERON PRESTON)」や「ホワイトマウンテニアリング(WHITE MOUNTAINEERING)」「マスター・マインド(MASTER MIND)」にアプローチしたの。クラシックブーツを再解釈してもらうことは、社内のデザインチームを盛り上げる上でも役立った。正直に言えば、「アグ」が属しているコンテンポラリー・マーケットでクリエイティブであり続けることは難しい。最終的に商品を適正価格で提供しなくてはならないから。さまざまなデザイナーとのコラボレーションは、そんな制約の中でも可能性は無限にあることを教えてくれた。

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「失敗せずにECで買う」と割り切ったリアル店舗の可能性 ITのプロ「WWDジャパン」最新号につぶやく

 大手通信会社に入社後、国内外でITソリューションを提供するビジネスマンが、今週のファッション週刊紙「WWDファッション」で気になったニュースを要約してお届け。最先端のテクノロジーから企業と、その利用者が必要とするものについて考え続けたITのプロ、CKRが未来的視点からニュースにつぶやきを添えます。

今日のニュース:P.6「ノードストロムのNY攻略法」

読み解きポイント:忙しいニューヨーカーの時間をどれだけ確保できるのか?

ニュースのポイント

 米百貨店のノードストロムが、メンズ館に続き10月24日、ウィメンズ館をマンハッタン旗艦店としてオープンした。他百貨店との差別化の手段は、ラインナップではなく、利便性の高い顧客サービス。米国はホリデーシーズンに販売された商品のうち、10兆円分相当が返品される返品大国。即日配達、店舗受け取りに加え、ECで購入した商品は、面倒な書類記入なしで、店内のどのレジからも返却できる。9月にオープンした小型サービス店舗「ノードストロム ローカル」は裾上げ、スタイリストとのワードローブ相談、リサイクル衣料の回収なども行なっている。

CKRはこう読む!

 「顧客接点の数と深さ」。企業価値を評価する上で、今後ますます重要な指標になるのではないでしょうか。

 本号「ファッションEC戦国時代 勝ち抜くのはどこだ?」という特集の中では、EC売上高、EC流通額、EC化率によって各社の状況が比較されています。これらの指標は、ビジネス上、重要であることは間違いありません。OMO(Online Merges with Offline)が叫ばれる中、ECだけを切り口に企業価値を評価するのはどうなのかな?と思うところありますが、ECにフォーカスした場合、サイトの滞在時間やアクセス回数を評価指標にすることも忘れてはなりません。人が平等にもつ、1日24時間という制約の中、どれだけ心を奪うことができたかということの重要性は、どんなに強調してもしすぎることはありません。例えば、ZOZOから送られてきた割引クーポンをきっかけに、通勤電車の中でアプリを立ち上げ、好きなブランドアイテムを眺めながら、想像を膨らませているうちに30分が過ぎてしまったというシーン。ファッションには人の心を惹きつけ、時間を消費してしまう、メディアコンテンツとしての力もあります。

 本題ノードストロムのサービスは、「顧客接点を多く作る」という視点で設計されていることを強く感じます。EC化率(売上高ベース)は30%に達しており、「忙しいニューヨーカーのみなさま!欲しいものは、隙間時間にネットで選んでください」と半ば割り切り、「失敗しない、安心できる」ことをリアル店舗のサービスで補完しているようにも見えます。

 またベビーカーのクリーニングや地域住民ミーティングスペースなど、ちょっと立ち寄ってみようかなと思える仕掛けが用意され、顧客の滞在時間をうまく確保しようとしている取り組みも見逃せません。顧客がリアル店舗の中で過ごす行動履歴を分析し、サービスにフィードバック、改善していくことも視野に入れているでしょう。

 一人ひとりの顧客を理解し、EC、リアル店舗問わず、体験価値をあげていく。それがノードストロムのNY攻略法なのかもしれません。

CKR Kondo : 大手通信会社に入社後、暗号技術/ICカードを活用した認証決済システムの開発に従事。その後、欧州/中東外資系企業向けITソリューションの提供、シンガポール外資系企業での事業開発を経験。企業とその先の利用者が必要とするもの、快適になるものを見極める経験を積み、ウェアラブルデバイスやFree WiFiを活用したサービスインキュベーションを推進。現在は、米国、欧州、アジア太平洋地域にまたがる、新たなサイバーセキュリティサービスの開発を推進中

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