「ヨウジヤマモト」の服は手ぶらが似合う エディターズレターバックナンバー

※この記事は2019年5月28日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Edito's Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

「ヨウジヤマモト」の服は手ぶらが似合う

 「ワイズ(Y’S)」がアルカンターラ(ALCANTARA)とコラボレーションし、5年ぶりのショーを5月25日の土曜日に開きました。日中の用事を済ませて一度帰宅をし、一杯入れつつ「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」の服に着替えて表参道ヒルズへ。バッグは持たずにポケットには名刺入れとスマホだけ。その名刺入れにはカード2枚と鍵も入れて荷物は以上、手ぶらです。何という開放感!訪日観光客でごった返す表参道の人込みも手ぶらなら気にならず、ケヤキ並木の新緑が心なしかきれいに見えました。

 バッグを持たないということは、リップやら充電器やらノートやらを諦めるということですが、それでも手ぶらにしたのはその方が「ヨウジヤマモト」の服を楽しめるからです。これを言うとヨウジヤマモト社のM木さんあたりから突っ込みが入りそうですが、「ヨウジヤマモト」の服はバッグを持たない方が断然きれいに見えると思います。所在ない手はポケットに突っ込んで、ゆっくりと歩くべし。

 聞きかじった話ですが、縄文時代の女たちは山菜を採取し木の実を拾うことが仕事のひとつであり、大切な収穫物を持ち帰るためにカゴや器を使っていたそうです。そのDNAが今に引き継がれているから女性はバッグが好きだし、大切にするのだとか。真偽はさておき、もっともらしい話ですよね。

 「ヨウジヤマモト」を着る縄文人の女性がいたなら、彼女はどうしていたでしょうか?器は持ち歩かずに木の実は今日明日食べる分だけ拾い、時には男たちの狩りに同行しているのでしょうか?

 「ワイズ」ブランドにおける耀司さんの立場は監修であり、実際のデザインは同社のネクストリーダーたちが行っています。今回のショーで見た彼らが作る「ワイズ」も「ヨウジヤマモト」と同様、いわゆるハンドバッグは似合いません。良い意味で。ショーに登場した武具みたいなボディーバッグなら別ですけどね。そういった意味でも、山本耀司のDNAは同社の中でしっかり引き継がれていると再確認しました。

【追記 2019年12月4日】
こちらのレター(メルマガ)を書いたのは今年の5月でした。その後、9月に「ヨウジヤマモト」2020年春夏コレクションを見て、前言撤回。フィナーレ近くに登場したバッグは服と着る人と馴染むデザインで、「ヨウジヤマモト」のスタイルを奪うことなく存在していました。

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リアーナの登場に4冠の「ボッテガ・ヴェネタ」 「ザ ファッション アワード 2019」が開催

 英国ファッション協議会(The British Fashion Council)は、今年ファッション業界の発展に貢献した人物やビジネスを称える「ザ ファッション アワード(The Fashion Awards) 2019」を開催した。

 最も注目すべきは、本年度の「ブランド・オブ・ザ・イヤー(Brand of the Year)」「アクセサリー・デザイナー・オブ・ザ・イヤー(Accessories Designer of the Year)」「ブリティッシュ・デザイナー・オブ・ザ・イヤー・ウィメンズウエア(British Designer of the Year Womenswear)」「デザイナー・オブ・ザ・イヤー(Designer of the Year)」の4冠を受賞した「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」のダニエル・リー(Daniel Lee)クリエイティブ・ディレクターだろう。

 ロイヤル・アルバート・ホール(Royal Albert Hall)で行われる毎年恒例のこのイベントは、巨大な枕からダウンジャケット、コルセットドレスまで、すべて白色の作品という、セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)の学生による“ホワイトショー”で幕を開けた。英国のラッパー、リトル・シムズ(Little Simz)は、権力と女性らしさを歌った曲で政治的なメッセージを込めたパフォーマンスを行った。

 今年はホストやスピーカーによる政治的なコメントが目立つ式典となった。エミー賞受賞女優でプレゼンターでもあるトレーシー・エリス・ロス(Tracee Ellis Ross)は、「ブレグジットは本当に理解できないけれど、ファッションとクランペット、メーガン妃、ハリー・スタイル(Harry Styles)は分かる」と話し、花のクリスタルで飾られた「リチャード クイン(RICHARD QUINN)」のケープをまとって歌った。トム・クルーズ(Tom Cruise)やドナテラ・ヴェルサーチェ(Donatella Versace)、ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani)、ケイト・ブランシェット(Cate Blanchett)、ジュリア・ロバーツ(Julia Roberts)といった、そうそうたるゲストが来場した。

 中でもゲストが興奮したのはリアーナ(Rihanna)だ。彼女のブランド「フェンテイ(FENTY)」 による「アーバン・ルクス(Urban Luxe)」受賞を称えるため、ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)がサプライズで登場。「リアーナ、あなたのスタイルは人々から愛され、アーティスト、起業家、そしてLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(以下、LVMH)でブランドを立ち上げた初の黒人女性として尊敬されているわ」と祝辞を述べた。

 リアーナは受賞スピーチで、「まず最初に、ステファニー・フェア(Stephanie Phair)、あなたは私の心を強く掴んでいるわ」と、英国ファッション協議会会長に話しかけた。そして、「若い黒人女性である私を信じ、私が一番好きなことをする機会を与えてくれてありがとう」と、LVMHに感謝を述べた。

 「アクセサリー・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」の受賞についてリーは、「私にとってアクセサリーはモダンな着こなしのカギであり、多くの人々が毎日のスタイルに『ボッテガ・ヴェネタ』を選び、自分を表現してくれていることがうれしい。約1年前まではほとんどの人が私を知らなかったから、舞台裏で仕事に磨きをかけていた」と語った。

 「ブリティッシュ・デザイナー・オブ・ザ・イヤー・メンズウエア(British Designer of the Year Menswear)」は、キム・ジョーンズ(Kim Jones)が受賞した。ドナテラ・ヴェルサーチェは、ジョーンズに代わってこの賞を受け取り、「私の友人が受賞したことを本当に光栄に思う。彼は今マイアミでショーの最後仕上げをしていて、きっと素晴らしいものになるわ」と、ジョーンズをラグジュアリーとストリートウエアを融合させた最初のデザイナーとして称賛した。

 期待の英若手デザイナーに与えられる「ブリティッシュ・エマージング・タレント」部門では、ベサニー・ウィリアムズ(Bethany Williams)とレジーナ・ピョウ(Rejina Pyo)がそれぞれ男性、女性部門で受賞した。

 その後、アナ・ウィンター(Anna Wintour)と長年カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)のミューズを務めたアマンダ・ハーレック(Amanda Harlech)が登場し、今年2月に亡くなったデザイナー、カール・ラガーフェルドに賛辞を送った。ウィンターは「シャネル(CHANEL)」が英国ファッション協議会の財団を通じてMA奨学金を支援する計画があることを発表し、「カールのグラマラスなパブリックイメージと甘やかされた猫を知っている人は、この奨学金のニュースに驚くかもしれない」と述べた。「でも、カールはきっと気に入ると思う。新しい世代のデザイナーの必要性を彼以上に理解している人はいなかったから」とハーレックが付け加えた。「ディオール(DIOR)」とLVMHも今年、本財団に寄付をしている。

 その他の受賞者には、「ファッション・アイコン(Fashion Icon)」をナオミ・キャンベル(Naomi Campbell)が受賞し、ジョニー・アイブ(Jony Ive)は彼女を「無邪気で正直な人」と称賛した。「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」のドレスに身を包んだキャンベルは、有色人種がこの賞を初めて受賞したことを指摘した。ファッション業界の多様性とその欠如については、今回の式典で何度も取り上げられたトピックだった。

 英国ファッション協議会による今回新たに設けられた賞「デザイナーズ・デザイナー(Designer’s Designer)」はクリストファー・ケイン(Christopher Kane)が受賞した。

 セレモニーは「ジョルジオ アルマーニ」のランウエイショーで幕を閉じた。アルマーニは「アウトスタンディング・アチーブメント・アワード(Outstanding Achievement Award)」を受賞。ジュリア・ロバーツは「王、男、そして巨匠として知られているアルマーニほどふさわしい人はいない」と言葉を送り、アワードを締めくくった。

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フロントマンJQが「グッチ」をまとい登場 Nulbarichがさいたまスーパーアリーナでワンマンライブ

 ロックバンドNulbarichでフロントマンを務めるJQは12月1日、「グッチ(GUCCI)」を着用して、さいたまスーパーアリーナで行われたバンド史上最大規模となるワンマンライブ「A STORY」に臨んだ。

 JQはバンドシーンきってのファッション好きで知られ、ライブのスタイリングは高橋ラムダが担当している。今回のスタイリングも高橋ラムダによるもので、ボンバージャケットと花柄のパンツ、ローファーを「グッチ」で統一。「今回はステージの背景がLEDで、アーティスト達のシルエットが特に目立つことに重きを置いてスタイリングしました。今の気分のちょっと野暮ったいサイズ感とシルエットを、『グッチ』で表現するのがおもしろいかなと、JQと相談しながら決めました」(高橋ラムダ)。

 ライブは、11月に発表したミニアルバム「2ND GALAXY」収録曲の「Rock Me Now」でスタートし、約1時間半で「NEW ERA」などの初期の楽曲から新曲の「Kiss Me」まで22曲をアンコールなしで披露。訪れた約1万5000人のファンを熱狂させた。

 「来てくれた皆さんのおかげで、本当に楽しかったです。やりたいことを語り続けることで、夢見ていた場所に立つことができました。語り続けることは大事です。そして、新たな展望を見ることができました。さいたまスーパーアリーナ公演を終えた今だからこそ、もっとNulbarichの音楽を沢山の人に聴いてもらいたいです。そして、いつか日本を代表するバンドになれたらいいなと思います」(JQ)。

 なお会場では、JQと親交の深いブランド「デラックス(DELUXE)」が制作したスエットのセットアップ(1万6000円)が販売された。

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フロントマンJQが「グッチ」をまとい登場 Nulbarichがさいたまスーパーアリーナでワンマンライブ

 ロックバンドNulbarichでフロントマンを務めるJQは12月1日、「グッチ(GUCCI)」を着用して、さいたまスーパーアリーナで行われたバンド史上最大規模となるワンマンライブ「A STORY」に臨んだ。

 JQはバンドシーンきってのファッション好きで知られ、ライブのスタイリングは高橋ラムダが担当している。今回のスタイリングも高橋ラムダによるもので、ボンバージャケットと花柄のパンツ、ローファーを「グッチ」で統一。「今回はステージの背景がLEDで、アーティスト達のシルエットが特に目立つことに重きを置いてスタイリングしました。今の気分のちょっと野暮ったいサイズ感とシルエットを、『グッチ』で表現するのがおもしろいかなと、JQと相談しながら決めました」(高橋ラムダ)。

 ライブは、11月に発表したミニアルバム「2ND GALAXY」収録曲の「Rock Me Now」でスタートし、約1時間半で「NEW ERA」などの初期の楽曲から新曲の「Kiss Me」まで22曲をアンコールなしで披露。訪れた約1万5000人のファンを熱狂させた。

 「来てくれた皆さんのおかげで、本当に楽しかったです。やりたいことを語り続けることで、夢見ていた場所に立つことができました。語り続けることは大事です。そして、新たな展望を見ることができました。さいたまスーパーアリーナ公演を終えた今だからこそ、もっとNulbarichの音楽を沢山の人に聴いてもらいたいです。そして、いつか日本を代表するバンドになれたらいいなと思います」(JQ)。

 なお会場では、JQと親交の深いブランド「デラックス(DELUXE)」が制作したスエットのセットアップ(1万6000円)が販売された。

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ゴールドウインが保温素材“光電子”を使用したブランケットを1000人にプレゼント 石田真澄らアーティストとコラボ

 ゴールドウインは、「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」などの商品に採用している遠赤外線保温素材“光電子(こうでんし)”を用いたブランケットのモニタープレゼントキャンペーンを実施する。ブランケットは写真家の石田真澄、シャンデリアアーティストのキム・ソンへ、イラストレーターのNONCHELEEE、グラフィックデザイナーの三重野龍の4人とコラボしたもので、抽選で1000人にプレゼントする。応募は、同社の特設サイトで12月18日まで受け付けている。

 “光電子”は繊維に超微粒子セラミックスを練りこんだ素材で、肌から放射される遠赤外線を吸収して人の体温域(34〜37度)で保温し、自然な暖かさが持続する。同社は2001年に「ザ・ノース・フェイス」のアンダーウエアに“光電子”を用いて以降、さまざまなブランドの商品に採用している。

 キャンペーンの一環として、東京と福岡の各4カ所でブランケットの体験イベントを実施する。12月12日には誰でも参加可能のオープニングイベントをオル東京(OL tokyo)で開催する。

■オープニングイベント
日程:12月12日
時間:19:00~
場所:OL Tokyo
住所:東京都渋谷区宇田川町37-10

■ブランケット体験イベント
・福岡
日程:12月2〜8日
場所:manucoffee 柳橋店(石田真澄作品)、大名店(キム・ソンへ作品)、春吉店(三重野龍作品)、manucoffee roasters クジラ店(NONCHELEEE作品)

・東京
日程:12月12〜18日
場所:PADDLERS COFFE(石田真澄作品)、STREAMER COFFEE COMPANY SHIBUYA(キム・ソンへ作品)、OL Tokyo(NONCHELEEE作品)、Sour 原宿店(三重野龍作品)

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SNS世代1600人を徹底調査 よく利用するショップTOP10

 「WWDジャパン」12月2日号は“SNS世代”特集。全国の服飾専門学校生約1600人にアンケート調査を行い、好きなデザイナー・ブランド・インフルエンサーから環境への問題意識まで、彼・彼女たちのファッション観に迫りました。ウェブではアンケート結果の一部を紹介します。第3回は「よく利用するショップ」部門トップ10をランキング形式で発表!

【1位】ゾゾタウン

理由:ツケ払いを利用すればお金を貯める前に欲しいものが買える/色や柄でアイテムを絞り込めるから欲しいものが見つかりやすい/たくさんのブランドを比較できる/すぐに 届くからうれしい

【2位】「ザラ(ZARA)」

理由:マネキンのコーディネートがおしゃれで参考になる/ECサイトが直感的に操作できる

【3位】「ユニクロ(UNIQLO)」

理由:どんな場所にも店舗があるから欲しいものがいつでも手に入る/ネットで買っても店舗で受け取れるのが便利

【4位】メルカリ

理由:欲しいものが安く手に入るのがうれしい/昔のコレクションや思わぬ掘り出し物に出合える

【5位】「ジーユー(GU)」

理由: Tシャツのデザインが豊富で選ぶのが楽しい/男女問わずアイテムが豊富だからデートにも利用できる/ 安いから奇抜なデザインにチャレンジしやすい

【6位】楽天市場

理由:国内外たくさんのブランドがある/ポイントが貯まるのがうれしい/中古のアイテムがある

【7位】ルミネ

理由:駅チカや駅ナカにあってアクセスがいい/おしゃれな店がたくさん入っている

【8位】古着店

理由:ブランドに関係なくアイテムを選ぶからセンスが磨かれる/新品にはない出合いがある

【9位】伊勢丹

理由:最新ブランドが集まっている/親と一緒に買い物が楽しめる/接客が最高級

【10位】バイマ

理由:海外ブランドが安く買える/お気に入りのバイヤーがいる

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アイスタイルの“24時間限定コスメ祭り”は流通総額5億円を記録

 アイスタイルは、24時間限定のビューティショッピングイベント「アットコスメ ビューティデー」で、流通総額5億円を記録したと発表した。同イベントは今回で2回目。目指していた流通総額(10億円)の半分となったが、大々的にテレビCMなどを行った第1回よりも1億円増となった。

 同イベントはこの日にしか買えないアイテムが用意されている点も特徴で、限定アイテムは昨年の約40ブランドから約200と大幅に拡大。「ディオール(DIOR)」「THREE」「ジバンシイ(GIVENCHY)」「ゲラン(GUERLAIN)」「トゥー フェイスド(TOO FACED)」「ジョルジオ アルマーニ ビューティ(GIORGIO ARMANI BEAUTY)」なども初めて参加した。

 昨年はアクセス集中によりサイトがダウンするなど混乱の一幕もあったが、今年はユーザーに公平にチャンスを提供するために限定アイテムの事前抽選販売を行うなどの対応を行い、トラブルもなく開催された。また、同日にベストコスメの発表を行っていたこともあり、ツイッターのトレンドワードにも“アットコスメ”がランクイン。購入した化粧品を紹介する人、好きな化粧品について投稿する人なども多く見られた。

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「マルニ」 × 「ポーター」第14弾 クリスマスシーズンに向けた全7型

 「マルニ(MARNI)」は12月11日、吉田カバンの「ポーター(PORTER)」とのコラボコレクション第14弾を発売する。同コラボは、クリスマスシーズンに向けて製作し、人気のショルダーバッグや2ウエイトートバッグなどをそろえ、「マルニ」表参道店や伊勢丹新宿本店メンズ館などで取り扱う。

 アイテムは全7型。2013年に発表した第1弾から人気の高い2ウエイヘルメットバッグ(5万5000円)、同コラボの中で一番人気の2ウエイトートバッグ(3万9000円)、ミニショルダー(3万9000円)、ショルダーバッグ(3万3000円)、キーケース(4000円)のほか、スマートフォンが収納できるサイズで新作のホールディングジップウオレット(3万7000円)と、「マルニ」のブランドロゴが刻印された新作のレザーキーストラップ(7000円)をそろえる。カラーはイエローがアクセントのオリーブと、ボルドーがアクセントのネイビーの2色展開だ。

 また同コラボ第14弾の発売を記念して、三越銀座店(12月18〜31日)とイセタン羽田ストア メンズ(12月4〜24日)でポップアップストアをオープンする。

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「リーボック」が「ビリオネア ボーイズ クラブ」とコラボ ロサンゼルスで開催された「コンプレックスコン」で発表

 「リーボック(REEBOK)」は、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が手掛ける「ビリオネア ボーイズ クラブ(BILLIONAIRE BOYS CLUB)」との限定コラボモデルを、今年11月に米・ロサンゼルスのロングビーチで開催された世界最大のスニーカー・ストリートファッションの祭典「コンプレックスコン(ComplexCon)」で発表した。

 同コラボは、今年11月に発売した新モデル“ジグキネティカ コンセプトタイプ1(ZIGKINETICA CONCEPT TYPE 1)”のコラボプロジェクトの一環で、両者のコラボは約15年ぶりとなる。シューズは宇宙空間をモチーフに、星のデザインをアッパーに散りばめたグリーンカラーとパープルカラーのシューズ全2型を用意する(日本国内での販売予定はない)。

 「ビリオネア ボーイズ クラブ」は、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)と「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R))」のNIGO(R)デザイナーが2005年に立ち上げたブランドだ。ブランドのモットーとして、「富はポケットではなく心と心からのもの」を掲げ、ウエアからシューズ、アクセサリーまで幅広く取りそろえている。また同時期には、シューズブランド「アイスクリーム(ICECREAM)」も立ち上げている。

 “ジグキネティカ コンセプトタイプ1”は、2009年に誕生したランニングシューズ“ジグ(ZIG)”をベースに、ファッションシーンにも落とし込めるシューズとしてアップデートした新モデル。日本では、英ブランド「ガーブストア(GARBSTORE)」創設者兼デザイナーのイアン・ペイリー(Ian Paley)とのコラボモデル第1弾を11月8日に、第2弾を12月4日に発売している。今後、さまざまなデザイナーやブランドとのコラボを行っていく予定だ。

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「リーボック」が「ビリオネア ボーイズ クラブ」とコラボ ロサンゼルスで開催された「コンプレックスコン」で発表

 「リーボック(REEBOK)」は、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が手掛ける「ビリオネア ボーイズ クラブ(BILLIONAIRE BOYS CLUB)」との限定コラボモデルを、今年11月に米・ロサンゼルスのロングビーチで開催された世界最大のスニーカー・ストリートファッションの祭典「コンプレックスコン(ComplexCon)」で発表した。

 同コラボは、今年11月に発売した新モデル“ジグキネティカ コンセプトタイプ1(ZIGKINETICA CONCEPT TYPE 1)”のコラボプロジェクトの一環で、両者のコラボは約15年ぶりとなる。シューズは宇宙空間をモチーフに、星のデザインをアッパーに散りばめたグリーンカラーとパープルカラーのシューズ全2型を用意する(日本国内での販売予定はない)。

 「ビリオネア ボーイズ クラブ」は、ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)と「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R))」のNIGO(R)デザイナーが2005年に立ち上げたブランドだ。ブランドのモットーとして、「富はポケットではなく心と心からのもの」を掲げ、ウエアからシューズ、アクセサリーまで幅広く取りそろえている。また同時期には、シューズブランド「アイスクリーム(ICECREAM)」も立ち上げている。

 “ジグキネティカ コンセプトタイプ1”は、2009年に誕生したランニングシューズ“ジグ(ZIG)”をベースに、ファッションシーンにも落とし込めるシューズとしてアップデートした新モデル。日本では、英ブランド「ガーブストア(GARBSTORE)」創設者兼デザイナーのイアン・ペイリー(Ian Paley)とのコラボモデル第1弾を11月8日に、第2弾を12月4日に発売している。今後、さまざまなデザイナーやブランドとのコラボを行っていく予定だ。

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M/Mパリスの2人が語る「渋谷パルコと新タイポグラフィー論」

 11月22日に開業した新生・渋谷パルコ(PARCO)は、いつもは辛口の小島健輔先生も「奇跡の最高傑作だ!」と評するほど、ユニークなファッションビルに仕上がった。新たなシンボルとなるロゴのデザインやオープニングの広告ビジュアルを担い、個性をさらに色濃く表現する役割を担ったのが、マティアス・オグスティニアック(Mathias Augustyniak)とミカエル・アムザラグ(Michael Amzalag)の2人によるクリエイティブユニット「M/M(Paris)(エムエムパリス)」だ。今回パルコに出店した「ロエベ(LOEWE)」や「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」をはじめ、「プラダ(PRADA)「や「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」、ビョーク(Bjork)やマドンナ(Madonna)など多くのメゾンやデザイナー、クリエイターたちとコラボレーションし、シーズンビジュアルやロゴデザイン、雑誌制作などを手掛けてきた。最近オープンしたパリ・シャンゼリゼの「ギャラリー・ラファイエット(GALERIES LAFAYETTE)」のグラフィックデザインも彼らによるもの。独特のイラストやタイプフェイスに見覚えがある人も多いはずだ。新生・渋谷パルコのオープンに合わせて来日したマティアスとミカエルに、今回のアートワークのストーリーや着想源を聞いた。

―出来上がった新生・パルコを回遊した感想は?

マティアス・オグスティニアック(以下、マティアス):とてもいい店だ。コンセプチュアルさと小売りとしてのリアリティーを融合し、すごくミックス感があるのによくキュレーションされていてクリエイティブだ。グランドフロアが開放的で、いろいろなところからアクセスできるし、外と中がうまくつながっている。壁面に沿ったプロムナードも良い感じだ。中に入るとバーティカル(垂直)に空間や店が広がっていて、ファッションだけでなく上層階のニンテンドートウキョウやポケモンセンター、地下の大阪の商店街のようなカオスなフードフロアなど、知的な部分とノイズが混ざっていて面白い。

ミカエル・アムザラグ(以下、ミカエル):とてもクリエイティブでオプティミスティック(楽観的)な環境だよね。

―今回、新たなロゴや、ビジュアル3部作(シーズン広告、ティザー編、オープン編)を制作した。どのように着想し形づくっていったのか?

マティアス:生まれ変わる渋谷パルコのオープンをビジュアルで祝福するとともに、「これがパルコのアイデンティティーだ」という新しい「パルコ・カルチャー」や「パルコ・ワールド」を築き上げるストーリーを創った。私たちは2014年秋冬シーズンから4年間、パルコの広告を手掛けてきたが、シーズン広告以上に新店舗のオープンは非常に重要なものだと感じていた。渋谷パルコは単なる商業施設ではなく、人々が集い、ファッションやカルチャーやインスピレーションなど、何かを感じたり考えられる場所にしたかった。

新しいロゴは、パルコの5つの文字(P・A・R・C・O)からインスパイアされたもの。新生パルコは「ファッション」「エンターテインメント」「アート」「フード」「テクノロジー」の5本柱で構成するため、P=FASHION、A=ENTERTAINMENT、R=ART、C=FOOD、O=TECHNOLOGYと、5つの要素を表現することにした。バウハウス(BAUHAUS)のモダニズムを参考にしつつ、日本のビジュアルブックなどを見ながらアプローチし、四角と三角、丸を組み合わせたシンプルでベーシックな要素でロゴをデザインした。

ミカエル:コンセプトを聞き、建築中のパルコを見たその日に、スポンテニアス(自然発生的)に大枠が決まったんだ。

―広告ビジュアルでは、ロゴを擬人化しているのもユニークだ。

マティアス:大切にしたのは、新しさと伝統の融合だ。ロゴは新生・渋谷パルコの新しい象徴であり、伝統的なものと人間味を感じさせるものを表現するために、平面だけでなく立体化し、擬人化した。さっき、「渋谷パルコのオープンをビジュアルで祝福する」と話したが、「伝統的なお祝い」といえば、「フェスティバル」「お祭り」だ。その地域にまつわる神の化身や妖精などいろいろなキャラクターが登場するよね。だからこれもお祭りに出てきそうなキャラクターにした。「P」は「ファッション」なので、ドレスをまとったモデルによって表現。他の文字もビッグシルエットのコスチュームを身にまとったパフォーマーたちがそれぞれの意味を演じるようにした。僕らにとっては新しいフォークロア(民俗伝承)の表現でもある。

―広告ビジュアルの撮影場所は? 自然の中のようだが、水辺や、真っ白な雪景色、地層など、背景も印象的だった。

マティアス:とにかく大きな地平線のある風景の中で撮りたかった。もう一つ、日本に似た場所を探したかった。それで選んだのは、自然公園としても知られるカマルグだ。塩の産地として有名だが、フランス有数の米の産地であり、日本との共通点があった。だから、あれは雪じゃなくて塩田なんだ。収穫物である塩や米、それらを生み出す海や大地など、祝福するのにもピッタリの場所だった。新しいパルコのコンセプチュアルな部分と、人間的な部分を、訪れるみんながダイレクトに感じられて祝福を受けられるように、フォトグラファーのヴィヴィアン・サッセン(Viviane Sassen)が解釈して撮影してくれた。シンプルな図形を組み合わせて3Dに立体化した構築的なロゴは硬さがあったけれども、そこにヴィヴィアンや衣装デザイナーが人間的な温かい質感を加えてくれた。ブランドのドレスなどではなくコスチュームにしたのは、単純にファッションを表現するものではなくて、「ファッションとファッションの間」に意味を持たせたかったから。渋谷パルコは垂直に伸びるバーティカルシティであり、そこにはフードコートやファッション、シアター、ガーデンなどが積み重なっている。そんな重層的なパルコを表現したかった。

ミカエル:リアリティーがありつつ幻想的で、自己表現とセンス、ナチュラルとテクノロジーなど、いろいろなものの間で遊ぶ感覚を大切にしたかったんだよね。

―M/Mはドローイングとデジタルとを早い時代から融合させて作品を作ってきた。世の中にもコンピューターグラフィック(CG)などによるデジタル作品などが増えているが、どう感じている?

マティアス:CGは、ニュー・リアリティーであり、クリエイティブのストラテジーとしても使用するし、作品作りには欠かせないし有用だ。だけど、どうしても冷たい感じがする。AI(人工知能)もクールだが、人間的なものに変換させて、デザインを常に進化させ続けながら、もっとエモーショナルなものにしたり、温かみを持たせたい。それによって、イマジネーションと真のリアリティーを表現したい。

―M/Mが2014年に広告ビジュアルを創り始めたころから、「パルコがまた面白くなってきた」と感じる人が増えたように思える。そんな実感はあるか?

ミカエル:学生時代からパルコのクリエイティブのファンで、いつかパルコの広告を手掛けたいと熱望していたので、5年前に協業が決まったときはとてもうれしかった。最初の2回は直観的で自由に創らせてもらった。ファッションも面白く演劇的でドラマチックなものを創った。クリエイティブとしてはイノセンスで天真爛漫でもあったけど、いまひとつリアリティーがなかったかもしれないね。それがだんだんとお互いの信頼関係や基盤ができて、クリエイティブな方向性も確立されてきたところで今回の取り組みに至った。

マティアス:最初は小さくスタートして、それがどんどん大きくなった。日欧の協働プロジェクトで距離的な遠さはあったけれども、仕事というよりも、文化的なコラボレーションができた。アーティスティックな広告ビジュアル作りから始まり、カルチャーチェンジにまで携われた。これだけの規模のことを手掛けたのは初めてのことだ。“ニュー・パルコ”はパルコにとっての大冒険であり、僕たちもパルコと一緒に新しいものを作り上げようとエネルギーを注いだ。

―パルコもM/Mも海外からの評価も高まっている。

マティアス: パルコは日本のエクストリーム的な存在なのだから、もっとインターナショナルに海外に向けても発信すべきだと考えた。だからこそ日本、そして東京を深掘りすることが大事だと考え、それを中心に据えた。パルコの「イメージ戦略に投資をする」という姿勢も素晴らしかった。広告とは未来につながるメッセージであり、コミュニケーションとはブランドを知る手段でもあるからだ。

われわれもいろいろな広告・デザイン関連の賞をもらってきたが、パルコとのクリエイティブでアジアでの受賞が増え、アジアのグラフィックデザインやアート・カルチャーと交わる機会が増えた。AGI(国際グラフィック連盟)のメンバーにも招かれた。パルコとの協業の大テーマは“カルチャー・エクスチェンジ(文化的な対話)”だった。芸術的な対話が新たな展開につながったことと、協業がその場限りのものではなく過去が評価され未来につながったという2つの意味で重要なものだった。仕事自体はとてもローカルなものだけれど、世界に扉が開いた。16世紀にポルトガルから西洋文化が日本に伝わったり、日本の浮世絵がポール・ゴーギャン(Paul Gauguin)の絵画に影響を与えたように、文化の交流によってクリエイションが進化したのと同じような感覚だ。

―では、次にチャレンジしてみたいことは?

マティアス:日本でまた新しいことに挑戦してみたいね。

ミカエル:ソニー(SONY)がいい!ティーンエイジャーのころからソニーが好きで、80年代にウォークマンや、子ども向けのポップなオーディオビジュアルシリーズ「マイ・ファースト・ソニー」などを通じて音楽やカルチャーや日本にアクセスしてきた。僕にとってソニーはユートピアみたいなブランドなんだ。実はPARCOのO=テクノロジーのロゴは、ソニーのポータブルスピーカーから着想しているんだよ。いつか協業できたらいいなぁ。

松下久美:ファッション週刊紙「WWDジャパン」のデスク、シニアエディター、「日本繊維新聞」の小売り・流通記者として、20年以上にわたり、ファッション企業の経営や戦略などを取材・執筆。著書に「ユニクロ進化論」(ビジネス社)

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本日(12/4) はカベルネ・フランの日 Cabernet Franc international day です🍇赤ワインに用いられる黒ブドウ品種でカベルネ・ソーヴィニョンの交配親なのだそう😊是非この機会にフランスワインをお試し下さい🍷🇫🇷

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米ホリデー商戦、「サイバーマンデー」は過去最高の1兆円超え 期間の短さが焦りをあおる

 今年も米国のホリデー商戦が始まった。感謝祭の翌日である11月29日の「ブラックフライデー」から12月2日の「サイバーマンデー」へと続く週末はその行方を占う試金石といわれているが、過去最高の売り上げで非常に好調な出だしとなった。

 アドビ・アナリティクス(ADOBE ANALYTICS)によれば、「サイバーマンデー」のオンラインでの売上高は同社の予想通り94億ドル(約1兆246億円)に達し、昨年の79億ドル(約8611億円)を18.9%上回った。なお、「ブラックフライデー」も同22.3%増の54億ドル(約5886億円)と好調だった。11月1日から「サイバーマンデー」までの累計では同13.9%増の815億ドル(約8兆8835億円)となっており、同社によるホリデー商戦全体での売上高予想である1438億ドル(約15兆6742億円)の半分以上をすでに達成したことになる。

 全米小売業連盟(National Retail Federation以下、NRF)と米市場分析会社プロスパー・インサイツ&アナリティクス(PROSPER INSIGHTS & ANALYTICS)の調査によれば、感謝祭から「サイバーマンデー」までの5日間でおよそ1億8960万人の米国人が買い物をしており、これは昨年の1億6580万人を14.3%上回っている。金額で見ると、同期間における1人当たりの消費額は同15.5%増の361ドル(約3万9000円)だった。年齢別では25~34歳の消費額が440ドル(約4万7960円)と最も多く、次いで35~44歳の439ドル(約4万7850円)とヤングアダルト層が消費をけん引していることが明らかになった。

 なお、同調査によれば1億4220万人がECサイトで、1億2400万人が実店舗で買い物をしている。つまり重複分の7660万人がその両方で買い物をしていることになり、“ECと実店舗でのシームレスな買い物”が増加していることが分かる。こうしたマルチチャネルを利用する消費者は平均366ドル(約3万9800円)を使っており、単一のチャネルだけで買い物をする消費者より25%程度多く消費しているという。

 カナダ発EC構築プラットフォーム企業のショッピファイ(SHOPIFY)は、175カ国以上で合計29億ドル(約3161億円)を売り上げ、そのうち69%がモバイル機器からのものだった。アマゾン(AMAZON)は金額などの詳細を発表していないが、今年の「サイバーマンデー」では1日あたりに世界中で注文された商品数の最高記録を更新したという。

 一方で、米卸売店コストコ(COSTCO)のECサイトは11月28日の夜から16時間にわたってダウンし、およそ1100万ドル(約11億円)の機会損失となった。また電動洗顔ブラシなどを製造するスウェーデン企業フォレオ(FOREO)のECサイトでは、279ドル(約3万円)の美容機器を誤って9.90ドル(約1000円)と掲載し、3万8575台を売ってしまったという。同社は販売分についてはそのままの価格とすることを発表しており、1000万ドル(約10億円)程度の損失となった。

 こうした一部の“事故”を除いて「サイバーマンデー」の売り上げは全体に好調だったが、油断は禁物だと話す関係者もいる。感謝祭は11月の第4木曜日であるため毎年日付が異なり、今年はそれが11月28日と遅かったことから、ホリデーシーズンが例年より6日間短いのだ。マシュー・シェイ(Matthew Shay)NRF会長兼最高経営責任者は、「出足が好調だった一因として、いつもはギリギリまでプレゼントを買わない人でも『今年は早くしないと間に合わない』と焦って用意したことが挙げられる」と語った。

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錦織圭がテニスラケットのデザインを公募 「試合中にファンと一緒に戦える」

 アメア スポーツ ジャパンが手掛けるテニスラケットメーカー「ウイルソン(WILSON)」は12月4日、男子プロテニスプレーヤーの錦織圭選手のテニスラケットデザインを一般公募する「錦織圭選手に勇気を与えるラケットデザイン制作プロジェクト」を発表した。ラケットのデザイン公募は、105年の歴史を持つ「ウイルソン」と錦織選手の両者にとって初めての試み。現在同社の特設サイトから応募可能で、公募期間は2020年1月31日まで。同年6月に受賞作品を発表したのち、9月から実際の試合で使用する予定だ。受賞者には、錦織の直筆サイン入りラケットと10万円分の商品券が贈られる。

 同日都内で行われた記者会見に登壇した錦織選手は、「ラケットはコート上で唯一の“武器”。プレーする上で好きな色やデザインは、やる気にもつながるので重視している」と話し、続けて「テニスは孤独なスポーツだから、試合中にファンの方と一緒に戦えるのは新しい。今まで見たことがなかったような斬新なデザインがあってもいいので、いろいろなものが見てみたい」とデザインへの期待をあらわにした。また、「いまのお気に入りの色はグリーン」と選考基準のさりげないポイントもコメントした。

 錦織選手は20年以上にわたり「ウイルソン」のラケットを愛用している。2020年1月から一般公募デザインのラケットが出来上がる9月までの間は、自身が初めてデザインしたラケットを使用する。同ラケットは、錦織選手の地元・島根県にある日御碕灯台から着想したブルーが映えるデザインに仕上がっている。

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帝人フロンティアが初のメンズブランド「テイメン ギンザ」発売 小売事業にも初挑戦

 帝人グループの繊維商社、帝人フロンティアはメンズウエアブランド「テイメン ギンザ(TEIMEN GINZA)」を発表し、東京・銀座4丁目のテイジンメンズショップ銀座本店2階に直営店をプレオープンした。ターゲットは30~50歳代、商品は上品なセットアップ中心で、ジャケット(5万5000円)、パンツ(2万2000~2万3000円)、ベスト(2万8000~2万9000円)、コート(7万3000円)などをそろえる。同社オリジナルの梳毛調ストレッチ素材「トリクシオン(TRIXION)」や梳毛調ポリエステル「ソロテックス フルフラン(SOLOTEX FULFLAN)」を使用し、企画と縫製はイタリアの協力工場が行う。また、国内で縫製するパターンオーダースーツも手掛ける。同社にとって、メンズブランドと小売事業の立ち上げはともに初めてのことだ。

 帝人フロンティアの日光信二・社長はこれらの狙いについて、「当社の強みである生地の開発力をアピールする場が必要だと以前から感じていた。店頭で消費者とコミュニケーションを取ることにより、技術力のさらなるブラッシュアップにもつながる。またペットボトルのリサイクル繊維『エコペット』の開発など、環境保護に対する当社の姿勢も知っていただきたい」と話した。同直営店のほか、セレクトショップやECサイトで販売し、直営店の拡大は考えていないという。

 テイジンアソシアリテイルが運営するテイジンメンズショップ銀座本店は、セレクトショップの先駆けとして1960年にオープンして人気を博してきたが、販売しているオリジナル商品には自社の生地をほとんど使用していないという。

 同店は来年春にグランドオープンし、2月にブランド専用のECサイトを立ち上げる予定で、売り上げは2020年度に1億円、25年度に6億円を目標としている。

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ティファニー買収のLVMHが今度はワイナリーの株式取得 来年はパリにホテルをオープン

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」などを擁するLVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)のワイン&スピリッツ部門は、仏プロヴァンス地方にある名門ワイナリーのシャトー・デスクラン(CHATEAU D’ESCLANS)の株式過半を取得したことを11月29日に発表した。

 同ワイナリーの歴史は古く、創業は11世紀ごろにまでさかのぼるといわれている。これまでさまざまなオーナーの手を経てきたが、現在社長を務めているサシャ・リシーヌ(Sacha Lichine)が2006年に買収して以降、質の高いワインを生産することで有名になった。代表的な商品として、高級ロゼワインの“ガリュス(GARRUS)”や、米国でベストセラーとなっているロゼワインの“ウィスパリング・エンジェル(WHISPERING ANGEL)”などがある。

 取引の詳細は明らかにされていないが、LVMHはリシーヌ社長が保有する株式の5%と、同ワイナリーのパートナーであるシンガポール企業アリックス・エーエム(ALIX AM)が保有していた株式50%を全て取得している。経営に関しては、リシーヌ社長が続投して今後もワイナリーを率いていく。なお同氏は、“ワインの法王”と呼ばれた故アレクシス・リシーヌ(Alexis Lichine)氏の息子で、自身も若い頃からワインビジネスを手掛けている。

 LVMHはティファニー(TIFFANY & CO.)を162億ドル(約1兆7658億円)で買収したことを11月25日に発表したばかりだが、5月には名門ワイナリーであるシャトー・デュ・ガルペ(CHATEAU DU GALOUPET)を買収しており、ワイン&スピリッツ部門は26のメゾンを抱えている。またホスピタリティー関連事業にも力を入れており、同社が手掛ける「シュヴァル・ブラン(Cheval Blanc)」ホテルは現在サントロペ、フランス南東部のクールシュヴェル、モルディブのランデリ島、カリブ海のサン・バルテルミー島の4カ所にあるが、20年4月にはパリ中心部のセーヌ川沿いにもオープンする予定だ。

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@itbuyer_fun 展示会IT・ハードバイヤーコミュニティ

ヒカリエの商業施設部分と渋谷スクランブルの商業施設部分とのコンセプトは何が違うんだろう?????

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@tokyoart_event 展示会&アートイベントbot

【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響まで。 詳細はこちら→

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新生・東急プラザ渋谷のビューティはカウンセリング重視のパーソナルサービスを提供

 東急不動産は12月5日に開業する「東急プラザ渋谷」を関係者向けに公開した。 “大人をたのしめる渋谷へ”をコンセプトに掲げる同施設は、“食”“健康”“美”“趣味”“ライフプラン”をキーワードに、2〜8階、17、18階の商業エリアに初上陸1店、渋谷エリア初20店、都内初5店を含む全69店のショップ、レストランが出店する。 ビューティ関連は4階をメインに集積し、施述を含んだサロンなど充実が特徴だ。

 再開発が進む渋谷エリアには数々の新たな商業施設が誕生している。各商業施設でビューティを導入するが、そのコンセプトはそれぞれで、「渋谷スクランブルスクエア」は東急百貨店が運営して渋谷地区最大級のブランド数を導入し、「渋谷パルコ」は個々が直営店として出店しているため体験型をアピールするブランドが中心となる。そんな中、東急プラザ渋谷はより大人世代を意識した施術を取り入れるサロンをそろえている。

 4階にオープンする「ロートクオリティエイジングサロン」は、ロート製薬が創業から約120年の歴史で初のサロンだ。エイジングケア専門ブランド「エピステーム(EPISTEME)」をはじめとする同社の製品を使用し、アイケア、スキンケア、インナーケアの3つを核とした施術を行う。

 高橋裕美ロート製薬広報は「クオリティエイジング(Quality Aging)の頭文字と、疑問や悩みをサロンでカウンセリングし、解決したいという思いを“QA”というロゴに込めた。『東急プラザ』が掲げる時間の経過とともに成熟するというコンセプトに共感し、出店を決めた」とコメントした。30~50代をメインターゲットにする同店では、専門スタッフによるデジタルツールを用いた目の疲れや目元のエイジングなどのカウンセリングを受けられるほか、店内に設置した施術ルームでアイマッサージなどを行う。アイマッサージは、長年業界をけん引する同社が独自に開発した目や目の周りに向けたマッサージで、悩みに合わせて複数のコースを用意する。

 同フロアでは、インナービューティケアブランド「エステプロ・ラボ シブヤ(ETSHEPROLAB SHIBUYA)」も出店する。食事指導のカウンセリングサロンとして一人一人に合わせた食事習慣やライフスタイルを提案するのが特徴だ。また、新業態コスメセレクトショップ「ブルーストライプ ラ クラス(BLUESTRIPE LA CLASSE)」を展開するたしろ薬品は、153平方メートルの店内に「アトリエ アルビオン(ATELIER ALBION)」を全国初のインショップ形態で展開するほか、「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」や「コスメデコルテ(DECORTE)」、男性用コスメ「リサージ メン(LISSAGE MEN)」「ポールスチュアート(PAUL STUART MEN)」などを取り扱う。

 4階以外では、3階に東急百貨店がプロデュースするセレクトショップ「カズラ(KAZURA)」が出店する。同店では、時間を重ねていく楽しみを提案する同施設のテーマに沿ってファッション・雑貨以外に、「アユーラ(AYURA)」「ドクターシーラボ(DR.CI:LABO)」「ジェノマー(GENOMER)」「ヒカリミライ(HIKARIMIRAI)」「綾花」などのスキンケア・エイジングケアブランドを展開する。

 長尾康宏「東急プラザ渋谷」総支配人は生まれ変わった「東急プラザ渋谷」について、「若者の街のイメージがある渋谷であえて“大人を楽しめる渋谷へ”をテーマに本物・上質を提供する。“人生100年時代”に時間を重ねて成熟する楽しさを発信していく。渋谷の多様性に厚みを加えていきたい。」とコメントした。

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「必要な法律を必要な部分だけ習得する」という考え方 米国で生まれた概念“ファッションロー”とは?

 「WWDジャパン」12月9日号では、「みんなの疑問・不安に4人の弁護士が答えるファッションロー特集」を予定している。“ファッションロー”とは、“民法”や“労働法”など、個別の法律を指す言葉ではなく、ファッション産業に関係するあらゆる法律の総称だ。言い換えるなら、“民法”の中でファッション産業に関係する部分も、“労働法”でファッション産業に関係する部分も全て“ファッションローの一部”ということになる。

 とはいっても具体的なイメージを持ちにくい“ファッションロー”について、その成り立ちや誕生の背景をファッション・ロー・インスティテュート・ジャパン(FASHION LAW INSTITUTE JAPAN以下、FLIJ)の創設者、金井倫之・弁理士兼ニューヨーク州弁護士に聞いた。

WWD:ずばり、ファッションローとは?

金井倫之・弁理士兼ニューヨーク州弁護士(以下、金井):それぞれの法律を縦串とするならば、ファッション産業という横串を刺したときに引っ掛かってくる部分を“ファッションロー”と呼びます。アメリカでは“エンターテインメントロー”や“スポーツロー”、“フード&ベバレッジロー”など、産業ごとに分類することはよくあります。

WWD:横断的に習得するということは、それぞれの法律の全体像や深い部分は見過ごされることになる。横断的に学ぶことのメリットは?

金井:基本的には、「〇〇法の全てを学ぶより、産業にとって必要なところだけを横串で勉強した方が効率的だ」という発想なのでしょう。産業ごとによく使う法律は違いますから。米国はファッションデザインの保護制度が遅れているといわれています。日本では不正競争防止法で守れるようなものも米国には類似の法律はありませんし、意匠法だけで完璧に保護しようと思っても厳しい。こうなると横断的に必要な法律の必要な部分を学んで組み合わせて使っていく必要あるわけです。弁護士などの法律家は体系的に学ぶ必要があるかもしれませんが、デザイナーや企業の実務担当者にとっては実務に必要な法律だけを勉強すればよいと思いますし、そういう意味では産業ごとに横串で学ぶことには意味があると思います。

WWD:“ファッションロー”という考え方はどのようにしてできた?

金井:ニューヨークにあるフォーダム大学(Fordham University)の教授、スーザン・スキャフィディ(Susan Scafidi)が2010年にアメリカファッション協議会(CFDA)から100万ドル(約1億900万円)の援助を受けて大学内にNPO法人「ファッション・ロー・インスティテュート(以下、FLI)」を立ち上げたことが始まりです。フォーダム法科大学院ではファッションローの講義も開かれています。

WWD:フォーダムの講義ではどんなことを学ぶ?

金井:私は14年に「ファッション・ロー・ブート・キャンプ」という集中講座を取り、そこでは知財のほかに、モデルの人権や独占禁止法、税関対策などを学びました。このときは50人ほどが参加していて、デザイナーとアパレル企業の実務担当者と弁護士などの法律家がそれぞれ3分の1ぐらいずつでした。

WWD:金井さんは「FLIJ」を立ち上げているが、ここではどんな活動をしている?

金井:メンバーと3カ月に1度のペースで勉強会を開いたり、ニュースレターを通じて情報提供したり、専門学校などでファッションローの授業をしたりしています。ロビーイング活動などもやります。

WWD:会員数と勉強会の内容は?

金井:会員企業数は9社です。勉強会では、「こういうことに困っている」といった相談や、「こういうことがありました」という情報共有です。法律論などを話し合ったり、海外の判例研究も行います。1回の勉強会に参加するのは多くて20人ほどです。自社のことも相談するので、人を増やしすぎると相談しにくくなったり情報が漏れる心配もありますから、あまりオープンな会にしていないのが現状です。

WWD:FLIJを立ち上げた背景や思いは?

金井:14年にフォーダムの講義を受けて、日本でもFLIのような機関があったらおもしろいかなと思い立ち上げました。ファッション業界では法務が後回しになりがちですよね。「問題が起きたときに考えよう」という企業も多い。日本でも訴訟が増えてきたこともあって、ファッションローを考える場所だったり、デザイナーさんが困ったときの駆け込み寺だったり、そんな“場”になるといいなと考えています。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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「独立して見たい景色を目指して。人を想い、なりたい私をぶっ放す」 Vol.4会社を辞めたんだから、やりたい事を、やりたい人と

 ようやく、今やらせてもらっているお仕事のこと、話せるタイミングきました~。

 なんか引っ張っててごめんなさい(笑)。「WWD JAPAN.com」の村上編集長にも、「Vol.4までは、仕事の話は出さないで」って言われてたもんで(笑)。とはいえ、「結局、いま何してんの??」って聞かれて久しいので、少し出してみようかと思います。

 当然ながらファッション業界にいるわけだけど、カンタンに言えばショップ運営や商品仕入、宣伝販促・マーケティングなんかのコンサルティング、アドバイジング、ブランドディレクション、バイヤー、それにこの「WWD JAPAN.COM」でコラム書いてたり、人材育成したりかな。なんて聞こえはいいのだけれど、実は、これまでやってきた事と大して変わらないのかも(笑)。今までの経験を基にしてて、それを必要としてくれるご契約先様が手を握ってくれているってことよね。

 でも、「以前とは、大きく違うこともかなりあるんだよな~」と思うところもあって。

 今の方が「好きなんだよこのブランドが!」って熱量や、お互いの信頼、行動の早さ、明るく前向きな姿勢なんかがビシビシ伝わってくる環境なのかも。特に比較的若いメンバーが真剣な話に興味を持って聞いてくれて、それを機に行動がすぐ変わるのを見て取れる事は、何かしらの可能性しか感じないんだよね。もうさ、こうなると一生懸命になりたくなっちゃうじゃん!「一生懸命」に、なんだよ。「全力」で、じゃないんだよ。これが大切なんだよって想うのです。

 「全力」って、なんだか瞬間的な気合いやパワーが前に行っているカンジで、自らが決めることでしょ。じゃなくて、「一生懸命」。心持ちを切らさず、前向きに持続するエネルギーで、周囲が感じて決めることなんじゃないかな~って。「こうなりたいんだよな~~」って。「これがまた、苦手なんだよな~」ってね(笑)。

 ハイ、またすぐ脱線しました。てなワケで、職種は「なんでも屋」みたいになってますね……。って、チガイマス。

 セレクトショップ事業に参加させて頂いているのは、実店舗の「アイデア バイ ソスウ(IDEA BY SOSU)」とECの「サファリラウンジ(SAFARI LOUNGE)」の2社です。アドバイジングやバイイングでご一緒しながら、業績向上をミッションとしております。まだ始めたばかりですが、若くて優秀なキーマンが社内にいて、伸びしろ十分、エネルギー十二分といったところなんですよ。可能性に溢れてて、お仕事するのが楽しい毎日なんですよ(偉そうな言い方になっちゃってゴメンナサイ……)!たかが私でもやれることがたくさんあって嬉しいのです。これまで多くを教えていただいた諸先輩方や上司には、感謝の念が溢れております!!

 それぞれのお仕事については、社外秘情報なので表には出せませんけど、一緒にショップを運営して、買い付けして、新しいプロジェクト考えて、計数を追ってといったところ。だからね、これまで通りパリにも行くし、国内の展示会も回るし、ショップにも行くわよ。表参道や銀座のウインドーも見て回って、お茶しながらいろいろ想像して、商品ネタ考えて、お洋服以外の面白いプロダクトを探してる。いろんなところに溢れているアイデアで勉強させてもらって、「コレ、いいな」ってやつは写真撮りまくって。毎回、iPhone11 proの威力にホレボレしてさ(笑)。バイヤー業のイチバン楽しいやつね。

 それからそれから、某ブランドのディレクションも始めます。洋服でもないし、ファッション領域でもないブランドなのよ、これが!これは、話せる時が来たら改めてね。興味あればインスタグラムでも追いかけてもらって、そのうちにチラ見せしたら感じ取ってくださいませ(笑)。

 さて、いくつかのお仕事を同時にやらせて頂ける日常になって、ここ最近で個人的に「いいな~、好きだな~、たまんないな~!!」ってワクワクしたことをご紹介!と言ってもこの1カ月でかなりたくさんあったので、次回Vol.5とVol.6でお話します。ホント私見なので、文句は受け付けませんから(笑)。

井上智和:1981年東京生まれ、東京育ち。アイデア バイ ソスウ、サファリラウンジのアドバイザー/バイヤー。中央大学商学部を卒業後、三陽商会に入社し、店頭研修後に「バーバリー・ブラックレーベル」で販売トレーナー及びVMDを担当。3年目の終わりに「ラブレス」に異動しバイヤーに。国内外ブランドの開拓・買い付けをしながらセレクトショップの運営を学び、直近はバイヤーの他にプレス・販促・販売の長を兼務しながらリテール事業を経験。15年在籍の後に退社し、現在は「1H basix(ワンエイチ ベイシックス)」の名を冠して独立。ファッション・ライフスタイル領域のセレクトにて、アドバイジングやディレクション、買い付けを行なう傍ら、大人の本気遊びを体現し記事執筆を行う

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アイスタイルとアリババが協業 ベストコスメの称号を中国で新設

 アイスタイルは3日、中国最大のECサイト「Tモール」を運営するアリババとの取り組みを発表した。アリババの「Tモール」で紹介する中国独自のベストコスメアワード「アットコスメ ベストコスメアワード ウィズ Tモール」を新設。日本で発表した「アットコスメ」2019年ベストコスメアワードから、中国で人気の製品を中心に選定する。同賞のためのアイコンも作成し、 “日本の消費者のお墨付き”であることを発信することで、中国の消費者に日本ビューティブランドをアピールする。

 今年の「独身の日(W11)」に、アリババは過去最短の1分36秒で流通取引総額(GMV)100億元(約1500億円)を記録したが、「ビューティは他カテゴリーの勢いを上回っていた。特に日本のブランドは高く支持されていて、ビューティの平均を超えていた。資生堂やコーセーなどのブランドはトップの売れ行きだった」とヨウ・エイ=アリババグループ天猫ビューティディレクターは語る。

 また、18年にアリババグループが主催するビューティアワードを発表したところ、多くの消費者から高い反響があったことから「マーケティングコンテンツとしてベストコスメアワードは強い力を持つ」(ヨウ・エイ=ビューティディレクター)こと、『アットコスメ』のクチコミは中国でも支持されていることから、今回の協業に至った。

 「われわれはメーカーから製品を仕入れる形での越境ECと、今年からは一般貿易でのECを行っているが、アリババと直接やりとりをしているメーカーも多い。そのような企業のお手伝いもしていきたいと考えた時、ベストコスメ受賞マークでビューティ業界に貢献できると考えた」と吉松徹郎アイスタイル社長。今後も日本国内での発表と同時に発表を行い、日本のビューティ製品を中国に広めていく。

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【編集長の視点】ついに「日高屋」も!止まらないキャッシュレス化

「日高屋」などを展開するハイデイ日高が、キャッシュレス決済に踏み込んだ。LINE Payを皮切りに、今後はPayPay、auPay、メルペイなどへ拡大していく計画だ。大手外食チェーンの中で、「日高屋」と「サイゼリヤ」は現金主義を貫いてきた。それが大きく変化しようとしている。
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「ディオール」と「ジョーダン ブランド」による“エア ジョーダン 1”が誕生 2020年4月に発売か

 「ディオール(DIOR)」が、12月3日にマイアミで行った2020年プレ・フォール・コレクションで、ナイキ(NIKE)の「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」とコラボレーションした“エア ジョーダン 1(AIR JORDAN 1)”を発表した。キム・ジョーンズ(Kim Jones)「ディオール」メンズ アーティスティック・ディレクターは個人としては過去にナイキとの協業経験があるが、「ディオール」とナイキのコラボはこれが初めて。「ジョーダン ブランド」がラグジュアリーブランドとコラボするのも初だ。

 キムが日頃から“エア ジョーダン 1”を愛用していることに加え、同シューズが1984年の発売開始から今年で35年という節目を迎え、奇しくも同年が「ディオール」がアメリカでメンズコレクションの販売を開始した年でもあるということからコラボが実現したという。

 “エア ジョーダン 1”のハイカットモデルをベースとしたこの1足は、シルエットやステッチなどオリジナルモデルを忠実に再現してイタリアの工場で生産されたもので、クリーム × グレーのカラーリングのアッパーには「ディオール」がバッグなどに採用しているレザーを使用している。両サイドに配されたスウッシュの内側は“ディオール オブリーク(DIOR OBLIQUE)”柄となっているほか、履き口のウィングスロゴが“AIR JORDAN”から“AIR DIOR”に、シュータンのロゴも“NIKE AIR”から“DIOR AIR”に変更。さらに、クリア素材のアウトソールの底面には“DIOR”の文字と“AIR DIOR”のロゴが大体にあしらわれ、ジャンプマンロゴと“AIR DIOR”のシルバータグが付属されている。

 価格は非公開だが、2020年4月から世界の限られた「ディール」店舗での販売を予定しているという。また、米「WWD」によると両者の協業は今後も継続される可能性があるそうだ。

 キムは2018年に「ディオール」に参画して以降、現代アーティストのカウズ(Kaws)やダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)、空山基との協業を発表し、ジュエリー・デザイナーには「アンブッシュ(AMBUSH)」のYOONを起用。11年在籍した「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」時代にも、「シュプリーム(SUPREME)」や「クリストファー・ネメス(CHRISTOPHER NEMETH)」、藤原ヒロシが主宰する「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とのコレクションを成功させるなど、ラグジュアリーとストリートの垣根を超えたクリエイションを何度も披露してきた。

 なお、ラグジュアリーブランドとスポーツブランドの協業は過去にも数例あり、「シャネル(CHANEL)」と「リーボック(REEBOK)」、「プラダ(PRADA)」と「アディダス(ADIDAS)」などがある。

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「ジュエリーは女性と共犯関係」 「ポメラート」のクリエイティブ・トップが語るジュエリーの誘惑

 イタリア発「ポメラート(POMELLATO)」のクリエイティブ・ディレクターであるヴィンチェンツォ・カスタルド(Vincenzo Castaldo)が来日した。来日の目的はポメラートブティック銀座店の視察とインスピレーションを得るため。プライベートも兼ねての来日で、東京・表参道や中目黒などでの散策も楽しんだようだ2002年にポメラートに参加し、長年「ポメラート」のクリエイションに関わってきたカスタルドに話を聞いた。

WWD:ファッション業界からジュエリー業界にキャリア転換を図ったのは?

ヴィンチェンツォ・カスタルド「ポメラート」クリエイティブ・ディレクター(以下、カスタルド):ある意味、運命的だったのかもしれない。「ポメラート」に出合い、ジュエリー業界に移るべきだとサインを感じた。17年間デザインを手掛けているが、今でもワクワクし、初日と変わらない情熱を持っている。

WWD:ファッションとジュエリーの関係についてどう思うか?

カスタルド:両方ともクリエイティビティーを表現する手段であることには違いはないが、ファッションの方が驚かせる要素が大きく、スピーディー。6カ月ごとにストーリーも変わる。ジュエリーの場合は伝統を踏襲しながら印象付けるクリエイションだ。また希少性が高く、寿命が長く引き継がれていくもの。

WWD:「ポメラート」はジュエリー業界にプレタポルテの概念をもたらしが、プレタポルテ・ジュエリーであるために必要な要素は?

カスタルド:日常使いできる着け心地のよさと、一生大切にしてもらえるようなデザイン。だから、伝統を守りながら新しい美しさを提案するために、既成概念を破るべき。女性と共犯関係が持てるジュエリーでなければならない。なぜなら、ジュエリーは誘惑する武器の一つだから。

WWD:クリエイションのインスピレーション源は?一番のこだわりは?

カスタルド:さまざまなものからインスピレーションを受ける。理論では説明できない。アート、デジタルデザインの色や動き、インダストリアルデザインのフォーム、インテリアなど。イタリア人デザイナーのジオ・ポンティ(Gio Ponti)は大好きだ。美術学校で全体のバランスなどをよく観察することが大切だと学んだ。例えば、この花びらの角度がどのように全体に調和をもたらしているかを、じっくり観察する。日本の生け花などは、おのずと洗練された調和が生まれる最たるものだと思う。観察することがデザインに役立っている。

WWD:「ポメラート」が掲げる“ニュープレシャス”とは?

カスタルド:“ニュープレシャス”とは、伝統的なジュエラーとは違う軸のクリエイションを提供すること。勇気がいるよ。「ポメラート」は以前使われていなかったセミプレシャスストーンをいち早く採用し、その使い方によって価値を上げたんだ。今ではどのジュエラーもセミプレシャスストーンを使い始めた。

WWD:「ポメラート」が他のジュエラーと違う点は?

カスタルド:ジュエリーの基本は踏まえつつ、チャレンジングなクラフツマンシップに挑む点。ジュエラーとしての安全地帯にとどまらず、いろいろなことに挑んでいるよ。クラシックのピアニストが突然、即興の演奏をするイメージだ。アトリエには優秀な職人がいるから、日々、楽しみながらお互いにチャレンジをしている。デザインは頭の中で描くものだけど、それを形にするのが職人だからね。彼らはまさににアーティスト。芸術的な手を持っている。

WWD:「ポメラート」は多くの色石を使用しているが、それらの調達方法は?

カスタルド:ジェムマスターという石の専門家がいて、世界中の市場をモニタリングし、鉱山から直接優れた原石を買い付けてカットしている。パヴェセッティング用の石や特別なもの以外は、“ヌード”や“カプリ”をはじめ全て「ポメラート」のオリジナルカットだ。石はその性質を十分に理解してカットしないと美しさが損なわれるから、専門家が関わっている。オリジナルカットを生み出すという点も“ニュープレシャスのコンセプト”の一つだ。

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【1月15日まで|国立西洋美術館】 クラーナハ展―500年後の誘惑 画家の芸術の全貌を、当時のドイツの思想や文化、社会や政治の状況などと併せて読み解き、さらには彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。 詳しくはこちら→

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スタイリスト百々千晴がプライベートブランド「シシクイ」スタート 第1弾はサングラス

 スタイリストの百々千晴(どど・ちはる)が、プライベートブランド「シシクイ(THE SHISHIKUI)」をスタートさせた。ブランド名の「シシクイ」の由来は、出身地である徳島県宍喰(ししくい)町。自身の原体験をもとに発想した衣・食・住のさまざまなアイテムを不定期で提案していくという。第1弾は、福井県のアイウエアメーカー、金子眼鏡と共同開発した8種類のサングラス。イタリアのマツケリー社による環境に優しい天然由来成分のアセテート樹脂“M49”を使用した。価格は3万円前後で、来年3月末にアパレルのセレクトショップや金子眼鏡の店舗で発売する予定だ。

 百々は「以前から自分のブランドを手掛けたいと思っていたが、やっとそのタイミングが訪れた。私の必需品であるサングラスは、福井県の鯖江産にこだわった。環境に配慮したモノ作りをベースにしたライフスタイルブランドとして、私が楽しんで作ることができる身近なアイテムを発表していきたい」と抱負を語った。

 百々は2002年に渡英し、04年より東京をベースにスタイリストとして活動をスタートさせ、雑誌、広告を中心にスタイリングを手掛けるかたわらファッション誌「ユニオン マガジン(Union Magazine)」の編集長も務める。

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サステナビリティって何? 専門家が答えます。連載Vol.17 タンパク質で何でも作れる!? スパイバーの関山代表が語るその可能性

 サステナビリティに取り組まない企業は存続できない――といわれる一方で、具体的に何をどうしたらいいのか分からないという声も聞く。そこで「WWDジャパン」11月25日号では、特集「サステナビリティ推進か、ビジネスを失うか」を企画し、経営者やデザイナー、学者に話を聞きその解決策を探った。今回は人工構造タンパク質素材を開発するバイオテックベンチャーとして世界から注目を集めるスパイバーの、関山和秀取締役兼代表執行役に聞く。

 スパイバーは、遺伝子工学を駆使して合成したタンパク質を微生物による発酵プロセスで製造した“ブリュード・プロテイン”を開発し、すでにナイロンのような長繊維やカシミヤ風の原毛、さらには自動車のドアパネルやクッションシート、人工毛髪やスケートボードの試作品を提案してきた。そして8月には、ゴールドウインと共同開発した“ムーンパーカ”を50着限定で販売。この人工構造タンパク質素材は山形県鶴岡市のパイロットプラントで生産されたもので量産には至っていないが、21年にはタイにプラントが完成して商業生産が可能になる。“ブリュード・プロテイン”はどれだけサステナブルなのか。

化石資源に頼らない
循環するモノ作り

WWD:なぜ人工構造タンパク質なのか?

関山和秀取締役兼代表執行役(以下、関山):当社が開発する人工構造タンパク質素材は、ニーズに応じて特長を分子レベルでデザインできるので、将来的にはナイロン調やポリエステル調のようなさまざまな素材が作れるようになるので、原料を石油などの化石資源に頼らない新しい素材としてサステナブルな社会の実現に向けて貢献できると確信している。そして、人間の産業や社会も地球規模で見ると生態系の一部であり、物質が自然の生態系の中で循環していく仕組みを作るのが合理的。なので、地球上の生態系のバランスに即して循環できるサイクルの中で、化石資源に頼らずモノ作りをすることは必然かつ必要なことだと考える。

そして、できるだけいいエネルギー効率やいい調達方法を考えるのが人類や社会全体のサステナビリティにつながる。サトウキビから採れる糖分などを原料として使い、タンパク質を微生物で精製することはエネルギー効率の面から見ると非常に優れていると考える。

地球の生態系のバランスは、重さでいうと82.5%が植物、17%が微生物、残りの0.5%が動物とされている。植物は太陽エネルギーを用いていろいろな有機物を作り、植物が作った有機物を微生物などが食べて自分の栄養にしている。なので、エネルギー効率が高いのはまず植物で、その次が微生物、動物は個体が増えるのも維持するのも効率が悪いということになる。つまり、タンパク質を使いこなすことが必要であり、それを動物から採取するのではなく、地球上により多く存在しエネルギー効率のよい微生物を使って生産することは生態系のバランスにも即し、非常に有効かつ合理的だ。

WWD:スパイバーが製造に成功した“ブリュード・プロテイン”は、遺伝子工学などを駆使して合成タンパク質を微生物の発酵プロセスで作ったものだそうだが。

関山:タンパク質は20種類あるアミノ酸の組み合わせでできており、当社はニーズに応じてその配列をデザインする技術を駆使し、ナイロンのような長繊維からカシミヤ風のソフトタッチの繊維、石油由来ではない樹脂(プラスチック)やフィルムなどを作ることができる。

WWD:既存の製品と環境負荷を比べると?

関山:例えばウールやカシミヤのセーター1枚作るために、羊やヤギの毛が3~4頭分程度必要。理論上“ブリュード・プロテイン”では、微生物発酵させた培養液が風呂おけ1杯分あれば、1時間程度でセーター1枚分に必要なタンパク質ができるので生産効率が非常に高いといえる。ヤギや羊を飼育するのには、土地と水が必要だし草なども食べる。メタンガスも出す。一頭一頭では少なく見えても、数百万頭というスケールになると実は温室効果ガスへのインパクトは非常に大きい。

「人工構造タンパク質の魅力は
多彩な素材や製品を
作ることが可能な点」

WWD:原材料の生産が製品の環境負荷全体の7割を占めるといわれているし、人口増加や気候変動で土地が足りなくなるという問題も出てくる。そうはいっても全ては置き換えられない。残すべき仕組みや素材は?

関山:われわれは糸までしか作らない。できるだけ既存のサプライチェーンの加工技術や生産技術を用いるに越したことはないからだ。設備を新設するのは環境負荷もかかるしもったいない。ポリエステルは使い勝手がいいし、安い。製造プロセスも超合理化されている。これを今からゼロにするのは非現実的だしその必要もない。肌着だってやっぱりコットンやシルクなどの天然素材がいい。問題はいろんな材料を混ぜて使うとリサイクルしにくくなること。同じタンパク質から多彩な素材や製品を作ることが可能な点も人工構造タンパク質の魅力だ。

「使い終わった後の再資源化も
中長期的には可能」

WWD:少し気が早いが、商品を使い終わった後のことについて教えてほしい。“ブリュード・プロテイン”製の製品はどのように捨てるのがベストか?また、ケミカルリサイクルなどで再資源化することは可能か?

関山:ブリュード・プロテイン自体は次の発酵プロセス用に再資源化することは中長期的にはできるようになると考えている。その場合、他の材料、特に石油系の合成繊維と混ぜると分離するのにコストがかかる。ゆくゆくは再資源化に向けた技術や仕組み、施設などの整備が不可欠になるだろう。

一方で、今、ようやくTシャツや“ムーンパーカ”になって少量が提供できるようになったが、誤差のような小さな規模感。たとえタイのプラントが完成してもそれは同じで、この規模感でリサイクル技術の開発に投資しても対費用効果が合わない。

WWD:自動車のドアパネルにも用いているものは複合素材だ。

関山:アパレルと自動車では考え方が違う。輸送機器として使われた後にどうリサイクルされるかよりも、車が走り続けるために必要なエネルギーの方がライフサイクルで考えると大きい。例えば、われわれの材料を少量変換することで自動車一台の何%かは軽量化できる。自動車が1%軽量化されると、1%燃費がよくなるといわれている。自動車のドアを鉄から繊維強化プラスチックに変えることができれば10~20%軽量化でき、これが実現すればかなりのインパクトになる。
今、全産業の温室効果ガス排出量をセクター別に見ると、輸送が3分の1以上で一番大きく、その大半が自動車。自動車は動かすにもエネルギーがたくさん必要だから、少しでも軽くできるとインパクトは大きい。トータルのCO2をどれだけ削減できるかの方が、再資源化や資源循環の課題よりも大きな効果をもたらす。

スパイバーの第2フェーズは
セルロース生産

WWD:以前、30年後に繊維の約15%(現在の1年間の生産量は約9000万t)をタンパク質に置き換えたいと言っていたが、その目標は現実的?

関山:確約はできないが、できるかもしれない。素材の重さベースで換算すると、1000万tの規模になる。ただこれを作るとなると、モノにもよるが糖は人工構造タンパク質の約6倍必要になる。そのため、1000万tでは6000万tの糖が必要となる。現在の世界の穀物生産量は25~26億万tで、6000万tとなると約40分の1が必要。これを食糧でなくここに回すのは現実的ではない。今後は、食糧生産には向かない場所で、海水を用いてセルロース生産をすることも視野に入れていきたい。
コットンやリネン、ユーカリやパルプから作られているビスコースレーヨンはこういった環境で生産したセルロースに置き換える。セルロースだけでは対応できない材料は、そういったセルロースを分解してグルコースにして、人工構造タンパク質の微生物の発酵プロセスの栄養源にする。

WWD:セルロースの基礎研究はいつから始めた?

関山:この3年だ。セルロースはやってみないとわからないし、スパイバーの研究を始めたときのような気持ちだが、人のレベルやリソース、ネットワークも当時と全然違う。ロケットスタートを切れるような準備はできているが、超長期的な30年くらいかかる研究テーマだと考えている。
われわれが人工構造タンパク質の研究を始めて15年くらいになる。これから数千t、数万tの規模になるのには5~10年かかる。大規模で普及するには20~25年かかるだろう。

WWD:ゆくゆくはセルロースとタンパク質を“操る”と。

関山:最終的にはセルロースとタンパク質を一番効率よく作り上げて、メインはセルロースを使っていきたい。

WWD:50年後の世界は?

関山:今化学繊維が使われているところは、どんどんタンパク質に置き換わっていく。建物などにもだ。タンパク質と聞いて素材を思い浮かべる人は少ないけれど、30年後はナイロンやポリエステルのように、いろいろな場所に使われているものとしてタンパク質を思い浮かべるようになっているのでは?

WWD:大手からスタートアップまでが人工構造タンパク質に取り組んできたが、他は成功できていない。なぜ、スパイバーが成功できたのか。

関山:技術の成熟期だったことと、日本で始められたから。東レ、旭化成、帝人、クラレなどの繊維メーカーや発酵メーカーの味の素など、世界トップメーカーで開発に携わっていたOB20人近くにアドバイザーとしてお世話になっている。企業の発展を支えた第1世代の彼らが存命で、初期から助言をいただいている。これがアメリカだと第1世代が亡くなっている。

WWD:世界中から人がスパイバーに集まっている。

関山:ここ数年でこの分野ではトップレベルになり、地球規模で“人工構造タンパク質なら鶴岡だ!”というようになってきた。本質的に世の中の役に立つテーマだから、集まっているのだと思う。

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サステナビリティって何? 専門家が答えます。連載Vol.17 タンパク質で何でも作れる!? スパイバーの関山代表が語るその可能性

 サステナビリティに取り組まない企業は存続できない――といわれる一方で、具体的に何をどうしたらいいのか分からないという声も聞く。そこで「WWDジャパン」11月25日号では、特集「サステナビリティ推進か、ビジネスを失うか」を企画し、経営者やデザイナー、学者に話を聞きその解決策を探った。今回は人工構造タンパク質素材を開発するバイオテックベンチャーとして世界から注目を集めるスパイバーの、関山和秀取締役兼代表執行役に聞く。

 スパイバーは、遺伝子工学を駆使して合成したタンパク質を微生物による発酵プロセスで製造した“ブリュード・プロテイン”を開発し、すでにナイロンのような長繊維やカシミヤ風の原毛、さらには自動車のドアパネルやクッションシート、人工毛髪やスケートボードの試作品を提案してきた。そして8月には、ゴールドウインと共同開発した“ムーンパーカ”を50着限定で販売。この人工構造タンパク質素材は山形県鶴岡市のパイロットプラントで生産されたもので量産には至っていないが、21年にはタイにプラントが完成して商業生産が可能になる。“ブリュード・プロテイン”はどれだけサステナブルなのか。

化石資源に頼らない
循環するモノ作り

WWD:なぜ人工構造タンパク質なのか?

関山和秀取締役兼代表執行役(以下、関山):当社が開発する人工構造タンパク質素材は、ニーズに応じて特長を分子レベルでデザインできるので、将来的にはナイロン調やポリエステル調のようなさまざまな素材が作れるようになるので、原料を石油などの化石資源に頼らない新しい素材としてサステナブルな社会の実現に向けて貢献できると確信している。そして、人間の産業や社会も地球規模で見ると生態系の一部であり、物質が自然の生態系の中で循環していく仕組みを作るのが合理的。なので、地球上の生態系のバランスに即して循環できるサイクルの中で、化石資源に頼らずモノ作りをすることは必然かつ必要なことだと考える。

そして、できるだけいいエネルギー効率やいい調達方法を考えるのが人類や社会全体のサステナビリティにつながる。サトウキビから採れる糖分などを原料として使い、タンパク質を微生物で精製することはエネルギー効率の面から見ると非常に優れていると考える。

地球の生態系のバランスは、重さでいうと82.5%が植物、17%が微生物、残りの0.5%が動物とされている。植物は太陽エネルギーを用いていろいろな有機物を作り、植物が作った有機物を微生物などが食べて自分の栄養にしている。なので、エネルギー効率が高いのはまず植物で、その次が微生物、動物は個体が増えるのも維持するのも効率が悪いということになる。つまり、タンパク質を使いこなすことが必要であり、それを動物から採取するのではなく、地球上により多く存在しエネルギー効率のよい微生物を使って生産することは生態系のバランスにも即し、非常に有効かつ合理的だ。

WWD:スパイバーが製造に成功した“ブリュード・プロテイン”は、遺伝子工学などを駆使して合成タンパク質を微生物の発酵プロセスで作ったものだそうだが。

関山:タンパク質は20種類あるアミノ酸の組み合わせでできており、当社はニーズに応じてその配列をデザインする技術を駆使し、ナイロンのような長繊維からカシミヤ風のソフトタッチの繊維、石油由来ではない樹脂(プラスチック)やフィルムなどを作ることができる。

WWD:既存の製品と環境負荷を比べると?

関山:例えばウールやカシミヤのセーター1枚作るために、羊やヤギの毛が3~4頭分程度必要。理論上“ブリュード・プロテイン”では、微生物発酵させた培養液が風呂おけ1杯分あれば、1時間程度でセーター1枚分に必要なタンパク質ができるので生産効率が非常に高いといえる。ヤギや羊を飼育するのには、土地と水が必要だし草なども食べる。メタンガスも出す。一頭一頭では少なく見えても、数百万頭というスケールになると実は温室効果ガスへのインパクトは非常に大きい。

「人工構造タンパク質の魅力は
多彩な素材や製品を
作ることが可能な点」

WWD:原材料の生産が製品の環境負荷全体の7割を占めるといわれているし、人口増加や気候変動で土地が足りなくなるという問題も出てくる。そうはいっても全ては置き換えられない。残すべき仕組みや素材は?

関山:われわれは糸までしか作らない。できるだけ既存のサプライチェーンの加工技術や生産技術を用いるに越したことはないからだ。設備を新設するのは環境負荷もかかるしもったいない。ポリエステルは使い勝手がいいし、安い。製造プロセスも超合理化されている。これを今からゼロにするのは非現実的だしその必要もない。肌着だってやっぱりコットンやシルクなどの天然素材がいい。問題はいろんな材料を混ぜて使うとリサイクルしにくくなること。同じタンパク質から多彩な素材や製品を作ることが可能な点も人工構造タンパク質の魅力だ。

「使い終わった後の再資源化も
中長期的には可能」

WWD:少し気が早いが、商品を使い終わった後のことについて教えてほしい。“ブリュード・プロテイン”製の製品はどのように捨てるのがベストか?また、ケミカルリサイクルなどで再資源化することは可能か?

関山:ブリュード・プロテイン自体は次の発酵プロセス用に再資源化することは中長期的にはできるようになると考えている。その場合、他の材料、特に石油系の合成繊維と混ぜると分離するのにコストがかかる。ゆくゆくは再資源化に向けた技術や仕組み、施設などの整備が不可欠になるだろう。

一方で、今、ようやくTシャツや“ムーンパーカ”になって少量が提供できるようになったが、誤差のような小さな規模感。たとえタイのプラントが完成してもそれは同じで、この規模感でリサイクル技術の開発に投資しても対費用効果が合わない。

WWD:自動車のドアパネルにも用いているものは複合素材だ。

関山:アパレルと自動車では考え方が違う。輸送機器として使われた後にどうリサイクルされるかよりも、車が走り続けるために必要なエネルギーの方がライフサイクルで考えると大きい。例えば、われわれの材料を少量変換することで自動車一台の何%かは軽量化できる。自動車が1%軽量化されると、1%燃費がよくなるといわれている。自動車のドアを鉄から繊維強化プラスチックに変えることができれば10~20%軽量化でき、これが実現すればかなりのインパクトになる。
今、全産業の温室効果ガス排出量をセクター別に見ると、輸送が3分の1以上で一番大きく、その大半が自動車。自動車は動かすにもエネルギーがたくさん必要だから、少しでも軽くできるとインパクトは大きい。トータルのCO2をどれだけ削減できるかの方が、再資源化や資源循環の課題よりも大きな効果をもたらす。

スパイバーの第2フェーズは
セルロース生産

WWD:以前、30年後に繊維の約15%(現在の1年間の生産量は約9000万t)をタンパク質に置き換えたいと言っていたが、その目標は現実的?

関山:確約はできないが、できるかもしれない。素材の重さベースで換算すると、1000万tの規模になる。ただこれを作るとなると、モノにもよるが糖は人工構造タンパク質の約6倍必要になる。そのため、1000万tでは6000万tの糖が必要となる。現在の世界の穀物生産量は25~26億万tで、6000万tとなると約40分の1が必要。これを食糧でなくここに回すのは現実的ではない。今後は、食糧生産には向かない場所で、海水を用いてセルロース生産をすることも視野に入れていきたい。
コットンやリネン、ユーカリやパルプから作られているビスコースレーヨンはこういった環境で生産したセルロースに置き換える。セルロースだけでは対応できない材料は、そういったセルロースを分解してグルコースにして、人工構造タンパク質の微生物の発酵プロセスの栄養源にする。

WWD:セルロースの基礎研究はいつから始めた?

関山:この3年だ。セルロースはやってみないとわからないし、スパイバーの研究を始めたときのような気持ちだが、人のレベルやリソース、ネットワークも当時と全然違う。ロケットスタートを切れるような準備はできているが、超長期的な30年くらいかかる研究テーマだと考えている。
われわれが人工構造タンパク質の研究を始めて15年くらいになる。これから数千t、数万tの規模になるのには5~10年かかる。大規模で普及するには20~25年かかるだろう。

WWD:ゆくゆくはセルロースとタンパク質を“操る”と。

関山:最終的にはセルロースとタンパク質を一番効率よく作り上げて、メインはセルロースを使っていきたい。

WWD:50年後の世界は?

関山:今化学繊維が使われているところは、どんどんタンパク質に置き換わっていく。建物などにもだ。タンパク質と聞いて素材を思い浮かべる人は少ないけれど、30年後はナイロンやポリエステルのように、いろいろな場所に使われているものとしてタンパク質を思い浮かべるようになっているのでは?

WWD:大手からスタートアップまでが人工構造タンパク質に取り組んできたが、他は成功できていない。なぜ、スパイバーが成功できたのか。

関山:技術の成熟期だったことと、日本で始められたから。東レ、旭化成、帝人、クラレなどの繊維メーカーや発酵メーカーの味の素など、世界トップメーカーで開発に携わっていたOB20人近くにアドバイザーとしてお世話になっている。企業の発展を支えた第1世代の彼らが存命で、初期から助言をいただいている。これがアメリカだと第1世代が亡くなっている。

WWD:世界中から人がスパイバーに集まっている。

関山:ここ数年でこの分野ではトップレベルになり、地球規模で“人工構造タンパク質なら鶴岡だ!”というようになってきた。本質的に世の中の役に立つテーマだから、集まっているのだと思う。

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【女子の視点】「マクドナルド」のポテトに勝負!?「フレッシュネス」で、あの”幻のポテト”が復活!

 いま、「マクドナルド」でポテトのS・M・L全サイズが150円というキャンペーンを実施しています。このキャンペーン、定期的に実施しているのですが、きっと毎回、確実に客数が獲得できるのでしょう。ポテトってそれだけの吸引力がある気がします。特に女子には。その裏で、ひそかに「フレッシュネスバーガー(一部店舗)」が「負けじ」と、ちょっと変わったフライドポテトを大きくアピールしています。
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繊維商社スタイレム独自のグローバルなサプライチェーン始動 新スキーム「GOS」とは?

 瀧定大阪グループの繊維商社スタイレムは、海外法人のグローバルな生産背景を活用した新しいサービス「GOS(グローバル・オペレーション・スキーム)」を本格的に始動した。

 同社は2009年、中国・上海に現地法人を立ち上げて以来、香港、ベトナム、インド、中国・深圳、イタリア・プラート、タイ・バンコク、韓国・ソウル、そして今年インドネシアに拠点を設置してグローバル戦略を推進してきたが、「GOS」は各国のネットワークを緊密に連携させることで、OEM(相手先ブランドの生産)やODM(相手先ブランドの企画生産)の企画提案機能、調達・生産機能の精度をさらに高めることを目指す。

 GOS室長を務める峠(たお)義行・事業本部ファブリック事業部第2部副部長兼12課課長は、「海外法人を窓口として現地の提携工場との協業をさらに強化し、コストメリットのある付加価値商品を提供することが目的だ。当社が従来メインとしてきた百貨店やセレクトショップ向けブランドに加え、ロープライスゾーンの市場も開拓したい」と「GOS」の狙いを説明する。

 中でも重要拠点としているインドは、12年の現地法人設立時から峠氏が同地における生産管理のスキーム作りに携わり、原料から紡績、織り・編み、染色、縫製まで同国内で完結できるサプライチェーンを整備した。商品企画力、生産能力はもとより、スタイレムの技術系スタッフを定期的に工場に派遣して技術指導を行うことで品質の向上にも努めている。また、昨年からトレーサビリティーが確保されたリサイクル原料を使用し、エコとファッションを意識したプロダクトカテゴリー「エコアーチ(ECOARCH)」を打ち出して、オーガニックコットンやBCIコットンなどを使用してサステナブルな素材提案も意識している。

 「このグローバルな体制を生かし、適材適所の生産で、さまざまなオリジナル商品を安定した品質で提供したい」と話した。

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「コス」2020年春夏はニュートラルカラーでミニマルなデザイン 来春にはECサイトをオープン

 H&Mグループの「コス(COS)」2020年春夏は、引き続きブランドの持ち味であるクリーンでミニマルなアイテムをそろえる。また、20年春には、日本公式オンラインストアを開設する。

 カラーパレットは、エクリュ、ニュートラルカラー、グレーを基調とし、ビビッドなシアン、レッド、マスタードイエロー、インディゴブルーをアクセントとして加える。ウィメンズアイテムはオーバーサイズながらも、体のラインがすっきり見えるシルエットにこだわった。そのほか、隠しポケットを施したドレスやシルクのノースリーブブレザー、ボクサーショーツ、ストレートレッグトラウザー、ドレーピングが印象的なドレスなどを提案する。価格帯はワンピース1万円〜、コート2万円〜。

 メンズのキルテッドジャケットは、ダブルフェイスのコットンを縫い合わせて軽やかな印象。そのほかダブルブレストのジャケットやポプリンシャツ、トレンチコートなどをそろえる。価格帯はパンツ1万円〜、ブルゾン2万円〜、アウター3万円〜。

 H&Mグループ全体での取り組みによって、今季のコットンは全て「BCI(ベター・コットン・イニシアティブ)」認証のものだ。ほかにも植物性の染料を用いた素材などを使用した。

 ウィメンズとメンズ共にアクセサリーを充実させる。今季のキーアイテムとなるのはヘアアクセサリーだ。幾何学的な風景に着想を得たヘッドバンドや丸みを帯びたバレッタなどを用意したほか、ウィメンズとメンズ両方で展開するシンプルなデザインのミュールやトライアングル型のレザーバッグなどをそろえる。

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@TaiGardner10 Big Tai

I mean just imagine you bent over spread full eagle in the doggie position and you hear his clutch unfasten as he grabs the condom then he says let me set the mood and puts on “ pink wig thick ass give em whiplash “ as he grabs your waist . 😂😂😂

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@Bot_Gravy Yung Gravy Bot

Stussy boy standin' the corner, yeah, spinnin' that fidget Thought he lookin' like a class 5 whiplash, ay b*tch, smash Gravy all over my dash, ay Young Johnny Cash (WOAH) Gotta catch 'em all like Ash (GRAVY TRAIN) Smoking big doinks Skrrrr Big doinks, kid Yeah Uh, bbno$ Honeymoon

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